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TESTAMENT

価格帯記載無し:1枚あたり¥2420(税抜¥2200)
価格帯B:1枚あたり¥5500(税抜¥5000)
〔DVD / DVD−R製版?〕
価格帯C:1枚あたり¥3300(税抜¥3000)
〔国内代理店で扱いの無いアイテム/ CD-R製版品を含む〕



 EMIの保有する膨大な原盤の内、 EMI 本社があまりCD復刻に興味を示さなかった録音の中から興味深い音源を探し出し、復刻する事で始まった TESTAMNET 。
  発売中止や未発売のため、番号が飛んでいるアイテムもあります。また初期は下3ケタが連番で、1桁目は組枚数を表わしていましたが、番号の重複等[例:SBT-1088 ロス・アンヘレスと SBT-2088 ミケランジェリ]が出てしまったためか、 SBT-7247 のあたりからSBTの直後に枚数を付け、4ケタとも1000番台の連番へ変更されています〔#2019年からの代理店は、 SBT の後の数字を繋げて表記しており、少々判りづらくなっています〕)
 2012年末を持って旧・国内代理店が消滅、5年以上日本国内への流通が滞っていましたが、2019年4月に新代理店が誕生しましたなお、旧・代理店が発売していた国内仕様盤 (SBT-8XXX) は全点廃盤となりました。SBT-8XXX (2枚組は SBT2-8XXXX ) から 7000を引いた品番が海外通常流通盤となり、そちらにてお取り寄せが可能です。
 また、 CD-R 製版品(DVD-R も?)が存在することが判明しました。国内代理店で取り扱いがあるものはプレス盤と思われますが、予告無く切り替わる可能性があり、当店ではプレス盤であることを保証せず、プレス盤を指定したご注文もお受け出来ません。
2012年-2014年新譜
ショルティ、コヴェント・ガーデン 1961
  ワーグナー
(1813-1883):楽劇「ヴァルキューレ」
 アニタ・ヴァルッキ(ブリュンヒルデ) クレア・ワトソン(ジークリンデ)
 ハンス・ホッター(ヴォータン) ジョン・ヴィッカーズ(ジークフリート)
 マイケル・ラングドン(フンディング) リタ・ゴール(フリッカ)
 マリー・コリアー(ゲルヒルデ) ジュディス・ピアス(ヘルムヴィーゲ)
 マーグレータ・エルキンス(オルトリンデ) ジュリア・マリオン(オルトリンデ)
 ジョーン・エドワーズ(シュヴェルトライテ) ノレーン・ベリー(ジークルーネ)
 モーリーン・ガイ(グリムゲルデ) ジョゼフィン・ヴィージー(ロスヴァイセ)
 ゲオルク・ショルティ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho.
 録音:1961年10月2日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、モノラル、ライヴ| (P) (C) 2014 . 「初出音源」と記載。ショルティ最若時の同曲全曲演奏。海外で私家盤 CD-R が出ていた物だが、一般市販は初。
SBT-1493
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価格帯:C
ノエル・ミュートン=ウッド、初出
 ブリテン(1913-1976):ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.13 (改訂版)(*)
 マーチャーシュ・シェイベル(1905-1960):高声とピアノのための歌曲集「詩歌に」(1952)
 アラン・ブッシュ(1900-1995):テノールとピアノのためのカンタータ「預言者の声」 Op.41
  ノエル・ミュートン=ウッド(P)
  ベイジル・キャメロン指揮 LSO (*) ピーター・ピアーズ(T;無印)
 録音:1946年12月9月、ウェンブリー・タウン・ホール(*)、1953年9月25日〔放送日:1954年1月9日〕、BBC メイダ・ヴェイル・スタジオ、2曲とも初演時 (無印) 。収録: BBC 。 (P) (C) 2013 . 「初出音源」と記載。
SBT-1492
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価格帯:C
ケンペ、ザルツブルク 1962.8.16
 ハイドン:交響曲第55番 変ホ長調
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 (*)
 モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
ニキタ・マガロフ(P;*)
ルドルフ・ケンペ指揮
BPO
 録音:1962年8月16日、モーツァルテウム、ザルツブルク、ライヴ。収録: ORF 。 (P) (C) 2013 . 「初出音源」と記載。
SBT-1491
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価格帯:C
カラヤン、ザルツブルク 1962.8.9 〜ヴェルディ:レクイエム
 レオンタイン・プライス(S) ジュリエッタ・シミオナート(Ms)
 ジュゼッペ・ザンピエーリ(T) ニコライ・ギャウロフ(B)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO、ウィーン楽友協会cho.
 録音:1962年8月9日、新祝祭大劇場、ザルツブルク、ライヴ。収録: ORF 。 (P) (C) 2013 . 「初出音源」と記載。
SBT-1490
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価格帯:C
世界初演時ライヴ〜ブリテン(1913-1976):戦争レクイエム Op.66
 ピーター・ピアーズ(T) ヘザー・ハーパー(S)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
 メレディス・デイヴィス指揮バーミンガム市so. ジョン・クーパー(オルガン)
 ベンジャミン・ブリテン指揮メロス・アンサンブル
  コヴェントリー祝祭cho.、聖トリニティ少年cho.
 録音:1962年5月30日、コヴェントリー大聖堂、ライヴ| (P) (C) 2013 . 「初出音源」と記載。#バックインレイに『このライナーノーツの日本語訳はウェブ上でお読み頂けます。』との記載がありますが、実際には掲載されておりません。あらかじめご了承下さい。
SBT-1487
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価格帯:C
ヴィルヘルム・バックハウス
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ(*)〔第10番 ハ長調 K.330 /第12番 ヘ長調 K.332 〕
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ(#)〔第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」/
                   第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」/第32番 ハ短調 Op.111 〕

 ヴィルヘルム・バックハウス(P)
 録音:1960年4月、放送用(#) /1961年11月、リサイタル(*)、共にモノラル。収録:BBC 。「初出音源」と記載。
SBT-1486
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価格帯:C
クリフォード・カーゾン
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 (*)
 シューベルト:
  4つの即興曲 D.899/楽興の時 D.780 〜第3番 ヘ短調
クリフォード・カーゾン(P)
エイドリアン・ボールト指揮(*)
LPO (*)
 録音:1961年9月、ロイヤル・アルバートホール、ロンドン&アッシャーホール、エディンバラ、共にモノラル、ライヴ。収録:BBC 。「初出音源」と記載。
SBT-31484
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[SBT3-1484]
(3CD)
2CD価格
アンゲルブレシュト、初出〜ドビュッシー:歌劇「ペレアスとメリザンド」
 カミーユ・モラーヌ(Br;ペレアス) シュザンヌ・ダンコ(S;メリザンド)
 アンリ=ベルトラン・エチュヴェリ(Br;ゴロー) オーダ・スロボドスカヤ(S;ジュヌヴィエーヴ)
 アンドレ・ヴェシエール(B;アルケル) マージョリー・ウェストベリー(S;イニョルド)
 デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮フィルハーモニアo.、BBC cho.
 録音:1951年6月1日(Broadcast on the BBC Third Programme)、モノラル。初出音源。アンゲルブレシュトによる同曲の内、これまでで最も早期の演奏。
SBT-1483
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価格帯:C
ヨハンナ・マルツィ、EMI録音集完結編
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K216 (*)
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 (*)
 ベートーヴェン:ロマンス(#)〔第1番 ト長調 Op.40 /第2番 ヘ長調 Op.50 〕
  ヨハンナ・マルツィ(Vn) ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮(*)
  パウル・クレツキ指揮(#) フィルハーモニアo.(*/#)
 録音:1954年6月(*)、1955年12月(#)、キングズウェイ・ホール、ロンドン、モノラル。原盤: EMI 。マルツィのEMI録音、TESTAMENTからの発売完結編。(*)はこれまで日本のみの発売で、世界的には当盤が初出となる録音。
SBT-1482
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価格帯:C
オットー・クレンペラー
 モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
 シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61
 ラモー/クレンペラー編曲:
  ガヴォットと6つの変奏曲(オーケストラ編曲版)
オットー・クレンペラー指揮
ニュー・フィルハーモニアo.
 録音:1968年10月10日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。 (P) BBC 1968 / (C) BBC 1996.「初出音源」と記載。
SBT-1480
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価格帯:C
ミヒャエル・ギーレン
 マーラー
:交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」
ミヒャエル・ギーレン指揮
BPO
 録音:1994年9月21日、ベルリン音楽週間、ライヴ。 (P) RBB (ベルリン・ブランデンブルク放送) 2013 / (C) 2013 .
カラヤン&BPO、ザルツブルク・ライヴ 1970.8.12
 モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K297b (*)
 R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30 (#)
  ローター・コッホ(Ob;*) カール・ライスター(Cl;*) ゲルト・ザイフェルト(Hr;*)
  ギュンター・ピースク(Fg;*)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO
 録音:1970年8月12日、ザルツブルク、祝祭大劇場、ステレオ。(#) は1990年代に ARKADIA (HUNT) からCDHP-587で、(*) はCD-R 仕様の VIBRATO から VLL-179 で発売されている1970年のみ表記の演奏と其々同一と思われ、共にマスターからの初発売。
2011年以前の旧譜
ブラームス
 クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115 (*) /
 ホルン三重奏曲 変ホ長調Op.40 (#)
レジナルド・ケル(Cl;*)
ブッシュSQ (*)
オーブリー・ブレイン(Hr;#)
アドルフ・ブッシュ(Vn;#)
ルドルフ・ゼルキン(P;#)
 録音:1937年(*) /1933年(#) 、すべてモノラル。
レジナルド・ケル〜モーツァルト
 クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 (*) /
 クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 (#) /
 クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498 (+)
  「ケーゲルシュタット・トリオ」
レジナルド・ケル(Cl)
マルコム・サージェント指揮 (*)
LPO (*)
フィルハーモニアSQ (#)
[ヘンリー・ホルスト(Vn)
 アーネスト・エレメント(Vn)
 ハーバート・ダウンズ(Va)
 アントニー・ピーニ(Vc)]

フレデリック・リドル(Va;+)
ルイス・ケントナー(P;+)
 録音:1940年3月7日(*) /1945年2月5日-7日(#) /1941年1月17日(+) 、すべてアビー・ロード第3スタジオ、ロンドン、モノラル、セッション。
SBT-1008
廃盤
ヴィヴァ・ロッシーニ〜ロッシーニ歌劇の歴史的録音集
ジネット・ヌヴー&ヨーゼフ・ハシッド
ジネット・ヌヴー〜ファースト・レコーディングス (*/#)
 クライスラー:グラーヴェ ハ短調 (*)
 ヨセフ・スク〔スーク〕(1874-1935):4つの小品 Op.17 より (*)〔第2曲/第3曲〕
 ショパン/ロディオノフ編曲:夜想曲第20番 嬰ハ短調 (*) / グルック:メロディ (*)
 パラディース/ドゥシュキン編曲:シシリエンヌ (*)
 タルティーニ/クライスラー編曲:コレッリの主題による変奏曲 (#)
  ジネット・ヌヴー(Vn;*/#) グスタフ・ベック(P;#)
  ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P;*)
ヨゼフ・ハシッド〜全録音集 (+/**)
 エルガー:気まぐれな女 Op.17 (+) / チャイコフスキー:メロディ Op.42 No.3 (+)
 マスネ:タイスの瞑想曲 (+) / ドヴォルジャーク/クライスラー編曲:ユモレスク (+)
 サラサーテ:祈り Op.23 No.1 (+) /サパテアド Op.23 No.3 (+)
 クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2 (+) / エルガー:気まぐれな女 Op.17 (**)
  ヨゼフ・ハシッド(Vn;+/**) ジェラルド・ムーア(P;+)
  アイヴァー・ニュートン(P;**)
 録音:1938年-1940年|原盤:EMI/HMV。夭折の天才2人、ヌヴ−(1919-1949)とハシッド(1923-1950)による稀少録音集。
SBT-1012
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[CD-R]
価格帯:C
グイド・カンテッリ
 ブラームス:交響曲第1番Op.68 (*)
 ワーグナー:ジーグフリート牧歌 (#)
グイド・カンテッリ指揮
フィルハーモニアo.
デニス・ブレイン(Hr)
 録音:1953年5月 (*) /1951年10月 (#)。モノラル。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT-1015
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[CD-R]
価格帯:C
2枚価格
アルトゥーロ・トスカニーニ〜未発売 HMV 録音集
 ブラームス:交響曲第2番 Op.73 (*)
 メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」より (#)
           [夜想曲/スケルツォ]
 ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲 (+)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
BBCso.&cho.
 録音:1938年6月10日(*) /1935年6月12日(+)&14日(#)、以上クイーンズ・ホール、ロンドン、未発売セッション(当盤が世界初出)|ライセンサー: EMI | (P) (C) 1993 。
 #当盤はレーベルで廃盤となっており、高額&流通在庫限りのお取り扱いです。また、 CD-R 製版の可能性があります。
ティト・ゴッビ〜オペラ・アリア&歌曲集
 モーツァルト、ヴェルディ、ロッシーニ、レオンカヴァッロ、ヴァレンテ、トスティ、
 デンツァ、ファルヴォ、ピガレッリ、サデロ、コットロウ、ディ・カプアの作品、民謡
  ティト・ゴッビ(B) アルベルト・エレーデ指揮 ワルター・ジュスキント指揮/他
 発売:1942年-1952年|モノラル|ライセンサー: EMI 。
ブレイン、ケル、グーセンス
 シューマン:
  アダージョとアレグロ 変イ長調Op.70 (*) /
  幻想小曲集Op.73 (#) /3つのロマンスOp.94 (+)
 ベートーヴェン:
  クラリネット三重奏曲 変ロ長調Op.11 (**) /
  ホルン・ソナタ ヘ長調Op.17 (##)
 デュカス:ヴィラネッラ (*)
デニス・ブレイン(Hr;*/##)
レジナルド・ケル(Cl;#/**)
レオン・グーセンス(Ob;+)
ジェラルド・ムーア(P;*/#/+)
アントニー・ピーニ(Vc;**)
デニス・マシューズ(P;**/##)
 発売:1953年/1944年。モノラル。
ジョコンダ・デ・ヴィート
 〜ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
(3曲)
  [第1番 (*) /第2番 (#) /第3番 (*)]
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)
エトヴィン・フィッシャー(P;*)
ティート・アプレア(P;#)
 発売:1956年/1958年。モノラル。
シモン・ゴールドベルク〜モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲集

  〔第3番−第5番〕
シモン・ゴールドベルク(Vn)
ワルター・ジュスキント指揮
フィルハーモニアo.
 録音:モノラル。未発表録音を含む。
エミール・ギレリス
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 (*)
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (*)
 ショスタコーヴィチ:
  「前奏曲とフーガ」より(2曲)
エミール・ギレリス(P)
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院o. (*)
 録音:1954年/1955年。
ダヴィド・オイストラフ
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
シクステン・エールリンク指揮
ストックホルム祝祭o.
 発売:1954年。モノラル。
グイド・カンテッリ〜ステレオの「運命」抜粋
 ロッシーニ:「泥棒かささぎ」序曲 (*)
 メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 (#)
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」より (+)
  〔第2楽章−第4楽章〕
グイド・カンテッリ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1952年10月(*) /1955年8月(#) /1956年5月&6月(+) 。 (+)のみステレオ。
  (+)は彼の死により全曲の録音は成されなかった。第3楽章と第4楽章は当CDが初発売だったもの。 (*)も初発売。
ルドルフ・ケンペ〜ワーグナー:管弦楽作品集 ルドルフ・ケンペ指揮
BPO
 発売:1956年。モノラル。
ヨハンナ・マルツィ
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
パウル・クレツキ指揮
フィルハーモニアo.
 発売:1952年/1954年。モノラル。
イダ・ヘンデル
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77 (*)
 チャイコフスキー:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35 (#)
イダ・ヘンデル(Vn)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
LSO (*)
ユージン・グーセンス指揮
RPO (#)
マリオ・デル・モナコ〜オペラ・アリア集 マリオ・デル・モナコ(T)
アルジェオ・クァドリ指揮
トマゾ・ベニンテンデ=ネリア指揮
ミラノso.
 発売:1948年-1952年。モノラル。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
F.ブッシュ、グライドボーン音楽祭 1950年〜
 モーツァルト
:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」〔抜粋 + リハーサル(+) 〕
  セーナ・ユリナッチ(S;フィオルディリージ) ブランシュ・シーボム(Ms;ドラベッラ)
  アルダ・ノーニ(デスピーナ;#) エーリヒ・クンツ(Br;グリエルモ)
  リチャード・ルイス(T;フェルランド) マリオ・ボリエッロ(Br;ドン・アルフォンソ)
  フリッツ・ブッシュ指揮グラインドボーン音楽祭o.(#以外)
  ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo.(#)
 録音:1950年7月12日、14日-15日、グライドボーン(#以外) 、1950年9月22日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン(#) | (P) 1950 (無印), 1951 (#), 1994 (+) |発売:1994年|原盤: HMV (EMI/WARNER) 。元々 SP で発売された抜粋録音で当盤が初 CD 化。リハーサル(+)は当盤が初出。別録音になったデスピーナのアリア2曲 (#) は LP 未復刻で、無印部分は後に EMI からもCD化されたが、(#/+)は含まれていない。
アンドレス・セゴビア〜 1949年 ロンドン録音全集
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  ギター協奏曲第1番 ニ長調Op.99 (*) /タランテラ
 他、バッハ、ソル、トロバ、トゥーリナ、クレスポ、
   ヴィラ=ロボス、ポンセ、セゴビアの作品
アンドレス・セゴビア(G)
アレック・シャーマン指揮
ロンドン新so.(*)
 発売:1948年-1952年。モノラル。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ザ・ヤング・アシュケナージ Vol.1 (EMI録音集)〜ショパン
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*) /練習曲(#)〔ハ長調 Op.10 No.1 /ヘ長調 Op.25 No.3 〕/
 舟歌 嬰へ長調 Op.60 (+) /スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54 (#) /
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 (+)
  ヴラディーミル・アシュケナージ(P) ズジスワフ・ゴルジンスキ指揮ワルシャワ国立po.(*)
 録音:1955年3月、第5回ショパン国際ピアノ・コンクール、ライヴ(*/#) /1957年10月26日、31日、グリューネヴァルト教会、ベルリン(+)、全てモノラル。原盤: MUZA (*/#), EMI (+) 。
SBT-1046
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[CD-R]
価格帯:C
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ザ・ヤング・アシュケナージ Vol.2 (EMI録音集)
 ショパン:バラード第2番 ヘ長調 Op.38 (*) /
      マズルカ〔第21番 嬰ハ短調 Op.30 No.4 (*) /第29番 変イ長調 Op.41 No.4 (*) /
           第35番 ハ短調 Op.56 No.3 (#) /第36番 イ短調 Op.59 No.1 (#) 〕/
      ワルツ(#) 〔第2番 変イ長調 Op.31 No.2 /第6番 変ニ長調 Op.64 No.1 「子犬」〕
 リスト:「超絶技巧練習曲集」〜第5番「鬼火」(+) /メフィスト・ワルツ第1番(+)
 ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42 (+)
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 (+)
  ヴラディーミル・アシュケナージ(P)
 録音:1955年3月、第5回ショパン国際ピアノ・コンクール、ライヴ(*) /1957年10月25日(+)、26日(#/+)、31日(#)、グリューネヴァルト教会、ベルリン(#/+)、全てモノラル。原盤: MUZA (*), EMI (*/#/+) 。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
ナタン・ミルシテイン
 ゴルトマルク:
  ヴァイオリン協奏曲第1番(未発表テイク付) (*)
 ラロ:スペイン交響曲 (#)
ナタン・ミルシテイン(Vn)
ハリー・ブレック指揮 (*)
フィルハーモニアo. (*)
ヴラディーミル・
 ゴルシュマン指揮 (#)
セントルイスso. (#)
 発売:1959年 (*) /1955年 (#)。 (#)はモノラル。
ロヴロ・フォン・マタチッチ〜ブルックナー
 交響曲第4番「ロマンティック」/序曲 ト短調 (*)
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
フィルハーモニアo.
[デニス・ブレイン(Hr)]
 録音:1954年10月-12月/1956年1月 (*)。モノラル。
SBT-3054
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(3CD)
ルドルフ・ケンペ
 〜ブラームス:交響曲全集

  〔第1番/第2番/第3番/第4番〕/
  ハイドンの主題による変奏曲/悲劇的序曲
ルドルフ・ケンペ指揮
BPO
 録音:1955年-1960年。一部ステレオ。
SBT-1058
廃盤
ジェイムズ・ジョンストン(T)〜アリア&歌曲集
ゲザ・アンダ、EMI録音集 Vol.1
 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23 (*)
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.18 (*) /
        前奏曲 ト長調 Op.32 No.5 /
        前奏曲 ト短調 Op.23 No.5
ゲザ・アンダ(P)
アルチェオ・ガリエラ指揮 (*)
フィルハーモニアo. (*)
 録音:モノラル。
SBT-1065
廃盤
ゲザ・アンダ、EMI録音集 Vol.2 〜
 バルトーク:子供のために Sz.42
(改訂版; 全79曲)
ゲザ・アンダ(P)
ゲザ・アンダ、EMI録音集 Vol.3 〜ショパン
 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11 (*) /
 12の練習曲集 Op.25/バラード第1番 ト短調Op.23
ゲザ・アンダ(P)
アルチェオ・ガリエラ指揮 (*)
フィルハーモニアo. (*)
 録音:1956年、ロンドン、モノラル。
SBT-1067
廃盤
ゲザ・アンダ、EMI録音集 Vol.4 〜
 リスト、バルトーク、ドホナーニ
ゲザ・アンダ(P)
ゲザ・アンダ、EMI録音集 Vol.5 〜ブラームス:作品集
 ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調Op.5 /
 パガニーニの主題による変奏曲Op.35 (*) /
 3つの間奏曲Op.117
ゲザ・アンダ(P)
 録音:1953年 (*) /1957年、以上ロンドン、モノラル。
ゲザ・アンダ、EMI録音集 Vol.6 〜シューマン:作品集
 謝肉祭Op.9/交響的練習曲Op.13 (*) /
 クライスレリアーナOp.16
ゲザ・アンダ(P)
 録音:1953年 (*) /1955年、以上ロンドン、モノラル。
SBT-1070
廃盤
ゲザ・アンダ、EMI録音集 Vol.7 〜
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ゲザ・アンダ(P)
SBT-1071
廃盤
ゲザ・アンダ、EMI録音集 Vol.8
 リスト:
  ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調S.124 (*) /
  ハンガリー幻想曲 S.124 (*
 サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」 (#)
ゲザ・アンダ(P)
ベラ・シキ(P;#)
オットー・アッカーマン指揮 (*)
イーゴリ・マルケヴィチ指揮 (#)
フィルハーモニアo. (*/#)
SBT-1074
廃盤
スメタナ弦楽四重奏団〜ドヴォルジャーク、ヤナーチェク
 ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op.96 「アメリカ」(*) /
          ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81 (#)
 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」(+)
  スメタナSQ [イジー・ノヴァーク(Vn1) リュボミール・コステツキー(Vn2)
          ミラン・シュカンパ(Va) アントニーン・コホウト(Vc)]

  パヴァル・シュティエパーン(P;#)
SBT-1075
廃盤
スメタナ弦楽四重奏団〜ドヴォルジャーク、ヤナーチェク
 ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 Op.105 /
          三重奏曲 ハ長調 ハ長調 Op.74 (#)
 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」(+)
  スメタナSQ [イジー・ノヴァーク(Vn1) リュボミール・コステツキー(Vn2)
          ミラン・シュカンパ(Va) アントニーン・コホウト(Vc;#以外)]
SBT-1076
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[CD-R]
価格帯:C
マルケヴィッチ、2種の「ハルサイ」
 ストラヴィンスキー:春の祭典
  [モノラル&ステレオ、2種の録音]
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮
フィルハーモニアo.
 発売:1951年、モノラル/1959年、ステレオ。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT-1079
廃盤
ラファエル・クーベリック〜
 ドヴォルジャーク:交響曲集

  〔第7番 ニ短調 Op.70 (*) /
   第8番 ト長調 Op.88 (#) 〕
ラファエル・クーベリック指揮
フィルハーモニアo.
デイヴィッド・マンロウ
 *2つのルネサンス舞曲集
  ティルマン・スザート(1500頃-1561/64):「ダンスリー」〜12の舞曲集(*)
  トマス・モーリー(1557-1602):
   「コンソート用レッスン第1巻」〜ブロークン・コンソートのための舞曲集(#)
 *モンテヴェルディの時代
  ジョルジョ・マイネリオ(1535頃-1582):「舞曲集第1巻」〜5つの舞曲(+)
  ピエトロ・ラッピ(1575-1960):ラ・ネグローナ(+)
  ジョヴァンニ・プリウーリ(1575-1629):12声のカンツォーナ第1番(+)
 デイヴィッド・マンロウ指揮ロンドン古楽コンソート (*/+)、モーリー・コンソート (#)
 録音:1971年 (*/#) /1975年 (+)。原盤:EMI。
SBT-3082
(3CD)
廃盤
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ハリウッド弦楽四重奏団〜ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
  ハリウッドSQ
イダ・ヘンデル
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61 (*)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調Op.26
イダ・ヘンデル(Vn)
ラファエル・クーベリック指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1948年10月4日 (*) /1949年9月15日-16日、以上アビー・ロード・スタジオ、ロンドン。
SBT-1085
廃盤
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ハリウッド弦楽四重奏団〜未発表ライヴ録音集/他
  ハリウッドSQ
SBT-2088
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(2CD)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ミケランジェリ〜未発表ライヴ 1957、ロンドン
 シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26 /謝肉祭 Op.9
 ドビュッシー:「映像第2集」より〔荒れた寺にかかる月/葉ずえを渡る鐘の音〕/
        「映像第1集」より〔ラモー讚/水の反映〕
 ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49 /バラード第1番 ト短調 Op.23
 モンポウ:歌と踊り第6番〜歌 / ショパン:ワルツ第17番 変ホ長調
 リハーサル&サウンド・チェック
  アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ(P)
 録音:1957年3月4日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ、モノラル|当 CD が初発売だった録音。
 ミケランジェリの真骨頂を示すディスクで、特にシューマンの2曲で見せる研ぎ澄まされ、かつ鬼気迫った演奏は只者ではない。ともに同月のBBC放送録音(DG)を始めとして複数の録音があるが、この演奏がベストだろう。さらに興味深いのが30分余にわたるリハーサルとサウンドチェックで、入念な準備の様子が伝わってくる。モノラルながら収録自体はEMIによって行われており、音質は非常に良好。
SBT-2090
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(2CD)
イダ・ヘンデル〜J.S.バッハ
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ 全曲
  イダ・ヘンデル(Vn)
 録音:1995年9月&11月、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン。デジタル。
フィルハーモニア管楽四重奏団、ギーゼキング、カラヤン、
 モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452 (*)
 ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16 (*)
 モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調K.Anh.9 K.297b (#)
  フィルハーモニア管楽四重奏団
   [シドニー・サットクリフ(Ob) バーナード・ウォルトン(Cl)
    デニス・ブレイン(Hr) セシル・ジェイムズ(Fg)]
  ヴァルター・ギーゼキング(P;*)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニアo. (#)
 録音:1955年/1953年。モノラル。
SBT-1092
廃盤
ルドルフ・ケンペ〜モーツァルト:交響曲集
 〔第34番 (*) /第39番 (#) /
  第41番「ジュピター」 (#) 〕
ルドルフ・ケンペ指揮
フィルハーモニアo. (*)、RPO (#)
オットー・クレンペラー
 モーツァルト:
  交響曲第29番 イ長調K.201/186a/
  交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」/
  セレナード第13番 ト長調K.525
    「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.
SBT-1094
廃盤
オットー・クレンペラー
 モーツァルト:
  交響曲第38番 ニ長調K.504「プラハ」/
  交響曲第39番 変ホ長調K.543/
  セレナード第6番 ニ長調K.239
   「セレナータ・ノットゥルナ」 (*)
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.
SBT-1095
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価格帯:C
エミール・ギレリス〜ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲集
〔第4番/第5番「皇帝」〕
エミール・ギレリス(P)
レオポルド・ルートヴィヒ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1957年4月&5月。ステレオ。
 #当盤はレーベルで廃盤となっており、流通在庫限りです。
ジュゼッペ・ディ・ステファノ〜ナポリ民謡集
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)
 発売:1953年-1957年。モノラル。
ジュゼッペ・ディ・ステファノ〜トスティ:歌曲集/他
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)
 発売:1961年。
SBT-1099
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[CD-R]
価格帯:C
アンドレ・クリュイタンス〜
 ショスタコーヴィチ
:交響曲第11番
アンドレ・クリュイタンス指揮
フランス国立o.
 録音:1958年5月19日、サル・ワグラム、パリ。ステレオ。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT-1100
廃盤
ルドルフ・ケンペ
 チャイコフスキー:
  交響曲第5番 (*) /
  「エフゲニー・オネーギン」より (#)
ルドルフ・ケンペ指揮
BPO
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
 ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 (*)
 サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調Op.33 (#)
 他、ポッパー、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフの作品
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) エイドリアン・ボールト指揮RPO (*)
  マルコム・サージェント指揮フィルハーモニアo. (#)
  アレクサンドル・デデューヒン(P)
 録音:1956年/1957年/他。 (*/#)のみステレオ。
アラン・シヴィル
 モーツァルト:ホルン協奏曲全集〔第1番−第4番〕 (*)
 メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜夜想曲 (*)
 ロッシーニ:前奏曲、主題と変奏 (#)
  アラン・シヴィル(Hr) ジェラルド・ムーア(P;#)
  オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニアo. (*)
 録音:ステレオ。
SBT-1104
廃盤
ルドルフ・ケンペ
 チャイコフスキー:
  交響曲第6番「悲愴」 (*) /
  「組曲第3番」〜主題と変奏 (#)
ルドルフ・ケンペ指揮
フィルハーモニアo. (*)、VPO (#)
ボールト・コンダクツ・エルガー(モノラル録音集)
 エルガー:交響的習作「ファルスタッフ」Op.68 /組曲「子供部屋」/
      夢の中の子供たち Op.43 /行進曲「威風堂々」第3番
 J.S.バッハ/エルガー編曲:幻想曲とフーガ ハ短調

  エイドリアン・ボールト指揮 LPO
 録音:1949年-1955年、モノラル| (P) 1951, 1956, 1956, 1953, 1997 |発売:1997年|原盤: HMV (EMI/WARNER) | EMI (WARNER) から再発売済。
SBT-1107
廃盤
マルケヴィチ〜プロコフィエフ、チャイコフスキー
 イーゴリ・マルケヴィチ指揮フィルハーモニアo.
ヴィクトル・デ・サバタ
 ドビュシー:海/遊戯/夜想曲
 レスピーギ:ローマの噴水
ヴィクトル・デ・サバタ指揮
ローマ聖チェチーリア音楽院o.
 録音:1947年&1948年。モノラル。
SBT-1110
発売中止
メトネル・プレイズ・メトネル Vol.2 ピアノ協奏曲第1番/他
ダヴィド・オイストラフ(モノラル録音集)
 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94
 カレン・ハチャトゥリアン:ヴァイオリン・ソナタ Op.1
 シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9 (#)
  ダヴィド・オイストラフ(Vn) ウラジーミル・ヤンポリスキー(P)
 録音:1955年、1954年(#)、モノラル| (P) 1955 (#), 1956 |発売:1997年|原盤: HMV (EMI/WARNER) 。 EMI (WARNER) から再発売済。
ダヴィド・オイストラフ(モノラル録音集)
 シューベルト:八重奏曲 ヘ長調D.803
 タルティーニ/クライスラー編曲:ヴァイオリン・ソナタ ト長調「悪魔のトリル」(#)
  ダヴィド・オイストラフ(Vn) ピョートル・ボンダレンコ(Vn;*)
  ミハイル・テリアン(Va;*) スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc;*)
  ヴラジーミル・ソロキン(Cl;*) ヨシフ・ゲルトヴィチ(Cb;*)
  ヨシフ・シュティーデル(Fg;*) ヤコフ・シャピロ(Hr;*)
  ウラジーミル・ヤンポリスキー(P;#)
 録音:1955年10月27日(*) 、1956年2月16日-17日(#)、モノラル| (P) 1957 |発売:1997年|原盤: HMV (EMI/WARNER) 。 EMI (WARNER) から再発売済。
ダヴィド・オイストラフ(モノラル録音集)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
  〔第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」(*) /第3番 変ホ長調 Op.12 No.3 (#) 〕
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調 K.454 (+)
  ダヴィド・オイストラフ(Vn)
  ウラジーミル・ヤンポリスキー(P;*以外) レフ・オボーリン(P;*)
 録音:1953年(*)、1956年(#)、1955年(#)、モノラル| (P) 1956 (*), 1957 (+), 1958 (#) |発売:1997年|原盤: HMV (EMI/WARNER) 。 EMI (WARNER) から再発売済。
ダヴィド・オイストラフ
 ドビュッシー/プーランク編曲:ベルガマスク組曲〜月の光(*)
 ファリャ:スペイン民謡組曲〜ホタ(*) / ザルジツキ:マズルカ ト長調 Op.26 (*)
 チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ Op.34 (*) / ラロ:スペイン交響曲 Op.23 (#)
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19 (+)
  ダヴィド・オイストラフ(Vn) ウラジーミル・ヤンポリスキー(P;*)
  ジャン・マルティノン指揮フィルハーモニアo.(#)
  ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 LSO (+)
 録音:1956年、ステレオ(*)、1954年、モノラル(#/+) | (P) 1955 (#/+), 1957 (*) |発売:1997年|原盤: HMV (EMI/WARNER) 。 EMI (WARNER) から再発売済。
スメタナ弦楽四重奏団〜モーツァルト
 〔第15番 ニ短調 K.421 「ハイドン・セット第2番」(*) /
  第16番 変ホ長調 K.428「ハイドン・セット第3番」(#) /
  第18番 イ長調 K.464「ハイドン・セット第5番」(+) 〕
  スメタナSQ [イジー・ノヴァーク(Vn1) リュボミール・コステツキー(Vn2)
          ミラン・シュカンパ(Va) アントニーン・コホウト(Vc)]
 録音:1956年10月8日(*)、10日-12日(#)、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン、モノラル(+以外)、1966年1月15日-23日、ケルン、ステレオ(+) / (P) 1957 (*), 1998? (#), 1966 (+) /発売:1998年/原盤: COLUMBIA (+以外), Electrola (+) (EMI/WARNER) 。(+)は当盤が初出だった可能性有。おそらく3曲とも、2014年現在においても当盤が唯一の CD だと思われる。
スメタナ弦楽四重奏団〜モーツァルト、ハイドン、シューベルト
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465「不協和音」〔ハイドン・セット第6番〕
 ハイドン:弦楽四重奏曲〔第39番 ハ長調 Op.33 No.3, Hob.III: 39 「鳥」(#) /
             第67番 ニ長調 Op.64 No.5, Hob.III: 63 「ひばり」(#) 〕
 シューベルト:弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D.703「四重奏断章」(+)
  スメタナSQ [イジー・ノヴァーク(Vn1) リュボミール・コステツキー(Vn2)
          ミラン・シュカンパ(Va) アントニーン・コホウト(Vc)]
 録音:1966年1月15日-23日、ケルン(無印)、1966年9月17日、19日、プラハ(#)、1966年6月24日、ゲマインデハウス、ベルリン=ツェーレンドルフ(+)、すべて ステレオ/ (P) 1966 (無印), 1967 (#/+) /発売:1998年/原盤: EMI Electrola (EMI/WARNER) 。
スメタナ弦楽四重奏団〜シューマン、シューベルト、チャイコフスキー
 シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44 (*)
 シューベルト:弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 D.87 (#)
 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11 (+)
  パヴェル・シュティエパーン(P;*)
  スメタナSQ [イジー・ノヴァーク(Vn1) リュボミール・コステツキー(Vn2)
          ミラン・シュカンパ(Va) アントニーン・コホウト(Vc)]
 録音:1966年6月20日-23日、ゲマインデハウス、ベルリン=ツェーレンドルフ(*)、1965年12月12日-15日、ケルン(#)、1966年9月12日-16日、プラハ(+)、すべて ステレオ/ (P) 1967 /発売:1998年/原盤: EMI Electrola (EMI/WARNER) 。チャイコフスキー以外は、2014年現在においても当盤が唯一の CD だと思われる。
スメタナ弦楽四重奏団〜シューベルト、ブラームス
 シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956 (*)
 ブラームス:弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 Op.67 (#)
  ミロシュ・ザードロ(Cb;*)
  スメタナSQ [イジー・ノヴァーク(Vn1) リュボミール・コステツキー(Vn2)
          ミラン・シュカンパ(Va) アントニーン・コホウト(Vc)]
 録音:1973年6月16日-21日、プラハ(*) 、1965年12月12日-15日、ケルン、すべて ステレオ/ (P) 1967 /発売:1998年/原盤: EMI Electrola (EMI/WARNER) 。2曲とも当団体唯一の録音。また2014年現在においても、当盤が唯一の CD だと思われる。
イギリス教会音楽&クリスマス・キャロル集
 ボリス・オード指揮ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
 録音:1949年-1954年。原盤:EMI。1930年から57年まで音楽監督を務め、キングズ・カレッジ聖歌隊の黄金時代を築いたオード指揮による名録音。
SBT-2126
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(2CD)
ヘルベルト・フォン・カラヤン
 ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123 (*)
 モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調K.504「プラハ」 (#)
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S;*) クリスタ・ルートヴィヒ(Ms;*)
  ニコライ・ゲッダ(T;*) ニコラ・ザッカリア(B;*)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニアo.、ウィーン楽友教会cho.
 録音:1958年9月、ウィーン。ステレオ。原盤:EMI。
ルドルフ・ケンペ〜ウィーン・フィルハーモニック・イン・ホリディ
 マスカーニ:「友人フリッツ」〜第3幕間奏曲
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」〜時の踊り
 フランツ・シュミット:「ノートル・ダム」〜間奏曲
 グノー:「ファウスト」〜第3幕ワルツ
 ヨゼフ・バイヤー:「人形の精」〜バレエ音楽
 オッフェンバック:「天国と地獄」序曲
 ヤコヴ・ゴトヴァツ:「道化師エロス」〜コロ舞曲
 シューベルト:「ロザムンデ」の音楽
 グルック(モットル編):バレエ組曲
  ルドルフ・ケンペ指揮 VPO
 録音:1960年-1961年。
SBT-2131
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(2CD)
オットー・クレンペラー
 バッハ:管弦楽組曲 全曲 (*)
 ヘンデル:合奏協奏曲 イ短調
 ラモー(クレンペラー編):ガヴォット
 グルック:アウリスのイフィゲニア序曲
 ケルビーニ:アナクレオン序曲
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.、
ニュー・フィルハーモニアo.
 録音:1954年 (*)、他。
 クレンペラーの古典曲集。バッハを敬愛していた彼ならではの荘厳な (*)の演奏は、ファンにとってはたまらないもの。
SBT-0132
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(10CD)
8CD価格
レコード・オヴ・シンギング Vol.3
 録音:1926年-1939年。ジーリ、ビョルリンク、パツァーク、ベルナック、スキーパ等を収録。解説は全47ページでスリップ・ケース入り。
SBT-1134
廃盤
ナン・メリマン、フランスとスペインの歌曲を歌う ナン・メリマン(S)
ジェラルド・ムーア(P)
マティウィルダ・ドブス
 リムスキー=コルサコフ、マスネ、ベリーニ、
 ドリーブ、ヴェルディのアリアと
 シューベルト、ブラームス、ヴォルフ、
 フォーレ、アーン、ショーソンの歌曲
マティウィルダ・ドブス(S)
ロランド・パネライ(Br)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニアo.
ジェラルド・ムーア(P)
 録音:1954年&1955年。
SBT-1138
廃盤
オットー・クレンペラー
 バッハ:ミサ曲 ロ短調〜合唱曲集
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.&cho.
SBT-1139
廃盤
ストコフスキー、リムスキー=コルサコフとストラヴィンスキーを振る
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー〜ワーグナー:管弦楽作品集
 「ローエングリン」〜第1幕前奏曲 (*) /
 「タンホイザー」序曲 (#) /ジークフリート牧歌 (#) /
 「神々の黄昏」より〔ジークフリートのラインへの旅 (#) /ジークフリートの葬送行進曲 (+)〕
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ルツェルン祝祭o. (*)、VPO (#/+)
 録音:1947年8月30日 (*) /1949年2月16日-23日 (#) /1950年1月31日 (+)。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
 ブラームス:交響曲第1番 (*) /ハイドンの主題による変奏曲 (#)
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮VPO
 録音:1947年11月 (*) /1952年1月27日 (#)。
SBT-1143
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[CD-R]
価格帯;C
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
 ブルックナー:交響曲第8番
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
VPO
 録音:1949年3月14日。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
エトヴィン・フィッシャー〜シューベルト
 即興曲集(全8曲)/楽興の時(全6曲)
エトヴィン・フィッシャー(P)
 モノラル。
イダ・ヘンデル
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61 (*)
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ
  イダ・ヘンデル(Vn) エイドリアン・ボールト指揮 LPO (*)
 録音:1977年&1978年 (*) /1995年。
SBT-2149
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(2CD)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
 ジョージ・ロンドン、ヒルデ・ツァデク、レオポルド・シモノー、リタ・シュトライヒ/他
 オットー・クレンペラー指揮ケルン放送so.
 録音:1955年5月17日、ライヴ。モノラル。初出音源。
 1966年に同曲をスタジオ録音しているクレンペラーだが、1950年代のオペラ物は非常に貴重。演奏の方も非常に気迫がこもっており、聴く者をぐいぐいと引きつける。オペラ・ファン必携のCDと断言できよう。
SBT-2150
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(2CD)
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」(全曲) (*)
 マルゲリータ・カロシオ(S) ニコラ・モンティ(T) ティト・ゴッビ(Br)他
 ガブリエレ・サンティーニ指揮ローマ歌劇場o.&cho.
カロジオ&ザンピーギ、二重唱集
 ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」第1幕〜レチタティーヴォと二重唱 (#)
 マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」第2幕〜二重唱 (#)
  マルゲリータ・カロシオ、カリオ・ザンピーギ (#)
  ニーノ・サンツォーニョ指揮交響楽団 (#)
 録音:1953年 (*)。モンティ、ゴッビ共に30歳代の演奏。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 (*)
アルトゥール・
 ルービンシュタイン(P)
トーマス・ビーチャム指揮
RPO
フィリップ・ゴベール指揮(*)
パリ音楽院o. (*)
 録音:1949年/1948年 (*)。
カルロ・マリア・ジュリーニ
 ヴィヴァルディ:四季
 ボッケリーニ:序曲 ニ長調/交響曲 ハ短調
マヌーグ・パリキアン(Vn)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1955年&1956年。ジュリーニ&フィルハーモニアの初顔合わせという興味深い盤。ほぼモノラルだが、一部ステレオ録音された別テイクを収録。
オットー・クレンペラー〜ストラヴィンスキー
 ペトルーシュカ(1947年版)(*) /プルチネルラ(#)
オットー・クレンペラー指揮
ニュー・フィルハーモニアo.(*)、
フィルハーモニアo.(#)
 録音:1967年3月28日、30日-31日(*) /1963年2月18日、5月18日(#)、ともにステレオ。
 クレンペラーのペトルーシュカが初登場。彼のこの曲が聴けるというのは予想だにしなかった。自作自演も残すなど現代音楽にも関心の深かった彼の同曲。カップリングのプルチネルラはCD既発。
モーツァルト:協奏交響曲K.364
 [ノーバート・ブレイニン(Vn) ピーター・シドロフ(Va)
  ハリー・ブレック指揮ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ]
シューベルト::弦楽五重奏曲D.958
 [ウィリアム・プリース(Vc) アマデウスSQ]
 録音:1953年/1952年。
SBT-2158
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(2CD)
グレゴール・ピアティゴルスキー
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ(全曲)(*) / ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 (#)
 ウェーバー:ソナタ イ長調 (+) /アダージョとロンド (+)
  グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) ソロモン(P;*)
  アルトゥール・ルービンシュタイン(P;#) アイヴァー・ニュートン(P;+)
 録音:1954年 (*) /1936年 (#) /1934年 (+)。
 協奏曲や100万ドル・トリオでの演奏は多いが、意外とピアティゴルスキーのソナタの録音というのは少ない。とりわけソロモンと組んだベートーヴェンのソナタは、数少ないまとまった録音として注目される。他の3曲も彼の若かりし頃の記録として重要。
エルナ・ベルガー名唱集
 シューベルト:岩の上の羊飼いD.965 (*) /ますD.550/アヴェ・マリアD.839
 バッハ:あなたの心を私にくれるならBWV.518/汝はわが傍にBWV.508
  [ハインリヒ・ゴイザー(Cl;*) エルンスト・ギュンター・シェルツァー(P)]
 モーツァルト:神に祝福あれK.117 (**) /証聖者の荘厳な晩課K.339/
        「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K.165 (**)
  [マルガ・ヘフゲン(A;**) ホルスト・ウィルヘルム(T;**)
   フェルディナント・フランツ(B;**)
   カール・フォルスター指揮BPO、ベルリン聖ヘトヴィヒ教会cho.]
以上、エルナ・ベルガー(S)
 録音:1954年-1957年、ベルリン。
 まず初めからして、名手として知られるゴイザーとの共演による岩の上の羊飼い。ゴイザーの濃厚なクラリネットとベルガーの可憐で生き生きとした発音による美声が絡み合った名演。ますやアヴェ・マリアも文句の付けようがない。この2曲の方が「岩の上〜」より録音が2年ほど後なのに、声はむしろ若々しく聞こえる所もすごい。バッハは曲があまり有名でないため(アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳より)その分ポイントが落ちるが、良い演奏であることに変わりなし。シュルツァーというピアニストに関してはよくわからないが、非常に真面目に付けており好感が持てる。モーツァルトはこの当時のドイツ合唱界の雄フォルスターとの共演だが、ベルリン・フィルというのがまず付加ポイント。ここでもベルガーの声は同様に美しく、聴く者を捕らえて放さない。前の2曲がかなりマイナー曲なのが少々痛いが、それでもモーツァルトのファンには喜ばれよう。ビーチャムの魔笛で一世を風靡した名ソプラノの1950年才台中頃〜後半のすばらしい記録であり、声楽愛好家なら必ず手元に置いておきたいCD。
 ドイツ・エレクトローラによるモノラルながら非常に滑らかな音質&テスタメントによる丁寧な復刻が非常に素晴らしい。
SBT-3161
(3CD)
廃盤
ピエール・ベルナック、フランス歌曲集 ピエール・ベルナック(Br)
ジェラルド・ムーア(P)他
べニアミーノ・ジーリ(T)イタリア民謡集 1949-1952(全20曲)
 愛が生まれるとき、哀しみのレナータ、ギターの音色、カネヴァリのアヴェ・マリア、
 悲しみの小舟、ベリーニへのオマージュ、サンタ・ルチア/他
  ヴィート・カルネヴァリ指揮o.他
べニアミーノ・ジーリ(T)イタリア民謡集 1952-1953(全21曲)
 無言の歌、夢、ノスタルジア、スペインのセレナード、
 カーンのアヴェ・マリア、ニンナ・ナンナ、新しい月/他
  エンリコ・シヴィエリ指揮o.他
べニアミーノ・ジーリ(T)イタリア民謡集 1953-1954(全21曲)
 ジビラーロのアヴェ・マリア、秋、君なしで、マリオン、夜のタンゴ、ニンナ・ナンナ/他
  エンリコ・シヴィエリ指揮LSO/他
べニアミーノ・ジーリ(T)イタリア民謡集 1954-1955(全21曲)
 ほかの唇が、ロザリー、愛する人よ、ここにいて、ロジ・ロジ、愛なく、
 永久の歌、レオのアヴェ・マリア、ルンターノ・ルンターノ/他
  エンリコ・シヴィエリ指揮LSO/他
 ジーリの美声をたっぷり味わえる、録音年代順4枚のアルバム。第2次大戦中ムッソリーニのお気に入りだったため、戦後人気が下がった彼だが、この録音のころからはイギリスを中心に人気を取り戻していったという。
SBT-2166
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(2CD)
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」
 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ジーノ・ベッキ/他
 トゥリオ・セラフィン指揮ミラノso.
 録音:1952年。
SBT-3167
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(3CD)
トスカニーニ、伝説の1952年ロンドン公演
 英国国歌
 ブラームス:交響曲全集/悲劇的序曲/
       ハイドンの主題による変奏曲
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1952年9月28日&10月1日、ロンドン。ライヴ。
 以前CETRAやARKADIA (HUNT) からも発売があったライヴだが、当盤はかの有名なプロデューサー、ウォルター・レッグが保管していたテープより復刻、見違えるような音質で蘇った。トスカニーニのイギリスでの録音は戦前のものがほとんどで、これは戦後ただ一度だけロンドンへ立ち寄った折の演奏会。トスカニーニは演奏会の後レッグに「もう10歳若かったら今まで録音したものを全て廃盤にし、録音しなおしたい」と語ったとされるが、フィルハーモニアo.が名声を勝ち得ていく大きな切掛けとなったという意味でも重要な物。
SBT-2168
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(2CD)
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ジュゼッペ・ディ・ステファノ
 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮ローマ歌劇場o.
 録音:1955年。
SBT-1169
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[CD-R]
価格帯:C
ベートーヴェン
 ピアノ協奏曲〔第3番/第4番〕
エトヴィン・
 フィッシャー(P)指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1955年/1956年。
 彼のベートーヴェンのピアノ協奏曲としては、フルトヴェングラーとの「皇帝」が有名だが、自ら弾き振りしたこの2曲はかなり貴重。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
フルトヴェングラー・交響的協奏曲〜2楽章
エトヴィン・フィッシャー(P)
ウィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
BPO
 録音:1942年/1939年。
 ブラームスの方はグラモフォンから一時ソ連返還音源が出ていた物。EMI系統としては海外では初CD化。自作自演の方もEMI系としては海外では初CD。共に音質向上。
ルートヴィヒ・ヴェーバー〜オペラ・アリア集
 モーツァルト、ベートーヴェン、ウェーバー、ムソルグスキー、R.シュトラウス、ワーグナーの作品
  ルートヴィヒ・ヴェーバー(B) アッカーマン、ケンペ、プロハスカ他 指揮 VPO、フィルハーモニアo.
 録音:1949年-1951年。E.クライバーのばらの騎士のオックス役で有名なドイツの名バス、ヴェーバーの名唱集。
SBT-2172
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(2CD)
エリーザベト・シュヴァルツコップ未発表EMI録音集 Vol.1
 バッハ:カンタータ第51番
  ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo.(1948年5月、キングスウェイ・ホール)
 モーツァルト:踊れ、喜べ、幸いなる魂よ
  ヨーゼフ・クリップス指揮VPO(1946年11月、ブラームス・ザール、ウィーン)
 シュヴァルツコップへのインタビュー(1998年10月、チューリッヒ)
 モーツァルト:魔笛〜アリア6曲(英語歌唱) / ヴェルディ:椿姫〜花から花へ(英語歌唱)
  ブライスウェイト指揮フィルハーモニアo.(1948年4月?、アビー・ロード・スタジオ)
 プッチーニ:ボエーム〜ミミの別れ:あなたの愛の呼ぶ声に
  アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニアo.(1950年10月?、アビー・ロードー・スタジオ)
 バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
  ジェラルド・ムーア(P) ジャン・プネ(Vn)(1947年10月?、アビー・ロード・スタジオ)
 T.アーン:シェイクスピア歌曲集 / モーリー:恋する若者と娘がいた
  カール・フデス(P)(1946年10月、ブラームス・ザール、ウィーン)
 モーツァルト:すみれ / シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン / ヴォルフ:こうのとりの使い
  ジェラルド・ムーア(P)(1948年、アビー・ロード・スタジオ)
 シューベルト:ミューズの子 / R.シュトラウス:父が言いました/悪いお天気
 ヴォルフ:こうのとりの使い(別録音)/妖精の歌/葦の根の妖精/夏の子守歌(以上メーリケ歌曲集)/
      主顕節/取り澄ました女/改宗した女(以上ゲーテ歌曲集)/
      私のかわいい恋人/私を紐で縛ろうとするのか/さあ静かにしておくれ(以上イタリア歌曲集)/
      お前の足を痛めたのはだれ/私を花で覆って/悪態の限りをつく(以上スペイン歌曲集)
  ジェラルド・ムーア(P)(1951年4月または11月、アビー・ロード・スタジオ)
 シューベルト:子守歌 ジェラルド・ムーア(P)(1952年9月、アビー・ロード・スタジオ)
 Vol.2:SBT-1178、Vol.3:SBT-1206。シュワルツコップの芸風は癖があるから嫌いな方はとことん駄目だが、つぼに嵌まればこれほど「語る」調子で歌う人もなく、非常に面白く聴ける。その傾向が強まったのは1960年代後半以降なので、ここに収められた録音ではあまりそのような癖は見られない。ある意味シュヴァルツコップ・ファン&アンチ・シュヴァルツコップ・ファンの双方に聴いてみてほしいアルバム。また、インタビューも収録されており、彼女の健在振りを示すものとして嬉しいものだ。なお、曲目詳細に関しては、シュヴァルツコップ著の「ウォルター・レッグ回想録」(音楽之友社刊)の巻末ディスコグラフィー(レッグがプロデュースした全録音一覧)から推察している。
SBT-1173
廃盤
グイド・カンテッリ
 メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」(*)
 ブラームス:交響曲第3番 (#)
グイド・カンテッリ指揮
フィルハーモニアo.
SBT-1174
廃盤
アイリーン・ジョイス アイリーン・ジョイス(P)
SBT-4175
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(4CD)
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 アストリッド・ヴァルナイ(S)
ベルント・アルデンホフ(T)
マルタ・メードル(S)
エリーザベト・
 シュヴァルツコップ(S)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1951年8月4日、ライヴ。
 発売前から話題となった名盤。録音もプロデューサーのジョン・カルショウとエンジニアのケネス・ウィルキンソンというDECCAの最高のコンビが担当し、音源として最高の出来ながら権利関係の問題でこれが初発売となった物。演奏もクナのライヴの中でも突出した出来栄えで、クラシック・ファン必携ともいえるCD。
ジェラルド・ムーア、ピアノ伴奏を語る
 録音:1956年。
 「お耳ざわりですか」等の著書もあるイギリスの名伴奏ピアニスト、ムーアのピアノ伴奏法講義。なぜかソプラノのロス・アンヘレスが参加して、彼女がピアノを弾きムーアが歌ったシューマン「詩人の恋」の1曲が収録されている(今回初登場となる音源。逆ではない)。リート・ファンは持っておいて損のないCDだ。
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」
 オーセ・ノルモ・レーヴベリ(S) クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
 ヴァルデマル・クメント(T) ハンス・ホッター(B)
 オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニアo.&cho.
 録音:1957年11月12日&15日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール。ライヴ。ステレオ。
 同じく1957年に行われた有名なEMIへのスタジオ録音と、全く同じメンバーによって行われた演奏会のライヴ録音。フィルハーモニア管と良好な関係を築きつつある頃のクレンペラーの初出音源ということで、国内盤も発売されるほどの好評を博した。
SBT-1178
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[CD-R]
価格帯:C
シュヴァルツコップ未発表録音集Vol.2
 モーツァルト:アリア「どうしてあなたが忘れられよう」K.505 (*)
 バッハ:カンタータ〔第202番/第199番/第68番〜アリア/第208番〜レチタティーヴォとアリア〕
  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S) ゲザ・アンダ(P;*)
  オットー・アッカーマン指揮 (*) サーストン・ダート指揮 フィルハーモニアo.
 Vol.1:SBT-2172、Vol.3:SBT-1206。録音:1955年 (*) /1957年&1958年。 (*)はモノラル。全てEMIのスタジオ録音ながらLPでは未発売だった物。バッハのカンタータ第199番のみはEMIの「未発表録音集」としてCDになっていたが、後はこれが初発売。モーツァルトはセル&ブレンデルとの1968年録音が有名、バッハもスタジオ録音は意外と少ないが、ライヴは結構あった。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT-1179
廃盤
メノッティ:歌劇「アメリア舞踏会へ行く」/
       一角獣とゴルゴンと人頭獣 (*)
マルゲリータ・カルシオ(S)
ロランド・パネライ(Br)
ニーノ・サンツォーニョ指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
トマス・シッパーズ指揮
インストゥルメンタルEns. (*)
モーツァルト:
 セレナード第11番 (**) /セレナード第12番
ドヴォルジャーク:セレナードOp.44 (*)
デニス・ブレイン(Hr;*/**)他
カール・ハース指揮
ロンドン・バロックEns.
 録音:1951年12月 (*) /他。初発売:1954年。Pye原盤と思われ、モーツァルトは以前EMIの「フェニクサ」シリーズでCD化されていた物ではないかと思われる。デニス・ブレインが一部加わっているため、その部分は東芝のブレインの芸術にも収録されている(ドヴォルジャークは全曲)。他にもジャック・ブライマー(Cl)やジェルバーズ・ド・ペイエ(Cl)の名も見え、管楽好きは見逃せない。
ラファエル・クーベリック〜チェコの管弦楽曲集
 スメタナ:歌劇「売られた花嫁」より (*)〔序曲/ポルカ/フリアント/道化師の踊り〕
 ドヴォルジャーク:伝説曲Op.59 (+) /スケルツォ・カプリチオーソ (#)
 マルティヌー:ピアノとティンパニのための二重協奏曲 (+)
 ヤナーチェク:シンフォニエッタ (**)
  ラファエル・クーベリック指揮 フィルハーモニアo. (**以外)、チェコpo. (**)
 録音:1951年9月-1952年2月 (*) /1950年5月 (+) /1949年9月 (#) /1946年10月 (**)、モノラル。ドヴォルジャークの「伝説曲」は、ディスコグラフィによると第10番だけの録音。
アンドレ・クリュイタンス
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 (*)
 シューベルト:交響曲第8番「未完成」 (#)
アンドレ・クリュイタンス指揮
BPO
 録音:1955年10月-11月 (*) /1960年11月25日 (#)。 (#)のみステレオ。共に初CD化だった録音で、 (*)は2005年現在でも(当盤の国内盤を除けば)唯一のCD。
クレメンス・クラウス
 R.シュトラウス:英雄の生涯/
           ツァラツストラはかく語りき
クレンメンス・クラウス指揮
VPO
クレメンス・クラウス
 R.シュトラウス:家庭交響曲/町人貴族
クレンメンス・クラウス指揮
VPO
クレメンス・クラウス
 R.シュトラウス:
  ドン・キホーテ/ドン・ファン/
  ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯
クレンメンス・クラウス指揮
VPO
クレメンス・クラウス
 R.シュトラウス:イタリアより/
  サロメ〜7枚のヴェールの踊り&終景
クレンメンス・クラウス指揮
VPO
 録音:1950年-1953年。原盤:DECCA。
 C.クラウスがDECCAに残したR.シュトラウスの管弦楽作品を全て復刻。一部は国内のみでCD化されていたが、輸入盤としてはこれが全点初CDだった。
ベンノ・モイセイヴィチ
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 (*)
 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 (*)
 シューマン:ロマンス第2番 (#) /予言の鳥 (+)
 パルムグレン:ゆりかごのリフレイン (**) /
         西フィンランドの踊り (**)
ベンノ・モイセイヴィチ(P)
オットー・アッカーマン指揮
フィルハーモニアo. (*)
 録音:1941年5月13日 (+) /1941年10月12日 (#) /1941年11月月10日 (**) /1953年9月8日-10日&21日 (*)。
 協奏曲とパルムグレンはたしか初CD。特にパルムグレンは、結構彼自身録音しているのだが結構貴重。シューマンの協奏曲も唯一の録音と思われる。
ソロモン〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集 Vol.1
 [第1番 Op.2-1/第3番 Op.2-3/第7番 Op.10-3]
ソロモン(P)
ソロモン〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集 Vol.2
 [第8番 Op.13「悲愴」/第13番 Op.27-1/
  第14番 Op.27-2「月光」/第32番 Op.111]
ソロモン〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集 Vol.3
 [第17番 Op.31-2/第18番 Op.31-3/
  第21番 Op.53「ワルトシュタイン」/第22番 Op.54]
ソロモン〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集 Vol.4
 [第26番 Op.81a「告別」/第27番 Op.90/
  第29番 Op.106「ハンマークラヴィーア」]
ソロモン〜ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集 Vol.5
 [第23番 Op.57「熱情」/第28番 Op.101/
  第30番 Op.109/第31番 Op.110]
 録音:1940年代後半-1956年。イギリスの名ピアニスト、ソロモンが引退直前までEMIに録音していた未完成のベートーヴェン;ピアノ・ソナタ全集の内、録音された18曲をすべて収録。彼は右手の故障のため引退を余儀なくされたが、その直前の録音の一つである第27番はステレオで収録されている。後期である第27番-第32番はEMIレファレンス・シリーズでCD化されていたが、その他の曲は、輸入盤としては初CDとなる。シュナーベルの全集の後、ギーゼキングでの全集作製に失敗した(彼も志半ばで倒れた)EMIが、レーベルとして2つ目の全集録音として演奏を託したこの録音、未完成ながらその存在意義は大きく、ピアノ・ファンなら必携のCDと言えるだろう。
アンナ・モッフォ(S)〜モーツァルト・アリア集
 フィガロの結婚 より〔自分で自分が解らない/恋とはどんな物かしら/恋人よ早くここへ〕
 コジ・ファン・トゥッテ より〔男や兵士に/女も15になれば〕
 後宮からの逃走〜ああ私の恋は / ドン・ジョヴァンニ より〔ぶってよマゼット/楽屋の歌〕
 魔笛〜愛の喜びは露と消え / 牧人の王〜穏やかな空気と晴れた日々
 コンサート・アリア「ああ、語るは我ならず」 / ミサ曲ハ短調〜主を称えよ
 エクスルターテ・ユビラーテ〜アレルヤ

  アンナ・モッフォ(S) アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニアo.
 録音:1958年5月。原盤:EMI。
 これはかなりレアな録音。モッフォのモーツァルトのオペラは何種類もあるが、このオリジナル・アリア集はLP初期に何度か(曲によっては1度だけ)発売されただけのようだ。彼女の瑞々しい歌声を求めていた方には最良の贈り物となろう。
SBT-2194
(2CD)
廃盤
グイド・カンテッリ
 ハイドン:交響曲第93番 (*)
 フランク:交響曲 (#)
 ムソルグスキー:展覧会の絵 (+)
 ヒンデミット:画家マチス (**)
グイド・カンテッリ指揮
NBCso.
ガルッピ:歌劇「田舎の哲学者」 / チマローザ:インテルメッツォ「宮廷楽士長」
 アンナ・モッフォ、エレナ・リッツィエリ(S) フロリンド・アンドレオッリ(T)
 ロランド・パネライ(Br) マリオ・ペトリ(B) セスト・ブルスカンティーニ/他
 レナート・ファサーノ指揮イタリア・コレギウム・ムジクム、
              イ・ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ
 原盤:EMI。
モイセイヴィチ名演集
 ショパン:24の前奏曲 / シューマン:子供の情景
 メトネル:妖精の物語
 ラフマニノフ:楽興の時第4番
 メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」〜スケルツォ
 ストラヴィンスキー:練習曲Op.7-4
 プロコフィエフ:悪魔的暗示
 ヴァリエル:トッカータ
ベンノ・モイセイヴィチ(P)
 ショパンの前奏曲は1948年-1949年。子供の情景は1929年-1930年、メトネルは1928年か1944年、ラフマニノフは1956年、メンデルスゾーンは1939年、ストラヴィンスキーは1938年。プロコフィエフは1950年、ヴァリエルは1950年の各録音から取られていると思われる。モイセイヴィチお得意の曲が並んでおり、このロシア=イギリスのヴィルトゥオーゾの芸術を堪能できる。
ヴォルフ:
 鼓手/コーランは永遠のものであるか?/
 人はしらふであるかぎり/
 疲れた体をベットに投げ出して/
 セレナードを皆さんに/アナクレオンの墓/
 しばしば私は考える/生ある物はすべて滅びる/
 私の魂は深く感じる/コフタの歌I/コフタの歌II/
 力の限り/プロメテウス/孤独に更ける者/
 私は戸口に忍び寄って/
 涙と共にパンを食べたことのない者は/
 仲間よ聖衣をつけよう/世を遁れて/
 音楽師 (*) /散歩 (*) /尽きることのない愛/
 アナクレオンの墓 (#)
ハンス・ホッター(Br)
ジェラルド・ムーア(P)
ヘルマン・フォン・
 ノルトベルク(P;a)
ミヒャエル・ラウハイゼン(P;c)
マインハルト・フォン・
 ツァリンガー指揮
VPO(b)
ジョージ・ウェルドン指揮
フィルハーモニアo.(d)
シューベルト:音楽に/セレナード/別れ/春に/
        菩提樹/さすらい人の夜の歌
シューマン:誰がお前をそんなに悩ますのだ (*) /
       古いリュート (*) /新緑/
       二人の擲弾兵/月の夜
レーヴェ:
 エドワード/魔王/オーディンの海の騎行 (*) /
 歩き回る鐘 (*) /調子の狂った詩 (*)
ブラームス:
 メロディ−のように/日曜日/早くおいで/
 我らはさまよった/ご機嫌いかが私の女王様/
 帰郷/森の寂しさの中で/裏切り
R.シュトラウス:
 ああ悲しい私/不幸をまとった男/私は恋を抱いて
プフィッツナー:庭師
シューベルト:
 さすらい人(a) /影法師(a) /冥府から来た群れ(a/+)
シューマン:
 二人の擲弾兵(a) /誰がそんなにお前を悩ますのだ(a) /
 古いリュート(a)
シューベルト:街/海の静けさ
ワーグナー:
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
   [ザックスのニワトコのモノローグ(b) /
    ザックスの迷いのモノローグ(b)]/
 「ワルキューレ」〜ヴォータンの別れ(b)
ブラームス:日曜日(c) /セレナード(c)
グリーグ:君を愛す(c)
シューマン:月の夜(c)
シューベルト:何処に?(c) /海辺で(c) /影法師(c)
ブラームス:40歳になって
ヘンデル:
 「ジュリアス・シーザー」〜海を渡るそよ風(d) /
 「ジョシュア」〜Soll'ich in Mamnes Segens Au'n(d) /
 「サムソン」〜Wie willing tragt mein Vaterherz(d)
 録音:1953年-1957年(ヴォルフ)/1940年代-1950年代(その他)。原盤:EMI。 (*)はステレオ、 (#)は別テイク、 (+)は今回初発売。
 全て海外では初CD化と思われ、中には非常に珍しい1940年代の録音も含まれている。ホッター・ファン、リート・ファン共に必携。
モーツァルト:
 「ドン・ジョヴァンニ」〜私の名誉を奪おうとした者
ベートーヴェン:「フィデリオ」〜悪者よ何処へ急ぐ/
         アリア「おお、不実なる者よ」
ウェーバー:「オベロン」〜海よ、巨大な怪物よ/
       「魔弾の射手」〜アガーテの祈り
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜愛の死
ヴェルディ:
 「仮面舞踏会」〜あの草を摘み取って (*) /
 「運命の力」〜神よ平和を与え給え (*) /
 「アイーダ」より[勝ちて帰れ/おお我が祖国] (*)
ビルギット・ニルソン(S)
ハンス・ホッター(Br;#)
ハインツ・ワルベルグ指揮、
レオポルド・
 ルードヴィッヒ指揮 (*)
フィルハーモニアo.
ワーグナー:
 「タンホイザー」〜歌の殿堂のアリア (*) /
 「さまよえるオランダ人」より
  [ゼンダのバラード (*) /
   遠く忘れられた時代の中から (*/#)]/
 「ローエングリン」〜エルザの夢 (*) /
 「ワルキューレ」〜第3幕第3場 (*/#)
 録音:1957年/1958年、ステレオ。原盤:EMI。
 ドラマティック・ソプラノとして絶大な人気を誇ったニルソンだが、意外とアリア集の録音は少なく、放送録音を除けば片手ぐらいしかない。この2CDでEMIに残されたオリジナル・アリア集が全て復刻されているようで、一部CD既出とはいえ、オペラ・ファンには見逃せないアイテムとなっている。
フェルナンド・ジェルマーニ
 バッハ:前奏曲とフーガ〔ト長調BWV541 /ホ短調BWV548 /ロ短調BWV544 /イ短調BWV543 /ハ長調BWV547 〕
     フーガとマニフィカト BWV733 /コラール「わが心の切なる願い」BWV727 /
     コラール「最愛のイエス、われらここにあり」 BWV731
 スヴェーリンク:「わが青春は過ぎ去り」による変奏曲
 ブル:前奏曲とキャロル/スヴェーリンクの主題による変奏曲

  フェルナンド・ジェルマーニ(Org)
 原盤:EMI。録音:1958、1959年、アルクマール、ラウレンス教会。ジェルマーニはローマ聖チェチーリア音楽院教授としても活躍したイタリアのオルガニスト。
SBT-3203
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(3CD)
マスネ:歌劇「マノン」 (*)
ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」 (#) / ドビュッシー:カンタータ「選ばれた乙女」(#)
 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S;マノン・レスコー;*/S;#)
 アンリ・ルゲ(T;騎士デ・グリュー;*) ミシェル・デニス(Br;レスコー;*)
 ジャン・ボルテール(B;デ・グリュー伯爵;*) ルネ・エレン(T;モルフォンテーヌ;*)
 ジャン・ヴィユ(Br;ブレティニー;*)
 ピエール・モントゥー指揮オペラ・コミック歌劇場o.&cho. (*)、
 シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso. (#)
 録音:1955年5月30日-6月22日 (*)、1955年4月11-13日 (#)、共に モノラル。原盤:EMI (旧・代理店記載ママ、ただし(#)は疑問)。ロス・アンヘレスの名唱を集めた物。前半のマノンは初CD、後半は以前BMGからCD化されていた。
エルガー:チェロ協奏曲 (*)
ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 (+)
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
ジョン・バルビローリ指揮 (*)
ハレo. (*)
ルドルフ・シュヴァルツ指揮 (+)
ナショナルso. (+)
 録音:1957年5月5月21日-22日(*)、1954年10月18-19日(+)、モノラル。
ワーグナー:楽劇「ヴァルキューレ」〜第1幕
 ウィリアム・コクラン(T;ジークムント) ヘルガ・デルネシュ(S;ジークリンデ)
 ハンス・ゾーティン(B:フンディング) オットー・クレンペラー指揮NPO
 録音:1972年11月15日、ステレオ、セッション。クレンペラー最晩年の録音がついに海外初CD化。国内は1998年に出ていた。
シュヴァルツコップ〜未発表録音集 Vol.3 1955-1964
 シューベルト:恋はいたる所にD.239-6/笑いと涙/鳥たち/泉のほとりの若者/君こそわが憩い/子守歌/ます
 シューマン:「ミルテの花」〜献呈 / ブラームス:永遠の愛について/静かな夜に/眠りの精/子守歌
 ワーグナー:夢 / ヴォルフ:夜の魔力/ジプシーの少女/炭焼きの女房は酔っている/お入りなさい、気高き戦士たち
 R.シュトラウス:憩え、わが魂/献身/子守歌
 モーツァルト:われ心の躍らんばかりの喜びを感じ (*) /子守歌(フリース作曲)/警告
 ビゼー:パストラーレ / パリゾッティ:もしもわたしを愛してくれるなら

  エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
  ジェラルド・ムーア(P) ヴァルター・ギーゼキング(P;*)
 録音:1956-1964年。Vol.1:SBT-2172、Vol.2:SBT-1178。シュヴァルツコップの未発表録音集、第3弾。
ジェラール・スゼー〜ソングズ・オヴ・メリー・ランド
 ブラームス:わたしの恋人はばら色の唇をしている
 メンデルスゾーン:民謡/グリーグ:ノルウェーヘ/君を愛す
 ムソルグスキー:サヴィシュナ/キルピネン:Tunturille
 プラッティ:La Barchet/ヴィラ=ロボス:カレイロの歌
 オヴァッレ:Azualao/ガルニエリ:Sai aene
 ヒナステラ:悲しみ/マスネ:エレジー/ルーセル:危機に瀕した心
 キャプレ:La Ronde/Foret/リスト:愛の夢/
 デュランテ:踊れ踊れ、乙女よ/レスピーギ:吟遊詩人
ジェラール・スゼー(Br)
ダルトン・ボールドウィン(P)
 原盤:EMI。録音:1958、1959、1978、1982年。インターナショナルとしては初CD化。
SBT-1208
廃盤
ジェラール・スゼー〜ショーソン&デュパルク
  ジェラール・スゼー(Br)
ジェラール・スゼー〜シューマン
 哀れなペーター/二人の擲弾兵/はすの花/献呈/松雪草/君の頬に寄せて/
 わたしの美しい星/君は花のごとく/あなたの声/あなたの顔は/夜の歌/12の歌曲 Op.35
  ジェラール・スゼー(Br) ダルトン・ボールドウィン(P)
 原盤:EMI。録音:1974、1970年。インターナショナルとしては初CD化。
SBT-1210
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[CD-R]
価格帯:C
ブルックナー:交響曲第2番(1877;ノヴァーク版) カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
VSO
 原盤:EMI。録音:1974年。隠れた名盤のCD化。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT-2211
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(2CD)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
 アントニエッタ・ステッラ(S;ヴィオレッタ) ティト・ゴッビ(Br;ジェルモン)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T;アルフレード)
 エルヴィラ・ガラッシ(Ms;フローラ) ルイザ・マンデッリ(Ms;マンニーナ)
 トゥリオ・セラフィン指揮ミラノ・スカラ座o.
 録音:1956年、モノラル。ステッラは録音当時26歳の若さ。東芝EMIにより国内ではCD化されていたが、インターナショナルとしては初CD化。
アンゲルブレシュト〜ドビュッシー録音集成(Vol.1)
 牧神の午後への前奏曲/夜想曲/スコットランド行進曲/遊戯/カンタータ「選ばれた乙女」
  デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮フランス国立放送o.
 原盤:EMI(フランスPathe)。録音:1950年代、モノラル。
ドビュッシーの信頼厚かったアンゲルブッレシュトによる、DISQUES MONTAIGNES盤に先立つこと10年、モノラルLP時代の録音。
アンゲルブレシュト〜ドビュッシー録音集成(Vol.2)
 交響詩「海」/管弦楽のための映像/家のない子らのクリスマス
  デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮フランス国立放送o.
 原盤:EMI(フランスPathe)。録音:1950年代。
SBT-1214
廃盤
アンゲルブレシュト〜ドビュッシー録音集成(Vol.3)
 シャルル・ドルレアンの3つの歌/聖セバスチャンの殉教〜抜粋
  デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮フランス国立放送o.
フォーレ:舟歌(全13曲) (*) /主題と変奏 嬰ハ短調Op.73 (#) ジェルメーヌ・
 ティッサン=ヴァランタン(P)
 録音:1955年 (#) /他、モノラル。原盤:仏EMI。詳細はSBT-1262&1263の項目をご覧ください。
SBT-1216
廃盤
ハイフェッツ〜生誕100年記念〜 RCA 未発表録音集 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
SBT2-1217
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(2CD)
クレンペラーの初出音源、「田園」他
 J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調
 モーツァルト:交響曲第29番 イ長調K.201
 ベートーヴェン:交響曲第6番 へ長調Op.68「田園」/
         「田園」第1楽章のリハーサル風景
オットー・クレンペラー指揮
BPO
 録音:1964年5月31日、フィルハーモニー・ザール、ライヴ。モノラル。全編世界初出。
 「圧倒的な歴史的価値、それを凌駕する音楽的価値」と代理店が絶賛する駑級の発売。1964年5月、建設されたばかりの「フィルハーモニーザール」最初のシーズン出演のために、ベルリンを訪れたクレンペラーによるライヴが、リハーサルごと最良のかたちで残されていたとはまさに驚き。この歴史的価値は誰にも否定できるものではないが、それ以上にこのアイテムの価値を高めるのが、その演奏のすばらしさ。当時、すでに彼のベートーヴェン演奏は絶品とされていたが、この演奏は今後、このレパートリーの決定盤として長く聴き継がれるであろう名演。40年近い月日を眠り続けてきた音源だが、日の目を見ることは、全ての音楽ファンにとって朗報だろう。
SBT-1218
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[CD-R]
価格帯:C
エトヴィン・フィッシャー
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 (*) /ピアノ協奏曲第25番 (+)
 エマヌエル・フェルスター/フィッシャー編曲:アリエッテ・ヴァリエ (#)
  エトヴィン・フィッシャー(P)指揮 (*)
  ヨゼフ・クリップス指揮 (+) フィルハーモニアo. (*/+)
 録音:1955年 (*)、1948年 (+)、モノラル。 (#)は未発表録音。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第1番 ハ長調Op.15 (*) /
 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.19 (#)
ソロモン(P)
ハーバート・メンゲス指揮 (*/+)
アンドレ・クリュイタンス指揮 (#)
フィルハーモニアo.
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37 (*) /
 ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58 (#)
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第5番 ハ短調Op.73「皇帝」 (+)
モーツァルト:
 ピアノ・ソナタ第11番 イ長調K.331「トルコ行進曲付」 (**) /
 ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調K.576 (**)
 録音:1952年 (#/**) /1955年 (+) /1956年 (*)。 (*)のみステレオ録音。
 ソロモン(本名:ソロモン・カットナー/1902-1988)のベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集が復活。第2番〜第5番の協奏曲は1990年代後半にEMIのレファレンス・シリーズ/アーティスト・プロフィール・シリーズで復刻盤が出ていたが、その時の音質はかなり線が細いもので、1980年代にドイツで発売されたCD(今から考えると追悼盤だったのかも)を越えるものではなかった。
 今回は音質にはこだわりを見せるTESTAMENTの復刻だけに期待は大きく、さらに、これまでCDに未復刻だった彼のモーツァルトの「ソナタ」が2曲含まれており、これは興味深い。
 その芸術の最盛期、54歳のときに片手の故障により引退を余儀なくされたこの巨匠の大きな遺産の一つとして再発を喜びたい。
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調K.450 (*) /
 ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488 (#) /
 ピアノ協奏曲第24番 ハ短調K.491 (#)
ソロモン(P)
オットー・アッカーマン指揮
PO (*)
ハーバート・メンゲス指揮
PO (#)
 録音:1953年9月7日-8日 (*) /1955年5月10日-12日 (#)。モノラル。 以前EMIのレファレンス・シリーズで1990年に発売された物。非常に内省的ながら卓越した内容を持つ演奏。
レオニード・コーガンの芸術 Vol.1
 バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV.1043 (*) /
     ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調BWV.1042 (#)
 ヴィヴァルディ/バルシャイ編曲:ヴァイオリン協奏曲 ト短調RV.317 (+)
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216 (**)
  レオニード・コーガン(Vn) エリザヴェータ・ギレリス(Vn;*)
  オットー・アッカーマン指揮フィルハーモニアo. (*/#) アンドレ・ヴァンデルノート指揮(+)
  コンスタンティン・シルヴェストリ指揮(**) パリ音楽院o. (+/**)
レオニード・コーガンの芸術 Vol.2
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調Op.63 (*)
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35 (#) /憂鬱なセレナードOp.26 (**) /
          「なつかしい土地の思い出」Op.42 〜第1曲「瞑想」Op.42-1 (+)
  レオニード・コーガン(Vn) ベイジル・キャメロン指揮LSO (*)
  アンドレ・ヴァンデルノート指揮 (#) コンスタンティン・シルヴェストリ指揮(+)
  パリ音楽院o. (#/+) キリル・コンドラシン指揮フィルハーモニアo. (**)
レオニード・コーガンの芸術 Vol.3
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77 (*)
 メンデルスゾーン:
  ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64(第1番) (#)
レオニード・コーガン(Vn)
シャルル・ブリュック指揮
パリ音楽院o. (*)
コンスタンティン・
 シルヴェストリ指揮
パリ音楽院o. (#)
レオニード・コーガンの芸術 Vol.4
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調Op.6
 ラロ:スペイン交響曲 ニ短調Op.21
レオニード・コーガン(Vn)
シャルル・ブリュック指揮
パリ音楽院o.
SBT-1227
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[CD-R]
価格帯:C
レオニード・コーガンの芸術 Vol.5
 イザイ:2台のヴァイオリンのためのソナタ第1番 ハ長調 (*)
 ルクレール:2台のヴァイオリンのためのソナタ(*)〔ト長調Op.3-1 /ハ長調Op.3-3 〕
 テレマン:2台のヴァイオリンのためのカノン風ソナタ第1番 ト長調 (*)
 バッハ:パルティータ第2番 ロ短調〜サラバンド
 ロカテッリ/イザイ編曲:ソナタ ヘ短調 / パガニーニ:カンタービレOp.17
  レオニード・コーガン(Vn) エリザヴェータ・ギレリス(Vn;*)
  アンドレイ・ムイトニク(P)
レオニード・コーガンの芸術 Vol.6
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第5番 K.219
レオニード・コーガン(Vn)
アンドレ・
 ヴァンデルノート指揮
パリ音楽院o.
 以上 SBT-1223 から SBT-1228 は、当初BOX (SBT6-1248) で発売された物の分売だが、BOXは廃盤となっている。オイストラフと並んでロシア・ヴァイオリン楽派を代表する巨匠コーガンが30歳代にEMIに録音した音源の数々がテスタメントで復活。若々しい技巧の冴えと音楽の本質に一気に斬り込むその客観的な演奏は、正に快演の名に相応しい。代表的な協奏曲録音の他、エミール・ギレリスの実妹で後にコーガン夫人となるエリザヴェータとの共演も貴重。また、SBT-1228に収録されているヴァンデルノートとのベートーヴェンは当シリーズで初出となった録音。
 #一部商品は新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
エルガー:序曲「南国にて」Op.50 /
     交響曲第1番 変イ長調Op.55 (*)
エイドリアン・ボールト指揮
LPO
 録音:1949年9月26日-27日/1955年6月22日-23日 (*)。端正な指揮で晩年は巨匠とたたえられたボールトの1940年代〜1950年代にかけての2曲。この頃の彼の録音は今ひとつ復刻が進んでおらず、貴重。
シューベルト:
 ピアノ・ソナタ第13番 イ長調D.664 (*) /
 ピアノ・ソナタ第14番 イ短調D.784 (#)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111 (+)
ソロモン(P)
 録音:1948年 (+) /1952年 (#) /1956年 (*)。 (*)のみステレオで今回が初登場の音源。他の2曲も初CD化。ソロモンのシューベルトのソナタは確か今回がCD初登場。
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調Op.16 (*)
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調Op.54 (#)
リスト:ハンガリー幻想曲 S.123 (+)
ソロモン(P)
ハーバート・メンゲス指揮 (*/#)
ワルター・ジュスキント指揮 (+)
フィルハーモニアo.
 録音:1956年9月19日 (#)、24日 (#)、25日 (*)、26日 (*) /1948年4月27日 (+)。 (+)はモノラル録音。3曲とも久々のCD再発。
チャイコフスキー:
 ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23 (*)
スクリャービン:ピアノ協奏曲 嬰へ短調Op.20 (#)
ソロモン(P)
イザイ・ドヴロヴェン指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1949年5月23日 (#)、24日 (#)、26日 (*)、27日 (*)、28日 (*)。モノラル録音。
 チャイコフスキーは、一般にCDとして知られているのはハーティとのものだが、これは後年の再録音で初CD。スクリャービンは一度イギリス・ローカル盤でCD化されたが、すぐに廃盤となっていた物。
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調Op.16
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調Op.54
ショパン:演奏会用アレグロ イ長調Op.46
クラウディオ・アラウ(P)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1950年代後半。原盤:EMI。モノラル。
クリュイタンス、フランス音楽を振る Vol.1
 ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14 /「ロメオとジュリエット」Op.17(抜粋)(*)
  アンドレ・クリュイタンス指揮フランス国立放送o.、パリ・オペラ座o. (*)
SBT-1235
廃盤
クリュイタンス、フランス音楽を振る Vol.2
 ビゼー:「アルルの女」第1組曲&第2組曲/
 序曲「祖国」Op.19/交響曲 ハ長調
アンドレ・クリュイタンス指揮
フランス国立放送o.
クリュイタンス、フランス音楽を振る Vol.3
 ドビュッシー:バレエ「おもちゃ箱」/子供の領分
 ラヴェル:クープランの墓/高雅で感傷的なワルツ
アンドレ・クリュイタンス指揮
フランス国立放送o.
クリュイタンス、フランス音楽を振る Vol.4
 フランク:交響的変奏曲 (*) /交響曲 ニ短調 (#)
 ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲 (+)
アルド・チッコリーニ(P;*/+)
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院o. (*/#)、
フランス国立放送o. (+)
クリュイタンス、フランス音楽を振る Vol.5
 ビゼー:「美しきパースの娘」組曲
 ラヴェル:道化師の朝の歌/
      「ダフニスとクロエ」組曲第1番&第2番/
      古風なメヌエット/海原の小舟
 ルーセル:バレエ「くもの饗宴」 (**)
アンドレ・クリュイタンス指揮
フランス国立放送o.、
パリ音楽院o. (**)
SBT-1239
廃盤
クリュイタンス、フランス音楽を振る Vol.6
 ルーセル:
  交響曲第3番 ト短調Op.42 (**) /
  「バッカスとアリアーヌ」組曲 Op.43 (**) /
  シンフォニエッタOp.52 (**) /
  交響曲第4番 イ長調Op.53 (**)
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院o.
クリュイタンス、フランス音楽を振る Vol.7
 サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調Op.78 (*)
 フォーレ:レクイエム (#)
アンリエット・ロジェ(Org;*)
モーリス・デュリフレ(Org;#)
マルタ・アンジェリシ(S;#)
ルイ・ノグェラ(Br;#)
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ音楽院o. (*)、
サントゥスタシュo.&cho. (#)
 以上SBT-1234からSBT-1240の7点は、BOXセット SBT-7247 〔廃盤〕の分売。ほとんどモノラルだが (**)のみステレオ録音。
ジャネット・ベイカー
 ハイドン:スコットランド民謡編曲集(抜粋/19曲) (*)
 ベートーヴェン:スコットランド民謡編曲集(抜粋/5曲) (#)
 ダウランド、カンピアン、パーセル、ボイス、モンロ、アーンの作品 (+)
  ジャネット・ベイカー(Ms) ユーディ・メニューイン(Vn;*/#)
  ジョージ・マルコム(P、Cemb;*/#) ロス・ポープル (#) ジェラルド・ムーア(P;+)
 録音:1976年(1967年?)他。ステレオ。 (*)の一部は初発売。
SBT-2242
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(2CD)
オットー・クレンペラー、デンマーク王立歌劇場録音集
 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番 Op.72a
 モーツァルト:交響曲第29番 イ長調K.201 (186a)
 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98
 ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調Op.55「英雄」
オットー・クレンペラー指揮
デンマーク王立歌劇場o.
 録音:1957年4月26日、モノラル|当盤が初出。
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集 Vol.1
 〔ハ長調 Op.25 No.3 (G.297) /
  ニ長調 Op.40 No.2 (G.341)「ファンダンゴ」/
  ニ長調 Op.11 No.6 (G.276)「鳥小屋」/
  変ホ長調 Op.31 No.1〜第3楽章/
  ホ長調 Op.11 No.5 (G.275) 〜第3楽章/
  ト長調 Op.60 No.5 (G.395) 〕
ボッケリーニ五重奏団
[アリーゴ・ペリッチャ、
 グイド・モッツァート(Vn)
 ルイジ・サグラティ(Va)
 アルトゥーロ・ボヌッチ、
 ネルロ・ブルネッリ(Vc)]
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集 Vol.2
 〔ハ短調 Op.29 No.2 (G.314) /
  ヘ長調 Op.11 No.3 (G.273) /
  ハ短調 Op.18 No.1 (G.283)「ニーナに」/
  ハ長調 Op.42 No.2 (G.349)〜第1楽章/
  ニ短調 Op.25 No.1 (G.295) 〕
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集 Vol.3
 〔ニ短調 Op.18 No.5 (G.287) /
  イ長調 Op.10 No.1 (G.265)〜第2楽章/
  イ長調 Op.28 No.2 (G.308)「不幸」/
  イ長調 Op.40 No.4 (G.343) /
  ヘ長調 Op.41 No.2 (G.347) /
  イ長調 Op.29 No.4 (G.316)〜第3&4楽章〕
 以上3点、録音:1950年代中盤(1954年-1955年?)。モノラル。
 ボッケリーニ五重奏団は1949年に、メンバーの一人がボッケリーニの初版コレクションを買い取ったことをきっかけにローマで結成された。オリジナル・メンバーにはピーナ・カルミレッリの名もあった。
すばらしいビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
 フランチェスコ・サクラーティ:「Prosperina」〜E dove t'aggiri
 A.スカルラッティ:すみれ / ヘンデル:「ヨシュア」〜ああ、ユバルの竪琴があれば
 シューベルト:死と乙女D.531/「美しき水車小屋の娘」〜第2曲「何処へ?」/音楽にD.547
 ブラームス:あなたの青い目Op.59-8/かいなきセレナードOp.84-4
 フォーレ:愛の歌Op.27-1/月の光Op.46-2 / グラナドス:町をぶらつく/ト・ラ・ラ・ラとギターのつまびき
 ヘスス・グリディ:あんたのくれるハシバミの実/当ててご覧といったって
 ホアキン・ニン:グラナダ/エル・ビト/パーニョ・ムルシアーノ / トゥーリナ:あなたの青い目Op.81-2
 ホアキン・バルベルデ:かわらなでしこ / カリェハ:さらばグラナダ (*)
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番〜アリア(カンティレーナ) (#)
 カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」〜バイレロ (#) / ビゼー:「カルメン」〜ハバネラ (+)

  ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S/G;*) ジェラルド・ムーア(P)
  エイトル・ヴィラ=ロボス指揮(#) トーマス・ビーチャム指揮(+) フランス国立放送o.(#/+) & cho. (+)
 録音:1957年6月17日-18日 (#) /1960年9月8日-11日/他。 (#)はモノラル録音。メインとなるのは1961年に発売された表題のLP。戦後一世を風靡したロス・アンヘレスが伴奏の名手ムーアと組んで録音したリサイタル盤である。イタリア物からドイツ物まで幅広く収録したこのアルバムはロス・アンヘレスの名を一層高めた。余白には彼女の他の代表的録音から抜粋して収録されている。なお「オーヴェルニュの歌」の指揮は、ヴィラ=ロボスではなくジャン・ピエール・ジャキヤのはずだが、ここではレーベルの表記に従った。
SBT-7247
(7CD)
廃盤
クリュイタンス、フランス音楽を振る BOX セット
 EMIへクリュイタンスが残したフランス管弦楽曲をまとめたセット。分売:SBT-1234〜1240
SBT6-1248
(6CD)
廃盤
レオニード・コーガン〜ヴァイオリン・コレクション
 #当 BOX は廃盤となりましたので、分売SBT-1223〜1228をお求め下さい。
R.シュトラウス
 交響詩「ドン・キホーテ」Op.35 (*) /
 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28
  ポール・トルトゥリエ(Vc;*) ジュスト・カッポーネ(Va;*)
  ルドルフ・ケンペ指揮BPO
 録音:1958年6月、ベルリン。原盤:EMI。
 両曲とも後にR.シュトラウス「管弦楽作品全集」としてドレスデン・シュターツカペレと再録する物だが、ここではケンペ若き日の第一回録音が聴ける。ことにドン・キホーテは、後年もトルトゥリエとの共演ながら、チェロの情熱的な表現においてこちらの方が勝っている。
ヘンリー八世と6人の妻たち(映画音楽のための作曲及び編曲:デイヴィド・マンロウ)
 スペシャル・トラック:
  「宮庭のグリーンスリーヴス」より(6曲)/「中世・ルネサンスの楽器」より(5曲)
 デイヴィッド・マンロウ指揮ロンドン古楽コンソート
フェルディナンド五世とイザベラ女王期のスペイン音楽
 スペシャル・トラック:「中世・ルネサンスの楽器」より(12曲)
  デイヴィッド・マンロウ指揮ロンドン古楽コンソート
 録音:ステレオ。原盤:EMI。
 今や伝説と化している古楽器奏者兼指揮者デイヴィッド・マンロウ(1942-1976)の名演が2枚同時リリース。! ピリオド楽器ブームの発祥期ともされた1960年代から1970年代にかけて彗星のように現れた天才奏者マンロウは、その独特の音楽感性で埋もれていた中世・ルネサンスの作品をあたかも今生み出されたもののように現代に具現化した。さらに、彼の主宰したロンドン古楽コンソートは今では考えられないような名手たちを配し、ファンを驚嘆さた。ジェイムズ・ボウマン(CT)、オリヴァー・ブロックス(ヴィオール)、ジェイムズ・タイラー(リュート)、そして現在、エンシェント室内管弦楽団を初め指揮者として活躍中のクリストファー・ホグウッド(キーボード、Perc)等、超豪華なメンバーによるドリーム・コンソートだった。
 今回は、そのロンドン古楽コンソートの録音中CD化が待たれていたマンロウ晩年のEMI録音から、歴史映画「ヘンリー八世とその妻たち」(ヘンリー八世の作品とその時期の音楽、さらにマンロウが手がけた自作品)を含む1枚と、15世紀&16世紀のスペイン王国絶頂期に君臨した国王フェルナンド五世とイサベル女王期のスペイン音楽の計2枚をリリース。どちらのアルバムも名手たちの超絶技巧が楽しめる快演となっている。
 加えて、2枚ともにスペシャル・トラックとして、これも資料的に希少価値の高い古楽器の演奏辞典とも称された名盤「中世・ルネサンスの楽器」から数トラックが付け加えられており、ファンにはたまらないプレゼントとなっている。
ジョン・バルビローリ初出音源集
 サティ/ドビュッシー編曲:
  ジムノペディ第1番/ジムノペディ第3番
 ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
 ドヴォルジャーク:交響曲第7番 ニ短調Op.70
ジョン・バルビローリ指揮
アムステルダム・
 コンセルトヘボウo.
 録音:1969年1月。音源:NPS Radio、オランダ。初出音源!。
 バルビローリが唯一コンセルトヘボウと共演した時のライヴで、ドヴォルジャーク以外は彼のディスク初レパートリーとなる物。
チャールズ・マッケラス〜ヘンデル
 王宮の花火の音楽(マッケラス編曲/大編成の管楽合奏による) (*) /
 王宮の花火の音楽〜メヌエットI&II(花火と大砲の効果音入り) (*) /
 二重協奏曲 ヘ長調 (#) /協奏曲 ヘ長調 (+) /協奏曲 ニ長調 (+)
 組曲「水上の音楽」(ハーティ編) (+) /「ベレニーチェ」序曲 (+)
  チャールズ・マッケラス指揮管楽アンサンブル (*)、プロ・アルテo. (#)、LSO (+)
 録音:1959年4月13日&14日 (*/#) /1956年4月4日 (+)。ステレオ。原盤:PYE (*/#) /HMV (+)。
 マッケラス若き日のチャレンジ精神あふれる録音。彼は元来、ヘンデルとモーツァルトの研究家として世に出た音楽家だった。(*)はマッケラス自身の校訂による大編成の管楽合奏で演奏されたオリジナル版の録音として名高いもの(しかも、このディスクにはメヌエットに大砲と花火の効果音をミックスしたヴァージョンも収録)。さらにハーティ版の「水上の音楽」や、これらの作品の原型とされている協奏曲を収録し、ヘンデルの音楽を多面的に捉えようとする30代のマッケラスのチャレンジ精神が窺い知れるアルバムとなっている。
アマデウスSQ
 シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調D.667「ます」 (*)
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番 ト長調K.387
  へプジバ・メニューイン(P;*) エドワード・メレット(Cb;*)
  アマデウスSQ [ノーバート・ブレイニン(Vn) ジークムント・ニッセル(Vn)
          ピーター・シドロフ(Va) マーティン・ロヴェット(Vc)]
 録音: (*)のみステレオ。原盤:EMI。
 1950年代のアマデウスSQの録音といえば、やはりメインはDECCAへの録音だが若干ながら平行してEMIにも録音をしていた。TESTAMENTからも既に第1弾としてシューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調/他(SBT-1157)が発売されているが、その第2弾として発売されるのがこのシューベルト「ます」とモーツァルトの四重奏。シューベルトは当初クリフォード・カーゾンをソリストに迎え録音する予定だったが、彼がDECCAと専属契約を結んでいたため実現せず、急遽ユーディ・メニューインの妹でEMIと契約していたへプジバ・メニューインをソリストにこの録音が成された。その柔らかく、やさしく纏わりつくような彼女のピアノとアマデウスSQの感性により、現代の演奏ではなかなか聞くことのできない温かみのある心のこもった演奏となっている。ちなみにコントラバスのJ.エドワード・メレットは当時のフィルハーモニア管弦楽団の首席奏者。一方、モーツアルトのK..387は、アマデウスQが終生の命題としてきた作曲家でもあり若々しく気合の入った録音となっている。
アンドレ・クリュイタンス〜ワーグナー&R.シュトラウス
 ワーグナー:ジークフリート牧歌 /「ジークフリート」〜森のささやき /
       「神々の黄昏」より〔〜ジークフリートのラインの旅/ジークフリートの葬送行進曲〕/
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・フアン」Op.20 (#) /「火の危難」〜愛の場面 (#)
  アンドレ・クリュイタンス指揮パリ国立歌劇場o. (無印)、VPO (#)
 録音:モノラル。
アンドレ・クリュイタンス〜ワーグナー
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲/「タンホイザー」序曲/
 「さまよえるオランダ人」序曲/「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死 (*) /
 「ローエングリン」より〔第1幕への前奏曲/第3幕への前奏曲/冒とくされた神々よ (*) 〕
  リタ・ゴール(S;*) アンドレ・クリュイタンス指揮パリ国立歌劇場o.
 録音:ステレオ。SBT-1255とSBT-1256は、バイロイトで人気を博したクリュイタンスのワーグナーが楽しめるアルバム。今でこそ国際色豊かなバイロイト音楽祭だが、かつてはドイツ系でない指揮者が成功を収めることなど考えられない場所であった。 そんな時代に異例の好評をもって迎えられ、後進に大きな礎を築いたのがベルギー出身のクリュイタンス。残念ながらワーグナーのオペラ全曲盤のスタジオ録音は遺されなかったが、フランスのオーケストラを指揮したこの2枚の管弦楽曲集からも、クリュイタンスのワーグナーの魅力を堪能することができる。また、併録のR.シュトラウスも彼としては珍しいレパートリーで注目したい。
SBT2-1257
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(2CD)
エミル・テルマーニ(Vn)
 バッハ:無伴奏ヴァイオリンのための
      ソナタとパルティータ(全曲)
エミル・テルマーニ(Vn)
 録音:1954年、モノラル。原盤:DECCA。テルマーニ(1892-1988)はハンガリー出身でデンマークで長く活躍した。バッハ・ボウ〔湾曲弓〕開拓者の一人で、この弓を使用した奏者としては最も有名。ここでも、デンマークの制作者に依頼した湾曲弓「 VEGA 弓」(名前は制作者に拠るもの)を用いての演奏。
イダ・ヘンデル〜バロック・トランスクリプション
 コレッリ(クライスラー編):ラ・フォリア
 ナルディーニ(フレッシュ編):ヴァイオリン・ソナタ
 タルティーニ(クライスラー編):
  ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
 ヴィターリ(ダヴィット編):シャコンヌ
イダ・ヘンデル(Vn)
ジェフリー・パーソンズ(P)
イダ・ヘンデル〜ポピュラー・アンコール
 パガニーニ:ラ・カンパネッラ Op.7
 シューベルト:アヴェ・マリア
 サラサーテ:ハバネラ Op.21 No.2
 ラヴェル:バネラ形式の小品
 ドヴォルジャーク:わが母の教えたまいし歌
 コープランド:「ロデオ」〜踊り
 タルティーニ:アンダンテ・プレスト
 サラサーテ:サパテアード Op.23 No.2
 メンデルスゾーン:歌の翼に
 ウェーバー:ロシアの歌/ロンド
 アルフテル:ジプシーの踊り
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
イダ・ヘンデル(Vn)
ジェフリー・パーソンズ(P)
 細やかな表現が特に魅力的だった、ポーランド出身の女性ヴァイオリン奏者イダ・ヘンデル(1928年生まれ)のアルバムが2枚登場。 1枚目はバロックの名曲4作品をクライスラーやフレッシュの編曲版で演奏したもの、2枚目はヴァイオリンのための名曲や小品をを網羅したアンコール集。
SBT2-1260
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(2CD)
スゼー、EMI録音〜シューベルト
 歌曲集「冬の旅」D.911 (*) /
 歌曲集「白鳥の歌」D.957 (#)
ジェラール・スゼー(Br)
ダルトン・ボールドウィン(P)
 録音:1976年 (*) /1973年 (#)。原盤:EMI。国内でのみCD化されていた録音だが、今回海外初CD化。
 「ビロードの声」と称えられたフランスの名バリトン歌手スゼーは、フランス歌曲のみならずドイツ・リートにも数々の名唱を残しており、彼のシューベルト歌曲といえば、ステレオ初期にフィリップスへ録音したものが有名だが、ここに復活したのは50代の半ばを越えて再録音された二つの歌曲集。彼の芸歴から言えば末期に当たり、最盛期の滑らかな声の美しさよりも、内面への踏み込みが目立つ歌唱で、リート初心者よりもベテランの愛聴者にこそ聴きこんでほしいアルバム。
シュポア:大九重奏曲 ヘ長調Op.31
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調Op.20
ウィーン八重奏団
 録音:1950年代前半。モノラル。原盤:DECCA。
フォーレ:夜想曲(全13曲) (+) ジェルメーヌ・
 ティッサン=ヴァランタン(P)
フォーレ:
 ヴァルス・カプリス(4曲) (**) /即興曲(6曲) (**) /
 ハープのための即興曲(作曲者編曲) (**) /8つの小品 (**)
ジェルメーヌ・
 ティッサン=ヴァランタン(P)
 録音:1956年 (+) /1959年 (**) /他、 (**)以外はモノラル。 (**)のみステレオ。原盤:仏EMI。SBT-1215(「舟歌」「主題と変奏」もお見逃し無く)。
 名ピアニスト、ティッサン=ヴァランタン(1902-1987)生誕100周年記念エディション。オランダ人の父ジャン・ティッサンとフランス人(アルザス出身)の母ジャンヌ・シュミットの間に生まれた彼女は、オランダのマーストリヒトに生まれたが、父が早く亡くなったため一家で母の故郷フランスに戻り、リエージュに居を構えた。母ジャンヌは、ジェルメーヌが4、5才の頃に彼女の音楽的才能に気付き、ピアノやチェンバロを含めた音楽教育を施し、それに応えるかのように彼女は、8才でモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を弾いてコンサート・デビューを飾るなど、若くしてその才能を発揮した。その後パリに移った彼女は、1914年に当時フォーレが校長を務めていたパリ音楽院に入学、当時フランス・ピアノ界の重鎮だったイシドール・フィリップ門下となった。この時の同窓生に、こちらも名女流として有名なジャンヌ=マリー・ダルレがいる。音楽院で一等賞を獲得し卒業した彼女は、1924年に建築を仕事にしていたポール・ヴァランタンと結婚、子育てのために25年間ピアノから遠ざかってしまう。5人の子供を育て上げた彼女が演奏活動を再開したのは1951年で、すぐにその才能は高く再評価されることとなった。彼女はJ.S.バッハ(演奏には、彼女がチェンバロを学習したことが役立ったと言う)、ラモー、クープラン、ダカン、モーツァルト、ショパン、シューマン、ラヴェル、ドビュッシー、セヴラックらの作品を得意とし、更にスペインの、ファリャ、グラナドス、アルベニス、ホアキン・ニンといった作曲家達にも彼女自身魅力を感じていたが、その演奏で最も有名な作曲家といえば、何と言っても今回復刻されるフォーレだろう。作曲家としてのフォーレの認知度は、1950年代まで「レクイエム」などのごく少数の曲を除いては極めて低かったが、彼女は1956年と1957年の2度、演奏会でフォーレのピアノ曲チクルスを演奏し、その演奏の先がけとなった。
 彼女は1983年に最後の演奏会を開いたが、亡くなる少し前までその次の演奏会の準備に余念がなかったと言う。彼女の録音は決して多いとはいえず、 1950年代のデュクレテ・トムソンやシャルランへの限られた物しか存在しないが、希少なオリジナルLPは中古市場で数万円を付けることもある。彼女の録音が、こうして復刻されるのは、フランスのピアノ音楽ファンにとっては正に朗報としか言いようがない。
SBT-1264
廃盤
アンゲルブレシュト〜ラヴェル
 バレエ「ダフニスとクロエ」/
 バレエ「マ・メール・ロワ」
デジレ=エミール・
 アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送o.&cho.
アンゲルブレシュト〜ベルリオーズ、ビゼー、ドリーブ、ラヴェル
 ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」 Op.9 (*) /劇的物語「ファウストの劫罰」(抜粋) (*)
 ビゼー:歌劇「カルメン」(管弦楽抜粋) (+) / ドリーブ:歌劇「ラクメ」(管弦楽抜粋) (+)
 ラヴェル:海原の小舟 (+) /スペイン狂詩曲 (+)

  デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮LPO (*)、フランス国立放送o. (+)
アンゲルブレシュト〜フォーレ
 劇付随音楽「シャイロック」 Op.57 /
 劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」 Op.80 /
 ラシーヌの雅歌 Op.11/レクイエム Op.48
アンリ・ルゲ(T)
フランソワーズ・オジェア(S)
ベルナール・ドゥミニー(Br)
デジレ=エミール・
 アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送o.&cho.
 以上3点、録音:1950年代、モノラル。
 フランスの名指揮者アンゲルブレシュト(1880-1965)の名演の復刻。彼はドビュッシーの門下生であり、最も得意としたフランス音楽の香気豊かな演奏は絶品とされた。今回の3枚のCDはすべてフランス音楽でまとめられており、彼の芸術を知るための最良のアルバムになっている。
キルステン・フラグスタート〜アーネ・ドルムスゴールド(1921-2006):歌曲&編曲歌曲集
 「忘れられた小歌」からの歌曲集/歌曲集「星空の下で歌える」Op.17 /他
  キルステン・フラグスタート(S) ジェラルド・ムーア(P)
キルステン・フラグスタート
 アーネ・ドルムスゴールド(1921-2006):歌曲集(16曲)
 グリーグ:オーケストラ伴奏歌曲集(11曲) (*)
  キルステン・フラグスタート(S) ジェラルド・ムーア(P) ワルター・ジュスキント指揮 (*)
  ワーウィック・ブレイスウェイト指揮 (*) フィルハーモニアo.
 録音:1950年&1952年/1948年 (*)。ドルムスゴールド [Arne Dørumsgaard] はノルウェー生れの抒情的な歌曲作曲家。現代作曲家としてフラグスタートから特に賞賛された。何曲かはフラグスタートに献呈されている。「忘れられた小歌」は、J.S.バッハ、C.P.E.バッハ、カリッシミや作者不詳のドイツ・バロック歌曲をドルムスゴールドが編曲した作品。SBT-1286に収録されたグリーグ「オーケストラ歌曲」は名盤として広く知られたもの。
SBT-1269
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[CD-R]
価格帯:C
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調Op.38「春」 (*)
ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調Op.95「新世界より」 (#)
 ルドルフ・ケンペ指揮BPO
 録音:1955年6月、モノラル (*) /1957年9月、ステレオ (#)。2002年に発売され、大いに話題となった12CDセット(SBT12-1281)の分売。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」 (*)
シューマン:序曲「マンフレッド」Op.115 (#)
 ルドルフ・ケンペ指揮BPO
 録音:1959年9月、ステレオ (*) /1956年11月&12月、モノラル (#)。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
 #旧・国内代理店から廃盤との告知がありましたが、2019年現在入手可能となっています。
ベートーヴェン:序曲集 (*)
 [フィデリオ/レオノーレ第3番/コリオラン/
  プロメテウスの創造物/エグモント]
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調BWV.1068 (#)
ルドルフ・ケンペ指揮
BPO
 録音:1957年7月&9月、ステレオ (*) /1956年11月&12月、モノラル (#)。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
 #旧・国内代理店から廃盤との告知がありましたが、2019年現在入手可能となっています。
ベルリオーズ:
 「幻想交響曲」Op.14a (*) /
 序曲「ローマの謝肉祭」Op.9 (#)
ルドルフ・ケンペ指揮
BPO (*)、VPO (#)
 録音:1959年3月、ステレオ (*) /1958年12月、ステレオ (#)。12CDセット(SBT12-1281)の分売。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
 #旧・国内代理店から廃盤との告知がありましたが、2019年現在入手可能となっています。
モーツァルト:
 序曲集 (*)
  〔フィガロの結婚/コシ・ファン・トゥッテ/魔笛/イドメネオ〕/
 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525 (*)
ハイドン:交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」 (#)
ルドルフ・ケンペ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1955年12月&11月、モノラル (*) /1956年6月、ステレオ (#)。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
 #旧・国内代理店から廃盤との告知がありましたが、2019年現在入手可能となっています。
ワーグナー:管弦楽作品集
 「ローエングリン」より〔第1幕前奏曲/第3幕前奏曲〕/
 「パルシファル」より〔第1幕前奏曲/聖金曜日の音楽〕/
 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
ルドルフ・ケンペ指揮
VPO
 録音:1958年1月&2月、ステレオ。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
SBT-1275
廃盤
ウィーン名曲集 ルドルフ・ケンペ指揮
VPO
序曲集
 メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op.26 (*)
 ウェーバー:「オベロン」序曲 (#)
 レズニチェク:「ドンナ・ディアナ」序曲 (#)
 シューベルト:「ロザムンデ」の音楽 D.797 (+)
 スメタナ:「売られた花嫁」序曲 (*)
 スッペ:「ウィーンの朝・昼・晩」序曲 (#)
 ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲 (*)
 J.シュトラウスII:ポルカ「浮気心」 (**)
ルドルフ・ケンペ指揮
VPO
 録音:1958年12月 (*) /1958年1月 (#) /1961年12月 (+) /1960年12月 (**)、全曲 ステレオ。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
ヘンデル:王宮の花火の音楽 (*)
グルック(モットル編):バレエ組曲 (#)
コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 (+)
ルドルフ・ケンペ指揮
バンベルグso. (*)、VPO (#/+)
 録音:1962年5月 (*) /1961年12月 (#) /1964年12月 (+)、全曲 ステレオ。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98 (*)
メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」の音楽 (#)
ルドルフ・ケンペ指揮
RPO
 録音:1960年11月 (*) /1961年1月 (#)、全曲 ステレオ。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
スメタナ:「売られた花嫁」組曲
ドヴォルジャーク:スケルツォ・カプリチオーソOp.66
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」組曲
ルドルフ・ケンペ指揮
RPO
 録音:1961年1月-4月、ステレオ。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
リムスキー=コルサコフ:
 交響組曲「シェエラザード」Op.35 (*)
ヴァインベルゲル:
 「バグパイプ吹きのシュワンダ」〜ポルカとフーガ (#)
ドヴォルジャーク:スケルツォ・カプリチオーソOp.66 (+)
ルドルフ・ケンペ指揮
RPO、BPO
 録音:1966年11月、ステレオ (*) /1961年1月、ステレオ (#) /1957年7月 (+)。12CDセット(SBT12-1281)の分売。
SBT12-1281
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(12CD)
6CD価格
ルドルフ・ケンペ・コレクション
 シューマン:交響曲第1番 変ロ長調Op.38「春」[BPO/1955年6月、モノラル/初CD化]
 ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調Op.95「新世界より」[BPO/1957年9月、ステレオ]
 ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」[BPO/1959年9月、ステレオ]
 シューマン:序曲「マンフレッド」Op.115[BPO/1956年11月&12月、モノラル/初CD化]
 ドヴォルジャーク:スケルツォ・カプリチオーソOp.66[BPO/1957年7月、モノラル/初CD化]
 ベートーヴェン:
  「フィデリオ」序曲[BPO/1957年9月、ステレオ]/「レオノーレ」序曲第3番[BPO/1957年7月、ステレオ]
  「コリオラン」序曲[BPO/1957年9月、ステレオ]/「プロメテウスの創造物」序曲[BPO/1957年9月、ステレオ]
  「エグモント」序曲[BPO/1957年9月、ステレオ]
 J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調BWV.1068[BPO/1956年11月&12月、モノラル]
 ベルリオーズ:「幻想交響曲」Op.14a[BPO/1959年3月、ステレオ]/
          序曲「ローマの謝肉祭」Op.9[VPO/1958年12月、ステレオ]
 モーツァルト:
  「フィガロの結婚」序曲[フィルハーモニアo./1955年12月、モノラル/初CD化]/
  「コシ・ファン・トゥッテ」序曲[フィルハーモニアo./1955年12月、モノラル/初CD化]/
  「魔笛」序曲[フィルハーモニアo./1955年12月、モノラル/初CD化]/
  「イドメネオ」序曲[フィルハーモニアo./1955年12月、モノラル/初CD化]/
  「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525[フィルハーモニアo./1955年11月、モノラル/初CD化]
 ハイドン:交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」[フィルハーモニアo./1956年6月、ステレオ]
 ワーグナー:
  「ローエングリン」第1幕前奏曲[VPO/1958年2月、ステレオ]/
  「ローエングリン」第3幕前奏曲[VPO/録音年不祥、ステレオ/初CD化(初発売?)]/
  「パルシファル」第1幕前奏曲[VPO/1958年1月、ステレオ]/
  「パルシファル」聖金曜日の音楽[VPO/1958年1月、ステレオ]/
  「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死[VPO/1958年1月、ステレオ]
 J.シュトラウスI「ラデツキー行進曲」[VPO/1958年2月、ステレオ]
 J.シュトラウスII:
  「こうもり」序曲[VPO/1958年1月、ステレオ]/「皇帝円舞曲」[VPO/1960年12月、ステレオ]/
  「千一夜物語」間奏曲[VPO/1960年12月、ステレオ]/「ウィーンの森の物語」[VPO/1960年12月、ステレオ]/
  「クラップフェンの森で」[VPO/1960年12月、ステレオ]
 ヨゼフ・シュトラウス:
  「ディナミーデン」[VPO/1960年12月、ステレオ]/「天体の音楽」[VPO/1960年12月、ステレオ]
 レハール:「金と銀」[VPO/1958年1月、ステレオ]
 ホイベルガー:「オペラの舞踏会」序曲[VPO/1958年1月、ステレオ/初CD化]
 メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」Op.26[VPO/1958年12月、ステレオ]
 ウェーバー:「オベロン」序曲[VPO/1958年1月、ステレオ]
 レズニチェク:「ドンナ・ディアナ」序曲[VPO/1958年1月、ステレオ/初CD化]
 シューベルト:「ロザムンデ」の音楽 D.797[VPO/1961年12月、ステレオ]
 スメタナ:「売られた花嫁」序曲[VPO/1958年12月、ステレオ]
 スッペ:「ウィーンの朝・昼・晩」序曲[VPO/1958年1月、ステレオ]
 ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲[VPO/1958年12月、ステレオ]
 J.シュトラウスII:ポルカ「浮気心」[VPO/1960年12月、ステレオ]
 ヘンデル:「王宮の花火の音楽」[バンベルグso./1962年5月、ステレオ]
 グルック(モットル編):バレエ組曲[VPO/1961年12月、ステレオ]
 コダーイ:組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 [VPO/1964年12月、ステレオ/初CD化]
 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98[RPO/1960年11月、ステレオ]
 メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」の音楽[RPO/1961年1月、ステレオ/初CD化]
 スメタナ:「売られた花嫁」組曲[RPO/1961年2月〜4月、ステレオ]
 ドヴォルジャーク:スケルツォ・カプリチオーソOp.66[RPO/1961年1月、ステレオ]
 フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」組曲(ケンペ編)[RPO/1961年1月、ステレオ]
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35[RPO/1966年11月、ステレオ]
 ヴァインベルゲル:「バグパイプ吹きのシュワンダ」〜ポルカとフーガ[RPO/1961年1月、ステレオ]
 カラヤンとほぼ同世代ながら、真の巨匠として開花する一歩手前の66歳で惜しまれつつ世を去ったドイツの名指揮者ケンペが、1950年代から1960年代初頭にかけてEMIに録音した音源を集めたTESTAMENTならではのセット。未CD化の音源も多く含まれており、これは見逃せない。装丁は、クリュイタンス、コーガンに続きコンパクト紙BOX。今回は、テスタメント社長スチュアート・ブラウン氏直々にケンペ(3番目の)夫人と交渉し、貴重な写真が満載されたアート・ワークとなっている。
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調K.581
アルフレード・
 ボスコフスキー(Cl)
ウィーン八重奏団員
 録音:1950年代前半。モノラル。原盤:DECCA。
SBT2-1283
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(2CD)
ベートーヴェン:
 ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123 (*) /
 交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」
レオノーレ・
 キルシュシュタイン(S;*)
ジャンヌ・ドルーベ(A;*)
ペーター・シュライアー(T;*)
ギュンター・モルバッハ(B;*)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.&cho.
 録音:1965年2月 (*) /1956年5月 (#)、ケルン。 (#)はモノラル。
ベートーヴェン:
 交響曲第1番 ハ長調Op.21 (*) /
 交響曲第7番 イ長調Op.92 (#)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 録音:1956年5月 (*) /1956年12月 (#)、ケルン。 (*)はモノラル。
ベートーヴェン:
 序曲「コリオラン」Op.62 (*) /「エグモント」Op.84 序曲 (*) /
 「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b (*) /
 交響曲第2番 ニ長調Op.36 (#)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 録音:1961年12月 (*) /1954年12月 (#)、ケルン。 (#)はモノラル。
ベートーヴェン:
 交響曲第4番 変ロ長調Op.60 (*) /
 交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」 (#)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 録音:1956年6月 (*) /1956年12月 (#)、ケルン。 (*)はモノラル。
ベートーヴェン:
 交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」
テレサ・
 シュティッヒ=ランダル(S)
ローレ・フィッシャー(A)
フェルディナント・コッホ(T)
ルドルフ・ヴァツケ(B)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.&cho.
 録音:1955年10月、ケルン。モノラル。
 巨匠ヴァント若き日の名演が復活。20世紀末の最晩年に突如神格化された人気を博した巨匠ヴァントは、モノラル期からステレオ初期に無名のオーケストラ(プロ・ムジカ・オーケストラ、セント・ ソリ管弦楽団等と表記)を指揮して仏MUSIDISCに多数のレコーディングを行っているが、それらはこれまでほとんど注目されることがなかった。そんな隠れた名演がTESTAMENTによってCDに復刻開始。 モノラル録音のアイテムも含め見事な復刻により音質の向上が図られ、ファンならずとも食指の動くアイテムと言える。
メンデルスゾーン:
 ピアノ協奏曲第1番 ト短調Op.25/
 ピアノ協奏曲第2番 ニ短調Op.40/
 華麗なるロンド 変ホ長調Op.29/
ジョン・アイアランド(1879-1962):聖なる少年/4月
シリル・スコット(1879-1970):
 はすの花の国Op.47-1/黒人の踊りOp.58-5
ジョン・オグドン(P)
アルド・チェッカート指揮
LSO
 録音:1970年〜1972年。
 オグドンの録音はその死後10年を経て続々と復活しつつあるが、さらに彼らしいアルバムの再登場。チャイコフスキー国際コンクール1位の華々しい経歴を持ちながらも、 華麗な表舞台に立ちつづけられたとはいえない彼だが、その超人的なテクニックと解釈は、今でもピアノ・マニアの心をとらえて放さない。今回のメンデルスゾーンも技巧と抒情の解け合った名演奏。
シュザンヌ・ダンコ(S)
 フォーレ:歌曲集「優しい歌」Op.61
 ドビュッシー:
  忘れられたアリエッタ(6曲)/
  華やかな宴 第1集(3曲)/
  「ビリティスの歌」より3曲/
  恋人たちの散歩道(3曲)/
  フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
シュザンヌ・ダンコ(S)
グイード・アゴスティ(P)
 録音:モノラル。原盤:DECCA。
 リリコからドラマティコまで幅広いレパートリーで活躍したベルギー生れの名ソプラノ歌手、ダンコのフランス歌曲アルバム。
イシュトヴァーン・ケルテス
 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調Op.47 (*)
 ハンガリー民謡(コダーイ編曲):孔雀は飛んだ (+)
 コダーイ:「孔雀は飛んだ」による変奏曲 (#)
イシュトヴァーン・ケルテス指揮
スイス・ロマンドo. (*)、
ロンドン交響cho. (+)、
LSO (#)
 原盤:DECCA。
 国内では比較的知られた入手可能な音源ながら、音質向上が期待できる。ショスタコーヴィチはケルテス唯一の録音。
イルマ・コラッシ(Ms)
 フォーレ:イヴの歌Op.95 (*) /秋Op.18-3 (#) /
       夕べOp.83-2 (#) /マンドリンOp.58-1 (#)
 ラヴェル:5つのギリシャ民謡 (#)
 作曲者不詳:2つのギリシャ民謡 (#)
 ミヨー:ユダヤの詩Op.34 (*)
 ルイ・オーベール(1877-1968):6つのアラビアの詩 (#)
イルマ・コラッシ(Ms)
アンドレ・コラール(P;*)
ジャクリーヌ・ボノー(P;#)
 録音:モノラル。原盤:DECCA。
 ギリシャ出身(といっても幼少はフランスで過ごしている)でフランス・オペラ&メロディーの大家として知られた名歌手、イルマ・コラッシ(1918-)。 ギリシャ、ユダヤ、アラビアと異国情緒溢れる作品が収録されており、アルバムとしても筋の通った好企画。
オッシー・レナルディ(Vn)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調BWV.1001/
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調BWV.1005/
 パガニーニ:
  魔女たちの踊りOp.8/カプリース第17番/
  カプリース第24番
 クライスラー:
  愛の喜び/愛の悲しみ/ウィーン奇想曲/中国の太鼓
 ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラOp.16
 シューベルト(ヴィルヘルミ編):アヴェ・マリア
オッシー・レナルディ(Vn)
アーネスト・ラッシュ(P)
指揮者不詳
フィルハーモニアo.
 録音:1959年&1960年(←疑問)。原盤:DECCA。
 30代前半の若さで急逝した名ヴァイオリニスト、レナルディ(1920-1953)の没後50周年記念アルバム(おそらく上記録音年は間違い)。レコーディングが少ない人だけに(晩年の、 特に協奏曲以外の演奏CDは他にSONYから出ていた程度)、大変貴重な記録。
クリスティアン・フェラス(Vn)
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77 (*)
 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調K.216 (#)
クリスティアン・フェラス(Vn)
カール・シューリヒト指揮
VPO (*)
カール・ミュンヒンガー指揮
シュトゥットガルトco. (#)
 録音:1954年5月 (*) /1954年10月 (#)。モノラル。原盤:DECCA。 (*)のみ国内(&海外でもTHEOREMAで)CD化されていたが、間違いなく音質向上があると思われる。
 40代の若さで世を去った名ヴァイオリニスト、フェラス(1933-1982)のモノラル期の名演として名高い演奏。いずれも20代前半の演奏ながら、成熟したスタイルと洗練された技巧が聴かれる。SBT-1307も同時発売。
プーランク:バレエ組曲「牝鹿」
ドリーブ:
 バレエ組曲「コッペリア」/バレエ組曲「シルヴィア」
ロジェ・デゾルミエール指揮
パリ音楽院o.
 録音:1950年代初頭、モノラル。原盤:DECCA。
SBT-1295
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[CD-R]
価格帯:C
ジョン・オグドン(P)
 ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.33/
         練習曲集「音の絵」Op.39
 ブゾーニ:
  ソナチネ第6番「カルメン幻想曲」(1920) /
  エレジー第4番
   「トゥーランドットの居間(間奏曲)」/
  ショパンの「前奏曲 ハ短調」
   による変奏曲とフーガOp.22
ジョン・オグドン(P)
 録音:1961年&1974年。原盤:EMI。
 没後10年を経てもなお熱烈なファンを持つオグドン。彼の真骨頂が発揮されたラフマニノフとブゾーニがついにTESTAMENTから登場。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
プロコフィエフ:
 交響曲第5番 変ロ長調Op.100/
 交響曲第7番 嬰ハ短調Op.131
ジャン・マルティノン指揮
パリ音楽院o.
 録音:1959年、パリ。原盤:DECCA。
 若き日のマルティノンによるモダニズムあふれる快演。
シュザンヌ・ダンコ
 J.S.バッハ:
  カンタータ 第51番
   「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」BWV.51 (*) /
  結婚カンタータ「悲しみの影よ、去れ」BWV.202 (#) /
  「甘き死よ、来たれ」BWV.478 (+) /
  「わが心よ、何ゆえに悲しむか」BWV.516 (+) /
  「汝、わがそばにあらば」BWV.508 (+)
 シュッツ:
  「神よ、われを助けに急ぎたまえ」SWV.282 (**)
 カッチーニ:アマリリうるわし (##)
 カルダーラ:太陽の光のように (##)
 ドゥランテ:踊れ、踊れ (##)
 A.スカルラッティ:もしフロリンダが誠実なら (##)
 グルック:おお、私のいとしい人よ (##)
シュザンヌ・ダンコ(S)
カール・ミュンヒンガー指揮
シュトゥットガルト室内o. (*/#)
ジャンヌ・
 ドムシュー(Org;+/**)
グィド・アゴスティ(P;##)
 録音:1952年7月&10月/1953年9月、以上ジュネーヴ。モノラル。原盤:DECCA。
 透明感のある声と知的な歌唱で一世を風靡したフランスの名ソプラノ、ダンコ(1911-2000)のバロック・アルバム。
イシュトヴァーン・ケルテス
 ブルックナー:
  交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」
イシュトヴァーン・ケルテス指揮
LSO
 原盤:DECCA。
 国内では比較的知られた入手可能な音源ながら、音質向上が期待できる。ケルテス唯一の録音。
SBT-1299
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[CD-R]
価格帯:C
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 (*) /
 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」 (+)
ハンス・
 リヒター=ハーザー(P)
イシュトヴァーン・ケルテス指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1960年7月22&23日 (*) /1960年7月20日〜22日 (+)、ステレオ。原盤:EMI。
 デトモルト高等音楽院の教授としても名声を博したドイツの名ピアニスト、リヒター=ハーザー(1912-1980)の代表的な名演。当時新進気鋭で、 DECCAと契約する前のケルテスが指揮をとっているのも見逃せない。これまでEMI本家からは一度もCD化されておらず(Royal CLASSICSやDISKYからのCD化のみ)、音質向上が期待できる。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
ジュリアス・カッチェン(P)
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調Op.26 (*)
 バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 Sz.119 (*) /
        「ミクロコスモス」より
         [第140番/第144番/第146番〜第149番/
          第151番/第153番]
ジュリアス・カッチェン(P)
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンドo. (*)
 録音:1950年代前半。原盤:DECCA。
 カッチェンは後に (*)をケルテス&LSOとステレオで再録音している。両作曲家とも親交があったアンセルメによるサポートも興味深い。
フリードリヒ・グルダ
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第25番 ハ長調K.503 (*) /
  ピアノ協奏曲第26番 ニ長調K.537「戴冠式」 (*)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調Op.54
フリードリヒ・グルダ(P)
アンソニー・コリンズ指揮
ロンドン新so. (*)
 録音:1955年9月 (*) /1958年9月。 (*)はモノラル。原盤:DECCA。
  (*)は確か海外では初CD化。
モーツァルト:
 セレナード第7番 ニ長調K.250「ハフナー」 (*) /
 セレナード第9番 ニ長調K.320「ポストホルン」 (#)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 録音:1954年10月 (*) /1959年2月8日 (#)。すべてモノラル。原盤:MUSIDISC(LE CLUB FRANCAIS DU DISQUE)。
モーツァルト:
 セレナード第13番 ト長調K.525
  「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 (*) /
 交響曲第33番 変ロ長調K.319 (#) /
 交響曲第34番 ハ長調K.338 (+)
シュテルツェル:4声の合奏協奏曲 (**)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・
 ギュルツェニヒo. (*/#/+)、
セント・ソリo. (**)
 録音:1957年10月5日 (*) /1957年7月5日〜10日 (#) /1965年2月18日&19日 (+) /1955年10月25日 (**)。 (**)のみモノラル。原盤:MUSIDISC(LE CLUB FRANCAIS DU DISQUE)。
モーツァルト:
 交響曲第35番 ニ長調K.385「ハフナー」 (*) /
 交響曲第40番 ト短調K.550 (#) /
 交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」 (+)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 録音:1961年12月1日&2日 (*) /1959年2月17日 (#) /1957年7月5日〜10日 (+)。すべてステレオ。原盤:MUSIDISC(LE CLUB FRANCAIS DU DISQUE)。
モーツァルト:
 交響曲第36番 ハ長調K.425「リンツ」 (*) /
 交響曲第38番 ニ長調K.504「プラハ」 (#) /
 交響曲第39番 変ホ長調K.543 (+)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 録音:1961年6月9日 (*) /1961年11月28日〜30日 (#) /1961年6月10日 (+)。すべてステレオ。原盤:MUSIDISC(LE CLUB FRANCAIS DU DISQUE)。
 以上4点、特に「ハフナー」と「ポストホルン」の2つのセレナードはヴァントが生涯を通じて愛した作品。また、「アイネ・クライネ」と交響曲第33番〜第38番はBMGに録音が残されていない貴重なレパートリー。初期録音作品ではオケに稚拙さが聴かれる部分も正直あるが、ステレオ録音の内、1960年代のものは音質もすばらしく、年代とともにオケの音色自体がどんどん洗練されてゆくのも非常に興味深い。ヴァントが録音した唯一のバロック・レパートリーであると言うシュテルツェルの合奏協奏曲がフィル・アップされているのも見逃せない。
SBT4-1306
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(4CD)
グイド・カンテッリ、NBC放送ライヴ Vol.1
 ヘンデル:「メサイア」序曲 (*) / J.S.バッハ:「クリスマス・オラトリオ」〜シンフォニアII (*)
 チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調Op.36 (*) / ハイドン:交響曲第94番 ト長調「驚愕」 (#)
 ストラヴィンスキー:「ナイチンゲールの歌」組曲 (#) / ワーグナー:「リエンチ」序曲 (#)
 モーツァルト:交響曲第29番 イ長調K.210/186a (+) / ヒンデミット:交響曲「画家マチス」 (+)
 フレスコバルディ/ゲディーニ管弦楽編曲:4つの小品 (**) / ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 (**)

  グイド・カンテッリ指揮 NBC so.
 放送日:1949年12月24日 (*) /1949年12月31日 (#) /1950年1月7日 (+) /1950年1月14日 (**)、以上ラジオ・シティ8Hスタジオからの放送 (*/#/+/**) / 1950年12月4日 (##) /1950年12月11日 (++) /1950年12月18日 (***) /1950年12月25日 (###)、以上マンハッタン・センターからの放送 (##/++/***/###)。
クリスティアン・フェラス(Vn)
 ロドリーゴ(1901-1999):夏の協奏曲 (#)
 イヴァン・セメノフ(1917-):
  ピアノとヴァイオリンのための二重協奏曲 (+)
 フェデリコ・エリサルデ(1907?-1979):
  ヴァイオリン協奏曲 (*)
クリスティアン・フェラス(Vn)
ピエール・バルビゼ(P;+)
ジョルジュ・エネスコ指揮 (#)
イヴァン・セメノフ指揮 (+)
パリ音楽院o. (#/+)
ガストン・プーレ指揮
LSO (*)
 録音:1952年 (+) /他。モノラル。原盤:DECCA。
 SBT-1293に続き、こちらもフェラスの初期録音集。いずれも10代の頃の演奏で、特にエリザルデの協奏曲はわずか14歳の時の録音。
アルベール・ヴォルフ
 マスネ:組曲第4番「絵のような風景」/
     組曲第7番「アルザスの風景」
 アダン:「もし私が王だったら」序曲
 オーベール:「黒のドミノ」序曲
 エロール:「ザンパ」序曲
 レズニチェク:「ドンナ・ディアナ」序曲
 スッペ:「スペードの女王」序曲
アルベール・ヴォルフ指揮
パリ音楽院o.
 録音:1955年&1957年。原盤:DECCA。国内では一部がCD化されていたが、おそらく海外では全て初CD化。
 アルベール・ヴォルフ(1884-1970)はフランスの名指揮者だが、晩年にステレオ録音を残しているわりには、現在の知名度は高くない。マスネの2曲は特に名盤の誉れ高いもの。
ロジェ・デゾルミエール
 イベール:ディヴェルティスマン
 イッポリトフ=イヴァノフ:組曲「コーカサスの風景」第1番 Op.10
 チャイコフスキー:バレエ「眠りの森の美女」 組曲 Op.66a
 D.スカルラッティ/トマジーニ編曲:バレエ「機嫌のよい貴婦人」
  ロジェ・デゾルミエール指揮パリ音楽院o.
 録音:1950年代初頭、モノラル。原盤:DECCA。
 20世紀フランスを代表する名指揮者の一人、デゾルミエール(1898-1963)の名盤がTESTAMENTに登場。
SBT-1310
廃盤
モーリス・ジャンドロン
 チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 (*)
 シューマン:
  チェロ協奏曲 (*) /3つの幻想小曲集 (#) /
  3つのロマンス (#)
モーリス・ジャンドロン(Vc)
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンドo. (*)
ジャン・フランセ(P;#)
ジェラール・スゼー
 ファリャ:7つのスペイン民謡
 ラヴェル:歌曲集「博物誌」
 フォーレ:
  やるせない夢ごこちOp.58-5/グリーンOp.58-3/
  マンドリンOp.58-1/牢獄Op.83-1/
  憂鬱Op.51-3/悲しみOp.6-2 (*) /
  川のほとりでOp.8-1 (*) /夢のあとでOp.7-1 (*) /
  月の光Op.46-2 (*) /アルペジオOp.76-2 (*) /
  ひそやかにOp.58-2 (*) /
  歌曲集「幻想の水平線」Op.118 (*)
ジェラール・スゼー(Br)
ジャクリーヌ・ボノー(P)
ダルトン・ボールドウィン(P;*)
ジェラール・スゼー
 ラヴェル:ドゥルシネア姫に想いを寄せるドン・キホーテ (*)
 ドビュッシー:フランソワ・ヴィヨンによる3つのバラード
         〜聖母に祈るために母の要請によって作られたヴィヨンのバラード (*)/
        歌曲集「恋人たちの散歩道」 (*) /洞窟(ルイ・ベートによる管弦楽伴奏版) (*) /
        マンドリン(ルイ・ベートによる管弦楽伴奏版) (*)
 ショーソン:「7つの歌曲」Op.2 より (#)〔第1曲「ナニー」/第2曲「魅惑」/第5曲「イタリアのセレナード」/
                      第7曲「蜂すずめ」/第3曲「蝶々」〕/
       妻への讃歌Op.36-1 (#) /「愛と海の詩」Op.19〜リラの花咲く頃 (#)
 デュパルク:前世 (#) /ロズモンドの館 (#) /エレジー (#) /フィディレ (#) /ためいき (#) /悲しき歌 (#) /
        嘆き (#) /波と鐘 (#) /フィレンツェのセレナード (#) /遺言 (#) /恍惚 (#) /旅への誘い (#)

  ジェラール・スゼー(Br) エドゥアルド・リンデンベルク指揮(*)
  パリ音楽院o. (*) ジャクリーヌ・ボノー(P;#)
ジェラール・スゼー〜シューベルト
 若者と死D.545/泉のほとりの若者D.300/さすらい人が月に寄せてD.870/
 歌曲集「白鳥の歌」D.957より〔第9曲「彼女の肖像」/第1曲「愛の便り」〕/舟人D.536/
 ガニュメードD.544 /初めての失恋D.226/ますD.550/夜と夢D.827/竪琴に寄せてD.737 (*) /
 蝶々D.633 (*) /君は我が憩いD.776 (*) /秘め事D.719 (*) /ミューズの子D.764 (*) /
 歌曲集「白鳥の歌」D.957〜第8曲「アトラス」 (*) /バラの花冠D.280 (*) /
 歌曲集「白鳥の歌」D.957〜第4曲「セレナード」 (*) /
 セレナード「聞け聞け、ひばり」D.889 (*) /タルタルスの群れD.583 (*) /
 万霊節の連祷D.343 (*) /至福D.433 (*) /夜に咲くすみれD.752 (*) /
 歌曲集「白鳥の歌」D.957〜第7曲「別れ」 (*)
  ジェラール・スゼー(Br) ジャクリーヌ・ボノー(P)
  ダルトン・ボールドウィン(P;*)
SBT-1314
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[CD-R]
価格帯:C
ジェラール・スゼー
 シューマン:
  歌曲集「詩人の恋」Op.48 (*) /
  歌曲集「ミルテの花」より (*)〔第24曲「君は花のよう」/第3曲「くるみの木」〕/
  スペインの歌芝居Op.74〜第7曲「告白」 (*) /
  子供のための歌のアルバムOp.79〜第13曲「眠りの精」 (*) /
  歌曲集「リーダークライス」Op.24 (#)
 ヴォルフ:「メーリケの詩による歌曲」より (#)
  〔眠る幼子イエス/めぐりあい/散歩/春に/庭師/隠棲/ヴァイラの歌〕
 ジェラール・スゼー(Br) ジャクリーヌ・ボノー(P;*)
 ダルトン・ボールドウィン(P;#)
ジェラール・スゼー、古楽を歌う
 ルイ13世:ローソクの歌 (*) / ピエール・ゲドロン:何と麗しいアン (*)
 アントワーヌ・ボエセ:我汝の死を悼む (*) /美しい眼差しのカシュ (*)
 民謡:タンブーラン (*) / 民謡/カントルーブ編曲:子守歌 (*) /女房持ちはかわいそう (*)
 アーネ・ドルムスゴールド(1921-2006)編曲:「忘れられた歌」より (*)
  〔4つのドイツ宗教歌曲(1620-1700) /C.P.E.バッハの3つの歌曲/
   7つのイタリアのモノディー(1601-1634) /A.スカルラッティの5つの歌曲〕
 リュリ:彼らは道を見失った (#) /美しきヘルミオーネ (#) / ラモー:自然よ、愛の神よ (#)
 グルック:この激しい流れ・・・優しき流れはなんと輝いて (#)

  ジェラール・スゼー(Br) ジャクリーヌ・ボノー(P;*)
  ロベール・コルンマン指揮パリ音楽院o. (#)
 以上5点、原盤:DECCA。モノラル。多くが初CD化。
 「ビロードの声」と言えばスゼー。フランス歌曲とドイツ・リート双方の分野に輝かしい足跡を残した彼30代の瑞々しい歌声が一挙に甦る。
 #一部商品が新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
チャイコフスキー:
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」 (*) /
 交響曲第6番Op.74「悲愴」 (#)
グイド・カンテッリ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1951年10月 (*) /1952年10月 (#)。モノラル。原盤:EMI。NBCとのBOXセットも好評(SBT4-1306&SBT4-1317。)のカンテッリ。その彼がフィルハーモニアへデビューした直後のチャイコフスキー・スタジオ録音が久々の登場。トスカニーニから正式な招待を受けたのが1949年、破竹の勢いであったカンテッリは、1951年にフィルハーモニア管とロイヤル・フェスティヴァル・ホールで衝撃的なデビューを飾る。そこで演奏されたのが「ロメオとジュリエット」で、ここに収録されたスタジオ録音はその2週間後に録音されたもの(「悲愴」はその翌年)。その管弦楽的バランス感は突出しており、詮無きことと知りつつも、やはり彼の早すぎる死が悔やまれてならない。
SBT4-1317
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(4CD)
グイド・カンテッリ、NBC放送ライヴ Vol.2
 ロッシーニ:「セミラーミデ」序曲 (##) / モーツァルト:音楽の冗談K.522 (##)
 ウィリアム・シューマン:逆流(管弦楽のための舞踊物語) (##) / ミヨー:序奏と葬送行進曲 (++)
 ダラピッコラ:「マルシア」組曲 (++) / ヴェルディ:「シチリア島の夕べの祈り」序曲 (++)
 ハイドン:交響曲第93番 ニ長調 (++) / ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 イ長調 (***)
 ブゾーニ:舞踏的ワルツ (***) / ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」 (***)
 コレッリ:合奏協奏曲 ト短調Op.6-6「クリスマス協奏曲」 (###)
 ジェミニアーニ/マリヌッツィ編曲:ハープ、オルガンと弦楽のためのアンダンテ (###)
 ヴィヴァルディ:「四季」〜冬 (###) / モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り〜マニフィカト (###)

  グイド・カンテッリ指揮NBCso.、ロバート・ショウcho.
 放送日:1949年12月24日 (*) /1949年12月31日 (#) /1950年1月7日 (+) /1950年1月14日 (**)、以上ラジオ・シティBHスタジオからの放送 (*/#/+/**) /1950年12月4日 (##) /1950年12月11日 (++) /1950年12月18日 (***) /1950年12月25日 (###)、以上マンハッタン・センターからの放送 (##/++/***/###)。
 多くの初出を含む、カンテッリ・ファン大垂涎のシリーズが開始(各巻の分売はされない予定)。TestamentはCD31枚分という膨大な放送音源のマスターを入手、今後録音日順にリリースされる予定となっている。あの飛行機墜落事故さえ無ければ、偉大なる巨匠として活躍したであろうカンテッリ。生きていれば2003年でまだ83歳、現役の可能性も充分あったわけである。若くして亡くなったため、録音自体が貴重ともいえる彼の演奏がこれほどまとまってリリースされるのは朗報としか言いようがない。既出の物は多くがAs Discからだが、そちらで示されていた録音年とは違うながらも同一の曲目も多く、そういった曲の中にはAs Disc盤と同演奏のものがあるかもしれない。
 また、同時にMUSIC AND ARTSからも同コンセプトの12枚組が発売されている(MUA-1120)。
モーツァルト:
 交響曲第29番 イ長調 K.201 (*) /
 交響曲第34番 ハ長調 K.338 (+) /
 セレナード第9番 ニ長調 K.320 「ポストホルン」 (#)
ペーター・マーク指揮
スイス・ロマンドo.
 録音:1950年10月 (*) /1951年3月 (+) /1951年10月 (#)、以上ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ。原盤:DECCA。
 独特の味わいを持つペーター・マーク(1919-2001)のモーツァルト。2曲の交響曲は彼のモーツァルト・レコーディング・デビューとなったもの。
マックス・ロスタル
 ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 ウォルトン:ヴァイオリン・ソナタ
 エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
マックス・ロスタル(Vn)
コリン・ホースリー(P)
 録音:モノラル。
 オーストリア生まれで後にイギリス国籍を得たマックス・ロスタル(1905-1991)は、ハチャトゥリアンやバルトークの協奏曲をイギリス初演し、広めることにも大いに貢献したことで知られているが、 逆にイギリス音楽を世界に紹介することにも積極的だった。これはその一環ともいえるイギリス作品集。ロスタルは1928年、名教授カール・フレッシュの助手となり、 その後イーフラ・ニーマンやアマデウスSQのメンバーなど当時の若いヴァイオリニストを指導して多大な影響を与え、 ソリストとしては、力強いリズムと鋭いアタックに裏打ちされた甘く透明な音色で高く評価された。
SBT2-1320
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(2CD)
1CD価格
バルビローリ&BPO、
 マーラー交響曲ライヴ・シリーズ第1弾

  マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」
マリア・シュターダー(S)
ジャネット・ベイカー(Ms)
ジョン・バルビローリ指揮
BPO
 録音:1966年6月3日、ライヴ。モノラル。 おそらくCD-R使用のPASSION & CONCENTRATIONから出ていたものと同一だが、マスター・テープからの初復刻。
 ライヴがあまりにすばらしく、遂にEMIへのレコーディングに至った第9番のエピソードは非常に有名だが、この前後にバルビローリはベルリン・フィルとのマーラーの交響曲のコンサートを行い、 いずれも大成功を収めている。実はこのコンサート、第7番と第8番を除いた曲はすべて録音された形跡があり、そのうち今回の第2番、そして第3番と第6番のテープをTESTAMENTは既に入手、 リリースを開始することとなった(もちろん残りのテープの発見にも全力を尽くしているとのこと)。
[参考]第1番:1970年1月/第2番:1965年1月(当アイテムと異なるが、詳細不詳)/第3番:1969年3月/第4番:1964年1月/第5番:1968年1月/第6番:1966年1月/第9番:1963年1月。
 肝心の演奏だが、壮大で意義深いプロジェクトの始動にふさわしく、その演奏の緊迫感は類稀なほど。当時マーラーを演奏することが稀であったベルリン・フィルが、 ある種なりふりかまわずといった演奏を聴かせてくれる。それは単に指揮に従って行くのではなく、バルビローリとベルリン・フィル、そしてマーラー作品の一音一音がともに芸術の至高へと登り詰めてゆくかのよう。 モノラルではあるが、こうした音楽史上最も凝縮された瞬間が最良のかたちで残されていたというのは、この上ない喜びといえる。
ジャネット・ベイカー
 D.スカルラッティ:サルヴェ・レジナ (*)
 モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」より (*) /アリアンナの嘆き (*)
 A.スカルラッティ:カンタータ・パストラーレ (#) / ヘンリー・ロウズ:A Dialogue on a Kiss (#)
 ウィリアム・ロウズ:A Dialogue between Charon and Philomel (#) / A Dialogue between Daphne and Strephon (#)
 ヘンデル:二重唱「タタールの王国へ」HWV.187 (#) /二重唱「海が穏やかに微笑む時」HWV.191 (#)

  ジャネット・ベイカー(Ms) レイモンド・レッパード指揮イギリス室内o. (*/#)
  ディートリッヒ・フィッシャ=ディースカウ(Br;#)
  ジョージ・マルコム(Cemb;#) ケネス・ヒース(Vc;#)
 録音:1969年6月&7月 (*/#) /1970年2月 (+) 原盤:EMI。 (#)を除き、おそらく初CD化。
SBT2-1322
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(2CD)
チャイコフスキー:後期交響曲集
 [第4番 ヘ短調Op.36 (*) /
  第5番 ホ短調Op.64 (#) /
  第6番 ロ短調Op.74「悲愴」]
ラファエル・クーベリック指揮
VPO
 録音:1960年1月18日、19日、27日 (*) /1960年11月21日〜24日 (#) /1960年11月24日、25日、27日、28日 (+)、すべてウィーン。原盤:EMI。プロデューサー:ヴィクター・オロフ。バランス・エンジニア:フランシス・ディルナット。
 確かドイツ・ローカルではCD化されていたが、久々の再登場となるもの。クーベリックのスタジオ録音によるチャイコフスキーの交響曲は意外に少なく、他に1951年&1952年のシカゴ響との第4番&「悲愴」があるのみ。また、第5番と第6番は当時の一連の録音の最後となったもので、クーベリックはその後DGと専属契約を行ない、EMIから離れることとなった。
SBT2-1323
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[2CD-R]
価格帯:C
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
偉大なるヴァイオリニストたち〜 1900-1913
 *ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)
   J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV.1001 〜前奏曲 ト短調/
           無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV.1002 〜ブーレ ロ短調
   ヨアヒム:ロマンス ハ長調(*)
   ブラームス/ヨアヒム編曲:ハンガリー舞曲(*)〔第1番 ト短調/第2番 ニ短調〕
    [不明伴奏者(P;*)/1903年初頭、ベルリン]

 *ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)
   メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 〜フィナーレ
   ヴュータン:ロンディーノ Op.32 No.2 / シャブリエ:スケルツォ=ワルツ
   クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2[カミーユ・ドクリューズ(P)/1912年12月、ニューヨーク]

 *パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908)
   J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1006 〜前奏曲 ホ長調(*)
   サラサーテ:前奏曲とカプリース=ホタ Op.41 /序奏とタランテラ Op.43 〜タランテラ/
         ミラマール(ソルツィーコ) Op.42 /バスク奇想曲 Op.24 /
         ツィゴイネルワイゼン Op.20 No.1 /ハバネラ Op.21 No.2 /ザパテアード Op.21 No.6
   ショパン/サラサーテ編曲:夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2
    [不明伴奏者(P;*以外)/1903年、パリ]

 *スタニスワフ・バルツェヴィチ(1858-1929)
   ヴィエニャフスキ:クヤヴィヤク「ポーゼン〔ポズナン〕の思い出」 Op.3
   チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 〜カンツォネッタ
   パデレフスキ:メロディ Op.16 No.2
    [L.ウルスタイン(P)/1905年、ワルシャワ]

 *ベルンハルト・デッサウ(1861-1923)
   ヴィエニャフスキ:伝説 Op.17 [不明伴奏者(P)/1903年、ベルリン]

 *ポール・ヴィアルドー(1857-1941)
   ヴィエニャフスキ:マズルカ ト長調 Op.19 No.1「オベルタス」 [不明伴奏者(P)/1900年、パリ]

 *アルノルト・ロゼー(1863-1946)
   ロッシーニ/エルンスト編曲:「オテロ」幻想曲[不明伴奏者(P)/1909年、ウィーン]
   サラサーテ:スペイン舞曲第8番 ハ長調 Op.26 No.2[不明伴奏者(P)/1900年頃、ウィーン]
   ブラームス/ヨアヒム編曲:ハンガリー舞曲第5番 嬰へ短調[不明伴奏者(P)/1909年、ウィーン]

 *アンリ・マルトー(1874-1934)
   J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1006 より
     〔ブーレ/ジーグ〕[1913年2月14日、パリ]

 *フリッツ・クライスラー(1875-1962)
   J.S.バッハ/ヴィルヘルミ編曲:G線上のアリア[不明伴奏者(P)/1903年、ベルリン]
   クライスラー:クープランの様式によるプロヴァンスの朝の歌[不明伴奏者(P)/1911年11月6日、ロンドン]
   チャイコフスキー:無言歌 ヘ長調 Op.2 No.3[不明伴奏者(P)/1903年、ベルリン]

 *ヤン・クベリーク〔クーベリック〕(1880-1940)
   ビゼー:「カルメン」〜ジプシーの歌
   バッツィーニ:小人の踊り[不明伴奏者(P)/1903年11月、ロンドン]
   ヴィエニャフスキ:マズルカ ニ長調 Op.19 No.2 「旅芸人」[不明伴奏者(P)/1911年7月3日、ロンドン]

 *ヴィリー・ブルメスター(1869-1933)
   デュセク/ブルメスター編曲:メヌエット / ヘンデル/ブルメスター編曲:メヌエット
    [不明伴奏者(P)/1909年9月27日、ベルリン]

 *ジャック・ティボー(1880-1953)
   J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1006 〜ガヴォット[1904年、パリ]

 *マリー・ホール(1884-1956)
   リース:無窮動 Op.34 [不明伴奏者(P)/1904年12月21日、ロンドン]

 *フランツ・フォン・ヴェチェイ(1893-1935)
   ビゼー/フバイ編曲:カルメン幻想曲 Op.3 No.3 〔第1部/第2部〕
    [不明伴奏者(P)/1904年7月15日、ロンドン]

 *ヨゼフ・シゲティ(1892-1973)
   J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1006 〜前奏曲 ホ長調
        [1908年9月30日、ロンドン]
   ラースロー:ハンガリーの歌[不明伴奏者(P)/1909年6月8日、ロンドン]
   フバイ:「チャルダーシュの情景」〜バラトン湖の波の上で Op.33 No.5
        [不明伴奏者(P)/1908年9月30日、ロンドン]/
       そよ風 Op.30 No.5 [不明伴奏者(P)/1913年1月1日、ロンドン]

 *カロル・グリゴローヴィチ〔グレゴロヴィッチ〕(1867-1921)
   フランソワ・シューベルト:蜜蜂 Op.13 No.9
   J.S.バッハ/ヴィルヘルミ編曲:管弦楽組曲第3番 BWV.1068 〜エア〔G線上のアリア〕 ニ長調
   ヴィエニャフスキ:マズルカ ト長調「オベルタス」 Op.19 No.1
   ダンブロージオ:マドリガル / ヴィエニャフスキ:モスクワの思い出
    [不明伴奏者(P)/1909年12月、モスクワ]

#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
 録音:[/内]| (P) (C) 2003 。1988年に EMI からLPで発売されたもののCD復刻だが、そこに収録されていなかった2人のヴァイオリニスト、スタニスワフ・バルツェヴィチ(1858-1929)の1905年ワルシャワ録音と、カロル・グリゴローヴィチ(1867-1921)の1909年モスクワ録音(共に原盤: Gramophone & Typewriter )という稀少音源が追加されている。
 CD復刻を待ち望んでいた方も多い20世紀初頭、録音技術黎明期のヴァイオリンの巨匠たち。ヴァイオリン界は百花繚乱で多くの巨匠が録音を残しているが、それら稀少音源を2枚のCD、153分超にたっぷり収録。「もしも蓄音機が10年はやく発明されていたら、きっとこの盤にヴュータンもヴィエニャフスキも含まれていただろう・・・」ではじまる、ブライアン・クランプとタリー・ポッターというこのジャンルの大家による懇切丁寧な解説も魅力の一つ。
エルネスト・アンセルメ
 ドビュッシー:
  バレエ「遊戯」/
  6つの古代碑銘(アンセルメ管弦楽編)/
 デュカス:バレエ「ラ・ペリ」 (*) /
      交響詩「魔法使いの弟子」 (#)
 サン=サーンス:交響詩「死の舞踏」Op.40
エルネスト・アンセルメ指揮
スイス・ロマンドo.、
パリ音楽院o. (*/#)
 録音:1950年代前半/1954年 (*)。原盤:DECCA。 (*)は今回ステレオでの初リリースとなるもの。他はモノラル。
  (*)も国内ではモノラルで既出だが、ステレオで聴けるとなればこれは聴かねば。またこれらの内、ほとんどの作品をアンセルメはステレオで再録音しているが、「死の舞踏」は再録音が無く貴重な演奏と言える。
チャールズ・マッケラス
 ヤナーチェク:シンフォニエッタ (*) /序曲集 (*)
  〔歌劇「マクロプロス事件」序曲(前奏曲)/歌劇「カーチャ・カバノヴァー」序曲(前奏曲)/
   歌劇「死の家より」序曲(前奏曲)/序曲「嫉妬」〕
 ジョルジジェ・エネスク:ルーマニア狂詩曲第1番Op.11 (#)
 バルトーク/セーケイ編曲:ルーマニア民族舞曲 (#) / ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲 ホ短調Op.46-2 (#)
 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 (#) /ハンガリー舞曲第6番 (#)

  チャールズ・マッケラス指揮プロ・アルテo. (*)、フィルハーモニアo. (#)
 録音:1959年7月19日-24日、ウォスサムストウ (*) /1960年9月-10月、ロンドン (#)。原盤:Pye (*) /Columbia(EMI) (#)。おそらく全て初CD化。
 特にヤナーチェクの諸作品は西側ではほとんど取り上げられることのなかった時代における貴重な録音。
チャールズ・マッケラス
 〜ヴェルディ:序曲集&管弦楽作品集

   「運命の力」序曲/「ナブッコ」序曲」/
   「アルツィラ」序曲/
   バレエ「淑女と道化師」(マッケラス編) (*)
チャールズ・マッケラス指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1956年11月2日&3日、ロンドン/1955年6月21日〜30日、ロンドン (*)。 (*)はモノラル。原盤:EMI。初CD化。
チャールズ・マッケラス
 ヴォルフ=フェラーリ:
  「スザンナの秘密」序曲 (*) /
  「4人の田舎者」より[序曲/間奏曲] (*) /
  「マドンナの宝石」より
   [Festa popolare/間奏曲第1番/
    間奏曲第2番/ナポリの舞曲] (#)
 ヴェルディ:
  「ルイザ・ミラー」序曲 (+) /
  「トロヴァトーレ」〜第2幕バレエ音楽 (**) /
  「シチリア島の夕べの祈り」
    第3幕バレエ音楽 より (##) /
  「オテロ」〜第3幕バレエ音楽(マッケラス編) (++)
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」〜時の踊り (***)
チャールズ・マッケラス指揮
フィルハーモニアo. (++以外)、
コヴェントガーデン
 王立歌劇場o. (++)
 録音:1956年4月16日 (++)、10月22日 (*)、23日&24日 (#)、11月2日&3日 (+) /1958年1月8日 (##)、7月7日 (**)、11月12日 (***)、以上ロンドン。 (*)と (++)はモノラル。おそらくすべて初CD化。
 以上2点、オーストラリア人の両親を持ちニューヨークに生まれたマッケラスが、壮年期である30代にEMIへ録音したオペラの序曲とバレエ曲集。彼は1945年シドニー交響楽団へオーボエ奏者として入団、 その後同楽団の指揮を行うようになった。彼の運命を決定付けたのは、1948年のサドラース・ウェールズ歌劇場での「こうもり」を成功させてからで、それ以降モーツァルトからヴェルディ、プッチーニ、 さらにはヤナーチェク、ショスタコーヴィチに至るまで幅広いオペラ活動を行い、今や屈指のオペラ指揮者として世界的な名声を博しているのはご存知の通り。 また、バレエ音楽にも造詣が深く、この2枚ともオペラの中のバレエ音楽を見事に指揮している。中でも特筆すべきは「貴婦人と道化師」で、この作品は1954年にヴェルディのオペラ「イェルサレム」 「エルナーニ」「シチリア島の夕べの祈り」「十字軍のロンバルディア人」などからマッケラス自ら編纂し、サドラース・ウェールズ・バレエで初演したもの。現在では貴重な録音となっている。
SBT2-1328
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(2CD)
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」 1961.2.24
 ジョン・ヴィッカーズ(T;フロレスタン) セナ・ユリナッチ(S;レオノーレ)
 ゴットロープ・フリック(B;ロッコ) ハンス・ホッター(Br;ピッツァロ)
 エルジー・モリソン(マルツェリーネ) ジョン・ドブソン(ヤキーノ)
 オットー・クレンペラー指揮コヴェントガーデン王立歌劇場o.&cho.
 録音:1961年2月24日、コヴェントガーデン王立歌劇場。ライヴ。モノラル。初出音源。
 初めてリリース予定に登場してから2年、遂に現実の物となった「フィデリオ」幻の第1夜。丁寧な仕事で知られるTESTAMENTだが、これほどリリースに時間がかかったアイテムは他に例を見ない。 それだけTESTAMENT側の思い入れも強く、丁寧に丁寧に仕上げられ、遂にリリース。まずはこの盤が完全初出となる点にご注目。クレンペラーの「フィデリオ」は当然その絶対的価値のため、 これまでもMELODRAMなどのレーベルからリリースされたが、それは放送された1961年3月7日のもの。初日独特の緊張感も加わり演奏内容が圧倒的に上であるこの第1夜の録音は誰の耳にも触れず、 門外不出状態に長くあった。なにゆえ第1夜が放送されなかったのかは今となっては謎だが、ついに当盤の登場によりその禁断の演奏がこの世に出ることとなる。1961年のモノラル録音ではあるが、 当時のコヴェントガーデンのマホガニーの扉(今は付け替えられ安っぽくなってしまった)の趣までも伝わってきそうな、劇場の雰囲気を丸ごととじこめたような録音は、まさに文化遺産といえるもの。 その日その場に居合わせることのできた幸運なる聴衆の興奮と感動を実感できるかのような盤に仕上がっている。そうした真価を十二分に味わって頂くために、採算度外視ともいえる充実のブックレットが添付。
ロヴロ・フォン・マタチッチ
 ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編):
  禿山の一夜
 リムスキー=コルサコフ:
  序曲「ロシアの復活祭」Op.36/シェヘラザードOp.35
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1958年9月。ステレオ。原盤:EMI。
 リムスキー=コルサコフは何度かCD化されていたが、ムソルグスキーは初CD化か?
ロヴロ・フォン・マタチッチ
 ボロディン(リムスキー=コルサコフ&グラズノフ編):
  「イーゴリ公」(抜粋)
   [序曲/だったん人の行進/だったん人の踊り]
 チャイコフスキー:
  イタリア奇想曲Op.45 (*) /
  「エフゲニー・オネーギン」(抜粋) (*)
   [序奏/ワルツ/ポロネーズ]/
  序曲「嵐」Op.76
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
フィルハーモニアo.、
ミラノ・スカラ座o. (*)
 録音:1958年9月/1956年1月/他。ステレオ。原盤:EMI。
 初CD化を含むと思われる。
ロヴロ・フォン・マタチッチ
 バラキレフ(シャルク編):イスラメイ
 バラキレフ:
  3つのロシア民謡による序曲第1番/
  3つのロシア民謡による序曲第2番「ロシア」
 チャイコフスキー:
  幻想序曲「ハムレット」Op.67a/
  組曲第3番Op.55〜主題と変奏 (*)
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
フィルハーモニアo.、
ミラノ・スカラ座o. (*)
 録音:1954年12月/1956年1月/他。ステレオと記載(1954年分はモノラル?)。原盤:EMI。
 初CD化を含むと思われる。
 以上3タイトル、マタチッチのロシア物でまとめられたアイテム。歴史的な不運とウォルター・レッグとの奇跡的な出会いを経て、1954年12月にマタチッチがイギリス・デビューを果たし、 最初の商業録音を成したのはすでに55歳の時。その時には今回登場のバラキレフや、レビンとのグラズノフ「ヴァイオリン協奏曲」、そしてブルックナーの4番(SBT-1050)が録音されている。 しかしこれまた様々な経緯のある1962年録音の「メリー・ウィドウ」で彼のEMI録音が一旦終わりを告げた時、その関係はまだ8年間という短いものだった。その彼の稀少なEMI録音群から。
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」 アグネス・ギーベル(S)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
リチャード・ルイス(T)
ワルター・ベリー(B)
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.&cho.
 録音:1961年11月27日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール。ライヴ。モノラル。音源:BBC。初登場音源。
 また新たなクレンペラーの「第9」が登場。TESTAMENTからは1957年のライヴも発売されている(SBT-1177)が、1957年が70分ちょっとの演奏であったのが、1961年は68分(ちなみにカラヤンの「普門館」が約68分)。 ルートヴィヒ以外歌手陣も入れ替わり、興味が尽きない。これまで発売されたクレンペラーの同曲演奏中では、CD-R使用のPANDRA'S BOX CDPB-204/5で出ている1970年のライヴ、EMIからLDやVHSで出ていた1964年のライヴ(廃盤)(以上、ニュー・フィルハーモニアとの共演)に続く、3つ目に高齢の際の演奏であり、 フィルハーモニア管との同曲としては現時点では最期の共演になる音源となる。
 1961年はクレンペラー にとって非常に重要な一年で、「フィデリオ」(SBT2-1328)で示す圧倒的な勝利に始まり、ベートーヴェン・チクルスの一環であるこの「第9」で最高潮に達した。クレンペラー自身その結果には満足していたようで、古くからの友人ロッテ・レーマンへの手紙の中で「すべてが上手くいった。神に感謝。新聞評でさえ肯定的だ!」と述べている。 そしてこの演奏に加わったアーティスト達が、似たようなコメントを残しているのもまた興味深い。「彼はなにもしないのに、すべてがすばらしいの! 彼はまさにすべてを知った真のカペルマイスターだった。 我々は彼をゴッドファーザーとして仰ぎ見ていたわ。」(ルートヴィヒ)「彼は最も偉大な指揮者です。彼はただただシンプルだった。最もシンプルで、しかもこの上なく自然だった。 彼は不要な動きで奏者を煩わせたりしなかった。ただ彼は、すばらしい波動を、自然なリズムを、すべてに対して正しい感性を持っていた。」(首席フルート奏者)等々・・・(詳細、原文はブックレットをご参照いただきたい)。
 当盤が発売された2003年は当盤に加え、BBCから発売されたテンシュテットのライヴ(BBCL-4131)、MUSIC AND ARTSから発売されるフルトヴェングラー第2のバイロイト「合唱」(MUA-1127)、セル&ウィーン・フィルの1969年ライヴ(LS-1054; 廃盤)、そしてカラヤンの「普門館」ライヴ(UCCG-9396)と、「第9」の当たり年のような感があった。
ジュリアン・ブリーム〜ギター・リサイタル
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
   第2番 ニ短調 BWV.1004〜シャコンヌ
 ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9 (*)
 トゥリーナ:ソナタ ニ長調 Op.61
 ティペット:
  ザ・ブルー・ギター(ギター独奏のためのソナタ)
 シューベルト/ブリーム編曲:デュオ
   (弦楽四重奏曲第9番 ト短調 D.173 より) (+)
ジュリアン・ブリーム(G)
ジョン・ウィリアムズ(G;+)
 録音:1956-1985年、モノラル (*/+)。
 ジュリアン・ブリームの、また英国クラシック・ギタリストとしても初のBBC音源リリース。1933年に生まれ、半世紀にもわたるギタリスト人生を歩んできたジュリアン。一時深刻な病状が伝えられたが、今は回復し、郊外の自宅でジャケットにも一緒に写っている黒いレトリヴァー「ディアンゴ」との散歩を楽しんでいるとか。そんなゆったりとした時間の中で、彼自身が人生そのものを振りかえるとともに、宝石のような思い出をピックアップしてできたのがこのアルバム。
ウィルヘルム・バックハウス
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.19 (*) /
  ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37 (#)
ウィルヘルム・バックハウス(P)
クレメンス・クラウス指揮 (*)
カール・ベーム指揮 (#)
VPO (*/#)
ウィルヘルム・バックハウス〜ショパン
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35/
 練習曲集Op.10 より[Nos.2, 3, 5, 8 & 10]/
 練習曲集Op.25 より[Nos.1-3, 6-9 & 11]/
 バラード第1番 ト短調Op.23/
 マズルカ第17番 変ロ短調Op.24-4
 マズルカ第20番 変ニ長調Op.30-3
 マズルカ第24番 ハ長調Op.33-3
 ワルツ第2番 変イ長調Op.34-1「華麗なる円舞曲」
ウィルヘルム・バックハウス(P)
 以上2枚、録音:1950年代前半、モノラル。原盤:DECCA。
 ベートーヴェンの協奏曲は国内盤では何回かCD発売されたものの、海外では初CD化。ショパンは海外でERMITAGEから発売があった(おそらく日本へは入って来ていない)が、それを除けば今回が初CD化となる。バックハウスは若い頃ショパンを得意としていたが、1950年代前半を境に以降全く録音を残していない。そのショパン演奏としては最後期のものが聴ける(特にスタジオ録音として)貴重なディスク。
SBT4-1336
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(4CD)
グイド・カンテッリ、NBC放送ライヴ Vol.3
 ロッシーニ:「コリントの包囲」序曲 (*) / バルトーク:管弦楽のための協奏曲 (*)
 シューベルト:交響曲第2番 変ロ長調D.125 (#) / ゲディーニ:アホウドリの協奏曲 (+)
 ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調Op.3-8 (**) / ブラームス:悲劇的序曲 (##)
 ドビュッシー:交響的断章「聖セバスチャンの殉教」 (++) / ストラヴィンスキー:幻想曲「花火」Op.4 (##)
 モーツァルト:交響曲第29番 イ長調K.201 (***) / ドン・ギリス(1912-1978):プレイリーの日没 (###)
 モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲 (****) / メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 (####)
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ (####) /ラ・ヴァルス (****)

  ミッシャ・ミシャコフ(Vn;+/**) マックス・ホランダー(Vn;**)
  フランク・ミラー(Vc;+) アルトゥール・バルサム(P;+) ベン・クローエ(語り;+)
  グイド・カンテッリ指揮NBCso.
 録音:1951年1月1日 (*)、3日 (#/+)、15日 (**/##/++)、22日 (***/###)、12月1日 (****/####)、マンハッタン・センター (****/####以外) /カーネギー・ホール (****/####)。 (+)、 (***)、 (###)が初出音源。 (###)はカンテッリの初ディスクレパートリー。 (*)、 (**)、 (++)、 (****)はMUSIC AND ARTSのMUA-1120で2003年に(おそらく初)発売されたもの
 膨大なNBC音源を獲得した、TESTAMENTのカンテッリ・シリーズ第3弾。過去2アイテム(SBT4-1306SBT4-1317)も大好評を博し、世界の音楽専門誌がこぞってTESTAMENT復刻技術の確かさを絶賛した。 CD総数31枚分にも及ぶ事になっていた当シリーズ、このままの形態でいけば全8巻となり、道のりはまだ半ばにも達しないが、 残念ながら当 Vol.3 で頓挫してしまい、2013年現在続編は発売されていない。MUSIC AND ARTS からの発売も1集のみで終わってしまっている。
クリスティアン・フェラス
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35 (*)
 ブラームス:二重協奏曲 ニ短調Op.102 (#)
  クリスティアン・フェラス(Vn;*/#) ポール・トルトゥリエ(Vc;#)
  コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 (*) パウル・クレツキ指揮 (#) フィルハーモニアo. (*/#)
 録音:モノラル。原盤:EMI。
 フランスのヴァイオリニスト、クリスチャン・フェラス十八番のチャイコフスキーと、同じくフランスの名匠ポール・トルトゥリエによるブラームスのダブル・コンチェルトが登場。名器ストラディバリウスを縦横無尽に鳴らしながら、華麗にテクニカルにフェラス・サウンドが繰り広げられる。
ハンス・クナッパーツブッシュ
 R.シュトラウス:
  交響詩「死と変容」Op.24 (*) /
  交響詩「ドン・ファン」Op.20 (*)
 ワーグナー:
  「リエンチ」序曲 (#) /
  「ジーグフリート」〜森にて (#) /
  「パルシファル」より
   [第一幕への前奏曲 (#) /場面転換の音楽 (#) /
    花の乙女たちの場面 (+)]
ギュンター・トレプトウ(T;+)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
パリ音楽院o. (*)、VPO (#/+)、
ウィーン国立歌劇場cho. (+)
ハンス・クナッパーツブッシュ
 ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調(1890年版) (**)
 ワーグナー:ジーグフリート牧歌 (##)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
VPO
ハンス・クナッパーツブッシュ
 ブルックナー:
  交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」 (***)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
VPO
 以上3枚、録音:1956年5月 (*) /1950年6月 (#/+) /1954年4月 (**) /1955年4月 (##) /1955年3月 (***)。 (*)のみステレオ、あとはモノラル。原盤:DECCA。なお、SBT-1338で「「ジーグフリート」〜森にて」は、旧・国内代理店からのインフォメーションに含まれていないが、TESTAMENT社サイトには掲載されている。
 DECCA原盤によるクナッパーツブッシュの名盤がTESTAMENTから登場。R.シュトラウスは珍しいオケとの共演で、1956年6月のステレオ録音。そのカップリングのワーグナーは複数の録音が残されているが、ここに収められているのは1950年6月のモノラル録音。ブルックナーの第3交響曲は唯一のスタジオ録音で、名演の誉れが高い。「ロマンティック」は1955年のスタジオ・モノラル録音。どれも、発売のたびに好評を頂いていた人気アイテムだが、近年入手が困難になっていた名盤ばかり。
 なおSBT-1338は長時間収録のため、音飛びが出るCDプレーヤーがあるようですが、プレス不良では無いとの案内が旧・代理店から来ております。ご購入時にはあらかじめ御了承下さい。
リーザ・デラ・カーザ〜ドイツ・リートを歌う
 ブラームス:メロディのようなものが僕の心にOp.105-1/私のまどろみはいよいよ浅くOp.105-2/
        永遠の愛についてOp.43-1/セレナードOp.106-1
 シューベルト:水の上で歌うD.774/春にD.882/君は我が憩いD.776/糸を紡ぐグレートヒェンD.118
 R.シュトラウス:単調さOp.69-3/花束を編みたかったOp.68-2/悪いお天気Op.69-5/解き放たれてOp.39-4
 ヴォルフ:庭師/巡り合い/お行き、愛しい人よさあ行くのです/時は春
 シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」Op.42 (*)

  リーザ・デラ・カーザ(S) カール・フデス(P;*以外) セバスティアン・ペシュコ(P;*)
 録音:録音:1957年 (*以外) /1962年 (*)。原盤:EMI (*以外) /DECCA (*)。
 美しい容姿とロマンティックな歌い口で1950-60年代に一世を風靡した名ソプラノ、デラ・カーザ(1919-2012)のリート・アルバム。彼女は意外と歌曲の録音が少なく、ことに得意としたR.シュトラウスを除いては、ほとんどが唯一の録音となる。
バルビローリ&BPO、
 マーラー交響曲ライヴ・シリーズ第2弾

  マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
ジョン・バルビローリ指揮
BPO
 録音:1966年1月13日、フィルハーモニー、ベルリン。ライヴ。モノラル。音源:ベルリンRIAS放送局。CD-R使用のPASSION & CONCENTRATIONからPACO-1002として出ている物だが、マスター・テープからの初発売。
 各方面で激讃された第2番「復活」(SBT2-1320)に続くバルビローリ&ベルリン・フィル、ライヴ録音第2弾。バルビローリ&ベルリン・フィル、ライヴ録音第1弾となった「復活」は、バルビローリの情熱かつ崇高な指揮ぶりとともに、ベルリン・フィルの団員たちのほぼ初の演奏となる気合の入った熱演とが相俟って稀にみる名演とファンから賞賛された。
 今回の第6番は、その「復活」が演奏された翌年1966年1月のベルリンのフィルフハーモニーでのライヴ。1966年といえば、カラヤンがベルリン・フィルを自らの楽器として技術的にもまた表現力でもその芸術を確立した時期であり、バルビローリはこの「奇蹟のオーケストラ」といわしめたベルリン・ フィルを前年以上に十二分に駆使し、その複雑なオーケストレーション作品を信じられないまでの音楽の高みに昇華させている(結果として1972年にカラヤンが第5番を演奏するまで、ベルリン・フィルにとってマーラーの演奏はほぼバルビローリだけだったようで、両者ののマーラーへの結びつきがいかに密接であったかが窺い知れる)。
 翌1967年、EMIによりスタジオ録音されたニュー・フィルハーモニア管盤に比べても、全体的に演奏時間が早く「復活」同様充実したその演奏スタイルが感じとれる。録音は残念ながらモノラルだが、細部まで過不足ない音質となっている。
 なお、この演奏では最近ではめずらしくなった第2楽章にアンダンテ・モデラートを、第3楽章にスケルツォという形で演奏しており(バルビローリとしてはこれが通常のやり方だったのだが)、音楽全体を強く支配するポイントともなっている。
SBT4-1343
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(4CD)
ミッシャ・エルマンの芸術 Vol.1 〜協奏曲集、小品集
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(*)〔第4番 ニ長調 K.218 /第5番 イ長調 K.219 〕
 ワーナー・ジョステン(1885-1963):ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ (#)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61 (+) / ヴィターリ/シャルリエ編曲:シャコンヌ ト短調 (#)
 コルンゴルト:組曲「から騒ぎ」Op.11 (#) / チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35 (**)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲〔第2番 ニ短調Op.44 (##) /第1番 ト短調Op.26 (**) 〕
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調Op.22 (**)

  ミッシャ・エルマン(Vn) ヨーゼフ・クリップス指揮新so. (*)
  ゲオルク・ショルティ指揮 (+) エイドリアン・ボールト指揮 (**) LPO (+/**)
  アナトール・フィストゥラーリ指揮LSO (##) ジョセフ・セイガー(P;#)
 録音:1954年-1956年、モノラル。原盤:DECCA。
SBT4-1344
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(4CD)
ミッシャ・エルマンの芸術 Vol.2 〜ソナタ集、小品集
 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 ヘ長調Op.8 /第3番 ハ短調Op.45 〕
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調Op.15
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ〔第2番 イ長調Op.100 /第3番 ニ短調Op.108 〕
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 / ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ニ長調Op.1-13
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ〔第5番 ヘ長調Op.24 「春」/第9番 イ長調Op.47 「クロイツェル」〕
 クライスラー:ドヴォルジャークの主題によるスラヴ風幻想曲
 メンデルスゾーン/クライスラー編曲:無言歌第25番Op.62-1「五月のそよ風」 / チャールズ・ミラー:キューバ人
 クライスラー:愛の悲しみ / エルマン:タンゴ / エスペホ:ジプシーの歌Op.14
 サンマルティーニ/エルマン編曲:ソナタ イ長調Op.1-4〜アンダンテ「愛の歌」
 ヴィエニャフスキ:マズルカOp.12-2 / ベンジャミン:サン・ドミンゴより / スメタナ:わが故郷より第2番
 サンマルティーニ/ナシェ編曲:パッサカリア / J.S.バッハ/ヴィルヘルミ編曲:G線上のアリア

  ミッシャ・エルマン(Vn) ジョセフ・セイガー(P)
 録音:1955年&1956年、モノラル。原盤:DECCA。
 以上2点、「エルマン・トーン」で一世を風靡した名ヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマン(1891-1967)がDECCAに録音したすべての音源を2巻8枚に収録したもの。10年ほど前、国内キングから限定盤として発売され、大好評を博したエルマンBOXと同内容だが、限定盤だったこともあり手に入らず涙をのんだファンも多かった上、遂にTESTAMENTよりリリースとなる今回はすべて完全オリジナル・マスター・テープからのリマスタリングで、旧・代理店曰く「日本盤より数段の音質向上がなされています」というから前記盤をお持ちの方も見逃せない。晩年ステレオ期のレコーディングでは残念ながら少々衰えも感じられるエルマンだが、これらの音源はその芸術と録音の音質がまさに上手く噛み合った最高の時期のもの。「エルマン・トーン」の真髄が凝縮されたこのBOXは、すべてのヴァイオリン・ファン必携のアイテムと言える。
J.C.バッハ:管楽のための6つのシンフォニア
 〔第1番 変ホ長調/第2番 変ロ長調/第3番 変ホ長調/
  第4番 変ロ長調/第5番 変ホ長調/第6番 変ロ長調〕
ジャック・ブライマー指揮
ロンドン管楽合奏団
 録音:1960年代後半、ステレオ。
ハイドン:管楽合奏のためのディヴェルティメント集
 ヘ長調 Hob.II-15/ヘ長調 Hob.II-13/ハ長調 Hob.II-7/
 ニ長調 Hob.II-D18/ト長調 Hob.II-3/
 ト長調 Hob.II-G8/ヘ長調 Hob.II-D23(偽作)
ロンドン管楽合奏団
 録音:1960年代後半、ステレオ。原盤:DECCA。
 ロンドン管楽合奏団は、1962年に当時DECCAのプロデューサーだったエリック・スミスの提唱によって、モーツァルトの管楽合奏曲を録音するために結成されたアンサンブル。ロイヤル・フィルやロンドン交響楽団の首席奏者を歴任したクラリネットの名手ブライマーをリーダーとして、テレンス・マクドナー(オーボエ)、アラン・シヴィル(ホルン)、ウィリアム・ウォーターハウス(ファゴット)といったロンドンの各オーケストラの首席級が参加していた。当初はレコーディング用の臨時団体だったが、その後公開の演奏活動も行うようになり、モーツァルト以外の録音も行われた。今回復刻される2枚は、当時としては貴重な録音レパートリーであった。
ジャニーヌ・ミショー〜フランス・オペラ・アリア集
 シャルパンティエ:「ルイーズ」〜その日から (*) / トマ:「ミニョン」〜私はティターニア (*)
 オッフェンバック:「ホフマン物語」〜小鳥はクマシデの枝で歌う (*)
 ビゼー:「真珠とり」より (#)〔夜の闇にただ一人・・・いつかのような暗い夜に/レイラ、レイラ!〕
 グノー:「ミレイユ」より (+)〔おお、か弱きツバメよ/そよ風は甘くかぐわしく/
                 私の心は変えられない/幸福な小さな羊飼い/ここは広大な砂漠〕/
     「ロメオとジュリエット」〜私は夢に生きたい (*)
 シャブリエ:「いやいやながらの王様」より (**)〔奴隷の六重唱/ジプシーの歌〕/音楽への頌歌 (**)

  ジャニーヌ・ミショー(S) ロジェ・デゾルミエール指揮 (*) アルベルト・エレーデ指揮 (#/+)
  ジャン・フルネ指揮 (**) パリ音楽院o. (*/#/**)、パリ国立歌劇場o. (+)、エリザベト・ブラッスールcho. (**)
 フランス・オペラの名花、ジャニーヌ・ミショー絶品の名唱集!
 第二次大戦後を代表する知性派のコロラトゥーラ・ソプラノとして、フランスや英国を中心に活躍、DECCAや仏EMIに名演を残したトゥールーズ生れの名ソプラノ歌手、ミショー(1914-1976)のフランス・オペラ・アリア集。1950年代初めにDECCAに録音されたアリア集とオペラ全曲(「ミレイユ」)からの復刻。
SBT2-1348
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(2CD)
クレンペラー&フィルハーモニア、
 マーラー「復活」ライヴ

  モーツァルト:交響曲第29番 イ長調K.201, 186a
  マーラー:交響曲第2番「復活」 (*)
ジャネット・ベイカー(Ms;*)
ヘザー・ハーパー(S;*)
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.&cho.
 録音:1963年12月19日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール。ステレオ・ライヴ。BBCからの放送日:1964年1月20日。初出音源。
 クレンペラーがこよなく愛した「復活」の未発表音源、BBCアーカイヴから初登場!良質なステレオ録音にして最高の名演!
 クレンペラーがこだわり続けた2作品、「復活」とモーツァルトの「第29番」ひとつのプログラムとして演奏されたライヴ録音。あまりにも伝説的であるがためBBCで放送された日付(1964年1月20日)がひとり歩きし、資料上認識されて来たが、実際の演奏は前年12月19日のもの。
 クレンペラーはマーラー作品すべてを敬愛していたわけでは無い。それは演奏や録音の記録からも明らかで、1回演奏した限りの第1番や一度もとりあげなかった第6番や第8番がある中、様々なエピソードとともに数種の録音が残されている「復活」がいかに作品として特別であったかがうかがえる。
 クレンペラーは回想録 " Minor Recollections " でこんなエピソードに触れている。
 1905年、クレンペラーがまだ学生だったころ、「復活」の初演指揮者でもあるオスカー・フリードの演奏会の際に彼はバンダの指揮をまかされたが、リハーサルに現われたマーラー本人にバンダ部分に満足しているか尋ねた所「まったく最低だ。あまりにうるさすぎる!」との答えが帰ってきた。「しかしスコア上には”非常に高らかに(sehr schmetternd)”とある」とクレンペラーは反論したが、マーラーは「その通りだ。だけど、遠くかなたからだ」と言う。この言葉を心に刻んだクレンペラーは、演奏会では非常に柔らかく聴こえるよう砕身し、演奏会後楽屋にやってきたマーラーは、クレンペラーをみつけ手を握り「すばらしかった」と褒め称えたという。「それがどんなに嬉しかったか!」
 こんなエピソードに始まり、有名な1951年の初スタジオ録音(VOX)や、EMIのスタジオ録音を始めとする「復活」演奏史が続くわけだが、今回のこの録音が演奏内容、音質ともに最高の部類に属するのものであるのは間違い無い。冒頭部を聴いただけで明らかな個性が感じられるといった演奏ではないが、5楽章すべてを統括し管弦それぞれの細部からひとつの巨大な交響曲を構築してゆく手法はクレンペラー以外には成し得ないもの。
 これらはモーツァルトに関しても同様で、クレンペラーによる同曲はTESTAMENTだけでも4種目(!)のリリースとなるが、ステレオ録音ということとオケの最高潮期も重なり、決定盤たる地位を約束されたも同然。こちらは冒頭部の非常に遅いテンポに度肝を抜かれるほどだが、徐々にそれが、ひとつひとつが生命を持っているかのようなフレーズを明瞭かつ鮮やかに聴衆に届けるために必然的な物である事が明らかにされる。モーツァルト作品の持つ神々しさが自然に表出された稀有の名演。
 *バック・インレイにはBBCによる放送日が明記されており、実際の録音日に関しての表記はブックレット内となります。
 【参考:過去のクレンペラーによるモーツァルト「第29番」のTESTAMENTリリース(すべてモノラル)】
 SBT-1093 フィルハーモニア管SBT-2242 デンマーク王立管SBT2-1217 ベルリン・フィル
モーラ・リンパニー
 ラフマニノフ:24の前奏曲集Ops.23 & 32
モーラ・リンパニー(P)
 録音:1950年頃。原盤:DECCA。
 「デイム」の称号も受けている英国の名女流、リンパニー(1916-2005)がDECCAに残した名演の復刻。ラフマニノフはとりわけ彼女が得意とするレパートリーで、前奏曲の全曲録音も3度行っている。ここに収録されたのは1950年頃行われた2度目の録音で、作曲者も絶賛したといわれている技巧と、細やかな抒情的表現が美しい若き日の彼女による演奏が聴かれる。
SBT2-1350
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(2CD)
バルビローリ&BPO、
 マーラー交響曲ライヴ・シリーズ第3弾

  マーラー:交響曲第3番 ニ短調 (*)
  バルビローリ:「エリザベス朝」組曲 (+)
ルクレツィア・ウェスト(Ms;*)
ジョン・バルビローリ指揮BPO
聖ヘドヴィヒ大聖堂聖歌隊 (*)
 録音:1969年3月8日、ベルリン・フィルハーモニー、ライヴ、ステレオ (*) / 1964年1月、ベルリン、ライヴ、モノラル (+)。 (*)はHUNT(=ARKADIA)や、RARE MOTH(こちらは1967年録音と記載)から出ているものと思われるが、今回マスターからの初復刻。 (#)はおそらく初発売。
 第2番、第6番に続くバルビローリ&ベルリン・フィルによるマーラーは死の前年、1969年に客演した際のライヴ録音。1963年の歴史的な第9番の成功以来、バルビローリはベルリンにおいて「マーラーの伝道師」と目されており、BPOとの最後のマーラー演奏となった3月8日と9日の「第3番」の演奏会も大きな感銘を残した。「第3番」といえば同年5月のハレ盤が出ているが、オケの実力、特にカラヤンによって究極といえるまでに磨き上げられた当時のベルリン・フィルの弦セクションとの比較において、その違いは歴然。それが遺憾なく発揮された第6楽章は聴き手をとてつもなく深い感銘へと誘う。まさに、この奇蹟的演奏は1963年以来のこのコンビによるマーラーへの飽くなき探求心が結実させたものである。
 カップリングの「エリザベス朝の組曲」は、1941年にバルビローリが「フリッツ・ウィリアム・ヴァージナル・ブック」の中の舞曲をオーケストラ用に編曲したもの。
SBT2-1351
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[2CD-R]
価格帯:C
クレンペラー&アラウ〜ベートーヴェン
 ピアノ協奏曲集〔第3番 Op.37 (*) /第4番 Op.58 (#) /第5番 Op.73「皇帝」 (+) 〕/
 ピアノ・ソナタ集〔第24番 (**) /第31番 (##) 〕
  クラウディオ・アラウ(P) オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニアo. (*/#/+)
 録音:録音:1957年10月24日 (*) /1957年11月3日 (#) /1957年11月8日 (+)、以上ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ (*/#/+) / 1958年6月8日 (**)&1957年5月18日 (##)、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン (**/##)。以上全てモノラル。 (*/#/+)は初発売、 (**)は今回が初CD化。
 まるで「野火」のよう、大熱狂のベートーヴェン・フェスティヴァル時のアラウ&クレンペラー、奇跡の「皇帝」!
 1957年のベートーヴェン・フェスティヴァルがどれほど圧倒的な成功を収めたかは、「英雄」終演後カラヤンが楽屋までやってきて「あなたと同じだけ素晴らしい葬送行進曲を振るために生きてゆきたい」と言ったとか、 「第9」(SBT-1177でリリース中)の後、 ジョージ・セルが「残念ながら・・・あまりに素晴らし過ぎる!」と評したとか、 11月の寒さにもかかわらず数百人のファンがクレンペラーに一言お礼を言うだけのために、ホールの外で1時間半以上も待っていた・・・などの数多く残る新聞評やエピソードからも伺い知ることが出来る。 この年の10月11日から11月15日にわたる一ヶ月、正にロンドンはクレンペラーのベートーヴェンに熱狂していた。
 今回のパートナー、アラウとクレンペラーの関係は、戦前にまでさかのぼる。それは決して‘良好な’といえるものではなく、互いの演奏解釈をかなり辛辣に批判しあうようなものだった。 この1957年のコラボレーションにおいてもそうした精神は健在で、J.ホロヴィッツ著の「アラウとの対話」の中にはこんなエピソードがある。 「皇帝の2楽章の25小節目でした。『そこで君はなにをしているのかね?』と尋ねたクレンペラー、こうあるべきだと思う方法でトリルを演奏していたアラウ。 『彼のような偉大なアーティストが、すべてのトリルは速いべきと考えているなんて、驚きだ!』」
 しかしながら、ヘイワースの「his life and times」第2巻において、アラウはこのときの演奏をこう回想している。「あの、真に格別のオープニングの和音! 生涯で経験したなかで最高の伴奏だった」と。 個性と個性がぶつかりあう中にも、確固たる信頼関係があったことが十二分に想像でき、そして、そのなによりの証拠として、この録音が存在している。 フェスティヴァルの熱狂ぶりを、ふたりの音楽家の深遠な駆け引きを、存分にご堪能あれ。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT2-1352
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(2CD)
1CD価格
エーリヒ・クライバー
 チャイコフスキー:
  交響曲第6番 ロ短調Op.74悲愴」/
  交響曲第4番 ヘ短調Op.36/
エーリヒ・クライバー指揮
パリ音楽院o.
 録音:1953年/1950年。原盤:DECCA。
 エーリヒ・クライバーといえばドイツ物、特にモーツァルト、ベートーヴェン、そしてリヒャルト・シュトラウスの作品に傑出した指揮者として名を馳せており、そのスコアの綿密な解釈には定評があった。 この録音では珍しくチャイコフスキーを演奏しているが、構成的な部分と感情的な要素の均衡が彼の知性によって見事に保たれた味わい深いものとなっている。しかも2枚で1枚分の価格!
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (*)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
  第2番 ニ短調 BWV.1004〜シャコンヌ
ヘンリク・シェリング(Vn)
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo. (*)
 録音:1959年11月 (*) /1967年、ロンドン、ライヴ、モノラル。すべて初出となる音源。
 今回が初登場となるシェリングとクレンペラーによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。1957年秋のベートーヴェン・ツィクルス(その素晴らしい演奏の模様は「第九」(SBT-1177)アラウとの協奏曲(SBT2-1351)で聴くことが出来る)に続いて、クレンペラーが指揮をした1959年のベートーヴェン・フェスティヴァル(1958年はクレンペラーの生死に関わるといわれた大火傷によってベイヌムが指揮をとった)におけるコンサートのライヴ録音の登場だ。
 クレンペラーはこの年、全8回のコンサートを指揮、全9曲の交響曲のほか序曲や3曲のピアノ協奏曲(独奏はアンソニー・ディ・ボナヴェントゥラ)が演奏されたが、シェリングをソリストに迎えたヴァイオリン協奏曲の演奏は、中でもひときわ高い感銘を聴衆に与えた。「これほどの力強さ、輝かしさ、たくましさをもって、この作品に取り組めるヴァイオリニストが現在何人いるだろうか」と、当時のデイリー・テレグラフ紙も絶賛している。実際、ここでのシェリングは彼独特の構成感と艶やかな音色、そして何よりもその貴族的ともいえる優雅さで全曲を圧倒し、聴き手を最後まで釘付けにする。
 さらに、クレンペラーのサポートが凄い。彼は1966年にメニューインとともにベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をEMIに録音しているが、何度もリハーサルや実演を重ねたにもかかわらず、本人にとって決して満足のいく出来栄えではなかった。また、1957年のツィクルスの際にも、トッシー・スピヴァコフスキーのソロで同曲を演奏しており、レコーディングの要望もあったのだが、クレンペラーはそれを拒否。クレンペラーのベートーヴェンのスコアに対する妥協のない厳しい姿勢を完全に理解することは、並大抵のヴァイオリニストにとっては至難の業だったのかもしれない。(当時41歳のシェリングはそんなクレンペラーの高い要求に応える演奏を成し遂げているといえよう。)
 前述したように、この1959年はクレンペラーが前年に致命傷ともいえる大火傷から不死鳥のごとく復活し、偉大なる巨匠へと変貌する基軸となった年。実際、ここで聴かれる演奏も、第1楽章から恐ろしく張り詰めたオーケストラの緊張感のなかで始まり、EMIのレコーディングにもまして際立つ木管群とここぞとばかりに叩きつけられるティンパニの強打に打ちのめされた後、クレンペラーでしか到達し得ないであろうあまりにも気高く崇高な第2楽章を経て、怒涛のコーダで終焉を迎える第3楽章で結ばれる。(その結果は聴衆の拍手が物語っている。)このような一点もゆるがせにしない完璧な音楽のフォルムや輝かしい音色、そして何より志の高さを感じさせる高潔な精神性は、まさにクレンペラーの思い描く理想のベートーヴェン像の顕現と言えよう。
 併録されている「シャコンヌ」は1967年(あの名演として名高いDGへの全曲録音と同じ年)に、BBCのために行われたスタジオ・ライヴ演奏。ここでもシェリングの音楽に対する真摯な姿勢が聴くものの胸を打つ。
クレンペラー&BBC響、「ブル6」!
 ブルックナー:交響曲第6番 イ長調/
         テ・デウム ハ長調 (*)
ヘザー・ハーパー(S;*)
ジャネット・ベイカー(Ms;*)
リチャード・ルイス(T;*)
マリアン・ノヴァコフスキ(B;*)
オットー・クレンペラー指揮
BBCso.&cho. (*)
 録音:1961年1月12日、BBCマイダ・ヴェイル・スタジオ。モノラル。BBCからの放送日:1961年2月12日。交響曲はHUNT=ARKADIAからCDで、テ・デウムはMELODRAMからLPでそれぞれ出ていた物だが、今回マスターからの初復刻。
 これまた注目、クレンペラーとBBC響という顔合わせによるブルックナー! クレンペラー唯一のテ・デウム!逆風に抗し遂に成し得た、奇跡のブルックナー。
 ブルックナーを常にレパートリーとして取り上げたいと願っていたクレンペラーだが、戦前のイギリスにおいて聴衆はさほどブルックナーを望んでいなかった。1929年、クレンペラーはロンドンでのデビューに「切り札」としてブルックナーの8番を取り上げるが、評は散々なもの。それは彼のパフォーマンスの結果というより先に、ブルックナー作品自体に対しての批評だった。実際、オーケストラもブルックナー演奏にはとまどい、中にはこの作品を演奏させられることを一種の「いじめ」とすら感じていた楽団員がいたという。もちろんそんな状況で、演奏自体も望むべきものであるはずもなく、クレンペラーも妻に「酷い演奏だった。」ともらしている。
 それでも、クレンペラーはブルックナー演奏をあきらめまなかった。状況は戦後少しずつ好転してはいたものの、1960年代になってもまだクレンペラーはこう語っている。「チケット売り上げを考えさえしなければ、わたしはどうしてもブルックナーの6番をやりたいんだ。だけど、ウォルター・レッグはいつもこういう。”今はその時でない!”」
 そこで、フィルハーモニアのシェフであったにもかかわらず、クレンペラーはBBCに掛け合った。これは、当時BBCが第3プログラムという革新的なチャンネルを持っていたためだと考えられる。革新的といっても、現代音楽に積極的だったこのこのプログラムでブルックナーを放送するには、大変な困難があったに違いない。しかし、スタッフの情熱的な交渉により、現代音楽チャンネルにおいて「ウィーンの古典」が放送される日が遂にやって来た。そして「第6番」とのカップリングとして彼らが選んだ作品もやはり、ブルックナーの「テ・デウム」だった。
 放送は日曜日の夕刻に行われ、この1961年2月12日はクレンペラーとブルックナーにとって、イギリスにおける勝利の日となった。まだまだ少ない聴衆ではあったが、評は好意的で未来を感じさせるものだった。クレンペラーがこの勝利に満足していたであろうことは、この年の夏、同曲をコンセルトヘボウと演奏し、ウォルター・レッグ引退後の1964年にコロムビアへの録音(ニュー・フィルハーモニア)が行われたことでも明らかだ。
 バック・インレイにはBBCによる放送日が明記されており、実際の録音日に関しての表記はブックレット内となります。また、テスタメントは通常銀盤に墨文字のレーベル面ですが、当盤は白地がひかれています。
SBT2-1355
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(2CD)
1CD価格
バルビローリ唯一の同曲、
 カラスとの「アイーダ」が当レーベルより登場

  ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
マリア・カラス、
クルト・バウム、
ジュリエッタ・シミオナート、
ジュリオ・ネーリ、
ジョーン・サザーランド/他
ジョン・バルビローリ指揮
コヴェント・ガーデン
 王立歌劇場o.&cho.
 録音:1953年6月10日、ロイヤル・オペラ・ハウス、コヴェント・ガーデン、ロンドン。ライヴ。LEGATO、GOLDEN MELODRAM、ARCHIPELなどから出ている音源だが、今回マスターからの初復刻。
ギュンター・ヴァント
 ハイドン:
  交響曲第82番 ハ長調「熊」 (*) /
  交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」 (*) /
  交響曲第92番 ト長調「オックスフォード」 (#)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 録音:1950年代-1960年代。ステレオ (*) /モノラル (#)。原盤:Club Francais du Disque (後のMUSIDISC、現ACCORD)。全曲初CD化。
 ギュンター・ヴァントが手兵のケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団を指揮した1950-60年代の録音。
シモン・ゴールドベルクのブラームス
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

  [第1番 ト長調/第2番 イ長調/第3番 ニ短調]
シモン・ゴールドベルク(Vn)
アルトゥール・バルサム(P)
SBT-1358
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[CD-R]
価格帯:C
カンポーリ
 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集 (*)
  [イ長調Op.1-3/ト短調Op.1-10/ヘ長調Op.1-12/
   ニ長調Op.1-13/イ長調Op.1-14/ホ長調Op.1-15]
 J.S.バッハ:無伴奏パルティータ 第2番
          ニ短調 BWV.1001〜シャコンヌ
アルフレード・カンポーリ(Vn)
ジョージ・マルコム(P;*)
 録音:1950年代始め。原盤:DECCA。叙情ヴァイオリンの名手、カンポーリが奏でる甘美この上ないバロックの世界!
 嫋々たるカンタービレで一世を風靡したイタリア出身の名ヴァイオリニスト、カンポーリ(1906-1991)のバロック作品。むせび泣くような歌心を前面に押し出した演奏は、 近年ではすっかり絶滅してしまったオールドスタイルの極みだが、それだけに希少価値のあるディスクといえるだろう。 (*)は国内のみですでにCD化されていたが、バッハのシャコンヌは今回が(CD?)初登場。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT-1359
廃盤
ピエール・フルニエ
 ボッケリーニ/グリュツマッハー編曲:
  チェロ協奏曲第9番 変ロ長調
 ヴィヴァルディ/ダンディ編曲:チェロ協奏曲 ホ短調
 クープラン/バズレール編曲:演奏会用小品
 ハイドン:チェロ協奏曲第2番 ニ長調
ピエール・フルニエ(Vc)
カール・ミュンヒンガー指揮
シュトゥットガルトco.
ローラ・ボベスコ
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
ローラ・ボベスコ(Vn)
ジャック・ジャンティ(P)
 録音:モノラル。原盤:DECCA。
 2003年9月に84歳で亡くなったルーマニア出身の女流ヴァイオリニスト、ローラ・ボベスコ(ボベスク)がDECCAに録音したフランクとフォーレのソナタ。10年ほど前にキングレコードから一度CDで発売されて、現在は入手不能になっている音源。この2曲のソナタは、エネスコの高弟であり、フランコ・ベルギー派の流れを汲むボベスコが最も得意としていた作品。後年の録音もあるが、まだ30代になったばかりのこの演奏には、若々しいエネルギーとテクニックの冴えが感じられる。ピアノのジャンティはプライヴェートでも一時ボベスコの夫君だったまさにベスト・パートナーで、実に半世紀以上にわたって共演を重ねた。
ザラ・ネルソヴァ
 ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調 (*)
 サン=サーンス:
  チェロ協奏曲第1番 イ短調Op.33 (*)
 ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」 (#)
ザラ・ネルソヴァ(Vc)
エイドリアン・ボールト指揮 (*)
エルネスト・アンセルメ指揮 (#)
LPO (*/#)
 録音:1953年 (*) /1954年 (#)。
 女流チェリストの先駆者、ネルソヴァによる渾身の3曲! ロシア系カナダ人のザラ・ネルソヴァ(1918-2002)は第二次大戦前に英国に渡り、12歳の時にカザルスの前で演奏するなど天才少女ぶりを大いに発揮、その後も卓越した技巧とスケールの大きい情熱的な表現力で聴衆を魅了した。 レコーディングはあまり多くはないが、残された音源はいずれも彼女の素晴らしい音楽性がしのばれる。サン=サーンスとブロッホの2曲は国内盤としてすでにCD化されていたが、ラロは今回が(CD?)初登場。
SBT2-1362
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[2CD-R]
価格帯:C
アルトゥーロ・トスカニーニ〜ヴェルディ:レクイエム
 ジンカ・ミラノフ(S) シャシュティン・トゥールボリ〔キルステン・トルボルイ〕(Ms)
 ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T) ニコラ・モスコーナ(B)
 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 BBC so. & cho.
 録音:1938年5月27日、クイーンズ・ホール、ロンドン。ライヴ。音源:BBC。以前MELODRAMから出ていたライヴだが、マスターからの初復刻。
 トスカニーニがBBCに遺した偉大な演奏記録、1938年の「ヴェルレク」が優秀なリマスターで登場。1937年にヨーロッパを離れてアメリカに活動の拠点を移したトスカニーニは、それでも定期的にロンドンを訪れ、第二次大戦が勃発する1939年までの3年間に、BBC交響楽団と計25回のコンサートを行っている(バッハからシベリウスまでのスタンダードな作品から、珍しいイギリスもの、エルガー、V.ウィリアムスなど)。それらの記録の一部は、BBCからの音源提供とTESTAMENTの優秀なリマスタリング技術によって鮮烈に甦り、ファンの喝采を浴びているが(ブラームス:交響曲第2番/2他。SBT-1015)、いよいよ一連の演奏会の白眉とも言うべき「ヴェルレク」が登場。
 ヴェルディのレクイエムは1874年の再演以来、トスカニーニにとって特別な作品。バイオグラフィによれば1902年から1951年の間に世界中で30回の公演記録が残されているが、その1回1回がマエストロにとって重要な意義を持つものだった。ディスクでも決定的名盤として名高いNBC交響楽団との1951年1月27日のRCA録音をはじめ、ミラノ・スカラ座に歴史的な復帰を果たした1950年6月17日の演奏など、数種のパフォーマンスを聴くことができる。今回の演奏も以前CDで発売されてはいたが、録音の状態はお世辞にも満足の行くものではなく、今回のリリースによってはじめてその演奏の偉大さ(以前のディスクで聴かれたことのある方にとってはまるで別の演奏のように・・・)が認識されるだろう。
 なお、この演奏当時71歳のマエストロは必ずしも万全のコンディションではなかったようで、コンサートのわずか2日前には親しい友人に「疲れた。眠れない。・・・肩が痛い」と手紙の中で弱音を吐いており、また次の日には「肩が激しく痛む。レクイエムは私を殺す・・・」と言いながらも「私はますますこの作品が好きになった。私の演奏はヴェルディが思い描くとおりだと思う」と作品に対する敬愛の思いを語っている。そして、演奏会の翌日には「悲惨な最終リハーサルは私から眠りと心の平安を奪い取ってしまったが、昨夜の演奏はすべてが丸く収まった」と、いかにもトスカニーニらしい言い回しで満足の意を述べている。もちろん当夜の白熱した演奏は聴衆の心を魅了し、熱狂的な成功を収めたことは言うまでもない。
 なお、今回のライナー・ノーツは「トスカニーニの時代」の著者としても有名なハーヴェイ・サックス氏によるもの。トスカニーニと直接関わった氏による非常に興味深い内容となっており、この点でも要注目。また、2枚組ながら1枚価格というのも嬉しいリリースだ。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。また、レーベルからは「 1CD価格」でのアナウンスが成されていますが、流通在庫状況の関係で高額設定となっています。
SBT2-1363
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(2CD)
ギュンター・ヴァント
 ハイドン:オラトリオ「天地創造」 (*)
ヤネッテ・ファン・ディーク(S)
ペーター・シュライアー(T)
テオ・アダム(B)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.&cho.
ギュンター・ヴァント
 シューベルト:
  交響曲第6番 ハ長調D.589 (*) /
  交響曲第8番 ロ短調D.759「未完成」 (*)
 ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 (#)
ハインツ・シュレーター(P;#)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン・ギュルツェニヒo.
 以上2アイテム、録音:1950年代-1960年代。ステレオ (*) /モノラル (#)。原盤:Club Francais du Disque (後のMUSIDISC、現ACCORD)。全曲初CD化。
 ギュンター・ヴァントが手兵のケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団を指揮した1950-60年代の録音。とりわけ、シュライアーとアダムという強力な男声ソロイストを起用した「天地創造」は、1966年に3枚組LPでリリースされ、その年のフランス・ディスク大賞を受賞するとともに、当時のカラヤン盤、ベーム盤と並び称された名盤。
SBT8-1365
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(8CD)
6CD価格
オットー・クレンペラー指揮ウィーン・フィル〜
 1968年芸術週間全ライヴ・レコーディング

 [5月19日]  J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV.1046(CD-6)
 モーツァルト:セレナード第12番 ハ短調 K.388/384a「ナハトムジーク」(CD-1)
 同:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」(CD-1)
 [5月26日]
 ベートーヴェン:序曲「コリオラン」Op.62(CD-2)
 同:交響曲第4番 変ロ長調 Op.60(CD-2)
 同第5番 ハ短調 Op.67「運命」(CD-3)
 [6月2日]
 ラモー/クレンペラー編曲:ガヴォットと6つの変奏(CD-3)
 ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調(CD-4)
 [6月9日]
 マーラー:交響曲第9番 ニ長調(CD-5&6)
 [6月16日(ウィーンでの最後の演奏会)]
 シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」(CD-2)
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20(CD-7)
 ワーグナー:ジークフリート牧歌(CD-7)
 同:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲(CD-7)
 同:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕前奏曲(CD-7)
 以上、録音:1968年、ウィーン、ムジークフェラインザール、ウィーン芸術週間、ライヴ
 [ボーナスCD(CD-8)]
 ブラームス:ドイツ・レクィエム
  ヴィルマ・リップ(S) エバーハルト・ヴェヒター(Br)ウィーン楽友協会cho.
 録音:1958年6月15日
 「クレンペラーの指揮台での姿は、まるで、稲妻に打たれた樫の木のようだ。しかし、枝は大空に届かんとしている;果てしない苦悩に試された男。彼は決して生きる意志を捨てようとはしない。」(Die Presse)。
 オットー・クレンペラーの唯一の音楽財産の継承人で、人生すべてを父に捧げ、彼を偉大なる芸術家たらしめた功労者として知られる、娘ロッテ・クレンペラー。彼女は死の前年「父の録音は、今後EMIとテスタメント以外からはリリースさせない」との声明を発表。これは、いかにテスタメント社が絶大な信頼を得ていたかの証明であり、彼女の死後もこの信頼を裏切ることなく最良のかたちでのリリースを重ね、遂に、1968年の5週に渡る「芸術週間」の全記録がリリースとなる。
 クレンペラーにとってウィーン・フィルというオーケストラの存在は特別のものであった。まだ若き日の1925年、ボリショイ管弦楽団を賛辞するために次のような言葉を用いている。「世界にはモスクワのオーケストラと対等に対峙できる楽団はたったひとつしかない。ウィーン・フィルです。」そして、この愛情と尊敬は生涯変わることはなかった。後年、「ウィーン・フィルはどのアメリカのオーケストラより優れていると思います。正直、わたしは、ベルリン・フィルよりウィーン・フィルが好きだ。楽団員たちが気を悪くするのを承知でいうと、事実、ウィーン・フィルを扱うのは難しい。だけど、その演奏がどんなに見事なことか。特に、弦セクション!」いかにもクレンペラーらしい真っ正直さで、このような文章が書き残されてもいる。そして、この芸術週間の最後のリハーサルにおいて、「紳士諸君、ウィーンを離れる前にこれだけ言わせてください。あなたたちの理解と協力に感謝します。ウィーン・フィルと音楽を作れたことは、私の人生において最良の経験でした。」と言い残したとの記録も残っている。
 クレンペラーのウィーン・フィル・デビューは1933年。この記念すべきコンサートに、クレンペラーは切り札「ブルックナーの第8番」を提案。ところが、リハーサル終了間近になって、同市のトーンキューンストラー協会管から「同じ週にブルックナーの8番を演奏することをすでにアナウンスしてしまっているので、プログラムを変更して欲しい。」との要請が届く。クレンペラーはブルックナーの他の交響曲ならどれでもできると申し入れ、ウィーン・フィル側は第5番を指定。そしてなんと、クレンペラーはスコア無しでリハーサルをこなし、このコンサートを大成功に導いたのである。アメリカ人評論家B.H.ハーギンは「この第5番のコンサートと、この年の夏のザルツブルクでの第8番、そして、9月の世界聖餐会議における特別コンサート(9番)で、クレンペラーは、フルトヴェングラーでもワルターでもなく、彼自身が最も偉大で印象深いブルックナー指揮者であることを証明してみせた。」と評している。当時のファゴット奏者ブルグハウザーも「クレンペラーは、ワインガルトナーやシュトラウスとともに失われてしまった感覚を思い出させてくれた。宗教的で祈りにも似た音楽家としての感覚。彼の慣習に捕らわれない左手の動きはまるで魔術師のようだった。」と回想している。
 戦後、1947年にクレンペラーはウィーンに戻ってくるが、その後このオーケストラと共演するまでに10年の歳月が流れる。その10年後の再会が、ボーナス・ディスクにあるブラームスのレクィエムであった。「我々はこの曲を何十回と聴いている。シューリヒト、フルトヴェングラー、カラヤン・・・。なのに、昨日ムジークフェラインにいた誰しもが、ブラームスのレクィエムを初めて聴いたかのような錯覚に捕らわれた!」これが翌日のウィーン・エクスプレスに掲載された評であった。
 プラハの春、キング牧師、ロバート・ケネディ暗殺など、世界的に政治的暗雲が立ち込めた1968年、クレンペラーはロンドンでの「さまよえるオランダ人」の録音でこの年をスタート。マーラーの9番を含むいくつかのコンサートを終え、いよいよウィーンへ。過去に輝かしい実績を残してきたクレンペラーとウィーン・フィルであったが、共演するのが久しぶりである83歳という老齢の指揮者との仕事が容易なものであったわけではない。さすがの団員ですら「異常なまでの緊張感と超絶した即興演奏能力を要求された。」と当時を振り返る。
 「特に、マーラーの9番!」、コンサート・マスターであったワルター・ウェラーも、この交響曲最大の難所ををまかされたホルンのローランド・ベルガーも口を揃える。ホールの3列目でこのコンサートを実際鑑賞した、スワロフスキー、アバドそしてメータは終演後「ウィーン・フィルはマーラーの9番を体で理解してしまった!」と舌を巻いたとか。また、「ドン・ファン」のリハーサル時、フルートのウェルナー・トリップがソロ・パッセージの部分をもう一度練習するか確認したところ、クレンペラーは「わたしは、あなたがたがこのパッセージを完璧に演奏するであろう確証をすでに得ている。ありがとう、諸君!これで終わりだ。」といってリハーサルを打ち切る場面も。(この言葉がどれほどの緊張感を生んだか!)
 この一連のコンサートの中で、当初のプログラムからの変更は3箇所。3番目のコンサートでは、ラモーのガヴォットではなく元々ハイドンの101番が演奏される予定であった。そして、4番目のコンサートに追加された、エピソードとして大変有名なロバート・ケネディを追悼したモーツァルトのフリーメイソンの葬送行進曲(残念ながらオフィシャルな録音は残されていない)。そして最終日、シューベルトとシュトラウスの後にはもっと伝統的なものがふさわしいと、指揮者とオーケストラの同意があり、ストラヴィンスキーのバレエの代わりに、「マイスタージンガー」の初演100周年を記念してワーグナーの3曲が演奏されることとなった。
 冒頭に記したような、評自体が歴史に残るような大絶賛を巻き起こしたこの5週間はいまなお語り継がれている。そして今、その全貌がリリースされる。もしもこの1968年のコンサートが実現していなければ、我々が耳にしている「ウィーン・フィル・サウンド」は少々違ったものになっていたかもしれない。楽団員が入れ替わっても途切れない伝統。その中に、まさに樫の木のように、クレンペラーの精神は根ざしているかのようだ。
フレデリック・サーストン
 ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115 (*)
 アーサー・ブリス(1891-1975):
  クラリネット五重奏曲(1931) (#)
 ブラームス:
  クラリネット・ソナタ 変ホ長調Op.120-2 (#)
フレデリック・サーストン(Cl)
グリラーSQ (*)
マイヤーズ・フォッギン(P;#)
 録音:1941年/1935年/1937年、以上デッカ・スタジオ、ロンドン。原盤:DECCA。ブラームスの2曲は初CD化ではないかと思われる。
 DECCAに録音されたにも関わらず、テスト・プレスしかされなかったもの。
 サーストン(1901-1953)はドレイパーに師事した後、学生時代からエイドリアン・ボールトに注目され、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・オペラハウス管弦楽団などで演奏、1930年にボールトが組織したBBC交響楽団の首席奏者に選ばれ、同交響楽団には14年間も在籍、名声を博し、その後フィルハーモニアの首席や王立音楽院の教授として、ブリマー、ペイエといった名手たちにも多大な影響を与えた近代クラリネット界の草分け的人物。このサーストンと、30年代最高の人気を誇り、ワインガルトナー、エルマン、コーエン、カーゾンといった錚々たるメンバーとの共演を果たしてきた、グリラーSQとの幻のコラボレーションが登場。
 録音自体はDECCAに残されているが、なぜかテスト・プレスのSP盤しか現存せず(マスターは紛失しており、SPとして商品化されて流通した形跡も無いとの事)、テスタメントとしてはめずらしく盤からおこした音源。音質的にはマスターからおこしたものとなんら遜色がなく、ポール・ベイリーの名人芸ともいえるリマスタリング技術にも注目。
SBT-1367
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(2CD)
1CD価格
初出、ケンペの「アラベラ」、バイエルン国立歌劇場ロンドン引越し公演!
  R.シュトラウス
:歌劇「アラベラ」
 リーザ・デラ・カーザ(S) ヘルマン・ウーデ(Br)
 エルフリーデ・トレチェル(S) マックス・プレープストル(B)
 イラ・マラニウク(Ms) ローレンツ・フェーエンベルガー(T)
 フランツ・クラルヴァイン(T) カール・ホッペ(Br)
 ケーテ・ネントヴィヒ(S) ルート・ミヒャエリス(A)
 アルブレヒト・ペーター(B)他
 ルドルフ・ケンペ指揮バイエルン国立歌劇場o.&cho.
 録音:1953年9月21日、コヴェント・ガーデン、ライヴ。モノラル。初出音源で、確かケンペによる同曲はこれが初登場! さらに2 for 1プライス!
 バイエルンが戦後はじめて行ったロンドン引越し公演での「アラベラ」。ドイツの文化的権威を復活させたともいえる歴史的偉業。ドレスデン生まれのルドルフ・ケンペがR.シュトラウスの真髄を表出した、ロンドンでの「アラベラ」ライヴ録音。
 1953年はバイエルン国立歌劇場にとって大変重要な年。第二次大戦中の爆撃によって破壊された劇場の再開は1963年を待たねばならなかったが、荒廃したこの都市の復興に文化的フラグシップが必要と認識したのは、なによりアメリカ占領軍だった。ミュンヘンでのオペラ再開はなんと1945年11月、ベッツェルスベルガーによる「フィデリオ」だった。音楽監督はクナッパーツブッシュから1946年にショルティへ引き継がれ、1952-1953年のシーズンにポストにあったのはルドルフ・ケンペ。同時期に「カプリッチョ」初演時にR.シュトラウスその人と共演した演出家ルドルフ・ハルトマンがバイエルン歌劇場に加わっている。ハルトマンより年若かったケンペもすでにR.シュトラウス演奏の第一人者として地位を築いており、この最強コンビによる「アラベラ」は1952年10月にミュンヘンで初演されている。
 戦後、キャストなど一部がダブリンなどに招かれたことはあったが、イギリスの首都ロンドンでドイツ・オペラ・チームが公演を行ったのは、この1953年の9月が最初。爆撃を受けたのはミュンヘンだけではなく、ロンドンもまたドイツ軍によって徹底的に破壊されていたわけで、この公演は文化的な側面だけではなく政治的にも大変な折衝を経たという。資金面では、ブリティッシュ・カウンシルとドイツ外務省が協力した。こうした状況下で、ハルトマンとケンペが選んだのは「アラベラ」「ダナエの愛」そして「カプリッチョ」。「ダナエ〜」と「カプリッチョ」に関してはこれがイギリス初演となり、「アラベラ」もこれ以前にはたった4回しか演奏されたことがなかった。
 この引越し公演は、西ドイツ政府が「ドイチュラント・ウーバー・アレス」をドイツ国歌として正式に再採用し、ヨーロッパ中で物議をかもしていた時期にも重なる。この公演の際にも、最初にこの国歌を演奏することが決められており、しかもミリタリー・バンド用の高らかにラッパが鳴り響くアレンジの楽譜しかなかったのだとか。ハルトマンは「できるだけ如才なくやってくれ」とケンペに頼んだが、実際の音楽は抑圧され悲しみに満ちたうめき声のように、ホールの外まで響き渡った。後の記者会見で、このドイツ国歌の演奏はバイエルン側ではなく、コヴェントガーデンの要求であったことが明らかになるが、なんにせよ、この「アラベラ」はそうした歴史の大きなうねりの中、演奏されたものなのだ。
 しかしながら、この演奏内容のすばらしさをイギリス国民が無視することはなかった。評はどれも肯定的で、「デイリー・エクスプレス」は一面で、この演奏会を取り上げている。アラベラの終演後、ドイツ大使館はサヴォイ・ホテルでバイエルン歌劇場のメンバーをねぎらった。その時のハルトマンへむけての大使の言葉が、すべてを物語っている。「あなたがたが開いたドアがどれほど重要だったか、もしかしたらあなた自身は気付いていないかも知れない。英国政府の要人がこれほど多く、ドイツ的行事に集まったことはなかった。バイエルン国立歌劇場はこの公演の大成功を大いに誇りに思って頂きたい。」
SBT2-1368
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(2CD)
デイヴィッド・マンロウ〜リコーダーの芸術
 *中世*
  作曲者不詳(13世紀):イギリス舞曲 / 作曲者不詳(14世紀):サルタレッロ
 *ルネサンス*
  ジャック・バルビロー(1420頃-1491):愉快な歌 / ピエール・アテニャン(1494頃-1551/2):4つのシャンソン
  ウィリアム・バード(1543-1623):木々は緑に染まり
  アントニー・ホルボーン(1550頃-1602):パヴァーヌとガイヤルド/選択/マイ・リンダ
 *初期バロック*
  シュメルツァー:7声のソナタ / パーセル:グラウンドに基づく3声のファンタジア
 *後期バロック*
  ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲 イ短調P.77 / ジョン・バストン(1711-1733頃活躍):協奏曲 ニ短調
  ヘンデル:さくらんぼよりなお赤い (*)
  J.S.バッハ:狩のカンタータBWV.208〜アリア「羊は安らかに草をはみ」 (#) /
   カンタータBWV.106「神の時は最上の時なり」〜ソナチナ/マニフィカトBWV.243〜アリア「主は飢えた者達を」 (+)
  トマス・アーン:劇音楽「お気の召すままに」〜青き木の下で (**) / F.クープラン:2つのミュゼット
 *20世紀*
  ブリテン:スケルツォ(1955) / ヒンデミット:トリオ(1932)
  ナイジェル・バタリー(1935-):白いのどをした鳥の鳴き声(1965)
  ピーター・ディキンソン(1935-):リコーダー音楽(1973)
 *中世の楽器(全35トラック)* (##)

 ロバート・ロイド(B;*) ノーマ・バロウズ(S;#)
 ジェイムズ・ボウマン(CT;+) マーティン・ヒル(T;**)
 デイヴィッド・マンロウ・リコーダー・コンソート、ロンドン古楽コンソート団員 (##)
 夭折の大天才、マンロウのエンサイクロペディックな遺産復活! 彼のルーツともいえるリコーダ音楽の集大成。
 ケンブリッジ大学で英文学を学んだマンロウは、その後しばらく南アメリカで過ごし、この地土着のウィンド楽器に大いに魅了された。学生の頃よりリコーダーの名手だったマンロウは、1960年代専門分野を古楽にまで発展させ1967年にはロンドン古楽コンソートを設立、このアンサンブルにはジェイムズ・ボウマン、オリヴァー・ブロックス、クリストファー・ホグウッドそしてジェイムズ・タイラーといったその後イギリス古楽界を背負って立つアーティストが揃っていた。マンロウがこれだけ後継者に恵まれたのは、彼自身の周囲にまで伝わる情熱と熟練した研究計画の作成法に因るところが大きいと言われており、マンロウはアーティスト、研究者としてだけでなく、教育者としてもやはり天才だった事がわかる。
 リコーダ音楽を時代別に大きく俯瞰し、それぞれが音楽として最高水準にある録音を残し、しかも興味深いライナーノーツまで自身の手で書き上げ(今回のCDにも掲載されている)、完成させたのがこの「リコーダーの芸術」。ダ・ヴィンチにも似た多面的才能を持ってして始めて成し得る、超人的な偉業といえる。フィルアップされている「中世の楽器」は1976年にオックスフォード大学より出版されたマンロウの著書「中世とルネサンスの楽器」の音資料として作成された同名の2枚組LPからのもので「ルネサンス」部分はSBT-1250と1251に収録されている。
 1976年の5月、ラジオはマンロウの死を報じた(自殺であったが、これはかなり長い間伏せられていた)。マンロウ死去の三日前に「中世の楽器」部のライナー執筆を依頼されたバートレットは、この資料を検索していた図書館で訃報を聞いたという。マンロウはすべてのプロジェクトを緻密な計算で練られた計画の上に進行しており、仕事を完遂する時間が残されていないことを悟ってこれを友人に託したのだろう。デイヴィッド・マンロウは、類稀な天賦の才に恵まれただけでなく、最後まですべてにおいてプロフェッショナルでもあった。
 *マンロウ in テスタメント*
 ・「二つのルネサンス舞曲集/モンテヴェルディの時代」(SBT-1080)
 ・「ヘンリー八世と6人の妻たち」(SBT-1250)
 ・「フェルディナンド五世とイザベラ女王期のスペイン音楽」(SBT-1251)
SBT2-1369
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(2CD)
モントゥー唯一のヴェルディ、初CD化
 ヴェルディ:歌劇「椿姫」
ロザンナ・カルテリ、
チェーザレ・ヴァレッティ、
レナード・ウォーレン、
リディア・マリムピエリ/他
ピエール・モントゥー指揮
ローマ歌劇場o.&cho.
 録音:1956年6月1日-11日、ローマ。原盤:RCA/BMG。初CD化となる音源。
 モントゥー唯一のヴェルディ録音となるもので、意外な事にこれが初CD化。歌手もカルテリ、ヴァレッティ、ウォーレンと中々の顔ぶれ。
アルトゥーロ・トスカニーニ
 シューベルト:
  交響曲第2番 変ロ長調 D.125
 シューベルト/ヨアヒム編曲:
  ピアノ・デュオのためのソナタ ハ長調
    D.812「グラン・デュオ」(管弦楽版)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.
 すべて初出音源。トスカニーニの17年にのぼるNBCso.との関係は、彼のキャリアの中でも異例に長いものであった。NBCso.との放送録音はどれも卓越したクオリティを保っているのはさすがというしかない。こうした膨大なライブラリーの中から選ばれた今回のこの2曲は初出、しかも「グラン・デュオ」はトスカニーニ唯一の録音である(となっているが、「グラン・デュオ」が唯一の録音だとすれば、協会盤LPがあるため初出ではないはず)。交響曲も他の2つの録音に比べて音質において最良といえる。
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 (*)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33 (+)
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」 (#)
グレゴール・
 ピアティゴルスキー(Vc)
ジョン・バルビローリ指揮LPO (*)
フリッツ・ライナー指揮
RCAビクターso. (+)
シャルル・ミュンシュ指揮
ボストンso. (#)
 録音:1934年5月18日 (*) /1951年6月1日&29日 (+) /1957年1月30日 (#)、以上モノラル。原盤:RCA/BMG。
 きら星のごとく巨匠を生み出したロシア・ヴァイオリン界と比べ、同時代のロシア・チェロ楽派にはそれほど多くの名前があがるわけではないが、しかしひとつの巨星が燦然と輝いている。それがピアティゴルスキーである。
 ヴァイオリニストを父に持ち、ピアノとヴァイオリンは父親に手ほどきをうけたピアティゴルスキーだが、彼の本来の音楽的才能に火がついたのは、チェロとの出会いからであった。初めてチェロのコンサートに行き感銘を受けたピアティゴルスキーは、2本の棒切れを拾ってきて、チェロ本体と弓にみたて何時間も演奏の真似をしていたとのこと。なんとも微笑ましい話ではあるが、後にピアティゴルスキー自身が「この魔法の棒はわたしが望みえるすべての音を奏でてくれた」と述べており、後に絶賛される彼の表現力にも少なからず影響したに違いない。
 その後、本物の楽器を手にすると彼は驚くばかりの上達をみせ、16歳にしてボリショイ歌劇場の首席奏者に就任、そして多くの指揮者や歌手と出会う。稀代のバス歌手シャリアピンは若き日のピアティゴルスキーにこうアドヴァイスしている。「君はチェロで本当にすばらしく歌う。だけどね、グリーシャ、もっと『語る』よう試してごらん。」
 1921年、自由な演奏活動を求めてポーランドに亡命。インタビューに答えるかたちでピアティゴルスキーはこのときのことをこう語っている。「何人かの音楽家仲間とともに、徒歩で国境を越えた。肩にチェロを背負ってね。突然、銃声がした。二人の兵士が我々に気づいたんだ。」悲壮感漂う亡命劇、と思いきや、彼は茶目っ気たっぷりにこう続ける。「仲間にオペラ歌手の女性がいてね、彼女は恐ろしいほど太っていた。銃声に驚いた彼女は、僕の背中に飛び乗り、首にしがみついてきた!…僕のチェロはそれでおしゃかさ。」
ジュリアード弦楽四重奏団の芸術
 モーツァルト:
  弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465「不協和音」 (*)
 ハイドン:
  弦楽四重奏曲第72番 Op.74 No.1 (+)
  弦楽四重奏曲第81番 ト長調 Op.77 No.1 (#)
 シューベルト:弦楽四重奏曲第12番
         ハ短調 D.703「四重奏断章」 (**)
ジュリアードSQ
[ロバート・マン(Vn)
 ロバート・コフ(Vn;*/+/#)
 イシドア・コーエン(Vn;**)
 ラファエル・ヒリヤー(Va)
 クラウス・アダム(Vc)]
 録音:1957年5月16-17日 (*)、23-34日 (+)、27日 (#)、ニューヨーク、タウンホール、モノラル (*/+/#) /1959年2月5日、アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ、ステレオ (**)。
 ヴァイオリニスト、ロバート・マンが50年以上にわたって率いた伝説のカルテット、ジュリアード弦楽四重奏団。レパートリーも残された録音も膨大な彼らだが、今回のシリーズは1950年代後半から60年代初頭にRCAビクターとの契約下で録音されたもの。シリーズ4タイトル中、 (*) (+) (#)の3曲だけモノラルだが、RCAの録音技術の高さを示す極めて良質な録音で、彼らの高度なパフォーマンスを余すところなく捉えている。1957年に2枚同時リリースされた有名なモノラルLPからの復刻。彼らの気取りのない率直なアプローチが好印象なウィーン古典物。
ジュリアード弦楽四重奏団の芸術
 ベートーヴェン:
  弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131 (*)
 シューベルト:
  弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」 (+)
ジュリアードSQ
 [ロバート・マン、
 イシドア・コーエン(Vn)
 ラファエル・ヒリヤー(Va)
 クラウス・アダム(Vc)]
 録音:1960年3月28日、4月1、4日、ニューヨーク、RCAスタジオB (*) /1959年2月5-6日、5月27日、アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ (+)。
 RCAビクターには、それほど多くベートーヴェン作品を残してはいないジュリアードだが、ここではベートーヴェン自身が最も気に入っていたと言われる第14番を、明瞭なアナリーゼを基にこの上ない技巧を披露している。一貫して感じ取れる思慮深さがまさにジュリアードならではの魅力。
ジュリアード弦楽四重奏団の芸術
 ベルク:抒情組曲 (*)
 カーター:弦楽四重奏曲第2番 (+)
 W.シューマン:弦楽四重奏曲第3番 (#)
ジュリアードSQ
 [ロバート・マン、
 イシドア・コーエン(Vn)
 ラファエル・ヒリヤー(Va)
 クラウス・アダム(Vc)]
 録音:1959年5月22、26、28日 (*)、1960年10月27、31日 (+)、ニューヨーク、RCAスタジオB (*/+) /1958年3月28、31日、ニューヨーク、マンハッタン・センター (#)。
 ジュリアードとはそれぞれゆかりが深い3作品。 (*)はいわずと知れたジュリアードのデビュー曲。 (+)はジュリアードによってこの録音と同年に初演された作品。ジュリアードの創設者ともいえるW.シューマンの (#)は1940年にクーリッジSQのために書かれたものだが、長くジュリアードのスペシャリティとして知られている。
ジュリアード弦楽四重奏団の芸術
 ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10 (*)
 ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 (+)
 ヴェーベルン:
  弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5 (#) /
  弦楽四重奏のための6つのバガテル Op.9 (**)
ジュリアードSQ
 [ロバート・マン、
 イシドア・コーエン(Vn)
 ラファエル・ヒリヤー(Va)
 クラウス・アダム(Vc)]
 録音:1959年5月7-8日 (*)、5月18、21日 (+)、11月23日 (#)、11月25、28日 (**)、ニューヨーク、RCAスタジオB。
 頻繁にカップリングされるドビュッシーとラヴェルの四重奏曲について、ロバート・マンは以下のように語っている。
 「この2曲は非常に異なった性質を持っていると思います。ドビュッシーの四重奏は彼が印象派作曲家として確立する前のロマン派時代に書かれたものです。一方ラヴェルのものは、完全に印象主義的な作品です。ラヴェルは4つの異なった哲学的な声部をみごとに同一次元に融合しています。それを表現することに我々4人は心血を注ぎました。」
SBT2-1376
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(2CD)
ブラウニングのプロコフィエフ
 プロコフィエフ:
  ピアノ協奏曲全集

  [第1番 変ニ長調Op.10 (*) /
   第2番 ト短調Op.16 (#) /
   第3番 ハ長調Op.26 (+) /
   第4番 変ロ長調Op.53 (**) /
   第5番 ニ長調Op.19 (##)]/
  ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調Op.19 (++)
ジョン・ブラウニング(P;++以外)
エリック・フリードマン(Vn;++)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ボストンso.
 録音:1965年12月1日 (*/#)&2日 (#) /1967年11月25日 (+)、26日 (+)、27日 (+/**) /1969年4月25日 (**) /1964年4月13日 (##)、以上ボストン。原盤:BMG/RCA。全て初CD化。
 ブラウニング(1933-2003)はバーバーの演奏で名を成したが、1956年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位(ちなみに1位はアシュケナージで、4位以下にもウーセ、ベルマン、ヴァーシャーリとその後世界的ピアニストとして活躍した人達がずらりと並ぶ)という実力からもわかる通り「バーバーのスペシャリスト」というだけの人では無い。プロコフィエフの協奏曲は1960年にCAPITOLへも第3番の第1回録音を残している(一度CD化されたが、既に廃盤)お得意の作品だが、この全集は何故かLP時代から廃盤のままだった。彼は最晩年まで活躍していたものの、録音には1990年代以降あまり恵まれていなかった(晩年は、活動を停止したMUSIC MASTERSへ録音を行っていたのも原因のひとつだろう)のも残念。そんな中での復活を喜びたい録音。余白には、こちらも2004年に64歳で亡くなったエリック・フリードマン若き日の演奏をカップリング。そして全曲、ラインスドルフ&ボストン響の伴奏である事も見逃せないポイント。
SBT-1377
廃盤
アルトゥーロ・トスカニーニ
 メンデルスゾーン:
  序曲「フィンガルの洞窟」/
  交響曲第3番 イ短調 Op.56 「スコットランド」
 シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.
1969年6月、セル最晩年のベルリン・フィル客演ライヴ!
 ブラームス:悲劇的序曲
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 (*)
 シューマン:交響曲第2番
ジョージ・セル指揮
BPO
ミシェル・シュヴァルベ(Vn;*)
 録音:1969年6月26日、ベルリン・フィルハーモニーザール、ライヴ、ステレオ。全て初出音源。
 「古典的様式美を知り尽くした男」、「保守派の騎士」、ベルリンの街中を沸かせたセル最晩年のBPO客演ライヴ・ステレオ録音、世界初発売。
 ジョージ・セルを語るにクリーヴランド管との関係性に触れないわけにはいかないが、同時に彼はコンサート、歌劇両方で常にヨーロッパの楽壇とも強い絆を保っていた。
 「私の使命は、アメリカとヨーロッパ音楽各々の要素を融合させることです。アメリカのオーケストラが持つ清々しく華やかなサウンドと各楽団員の妙技に、ヨーロッパ特有の伝統的な感性と、表現の温かみ、そして完成された様式美を加えたいのです。」これはセルがクリーヴランド管へ就任した時の声明だが、まさに有言実行、この言葉はことごとく現実となり、CBS/Sonyに残る数々の録音がそのすべてを証明している。しかし、セルの功績は当然ながら逆のベクトルとしても働き、セルがヨーロッパ楽壇へ与えた影響もまた計り知れないものがあった。
 1969年6月、ベルリン・フィルとの最後のライヴにはセルにとって最も重要な3要素が含まれている。R.シュトラウス、シューマンの2番、そしてベルリンという街そのもの。事実、1939年までセルの主なキャリアはヨーロッパで築かれていた。チェコ系ハンガリー人として生まれウィーンで教育を受けたセルは、かつてのオーストリア=ハンガリー二重帝国が作り上げた文化的融合そのものだったといえる。指揮者としてのベルリン・デビューは1914年、その時のプログラムは「ティル・オイレンシュピーゲル」と弾き振りでの「皇帝」、そしてセル自身によるロ長調の交響曲(現在は遺失)であった。その2年後(フリッツ・ライナーのデビューのわずか2週間後!)初めてベルリン・フィルを指揮。グスタフ・マーラーの推挙でクレンペラーがドイツ・オペラ楽壇へ進出したのと同様、R.シュトラウスのサポートを受け、セルはヨーロッパでの活躍の場を確実に拡大していった。
 セルが生涯愛し続けたシューマンの「第2番」を初めて振ったのは1937年(スコットランド管弦楽団)。シューマン生誕150周年の1960年には、クリーヴランド管で全集を完成させた。後に彼自身のエッセイに「わたしにとって、シューマンは最も偉大な純粋にロマンティックな作曲家なのです。彼のピアノ作品、室内楽、歌曲にくらべ、交響曲作曲家としての真価や影響力が忘れられているのは悲しいことです。」との記述がある。「どうか、若い指揮者の皆さん。シューマンの4つの傑作を愛してください。音楽的満足感だけでなく、よく指揮をすれば必ず、チャイコフスキーを演じた後以上の客席からの喝采を得られることを知ってください。」このエッセイはこう結ばれている。
 まるで、八方へ放った光を一点に集約し、セルの音楽人生を凝縮するかのように編まれたプログラム。要素そのものが奇跡的なプログラムは、やはり奇跡のような音楽として表出する。悲劇的序曲では厳格な様式美を保ちながら実に気宇壮大なブラームスを展開。「ドン・ファン」では、手兵クリーヴランド管に聴かれる精緻を極めたスタイリッシュなアプローチに加え、ベルリン・フィルならではの豊麗な音響が相まって、圧倒的な音楽世界が構築されていく。楽曲途中に現れる鳥肌もののホルンの咆哮。水が滴るように艶やかな美音をふりまくシュヴァルベのソロも絶品。
 そして十八番のシューマン第2。いつもながらの細部まで彫琢された表現力はもとより、BPOの機能美を最大限に駆使してスリリングかつロマンティックな演奏は、(クーベリックとの録音を残していたものの)BPOがこの作品を弾き慣れていなかったことなど到底信じられない。シューマンの2番に関ししては、マスコミや評論家ですら「曲自体よく知らず、まともな評論などできない」という状態だったとのこと。今からは想像もできないことだが、精魂込めた演奏会にこの作品を取り上げることはリスキーともいえる行為だったと関係者は語っている。
 現在、シューマンの交響曲をよく知らない、という評論家がいるであろうか?このコンサート翌日にベルリンの街を騒然とさせたセンセーショナルな評の数々は、時代も空間も超え現代の音楽シーンにすら息づいている。歴史的に重要な名演は数あれど、セルの成し得たこの偉業と比肩するものはそれほど多くはない。驚くべきことに、偉業となりえた世紀の名演をジョージ・セルは「客演」という立場で成し遂げてしまったのである。
 テスタメントは今後、RCAのみならずCBS/Sony音源のリリースも予定しており、この忘れえぬ巨匠ジョージ・セル関連作にいやがおうにも期待が高まる。
ライナー〜モーツァルト
 セレナード第13番 K.525
  「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 (*)
 ディヴェルティメント
  〔第17番 K.334 (+) /第11番 K.251 (#) 〕
フリッツ・ライナー指揮
シカゴso (*/+)、
NBCso. (#)
 録音:1954年12月4日 (*)、1955年4月26日 (+)、シカゴ・オーケストラ・ホール (*/+) /1954年9月、マンハッタン・センター (#)。原盤:RCA/BMG。世界初CD化 (+/#)。
 並み居る巨匠が割拠していた指揮界の黄金時代においても、フリッツ・ライナーは最も技術的に確立された指揮者であったといえよう。その技術は(同時代は多くそうであったように)オペラ指揮の経験に基づいたものである。合唱指揮者としてスタートし、1914年(わずか26歳)にドレスデン歌劇場に就任、8年にわたりこの劇場を率いた。
 ライナーはまた、モーツァルト演奏においてもっとも熱意をもった指揮者でもあった。同時代のモーツァルティアンといえば、ビーチャム、ワルターが挙げられるが、ライナーのアプローチはこの二人のものと大きく異なっている。モーツァルト音楽のもつ荘厳さを引き出し、重厚な響きを作ることが優先された時代に(特にビーチャムは、豊かな響きのために、元の編成を倍にすることにも躊躇しなかった)、ライナーは最も忠実なモーツァルト再現者であったといえる。だからといって、彼の演奏が四角四面なものだったわけではなく、特にリズムにおいては、イン・テンポにこだわることなくかなり自由な揺れがみられる。時にきかれる、ワルターがのり移ったかのようなルバートからはライナー自身の鼓動を感じることができ、彼(もしくはモーツァルト)の人間性に直に触れたかのような感動がある。
ランドフスカ〜チェンバロ作品の宝庫、ポーランドの舞曲集
 オギンスキ:ポロネーズ第1番 イ短調「祖国への別れ」
 ヤコブ・レ・ポロネーズ:ガリアルディ
 ワンダ・ランドフスカ:フランス・オーヴェルニュ地方の舞曲(ブーレー)第2番
 カト:コレア・ポロニカ / オギンスキ:ポロネーズ ト長調
 ラモー:二人のポーランド人のための荘重なエール
 F.クープラン:クラヴザン曲集第4巻第20組曲〜ポーランド風の歌
 伝承曲/ランドフスカ編曲:2つのポーランド舞曲/ The Hop(祝婚歌)
 ショパン:マズルカ ハ長調 Op.56 No.2 / ラモー:皇太子妃
 D.スカルラッティ:ソナタ〔ニ短調 K.443 /ニ長調 K.32 〕
 F.クープラン:神秘の障壁/道化役者 / パーセル:グラウンド ハ短調
 作曲者不詳:夜うぐいす(ナイチンゲール)
 ヘンデル:調子の良い鍛冶屋(組曲 ホ長調 から)
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番〜トルコ行進曲/
        メヌエット ニ長調 K.355 /ロンド ニ長調 K.485
 J.S.バッハ:協奏曲 BWV.972(ヴィヴァルディ原曲)
  ワンダ・ランドフスカ(Cemb)
 原盤:RCA/BMG。ここにきてTESTAMENTのRCA音源リリースに俄然勢いが増してきた。先般リリースされ好評を博したモントゥーの「椿姫」やピアティゴルスキーはまだ記憶に新しいところだが、今回はチェンバロ音楽の復興に大きく寄与したことで知られるポーランドの女流チェンバリスト、ワンダ・ランドフスカ。地元ポーランドの舞曲作品を配したディスクである。
 ワルシャワの教養高い家庭に生まれたランドフスカは、ワルシャワ音楽院で名高いショパン演奏家だったアレクサンドル・ミハウウォスキ(1851-1938)にピアノを学び、その腕前は14歳にして名指揮者アルトゥール・ニキシュに称賛されるほどだったという。その彼女が依頼して製作されたプレイエル社製チェンバロ(いわゆるモダーン楽器)という近代的メカニズムを持つ大型のチェンバロを駆使して奏でられる、雄大なスケールを持った華麗かつロマンティックな演奏は、現代の主流とは異なるものの、微細の古めかしさすら感じさせない新鮮な印象を与える。お国もののポーランド舞曲集を含むこのCDでも、彼女の美質が遺憾なく発揮された名演を聴かせている。
バーナード・ウォルトン&カラヤン/他
 モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 (*)
 ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115 (#)
  バーナード・ウォルトン(Cl)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニアo.(*)
  ヒュー・ビーン、フランシス・メイソン(Vn;#)
  クリストファー・ウェリントン(Va;#)
  アイリーン・クロフォード(Vc;#)
 録音:1955年6月。
 一般リスナーの知名度が高いとはいえないが、バーナード・ウォルトン(1917-1972)は、20世紀中頃の最も素晴らしいオーケストラ演奏家の1人だった。彼は同時期の名手ジャック・ブライマー(1915-2003)とは異なりメディアとの接触を避けたため、ほとんどソロのレコーディングを残していないが、「プロ中のプロ」として他の音楽家たちからは崇拝されている。イギリスの近代的クラリネット奏法の創始者であるチャールズ・ドレイパー(1869-1952)と彼の甥ハイドン(1889-1934)、そして彼らの弟子であるフレデリック・サーストンとレオナルド・ケルなどの伝統的な流れを受け継ぐ名手で、ロンドンso.とフィルハーモニア管の2つのオーケストラで35年間も活動した。BPOの首席奏者のポジションも希望すれば手に入ったかもしれない。とりわけカラヤンは彼を高く評価し、彼がBPOの首席指揮者兼芸術総監督の地位についた1955年には、フィルハーモニア管の創始者、ウォルター・レッグに対してこのように言った「もし我々が旧友ではなかったなら、私はBPOのために即時にウォルトンを引っ張るだろう」。なぜなら彼は6年間、フィルハーモニア管を指揮して、事実上ウォルトンほどの奏者がヨーロッパにはいないことを知っていたからだ。いかなる場合でも作品の最良の面を引き出す能力、そして会場での絶妙なバランスの取り方、ウォルトンはこれらを兼ね揃えた稀有な演奏家として認められていたのだろう。1954年から亡くなるまではロイヤルカレッジ音楽院で教鞭をとり、更なるテクニックの分析と理解の探求により国際的に影響を与えた。
アルトゥーロ・トスカニーニ
 ワーグナー:
  歌劇「さまよえるオランダ人」序曲
  歌劇「タンホイザー」第3幕前奏曲
  楽劇「パルジファル」より
   [第1幕への前奏曲/聖金曜日の奇蹟/
    第2幕前奏曲/第3幕前奏曲/
    クリングゾルの魔法の庭/終幕]
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.
 ワーグナーは、トスカニーニのレパートリーの中心的存在であり、これらの演奏には特別な重要性がある。特に「パルジファル」はトスカニーニお気に入りの作品で、頻繁に演奏されていた。
ヘルベルト・フォン・カラヤン
 R.シュトラウス:
  交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(*) /
  交響詩「ドン・ファン」(*) /交響詩「死と変容」(+)
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜ヴェーヌスベルクの音楽(#)
  ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニアo.
 録音:1951年12月3-4日 (*) /1953年7月2-3日 (+) /1954年10月7日 (#)。
 カラヤンがR.シュトラウスから多大な影響を得ていたのは周知の事実。もちろん彼の作品からだが、シュトラウスの感情を表出しないながら非常に効果的な指揮法への憧憬が、カラヤンという指揮者を誕生させ形成したといっても過言ではないであろう。
 戦後の瓦礫の中のウィーンで、カラヤンという才能に巡り合ったウォルター・レッグ。レッグは設立して間もないフィルハーモニア管をカラヤンに指揮させEMIとの契約にサインさせることを熱望した。1948年、カラヤン、ロンドン・デビュー。誰もがその才能を認めながらも、「新参者」といった印象がつきまとったのも事実であった。そうした背景からか、最初カラヤンは険しい表情をし近寄りがたい雰囲気を醸していたそうだが、フィルハーモニアの団員にはそんなことに不平をいうような者もなく(それどころか錚々たるメンバーな訳だが!)、誰もが真剣だったという。そしてまもなく団員たちは、カラヤンの礼儀正しさや静かな語り口、機知を知る。実際、14歳の時2ヶ月にわたりロンドンで英語を習得していたカラヤンの指示は、他の外国人指揮者たちより、より確実に浸透したとのこと。(たまに「指板 fingerboard」と「fingerbowl」を混同するという場面があったのもご愛嬌。)
 なんにせよフィルハーモニアの栄光がカラヤンとの出会いなくしてはありえなかったというのは、いまや誰もが認める事実。こうした黎明期に残された記録としても価値ある一枚。
SBT2-1384
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(2CD)
カイルベルトの「オランダ人」、ステレオでは初CD化!
  ワーグナー
:歌劇「さまよえるオランダ人」
 ヘルマン・ウーデ(Br) アストリッド・ヴァルナイ(S)
 ルートヴィヒ・ヴェーバー(B) ルドルフ・ルスティヒ、ヨーゼフ・トラクセル(T)
 エリーザベト・シェルテル(Ms)
 ヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭o.&cho. ヴィルヘルム・ピッツ合唱指揮
 録音:1955年。ステレオではCD初登場。世界中の喝采を浴びながら続々登場の1955年ステレオ・リングの狭間、もうひとつの待望のリリース! DECCAのステレオLPがありながら、なぜかCD化はモノラル(TELDEC)だった同年のオランダ人、ついにステレオ・ヴァージョンで登場!
 「ジークフリート」に始まるリリースで世界中を興奮の渦に巻き込んでいる1955年のカイルベルト指揮「ステレオ・リング」。お膝元バイロイトの新聞にバイロイトの広報官が「史上最高のリング!」と書くなど、各方面でも大好評。そのリング・リリースの狭間にもうひとつの朗報が登場。同年の「オランダ人」は1970年代にステレオのLPが発売されていたものの、既出CDはなぜかモノラルのマスターが使用されていた。ここに、1955年当時のデッカ録音技術の熟成度と、カイルベルトその人への感嘆にもにた喝采の中、遂にステレオ・マスターの「オランダ人」がリリースとなる。
 デッカは、バイロイトにおいて1951年にパルジファルとリング全曲を録音、そのクナのリングのうち「神々のたそがれ」は既にTESTAMENTが発掘して1999年にリリースされた(SBT-4175)。しかしながら、1952年から1954年は、EMIとバイロイト間のエクスクルーシヴ条項に阻まれDECCAへの録音は行われなかった。1951年のモノラル録音もすでに完成され洗練されていたことは残された録音からも明らかだが、1952年のEMI内部資料にはかのウォルター・レッグが「音質のことでいえば、我々自身の録音をリリースする際、デッカのものと比較されるのが正直恐ろしい。」と発言した記録が残っているとか。そして1955年、デッカはステレオでも同等以上のクオリティを維持し、かのリング、そしてこのオランダ人の録音を敢行した。
 バイロイト側では、このプロダクトは「不意の一撃」とともにスタートした。すでに常連だったカイルベルトとクナッパーツブッシュはともに、1954年の二の舞が起こらないか心配していた。1954年、ヴィーラント・ワーグナーが新演出「タンホイザー」の指揮者に選んだのは、マルケヴィチ。しかしながら、オケピットと舞台上のどうしようもない齟齬(特に合唱)が元で、なんと最後のゲネプロが終わった後に、マルケヴィチはその立場を放棄してしまった。止むを得ずカイルベルトがその代役を務めたが、翌年、ヴォルフガングが同様に実験的な「オランダ人」を予定していることをききつけたカイルベルトとクナは、とても親友と呼べるような間柄ではなかったにもかかわらず、この時ばかりは共同戦線をはり、このプロダクトをふたりでシェアして上演することを認めさせた。
 こうしてカイルベルトは最終ゲネプロ以外のすべてのリハーサルと後半3日間の上演を担当することになった。もちろん芸風がまったく異なるクナとのコラボレーションをカイルベルトが喜んだ訳ではないが、この時ばかりは「共同作業」がよい意味で機能した。つまり、非常にベーシックな準備がカイルベルトによって行われたことで、どちらの演奏にも好影響を与えたのだ(とはいえ、クナッパーツブッシュによる第一夜の放送には、カイルベルトが確立した速いテンポに感化され、オーケストラが指揮者を追い越そうとする傾向が聴いてとれたとの評もある)。だからといってこの二巨匠がこれを機に仲良くなったなどという事実はなく、非公認情報筋によるとこんなエピソードも残っている。オランダ人のスコアのある歌い出し部分にクナによって印がつけられているのを発見したカイルベルト、彼は大声で笑い出すのをなんとか堪えてひとこと「気をつけろ。○●はいつもここでとちるらしい!」(あまりの過激さのため、英・独・仏のライナーノーツとも伏字になっているという・・・。)。
 これだけの万全の体制でのぞんだにもかかわらず、ヴォルフガングによるオランダ人はヴィーラントほど実験的抽象的ではなく、非常に現実主義的だった。船は、小さな点として水平線に現れ、客席を巻き込むように大きくなっていくよう投影された。船員たちは第一幕中舞台に現れることなく、ゼンタたちがいる糸紡ぎ部屋は舞台右手の大きな窓のみからライティング、第三幕は不気味に帆を広げる幽霊船のマストに支配された。
 1956年、Deccaによりこの録音はモノラルでLPリリースされたが(当時のステレオ再生装置普及度を考えれば致し方ないともいえるが)、商業的にもそれほど重要視されてはいなかったという。ステレオ版のリリースは1970年代になってからで、その後のTeldecからのCDもなぜかモノラルに戻るなど、この演奏内容にしてこの音質の重要極まりないレコーディングは、長く正当な評価のテーブルにさえ乗っていなかったきらいがある。その理由は、同年のリングがカルショウ/ショルティのプロジェクトのため封印されていたことと同様の影響もあったかも知れないが、それに加え、初期LP時代を支えたふたりのプロデューサーが、スタジオ録音の魅力に取りつかれていたこともあげらる。客席の咳、雑音からも切り離され、音の間違いも完璧に正せるスタジオ録音。あの時代を思い起こせば、それに魅了されるのは止むを得ないとも言える。カルショウとレッグ。この偉大なプロデューサーふたりがスタジオ録音を推し進めたことにより、レコード評論界もリスナーも「ライヴ録音」から遠ざかって行き、遂にはグレン・グールドのようなアーティストを生み出すにまで至ったレコード業界。彼らの思考が間違っていたとは誰も反論できないだろう。しかし録音再生技術は彼らの想像を超え発展し、ホームシアターが設置されサラウンドでオペラを鑑賞することまで可能な時代がやって来た。ここに至ってやっと、カイルベルトのステレオ「さまよえるオランダ人」の真価が認められる時代になったのかも知れない。
初出? クレンペラー&ベルリン・フィルの
 ベートーヴェン:交響曲集
  〔第4番 変ロ長調 Op.60/
   第5番 ハ短調 Op.67「運命」〕
オットー・クレンペラー指揮
BPO
 録音:1966年10月12日、ベルリン・フィルハーモニー・ホール、ライヴ、モノラル。おそらく初出音源。クレンペラー&BPOによるこれら2曲は、これまでたしか一種のみ、同年5月のライヴがARKADIAなどから出ていたが、10月の演奏はおそらくこれが初登場。
 2005年7月にリリースとなったウィーン・フィルBOX(SBT8-1365)が驚異的な売れ行きを示し、また、2003年発売のBPOとの「田園」(SBT2-1217)がすでに同曲の決定盤としてロングセラーを続けている今、クレンペラーのベートーヴェン第4番&5番がリリース。
 「私は長い人生の中で頻繁にベートーヴェンの交響曲を振ってきた。その結果、『ベートーヴェンのスペシャリスト』のような犬の首輪をつけられてしまった。若い頃、私はベルリンでかなり新しいことや実験的でさえあることができた。そのころ私は『モダン・コンダクター』と呼ばれた。どちらの表現も正しくなんかない。私は常に、すべての音楽形式を的確に表現することだけを目指してきた。音楽というフィールドにスペシャリストなんていない。他の分野同様、『オール・オア・ナッシング』だ。」(Minor Recollections, 1964;輸入元の案内書にあった訳のまま記載。)
 確かに、クレンペラーは古典から現代曲まですべての分野において輝かしい実績を残しており、現在、彼を「ベートーヴェンだけの指揮者」と認識している人は皆無と思われる。しかし実際頻繁に、そして人生の重要な局面において、クレンペラーはベートーヴェン(特に第3番と第5番)を指揮している。1920年ケルンにおける、木管を2倍にし9本のコントラバスを使った第5番は、大変な物議をかもした。1933年、ロサンジェルスでの初めてのコンサートで取り上げたのも第5番。(この時、客席にはチャップリンと映画監督のキング・ヴィダーがいた。)それはちょうどベートーヴェンのスコアに対する再考を終えたところであった。後にロサンジェルス・タイムスに(この時は第9番についてであったが)、クレンペラーは以下のように語っている。
 「私はほぼベートーヴェンが書いたとおりに指揮している。他の指揮者たちのほとんどは、ワーグナーによる変更を採用している。ワーグナーはベートーヴェンと音楽上は血脈のある兄弟であると世界に思わせたかったんだろうけれど、事実そうではない。ワーグナーが書いたベートーヴェンについての散文は非常にいいけど、彼のオーケストレーションは厚すぎる。」クレンペラーは彼の新しい考え方を戦後ヨーロッパにち帰りった。コンセルトヘボウが使用していた多くの所見が書き込まれたスコアを見て彼は叫んだといいます。「これはスコアじゃない。小説だ!」
 1955年、彼の2回目のスタジオ・レコーディングが行われた。このレッグ/フィルハーモニアとの録音がクレンペラーの世界的名声を確立したことは周知の事実だが、クレンペラーはこんなつぶやきを残しているのも興味深いところ。「レコードを作るのはいつもちょっとした問題だ。根源的に大切なこと、一個人であることが欠けてしまう。」そして1957年、今では伝説となったロンドンでのベートーヴェン・チクルス(第9番:SBT-1177/ 「皇帝」:SBT2-1351)となるのだが、この頃までにベートーヴェンのスコアリングに対する考察が再度なされる。
 「思考の交替は楽団やホールの響き、そしてなによりその瞬間の指揮者の解釈によって起こり得る。つまり、私は木管とホルンを倍にし小さな訂正をいれていくつかの交響曲を振ることにした。だけどこの問題について独断が許されなくなったら、私はまた考えを変えるかも知れない。」前言撤回ともなるこの内容をクレンペラーは少々負け惜しみ(?)をまじえてこう語っている。
 クレンペラーのベルリン・フィル・デビューは1921年。カラヤン黄金期のインテンダント、シュトレーゼマンを「向こう見ず」と言わせたオール・シェーンベルク・プログラムであった。なんと、かのクレンペラーが客席の咳がやむのを5分待つことを余儀なくされたとか。それでもシュトレーゼマンはこう振り返る。若き日から、クレンペラーの求める音はベルリン・フィルがかつて奏でてきた音と違っていたと。戦争によってヨーロッパを離れたクレンペラーだったが、その間も彼の名声が途絶えることはなかった。1946年、彼は大西洋を渡り帰って来た。その後、ヨーロッパ中の楽団、オペラ・ハウスから引っ張りだことなるクレンペラーだが、BPOとの共演はそれほど頻繁ではなかった。1948年マーラーの第2番・第4番、1954年のハイドン・ヴァリエーション/ペトルーシュカ/ベートーヴェン7番、1958年シュトレーゼマンが「尋常ならざる経験。強制されることなく、カンタービレを彼ら自身の調和で満たしてしまった」と驚愕したというブルックナーの第7番。これらのコンサートは、放送スタジオであったティタニア・パラストとベルリン・ホッホシューレ・ザールにて行われたが、1964年、フィルハーモニー・ホールが完成。かの「田園」(SBT2-1217)のコンサートがとり行われた。正直なところ、クレンペラーは近代的なフィルハーモニーがあまり好きではなかったようだ。フィルハーモニーのホワイエに設置された「和音」と題された像に対して一言。「増和音に違いない!」
 ホールは気に入らなかったクレンペラーだったが、この「田園」のコンサートが最大級の評価を得たのは、ご存知のとおり。こうして、この1966年の帰還も実現したのである。実際のコンサートでは、この2曲の交響曲の前にレオノーレ第3番が演奏されたが、残念ながら録音は残っていない。娘ロッテの日記によると、リハーサルでクレンペラーはダイナミクスの段階を確認するために(特にピアノ)頻繁にオーケストラを止め、木管のバランス(これはクレンペラーのベートーヴェンの最重要な特質)を是正したとのこと。後にクレンペラーはチューリヒの友人に手紙を書き、うぬぼれるでもなく団員をべたぼめするでもなくこう述べている。「ベルリン・フィルは自制的だった。そして本当によく演奏した。」
初出、デュ・プレのバッハ
  &バルビローリとのエルガー、ライヴ

 エルガー:チェロ協奏曲 (*)
 J.S.バッハ:
  無伴奏チェロ組曲〔第1番/第2番〕(#)
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc)
ジョン・バルビローリ指揮
BBCso.
 録音:1967年1月3日、プラハ、ライヴ (*) /1961年12月-1962年1月、BBCチューズデイ・インヴィテーション・コンサート、ロンドン、ライヴ (#)。音源:BBC。初出音源。
 デュ・プレの短かった最盛期に行われたツアー、さらにその才能を早くから見抜き(10歳だったデュ・プレがスッジア賞のオーディションの時、弓を弦に置いた瞬間に「これだ!」と叫んだと言う)、エルガーの最も深い解釈者でもあるバルビローリとの感動ライヴ!!
 2005年1月、ジャクリーヌ・デュ・プレは還暦、生誕60周年を迎えた。今生きていたとしてもまだ60歳、しかも病のため後半生はほとんど活動できず、彼女が音楽を奏でていた期間がいかに短かったかを再度思い知らさる。これを記念したBBCミュージック・マガジンで、ロストロポーヴィチは以下のように語っている。
 「彼女は、チェロを握りしめて生まれてきたかのようだった。楽器が、手足のように、彼女の身体の有機的な部分そのものだった。なので、演奏するにあたって、音楽の流れを邪魔するものがなにひとつない。感情がそのまま音楽となってダイレクトに聴衆に届くんだ。この天賦の才は、今日でも、彼女の録音を聴けば感じ取ることができる。」
 1967年、BBC交響楽団はブーレーズとバルビローリというふたりの指揮者に率いられ東欧ツアーを行った。この時、同行したのは、オグドン、ハーパー、そしてデュ・プレとまさに「ベスト・オブ・ブリティッシュ」なソリスト達。このCDに収められているエルガーは、このツアーの初日1月3日のもので、現存するBBCレコーディングの中では、一番古いデュ・プレのエルガーとなる。
 このツアーは、デュ・プレの人生で最も幸せだった期間と符号する。このツアーへ出発するほんの数日前に、デュ・プレはバレンボイムと出会い恋に落ちたのだった(出会ったパーティーで、彼らは挨拶がわりにブラームスを共演したと言う)。このツアーの間、ジャクリーヌはバレンボイムのことばかり幸せいっぱいに話していたと多くの証言が語る。その人生の中でも、本当に幸せだった短い短い時間を記録したこの録音は、まさに彼女が生きた証であり、なにか暖かい気持ちを運んでくれる。
 フィルアップされているバッハの無伴奏は、コンサート自体は1番から3番までのプログラムだったが、残念ながら第3番のテープだけが保存されていなかったのとこと。
 ジャケットの写真は、デュ・プレの友人が撮った大変貴重なプライヴェート・フォトで、和やかな雰囲気も当時を偲ばせてくれる。また、ライナー・ノートも(「ベスト・オブ・ブリティッシュ」ということからか英文だけ!)かなり長文のものとなっており、これもまた大変貴重な資料でもある。
 この録音は2005年3月、BBCによって放送され、多くのリスナーが「過去の2枚にもまさる最高の演奏だ」と評し大変に話題となった。永遠に愛され続けるチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレのリリースを心待ちにする気持ちは、イギリスのみならず、世界共通であろう。
SBT2-1390
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(2CD)
カイルベルト1955年のステレオ「リング」
  ワーグナー
:楽劇「ラインの黄金」
 ハンス・ホッター(Br;ヴォータン) ヘルサ・ヴィルフェルト(S;フライア)
 ルドルフ・ルスティヒ(T;ローゲ) グスタフ・ナイトリンガー(Br;アルベリヒ)他
 ヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1955年7月24日(日曜日)、バイロイト。ライヴ、ステレオ。
SBT4-1391
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(4CD)
カイルベルト1955年のステレオ「リング」
  ワーグナー
:楽劇「ワルキューレ」
 アストリッド・ヴァルナイ(S;ブリュンヒルデ) ハンス・ホッター(Br;ヴォータン)
 グレ・ブラウエンスティン(S;ジークリンデ) ラモン・ヴィナイ(T;ジークムント)他
 ヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1955年7月25日、バイロイト。ライヴ、ステレオ。
SBT4-1392
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(4CD)
カイルベルト1955年のステレオ「リング」
  ワーグナー
:楽劇「ジークフリート」
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T;ジークフリート)
 アストリッド・ヴァルナイ(S;ブリュンヒルデ)
 ハンス・ホッター(B;さすらい人) グスタフ・ナイトリンガー(B;アルベリヒ)
 パウル・クーエン(T;ミーメ) ヨーゼフ・グラインドル(B;ファフナー)他
 ヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1955年7月26日、バイロイト。ライヴ、ステレオ。
SBT4-1393
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(4CD)
カイルベルト1955年のステレオ「リング」完結編
  ワーグナー
:楽劇「神々の黄昏」
 アストリッド・ヴァルナイ(S;ブリュンヒルデ)
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T;ジークフリート)
 ヘルマン・ウーデ(Br;グンター) ヨーゼフ・グラインドル(B;ハーゲン)他
 ヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1955年7月28日、バイロイト。ライヴ、ステレオ。
 人類初にして最大の偉業、歴史的価値、高音質、そしてなにより最高のキャスティングから生まれたこれ以上なく完成された音楽。三拍子揃いも揃った音楽史上の奇跡の遺産。技術革新がめざましかった20世紀、音楽史における「月面着陸」ともいえる初のステレオ録音となった1955年、カイルベルト指揮の「リング」が2006年、遂に全貌を現した。
 ステレオでの「ニーベルングの指環」世界初録音は、1958年から1965年に行われたショルティ&カルショウ・コンビによるスタジオ・セッションと言われていたが、1955年夏のバイロイト・ライヴが、なんと全編ステレオで残されていた。指揮はヨーゼフ・カイルベルト。プロデューサーは、ピーター・アンドリーで、デッカと、当時デッカのドイツ支社ともいえたテルデックの気鋭のエンジニアがチームを組み、「指環」全曲を、ステレオ録音自体が大変珍しかった時代に収録しようと試みた。ノイマンM49マイクロフォン6本を使用してのその録音は、一度演奏がはじまれば設置されたマイクを二度と触れることができなかった事もあって、ある意味「賭け」であった。6本のうちの3本は、照明固定用のバーに一緒に吊り下げられ、舞台上20フィートに設置。6チャンネル・ミキサーST2にこれらが集約され、そして2台のAEG TR9テープ・レコーダーに、人類初のステレオ・リングは収められた。これらの試みは、正に奇跡的にことごとく成功し、近年の録音と言われれば信じてしまうばかりの瑞々しさで、1955年の「リング」を今に伝えている。
 1955年の夏、「指環」は2チクルス演奏された。デッカのこの実験的な試みは、1回目のチクルスにおけるヴァルナイ、ブロウェンスティーン、ウーデ(それぞれ2回目には不参加)を録ることにあったといっても過言ではない。2回目( WALHALLから「ワルキューレ」のみが発売されている;WLCD-0177)もオケ部分などではバック・アップとして使用可能ではあったが、基本的には本番とオーケストラ・リハーサル、及びGP時のテープだけでマスター・テープは完成されているという。しかも驚くべきことに、たとえば「ジークフリート」においては、たった21箇所という少ないテープ・エディットしか成されていない。これはまさに、実際の舞台がいかにすばらしかったかの証明でもある。
 しかし2006年まで、周囲の思惑や、EMIまで含んだ複雑な契約上の問題で、この「リング」がリリースされることは無かった。特に、カルショウがそのあまりの演奏の完璧さに、自分のプロジェクトへの影響を恐れ、この録音の封印を強く希望したのが大きな要因だったという。
 時は流れ、ステレオどころか、マルチ・チャンネルでの録音物が普通に手に入る時代となったが、それでもこの「指環」の絶対的価値はまったく揺るいでいない。それは「月面着陸」を果たしてもなお、月を見上げて物思いすることをやめないのと同じく、すばらしい音楽に感動する人類の心は不変であるからだろう。
 装丁はプラスチックのマルチ・ケースではなく、クレンペラー/VPOのBOX同様、美麗紙箱に紙スリーヴを使用、このスリーヴ及びブックレットには、英独の歌詞対訳だけではなく貴重な資料と写真が満載されている。TESTAMENT社のブラウン氏が「なにより、この素晴らしい音楽を自レーベルで取り扱うことができたことを神に感謝したい!」と言うように、愛情と尊敬の念が結晶したかのようなアート・ワーク。なお、第2弾「ヴァルキューレ」のライナーには、複雑であったバイロイト/EMIの契約や、なぜこの「指環」が今までお蔵入りとなっていたのかが詳細に語られている。そしてそれらのエピソードは、バイロイトそのものの歴史や関係者の思惑や大志までも浮き彫りにしており、脈々と流れる伝統の中でこのカイルベルトのリングがどういう位置づけであったかが鮮明に語られている。
 第1弾だった「ジークフリート」のリリース後から、世界中のどのメディアも、その素晴らしさを表現する言葉を選びあぐねるかのような評を発表し続けている。それこそ世界中の音楽誌やオペラ専門誌、そして新聞がこぞって最高評を掲載しているのだ。そして、大変異例なことに、テスタメント社には一般ユーザーから手紙やメールが山のように届いた。そこには、CDを聴いていかに感動したかと、この音楽をリリースしてくれたことへの感謝が綿々と綴られていたそうだ。事実、ドイツ語圏(と日本)以外の国では、今やカイルベルトの名前を知る人すら少ないらしく、リリース前には少々心配もされた。しかしながら、全ヨーロッパでこのリリースは熱狂的に歓迎されて(特にスペイン)いる。
 なお、分売リリースのさなか、このリング・サイクルがこれまでの評価を得るに欠かせなかった名ソプラノ、アストリッド・ヴァルナイが亡くなった。テスタメント社長スチュアート・ブラウンは、彼女の存命中に「ジークフリート」「ヴァルキューレ」のリリースが間に合い、世界的な高評が彼女の耳に届いたことが何よりの慰めになったと語っていたという。
 ヴァルナイを始め、ヴィントガッセン、ホッター・・・彼らの歌声により、当時のバイロイトにおいては神々しいまでの舞台が繰り広げられていたことを、この録音から垣間見ることができる。人間が文字に歴史を記録できるようになり、神々の世界が終焉を迎えたのに似て、ステレオ録音、さらに進んだ技術で音楽を記録できるようになるにつれて、神はなかなか舞台上に姿を見せてくれなくなったのかもしれない。時の流れの中で、それらが交差した一瞬をとらえた奇跡的な録音。それが、この一連のリングであり、この「神々のたそがれ」を聴くに特別な感動をもたらす一因なのかも知れない。
ラインスドルフ〜プロコフィエフ
 バレエ「ロメオとジュリエット」〜抜粋(16曲)/
 組曲「キージェ中尉」Op.60
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ボストンso.
ラインスドルフ〜プロコフィエフ:交響曲集
 〔第2番 ニ短調 Op.40/第6番 変ホ短調 Op.111〕
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ボストンso.
ラインスドルフ〜プロコフィエフ:交響曲集
 〔第5番 変ロ長調 Op.100/第3番 ハ短調 Op.44〕
エーリヒ・ラインスドルフ指揮
ボストンso.
 原盤:RCA/BMG。オーケストラ・ビルダーの異名を持ち、精緻なアンサンブルで知られるウィーン生まれの巨匠ラインスドルフの名盤の復刻。先ごろリリースされたプロコフィエフのピアノ協奏曲全集(ブラウニングのピアノ)でもその確かなバトン・テクニックは実証済みだが、今回もその手腕が見事に発揮され、均整のとれた響きと緻密な音楽作りで磨き上げられたプロコフィエフはいずれも絶品。ボストン交響楽団はプロコフィエフと縁のあるオケとしても有名だが、そもそもそれはプロコフィエフの交響曲第2番のパリ初演を指揮したこともある音楽監督のクーセヴィツキーがプロコフィエフとの親交が深かったことに由来しており、元より広大なレパートリーを有するラインスドルフ(同響音楽監督)がプロコフィエフ作品の数々に着手することは極めて自然なことであった。ポール・ベイリーのセンスの良さが光るリマスタリングも聴きもの。
初出、クレンペラー&ウィーン響のマーラー「第4」
 マーラー:交響曲第4番 ト長調
テレサ・
 シュティッヒ=ランダル(S)
オットー・クレンペラー指揮
ウィーンso.
 録音:1955年6月21日、ウィーン・ムジークフェライン、ライヴ。モノラル。初出音源。
 SBT-1387のベートーヴェンに続く、クレンペラーのリリース。苦難の中にも確固として存在する生きる喜びを反映し、慈しむように演じられたマーラーの第4番。
 クレンペラーとマーラーの密接な関係は、大変有名な第2番バンダ部分の指揮に対するマーラーの直接指導と絶賛のエピソードで始まった(詳しくは旧譜、フィルハーモニアとの「復活」ライヴ(SBT2-1348)の項目にて)。マーラーに「よくやった」と褒められた日から、マーラーとともに働く事がクレンペラーの夢となった。「復活」の初演指揮者フリードに、どうすればマーラーの興味を引けるかクレンペラーは尋ね「世界にマーラーの興味を引くものはたったひとつしかない。それは彼自身の音楽だ。」との答えを得る。これを聞いたクレンペラーは、すぐさまピアノに座り、復活のピアノ・アレンジ版を書き始めたと伝えられる。バンダの演奏をめぐり、マーラーはクレンペラーの推薦状を書いている。「グスタフ・マーラーは、クレンペラー氏を推薦する。彼は若いが、著しく優秀で経験も充分な指揮者としての成功を約束された音楽家である。カペルマイスターとしてのどんなトライアルにも、彼は最高の結果を生むことを保証する。また、彼に関するさらに詳しい情報を喜んで提供する。」この推薦状についてクレンペラー自身こう書き残している。「この推薦状はわたしのために全ての扉を開いてくれた。マーラーは、わたしの事実上の創造主だ。」
 これだけの関係があったにもかかわらず,クレンペラーがマーラーの音楽を妄信的に愛していたわけではない。ヘイワースに対しては「わたしは、興奮した子供みたいに馬鹿ではない。マーラーが書いたすべてのものが好きなわけじゃない。」と断言している。第3番にはほとんど興味を示さず、第5番のスケルツォとアダージエットは「すごくいい。だけど、だんだんサロン・ミュージックに近くなる。」、一回振っただけで投げ出した第1番は「最後の楽章がどうしても嫌いだ。」、一回も振らなかった第6番は「わたしは正直、まったく理解できん。」と言った言葉が残され、そして第8番には晩年大変興味を示したようだが、それは余りにも遅かった。
 4番交響曲は、クレンペラーが初めてコンサート・ホールで指揮した日(1912年1月30日ハンブルグ)のメイン・プログラムだった。大型のホールを使用し、たくさんのエキストラを必要とするこの音楽会がどれほどリスキーだったかは想像に難く無い。しかしこのコンサートは、最高の評を得て大成功となった。ケルン時代も1シーズンに必ず1曲はマーラーを取り上げていたが徐々に4番からは遠ざかり、数年にわたり一切ふれなかった時期もある。理由のひとつは、イスラエル・フィルに語った「マーラーのもう少し難しい物をやりたいんだ。」という言葉に垣間見られるかも知れない。
 しかしながら、戦後クレンペラーは4番に戻ってくる。1947年のVPOとのザルツブルグ・フェスティヴァルでは、少々アンバランスながら、パーセル「妖精の女王」とロイ・ハリス「3番交響曲」とともに演奏された。その際のソプラノはヒルデ・ギューデン。クレンペラーは1910-11年にマーラーが行った改正版のスコアを要求したものの手に入らず断念、しかし、このコンサートの大成功はクレンペラーに4番への興味を取り戻させた。1948年はBPOと(Berliner Zeitunugの評は「虜にされた!」)、1949年にはオーストラリア・ツアー(ソリストのシュヴァルツコップをあまりに酷評したため、コンサート後の打ち上げでダンスの誘いを拒否された、とのエピソードが残っている。)、それぞれイタリア系レーベルからリリースされたことがある、ケルンWDR(1954)、ベルリンRIAS(1956)、ミュンヘン・バイエルン放送(1956)との演奏、そして、クレンペラーとしては非常にめずらしいLSOとのコンサート(1954)でも、この作品を取り上げた。
 今回のリリースは、ムジークフェラインでのシーズン後コンサートで、前半は「ジュピター」だった。マーラーの4番を頻繁に取り上げていたこの頃、戦争が終わってやっとヨーロッパを自由に旅することができるようになった喜びを謳歌していたかのようだ。VPOとのギリシャ・ツアーを楽しみにしていたり、時にはグラーツなど、少々クレンペラーとは格が違うと思えるような楽団のオファーにも応じ出向いている(なんとこの時は、カラヤンがクレンペラーをウィーンまで車で送ったのだそうだ。しかも、車中でのクレンペラーは不機嫌そうに押し黙っているか、寝ているかのどちらかだったとか。)。数多の苦難に苛まれたクレンペラーの人生において、いつも喜びの時間とともにあったのが、マーラーの4番交響曲だったといえるかも知れない。
ティッサン=ヴァランタン
 〜フランク&フォーレ

 フランク:
  前奏曲、コラールとフーガ ロ短調/
  前奏曲、アリアとフーガ ホ長調
 フォーレ:9つの前奏曲Op.103 (*)
ジェルメーヌ・
 ティッサン=ヴァランタン(P)
 録音:1954年、モノラル/1960年、ステレオ (*)、以上サル・アディヤール、パリ。原盤:おそらく Ducretet-Thomson 。
ティッサン=ヴァランタン
 〜モーツァルト、ドビュッシー&フォーレ

 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488 (#)
 ドビュッシー:白と黒で (+) /英雄の子守歌/マズルカ
 フォーレ:3つの無言歌Op.17/マズルカOp.32
ジェルメーヌ・
 ティッサン=ヴァランタン(P)
ベルンハルト・
 パウムガルトナー指揮 (#)
カメラータ・アカデミカ・
 ザルツブルク (#)
ジャンヌ・
 マンション=タイ(P;+)
 録音:モノラル。原盤:おそらく Ducretet-Thomson 。
 フォーレ弾きとして名高いティッサン=ヴァランタン。2002年、生誕100周年記念としてフォーレが3枚発売された折りには、旧・国内代理店はカナ表記すら危うい状況(ティッセンとなっていた)だったが、古くからの根強いファンはもとより、若い世代へもその至芸は口コミで広がり、発売から4年たった2006年現在でもロング・セラーとなって、今やフォーレのピアノ作品は、彼女の演奏なくして語れないほど定着している。
 今回は前回の落ち穂拾い的フォーレ作品を含みつつ、モーツァルト・イヤーということでパウムガルトナーとのモーツァルトやドビュッシーの連弾作、フランク作品など彼女の魅力が存分に発揮され、前3作と同様、長く愛されるであろうアルバムが登場する。
 ティッサン=ヴァランタンのフォーレ:SBT-1215(舟歌、主題と変奏)SBT-1261(夜想曲)、SBT-1262(ヴァルス・カプリス、即興曲)
マルゲリータ・グランディ(S)〜ヴェルディ:オペラ・アリア集
 歌劇「マクベス」より[第1幕第2場/第2幕第1場&第3場/第3幕最終場]
  [フランチェスコ・ヴァランティノ(Br)
   バートホルド・ゴールドシュミット指揮スコットランドo.]/
 歌劇「マクベス」〜第4幕最終場[トーマス・ビーチャム指揮RPO]/
 歌劇「ドン・カルロ」より[アルベルト・エレーデ指揮RPO]/
 歌劇「トロヴァトーレ」より[ヴァルター・ゲール指揮LSO]
以上、マルゲリータ・グランディ(S)
 録音:モノラル。
 「オペラ・ハウスで聴いた最も偉大な声は誰のものか?」というダイレクトな質問に「マルゲリータ・グランディ」と答える人がヨーロッパには少なくない。グローヴ音楽辞典にも「比類ない声の持ち主」と記述されているほどで、オペラを純粋に「声」で楽しむ伝統のあるヨーロッパでは、この一枚は大ヒットとなり得るリリースとして注目されているとのこと。21世紀になってもいまだ人々を魅了し続ける「凄声」を是非とも体感してみたい。
SBT2-1403
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(2CD)
1.5CD価格
シューリヒト晩年のベルリン客演ライヴ、ステレオで登場!
 シューマン:「マンフレッド」序曲Op.115
 モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調K.504 「プラハ」
 ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」
カール・シューリヒト指揮
BPO
 録音:1964年10月8日、フィルハーモニー、ベルリン、ステレオ。DISCLOSURE からDS-0001-2としてこの3曲全てが、他にも LUCKY BALL、VIRTUOSO、ORIGINALS等から後半2曲は発売されたことはある演奏だが、既出盤は全てモノラルで、ステレオでは今回初登場&マスターからの初復刻となる稀少音源。
 シューリヒト・ファン感涙、巨匠が晩年にBPOを振ったファンには堪らないライヴ録音が今回始めてステレオで登場、しかも当夜のコンサート全容をCD2枚に収めており、演奏の素晴らしさもさることながら、その熱気をリアルに体験出来る。
 1880年、ドイツ(現在はポーランド)のオルガン職人一家に生まれたシューリヒトは父親の顔を知らない。シューリヒトが生まれるわずか3週間前、父は部下が溺れているのを助け、逆に亡くなってしまった。オラトリオ歌手であった母のもと音楽教育を受けたシューリヒトは、11歳にして作曲を学び、15歳のときには2つのオペラ(しかも台本も)を完成させたという早熟ぶりを発揮、20歳を過ぎるころには、正式に合唱指導の職に就き、作曲で得た賞によりフンパーティンクやレーガーに教えを得ていた。ディーリアスとの深い関係性が知られるシューリヒトだが、若い時分は「当時の現代音楽」であるブルックナーやR.シュトラウスなどに傾倒、古典派やロマン派音楽へ情熱を傾けるようになるのは、実はかなり晩年になってからだった自らも語っている。
 ベルリン・フィルへのデビューは1933年で、最後まで大変良好な関係を保っていたが、共演回数は多くない。1964年のこのコンサートは3夜にわたって行われ、そのうち一回はシューマンの代わりに、ボリス・ブラッヒャーの作品が演奏された。2年と数ヶ月後には亡くなってしまうわけだが、前述のとおりロマン派音楽への愛情とリスペクトに満ち溢れていた時期にこのプログラム、それも世界最高の機能性を有したオーケストラとの共演となれば、シューリヒトにとって人生最高の瞬間だったかも知れない。
 こうした環境下、シューリヒトは天真爛漫といえるほど彼の理想の具現化にこだわる。彼にしては異例ともいえる緩急、強弱を大胆につけた陰影に富んだ描写が、異常なまでの緊張感を生み出しているのが聴き手にダイレクトに伝わる。人によっては、BPOのアンサンブルに荒っぽさを感じるかも知れない。もちろん客演という事情で十分なリハーサルを積めなかったこともあるだろうが、シューリヒトの要求が非常に多く高度であり、そのうえ、いざ本番になるとリハーサルに無い意表を衝いた指示が頻出したことから、天下のBPOら対応し切れなかったのではないかと想像される。しかし、無謀ともいえるシューリヒトの音楽構築が逆に言い知れぬ緊張感をよび、このような一期一会ともいうべきスリリングな名演が実現した要因ともなった。
 そして、語り継がれてきたこの名演が遂にステレオ・マスターで登場、シューリヒト・ファンならずとも、広く聴かれるべきリリースであることに間違いない。
SBT2-1404
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[2CD-R]
価格帯:C
トスカニーニ、NBC録音集
 マイアベーア:歌劇「ディノーラ」序曲
 ゴルトマルク:交響曲第1番「田舎の結婚」(抜粋)
 ビゼー:組曲「美しいパースの娘」
 マスネ:組曲第7番「アルザスの風景」
 モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.363(320d)
 カリンニコフ:交響曲第1番 ト短調
 コープランド:エル・サロン・メヒコ
 スーザ:忠誠/エル・カピタン
 ジョン・スタッフォード・スミス/トスカニーニ編:
  星条旗(アメリカ国歌)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC so.
 録音:1938年-1944年。
 フルトヴェングラーと並ぶ20世紀最高の指揮者アルトゥーロ・トスカニーニが亡くなったのが1957年1月16日。つまり2007年が没後50年ということとなる。それを記念して発売されるのがこのアルバム。手兵NBCso.を振ってのこの2枚組は、トスカニーニとしては珍しい曲目もあり、“カンタービレの指揮者 "といわれた彼の特質が表れた演奏を聴くことが出来る。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
クレンペラーのベートーヴェン、放送ライヴ Vol.1
 交響曲第1番 ハ長調 Op.21/
 交響曲第8番 ト長調 Op.93/
 大フーガ 変ロ長調 Op.133
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.、
ニュー・フィルハーモニアo.
 録音:1963年、1966年、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。
クレンペラーのベートーヴェン、放送ライヴ Vol.2
 交響曲第2番 ニ長調 Op.36/
 交響曲第7番 イ長調 Op.92
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1957年、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。
クレンペラーのベートーヴェン、放送ライヴ Vol.3
 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60/
 交響曲第5番 ハ短調 Op.57「運命」/
 「エグモント」 Op.84〜「序曲」
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1957年、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。
クレンペラーのベートーヴェン、放送ライヴ Vol.4
 ミサ・ソレムニス Op.123
オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1963年、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール。
 以上4枚、ヒストリカル音源の発売で定評のあるテスタメントから、おそらくほとんどが未発売と思われる放送用音源による(個々の日付が明らかでないため詳細は不明だが、既出があるとすれば「大フーガ」[1966年2月20日の演奏が DISQUE REFRAINやRE! DISCOVERから発売されている]位だろうか)クレンペラー&フィルハーモニアの交響曲ライヴが久々に登場。彼の演奏はここしばらく、当レーベルからはベルリン・フィルやウィーン・フィルなど他オケとの演奏や協奏曲指揮盤が主に発売されていたため、フィルハーモニア管とのベートーヴェン交響曲は、大ヒットとなった1957年(SBT-1177)1961年(SBT-1332)という2種の「合唱」ライヴ以来。
 今回も1950年代後半から1960年代という、クレンペラーの演奏としては最も興味深い時期のもので、しかもミサ・ソレムニスは、フィルハーモニアとのライヴというのは以外にもこれが初登場(ライヴではケルン放響とのものがあったのみか)と思われるなど、聴き所も多い。クレンペラーにとって最も重要なレパートリーであったベートーヴェンのライヴを、手兵との演奏、しかもTESTAMENTの高音質復刻で堪能できるとなれば、ファンなら見逃すわけにはいかないだろう。
シューリヒトの「ステレオ版第9」、
 ついに海外発売

 ベートーヴェン:
  交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
ヴィルマ・リップ(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
マーレイ・ディッキー(T)
ゴットロープ・フリック(B)
カール・シューリヒト指揮
パリ音楽院o.、
エリザベート・ブラッスールcho.
 録音:1958年3月4日&5日、5月27日-29日、31日、以上サル・ワグラム、ステレオ。原盤:EMI。ステレオでのインターナショナル初CD化!
 1957年から1958年にかけて録音された、シューリヒトとパリ音楽院によるベートーヴェン交響曲全集中、その存在が知られつつもこれまで輸入盤ではCD化されることがなかった「第九」ステレオ・ヴァージョンが、ついにテスタメントの高度なリマスタリングを経てリリース。名演として広く知られるこの録音が、いかに鮮明な姿で蘇るかご期待頂きたい。
フルトヴェングラー&フラグスタート、
 初出音源あり

 R.シュトラウス:
  歌曲集「4つの最後の歌」 (*)
 ワーグナー:
  楽劇「トリスタンとイゾルデ」 より
  [前奏曲/
   愛の死「穏やかに、静かに」(第3幕)]/
  楽劇「神々の黄昏」より
  [ジークフリートのラインの旅/
   ブリュンヒルデの自己犠牲/
   ラインの岸辺に、大いなる薪を(第3幕)]
キルステン・フラグスタート(S)
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1950年5月22日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、ライヴ。 (*)は同曲の世界初演。 (*)を除き初出音源。 (*)はこれまで、「ドレス・リハーサル時のライヴ」とされてきたが、今回 TETSAMENT は、「この録音はこれまで、ドレスリハーサル時の物だと誤って伝えられてきた」としている。
 このコンサートの3ヶ月前、フルトヴェングラーはミラノ・スカラ座にて、フラグスタートがブリュンヒルデを歌う3回の「リング」ツィクルスを行った。それから彼はブエノスアイレスに飛び1ヶ月滞在。そこで「ドイツ語歌唱によるバッハのマタイ受難曲」を含む10のコンサートを行った。このロンドンでのコンサートは、彼がブエノスアイレスから戻った最初のコンサートにあたる。
 この日付の演奏会演目の内、ワーグナーの録音はこれまで行方不明で、全て消失したと思われていたが、最近になってロンドン、バービカン・ホール内 Music Preserved に保管(Chris Philip氏に[から?]寄贈)されていることが判明した。他方、「4つの最後の歌」だけはLP、CDを含め数種類が市場に出回っていたが、このアセテート盤の録音はスクラッチ・ノイズと歪み、そして酷く擦り切れた状態のため、長い間ひどい音質でしか聞くことができなかった。
 世界初発売のワーグナーも含め、状態の良いアセテート盤からの初復刻。当日の演奏曲目のうち、「ジークフリート牧歌」と「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲のディスク損傷が激しく、復刻が叶わなかったのは残念だが、当CDに収録された曲では、基本的に明確で多くのオーケストラ・パートの細部を聴くことが可能。理想的音質とまでは言えないながらも、以前のものよりははるかに優れた音で、フルトヴェングラーの芸術を存分に堪能することが出来る。特に、歴史的録音を聞きなれた方ならば問題とはならないはずで、なによりフルトヴェングラーがオーケストラから引き出した音の素晴らしさを瞬時に感じ取ることができるはず。
ライナー&シカゴ響/他、
 ハイドン:交響曲集

 交響曲第88番 ト長調「V字」 (*) /
 交響曲第95番 ハ短調 (#) /
 交響曲第101番 ニ長調「時計」 (#)
フリッツ・ライナー指揮
シカゴso. (*)
フリッツ・ライナーso. (#)
 録音:1960年2月 (*) /1963年9月 (#)、共にステレオ。原盤:RCA / BMG 。
 1953年、シカゴso.の音楽監督に就任したフリッツ・ライナーは、オペラ、コンサートはもちろんのこと、指揮法を教えるなど精力的に活動した(同時代の指揮者、例えばワルター、クーセヴィッツキー、そしてトスカニーニ、ストコフスキーは決してこのような幅広い活動をすることは無かった)。この評判を聞きつけた世界中の名手たちが、シカゴ響で演奏すべく集まってきたのもこの時期。NBCso.の首席チェロ奏者であったフランク・ミラーもその一人で、それからの10年間、ライナー&シカゴso.は黄金期を迎え、それは彼が亡くなる1963年まで続いた。
 当時のライナー&シカゴso.の演奏は RCA が録音していて、そのステレオ初期の輝かしい音は、多くが LIVING STEREO シリーズとして現在も入手可能。しかし、このハイドンに関しては以前輸入盤としてリリースがあったものの、LIVING STEREOシリーズではCD発売されたことがなく、その上現在ではほぼ入手不能(88番のみ国内盤で復刻されている)。
SBT14-1412
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(14CD)
9CD価格
カイルベルトの1955年「指環」、BOX化
 ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲
ヨーゼフ・カイルベルト指揮
バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1955年8月、祝祭劇場、バイロイト、ライヴ。SBT2-1390、SBT4-1391、SBT4-1392、SBT4-1393のBOX化。 不運としかいいようのない偶然の積み重ねによって、つい先日まで日の目を見ることがなかったカイルベルトの1955年「ニーベルングの指環」。今回は、全4夜をBOXにまとめた14枚CDセットでのリリース。
SBT2-1413
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(2CD)
チェザーレ・ヴァレッティ、ニューヨーク・
 タウン・ホール・リサイタル 1959-1960 〜
  ザ・アート・オブ・ソング
チェザーレ・ヴァレッティ(T)
レオ・タウプマン(P)
 録音:1959年10月16日&1960年10月28日、タウン・ホール、ニューヨーク、ライヴ。原盤: RCA / BMG。
 1950-1960年代、「テノーレ・ディ・グラツィア」(軽妙な声のテノール)チェザーレ・ヴァレッティは比類無き大歌手として活躍した。そのレパートリーはとても広く、同世代のテノールたちがあまり歌わなかったドイツ・リートやフランス歌曲、イタリアのカンツォーネ、さらにはスペイン、イギリス、ロシア、アメリカの歌まであらゆる歌を歌った。この2枚のCDで、その彼のすばらしい歌を堪能することができるだろう。
 1953年にメトで歌い、その数年後ニューヨークのタウン・ホールでのコンサートも大成功、モーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニなどのアリアを歌う彼のエレガントで完璧な歌唱に聴衆は大熱狂、口うるさいニューヨークの批評家たちも我が耳を疑うほどの素晴らしさだった。RCAによって録音されたこれら1959年と1960年のタウン・ホールでの演奏、コレクターたちの間で飛ぶように売れた2枚のLPが絶版になった後は「レア・アイテム」とされ、好事家たちは入手に躍起となったという。彼の声の魅力はその特徴的なテクスチャーだった。スキーパやタリアヴィーニのような甘さは若干不足しているかもしれない。しかし、ムラのない発声とその発音の明確さとピアニシモは並ぶ者がなく、他のイタリア人歌手とは全く違う「軽妙な声の響き」を活かした機敏さゆえにヴォルフの歌曲までを易々と歌いこなせたといえる。彼が得意とした役は悲嘆にくれる若い主人公だった。優雅さと、ほんの少しだけ垣間見せる脆弱さが聴き手の耳を捉えたのだろう。
リチア・アルバネーゼ〜アリア名唱集
 プッチーニ:「トスカ」〜歌に生き、愛に生きFW/「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さんFW
 カタラーニ:「ラ・ワリー」〜さようなら、ふるさとの家よFW
 チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」〜私は創造主である神のつつましきしもべDM
 レオンカヴァッロ:「道化師」より[鳥の歌FW/ネッダとシルヴィオの二重唱JM (*)]
 ヴェルディ:「オテロ」〜アヴェ・マリアFW
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜ぶってよ、マゼットDM/
        「フィガロの結婚」〜とうとうその時が・・・恋人よ、早くここへJM
 マスネ:「マノン」〜さようなら、私の小さなテーブルよJM
 ギュスターヴ・シャルパンティエ:「ルイーズ」〜その日からVT
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番 (#)
 チャイコウフスキー:「エフゲニ・オネーギン」〜タチアナの手紙の場面 (+)

 リチア・アルバネーゼ(S) ロバート・メリル(Br;*)
 フリーダー・ヴァイスマンFW指揮、ディック・マルツェッロDM指揮、
 ジャン・モレルJM指揮、ヴィクトル・トゥルッコVT指揮RCAビクターo. (#/+以外)
 8人のチェリスト (#)、レオポルド・ストコフスキー指揮シンフォニーo. (+)
 録音:1945年-1951年、モノラル。アメリカで愛されたイタリアの花、アルバネーゼのアリア集。
 リチア・アルバネーゼ(1913年イタリア生まれ)は、典型的なリリコ・スピントの力強い声を持ちながら「非常に聡明で、力任せで歌うことを決してしなかった」と評されたソプラノ歌手。1934年にミラノで「蝶々夫人」の急な代役で非公式デビュー、翌年末にはスカラ座の「ジャンニ・スキッキ」でラウレッタを歌い、いち早く人気を獲得した。デビューが衝撃的だったせいか、「蝶々夫人」のタイトルロールは300回以上も演じたという。蝶々夫人に加え、ミミ、ヴィオレッタでも高い評価を得たアルバネーゼだったが、テバルディとカラスが覇を競っていた時代のイタリアでは、どんなに優れたソプラノ歌手でも影が薄くなってしまうもの。アルバネーゼが最も活躍し広く愛されたのはアメリカだった。1940年に「蝶々夫人」でメトロポリタン歌劇場にデビュー。以後、26シーズンで「蝶々夫人」72回を含む16作品、427回の上演に参加した。また、サンフランシスコ歌劇場でも1941年から20シーズンの間に120公演に参加し、1972年夏の同歌劇場50周年を祝う特別ガラ・コンサートにも登場した。1946年には、「ラ・ボエーム」を初演したトスカニーニ自身による初演50周年記念録音に招かれて参加。同じトスカニーニ指揮同年12月に行われた「椿姫」では、ラジオ生放送にもかかわらず見事なヴィオレッタを歌い、これを聴いたカラスがアルバネーゼに「どうしたらあのように歌えるのか?」と聞いてきたほどだった(この質問にアルバネーゼは「トスカニーニが望んだ通りにやっただけ」と答えた。しかもトスカニーニは「シャンペンみたいなものさ。君ならできる。」と言っただけだったとか)。「優れた歌手は他人も自分もコピーをしない。毎回何かしら違う、新鮮な演奏を生み出すもの」という信条を持つアルバネーゼは、40年間にわたって高い水準の歌唱を続けた後、61歳で引退。リチア・アルバネーゼ・プッチーニ財団を創設して若手歌手のサポートを行っている。歌手としての実績と引退後の活動に対して、アメリカ合衆国政府は1995年にクリントン大統領(当時)からナショナル・メダルを贈呈。2000年には個人を対象とする顕彰では最高位であるハンデル・メダリオンをニューヨーク市から授与されている。"アルバネーゼのキャリアは早熟でかつ長命に恵まれたものだったが、もちろん声自体は年齢によって変化した。ここに収められたのは彼女の長い歌手人生の初期に属する録音で、その輝かしい声自体の魅力に加え、レパートリーとその対応力の広さには舌を巻かされる。このアルバムの出現によって、多くの人のアルバネーゼ評が一気に高まるのではないだろうか。
アイリーン・ファーレル〜ワーグナーを歌う
 ワーグナー:
  ヴェーゼンドンク歌曲集(全5曲) (*) /
  「ジークフリート」第3幕〜最終場面 (#)
アイリーン・ファーレル(S)
レオポルド・
 ストコフスキー指揮 (*)
ヒズso. (*)
セット・スヴァンホルム
(T;ジークフリート;#)
エーリヒ・ラインスドルフ指揮(#)
ロチェスターpo.
 録音:1947年12月30日 (*) /1949年4月9日 (#)、共にモノラル。オペラハウスでは歌わなかったワーグナー歌手、ファーレルの遺産。ワグネリアンにこそ御一聴頂きたい隠れたワーグナー名盤。
 アイリーン・ファーレル(1920-2002)は、アメリカで活躍したドラマティック・ソプラノ。ヴォードヴィル・シンガーの両親の下に生まれ、1942年に行ったデビュー・コンサートがCBSラジオで放送されて注目を集め、戦後の1947年から翌年にかけて行ったアメリカ・ツアーでクラシックの歌手としての評価を決定的にした。トスカニーニも1952年のベートーヴェン第9の録音に招き、この演奏がトスカニーニ自身「生涯でもっとも満足のゆく第9の録音」と認めるものとなった。ファーレルは劇場での舞台上演よりもコンサートやラジオ放送への出演を好んだといわれる。ワーグナー歌手に相応しい力強い声を持っていたにもかかわらず、またバーンスタイン指揮NYPをはじめ、コンサートでしばしばワーグナーを歌っていたにもかかわらず、ファーレルがワーグナー作品の舞台上演に出演した記録は一つもない。ファーレル自身は、オペラハウスでワーグナー・ソプラノを歌うことが歌手生命を縮める可能性があることを知っていたようだ。若き日のファーレルにいち早くワーグナー歌手としての素質を見出したのがストコフスキーで、ラジオ放送でファーレルの声を耳にした彼は、「ヴェーゼンドンク歌曲集を録音するなら彼女しかない!」と閃き、曲を知らなかったファーレルに対して4ヶ月にも及ぶレッスンを行った。この録音は発売されるや評判となり、この曲の定番としての評価を獲得した。ファーレルは後に「ヴェーゼンドンク歌曲集」をバーンスタインとステレオで再録音し、これが1962年にグラミー賞を獲得したため、モノラルのストコフスキー盤は埋もれていたが、ここにようやく復活する。ラインスドルフ指揮で録音された「ジークフリート」の最後の場面は、ファーレル演じるブリュンヒルデと当代きってのヘルデンテナーの1人セット・スヴァンホルムとの愛の二重唱を中心としており、これを聴くにつけ、ファーレルがワーグナーでメトの舞台に立たなかったことがあらためて惜しまれてならない。
SBT2-1416
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(2CD)
カラス&E.クライバーの「シチリア島」
 ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」(序曲は欠落)
 マリア・カラス(S;エレーナ) ジョルジョ・ココリオス=バルディ(T;アッリーゴ)
 エンツォ・マスケリーニ(Br;モンフォルテ) ボリス・クリストフ(B;ジョヴァンニ)
 ブルノ・カルマッシ(B;ベテューヌ卿) マリオ・フロジーニ(B;ヴォドモン伯爵)
 マファルダ・マシーニ(Ms;ニネッタ) ジーノ・サッリ(T;ダニエリ)
 アルド・デ・パオリ(T;テバルド) リド・ペッティーニ(Br;ロベルト)
 ブレッノ・リストーリ(T;マンフレード)
 エーリヒ・クライバー指揮フィレンツェ市立劇場o.&cho.
 録音:1951年5月26日、フレンツェ5月音楽祭、ライヴ。カラス唯一の録音で、E.クライバーのイタリア・デビューだったという、GOLDEN MELODRAM 等幾つかのレーベルから発売があった有名な演奏だが、今回はウォルター・レッグが所蔵していた音源から復刻されているという。
 マリア・カラスには、1947年8月にヴェローナで上演されたポンキエッリ《ラ・ジョコンダ》でのイタリア・デビューから、1951年12月のスカラ座で大成功を収めた《シチリア島の夕べの祈り》までの間に、彼女自身のキャリアにとってきわめて重要な節目となった2つの公演があった。ひとつは1949年1月ヴェネツィアでのベッリーニ《清教徒》、もうひとつが当アルバムに収められた1951年5月のヴェルディ《シチリア島の夕べの祈り》である。
 この年の5月、カラスはフィレンツェ5月祭の公演として、フィレンツェ市立劇場で《シチリア島の夕べの祈り》と、ハイドンの《オルフェオとエウリディーチェ》完全版世界初演という2つの歴史的公演を歌っている。両曲の指揮を務めたのは、この時初めてイタリアでオペラを指揮したエーリヒ・クライバー。残念なことにカラスとクライバーが共演したのは後にも先にもこの時だけとなった。本来ならば、クライバーは1956年5月にスカラ座で、カラスがクンドリーを歌う《パルジファル》を指揮することになっていたがクライバーはこの1956年1月に急逝してしまった(公演はガヴァッツェーニ指揮の《フェドーラ》に変更された)。
 今回のテスタメント・レーベルでのリリースは、EMIの名物プロデューサー、ウォルター・レッグが所有していたプライヴェート録音からのもの。レッグは歌唱重視だったため当録音では序曲が欠けているが、芸術性、およびサウンド・レヴェルを考慮し、音質の劣る他音源から編集は行なっていないという。
SBT2-1417
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(2CD)
カラスの「夢遊病の女」〜ミラノ・スカラ座、
 エジンバラ音楽祭における記念碑的公演がレッグ秘蔵の音源で登場!

 ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」
 マリア・カラス(S) ニコラ・モンティ(T) ニコラ・ザッカリア(B)
 エディット・マルテッリ(S) フィオレンツァ・コッソット(Ms)他
 アントニーノ・ヴォットー指揮ミラノ・スカラ座o.&cho.
 録音:1957年8月21日、キングス・シアター、エジンバラ、ライヴ、モノラル。音源:ウォルター・レッグの私的所有。奇蹟のカラス、最上のアミーナが聴ける! さらにレッグ所蔵音源により超ハイ・クオリティな音質! 秘蔵写真もふんだんに使用されたアート・ワークもうれしく、全カラス・ファン必携の注目盤!! なお、既出盤のうち、アルゼンチンの DIVINA RECORDS が発売したCD DVN-9 (現在メーカー品切れとのこと)はステレオだったが、当盤に関しては不明。
 マリア・カラスは、1950年にレナータ・テバルディの代役としてオペラの殿堂「スカラ座」の初舞台を飾るが、本契約を結ぶ1951年まで以後の出演を拒否してきた。その間、1951年のフィレンツェ5月音楽祭において、「シチリア島の夕べの祈り」(指揮:E.クライバー SBT2-1416)が大成功を博す。そして同じ演目で同年スカラ座のオープニングをセンセーショナルなデビューで飾る。以来、カラスは栄光の道を辿るが、その中で注目されるのは、映画監督であり演出家でもあったルキノ・ヴィスコンティと組んで忘れ去られていた「ベルカント・オペラ」が復活上演されたこと。スポンティーニの「ヴェスタの巫女」やドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」、そしてベッリーニの「夢遊病の女」など。「夢遊病の女」をカラスが初めて歌ったのは、1955年のスカラ座(指揮は、なんとバーンスタイン)。このオペラを歌うよう薦めたのはヴィスコンティだといわれているが、カラスにとってアミーノ役を歌うことは、これまで「ノルマ」や「マクベス」などで歌ってきたドラマティック・ソプラノからの少々冒険を伴う転身でもあった。
 1957年の3月2日から20日にかけて、ミラノ・スカラ座(ピッコロ・シアター)に於いて、ヴィスコンティ演出、マリア・カラス主演、アントニーノ・ヴォットー指揮によるベッリーニの歌劇「夢遊病の女」が上演されて大好評を博す(これと併行して3月3日-9日にかけてEMIでスタジオ録音も行っている)。カラスはこの公演の後、「トゥーランドット」や「マノン・レスコー」のレコーディングや他の公演で多忙を極めたために体調を崩し、エジンバラ音楽祭への参加が危ぶまれたが、結局、カラスは8月19日、21日、26日、29日の4日間だけ、「夢遊病の女」に出演し、比類なきパフォーマンスでイギリスの聴衆や評論家を圧倒した。
 今回リリースされる演奏は、8月21日に行われたライヴ録音。音源は、EMIでレコーディングしていたカラスのプロデューサーであったウォルター・レッグが私的に録音し所有していたものを、未亡人であるシュヴァルツコップの許可を得て使用。私的な録音とはいえ、極めてクォリティの高い音源となっており、当時のイギリスの聴衆や評論家に、“比類なき声 "“完璧な歌唱 "と強烈な印象を残したカラスの歌声と臨場感豊かな舞台の雰囲気がよく伝わって来る。カラスが遺した「夢遊病の女」の録音は、スタジオ盤を始め、1955年スカラ座ライヴ、エジンバラの公演に先立って7月4, 6日に行われたケルン・ライヴなど、いくつかの録音があるが、今回のライヴがカラスの最絶頂期を記録した録音と言える。
バルビローリのシベリウス、おそらく初出
 シベリウス(1865-1957):
  交響曲第2番 ニ長調 Op.43 (*) /
  交響曲第5番 変ホ長調 Op.82 (#)
ジョン・バルビローリ指揮
ロイヤルpo. (*)、ハレo. (#)
 録音:1962年10月、スタジオ (*) /1968年8月、ヘンリー・ウッド・プロムナード・コンサート、ライヴ (#)、以上おそらく初出音源。
 バルビローリはは1937年から27年間(旧・代理店記載;この年数の根拠は不詳)に渡ってBBCとヨーロッパ大陸の各放送局(旧・代理店は「コンチネンタル放送」と直訳しているが誤り)に膨大な放送音源を残したが、バルビローリの生前には商業的に発売されることはなかった。今回のシペリウスの2曲の交響曲もそういった記録で、2番はロイヤル・フィルとの初めての録音となる曲目。バルビローリのレパートリーの中でも、とりわけシベリウスは重要な位置を占め、若い頃から積極的に取り上げていた。1940年にはシカゴやニューヨークで何度も2番を演奏し、ハレ管の音楽監督に就任してからは全7曲の交響曲を年代順に演奏、1961年のベルリンso.との初コンサートでも7番の交響曲を取り上げ、常にシベリウスと共に歩んできたといえるだろう。
SBT-1419
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[CD-R]
価格帯:C
グレゴール・ピアティゴルスキー
 メンデルスゾーン(1809-1847):
  チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58 (*)
 ショパン(1810-1849):
  チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 (#)
 R.シュトラウス(1862-1949):
  チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6 (+)
グレゴール・
 ピアティゴルスキー(Vc)
レナード・ペナリオ(P;*/+)
ルドルフ・
 フィルクシュニー(P;#)
 録音:1965年11月、ハリウッド (*) /1965年7月、ハリウッド (#) /1966年9月、ニューヨーク(+)。おそらく RCA / BMG 原盤。なお、代理店のピアニスト表記に「レオナルド・ペンナリオ」などというのもあるが、上記の誤り。
 1903年4月17日、ウクライナのエカチェリノスラフ(現ドニプロペトロウシク)に生まれ、少年時代からヴァイオリンとピアノを父親に教わったピアティゴルスキーは、初めてコンサートでチェロを聴いた時から「自分はチェリストになる」と決意し、2本の棒を使って、想像上でチェロを弾く遊びに夢中になったと言う。後に彼は「その魔法の棒があれば私は自由に音の世界で遊ぶことができた」と著書に書いている。彼が初めて本当のチェロに触れたのは7歳の時、9歳の時にはすでに聴衆の前で演奏するほどの進歩だった。以降、モスクワ音楽院から奨学金を与えられ、グバリョフに師事し個人的にはブランドゥコフにも学びつつ、クラブや映画館で父とともにアルバイトにも精を出した。ロシア革命勃発後、レーニン四重奏団でスタートした演奏活動は、15歳でのボリショイ劇場首席チェリスト、グラズノフやシャリアピンら著名アーティストたちとの共演等々、かけがえのない経験となった。1921年、ポーランドに亡命する際、家畜列車に乗り、堂々たる体躯のオペラ歌手にチェロを破壊されたというエピソードも多くの人に知られているが、その後はBPOの首席奏者を経て、アメリカに渡ってからはストコフスキーやメンゲルベルクなど多くの指揮者、オーケストラと共演し、アメリカの市民権を得て永住した。
 ここに収録された3つのソナタは、どれもピアティゴルスキーの資質が良く顕れたもので、とりわけロシアのアマチュア奏者に捧げられたメンデルスゾーンのソナタの解釈は、まるでフォイアマンを思い起こさせるほど自由奔放。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT2-1420
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(2CD)
アンナ・モッフォ〜マノンの肖像、愛の二重唱
 マノンの肖像
  マスネ:「マノン」抜粋 (*) /プッチーニ:「マノン・レスコー」抜粋 (#)
 ジュゼッペ・ディ・ステファノ(デ・グリュー;*)
 フラヴィアーノ・ラボー(デ・グリュー;#) ロバート・カーンズ(ラスコー)
 ルネ・レイボヴィッツ指揮RCAイタリア・オペラo.&cho.
 ヴェルディ:「椿姫」〜パリを離れて
  リチャード・タッカー(アルフレード)
  フェルナンド・プレヴィターリ指揮ローマ歌劇場o.
 プッチーニ:「蝶々夫人」〜可愛い赤ちゃん、泣くんじゃないよ
  チェーザレ・ヴァレッティ(ピンカートン) ロザリンド・エリアス(スズキ)
  エーリヒ・ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場o.&cho.
 ドニゼッティ:「ランメルムールのルチア」〜裏切られた父の墓前で
  カルロ・ベルゴンツィ(エドガールド)
  ジョルジュ・プレートル指揮RCAイタリア・オペラo.
 プッチーニ:「ラ・ボエーム」〜ああ、なんと愛らしい乙女
  リチャード・タッカー(ロドルフォ) ロバート・メリル(マルチェッロ)
  エーリヒ・ラインスドルフローマ歌劇場o.
以上、アンナ・モッフォ(S)
 録音:1957年-1965年、ステレオ。史上屈指の美人ソプラノ、モッフォの名盤復活。
 今の時代も歌と容姿を兼ね備えたソプラノ歌手が人気だが、アンナ・モッフォ(1932-2006。生年には1930説と1935説もあり)はその中で飛びぬけた存在。カーティス音楽院で学び、フルブライト奨学金でイタリアに留学。1955年にスポレート歌劇場で「ドン・パスクヮーレ」のナンネッタを歌ってデビューするとセンセーショナルな人気を巻き起こし、1957年にはカラヤン指揮ウィーン国立歌劇場の「ファルスタッフ」録音に、ナンネッタで参加。同年にシカゴ・リリック・オペラで母国にも凱旋している。モッフォはアメリカ人だが、両親がイタリア人だったためイタリア語をネイティヴ同然に話し、才気煥発でもあったことから、イタリアのテレビ局で10年余りにわたって司会者として人気を博し、「イタリアの10大美女」に選ばれたこともあったほど。その声は、ジョン・スティーンが『ザ・グランド・トラディション(偉大なる伝統)』という著書で「リリコ或いはリリコ・ドラマティコでありながら、驚くべきことにソプラノの最高音域をまったく自然に響かせることのできる、きわめて稀なもの」と評している。しかし、歌い過ぎたためか、30代後半で高音に衰えが見え始め、40代後半でほぼ引退した。このCDはかつて「マノンの肖像」と題して発売された2枚組LP「マノンの肖像」をメインに、日本でもビクターから「愛の二重唱」と題して発売されたアルバムにも収められていたデュエットのトラックを収録。共演歌手の豪華さは、当時のモッフォの人気を忍ばせる。モッフォの声が衰え始める前の録音で、大西洋をまたいでイタリアとアメリカ両国の国民的ヒロインであった最盛期の声を伝えてくれる。
ラファエル・クーベリック〜
  第11回エジンバラ音楽祭ライヴ

 ドヴォルジャーク(1841-1904):交響的変奏曲 Op.78
 マルティヌー(1890-1959):
  ピアノ協奏曲第4番「呪文」 (*)
 ベートーヴェン(1770-1827):
  交響曲第5番 ハ短調 Op.67
ルドルフ・
 フィルクシュニー(P;*)
ラファエル・クーベリック指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1957年8月、アッシャー・ホール、ライヴ。モノラル。おそらく初出音源。
 1957年8月下旬、それまで2か月ほどのんびりした時期を過ごしたフィルハーモニア管は、ロンドンでのリハーサルを皮切りに活動を再開、2日後には3日間に全て異なる指揮者の下3つのコンサートを行なうため、エジンバラへと旅立った。
 さて、ここに収録されたマルティヌーのピアノ協奏曲は、この曲のヨーロッパ初演時のもの。ピアニスト、フィルクシュニーはマルティヌーの友人でもあり、協奏曲の第2番以降、そしてこの4番の初演者(この前年、1956年10月にニューヨークで世界初演)でもある。クーベリックは1948年9月にチェコから西側に亡命、活動初期はHMVレーベルにフィルハーモニア管との記録を多く残した。1952年にEMIとの契約が切れ、後はDECCAと契約しウィーン・フィルと集中的に録音を始めた。1957年当時はブラームス交響曲全集の録音が進んでいたため、実は彼はフィルハーモニア管の前にはほとんど姿を見せることはなかったが、この演奏はとても白熱している。なんと言ってもドヴォルジャークとマルティヌーはクーベリックにとっても大切な作曲家であり、フィルクシュニーともしばしば共演していた。このプログラムがドヴォルジャークの「交響的変奏曲」で始まっていることも、クーベリックのチェコ魂を燃えさせるに充分なであったことは間違いない。
SBT2-1422
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(2CD)
新発見! フェリアー&名指揮者による
 マーラーの世界

 マーラー:交響曲第3番 (*) /亡き子をしのぶ歌 (#)
 CBC放送における
  キャスリーン・フェリアーのインタビュー (+)
キャスリーン・フェリアー(A)
エイドリアン・ボールト指揮 (*)
BBC so. (*)
オットー・クレンペラー指揮 (#)
ロイヤル・コンセルトヘボウo. (#)
 録音:1947年11月29日、BBC放送録音 (*) /1951年7月12日、コンセルトヘボウ、、ライヴ (#) /1950年3月10日 (+)、以上モノラル。 (*)と (+)は初出音源。 (#)はかつて DECCA から CD発売があった物だが、久々の再発売。今なお熱烈なファンを持つフェリアーの貴重な遺産が登場! イギリス放送初演となったボールトのマーラー「3番」&クレンペラーとの「亡き子をしのぶ歌」
 コントラルト歌手のフェリアーは、1953年に41歳という若さで亡くなったために、その演奏活動は非常に短かいものだった。それでも多くの音楽ファンに極めて強い印象を与え、今なお熱烈なファンを持っている。特に、マーラー歌手として高い評価を受けており、ワルターとの共演による「大地の歌」(DECCA 466 576-2)は名盤として知られている。今回はまさにそのマーラー2作品が甦る。しかも共演はボールト&クレンペラーという2大指揮者。 (*)は、イギリスにおける同曲の放送初演となったBBCの放送録音。ボールトのマーラー演奏といえば、「巨人」やいくつかの歌曲集があるが、彼の芸風からみると少し違和感を感じるかもしれない。しかし若き日に第3番を初演した名指揮者ニキシュに師事し、ボールト自身常にマーラーの音楽を高く評価していた。またマーラーの直弟子ワルターとも親友であったなど、実は深い関係がある。世界的にみてもマーラー・ルネサンスが起こったのは1960年代のことだが、それに先立つ13年も前に、イギリスでマーラーを紹介しようとしたボールトの心意気は高く評価出来るのではないだろうか? イギリスにおけるマーラー指揮者として名高いバルビローリとは違う、ドイツ音楽の伝統に裏打ちされたアプローチによる演奏。絶頂期にあったフェリアーの歌唱も若々しく、輝かしさに満ち溢れている。一方の「亡き子・・」だが、1951年にコンセルトヘボウで行われた、マーラー追悼演奏会のライヴ録音。同じ時に演奏された「復活」は DECCA からCD化されているが(2008年現在の現役輸入盤:476 576-2[UK クリティクス・チョイス・シリーズ])、「亡き子・・・」は久々の再発(旧・国内代理店は「正規盤として初登場となる」としているが、現在は廃盤ながらも同じく DECCA からかつてCD発売があり、誤り)。懐の深いクレンペラーの指揮のもとで、フェリアーは、詩とマーラーの音楽を深く掘り下げており、陰影の濃い素晴らしい歌唱を聴かせる。付録として、CBC放送が行なったフェリアーのインタビューも収録されており、貴重な彼女の肉声とそこから溢れ出てくる豊かな人間性にふれることが出来る。
SBT2-1423
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クレンペラー1968年の「オランダ人」ライヴがステレオで初登場
 ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
 テオ・アダム(B−Br;オランダ人) アニヤ・シリヤ(S;ゼンタ)
 マルッティ・タルヴェラ(B;ダーラント) ジェイムズ・キング(T;エリク)
 ケネス・マクドナルド(T;舵取り) アンネリーズ・ブルマイスター(Ms;マリー)
 オットー・クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニアo.、BBC cho.
 録音:1968年3月19日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。ステレオでは初登場となる音源で、マスターからの初復刻。これまで出ていたCD [HUNT=ARKADIA / LIVING STAGE] は全てモノラルで、入手自体も出来なくなっている。
 「ラスト・コンサート」(SBT2-1425)に続き超弩級&ファン感涙のリリース。名盤の誉れ高いEMIスタジオ盤の1ヶ月後にコンサート形式で行われ、スタジオ盤よりさらにすばらしいとされながらも、これまでモノラルでしか聴けなかった「オランダ人」ライヴが、初めて状態の良いステレオで聴ける!
 若いころは相当数「リング」も振っていたクレンペラーだが、ワーグナーの舞台作品の中では中期の「オランダ人」「タンホイザー」「ローエングリン」のほうを気に入っていたようだ。「オランダ人」は1910年、プラハのドイツ歌劇場で初めて指揮しているが、当時一般的だった1幕版を用いていたという。後にベルリンのクロル歌劇場に移ったクレンペラーは、リヒャルト・シュトラウスから1843年版(一番特徴的な箇所は、序曲の最後に救済のモチーフが現れず、悲劇的なトーンのまま物語に突入するところか)のスコアを見るように薦められ、以後はこの版を用いて指揮する。1929年クロル歌劇場での上演が、抽象的で前衛的な演出と相まってナチスの厳しい批判にさらされ、クレンペラー自身を「さまよえる」生活へと導く伏線になってしまったのは皮肉だったともいえる。
 時はめぐって1967年。クレンペラーでワーグナーのオペラを録音できるチャンスは残り少ないと感じていたEMIのチーフ・プロデューサー、ピーター・アンドリー(ウォルター・レッグの後任)は「オランダ人」を提案し、乗り気になったクレンペラーはバイロイト音楽祭へ歌手の視察に行く。そこで「タンホイザー」のエリーザベトを歌っていたアニヤ・シリヤに一目惚れし、アンドリーに次のように書き送った。『彼女は音楽的にも演劇的にも飛び抜けている。間違いなく天才だ。彼女が「オランダ人」の録音とコンサートに参加出来るよう、ありとあらゆる手を尽くさねばならない。他の歌手にゼンタを歌わせるなんて、黒を白だと言い張るようなものだ!』
 かくしてシリヤは歴史的名盤の録音に参加したが、録音中のクレンペラーを振り返って『真剣モードのときは私が女であることさえ忘れてしまったように厳しかった』と語っている。オランダ人とゼンタのデュエットはなんと6回も録り直されたのだそうだが、その理由は『マエストロは何度も、どこかを踏んずけたりぶつかったりして大きな騒音をたてるんですもの!』
 実は、クレンペラーとスタッフ一同が強く望みながらEMIの録音では実現しなったことが一つあった。それはエリク役のテノール歌手で、皆がジェイムズ・キングを望み、キングも同意しながら、彼について優先権を持つデッカが、コンサートへの出演は認めつつも録音への参加を拒否したのだ。このためEMI盤ではエルンスト・コツーブが歌っている。コツーブも決して悪い歌手ではないが、やはりキングには王者の風格がある。シリヤも『キングの存在によってコンサートが一層強烈な体験になった』と語っている(他に、舵取りがゲルハルト・ウンガーからケネス・マクドナルドに交替)。
 リハーサル中大変厳しかったクレンペラーだが、音楽以外の場面では終始ご機嫌で、シリヤやスタッフを笑わせていた。それは、このコンサートにおいて、クレンペラーの巨体を舞台袖から指揮台まで支え歩く役をシリヤが仰せつかっていたからかも知れない『彼はとても重くて、指揮台に辿り着くのに5分もかかったのよ!』。そしてまた、リハーサルを見学に来たジョージ・セルとのエピソードも残っている。クレンペラーはセル(クレンペラーより11歳年下)に“ヤング・マン”と呼びかけ、シリヤを『俺の婚約者だ』と紹介するなど愛想よく対応している。しかし普段は絶対あり得ないのに、リハーサル全編を立ったまま指揮するなど、クレンペラーがいかにこの年下の指揮者を意識していたかも同時に伺い知れる。
 当時、バイロイトに蔓延していた度を越してドイツ的な音楽作りを刷新したいと考えていたヴィーラント・ワーグナーは、サヴァリッシュの速く軽い「オランダ人」を熱狂的に支持していた。前述クロル歌劇場での前衛的なワーグナー演出が、ヴィーラントの新バイロイト様式に影響を与えたともいわれている。サヴァリッシュに比べると、クレンペラーのワーグナーは対極といえるものだが、だからといって、ヴィーラントがクレンペラーを嫌っていた訳ではなく、ヴィーラントお気に入りのワーグナー録音はクレンペラーのものだった。
 シリヤは語る。『ええ、クレンペラーのやり方は、私のそれまでのやり方とは全く違いました。でも、私は今でも感じるのです。クレンペラーの音楽作りがわたしは一番好きだったと。彼の音楽には、何か‘実質’がありました。』 シリヤが舞台上で感じたこの感覚を同じく感じることができる、このリリースが秘めた重要性には計り知れないものがある。
ワルター2種目 NYPとの「ブル7」、初出!
 グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」序曲
 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ブルーノ・ワルター指揮
NYP
 録音:1954年12月23日&24日、カーネギーホール、ライヴ、モノラル。初出音源。
 「ワルターのブルックナー7番は一種類しかない」との定説を覆す歴史的音源の発掘!! スピードと力に満ちたライヴ、フィルアップも大注目の初出音源!!
 当レーベルから今度は、なんとワルターの初出音源が登場。彼が初めてブルックナーを指揮した記録は1914年の第4番に遡るが、納得の行かなかったワルターはブルックナーを封印、重病と休養を経て復帰した後の1927年から確信を持って取り組むようになった。コロムビアso.を指揮したブルックナーの第4、第7、第9のステレオ録音は高い評価を得て長らく愛聴されている。
 ここに登場する1954年の第7ライヴは、コロムビア盤とは趣を異にするダイナミックで力強い演奏で、ファンにとってワルターのブルックナー演奏の変遷をたどれると共に、ヨーロッパ時代のワルターのブルックナー演奏すらをも想像させるきっかけとなるもの。1953年12月27日、ワルターはNYPを指揮してブルックナーの交響曲第9番を演奏し、これは放送と同時に米コロムビア・レコードによってライヴ録音された。翌54年の12月23日と24日には同じ顔ぶれで第7番が演奏され、両日ともコロムビアがライヴ録音したが、放送はされなかった。ワルター自身は53年の第9番に非常に満足し、コロムビアはどちらもレコード発売する計画だったようだが、なぜか録音はお蔵入りしてしまう(LPレコードがステレオ時代に突入したためにステレオでの再録音が計画されたという説がある)。第9番はコロムビアのマスターは散逸したものの、ラジオ放送のテープが残っていたためCDに復刻されているが、放送されなかった第7番は幻の演奏となり、エアチェックテープによる海賊盤さえ存在しなかった。このため、ワルター指揮のブルックナー:交響曲第7番はコロムビア盤しかない、というのが定説になっていた。
 テスタメントはソニーBMGの倉庫から上述のコンサート2日分のライヴ録音のテープを発見。ここに日の目を見ることになった。各楽章の演奏時間は、コロムビア盤の20:52/19:28/10:24/13:53に対し、当盤では 17:35/16:59/8:58/12:16と、全体的に速いテンポと鋭敏なリズムで演奏され、より力強いイメージのパフォーマンスと言える。
 併録のグルックも貴重。ワルターはグルックのオペラを好んで採り上げて上演していたが、録音に残されたグルック作品はこれまで1曲も存在しなかった。この録音のワルターのディスコグラフィへの追加は、そこだけとっても大ニュースといえるもの。
 発見されたテープには「1954年12月23日」と書いてあり、片方には「A」、もう一方には「B」と書き込んであるほかは何のデータの記載もなかったそうだが、二日間のコンサートが丸々収録されていた。序曲とブルックナーの間には、バッハのヴァイオリン協奏曲(チェンバロ協奏曲第5番の編曲)とバルトークの「二つの肖像」第1番アンダンテが演奏された。どちらもソリストはヨーゼフ・シゲティというファン垂涎のものではあるが、演奏上の破綻が見られるため、この偉大な演奏家の遺産には相応しくないと考え、テスタメントはCD化を見送ったという。代理店曰く「そうはいっても、破綻した演奏こそ聴いてみたい!というのがファン心理。みんなで陳情してリリースを待ちたいところ・・・」とのこと。
SBT2-1425
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クレンペラー・ラスト・コンサート、
 ついにマスターからの復刻登場

 ベートーヴェン:
  シュテファン王序曲 Op.117/
  ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58
 ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調Op.90
ダニエル・アドニ(P)
ニュー・オットー・クレンペラー指揮
フィルハーモニアo.
 録音:1971年9月26日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ、モノラル(7/3訂正)。先に CD-R 使用の RARE MOTH から RM-414/5M としてモノラルで発売されていた物(1971年5月26日と誤記)だが、今回マスターから初復刻&ステレオでの初発売!...と当初記しておりましたが、2008年7月3日に「モノラルに変更となった」旨、旧・国内代理店から連絡が入りました。何とぞ御了承下さい。
 オットー・クレンペラーの娘であり音楽的財産の相続者であったロッテ・クレンペラーの絶大なる信任を得ていたテスタメントは、彼女の死後も丁寧にこの20世紀最高の指揮者の音源を発掘し、リリースを続けてきた。そのアイテム数はすでに25を数え、特に8枚組みの「ウィーン・フィルBOX」(SBT8-1365; 2005年発売)は、いまだロング・セラーを続けている。2008年に入ってからも先にフェリアーとの「亡き子・・・」(SBT2-1422)をご案内したばかりだが、今回遂に1970年代最大の伝説、ラスト・コンサートがリリースされる。
 1971年9月26日。誰もが、まさかこれが最後のコンサートになるとは思っていなかった。「最後のコンサート」という考えから一番遠くにいたのは、まさにクレンペラー本人だったのではないだろうか。86歳という高齢ではあったものの、この頃のクレンペラーの活動は大変充実しており、新しいものに挑戦しようとする姿勢は逆に「若々しい」と形容したいほどだった。例えば、同年に録音・公演した「コジ・ファン・トゥッテ」においてEMIのオファーを跳ね返しマーガレット・プライスを起用したり、ニュー・フィルハーモニアにマゼールを客演指揮者として招いたり、さらには楽団員のオーディションにまで積極的に出席するといった姿は、次世代の音楽を創り出そうとする意欲に満ち溢れている。
 さらには、1971-1972年には多くのレコーディングも計画されている。EMIとはヴェルディのレクィエムやウェーバーの歌劇「オイリアンテ」、シベリウスの交響曲第4番、オッフェンバックの歌劇「天国と地獄」など、さらにはなんとドイツ・グラモフォンとの密約があったとのことで、ベートーヴェンの大フーガやモーツァルトのセレナータ・ノットゥルナ、ブラームスのハイドン変奏曲、そしてモーツァルトの歌劇「後宮からの誘拐」全曲までが予定されていた(これだけの録音予定があったにもかかわらず、クレンペラーの音楽活動を親密に支えてきたピアニスト兼作曲家のオットー・フロイデンタールによると、「クレンペラーはレコーディングには興味がなかった。レコーディング・セッションはコンサートのためのリハーサルだった」のだという)。
 1971年はクレンペラーにとって私的にも大変多忙だった。「コジ・ファン・トゥッテ」のレコーディングと公演を終え、クレンペラーはヘブライ語の学習を開始(!)、さらにはクーベリックにメトロポリタン歌劇場の音楽監督にならないようアドバイスしたりと八面六臂の大活躍(なぜ、このアドバイスをしたのかは謎。さらに、このアドバイスをクーベリックは6ヶ月間しか守らず、結局メトの音楽監督に就任、しかも2年しないで辞任)。恩師マーラーの没後60年記念にロンドンで「復活」を指揮し、ほかにもエルサレムでバッハとモーツァルトのコンサートを行った。フロイデンタールの証言によれば、自作の歌劇「目的地」をレコーディングするために、スコアを常に持ち歩いて作業をしていたのだとか。そして9月にまたロンドンに戻りハイドンの第92番「オックスフォード」とセレナード第11番K375をレコーディング。「オックスフォード」をかつて演奏会で演奏したことがなかったクレンペラーは、めずらしく非常に緊張していたとのことだが、セッションは非常にスムーズだった。この録音の頃、ニュー・フィルハーモニアの若き団員たちがクレンペラーの弦楽四重奏曲第7番を演奏するといったイヴェントもあった。
 こうして迎えた26日のコンサートだが、ベートーヴェン、ブラームスといった巨匠得意のプログラムで占められた。ピアノ協奏曲のソリストに選ばれたのは、1951年イスラエル生まれのピアニスト、ダニエル・アドニ。彼はペルルミュテルに師事し、1970年にロンドン・デビューを飾ったばかりだった。これらの曲目では、序曲(1959年)とブラームスの「第3番」(1957年)にいずれもフィルハーモニアo.とのスタジオ録音が残る程度で、晩年のライヴは珍しい。またピアノ協奏曲では、これまでノヴァエス、フライシャー、バレンボイムとの共演が知られ、テスタメントから発売されたアラウとの共演盤(SBT2-1351)もあるが、今回のアドニとの共演も、RARE MOTH 盤登場時には大きな話題を呼んだ。
 残念ながら音のよさでも大変話題となった「ウィーン・フィルBOX」と比較すると音質的には劣る。これは残されているマスター・テープに起因することでいかんともしがたいが、それでも尚このリリースの価値を落とすものではない。秘蔵プライヴェート・フォトによるジャケットだけでもファンにとっては感涙ものだ。
 #当初SBT-1425という1枚物でご案内していましたが、枚数が変更になりました。価格は1枚分の価格で変更はございません。
SBT13-1426
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(13CD)
6CD価格
ケンペ〜リング、コヴェントガーデン・ライヴ 1957
 ワーグナー:「ニーベルングの指環」全曲、初出!!

 ラインの黄金[1957年9月25日]
  ジョーン・サザーランド(ヴォークリンデ) ウネ・ハーレ(ヴェルグンデ)
  マルジョリー・トーマス(フローシルデ) オタカール・クラウス(アルベリヒ)
  ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ) ハンス・ホッター(ヴォータン)
  エリザベート・リンダーマイアー(フライア) クルト・ベーメ(ファーゾルト)
  フレデリック・ダルベルク(ファーフナー) エドガー・エヴァンス(フロー)
  ローベルト・アルマン(ドンナー) エーリヒ・ヴィッテ(ローゲ)
  ペーター・クライン(ミーメ) マリア・フォン・イロシュヴァイ(エルダ)
 ヴァルキューレ[1957年9月27日]
  ラモン・ヴィナイ(ジークムント) ジルヴィア・フィッシャー(ジークリンデ)
  フレデリック・ダルベルク(フンディング) ハンス・ホッター(ヴォータン)
  ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
  ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)
 ジークフリート[1957年10月1日]
  ペーター・クライン(ミーメ) ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)
  ハンス・ホッター(さすらい人) オタカール・クラウス(アルベリヒ)
  フレデリック・ダルベルク(ファーフナー) ジャンネッテ・ジンクレール(森の小鳥)
  ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
 神々の黄昏[1957年10月4日]
  マリア・フォン・イロシュヴァイ(第1のノルン)
  コンスタンツェ・シャクロック(第2のノルン) エイミー・シュアード(第3のノルン)
  ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
  ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート) ヘルマン・ウーデ(グンター)
  クルト・ベーメ(ハーゲン) エリザベート・リンダーマイアー(グートルーネ)
  マリア・フォン・イロシュヴァイ(ヴァルトラウテ)
  オタカール・クラウス(アルベリヒ) ジョーン・サザーランド(ヴォークリンデ)
  ウネ・ハーレ(ヴェルグンデ) マージョリー・トーマス(フローシルデ)
以上、ルドルフ・ケンペ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho.
 録音:1957年9月25日-10月4日、コヴェントガーデン王立歌劇場、ライヴ。モノラル、初出音源。音源:ヘアウッド卿(エリザベス女王のいとこで、イギリスを代表するオペラ専門家)所蔵の高音質&高品位原盤。
 TESTAMENTレーベルより待望のリリース、ケンペ1957年コヴェント・ガーデンでの「指輪」が初登場(旧・国内代理店は「このケンペ&コヴェントガーデンの1957年ライヴは、一連のクナ&バイロイトとともに最高の名演として高く評価されているものです。」としているが、これは1960年バイロイトでのケンペ指揮盤と混同しているのだと思われる)。まず歌手たちの顔ぶれが凄い。主役にはホッター、ニルソン、ヴィントガッセン、ヴィナイなど、当時最高のワーグナー歌手を配置し、ベーメ、ウーデ、クラウス、ミリンコヴィチなどの実力派がしっかりと脇を固める。当時30歳のサザーランドのヴォークリンデも非常に魅力的。そして、何と言っても素晴らしいのがケンペの指揮だろう。1953年にコヴェント・ガーデンに登場、その後20年に渡り数々のオペラ上演を行いロンドンの聴衆、歌手、楽団員から絶大なる信頼を受けたケンペ、前1956年は病気のために一時休養を取ったものの、この1957年はシーズン開始から精力的に活動し、「蝶々夫人」「エレクトラ」そして「指環」を立て続けに振った。もちろんこの「指環」は聴衆からも批評家からも大絶賛、溢れるような音の洪水と高らかな歌声に全ての人が歓喜したという伝説の公演記録。
 なお、ほぼ同時に WALHALL からもアナウンスされている(WLCD-0227〜0230; 4曲分売)が、トータルでは価格も変らないので、基本的には音質も優れると思われる当盤をお勧めしたい。
ユッシ・ビョルリンク(T)〜貴重音源による歌曲集
 ゲール:フォー・ユー・アローン (*)
 レオンカヴァッロ:朝の歌 (*)
 クルティス:帰れソレントへ
 シェーグレン:I drömmen du är mig nära/K; örlinG; Vita rosor
 アルトゥール:トゥデイ
 カールマン:モンマルトルのすみれ
 スウェーデン民謡/ランデル編曲:古き良きストックホルムよ
 スウェーデン民謡:Allt under himmelens fäste
 ビゼー:歌劇「真珠取り」〜耳に残る君の歌声
 シューベルト:ます/全能の神/セレナーデ/さすらい人の夜の歌II/「美しい水車小屋の娘」〜好きな色
 ブラームス:五月の夜
 リスト:すばらしいにちがいない
 ヴォルフ:隠棲
 グリーク:白鳥/ある夢
 R.シュトラウス:セレナード/朝
 シベリウス:黒いバラ
 ショーベリ:音楽
 ラフマニノフ:リラの花
 トスティ:理想
 録音:1929年9月4日 (*) /他。 (*)は新発見、初出音源!! 以下の文書は1929年の録音を「テープ」とするなど、翻訳ミスもあるようだが、基本的に代理店記載通り。
 『スウェーデンの偉大なるテノール歌手ビョルリンクの貴重音源による歌曲集!完全初出音源も含みます。
  スウェーデン出身のビョルリンクは、その生誕地の風土にも似て、清澄で透明感ある輝かしい美声で一世を風靡した名テノール。49歳という若さで、しかも、ステレオ録音化が定着する前に亡くなるという不運はあったものの、未だに多くの熱狂的なファンを持つ忘れ難い歌手です。
  彼の貴重な音源を英ヒストリック・マスターズ社が発掘し、テスタメントからリリースとなったのがこのアイテム。EMIの倉庫にメタル・マスターが新発見されたことに端を発します。このマスターには3曲が録音されており、そのうちの一曲は「真珠取り」のアリアで1947年4月に録音されたもの。このビョルリンク唯一のスタジオ録音での同曲が、1977年というLP時代の後期までリリースさえされていなかったのは驚くべきことです。現在EMIの「The Art of Jussi Bjorling」に収録されています。
  他の二曲(フォー・ユー・アローンと朝の歌)は特筆すべき大発見で、なんと1929年9月4日というビョルリンク最初期の録音で、テスト録音として残された物であることが確実視されています。もちろん、ビョルリンクはその美声によってこのテストを楽々クリアし、3ヶ月後にはHMVやビクターとの輝かしい録音歴を開始することとなります。後にリリースとなったのは、二曲ともオーケストラ伴奏版ですが、テスト録音はピアノ伴奏です。そしてこの録音は、1930年には「廃棄された」と記録されたまさに幻のテープとなりました。
  1952年、RCAはその頃格段に改良された録音技術を持ってして、ビョルリンクのリサイタルを録音することを決定しました。ドイツ・リートに加え、母国スウェーデン民謡や隣国の偉大な作曲家、シベリウス(自身ビョルリンクの自作の歌唱に賛辞を贈っています。)作品などがよく取り上げられています。これらの録音は、アメリカでLPとして発売されましたが、ヨーロッパではほとんど流通しなかったのは今もって謎です。とにかく、これら貴重な音源が、オリジナル・マスターから初CD化されるのは、なんとも喜ばしいことです!』
SBT-1428
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[CD-R]
価格帯:C
ケンペ〜RCA&リーダーズ・ダイジェスト録音の
 R.シュトラウス、共に初CD化

 R.シュトラウス:
  ホルン協奏曲第1番 変ホ長調Op.11 (*) /
  アルプス交響曲Op.64 (#)
アラン・シヴィル(Hr;*)
ルドルフ・ケンペ指揮
ロイヤルpo.
 録音:1967年4月13日 (*) /1966年4月27日 (#)、以上キングズウェイ・ホール、ロンドン、共に初CD化。原盤:リーダーズ・ダイジェスト(録音担当は RCA ) (*) / RCA Victor (#)。
 ケンペ自ら手塩にかけて育てあげたロイヤル・フィルとの録音集。楽団員はもとより、多くの指揮者と反目しあったアラン・シヴィルからも感じ取れる、指揮者に対する尊敬と敬愛が清々しい至高のR.シュトラウス!!
 創設者サー・トーマス・ビーチャムに請われロイヤル・フィルの首席指揮者となったルドルフ・ケンペ。すでに大御所であったケンペは、ヨーロッパ中のオーケストラに客演したり、超多忙の中もこの若いオケRPOの育成に労力を惜まなかった。ビーチャムの頃は良くも悪くも「イギリスの楽団」であったRPOだったが、ケンペの献身によりレパートリー(特にケンペの十八番ドイツ物)を拡充し、「アルプス交響曲」を世界ではじめてステレオ録音するまでになった。この大成功により、「アルプス交響曲」は第一級の有名曲ともなった。この記念すべき録音を収録したのが、このリリース。さらに、デニス・ブレインと双璧の名ホルン奏者アラン・シヴィルとのホルン協奏曲をカップリング。これは、RCAが当時のリーダーズ・ダイジェストのために録音した音源。アラン・シヴィルといえば、多くの指揮者と反目しあったことで有名だが、誰にでもたてついたというこではなく、勉強不足(もしくは才能そのものの不足・・・)の指揮者に馴れ合うことなど決してできなかったというだけ。もちろん、最高実力者であり音楽に対する真摯な姿勢も類をみないルドルフ・ケンペのことは敬愛しており、ケンペの死を深く哀しんだとのエピソードも残っている。ブックレットには、当時のRPO団員たちの貴重なエピソードが満載されており、指揮者に対しては辛口批評と相場が決まっている楽団員たちの絶賛ぶりを知ることが出来る。楽団員、共演者、そして多くの聴衆にこんなにまで敬愛される指揮者は、他にいないのではないだろうか? そんな、畏敬の念に満ち溢れた至高のR.シュトラウス作品集、両曲とも初CD化!
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8428は代理店撤退のため廃盤となっています。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
ワルタ−&LPO 1947年の「死と変容」「巨人」、初出
 R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24
 マーラー:交響曲第1番 ニ短調「巨人」
ブルーノ・ワルター指揮
LPO
 録音:1947年11月、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、放送用ライヴ音源。初登場!ワルター8つめの「巨人」。最絶頂期のロンドン・フィルとの貴重な音源。
 ワルターの初出音源というだけで、その価値は計り知れないものだが、今回のリリースにはさらに注目して頂きたい重要性がある。ワルターの「巨人」といえば、2種のスタジオ録音と5種のライヴ録音(そのうちのひとつは、この演奏がなされるわずか3週間前のアムステルダムにおけるもの)が残されており、この録音は同曲の8つめのリリースとなる。ワルターがいかにマーラー音楽への造詣が深かったかは、今さら書き記す必要がない周知の事実だが、この演奏からはワルターのマーラー解釈における新側面を聴くことが出来る。
 今でこそ群雄割拠、世界中に優秀なオーケストラが星の数ほどあるが、戦後間もないこの録音時、ロンドン・フィルはまちがいなく世界最高峰のオーケストラとして君臨していた。デ・サバタやクーセヴィツキーなど、世界的に著名な指揮者との演奏会が次々行われ、ロンドン・フィルはまさに最高最新の音楽発信基地的な地位にあった。もちろん、多くのスタジオ・レコーディングも実施されたが、なぜかワルターとの録音だけは実現しなかった。ワルター&LPOの録音といえば、これまではMUSIC AND ARTSから出たベートーヴェン「第九」のみだった。
 互いにリスペクトし合いながらも多くの録音機会には恵まれなかった、世界最高の指揮者と楽団がつむぎ出した集中力と瞬発力に満ちた演奏は、見事にワルターのマーラー解釈の深遠をも表出している。演奏上は、まったくLPOへの強制や押し付けという場面がなく、ところどころには即興的な柔軟性まで聴いてとることができるにもかかわらず、表現されているのは作品と演奏者の「真実」の姿であるところは流石としかいいようがない。

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8429は代理店撤退のため廃盤となっています。
カラヤン&BPO 1980年代イギリス・ライヴ Vol.1〜
 1985年ロンドン・コンサート!

 ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調Op.60 (*)
 R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40 (#)
レオン・シュピーラー(Vn;#)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
BPO
 録音:1985年4月27日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。記載は無いがおそらくステレオ。 (#)は初出音源。 (*)は CD-R 使用の VIBRATO から VHL-93 で発売されていたが、モノラル収録だった。こちらはマスターからの初復刻となる。
 開催が危ぶまれ、プラチナ・チケットとなった1985年ロンドン・コンサート。ご存知、BPOとの確執とカラヤン自身の健康問題に一応の決着がついた時分。といっても「なにかひとつでも欠ければ即公演中止」といった可能性を孕んでおり、ある意味、この公演を逃すと次があるかは神のみぞ知る、という状況だった。当然この公演のチケットは天文学的金額で取引されるまでになり、チケットを手にすること自体が奇跡的なコンサートとなった。その超プラチナ・チケットを握り締めホールに詰め掛けた聴衆だが、カラヤンが舞台に登場する途中で一瞬よろめくという場面では、割れんばかりだった大喝采が凍りついたとのエピソードまで残っている。こうしてこの開演前から歴史的であることが確約されたコンサートははじまった。ここに聴く「英雄の生涯」は、カラヤンの数ある録音や実演の中で、最高の出来と評価できる名演といって過言ではない。
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8430は代理店撤退のため廃盤となっています。
カラヤン&BPO 1980年代イギリス・ライヴ Vol.2〜
 1988年、ロンドン・ラスト・コンサート!

 シェーンベルク:浄夜Op.4
  (1917年弦楽オーケストラ編曲版) (*)
 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調Op.68 (#)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
BPO
 録音:1988年10月5日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。記載は無いがおそらくステレオ、共に初出音源。ただし、 (*)は CD-R 使用の "000" CLASSICS から TH-039 で、1988年10月6日とされる演奏(1988年6月10日と誤記)が発売されており、同一演奏の可能性もある。その場合はマスターからの初復刻。
 ハプニングによる困窮と苛立ち・・・。それらの緊張感が音楽の力として見事に昇華した、カラヤン最後のロンドン公演!
 最後の来日公演よりさらに5ヶ月後、カラヤンの死が9ヶ月後に迫った頃のコンサート。前回と同じかそれ以上に、聴衆に「これが最後かも知れない」との雰囲気が蔓延した中、このコンサートは大きなハプニングとともに始まることになる。ウィーン、パリそしてロンドンという楽旅上にあったカラヤンとBPOだが、パリからロンドンへの楽器搬送が、フランス国内でのストライキの影響で遅れに遅れてしまった。ドーヴァーからイギリス警察が護衛し搬送するという国家的な特別措置をもってしても、ホール・リハーサルに割く時間が確保出来ず、詳しい事情を知らされていなかった聴衆の心中が、いかに穏やかならなかったかを想像するのは難しくない。それは、苛立ち、といった感情より、公演の中止という最悪の事態をも想定した不安感だったに違いない。同様に、楽器の到着を待ちわび続け、リハーサルが出来なかった不安もあった楽団員たちもまた、今までに無い緊迫感の中にあった。こうした不安と緊張が渦巻き、リハーサルなしという万全とは言い難い状況下で演奏されたブラームスの1番が、なんと神がかりなことか! 負のエネルギーをすべて演奏表現のエネルギーへと昇華してしまう過程を聴くにつれ、帝王とまで称されたカラヤンの超人間的な力にただただ圧倒されるばかり。
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8431は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT4-1432
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(4CD)
1955年バイロイトの「指環」第2サイクル第2弾(完結編)
   ワーグナー:
  楽劇「ワルキューレ」(全曲;*)/
  歌劇「タンホイザー」(抜粋;#)
  [序曲/ヴェヌスベルクの音楽(バッカナール)/
   死の予感のごとく夕闇が地をおおい〜ああ、わがやさしさの夕星よ(夕星の歌)/
   私は竪琴の音を聞いたが、何と悲しい響きであろう]
 マルタ・メードル(S;ブリュンヒルデ) アストリッド・ヴァルナイ(S;ジークリンデ)
 ハンス・ホッター(Br;ヴォータン) ラモン・ヴィナイ(T;ジークムント)
 ヨーゼフ・グラインドル(B;フンディング)
 ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(A;フリッカ)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(B;ヴォルフラム)
 ヴォルフラム(代理店記載ママ)・ヴィントガッセン(T;タンホイザー)
 ヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1955年8月11日 (*)、1955年7月31日、8月2日 (#)、バイロイト、祝祭劇場。 (#)はおそらく初出音源。 (*)は先に WALHALL から WLCD-0177 で発売されていたものだが、マスターからの初復刻。同じ年にバイロイトで上演された「タンホイザー」の抜粋がカップリングされ、フィッシャー=ティースカウとヴィントガッセンの朗々たる歌唱が聴かれることも魅力のひとつ。
 「神々のたそがれ」(SBT4-1433)に続く、1955年バイロイトの「指環」第2サイクル完結編。
 解説書より抜粋:2006/07年Testamentは、ヨーゼフ・カイルベルトの指揮そして音楽祭の共同主宰者でもある革新的演出家ヴィーラント・ワーグナーの演出による「指環」の1955年バイロイト公演第1サイクルの、Deccaによる伝説的ステレオ録音を初めてリリースした(SBT14-1412, 14枚組)。ピーター・アンドリーに率いられたDeccaのエンジニア達は、万が一に備えるため、そして芸術的興味からも、第2サイクルを録音していた。その録音の中から、今回初めて発売される「ヴァルキューレ」が発掘されたのだ。この録音により、新バイロイト様式のキャスティングの奥深さを知ることができる機会が提供された。これらの公演では、マルタ・メードルがブリュンヒルデを演じた(彼女とアストリッド・ヴァルナイが、1953年から1956年にかけての音楽祭でこの役を交互に演じた)。そして、ヴァルナイがグレ・ブロウェンスティーンからジークリンデを引き継いだ。こうしてヴァルナイは、1941年にメトロポリタン歌劇場でプロの歌手としてデビューした時に歌った役へと再び戻ってきた。・・・中略・・・マルタ・メードルが、東ベルリンで初めてクンドリ役を歌った時も、バイロイトでブリュンヒルデ役を歌った公演のすべてを指揮したのも、ヨーゼフ・カイルベルトであった。彼女は1994年のインタビューに答えて、「彼は、その世代の中でも重要な指揮者の一人」と語っている。彼は叩き上げから舞台を掌握する術を学んできた。しかし、そのことを通じて彼が得てきた尊敬は、言ってみればカラヤンとは違って、必ずしも正当な評価を反映したものではない。彼には自分を売り込む才能はまったく無かったし、自分でもそれを望んでいなかった。カイルベルトは謙虚過ぎた。しかし彼は、オペラを上演することのあらゆる側面において、時には他の誰よりも遙かに有能であった。音楽の流れの中で、どこで息を吸うのか、歌手には何ができて何ができないのか、歌手が必要としていることを的確に把握していた。現在ではそうしたことを知らない指揮者が沢山いる。カイルベルトがリハーサルに多くの時間を割く指揮者だったとは思いない。彼は自分と仕事をする歌手達のことのすべてを完璧に知っていただけのこと。
SBT4-1433
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(4CD)
カイルベルト 1955年8月14日バイロイトの「神々」、初出!
 ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
 マルタ・メードル(S;ブリュンヒルデ) ハンス・ホッター(Br;グンター)
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T;ジークフリート)
 ヨーゼフ・グラインドル(B;ハーゲン) グスタフ・ナイトリンガー(B;アルベリヒ)/他
 ヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭o.&cho.
 録音:1955年8月14日(日)、バイロイト、祝祭劇場。初出音源。2006年、クラシック・レコード界を震撼させた衝撃の録音、カイルベルトの「指環」に続編が!! 前回発売された「神々」は1955年7月28日の演奏で、ブリュンヒルデがヴァルナイだった(SBT4-1393)。
 2006年、史上初の「リング」ステレオ録音が50年の年月を経て発売されるやいなや、世界の媒体で驚愕と共に紹介され、「ジークフリート」はグラモフォン・アワード(Historic Archive部門)を受賞、日本では「神々のたそがれ」がレコード・アカデミー賞(オペラ部門&銅賞)を受賞した事は記憶に新しい。当時まだ40代だったヴィントガッセン、ホッター、30代のヴァルナイ等の往年の名歌手の全盛時代の歌唱を堪能できるだけでなく、ワーグナー指揮者として一世を風靡したカイルベルトの引き締まった指揮ぶりも大きな魅力で、そして何より、そのパフォーマンスをクリアに、ダイナミックに、まるで最新録音であるかのような錯覚に陥るほどの優秀な録音で記録されていたことが何よりの驚きだった。
 そして今回は同じく1955年、バイロイトの第2キャストによる録音がここで封を解かれる。ハンス・ホッターが歌うグンター、そしてマルタ・メードルによるブリュンヒルデを聴き逃すわけにはいかない。
 なお、この「神々のたそがれ」に続き、第2キャストによる「ワルキューレ」(WALHALLから既出だが、マスターからの初復刻となるはず)も追って発売される予定。
 ブックレットより:
 『2006-07年Testamentは、ヨーゼフ・カイルベルトの指揮、そして音楽祭の共同主宰者でもある革新的演出家ヴィーラント・ワーグナーの演出による「指環」1955年バイロイト公演第1サイクルの、Deccaによる伝説的ステレオ録音を初めてリリースした(SBT14-1412, 14枚組)。万が一に備えるためと芸術的興味から、ピーター・アンドリーに率いられたDeccaのエンジニア達は、第2サイクルも録音していた。その録音の中から、今回初めて発売される「神々の黄昏」が発掘されたのだ。この録音により、新バイロイト様式のキャスティングの奥深さを知ることができる機会が提供された。これらの公演では、マルタ・メードルがブリュンヒルデを演じた(彼女とアストリッド・ヴァルナイが、1953年から1956年にかけての音楽祭でこの役を交互に演じた)。また1952年以降のプロダクションでのヴォータン/さすらい人役で歌ったハンス・ホッターが、「指環」でグンターを演じた。この役は、(ルドルフ・ビングの奇妙な要請によりニューヨークで珍しく演じたフンディング役同様)彼が時折演じたもの。ホッターがこのギービッヒ家当主役を演じた理由は、通常このプロダクションでグンター役を演じていたヘルマン・ウーデが、その年に幕を開けることになっていた「さまよえるオランダ人」の新プロダクション(SBT2-1384 で発売中)に専念できるようにするためであった(この年はホッター自身がオランダ人役も歌ったのであるが)。
  マルタ・メードル(1912-2001)は、ヴィーラントおよびヴォルフガング・ワーグナー兄弟が、彼らが新しく引き継いだ戦後のバイロイトに熱心に登用しようとしていた、若いが経験豊富な世代の歌手の1人であった。1950年までに、彼女はヨーゼフ・カイルベルト指揮のベルリン国立歌劇場とヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮のスカラ座でクンドリ役を歌った経験があった。2人の指揮者は彼女に大きな道を開き、バイロイトへと彼女を推薦した(フルトヴェングラーは「フィデリオ」、ローマのRAIのための「指環」全曲、そしてEMIスタジオでの「ヴァルキューレ」の録音で彼を用いた)。そして、彼女は1951年から60年にかけてと、1962年、そして1965年から67年にかけてバイロイトに出演することになった。』
ジュリーニ&BPO〜
 フレンチ・ミュージック・ライヴ 1978

 ラヴェル:バレエ「マ・メール・ロワ」組曲/
  左手のためのピアノ協奏曲
 ドビュッシー:交響詩「海」
ミシェル・ブロック(P)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1978年1月10日、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ、ADD、ステレオ。CD-R使用のCOUP D'ETATから CO-504で出ている演奏だが、マスターからの初復刻。なおこれまで、ピアニストは各種ディスコグラフィでも『ミシェル・ベロフ』だとされていたが、当盤ではジャケット等の表記も含め "Block" となっているため、これまで誤った情報が流布していたことになるようだ。
 このフランス音楽を集めたコンサートでは、音楽の本質にのみ真摯に仕える孤高の巨匠のタクトの元、磨き上げられたクリスタルが光を得て眩い虹彩を放つがごとく、作品細部の美しさが浮かび上がる。ジュリーニは大げさな身振りを一切排し、作品の中に秘められた美こそを描き出そうとした。
 解説書より抜粋:『 ベルリン・フィルとの10年間の活動を振り返って、ジュリーニは素晴らしかったと語っている:「ベルリン・フィルが世界の音楽界において卓越した地位を占めていることは誰もが知るところです。このオーケストラは素晴らしい個性を持ち、私は彼らと共に音楽を作り上げる幸運に恵まれました」。このインタビューを行った時点ですでに、ジュリーニが指揮するオーケストラの数は多くなかった。「共演するオーケストラとは互いに良く知り合っています。オケからオケへと転々とはしません。演奏者とは音楽的にとどまらず、人間的にも関係を築きます。互いに親しくなることはとても重要なのです」  音楽を紡ぎだす醍醐味は何かという質問はジュリーニにとっての聖句を引き出した:「音楽は偉大な奇跡であり神秘。たった一つの音符でさえ奇跡と神秘を秘めているのです。その音符は突如現れ、生まれた瞬間に去っていってしまう。指揮していようと、演奏者として音を出していようと音楽に関るすべてに魅了されるのです」 ・・・・中略・・・・ 1978年1月8日から3日間、ジュリーニはフランス音楽のみで構成された印象深いコンサートを行った。―バレエ《マ・メール・ロア》に始まりラヴェル:左手のための協奏曲、そして休憩を挟んで 交響詩《海》という気の利いたプログラムで。各曲へのジュリーニのアプローチはいく分控え目ながら、作品に対する深遠な献身と畏怖の念に溢れていた。無意味な大騒ぎは一切なかった。この痩身で背が高く貴族的な男は、遠慮がちにステージに現れるや否やタクトをガイガーカウンターのごとく振り下ろした。ラヴェルが《マ・メール。ロア》に注いだ思いを、ジュリーニの注意深い解釈が最大限引き出している。眠りの美女の眠りを妨げないように爪先だって歩くがごとくの注意深さをもって彼は曲を進めていく。』
SBT2-1435
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(2CD)
1CD価格
ジュリーニ&BPO〜イタリアン・ミュージック・ライヴ 1978、初出
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ:サクラ・シンフォニア第1巻〜8声の弱と強のソナタ
 フランチェスコ・ジェミニアーニ:合奏協奏曲 ト短調 Op.3-2
 ロッシーニ:スターバト・マーテル
  ナディア・ステファン=サヴォヴァ(S) ユリア・ハマリ(Ms)
  ヴェリアーノ・ルケッティ(T) ルッジェーロ・ライモンディ(B)
  カルロ・マリア・ジュリーニ指揮BPO
 録音:1978年9月13日、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ、ADD、ステレオ。初出音源。
 母国イタリアの作品を集めたコンサート・ライヴ。37歳で「ウィリアム・テル」を発表して以降オペラの作曲から身を引いて隠遁生活に入り宗教音楽や小品のみを残したロッシーニ40代の作、スターバト・マーテルをメインに据え、作品の魅力を最大限に伝えるコンサート。
 解説書より抜粋:『多くのスタジオ録音も残したジュリーニであるが、レコーディングに関しては常に懐疑的であった。1979年にドイツの定期刊行誌「Fono Forum」の取材でインタビューを行った際、ジュリーニは筆者に対し「ある作品を録音するのは、その曲が私の中で熟成し、私の経験に照らしそれができると思えた時です。事を急いではなりません」と語っている。また、(スタジオ録音よりも)コンサートホールやオペラハウスにおける演奏が好ましいとも述べている。録音には完全性という利点があるものの、この強みが障害に転じぬように用心しなければならない。「完全性を目指せば、生きた演奏が失われるリスクを冒すことになります。演奏の自然な息づかいやコンサートホールの聴衆との密着性が失われるのです。聴衆の反応がない録音においては、生きた演奏と緊張感に特に注意を払う必要があることは言うまでもありません」 ・・・・中略・・・・ 1978年のベルリン・フェスティバルにおいてジュリーニはベルリン・フィルを指揮して9月13日と14日にイタリア音楽によるコンサートを行った。クラウス・ジェイテルが9月15日の Die Welt紙に書いたところでは「カルロ・マリア・ジュリーニは絶え間なく聴衆を驚かせ続けた。彼はありきたりにならぬよう意図したわけではなかったが、卓越していた。ベルリン・フィルの指揮台に立つ一流の指揮者たちの中で、彼は最も異色な指揮者だった。このコンサートのメインは、40歳から始まり、その後晩年まで30年近くロッシーニを悩ませた中年期の危機の中で生み出された主要作品―スターバト・マーテル。ジュリーニの表現は深い信仰に由来する敬虔な思いに満ちた品位あるものだった。』
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8435は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT2-1436
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(2CD)
1.5CD価格
ジュリーニ&BPOの「ブル8」、初出
 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1984年2月11日、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ。ADD、ステレオ。おそらく初出音源。
 ジュリーニによる同曲は、ライヴも含めこの年代のものが複数出ているが、ベルリン・フィルとの演奏はこれが初登場。『ジュリーニが指揮をしながら歌う声も収められているところは微笑ましく、コンサート会場に居合わせたかのような臨場感を満喫できるライヴ盤の登場。』と代理店。
 『解説書より抜粋:ベルリン・フィルとの10年間の活動を振り返って、ジュリーニは素晴らしかったと語っている。「ベルリン・フィルが世界の音楽界において卓越した地位を占めていることは誰もが知るところです。このオーケストラは素晴らしい個性を持ち、私は彼らと共に音楽を作り上げる幸運に恵まれました」。このインタビューを行った時点ですでに、ジュリーニが指揮するオーケストラの数は多くなかった。「共演するオーケストラとは互いに良く知り合っています。オケからオケへと転々とはしません。演奏者とは音楽的にとどまらず、人間的にも関係を築きます。互いに親しくなることはとても重要なのです」
  音楽を紡ぎだす醍醐味は何かという質問はジュリーニにとっての聖句を引き出した。「音楽は偉大な奇跡であり神秘。たった一つの音符でさえ奇跡と神秘を秘めているのです。その音符は突如現れ、生まれた瞬間に去っていってしまう。指揮していようと、演奏者として音を出していようと音楽に関るすべてに魅了されるのです」・・・・中略・・・・ベルリン・フィルとジュリーニによる忘れがたいブルックナーの演奏は今なお記憶に残っている。1984年2月11、12日にジュリーニはブルックナーの交響曲第8番を指揮した。クラウス・ガイテル(同2月14日付「Berliner Morgenpost」紙)は、ジュリーニの芸格を際立たせているのはその高潔さとしている:「ジュリーニは自らが指揮する作品から静かに一歩引いたところに自分を置く。この指揮者は全く重責を担っているようには見えないし、まして主役を買ってでるような素振りは一切ない。その集中力は目前の大曲に注がれ曲全体を包み込むかのようだ、、、紡ぎ出される交響曲第8番の演奏は、第1楽章のオーボエとクラリネットによる哀しげな呼びかけから最終楽章の金管の光り輝く咆哮まで、壮大で艶やか、細部まで喜びに満たされた」。』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8436は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT-1437
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[CD-R]
価格帯:C
ジュリーニ&BPOの「ブル7」、マスターより初復刻
 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1985年3月5日、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ。ADD、ステレオ。これまで、DRAM CUN、SARDANA、RE! DISCOVERといったレーベルから発売されたことがある演奏だが、マスターからの初復刻。
 楽員が思わず顔を見合わせたと伝説の残る記録的美演。引きずるようなメロディ運びながら、それが効果的に生かされている。ベルリン・フィルの明快なサウンドもジュリーニよって実に上品に味付けされている。
 『解説書より抜粋:多くのスタジオ録音も残したジュリーニであるが、レコーディングに関しては常に懐疑的であった。1979年にドイツの定期刊行誌「Fono Forum」の取材でインタビューを行った際、ジュリーニは筆者に対し「ある作品を録音するのは、その曲が私の中で熟成し、私の経験に照らしそれができると思えた時です。事を急いではなりません」と語っている。また、(スタジオ録音よりも)コンサートホールやオペラハウスにおける演奏が好ましいとも述べている。録音には完全性という利点があるものの、この強みが障害に転じぬように用心しなければならない。「完全性を目指せば、生きた演奏が失われるリスクを冒すことになります。演奏の自然な息づかいやコンサートホールの聴衆との密着性が失われるのです。聴衆の反応がない録音においては、生きた演奏と緊張感に特に注意を払う必要があることは言うまでもありません」・・・・中略・・・・1985年3月5、6日に行われたジュリーニの指揮によるベルリン・フィルの演奏会のメインは、ブルックナーの交響曲第7番だった。この交響曲の中核は長大なアダージョ楽章である。「その真に「ロマンティック」な演奏は旋律の流れを絶え間なくつなぎ、再現部の始まりなど大きな節目においてのみ断ち切られた。ただし例外もある。スケルツォ楽章のトリオでは周到にテンポが変更され、さらにフィナーレではそれまでの楽章の連続性とは劇的な対照をなす分断が表現された」(アルブレヒト・デュムリング、3月7日付「Der Tagesspiegel」紙)』
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8437は代理店撤退のため廃盤となっています。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
ジュリーニ&BPO〜印象派音楽の一夜 1969、初出
 ロシーニ:歌劇「セミラーミデ」序曲
 シューベルト:交響曲第4番 D.417「悲劇的」
 フランク:交響詩「プシュケ」〜プシュケとエロス
 ドビュッシー:交響詩「海」
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1969年2月13日、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ、ADD、ステレオ。初出音源。
 印象派音楽の変遷を俯瞰するコンサート。印象派の作品に対峙したジュリーニの音楽は、常に控えめでありながら卓越した精緻さと緊張感で聴く人を圧倒した。この夜に選ばれた曲はロッシーニに始まり、ドビュッシーの「海」でクライマックスに至るプログラムで、それぞれの作品が次の作品へ影響を与えていったとされる印象派音楽の発展ぶりが手に取るように聞き分けられる非常に考え抜かれた選曲だった。
 解説書より抜粋:『同じインタビューにおいて、ジュリーニは指揮者の役割についても語っている。自身を主役ではなく、他の演奏者と共に音楽を作り出す楽器を持たない演奏者と捉えていた。指揮者は指令塔として100人もの演奏者に向き合う時、傲慢になったり自信過剰に陥るきらいはないのかという問いに対して、ジュリーニは何のてらいもなく次のように答えた:「モーツァルトやベートーヴェン、バッハといった、この世界と人類を豊かにしてくれた天才たちと対峙していること、そして自分は愛と献身を持ってこうした天才たちに仕える一人の人間に過ぎないことを思い知っていれば、そうした了見は無意味になるのです。また私は自分自身を指揮者という突出した存在と考えたことはありません。私は一人の演奏者です。若い時にはオーケストラの団員として随分演奏し、カルテットのヴィオラも弾きました。常に私は演奏者の中の一員であり、輪の外に一人で立っているのではないと考えてきました」 ・・・中略・・・・ 1969年2月15日のDie Welt紙にヨアヒム・マツナーが「ドラマそして究極の感性」と言うタイトルで書いた評によれば、「ひとつのメロディーの中でかくも劇的な緊張感と感性を共存させることのできる指揮者をジュリーニ以外に私は知らない。彼の指揮がいかに貴族的で巧妙であろうとも、全てのメロディックなフレーズは3次元的で、対位旋律は単なる付加的なパートではなく、その名にふさわしくきちんと強調された。音楽がその頂点に至るときですらジュリーニの手は基本的に控えめな様子を見せるが、音が不鮮明になったり目立ちすぎたりすることはない。究極の柔軟性、透明感、そして色彩感にあふれるこのジュリーニよる《海》の表現は、ベルリン中のホールを見渡しても二度と聞くことのできない素晴らしい出来事だった。』
SBT2-1439
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(2CD)
1.5CD価格
ジュリーニ&BPO + チョン・キョン・ファ、初出
 ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」前奏曲
          (モクスワ河の夜明け)
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.3
 ドヴォルジャーク:交響曲第7番 ニ短調Op.70
キョン・ファ・チョン(Vn)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1973年5月10日、11日、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ。ADD、ステレオ。おそらく初出音源。
 『ジュリーニ&ベルリン・フィル・ライヴ第4弾(代理店記載ママ/カデンツァ注:おそらく第3弾の誤り)は、スラブの作品を集めたコンサート。ソリストとして起用されたのは20代半ばのチョン・キョン・ファ。これが彼女にとってベルリン・フィル・デビューとなった記念すべき夜の録音がここで初めてCD化された。ゆるぎない設計図に従って建築された壮麗な中世建築をみるかのような虚飾の無い演奏、そしてそこに息づく静穏な美感が心に残る録音。』とのこと。
 『解説書より抜粋:同じインタビューにおいて、ジュリーニは指揮者の役割についても語っている。自身を主役ではなく、他の演奏者と共に音楽を作り出す楽器を持たない演奏者と捉えていた。指揮者は指令塔として100人もの演奏者に向き合う時、傲慢になったり自信過剰に陥るきらいはないのかという問いに対して、ジュリーニは何のてらいもなく次のように答えた:「モーツァルトやベートーヴェン、バッハといった、この世界と人類を豊かにしてくれた天才たちと対峙していること、そして自分は愛と献身を持ってこうした天才たちに仕える一人の人間に過ぎないことを思い知っていれば、そうした了見は無意味になるのです。また私は自分自身を指揮者という突出した存在と考えたことはありません。私は一人の演奏者です。若い時にはオーケストラの団員として随分演奏し、カルテットのヴィオラも弾きました。常に私は演奏者の中の一員であり、輪の外に一人で立っているのではないと考えてきました」・・・中略・・・・1973年春(5月9‐11日)、ジュリーニの演目はスラブ系作曲家の作品で構成された。幕開けにムソルグスキー「ホヴァーンシチナ」序曲、続いてチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」(独奏:チョン・キョンファ)が演奏された。チョンは1948年生まれの韓国のヴァイオリニスト。ベルリン・フィルとは初共演であった。終曲はドボルザーク「交響曲第7番」。クラウス・ガイテルは5月12日付「Die Welt」紙上の評において、その音色には俗な絵葉書のような光沢仕上げはなされなかったと書いた。「ジュリーニは誠実かつ真摯に、曲に交響的な重厚さを与え、ありがちな徒な効果の一切を却下した。そのため「ホヴァーンシチナ」序曲には静穏と艶めく美しさが添えられた」。ドボルザークの交響曲第7番においても、「曲の形式を力強くまとめ上げるエネルギーを示し、揺るぎない土台に支えられた活力とインスピレーションに満たされた演奏」を披露。ジュリーニの意図については「細部の完全性を積み上げて全体を作るのではなく、その逆の手法がとられていたようだ。最終的に作品全体の出来が細部の価値をも左右する」とした。』
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8439は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT-1440
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[CD-R]
価格帯:C
クライバーン&コンドラシン、
 チャイコフスキー・コンクール・ライヴ、初出あり?

 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23 (*)
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調Op.30 (#)
 カバレフスキー:ロンド イ短調Op.59 (+)
ヴァン・クライバーン(P)
キリル・コンドラシン指揮 (*/#)
モスクワpo. (*/#)
 録音:1958年4月11日、モスクワ、第1回チャイコフスキー国際コンクール本選ライヴ。モノラル。 (+)は初出音源か。 (*)はMELODIYAからMELCD-10-00250で、 (#)はモスクワ音楽院自主制作盤のSMCCD-0003/04で出ている演奏と推測されるが、詳細な月日はこれまで判明していなかった。
 冷戦時代のアメリカとロシアを音楽の力だけで結びつけてしまったピアニスト。底知れぬ芸術の力を思い知らされる究極のライヴ!
 第1回チャイコフスキー国際コンクールのファイナルの模様を収録した初登場音源(と代理店は記載しているが、上記の通りでおそらく誤り)。このコンクールの凱旋リリースとなった、同じくコンドラシンとのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番のリリースは、ビルボードのポップアルバムチャートで7週連続1位を獲得するという驚異的な記録を打ち立てたことで知られているが、今回のこの録音は、「凱旋公演」ではなく、まさにコンクールの最終選考演奏を記録した歴史的なものなのだ。
 冷戦まっただ中、ソ連が国の威信を誇示するために企画した第1回チャイコフスキー・コンクール。そこに現れたのは、最大のライヴァル国アメリカからやってきたひとりの青年だった。24歳のクライバーン。驚くことに、リヒテルやショスタコーヴィチを筆頭にロシア側も完全に納得するかたちで、記念すべきこの第1回の優勝はクライバーンが勝ち取ることとなる。この一大事件は、ソ連とアメリカの国交にまで影響を与えたといわれ、武器ではなく音楽が、世界平和に貢献するという事実を全世界に知らしめることとなった。この歴史的快挙により、前述したように彼のアルバムはビルボード・ポップチャートをも席捲し、音楽家としての成功を超え、クライバーンは時代のヒーローとまでなった。
 そうした熱狂が、逆にクライバーンの演奏史には負の影響を与え、その後のキャリアは悲運ともいえるものとなるが、だからといって彼の芸術性と超絶技巧を否定することはできない。この歴史的大快挙といえるコンクール本戦の録音には、敵対国民すら魅了した、音楽芸術の持つ絶大な力を聴いてとれる。

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8440は代理店撤退のため廃盤となっています。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT2-1441
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(2CD)
1.5CD価格
リヒャルト・シュトラウス自作自演
 &最後の公開演奏指揮
  〜ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴ

 リヒャルト・シュトラウス:
  交響詩「ドン・ファン」Op.20 (*) /
  ブルレスケ ニ短調AV.85 (#) /家庭交響曲 Op.53 (*) /
  交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの
       愉快ないたずら」Op.28 (+) /
  交響詩「ドン・ファン」Op.20
   (抜粋;リマスター前の音源) (*)
アルフレッド・ブルーメン(P;#)
リヒャルト・シュトラウス指揮
フィルハーモニアo. (*/#)、
BBCso. (+)
 録音:1947年10月19日 (*/#)、10月29日 (+)、以上ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ、モノラル。おそらく初出音源。
 1947年、最晩年のリヒャルト・シュトラウスが死を迎える2年前、83歳という高齢で自らの作品を指揮した2回のコンサートの歴史的記録がここに蘇る。まさに「テスタメント」と呼ぶにふさわしいこの2つの演奏会がシュトラウスが公開演奏会で指揮をとる最後となった。ロマン派最後の大作曲家が上演という形で自身の作品の再創造に関わったまさしく最後の時がここに刻まれている。CD2の最後には、いかなるリマスターが行われたかが聴き比べられるように、手を加える前の「ドン・ファン」オリジナル音源抜粋が収録されている。
 ブックレットより
 『・・・ 音楽祭のハイライトは、10月19日、日曜の夜、ロイヤル・アルバート・ホールで催された演奏会であった。この演奏会では、交響詩「ドン・ファン」、ピアノとオーケストラのための「ブルレスケ」、そして「家庭交響曲」の3曲で構成されたプログラム、そしてアンコールとしてオペラ「薔薇の騎士」より新たにオーケストレーションし直されたワルツが、シュトラウス自身の指揮でフィルハーモニアo.により演奏されたのだ。・・・・中略・・・その夜、ロイヤル・アルバート・ホールを埋め尽くした7,000人もの聴衆は皆立ち上がり、指揮壇へゆっくりと進むシュトラウスを万雷の拍手で迎えた。会場の雰囲気は張り詰めたものであった。そして、最高の演奏がおこなわれたのだ。タイムズ紙の批評家は次のように書いている。「指揮者としてのシュトラウス博士は決して表現派ではない。彼の左手はほとんど動かず、右手も拍を刻む以上の事はしていないように思われる。しかし、その拍のなんと正確なことか!微妙な指揮棒の動きの変化によって生み出される表現の幅がどれほど無限であることか。83歳という高齢にもかかわらず、そのオーケストラの統率力、そしてそこから彼が望むものを正確に引き出す能力は、いまだ衰えていない。膨大な数の聴衆のほとんどが生まれる前から有名であった一人の男の一夜の仕事としては、目を見張るものだった。」
  10月29日、イギリス訪問の最後に、シュトラウスは、アルバート・ホールでもう一度指揮をした。この時には、エイドリアン・ボールト卿の指揮によるモーツァルトの「ジュピター」交響曲で演奏会の幕が開いた後、シュトラウスは、交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」の一曲だけBBC so.を指揮したのであった。シュトラウスがイングランドで最初に「ティル」を指揮してから、ちょうど50年が経っていた。タイムズ紙は、「老齢の作曲家は今なお、最小限の熟達した動きでオーケストラを統率することができる」とコメントした。そして、この作曲家が舞台に上がる前に「さて、老馬、再び厩を出ずか」と有名な言葉を残したのは、まさしくこの演奏会であった。』
オイストラフ、1958年エネスコ音楽祭ライヴ、初出
 シューマン/クライスラー編:幻想曲 ハ長調Op.131 (*)
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 シマノフスキ:神話 Op.30
  [アレトゥーザの泉/ナルシス (*) /
   ドリアデスと牧神 (*)]
 ラヴェル:ツィガーヌ
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ウラディーミル・
 ヤンポリスキー(P)
 録音:1958年9月20日、ブカレスト、エネスコ音楽祭ライヴ。モノラル、初出音源。 (*)の3曲はディスコグラフィー初登場作品。オイストラフ生誕100周年記念は初出ライヴ音源!
 20世紀の英雄的ヴァイオリニストであるダヴィド・オイストラフを知るに、華々しい協奏曲だけでは十分とは言えない。彼の才能は、小さなキャンバス上でも遺憾なく発揮され、オイストラフ自身室内楽を演奏することに至上の喜びを感じていたとも書き残している。このアルバムは、長く共演してきたヤンポルスキーとの信頼関係が最も円熟した頃のライヴ録音で、スタジオ録音とは一味違った滋味豊かで伸びやかな表現が聴かれる。
 この音源自体、初登場となるものだが、シューマンの幻想曲及びシマノフスキの「神話」中の二曲は、オイストラフのディスコグラフィー上も唯一と大変貴重なもの。巨匠オイストラフの真髄に迫る全ヴァイオリン・ファン必携の一枚!

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8442は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT4-1443
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(4CD)
クーベリックによる1957年の上演復刻、初出
 ベルリオーズ:歌劇「トロイ人」
 ・ボーナス・トラック:ジョン・ヴィッカース・インタビュー
  (インタビュアー:ジョン・トランスキー/1998年10月25日、バービカン・シネマ)
 ブランシェ・シーボム(Ms;ディドー) ジョン・ヴィッカース(T;アエネーアス)
 エイミー・シュアード(S;カサンドラー) ラウリス・エルムス(Ms;アンナ)
 デイヴィッド・ケリー(B;ナルバール) マイケル・ランドン(B;パンテー)
 ジョーン・カーライル(S;アスカーニュ)他
 ラファエル・クーベリック指揮コヴェントガーデン王立歌劇o.&cho.
 録音:1957年6月20日、コヴェントガーデン、ライヴ。モノラル、初出音源。
 ベルリオーズ晩年の超大作で、主としてその規模故に作曲者存命中には部分的な上演しか行われず、完全な姿で上演されるまでに100年以上を要した「トロイ人」。1957年にクーベリックの指揮によりコヴェント・ガーデンで上演された貴重な記録がここに蘇った。ディドー役にはシーボム、アエネーアスにポスト・デルモナコと称されたヴィッカーズ、20世紀を代表するイギリスのドラマティック・ソプラノ、シュアードがカサンドラー、と錚々たる歌手陣を揃えての上演は「トロイ人」を5幕のオペラとして復活させるきっかけともなった画期的なできごとだった。「トロイ人」全曲上演はベルリオーズの死後21年経った1890年に、カールスルーエで行なわれたが、これはドイツ語版上演。その後1899年に第1部「トロイアの陥落」がパリのオペラ座で上演されている。1921年にはかなりカットされた全曲版が同じくオペラ座で上演され、この版で1957年にロンドン、コヴェント・ガーデンで上演されたものが今回のこの録音。
 ・ブックレット前半部分概略:
 『いまから約半世紀前、1957年にコヴェント・ガーデンでおこなわれた《トロイ人》は、それが成し得た物に対して過小評価されてきた。コリン・デイヴィス、アレクサンダー・ギブソン、あるいはミヒャエル・ギーレン、ロジャー・ノリントン、ジョン・エリオット・ガーディナー、ジェームス・レヴァイン、他指揮による録音に馴染んでいる我々の耳はこのクーベリックの録音でより精密で徹底した取組みがなされていたことに気づくだろう。新ベルリオーズ版のスコアはその後出版される版までの過渡的なものであり完璧とはいいがたいものではあった。ドラマの意味を無視して庭の場面の前ではなく後に王の狩と嵐の場面が演奏されていたのは、1864年のヴォーカルスコアに基づいてショーデンス社の素材から一度それがカットされ、その後間違った場所に戻されていたからである。
  第3幕の式典の大部分や第5幕のディドーの部屋の場面 あるいは木馬の入場の行列の場から6小節がカットされるなどかなりのカットが1957年には行われていたことが我々を驚かせるだろう。あるところでは過剰に速いかと思えば、逆にディドーのカヴァティーナ「さらば、わがカルタゴの遺跡」などではひきずるかのように非常に遅いクーベリックのユニークなテンポ設定にも驚かされる。
  そんなことがあろうとも、クーベリックが1957年になしえた演奏は、無条件にすばらしく、一挙にこの作品の全体像を作り変えた快挙だった。
  コヴェントガーデンのプロダクションはベルリオーズが5幕のオペラに込めた元来のコンセプト、そして作品からにじみ出る彼の信仰を実証して見せた。それまでは《トロイ人》はひどく欠点のあるオペラで、ところどころ見事な部分もあるものの、短く刈り込んで上演すれば十分な作品とみなされ、ベルリオーズ存命中に上演された際には前半<トロイアの陥落>と後半<カルタゴのトロイア人>の2つに分けて上演されていた。カットにカットが重ねられ5幕からなるオリジナルのコンセプトは、ほとんど消えて、足跡を辿ることさえ難しくなるほどだった。まったくカットをせずに5幕の完全版を上演すると8時間以上かかるということで、完全版上演は物理的に不可能だったのだ。
  1921年に1/3あるいはほとんど半分の長さにカットされた全曲版がパリ・オペラ座で上演された。この1957年の上演が全曲版ではないながら画期的な上演と言われた所以は、それまでの上演に比べてかなり多くの場面を含んでいたからだ。』
SBT-1444
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[CD-R]
価格帯:C
イダ・ヘンデル、来日記念リリース
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲Op.47 (*)
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲 (#)
イダ・ヘンデル(Vn)
サイモン・ラトル指揮
バーミンガム市so.
 録音:1993年9月7日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン (*) /1984年2月22日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン (#)。ともに初出音源。当アイテムのうち、 (*)は2003年11月-12月のヘンデル来日時に合せ発売が予告された(SBT-1333; その後番号はジュリアン・ブリームのアイテムに転用)が中止となってしまい、6年ぶりにようやく登場となる。2003年アナウンス時にはカップリングにフランクのソナタ(with モウラ・リンパニー)が予定されていたが、今回は見事にスルーされており、これがお蔵入りの原因だろうか。ちなみに、商品番号に1333(旧)から1444(新)という連想され易い物を持ってくる所は、昨今品番の付け方に節操が無い会社が増えた中、さすがテスタメント。
 巨匠時代の最後の生き証人、イダ・ヘンデルの来日記念盤。なんとバックはラトルという豪華共演が実現している。フレンケル、ゴールドベルク、シゲティ、エネスコなどの大巨匠に師事し、輝かしい時代のマエストロたちと競演を果たしたイダ・ヘンデル。11歳でヴィエニャフスキ・コンクールに3位に入るなど既にそのキャリアは70年を超えたが、いまだバリバリの現役で、21世紀に入ってからも、2003年、2004年、2006年、2008年、そして今回の2009年とほぼ1年おきに来日、2008年来日時には新録音まで残したと言う、2009年末には85歳を迎えるとは思えない、精力的な活躍を見せている。
 当盤は作曲家自身からお墨付きを得ていたシベリウスの協奏曲、そしてイギリスと長く深い関係をもつイダ・ヘンデルならではのエルガーというカップリングで、輝かしく刺激的な演奏が展開されている。
 ・解説書より抜粋:(カデンツァ注:一部意味の通らない重複やカッコがあるが、代理店記載ママ)
 『1993年9月7日のプロムスで、イダ・ヘンデルはサイモン・ラトル指揮するバーミンガム市so.との共演でシベリウスの協奏曲を弾いた。彼女がシベリウスを取り上げるという特別な機会にあたって媒体が次々とコメントを掲載した。「火曜の夜、過去からのしびれる様な通信網が開通した」との書き出しで、インディペンデント紙のエドワード・セッカーソンは)というタイトルで以下の記事を掲載した。「イダ・ヘンデルによるシベリウス演奏は、彼女の50年以上にもわたるプロムスへの出演を瞬時に思い起こさた。彼女はこのヴァイオリン協奏曲の炎と氷の世界をいまだ闊達な弓使いで自在に操り、刺激的な音色で時間と空間を全て我が物とした。」ガーディアン紙のアンドルー・クレメンツは「火曜日のコンサートは「牧神の午後への前奏曲」で幕を開けた。ここでラトルは、イダ・ヘンデルの堅牢な精神性(あたかもベートーヴェンのような)と最も強いコントラストを出すために、ドビュッシーでは象徴主義の青白い松明を描こうとしているかのようだった。タイムズ紙のバリー・ミリントはこう書いている。「密接な関係のあるシベリウスの協奏曲をもって、彼女はしばしの間離れていたプロムスへ待望の復帰を遂げた。彼女は50年以上にもわたり同曲を演奏し続け、彼女の解釈に作曲家自身のお墨付きも得ていた。(中略)ヘンデルの解釈を熟知するにつけ、説得力といい色あせない完璧なテクニックといい、賞賛せざるを得ない。」ファイナンシャル・タイムズ紙のリチャード・フリーマンはオーケストラとラトルの90年代について特別な寄稿をしている。「バーミンガム市響は彼ら自身の方法によって、確固たる名声を築いた。オーストリアやドイツのオーケストラは数世紀にわたる伝統に裏打ちされた楽曲を演奏したがるが、イギリスのオーケストラは排他的なレパートリーには固執しない。彼らの専門分野は「多様性」であり、すべての時代、全ての国の音楽なのである」。』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8444は代理店撤退のため廃盤となっています。
 #当盤はレーベルで廃盤となりましたので、流通在庫限りのお取り扱いです。また、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT2-1445
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(2CD)
ヴァン・クライバーン、ロンドン・リサイタル 1959
 英国国歌
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調K.330
 ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39/
  バラード第3番 変イ長調Op.47/幻想曲 ヘ短調Op.49
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調Op.57「熱情」
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 イ長調Op.82
 リスト:ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調
ヴァン・クライバーン(P)
 録音:1959年6月7日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァルホール、ライヴ、モノラル。おそらく初出音源。
 これは珍しい、クライバーンがチャイコフスキー・コンクール優勝後にイギリスで行なったリサイタル。度々訪れたロシアでの演奏会は、映像も含め続々と発掘が進んでいるが、「当事国ではない」イギリスでの反応はどうだったのだろうか。ピアノ・マニアなら興味を引かれること受けあいだろう。
 『解説書より抜粋:夏の暑い午後、筆者はハリウッドスターの一団が混じる満員の聴衆の中でたぐいまれな個性と能力から紡ぎ出される、話術に長けた演奏を目の当たりにした。思い出をたどり、サウスバンク史上最も卓越したリサイタルの1つに数えられる演奏を今一度聴くとき、ある言葉が鮮明に心に浮かび上がる。その言葉は「雄弁(eloquence)」。かつてないほどにその技巧に見合う音楽的な意思や響きを持たないピアニストであふれている、それが音楽界の現実だ。クライバーンのテクニックは、その圧倒的な幅、色彩、響きにおいて単なる技巧をはるかに超越しており、ずばぬけた技巧を持ちながらその演奏は常に豊かな精神に満たされ、素晴らしい音楽を称え、分かち合うことだけに捧げられた。リサイタルを通して、クライバーンは自身だけが持つ響きと意思を持って「語り」続けた。・・・・中略・・・・このリサイタルがクライバーンの若き栄光の頂点であった。世界中の過大なまでの注目と賞賛を浴び、特にロシアと母国アメリカの熱狂はすさまじかった。しかし間もなくクライバーンは容赦なく注がれるスポットライトに疲れてしまう。華やかさは次第に薄れ、絶え間なく忙しすぎる仕事に追われ、クライバーンは自信を失い、隠遁と心の平安を強く求めるようになる。・・中略・・・こうした試練と生来の傷つきやすいナイーブさが災いし、何度も休養期間を取り、過去の栄光の名残にすぎない演奏を残し、そして最終的には全くの沈黙に至ったのだろうか?クライバーンはその後二度とロンドンでリサイタルを行わなかった。ここで抗し得ず言えば、もしクライバーンのキャリアがこれほど無責任に悪意を持って翻弄されなければ、彼はそのレパートリーを広げ、若き日の頂点にとどまったまま演奏活動を続け得たであろう。しかし、それはそれとして1959年のリサイタルに立ち返れば、その演奏は長く記憶され愛でられるべき伝説的な域に達していることがわかる。短い活動期間ではあったが、クライバーンは同世代の中で最も天賦の才に恵まれた不世出のピアニストといえるだろう。』
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8445は代理店撤退のため廃盤となっています。
テンシュテット&BPO ライヴ Vol.1
 プフィッツナー:
  劇付随音楽「ハイルブロンの娘ケート」
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488 (*)
 ドヴォルジャーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88
バベッテ・
 ヒアーホルツァー(P;*)
クラウス・テンシュテット指揮
BPO
 録音:1980年10月(おそらく1980年10月7日)、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ。ADD、ステレオ。 (*)は初出音源。残りの2曲はCD-R 使用の FKM から FKM-CDR72 で出ている物だが、マスターからの初復刻。
 「テンシュテットなきロンドン・フィルはミック・ジャガーのいないローリング・ストーンズのようだ」(ガーディアン紙)と賞されたテンシュテット。BPOとは共演の回数こそ少ないものの、その絆は強く深いものだった。1977年に初共演をして以来14年間で23回BPOの指揮台に上がったテンシュテットの貴重な公演記録の中から、5夜のコンサートが一挙に世界発売される運びとなった。テンシュテットによるディスコグラフィーの穴を埋め、彼の再評価に繋がること必至。
 解説書より抜粋:『クラウス・テンシュテットの音楽表現では、まず何よりも美しい事が優先された。彼が指揮台に立つだけで雰囲気は高揚し、指揮姿からは活力が溢れ出るかのようだった。1968年から2008年の長きに亘ってBPOのコントラバスを務め、数年はオーケストラの理事長でもあったルドルフ・ヴァッツェルによると、指揮者としてのテンシュテットは常に“どう演奏されてきたか? "ではなく“どう演奏すべきか? "を考えており、常にバランスを最重視しているように感じられた。「彼とのコンサートは、まるで踊りながら綱渡りをする様だった!」・・・・中略・・・・「テンシュテットと華麗なまでの反応を見せるオーケストラは、まさにドヴォルジャークの中で正真正銘の感情の激発を見せつけた。活力、音楽的横溢、そして生き生きとした陽気さに満ち溢れていた。名手揃いのオーケストラがこの演奏ではしばしばミスを犯しているのは、そういった演奏の証明に他ならない。」(ヴォルフガング・シュルツ)テンシュテットはこの交響曲をいつもの型にはまった演奏スタイルから解放し、エネルギーと感情的な個性を追加することによって、何かまったく新しいものとして表現してみせた。』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8446は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT2-1447
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(2CD)
1.5CD価格
テンシュテット&BPO ライヴ Vol.2
 J.S.バッハ:
  ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042 (*)
 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
トーマス・ブランディス(Vn;*)
クラウス・テンシュテット指揮
BPO
 録音:1981年11月(演奏会記録によると、1981年11月21日-22日)、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ。ADD、ステレオ。以前、CD-R 使用の SARDANA から SACD-156/7(廃盤)で出ていた演奏だが、マスターからの初復刻。前出盤も入手不能のため、ファンには嬉しい復活となる。
 カラヤンの代役として指揮台に立ったテンシュテットによるブルックナー第8番。前プロにはカラヤン時代30年にわたってBPOのコンサート・マスターを務めたトーマス・ブランディスをソリストに、バッハの協奏曲が演奏された。
 解説書より抜粋:『クラウス・テンシュテットとBPOの絆は強かった。しかし共演の数は少なく、14年間で23夜のコンサートだけ。テンシュテットのBPOとの初共演は1977年の4月、ヒンデミットのピアノ協奏曲(ピアノ・ソロはウォルター・クライン)とブルックナーのあまり聴かれない交響曲第2番だった。ベルリナー・ルンドシャウ紙の評によると、この‘狂気の '指揮者の個性とカリスマ性は、聴衆が期待した以上のものだったとしている。・・・・中略・・・・ターゲスシュピーゲル紙の中でシビル・マルケはこう述べている。「バッハでのオープニングは十分存在価値があった。ソリストはオケのコンサート・マスター、トーマス・ブランディス。彼は優雅に磨き上げた雄弁な音色で、オーケストラとの完全なる調和を成し遂げた。」テンシュテットは逆説的な狂喜と緩和のコンビネーションを達成したのだった。「彼はクレッシェンド、アクセント、スフォルツァンドの緊張の中で示した非常に感動的な活力によって彼の痕跡をこの作品に残した。ブルックナー作品中のワーグナー風要素、例えばアダージョにおけるヴォータンの主題は非常に新鮮な形で啓示された。」』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8447は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT2-1448
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(2CD)
1.5CD価格
テンシュテット&BPO ライヴ Vol.3
 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19 (*)
 ブルックナー:
  交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」
ブルーノ・レオナルド・
 ゲルバー(P;*)
クラウス・テンシュテット指揮
BPO
 録音:1981年12月(おそらく1981年12月14日)、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ。ADD、ステレオ。 (*)は初出音源。ブルックナーは CD-R 使用の VIBRATO から VLL-246 で出ている物だが、マスターからの初復刻。
 ベートーヴェンとブルックナーで構成されたプログラム。ソリストにはブルーノ・レオナルド・ゲルバーを迎え、ベートーヴェン、ブルックーナともに曲の様式に束縛されない他のどの指揮者とも違う解釈で情感溢れる美的世界に聴き手を誘った。
 解説書より抜粋:『テンシュテットの指揮者としてのコミュニケーションはどうだったのだろうか?ヴァッツェルによると「確かに、彼はよくしゃべったが、‘ああしろこうしろ 'と指示することは稀だった。言葉に対応した豊かな身体表現あってこそ、ふさわしい音色と表現を得られた。彼のアプローチは常に開放的で、これが演奏に好影響を与えた。演奏は常に、彼にとっても我々にとってもまさに冒険だった。彼が学術的アプローチに興味があったとは思えない。彼の楽団員とのかかわりはいつもとてもシンプルで、協力的でとても温かみがあった。・・・中略・・・・ゲルバーは、我々が持つベートーヴェンの様式に束縛されないスタイルで演奏した。「音色は機敏で上品、アダージョでは感動的で若々しい瞑想を表現した。」ターゲスシュピーゲル紙のウォルター・ケンプファーは、ゲルバーが演奏機会の少ないベートーヴェンの協奏曲を取り上げたことを称賛した。「このピアニストの完全無欠な芸術的手腕には感服した。響きの魅力、繊細なアーティキュレイション、理想的なオーケストラとのコンビネーション。ピアニストとオケが対話するかのような演奏はめったに聴けないものだ。」』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8448は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT2-1449
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テンシュテット&BPO ライヴ Vol.4
 ドヴォルジャーク:
  ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53 (*)
 シューベルト:
  交響曲第9番 ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
ピーター・ザゾフスキー(Vn;*)
クラウス・テンシュテット指揮
BPO
 録音:1983年4月(おそらく1983年4月19日)、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ。ADD、ステレオ。CD-R 使用の GNP から、GNP-106/7 で出ている物だが、マスターからの初復刻。それぞれ1曲づつ、LUCKY BALL LB-0024(廃盤) (*)& TIENTO CD-12006/7 でも発売があった。
 若き俊英を迎えてのドヴォルジャーク:協奏曲、賛否両論が沸き起こった「ザ・グレイト」の2曲で構成されたプログラム。
 解説書より抜粋:『テンシュテットの評価が最初それほど高くなかったのは、おそらく何よりも彼の表現手法、とりわけ踊るような指揮法のせいだと思われる。しかしすぐに、古典派及びロマン派作品の傑出した表現者であることを自ら証明してみせた。レパートリーは広いが、ブルックナーとマーラー解釈への評価が最も高い。特にアメリカでは、多くのオーケストラが正統的な指揮者として尊敬され、テンシュテットの深みのある音楽表現は至上のものとして認識されていた。・・・・中略・・・・ザゾフスキーはボストンに生まれ、カーティス音楽院にてドロシー・ディレイ、ハイメ・ラレード、イヴァン・ガラミアンなどに師事。1974年より数々のコンクール受賞歴があり、特に1980年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでの第2位獲得が有名。ベルリンでのデビューでは、ターゲスシュピール紙のシビル・マルケによって「真のヴィルトゥオジティ。テーマ解釈の能力は抜きんでている。」と評価された。ヴォルフガング・シュルツはベルリナー・モルゲンポスト紙にこう書いている。「ヴァイオリニストが音楽を描き出す際には、強くて大胆なボウイング、音調の純潔さ、最高の審美眼そして卓越した感受性が要求される。彼は1、2楽章では見事な流れを維持した。確立した流れを壊すことなく第1楽章から第2楽章を導きだしたのだ。民族音楽を引用した最終楽章においては、光彩を放つ生命力を表現してみせた。全体を通して、技巧の誇示といった要素がまったくなく、音楽家としての全身全霊をこの作品に捧げたという印象だった。」』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8449は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT2-1450
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(2CD)
1.5CD価格
テンシュテット&BPO ライヴ Vol.5
 ムソルグスキー:
  交響詩「はげ山の一夜」(オリジナル版)
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.16 (*)
 ドヴォルジャーク:
  交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」
オラシオ・グティエレス(P;*)
クラウス・テンシュテット指揮
BPO
 録音:1984年3月(おそらく1984年3月13日)、ベルリン、フィルハーモニー・ホール、ライヴ。ADD、ステレオ。すべて CD-R 使用のレーベルから、「新世界」は TIENTO CD-12006/7 と GNP GNP-22で、他の2曲は LUCKY BALL LB-0007(廃盤)で発売があったが、すべてマスターからの初復刻。
 プログラムの冒頭はムソルグスキーのオリジナル版を用い、圧倒的な地獄絵を描き上げ、協奏曲では卓越したソリストの技量を最大限に生かして超絶技巧に満ちた作品の真価を提示。プログラムの後半では色彩豊かなオーケストラ・サウンドを自在に操り、聴衆を興奮の渦に巻き込んでいく。
 解説書より抜粋:『ターゲスシュピーゲル紙でヴォルフガング・ブルーデはこう書いている。「テンシュテットとBPOのコラボレーションは、極限の緊張感と安定して確固としたアンサンブル、そしてこの指揮者には常なのだが、並はずれて大きい身体的動作による指揮法に特徴づけられる。彼は手や腕だけでなく体全体、腰や流れるような膝の動きを巧みに使って指揮をした。この肉体の活動によって生み出された音楽は、雰囲気や性質の変化に対し流動的で完全に開放的であることによって、その正統性を証明している。・・・・中略・・・・テンシュテットとのプロコフィエフの ト短調協奏曲は安定して洗練されて、音の強弱と音色のコントラストに富んでいる。「彼は、驚くばかりの精緻さとテクニックをもって、この作品の持つ尊大な知性、筋肉質な機知を明らかにした。パワーに満ち深い感銘を与える演奏は、努力の跡を感じさせることない超絶技巧をもって成し得たといえる。」(クラウス・ガイテル)。ホールを満たした興奮はプログラムの第二部、ドヴォルジャークの交響曲第9番 ホ短調にまで持続された。ベルリナー・モルゲンポスト紙でクラウス・ガイテルの評はこう絶賛している。「テンシュテットの音楽家としてのロジックは、感情的な一貫性と深い思慮を持ち、そのエネルギーとリーダー・シップはBPOの素晴らしい反応に反映されている。」』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8450は代理店撤退のため廃盤となっています。
バルビローリ1967年のマーラー「悲劇的」ライヴ
 マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
ジョン・バルビローリ指揮
ニュー・フィルハーモニアo.
 録音:1967年8月16日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン。CD-R 使用の RARE MOTHからRM-460M で出ている演奏だが、マスターからの初復刻。
 巨匠バルビローリが死の3年前、ニュー・フィルハーモニアo.を振ってEMIへ録音した同曲は、ディアパゾン賞を受賞の名盤だが、当録音はその直前、ロイヤル・アルバートホールで行われた熱狂的なコンサートをBBCがライヴ録音、テスタメントが今回リマスターしたもの。録音当時、中間楽章の順番は2楽章にスケルツォ、3楽章にアンダンテ・モデラートが置かれるのが一般的だったが、バルビローリはマーラーの最終的な意図を汲んで、2楽章にアンダンテ・モデラート、3楽章にスケルツォという構成で録音している。マーラー・ファンそしてバルビローリ・ファンならずともぜひ聴いていただきたいアルバムの誕生。
・解説書より抜粋:
 『1901年11月、交響曲第4番の初演を終え、5番の作曲に取り掛かっていたマーラーは22歳のアルマ・シンドラーと出会う。素晴らしい美貌に恵まれ、極めて高い音楽的才能を持ち合わせた教養あふれる若い女性で、彼女自身、作曲家でもあった。19歳の歳の差があるにもかかわらず、初めて会うなり相思相愛となり、マーラーにとっては彼の生涯を通じて最も大切な感動すべき体験となった。
  6番の交響曲は彼らが結婚した後、初めてマーラーが取り掛かった作品で、1903年に作曲に着手。その後続いた生活の中で明らかになったところでは、アルマは強力な意志と個性を持ち合わせていたが、マーラーのほうが更に強かった。マーラーが6番のシンフォニーを作曲し始めた頃のことを、アルマはこんな風に回想している。――彼は彼の音楽の中に私を描こうとしていた。強烈そして情熱的で触感を含むような官能性を込めて。そしてスケルツォ楽章では遊びに興じる子供を描いていた。――アルマの回想は不完全であったりあてにならなかったりすることが現在では知られているが、この事に関しては彼女の発言はたぶん正しいと思われる。
  (中略)交響曲第6番の楽譜は実際の初演が行われる前に出版され、このときの第1版ではスケルツォ楽章が第2楽章とされていた。その後1906年5月27日、エッセンで行われた初演に際して、マーラー自身が2つの中間楽章の順序を逆にし、2楽章にアンダンテ・モデラートを3楽章にスケルツォを置いた。そして出版社にも楽章を差し替えての再販を要請し、それが出来上がるまでの数ヶ月は訂正説明の用紙を挿入するよう依頼した。マーラーの生前この作品の上演は6回行われそのうち3回はマーラー自身が指揮をとった。もちろんその際の楽章順はマーラーの最終案の通り、2楽章にアンダンテ・モデラート、3楽章にスケルツォが置かれていた。
  マーラーは51歳の誕生日を迎える6週間前、1911年5月にウィーンで息をひきとった。その後1920年にアムステルダムで開催されるマーラー・フェスティヴァルで6番の交響曲を演奏するための準備をしていたメンゲルベルクは、彼の甥で音楽学者のカレル・メンゲルベルクにプログラムへの解説を頼んだ。カレルは6番のスコアのコピーを入手したが、それは第1稿でしかも訂正説明の紙が入っていないものだった。そこで彼はウィレム・メンゲルベルクに正しい中間楽章の順序はどうなのかを尋ね、ウィレムはアルマにテレグラフでこの質問をした。彼女からの返事は、詳細な説明は一切ぬきにした「最初にスケルツォ、次にアンダンテ」というものだった。そして初演以来13年以上を経て、再度間違った順番での演奏がなされた。1920年以降1951年に他界するまでメンゲルベルクは6番の交響曲を演奏会で取り上げることは無く、メンゲルベルク以外の指揮者が彼の生前に同曲の中間楽章を誤った曲順で演奏することも無かった。
  本来ならマーラーが望んだことが後世に受け継がれていくべきだと人は考えるだろう。しかし1950年代半ばにウィーンの国際グスタフ・マーラー協会(IGMG)の校訂版編集者、アーウィン・ラッツは中間楽章の順番はスケルツォ、アンダンテの順だという論理に完璧に取り付かれていた。彼の信念には何ら事実的根拠があるわけではなかったが、1963年に出された校訂版スコアの序文に「マーラーは初稿のスケルツォ-アンダンテの順序に立ち返ることを意図していた」とアーウィンは書き記した。アーウィンは研究者でも史学家でもなく、解説者であった。そんなわけでマーラーの初稿にあるスケルツォ、アンダンテという曲順が最終的に正しいものであるという自らの視点を立証するためには、証拠を隠したり改ざんしたりする事もあった。1963年以降、ほとんどすべての演奏はこの校訂版によるものとなった。
   しかしながらこの録音に聴くように、サー・ジョン・バルビローリはラッツの不当な変更を受け入れることなく、中間楽章の順序をアンダンテ、スケルツォとしている。』
SBT-1452
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[CD-R]
価格帯:C
カラヤン&BPO、1972年5月16日ロンドン・ライヴ、初出
 ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調Op.68「田園」
 R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40 (*)
ミシェル・
 シュヴァルベ(ソロVn;*)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
BPO
 録音:1972年5月16日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。初出音源。
 (ブックレットより抜粋)『・・・1964年の夏、忘れ難い、しかしストレスの多いウィーン国立歌劇場での芸術監督としての7年間を過ごした後、カラヤンは比較的平穏な生まれ故郷のザルツブルクに戻った。そこで彼は、自分のキャリアに残された時間を考えたのであろう。常に都会を嫌い、深く静かに「定住」への願望を持ち続けた男にとって、より満足のゆく新たな状況が待ちかまえていた。政府や組織は常に彼をうんざりさせてきた。彼はついに自分自身のボスとなった。
  彼の生涯において、1964年から1975年にかけての時期は、深刻な病状が繰り返した時期でもあったが、カラヤンのキャリアを通して最も生産的な時期であった。この時期、彼はザルツブルク復活祭音楽祭を創設し、音楽、教育、科学研究など様々なプロジェクトのホストとなった。幾つかのプロジェクトは短期間で終わったが、ベルリン・フィルハーモニーの団員養成を目的としたオーケストラ・アカデミーのように、現在も続いているものもある。同時期に、カラヤンは計画的にフィルムやテレビと仕事をした。ベルリン・フィルハーモニーをオペラ・ハウスへと導き、オーケストラのカレンダーに「ワーキング・ホリディ」を導入し、毎年夏にサン・モーリッツでの室内楽や録音活動を行った。一見これまでになく多忙であった。しかし実際は、素晴らしい時間の使い方をしていたのだった。一年の半分をプランニング、思考、休息そして余暇に費やしていることを、彼は誇らしげに語っていた。
  カラヤンが、ベルリン・フィルハーモニーとザルツブルクの復活祭および夏期音楽祭に集中することで、彼のスケジュールが決まるようになった。1972年の77回の演奏会およびオペラ公演の内訳は、65回のベルリン・フィルハーモニーとの演奏会、10回のウィーン・フィルハーモニーのザルツブルク夏期音楽祭のオペラo.との公演、ドレスデン歌劇場のザルツブルクでの演奏会とヨーロッパ・ユースo.のベルリン公演がそれぞれ1回づつ。以上が1972年のスケジュールのすべてであった。
  カラヤンはもはや演奏旅行から関心を失っていたが、世界が彼とベルリン・フィルハーモニーを待ち望んでいた。復活祭直後には、西ドイツの主要都市で7度の公演を行い、5月初旬には、ボン、バルセロナ、マドリッド、ロンドン、ブリュッセルそしてパリへの14日間に及ぶ演奏旅行を行った。6月にはオランダ・フェスティヴァルに出演し、9月初旬にはエディンバラ・フェスティヴァル、そして10月にはベオグラード、さらに短い西ドイツの演奏旅行と続いた。 ・・・・ (中略) ・・・・
  シュトラウスを演奏するにはある種の熟達、いや熟達を装う技が必要だ。ローマの名高きアウグステオo.[訳注:現ローマ聖チェチーリア音楽院o.]が「英雄の生涯」のリハーサル中、揺らめくような愛の情景のところで、シュトラウスがオーケストラを止めたのはよく知られた話。このオーケストラは、首席指揮者のベルナルディーノ・モリナーリと共に、細部に至るまで精緻な練習を繰り返してきたにもかかわらずのことだ。シュトラウスは、声高に言った。「皆さん、私には一つ一つの音符が別々に聞こえてしまう。どうか音楽として響かせて頂きたい」と。これは、BPOがポスト-カラヤンの時期に改めて理解したことでもあるが、言うは易く、成すは難しいことなのだ。
  カラヤンにとって、この作品の偉大さはエピローグにあった。英雄の雄々しき姿、論敵達との戦い、そして家庭内の不和を初めとする様々な争い、現実と想像が描かれた後、英雄はふと立ち止まり、比較的穏やかな田舎での隠遁生活を前にして自分の人生を振り返る(この素晴らしい短いエピソードにおいて、シュトラウスはそれ以前に自身が作曲した交響詩や歌曲から9曲を引用している)。コール・アングレの牧歌風の旋律が、田舎の風景だけでなく、(シュトラウスの交響詩の題材の中でも特にカラヤンのお気に入りであった)ドン・キホーテを思い起こさせる。彼もまた世間からの隠遁者であった。』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8452は代理店撤退のため廃盤となっています。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
カラヤン&BPO、1972年5月15日ロンドン・ライヴ、初出
 モーツァルト:
  ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287
 ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
BPO
 録音:1972年5月15日、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。初出音源。
 (ブックレットより抜粋)『カラヤンは、より有名な ニ長調のディヴェルティメントK334よりも、この作品を心から愛した。1952年の4月、サン・アントンからヴァルター・レッグ[訳注:EMIのプロデューサー]に宛てた手紙で、カラヤンは次のように書いている。「 ニ長調のディヴェルティメントを学んでいた時、幾つかの部分が、我々がかつて録音を試みた 変ロ長調のディヴェルティメントより、優れていないということを理解した。特に旋律における創意という点において、最初と最後の楽章の内容は、もう一方の作品と比べても非常に弱い。」
  「かつて録音しようと試みた」とは、カラヤンがフィルハーモニアの弦楽セクションにこの作品を学ばせようとした最初の試みのことを指している。このオーケストラのリーダー、マヌーグ・パリキア(カデンツァ注:代理店翻訳者表記。一般には「パリキアン」)は、この課題は彼らの能力を越えているとレッグに語った。レッグがそれを伝えるため、パリキアをカラヤンの元に送った時、「謙虚なことはいいことだ。進めよう」とだけ、カラヤンは言ったという。
  この作品におけるカラヤンの成功は、自身弦楽奏者ではないものの、弦楽奏者達が彼に素晴らしく反応したからに他ならない。フィルハーモニアのヒュー・ビーンは回想している。「カラヤンの場合、彼の動きは非常に共感を呼んだ。そのタクトは流れるように、決して止まることなく、我々を包み込むようでもあった。」・・・(中略)・・・・
  「春の祭典」がカラヤンとBPOのレパートリーに加わったのは、1963年のことであった。彼の最初の録音は、ストラヴィンスキー自身の録音と対立した。ストラヴィンスキーは、1964年12月に発売されたLPを自身の録音と比べるために用いたからだった。このことは、批評家(「ほとんどのレコード批評に見られた無益な一般論」)や指揮者達(ピエール・ブーレーズやロバート・クラフトもまた「生贄の儀式」に供された)を巻き込んで、憶測や中傷を呼び、まるで散弾を浴びせるかのように互いの立場を批判しあったのだ。
  ストラヴィンスキーは、カラヤンの1964年の録音を「本物というより飼い慣らされた野蛮さ」と評したのはよく知られている。これは、演奏そのものというより演奏が拠り所としている伝統(ドイツ的な要素と過度のソステヌート)を批判したものであった。皆がこれに同意した訳ではなかった。グレン・グールドは、ストラヴィンスキー自身の「リズムにおける推進力、旋律におけるシニシズム、ルバートに対する用心深さが、聴く者を音楽の核心へと誘う」ことを認めている一方、ストラヴィンスキー自身によるストラヴィンスキーが主流となることで、他の解釈の選択肢が締め出されてしまうことを警戒していた。グールドにとって、カラヤンによる「祭典」の1964年の録音は、これまで録音されたことのなかった「最も想像的で、純粋に細分化された意味において、「触発された」具現」であったのだ。』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8453は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT2-1454
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(2CD)
ボールトのブライアン「ゴシック」、初CD化
 ハヴァーガル・ブライアン
(1876-1972):交響曲第1番 ニ短調「ゴシック」
  ・ボーナス・トラック:
    ハヴァーガル・ブライアン、BBCへのインタビュー (*)
 オーナー・シェパード(S) シャーリー・ミンティ(A)
 ロナルド・ダウド(T) ロジャー・ステイルマン(B)
 エイドリアン・ボールト指揮BBC so.、BBC cho.、BBCコラール・ソサエティ、
 シティ・オブ・ロンドン・クワイア、ハムステッド・コラール・ソサエティ、
 エマニュエル・スクール・クワイア、オーピントン・ジュニア・シンガーズ
 録音:1966年10月30日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン、プロ演奏家による初演ライヴ、ステレオ、初CD化/1966年1月1日、BBC (*)。
SBT4-1455
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(4CD)
ケンペ&コヴェント・ガーデンのパルジファル、マスターから初復刻
 ワーグナー
:歌劇「パルジファル」
  ゴットロープ・フリック(グルネマンツ) ゲルダ・ラマース(クンドリ)
  エーベルハルト・ヴェヒター(アンフォルタス) カール・リーブル(パルジファル)
  フォーブス・ロビンソン(ティトゥレル) オタカー・クラウス(クリングゾル)
  ルドルフ・ケンペ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho.
 録音:1959年6月16日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ライヴ、モノラル。CD-R 使用の TREASURE OF THE EARTH からTOE-2042 で発売されている演奏だが、マスターからの初復刻。2010年時点ではケンペ唯一の同曲全曲音盤となっている。
 ケンペ&コヴェント・ガーデンによるワーグナー録音は、ケンペが1960年にバイロイトに初登場した前年、1959年の「指環」全曲がテスタメントからリリースされ高い評価を得た。前作の「指環」とおなじ1959年にケンペがコヴェント・ガーデンで指揮をとった「パルジファル」が発売されることになった。ロンドンの聴衆、歌手、楽団員から絶大なる信頼を受けたケンペの指揮により、ワーグナーのオペラの中でも群を抜いて高い評価を得ている「パルジファル」の真価が明らかにされた圧倒的な名演のライヴ録音。ケンペの虚飾を廃した指揮のもとで繰り広げられた実に水準の高い歌手とオーケストラのアンサンブルをじっくりとご堪能頂きたい。
 解説書より抜粋:『ワーグナーの最後の楽劇「パルジファル」が第二次世界大戦後、初めてコヴェント・ガーデンで上演されたのは、音楽監督のカール・ランクル指揮の下、クンドリーにはキルステン・フラグスタート、グルネマンツにはルドヴィグ・ウェーバー、他、すべてが適役と言うわけではなかったが著名な歌手陣を揃え、1914年にこの歌劇場で同作品が初演された時の舞台装置で1951年に再演された。偉大なる「パルジファル」指揮者カール・ムックによる第3幕の1928年録音は現存するものの、1940年代後半にこの作品の全曲録音がされることはなかった、という事実を記憶にとどめておく価値はある。とはいえ、大げさで狂信的でとりわけ遅い、と評されるワーグナーの他作品と一線を画し、「パルジファル」は依然として高い評価を得ていた。パルジファルの第一人者だったムックの後継者であるハンス・クナッパーツブッシュが戦後再開されたバイロイト音楽祭で指揮をとった素晴らしい1951年の録音が、1952年にDECCAからリリースされる。(クナッパーツブッシュは1951年から彼の死の前年の1964年までの間、55回もバイロイトで指揮をした。)その1951年の録音は、素晴らしく感動的なもので、その理由のひとつとして、バイロイト祝祭劇場のアコースティックの圧倒的な素晴らしさをDECCAの録音チームが完璧に録りきっている事があげられる。・・・中略・・・1950年代、コヴェント・ガーデンのワーグナー上演には新バイロイト様式の演出が浸透しつつあり、この「パルジファル」は、過去の演出に比べてかなり急進的なものだった。評は賛否両論に分かれ、特に舞台演出のワルターはこの作品の自然主義を避けようとして満足いく選択肢が見つからなかったとして、二兎を追って一兎をも得なかったとする評が大部分だったが、彼のアイディアに賛成する評もあった。Daily Mail紙の評者は「第3幕の森の木々は、ハンガーフォード橋の橋脚のようだった。」と書き、他の執筆者たちも同様に広範囲な比喩を挙げた。音楽面での評は、賛否両論ありつつも、おおむね好意的な意見が多かった。これはケンペによる初の「パルジファル」であり、彼は1960年と1966年に再演している。
SBT2-1456
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(2CD)
1.5CD価格
クレンペラー&VSO、マーラー「復活」
 マーラー:交響曲第2番「復活」
 (2種のリマスタリング、共に全曲| Mono / アンビエント・マスタリング)
  イローナ・シュタイングルーバー(S) ヒルデ・レッスル=マイダン(Ms)
  オットー・クレンペラー指揮ウィーンso.、アカデミー室内cho.
 録音:1951年5月18日、ウィーン、ライヴ、モノラル。音源:ORF。クレンペラーがVOXへのセッション録音をした後、彼自身の希望によりマーラー没後40年記念としてムジークフェラインで行った記念碑的なコンサート・ライヴ音源を、オリジナルのモノラル録音と、最新技術を駆使したアンビエント・マスタリングの2種類の形で世界初発売。
 解説書より抜粋:デア・アーベント紙のクルト・ブラウコプフはクレンペラーの解釈によるこの作品のパワーに圧倒されたようだ。「クレンペラーは「復活」という作品の中に生きていた。本物の感性により完全に再生された芸術だった。第一楽章という記念碑的建造物は、情熱の炎で焼かれた煉瓦で構築されており、作品全体の複雑な設計図を示していた。民族音楽に起源をなす中間楽章での小生意気、辛辣かつロマンティックで純真な一面は、偉大な無神論者マーラーが確かに表現しようとした物。最終楽章においては、クレンペラーは見事に死からの復活を完遂する。もはやブルーノ・ワルターの大家らしい解釈との比較などは無意味といってよい。粗く洗練されていない単純素朴な方法で、クレンペラーはワルターと並び、マーラー信者たちの使徒と称された。」
 ディー・フルシェ誌の匿名の評論家もやはり興奮していた。「1920年代より最も知的で物議を醸し続けてきた指揮者、オットー・クレンペラーは今なお強烈な光彩を放っていた。彼が腕を頭上にまで持ち上げると-典型的なクレンペラーのジェスチャーであるが-オーケストラは爆発する。鋭利で直情的なアクセントは若き日のクレンペラーの特徴であった。今日、まず彼の概観に驚かされた。-マーラーの交響曲第2番の非常に対照的な5つの楽章では、クレンペラーが取り決めた冷静で統率されたペースが保たれた。このコンサートは、マーラーの残した遺産をどう扱うかの好例として価値あるものだった。このコラムでは、ブルックナーとマーラーの交響曲をプログラムとして扱う際には、他の作品は必要ないと提案し続けてきた。それらの交響曲はプロローグもエピローグも必要としていないのだ。」ウィーン・ツァイトゥング紙はこう述べている。「クレンペラーは最も賢く、最も霊感に満ちたマーラー指揮者。ロシアのヴァシリー・サフォーノフがかつて行ったように、クレンペラーは指揮棒ではなく鉄の拳でオーケストラを統制していた。フレーズごとに音楽を練り上げ、ただ強く、妥協を許さず、作品に真摯なクレンペラーの魅力をもって楽団員たちをひとつにまとめている。」

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8456は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT3-1457
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(3CD)
2CD価格
ゴルトシュミット〜マーラー:交響曲第10番
 ・BBCにおけるデリック・クックの作品解説 (*)
 ・クック編曲による未完成第1版のスタジオ録音 (#)
 ・1964年に行われた補筆完成版の世界初演 (+)
デリック・クック(語り/P;*)
ベルトルト・ゴルトシュミット指揮
フィルハーモニアo. (*/#)、LSO (+)
 録音:1960年12月19日 (*/#)、1964年8月13日 (+)、以上モノラル。おそらく全て初出音源。
 デリック・クック(1919-1976)によるマーラー「交響曲第10番」の補筆完成版完成過程を、1960年に行われた第1版(本人のピアノ演奏付き解説/オーケストラ実演)と、1964年に行われた補筆完成版の世界初演まで、各CD1枚に収録。オケ演奏の指揮はドイツ生まれのユダヤ人作曲家&指揮者で、「退廃音楽」の作曲家としても知られるベルトルト・ゴルトシュミット(1903-1996)。彼はこの時期、BBCドイツ語部門の音楽監督を務めていた。
スターン&ヘス〜第14回エディンバラ音楽祭
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 (*)
 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための
  ソナチネ第1番 D.384
 ハワード・ファーガソン:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.10
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
アイザック・スターン(Vn)
マイラ・ヘス(P)
 録音:1960年8月28日、アッシャー・ホール、エディンバラ、第14回エディンバラ音楽祭、ライヴ。モノラル。おそらく初出音源。 (*)は代理店が何故か『ヴァイオリン協奏曲第2番』と記載しているが、もちろん上記が正しい。
 マイラ・ヘスとアイザック・スターンはソリストとして広く知られるが、ヘスの晩年、二人はデュオ・リサイタルでしばしば共演した。彼らの最後のリサイタルとなった1960年のエディンバラ音楽祭での録音がここに登場。
クレンペラー&VSOの「ブル7」、マスターからの初復刻
 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
オットー・クレンペラー指揮
ウィーンso.
 録音:1958年2月26日、ムジークフェラインザール、ウィーン。モノラル、ライヴ。リマスタリング・エンジニア:ポール・ベイリー(以上、代理店の記載は年&『モノラル』のみで、他は当店で補完)。CD-R仕様の WORLD MUSIC EXPRESS から、WME-M-1014 (この盤での記載は1958年2月23日)で出ているものだが、マスターからの初復刻。また、当初アンビエント・ステレオ・リマスタリング盤との2枚セット(SBT2-1459) で発売されるという話もあったが、最終的にはマスターに忠実なモノラル盤1CDでの発売となった。
 なお、代理店コメントに『イタリア』とあるが完全に誤り。以下は実際に試聴しての物かどうか不明。『巨匠クレンペラーがウィーン響を指揮した1958年のイタリア・ライヴを収録。クレンペラーがマーラーと並んで得意としたブルックナーの交響曲第7番の荘厳な名演は、10の新聞と批評誌がこぞって大絶賛し、当時、杖をつかなければ歩けなかった彼が完全復活を飾った伝説の名演になりました。』(以上『内』、旧・代理店コメントママ)
SBT2-1460
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(2CD)
1.5CD価格
ライナー&CSO + クライバーン、初出ステレオ・ライヴ
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 (*)
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 (#)
ヴァン・クライバーン(P)
フリッツ・ライナー指揮
シカゴso.
 録音:1960年4月8日 (*) /1960年4月12日 (#)、以上オーケストラル・ホール、シカゴ、ステレオ、ライヴ。初出音源。リマスタリング・エンジニア:ジョン・サミュエルズ、ポール・ベイリー。旧・代理店はブックレット等のチェックを行なっていないようで『オリジナル録音:RCA』とのみ記載していたが、実際に収録されているのはRCAのスタジオ録音〔 (*)は1961年5月、 (#)は1960年4月16日〕ではない(以上、代理店の他記載は年&『ステレオ』のみで、他は当店で補完。ただし、"(P) 2011. The original recording was made by BMG MUSIC, a unit of SONY BMG ENTERTAINMENT" とあるので、収録自体をRCAが行なった可能性はある)。以下コメントも、実際に試聴しての物かどうかは不明。『1958年のチャイコフスキー国際コンクールの優勝の興奮冷めやらぬ1960年に、ヴァン・クライバーンが残した圧倒的な2つの名演を収録した2枚組。巨匠ライナーが指揮するシカゴ響の堅牢な伴奏にも支えられて、絢爛豪華な名演を聴かせてくれます。』
SBT2-1461
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(2CD)
1.5CD価格
ハンガリーSQ〜ベートーヴェン&バルトーク:弦楽四重奏曲集ライヴ、初出
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.59 No.2「ラズモフスキー第2番」 (*)
 バルトーク:弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 (*) /弦楽四重奏曲第6番 ニ長調 (#)
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.59 No.3「ラズモフスキー第3番」 (#)
  ハンガリーSQ[ゾルターン・セーケイ、アレクサンドル・モスコフスキー(Vn)、
         デーネシュ・コロムザイ(Va) ヴィルモス〔ヴィルモシュ?〕・パロタイ(Vc)]
 録音:1955年7月6日 (*) /1955年7月7日 (#)、以上 フリーメイソンズ・ホール、エディンバラ。モノラル、ライヴ。リマスタリング・エンジニア:ポール・ベイリー(以上、代理店の記載は年&『モノラル』のみで、他は当店で補完)。代理店の特記はないが、レーベルによると初出音源。代理店以下コメントは、実際に試聴しての物かどうかは不明。『「弦楽四重奏の極限を聴かせるアンサンブル」と絶賛された名門ハンガリー弦楽四重奏団の(カデンツァ注:この間誤記有のためカット)演奏を収録。彼らの十八番として名高いベートーヴェンとバルトークの作品を演奏しており、高密度なアンサンブルの中にリーダー、セーケイの味な奏法が聴かれるなど、その味わいには実に奥深いものがあります』。
SBT2-1462
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(2CD)
1.5CD価格
ジュリーニ&BPO〜「驚愕」「巨人」
 ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
 マーラー:交響曲第1番「巨人」
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1976年2月-3月(演奏会記録によると、1976年2月29日&1976年3月1日)、フィルハーモニー、ベルリン、ライヴ。おそらく初出音源。『1976年の1月後半から2月前半にかけて、ジュリーニは、ハイドンの94番「驚愕」とマーラーの1番という2つの対照的な交響曲でコンサートを行った。第二楽章での大音響の和音が有名なハイドンの交響曲だが、ジュリーニのウィーン古典派レパートリーに対する類稀なる才覚を存分に発揮している。デア・アーベント紙の評論家、ヴォルフガング・シミングは「最小限の動作で、オーケストラからこれだけ優雅で心地よい響きを引き出せる指揮者はそうはいない。」と書いている。』(解説書より)
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8462は代理店撤退のため廃盤となっています。
ジュリーニ&BPO〜「未完成」「グレイト」
 シューベルト:交響曲第8番「未完成」 (*) /
        交響曲第9番「グレイト」 (#)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1977年1月(演奏会記録によると、1977年1月12日 or 1977年1月13日)、フィルハーモニー、ベルリン、ライヴ。 (*)はおそらく初出音源。 (#)は、1977年1月13日の演奏が CD-R 使用の MORGAN'S から ML-005 で出ているが、今回がマスターからの初復刻。『ロ短調の交響曲は驚くほど統一感のある感情豊かな音色で演奏された。第一楽章の挑戦的で反骨心のある様相は徐々に優しい諦観にとって代わられる。チェロによるレントラーのテーマからは、痛みを伴わないなぐさめではなく、深い悲しみが紡ぎだされた。どちらの楽章においても、悲しみの美しさ、メロディーに具現化された絶望感が伝わってくる。抒情性にとげとげしさはなく、ただ感傷に流されるのでもない。』(解説書より)
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8463は代理店撤退のため廃盤となっています。
ジュリーニ&BPO〜「展覧会」他
 ヴェーベルン:管弦楽のための6つの小品 Op.6
 ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1977年7月17日、18日(と記載されているが、演奏会記録によると、1977年1月17日 or 1977年1月18日)、フィルハーモニー、ベルリン、ライヴ。おそらく初出音源。演奏会記録によると、2日共この2曲の間にポリーニとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番が演奏されている(未発売)。『ジュリーニの狙いは、ヘルベルト・フォン・カラヤンのような指揮者のものとは根本的に違っている。我らがマエストロはコントラストと緊張感を探求し、幅広い空間を表出し、音楽を最終的に凱旋となる道の入り口に立たせるのだ。このイタリア人指揮者は思慮深く帰納的に、音楽の至福の瞬間のために前進する。』(解説書より)
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8464は代理店撤退のため廃盤となっています。
ジュリーニ&BPO〜「大地の歌」
 マーラー
:「大地の歌」
ブリギッテ・
 ファスベンダー(Ms)
フランシスコ・アライサ(T)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮
BPO
 録音:1984年2月(演奏会記録によると、1984年2月14日 or 1984年2月15日)、フィルハーモニー、ベルリン、ライヴ。1984年2月14日と言われている演奏が、CD-R 使用の SARDANA SACD-170 (廃盤)で出ていたが、今回がマスターからの初復刻。なお、同顔合わせによるDGへのスタジオ録音は1984年2月15日-17日の収録。『思慮深く、彼は明らかで完璧な‘私はこの世に忘れられ 'を出現させた。外側に半分伸ばした腕に指揮棒を垂直に持つ姿はさながら、芸術における預言者のようだった。そうして、音楽創造の内なる情熱を求め続けるかに思えた。これこそが、音楽家の最も自然な姿といえようだ。奇をてらうことも、音楽そのものの意志を曲げることもない。』(解説書より)
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8465は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT-1466
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[CD-R]
価格帯:C
フルトヴェングラー 1942年の「ブル5」
 マスターからの初発売

  ブルックナー:交響曲第5番
ヴィルヘルム・
 フルトヴェングラー指揮
BPO
 録音:1942年10月25日-28日(以上旧・国内代理店記載。レーベルの発売予告記載では25日、27日)、(旧)フィルハーモニー、ベルリン。これまでDGやMELODIYAから、1945年のドイツ敗戦後にソ連軍が押収したテープ(あるいはそのコピー)を使用したCDが出ており、これが最もマスターに近いものではないかと言われていた。今回レーベルの予告アナウンスでは「オリジナル・マスター・テープからの初発売 [First release from the original mastertape] 」と記載されており、同レーベルだけに音質向上が期待できる。
 『今回のこのリリースは、ベルリン・ブランデンブルク放送(RBB,前身はSFB)がアーカイヴに保持していたオリジナルのテープがソースである。テープの写真はこのブックレットにも掲載されている。テープは最小限の修正しか必要としない、非常に良い状態だった。実際、驚くほど自然で、音場の広い、透明なオーケストラ・サウンドを聴くことができる。たった一箇所だけ、補正が必要だった。最終楽章の冒頭、二つのピチカートが聴こえなくなっていたのだ。この部分のみ、第一楽章のまったく同じ音形の部分を借用してある。
  フルトヴェングラーのブルックナー第5番を巡る長い旅は、今、70年近い年月を経て終わりを告げようとしている。ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの芸術の信奉者、そしてベルリン・フィル・サウンドをこよなく愛する人々は、ここに、新たに蘇った輝かしいばかりのフルトヴェングラーのブルックナー解釈を聴く機会を得る幸運を手にしたのである。そしてそこには、難解で近寄り難いとされるこの交響曲とフルトヴェングラーの気質にどこか似通った点があることを知らしめてくれるだろう。 そして、偉大な指揮者の遺産が、彼が生誕125周年(2011年1月25日)を迎える年にリリースされることは、この上のない喜びである。』(ヘルガ・グリューネヴァルト/ヴィルヘルム・フルトヴェングラー協会副会長/解説書より)
 『各種発売がされているフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルによる1942年のブルックナー録音。戦時下で行われた記念すべき演奏会のオリジナルマスターはソ連に没収され、その後行方知れずとなり、複製コピーからの様々なリリースがされて来ましたが、今回、ベルリン・ブランデンブルク放送(RBB前身はSFB)がアーカイヴに保持していた良質なマスター・テープによって鮮やかな音質で蘇りました。A音のピッチが従来リリースで使われてきた444Hzから440Hzに修正されている点も今回のリリースの大きなポイントといえましょう。このマスターテープをめぐる追跡の歴史、そしてベルリン・ドイツ放送のアーカイヴに保管されていたマスターテープの写真がブックレットに掲載されています。1940年代のモノラル録音とは信じ難い音色で蘇ったフルトヴェングラー演奏の深価を現代に伝えるテスタメントならではのリリースです。』(以上『内』、旧・国内代理店のインフォメーションをそのまま掲載)
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8466は代理店撤退のため廃盤となっています。
 #新・代理店の扱い品目から漏れており、 CD-R 製版の可能性があります。
SBT2-1467
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(2CD)
1.5CD価格
ヨハンナ・マルツィ〜J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ
 〔ソナタ第1番BWV.1001 /パルティータ第1番BWV.1002 /ソナタ第2番BWV.1003 /
  パルティータ第2番BWV.1004 /ソナタ第3番BWV.1005 /パルティータ第3番BWV.1006 〕
 ヨハンナ・マルツィ(Vn)
 録音:1954年5月-7月、1955年3月-5月、以上 アビー・ロード・スタジオ、ロンドン、モノラル。原盤:EMI (COLUMBIA U.K.)。リマスタリング:ポール・ベイリー。国内EMIのBOXセットと韓国EMIでのCD発売はあったが、インターナショナルでは確か初CD化。LP版起こしのLP (MYTHOS) が出るほど日本では人気の高い録音だけに、これはマニア注目のアイテムとなりそうだ。
SBT2-1468
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(2CD)
1.5CD価格
ヨハンナ・マルツィ〜シューベルト:
 ヴァイオリンとピアノのための作品全集

 3つのソナチネOp.137 〔第1番 ニ長調 D.384 /
  第2番 イ短調 D.385 /第3番 ト短調 D.408〕/
 華麗なるロンド ロ短調D.895 /
 幻想曲 ハ長調D.934 /ソナタ(二重奏曲) 長調D.574
ヨハンナ・マルツィ(Vn)
ジャン・アントニエッティ(P)
 録音:1955年9月、11月、以上 エレクトローラ・スタジオ、ベルリン=ツェーレンドルフ。原盤:EMI (COLUMBIA U.K.)。リマスタリング:ポール・ベイリー。こちらは確かCD発売は国内EMIのBOXセットのみで、インターナショナルでは確か初CD化。
 以上2点、マルツィのEMI録音CD4枚分がTESTAMENTから登場。レーベル発足当初にクレツキ指揮によるメンデルスゾーン&ブラームスの協奏曲集(SBT-1037)が発売されており、これでTESTAMENTから復刻されていないEMI録音は、サヴァリッシュ指揮によるモーツァルト第3番の協奏曲と、ベートーヴェンのロマンス2曲と言う事になるはず。国内EMIの 6CD BOX は長年廃盤となっているだけに、是非これも発売を期待したい。
バルビローリ&BPO イギリス・ライヴ、初出〜
 ブラームス
:交響曲第2番
ジョン・バルビローリ指揮
BPO
 録音:1962年6月6日、コヴェントリー 新大聖堂、イギリス、ライヴ。おそらく初出音源。
 コヴェントリー大聖堂は第2次世界大戦中、ドイツ軍によって壊滅的被害を受けた。戦後この廃墟と化した旧聖堂と並んで1962年新聖堂が完成、その際献堂式の一環としてドイツとイギリスの間にできた不幸な傷痕を払拭すべく開かれたコンサートへ BPO が招かれ、忘れえぬ友好の証となった記録がこの録音。解説書より抜粋:『コヴェントリーは航空機のエンジン製造の拠点だったため、第二次世界大戦では戦略上最重要な攻撃目標となった。1940年11月14日、ドイツ空軍の急襲で壊滅的な被害を受ける。大聖堂周辺の4,000戸にのぼる家屋が破壊され、600人の死者が出た。1941年4月8日、再度ドイツ空軍の空襲が行われ、死者1,236人負傷者1,746人の大被害となった。かつて威容を誇った大聖堂も尖塔と外壁だけの姿となった。1940年のクリスマス・イヴのミサは有名で、廃墟の中、リチャード・ハワード司教は人々にこう呼びかけた。「さらに思いやりのある世界を作りましょう。それは、簡単なことではありません。ですが、復讐心を追放するのです。」・・・中略・・・・新聖堂の献堂式では、完全なる和解、平和そして友好が示されるべきであり、そのためにはベルリン・フィルが招待されるべきだというのが、ウィリアムズ司教の願いであった。この頃、ベルリン・フィルのイギリス行きは非常に難しいものがあった。第二次大戦中のドイツ軍による爆撃による爪痕があまりに生々しかったからだ。ウィリアムズ司教はすぐさまシュトレーゼマンと協力体制をひいた。シュトレーゼマンはベルリンの上院議会とボンの外務省にかけあい、上院議会と連邦政府を通して旅費を確保することにも成功した。その結果、ベルリン・フィルは1962年6月の初頭、ついにコヴェントリーの地を踏むこととなる。そしてベルリン市とドイツ連邦共和国からの贈り物として2回のコンサートを開催した。・・・中略・・・シュトレーゼマンは後にこのときのことをこう書き残している。「コヴェントリーでは本当に色々なことがあった。当時、被害を受けていないホテルはひとつしかなく、メンバーの大半は私的に個人宅などに泊まっていた。それでも言語上の問題を感じるどころか、受け入れ先の人々との友好関係を築き、さらには多くの歓迎を受けることとなった。会話の中には常に空爆の被害が語られ、我々にとっては厳しい言葉も発せられたが、和解と人類の一致団結という理念は貫かれていた。オーケストラ、もしくはベルリンを代表して返答することは簡単ではなく、私はただただこの環境下での招待に対する感謝を述べるばかりだった。そしてこの演奏旅行を可能にした音楽の力にも感謝した。」 』
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8469は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT3-1470
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(3CD)
マイケル・レビン、未公開録音集 1947, 1949, 1961, 1964, 1970 & 1971
 ・CD 1 (1947-1949)、モノラル
 ラロ:スペイン交響曲 Op.21
 パガニーニ:カプリスOp.1 より〔Nos.11, 17, 24 & 5 〕 /
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソOp.28
 クライスラー:美しきロスマリン / シャリト:ユダヤ民謡によるセレナード
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77(抜粋)
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 より〔 I, II & IV 〕
 クロール:バンジョーとフィドル / パガニーニ:カプリス第5番 イ短調
 ・CD 2 (1961-1964)、ステレオ/モノラル(*)
 ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲 ホ短調 Op.72 No.2 / クライスラー:中国の太鼓Op.3
 ドビュッシー/ハートマン編曲:前奏曲集第1巻〜第8曲「亜麻色の髪の乙女」
 クロール:バンジョーとフィドル / サラサーテ:序奏とタランテラOp.43
 ファリャ/クライスラー編曲:「はかなき人生」〜スペイン舞曲第1番
 シューマン/ハイフェッツ編曲:森の情景 Op.82〜第7曲「予言の鳥」
 クライスラー:カルティエの様式による「狩」
 ショパン/サラサーテ編曲:夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9 No.2
 ヴィエニャフスキ:ポロネーズ第1番 ニ長調 Op.4
 ジョン・オールデン・カーペンター:ヴァイオリン・ソナタ(*)
 ・CD3 (1970-1971〕)、ステレオ
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (*)
 ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46 (*)
 商品授与式 [Presentation of award]
  マイケル・レビン(Vn) ジーン・レビン、ブルックス・スミス(P)
  ゾルターン・ロズニャイ指揮サンディエゴso.(*)/他
 録音:1947年12月-1971年。全て初出音源。マイケル・レビン(1936-1972)没後40周年記念リリース(旧・国内代理店は『生誕75周年を記念して』と記載しているが、国内への入荷は2012年)。現存中最も古い11歳時の録音〔1947年、レビンの公式デビュー年/母のジーン・レビン(P)伴奏〕から、黄金期と言えるキャピトル=EMI 時代の未発売スタジオ録音〔ブルックス・スミス(P)〕を経て、死の前年1971年の最後のライヴ・パフォーマンスまでを含む。  #ブックレットの日本語訳がTESTAMENTの公式サイトへ掲載されています(http://www.testament.co.uk/japanesenotes/SBT1470japanese.pdf/品番の誤記載あり)が、なぜか旧・国内代理店は一切アナウンスしておらず、参照もしていないようです。ジュリアード音楽院の名教師ガラミアンをして「瑕疵のない、生まれついての完璧なヴァイオリニスト」と認められた唯一の門人マイケル・レビンによる未発表音源集。彼は35歳の若さで急逝したが、晩年の10年間は録音から遠ざかっていたため残された録音は極めて希少。
SBT6-1471
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(6CD)
4CD価格
マイケル・レビン〜 1954-1960 スタジオ録音集
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.6 (*) / グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 Op.82
  [ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮フィルハーモニアo.]/
 サン=サーンス:ハバネラOp.83 (*) /序奏とロンド・カプリツィオーソOp.28 (*) /
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 Op.35 (*)[アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニアo.]/
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 Op.64 (*) / ラヴェル:ツィガーヌ(*) /
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.14 / ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46 (*)
  [エイドリアン・ボールト指揮フィルハーモニアo.]
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.6 / ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.22
  [ユージン・グーセンス指揮フィルハーモニアo.]
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1005 (*)
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(*) 〔第4番/第3番〕
 パガニーニ:カプリス(全24曲)
 ・Mosaics〔国内盤題名:綾なす楽弓〕
  ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリス Op.18 No.4 / ドビュッシー/ロック編曲:レントより遅く
  ラヴェル:ハバネラ形式の小品 / ショパン:夜想曲第8番 Op.27 No.2 / モンポウ:庭で遊ぶ少女たち
  スクリャービン:三度の練習曲 Op.8 No.10 / サラサーテ:ハバネラ Op.21 / エルガー:気まぐれな女 Op.17
  エンゲル/ジンバリスト編曲:海の貝 / サラサーテ:サパテアードOp.23
  プロコフィエフ:3つのオレンジへの恋 Op.33〜行進曲 / スク:4つの小品 Op.17〜第4番「ブルレスク」
   [レオン・ポマーズ(P)]
 ・ The Magic Bow〔国内盤題名:チゴイネルワイゼン〕
  マスネ:「タイス」〜暝想曲 / クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2
  ディニーク/ハイフェッツ編曲:ホラ・スタッカート / サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
  パガニーニ/クライスラー編曲:無窮動 Op.11 / クライスラー:オールド・リフレイン
  リムスキー=コルサコフ/ハイフェッツ編曲:熊蜂の飛行 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ Op.28
   [フェリックス・スラットキン指揮ハリウッド・ボウルso.]

 以上、マイケル・レビン(Vn)
 録音:1954年-1960年、ADD、ステレオ/モノラル(*)。原盤・前出: EMI, CMS 7 64123 2 (6CDs) 。旧・国内代理店によると新リマスター。EMIからも2011年末に ICON シリーズで再発売予定がある模様だが、当盤の方が良好な音質となっている可能性がある。35歳で世を去った若きヴィルトゥオーソ、マイケル・レビンによるEMI録音全集。NYPに在籍したヴァイオリン奏者であった父と、ジュリアード音楽院でピアノを教えた母の元に生まれたレビンは、早熟の天才として9歳からジュリアード音楽学校でガラミアンに師事。12歳で録音を開始し、14歳の時にはカーネギー・ホール・デビューを飾り大成功を収めた。早熟なヴィルトゥオーソぶりは少年期のメニューインを彷彿とさせ、ハイフェッツの再来とも言われたが、過密なスケジュールは次第に彼の精神を蝕み、30代半ばにして不幸な事故により人生の幕を閉じることとなった。レビンの黄金の弓さばきが生み出した比類無いパガニーニの「24のカプリース」全曲他、貴重な録音の数々が50年の歳月を経て、リマスターされて蘇った。
 解説書(アンソニー・ファインスタイン/小林茂樹 訳)より抜粋(TESTAMENT社サイトからの PDF のファイル・ダウンロード〔 http://www.testament.co.uk/japanesenotes/SBT1471japanese.pdf 〕が可能):キャピトルと契約した時には、レビンはすでにその親会社である EMI に5枚のアルバムを完成させていた。キャピトルへの移籍は、他の2つの変化と同時だった。すなわち、ステレオ録音の導入と新しいヴァイオリンの入手。1952年から、レビンは非常に製作本数が少ないグァルネリ・デル・ジェスと信じられていたヴァイオリンを使っていた。レビンが売却したかなり後に、この楽器はグァルネリの弟子の作であることが判明する。レビンは、パガニーニとグラズノフのカップリングではじまったEMIへのすべてのレコーディングをこの楽器で演奏した。どの様なヴァイオリンからでも世にも美しい音色を引き出すことができたレビンだが、良いヴァイオリンを渇望し続けていた。1958年になってやっと、親友のルイス・カプランに以下のような誇らしげな手紙を書いている。「4日、前の時点で、私はついに1735年製作のヨーゼフ(手紙原文のまま。*訳者注:グァルネリ・デル・ジェスを制作しストラディヴァリと並び称されるのはバルトロメオ・ジュゼッペ・アントーニオ・グァルネリ。)・グァルネリ(デル・ジェス)を所有することになった。このヴァイオリンは見た目もいいし、デル・ジェスでしか出せない音がする。力強さと美しさを両立させることができる。この楽器は以前、有名なヴァイオリニスト、ヤン・クーベリックが所持していたものだ。」本物のデル・ジェスを入手して1カ月もしないうちに、レビンはキャピトルに彼の代表作、パガニーニの24 のカプリースを完成させる。・・・中略・・・偉大なる芸術はその芸術を生み出した者より長く生きるという自明の理は、レビンの死後になってやっと裏付けられた。レビンがキャピトル・アーティストとしてレコーディング・スタジオに立ってから50年の月日を経て、ついに我々は彼のEMIレコーディングの最新版を手にした。さらに2012年にはテスタメントから、ベルティーン・レビン〔カデンツァ注:マイケルの姉〕が所蔵していたプライヴェート録音から3枚のCDのリリースも予定されている。(Testament SBT3-1470)。
SBT2-1472
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(2CD)
1.5CD価格
カイルベルト&BPO + フェラス、
 ORFEOからもほぼ同時に発売されるが、初出

 シューベルト:
  劇付随音楽「ロザムンデ」序曲 Op.26, D.644
 ベルク:ヴァイオリン協奏曲
 ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(原典版)
クリスティアン・フェラス(Vn)
ヨーゼフ・カイルベルト指揮
BPO
 録音:1960年8月17日、ザルツブルク、祝祭大劇場、ライヴ・モノラル。おそらく初出音源。ORFEOからもほぼ同時に ORFEOR-838112 という品番で発売されるが、テスタメント・レーベル&旧・国内代理店によれば『このテスタメントからのリリースが正規マスターからの復刻でベルリン・フィルの許諾も得たものとのこと。ぜひお聴き比べ下さい。』とのこと。解説書より抜粋:『この指揮者の日記の中で最も幸せに溢れているのは、1960年8月17日、新しくできた祝祭大劇場でのザルツブルグ・フェスティバルに関する記述である。「思う存分楽しんだ。オーケストラは最高。大成功。フェラスも上出来。」カイルベルトはブルックナーの第9番では、弦を1stVn 16/2ndVn 14/Va 11/Vc 10/Cb 8に増強し、この時もやはりこの構成だった。1956年10月11月に行われたハンブルク国立歌劇場管弦楽団とのテレフンケンへの録音(現存する中では最も古い)では、さらに多い18/17/13/11/9が採用されている。録音の後のコンサートでは「練習している分演奏の出来は良いが、美しさを欠く」ことが多いとしているが、この際の演奏は「大変疲れたが、確実に美しく響く」と日記に残されている。』
 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT2-8472は代理店撤退のため廃盤となっています。
ポリーニ 1960年のショパン「練習曲全曲」、初出
 ショパン:練習曲集 Op.10/練習曲集 Op.25
マウリツィオ・ポリーニ(P)
 録音:1960年9月、アビーロード・スタジオ。ステレオ、初出音源。1960年、弱冠18歳にして第6回ショパンコンクールを満場一致で完全制覇したポリーニ。その時、審査委員長を務めていたアルトゥール・ルービンシュタインが、「彼は我々審査員の誰よりも上手い」と絶賛したのは有名。その直後にポリーニはEMIと契約を結び、ショパン「ピアノ協奏曲第1番」をリリースし大絶賛を博した。その後約10年近く録音からは遠ざかり、1969年にショパンのオムニバス盤をパリでEMIへ録音(現在は主に1960年の協奏曲とカップリングされ、CD化されている)、その後1971年にDGへ移籍し録音活動を再開とされて来たが、実はショパン・コンクール優勝の年 EMI へショパンの練習曲集を録音していた。この若き日の録音はお蔵入りになったまま、1972年にDGへ(再)録音し(吉田秀和氏が LP 発売時のタスキに「これ以上何をお望みですか?」と書いた事でも知られる)、これが大ヒットとなったため、かつての録音は今日まで50年以上も埋もれていた。今回リリースされるものはポリーニ18歳のみずみずしい感性溢れる録音。DG盤とは全く異なる音作りは非常に興味深く、ポリーニ・ファンならずとも、音楽ファン必聴の一枚。
 解説書より抜粋:『続くプロジェクトは、EMIにショパンの練習曲を録音することだった。セッションはアビー・ロードで60年9月に行われることに決まった。プロデューサーは、今回もピーター・アンドリューで、後に以下のように語っている。―-録音の際、ポリーニがショパン・エチュードを弾くのをはじめて聴いたが、それは天地がひっくりかえるほどの衝撃だった。珠のような音がグランド・ピアノから次々に溢れだしてくるのである。これこそがまさに究極のピアニズムだと思った。その時私は、完璧とはどういうものか知ったのである。ポリーニはこれらの難曲をなんの努力もなしに弾きこなしているようにみえた。この時のことは、私の人生の中で最高の音楽的経験として忘れることはできない。・・・中略・・・奥深いアコースティックな響きが魅力のアビー・ロードの第3スタジオで録音された。EMI盤は、ピアノ本来の透明感のある響きで、若き天才ポリーニの繊細で作品と共鳴するかのような激情を聴くことができる。これに対し、10年以上後に録音されたDG盤では、より円熟したポリーニの堂々とした雄大さのある演奏が、リバーブが多いスタジオで録音されている。このふたつの録音は、まったくもって対照的と言える。』

 #旧・国内代理店が発売していた国内仕様盤、JSBT-8473は代理店撤退のため廃盤となっています。
SBT2-1475
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(2CD)
1.5CD価格
ミッシャ・エルマン、未発表録音 1961 [Mischa Elman plays The 1961 BBC Recitals]
 ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HWV.371
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24「春」
 J.S.バッハ/ヴィルヘルミ編曲:
  管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068〜エア/
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006〜ガヴォット(+)
 エスペホ:ジプシーの旋律Op.14 (*) / ヴィターリ/ダーフィト編曲:シャコンヌ ト長調
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」(+)
 アクロン:ヘブライの旋律 Op.33 / クライスラー:美しきロスマリン
 スメタナ:「我が故郷から」〜第2番 ト短調「アンダンティーノ」(#)
  ミッシャ・エルマン(Vn) ジョゼフ・セイガー(P)
 録音:1961年、モノラル。ソース:BBC。(+)はエルマンの初音盤作品と思われる。エルマン生誕120周年記念リリース。
 #以下は旧・国内代理店翻訳ミス等の訂正詳細となります。
 旧・国内代理店は(*)を『ツィゴイネルワイゼンOp.11』、(#)を『モルダウ』と記載しているが、上記の誤り。サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」Op.20 (ドイツで出版されたためドイツ語題名)をスペイン語にするとエスペホ作品の原題 "Airs tsiganes" とも書けるが、スペインでは一般的にサラサーテ作品は同意儀ながら "Aires gitanos" と書かれているようであり、さらに元々ドイツと関係のないエスペホの作品をドイツ語表記する必然性は無い。ちなみに『Op.11』というのは、カナダDOREMI盤 DHR-7736/7 における同曲の表記で、当店が同様に同盤発売時の翻訳で誤訳しているので、これをそのまま旧・代理店が当店サイトから無許可引用(他小売店で同様に当店サイトから無許可引用を行なったと思われる所もある)した可能性が高い。TESTAMENTから出ているエルマンの旧譜SBT4-1344にもこの曲は含まれているが、その際の旧・国内代理店表記は『ジプシーの歌Op.14』と、正しい物となっていた。(#)は英語表記の「我が故郷から [From the Homeland]」と「我が祖国 [My Fatherland] 」を混同した物で、曲目も原文では正しく「 Andantino 」と書かれているのに「モルダウ [ Vltava / Moldau ] 」と取り違えており、相当情け無いケアレスミス。なお、『これがエルマン唯一のJ.S.バッハ録音となるガヴォット・アン・ロンドー』とも記載されているが、誤り。正しくは「エルマンによるバッハ無伴奏作品は貴重で、他にイ短調ソナタからのガヴォット (1908年録音/Pathé/超稀少盤) と、パルティータ第3番からの前奏曲(1932年録音/HMVPathé/超稀少盤)があるのみ」と、タリー・ポッターによる解説で触れられている。また、旧・国内代理店のコメントには『収録されているのは、ボールトの指揮でチャイコフスキーの協奏曲を弾いた1961年10月26日の2日後、盟友セイガーの伴奏で行った2つのリサイタルの際に前持って録音されたもの。』とあるが、これは英文解説の「エルマンが放送局で演奏する機会はアメリカでも滅多に無かったが、イギリスにおいては1932年10月26日にボールト指揮でチャイコフスキーの協奏曲を演奏し、その2日後にスタジオ・リサイタルを行なって以降、BBCへ時折出演した。このCDに収められた2つのリサイタルは、ピアニストのセイガーを伴っての1961年イギリス楽旅の前にあらかじめ録音されていた物 [Elman was not a frequent broadcaster, even in America, but he worked occasionally for the BBC from 1932, when he played the Tchaikovsky Concerto with Adrian Boult on 26 October and a studio recital two days later. The two recitals on these compact discs were pre-recorded on a visit to England in 1961 with Joseph Seiger] 」という部分を誤訳した物と思われる。
TESTAMENT "DVD"
 #2019年からの新・国内代理店で取り扱いがなく、全点 DVD-R になっている可能性があります。
SBDVD-1001
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[DVD-R]
価格帯:B
シューベルト:
 弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D.703(四重奏断章) (*)
ブリテン:弦楽四重奏曲第2番 ハ長調 Op.36 (*)
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667「ます」 (+)
アマデウスSQ (*)
 [ノーバート・ブレイニン、
 ジークムント・ニッセル(Vn)
 ペーター・シドルフ(Va)
 マーティン・ロヴェット(Vc)]
クリフォード・カーゾン(P;+)
アマデウスSQのメンバー (+)
 [ノルバート・ブライニン(Vn)
 ペーター・シドルフ(Va)
 マーティン・ロヴェット(Vc)]
ロドニー・スラトフォード(Cb;+)
 収録:1977年11月28日、スネイプ、モールティングス・ホール。Disc Format: DVD-5、Picture Format: NTSC/Colour/4:3、Region Code: 0 (worldwide)、Audio: Linear PCM, DTS 5.1 Surround & Dolby Digital 5.1 Surround、Menu Languages: English。
SBDVD-1002
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[DVD-R]
価格帯:B
ブリテン:弦楽四重奏曲第3番 Op.94
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
アマデウスSQ (*)
 [ノーバート・ブレイニン、
 ジークムント・ニッセル(Vn)
 ペーター・シドルフ(Va)
 マーティン・ロヴェット(Vc)]
 収録:1977年11月29日、スネイプ、モールティングス・ホール。Disc Format: DVD-5、Picture Format: NTSC/Colour/4:3、Region Code: 0 (worldwide)、Audio: Linear PCM, DTS 5.1 Surround & Dolby Digital 5.1 Surround、Menu Languages: English。
 テスタメントの初DVDリリースだが、期せずしてアマデウス四重奏団のリーダー、ブレイニン氏の追悼盤となった。この2タイトルはどちらも、1977年、ブリテンと関わりの深く夏期音楽祭で有名なオールドバラからも10kmほどしか離れていない、スネイプのモールディングス・ホールで行われた秋期音楽祭での演奏を収録したもの。主催者はブリテンとピアーズの協力を得るために、ブリテンとシューベルトだけをフィーチャーしたプログラムとし、カーゾン、アマデウスSQをはじめリヒテルなど超一流アーティストに参加を要請した。ブリテンはこの企画を喜び、自身も参加することを予定していたが、残念ながら前年の12月に亡くなってしまった。
 収録はデッカのプロデューサーとしてしられカルショウによるもの。DTS 5.1chサラウンドで味わえるのも大変な魅力。特に「ます」で見られるカーゾンの映像は貴重。
SBDVD-1003
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トスカニーニ
 〜ザ・テレビジョン・コンサーツ 1948-1952 Vol.1

 ワーグナー:管弦楽作品集 (*)
  歌劇「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲/
  歌劇「タンホイザー」〜序曲とバッカナール/
  楽劇「ジークフリート」〜森のささやき/
  楽劇「神々の黄昏」
   〜夜明けとジークフリートのラインへの旅/
  楽劇「ヴァルキューレ」〜ヴァルキューレの騎行
 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」 (#)
アン・マックナイト(S)
ジェーン・ホブソン(A)
アーウィン・ディロン(T)
ノーマン・スコット(B)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.、カレッジエイトcho.団員
 収録:1948年3月20日 (*) /1948年4月3日 (*)、以上NBCスタジオ8-H、ニューヨーク。
 以下5点「トスカニーニ ザ・テレビジョン・コンサーツ 1948-1952」は、EMIが国内盤として限定BOX発売していたものと同内容だが、テスタメントはそれぞれバラでのリリース。しかも、ポール・ベイリー会心のリマスターで音質の向上は感涙もの。レア写真入りのライナーもうれしい。
SBDVD-1004
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価格帯:B
トスカニーニ
 〜ザ・テレビジョン・コンサーツ 1948-1952 Vol.2

 ブラームス:
  ヴァイオリンとチェロのための
   二重協奏曲 イ短調Op.102 (*) /
  愛の歌、ワルツOp.52 (#) /ハンガリー舞曲第1番 ト短調 (+)
 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調K.550 (**)
 ドヴォルジャーク:交響的変奏曲Op.78 (**)
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲 (**)
ミッシャ・ミシャコフ(Vn;*)
フランク・ミラー(Vc;*)
アルトゥール・バルサム(P;#)
ヨーゼフ・カーン(P;#)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 (#以外)
NBCso. (#以外)
W.プレストン合唱指揮 (#)
合唱団 (#)
 収録:1948年11月13日 (*) /1948年12月4日 (#)、以上NBCスタジオ8-H、ニューヨーク。
SBDVD-1005
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トスカニーニ
 〜ザ・テレビジョン・コンサーツ 1948-1952 Vol.3

 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(演奏会形式)
ヘルヴァ・ネッリ(S)
エヴァ・グスタヴソン(Ms)
リチャード・タッカー(T)
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br)
ノーマン・スコット(B)
デニス・ハーバー(B)
ヴィルジニオ・アッサンドリ(T)
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.
ロバート・ショウ合唱指揮
ロバート・ショウcho.
 収録:1949年3月26日&4月2日、NBCスタジオ8-H、ニューヨーク。
SBDVD-1006
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トスカニーニ
 〜ザ・テレビジョン・コンサーツ 1948-1952 Vol.4

 ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲 (*)
 ブラームス:交響曲第1番 ハ短調Op.68 (*)
 ワーグナー:
  歌劇「ローエングリン」〜第1幕への前奏曲 (#) /
  楽劇「ジークフリート」〜森のささやき (#) /
  楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死 (#) /
  楽劇「神々の黄昏」〜ジークフリートの死と葬送行進曲 (#)
  楽劇「ヴァルキューレ」〜ヴァルキューレの騎行 (#)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.
 収録:1951年11月3日 (*) /1951年12月29日 (#)、以上カーネギー・ホール、ニューヨーク。
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トスカニーニ
 〜ザ・テレビジョン・コンサーツ 1948-1952 Vol.5

 フランク:交響詩「贖罪」 (*)
 シベリウス:交響詩「伝説」(エン・サガ) (*)
 ドビュッシー:「夜想曲」より[雲/祭り] (*)
 ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲 (*)
 ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」 (#)
 レスピーギ:交響詩「ローマの松」 (#)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBCso.
 収録:1952年3月15日 (*) /1952年3月22日 (#)、以上カーネギー・ホール、ニューヨーク。


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