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マイナー・レーベル
2024年2月新譜情報


・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




輸入マイナー・レーベル




SPECTRUM SOUND (韓国)  特記以外 1枚あたり¥3520(税抜¥3200)

 ご案内済アイテムはこちらから。ただし元々限定盤とされており、既に廃盤も発生しています。御注文可能となっているものでも、今後入荷しないアイテムがあるかもしれません。
初出、フェリックス・アーヨに捧ぐ〜アーヨ&イ・ムジチ・ライヴ 1958-61
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」(*)
  〔ホ長調「春」 RV.269, Op.8 No.1 /ト短調「夏」 RV.315, Op.8 No.2 /
   ヘ長調「秋」 RV.293, Op.8 No.3 /ト短調「冬」 RV.297, Op.8 No.4 〕/

         ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.210, Op.8 No.11 (#)
 ロッシーニ:6つの四重奏のソナタ〜第3番 ハ長調(##)
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲(+)
  フェリックス・アーヨ(Vn独奏;*/# |&コンサートマスター) イ・ムジチ合奏団
 録音:1959年8月13日、マントン、マントン音楽祭(*) /1958年7月9日、ディボンヌ・レ・バン(#/##) /1961年12月4日、フランス・ラジオ・テレビ放送局内スタジオ、公開収録(+)、すべてライヴ、モノラル|おそらくすべて初出音源|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) |ライセンサー: INA |#解説等含め、日本語記載はございません。
 『★20世紀を代表する大ヴァイオリニスト、フェリックス・アーヨが2023年9月24日に90歳でこの世を去りました。アーヨの追悼盤としてSpectrumSoundレーベルから完全初出音源の登場です。★イ・ムジチ合奏団の創設メンバーの一人であるアーヨ。当団は1951年にサンタ・チェチーリア国立アカデミアの卒業生12人により結成。1952年にデビューし以後現在も活動する名団体です。アーヨは当団デビューから16年間、初代コンサートマスターとして活躍。団の顔としてだけでなく、名ヴァイオリニストとして聴衆を魅了しました。★イ・ムジチ合奏団の名が知られたのは『四季』の録音。50年代に2度録音しておりますが、当初出音源は1959年8月13日、マントン音楽祭におけるライヴ音源です。アーヨの誠実で気品のある演奏が当演奏でも光っており、優美でふくよかな『四季』を堪能できます。★この他、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲ニ長調 RV 210 Op.8 No.11も非常に貴重。また、アーヨがコンサートマスターを務めたロッシーニのソナタ第3番ハ長調、そしてバルトークのルーマニア民族舞曲では非常に表現豊かな演奏をお楽しみいただけます。★長いキャリアの割に録音の少ないアーヨの貴重音源。ついに日の目を見ました。』

 #2024年4月上旬発売予定。
ベルリン・フィル〜ラジオ・フランス会館における特別演奏会 1979.6.23
 ジョヴァンニ・ガブリエーリ:8声のカンツォン(*) /第7旋法によるリチェルカーレ
  [ベルリン・フィルハーモニー金管アンサンブル]
 モーツァルト:セレナーデ第10番 変ロ長調 K.361 「グラン・パルティータ」より〔第1楽章/第3楽章/第7楽章〕
  [ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
    〔ローター・コッホ、ブルクハルト・ローデ(Ob) フランク=ウルリヒ・ウルリッツァー、
     ペーター・ガイスラー(バセットHr) ギュンター・ピースク、へニング・トローク(Fg)
     カール=フリードリヒ・ユンク(コントラFg) カール・ライスター、ヘルベルト・シュテール(Cl)
     ゲルト・ザイフェルト、マンフレート・クリール、
     シュテファン・イェツィールスキ、ジークフリート・シェフリヒ(Hr)〕]
 ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20 より〔第3楽章/第6楽章〕
  [ベルリン・フィルハーモニー八重奏団員]
 ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調[ブランディスSQ
    〔トマス・ブランディス(Vn1) ペーター・ブレム(Vn2)
     ヴィルフリート・シュトーレ(Va) ヴォルフガング・ベトヒャー(Vc)〕]
 ボリス・ブラッハー:ブルース、エスパニョーラとルンバ・フィルハーモニカ
  [ベルリン・フィル12人のチェリストたち]
 リヒャルト・シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯 Op.28 (#)
  [ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO ]
 録音:1979年6月23日〔代理店資料一部記載に「1979年6月29日」とおそらく誤記〕、 104 ステュディオ、メゾン・ド・ラ・ラジオ〔ラジオ・フランス会館〕、パリ、放送用公開収録、ステレオ|既出CD, CD-R: Spectrum Sound, CDSMBA-079 (#) / St-Laurent Studio, YSL-T-1304 〔 (*)のみ St-Laurent Studio 盤に記載なし|1979年6月23日の記載〕|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) |ライセンサー: INA & ラジオ・フランス| 1st oficial release and 1st oficial master release | 24bit/192kHz Digital remastering from the original master tapes |#解説等含め、日本語記載はございません。
 # St-Laurent Studio 盤には、同日に演奏されたと思われるシューベルト:ピアノ三重奏のためのノットゥルノ 変ホ長調 D.897 [オーギュスタン・デュメイ(Vn) ヨーヨー・マ(Vc) マーク・ゼルツァー(P)]が含まれていますが、当盤では権利関係の問題からかカットされています(代理店は当盤に『当日の全作品がここに収録』と記載しているが、詳細不明)。また、アナウンスの一部に日付が「1979年6月29日」とおそらく誤記されており、本体も同様部分が存在する可能性がありますが、現状ママで供給されます。
『★スペクトラム・サウンド好評のフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源を用いた復刻シリーズ。当アルバムは1979年6月23日、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がラジオ・フランス会館で行った公開収録した特別演奏会を収めた2枚組。当日の全作品がここに収録されております。★カラヤン振った(代理店記載ママ)「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は既発アルバム(CDSMBA-079)でリリースされていますが、それ以外の作品はすべて正規初出音源となります。演奏作品は実に多彩。金管、木管それぞれの管楽作品の名曲をはじめ、ドビュッシーの弦楽四重奏曲、そして、ベルリン・フィル12人のチェリストたちの委嘱作で今では当アンサンブルの代名詞といえるボリス・ブラッヒャーの「ブルース、エスパニョーラとルンバ・フィルハーモニカ」など、カラヤン時代のベルリン・フィルの響きとスター・プレーヤーの演奏を存分にお楽しみいただけます。』

 #2024年3月上旬発売予定。
含・初出?、A.B.ミケランジェリ〜
  サル・プレイエル・ライヴ 1978.11.11

 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
  〔第3番 ハ長調 Op.2 No.3 /
   第11番 変ロ長調 Op.22 (*/#) 〕
 ブラームス:4つのバラード集 Op.10 (*)
アルトゥーロ・ベネデッティ・
 ミケランジェリ(P)
 録音:1978年11月11日〔あるいは、1978年10月26日?〕、サル・プレイエル、ライヴ、ステレオ| (無印):既出盤も含め、日付が正しければおそらく初出音源、ただし「1975年11月11日」と記載された CD, Music and Arts, MUA-1147 〔許諾: Estate of A. B. Michelangeli 〕が存在する|既出CD: Amadeus, AMS 042-43 (*) 〔雑誌付録専売品| INA のロゴあり|廃盤、入手不能〕/ Music and Arts, MUA-1036 (#) 〔許諾: Estate of A. B. Michelangeli 〕|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital remastering from the original master tapes |#解説等含め、日本語記載はございません。
 既出盤はすべて11月11日の日付になっているが、演奏会自体は1978年10月26日に行われたとの情報があり、これが正しければ11月11日は放送日ということになる。また、この日のプログラムの最後にはショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22 が弾かれる予定だったが、ミケランジェリは「寒すぎる」といって演奏しなかったと伝えられている。
『★スペクトラム・サウンド好評のフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源を用いた復刻シリーズ。当アルバムはミケランジェリが1978年11月11日、パリのサル・プレイエルで行ったリサイタルを収めた正規初出音源!ミケランジェリが愛奏したベートーヴェンのピアノ・ソナタ第3番と第11番、そしてブラームスの4つのバラードです。★自身のレパートリーに徹底的なこだわりをもち、高みを目指し、完璧な演奏を披露してきたミケランジェリ。なかでもベートーヴェンの初期作品第3番と第11番は幾度となく演奏会でとりあげてきた十八番ですが、毎回異なる閃きと色彩感は流石ミケランジェリと言えます。後半のブラームスもやはり得意のレパートリー。同曲は1981年2月にDGに録音しておりますが、このライヴでは曲ごとに表情を変え、色彩感豊かに演奏。演奏後の聴衆の熱気も伝わる一夜のライヴ、ご堪能ください!』

 #2024年3月上旬発売予定。
リヒテル、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭ライヴ 1985.8.6
 ハイドン:ピアノ・ソナタ第2番(旧11番) 変ロ長調 Hob.XVI: 2 (*)
 ヴェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27
 ヒンデミット:ピアノ・ソナタ第2番 ト長調
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 Op.82
 ショスタコーヴィチ:前奏曲集 Op.34 より(#)〔 Nos.6, 12, 23 〕 (#)
  スヴャトスラフ・リヒテル(P)
 録音:1985年8月6日、フロラン城公園、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭、ライヴ、ステレオ|既出CD, CD-R: Decca (*) 〔1986年5月25日、マントヴァと誤記|既知中、1986年にリヒテルはこのソナタを録音しておらず、この日の録音自体も残っていないとされる(演奏会があったのかどうかも不明)〕/ St-Laurent Studio [CD-R], YSLSR-19850806|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) |#解説等含め、日本語記載はございません。
『★1981年から続くラ・ロック・ダンテロン音楽祭は、世界中の大ピアニストたちが参加するイベントで、リヒテルもたびたび登場しました。そのなかで1985年8月6日にフロラン城公園で行われたコンサートのライヴ。INA(フランス国立視聴覚研究所)所蔵注目の初出音源によります。プロコフィエフのピアノ・ソナタ第6番以外はリヒテルのディコグラフィ的に珍しく非常に貴重で、このような宝が日の目を見ることは大歓迎と申せましょう。★ヒンデミットのピアノ・ソナタ第2番とショスタコーヴィチの前奏曲からの3篇は1985年に数回披露していて、前者はDoremi盤のモスクワ・ライヴがリリースされていますが、今回はラジオ・フランス録音で期待が高まります。さりげなく弾かれたショスタコーヴィチが絶品。無限の深みを感じさせます。ウェーベルンの変奏曲も少ない音ひとつひとつが色とニュアンスに満ちていて引き込まれ、さすがリヒテルと溜飲が下がることの連続です。★プロコフィエフのピアノ・ソナタ第6番は、リヒテルが1940年11月にモスクワで公開初演を担った記念すべき作品。放送初演はプロコフィエフ自身が行っていましたが、リヒテルのピアノを聴いたプロコフィエフたっての希望で行い大成功を収めました。十八番の曲でもあり、ここでは円熟の至芸を示し、深い音楽性で感動させられます。』

 #2024年3月上旬発売予定。
含・初出、 RTF による未発売アーカイヴ〜ジャンヌ・ゴーティエ
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 (*)
 クライスラー:パヴァーヌ/プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
 ヴィターリ:シャコンヌ
 シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100 より(+)〔第1楽章/第2楽章〕
 ジャンヌ・ゴーティエ(Vn;+以外) ユゲット・ドレイフュス(Cemb;無印)
 ピエール=ミシェル・ル・コント指揮フランス放送リリクo.(*)
 トリオ・ド・フランス〔フランス三重奏団〕(+)
  [ジャンヌ・ゴーティエ(Vn) アンドレ・レヴィ(Vc) ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(P)]
 録音:1958年6月22日、エラール・スタジオ31 (*) /1956年7月7日、モワザン・センター(無印) /1960年3月6日、フランス・ラジオ・テレビ放送局内スタジオ、公開収録(+) 、すべてライヴ、モノラル| (+以外):おそらく初出音源|既出CD: Spectrum Sound, CDSMBA-040 [9CDs] (+) 〔当盤同様2楽章分のみの収録|廃盤、入手不能〕|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) |ライセンサー: INA |#解説等含め、日本語記載はございません。
『★フランス国立視聴覚研究所(INA)からのライセンスでディスク化を進めているスペクトラム・サウンド好評シリーズ「ベルアーム」。当アルバムはフランスが生んだ天才ヴァイオリニスト、ジャンヌ・ゴーティエの未発表音源です!神童として注目されたゴーティエ。パリ音楽院卒業後、1910年代半ばには国際的な演奏活動を展開し絶大な人気を得ました。★戦後、1950年代にはピアノのジュヌヴィエーヴ・ジョワ、チェロのアンドレ・レヴィとフランス三重奏団を結成し、ソロだけでなく室内楽も積極的に演奏してきました。★ピエール=ミシェル・ル・コント指揮、リリック放送管弦楽団とのメンデルスゾーン。ダイナミックで堂々たる当ライヴは必聴!第1楽章、第3楽章のテンポは同時代の演奏家としては速く、また第2楽章はこの上なく美しい演奏を披露。ゴーティエならではの歌いまわしに聴き惚れてしまいます。★巨匠ユゲット・ドレフュスと共演したクライスラーとヴィターリも必聴。これらの作品をチェンバロで演奏していること自体稀ですが、ドレフュスとの演奏は二つの楽器が対等に存在し、丁々発止のやり取りが終始展開されます。★そして、シューベルトのピアノ三重奏曲第2番より第1、2楽章。当時のフランスが誇る名手が揃った当団の演奏は格別で、どこまでも美しく、極上のシューベルトを堪能することができます。★長い演奏活動の割に録音の少ないゴーティエだけに当アルバムのリリースは大注目といえましょう。』

 #2024年4月上旬発売予定。
初出、ダヴィド・オイストラフ
  &シルヴィア・マルコヴィチ〜
    ライヴ・レコーディングス・イン・パリ

 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (*)
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 (#)
ダヴィド・オイストラフ(Vn;*)
ピエール・デルヴォー指揮(*)
フランス国営放送po.(*)
シルヴィア・
 マルコヴィチ(Vn;#)
ジルベール・アミ指揮(#)
フランス放送新po.(#)
 録音:1961年3月21日、サル・プレイエル(*) /1977年10月6日、大ホール、スタジオ104 、メゾン・ド・ラジオ(#) 、ともにパリ、フランス、ライヴ、ステレオ|おそらくすべて初出音源 |音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital remastering from the original master tapes |#解説等含め、日本語記載はございません。 ダヴィド・オイストラフのブラームスのヴァイオリン協奏曲(1961年3月21日、パリ)とシルヴィア・マルコヴィチのシベリウスのヴァイオリン協奏曲(1977年10月6日、パリ)、ともにステレオの正規初CD化。巨匠オイストラフが最も得意としたブラームス。数多くの録音同様、当ライヴでも非常に細かいヴィブラートとテヌートを多用し、これぞ「ヴァイオリンの美」といえる音色で奏でている。ルーマニアを代表するヴァイオリニスト、シルヴィア・マルコヴィチ。10代後半でロン=ティボー国際コンクール最高位(1位なしの2位)、ジョルジェ・エネスク国際コンクール優勝し、一躍世界から注目される存在となった。当ライヴはマルコヴィチ20代半ばの演奏。作曲家としても有名なジルベール・アミ指揮フランス放送新po. との共演。シベリウスは彼女が最も得意としたレパートリーで、1987年にネーメ・ヤルヴィ指揮イェーテボリso. で録音しておりBISレーベルからリリースされている(BIS-372)。マルコヴィチの魅力といえる一音一音クリアで艶やかな音色。シベリウスの雄大な世界を彼女の演奏で存分に酔いしれることが出来る。演奏キャリアに対し録音が極端に少ないマルコヴィチだけに当初出音源は非常に貴重。ファン狂喜のリリース。
初出、ヘンリク・シェリング・ライヴ・イン・パリ
 J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 (*)
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216 (カデンツァ:サム・フランコ)
 ポンセ:ヴァイオリン協奏曲(+)
  ヘンリク・シェリング(Vn)指揮(+以外) フランス公共放送室内o.(+以外)
  エルメロ・ノヴェロ(Vn2;*) カルロス・チャベス指揮フランス国営放送po.(+)
 録音:1960年10月4日、シャンゼリゼ劇場(+) /1971年12月24日、大ホール、スタジオ104 、メゾン・ド・ラジオ(+以外) 、すべてパリ、フランス、ライヴ、ステレオ|おそらくすべて初出音源 |音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) | 24bit/192kHz Digital remastering from the original master tapes |#解説等含め、日本語記載はございません。シェリングがパリで演奏したバッハ&モーツァルト(1971年録音)、ポンセ(1960年録音)の協奏曲。ポーランドに生まれ、1946年にメキシコ市民権を取得し以後世界的に活躍した正統派ヴァイオリニト、ヘンリク・シェリング(1918-1988)。バッハのドッペル・コンチェルトはPhilipsレーベルで1965年、1976年に2度セッション収録しているが、当演奏はちょうど中間にあたる1971年12月のライヴ。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番とともにシェリング弾き振りでの演奏。ドッペル・コンチェルトの共演は20世紀メキシコを代表するヴァイオリニスト、指揮者のエルメロ・ノヴェロ(1930-1983)。幼いころに父を亡くすもヴァイオリンの才能を見出したノヴェロの母が、子供たちとともにメキシコ・シティに移り住んだ苦労人。奨学金を得てニューヨークのジュリアード音楽院で学び、ルイス・パーシンガー(1887-1966)、イヴァン・ガラミアン(1903-1981)ら、高名なヴァイオリン教育者たちに師事。また指揮をセルジュ・チェリビダッケ(1912-1996)、レオン・バルザン(1900-1999)に師事している。自由に歌うノヴェロのヴァイオリン。時にテンポを揺らしながらシェリングとのバッハを楽しみながら奏でている。モーツァルトの第3番は1969年にPhilipsレーベルにセッション収録しているが、その2年後の演奏が当ライヴ。69年同様サム・フランコ作のカデンツァを演奏。正確無比にして気品があるモーツァルトは流石!シェリングと言える。そして、シェリングに献呈されたマヌエル・ポンセのヴァイオリン協奏曲。Philips 、Mercury 、DGには録音はしなかったものの生涯演奏してきたシェリングの愛奏曲にしてポンセの代表作。ポンセはイタリア、ドイツに遊学、フランスではポール・デュカ(1865-1935)に師事し、近代フランス音楽の影響を受けながら独自のスタイルを確立した。シマノフスキを思わせる、E線の高音域と重音を多用したヴァイオリン独奏と、色彩豊かなオーケストラとの掛け合いが実に魅力的。メキシコの作曲家カルロス・チャベスの指揮サポートを得て堂々たる演奏を聴かせてくれる。ライヴ演奏こそシェリングの凄みが伝わってくる熱演。
リヒテル、第25回トゥレーヌ音楽祭ライヴ 1988.6.24
 ブラームス:自作の主題による変奏曲 ニ長調 Op.21 No.1 (*)
 ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ Op.87 より Nos.19-20
 リスト:ポロネーズ第2番 ホ長調 S.223 No.2 /灰色の雲 S.199 /
     コンソレーション第6番 嬰ハ短調 S.172 No.6 /
     ハンガリー狂詩曲第17番 ニ短調 S.244 No.17 /スケルツォと行進曲 S.177 /
     超絶技巧練習曲 S.139 〜第11番 変ニ長調「夕べの調べ」
 スヴャトスラフ・リヒテル(P)
 録音:1988年6月24日、メレ農園、トゥール、ライヴ、ステレオ|既出CD-R: St-Laurent Studio, YSLSR-19880624|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) |#(*)がアナウンスで Op.21 No.2 と誤記されており、本体も同様の可能性がありますが現状ママで供給されます。#解説等含め、日本語記載はございません。
『★リヒテルが1964年にフランスの大農園で始めたトゥール音楽祭。現在も続いていますが、生前は頻繁に登場して神業を聴かせました。フランスのINA(国立視聴覚研究所)に所蔵されるそのコンサート・ライヴ音源が日の目を見ました。なんと正規盤初出!ステレオ録音で音質も上々。円熟期リヒテルの芸術を堪能できます。★このディスクは1988年6月24日のコンサート・ライヴで、ブラームス、ショスタコーヴィチ、リストの作品をたっぷり聴かせてくれます。この回は技巧と迫力を追求する曲が多く、リヒテルの巨人的なヴィルトゥオーゾぶりが発揮されています。それに加え、しばしば現れる抒情的な箇所をさりげなく歌わせる所が、気絶しそうになるほど感動的。リストの音楽が技巧を誇示するのではなく深いものであることに気付かせてくれます。まさに絶品としか言いようのない音源の出現です。』
リヒテル、第23回トゥレーヌ音楽祭ライヴ 1986.6.28 〜
  ハイドン:ピアノ・ソナタ集

 〔第46番(旧31番) 変イ長調 Hob.XVI: 46 /
  第48番(旧58番) ハ長調 Hob.XVI: 48 /
  第52番(旧62番) 変ホ長調 Hob.XVI: 52 〕
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
 録音:1986年6月28日、ベナルディエ農園、ヴィルドーメ、ライヴ、ステレオ|既出CD-R: St-Laurent Studio, YSLSR-19860628 〔トゥールでの演奏と記載〕|音源提供:フランス国立視聴覚研究所 (INA) |#解説等含め、日本語記載はございません。
  St-Laurent Studio 盤にはアンコールとして弾かれた第52番(旧62番)の第3楽章が収録されているが、当盤には特記がなく収録されていない可能性が高い。
 『★リヒテルが1964年にフランスの大農園で始めたトゥール音楽祭。現在も続いていますが、生前は頻繁に登場して神業を聴かせました。フランスのINA(国立視聴覚研究所)に所蔵されるそのコンサート・ライヴ音源が日の目を見ました。なんと正規盤初出!ステレオ録音で音質も上々。円熟期リヒテルの芸術を堪能できます。★このディスクは1986年6月28日のコンサート・ライヴで、ハイドンのソナタ3篇が収められています。いずれも1980年代にリヒテルが十八番としていたものですが、ここでも演奏は冴えに冴えています。ハイドンのピアノ・ソナタは古典的に端正で活気あふれる世界が魅力といえますが、リヒテルは何の気も衒わず淡々と弾き進めるなかに、得も言われぬ滋味と深みを感じさせ最後まで引き込まれます。これほどの名演が今まで世に出ていなかったのが罪と思えるほどで、まさに人類の宝と申せましょう。』


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