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輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
MELODIYA X OBSESSION (露/香港) 特記以外 1枚あたり¥2970(税抜¥2700)香港 Sunrise Music 〔上揚愛樂〕 がロシア Melodiya からライセンスを獲得、新レーベルを発足。 "OBSESSION" は Sunrise Music が世界のレーベルから廃盤になったアイテムをライセンス取得し日本でディスクをプレス、2021年から再発しているシリーズの総称らしい。これまでに Tuxedo, Lodia, Hungaroton からライセンスを得た商品がリリースされているようだが、日本へは案内されていなかった。なお、ソヴィエト時代の1964年に設立された Melodiya は長らく国営企業で、ロシア時代になっても同形態で存続していたが、2020年2月に会社は Formax (Formaks) [Формакс] という民間企業に売却された。この会社は2015年に設立され「音楽作品の権利所有者と作品に BGM を使用する企業との仲介役」が業務だというが、 Melodiya の音源そのものに関しては「それ以降も国家としてのロシアが保有している」と読める資料もある。 レーベル側説明の機械翻訳〔内:原文(簡体字中国語)〕:『世界限定日本プレスCD 〔現推出限量日本壓碟CD〕』『ロシア・ソース・マスター、非圧縮出力、低音着色(おそらく「豊かな低音」といった意味)、オリジナル盤の雰囲気を完全に再現〔俄羅斯源音母帶無壓縮輸出、低音染,原味十足〕』 ジャケットのデザインは、大きな枠組みの中に縁取りがあり、その中にオリジナルのデザインが配置されている(例:https://sunrisemusic.com.hk/attachment/product/1605693239JfXbV.jpg)。初期のアイテムは "OBSESSION" のロゴに中国語が入っていたが、当 Melodiya のシリーズには入っていないようだ。 なお上記に関して、国内代理店側の説明ではなぜかほぼアナウンスされておらず、香港のレーベルが企画したことに加え、日本プレスであることも説明されていない( Melodiya 旧譜も、入手可能なものに関しては取り扱うとのことだが、基本的に古いものは含まれていない)。 国内代理店アナウンスから抜粋『 MelodiyaのCD/LP等の売上がロシア政府や関連企業に到達することが無いことを確認しております』『( Melodiya の)旧譜は完売後の再生産の予定はございません。お早目のご注文をお薦めいたします』『今後の新譜は「Melodiya x Obsession」として順次発売となります』『完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります』『初回受注数が生産数 or 供給量を越えた場合、ご注文数に応じて弊社にて割り当て配分を行い出荷を行わせていただきます。上記と併せまして予めご了承下さい』とのこと。 #国内代理店が記載していない項目については、香港仕様とその他国向け仕様が異なるなどの可能性がゼロとは言えず、当店でも断言できませんので、ご了承のほどお願いいたします。 | ||
含・初出、ジャクリーヌ・デュ・プレ、 BBC 響 &バルビローリ・イン・モスクワ 1967.1.7 ソヴィエト連邦国歌/イギリス国歌 ハイドン:交響曲第83番 ト短調「めんどり」 エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85 (*) シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43 (#) ブリテン:青少年のための管弦楽入門 Op.34 〜 XV. フーガ(+) |
ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc) ジョン・バルビローリ指揮 BBC so. | |
録音:1967年1月7日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ、ステレオ、 ADD | (*/#以外):おそらく初出音源| (*/#):おそらくステレオでは初出| (+):同日のリハーサルより|既出CD-R: Barbirolli Society, SJB-1102/03 (*) 〔おそらくモノラル〕/ Everlast, EVE-048-M (#) 〔モノラルとのアナウンス〕| (P) & (C) 2023 Sunrise Music, Licensed from Joint-Stock Company "Firma Melodia". 。当盤装丁元: MEL CO 1087 。 #当盤はロシア国内で既にダウンロード専売品 "MEL CO 1087"としてリリースされており(ブックレットPDF: https://melody.su/upload/iblock/220/22062cebf7dac8393bc22a5ef7ce90a3.pdf |露語・英語|要閲覧ソフト)、 Sunrise Music 側による当盤の品番もそれを引き継いだ MELC"O" (←シーディーではなくシーオー)記号になっています。 Melodiyaの人気シリーズ「ライヴ・イン・モスクワ」から、ジャクリーヌ・デュ・プレ(バルビローリ& BBC響)が登場!「カラヤン・イン・モスクワ」や「グールド・イン・モスクワ」、「ブーレーズ・イン・モスクワ」、「ストラヴィンスキー・イン・モスクワ」、「ミュンシュ・イン・モスクワ」など、東西の音楽史的交流の貴重な記録を遺す人気シリーズ「ライヴ・イン・モスクワ」の最新巻として、「ジャクリーヌ・デュ・プレ・イン・モスクワ」がMelodiya x Obsessionから登場! BBCso. がジョン・バルビローリとピエール・ブーレーズと共に1967年に巡ったプラハ、レニングラード、モスクワのツアーのうち、1967年1月7日にモスクワ音楽院で行われた演奏会(指揮はバルビローリ)の様子を収録。1966年からロストロポーヴィチに学んでいたジャクリーヌ・デュ・プレがモスクワ市民に披露したエルガーのチェロ協奏曲はCDリリースされていたが、開幕のソ連国歌&イギリス国歌から、ハイドンとシベリウスの交響曲、割れんばかりの拍手喝采、リハーサルの様子を伝えるボーナス・トラックまでの演奏会全体が初リリースとなる。 | ||
ダヴィド・オイストラフ・エディション Vol.1 チャイコフスキー: ヴィオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 (#) シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 (*) / 2つのユモレスク Op.87 (*) 〔ニ短調/ニ長調〕 |
ダヴィド・オイストラフ(Vn) ゲンナジー・ ロジェストヴェンスキー指揮(*/#) モスクワpo.(#) 、 ソヴィエト国立放送so.(*) | |
録音:1965年7月23日〔資料によっては1965年7月12日〕(*) /1968年9月27日、オイストラフ生誕60年記念コンサート、ライヴ(#) 、すべてモスクワ、ステレオ、 ADD | Remastering: Digital Media Service GmbH, Michael Glaser | Restoration: Eberhard Richter |既出CD: BMG-Melodiya, 74321-34178-2 〔 (P) 1965, 1969 / (C) 1997 〕/ Melodiya, MELCD-10-00740 〔 (P) 1951, 1956 【誤記】/ (C) (P) 2004 〕〔ともに廃盤、入手不能〕| (P) & (C) 2023 Sunrise Music, Licensed from Joint-Stock Company "Firma Melodia". 。当盤装丁元: MELCD-10-00740 。 おそらく BMG 配給時代の 74321〜 品番のリマスタリングなどをそのまま使用していると思われる。オイストラフによる代表的名盤が復活。当シリーズは BMG 配給時代に全5枚(&セットになった Box)がリリース、提携解消後に Melodiya 本家から全く同一点数(セット Box があるのも同一)&装丁もほぼそのまま再発売された。 | ||
ダニール・シャフラン〜アンコール シューマン/フリードリヒ・グリュッツマッハー編曲:アダージョとアレグロ Op.70 (*) J.S.バッハ/アレクサンドル・ジロティ編曲:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564 〜アダージョ ボッケリーニ/マリオ・コルティ編曲:弦楽五重奏曲 ホ長調 G.275 〜第3楽章 メヌエット シュニトケ/ダニール・シャフラン編曲:古い様式の組曲〜アレグロ ラフマニノフ/アレクサンドル・シュトリメール〔シトリメル〕(1888-1961)編曲:ヴォカリーズ Op.34 プロコフィエフ/ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ編曲:歌劇「三つのオレンジへの恋」 Op.33 〜行進曲 シチェドリン/グリゴリー・ジンゲル編曲::歌劇「愛だけでなく」〜カドリーユ シチェドリン/アルメン・ゲオルギアン編曲:アルベニス風に チャイコフスキー/ヤック・ファン・リール編曲:なつかしい土地の思い出 Op.42 〜メロディ チャイコフスキー/S.ギンズブルク編曲:6つの小品 Op.51 〜感傷的なワルツ ヘ短調 Op.51 No.6 イベール/モーリス・マレシャル編曲:小さな白いロバ ドビュッシー/アレクサンドル ルーレンス編曲:月の光 ラヴェル/ポール・バズレール編曲:ハバネラ形式のヴォカリーズ サン=サーンス:白鳥 ドビュッシー/グリゴリー・ペッカー編曲:ミンストレル シューマン/カール・ダヴィドフ編曲:トロイメライ Op.15 No.7 ダニール・シャフラン(Vc) アントン・ギンズブルク(P) | ||
録音:1991年(とあるが、おそらく1986年、もしくは1980年代)、ステレオ、 ADD |既出CD: Melodiya,
SUCD-10-00257 (*のみ) 〔1986年録音と記載| (P) 1977, 1985, 1986 / (C) 1991 〕, MELCD-10-00554 〔1996年録音と誤記| (P) 1996 / (C) (P) 2004 〕/ Aulos (KOREA), AMC2 013 〔題名: Dreaming |録音データ記載無し|発売:2003年〕〔ともに廃盤、入手不能〕| (P) & (C) 2023 Sunrise Music, Licensed from Joint-Stock Company "Firma Melodia". 。当盤装丁元: MELCD-10-00554 。 ソヴィエト時代を代表するロシアの名チェリスト、シャフラン(1923-1997)。来日の折、小品の演奏にも優れた彼のアンコール曲に魅了された方も少なくないのでは? このアルバムは、チェロ・ファンならば必聴もの。 ただこれは少々不思議なアルバムで、 LP が出た形跡がない上、どのCDでもアナログ録音を示す ADD あるいは AAD が表示されている。 (*)は1991年にブラームス:4つの厳粛な歌&ショスタコーヴィチ:チェロ編曲版ヴィオラ・ソナタと併せてCDになった際が初出と思われ、そこでは1986年録音だと記載されていた( SUCD-10-00257 |他2曲は別年の録音)。 (*)以外は、その後2000年代になって本家と韓国 Aulos から1枚物として2種がCDになったのが初出と思われる。 一方で MELCD-10-00554 には1996年が初発売であるという意味の (P) 1996 が記載され、ブックレット解説にも「90年代半ば、シャフランと彼の永遠のパートナーである優れたピアニスト、アントン・ギンズブルクがメロディア社でこのディスクを録音した」とあるが、 シャフラン自身、演奏は没前年の1996年まで行っていたことが確認できるとはいえ(死去9ヶ月ほど前の1996年5月13日にロンドンのウィグモア・ホールでリサイタルが行われたらしい。他、 YouTube に1992年の演奏だという映像が UP されている)、さすがに1990年に入るとロシアでもディジタル録音が普通に行われており、 MELCD-10-00554 の年代記載は誤記と捉えたほうが自然に思われる。そもそも一度に収録されたものかどうかもよくわからないが、この顔合わせの各曲が(*)を除き他のアルバムに入ってない以上、すべて同時期の録音であることを否定する要因も見つからない。 | ||
MD+G (独) 特記以外 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) 〔SACDも同一価格〕当店未案内旧譜。前・代理店の品番表記は「 3桁(アーティストや団体の固有番号) + ハイフン + 3桁(企画?順) + 1桁(CDは「2」、SACDは「6」など)=7桁数字のみ|例:906-21376 」というものだったが、「 MDG + ハイフン + 7桁数字|例:MDG-90621376 」表記となり、当店では下5桁順に並べます。旧譜はこちらから(当分の間、入荷までにお時間がかかり、廃盤の物があるかもしれません)。 | ||
ディーナ・ウゴルスカヤ〜ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 二短調 Op.15 (*) / 3つの間奏曲 Op.117 |
ディーナ・ウゴルスカヤ(P) ペーター・ギュルケ指揮(*) ブランデンブルクso.(*) | |
録音:2018年6月12日-14日|トーンマイスター:ヴェルナー・ダブリングハウス| (C) + (P) 2019 。『★アナトール・ウゴルスキを父に持ち、自らも類い稀な才能を持つピアニストのディーナ・ウゴルスカヤ(1973-2019)。ヨーロッパを中心に演奏活動を行い、2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めるなど、さらなる活躍が期待されていましたが、2019年に闘病の末、46歳の若さでこの世を去ってしまいました。父親譲りの正確無比なピアニズムをもつ一方で、その音楽性は非常に繊細でエレガント。「ピアノの哲学者」評されることもありますが、その演奏は、作品に対する深い理解や愛情に溢れ、聴き手を優しく包み込むあたたかさにも溢れています。ウゴルスカヤのレパートリーはバッハにベートーヴェン、シューベルトにシューマンといった、ドイツやオーストリアの作品が中心であり、今回のアルバムも彼女が心血を注いでいたブラームス。《ピアノ協奏曲第1番》は、ブラームスの溢れんばかりの情熱が迫ってきますが、ウゴルスカヤはその情熱を適度にコントロールし、整えていくことで音楽の全体像を誠実に表現しています。カップリングされた《3つの間奏曲》は、弾き手の歌心、音色の美しさ、そして技術の洗練をよりはっきりと感じることができます。』 |