| ・国内盤マイナー・レーベル |
| ・輸入盤マイナー・レーベル |
| ・輸入盤 歴史的アイテム |
| ・映像アイテム |
| ・高音質アイテム |
| 輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月~翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
コジマ録音 | ||
| J.S.バッハ:ラウテンクラヴィーアのための音楽 組曲 ホ短調 BWV.996 / ソナタ ニ短調 BWV.964(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調の鍵盤用編曲)/ 組曲 ヘ短調 BWV.823 /プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998 / プレリュード ハ短調 BWV.998 /パルティータ(組曲) ハ短調 BWV.997 渡邊順生(ラウテンクラヴィーア〔リュートCemb〕) | ||
| 録音:2011年6月15日-17日、秩父ミューズパーク音楽堂。使用楽器:キース・ヒル、マンチェスター(米ミシガン州)、2000年製作。16世紀以来ヨーロッパ各地で製作され、多くの作曲家たちを魅了したにもかかわらず最近まで実物が残っていないとされてきた幻の楽器「ラウテンクラヴィーア〔リュートチェンバロ〕」。ガット弦を使い、止音装置〔ダンパー〕を持たないこの「鍵盤のついたリュート」は、その豊かな響きによってバッハが真の大作曲家として道を歩む重要な契機ともなった。バッハ自身がラウテンクラヴィーアのために作曲し、あるいは自ら奏でた作品に挑むのは、2011年サントリー音楽賞を受賞したチェンバロ界の雄、渡邊順生〔わたなべよしお〕。歴史にわすれられた幻の響きが、300年の時を経て今ここに蘇る。 | ||
| Melodioso サン=サーンス:ロマンス 変ニ長調 Op.37 ライネッケ:フルート・ソナタ ホ短調「ウンディーネ」Op.167 フォーレ:コンクール用小品 / ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.32 No.14 プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94 松尾麻里(Fl) 小林五月(P) | ||
| 録音:2011年8月31日、9月1日-2日、稲城市立iプラザ。ソリストとしてドイツで国家資格を持ち、国内外のオーケストラとのコンチェルト、室内楽、そしてジャズミュージシャンとの共演まで幅広く活躍するフルーティスト松尾麻里のファーストアルバム。「Melodioso〔メロディオーソ〕」のタイトルのもとに選ばれたのは、19世紀後半から20世紀にかけてフランス、ドイツ、そしてロシアで生まれた、あふれでる旋律の美しさが印象的な5作品。旋律楽器としてのフルートの多面的な魅力を存分に引き出す名曲が、柔軟な音楽性を持つ松尾麻里のフルートと小林五月のピアノによって瑞々しく奏でられる。 | ||
| シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」 | 小松英典(Br) 荘村清志(G) | |
| 録音:2011年3月8日-9日、杜のホールはしもと。日本人で始めてドイツ政府より永久プロフェッサーの称号を授与されたドイツ歌曲の第一人者 小松英典〔こまつひでのり〕と、ギター界の重鎮 荘村清志〔しょうむらきよし〕が、シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」に新たな光をあてる。ライフワークとしてシューベルトに取り組む小松のナチュラルで繊細な語り口と、ギター編曲も手がけた荘村の雄弁なギターが共演を重ねた末に録音に込めたのは、滋味に満ちた円熟の薫り。 | ||
カメラータ・トウキョウ | ||
| 高橋アキ~シューベルト: ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 Op.53 D.850 / 幻想曲 ハ長調 Op.15 D.760「さすらい人幻想曲」 |
高橋アキ(P) | |
| 録音:2012年1月、三重。高橋アキによるシューベルト・シリーズ第3弾がついに完成。 本アルバムでは難曲2曲を収録。「さすらい人幻想曲」は、その難しさゆえにシューベルト自らも「こんな曲は悪魔にでも弾かせてしまえ」と演奏をやめてしまったと言われるほどの難曲。この2つの大曲を、高橋アキは音楽と一体となりながら、作品への深い理解と共感をもってあらたなシューベルトの世界を表している。 高橋アキ(P):鎌倉生まれ。5歳より母・高橋英子にピアノを習う。東京藝術大学付属高校、大学を経て同大学院修了。大学院ではゲオルク・ヴァシャヘーリに師事した。1970年、初リサイタルを開催。1972年にはじめてヨーロッパに渡り、ベルリン芸術週間、パリ秋の芸術祭などでリサイタルを開き好評を博す。 73年には昭和48年度芸術祭優秀賞を、内外の現代作品20曲を収録した『高橋アキの世界』(東芝EMI、3枚組レコード)により受賞。75年より『エリック・サティ連続演奏会』(12回)を企画構成の秋山邦晴とともに開催し、「サティ再発見」の大きな契機となった。『サティピアノ全集』(全音)全13巻を校訂、また『サティピアノ音楽全集』(東芝EMI全8枚)をリリース。 1980年以来アメリカに数多く招かれ、演奏活動を行うとともに、1984年にはカリフォルニア芸術大学客員教授を務めた。 1983年、第1回中島健蔵賞、1986年には第1回京都音楽賞・実践部門賞を受賞。さらに2002年から東京の浜離宮朝日ホールで開始された「ピアノ・ドラマティック」シリーズの成果により、2003年には第21回中島健蔵賞を受賞した。 レコーディングにも意欲的に取り組んでおり、数多くのCDをリリースしている。現代音楽を代表する世界の作曲家たちに、ビートルズ・ナンバーを主題とする作品を委嘱した『ハイパー・ビートルズ』シリーズ(東芝EMI)をみずから企画制作・演奏し、CD4枚を完成。その1枚は英米でも発売され、ニューヨーク・タイムズ紙で1990年ベストCDに選ばれた。2006年春にはベルリンの音楽祭“メルツムジーク "にピアニスト・イン・レジデンスとして招かれた。また同年ニューヨークでのフェルドマン作品によるリサイタルが、ニューヨーク・タイムズ紙で2006年度のベスト・コンサートのひとつに選ばれた。08年2月ケネディ・センターの日本フェスティヴァルでリサイタル他、世界各地で公演。 CD「シューべルト:ピアノ・ソナタ集」、「モートン・フェルドマン:トリオ」の演奏で、平成19年度(第58回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。またCD ジョン・ケージ「危険な夜」が平成20年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。平成23年(2011年)秋の紫綬褒章を受賞。 | ||
| 一柳慧: 弦楽四重奏曲(1956-57) (室内オーケストラ版?)/ ビトゥイーン・スペース・アンド・タイム~室内オーケストラのための (2001) / トリオ・インターリンク~ヴァイオリン、ピアノ、打楽器のための(1990) / レゾソナント・スペース~クラリネットとピアノのための(2007) / 交響曲第8番「リヴェレーション2011」(室内オーケストラ版)(2011) 一柳慧(P) 板倉康明 指揮東京シンフォニエッタ | ||
| 録音:2011年12月、東京、ライヴ。 東日本大震災を機に創作された交響曲8番「リヴェレーション2011」。リヴェレーションとは、「黙示録」「今まで分からなかったことを明らかにする」という意味があり、一柳はこの作品を通じて、自然と文明、自然と人間、人間と文明との共存のあり方を提示している。 「西欧文明の普及によって葬り去られ、忘れられつつある古来からの特異性の上に育まれてきた日本固有の考え方や、生きるための知恵や経験を、これからどう受け継き、再生させてゆけるか」、と自ら問いながら書き上げた本作からは、新しい一柳慧の音楽的境地が垣間見られる。 一柳慧(作曲/ピアノ):神戸出身。作曲家、ピアニスト。10代で2度毎日音楽コンクール(現日本音楽コンクール)作曲部門第1位受賞。19歳で渡米、ニューヨークでジョン・ケージらと実践的音楽活動を展開し1961年に帰国。偶然性の導入や図形楽譜を用いた作品で、様々な分野に強い影響を与える。これまでに尾高賞を4回、フランス文化勲章、毎日芸術賞、京都音楽大賞、サントリー音楽賞、紫綬褒章、旭日小綬章など受賞多数。作品は文化庁委嘱オペラ「モモ」(1995)や、新国立劇場委嘱オペラ「光」(2003)、神奈川県文化財団委嘱オペラ「愛の白夜」(2006)の他、7曲の交響曲、8曲の協奏曲、室内楽作品、電子コンピューター音楽、他に「往還楽」「雪の岸、風の根」「邂逅」などの雅楽、声明を中心とした大型の伝統音楽など多岐にわたっており、音楽の空間性を追求した独自の作風による作品を発表し続けている。作品は国内のオーケストラはもとより、フランス・ナショナル、イギリス・BBC、スイス・トーンハレ、ノルウェー・オスロフィルなどにより世界各国で演奏されている。現在、財団法人神奈川芸術文化財団芸術監督。また、正倉院や古代中国ペルシャの復元楽器を中心にとしたアンサンブル「千年の響き」の芸術監督。2008年より文化功労者。 | ||
MU 〔ミュウ〕MÜ(ミュウ)は、マネジメント会社、ミュージシャンズ・パーティのレーベル。クラシックをこよなく愛し、後世に伝えていきたいという想いを持つ一流の演奏家・音楽家が集った本物の演奏を お届けするとともに、クラシックと聴衆との距離をより縮めた場の提供を目指している。この度所属するアーティストのCDを発売することになった。 | ||
| 山本裕康~情景 宮川彬良:随想曲第3番(委嘱新作) / サン=サーンス:白鳥 ゴダール:ジョスランの子守歌 / カタルーニャ民謡/P.カザルス編曲:鳥の歌 岡野貞一/(大橋晃一編曲:故郷 / ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65~第3楽章 パラディス:シチリアーノ / ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19~第3楽章 フォーレ:夢のあとに Op.7 No.1 / J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番~サラバンド ヘンデル/大橋晃一編曲:歌劇「リナルド」~私を泣かせて下さい / シューマン:トロイメライ 大橋晃一編曲:カッチーニのアヴェ・マリア / ブルッフ:コル・ニドライOp.47g 山本裕康(Vc) 諸田由里子(P) | ||
| 録音:2011年9月22日-24日、山梨県山梨市花かげホール。エンジニア:宮下雄二。ブックレット寄稿文:宮本文昭(指揮者)。山本裕康から安らぎの贈り物。緩やかな曲ばかりを14曲収録した。こんな時代だからこそぜひ聴いて欲しい一枚。 山本裕康(Hiroyasu Yamamoto Cello):愛知県出身。桐朋学園大学在学中、第56回日本音楽コンクール第1位入賞。その他、第1回淡路島国際室内楽コンクール第2位、第1回日本室内楽コンクール優勝など数々の受賞歴を持つ。同大学を首席で卒業後、桐朋学園研究科、室内楽研究科及びイタリア(キジアーナ音楽院)にて研鑽を積む。東京都so.首席奏者、広島so.の客演ソロ・チェロ奏者を経て、1997年より神奈川po.の首席チェロ奏者に就任、現在に至る。また、東京藝術大学、洗足学園音楽大学で後進の指導にあたるなど、活動範囲は多岐に渡る。神奈川フィル以外での演奏活動も目覚ましく、宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティヴァルへの参加、オーケストラMAP'S主要メンバーとして欠く事の出来ないチェリストとして活躍している。2011年には下野竜也氏指揮神奈川po.定期演奏会でF.グルダ作曲「チェロとブラスオーケストラのための協奏曲」を演奏し好評を博す。今回のアルバムは自身3枚目となるソロ・アルバム。日本音楽界における次世代のリーダー的存在。 | ||
EXTREMADURA SYMPHONY ORCHESTRA
スペインの内陸南西部エストレマドゥラ州、ポルトガルとの国境の都市バダホスに本拠を置くエストレマドゥラso.のCDの扱いを開始。オーケストラの自主レーベルではなく、既存の複数のレーベルから発売されている物だが、国内代理店へはエストレマドゥラso.から供給されるため、上記名称でまとめての扱いになるとのこと。 | ||
| ブルックナー(1824-1896): 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」 |
ヘスス・アミゴ指揮 エストゥレマドゥラso. | |
| 録音:2007年1月20日、パラシオ・デ・コングレソス・デ・バダホス・マヌエル・ロハス、バダホス、スペイン、ライヴ。発売元: A & B Master Record。 | ||
| ゴルターマン、イェラル:チェロ協奏曲集 ゲオルク・ゴルターマン(1824-1898):チェロ協奏曲第3番 Op.57 (*) ヴィルヘルム・イェラル(1861-1935):チェロ協奏曲 Op.10 (*) フーゴー・ヴォルフ(1860-1903)/ハンス・ガル(1890-1987)編曲:コレヒドル組曲 オルフェオ・マンドゥッツィ(Vc) ヘスス・アミゴ指揮エストゥレマドゥラo. | ||
| 録音:2006年6月20日-22日、2007年9月11日、パラシオ・デ・コングレソス・デ・バダホス・マヌエル・ロハス、バダホス、スペイン。発売元: XXI-21 Productions(カナダ)。世界初録音と表示されている。 ゲオルク・ゴルターマンはハノーファーに生まれたドイツのチェリスト・指揮者・作曲家。彼の作品は一般にはあまり知られていないが、チェロの演奏技巧がまんべんなく盛り込まれた5つのチェロ協奏曲は、チェロ学習者ならば避けて通れない楽曲とされている。ヴィルヘルム・イェラルはチェコのプラハに生まれたチェリスト・作曲家・教師。 | ||
| ショスタコーヴィチ(1906-1975): ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35 (1933) (*) / ピアノ協奏曲第2番 ホ長調 Op.102 (1957) |
ホルヘ・ルイス・プラツ(P) セルヒオ・ノベリャ(Tp;*) ヘスス・アミゴ指揮 エストゥレマドゥラo. | |
| 録音:2006年12月16日、ライヴ、2006年9月11日、以上 パラシオ・デ・コングレソス・デ・バダホス・マヌエル・ロハス、バダホス、スペイン。発売元: XXI-21 Productions(カナダ)。 | ||
| ジェラール・コセ参加~ ジョリ・ブラガ・サントス(1924-1988): 交響的序曲第3番 Op.20 / ガリシア歌曲集 Op.54 (*) / 3つの交響的素描 Op.34 /ヴィオラ協奏曲 Op.31 (+) |
マリア・オガン(S;*) ジェラール・コセ(Va;+) ヘスス・アミゴ指揮 エストゥレマドゥラo. | |
| 録音:2008年5月12日-14日、パラシオ・デ・コングレソス・デ・バダホス・マヌエル・ロハス、バダホス、スペイン。発売元: XXI-21 Productions(カナダ)。 ブラガ・サントスはリスボンに生まれ、リスボン音楽院を中退後個人的にフレイタス・ブランコに師事したポルトガルの作曲家。初めはヴォーン・ウィリアムズやウォルトンらイギリスの作曲家の影響を受けていたが、1950年代後半から当時の先端的手法と民俗的素材を採り入れるようになった。フランスのヴィオラの巨匠ジェラール・コセの参加が注目される。 | ||
AURORA (ノルウェー)
旧譜はこちらから。 | ||
| LIGHTS OUT オルヤン・マトレ(1979-):管弦楽のための4つのミニアチュア(2005) エヴァン・ガードナー(1978-):ライツ・アウト(2006) ヨルゲン・カールストレム(1981-):トリスタンフィルターII(2003) ヤン・エリク・ミカルセン(1979-):悪鬼と月(2004) ロルフ・グプタ指揮ノルウェー放送o. | ||
| 2012年度武満徹作曲賞に3位受賞したヤン・エリク・ミカルセン作品に注目。ノルウェー作曲界新世代の水準の高さを実感させる。 | ||
| 軌道に乗ったズヴェズドフカ~チェロとウィンドバンドのための作品集 ヨン・オイヴィン・ネス:軌道に乗ったズヴェズドフカ(2009) (*) フリードリヒ・グルダ:チェロとウィンドオーケストラのための協奏曲(1980) (#) イベール:チェロとウィンドオーケストラのための協奏曲(1925) (+) オラヴ・アントン・トンメセン:チェロと2組の木管五重奏のための小協奏曲「光の幻影」(1990) (+) エルンスト・シモン・グラーセル(Vc) ペーテル・シルヴァイ指揮ノルウェー軍西部音楽隊(ベルゲン) | ||
| 録音:2010年4月(+)、11月(*)、ライヴ/2011年12月(#)、ベルゲン、ノルウェー。「軌道に乗ったズヴェズドフカ」は、ポピュラー音楽で育った世代のノルウェー作曲家のひとり、ヨン・オイヴィン・ネス(1968-)がグラーセルの委嘱により作曲。芸術音楽をポップスと対話させることに関心をもち、聴き手と自然なコミュニケーションのとれる作品を発表するネスの特色がはっきりと表れている。「ズヴェズドフカ」は「小さな星」を意味するロシア語で、旧ソ連が人工衛星スプートニク5号に乗せた犬の名。 ピアニストとして高名なフリードリヒ・グルダが1980年に作曲したチェロ協奏曲は、「趣味の良さ」はそっちのけで「自分の音楽」に徹したとされる作品。ロック調の「序曲」、レントラーの「牧歌」、シュールなムードの「メヌエット」、街のバンドがスーザのマーチでも演奏しながらパレードする雰囲気の「行進曲風フィナーレ」。「牧歌」と「メヌエット」の間にチェロが名人芸を披露するカデンツァが挟まれる。クラシカル・ベースとジャズ・ベース各1本、ギター、ドラムを加えた編成のウィンドオーケストラがチェロと共演する。 ノルウェーの「今日」を代表する作曲家のひとり、オラヴ・アントン・トンメセン(1946-)の小協奏曲「光の幻影」は、チェロと2組の木管五重奏のためのもので、木管五重奏の1組は通常の編成、もう1組はオーボエの代りにコールアングレを加えた五重奏。チェロは全音域を使い、「決して捕らえることのできない光」を追い求める。 エルンスト・シモン・グラーセル(1975-)は、トロンハイム響とノルウェー国立オペラ管の首席奏者を経て、現在、イェーテボリ響の首席を務めている。ベルゲンに本拠を置くノルウェー軍西部音楽隊(FMKV)は、ノルウェー国軍に所属する5つのプロフェッショナルバンドのひとつ。奏者たちの演奏と表現の技術水準は高く、オスロ、ベルゲン、スタヴァンゲル、トロンハイムのオーケストラとならぶ優れたアンサンブルと評価されている。マリス・ヤンソンスのアシスタント指揮者を3年務め、2010年にはノルウェー作曲家協会から「最優秀演奏家」に選ばれた、ヴィオラ奏者でもあるペーテル・シルヴァイ(1971-)が首席指揮者。ノルウェー海軍がベルゲンに移ってからは海軍の音楽隊となり、ノルウェー海軍軍楽隊(NNB)の名称も持ち、海軍の軍服姿で演奏するようになった。 | ||
DISQUIET (蘭) 〔含映像商品〕
国内へ新規案内される、音楽、演劇、映像と多方面に活躍するオランダの現代作曲家ミシェル・ファン・デル・アーが2010年に設立、自身の作品を中心に(というより、2012年3月現在の発売全4点は自らの作品のみ)前衛音楽を発信しているレーベル。 | ||
| ミシェル・ファン・デル・アー(1970-): スペース・オブ・ブランク(2007) [クリスティアーネ・ストテイン(Ms) エド・スパンヤード指揮ロイヤル・コンセルトヘボウo.](*) / マスク(2006)[オットー・タウスク指揮アスコ・シェーンベルク](#)/ インプリント(2005)[ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(Vn) フライブルク・バロックo.](+) | ||
| 録音:2009年3月20日、コンセルトヘボウ、ライヴ(*) /2010年7月3日、ムジークヘボウ(#) /2006年6月3日、ムジークヘボウ、ライヴ(+)、以上 すべてアムステルダム。録音技師、映像や舞台監督としても高い評価を受けているファン・デル・アーが近年作曲した3つの管弦楽曲。収録作品からも彼のマルチな才能を窺い知ることが出来る。スペース・オブ・ブランクはどこか機械的に鳴らされるオーケストラと情感を抑えたメゾ・ソプラノの歌声のハーモニーが、冷たくも美しい響きを生み出している。ユロフスキやアバドなど世界の著名な指揮者と共演し、2012年1月にドゥダメルのマーラー・チクルスでも話題となった歌姫ストテインの柔らかくも研ぎ澄まされた美声にも注目。インプリントではゴルツの卓越したソロに圧倒される。演奏陣も錚々たる顔ぶれ。 | ||
| ミシェル・ファン・デル・アー(1970-): ヒヤ・トリロジー ヒヤ「エンクローズド」(2003) (*) / ヒヤ「イン・サークル」(2002) (#) / ヒヤ「トゥー・ビー・ファウンド」(2001) (+) |
クラロン・マクファーデン(S) ペーテル・エートヴェシュ指揮(*) エティエンヌ・ ジーベンス指揮(#/+) オランダ室内o.(*/#/+) | |
| 録音:2004年4月6日-7日(*)、2005年6月21日-22日(#)、2005年6月23日-24日(+)、MCOスタジオ、ヒルヴェルスム(オランダ)。大作「ヒヤ・トリロジー」は、彼の名を一躍有名にした室内オペラ「One」と同時期に製作された三部作で、「One」と同じく逼迫した孤独感が存分に表現された作品。プレイヤーが壊れてしまったのかと錯覚するほどに何度も繰り返される短い旋律に、焦燥感を掻き立てられる。2曲目の「イン・サークル」からはクラロン・マクファデンの張り詰めたソプラノの歌声によって、曲にさらに緊迫感が与えられる。作曲家だけでなく録音技師としても高い評価を得ているファン・デル・アーの録音&編集技術がフルに活かされた作品と言えるだろう。“自分 " とは何か――ファン・デル・アーの作品の神髄ともいえるコンセプトに迫る作品となっている。演奏者も豪華な顔ぶれ。エートヴェシュはアンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督も務めた経験もあり、現代作曲家としても広く知られる指揮者。マクファデンはリームやバートウィッスルなど、現代音楽を得意のレパートリートするソプラノ。一切のブレを見せない卓越した歌唱力は圧巻。前衛音楽に造詣深い名手達の見事な演奏に圧倒される1枚。 | ||
| ミシェル・ファン・デル・アー(1970-):室内オペラ「One」(2002)
バーバラ・ハンニガン(S;私) シェイラ・ウィアーサム(年老いた私) ミシェル・ファン・デル・アー(舞台&映像監督、リブレット) | ||
| PAL|リージョン・オール|16:9|DD ステレオ、DTS サラウンド|46m。2002年にベルリン、パリ、ワルシャワといった諸都市で相次いで上演されるや否やファン・デル・アーの名を一躍有名にした話題作。彼の代名詞とも言える“自己 " や“孤独 " というテーマが強く反映された作品で、“私とは何か " とひたすら自問自答しながら孤独感に苛まれる女性の姿が、美しくも狂気的に描かれる。舞台の殆どが“私 " の一人演技で構成される本作において、大役である“私 " を演じるのはカナダの名ソプラノ、バーバラ・ハンニガン。体当たりの演技で、“私 " を見事に演じ切っている。また、本作の魅力は随所に施された映像技術にもあろう。舞台と映像が相互的に結びついた、ファン・デル・アー節炸裂の強烈な舞台空間に圧倒される。 #PAL方式のため、国内の通常映像機器では再生出来ません。また、パソコン等での再生保証もございません。 | ||
| ミシェル・ファン・デル・アー(1970-):アップ・クローズ(2010)
ソル・ガベッタ(Vc) ヴァキル・イールマン(老女) カンディダ・トンプソン(芸術監督)アムステルダム・シンフォニエッタ ミシェル・ファン・デル・アー(映像&舞台監督、脚本) | ||
| 収録:2011年3月15日、ムジークヘボウ、アムステルダム。PAL|リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ、Dolby & DTS サラウンド|31m。「自分は音符だけで音楽を作っているのではない」と語るファン・デル・アーにとって、「アップ・クローズ」は“聴くこと " と“見ること " を融合した理想の作品。音楽作品としてみればチェロ・ソロと弦楽アンサンブルによる協奏曲だが、舞台左側には大きなスクリーンが置かれ、演奏と並行して映像が流される。演奏者の後ろに映像を置く形態自体は映画音楽の演奏会などでもお馴染みだが、流石はファン・デル・アー、ソリストが演奏中何度も席を立ち、映像の中の“年老いた自分 " と共に演技をする。オーケストラも時に立ち上がり、ソリストを圧迫するように演奏。何とも説明し難い摩訶不思議な舞台空間は、強烈なインパクトがある。ソル・ガベッタはアルゼンチン出身のチェリスト。10歳にしてアルゼンチンのコンクールで第1位に輝き、現在も新進気鋭の若手実力派として世界的に活躍するチェロ奏者。可憐な容姿とは裏腹に、その演奏は力強く情熱的。本DVDでも圧巻の演奏技術と迫力あふれる音色で、作品の雰囲気を見事に表現している。ヴァキル・イールマン演じる“年老いたガベッタ " はまさに適役。孤独に苛まれる老女の姿を狂気的に演じている。 #PAL方式のため、国内の通常映像機器では再生出来ません。また、パソコン等での再生保証もございません。 | ||
ACANTA (独) 1CDあたり¥1980(税抜¥1800)1990年代初頭に倒産した老舗レーベル、ACANTA が MEMBRAN 傘下で復活。 | ||
| R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」
エルナ・シュリュター(S;エレクトラ) アンネリース・クッパー(S;クリソテミス) グスタ・ハンマー(A;クリテムネストラ) ペーター・マークヴォルト(T;エギスト)他 オイゲン・ヨッフム指揮ハンブルク州立歌劇場o.&cho. | ||
| 録音:1944年。 | ||
| ブラームス: 愛の歌、ワルツ Op.52 (18曲)/新・愛の歌、ワルツ Op.65 (15曲)(4声部合唱と4手ピアノ版)/ リートとロマンスOp.93a /5つの歌 Op.104(6声部合唱) マルティン・ガリング、ミヒャエル・ロイシュナー(P) ヘルムート・リリング指揮ゲヒンゲン聖歌隊 | ||
| 録音:1977年。既出他レーベルCD: ARTS。PROFILからもリリング指揮によるこれらの作品が出ているが、INTERCORD 原盤でピアニストが異なっている。 | ||
| オペラ合唱曲集 ベッリーニ:ノルマ、ドニゼッティ:ドン・パスクァーレ、ヴェルディ:ナブッコ、ロンバルディア人、マクベス、トロヴァトーレ、 プッチーニ:蝶々夫人、トゥーランドット、レオンカヴァッロ:道化師、マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ、他より マウリツィオ・アレーナ指揮フィレンツェ5月音楽祭o. | ||
MEMBRAN 特記以外 | ||
| J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) | ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ(Vc) | |
| 録音:1955年、プラハの春音楽祭。既出CD:SUPRAPHON、チェコ放送。 | ||
| ブルーノ・ワルター~ Conductor of Humanitiy マーラー:交響曲第5番[NYP/1947年]/交響曲第9番[VPO/1938年]/ 大地の歌[キャスリーン・フェリアー(A)ユリウス・パツァーク(T)VPO/1952年] モーツァルト: 交響曲〔第40番/第41番「ジュピター」〕/アイネ・クライネ・ナハトムジーク/ ヴァイオリン協奏曲〔第3番/第4番〕[ジノ・フランチェスカッティ(Vn)/コロムビアso./1958年-1960年]/ レクイエム[ゼーフリート(S)トゥーレル(A)シモノー(T)ウォーフィールド(B)NYP/1956年] ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」[ルドルフ・ゼルキン(P)NYP/1941年] ワーグナー:「ワルキューレ」第1幕[レーマン(S)メルヒオール(T)リスト(B)VPO/1935年] ブラームス:交響曲第1番[コロムビアso./1959年] メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調[ミルシテイン(Vn)NYP/1945年] | ||
| ルドルフ・ショック(T)~ Echoes of a Much - Loved Voice 魔笛/イドメネオ/後宮からの誘拐/ドン・ジョヴァンニ/ドン・パスクァーレ/椿姫/カルメン/ナクソス島のアリアドネ/ サロメ/死の都/バグダッドの理髪師/マノン・レスコー/ボリス・ゴドゥノフ/ルスランとリュドミラ/スペードの女王/他 歌曲集:R.シュトラウス、ペッピング、ヴォルフ、ブラームス、シューマン、シューベルト、他 | ||
| ライプツィヒ・トーマス教会合唱団によるJ.S.バッハ モテット〔歌え、主の御前に新しき歌をBWV.225/御霊はわれらが弱きを助け給うBWV.226/イエス、わが喜びBWV.227/ おそるるなかれ、われ汝とありBWV.228/来たれ、イエス、来たれBWV.229/もろもろの国よBWV.230〕 [ギュンター・ラミン指揮/1951年、1954年、1955年] 教会カンタータ〔われは満ち足れりBWV.82/もろびとよ、歓呼して神を迎えよBWV.51/ 神はわが王なりBWV.71/われ喜びて十字架をになわんBWV.56〕 [アグネス・ギーベル(S) マルガ・ヘフゲン(A) ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(T) ヘルマン・プライ、 テオ・アダム(B) メンネル(Tp) ゲルラッハ(Ob) クルト・トーマス指揮ゲヴァントハウスo./1959年] マニフィカト ニ長調 BWV.243[エリカ・ロキータ(S) ローレ・フィッシャー(A) ハインツ・マルテン(Br) ヨゼフ・グラインドル(B)ゲヴァントハウスo./1944年] ヨハネ受難曲 BWV.245[アグネス・ギーベル(S) マルガ・ヘフゲン(A) エルンスト・ヘフリガー(T) ケルヒ、フーデマン(B)ギュンター・ラミン指揮ゲヴァントハウスo./1954年/ マタイ受難曲 BWV.244[カール・エルプ(T) ゲルハルト・ヒュッシュ(Br) ティアナ・レムニッツ(S) フリーデル・ベックマン(A) ジークフリート・シュルツェ(B) ラミン指揮ゲヴァントハウスo./1941年] | ||
BAYARD MUSIQUE (仏) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000) | ||
| J.S.バッハ: J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 / 半音階的幻想曲とフーガ BWV 903 |
増永 玲未(P) | |
| 収録時間:55分55秒。代理店によると『増永さんがBAYARDとの話の中で2011年3月大震災の思いを伝えたところ、この録音が決まりました。』とのこと。 | ||
BERLIN CLASSICS
旧譜はこちらから | ||
| ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番/三重協奏曲
児玉 麻里(P) コーリャ・ブラッハー(Vn) ヨハネス・モーザー(Vc) ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツso. | ||
| Sacred Music for a Whole Year~宗教曲集 クリスマスのための音楽集/受難節とイースターの音楽/聖霊降臨祭の音楽/悲しみと慰めの音楽集 ドレスデン聖十字架cho. | ||
KULTUR DVD/Blu-ray
旧譜はこちらから。 | ||
| ミンクス:バレエ「ドン・キホーテ」
ルドルフ・ヌレエフ、ロバート・ヘルプマン、ルセット・オルダス/他 ジョン・ランチベリー指揮ヴィクトリア州立o.、オーストラリア・バレエ | ||
| 初発売:1999年? 122分、カラー。収録:オーストラリア放送 (ABC)。 # DVD:D-1175 はリージョン・コード1のため、国内鑑賞不可です。 | ||
写影 | ||
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朝比奈 隆&新日本フィル、ブラームス・チクルス~交響曲全集&協奏曲全集 分売 Vol.1 交響曲第1番 ハ短調 Op.68[1990年2月5日]/ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15 (*)[1990年5月1日]/ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (#)[1990年4月3日] | ||
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朝比奈 隆&新日本フィル、ブラームス・チクルス~交響曲全集&協奏曲全集 分売 Vol.2 交響曲第2番 ニ長調 Op.73[1990年4月3日]/交響曲第3番 ヘ長調 Op.90[1990年5月1日]/ ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102 (+)[1990年2月5日] | ||
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朝比奈 隆&新日本フィル、ブラームス・チクルス~交響曲全集&協奏曲全集 分売 Vol.3 ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 (**)/交響曲第4番 ホ短調 Op.98[1990年6月1日] ・【特典映像】インタビュー「実相寺昭雄監督と朝比奈隆先生の思い出」〔寺田農(俳優)〕 | ||
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以上3点の演奏者:伊藤恵(P;*) 藤川真弓(Vn;#) 豊嶋泰嗣(Vn;+) 上村昇(Vc;+) 園田高弘(P;**) 朝比奈隆指揮新日本po. 収録:すべてオーチャードホール、ライヴ。リニアPCM|ステレオ|カラー|NTSC|4:3| Region All。限定盤BOX:SHHP-C005 (3DVDs/ \13200(税抜\12000) ) からの分売。なお、BOXと分売の違いは特に記されていない。 | ||