2012年2月新譜情報

・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。





国内マイナー・レーベル




コジマ録音

ALCD-91

\2940(税抜\2800)
2/7発売
南聡(1955-):作品集
 「昼VII/ほとんど協奏的ソナタ」Op.58 (1992/93/97/2010) (*) /
 日本製ロッシニョール Op.29 (1994) (#)/
 「異議申し立て」反復と位相に関する2台のピアノのための協奏曲
   〜石井眞木の思い出に Op.57 (2003/10) (+)
 夏田昌和指揮(*/#) 木ノ脇道元(Fl1;*/#) 鈴木茜(Fl2;*) 是澤悠(Ob;*/#)
 鈴木生子(Cl;*/#) 神田佳子(Perc;*/#) 大須賀かおり(P;*/#)
 甲斐史子(Vn;*) 藤原歌花(Va;*) 竹本聖子(Vc;*/#) 佐藤洋嗣(Cb;*)
 松尾俊介(G;#) 花田和加子(Vn;#) 松永加也子(P1;+) 二宮英美歌(P2;+)
 録音:2011年10月13日、三鷹市文化センター(*/#)/2011年5月6日、札幌ザ・ルーテルホール(#)。緻密な語法によって意外性に満ちた音世界を構築する作曲家・南聡(みなみさとし、1955-)による、当レーベル2枚目となる作品集。ウェッセルマンらのポップアートに影響を受けたネガとポジの概念によって展開された作品を集めた本作では、相反する一対が異なる次元で絡み合い、音楽は多様な運動体を構築する。当盤のために新たに録音された2曲。1992年以来シリーズ作品として再作曲(レコンポジション)されてきた40分近い大作「昼VII」と、オペラ「夜うぐいす」を作曲したストラヴィンスキーへのオマージュとして構想された「日本製ロッシニョール」のほか、石井眞木への追悼の思いをこめた2台ピアノによる「意義申し立て」の計3作品を収録。

FONTEC

FOCD-9550

\2800(税抜\2667)
2/8発売
江崎浩司〜ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
 〔ハ長調HWV365 /イ短調HWV362 /ニ短調HWV367a /ヘ長調HWV369 /ト短調HWV360 /変ロ長調HWV377 〕
 江崎 浩司(リコーダー) 頼田 麗(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 山縣 万里(Cemb)
 録音:2011年6月8日-10日、相模湖交流センター。リコーダー奏者という枠を超え、伸びやかな世界を聞かせる江崎浩司。満を持して、ヘンデルのリコーダーソナタ集を収録。江崎浩司は桐朋大学古楽器科卒、リコーダーを花岡和生、バロックオーボエを本間正史、バロックファゴットを堂阪清高の各氏に師事。第10回古楽コンクールで第2位受賞、第11回同コンクール、アンサンブル部門で「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして最高位受賞。2000年にはブリュージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位、及び聴衆賞を受賞。多くのCD録音に参加し、テレビやラジオにも出演。2010年にはシルク・ド・ソレイユの演奏メンバーに合格するなど、枠にとらわれない幅広い活動で、独自の世界を切り開いている。ヘンデルの時には流麗、時には緻密な音楽に、江崎の演奏はぴったりと寄り添って、曲の魅力を十全に表現している。さらにリコーダー、チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバの丁々発止のやりとりは、常に緊張感と独自性に満ちており、聞き手に嬉しい驚きをもたらすことだろう。

EDITION HST

 旧譜はこちらから
HST-078

\2100(税抜\2000)
ヴァンハル(1739-1813):初期交響曲集
 交響曲 ニ短調 Bryan d1a 〜第2楽章「アンダンテ」/
 交響曲 ニ長調 Bryan D1 /交響曲 ニ長調 Bryan D7 /
 交響曲 ニ長調 Bryan D18 /交響曲 ト短調 Bryan g2
ハイドン・シンフォ二エッタ
 トウキョウ
リーダー;松井利世子(Vn)
 録音:2010年10月、東京三鷹市・風のホール、ライヴ。最後の Bryan g2 を除き世界初録音。『国内プレス移行記念・特別価格』とのこと。
 ニ短調交響曲 Bryan d1a は、有名なニ短調交響曲 Bryan d1b のフルート入り第二楽章 変ロ長調を、わざわざニ短調アンダンテに差し替え、当時のアムステルダム・フンメル社から出版された(当時の印刷譜は、基本的には海賊版であったと言うのが定説であるが、この版に限れば、出版社の要望によって新たに短調楽章を作曲家自ら書き下ろしたと見るのが妥当であろう)。また、ドクシー・コレクション(チェコ)からニ長調交響曲を3曲収録。さらに、モーツアルトに大きな影響を与えたト短調交響曲 Bryan g2 を併録。
 #1月下旬発売予定

MEISTER MUSIC

MM-2111

\3059(税抜\2914)
2/25発売
ソナチネ〜クラリネット作品集
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167〜第3楽章「レント」
 モーツァルト:テンポ・ディ・メヌエット / レーガー:ヴィヴァーチッシモ
 ヒンデミット:「クラリネット・ソナタ」〜第2楽章「レープハフト」
 マルティヌー:ソナチネH.356 / A.テンプルトン:ポケット・サイズ・ソナタ第1番
 W.T.マッキンリー:クラリネット二重奏曲 より〔第2巻第1番/第2巻第5番/第1巻第5番〕
 J.ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120
  村井祐児(Cl)
 「別格」の演奏に出逢える1枚。古典から現代までのクラリネットの名曲、しかもイイとこばかり(サン=サーンスの3楽章やレーガーの2楽章、等々)が収録された、他には無い嬉しいプログラム。しなやかで瑞々しく、クラシックとジャズの垣根を「ふわり」と超えるハイ・センス、加えて驚く程の高いテクニック。是非聴きたい1枚。
MH-2112

\3059(税抜\2914)
2/25発売
フランスのリコーダー・トリオ
 J.B.ボワモルティエ:3本のリコーダーのためのソナタ ニ長調 Op.7 No.1/
             3本のリコーダーと通奏低音のためのソナタ ト短調 Op.34 No.3
 J.M.オトテール:2本のリコーダーのための組曲第2番 変ロ長調 Op.6
 M.マレ:2本のリコーダーと通奏低音のためのトリオ 変ロ長調
 J.B.ボワモルティエ:3本のリコーダーのためのソナタ ニ短調 Op.7 No.2 /
             3本のリコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ短調 Op.34 No.6
  レ・サンク・サンス[山岡重治、向江昭雅、矢板由希子(リコーダー)
            平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 岩淵恵美子(Cemb)]
 旧品番:MH-1080(当店未案内)。人気のリコーダー・アンサンブル、レ・サンク・サンスのファースト・アルバムが、多くの要望により、復活。フランス・バロックの作品をヴェルサイユ・ピッチで収録した貴重な音源が、リマスタリングにより、さらに鮮やかな響きになった。昨今注目される、ボワモルティエの作品を含むプログラム。

KII

KKC-033

\1995(税抜\1900)
宇野功芳傘寿記念〜日本大学 OB o.特別演奏会ライヴ
 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調Op.92
 シューベルト:交響曲第8番 ロ短調「未完成」
宇野功芳指揮
宇野功芳傘寿記念日本大学 OB o.
 録音:2011年9月19日、上野学園石橋メモリアルホール、ライヴ。63'31"
 『第7交響曲は情熱のかたまりであるが、僕は第1楽章開部に苦悩の痕跡を感じ取り、演奏ではそれにこだわっている。もうひとつの問題点は第3楽章スケルツォのABABAという5部形式で、これは明らかに冗長である。さすがのベートーヴェンも聴衆を退屈させまいと、2度目のAを少し変え、弱音部を長く続けているが、僕には弱気になっているとしか思えない。そんなベートーヴェンは見たくないので、本日はABAの3部形式で演奏することにした。おそらくこの試みは史上最初にして最後になるだろう。』(宇野功芳/ライナーノーツより)
 『フルトヴェングラーか、クナッパーツブッシュの最新録音発見か?これぞ爆演。言語を絶する凄さのベト7』『2011年に生誕80年を迎えた宇野功芳を祝し、特別装いを施した彼とゆかりの深い日本大学管弦楽団が「宇野功芳傘寿記念」の名を冠して、9月19日に上野学園石橋メモリアルホールにて記念コンサートを開催しました。当ディスクはそのライヴで、物凄い爆演に驚かされます。まさに切れば血の出るような音楽で、独特の解釈も強烈のひとことに尽き、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュら往年の巨匠が蘇ったかと錯覚させられるオーラと魔力に満ちています。録音も鮮明、生々しい臨場感を味わえます。観客の熱狂ぶりもすさまじく、稀有の体験を共有できます。』(以上、代理店インフォメーションより)  #2012年2月上旬発売予定。



輸入マイナー・レーベル




MARCO POLO 特記以外
 価格帯記載無し[CD or CD−R]:1枚あたり¥2310(税抜¥2200)

 「〜の第○集(Vol.○)」というような表記は基本的に国内代理店の記載によりますが、何故か誤っている場合がかなり見受けられますので、御了承のほどお願い致します。また、発売前に国内代理店の都合により取扱いが急遽中止されることがあり、その場合は価格が変更となります。
 8.223154は再案内旧譜、他は全て当店未案内だった廃盤が、CD-R製版で復活した物。CD-R製版品はブックレット解説が無く、外装等がNAXOSロゴになっています。旧譜はこちらから
8.223151

[CD-R]
グラズノフ:ピアノ作品集 Vol.1
 「サーシャ」の名による組曲Op.2 /2つの小品Op.22/「ザーベラ」の名によるワルツOp.23 /
 前奏曲と2つのマズルカOp.25 /3つの練習曲Op.31 /小さなワルツOp.36 /夜想曲Op.37 /
 演奏会用大ワルツOp.41 /3つの小品Op.42〔パストラル/ポルカ/ワルツ〕
  タチヤナ・フラノヴァー(P)
 意外とお洒落ながら、かなり弾きにくいピアノ曲を、グラズノフが大量に書いたことは余り知られていない。大体にして小品が得意な作曲家や演奏家は不当に軽んじられる傾向にある。全4集のピアノ曲集を通じて、グラズノフの素敵なピアノ世界に惑溺する事をお薦めする。第1集の中でも素晴らしく繊細な作品25、戦前の技巧派ピアニストが良く弾いた、極めて難しいが誰もが惹きつけられる魅力にあふれた練習曲集、そして古今東西のワルツの中で最もチャーミングなものと言える絶妙な小品・作品42 No.3 など特推しの小品揃い。
8.223152

[CD-R]
グラズノフ:ピアノ作品集 Vol.2
 サロンのワルツOp.43 /3つの小品Op.49 〔前奏曲/カプリッチョ=即興曲/ガヴォット〕/
 2つの即興曲Op.54 /前奏曲とフーガOp.62 /主題と変奏Op.72 /2つの詩的即興曲
  タチヤナ・フラノヴァー(P)
 小品の名人グラズノフ。「サロンのワルツ」の優雅さ、プロコフィエフも愛奏した実にチャーミングな「ガヴォット」(作品49 No.3)、光がこぼれ落ちるような即興曲・作品54、深い感情を弄ぶような詩的即興曲など知られざる名品が並んでいる。そして極め付けは「主題と変奏」。ため息のようなロシア民謡風主題に基づく変奏曲でグラズノフの多彩な技法、豊かな表現力・ピアノ書法の総決算とも言える力作。同時期のフォーレの作品と双璧をなす傑作と言って過言ではないだろう。
8.223153

[CD-R]
グラズノフ:ピアノ作品集 Vol.3
 ピアノ・ソナタ〔第1番 変ロ短調Op.74 /第2番 ホ長調Op.75 〕/前奏曲とフーガ ホ短調
  タチヤナ・フラノヴァー(P)
 グラズノフのピアノ・ソナタはギレリスらが良く弾いていた第2番を含む全2曲。まず第1番は音の動きが細かい即興曲風なソナタで、逆にそれがソナタとしての安定感に欠ける要因ともなっている。一方の第2番は、第1番とは出来に格段の違いがあり、ロシア・ピアノ・ソナタ史上の代表作といえる傑作。深い表情の序奏に続いて、甘美な主題が朗々と奏でられる第1楽章、きらびやかな音形が音のシャワーとなって降り注ぐ第2楽章(難曲!)、激情の支配する終楽章とグラズノフの絶対音楽中の最上位に輝く作品。
グラズノフ:ピアノ作品集 Vol.4
 4つの前奏曲とフーガ Op.101 /牧歌 Op.103 /2台のピアノのための幻想曲Op.104 (*)
  タチヤナ・フラノヴァー(P) シルヴィア・チャーポヴァー(P;*)
 録音:1993年4月8日-9日、モイゼス・ホール/1993年5月23日、コンサート・ホール(*)、以上スロヴァキア・フィルハーモニック、ブラティスラヴァ。
 ペテルブルク音楽院の院長の時代、ロシア革命に遭遇したグラズノフは作曲意欲が無くなるほどの心労を背負込んだ。金と物資の欠乏、進歩派学生からの突き上げの日々の中、細々と生み出された作品がこの第4集に収められている。「4つの前奏曲とフーガ」は、彼の心情を語るがごとく投げやりな絶望感に塗りつぶされており、第4曲でかろうじて昔日の栄光を憧憬する。牧歌は美しいがどことなく無力感が漂い、幻想曲は繊細さと微量のロシア的哀感が全曲を支配している。

COLUMNA MUSICA (西) 1CDあたり¥2835(税抜¥2700)

 スペインのバルセロナ県ジェリダに本拠を置く、カタルーニャ地方の音楽と音楽家のためのレーベル。旧譜はこちらから
マヌエル・ブラスコ・イ・ネブラ(1750-1782):ピアノ作品全集 Vol.3
 チェンバロまたはフォルテピアノのための6つのソナタOp.1
  〔第1番 ハ短調/第2番 変ロ長調/第3番 イ長調/第4番 ト短調/第5番 嬰ヘ短調/第6番 ホ長調〕/
 フォルテピアノ・ソナタ第11番 イ長調(モンセラト修道院の写本2998 に収録)/
 フォルテピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調(同)
  ペドロ・ピケロ(P)
 録音:2010年11月13日-14日、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス音楽院、マドリッド。
月の火床〜フルートとピアノのためのスペイン音楽
 ダビド・カンタレホ(1985-):フルート・ソナタ「アイスバーグ」Op.9 (2006)
 サルバド・ブルトンス(1959-):フルート・ソナタOp.21 (1979)
 エミリオ・マテウ(1940-):
  W.A.モーツァルトの批評の反響によるフルートのための幻想曲(2006)
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-):満月の歌(2005-2010)
 デフィン・クルメ(1946-2008):ダニエルのための子守歌(2001)
  クリスティナ・グラネロ(Fl) ライア・アルメンゴル(P)
 録音:2010年9月15日-18日、アウディトリ・カン・ロチ・イ・トレス、サンタ・クロマ・デ・グラマネト(スペイン)。
ロバート・ジェラード(1896-1970)編曲:17-18世紀のトナダ集
 ホセ・パロミノ(1755-1810): Seguidillas (El canapé から)
 エンリケス・デ・バルデラバノ(活躍:1547頃): ?De dónde venis, amore? (Silva de Sirenas から)
 フランシスコ・デ・サリナス(1513-1590): Cantilena vulgar (De musica libri septem から) /
                     Canción muy popularizada (同)
 フランシスコ・デ・ベルシェス(1668頃-1702): Ay qué mal
 アントニオ・リテレス(1673-1747): Bosque Frondoso / マヌエル・コレア神父(1600頃-1653): Bailete
 セバスティアン・ドゥローン(1660-1716): Yo te quiero, Gileta
 フランシスコ・デ・サリナス: Cantarcillo (De musica libri septem から) / Romancillo (同)
 パブロ・エステベ・グリマウ(1730頃-1794): Tirana del Zarandilla (Los novios y la maja から)
 ホセ・マリン(1618/1619?-1699): Pasacalle (No piense Menguilla から)
 ブラス・デ・ラセルナ(1751-1816): El cordero perdido / Los serrano inocentes
 フアン・デ・ナバス(1650頃-1719): Buscaba el amor
 ギリェルモ・フェレル(活躍:1776頃-1791頃): El remedio del gato
 ベントゥラ・ガルバン(活躍:1762頃-1773頃): Un oficial de guerra

  ナンシー・ファヴィオラ・エレラ(Ms) マック・マクルーア(P)
 録音:2009年2月-11月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ、リェロナ(スペイン)。世界初録音と表示されている。
1CM-0271

(2CD)
ショパン(1810-1849):夜想曲集
 Op.9 Nos.1-3 / Op.15 Nos.1-3 / Op.27 Nos.1-2 / Op.32 Nos.1-2 / Op.37 Nos.1-2 /
 Op.48 Nos.1-2 / Op.55 Nos.1-2 / Op.62 Nos.1-2 / Op.72 No.1 / Op.posth.

  マリサ・モンテイル(P)
 録音:2011年2月25日-27日、IES ・ベアトリス・ガリンド演劇サロン、マドリッド。
21世紀の朱い本〜アントニ・ルセイ、ジャウメ・ビラゼカ:
 O virgo splendens / Cuncti simus concanentes / Splendens ceptigera / Polorum Regina /
 Mariam matrem / Los set goigs recontarem / Imperaytritz de la ciutat joyosa / Laudemus Virginem /
 Stella splendens / Ad mortem festinamus / Himne sant magnus / Natali Regis glorie

  アントニ・ルセイ(歌) ジャウメ・ビラゼカ(P)
 録音:2009年11月、スタジオ・アルベルト・ムラレダ、リェロナ(スペイン)。
 モンセラト修道院に伝わる14世紀の手写本「モンセラートの朱い本」に収録された旋律を中世音楽の歌い手アントニ・ルセイが歌い、ジャズ・ピアニストであるジャウメ・ビラゼカが即興風に弾くというユニークな企画。
1CM-0274

(2CD)
カタルーニャのヴァイオリン小品集
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):6つのソネット〜露のソネット
 ジュアン・マシア(1890-1969):アレグロ・スピリトゥオーソ
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):標高
 アグスティ・グラウ(1893-1964):家庭の情景 から〔愛情/人形遊び〕
 マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987):羊飼い娘
 ガスパル・カサド(1897-1966):セレナード / フランセスク・ベネト:おしゃべり
 エンリケ・グラナドス(1867-1916):3つの前奏曲
 フランセスク・プジョル(1878-1945):古いマドリガル
 ジャウメ・パイサ(1880-1969):夜想曲 / エンリク・モレラ(1865-1942):歌
 トマス・ブショ(1882-1962):ユーモア
 ジュアキン・サルバト(1900-1938):ロマンティック
 エンリケ・グラナドス/ダニエル・ブランク編曲:宗教的情景
 ジュアン・ラモテ・デ・グリグノン(1872-1949):ガヴォット
 オニア・ファルガ(1882-1936):かたつむり(サルダナ)
 カンディド・カンディ(1859-1911):マリア(歌詞のないロマンス)
 ジュアン・ラモテ・デ・グリグノン:即興曲
 ジュアン・ブラス・デ・パラウ(1868-1953):おもちゃ
 ジュゼプ・バルベラ(1877-1947):楽興の時
 トマス・ブショ:スケルツォ / エンリケ・グラナドス:ロマンス
 ジュアン・ジベルト・カミンス(1890-1966):アルベニシアーナ
 ジュアン・マシア:アモローソ / エドゥアルド・トルドラ:6つのソネット〜泉
 ジュアキン・カサド(1867-1926): Lo fluviol, el titit i l'escarabat
 ガスパル・カサド:緑の悪魔の踊り / ジュアン・マネン(1883-1971):スケルツォ
 ジュアキン・ニン・カステジャノス(1879-1949):スペイン組曲〜カタルーニャ風
 アントニ・マサナ(1890-1966):スケルツォ第1番
 パウ・カザルス(1876-1973)/ダニエル・ブランク編曲:カニグーの聖マルタン祭
 ジュゼプ・マリア・ルエラ(1900-1988):遊戯
 ジュアン・アルティゼント(1891-1971):カタルーニャ舞曲
 シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002):子守歌
  カリナ・マツタ(Vn) ダニエル・ブランク(P)
 録音:2009年3月17日-19日、ホセ・カレーラス・ホール(アウディトリ・ジュゼプ・カレラス[ホセ・カレーラス])、ビラ=セカ。
ヒロ・クロサキが第1ヴァイオリン〜
 ボッケリーニ
(1743-1805):6つの弦楽三重奏曲 Op.43 Vol.2 (完結編)
  〔第5番 ハ長調 G.105 /第4番 ニ長調 G.104 /第6番 ホ長調 G.106 〕
 ラ・リティラータ[ヒロ・クロサキ、リナ・トゥル・ブネト(Vn)
          ホセチュ・オブレゴン(Vc/アーティスティック・ディレクター)]
 録音:2011年4月30日-5月2日、マドリッド高等音楽院トマス・ルイス・デ・ビクトリア・ホール。世界初録音と表示されている。
 2010年録音の前半3曲(1CM-0258)に続く、ボッケリーニのOp.34を全曲収録する初のプロジェクトの後半。ラ・リティラータはホセチュ・オブレゴンを中心に演奏曲目によってメンバーを変えるピリオド楽器アンサンブル。第1集に続き、当録音でもヒロ・クロサキが第1ヴァイオリンを弾いている。お見逃しなく。
ジュアン・ギンジュアン(1931-):管弦楽作品集 Vol.2
 アブ・オリジネ(1974) (*) /トラマ(1983) (+) /ピアノ協奏曲(1983) (#)
  ミゲル・イトゥアルテ(P;#) ジュゼプ・ポンス指揮(*) エドモン・コロメル指揮(+)
  エルンスト・マルティネス=イスキエルド指揮(#) バルセロナso.(*/#/+)
 録音:1994年6月、劇場ホール、サン・クガト・デル・バリェス(スペイン)(*)/1994年7月、ラウディトリ、バルセロナ(+)/2001年9月14日、議事堂、タラゴナ(スペイン)、ライヴ(#)。Vol.1:1CM-0262

ARCO DIVA (ULTRAPHON/チェコ)
 1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 既案内分はこちらから
愛の小道〜チェコ歌曲集
 マルティヌー(1890-1959):1ページの歌 H.294
  〔露/一言だけで鍵を開けて/恋人のもとへ/歩道/母と暮らしていた頃/聖母マリアの夢/ローズマリー〕/
              2ページの歌 H.302 〜モラヴィアから来た少女
 ヤナーチェク(1854-1928):歌によるモラヴィア民俗詩 から
  〔恋人の輝き/恋人の絵/揺るぎなさ/小さな花束/花は誰に/小さなベンチ/楽士たち〕
 ヤン・クンツ(1883-1976):カチェンカはドナウの岸に立っていた Op.14
 ドヴォルジャーク(1841-1904):ジプシーの歌 Op.55 B.104
  〔私の歌は再び愛を響かせる/ああ、私のトライアングルは何と素敵に鳴ることか/あたりの森は静寂に包まれ/
   私の年老いた母が歌を教えてくれたとき(わが母の教えたまいし歌)/弦を調子を合わせて/
   だぶだぶの上着とだぶだぶのズボン/鷹に黄金の鳥かごを与えたら〕

 ペトル・エベン(1929-2007):極秘の歌
  〔愛の小道/苦しみを伴う恋/対話/私の心に/ロンデル/別れ/歌/私はあなたについて行く〕
 オタカル・オストルチル(1879-1935):孤児 Op.9
  アンドレア・カリヴォドヴァー(Ms) ラディスラヴァ・ヴォンドラーチコヴァー(P)
 録音:2011年6月3日、ホテル・グスタフ・マーラー、イフラヴァ(チェコ)、グスタフ・マーラー・フェスティヴァル、ライヴ。
 アンドレア・カリヴォドヴァーは2003年以来プラハ国立オペラのソリストを務めているチェコのメゾソプラノ。オールヌードを思わせる大胆なジャケットは容姿への自信の現れだろうか。

TRIART (チェコ) 1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 2010年に国内へ初案内されたレーベル。既案内分はこちらから
クロスロード
 デイヴィッド・バラクリシュナン(1954-): Waterfall with Blenders
 チック・コリア(1941-)/デイヴィッド・バラクリシュナン編曲: No Mystery
 デイヴィッド・バラクリシュナン: Little Mouse Jumps
 オリヴァー・ネルソン(1932-1975)/デイヴィッド・バラクリシュナン編曲: Stolen Moments
 ホレス・シルヴァー(1928-)/デイヴィッド・バラクリシュナン編曲: Ecaroh
 マイルス・デイヴィス(1926-1991): Seven Steps to Heaven
 デイヴィッド・バラクリシュナン: Rishi's Dance / アンディ・ハーダー:ワルツ
 マーク・サマー: Julie -O/ Gettysburg
 パット・メセニー(1954-)/ダロル・アンガー(1953-)編曲: Jaco
 デイヴィッド・バラクリシュナン: Skylife
  アポロンSQ〔パヴェル・クデラーセク、ラデク・クシジャノフスキー(Vn)
         パヴェル・ツィプリス(Va) パヴェル・ヴェルネル(Vc)〕

  ヴィート・シュヴェツ(ダブルベース) ヴェンツェル・グルント(Cl)
  ミラン・ツィムフェ(ドラムス/パーカッション)
 録音:2011年1月-5月、SONO レコーディング・スタジオ、クラドノ(チェコ)。
 チェコのアポロン弦楽四重奏団が、タートル・アイランド弦楽四重奏団のメンバーであるデイヴィッド・バラクリシュナンとマーク・サマーの作品および編曲を中心としたジャズ・ナンバーを演奏したアルバム。

INVOLATA (伊) 特記以外:1枚あたり¥1995(税抜¥1900)

 国内に初案内される、サルデーニャ島カリアリに本拠を置くレーベル。
INVIOLATA-0701

(2CD)
1.5CD価格
J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ
 ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 /パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 /
 ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 /パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 /
 ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 /パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
  アッティーリオ・モッツォ(Vn)
 録音:2005年8月、聖マリア・デル・モンテ教会、カリアリ、サルデーニャ州(イタリア)。使用楽器:1775年、エギディウス・クロッツ製。
 アッティーリオ・モッツォはカリアリのG.ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ音楽院を卒業後、シエナのアッカデーミア・キジアーナでサルヴァトーレ・アッカルドとフランコ・グッリに師事したイタリアのヴァイオリニスト。1984年以降はバロックと古典派のレパートリーに集中し、数々のピリオド楽器演奏団体に参加、現在はアウセル・ムジチのリーダーを務めている。
J.S.バッハ&C.P.E.バッハ:無伴奏フルート作品集
 J.S.バッハ(1685-1750):パルティータ イ短調 BWV1013
 カール・フィリップ・マヌエル・バッハ(1714-1788):ソナタ イ短調 H.562 W.131
 J.S.バッハ:ソナタ ハ長調 BWV1033
  エンリコ・ディ・フェリーチェ(Fl)
 録音:2007年4月2日、聖マリア・デル・モンテ教会、サルデーニャ州、カリアリ(イタリア)。使用楽器:G.タルディーノ製(モデル:1700年頃、J.M.オトテール製)。
 エンリコ・ディ・フェリーチェはマリオ・アンチロッティにモダーン・フルートを、スティーヴン・プレストンにバロック・フルートを師事したイタリアのフルーティスト。Stradivarius レーベルにアルビノーニ、ヴィヴァルディ、ペルゴレージ、テレマン等の録音がある。
ベートーヴェン(1770-1827):
 ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのセレナード ニ長調 Op.8 (*) /
 フルート、ヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード ニ長調 Op.25 (+)
  カリアリ弦楽三重奏団
   [アッティーリオ・モッツォ(Vn) ディミトリ・マットゥ(Va)
    オスカル・ピアストレッローニ(Vc;*)]
  エンリコ・ディ・フェリーチェ(Fl;+)
 録音:2008年10月、ジェノヴェージ信者会美術館、カリアリ、サルデーニャ州(イタリア)。モダーン楽器使用。

UNIVERSAL MUSIC ITALY "Spirto Gentil" Series"

 イタリアのカトリック系宗教活動団体「Comunione e Liberazione」とメジャー・レーベル(イタリア・ローカル)の共同制作シリーズ。
457 195-2

\2625(税抜\2500)
シューベルト(1979-1828):
 交響曲第3番 ニ長調 D.200 /
 交響曲第8番 ロ短調「未完成」 D.759
カルロス・クライバー指揮
VPO
 録音:1978年、ADD / 原盤: Deutsche Grammophon /発売:1997年。
 もちろん通常盤と同じ音源だが、カルロス・クライバーのコレクターズ・アイテムとしての可能性を考えてご案内。

VELUT LUNA (伊) 特記以外
 価格帯記載無し〔CD〕:1CDあたり¥2520(税抜¥2400)

 旧譜はこちらから
ペルゴレージ(1710-1736):スターバト・マーテル
 マリアンナ・プリッツォン(S) エレーナ・ボスカロル(Ms)
 ルイジ・ピストーレ指揮アルペ・アドリアpo.、ボデチャ・ネジャ女声cho.
 録音:2010年12月12日、フリウラーナ文化ホール、ゴリツィア(イタリア)、ライヴ。収録時間:約40分。
 スロヴェニア国境に近いゴリツィアの合唱団とo.による演奏。ローカルながら独唱を含め高い演奏水準にある。

QUARTZIADE (ベルギー) 1CDあたり¥2625(税抜¥2500)

 2010年に国内へ初案内されたベルギーのレーベル。
 #イギリスの QUARTZ レーベルと記号部分が同じですのでご注意下さい(QUARTZレーベルは2012年1月現在、品番が2000番台のみ)。
 ご案内済旧譜はこちらから
カプリッチョ〜ジャック・ルデュック(1932):管楽とピアノのための作品集
 管楽四重奏のためのカプリッチョOp.30 (1969) /
 クラリネットとピアノのためのバラードOp.26 (1967) /
 ファゴットのための3つのバガテルOp.61 (1978) /
 アヴィニョン(クラリネットとピアノのための) (1992) /
 管楽五重奏のためのいセレナードOp.59 (1977) /
 フルートとピアノのためのソナタOp.21 (1966)
  クワルツ・アンサンブル
   [ジェラール・ノアック(Fl) ティエリ・カンメール(Ob)
    ニコラ・レイモン=アラメ(Cl) ダニエル・ドムスティーズ(Fg)
    ベルナール・ワスネール(Hr) クリストフ・ポスタル(P)]
 録音:2010年春、フラン=ワレ教会(ベルギー)。
 ジャック・ルデュックはブリュッセル王立音楽院でジャン・アプシル(1893-1974)に師事し、1961年にローマ賞を獲得。1992年よりベルギー作曲家ユニオン総裁を務め、2001年にはナイトに叙せられたベルギー作曲界の重鎮。
コスモグラフィ〜ミシェル・ライサイト(1958-):管楽とピアノのための作品集
 クロノグラフィIX(ファゴットとピアノのための) (2005) /
 2つのスケッチ(管楽四重奏のための) (2004/2010) /
 挽歌(アルトフルートとピアノのための) (1995) /
 管楽五重奏とピアノのための六重奏曲(1990) /
 青い太陽(イングリッシュホルンとピアノのための) (1989) /
 ペンタグラム(管楽五重奏のための) (2009) /
 コスモグラフィック・ミステリー(ホルンのための) (2002)
  クワルツ・アンサンブル
   [ジェラール・ノアック(Fl) ティエリ・カンメール(Ob/イングリッシュHr)
    ニコラ・レイモン=アラメ(Cl) ダニエル・ドムスティーズ(Fg)
    ロジエ・ステール、パスカル・モロー(Hr) クリストフ・ポスタル(P)]
 録音:2011年春、フラン=ワレ教会(ベルギー)。
 ミシェル・ライサイト〔リサイト〕はカナダ系ベルギーの作曲家・指揮者。主に管楽器のための音楽の書き手として知られている。

SARTON (ポーランド) 特記以外 1CDあたり¥2520(税抜¥2400)

 国内へは2011年に初案内された、ワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学講師を務めるカタジナ・ラコヴィエツカ=ロイシャとアリナ・ラトコフスカが創設した新レーベル。
 #オリジナルの規格番号表示は例えば「No.001-1」ですが、当店では「SARTON-001-1」の形で管理致します。
 旧譜はこちらから
グダンスク市の音楽遺産 Vol.3(ポーランド科学アカデミー・グダンスク図書館所蔵の楽譜による)
 18世紀グダンスクの四旬節カンタータ集

 ヨハン・イェレミアーシュ・ドゥ・グライン(1710頃?-1756):
  今こそあなたの僕(しもべ)を安らかに行かせたまえ(聖処女マリアの清めの祝日のための;1737)(*)
 ヨハン・ダニエル・プックリッツ(1714-1774):
  ああ、主である神よ、何と大きく思い罪を私は犯したか
 ヨハン・テオドール・レームヒルト(1684-1756):
  地上で人は常に争わねばならないのではないか?(燎火の主日[四旬節第一日曜日]のための)
 ゲッセル(18世紀):経験し悟れ、主がいかに優しいかを(喜びの主日[四旬節第四日曜日]のための)
 ヨハン・ダニエル・プックリッツ:イエス、私の命の命
  イングリダ・ガポヴァ(S) ヤン・メンドララ(男性A)
  クシシュトフ・コザレク(T) ヤツェク・オジムコフスキ(B)
  アンジェイ・ミコワイ・シャデイコ指揮ゴルトベルク・バロック・アンサンブル(合唱&管弦楽)
 録音:2010年9月2日-3日(*)、2011年8月24日-26日(*以外)、聖三位一体教会、グダンスク(ポーランド)。全曲世界初録音と表示されている。
 「 Vol.1:待降節のカンタータ集」(DUX-0689)、「 Vol.2:18世紀グダンスクのクリスマス・カンタータ集」(SARTON-002-1)の続編。ゴルトベルク・バロック・アンサンブルは2008年にアンジェイ・ミコワイ・シャデイコにより創設されたポーランドのピリオド楽器&声楽アンサンブル。アンジェイ・ミコワイ・シャデイコは1974年グダンスクに生まれ、バーゼルのスコラ・カントールムでジャン=クロード・ツェーンダー他に師事したポーランドのオルガン奏者・指揮者。

OLYMPIA RUSSIA 1CDあたり¥1785(税抜¥1700)

 旧譜はこちらから
ベルリオーズ(1803-1869)/リスト(1811-1886)編曲/
 ニコライ・ペトロフ編曲:
  幻想交響曲 Op.14(ピアノ版)
ニコライ・ペトロフ(P)
 録音:1987年?。RCDレーベル、RCD-13002と同一音源。リストの編曲版をもとにペトロフが手を加えた版を使用。

GRAND SLAM 1CD¥2415(税抜¥2300)

 CD-R仕様のSERENADEと共に、音楽評論家、平林直哉氏の個人レーベル。旧譜はこちらから
GS-2073

限定盤
ワルター没後50年企画〜世界初復刻の未発表テイクを含むシューマン&希少音源の「悲愴」
 シューマン:交響曲第4番 ニ短調Op.120 (+)
  〔第1楽章第1部 [ L2209 / WAX3845-2 (*) ] / 第1楽章第2部 [ L2209 / WAX3846-1 (*) ] /
   第1楽章第3部 [ L2210 / WAX3847-1 (*) ] / 第2楽章 [ L2210 / WAX3848-1 ] /
   第3楽章第1部 [ L2211 / WAX3849-1 (*) ] / 第3楽章第2部 [ L2211 / WAX3850-1 (*) ] /
   第4楽章第1部 [ L2212 / WAX3851-1 (*) ] / 第4楽章第2部 [ L2212 / WAX3852-1 ] 〕

 チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調Op.74「悲愴」(#)
  ブルーノ・ワルター指揮(+/#) パリ・モーツァルト祝祭o.(+)、ベルリン国立歌劇場o.(#)
 録音:1928年6月19日(+)/1924年-1925年(初発売:1925年3月) (#)。ソース: Columbia (U. K. ), L2209-2012 (#) / Polydor (Germany), 69771 - 69775 [ B20493-502 / 1918as / 1634as / 1919as / 16411 / 2as / 1920as /1921as / 1750as / 1751as / 1642as / 1643as ] (+)。シューマンの内(*)は未発売&当盤が世界初復刻となるテイク。
 ■制作者より『今年(カデンツァ注:2012年)は名指揮者ブルーノ・ワルター(1876-1962)の没後50年ですので、当シリーズではワルターの希少のSP復刻を行いました。まず、シューマンの交響曲第4番は英コロンビア盤の4枚組 L 2209 / 2011 のSPで発売されましたが、下記(代理店記載ママ。平林氏の原文では下記に記載があったものと思われる)のように8面中6面が未発売テイクで、これらはもちろん世界初復刻です。なお、テイク番号(WAX)参照しやすくするために、このシューマンのみ面ごとにトラック番号を入れました。後半に収録されているチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」はワルターの一番最初の交響曲全曲録音であり、現在のところこの曲の唯一の録音です(さらに言えば、CDで聴くことの出来る「悲愴」では最古の全曲録音でもあります)。ラッパ吹き込みゆえに音は決して良いとは言えませんが、若き日のワルターの情熱の嵐が吹いているような、たいへんに個性的な演奏です。』(以上、平林 直哉)
 #2012年2月中旬発売予定。

GOODIES ”DIRECT TRANSFER”
 CD−R / DSD DISC (DVD−R) [速報版]
 1枚でのご注文:¥1785(税抜¥1700)
 2枚以上でのご注文:1枚あたり¥1500(税抜¥1429)
  (当シリーズ以外のアイテムは数に含みません/
   DSD DISC [DVD-R] も同一価格)

 東京の東村山市に本拠を構えるクラシックCDの小売り店、グッディーズさんが企画した盤起こしの復刻シリーズ(編集作業を全く行っていないため、レコード盤の切れ目で曲が途切れます)。78〜 はSP復刻、33〜 はLP復刻で、品番部分の重複は無し〔33CDR-3307 という品番がある場合、78CDR-3307というアイテムは存在しません〕。
 # 復刻マスター・データをそのまま収録している DSD DISC [DVD-R] は高音質ですがDVD-Rで供給されるためCDプレイヤーでの再生は出来ません。ご注意下さい。DSD DISC を御注文の場合は、下記アイテム品番の "CDR" を "DSD" へ変更し、御注文フォームの「上記以外のご注文」へ記載の上お申し込み下さい。
 旧譜はこちらから
ケンペ〜メンデルスゾーン
 交響曲第3番 イ短調Op.56「スコットランド」
ルドルフ・ケンペ指揮
ドレスデン国立歌劇場o.
 チェコ SUPRAPHON LPV 213 (MONO)。録音:1952年7月15日。ルドルフ・ケンペ(1910-1976)はドレスデン生まれ、オーボエを学んだ。1929年にライプツィヒ・ゲヴァントハウスのオーボエ奏者となり、当時ブルーノ・ワルター(1876-1962)が首席指揮者、シャルル・ミュンシュ(1891-1966)がコンサートマスターをつとめていた。1950年にドレスデン国立歌劇場の音楽監督に就任した。この録音はチェコ・スプラフォンの録音でドレスデン時代のケンペの貴重な録音。録音の古さを吹き飛ばす圧倒的な感激をもたらす快演。近年再評価の高いこの指揮者の原点を是非聴いていただきたい。
ワルター〜ベートーヴェン
 交響曲第2番 ニ長調Op.36 (*) /
 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60 (#)
ブルーノ・ワルター指揮
コロンビアso.
 米 COLUMBIA MS-6078 (*), MS-6055 (#)。録音:1959年1月5&9日(*)、1958年2月8&10日(#)、アメリカン・リージョン・オーディトリアム、ハリウッド。ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、その後指揮者に転向した。1894年ケルン市立歌劇場でデビュー、1896年ハンブルク歌劇場へ移った。そこで音楽監督だったグスタフ・マーラー(1860-1911)と出会い交友を深めた。以後ワルターはウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン市立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団などの楽長、音楽監督を歴任した。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると迫害を避けてフランス、スイスを経てアメリカに逃れた。 この録音はステレオ・レコードが開発されたのを期に、既に引退していた巨匠ワルターを起用して録音されたもの。復刻はLPレコードの持つ音を、ありのままに引き出すことを意図した。
ギュスタヴ・ブレ〜フォーレ:レクイエムOp.48
 マルノリ=マルセイヤック(S) ルイ・マルテュリエ(B)
 ギュスタヴ・ブレ指揮パリ・バッハ協会o.&cho. アレックス・セイエ(Org)
 仏 LA VOIX DE SON MAITRE W 1154/8 。録音:1929年3月、パリ。この曲の世界初録音。初CD化。指揮者のギュスタヴ・ブレ(1875-1969)は作曲をウィドール(1844-1937)に学び、オラトリオを残している。また "プレス" 紙に批評を書いていた。ドビュッシーのペレアスとメリザンドに糾弾の炎が上がった時この作品擁護側に立った。1904年にバッハ協会を設立した。セヴェラック(1873-1921)やフォーレ(1845-1924)との親交があった。アレックス・セイエ(1883-1968)は1910年から1969年までパリ・エトワール寺院のオルガン奏者をつとめた。この演奏は作曲者フォーレと同時代の息を吸った音楽家の時代証言とも言えるもので、原盤のノイズなどの悪条件を越えた音楽は、後世の演奏の規範になると考え復刻した。現代演奏にはない不思議な感動がある。このシリーズではリヨンのサン=ジャン大聖堂で1938年に録音されたエルネスト・ブールモーク指揮の同曲(78CDR-3304)も出ている。
ストコフスキー〜ドヴォルザーク
 交響曲第9番 ホ短調Op.95「新世界より」
レオポルド・ストコフスキー指揮
交響楽団
 米 VICTOR 18-0194/8 (Set DV 25)。録音:1947年12月19日、21日。RCA VICTOR のビニールプレスの78回転SP盤復刻。指揮者のレオポルド・ストコフスキー(1882-1977)はロンドン生まれ。最初教会のオルガニストだったが指揮者になり1912年フィラデルフィア管弦楽団の指揮者に就任し1940年までその地位にあった。その後数多くのオーケストラを指揮し、1965年に来日したこともある。ストコフスキーはレコード録音に積極的で、機械式録音時代の1917年にハンガリー舞曲第5番&第6番をヴィクターに初録音。1925年には電気録音による初のオーケストラ録音をした。また1932年にはベル研究所では世界初のステレオ録音の実験に参加した。この録音は第2次世界大戦後、自ら優秀なミュージシャンを集めて組織した特別オーケストラ(ストコフスキーと彼の交響楽団)によっての録音。第2楽章のイングリッシュ・ホルンはイーストマン音楽学校出身のミッチェル・ミラー(1911-2010)が起用されている。ミラーはミッチ・ミラーの名でクシックの木管奏者から、レコード会社のプロデユーサー/アーティストとして、戦後のアメリカポップス界で大活躍した人物。
オイストラフ&ガウク〜ベートーヴェン
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
アレクサンドル・ガウク指揮
ソヴィエト国立放送o.
 ソ連 MK D-01930/41 。録音:1950年。ソ連製SPレコードからの復刻。ダヴィド・オイストラフ(1908-1974)はオデッサに生まれた大ヴァイオリニスト。1937年ブリュッセルのエリーザベト王妃音楽コンクールに優勝した。モスクワ音楽院で後進の指導をしていたが、ソビエトの第2次世界大戦参戦で慰問演奏を行った。その後の活躍はめざましく、20世紀後半に活躍した世界屈指のヴァイオリン奏者であった。オイストラフはベートーヴェンの協奏曲を3回録音しているが、これは第1回目の録音。鉄のカーテンの奥に閉ざされた時代のもので、SP録音ながらソ連の録音技術の高さを感じさせるもの。LP初期にアメリカのマイナーレーベル数社から同一演奏が発売されたことがあったが、このオリジナルSP盤の演奏は別物のように聴こえる。アレクサンドル・ガウク(1893-1963)は指揮者で作曲家、ソ連の音楽界を支えた人物であった。

SOLSTICE (仏) 1CDあたり¥2310(税抜¥2200)

 旧譜はこちらから
パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908):
 ヴァイオリンとピアノのための作品全集 Vol.4(完結編)〜ナイチンゲール
 アンダルシアのセレナード Op.28 /バラード Op.31 /スコットランドの歌 Op.34 /
 ボレロ Op.30 /アンダルシアのセレナード Op.10 /ナイチンゲールの歌 Op.29 /
 ルーマニアの旋律 Op.47 /打ち明け話 Op.7 /いたずら好きの妖精 Op.48
  ディエゴ・トシ(Vn) ドニ・パスカル(P)
 録音:2009年4月、2010年2月、12月、2011年6月。全4集の全集完結盤。Vol.1〜Vol.3:SOCD-260, 261, 262。ディエゴ・トシは1981年7月生まれ。1998年、パリ高等音楽院のカントロフのクラスに入り、3年後全員一致のプリミエ・プリで卒業。パリ高等音楽院のコンサート・マスター等を経て、2006年にアンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー&コンサートマスターに選ばれた。
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):オルガン作品全集 Vol.1〜オルガン交響曲全集
 〔第1番 Op.14 (1899) /第3番 Op.28 (1911) /第4番 Op.32 (1914) /
  第5番 Op.47 (1924) /第6番 Op.59 (1930) /第2番 Op.20 (1903) 〕
 ピエール・ラブリック(Org)
 録音:1969年11月11日、1970年11月23日-25日、サン=セルナン大聖堂、トゥールーズ。使用楽器:カヴァイユ=コル製。初CD化。アナログ時代の録音の初CD化。この後順次ヴィエルヌのオルガン作品が発売される。

GENUIN (独) 1CDあたり¥2520(税抜¥2400)

 旧譜はこちらから
GEN-11200

(4CD)
2CD価格
パウル・バドゥラ=スコダ、室内楽曲録音集
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第30番 ニ長調 K.306
  [ダヴィド・オイストラフ(Vn)/録音:1972年6月、パリ]
 シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100 D.929
  [ジャン・フルニエ(Vn) アントニオ・ヤニグロ(Vc)/録音:1955年/原盤:WESTMINSTER ]
 ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8
 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 Op.90 「ドゥムキー」
  [ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn) ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)/
   録音:1981年、ウィーン、ザルツブルク]
 ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
 J.シュトラウス/シェーンベルク編曲:ワルツ「南国のばら」 Op.388
  [キュッヒル四重奏団〔ライナー・キュッヒル、エックハルト・ザイフェルト(Vn)
             ペーター・ゲッツェル(Va)フランツ・バルトロメイ(Vc)〕/
   録音:1980年1月8日、サン=コンタン]
 オットー・シュールホフによる「ドゥムキー」のレッスン[録音:1954年]

以上、パウル・バドゥラ=スコダ(P)
 2011年に84歳を迎えたウィーンの名ピアニスト、パウル・バドゥラ=スコダが加わった様々な室内楽曲の録音を集めたセット。オイストラフ、ヤニグロ、シュナイダーハンなど、優れた演奏家の名前が並んでいる。興味深いのはバドゥラ=スコダの師匠である、オットー・シュールホフが彼にレッスンをつけている様子の録音。バドゥラ=スコダの修行期を物語る貴重な資料。
ゼレンカ
 マニフィカト ニ長調 ZWV108 /生誕ミサ ニ長調 ZWV8 /
 主は、私の主に言った(ディクシット・ドミヌス) ZWV68
  カーティア・プラシュカ(S) アンネ・ビーアヴィルト(A)
  クリスティアン・ディーツ(T) マルクス・フライク(B−Br)
  ニコロ・ソコリ指揮ラルパ・フェスタンテ、マルブルク・バッハcho.
 録音:2011年3月5日-7日、ヴェッター。ピリオド楽器使用。ラルパ・フェスタンテも、マルブルク・バッハ合唱団も、優しく美しい音色が魅力的。ドイツの地方における古楽活動の奥の深さを実感できる。
2種の編曲版による〜シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
 〔独奏チェロと弦楽オーケストラ版、
   フローリアン・ヴィゲン、アレクサンダー・カール編曲(*) /
  チェロ四重奏版、リヒャルト・クレム編曲 (#)〕
 ベネディクト・クレックナー(Vc) ミヒャエル・ザンデルリング指揮ドイツ弦楽po.(*)
 レアンダー・キッペンベルク、ルーカス・ジーバー、ミヒャエル・プロイス(Vc;#)
 録音:2010年11月7日-8日、ジーメンスヴィラ。シューマンの名作を弦楽オーケストラ伴奏&チェロ四重奏曲の2種にしてしまった非常に面白い企画。ことにチェロ四重奏のものは、ソロと伴奏が同質な中で微妙な変化を見せるのが非常にユニーク。ベネディクト・クレックナーは1989年生まれのドイツの若いチェリスト。
ラモー:アコーディオン演奏によるクラヴサン曲集(全18曲)
 ひとつ目の巨人/クラヴサン曲集第5組曲 ト長調(全8曲)/
 鳥のさえずり/クラヴサン曲集第4組曲 イ短調(全7曲)/溜め息
  ヴィヴィアーヌ・シャッソ(アコーディオン)
 録音:2011年5月31日-6月2日、バート・ラウシック。ハイドンのピアノ・ソナタをアコーディオンで演奏(GEN-89162)して大きな話題を呼んだシャッソの第2弾。軽やかなアコーディオンの演奏そのものも驚きだが、それによってラモーがまるで20世紀のパリの街角で演奏されていたかのように聞こえるのがさらに驚き。ラモーをよく知っているほどに新鮮さに浸れるCDだろう。
ハイドン:弦楽四重奏曲
 〔第48番 ヘ長調 Op.50 No.5 Hob.III-48 /第74番 ト短調 Op.74 No.3「騎士」〕
ヴェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章
 アマリリスSQ[グスタフ・フリーリングハウス、レナ・ヴィルト(Vn)
        レナ・エッケルス(Va) イヴ・サンド(Vc)]
 録音:2010年10月23日、2011年4月27日-29日、ハンブルク。アマリリス四重奏団は2011年、第6回メルボルン国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で優勝、さらに全体の大賞も受賞した。その直前に収録されたこのCDは、おそらく彼らのデビューCDだろうが、ハイドンにおける伸びやかで瑞々しい美しさ、ヴェーベルンの研ぎ澄まされた感覚、ともに極めて完成度の高い演奏で驚かされる。 2012年6月には来日公演が予定されている。
ルネサンス音楽と新時代の音楽
 コッホ=ラファエル:気配 / スウェーリンク:大公の踊り/愚かなシモン/それはマルス / アバド:9つの問い
 ハインツ:隠蔽 / カジェヌリ:断片 / ゴルジ:鱗年輪 / プレレヴィック:ツァゴネトカ /他

  ミクストゥラ[マルギット・カーン(アコーディオン) カタリーナ・ボイムル(ショーム)]
 録音:2011年5月28日-31日、ケルン。ルネサンス時代の木管楽器ショームと近代の鍵盤楽器アコーディオンを組み合わせ、古楽と現代音楽を共に取り上げたアルバム。
サクソフォン四重奏によるグラスとナイマン
 グラス:弦楽四重奏曲第3番「ミシマ」(1985) /サクソフォン四重奏曲(1995) / ナイマン:トニーへの歌(1993)
  ソニック・アート・サクソフォン四重奏団
  [ルート・フェルテン(ソプラノSax) アレクサンダー・ドロシュケヴィッチ(アルトSax/バリトンSax)
   マルティン・ポゼッガ(テナーSax) アンネグレート・シュミードル(バリトンSax)]
 録音:2011年2月28日-3月1日、ベルリン。ミニマル・ミュージックを代表する二人の作曲家の弦楽四重奏作品等をサクソフォンで演奏。モダーンな響きを持つサクソフォンが微妙で緻密な絡み合いをすることで、弦楽四重奏による演奏とはかなり異なった不思議な雰囲気を醸している。
ピッツェッティ:ペトラルカの3つのソネット / リーム:フリードリヒ・リュッケルトによる4つの晩年の詩
リスト:ペトラルカのソネット / マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌

 クリストフ・ポール(Br) トビアス・クランペン(P)
 録音:2011年4月15日-17日、デュッセルドルフ。新進演奏家を積極的に世に紹介するGENUINが、また新たに優れたリート歌手を見つけ出した。クリストフ・ポールは、まだ修行を終えて数年という若いバリトンだが、その柔らかい美声と、十分に知性によってコントロールされている歌は、数年のうちに彼が名声を高めるであろう期待に満ちたもの。マーラーやリストの有名な曲もさることながら、あまり省みられないピッツェッティの歌曲が大変見事。

LYRINX
 価格帯記載無し[CD]:特記以外1CD¥2520(税抜¥2400)

 旧譜はこちらから
ブラームスの夕べ
 シューマン:アダージョとアレグロOp.70
 テオドール・F.キルヒナー:8つの小品 Op.79
 ブラームス/N.ザルター編曲:歌曲からの編曲集
  〔野の寂しさ/歌の調べのように私をよぎる/
   サッフォー頌歌/愛のまこと〕
 ローベルト・フックス:チェロ・ソナタ第2番 Op.83
フランツ・オルトナー(Vc)
カロリーヌ・ボワロ(P)
 録音:2010年10月。ブラームス及び彼と縁の深かった作曲家のチェロとピアノのための作品集。シューマンはいまさら言及するまでもないブラームス最大の理解者、テオドール・F.キルヒナーは19世紀中葉のドイツ音楽界の重鎮、ローベルト・フックスはウィーン音楽院でブルックナーとともに教授としてマーラー、R.シュトラウスらを育てたことでも知られる。いずれもたおやかなチェロのメロディと華麗で洗練を極めたハーモニーであふれる名品ぞろい。チェロのフランツ・オルトナーは1980年オーストリア出身でBPO、マーラー室内o.、ルツェルン祝祭o.などと共演する期待の若手。ピアノのカロリーヌ・ボワロは1976年フランス、カンヌ出身でフィッシャー=ディースカウの伴奏を努めたこともある。
シューマン:ピアノ作品集
 幻想小曲集 Op.12/アラベスクOp.18/
 クライスレリアーナOp.16
ヴィットリオ・フォルテ(P)
 録音:2010年4月。ヴィットリオ・フォルテは1977年イタリア出身で、ピアノをフー・ツォン、アンドレス・シュタイアーの各氏に師事、スペイン・ズマイア国際コンクール優勝、ペルルミュテル賞など数々の賞を受賞している。先に発売になっていたクレメンティの作品集(LYR-2264)は引き締まった、彼の美感が生かされた名演として好評を得ている。ほかにラフマニノフ、ブラームスなどロマン派を得意とする期待の俊英。このディスクでもシューマンの名曲をきりっと引きしまった美音で再現している。

MUSIC AND ARTS 特記以外
 1CDあたり¥2520(税抜¥2400)

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MUA-1257

(4CD)
3CD価格
エドワード・エルガー(1857-1934):自作自演 1914-1925 全録音集
 カリッシマ[1914年1月21日]/真紅の扇 Op.81[1920年2月24日]/艦隊の攻撃[1917年7月27日]/
 カリヨンOp.75[1915年1月29日]/交響的前奏曲「ポローニア」Op.76[1919年5月22日]/
 付随音楽「スターライト・エクスプレス」Op.78[1916年2月18日]/序曲「コケイン」Op.40[1917年2月28日]/
 序曲「南国にて」Op.50[1923年10月26日/1921年12月30日]/ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61(*)[1916年12月16日]/
 チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85(#)[1919年12月22日/1920年11月16日]/愛の挨拶 Op.12[1914年6月26日]/
 夜の歌 Op.15 No.1[1919年5月22日]/「オラフ王の伝説」からの情景 Op.30[1921年12月7日]/
 「ゲロンティアスの夢」Op.38〜前奏曲と天使の別れ[1917年2月28日]/「生命の光」Op.29〜瞑想曲[1925年4月]/
 「海の絵」Op.37(+)[1922年11月10日/1923年1月8日]/バイエルンの踊り Op.27[1914年6月26日/1917年2月28日]/
 エニグマ変奏曲 Op.36[1920年2月24日、11月16日/1921年5月11日]/威風堂々〔第1番/第4番〕[1914年6月26日]/
 幻想曲とフーガBWV537(バッハ/エルガー編曲)[1921年12月7日/1923年10月26日]/
 シャンドス・アンセム第2番〜序曲 ニ短調(ヘンデル/エルガー編曲)[1923年10月26日]/
 「若者の杖」組曲〔第1番 Op.1a[1919年5月22日]/第2番 Op.1b[1917年2月28日]/
   第1番 Op.1a(未発表テイク)[1919年5月22日]/第2番 Op.1b(未発表テイク)[1919年5月22日]〕
 交響曲第2番 変ホ長調 Op.63[1924年3月5日、20日/1925年4月16日]

  エドワード・エルガー指揮so.、ロイヤル・アルバート・ホールo.
  マリー・ホール(Vn;*) ベアトリス・ハリソン(Vc;#) レイラ・メガーヌ(Ms;+)
 録音:1914年-1925年。原盤:HMV。リマスター: Lani Spahr、2011年。未発表音源を含む。エルガーは、録音機器開発初期からHMV (イギリスEMI) へ、主要な管弦楽曲を含む多くの自作を録音する機会に恵まれた。小編成のアンサンブルならともかく、当時大規模作品は録音自体が珍しく、エルガーがこれほどさかんに録音出来たのは、彼が当時パーセル以来とも言えるイギリスの代表的作曲家として認められていた事が大きいだろう。最古のものは第1次大戦の約5ヶ月前という100年近くを経た収録だが、保存状態は極めてよく当時のイギリス HMV の技術力を物語る。リマスターの効果(2011年新リマスター)もあり、ノイズも最小限で純粋に鑑賞に耐えうる内容。イギリス音楽の好きな方は手元に置いておいて損のないセット。

NEOS (含映像商品) 特記以外
 価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2835(税抜¥2700)
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3150(税抜¥3000)
 価格帯C[DVD]:1枚あたり¥5250(税抜¥5000)

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NEOS-11010

(HYBRID_SACD)
価格帯:B
3つの俳諧アンド・モア
 エルヴィン・コッホ=ラファエル(1949-):コンポジション第60番「正午I」(2005)
 アネッテ・シュルンツ(1964-):その一からの光(2006) / 八橋検校(1614-1685):六段の調べ
 古典本曲:山越え(13世紀) / 高橋悠治(1938-):箏など遊び(2005) / 望月京(1969-):トッカータ(2005)
 古典本曲:打破(13世紀) / コッホ=ラファエル:コンポジション第60番「正午II&III」(2005)
 高橋悠治:リコーダーなど遊び(2000) / 細川俊夫(1955-):夜想曲(1982)/待雪草(2009)

  後藤真紀子(琴/謡い) ジェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー)
 録音:2009年。日本の琴奏者・後藤真紀子とドイツのリコーダー奏者ジェレミアス・シュヴァルツァーによる洋の東西を超えたコラボレーション。尺八を模倣したリコーダーの調べに琴が伴奏を加え、ヨーロッパとも日本とも違う不思議な世界が現出す。古典本曲を間に挟みつつ、高橋悠治、細川俊夫の2000年以降の作品が収録されているのも聴き所。
ギレアド・ミショリー(1960-):
 詩篇(2005)〜
  パウル・ツェランの詩による弦楽四重奏曲(*)/
 フーガ的小品集(2004-2005)〜アンヌ・ミハエルスの
  小説によるピアノのための連作(#)/
 チェロとピアノのための「詩篇」(2003) (+)
アウリトゥスSQ (*)
ギレアド・ミショリー(P;#/+)
ユリウス・ベルガー(Vc;+)
 録音:2008年-2009年。ギレアド・ミショリーはエルサレム出身でアルフレッド・ブレンデルの推薦でミュンヘンでゲルハルト・オピッツに学んだ。ピアニストとして多くのコンサート、レコーディングなど世界中で華々しい活動を行っているが、そんな彼のもうひとつの顔が作曲家。「詩篇〜パウル・ツェランの詩による弦楽四重奏曲」は演奏者の歌唱をも要求する実験性のある作品だが、民族的要素も強くクロノス四重奏団が演奏したら似合いそうな音楽。ピアノ独奏曲はもちろんミショリーの自作自演でクラスターなどを含むアグレッシヴな響きであふれている。
ヴォルフガング・リーム(1952-):
 1楽章のチェロ協奏曲(2005/06) (*)
エルンスト・トッホ(1887-1964):
 チェロと室内管弦楽のための協奏曲(1925)(#)
ターニャ・テツラフ(Vc)
ペーター・ルジツカ指揮(*)
フローリアン・ドンデラー指揮(#)
ブレーメン・ドイツ・カンマーpo.
 録音:2007年5月(*)/2010年1月(#)。(*)は世界初録音。2012年に還暦を迎えるリームが円熟の極みを聴かせる「1楽章のチェロ協奏曲」。ベルクの音楽への敬愛を隠すことなく吐露した後期ロマン派、表現主義の影響が濃い傑作と言えるだろう。リームの新ウィーン楽派からの影響はいまさら言うまでもないとしても時々聴こえるのは後期マーラー、シマノフスキーのこだまだろうか? 19世紀末から20世紀初頭の諸潮流を統合し、激しいパッション、抒情的なメロディ、渦巻く音の奔流そして雲間から覗く日の光のようなカタルシスの時。リーム芸術の総決算のような名曲。一方のエルンスト・トッホはオーストリアの作曲家でシェーンベルク、コルンゴルト同様ナチスの迫害から逃れてアメリカに亡命後、アメリカでは映画音楽で生計を立て、ピューリッツァー賞も受賞した。在欧中に書かれた典型的な表現主義様式の作品で緊張感あふれる傑作。オーケストラはパーヴォ・ヤルヴィが音楽監督を務めるドイツ・カンマーフィルというのも注目。
ペーター・ルジツカ(1948-):管弦楽作品集 Vol.1
 フォアエコー(エコーの前)〜
  8つのアプローチ(2005/06)/
 ナッハクラング(エコー)〜管弦楽のための鏡(1999)/
 G.Sのための追憶(2001)/夜の小品(1997)(*)
ペーター・ルジツカ指揮
NDR北ドイツ放送so.
ジェローエン・
 ベルヴェルツ(Tp;*)
 録音:2009年-2010年。ルジツカはデュッセルドルフ出身でH.W.ヘンツェとH.オッテに師事した。ザルツブルク音楽祭の音楽監督を務めたり、指揮者としても活動し五島龍とも共演したことがある。作曲家としては70年代以降の前衛の諸傾向をうまく取り入れつつ音響的に多彩でドラマティックな作品を生み出している。このアルバムでは世紀の変わり目前後に書かれた近作が収められており、いずれもきらびやかなオーケストレーション、緊張感漲る構成が聴き手を耳を放さない。
NEOS-11067/68

(2 HYBRID_SACD)
価格帯:B
マルク・アンドレ(1964-):歌手、楽器とライヴ・エレクトロニクスのための
 3幕のオペラ「ミュージック・シアトリカル・パッション『...22, 13...』」(2004)
  ゲルハルト・ミュラー=ゴルトブーム指揮ヴォーカル・コンソート・ベルリン、
  ワークス・イン・プログレス・ベルリン、SWRエクスペリメンタル・スタジオ(電子音響)
 録音:2010年。マルク・アンドレはフランスの中堅で、ジュラール・グリゼー、ヘルムート・ラッヘンマンらに師事。傾向の異なるようで実は共通点もなくはないこの二人の巨匠の影響から特殊音響、切り詰められた音響により特異な時空間を作り出す。この作品は日本でいうところのコンサート・オペラ(演奏者も舞台の見える所に出ている)の様なステージ上で繰り広げられるシアター・ピース。パッションという副題からも分かる通り、ある種の黙示録的空間が表現されている。
グバイドゥーリナ(1931-):コントラバスを伴う室内楽作品集
 ハープ、コントラバスと打楽器のための5つの練習曲(1965) /コントラバスとピアノのためのパントマイム(1966) /
 コントラバスとピアノのための8つの練習曲(1975) /コントラバスとピアノのためのソナタ(1975) /
 コントラバスとバヤーンのための「イン・クローチェ」(1979/2009) /
 ヴィオラ、コントラバスとピアノのための「ホケトゥス風に」(1984/2008) /
 バヤーン、ヴァイオリンとコントラバスのための「沈黙」(1991/2010) /
 アルトとコントラバスのための歌曲「一人の天使」(1994) /
 メゾソプラノ、打楽器とコントラバスのための15の小品「絞首台の歌曲」(1996) /
 コントラバスと3つのギターのための「ペンティメント〔良心の呵責〕」(2007) (#)

  マルティン・ハインツェ(Cb) クラングアート・ベルリン(アンサンブル)と仲間たち
 録音:2011年、ドイチュランド放送、ベルリン。2011年に80歳を迎えたグバイドゥーリナのコントラバスを含む室内楽作品集。30代の頃の作品から最新作まで幅広い年代の作品を収録。34歳の作「5つのエチュード」ではモダーン・ジャズの影響をほのかに感じさせつつ錯綜した彼女独自の世界を既に完成されている。最新作(#)は限られた音響のなかで静かな祈りの音楽を奏でているものの、特殊な音響の創造には意欲的でその創作力にはいささかの衰えは感じられない。
ヴィソツキー&ザヴォドニク:ピクチャーズ・オブ・ニューヨーク(全16曲)
 ショーを始めよう/物憂い街/グッゲンハイム・ハイ/セントラル・パークの濁った池/
 アメリカの昼休み/リトル・インディア/日没の幕切れ/他
  D.M.ヴィソツキー(A−Sax)
  ベアトリーチェ・ザヴォドニク(Ob/イングリッシュHr/バリトンOb)
 録音:2009年。アルト・サックスとオーボエ属の楽器によるデュオによりニューヨークの風景を描写したフリー・ジャズ系の音楽。D.M.ヴィソツキーとザヴォドニクがそれぞれ半分ずつ作曲を担当。
NEOS-11114/17

(4 HYBRID_SACD)
価格帯:B
ドナウエッシンゲン現代音楽祭2010
 ジェイムズ・ディロン(1950-):弦楽四重奏曲第6番(2010) (*)〔3団体による同作品の演奏3種〕
  [アルディッティSQ/ディオティマSQ/ジャックSQ]
 フィリップ・マヌリ(1952-):ストリンジェンド(弦楽四重奏曲第1番)/
 ブライアン・ファーニホー(1943-):弦楽四重奏曲第6番(2010) (*)[アルディッティSQ]
 オンドジェイ・アダーメク(1979-):弦楽四重奏曲第2番「汚染されてないって何」(2010) (*) /
 アルベルト・ポサダス(1967-):影の反射(2010) (*)[A.ビラール(バスCl) ディオティマSQ]
 アーロン・キャシディ(1976-):弦楽四重奏曲第2番(2010) (*)[ジャックSQ]
 マルコ・ストロッパ(1959-):君の耳に歌わせて(2010)(*)〜電気増幅バセットホルンと室内オーケストラのための
 シモン・ステーン=アンデルセン(1976-):抹殺せよ(2010)(*)〜サンプラーと小オーケストラのための
  [M.マレッリ(バセットHr) P.エトヴェシュ指揮ヒルフェルスム放送室内po.]
 ヴィンコ・グロボカール(1934-):小説のX線撮影(2010)(*)〜7人の独唱者を含む混声合唱、
  アコーディオン、打楽器ソロ、30楽器とライヴ・エレクトロニクスのための
 [SWRヴォーカル・アンサンブル、SWRエクスペリメンタル・スタジオ
  ルペルト・フーパー指揮SWRバーデンバーデン・フライブルクso./他]
 イヴァン・ヴィシネグラツキ(1893-1979):虹 Op.37(1956)〜6台の12音調律されたグランド・ピアノのための/
                     虹II(1972/未完/Op.52aからの抜粋)(*)
 ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953-):限られた近似(*)
  〜6台の12音調律されたグランド・ピアノと管弦楽のための(2010)
 [シルヴァン・カンブルラン指揮6人のピアニスト、SWRバーデンバーデン・フライブルクso.]
 録音:2010年、ドナウエッシンゲン音楽祭、ライヴ。(*)世界初録音。話題満載の内容でファンはいずれも聞き逃す事は出来ない。今回は何よりも巨匠グロボカールの大作マルチ・メディア作品の初演は大変重要。更にマヌリ、ファーニホーの新作弦楽四重奏曲、そして没後32年にして世界初演となるヴィシネグラツキの虹IIと絶対永久保存盤のラインナップ。
マルセラ・パヴィア&マックス・E.ケラー:作品集
 マルセラ・パヴィア(1957-):
  閃き(2009)[トリオ・フレア(ピアノ三重奏)]/ナイラ(1993)[リサ・チェラ(Fl)]/
  別れのために(2009)[ヴァレンティン・ヨハネス・グロール(語り) エスター・フリュキガー(P)]/
  分岐する道(2007)[デュオ46〔Vn/G〕]/バンシーの痛み(2009)[パトリク・クレーモラ(G)]/
  アマンカイ(2001)[G.カナセーヴィチ(Cl) マット・グールド(G)]
 マックス・E.ケラー(1947-):
  テヌート・バットゥート・フルミナンテ(2001)[デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレo.]/
  さらなる交渉(2006)[ヴェルナー・ベルチ(P/ライヴ・エレクトロニクス)]/
  ファゴット四重奏曲「5」(2008)[クァドリガ・ファゴット・アンサンブル]/
  流体(2009)[トリオ・フレア(ピアノ三重奏)]
 録音:2008年-2011年。パヴィアはアルゼンチン出身で作曲をドナトーニ、リゲティ、エンニオ・モリコーネ、アンリ・プッスールらそれぞれ個性が著しく異なる作曲家に師事した。作品はアメリカ、ヨーロッパで高く評価され、数々の賞を受賞している。ケラーはフリー・ジャズの活動から作曲を開始したが、ジャズ的要素は皆無で真面目にゲンダイ・オンガクしている。ジンマンの指揮で久々の同時代音楽が聴けるのもうれしい。
NEOS-50905/08

(4DVD)
2枚価格
価格帯:C
ザルツブルク・ビエンナーレ〜ニュー・ミュージック・フェスティヴァル 2009
 マウリシオ・ソテロ(1961-):地下室、ルイジ・ノーノのための音楽(2004-05, 2008/抜粋)
 [アルカンゲル(フラメンコVo) ベアト・フラー指揮ザルツブルク・バッハcho.
  オーストリア現代音楽アンサンブル/指揮者ベアト・フラーへのインタビュー付]
 フラメンコ: "Puro y hondo" からの2つの小品[アルカンゲル(Vo) ミゲル・アンヘル・コルテス(G)他]
 スティーヴ・ライヒ(1936-):電気増幅されたアンサンブルとテープのための「シティ・ライフ」(1995)
 [ヨハネス・カリツケ指揮オーストリア現代音楽アンサンブル]
               18人の音楽家のための音楽(1973-76)
 [ヴィア・ノーヴァ・パーカッション・グループ、シナジー・ヴォーカルズ、オーストリア現代音楽アンサンブル]
 バリのガムラン音楽(演奏会から抜粋)[イ・マデ・アルナワ監修アンサンブル・タルナ・メカール]
 細川俊夫(1955-):沈黙の花(1998) / ヴェーベルン(1883-1945):6つのバガテルOp.9
 ヴェーベルン:5つの楽章 Op.5(1909)[ディオティマSQ]
 ヘルムート・ラッヘンマン(1935-): temA (1968)
 [イングマール・メッシン(Fl) アンナ・マリア・パマー(声) ペーター・ジーゲル(Vc)]
 八橋検校(1614-1685):六段[川村京子(筝)]
 細川俊夫:声、筝、チェロとアンサンブルのための「味真野に」(相聞歌より) (2001)
 [川村京子(筝) ペーター・ジーグル(Vc) 細川俊夫指揮オーストリア現代音楽アンサンブル]
 尺八のための日本の伝統音楽:虚空/鶴の巣篭もり(演奏会から抜粋)[田嶋直士(尺八)/細川俊夫のインタビュー付]
 クラウス・フーバー(1924-):4人のアラビア人&2人のヨーロッパ人の音楽家とテープのための
  「地球は雄牛の角で回転する」(1992-94/抜粋)[クラウス・フーバー指揮アンサンブル、
                    エクスペリメンタル・スタジオSWR(テープ)/フーバーのインタビュー付]/
  エッチェ・ホミネス(1998)[シュタードラーSQ セルゲイ・マロフ(Va)]
 収録:2009年3月、ザルツブルク・ビエンナーレ・ニューミュージック・フェスティヴァル、ライヴ。NTSC & PAL 、各2枚づつのDVDをセット。現代音楽ファンにとってはまさに宝の山! 一部全曲収録でないことを差し引いてもあまりにも重要、貴重!! 二倍・三倍にも楽しめる内容。

NMC 
 価格帯記載無し:1CDあたり¥2625(税抜¥2500)

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モーガン・ヘイズ(1973-):作品集
 菱形の港(2003)〜アンサンブルのための/ストライズ第1集(2006)〜ピアノのための/
 幸運のスピーチ(2006)〜ヴァイオリンのための/ヴァイオリン協奏曲(2006/2009)/
 人形劇(1999/2010)〜ピアノのための/幸運の夢(2008)〜ヴァイオリンのための/
 3つの悩める側面(1998)〜ピアノのための/ストライズ第2集(2007)〜ピアノのための
 スリッページ(擦れ)(1999)〜ピアノとアンサンブルのための/
 リュート・ストップ(2003/2011)〜ピアノのための
  岡崎慶輔(Vn) ジョナサン・パウエル(P)
  クリストファー・オースティン指揮エスビャウ・アンサンブル
 録音:2009年、2011年。イギリス現代音楽界の若手世代といえばジョージ・ベンジャミン、ターネイジ、ナッセン以降の動向が日本にはなかなか伝わって来ないが、ヘイズは上記の作曲家以後のイギリス作曲界を知る上で重要な一人と推察される。ヘイズは作曲をマイケル・フィニシーに師事、アカデミックな現代音楽の諸技法をバランスよく吸収した手堅い技術で安定した音楽を創作している。ブーレーズを思わせる鮮やかできらびやかなオーケストレーション、ポスト・セリー主義かと思えばパンクを思わせるリズムもあるなど20世紀後半の音楽の諸要素を統合したヴァラエティあふれる内容。
俺のぶっ壊れたマシーン〜エド・ベネット:作品集
 ストップ・モーション・ミュージック(2010)(*)/スロー・ダウン(2011)(#)/漫画の音楽(2007)(*)/
 モンスター(2005)(+)/ JFのために(2007)(**)/俺のぶっ壊れたマシーン(*)/ゴースト(##)

  デシベル(*)〔室内アンサンブル〕 フィデリオ・トリオ(#)〔Vn/Vc/P〕
  ポール・ロウ(バスCl;+) コン・テンポSQ(**) ガース・ノックス(Vaダモーレ;##)
 録音:2006年-2010年。エド・ベネットは北アイルランド出身で作曲は独学。生年不詳(写真から察するに30代〜40代?)。パリ、ベルリン、ロンドンなどで数年を過ごしたことが彼の独自の音楽的パーソナリティに影響を与えたと解説されている。音楽はアコースティックの楽器でパンク・ロックをやっているような曲があるかと思えば出来損ないのブライアン・イーノ(その出来損ない感はもちろん意図的)のような作品あり、ジャカジャカ・ザクザクといったブリティッシュ・ミニマリズムの影響を受けた作品ありと多様。故意にチープな感覚を出しているセンスはなかなか笑える。同姓同名のジャズ・ベーシストがいるようだがもちろん別人。
NMC-D170

(2CD)
ロバート・サクストン(1953-):ラジオ歌劇「さまよえるユダヤ人」
 (作曲:1990年代/原作:シュテファン・ハイム/台本:作曲者)
  ロデリック・ウィリアムズ、ティム・マーフィン(Br) テレサ・ケイヒル(S)
  ヒラリー・サマーズ、ルイーズ・ウィンター(Ms) ジェレミー・ホワイト(B)他
  アンドレ・デ・リッダー指揮BBCso.、BBCシンガーズ
 録音:2008年-2009年。「さまよえるユダヤ人」は東ドイツの作家シュテファン・ヘイムの原作を作曲者が自ら台本を手がけラジオの放送歌劇として作曲、1990年代にBBC第3放送で放送初演された。物語は第2次世界大戦最中の強制収容所から中世、キリストの時代までさかのぼり世界中をさまよえざるをえなくなったユダヤ人の長い受難の歴史を後期ロマン派風の音楽で壮大に描く。
ブライアン・エリアス(1948-):管弦楽作品集
 ジャックがたてた家(2001) (*) /
 タリスマン(魔除け)(2004) (#) /
 ダブルズ(2011) (+)
ティム・マーフィン(Br;#)
アンドルー・デイヴィス指揮(*)
マーティン・ブラビンズ指揮(#)
イジー・ビエロフラーヴェク指揮(+)
BBCso.
 録音:2002年(*)/2009年(#)/2011年(+)。ブライアン・エリアスはロンドン王立音楽院でハンフリー・サールに師事した。12音技法を主軸として華麗なオーケストレーションが圧倒的な音のエネルギーを放出する。
大橋あたけの夕立
 ジェフリー・プール:大橋あたけの夕立
 ロジャー・マーシュ:カントI
 ニコラ・レファニュ:アモーレ〜
  ホルンと弦楽アンサンブルのための5つの無言歌(*)
 アンソニー・ギルバート:風の楽園
マルコム・レイフィールド指揮
ゴールドバーグ・アンサンブル
リチャード・ワトキンズ(Hr;*)
 録音:2004年、ライヴ。ゴールドバーグ・アンサンブルは1982年にマルコム・レイフィールドによって結成された弦楽アンサンブルでイギリスの現代音楽を主要なレパートリーにしている。このディスクはイギリスの中堅以上の世代の作品が収録されており、アルバム・タイトルになっているジェフリー・プールの「大橋あたけの夕立」は広重作の同名の日本の浮世絵から霊感を受けて作曲された。現代のロマンティシズムを感じさせる佳曲がそろっている。
ジョナサン・ハーヴィー(1939-):
 鳥の協奏曲(ピアノの歌つき)(*)
  [永野英樹(P) デイヴィッド・アサートン指揮ロンドン・シンフォニエッタ]/
 リチェルカーレ・ウナ・メロディア〔2種〕(#/**) /ほかの存在(+)
  [ゴレス・ハルス(Ob;#) ポール・アーチボルド(Tp;+) ティム・ギル(Vc;**)]
 サウンド・インターメディア(ライヴ・エレクトロニクス)
 録音:2009年、ワルシャワの秋音楽祭、ライヴ(*)/2009年、BBC第3放送(*以外)。2010年にサントリー芸術財団の招きで来日したハーヴィーの近作を集めた貴重なCD。(*)はピアノ独奏と室内オーケストラ、ライヴ・エレクトロニクスによる作品でメシアン顔負けのたくさんの鳥の歌から始まるリリカルな音楽。本物の鳥の声とピアノ、コンピューターで合成された鳥もどきの音響が入り交じり合ってなんとも不可思議な世界が繰り広げられる。ほかの作品もソロとコンピューターで作られたライヴ・エレクトロニクスによりアコースティックな音響と電子音が対話を展開しシュールな空間へと我々を誘う。

ROMEO RECORDS (米) 1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 1999年に創業したアメリカのレーベル。旧譜はこちらから
2台のピアノのためのラプソディ
 フロラン・シュミット:3つの狂詩曲 Op.53
 アルチュニアン&ババジャニアン:アルメニア狂詩曲
 ラフマニノフ:ロシア狂詩曲
 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
 リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
カナザワ・アドモニー・
 ピアノ・デュオ
[金沢多美、
 ユヴァル・アドモニー(P)]
 イスラエルで活躍する日本人ピアニスト金沢多美。イスラエルのピアニストで夫でもあるユヴァル・アドモニーとデュオを組んで活躍しており、このコンビはNAXOSのリスト・ピアノ作品全集で、2台ピアノ版の「前奏曲」「マゼッパ」など担当し、好評を得ている。当コンビは2000年東京国際ピアノ・デュオ・コンクール優勝、2001年ローマ・ピアノ・コンクール(デュオ部門)1位、2008年グリーグ国際ピアノ・コンクール(デュオ部門)優勝など、数々のコンクールで優勝している。このアルバムも有名なリストやガーシュウィンに加えて、フロラン・シュミットやアルチュニアンとババジャニアンの合作など、興味深い作品がカップリングになっている。
ミュージック・イン&オン・ジ・エア〜クララ・ロックモア
 サン=サーンス:白鳥(*) / カサド:挨拶(*) / ラフマニノフ:歌うなかれ美しい人よ Op.4 No.4 (#)
 J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043〜第2楽章(#)
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ より〔第1楽章/第2楽章〕(+)
 ベートーヴェン:三重奏曲 Op.87 〜アダージョ・カンタービレ(チェロ三重奏版) (**)
 J.S.バッハ:G線上のアリア(##) / ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番〜アリア(##)

  クララ・ロックモア(テレミン;*/#/##) ナディア・ライゼンバーグ(P;*/#/+)
  エリック・フリードマン(Vn;#/+) B.S.マーロウ(Vc;**)
  B.ロジャース(Vc;**) P.ローゼンフェルド(Vc;**)
  チェロ・アンサンブル(8Vc;##) ロバート・シャーマン(番組司会)
 録音:1979年1月26日、WQXR 放送リスニング・ルーム、ニューヨーク。ラジオ番組放送用収録。/リマスタリング:2011年9月-10月。初出(初商業発売)音源。ラジオ番組そのままのCD化なので、曲間に1分前後のコメントやインタビューが入っている。ロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが20世紀初頭に発明した世界初の電子楽器テルミンの奏者として、かつて一世を風靡した女性クララ・ロックモア(1911-1998)が、ニューヨークのクラシカル専門ラジオ局の番組に出演した際の収録をリマスタリングし初CD化。ラジオ番組らしく、曲間に司会の曲目解説がそのまま入っているのはご愛嬌だが、クララ・ロックモアへのインタビューや番組の最後にはロックモア自身のスピーチも入っており、大変貴重。また共演者として実姉ライゼンバーグやハイフェッツの高弟フリードマンも登場する。テルミンはオンド・マルトノや各種電子楽器の開発に大きな影響を与え、電子楽器といいながら、そのアナログな感覚になんともいえない魅力があり、バンドやフォーク・シンガーから一般の音楽ファンまで幅広く支持されている。そんな元祖テルミンの女王ロックモアの年齢を感じさせない艶やかな演奏をお楽しみ頂きたい。
イタリアン&ナポリタン・ソング(全24曲)
 トスティ:セレナータ/最後の歌/さようなら/理想/夏の月よ/魅惑/別れの歌/かわいい口元/
      マレキアーレ/もはや君を慕わず/悲しみ/暁は光から影を分ける
 レオンカヴァッロ:マッティナータ / レスピーギ:夜/雪/雨/霧
 デ・クルティス:私のために歌って/帰れソレントヘ/孤独
 カルヴィ:アカレッツァーメ / カルディッロ:つれない心(カタリ・カタリ)
 ディ・キアラ:ラ・スパニョーラ / ディ・カプア:マリア・マリ
  ヨラム・チャイター(B) イレナ・ゼリクソン=リッチェン(P)
 ヨラム・カイタは1973年ウクライナ出身で現在はイスラエル在住のバス歌手。2005年ハイファso.とのコンサートでモーツァルトのドン・ジョヴァンニで演じた司令官の役が好評を博し一躍注目される。レパートリーはイタリア、ロシア歌劇のほか宗教楽、シューベルト、フォーレ、ヴォルフの歌曲など幅広い。イタリア歌曲、ナポリ民謡の定番ばかりを集めたこのディスクはカイタの力量が存分に発揮されている。

ARCHIPEL 特記以外
 価格帯記載無し:1CDあたり¥1155(税抜¥1100)

 旧譜はこちらから
ガヴァッツェーニ〜ドニゼッティ:レクイエム
 レイラ・ジェンチェル(S) ミルナ・ペチーレ(Ms)
 アルマンド・モレッティ(T) アレッサンドロ・カッシス(B)
 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮ミラノRAIso. & cho.
 録音:1961年3月26日、ミラノ、ライヴ。『音質良好』とのこと。ベッリーニの死を悼んで出版社から依頼され作曲が開始されたこの「レクイエム」は、予定していた演奏会の中止によって「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」「アニュス・デイ」が書かれず未完成のまま、出版される事も無くドニゼッティの死後20年を過ぎるまで演奏されなかった。現在も、演奏される機会が多い訳では無い、この劇的で大きなスケールを持つ曲をジェンチェル他の強力な独唱陣とカヴァッツェーニの情熱的な演奏でお楽しみ頂きたい。
スカルラッティ:歌劇「グリゼルダ」
 ピエール・モレ(グアルティエーロ) ミレッラ・フレーニ(グリゼルダ)
 エウジェニア・ラッティ(コスタンツァ) ハインツ・レーフス(オットーネ)
 ペーター・ヴィッチュ(コッラード) エルンスト・ヘフリガー(ローベルト)
 ブルーノ・マデルナ指揮北ドイツ放送ハノーヴァーo.、ハノーヴァー・ゾリステンフェライン
 録音:1960年9月27日、ハノーヴァー。セッション、放送用収録、ステレオ(と記載)。前出CD: ARKADIA (HUNT)。『音質良好』とのこと。同曲の世界初録音にあたる物で、約15年ぶりの再発売。

CARUS 1CDあたり¥2625(税抜¥2500)
 (SACDハイブリッド盤も同一価格)

 旧譜はこちらから
ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752-1817):
 自然の音楽的描写、または大交響曲(*) /
 「Der Schulz im Dorfe oder Der verliebte Herr Doctor」〜3つのアリア(#) /
 カタリーナ・フォン・ヴュルテンベルクと
  ジェローム・ボナパルトの婚礼に際しての序曲(1807) (#) /
 王の誕生日の音楽的情景に際しての華麗なアリア(#)/歌劇「アイオロスの竪琴」序曲 (+)
  サラ・ヴェーケナー(S) フリーダー・ベルニウス指揮
  ホフカペレ・シュトゥットガルト
 録音:1997年11月21日(*)/2011年2月12日(#)/2008年4月19日-20日(+)。(+)1曲を除き、世界初録音。(*)はベートーヴェンが交響曲第6番「田園」の着想を得たと言われる演奏時間約25分ほどの交響曲。5楽章形式で書かれそれぞれ、1)牧歌的情景、2)嵐の予感、3)嵐の到来、4)嵐が過ぎ去り、5)喜びの賛歌、を表している。
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):カンタータ集
 〔我々はその苦悩が続く事を知っている/あなたのイエスが、どこへ行こうとしているのか?/
  友よ、何故あなたは来たのか?/我が神、我が神、どうして私をお見捨てになったのか?〕

 ハンス・ミヒャエル・ボイエルレ指揮アンサンブル・コンツェルト・グロッソ、
 フライブルク・アントン・ヴェーベルンcho.
 録音:2011年3月9日-12日、バーデン。世界初録音。多作家としてしられ、ハンブルクの歌劇場でカイザーの下経験を積み、ダルムシュタットの宮廷楽長になり生涯で歌劇を11曲。シンフォニアを100以上。また1000を超えるカンタータなどを残したグラウプナーの受難カンタータ4曲。

MYTO
 価格帯B:1CDあたり¥1155(税抜¥1100)

 旧譜はこちらから
MYTO "HISTORICAL LINE"
2CD-00295

(2CD)
価格帯:B
ヴンダーリヒ&ヴァルベルク、初出〜R.シュトラウス:歌劇「無口な女」
 クルト・ベーメ(モロズス卿) ルゼーナ・ホラコヴァー(女中)
 ハインツ・フリードリヒ(理髪師) フリッツ・ヴンダーリヒ(ヘンリー)
 インゲボルク・ハルシュタイン(アミンタ) レナーテ・ホルム(イゾッタ)
 ノエミ・ソーサ(カルロッタ) ハインツ・ヴァルベルク指揮コロン劇場o.&cho.
 録音:1961年9月22日、ブエノスアイレス、ライヴ。初出音源。これまでおそらく私家盤等でも出まわっていなかった、キャストを紹介するナレーションから始まる放送用音源。音質良好。
2CD-00298

(2CD)
価格帯:B
ベッリーニ:歌劇「清教徒」
 レイラ・ジェンチェル(S;エルヴィラ) マヌエル・アウセンシ(Br;リッカルド)
 ジャンニ・ライモンディ(T;アルトゥーロ) フェルッチョ・マッツォーリ(ジョルジョ)他
 アルジェロ・クァドリ指揮コロン劇場o.&cho.
 録音:1961年6月30日(または1961年7月12日。さらに1961年10月12日となっている場合があるが、これは誤りの模様)、ブエノスアイレス、ライヴ。既出CD:MYTO, 2MCD-923.63, LIVING STAGE, LS-1086。音質良好。
2CD-00301

(2CD)
価格帯:B
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」(イタリア語歌唱)
 リリー・ジャネル(サロメ) ティト・ゴッビ(ヨカナーン)
 フィオレンツォ・タッソ(ヘロデ) マリア・ベネデッティ(ヘロディアス)
 ニーノ・サンツォーニョ指揮トリノRAIso.&cho.
 録音:1952年10月4日、トリノ、ライヴ。Lyric からカセットが出ていた演奏だが、初CD化。『音質は残念ながら、あまり良くありません。ところどころで歪みや傷が聴かれます』との事。

WALHALL 1CDあたり¥1050(税抜¥1000)

 旧譜はこちらから
WLCD-0341

(3CD)
クレスパン&ヴァルベルク、初出〜R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
 レジーヌ・クレスパン(元帥夫人) ケルスティン・マイヤー(オクタヴィアン)
 アンネリーゼ・ローテンベルガー(ゾフィー)
 クルト・ベーメ(オックス) フリッツ・ヴンダーリヒ(歌手)
 ハインツ・ヴァルベルク指揮コロン劇場o.&cho.
 録音:1961年10月8日、ブエノス・アイレス、ライヴ。私家盤CD-R等はあったが、初の一般発売。『音質は全体的に良いが、ところどころ音量が下がるなど不安定になる等、ライヴ特有の傷が聴かれ』るとの事。
WLCD-0344

(3CD)
ニルソン&ローゼンシュトック、初出〜ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
 カール・リーブル(トリスタン) ジェローム・ハインズ(マルケ王)
 ビルギット・ニルソン(イゾルデ) アイリーン・デイリス(ブランゲーネ)
 ウォルター・キャッセル(クルヴェナール) カルヴィン・マーシュ(メロート)
 ヨーゼフ・ローゼンシュトック指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho.
 録音:1961年3月18日、ニューヨーク、ライヴ。私家盤CD-R等はあったが、初の一般発売。日本人に馴染みが深いながらも、残された録音の少ないローゼンシュトックによる貴重な演奏。
WLCD-0350

(2CD)
ドニゼッティ:歌劇「ランメルムールのルチア」
 ジョーン・サザーランド(ルチア) リチャード・タッカー(エドガールド)
 フランク・グァレーラ(エンリコ・アシュトン) ニコラ・モスコーナ(ライモンド)
 シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ指揮メトロポリタン歌劇場o.&cho.
 録音:1961年12月9日、ニューヨーク、ライヴ。既出CD:MYTO, 2MCD-944.110(当店未案内/廃盤)。2012年現在、既出CD盤はMYTO盤のみと思われる稀少録音。音質良好。

CALLIOPE (仏) 特記以外
 価格帯記載無し:1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 2011年春に突然業務停止を宣言して廃業、市場在庫限りとなっていた当レーベルが、同じくフランスの INDESENS レーベル傘下となって再出発! ただし、旧譜の一部は別系列の LA DOLCE VOLTA レーベルから装丁や品番を変更しての再発売が開始されており、どのような分担となったのかは不明。とりあえず再開を喜びたい。
 基本的には新録音・新装再発と思われ、CAL-1XXX品番は少なくとも当レーベルの旧譜再発ではありませんが、他の旧譜再発分は旧レーベル在庫にシール貼付等手を加えての出荷となっている可能性もありますので、その旨御了承下さい。旧譜はこちらから(ただし、新譜・新再発売盤と価格は異なり、アイテムによっては入手出来無い場合もあります)
マックス・ブルッフ(1838-1920):七重奏曲 変ホ長調
フェリクス・ヴァインガルトナー(1863-1942):八重奏曲 Op.73
 フランス八重奏団[ジャン=ルイ・サジョ(Cl) 長沼由里子、ジャン=クリストフ・グラル(Vn)
          ローラン・ジュアノー(Vc) ミシェル・フケ(Cb)
          アントワーヌ・デグルモン(Hr) ジャック・タロー(fg) ジェフ・コーエン(P)]
 録音:2010年2月、県立音楽院 (CRD) 講堂、オルネー=スー=ボワ、セーヌ=サン=ドニ県、イル=ド=フランス地域圏、フランス。
ショスタコーヴィチ(1906-1976):弦楽四重奏曲集
 〔第1番 ハ長調Op.49 /第3番 ヘ長調Op.73 /第8番 ハ短調 Op.110 〕
 リュドウィ〔ルートヴィヒ〕SQ[ジャン=フィリップ・オドリー、エレニ・オフアン(Vn)
                パドリ・フォーレ(Va) アンヌ・コペリ(Vc)]
 おそらく新録音/発売:2011年。
CAL-3641

[INDE-3642.1]
(2CD)
1.5CD価格
アンドレ・ナヴァラ〜J.S.バッハ:
 無伴奏チェロ組曲
BWV1007-1012
アンドレ・ナヴァラ(Vc)
 録音:1977年。旧品番:CAL-9641, CAL-3641.2, CAL-3642, CAL-7641 [CAL-7641.2](以上すべて2CDs、廃盤)。今回代理店が案内した品番は前々々回発売時の番号と同一だが、実際は前々回発売時の本体(CAL-3642.1/CALLIOPE "INTÉGRALE" シリーズ/2005年発売) に、新代理店の品番シール(INDE-3642.1)貼付が成されただけ。そのため、CALLIOPE本体から発売された同内容別品番のアイテムに、INDE-3642.1のシールが貼られた状態の商品が入荷する可能性もあります。
 仏ディアパゾン誌1987年1月号ディアパゾン・ドール獲得盤。CALLIOPE で一番人気の録音、ナヴァラ晩年のバッハ「無伴奏チェロ組曲」。説得力大にして潔ぎよい名演。

AEON

 入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、アイテムによっては予告無く数ヶ月発売が遅れる場合があります。
 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。
MAECD-1113

\2940(税抜\2800)
[予価]
3月下旬発売予定
バーバー(1910-1981):
 ノックスヴィル、1915年夏 Op.24 (1948)
ベルリオーズ(1803-1869):歌曲集「夏の夜」(1838-43)
ブリテン(1913-1976):イルミナシオン(1940)
アンヌ=カトリーヌ・ジレ(S)
ポール・ダニエル指揮
ベルギー国立リエージュpo.
 ガーディナー、ミンコフスキ、プラッソン...この10年、彼女の声を認めた巨匠たちは熱心なリピーターとして共演を重ねてきた。侮りがたきベルギーの歌姫ジレ、入念すぎるほど満を持してのソロ・デビュー盤は、その持ち味を十全に生かす異色選曲。

FUGA LIBERA

 入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、アイテムによっては予告無く数ヶ月発売が遅れる場合があります。
 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。
MFUG-590

\2940(税抜\2800)
[予価]
3月下旬発売予定
ドビュッシーのトンボー〜ドビュッシーの練習曲集と後期作品、そして追悼作品
 ドビュッシー:英雄の子守歌(ベルギー国王アルベール1世陛下とその兵士たちに敬意を表して)(1914)/
        練習曲集〔第1巻/第2巻〕(1915)/アルバムの一葉(慈善団体「負傷者の衣」のために)(1915)/
        悲歌(1915)/炭火の温もりに照らされた、日々の夕暮れ(1917)
 ドビュッシーへの追悼作品さまざま
  マリピエロ(1882-1973):レント / デュカ(1865-1935):牧神の遥かな嘆き
  バルトーク(1881-1945):ソステヌート・ルバート / ルーセル(1869-1937):ミューズたちの歓待
  ファリャ(1876-1946):讃歌(ドビュッシーの墓に)
  ストラヴィンスキー(1882-1971):「管楽器によるサンフォニー」のための断章

 ヤン・ミヒールス(P)
 使用楽器:エラール、1892年製作オリジナル。100年前の「ほんとうの響き」。当時の楽器でこそ、ドビュッシーの思い描いた革新的音響の真相がわかるはず。最新発見の遺作をはじめとする秘曲群と「練習曲」で歴史的楽器の名手が問い直すドビュッシーのピアニズム、そして驚くべき追悼作品群。
MFUG-586

\2940(税抜\2800)
[予価]
3月下旬発売予定
ジョンゲン(1873-1953):ヴィオラとピアノのための作品全集
 アレグロ・アパッショナートOp.79 /序奏と舞踏 Op.102 /ヴィオラとピアノのための小協奏曲 Op.111 /
 演奏会用練習曲 Op.65 No.2 (*) /ヴィオラとピアノのための組曲 Op.48 /
 真昼の太陽 Op.33 No.1 (*) /アンダンテ・エスプレッシーヴォ

  ナタン・ブロード(Va;*以外) ジャン=クロード・ファンデン・エインデン(P)
 ベルギー近代きっての巨匠ジョンゲンの作風を最も美しく活かせるのは、やはりヴィオラだったのかもしれない。作曲者と同郷のすばらしい感性の持ち主が、古参の名匠とじっくり織り上げる響きは、どこまでも薫り高く奥深い。

INDESENCE

 入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、アイテムによっては予告無く数ヶ月発売が遅れる場合があります。
 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。
INDE-035

\2940(税抜\2800)
[予価]
3月下旬発売予定
ワーグナー(1813-1883)/ジャン=ピエール・アルノー編曲:「トリスタンとイゾルデ」物語
 [Tristan et Yseult] 〜イゾルデの歌を中心とする室内楽編曲版
  クリスティーヌ・シュヴェイゼル(S) ランベール・ウィルソン(語り)
  ジャン=ピエール・アルノー(Ob)総指揮アンサンブル・カルペ・ディエム
   [Vn、Va、Vc、Cb、Hp、Fl、Tp、Hr、ティンパニ]
 この高雅さ、トリスタンの匂いたつような美しさ、あまりにもフランス的、あまりにも艶やか。原作は、英国を舞台とするフランスの中世物語。語り手とイゾルデの歌を中心に、序曲から「愛の死」までを濃密に描き出す、稀有の室内楽編曲。

PHI

 入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、アイテムによっては予告無く数ヶ月発売が遅れる場合があります。
 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。
LPH-004

(2CD)
\4200(税抜\4000)
[予価]
3月中旬発売予定
J.S.バッハ(1685-1750):ミサ曲 ロ短調 BWV232 (1733-1749)
 ドロテー・ミールズ、ハナ・ブラジコヴァー(S)
 ダミアン・ギヨン(CT) トーマス・ホッブズ(T) ペーター・コーイ(B)
 フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
 ピリオド楽器使用。「最初にうまくいかなかったと思ったら、またやればいい」――と、20年以上前の録音から一転、バッハ生涯最後の大規模声楽作品を、長年の経験の末ついに再録音!古楽声楽界のカリスマ的異才、満を持しての「 ロ短調」、自主制作レーベルより電撃リリース!

SAPHIR

 入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、アイテムによっては予告無く数ヶ月発売が遅れる場合があります。
 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。
LVC-1136

(2CD)
\4515(税抜\4300)
[予価]
3月中旬発売予定
J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV870b-893
 (ブリティッシュ・ライブラリ所蔵の「ロンドン写本A」による世界初録音)
 セバスティアン・ギヨー(Cemb)
 バッハの鍵盤作品集のうち、最後に成立した「平均律第2巻」のうち、作曲者の意図に最も近い「自筆譜」があった。たおやかなタッチで紡がれる思わぬアゴーギグ、仏バッハ研究の権威ジル・カンタグレルも「最も納得のゆく録音!」と興奮を隠さない。

DELOS 特記以外
 価格帯記載無し[CD]:1CDあたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
チャイコフスキー:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ゆううつなセレナードOp.26/ワルツ・スケルツォOp.34/なつかしい土地の思い出 Op.42/
 ユモレスク ト長調 Op.10 No.2/アンダンテOp.30 No.3/おお、あの歌を歌って Op.16 No.4
  サーシャ・ロジェストヴェンスキー(Vn) ジョシアン・マーフルト(P)
 録音:2011年。サーシャ・ロジェストヴェンスキーはロシアの中でも一流の若きヴァイオリニストの一人で、「才能に溢れ、洗練されたヴァイオリニスト」「彼は偉大な音楽家達と同じレベルにある。彼の音楽とヴァイオリンへの情熱はすさまじく、それでいて繊細で知的だ。」と、メニューインやギトリスも絶賛している。彼は、モスクワ音楽学校に学び、その後パリ音楽院、英国王立音楽大学でフェリックス・アンドレフスキー等に師事。彼の使うヴァイオリンはガルネリ・デル・ジェスやストラディバリ協会から貸し出されているストラディバリで、またストラディヴァリウス協会の大使にも就任している。ここに収録されたチャイコフスキーの作品は、決して技巧的ではないが、これらの曲のもとになったと言われているロシアの寓話や神話を音楽に投影した物。感情的というよりは、一見無表情にも見える中で、内に秘めたメランコリーを克明に奏でた新解釈をお聴き頂きたい。

ECM  1枚あたり¥2520(税抜¥2400)

 旧譜はこちらから
ペレーニ〜無伴奏チェロ作品集
 ブリテン:無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
 J.S.バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV.1012
 リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)
 録音:2009年8月6日-8日、スイス・イタリア語放送、ルガーノ。ペレーニの最新録音がECMから登場する。卓越した音色とボウイングによって、これらの曲の進化を表現していく。まず最初に、ロストロポーヴィチに献呈された「ブリテン:無伴奏チェロ組曲第3番」を雄弁な語り口で厳粛に歌いあげる。もともと5弦チェロ用の「バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番」は、通常の4弦チェロでは高い技巧を要するが、それを全く感じさせない自然体の演奏。単純な性格でない「リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ」ではペレーニの長年にわたるチェロ演奏の積み重ねが、滋味豊かな年輪を刻み、聴き手の心に深く突き刺さる。
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934,Op.159 /
 華麗なるロンド ロ短調 D.895,Op.70 /
 ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(ソナタ) イ長調 D.574,Op.162
  カロリーネ・ヴィトマン(Vn) アレクサンダー・ロンクィッヒ(P)
 録音:2010年11月2日-4日、ノイマルクト。ヴィトマンは「シューベルには、ためらいの中に痛みと同じ強烈さで表現された美しさがある。オーストリアの田舎、そして天に手を伸ばすような幸福感。それらが超越して曲に込められている」と語っているとおり、音色の変化によって色彩感豊かな自然なシューベルト像を描き出している。
ヴァールヨン〜ベルク、ヤナーチェク&リスト
 ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
 ヤナーチェク:4つの小品「霧の中で」
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
デーネシュ・ヴァールヨン(P)
 録音:2011年4月27日-28日、スイス・イタリア語放送、ルガーノ。ベルクの作品は、シェーンベルク下で修業時代の末期を飾るにふさわしく、2つの主題がテンポの違いによって対照化され、からみあってクライマックスをなしており、濃厚な後期ロマン派的表情を醸し出している。ヤナーチェクの作品は、60歳を目の前にプラハの音楽界に認められず、ブルノで不安にさいなまれていた時代のもので、全曲を通して表題のように暗い色調で、当時の作曲者の精神状態を反映したものといわれている。ハンガリーのピアニスト、デーネシュ・ヴァールヨンは「私はリストの音楽からのエコーをベルクとヤナーチェクの作品の中に感じるが、リストの作品が持つ斬新さを、さらに後の作曲家たちの作品にも見出すことが出来る」と語っているように、ベルクとヤナーチェクとカップリングする事によって、リスト作品の中に潜む斬新性を抉り出している。
ソフィア・グバイドゥーリナ
 オルフェの竪琴(クレーメルのために)(2006) (*)
  [ギドン・クレーメル(Vn) マルタ・サドラバ(Vc) クレメラータ・バルティカ]/
 アッシジの聖フランチェスコによる太陽の賛歌(ロストロポーヴィチのために)(#)
  [ニコラス・アルステッド(Vc) アンドレイ・プシュカレフ(Perc)
   マリス・シルマイス指揮カメールcho.]
 録音:2006年7月16日(*)、2010年7月10日(#)、ロッケンハウス音楽祭、ライヴ。(*)はクレーメルによって初演された作品。「緻密な内部塑性」から始まる魂の音楽を感じさせる手法で作曲されており、豊饒な音と沈黙、そして演奏家自身にも独自の創造性が要求される。(#)は、ロストロポーヴィチのために作曲された作品で、ここに収録された演奏は「華麗なテクニックと美しい音の表現。見事に個性が発揮された最高の演奏」と、グバイドゥーリナ自身が絶賛した物。チェロのニコラス・アルステッドは、2012年からクレーメルよりロッケンハウス音楽祭の音楽監督に就任する。

MD+G 特記以外
 価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2520(税抜¥2400)
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3360(税抜¥3200)

 308-03002は廃盤アイテム(当店未案内)の、同番号による再発売。旧譜はこちらから
910-17276

(HYBRID_SACD)
価格帯:B
クラシカ・エスパニョーラ
 グラナドス:スペイン舞曲集 Op.37 より〔第5番 ホ短調「アンダルーサ(祈り)」Op.37 No.5 /
                     第2番 ハ短調「オリエンタル」Op.37 No.2 /
                     第4番 ト長調「ビリャネスカ」Op.37 No.4 〕
 アルベニス:マラゲーニャ ホ短調 Op.165 No.3/スペイン組曲〜セビーリャOp.47 No.3
  入江のざわめき〜マラゲーニャOp.71 No.6/組曲「スペイン」〜タンゴ ニ長調 Op.165 No.2
 オマール・アコスタ:ジャスミン(タンゴ)/セビリャのクリオジョ舞曲/幸せのために/アネッテのブレリア
 ファリャ:「はかなき人生」〜スペイン舞曲第1番/火祭りの踊り
 フランソワ・ラバト:スペインのオード(頌賦) / ジュアン・ラマ:ラ・リサ / チック・コリア:スペイン

  アネッテ・マイブルク(Fl) アンドレアス・フォン・ヴァンゲンハイム(G)
  ブウォジミエシュ・グラ(Cb) アルベルト・アラルコン(カスタネット)
  ジュアン・ラマ(フラメンコG) ルイス・ジョレンテ(カホン/ティヤナ/パルマス)
  ヘスス・ゴンザレス・ブリト(バンドーラ)
 録音:2011年9月23日-25日民族音楽とクラシック音楽の融合を図ったシリーズ、今回はスペインを題材。斬新なバッハの無伴奏チェロのギター版で話題をさらったヴァンゲンハイムのギターを中心に、伝統楽器を組み合わせたフラメンコの組曲としてアルバムを構成している。クラシック奏者と民族楽器奏者演奏の融合により、エキサイティングな化学反応が生まれている。
ジュール・マスネ:ピアノ独奏作品全集
 マイアベーアの「プロエルメルのパルドン祭」による大幻想曲/10の風俗的小品 Op.10/アルルカンの物語/
 7つの即興曲/トッカータ/2つの即興曲/楽興の時/聖母の御前で(ローマの田園の思い出)/狂ったワルツ/
 非常にゆっくりしたワルツ/ゆりかごを揺するための調べ/2つの小品

  シュテファン・イルマー(P)
 録音:2011年6月21日-23日「タイスの冥想曲」で有名なフランスのオペラ作曲家、マスネの珍しいピアノ作品集。彼のメロディストとしての資質以上に、ピアノのヴィルトゥオーゾ的な側面をうかがい知る上でも興味深い作品の録音。クレメンティやロッシーニのピアノ作品全集を仕上げてきたシュテファン・イルマーの繊細なタッチと滑らかなフレージングの磨きぬかれたテクニックを余すところなく披露され、洗練されたピアニズムによって見事に表現されている。
613-17312

(18CD)
3CD価格
初回限定盤
ジョン・ケージ:ピアノ作品全集
 プリペアド・ピアノのための作品集 1940-1952
  〔バッカナール/トーテム・アンセスター/かくて大地は再び実を結ばん/プリミティヴ/ホロコーストの名のもとに/
   我々の春が来るだろう/部屋/トスト・アズ・イット・イズ・アントラブルド/危険な夜/ピンボケの源/
   …の思い出せない記憶/野生の大地/3倍の歩調で/季節外れのヴァレンタイン/瞑想への前奏曲/不思議な冒険/
   孤島の娘たち/マルセル・デュシャンのための音楽/2つのパストラール/ソナタとインターリュード〕/
 ピアノのための音楽〔第1番−第85番〕/2台のピアノのための電子音楽/5台のピアノのための音楽/
 4台のピアノのための音楽/3台のピアノのための音楽/2台のピアノのための音楽/易の音楽〔I − IV〕/
 小品集 1950-1960〔冬の音楽/水の音楽/M.C.とD.T.のために/ポール・テイラーとアニタ・デンクスのために/
          TVケルン/待機/7つの俳諧/俳句/ミュージック・ウォーク/ Solo for Piano/34'46. 776〕/
 2台のピアノのための〔音楽の本/経験第1番/____のための音楽/Two2/3つのダンス〕/
 小品集 1960-1992〔One2/ One/エチュード・ボレアリス/ザ・ビートルズ1962-1970/ ASLSP/ One5 〕/
 小品集 1933-1950〔独白/オフェーリア/四季/ピアノのための2つの小品/ジャズ練習曲/メタモルフォシス(変容)/
          クエスト/3つのやさしい小品/部屋/クレーテ/父親/2つの小品/アドリブ/3倍の歩調で〕/
 永遠のタンゴ/ある風景の中で/トイピアノのための組曲(ピアノ版)/チープ・イミテーション/夢/
 スポーツ:スウィングすること/エチュード・オストラル/幕の踊り(始まりのダンス)/
 家具の音楽 エトセトラ/トイピアノのための組曲(トイ・ピアノ版)/カルダーの作品/ Four3

  シュテフェン・シュライエルマッハー(P)
 録音:1996年-2001年、Fürstliche Reitbahn Arolsen。単売の限定BOX化。完全初回のみの限定プレス。
ジャン・フランセ:室内楽作品集
 八重奏曲(1972) /クラリネット五重奏曲(1977) /ディヴェルティスマン(1968)
  シャリス・アンサンブル
 録音:1987年12月5日-10日、オラニエンブルクザール、ノルトキルヒェン宮殿。ル・マンの音楽一家に生まれ、早くから楽才を示したフランセ。パリ音楽院に学び1933年に「ピアノ小協奏曲」が成功して以来、平明さの中に才気のほとばしりを感じさせるディヴェルティメント風の軽妙でユーモアのある作品を次々に発表してきた。新プラットフォームによって洗練された「クラリネット五重奏曲」。純粋な楽しさを求めた「ディヴェルティスマン」。シューベルトとのそれと同編成を使用し、技巧的なフレーズ満載の「八重奏曲」のフランセの常態である洒脱な感覚の音楽によって、彼ならではの世界を堪能させる。

ABC (オーストラリア) 特記以外1CDあたり¥2520(税抜¥2400)

 ご案内済旧譜はこちらから
ベートーヴェン
 ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120/
 アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57/
 バガテル イ短調 WoO.59「エリーゼのために」
ヘラルド・ウィリアムズ(P)
 録音:2010年2月。使用楽器:ステュアート&サンズ(オーストラリア)。オランダ系オーストラリア人ピアニスト、のウィリアムズが、102鍵のハンドメイド・ピアノで弾いたベートーヴェン。
ピーター・スカルソープ(1929-):
 太陽の音楽〔I-IV 〕/イルカンダIV /
 ピアノ協奏曲(*) /小さな町
アントニー・ホッグ(P;*)
ジョン・ホプキンズ指揮
メイヤー・フレッドマン指揮(*)
メルボルンso.
 (P) 2007 /発売:2011年。
リスト:ピアノとオーケストラのためのトランスクリプション全集
 シューベルト/リスト編曲:さすらい人幻想曲 S.366
 ベルリオーズ/リスト編曲:「レリオ」の主題による交響的大幻想曲 S.120
 ベートーヴェン/リスト編曲:「アテネの廃墟」の主題による幻想曲 S.122
 ウェーバー/リスト編曲:華麗なるポロネーズ 変ホ長調 S.367
  ヴィクトル・サンジョルジョ(P) エン・シャオ指揮クイーンズランドso.
 録音:1995年9月13日-16日、Australian Broadcasting Corporation’s Ferry Road Studios, ブリスベーン。(P) 1999 /発売:2011年。サンジョルジュは、フィオリーニ・ピアノ・トリオのメンバーとしてロンドンを拠点に活躍するイタリア生まれのオーストラリア人ピアニスト。
ブラス・アンサンブルのための音楽
 ルトスワフスキ:小序曲 / A.ガブリエリ:第12旋法によるリチェルカーレ
 ペーツェル:塔の音楽 / ブリテン:聖エドモンズバリーのためのファンファーレ
 パーセル:メアリー女王の葬送音楽 / スカルソープ:オーストラリアン・アンセム
 カーター:パーセルの「1音上のファンタジア」 / アシュトン:キャサリンの歌による幻想曲
 ホルボーン:ルネサンス舞曲集 / ピアソン:舞踏組曲
 ジェズアルド/M.デイヴィス編曲:2つのモテット / マックスウェル・デイヴィス:北極星

  グレアム・アシュトン・ブラス・アンサンブル
 (P) 1995 /発売:2011年。PJBEの元トランペッター、グレアム・アシュトンが1992年に創設したイギリスの金管アンサンブル、グレアム・アシュトン・ブラス・アンサンブル(GABE)。

CYBELE (独) 特記以外
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3150(税抜¥3000)

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ヴィルヘルム・ミッデルシュルテ(1863-1943):オルガン作品集
 パッサカリア ニ短調/J.S.バッハの主題による協奏曲/カノン風幻想曲とJ.S.バッハの主題によるフーガ
  ギスベルト・シュナイダー(Org)
 録音:1997年11月。J.S.バッハの音楽を信奉したミッデルシュルテは、ドイツからアメリカのシカゴへと移住したためヨーロッパ楽壇の流れから外れ、忘れられてしまった。
ヴィレム・タンケ(1959-):オルガンのための21の幻想曲「イマジナリー・デイ」
 ヴィレム・タンケ(Org/アフリカのドラム/空のワインボトル)
 録音:1999年-2001年。世界初録音。レーガー、メシアン、オランダの作曲家たち、そして即興演奏のスペシャリストで作曲家の自作自演集。朝、昼、夕、夜の出来事を描く。

GLOSSA 特記以外
 価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2625(税抜¥2500)

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ブリュッヘン&18世紀o.〜J.S.バッハ
 復活祭オラトリオBWV.249 /オルガン協奏曲(原曲: BWV.35 & BWV.156)
  イルセ・エーレンス(S) マイケル・チャンス(CT) マルクス・シェーファー(T)
  デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(B) ピーター=ヤン・ベルダー(Org)
  フランス・ブリュッヘン指揮18世紀o.、カペラ・アムステルダム
 録音:2011年4月、アムステルダム&ユトレヒト(オランダ)、ライヴ。「ロ短調ミサ」(GCD-921112)、「ヨハネ受難曲」(GCD-921113)に続くブリュッヘン&18世紀オーケストラのJ.S.バッハ・ライヴ・レコーディングシリーズ最新刊。「復活祭オラトリオ」の合唱に前2作同様カペラ・アムステルダムを起用。独唱陣もブリュッヘンからの信頼厚い名歌手たち。ベルダーがソリストを務めるカップリングのオルガン協奏曲は、カンタータ2曲の器楽楽章を題材としており、ブリュッヘンの「復活祭オラトリオ」を完成させる重要な役割を担っているという。
GCD-922407

(12CD)
4CD価格
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:詩篇歌全集
 詩篇歌集第1巻(曲付されたダビデの詩篇歌集第1巻(1604&1624))/
 詩篇歌集第2巻(新たに曲付されたダビデの詩篇歌集第2巻(1613))/
 詩篇歌集第3巻(新たに曲付されたダビデの詩篇歌集第3巻(1614))/
 詩篇歌集第4巻(新たに曲付されたダビデの詩篇歌集第4巻(1621))

  ハリー・ファン・デル・カンプ(ディレクター)ジェズアルド・コンソート・アムステルダム
 録音:2006年11月、2009年3月、レンスヴァウデ、ユトレヒト、オランダ。スウェーリンクの声楽作品を網羅するグロッサの「スウェーリンク・モニュメント」シリーズ。資料価値だけでも計り知れない全集録音の登場。収録時間約12時間30分、148ページのブックレット付き。

HYPERION 特記以外
 価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2520(税抜¥2400)

 旧譜はこちらから
CDA-67841

(2CD)
1CD価格
ジョゼフ・アクロン(1886-1943):ヴァイオリンとピアノのための組曲全集
 ヘブライの旋律 Op.33 /2つのヘブライの小品 Op.35 /エリ・シオン/前奏曲 Op.13 /ヴァルソヴィの思い出 Op.14 /
 コケットリーOp.15 /セレナーデOp.17 /レ・シルフィードOp.18 /子守歌 Op.20 /即興的な踊り Op.37 /
 シェールOp.42 /おとぎ話 Op.46 /愛の献呈 Op.51 /カンツォネッタOp.52 No.2 /2つの印象 Op.32 /
 2つの印象 Op.36 /2つのパステル画 Op.44 /組曲「ステンペーニュ」/組曲第1番「古風な形式による」Op.21 /
 組曲第2番 Op.22 /4つの幻想的小品「組曲第3番」Op.23 /風変わりな組曲「リズムの連作、組曲第4番」Op.41/
 子供のための組曲(ハイフェッツ編曲)/レオポルド・アウアーへの思い/ラ・ロマネスカ

  ハガイ・シャハム(Vn) アーノン・エレツ(P)
 録音:1996年2月26日-28日、2009年3月8日-10日、イェルサレム音楽センター(イスラエル)。シェーンベルクから「現代の作曲家たちの中で最も過小評価された1人」とその才能を称賛されたユダヤ系ポーランド人のヴァイオリニスト=コンポーザー、アクロンは、ポーランド、ロシア、ドイツを経てアメリカへ渡り、ユダヤ民俗音楽協会に参加、代表作「ヘブライの旋律」などユダヤの民族音楽を題材とした小品を数多く残している。東欧のヴァイオリン作品の伝承者たち、ハガイ・シャハムとアーノン・エレツのデュオがここでも冴えまくる。
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト Vol.56〜
 カルクブレンナー
(1785-1849) [Vol.2] :
  ピアノ協奏曲第2番 ホ短調 Op.85 /
  ピアノ協奏曲第3番 イ短調 Op.107 /
  アダージョと華麗なアレグロOp.102
ハワード・シェリー(P)指揮
タスマニアso.
 録音:2010年6月23日-26日、フェデレーション・コンサート・ホール、タスマニア。全曲世界初録音。
 第41集の第1番&第4番(CDA-67535)に続きフレデリック・カルクブレンナーの協奏曲集がリリース。当巻で全集完結。ドイツ生まれでフランスを中心としたヨーロッパでピアニストとして大成し、人気の絶頂を極めたカルクブレンナーは、ピアノ・メーカーのプレイエルに役員として参加、そして次代の天才ショパンから「ピアノ協奏曲第1番」を献呈された。そのピアノ協奏曲は華麗かつ優雅な作風を持ち、古典派末期からロマン派への架け橋として、ショパンを筆頭とした次世代の音楽家たちに大きな影響を与えた。
アラベスク、ディデュランボス、エレジー〜
 ニコライ・メトネル
(1880-1951):ピアノ小品集
 8つの情景画 Op.1 /3つの即興曲 Op.2 /4つの小品 Op.4 /3つのアラベスクOp.7 /
 3つのディデュランボスOp.10 /3つのお話 Op.17 /4つの抒情的断片 Op.23 /
 練習曲 ハ短調/3つの小品 Op.31 /3つの労働の賛歌 Op.49 /
 主題と変奏 嬰ハ短調 Op.55 /2つのエレジーOp.59
  ヘイミッシュ・ミルン(P)
 録音:2010年9月20日-22日、2011年3月10日-12日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。ロンドン王立音楽アカデミーの教授でロシア音楽とメトネル作品の世界的権威、ミルンが長年の研究成果を自ら世に問う新録音。
ブー・ハンソン(1950-):合唱作品集
 Som när handen 'As when day dawns' /めでたし女王/ Then I heard the singing / For as the rain /
 The place amongst the trees /ミサ・ブレヴィス/わたしの目を明らかに/終わりなき境界線 [Endless border]

  ルパート・ゴフ指揮ロイヤル・ホロウェイcho.
 録音:2011年1月6日-8日、ドゥエ・アビー、バークシャー。ブー・ハンソンは、ギタリスト、フォーク&ジャズのコンポーザーとして活動をスタートさせ、1990年代からは合唱音楽の作曲家として一気に頭角を現した北欧スウェーデンの音楽家。幼少期ボーイ・ソプラノ時代の体験を自らの合唱作品のルーツとし、その神秘的な音楽空間は北欧発の合唱の新しいレパートリーとして期待されている。
ルイ・シュポア(1784-1859):交響曲集 Vol.5
 交響曲第9番 ロ短調 Op.143「四季」/
 交響曲第7番 ハ長調 Op.121「人生の世俗と神聖」
  (2つのオーケストラのための)/
 序曲 ニ長調 WoO.5/祝祭行進曲 ニ長調 WoO.3
ハワード・シェリー指揮
スイス・イタリア語放送o.
 録音:2011年8月16日-19日、アウディトリウム・ステリオ・モロ、ルガーノ。シュポアの交響曲第10番はベートーヴェンやブルックナーと同じく未完に終わった。副題付きの「第7番」と「第9番」は、古典派様式から標題音楽へと作風を変化させた後期の2大傑作。

HELIOS 特記以外 1CDあたり¥1470(税抜¥1400)

 旧譜はこちらから
見よ、われはヨハネなり〜パレストリーナ
 しもべらよ、主をたたえよ(8声)/日々罪を犯したるわれを/
 これらの町が受けし試練のことを/ミサ曲「見よ、われはヨハネなり」/
 汝はペテロなり(7声)/第4旋法のマニフィカト(4声)/チェチーリアは楽器を奏で
  ジェイムズ・オドンネル指揮ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
 録音:1999年2月9日-10日、15日-16日、ウェストミンスター大聖堂、ロンドン。前出:HYPERION, CDA-67099 ルネサンス教会音楽の最後にして最大の作曲家パレストリーナは、カトリック音楽の隆盛をもたらし、トレント公会議のときに複雑なポリフォニー音楽を締め出そうという意見が出されたときに「教皇マルチェルスのミサ」を披露することで、多声の教会音楽の危機を救った。これまでのパレストリーナ録音で高く評価されてきたオドンネル&ウェストミンスター大聖堂聖歌隊による演奏。
「乙女の祈り」と古きピアノ・ストゥール〔腰掛け椅子〕の宝石
 イグナツ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):メヌエット ト長調 / ヘンデル:調子の良い鍛冶屋
 モリツ・モシュコフスキ(1854-1925):セレナード / グリーグ(1843-1907):ノットゥルノ
 ドヴォルザーク:ユモレスク 変ト長調 / ベートーヴェン:メヌエット ト長調
 エドワード・マクダウェル(1860-1908):野ばらに / ドメニコ・パラディエス(1707-1791):トッカータ
 ズデニェク・フィビヒ(1850-1900):詩曲 / テクラ・バダジェフスカ(1834-1861):乙女の祈り
 エセルバート・ネヴィン(1862-1901):ナルシソス / アントン・ルビンシテイン(1829-1894):メロディ ヘ長調
 チャイコフスキー:悲歌 / ヴィクター・ハーバート(1859-1924):コケット
 ウィリアム・メイソン(1829-1908):銀の春 / セリム・パルムグレン(1878-1951):五月の夜
 エドゥアルド・ポルディーニ(1869-1957):ワルツを踊る人形 / シベリウス:スプルース
 クリスティアン・シンディング(1856-1941):春のささやき / メンデルスゾーン:春の歌
 アルフレート・グリュンフェルト(1852-1924):ロマンス / ヨアヒム・ラフ(1822-1882):糸を紡ぐ女
 アルベルト・ピーションカ:タランテラ イ短調 / アウグスト・デュランド(1830-1909):ワルツ第1番

  フィリップ・マーティン(P)
 録音:2002年10月23日、オール・セインツ教会、ロンドン。前出:HYPERION, CDA-67379ヨーロッパでサロン音楽として親しまれていた珠玉のピアノ曲を集めたもの。フィリップ・マーティンはアイルランドに生まれ、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックでピアノの研鑚を積んだ。1985年にロイヤル・アルバート・ホールでデビューして以来、イギリスでの人気は高い。hyperionにゴッツチョーク〔ゴットシャルク〕の作品を8枚録音、いずれも高い評価を得ている。
エルネー・フォン・ドホナーニ(1877-1960):ピアノ五重奏曲集
 ピアノ五重奏曲第1番 ハ短調/弦楽三重奏のための「セレナード」 ハ長調 Op.10/
 ピアノ五重奏曲第2番 変ホ長調 Op.26
  ロンドン・シューベルト・アンサンブル
 録音:1995年3月28日-30日。前出:HYPERION, CDA-66786(当店未案内)。
セント・ポールの受難節
 作曲者不詳:主よ、われらを憐れみたまえ / ファラント:忘れ給うなかれ、おお神よ
 メンデルスゾーン:主を待ちわびて / ベアストー:哀歌 / ジョン・サンダーズ:リプローチーズ
 ブライアン・チャップル(1945-):見よ十字架の木を / ブルックナー:キリストはおのれを低くして
 ギボンズ:静かに涙を流しながら / ロッティ:十字架(8声) / ウッド:この楽しい復活祭の季節
 ベアストー:イスラエルの民エジプトを出て / フィリップス:ユダ族の獅子 / ブリテン:テ・デウム ハ長調

  ジョン・スコット指揮セント・ポール大聖堂聖歌隊
 録音:1996年6月25日-28日、セント・ポール大聖堂、ロンドン。前出:HYPERION, CDA-66916(当店未案内)。

LAWO CLASSICS (ノルウェー) 〔速報版〕
 1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 ノルウェーのレーベル第2回ご案内。
マルティン・ロンベルグ(1978-):ピアノ作品集
 Valaquenta /絵画的幻想曲集
アイモ・パギン(P)
 録音:2010年9月。オスロ出身の若手作曲家によるピアノ作品集。パリの老舗出版社ジェラール・ビヨドーから楽譜が出版されている。
ガーシュウィン・アット・ザ・キーボード
 スワニー/ノーバディ・バット・ユー/アイル・ビルド・ア・ステアウェイ・トゥ・パラダイス/
 ドゥ・イット・アゲイン/魅惑のリズム/オー・レディ・ビー・グッド/誰かが私を恋している/
 スウィート・アンド・ロウ・ダウン/素敵な気持ち/私の彼氏/クラップ・ユア・ハンズ/ドゥ・ドゥ・ドゥ/
 マイ・ワン・アンド・オンリー/ス・ワンダフル/ストライク・アップ・ザ・バンド/ライザ/アイ・ガット・リズム/
 フー・ケアーズ?/ラプソディ・イン・ブルー/リアルト・リップルズ/2つの調による即興曲/前奏曲第1番 変ロ長調/
 前奏曲第2番 嬰ハ短調「ブルー・ララバイ」/前奏曲第3番 変ホ長調「スペインのプレリュード」/
 前奏曲(メロディ第17番)/前奏曲「ルバート」/前奏曲「4度のノヴェレット」/ジャスボ・ブラウン・ブルース/
 メリー・アンドルー/スリー・クォーター・ブルース/プロムナード/ハ調の2つのワルツ

  イーヴァル・アントン・ヴォーゴール(P)
 録音:2010年9月18日-20日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。ヴォーゴールはノルウェー国立音楽アカデミーのアソシエート・プロフェッサーを務めるピアニスト。
ショパン/ニルス・ヘンリク・アスハイム編曲:ジプシー・オーケストラによるマズルカ集
 〔イ短調 Op.68 No.2 /ヘ短調 Op.7 No.3 /ロ短調 Op.33 No.4 /ハ長調 Op.33 No.3 /
  イ短調 Op.17 No.4 /イ短調 Op.67 No.4 /嬰ヘ短調 Op.6 No.1 /変ロ長調 Op.7 No.1 /
  嬰ハ短調 Op.30 No.4 /ト短調 Op.24 No.1 /嬰ハ短調 Op.63 No.3 〕
 ニルス・ヘンリク・アスハイム(P) イェットルード・ジプシーo.
 ノルウェーのコンポーザー・ピアニストと、ツィンバロン、ストロー・ヴァイオリン、アコーディオン、クラリネット等を含むジプシー・オーケストラによるショパンのマズルカ。いわば先祖返りか、それとも進化形か。
綴りなおされた愛の歌
 ヴァルムロード:森の番人 / ル・コック:シャコンヌ
 ストロッツィ:考えなくともよい/嘆きの歌〜わが涙よ/ほんとうに退屈な人だこと/苦しめられた女
 トルゲット:ああ涙よ、なぜ流れないの / コルベッタ:シャコンヌによるパルティータ
 ブルン:わたしの星 / ストロッツィ:死がわれらを分かつまで / コーエン:ハレルヤ

  エリサベト・ホルメッツ(S) フレードリク・ボック(バロックG/テオルボ)
 録音:2010年2月。一部に現代の作品を含む。ブックレットPDFファイル(欧文): http://www.lawo.no/LAWO_ebooklet/LWC1018_love_songs_ebooklet.pdf
イングヴェ・スレトホルム(1955-):
 サクソフォンと打楽器のための室内楽作品集

 青い影/...吐息のように.../
 マリンバのための2つの楽章/4つのプロフィール/
 アリアII/序奏とトッカータ
ヴェーガル・ランドース(Sax)
シェル・トゥーレ・
 インネルヴィーク(Perc)
シセル・ヴァルスタ(Hp)
ノクサス・サクソフォン四重奏団
 スレトホルムは、政治家やノルウェーの著作権管理団体コピノル( Kopinor )のエグゼクティヴ・ディレクターも務める作曲家。
LWC-1012

(2CD)
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻
 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552 /4つのデュエットBWV.802-805 /
 教理問答書コラールBWV.669-689 (21のコラール前奏曲)
  コーレ・ノールストーガ(Org)
 録音:2009年6月、聖ミヒャエリス教会、ズヴォーレ。使用楽器:アルプ・シュニットガー、1721年製。オスロ大聖堂のオルガニストを務める、ノルウェーを代表する名奏者、ノールストーガのバッハ。
歌曲と無言歌
 シュポア:へだてられた恋 Op.37/乙女の憧れ Op.41/安堵 Op.72/輪舞の歌 Op.37/子守歌 Op.72
 モーツァルト:忘れな草(ディアベッリ編曲/ギターのための)/おいで、愛しいツィターよ K.351/満足 K.349
 シューベルト/メルツ編曲:さすらい人 D.493/涙の賛美 D.711 / メルツ:マズルカ/愛の歌/遥かなる人に/スケルツォ
 ディアベッリ:Op.98 より〔美しき女の聖名祝日に/恋/はるかなる恋人〕/音楽を讃えて
 ジュリアーニ:運命に Op.89/エル・パンセOp.46/ばら Op.46/ヘンデルの主題による変奏曲 Op.107

  ヘレーネ・ヴォル(S) ヴェーガル・ルンド(G)
 録音:2009年2月。ギター伴奏による19世紀のロマンティック歌曲と、ギター・ソロによる無言歌。ルンドはナイジェル・ノースの弟子。
貧しき地はクリスマスの静けさに〜クリスマス・キャロル集〔(*)を除きクローン編曲〕
 民謡:愛らしいこのクリスマスの時に / グルーバー:きよしこの夜
 スタングヴィーカ民謡:それは愛らしい幼子が / アインシーデルンの旋律:救い主
 ダール:今、世界の隅々から人びとが / プレトリウス:一輪のばらが咲いた
 ソロースd.y.:静かな村は光に輝き / 伝承曲:天にある砦を知っている(*)
 ノルドローク:この世にクリスマスの鐘が鳴る / 民謡:つねに待ち望む心を
 スルナダール民謡:さあ鐘よ鳴れ / シュレジェン民謡:この世はうるわし(*)

  マーリト・トーンデル・ブースベルグ指揮アカデミー女声cho. シーグルド・ホーレ(ベース)
 録音:2009年。ノルウェーのアカデミー女声cho. [Kvindelige Studenters Sangforening] とノルウェー難民評議会 [NRC] のコラボレーションによるアルバム。ポピュラーなキャロルから、ノルウェーの伝承曲、民謡までを含む。
温室〜フランス歌曲集
 ショーソン:歌曲集「温室」Op.24
 フォーレ:歌曲集「閉ざされた庭」Op.106
 サン=サーンス:歌曲集「赤い灰」Op.146
ベッティーナ・スミス(Ms)
アイナル・ロッティンゲン(P)
 録音:2008年8月-9月。ベッティーナ・スミスは、オランダのハーグ王立音楽院でワウト・オーステルカンプとエリー・アメリングから声楽を学んだノルウェー、ベルゲン生まれのメゾソプラノ。
バッハに触発されたオルガン作品集
 シューマン:ペダルピアノのためのスケッチOp.58
 アルネ・エッゲン(1881-1955):シャコンヌ ト短調/ペダルピアノのための練習曲 Op.56
 ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):パストラール Op.34 /前奏曲とフーガOp.33 "No.1/2"
 J.S.バッハ:コラール幻想曲「主なる神が我らを守りたまわずば」BWV.1128

  アンデシュ・アイステン・ダール(Org)
 録音:2008年-2009年。
ばらに囲まれて〜グリーグ:歌曲集
 ヨン・パウルセンの5つの詩 Op.26 /6つのロマンスOp.39 /6つの歌曲 Op.48 /
 「ペール・ギュント」Op.23 より〔ソルヴェイグの歌/ソルヴェイグの子守歌〕
  ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(S) シグネ・バッケ(P;*)
 録音:2009年1月。使用楽器:スタインウェイ、1892製作(トロルハウゲンの別荘でグリーグ自身が使用)。
ヒンデミット:ヴィオラとサクソフォンのための室内楽作品集
 ヴィオラとチェロのための二重奏曲/コンツェルトシュトゥック/無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.25 No.1/
 ヴィオラ、テナー・サクソフォンとピアノのための三重奏曲 Op.47

  ロルフ=エーリク・ニューストレム(アルトSax) ヴェーガル・ランドース(アルトSax/テナーSax)
  ヘンニンゲ・ランドース(Va) ビョルグ・ルイス(Vc) エリスビータ・ナウロッカ(P)
 録音:2004年-2007年。
我思う、ゆえに我あり
 ヘンデル:「メサイア」〜正しきことを述べる者の足は美しい
 J.S.バッハ:われ忠実に沈黙を守り BWV.466 /アヴェ・マリア(グノー編曲)
 フォーレ:「レクイエム」〜ピエ・イェズ / クヴェルノ:「エレミア」〜カンティレーナ
 ハイドン:「神なる聖ヨハネのミサ・ブレヴィス」〜ベネディクトゥス
 シューベルト:アヴェ・マリア / カールセン/ドローゲン編曲:夜の訪れは船足速く
 バーゴン:ヌンク・ディミッティス / メンデルスゾーン/ニアリー編曲:鳩のように飛べたなら
 J.S.バッハ:御身がそばにあるならば BWV.508 / ヘッダール伝承歌/ノールストーガ編曲:天上に
 カルク=エーレルト:交響的コラール「今すべての森は眠る」Op.87 No.3

  ベンヤミン・イーサクセン(ボーイS) マグネ・H.ドローゲン(Org) ベーリト・カルダス(Vn)
 録音:2008年。10年にわたりオスロ大聖堂少年合唱団のメンバーだったベンヤミン・イーサクセンのソロ・アルバム。すでにノルウェー放送o.やグレクス・ヴォーカリスとの共演を果たしており、母国ノルウェーを中心にソリストとして本格的な活動をスタートさせている。
ノヴァ〜合唱作品集
 ウィテカー:水の夜/眠り(スリープ) / レーガー:夜の歌 / ラフマニノフ:生神童貞女や喜べよ
 イェイロ:すべてが美しいお方 / クヴェルノ:めでたし、海の星 / ゲレロ:めでたし、聖なる処女
 ドミンゲス:光であられる神 / ニューステット:おお十字架よ / ヤンソン:ソネット第76番
 メルナス:ボッサ・ブッファ / 伝承曲/メーラー編曲:トリロ

  アンネ・カーリン・スンダール指揮室内合唱団ノーヴァ
 録音:2007年-2008年。2001年に結成されたノルウェーの混声cho.が歌う2世紀に渡る合唱作品集。

ONYX (英) 特記以外
 1CDあたり¥2520(税抜¥2400)

 旧譜はこちらから
マシーン・エイジからの音楽
 バルトーク:組曲「中国の不思議な役人」 / ホルスト:歌劇「どこまでも馬鹿な男」からのバレエ音楽
 ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」 / プロコフィエフ:スキタイ組曲
 シュールホフ:バレエ音楽「オジェラーラ」より

  サッシャ・ゲッツェル指揮ボルサン・イスタンブールpo.
 ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から指揮者へ転身したサッシャ・ゲッツェルとボルサン・イスタンブール・フィルの ONYX 第2弾は、発展した機械を未来の象徴として掲げた両大戦間の時代「マシーン・エイジ〔機械の時代〕」のバレエ音楽集。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調Op.30
ルビンシテイン
 ピアノ協奏曲第4番 ニ短調Op.70 (*)
ヨーゼフ・モーグ(P)
ニコラス・ミルトン指揮
ラインラント=プファルツ州立po.
 スイス Claves レーベルヘの録音があったでドイツ期待の若手ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ(1987-)が ONYX レーベルへ初登場。(*)は2011年4月16日に行われたドイツ大統領主催の慈善コンサートで大成功を収めた曲目だという。名曲中の名曲ラフマニノフ「第3番」をカップリング。

PASSACAILLE 1CDあたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
J.S.バッハ:クラヴィコードによる鍵盤作品集
 ソナタ ニ短調 BWV.964(原曲:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調BWV1003)/
 5つの小前奏曲 BWV.939-943/前奏曲 ハ短調 BWV.999/協奏曲第1番 ニ長調 BWV.972/トッカータ ホ短調 BWV.914/
 パルティータ第3番 ホ長調BWV.1006(原曲:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006)

  ヨヴァンカ・マルヴィル(クラヴィコード)
 録音:2011年8月。使用楽器:;トーマス・シュタイナー、1999年製。マルヴィルは、1989年ブルージュ国際古楽コンクールで入賞経験を持つ女流鍵盤奏者。フランスのローザンヌ高等音楽院でチェンバロと室内楽の教授を務めている。
楽しみ、愛と歌〜ベレンギエ・デ・パラゾル(12世紀):
 Tant m'abelis joys et amors et chants/Bona domna cuy ricx pretz fai valer/
 De la gencor qu'om vey'al mieu semblan/Ab la fresca clardat/Totz temoros e doptans/
 Dona si totz temps vivia/Dona la gencer qu'om veya/Ai tal dona cum ieu sai

        作曲者不詳O Pater/ Noans
  ステファーノ・アルバレッロ(ディレクター)
  アンサンブル・カンティレーナ・アンティクァ[リュート、フルート、ビウエラ、Perc]
 録音:2009年3月。ベレンギエ・デ・パラゾルは12世紀初頭に活躍したカタルーニャ初期のトルバドゥール。
La Bella Minuta 〜1600年頃のコルネットのための華麗な歌
 タルタリーノ:スザンナによる4声のカンツォン / マイオーネ:フランス風カンツォン第4番
 グアーミ:無邪気な少女 / パレストリーナ:Quanti mercenarij
 ジョスカン・デ・プレ:あなたと別れた千々の悲しみ / パレストリーナ:われは黒けれど、美し/
 グアミ:ラ・ラッコルタ/ラ・グアミナ/ラルモニオサ / トラバーチ: Durezze & ligature
 ブルネッリ:ああ、何と甘美な / トラバーチ: Consonanze Stravaganti
 ルッツァスキ:おお、春よ / デ・ローレ:別れの時 / トラバーチ:フランス風カンツォン第3番
 バルバリーノ: Per fulgeat / グアミ:ラ・ブリランティーナ/8声のカンツォン第25番

  ブルース・ディッキー(コルネット[ツィンク]) リウウェ・タミンハ(Org)
  クラウディア・パセット、レオナルド・ボルトロット、
  アルベルト・ラシ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) マリア・クリスティーナ・クレアリー(Hp)
 録音:2011年3月。使用オルガン:聖バルバラ教会(マントヴァ)、アンテニャーティ・オルガン(1565年製)ツィンクとも呼ばれる角笛形金管楽器コルネットの世界的名匠、ブルース・ディッキーによる1600年頃の華麗な歌。
R.シュトラウス:木管楽器のための音楽
 組曲 変ロ長調 Op.4/セレナード 変ホ長調 Op.7/
 ソナチネ第2番 変ホ長調「楽しい仕事場」
オクトフォロス
パウル・ドンブレヒト
(ディレクター/Ob)
 初発売:1996年。前出:蘭 VANGUARD VC-99702〔当店未案内/廃盤〕。バロック・オーボエの名手パウル・ドンブレヒトが1984年に結成したウィンド・アンサンブルによるR.シュトラウス。ドンブレヒトをはじめ、ホルンのトゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールト、クラリネットのハンス・ルドルフ・シュタルダーら豪華メンバー。

PIANO21 特記以外 1CDあたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
ブラームス
 2台のピアノのためのソナタ ヘ短調 Op.34b
シューマン/クララ・シューマン編曲:
 ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44(4手連弾版)
シプリアン・カツァリス、
エレーヌ・メルシエ(P)
 録音:2011年5月、トンスタジオ・テイエ・ファン・ゲースト、ハイデルベルク(ドイツ)。カツァリスがモントリオール出身の女流ピアニスト、エレーヌ・メルシエとのデュオで贈る1枚。メルシエはCHANDOSへ、同じくカナダのルイ・ロルティとデュオ盤を録音していた。

SAYDISC 1CDあたり¥2520(税抜¥2400)

 当レーベルはCD−Rで製版されています。旧譜はこちらから
シアター・オルガン〜ワーリッツアー&コンプトン・シアター・オルガン(全28トラック)
 ロナルド・カーティス、ローレンス・ジェイムズ(Org)
 録音:1973年、1981年。20世紀初期のアメリカで誕生し、無声映画の伴奏などに愛用されたシアター・オルガンを使用した小品集。

TIMPANI (仏) 〔速報版〕 特記以外 1CDあたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
ジュール・マスネ(1842-1912):歌曲集
 歌曲集「叙情的表現」/歌曲集「10月の詩」/春が大地を訪れ/手紙/
 悲歌/人の噂!/アモルよ、祝福したまえ/夕日/夜/生きられた時間/蝉の死
  サビーヌ・ルヴォ・ダロン(S) サミュエル・ジャン(P) マテュー・フォンタナ(Vc)
 録音:2011年10月。ローマ賞受賞者で「マノン」や「ウェルテル」などのオペラで大成功を収めたフランスの大作曲家マスネは、「タイスの瞑想曲」に代表されるように稀代のメロディメーカーでもあったが、260曲を超える歌曲は今日頻繁にうたわれているとは言い難い。サビーヌ・ルヴォ・ダロンは2009年のマルマンド国際声楽コンクールで第1位に輝いたフランス期待のソプラノ。

AGOGIQUE (仏) 特記以外:1枚あたり¥2940(税抜¥2800)

 新レーベル。『バロック音楽と古楽を中心に扱うフランスのレーベル。世界的に活躍する演奏家だけでなく、新進気鋭の若手たちの録音にも意欲的なレーベルです。』とのこと。
AGO-001

1.5CD価格
La Nascita del Violoncello
 ヴィターリ:パッサカリア ニ長調
 D.ガブリエーリ:
  チェロ独奏のためのリチェルカーレ第1番 ト長調/チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調(Version1) /
  チェロ独奏のためのリチェルカーレ第2番 イ長調 / ヤッキーニ:ソナタ イ長調
 D.ガブリエーリ:チェロ独奏のためのリチェルカーレ第3番 ニ長調 / ヤッキーニ:ソナタ 変ロ長調
 D.ガブリエーリ:チェロ独奏のためのリチェルカーレ第4番 変ホ長調 / ヤッキーニ:ソナタ ハ長調
 D.ガブリエーリ:チェロ独奏のためのリチェルカーレ第5番 ハ長調/チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調/
          2つのチェロのためのカノン ニ長調/チェロ独奏のためのリチェルカーレ第6番 ト長調
 ヤッキーニ:ソナタ ト長調 / D.ガブリエーリ:独奏チェロのためのリチェルカーレ第7番 ニ長調
 デリ・アントーニ:チェロのためのリチェルカータOp.1〜第8番
 D.ガブリエーリ:チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調/
          チェロ独奏のためのリチェルカーレ第7番(二重奏編成版/コクセ編曲)
 ヴィターリ:ルッジェーロ/パッサカリア

  ブリュノ・コクセ(Vc/バスVn/テノールVn/ヴィオラ・バスタルダ)指揮レ・バス・レユニ
 録音:2008年6月14日-17日、2009年7月12日。マルク・ミンコフスキやウィリアム・クリスティらと共に古楽界を牽引してきた名手ブリュノ・コクセによるチェロ独奏作品集。「チェロの誕生」というタイトルの通り、チェロという楽器が誕生した17世紀後半のイタリアに焦点を当て、ヴィターリやドメニコ・ガブリエーリなど、初期バロックを代表する作曲家達の作品がたっぷりと収録されたCD 。卓越したコクセの演奏技術は圧巻の一言。一音一音粒の立ったクリアな発音で激しく奏でられる技巧的なフレーズと、艶のあるふくよかな音色で歌われる緩やかなメロディの対比に魅せられる。また、17世紀後半に用いられていた様々な楽器の音色を楽しめることも本CDの大きな魅力。収録にあたり、コクセはチェロ、バス・ヴァイオリン、テノール・ヴァイオリン、ヴィオラ・バルタルダといった複数の楽器を曲ごとに使い分けて収録している。また、136 ページにも及ぶ豪華なカラーリブレットには、コクセ自身による解説だけでなく、収録に使用された復元楽器の写真も挿入。数十枚にわたって、様々な角度から楽器の細部をうかがい知ることが出来る。演奏を聴きつつ楽器に想いを馳せる…そんな楽しみ方が出来るのは、本CDならではと言えるだろう。
J.S.バッハ
 イギリス組曲第2番 イ短調BWV.809〜プレリュード/アダージョ ニ短調BWV.964/
 トッカータ ニ短調BWV.813/前奏曲とフゲッタ ト長調BWV.902/シンフォニア第11番 ト短調BWV.797/
 前奏曲(幻想曲) ハ短調BWV.922/パルティータ第1番 変ロ長調BWV.825〜ジグ/前奏曲 ハ短調BWV.999/
 幻想曲とフーガ ハ短調BWV.906/3声のインヴェンション(シンフォニア)第5番 変ロ長調BWV.791/
 パルティータ第2番 ハ短調BWV.826〜カプリッチョ/前奏曲とフーガ ヘ短調BWV.881/組曲 ヘ短調BWV.823〜サラバンド

  ヴィオレーヌ・コシャール(Cemb)
 録音:2010年7月1日-29日、サン=ピエール聖堂、パリ。使用楽器:J.D.ドゥルケン1740年製(アントワープ/復元:2007年)。レ・ザール・フロリサンやアンサンブル・アマリリスなど、数々の名門古楽アンサンブルで活躍するチェンバロの名手、ヴィオレーヌ・コシャールによるJ.S.バッハのチェンバロ小品集。本CDのプログラムに関して「心の赴くままに選曲した」と語るコシャール。J.S.バッハに深い造詣と敬愛を抱くコシャールによって、各作品によって異なる曲調のコントラストと、そこに共通するJ.S.バッハの魅力の真髄を堪能するプログラムとなっている。芯の通った明瞭な響きと情感あふれるふくよかな響きを併せ持つコシャールの演奏によって、各作品のコントラストがより印象的に色づけられていると言えるだろう。演奏にはかのレオンハルトも愛用していたものと同じモデルである、J.D.ドゥルケンモデルの1740年製のチェンバロを使用。2007年に復元され、現代によみがえった艶のある音色から生まれる極上の響きは必聴。
J.C.バッハ
 2つの五重奏曲 Op.22 〔第1番 ニ長調/第2番 ヘ長調〕/
 6つの五重奏曲 Op.11 より〔第6番 ニ長調/第1番 ハ長調/第3番 ヘ長調〕/六重奏曲 ハ長調 Op.3

  アマリリス[エロイーズ・ガイヤール(リコーダー/Ob) アメリー・ミシェル(リコーダー)
        ヴィオレーヌ・コシャール(Cemb) ダヴィッド・プランティエ(Vn)
        アナベル・ルイス(Vc) リオネル・ルノー、ピエール=イヴ・マデュフ(ナチュラルHr)]
 録音:2010年10月11日-14日、サント=ジュヌヴィエーヴ教会、クルトメ(フランス)。表情豊かな音色と卓越したアンサンブルで高い評価を受ける名門アマリリスが、J.C.バッハの5重奏曲および6重奏曲を収録した。ヨハン・クリスティアン・バッハはJ.S.バッハの末子にあたり、イタリアやロンドンを中心に活躍した作曲家。若きモーツァルトに多大な影響を与えたといわれる彼の音楽性は、優雅な旋律を基調としながらも、時折聴く者をハッとさせるような鮮やかな装飾と技巧性を併せ持った物。本CDも、18世紀の音楽会を思わせる上品な雰囲気に満ち溢れている。バロック界の名手達が集うアマリリスは今回も素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれる。管楽器やヴァイオリンの輝かしい音色と、中低音のコクのある響きが生み出すハーモニーは絶品。ナチュラルホルンを担当するピエール=イヴ・マデュフは、かのクイケン四重奏団とも共演した名手。六重奏曲では、ナチュラルホルンならではの柔らかな音色がアンサンブルに深みを添える。活気と情感あふれる演奏で魅せるアマリリスの持ち味がいかんなく発揮された名演。

ALIA VOX  特記以外
 価格帯A[主にCD]:1枚あたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
AVSA-9889

(2 HYBRID_SACD)
1枚価格
価格帯:A
特別価格
The Emotion Voice 〜モンセラート・フィゲーラス追悼盤
 セネカ(1世紀)作:悲劇「メデア」(第2幕)〜祈り / ベルベル族(モロッコ)伝承曲:アマジグの子守歌
 セファルディ伝承曲(サラエヴォ):美しく聖なるパレスティナ / エルチェの神秘劇:プラクトゥス「栄光ある聖き御身体」
 ミラン:ロマンス「Triste estaba muy quexosa」 / ムダラ:ビリャンシーコ「イザベルや、帯を失くしたね」
 ボヴィチェリ:シャンソン「アンコール・ケ・コル・パルティーレ」 / ベガ/作曲者不詳:ロマンセ「櫂の音がなんて響き渡り」
 ビクトリア:8声の「サルヴェ・レジナ」 / モンテヴェルディ:ニンフの嘆き / カッチーニ:輝く麗しの瞳もて
 メルラ:さあ眠りなさい(子守歌による宗教的カンツォネッタ) / イダルゴ:世俗曲「ああ、私は何と愛をあざけり」
 ドゥローン:sosieguen descansen / ライヒャルト:我が子よ、眠れ / ソル:アリア「あなたが誓ったことを思い出して」
 ソル:セギディーリャ「女とギターの弦は」 / ムソルグスキー:「子供部屋」〜お人形を持って
 ペルト:クリスマスの子守歌 / サラエヴォ(伝承曲?):ロマンス「何故泣くの、清らかな少女よ」 / シビラ(巫女)の歌
 ベルトリッツ・デ・ディア:カンソ「嫌なことでも歌わなければ」 / ゲレロ:ビリャンシコ「夜は暗くて」
 作曲者不詳:ビリャンシコ「ニーナとヴィーナ」 / ナルバエス/作曲者不詳:顔は何で洗いましょう?
 作曲者不詳(コロン文庫の歌曲集):ビリャンシコ「私は小麦色した娘」 / ビクトリア:モテット「マリアよ、恐れるな」
 ルッツァスキ:マドリガーレ「オーラ・ソアーヴェ」 / モンテヴェルディ:カンツォネッタ「苦しみが甘美なものなら」
 メルラ:カンツォネッタを聴け / マリン:メンギッリャ、もう考えないで / イダルゴ:世俗曲「trompicabalas amor」
 作曲者不詳(カタルーニャ):カンソ「王の息子」 / セレロルス:死者のためのミサ曲〜モテット「ああ、悲しや」
 ファリャ:子守歌「眠れ、我が子よ、眠れ」

  モンセラート・フィゲーラス(声) ジョルディ・サバール指揮
  エスペリオンXXI、スコラ・グレゴリエンヌ、パドヴァ古楽センターcho.
  ラ・カペリャ・レイアル・デ・カタルニャ
 2011年11月23日、夫のジョルディ・サバールと共に透明感あふれる歌声で20世紀の古楽界を牽引してきたソプラノ歌手モンセラート・フィゲーラスが、世界中の古楽ファンに惜しまれながら亡くなった。90年代からこれまでに彼女が残した数々の録音を抜粋した彼女の追悼アルバム。タイトルは90年代に発売されたCDと全く同じ物で、サバールの意向によりその名が踏襲されている。フィゲーラスの透明感のある柔らかな歌声をSACDの美しい音質で堪能することができるのは何よりの魅力。古楽界に一時代を築いた名手の軌跡を感じることができるアルバムとなっている。
 ALIA VOXレーベルは「ヘリテージ・シリーズ」と称して過去録音のSACDハイブリッド化を進めていたが、今回のアルバムは主にこれらヘリテージ・シリーズから珠玉の演奏を抜粋し、まとめたもの。宗教曲、世俗曲、そしてフィゲーラスの代名詞ともいえるカタルーニャの民俗音楽…フィゲーラスの多彩な魅力が2枚組、35トラックに渡ってぎゅっと凝縮されている。今なお輝き続けるフィゲーラスの歌声に想いを馳せるにふさわしい名盤と言えるだろう。

 #『限定特別価格』と記載されており、発売から一定期間経過後は予告無しに価格変更される可能性があります。

ANIMA RECORDS (仏) 1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 ピアニストのベルトラン・ジローが主催するレーベル。旧譜はこちらから
霧の中で [Dans les Brouillards]
 ヤナーチェク:霧の中で / スクリャービン:5つの前奏曲 Op.74
 シェーンベルク:6つのピアノ小品 Op.19 / ドビュッシー:前奏曲集第2集(全曲)
  ジェローム・グランジョン(P)
 録音:2011年3月、サン・マルセル教会。20世紀初期、音楽のみならず芸術全体が新しい表現を求めて「霧」の中をさまよっていた時代、チェコ、ロシア、オーストリア、フランスのそれぞれの作曲家が、自分の独特な表現法を確立していった作品に光を当てる。ジェローム・グランジョンは、若くして国立パリ高等音楽院ピアノ科、室内楽科を一党で卒業し、チッタ・ディ・セニガリア国際ピアノコンクール入賞。文学と音楽を融合させたコンサートを開催、教育者とし世界各地でワークショップを行うなど多岐に渡る活動を展開している。

AUDITE
 価格帯記載無し[CD]:特記以外 1枚あたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
AU-23426

(2CD)
バリー・マクダニエル、歌曲を歌う
 シューベルト:冬の夕べ D.938 /秋 D.945 /美と愛がここにいたことを D.775 /独りで D.800 /冥府への旅 D.526 /
        若者と死 D.545 /愛の言葉 D.410 /漁師の歌 D.881 /ヴィルデマンの丘を越えて D.884 /消滅 D.807
 シューマン:6つの詩とレクィエム Op.90 /夜の歌 Op.96 No.1 /楽師 Op.40 No.4 /ジプシーの小歌1、2 Op.79 No.7 /
       裏切られた恋 Op.40 No.5 /プロヴァンスの歌 Op.139 No.4 /私の美しい星 Op.101 No.4 /
       ヘブライの歌から Op.25 No.15 /あの人の声 Op.96 No.3
 ヴォルフ(#) :エオリアンハープに/郷愁/さらば/飽くことを知らぬ恋/鼓手/別れ
 デュパルク(#):悲しい歌/嘆き/ロズモンドの館/恍惚/溜め息/フィディレ
 ラヴェル:マダガスカル島民の歌(全3曲)(+) / ドビュッシー:恋人たちの散歩道(全3曲)(#)

  バリー・マクダニエル(Br) ヘルタ・クルスト(P;無印)
  アリベルト・ライマン(P;#/+)エーベルハルト・フィンケ(Vc;+)
  カールハインツ・ツェラー(Fl;+)
 録音:1963年-1974年、ベルリン。バリー・マクダニエルは1930年、米国カンザス州リンドンの生まれのバリトン。1954年、当時の多くの米国人歌手と同じく西ドイツへ進出、マインツ、シュトゥットガルト、カールスルーエの歌劇場を経て、1962年にベルリン・ドイツオペラに所属、1999年まで実に37年間もここで活躍した。1963年の伝説的なベルリン・ドイツオペラ来日公演にも同行し「フィデリオ」の第一の囚人を歌っている。主役も脇役も何でも歌える万能型バリトンだったマクダニエルは、もちろんドイツ・リートも得意としていたが、オペラ、歌曲とも、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウという巨星が同世代にいたため、名声はもっぱら西ドイツ内に留まった。このCD2枚には、マクダニエル30代から40代始めの貴重な放送録音が発掘されている。自然で穏やかな描写に優れ、味わいが深い。親交のあった作曲家、ライマンが伴奏を引き受けているのも注目。

AURIS SUBTILIS (独) 1枚あたり¥2940(税抜¥2800)

 新レーベル。
パリの夢〜モーツァルト(1756-1791)の音楽
 &フィリップ・ユゲ(歌手・作家)のテキストによる「モーツァルトへの私の手紙」

 ソナタ ニ長調 KV.7〜メヌエット/敬愛するモーツァルトへ・・・/ソナタ ニ長調 KV.7〜アレグロ・モルト/
 それにしても、神童であったかもしれないあなたは、なんて面白い人だろう/ソナタ ニ長調 KV.7〜アダージョ/
 15年後に訪れた二度目の出会い/ソナタ ニ長調 KV.330〜アレグロ・モデラート/パリのサロンと上流社会の感激/
 ソナタ ハ長調 KV.330〜アンダンテ・カンタービレ/あなたのパリに対する無関心のわけは、ひょっとして・・・/
 ソナタ ハ長調 KV.330〜アレグレット/輝くものが何一つないパリで、あなたの才能は正式に評価されうるものだ・・/
 ソナタ ヘ長調 KV.332〜アレグロ/あなたとグリム男爵との関係/ソナタ ヘ長調 KV.332〜アダージョ/
 1778年9月27日、あなたはパリを(?)永遠に去った/ソナタ ヘ長調 KV.332〜アレグロ・アッサイ

  バルバラ・バオン(P) フィリップ・ユゲ(朗読)
 録音:2011年。言葉の綾と音楽が織りなすモーツァルトの生き生きした世界。1763年から1778年までパリに滞在していたモーツァルトの軌跡を辿る。フランスの歌手&作家のユゲによるお洒落なフランス訛りのドイツ語と、バオンによる晴れやかなモーツァルトが、パリの華やかな雰囲気を醸し出している。バオンはフランクフルトの音楽芸術大学でピアノとピアノ伴奏を学び、その後マンハイム国立劇場、シンガポール・ゲーテ研究所などで研鑽を積んだ。ソリストとして活躍する傍ら、アンケ・フォンドゥング、オリヴァー・ヴィドマーなど有名歌手の伴奏も務めている。ユゲはブザンソン生まれ。マンハイム音楽芸術大学でオペラを学んで1989年以来ドイツ在住。歌手、俳優、ステージ監督、作家として活躍し、彼のシャンソン「ブレル!」「今夕、私はマンドリンを待っている」はドイツで大反響を呼び、脚光を浴びている。

AURORA (ノルウェー)
 価格帯記載無し[CD]:1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
ガメラン地形〜ルーベン・スヴェッレ・イェットセン(1977-)の音楽
 ガメラン地形(2008)(16人の奏者のための)/儀式II(2002 rev.2003)(8人の奏者のための)/
 歌曲(2005)(ソプラノとプリペアドピアノのための)/儀式I(2000 rev.2003)(16人の奏者のための)/
 ミニアチュアII(1999)(トロンボーンと打楽器のための)/
 tReMbLiNg(2002-05)(14人の奏者のための)/粒子(2003)(打楽器、ハープとヴィオラのための)

  ピエール=アンドレ・ヴァラード指揮 BIT 20 アンサンブル
 ルーベン・スヴェッレ・イェットセンは、ノルウェー中部、オーレスンの南にあるヴォルダの生まれ。ベルゲンでモッテン・アイデ・ペーデシェンとジェイムズ・クラパトンに作曲を学び、客員のブライアン・ファーニホウ、クラウス・フーバー、ヘルムート・ラッヘンマンをはじめとする作曲家たちのマスタークラスに参加した。ヘルシンキ、オーフス、オスロ、ストックホルムのフェスティヴァルやパリのアンサンブル・アンテルコンタンポランで作品が演奏され、ブーレーズとルツェルン・フェスティヴァル・アカデミーの委嘱を受けて作曲した2006年の「Circles」によって彼の名と音楽が国際的に知られるようになった。イェットセンの音楽は、こする音、きしむ音、ひっかく音を中心にテクスチュアが選択され、時に暴力的に、時に優しく、時に輝かしく、また透明にと表情を変えていく。バリ島の " ガメラン" を音楽上の暗喩とする「ガメラン地形」を2009年のベルゲン国際フェスティヴァルで初演した、グリーグホールに本拠を置くBIT20アンサンブルが、イェットセンのきわめて技巧的な7曲をピエール=アンドレ・ヴァラードの指揮で録音。イェットセンの美的世界を鳥瞰する。

BIS  特記以外
 価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2730(税抜¥2600)
 価格帯B[SACD/DVD]:1枚あたり¥2940(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
BISSA-1859

(HYBRID_SACD)
価格帯:B
ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調Op.40
カレヴィ・アホ:ソロ X (2010)
リゲティ:ホルン三重奏曲
マリー=ルイーズ・ノイネッカー(Hr)
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
シルケ・アヴェンハウス(P)
 録音:2010年7月、ゲルトナーシュトラッセスタジオ、ベルリン/2011年7月、エステローケル教会(スウェーデン)。ドイツの名女流ホルン奏者ノイネッカーがBIS初登場。1983年ミュンヘン国際コンクール2位(1位はヴラトコヴィチ)の実力派で、リゲティからも絶大な信頼を寄せられていた彼女の円熟芸を楽しめる。ホルン、ピアノ、ヴァイオリンの編成で書かれたブラームスの三重奏と、同編成でブラームスへのオマージュとして書かれたリゲティの2篇は1996年録音が名盤の誉れ高いものの、今回15年ぶりに再録音。共演にアルカント・カルテットで知られるヴァイトハースと、アヴェンハウスが共演というのも豪華。リゲティの緩徐楽章での胸をえぐるような感情表現が凄まじいのひとことに尽きる。
BISSA-1874

(HYBRID_SACD)
価格帯:B
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」全曲(1910年版) /グリーティング・プレリュード
チャイコフスキー/ストラヴィンスキー編曲:「眠りの森の美女」〜青い鳥のパ・ド・ドゥ
シベリウス/ストラヴィンスキー編曲:カンツォネッタOp.62a
ショパン/ストラヴィンスキー編曲:
 夜想曲第10番 変イ長調Op.32 No.2 /華麗なる大ワルツ 変ホ長調Op.18
  アンドルー・リットン指揮ベルゲンpo.
 録音:2009年10月、2010年6月、グリーグ・ホール、ベルゲン。録音の素晴らしさも相まってベストセラーを続けるリットンのストラヴィンスキー、待望の「火の鳥」と編曲集。SACDの効果を駆使した大編成の1910年版がとてつもないエネルギーで迫る。ストラヴィンスキーとディアギレフのコラボは、1910年の「火の鳥」に始まると思われがちだが、実はその1年前にショパンの2作品をオーケストレーションする仕事を頼まれている。当アルバムではそれを聴くことができるのが超貴重。ショパンの人気作が極彩色の管弦楽をまとっている。また、チャイコフスキーがピアノ譜のまま残した「青い鳥のパ・ド・ドゥ」を1941年にオーケストレーションしたものも、まさにチャイコフスキーのバレエ音楽の響きで惹きつけられる。意外な珍品はストラヴィンスキーの同時代人シベリウスの弦楽合奏曲「カンツォネッタ」の木管とハープ用に編曲。「グリーティングプレリュード」・はピエールモントゥ80歳の誕生日に贈ったもので、「ハッピーバースデー」がストラヴィンスキー流に調理されている。ストラヴィンスキーが不協和音と強烈なリズムだけでないことを真に納得させるアルバム。
アルベニス:ピアノ曲全集 Vol.7
 スペインの歌Op.232 /6つのサロン風マズルカ /
 演奏会用練習曲「願い」/ワルツ「秋」/軍隊行進曲/
 即興演奏(1903) /イヴォンヌの訪問
ミゲル・バセルガ(P)
 録音:2010年12月、サラゴサ会議宮(スペイン)。アルベニスのピアノ曲全集刊行中のバセルガ、今回も凝った選曲が光る。アルベニス9歳の作「軍隊行進曲」に驚愕。その完成度の高さと、人好きのするメロディの才は恐るべきものがある。また、名作「コルドバ」や「セギディーリャ」を含む「スペインの歌」も独特のリズムの良さと語り口に惹き込まれる。興味深々なのは1903年にアルベニスが録音した即興演奏を2009年に採譜、出版された作品の演奏も含まれていること。自作自演の録音が古く、良く聴きとれなかった同曲を最新録音とバセルガの名演で、アルベニス未知の小品として蘇えらせた。
BIS-1955/6

(6CD)
2CD価格
世界初録音&初出音源あり 小川典子〜ドビュッシー:ピアノ曲全集
 2つのアラベスク/ベルガマスク組曲/ピアノのために/舞曲/バラード/ロマンティックなワルツ/夢想/マズルカ/夜想曲/
 ボヘミア舞曲/忘れられた映像/映像第1集/映像第2集/版画/仮面/喜びの島/前奏曲集第1巻BOX仕様/前奏曲集第2巻/
 スケッチブックから/コンクール用小品/ハイドン賛歌/小さい黒人/子供の領分/レントよりも遅く/英雄の子守歌/
 アルバムのページ(傷病兵のための小品)/エレジー/おもちゃ箱/12の練習曲/間奏曲(1880/2)/6つの古代の墓碑銘/
 新発見の練習曲「組み合わされたアルペジオのための練習曲」の初稿(1915) /燃える炭火に照らされた夕べ(1917)/
 フーガ集(1881/3) (*/#) /ピアノと管弦楽のための幻想曲 (*)
  小川典子(P) ラン・シュイ指揮シンガポールso.
 録音:2000年1月、8月、2002年2月、7月、2004年6月、2005年7月、2007年7月、旧ストックホルム音楽アカデミー/2009年7月、ポットン・ホール(イギリス)/2011年8月、エスプラネード・ホール(シンガポール)。(#)は世界初録音。(*)の2曲は初出音源。小川典子が10年の時をかけて完成させたドビュッシー・ピアノ曲全集。各巻発売のたびに高い評価を受けてきたが、今回すべてが揃い、セット発売となった。廉価の上さらに分売では発売されていないピアノと管弦楽のための「幻想曲」と、パリ音楽院の学生時代に課題で書かされたフーガ5篇が収録されているのも大注目。フーガはもちろん世界初録音。ドビュッシー・ファンははずせない重要音源。また初期の瑞々しさに満ちた「幻想曲」も、意外と録音に恵まれておらず貴重。小川典子の明快なピアニズムとBISならではの録音の良さで、曲の良さを再認識させる。
BISSA-1986

(HYBRID_SACD)
価格帯:B
ヴァンスカの再録音〜シベリウス:交響曲全集 Vol.1
 〔第2番 ニ長調Op.43 /第5番 変ホ長調Op.82 〕
オスモ・ヴァンスカ指揮
ミネソタo.
 録音:2011年6月、オーケストラ・ホール、ミネアポリス。かつてラハティso.と記念碑的なシベリウスの交響曲全集を完成させたヴァンスカが再録を決定。今回は手兵ミネソタo.を率いての挑戦。同オーケストラとはベートーヴェンやシベリウスの名演を繰り広げており、さらに旧録音から約20年を経て、ヴァンスカの円熟ぶりとさらなる深さを堪能出来る。続編も乞うご期待。

CAvi−MUSIC (旧 AVI−MUSIC) 特記以外
 1CDあたり¥3150(税抜¥3000)

 他の旧譜はこちらから
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
 ソナタ楽章 変ロ長調 D28(*)/
 ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 D898(*)/
 ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D929(#)/
 三重奏曲「ノットゥルノ」 変ホ長調 D897(#)
トリオ・ジャン・パウル
[エックハルト・ハイリガース(P)
 ウルフ・シュナイダー(Vn)
 マルティン・レール(Vc)]
 録音:2011年1月(*)/2011年6月(#)、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール、ケルンWDR。ヨーロッパ屈指の三重奏団トリオ・ジャン・パウルのCAviレーベル第2弾。シューベルト最初期の作品である「ソナタ楽章」と、晩年期の傑作といわれる3作品が収録されている。軽やかで若々しい活気にあふれた「ソナタ楽章」の後に晩年の作品を聴くと、シューベルトの円熟した音楽の魅力がより際立って感じられようだ。第1番と第2番はどちらも長大な作品だが、重々しくも流麗な旋律、寂しくも抒情的な美しさにじっくりと浸ることが出来る。トリオ・ジャン・パウルは1991年に設立されて以来、世界各国で活躍しているベテラントリオ。1993年の第1回大阪国際室内楽コンクール、1995年のメルボルン室内楽コンクールで優勝した実力派。詩的音楽への追求に意欲的なアンサンブル団体で、今回も重厚なハーモニーと深みのある演奏を聴かせてくれる。
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
 ヴァイオリン伴奏付きクラヴィーア・ソナタOp.2〜第2番 ハ長調 K296/
 ヴァイオリン伴奏付きクラヴサンまたはフォルテピアノのためのソナタOp.1 より
  [第1番 ト長調 K301/第3番 ハ長調 K303/第6番 ニ長調 K306]
 ジョルジョ・タバッコ(P) フランチェスコ・ドラツィオ(Vn)
 使用楽器:ポール・マクナルティ2007年製ヴァルター(1805年)・モデル/1711年製グァルネリ。これまでにJ.S.バッハやヘンデル、ハイドンなどのソナタなど、多くの録音を共にしてきた名コンビがお送りするCAviレーベル第1弾。マンハイムで活躍していた時代に作曲された作品を中心に、全体的に軽やかで明るい雰囲気に満ちた作品の数々を収録。軽やかな掛け合いが美しく、息の合ったアンサンブルに魅せられる。柔らかくも芯の通った音色のハーモニーにも注目。

LE CHANT DU MONDE 1CDあたり¥2730(税抜¥2600)

 当レーベル名義のクラシック新譜は約2年ぶり。旧譜はこちらから(ただし多くが廃盤と思われます)。
ディミトリ・ヤノフ=ヤノフスキ:3つの鍵盤協奏曲
 オルガンと弦楽オーケストラのための協奏曲/
 チェンバロと弦楽オーケストラのための協奏曲/
 ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲
エリック・リュブロン(Org)
セリーヌ・フリッシュ(Cemb)
ジェイ・ゴットリープ(P)
ジャン=ポール・デュッスィ指揮
新音楽アンサンブル
 録音:2009年。ドミトリー・ヤノフ=ヤノフスキはウズベキスタン出身の作曲家で、映画音楽などを手がけていた作曲家フェリクス・ヤノフ=ヤノフスキの息子。シュニトケ、アルヴォペルト、グバイドゥーリナ、ルトスワフスキら東欧や旧ソ連の作曲家たちの影響を色濃く受け、また、IRCAMでも研鑽を積み、ブーレーズやメシアン作品を研究、現在はハーバード大学のコンポーザー・イン・レジデンスを務めている。オルガン協奏曲はどこかメシアンを思わせるような、それでいて映画音楽を思わせる雰囲気。狂気をはらんだチェンバロ協奏曲、「春の祭典」の冒頭を思わせるピアノ協奏曲など、変化のある1枚。
預言者〜ジャン=ポール・デュッスィ(1963-):
 ソフォニ/バルク/アモス/量より質 [Nonmultasedmultum]/エクソドゥス
ジャン=ポール・
 デュッスィ(Vc)
 録音:2007年。作曲家、指揮者、新音楽アンサンブルのディレクター・・・様々な顔をもつデュッスィだが、本業はチェリスト。シェルシやバッハ、さらにはDJや民族楽器とのコラボレーションなど様々な音楽活動を展開しながらも彼は常に「今」と「ここ」の感覚を持ち続ける。「預言者」と題されたこのアルバムは5曲から成り、神秘的な雰囲気と、深遠で意味深な空気に満ちている。

COVIELLO 〔含映像商品〕 特記以外
 価格帯記載無し:1枚あたり¥3150(税抜¥3000)(SACDハイブリッド盤も同価格)
 価格帯D〔DVD〕:¥6300(税抜¥6000)

 旧譜はこちらから
COV-31115

(HYBRID_SACD)
ブルックナー
 交響曲第1番 ハ短調(1868年第1稿)
マルクス・ボッシュ指揮
アーヘンso.
 録音:2011年6月11日-13日、聖ミヒャエル教会、アーヘン、ライヴ。ボッシュが手兵アーヘンso.を率いたブルックナー・シリーズ第9弾にして完結篇。リンツ稿とも称される第1稿による演奏で、これが非常な快演。改訂の過程で失われていった作品固有の性格と色彩を実感出来る。さほど宗教でないパトスと、強大なリズム的エネルギー、予期せぬ盛り上がりなど、後期の作風とは異なる若々しいブルックナー像を再現してくれる。録音の良さも特筆もので、聖ミヒャエル教会の豊かな響きに酔わされる。
ハラルト・ムエンツ(1965-):
 クラリネット、マリンバとピアノのための「ほとんど、早く」(2008) /
 ヴァイオリンとアコーディオンのための「データ圧縮」(2009) /
 フルート、クラリネット、チェロとピアノのための「きれいに…溶解」(2010/1) /美しいピアノ曲(2006) /
 フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、ヴィブラフォンとピアノのための「後ろから前から」(2006/7)

  アンサンブル・モザイク
 ドイツの作曲家ムエンツはシュトゥットガルト、ケルン、デトモルトでラッヘンマンやクシシュトフ・メイエルに師事、主に前衛手法の作風を示す中堅。特殊編成楽団アンサンブル・モザイクが実験的な難曲を見事に再現している。
COV-81201

(2DVD)
1枚価格
価格帯:D
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
 アルベルト・ペーゼンドルファー(Br;ザックス) ヨッヘン・クプファー(Br;ベックメッサー)
 ミヒャエラ・マリア・マイヤー(S;エーファ) マイケル・パッチ(T;ヴァルター)
 ティルマン・リヒディ(T;ダーフィト) ライラ・プフィスター(Ms;マクダレーナ)
 グィド・イェンティエンス(B;ポークナー) マルティン・ベルナー(B;コートナー)
 クリストフ・ヴィットマン(T;フォーゲルゲザンク) クルト・ショーバー(B;ナハティガル)
 マルティン・プラッツ(T;ツォルン) フィリップ・カーマイケル(T;アイスリンガー)
 マルティン・ニヴァル(T;モーザー) ムン・ヨンジェ(B;オルテル) ランダル・ヤコプシュ(B;夜番)
 ヴラディスラフ・ソロディヤギン(B;シュヴァルツ) キム・デヨン(B;フォルツ)

 マルクス・ボッシュ指揮ニュルンベルクpo.、ニュルンベルク国立劇場cho.、ウルテ・アイッカー(衣装)
 ダフィト・モウフタール=サモライ(演出) ハインツ・ハウザー(装置) カールハインツ・コルンベルガー(照明)
 収録:2011年。リージョン・オール、NTSC、16:9、270m(特典映像込み)、PCM Stereo / DTS 5.0|字幕:独英仏。注目すべき「マイスタージンガー」の映像。物語の舞台であるニュルンベルクでの2011年10月にプレミエを迎えた上演の収録だが、しかし単なる地元上演でもなければ、地方劇場の素朴な上演でもなく、十分国際的に通用する立派な上演。Covielloへの一連のブルックナーの交響曲の録音で高い評価を得ている指揮者マルクス・ボッシュが、オペラ指揮者としての力量を遺憾なく発揮している。1969年、ドイツのハイデンハイム・アン・デア・ブレンツの生まれ。ザールラント国立歌劇場の第一楽長、アーヒェン市の音楽総監督を経て、2011年にニュルンベルク国立劇場の音楽監督に就任。この「マイスタージンガー」は就任後初の大仕事だった。期待に応えた立派な出来で、ブルックナーでも評判となったスッキリと引き締まっていて明るく流麗な歌のある音楽は非常に魅力的。中規模のオーケストラもかなりよい音を出している。
 歌手は基本的に劇場所属。有名な人は誰もいないが、若手、中堅の実力ある歌手が揃っている。ザックスのアルベルト・ペーゼンドルファーは要注目。エアフルト、インスブルック、ハノーファーの各歌劇場を経て、2012年からベルリン・ドイツオペラへの所属が決まっている。ベックメッサーのヨッヘン・クプファーは、2005年以来ニュルンベルク国立劇場に所属してバリトン役を幅広く歌う実力派。ヴァルターのマイケル・パッチは米国フィラデルフィア出身のテノール。1996年にドイツに進出し、2011年にニュルンベルク国立劇場に所属。2010年に初めてローエングリンを歌い、ヘルデンテノールの将来が期待されている。エーファのミヒャエラ・マリア・マイヤーは地元ニュルンベルク生まれ。ヴッパータル、アーヘンを経て2011年にニュルンベルク国立劇場に所属。30代前半と思われるが、まるで少女を思わせるような可憐さがあり、人気急上昇のソプラノ。
 演出のダフィト・モウフタール=サモライは、ドイツ演劇界の重鎮。1942年、バグダッド生まれ。両親はイスラエル人で、イスラエルに戻った後、英国で演劇を学び、そして1975年にドイツに進出、既に人生の半分以上をドイツの演出家として活動している。「マイスタージンガー」を現代ドイツで上演する場合はいろいろと解決すべき問題があるが、モウフタール=サモライは、欧州危機真っ只中の21世紀のドイツが抱える問題点を指摘するとともに、未来への希望を持たせるような、バランスの良い舞台作りをしている。また第2幕で夏至に由来するメルヘン的な場面をこさえたり、アフリカなど異文化の要素も巧みに舞台に取り入れるなど、かなり意欲的。
 有名歌手こそいないが、スルーしたりしたらもったいない充実の「マイスタージンガー」、ぜひお楽しみ頂きたい。ボーナスにメイキングを収録。

 #第3幕の徒弟たちの踊りの直前にレイヤーの切り替わりがあり、プレイヤーによっては映像、音声が一瞬止まることがある、とのこと。

ENZO RECORDINGS (日) 特記以外 1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
EZCD-10018/19

(2CD)
1.5CD価格
比石妃佐子〜El Universo de la Música Española
 グラナドス:スペイン民謡による6つの小品 H.125/組曲「ロマンティックな情景」H.57
 ショパン:バラード第4番 Op.52/5月の歌 / ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 Op.13「悲愴」
 ファリャ:4つのスペイン風小品 G.37 / モンサルバチェ(1912-2002):イヴェッテのためのソナティナ/ハバネラ

  比石妃佐子(P)
 録音:2011年8月-9月、スペイン・バルセロナ。原盤(推定):スペイン OPTICDATA『12月23日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系全国)のゲストとして登場し、一気に注目が集まったバルセロナ在住の世界的ピアニスト、比石妃佐子(ひせきひさこ)の最新録音。●比石が番組の中で演奏したモンサルヴァチェの「ハバネラ」はこのCDに収録されている。●番組中で紹介されたサグラダ・ファミリア大聖堂ライヴ1995(EZCD-10017)に大きな注目が集まっており、今後比石の夫である外尾悦郎氏(サグラダ・ファミリア主任彫刻家)と一緒に「徹子の部屋」(テレビ朝日)への出演が予定されているなど、多くのテレビ媒体での露出が予定されている。●比石はアリシア・デ・ラローチャの愛弟子。ラローチャと共同でアルベニス作品の楽譜校訂にも関わっているなど、スペインのピアノ音楽のスペシャリストとしてヨーロッパを中心に活躍しており、11年5月には九響とアルベニスの協奏曲を本邦初演した。』(以上『内』代理店記載ママ。年号無き場合は2011年です。)

EPRーCLASSIC 特記以外 1枚あたり¥2940(税抜¥2800)

 ベルギーの EVIL PENGUIN RECORDS 傘下のクラシック・レーベル。
バッハと息子たち
 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):
  チェンバロ・オブリガートとフルートのための6つソナタ〜ハ長調(1777)
 カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ(1714-1788):チェンバロのための幻想曲 ハ長調 H291
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)(C.P.E.バッハ作?):
  チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ト短調 BWV1020
 ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):チェンバロのためのソナタ イ短調
 カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ:チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ハ長調 WQ87
 ヨハン・セバスティアン・バッハ:前奏曲、フーガとアレグロBWV998
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(C.P.E.バッハ作?):
  オブリガート・チェンバロとフルートのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031

 ベンヤミン=ヨーゼフ・シュテーンス(クラヴィコード) ジャック=アントワーヌ・ブレッシュ(Fl)
 大バッハとその息子達による豪作品の共演。バッハ一族の中で、どのように音楽の流れが受け継がれていったのかを網羅している一枚。繊細ながらも表情とダイナミックさに富んだ楽器、クラヴィコードは、特に18世紀のドイツを中心に人々に愛され、特にバッハが熱烈に支持していたクラヴィコードとバロック・フルートによる演奏。クラヴィコードは楽器自体の構造が単純なため、奏者の意志がダイレクトに音となってあらわれる上、ヴィブラートなどの効果も得ることが出来る。当時の文献(クヴァンツやC.P.E.バッハらが残している)でいう「鍵盤楽器」は、第一にはチェンバロを指すが、しかし、チェンバロはもちろん、当時の最先端だったフォルテピアノといった楽器は、まだまだ市民の手には届かない高嶺の花だった。当時の人々に最も広く愛されていたクラヴィコードで、これらのフルートと鍵盤楽器のための演奏したこのディスクは、実は当時の人々が耳にしていた音楽の姿なのかもしれない。ベルギー生まれのシュテーンスは、ランスのサン=レミ旧大聖堂などでオルガニストを務める実力派。テクニックの上でも解釈の上でも、これ以上ない演奏を聴かせてくれる。ブレッシュは、フランスの国立地方音楽院時代にすでにレコーディングで賞を受けており、主にバロック時代の作品を中心に取り組んでいる。数々の著名な音楽祭に招かれるとともに、日本のアンサンブルとも共演を重ね、好評を博している。

GLOR 特記以外
 価格帯記載無し[CD/SACD]:1枚あたり¥2625(税抜¥2500)

 合唱指揮者にして作曲家、ヨスハルト・ダウスが率いるドイツのレーベル GLOR CLASSICS 。ダウス指揮のオイローパコールアカデミー [欧文では EuropaChorAcademy と、スペース無しの一語で記載される] による合唱作品のほか、カンブルランやドミンゴ指揮による管弦楽作品、声楽作品がリリース予定。
 ご案内済旧譜はこちらこちらこちら、とこちらから
ベートーヴェン
 交響曲第1番 ハ長調 Op.21 (*) /
 交響曲第7番 イ長調 Op.92 (#)
シルヴァン・カンブルラン指揮
バーデン=バーデン
 &フライブルクSWRso.
 録音:2011年5月21日、24日(*)/2000年3月8日(#)、以上コンツェルトハウス、フライブルク。カンブルランのベートーヴェン・シリーズ第3弾。先に発売された「英雄」なども、快活なテンポと、それでいて細かな部分まで生き届いた新鮮な演奏を聴かせてくれただけに、期待が高まる。第1番、冒頭の和音の絶妙なバランス感覚鳴、第3楽章のコントラストの鮮やかさなど、さすがカンブルランとしかいいようのない明晰な演奏。第7番でもカンブルランの棒は冴える。第1楽章の序奏部分も一分の迷いなく進む。第2楽章アレグレットの旋律の歌い方、そしてその旋律を彩る和声の陰影の付け方は見事。第3楽章の絶妙なテンポ、そして終楽章での小気味よい刻みっぷりと盛り上がりは、聴き手を裏切らない。小節線をまたぐ時や、次のフレーズに行く時に時折見せる絶妙な「ため」となめらかなレガート、鮮やかなデュナーミク。新鮮味たっぷり、カンブルランによる実に見事で新しいベートーヴェン像。

HANSSLER 特記以外
 価格帯記載無し:1枚あたり¥2415(税抜¥2300)
 価格帯B:1枚あたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
さぁ、わが心よ、歌い飛べ。 [Wohlauf, mein Herze, sing und spring]
 ヨハン・ジョージ・エベリング作曲/パウル・ゲルハルト作詞:わがたまさめてほめたたえよ(讃美歌第14番)
 テレマン(1681-1767)/パウル・ゲツハルト(代理店記載ママ)作詞:おのが道を委ねよ(讃美歌第290番)
 マルティン・ルター作詞作曲:神はわがやぐら(讃美歌第362番)
 アダム・ドレーセ作曲/ニコラウス・ルートヴィヒ・フォン・ツィンツェンドルフ作詞:イエスきみはいとうるわし/他

  クラウス・ハイツマン(合唱指揮/編曲/プロデュース) イェンス・ハマン(Br) 、ベッティーナ・シュップ、
  クラウディア・クラップシュタイン、ファビエンヌ・ロワ、カタリナ・ヴォーリツ(S) ガブリエル・ウール(A)
  ラルフ・ヒュープナー(ラインガオ=シンフォニエッタノコンサートマスター〔代理店記載ママ〕)
 録音:2009年。ドイツで中世より歌い継がれて、何百万もの人々の心に響いてきた古い讃美歌が、現代版アレンジによって蘇った。子供のピュアな歌声に、器楽アンサンブルも加わり、本来は素朴な讃美歌ながら、輝かしさを増した合唱曲になっている。プロデューサー、及び讃美歌の編曲、合唱指揮を務めたのは、クラウス・ハイツマン。ラインランド出身でデュッセルドルフとアメリカのインディアナ州で音楽を学んだ後、作曲家、指揮者、音楽プロデューサー、出版、音楽教師など多岐にわたる活動を展開している。特に作曲での活躍は目覚ましく、700の声楽曲と400の童謡曲を書いており、いずれも楽譜出版、録音がリリースされている。さらに、4つのオラトリオ、6つのカンタータ、8つの子供ためのミュージカルなどを手掛け、今やドイツを代表する声楽分野での大家として、世界的に評価されている。
テレマン:祝祭カンタータ集
 〔私は知っている、わが救い主が生きていることを TVWV 1:873/
  神は喜び叫ぶ声と共に昇り TVWV 1:642/神の愛の現れしとき TVWV 1:165 〕
 ステファニー・ブスト(S) アンジェラ・フロマー(A)
 ゲオルク・ポプルッツ(T) イェンス・ハマン(B)
 ウルリヒ・シュテッツェル指揮ハノーヴァー宮廷楽団、コレギウム・ヴォカーレ・ジーゲン
 録音:2010年10月7日-10日、ジーゲン、マルティニ教会。シュテッツェル指揮の下、これまで数多くの名演を残してきた名門団体によるテレマンのカンタータ集。1716年から1717年、および1720年にかけて作曲された3曲を収録。当時用いられていた様々な祝典パフォーマンスに合わせた、テレマンの創意工夫が見られる。1曲目の冒頭から、マルティニ教会に響き渡るふくよかなハーモニーにうっとりと聴き入る。フランス的な響きとイタリア的な響きを併せ持つ、テレマンならではの軽快かつ美しい旋律を堪能できる他、ピリオド楽器の演奏と、最新の研究成果を反映した演奏手法によるパフォーマンスにも注目の1枚。
ハイドン:交響曲全集 Vol.16
 〔第90番 ハ長調 Hob.I-90 (*) /
  第92番 ト長調 Hob.I-92「オックスフォード」(#)〕
トーマス・ファイ指揮
ハイデルベルクso.
 録音:2011年5月25日-26日、国際ナチュラルホルン・アカデミー、バート・デュルクハイム(*)/2010年9月11日-12日、ルドルフ・ヴィルト・ハレ、エッペルハイム(#)。「オックスフォード」は、大規模なオーケストラを念頭に置いて書かれたゆたかな響きと緻密な対位法処理とで有名な作品だが、ファイが繰り出す強弱・緩急のコントラストが生み出す活き活きとした表情からは、作品の印象もガラリと様変わり。あたかも「ハイドンなんてどれを聞いてもみな同じなんてもう言わせない」とでもいう、ファイの強い意気込みをあらためて見せつけられているようでもある。ほかに、「オックスフォード」と同一の楽器編成をとる第90番を収録。フィナーレに仕掛けられた偽休止のユーモラスな味わいは、極端で大真面目なファイの演奏で聴いてこそ迫真の効果を生み出すようにおもわれる。
チャイコフスキー作品のピアノ用編曲集
 イサーク・ミホノフスキー(1914-1978)編曲:
  舞踏会のざわめきの中で Op.38 No.3 /狂おしい夜 Op.60 No.6 /この月夜に Op.73 No.3 /
  ただ憧れを知る者だけが Op.6 No.6 /待て Op.16 No.2 /セレナードOp.63 No.6 /苦しくもまた甘し Op.6 No.3 /
  灼熱の灰がある如く Op.25 No.2 /私はお前と座っていた Op.73 No.1 /何故そんなに Op.16 No.5 /
  和解Op.25 No.1 /私は窓を開けた Op.63 No.2 /昼の輝きが満ち Op.47 No.6
 サムイル・フェインベルク編曲:春 Op.54 No.3/私の庭 Op.54 No.4/冬 Op.54 No.12

  ペトロネル・マラン(P)
 録音:2011年6月19日-20日、FWLスタジオ、ライプツィヒ。すべて当編曲による世界初録音。使用楽器:ブリュートナー・コンサート・グランド。ブリュートナーの銘器を用いてバッハ(98-424)、モーツァルト(98-231)、ベートーヴェン(98-286)の編曲シリーズを続けるペトロネル・マランの第4弾。このシリーズはピアノ以外の形態用に書かれた名作を、古今のピアノの名手が腕によりをかけて編曲したものを集めていて、いずれも技巧的で華麗。イサーク・ミホノフスキー(1914-1978)はギレリスやリヒテルと同世代のピアニスト。後半生は教育に専念したため広く知られていないが、オボーリン門下のヴィルトゥオーゾで、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」のソ連初演を行っている。彼の編曲13篇はチャイコフスキーの叙情性を主にした率直なもので、メロディの美しさにたっぷりひたることが出来る。サムイル・フェインベルクはチャイコフスキーの悲愴交響曲のスケルツォ楽章の超絶的編曲でピアノ・ファンから崇められるヴィルトゥオーゾ。彼は歌曲も3篇ピアノ用に編曲していて、ファン必聴の凝った出来となっている。

HMF 特記以外
 価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2940(税抜¥2800)
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥3150(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
ヤナーチェク
 6つのモラヴィア合唱曲(原曲:ドヴォルザーク:モラヴィア二重唱曲集)
  [もし大鎌が鋭く磨かれていたら/スラヴィコフの小さな畑/もみじの木にいる鳩/仲よく別れよう/野ばら/若者よ緑にもえよ]/
 野鴨/狼の足跡/カンタータ「わが娘オルガの死を悼む悲歌」/
 わらべ歌(序奏と18曲とエピローグ)(*) /我らの夕べ/アヴェ・マリア/我らの父
  ダニエル・ロイス指揮カペラ・アムステルダム、ラジオ・ブレイザーズ・アンサンブル(*)
  トーマス・ウォーカー(T) フィリップ・マイヤーズ(P)
 録音:2010年11月、アムステルダム。ヤナーチェク創作の重要分野のひとつが合唱で、生涯にかなりの作品を残している。多くがモラヴィアの民謡を源泉としているもので、ヤナーチェクならではの深いメランコリーと苦みに満ちた独特の味わいがある。ここには民俗的なものと宗教的なものから魅力的な7作品が選ばれ、ヤナーチェクの合唱世界を俯瞰できるようになっている。興味深いのは母国の偉大な先輩ドヴォルザークの「モラヴィア二重唱曲集」から6曲をヤナーチェクが混声合唱に編曲したもので、ヤナーチェク特有の和声がますます民俗色を濃くしている。ドヴォルザークとヤナーチェクふたりの天才性が倍加する稀有な宝。また、愛娘を失った慟哭「わが娘オルガの死を悼む悲歌」の悲痛さも心を打つ内容となっている。一方、伝承音楽に基づく「わらべ歌」は全20曲から成り、カラフルな東欧色にあふれ、音による小旅行を楽しめる。1970年結成のカペラ・アムステルダム。ダニエル・ロイスの指揮のもとに、古典から近現代まで、幅広いレパートリーを誇っているが、ここでも民族色豊かなユニークな世界を見事なチェコ語で再現している。1961年生まれのダニエル・ロイスは、ロッテルダム音楽院で合唱指揮を学び、1990年にカペラ・アムステルダムの指揮者に就任、2000年にはRIAS室内合唱団の指揮デビューも飾っている。
シューベルト:歌曲集
 野ばらD.257/子守歌D.527/子守歌D.867/秘めごとD.719/ガニュメートD.544/
 ブルックにてD.853/漁夫D.225/美と愛がここにいたことは D.775/
 4つのリフレイン歌〜第2番「ただあなたのそばに」D.866/船乗りD.536/歓迎と別れD.767/
 さすらい人D.493/森でD.834/さすらい人の夜の歌D.224/一人住まいD.800/
 冬の夕べD.938/秋D.945/ロザムンデのロマンスD.797/夜の曲D.672
  ヴェルナー・ギューラ(T) クリストフ・ベルナー(P)
 録音:2011年1月、ライトシュターデル・クルトゥアハウス、ノイマルクト、オーバープファルツ県、ドイツ。古楽からロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、気品あふれる歌声で人気のテノール歌手ヴェルナー・ギューラによるシューベルト。歌声は相変わらずふくよかで、過度な表現を抑えた自然な歌い方がシューベルトの繊細な音楽観に見事にマッチしている。ピアノ伴奏を務めるのは多くの録音を共にしてきた相方、クリストフ・ベルナー。リブレットの中で、シューベルトの代表作「冬の旅」や「美しい水車屋の娘」の形式をオマージュし、ある架空の人物の人生を物語るようなプログラムとなるよう選曲を行ったと語るベルナー。これまでシューベルトの歌曲に多く携わってきた名コンビだからこそ成せる、オリジナリティあふれるプログラム。収録作品はシューベルトの若き頃の作品から晩年期の作品まで多岐にわたり、シューベルトらしい美しくも陰りのある旋律の魅力にしっとりと浸ることが出来る。
モーツァルト:鍵盤曲集 Vol.3
 ソナタ 変ロ長調 K.333 /
 「女ほどすばらしいものはない」による
  8つの変奏曲 ヘ長調 K.613 /
 幻想曲 ハ短調 K.396 /ソナタへ長調 K.332
クリスティアン・
 ベザイデンホウト(Fp)
 録音:2011年5月、ロンドン。A=430。『モーツァルトの鍵盤独奏曲の魅力を最大限に引き出した、真に偉大な全集となるだろう』(BBC Music誌)など、全世界で高く評価されている、ベザイデンホウトによるモーツァルト作品集第3弾。K.333の第1楽章の冒頭、やさしく下降する音型から、一音一音に笑みが満ちている。極めて音が少ないモーツァルトのソナタに、これほど表情豊かで雄弁な宇宙が詰まっていたのか、と驚かされる瞬間の連続。緩徐楽章の緩急の付け方は実に見事、ハーモニーの移り変わりの美しさを一瞬も逃さず捉えている。1805年製のアントン・ヴァルターのコピーの楽器を完璧にコントロールしている。この最新盤の演奏をじっくりと味わいながらも、早くも次のリリースへの期待がまた一段と高まってしまう、楽しみなシリース。
 なお彼の名前の読み方について、国内代理店は『これまでベズイデンホウトと表記しておりましたが、発音の確認をとりまして、今後はすべてベザイデンホウトで表記をさせていただきます』とのこと。
HMU-807554

(HYBRID_SACD)
価格帯:B
Tune thy Musicke to thy Hart
 トムキンズ:おお、主をほめたたえよ/ダヴィデがアブサロムの殺されし時を聞きしとき
 アムナー:よき群衆達よ(*) / A stranger here / タヴァナー:ミサ曲「イン・ノミネ」(#)
 ラムゼイ:力強きものは倒れたるかな / タリス:神よ、我を罪より解き放ちたまえ
 パーソンズ:「イン・ノミネ」〔第1番/第2番〕(#) / ブラウン:主よ、お慈悲を / クローチェ:心の底から
 ダウランド:我、御身にふさわしからずを恥ず / キャンピオン:荒天に船出すな
 バード:なぜ私は紙とインクとペンを使うか(*) / ギボンズ:見よ、御言葉は肉体となりぬ(*)

  スティレ・アンティコ、フレットワーク(*/#)〔歌と共演;*/器楽のみ;#〕
 録音:2011年2月、リンドハースト・ホール、エアースタジオ、ロンドン。デビュー以来透明感のある美しい歌声で多くのファンを魅了してきたイギリスの若手歌手団体スティレ・アンティコによる、これまであまり取り上げられることのなかった、英国テューダー朝とフランスのジャコバン派の、個人的な祈祷(教会などの大きな場ではなく、家庭など小さな場での祈り)のための、いわば家庭用聖歌集。当時の人々の信仰心の篤さと、音楽文化の高さに驚嘆させられる。器楽演奏を担当する、ヴィオラ・ダ・ガンバの名手たちからなるフレットワークによる器楽曲も入っており、練られたプログラムと曲順で、作品ごとに異なる多様な美しい響きを堪能出来る。フレットワークによる豪奢な低音の響きは本CDでも健在。録音も素晴らしく、SACD の高音質でふくよかな響きをたっぷりお温かく(代理店記載ママ。「たっぷりと」のタイポ?)柔らかな音色に満ちたフレットワークの演奏と、スティレ・アンティコの輝かしい歌声が織りなす極上のハーモニーは必聴。
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27(全6曲)
 〔第1番 ト短調/第2番 イ短調/第3番 ニ短調「バラード」/第4番 ホ短調/第5番 ト長調/第6番 ホ長調〕
  タイ・マレイ(Vn)
 録音:2011年3月、アメリカ芸術文化アカデミー、ニューヨーク。使用楽器:ジョヴァンニ・トノーニ、1690年頃製。シカゴ生まれの新進気鋭若手ヴァイオリニスト、タイ・マレイのデビュー盤。技術力と表現力を要求される難曲の全曲収録に若きヴィルトゥオーゾが挑んだ、渾身の1枚。タイ・マレイは2004年エイヴリー・フィッシャー賞、2008-2010年BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに抜擢された注目新人。カーネギー・ホールでコンサートを行うほか、BBC響などとも共演、欧米を中心に活躍している。室内楽でも高い評価を得ており、共演したアーティストには内田光子なども含まれる。ユヴァル・ヤロン、フランコ・グッリ、ジュリアードSQの創設メンバー、ジョエル・スミルノフらに師事しており、バランスよく様々なスタイルを吸収し、自分のものにしているのが感じられる。一つ一つの音の粒が立ったすっきりとした音色、高音域においても深みと厚みを失わないしっとりとした響きは圧巻。若手らしい活気にあふれながらも安定感のある演奏に、今後ますますの注目が期待される。 技巧的なパッセージと抒情的な旋律が美しいイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、当代の名手シゲティによるJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタの演奏に感銘を受けて作曲されたといわれる。壮大なアルペジオや美しく重ねられていく和音の響きにどこかバッハの同曲を思わせる名曲。
HMX-2908385/87

(3CD)
1CD価格
ロシアの宝

 ムソルグスキー:ピアノ作品集
  展覧会の絵(全曲)/禿山の一夜/ゴパーク/涙/子供の頃の思い出〜第1番「乳母と私」/
  スケルツォ 嬰ハ短調/子供の思い出[ブリジット・エンゲラー(P)/録音:1987年6月、サル・アディヤール]


 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 Op.74/弦楽セレナード ハ長調 Op.48
  [ダニエーレ・ガッティ指揮ロイヤルpo./録音:2005年5月26日-27日、コロセウム、ワトフォード]


 ラフマニノフ:晩祷 Op.37/朝課[ポール・ヒリアー指揮エストニアpo.室内cho./録音:2004年5月24日-27日、エストニア]
 2012年のラ・フォル・ジュルネのテーマ「ロシア」に合せてのリリース。ハルモニア・ムンディからリリースされ、一部は廃盤となっている名盤を一度に収録したお買い得BOX。

HELICON / IPO (イスラエル)
 価格帯B:1CDあたり¥1995(税抜¥1900)

 旧譜はこちらから
HELICON / IPO "The IPO Heritage Series"
 名門イスラエル・フィルのレーベルにあらたなラインナップが登場。イスラエル・フィル・ヘリテイジ・シリーズは、1936年以来の伝統を誇るオケが保有する過去の膨大な公演アーカイヴから、往年の巨匠たちと繰り広げた選りすぐりのライヴ演奏の数々をお届けするというもので、ここでしか聴くことのできない貴重な内容ばかり。第1弾はモントゥー、パレー、ドラティと、強力な顔ぶれによる3タイトル同時リリース。
HEL-029650

価格帯:B
ロストロポーヴィチ〜チャイコフスキー
 交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」/
 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
ムスティスラフ・
 ロストロポーヴィチ指揮
イスラエルpo.
 録音:1975年1月14日、マン・オーディトリアム、テルアビブ、ライヴ・モノラル〔代理店記載ママ〕。ソース:イスラエル・フィル・アーカイヴズ(ディジタル・リマスタリング)。おそらく初出音源。"The IPO Heritage Series"ムスティスラフ・ロストロポーヴィチがイスラエル・フィルを指揮して、チャイコフスキーの「悲愴」交響曲と「フランチェスカ・ダ・リミニ」を演奏したアルバムが登場。よく知られるように、ソビエト時代のロストロポーヴィチは、物理学者サハロフや作家ソルジェニーツィンを擁護したことにより、当局からみずからも反体制派分子とみなされ、演奏活動を大幅に制限されてしまい、ついに1974年、向こう2年間のビザを取得して出国し、そのままソビエト連邦より亡命することになる。西側に出て本格的に指揮活動をスタートさせたロストロポーヴィチは、リムスキー=コルサコフやプロコフィエフ、ショスタコーヴィチなどのロシアものでおおいにその本領を発揮し、レコーディングも次々と行って行くが、なかでも当時、その旺盛な表現意欲と実力を世に広く知らしめた代表的録音が、チャイコフスキーの交響曲全集だった。じっさい、チャイコフスキーの「悲愴」は、ロストロポーヴィチにとってもよほど思い入れの強い作品なのだろう。ロストロポーヴィチ指揮による「悲愴」では、ロンドン・フィルとの全集シリーズ中、1976年10月のロンドンのキングズウェイ・ホールにおけるセッション録音のほかにも、ゴルバチョフの招きでワシントン・ナショナルso.を率いて16年ぶりに母国へ凱旋公演した際、1990年2月のモスクワ音楽院大ホールにおける演奏を収めたライヴ録音も知られている。また、「フランチェスカ・ダ・リミニ」については、同じくロンドン・フィルとの全集録音の流れで、1977年5月ロンドンのアビー・ロード・スタジオでセッション録音していた。20世紀後半を代表するチェロの大家としてのロストロポーヴィチは、野太い音色を武器に、スケールの大きな表現を持ち味としていたが、そのスタイルはそのまま指揮のケースにも当てはまるといえるだろう。このたび登場する音源は、1975年1月におこなわれたコンサートの模様をライヴ収録したもので、ここでは得意のチャイコフスキーを取り上げて、思いのたけのすべてをぶつけたような情熱的な演奏内容を聴かせてくれるものとおもわれる。
HEL-029651

価格帯:B
クーベリック&IPOの「合唱」〜ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
 エルジー・モリソン(S) ローリス・エルムズ(A)
 ヴァルデマル・クメント(T) デイヴィッド・ケリー(B)
 ラファエル・クーベリック指揮イスラエルpo.、テルアビブ・フィルハーモニーcho.
 録音:1958年4月25日、マン・オーディトリアム、テルアビブ、ライヴ・モノラル。ソース:イスラエル・フィル・アーカイヴズ(ディジタル・リマスタリング)。初出音源。"The IPO Heritage Series"チェコ出身の指揮者ラファエル・クーベリックは、スメタナやドヴォルザークといった母国の音楽と同様に、モーツァルトからブルックナー、マーラーに至る独墺系の作品にもすぐれた演奏を聴かせ、遺された録音の多くがすぐれた内容として知られている。ベートーヴェンについても、クーベリックは手兵バイエルン放送so.のほか、ウィーン・フィル、BPOなど、9つの世界屈指のオーケストラを振り分けた交響曲全集をはじめとして、知と情のバランスの取れた印象深い録音をいくつも残した。こうしたなかで、クーベリックはベートーヴェンの「第九」を、1959年にロイヤル・フィルとモノラル・セッション録音、1974年にクレンペラー追悼演奏会でニュー・フィルハーモニアとステレオ・ライヴ録音、1975年に上述の交響曲全集企画としてバイエルン放送so.とステレオ・セッション録音、1982年にバイエルン放送so.とステレオ・ライヴ録音をおこなっている。また、ほかに1970年12月にはバイエルン放送so.とのジルヴェスター・コンサートにおけるライヴ映像も収録していた。イスラエル・フィルとの顔合わせによる「第九」は1958年4月のライヴなので、現状でクーベリックがもっとも若い時期の記録ということになる。ちなみにイスラエル・フィルとはこの後1975年にも第4交響曲をセッション録音しているが、このときクーベリック43歳。17年後の1975年のバイエルン放送so.盤との単純比較では、全曲で4分ほど短くなっており、ここでは壮年期のパワー漲る表現にも期待したいところ。
HEL-029652

価格帯:B
イシュトヴァーン・ケルテス、死去直前のライヴ含む
 ヨーゼフ・ハイドン:ミサ曲第9番 ニ短調「ネルソン・ミサ」Hob.XXII-11 (*)
 マーラー:亡き子をしのぶ歌(#)
  ルチア・ポップ(S;*) イルゼ・グラマツキ(A;*) ミーシャ・ライツィン(T;*)
  岡村喬生(B;*) モーリーン・フォレスター(A;#)
  イシュトヴァーン・ケルテス指揮イスラエルpo.、テルアビブ・フィルハーモニーcho.(*)
 録音:1973年4月(*)、1971年4月(#)、マン・オーディトリアム、テルアビブ、ライヴ・モノラル。ソース:イスラエル・フィル・アーカイヴズ(ディジタル・リマスタリング)。おそらく初出音源。"The IPO Heritage Series"ハンガリー出身の名指揮者イシュトヴァーン・ケルテス(1929-1973)が、イスラエル・フィルを指揮して、ハイドンとマーラーの声楽曲を演奏したライヴ録音は、いずれもこれまでディスコグラフィにはなかったレパートリーだけにファンには見逃せない内容。1973年4月16日、ケルテスはイスラエル・フィルに客演した際に、テルアビブの海岸を遊泳中の事故で世を去るが、ハイドンの「ネルソン・ミサ」はまさにその当月1973年4月のライヴ。ソリストも粒ぞろいで当時34歳のポップに、バスには日本が誇る岡村喬生の名前が。岡村にとってケルテスはケルンで出会って以来の恩人かつかけがえのない友人であった。ケルテスの死去に関しても、自らの半生記「ヒゲのオタマジャクシ世界を泳ぐ」(新潮社/1983年初版)に詳しいが、2001年よりイシュトヴァーン・ケルテス協会会長も務めている。これはきわめて重要なドキュメントといえるだろう。
 カップリングは、伝説のコントラルト、モーリーン・フォレスターをソリストに迎えたマーラーの「亡き子をしのぶ歌」。フォレスターは、“マーラーの直弟子 "ワルター仕込みのマーラー歌いとして知られ、ここでも圧倒的な存在感を示しているものとおもわれる。

K617 (仏) 特記以外 1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
A due Cembali
 アントニオ・ソレル(1729-1783):2つのオルガンのためのコンチェルト第6番 ニ長調(2台チェンバロ)
 ハイドン(1732-1809):音楽時計の音楽 より〔アレグロ(ポジティフ・オルガン)/
                      メヌエット(チェンバロとポジティフ・オルガン)〕
 ヨハン・ショーベルト(1740-1767):パストラーレ(2台チェンバロ)
  (ヴァイオリンとバス伴奏を伴うクラヴサンのためのソナタOp.4 ハ短調より)
 ペーター・プラニアフスキー(1947-):無比のワルツ「何となく不器用に、速すぎず」(2台チェンバロ)
  (2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より)
 ヴィヴァルディ(1678-1741):合奏協奏曲集「調和の霊感」Op.3
                〜 No.8 協奏曲 イ短調「バッハ風に」(2台チェンバロ)
 ペーター・プラニアフスキー:子守歌「常に少しぼんやりした」/
               カプリース・フーガ「急いで、しかし慌ただしくなく」
                 (2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より)
 テレマン:協奏曲 ロ短調 TWV42 H; 1(ポジティフ・オルガンとチェンバロ)
 ミヒャエル・ハイドン:アンダンテMH468 変ホ長調(ポジティフ・オルガン)
 モーツァルト:ピアノ連弾ソナタ ニ長調 KV381
 プラニアフスキー:プレリュード「かなり静かに」(2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より)

  アリーン・ジルベライヒ、マルタン・ジェステル(Cemb/ポジティフOrg)
 録音:2011年、フランス。18世紀ヨーロッパの作曲家たちを中心とした鍵盤楽器2台のための作品集。ソレルの作品は、スペインのギター音楽の雰囲気とフラメンコを思い起こさせる陽気な作品。「2つのオルガンのための」とタイトルにはあるが、楽器の厳密な指定はなく(「オルガン」とは当時鍵盤楽器全般を指すこともあった)、ここでは2台のチェンバロでにぎやかに演奏されている。子守歌風の音楽から行進曲風の音楽、フルートを思い起こさせる華麗な装飾に彩られた美しいアリアなど、様々なスタイルの小品が並ぶハイドンの「音楽時計の音楽」からは愛らしい2作品を収録。ほかにも調和の霊感第8番を2台チェンバロで演奏したり、テレマンの室内楽をオルガンとチェンバロで演奏、名曲をさらに楽しく聴かせてくれる。プラニアフスキーは、ウィーンの聖シュテファン大聖堂オルガニスト並びにウィーン音楽大学教授として長年活躍したオルガン界の大御所。即興の名手でもある。

LIMEN (伊) 1CDあたり¥2625(税抜¥2500)

CDVD010-C010

(CD+DVD)
1.5CD価格
アクロス・ヴィルトゥオジティ
 ルイージ・バッシ:リゴレット幻想曲 / ドナート・ロヴレリオ:椿姫幻想曲
 フェルディナンド・セバスティアーニ:セミラーミデ幻想曲/ノルマ幻想曲
 カルロ・デッラ・ジャコマ:カヴァレリア・ルスティカーナ幻想曲
 リスト:リゴレット・パラフレーズS.434 (*)
  ファブリツィオ・メローニ(Cl;以外) 吉川隆弘(P)
 録音:2011年、Limen Music Studio、ミラノ。DVD内容: CDと同内容の演奏風景(NTSC)。ミラノ・スカラ座管の首席クラリネット奏者ファブリツィオ・メローニによる、オペラにまつわる超絶技巧の作品集。オペラを隅々まで知り尽くしているスカラ座管奏者によるオペラ・ファンタジー、というだけでも心躍るが、その出来栄えは期待を裏切らない物。超絶技巧に彩られたパッセージを聴いていると、オペラのシーンが次々と鮮やかに目の前に浮かぶ。ピアノを務めるのは、抜群のリズム感とテクニックで聴衆を魅了してやまない吉川隆弘。歌手のように自由に揺れながら歌うメローニのクラリネットを万全にサポートしている。最後に収録されたリストの華やかな演奏でノック・アウト!イタリアのオペラ気分を完璧無比のテクニックで120%満喫できる、実にたのしい1枚。DVDの演奏風景ではメローニの指さばきも堪能でき、こちらも興味深く見ることが出来る。

LSO LIVE 特記以外
 価格帯B[SACD]:1枚あたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
LSO-0688

(HYBRID_SACD)
価格帯:B
ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45(1940)
ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲(1942-45)
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮
LSO
 録音:2009年5月7日-8日、ロンドン、バービカンホール、ライヴ。プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン、エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス。ゲルギエフ&LSOによる、2008/09年のシーズンを通じてLSOが据えたプログラムのテーマ「Émigré(亡命者)」に因んで、祖国ロシアを離れアメリカ滞在時代に作曲された2曲。作曲者一流の哀愁と抒情を漂わせたメロディと、リズミカルな要素とがうまくブレンドされた「交響的舞曲」は、病と望郷の念で憔悴のなか持てる精魂を振り絞って回顧するかのように「第1交響曲」や「晩祷」といった自作の引用も特徴的なラフマニノフ最後の作品。LSOは比較的珍しいことにその長い歴史の中で「交響的舞曲」を7度しか演奏しておらず、うち4回が1973年のアメリカ・ツアーにおけるプレヴィンとの顔合わせによるものだった。また、レコーディングもLSOは過去に3度、すなわち1958年にグーセンス指揮1974年にプレヴィン指揮1992年にワーズワース指揮でおこなっている。ゲルギエフとLSOによるラフマニノフといえば、やはりこれに先立って2008年9月のシーズン・オープニングを飾った「第2交響曲」が当コンビ屈指の出来栄えとして記憶されているので、その流れを受けて演奏された「交響的舞曲」にも同様のすぐれた内容が期待できそう。そもそも「オーケストラのための協奏曲」的な音楽として構想された「3楽章の交響曲」は、ピアノやハープが活躍する協奏曲風な響きと形式構造が際立つと同時に、ストラヴィンスキー自ら「戦争交響曲」と述べてもいるように、ドキュメンタリー・フィルムを通して得た第2次世界大戦に対する強烈なインパクトを、粗野なリズムと管弦楽の咆哮といった原始主義時代をおもわせる作風で音化しているのが特徴的。すでにゲルギエフはマリインスキー劇場管とは、その原始的な傾向が相通じる「春の祭典」や「結婚」といったストラヴィンスキーのバレエ音楽の録音を完了しており、そこでは緻密な設計により圧倒的なサウンドを聴かせていた。いっぽう、LSOがグーセンスの指揮で初めて「3楽章の交響曲」をレコーディングしたのは、1946年の世界初演から12年後、じつに半世紀以上前の1958年のことで、LSOが手掛けた「3楽章の交響曲」の実演での演奏回数も全部で20回以上というから、その頻度はむしろ高い数字といえるだろう。以上を踏まえると、ゲルギエフ&LSOによる初のストラヴィンスキーはいかにも刺激的な取り合わせの予感十分で、期待度もかなりのものとおもわれる。

MARIINSKY (露) 特記以外
 価格帯記載無し〔SACD〕:1枚あたり¥2625(税抜¥2500)

 ロシア、ペテルブルクの至宝マリインスキー劇場の独自レーベル。旧譜はこちらから
MAR-0523

(2 HYBRID_SACD)
1.5枚価格
マスネ:歌劇「ドン・キショット〔ドン・キホーテ〕」(1910)
 フェルッチョ・フルラネット(B;ドン・キホーテ) アンナ・キクナーゼ(Ms;ドゥルシネア姫)
 アンドレイ・セロフ(B;サンチョ・パンサ) マリンスキー・アカデミー青年声楽アンサンブル

 ヴァレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場o.
 録音:2011年5月、マリインスキー劇場コンサートホール、セッション。ゲルギエフとマリインスキー・オペラの最新盤は何とマスネ。それもバスが主役を務めることで有名な晩年の傑作「ドン・キショット」。何といっても伝説的なバス歌手シャリャーピンに歌ってもらうために書かれた作品ということもあり、ロシアとは無縁の作品でなく、マリインスキー・オペラも力が入っている。セルバンテスの原作に基づくドン・キホーテの物語。マスネならではの華やかさと美しいメロディを感じさせながらも、ドン・キホーテの悲哀に感情移入させられる深さに満ちている。ドン・キホーテ役のフルラネットは1949年イタリア生まれのバス。豊かな声量と重い声が特徴で、2001年にサントリーホール・オペラでのドン・カルロ役が現在でも語り草となっている。ゲルギエフからの信頼も厚く、ムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」でも主役に起用された。「ドン・キショット」でも芸達者ぶりを発揮、第2幕で巨大な風車に挑む有名なエピソードも、ドン・キホーテそのものに見えてくるハマり方。またドゥルシネア姫への片思いもコミカルながら男の哀しみが滲み出るいぶし銀の至芸を見せてくれる。ドゥルシネア姫はマリインスキーのソリストで、ゲルギエフお気に入りのグルジアの名花キクナーゼ。スペイン女性そのものの情熱的な歌唱を聴かせてくれる。ゲルギエフとマスネは、ピンとくる組合せではないと思われがちだが、サンフランシスコ・オペラとの「エロディアート」の名盤でも証明されるように、相性ばっちり。流麗かつ優雅で、マスネの音楽性がチャイコフスキーと近いことを実感させる。

MIRARE 特記以外
 価格帯記載無し:1枚あたり¥3150(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
フォーレ:ピアノ作品集 Vol.2
 3つの無言歌 Op.17 /3つの夜想曲 Op.33 /
 即興曲〔第1番 変ホ長調 Op.25 /第4番 変イ長調 Op.36 /第5番 変ロ長調 Op.37 〕/
 舟歌〔第1番 イ短調 Op.26 /第2番 ト長調 Op.41 /第3番 変ロ長調 Op.42 〕
  ジャン=クロード・ペヌティエ(P)
 録音:2009年10月。Vol.1:MIR-072。フランスの巨匠ペヌティエによるフォーレ第2弾。3つの夜想曲Op.33など、名曲が並ぶ。フォーレ独特のどこかかすんだような、やわらかな光に満ちた世界を、透明な音で見事に再現。フォーレの世界をふくよかに美しく響かせる。ささくれだった心に優しく沁み渡るような、涙の出るような優しさと美しさに満ちた、まさに巨匠の演奏。
F.クープラン:パルナッソス山、またはコレッリ賛
ルベル:リュリ氏のトンボー / F.クープラン:リュリ賛
 フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)指揮リチェルカーレ・コンソート
 録音:2010年9月、ボーフェ(ベルギー)。17世紀後半から18世紀初頭のフランスを代表する音楽家、フランソワ・クープラン。今回は彼の器楽合奏曲の中でも有名な「コレッリ賛」と「リュリ賛」を収録。両作品とも各楽章に表題が付けられており、「コレッリ賛」では音楽の神が住まうパルナッソス山にコレッリが導かれる様子が描かれ、「リュリ賛」では、コレッリに続いてパルナッソス山へ登ったリュリが、そこで出会ったコレッリと共に演奏を行う、という物語になっている。伝統的なフランス趣味と新しい魅力に満ちたイタリア趣味との狭間で揺れていた時代に、両者の融合を掲げていたF.クープランの理想が詰まった作品と言えるだろう。2曲の間にはルベルの作品を挿入。宮廷音楽家として活動していたルベルにとって偉大な先輩にあたるリュリへの賛美の念が込められたトンボー。全体的にリュリを思わせる穏やかな曲調の中に時折現れる瑞々しい活気にあふれた装飾が美しい作品と言えるだろう。演奏を担当するのは、調和のとれたアンサンブルが持ち味の演奏団体リチェルカーレ・コンソート。バッハのマニフィカト(MIR-102)においても高い評価を受けた、その柔らかい音色と卓越した演奏技術は健在。今回もピエルロの指揮の下、芯の通った透明感のある美しいアンサンブルを聴かせてくれる。フランス・バロックならではの温かくも華やかな響きを堪能できる名盤。
ショスタコーヴィチ
 ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35 (*) /
 24の前奏曲 Op.34/
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ長調 Op.102
アンドレイ・コロベイニコフ(P)
ミハイル・ガイドゥーク(Tp;*)
オッコ・カム指揮
ラハティso.
 録音:2011年5月26日、28日、シベリウス・ホール、ラハティ。このところ、ロシアの俊英たちによるショスタコーヴィチのピアノ協奏曲リリースが続いているが、フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのピアニスト、アンドレイ・コロベイニコフも快演で一石を投じた。1986年生まれ、モスクワ音楽院でディエフに師事し、2004年に行われた第3回スクリャービン国際ピアノ・コンクールで優勝したのを皮切りに、いくつかのコンクールに入賞している。コロベイニコフのピアニズムは繊細、透明で、真珠を転がすように粒が揃っているのが特徴。このショスタコーヴィチも彼の美点が発揮されているだけでなく、ショスタコーヴィチの意外な面が発見出来る。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲は両曲とも音が薄く、線的な書法が中心だが、コロベイニコフの粒の揃ったタッチと知的な感情のドライヴにより、まるでモーツァルトのように端正、生命力ときらめきに満ちている。これまで、これほどモーツァルトを感じさせるショスタコーヴィチは聴いたことがない。「24の前奏曲」も非常に繊細で新鮮。語り口の巧さで、あっという間に聴かせてしまう。ピアノ協奏曲第1番で爽やかなトランペットを聴かせるガイドゥークは1990年生まれ。この若さでボリショイ劇場管の首席奏者を務める天才。もうひとつの魅力は、オーケストラがオッコ・カム指揮のラハティso.であること。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番の第2、第3楽章での恐怖感と深みはカムならでは。さらにラハティの透明なアンサンブルも光る。
MIR-156

(2CD)
1CD価格
J.S.バッハ
 6つのパルティータ(全曲) BWV 825-830
シャオ・メイ・シュ(P)
 録音:1999年9月。前出:MANDALA, MAN-4958/9(廃盤)。 わずか8歳にしてテレビ出演し演奏を披露、10歳で北京音楽院に入学したシャオ・メイ・シュ。文化大革命によって西洋楽器の演奏が禁止されてもなお密かにピアノを弾き続け、生き延びた彼女は、まさに波瀾の末に大成したピアニスト。 1990年に録音したゴルトベルク変奏が今もなお屈指の名演として語り継がれているが、J.S.バッハの音楽に強い思い入れを抱き、常に彼の演奏に取り組んできた。近年発売された平均律クラヴィーア曲集第1巻(MIR-103)、第2巻(MIR-044)でも、その卓越したテクニックと表現力で高い評価を受けている。時おり情感あふれる激しさも垣間見せるものの、基本的には過度な表現を控えた演奏。録音状態も良く静謐かつ清廉な音色の魅力が存分に楽しめる。インタビューで『このパルティータ集は、バッハの音楽への導入として最も良いものだと思います』と語っている。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
シャオ・メイ・シュ(P)
 録音:2004年。前出:MANDALA, MAN-5085(廃盤)。死が身近なものであることを実感した時、取り組みたいと思ったという2曲を同時に収録したことについて質問され『人生において分かりきっていることが1つあります。それはいずれ死ぬということ。皆、そのことを隠そうとしているのです』と語っている。全体的に重めの演奏で、緊張感のある強靭なフォルティッシモと、寂寥感に満ちたピアニッシモの響きのコントラストに心揺さぶられる。豊かな表現力に圧倒される名演。
シューマン
 ダーヴィト同盟舞曲集Op.6 /子供の情景Op.15
シャオ・メイ・シュ(P)
 録音:2002年6月。前出:MANDALA, MAN-5033(廃盤)。 シューマンを最も詩的な音楽家として尊敬するシャオ・メイが、持ち味である卓越した演奏技術と静謐な音色を存分に活かし、魅力を見事に表現。ロマンティックかつドラマティックな2曲を収録した本 CDは、シャオ・メイの波瀾に富んだ人生をも感じさせるプログラム。インタビューでこのことを指摘されると『その通りですね。ピアノを始めたのは子供の情景のおかげです。ですから、音楽家としての人生を決めた作品なんですよ』と語り、ダヴィット同盟舞曲集についても『私がヨーロッパやアメリカへ移住した時、私が取り組んだ最初の大作でした」と思い入れの強さを伺わせている。ドラマティックな激しい表現と、暖かみのある抒情的な表現のコントラストにうっとりと聴き入る名演。
庄司紗矢香〜ショスタコーヴィチ
 ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77/
 ヴァイオリン協奏曲第2番 嬰ハ短調 Op.129
庄司紗矢香(Vn)
ドミトリー・リス指揮
ウラルpo.
 録音:2011年8月、エカテリンブルク・フィルハーモニー(ロシア)。ジャケット写真:篠山紀信。これは衝撃の強力盤の登場。庄司紗矢香がショスタコーヴィチの協奏曲に挑戦。これまで彼女は日本のオーケストラと1番を何度か演奏し、高い評価を受けていただけに期待が高まる。まさに古今のどの協奏曲よりも庄司向きの作品と言える。ヴァイオリン協奏曲第1番は第2次世界大戦直後、まさにスターリンの恐怖政治下に書かれ、全体に神経質な緊張感と苦悩に満ちた大作。まず驚かされるのが庄司の凄まじいまでの気迫。カデンツァでの圧倒的な集中力、終楽章でのエネルギーまで息つく暇もないほどひきこまれる。ショスタコーヴィチの音楽の深さ、怖さを思い知らされる。第1番の約20年後に作られた第2番は、1番に比べると演奏される頻度が多くないが、庄司の演奏が1番に勝るとも劣らぬほど凄く、作品の素晴らしさを再認識させる。オーケストラはフォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのドミトリー・リス指揮ウラル・フィル。古き良きロシア的爆演と大きな音楽作りで、庄司の真剣勝負を真っ向から受け入れた好サポート。この緊張感の凄さはなかなか味わえない。

MUSO (仏) 特記以外 1CDあたり¥3150(税抜¥3000)

 ALIA VOX でジョルディ・サバールのCDも手がけたオリヴィエ・ヴァニュによって2011年に設立された新しいレーベル。フランス音楽の普及だけでなく、若手音楽家の発信も目指すとのことだが、バーバラ・ヘンドリックスの個人レーベル ARTE VERUM と何らかの関係があるようだ。
MU-002

(4CD)
2CD価格
クレーメルのエルガーが初出〜イザイ&エリザベート王妃国際音楽コンクール75年の歴史
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35[ワディム・レーピン(Vn/ロシア、1989年第1位)
                   ジョルジュ・オクトール指揮ベルギー国立o./録音:1989年5月29日]
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲[ニコライ・ズナイダー(Vn/デンマーク、1997年第1位)
                 マルク・スーストロ指揮フランダース王立po./録音:1997年6月3日]
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲[ギドン・クレーメル(Vn/ラトヴィア、1967年、3位)
                ルネ・デュフォッセ指揮ベルギー国立o./録音:1967年5月25日]
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲[フィリップ・ヒルシュホーン(Vn/ラトヴィア、1967年第1位)
                 ルネ・デュフォッセ指揮ベルギー国立o./録音:1967年5月27日]
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲[クリストフ・バラティ(Vn/ハンガリー、1997年第3位)
                   マルク・スーストロ指揮フランダース王立po./録音:1997年6月7日]
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲[ミリアム・フリード(Vn/イルラエル、1971年第1位)
                    ダニエル・シュテルンフェルド指揮RTB=BRTso./録音:1971年6月4日]
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.77[ヨッシフ・イヴァノフ
       (Vn/ベルギー、2005年第2位)/ジルベール・ヴァルガ指揮ベルギー国立o./録音:2005年5月28日]
 バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番[バルナバーシュ・ケレメン(Vn/ハンガリー、2001年第3位)
                    ジルベール・ヴァルガ指揮ベルギー国立o./録音:2001年5月25日]
 一部はCypresレーベルから発売があった物だが、初発売演奏が他にもある模様。 1937年、イザイ・コンクールという名で始まった、現エリザベート王妃音楽コンクールは、2012年、創立75周年を迎える。歴代入賞者はヴァイオリン部門だけをとってもクレーメル、レーピン、ヒルシュホーン・・・音楽シーンを語る上で欠かすことのできない顔ぶれがこのコンクールから世界に巣立っている。この度、75周年という記念の年を迎え、ヴァイオリン部門の歴代入賞者の貴重な録音がCD発売される運びとなった。今回のリリースで注目なのは1967年の録音。あのクレーメルを撃破したヒルシュホーンはもちろん、第3位となった当人クレーメルのエルガーは初出レパートリー。他にもレーピンのチャイコフスキーなど、そそられる音源ばかり。ブックレットにはレーピンらのコンクールの思い出エッセイも掲載されており、各入賞者たちの出発点を共に振り返ることのできる、貴重な音源セット。

NAIVE 特記以外
 価格帯記載無し:1枚あたり¥2940(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
MONTAIGNE
ブーレーズ(1925-):
 独奏フルートと8つの楽器のための「メモリアル」(1985) [Fl, 2Hrn, 3Vn, 2Vla, Vc] /
 6つの楽器のための「デリーヴ第1番」(1981) [Fl, Cl, ヴィブラフォン, Pf, Vn, Vc]/
 11の楽器のための「デリーヴ第2番」(1988, rev.2001, 2006)
  [Ob, Cl, Fg, Hrn, ヴィブラフォン、マリンバ、 Hrp, Vn, Vla, Vc, Pf] (*)
  ファブリス・ユンガー(ソロFl) ダニエル・カウカ指揮
  アンサンブル・オルケストラル・コンタンポラン
 録音:2011年6月。(*)の電子楽器なしヴァージョンは世界初録音。ブーレーズによる非常に関わり合いの深い3作品。IRCAMオープン後の1976年以降の作であること、中規模の室内アンサンブル、電子楽器をもたない(メモリアルには2ヴァージョンあり、ここに収録されているのは電子楽器なしのヴァージョン)といった共通点をもつ。これらの作品はカノンやヘテロフォニーの技法を取り入れており、作曲者の身近の人物に捧げられている。メモリアルとデリーヴ第1番は、比較的短時間で作曲されたが、デリーヴ第2番はほぼ20年かけて作曲された。メモリアルは、フランコ・ドナトーニの「Tema」(1981年)という作品の編成にヒントを得たもので、1985年11月29日にブーレーズ自身の指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランによって初演された。アンサンブル・アンテルコンタポランでフルート奏者を務めていたロランスボールガー・ル(1956-85)の思い出に捧げられている。シェーンベルクの「月につかれたピエロ」の器楽パート編成と同じ(ヴィブラフォンが加えられている)デリーヴ第1番は、1984年6月8日、オリヴァー・ナッセン指揮のロンドン・シンフォニエッタによって初演された。イギリスの音楽界の重要人物であり、ブーレーズに三作品を委嘱したこともあるサー・ウィリアム・グロック(1949-2000)に捧げられている。デリーヴとは、英語でderive(引用する)の意。ここでも引用の技法が用いられており、パウル・ザッハー(Sacher)の名の6文字のアルファベットから導かれる6つの音を素材とし、その素材を何度も「引用」して展開していく作品。エリオット・カーター80歳の誕生日、1988年12月1日に初演される予定だったデリーヴ第2番が初演されたのはそれから約1年半後の1990年6月21日のことだった。ブーレーズ率いるアンサンブル・アンテルコンタンポランによって演奏された。しかしこの初演時の版も最終形ではなく、何度かの上演を経て今のかたちに決まったのは2006年11月7日のパリでの演奏会のときだった。楽器編成はブーレーズオリジナルのもので、2つの3楽器(管楽器:コールアングレ、A管クラリネット、ファゴット/弦楽器:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)、2つの2楽器(打楽器:マリンバ、ヴィブラフォン/ハープとピアノ)、一人のホルンという楽器編成は、3+2+1+2+3という数字で表すことができ、この数字が曲の発展の鍵となっている。第1番と同じく「引用」を意識したこの作品で、ブーレーズはカーターやリゲティの作品に見られる型を用いており、これら2人の作曲家が作品の中で投げかけている問いや挑戦を受けて立っているほか、曲の終結部付近では中世のホケトゥスの技法も模しているなど、時代やスタイルを問わない広い展開をしている。電子楽器を含まない版の録音は、これが世界初ということで、注目。アンサンブル・オルケストラル・コンタンポランは1992年に現在の音楽監督であるダニアル・カウカによって創立された。19人の演奏者を中核メンバーとし、曲によって規模を自在に変えて演奏している。20,21世紀の作品に力を入れており、これまでに手がけたレパートリーは180人の作曲家による400作品にのぼっている。そのうち70作品は彼らが初演している。ダニエルカウカは現代音楽に力を入れているほか、・ワーグナーのニーベルングの指環を一日で演奏する版の演奏も手がけるなど、興味深い活動を展開している。
OPUS 111
OP-30513

(3CD)
2CD価格
ヴィヴァルディ:歌劇「テウッツォーネ」
 パオロ・ロペス(ソプラニスタ;テウッツォーネ)
 ラファエッラ・ミラネジ(Ms;ジディアーナ) デルフィーヌ・ガルー(A;ゼリンダ)
 ロベルタ・マメリ(S;チーノ) フリオ・ザナージ(Br;シヴェニオ)
 アントニオ・ジョヴァンニーニ(CT;エガーロ) 櫻田亮(T;トロンコーネ/アルゴンテ)
 ジョルディ・サバール指揮ル・コンセール・デ・ナシォン
 録音:2011年6月、オペラパレス、ヴェルサイユ宮殿内、Venise - Vivaldi - Versailles フェスティヴァル、おそらくライヴ。同音楽際の目玉公演、サバール指揮によるヴィヴァルディ「テウッツォーネ」復活上演。充実したアリアが並ぶヴィヴァルディの意欲作ながら、録音に恵まれなかった作品に、豪華演奏陣の極めつけの録音の登場。テウッツォーネの物語の舞台は中国、いってみればヴィヴァルディによるトゥーランドット。物語の内容は、恋模様と皇帝の跡継ぎをめぐる問題を軸に、その当事者たちの、裏切り、陰謀などといったもが、ドラマティックなアリアや充実した器楽パートなど、聴きどころ満載。
 テウッツォーネは、1718年12月26日、マントヴァ総督フィリッペがグァスタッラ妃との結婚を発表した翌日の祝典行事の一環として、アルチドゥカーレ劇場で初演された。1718年から1720年にかけて、ヴィヴァルディは、破格の条件で(オペラのキャスティングはヴィヴァルディの意のまま、オペラ公演に赤字が出た場合はすべて総督が補填してくれるという夢のような条件)、マントヴァで音楽監督の職を得ていた。マントヴァ時代、ヴィヴァルディは器楽作品を多く書いており、「四季」もちょうどこの時期に書かれた物。オペラは8つ(うち4つは改訂だが)を残している。詩人アポストロ・ゼーノによるこの台本は、ヴィヴァルディが1718年に発表するまでにも幾度かオペラ化されていた。ヴィヴァルディも、他の作曲家による上演をみて、この台本を見出したと考えられている。マルコ・ポーロ以降ますます高まっていた異国趣味の風潮もあって、中国が舞台となっているが、中国の法や式典行事などの具体的なディテールも取り入れた台本となっている。アリアなど、自作の引用もしているが、同時に、レチタティーヴォ→ダ・カーポ・アリアという伝統の枠にとらわれずないアリアの形式など、新しいスタイルの追求が見られ、また、充実した器楽の書法など、大変な意欲的な作品となっている。
 サバール率いるル・コンセール・デ・ナシォンの確かな管弦楽、ラ・ヴェネシアーナでも注目度の高いロベルタ・マメリ、さらにバッハ・コレギウム・ジャパンでもお馴染の世界的に活躍する日本人テノール、櫻田亮が出演しているのも注目。また、タイトルロールを歌うソプラニスタ、パオロ・ロペスは、パレルモ出身で、パレルモ・マッシモ劇場でコーラスとして研鑽を積み、クリスティやビオンディ指揮のオペラで主役を務めるなど注目度急上昇中の実力派。演奏陣、そして資料価値としても大変貴重なヴィヴァルディのオペラ、是非ご堪能頂きたい。

 ・あらすじ:中国の首都。時は定かでない。
 【第1幕】中国の皇帝トロンコーネは戦に敗れ、後を継ぐのは息子のテウッツォーネだという遺言を遺してこの世を去る。亡きトロンコーネの妻ジディアーナは、実はひそかにテウッツォーネに思いを寄せており、皇帝の死を機に、帝位とテウッツォーネの心を手に入れようとたくらみ、使用人であるチーノとシヴェニオに協力を求める。トロンコーネの葬儀が準備されるなか、テウッツォーネの許嫁でお互いに愛し合っているタタールの妃ゼリンダが宮殿にやってくる。テウッツォーネはゼリンダと、葬儀が終わって自分が王位についたら結婚しようと誓い合う。しかし、葬儀の場で、ジディアーナ一味は、偽造した遺言状を読み上げ、王冠はジディアーナのものとなってしまう。
 【第2幕】テウッツォーネはゼリンダ率いる謀反軍との戦に敗れ、囚われの身となる。裁判で、テウッツォーネは死刑を言い渡される。許嫁であったゼリンダは、ジディアーナに、テウッツォーネはもはや自分のことを愛してはいないと偽りを言い、テウッツォーネを死から救ってほしいと懇願する。ジディアーナはテウッツォーネを呼び出し、もし自分と結婚するならば死刑を取り消すと申し出るが、テウッツォーネはこの申し出を即座に断る。
 【第3幕】テウッツォーネは、ジディアーナからの再三の申し出を拒絶し、ゼリンダの説得にも応じず、死刑を受け入れる覚悟をする。ジディアーナは自分の手下として働いたチーノとシヴェニオに、よく働いた褒美として、中国の掟(支配者は複数の者との結婚が許されるというもの)に基づいて二人と結婚をすると告げる。この申し出に納得いかないチーノは、テウッツォーネに死刑の最終宣告をするはずの公の場で、ジディアーナのこれまでの陰謀をすべて明らかにする。ジディアーナとその手下一味は捉えられる。最後には王冠はテウッツォーネのものとなり、ゼリンダと結ばれ、幕となる。
1600
 作曲者不詳(ロッシ?):幻想曲 / ブリエーリ:4声のカンツォーネ「悪魔につかれた女」
 メルラ:4声の器楽カンツォーネ第1集〜第5番「ラ・クレマスカ」
 デ・マック:コンソナンツェ・ストラヴァガンティ / フレスコバルディ:4声のカンツォーナ第5番
 メールラ:半音階的カプリッチョ / サルヴァトーレ:フランス風カンツォーネ第2番
 カステッロ:4声のソナタ第16番 / ガスパロ・ツァネッティ:ヴァイオリンの演奏を学ぶ学生(全7曲)
 マリーニ:「さまざまな楽器のための教会ソナタと室内ソナタに分けられたジャンル」〜4声と3声のパッサカリア
 レグレンツィ:4声のためのソナタ第2番 / G.ボノンチーニ:「シンフォニア・ダ・キエーザ」〜シンフォニア
 トレッリ:合奏協奏曲第1番 ト長調 Op.6 No.1 / ダッラーバコ:4声の教会協奏曲第1番 Op.2 No.1

  リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb/Org)指揮コンチェルト・イタリアーノ
 録音:2011年3月、教皇庁立宗教音楽院、ローマ。17世紀の器楽アンサンブル小品集。より表情豊かな音楽が好まれるようになった「1600年」という時代をテーマに、イタリア・バロック初期を代表する作曲家たちの珠玉の作品が詰まった1枚。弦楽器と鍵盤楽器によって奏でられる、軽やかかつ高貴なイタリア・バロックの響きに心癒されることだろう。アレッサンドリーニとコンチェルト・イタリアーノは今回も美しいアンサンブルを聴かせてくれる。作業の片手間に聴くもよし、ゆったりと聴きいるもよし。イタリア・バロックの多様な曲調を存分に楽しめるおすすめ盤。

OPMC CLASSICS (モナコ) 1CDあたり¥2835(税抜¥2700)

 モンテ・カルロpo.の自主レーベル、OPMC-CLASSICS [Orchestre Philharmonique de Monte-Carlo]。2011年3月15日に急逝したヤコフ・クライツベルク(前・首席指揮者)指揮のタイトルが並ぶ。
ショスタコーヴィチ
 交響曲第11番「1905年」Op.103
ヤコフ・クライツベルク指揮
モンテ・カルロpo.
 録音:2010年1月25日-26日。クライツベルク自身が「会心の出来」と振り返っていたという交響曲第11番のライヴ。サンクトペテルブルクに生まれ、ビシュコフの弟でもあるクライツベルクはショスタコーヴィチに対して特別な思い入れをもっていた。特に第11番は、NYPのデビュー公演となった演奏会で指揮したもので、その後もフィラデルフィア管などとも共演した特別な作。各楽器のバランスの采配が実に見事な、稀有な名演となっている。ショスタコーヴィチの第11番「1905年」は、演奏時間1時間を要する大曲。ロシア革命前夜を描いた映画的音楽で、ショスタコーヴィチの驚くべき描写力が発揮されている。「血の日曜日」の民衆虐殺の場面をはじめ、全体に指揮者の能力が試される難曲。不気味な事件を予感させるようなおどろおどろしい第1楽章は実にリアルに響き、第2楽章の射撃のシーンは痛々しいほど。終楽章の激しさは圧巻。

PREISER 特記以外
 価格帯記載無し:1CDあたり¥2520(税抜¥2400)[SACDも同一の価格]

 旧譜はこちらから
リスト、ワーグナー:歌曲集
 リスト:どうやって、と彼らは尋ねた(第2稿)/おお、私が眠りにつくときには(第2稿)/愛とは何/かつて/
     私は去り行きたい/おお、愛しうる限り愛して/愛の夢第3番 変イ長調/バラード第2番 ロ短調
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集

  エリーザベト・リンハルト(S) カール・アイヒンガー(P)
 リストとワーグナーの歌曲集。エリーザベト・リンハルトはウィーン生まれのソプラノ。ドイツリートで活躍している。カール・アイヒンガーはオーストリア、ツヴェットルの生まれ。室内楽のピアニストとしても高名。
ウィーンのクリスマス
 モーツァルト:戴冠ミサ / ハンマーシュミット:門を広く開けよ
 プレトリウス:さあ来て下さい、異邦人の救い主よ / ヴルピウス:エサイの根より
 アルカデルト:アヴェ・マリア / レーガー:マリアの子守歌
 グルーバー:清しこの夜 / フランク:天子の糧 /ノイナー:よく眠れ、天の子よ/他
  コルネリア・ホラク(S) ガブリエーレ・シマ(A) ゲルノート・ハインリヒ(T)
  アルフレート・シュラーメク(B) アンドレアス・ピクスナー指揮聖アウグスティン教会cho.
 ウィーンの聖アウグスティン教会合唱団が歌う、ドイツ語圏では定番のクリスマス曲集。演奏もたいへん温かみがある。
ツィーラー・エディション Vol.15〜ツィーラー
 真のウィーン風 Op.381 /黄金の青年時代 Op.523 /遠慮 Op.200 /勇敢に! Op.401 /
 ウィーンの民衆詩 Op.314 /笑って Op.167 /惚れている Op.319 /ハロドリOp.6 /
 愛の本! Op.413 /レオポルディンヒェンOp.5 /村の美しさ Op.393 /風のように速く Op.165 /
 心のバロメーターOp.421 /愛の手紙 Op.370 /村のツバメOp.19 /放して Op.386
  ウィーン・コンツェルタンテ・シュランメル四重奏団
  カール&エリカ・スヴォボダ・ツィター・デュオ
 PREISERの人気シリーズ、カール・ミヒャエル・ツィーラー・エディション、後回しになっていた第15集が発売に。なかでも知る人ぞ知るカールとエリカの両スヴォボダによるツィターがウィーン情緒をかきたててくれる。

RADIO FRANCE 特記以外 1枚あたり¥3360(税抜¥3200)

FRF-013

(6CD)
3CD価格
演奏家のノート Vol.1「ピアニスト、フィリップ・カッサール」〜シューベルト
 楽興の時 Op.94 D.780 より/ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 Op.53 D.850 より〔第1楽章/第2楽章〕/
 即興曲集 Op.142 D.935 より〔第1番/第4番〕/白鳥の歌 D.957 より〔アトラス/彼女の絵姿/海辺で/影法師〕/
 ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958 より 〔第1楽章/第2楽章〕/ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
 録音:2008年-2011年、ラジオ・フランス・スタジオ。ラジオ・フランスで放送されていた、ラ・フォル・ジュルネに来日以来、日本でも人気急上昇中のフランス人ピアニスト、カッサール司会のシューベルト紹介番組から選りすぐった6枚組CD。近年は独自解釈によるドビュッシーの演奏で注目を浴びているが、シューベルトもまた彼の得意とするレパートリーの1つ。フランスでシューベルトについてのエッセイを出版するほど、この作曲家に熱意を持って向き合ってきた。シューベルトの特定のピアノ作品をテーマに掲げ、その作品のW.ケンプ、バドゥラ・スコダらの演奏の音源を流しながら、演奏の合間や途中でカッサールが語りの解説を入れる(フランス語)という趣向のラジオ番組で、2008年〜2011年の間に放送された。また、テーマとなっているピアノ作品を理解する上で重要な他ジャンルの作品(ディースカウ歌唱、リヒテルのピアノによる「ブルックの丘で」など)もあわせて紹介されていて、貴重な音源を垣間見(垣間聴き)ながら、シューベルトの世界を堪能できる興味深いセットとなっている。

SIMAX (諾)
 価格帯記載無し[CD]:1CDあたり¥2940(税抜¥2800)

 旧譜はこちらから
グスタフ・メルケル(1827-1885):オルガン作品集 Vol.3
 ソナタ〔第4番 ヘ短調 Op.115 /第5番 ニ短調 Op.118 /第6番 ホ短調 Op.137〕/後奏曲 Op.44 No.3/
 コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」による10のフィギュレーションOp.116/幻想曲 ニ短調 Op.176

  ハルゲイル・シアーゲル(Org)
 録音:2006年5月19日-21日、聖マリア教会、バルト(ドイツ)。使用楽器:聖マリア教会のカール・アウグスト・ブフホルツ・オルガン(1821/1896年)。
グスタフ・メルケル(1827-1885):オルガン作品集 Vol.4
 ソナタ〔第7番 イ短調 Op.140/第8番 ロ短調 Op.178/第9番 ハ短調 Op.183〕/自由な様式のアダージョOp.35/
 協奏曲の楽章 変ホ長調 Op.141/クリスマス行進曲 Op.145 No.6/フーガ ハ短調 Op.124 No.12

  ハルゲイル・シアーゲル(Org)
 録音:2006年6月21日-23日、市立聖ヤコブ教会、ケーテン(ドイツ)。使用楽器:聖ヤコブ教会のフリードリヒ・ラーデガスト・オルガン(1872年)。ドレスデンとライプツィヒを中心とする中部ドイツのオルガン音楽の伝統を支えたひとり、グスタフ・メルケルの作品を4枚のディスクで紹介するシリーズ。メルケルの解釈に関する博士論文を完成させたノルウェーのオルガニスト、ハルゲイル・シアーゲル(1955-)がドレスデン大聖堂をはじめとするドイツのオルガンを弾いた、2009年リリースの第1集(PSC-1273)と第2集(PSC-1274)は、20世紀以後ほとんど忘れられてしまっていたメルケルの音楽を新たな聴き手に伝える最良の演奏として高い評価を受けている。シリーズを完結させる2枚。第3集は、第4番、第5番、第6番のソナタ、メルケルのオルガン曲でもっとも演奏されることの多い ニ短調の幻想曲など6曲。第4集には、最後のソナタ3曲とともに、ダイナミクスの大きな変化をつける即興的な「自由な様式のアダージョ」、協奏曲とソナタの性格を組み合わせることを試みた「協奏曲の楽章」、キャロル「神の御子は今宵しも」のメロディで曲を閉じる「クリスマス行進曲」が選曲され、メルケルの音楽にふさわしい深く美しい音色のオルガンが選ばれている。

SOLI DEO GLORIA 〔SDG〕 特記以外 1CDあたり¥2310(税抜¥2200)

 旧譜はこちらから
SDG-706

1.5CD価格
シュッツ
 ダヴィデ詩篇集〜第8曲「あなたの住まいはいかに麗しいことか」SWV29 (*)
 ガイストリッヒェ・コアムジーク〜第23曲「今からのち主にあって死ぬものは幸いである」SWV391 (*)

ブラームス:ドイツ・レクイエム(#)
 キャサリン・フーグ(S) マシュー・ブロック(Br)
 ジョン・エリオット・ガーディナー指揮モンテヴェルディcho.、
 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
 録音:2007年10月28日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(*)/2007年11月18日、サル・プレイエル、パリ(#)/2008年8月19日、アッシャー・ホール、エディンバラ(#)、全てライヴ。ガーディナー、満を持してのドイツ・レクイエム再録音。1990年の第1回録音も名演として名高いが、これまでにもブラームスの交響曲などを共に幾度も手がけてきた手兵オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークの練り上げられた音色と、同じく兵ぞろいのモンテヴェルディ合唱団による見事な合唱が織り成す世界は絶品。第4曲の「いかに愛すべきかな、なんじのいるところは、万軍の主よ」の優しい出だしとその後の流れる音楽に涙し、第6曲目の「われらここには、とこしえの地なくして」の激しい管楽器も合唱も、技術の素晴らしさにあらためて驚かされる出来栄えとなっている。このドイツ・レクイエムは、ブラームス個人のゆるぎない宗教観を反映しているといわれる。ブラームス自身ルター派の洗礼を受けており、ルター派の聖書のテキストをしていること、また、「キリスト」という言葉や「復活」にまつわる部分がないこと、そして、死者の鎮魂のためというよりも、今を生きている者への慰めとしてのレクイエムであることなどがその理由。ここに収録されているシュッツの作品は、テキストの選択やテキストへの音楽のつけ方などにドイツ・レクイエムとの類似がみられ、いかにブラームスがシュッツをよく研究していたか、がわかる内容となっている。ブラームスの個人的な宗教観を色濃く反映したロマン派の大作であり、同時にシュッツの音楽を思わせる部分など古の部分も併せ持つこの作品を、ガーディナーが二度目の録音でどのように響かせるか、注目の1枚。

SUPRAPHON  特記以外
 価格帯記載無し:1枚あたり¥2310(税抜¥2200)
 価格帯B:1枚あたり¥2100(税抜¥2000)

 旧譜はこちらから
SU-4074

価格帯:B
イヴァン・クスニエル(Br)アリア集
 ミスリヴェチェク:アブラーモとイザーコ(アブラハムとイサク)、ズヴォナルシェ:ザボイ、
 スクヘルスキ:ローラ、シェボル:モラヴィアの寺、スメタナ:ボヘミアのブランデンブルク人、
 ドヴォルザーク:ヴァンダ、ロツコスニ:迅速な聖ヨハネ、ベンドル:レイラ、
 ナープラヴニーク:ドゥブロフスキ、フェルステル:ジェシカ、オストルチル:ヴラスタの死、フィビフ:ヘディ、
 パウエル:ズザナ・ヴォイジョヴァー、ノヴァク:カルルシュテイン、からのアリア、場面

  イヴァン・クスニエル(Br) リボル・ペシェク指揮プラハ放送so.、イヴァン・パジーク指揮
  プラハ・シンフォニエッタ、プラハ国立劇場o. ヨゼフ・チャロウプカ指揮プラハ・スメタナ劇場o./他
 録音:1981年-1991年。歌手、収録曲とも、ボヘミア音楽マニアにはたまらないCD。イヴァン・クスニエルは1951年生まれのチェコの偉大なバリトン。1977年からブルノ歌劇場に所属、1982年にプラハ国立歌劇場に転じ、長らくこの劇場の中心歌手として活躍した。そのクスニエルが、ボヘミア、チェコの作曲家の非常に珍しいオペラのアリアや場面を歌った録音をまとめたCD。ドヴォルザークの「ヴァンダ」、スメタナの「ボヘミアのブランデンブルク人」、ミスリヴェチェクの「アブラーモとイザーコ」などは、それぞれの作曲家の中でも知名度は低い作品。いわんやそれ以外は、作曲家の知名度も低ければその作品はほとんど知られていない、どれも非常に貴重なものばかり。そうした極めて珍しい曲も、クスニエルの気品のある歌にかかればいずれも聞き応えがある。1983年にペシェクとプラハ放送so.の伴奏でPANTONに録音した9曲を中心に、放送音源なども使用。SUPRAPHONでなければできない企画。

TRANSART (仏) 特記以外 1CDあたり¥2625(税抜¥2500)

 2011年5月から国内代理店変更。今後入荷する旧譜には、旧代理店扱い商品に付属していた日本語解説等は付きません。旧譜はこちらから
TR-170

(2CD)
パウル・バドゥラ=スコダ〜ディヌ・リパッティに捧ぐ
 J.S.バッハ:パルティータ 変ロ長調BWV825 / モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調KV310
 シューベルト:即興曲集 D899 Op.90 より〔第3番 変ト長調/第2番〕
 ショパン:ワルツ〔イ短調Op.34 No.2 /嬰ハ短調Op.64 No.2 /変ニ長調Op.64 No.1「子犬」〕/
      ノクターン〔嬰ハ短調Op.27 No.1 /変ニ長調Op.27 No.2 〕/4つのマズルカOp.30 /
      バラード第3番 変イ長調Op.47 /ノクターン 嬰ハ短調 遺作
 シューベルト:12のワルツ、17のレントラーと9つのエコセーズ D145 Op.18 より 2つのワルツ Op.18 Nos.7, 8

  パウル・バドゥラ=スコダ(P)
 録音:2010年9月16日、ブザンソン国際音楽祭、ライヴ。なお、ショパンのマズルカは国内代理店によると『ハ短調Op.30』『ロ短調』の2曲?とされているが、海外の欧文情報やバックインレイ写真によると上記のとおりOp.30の全4曲となっている。また、国内代理店はバドゥラ=スコダの姓名区切りを間違えており『パウル=バドゥラ・スコダ』と記載されている(以下も含め訂正済)。巨匠バドゥラ=スコダが天才リパッティの思い出に捧げた一夜の演奏会。リパッティが亡くなる2ヶ月前にブザンソンで開催したいわゆる「告別リサイタル」の曲目を組み込んでの記録。『比類なき精確さのテクニックのみならず、このうえない繊細さ、ショパンへの敬意と愛情に満ちた演奏をするピアニストを私はその時に初めて発見した。それ以来、私はリパッティのファンとなった。(中略)リパッティの告別演奏会のレコーディングを聴くたび、私の心は彼に対する憧憬と悲しみの入り混じった感情でいっぱいになる。巨匠であり、ミスなく、めまいがするほどに美しく、そして、敢えて言うが、最期を間近に控えた人間が成し得る「純粋」芸。ブザンソン音楽祭で、この素晴らしき才能に溢れた音楽家の追悼演奏会で演奏する機会を得たことに感謝する。』 バドゥラ=スコダは実際にリパッティの演奏をライヴで聴いたことがあったが(告別演奏会ではない)、あまりに素晴らしく、また、既に病に冒されていたことが誰の目にも明らかで、コンサート後に近寄ることもできなかった、と語っている。夭逝の天才、リパッティの思い出に捧げる巨匠の演奏会、胸に沁みる秀演が展開されている。
ショパン:室内楽作品集 チェロ・ソナタ ト短調Op.65 /ピアノ三重奏曲 ト短調Op.8
 オリヴィエ・シャルリエ(Vn) アントワーヌ・ピエルロ(Vc)
 アブデル・ラーマン・エル=バシャ(P)
 録音:2010年7月、フラヌリ音楽祭、ランス、ライヴ。エル=バシャがピアニストを務める充実のショパン室内楽作品集。確かなピアノが光るチェロ・ソナタは絶品。音楽一家に生まれたチェリストのアントワーヌ・ピエルロは、2009年のヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞に輝くなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍しているチェリスト。エル=バシャという大ヴェテランの胸を借りて、ショパンの名曲を詩情たっぷりに聴かせる。フランス・ヴァイオリニズムの確かな継承者、シャルリエが参加してのピアノ三重奏曲も見事。慟哭のような出だしから密度の濃い空気に圧倒させられ、終楽章も華麗に聴かせる。

WERGO 〔含映像商品〕 特記以外 1枚あたり¥2940(税抜¥2800)
 (SACDも同一の価格)

 旧譜はこちらから
WER-2066

(3CD)
2CD価格
リュク・フェラーリ:作品集
 ジェネリック/プレリュード(空港)/プレスクリアン/駅/金のロバ/インタビュー・ゲーム/
 交響的散歩/森の歌/インタビュー No.1/ラ・カンティン/ラ・フォリ/はい、おしまい。/
 「フェラーリは聞く」
  〔ティツィアーナ・ベルトンチーニ/アンティエ・フォヴィンケル/フランク・ニーフスマン/ダヴィッド・フェネク/
   ニール・フルカー/ガットゥンク・ヘルシュピールのために/ JETZTへのコメント/ UberunbergrenzteZeit 〕
 フランスの作曲家リュク・フェラーリは、1981-82年にかけてラジオ・プレイ「今 (JETZT) ―あるいは、おそらくこれは場所と瞬間の混乱の中にある私の日々の生活」を手がけていた。フェラーリによる他のラジオ・プレイと同様、この「JETZT」は、音楽、ラジオ芸術とラジオの語り劇といったジャンルの中で特別な存在。フェラーリと彼の妻ブリュンヒルト・フェラーリとの会話はドイツ語とフランス語の両方によっており、録音の場所やプロセスもユニークなものとなっている。フェラーリはすべてをライヴで録音した。フランクフルト空港に着いたとき、マイクをセッティングし、どのようにラジオ・プレイを進めるかなどを相談している声も収録、さらにそれを弦楽四重奏の演奏と重ねたりもしている。深遠で哲学的な質問とともに、フェラーリの自伝的な要素も芸術的にちりばめられている。フェラーリのラジオ・プレイ「JETZT」の全貌がCD化されるのは初めてのこと。[CD3]にはフェラーリのラジオプレイにインスピレーションを得た新作もならび、フェラーリに多方面から光を当てた秀逸なセット。
ジャミリア・ジャジルベコヴァー(1971-):3月の夜/声/アスパン/閉じこもることへの拒絶 IV /アイキョン
 アンサンブル・モデルン
 録音:2011年4月。カザフスタン出身のジャミルベコヴァー作品集。フルートとピアノをアルマトイで学んだ後、ロシアに移りチャイコフスキー音楽院で作曲を学んだ。その後DAAD奨学生となりドイツなどでも学び研鑽を積んだ。プロジェクトや、ガウデアムスなどで、作曲家として活躍しているのはもちろん、歌手、フルート奏者、ピアニストなど幅広く音楽活動を展開している。「声」や「アスパン」(カザフスタンの言葉で「山」の意)は彼女自身強い思い入れと郷愁を常に持ち続けているカザフスタンを思わせる空気感が魅力。
WER-6937

(3CD)
2CD価格
アール・ブラウン・コンテンポラリー・サウンド・シリーズ〜ブラウンの音楽人生 Vol.4
 [CD1]「弦楽四重奏のための新しい音楽」〔オリジナルLP:1972年〕
 ブーレーズ:弦楽四重奏のための書〔 Ia (*) / Ib (*) / II (*) / V (#) 〕
 シェルシ:弦楽四重奏曲第4番 (+) / アール・ブラウン:弦楽四重奏曲(**)
  [パレナンSQ (*) ハーマンSQ (#) 新音楽SQ (+) ニューヨークSQ (**)]

 [CD2]「室内オーケストラのための新しい音楽」〔オリジナルLP:1972年〕
 クセナキス(1922-2001):アホリプシス(21の楽器のための)(*)
 アルド・クレメンティ(1925-2011):フルート、オーボエ、クラリネットのための「トリプルム」(#)
 ブー・ニルソン(1937-):室内オーケストラのための「情景 III 」(+)
 シェーンベルク:室内アンサンブルのための3つの作品(+)
 ヴオジミェシュ・コトンスキ(1925-):アンサンブルのための「歌」(+)
 高橋悠治:4つのヴァイオリンのための「6つのストイケイア」(**)
 ブー・ニルソン:フレクヴェンツェン(*)
  [フランシス・トラヴィス指揮ハンブルク・カンマーゾリステン(*)
   セヴェリーノ・ガッゼローニ(Fl;#) ローター・ファベル(Ob;#) ギィ・デュプリュ(Cl;#)
   ブルーノ・マデルナ指揮国際クラニッヒシュタイナー室内アンサンブル(+)
   ポール・ズーコフスキー(Vn〔多重録音〕;**)]

 [CD3]ハンブルク・カンマーゾリステン〔オリジナルLP:1962年〕
 ミルコ・ケレメン(1924-):管楽五重奏のための対位法的エチュード
 ニコロ・カスティリョーニ(1932-1996):トロピ
 ヴィットリオ・フェッレガーラ(1927-):9つの楽器による室内オーケストラのためのセレナータ
 尹伊桑(1917-1995):7つの楽器のための音楽
  [フランシス・トラヴィス指揮ハンブルク・カンマーゾリステン]
 「アール・ブラウンの芸術」シリーズ、発売延期となっていた第4弾の登場。disc1は、弦楽四重奏のための作品集。弦楽四重奏は、多くの器楽作品の作曲家にとって、自身の技量を見せ付けるために選ばれる演奏形態だった。シェルシは四人の奏者に微分音を奏でさせ、微妙な音高の変化やリズムの微妙な変化をそれぞれのパートに間断なく与える。曲は次第に盛り上がるが、上りきったと思ったらまたさらにクライマックスがあるといった感じの、上れども上れども頂上まで行き着かないようなもどかしさの中で曲が閉じる。ブラウンの作品は、布を引き裂くような音が聞こえるなど、楽器の限界を超えた表現に満ちている。disc2は、室内オーケストラのための作品集。イタリアの作曲家アルド・クレメンティ初期の「トリプルム」は、セリエル音楽のお手本のような作品。名手ガッゼローニがフルートを担当しているのもポイント。スウェーデン出身の作曲家、ニルソンの重要作品のひとつ「情景III」は打楽器が効果的に響き、最後は思わず耳をふさぎたくなるような大音量での高いテンションが持続するが、耳を澄ますとそれぞれの奏者が細かな仕事をしており、ニルソンの持ち味である細密画のような雰囲気も失われていない。シェーンベルクの3つの小品はこれが当時世界初録音だった。どこかストラヴィンスキーの「春の祭典」を思わせうる響きをもった3曲目は未完となっており、途中で終る。高橋悠治の「ストイケイア」は4つのヴァイオリンのための作品だが、ここでは一人の奏者が多重録音している。ハーモニクスの神経質な重音が通奏低音のように鳴り響く中、鋭いピチカートなど様々な音が断片的に奏され、次第にメロディーのようなものも顔を出すが、最初から最後まで大きな変化はないままに幕となる。disc3はすべてこのハンブルク・カンマーゾリステンによって初演された作品。ケレメンの「対位法的エチュード」は、コラールなどの旋律ではなく、リズム構造で対位法を構築していく。カスティリョーニの「トローピ」では、沈黙の合間に様々な楽器によって奏でられるアリアが印象的に響く。フェッレガーラの「セレナータ」は、十二音技法を様々に応用して、ある音を契機に色が変わったり流れが変わったりする。打楽器の使用も印象的。ユンの作品はベルクの精神を感じさせる物。単音や二つの音の繰り返し(それぞれの音の長さは異なる)から構成されるメロディーを軸に楽曲が展開される。楽章が進むにすれて音の密度が低くなり、最終楽章では非常に速いテンポで、高まるリリシズムの中、幕となる。
MV-08055

(DVD_VIDEO
[PAL])
1.5CD価格
ペーター・フォーゲル(1937-):ザ・サウンド・オブ・シャドウズ
 フォーゲルは英語で語っており、字幕はドイツ語のみ表示。インタラクティヴ・エレクトリック彫刻のパイオニアであるドイツの音響彫刻家、ペーター・フォーゲルのドキュメンタリー。細かな部品を自らハンダと半田ごてを自在に操って組み合わせ、その前で手を動かしたりすることによって様々な効果が生み出される、複雑なテルミンのような楽器を実際に作る過程などが映し出されている。三次元を説明するために絵を描くなど、なんでもしてしまうぺーター・フォーゲルの頭脳の中を少しだけ垣間見ることができるような興味深い映像作品。
 #PAL方式のため、国内の通常映像機器では再生出来ません。また、パソコン等での再生保証もございません。

WIGMORE HALL LIVE 1CDあたり¥1575(税抜¥1500)

 ロンドンの室内楽/リサイタル向けホールとして世界中から愛されているウィグモア・ホールが立ち上げた自主制作レーベル。コンサート・ホールでの興奮をダイレクトに伝えるライヴ・レコーディング。
 2011年9月から国内代理店が変更となるのに伴い、旧価格(1CD枚あたり\2625(税抜\2500))から大幅値下げ! 旧譜はこちらから
シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」D.957 クリストファー・
 モルトマン(Br)
グレアム・ジョンソン(P)
 録音:2010年4月20日、ロンドン、ウィグモア・ホール。同年2月収録の「冬の旅」(WHLIVE-0046)、同年12月収録の「美しき水車小屋の娘」(WHLIVE-0044) に続く、モルトマン&ジョンソンによるシューベルト3大歌曲集プロジェクト完結篇。モルトマンは前2作を通じても濃やかな性格表現に長けていることをあらためて強く印象付けていたが、このたびも深みのある内容を聴かせてくれるものとおもわれる。

BELLA VOCE (ポルトガル) 1CDあたり¥1365(税抜¥1300)

 既に7年以上新譜が出ていないレーベルだが、今回ご案内のアイテムも当店未案内旧譜の再プレス。旧譜はこちらから
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」
 ジョーン・サザーランド(セミラーミデ) マリリン・ホーン(アルサーチェ)
 スピロ・マラス(アッスール) ピエトロ・ボッタッツォ(イドレーノ) アゴスティーノ・フェリン(オローエ)
 リチャード・ボニング指揮シカゴ・リリック・オペラo.&cho.
 録音:1971年9月24日、シカゴ市立歌劇場、ライヴ。当盤が初出だった演奏で、2012年現在も他盤の発売は無い。

MEMBRAN 特記以外
 2CDのアイテム:¥2100(税抜¥2000)
 10CDのアイテム[価格帯記載無しのもの]:¥2520(税抜¥2400)

233364

(10CD)
ゴットロープ・フリック(B)〜王と喜劇俳優 [King and Comic Actor]
 ウィンザーの陽気な女房たち/ロシア皇帝と船大工/刀鍛冶/密猟者/フィデリオ/魔笛/後宮からの誘拐/フィガロの結婚/
 ドン・ジョヴァンニ/パレストリーナ/さまよえるオランダ人/ラインの黄金/タンホイザー/ローエングリン/
 ニュルンベルクのマイスタージンガー/トリスタンとイゾルデ/ワルキューレ/神々の黄昏/パルシファル/魔弾の射手/
 マルタ/ドン・カルロ/運命の力/セビーリャの理髪師/アイーダ/ルサルカ/売られた花嫁、他より(すべて抜粋)
233385

(10CD)
フランコ・コレッリ(T)〜力と美 [Power and Beauty]
 オテロ/アイーダ/トロヴァトーレ/リゴレット/運命の力/道化師/カヴァレリア・ルスティカーナ/
 アンドレア・シェニエ/トゥーランドット/西部の娘/トスカ/カルメン、他より(すべて抜粋)
233480

(2CD)
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
 ビルギット・ニルソン(トゥーランドット) ユッシ・ビョルリング(カラフ)
 レナータ・テバルディ(リュー) ジョルジオ・トッツィ(ティムール)
 マリオ・セレーニ(ピン) ピエロ・デ・パルマ(パン) トマゾ・フラスカーティ(ポン)他
 エーリッヒ・ラインスドルフ指揮ローマ歌劇場o.&cho.
 録音:1959年7月3日-11日、ローマ歌劇場。原盤: RCA / BMG 。

NAXOS [速報版] 特記以外
 価格帯記載無し:1CDあたり¥1365(税抜¥1300)
 価格帯B[NAXOS "OPERA"/国内代理店未扱い商品]:1CDあたり¥1575(税抜¥1500)

 今回御案内分のアイテムは国内代理店が「当掲載ページ年月の中旬に発売予定」としていますが、半月以上発売が延期になることもあります。また、「〜の第○集」というような表記は基本的に国内代理店の記載によりますが、何故か誤っている場合がかなり見受けられますので、御了承のほどお願い致します。
 #NAXOS レーベルの下記記載曲目、人名表記やコメントは、基本的に代理店が記載した内容のままで、当店ではチェックを行っておりません。御了承のほどお願い致します。
 旧譜はこちらから
NAXOS "STANDARD"
 #日本語帯無しでお届けの可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。
セルバンテス(1847-1905):キューバ舞曲集
 3つの衝撃/高級な夜の女/葬儀/魔女/キューバへの別れ/帰郷/クリクリ/失われた夢/笑い/オマージュ/回転木馬/
 アルメンダレス/即興的に/もう踊らないで/意思/メッセージ/キスマーク/思い出/孤独/友情/招待/中断/嫉妬深い女/
 アーメン/おいっ!/はい、これからも/それは必要/もう泣かないで/冷たいシャワー/さわらないで/ジグザグ/
 偉大なる女性/親密な/あなたから遠く離れて/彼は去り、もう戻らない/魂の融合/私はあなたを愛し抜く/えっ?なぜ?

  アルバロ・センドージャ(P)
 ラテン・アメリカのピアノ音楽における重要人物であるセルバンテス。母国キューバの文化と国家のアイデンティティを反映させた作風は、当時の聴衆に大うけであり、コンサートホールだけでなく、舞踊音楽としても重要な役割を担っている。この「キューバ舞曲集」は、作曲年代などはっきりしたことは分かっていないが、まさにエッセイ風の趣きを持ち、楽譜にはちょっとした思い付きなども書き込まれているという、興味深い作品集。何より、どの曲も楽しさ満点。どの曲も 1〜2 分と短く、どこかスコット・ジョプリンを思わせる軽快なリズムの曲があったり、ショパンを思わせるしっとりとしたマズルカ風の曲があったりと、変化に満ちた 38曲。
ピアソラ/リアルマコプロス編曲(++以外)/セナネス編曲(++):タンゴ・ディスティーノ
 ミケランジェロ'70 (*) /タンゴの歴史 より〔第2番「カフェ1930」(#)/第3番「ナイトクラブ1960」(+)〕/
 ソレダード(*) /グラン・タンゴ(**) /オブリビオン(##)/エスクアロ(*)/
 天使の組曲(++)〔天使の死/天使のミロンガ/天使の復活〕
  アキレス・リアルマコプロス(Tb) エクトル・デル・クルト(バンドネオン;*)
  オクタビオ・ブルネッティ(P;*) ペドロ・ジラウド(Cb;*) サイモン・パウイス(G;#)
  イアン・ローゼンバウム(マリンバ;*) ロバート・トンプソン(P;**/##)
  サミュエル・アダムズ(Cb;##/++) エドソン・シャイト(第1Vn;++)
  ジユン・ハン(第2Vn;##/++) ラウル・ガルシア(Va;++) アーノルド・チョイ(Vc;++)
 ピアソラ(1921-1992)のタンゴは、すでに普遍的な地位を築いており、今では様々な楽器で演奏されることが普通となっている。彼の作品はどんな楽器とも親和性があり、まるで最初から予定されていたかのようにそこに馴染む。今作はソロ・トロンボーンによるピアソラの最初の録音となる。有名なオブリビオンや、耳にする機会の多い「タンゴの歴史」も、全く新しい装いで立ち現れる。もちろん、ここでソロを担うリアルマコプーロスの超絶技巧には目を見張るものがある。名チェリスト、ロストロポーヴィチのために書かれた 「グラン・タンゴ」 でも、 涙が出そうなほどに見事な演奏を聴かせる。
エベンシオ・カステリャノス(1915-1984):
 パカイリグアの聖なる十字架(1954) /7つ星の川(1946) /アビレニャ組曲(1947)
  ヤン・ワグネル指揮ベネズエラso.
 冒頭から高らかに響き渡るファンファーレ。20世紀前半に活躍したベネズエラの作曲家、カステリャノスの刺激的な作品「パカイリグアの聖なる十字架」は、人気のダンスのリズムやメロディーだけでなく、ベネズエラの中世のキャロルを引用、まさに国家主義的なスタイルの音楽。豊富なメロディ、厚みのあるハーモニー、そして見事な管弦楽法に彩られた曲は、ある意味、マーラーの第7番の終楽章の喧騒にも似た混沌たるエネルギーを感じさせることだろう。オリノコ川についての詩に触発されたという「7つ星の川」 、ベネズエラの流行歌や、マラカスなどを配した極めて楽しい「アビレニャ組曲」も心地良い気分を誘う。
エルネスト・コルデオ(1946-):
 ギターと弦楽合奏のための「祝典協奏曲」(2003)(*)/
 協奏組曲「インスラ」(2009)(#)/
 ヴァイオリンと弦楽合奏のための
  「コンチェルティーノ・トロピカル」(#)
ペペ・ロメロ(G;*)
ギレルモ・フィグエロア(Vn;#)
イ・ソリスティ・ザグレブ
 プエルトリコの作曲家兼ギタリスト、コルデロの作品集。彼は名ギタリスト、ペペ・ロメロを「神のインスピレーションを持つもの」として讃え「祝典協奏曲」を捧げた。これは作曲家の心でもあるカリブ海の島に伝わるリズムに源を発した情熱的でリズミカルな音楽。叩き付けるようなリズム、熱い風を感じさせる郷愁的なメロディ。とにかく盛り上がること間違いなしの音楽。「インスラ」は「島」の意味を持ち、指揮者であり、また優れたヴァイオリニストでもあるフィグエロアに捧げられている。こちらもカリブ海の風景を思い起させるような音楽で、忍び寄るかのようなタンゴ風のメロディ。
ジョリ・ブラガ・サントス(1924-1988):
 交響的序曲第3番 Op.20 (1954) /ヴィアンア・ダ・モッタへのエレジーOp.14 (1948) /
 バレエ組曲「アルファーマ」(1956)(編曲:A.カッスート)(*) /
 管弦楽のための変奏曲 Op.49(1976) (*) /3つの交響的スケッチOp.34 (1962)
  アルヴァロ・カッスート指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.
 (*)は世界初録音。 リスボン生まれのブラガ・サントスはフレイタス・ブランコの弟子であり、高い音楽的創造性をもち、ポルトガルの民族音楽の特徴を反映させて見事な音楽を残した。彼は6曲の交響曲を書いていて、その全てがカッスートによって MARCO POLOに録音されたが、こちらは久々の新録音。彼の音楽的言語はとても豊かで、緻密なアーキテクチュアを描くもので、どれもが魅惑的な音世界を持っている。バレエ音楽「アルファーマ」は、作曲家と親しかったカッスートが、図書館に保存されたスコアの紛失部分と、作曲家が持っていたというメモを併せ再現したもので、もともとは長かった楽曲を、上演しやすいように短く整えたと言う。生き生きとした躍動感にあふれた見事な音楽。
ハワード・ハンソン(1896-1981):
 交響曲第4番「レクイエム」Op.34 (1943) /交響曲第5番「神聖な交響曲」Op.43 (1954) /
 セルゲイ・クーセヴィツキーの思い出によるエレジー(1956) /ディエス・ナタリス(1967)
  ジェラード・シュワルツ指揮シアトルso.
 録音:1990年-1994年。原盤・前出: DELOS。カップリングは変更されている。アメリカ音楽界に確固たる地位を築き、作品も評価され、順風満帆の人生を歩んでいたハンソンだが、1943年の父の死にはかなりのショックを受けたようだ。その苦悩を乗り越えて書き上げられたのが、この交響曲第4番「レクイエム」。もともと抒情的な彼の作風だが、ここでは一層ロマン主義に回帰し、深い精神性に満ちた曲を描きだした。第2楽章以外はレクイエムの典礼文を用いた感動的なもので、交響曲というよりもカンタータとしての色合いが強くなっている。彼はこの作品でピューリッツァー賞も獲得している。第5番は単一楽章の交響曲で、タイトル通り神聖な雰囲気を醸し出している。彼が世に出るきっかけとなったクーセヴィツキーのために書かれたエレジーも、深い悲しみを湛えた一遍の叙事詩。
ハワード・ハンソン(1896-1981):
 交響曲第6番(1968) (*) /キリストの光(1974) (#) /
 交響曲第7番「海の交響曲」(1977) (+)
ジェラード・シュワルツ指揮
シアトルso.(*/+)、
シアトルcho.(#/+)
 録音:1989年-1994年。原盤・前出: DELOS。カップリングは変更されている。「アメリカのロマンティスト」ハンソン。第6番はNYPの創立185周年のシーズンを記念して委嘱された作品で、レナード・バーンスタインに捧げられている。印象的な3つの音によるモティーフが全曲を支配するロマンティックな作品で、第2楽章の冒頭のスネアドラムは新しい時代の到来を予感させる胸躍る音楽。ナザレ大学からの委嘱作である「キリストの光」は、ハイドンとヘンデルの主題による変奏曲を書いて欲しいと依頼されたもが、ハンソンは聖書から「光」についてのテキストを選ぶという独自の作品で応えた。最後の交響曲第7番は実質カンタータとも言える美しく印象的な曲。81歳の作品だが、創作意欲は全く衰えることなく、美しいメロディが次から次へと溢れ出す壮大さが魅力。時代遅れと評される事も多かった作曲家だが、自らの作風を貫いた姿勢は天晴というほかない。
ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):
 森の調べ(1947) (*) /
 交響曲第2番 ト短調「新種族の歌」(1937) /
 交響曲第3番「日曜日の交響曲」(1958)
ジョン・ジーター指揮
フォート・スミスso.
 (*)は世界初録音。ラテン系アメリカ人の作曲家スティルは、典型的なアメリカン・サクセス・ストーリーを実現した人だった。彼は3歳の時に町の楽団指揮者を務めていた父を亡くするが、教師だった母の勧めでヴァイオリンを学ぶことで最初の音楽体験を果たした。その後医学の研究にいそしみるが、やはり音楽への情熱捨てがたく、戦争をはさみながらも、アレンジャーとして働き、またブロードウェイではオーボエ奏者として、数多くの経験を積むことになる。ニューヨークからロサンゼルスに移り、古典的な作品を中心に数多くの曲を発表した。当初5楽章として計画されるも、出版時に最終楽章を削除したという「森の調べ」は、少しだけドヴォルザーク色を感じさせる牧歌的でのどかな物。自らのルーツを辿るかのように、ジャズなどの要素を埋め込んだ交響曲第2番、彼の生前は演奏されることのなかった交響曲第3番、どれも独特の情緒を湛えた名作。
ルーセル(1869-1937):バレエ音楽「蜘蛛の饗宴」Op.17 (1912) /
        オペラ・バレ「パドマーヴァティ」(1914-1918) より〔第1組曲/第2組曲〕
 ステファヌ・ドゥネーヴ指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.
 印象主義から新古典主義へと進んだルーセルの初期の名作「蜘蛛の饗宴」。この作品はもっぱら作曲家自身が編纂した「交響的断章」が知られ、この全曲が演奏される機会はあまりない。曲は印象主義そのものであり濃密な管弦楽法が特徴的。1912年に芸術劇場の委嘱によって書かれたバレエ作品で、ファーブルの「昆虫記」からインスピレーションを受けていて、庭に巣を作った蜘蛛と、蜘蛛のエサとなる昆虫たち、その蜘蛛を狙うカマキリ。そして神秘的なカゲロウの羽化からその死までを精緻な書法で描いた、音による博物誌。ルイ・ラロイの台本によるオペラ「パドマーヴァティ」は野性味あふれる異国的な音楽。本編には歌が挿入されるが、こちらは管弦楽組曲のみ。なかなか上演される機会のない幻のバレエ。ドヌーヴの演奏は闊達で色彩豊か。この曲を初めて聞く人にも安心してオススメできる逸品。
バーナード・ハーマン(1911-1975):
 映画音楽「ジェーン・エア」(1943)
アドリアーノ指揮
スロヴァキア放送so.
 前出:MARCO POLO, 8.223535(当店未案内)。ニューヨーク生まれの映画音楽作曲家、バーナード・ハーマン初期の代表作の一つ。1936年にオーソン・ウェールズと出会ったハーマンは、彼が演出したラジオ・ドラマに次々と曲をつけ、1938年には、あの「宇宙戦争」で市民を大パニックに陥れた。ウェールズは1940年から映画を撮影し始めるが、その時にもハーマンをハリウッドに呼び映画「市民ケーン」の音楽が出来上がった。とは言え、ハーマンの活動の拠点はニューヨークであり、他の活動もしていたため、映画音楽に本腰を入れているというわけでもなかったようだ。しかし、「ジェーン・エア」は重厚さと不気味さを適度に持ち合わせた名作であり、その後の彼の名声を約束したかのような優れた作品としてこの世にあらわれた。この録音は編集中に行われたカットなどを全て復元したものとなる。
リムスキー=コルサコフ:管弦楽組曲集
 「雪娘」組曲/交響的絵画「サトコ」Op.5/
 「ムラダ」組曲/「金鶏」組曲
ジェラード・シュワルツ指揮
シアトルso.
 ロシア五人組のなかでも、とりわけ管弦楽法に優れた才能を発揮したリムスキー=コルサコフ(1844-1908)。このアルバムに収録されたオペラからの管弦楽組曲の数々は、そんな彼の特筆を知るのにふさわしいものと言えるだろう。組曲「雪娘」は春の精と冬の精との許されぬ愛が生んだ悲劇の物語。とりわけ「道化師の踊り」が知られているが、悲しげに始まる「序曲」から聞きごたえ充分。海の英雄となった「サトコ」の物語、こちらも伝説から採ったという、亡霊になっても愛する人を守る娘「ムラダ」 、そして彼の最後のオペラで、風刺に満ち少々教訓めいた終わり方をする「金鶏」から素晴らしい音楽を並べた。
ジョン・フィリップ・スーザ(1854-1932):吹奏楽作品集 Vol.10
 救世軍行進曲(1930) /ジャズ・アメリカ(1925) /フリー・ランス行進曲(1906) /キルト・パーティ行進曲(1889) /
 「温室に住む人々」〜バレエ組曲(1909) /兵士たちが船で帰還してくる時には!(1918) /
 ミルラ・ガヴォット(1876) /コンドル序曲(1886) /ボウ・アイディアル・マーチ(1893) /
 ジェローム・カーン「幸せを求めて」によるユモレスク(1922) /錨と星(1918) /海軍紳士録(1920)

  キース・ブライオン指揮ノルウェー王国海軍軍楽隊
 「マーチ王」スーザの作品集第10集。中でも珍しいのがトラック13のユモレスク。 この曲は P.D.Q.バッハの作品にも匹敵するほどのユーモアにあふれた物。ミュージカルのスタンダード・ナンバーで知られるジェローム・カーンのヒット曲のもじりで、T型フォードを酩酊状態で運転すること(ダメよ)についての作品とのことで、曲は様々な楽器で演奏される。 「温室に住む人々」はいろいろなアルコール飲料についての音楽。聴いているだけで幸せな気分になれそうな組曲。
イディル・ビレット、アーカイヴ・エディション Vol.11
 アフメト・アドナン・サイグン(1907-1991):
  ピアノ協奏曲第1番(*)[アフメト・アドナン・サイグン指揮コロンヌo./
    録音:1958年8月8日、ブリュッセル、世界初演時ライヴ、モノラル]/
  アクサクのリズムによる12の前奏曲集[録音:1970年代、アンカラ、モノラル]
 ジャン・フランセ(1912-1997):ピアノ・ソナタ(ビレットに捧ぐ)
  [録音:1960年、バーデン=バーデン]
 アルカン(1813-1888):鉄道 Op.27[録音:1998年、カトヴィツェ]
 バラキレフ(1837-1910):イスラメイ[録音:1993年、リル]
  イディル・ビレット(P)
 トルコの作曲家アフメト・アドナン・サイグンの作品は1958年当時広く認められてはいなかった。17歳の若きピアニスト、イディル・ビレットとサイグン自身の指揮により、この曲の持つ雄弁な表現法と、独創的で知的なイディオムが広く知れることとなった。サイグンの信頼を得たビレットは、ソロ作品でも素晴らしい演奏をしている。フランセの作品もビレットのために書かれたもので、こちらはウィットに富んだ軽やかな、いかにも「フランス風」の曲。アルカンとバラキレフの2曲は超絶技巧のオンパレード。ビレットでなくしては成立しない1枚といえるだろう。
プレイエル(1757-1831):交響曲集〔変ロ長調 Benton125 /ト長調 Benton130 〕/
            フルート協奏曲 ハ長調 Benton106 (*)
 パトリック・ガロワ(Fl;*)指揮シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ
 オーストリアで生まれ、ハイドンに学び、そのまま行けばベートーヴェンの良き先輩として活躍したであろうプレイエルが、1783年にフランスに移り、名前を改名してから(以前はプライエルであった)は、ロンドンで成した財で邸宅を購入、そして師であるハイドンの楽譜を出版するために立ち上げた音楽出版社が成功を呼び、ついにはピアノ制作会社までをも設立するに至った。こんな多彩な活躍をした彼だが、その作品数もとても多く、一時期はヨーロッパにおいて「最も有名な作曲家」として知られていたほどであり、ここで聴ける2つの交響曲などからは、その才能を存分に感じることができるだろう。彼の唯一のフルート協奏曲である ハ長調の作品も、きらめくような美しさを備えている。
フリッツ・クライスラー(1875-1962):弦楽四重奏曲 イ短調(1919)
エフレム・ジンバリスト(1890-1985):弦楽四重奏曲 ホ短調(1931 rev. 1959) (*)
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):夕べのハーモニーOp.31 (1924) (#)
 ファインアーツSQ〔ラルフ・エヴァンズ(第1Vn) エフィム・ボイコ(第2Vn)
          ニコロ・ユージェルミ(Va) ヴォルフガンク・ラウファー(Vc)
 オーティス・クレーバー指揮ヨーロッパpo. (#)
 (*/#)は世界初録音。 伝説のヴァイオリニストたちによる弦楽四重奏曲。3歳からヴァイオリンを学び、作曲は一時期ブルックナーにも師事していたというクライスラー、その演奏はもちろんのこと、数々の愛らしい作品も良く知られている。この曲は思いの他シリアスであり、そんな点が却って人気をなくしてしまったのかもしれない。ジンバリストも名ヴァイオリニストであり、クライスラーの友人だった。ロシアでユダヤ系の家庭に生まれ、1911年にボストンso.と共演してからアメリカに定住、素晴らしい活動をしている。2人ともイザイを大変尊敬したいたと言い、このアルバムにはそんなイザイの知られざる作品も収録されている。世紀末音楽とは全く違った世界に属する音がここにある。
フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):フルート、チェロとチェンバロのためのソナタ Vol.2
 フルート、チェロとチェンバロのためのソナタ〔第4番 ハ長調/第5番 ヘ長調/第6番 ト短調〕/
 前奏曲 ハ長調/アンダンテ ヘ長調
  パウリーナ・フレッド(Fl) ヘイディ・ペルトニエミ(Vc) アーポ・ハッキネン(Cemb)
 Vol.1:8.572029。 マンハイム楽派の最も重要な代表者の一人リヒターの作品はこの時代としては、かなり独創的であり、声部の処理や表情豊かなハーモニーには驚かされるばかり。ここでもバロックのトリオ・ソナタの伝統に根差しつつも、それだけに留まることのない新しい時代の息吹を感じさせるソナタを聴くことが出来る。またこのアルバムには、彼の2つの鍵盤作品も収録。これらの作品は、どの楽器のために書かれたのかは不明だが、当時の南ドイツやオーストリアのオルガンは足鍵盤を持たない簡便なものが多かったため、こういったオルガンの練習用に書かれたものではないか?と考える人もいる。ただし、このアルバムではチェンバロで演奏されている。まだまだ研究余地の多い作曲家だけに、これから先が楽しみ。
ヨーク・ボウエン
 ヴィオラ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.18/
 幻想曲 Op.54 /ヴィオラ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.22
ブリッジ・デュオ
[マシュー・ジョーンズ(Va)
 マイケル・ハンプトン(P)]
 イギリスの近代作曲家ボウエンは、ヒンデミットのようにオーケストラのほぼ全ての楽器を演奏できるほどの腕前を持っていたが、彼が愛したのはヴィオラの音色だった。それは「近代ヴィオラの父」ライオネス・ターティスの存在に触発されたのは間違いないが、もしかしたら戦争で受けた心の傷が影を落としているのかもしれない。そんな彼がヴィオラを通して歌い上げた2つのソナタは、作曲当時から「演奏困難」とされていて、なかなか弾き手が現れず、世に出る機会を失ってしまったものと思われるが、これらは本当に溢れんばかりのファンタジーに満ちたロマンティックで美しい歌だった。存命時は、その懐古的な作風から、 「時代遅れ」と批判されてしまったこともあるものの、こんなに美しい曲を書く人が埋もれているのはもったいないの一言に尽きるのではないだろうか。 ヴィオラの魅力がひしひしと伝わる1枚。
ジェラルド、モンサルバチェ、カサド:ピアノ三重奏曲集
 ロベルト・ジェラルド(1896-1970):ピアノ三重奏曲第1番(1918)
 シャビエ・モンサルバチェ(1912-2002):ピアノ三重奏曲(1986-1988)
 ガスパル・カサド(1897-1966):ピアノ三重奏曲 ハ長調(1926-1929)
トリオ・アリアーガ
[ダニエル・リゴリオ(P)
 フェリペ・ロドリゲス(Vn)
 ダヴィド・アペラニス(Vc)]
 3人のカタルニャの作曲家たちによるピアノ三重奏曲集。ジェラルドはファリャ以降の世代で最も優れたスペイン人作曲家として評価されている。シェーンベルクの影響を受け、無調の音楽をスペインに持ち込んだことで知られているが、この初期の三重奏曲はフランス風の洗練された味わいを持つものであり、瑞々しい若者の感性漲る流麗な作品。次のモンサルバチェの曲は、どこか官能的な響きを持つ「ドゥルシネアのバラード」という楽章で始まる。第2楽章は彼が尊敬していたモンポウへのオマージュで、静謐な響きが横溢している。そして活動的な第3楽章「リトメッロ」はジャズの雰囲気を持ちあわせている。カザルスの弟子であり、チェリストとしても高名なカサドの作品は、力強い民族的なリズムを持つ輝かしい作品で、先人たちの影響を受けつつも、決してロマン派の風合いをなくすことなく、独自の世界を築いている。
クシシュトフ・メイエル(1943-):弦楽四重奏曲集 Vol.2
 〔第9番 Op.74 (1990) /第11番 Op.95 (2001) /第12番 Op.103 (2005)〕
 ヴィエニャフスキSQ[ヤロスラフ・ゾルニエルチュキ、ミロスワフ・ボチェク(Vn)
           レフ・バラバン(Va) マチェイ・マズレク(Vc)]
 ポーランドのクラコフ生まれのメイエルの弦楽四重奏曲第2集。ペンデレツキとブーランジェの指導を受けた人だが、単一楽章で書かれた第11番の弦楽四重奏曲からは、明らかにショスタコーヴィチの影響が感じられる。5つの楽章に分かれ、それらが目まぐるしく変化するテンポが心地良い(?)快感を呼び覚ます第9番、そして彼の最も直近の作品である第12番は、9つの部分に分かれていて、それらが緊密な関係を持って描かれている。切れ切れのメロディは相互に睦みあい、古典派やロマン派の音楽のように、美しく響きあうのではないものの、精巧なポリフォニーは刺激的な響きを以って人間の感覚の奥深い部分に棲みつくかのようだ。現代音楽の一つの形がここにある。
アルフレッド・ヒル(1869-1960):弦楽四重奏曲集 Vol.4
 弦楽四重奏曲〔第10番 ホ長調 (1935) /第11番 ニ短調 (1935) 〕/
 「人生」の五重奏曲〔重々しく、速く(*)/葬送行進曲(*)/スケルツォ(*)/
           終曲「いと高きところの神の栄光」(声とピアノ五重奏版)(#) 〕
  ドミニオンSQ リチャード・マップ(P;*/#) マーク・ドレル指揮(#)
  ブライオニー・ウィリアムズ、アメリア・ベリー(S;#) リンデン・ローダー、アナベル・チータム(Ms;#)
  リチャード・グリーガー、クリス・ベレントソン(T;#) ダニエル・オコーナー、キース・スモール(B;#)
 オーストラリアの作曲家の中でも第一人者として讃えられているヒルの作品は、同世代のヨーロッパの作曲家たちのものと比べると若干時代遅れの感は否めないが、数多くある弦楽四重奏曲は、そのどれもが個性的であり、凝った作風を持っている。第10番と第11番はガーシュウィン的でもあり、また印象派の影響も受けている。第10番の身を切るように美しいアダージョや、第11番の第1楽章の重苦しい冒頭部からアレグロへと移り変わる一瞬の閃きからは、ヒルのしたり顔が見えてくるようだ。最終楽章で声楽が登場する「人生の五重奏曲」は、後に交響曲へと編曲されるほど、彼のお気に入りの物。終楽章で高らかに人生の喜びを歌い上げるという、まさにヒルによる「喜びの歌」と言えるだろう。
ロッシーニ(1792-1868):ピアノ作品全集 Vol.4
 老年のいたずら第8集「館のアルバム」/
 老年のいたずら第9集より〔Nos.9, 12, 6, 7, 11〕
アレッサンドロ・
 マランゴーニ(P)
 引退後のロッシーニによる作品集。13集からなる曲集は、独奏曲や室内楽、声楽曲など様々な形の作品の集合体であり、その中身はまるで「ごった煮」 。それも1曲1曲に良く味のしみた老舗の味わいのようなものを醸し出している。舞曲あり、フーガあり。そして大抵の曲には、一筋縄でいかないような捻ったタイトルが付けられていて、その真意を探るのは全く困難。まさに、常にいたずらを仕掛けられているような楽しいものなのだ。もちろん、稀代のメロディメーカーであるロッシーニのこと、美メロに事欠くことはない。
J.S.バッハ:ギターのための編曲集
 T.マヌキアン編曲:パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
 T.ホップストック編曲:リュート組曲 ハ短調 BWV997 /前奏曲、フーガとアレグロBWV998
 J.ペロワ編:協奏曲 ニ長調 BWV972(原曲:ヴィヴァルディ)
  ジュディカエル・ペロワ(G)
 J.S.バッハ(1685-1750)の作品はその限りない可能性に惹かれるのか、数多くの作曲家たちによって様々な編曲が試みられている。ギターのために編曲を試みた最初の作曲家は、名ギタリストでもあったターレガだった。ターレガはバッハの対位法や色調の多様さを見事にギターへと置き換えることに成功、次世代の作曲家たちに多くの示唆を与えた。そんな中、パルティータ第2番を編曲したのがマヌキアンだった。彼は鍵盤楽器のために書かれたこの曲を、完璧にギターへと移し替えることに成功している。ホップストックの手による2つの作品も、もともとギターのために書かれたかのように、ぴったりとマッチしている。そして、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲をバッハ鍵盤独奏曲へと編曲した BWV972をギターへと移し替えたのは、演奏者であるペロワ自身。こちらも何も文句のない仕上がり。演奏しているペロワは1973年パリ生まれの名手で、2003年からジェレミー・ジューヴと「パリ・ギター・デュオ」を創設し活動、世界中で好評を博している。深みのある美しい音色が魅力的。
ケクラン(1867-1950):ペルシャの時 Op.65 ラルフ・ファン・ラート(P)
 フランク、フォーレ、ドビュッシーら先人の影響を受けながらも、伝統的なハーモニーと作曲技法を独自に拡大し、時には無調の作品までをも書いたフランスの作曲家ケクラン。彼は良き教師でもあり、近代和声学、対位法の著作も残し、また映画からもインスピレーションを受けるなど、多方面に渡って影響を及ぼした人でもあった。彼は夜になると望遠鏡で星を眺め、宇宙の神秘を解明しようと試み、またある時は神話や旅行記、未知の国についての書物を熱心に読んでいたともいう。そんな知識人であり夢想家であった彼ならではのピアノ曲がこの傑作「ペルシャの時」。「ピエール・ロティの『イスパーンの方へ』に基づくピアノのための組曲」という副題をもち、彼の特徴でもある静謐さと、東洋的な雰囲気が横溢した 16曲からなる組曲で、時に聞こえてくる古代の響きや、砂漠の熱い風が感じられる、今の慌ただしい時間を忘れさせるかのような音たちが蠢いている。こういう曲を演奏させたら右に出る者はいないであろう、ラルフ・ファン・ラートがさらりと弾いてのけている。
レオナルド・バラダ(1933-):ピアノ作品集
 ショパンのバラード第1番によるトランスパレンシー(1977) /
 プレルディス・オブスティナント(1979) (*) /コントラスト(2004) /ミニ=ミニチュア(2010) (*) /
 4つのテンポによる音楽(1959) /アライルヴィング・ヴァリエーション(*)/持続性(*)

  パブロ・アモロス(P)
 (*)は世界初録音。 単なる「現代音楽家」として一括りにしてしまうには、あまりにももったいないカタルニャ生まれの作曲家バラダ。これまでにNAXOSレーベルに10枚以上の録音があるが、そのどれもが奇怪で奇妙な音に溢れている。今回のピアノ作品も、その例に漏れることなく極めて刺激的で挑戦的な音に満ちた作品が目いっぱい並ぶ。第1曲目の「ショパンのバラードによる〜」では、千切れたショパンのかけらのようなものを探しているうちに、見たこともない異世界へ迷い込むこと必至。 「プレルディス・オブスティナント」は名ピアニスト、アリシア・デ・ラローチャのために書かれた作品で、ピアノがどれほどまでに創造的な力を発揮できるか?を命題とした5つの部分で構成されている。彼女は何度もこの曲を演奏したが、ついに録音することがなかったため、このアルバムが世界初録音となる。他の作品も興味深いものばかり。ここでピアノを演奏するアモロスに献呈された「ミニ=ミニチュアー」も凝縮された世界を描き出している。
チマローザ(1749-1801):ピアノ・ソナタ集 Vol.2
 〔ハ長調 R.19/ト長調 R.20/ハ長調 R.21/イ長調 R.22/変ロ長調 R.23/ニ長調 R.24/ハ短調 R.25/変ロ長調 R.26/ニ短調 R.27/
  ニ長調 R.28/変ロ長調 R.29/ハ長調 R.30/ト長調 R.31/ヘ長調 R.32/ハ長調 R.33/変ロ長調 R.34/イ長調 R.35〕

 ヴィクトル・サンジョルジョ(P)
 Vol.1:8.570718。 チマローザのピアノ・ソナタの第2集。彼は活動の早い時期からソナタを書き始めたが、これらが教育目的だったのか、それとも「手なぐさみ」だったのかはわかっていない。しかし、速い楽章での目もくらむような音使いからは、彼が国内の演奏会などで自らの技巧を誇示するために書かれたものではないか?と推測することもできそう。緩徐楽章はやや保守的ではあるものの、その表現力の巧みさには驚くばかり。第1集と同じく、サンジョルジョの丁寧な演奏が光る。
ブラームス(1833-1897):合唱と管弦楽のための作品集
 アヴェ・マリアOp.12/埋葬の歌 Op.13/
 アルト・ラプソディOp.53(*)/運命の歌 Op.54/
 悲歌 Op.82/運命の女神の歌 Op.89
エヴァ・ヴォラク(A;*)
アントニ・ヴィト指揮
ワルシャワpo.、cho.
 ブラームスの合唱作品と言えば、まず最初に頭に浮かぶのが「ドイツ・レクイエム」だが、彼は他にも素晴らしい合唱曲をいくつも書いている。彼が最初に合唱曲を書いたのは1957年の時。ここに収録されたアヴェ・マリアになる。その後、1863年にウィーンのジンクアカデミーから指揮者としての招聘を受け、聴衆受けのするバッハのカンタータや自らの「ドイツ・レクイエム」を初演しつつ、合唱の素材をものにし、素晴らしい作品を創り上げていくことになる。その後に書かれた「アルト・ラプソディ」(ゲーテの『冬のハルツ紀行』の断章)や、「運命の歌」での荘厳さはブラームスでなければ書けない深い世界が広がる。また画家フォイエルバハの追悼のために書かれた「悲歌」は悲しみに満ちた内容でありながらも、優しさと希望の光にも満ちた美しい音楽。
ポール・モラヴェック(1957-):有用な知識
 人生は短し(ソプラノとピアノ三重奏編)(2009)[エイミー・バートン(S) トリオ・ソリスティ]/
 特性(1996)[サイモン・マリガン(P)]/有用な知識〜フランクリン・ファンタジー(2006)
  [ランドール・スカルターラ(Br) ラ・フェニーチェ セシリア・ブラウアー(グラス・ハーモニカ)]
 全て世界初録音。このアルバムのジャケットに使われている肖像画は、ピューリッツァー賞を受賞した作曲家モラベックではなく、学者・政治家として知られるベンジャミン・フランクリンを描いたもの。タイトルの「有用な知識」も、フランクリンの言葉からの引用。作曲者モラヴェックによると、このアルバムに収録されているのは「音楽の肖像」ともいうべき作品であり、歌曲集「人生は短し」はジェイムズ・エッジの詩による「ゆがんだ子守歌」に始まる、一人の人間の誕生から死までを描いた物。「特性」はピアノ独奏による、モラヴェックの友人たちの肖像画、そして表題作「有用な知識」は前述の通り、フランクリンのテキストを短縮、拡大して用いた音楽的賛辞。
宮廷歌人と彼の「涙のベール」〜ナイトハルト(1185頃-1240頃)
 カンティレーナ「おんどり」/私は全ての尺度を越えて悲しむ/夏と冬/クラウスラ/来たれ、甘い夏の天候よ/
 歌え、黄金のめんどりよ〜ダンス「僧侶」/優雅な女性はこの名誉に値する/私は夫など望んでいない/私は花を悼む/
 ヘダメルスコール/すべてのすべての夏の長いこと/神よ、高く賛美する/死ぬ、死ぬ

 マルク・レヴォン(/Vo/リュート/G/ヴィエール)指揮アンサンブル・レオーネス
 [エルス・ヤンセンス=ファンミュンスター(Vo) バティスト・ロマン(ヴィエール/バグパイプ/Vo)]
 中世後期。ミンネゼンガーとはドイツの宮廷歌人で、徳の高い貴婦人をあがめ、その人のために愛の歌を歌うという役を担っていた。そんな時代、ナイトハルトは最も人気のある宮廷歌人のひとりとして知られている。とはいえ、詩人でありミュージシャン、所謂「シンガーソングライター」であった彼の歌は素朴で、ある時は暴力的であり、また時にはエロティックであり、宮廷文化を伝えつつも、また一味違った「市井の音楽」として人気を博した。憂鬱さを歌うかと思えば、必要に応じて舞曲を演奏、また季節の風物詩を取り入れた歌の数々は、当時の生活を彷彿させる興味深い物。このアルバムに収録されている作品は「フランクフルト・フラグメント」と呼ばれる資料から修復したもので、少なくとも5人の作曲家の名前が認められるが、大部分はナイトハルトのものであろうと推測されている。1000年近くの長い年月を経て蘇る中世の響きは聴き手を不思議な気分にさせること間違いない。
ピーター・フィリップス(1560/61-1628):カンツィオネス・サクレ
 蘇りたまいしキリストは/主は教義と英知とを/使徒は口々に/主よ、思い出したもうことなかれ/天使ガブリエル/
 シオンへの道は嘆く/めでたし、イエス・キリストよ/天にまするわれらの父よ/賛美されたアニェス/使徒らはステファノを/
 われら生のただ中にありて/幸いなるかな天の女王/恵みあふれる聖マリア/ああ、何と甘美な/聖母マリアの生涯/
 喜べ、処女マリアよ/喜べ、処女マリアよ/歓喜とともに祝おう/幸いなるかな女王/ああ、だから

  アンドルー・マッケイ指揮サルム・コンソート
 ピーター・フィリップスはルネサンス後期のイギリスでウィリアム・バードと共に最も有名な作曲家として名を馳せていた人。最初はロンドンのセントポール寺院で少年聖歌隊のメンバーとして活躍、1582年に宗教上の理由でイギリスを離れローマへ行き、オルガニストに任命される。この時期にイタリア風のポリフォニーを徹底的に学んだようだ。その後はヴァージナル教師をしながらヨーロッパを巡り、1590年にアントワープに定住。残りの人生はアルベール大公の火度を受けながら1628年に亡くなるまでその地で過ごした。彼の音楽は当時としてはとても複雑であり、見事な対位法に彩られたドラマティックな物。
マイ・ファースト・クラシカル・ミュージック
マイ・ファースト・モーツァルト・アルバム
マイ・ファースト・ベートーヴェン・アルバム
マイ・ファースト・ピアノ・アルバム
ウィリアム・プリムローズ〜リサイタル Vol.2
 パガニーニ/プリムローズ編曲:カプリスOp.1 Nos.24, 13, 5 / ヘンデル:アダージョ
 ヘンデル/ハルヴォルセン編曲:パッサカリア
 バッハ/デ・タール編曲:甘き死よ来たれ BWV.478(オルガンとヴィオラ版)
 ブラームス:2つの歌 Op.91 /コラール前奏曲 Op.122〜第10番「わが心の切なる願い」
 シューベルト:連祷 D343 / ベンジャミン:ヴィオラ・ソナタ / ロイ・ハリス:モノローグとダンス

  ウィリアム・プリムローズ(Va) アルバート・スポルディング、ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
  マリアン・アンダーソン(A) ヴァーノン・デ・タール(Org) ジョセフ・カーン、フランツ・ルップ、
  ハリー・アイザック、アンドレ・ブノワ、ウラディーミル・ソコロフ、ジョアナ・ハリス(P)
 録音:1934年-1952年、ニューヨーク&ロンドン。トランスファー:デイヴィッド・レンニック/ディジタル修復:グレアム・ニュートン。グレート・ヴィオリスト・シリーズ。シリーズ完結編。
リヒテル初期録音集 Vol.2
 チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37[録音:1956年]
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ〔第7番 変ロ長調 Op.83[録音:1958年6月29日、モスクワ]/
                 第9番 ハ長調 Op.103[録音:1958年、モスクワ]〕
  スヴャトスラフ・リヒテル(P)
 グレート・ピアニスト・シリーズ。プロデューサー&修復エンジニア:ウォード・マーストン。

CD ACCORD 特記以外 1CDあたり¥3150(税抜¥3000)

 旧譜はこちらから
ミハウ・シマノフスキ、ピアノ・リサイタル
 パデレフスキ(1860-1941):メヌエット ト長調 Op.14 No.1 /伝説 変イ長調 Op.16 No.1 /
              マズルカ 変イ長調 Op.9 No.3
 ショパン(1810-1849):
  夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27 No.2/バラード第2番 ヘ長調 Op.38/
  4つのマズルカOp.6〔第1番 嬰ヘ短調 Op.6 No.1/第2番 嬰ハ短調 Op.6 No.2 /
            第3番 ホ長調 Op.6 No.3/第4番 変ホ短調 Op.6 No.4 〕/
  マズルカ第9番 ハ長調 Op.7 No.5 /幻想曲 ヘ短調 Op.49
 カロル・シマノフスキ(1882-1938):練習曲 ロ短調 Op.4 No.3 /変奏曲 変ロ短調 Op.3
  ミハウ・シマノフスキ(P)
 録音:2011年5月15日、16日、19日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール。国内代理店は演奏者氏名を『ミカエル・カロル・シマノフスキ』『ミハウ・カロル・シマノフスキ』などと書いているが、作曲家シマノフスキのファーストネームを混同した誤りと考えられる。
 M.シマノフスキは、2010年のパデレフスキ国際ピアノコンクールで第3位を獲得した1988年ポーランドのビドゴシュチ生まれのピアニスト。
ニコライ・ホジャイノフ、ピアノ・リサイタル
 ショパン(1810-1849):夜想曲 ロ長調 Op.9 No.3/ボレロ イ短調 Op.193 No.6/
            ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
 リスト(1811-1886):巡礼の年第2年〜ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」/
          モーツァルトの「フィガロの結婚」による幻想曲
  ニコライ・ホジャイノフ(P)
 2010年のショパン国際ピアノ・コンクールに最年少の一人として参加、入賞こそ逃したもののファイナリストに残り、ルックスの良さも手伝って多くのファンを獲得したロシア出身のホジャイノフがCDデビュー。 2012年4月に来日し、東京で1回だけコンサートを開催するという。

CPO 〔超速報版〕 特記以外
 価格帯記載無し:1CDあたり¥2835(税抜¥2700)
 価格帯C[ハイブリッドSACD]:1枚あたり¥3150(税抜¥3000)

 「〜の第○集」というような表記は基本的に国内代理店の記載によりますが、何故か誤っている場合がかなり見受けられますので、御了承のほどお願い致します。旧譜はこちらから
ユリウス・レントヘン(1855-1932):管楽のための室内楽作品集
 セレナード〔第1番 Op.14 /第2番〕/フルート、オーボエとファゴットのための三重奏曲 Op.86 /
 フルート、オーボエ、2つのクラリネット、2つのホルンと2つのファゴットのための九重奏曲

  リノス・アンサンブル
 レントヘンは素晴らしいピアニストであり、またヴィオラも堪能だったため、ピアノと弦のための作品はよく知られているが、数は少ないとはいえ、このような管楽器のための作品も書いている。セレナードの第1番と九重奏曲は作風も古典的で端正な姿を見せている。しかし、セレナードの第2番はもっと流麗で自由なハーモニーを示す。
エンゲルベルト・フンパーディンク(1854-1921):弦楽四重奏曲&ピアノ五重奏曲集
 弦楽四重奏曲 ハ長調/ピアノ五重奏曲 ト長調/ピアノ五重奏によるメヌエット 変ホ長調/
 弦楽四重奏断章〔ホ短調/ハ短調〕/ヴァイオリンと弦楽四重奏のためのノットゥルノ ト長調

  ディオジェネスSQ アンドレアス・キルパル(P) リディア・ドブロスカヤ(Vn)
 「ヘンゼルとグレーテル」では、おとぎ話の世界を重厚なワーグナー風の音楽で味付けするという、ロマン派特有の方向性を見せたフンパーディンクだが、室内楽のような小さな編成の作品では、また違った表情を見せてくれる。ここに収録された魅力的な作品群を聴いてみると、各々の楽器の対話やハーモニーの変化に隅々まで気を配り、オペラのように言葉を用いなくとも音楽のみで雄弁な表現ができることを、全力で実証しているように思える。たとえば、ヴァイオリンと弦楽四重奏のための「ノットゥルノ」は、そんなフンパーディンクの美質がよく表れた作品。またピアノを用いた曲は驚くほどにメロディアスであり、聴けば聴くほどに心に染み入ることだろう。後期ロマン派の懐の深さを感じさせる1枚。
J.S.バッハ:偽作ミサ曲&マニフィカト Vol.2
 ミサ曲〔ト長調 BWV Anh.167 /イ短調 BWV Anh.24 〕/マニフィカト ハ長調 BWV Anh.30 /
 サンクトゥス〔ト長調 BWV240 /ニ短調 BWV239 /ハ長調 BWV237 〕/カンタータ BWV150
  ヴォルフガンク・ヘルビッヒ指揮ジェズアルド・コンソート・アムステルダム、
  ゾリステンクァルテット・デア・ムジークホッホシューレ・ブレーメン、アルスフェルト・ヴォーカルアンサンブル
 例えばミサ曲 ト長調 BWV Anh.167 は、ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731)か、アントニオ・ロッティ(1667-1740)の作曲らしいとされる。
ウィリアム・ヤング(1610-1662):
 ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集

  ソナタ/組曲/ファンタジー/舞曲集
ジモーネ・エッケルト指揮
ハンブルク・ラッツムジーク
 ガンバ奏者として活躍し晩年はインスブルックで生活、フェルディナント・カール大公に仕え、音楽家としての名声を確立したしていたイギリスの作曲家、ウィリアム・ヤング初期の経歴はほとんど知られていない。型破りな行いで知られる、スウェーデンのクリスティーナ女王が、改宗のためインスブルックに滞在した 1655年には彼女のために御前演奏を行っている。そしてジェンキンスやロウズとともにヨーロッパにおける「英国の最高のガンバリスト」として知られるようになり、1653年には彼のソナタが出版されるほど人気を獲得した。
イタリアの愛のカンタータ集
 アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728):アムールよ、あなたの弓と矢で
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):疑惑の全ての影に
 アントニオ・ロッティ(1667-1740):わかる、目隠しをした神よ
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):私は復讐したい
  シルヴィア・ヴァエンテ(S) エポカ・バロッカ
 バロック時代のカンタータは室内オーケストラとソリストによる、どちらかというと「アリア」に近い物。超絶技巧を駆使した声部はもちろんのこと、管楽器が重要な働きを持ち、とりわけオーボエは歌手のパートナーとして用いられることが多く、親密な「二重唱」を聴かせる。このカンタータはイタリアで多く書かれた。
777 720-2

(3 HYBRID_SACD)
2枚価格
価格帯:C
マンゼ&ヘルシングボリ響〜ブラームス(1833-1897):交響曲全集
 〔第1番 ハ短調 Op.68/第2番 ニ長調 Op.73/第3番 ヘ短調 Op.90/第4番 ホ短調 Op.98〕/
 ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a/悲劇的序曲 Op.81/大学祝典序曲 Op.80
  アンドルー・マンゼ指揮ヘルシングボリso.
 2006年にヘルシングボリso.の首席指揮者に就任したアンドルー・マンゼのブラームス。以前リリースされたベートーヴェンでは思いの他抑制された表現で、弦楽器の瑞々しさを大切にした良演を披露してくれたもが、今回のブラームスでは、その表現に一層磨きをかけ、充実した音を聞かせる。古楽奏者として揺るぎない名声を確立したマンゼだが、このようなモダーンオケと対峙する時には、エモーショナルな面を強調することはせず、スコアを忠実に、かつ丁寧に描き出すことに力を注ぎ、確実な音像を描き出すことに成功している。もちろん楽器の配置などには様々な工夫をこらし、アグレッシブな響きも聞こえてくるなど、古楽演奏で培った経験が物を言わせている部分も多々ある。細部までに手が入った精進料理のようなブラームス。最上の響きをSACDハイブリッドの高音質盤でお届けする。

BR KLASSIK [含映像商品] 特記以外
 価格帯記載無し[SACDも同一価格]:1枚あたり¥2835(税抜¥2700)

 旧譜はこちらから
アレクセイ・ゴルラッチ〜ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37 (*) /
 ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2 No.1(#)
アレクセイ・ゴルラッチ(P)
セバスティアン・
 テヴィンケル指揮(*)
バイエルン放送so.(*)
 録音:2011年9月11日、ARDコンクール、ライヴ(*) /2011年10月12日、バイエルン・ムジークスタジオ(#)。1988年ウクライナに生まれ、2002年のスタインウェイ・コンクールで優勝、2003年にキエフのホロヴィッツ国際コンクール第4位、2006年の浜松国際ピアノコンクールで第1位、そして19歳の若さでカーネギー・ホールで演奏、2011年は最難関コンクールの一つであるミュンヘン国際コンクールで優勝し、すでに高い評価を得ているピアニスト、ゴルラッチのベートーヴェン。
R.シュトラウス、ワーグナー、マーラー:無伴奏合唱作品集
 R.シュトラウス(1864-1949):2つの歌 Op.34〜 No.1「夕べ」
 マーラー(1860-1911)/C.ゴットヴァルト編曲:「さすらう若人の歌」〜2つの青い目が/
                       「リュッケルト歌曲」〜私はこの世に忘れられ
 R.シュトラウス:リュッケルトの詩による3つの無伴奏男声合唱曲
 ワーグナー(1813-1883)/C.ゴットヴァルト編曲:イゾルデのための3つの歌曲〔温室にて/夢/イゾルデの愛の死〕
 R.シュトラウス:2つの歌 Op.34〜 No.2「讃歌」

  ペーター・ダイクストラ指揮バイエルン放送cho.
 3人の「20世紀末」を象徴する作曲家の無伴奏合唱曲集。あまり知られていないが、R.シュトラウスは複雑なオーケストレーションをそのまま声に移した精緻なアンサンブルのいくつかの合唱作品を書いている。編曲によるマーラー作品は、16声部によるアンサンブルで描くことで、壮大な世界観を表現。ワーグナーの3つの曲はどれも楽劇「トリスタンとイゾルデ」に関係した作品を合唱化した物。

NEWTON CLASSICS (蘭) 〔速報版〕 特記以外 1CDあたり¥1680(税抜¥1600)

 EMI、DG、ワーナー、ハルモニア・ムンディで働いてきたというテオ・ラップが設立、2010年6月からリリースを開始した新レーベル。
 旧譜はこちらから
8802104

(3CD)
フランツ・ワックスマン&マックス・スタイナー/他による有名映画音楽集
 風と共に去りぬ(*) /Out of the Blue (*) / Unfinished Sonata (*) / Josephine (*) /Forward the Light Brigade (*) /
 A Star is Born (*) /Life of EmileZola (*) / Dark Victory (*) /Symphonie Moderne (*) /「サンセット大通り」組曲/
 Prince Valiant Suite / A Place in the SunSuite / The Bride of Frankenstein; The Creation of the Female Monster /
 Old Acquaintance; Elegy for Strings / Rebecca Suite / The Philadelphia Story / Taras Bulba; The Ride to Dubno /
 クラシック映画音楽の素晴らしい世界〔 Universal Pictures Fanfare/Metro-Goldwyn-Mayer Fanfare/
        Selznick International Pictures Fanfare/Warner Bros/ Fanfare/Twentieth Century Fox-Fanfare〕/
 その他の名画から〔 Star Wars/Captain Blood/Now, Voyager/Gone with the Wind/Elizabeth and Essex/The Caine Mutiny/
          Citizen Kane/Knights of the Round Table/Objective Burma/The Guns of Navarone/Julius Caesar/
          Peyton Place/Another World/King ofthe Khyber Rifles/Salome

  マックス・スタイナー指揮o.(*) チャールズ・ゲルハルト指揮ナショナルpo.(#/+)
 録音:1933年9月(*)/1972年7月、1974年6月10日-11日(無印)。原盤: RCA / BMG 。各々の映画会社の冒頭ファンファーレが収録されているとのこと。
ジョヴァンニ・ボッテシーニ(1821-1889):コントラバスとピアノのための作品集
 ベッリーニの歌劇「夢遊病の女」による幻想曲/悲歌 ニ長調/タランテラ/
 パイジェッロの「わが心はもはやうつろになりて」による主題と変奏曲/夢想/
 ベッリーニの歌劇「異国の女」による幻想曲/「ヴェニスの謝肉祭」の主題による序奏と変奏曲

  ステファノ・シャシャ(Cb) ダヴィド・ジョヴァンニ・レオナルディ(P)
 録音:1994年5月10日-15日、イン・スタジオ、トレヴィーソ、イタリア。原盤: Rivo Alto(当店未案内)。
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ギター作品集
 世紀をわたる変奏曲 Op.71/手帖からの音符第1集〜インターバル/
 手帖からの音符第2集〜18-19世紀のリズムによる舞曲集/悪魔的奇想曲「パガニーニ讃」Op.85/
 アンドレス・セゴビアの名前によるトナディリャOp.170 No.5

  レナート・サムエッリ(G)
 録音:1994年9月20日-25日、イン・スタジオ、トレヴィーソ、イタリア。原盤: Rivo Alto(当店未案内)。
ジェミニアーニ:チェンバロ小品集
 「様々な作品から取られたチェンバロ小曲集と、この楽器のために付け加えられた曲集」

 前奏曲/軽快に/鋭く/優しく/鋭く/優雅に〜優しく/愛情を込めて/鋭く/適度に/優しく/鋭く/メヌエット〔ハ短調/ト短調〕
  フランチェスカ・ランフランコ(Cemb)
 録音:1999年10月、スタジオ・デル・カマイオーネ、モンテプルチアーノ(イタリア)。使用楽器:P.タスカン、1760年製。原盤:Rivo Alto
8802107

(2CD)
ドニゼッティ(1797-1848):ピアノ作品集
 ピアノのためのシンフォニアとワルツ集(*)
  シンフォニア〔ニ長調「出発」/イ長調/ハ長調第1番/ハ長調第2番/ニ長調第2番〕/
  カプリッチョ・イン・シンフォニア ホ短調/アダージョとアレグロ ト長調/
  ワルツ〔第1番 ハ長調/第2番 ハ長調/第3番 イ長調/第4番 イ長調〕
   [エリザベッタ・デッシー(P;*)]
 4手のためのピアノ曲集(#)
  ソナタ〔ハ長調/ニ長調/ト長調/4つのサンフェ/イ短調/ハ長調/変ロ長調/ハ長調〕/
  ワルツ ト長調/悲しき行進曲 ホ短調
   [フランコ・カラブレット、エッディ・デ・ナデイ(P;#)]
 録音:1996年3月8-12日(*)、1993年2月18-22日(#)、イン・スタジオ、トレヴィーソ、イタリア。原盤: Rivo Alto(当店未案内)。
8802109

(9CD)
ヴィヴァルディ:協奏曲とソナタ集
 12のトリオ・ソナタ Op.1 [1966年7月8日-14日] /
 ヴァイオリンと弦楽のための12の協奏曲 Op.4「ラ・ストラヴァガンツァ」 [1964年7月9日-15日] /
 6つのソナタ集 Op.5 [1969年1月5日-13日] /6つのヴァイオリン協奏曲 Op.6 [1969年3月21日-29日] /
 ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8〜四季〔第1番−第4番〕 [1972年3月20日-30日] /
 6つのヴァイオリン協奏曲 Op.12 より〔第1番−第6番〕[1967年6月10日-20日] /
 チェロと通奏低音のための6つのソナタ RV.40, 41, 43, 45, 46, 47 [1968年5月13-21日]

  アンジェロ・エフリキアン(Vn)指揮イ・ソリスティ・ディ・ミラノ
  エルマンノ・モリナーロ、マリオ・フェラリス、ティノ・バッケッタ、フランコ・ファンティーニ(Vn)
  アントニオ・ポカテッラ、ゲヌンツィオ・ゲッティ(Vc) マリエッラ・ソレッリ(Cemb/Org)
  ヴェラ・ルッキーニ、マリア・イザベラ・デ・カッリ(Cemb)
  ポール・トルトゥリエ(Vc) ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(Cemb)
 録音:[内]、ヴィラ・リッタ、ミラノ。モダーン楽器使用。原盤:Arcophon - Rivo Alto(当店未案内)。
8802111

(2CD)
グァルネリSQ〜バルトーク:弦楽四重奏曲全集
 〔第1番 Sz40 Op.7(*)/第3番 Sz85(#)/第5番 Sz102(+)/
  第2番 Sz67 Op.17(**)/第4番 Sz91(##)/第6番 Sz114(++)〕
グァルネリSQ
[アーノルド・スタインハート、
 ジョン・ダレイ(Vn)
 マイケル・トゥリー(Va)
 デイヴィッド・ソイヤー(Vc)]
 録音:1974年12月20日、1975年1月14日-15日(**)、1976年3月15日-17日(##)、1976年5月20日(#)、1976年5月25日-26日、6月4日(+)、1976年11月29日、12月13日(*)、1976年12月13日-14日、17日(++)、ニューヨーク。原盤:RCA / BMG。アメリカの代理店 ARKIV MUSIC がライセンスを得てCD-R化していたのみで、一般的なCD化は初めてと思われる。

ONDINE 〔速報版〕特記以外
 価格帯記載無し[CD]:1枚あたり¥2625(税抜¥2500)

 旧譜はこちらから
ODE-1113

(4CD)
カイヤ・サーリアホ:管弦楽作品集
 オーロラ(1986)HL/ACO/夢の手引きから(1988)AKo/RR/HL/ACO/水晶から(1990)PA/AKa/EPS/LAPO/
 煙の中へ(1990)PA/AKa/EPS/LAPO/カリバンの夢(1992)PS/AKo/HL/ACO/ソラル(1993)AKo/HL/ACO/
 ヴァイオリン協奏曲「聖杯の劇場」(1997)JS/AKo/HL/ACO/ミランダの嘆き(1997)AKo/HL/ACO/
 新世紀のための7つの前奏曲「海を越えて」(1999)JPS/FRSO/睡蓮の黙想(2001)JPS/FRSO/
 「はるかな愛」による5つの黙想(2001)PF/GS/JPS/FRSO/オリオン(2002)CE/PO/
 ノーツ・オン・ライト(2006)AKa/CE/PO/蜃気楼(2007)KM/CE/PO

 アヌ・コムシ(S;AKo) リッカ・ランタネン(A;RR) ペトリ・アランコ(Fl;PA
 アンッシ・カルットゥネン(Vc;AKa) ハンヌ・リントゥ指揮アヴァンティ室内o.HL/ACO
 エサ・ペッカ=サロネン指揮ロサンゼルスpo.EPS/LAPO ペッテリ・サロマー(Br;PS
 ヨン・ストゥールゴールズ(Vn;JS++) ピア・フロインド(S;PF) ガブリエル・スオヴァネン(Br;GS
 ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送so.JPS/FRSO カリタ・マッティラ(S;KM
 クリストフ・エッシェンバッハ指揮パリo.CE/PO
 おそらく既出音源からのコンピレーション。フィンランドが誇る女性作曲家、カイヤ・サーリアホ(1952-)の生誕60周年記念盤。
地平線に向かって〜エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1963-):
 チェロ協奏曲第2番「地平線に向かって」(2008-2009)(*)/
 改良〜モディフィカータ(1957, rev.2003)/
 パーカッション協奏曲「呪文」(2008) (#)
トゥルス・メルク(Vc;*)
コリン・クッリエ(Perc;#)
ヨン・ストゥールゴールズ指揮
ヘルシンキpo.
 (#)は世界初録音。協奏曲2曲はともに、当盤で演奏している2人のためにかかれた物。
オリ・ムストネン、スクリャービンを弾く
 12の練習曲 Op.8/6つの前奏曲 Op.13/5つの前奏曲 Op.16/
 ピアノ・ソナタ第10番 Op.70/炎に向かって Op.72
オリ・ムストネン(P)
ペーテリス・ヴァスクス(1946-):合唱作品集
 シジュウカラの伝言/静寂の歌/私たちの母の名/悲しき母/夏/プレインスケープ/小さな暖かい祭日/誕生
  シグヴァルズ・クリャーヴァ指揮ラトヴィア放送cho.
 録音:2011年5月、聖ヨハネ教会、リガ。



LP新譜




REFERENCE RECORDINGS (LP)
 価格帯LP[LP]:1枚あたり¥4410(税抜¥4200)

 『ザ・リファレンス・マスターカッツ・シリーズ:リファレンス・レコーディングスはアナログ市場に復帰するために、長年プレス工場を探しており、この度彼らの求める高いクオリティーの工場が見つかったため、2011年、満を持して市場に戻ってきました。通常の半分のスピードでマスタリングとカッティテングをしたハーフ・スピード・マスター方式を採用。速度を落とすことによって、音質の劣化を防ぐことができ、結果として高い周波数やより良いステレオバランスを得ることができます。カッティング・システムは伝説的なオーディオデザイナーであるネルソン・パス氏とリファレンス・レコーディングスの名エンジニア、キース・O.ジョンソン博士と長年マスタリングを務めてきたポール・スタッブルバイン氏も加わって開発したカスタムメイドマシンを採用。これらのこだわりを正確に再生するために選んだプレス工場は、アメリカのカンザス州のサライナにある工場「クオリティ・レコード・プレッシング (Q. R. P. ) 」。アメリカ・オーディオ界の重鎮チャド・カッセム氏が特別に他の工程とは別のチームを結成し、200グラム重量盤でリファレンス・レコーディングスのアナログ市場復帰を後押ししました。』
RM-1504

(LP)
価格帯:LP
大植英次〜ラフマニノフ
 交響的舞曲/ヴォカリーズ/絵画的練習曲集
大植英次 指揮
ミネソタo.
 LP仕様:200g 重量盤、33 1/3 r.p.m. [ 33⅓ rpm ]。CD: RR-96。
RM-1502

(LP)
価格帯:LP
大植英次〜ストラヴィンスキー
 バレエ「春の祭典」/バレエ「火の鳥」組曲/
 交響詩「ナイチンゲールの歌」
大植英次 指揮
ミネソタo.
 LP仕様:200g 重量盤、33 1/3 r.p.m. [ 33⅓ rpm ]。CD: RR-70。
RM-2501

(2LP)
1.5枚価格
価格帯:LP
ディック・ハイマン(ジャズP)〜FROM THE AGE OF SWING

  ディック・ハイマン(P) Phil Bodner, Urbie Green, Milt Hinton, Butch Miles,
  Bucky Pizzarelli, Joe Temperly, Frank Wess and Joe Wilder
 LP仕様:200g 重量盤、33 1/3 r.p.m. [ 33⅓ rpm ]。CD: RR-59 (1CD)。



映像新譜




BBC/OPUS ARTE (含映像商品) 特記以外DVD/Blu−ray Disc
 価格帯4:¥5040(税抜¥4800)
 価格帯5:¥6090(税抜¥5800)

 旧譜はこちらから
OA-1066D

(DVD)
価格帯:4
モーツァルト:歌劇「魔笛」
 Sarastro – Günther Groissböck Tamino – Saimir Pirgu
 Queen of the Night – Albina Shagimuratova Pamina – Genia Kühmeier
 Papagena – Ailish Tynan Papageno – Alex Esposito Monostatos – Peter Bronder
 ローラント・ベーア指揮ミラノ・スカラ座o./他
OABD-7099D

(Blu-ray)
価格帯:5
 収録:2011年3月20日、スカラ座、ミラノ、ライヴ。Sound format: LPCM 2.0 / DTS 5.1 | Region code: 0 (worldwide) | Subtitles: English, French, German, Italian, Spanish | Running time: 150 mins。DVD: NTSC 16:9 anamorphic 。Blu-ray: 1080i High Definition。

BEL AIR CLASSIQUE DVD/Blu−ray Disc
 価格帯記載無し[DVD]:
  1枚のアイテム:¥5460(税抜¥5200)/2枚のアイテム:¥6300(税抜¥6000)
 価格帯BD[Blu−ray Disc]:1枚あたり¥6300(税抜¥6000)

 旧譜はこちらから
BAC-073

(DVD)
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」(全2幕)
 パーヴェル・クリニチェフ指揮ボリショイ劇場o.&児童cho. 振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
 ニーナ・カプツォーワ(クララ) アルチョム・オフチャレンコ(くるみ割り王子)
 【第1幕】アレクセイ・ロパレヴィチ(クララの父) オリガ・スヴォロワ(クララの母)
      アンナ・プロスクルニーナ(兄フリッツ) アレナ・サディコヴァー(くるみ割り人形)
      デニス・サーヴィン(ドロッセルマイヤー) パヴェル・ドミトリチェンコ(ねずみの王様)
      ヴャスチェスラフ・ロパーチン(ハーレキン) アンナ・ティコミロワ(コロンビーヌ)
      ヴィクトリア・リトヴィノワ(女デビル) 岩田守弘(男デビル)
 【第2幕】マリア・ミシナ、アンドレイ・ボロティン(スペイン) ヴィクトリア・オシポワ、ルスラン・プロニン(アラビア)
      スヴェトラーナ・パヴロワ、デニス・メディエデフ(中国) アレクサンドル・ヴォドペトフ、
      アンナ・レオノワ(ロシア) ダリア・ホフロワ、マキシム・スロフ(フランス) ユリア・グレベンスキコヴァー、
      ヴィクトリア・リトヴィノワ、オルガ・マルチェンコワ、ヤニナ・パリエンコ(花のワルツ)他
BAC-473

(Blu-ray)
価格帯:BD
 収録:2010年10月。DVD仕様:NTSC(これ以外の仕様記載無し)。Blu-ray仕様: リージョン・オール|HD 16:9|DTS-HD MA 5.1, PCM 2.0|103m。2010年12月(上記と異なるが、代理店記載ママ)にボリショイ劇場で行われたグリゴローヴィチ版「くるみ割り人形」。充実の配役に、美しい舞台、衣装、大変豪華で楽しめる。雪の表現は必見。オフチャレンコ(王子)の非常にエレガントで美しい跳躍はほれぼれする。カプツォーワの可憐なクララ、そしてドロッセルマイヤー役のデニス・サーヴァンも演技達者な味わいで光っている。クリスマスツリーの前でドロッセルマイヤーが自作のハーレキン人形などを披露するシーンで、日本人ダンサー岩田守弘がデビル役で登場しているのも注目。

C−MAJOR 特記以外
 1枚物DVDアイテム:¥4725(税抜¥4500)
 2枚物DVD&1枚物ブルーレイ・アイテム:¥6300(税抜¥6000)

 旧譜はこちらから
70-9108

(2DVD)
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」
 ディアナ・ダムラウ(S;コンスタンツェ) オリガ・ペレチャツコ(S;ブロンデ)
 クリストフ・シュトレール(T;ベルモンテ) ノルベルト・エルンスト(T;ペドリッロ)
 フランツ・ヨーゼフ=ゼーリヒ(B;オスミン) クリストフ・クヴェシュト(セリム)
 アイヴァー・ボルトン指揮リセウ大劇場so.&cho. クリストフ・ロイ(演出)
 ヘルベルト・ムラウアー(装置/衣装) オラフ・ヴィンター(照明)
70-9204

(Blu-ray)
 収録:2010年4月、リセウ大劇場、バルセロナ、おそらくライヴ。カラー|NTSC|16:9|Region All|PCM ステレオ|188分|字幕:独・英・仏・西・カタルニャ・中・韓。ブルーレイ仕様: HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: dts 5.1。バルセロナにおける後宮からの逃走、なんといってもディアナ・ダムラウが一番の注目。歌に演技に極めて優秀な人だけに、演出の助けもあって類型的な人物像に陥らない素晴らしいコンスタンツェを歌い演じている。ブロンデのオリガ・ペレチャツコは、ロシア出身の若いソプラノ。ロッシーニ・オペラ・フェスティヴェルで育った逸材で、ロッシーニ好きの間では既に有名な人。清楚な歌に加え、かなりの美人。ベルモンテは近年モーツァルト・テノールとして大活躍しているドイツのテノール、クリストフ・シュトレール。ペドリッロは、ウィーンの個性派テノール、ノルベルト・エルンスト。オスミンは、バロック声楽曲やモーツァルトを得意とするドイツのバス、フランツ・ヨーゼフ=ゼーリヒがベテランの旨みを見せている。セリムのクリストフ・クヴェシュトはベルリン生まれの役者(ちなみに父はかつての名優ハンス・クヴェシュト)。セリムはたびたび演じている。アイヴァー・ボルトンはいつもながら颯爽としたモーツァルトを聞かせてくれる。クリストフ・ロイの演出は、現代劇に仕立て、登場人物の描写を類型的な「トルコもの」から解き放った物。ことにオスミンの存在を大きくなっている。近年さまざまな可能性が探られている「後宮からの逃走」でも出色のものだろう。
70-9308

(2DVD)
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
 ペーター・ザイフェルト(T;タンホイザー) ペトラ・マリア・シュニッツァー(S;エリーザベト)
 マルクス・アイヒェ(Br;ヴォルフラム) ベアトリス・ウリア=モンゾン(Ms;ヴェーヌス)
 ギュンター・グロイスベック(B;ヘルマン) ビセンテ・オンブエナ(T;ワルター)
 ラウリ・ヴァサール(Br;ビテロルフ) フランシスコ・ヴァス(T;ハインリヒ)
 ヨハン・ティリ(B;ランマール) エリアナ・バヨン(S;牧童)

 セバスティアン・ヴァイグレ指揮リセウ大劇場so.&cho. 演出:ロバート・カーセン
 装置:ポール・スタインバーグ 衣装:コンスタンス・ホフマン
 照明:ロバート・カーセン、ペーター・ヴァン・プラット 振付:フィリップ・ジロードー
70-9404

(Blu-ray)
 収録:2008年3月、バルセロナ。リージョン・オール|16:9|201m|PCM Stereo|字幕:独・英・仏・西・中・韓・カタルニャ。Blu-ray仕様: HD1080i|DTS-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|DTS 5.1 。2007年3月の東京のオペラの森で上演されたワーグナー「タンホイザー」は、ロバート・カーセン演出が大きな話題になった。カーセンはタンホイザーを画家に仕立て、芸術的葛藤や社会的成功などを絡め、ともすると支離滅裂な人物になりがちなタンホイザーを共感できる人物にしている。この舞台は、共同制作先の一つ、バルセロナのリセウ大劇場での上演の収録。キャストは東京よりも強力。ことにペーター・ザイフェルトとペトラ・マリア・シュニッツァーの夫婦共演は聞きものだろう。ヴォルフラムのマルクス・アイヒェは、スイス出身のバリトン。2007〜2010年、ウィーン国立歌劇場に所属し、また同じ時期、バイロイト音楽祭での「マイスタージンガー」でコートナーを歌うなど、ここ数年メキメキと頭角を現している人。ヴェーヌスには、カルメン歌いとして高名なフランスのメゾ・ソプラノ、ベアトリス・ウリア=モンゾン。ヘルマンは、オーストリアのベテラン・バス、ギュンター・グロイスベック。今日タンホイザーを上演するには最上級の人たちが集められている。指揮のセバスティアン・ヴァイグレは、2007年から2011年にバイロイト音楽祭での「マイスタージンガー」を担当、既にワーグナー指揮者としての名声を築いている人物。鮮明映像での収録で、東京での上演をご覧の方も見逃された方も、見る価値のある出来栄え。

新書館 DVD

DD11-0911

(DVD)
\6090(税抜\5800)
ドガの踊り子
 ・特典映像 インタビュー:パトリス・バール、ドゥニ・ルヴァイヤン、
              ブリジット・ルフェーヴル、マルティーヌ・カアーヌ
 クレールマリ・オスタ(踊り子) ドロテ・ジルベール(エトワール) マテュー・ガニオ(メートル・ド・バレエ)
 ジョゼ・マルティネズ(年間会員) バンジャマン・ペッシュ(黒服の男) エリザベット・モーラン(母親)
 ステファニー・ロンベール(キャバレーの歌手) エマニュエル・ティボー(ヴァイオリニスト)他
 パリ・オペラ座バレエ パトリス・バール、マルティーヌ・カアーヌ(原案) パトリス・バール(振付)
 ドゥニ・ルヴァイヤン(音楽) コーエン・ケッセルス指揮パリ・オペラ座o. フィリップ・ジョルダン(音楽監督)
 カラー、本編112分、特典20分、日本語字幕。日本語字幕監修:林修。パリ・オペラ座バレエ、エトワール総出演の豪華キャストで贈る画家ドガへのオマージュ。ドガの作品「14歳の小さな踊り子」が発端となって浮かび上がったひとりの少女。その実在した少女を通して見えてくる19世紀オペラ座の光と影……。 ドガを魅了したオペラ座が時代を越えてバレエとして甦る。
 出演者プロフィール:クレールマリ・オスタ(パリ・オペラ座バレエ エトワール):ニースのコンセルヴァトワールでバレエを始める。94年にはヴァルナ国際バレエコンクールに出場し銅賞を受賞。99年にプルミエール・ダンスーズに昇格し、ローラン・プティの新作「クラヴィーゴ」の主役に抜擢される。その後、数々の主役を任され、2002年ピエール・ラコット復元の「パキータ」主演後、エトワールに任命される。受章歴としては芸術文化勲章シュヴァリエがある。
 ドロテ・ジルベール(パリ・オペラ座バレエ エトワール):1983年フランス、トゥールーズに生まれる。2000年にパリ・オペラ座バレエに入団。02年、コリフェに昇格。05年にはプルミエール・ダンスーズに昇格し、数々の作品の主要な役を踊る。07年ヌレエフ版の「くるみ割り人形」のクララを踊り、24歳の若さでエトワールに任命される。06年、レオニード・マシーン賞、バレエ2000賞を受賞。
 マテュー・ガニオ(パリ・オペラ座バレエ エトワール):84年マルセイユ生まれ。母はパリ・オペラ座の元エトワールでマルセイユ・バレエのプリンシパルのドミニク・カルフーニ。99年にはパリ・オペラ座バレエ学校に編入。01年の学校公演では「コッペリア」で主演している。03年にスジェに昇進し、翌年の「ドン・キホーテ」の公演後、エトワールに任命される。入団して4年目、飛び級でのエトワール昇進は話題となった。
 ジョゼ・マルティネズ(パリ・オペラ座バレエ エトワール):スペイン生まれ。87年にローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップを獲得し、パリ・オペラ座バレエ学校に入学。92年にヴァルナ国際バレエコンクールで金賞を受賞し、プルミエ・ダンスールに昇進。97年「ラ・シルフィード」の主演後、エトワールに昇格。その後も数々の舞台で主要な役を踊り、98年ダンツァ&ダンツァ賞、スペイン・ナショナル・ダンス賞を受賞している。近年では振付家としても活躍し、08年に初演した「天井桟敷の人々」は大成功を収め、09年には振付家としてブノワ舞踊賞を受賞している。2011年9月より、スペイン国立ダンス・カンパニーの芸術監督に就任。

EURO ARTS (一時・MEDICI ARTS)
 DVD/Blu−ray Disc 特記以外
 価格帯E1:¥2625(税抜¥2500)
 価格帯E3:¥3990(税抜¥3800)

 旧譜はこちらから
20-58408

(DVD)
価格帯:E3
Fellini, Jazz & Co. 〜 BPO のヴァルトビューネ・コンサート 2011
 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番 / ニーノ・ロータ:組曲「道」
 レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」/交響詩「ローマの松」
 ショスタコーヴィチ:歌劇「ムツェンスクのマクベス夫人」組曲〜アレグレット
 レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王ベルキス」〜戦いの踊り / リンケ:ベルリンの風
  リッカルド・シャイー指揮BPO
20-58404

(Blu-ray)
価格帯:E4
 収録:2011年8月23日、ヴァルトビューネ野外音楽堂、ベルリン、ライヴ。105 '|カラー|16:9| Region All|PCM ステレオ。 DVD仕様: NTSC| ドルビー・ディジタル5.1 ,DTS サラウンド5.1。Blu-ray仕様: 1080i Full HD |DTS HD Master Audio。BPOが毎年シーズンの最後に野外で行うヴァルトビューネ・コンサート。リッカルド・シャイーの登場した2011年は、レスピーギをメインに、シャイーと同じミラノ出身の作曲家ニーノ・ロータほか、シャイーがRCOの首席指揮者時代にセッション録音して人気に火を付けたショスタコーヴィチの「ジャズ組曲」を取り入れるなど、いつもながら聴衆を楽しませることに工夫を凝らしたプログラム構成となっている。当夜は「フェリーニ、ジャズ・アンド・コー(Fellini, Jazz & Co.)」と題されていたが、オープニングの「ジャズ組曲」の流れを受けて演奏された組曲「道」では、フェリーニの映画そのままにコミカルな味わいと哀感を湛えた内容にみせるBPOの柔軟な表現力にあらためて舌を巻くこと必至。こうしたすぐれた演奏あってこそ「あくまで自身はクラシックの作曲家」と公言していたロータの真価に迫れるというものだろう。ここまででにすっかり聴衆を惹き込んだかとおもうと、つづく「ローマの噴水」「ローマの松」がさらにまた抜群の仕上がりで、ものすごい盛り上がり。本気を出したスーパーヴィルトゥオーゾ集団の絢爛豪華なサウンドに、当初7月に予定されながらも、会場を襲った荒天によりヴァルトビューネ開催史上初の延期というアクシデントを経て、この日を待ちに待って詰めかけた20,000人を超える聴衆の興奮と熱狂も一入といったところで、大満足の表情が画面からも伝わって来る。
20-72558

(DVD)
価格帯:E1
エンリコ・ガッティ〜 Armonie dello Spirito
 モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
 ボッケリーニ:スターバト・マーテルG.532 (1781年初版)
  ジェンマ・ベルタニョッリ(S) アンサンブル・アウロラ
  [エンリコ・ガッティ、ロッセッラ・クローチェ(Vn)
   セバスティアーノ・アイロルディ(Va) ガエタノ・ナジッロ、ルカ・ペヴェリーニ(Vc)]
 収録:2011年4月7日、サンタ・カーサ聖堂、ロレント/2011年4月9日、サン・ロレンツォ聖堂、フィレンツェ、ともにライヴ。リージョン・オール、NTSC 16:9、DD 5.1, PCM 2.0、49m|字幕:なし。バロック・ヴァイオリンの世界的名手エンリコ・ガッティ率いる名門、アンサンブル・アウロラによる、二大音楽家珠玉の名曲を収録したDVD。2011年4月に行われた2つの演奏会のライヴ映像を組み合わせたもので、基本的には曲ごとにどちらか一方の演奏会の映像のみを収録しているが、各曲の入退場の様子などは2画面に分けて収録、卓越した演奏と共に演奏会の様子も楽しめる1枚となっている。これまで、イタリア・バロックを中心に多くの名演を残してきたアンサンブル・アウロラによる重厚なハーモニーは相変わらず圧倒される。ボッケリーニの名曲「スターバト・マーテル」は、ソプラノと弦楽四重奏編成の初版での演奏。ソプラノを担当するバロック界の歌姫ジェンマ・ベルタニョッリが、時に激しく、時に穏やかに聖母マリアへの祈りを情熱的に歌いあげる。古楽界屈指の名手たちの演奏を映像で見られるのも大きな魅力だが、時折挿入される聖堂内部の映像も楽しみの一つ。歴史ある聖堂に響き渡る美しいハーモニーを映像と共にお楽しみ頂ける。

WAHOO DVD 特記以外 1枚あたり¥4620(税抜¥4400)

 詳細不明のフランスのレーベル第2弾。
WAH-002

(DVD_VIDEO
[PAL])
PRESTO Vol.1 - 1850-1960
 ヴェルディ:「椿姫」前奏曲より / サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜バッカナール
 オッフェンバック:「ホフマン物語」〜オランピアの歌[マリア・バンディ・メラド(S)/字幕:仏語]
 ドリーブ:「コッペリア」〜マズルカ / ビゼー:「アルルの女」〜ファランドール
 チャイコフスキー:「くるみわり人形」〜こんぺいとうの踊り / ドヴォルザーク:交響曲第9番〜第4楽章
 シャブリエ:ハバネラ / リムスキー=コルサコフ:シェエラザード〜海とシンドバッドの船
 ドビュッシー:雨の庭[ヴァネッサ・ワーグナー(P)] / ストラヴィンスキー:「火の鳥」〜カスチェイの魔の庭
 デュカ:魔法使いの弟子 / R.シュトラウス:「ツァラトゥストラはかく語りき」〜序奏
 メシアン:「世の終りの四重奏曲」〜主の永遠性への賛歌[ヴァンサン・コク(P) ラファエル・ピドゥ(Vc)]
 バーンスタイン:「ウェストサイド物語」〜マンボ

  ピエール・シャルヴェ(案内人) フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクル
 フランスのテレビ局「france2」が毎週月曜日の深夜12時に放送していたクラシック音楽紹介番組、「PRESTO」のDVD。各回2分強にまとめられた様々な名曲を、楽器の紹介とトークを交えながら進行していく。マンハッタン音楽院とIRCAMで作曲を学んだピエール・シャルヴェがよどみないトークで作曲家の生涯や曲の特徴を非常にコンパクトに語り、そのあとで現在注目度急上昇中のロト率いるレ・シエクルが手堅い演奏を展開している。ピアノ・ソロあり、トリオ・ヴァンダラーのメンバーによるメシアンなど、豪華な顔ぶれでクラシックをコンパクトに紹介。子供向けの仕様になってはいるが、大人が見ても、また見ているだけでも楽しめる。
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