| モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」 シューベルト:アダージョとロンド イ長調 D.438 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 |
ヴェスコ・エシュケナジー(Vn) マルコ・ボーニ指揮 コンセルトヘボウco. | |
| 録音:2001年8月、オランダ、MCOスタジオ1。使用楽器:1738年製グァルネリ・デル・ジェス。 | ||
| モーツァルト: 交響曲第29番 イ長調 K.201(186a)/ セレナード第6番 ニ長調 K.239 「セレナータ・ノットゥルナ」/ 交響曲第5番 変ロ長調 K.22「ハーグ」/ セレナード第13番 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 |
マルコ・ボーニ指揮 コンセルトヘボウco. | |
| 録音:2001年9月、アムステルダム、ワールセ教会。 | ||
| トッカータ〜ドイツ・オルガン音楽の200年 バッハ: トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565/ コンチェルト ニ短調 BWV.596 ゴットフリート・アウグスト・ ホミリウス(1714-1785):コラール前奏曲 ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780): トリオ変ホ長調 ヨハン・クリストフ・ケルナー(1736-1803): 前奏曲ハ長調 メンデルスゾーン: オルガン・ソナタ ニ長調 Op.65 No.6 ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901): オルガン・ソナタ第11番〜カンティレーナ マックス・レーガー(1873-1916): トッカータ ニ短調 Op.59 No.5 |
ブラム・ベークマン(Org) | |
| 録音:2001年10月。オランダ、ミッデルベルグ・オースト教会のレイッケレ製オルガン使用。 | ||
| マーラー:交響曲第5番 変ハ短調 | ハルトムート・ヘンヒェン指揮 オランダpo. | |
| 録音:2001年3月、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ。 | ||
| チャイコフスキー: 弦楽セレナード ハ長調 Op.48 フィレンツェの思い出 Op.70(弦楽合奏版) |
マルコ・ボーニ指揮 コンセルトヘボウco. | |
| 録音:2002年4月、アムステルダム、ワールセ教会。 | ||
| 映画「スナップショット」〜 オリジナル・サウンドトラック |
アダム・クレメンス指揮 シティ・オヴ・プラハpo. | |
| バート・レイノルズとアジェラ・グロートホイゼンが主演した1995年の映画のサントラ。映画は日本未公開。 | ||
| クリントン、ゴルバチョフ、ソフィア・ローレンの ナレーションによる「ピーターと狼」 プロローグ/ ナレーター:ミハイル・ゴルバチョフ イントロダクション/ ナレーター:ソフィア・ローレン プロコフィエフ:ピーターと狼/ ナレーター:ソフィア・ローレン 間奏曲 ジャン=パスカル・バンテュス(1966-): 狼のたどる道/ ナレーター:ビル・クリントン エピローグ/ ナレーター:ミハイル・ゴルバチョフ |
ケント・ナガノ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| PentaTone Classicsからケント・ナガノが登場!ケント・ナガノとロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)の組み合わせによるレコーディングもこれが初めてである。そして、このアルバムの一大特徴は、ナレーターとして起用された3人。伝説的映画女優ソフィア・ローレン、アメリカ合衆国前大統領ビル・クリントン、そして元ソヴィエト大統領ミハイル・ゴルバチョフという、豪華な共演が実現したのだ。この企画はRNOの発案によるもので、その芸術監督ケント・ナガノのもとで実現へと向かって進んだという。 ケント・ナガノがRNOの指揮者協議会の一員に名を連ねたのは、2000年のことだった。RNOは、ナガノとの第一弾のレコーディングを国境を越えた複雑な問題である野生生物保護という面にも関連した、意味のあるものにしようという考え、フランスの作曲家ジャン=パスカル・バンテュスに「狼のたどる道」の作曲を依頼するとともに、それに付随するテキストの作成を、賞を取った経験もあるアメリカの放送作家ウォールト・クレーマーに依頼した。ビル・クリントン前大統領がナレーションを担当するこの新作は、自然を大切にし、守らなければならないという、現代の環境問題に対するメッセージを、魅力的に伝えた作品となった。プロコフィエフの「ピーターと狼」は人間がすべてを支配するという結末だが、「狼のたどる道」は、この関係をまったく異なった価値観で表現したものだという。 3人のナレーター全員は、印税を慈善事業に寄付すると表明している。国際エイズトラスト(IAT)、芸術療法プログラム「マジック・オブ・ミュージック」(モスクワの孤児院や身体障害児施設の子供たちにも、芸術家、芸術教師、音楽家、音楽を届けようとするプログラム)、「グリーンクロスインターナショナル」(人類と環境の調和を育て維持することを目的とした団体)がそうだ。そして、CDの売り上げの一部から、ニューヨークに拠点を置く「狼保護センター」にも寄付がおこなわれることになっている。 | ||
| フランツ・シュミット(1874−1939): 交響曲第4番 ハ長調 歌劇「ノートル・ダム」〜 序奏/間奏曲/謝肉祭の音楽 |
ヤコフ・クライツベルク指揮 オランダpo. | |
| 5.0 Multi channel SACD - 2ch SACD - Normal 2ch CD Hybrid。 「シェーンベルクと同年の生まれでありながら、ウィーン音楽院でブルックナーに師事し、ウィーン宮廷歌劇場のチェロ奏者を経て、国立アカデミーや高等音楽院の校長を務めるなど、ウィーン楽壇の保守本流として活躍した人物。それが、フランツ・シュミットである。1914年にウィーンで初演された歌劇『ノートル・ダム』の間奏曲は、彼の教え子の一人であったカラヤンが3回も録音するなど、ハンガリー系の血を受けたシュミットのほの暗い情感と滔々と流れるメロディラインが堪能できる佳作である。一方、当盤のメイン曲である交響曲第4番は、亡くなった愛娘へのレクイエムとして33年に完成された作品。 半音階が活かされ、虚空をさまようかのように提示されるトランペットのメロディで始まり、あからさまな感情の爆発こそ避けられているものの、滋味豊かなサウンドの中から底光りするような味わいと諦念が滲み出す名作である。4部から成る単一楽章構成をとりながら、第2部『アダージョ』の中間部に配された『葬送行進曲』を軸にしたシンメトリックなアーチ型構造も備えるなど、作曲技法も凝りに凝っている。シューベルト、ブラームス、マーラーが好きだという好楽家には大いにアピールすることだろう。既発売の競合盤と比べ、よりフレッシュなアプローチによる演奏も魅力的である。」(満津岡信育) | ||
| ハイドン: 交響曲第44番 ホ短調「哀しみ」Hob.I-44/ 交響曲第22番 変ホ長調「哲学者」Hob.I-22/ 交響曲第63番 ハ長調 「ラ・ロクスラーヌ」Hob.I-63 |
マルコ・ボーニ指揮 コンセルトヘボウ室内o. | |
| ゴードン・ゲッティー(1933-): カンタータ「ジョーンと鐘」(*) プロコフィエフ: バレエ「ロメオとジュリエット」第2組曲 |
リサ・デラン(S;*) ウラディーミル・ チェルノフ(Br:*) アレクサンドル・ ヴェデルニコフ指揮 ロシア・ナショナルo. エーリク・エリークソン室内cho. | |
| ロシア・ナショナルo.がPentatone初登場。ボリショイ劇場の音楽監督アレクサンドル・ヴェデルニコフを指揮者に迎えてダイナミックな演奏を聴かせてくれる。ゴードン・ゲッティーはアメリカの作曲家。ゲッティー・オイルの資産相続人でもある。マルチチャンネル対応ハイブリッドSACD。 | ||
| 若尾圭介プレイズ・バッハ、 モーツァルト、ブリテン&プロコフィエフ ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、 チェロのための四重奏曲 変ロ長調 Op.8 No.6 モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 ブリテン: オーボエと弦楽三重奏のための幻想曲 Op.2 プロコフィエフ:オーボエ、 クラリネットと弦楽のための五重奏曲 ト短調 バッハ:復活祭オラトリオ BWV.249〜 オーボエと弦楽のためのアダージョ |
若尾圭介(Ob) ボストンso.団員 | |
| 1962年に東京で生まれた若尾圭介は1990年ボストンso.に入団。現在は準首席奏者をつとめている。アメリカン・メジャー・オーケストラで活躍する日本人管楽器奏者は決して多くないだけに、若尾の快挙はオーボエ界の一大トピックスとなった。2003年5月19日、来日中のエッシェンバッハをピアノ伴奏に迎えてリサイタルを行ったばかりだが、6月21日にはボストンso.の仲間との室内楽演奏会も予定されている。マルチチャンネル対応ハイブリッドSACD。 | ||
| ドヴォルザーク: 交響曲第9番 ホ短調Op.95「新世界より」 チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」 |
ヤコフ・クライツベルク指揮 ロシア国立so. | |
| フォーレ: レクイエム Op.48/パヴァーヌ Op.50/マドリガル Op.35/ 魔神たち Op.12/アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.65 No.1/ タントゥム・エルゴ Op.55/ジャン・ラシーヌの讃歌 Op.11 |
クリスティアーネ・エルツェ(S) ハリー・ペーテルス(Br) エド・スパニャールド指揮 マーストリヒト・リンブルフso. オランダ室内cho. | |
| 60枚を越える録音やコンサート、多彩なレパートリーで世界中から高い評価を得ているオランダの誇る名門合唱団、オランダ室内合唱団がPentatoneから登場。マルチチャンネル録音の効果も手伝い、洗練された歌声で鳴り響くフォーレの作品の数々からは美しく神秘的な雰囲気を感じることができる。 1883年に結成されたリンブルフ交響楽団はオランダでも特に長い歴史を持つオーケストラのひとつ。2001年8月よりエド・スパニャールドが音楽監督を務めている。 | ||
| 魅惑のガーシュウィン ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)/ ボブ・ジンマーマン編曲: パリのアメリカ人/ ピアノのための3つのプレリュード/ ファシネイティング・リズム(魅惑のリズム)/ アイ・ガット・リズム/クラップ・ユア・ハンズ/ ララバイ(子守歌)/3つのトリビュート/ ラプソディ・イン・ブルー サムワン・トゥ・ワッチ・オーヴァー・ミー (誰かが私を見つめている)/ エンブレイサブル・ユー/七色のファンタジー/ わが愛はここに |
ヴェスコ・エシュケナジー(Vn) リュドミル・アンゲロフ(P)他 | |
| オランダの映画音楽作曲家ボブ・ジンマーマンのアレンジによるガーシュウィン。ヴァイオリンを全面に押し出したアレンジで、グラッペリ風に響く。なかなか味わい深い。 | ||
| チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35(*) ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23(+) |
クリスティアン・テツラフ(Vn;*) ニコライ・ルガンスキー(P;+) ケント・ナガノ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2003年2月、モスクワ音楽院コンサート・ホール。解説:フランツ・シュタイガー(以下国内盤のみ、木幡一誠/訳:木幡一誠)。 「ピーターと狼」に続いてナガノ&ロシア・ナショナルo.の録音が登場。現代を代表するヴィルトゥオーゾ二人がチャイコフスキーの協奏曲で共演するという豪華なアルバム。今最も脂が乗っている二人のソロイストについてはもはや説明を要しないだろう。新時代のスタンダートとなりうる演奏を聴かせてくれそうだ。マルチチャンネル対応。 | ||
| ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」/ 第4番 変ホ長調 Op.7/ 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」 |
児玉麻里(P) | |
| 録音:2003年1月20日-25日、2004年4月26日、ドープスヘジンデ教会、オランダ。解説:フランツ・シュタイガー(国内盤のみ、訳:SOREL)。 児玉麻里のベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集、待望の第2弾(下記86024が先に発売された)。浜離宮朝日ホールでの3年がかりの全曲演奏会と並行して進められたプロジェクトだけに、注目度は非常に高い。前作は世界中のレビューで好評価が続出。 | ||
| ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53 「ワルトシュタイン」 ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」 ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」 |
児玉麻里(P) | |
| 録音は2003年1月20日-25日、ドープスヘジンデ教会、ハールレム、オランダ。解説:フランツ・シュタイガー(国内盤のみ、訳:川上素良)。 国際的に高い評価を得ている児玉麻里のPentaToneへのデビュー・ディスク。かつてプロコフィエフのピアノ協奏曲&ソナタを収録したディスク(ASV)があったが、これからPentaToneを舞台に積極的なレコーディング活動に取り組んでいくことになりそうだ。いきなりベートーヴェンの名作ソナタ3曲という選曲も大胆に見えるが、浜離宮朝日ホールで行われたベートーヴェン「ピアノ・ソナタ全曲」演奏会の露払い的な意味合いを持ったものだった。 パリ国立高等音楽院をプルミエ・プリにて卒業、ヴィオッティ・ヴァルセシア国際コンクール、ブゾーニ国際コンクール等で優勝、上位入賞を果たす。ロンドン・フィルとの共演でヨーロッパ・デビューして絶賛を博し、以後、欧州各国、アメリカ、アジアと精力的な演奏活動を繰り広げ、名声を確立した人。これまでにBPO、LPO、フィルハーモニアo.、NDRso.、LAPO等の世界の主要オーケストラ、国内の主要オーケストラとも数多く共演し、高い評価を得ている。ケント・ナガノの夫人であることもよく知られている。マルチチャンネル対応ハイブリッドSACD。 | ||
| ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21 カール・レーヴェ: ピアノ協奏曲第2番 イ長調 |
児玉麻里(P) ケント・ナガノ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2003年2月、モスクワ。マルチチャンネル対応。 前作ベートーヴェン(PTC-5186024)に続く児玉麻里の当レーベル第2弾だったもの。ディスクで、ご主人ケント・ナガノとの共演。児玉麻里は大阪に生まれ、6歳で渡欧、14歳にて最年少・最優秀でパリ音楽院に入学、ピアノをジェルメーヌ・ムニエ、室内楽をジュヌヴィエーヌ・ジョア・デュティユに学んでいる。わずか17歳でプルミエ・プリを獲得して卒業、ヴィオッティ・ヴァルセシア国際コンクール、セニガリア国際コンクール、ブゾーニ国際コンクール等で優勝、並びに上位入賞を果たす。ロンドン・フィルとの共演でヨーロッパ・デビュー。さらに同年、クイーン・エリザベス・ホールにてリサイタル・デビューを果たして絶賛を博し、以後、欧州各国、アメリカ、アジアでオーケストラとの共演、リサイタル、音楽祭への出演等々、精力的な演奏活動を展開、名声を確立した。 | ||
| ラフマニノフ: 晩祷 Op.37(スモレンスキーを記念する夕べのミサ) |
ニコライ・コルニエフ指揮 サンクトペテルブルク室内cho. | |
| ラフマニノフの無伴奏合唱作品をネイティヴなロシア人演奏者で聴くことができるディスク。マルチチャンネル対応ハイブリッドSACD。 | ||
| シュターミツ&リヒター: 弦楽のためのシンフォニア集 ヨハン・シュターミツ(1717-1757): 4声のシンフォニア イ長調(1750以前) フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789): 4声のシンフォニア 変ロ長調(1740頃)/ 4声のシンフォニア ハ短調(1750以前) ヨハン・シュターミツ: 4声のシンフォニア ニ長調(1750以前)/ 交響曲ニ長調Op.11 No.1〜 アンダンテ・ノン・アダージョ |
サイモン・マーフィー指揮 新オランダ・アカデミーco. | |
| 5.0 Multi channel SACD - 2ch SACD - Normal 2ch CD Hybrid。 オーストラリアに生まれ1996年からオランダに渡り音楽学者として、また指揮者としても活躍するサイモン・マーフィーが立ち上げたプロジェクト「マンハイム:様式の創造」シリーズの第1弾。18世紀ドイツ・プファルツ選帝侯カール・テオドールが、当時のヨーロッパ最高の音楽家たちを雇い入れて結成した宮廷オーケストラと、そこで活躍した作曲家たち(いわゆるマンハイム楽派)が書いた交響曲の諸作品は後のモーツァルト・ベートーヴェンの時代へと連なる過程において重要なものだが、後の戦乱などによって、マンハイム楽派そのものの楽譜や資料はかなり失われてしまっているのも事実。これを現時点での研究成果を駆使し、体系的に録音しようという新たな試み。第1弾となる本作はマンハイムのオーケストラで首席ヴァイオリン奏者として活躍したシュターミツと、経歴そのものはいささか謎につつまれたフランツ・クサヴァー・リヒターの作品集。古楽先進国オランダの新団体、新オランダ・アカデミーの演奏はむせかえるほどの活気に満ちており、いにしえのマンハイムの宮廷オーケストラの演奏を表現した記録に残る言葉「火の如く、魂に満ちた演奏」はとはかくありなん、と思わせる。これまで楽譜に表情記号があまり記載されていなかったため無味乾燥に演奏されがちだったマンハイム楽派の音楽だが、マーフィーの大胆なまでのクレッシェンドやアッチェレランドがいちいちツボにはまっており、驚愕せざるを得ない。そしてテオルボとチェンバロ2台による通奏低音のリズミックな響きは快感の一言。オランダの古いカトリック教会で録音されたその響きも、澄み切ったすばらしいもの。 | ||
| マンハイム、様式の創造 ヨハン・シュターミツ(1717-1757): 4声のシンフォニア ヘ長調(1750年以前) フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789): 4声のシンフォニア ハ長調「ドイツの旋律」 (1750年頃)/ 4声のシンフォニア 変ホ長調(1754)/同 ト長調 |
サイモン・マーフィー指揮 新オランダ・アカデミーco. | |
| 5.0 Multi channel SACD - 2ch SACD - Normal 2ch CD Hybrid。 オーストラリアに生まれ、1996年からオランダに渡り音楽学者として、また指揮者として活躍するサイモン・マーフィーが立ち上げたプロジェクト「マンハイム:様式の創造」シリーズの第2弾。いわゆるマンハイム楽派が書いた交響曲の諸作品は後のモーツァルト〜ベートーヴェンの時代へと連なる過程において重要なものだが、後の戦乱などによって、楽譜や資料はかなり失われてしまっている。これを現時点での研究成果を駆使し、体系的に録音しようという新たな試みに大きな注目が集まっている。 | ||
| ヤノフスキ&スイス・ロマンド管の ブルックナー Vol.1 ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 |
マレク・ヤノフスキ指揮 スイス・ロマンドo. | |
| 録音:ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ。注目!ヤノフスキ&スイス・ロマンド管のブルックナー! ヤノフスキが2005年より首席指揮者を務めているスイスの名門オーケストラ、スイス・ロマンドo.との2枚目のリリースはブルックナーの交響曲第9番! ヤノフスキはスイス・ロマンド管との PentaTone デビュー盤(PTC-5186078)では、敢えて巨匠アンセルメが得意としていたフランク&ショーソンを取り上げており、スイス・ロマンド管新時代の構築に向け並々ならぬ意気込が感じられる。今回新たにスタートするスイス・ロマンド管とのブルックナー・チクルスは、今後数年かけて録音が進められる予定で、ヤノフスキの十八番であるブルックナーの解釈やオーケストラ・ビルダーとしての手腕に注目が集まることは必至。 | ||
| アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713): 合奏協奏曲第11番 変ロ長調 Op.6 No.11/ 4声のソナタ ト短調/ 合奏協奏曲第12番ヘ長調 Op.6 No.12/ 同第4番 ニ長調 Op.6 No.4/ 同第8番 ト短調 Op.6 No.8「クリスマス協奏曲」/ 4声のフーガ |
サイモン・マーフィー指揮 ニュー・ダッチ・アカデミー | |
| 「マンハイム楽派の音楽」シリーズでも活躍するオランダの新興古楽団体によるコレッリ。ヴァイオリンのマリオ・コナカ、チェロのミネ・ヤマヒロなど、メンバー表には日本人奏者が数名掲載されている。 | ||
| ロシア・バレエ組曲集 プロコフィエフ: 「ロメオとジュリエット」組曲第1番 Op.64-bis ハチャトゥリアン:「スパルタカス」組曲 から ショスタコーヴィチ:「ボルト」組曲 Op.27 |
アレクサンドル・ ヴェデルニコフ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| ヴェデルニコフとロシア・ナショナル管弦楽団は以前、「ロメオとジュリエット」の第2組曲をライヴで録音していた(PTC-5186017)。今回はモスクワでのセッション録音。 | ||
| ミハイル・グリンカ(1804-1857): 歌劇「ルスランとリュドミュラ」(原典版) |
タラス・シュトンダ(B-Br) エカテリーナ・モロゾワ(S) ワジム・リンコフスキー(B) アレクサンドラ・ドルセネワ(A) パニフィロフ(T) 他 アレクサンドル・ ヴェデルニコフ指揮 ボリショイ劇場o.&cho. | |
| 録音:2003年4月、ライヴ。 ペンタトーンとボリショイ劇場の共同プロジェクト第1弾。マルチチャンネルで聴くロシアン・グランド・オペラは迫力満点。新たに発見された原典版による世界初録音で、ロシアの民族楽器なども用いられている。ヴェデルニコフの指揮も冒頭の有名な序曲からパワー全開。ロシア・オペラのファンなら絶対に聴き逃せない。 | ||
| セルゲイ・タネーエフ(1856-1915): カンタータ第2番「詩篇の朗読」Op.36 |
ロリータ・セメニナ(S) マリアンナ・タラソワ(A) ミカイル・ガブスキー(T) アンドレイ・バトゥルキン(B) ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナルo. サンクトペテルブルク 国立アカデミー・カペラcho. グリンカ合唱学校少年cho. | |
| プレトニョフがペンタトーンに初登場。「朗読」のタイトルとは裏腹に、劇的に盛り上がるダイナミックなカンタータ。ロシア音楽ファン、ショスタコーヴィチ・ファンにも強くお薦め。 | ||
| ヨゼフ・シュミット(1734-1791):初期交響曲と室内楽作品集 交響曲 ニ長調 Op.1 No.1/同 変ロ長調 Op.6 No.2/同 ト長調/ フルート、ヴァイオリン、 ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ホ短調 Op.3 No.3/ フルート、ヴァイオリン、 ヴィオラとチェロのための四重奏曲 ト長調 Op.3 No.6/ 交響曲 変ホ長調「ハーディガーディ」 |
サイモン・マーフィー指揮 新オランダ・アカデミー | |
| ドイツに生まれ、主にオランダを活躍の場としたヨゼフ・シュミット。マンハイム楽派の手法に従ったシュミットの音楽は当時幅広い支持を獲得していた。彼の作品はアムステルダムの楽譜出版社フンメルからの出版が多く見受けられるが、シュミット自らも楽譜出版者として活躍。その出版物は特に北欧諸国に渡っていたとされている。また、12曲以上の作品がハイドンの作品として扱われていたこともあり、「オランダのハイドン」との異名を持っている。 収録全曲世界初録音。これまでペンタトーン(PentaTone)へコレッリやシュターミッツの録音を行ってきたマーフィー&新オランダ・アカデミーがピリオド楽器を使用して演奏している。 | ||
| ゴードン・ゲッティ(1933-):合唱作品集 合唱と管弦楽のための「ヤング・アメリカ」(*)/ 合唱と管弦楽のための「古きのウェールズの歌」/ 男声合唱と管弦楽のための「アナベル・リー」(*)/ 合唱と管弦楽のための「勝利の場面」/ 独唱、合唱と管弦楽のための歌劇 「プランプ・ジャック」〜エルサレム |
マイケル・ティルソン=トーマス指揮(*) サンフランシスコso.&cho.(*) アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮 ロシア・ナショナルo. エリク・エーリクソン室内cho. | |
| ゲッティ・オイル社(ゲッティ美術館などでも有名なポール・ゲッティの父が創設)の資産相続人であり、サンフランシスコ交響楽団の理事でもあるゴードン・ゲッティ。その作品は不協和音を適度に採り入れたダイナミックで情感豊かなサウンドが特色という。何よりもティルソン=トーマス&サンフランシスコ響、ヴェデルニコフ&ロシア・ナショナル管、そしてエリク・エーリクソン室内合唱団という超豪華演奏陣を惜しげも無く起用してくるあたりはさすがオイル・マネーか? | ||
| ワーグナー:前奏曲&序曲集 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲/ 歌劇「リエンツィ」序曲/ 楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」前奏曲/ 歌劇「タンホイザー」序曲/ 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲/ 楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死 |
ヤコフ・クライツベルク指揮 オランダpo. | |
| クライツベルクが、王道をゆくプログラムを豪快に鳴らし切っている。 | ||
| ブラームス: 交響曲第2番 ニ長調 Op.73/悲劇的序曲 Op.81 |
ハンス・フォンク指揮 オランダ放送so. | |
| N響への客演でもおなじみ、ヴェテラン指揮者ハンス・フォンク。 当盤は全集に発展する予定だったが、病に倒れたフォンクが2004年に死去したため、管弦楽作品がもう1枚録音された(5186045) だけで、全集化は果たされなかった。 | ||
| ペンタトーン・スーパーオーディオCD 新録音編 | ||
| ペンタトーン・クラシックスは設立からほんの数年で、スーパーオーディオCDの分野における最も充実したカタログ数を所有するレーベルに成長。その聴きどころを収めたサンプラー。楽章を丸ごと収録してあるので、フェイドアウトはなし。まだSACDに手を出しあぐねている人でも、これなら一度試してみる価値がありそう。 | ||
| ハンス・フォンク〜ファイナル・セッションズ ブラームス: 大学祝典序曲 Op.80/アルト・ラプソディ Op.53(*)/ ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a |
イヴォンヌ・ナエフ(A;*) ハンス・フォンク指揮 オランダ放送so. 同cho.(*) | |
| 録音:2003年8月18-21日、オランダ、ヒルフェルスム、MCOスタジオ I。 闘病の末、2004年8月29日に62歳という年齢で惜しまれつつもこの世を去ったオランダの名指揮者ハンス・フォンク(1942年生まれ)。病の発症後、1996年から務めていたセント・ルイス交響楽団の音楽監督を2002年に辞任。その後はオランダ放送響とPentatoneへの録音などの音楽活動を行っていた。今回収録のブラームス3作品は亡くなる約1年前に行われた最後のセッション録音。 音楽監督フォンクを失ったオランダ放送交響楽団(オランダ放送フィルとは別団体)は2005年7月7日に行われたラスト・コンサートを最後に活動停止、解散となってしまった。 今回リリースとなるディスクは、派手さは無いものの堅実な音楽作りで大きな支持を集めていたフォンクがオランダ放送響と共に遺してくれた「遺産」といっても言い過ぎではないだろう。 | ||
| ストラヴィンスキー: 音楽劇「兵士の物語」組曲 11の楽器のための「ラグタイム」 音楽劇「兵士の物語」〜小さなコラール 協奏曲 変ホ長調「ダンバートン・オークス」 弦楽のための協奏曲 ニ長調「バーゼル協奏曲」 小管弦楽のための組曲第1番/同第2番 |
パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ブレーメン・ドイツ・ カンマーフィルハーモニー | |
| 2003年10月に発表された、パーヴォ・ヤルヴィのドイツ・カンマーフィルハーモニー芸術監督就任のニュースは、好事家に新鮮な驚きを与えた。前監督ダニエル・ハーディングの下、CDデビューを果たしたドイツ・カンマーフィルハーモニーは、2002年には日本公演を実施。颯爽としたベートーヴェンやブラームスがモダン・ピリオドの潮流の最先端を行くものであることを強く印象づけた公演だったが、室内オーケストラとの活動はあまり日本に伝わっていなかったパーヴォが監督に就任するのは予想外の人事だった。 音楽一家ヤルヴィ家の長男としてエストニアに生まれ、ロスアンジェルスでバーンスタインの薫陶を受けたパーヴォは、衆目の一致する指揮界のトップランナー。シンシナティ交響楽団の音楽監督として日本ツアーを成功させ、バーミンガム市立交響楽団やロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニックでは首席客演指揮者を務める。 前述のように一見室内オケとは縁遠いかに思えたパーヴォだが、ドイツ・カンマーフィルへの客演は、実は1995年から始まっていたという。ハーディングとのCDデビューから5年も前のことだ。パーヴォは今回の監督就任について、英グラモフォン誌へのインタビューでこう語っている。 「私はドイツ・カンマーフィルに来ると、自分が『指揮者』だと感じない。この中での私の役目はミュージック・コラボレイターさ。そう、奏者の一人になったような気分なんだ。」 カンマーフィルの自発性の高さがそう言わせているのだろう、今回のストラヴィンスキーは、どの曲も唖然とするほど見事な出来ばえに驚嘆せずにはいられない。「兵士」の難所トランペット・ソロの見事さは、これまでのどんな演奏とも比較できないほど高いレベルだし、ヴァイオリンの重音だらけのややこしいソロもピタリと決まっている。全パートが難所だらけの「ダンバートン・オークス」など、これまでの演奏とはあまりに違う軽やかな流れ。オケの巧さに驚嘆必至だ。さらに異例なことだが、このディスクのライナーノートはパーヴォ自ら筆をとり解説している。これも新たなフィールドに踏み込むパーヴォの意欲の表れと見ていいだろう。 PentaToneでは、今後このコンビで、R.シュトラウス作品のリリース(曲目詳細未定)に加え、ベートーヴェンの交響曲全集まで予定されている。 | ||
| モーツァルト: クラリネット協奏曲(*) クラリネット五重奏曲(+) |
アンドルー・マリナー(Cl) ネヴィル・マリナー指揮(*) ASMIF(*)、 同室内アンサンブル(+) | |
| ネヴィル・マリナーの80歳、息子でクラリネット奏者アンドルー・マリナーの50歳を記念して制作されたアルバム。協奏曲では見事な親子共演を聴かせてくれる。 | ||
| シューベルト: ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 Op.99,D.898/ ピアノ三重奏曲第2番 Op.100,D.929 |
アムステルダム・ ストリオーニ・トリオ | |
| 今回がペンタトーン第2弾となるアムステルダム・ストリオーニ・トリオは、ヴァイオリンのヴォウター・フォッセンが使用するクレモナの名器、ローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来とする1995年結成のアンサンブル。幅広いレパートリーを誇り、ヨーロッパ各地のメディアから絶賛を受けている。 | ||
| ブルックナー:交響曲第7番 | ヤコブ・クライツベルク指揮 ウィーンso. | |
| 録音:2004年6月、ウィーン・コンツェルトハウス。ライヴ。 ウィーン・フィルと並びオーストリアを代表するオーケストラ、ウィーン交響楽団とクライツベルクによる渾身のブルックナーが登場! 日本ではウィーン・フィルと混合されがちなウィーン交響楽団だが、フルトヴェングラーやカラヤンらがタクトを執った名門。これまでにも当時の音楽監督フェドセーエフと度々来日公演を行っていたが、クライツベルクとも2004年に来日公演を行い喝采を浴びたことは記憶に新しい(2005年からはファビオ・ルイジが首席指揮者に就任)。Pentatoneのサラウンド効果も含めて要注目。 | ||
| ヨハン・シュトラウス II:ワルツ集 皇帝円舞曲 Op.437/ウィーンの森の物語 Op.325/ 芸術家の生活 Op.316/北海の絵 Op.390/ 美しく青きドナウ Op.314/南国のバラ Op.388 |
ヤコフ・クライツベルク指揮 ウィーンso. | |
| ブルックナーの「交響曲第7番」(PTC-5186071)がグラミー賞において「Best Orchestral Performance」と「Best Engineered Album」の2部門にノミネートされるなど、演奏・録音の両面から世界的な評価を受けたクライツベルク&ウィーン交響楽団。これまでブルックナーやワーグナーなど重量級のプログラムのリリースが中心だったが、今回はワルツ集。これまでとは一味違った爽やかな風を聴き手に届けてくれるアルバムだ。 | ||
| 弦楽合奏のための作品集 ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10 カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963): ヴァイオリンと弦楽合奏のための「葬送協奏曲」 バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント |
ゴルダン・ニコリック指揮 オランダ室内o. | |
| シモン・ゴールドベルクによって1955年に創設されたオランダ室内管弦楽団のPentatoneデビュー・アルバム。バルトーク、ブリテンの名作と共に収録されているのはナチス・ドイツで反ファシズムを掲げたハルトマンの作品。ゴルダン・ニコリックは2003年よりオランダ室内管のリーダー兼コンサートマスターをつとめているヴァイオリン奏者。 | ||
| フランス音楽の旅 ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲/ 組曲「鏡」〜鏡の谷(グレインジャー編曲)/ボレロ フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 |
ヤコブ・クライツベルク指揮 オランダpo. | |
| ワーグナー序曲集、ドヴォルザークの「新世界」などの録音で好評を得ているクライツベルク&オランダ・フィル。「ボレロ」、「ダフニスとクロエ」で披露されるソロは安定感抜群。録音を重ねる度に磨きのかかるパフォーマンスは今後の活躍を大いに期待させてくれる。マルチチャンネルで豊かに鳴り響くフランスの気品漂う演奏はまさに音の洪水。 | ||
| ユリア・フィッシャー・デビュー・アルバム〜 ロシアのヴァイオリン協奏曲集 アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978): ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953): ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.19 アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936): ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82 |
ユリア・フィッシャー(Vn) ヤコフ・クライツベルク指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2004年5月、DZZスタジオ5、モスクワ。解説:ユリア・フィッシャー(国内盤のみ、+ 増田良介/翻訳:増田良介)。 「久々のドイツ系ヴァイオリニストの大器」といわれるユリア・フィッシャーのデビューが決定。4歳からヴァイオリンとピアノのレッスンをはじめ、8つの国際コンクールに優勝、それも5つはヴァイオリンでの受賞だったが、3つはピアノだったというから驚きだ。 ミュンヘン生れ。 レオポルド・モーツァルト音楽院(アウグスブルク)でリディア・デブロウスカヤに師事。後にアナ・チュマチェンコにも師事。彼女が賞を獲得した重要な国際コンクールは、ユーディ・メニューイン・コンクール(1995年)、第8回青少年器楽奏者の為のユーロビジョン・コンクール(1996年)など。1997年にはヴェニスで「Prix d'Espoir」を授与されている。レパートリーはバッハ、ヴィヴァルディからショスタコーヴィチ、ペンデレツキまでと幅広く、オーケストラを伴う作品では40曲以上、室内楽だと60曲にものぼるという。マゼール、ヤノフスキ、テイト、ブロムシュテット、サラステ、マリナー、佐渡、ジンマン、MTTといった名だたる指揮者と共演した経験をすでに持つ。エッシェンバッハは彼女のキャリア・アップに支援を惜しまないと公言しているほどだ。 現在使用している楽器は、日本音楽財団より借りている「Booth」と名付けられた1716年のストラディヴァリ。来日経験もすでに3回。2003年4月、マゼール&バイエルン放送交響楽団の日本ツアーでソロイストをつとめたときは、大反響を巻き起こしている。マゼールとは本拠地ヘラクレス・ザールでも共演しており、音楽ライター江藤光紀氏は、2000年6月のコンサートの模様を次のようにレポートしている。 ―――ソリストのユリア・フィッシャーが17歳の少女と知って卒倒。で、シベリウスのヴァイオリン協奏曲ですが、「これは凄い!」。日本音楽財団貸与のストラディヴァリがよく鳴っている上に、視覚的にもボーイングのロジックが分かる手本のような弓使い。ひとつひとつのフレーズがこれだけ丁寧にリアライズされているのも、年齢を考えれば驚異です。―― ニューヨーク・タイムズ、デイリー・テレグラフなどのメジャー紙におけるコンサート評も好評続きである。実演ではこのようにめざましいステータスを短期間で築き上げたフィッシャー。それだけに、今回のペンタトーンからのレコーディング・デビューは先月の英Gramophone誌のNEWS欄でもトップ扱いで伝えられた。彼女自身が語っているとおり、メジャーを含めた多くのレーベルがレコーディングのオファーを申し出たというが、その中からペンタトーンとの専属契約(3年)を選んだのだ。 最初のレコーディングにロシアの協奏曲作品を選んだのは、2003年10月にフィラデルフィアでクライツベルクと共演した際にハチャトゥリアンを弾いて好評を得たこと、そして何よりフィッシャーが敬愛して止まないオイストラフへのオマージュ的な意味合いも込められている。 ハイブリッドSACD(マルチチャンネルにも対応)のみの発売。 | ||
| R.シュトラウス(1864-1949): 組曲「町人貴族」Op.60/ クラリネットとファゴットのための二重協奏曲 AV.147/ 「カプリッチョ」からの六重奏曲 |
パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ブレーメン・ドイツ・ カンマーフィルハーモニー | |
| パーヴォ&ドイツ・カンマーフィルハーモニーの新録音第2弾。「リヒャルト・シュトラウスとなるとつい大規模な交響詩やオペラを連想してしまいがちで、室内管弦楽のための作品となると、コンサート・ホールで聴く機会も決して多くない。このレコーディングでは愛すべきシュトラウスの別の側面を大きく掘り下げることができた」とはパーヴォ・ヤルヴィ自身のコメント。パーヴォは特に「町人貴族」は巧みで美しくチャーミングな曲の魅力をあらためて発見したという。それはパーヴォ自身が「an orchestra of soloists(ソロイストが集まったオーケストラ)」と形容するほどのドイツ・カンマーフィルの超絶技巧が大きく貢献しているのは間違いのないところ。 | ||
| チャイコフスキー:組曲第3番 ト長調Op.55 ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント (バレエ組曲「妖精の口づけ」より編曲) |
ヴラディーミル・ユロフスキ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| ヨーロッパを中心に目覚しい活躍を見せている期待の俊英、ヴラディーミル・ユロフスキの PENTATONE デビュー盤は、祖国ロシアの名門ロシア・ナショナル管を率いたロシア・アルバム。共に演奏機会の多い作品ではないが、ユロフスキの繰り広げる壮大な音楽はまさしく評判に違わぬスケールを持っている。 カプリッチョなどでお馴染みの指揮者ミハイル・ユロフスキを父に持つウラディーミル・ユロフスキは、現在グライドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィル、ロシア・ナショナル管の主席客演指揮者のポストにある。今後の活躍にも期待大! | ||
| 児玉麻里、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3 〜3つのソナタOp.31 [第16番 ト長調Op.31-1/ 第17番 ニ短調Op.31-2「テンペスト」/ 第18番 変ホ長調Op.31-3] |
児玉麻里(P) | |
| PENTATONEからリリースされている全集プロジェクトは、当盤で第3巻。Vol.1(PTC-5186024/MPTC-5186024)、 Vol.2(PTC-5186023/RPTC-5186023)が両タイトルともベストセラー、世界中で高評価のレビューを次々と獲得しているだけに「テンペスト」を含む今回の第3集への期待も膨らむ。 | ||
| モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 第3番 ト長調 K.216/第4番 ニ長調 K.218/ ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261/ ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 K.269 |
ユリア・フィッシャー(Vn) ヤコブ・クライツベルク指揮 オランダco. | |
| 録音:2005年4月、ワロン教会、アムステルダム。解説:ロナルド・フェルムーレン(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 Pentatone専属録音第2弾となった前作、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集では新鮮で風格すら漂う演奏を聴かせてくれたユリア・フィッシャー。バッハの余韻の覚めやらぬ中、第3弾となるモーツァルトがリリースされる。 今回のモーツァルトではユリア・フィッシャー自身による自作のカデンツァを随所に盛り込んでいる点に注目したい。カデンツァ作者の詳細は下記の通り。 第3番:第1楽章(ユリア・フィッシャー)/第2楽章(ヤコブ・クライツベルク)/第3楽章(サム・フランコ、ユリア・フィッシャー) 第4番:第1&2楽章(ユリア・フィッシャー)/第3楽章(ヨゼフ・ヨアヒム) アダージョ(ユリア・フィッシャー) ロンド(ユリア・フィッシャー)。 なんと全8トラック中6トラックのカデンツァをユリア・フィッシャー自身が担当している。若き名匠クライツベルクのサポートを受けたモーツァルトは22歳とは思えぬ深みと風格を感じさせてくれる充実の内容。なお今作のモーツァルト・アルバムはユリア・フィッシャーのピアノの師匠であり、彼女の音楽と人生に多大な影響を与えたアンスガー・ヤンケ教授に捧げられるという。使用楽器は1750年グァダニーニ製。 | ||
| クライツベルクのドヴォルザーク Vol.2 ドヴォルザーク: 交響曲第8番 ト長調Op.88/ 交響詩「野ばと」Op.110/ 交響詩「真昼の魔女」Op.108 |
ヤコフ・クライツベルク指揮 オランダpo. | |
| 新世界(PTC-5186019)に続くクライツベルク&オランダ・フィルのドヴォルザーク第2弾がリリース。交響曲第8番と2曲の交響詩は、クライツベルクのスタイルにマッチした理想的な選曲と言える。特にメインの交響曲第8番では、独自性あるフレージングとテンポ設定、効果的なティンパニーと弦楽器セクションの使い方で、堂々たる演奏を生み出している。クライツベルクが確実に巨匠への道を進んでいることを実感することが出来る演奏。 | ||
| ユリア・フィッシャー ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77/ ヴァイオリンとチェロのための 二重協奏曲 イ短調 Op.102 |
ユリア・フィッシャー(Vn) ダニエル・ ミュラー=ショット(Vc) ヤコフ・クライツベルク指揮 オランダpo. | |
| 録音:2006年12月&2005年12月、ベウルス・ファン・ベルアラー(旧証券取引所)ヤクルト・ホール、アムステルダム。解説:ロナルド・フェルムーレン。 前作チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(PTC-5186095)の大ヒットにより、いよいよその名声を確固たるものとしたユリア・フィッシャー。卓越した技術と磨きぬかれた音楽性、そして美しき容姿と若さを兼ね備えたミューズの最新作は王道中の王道ブラームス!! 久々に現れたドイツ系ヴァイオリニストの大器とも称されるユリア・フィッシャーが弾くブラームスとあらば、前作のチャイコフスキーを上回る壮大なスケールの演奏を聴かせてくれることは間違いない。カップリングの「二重協奏曲」には、同じくドイツ期待の若き天才チェリスト、ダニエル・ミュラー=ショットが参加。これまでにも2人は度々「二重協奏曲」などを中心に共演を重ねており、コンビネーションは抜群。さらにフィッシャー、ミュラー=ショットそれぞれとの共演経験も豊富なクライツベルクの的確なタクトとコントロールが至高のブラームスをさらなる高みへと導く。 2006年秋には23歳という若さでドイツの名門フランクフルト音楽大学の教授に就任し、巨匠の域へ足を踏み入れつつあるユリア・フィッシャーの風格漂うブラームス。お聴き逃しなく! | ||
| ショスタコーヴィチ: 交響曲第1番 ヘ短調 Op.10/同第6番 ロ短調 Op.54 |
ウラディミール・ユロフスキ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| プレトニョフの指揮による第11番に続くペンタトーンのショスタコーヴィチ・チクルス第2弾は俊英ユロフスキーが指揮台に立つ。現在はグラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロンドン・フィル首席客演指揮者、そしてロシア・ナショナル管主席客演指揮者のポストにあり、世界中で評価急上昇中のユロフスキ。ペンタトーンへのデビュー・タイトルとなった前作(PTC-5186061)はチャイコフスキーの「組曲第3番」とストラヴィンスキーの「ディヴェルティメント」という玄人好みの選曲であったが、今回のショスタコーヴィチの第1番&第6番というユロフスキらしい粋なカップリング。 | ||
| ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.1 No.2/ ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op.70 No.1「幽霊」 |
アムステルダム・ ストリオーニ・トリオ | |
| COBRAレーベルで活躍中のアムステルダム・ストリオーニ・トリオがPentatone初登場。アムステルダム・ストリオーニ・トリオはヴァイオリンのヴォウター・フォッセンの使用するクレモナの名器、ローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来とする1995年結成のアンサンブル。ハイドンからコンテンポラリーまでの幅広いレパートリーを持ち、その録音、コンサートでのパフォーマンスはオランダをはじめとするヨーロッパのメディアに絶賛されている。 | ||
| ユリア・フィッシャー〜J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集 ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001/ パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002/ ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003/ パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004/ ナタ第3番 ハ長調 BWV.1005/ パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 |
ユリア・フィッシャー(Vn) | |
| 録音:2004年12月、ドープスヘヅィンデ教会。解説:フランツ・シュタイガー(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 前作「ロシアのヴァイオリン協奏曲集」(PTC-5186059)での才能溢れる見事な演奏で評価急上昇のヴァイオリン奏者、ユリア・フィッシャーのPentatone専属録音第2弾。前作の協奏曲集から一転、今回取り上げるのは名盤が連なるバッハの名作無伴奏ソナタ&パルティータ集。バーンスタイン&グレン・グールドの演奏による「ピアノ協奏曲 ニ短調」、そしてキーシンが弾いたブゾーニ編曲の「シャコンヌ」に魅了されたというユリア・フィシャーは、バッハの作品への愛着と、今回の録音に対する並々ならぬ意欲を見せている。21歳という若さながら、その演奏には既に風格すら漂っている。これは注目盤だ。 | ||
| ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 ト短調 Op.103「1905年」 | ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2005年2月14日、ライヴ。 ショスタコーヴィチ・チクルスがスタート。オーケストラをロシア・ナショナル管弦楽団で固定、各リリースごとに違った指揮者を起用していくというユニークなスタンスで進行されるプランとなっている。 リリース第1弾となる今回の「交響曲第11番」でタクトを執るのはロシア・ナショナル管の創設者であるミハイル・プレトニョフ。第11番は1905年に起きた「血の日曜日事件」を題材とした標題音楽的要素を持つ、4楽章形式からなる交響曲。互いの特徴を知り尽くしたプレトニョフ&ロシア・ナショナル管のコンビは、チクルスのスタートに相応しい。今後も大物指揮者の登場が予定されており注目を浴びる全集となることだろう。 | ||
| ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集&アリア集 歌劇「ローエングリン」より [第1幕への前奏曲/ 寂しい日々に神に祈った(エルザの夢)]/ ヴェーゼンドンクの5つの詩/ 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より [第1幕への前奏曲/ 穏やかに静かに(イゾルデの愛の死)]/ 歌劇「タンホイザー」〜全能のマリアよ/ 楽劇「ワルキューレ」〜君こそは春 |
シャルロッテ・マルジョーノ(S) エド・スパニャールド指揮 マーストリヒト・リンブルフso. | |
| 世界各国の歌劇場を活躍の舞台とし、数多くの名匠たちと共演を重ねているオランダのソプラノ、シャルロッテ・マルジョーノによるワーグナー・アルバム。深さを感じさせる歌声で聴衆に感銘を与え続けるマルジョーノだけに、ワグネリアン要注目。スパニャールド&リンブルフso.のコンビはフォーレの合唱作品集(PTC-5186020)に続く同レーベル2度目の登場。 | ||
| ヤノフスキ&スイス・ロマンド管 フランク:交響曲 ニ短調 ショーソン:交響曲 変ロ長調Op.20 |
マレク・ヤノフスキ指揮 スイス・ロマンドo. | |
| サヴァリッシュの門下でもある名匠マレク・ヤノフスキが当レーベルへ初登場。彼はデュセルドルフ、ハンブルクなどのドイツの歌劇場で活躍。2000年まで音楽監督の任にあったフランス放送フィルを育て上げた後にベルリン放送so.の首席指揮者に就任するなど、オーケストラ・ビルダーとしての手腕には絶大な信頼がある。当盤では新たにシェフとして就任した名門スイス・ロマンド管とのコンビによるフランク&ショーソン。同オケの代名詞ともなったアンセルメが得意としていたフランクとショーソンを敢えて取り上げるという、熱意を感じさせるリリース。 | ||
| モーツァルト: ホルン協奏曲第1番 ニ長調 K.386b(*) フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313(285c)(+) ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191(186c)(#) オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271k(314)(**) |
ヤコブ・スローター(Hr;*) エミリー・バイノン(Fl;+) グスタヴォ・ヌニェス(Fg;#) アレクセイ・オグリンチュク(Ob;**) コンセルトヘボウco. | |
| 現在世界中で最も波に乗っていると言っても過言ではないオーケストラ王国オランダ。そのオランダを代表する名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者たちによるモーツァルトの協奏曲集というファン必聴の注目盤が登場。ソリストは日本でもお馴染みのバイノンやスローターはもちろんのこと、驚異的な音色とテクニックを聴かせてくれるヌニェス、1998年ジュネーヴ国際音楽コンクール第1位獲得のオグリンチュクと豪華絢爛。ロイヤル・コンセルトヘボウ管の木管セクションを牽引する世界トップ・クラスの実力者たちによる極上のモーツァルト。Pentatoneの高音質で驚嘆の名演奏の数々を存分にお楽しめる。 | ||
| ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 ト長調 フランチェスコ・シュリメ(1981-):3つの即興曲 |
フランチェスコ・ トリスターノ・シュリメ(P) ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| クラシックからコンテンポラリー、そしてジャズと幅広いジャンルで才能を発揮中の俊英ピアニスト、フランチェスコ・シュリメのペンタトーン・デビュー・アルバム。1981年ルクセンブルク生まれのシュリメは、2000年に師匠であるプレトニョフ&ロシア・ナショナル管とのコンビでアメリカ・デビューを果たしヨーロッパ、アジア、南米においてもコンサートや音楽祭で活躍中。2001年にはソリスト兼指揮者として室内楽団「ニュー・バッハ・プレーヤーズ」を創設。2004年にはヴィヴァルディの「四季」(ピアノと弦楽合奏版)の公演を行い絶賛を受けるなど、ハイレベルのパフォーマンスを披露し続けている。 古典的なスタイルのクラシック作品や、ピアノとジャズ・アンサンブルのためのジャズ作品の作曲も行うなど若さと勢いに満ち溢れたシュリメの活動はまさしく多彩。しかも現在は現代音楽を学ぶためにバルセロナに居を構えるなど、その飽くなき探究心はとどまることを知らない。名匠プレトニョフが見出した素晴らしき才能に要注目。 | ||
| プロコフィエフ: 交響曲第5番 変ロ長調 Op.100(*)/ 戦争終結に寄せる頌歌 Op.105(#) |
ウラディーミル・ ユロフスキ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2005年9月、ライヴ(*)/2007年2月(#)。 ユロフスキの才能と情熱が爆発する!驚愕の作品「戦争終結に寄せる頌歌」を振る! 2001年1月に就任したグラインドボーン音楽祭音楽監督を皮切りに、ロンドン・フィル首席客演指揮者、ロシア・ナショナル管首席客演指揮者、ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管プリンシパル・アーティストに次々と就任。そして2007年9月からは遂に名門ロンドン・フィルの第12代首席指揮者に就任した天才、ウラディーミル・ユロフスキの PENTATONE 3枚目のアルバム。チャイコフスキーの組曲第3番(PTC-5186061)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番&第6番(PTC-5186068)に続くものだが、今回のプロコフィエフ・アルバム、7つの交響曲の中でも絶大な存在感を持つ「交響曲第5番」では、咆哮を上げる金管セクションと最高のアダージョを聴かせる弦楽セクションが中心となって壮大な音楽が創造されている。一方の「戦争終結に寄せる頌歌」は、なんと8台のハープと4台のピアノ、管楽器セクション(吹奏楽編成)と8台のコントラバスという驚愕の編成で演奏される規格外の大曲。これまでも個性的なレパートリーを演奏してきたユロフスキのセンスが光る見事な選曲。 圧倒的なパワーとスケールで迫り来るプロコフィエフ。若き巨匠ユロフスキの計り知れぬ才能・・・恐るべし! | ||
| ベルグルンドの「ショスタコ8」 ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ハ短調Op.65 |
パーヴォ・ベルグルンド指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| プレトニョフによる第11番、ユロフスキによる第1番&第6番に続くペンタトーン・クラシックスのショスタコーヴィチ・チクルス第3弾でタクトを執るのはフィンランドの大御所ベルグルンド。 戦争による惨劇や民衆の心の痛みといった悲劇を前面に押し出したこの交響曲は、1943年11月4日にムラヴィンスキーによって初演が行われたものの、ソ連当局の意に沿わず、1948年のジダーノフ批判によって演奏を禁止されてしまった作品。 シベリウスの演奏における世界的権威としてあまりにも名高いベルグルンドだが、ショスタコの第8番も彼にとって重要なレパートリーの一つ。プレトニョフ、ユロフスキの好スタートによって確立されたチクルスの勢いに拍車を掛ける凄演を聴かせてくれることだろう。 | ||
| メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調Op.49/ ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調Op.66 |
ユリア・フィッシャー(Vn) ジョナサン・ギラード(P) ダニエル・ ミュラー=ショット(Vc) | |
| 録音:2006年2月14日-16日、ケルン西部ドイツ放送スタジオ、ドイツ。解説:ハンス=ディーター・グリュンフェルト(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 ペンタトーン専属アーティストとしてデビュー以来、着実に人気と評価を高めてきたヴァイオリン界の美しき新星ユリア・フィッシャー。ロシアのヴァイオリン協奏曲集、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ集、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲集に続く4枚目のリリースは、初の室内楽アルバムとなるメンデルスゾーン。 今回のメンデルスゾーン・アルバムでは、自らの実力で瞬く間に超一流の域に上り詰めたフィッシャーに加え、シフとイッサーリスの下で学びプレヴィンやムターの信頼も厚いダニエル・ミュラー=ショット、今後のフランス・ピアノ界を牽引していくであろう1981年マルセイユ出身のジョナサン・ギラードと、若手の新星が集結。若さと才能に満ちたメンデルスゾーンの決定盤、乞うご期待。 | ||
| ステイ・イン・チューン グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82 から ユリア・フィッシャー(Vn) ヤコフ・クライツベルク指揮ロシア・ナショナルo. PTC-5186059 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 から ハンス・フォンク指揮オランダ放送so. PTC-5186042 タネーエフ:カンタータ第2番「詩篇の朗読」Op.36〜2つの合唱曲 ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナルo. PTC-5186038 コレッリ:合奏協奏曲第4番 ニ長調 Op.6 No.4〜アレグロ サイモン・マーフィー指揮新オランダ・アカデミーso. PTC-5186031 レーヴェ:ピアノ協奏曲第2番 イ長調 から 児玉麻里(P)、ケント・ナガノ指揮ロシア・ナショナルo. PTC-5186026 ハイドン:交響曲第44番 ホ短調「悲しみ」Hob.1:44 から マルコ・ボーニ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウco. PTC-5186016 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」から 児玉麻里(P) PTC-5186023 シュターミツ:4声のシンフォニア ヘ長調から サイモン・マーフィー指揮新オランダ・アカデミーco. PTC-5186029 モーツァルト:ヴァイリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261 ユリア・フィッシャー(Vn) ヤコフ・クライツベルク指揮オランダco. PTC-5186064 フォーレ:レクイエム Op.48〜天国に エド・スパニャールド指揮オランダ室内cho. リンブルフso. PTC-5186020 フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80〜シシリエンヌ ヤコフ・クライツベルク指揮オランダpo. PTC-5186058 ホミリウス:コラール前奏曲〜主なるイエスよ成就を助けたまえ ブラム・ベークマン(Org) PTC-5186003 モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622から アンドリュー・マリナー(Cl) ネヴィル・マリナー指揮ASMIF PTC-5186048 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」〜第3幕の前奏曲 ヤコフ・クライツベルク指揮オランダpo. PTC-5186041 [ボーナス・トラック(SACDレイヤーのみ収録)] サラウンド・サウンドによる効果音[ロッホ・ローモンドの川岸の下流/ シェフィールドの蒸気機関車の旅/エジンバラのミリタリー・タトゥー/ 機材セット・アップのための31種類のテスト・トーン] | ||
| 新録音からのべスト・サンプラー盤。Pentatone通算3枚目となる今回のベスト盤では上記アーティストたちによる新録音からの楽章ノーカットによる抜粋を収録。これらの演奏に加えてSACDレイヤーにはボーナス・トラックとしてオーディオ・ファン必聴の、実際にイギリス&スコットランドで収録を行ったサラウンド・サウンドによる効果音と31種類のテスト・トーンを収録。更にブックレットには機材セットアップのためのマニュアルまでも掲載。特に「サラウンド・サウンドによる効果音」はまるで自分がその場にいるような感覚にさせてくれる程の驚異的な録音。Pentatoneの優秀録音の数々を楽しめるだけでなく、オーディオ・ファン要注目の要素を併せ持った画期的なディスクである。 | ||
| モーツァルト:ドナウシンゲン・ハルモニームジーク (歌劇「後宮からの逃走」K.384 より管楽合奏編曲版) |
バスティアン・ブロムハート指揮 アカデミー・オヴ・セント・ マーティンイン・ザ・フィールズ・ ウィンド・アンサンブル | |
| 「ドナウシンゲン・ハルモニームジーク」とは名作の一つとして親しまれている歌劇「後宮からの逃走」K.384をベースとして、モーツァルト自身がハルモニームジーク(管楽合奏)へ編曲を行った作品。この編曲は、1782年にモーツァルトが父レオポルドに宛てた手紙の中でその存在を伝えているものの、肝心の楽譜が所在不明となり今日まで作品の全容が謎とされてきた。しかしこの作品の楽譜をオランダの音楽学者であり指揮者としても活躍しているバスティアン・ブロムハートが、ドナウシンゲンに在るフュルステンベルク宮廷図書館で遂に発見。この歴史的発見により、今回のロンドン・ヘンリー・ウッド・ホールで行われた録音が実現の運びとなった。 レコーディングでは楽譜の発見者であるバスティアン・ブロムハート自らがタクトを執り、サー・ネヴィル・マリナーとのコンビで様々な名演奏を残しているアカデミー・オヴ・セント・マーティンイン・ザ・フィールズの管楽セクションと60分34秒に及ぶハルモニームジークを存分に再現している。 | ||
| ザ・ボリショイ・エクスペリエンス グリンカ:歌劇「イワン・スサーニン」より A.ダルゴムイシスキー:歌劇「ルサルカ」より チャイコフスキー: 歌劇「イオランタ」より/歌劇「スペードの女王」より/ 歌劇「マゼッパ」より ラフマニノフ:歌劇「アレコ」より ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より |
アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮 ボリショイ歌劇場o.&cho. | |
| 歴史を誇る名門「ボリショイ歌劇場」音楽監督として辣腕を振るう若きマエストロ、アレクサンドル・ヴェデルニコフが再びペンタトーンに登場。チャイコフスキーやボロディンを筆頭に、ロシア・オペラの重要なレパートリーのハイライトを収録。ボリショイ歌劇場の魅力と実力が詰まった1枚。 | ||
| ボリショイ・エクスペリエンス チャイコフスキー: バレエ音楽「くるみ割り人形」Op.71/ バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20〜パ・ド・ドゥ/ 歌劇「エフゲニー・オネーギン」Op.24〜ポロネーズ |
アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮 ボリショイ歌劇場o.&少年少女cho. | |
| ロジェストヴェンスキーの辞任を受け37歳という若さで長き歴史を誇る名門「ボリショイ歌劇場」の音楽監督に抜擢された若きマエストロ、アレクサンドル・ヴェデルニコフ。「ボリショイ・エクスペリエンス」と銘打ったシリーズ期待の第2弾は、2006年2月に収録された「くるみ割り人形」を中心としたボリショイ歌劇場の現在を証明するチャイコフスキー・アルバム。若くして名門再建へ抜擢され、辣腕を振るうヴェデルニコフの冴え渡るタクトが、今後の更なる飛躍への期待を抱かせてくれる。 | ||
| ユリア・フィッシャー 〜モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 Vol.2 [第1番 変ロ長調K.207/第2番 ニ長調K.211/ 第5番 イ長調K.219「トルコ風」] |
ユリア・フィッシャー(Vn) ヤコフ・クライツベルク指揮 オランダ室内o. | |
| 録音:2006年3月、ドープスヘヅィンデ教会、ハールレム、オランダ。解説:ロナルド・フェルムーレン(国内盤のみ、日本語訳:SOREL。 卓越した実力と美しき容姿で大きな注目を集め、瞬く間にスターダムへと登りつめた若きミューズ、ユリア・フィッシャー。2006年現在、23歳という若さながら秋からは名門フランクフルト音楽大学教授への就任が予定されるなど、世界有数のヴァイオリン奏者としての地位を固めつつある。 自作のカデンツァを随所に盛り込んだ前作(PTC-5186064)に続くモーツァルトの協奏曲第2弾も、カデンツァはどれも彼女の自作、又は指揮者クライツベルクにもの。積極的なスタンスは勢いを増すばかりで、音楽に対する真摯な姿勢を示してくれる。 | ||
| ユリア・フィッシャー 〜チャイコフスキー:作品集 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35/ 憂鬱なセレナード 変ロ短調Op.26/ ワルツ・スケルツォOp.34/ なつかしい土地の思い出Op.42 |
ユリア・フィッシャー(Vn) ヤコフ・クライツベルク(P)指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2006年4月、DZZ第5スタジオ、モスクワ/2006年4月、MCOスタジオ5、ヒルヴェルスム。解説:ハンス=ディーター・グリュンフェルト(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 BBCミュージック・マガジンの2006年ベスト・ニューカマー・アウォードに選出されコンサートや録音も絶賛、現在最も注目を集めているヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャー。2006年秋からは23歳という若さでドイツの名門フランクフルト音楽大学の教授に就任し、幅広い活躍を見せている。 このリリースでは、遂に王道のチャイコフスキーが登場。クライツベルク率いるロシア・ナショナル管とは、デビュー盤となる「ロシアのヴァイオリン協奏曲集(PTC-5186059)」で共演しており、しかもチャイコフスキーというレパートリーだけに最適な起用と言えるだろう。また「なつかしい土地の思い出」では、クライツベルクがピアノでサポートし、聴きどころも満載。 | ||
| ショスタコーヴィチ:交響曲全集 Vol.4 交響曲第5番 ニ短調 Op.47/ 交響曲第9番 変ホ長調Op.70 |
ヤコフ・クライツベルク指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2006年4月、モスクワ。チクルス第4弾はクライツベルク! オーケストラは一貫して「ロシア・ナショナルo.」で固定し、タイトルごとに指揮者を変更するというユニークなコンセプトで進行中のショスタコ・チクルス。プレトニョフ→ユロフスキ→ベルグルントと続いたチクルスの第4弾には、看板アーティストの1人であるクライツベルクが登壇。第5番&第9番という人気作品のカップリングという事もあり、当作への期待は高い。 | ||
| ユリア・フィッシャー〜 モーツァルト: ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 Vol.3 2つのヴァイオリンのための コンチェルトーネ ハ長調K.190/ ヴァイオリンとヴィオラのための 協奏交響曲 変ホ長調K.364/ ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373 |
ユリア・フィッシャー(Vn) ゴルダン・ニコリッチ(Vn/Va) ヤコフ・クライツベルク指揮 オランダ室内o. | |
| これまでにペンタトーンからリリースされた7枚のディスクの大ヒットにより、世界一流のヴァイオリン奏者としての地位を確固たるものとした若きミューズ、ユリア・フィッシャーの、3枚目となるモーツァルト・アルバムが登場。 第1弾(PTC-5186064)と第2弾(PTC-5186094)の2タイトルはいずれもヴァイオリン協奏曲が中心だったが、当巻ではいよいよ協奏交響曲へチャレンジ。天賦の才を発揮し続ける彼女とコンビを組むのは、ロンドン交響楽団のコンサート・マスターとオランダ室内管弦楽団の音楽監督を兼任し、目覚しい活躍を見せているゴルダン・ニコリッチと、両者と馴染みの深いクライツベルク&オランダ室内管。天からニ物を授かった美しき天才が贈るモーツァルト・・・120% 期待したい。 | ||
| ハイドン: 歌劇「無人島」序曲/ 協奏交響曲 変ロ長調Hob.I-105/ 交響曲第100番 ト長調「軍隊」Hob.I-100 |
ゴルダン・ ニコリッチ(Vn)指揮 オランダ室内o. | |
| オーヴェルニュ室内o.、ローザンヌ室内o.のコンサート・マスターを歴任してきた旧ユーゴスラヴィア出身のニコリッチは、現在名門ロンドンso.のコンサート・マスターとオランダ室内o.の音楽監督を兼任、八面六臂に活躍している凄腕のヴァイオリニスト。ロレンツォ・ストリオーニ1794のヴァイオリンを弾いた協奏交響曲は、ソリストとオケの知性と情熱が融合した秀演。「無人島」序曲と「軍隊」でも抜群の手綱捌きによる演奏を聴かせてくれ、心の底から音楽を楽しんでいるに姿が目に浮かんでくる。やはりロンドン響のコンマスの肩書きは伊達じゃない。 | ||
| モーツァルト:ピアノ協奏曲集 [第24番 ハ短調 K.491/第13番 ハ長調 K.415] |
マルティン・ヘルムヘン(P) ゴルダン・ニコリッチ指揮 オランダ室内o. | |
| また一人素晴らしき逸材が現れた。今では誰もがその看板アーティストとして認めるユリア・フィッシャーを見いだした PENTATONE レーベルが新たに起用するピアニスト、ドイツの天才マルティン・ヘルムヘン(国内招聘元の表記はマーティン・ヘルムヘン)がモーツァルトでデビュー! 1982年生まれのヘルムヘンは、難関として知られる「クララ・ハスキル・コンクール」を弱冠19歳で制覇し(コンクールのライヴがCLAVESから発売されている[50-2113])、2006年にはルツェルン音楽祭でゲルギエフ&ウィーン・フィルとシューマンで共演を果たしており、実績は十分のアーティスト。 既に2005年に来日も果たしている彼だが、2007年11月からはユリア・フィッシャーとのデュオでドイツを中心としたツアーが予定されており、期待は大きい。また2008年にはソロ・リサイタル、ピエモンテーシとのデュオ・リサイタル、NHKso.との共演などによる来日公演が予定されており、その姿を日本でも再び目にすることが出来そうだ。 | ||
| ヤノフスキのブラームス Vol.1 ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲 変ロ長調 Op.56a / 交響曲第1番 ハ短調 Op.68 |
マレク・ヤノフスキ指揮 ピッツバークso. | |
| 録音:2007年3月、ライヴ。 | ||
| ヤノフスキのブラームス Vol.2 ブラームス: 交響曲第2番 ニ長調 Op.73 / 交響曲第3番 へ長調 Op.90 |
マレク・ヤノフスキ指揮 ピッツバークso. | |
| 録音:ハインツ・ホール、ピッツバーク、ライヴ。円熟のヤノフスキ&ピッツバークso. による堂々たるブラームス! 現在、アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエ、そしてマレク・ヤノフスキによる三頭体制で活動を続けて、2008年9月からはマンフレート・ホーネックを音楽監督として迎える予定のピッツバークso.だが、このブラームス・シリーズは全てヤノフスキのタクトによって、交響曲全曲をライヴ収録でリリース予定。ヤノフスキは1984年から1986年にかけてASVにブラームスの交響曲全集(CDRSB-405)を録音しており、ピッツバーク響とのプロジェクトは待望の新録音。久々に音盤へ戻ってきたピッツバーク響と作品を知り尽くした名匠のコンビが円熟味のあふれる堂々たるブラームスを聴かせてくれる。 | ||
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ヘレヴェッヘのベートーヴェン、登場 (Vol.2) ベートーヴェン(1770-1827): 交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」/ 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 |
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮 ロイヤル・フランダースpo. | |
| 録音:2007年6月4日、9日-10日、フリッツ・フィリップス・ミュージックセンター、アイフォーフェン、オランダ。 コレギウム・ヴォカーレやシャペル・ロワイヤル、そしてシャンゼリゼ管とのコンビで幾多の名演を残している古楽演奏の世界的権威フィリップ・ヘレヴェッヘ。これまでの長い音楽活動で培われたピリオド・アプローチをモダーン・オーケストラに取り込んだ演奏で絶大な反響を呼んだベートーヴェンは、当初ベルギーの TALENT レーベルから全集第1弾(第4番&第7番; DOM-2929100)が発売されたものの、2年半を過ぎても続巻がアナウンスされず、どうなる事かと思われていた。 ところが突如、当オランダの Pentatone から第2弾が登場、しかも収録は第5番「運命」と第8番という人気の曲だけに、これは期待も大きい。 ヘレヴェッヘは1997年からロイヤル・フランダース・フィルの音楽監督を務めており、2005年のベートーヴェンの交響曲全曲を引っさげたも来日公演は記憶に新しい。音楽監督就任から10年という歳月がその関係をさらに成熟させていると見て間違いない今日、ヘレヴェッヘが全身全霊を注ぐ新たな成果がここに証明される事は疑いない。 録音担当も、アンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」が当たっており、その面でも抜かり無し。 | ||
| PENTATONE "ARCH MEDIA" (CD) SACD 専門レーベルだった PENTATONEから、セントルイス響の自主制作盤 "ARCH MEDIA" の名を冠した CD シリーズが登場。今回発売される4タイトルは難病との闘病の末に亡くなったハンス・フォンク指揮のアルバムで、全てこれまで( ARCH MEDIA 本体からも)発売された事が無い音源が選ばれている。 | ||
| ハンス・フォンク〜ベートーヴェン&ブラームス ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調Op.21 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調Op.98 |
ハンス・フォンク指揮 セントルイスso. | |
| 録音:1999年11月5日-7日/2000年3月17日-18日、以上パウエル・シンフォニー・ホール、ライヴ。 1996年、スラットキンの後任としてセントルイス響音楽監督に就任したオランダの名匠ハンス・フォンクは、難病におかされて2002年には監督を辞任、2004年には亡くなってしまう。その彼が残した遺産は、"ARCH MEDIA" から5枚ほどが発売されていたが、今回 PENTATONE の配給により新たに4タイトルがリリースされる。 | ||
| ハンス・フォンク〜フランス音楽集 ドビュッシー: 管弦楽のための3つの交響的素描「海」 ラヴェル: 高雅で感傷的なワルツ/ 管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」 ルーセル: 「バッカスとアリアーヌ」第2組曲 |
ハンス・フォンク指揮 セントルイスso. | |
| 録音:2001年3月30日-31日/2000年1月27日-29日/1999年1月15日-17日/2000年1月27日-29日、以上パウエル・シンフォニー・ホール、ライヴ。 フランス物での豊かな色彩感と巧みな表現力は、フォンクの力量を証明している。 | ||
| ハンス・フォンク メシアン:トゥーランガリラ交響曲 |
ギャリック・ オールソン(P) ジャン・ロランドー (オンド・マルトノ) ハンス・フォンク指揮 セントルイスso. | |
| 録音:1999年2月12日-13日、パウエル・シンフォニー・ホール、ライヴ。 現代物にも強いオールソンと、オンド・マルトノの発明者、モーリス・マルトノの伝記も著しているベテラン、ロランドーが加わったメシアン。 | ||
| ハンス・フォンク〜ブルックナー ブルックナー: 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」 |
ハンス・フォンク指揮 セントルイスso. | |
| 録音:2001年4月19日-21日、パウエル・シンフォニー・ホール、ライヴ。 フォンクはブルックナーを自らの重要なレパートリーとして度々コンサートで取り上げており、高い評価を受けていた。ヨーロッパのオーケストラではなく、アメリカのセントルイス響を振ったブルックナー録音というところもポイントの一つだろう。 | ||
| PENTATONE "RQR" (Remastered Quadro Recordings / SACD_HYBRID ) 1970年代初頭、Philips Classicsは、マルチ・チャンネルによる音楽再生は当時使用されていたステレオ技術と比較して様々な点で有利であることを十分に認識していた。当時生み出されたクァドラフォニック(4チャンネル録音)のテープは、時代のはるか先を行く録音テクニックの古典的な例であった。マルチ・チャンネル録音技術と再生システムの優位性は明らかである。ステレオ録音に比べてサウンドはずっと自然で解像度が高く、空間感にも説得力があるからである。 Philips Classicsのような会社には当然期待されることであるが、人々は芸術面だけでなく録音技術面にも多大な関心を抱いていた。それからの長い年月の間に、録音部門は様々なマイク・セッティングを試み、その結果、いわゆるクァドラフォニック・システムが持つ潜在能力を最大限に引き出すことができるようになったのだった。こうして録音面で驚異的な結果が生み出されたにもかかわらず、当時の消費者が家庭で使用していたサウンド・システムと組み合わせてレコードの音質を大幅に改善することは、ほとんど不可能であることがわかった。この事実によって、そしてまた数多くの競合システムが覇権を争っていたという事実によって、クァドラフォニック録音は、当時の音楽再生のための新しいシステムとして成功を収めることはできなかったのである。 それから四半世紀以上が過ぎた今、マルチ・チャンネルSACD(Super Audio CD)の出現によって、ついにこのシステムを使える日が来た。これらのレコーディングをオリジナルの形でリリースすることができるようになったのである。今後これらの並はずれた音質を持つマルチ・チャンネル録音(これまでオリジナルの形でリリースされたことは一度もない)が、スペシャル・シリーズとしてPentaTone Musicからリリースされることになっている。このRQR(Remastered Quadro Recordings)と呼ばれるシリーズによって、消費者は家庭でくつろぎながら、マルチ・チャンネル再生システムを通じて、これらの美しい録音を史上初めて聴くことができるようになったのである。これらのマルチ・チャンネル・テープ(その多くは過去30年間箱から出されたこともなかった)の再録音とマスタリングを進めるなかで、この企画に関係した技術者たちは、並はずれて質の高い録音技術に驚き続けたものだった。 マスタリングにあたっては、可能な限り細心の注意が払われたことは言うまでもない。オリジナル・テープを、SACDに使用されているディジタルのDSD(Direct Stream Digital)システムに変換する際に、オリジナルの音質がまったく失われないように注意が払われているのである。たとえば、アナログ再生装置を正確にチューニングするために、オリジナルのテスト・テープとチューニング・テープが使われ、さらにアナログ装置がミキシング・コンソールや他の特別な装置(これが音質に影響を与える)を介することなく、最高のDSD A/Dコンヴァーターにダイレクト接続されている。そして、できる限りの知識を得るために、オリジナル録音を担当した人々とも連絡が取られている。ディジタル面では、オリジナル・テープの音質を最大限に維持するために、人工的なエコーはまったくかけられていない。新しいSACDの標準仕様では、5チャンネルにサブウーファー・チャンネルを加えたシステムが利用できるが、RQRのシリーズでこれらの初期録音をリリースするにあたっては、意識的にオリジナルの4チャンネルが選択されている。その背後には、アーティストと録音技術者の本来の意図を正当に評価しようという考えがあるのである。 Jean Marie Geijsen(Polyhymnia International)/英語訳:Fiona J. Stroker-Gale/日本語訳:SOREL | ||
| ペンタトーン・スーパーオーディオCD クァドラフォニック編 | ||
| こちらは1970年代初頭、盛んに行われたPhilips Classicsのクァドラフォニック(4チャンネル録音)を、マルチチャンネルSACDで復活させるシリーズのサンプラー。年代を感じさせない素晴らしいサウンド。 | ||
| ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.19/ ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 |
スティーヴン・ コワセヴィッチ(P) コリン・デイヴィス指揮 BBCso. | |
| 録音:1974年12月、ロンドン、ブレント・タウン・ホール。オリジナル音源プロデューサー:ヴィットリオ・ネグリ。 | ||
| ベートーヴェン: 交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」(*) メンデルスゾーン: 交響曲第4番イ長調 Op.90「イタリア」(+) |
コリン・デイヴィス指揮 BBCso.(*) ボストンso.(+) | |
| 録音:1974年12月、ロンドン、ワルサムストウ・タウン・ホール(*)/1976年1月、ボストン・シンフォニー・ホール(*)。オリジナル音源プロデューサー:ヴィットリオ・ネグリ。 | ||
| ヘンデル:オルガン協奏曲集 Vol.1 [第1番−第4番] |
ダニエル・コルセンバ(Org) ヤープ・シュレーダー指揮 コンチェルト・アムステルダム | |
| 録音:1975年9月、オランダ、ハールレム、カトリック教会。オリジナル音源プロデューサー:ヴィルヘルム・ヘルヴィヒ。 | ||
| ヘンデル:オルガン協奏曲集 Vol.2 [第5番/第6番/第8番/第11番] |
ダニエル・コルセンバ(Org) ヤープ・シュレーダー指揮 コンチェルト・アムステルダム | |
| 録音:1975年9月、オランダ、ハールレム、カトリック教会。オリジナル音源プロデューサー:ヴィルヘルム・ヘルヴィヒ。 | ||
| モーツァルト:ホルン協奏曲全集 ホルン協奏曲第1番 ニ長調 K.386b/ ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495/ ホルンと管弦楽のためのロンド K.371/ ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447/ ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K.417 |
アラン・シヴィル(Hr) ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF | |
| 録音:1971年9月、ロンドン、ワルサムストウ・タウン・ホール。オリジナル音源プロデューサー:ヴィルヘルム・ヘルヴィヒ。 | ||
| ロッシーニ:序曲集 「セビリャの理髪師」/「アルジェのイタリア女」/ 「婚約手形」/「絹のはしご」/「タンクレディ」/ 「ブルスキーノ氏」/「イタリアのトルコ人」/ 「幸福な錯覚」 |
ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF | |
| 録音:1974年5月、ロンドン、ブレント・タウン・ホール。オリジナル音源プロデューサー:ヴィットリオ・ネグリ。 | ||
| チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」/ バレエ組曲「くるみ割り人形」Op.71a |
小澤征爾指揮 パリo. | |
| 録音:1974年2月、パリ、サル・ワグラム。オリジナル音源プロデューサー:ヴィットリオ・ネグリ。 | ||
| ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集 ヘ長調 Op.10 No.1 RV.433「海の嵐」/ ト短調 Op.10 No.2 RV.439「夜」/ ニ長調 RV.429/ト長調 RV.438/ ハ短調 RV.441/イ短調 RV.108 |
セヴェリーノ・ ガッツェローニ(Fl) イ・ムジチ | |
| 録音:1968年6月、1973年7月、9月、スイス、ラ・ショー・ド・フォン。オリジナル音源プロデューサー:ヴィットリオ・ネグリ。 | ||
| ヘンデル:オルガン協奏曲集 Vol.3 第7番 変ロ長調Op.7 No.1/ 第9番 変ロ長調Op.7 No.3/ 第10番 ニ短調Op.7 No.4/ 第12番 変ロ長調Op.7 No.6 |
ダニエル・コルゼンパ(Org) ヤープ・シュレーダー指揮 コンチェルト・アムステルダム | |
| PhilipsマスターによるハイブリッドSACD。4.0 Multi channel SACD - 2ch SACD - Normal 2ch CD Hybrid。録音:1975年9月、カトリック教会(オランダ、ハールレム)。 オリジナル音源プロデューサーはウィルヘルム・ヘルヴェック。前2作は PTC-5186103、PTC-5186104。コンチェルト・アムステルダムはモダーン楽器使用の団体。 | ||
| ヘンデル:オルガン協奏曲集 Vol.4 第14番 イ長調 HWV.296/第15番 ニ短調 HWV.304/ 第16番 ヘ長調 HWV.305a |
ダニエル・コルゼンパ(Org) ヤープ・シュレーダー指揮 コンチェルト・アムステルダム | |
| 録音:1974年、オランダ、ハールレム。プロデューサー:ウィルヘルム・ヘルヴェーク。 | ||
| シューマン: 交響曲第1番 変ロ長調 Op.38「春」/ 交響曲第3番 変ホ長調 Op.97「ライン」 |
エリアフ・インバル指揮 フィルハーモニアo. | |
| Philips かつての4chをRQRシステムを用いてSACDフォーマットにリマスタリング。録音:1970-1971年。 若手指揮者として台頭してきたころのインバルによる輝きに満ちた演奏。かつてのPhilpsの辣腕プロデューサー、フォルカー・シュトラウスの手になる録音。マルチチャンネル対応ハイブリッドSACD。 | ||
| モーツァルト:初期交響曲集 Vol.1 第7番 ト長調 K.45a/ト長調 第12番 ト長調 K.110-75a/第18番ヘ長調 K.130 |
ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF | |
| 録音:1972-1973年。Philips黄金時代の立役者マリナーのモーツァルトは定評のあるもの。すでにホルン協奏曲集(PTC-5186105)もリリース済み。 | ||
| モーツァルト:若き日の交響曲集 Vol.2 第20番 ニ長調 K.133/第45番 ニ長調 K.95(73n)/ 第46番 ハ長調 K.96(111b)/第47番 ニ長調 K.97(73m)/ 第51番 ニ長調 K.196(121) |
ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー・オヴ・ザ・ セント・マーティン・ イン・ザ・フィールズ | |
| 録音:1973年。 初期の交響曲に旧番号からの続きで番号がふられているが(45, 46, 47, 51)、日本ではあまり馴染みのない表記なのでご注意下さい。 | ||
| セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1945): ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.18 パガニーニの主題による狂詩曲Op.43 |
ウェルナー・ハース(P) エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送so. | |
| RQRシリーズ(PhilipsマスターによるハイブリッドSACD)。4.0 Multi channel SACD - 2ch SACD - Normal 2ch CD Hybrid。録音:1974年9月、バート・ホンブルク(ドイツ、フランクフルト近郊)。 オリジナル音源はPhilipsの辣腕プロデューサーだったウィルヘルム・ヘルヴェック(サイトウ・キネン・オーケストラのプロデューサーとしてもお馴染みの人)。Philipsの廉価盤で何度も再発された音源なので、オリジナルがマルチ録音だったことを知らない人も多いのではないか。この録音の2年後に当たる1976年に自動車事故で突然世を去ってしまったウェルナー・ハース最良の遺産の一つと言われているもの。師ギーゼキングに通じるストイックな表情と磨き抜かれたタッチによる美しい演奏はこうした良質のマルチ・チャンネル・リマスターで聴くととてつもなく輝きを増す。まだフランクフルト放送交響楽団の首席指揮者に就任したばかりだった頃のインバルの意欲的な演奏も素晴らしい。 | ||
| ロシア正教会の音楽 イワノフ:主の祈り ボルトニャンスキー:その日神は創りたもうた リピアイエフ:クレド 他(全14曲) |
ニコライ・ゲッダ(T) オイゲン・エヴェツ指揮 パリ・ロシア正教会cho. | |
| 録音:1975年。 | ||
| サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」(*) ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 |
ダニエル・コルゼンバ(Org;*) エド・デ・ワールト指揮 ロッテルダムpo. | |
| (*)はLP時代からコンセルトヘボウと並ぶ名ホール、ロッテルダム・デ・ドーレンの響きがあますところなくとらえられている名録音として誉れ高いもの。オーディオ・チェックにもよく用いられていた音源だ。この時代、バランスの面から、オルガンは別の会場で収録し、合成するのが流行ったことがあるが、この録音はそんなことはしていない。 | ||
| チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35(*) ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46(+) |
アルテュール・グリュミオー(Vn) ヤン・クレンツ指揮(*) ハインツ・ワルベルク指揮(+) ニュー・フィルハーモニアo. | |
| 録音:1975年9月(*)/1973年9月(+)。 巨匠グリュミオーと2004年に惜しくも亡くなったワルベルクとの共演も収録。 | ||
| ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ長調Op.21 交響曲第2番 ニ長調Op.36 |
ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF | |
| 録音:1970年9月、ロンドン、ブレント・タウン・ホール。プロデューサーはエリック・スミス(名指揮者イッセルシュテットの子息)。 | ||
| モーツァルト: 交響曲第31番 ニ長調「パリ」K.297/ 同〜第2楽章、アンダンテ(第2版による)/ 交響曲第38番 ニ長調「プラハ」K.504 |
ヨゼフ・クリップス指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウo. | |
| Philips かつての4chをRQRシステムを用いてSACDフォーマットにリマスタリング。録音:1972-1973年。 名匠クリップス最良の遺産。パリ交響曲の2種類の第2楽章が収録されているのも心憎い配慮だった。まさかこの録音にまでマルチch録音が残っているとは、ほとんど誰も知らなかったのではなかろうか。かつてのPhilpsの辣腕プロデューサー、フォルカー・シュトラウスの手になる録音だけに、コンセルトヘボウ大ホールの深々とした響きがもののみごとにとらえられている。マルチチャンネル対応ハイブリッドSACD。 | ||
| アルテュール・グリュミオー ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調Op.26 |
アルテュール・グリュミオー(Vn) コリン・デイヴィス指揮 ロイヤル・コンセルトへボウo. ハインツ・ワルベルク指揮 ニュー・フィルハーモニアo. | |
| フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。20世紀を代表する大ヴァイオリニスト、グリュミオーの至芸を堪能できる。 | ||
| シューベルト: ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」D.667(*) モーツァルト: クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581(+) |
ボザール・トリオ(*) [メナヘム・プレスラー(P) イシドーア・コーエン(Vn) バーナード・ グリーンハウス(Vc)] サムエル・ローズ(Va;*) ゲオルク・ ヘルトナーゲル(Cb;*) ジョージ・ピーターソン(Cl;+) グリュミオーSQ(+) [アルテュール・グリュミオー、 豊田耕兒(Vn) マックス・ルスュール(Va) ヤーノシュ・ショルツ(Vc)] | |
| 録音:1974-1975年、アムステルダム、コンセルトヘボウ。楽音・残響ともに艶がある。 | ||
| チャイコフスキー: 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32 弦楽セレナード Op.48 |
レオポルド・ストコフスキー指揮 LSO | |
| 録音:1974年10月。 フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。ストコフスキーのチャイコフスキー・アルバムが高音質のSACD Hybrid盤として復活。 | ||
| ワーグナー:序曲・前奏曲集 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕前奏曲(*) 楽劇「ローエングリン」第3幕前奏曲(*) 歌劇「さまよえるオランダ人」序曲(*) 歌劇「タンホイザー」序曲(*) ジークフリート牧歌(*) |
シルヴィオ・ ヴァルヴィーソ指揮(*) ドレスデン・シュターツカペレ(*) リヒャルト・ シューマッハー指揮(+) ロンドンco.(+) | |
| 録音:1975年(*)/1973年(+)。 | ||
| おそらく協奏曲は初CD化、ミッシャ・ディヒター ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.83 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調Op.13「悲愴」 |
ミッシャ・ディヒター(P) クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ ゲヴァントハウスo. | |
| フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。1945年、ポーランド系の両親が亡命していた上海で生まれたディヒターは数年後にアメリカへ移住、ジュリアード音楽院を卒業後かの地で活躍を続けている。第3回チャイコフスキー国際コクール(1966年)で第2位。同じくPHILIPSへ録音したリストの「ハンガリー狂詩曲 全集」が代表録音と言えるだろう。 | ||
| ハイドン:交響曲第88番 ト長調 Hob.I:88(*) ハイドン:交響曲第99番 変ホ長調 Hob.I:99(*) ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21(+) |
コリン・デイヴィス指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウo.(*) BBCso.(+) | |
| 録音:1975年11月(*)/1975年12月。 | ||
| ダニエル・コルゼンパ J.S.バッハ: トッカータとフーガ ニ短調BWV.565/ パッサカリア ハ短調BWV.582/ 前奏曲とフーガ ニ長調BWV.532/ 前奏曲とフーガ イ短調BWV.543 リスト: 前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」S.179 |
ダニエル・コルゼンパ(Org) | |
| 録音:1970年8月。PHILIPS クァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。 | ||
| オーボエ協奏曲集 ベッリーニ:オーボエ協奏曲 変ホ長調 モリーク:オーボエ協奏曲 ト短調 モシェレス:フルート、オーボエと 管弦楽のためのコンチェルタンテ ヘ長調 リーツ: オーボエと管弦楽のためのコンチェルトシュトゥック ヴィヴァルディ: オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 Op.7 No.1 RV.465(*)/ 同 変ロ長調 Op.7 No.7 RV.464(*) |
ハインツ・ホリガー(Ob) オーレル・ニコレ(Fl) エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送so.(+以外) イ・ムジチ合奏団(+) | |
| 録音:1975年。 | ||
| ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 ハ長調 Op.7 No.2 RV188/ト短調 Op.7 No.3 RV326/ イ短調 Op.7 No.4 RV354/ヘ長調 Op.7 No.5 RV285a/ 変ロ長調 Op.7 No.6 RV374/ト長調 Op.7 No.8 RV299/ 変ロ長調 Op.7 No.9 RV373/ヘ長調 Op.7 No.10 RV294a |
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn) イ・ムジチ | |
| イ・ムジチ黄金期の名演。 | ||
| シューマン&シューベルト歌曲集 シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」Op.42 シューベルト: グレートヒェンの歌[若い尼 D.828 Op.43 No.1/ トゥーレの王 D.367 Op.5 No.5/ 糸を紡ぐグレートヒェン D.118 Op.2/ グレートヒェンの願い D.564]/ エレンとズライカのための歌 [ズライカ I D.720 Op.14 No.1/ ズライカ II「ああ、お前の湿った翼のために」 D.717 Op.31]/ エレンの歌 [エレンの歌 I「憩え戦士よ」D.837 Op.52 No.1/ エレンの歌 II「憩え猟師よ」D.838 Op.52 No.2/ エレンの歌 III 「アヴェ・マリア」D.839 Op.52 No.3] |
エリー・アメリング(S) ダルトン・ボールドウィン(P) | |
| 録音:1973、1975年、アムステルダム、コンセルトヘボウ。 かつてPhilipsレーベルの黄金時代に、声楽部門の屋台骨を支えていたといっても過言ではないアメリング。その録音にサラウンド収録されたものがあったことなんて、ほとんど誰も知らなかったのではなかろうか? 30年前の録音だが、オリジナル・マスターからリマスタリングされた音はみずみずしいの一言。 | ||
| シューベルト:歌曲集 草原の歌 D.917 Op.115 No.1/蝶 D.633 Op.57 No.1/ 夜鳴きうぐいすに寄す D.497/同 D.196 Op.172 No.3/ うずらのさえずり D.742 Op.68/ 戸外で D.880 Op.80 No.3/鳥 D.691/墓掘人の歌 D.869/ 茂み D.646/森にて D.738/夕映えの中で D.799/ 星 D.939 Op.96 No.1/夜と夢 D.827 Op.43 No.2/ 愛らしい星 D.861/ 劇音楽「ロザムンデ」〜 満月は輝き(ロマンス)D.797 No.3b Op.26/ 孤独な男 D.800 Op.41/子守歌 D.527 Op.24 No.2/ シルヴィアに D.891 Op.106 No.4/乙女 D.652/ 愛の歌 D.429/愛はあざむいた D.751 Op.23 No.1/ あなたは私を愛していない D.756 Op.59 No.1/ リュートに寄す D.905 Op.81 No.2/花の手紙 D.622/ 男たちは悪いもの D.866 No.3/幸福 D.433 |
エリー・アメリンク(S) ダルトン・ボールドウィン(P) | |
| 録音:1975年、アムステルダム、コンセルトヘボウ。 | ||
| モーツァルト&シューベルト:アリア集 モーツァルト: アリア「誰が知っているでしょう、 私のいとしい人の苦しみがなんなのか」K.582 (マルティンの歌劇への挿入曲) 歌劇「フィガロの結婚」〜[恋人よ早くここへ/ 恋とはどんなものかしら/自分で自分が分からない]/ レチタティーヴォとアリア「ひどいこと、ここはどこ! …いま話しているのは私ではない」K.369/ アリア 「われは行かん、されどいずこへ、おお神よ」K.583/ 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」〜 あっちへ行ってちょうだい!…はげしい狂気が/ 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527〜 [ぶってよ、ぶってよ、いとしいマゼット/ 恋人よ、さあこの薬で]/ シェーナとロンド「どうしてあなたが 忘れられよう…恐るるな、愛する人よ」K.505 シューベルト: 歌劇「ヴィラ・ベッラのクラウディーネ」D.239〜 [あちらこちら矢は飛びかう/恋はいたるところに]/ 歌劇「人質」〜何という夜を過ごしたのだろう/ 歌劇「双子の兄弟」D.647〜 お父さんはいつまでも私を子供と呼ぶがいいわ 歌劇「アルフォンソとエストレッラ」D.732〜 いつまでもここにとどまって/ 歌劇「陰謀者」D.787〜 私は気掛かりでそっと忍び歩きまわる |
エリー・アメリンク(S) エド・デ・ワールト指揮 ロッテルダムpo. イギリスco. | |
| 録音:1972年、ロンドン/1975年、アムステルダム、コンセルトヘボウ。ハイブリッドSACDのみのリリース。 | ||
| ジャネット・ベイカー〜 モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトを歌う モーツァルト: 歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621〜 [私は行くが君は平和に/ああこの瞬間だけでも]/ 夕べの感じ K.523/すみれ K.476 ベートーヴェン: 劇音楽「エグモント」Op.84〜[太鼓は響く/喜びと悩みに満ち] シェーナとアリア「いいえ、心配しないで」WoO.92a/ 演奏会用アリア「ああ、不実な者よ」Op.65 シューベルト: 劇音楽「ロザムンデ」D.797〜満月は輝き/セレナード D.920/ 宗教劇「ラザロ、または復活の祝日」D.689 から 歌劇「アルフォンソとエストレッラ」D.732〜 [薔薇の上で眠りこむ無垢なる人/いつまでもここにとどまって] |
ジャネット・ベイカー(Ms) レイモンド・レパード (P、Fp、Cemb)指揮 イギリスco.&cho. | |
| 録音:1973年8月、1976年12月。フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。イギリス最高のメゾ・ソプラノとして名高いジャネット・ベイカーのソロ・アルバム。レパードの多彩なサポートも見事。 | ||
| モーツァルト:若き日の交響曲集 Vol.3 [第7番 ニ長調K.45/第8番 ニ長調K.48/ 第9番 ハ長調K.73/第19番 変ホ長調K.132]/ アンダンティーノ・グラツィオーソ |
ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF | |
| フィリップス「クァドラフォニック復刻」(4チャンネル録音)シリーズ。1768年〜1769年、1772年に作曲された4つの交響曲と、交響曲第19番第2楽章の初稿である「アンダンティーノ・グラツィオーソ」を収録。 | ||
| モーツァルト:若き日の交響曲集 Vol.4 [第6番へ長調K.43/第48番 ニ長調K.111 120/ 第50番 ニ長調K.161 163/第51番 ニ長調K.121/ 第52番 ハ長調K.208 102/第55番 変ロ長調K.App.214] |
ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF | |
| フィリップス「クァドラフォニック復刻」(4チャンネル録音)シリーズ。交響曲第6番に加え、若き日のモーツァルトによる交響曲5曲を収録。このシリーズでは42番以降の番号が独自に割り当てられている。 ペンタトーン・クラシックスのアイテムを網羅したカタログを封入した特別仕様。 | ||
| バッハ:フーガの技法 BWV.1080 | ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF | |
| 録音:1974年、ロンドン、ブレント・タウン・ホール。プロデューサー:ウィルヘルム・ヘルヴェーク。 LP時代に一世を風靡したマリナーの代表盤のひとつ。プロデューサーはウィルヘルム・ヘルヴェーク。編成はヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1、ヴィオローネ1、オーボエ2、イングリッシュ・ホルン1、バスーン1、オルガン&チェンバロ。メンバーの移り変わりが激しいのは英国楽団の常だが、このレコーディングにおけるアカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの参加メンバーには、アンドルー・デイヴィス(オルガニスト、後に指揮者)、クリストファー・ホグウッド(チェンバリスト、指揮者)の名前が見うけられる。 | ||
| マウロ・ジュリアーニ(1781-1829): ギター協奏曲第1番 イ長調 Op.30(*) ホアキン・ロドリーゴ(1920-1999): 2つのギターと管弦楽のためのマドリガル協奏曲(+)/ ハープと管弦楽のための「ヒラルダの夕べ」(#) |
ペペ・ロメロ(G;*/+) アンヘル・ロメロ(G;+) ネヴィル・マリナー指揮ASMIF(*/+) カトリーヌ・ミシェル(Hp;#) アントニオ・デ・アルメイダ 指揮モンテカルロ歌劇場o.(#) | |
| 録音:1973-1974年。 ペペ・ロメロとマリナーのギター協奏曲シリーズはLP時代に好評を博した。 | ||
| ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ長調 Op.21 交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」 |
クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | |
| 録音:1973、1974年。全集(PTC-5186159)の分売。 | ||
| ベートーヴェン: 交響曲第2番 ニ長調 Op.36 交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」 |
クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | |
| 録音:1972、1974年。全集(PTC-5186159)の分売。 | ||
| ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 |
クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | |
| 録音:1973、1974年。全集(PTC-5186159)の分売。 | ||
| ベートーヴェン: 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60/同第7番 イ長調 Op.92 |
クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | |
| 録音:1972年。全集(PTC-5186159)の分売。 | ||
| ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」 | アンナ・トモワ=シントウ(S) アンネリース・ ブルマイスター(Ms) ペーター・シュライアー(T) テオ・アダム(B) クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | |
| 録音:1974年。全集(PTC-5186159)の分売。 | ||
| プッチーニ:歌劇「トスカ」 | モンセラット・カバリエ(S) ホセ・カレーラス(T) アン・マレー(Ms) コリン・デイヴィス指揮 コヴェント・ガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
| フィリップス「クァドラフォニック復刻」(4チャンネル録音)シリーズ。カバリエ、カレーラス、マレーなど世界最高峰の歌手陣による名演奏がマルチ・チャンネルで聴ける。オペラ・ファン注目。 | ||
| ブラームス:ピアノ四重奏曲集 第1番 ト短調 Op.25/第2番イ長調 Op.26/第3番 ハ短調 Op.60 |
ワルター・トランプラー(Va) ボザール・トリオ | |
| 録音:1973年6月、スイス。 | ||
| ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集 [ホ短調 RV.484イ短調 RV.498/ ヘ長調 RV.489/ 変ロ長調「ジョゼッピーナのために」RV.502 タルティーニ:フルート協奏曲 |
クラウス・ トゥーネマン(Fg) セヴェリーノ・ ガッゼローニ(Fl) イ・ムジチ合奏団 | |
| フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新盤。ファゴット界の大御所トゥーネマンとイタリアの天才奏者ガッゼローニがイ・ムジチをバックとして演奏するヴィヴァルディは名演中の名演として親しまれてきた音源。 | ||
| ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」(*) ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40(*) アンリ・ヴィニヤエフスキ(1820-1881): バラードとポロネーズ Op.38(+) |
アルテュール・グリュミオー(Vn) ジェルジ・シェベック(P) フランシス・オルヴァル(Hr) ディノラ・ヴァルシ(P) | |
| 録音:1973年(*)/1976年(+)。 | ||
| イースト・ミーツ・ウェスト〜打楽器アンサンブル フランシス・ミローリョ(1924-): エクステンションズ 2 アラン・ルヴィエ(1945-):shima/Candrakala ヨルゴス・アペルギス:クリプトグランマ |
ストラスブール・ パーカッション・アンサンブル | |
| かつてLP時代、オーディオ・チェック・レコードの代名詞だったストラスブール・パーカッション・アンサンブルの復刻だけに、注目度は高い。 | ||
| サン=サーンス: 交響曲第1番 変ホ長調 Op.2/同第2番 イ短調 Op.55 |
エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送so. | |
| 録音:1975年8月。第3番「オルガン付き」のみがクローズアップされがちなサン=サーンスの貴重な交響曲2曲。 | ||
| モーツァルト&ロッシーニ:オペラ・アリア集 ロッシーニ: 「セビーリャの理髪師」〜今の歌声は/ 「オテロ」〜柳の木の下で腰をおろし/ 「シンデレラ」〜悲しみと涙のうちに生まれて モーツァルト: 「フィガロの結婚」〜 [自分で自分が分からない/恋とはどんなものかしら] 「皇帝ティートの慈悲」〜 [今がその時よ…もはや花飾りの冠を/私は行くが君は平和に] 「ドン・ジョヴァンニ」〜恋人よ、さあこの薬で |
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms) エド・デ・ワールト指揮 ロッテルダムpo. | |
| 録音:1975年9月、ロッテルダム。 | ||
| ベートーヴェン:交響曲全集 | アンナ・トモワ=シントウ(S) アンネリース・ ブルマイスター(Ms) ペーター・シュライアー(T) テオ・アダム(B) クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo. | |
| 録音:1972-1974年。 マズアがコンヴィチュニーの後を継いでゲヴァントハウス管のカペルマイスターに就任したのが1972年、その直後の録音。1990年にもデジタルで再録音を行っているが、ア | ||