DVDシリーズ(リヒテル、シュタルケル、ムラヴィンスキー/他) | ||
映像初出?〜スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン 1992 〜 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ(*) 〔第18番 変ホ長調 Op.31 No.3 /第19番 ト短調 Op.49 No.1 (**) /第20番 ト長調 Op.49 No.2 (**) 〕/ ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調「大公」 Op.97 (#) スヴャトスラフ・リヒテル(P) ミハイル・コペリマン(Vn;#) ヴァレンティン・ベルリンスキー(Vc;#) | ||
収録:1992年12月3日(*)、1992年12月7日(#)、プーシキン美術館、モスクワ、ロシア、おそらくライヴ|おそらくすべて初映像商品| (**/#):既知中、リヒテルによる最後年の同曲映像・録音|既出CD, CD-R: St-Laurent Studio [CD-R], YSLSR-19921203 (*) / Philips (Decca) (#) 。ベルリンスキーのファースト・ネームは商品に「ヴァディム [Vadim] 」と記載されている。 レーベルは『リヒテル、ドイツの貴重な映像に登場 [Richter in rare German video] 』とアナウンスしているが各種資料にデータはなく、おそらく一切商業発売されたことはない。「放送用収録」とされるものなので、ドイツの放送局や映像会社が収録した、あるいはドイツで放送されたものという意味か。(*)はコンサートの前半で、後半はモラゲス木管五重奏団とのピアノと管楽のための五重奏曲 Op.16 が演奏され (#) 同様 Philips (Decca) から CD 化されていたが、この曲の映像は存在しないと言われている。 | ||
リヒテル・プレイズ・ハイドン&ドビュッシー ヨゼフ・ハイドン(1732-1809):2つのピアノ・ソナタ 〔ニ長調 Hob.XVI: 24 /ロ短調 Hob.XVI: 32 〕 ドビュッシー(1862-1918): 前奏曲集第1巻/「映像」第1巻〜水の反映 (第1番) (+)/喜びの島 (#) スヴャトスラフ・リヒテル(P) | ||
収録:1984年3月27日、蕉雨園、文京区、東京都、日本(+) /1976年1月23日、モスクワ、ロシア、ソヴィエト(#) /データ記載無し〔おそらく(+)と同じく1984年3月27日〕(無印) |仕様 : NTSC, Region 0 (all players) |おそらく初映像リリース、うち(#)は音声のみでもこれまで未発売|既出CD: King International, KKC-2083 (+〔とおそらく(無印) 〕) 。 | ||
イネーサ・シンケヴィチ・イン・ハバナ ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ〔イ短調 K.54 /イ長調 K.533 〕 ブラームス(1833-1897):ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.5 ドビュッシー(1862-1918): 前奏曲集第2巻〜オンディーヌ/前奏曲集第1巻〜西風の見たもの プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第6番 Op.82 ショパン(1810-1849):マズルカ 変イ長調 Op.50 No.2 スクリャービン(1872-1915)8つの練習曲 Op.42 〜 嬰ハ短調(第5番) イネーサ・シンケヴィチ(P) | ||
収録:2014年6月13日、イグナシオ・セルバンテス・ホール、ハバナ、キューバ| NTSC |リージョン・オール。 イネーサ・シンケヴィチはウクライナ出身のピアニスト。2008年、第12回アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第6位。2019年現在アメリカ合衆国ニューヨーク在住。 | ||
初映像〜スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ〜モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集 〈カデンツァ:モーツァルトWAM、アルトゥール・バルサムAB、 スーリマ〔スリマ〕・ストラヴィンスキーSS(イーゴリの息子)〉 〔第9番 ホ短調 K.271 WAM (*) / 第1番 ヘ長調 K.37 AB (+) /第5番 ニ長調 K.175 SS (+) / 第18番 変ロ長調 K.456 WAM (2種の演奏)(+/#) 〕 スヴャトスラフ・リヒテル(P) ロリン・マゼール指揮フランス国立放送o.(*) ルドルフ・バルシャイ指揮新星日本so.(+) キリル・コンドラシン指揮モスクワ国立so.(#) | ||
収録:1966年7月3日、トゥール、フランス(*) /1994年3月3日、サントリー・ホール、東京、日本 (+) /1977年1月9日、モスクワ、ロシア(#)、すべてライヴ。仕様: NTSC | Region: 0 。おそらく全曲、映像としては初の一般市販。既出CD: Historical Performers (ITALY), HP 7 (*) / Laurel (US), LR-902 (+) / Sacrambow (JAPAN), ATCO-1006 (+), OVSL-00016 (+) / Melodiya (RUSSIA) (#) 。 | ||
ムラヴィンスキー・コンダクツ・ロシアン・マスターピーシーズ〔映像商品〕 グリンカ(1804-1857):歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲(*) チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」から 〔花のワルツ(+) /情景(招待客の帰宅 − そして夜)/情景(くるみ割り人形とねずみの王様の戦い)/ 情景(松林の踊り)/雪片のワルツ/パ・ド・ドゥからアダージョ/終幕のワルツとアポテオーズ(以上#)〕 プロコフィエフ(1891-1953):バレエ「ロメオとジュリエット」〜組曲第2番(**) ムソルグスキー(1839-1881):歌劇「ホヴァーンシチナ」〜モスクワ川の夜明け(++) サルマノフ(1912-1978):交響曲第2番(##) エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラードpo. | ||
収録:1981年11月29日(*)、1981年12月30日(**)、1981年12月31日(#) / 1983年3月19日(++) / 1984年4月4日(##) / 1940年(+) | 108分 | NTSC |リージョン・オール| (P) (C) 2018 。 収録場所と、ステレオかモノラルかについてはレーベルからの情報提供がないとの事。 | ||
スヴャトスラフ・リヒテル・ウィズ・オーケストラ J.S.バッハ(1685-1750): ピアノ、弦楽と通奏低音のための協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052 (*) / ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 (フルート、ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための) BWV.1050 (+) ハイドン(1732-1809):ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII: 11 (#) スクリャービン(1872-1915):交響曲第5番「プロメテウス、火の詩」 (ピアノ、合唱と管弦楽のための) Op.60 (**) スヴャトスラフ・リヒテル(P) マリーナ・ヴォロシュツォーワ(Fl;+) オレグ・カガン(Vn;+) ユーリー・ニコラエフスキー指揮モスクワ室内o.(*/+) ユーリー・ツィールク指揮ミンスク室内o.(#) エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮(**) モスクワ放送cho.(**)、ソヴィエト国立so.(**) | ||
収録:1978年3月25日(*/+)、1983年12月18日(#)、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、モノラル(*/+/#) /1972年4月3日〔1988年?〕、モスクワ音楽院大ホール?、ステレオ(**)| (P) (C) 2017 。 没後20年を迎えたスヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)の貴重な映像をコレクション。(*/+/#)は1991年にSuncrownから発売されたレーザーディスク4枚組「巨匠リヒテルの芸術」(CRLB-55004)に収録されたものとおそらく同一〔 (+)は2007年にDreamtimeからDVD (JPBC-13804) でも発売〕。 | ||
ムラヴィンスキー・コンダクツ・ショスタコーヴィチ ショスタコーヴィチ(1906-1975): 交響曲第5番 ニ短調 Op.47 (1937) (*) / 交響曲第8番 ハ短調 Op.65 (1943) (+) / 交響曲第12番 ニ短調「1917年」 Op.112 (1961) (#) |
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラードpo. | |
収録(推定):1973年、モノラル(*) / 1982年、ステレオ(+) / 1984年、モノラル(#) | (P) (C) 2015 。 レーベル提供情報によれば過去に日本でのみ発売されたことのある映像作品とのことで、おそらくドリームライフから発売された2枚のDVD(DLVC-8041, 8042)に収められていたソースと同一。 #収録時期と場所については、レーベル側と商品本体ともに情報明示されておらず、上記の収録年は国内代理店の推測に拠る物です。 | ||
リヒテルのDVD第2弾! リヒテル・プレイズ・シューマン&ロシアンズ プログラム1:シューマン シューマン(1810-1856): ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26[収録:1976年10月10日]/花の曲 Op.19 / 四手連弾のための「東洋の絵」 Op.66 から (*)〔第5番 ヘ短調/第6番 変ロ短調〕/ パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 Op.10 から 〔第4番 ハ短調/第5番 ロ短調/第6番 ホ短調〕/ 4つのフーガ Op.72〔ニ短調/ニ短調/ヘ短調/ヘ長調〕/ トッカータ ハ長調 Op.7[収録:1985年12月13日] プログラム2:ロシアンズ チャイコフスキー(1840-1893): 四季 Op.37b から〔5月「白夜」/6月「舟歌」〕/ 18の小品 Op.72 から〔第12番「いたずらっ子」/第15番「少しショパン風に」/ 6つの小品 Op.51 から〔第3番「メヌエット=スケルツォ」/第1番「サロンのワルツ」〕/ ラフマニノフ(1873-1943):楽興の時 Op.16 〜第6番 ハ長調/ 幻想的小品集 Op.3 から〔第3番「メロディ ホ短調」/第4番「道化師」〕/ [収録:1982年1月4日] ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集第1巻〜第3番 野を渡る風/ 前奏曲集第2巻〜第8番 オンディーヌ ラフマニノフ:13の前奏曲 Op.32 〜第12番 嬰ト短調[収録:1976年10月10日] スヴャトスラフ・リヒテル(P) リュドミラ・ベルリンスカヤ(P;*) | ||
総収録時間:122分 仕様: NTSC, Region: 0 | (P) (C) 2014 。 当レーベルのベストセラー「スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン&ショパン・イン・モスクワ1976」(PDVD-1201)に続いてパルナサス・レーベルから発売されるリヒテルのDVD第2弾。ドビュッシーはフランス人だが、ロシア音楽に影響を受けた作曲家であり、カットするのはもったいないとのことで「名誉ロシア人」としてロシア・プログラムに収録されている。1976年収録分は画質にやや粒状感がある。ご了承頂きたい。 | ||
四半世紀を超え、あの伝説のコンサートがよみがえる ヤーノシュ・シュタルケル、無伴奏チェロ・リサイタル J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009 カサド(1897-1966):無伴奏チェロ組曲 コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ Op.8 ヤーノシュ・シュタルケル(Vc) | ||
収録:1988年7月30日、カザルス・ホール、東京、日本、ライヴ。仕様: NTSC | Region 0 | 60分。初 DVD 化(日本以外では初出)。前出:東芝EMI 、WV 060-3507(レーザーディスク/1989年1月発売/廃盤)。ライセンサー:シュタルケル財団。 チェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケル(1924-2013)が64歳という脂の乗り切った時期に来日し開いた伝説的な無伴奏チェロ・リサイタルを収めた映像作品がDVDで復活。日本以外では商業用映像作品として初出。 『私はこの演奏会の聴衆の一人でした。シュタルケルがステージに登場する直前の水を打ったような静けさ。揺れることなくまるでステージに突き刺さっているかのようなチェロ。そして難曲に相対しながら表情を変えず淡々と弾き進めるシュタルケル。演奏が終わるごとに客席に満ちる感嘆のため息。あれほど「ここは特別な空間で、特別な時間が流れている」と実感したコンサート体験は他にありません。氏の逝去は残念ですが、このDVDによりあの「特別な空間と時間」を少しでも皆様に享受していただければうれしく思います。』(PARNASSUS 旧・国内代理店 株式会社サラバンド 代表取締役 金田敏也) | ||
スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン&ショパン・イン・モスクワ 1976 ベートーヴェン(1770-1827): ピアノ・ソナタ〔第1番 ヘ短調 Op.1 No.1 (#) /第7番 ニ長調 Op.10 No.3 (*) / 第9番 ホ長調 Op.14 No.1 (*)YD /第12番 変イ長調 Op.26 (*)YD 〕/ バガテル ト長調 Op.126 No.1 (*/#) ショパン(1810-1849): 幻想ポロネーズ(ポロネーズ第7番) 変イ長調 Op.61 / 2つのワルツ〔(第4番)ヘ長調 Op.34 No.3 /(第13番)嬰ハ長調 Op.70 No.3 〕/ 4つのマズルカ〔(第41番)変ホ長調 Op.63 No.3/(第46番)ハ長調 Op.67 No.3 / (第50番)ヘ長調 Op.68 No.3 /(第42番)イ短調 Op.posth.〕/ 練習曲 嬰ハ短調 Op.25 No.7 /スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54MA スヴャトスラフ・リヒテル(P) | ||
収録:1976年10月10日(*以外)、1976年10月15日(既出LD盤では1987年と誤記、ディスコグラフィによると1976年10月16日)(*)、モスクワ(ステレオ、125分)|仕様: NTSC/ PAL コンパチブル|Region 0| (P) (C) 2012 。 (#)を除き、おそらく(日本を含む)初DVD化。(*)の3曲は相当レアな演奏で、日・東芝EMIからLD(モノラル表記)が発売されたのみ、かつ第7番はCD等も一切無し。それもLDではオイストラフとのデュオ・アルバムの余白分として収録されていたので、全く目立たない発売だった物。(#)はかつて 日 CROWNからCD化(廃盤)され、2012年現在は 日 DREAM TIME から DVD 化されている。ショパンの上記全曲はかつてDMLから VHS(1977年と誤記/廃盤)が発売され、その後MELODIYAからCD化(MELCD-10-01626)された物。他に YEDANGYD や MUSIC AND ARTSMA から、数曲のみCD発売があったが、廃盤となっている。 レーベル提供の情報によれば「この映像・音源はかつて日本でレーザーディスクで発売された以外、ロシア国外初出」とのこと。(#)のDVDと CROWN, MUSIC AND ARTS & YEDANG のCDを除けば基本的にレーベルの謳い文句通りで、特に映像としては珍しい。 映像や音質の状態は当時のロシア物を規準に考えると中の下といった所で、残念ながら良好とはいえないが、マニアは必携と言えるだろう。 | ||
リヒテル、インスブルック・ライヴ〜J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集 〔第1巻 BWV 846-857 (*), BWV 858-869 (**) /第2巻 BWV 870-881 (+), BWV 882-893 (++) 〕 スヴャトスラフ・リヒテル(P) | ||
録音:1973年7月26日(+)、28日(++)、8月7日(*)、10日(**)、インスブルック、オーストリア、ライヴ|収録時間:251分46秒|初出:ビクターエンタテインメント (JAPAN), VICC-60071/4 (4CDs) 〔廃盤〕|他出CD, CD-R :
POLOARTS (CHINA), CL4B-86080-2 (4CDs)〔入手不能〕、
St-Laurent Studio (CANADA) [CD-R],
YSLSR-19730807(*),
YSLSR-19730810(**),
YSLSR-19730726(+),
YSLSR-19730728(++) 〔4分売、入手可能〕。 1枚のディスクに全曲(4時間以上)をステレオ収録。音声のみで映像商品ではありません。 #当盤は DVD オーディオ・ディスクのため、CDプレーヤーでは再生出来ません。CDプレーヤーで再生なされたい場合は、 St-Laurent Studio 盤 CD-R を御注文下さい。 | ||
リヒテル関連CDアイテム (1950年代ライヴ録音集、ライプツィヒのリヒテル、リヒテル・イン・ワルシャワ、リヒテル・ディスカヴァリーズ/他) | ||
スヴャトスラフ・リヒテル・イン・ソフィア〜伝説のコンサート ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(*) シューベルト(1797-1828):楽興の時 ハ長調 D.780 No.1/ 即興曲集 D.899 より〔変ホ長調 D.899 No.2 /変イ長調 D.899 No.4 〕 ショパン(1810-1849):練習曲 ホ長調 Op.10 No.3 リスト(1811-1886):忘れられたワルツ〔第1番 嬰ヘ長調/第2番 変イ長調〕/ 超絶技巧練習曲〔第5番「鬼火」(+) /第11番「夕べの調べ」(#) 〕 スヴャトスラフ・リヒテル(P) | ||
録音:1958年2月24日(*)、1958年2月25日(無印/+)、1958年3月2日〔資料によっては(+)も〕(#) 、すべてブルガリア・ホール、ソフィア、ブルガリア、ライヴ|原盤:ブルガリア国営放送|前出: Philips/Decca 、他 。 | ||
リヒテル・ディスカヴァリーズ! Vol.2 ドビュッシー(1862-1918):ピアノと管弦楽のための幻想曲(*) ストラヴィンスキー(1882-1971): ピアノと管弦楽のためのムーヴメンツ(+) /ピアノと管弦楽のためのカプチッチョ(#) ラフマニノフ(1873-1943):サロン小品集 Op.10 〜第3番 舟歌 ト短調(**) スクリャービン(1872-1915):4つの小品 Op.56 〜皮肉(++) スヴャトスラフ・リヒテル(P) ダニエル・バレンボイム指揮パリo.(*) ピエール・ブーレーズ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン(+/#) | ||
録音:1983年6月18日(**)、1983年6月25日(*)、1985年6月29日(+/#)、以上 トゥール、フランス(++以外) /1993年1月8日、ローマ、イタリア(++) | (P) (C) 2019 。初出・前出CD-R: ST-LAURENT STUDIO (CANADA),
YSLSR-19830618 (**),
YSLSR-19830625 (*),
YSLSR-19850629 (+/#),
YSLSR-19930108 (++) 。 リヒテルによる稀少レパートリー集。特に(*/#)は、判明している限り彼による唯一の録音〔 Parnassus レーベルによれば「リヒテルが一度しか演奏したことのない作品」だとのこと〕。同様に、レーベルは (**/++) は「リヒテルの演奏として初出の録音」、(+)は「リヒテルの演奏として発売される2つめの録音」としている。 | ||
リヒテル・ディスカヴァリーズ Vol.1 J.S.バッハ(1685-1750): ピアノ、弦楽と通奏低音のための協奏曲第4番 イ長調 BWV.1055 (*) / クラヴィーアのためのトッカータ ト短調 BWV.915 (#) ブラームス(1833-1897):3つの間奏曲 Op.117 〜第2番 変ロ短調(#) ウェーバー(1786-1826):ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.24 (+) スヴャトスラフ・リヒテル(P) ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内o.(*) | ||
録音:1969年7月8日、パリ、フランス(*) /1992年4月5日、ローマ、イタリア(+) /1981年6月20日、トゥール、フランス(#)、おそらくモノラル| (P) (C) 2018 。初出・前出CD-R: ST-LAURENT STUDIO (CANADA),
YSLSR-19690708 (*),
YSLSR-19920405 (+),
YSLSR-19810620 (#) 。 リヒテルによる稀少レパートリー集。特に(*)は、判明している限り彼による唯一の録音。ただしジャケットに「ハイ=ファイ録音ではありません [Note: These are not high-fidelity recordings] 」とあり、初出盤と同等の一般鑑賞向けとは言えない音質と思われる。 | ||
含・初出〜リヒテル・イン・ブルックリン ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 〔第18番 変ホ長調 Op.31 No.3 (#) /第31番 変イ長調 Op.110 〕 メンデルスゾーン(1809-1847):厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54 ブラームス(1833-1897): 2つの狂詩曲 Op.79 〜第2番 ト短調 (#) / 6つの小品 Op.118 〜第1番 間奏曲 イ短調 (**) / 6つの小品 Op.119 〜第3番 間奏曲 ハ長調 プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.14 (#) ラフマニノフ(1873-1943):絵画的練習曲集 Op.39 〜第3番 嬰ヘ短調(+) ラヴェル(1875-1937):鏡 から〔道化師の朝の歌(+) /鐘の谷(++) 〕 ガーシュウィン(1898-1937):ピアノ協奏曲ヘ調(*) スヴャトスラフ・リヒテル(P) パウル・マギ [Paul Mägi] 指揮ラトヴィア国立so.(*) | ||
録音:1965年4月22日、ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック、ブルックリン、ニューヨーク、 US 、モノラル、ライヴ(*以外) /1993年1月24日〔とあるが、おそらく1993年6月24日〕、グラン・テアトル、トゥール、フランス、ステレオ〔、レーベル未記載だがライヴ〕(*) | (P) (C) 2018 | (#/+/**)を除き初出音源、(+/++)はアンコール|既出 LP, CD: AS Disc (CD) [ITALY], AS 340, 342, 343 〔各分売〕(#) / Claque (CD) [ITALY], GM 1001 (+) / LOCOCO (LP), 2146 (**) 。 レーベルは全て初出としているが前記が正しく、さらに一部日付に誤記あり。といっても、モノラルながら1965年4月22日のライヴが1日分まとまるのも初(当日は他に、ブラームスの Op.118 No.3 も演奏されたようだが未発売)なので、当レーベルの既出アイテム同様、リヒテルのファン必携であることは疑う余地がない。 | ||
リヒテル・イン・ザ・1940s J.S.バッハ(1685-1750): カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに寄せて」 BWV.992 /ソナタ ニ長調 BWV.963 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op.54 シューマン(1810-1856):幻想曲 ハ長調 Op.17 J.S.バッハ:イギリス組曲第3番 ト長調 BWV.808 〜サラバンド ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2 No.3 (*) クライスラー(1875-1962)/ラフマニノフ編曲:愛の喜び(ピアノ版)(*) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14 No.1 (+) J.S.バッハ:ソナタ ニ長調 BWV.963 (#) リスト(1811-1886):巡礼の年第3年〜エステ荘の糸杉に(**) ラフマニノフ(1873-1943): 前奏曲 嬰ト短調 Op.32 No.12 (**) /メロディ ヘ長調 Op.3 No.3 (**) スヴャトスラフ・リヒテル(P) | ||
録音:1948年11月27日(無印) 、1947年5月30日(*) 、1947年6月5日(+) 、1947年10月14日(#) 、1949年4月4日、イグムノフ記念演奏会(**) 、すべてライヴ| (P) (C) 2017 。 スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1997)による最初期のライヴ録音を集成。レーベルによると「驚くほど良い音 [Surprisingly fine sound] 」と謳われている。 | ||
リヒテル生誕100年記念〜リヒテル・レアリティーズ・ウィズ・オーケストラ ベートーヴェン(1770-1827):ピアノと管弦楽のためのロンド 変ホ長調 WoO.6 [キリル・コンドラシン指揮モスクワpo./録音:1962年5月8日、モスクワ、ロシア、 ソヴィエト、モノラル、ライヴ/前出: Music & Arts, CD 775(廃盤)] ラヴェル(1875-1937):左手のためのピアノ協奏曲 [リッカルド・ムーティ指揮ジェノヴァ市立劇場o./録音:1969年7月14日、ジェノヴァ、 イタリア、モノラル、ライヴ/前出: Stradivarius, STR-10024(廃盤)] スクリャービン(1872-1915):交響曲第5番「プロメテウス、火の詩」 Op.60 [エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソヴィエト国立so.、モスクワ放送cho./ 録音:1972年4月3日、モスクワ、ロシア、ソヴィエト、ステレオ、ライヴ/ 前出: Russian Maters [CD-R/Private], RM 11(入手不能)] R.シュトラウス(1864-1949):ピアノと管弦楽のためのブルレスケ ニ短調 [ジョルジェ・ジョルジェスク指揮ジョルジェ・エネスクpo./録音:1961年9月9日、 ブカレスト、ルーマニア、モノラル、ライヴ/前出: Electrecord, ELCD 106 、 Arlecchino, ARL 102 、 Prestige, 1920.4017-2(すべて廃盤)] スヴャトスラフ・リヒテル(P) | ||
(P) (C) 2015 。リヒテルの入手困難音源集。コレクションの穴埋めに最適。 | ||
リヒテル生誕100年記念〜全世界1500セット限定、初出音源有り! シマノフスキ生誕100周年記念演奏会ライヴ〜カロル・シマノフスキ(1882-1937): [CD 1] 仮面 Op.34 から〔シェエラザード(第1番)/道化のタントリス(第2番)〕/ 狂えるムエジンの歌(全6曲) Op.42 (*) / ジョイスの詩による7つの歌 Op.54 (*) / 20のマズルカ Op.50 から Nos.1, 17, 18, 3, 16, 13, 12 [CD 2] ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.21 /神話 Op.30 (+) / ピアノ・ソナタ第3番 Op.36 スヴャトスラフ・リヒテル(P) ガリーナ・ピサレンコ(S;*) オレグ・カガン(Vn;+) | ||
録音:1982年11月25日、フィルハーモニー・ホール [CD 1] /1982年11月26日、ワルシャワ音楽アカデミー [CD 2] 、すべて ワルシャワ、ポーランド、ライヴ|音源:ポーランド放送| (P) (C) 2015 。 レーベル提供情報によれば「全トラックが初出音源、収録の全歌曲、ピアノ・ソナタ第3番、マズルカのうち2曲がリヒテルのディスコグラフィ初登場」とのことだが、[CD 2] の音源はデータ上 DOREMI レーベルの DHR-8037 と同一。 ガリーナ・ピサレンコ(1934-)はロシアのレニングラードに生まれ、モスクワ音楽院でリヒテル夫人ニーナ・ドルリアクに師事。1961年スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念国立モスクワ音楽劇場でデビュー以来同劇場の歌手を30年にわたって務め、1980年から1993年まで数多くの演奏会でリヒテルと共演した。 | ||
リヒテル・イン・ワルシャワ〜スクリャービン・リサイタル 1972 スクリャービン(1872-1915): 12の前奏曲 Op.11 /2つの前奏曲 Op.13 /4つの前奏曲 Op.37 /2つの前奏曲 Op.39 / 前奏曲 Op.59 No.2 /3つの前奏曲 Op.74 /ソナタ第2番 Op.19 /6つの練習曲 Op.42 / ソナタ第5番 Op.53 /ソナタ第9番 Op.68 /詩曲 Op.52 No.1 スヴャトスラフ・リヒテル(P) | ||
録音:1972年10月27日、ワルシャワ、ライヴ、モノラル、AAD | (C) 2012 。前出: Arkadia (HUNT), CDGI 910.1 [CD 910] / Music & Arts, MUA-878 [CD-878], MUA-4878 [CD-4878]。Ops.13、37、39、74の各曲は彼による唯一のCD発売録音(過去に1972年9月18日のヴェネチア・ライヴが ROCOCO から LP で出ていたが、未CD化)。他曲も、後年(1990年代)の録音が残っているものもあるが全て商業盤未発売であるため、実質的に、商業的に入手出来るものとしては全曲彼による最後の演奏記録となっている。 リヒテルはそのキャリアにわたってスクリャービンをレパートリーとしていたが、オール・スクリャービン・プログラムでリサイタルを行ったのは1945年、1957年、1972年の3シーズンだけだった。レーベル提供情報によれば、当音源がかつて流通したのはごく短期間だったとのことで、実際 既出盤は全て入手不能となっている。 | ||
リヒテル 1950年代ライヴ集 Vol.7〜ベートーヴェン(1770-1827): 2つのロンド0p.51〔ハ長調/ト長調〕/エロイカ変奏曲 変ホ長調 Op.35 / ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op.26 /バガテル ヘ長調 Op.33 No.3 / ピアノ・ソナタ第27番 ホ長調 Op.90 /ディアベッリ変奏曲 Op.120 (+) / 創作主題による変奏曲 Op.34 (*) / 創作主題による変奏曲(トルコ行進曲の主題による変奏曲)Op.76 (*) スヴャトスラフ・リヒテル(P) | ||
録音:1951年〔演奏会記録によれば、1951年1月29日〕、モスクワ(*以外)/1950年〔おそらく1950年6月23日〕(*)。(*)と(+)を除き初出音源。 レーベル提供の情報によれば『(+)は韓国 Yedang レーベルのCDと同一音源、(*)はおそらくカナタANKHレーベルのCDと同一音源、他は初出のラジオ放送音源』。 | ||
ライプツィヒのリヒテル ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集 [第30番Op.109/第31番Op.110/第32番Op.111] ブラームス:バラード ト短調 Op.118-3/ 間奏曲 変ホ短調 Op.118-6/ 間奏曲 ハ長調 Op.119-3 ショパン:夜想曲 ヘ長調 Op.15-1 |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) | |
録音:1963年11月28日、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ、ライヴ。MUSIC AND ARTS からMUA-1025(当店未案内、廃盤)で発売されていたライヴ。旧盤は発売後すぐに入手不能となってしまい(何でも訴訟があったとか。今回は法的問題を解決してのリリース)、一時は中古でも2万円程度で取り引きされていた。 1963年、リヒテルがライプツィヒで行ったリサイタルを全収録。メインはベートーヴェン晩年のピアノ・ソナタ3曲。これは、この3曲をリヒテルがコンサートで一挙に弾いた唯一の録音だと言い、いずれも彼40歳代の途方もないスケールが堪能できる。アンコールのブラームスとショパンも雄大。第30番のソナタの部分でテープに痛みが見られたが、リマスタリングで改善されており、全体的には程度は良好だとのこと。 なおロットによっては、ジャケットとインレイが民生用のカラー・レーザー・プリンタで作製されている場合があります(ディスクはプレス盤です)。 | ||
リヒテル〜1950年代ライヴ集 Vol.6 イントロダクション(語り;内容未詳) ボロディン(1833-1887):小組曲 から(※) [尼僧院にて/マズルカ ハ長調/セレナード] リャードフ(1855-1914): 練習曲とカンツォネッタOp.48(※) グラズノフ(1865-1936): 夜想曲 変ニ長調 Op.37(※) ラフマニノフ(1873-1943): 絵画的練習曲 嬰ハ短調 Op.33 No.9 プロコフィエフ(1891-1953): ロンドOp.52 No.2 / 束の間の幻影 Op.22 Nos.3-6,8-9,11,14-15,18 / 「シンデレラ」からの5つの小品 [ガヴォットOp.95 No.2 /秋の妖精 Op.97 No.3 / オリエンタリア Op.97 No.6 / 大ワルツOp.102 No.1 /喧嘩 Op.102 No.3] リャードフ:音楽玉手箱 Op.32(※) スクリャービン(1872-1915): マズルカ ホ短調 Op.25 No.3(※)/ 練習曲 嬰ハ短調 Op.42 No.5 ラフマニノフ:前奏曲 嬰ト短調 Op.32 No.12 シューベルト(1797-1828)/ リスト(1811-1886)編曲:魔王(+/※) ショパン(1810-1849):前奏曲 嬰ハ短調 Op.45(#/※) |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) | |
録音:1952年4月4日(+ & # 以外) /1949年12月8日〔レーベルの資料では1949年12月20日となっていたようだが、誤りと思われる〕(+) /1952年1月10日(#)、以上全てモスクワ。 当CDが初出となるラジオ放送音源。(※)はリヒテルのディスコグラフィに初めて加わる楽曲。また、ボロディンとリャードフは、作曲家レベルで彼による音盤は当盤が初登場。 | ||
リヒテル 1950年代ライヴ録音集 Vol.5 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番D.960(*) ドビュッシー:前奏曲集第1集〜パックの踊り シマノフスキ:ピアノ・ソナタ第2番(+) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番K.310(**) リスト: 「詩的で宗教的な調べ」〜死者の追憶(*)/ ポロネーズ第2番(##)/ ハンガリー狂詩曲第17番(##)/ コンソレーション第6番(##)/ スケルツォと行進曲(++)/暗い雲(++) シューマン:4つのフーガOp.72(***) |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) | |
録音:1957年5月(*/##/++)/1958年10月(#/***)/1954年(+)/1958年11月(**)/、以上モスクワ。(#/+/**/##/++)は初出音源。(+)と(++)の計3曲は大変珍しいレパートリーで、市販CDが発売されるのはこれが2種め。先に発売されていたのはどちらも1980年代以降の演奏で、1950年代の物は大変貴重。(#/***)はディスコグラフィには1956年10月6日とされる私家盤(#)とPREISER盤(***)が掲載されているが、同一かどうかは不祥。リヒテルの残したこれら2曲の内、残りは全て1960年代以降の物で、この2種(?)が最も若い時の物となる。(*)は先にPREISERから出ている1957年5月9日の演奏だと思われる。なお、(##/++)も同日の演奏と思われるが、これは初発売。 今までのタイトルは音質もさることながら演奏が素晴らしく、リヒテルを語るには欠かせない名演揃いだった。今回はPREISERから既発の曲もあるが、シマノフスキなど大変珍しい音源も収録、マニアは手に入れたい所。 | ||
アーベントロートとリヒテルの共演 リヒテル 1950年代ライヴ録音集 Vol.4 プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調Op.103(*) ショスタコーヴィチ:8つの前奏曲とフーガ Op.87 より(*)[ Nos.4, 3, 6, 7, 2, 18, 23, 15] プロコフィエフ: 「シンデレラ」〜ガヴォットOp.95 No.2(*) スクリャービン: 詩曲「炎に向かって」Op.72(+)/ 2つの詩曲 Op.32〜第1番 嬰ヘ長調(+) ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37(#) パルトーク:15のハンガリー農民の歌(**) プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番(**) |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) ヘルマン・アーベントロート指揮(#) ソヴィエト国立so.(#) | |
録音:1956年9月(と記載されているが、おそらく1956年11月9日)(*)/1955年6月20日(+)/1954年10月25日(#)/1956年10月6日(**)、以上すべてモスクワ〔すべて当盤記載は月までで、日付はディスコグラフィにて補完〕。音質は多少難ありとのこと。リヒテルとアーベントロートのモスクワでの演奏とは面白い。 | ||
リヒテル 1950年代ライヴ録音集 Vol.3 リスト:「巡礼の年」より(*) 巡礼の年第1年「スイス」より [第6曲「オーベルマンの谷」/第4曲「泉のほとりで」]/ 巡礼の年第2年「イタリア」〜第1曲「婚礼」/ 巡礼の年第3年〜第2曲「エステ荘の糸杉に I」/ 巡礼の年第2年「イタリア」 〜ペトラルカのソネット第123番/ 巡礼の年第2年補遺「ヴェネチアとナポリ」 [ゴンドラの漕ぎ手/カンツォネッタ/タランテラ] ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13「熱情」(#) ウェーバー:ピアノ・ソナタ第3番ニ短調 Op.49 (+) ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ(+)/ 「夜のガスパール」〜絞首台(+)/水の戯れ(+)/ 高雅で感傷的なワルツ(+)/「鏡」〜道化師の朝の歌(+) ラフマニノフ: 絵画的練習曲集〜 変ホ長調 Op.33 No.6 (+)/ 前奏曲集 より(+) [ハ短調 Op.23 No.7/変ロ短調 Op.32 No.2] プロコフィエフ: 「シンデレラ」からのカヴォット Op.95 No.2 (+) |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) | |
録音:1958年4月(と記載されているが、おそらく 1956年3月2日)(*)/1958年4月(と記載されているが、1958年11月2日らしい)(#)/1954年12月(と記載されているが、1954年4月21日らしい)(+)、以上すべてモスクワ。 第1巻−第3巻中、最も興味深いのが当巻。その超絶技巧に比較して非常に少ないリヒテルのリスト、それも「巡礼の年」が抜粋ながら聴けるとは。おまけにこれらは数曲除き唯一の録音で、ある程度まとまった「ヴェネチアとナポリ」があるのも嬉しい(これらはその後、Yedang からも発売されたが、廃盤となっている。1956年と言うのは Yedang 盤に記載されていた日付のようで、こちらが正しいようだ)。次に注目はラヴェルで「絞首台」が唯一の録音。他にも、「熱情」は2010年現在でも唯一のライヴ録音だったり(翌年のメロディア録音はスタジオで、他にも録音は残されているようだが、未発売)と、一度耳にしておきたいアイテム。 | ||
リヒテル 1950年代ライヴ録音集 Vol.2 シューマン: アベック変奏曲 Op.1 (*) 幻想小曲集 Op.12 より(*) [第2曲「飛翔」/第3曲「なぜ?」/第7曲「急がずに」]/ フモレスケ 変ロ長調 Op.20 (*) スクリャービン: ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19 (*)/ 12の前奏曲集 Op.11 (*) ピアノ・ソナタ第6番 Op.62 (#) ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(#) チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(+) |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) ナタン・ラフリン指揮(+) ソヴィエト国立so.(+) | |
録音:1955年6月20日(*)/1952年10月3日(#)/1957年11月10日(+)〔すべて当盤記載は月までで、日付はディスコグラフィにて補完〕、以上モスクワ。 音質は年代として中の下。ここでの聞き物は展覧会の絵。彼の最も初期の演奏となる物で、その推進力は4年後のメロディア録音と比べても大きく、聞き応えがある。これは録音もそんなに悪くない。チャイコフスキーの協奏曲もなかなか聴かせる。 | ||
リヒテル 1950年代ライヴ録音集 Vol.1 プロコフィエフ: 「シンデレラ」からの4つの小品(*) [いさかい Op.102 No.3/ ガヴォット Op.95 No.2 秋の妖精 Op.97 No.3/ ワルツ「シンデレラと王子」Op.102 No.1]/ つかの間の幻影 Op.22 より (*) [ Nos.3-6, 8-9, 11, 14-15, 18 ]/ ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83 (*) シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7 (*) ドビュッシー:「映像」第2集〜葉ずえを渡る鐘の音(*) ショパン:練習曲(*) [ホ長調 Op.10 No.3 /ハ長調 Op.10 No.1 ] ラフマニノフ:前奏曲(*) [ト短調 Op.23 No.5 /嬰ト短調 Op.32 No.12 ] チャイコフスキー:大ソナタ ト長調 Op.37 (#) ラフマニノフ:前奏曲集 より (#) [嬰ヘ短調 Op.23 No.13 (とあるが、Op.23 No.1 の誤記)/ イ長調 Op.32 No.9 /ロ短調 Op.32 No.10 / 嬰ト短調 Op.32 No.12 /変イ長調 Op.23 No.8 / ヘ長調 Op.32 No.7 /ハ長調 Op.32 No.1 / 変ロ短調 Op.32 No.2 /変ロ長調 Op.23 No.2 / ニ長調 Op.23 No.4/ハ短調 Op.23 No.7 ] ドビュッシー:「映像」第2集〜葉ずえを渡る鐘の音(#) リスト:忘れられたワルツ第1番(#) ショパン:エチュード ホ長調 Op.10 No.3(#) |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) | |
録音:1958年4月16日(*)/1954年12月4日(#)〔ともに当盤記載は月までで、日付はディスコグラフィにて補完〕、モスクワ。全て初出音源だった物。 音質的にはロシアの録音としては年代相応で、(#)は強奏で少々割れるが、(*)はレンジが狭いながらも良好。このシリーズを通しての事だが、メロディア録音に比べ、ライヴならではの息づかいが聞こえてくる演奏が多い。この第1集ではプロコフィエフの戦争ソナタが特に優れており、第3楽章の畳み掛けるようなリズムは素晴らしい。チャイコフスキーのグランド・ソナタもよいが、これはメロディア盤の音質が優れているので、演奏と天秤にかけると引き分けか。 | ||
2011年以降のCD新譜〔リヒテル関連以外〕 | ||
オバート=ソーン復刻盤の復刻〜 ヴァーツラフ・タリフ・コンダクツ・ドヴォルジャーク&スク ヨセフ・スク(1874-1935):弦楽セレナード 変ホ長調 Op.6 (*) ドヴォルジャーク(1841-1904):交響曲第8番 ト長調 Op.88 (+) ヴァーツラフ・タリフ指揮チェコpo. | ||
録音:1935年12月(+)、1938年12月(*)、ロンドン、 UK |原盤・ Matrix Nos.: HMV, 2EA 2808-17 (+), 2EA 7156-59 (*), 2EA 7170-73 (*) |前出CD: Koch International "Legacy", 3-7007-2 [(P) (C) 1991] (+) 〔商品バック・インレイに "Koch Legacy, 37032-2" とあるが、 3-7032-2 はスメタナ:わが祖国なので誤記〕/ Koch Legacy, 3-7060-2 [(P) (C) 1992] (*)|オリジナル・トランスファー:マーク・オバート=ソーン〔1991年(+), 1992年(*) 〕|リマスター: Gene Gaudette & Paul Arden-Taylor〔2023年〕。 チェコの大指揮者ヴァーツラフ・タリフ(1883-1961)がチェコ・フィルを率いて訪英した際にロンドンで行った歴史的録音。 | ||
イダ・ヘンデル&ヨーゼフ・ハシッド〜ユダヤ系ポーランドのヴァイオリンの神童、 HMV 録音集
■イダ・ヘンデル タルティーニ(1692-1770)/レスリー・ブリッジウォーター(1893-1975)編曲:アンダンテとプレスト パガニーニ(1782-1840):24のカプリス Op.1 〜第24番 / ブロッホ(1880-1959):バール・シェム〜ニグン ドヴォルジャーク(1841-1904):スラヴ舞曲集 Op.46 〜第2番 ホ短調 (+) ブラームス(1833-1897) /デイヴィッド・ホクスタイン(1892-1918)編曲:16のワルツ Op.39 〜第15番 変イ長調 バルトーク(1881-1945)/セーケイ・ゾルターン(1903-2001)編曲:6つのルーマニア民俗舞曲 ラヴェル(1875-1937):ハバネラ(*) / ヴィエニャフスキ(1835-1880):華麗なポロネーズ第1番(#) グリーグ(1843-1907):即興的スケルツォ(**) / コープランド(1900-1990):「ロデオ」〜ホー・ダウン(*) [イダ・ヘンデル(Vn) ジェラルド・ムーア(P)/ 1948年9月21日(#)、1950年5月18日(*/**)、1953年7月30日(+)、1953年(無印)| 原盤: HMV, C 3818 (#) / B 9994 (*) / B 10135 (**) / C 4262, 7P 151 (+) / CLP 1021(無印) ] ■ヨーゼフ・ハシッド(1939年テスト録音を除く全録音) チャイコフスキー(1840-1893):懐かしい土地の思い出 Op.42 〜メロディ ドヴォルジャーク(1841-1904):8つのユモレスク Op.101 〜第7番[以上 HMV, OEA 8550 / B 9074 ] マスネ(1842-1912):歌劇「タイス」〜瞑想曲[ HMV, 2EA 9053 / C 3208 ] エルガー(1857-1394):気まぐれな女 Op.17 [ HMV, OEA 8803 / B 9074 ] サラサーテ(1844-1908):スペイン舞曲 より 〔第5番 祈り Op.23 No.1 [ HMV, 2EA 8801 / C 3185 ]/ 第6番 サパテアード Op.23 No.2 [ HMV, 2EA 8802 / C 3185 ] クライスラー(1875-1962):ウィーン奇想曲 Op.2 [ HMV, 2EA 8900 / C 3208 ] ジョゼフ・アクロン(1886-1943):ヘブライの旋律 Op.33 [ HMV, 2EA 9051 / C 3219 ] [ヨーゼフ・ハシッド(Vn) ジェラルド・ムーア(P)/1940年、3つのセッションにて] | ||
神童としてデビュー、クライスラーから「200年に一度の逸材である」とまで絶賛されつつも総合失調症を発症、現在では悪名高いロボトミー(手術)を1950年に受けたものの感染症のため直後に死去、実際の活動期間はわずか2年に終わってしまったヨーゼフ・ハシッド(1923-1950)と、同じく神童として活動を開始し、こちらは(1928年生まれならば)91歳まで長命、亡くなる直前まで活動を続けたイダ・ヘンデル(1928?-2020)という、ポーランド同世代の天才ヴァイオリニスト2人をカップリング。 | ||
トッシャ・ザイデル〜レア&新リマスター録音集 ジョゼフ・アクロン(1886-1943)/エフレム・ジンバリスト(1889-1985)編曲:ヘブライの旋律 Op.33 シューベルト(1797-1828)/アウグスト・ヴィルヘルミ(1845-1908)編曲:アヴェ・マリア [フィリップ・グッドマン(P)/1929年1月30日|原盤: Columbia, 98615 / 50133-D ] クライスラー(1875-1962):美しきロスマリン13 /愛の喜び14 [エマニュエル・ベイ(P)/1927年10月13日13、14日14|原盤: Columbia, W 144855 13, W 144862 14/ DB 29 ] ヴィエニャフスキ(1835-1880):ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 Op.22 〜第2楽章17 イェネー・フバイ(1858-1937):チャールダーシュの情景 Op.32 〜ヘイレ・カティ7 クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.25 1819 シューベルト/ミッシャ・エルマン(1891-1967)編曲:セレナード20 [ルイス・T.グルーエンバーグ(P)/1918年6月17日17、1918年6月20日20、1919年5月7日7、1919年6月18日-19日1819| 原盤: Columbia, 4944717, 494491819, 4945320, 49630 7 / 7231 1819, 7361 17/20, 49630 7 ラロ(1823-1892):スペイン交響曲 Op.21 〜アンダンテ [管弦楽伴奏/1923年10月9日|原盤: Columbia, 98099 / 68021-D ] メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 〜フィナーレ [管弦楽伴奏/1923年12月20日|原盤: Columbia, 98111 / 68021-D ] ツェーザリ・キュイ(1835-1918):オリエンタル [管弦楽伴奏/1918年10月22日|原盤: Columbia, 78138 / 33027-D ] アルフレッド・マルジ(1874-1913):青のワルツ [ハリー・カウフマン(P)/1919年10月27日| Columbia, 78760 33041-D ] ハリー・バーリー(1866-1949):インドの蛇の踊り [フランシスコ・ロンゴ(P)/1923年5月19日|原盤: Columbia, 80821 / 33002-D ] リムスキー=コルサコフ(1844-1908) /フリッツ・クライスラー編曲:交響組曲「シェエラザード」〜アラビアの歌 [フランシスコ・ロンゴ(P)/1923年2月2日|原盤: Columbia, 80825 / 33002-D ] サン=サーンス(1835-1921):オラトリオ「ノアの洪水」〜前奏曲 [マックス・ラヴィノヴィチ(P)/1926年6月11日|原盤: Columbia, 09505 / 98276-4-C ] パデレフスキ(1860-1941):メヌエット〔ユモレスク〕 ト長調 [ハリー・コーフマン〔カウフマン〕(P)/1921年3月15日|原盤: Columbia, 49950 / 68029-D ] アルフレード・ダンブロージオ(1871-1914):カンツォネッタ ハリー・コーフマン〔カウフマン〕(P)/1919年11月5日|原盤: Columbia, 49689 / 68072-D ] ショーソン(1855-1899):詩曲[レオポルド・ストコフスキー指揮ハリウッド・ボウルso./ 1945年、ハリウッド・ボウル、ロサンゼルス、アメリカ合衆国|音源 :ラジオ放送] ジョン・ケレット(1873-1922):夢のシャボン玉 [I'm Forever Blowing Bubbles] [ハリー・コーフマン〔カウフマン〕(P)/1919年7月11日|原盤: Columbia, 78798 ] トッシャ・ザイデル(Vn) | ||
録音・原盤:[/内] トッシャ・ザイデルはウクライナのオデーサに生まれたヴァイオリニスト。ペテルブルク音楽院でレオポルト・アウアーに師事。1918年、アウアーと共に渡米、カーネギー・ホールでアメリカ・デビューし、以後アメリカ合衆国で活躍。1930年代後半にロサンゼルスに移住してからはハリウッドで映画音楽にも数多く参加した。 | ||
レオン・フライシャー〜レジェンダリー・レコーディングス ブラームス(1833-1897):ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24 / 16のワルツ集 Op.39 フランク(1822-1890):交響的変奏曲 嬰ヘ長調(*) ラフマニノフ(1873-1943):パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.43 (*) レオン・フライシャー(P) ジョージ・セル指揮クリーヴランドo.(*) | ||
録音:1956年(無印*)、ニューヨーク(無印)、クリーヴランド(*)、 US /原盤: Epic/Columbia US (SONY) 。 20世紀アメリカ合衆国を代表するピアニストのひとり、レオン・フライシャー。東欧系ユダヤ人移民の息子として1928年サンフランシスコに生まれ、8歳でデビュー。絶頂期に局所性ジストニアを発症し右手の自由を失い1965年に引退。その後、左手のピアニスト・指揮者・教育者として活動。21世紀に入り治療が功を奏して両手ピアニストとして復帰、演奏家としても名声を取り戻し、2020年に92歳で亡くなった。 | ||
ダニール・シャフラン、チェロ・マスターワークス〜伝説的録音集 ハイドン(1732-1809):チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb: 2 (+) シューベルト(1797-1828): アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821 (チェロとピアノによる) (*) ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.40 (*) ダニール・シャフラン(Vc) ネーメ・ヤルヴィ指揮ソヴィエト国立so.(+) リディア・ペチェルスカヤ(P;*) | ||
録音:1961年、モスクワ、ソヴィエト〔現・ロシア〕(+) /1960年2月25日-26日、ウェブスター・ホール、ニューヨーク、 US (*) |原盤: Melodiya (+) / RCA (*) | (*):ハロルド・ティチェナーによるマスター・テープからのディジタル・トランスファー [Digital transfers from master tapes by Harold Tichenor] | (+):ポール・アーデン=テイラーによるディジタル・トランスファーとコンピレーション [Digital transfer & compilation by Paul Arden-Taylor] | (C) (P) 2022 。 ダニール・シャフラン(1923-1997)は20世紀後半のソヴィエト・ロシアを代表する名チェリストムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(1927-2007)と双璧を成す存在でありながら、ソヴィエト・東欧圏から出て活躍する機会にあまり恵まれず、その名声が世界的にならなかったことが惜しまれる。(*)は彼が「西側」で行った数少ないレコーディングのひとつ。 | ||
アリシア・デ・ラローチャ〜アルベニス(1860-1909): スペイン(6つのアルバムの綴り) Op.165 〜第6曲 マラゲニャ/ スペイン組曲第1集 Op.47 から 〔第1曲 グラナダ(セレナード)/第2曲 カタルーニャ(クーラント)/ 第3曲 セビリャ(セビリャーナ)/第4曲 カディス(歌)/第6曲 アラゴン(ファンタジア)〕/ マヨルカ(舟歌) Op.202 /スペイン(6つのアルバムの綴り) Op.165 〜第2曲 タンゴ/ 12の性格的小品 Op.92 〜第7曲 サンブラ・グラナディーナ/アスレホス(遺作|グラナドス(1867-1916)補筆完成)/ スペイン組曲第2集 Op.97 〜第1曲 サラゴサ/ナバーラ 旅の思い出 Op.71 から〔第6曲 入り江のざわめき(マラゲニャ)/第5曲 プエルタ・デ・ティエラ(ボレロ)〕/ パヴァーヌ=カプリス Op.12 / スペインの歌 Op.232 から〔第1曲 前奏曲(アストゥリアス)/第2曲 オリエンタル/ 第5曲 セギディーリャ(カスティリャ)〕 アリシア・デ・ラローチャ(P) | ||
録音:1959年-1962年|原盤: Hispavox 。 | ||
ジネット・ヌヴー〜シベリウスの協奏曲と小品録音集 シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 (+) スク(1874-1935):ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 Op.17 ラヴェル(1875-1937):ツィガーヌ/ハバネラ形式の小品 ディニク(1889-1949) /ハイフェッツ(1901-1987)編曲:ホラ・スタッカート グルック(1714-1787):歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」〜精霊の踊り(メロディ) (*) イオン〔イオアン〕・スカルラテスク(1872-1922):バガテル マリア・テレジア・フォン・パラディス(1759-1824) /サミュエル・ドゥシュキン(1891-1976)編曲:シシリエンヌ(*) ファリャ(1876-1946) /クライスラー(1875-1962)編曲:歌劇「はかなき人生」〜スペイン舞曲 ジネット・ヌヴー(Vn) ワルター・ジュスキント指揮フィルハーモニアo.(+) ジャン・ヌヴー(P;無印) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P;*) | ||
録音:1945年11月21日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、 UK (+) /1946年、ロンドン、 UK (無印) /1938年、ベルリン、ドイツ(*) |原盤: HMV/EMI/Warner 。 | ||
シェリング&ルービンシュタイン〜ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ全集 〔第1番 ト長調 Op.78 (*) /第2番 イ長調 Op.100 (*) /第3番 ニ短調 Op.108 (+) 〕 ヘンリク・シェリング(Vn) アルトゥール・ルービンシュタイン(P) | ||
録音:1960年(*) /1960年12月30日(+)、1961年1月3日(+) |原盤: RCA/BMG/SONY 。 | ||
ストラヴィンスキー・コンダクツ・ストラヴィンスキー(1882-1971): バレエ「火の鳥」(1910年版)(*) /バレエ「春の祭典」(+) / バレエ「ペトルーシュカ」(1947年改訂版)(#) /ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 (**) アイザック・スターン(Vn;**) イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮コロムビアso. | ||
録音:1961年1月23日-25日(*)、1960年2月12日、15日、17日(#)、アメリカ在郷軍人会ホール、ハリウッド(*/#) /1960年1月5日-6日、セント・ジョージ・ホテル舞踏室、ブルックリン、ニューヨーク(+) /1961年1月29日-30日、 CBS スタジオ、ハリウッド(**) 、すべてアメリカ合衆国|原盤: Columbia (CBS/Sony) 。 | ||
セルゲイ・ラフマニノフ:ザ・ピアニスト ラフマニノフ(1873-1943): 幻想的小品集 Op.3 〜第2番 前奏曲 嬰ハ短調 [1928年4月] / 前奏曲 ヘ短調 Op.32 No.6 [1940年3月] ベートーヴェン(1770-1827): 自作の主題による変奏曲 ハ短調 WoO.80 (抜粋) [1924年4月-1925年5月] ショパン(1810-1849): バラード第3番 変イ長調 Op.47 [1925年4月13日] / ワルツ〔第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2 /第8番 変イ長調 Op.64 No.3 〕 [1927年4月5日] メンデルスゾーン(1809-1847)/ラフマニノフ編曲: スケルツォ(劇付随音楽「真夏の夜の夢」より) (1933) [1935年12月23日] リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/ラフマニノフ編曲: 熊蜂の飛行(歌劇「サルタン皇帝の物語」より) (1929) [1929年4月] チャイコフスキー(1840-1893):「四季」 Op.37bis 〜11月 トロイカ [1928年4月11日] カール・タウジヒ(1841-1871): 新しいウィーンの夜会(ヨハン・シュトラウスによるワルツ=カプリス) 〜第2番「人はただ一度生きる」(原曲:ヨハン・シュトラウスII Op.167 ) [1927年4月] クライスラー(1875-1962)/ラフマニノフ編曲:愛の悲しみ(1921) [1921年10月25日] ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18 (*) [1929年] セルゲイ・ラフマニノフ(P) レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィアo.(*) | ||
録音:[年月日] |原盤: RCA Victor 。#バックインレイにおいて(*)の作品番号が "Op.118" と誤記されていますが、現状のままで供給されます。 | ||
超貴重録音を含む、若きヤーノシュ・シュタルケル〜 Pacific & Period 録音集 コダーイ(1882-1967):無伴奏チェロ・ソナタ Op.8 [ Pacific, 6160/3 (1948) ] ヒンデミット(1895-1963):チェロとピアノのためのソナタ Op.11 No.3 (+) [ Priod, SPL 715 (1954) ] アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977): チェロとピアノのためのオード(*) [Pacific, PI 1565, mx. AI 0513-2 ] デ・ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡(*) [ Pacific, 6170/1 ] フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):ファンダンギーリョ(*) [ Pacific, PI 1565, mx. AI 0512-2 ] ヤーノシュ・シュタルケル(Vc) レオン・ポマーズ(P;+) ジョルジュ・ソルシャニー(P;*) | ||
録音:1948年、パリ、フランス(+以外) /1950年、 US (+) |原盤:[上記]。 1946年に祖国ハンガリーを去ったヤーノシュ・シュタルケル(1924-2013)が、1948年アメリカ合衆国に渡り定住する前、パリでパシフィック・レーベルで録音した78回転盤からの復刻を中心とした構成。 Period 録音のヒンデミット(既知中彼唯一の同曲録音)は Spectrum Sound から〔廃盤〕、コダーイ〔 Period への1950年?第2回録音のほうが有名だが、こちらのほうが第1回録音。この曲は後に Pacific から第2回録音を使用した LP が出たので(第1回録音は Pacific SP 盤のみのリリース)、話がややこしくなっている〕とファリャは Delta Classics からCD化されているが、チェレプニンとモレノ・トローバは初CDフォーマット化かもしれない( Membran の BOX に同曲目が含まれているが、この録音は Period 原盤と思われ、そちらの伴奏者はポマーズとされる)。シュタルケルの録音中 Pacific 盤 SP は超レアで、市場に出ることもほぼ皆無のようだ。愛好家は必見。 | ||
ウクライナの偉大な音楽家たち「ウクライナ支援CD」 ミコラ・リセンコ(1842-1912):間奏曲 ヘ長調 Op.8/2 [ラーダ・リセンコ(P)|1957 |ソヴィエト盤 [USSR], 3640/1 ] フェーリクス・ブルメンフェリト(1867-1931):左手のための練習曲 変イ長調 Op.36 [シモン・バレル〔バーレル〕(P)|1935年10月7日| HMV, 2EA 24311 ] アントン・ルビンシテイン(1839-1894):舟歌 ヘ短調 Op.30 No.1 [ベンノ・モイセイヴィチ(P)|1922年6月6日| HMV, Cc 1466(1462?)-2, D 676) ] プロコフィエフ(1891-1953): 4つの小品 Op.4 〜第4番 悪魔的暗示 Op.4 No.4 (演奏開始前アナウンス付) [セルゲイ・プロコフィエフ(P)|1937年1月16日、ラジオ放送| Parnassus, PACD-96073 ] 6つの小品 Op.52 〜第2番 ロンド[スヴャトスラフ・リヒテル(P)|1952年4月4日| Parnassus, PACD-96025 ] ピアノ・ソナタ第3番 イ短調 Op.28 [エミール・ギレリス(P)|1984年1月] プロコフィエフ/グレゴール・ピアティゴルスキー(1903-1976)編曲: バレエ「ロメオとジュリエット」 Op.64 〜第12番 仮面(チェロとピアノのための版) [グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) ヴァレンティン・パヴロフスキー(P)| 1945年-1946年 | Columbia, co 314561, 17307-D ] ショパン(1810-1849) /レオポルト・アウアー(1845-1930)編曲: 夜奏曲 ホ短調 Op.72 No.1(ヴィオラとピアノのための版) [ボリス・クロイト(Va) イロンカ・フォン・パティ(P)|1922年3月13日| Parlophone, 25897 & P 1371 ] ストラヴィンスキー(1882-1971)/サミュエル・ドゥシュキン(1891-1976)編曲:バレエ「火の鳥」〜子守歌 [ナタン・ミルシテイン(Vn) レオポルト・ミットマン(P)|1940年1月| Columbia, co 228052, 11715 D ] レインゴリト・グリエール(1875-1956):バレエ「赤いけしの花」 Op.70 〜第14曲 ソヴィエト水夫の踊り [アナトール・フィストゥラーリ指揮 LPO |1957年| RCA, RB 16049, LM 2133 ] ウクライナ民謡: Ol' Mamo (*) [ニーナ・コシェッツ(S) ボリス・ラング(P)|1922年10月| Brunswick, 8909, 15055 ] ミコラ・リセンコ:歌劇「タラス・ブーリバ」〜年を重ねて弱ってきたなら(*) [マルク・レイゼン(B) アレクサンドル・オルロフ指揮モスクワ放送so.|1940年、ソヴィエト] グノー(1818-1893):歌劇「ロメオとジュリエット」から(+) [アントニーナ・ネジダーノワ(S) イヴァン・コズロフスキー(T) ニコライ・ゴロヴァーノフ(P)|1939年|ソヴィエト盤 [USSR], 08952/3 ] ショスタコーヴィチ(1906-1975):6つの歌 Op.62 より(+) 〔第5番 シェイクスピアのソネット第66番/第6番 王の遠征〕 ロシア民謡(タイトル不詳) (+) [アレクサンドル・キプニス(B) ヴォルフガング・ロゼ(P)| 1942年8月31日、ラジオ放送 "Invitation to Music" 用ラッカー盤より](ラジオ放送用ラッカー盤)] ウクライナ民謡:おお、ドニプロ川よ(*) [イヴァン・コズロフスキー(T) ボリス・グミリア(Br)|1957年|ソヴィエト盤 [USSR], 28128/9 ] ミコラ・リセンコ:二人が別れたら(*) [ナタリア・ザハルチェンコ(S) アンドレイ・イヴァーノフ(B) ナウム・ヴァリテル(P)|1945年|ソヴィエト盤 [USSR], 12693/4 ] ウクライナ民謡: Vivtzi moy vyvtsy (*) [ Salomea Kruszelnitzka (Solomiya Krushelnytska)(S) 管弦楽伴奏|1928年2月| Columbia, W1088872, 27132 ] セミョーン・グラーク・アルテモフスキー(1813-1873): 歌劇「ザポロージャ・コサック」〜オダルカとカラスのデュエット(*) [マリア・リトヴェネンコ=ヴォルゲムート(S) アンドレイ・イヴァーノフ(B) ヴラディーミル・ヨリシュ指揮キーウ劇場o.|1950年|ソヴィエト盤 [USSR], 8655/6 ] オスカル・フェルツマン(1921-2013): Chernoe more moe (*) [オスカル・フェルツマン(歌/P)|2009年〔発売〕| Nikitin, CD 695/09 |許諾:ヴラディーミル・フェルツマン] プロコフィエフ:歌劇「三つのオレンジへの恋」〜行進曲 [ダヴィド・オイストラフ(Vn) ウラディーミル・ヤンポリスキー(P)|1959年| Supraphon, LPM 237 (10 inch) ] アレクサンドル・モソロフ(1900-1973):鉄工場 Op.19 [ユリウス・エールリヒ指揮パリso.|1933年| Columbia. E 301912, P 17120 D ] ナポレオン・ランブレット(1864-1932):笑いを抑えきれない(+) [クラウディア・ノヴィコワ(S) G. Fuchs Martin 指揮モスクワ放送so.|1940年|ソヴィエト盤 [USSR], 10457/8 ] | ||
データ:[|録音〔あるいは初出〕|原盤, 前出盤]|歌唱言語:ウクライナ語(*) /ロシア語(+) 。 ウクライナ生まれの音楽家たちの録音を集めたアンソロジー。売上利益はウクライナ共和国人民支援団体 RAZOM (https://www.razomforukraine.org/) に寄付される。 | ||
初出、ジェイコブ・ラテイナー〔ラタイナー〕の芸術 Vol.2 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53 「ヴァルトシュタイン」(*) ラヴェル(1875-1937):高雅で感傷的なワルツ(*) / シューマン(1810-1856):幻想曲 ハ長調 Op.17 (*) パガニーニ(1782-1840)/リスト(1811-1886)編曲:ラ・カンパネッラ(#) ベートーヴェン:後期三大ソナタ集(+) ピアノ・ソナタ〔第30番 ホ長調 Op.109 /第31番 変イ長調 Op.110 /第32番 ハ短調 Op.111 〕 ジェイコブ・ラテイナー(P) | ||
録音:1972年11月21日、ニューヨーク市立大学ハンター校(#) /1980年2月17日、フリック・コレクション(*) /1984年12月16日、ジュリアード劇場、ジュリアード音楽学校 (+)、すべてニューヨーク、 US |おそらくすべて初出音源、ベートーヴェン(31番以外?)を除きラテイナーによる初音盤作品| (P) (C) 2022 |発売:2023年。 Vol.1: PACD-96051/2 [(C) 2011] (当アルバムは当初、ラテイナーの友人や生徒からの支援により特価で提供されていたが、2023年からの代理店では通常の2枚組価格に変更されている)。 オリジナル・アルバム・タイトルの直訳は「ジェイコブ・ラテイナー〔ラタイナー〕の失われた芸術 Vol.2」。ジェイコブ・ラテイナー(1928-2010)はポーランド人を両親にキューバのハバナに生まれたピアニスト。10歳にしてエルネスト・レクオーナ〔レクオナ〕指揮ハバナpo. との共演でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾きデビューという神童ぶりを発揮した。その2年後、一家はアメリカ合衆国に移住し、ジェイコブはヴァイオリンを学ぶ弟イジドア(1930-2005)とともにカーティス音楽学校に入学、イザベラ・ヴェンゲーロワに師事した。16歳でユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo. との共演でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を弾き合衆国デビュー。1960年代にはヤッシャ・ハイフェッツ、ウィリアム・プリムローズ、グレゴール・ピアティゴルスキーの室内楽コンサート・シリーズに参加。その後1990年代までコンサート・ピアニストとして活躍、また1966年から亡くなるまでジュリアード音楽院で教えていたが、1967年を最後に商業用録音を行わなかったためか、2010年の逝去時には忘れられたピアニストとなっていた。 2011年の Vol.1 から10年以上を経ての第2弾が登場。今回はラヴェルを除き独墺物ばかり、録音としても比較的後年のものが選ばれ、さらにベートーヴェンの後期三大ソナタなどもあって興味津々。当シリーズの既出計4CDを除くと、ラテイナーの録音でCD化された事があるのは、ほとんどが上記ハイフェッツ、プリムローズ、ピアティゴルスキーとの室内楽録音で、シューベルト、ブラームス、フランク、ドヴォルザークなど約5枚分が過去に発売された。また、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を Westminster へ録音しており、MCA時代に "DOUBLE DECKER" シリーズで発売されたことがあるが、CDになったのは以上のみではないかと思われる。他にもLP期にはエリオット・カーターのピアノ協奏曲(ラテイナーのために書かれた作品で、初演者でもある| RCA )、ベートーヴェンのソナタ第32番(当シリーズに含まれる2つの演奏とは別だが、 Columbia, Westminster, RCA からリリースがあり、もしかしてセッション録音だけで3種あるのだろうか?)、21番、30番、バガテル集、アンダンテ・ファヴォリ、Westminster への「皇帝」やブラームス、さらに SP - LP初期の米コロムビア録音(前出以外にバッハ?)もあったようだが、これらだけは全貌ではないだろう。2011年以降も2023年時点で当レーベルから以外の独奏復刻が皆無なピアニストだけに、さらなる再評価を期待したい。 | ||
フランセス・コールの失われた芸術〜 偉大なアフリカ系チェンバロ奏者のライヴ・パフォーマンス ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ニ長調 K.29 (*) ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):ガヴォットと変奏曲(*) ジェルジ・リゲティ(1923-2006):コンティヌウム [Continuum] (*) バルトーク(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲(*) ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集 〔イ長調 K.208 /ニ長調 K.29 /ニ短調 K.32 /ニ短調 K.141 /ト長調 K.146 〕 J.S.バッハ(1685-1750) /フランセス・コール編曲: シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004より) バルトーク:子供のために Sz.42 から Nos.3, 5-6 ルイス・モロー・ゴットシャルク(1829-1869):バンジョー J.S.バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調 BWV.807 ハワード・スワンソン(1907-1978):かっこう フランセス・コール(Cemb) | ||
録音:1973年6月24日(*)、1974年6月19日(*以外)、すべてウェストミンスター・クワイア・カレッジ、プリンストン、ニュージャージー州、 US 、ライヴ。 アメリカ合衆国のクリーヴランドに生まれたフランセス(・イレーン)コール(1937-1983)はピアノとヴァイオリンを学び、マイアミ大学で学位を、コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジで博士号を取得。1966年にチェンバロに興味を覚え、コネチカット州のランドフスカ・センターでワンダ・ランドフスカ(1879-1959) 門下のドゥニーズ・レストゥー [Denise Restout] (1915-2004)に師事、1971年にチェンバロ奏者としてデビューした。コールはチェンバロのための古典的作品の他、現代作曲家による作品、自らの編曲も積極的に演奏し、教鞭を取ったプリンストンのウェストミンスター・クワイア・カレッジではチェンバロ音楽祭 [Harpsichord Festival] を創設した。チェンバロのみならずヴァイオリン、ピアノも演奏し歌手でもあったコールだったが、活動期間はわずか11年余り、45歳の若さで亡くなり、その後はほぼ忘れ去られてしまった。公式な録音は歌手の伴奏を務めたLPだけだったが、前述のチェンバロ音楽祭、ライヴ録音が私蔵されており、それがリマスターされ当盤に収録された。 | ||
含・初出、クーセヴィツキーのアルト・ラプソディ、オーマンディのフィガロ/他| 20世紀半ばのブラック・スワンたち〜黒人歌手たちの歴史的録音集 ヘンデル:「メサイア」〜 Rejoice greatly [アデーレ・アディソン(S) トンプソン・ストーン指揮ジンブラー・シンフォニエッタ、ヘンデル&ハイドン協会cho.| Classics Record Library, SRL-4573 (stereo), 1959 〔原盤: Kapp Records, 3.8000S 〕] ビショップ:埴生の宿〔楽しきわが家〕(*) / 黒人霊歌: Every Time I feel the Spirit (*) [マリアン・アンダーソン(A) 不明伴奏者| Voice of America, 16" 33 1/3 rpm lacquer disc, 未発売 (1943-45) ] カーン:「ショウ・ボート」〜 Old Man River [ジュール・ブレッドソー(Br)| Decca (78rpm), K 631 London, c. 1932 ] ブラームス:アルト・ラプソディ(*) [キャロル・ブライス(S) セルゲイ・クーセヴィツキー指揮ボストンso.、 (ロバート・ショウ合唱指揮)タングルウッド男声cho.| 1946年8月3日、ライヴ] オト・モーデンスン [Otto Mortensen] (1907-1986): Stopping by Woods on a Snowy Evening (Frost) 黒人霊歌/ハロルド・ブラックウェイ編曲: The Nightingale, "One Morning in May" 黒人霊歌/ヘンリー・バーリー編曲: Sometimes I Feel Like a Motherless Child 黒人霊歌/ホール・ジョンソン編曲: Hold On / His Name So Sweet 〔注:後者はレーベルから ジョーダン編曲とアナウンスされているが、 SP のラベルにはともにホール・ジョンソン編曲と記載されている〕 オト・モーデンスン: Adventures of Isabel (Nash) [アン・ブラウン(S) シェル・オルソン [Kjell Olson] (P)| Tono [Dansk] (78rpm), 28022 (mx 3166A, 3165C), 28036 (mx 3163C, 3817C), 28021 (mx 3163C, 3164B), c.1949-50 ] ロッシーニ:スターバト・マーテル〜Fac ut portem [ベティ・アレン(Ms) カール・フォルスター指揮ベルリンso.、聖ヘトヴィヒ大聖堂cho.| HMV Germany, SMVP 8076 (stereo), June, 1960 ] 黒人霊歌/ヘイズ編曲: Sister Mary / Little Boy [トマス・キャリー(Br) ロイス・ゲイジャー(P)| Century (LP), 39417, "Christmas on the [Oklahoma] Campus" ] アルフレッド・バシュレ(1864-1944): Chere nuit / アンリ・ソーゲ(1901-1989): Berceuse creole [エラベル・デイヴィス(S) シェル・オルソン(P)| Philips (78 rpm), A-56502 (mx AA 56502-1G, AA 56502-2C), c. 1950 ] ドリーブ:「ラクメ」〜インドの娘はどこへ行く(鐘の歌)(*) [マティウィルダ・ドブス(S) ジョゼフ・ポスト指揮シドニーso.|1955年、シドニー、ライヴ] シュラミト・ラン(1949-): O, the Chimneys (poems by Nelly Sachs) [グロリア・ダヴィ(S) シュラミト・ラン(P) ロバート・ジョンソン指揮ニューヨーク・フィロムジカ 室内アンサンブル| Vox Turnabout (LP), TV 34492, stereo, 1973 (By kind permission of Naxos) ] ブラームス:永遠の愛について / サン=サーンス:死の舞踏 / ムソルグスキー:神学生 [トッド・ダンカン(Br) ウィリアム・アレン(P)| Philips (78 rpm), A 45403, A 56503 (mx A 56503 A/B), c. 1950 ] ガーシュウィン:「ポーギーとベス」〜うちの人は逝ってしまった[ルビー・エルジー(S) ジョージ・ガーシュウィン指揮リハーサルo./1935年7月19日| Mark56 (LP) 、ラッカー盤より] ウィリアム・ドウソン: Talk About a Child that do Love Jesus 黒人霊歌/ジョンソン編曲: Honor! Honor! [チャールズ・ホランド(T) ラルフ・リンゼイ(P)| Victor (78 rpm), 4556, c. 1939 ] フォスター:故郷の人々[イネス・マシューズ(S) ファニタ・ホールcho. | Hit Record, 8078 9 (mx M-269-2) ] モーツァルト:フィガロの結婚〜楽しい思い出はどこに(#) [ドロシー・メイナー(S) ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo. |1945年10月20日、ライヴ] ヴェルディ:「アイーダ」より(*) 〔 Quest'assisa / E in uo potere lo sto! In poser di lei! 〕 [ロバート・マクフェリン(Br) アンナ・マリア・ロヴェレ(S) ヴィンチェンツォ・ベレッツァ指揮|1956年7月15日、ナポリ歌劇場、ライヴ] ガーシュウィン:「ポーギーとベス」〜サマータイム[マーガレット・タインズ(S) ウォーレン・エドワード・ヴィンセント指揮管弦楽団| Design (mono LP), DLP 110, 1960 ] セリアス・ドアティ(1902-1986)編曲:「民謡と舟歌」より 〔 Rio Grande / Blow Ye Winds / Across the Western Ocean / Mobile Bay / Shenandoah 〕 [ウィリアム・ウォーフィールド(Br) オットー・ヘルツ(P)| Columbia (LP, 10”), ML 2206, 1952 ] ジョン・オールデン・カーペンター(1876-1951): When I bring you coloured toys (Tagore) [カミリア・ウィリアムズ(S) ボリスラフ・バザラ(P)| mgm (LP, 10”), E 140, 1952 ] | ||
原盤、録音、または発売年:[|内]| (*):商品外装によると初発売 [unpublished] | (#):おそらく初出音源| (*/#以外):おそらく初CDフォーマット化を含む| (C) (P) 2021 。 アフリカ系の歌手たちに焦点を当てたディスクだが、指揮者のマニアにとっても意外な稀少録音が含まれている。特に希少なのはクーセヴィツキー指揮の「アルト・ラプソディ」。彼は同曲を商業録音しておらずライヴも当録音が唯一とされるが、2022年現在まで商業的なものはもちろん CD-R 等のプライヴェート的なものも含め音盤リリースが一切見当たらない。またオーマンディ指揮の「フィガロ」も、アリアとなるとこれまでネット上の音源を含め一切なかったはず(多方面に活躍した彼だけに、序曲の商業録音はある)。 なお表題中のブラック・スワンというのは、もちろん「アフリカ系の優れたアーティストたち」という意味と捉えられるが、もともと Black Swan 自体に「非常に珍しいもの」といった語意もあるようだ。 | ||
フレデリック・ズロトキン、繰り返し部分に装飾を施して〜 J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲 全曲 〔第1番 ト長調 BWV.1007 /第2番 ニ短調 BWV.1008 /第6番 ニ長調 BWV.1012 / 第3番 ハ長調 BWV.1009 /第4番 変ホ長調 BWV.1010 /第5番 ハ短調 BWV.1011 〕 フレデリック・ズロトキン(Vc) | ||
録音:1997年以前|前出・初出:フレデリック・ズロトキン自主制作, ZLOTBACH 1/2 。 同じ音型が繰り返される部分に大胆に装飾を施した演奏として、一部のチェロ・マニアに知られていた自主制作音源。装飾については奏者自らブックレットに解説を記している。第6番では5弦チェロを使用。 フレデリック・ズロトキン(1946/47?-)は指揮者のフェリックス・スラットキン(1915-1963)を父に、レナード・スラットキン(1944-)を兄に持つアメリカ合衆国のチェロ奏者。姓をスラットキンのロシア系オリジナルであるズロトキンに改めている。グレゴール・ピアティゴルスキー、レナード・ローズ他に師事。1975年ジュネーヴ国際コンクールで1位無しの2位入賞。 | ||
プロコフィエフ・オン・ジ・エア
プロコフィエフ自作自演放送録音 プロコフィエフ(1891-1953): ピアノ・ソナタ第4番 Op.29 〜第2楽章 アンダンテ/ 束の間の幻影 Op.22 より 8曲〔 Nos.3, 5-7, 11, 10, 18, 9 〕/ プロコフィエフ、子供のための音楽 Op.65 について語る〔英語〕(#) 子供のための音楽 Op.65 より 3曲 〔第10番「行進曲」/第11番「夕べ」/第12番「月が牧場に昇る」〕/ 6つの小品 Op.52 〜練習曲 Op.52 No.3 /4つの小品 Op.4 〜悪魔的暗示 Op.4 No.4 アナトリー・ヴェデルニコフによるプロコフィエフのピアノ作品録音(+) 4つの小品 Op.3 〔おとぎ話/冗談/行進曲/幻影〕/ガヴォット Op.77bis / 4つの小品 Op.4 〔思い出/衝動/絶望/悪魔的暗示〕/ 10の小品 Op.12 〔行進曲/ガヴォット/リゴドン/マズルカ/カプリス/伝説/ 前奏曲/アルマンド/ユーモラスなスケルツォ/スケルツォ〕 セルゲイ・プロコフィエフ(P;無印/語り;#) アナトリー・ヴェデルニコフ(P;+) | ||
録音:1937年1月16日、コロンビア・コンサートホール、 WABC 、ニューヨーク、アメリカ合衆国(無印/#) /データ記載なし、おそらくソヴィエト〔現・ロシア〕(+)|既出CD-R: ST-LAURENT STUDIO (CANADA),
YSL78-145 (無印/#) [CD-R], YS78-2401/2 (無印/#) [2CDs/廃盤] |原盤: Melidiya, D.017091-92 (+) 。 プロコフィエフがロシア(ソヴィエト)に帰国した翌年のアメリカ合衆国ツアー中に出演したラジオ放送録音と、プロコフィエフのオーケストレーションの協力者でもあったゲンリフ・ネイガウス門下のロシアのピアニスト、アナトリー・ヴェデルニコフのLP録音を合わせたCD 。 | ||
アマール=ヒンデミット・カルテット、全録音集 1925-28 モーツァルト(1756-1791):弦楽四重奏曲集 〔第16番 変ホ長調 K.428 [録音:1927年/ Matrix: 138/43bi /初出: Polydor, 66568/70 ]/ 第16番 変ホ長調 K.428 〜第4楽章[録音:1926年/ Matrix: 414bg /初出: Polydor, 66418 ]/ 第23番 ヘ長調 K.59[録音:1926年/ Matrix: 409/13bg /初出: Polydor, 66416/8 ]〕/ ベートーヴェン(1770-1827): ヴィオラとチェロのための二重奏曲 変ホ長調「二つのオブリガート眼鏡付き」 WoO.32 (+) [録音:1925年/ Matrix: 1256av /初出: Polydor, 66193 ]/ 弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調「セリオーソ」 Op.95 [録音:1927年/ Matrix: 144/8bi /初出: Polydor, 66571/3 ] ドヴォルジャーク(1841-1904):弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調「アメリカ」 Op.96 〜第4楽章[録音:1926年/ Matrix: 428bg /初出: Polydor, 66421 ] ヴェルディ(1813-1901):弦楽四重奏曲 ホ短調 [録音:1926年/ Matrix: 423/7bg /初出: Polydor, 66419/21 ] レーガー(1873-1916):弦楽三重奏曲第1番 イ短調 Op.77b (*) [録音:1927年/ Matrix: 71/6bo /初出: Polydor, 66575/7 ] ヒンデミット(1895-1963): 弦楽三重奏曲第1番 Op.34 (1924) (*) [録音:1927年/ Matrix: 77/9bo /初出: Polydor, 66573/4 ]/ 弦楽四重奏曲第4番 Op.22 (1921)(2種) [録音:1926年、エレクトリック/ Matrix: 429/34bg /初出: Polydor, 66422/4 ] [録音:1925年、アコースティック/ Matrix: 905/10 az /初出: Polydor, 66198/200 ]/ セレナード Op.35 (1924) 〜第5楽章 ヴィオラとチェロのためのデュエット(+) [録音:1925年/ Matrix: 1257av /初出: Polydor, 66193 ] バルトーク(1881-1945):弦楽四重奏曲第2番 Sz.67 (1915-17) [録音:1926年/ Matrix: 415/22bg /初出: Polydor, 66425/8 ] クシェネク(1900-1991):弦楽四重奏曲第3番 Op.20 (1923) 〜第4楽章 ワルツのテンポで [録音:1925年/ Matrix: 912az /初出: Polydor, 66201 ] ストラヴィンスキー(1882-1971):弦楽四重奏のための協奏曲(1920) 録音:1925年/ Matrix: 911az /初出: Polydor, 66201 ] *付録 モーツァルト(1756-1791): 弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421 〜第3楽章(**) [録音:1928年10月24日/ Matrix: 2-21021 /初出: Parlophon, P-9351 ] 弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 K.575 〜第3楽章(**) [録音:1928年10月24日/ Matrix: 2-21022 /初出: Parlophon, P-9351 ] アマール=ヒンデミットSQ (無印/**) [リッコ・アマール(Vn1) ヴァルター・カスパール(Vn2) パウル・ヒンデミット(Va) ルドルフ・ヒンデミット(Vc;無印) マウリッツ・フランク(Vc;**)] アマール・トリオ(*) [リッコ・アマール(Vn) パウル・ヒンデミット(Va) ルドルフ・ヒンデミット(Vc)] ヒンデミット・デュオ(+) [パウル・ヒンデミット(Va) ルドルフ・ヒンデミット(Vc)] | ||
アマール・カルテットは1921年ドイツのドナウエッシンゲン音楽祭におけるヒンデミットの弦楽四重奏曲演奏会を機に結成された弦楽四重奏団。リーダーはハンガリーのヴァイオリニストでBPOのコンサートマスターを務めたリッコ・アマール(1891-1959)。同時代音楽を積極的に演奏するカルテットとして大いに人気を博した。1929年にパウル・ヒンデミットが脱退するまではアマール=ヒンデミット・カルテットとも称され、当アルバムはその時期の全録音にパウル・ヒンデミットを含むデュオやトリオの録音を加えた集成となっている。アマール・カルテットは1933年まで活動を続けた。チェロ奏者のルドルフ・ヒンデミット (1900-1974|在籍:1921, 1927-1933) はパウルの弟。 | ||
マルセル・モイーズ「直伝」〜「1953年」ライヴ録音&78回転盤希少音源集
「1952年」コンサート・ライヴ録音 J.S.バッハ(1685-1750): フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ ト長調 BWV.1038 (+/**) ヨハン・クリストフ・シュルツェ(1733-1813)/伝・ヘンデル: 2つのフルートのための二重奏曲(*) ヨゼフ・ハイドン(1732-1809):2つのフルートとチェロのための三重奏曲第1番 ハ長調 (2つのフルートとヴィオラで演奏) (*/++) ジャック・イベール(1890-1962)/作曲者編曲: 劇付随音楽「色事師 [Le Burlador] 」組曲 (フルート、ヴァイオリンとピアノの三重奏のための編曲版) (1946) (+/**) ドビュッシー(1862-1918):シリンクス(無伴奏フルートのための) マルセル・ジェナーロ: 2つのフルートとヴィオラのための歌 [La Chanson] (*/++) ルイ・モイーズ(1912-2007):2つのフルートとヴィオラのためのセレナード(*/++) アンリ・ラボー(1873-1949): フルート、ヴァイオリンとピアノのためのアンダンテとスケルツォ〜スケルツォ(+/**) [マルセル・モイーズ(Fl) ルイ・モイーズ(Fl;*/P;**) ブランシュ・オネゲル=モイーズ(Vn;+/Va;++)/ 録音:1952年2月22日、あるいは1953年2月22日、 ハーヴァード音楽協会ミュージック・ルーム、ボストン、 US 、ライヴ] 希少商業録音(78回転盤) ドメニコ・チマローザ(1749-1801):2つのフルートと管弦楽のための協奏曲(改訂版) [マルセル・モイーズ、ルイ・モイーズ(Fl) ウジェーヌ・ビゴ指揮ラムルーo./ 録音:1948年/原盤: HMV, SL-131/2, matrices: 2LA 5482/85, 各テイク1] ジャック・イベール:フルート協奏曲(1913) [マルセル・モイーズ(Fl) ウジェーヌ・ビゴ指揮管弦楽団/録音:1935年11月後半/ 原盤: HMV, DB 5062/3, matrices: 2LA738-1, 739-1, 740-1, 741-3 ] ジャック・イベール:無伴奏フルートのための小品[マルセル・モイーズ(Fl)/ 録音:1935年2月-3月/原盤: Columbia, 17066-D, matrix: CL 5246-1 ] ジャック・イベール:フルートとギターのための間奏曲 [マルセル・モイーズ(Fl) ジャン・ラフォン(G)/録音:1938年/ 原盤: Chant du Monde, 518, matrix: 11005-2 HPP ] | ||
20世紀フルート界最大の存在マルセル・モイーズ(1889-1984)のレア音源集。商業録音集は当盤以前には「未復刻だったもの」とレーベルからアナウンスされている。 #ライヴ音源は年の表記に矛盾があり、当時の代理店がレーベルに問い合わせたものの返答がなかった模様で、矛盾がある記載の状態でリリースされています。ご了承下さい。 | ||
バルトーク(1881-1945): 2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲 Sz.98, BB 104 イヴァ・ビトヴァー〔ビトヴァ〕、ドロテア・ケレロヴァー(Vn/Vo) | ||
録音:外装にデータ未記載〔初出盤によれば、1996年夏、ゼレナー・ホラ、チェコ/1996年春&秋、ヴィクトリン・スタジオ〕|初出レーベル、初出年: Rachot/Behemot (Rachot Behémót), R-0011 、1997年| (C) (P) 2020 。 チェコのロマ系ヴァイオリン奏者イヴァ・ビトヴァーによる、チェコ国内限定販売盤が復活。初出盤の記載によれば、バルトーク作品の曲間に3つの即興と、その最後に「エピローグ」というトラックが入っている。 | ||
ジョゼフ・ギンゴールドの芸術 ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (*) [ジョーデ・ハーデスティ指揮オハイオ州立大学o./録音:1963年2月17日、ライヴ] ブロッホ(1880-1959):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番(1920) (*) [ベリル・ルビンスタイン(P)/録音:1938年/原盤: RCA Victor, DM 498 (78r) ] フランセ(1912-1997):ヴァイオリンとピアノのためのソナティネ(1934) (*) [リザ・エルマン(P)/録音:データ不明(1939年?)/ 原盤: Friends of Recorded Music, 25 (78r) 〔発売:1939年6月〕] シューベルト(1797-1828): ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調「大二重奏曲」 D.574 (#) ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934 (#) [ウォルター・ロバート(P)/録音:1968年3月3日、ライヴ] シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(ソナティネ) イ短調 D.385 (#) [ジェルジ・シェベック〔シェベーク・ジェルジ〕(P)/録音:データ不明] ジョゼフ・ギンゴールド(Vn) | ||
(P) (C) 2019 。既出CD 〔含・当店推定〕: Enharmonic (USA), ENCD03-015 (*) / Performer's Domain (USA), PD-1065 (#) 〔共に当店未案内〕。 20世紀のアメリカ合衆国を代表するヴァイオリニストの一人にして名教師ジョゼフ・ギンゴールド(1909-1995)のライヴ録音と78回転盤からの復刻音源集。ジョゼフ・ギンゴールドは帝政ロシアに生まれ、1920年一家で合衆国に移民、1927年渡欧しイザイに師事。合衆国に戻り、NBCso. 員、デトロイトso. およびクリーヴランドo. コンサートマスターを歴任。1960年から亡くなるまでインディアナ大学ブルーミントン校で教職を務め、ハイメ・ラレード、ジョゼフ・シルヴァースタイン、ジョシュア・ベル、マーティン・ビーヴァー他を輩出した。 | ||
ボヘミア(弦楽)四重奏団〔チェコ四重奏団〕〜1928年録音集 スメタナ(1824-1884):弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが人生より」(1876) ドヴォルジャーク(1841-1904):弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op.96 「アメリカ」(1893) スク(1874-1935):弦楽四重奏曲第1番 変ロ長調 Op.11 (1896, finale rev.1915) ボヘミアSQ [カレル・ホフマン(Vn1) ヨセフ・スク(Vn2) イジー・ヘロルト(Va) ラディスラフ・ゼレンカ(Vc)] | ||
録音:1928年|復刻エンジニア:ウォード・マーストン、2017年| (P) (C) 2018 |原盤: Polydor |既出CD: Biddulph [UK], LAB-091/92〔発売:1994年/復刻は当盤と異なります〕。 約20年ぶりのCD再復刻。1891年に結成されたボヘミア四重奏団は、1918年にチェコ四重奏団と改名、1934年まで活躍した団体。第2ヴァイオリンのスクは、ヴァイオリニストとして有名な孫(1928-2011)ではなく、その祖父である作曲家(1874-1935)。その名をとってスク四重奏団と呼ばれることもあったらしい。また、録音はすべて改名後10年程経った時点で行われたが、団体名称は改名前の物が使用されている。 | ||
コープランド・ビフォー・ LP 1928-1949 〜アーロン・コープランド(1900-1990): 猫とねずみ(ピアノのためのユーモラスなスケルツォ)(1920) [録音:1928年 | 原盤: Ampico B Reproducing Piano Roll, #68153 ]/ ピアノ変奏曲(1930) [録音:1935年4月2日 | 原盤: Columbia, 68320/21-D in album X-48 (XCO17111-2, 17112-1 & 17113-1) ]/ ヴァイオリン、チェロとピアノのための「ヴィーツェプスク」(1929) (*) [録音:1935年4月5日 | 原盤: Columbia, 68741/42-D in album X-68 (XCO17117-2, 7118-1 & 17119-1) ] / ヴァイオリンとピアノのための2つの楽曲(1926) (+)〔夜想曲/ウクレレ・セレナード〕 [録音:1935年4月22日 | 原盤: Columbia, 68321-D & 68742-D (XCO17326-1 & 17325-1) ]/ ソプラノとピアノのためのヴォカリーズ(1928) (#) [録音:1935年 | 原盤: New Music Quarterly Recordings Vol.3, No.1 (R-574) ]/ 2台のピアノのためのキューバ舞曲(1942) (**)[録音:1947年 | 原盤: Concert Hall, AL (CHS 136/7) ] ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1943) (++) 録音:1947年 | 原盤: Concert Hall, album C-10 (CHS 356/60) ]/ ヴァイオリンとピアノのための2つの楽曲(1926) 〜夜想曲(++) 録音:1947年 | 原盤: Concert Hall, album C-10 (CHS 361) 4つのピアノ・ブルース(1948) 〔 Freely Poetic (for Leo Smit) / Soft and Languid (for Andor Foldes) / Muted and Drugged (for William Kapell) / With Bounce (for John Kirkpatrick) 〕 [録音:1949年5月23日、ロンドン、イギリス | 原盤: Decca, K 2372 (AR 13657-1 & 13658-1) ] アーロン・コープランド(P) アイヴァー・カーマン(Vn;*) デイヴィッド・フリード(Vc;*) ジャック・ゴードン(Vn;+) エセル・ルーニング(S;#) レオ・スミット(P;**) ルイス・カウフマン(Vn;++) | ||
録音場所:ニューヨーク、アメリカ合衆国(特記以外)| (P) (C) 2016 。 LP録音より前のコープランドの録音をすべて収めた初のCD 。初復刻となる音源もあるとのこと。 | ||
ジェイコブ・ラテイナーの芸術 シューベルト(1797-1828):4つの即興曲集D.899 (*) ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調Op.31 No.3 (*) ベルク(1885-1935):ピアノ・ソナタOp.1 (*) プロコフィエフ(1891-1953):トッカータ ハ長調 Op.11 (*) ショパン(1810-1849): 24の前奏曲集Op.28 から 〔Nos.21-24〕 (*) /4つのマズルカOp.33 (*) / ポロネーズ第6番 変イ長調Op.53「英雄」(*) /即興曲第4番Op.66 「幻想」(*) ベートーヴェン(1770-1827):2つのピアノ・ソナタ (#) 〔第1番 ヘ長調 Op.2 No.1 /第32番 ハ短調 Op.111 〕 ブラームス(1833-1897):パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 (#) メンデルスゾーン(1809-1847):スケルツォ ホ短調Op.16 No.2 (#) ジェイコブ・ラテイナー(P) | ||
録音:1964年3月1日、フリック・コレクション、ニューヨーク(モノラル)(*) /1977年1月11日、ジュリアード音楽学校〔音楽院〕、ニューヨーク(ステレオ)(#)、共にライヴ、ADD |初出音源| (C) 2011 。# (*)は全体的にマスター・テープが劣化しています。ベートーヴェンのソナタ第18番第1楽章と第4楽章には傷が目立ち、特に第1楽章は雑音が入りますので御了承下さい。
オリジナル・アルバム・タイトルの直訳は「ジェイコブ・ラテイナーの失われた芸術」。ジェイコブ・ラテイナー(1928-2010)はポーランド人を両親にキューバのハバナに生まれたピアニスト。10歳にしてエルネスト・レクオナ指揮ハバナpo.との共演でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾きデビュー、神童ぶりを発揮した。その2年後、一家はアメリカ合衆国に移住し、ジェイコブは弟イジドア(1930-2005;ヴァイオリニスト)とともにカーティス音楽学校に入学、イザベラ・ヴェンゲーロワに師事した。16歳でユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo.との共演でチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を弾き合衆国デビュー。1960年代にはヤッシャ・ハイフェッツ、ウィリアム・プリムローズ、グレゴール・ピアティゴルスキーの室内楽コンサート・シリーズに参加、その後1990年代までコンサート・ピアニストとして活躍、1966年から亡くなるまではジュリアード音楽院などでも教鞭を取っていたが、1967年を最後に商業用録音を行わなかったためか、2010年の逝去時には忘れられたピアニストとなっていた。 ラテイナーの録音でCD化された事があるのは、ほとんどが上記ハイフェッツ、プリムローズ、ピアティゴルスキーとの室内楽録音で、シューベルト、ブラームス、フランク、ドヴォルザークなど約5枚分が過去に発売された。また、チャイコフスキーのピアノ協奏曲を WESTMINSTER へ録音しており、MCA時代に "DOUBLE DECKER" シリーズで発売されたことがあるが、CDになったのは以上のみではないかと思われる。他にもLP期には RCA からエリオット・カーターのピアノ協奏曲(ラテイナーのために書かれた作品で、初演者でもある)、ベートーヴェンのソナタ第32番(当CDとは別録音)とバガテル集、WESTMINETSREへは「皇帝」やブラームス、さらにSP〜LP初期に米コロムビアへの録音(おそらくバッハとベートーヴェン)もあったようだが、全貌をつかむのは困難な状況となっている。このCDからも、同時代のピアニストと比較しても負けずとも劣らぬ音楽性とテクニックが容易に聞き取れ、これがジェイコブ・ラテイナー再評価のきっかけになる事を期待したい。 | ||
エルヴィン・シュルホフ、全録音復刻集 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942): ピアノ・ソナタ第2番/ジャズのスケッチ(ピアノのための)〔ブルース/チャールストン〕/ ピアノのための組曲第2番/ ジャズ練習曲〔ブルース/シャンソン/タンゴ/ ゼズ・コンフリーのシミー「鍵盤の上の子猫」によるトッカータ〕/ ピアノのためのパルティータから 〔タンゴ=ラグ(第3番)/ハワイ風ドックストロットのテンポ(第4番) タンゴ(第7番)/シミー=ジャズ(第8番)〕 モーツァルト(1756-1791):ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452 ルートヴィヒ・テュイレ(1861-1907):六重奏曲 変ロ長調 Op.6 〜ガヴォット エルヴィン・シュルホフ(P) タファネル木管アンサンブル(*) | ||
録音:1928年-1929年| (C) 2014 。復刻:マーク・オーバート=ソーン。 ナチスの強制収容所に散ったドイツ系ユダヤ人作曲家シュルホフが演奏家として残した全録音が、マーク・オーバート=ソーンのプロデュースと復刻エンジニアリングによって蘇る。 | ||
その他のアイテム | ||
キャサリン・フーヴァー(1937-):ピアノ作品集 7つの前奏曲/線描/ピアノ小品集/夢の踊り/薄氷 |
ミリアン・コンティ(P) | |
録音:2010年。世界初録音。 | ||
ベートーヴェン(1770-1827):6つの弦楽四重奏曲 Op.18(弦楽四重奏全集完結編) 〔第1番 ヘ長調 Op.18 No.1 /第2番 ト長調 Op.18 No.2 /第3番 ニ長調 Op.18 No.3 / 第4番 ハ短調 Op.18 No.4 /第5番 イ長調 Op.18 No.5 /第6番 変ロ長調 Op.18 No.6 〕 コロラドSQ | ||
録音:2008年1月、4月、8月、ソスノフ劇場、リチャード・B.フィッシャー・パフォーミング・アーツ・センター、アナンデール=オン=ハドソン、ニューヨーク州(合衆国)。 第7番−第10番:PACD-96034/5/ 第11番−第16番:PACD-96042/4。 | ||
キャサリン・フーヴァー(1937-): 弦楽四重奏曲第1番(*) /弦楽四重奏曲第2番(*) /ピアノ三重奏曲(+) コロラドSQ (*) ロジェリ三重奏団(+) | ||
録音:2007年10月5日-7日、ソスノフ劇場、リチャード・B.フィッシャー・パフォーミング・アーツ・センター、アナンデール=オン=ハドソン、ニューヨーク州(合衆国)(*)/1978年3月、ヘブライ・アーツ・スクール、ニューヨーク(+)。 | ||
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集 弦楽四重奏曲[第11番-第16番] |
コロラドSQ [ジュリー・ローゼンフェルド(Vn) デボラ・リディア・レディング(Vn) マーカ・グスタフソン(Va) ダイアナ・チャプリン(Vc)] | |
録音:2004年-2006年。 コロラド大学で結成された女性奏者四人によるコロラド四重奏団は、長くニューヨークを拠点に活動している。2008年で結成25周年を迎え(レディングが結成メンバー)、それを記念しての発売。 第1番−第6番:PACD-96048/9/ 第7番−第10番:PACD-96034/5。 | ||
トム・マクダーモット(1957-):ピアノ作品集 ピアノのための24の小品「オール・ザ・キー」(*) / ピアノとシンセサイザーのための14の組曲 「何人かの我が友人」(*/#) |
トム ・マクダーモット (P〔ヤマハ・ディスクラヴィーア〕;*/ シンセサイザー;#) | |
録音:1996年1月、ロヨラ大学(*) /プログラム&録音:1991年(#)、すべて ニュー・オーリンズ、ルイジアナ州、US 。レーベル本家サイトの欧文には「ニュー・オーリンズの STR レーベルから1995年に発売された物」とあり、旧・国内代理店の案内では『録音:2007年』となっていたが、共に誤りと思われる。 トム・マクダーモットはニューオーリンズ生まれのピアニスト、作曲家で、ニューオリンズ・ジャズの世界では非常に有名な人。「オール・ザ・キー」は、24の調性で書かれた小品集。音楽はラグタイム風。ここではヤマハ製ディスクラヴィーア(コンピュータ制御の自動演奏ピアノ。電子ピアノではなく、音を出しているのは実際にピアノである)を使用。「何人かの私の友人」は、14曲からなるピアノとシンセサイザーのための組曲。 | ||
ヘンデル:歌劇「タメルラーノ」
グウェンドリン・キルブルー(Ms;タメルラーノ) アレクザンダー・ヤング(T;バジャゼ) ソフィア・シュテファン(Ms:アンドロニカス) キャロル・クリスティーヌ・ボガール(S:アステリア) ジョアンナ・サイモン(Ms;イレーネ) マリウス・リンツラー(B;レオーネ) ジョン・モリーアティ指揮コペンハーゲンso. アルバート・フラー(Cemb) | ||
録音:1970年。原盤: Cambridge, Peerles (共にLP)。初CD化&同曲の世界初録音だったもの。 ヘンデルを得意とする批評家、バーナード・ジェイコブソンが、LP発売当時「今まで聴いたヘンデルのオペラの録音で最もすばらしい」と激賞した。 | ||
フランス歌曲の1世紀 シャブリエ:幸福の島/リード グノー:ヴェネツィア/おいで、芝生は緑/四月の歌 ビゼー:子守唄/愛の歌 フォーレ:5つのヴェネツィアの歌 Op.58スプリーン Op.51-3/ 月の光 Op.46-2/「優しい歌」 Op.61(9曲) ガブリエル・デュポン:マンドリン ユゼフ・シュルツ:月の光 ドビュッシー:やるせない夢ごこち/木立ちの影/木馬/グリーン/ スプリーン/ひそやかに/あやつり人形/月の光/マンドリン プーランク:誰のもの/墓/田園の歌/昨日/ブルターニュの歌/小さな召使い オネゲル:クロティルド/デルフィニウム/鐘 ミヨー:コクトーの3つの詩/曙 ルイ・デュレ:ペトロニウスの3つの詩 Op.15[雪玉/輪廻/ザクロの実] タイユフェール:6つのフランス歌曲 オーリック:リーズ・イルツによる5つの歌/春 キャロル・ボガード(S) ジョン・モリアーティ(P) | ||
録音:1975年-1980年。 キャロル・ボガード(1936-)はシンシナティ生まれのソプラノ。バロック音楽から古典派を中心に活躍した人だが、それゆえ米国のバロック音楽活動にあまり関心のない日本では知名度が上がらなかった。しかしボガードの透明感に優れた美声は非常に魅惑的だ。ここでは彼女の得意とするもう一つの領域、様々な作曲家のフランス歌曲をしっとりと歌い上げている。かなり珍しい作品も取り上げており、フランス歌曲ファン必聴。 | ||
ベートーヴェン:中期弦楽四重奏曲集 [第7番 ヘ長調 Op.59 No.1 「ラズモフスキー第1番」/ 第8番 ホ短調 Op.59 No.2 「ラズモフスキー第2番」/ 第9番 ハ長調 Op.59 No.3 「ラズモフスキー第3番」/ 第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」] |
コロラドSQ [ジュリー・ローゼンフェルド、 デボラ・レディング(Vn) マーカ・グスタフソン(Va) ダイアン・チャプリン(Vc)] | |
録音:2001年。 世界初、リピート指定のある個所をすべて履行したCDで、女性ばかりのアンサンブル、コロラドSQ結成20周年を祝うリリースだったもの。 第1番−第6番:PACD-96048/9/ 第11番−第16番:PACD-96042/4。 | ||
ココペリ〜キャサリン・フーヴァー・プレイズ プレイエル:フルート・ソナタ第2番(*) J.C.バッハ:フルート・ソナタ第4番(*) モーツァルト:フルート・ソナタ K.27(*) アーベル:フルート・ソナタ第2番(*) ビゼー/デルソー:カルメン間奏曲(+) ベルリオーズ: 「キリストの幼時」〜若きイシュメリテの三重奏(+) フーヴァー:ウィンター・スピリッツ(#)/ マスクス(#)/ココペリ(#) |
キャサリン・フーヴァー(Fl) ストダード・リンカーン(Fp;*) ドン・ベイリー(Fl;+) ヴィクトリア・ドレイク(Hp;+) スコット・ダン(P) | |
録音:1968年(*)/1998年-2000年。 ベテラン・フルーティストで作曲家のキャサリン・フーヴァーのファースト・レコーディングと新作・新録音を収録。彼女の管弦楽作品集は当レーベルで発売されている(PACD-96019)。アルバム・タイトルにもなっている「ココペリ」とは古代インディアンの岩絵にも描かれている笛吹きが得意な幸せや豊かさの神。 | ||
4手のためのピアノ曲集 ブラームス:愛の歌 Op.52a シューベルト: ハンガリー風ディヴェルティメント Op.54 D.818 ラヴェル:マ・メール・ロワ フォーレ&アンドレ・メサジェ(1863-1929): バイロイトの思い出 カリメリオ・ソアレス(1944-):バトゥッカータ(1998) ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)& ウィル・ドナルドソン(1891-1954): リアルト・リプルズ(1917) (ウラーデン・ヒューズ編曲;1998) |
イゴール・キプニス、 カレン・カシュナー(P) | |
グリュミオー〜ボストン・レコーディングス バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番〜シャコンヌ フィオッコ:組曲第1番 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ [ト長調 K.301/ホ短調 K.304] バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ バルトーク/セーケイ編曲:6つのルーマニア舞曲 ラヴェル:ハバネラ/ツヴィガーヌ |
アルテュール・グリュミオー(Vn) グレゴリー・タッカー、 ポール・ウラノフスキー(P) | |
録音:1951年、モノラル。原盤: BOSTON RECORDS 。ボストンso.にソリストとして招かれたグリュミオーが、オーケストラのメンバーによって運営されていたレーベルに残した録音。オリジナル・ジャケット・デザイン。オリジナル LP の音質が再現されているとのこと。 | ||
20世紀の弦楽四重奏曲集 ヒンデミット: 弦楽四重奏曲第1番ヘ短調 Op.10(1918)(*) ヴィラ=ロボス:弦楽四重奏曲第6番ホ長調 (ブラジル四重奏曲第2番)(1938)(+) クインシー・ポーター(1897-1966): 弦楽四重奏曲第7番(1943)(#) |
ステューヴサントSQ [Stuyvesant Quartet] [シルヴァン・シュルマン、 バーナード・ロビンズ(Vn) ラルフ・ハーシュ(Va) アラン・シュルマン(Vc)] | |
録音:1950年11月1日、ニューヨーク、マンズ・スクール(*)/1947年5月7日、ニューヨーク、マジェスティック・シアター(+)/1948年2月17日、ニューヨーク、タウン・ホール、放送音源(#)。 | ||
シューベルト: 弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810「死と乙女」 メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80 |
コロラドSQ | |
録音:1997年9月9日-11日。 | ||
ストラヴィンスキー&プロフィエフ、自作を指揮 ストラヴィンスキー: バレエ「妖精の口づけ」〜ディヴェルティメント(*) ダンバートン・オークス協奏曲(+) プロコフィエフ: バレエ「ロメオとジュリエット」組曲第2番(#) |
イーゴリ・ ストラヴィンスキー指揮(*/+) メキシコso.(*)、 ダンバートン・オークス フェスティヴァルo.(+) セルゲイ・プロコフィエフ指揮(#) モスクワpo(#) | |
録音:1941年(*/+)、1938年(#)。 | ||
アメリカ歌曲コレクション ジョン・アルデン・カーペンター(1876-1951): シーグフリード・サスーンの2つの詩(*) 〔 Slumber-song / Serenade 〕/ ギタンジャリ(ラビーンドラナート・タゴールの詩による歌の捧げもの)(*) 〔 When I bring to you colour'd toys / On the day when death will knock at thy door / The sleep that fits on baby's eyes / I am like a remnant of a cloud od autumn / On the seashore of endless worlds / Light, my light 〕 ジョン・デューク(1913-1984): サラ・ティーズデイルの詩による歌曲集(+) 〔 All beauty calls you to me / Listen, I love you / I am so weak a thing / All things in the world / O, my love 〕/ エミリー・ディッキンソンの6つの詩(+) 〔 Gool morning -midnight / Heart! We will forget him / Let down the bars, on death / An awful tempest mashed the air / Nobody knows this little rose / Bee! I'm expecting you! 〕/ E.E.カミングズの4つの詩(+) 〔In just-spring / I carry yout heart / hist...whist / The mountains are dancing (when faces called flowers float out of the ground) 〕 リチャード・カミング(1928-): As dew in April(14世紀イングランドの作者不詳の詩による)(#/##) / ウィリアム・ブレイクの2つの詩(#)〔 Song / London 〕/ Heart, we will forget him(エミリー・ディッキンソン詩)(#/***) / フィリップ・マイナーの3つの詩(#)〔 Summer song / Night song / Love song 〕 アーロン・コープランド(1900-1990): エミリー・ディッキンソンの12の詩(*) 〔 Nature, the gentlest mother / There came a wind like a bugle / Why do they shut me out of heaven? / The world feels dusty / Heart, we will gorget him / Dear March, come in / Sleep is supposed to be / When they come back / I felt a funeral in my brain / I've heard an organ talk sometimes / Going to heaven / The chariot (Because I would not step for death) 〕 ウィリアム・フラナガン(1923-1969): ハーマン・メルヴィルの「Time's Long Ago!」による歌曲集(**) 〔 Time's long ago! / Pisa's leaning tower / The night march / Monody / Under the ground / Lament 〕 ハワード・モスの3つの詩(**)〔 If you can / See how they love me / The upside-down man 〕/ Good-bye my fancy(ウォルト・ホイットマン詩)(**/+++) ネッド・ローレム(1923-):テニソンの4つの詩(*) 〔 Ask me know more / Now sleeps the crimson petal / Far-far away /The sleeping palace 〕 キャロル・ボガード(S) ジョン・モリアーティ(P;*) ジョン・デューク(P;+) リチャード・カミング(P;#) デイヴィッド・デル・トレディチ(P;**) ベス・オーソン(Ob;##) セオドア・モンク(Vc;***) R.サリヴァン(G;+++) | ||
バロック・カンタータ&アリア集 バッハ: カンタータ第51番 「もとびと歓呼して神を迎えよ」 BWV51 / カンタータ第202 番「今ぞ去れ、悲しみの影よ」 BWV202 A.スカルラッティ:カンタータ「テブロ川のほとりで」 ヘンデル:オペラ「アグリッピーナ」 〜思いよ、なんとわたしを苦しめる オペラ「アマディージ」〜地獄の底が持ち上がる |
キャロル・ボガード(S) アルマンド・ギタッラ(Tp) ジョン・モリアーティ指揮 コペンハーゲン室内o. | |
録音:1969年-1971年、コペンハーゲン。 | ||
ナイト・スカイズ〜 キャサリン・フーヴァー(1937-):管弦楽曲集 2つのスケッチ[冬の砂/転回](*)/ エレーニ(ギリシャ伝説)(+)/ 二重協奏曲(#)/ナイト・スカイズ(**) |
デニサ・ダニエロヴァ(Ms;+) ヨエル・エリク・スベン指揮(*/+/**) スロヴァキア放送so.(*/+/**) デイヴィッド・ペリー、 スザンヌ・ベイア(Vn;#) ヴァータン・マヌージャン指揮(#) ウィスコンシン・フィロムジカ(#) | |
シー・ウォークス・イン・ビューティー オットー・ルーニング(1990-1996)、 ロバート・ステアラー(1924-2001):歌曲集 |
ダニエル・ウェルナー(S)他 | |
アメリカの作品。 | ||
グレゴリオ聖歌〜初期録音集
ベアトゥス・レイセル指揮ローマ聖アルセマ・ベネディクト会カレッジ聖歌隊/他 | ||
録音:1928年-1936年。 | ||
エマーソンSQのユージン・ドラッカーによる バッハ「無伴奏」 J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ &パルティータ BWV1001-1006 |
ユージン・ドラッカー(Vn) | |
録音:1988年-1989年。原盤: NOVELLO。 エマーソンSQ のトップであるドラッカーによる録音だが、レコード会社が小規模で活動期間が短かったため、幻の名盤となっていた。 | ||
ヤーノシュ・シュタルケル〜チェロ演奏への道 ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ Op.25 No.3 ベルンハルト・ハイデン: 「リリーバレロ」による無伴奏チェロのための変奏曲 ガスパール・カサド:無伴奏チェロ・ソナタ アルフレード・プラッティ: 無伴奏チェロのための12のカプリスOp.25 より(*) [第11番/第9番/第7番/第8番] パガニーニ:24のカプリスOp.1〜第13番 変ロ長調(*) ジャン・ルイ・デュポール: チェロのための21の練習曲 より(*) [第7番 ト短調/第8番 ニ長調/第13番 ホ短調] フリードリヒ・ドツァウアー: チェロのための18の練習曲集 Op.120 より(*) [第2番 イ短調/第8番 ト長調] ダーフィト・ポッパー:チェロ演奏のための 40の高等過程(練習曲集)Op.73 より(*) [第6番 ヘ長調/第7番 イ長調/第13番 変ホ長調/第15番 ト長調/ 第22番 ト長調/第28番 イ長調/第34番 ヘ長調/第36番 ハ長調/ 第40番 ニ長調/第2番 ト長調] フリードリヒ・グリュツマッハー: チェロのための練習曲Op.38〜第21番 ニ長調(*) セバスティアン・レー: チェロのための練習曲集Op.70 より(*) [第4番 ト長調/第11番 ト長調/第20番 ト長調/第24番 ト短調] フリードリヒ・ドツァウアー: チェロのための113の練習曲〜第32番 ニ短調(*) カール・シュレーダー: チェロのための練習曲Op.31〜第12番 ト長調(*) |
ヤーノシュ・シュタルケル(Vc) | |
録音:1967年、モノラル(*)/不明、ステレオ(#)。原盤: VIRTUOSO, LP ( 後に STAR レーベルからも LP で発売されたとの事)(*) /シュタルケル提供、プライヴェート音源(*以外)。 (*)は元々、チェロ学習者用 LP として発売された物。全曲当盤が初CD化((*)を除き初出?)だった。 | ||
コロラドSQ〜 ブラームス:弦楽四重奏曲集 [第1番 ハ短調 Op.51 No.1 / 第2番 イ短調 OP.51 No.2 ] |
コロラドSQ [ジュリー・ローゼンフェルド、 デボラ・レディング(Vn) フランチェスカ・ マーティン=シロス(Va) ダイアン・チャップリン(Vc)] | |
録音:1991年。プロデュース、レコーディング、マスタリングはオランダの CHANNEL CLASSICS による。 |