INTEGRAL | ||
アルノー・デュモン〜 Les Grands Classiques de la Guitare ロドリーゴ:アランフェス アルベニス:アストゥリアス(デュオ&ソロ)/ グリーンスリーヴス変容 ヘンデル:サラバンド カルロ・ドメニコーニ:コユンババ タレガ:アルハンブラの思い出 バリオス:カテドラル/他 |
アルノー・デュモン(G) | |
本体記載のレーベルは INTEGRAL では無い可能性があります。 | ||
All You Need is〜トラヴェリング・カルテット、ビートルズ名曲集 レディ・マドンナ/イエスタディ/カム・トゥギャザー/ヘイ・ジュード/ オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ/ハロー・グッドバイ/ガール/マーサ・マイ・ディア/ レット・イット・ビー/ブラック・バード/ジュリア/イン・マイ・ライフ/ ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー/シーズ・リーヴィング・ホーム トラヴェリング・カルテット [アンヌ・グラヴォワン、リシャール・シュムクレ(Vn) マティルド・ストゥルナ(Vc) ヴァンサン・パスキエ(キーボード)] | ||
(P) 2010 Régie Orchestre. 『パリ管の若手メンバーが主体』(代理店表記)の弦楽アンサンブルによるビートルズの名曲編曲物。#本体記載のレーベルは INTEGRAL では無い可能性があります。 | ||
ネリー・ドゥカン:24 Aout | ネリー・ドゥカン(G) ケヴィアン・ケミラニ (zarb/udu/daf) ジャン=パスカル・キレ(G) | |
Corelli, Locatelli : La Follia コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ第12番 ニ短調「ラ・フォリア」の主題と変奏 Op.5 No.12 ロカテッリ:12の協奏曲第6番 変ホ長調「アリアドネの嘆き」Op.7 No.12 ダッラーバコ:4声の教会協奏曲第4番 イ短調 Op.2 No.4 コレッリ:合奏協奏曲第3番 ハ短調 Op.6 No.3 ヴィヴァルディ:協奏曲 ト長調「田舎風(アラ・ルスティカ)」RV.151 スカルラッティ:シンフォニア第3番 ロカテッリ:12の合奏協奏曲と12のフーガ第3番 ヘ長調 Op.1 No.3 ジル・コリアール(Vn独奏;*) トゥールーズ室内o. | ||
録音:2009年6月29日-7月1日、トゥールーズ。使用楽器:ストラディヴァリウス、1732年(*)。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のオケパートにバンドネオン、ティンパノンを加えた珍しい編成による演奏(INTEG-201103)が話題となったジル・コリアール率いるトゥールーズ室内o.。今回は18世紀イタリア・バロックに焦点を当て、コレッリやヴィヴァルディら当時を代表する作曲家たちによる珠玉のヴァイオリン協奏曲を収録している。いずれの作品も技巧的な旋律とふんだんに装飾が散りばめられた典雅な曲調が美しく、当時のイタリアで高い人気を誇ったというヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾたちの活躍が垣間見えるようだ。コレッリの「ラ・フォリア」では、ヴァイオリン・ソロだけでなく他パートにも技巧的な旋律が散りばめられており、ラストの盛り上がりは圧巻。ピリオド楽器からモダーン楽器まで弾きこなす鬼才ジル・コリアールは、今回も1732年製のストラディヴァリウスの輝かしい音色と共に、熱のこもった華やかなソロを魅せてくれる。トゥールーズ室内o.の演奏も溌溂としており、全体的にすっきりとしたテンポによる清々しいアンサンブルに聴き入る1枚となっている。 | ||
珍オケ編成の「ベト・コン」〜ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(第1楽章カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム)/ ロマンス第1番 ト長調 Op.40 /ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50 ジル・コリアール(Vn) トゥールーズ室内o. バルバロック四重奏団[ジル・レイモンド(ティンパノン) アラン・テリート(バンドネオン) パトリック・マティス(メカニックOrg) ディディエ・カペイユ(Cb)] | ||
録音:2011年4月25日-29日、ポンピニャン城礼拝堂。これはおもしろい。なんと、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のオケ・パートにバンドネオン、ティンパノンが加わった珍しい編成での演奏。鬼才ヴァイオリニスト、ジル・コリアール率いるトゥールーズ室内o.とティンパノン(2本の撥で真鍮弦を叩く打弦楽器でツィンバロンに近い楽器)、バンドネオン、メカニック・オルガンそしてコントラバスからなるバルバロック四重奏団との演奏による物。ヴァイオリンのコリアールはジャンルにとらわれず、また演奏する曲の時代に合わせピリオド楽器もモダーン楽器も弾きこなすマルチなヴァイオリニスト。バルバロック四重奏団とはたびたび共演しておりヴァヴァルディ「四季」では録音しそのユニークな編成と斬新なアンサンブルで話題をよんだ。ベートーヴェンの音楽に民俗楽器入ってくると、いっけん違和感がありそうにも思えるが、驚くほど自然に調和しオルガンやバンドネオンの音がバロック時代の響きを作り出し、さらにティンパノンがよいスパイスを与えてくれる。コリアールの独奏もこれらの楽器に合わせた奏法で演奏しており見事なまでにアンサンブルをコントロールしている。 | ||
INTEG-221101 廃盤 |
サン=ジョルジュ&モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.1 | |
Vol.1:INTEG-221101、Vol.2:INTEG-221125、Vol.3:INTEG-221148、Vol.3:INTEG-221158。 | ||
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ロパルツ(1864-1955):チェロ・ソナタ第1番 ジョルジュ・ミゴ(1891-1976): チェロとピアノのための3つの作品 |
ジャン=マリー・ トロトゥロー(Vc) ジェフリー・グライス(P) | |
ミゴ: Fl, Vn, Cl, Hp のための四重奏曲/ Ob, Cl, Fg のための三重奏曲/ Fl, Vc, Hp のためのコンセール/ Ob, Cl のためのデユオ・ソナタ |
アンサンブル・ピラミッド | |
ラヴェル:2台のピアノのための作品集 スペイン狂詩曲/序奏とアレグロ/口絵(5手版)(*) 「ダフニスとクロエ」〜第2組曲(ルシアン・ガルバン編曲) 鐘が鳴る中で(「耳で聞く風景」から) ラ・ヴァルス/ボレロ |
デュオ・ベンザクン [ダニエル・ベンザクン(P) ロランス・カルセンティ(P)] アンナ・ベンザクン(P;*) | |
特記以外はラヴェル自身による編曲。管弦楽にも匹敵するような色彩を放つ演奏。 | ||
オベール・ルムラン(1867-1949): ギター伴奏の歌曲集 |
ジャン=フランソワ・ ギャルデイユ(Br) アラン・プレヴォスト(G) | |
リスト: 聖セシリア讃歌(原曲:グノー)/ シバの女王たち〜子守歌(原曲:グノー)/ ロミオとジュリエット〜別れ(原曲:グノー)/ 愛の夢(全3曲)/オーベルマンの谷/ バラード第2番 ロ短調/6つのコンソレーション |
ジェフリー・グライス(P) | |
ニュージーランド出身のグライス久々の新録音。グノー作品の編曲が珍しい。 | ||
ピアソラ: リベルタンゴ/スル/アディオス・ノニーノ/ タンゴ組曲/オブリビオン/グラン・タンゴ エドゥアルド・ロヴィーナ: エヴァリスト・カリエーゴに ヒナステラ:パンパネア第2番 ドゥブセー:アストル |
ベルトラン・ブラヤール(Vc) ピエール・ドゥブセー(P) | |
「グラン・タンゴ」以外は他作品からの編曲。ピアソラの師ヒナステラや、彼をタンゴの道に導いたロヴィーナの作品が入っているのが凝っている。 | ||
クープラン:クラヴサン奏法の実例 マルシャン:クラヴサン作品全集 |
アリーヌ・ ダンブリクー(Cemb) | |
ルセ門下の女流、タンブリクーのアルバム。優雅。 | ||
ミシェル・メルレ(1939-):24の前奏曲集(1981) | エリック・ハイドシェック(P) | |
INTEGRALからハイドシェックの録音が登場。ミシェル・メルレは1966年のローマ大賞を受賞したフランスの作曲家で、1988年からパリのエコール・ノルマル音楽院の教授でもある。この24の前奏曲は近代フランス・ピアノ音楽の鮮やかな和音を受け継ぎながら、ディティーユほどは熾烈でなく美しい。ハイドシェックに献呈されている。 | ||
サン=ジョルジュ&モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.2 ジョセフ・ブローニュ・ サン=ジョルジュ(1739頃-1799):弦楽四重奏曲 [変ロ長調G.067/ト短調G.068/ハ長調G.002/ニ長調G.007] モーツァルト:弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 K159 |
アンタレ SQ [ルッジェーロ・カプラニーコ、 ダニア・ドラーガ(Vn) エレーヌ・プラトーヌ(Va) セシル・ニコラ(Vc)] | |
フランス革命期の作曲家、サン=ジョルジュ。本名はジョゼフ・ブローニュだが、一般にシュヴァリエ・ドゥ・サン=ジョルジュで通っている。生年は1739年とも1745年とも。カリブ海の小島グアドループの生まれ。父がフランス人入植者、母がアフリカ系の奴隷のハーフ。少年期にパリに渡り、ここでルクレールにヴァイオリンを、ゴセックに作曲を学んで一気に頭角を表し、パリの優秀なオーケストラのコンサートマスターや指揮者を務めた。ちなみにあるオーケストラのウィーン楽旅の際に彼がハイドンに新作依頼したのが有名なパリ交響曲集。一方で強靭な肉体の武勇伝も数々ある。若い頃はダンスやフェンシングの名手としても知られ、真冬のセーヌ川を片手で渡ったという逸話もあり、革命期には1000人の黒人部隊を率いたという。作風は、革命期のパリのギャラントな様式を反映したもので、その作風から「モーツァルト・ノワール」などど呼ばれることもあるが、それをさておいてもサン=ジョルジュ独自の才能はかなり高く評価されてしかるべき。 Vol.1:INTEG-221101、Vol.3:INTEG-221148、Vol.3:INTEG-221158。 | ||
コレッリ:リコーダー・ソナタOp.5 から [第1番−第6番] |
ムジカ・アンティクワ・プロヴァンス [クリスティアン・ マンドーズ(リコーダー) フィリップ・フロン(Vc) ブリジット・トラミエ(Cemb) ジャン=ミシェル・ ロベール(テオルボ&G;*)] | |
コレッリ:リコーダー・ソナタOp.5 から(*) [第7番−第12番「ラ・フォリア」] | ||
録音:1997年2月。 コレッリの傑作、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集Op.5をリコーダーで演奏したもの。名曲ラ・フォリアにもリコーダーで果敢に挑む。 | ||
ヴァイオリンと室内管弦楽のための作品集 ショーソン:詩曲Op.25 フォーレ:子守歌Op.16 エルガー:気まぐれな女 マスネ:タイスの瞑想曲 クライスラー: レチタティーヴォとスケルツォ=カプリス ラヴェル:ハバネラ形式の小品 チャイコフスキー:カンツォネッタOp.35 ドリゴ:ヴァルス・ブリュエット(火花のワルツ) ヴィターリ:シャコンヌ |
マキシム・トランス(Vn) アルマン・ジョルダン指揮 アンサンブル・アペルト | |
録音:ノートルダム・デュ・リバン教会、パリ。マキシム・トランスはパリ音楽院でピエール・ドゥカンに学んだヴァイオリニスト。オーケストラはパリ・オペラ座管弦楽団のメンバーからなるようだ。 #当初、1曲目に『ハイドン:十字架上のキリスト最後の7つの言葉(ピアノ独奏版)』を掲載していましたが、これは国内代理店の誤記載によるもので、実際には含まれておりません。御了承下さい。 | ||
ミレッカー:「乞食学生」〜抜粋(フランス語) | アンヌ=マリー・サニエ ユゲット・ブーランジェオ リナ・ダシャリ アドルフ・シベール指揮 フランス放送リリークo.&cho. | |
録音:1972年3月。 ミレッカーの代表作であり、また19世紀末のウィンナ・オペレッタの名作として親しまれてきた「乞食学生」、その珍しいフランス語による録音。ドイツ語のオペレッタをフランス語で聞くなんて、といぶかしがるなかれ、ここで指揮しているアドルフ・シベール(1899-1991)はフランス人ながら10歳から長きにわたってウィーンで暮らし、フーベルマンにヴァイオリンを学び、クラウスやフルトヴェングラーのもとで修行したという経歴の人物。1920年代から30年代にかけてオーストリア放送で多数のオペレッタを指揮したまさにスペシャリスト。戦後急速にウィーンが国際化していく中でも戦前の味を堅持していて、レハールの「メリー・ウィドウ」の録音にはかの録音史譚、山崎浩太郎氏も絶賛されていた。一方、歌手はフランス・オペレッタで活躍している筋金入りたち。ということで、ドイツ語とはまた違った魅力を楽しめる一枚。 | ||
17世紀スペインの舞踊音楽 ガスパール・サンス、ホアン・イダルゴ、 ホアン・セロキラ・デ・リマ、 セバスティアン・デュロン、 ヨゼフ・ガス、他の作品 |
クリスティアン・マンドーズ指揮 アンサンブル・ムジカ・ アンティカ・プロヴァンス ジャテリーヌ・バド(S) | |
スペイン・バロック音楽のCDで、17世紀のスペインの愛らしい室内楽、歌曲が22曲収録されている。半数を占める作曲家ガスパール・サンスはギター好きには知られた人で、スペイン国王フェリペ4世にギターを教えたことでも知られている。ホアン・イダルゴは1660年にスペイン初のオペラを作曲した人物として知られている。 アンサンブル・ムジカ・アンティカ・プロヴァンスはフランスの古楽団体で、ルネサンスからバロックまで幅広くこなす。リズム感の良い踊り系も、しっとりとしたサラバンドやパッサカリアのどちらも良い。 | ||
ヨハン・シュトラウス II: 喜歌劇「ジプシー男爵」〜抜粋(フランス語版) |
リナ・ダシャリ(サッフィ) ジャニーヌ・カプドル(チプラ) クロディーヌ・コラール (アルゼーナ) ミシェル・カロン(バリンカイ) 他 アドルフ・シベール指揮 フランス放送リリークo.&cho. | |
録音:1968年。 ミレッカーの「乞食学生」抜粋(INTEG-221134)に続く、アドルフ・シベール(1899-1991)指揮によるフランス語のウィンナ・オペレッタ。「ジプシー男爵」は、良くも悪くも御天気者ばかりの「こうもり」と違い、哀愁に満ちた心を打つ物語に音楽。ウィーン育ちのシベールが戦後も守りとおした正統シュトラウスがホイップクリームのように盛りつけられている。歌手は日本で知られている人たちではないが、皆パリのオペレッタやオペラコミークで活躍していた筋金入り。 | ||
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」(*) ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10 No.1 |
エリック・ハイドシェック(P) ジャン=ジャック・ウェルナー 指揮レオン・バージンo.(*) | |
録音:2004年2月、ライヴ。 超個性派ピアニスト、エリック・ハイドシェエックの新録音。ベートーヴェンを得意とし、協奏曲もコンサートでは頻繁に取り上げる彼だが録音は少なく、「皇帝」も今回が始めての録音ではないだろうか。しかもライヴだけに聴衆を前に興を燃やすハイドシェックの全貌が音盤に焼き付いている。 一方ソナタの方は録音の機会がある程度あった曲も多いものの、この第5番はEMIの全集で1969年に録音していたきりではないかと思われる。35年後の再録音の充実振りを確かめたい。 | ||
ラフマニノフ:2台4手のためのピアノ作品集 組曲第2番 Op.17/同第1番「幻想的絵画」Op.5/ 6つの小品 Op.11 |
ロランス& ダニエル・ベンザコウン(P) | |
ピアノ学習者たちがデュオを組む時、必ずといってよいほど取り組む組曲第2番。最終楽章のタランテッラは難曲として知られているが、ここでは息のあった二人による迫力満点の見事な演奏を楽しむことができる。 | ||
ジョルジュ・ミゴ(1891-1976):黄道十二宮 [宝瓶宮(みずがめ座)/双魚宮(うお座)/ 白羊宮(おひつじ座)/金牛宮(おうし座)/ 双児宮(ふたご座)/巨蟹宮(かに座)/獅子宮(しし座)/ 処女宮(おとめ座)/天秤宮(てんびん座)/ 天蠍宮(さそり座)/人馬宮(いて座)/磨羯宮(やぎ座) |
ジャクリーヌ・エイマール(P) | |
占星術の起源は古く、すでに古代バビロニアで宮廷付きの占星術師が存在していた。収録曲は、アカデミックな教育を受けた作曲家の手になる、占星術で用いられる黄道十二宮の各星座にインスピレーションを受けた珍しい作品。 ミゴはパリ音楽院でヴィドールやダンディに学んだが、楽壇とは一線を画しわが道を歩んだ孤高の作曲家で、絵画や彫刻にも才能を発揮した。当時フランス六人組(プーランク、ミヨー、オネゲル他)が脚光を浴びていたのに対抗して「一人組」を称していたということで、なかなかの変わり者であったようだ。12星座の音楽はそれぞれの星座の本質を描いた印象的なもので、ドラマティックな曲想のものがあれば、緊密なフーガもあり、多彩な音楽世界を楽しめる。 | ||
ベートーヴェン/リスト編曲: 交響曲第6番「田園」/遥かなる恋人に寄す Op.98 |
ジャン=ベルナール・ ヒュプマン(P) | |
サン=ジョルジュ&モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.3 モーツァルト:弦楽四重奏曲第7番 変ホ長調 K.160 ジョセフ・ブローニュ・ サン=ジョルジュ(1739頃-1799):弦楽四重奏曲集 [ト長調 G.071/変ロ長調 G.072/ ヘ長調 G.070/ハ長調 G.069] |
アンタレ SQ [ルッジェーロ・カプラニーコ、 ダニア・ドラーガ(Vn) エレーヌ・プラトーヌ(Va) セシル・ニコラ(Vc)] | |
録音:2004年10月。 サン・ジョルジュは、カリブ海に浮かぶグァドループ島の農場主ブーローニュ伯爵と農場で働く娘との間に生まれた。通例ならこの島の農場で一生を過ごすはずのところを、父親は彼をことのほかかわいがり、フランスに連れて行き高等教育を受けさせたところ、この天分に恵まれた浅黒い肌の青年はみるみる本領を発揮し、剣を取ればフランス一の剣士、ヴァイオリンを手に取ればサロンの寵児という具合に文武両道で才能を如何なく発揮しはじめた。やがてあのマリー・アントワネットの目に留まり楽界の要職を任命されるが、当時の人種的偏見の摩擦から辞任。その後勃発したフランス革命の際には自ら軍を組織して参加するも、事はならず追放され、失意のままパリで没した。そんな数奇な運命を辿ったサン・ジョルジュの音楽からは、黒いモーツァルトと称されるように、フレーズの端々から才気がきらめいている。モーツァルトの作品が併録されているので聴き比べも可能。 Vol.1:INTEG-221101、Vol.2:INTEG-221125、Vol.3:INTEG-221158。 | ||
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調 「選ばれし乙女」前奏曲〜 Vn &Pf 版 巷に雨が降るごとく〜 Vn &Pf 版 組曲「春」より〜ピアノ三重奏版 リリー・ブーランジェ:春の朝に〜ピアノ三重奏版 悲しみの夕べに〜ピアノ三重奏版/夜想曲〜 Vn &Pf 行列〜 Vn &Pf/古い庭で〜 Pf/明るい庭で〜 Pf |
ジュルジュ・サンド三重奏団 [ヴィルジニー・ビュスカイユ(Vn) ナディーヌ・ピエール(Vc) アンヌ=リーズ・ガスタルディ(P)] | |
フランス放送so.のメンバーを中心に結成されたジュルジュ・サンド三重奏団による、パリ音楽院ローマ大賞受賞組作曲家シリーズの第1弾。 近年注目の夭折の天才リリー・ブーランジェは声楽作品の素晴らしさもさることながら、室内楽も驚きの水準。不思議な透明感のうちの、うら若き美少女の手によるとは信じ難い情念と慟哭が込められている。これらの曲を知らないのは人生の損失。 | ||
INTEG-221158 廃盤 |
サン=ジョルジュ&モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.4 | アンタレ SQ |
Vol.1:INTEG-221101、Vol.2:INTEG-221125、Vol.3:INTEG-221148。 | ||
ルイーズ・ファランク(1804-1875): ヴァイオリンとピアノのための作品全集 ヴァイオリン・ソナタ [第1番 ハ短調/第2番 イ長調]/ スイスの主題による協奏的変奏曲 |
ガエターヌ・プルヴォスト(Vn) ローラン・カバッソ(P) | |
録音:2007年。 19世紀のフランス女流作曲家ルイーズ・ファランクの作品は、彼女の存命中こそ広く流布し、夫アリスティドの楽譜出版社によって出版されていたが、彼女の死後は演奏される機会がほとんど無かった。このアルバムには、世界初録音のソナタ第1番を含むヴァイオリンとピアノの作品を収録。日本語訳付。 | ||
ヴィヴァルディ:協奏曲集 チェロ協奏曲[RV406/RV412]/ フルート協奏曲[RV428「ごしきひわ」/RV439「夜」/ RV433「海の嵐」]/ ヴァイオリン協奏曲[RV230/RV265]/ 弦楽のための協奏曲[RV128/RV169] |
クリスティアン・ マンドース(Fl)指揮 ムジカ・アンティカ・プロヴァンス | |
「コントロールの行き届いたビブラート、完璧なイントネーション、乱れのない呼吸、そしてデリケートな感受性」(仏“le Monde la musique ")。 | ||
ムソルグスキー:展覧会の絵 ショパン:幻想曲 ヘ短調Op.49/子守唄 Op.57/ 4つのマズルカ Op.33/英雄ポロネーズ Op.53 |
マリラン・フラスコーヌ(P) | |
日本語解説付。 「ディアパゾン」の評より:これらの名曲にはラスコーヌの色彩豊かなピアニズムによって独自の魅力が与えられている。繊細な彼女のピアニズムは多くのピアニストが力まかせで押し付けがましくなりやすいところでも、実に美しく音楽を表現している。 | ||
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番/ アンダンテ(1885) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調/ アンダンティーノ・クイエトーソ Op.6 サン=サーンス: 序奏とロンド・カプリツィオーソ/ ワルツ形式の練習曲(イザイ編曲) |
スヴェトリン・ルセフ(Vn) エレーヌ・ロザノヴァ(P) | |
16〜18世紀スペインのどんちゃん騒ぎ〜 ヴァリアシオンと田舎躍り ディエゴ・オルティス(1510-1570)、 プラツィオ・ベッキ(1550-1605)、 ビアージョ・マリーニ(1587-1663)、 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739) らの舞曲、カンツォネッタ、シャコンヌ |
クリスティアン・ マンドーズ(Fl)指揮 ムジカ・アンティクワ・ プロヴァンス | |
シマノフスキ: 練習曲 Op.4 No.3/変奏曲 Op.3/ 9つの前奏曲 Op.1/マズルカOp.50No.1/ 前奏曲とフーガ/幻想曲 Op.14 |
フレデリック・ ヴァイス=クニッテ(P) | |
ヴァイス=クニッテはパリ音楽院で学んだ期待の若手で、ポーランドの血を引くフランスのピアニスト。アレクサンドル・タローとサン・テティエンヌで音楽祭を運営するなど活躍中。このアルバムは彼の父祖の地ポーランドの大作曲家シマノフスキの作品集。意外に録音のない「前奏曲とフーガ」や「幻想曲」が魅力。颯爽とした解釈が非常に魅力的。 #代理店記載のピアニスト名字は『ヴァイセ=クニッテル』となっていましたが、当店でフランス語読みに変更しました。 | ||
エリック・ハイドシェック: ラ・マルセイエーズの主題による 23のパラフレーズ(*/#) / ミシェル・ベナールの詩「砂丘」〜プレリュード(#) / フランソワ・ヴィヨンの詩 「過ぎし日の令夫人たちのバラード」〜ロンド(#) |
エリック・ハイドシェック、 タニア・ハイドシェック(P) | |
録音:1988年12月、ストラスブール(フランス)(*) /2010年3月、スコラ・カントゥルム音楽院、パリ(#)。原盤:ARB, FRANCE 〔国内盤:テイチク TECC-28042〕(以上ともに廃盤/当店未案内)(*)。2010年録音分は新発売。 世界的ピアニスト、エリック・ハイドシェック彼自身が作曲し、好評を博したラ・マルセイエーズ・パラフレーズがついに再発売される。ブラジルで行ったコンサートで、アンコールにフランス国歌を演奏したことがきっかけとなって生まれた作品。バッハ、モーツァルト、リストなど、時代も国籍も多種多様な音楽家風にラ・マルセイエーズの変奏が展開されていく。今回は1988年に行った既存の録音に、1992年に追加作曲されたヒンデミット風変奏曲を加え(こちらは2010年録音)、23曲にも及ぶヴァリエーションを堪能出来る。本CDには2008年に作曲された新曲2曲も収録。共演者には妻のタニア氏を迎え、ハイドシェック夫婦の息の合った演奏が収録されている。 今回収録された新曲2曲は、2011年11月来日公演においても演奏される予定。 | ||
Vassilena Serafimova, percussions モーツァルト/ラット編曲:きらきら星変奏曲 K.265(プリペアド・ピアノ打楽器のための) フォーネイロン:逃走 / マントヴァーニ:モワ・ジュ ドゥーテジェ:サックスとパーカッションのためのデュオ / フォーネイロン:理由 アルシーナ:テーメン / フォーネイロン:出発 / アルシーナ:影 フォーネイロン:帰宅 / ジャクノ/ラット編曲:レクタングル ヴァシレナ・セラフィモヴァ(Perc) | ||
国内代理点は演奏者のファーストネームを『ヴァシレヴァ』としているが、誤り。 マリンバの名手として知られるパーカッション界期待の若手実力派セラフィモヴァによるファーストCD。本CDではマリンバ、ヴィブラフォン、太鼓、シンバルなど数多のパーカッションを華麗に使いこなしている。注目はモーツァルトの「きらきら星変奏曲」。誰もが知る名曲だけにインパクトも絶大。オルゴールのような金属音から打楽器のような雑音混じりの音色まで愉快な響きを持つプリペアド・ピアノとマリンバとのアンサンブルは必聴の面白さ。1980年代フランス・ポップ界を風靡したジャクノの代表作「レクタングル」では、ジャクノ独特の抑揚感ある作風がパーカッションによって生き生きと表現されている。これら愉快な曲調だけでなく、アルシーナやマントヴァーニなど現代音楽界に注目される作品も数多く収録。セラフィモヴァの力強くも繊細な超絶技巧の連続に圧倒される。 ヴァシレナ・セラフィモヴァは1985年ブルガリア生まれのパーカッション奏者。最年少のソリストとして数々のコンサートで華々しいデビューを飾った後、2008年にはシュトゥットガルト世界マリンバ・コンクールで最優秀賞を受賞。J.S.バッハから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、常にパーカッションの表現の限界に挑戦し続ける意欲的な活動を行っている。現在はフランスを中心にヨーロッパ各地で活躍。 | ||
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988 | 植山けい(Cemb) | |
録音:2011年10月26日-28日。使用チェンバロ:J.リュッケルス製作(1632/1745年)〔スイス・ノイシャテル博物館所蔵〕。フランスを中心に世界的に活躍の幅を広げている新進気鋭のチェンバリスト植山けいが、INTEGRALレーベルより待望のファーストアルバムをリリース。一音一音をしっかりと響かせる丁寧かつ優美な演奏で、薫り高いチェンバロの音色を存分に聴かせてくれる。使用楽器は『バロック時代の作曲家をより深く理解するために4か国で探究し続け、やっと出会ったのがこの宝石の様な1634年J.リュッケルス。ゴルトベルク変奏曲と伝説的なリュッケルスが融合したら一体どのような世界が生まれるのだろう?』植山けい自身そう語るこだわりの名器。響きは繊細かつ煌びやか。シンプルながらも底知れぬ奥深さを持つゴルトベルク変奏曲の音楽世界を、名器の響きでたっぷりと堪能できるおすすめの1枚。植山けいはロンドン生まれ東京育ちのチェンバロ奏者。ピーター・サイクス、クリストフ・ルセら名手達にチェンバロを師事した後、2001年にボストンと東京でJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲を演奏し、チェンバロ奏者としてデビュー。2010年には名門レ・シエクル、プロメテウス21のJ.S.バッハチェンバロ協奏曲及びブランデンブルク協奏曲全曲演奏ツアーのソリストとして出演し、フランスを中心に大きな注目を集めた。現在はパリ・東京を活動拠点としながらソリスト、通奏低音奏者として世界各国で意欲的な活動を行っている。2012年4月にはフランス古楽界を代表するチェリスト、ラファエル・ピドゥー、パスカル・ジョパールらと共に来日公演も予定されており、今後さらなる注目必至のチェンバリスト。 | ||
MÉLODIES プロコフィエフ/ボリゾフスキー編曲:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」(全8曲) 〔前奏曲/街の目覚め/少女ジュリエット/メヌエット、客人たちの登場/ 騎士たちの踊り/謝肉祭/マーキュシオの死/ジュリエットの死〕 チャイコフスキー/ボリゾフスキー編曲: ミニョンの歌 Op.25 No.3 /舞踏会のざわめきの中で/ドン・フアンのセレナード Op.38 No.1 / 狂おしい夜 Op.60 No.6 /嵐の中の子守歌 Op.54 No.10 /子守歌 ドビュッシー/ボリゾフスキー編曲:ロマンス/星月夜/ピエロ/出現/麦の花/美しき夕べ ピエール・レネール(Va) ジェフ・コーエン(P) | ||
録音:2011年6月、オペラ・バスティーユ、パリ。ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタのヴィオラ編曲版(INTEG-221243)で注目を集めたレネールが、再びヴィオラの編曲作品をリリース。ヴィオラのために生涯をかけて250以上もの作品を編曲したロシアのヴィオラ奏者、ボリゾフスキーの編曲によるもの。プロコフィエフの「ロメジュリ」は、ピッチカートやフラジオレットといった様々な演奏技法が鏤められ、多彩な管弦楽の響きがヴィオラ1本の中に見事に詰め込まれている。さらに、チャイコフスキーとドビュッシーの歌曲の編曲作を収録。メゾ歌手が深々と歌い上げているような、ヴィオラならではの艶やかな音色に聴き入る1枚。 | ||
クロード・ブシャール:メタモルフォーズ〜 自由なオルガン即興演奏の天地を揺るがす壮大な調べ |
クロード・ブシャール(Org) | |
使用楽器:リヨン・ポタン大聖堂[Saint Pothin] のオルガン。 | ||
ストックホルム王立木管五重奏団 ティエリー・エスケシュ(1965-): 3つのつかの間の幻影(1994) ラーション(1908-1986):4つのテンポ(1968) タファネル(1844-1908):木管のための五重奏曲 ヒルボリ(1954-): 木管五重奏のための6つの小品(2007/2008) イベール:3つの小品(1930) |
ストックホルム王立木管五重奏団 [ペーテル・フリードホルム(Fl) フレドリク・セーンゲン(Ob) スタッファン・モッテンソン(Cl) ハンス・ラーション(Hr) フレドリク・エクダール(Fg)] | |
“Le Monde de le Musique "より:ストックホルムの王立歌劇場のソリストによって結成されたアンサンブルによる主に北欧の近現代曲。素晴らしいテクニックでこれらの曲をいかにも容易に、そして自然に自分たちのものにしていて聴くものをひきつける。 | ||
ルシアン・ゲリネル(1930-): ピアノ三重奏曲〔第1番/第2番〕(*)/ 2つのチェロのための組曲(#) |
トリオ・デゾルネ(*) [オリヴィエ・ショウズ(P) ジャン=フランソワ・ コルヴェシエ(Vn) ローラン・ラガルド(Vc;#)] フランソワ・ロバン(Vc;#) | |
シューベルト:ピアノ・ソナタ集 [変ロ長調 D960 (1828)(*)/ト長調 D894 (1826)(#)] |
ロール・コラダン(P) | |
使用楽器:フィリップ・モリトール製(*)/ヨーゼフ・アンクスト、1825年製(#)。 オーストリア・ピリオド楽器界の重鎮、ヨハネス・カルダ修復による楽器2種でシューベルト晩年のピアノ・ソナタを弾いたもの。モリトールはナポリで製作されたものでアントン・ヴァルターと同じ響版支柱。アンクストはビーダーマイアー自体(代理店記載ママ/カデンツァ注:「ビーダーマイ『ヤ』ー時代」(又は〜様式)の誤記か)に典型的なウィーンの大型モデル。 なお、代理店記載の演奏者「コルダン」は、元綴りが Colladant なので誤り。 | ||
師と弟子 [Le Maître et l'Elève] J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲第5番 オッフェンバック(1819-1880): 2つのチェロのための組曲 ト短調(*) ポッパー(1843-1913)/ ユーリー・シシュキン編曲:超絶技巧の小品(#) |
ラファエル・ピドゥ(Vc) ブリュノ・フィリップ(Vc;*) エロディ・スラール (アコーディオン;#) | |
(#)はおそらく当編成版による世界初録音。『独奏チェロ、チェロ2台、チェロとアコーディオンという珍しい組み合わせ』とのこと。フィリップはピドゥの弟子にあたる奏者。 | ||
INTEG-2212407 [INT-221.240/7] (7CD) 廃盤 |
ロール・コラダン〜ヨーゼフ・ヴェルフル(1773-1812): ピアノのためのソナタ集(5CDs)〔Ops.6, 15, 28, 33, 27, 54「大ソナタ」〕/ ピアノとハープのための2重奏曲集/ピアノ、チェロとヴァイオリンのための3重奏曲集 ロール・コラダン(Fp;*) カトリーヌ・ミシェル(Hp) エリザベト・バルマ(Vn) ダヴィド・シンプソン(Vc) | |
録音:1987年-2001年。前出:おそらく ACCORD, MANDALA 。使用楽器:フィリッポ・モリトル、18世紀製(*)。 | ||
ツァーリ〔帝政ロシア〕時代の歌曲集 チャイコフスキー:初春の日々/なぜ? / グリンカ:ヒバリ リムスキー=コルサコフ:八行詩/たなびく雲は薄くなり/ばらのとりこになったナイチンゲール バラキレフ:グルジアの歌 / ムソルグスキー:ばあや、お話して ラフマニノフ:思い/いや、お願いだ、行かないで/わが子よ、おまえは花のように美しい/おお悲しまないで/ 彼女の家に行った/夜の静けさに/あなたは皆に愛される/彼女は真昼のように美しい/哀しい恋をした チャイコフスキー:「四季〜12の性格的描写」より(*) 〔3月「ヒバリの歌」/7月「草刈り人の歌」/8月「収穫」〕 マリー=シルヴィ・ベーア(Ms;*以外) ダナ・ショカリー(P) | ||
録音:2009年12月18日。ロシア人を父に持つメゾ、ベーアによるロシアの歌曲集。タイトル通り19世紀帝政ロシアに活躍した作曲家の作品を集めた内容。厳しい冬の雪解けを喜ぶ歌あり、愛しい人を讃える歌あり、悲恋や失恋に慟哭する歌あり……どこか郷愁の念を駆り立てられる、物哀しくも美しいピアノの伴奏に乗って響く、ロシア語ならではの柔らかくも深い歌声に静かに聴き入る。さらに、アルバムの最後には、伴奏を務めたダナ・ショカリーによるチャイコフスキーの「四季」抜粋を収録。帝政ロシアの大地に息づくメロディを存分に堪能できるアルバムとなっている。 | ||
シューマン:交響的練習曲 Op.13 スクリャービン: 左手のための2つの小品 Op.9/ ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19「幻想ソナタ」 ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ プロコフィエフ:トッカータ ハ長調 Op.11 |
ヴァンサン・ラルドレ(P) | |
録音:2001年9月。 ヴァンサン・ラルドレはフランス、サン=エティエンヌ出身のおそらくまだ20代後半の若いピアニスト。パリでカルロス・セブロ、ヴラド・ペルルミュテール、ベルナール・リンゼイサン、パスカル・ドゥヴァイヨン、ロジェ・ミュラロ、ブルーノ・リグット、セルジョ・ペルティカローリ、そしてブルーノ・レオナルド・ゲルバーといった人たちの元で修行し、ここ数年めきめきと頭角をあらわしている。フランスでのコンサートも全て好評で、このCDを聞いてもたしかに近い将来に脚光を浴びる人だと言うのはすぐに分かる。知的でありながらあたたかい感触を残す若いピアニストというのは珍しいかもしれない。 | ||
エネスコ:ヴィオラとピアノのための演奏会用小品 フランセ:ラプソディ ミヨー:4つの顔[カリフォルニア娘/ ウィスコンシン娘/ブリュッセル娘/パリ娘]/ ヴィオラ・ソナタ第1番/ヴィオラ・ソナタ第2番 |
ピエール・レネール(Va;*) セドリック・ティベルギアン(P) | |
録音:2006年3月。使用楽器:1865年ジャン=バティスト・ヴュイヨーム製(*)。 ヴィオラ音楽の発展に大きく貢献したモーリス・ヴューに捧げられたアルバム。彼はヴィオラのソロ楽器としての地位を確立させ、優秀なヴィオラ奏者を育て、レパートリーを増やした功労者の一人といって良いだろう。エネスコはモーリス・ヴューと同世代、多くのヴィオラ作品を残したミヨー、フランセとヴィオラの魅力を堪能できる1枚。 パリ国立オペラ座o.のスーパー・ソリスト、ヴィオラの貴公子ピエール・レネールと1998年ロン・ティボー国際コンクール優勝し数々の有名オーケストラと共演、ハルモニア・ムンディ・フランスの録音も高い評価を得ている、こちらもピアノの貴公子セドリック・ティベルギアンのフランス音楽界注目の二人による演奏。 | ||
パノラマ〜バソンとピアノのためのヨーロッパ音楽 グリンカ:ソナタ(未完/原曲:ヴィオラ・ソナタ) / ルートヴィヒ・ミルデ (1849-1913):ロマンツェ/アンダンテ E.ブルドー(1850-1925):プルミエ・ソロ/ドゥジエーム・ソロ / エルガー:ロマンス サン=サーンス:ファゴット・ソナタOp.168 / ピエルネ:演奏会用独奏曲 Op.35/演奏会用前奏曲 デュティユー:サラバンドとコルテージュ ジャン=ミシェル・アルエ(Fg) ベルナール・ボエット(P) | ||
使用バソン:ビュッフェ・クランポン製。フランスを中心に活動するバソンの名手ジャン=ミシェル・アルエによるファゴットとピアノのための作品集。1840年-1940年にヨーロッパ各地で活躍した音楽家の小品が集められている。ミルデはファゴットのための作品を多く残したことで知られ、彼が作曲した「25のエチュード」は今もなおファゴット奏者たちに愛用されている。他にもブルドーのプルミエ・ソロ、エルガーのロマンス、サン=サーンスのソナタなど、ファゴットのために書かれ、情感あふれる美しい旋律に満ちた作品の数々を収録。バソン特有の薫り高い音色をたっぷりと堪能できる。 | ||
ボッケリーニ:6つの弦楽三重奏曲 Op.14 | トリオ・シベリウス [なんば・ひろえ(Vn) フランソワ・シュミット(Va) ジャン=マリー・ トロトゥロー(Vc)] | |
発売:1996年。 | ||
ÉDITIONS KANTIKA 国内代理店は「INTEGRAL」として案内していますが、実際には ÉDITIONS KANTIKA レーベル(INTEGRAL配給)となります。 | ||
聖ルーシーのミサ〜アプト聖堂に伝わる 11-15 世紀の写本によるグレゴリオ聖歌 |
クリスティン・ヘフナー指揮 カンティカ・ ヴォーカル・アンサンブル | |
O Maria Virgo〜ラス・ウエルガスの写本より Benedicamus Domino cum cantico / Maria virgo virginum / Stabat iuxta Christi crucem / Sanctus / Alleluia Salve virgo mater dei / Kyrie Eleison Rex virginum / Benedicta et venerabilis / Recordare virgo mater / Agnus Dei Gloriosa spes reorum / Rosa das rosas / Salve sancta parens / Gloria / Beata viscera Mariae virginis クリスティン・ヘフナー(Ms)指揮カンティカ [カルロッタ・ブイアッティ(Ms) キンガ・チェルジェーシ(S) カドリ・フント(A) エマニュエル・トマ(S)] | ||
録音:年月日記載無し、シトー派修道院、モルタン、ノルマンディー。「カンティカ」は女性5人から成るフランスの中世音楽専門団体。公式サイト:http://www.kantika.com/(CDは3枚掲載されているが、他2つは少なくとも現時点においては、国内代理店での扱いは無し)。 『「北スペインのブルゴスに1187年にカステーリャ王アルフォンソ8世によって建てられたシトー派の女子修道院、ラス・ウエルガス国立修道院に伝えられた」宗教歌曲集《ラス・ウェルガスの写本》から13-14世紀にそこで歌われたであろう2声のミサ。』(以上『』内代理店記載ママ。「」はカデンツァ付記)と代理店は記しているが、「」内の文章をそのままググると、ある個人の方のサイトがヒットするのは偶然だろうか。 なお、代理店翻訳者は Kristin を「キルスティン」としたり、KANTIKA を「カンティ『ガ』」としたり、Mortain を「モールテン」としたり等々、荒い仕事が目立ったため、当店で修正しています。 | ||
MAGUELONE | ||
ラヴェル:歌曲集 2つのヘブライの歌/マラルメの3つの詩/博物誌/ マダガスカル先住民の歌/ ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ |
ディディエ・アンリ(Br) アンジェリーブ・ボンドベール(P) | |
ペーリ:歌劇「エウリディーチェ」
オリヴィエ・ラルエット(Br):オルフェオ |
ミレイユ・ポデュール指揮 レザール・バロック | |
録音:1993年9月、ライヴ。現存する最古のオペラを理想的キャスティングで再現したライヴ録音。作品の最大の特徴であるレチタティーヴォをうまく生かした演奏で、現時点における決定盤といえそうだ。 | ||
レイナルド・アーン(1874-1947):作品集 Vol.1 ヴァイオリン協奏曲(*)/ピアノ協奏曲(+)/ ハンガリー組曲 (ヴァイオリン、ピアノ、打楽器と弦楽合奏のための) |
ドニ・クラヴィエール(Vn;*) アンジェリーヌ・ボンドペール(P;+) フェルナンド・クァットロッキ指揮 ロレーヌpo. | |
アーンといえば歌曲だが、魅力的な器楽曲も多く残している。ピアノ協奏曲の緩徐楽章は古いフランス映画を観るような哀愁に満ちており、世界初録音となるヴァイオリン協奏曲のメロディーもきわめて美しい。 | ||
レイナルド・アーン(1874-1947):作品集 Vol.2 ヴァイオリン・ソナタ ハ長調/ ロマンス イ長調/夜想曲/ピアノ五重奏曲 |
ディミトリ・サログル(P) ドニ・クラヴィエール 弦楽五重奏団 | |
ヴァイオリン・ソナタはフォーレのそれに勝るとも劣らない美しさ。 | ||
レイナルド・アーン:歌曲集 Vol.1 気分を害される刷り物/翼のない愛/ああ、鳩の翼に/ 5つの小唄/9つの見つけられた歌/メデューサ/椿姫 |
ディディエ・アンリ(Br) カトリーヌ・デューン(S) ステファーヌ・プティジャン(P) | |
アーン:歌曲集 Vol.2 ラテン礼賛(全10曲)/白鳥/無神論者/不実/捧げ物/恋される人/ 夜想曲/ブドウ収穫期の3日/泉/牢獄から/星のない夜は/ 最後の希望/わが青春/水面に/しおれた花/最高の贈物/ セラフィン/田舎の墓地/捧げ物/口づけして以来 |
ディディエ・アンリ(Br) ステファーヌ・プティジャン(P) アンサンブル・ヴォーカル・フランセ | |
マゲローヌ・レーベルのアーン・シリーズ第4弾となる、歌曲集第2巻。当シリーズは毎回すこぶる評判が良く、アーン作品の録音を待たれている方々の多さに驚かされる。アーンの作品中でも、やはり量・質ともに傑作と呼べるのは歌曲。ベル・エポックの雰囲気に満ちた繊細にして粋、甘美なメロディの連続に酔わされる。 | ||
レイナルド・アーン:作品集 | ||
MAG-111106、111107、111108のセット。 | ||
マクス・ドローヌ(1875-1959):歌曲集 Vol.1 | ディディエ・アンリ(Br) パトリス・ドローヌ(P) | |
マクス・ドローヌ(1875-1959):歌曲集 Vol.2 | エルザ・マウルス(Ms) ディディエ・アンリ(Br) パトリス・ドローヌ(P) | |
生前は指揮者、批評家としても著名であったマクス・ドローヌは、ブザンソンに生まれ、パリで没した作曲家。楽壇の数々の要職を歴任し、フォンテンブロー音楽院院長、パリ音楽院教授を経て、オペラ・コミック座の音楽監督に就任している。マスネの弟子であったドローヌは、人の声につよく魅せられたこともあり、オペラや宗教カンタータ、そして、このアルバムに収録されているような無数の歌曲によって成功を収めた。 当盤での伴奏ピアニストは作曲家と同性だが、血縁者だろうか。 | ||
MAG-111114 廃盤 |
シャミナード(1857-1944)&フェジャール:歌曲集 | ギレーヌ・ラファネル(S) シモーヌ・フェジャール(P) |
ピアニストとして活躍したシャミナードによる、サロン風の歌曲を収めたアルバム。 #当盤は、国内代理店が2008年末に初案内した物ですが、現地では1998年の発売で、結局日本国内に入荷のないまま現地で廃盤となってしまいました。流通在庫も尽きており、入荷の見込みはございません。 | ||
悲しみ〜ミヨー:歌曲集 かなしみ Op.355 (1956)/ ペトログラードの宵 Op.55 (1919)/他 |
ジャン=フランソワ・ ガルデイユ(Br) イレーヌ・クデラ(P) | |
レイナルド・アーン(1874-1947):作品集 Vol.4 ピアノ四重奏曲(*)/ ピアノのための第1ワルツ集(全11曲)(+)/ チェロ協奏曲(未完、単一楽章; チェロとピアノによる)(+/**)/ ソリロークとフォルラーヌ (ヴィオラとピアノのための)(#)/ ヴェネツィア(ピドゥー編曲;チェロの六重奏版) |
ガブリエル・ピアノ四重奏団(*) [金井陽子(P;+) ギョーム・ブレス(Vn) ヴァンサン・ オカント(Va;#) ジェローム・ バンジュ(Vc;**)] ローラン・ピドゥー六重奏団 | |
既発売の3枚の人気が高く、輸入元を驚かせているシリーズの第4集には、ショーソン&ルクー、フォーレのピアノ四重奏曲のCD(Lyrinxレーベル)で「レコード芸術」特選を受けたガブリエル・ピアノ四重奏団が登場。ポピュラー音楽的でおしゃれな「ワルツ集」、絶美のメロディを持つ難曲「ソリロークとフォルラーヌ」(世界初録音)、アーン最後の作品で、ピアノ伴奏のまま残された「チェロ協奏曲」(世界初録音)もメンバーによる演奏。 | ||
イベール:歌曲集 ドン・キホーテ/ヴォカリーズ練習曲/二重唱のためのアリア/天国の園/シャンソン/ シャルル・ヴィルドラックの3つの詩/こんがり焼けた野菜/4つの歌/ガリアーヌの子守歌/ フロリンドの哀歌/ニ柱の方向が定まった石碑/メルボメーヌの2つの歌/ つまらないことについての歌/フォルトゥニオの歌/白く小さなロバ/サンチョの歌 フランク・フェラーリ(Br) ダルトン・ボールドウィン(P) カトリーヌ・デューン(S) シルヴィ・ルシュヴァリエ(P) | ||
録音:1997年3月、1998年7月/発売:1999年3月。使用ピアノ:べーゼンドルファー&ヤマハ。 | ||
ルイ・オベール(1877-1968):歌曲集 6つのアラビアの詩/3つのヘブライの詩/ 3つのフランスの詩/ムーア人の夜/ アクアマリン/セイロンから/村にて/ 名もなき地方/古いスペインの歌/ゆりかご/ 海の子守歌/愛情/邪悪な祈祷 |
フランソワ・マッセ(S) クリストフ・クラペ(T) クロード・ラヴォワ(P) | |
「フラ・ディアボロ」のダニエル=フランソワ=エスプリ・オベールから100年ほど後に活躍したフランス近代作曲家ルイ・オベール。異国趣味に満ちた繊細な味が独特。 | ||
アンドレ・ジョリヴェ:歌曲集 祈り/哀悼歌/ボリッグブロック卿のラバ/ 3つのギャラントな歌/兵士の3つの嘆き/ 個人的な歌(5曲)/冬の庭(4曲)/礼拝組曲 |
リオネル・ペントル(Br) クリストフ・クラペ(T) カトリーヌ・クルノ(P) ロラン・デッカー(Ob) オアナ・ウンク(Vc) フランシス・ピエール(Hp) | |
録音:2002、2003年。 20世紀フランスを代表する作曲家の一人であるジョリヴェだが、歌曲が顧みられる機会はほとんどない。しかしながらこのアルバムに収められた作品はいずれも知的な深みを持ち、緻密な筆致が心象風景を巧みに描き出してゆくものばかり。大半をこのジャンルのスペシャリストであるペントルが歌っているのもポイント。全26曲収録だが「礼拝組曲」のうち4曲は器楽作品。 | ||
ジョリヴェ:ピアノ曲全集 Vol.1 宇宙開闢/サティの名によるサラバンド/ マナ(全6曲)/古い旋法による練習曲/ 2つの楽章/野蛮なロマンス/フォム・ボム・ボ/ タンゴ/アルジェリア・タンゴ/老ラクダ/ ジズのための舞曲/メディア/シティ・ヤヤ |
パスカル・ギャレ(P) | |
ありそうで意外にないのがジョリヴェのピアノ曲CD。全曲企画とは嬉しい発売。 | ||
ジョリヴェ:ピアノ作品集 儀式のダンス[加入儀礼のダンス/英雄のダンス/ 婚礼のダンス/誘拐のダンス/葬送のダンス]/ 3つのテンポ[インヴェンション/エア/ロンドー]/ ソナタ第2番/ 教育用作品[ハンモックの子守歌/ カリビアン・ダンス/ルーマニアン・ダンス]/ 素直な歌[けちな泥棒/小さな煙突掃除屋のクリスマス/ ブルターニュの人形のための歌/ヴィラネルラ/ カリヨン/スー族のダンス] |
パスカル・ギャレ(P) | |
世界初録音も多く含む貴重なピアノ作品アルバム。演奏者はフランスで活躍しているパスカル・ギャレ。確かなタッチとテクニックで、ジョリヴェのリズミックでエネルギーに満ち、時に優しい表情もある独特の世界を見事に再現している。 | ||
グリーグ:ピアノ作品集 3つのピアノ小品/2つのノルウェー民謡による即興曲 Op.29/ 農民の暮らしの情景 Op.19/ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7 |
パスカル・ギャレ(P) | |
録音:2002年6月。 叙情詩人グリーグのピアノ曲は素朴な親しみやすさばかりが強調されがちだが、その奥底にはピアノの特性を知り尽くした高度な作曲技法がしっかりと土台にある。フランスの俊英ギャレは明晰にピアノをコントロール、 グリーグの音楽からピアノの鳴りの美しさとブレンドされた色彩とを引き出す。グリーグの音楽の中にこれだけ響きのキラメキがあったのかと目を覚まされるCD。 | ||
ラヴェル(サルセード編):ソナチネ サティ(武満徹編):星の息子たち 武満徹:そして、それが風であることを知った バックス:悲歌的三重奏曲 ドビュッシー: フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ マルタン・マタロン:砂の形状(2001) |
トリオ・ノビス [クララ・ ノヴァコヴァー(Fl) ジョエル・スルタニヤン(Va) ニコラ・テュリエ(Hp)] | |
フルート、ヴィオラ、ハープの三重奏は独特の響きが魅力で、ドビュッシーや武満のオリジナル作品はよく知られている。当盤で特に注目されるのは、ハープの大御所カルロス・サルセードによるラヴェル「ソナチネ」の編曲と、武満徹によるサティの編曲。典雅の極みだ。 | ||
現代女性作曲家の室内楽作品集 グラシアーヌ・フィンジ:窓辺の月 ドイナ・ロターリュ:伝説/アンタラ ソフィー・ラカーズ:壊れた言葉/母音 アリーナ・ピエチョースカ=パスカル:四重奏曲第3番 |
アンサンブル・エリオス [クリステル・レヌー(Fl) シュザンヌ・マリー(Vn) ファビエンヌ・ スターデルマン(Va) クレール・オベール(Vc)] | |
女性奏者のアンサンブルによる演奏。 | ||
ルイ・エマニュエル・ジャダン(1768-1853): フルート・ソナタ集 Vol.1 ニ長調 Op.10 No.1/ホ短調 Op.10 No.2/ ト長調 Op.10 No.3/ト長調 |
フレデリック・シャトゥ(Fl) ベルトラン・ジロー(P) | |
録音:2004年1月。 ヴェルサイユ宮殿のヴァイオリニストの息子として生まれたジャダンは、フランス革命の荒波を乗り越え、およそ40のオペラを始め、多数の作品を残した。フルート・ソナタは1787年から1795年(まさに革命真只中)に作曲されたもので、基本的にアンシャンレジーム的作風だが、第2番の、ホ短調の悲しみが疾走するような曲想は、さすが革命期の作曲家だと思わせる。 フレデリック・シャトゥは1965年マルセイユ生まれ。1992年から2000年までパリ・オペラ座管弦楽団の首席フルート奏者を務めた。慎ましやかでニュアンスの豊かな音楽性と堅実な技巧が高く評価されている。 | ||
ジャダン(1768-1853):フルートとピアノのための作品集 Vol.2 ソナタ ト長調 Op.18 No.1/同 ニ長調/ 同 イ長調 Op.18 No.2/同 ハ長調 Op.18 No.3 |
フレデリク・シャトー(Fl) ベルトラン・ジロー(P) | |
宮廷音楽家でヴァイオリニストを務める父のもと、ヴェルサイユに生まれたジャダンは、パリ音楽院のピアノ教師となったほか、モリエール劇場の指揮者も務めるなど多方面で活躍、ピアニストとしてもその評価はきわめて高いものであった。作曲家してはオペラを多く残しているが、ここにおさめられているフルート作品も美しい旋律が魅力的。 | ||
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8 トルトゥリエ:私の絹(8曲) カサド:組曲(3曲) |
イヴァン・シフォロー(Vc) | |
録音:2003年2月。 御存知コダーイの無伴奏チェロ・ソナタはもちろんだが、それ以上に興味深いのは、これが世界初録音となる大チェリスト、トルトゥリエ作曲のの組曲「私の絹」。トルトゥリエの最後の作品で、かなりの難技巧を要求される作品だが、その技巧はいわゆる現代の音楽のような引き攣った技巧の覚醒感のためのものではなく、あくまで美のために奉仕する技巧と言うのが、トルトゥリエらしいといえるであろう。チェリストが聴いたら楽譜を手に入れ挑戦したくなるに違いない。 やはり大チェリスト、ガスパール・カサドの無伴奏チェロ組曲は既に人気曲で、録音も多数ある。スペイン的な、生と死の裏表のような陽気さとシリアスさの入り混じった作品。 イヴァン・シフォローは、パリでアンドレ・ナヴァラに学び、1981年からソロ活動を開始。いわゆるゴリッとくるチェロではなく、大きな筆を操る書家のような、落ちつきはらったボーイングから熱のはらんだ音を生み出すタイプ。無伴奏チェロ・ファンなら聴き逃せない。 | ||
ブラームス:歌曲集 ジプシーの歌/永遠の愛について/アルトのための2つの歌/他 |
ユリア・ブライアン(A) ジュアン・エストゥルネ(Va) ノエル・リー(P) | |
ブラームスの歌曲の円熟しきった世界を堪能できる一枚。 | ||
ジョリヴェ:吹奏楽作品集 ブリタニクス(ブリタニキュス)のためのファンファーレ トランペット協奏曲第2番 小道の夜/太平洋横断組曲 |
クレマン・ソニエール(Tp) ロジェ・ブトリ(P) フィリップ・フェロ指揮 パリ市警察吹奏楽団 | |
「生=息」を感じられるとして管楽器をこよなく愛したジョリヴェだが、吹奏楽のための作品はわずかしか残していない。しかしここでは、エネルギーいっぱいの名曲の数々を一気に堪能できる。冒頭からつかみはOK、ちょっと「ウェストサイド物語」の始まりを思わせるような、ジャズ風のトランペット協奏曲におけるソニエールの名手ぶりにも注目。ジョリヴェ好きにはたまらない一枚だ。 | ||
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 ピエルネ: ヴァイオリン・ソナタ Op.36/バスク幻想曲 Op.49 |
マリアンヌ・ピケティ(Vn) ローラン・カバッソ(P) | |
セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタにも比肩されるルクーの絶美のヴァイオリン・ソナタ。グリュミオー、ボベスコに続く美演の登場。 | ||
ナイト・ドリーム ピアソラ:ナイトクラブ1960 グラシアーヌ・フィンズィ:印象タンゴ ブロッホ:懺悔、ニーグン ローラン・メットロー:出現 ベルナール・カヴァナ:失踪者 ジョエル・レアンドル:ブルー・バタフライ ルノー・ガニュー:3つの新しい民族舞曲 バルトーク:6つのルーマニア民族舞曲 |
パスカル・コンテ (アコーディオン) マリアンヌ・ピケティ(Vn) | |
「楽器の王様」と呼ばれるヴァイオリンと「貧乏人のオルガン」と揶揄されることもあるアコーディオンの見事なコラボ。 | ||
エネスコ:クレマン・マロ(1496-1544)の7つの歌曲 [アンヌへの心づけ/私を苦しませる/ 恋人に手紙を書かない怠惰なお嬢さん方へ/ 薔薇のエトレンヌ/白い贈り物/言葉を変えよう/ 愛の歌を歌いすぎだ/つらい思いにうちひしがれて] ラヴェル:クレマン・マロの二つのエピグラム [雪を投げつけたアンヌ/スピネットを弾くアンヌ] レイナルド・アーン:シャルル・ドルレアン (ルイ12世の父)(1394-1465)の詩による [どうぞあなたの意のままに/館に囚われたとき] ドビュッシー:フランスの3つの歌 [シャルル・ドルレアンの詩による 「季節は上着を脱ぎ去り」/「喜びの死により」/ トリスタン・ルミレットの詩による「洞窟」/ フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード 〜「恋人に捧ぐ」/ 「母の願いにより聖母に祈る」/ 「パリ女のバラード」] ジャック・ルゲルネイ(1906-1997): ロンサールの詩による [ああ、なんと素敵なもてなし/恋人に/ エピパリノディ(付随改詠詩)] プーランク:ロンサールの詩による [帰属関係/墓/バレエ/ 私にはもはや骨しかない/彼の小姓に] |
ディディエ・アンリ(Br) アンヌ・ル・ボゼック(P) | |
フランス歌曲といえばボードレール、ヴェルレーヌ、ヴィクトル・ユゴーの詩につけたものというイメージがあるが。ここでは古いフランスの詩にアーン(初めて古い伝統的なフランス詩に音楽をつけた)、ドビュッシー、ラヴェル、プーランクらの歌曲が収められている。 | ||
アンリ・デュパルク:チェロ・ソナタ/歌曲 ミニョンのロマンス(*) /旅へのいざない(*) /ギャロップ(#) /エレジー(#) / 波と鐘(#) /ラメント(*) /ロズモンドの館(*) /恍惚(#) /フィディレ(#) / 前世(#) /戦っている国へ(*) /悲しき歌(*) /遺言(#) /ため息(#) / 二重唱「逃走」(+) /チェロ・ソナタ(**) 望月友美(Ms;*/+) ディディエ・アンリ(Br;#/+) アラン・ムニエ(Vc;**) アンヌ・ル・ボゼック(P;**) | ||
発売:2009年。世界初録音(おそらくチェロ・ソナタ)を含む。 デュパルクは85年と長命したが、37歳以降は殆ど作曲できなくなってしまい(当時「神経衰弱」と診断されたという)、さらに500曲あったといわれる作品も多くを自ら破棄、残されたのは40曲未満しかない。その中から珠玉の歌曲17曲中15曲と、近年発見されたチェロ・ソナタというデュパルク好きには狂喜乱舞のカップリングでお届け。 ディディエ・アンリは Maguelone レーベルの主催者でもあり、デュトワ指揮の「ペレアスとメリザンド」(DECCA) でもペレアスを歌っている。望月友美はフランス歌曲、ドイツリート、オペラ、声楽曲、オールマイティの若き逸材。2009年日本でプライヴェート・コンサートが行われた折には、一時間以上にわたってディディエ・アンリとフランス歌曲を歌い、聴衆を陶酔させていた。 43ページに及ぶ詳細な仏、英、日本語解説、歌詞対訳付き。 #2016年現在は上記日本語解説付き&プレス盤で入荷していますが、今後オンデマンド生産等に移行した際は、 CD-R 製版&日本語無しになる可能性もございます。予告無く切り替わることとなりますので、予めご了承下さい。 | ||
フルートとピアノのための20世紀作品集 プロコフィエフ:フルート・ソナタOp.94 バルトーク:ハンガリー農民の歌 ヒンデミット:フルート・ソナタ マルティヌー:フルート・ソナタ |
フィリップ・ピエルロ(Fl) アンジェリーヌ・ ポンドペイル(P) | |
同姓同名で欧文綴りも同じ [Philippe Pierlot] ベルギーのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者がいるが、当盤のピエルロ(1954-)はランパルやマリオンに学んだフランスのフルーティストで、1976年からフランス国立管の首席奏者を務めるベテラン。 | ||
メス歌劇場のアリア集 ロッシーニ:「伯爵オリー」(序曲含む) モーツァルト: 「コジ・ファン・トゥッテ」/ 「フィガロの結婚」(序曲含む) ベルリオーズ:「キリストの幼時」 グルック:「アルチェステ」 グノー:「ファウスト」からのアリア |
クレール・ブリュア(Ms) ニコラス・カヴァリエ(B) マリエット・ケンメル(S) ジル・ラゴン(T) フェルナンド・クァトロッチ指揮 ロレーヌpo. | |
当盤はレーベルで廃盤となっており、流通在庫限りのお取扱いです。また、カット盤での入荷となる可能性があります。 | ||
パトリック・ブルガン(1960-):作品集 ヴェルレーヌの詩による官能的な6つの詩曲「 Jeux de Femmes 」 [リリアーヌ・マゼロン(S)クララ・ノヴァコヴァー(Fl)] ピアノ三重奏のための「ロンド夜想曲」[トリオ・アンリ] クラリネットのための対位法的練習曲「 Bavardage 」[ミシェル・アリニョン(Cl)] ピアノのための子守歌[アラン・ジャコン(P)] | ||
MINDFEEL PRODUCTION(おそらくスウェーデン) 以下の商品は、国内代理店が「INTEGRAL」レーベルの商品として案内していますが、実際には MINDFEEL PRODUCTION レーベル(INTEGRAL配給)となります。このレーベルのサイトには所在地等の情報が全く記載されていませんが、他アイテム(日本国内では、現時点においてはおそらく入手不可能)は、スウェーデンのピアニスト、ペール・テングストランドの録音が多いため、実際にはスウェーデンのレーベルであると思われます。このような流通系隊の商品は、早期に入手が不可となる可能性がありますので、お早めにどうぞ。 | ||
グリーグ:抒情小曲集より エサ・ペッカ・サロネン:二分法/機械化 ステーンハンマル:晩夏の夜 |
ペール・テングストランド(P) | |
チャイコフスキー/エコノム編: くるみ割り人形組曲 Op.71a アレンスキー:組曲第2番 Op.23「シルエット」 ラフマニノフ:組曲第2番 Op.17 |
ペール・テングストランド、 孫 珊珊(P) | |
ニコライ・カプースチン(1937-): 日の出 Op.26/8つの演奏会用練習曲 Op.40/ 前奏曲集 Op.53 より Nos.9, 11, 12, 13, 23 ロウエル・リーバーマン(1961-):ガーゴイル達 Op.29 黎 英海〔 Li Yinghai /リ・インハイ〕 (1927-2007)編曲:日没における音楽 |
孫 珊珊 〔 Shan-Shan Sun 〕(P) | |
中国生まれで、1991年にクリーヴランド音楽院へ留学して後、アメリカを中心に活躍しているピアニスト、孙珊珊〔孫 珊珊/ソン・サンサン/Shan-shan Sun/代理店表記は『シャンシャン・スン』〕による、「日の出」にはじまり「日没」に終わるCD。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.I [第1番 ヘ短調 Op.2-1/第2番 イ長調 Op.2-2/ 第3番 ハ長調 Op.2-3] |
ペール・テングストランド(P) | |
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.II [第4番 変ロ長調 Op.7/第19番 ト短調 Op.49-1/ 第20番 ト長調 Op.49-2/第5番 ハ短調 Op.10] |
ペール・テングストランド(P) | |
MUSIQUE & ESPRIT 国内代理店は「INTEGRAL」として案内していますが、実際には MUSIQUE & ESPRIT レーベル(INTEGRAL配給)となります。 | ||
モノディの芸術〜グレゴリオ聖歌から20世紀まで ガブリエル・フュメ: 「ル・シッド」によるルネサンス様式のメロディ テレマン:幻想曲 イ短調 J.S.バッハ: 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 C.P.E.バッハ:無伴奏フルートソナタ イ短調 シュターミッツ:ロンド・カプリッチョ カール・ヨアキム・アナセン(1847-1909): ロマンティックな練習曲 ドビュッシー:シランクス オネゲル:牝山羊の踊り ラファエル・フュメ(1898-1979): インターポール(極の間) |
ガブリエル・フュメ(Fl) | |
おそらく以前、STUDIO SM から SM 1222.46という品番で発売されていた録音(ただしドビュッシー以降の曲目は、旧盤とは差し替えがある可能性あり)。バロック音楽誕生のきっかけとなったモノディ(独唱か少ない人数の重唱、伴奏楽器を伴う音楽)をフルート1本の単旋律によってたどる。ラファエル・フュメは、演奏のガブリエル・フュメの父にあたる。なお、代理店表記の題名には「スティルプ・ジェッセ」という語があるが、これに関しては欧文資料には全く記載がなく、不明。 | ||
ラファエル・フュメ(1898-1979):室内楽作品集 木管四重奏曲(2曲)/金管五重奏曲/ 弦楽四重奏曲 イ長調(*) |
フランス国立o.ソリスト サンクトペテルブルク新SQ (*) | |
ディナム=ヴィクトル・フュメ(1867-1949): 四季/小鳥のミサ/Messe Mariale/ 2つの春/パーテル・ノステル |
ミハイル・ゴリコフ指揮 サンクトペテルブルク 新声楽アンサンブル | |
#当盤は1枚物ですが、価格が通常盤の2倍に設定されています。 | ||
SNE 当レーベルはカナダに本拠を置きますが、最近殆ど流通しておらず、業務を停止した可能性があります。 | ||
SNE-566 廃盤 |
思い出〜サクソフォン四重奏のための音楽 デザンクロ:サクソフォン四重奏曲 グラズノフ:サクソフォン四重奏曲 ラクレ:サクソフォン四重奏曲 パイロン:透明 |
アレクサンドル四重奏団 [ダニエル・ゴーティエ(S-Sax) アンドレ・ルルー(A-Sax) マルク・ソリス(T-Sax) ジャン・フレシェット(Br-Sax)] |
録音:1990年頃。 アレクサンドル四重奏団はカナダでケベック・サクソフォン・アンサンブルとして発足、後にグラズノフのファーストネームを頂きアレクサンドル四重奏団に改称した。彼らはサックス四重奏マニアの間ではちょっとした伝説的団体で、極めて高い評価を得ながら録音は稀で、もしかしたら当盤が唯一かもしれない。楽譜の読みこみの深さから生まれる正攻法の力強さと、完璧な技術力と意思の統一が生み出す4つの楽器の融和の美、そして4人の競い合いによる感興の高まり、などなど、とにかく聞けば驚きの完成度の高さ。サックス好きはもちろんだが、もっと幅広い聴き手にアピールできるきちがいない。 | ||
SNE-596 廃盤 |
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750): ロンドンの手稿譜による作品集 Vol.1 組曲第1番/第2番/第3番 |
ミシェル・カルダン(リュート) |
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750): ロンドンの手稿譜による作品集 Vol.2 組曲第4番/第5番/第6番 | ||
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750): ロンドンの手稿譜による作品集 Vol.3 組曲第7番/第8番/第9番 | ||
SNE-608 廃盤 |
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750): ロンドンの手稿譜による作品集 Vol.4 組曲第10番/第11番/第12番 | |
SNE-615 廃盤 |
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750): ロンドンの手稿譜による作品集 Vol.5 組曲第13番/第14番/第15番 | |
SNE-625 廃盤 |
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750): ロンドンの手稿譜による作品集 Vol.6 組曲第16番 ト長調(Smith22)/第17番変ロ長調(Smith23) | |
SNE-630 廃盤 |
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750): ロンドンの手稿譜による作品集 Vol.7 組曲第18番/第19番/第20番 | |
SNE-635 廃盤 |
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750): ロンドンの手稿譜による作品集 Vol.8 組曲第21番ハ長調/第22番 ヘ長調「名高き海賊船」 第23番「異教徒」 | |
バッハと同時代を生きたリュートの名手ヴァイスの手稿譜はロンドン、ドレスデン、モスクワ、ザルツブルク、ウィーン、ワルシャワ、パリに所蔵されているが、1877年に大英博物館に収蔵された手稿譜に含まれる28の組曲を順次録音している当シリーズ、演奏を一手に引き受けるカルダンはヴァイス研究の第一人者。それもあって、当シリーズの入手を希望する声が日本でも多くあり、完成まで後一歩だったが、残念ながら2006年現在未完成の上、既出分も殆ど入荷しなくなってしまった。 | ||
オンド・マルトノのための作品集 ジョルヴェ:オンド[波](1935) ミュライユ:ガラスのトラ(1975) ルミール:カプリッチョ(1990) ゴベイユ:うつろな声(1988-1989) ルヴィエ:ラーガ(1977) マルセル:バーバリー地方の鳥のダンス(1962) ブーシェ:火の中の水を見つめて |
エステル・ルミール (オンド・マルトノ) | |
摩訶不思議な音色と自在な音の動きが魅力のオンド・マルトノ。ミュライユをはじめ興味深い作品が並ぶ。 | ||
音楽の波紋(オンド・ミュジカル) 印象主義者の時代に 〜オンド・マルトノによる近代フランス音楽 サティ:ジムノペディ第1番/第2番/第3番 グノシェンヌ第1番/第2番/第5番 ドビュッシー:アラベスク第1番/亜麻色の髪の乙女 小さな黒人(ケークウォーク)/夢想 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァ-ヌ/聖女 向こうの教会へ/乳香を摘む女たちの歌 フォーレ:シチリアーナ/子守歌 Op.16/「ドリー」〜子守歌/パヴァーヌ ゴベール:シチリアーナ/パヴァーヌ |
ジュヌヴィエーヴ・グルニエ (オンド・マルトノ) シルヴィ・ジュネ(P) | |
録音:1998年、カナダ、ケベック州ミラベル市、サン・オーギュスタン地区教会。ふんわりとしたきめの細かい音色が心地よいヒーリング系アルバム。オンド・マルトノ入門にも最適。 | ||
SONOGRAMME SONOGRAMMEはフランスの録音プロダクションのようで、ALPHA、CALLIOPE、INTEGRAL、SAPHIRといったフランスのレーベルを中心に、録音技術を担当している模様。公式サイト:http://www.sonogramme.fr/。 国内代理店は「INTEGRALレーベル」として案内していますが、正しくは「SONOGRAMME レーベル、INTEGRAL配給」となります。 | ||
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲 [BWV.1001-1006] |
フレデリック・ラロック(Vn) | |
録音:2000年9月23日、シャペル・ロワイヤル、ライヴ。 パリ・バスティーユ・オペラのコンサート・マスターによる無伴奏全曲ライヴ。 |