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名演奏家貴重盤
2023年10月新譜情報

特記以外 1CDーR ¥3300(税抜¥3000)


ATS(通常CD|初回プレス限定盤) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

  UHQCD はすべてのCDプレーヤーで再生可能。旧譜はこちらから〔今月ご案内のアイテムも記載済み〕
ATS-959-2
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アバド& VPO 1965.8.14 〜マーラー:交響曲第2番「復活」
 ステファニア・ヴォイトヴィチ(S) ルクレツィア・ウェスト(Ms)
 クラウディオ・アバド指揮 VPO 、ウィーン国立歌劇場cho.
 録音:1965年8月14日、祝祭大劇場、ザルツブルク、ザルツブルク音楽祭、ライヴ、モノラル|既出 CD, CD-R: HUNT (Arkadia), CD 542 [CDHP 542.2] (2CDs) / Frequenz (Moviment Musica/Europa Musica), 051-047 (3CDs) / CRQ Editions [CD-R], CRQ-CD133 / Memories, MR-2464, MR-2554/55 〔以上すべて廃盤、入手不能〕/ Everlast [CD-R], EVE-368-M 。 『32歳のアバドがウィーンフィルと初共演を果たした1965年ザルツブルク音楽祭における「復活」。1963年ミトロプーロス国際指揮者コンクールで優勝(もう一人の優勝者はズデニェク・コシュラー)し、ニューヨークフィルの副指揮者となります。さらにベルリン放送響に客演したアバドを聞いたカラヤンがザルツブルク音楽祭にアバドを推薦。曲目はバーンスタインのアシスタントとして学んだ「復活」を選びました。後年アバドにとってこの曲は十八番となりましたが、最も燃えた演奏がこのライヴと言って過言ではありません。曲者揃いのウィーンフィルとは曲頭こそ様子見でギクシャクと始まりますが、アバドが歌わせれば歌う程にしなやかさを増して全員一丸となった凄まじい高揚と感動を保証します。ローカルカラーを遺していた時代のウィーンフィルの音色は鄙びていて、懐かしく魅力的。この大成功でアバドは翌年にはベルリンフィルに初登場、ザルツブルク音楽祭にも再度登場。新たな覇者として世界的名声を獲得します。オリジナルがモノラルで、今回は新たな音源から復刻。音域も広く美しい響きを楽しめます。英日のライナーノート付です。 』

EVERLAST [CD−R]

 2019年に発売が開始されたレーベル。 旧譜はこちらから〔今月ご案内アイテムも記載済み〕。
EVE-571/2-M
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[2CD-R]
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初出、シルヴェストリ&ボーンマス
   + ヘンデル 1966.11.13

 ウェーバー:歌劇「アブ・ハッサン」序曲
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ブルックナー:交響曲第5番
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イダ・ヘンデル(Vn)
コンスタンティン・
 シルヴェストリ指揮
ボーンマスso.
 録音:1966年11月13日、ブライトン、モノラル|音質良好|おそらく初出音源。
EVE-573-M
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初出、グイ 1960.4.15 〜モーツァルト:レクイエム
 ヴィットリオ・グイ指揮トリノ RAI so. & cho.
 アンジェラ・ヴェルチェッリ(S) オラリア・ドミンゲス(Ms)
 フランチェスコ・アルバネーゼ(T) ウーゴ・トラーマ(B)
 録音:1960年4月15日、トリノ、モノラル|音質良好|おそらく初出音源|おそらくグイ唯一の当曲録音。
EVE-574-M
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クレンペラー& NYP 1934.10.14 〜ブルックナー
 交響曲第9番〔1894年初稿|オーレル版〕
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オットー・クレンペラー指揮
NYP
 録音:1934年10月14日、ニューヨーク、モノラル|まずまずの音質|既出CD, CD-R: Archiphon Private [CD-R], ARC-WU 032 / NYPO Archive CD, NYP 9701/9711 / Memories, MR 2356/60 / Venias, VN-030 (72CDs) 〔すべて廃盤、入手不能(あるいは私家盤のため入手困難)〕。
EVE-575-S
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含・初出?ジョン・バルビローリ& BSO
 ハイドン:交響曲第92番「オックスフォード」(*)
 ブラームス:交響曲第2番(#)
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ジョン・バルビローリ指揮
ボストンso.
 録音:1964年11月7日(*)、1958年2月1日〔とあるが、1959年1月31日あるいは1959年2月3日の可能性が高い〕(#)、ともにボストン、ステレオ|音質良好| (#):月日が正しければ初出音源だが、疑問|既出CD, CD-R, DVD: Joy [CD-R], JOYCD-9029/30 (*) 〔廃盤、入手不能〕/ Vibrato [CD-R], VLL-190 (*) / Belsona Classics, BECL-0071/0072 (*) 〔廃盤、入手不能〕/ Memories, MR-2366/67 (*) 〔廃盤、入手不能〕/ VAI [DVD], VAIDVD-4304 (#) 〔レーベルの資料によると1959年2月3日の映像 + 1959年1月31日の音声を別個に収録とされる|1959年1月29日-30日とされている資料があるが、誤りの可能性が高い〕/ Barbirolli Society [CD-R], SJB-1057 (#) 〔1959年1月31日の記載〕。
 オケの演奏会記録によると、バルビローリ& BSO の全共演中、ブラ2は1959年1月30日、1959年1月31日、1959年2月1日、1959年2月3日の4日奏されたのみ。最初の3日間は本拠地のマサチューセッツ州ボストン・シンフォニー・ホールで行われたが、3日の演奏会のみはマサチューセッツ州ケンブリッジのハーヴァード大学サンダーズ講堂での公演で、映像収録もされ VAI AUDIO から DVD リリースされた(このDVDの国内代理店アナウンスでは「1959年」のみ)。なお VAI AUDIO の商品解説には『特別オーディオ機能: オプションで、3日前に収録されたシンフォニー・ホールの放送から別のステレオ・サウンドトラックを選択できる』とあり、これは1959年1月31日の音声が別途含まれているのだと思われる。当盤の当曲が初出ではないとすれば、どちらの演奏が収録されているのかは不明(場所「ボストン」の記載が正しければ、1959年1月31日の演奏ということになる)。
EVE-576/7-M
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[2CD-R]
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久々の再発&唯一の録音、ストコフスキー「マタイ」〜J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244(短縮版)
 〔 Nos 2-3, 6-9, 11, 15, 17-18, 22, 24-28, 30-23, 42-47, 49-50, 52-57, 59-60, 62-64, 67, 69, 71-74, 77-78 〕

 オリーヴ・メイ・ビーチ(S) クレメンス・ギフォード(A)
 ジョゼフ・サリヴァン(T) レオポルド・ウィントナー(Br) テューダー・ウィリアムズ(B)
 レオポルド・ストコフスキー指揮ハリウッド・ボウルso.、
 J.アーサー・ルイス合唱指揮ロサンゼルス大都市圏cho.
 録音:1946年8月29日、ハリウッド・ボウル、ロサンゼルス、ライヴ|音質良好|既出CD-R: Historic Recordings UK, HRCD-00166 〔廃盤、入手不能〕|収録(推定):米軍放送局 [AFRS] 、約95分。
 ストコフスキーの同曲全曲初音盤&おそらくほぼ唯一の録音。ストコフスキーのバッハ大曲録音はほとんど無く、大幅なカットこそあるが大変貴重。上記版の他に21世紀に入ってドイツのストコフスキー・マニアが私家盤を出した事があったが、メール等で直接コンタクトを取る必要があり、入手は困難だった。彼による同曲は他に、1936年の第63曲「血しおしたたる」のみのセッション録音、そして1963年3月9日、ニューヨークでのリハーサルが残っている模様だが、後者は全曲では無いと言われており、詳細不明。
EVE-578-M
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ブーレーズ& BBC 1968.8.28 〜
 マーラー
:交響曲第5番
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ピエール・ブーレーズ指揮
BBC so.
 録音:1968年8月28日、ロンドン、モノラル|音質良好|既出CD: Arkadia (HUNT), CDGI 754.2 (2 HUNTCD 754) 〔廃盤、入手不能〕。約30年ぶりの再発。
EVE-579-M
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含・稀少録音、ポリーニ、グッリ、プラデッラ/他〜
 ベートーヴェン

  ヴァイオリン、
   チェロとピアノのための三重協奏曲(*) /
  ピアノ協奏曲第4番(#)
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フランコ;グッリ(Vn;*)
ジャチント・カラミア(Vc;*)
エンリカ・カヴァッロ(P;*)
マウリツィオ・ポリーニ(P;#)
マッシモ・プラデッラ指揮
RAI ナポリ・
 A.スカルラッティo.
 録音:1967年7月30日、中庭、カポディモンテ宮殿(*) /1966年12月10日(#)、ともにナポリ、モノラル|音質良好|既出CD: Rhine Classics, RH-005 (11CDs) (*) / Fonit Cetra, CDE-1023 (#), CDAR-2033 (#) 。
 ポリーニの(#)は一見21世紀に入っても何度か再発されたもののように思えるが、実はそちらは1966年6月15日、フランコ・カラッチオーロ指揮ミラノ RAI 響との共演録音。この12月の演奏は1994年にリリースされたものが最後で、1999年に Cetra が Warner に買収されて Warner Fonit になったため旧出盤はすべて廃盤(本で言う「ゾッキ本」系の市場等にも出回らなかったので、おそらくすべてレーベル側で廃棄処分)、以降は20年以上一切再発されていないはず。
EVE-580-M
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[CD-R]
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トスカニーニ& NYP + ハイフェッツ〜
 メンデルスゾーン

  ヴァイオリン協奏曲(*) /
  交響曲第3番「スコットランド」(#)
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ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn;*)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
NBC so.
 録音:1944年4月9日(*)、1941年4月5日(#)、ともにニューヨーク、モノラル|音質良好|既出CD: Melodram, MEL 18013 (*) / Naxos Historical, 8.110817 (*) / The Arturo Toscanini Recordings Association (ATRA/Music and Arts), Atra-268 (MUA-268) (#) / King, KICC-2248 (#) / Dante, LYS-546 (#) 〔/ Guild Historical, GHCD-2358/9 (#) 〔以上すべて廃盤、入手不能〕|おそらくともにトスカニーニ唯一の録音。ただし(*)には1936年、ミルシテインとの第2楽章中間以降約12分(第3楽章開始1分程度で、録音用アセテート・ディスク交換のためと思われる十数秒の中断あり)の断片録音がある。
EVE-581/2-M
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[2CD-R]
1.5枚価格
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初出&含・自作自演、コープランド& BSO 1960.1.2
 パーセル:弦楽のための3つの幻想曲
 ハイドン:交響曲第95番
 ウィリアム・シューマン:
  ニュー・イングランド三部作(*)
 デイヴィッド・ダイアモンド:ラウンズ
 コープランド:交響曲第1番
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アーロン・コープランド指揮
ボストンso.
 録音:1960年1月2日、ボストン、モノラル|音質良好、ただし(*)の第2曲で音飛び箇所あり。
EVE-583-M
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含・初CD〜ウィリー・フェレーロ 1951.5.27
 ブラームス:交響曲第4番(*)
 シベリウス:悲しきワルツ(#)
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ウィリー・フェレーロ指揮
ソヴィエト国立so.
 録音:1951年5月27日、モスクワ、モノラル|音質良好| (#):おそらく初CDフォーマット化|既出LP, CD: Melodiya [LP], 33Д-031685 (33D-031685) (#) 〔録音データ記載無し|演奏会記録に基づく〕/ SMC (モスクワ音楽院)[CD], SMCCD-0107 (*) 〔「1951年、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ」「初出音源」との記載〕。
 『(私に)最も影響を与えた指揮者はオットー・クレンペラー、ナタン・ラフリン、そしてウィリー・フェレーロの3人だった」(ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー)
 ウィリー・フェレーロ(1906-1954)はアメリカ合衆国生まれのイタリア人指揮者・作曲家。3歳8か月でオーケストラを指揮するという神童ぶりで 少年時代は大いにもてはやされ 将来を嘱望されたが、大成することは無かった。(以上コメントは、 SMC レーベルの国内代理店によるものを使用)。
 彼の経歴には様々な逸話があって真偽不明なものも含まれているが、 MusicWeb International 2018年4月号に掲載されたクリストファー・ハウエルによる記事( http://www.musicweb-international.com/classrev/2018/Apr/Forgotten_artists_26_Ferrero.pdf | PDF ファイル|要・閲覧ソフト|英語|注:1ページ目にある指揮をする少年の写真は1904年に撮られた物なので、フェレーロではない)が2023年現在最も詳細な資料だろう(以下も基本的にこれに基づく)。上記の通り3歳8か月、あるいは4歳で作曲家のジュール・マスネが出席した慈善コンサーをパリのトロカデロ(トロカデロ宮?:2023年現在シャイヨー宮が立っている場所にあった建物)で指揮、本格的なデビューは1912年で、翌1913年、7歳にしてロシアで10回以上の指揮ツアーを行ったことは確かなようだ(このロシア公演の資料は、ヤッシャ・ハイフェッツの研究者が、彼のロシア時代を調査していた際に偶然発見したものだという)。なお少なくとも1914年の時点で彼は楽譜が読めず、ロシアにおいては聴衆の方を向いて指揮していたとも言われている。彼の「神童時代」は1919年まで続き、ロシアやイタリアのみならず、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールやウィーンでも指揮を担った。その後彼はウィーン・アカデミーで学んだが、一般的に1921年から1924年とされる修学期間は、学校側の記録によると1922年の夏学期のみであるらしい。また、1924年に私費学生としての登録記録もあるという。少なくともフリードリヒ・ヴューラーからピアノを学び、他に対位法と音楽理論を学んだとされる。また、この時点では作曲家も目指していたという。既に「神童」という年齢ではなくなっていたため、両親(実は父は義父だったが、おそらく当時彼はそれを知らなかった)はそれまでの知人に、彼を援助してくれるよう手紙を書きまくっていたようだ。この時期の彼の評には「天才児は力尽きた」「ウィーンで学んだことにより凡庸になった」といったものが散見されるようだが、1925年以降、サンタ・チェチーリア管弦楽団は彼を頻繁に招聘し、スカラ座のコンサート・シーズンでも、彼は定期的に出演するようになっていた。また1924年にはイタリアでのラジオ放送が開始されたが、1928年以降フェレーロは EIAR [Ente Italiano per le Audizioni Radiofoniche] 〔ファシスト党時代のイタリアの国営放送。1944年10月に RAI へ改組〕へ頻繁に出演、1934年から1938年までは毎年ワルシャワ・フィルとの共演が放送、1935年と1936年にはモスクワから放送、更に後年にはレニングラード、キエフ、そしてスペインからも放送された記録があるようだ。しかし、同じレパートリーを繰り返し演奏し、また、同世代以降の音楽にあまり興味を示さず、同世代の中でも後世に名を残さなかった作曲家を多く擁護したフェレーロは、戦後のイタリア国営放送である RAI からは敬遠されたようで、1945年以降の出演は徐々に減少していく。ただ、録音こそ残っていないが、ジャチント・シェルシと交流があったという事実は特記すべきだろう。シェルシがフェレーロとの思い出を振り返った文章も残されている。
 録音に関しては、1931年8月の Dischi Homocord の雑誌広告(このレーベルによる初の本格的広告と考えられている)に、フェレーロ指揮によるプッチーニ「マノン・レスコー」間奏曲&マスカーニ「ランツァウ家の人々」序曲が掲載、同年末までにはリヒャルト・シュトラウス「ティル・オイレンシュピーゲル」もリリースされた。1933年以降は EIAR の子会社として設立された CETRA から20枚以上と思われる SP をリリースしている。また、ヴィスコンティ監督の映画「揺れる大地」(1948) のサウンド・トラック指揮など、いくつかの映画音楽指揮を担当しているが、他にも無名で映画音楽を録音した可能性はある、彼にはイタリアでの就学経験がなく、当時の同国ではウィーンなど海外への留学は「就学・学位取得」とは認められなかったので音楽院で教えることなどが出来ず、さらに楽団の主席指揮者のポストも生涯に渡って得られなかった彼には、安定した収入を得る事自体が困難だった。1950年と1951年にはポーランドで指揮しているが、録音が残っているという話はない。1951年と1952年にはソヴィエトへ楽旅し、モスクワではすべて異なるプログラムで7回指揮、 Melodya から「モスクワのウィリー・フェレーロ」と第された LP 2枚がリリースされた。この際は他にレニングラードでも4プログラムを9回指揮している。フェレーロが戦後、イタリア国外での活動でフランスやイギリスではなく、東欧圏、特にソヴィエトへ足を踏み入れたのは、1913年の楽旅があったとしても政治的スペクトルの影響を無視できない。彼はすでに1920年代ファシストだとの疑念を抱かせるほど左翼的であり、多くの西側知識人と同様、戦後、心から共産主義を受け入れた。
 戦後ソヴィエト以外で大きな成功を得られなかったフェレーロは、外面こそ変化はなかったが段々と酒浸りになっていき(深酒をしても一切乱れた様子を見せなかったという)1954年、肝硬変のため死去した。なお、オードリー・ヘプバーン 、ヘンリー・フォンダ 、メル・ファーラーらが出演したキング・ヴィダー監督による1956年の映画「戦争と平和」にマリア・ボルコンスカヤ役で出演しているアンナ・マリア・フェレーロ(1935-2018)はウィリーの異母兄妹にあたる。
 彼の CD は 珍品をリリースしていた伊 Musica Classica から2枚組が1点( RAI の初出音源を含む)、RAI Trade から1枚〔以上、入手不能〕、そして上記モスクワ音楽院からの1枚 + 当盤が、2023年現在の全てと思われる。
EVE-584-S
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K=A.ビュンテ 1960 & 1965 〜
 ベートーヴェン
:「コリオラン」序曲(*) /
         ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(#)
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ハンス=エーリヒ・
 リーベンザーム(P;#)
カール=アウグスト・ピュンテ指揮
ベルリンso.
 録音:1960年5月17日(#) 、1965年5月16日(*) 、共にベルリン、ステレオ|音質良好|既出CD-R: Eternities, ETCD-528-M 〔モノラルの記載|廃盤、入手不能〕。リーベンザーム [Hans-Erich Riebensahm] (1906-1988) は、クロイツァーとシュナーベルに学んだドイツのピアニスト・教育者。
EVE-585-M
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[CD-R]
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初出、ピエール・デルヴォー
 ルーセル:交響曲第3番(*)
 チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲(#)
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ピエール・デルヴォー指揮
フランス国立放送o.(*)、
トリノ放送so.(#)
 録音:1958年、パリ(*) /1965年2月23日、トリノ(#)、ともにモノラル|音質良好|おそらく初出音源。
EVE-586-M
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チェリビダッケ& VSO 1952.10.30 〜
 ブラームス
:交響曲第1番
セルジュ・チェリビダッケ指揮
ウィーンso.
 録音:1952年10月30日、ウィーン、モノラル|音質良好、ただし第1楽章で音飛び箇所あり|既出CD, CD-R: Rare Moth [CD-R], RM-537M / Memories, MR-2043/44 〔廃盤、入手不能〕。なお既出盤の代理店アナウンスで、音飛びについて言及されたものはない。
EVE-587-M
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クーベリック&ケルン放響
 マーラー:交響曲第10番〜アダージョ(*)
 ドヴォルジャーク:弦楽セレナード(#)
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ラファエル・クーベリック指揮
ケルン放送so.
 録音:1962年10月2日(*)、1960年(#)、ケルン、モノラル|音質良好|既出CD-R: Eternities, ETCD-585-M 〔廃盤、入手不能〕。
EVE-588-M
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ムラヴィンスキー〜プロコフィエフ:交響曲第5番
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エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラードpo.
 録音:1968年9月28日、レニングラード、モノラル|音質良好|既出CD, SACD: Russian Disc (US), RD CD 11 165 / Praga (HYBRID_SACD), PRDDSD-350121 〔1973年6月29日と(意図的に?)誤記〕〔ともに廃盤、入手不能〕。
EVE-589-M
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ジョージ・セル
 シベリウス:交響曲第2番(*)
 リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲(#)
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ジョージ・セル指揮
NYP (*)、クリーヴランドo.(#)
 録音:1953年1月18日、ニューヨーク(*) /1957年12月7日、クリーヴランド(#)、ともにモノラル|音質良好|既出CD: West Hill Radio Archives, WHRA-6018 (4CDs) (#), WHRA-6019 (4CDs) (*) 〔廃盤、入手不能〕。
EVE-590-M
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ホーレンシュタイン&フランス国立放送管〜ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
 ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮フランス国立放送o. & cho.
 ピラル・ロレンガー〔ピラール・ローレンガー〕(S) マルガ・ヘフゲン(A)
 ヨーゼフ・トラクセル(T) オットー・ヴィーナー(B)
 録音:1963年10月31日、パリ、モノラル|音質良好|既出CD: Music and Arts, MUA-1146 (9CDs) 〔廃盤、入手不能〕。
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含・初出、ロジェストヴェンスキー&レニングラード
   + ロストロポーヴィチ 1960.9.9

 ブリテン:パーセルの主題による変奏曲とフーガ
       (青少年のための管弦楽入門)(*)
 ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番(#)
 ミャスコフスキー:交響曲第21番
 チャイコフスキー:
  幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」(+)
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ムスティスラフ・
 ロストロポーヴィチ(Vc;#)
ゲンナジー・
 ロジェストヴェンスキー指揮
レニングラードpo.
 録音:1960年9月9日、エディンバラ、モノラル|音質良好| (無印):おそらく初出音源|既出CD: BBC Legends, BBCL-4143 (#). BBCL-4163 (+). BBCL-4184 (*) 〔以上廃盤、入手困難〕。
 この日からの演奏は3曲が既出だが、ミャスコフスキーの交響曲第21番が初登場。
EVE-593-M
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含・初出〜アッカルド + メイエ
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(*)
 ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」(#)
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サルヴァトーレ・
 アッカルド(Vn;*)
マルセル・
 メイエ〔メイエル〕(P;#)
マリオ・ロッシ指揮
ナポリ・ RAI アレッサンドロ・
 スカルラッティo. (*)、
トリノ RAI so.(#)
 録音:1961年7月20日、ナポリ(*) /1958年5月12日、トリノ(#)、モノラル|音質良好| (*):おそらく初出音源|既出CD: Tahra, TAH-564 (#) 〔廃盤、入手不能〕。メイエは1958年11月17日に死去しており、これが生涯最後の録音かもしれない(パリにおける最後の録音と言われているのは1957年12月28日の放送用収録で、1958年とされる録音は既知中当曲のみのはず)。
EVE-594-M
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ミュンシュ&ボストン響〜ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第1幕
 マーガレット・ハーショウ(S;ジークリンデ) アルベルト・ダ・コスタ(T;ジークムント)
 ジェイムズ・ピーズ(Br;フンディング)
 シャルル・ミュンシュ指揮ボストンso.
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
 録音:1956年7月21日、タングルウッド音楽祭、ライヴ。モノラル|音質良好|既出CD, CD-R : Disco Archivia [CD-R], 1314(入手不能)/ Eternities [CD-R], ETCD-215-M / Memories, MR-2292 〔以上、全て廃盤、入手不能〕/ ATS, ATS-950-2 。なお Memories 盤と ATS 盤では、バリトン歌手は『ジェイムズ・ピアース』と記載されているが、名字の Pease は「えんどう豆」の意味で、通常「ピーズ」と発音される。また、Disco Archivia 盤アナウンスではテノール歌手& Edward Pease と誤記されていた。

EVERSEEN [CD−R]

 2020年5月に発売が開始されたレーベル。『EVERLASTの姉妹レーベルでソリスト中心の内容です。初出はもちろん、既出の名演も含まれます。』とのこと。旧譜はこちらから〔今月ご案内アイテムも記載済み〕。
EVS-1094-M
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[CD-R]
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初出&初音盤〜アンダ + P.シュトラウス〜
 ブラームス
:ピアノ協奏曲第1番
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ゲザ・アンダ(P)
ポール・シュトラウス指揮
ローマ RAI so.
 録音:1964年1月18日、ローマ、モノラル|音質良好|初出音源、かつアンダによる同曲の初音盤。
 ガンのため早世したゲザ・アンダ(1921-1976)。かれはブラームスの第2協奏曲を得意とし、セッションだけでもフリッチャイ(1960年)&カラヤン(1967年)と短期間でDGへ2度も録音、商業リリースされたライヴ(あるいは放送録音)もクレンペラー、フリッチャイ、クーベリックらとのものがある。しかしなぜか第1番はこれまで音盤は一切知られていなかった。ディスコグラフィ&演奏会記録によっては1967年3月1日、ヨッフム& ACO とのライヴが記載されているが、これは既出のリリースを見る限りルドルフ・ゼルキン独奏となっている (ETCD-361/2-S, EVE-161/2-S) 。ブラームスのピアノ協奏曲を、(得手不得手はあれど)ここまで片方のみ偏演した例はあまりないはずで、その意味でも一度聞いてみたい演奏。
EVS-1095-M
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[CD-R]
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希少音源&含・初出、ルービンシュタイン +
  カラッチオーロ〜ショパン

 ピアノ協奏曲第1番(*)
 ピアノ・ソナタ第2番「葬送」(#)
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アルトゥール・
 ルービンシュタイン(P)
フランコ・カラッチオーロ指揮(*)
ナポリ・ RAI アレッサンドロ・
 スカルラッティo. (*)
 録音:1964年4月29日、ナポリ(*) /1960年6月15日(資料によっては1960年6月16日)、ボルドー(#)、ともにモノラル|音質良好、ただし(*)第1楽章で音飛び箇所あり| (#):おそらく初出音源|既出CD: Arkadia (Hunt), CDHP 515.1 (HUNTCD 515) (*) 〔廃盤、入手不能〕。 (*)と同日の演奏としてシューマンのピアノ協奏曲が Arkadia (Hunt) 〔前記盤に併録〕, Virtuoso, Arts から リリースされている。
EVS-1096-M
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初出、ギーゼキング、ウルグアイ・ライヴ 1952.9.9
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付」
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番(#)
 シューマン:交響的練習曲
 ラヴェル:鏡/水の戯れ(*) ソナチネ〜メヌエット(*)
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ヴァルター・ギーゼキング(P)
 録音:1952年9月9日、モンテビデオ、ウルグアイ、モノラル、ライヴ、放送用収録|音質良好、ただし(#)第3楽章で音揺れ、ノイズ箇所あり|初出音源| (*):アンコール。なんとギーゼキングによる南米ライヴが残っていた! なお別資料によると、(#)の最後の和音が欠けているとされるが、当盤アナウンスでは言及がない。
EVS-1097-S
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モリーニ&セル〜
 ベートーヴェン
:ヴァイオリン協奏曲
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
エリカ・モリーニ(Vn)
ジョージ・セル指揮
クリーヴランドo.
 録音:1967年5月11日、セヴェランス・ホール、ライヴ、ステレオ|音質良好|既出CD, CD-R: FKM [CD-R], FKM-CDR88/89 / WME [CD-R], WME-S/M-1524 / Memories, MR-2597 〔廃盤、入手不能〕/ ATS, ATS-920-2 。
EVS-1098-M
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初出、ジェルジ・シフラ〜協奏曲集
 リスト:ピアノ協奏曲第1番(*)
 グリーグ:ピアノ協奏曲(#)
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ジョルジュ・シフラ(P)
カール・メレス指揮(*)
ルクセンブルク放送so.(*)
ウンベルト・カッティーニ指揮(#)
フェニーチェ劇場o.(#)
 録音:1959年1月20日、ルクセンブルク(*) /1960年3月6日、ヴェネツィア(#)、モノラル|音質良好|おそらくともに初出音源。
  (*)の日には他にアンコールとして独奏でマラン・マレ/伝・リュリ:ガヴォットとロンドー ニ短調とD.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96 が演奏され、この2曲のみ ICA Classics, ICAC-5079 でCDリリースされていた〔廃盤、入手不能〕。(#)の日には他にリストの死の舞踏も演奏され、 IDIS, IDIS-6616 でCDリリースされている。
EVS-1099-M
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ハスキル、ミュンシュ、ヒンデミット
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番(*)
 ヒンデミット:主題と変奏「4つの気質」(#)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
クララ・ハスキル(P)
シャルル・ミュンシュ指揮(*)
パウル・ヒンデミット指揮(*)
フランス国立放送o.
 録音:1959年9月1日〔とあるが、1959年9月15日〕(*)、1957年9月22日(#)、ともにモントルー、モノラル|音質良好|既出CD, CD-R: Music and Arts, MUA-(4)864 (#), MUA-(4)922 (*) / Disque Refrain, MADR 203 (*) / RE! Discover [CD-R], RED-103 (*) 〔1959年10月29日と誤アナウンス〕 / WME, WME-S/M-1663 (*) 〔以上、(*)は誤アナウンスのものを除き、すべて1959年9月15日の記載| MUA-4846, WME-S/M-1663 を除き廃盤、入手不能〕。
 1959年9月1日はスイスのアスコーナでグリュミオーとのジョイント・リサイタル(1曲、ベートーヴェンのソナタ第7番が Aura からリリース〔 Ermitage 時代には未発〕)が行われているので、誤記。# (*)の日付誤記ママで供給されます
EVS-1100-S
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[CD-R]
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初出、シュナイダーハン
    + ドホナーニ& BPO 1968.9.9 ブザンソン〜
 ブラームス
:ヴァイオリン協奏曲
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ヴォルフガング・
 シュナイダーハン(Vn)
クリストフ・
 フォン・ドホナーニ指揮
BPO
 録音:1968年9月9日、ブザンソン、ステレオ|音質良好。
EVS-1101-M
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含・初出&希少、ミケランジェリ + カラッチオーロ〜
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集

  〔第13番(*) /第25番(#) 〕
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アルトゥーロ・べネデッティ・
 ミケランジェリ(P)
フランコ・カラッチオーロ指揮
ナポリ・ RAI アレッサンドロ・
 スカルラッティo.
 録音:1957年11月19日、ナポリ、モノラル|音質良好| (*):おそらく初出音源|既出CD: Altara, ALT-1023 (#) 〔廃盤、入手不能〕。
 ミケランジェリによる(*)は少なくとも5種以上が知られているが、(#)は長年、最晩年の1989年6月、コルト・ガルベン〔コード・ガーベン〕指揮 NDR 響と DG へ残したライヴしか無く(他に1987年6月26日、ペーター・マーク&パリ・アンサンブル管と残した未発売ライヴが残っているらしい)、30年以上遡る当演奏はファンの度肝を抜いた。ピアニストのペーテル・ヤブロンスキとその弟が2002年に立ち上げた Altara レーベルは10年ほどで立ち行かなくなり、当演奏も早期に入手困難となっていただけに、嬉しいリリース。
EVS-1102-M
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バックハウス + カンテッリ〜
 ベートーヴェン
:ピアノ協奏曲第4番(*) /
         ピアノ・ソナタ第12番「葬送」(#)
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ヴィルヘルム・バックハウス(P)
グイド・カンテッリ指揮(*)
NYP (*)
 録音:1956年3月18日、ニューヨーク(*) /1953年〔おそらく1953年5月19日、サル・ガヴォー〕、パリ(#)、ともにモノラル|音質良好|既出CD, CD-R: AS Disc, 621 (*) / Legend, LGD 121 (*) / Otaken, TKC-306 (*) / Andromeda, ANDRCD-5069 (*) / Guild Historical. GHCD-2349 (*) / Memories, MR-2059/60 (*) / Profil, PH-10006 (*) 〔以上、廃盤か入手困難〕/ Pristine Classical [CD-R], PASC-510 (*) / melo Classic, mc-1007 (#) 〔1953年5月19日の記載|廃盤、入手不能〕。
  (*)はかつて多数のレーベルから復刻されていたが、2023年現在入手が容易のものは Pristine Classical の疑似ステレオ盤のみ。
EVS-1103-M
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[CD-R]
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シェリング〜シマノフスキ&グラズノフ:協奏曲集
 シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番(*)
 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲(#)
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ヘンリク・シェリング(Vn)
マッシモ・プラデッラ指揮(*)
トリノ RAI so.(*)
アンヘル・サウス指揮(#)
ベネズエラso.(#)
 録音:1962年4月13日、トリノ(*) /1958年〔1958年4月11日、市立劇場〕、カラカス(#)、モノラル|音質良好| (*):おそらく初出音源|既出CD: melo Classic, mc-2052 (#) 。(#)はシェリング唯一の録音で、当盤リリースの数ヶ月前に melo Classic から初リリースされたばかり。

FKM [FACHMANN FÜR KLASSISCHER MUSIK] [CD−R]


 旧譜はこちらから
FKM-CDR755/6
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[2CD-R]
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ヨッフム + ポリーニ
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番(*)
 ブルックナー:交響曲第9番(#)
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マウリツィオ・ポリーニ(P;*)
オイゲン・ヨッフム指揮
LSO (*)、ベルリン・ドイツso.(#)
 録音:1971年6月(*)、1970年代〔とあるが、おそらく1984年3月25日〕(#) |既出CD-R, LD, DVD: Don Industriale [CD-R], DI-096B (*) / Sound Supereme [CD-R], 2S-143 〔当盤と同一の記載|廃盤、入手不能〕/ 創美企画 [LD], SKL-1016 (#) / Dreamlife [DVD], DLVC-1155 (#), DLVC-8095 (#) / Antec Music [DVD-R], AM 5052 (#) 〔以上(#): 創美企画と Dreamlife の計3点はすべてベルリン放送響&1984年3月25日の記載( Antec Music 盤は不明)|廃盤、入手不能〕。 (*)は同時期における LSO の演奏会記録にこの顔合わせの同曲目が見当たらない〔1971年5月23日にアンドレ・プレヴィンが弾き振りでこの曲を演奏している〕。(#)は、この時代ならばベルリン放送響と呼ばれるべきだが(改名は1993年)、上記名でアナウンスされている。また同演奏は https://www.abruckner.com/ のディスコグラフィでは1983年12月19日とされているが、詳細不明〔 Antec Music 盤 がこの記載だった可能性有〕
FKM-CDR757/8
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[2CD-R]
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初出、レヴァイン& BSO 1972.7.30 〜
 マーラー
:交響曲第6番「悲劇的」
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ジェイムズ・レヴァイン指揮
ボストンso.
 録音:1972年7月30日〔タングルウッド、ライヴ〕|おそらく初出音源。レヴァインが BSO に登壇してマーラーを振ったのは、意外にもこの年が初(当演奏と、前日の1972年7月29日)。さらに翌年、1973年8月2日に同団本拠のアカデミー・オヴ・ミュージックで同曲を振った後は1994年の「大地の歌」まで間が空き、20世紀の間に行われた同団とのマーラー共演はたった6回のみだった模様。
FKM-CDR759
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[CD-R]
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ラファエル・クーベリック
 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番(*)
 シューマン:交響曲第3番「ライン」(#)
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ラファエル・クーベリック指揮
アムステルダム・
 コンセルトヘボウo.(*)、
クリーヴランドo.(#)
 録音:1969年(*) /1971年1月28日(#) |既出CD-R: FKM, FKMCDR-751 (#) 。 (*)はデータからすると Unitel 収録の映像〔 Dreamlife からDVD 化されたが廃盤〕と同一か。
FKM-CDR762
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[CD-R]
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初出、ショルティ& CSO 1974.12.21
 チャイコフスキー:交響曲第5番
 ドビュッシー:「夜想曲」〜祭
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ゲオルク・ショルティ指揮
シカゴso.
 録音:1974年12月21日、カーネギー・ホール|おそらく初出音源|『未放送のプライベート録音だが音質は良い』とアナウンスされている。同日の「さすらう若人の歌」(w.ハマリ)が FKM-CDR668/9 で既出。


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