BMG | ||
| ほぼ初出&初CD化、 ウィリアム・カペル〜ラスト・レコーディング [オーストラリア放送レコーディングズ 1953] ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(*) J.S.バッハ:組曲 イ短調 BWV.818(#) ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(+) イギリス国歌「神よ女王陛下を守り給え」(**) モーツァルト: ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570(**) ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」(##) ショパン:舟歌 Op.60(##)/夜想曲 Op.55-2(++)/ スケルツォ第1番Op.20(##) プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番(**) |
ウィリアム・カペル(P) バーナード・ハインズ指揮(*) ヴィクトリアso.(*) | |
| 録音:1953年10月1日、メルボルン・タウン・ホール(*)/1953年7月21日、メルボルン・タウン・ホール&1947年1月7日、ニューヨーク RCA スタジオ 2 (#)/1953年7月21日、メルボルン・タウン・ホール&1953年4月1日、フリック・コレクション(+)/1953年7月25日、メルボルン・タウン・ホール(**)/1953年7月28日、メルボルン・タウン・ホール(##/++)。以上モノラル。(**/##)は初出音源。(*/#/++)はおそらく初CD化。(+) は VAI からVAIA-1048で発売されている物。なお、放送音源テープの一部に不備があるため、(#)と(+)の一部楽章が RCA 及び フリック・コレクションの音源に差し代えられている。 夭折したアメリカのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ウィリアム・カペルが死の直前に残した演奏の数々が初めて日の目を見る。将来を嘱望されながら、不慮の飛行機事故で31歳の若さで亡くなったカペルがRCAに残した全録音は、未発表テイクやライヴ音源などとともに、1998年に発売されたCD9枚組の「ウィリアム・カペル・エディション」に結実したが、当アルバムはそこには含まれていなかったオーストラリアでのライヴ音源を集めたもの。1953年7月から死去した10月にかけて行なった演奏会の放送録音で、(+)のみ VAI レーベルからCD化されていたものの、5曲が今回世界初登場となる貴重な音源。カペルはこのオーストラリア・ツアーのあと、サンフランシスコへ帰途の途中、10月29日に飛行機事故で亡くなっており、協奏曲としては最後の記録になると思われる(*)[独奏では10月22日に演奏されたショパンのソナタ第2番が前出のエディションに収録されている]など、正に貴重な発掘。ディジパック仕様。 | ||
| ブロンフマン、ズッカーマンらの「ます」他 シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」 モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493 |
イェフィム・ブロンフマン(P) ピンカス・ズッカーマン(Vn) ジェスロ・マークス(Va) アマンダ・フォーサイス(Vc) ジョエル・クァリントン(Cb) | |
| 録音:2007年5月、モントリオール、マギル大学シューリック音楽院マルチメディア・ルーム。ヴァイオリンの巨匠ズッカーマン率いる室内アンサンブル、RCAレッド・シール・デビュー ! ヴァイオリンの巨匠ピンカス・ズッカーマン久々となる RCA レッド・シールへの新録音は、彼が2002年に有能な若手弦楽奏者4人と創設した「ズッカーマン・チェンバープレイヤーズ」およびイェフィム・ブロンフマンとのシューベルトの「ます」とモーツァルトのピアノ四重奏曲第2番。このアンサンブルはすでに欧米の主要都市や著名音楽祭に続々出演し高い評価を得ている。彼らの録音は、すでに Altara レーベルからモーツァルトとブラームスの室内楽がリリースされており、高い評価を得ている。 | ||
| ポール・メイエ/他〜 ダリユス・ミヨー:独奏楽器と管弦楽のための作品集 スカラムーシュ Op.165c (サクソフォンと管弦楽のための)/ 打楽器と小管弦楽のための協奏曲Op.109/ クラリネット協奏曲Op.230/ エクスの謝肉祭Op.83b (ピアノとオーケストラのための幻想曲) [ボーナストラック] ピアノ、ヴァイオリンと クラリネットのための組曲 Op.157b (*) |
ファブリス・モレッティ(Sax) ゲルト・ヴェルシュレーゲン (Perc) エリック・ル・サージュ(P) テディ・パパヴラミ(Vn;*) ポール・メイエ(Cl)指揮 リエージュ国立po. | |
| 録音:2007年5月、リエージュ/1999年、eglise du Bon Secours 、パリ(*)。 久々となるポール・メイエの新録音。名クラリネット奏者としてのメイエは、クラリネット協奏曲の見事な演奏だけでなく、管楽器の特性を完全に身につけた指揮者としても、彼の友人たちである独奏者の特質を引き出すことに成功している。サックスのファブリス・モレッティはパリ市立ベルリオーズ音楽院の教授であり、日本にも何回来日しており絶賛を浴びている。「打楽器と小管弦楽のための協奏曲」は7分程度の短い曲ではあるが、録音も少ない作品。ゲルト・ヴェルシュレーゲンによる強弱を叩き分けたティンパニが見事で、全体にオーケストラの管楽器軍とのバランスも最高。もちろんル・サージュのピアノもこの作品の楽しさをいたるところに散りばめており、絶品なミヨーとなっている。 | ||
| SMILE 〜エイミー・ディクソン、 サクソフォン・リサイタル チャーリー・チャップリン: Smile フランツ・ドルドラ:思い出 ラフマニノフ:ヴォカリーズ ルディ・ウィデフト:はかないワルツ フォーレ:無言歌 アルヴォ・ペルト:鏡の中の鏡 アストル・ピアソラ:アヴェ・マリア ヒナステラ:小粋な娘の踊り ドビュッシー:レントより遅く エルガー:愛の挨拶 チャールズ・ゲーツ・ドーズ:メロディ ウジェーヌ・ボザ:アリア ジェラルド・フィンジ:エレジー |
エイミー・ディクソン(Sax) キャサリン・ミレッジ(P) | |
| 録音:バンフ・センター、ロルストン・リサイタル・ホール、カナダ。歌心たっぷりの新人女流サックス奏者エイミー・ディクソン、メジャー・デビュー! エイミー・ディクソンは、シドニー生まれの女流サクソフォン奏者。7歳よりサックスを始め、16歳でデビュー。17歳でシドニーso.と競演、レコーディングを行った。18歳でロンドン、アムステルダムで学び、様々なコンクールで優勝。現在ヨーロッパを中心として、独奏者として活躍している。また、フィリップ・グラスなどの現代音楽作品も数多く初演。このアルバムでは、クラシカル名曲をサックスで演奏しただけでなく、サクソフォンを演奏している方々のための定番作品まで幅広く網羅している。 「彼女のトーンは放射的で、楽譜を言葉で表現していくようだ。最も才能のあるサクソフォン奏者の一人。」(バーミンガム・ポスト)/「彼女の演奏は、私が聴いた中で最も興味深い。ひとつひとつの音に円熟があり、聴衆を満足させる。こんなに情熱的な演奏は今まであっただろうか?」(クラリネット&サクソフォン・マガジン)/「彼女のテクニックは完璧なもの。愚かなジャズ奏者の演奏とは次元が異なる。ラフマニノフのヴォカリーズは、まるで人間の美しい声のようだ」(ニューヨーク・コンサートレビュー) | ||
| プッチーニ:オペラ全集
歌劇「妖精ヴィッリ」 プラシド・ドミンゴ、ティト・ゴッビ、レナータ・スコット、レオ・ヌッチ ロリン・マゼール指揮ナショナルpo.[録音:1979年、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール] 歌劇「エドガール」 カルロ・ベルゴンツィ、レナータ・スコット、グウェンドリン・キルブルー イヴ・ケラー指揮ニューヨーク・オペラo.[録音:1977年、カーネギー・ホール] 歌劇「マノン・レスコー」 ニーナ・ラウティオ、ジーノ・キリコ、ペーター・ドヴォルスキー ロリン・マゼール指揮ミラノ・スカラ座o.[録音:1992年、ミラノ、アバネラ劇場] 歌劇「ボエーム」 モンセラート・カバリエ(S;ミミ) プラシド・ドミンゴ(T;ロドルフォ) ジュディス・ブレゲン(S;ムゼッタ) シェリル・ミルンズ(Br;マルチェッロ) ルッジェーロ・ライモンディ(B;コルリーネ)他 ゲオルク・ショルティ指揮LPO[録音:1973年、ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール] 歌劇「トスカ」 レオンタイン・プライス(S;トスカ) プラシド・ドミンゴ(T;カヴァラドッシ) シェリル・ミルンズ(Br;スカルピア) ポール・プリシュカ(B;堂守)他 ズービン・メータ指揮ニュー・フィルハーモニアo. [録音:1972年、ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール] 歌劇「蝶々夫人」 レナータ・スコット、プラシド・ドミンゴ、ジリアン・ナイト、 イングヴァール・ヴィクセル、フロリンド・アンドレオッリ ロリン・マゼール指揮フィルハーモニアo.[録音:1978年、オール・セインツ教会、ロンドン] 歌劇「西部の娘」 マーラ・ザンピエーリ、プラシド・ドミンゴ、ジョアン(フアン)・ポンス ロリン・マゼール指揮ミラノ・スカラ座o.[録音:1991年、ミラノ・スカラ座、ライヴ] 歌劇「つばめ」 アンナ・モッフォ、ダニエーレ・バリオーニ、マリオ・セレーニ、ピエロ・デ・パルマ フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮RCAイタリア・オペラo.&cho. [録音:1966年7月、ローマ、RCA イタリア・オペラ・スタジオ] 歌劇「外套」 レナータ・スコット、ジリアン・ナイト、イングバール・ビクセル、プラシド・ドミンゴ ロリン・マゼール指揮フィルハーモニアo.[録音:1997年、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール] 歌劇「修道女アンジェリカ」 レナータ・スコット、マリリン・ホーン、イレアナ・コトルバス ロリン・マゼール指揮フィルハーモニアo.[録音1997年、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール] 歌劇「ジャンニ・スキッキ」 イレアナ・コトルバス、アンナ・ディ・スタジオ、ティト・ゴッビ、プラシド・ドミンゴ ロリン・マゼール指揮LSO[録音:1997年、ロンドン、EMIスタジオ] 歌劇「トゥーランドット」 ジョヴァンナ・カゾッラ、セルゲイ・ラーリン、バルバラ・フリットーリ、セルジョ・スピーナ、 ホセ・ファルディーリャ、カルロ・コロンバーラ、ヴィットリオ・ヴィテッリ ズービン・メータ指揮フィレンツェ5月祭o.&cho.[録音:1998年9月、北京・紫禁城、ライヴ] | ||
| 歌唱:全て原語(イタリア語)。RCA, SONY, オイロディスクの録音の中から、プッチーニのオペラ全曲を集めたボックス・セットが登場。完全初回限定生産! 80ページの解説とリブレット(伊・英・独・仏)付き。中身は、LP オリジナル・デザインを使用した紙ジャケット仕様(オリジナル・ジャケット・コレクションと同様の仕様)。BOXは 13.5cm x 13.5cm x 10〜12cm(厚さは予定)の豪華硬質紙製BOX。 2008/5/8追記:演奏者の許諾が得られなかった事から、以下の作品につきまして初掲載時の録音が差し替えとなりました。上記リストは新しい演奏者&録音となっています。何とぞ御了承下さい。 ・マノン・レスコー ・外套 ・修道女アンジェリカ ・ジャンニ・スキッキ | ||
DG | ||
| プッチーニ生誕150年、21世紀の“ミミ "誕生 プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 アンナ・ネトレプコ(S;ミミ) ローランド・ヴィリャソン(T;ロドルフォ) ニコール・キャベル(S;ムゼッタ) マリウス・キーチェン(Br;マルチェッロ) ボアズ・ダニエル(B;ショナール) ヴィタリ・コワリョフ(B;コルリーネ) ベルトランド・ド・ビリー指揮バイエルン放送so.&cho. ゲルトナープラッツ国立劇場児童cho.(合唱指揮:ペーター・ダイクストラ) | ||
| 録音:2007年4月。「椿姫」を超えるヒットとなるか、ネトレプコ&ヴィリャソンの名コンビが織りなす“哀しい愛の物語 "。 この「ラ・ボエーム」は、ミュンヘン・ガスタイクで行われた公演から収録されているが、その完成度の高さはまるでスタジオ録音のようだ。ネトレプコ&ヴィリャソンの名コンビを中心に、若手によるキャストも充実した演奏を聴かせ、注目の指揮者ビリーの名タクトと共に、青春の息吹きに満ち溢れた、新鮮な「ボエーム」を聴かせてくれる。プッチーニの生誕150年を飾るに相応しい、「ラ・ボエーム」の新名盤の誕生といえるだろう。またこの録音は、2008年2月にロベルト・ドルンハイムによってウィーンで制作される映画のサウンドトラックとも関連している。 | ||
| 若獅子ハーディングが挑む鮮烈のマーラー マーラー:交響曲第10番 嬰ヘ長調 (デリック・クック補筆完成全曲版)(1976/1989) |
ダニエル・ハーディング指揮 VPO | |
| 録音:2007年10月23日-27日。初出音源。ハーディングとVPOの同曲ライヴは、2004年12月19日のものが CD-R 使用の BELSONA CLASSICS から発売されている(BECL-0086; レーベル在庫限り&2008年4月末で廃盤)。"謎は解かれた!? ハーディング&VPOが織りなす狂気と耽美の世界。 ハーディングの来日記念盤として国内盤が先行発売され、好評を博しているマーラー「10番」が輸入盤で登場。アバド、ラトルにつづく新世代マーラー演奏の旗手として注目の指揮者ハーディングは、かつて「第4番」の清新な演奏 (マーラー室内管/VIRGIN VC 5 45665 2) が話題を呼んだが、今回の「10番」も名門ウィーン・フィルの耽美的なサウンドをバックにしながらも明晰で多彩な音楽表現による新感覚のマーラーを聴かせてくれる。「10番」の交響曲は、晩年のマーラーの交錯した心情が投影された“謎 "の多い交響曲だが、未完成であるがゆえに評価の定まらない作品だった。しかし近年では、ギーレンやシャイー、ラトルなどたくさんの指揮者がこぞって取り上げ、「大地の歌」「第9」に続く傑作交響曲であることが認識されるようになった。今回ハーディングは、クック版第3稿第2版を使用している。すでに出ているラトル盤とは異なり、楽譜を忠実に再現していることも特筆される。 | ||
| バッハ・ミーツ・グバイドゥーリナ J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041(*)/ ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042(*) ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-): ヴァイオリン協奏曲 "In tempus praesens" (#) |
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn) トロンハイム・ソロイスツ(*) ヴァレリー・ゲルギエフ指揮(#) LSO(#) | |
| (#)は世界初録音。モーツァルト三部作から2年、満を持してのバッハ・リリース。ムターによるDGへのバッハ初録音となるヴァイオリン協奏曲第1番と第2番に加え、「自らのインスピレーションの源」とバッハを敬愛するロシアの人気女流作曲家、ソフィア・グバイドゥーリナがムターからの委嘱を受け作曲したヴァイオリン協奏曲の世界初録音をカップリング。 バッハの協奏曲では、ヴィヴァルディの「四季」で35万枚以上のセールスを記録し大成功を収めたトロンハイム・ソロイスツと再び共演。 グバイドゥーリナの協奏曲は、2007年のルツェルン音楽祭においてムターが初演し、2008年初めにカリスマ指揮者ゲルギエフ&LSOと録音を行った。 2008年6月の来日公演はトロンハイム・ソロイスツとの共演で、バッハの第2協奏曲と『四季』を演奏する予定。なお、当盤は来日記念盤として国内盤[5/21予定]とほぼ同時の発売を予定しておりましたが、輸入盤のインターナショナル・リリース・スケジュールと同じ2008年9月の発売へ延期されました。入荷は9月となってしまいますので、ご注文時にはあらかじめご了承のほどお願い致します。 | ||
| フィエスタ レブエルタス:センセマヤ カレーニョ:マルガリテーニャ「交響的変奏曲」 エステベス:平原の真昼 マルケス:ダンソン第2番 ロメーロ:フーガ・コン・パハリージョ (弦楽のための組曲第1番(管弦楽版)から) ヒナステラ:バレエ「エスタンシア」から舞曲 Op.8 [農園で働く人々/小麦の踊り/ 大牧場の牛追い人/終幕の踊り(マランボ)] カステジャーノス: パカイリグアの聖なる十字架「交響組曲」 バーンスタイン:マンボ (「ウェスト・サイド・ストーリー」から シンフォニック・ダンス) |
グスターボ・ドゥダメル指揮 ベネズエラ・シモン・ボリバル・ ユースo. | |
| 録音:2008年1月、カラカス。ラテン魂炸裂!!若さと情熱が爆発する!!!若きマエストロ、ドゥダメル&SBYOVによる待望のラテン・アメリカ傑作集。 4月に国内盤が先行リリースされたドゥダメル&SBYOVの第3弾は、待望のご当地物ラテン・アメリカ作品集。夭折したメキシコの天才作曲家レブエルタスがストラヴィンスキーばりの疾走感溢れるリズムで聴かせる「センセマヤ」を始め、官能的な「ダンソン第2番」、活気あふれる「エスタンシア」など、なじみは薄くても聴けば、必ずハマルこと間違いなしのラテン・アメリカ傑作集。 | ||
BMG "MID" | ||
| ケント・ナガノ&モントリオール交響楽団 RCA Red Seal 第1弾〜 ケント・ナガノ・コンダクツ・ベートーヴェン 「運命」&「エグモント」など ベートーヴェン(1770-1827)/ ポール・グリフィス(1947-)脚色&構成: 「ザ・ジェネラル(指令官)」(*) (オーケストラ、ソプラノ独唱、合唱と語りの ための; 「エグモント」の音楽Op.84、 祝典劇「シュテファン王」Op.117、 劇音楽「レオノーレ・プロハスカ」 WoO.96、奉献歌Op.121bより; 全16曲) [序曲(「エグモント」序曲)/ 歌「太鼓が鳴ると」(「エグモント」第1曲)/ メロドラマ「私が習得したのは」 (「シュテファン王」第7曲)/ メロドラマ「情報収集屋やスパイは」 (「シュテファン王」第5曲)/ 間奏曲1(「エグモント」第6曲)/ 間奏曲2(「レオノーレ・プロハスカ」葬送行進曲 [ピアノ・ソナタ第12番の編曲])/ 間奏曲3「メロドラマ『何かできるはず』」 (「エグモント」第2曲)/ 間奏曲4(「エグモント」第3曲)/ 間奏曲5(「エグモント」第7曲: クレールヒェンの死)/ メロドラマ「私は一人の人間だった」 (「エグモント」第8曲)/ 歌「敗北し絶望にくれて」 (「エグモント」第4曲) 間奏曲6(「エグモント」第5曲)/ 間奏曲7(「シュテファン王」第8曲: 宗教的な行進曲)/ 第13曲:メロドラマ 「この人たちに言うべきことは何もない」 (「シュテファン王」第8曲:メロドラマ)/ 勝利のシンフォニア(「エグモント」第9曲)/ フィナーレ(「奉献歌」Op.121b)] ベートーヴェン: 交響曲第5番 ハ短調Op.67(+)/ 悲劇「エグモント」への音楽Op.84より [序曲/ 第1曲:クレールヒェンの歌 「太鼓は響く!笛は鳴る!」(#)/ 第4曲:クレールヒェンの歌 「喜びにあふれ、また悲しみに沈む」(#)]/ 奉献歌Op.121b |
マクシミリアン・シェル(朗読;*) アドリアンヌ・ピエチョンカ (S;*/#) ケント・ナガノ指揮 モントリールso.&cho. | |
| 録音:2007年9月、2008年1月&2月、モントリール、マックギル大学、MMRスタジオ/2008年2月、モントリオール、プレ・ドザール、サル・ウィルフリード・ペルティエ(+)/2008年3月、オーディオZスタジオ(*; 語りのみ)。レコーディング・プロデュサー:ウィルヘルム・ヘルヴェック&カール・タルボット。(*)は世界初録音。 来日公演のため全世界に先駆けて日本先行緊急発売、ケント・ナガノ&モントリオール響のプロジェクトが始動! 第1弾はモントリール響との初録音となるベートーヴェン・アルバム。フランス革命に共鳴したベートーヴェンの理想が、時空を経て21世紀によみがえる! ■現在、モントリオール交響楽団、バイエルン国立歌劇場、バークレイ交響楽団およびバークレイ・アカデミー・アンサンブルの音楽監督のポストを兼任し、世界で最も多忙な指揮者の一人ケント・ナガノ。オーケストラ曲からオペラまで古今東西の音楽作品の膨大なレパートリーを渉猟し、そのいずれにも彼独自の個性を刻印した充実した演奏を聴かせてくれる。そのケント・ナガノが、2008年よりソニー BMG マスターワークスと契約し、現在音楽監督をつとめるモントリール交響楽団を指揮して RCA Red Seal レーベルより継続的なレコーディング・プロジェクトを発信開始。 ■プロジェクト第1弾は、ベートーヴェンの「エグモント」をベースに、台本作家・批評家のポール・グリフィスが脚色を担当して再構成したソプラノ独唱、合唱と語りを含む作品「ザ・ジェネラル(司令官)」の世界初録音と、交響曲第5番をカップリングしたこだわりのベートーヴェン・アルバムで、オリジナル・タイトルは「ベートーヴェン〜フランス革命の理想」。ケント・ナガノは2003年に東京で、ベートーヴェンの「第9」とリゲティ、ウストヴォリスカヤの合唱曲とを組み合わせて演奏したこともあり、有名曲を通常とは異なったコンテクストの中で提示することに長けており、当アルバムもそうした試みのひとつ。これまでさまざまなレーベルから膨大なレコーディングを発表してきた彼だが、ベートーヴェン作品については、ベルリン・ドイツ響との「オリーヴ山上のキリスト」(HMF)と交響曲第3番「英雄」についてのドキュメンタリー映像(ARTHAUS)があるのみで、その意味でも当アルバムは大きな価値を持つといえるだろう。 ■「ザ・ジェネラル」は、ナガノの発案・委嘱によって、2007年1月、彼がモントリールに着任して最初のシーズンに初演され大きな話題を呼んだ。ゲーテの悲劇「エグモント」の主人公で、16世紀、スペインの圧政下、オランダ独立を求めて戦ったエグモント伯爵を、1993年-94年のルワンダ内戦時に国連平和維持軍ルワンダ支援団の司令官として平和調停のために活動したロメオ・ダレール(後述)に置き換え、さらに「エグモント」のみならず、同じ劇音楽の「シュテファン王」「レオノーレ・プロハスカ」からも音楽を採用して全16曲の新たな作品として再構成したもの。 ■脚色を担当したポール・グリフィスは、「タイムズ・オブ・ロンドン」「ザ・ニューヨーカー」「ニューヨーク・タイムズ」などで長らく音楽批評を行なうのみならず、ブーレーズ、ケージ、メシアンなどの20世紀音楽についての研究でも知られている。またタン・ドゥンの「マルコ・ポーロ」や、エリオット・カーターの「ホワット・ネクスト?」などのオペラの台本も執筆している。 ■クレールヒェン役を務めるカナダ出身のソプラノ、アドリアンヌ・ピエチョンカは、1988年カナダ・オペラでデビュー。現在ヨーロッパを中心にワーグナーやR.シュトラウスのオペラを中心に活躍している。2007年DVD化された2004年ザルツブルク音楽祭での「ばらの騎士」(ビシュコフ指揮/カーセン演出)では元帥夫人の名唱を観ることができる。語りのマクシミリアン・シェルは、1930年生まれのオーストリアの俳優。バーンスタイン/ウィーン・フィルによるベートーヴェン:交響曲全曲の映像作品のイントロでもその個性的な風貌と語りを披露していた。 ■「苦悩から勝利へ」を音楽化した交響曲第5番、「エグモント」序曲と2曲のアリア、「ザ・ジェネラル」の最後に使われている「奉献歌」のそれぞれのオリジナル独語版をDISC2にカップリングし、フランス革命に共鳴したベートーヴェンの理想を21世紀によみがえらせているのは、ケント・ナガノならではのプログラミングの妙といえるだろう。 ■「ザ・ジェネラル」について 〜ポール・グリフィスによる解説: 『この「ザ・ジェネラル」は、語り役とオーケストラの間に新たなドラマを創造しようとする試みです。そのためには、非人道的な世界に生きる現代の聴き手に、ベートーヴェンの作品が内包する汎時代性を再認識させてくれるような、身近な出来事に置き換える必要がありました。ここでの主役は、1993年から94年にかけて国連の平和維持軍司令官としてルワンダ紛争と対峙したロメオ・ダレール(後述)氏です。氏は、100日間で80万人もの人々が大量虐殺されるという悲劇を予感しそれを回避しようとあらゆる手段を尽くしたにもかかわらず、国際社会から援助を拒まれ、虐殺を目の前にしながらなすすべなく見守るしかありませんでした。タイトルの「ザ・ジェネラル(司令官)」とは氏のことです。氏が危機に瀕した貧しい人々を守るべく特権階級に訴えかけようとした行為は、われわれ一人ひとりの責任でもあるのです。 この「ザ・ジェネラル」の原案、つまり「エグモント」を現代化するという提案は、ケント・ナガノ氏によるものです。その提案を受けたとき、あまりにそのテーマが巨大すぎて私の手には余るように思えました。ベートーヴェンの音楽は力強く前向きで、しかも大きな希望を抱いています。最後には正義が勝つ、のです。抑圧されていた自由も、犠牲を払うことによって、勝利を得ます。しかし、ルワンダ紛争には、虐殺と無関心しかありません。これらの2つの要素をどうやって結びつければよいのか? ダレール氏の自叙伝やほかのさまざまな記録を読んだ結果、「ザ・ジェネラル」の物語には、特定の名前や場所を登場させないことにしました。音楽と言葉は対話形式でなければならず、そのためには語り手の俳優はオーケストラと緊密に結びついていなければなりません。 「エグモント」だけではこうした対話的要素が不足していたので、「シュテファン王」からも音楽を採りました。ゆっくりとした哀歌が必要だったので、やはり「シュテファン王」と「レオノーレ・プロハスカ」(ピアノ・ソナタ第12番の葬送行進曲のオーケストラ編曲版)から採用しました。最も頭を悩ませたのは作品をどう終結させるかでした。ベートーヴェンは、「エグモント」を、序曲の最後の部分を再利用して勝利の凱歌で終わらせていますが、われわれの「ザ・ジェネラル」はそうするわけにはいきませんでした。いろいろ考えた末に、ベートーヴェン後期の珍しい合唱曲で、ソプラノ独唱と合唱による賛歌「奉献歌」の音楽に(この作品の歌詞ではありません)見出すことができました。 「奉献歌」の新しい歌詞を書くにあたって、またそのほかの部分の語りを書き下ろすにあたっては、それぞれの音楽の導くところに従いました。たとえば、第2曲では、主人公の司令官が自分の頭の中で何を認識しているかを徐々に把握していきます。言葉に続く音楽が、その前の言葉を説明する箇所も数多くあります(たとえば第9曲と第13曲)。どちらにおいても音楽こそがドラマの担い手であり、それに相応しい語りを作り出す必要がありました。例えば第9曲では、司令官は自分の置かれた立場を認識し希望を失います。第13曲では、怒りによって希望を取り戻しているのです。もともとこれらの音楽が書かれた設定とは違いますが、音楽が伝えるメッセージには共通点があります。 「ザ・ジェネラル(司令官)」の台本は、委嘱者であるケント・ナガノとモントリオール交響楽団に捧げられています。初演は、2007年1月16日と17日、モントリオールにて行なわれました。この初演の演奏や、あるいはこの録音によって、改めて認識させられたのは、ベートーヴェンの音楽が何と力強くわれわれに語りかけてくるか、ということでした。ベートーヴェンも、そしてわれわれもまた、政治に失望し、急速な技術革命がおこなわれ、戦争が絶えることのない、そういう時代を見つめているのです。』(ライナーノーツより抄訳) *ロメオ・ダレール:1946年、オランダ生まれのカナダ上院議員、国連ジェノサイド予防諮問委員会委員。元カナダ陸軍の准将で、元国連平和維持部隊(国連ルワンダ支援団)司令官。1964年にカナダ陸軍に入隊。1993年、内戦状態が続いていたルワンダに国連 PKO 部隊司令官として派遣され、停戦監視にあたるが、1994年、わずか100日間で80万人もの人びとが虐殺される現場を目撃した。帰国後、ルワンダでの体験でのショックから心的外傷後ストレス障害 (PTSD) を発症し、2000年6月にはアルコールと薬物の混用から自殺未遂をはかり、公園のベンチで昏睡状態となっていたところを発見される。2003年、ルワンダでの体験を記した著書 "Shake Hands with the Devil: The Failure Of Humanity In Ruwanda"(悪魔との握手:ルワンダにおける人道主義の失敗)を発表。現在は国会議員を務めながら、大学や講演などで自身の体験を語り継ぎ、戦争被害者の救済、紛争の解決、平和構築の必要性などを社会に訴え続けている。 ■ケント・ナガノ今後の録音予定:2008年にソニーBMGマスターワークスとの新しいプロジェクトを発表。伝統のRCAレッド・シール・レーベルから、モントリオール交響楽団との大規模な録音プロジェクトが始動。 今後、マーラー、メシアン、ベルリオーズの作品集などを予定(2008年3月現在)。オフィシャル・ホームページ:http://www.kentnagano.com/。 【ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団/2008年来日公演】 4月10日(木)武蔵野市民文化会館/4月11日(金)大阪 フェスティバルホール/4月12日(土)愛知県芸術劇場コンサートホール/4月14日(月)東京 サントリーホール/4月15日(火)静岡 グランシップ/4月16日(水)東京オペラシティコンサートホール。 | ||
BMG | ||
| グザヴィエ・ドゥ・メストレ・ プレイズ・ドビュッシー ドビュッシー: 「ベルガマスク組曲」より [プレリュード/メヌエット/月の光/パスピエ]/ 夢/ロマンティックなワルツ/ メロディー(歌曲)より(*)〜 [エトワールの夜(星の輝く夜)/リラ/麦の花/ 月の光/マンドリン/美しき夕べ/まぼろし]/ 2つのアラベスク/ 「前奏曲集」より〜 [デルフォイの舞姫/帆/亜麻色の髪の乙女]/ 神聖な舞曲と世俗的な舞曲(#) |
グザヴィエ・ドゥ・ メストレ(Hp) ディアナ・ダムラウ(S;*) ウィーン・ フィルハーモニーo.員(#) | |
| 25歳でウィーン・フィルのソロ・ハーピストになったハープの貴公子、グザヴィエ・ドゥ・メストレ、メジャー・デビュー!彼のハープの美しさに、ノックアウト! グザヴィエ・ドゥ・メストレは1973年フランスのトゥーロン生まれ。9歳から地元のコンセルヴァトワールでハープを学ぶ。その後パリでジャクリーヌ・ボローとカテリーヌ・ミシェルに師事、同時にロンドンで政治、経済も学ぶ。16歳の時に、パリ・ハープ・コンクールで優勝、カーディフ(英国)、ミュンヘン、ウィーン、エルサエレムでの主要な国際コンクールでも数々の受賞をする。1998年、世界で最も権威のあるUSA国際ハープ・コンクール(ブルーミントン)で優勝し、20歳でロリン・マゼール率いるバイエルン放送so.so.のソロ・ハーピストとなった。その3年後には、VPOのソロ・ハーピストに就任、2002年5月にはアンドレ・プレヴィンの指揮でウィーン・フィルとはじめてハープ協奏曲を演奏したハーピストとなった。 | ||
| モンセラート・カバリエ、オリジナル・ジャケット・エディション
Disk 1: ベッリーニ、ドニゼッティ:オペラ・アリア集 ベッリーニ:「ノルマ」/「海賊」より ドニゼッティ:「ロベルト・デヴリュー」/「ルクレツィア・ボルジア」/「マリア・ディ・ロアン」より [カルロ・フェリーチェ・チラーリオ指揮オーケストラ/録音:1965年8月,ロンドン、Walthamstow Town Hall、 (原盤:LSC-2862)] Disk 2: サルスエラを歌う 「La Cancíon del olvidó:Marinela, Marinela」/ 「El Rey que rabió:Mi tío se figura」/ 「Bohemios:No quiero que sepa que aquí vengo yo」/ 「El Cabo primero:Yo quiero a un hombre」/「Marina:Pensar en él」/ 「¡Cuando Esta Tan Hondo¡」/「El Nino judío:De Espana vengo」/ 「La Rosa del Azafrán:No me duele que se vaya」/「Don Gil de Alcalá:Bendita cruz」 [エウジェーニオ・マルコ指揮オーケストラ/録音:スペイン(原盤:LSC-2894)] Disk 3: グラナドスを歌う 愛の歌曲集(全7曲)/「トナディーリャス」より10曲 [ラファエル・フェラール指揮オーケストラ/録音:1964年1月、スペイン(原盤:LSC-2910)] Disk 4: R.シュトラウス:歌曲リサイタル 君を愛す Op.37-2/憩え、我が魂 Op.27-1/私の心は迷う Op.48-2/たそがれの夢 Op.29-1/献呈 Op.10-1/ 二人の秘密ををなぜ隠すのか Op.19-4/子守唄 Op.41-1/私は恋を抱いて Op.32-1/親しき幻影 Op.48-1/ 悪天候 Op.69-5/明日に Op.27-4/解き放たれ Op.39-4/夜 Op.10-3/ チェチーリエ Op.27-2 [ミゲル・ザネッティ(P)/録音:1964年12月、スペイン(原盤:LSC-2956)] Disk 5: ヴェルディ:オペラ・アリアを歌う 「一日だけの王様」/「十字軍のロンバルディア人」/「二人のフォスカリ」/「アルツィーラ」/ 「アッティラ」/「海賊」/「アルロド」/より [アントン・グァダーニョ指揮RCAイタリア・オペラo./録音:1967年1月、ローマ、RCAイタリア・スタジオ (原盤:LSC-2995)] Disk 6: ロッシーニ・アリアを歌う 「オテロ」/「アルミーダ」/「タンクレーディ」/「コリントの包囲」/「湖上の美人」/「スターバト・マーテル」より [カルロ・フェリーチェ・チラーリオ指揮RCAイタリア・オペラo./録音:1967年7月,ローマ、RCAイタリア・スタジオ (原盤:LSC-3015)] Disk 7: カバリエ&B.マルティ:サルスエラ、愛のデュット集 「El Caserío:Buenos días」/「La Generala:Mi dulce sueno de adolescente」 「La Leyenda del beso:Amor, mi raza sabe conquistar」/「Luisa Fernanda:Caballero del alto plumero」 「La Dolores:!Dolores mia! ...! Aquí tu!」/ 「El Dúo de la Africana: Comprende lo grave de mi situación」 [ベルナベ・マルティ(T) エウジェーニオ・マルコ指揮オーケストラ/録音:詳細不明(原盤:LSC-3039)] Disk 8: カバリエ&シャーリー・ヴァーレット:オペラ・デュエット集 ベッリーニ:「ノルマ」/ロッシーニ:「セミラーミデ」/ドニゼッティ:「アンア・ボレーナ」 オッフェンバック:「ホフマン物語」/ヴェルディ:「アイーダ」/プッチーニ:「蝶々夫人」 ポンキエッリ:「ジョコンダ」より [シャーリー・ヴァーレット(Ms) アントン・グァダーニョ指揮ニュー・フィルハーモニアo./ 録音:1969年7月、ロンドン、(原盤:LSC-3135)] Disk 9: ドニゼッティ・リサイタル 「トルクァート・タッソー」/「ジェンマ・ディ・ヴェルジー」/「ベリザーリオ」/「パリジーナ・デステ」より [カルロ・フェリーチェ・チラーリオ指揮LSO/録音:1969年9月、ロンドン、Walthamstow Town Hall(原盤:LSC-3164)] Disk 10: グレイト・オペラ・ヒロインズ ヴェルディ:「オテロ」「仮面舞踏会」/ドニゼッティ:「アンア・ボレーナ」 シャルパンティエ:「ルイーズ」/プッチーニ:「トスカ」、より [カルロ・フェリーチェ・チラーリオ指揮バルセロナso./録音:1964年-1966年、スペイン(原盤:LSC-3209)] Disk 11/13: ベッリーニ:歌劇「ノルマ」(全曲) [モンセラート・カバリエ(S) プラシド・ドミンゴ(T) フィオレンツァ・コッソット(Ms) ルッジェーロ・ランモンディ(B) カルロ・フェリーチェ・チラーリオ指揮LPO/ 録音:1972年9月、ロンドン、Walthamstow Town Hall(原盤:LSC-6202)] Disk 14/15: リヒャルト・シュトラウス:歌劇「サロメ」(全曲) [モンセラート・カバリエ(S) シェリル・ミルンズ(Br) リチャード・ルイス(T) レオニー・リザネク(Ms) ジェイムズ・キング(T) ユリア・ハマリ(S) エーリヒ・ラインスドルフ指揮LSO/録音:1968年6月、ロンドン、Walthamstow Town Hall(原盤:LSC-7053)] 以上、モンセラート・カバリエ | ||
| カバリエ75歳を記念して、彼女の録音したリサイタル・アルバムとオペラ12作品を、オリジナル・ジャケット仕様BOXで発売。68ページ解説書付き。 | ||
DG | ||
| ポリーニ〜モーツァルト:ピアノ協奏曲集 ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K414(385p) (カデンツァ:モーツァルト)/ ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K491 (カデンツァ:シャリーノ) |
マウリツィオ・ポリーニ(P)指揮 VPO | |
| 録音:2007年6月、ムジークフェライン大ホール、ウィーン、ライヴ。 ポリーニがウィーン・フィルを弾き振りしたモーツァルト。この作曲家の生誕250周年であった2005年に録音され、翌年にリリースされたピアノ協奏曲第17&21番(K453&467)の続編に当たる。 今回はモーツァルトが数年のブランクを空けた後に再び手掛け始めたピアノ協奏曲である第12番と、2つの短調Op.の後作、第24番が選ばれている。第1弾同様、ソリストとオーケストラが一体となって音楽を歌い愉しむ世界が目の前に拡がる。カデンツァは第12番では通常のモーツァルトの作を使用。対する第24番ではモーツァルト自身のものが残っていないので、前回の第21番と同じく、イタリアの作曲家サルヴァトーレ・シャリーノ(1947ー)のものが用いられている。レコーディング・エンジニアはヴェテラン、クラウス・ヒーマン。 | ||
| フォン・オッター/ ボルデマン、ゲフォーシュ、ヒルボリ アンデシュ・ヒルボリ: 「... lontana in sonno ...」(2003) (世界初録音) ラーシ・ボルデマン:「4つの墓碑銘」Op.10(1952) ハンス・ゲフォーシュ: 「リディアの歌」(1994-96, rev. 2003) (世界初録音) |
アンネ・ソフィ・フォン・ オッター(Ms) ケント・ナガノ指揮 イェーテボリso. | |
| 録音:2003年12月、コンサートホール、イェーテボリ、ライヴ。 フォン・オッターの新作は、フィンランド生まれのラーシ・ボルデマン(1921-1969)と、彼女の同郷のスウェーデン出身で、現在も素晴らしい活動を続けているアンデシュ・ヒルボリ(1954年生まれ)、それにハンス・ゲフォーシュ(1952生まれ)の3人の作品で構成 ヒルボリは、元々合唱出身ということもあり声楽は得意分野。2007年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでも彼の作品「ムウヲオアヱエユイユエアオウム」が採り上げられていたのを覚えている方もおいでだろう。多才な作曲家で、正統派クラシック作品はもとより、映画やポップスまでも手掛ける。当盤に収録された、メゾ・ソプラノとオーケストラのための「... lontana in sonno ...」は、2003年の作で、フランチェスコ・ペトラルカのテクストに付曲したもの。オッターのためにイェーテボリso.が委嘱した。 続くボルデマンは、ピュアな声楽作品に才能を発揮した作曲家。第2次大戦ではドイツ軍に所属したため、戦後2年間をアメリカの捕虜収容所で過ごし、その後、1947年からはスウェーデンに住んでいた。晩年は子供のための作品を多く手掛けている。1952年に書かれた「4つの墓碑銘」はメゾ・ソプラノと弦楽オーケストラのための作品で、テキストはアメリカの詩人エドガー・リー・マスターズによるもの。 ゲフォーシュもオペラや合唱・声楽作品を多く生み出しており。「リディアの歌」は、メゾ・ソプラノとオーケストラのための全7曲の曲集。ロイヤル・ストックホルムo.がオッターのために委嘱したもので、1996年に書かれ、2003年に改訂された。テキストはハイネやヤコブセン、ビヨルンセン他から採られている。ヒルボリとゲフォーシュ作品は共にライヴでの収録、かつこれが世界初録音となる。 彼女のディスコグラフィとしては珍しいパートナーであるケント・ナガノとのコラボレイションも楽しみなアルバムの登場。 | ||
| ムター&カラヤン〜DG録音全集 1978-1988 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 [第3番 ト長調 K216/第5番 イ長調「トルコ風」K219] ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56 [ヨーヨー・マ(Vc) マルク・ゼルツァー(P)] ブラームス:二重協奏曲 イ短調 Op.102[アントニオ・メネセス(Vc)] ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35[VPO] 以上、アンネ=ゾフィ・ムター(Vn) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮BPO、VPO | ||
| 1976年に始まったムターとカラヤンとの録音の歴史。当時13歳だったムターの類稀なる才能を見出し、世界へ紹介したカラヤンの目の確かさは、現在のムターの地位を見れば明らかだろう。彼らの2人の音楽的コラボレーションは、カラヤンの亡くなる1998年までの13年間に渡り続くものだった。カラヤンはBPOを起用し、ムターのヴァイオリンによって新しいスタンダードを作り上げようと試みたのだろう(カラヤン最晩年に録音されたチャイコフスキーだけは、VPOとの共演)。 当セットは全5枚で構成され、カラヤンとムターとによってDGに録音された協奏曲のすべてが収められている。カラヤン生誕100年を記念してのリリース。 | ||
| カラヤン 1964年ライヴの「影のない女」、再発 リヒャルト・シュトラウス:歌劇「影のない女」(全曲) レオニー・リザネク(皇后) クリスタ・ルートヴィヒ(バラクの妻) グレイス・ホフマン(乳母) ジェス・トーマス(皇帝) ヴァルター・ベリー(バラク) ルチア・ポップ(神殿の敷居の護衛者、他) フリッツ・ヴンダーリヒ(若い男の声) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン国立歌劇場o.&cho. | ||
| 録音:1964年6月11日、ライヴ。音源:ウィーン国立歌劇場アーカイヴ。1998年のカラヤン生誕90周年記念に、マスターから初復刻発売された盤の、同一番号での再発売。 「ウィーン国立歌劇場オペラ・ライヴ」シリーズ。生涯に3度しか指揮しなかったのではと思われるカラヤンの稀少レパートリー。もちろんスタジオ録音は無く、内一度は1938年の演奏なので録音は残っていない。そして残る2度の録音は共に1964年11月のライヴ。この11日の演奏では、リザネク、ルートヴィヒ、ベリー、ポップ、ヴンダーリヒとまさに垂涎のキャストが揃っているのは、さすがカラヤン、さすがウィーンと感嘆。ちなみにもう1種類はこの6日後、半数ほどのキャストを入れ換えて行われた(当盤の国内代理店は「同キャスト」としているが、誤り)公演で、GALA から発売されている。カラヤンのウィーン国立歌劇場時代の幕を閉じた公演の記録。 | ||
| カラヤン 1962年ライヴの「フィデリオ」、マスターから初復刻 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」(全曲) クリスタ・ルートヴィヒ(レオノーレ) グンドゥラ・ヤノヴィツ(マルツェリーナ) ジョン・ヴィッカーズ(フロレスタン) ヴァルター・ベリー(ドン・ピッツァロ) ヴァルター・クレッペル(ロッコ) ヴァルデマール・クメント(ヤキーノ) エーベルハルト・ヴェヒター(ドン・フェルナンド) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン国立歌劇場o.&cho. | ||
| 録音:1962年5月25日、ウィーン国立歌劇場、ライヴ。以前 NUOVA ERA や MOVIMENT MUSICA から発売されていた物だが、今回がマスターからの初復刻。 「ウィーン国立歌劇場ライヴ」シリーズの一環として、ヘルベルト・フォン・カラヤン生誕100年を祝ってのリリース。カラヤンの「フィデリオ」全曲で市販された物は7種ほどあるが、ウィーン・フィルとの共演としては1957年ライヴ、1960年ライヴに次ぐものに当たる。メンバーはカラヤンの「フィデリオ」の常連揃い。 | ||
DG "GRAND PRIX" 第3回
"the world's finest recordings" と副題が付けられたミッド・プライスの新シリーズ。各タイトルとも数々の受賞で言わずと知れた名盤ばかり。第1弾&第2弾も併せてセールご提供。 | ||
| バルツァ〜我が故郷の歌 ハジダキス(ザルハコス編): 君の耳の後のカーネイション/ 都会の子供たちの夢/若い郵便屋さん テオドラキス(ザルハコス編): 五月のある日/汽車は8時に発つ/ 私は飲めるバラ水をあげたのに ザルハコス編:オットーが国王だった時/ 僕たちにだって、いい日が来るさ/ バルカローラ(舟歌)/夜汽車は恋人を乗せて ツィツァニス(ザルハコス編):我が心の王女 |
アグネス・バルツァ(Ms) アテネ・ イクスペリメンタルo. スタヴロス・ザルハコス指揮 | |
| 録音:1985年11月、アテネ。 「カルメン」を筆頭に、「フィガロの結婚」や「ばらの騎士」などのズボン役が得意……という彼女の評価はもちろん正しいだろう。しかし、同時に、やはりバルツァといえばこのアルバム!生まれ故郷ギリシャのフォーク・ソングを歌ったというだけでなく、歌に込められたギリシャの歴史を伝えようという使命感にも似た思いの結晶だから。バルツァの声と歌を楽しみ味わいながら、そんなことにもちょっぴり思いを馳せてほしいアルバム。 | ||
| バッハ:3つの協奏曲 J.S.バッハ:フルート、ヴァイオリンと チェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1044/ オーボエとヴァイオリンのための 協奏曲 ハ短調 BWV1060 (2台のチェンバロのための協奏曲より復元)/ オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調 BWV1055 (チェンバロ協奏曲より復元) |
トレヴァー・ピノック 指揮(Cemb) サイモン・スタンデイジ(Vn) デイヴィッド・ライシェンバーグ (Ob/オーボエ・ダモーレ) リサ・ベズノシウク (フラウト・トラヴェルソ) イングリッシュ・コンサート | |
| 録音:1984年。 ピノック/イングリッシュ・コンサートの人気は、日本での一般的なピリオド楽器・ピリオド演奏理解を推進し、それを定着させた大きな要因のひとつと言っても過言ではないだろう。このアルバムは当時の彼らが、80年代前半に録音した「ブランデンブルク協奏曲」などと共に、その人気を確たるものとした名盤。木管楽器のたおやかな音色とセンスのある歌は定番の誉れ高いもの。さらに当時のイングリッシュ・コンサートのもうひとりの顔、サイモン・スタンデイジが絶妙なヴァイオリンを聴かせている。 | ||
| ベートーヴェン:弦楽三重奏曲集 弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.3/ セレナード ニ長調 Op.8/ 弦楽三重奏曲 Op.9 [第1番 ト長調/第2番 ニ長調/第3番 ハ短調] |
アンネ=ゾフィ・ムター(Vn) ブルーノ・ジュランナ(Va) ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ(Vc) | |
| 録音:1988年1月、パリ。 アンネ=ゾフィ・ムター、ブルーノ・ジュランナ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチという稀代の名手を揃えたこのベートーヴェン:弦楽三重奏曲全集は、まさに決定盤。不安定さなど微塵もなく、一見地味な作品から音楽の魅力とアンサンブルの醍醐味をたっぷりと聴かせる。2007年はロストロポーヴィチもこの世を去ってしまったので、追悼の意味でも貴重だろう。ちなみにジュランナはイ・ムジチの創設メンバー。 | ||
| クヴァストホフ〜ブラームス&リスト:歌曲集 ブラームス: 「プラーテンとダウマーによるリートと歌」Op.32/ 「5つの歌」Op.72/ 「低音のための5つのリート」Op.94 リスト:「ペトラルカの3つのソネット」S270/ 「ローレライ」(第1稿)S273/ 「おお、愛し得る限り愛せ」S298/ 「愛し合うことは素晴らしいだろう」S314 |
トーマス・クヴァストホフ(Br) ユストゥス・ツァイエン(P) | |
| 録音:1999年10月、ベルリン。 このブラームス&リストで構成されたディスクは、トーマス・クヴァストホフがDGに移籍し、初めて発表したリート・アルバム(この前にはアバド指揮BPOとのマーラー「子供の魔法の角笛」があった)。バッハからジャズまでをも網羅するクヴァストホフが、DGリート・デビューに当たり、最も得意とするロマンの作品を用意してきたのは本気の証だろう。クヴァストホフの超然とした声で聴くドイツ・リートは、また格別の味わい。なお、ピアノはDG時代のパートナーとなるユストゥス・ツァイエンが務めている。当盤は、2001年のカンヌ・クラシカル・アワードを受賞。 | ||
| アルゲリッチ&クレーメル〜 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集 プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.80/ 5つのメロディ Op.35bis/ ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op.94a |
ギドン・クレーメル(Vn) マルタ・アルゲリッチ(P) | |
| 録音:1991年3月、4月、ブリュッセル。 このクレーメルとアルゲリッチという超トップ演奏家同士が組んだプロコフィエフ・アルバムは、1992年にディアパゾン・ドールと日本のレコード・アカデミ賞を、さらに翌1993年にはエディソン賞をそれぞれ受賞した。このコンビならではの、どこを切っても血の吹き出るようなぎりぎりまで突き詰めたような演奏はまさに圧倒的な迫力。この作品のベスト盤と言っても過言ではないアルバム。 | ||
| アバド/ロッシーニ:ランスへの旅 ロッシーニ:歌劇「ランスへの旅」(全曲) カティア・リッチャレッリ、ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ、 レッラ・クベルリ、フランシスコ・アライサ クラウディオ・アバド指揮ヨーロッパ室内o.、プラハ・フィルハーモニーcho. | ||
| 録音:1984年8月、ペサロ、イタリア。 2008年1月のマリインスキー歌劇場日本公演でも話題を集めた「ランスへの旅」。ある日あるところのホテルで、一堂がランスへ戴冠式を見物に行こうと計画し、結局断念するというだけのストーリーはあまりといえばあまり。しかし、筋と言うのも憚られるようなこれだけの話を、極上のオペラに仕上げたロッシーニの才は驚異に価するだろう。さらに、高度な技術を要する歌手を10人以上揃えなくてはならない破格の作品にしてしまったのもスゴい。おかげで、最早ヴェローナのフェスティヴァル程の場でなければ、完璧なキャストなど望むべくもない、とまで言われる始末。この作品の価値と魅力を現代の世に知らしめたのがクラウディオ・アバドによるこの録音。リッチャレッリとヴァレンティーニ・テッラーニというイタリアの名歌手2人をはじめ、ソリストたちが繰り広げる声の饗宴に酔いしれること間違いない。1985年ロッシーニ・ディスク大賞、1986年ドイツ・シャルプラッテン賞、エディソン賞、グラモフォン賞、グラン・プリ・デュ・ディスク、オルフェ・ドール、1990年ペンギン・ロゼッタ賞と各賞を総なめした名盤。 | ||
| セルシェル〜カヴァティーナ マイヤーズ(ジョン・ウィリアムズ編): カヴァティーナ アルベニス(セゴビア編):グラナダ Op.47-1 ターレガ:マリーア/ロシータ バリオス:クリスマスの歌 横尾幸弘:さくら変奏曲 リョベート:商人の娘 マイヤーズ:ポートレイト ラウロ:エル・マラビーノ(ベネズエラの踊り) ゴメス・クレスポ:ノルテーニャ パティーニョ:雪が降る リョベート:盗賊の歌/聖母の御子 ノイマン:愛のワルツ 作者不詳:愛のロマンス(禁じられた遊び) マイケル:我が心のジョージア |
イョラン・セルシェル(G) | |
| 録音:1981年6月、スクールプ、スウェーデン。 セルシェルはスウェーデンが生んだ世界的大ギタリスト。同じギタリスト仲間から世界最高と讃えられることも少なくない。レパートリーは、ルネサンスからビートルズまで信じ難く広く、それらを弾き分けるテクニックやセンスも実に鮮やか。今回のアルバムは映画「ディア・ハンター」に用いられて有名になった「カヴァティーナ」や、同じく映画「禁じられた遊び」での「愛のロマンス」、また「我が心のジョージア」といったポピュラー・チューンから、アルベニスやバリオスまで多彩なプログラムで聴かせる。 | ||
| ピリス〜ショパン:夜想曲選集 [第1番 変ロ短調 Op.9-1/第2番 変ホ長調 Op.9-2/ 第4番 ヘ長調 Op.15-1/第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2/ 第7番 嬰ハ短調 Op.27-1/ 第8番 変ニ長調 Op.27-2/ 第10番 変イ長調 Op.32-2/ 第11番 ト短調 Op.37-1/第13番 ハ短調 Op.48-1/ 第15番 ヘ短調 Op.55-1/ 第18番 ホ長調 Op.62-2/第20番 嬰ハ短調] |
マリア・ジョアン・ピリス(P) | |
| 録音:1995年1月、1996年1月、4月、ミュンヘン、1996年4月、ロンドン。全曲版(447 096-2)からの抜粋。 「ショパンの夜想曲集の中から特に愛されているものを選び、慈しむように奏でたアルバム。但し、さらりと行き過ぎてゆくようなアプローチは採らず、一篇一篇に込められた感情の襞を微細なタッチで丁寧に描いている。」と代理店は記載しているが、ピリスの自選ではないと思われる。それはともかく、ピリスの繊細な情感に耳を澄ませたい1枚。全集は 1996年には日本レコード・アカデミー賞を、1997年にはバルセロナCD賞とフランスのグランプリ・デュ・ディスク賞を受けている。 | ||
| ジュリーニ〜ヴェルディ:レクイエム ヴェルディ:「レクイエム」(全曲) |
シャロン・スウィート フローレンス・クィーヴァー ヴィンソン・コウル サイモン・エステス エルンスト・ゼンフ室内cho. BPO カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 | |
| 録音:1989年4月4日、イエス=キリスト教会、ベルリン。 ジュリーニ(1914-2005)の指揮したヴェルディ「レクイエム」は、60年代半ばに行ったフィルハーモニアo.との録音をはじめ、5種類前後が世に出回っている。当盤はその中で唯一のBPOとの録音。ソロを務めるシャロン・スウィートはアバド指揮の「グレの歌」CDなどでその美声が聴けるソプラノ。アルトには、すみだトリフォニーホールのオープニング・コンサートで、小澤/新日本フィルと共演したことでも知られるフローレンス・クィーヴァがフィーチュアされている。男声陣は、DGのDVD、ネルソン指揮「さまよえるオランダ人」でタイトル・ロールを務めているサイモン・エステスに、カラヤンや小澤との録音で知られるヴィンソン・コールという実力派で固められている。さらにBPOの重厚な響を得て、ジュリーニは、じっくりと悠揚迫らぬテンポで作品を歌い抜いている。 | ||
| バーンスタイン/ ショスタコーヴィチ:交響曲集 [第1番 ヘ短調 Op.10/ 第7番 ハ長調 Op.60「レニングラード」] |
シカゴso. レナード・バーンスタイン指揮 | |
| 録音:1988年6月、シンフォニーホール、シカゴ、ライヴ。 バーンスタインが指揮したショスタコーヴィチ・アルバム。1991年のグラミー賞を受賞したもの。ショスタコーヴィチのシニカルな面は影を潜め、バーンスタインらしいまさに壮大な熱い世界が拡がる。また、バーンスタインがシカゴso.を指揮しているのも珍しいところ。それもその筈、何と37年振りの客演だったという貴重な演奏の記録でもあった。 | ||
DG "GRAND PRIX" 第1回&第2回案内分 | ||
| フォン・オッター&フォシュベリ グリーグ:歌曲集 歌曲集「山の娘」Op.67 [歌い(誘い)/ヴェスレモイ/ ブローベル(青い実)の斜面/逢い引き/ 愛/山羊の踊り/不吉な日/小川で]/ 6つの歌曲Op.48 [挨拶/いつの日か、わが思いは/ この世のなりゆき/ 沈黙した夜鳴きうぐいす/ ばらの季節に/ある夢]/ 6つの詩Op.25 より [第2曲「白鳥」/第4曲「水蓮を手に」]/ 5つの詩Op.26〜第1曲「希望」/ 12の旋律Op.33〜第2曲「春」/ ウィルヘルム・クラグの詩Op.60 〜第3曲「小舟で待ちながら」/ 7つの子供の歌Op.61〜第3曲「 Lok [ Call ]」/ 12の旋律Op.33〜第5曲「流れに沿って」/ 6つの歌Op.39〜第1曲「モンテ・ピンチョから」/ 4つのデンマーク語の歌「心のメロディ」Op.5 より [第1曲「2つの茶色の眼」/第3曲「君を愛す」]/ 6つの詩Op.49〜第6曲「春のにわか雨」 |
アンネ・ソフィー・ フォン・オッター(Ms) ベンクト・フォシュベリ(P) | |
| 旧品番:437 521-2。 | ||
| カラヤン、1976年-1977年の「第9」 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
アンナ・トモワ・シントウ(S) アグネス・バルツァ(Ms) ペーター・シュライアー(T) ジョゼ・ヴァン・ダム(B) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 BPO、ウィーン楽友協会cho. | |
| 録音:1976年9月、12月&1977年1月、2月。旧品番:415 832-2。 | ||
| ガーディナーの「天地創造」 ハイドン:オラトリオ「天地創造」 |
シルヴィア・マクネアー、 ドナ・ブラウン(S) ミヒャエル・シャーデ(T) ロドニー・ジルフリー(Br) ジェラルド・フィンリー(B) ジョン・エリオット・ ガーディナー指揮 イングリッシュ・ バロック・ソロイスツ、 モンテヴェルディcho. | |
| 原盤:ARCHIV。旧品番:449 217-2。 | ||
| エマーソンSQのバルトーク バルトーク:弦楽四重奏曲 全集 [第1番 Op.7 Sz.40 (1908-09) / 第3番 Sz.85 (1927) / 第5番 Sz.102 (1934) / 第2番 Op.17 Sz.67 (1915-17) / 第4番 Sz.91 (1928) /第6番 Sz.114 (1939) ] |
エマーソンSQ [ユージン・ドラッカー、 フィリップ・セッツァー(Vn) ローレンス・ダットン(Va) デイヴィッド・フィンケル(Vc)] | |
| 旧品番:423 657-2。 | ||
| カラヤン 〜シュトラウス:ニュー・イヤー・コンサート J.シュトラウス II:喜歌劇「こうもり」序曲 ヨゼフ・シュトラウス:天体の音楽, Op.235 J.シュトラウス II:アンネン・ポルカ Op.117 ヨゼフ・シュトラウス: ワルツ「うわごと」 Op.212/ ポルカ「観光列車」 Op.281 J.シュトラウス II &ヨゼフ・シュトラウス:ピチカート・ポルカ (1870) J.シュトラウスII: お好みアンネン・ポルカ,Op.137/ ポルカ「電鳴と電光」 Op.324/ ワルツ「春の声」Op.410 ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「憂いもなく」 Op.271 J.シュトラウスII: ワルツ「美しく青きドナウ」 Op.314/ J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲 Op.228 ボーナストラック: J.シュトラウスII:皇帝円舞曲 |
キャスリーン・バトル(S) ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 VPO | |
| ロストロポーヴィチ〜チェロ協奏曲集 ボッケリーニ:チェロ協奏曲第2番 二長調 ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ハ長調RV.398 タルティーニ:チェロ協奏曲 イ長調 ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ト長調R.413 |
ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ(Vc) パウル・ザッハー指揮 チューリヒ・コレギウム・ムジクム | |
| ハイニヒェン:ドレスデン協奏曲集 [ヘ長調 Seibel 234 /ヘ長調 Seibel 235 / ト長調 Seibel 215 /ト長調 Seibel 214 / 二長調 Seibel 226 /ト長調 Seibel 213 / ヘ長調 Seibel 233 /ハ長調 Seibel 211 / ヘ長調 Seibel 231 /ヘ長調 Seibel 232 / ト長調 Seibel 217 /ト長調 Seibel 214 ]/ Serenata di Moritzburg Seibel 204/ ソナタ イ長調 Seibel 208 / 演奏会用楽章 ハ短調 Seibel 240 |
ラインハルト・ゲーベル指揮 ムジカ・アンティクワ・ケルン | |
| 旧品番:437 549-2、474 892-2。 | ||
| カルロ・マリア・ジュリーニ ロッシーニ:スターバト・マーテル |
カティア・リッチャレッリ(S) ルチア・ ヴァレンティーニ=テッラーニ(Ms) ダルマシオ・ゴンサレス(T) ルッジェロ・ライモンディ(Br) カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 フィルハーモニアo.&cho. | |
| 旧品番:410 034-2。 | ||
| ホロヴィッツ、スタジオ録音集 1985 シューマン:クライスレリアーナOp.16 D.スカルラッティ: ソナタ 変ロ短調 K.87 /ソナタ ホ長調 K.135 リスト:即興曲(夜想曲)(1872)/ 忘れられたワルツ第1番 嬰へ長調 スクリャービン:練習曲 嬰ニ短調「悲愴」Op.8 No.12 シューベルト: 即興曲第3番 変ロ長調 D.935 No.3/ 軍隊行進曲第1番 ニ長調 D.733(タウジヒ編) |
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P) | |
| 旧品番:419 217-2。 | ||
| レナード・バーンスタイン マーラー:交響曲第5番 |
レナード・バーンスタイン指揮 VPO | |
| 旧品番:423 608-2。 | ||
| ピノック〜バッハ:管弦楽組曲 全曲 [第1番−第4番 BWV1066-1069] |
トレヴァー・ピノック指揮 イングリッシュ・コンサート | |
| 録音:1979年。原盤:ARCHIV。 オリジナル・リリースはピノックの初期のDG(と代理店はしているが、誤り)へのLP録音。管弦楽組曲を1枚のCDに収録した。 「こんなに生き生きとして、力強く、エネルギーに満ち、そして忠実な解釈に基づいた演奏は他にない」・・Fono Forum | ||
| シュロモ・ミンツ メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26 クライスラー: ウィーン奇想曲 Op.2/ 愛の悲しみ/愛の喜び |
シュロモ・ミンツ(Vn) クラウディオ・アバド指揮 シカゴso. クリフォード・ベンソン(P) | |
| 録音:1980年。 偉大なヴァイオリニストの並外れたデビュー録音。アバドとシカゴso.の素晴らしいバックにも注目。シュロモ・ミンツの輝くキャリアはこの演奏によって約束された。・・・ペンギン・ガイド/この2つの協奏曲からは、彼の強い個性と強烈な印象を感じさせる。そして何も言うことがない。完璧なテクニックだ・・・ Gramophone誌 | ||
| ポール・マクリーシュ J.S.バッハ: 復活祭オラトリオ BWV.249/ マニフィカト ニ長調 BWV.243 |
キンバリー・マッコード(S) ジュリア・グッディング(S) ロビン・ブレイズ(CT) ポール・アニュー(T) ニール・デイヴィス(B) ポール・マクリーシュ指揮 ガブリエリ・コンソート &プレイヤーズ | |
| 録音:2000年4月。旧品番:469 531-2。 合唱パートを一人で歌わせることで、このマクリーシュの復活祭オラトリオとマニフィカトは活発で柔軟さを際立たせている。ガブリエル・コンソート&プレイヤーズも絶好調。5人のソリストたちの役割を明確に位置付けることに成功している。 | ||
| レナード・バーンスタイン ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー バーバー:弦楽のためのアダージョ コープランド:アパラチアの春 |
レナード・バーンスタイン(P)指揮 ロスアンジェルスpo. | |
| 録音:1982年。 ひっそりと始まる「ラプソディ・イン・ブルー」、弦楽の調べがいつまでも耳に残る「バーバーのアダージョ」、そして音楽への熱い衝動が抑えきれない「アパラチアの春」。アメリカのとても小粋な3つの作品。・・・ペンギン・ガイド なんと説得力がある素晴らしい演奏だろう!この演奏を聴くや否や感動で胸が熱くなるはず。「ラプソディ・イン・ブルー」のゆっくりと始まるクラリネットのソロはなんとも色彩的で驚嘆すべきもの。バス・クラリネットとトランペットも含めた奏者の息使いが克明に記録されている。まるでハリウッドの映画音楽のような弦の音も個性的。・・・Gramophone誌 | ||
| クラウディオ・アバド ビゼー: 「アルルの女」組曲第1番 「アルルの女」組曲第2番/ 「カルメン」組曲第1番 |
クラウディオ・アバド指揮 LSO | |
| 録音:1977年、1980年。 アバドとロンドンso.の永遠に色あせることのない、煌く様な名演。「このオーケストラの演奏は緻密で、特に管楽器のソロは芸術的で雄弁。」・・・ペンギンガイド 「この生き生きとした響きは、ビゼーの書いた素晴らしいスコアを驚くべきやり方で再構築したものだ」・・・・Gramophone誌 | ||
| ピエール・ブーレーズ ブーレーズ: シュル・アンシーズ メサジェスキス/アンセム2 |
ジャン=ギアン・ケラス(Vc) アンサンブル・アンテルコンタンポラン ピエール・ブーレーズ指揮 | |
| 旧品番:463 475-2。全ての人たちが、ブーレーズの後期の作品を理解するためにはこの権威ある録音を聞くことが必要不可欠。“本年度(注:2000年)の最も傑出した現代音楽のリリース! "・・・Gramophone誌 | ||
| ポリーニ&アバド〜バルトーク バルトーク: ピアノ協奏曲第1番 Sz.83(*)/ ピアノ協奏曲第2番 Sz.95(*)/ 2つの肖像 Op.5, Sz.37(#) |
マウリツィオ・ポリーニ(P) クラウディオ・アバド指揮 シカゴso.(*)、LSO(#) | |
| 録音:1977年2月。 演奏するためには、非常にたくさんのことを要求されるバルトークのピアノ協奏曲。この緻密で鮮明な演奏は、数ある演奏の中でも基本となるに違いない。「ポリーニの妙技、そしてシカゴso.の色彩的が見事な形として決まる。」・・・ペンギン・ガイド | ||
| プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」 | ミレッラ・フレーニ、 プラシド・ドミンゴ、 レナート・ブルゾン、 クルト・リドル、 ロバート・ギャンビル、 ブリギッテ・ファスベンダー/他 ジュゼッペ・シノーポリ指揮 フィルハーモニアo.、 コヴェント・ガーデン 王立歌劇場cho. | |
| 録音:1984年。 プッチーニの最初の成功作である「マノン・レスコー」をシノーポリが華麗に演奏したアルバム。何と聴き手の感性に訴えるのだろう。と、このアルバムが最初にリリースされた時にペンギン・ガイドに批評が載りました。フレーニが取り分け引き立つ豪華なキャスティング、ドミンゴが初めて歌った騎士デ・グリュー、そしてファスベンダーのまるでマドリガルのような愛の歌・・・など聴き所満載。 | ||
| ロストロポーヴィチ&メロスSQ シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956 |
ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ(Vc) メロスSQ | |
| 録音:1977年。 この弦楽五重奏は、シューベルトの作品中、もっとも真情吐露の度合いの強い室内楽作品だろう。このアルバムは偉大なるチェリスト、ロストロポーヴィチとメロス弦楽四重奏団の絶頂期の共演。 「有名なアダージョでの、この弦楽四重奏団に与えたロストロポーヴィチの影響と求心力の強さがこの曲に一層の力強さと劇的さをもたらした」・・・ペンギン・ガイド | ||
| 音楽に寄せて〜シューベルト:歌曲集 タルタルスの群れ D583/万霊節の連祷 D343/ ます D550/竪琴に寄せて D737/笑いと涙 D777/ 歌曲集「白鳥の歌」D.957より [セレナード D957-4/漁師の娘 D957-10/ 鳩の便り D957-14]/ 海の静寂 D216/さすらい人 D489(旧D493)/ 魔王 D328/死と乙女 D531/野ばら D257/ さすらい人の夜の歌第2番 D768/ 音楽に寄せて D547/ブルックにて D853/ 羊飼いの嘆きの歌 D121/シルヴィアに D891/ 君こそは憩い D776/リュートに寄せて D905/ 憩いのない愛 D183/ガニュメート D554/ ミューズの子 D764 |
ブリン・ターフェル(Br) マルコム・マルティノー(P) | |
| 録音:1994年2月、ハンブルク。 このブリン・ターフェルのDGへの初めての歌曲集アルバムがリリースされた時、とてもセンセーショナルな話題となった理由はシューベルトの意思を完璧なまでに感情移入したせいだろう。 「魔王」での4つの役割・・・解説者、父、息子、そして魔王の優れた歌い分けのすごいこと!私はこんなに邪悪な魔王を聴いたことがない。子供に聴かせたらパニックになるだろう・・・Gramophone誌 | ||
L'Oiseau Lyre "MID" 第3回
レーベル自体がミッド・プライスのレーベル名として復活した L'Oiseau Lyre 第3回発売5点。第1弾&第2弾も併せてセールご提供。 | ||
| ジョン・ブロウ:歌劇「ヴィーナスとアドニス」 | キャサリン・ボット(ヴィーナス) リビー・クラブトリー (キューピッド) マイケル・ジョージ(アドニス) ウェストミンスター寺院学校聖歌隊 (合唱指揮: マーティン・ニアリー) ニュー・ロンドン・コンソート フィリップ・ピケット指揮 | |
| 録音:1992年9月、ロンドン。 ジョン・ブロウ(1649?-1708)はウェストミンスター寺院のオルガニストやセント・ポール大聖堂の合唱長を務めた作曲家。パーセルの師としても知られている。歌劇「ヴィーナスとアドニス」は、ブロウ唯一の舞台作品で、序曲、プロローグと3幕からなる仮面劇。ブロウ自身が奉職したウェストミンスター寺院の聖歌隊が参加。 | ||
| マリーニ:エルミニアの涙&ヴァイオリン・ソナタ集 ビアージョ・マリーニ: シンフォニア第5番/シンフォニア第2番/ エルミニアの涙(1623年)/ お告げ[←要確認](代理店記載ママ)/ エルミニアとタンクレディ/ 5つの頌歌/ソナタ第1番/ソナタ第3番/ ソナタ第4番/ソナタ第2番/バレット第1番/ ガイヤルド第1番/コレンテ第9番 |
エマ・カークビー(S) ナイジェル・ロジャーズ(T) コンソート・オブ・ミュージック アントニー・ルーリー& トレヴァー・ジョーンズ指揮 キャサリン・マッキントッシュ& モニカ・ハジェット(Vn) トレヴァー・ジョーンズ (バス・ヴィオル) アラン・ウィルソン(Cemb) ヤーコプ・リンドベリ (キタローネ) アントニー・ルーリー(リュート) | |
| 録音;1978年、ロンドン。 マリーニ(1587頃-1665)はイタリア・バロック初期に活躍したヴァイオリニストで作曲家。モンテヴェルディが楽長を務めるヴェネツィアのサン・マルコ教会でヴァイオリンを弾いていた。1629年に刊行された「ソナタ、シンフォニア、カンツォーナ、パッサメッツォ、バレット、クーラント、ガイヤルドおよびリトルネッロ」作品8や、1655年に刊行された「様々な楽器のための教会ソナタと室内ソナタに分けられたジャンル」という曲集が名高い有名。 | ||
| モーツァルト: フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K299(297c)/ ファゴット協奏曲 変ロ長調 K191(186e)/ フルート協奏曲第1番 ト長調 K313(285c) |
リサ・ベズノウシウク(Fl) フランシス・ケリー(Hp) ダニー・ボンド(Fg) | |
| 録音:1986年9月、1987年1月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。 ホグウッド率いるアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックとピリオド界のスター・ソリストたちによるモーツァルトの名協奏曲3題。使用楽器は、フルートがロデリク・キャメロンが1986年に製作したもの。これは1790年にハインリヒ・グレンザーが製作した楽器のレプリカ。また、ハープは1800年頃の作者不詳のもの。ファゴットはフルートと同じくグレンザー製をオランダの製作者ペーテル・デ・コニングが復元したもの。 | ||
| テレマン:二重&三重協奏曲集 3つのトランペットのための協奏曲 ニ長調/ 四重奏曲 変ロ長調/ リコーダーとフルートのための協奏曲 ホ短調/ ポーランド風協奏曲/ フルート、オーボエ・ダモーレ、 ヴィオラ・ダモーレのための協奏曲 ホ長調 |
フリーデマン・インマー (ナチュラル・トランペット) マイケル・レアード (ナチュラル・トランペット) イアン・ウィルソン(Tp) キャサリン・ マッキントッシュ(Vn) クリストファー・ ハイロンズ(Vn) トレヴァー・ジョーンズ(Va) ティモシー・メイソン(Vc) ジョン・ターナー(リコーダー) スティーヴン・プレストン(Fl) クレア・シャンクズ (オーボエ・ダモーレ) モニカ・ハジェット (ヴィオラ・ダモーレ) アカデミー・オブ・ エンシェント・ミュージック クリストファー・ホグウッド指揮 | |
| 録音:1981年7月、ジュード教会、ハムステッド・ガーデン近郊、ロンドン。 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)はドイツの後期バロックの大家。彼が書いた作品は数千曲を数えると言われており、その中には一般的なひとつの独奏楽器のための協奏曲の他に、複数の楽器をソロに用いる協奏曲も数多くある。このアルバムはそれらで編まれたもので、金管、木管、弦楽器などヴァラエティ豊かに揃えられている。初リリース時から人気の高かったアルバムの再発。 | ||
| ミ・ヴェリー・ジョイ/15世紀の英国世俗歌曲集 ジョン・ベディンガム: 私のまことの喜びよ(ロンド)/ おお美しきバラよ、 おお優しきわが心の君よ(バッラータ)/ 有難いご褒美をいただいた僕[しもべ]として (ロンド)/ 私の心の喜びよ(ライム・ロイヤル)/ あなたに会わずにはいられない(ロンド)/ ああ、運命の女神よ/ 愛の手紙よ、私を悲しませるあの女に言ってくれ ジョン・ダンスタブル: 愛しい人が私を嫌って(ロンド)/ 哀れな殉教者となって 病み疲れた私(バラード)/ 心からのお願いを どうぞお聞き頂きたい(キャロル) ハート:おお美しきバラよ、 おお優しきわが心の君よ(バッラータ)/ ウォルター・フライ: ああ、ああ、と私は繰り返すばかり (ライム・ロイヤル)/ 私の記憶にはこんなに深く刻まれている (ライム・ロイヤル)/ 姿が見られぬように ただひとりはなれて(ロンド) |
ロンドン中世合奏団 ピーター・デイヴィス& ティモシー・デイヴィス指揮 | |
| 録音:1983年1月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。 ダンスタブルの代表作とみなされていた「おお、美しき薔薇よ」が、実はジョン・ベディンガムの作であるとし、物議を醸したアルバムの再発。「rhyme royal」すなわち帝王韻律で書かれた詩や、14世紀にイタリアで流行ったバッラータなど、いくつものスタイルによる作品が収録されている。音楽的にも資料的にもきわめて貴重なアルバム。 | ||
L'OISEAU LYRE "MID" 第1回&第2回発売20点。 | ||
| ホグウッドの「四季」 ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」 |
クリストファー・ハイロンズ (Vn;春) ジョン・ホロウェイ(Vn;夏) アリソン・バリー(Vn;秋) キャサリン・ マッキントッシュ(Vn;冬) クリストファー・ホグウッド (Cemb/Org)指揮 アカデミー・オヴ・ エンシェント・ミュージック | |
| 録音:1980年。 「四季」のピリオド楽器による録音は、これ以前にはコレギウム・アウレウムとアーノンクール盤しか無かった。この演奏の画期的な部分は、通奏低音としてバロック・ギターとアーチ・リュートを用いていて、イタリア的な新しい表現を出すことに成功したことだろう。現在でもイギリスのピリオド楽器オーケストラのトップを務めているヴァイオリン奏者達が、各曲のソロを分担して演奏している。 | ||
| ホグウッド、ルセ、シュレーダー〜 バッハ:チェンバロ協奏曲集 チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調 BWV1053/ チェンバロ協奏曲第4番 イ長調 BWV1055/ ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041(*)/ チェンバロ協奏曲第7番 ト短調 BWV1058 |
クリストフ・ルセ(Cemb) ヤープ・シュレーダー(Vn) クリストファー・ホグウッド指揮 アカデミー・オブ・ エンシェント・ミュージック (エンシェント室内o.) | |
| 録音:1981年9月14日、キングズウェイ・ホール、ロンドン(*)/1993年8月5日-8日、EMIアビーロード第1スタジオ、ロンドン。 指揮者としても有名なクリストフ・ルセは、レザール・フロリサンやラ・プティット・バンドなどでソロを務めたこともあるチェンバロ奏者。現在は1991年に自身が創設したレ・タラン・リリクを中心に活動している。バッハのチェンバロ協奏曲はどれも自作を原曲に持つ編曲作品であり、当盤収録のBWV1053はオーボエ、1055はヴィオラ・ダモーレのためのものだったと考えられている。収録作品の内、BWV1058の原曲はヴァイオリン協奏曲第1番であることがわかっている。つまりこれらの曲ではバッハによる原曲と編曲の両方を聴き比べることが可能ということになる。ヴァイオリン協奏曲のソリストは、オランダの卓越したピリオド奏者であるヤープ・シュレーダー。彼はホグウッドとともにこの演奏でのアンサンブルのリーダーも務めており、当盤はリリース当時、アルヒーフ・レーベルのピノック&スタンデイジ盤と人気を2分したベストセラーものだった。 | ||
| ホグウッドのルベル&デトゥシュ「四大元素」 ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747): バレエ音楽「四大元素」 アンドレ・カルディナル・ デトゥシュ(1672-1749):四大元素 |
クリストファー・ホグウッド (Cemb/Org)指揮 アカデミー・オヴ・ エンシェント・ミュージック | |
| ルベルは、フランス盛期バロック音楽の作曲家・ヴァイオリニスト。バティスト・リュリに師事。1699年に王立音楽アカデミーとパリ・オペラ座の首席ヴァイオリニストに就任。1705年に宮廷楽団「王の24のヴァイオリン」に入団し、宮廷作曲家、王立音楽アカデミー楽長ならびにコンセール・スピリチュエルの指揮者を歴任。彼の「四大元素」は、教会旋法によるトーン・クラスターという当時としては極めて実験的な作風を用いたことで知られ、この演奏も発売当時、冒頭の「カオス」の大不協和音で話題を呼んだ録音。 | ||
| プレトリウス: テルプシコーレ(1612年刊)〜舞曲集 |
フィリップ・ピケット指揮 ニュー・ロンドン・コンソート | |
| 録音:1980年代。 17世紀の最も重要な作曲家プレトリウス。ドイツ初期バロック音楽界の最大の理論家兼作曲家であり、世界初の音楽辞典とも言われる『音楽大全』を著わしたことでも名高い。その生涯に、モテットやコラール・コンチェルト、100曲以上のプロテスタントの賛美歌など、主に教会音楽を作曲した。と同時に器楽の発展にも寄与。この「テルプシコーレ」はそれを代表するものであり、当時流行していた各国由来の舞曲を4〜6声の器楽合奏に編曲した曲集。タイトルとなっている「テルプシコーレ」は、ギリシャ神話の9人のムーサの内、合唱と舞踊を司る者のこと。ピケットと彼が創立したニュー・ロンドン・コンソートのメンバーは、この録音に当たり、『音楽大全』を参照したピリオド楽器(リュート、テオルボ、サックバット、ショーム、クルタル、ダルシマーなど)を使用している。 | ||
| ボット&ピケット〜 イタリア・ルネサンス歌曲集 ローレ:私は幸せ者だというだろう カヴァリエーリ: 幸福で楽しげな、死ぬべき運命の者たちよ アルキレイ:天のセイレーンの最高の領域から ルッツァスキ:おお、春よ G.カッチーニ: 星に対して彼は打ち明けた/ フィルリは天を眺めて/泉に、草原に ラージ:フェーブスが私に/ああ、はかない愛よ F.カッチーニ:おお、何と新鮮な驚きだろう ガリアーノ: 羊飼いたちよ、さあ、起き上がりなさい マリーニ:空の星とともに/歓喜への誘い フレスコバルディ: ロマネスカ風アリア/ 十字架の下のマグダラのマリア/ そよ風がとても愛らしく吹けば モンテヴェルディ: 喜び踊れ、シオンの娘よ/主を讃えよ ベルナルディ:ああ、とてもいとしいわが恋人よ ロッシ:嫉妬 カリッシミ: 死に臨んだメアリー・ステュアートの嘆き |
キャサリン・ボット(S) フィリップ・ピケット指揮 ニュー・ロンドン・コンソート | |
| イタリア・バロック初期の"愛 "を歌った歌を中心に収録。この録音以前では、通常リュートやチェンバロといった通奏低音しか使用されなかったが、ここでは様々な楽器が使用されている。非常に高度な技巧を要求する装飾技法に満ちた音楽を、ボットが驚異的なテクニックで歌っている。 | ||
| ボット&ピケット〜 サンチャゴへの巡礼 カンティガ「聖母様によく仕える者は」 (カンティガ第103番)/ ラス・ウエルガスの写本 より [モテトゥス「ベリアルは狡猾なるもの」/ モテトゥス「主は墓よりよみがえりたまいぬ」] カンティガ「たいしたことではない」 (カンティガ第26番) ラス・ウエルガスの写本 より [モテトゥス「輝かしき家系より生まれたる」/ コンドゥクトゥス・モテトゥス 「アルファに、牛に」/ 4つのプランクトゥス/ セクエンツァ「心地よく良き言葉を」/ トロープス「神の小羊/良き生活の規範」/ モテトゥス「ファ・ファ・ミ・ファ」/ 「ウト・レ・ミ・ウト」] カリストゥスの写本〜一族の父 カンティガ「聖母マリアは喜んで」 (カンティガ第253番) カリストゥスの写本 〜コンドゥクトゥス「毎年なされる祝典が」 カンティガ「星が船乗りを導くように」 (カンティガ第49番) カリストゥスの写本 〜コンドゥクトゥス「不滅なる栄光の王に」 カンティガ「聖母マリアは責められない」 (カンティガ第159番)/ 「聖母マリアに焦がれて」 (カンティガ第175番) カリストゥスの写本 〜コンドゥクトゥス「われら喜ばしき一団は」 カンティガ「神のみ母」(カンティガ184番) カリストゥスの写本〜コンドゥクトゥス 「全キリスト教徒はともに喜ばんことを」 7つのカンティガス・デ・アミーゴ(コダス) カリストゥスの写本〜巡礼歌「一族の父」 |
キャサリン・ボット(S) ニュー・ロンドン・コンソート フィリップ・ピケット指揮 | |
| 録音:1989年。 モテトゥスやコンドゥクスクといった「フォーマル」なものも含めて,宗教を巡る中世スペイン民衆の生理を包括的に捉えた音も企画も面白い逸品。器楽の音が極力抑えられていて独特な響きをかもし出している。特に第三番のカンティガは、波のうねりのようなオルガンの音にリラの音が絡み、それに哀調を帯びたソプラノが重なって、魅力的な響きを作り出している。ソプラノのキャサリン・ボットの歌は程よくスペインの香りを漂わせている。 | ||
| ピケット〜カルミナ・ブラーナ第1巻 作曲者不詳:『カルミナ・ブラーナ』写本より歌集 [見よ 敬虔が地下で眠るを/病んではいるが/ 空は変えても心は変えず/正義と不正が/ 堕落した生活の/ギデオンの麦打ち場に/ フェブスは黄金の車に乗って/ ジュピターがマーキュリーと/やさしい大地/ 今は歓びの時/私はとてもきれいな娘だった/ 酒場にいる時には/バッカスよ ようこそ/ かつては嘆きを知らぬ身が/ いざ たたえよう カタリナの] |
キャサリン・ボット、 テサ・ボナー、 サリー・ダンクリー(S) アンドルー・キング(T) マイケル・ジョージ(Br) フィリップ・ピケット指揮 ニュー・ロンドン・コンソート | |
| 録音:1986年1月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。 当アルバムに収められた音楽は、10、ないしは11〜13世紀前半に編まれ、バイエルン地方ボイレン(=ラテン語のブラーナ)の修道院に所蔵されていたラテン語による世俗詩集『カルミナ・ブラーナ』の写本に基づくもの。「カルミナ・ブラーナ」とは、「ボイレンの歌」の意味で、収められた200篇を超す詩の内容は、愛や酒、賭博を歌ったものから、道徳や宗教を説くものまで幅広く、カール・オルフのカンタータにも用いられ、よく知られている。これらの中にはネウマ譜が付されているものがあり、当盤は(おそらく他の写本や資料と照らし合わせた上で)15作品を選んで復元音化を試みたもの。演奏に当たっては、ハープ、リュート、ギターン、レベックなど、当時の楽器を用いている。 | ||
| クリストフ・ルセ〜 ラモー:序曲集 詩神ポリムニーの祭典/優雅なインドの国々/ザイス/ カストールとポリュクス/ナイス/プラテ/ オペラの才能(エベの祭典)/ゾロアストル/ ダルダニュス/遍歴の騎士/イポリトとアリシ/ 栄光の神殿/ピグマリオン/ 愛神の驚き〜プロローグ(アストレの帰還)/ 結婚の女神と愛神の祭典/ 愛の驚き〜第1幕(アドニスの誘拐) 序曲〜アダージョ/ アカントとセフィーズ |
クリストフ・ルセ指揮 レ・タラン・リリク | |
| 録音:1996年。1998年グラモフォン賞受賞作品。フレンチ・バロックの若手指揮者チェンバロ奏者、ルセの指揮者によるラモーの作品集。他の宮廷作曲家たちとは一線を画する後期ラモーの古典にも迫ろうという管弦楽法のテクスチュア。キビキビとした快活な演奏はスリリングでもあり、上品なフレンチ・スイーツを味わうような趣きでさえ感じさせる。 | ||
| プリース〜 ジェミニアーニ:チェロ・ソナタ集 Op.5 [第1番 イ長調/第2番 ニ短調/第3番 ハ長調/ 第4番 変ロ長調/第5番 ヘ長調/第6番 イ短調] |
アントニー・プリース(Vc) リチャード・ウェブ (Vc;通奏低音) クリストファー・ホグウッド (Cemb) | |
| 録音:1975年4月、全聖徒教会、ピーターシャム。 ジェミニアーニはイタリア・バロックの最後を飾るヴァイオリン奏者兼作曲家。1714年にロンドンにわたり、当時のヘンデル人気の中でも着実に名手として活躍、人気を博した。チェロ・ソナタ作品5は当時の慣習通り、6曲セットで構成され、1746年に出版された。6曲はすべて緩急緩急の教会ソナタ形式で書かれていた。 ソリストを務めるアントニー・プリースは、英国で最も著名なピリオド・チェリストで、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、およびイングリッシュ・コンサートの両方で首席を務めた名手。彼の父は、これまた英国の名高いチェリストで、ジャクリーヌ・デュ・プレも師事した教育者でもあるウィリアム・プリース。ここでは18世紀のピリオド楽器を使用。クリストファー・ホグウッドがチェンバロを担当しているのも要チェックだろう。 | ||
| カークビー、ルーリー、ホグウッド〜 ヘンリー・パーセル:歌曲集 聴け、いかにすべてのものが/祭壇を飾れ/ 音楽は愛の糧/わが苦悩のすべて/嘆きの歌/恋の病から/ 木蔭のオリンダ/そう急ぎたてるな/狂気のベス/ 麗しのアルビナ/ばらの花よりも甘く/ 愛する素敵な若者よ/アミンタの最初の口づけ 恋人の心配/優しい空気の精たちよ/夕べの讃歌 |
エマ・カークビー(S) クリストファー・ ホグウッド(Cemb) アントニー・ルーリー (Lute) リチャード・ キャンベル(Gamb) キャサリン・ マッキントッシュ(Vn) | |
| 17世紀、バロック真っ盛りの時代に活躍したパーセルは、幼少の頃から音楽的才能を発揮し、18歳で王室弦楽団の常任作曲家の地位にまで上り詰めたイギリスを代表する作曲家の一人。36年の短い生涯に教会音楽や器楽合奏曲、劇音楽など約40曲を残しているが、中でも英語による声楽曲に彼の本領が発揮されているといえるだろう。このアルバムにはパーセルの代表的な歌曲16曲を収録。カークビーの天使のような美声は、まさにこれらの作品にふさわしく、ルーリーとホグウッドの格調高く品格のある通奏低音も、繰り返しの多い部分も微妙に変化をつけ、素晴しいサポートを行っている。 | ||
| ルーリー〜 ジェズアルド:マドリガーレ集 5声のマドレガーレ集第5巻 |
エマ・カークビー、 イヴリン・タブ(S) メアリー・ニコルズ(A) ジョゼフ・コーンウェル、 アンドルー・キング(T) リチャード・ ウィストライク(B) アントニー・ルーリー指揮 コンソート・ オブ・ミュージック | |
| 録音:1983年3月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。 ジェズアルドはルネサンス後期のイタリアの貴族で、作曲家兼リュート奏者。シュニトケのオペラの題材に採り上げられたことでも知られ、不貞を働いた妻とその相手を殺害し、逃亡した逸話は特に有名。当アルバムは、ジェズアルドの6巻からなる「5声のマドリガル集」から「第5巻」を収録。この曲集は1611年に出版されたもので、全21曲で構成されている。独創的な和声と半音階、リズムの対比が駆使されており、旧来型の「第1作法」とは別スタイルの、いわゆる「第2作法」のそれに属する(この用語は、ほぼ同世代のモンテヴェルディが呼んだもの)。特にその表現主義的半音階書法は、ジェズアルドの後、19世紀の後期ロマン派の登場まで用いられなかったというほどだった。コンソート・オブ・ミュージックは1969年にアントニー・ルーリーによって創設されたアーリー・ミュージック専門の演奏団体。 | ||
| ホグウッド〜ハイドン:交響曲集 [第96番 ニ長調「奇跡」/ 第94番 ト長調「驚愕」] |
クリストファー・ホグウッド指揮 アカデミー・オブ・ エンシェント・ミュージック (エンシェント室内o.) | |
| 録音:1984年8月、聖バルナバ教会、ロンドン。 ハイドンの第93番以降の12曲の交響曲は、ロンドンで演奏会を主催していた主催者の名にちなんでザロモン交響曲集(もしくはその場所をとってロンドン交響曲集)と呼ばれる。当アルバムはその中から、愛称付きの2曲、第94番と第96番をチョイスしたもの。共に1791年に作曲され、同編成で、古典派の交響曲様式を備えたもの。ブックレットには、ハイドンの様式と、19世紀のソナタ形式の基本的なモデルとの関係が詳細に記載されている。ホグウッド&アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックは、この2曲と第100、104番を80年代前半に録音した後、1988年から作曲年代順にハイドン交響曲全集録音をスタートさせたが、第10巻まで漕ぎ着けたところでストップし、当盤以外は廃盤となってしまっている。 | ||
| ジョスカン・デ・プレ: ミサ・ディ・ダディ/ミサ・フザン・ルグレ |
チャールズ・ブレット、 マイケル・チャンス、 ティモシー・ ペンローズ(CT) ジョゼフ・コーンウェル、 ロジャーズ・ カヴィー=クランプ、 ポール・エリオット、 アンドルー・キング(T) マイケル・ジョージ、 ポール・ヒリアー(Br) ピーター・ディヴィス指揮 ティモシー・デイヴィス指揮 ロンドン中世アンサンブル | |
| 録音:1984年1月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。 「ミサ・ディ・ダディ」「ミサ・フザン・ルグレ」はともに1514年の作で、この作曲家の後期のものと考えられる。共に4声のミサ曲で、「キリエ」「グローリア」「クレド」「サンクトゥス〜ベネディクトゥス」「アニュス・デイ」という、いわゆるミサ通常式文で書かれている。「ミサ・フザン・ルグレ」はイギリスの作曲家W.フライによるシャンソン、つまりは世俗歌曲の一節を定旋律としたもので、写本の表紙に聖母マリアがエリザベトを訪問する絵が描かれていることから、聖母訪問の祝日のミサとみなされている。ロンドン中世アンサンブルは、1970年代後半から80年代前半に活動した先駆的団体。中でもデュファイやオケゲムの全集は有名。9人の歌手の中には、マイケル・チャンスやポール・ヒリヤーも名を連ねている。当盤は特に対抗盤がなきに等しく(特に「ミサ・ディ・ダディ」)、資料的価値のきわめて高いディスクといえるだろう。ジョスカン・ファンは必携。 | ||
| パロットのガブリエリ ジョヴァンニ・ガブリエリ: シンフォニエ・サクレ第2集(1615) |
アンドルー・パロット指揮 ロンドン・コルネット &サックバット・アンサンブル、 タヴァナーcho. | |
| 16〜17世紀、ヴェネチアのサン・マルコ大聖堂で鳴り渡った壮麗な音楽。何と言っても、金管楽器の華やかな音色が特色で、多くのブラス好きたちの心をうっとりさせる曲集としても知られる。合唱の部分も実に精密に書かれ、各声部の織り成す見事な音響にも耳を奪われることだろう。パロット、タヴァナー合唱団の説得力ある演奏に、エマ・カークビーをはじめとした12人の名歌手たちが彩りを添える。 | ||
| ダウランド:リュート歌曲集第1巻(1597年刊) | エマ・カークビー(S) ジョン・ヨーク・ スキナー(CT) マーティン・ヒル(T) デイヴィッド・トマス(B) キャサリン・ マッキントッシュ (ボーイS/ヴィオール) ポリー・ ウォーターフィールド、 イアン・ガミー (テナー・ヴィオール) トレヴァー・ジョーンズ (バス・ヴィオール) アンソニー・ルーリー指揮 コンソート・オブ・ ミュージック | |
| 録音:1976年1月、デッカ第3スタジオ、ウェスト・ハムステッド、ロンドン。 アンソニー・ルーリー/コンソート・オブ・ミュージックによるダウランド歌曲全集録音の幕開けとなったアルバム。清澄な歌声が一世を風靡したエマ・カークビー(ルーリーのパートナー)をはじめとする声楽陣はもとより、キャサリン・マキントッシュやトレヴァー・ジョーンズなど、器楽奏者も充実。「リュート歌曲集第1巻」は、ダウランドの全21曲からなるリュート伴奏付き歌曲で、1597年にロンドンで出版された。1594年に宮廷リュート奏者就任を失敗し、失意の中ヨーロッパを旅していたダウランドが再び名声を獲得することになったのが、この作品。この成功によって、翌98年にはデンマーク王家の宮廷リュート奏者に迎えられた。なお、当盤では、声楽アンサンブルや、いくつかの伴奏形態(リュートとバス・ヴィオール、リュートのみ、ヴィオールとリュート)で歌われている。これは「編曲」ではなく、ダウランドの楽譜にそれらを許容する旨が記されていることに基づく措置。 | ||
| ルーリーのモンテヴェルディ モンテヴェルディ:官能的マドリガーレ集 |
アンソニー・ルーリー指揮 コンソート・オブ・ ミュージック | |
| モンテヴェルディはたくさんの多声音楽を書いたが、このマドリガル第7集は、それまでのような合唱のためではなく、重唱やソロのために書かれたもの。このアルバムにはマドリガル第7集から7曲、第8集から3曲が収録されている。コンソート・オブ・ミュージックは1970〜80年代にルネサンス・マドリガルの演奏を精力的に行い、L' Oiseau Lyreレーベルのためにたくさんの録音も行った。エマ・カークビー、ポール・エリオット、アンドルー・キングなどの名手たちの素晴らしい歌唱もききもの。 | ||
| ヨハン・シュターミツ: 交響曲集&クラリネット協奏曲 交響曲 ト長調/ クラリネット協奏曲 変ロ長調/ 田園交響曲 ニ長調 Op.4-2/ 交響曲 ニ長調 Op.3-2 |
アラン・ハッカー(Cl) クリストファー・ホグウッド指揮 アカデミー・オブ・ エンシェント・ミュージック (エンシェント室内o.) | |
| オリジナル・リリース:1975年。 ヨハン・シュターミツはその生涯に少なくとも58以上の交響曲を、10以上の弦楽合奏曲を書いた作曲家。彼は従来の3楽章制を4楽章に拡大、古典派の交響曲のスタイルを確立した重要な作曲家(彼の交響曲の半数以上にはトリオ付きメヌエットが付加されている)。クラリネット協奏曲でソロを務めているアラン・ハッカーは、イギリス・クラリネット界の大御所。バートウィスルやマックスウェル・デイヴィスなどの作品を初演しているように同時代はもちろん、バセット・クラリネットを用いた古典まで幅広いレパートリーを誇る。当盤は1975年にLPで出ていたもので、今回初めてインターナショナル・リリースされるに当たり、リマスタリングが施された。 | ||
| ホグウッド〜トーマス・アーン:序曲集 [第1番−第8番] |
クリストファー・ホグウッド指揮 アカデミー・オヴ・ エンシェント・ミュージック | |
| トーマス・アーンは18世紀中期イギリスにおける劇場音楽の第1人者としての地位を築き、多数の作品を残した作曲家。1751年に出版が行われた8声の8つの序曲(シンフォニア)で、バロック期から古典派に移る過渡期の、イギリス紳士のような品位のある作品。 | ||
| ムッファト:音楽の花束第2巻 | クリストファー・ホグウッド指揮 アカデミー・オブ・ エンシェント・ミュージック (エンシェント室内o.) | |
| オリジナル・リリース:1982年。 ゲオルク・ムッファトはフランスに生まれ、リュリに学んだ作曲家。ローマではパスクイーニに師事し、コレッリと交遊を持っていた。ザルツブルク大司教の宮廷オルガニストやパッサウの宮廷楽長を務め、ドイツの音楽にフランスやイタリアの様式を導入した。1698年にパッサウで出版された「音楽の花束第2巻」も海外の影響を多分に込められた弦楽合奏曲集で、8つの舞曲集をひとまとめにしたもの。各曲は最初にフランス風序曲を持ち、6つないし8つの舞曲で構成。それらの中には第1集「貴族の若様たち」での「スペインのアントレ」「イタリア人のためのガヴォット」、また第2集「楽しい詩歌」での「ひき肉(またはみじん切り)」「皿洗い」などユニークなタイトルの曲も収められている。当盤は全8集の内、第4集までを収録。今回初めてインターナショナル・リリースされるに当たり、リマスタリングが施された。 | ||
| 悪魔の歌 | メディヴァル・アンサンブル | |
| 1983年録音。 14世紀フランスの作曲家によって書かれた贅沢なポリフォニックの歌の数々。マショーが確立したフレンチ・シャンソン・・・詩的な形式はたくさんの作曲家に影響を与え、多くの作品が生まれた。このアルバムに収録されているのはそれらの総括的な作品集でイギリスの中世音楽の権威、ピーター・デイヴィスとティモシー・デイヴィスの研究結果が存分に発揮された説得力ある演奏が魅力。 | ||
BMG SACD/MID | ||
| アーノンクールの「楽園とペリ」 シューマン:オラトリオ「楽園とペリ」Op.50(全曲) |
ドロテア・レシュマン(S;ペリ) マリン・ハルテリウス(S) レベッカ・マーティン、 ベルナルダ・フィンク(Ms) クリストフ・シュトレール、 ヴェルナー・ギューラ(T) クリスティアン・ ゲルハーヘル(Br) ゲラルト・ホイスラー(B) ニコラウス・アーノンクール指揮 バイエルン放送so.&cho. | |
| 録音:2005年10月21日-22日、ミュンヘン、ヘルクレスザール、ライヴ。神々しいまでの感動を約束してくれる、シューマン随一の傑作オラトリオ、ついにアーノンクールによる決定的名演を得る。 2006年11月、ウィーン・フィルおよびウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとの来日公演で、日本の音楽ファンを感動の渦に巻き込んだニコラウス・アーノンクール。『音楽の友』誌の「2006年コンサート・ベスト10」では第1位・第2位を独占したように、その感銘の深さは圧倒的であり、日本の音楽史上特筆すべき名演の連続であった。当アルバムは、マリス・ヤンソンスの就任でさらに実力を伸ばし名実ともにBPOと肩を並べるドイツ随一のオーケストラとなったバイエルン放送so.と2005年10月に初共演した際のライヴ録音盤で、「ゲーテの「ファウスト」からの情景」とともにシューマンの2大声楽曲とアーノンクールが高く評価する「楽園とペリ」。 「楽園とペリ」は、アイルランドの詩人トーマス・ムーアの韻文物語『ララ・ルーク』の中のペリの物語をもとに1843年、シューマン33歳の時に完成した3部からなるオラトリオで、シューマン自身がライプツィヒで指揮した初演は大成功を収め、出版のオファーが来たのみならず、疎遠になっていた妻クララの父ヴィークとも関係を修復、作曲家としての大きな一歩を踏み出すことのできた記念碑的作品。全編にわたって瞑想的で美しい抒情に満たされ、「ゲーテの「ファウスト」の情景」「ミニョンのためのレクイエム」「バラの巡礼」などのオーケストラ付き声楽曲と並んで、最近ではシューマン独自の傑作としての位置付けがなされつつある。 交響曲全曲や主要管弦楽曲・協奏曲のみならず、「ゲノフェーファ」(テルデック)など、シューマンの声楽曲でも名演を残してきたアーノンクールによる「楽園とペリ」は、ほかに競合盤の少ないこの曲の決定盤と呼ぶに足る充実ぶり。この時の演奏は、「アーノンクールの指揮するオーケストラが極めてシューマン的な劇の世界を、それにふさわしい節度を保ちながら描ききった。最後の楽園に再び迎えられた場面の至福の表現は真に神々しい。数多くの宗教音楽を経験したアーノンクールならではの表現だ」(音楽の友/岡本稔氏)と絶賛されたほどの出来だった。初客演となったバイエルン放送so.との相性も抜群で、2007年5月末には再客演し、ドヴォルザーク「スターバト・マーテル」を指揮している(RCA Red Sealより2009年発売予定)。 8人の独唱者と混声合唱が必要で、それだけに声楽パートの比重が高いが、主役のペリを歌うレッシュマンをはじめ、ハルテリウス、フィンク、ギューラ、ゲルハーヘルなど、数々の共演でアーノンクールと気心を通じた旬の歌手たちをそろえている。「無垢の心を持った妖精が、2回の挫折によって大きく成長し、楽園に戻るまでを役そのものになりきって演じた」と称賛されたレッシュマンの名唱は一聴に値する。 | ||
BMG | ||
| ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、オリジナル・ジャケットBOX バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 Op.102 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26/スコットランド幻想曲 Op.46 ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 Op.37 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82 コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 ミクローシュ・ローザ:ヴァイオリン協奏曲 Op.24/協奏交響曲(主題と変奏) Op.29 ワックスマン:「カルメン」幻想曲 バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ[BWV.1001-1006] フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18 ラスト・コンサート 1972 [バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 より (ジーグ/ルール/プレリュード) ブロッホ:組曲「バール・シェム」〜第2曲「ニーグン」 ドビュッシー/ロック編:レントよりおそく ラフマニノフ/ハイフェッツ編:練習曲「音の絵」 変ホ長調 Op.33-4 ファリャ/コハニスキ編:「7つのスペイン民謡」〜第5番「ナナ」(子守歌) クライスラー:カルティエのスタイルによる「狩り」 ラヴェル:ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲) カステルヌオーヴォ=テデスコ/ハイフェッツ編:「2つの海の練習曲」〜海のささやき | ||
| BOXの大きさは、縦127mm、 横128mm、厚さ40mm、68ページ、解説書付き。Disk 1 - 5(グラズノフの協奏曲まで)は、Living Stereo SACD と同じ DSD リマスター・テープを使用、Disk 6 - 10(コルンゴルトの協奏曲以降)は、24bit/96kによるリマスター。 | ||
DG | ||
| ビリャソン〜空と海 ポンキエッリ: 歌劇「ジョコンダ」〜空と海 チレーア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」 〜あなたの中に母の優しさと微笑みを メルカダンテ:歌劇「誓い」〜Dai campi, dai prati ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」 〜野から牧場から ピエトリ:歌劇「マリステッラ」 〜 Il conosco il giardino ゴメス:歌劇「フォスカ」〜 Intenditi con Dio! ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」 〜ああ、地獄だ ドニゼッティ:歌劇「ポリウート」 〜 Veleno è l'aura ch'io respiro メルカダンテ:歌劇「誓い」 〜 Compita è omai -Fu celeste チレーア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」 〜心は疲れて ポンキエッリ:歌劇「放蕩児」 〜 Il padre! -Tenda natal ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」 〜地の果てに近付いた ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」より [夜が静まった時/ L'ara, o l'avello apprestami (*)] |
ローランド・ビリャソン(T) ジャンルカ・ アルファーノ(Br;*) ダニエーレ・カッレガーリ指揮 ミラノ・ジュゼッペ・ ヴェルディso.&cho.(*) | |
| 録音:2007年3月、ミラノ音楽堂、ミラノ。現在最高の人気を誇るテナー、ローランド・ビリャソンが、満を持して放つDGソロ・デビュー盤。なお、曲目は変更の可能性有。 ポンキエッリの「ラ・ジョコンダ」は、ビリャソンが歌手になるきっかけとなった作品のひとつ。これをDGデビュー・アルバムの巻頭に飾るというのは、彼が世界的歌手となった今、再び初心・原点に戻って歌うという決意の表明だろう。その他の収録作品にもあまり知られていないアリアを集めているのは、オリジナリティへの意識と同時に、有名曲がなくとも自らの歌唱力で聴かせようという自身の表れともとれる。 また、このアルバムは、ベルゴンツィやカルーソー、ドミンゴらにビリャソンが捧げたオマージュでもある。限定盤はハードカヴァー仕様。 | ||
| ハーン〜シベリウス&シェーンベルク シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47(*) シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 Op.36(#) |
ヒラリー・ハーン(Vn) エサ=ペッカ・サロネン指揮 スウェーデン放送so. | |
| 録音:2007年5月(*)/2007年9月(#)、以上ストックホルム。 選曲の独自性を求めてレコード会社を移ったハーンらしく、前回のパガニーニ&シュポアに続き、今回もきわめてユニークなカップリングが実現。ここに選ばれたのはイメージとしては遠く離れた2人の作曲家。けれども、確かにヴァイオリン協奏曲自体の完成はシベリウスが1903年(改訂05年)、シェーンベルクが1936年と時間の隔たりがあるものの、没年に関しては殆ど同時期の1950年代で、シェーンベルクよりもシベリウスの方が後まで長生きしたように、この2人はほぼ同時期を生きたという共通点もある。 ハーンはシェーンベルクの作品からロマンティックな味わいを引き出しており、この協奏曲が弾くにも聴くにも難解だと思われた時代を過去のものにするような高度な演奏を繰り広げている。ヴァイオリン協奏曲の大傑作シベリウスの協奏曲は言わずもがなだが、当盤でサロネンが共演しているのも大きな注目点の一つ。シベリウスも20、21世紀音楽も共に得意とするサロネンらしい見事なサポートと積極的な音楽造りを行っている。 なお、ハーンは、2008年3月にはジャナンドレア・ノセダ率いるBBCフィルとの日本への演奏旅行が予定されており、シベリウスの協奏曲が披露されることになっている。 | ||
| エマーソンSQ〜 J.S.バッハ:「平均律クラヴィーア曲集」 〜4声のためのフーガ集 (エマヌエル・アロイス・フェルスターによる 弦楽四重奏版) |
エマーソンSQ | |
| 録音:2007年10月-11月、ニューヨーク。 2007年に結成30周年を祝ったエマーソン四重奏団は、DGと契約してからも20年となる。その節目となった年に録音されたのが、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」。この「鍵盤の旧約聖書」とまで讃えられる曲集から、4声のフーガを、ハイドンやモーツァルトと同じ時代に活躍したオーストリーの作曲家エマヌエル・アロイス・フェルスターが編曲した弦楽四重奏ヴァージョンで演奏している。世界初録音。 彼らは2003年にバッハの「フーガの技法」を録音、リリースしているので、今回の「フーガ集」はそれに続くバッハ・アルバム第2弾となる。バッハの音楽技法を讃え、その深淵に触れようという高度に知的で音楽的な試みといえるだろう。 | ||
DG "ORIGINAL MASTERS TWOFERS" | ||
| オリジナル・マスターズ 〜コーガン、ロストロポーヴィチ、ギレリス ハイドン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Hob.XV:19 ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO.38 ピアノ三重奏曲 変ロ長調 Op.97「大公」 ハイドン:ピアノ三重奏曲 ニ長調 Hob.XV:16 シューマン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.63 フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 Op.15(*) |
エミール・ギレリス(P) レオニード・コーガン(Vc) ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ(Vc) ルドルフ・バルシャイ(Va;*) | |
| 2007年にリリースされたロストロポーヴィチの『初期録音集』(477 650-5)に続き、彼の一周忌を迎える2008年は、ソリストとしてではなく、室内楽奏者としてのロストロポーヴィチの魅力を紹介している。共演者にはレギュラー・メンバーだったレオニード・コーガンとエミール・ギレリスがフィーチュアされており、また唯一収められた四重奏曲にはルドルフ・バルシャイがヴィオラで参加。旧ソヴィエトが誇った最高峰の演奏者らしい磨き上げられたアンサンブルが心行くまで味わえるセット。今回のリリースに当たりリマスターが施されたので、さらに聴き易くなった。2時間半を超える収録時間に加え、1枚の価格で2枚というお買い得盤で大音楽家たちによる至芸を楽しめる。 | ||
DECCA "NEW YEAR CONCERT 2008" | ||
| ニューイヤー・コンサート 2008 [収録予定曲] ヨハン・シュトラウスII:ナポレオン行進曲Op.156 ヨーゼフ・シュトラウス: ワルツ「オーストリアの村つばめ」Op.164/ ラクセンブルク・ポルカOp.60 ヨハン・シュトラウス: パリのワルツOp.101/ ヴァルサイユのギャロップOp.107 ヨハン・シュトラウスII: カドリーユ「オルフェウス」Op.236 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー II: ギャロップ「小さな広告」Op.4 ヨハン・シュトラウスII: オペレッタ「インディゴと40人の盗賊」序曲 ワルツ「人生を楽しもう」Op.340/ フランス風ポルカ「閃光」Op.271 ポルカ=シュネル「トリッチ・トラッチ」Op.214 ヨーゼフ・ランナー: ワルツ「宮廷舞踏会舞曲」Op.161 ヨーゼフ・シュトラウス: ポルカ・マズルカ「とんぼ」Op.204 ヨハン・シュトラウスII: ロシア行進曲Op.426 フランス風ポルカ「パリの女」Op.238 ヨハン・シュトラウス:中国のギャロップOp.20 ヨハン・シュトラウスII: 皇帝円舞曲Op.437/ ポルカ・シュネル「インドの舞姫」Op.351 |
ジョルジュ・プレートル指揮 VPO | |
| 録音:2008年1月1日、ムジークフェライン、ウィーン、ライヴ(予定)。 「クラシック・ファンにとって年明けの風物詩といえば、もちろんウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。テレビやラジオを通じて50か国以上に放送されるこのコンサートを毎年楽しみにしているファンは多いことだろう。2008年はフランスの巨匠ジョルジュ・プレートルが指揮台に招かれた。ニューイヤー・コンサートの歴史上、フランス人が指揮を務めるのはこれが初めてだが、プレートルは1986年-1991年までウィーン交響楽団の首席指揮者でもあったので、ウィーンには馴染みの存在でもある。毎年凝った選曲で楽しませてくれるこのコンサート、今年はプレートルが登場するとあって、フランスをイメージした作品ばかりで構成された。《ナポレオン行進曲》やカドリーユ《オルフェウス》はニューイヤー・コンサートで初めて採り上げられる作品。ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世(1855-1907)はウィーン国立歌劇場でカペルマイスターの任に就いていた人物。またマーラーが指揮者だった時代にウィーン・フィルのコンサートマスターを務め、指揮者としその後任も務めた。彼の祖父ゲオルクはシューベルトの友人であり、名ヴァイオリン奏者ヨアヒムの師。ウィーン国立歌劇場の前身、宮廷歌劇場時代の指揮者やコンサートマスターでもあった。さらに同名の父ヨーゼフはヴァイオリン奏者兼作曲家で、同じくウィーン宮廷歌劇場の楽長として指揮やコンサートマスターを務めた。2世は2005年に生誕150年、2007年に没後100年を迎えたことから今回もプログラムに組み込まれたというわけ。また、定番のアンコールの前に《スポーツ・ポルカ》が入っているのは、2008年にオーストリア(とスイス)をホスト国としてUEFAヨーロッパ選手権が開催されるためで、ウィーンでは決勝も行われるという。《中国のギャロップ》は北京オリンピックを考慮してのことだろうか。元日の楽しみをテレビだけでなく、是非お手元に。 #セールはCDのみとなっております。DVDは通常価格ですので御了承下さい。 | ||
DECCA | ||
| 村治佳織〜ヴィヴァ・ロドリーゴ ロドリーゴ: アランフェス協奏曲/ ヒラルダの調べ〜セビーリャ幻想曲/ ある宴のための協奏曲 |
村治佳織(G) ビクトル・パブロ・ペレス指揮 ガリシアso. | |
| 録音:2007年7月、スペイン、ラ・コルーニャ。 村治佳織が「アランフェス協奏曲」を再録音。この若さでの再録音というのは類を見ないことだろう。ギター界のアイドル的役回りもこなしつつ、音楽の追究も疎かにしない点は素晴らしい。7年を経て再録音した「アランフェス」での彼女の変化はファンならずとも関心を持つに違いない。今回はロドリーゴの最初の協奏曲である「アランフェス」と最後の協奏曲の「ある宴のための協奏曲」、さらにその真ん中に位置し、「セビーリャ幻想曲」とも呼ばれる「ヒラルダの調べ」を併せている。「アランフェス」は1939年、「ヒラルダ」は63年、そして「宴」は82年の作なので、ロドリーゴの協奏曲をおよそ20年毎に並べたもの。「ヒラルダの調べ」は元々、ハープと管弦楽のための協奏曲だが、もちろんここではギターに置き換えられている。このスタイルで録音されたのはこれが初めて。「ヒラルダ(giralda)」とはセビーリャにある大聖堂の鐘楼のこと。その名の由来は、この「ヒラルダの塔」の頂上に置かれた女性像が、手にした旗に風を受けて回転することから、「風見(giralda)」と呼ばれるようになったため。 | ||
| カラヤン〜伝説のデッカ・レコーディング ブラームス:交響曲第1番 ハ短調Op.68 ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調「太鼓連打」/交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」 ブラームス:悲劇的序曲Op.81/交響曲第3番 ヘ長調Op.90 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調K550/交響曲第41番 ハ長調K551「ジュピター」 チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調Op.92 ドヴォルジャーク:交響曲第8番 ト長調Op.88 チャイコフスキー:「白鳥の湖」組曲/「胡桃割り人形」組曲/「眠れる森の美女」組曲 アダン:「ジゼル」 グリーグ:「ペール・ギュント」Op.23より ホルスト:組曲「惑星」Op.32 ヨハン・シュトラウス II: 喜歌劇「こうもり」より[序曲/バレエ音楽]/アンネン・ポルカOp.117/ 喜歌劇「ジプシー男爵」〜序曲/狩にてOp.373/ウィーンの森の物語Op.325 ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ「うわごと」Op.212 リヒャルト・シュトラウス: 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28/ 楽劇「サロメ」〜7つのヴェールの踊り/交響詩「ドン・フアン」Op.20/ 交響詩「死と浄化」Op.24/交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮V | ||