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ART CLASSICS (露) 1枚あたり¥2970(税抜¥2700)当レーベルはCD-Rで製版されているアイテムが多数あり、今回ご案内分も当店ではプレス盤の保証をいたしません。あらかじめご了承下さい。#旧譜については極端に入荷率が落ちるレーベルです。価格も異なりますので、会員の方も開始掲載を待たず、当ページ掲載直後にご注文ください。 旧譜はこちらから(価格が異なります)。 | ||
オレグ・クリサ、60歳記念コンサート(2002) 〜ダヴィド・オイストラフに捧ぐ アルフレート・シュニトケ(1934-1998):合奏協奏曲第3番 (2つのヴァイオリン、チェンバロ、ピアノ、鐘と弦楽のための)(*) モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K.364 (+) ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 より(#) 〔第1楽章カデンツァ(アルフレート・シュニトケ作曲)以降【演奏時間:5分43秒】/ 第2楽章/第3楽章〕 オレグ・クリサ(Vn) ペトロ・クリサ(Vn;*) ユーリー・バシュメット(Va;+) タラス・クリサ指揮モスクワ・ソロイスツ(*/#) | ||
録音:2002年9月30日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ライヴ、ステレオ、 DDD |おそらく初出音源|CD合計収録分数:78分18秒。 # (#)は、おそらく収録時間の関係により、第1楽章冒頭からカデンツァの前までが収録されておらず、全曲収録ではありませんのでご注意ください(この演奏会においてどのような形態で演奏されたのかは、現時点では不明)。また、会員の皆様へ頒布した会誌には、代理店からのアナウンス時期の都合で全曲収録との記載のまま掲載されていますが、実際には上記となります。以上、ご了承ください。 オレグ〔オレフ〕・クリサ(1942年生まれ)はナチス・ドイツ占領下にあったポーランドのウハニエ [Uchanie] 〔ロシア語:ウハネ [Ухане] /ウクライナ語:ウハニ [Ухані] 〕という、ウクライナとの国境に近い小さなグミナ [Gmina] 〔ポーランドの基礎自治体区分で「市町村」を指す。21世紀の人口は500人前後らしいので、日本だと村にあたるだろう〕でウクライナ系の家庭に生まれ、アメリカ合衆国で活躍するヴァイオリニスト。モスクワ音楽院でダヴィド・オイストラフに師事。活発な演奏・録音活動の他、モスクワ音楽院教授、1989年に合衆国に移住後はイーストマン音楽院教授を務める等教育者としても高名で、日本にもたくさんの教え子がいる〔ちなみに少々余談ながら、クリサは自らの公式ウェブサイト(英語のみ)における自らのラテン文字名記載を、今日でも一般的な "Oleg Krysa" ではなく、末尾が "h" の "Oleh Krysa" としている。彼のファースト・ネームをキリル文字記載すると "Олег" で、これはロシア語と現在のウクライナ語では、ともにラテン文字で "Oleg" と翻字されるが、過去のウクライナ語キリル文字には "g" を表す別の文字 "Ґ" というのものがあって、当時のウクライナ語で "г" は本来 "h" を表していた。 "Ґ" はスターリン時代の1933年に一旦廃止され "г" に統合されたもののソ連崩壊直前の1990年に復活、そのため "Ґ" はウクライナ独立の象徴ともされているという。クリサは "Ґ" が廃止された後の生まれで、キリル文字のファースト・ネーム末尾綴りは "г" (="g") 。一般的な表記も今日までこちらなのだが、公式サイトの記載からすると、クリサ自身がファースト・ネームを「オレグ」とは読んでほしくないのだと推察される〕 当盤はクリサの60歳を記念し師匠のオイストラフに捧げると題してモスクワで開かれたコンサートのライヴ録音を収めた物。音源は彼自身が私蔵していたようだ。オイストラフは(*)を献呈された初演者の一人でもある。 レーベルによるコメントの機械翻訳&当店簡易校正:『著名なヴァイオリニスト、オレグ・クリサのCDは、2002年9月30日にモスクワ音楽院大ホールで開催された彼の60周年記念コンサートに捧げられたもので、ロシア舞台芸術財団 [Русское исполнительское искусство] の支援を受けている。このディスクは、その内容と演奏者の顔ぶれの両方において、まさに稀有なものと言える。モーツァルトとベートーヴェンの作品に加え、アルフレート・シュニトケの作品が収録されているが、これは作曲者がマエストロ自身を含む何人かの優れた音楽家に献呈したものである。さらにこのディスクは、オレグ・クリサの息子であるタラスとペトロも音楽家であり、歴史的なコンサート [Исторические концерты (リンク先:ロシア語版 Wikipedia )] に参加したことから、(音楽)一族的 [династийным] な意味合いも持っている。このエディションは、ダヴィド・フョードロヴィチ・オイストラフの思い出に捧げられた。』 |