・国内盤マイナー・レーベル |
・輸入盤マイナー・レーベル |
・輸入盤 歴史的アイテム |
・映像アイテム |
・高音質アイテム |
輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月~翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
GRAND SLAM 特記以外 1CDあたり¥2970(税抜¥2700)CD-R仕様のSERENADEと共に、音楽評論家 平林 直哉氏の個人レーベル。旧譜はこちらから 。 | ||
さらにリファイン、 ミュンシュ「2トラ38」 パリ管「幻想」~ ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14a |
シャルル・ミュンシュ指揮 パリo. | |
録音:1967年10月23日-26日、サル・ワグラム、パリ、セッション、ステレオ|ソース: Private archive (オープンリール・テープ、2トラック、38センチ)|原盤:La Voix De Son Maître/HMV/EMI/Warner
|当レーベル既出:
Grand Slam [CD], GS-2178 [(P) 2018] 〈復刻ソース: Private archive (オープンリール・テープ、2トラック、38センチ〉〔廃盤、入手不能〕| (P) 2023 。 ■制作者より『この演奏は2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用し、2018年にGS-2178として発売しました。リマスター盤は当分の間出すつもりはなかったのですが、「既存のCDの中には第3楽章の途中で妙な空白があるのが、GS-2178はそうなっていないので、再プレスをして欲しい」との声が寄せられました。そこで、同じ出し直すのであれば音を刷新すべきだと判断し、新たに2トラ38のテープを取り寄せ、プロ用の機器でリマスタリングを行いました。結果は予想を遙かに上まわるもので、再発売の価値は十分にあると思います。なお、ミュンシュ&パリ管弦楽団のもうひとつの名演、ブラームスの交響曲第1番ですが、これは日本がTPPに加入したため、当シリーズで再発売が出来るのは2039年以降となります。ご了承下さい。』(平林直哉) #2023年7月下旬発売予定。 | ||
フルヴェン + ハンゼン、初「2トラ38」 1943 ~ ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 (*) / 交響曲第7番 イ長調 Op.92 (#) |
コンラート・ハンゼン(P;*) ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 BPO | |
録音:1943年10月31日-11月3日、旧・フィルハーモニー、ベルリン、放送用収録、モノラル|ソース: Private archive (オープンリール・テープ、2トラック、38センチ)| (*):当レーベルからは初復刻|初出LP: Unicorn (*), Melodiya (#) |当レーベル&関連レーベル既出: Serenade [CD-R], SEDR-2008 [(P) 2002] 〈復刻ソースLP: Melodiya, D 027779/80 〉/
Grand Slam [CD], GS-2046 [(P) 2010] (#) 〈復刻ソースLP: Melodiya, D 027779/80 〔 Serenade 盤とは別マスタリング〉〔ともに廃盤、入手不能〕| (P) 2023 。 ■制作者より『フルトヴェングラーとベルリン・フィルによる大戦中のライヴ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番(独奏:コンラート・ハンゼン)と同交響曲第7番については、もはや説明不要かと思われます。今回の2曲は当シリーズ初めての2トラック、38センチのオープンリール・テープからの復刻となります。最近では会場のノイズを除去するだけではなく、演奏に伴うノイズ(靴音、譜面をめくる音、息継ぎなど)さえも軽減するのが当たり前になっています。これも、ひとつの考え方かもしれませんが、GSシリーズでは鑑賞を著しく阻害する電気的なノイズ以外は除去せず、その日に起こったことはすべて音楽として捉え、テープに刻まれた情報を尊重したマスタリングを行っています。なお、交響曲第7番の第4楽章冒頭の2小節は、オリジナル録音に欠落がありますが、復刻に使用したテープは補修がなされています。この2小節は非フルトヴェングラーのようにも思えますが、それほど不自然には聴こえないので、そのままにしてあります(多くのディスクではこの欠落を展開部のコピーで補っていますが、楽譜の音とは異なるので、この処理も完全に正解とは言いがたいでしょう)。また、収録日には諸説ありますが、ここでは最も一般的なものを採用しています。』(平林直哉) #2023年6月中旬発売予定。 | ||
PROFIL 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)ご案内済旧譜はこちらから 。 | ||
ついに全曲が初出、クナ1955年の「パルジファル」 ワーグナー:楽劇「パルジファル」 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br;アンフォルタス) ヘルマン・ウーデ(B-Br:ティトゥレル) ルートヴィヒ・ヴェーバー(B;グルネマンツ) ラモン・ヴィナイ(T;パルジファル) グスタフ・ナイトリンガー(Br;クリングソル) マルタ・メードル(S;クンドリー) ヨーゼフ・トラクセル、アルフォンス・ヘルヴィヒ(2人の聖杯騎士) イルゼ・ヘルヴィヒ、フリードル・ペルティンガー、パウラ・レンヒナー、ドロテア・ジーベルト、 ユッタ・ヴィルピウス(S;花の乙女) エリーザベト・シュルテル(Ms;花の乙女) ハンス・クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭o.&cho.|演出:ヴィーラント・ワーグナー | ||
録音:1955年8月16日、バイロイト祝祭劇場、ライヴ|第2幕以外:初出音源|第2幕既出: Profil, PH-21055 〔発売:2022年〕。 『★クナッパーツブッシュ・ファン狂喜の朗報です!とんでもないお宝音源が出現しました。1955年8月16日に行ったバイロイト音楽祭の「パルジファル」全曲盤ライヴ。★クナッパーツブッシュは1951,52,53〜64年まで毎年バイロイト音楽祭で「パルジファル」を指揮しました。このうち55年の回だけは何故か世に出ず、録音そのものがないと思われていました。しかし昨2022年3月にProfilレーベルから第2幕のみリリースされ話題となりました。★長年の伝説となっていた幻の公演のうえ、メードルと最盛期のクナッパーツブッシュの神業に唸らされた向きも多く、全曲発売を希望する声が多数寄せられました。そこでキングインターナショナルはProfil社と交渉、ついにバイエルン放送所蔵の音源が全曲盤として日の目を見ました。★やはり全曲を通して聴くと感慨は格別で、フィッシャー=ディースカウのアンフォルタスやヘルマン・ウーデ唯一のティトゥレルの歌唱も存分に味わえることとなりました。もちろんヴィナイのパルジファル、ナイトリンガーのクリングソルも素晴らしさを盛り立てます。クナの解釈も壮大な世界から攻撃的な世界への移行期で、非常に貴重な記録と申せましょう。すべてのクナ・ファン必携のアルバムです!』 | ||
RAM (独) 1枚あたり¥3300(税抜¥3000)ドイツの Ram Musikproduktions GmbH が1990年代初頭から2000年代中頃まで新譜をリリースしていたレーベル。すでに業務は終了している模様で、公式サイト "ram-classics.com" も2021年頃以降詐称的別内容サイトになってしまっている(この URL は商品に記載があると思われるが、アクセスしないようお願いしたい)が、今回当レーベルで一番のヒットになったと思われるアリス=紗良・オットの初録音ディスクが再プレス。これを逃すと入手できなくなる可能性が高いので、お早めのご入手を。なお当レーベルがリリースした他アイテムは、すでに全点入手不能の模様。少々余談になるが、このレーベルは実力ある演奏家の発掘には長けており、 SONY へ多くの録音を行う事になったピアニスト、小菅優の初ディスクも当レーベルからだった(全3枚を録音したがその後すべて SONY から再発、2023年現在は国内盤のみ入手可能)。また意外なところでは、2010年代中頃から Profil へブルックナーの録音を開始し注目を集めている指揮者、ゲルト・シャラーに早くから焦点を当て、ディスク2点をリリースしている〔国内&当店未案内〕。このように才能の発掘には一目置くべき存在だっただけに(おそらく)廃業は残念なところ。今後はリリース済音源のさらなる再発を期待したい。 | ||
アリス=紗良・オットのデビュー盤~リスト: パガニーニによる大練習曲 S.141 / 6つのコンソレーション S.172 / ハンガリー狂詩曲第2番 S.244 No.2 |
アリス=紗良・オット(P) | |
録音:データ未記載|発売:2004年。#新規日本語解説〔原文ブックレットの翻訳 + 書き下ろし予定〕を封入した特別仕様。 2008年からDGと契約、すでに10点以上のディスクをリリースしているアリス=紗良・オット(1988-) 〔2019年に難病の多発性硬化症と診断されたと公式サイトで発表があったが、2023年現在この情報は公式サイトから削除され、演奏活動も継続されている〕による初録音となったデビュー・ディスクがまさかの再プレス。 このレーベルには2004年当時から今日まで国内代理店がなく(1990年代初頭は不明だが、少なくともそれ以降はなし)、並行輸入的な供給しか成されていなかったので、おそらく期間限定にはなるものの、入手が楽になるのは朗報だろう。この機会の入手をお見逃しなきよう。 以下、2004年初案内時当店アナウンス時のコメント〔一部誤謬・誤記・現在では無関係な内容がありますが、そのまま掲載しました〕:1989年生まれ、2004年でまだ弱冠15歳のピアニスト、アリス紗良オットのデビュー盤。既にザルツブルク音楽祭などで多くのリサイタルを開き、その演奏はブレンデルが高く評価、現地各種メディアも大きく取り上げたという。2004年3月には中村紘子から招聘を受けて来日公演を行ない、これはNHKによりインタビューと共に収録された。また、2004年8月にはバイロイトにてソロ・リサイタルが予定されている。のっけからリストの難曲に挑んでいるというのも注目で、小菅優に続き、今後の活躍がおおいに期待されるピアニストであることは間違い無い。 |