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2007年7月新譜情報

・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。







国内マイナー・レーベル




ALM コジマ録音

ALCD-73
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\3080(税抜\2800)
7/7発売
江村哲二(1960-2007):
 作品集「地平線のクオリア」

 地平線のクオリア(2005)(*)/
 プリマヴェーラ(春)(1996)(#)/
 インテクステリア第5番(1991)(+)/
 ヴァイオリン協奏曲第2番
  「インテクステリア」(1992)(**)
大野和士指揮(*)
新日本po.(*/#)
豊田喜代美(S;#)
小松一彦指揮(#/**)
アンドジェイ・
 ストラスジンスキ指揮(+)
ワルシャワ国立po.(+)
高田あずみ(Vn;**)
東京po.(**)
 録音:1994年4月27日(**)&1996年8月29日(#)、サントリーホール(**/#)/2006年1月6日、すみだトリフォニーホール(*)/1993年3月12日、ワルシャワ、ナショナル・フィルハーモニー・ホール(+)。
 独学にしてルトスワフスキ、ブザンソン各国際作曲コンクール優勝、武満徹からも高く評価された奇才江村哲二のオーケストラ作品集。その哲学的思考と科学的アプローチに基づいた作曲技法は、独自の音世界を生み出した。代表作「地平線のクオリア」、ルトフワフスキ作曲コンクール第1位受賞作品でもある「インテクステリア第5番」など、江村哲二の深く濃密な思考世界が見事な形で具現化されている。作曲家としてだけでなく、脳科学者・茂木健一郎氏との共著「音楽を『考える』」などの著作でも知られた。
 江村哲二さんは去る6月11日、47歳の若さで急逝されました。CD発売を目前にして、あまりにも突然すぎる死でした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
ALCD-1096
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\3080(税抜\2800)
7/7発売
クリストフォリ・ピアノで弾く
 スカルラッティ・ソナタ集

 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
  ソナタ ホ長調 K.531 アレグロ/
  ソナタ ホ短調 K.198 アレグロ/
  ソナタ ホ長調 K.162/
  2つのソナタ イ長調
  [K.208 アダージョ・エ・
       カンタービレ/
   K.209 アレグロ]/
  3つのソナタ ニ長調
  [K.490 カンタービレ/
   K.491 アレグロ/
   K.492 プレスト]/
  ソナタ ヘ短調 K.481
   アンダンテ・エ・カンタービレ/
  ソナタ ハ長調 K.513
   「パストラーレ」/
  2つのソナタ ヘ短調
  [K.238 アンダンテ/
   K.239 アレグロ]/
  2つのソナタ ハ長調
  [K.132 カンタービレ/
   K.133 アレグロ]/
  2つのソナタ
  [ホ短調 K.263 アンダンテ/
   ホ長調 K.264 ヴィーヴォ]/
  2つのソナタ ハ長調
  [K.308 カンタービレ/
   K.309 アレグロ]/
  2つのソナタ ホ長調
  [K.215 アンダンテ/
   K.216 アレグロ]
渡邊順生(Fp)
 録音:2006年9月21日-23日、山梨市花かげホール。使用楽器:久保田 彰(埼玉県新座市、2005年)製作、バルトロメオ・クリストフォリ作(フィレンツェ、1726年)の拡大レプリカ。
 スカルラッティの550曲余りのソナタは、長い間チェンバロのために書かれたと考えられてきた。しかし、近年の初期ピアノに関する研究や、スカルラッティが活躍したポルトガル、スペイン宮廷の当時の状況から推察すれば、スカルラッティがクリストフォリ・ピアノに接する機会をもっていたことはほぼ間違いないと思われる。日本を代表するチェンバロ製作家、久保田彰がオリジナルの詳細な研究をもとに製作したレプリカが本盤では使用されている。その音色は古典派時代のフォルテピアノとは大きく異なる。ブックレットには渡邊自身によってクリストフォリ・ピアノの特徴についての詳細な解説、またスカルラッティのソナタの綿密な分析が収録され、学術的にも非常に内容の濃いディスクとなっている。
ALCD-7115
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\3080(税抜\2800)
7/7発売
シューマン・ピアノ作品集 III
 ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.11/
 ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.14
小林五月(P)
 録音:2004年3月10日、笠懸野文化ホール、2007年4月3日-4日、キラリふじみ。
 シューマンのピアノ作品全曲録音プロジェクトを敢行中のピアニスト小林五月。古典的な形式と時に唐突な展開を見せるフレーズが共存するこの2曲のソナタは、シューマンのピアノ曲の中でも決してわかりやすい作品ではないが、小林五月は見事なまでに躍動感あふれる音楽に仕上げていく。エネルギーが次第に蓄積していくような高揚感、非の打ち所のない鮮やかなテクニックは、まさに彼女が「天性のシューマン弾き」であることを改めて証明していると言っても過言ではない。
 「シューマンのソナタは、小林五月によってこれまでにない鮮やかな表象を得た。」
 「卓抜で磐石なテクニックはもちろんのこと、グラデーションを描くようにしなやかでかつ凛とした説得力に溢れたタッチ、シューマンのフレージング特有の猥雑感を明確にコントロールし、駆動力や起伏を携えた生命力に満ちた音楽として呈示する理知的なアプローチ、万華鏡のように目まぐるしく変化する色彩感、洗練された豊潤なファンタジーと霊感、整然と彫琢される現実と夢想、そしてシューマン作品の内省にまで深く浸透し、芸術として収斂される個性の何と非凡なことか。」(音楽評論家 真嶋雄大氏)
ALCD-9072/74
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(3CD)
\5238(税抜\4762)
7/7発売
第6回浜松国際ピアノコンクール 2006
 第1位/日本人作品最優秀演奏賞:アレクセイ・ゴルラッチ(ウクライナ)
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 O.37(*)
  ショパン:練習曲 ハ短調 「革命」 Op.10-12
  シューマン:幻想小曲集Op.12 より[飛翔 Op.12-2/夢のもつれ Op.12-7]
  リスト:超絶技巧練習曲第10番 ヘ短調
  徳山美奈子:ムジカ・ナラ〜ピアノのために
 奨励賞:ディナーラ・ナジャーフォヴァ(ウクライナ)
  ラフマニノフ:絵画的練習曲 イ短調 Op.39-6
  リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調
 モーツァルト賞:イム・ヒョソン(韓国)
  モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576〜第1楽章
 第2位:セルゲイ・クズネツォフ(ロシア)
  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26(*)
  ラフマニノフ:絵画的練習曲 嬰ヘ短調 Op.39-3
  グバイドゥーリナ:シャコンヌ
 第5位:ワン・チュン(中国)
  ショパン:練習曲 ヘ長調 Op.25-3
  ラヴェル:「夜のギャスパール」〜スカルボ
  メシアン:喜びの精霊の眼差し
 奨励賞:クレア・フアンチ(アメリカ)
  J.S.バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ
 第3位:キム・テヒョン(韓国)
  リスト:「巡礼の年第3年」〜エステ荘の噴水
  ドビュッシー:練習曲第11番「組み合わされたアルペッジョのための」
  プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
 第3位:北村 朋幹(日本)
  リスト:ハンガリー狂詩曲第10番 ホ長調「前奏曲」
  リスト:ウィーンの夜会(シューベルトによるワルツ・カプリス)
  シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居(幻想的情景)Op.26
 第6位:ニコライ・サラトフスキー(ロシア)
  ラフマニノフ:絵画的練習曲 ニ短調 Op.39-8
  ストラヴィンスキー:「ペトリューシュカ」からの3つの断章
以上、沼尻竜典指揮東京so.(*)(協奏曲)
 いまや世界を代表するピアノ・コンクールに成長した浜松国際ピアノコンクールも2006年第6回を迎えた。今回も出場者のレベルは驚くほど高く、優勝したウクライナの18歳アレクセイ・ゴルラッチを筆頭に、才能溢れる若いピアニスト達が完成度の高い素晴らしい演奏を聴かせた。本選出場者6人と奨励賞・モーツァルト賞受賞者計9人の予選から本選までの熱い闘いを収録。

カメラータ・トウキョウ

CMCD-20091/2
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\4400(税抜\4000)
7/20発売
M.ハイドン&モーツァルト:
 6つのデュエット〜
  ヴァイオリンとヴィオラのための

 ミヒャエル・ハイドン:
  ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタ
   [第1番 ハ長調/第2番 ニ長調/
    第3番 ヘ長調/第4番 ホ長調]
 モーツァルト:ヴァイオリンと
  ヴィオラのための二重奏曲
   [ト長調 K.423/変ロ長調 K.424]
ウェルナー・ヒンク(Vn)
マティアス・ヒンク(Va)
 録音:2006年4月/他、ウィーン。ウィーン・フィルの第1コンサート・マスター、ウェルナー・ヒンクが初めて息子と共にレコーディング。
 親子初共演として選んだ曲目は、モーツァルトとミヒャエル・ハイドンによるヴァイオリンとヴィオラのデュオ。この2人の作曲家によるヴァイオリンとヴィオラのデュオを2枚組のCDにまとめたことには、ハイドンとモーツァルトとの交流が大きな鍵となっている。
 詳細は、オットー・ビーバ博士(ウィーン楽友協会アーカイヴ館長)による文章がブックレットに掲載されているが、簡略に説明すると、以下の様な美しいエピソードがこの6つの作品の背景には伝えられている。
 当時、ハイドンが作曲依頼を受けていたヴァイオリンとヴィオラのための6つのデュエットのうち4曲を書き上げたところで病気となってしまい、残りの2曲を友人であり、偶然にもその時ザルツブルクに帰郷していたモーツァルトに自身の代わりに2曲を書き上げてくれるよう、ハイドン自ら依頼。モーツァルトは、病に臥している友人のためにこの依頼を引き受け、2曲を書き上げたそうだ。
 作品の素晴らしさは勿論だが、その背景に2人の偉大な作曲家同士の友情が存在し、この度その友情が結実するかのごとく1つの形となって姿を現したことにも、雄大なロマンが感じられる。
CMCD-28103
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\3080(税抜\2800)
7/20発売
ジャン・グザヴィエ・ルフェーヴル:
 クラリネット・ソナタ集

 [ソナタ第9番 ヘ長調/ソナタ第1番 変ロ長調/
  ソナタ第2番 ト短調/ソナタ第3番 ヘ長調/
  ソナタ第4番 変ホ長調/ソナタ第5番 ハ短調/
  ソナタ第6番 変ロ長調]
カール・ライスター(Cl)
フェレンツ・ボーグナー(P)
 録音:2004年2月、他、オーストリー。これまでに、数々の名盤をカメラータに残しているクラリネットの王、カール・ライスターが、ルフェーヴルに挑む。
 クラリネット愛好家にとって、ルフェーヴルの名は「クラリネット奏法」の著者として知られているかもしれない。
 スイス出身の作曲家兼クラリネット奏者であったルフェーヴルの才能が見事に開花したのは、フランスだった。15歳でフランス軍楽隊に参加し、20歳でソリストとしてデビュー。30歳でパリ・オペラ座o.の首席クラリネット奏者になった。その華々しい活躍は、まるでライスターと重なる。
 今回収録されたソナタは、いずれも著書「クラリネット奏法」に収められた12曲のソナタより選曲された作品。「クラリネット奏法」が出版されたのは1802年だが、200年以上経った現在もなお使用されていて、クラリネット奏者、愛好家にとってはバイブル的存在。作品のつくりは非常にシンプルだが、特に緩徐楽章ではルフェーヴルらしい美しい旋律が随所に現れ、簡潔さの中に美しさがあり、まさにモーツァルトのクラリネット五重奏の緩徐楽章を思い起こさせる。
 クラリネットの王、ライスターによるルフェーヴル。無駄を省き、作品の中に存在する本質をしっかりと捕らえ、ふくよかで暖かく、さらに渋みをも感じさせるライスターの音色で、ルフェーヴルのソナタにあらたな光をあてている。
CMCD-28138
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\3080(税抜\2800)
7/20発売
上海SQ〜ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲集Op.18 Vol.2

 [ハ短調 Op.18-4/イ長調 Op.18-5/
  変ロ長調 Op.18-6]
上海SQ
[ウェイガン・リ、
 イーウェン・ジャン(Vn)
 ホンガン・リ(Va)
 ニコラス・
  ツァヴァラス(Vc)]
 録音:2006年11月、群馬。
 「上海クァルテットは上海出身の音楽家を中心に結成され、いまではアメリカを中心に活動して、世界的に見ても揺るぎない中堅カルテットとしての位置を占めている。ベートーヴェンに関しても、すでに長く取り組み、弦楽四重奏曲の連続演奏会(ツィクルス)も行なっている。満を持して、の録音とも言えるだろう。アンサンブルの精度の高さ、そして音色の統一感は以前から素晴らしいものがあったけれど、今回の録音ではさらに、個々の楽器の個性や豊かな音楽性を感じさせつつ、若きベートーヴェンの覇気ある世界に真っ向から挑んでいる、と言っても力みを感じさせる訳でもなく、あくまでも作品本位の音楽の流れを重視した、素晴らしい演奏である。
  こういう音楽家たちと共に、ベートーヴェンを味わっていくことこそ、音楽の醍醐味と言うべきだろう。まさに、ここからベートーヴェンの音楽の大パノラマが広がる、そんな感覚をおもえる上海クァルテットの演奏である。」(片桐卓也)
 上海SQのベートーヴェン既発売: Op.18 Vol.1:CMCD-28111(レコ芸特選)。
CAMERATA "遠山慶子 再発売"
 新録音のドビュッシー「前奏曲集第2巻&子供の領分」(CMCD-28135)も好調、そして25年ぶりのソロ・リサイタルもチケット完売と、大きな感動を呼んでいる遠山慶子。その彼女の、1976年から1999年までの録音8タイトルを再発売。お求め安い価格はもちろん、K2リマスタリングで一段と音質も向上している。
CMCD-15071/2
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\3300(税抜\3000)
7/20発売
遠山慶子〜ショパン:ノクターン全集
 [第1番 変ロ短調 Op.9-1/第2番 ホ長調 Op.9-2/
  第3番 ロ長調 Op.9-3/第4番 ヘ長調 Op.15-1/
  第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2/第6番 ト短調 Op.15-3/
  第7番 嬰ハ短調 Op.27-1/第8番 変ニ長調 Op.27-2/
  第9番 ロ長調 Op.32-1/第10番 変イ長調 Op.32-2/
  第11番 ト短調 Op.37-1/第12番 ト長調 Op.37-2/
  第13番 ハ短調 Op.48-1/第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2/
  第15番 ヘ短調 Op.55-1/第16番 変ホ長調 Op.55-2/
  第17番 ロ長調 Op.62-1/第18番 ホ長調 Op.62-2/
  第19番 ホ短調 Op.72-1/第20番 嬰ハ短調 遺作/
  第21番 ハ短調 遺作]/
 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/
 ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61「幻想」
遠山慶子(P)
 録音:1996年6月、ウィーン/他。使用楽器:ベーゼンドルファー、モデル 290 インペリアル。旧品番:20CM-634/5
CMCD-20084
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\2200(税抜\2000)
7/20発売
遠山慶子&カルロ・ゼッキ〜
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集

 [第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」/
  第23番 イ長調 K.488]
遠山慶子(P)
カルロ・ゼッキ指揮
群馬so.
 録音:1983年11月、埼玉。使用楽器:ベーゼンドルファー、モデル 290 インペリアル。旧品番:25CM-3
CMCD-20085
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\2200(税抜\2000)
7/20発売
遠山慶子〜
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集

 [第27番 変ロ長調 K.595/
  第12番 イ長調 K.414]
遠山慶子(P)
アントニ・ヴィト指揮
ポーランド国立放送so.
 録音:1991年9月、ポーランド。使用楽器:スタインウェイ S/N 364230。旧品番:32CM-222
CMCD-20086
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\2200(税抜\2000)
7/20発売
遠山慶子〜
 モーツァルト:ピアノ協奏曲集

 [第20番 ニ短調 K.466(*)/
  第21番 ハ長調 K.467(#)]
遠山慶子(P)
イェルク・エーヴァルト・
 デーラー指揮(*)
VPO 団員(*)
アントニ・ヴィト指揮(#)
ポーランド国立放送so.(#)
 録音:1999年9月、ウィーン(*)/1994年4月、ポーランド(#)。使用楽器:ベーゼンドルファー、モデル 290 インペリアル(*)/スタインウェイ(#)。旧品番:28CM-577
CMCD-20087
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\2200(税抜\2000)
7/20発売
遠山慶子〜
 モーツァルト:ピアノ四重奏曲全集

 [第1番 ト短調 K.478/
  第2番 変ホ長調 K.493]
遠山慶子(P)
ウィーンSQ団員
[ウェルナー・ヒンク(Vn)
 クラウス・
  パイシュタイナー(Va)
 ラインハルト・レップ(Vc)]
 録音:1982年5月、ウィーン。使用楽器:ベーゼンドルファー。旧品番:25CM-38
CMCD-20088
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\2200(税抜\2000)
7/20発売
遠山慶子〜
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ集

 [第15番 ハ長調 K.545/
  第8番 イ短調 K.310(300d)]/
 グルック「メッカの巡礼」の
  「愚かな民が思うには」による
    10の変奏曲 K.455
遠山慶子(P)
 録音:1988年10月、ウィーン。使用楽器:ベーゼンドルファー、モデル 290 インペリアル。旧品番:25CM-78
CMCD-20089
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\2200(税抜\2000)
7/20発売
遠山慶子〜ドビュッシー&ラヴェル
 ドビュッシー:   「映像」第1集
   [水の反映/ラモーを讃えて/動き]/
  「映像」第2集
   [葉ずえを渡る鐘の音/
    荒れた寺にかかる月/金色の魚]/
 ラヴェル:
  ソナチネ/高雅にして感傷的なワルツ
遠山慶子(P)
 録音:1976年10月、東京。使用楽器:ベーゼンドルファー、モデル 290 インペリアル。旧品番:32CM-67
CMCD-20090
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\2200(税抜\2000)
7/20発売
遠山慶子〜ドビュッシー:
 前奏曲集第1巻
(*)
 [デルフィの舞姫たち/帆/野を渡る風/
  音とかおりは夕暮れの大気に漂う/
  アナカプリの丘/雪の上の足跡/
  亜麻色の髪のおとめ/
  とだえたセレナード/沈める寺/
  パックの踊り/ミンストレル]/
 6つの古代碑銘(#)
 [夏の風の神パンの加護を祈るため/
  名なき墓のため/夜の幸いならんため/
  カスタネットの踊り子のため/
  エジプト女のため/朝の雨に感謝のため]
遠山慶子(P)
 録音:1989年10月、埼玉/他。使用楽器:プレイエル 1962(*)/プレイエル 1910(#)。旧品番:32CM-77

FONTEC

FOCD-20063
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\2409(税抜\2190)
7/21発売
平安の香り〜
 長谷川景光:現代雅楽三重奏

 九声盤渉調 落葉/九声双調 梅花/
 九声盤渉調 侍従/荷葉序/荷葉破/荷葉急/
 九声盤渉調 菊花/九声平調 黒方序/
 平安朝雅楽盤渉調 蘇合香入破
長谷川景光
常法寺美和
米澤茉莉佳
 平安時代には薫物(たきもの)という香りの文化があった。「源氏物語」にも数多くの場面で薫物が登場する。薫物はインドに端を発し、仏教と共に中国に渡り「千金方」という医書に記載されているように医薬として進化し、そして日本に渡って嗜みの香り、フレグランスとして開花する。このように薫物は、シルクロードの終着点である日本の文化の特性と優位性を示す証しであり誇りであると言える。
 平安時代には六種(むくさ)の薫物という6種類の空薫物(そらだきもの)、現代風に言えば室内芳香用のブレンド香があった。この六種の薫物は、4から8種類の粉末香を蜜で練り合わせて作る香で、「梅花」「荷葉」「侍従」「菊花」「落葉」「黒方」の名が付けられている。このアルバムはその六種の薫物の名を曲名とし、景光が平成18年6月から9か月かけて作曲した現代雅楽作品であり、吹物(龍笛、大篳篥)と糸物(楽琵琶、楽筝)の編曲が加えられている。また、フリーリズムの序以外は全曲異なるリズムで作曲されている。なお、最後の「蘇合香」だけが平安朝雅楽の復曲となっている。
EFCD-4118
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\2640(税抜\2400)
7/21発売
唱歌の四季
 三善晃の2台ピアノ伴奏による合唱作品集

 三善晃:
  混声合唱と2台のピアノのための
   交響詩「海」(作詞:宗左近)(*)/
 混声合唱と2台のピアノのための唱歌の四季
  [朧月夜/茶摘み/紅葉/雪/夕焼小焼](*)/
 混声合唱と2台のピアノのための
  レクイエム(1972)(#)
 (2004、新垣隆のリダクションによる)
山田和樹指揮(*/#)
東京混声cho.(*/#)
東京大学柏葉会
 合唱団OB、OG有志(#)
中嶋香(P;*)他
 録音:2007年2月17日-18日、秦野市文化会館大ホール、ライヴ(*)/2007年2月26日、東京文化会館小ホール、ライヴ(#)。
 2006年10月に発売された「懐かしいアメリカの歌」に続く、東京混声cho.、山田和樹による合唱作品集第2弾は「尾高賞」通算6回受賞で合唱曲も得意とする三善晃の作品集。
 交響詩・海:
 「1987年6月、栗山文昭指揮OMP合唱団、ピアノ田中瑶子と浅井道子で初演された。宗左近さんからは2年ほど前に詩をいただいていたが、なかなかその音を自分で聴きとれないまま、日にちが経った。書き終えたとき、ピアノの向こうから『海』が押し寄せて来たと思った。雪崩こむ水平線に薔薇が写っていた。栗山さんたにはそれから幾度となくこの曲を演奏してくれたが、その度に薔薇は巨きくなり、やがて私は詩人の『海』に全身を浸すようになった。」
 唱歌の四季:
 「長い間、東京混声cho.が愛唱してくれてきた『唱歌の四季』が、今はもう歌い手、聴き手のものになって、その人たちと出版社が一体となり、自分たちの歌をより親しみやすく馴染んだものに近づけようということになった。こうなるともう、小学唱歌というより、日本の歌と呼んだほうがよいかもしれない。明治5年の学制発布以来の由緒深い歌詞も再生する。そうすると、私たちの身体がそれを覚えていて空気がその色に染まる。1世紀以上を経て、文化も私たちの心身の奥所で成熟しているのだ。」
 レクイエム:
 「私は1933年東京生まれ。戦時中は集団疎開学童であり、12歳で敗戦を迎え、戦後の日本で思春期を過ごした。幼い時期から音楽の訓練を受けていたから、それを続けて作曲家になったが、20世紀後半に生きる日本の作曲家として、何を書かなくてはならないか、私の存在理由(Raison d'etre)は何か、と自問し続けていた。」
  (以上「」内、ライナーノーツより 三善晃 )

フルトヴェングラー・センター

WFFC-060
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\2860(税抜\2600)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー:
 ピアノ五重奏曲 ハ長調
エルヴィン・シュタイン(P)
ミヒャエル・アールト(Vn)
アルベナ・
 ダナイローヴァ(Vn)
ルート・エレナ=
 シインデル(Va)
ディートリヒ・フォン・
 カルテンボルン(Vc)
 録音:2004年11月、ミュンヘン、ドイツ・ファラオ・クラシックス、解説:日本語、英語。ピアニスト以外は、バイエルン州立管団員。
 ドイツ・イェーナでの2004年Furtwängler Tage(フルトヴェングラー祭)では、フルトヴェングラー没後50周年を記念して、フルトヴェングラー作曲の室内楽全曲演奏会が行われた。その際ピアノ五重奏曲を演奏したのが今回のCDのメンバー。
 ピアノ五重奏曲としては異例な長さの曲だが、フルトヴェングラーが20代に作曲を開始し、完成に20年以上を要したこの曲の最新録音を、フルトヴェングラーが若き日を過ごしたミュンヘンで活躍する若い演奏家達の生き生とした素晴らしい演奏でご堪能頂きたい。
 ライナーノートには演奏者のカルテンボルン氏とアールト氏によるCDの制作経緯、作品について詳しく述べてられている。カルテンボルン氏は解説の中で次のように述べている。「作品の持つ巨大なエネルギーに加えて、静寂でありつつ緊張感にあふれた内省的な部分が殊に印象深い。またいくつかの演奏技法の面で、ピアノ五重奏曲のレパートリーのなかでもユニークな部分がある。例えば第1楽章の終結部で、主要主題が万華鏡のように変奏され、ソロのカデンツァでクライマックスを形作る。この作品は高度に個人的なものなので、聴き手が慣れるのに時間がかかるかもしれない。しかし慣れてさえしまえば、その報酬として、この曲の緊張感や深さにおいて勝る曲はそれほど無い事に気づかされるだろう。」

現代ギター/VARIE/MASTERS

GGCM-1001
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\3080(税抜\2800)
音楽への想い〜
 関口久男:ギター・リサイタル

 ソル:4つのメヌエット
  [イ短調 Op.11-7/イ長調 Op.11-6/
   ホ長調 Op.11-10/ニ長調 Op.11-5]/
    ワルツ ト長調Op.8-2
 シューマン:トロイメライ
 グルック:バレー
 バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第1番り〜プレリュード/
  無伴奏ヴァイオリン・
   パルティータ第1番より
    [サラバンド/ドゥーブル]
 ポンセ:イ短調組曲〜サラバンド
 メンデルスゾーン:無言歌「ヴェニスの舟歌」
 ダウランド:デンマーク王のガリアルダ
 ガスパール・サンス(1640-1710):
  エスパニョレッタ/カナリオス
 タレガ:タンゴ
 ヴィラ=ロボス:プレリュード第3番
 グラナドス:
  スペイン舞曲第10番「悲しき舞曲」
 カタルーニャ民謡:聖母の御子
関口久男(G)
 堅実な活動を続ける実力派ギタリストを紹介する現代ギター社の新レーベル「マスターズ・レーベル」の第1弾。
 関口久男は1950年埼玉県久喜市生まれ。ギターを高木 孝氏に師事。第4回新人賞選考演奏会(現クラシカルギターコンクール)で新人賞を受賞。第16回ギターコンクール(現東京国際ギターコンクール)に入賞。1974年、イギリスにてセゴビアの演奏に深い感銘を受け、決意を新たに研究に励む。1980年、石橋メモリアルホールにてリサイタル。以後、各地で数々のコンサートを行なうとともに、地元・久喜市を中心に後進の指導にあたっている。彼の熱い“音楽への想い "を収めたこのCD で、その実力を聴いて頂きたい。



輸入マイナー・レーベル
(2007年から歴史的録音もこの項目へ併せて掲載しています)




LM 1CD¥2750(税抜¥2500)

J.S.バッハ:幻想曲 ハ短調 BWV.906
C.P.E.バッハ:ソナタ ニ長調 Wq.61-2
ハイドン:ソナタ 嬰ハ短調
モーツァルト:きらきら星変奏曲
ベートーヴェン:変奏曲 ニ長調
シューベルト:アレグレット ハ短調 D.915
シューマン:子供の情景 Op.15
ハンス・パルソン(P)
 スウェーデンに生まれ、ドイツとデンマークでピアノを学んだハンス・パルソン。バッハからロマン派の作品を特に得意としており、今回の収録作品はまさにパルソンにとっての重要レパートリー。



DVD新譜




CASCADE

CASCADE-89100
(3DVD)
レーベル品切
再生産未定
チャイコフスキー:3大バレエ作品集

GHA 1DVD¥4620(税抜¥4200)

セルジオ&オダイル・アサドと彼らの家族
 エグベルト・ジスモンチ: Baião malandro
 パウロ・ベリナーティ: Baião de gude
 ルイス・ゴンザーガ/ウンベルト・テイシェイラ/
  ヴィタル・ファリアス:
   Asa branca / Ai que saudade d'ocê
 バジ・アサド/ジェフ・ヤング: The Being Between
 カエターノ・ヴェローゾ: Jóia
 ジルベルト・ジル:オリエント
 シコ・ブアルキ/クリストヴァン・バストス:
  Todo o sentimento
 クラリス・アサド: Ondas / Ad lib
 エドゥ・ローボ: Casa forte
 ロドリーゴ・アサド: Ápice
 レニーネ&ドゥドゥ・ファルカン:
  O silêncio das estrelas
 セルジオ・アサド&バジ・アサド:
  Seu Jorge e Dona Ica
 カルトーラ: As rosas não falam
 ジャコー・ド・バンドリン: Doce de côco
 ティト・マディ: Chove lá fora
 シニョー: Gosto que me enrosco / Jura
 ピシンギーニャ
  &オターヴィオ・デ・ソーザ:Rosa
 サンバのメロディ
 [ Lamentos - Pixinguinha /
  Cai dentro - Baden Powell & Paulo César Pinheiro /
  Se acaso você chegasse - Lupicínio Rodrigues /
  Linha de passe - João Bosco & Aldir Blanc /
  Morena de Angola - Chico Buarque /
  O que vier eu traço - Alvaiade ]
 ジョエル・ピッツィーニ:組曲「アサド」(2001)
オダイル・アサド(G)
セルジオ・アサド(G)
クラリス・アサド(P/Vo)
ロドリーゴ・
 アサド(G/Vo)
ホルヘ・アサド
(マンドリン)他
 収録:2004年、ライヴ。1時間44分、カラー。ギタリストのアサド兄弟と家族によるコンサートの映像。

HOT LICKS DVD 1枚¥3960(税抜¥3600)

ウィリアム・カネンガイザー〜
 巧みなクラシカル・ギター

 フリー・ストローク/アルペジオ/レスト・ストローク/
 ファリャ:粉屋の踊り/他
ウィリアム・カネンガイザー(G)
 64分、カラー。
ウィリアム・カネンガイザー〜
 クラシカル・ギター・マスタリー

 ムルシア:ソナタ
 発音の基礎/弾弦の基礎/弾弦の方向
 アポヤンドのようなアルアイレ
 ソルの練習曲
 レガートとスタッカート/他
ウィリアム・カネンガイザー(G)
 63分、カラー。

UNIVERSAL DVD 特記以外1枚¥3960(税抜¥3600)

DG
バーンスタイン&ハンプソン、ポップ他〜
 マーラー:歌曲集

 さすらう若人の歌(4曲)(*)/
 リュッケルト歌曲集(5曲)(*)/
 亡き児を偲ぶ歌(5曲)(#)/
 子供の不思議な角笛(12曲)(+)
トーマス・
 ハンプソン(*/#)
ルチア・ポップ(+)
ヴァルトン・
 グローエンロース(+)
レナード・
 バーンスタイン指揮(*/#)
VPO(*/#)、
イスラエルpo.(+)
 録音:1988年10月、ムジークフェライン、ウィーン(#)/1990年2月、ムジークフェライン、ウィーン(*)/1984年5月、マン・オーディトリアム、イスラエル(+)。監督:ハンフリー・バートン(*/#)/ピーター・バトラー(#)。バーンスタインの指揮したマーラーの傑作歌曲集。
 交響曲作家として強烈な印象を発するマーラーであるが、その源泉は歌曲にあったといっても過言ではない。歌曲作家であり、かつウィーンを舞台に活躍したこともあって、マーラーはシューベルトの後継者とみなされることもある。彼の歌曲は、後に書かれる交響曲の中にも色濃く反映している。たとえば「さすらう若人の歌」は交響曲第1番に、また「子供の不思議な角笛」は、交響曲第2〜4番に引用されているので、角笛交響曲とも呼ばれる(「原光」などは第2交響曲のきわめて重要な楽章となっている)。第5交響曲にもふとした瞬間に、「子供の死の歌」のフレーズが挿入されている。それゆえに、この作曲家のパースペクティヴを見渡すためには、歌曲は絶対に外すことはできないであろう。
 当DVDでは、ルチア・ポップやハンプソンらマーラーを得意とする歌手が、これらの歌曲集のベストな名唱を聴かせる。指揮はバーンスタイン。マーラーの交響曲全集をCD、DVDでもリリースしているスペシャリストゆえ、作曲家と一体となったかのような渾身の演奏を体験できる。
073 429-0
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(2DVD)
アーノンクール〜
 モーツァルト&シューベルト交響曲集

 モーツァルト:交響曲集
  [第31番 ニ長調「パリ」K297 (300a)(*)/
   第39番 変ホ長調 K543(#)/
   第40番 ト短調 K550)(#)/
   第41番 ハ長調「ジュピター」K551(#)/
 シューベルト:
  交響曲第4番 ハ短調「悲劇的」D417(*)
 ボーナストラック:
  「ドキュメンタリー:私の夢」
ニコラウス・アーノンクール指揮
VPO(*)、ヨーロッパ室内o.(#)
 収録:1984年(*)/1991年(#)、共にムジークフェライン、ウィーン。
 2006年に四半世紀ぶりの来日公演を行い、年間の音楽シーンの話題をひとりさらっていったニコラウス・アーノンクール。その彼が80年代半ばから90年代初頭にかけて収録したモーツァルト&シューベルト:交響曲集。ちょうどこの時期のアーノンクールはテルデックに莫大な量の録音を行いつつ、DGではクレーメルをフィーチュアしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集を制作していた。1984年収録の(*)の内、シューベルトはオリジナルの自筆譜を研究して臨んだもの。この頃は、アーノンクールがコンセルトへボウとの交響曲やグルダとのピアノ協奏曲を録音したすぐ後に当たる。ちなみに、あの口の悪いグルダが自伝の中で、本当に満足する録音が出来た指揮者として挙げていたのは、アバドとアーノンクールだった。(#)は1991年の収録で、この年はヨーロッパ室内管とのベートーヴェン交響曲全集の前年に当たる。「最もロマンティックな作曲家」としてのイメージを排除し、ドラマティックで刺激に満ちた演奏は、この指揮者らしい。なお、ボーナストラックとしてドキュメンタリーが収められている。
リッカルド・ザンドナイ(1883-1944):
 歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」
プラシド・ドミンゴ
(パオロ)
コーネル・マクニール
(ジャンチオット)
レナータ・スコット
(フランチェスカ)
ウィリアム・ルイス
(マラテスティーノ)
ジェイムズ・レヴァイン指揮
メトロポリタン歌劇場o.
 収録:1984年4月。演出:ピエトロ・ファッジオーニ/監督:ブライアン・ラージ。
 ザンドナイはイタリアの作曲家・指揮者。マスカーニに師事しプッチーニの後継者として活躍した。歌劇「コンチタ」で広く世に認められ、「ジュリエッタとロメオ」など10作のオペラを書いている。後期ロマン派風なスタイルで書かれ、1914年に初演された「フランチェスカ・ダ・リミニ」はそれらの中で、最もすぐれたものと評され、この作曲家の代表作となった。タイトルからもわかるように、チャイコフスキーの幻想曲と同様、ダンテの「神曲」地獄編第5歌にインスピレイションを受けたもの。
 メトロポリタン歌劇場によって60年以上を経て新演出で蘇ったこの舞台は、マスコミからもこぞって絶賛された。キャストも、レナータ・スコット、プラシド・ドミンゴ、コーネル・マクニールら高名な歌手がフューチャーされている。彼らは歌唱のみならず、演技にも定評があるので、人目をしのんで愛し合う2人の主人公をはじめとする深刻なキャラクターたちを見事に演じている。
073 432-8
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(2DVD)
シュタイン、
 バイロイトでの「パルジファル」

 ワーグナー:楽劇「パルジファル」
ジークフリート・
 イエルザレム
(パルジファル)
エヴァ・ランドヴァ
(クンドリー)
ベルント・ヴァイクル
(アンフォルタス)
ハインツ・ゾーティン
(グルネマンツ)
レイフ・ロア
 (クリングゾル)
マッティ・サルミネン
(ティトゥレル)
ホルスト・シュタイン指揮
バイロイト祝祭o.&cho.
 演出:ヴォルフガング・ワーグナー/監督:ブライアン・ラージ。
 レヴァイン盤しかなかった「パルジファル」DVDに新たな映像が加わった。ホルスト・シュタイン指揮の名高いバイロイト音楽祭ライヴで、以前LDで出ていたもののDVD化。ワーグナーの最後の楽劇であり、宗教的な厳粛・荘厳さを持つ作品。シュタインはバイロイトの常連で、1969年にこの音楽祭にデビューしてから1986年までの間に計138公演も指揮している。中でも「パルジファル」は、デビューの年に指揮した楽劇であり、1975年から1981年までは毎年担当、結果として39回も上演したまさしく自家薬篭中の作品。これはシュタインがバイロイトで指揮した中でも最も多い指揮回数。また、演出は作曲家の直系ヴォルフガング・ワーグナー。この翌年1982年からはゲッツ・フリードリヒの演出に代わる(指揮はレヴァイン)ので、最後の公演が収録されているというわけで、資料としても貴重である(89年からのヴォルフガング演出は改訂版)。歌手勢も、当時絶頂のイェルザレムをはじめ、常連を集めた充実ぶり。
073 433-1
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(2DVD)
レナード・バーンスタイン〜
 ブラームス:交響曲全集(作品集 I)

 [第1番 ハ短調 Op.68/第2番 ニ長調 Op.73/
  第3番 ヘ長調 Op.90/第4番 ホ短調 Op.98]
レナード・バーンスタイン指揮
VPO
監督:ハンフリー・バートン
レナード・バーンスタイン〜
 ブラームス:ピアノ協奏曲全集(作品集 II)

 [第1番 ニ短調 Op.15/
  第2番 変ロ長調 Op.83]
クリスティアン・ツィマーマン(P)
レナード・バーンスタイン指揮
VPO
レナード・バーンスタイン〜
 ブラームス作品集 III

 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77/
 ヴァイオリンとチェロのための
  二重協奏曲 イ短調 Op.102
ギドン・クレーメル(Vn)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
レナード・バーンスタイン指揮
VPO
レナード・バーンスタイン〜
 ブラームス作品集 IV

 大学祝典序曲 Op.80/悲劇的序曲 Op.81/
 セレナード第2番 Op.16/
 ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
レナード・バーンスタイン指揮
VPO
073 435-5
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(5DVD)
レナード・バーンスタイン〜ブラームス作品集 BOX
 073 433-1〜3、073 435-4の4巻5枚セット
 DVD4巻(分売あり;一見連番ですが、Vol.4とBOXの真中3ケタ末尾が異なります)によるバーンスタインのブラームス交響曲・管弦楽作品集。
 バーンスタインは1958年から務めたNYPのポストを69年に辞し、アメリカからヨーロッパへ活動の拠点を移した。70年代の後半からウィーン・フィルと録音を開始し、まずはベートーヴェンの交響曲全集を制作。その成功で確固たる地歩を築いたバーンスタインが、次に取り組んだのがこのブラームス作品集。ウィーン・フィルの美感を存分に発揮した名演として、すぐさま世界中から絶賛された名盤となった。続いて行われたのが協奏曲サイクル。クレーメルとマイスキーは今ではすっかり重鎮となっているが、この当時が世界の注目を集め、今に至るスタートの時期に当たる(クレーメルはこの録音の前年にロッケンハウス音楽祭を始めた)。この2人をフィーチュアした二重協奏曲は、華麗なテクニックと重厚な音楽が相俟って聴き応え十分。ヴァイオリン協奏曲はその2週間の録音。ピアノ協奏曲は、ショパン弾きと思われがちだったツィマーマンが、ブラームスにもすぐれた適性を持つ世界屈指のピアニストであることを証明した。
バーンスタイン「音楽の贈り物」 レナード・バーンスタイン
ナレーター:ローレン・バコール
監督:ホラント・
    H.ホールフェルト
 制作:1993年12月。アメリカで制作されたTV番組のDVD化。
 指揮者・ピアニスト・教育家としてのバーンスタインの一端を知る上で恰好の1枚。海外ではこのような音楽家をテーマとしたTV番組が多く制作されており、研究者にとっても貴重な資料となっている。今回のものもVHS版やLD版は既にリリースされていたものの、DVD化されてより入手し易く、また見易くなるのは実に喜ばしい。この映像作品には、バーンスタインの妻、フェリシア・モンテアレグレが出演。その他では、歌劇「タヒチ島の騒動」や「静かな場所」、さらにミュージカル「キャンディード」、「ミサ曲」など、バーンスタインの作品が用いられ、出演者たちも登場している。その他にも「オイディプス王」も収録。ナレーターを務めているのは女優ローレン・バコール。
ドキュメンタリー「リトル・ドラマーボーイ」
 レナード・バーンスタインが語る
 グスタフ・マーラーについてのTVエッセイ
監督:ピーター・バトラー
レナード・バーンスタイン
 グスタフ・マーラー(1860-1911)の生誕125年を記念し、1985年に制作されたテレビ・エッセイのDVD化。バーンスタイン自身が脚本を書き、イスラエルとウィーンで撮影、その後ロンドンで追加撮影されたもの。伝記的なシーンを挿みながら、番号付きの9つの交響曲と「大地の歌」、「子供の不思議な角笛」歌曲集の音楽をフィーチュアし、マーラー作品のインスピレイションの源を探ってゆく。
 音源には17年にわたるバーンスタインの名演奏をふんだんに使用。オーケストラはイスラエル・フィルやロンドン響、ウィーン・フィル。ソリストにはジャネット・ベイカーやクリスタ・ルートヴィヒ、エディト・マティス、ルチア・ポップ、ヴァルトン・グローエンロースらが登場する充実ぶり。
マイスキー〜チェロ協奏曲集
 ハイドン:
  チェロ協奏曲第1番 Hob.VIIb-1(*)/
  チェロ協奏曲第2番 Hob.VIIb-2(*)/
  ヴァイオリン協奏曲 ハ長調
   (マイスキー編曲:チェロ版)(*)/
  ヴァイオリン協奏曲 ト長調
   (マイスキー編曲:チェロ版)(*)
 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129(#)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
ウィーンso.(*)
レナード・
 バーンスタイン指揮(#)
VPO(#)
 監督:ブライアン・ラージ(*)/ハンフリー・バートン(#)。先日逝去したロストロポーヴィチが遺した弟子は数多く、グートマン、ゲリンガスというロシアの優れたチェリストたちももちろん彼に師事している。ミッシャ・マイスキーも同様であり、ロストロポーヴィチ亡き後、彼の後を継ぐチェリストのひとりとして一層の期待を集めている。
 このDVDは、2008年に60歳を迎えるマイスキーを祝ってのリリース。ハイドンのチェロ協奏曲は86年のヨーロッパ室内o.とのライヴ、またシューマンは85年のバーンスタインとのライヴ録音というように、ハイドン、シューマンともにCDでリリースされているが、それらがDVD映像で観られるようになったのは嬉しい。映像ゆえに、マイスキーの美音と、深く掘り下げられる歌の世界が、より臨場感を持って訴えてくる筈だ。また、フィンガリングやボウイングなどもつぶさに観ることができ、さらにハイドンでは彼の弾き振りも観られるので、チェロを演奏する方やファンにとっては特に興味深いだろう。
 なお、今回はマイスキー自身の編曲によるハイドンのヴァイオリン協奏曲も2曲収録されている。先のCDでも、ヴァイオリン協奏曲第4番Hob.VIIa-4のチェロ版が収録されていたが、今回は ハ長調協奏曲も含まれている。
 2007年10月には来日コンサートも予定。
073 434-0
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(2DVD)
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 ヴォルフガング・シュミット
(ジークフリート)
デボラ・ポラスキ
(ブリュンヒルデ)
エリック・
 ハーフヴァーソン
(ハーゲン)
ファルク・
 シュトゥルックマン
(グンター)
アンネ・
 シュヴァーネヴィルムス
(グートルーネ)
エッケハルト・ヴラシハ
(アルベリヒ)
ハンナ・シュヴァルツ
(ヴァルトラウテ)
バイロイト祝祭o.
ジェイムズ・レヴァイン指揮
 収録:1997年6月。演出:アルフレート・キルヒナー

 DGレーベルではレヴァインの「ニーベルングの指環」は、既にメトロポリタン歌劇場でのオットー・シェンクとのプロダクションがDVD化されているが、今回リリースされるのはバイロイト音楽祭での記録。
 1982年にバイロイト音楽祭にデビューしたレヴァインは、1998年まで、1986、1987年を除いて毎年出演。「リング」は 1994年から5年間連続して指揮した(各16公演。但し「神々の黄昏」のみ15回)。この5年間の「リング」を演出したのはアルフレート・キルヒナー。1997年の記録である当盤は、キルヒナーがバイロイトで遺した唯一のオペラ映像作品。キャストにはヴォルフガング・シュミット、デボラ・ポラスキ、ファルク・シュトゥルックマンら、ワーグナーのスペシャリストたちが集結。レヴァインは、作品の隅から隅までを知り尽くした巧みな音楽を造形し、「ハンス・クナッパーツブッシュとカール・ベーム以来、これほど絶賛された指揮者はいない」とまで讃えられた公演。
DECCA
プッチーニ:歌劇「トスカ」 ブリン・ターフェル
(スカルピア)
キャサリン・
 マルフィターノ
(トスカ)
リチャード・マージソン
(カヴァラドッシ)
リッカルド・シャイー指揮
ロイヤル・
 コンセルトヘボウo.
 シャイーによるプッチーニの傑作オペラ「トスカ」がようやくリリース。シャイーは、1998年にネーデルランド・オペラでニコラウス・レーンホフと「トスカ」の新プロダクションを上演。その公演は、「007」のジェイムズ・ボンドの世界をプッチーニのオペラに導入したような現代風な演出が話題となった(レーンホフの「トスカ」は、2007年7月にバーデン=バーデンで行われる夏の音楽祭でも上演される。指揮はシャイーではないが)。と同時に音楽面でのクオリティの高さが絶賛された公演でもあった。それもそのはず、オーケストラには、シャイーが1988年から2004年まで常任指揮者を務めていたコンセルトへボウo.弦楽団が起用されていたので、音色の素晴らしさや機能性など、際立った完成度に達しているのだ。
 トスカを歌ったマルフィターノは、メータ盤(ローマの町でのライヴを世界中継したもの)にも参加しているようにこの役は十八番。それに対し、ターフェルは、スカルピア役を担当したのはこれが初めて。しかし、初めてとは思えぬダイナミックな歌唱と演技で聴衆を魅了した。なおこの2人は、ドホナーニの指揮した「サロメ」のDVDでも共演している。
 シャイーのプッチーニ録音は、Deccaレーベルに「マノン・レスコー」や「ラ・ボエーム」がある。また「ディスカヴァリーズ」というシリーズでも、プッチーニの珍しい管弦楽作品集もリリースしているので、併せてお聴きいただきたい。なお、当ディスクにはボーナス・フィーチュアとしてニコラウス・レーンホフ監督や、出演者へのインタヴューも収録。
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクヮーレ」 ルッジェーロ・ライモンディ
(ドン・パスクアーレ)
イサベル・レイ(ノリーナ)
ファン・ディエゴ・
 フローレス(エルネスト)
ネッロ・サンティ指揮
チューリヒ歌劇場o.&cho.
演出:グリシャ・アサガロフ
 収録:2006年、チューリヒ歌劇場。NTSC方式、リージョン・フリー、DTS 5.1サラウンド。マドリッド公演での「セビリャの理髪師」やジェノヴァでの「連隊の娘」に続く、フローレスのDVDシリーズの新譜は、チューリヒ公演でのドニゼッティの喜劇「ドン・パスクヮーレ」。
 フローレスはこのオペラのエルネスト役を得意としており、既にアリア集の中で、第2幕と第3幕の一部を披露していた。最近でも、ロンドンのロイヤル・オペラとニューヨークのメトの両方で新演出を歌っている。ノリーナ役にはバルセロナ出身のイサベル・レイが起用された。彼女はアーノンクールがチューリヒで収録したDVDの「フィガロ」や「ドン・ジョヴァンニ」にも出演しているソプラノ。日本のギタリスト鈴木一郎と共演しているアルバムもあるのでご存知の方もあるだろう。タイトル・ロールのドン・パスクヮーレには、ヴェテランで歌手としても役者としてもきわめてすぐれたルッジェーロ・ライモンディがフィーチュア。さらに指揮はイタリア・オペラの重鎮ネッロ・サンティなので、いやが上にも期待は高まる。
 なお、「セビリャの理髪師」と「連隊の娘」の抜粋映像も収めらている。
074 320-9
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(2DVD)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 ロベルト・アラーニャ
(ラダメス)
ヴィオレータ・ウルマーナ
(アイーダ)
イルディコ・コムロシ
(アムネリス)
リッカルド・シャイー指揮
ミラノ・スカラ座o.&cho.
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
 NTSC方式、リージョン・フリー。DTS 5.1サラウンド。ブーイングに怒ったアラーニャが本番中に退場したことで多いに話題になった「アイーダ」公演がDVDとなった。もちろんあの「事件」の起きる前までに収録された映像で制作されている(プローディやメルケルといった各国首脳が出席したプレミアは無事で、事件が起こったのは2日目の公演だった)。
 タイトル・ロールを務めたのはリトアニア出身のソプラノ、ヴィオレータ・ウルマーナ。そして、そのライヴァルであるアムネリスには、パワフルでドラマティックな歌唱で知られるハンガリーのメゾ、イルディコ・コムロシが登場。指揮を務めたのは、充実の活動を続けるミラノ出身のシャイー。フランコ・ゼッフィレッリが演出とともに担当した舞台美術も豪華で見応え十分だ。スキャンダルばかりが先行してしまったのが惜しまれるが、このDVDでスカラ座初日の気分を是非味わってほしい。
ベルリオーズ・ディスカヴァリー
 ベルリオーズ:幻想交響曲/荘厳ミサ曲
ジョン・エリオット・
 ガーディナー指揮
オルケストル・
 レヴォリュショネール・
  エ・ロマンティク
 現代のピリオド全盛をもたらした立役者のひとり、ジョン・エリオット・ガーディナーによるベルリオーズ。ガーディナーは、バロックを専門とする手兵イングリッシュ・バロック・ソロイスツの他に、ベルリオーズの時代の作品を演奏するために新たにオーケストラを設立。それがオルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティク(ORR)。ステージには、セルパンやオフィクレイド(現代ではテューバで代用される)などの歴史的楽器も見られ、独特の響が楽しめる。
 またカップリングの「荘厳ミサ曲」は、作曲者が20歳の頃に書いた作品で、初演の後長らく埋もれてしまっていたもの。オランダの学校教師フランス・モールスによって、地元の教会のオルガン・ギャラリーの中から1992年に偶然再発見された。この録音は各地で行われた一連の復活蘇演から収めたもので、いわば歴史的ドキュメント。当然ながら「荘厳ミサ曲」の初映像作品。なお、当DVDは、これまで別々に販売されていたものを1セットにまとめたお得盤でもある。
ヴィヴァルディ:四季
 協奏曲 変ロ長調 RV547/協奏曲 ニ長調 RV564
 協奏曲 イ長調 RV552/
 協奏曲 ニ短調「マドリガル風」RV129
 四重奏ソナタ(弦楽と通奏低音のための協奏曲)
  変ホ長調「聖なる墓にて」RV130
イ・ムジチ
 収録:1999年、ヴェネチア周辺。DTS 5.1サラウンド。
 今でこそ、ピリオド楽器団体によるソネットに合わせた描写的で刺激に溢れた演奏が多くなったが、それでもやはり、ヴィヴァルディの「四季」といえば、イ・ムジチの名が思い浮かぶ。フィリップス・レーベルから(世界的な施策変更によって、当DVDがDECCAロゴとなってしまっているのは、ファンには悲しい事だろう)イ・ムジチの「四季」が定期的にリリースされる度に、音楽ファンは今度のソリストは誰だろうと関心を寄せ続けたもの。1952年と59年のフェリックス・アーヨ、69年のロベルト・ミケルッチ、82年のピーナ・カルミレッリ、90年のフェデリコ・アゴスティーニ、95年のマリアーナ・シルブと、錚々たる顔触れが並んでいるのだから当然である(イ・ムジチは既に55年に及ぶ歴史を誇っており、かつてのメンバーにはアッカルドもいた)。来日公演でも怒濤の如く全国を「四季」を持って廻っていることもあって、世界中で、イ・ムジチほど「四季」を演奏している団体などどこにもないだろうと思わされる。
 このDVDは、そんなイ・ムジチの美しく磨き上げられた演奏をバックに、ヴィヴァルディが暮らしたヴェネツィアの風景を楽しむという贅沢な映像作品。名所旧跡の他に、名物の冬の謝肉祭での仮装の様子や、この街で活躍したカナレット(カナール)やグアルディ、ティントレットといった画家たちの作品も映し出される。用いられている音源は、ヴィットリオ・ネグリの校訂版、アゴスティーニがソロを弾いている録音。
 ボーナスとして、フィリップス・ヴィヴァルディ・エディションから、「マドリガーレ風」協奏曲と「聖なる墓にて」協奏曲なども収録。演奏はもちろん、イ・ムジチ。
074 321-4
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(2DVD)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
 アシュケナージ&ハイティンク/LPO

 第1番 ハ長調 Op.15/第2番 変ロ長調 Op.19
 第3番 ハ短調 Op.37/第4番 ト長調 Op.58
 第5番 変ホ長調 (皇帝) Op.73
ヴラディーミル・アシュケナージ(P)
ベルナルド・ハイティンク指揮
LPO
 収録:1974年。アシュケナージの生誕70周年記念の続編。ベートーヴェンの5つのピアノ協奏曲が、DVDのワン・セットでリリースされるのはこれが初めて。アシュケナージのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集には、ショルティやメータの指揮、あるいは自らの弾き振りなどの録音もあるが、これはそれ以前のものであり、若きアシュケナージが、ベルナルド・ハイティンク指揮のロンドンso.と丁々発止と繰り広げる演奏が収められている。
 元々はTV用に撮影されたもので、TVでベートーヴェンの5つのピアノ協奏曲の演奏が放送されたのはこれが初めてだったとのこと。本作はロイヤル・フェスティヴァル・ホールで収録されたもので改修前のフェスティヴァル・ホールの姿も観ることができる。


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