タリス:作品全集 Vol.1〜初期作品集 アヴェ・デイ・パトリス・フィリア/ アヴェ・ローザ・シネ・スピニス/ アレルヤ;オラ・プロ・ノービス/ エウジェ・チェリ・ポルタ/ キリエ・デウス・クレアトール/ ミサ・サルヴェ・インテメラータ |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
シャペル・デュ・ロワは1994年に結成された、ルネサンス教会音楽専門の10人編成の声楽アンサンブル。名前がフランス語だが、ロンドンに本拠を置くイギリスのグループである。 | |||
タリス:作品全集 Vol.2〜宗教改革期の音楽 マニフィカト/ヌンク・ディミティス/ サンクテ・デウス/コンディトール・キリエ/ 4声のミサ/お忘れください、おお、主なる神よ/ わが声と祈りを聞きたまえ/もし汝がわれを愛するなら/ 新しい掟/ベネディクトゥス/ テ・デウム(フォー・ミーンズ) |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
タリス:作品全集 Vol.3〜メアリ女王のための音楽 ベアティ・インマクラーティ/ イントロイトゥス;プエル・ナートゥス・エスト・ノービス(*)/ キリエ;デウス・クレアトール(*)/ ミサ・プエル・ナートゥス・エスト・ノ-ビス〜グローリア/ グラドゥアーレ;ヴィデルント・オムネス(*)/ アレルヤ;ディエス・サンクティフィカートゥス(*)/ セクエンス;セステ・オルガヌム(*)/ ミサ・プエル・ナートゥス・エストより [サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ]/ コムニオ;ヴィデルント・オムネス(*)/ スシペ・クァエゾ/ガウデ・グロリオーザ |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
(*)は単旋律聖歌。 | |||
マクシミリアンの勝利 ルートヴィヒ・ゼンフル:もし他のだれも歌わないのなら アントワーヌ・ビュノワ:絶望した運命の女神 ハインリヒ・イザーク:運命の女神 ジョスカン・デプレ:運命の女神 ルートヴィヒ・ゼンフル:エクセンプルム ゼンフル:夜が明ける ゲオルク・ラウ:夜が明ける ゼンフル:エルセちゃん/夜が明ける バルビロ:わたしは良い素質にれた ヨハネス・ギゼリン:わたしは良い素質に恵まれた アルント・フォン・アイヒ:わたしは良い素質に恵まれた ジョスカン・デプレ:がまんしなくちゃ トマス・シュトルツァー:森は葉を落とし ゼンフル:森は葉を落とし(ディスカントとテノールのカノン カスパル・オトマイヤー:森は葉を落とし イザーク:野良犬/ ある朝わたしは秘密の場所に立っていた ハインリヒ・フィンク: ある朝わたしは秘密の場所に立っていた ゼンフル:ある朝わたしは秘密の場所に立っていた/他 |
ムジカ・アンティカ・オヴ・ロンドン ジョン・ポッター(T) | ||
スペイン王フェリペのための音楽 ゴンベール:ディチテ・イン・マーニ インファンタス:ドミネ・オステンデ ジョスカン・デプレ:布を羽織ったニンフ リシャフォール:「レクイエム」より [イントロイトゥス/キリエ/グラドゥアーレ] ゲレーロ:グラドゥアーレ/トラクトゥス リシャフォール:「レクイエム」より [オフェルトリウム/サンクトゥス] ローボ:ヴェルサ・エスト・イン・ルクトゥム リシャフォール:「レクイエム」より [ベネディクトゥス/アニュス・デイ/コムニオ] グレゴリオ聖歌による退場の辞 ローボ:リベラ・メ |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
スペイン王フェリペとその4人の妻たちための音楽 ディエゴ・オルティス、エンリケス・デ・バルデラーバノ、 ルイス・ベネガス・デ・エネストローサ、 エルナンド・デ・カベソン、アントニオ・デ・カベソン、 ルイス・ミラン、ディエゴ・ピサドール、 トバイアス・ヒューム、トマス・ロビンソン、 アルフォンソ・フェラボスコ、トマス・モーリー、 ユスターシュ・デュ・コーロワらの作品、 作曲者不詳の器楽作品、伝承曲 |
シャリヴァリ・アグレアブル [スザンネ・ハインリヒ (ヴィオラ・ダ・ガンバ/ リラ・ヴィオール) カ=ミン・ング (Cemb/Org) リンダ・セイス (リュート/ビウエラ/Fl)] サラ・グロスター、 市瀬礼子(ガンバ) ロドリーゴ・デル・ポソ (ルネサンスG) | ||
「楽しい騒ぎ」という意味のフランス語の名を持つシャリヴァリ・アグレアブルは、1993年にオックスフォード大学に学ぶドイツ、マレーシア、イギリスの3人の奏者によって結成された。ハインリヒは現在パラディアン・アンサンブルのメンバーもかけもちしている。 | |||
トゥー・アポン・ア・グラウンド クリストファー・シンプソン(1605頃-1669): ディヴィジョン イ長調/ディヴィジョン ヘ長調 トマス・トムキンズ(1572-1656):ヴォランタリー シンプソン:ディヴィジョン ヘ長調 ゴドフリー・フィンガー(1660頃-1730): ディヴィジョン ハ長調 ジョン・ジェンキンス(1592-1678): ディヴィジョン ハ長調 エヌモン・ゴーティエ(1575-1651):葬儀 マシュー・ロック(1621頃-1677): ファンタジア/クーラント シンプソン:ディヴィジョン ト長調 フィンガー:ソナタ・ソロ ト長調 トバイアス・ヒューム(1569頃-1645):愛の別れ ウィリアム・ローズ(1602-1645):組曲 ト短調 トムキンズ:プレリュード/一日でどうだ/ 最悪のいがみあい ヒューム:パヴァーヌ ヘンリー・ハーセル(1659-1695): トゥー・イン・ワン・アポン・ア・グラウンド ジェンキンス:ディヴィジョン イ長調 |
シャリヴァリ・アグレアブル [スザンネ・ハインリヒ (ヴィオラ・ダ・ガンバ/ トレブル・ヴィオール) カ=ミン・ング (Org/ ベントサイド・スピネット/ Cemb) リンダ・セイス (バロックG/テオルボ)] スザンナ・ペル(ヴィオール) | ||
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745)& ジャン=バプティスト・フォルクレ(1699-1782) (シャリヴァリ・アグレアブル・シンフォニー編曲): 「ジュピター」(4つのディヴェルティメント) |
シャリヴァリ・アグレアブル・ シンフォニー [スザンネ・ハインリヒ (パルデシュ・ド・ヴィオール/ ヴィオラ・ダ・ガンバ) オリヴァー・ウェッバー(Vn) レイチェル・スコット(Va) スザンナ・ペル(ガンバ) ギャレス・ビーツ(Vc) リンダ・セイス (バロックG/テオルボ) カ=ミン・ング (Cemb/ディレクター)] | ||
フォルクレ父子の「ヴィオール曲集」(1747年刊)収録曲を、5声と通奏低音の形にオーケストレーションして演奏。 | |||
フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック (シャリヴァリ・アグレアブル編曲) ウィリアム・バード:ウォルシンガム ファーナビー(1563頃‐1640):別れるのはいや トマス・モーリー/バード編曲: おお、わたしのねえさん ファーナビー:ズーチェス卿のマスク ジョン・ブル:ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ バード:パヴァーヌ/ガイヤルド ファーナビー:ダフネ/ Up[T]alis All ウィアリアム・イングロット(1554-1621):葉は緑に マーティン・ピアソン(1571-1651):落葉 ブル:王の狩 オーランド・ギボンズ(1583-1625): ソールズベリー卿のパヴァーヌ バード:ローランド 作曲者不詳:アルマンド スヴェーリンク:プレリュード・トッカータ ピーター・フィリップス: アマリッリ・ディ・ユビロ・ロマーノ バード:ジプシー・ラウンド |
シャリヴァリ・アグレアブル [スザンネ・ハインリヒ (トレブル・ヴィオール/ テノール・ヴィオール/ ヴィオラ・ダ・ガンバ) リンダ・セイス (ルネサンスFl/リュート/ キタローネ) カ=ミン・ング (Cemb/Org)] オリヴァー・ウェッバー(Vn) スザンナ・ペル、 市瀬礼子(ヴィオール) ジェイコブ・ヘリングマン (チターン/リュート) | ||
ヴァージナル(鍵盤楽器の一種)のためのスコアからミクスト・コンソート(異種楽器混合合奏体)用に編曲して演奏。 | |||
タリス:作品全集 Vol.4〜聖務のための音楽 オディエ・ノービス・チェロールム/ サルヴァトール・ムンディ/ クォド・コルス・ヴァートゥム/ ヴィデテ・ミラクルム/ イン・パーチェ・イン・イディプスム/ ドゥム・トランジセト・サバトゥム/ イェズ・サルヴァトール・セクリ/ セルモネ・ブランド/ ヤム・クリストゥス・アストラ・アシェンデラート/ ロクェバントゥル・ヴァリイス・リングイス/ マニフィカト |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
マショー:モテット集&イヴレア写本の音楽 作曲者不詳(イヴレア写本より): サンクトゥス;サナンス・フラジリア/ グローリア;エト・ヴェルス・オモ・デウス ギヨーム・ド・マショー: ご婦人よ、わたしはよろこんであなたの意思に従おう/ 高貴で甘美な心/美よりも美しく、善よりも善く/ ああ、どうして忘れられようか/価値ある美しさ/ もしわたしが忠実な恋人を愛しているのなら/ あなたの一団を率いるあなた/泣け、王国よ/ 光であるキリスト/来たれ、創造主なる聖霊よ/ 祝福されし処女/けがれなき母/ 運命の約束を信じる者/ああ、運命よ/ 殉教者の宝石/われらに苦心してさがさせよ/ 愛よ/にせの姿にだまされた/ 作曲者不詳(イヴレア写本より): ポスト・ミサルム・ソレンプニア/ ポスト・ミッセ・モドゥラミナ/ サンクトゥス |
エドワード・ウィッカム指揮 ザ・クラークス・グループ | ||
イヴレア写本は、イタリア・アルプスのふもとの小さな町イヴレアの聖堂参事会図書館で発見されたもので、14世紀のミサ曲やモテットが収録されている。 | |||
バッハ:パルティータ 全曲 [第1番−第6番 BWV.825-BWV.830] |
ルーシー・カロラン(Cemb) | ||
カロランはエジンバラに生まれ、エジンバラ大学在学中にラッセル・コレクションの初期鍵盤楽器に魅せられ、グスタフ・レオンハルトに師事した。1991年以来、バーミンガム音楽院で教えている。 | |||
ブラームス: 弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調Op.18/ 弦楽六重奏曲第2番 ト長調Op.36 |
ハウスムジーク [モニカ・ハジェット、 パヴロ・ベズノシュク(Vn) ロジャー・チェイス、 ジェレミー・ウィリアムズ(Va) リチャード・レスター、 デイヴィッド・ウォトキン(Vc)] | ||
ハウスムジークは1986年にロンドンにおいて、18世紀後半から19世紀前半にかけての室内楽を演奏するために結成されたピリオド楽器アンサンブル。 | |||
ヴィヴァルディ:12のヴァイオリン・ソナタOp.2 | コルダリア [ウォルター・レイター(Vn) シャレフ・アド=エル(Cemb) カスリーン・シャーマン(Vc) リンダ・セイス(テオルボ)] | ||
レイターは中世から現代の音楽、さらには民族音楽まで演奏するヴァイオリニストだったが、バロックを専門とするようになってからは、イングリッシュ・コンサートの主要メンバーを務めたほか、オルケストラ・バロッカ・イタリアーナ、レザール・フロリサン、アンサンブル・バロック・ド・リモージュ、ハノーヴァー・バンド、キングズ・コンソート、シンフォニー・オヴ・ハーモニー・アンド・インヴェンションなどにも参加、現在はロンドンのリンデン・バロックの音楽監督を務めている。1998年はバロックのソロ・ヴァイオリン・レパートリーの演奏と録音のためにアンサンブル、コルダリアを結成した。チェンバリストのアド=エルはシャンドスにも録音がある。当盤を聴くかぎりかなり辛口な演奏で、 レイターのヴァイオリンにはマンゼやゲーベルを思わせるものがある。 | |||
ブリュッセル 5557 セイラム聖歌:キリエ・デウス・クレアトール・オムニウム ウォルター・フライ(?-1475頃):ミサ・フロス・レガーリス [グローリア/クレド/サンクトゥス/アニュス・デイ] ジョン・ベディンガム(1422-1460): あなたはわが心の望み/運命よ、ああ/ あなたはわがまことの喜び ウォルター・フライ:ああ、ああ、ああ ジョン・プラマー(?-1487頃):ミサ・シネ・ノミネ [キリエ・オムニポテンス・パーテル/グローリア/ クレド/サンクトゥス/アニュス・デイ] |
エドワード・ウィッカム指揮 クラークス・グループ | ||
ブリュッセルのアルベール第一王立博物館所蔵の手写本第5557号に収録された音楽。この写本には、ビュノワやオケゲムといったフランドル出身の作曲家とともに、当時のイングランドで活動していた作曲家たちの作品が収められている。当盤ではそれらのなかから選曲されている。 | |||
トマス・タリス(1505頃-1585):作品全集 Vol.5 私は声を聞いた/ナジル人は純白になった/力と勢いと/ ある宴を催した/あなたに、光の消える前(ferial)/ あなたに、光の消える前(festal)/ 今日、私たちのためにお生まれになった/ 来てください、異邦人のあがない主よ/ 日のすでに昇った今ぬかづいて/ 見よ、今や定めの時/知者の神秘なる習わしに従い/ 私に栄光を授けてください、父よ[I]/[II]/[III]/ 栄光はあなたに、三位一体よ/その聖別された主の証聖者は/ アレルヤ/まことに幸いなかた |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ アンドルー・ ベンソン=ウィルソン(Org) | ||
16世紀イギリスの教会音楽の大御所であるタリスの教会音楽作品全集の第5巻。1994年にアリステア・ディクソンによって創設されたシャペル・デュ・ロワはロンドンを拠点に活動。ルネサンス期の宗教音楽をレパートリーとする彼等はソプラノ、アルト、テナー、バスそれぞれがルネサンス声楽曲のエキスパート。演奏は透明かつ明確で、細部にまで細心の注意を払った美しいポリフォニーが展開されている。 | |||
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599): ディクシット・ドミヌス(主は述べられた)/ コンフィテボール・ティビ・ドミネ(私は主を賛美する)/ ベアトゥス・ヴィル(主を畏れる者は幸いである)/ ラウダーテ・プエリ・ドミヌム (ほめたたえよ/主のしもべよ)/ ラウダーテ・ドミヌム(主をたたえよ)/ クリステ・レデンプトール・オムニウム (われらが救世主キリスト)/ マニフィカト/ オー・ドミネ・イエズ・クリステ (おお/主なるイエス・キリストよ)/ レクイエム |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ(合唱) | ||
ゲレーロのレクイエムは、管楽器を重複させたオーケストラ・オヴ・ザ・ルネサンスの名演奏(GLOSSA)で話題となったが、今回は無伴奏合唱による。 | |||
悲嘆の宗教的歌曲集 ヨハン・エラスムス・キンダーマン(1616-1655): 民が嘆き悲しんでいる間に/挽歌のシンフォニア/ シンフォニア/ コラール「主は死の縄目につきたまえり」によるフーガ ジョゼフ=エクトール(1703-1741): 聖木曜日のための第1のエレミヤ哀歌 ダーヴィド・シャイトリヒ(1607-1687): 主なるイエス・キリストよ クリスティアン・ガイスト(1640頃-1711): 彼が磔になってしまった場所は庭となり/ アレルヤ埋葬から生命まで J.C.バッハ:わが頭部は涙に満ち ヨハン・フィッシャー(1646-1716頃):哀歌 ヨハン・ミヒャエル・ニコライ(1629-1875): ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ/シャコンヌ |
ロドリーゴ・デル・ポソ(T) シャリヴァリ・ アグレアブル・シンフォニー [スザンネ・ハインリヒ (ヴィオール、ヴィオローネ) リンダ・セイス(テオルボ) カ=ミン・ング (Cemb&Org)] スザンナ・ペル(ガンバ) 市瀬れい子(ガンバ) サラ・グロサー(ヴィオローネ) クレア・サラマン(Vn) | ||
ドイツ・バロックの宗教的ラメントを集めたアルバム。デル・ポソはチリ出身で、はじめはリュートを専攻していたという。 | |||
神聖ローマ皇帝カール5世の音楽 作曲者不詳:ロム・アルメ(戦士たち) クリストバル・モラーレス:ミサ・ロム・アルメ ジョスカン・デ・プレ:アヴェ・マリア ニコラ・ゴンベール、トマ・クレキヨン、 オルランドゥス・ラッススの作品 |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
女王様のおやすみ ジョン・ジョンソン(1579-1594頃活動): ア・ダンプ・オア・クィーンズ・トレブル ジョン・ダウランド(1563-1626):男一人に女一人のパヴィオン 作曲者不詳:ロビンは緑の森へ エドワード・ジョンソン(1572-1601):メロディ リチャード・アリソン(1560-1610頃):アリソンの鐘の音 作曲者不詳:アーサーズ・ダンプ トマス・ロビンソン(1589-1609頃活動): 鐘の上の20の道/女王様のおやすみ ジョン・ダウランド:エリザベス女王のガイヤルド ジャイルズ・ファーナビー(1563頃-1640):レスト トバイアス・ヒューム(1579頃-1645):哀歌 ウィリアム・バード(1540-1623):鐘 トバイアス・ヒューム:死と生 オーランド・ギボンズ(1583-1625):ファンタジア ウィリアム・コーキン&オーランド・ギボンズ: ああ、紳士よ私に危害を加えないで ジョン・ジョンソン:ニュー・ハント・イズ・アップ 作曲者不詳:スコティッシュ・ハントスープ&ジグ |
シャリヴァリ・アグレアブル [スザンネ・ハインリヒ (トレブル・ヴィオール、 テノール・ヴィオール、 バス・ヴィオール) カ=ミン・ング (Cemb/室内Org) リンダ・セイス(リュート)] | ||
16−17世紀に活躍したイギリス作曲家たちがエリザベス女王1世にまつわる作品を書いたものを集めたアルバム。ダウランド、ヒューム、バード、ギボンズといった日本でも人気の高い作曲家をはじめ、優れたリュート奏者として活躍したジョン・ジョンソン、トマス・ロビンソンなどあまり知られていない音楽家たちの曲を網羅。宮廷の優雅な雰囲気が楽しめる逸品。 「楽しい騒ぎ」という意味のフランス語の名を持つシャリヴァリ・アグレアブルは、1993年にオックスフォード大学に学ぶドイツ、マレーシア、イギリスの3人の奏者によって結成された。現在のイギリスで最も優れたアンサンブルの一つと評されるこのグループのリーダーであるハインリヒは、ヴィーラント・クイケンとともにハーグ王立音楽院で学んだ後、ロンドンのギルドホール音楽院でヴィオールと室内音楽を教授。シャリヴァリ・アグレアブルの他にイングリッシュ・コンサート、タヴァナー・コンソート、パリー・オヴ・インストゥルメンツ、パラディアン・アンサンブル等一流アンサンブルと共演するなど幅広い活動を行っている。 | |||
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704): 15のロザリオのソナタ 「マリアの生涯の15の秘跡の礼賛のために」/ パッサカリア ト短調 |
ウォルター・ レイター(Vn) コルダリア | ||
ビーバーは当時、ドイツ圏で最高の技術を誇るヴァイオリニストだったという。「ミステリアス・ソナタ」、「ロザリオのソナタ」、さらに「ローセンクランツ」と様々に呼ばれているこの曲は、このジャンルのビーバーの代表作。キリスト誕生から処刑に至るまでの喜び、栄光、安らぎ、神秘、悲しみといった、あらゆる感情を表現した15のソナタから成り立っている。いわば器楽版「マタイ受難曲」と形容していいような規模を持つ大作。抜粋で演奏されることも多い。 ビーバーは常々、スコルダトゥーラ(変則調弦、通常と違う調弦で演奏すること)を多用した。この「ロザリオのソナタ」では、15曲すべて異なった調弦法を用いて、独特の神秘的な響きを得ているといわれる。また、15曲の後に続く最後の無伴奏パッサカリアは、世界で最初の、大規模な無伴奏ヴァイオリン曲。後のバッハの無伴奏作品に、多大な影響を及ぼしたのは間違いないらしい。この曲、ヴァイオリンの静かなつぶやきから始まり、悲愴な気分に満ちた、壮大なパッサカリアに至ってゆく。そこにイエス・キリストの悲劇的な生涯を重ね合わせるのはあまりにも容易だ。ここで演奏しているユダヤ系イギリス人ヴァイオリニスト、レイターの圧倒的な弓運びにはしばし感嘆するほかない。 このアルバムは1999年、そのレイターが結成したアンサンブル「コルダリア」のデビュー作である。レイターはレザール・フロリサン、オランダ・バッハ協会、ハノーヴァー・バンド、シックスティーンなど、多くのアンサンブルに参加した経験を持つ、注目のバロック・ヴァイオリニスト。暖かい音色と技のキレを併せ持つ、要注目のアーティストだ。そしてヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、ガブリエリ・コンソート・アンド・プレイヤーズでも活躍する鍵盤奏者ティモシー・ロバーツ、Hyperionレーベルでロビン・ブレイズと共演して美しいリュートの響きを聴かせてくれたエリザベス・ケニー、ヴィオロン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・チェロを弾きこなすジョアンナ・レヴィン、ソロイストとしてアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックと共演するなど、多方面で活躍するハープのフランシス・ケリー、イギリスを代表するガンバ奏者マーク・レヴィなど、ロンドンを中心に活動する名うてのピリオド奏者で結成されたこの「コルダリア」、今後の活動には要注目だ。 | |||
トマス・タリス(1505-1585): 作品全集 Vol.6〜改革派教会のための音楽 ドリアンの礼拝(サーヴィス) イングリッシュ・アンセム 大主教パーカーのための詩篇曲 |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
タリスの全作品を網羅すべく企画されたシリーズ。1994年にロンドンで結成されたシャペル・デュ・ロワは、タリス・スコラーズより若い世代の声楽家が中心で華やいだ響きを持つ。タリスのアンセムは、当時咲き誇っていたきらびやかなポリフォニー・スタイルではなく、ホモフォニーという簡潔かつ厳格なスタイルで書かれている。なお、「大主教パーカーのための詩篇曲」はヴォーン・ウィリアムズの名作「タリスの主題による幻想曲」の主題ととなった楽曲。この作品はタリス・スコラーズも取り上げている(Gimell CDGIM-007)から、2つのグループの個性を聴き比べるのも興味深い。 | |||
デュファイ〜ボローニャ Q15による宗教音楽 ギヨーム・デュファイ(1400頃-1474): 喜べ、ビザンツ帝国の妃/キリエ/ おお、祝福されしセバスティアヌスよ/グローリア/ おお、殉教者らの貴重なる宝/クレド/人にとって最もよきもの/ サクトゥスとベネディクトゥス/知られたる海の星/ アニュス・デイ/聖霊のグローリア/ おお、聖セバスティアヌスよ |
エドワード・ウィッカム指揮 クラークス・グループ | ||
バッハ: ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番 ト長調BWV1027/ 前奏曲とフーガ ト長調BWV860(平均律より)/ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番 ニ長調BWV1028/ 前奏曲とフーガ ニ長調BWV850(平均律より)/ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番ト短調BWV1029/ 前奏曲とフーガ ト短調BWV861(平均律より) |
アリソン・クラム(ガンバ) ローレンス・カミングス(Cemb) | ||
クラムはヴィーラント・クイケンとジョルディ・サヴァールに師事したイギリスにおけるガンバの重鎮的存在。ソナタの間に平均律クラヴィーア曲集よりの前奏曲とフーガを挟むという珍しいCD。 | |||
音楽家の長〜ジョスカン・デプレと その弟子、同時代人による歌曲&器楽曲集 イザーク:ミサ・ヴォーラウフ・ゲゼル・フォン・ヒンネン 〜アニュス・デイ/ どうして喜べようか ジョスカン・デプレ:どうして喜べようか ジャパール:いとまを告げたら アグリーコラ:いとまを告げたら ジョスカン・デプレ: わたしの恋人の思い出/いとまを告げたら/ もしマリオンがわたしのものなら ル・ロワ:トルディオン ジョスカン・デプレ: かわいいカミュゼット/ いかなる悪よりもすばやいうわさよ/ いとおしき形見よ ヴィンデルス:ジョスカン・デプレの死を悼む哀歌/他 |
ムジカ・アンティカ・ オブ・ロンドン [ジェニー・キャシディ(Ms) ベリンダ・サイクス(A) ジョン・ポッター(T) ロバート・エヴァンス(Br) ジェイコブ・ヘリングマン (リュート、ギター、ヴィオール) ジョン・ブライアン (ヴィオール、リコーダー、 クルムホルン) アリソン・クラム (ヴィオール、リコーダー、 クルムホルン、ハープ) ロイ・マークス (ヴィオール、クルムホルン) レベッカ・マイルズ(リコーダー) フィリップ・トービー (ディレクター、ヴィオール、 リコーダー、 クルムホルン)] | ||
ムジカ・アンティカ・オヴ・ロンドンの演奏は、どこか1970年代古楽的味わいがあるところがおもしろい。 | |||
ゲインズバラの音楽 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):ソナタ第1番 ト長調 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735−1782)/ スザンネ・ハインリヒ&リンダ・セイス編曲: わたしを信じなさい(「車小屋の娘」より) 作曲者不詳?:この神聖な殿堂には(モーツァルト:「魔笛」より) トマス・リンリー(1733-1795)/スザンネ・ハインリヒ編曲: われ真実を誓わず カール・フリードリヒ・アーベル:ヴィヴァーチェ トマス・リンリー/スザンネ・ハインリヒ編曲: もしあなたが酷なほど腰をかがめるなら ルドルフ・シュトラウベ(1717-1785):幻想曲 フェリーチェ・デ・ジャルディーニ(1716-1796)/ スザンネ・ハインリヒ編曲:アンダンテ(ソナタ Op.13 No.2より) ヨハン・クリスティアン・バッハ:ソナタ Op.17 No.5 イ長調 ルドルフ・シュトラウベ:アダージョ(ソナタ第1番より) トマス・リンリー/スザンネ・ハインリヒ編曲:ああ、知られたもう カール・フリードリヒ・アーベル:ソナタ ト長調 WKO147 |
シャリヴァリ・アグレアブル [スザンネ・ハインリヒ(Vg) リンダ・セイス (マンドラ、リュート) カ=ミン・ング (Cemb、室内Org) ゲスト:市瀬れい子(Vg) | ||
風景画、肖像画で有名なイギリスの画家、トマス・ゲインズバラ(1727-1788)は音楽にも多大な興味を持ち、当時活躍していた多くの作曲家たちと交流を持っていた。このCDにはその中でも特に交流が深かった作曲家たちの作品が収録されている。 「楽しい騒ぎ」という意味のフランス語の名を持つシャリヴァリ・アグレアブルは、1993年にオックスフォード大学に学ぶドイツ、マレーシア、イギリスの3人の奏者によって結成された。現在のイギリスで最も優れたアンサンブルの一つと評されるこのグループのリーダーであるハインリヒはハーグ王立音楽院でヴィーラント・クイケンに学んだ後、ロンドンのギルドホール音楽学校でヴィオールと室内音楽を学んだ。シャリアヴァリ・アグレアブルの他にイングリッシュ・コンサート、タヴァナー・コンソート、パリー・オヴ・インストゥルメンツ、パラディアン・アンサンブルのメンバーを務めるなど、幅広い活動を行っている。 | |||
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750): フーガの技法 |
コルン・カリー(Org) | ||
録音:2000年11月、ロンドン・オランダ教会。新生代のオルガニストのトップ・ランナーの一人と目され、ヨーロッパ全土を股にかけて活躍する、コルン・カリーのデビュー盤。若い世代らしく割り切った考えの持ち主で、この「フーガの技法」の例の最終楽章も、バッハが書き残した部分までしか演奏せず、昔の大家がよくやるような、終止のフレーズを付け加える方法は採用していない。自身でライナーを書き、自らウェブサイトも運営する、行動するオルガニスト。www.colmcarey.com。 | |||
ビヨンド・ザ・スコア アレクサンダー・メーソン(1974-):オルガン即興作品集 変奏曲(創造者の出現)/聖霊降臨節のミサ マショー・ファンタジー/舞曲組曲 |
アレクサンダー・メーソン(Org) | ||
イギリスのチェルテナム生まれのメーソンはグロスター大聖堂のオルガンで練習を重ね、18歳でロイヤル・カレッジのオルガニストに就任。セント・アルバンスで行われた国際オルガン・フェスティヴァルで優勝した後、世界各国で演奏し大成功を収めている。 | |||
トマス・タリス(1510-1585):作品全集 Vol.7〜 女王エリザベス1世のための音楽 世の救い主よ I/おお聖なる饗宴/汝の御手に/ おお、光より生まれし光/ぬぐい去りたまえ、主よ/ 彼らを懲らしめたまえ、主よ/ 主よ、どのような人が宿り/主をほめたたえよ/ われらを憐れみたまえ/世の救い主よ II/ われにとっていかに/おお、すいくいのいけにえよ/ 断食し泣きながら(低声)/同(高声)/ 捨て去れ、不信心な者よ/御身より他にわれは(40声) |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
これまでどんな団体もなし得なかったタリス一大全集の1枚。 | |||
バッハ: イタリア協奏曲 BWV.971/ 半音階的幻想曲とフーガ BWV.904/ 4つのデュエット BWV.802-805/ フランス風序曲 BWV.831 |
ルシー・キャロラン(Cemb) | ||
エジンバラ大学で学び、アムステルダムに渡ってレオンハルトにも師事したキャロランのバッハ2作目。イギリスの奏者らしい堅実な演奏。 | |||
ワールド・プレイ〜16世紀イタリアの マドリガーレとシャンソンによるヴィルトゥオーゾ的器楽曲集音楽 作曲者不詳:ラ・スパーニャ エブレウ:ラ・スパーニャ ヴィンチェンツォ・カピローラ(1474-1548頃):ラ・スパーニャ ディエゴ・オルティス(1510-1570):ラ・スパーニャ ジョヴァンニ・バッサーノ(1558頃-1617頃):ふたたび別れて ジローラモ・ダラ・カーザ(?):ふたたび別れて ジョヴァンニ・バティスタ・ボヴィチェリ(?):ふたたび別れて R.ロニョーノ(?):ふたたび別れて アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562?):カンタイ・オア・ピアンゴ ジャコモ・ガナッシ(?)/フィリップ・トービー編曲: カンタイ・オア・ビアンゴ ディディエ・スゴン・リュピ(?):ある日スザンナは ジョヴァンニ・バッサーノ:ある日スザンナは フランチェスコ・タエッジョ・ロニョーニ(?):ある日スザンナは ジローラモ・ダラ・カーザ:ある日スザンナは ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ(1580頃-1620頃): ペティ・ジャック ジローラモ・ダラ・カーザ:ヴェスティヴァ・イ・コッリ バッサーニ:ヴェスティヴァ・イ・コッリ セルマ:ヴェスティヴァ・イ・コッリ |
フィリップ・トービー指揮 ムジカ・アンティクァ・ オブ・ロンドン [フィリップ・トービィー (リコーダー、Vg) ヤコブ・ヘリングマン (リュート、Vg) アリソン・クラム (ヴィオール、他) ジョン・ブライアン(Vg) ロイ・マークス(グレート・バス) アンドルー・カール(バス)] | ||
15世紀から16世紀に活躍した作曲家(主にイタリア)たちがマドリガーレやシャンソンをもとに作曲した器楽作品集。イギリスを代表する古楽グループ、ムジカ・アンティクァ・オブ・ロンドンは16世紀の宮廷楽団を模して結成された。ルネサンス音楽を主なレパートリーとする彼らはメンバー全員がその道のエキスパートであり、楽器もルネサンス・ヴィオールを使用するなど他の古楽グループとは一線を画している。 | |||
スルタンとフェニックス ルイ・クープラン(1626頃-1661): ピエモンテの人(カ=ミン・ング編曲) パヴァーヌ 嬰ヘ短調(スザンネ・ハインリヒ編曲) ヴィオールのための幻想曲(スザンネ・ハインリヒ編曲) 2つの幻想曲 ミシェル・コレット(1707-1795):協奏曲「フェニックス」ニ長調 フランソワ・クープラン(1668-1733): 神秘的な障壁(リンダ・セイス編曲) ピエール・デュマージュ(1674-1751):レシト(カ=ミン・ング編曲) フランソワ・クープラン:スルタン妃 アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):ラ・シェロン ジャック・デュフリ(1715-1789): ラ・メデン(カ=ミン・ング編曲) ラ・カサウボン(カ=ミン・ング編曲) ルイ=アントワーヌ・ドルネル(1680頃-1756以後): 四重奏のためのソナタ ロ短調 マラン・マレ(1656-1728): シャコンヌ(歌劇「アルシオーヌ」より;カ=ミン・ング編曲) |
シャリヴァリ・アグレアブル [スザンネ・ハインリヒ(Vg、 トレブル・ヴィオール、他) リンダ・セイス (フレンチ・テオルボ、リュート) カ・ミン=ング (Cemb、室内Org) サラ・グロサー (トレブル・ヴィオール、 テナー・ヴィオール、Vg) スザンナ・ペル(トレブル・ ヴィオール、Vg) アサコ・モリカワ(Vg)] ゲスト:市瀬れい子(Vg) | ||
クープラン・ファミリーを中心としたフランスのヴィオール作品集。ハインリヒの卓越した技巧がフランス音楽の持つ優雅さをみごとに描写。 | |||
愛の魂〜ソプラノ、ヴァイオリンと 通奏低音のためのカンタータ集 サミュエル・カプリコルヌス(1628-1665): 善き羊飼いはよみがえる タルクイニオ・メルラ(1595頃-1665): 喜びのカンタータ ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707): 新しい歌を主に向かって歌え ダニエル・パーセル(1664頃-1717):アミンタス アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741): 優雅な表情から離れては ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759): 恋する魂は/ Gott will Mensch und sterblich werden |
コルダリア [リンダ・ペリロ(S) ワルター・レイター(Vn) リンダ・セイス (テオルボ/バロックG) カース・シャーマン(Vc) ポーラ・シャトーヌフ (キタローネ) ティム・ロバーツ (Cemb/室内Org) ジョー・レヴァイン(ガンバ) ジャン・ワルターズ(Hp)] | ||
このグループのリーダーともいうべきリンダ・ペリロはアメリカ、ヨーロッパで特に高い評価を得ているソプラノ歌手。ソロ歌手としてサンフランシスコ・フィルハーモニア・バロックo.、モントリオールso.をはじめとする著名オーケストラとも共演。また、トレヴァー・ピノック、ヘルマン・マックス、フィリップ・ヘレヴェッヘ、トン・コープマン、ハリー・クリストファーズなど古楽界の巨匠たちとも共演し、評価を得ている。 | |||
バッハ:オーボエとチェンバロのための作品集 オーボエ・ソナタ ト長調 BWV.1030b/ オーボエ・ソナタ ハ長調 BWV.1033/ オーボエ・ソナタ ト短調 BWV.1020/ オーボエ・ソナタ 変ホ長調 BWV.1031/ 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.871 (平均律クラヴィーア曲集第2巻より;チェンバロ独奏) オルガン・トリオ・ソナタ ハ長調 BWV.529 (オーボエとチェンバロのための編曲) |
ゲイル・ヘネシー(Ob) ニコラス・パール(Cemb) | ||
火と氷〜16世紀ヴェネツィアの愛の歌 作曲者不詳:Bussa la porta トロンボンチーノ(1470頃-1535):Su su leva 作者不詳: Era di maggio/La via de la fiumera/ Il marchese o di saluzio/El marchese di saluzzo/ Donde ne vienstu bella アティングナント(1494頃-1551/2):La gatta ヴェネトゥス(16世紀に活動): Nel tempo che riveste il verde manto 作曲者不詳: Vostro son, ne d'altra mai/O vaghe luci カピローラ(1477-1548以降): Recercar secondo(リュート・ソロ) カーラ(1470頃-1525?)/カピローラ: O miei ciecha e dura sorte(リュート・ソロ) トロンボンチーノ/カピローラ: Che farala(リュート・ソロ) 作曲者不詳: Amor da che convien/La morte de la ragion/ Dura passion/O dolce farfarela カーラ:Mentre io vo per questi boschi ダルツァ(1508頃活動):Pavana alla ferrarese/ Saltarello(リュート・ソロ)/Piva(同) 作曲者不詳:Tanto mi trovo トロンボンチーノ:Aspicias utinam カーラ:Perche son tutto foco カーラ?/トロンボンチーノ?:Fiamma amorosa e bella トロンボンチーノ:Nel foco tremo |
クレア・ ウィルキンソン(Ms) フィリップ・トービー (アルト・リコーダー)指揮 ムジカ・アンティクァ・ オヴ・ロンドン [ジョン・ブライアン (テノール・リコーダー/ バス・ヴィオール) アリソン・クラム (バス・リコーダー/ アルト・ヴィオール) ロイ・マークス (テノール・ リコーダー/他) ジェイコブ・ ヘリングマン (ルネッサンスG/ リュート)] | ||
録音:2001年11月。ムジカ・アンティクァ・オヴ・ロンドンのSignum 4作目。古楽に対して深い造詣と高い演奏技術を持つこのグループは通常、アーリー・ミュージックの分野においてスペシャリストといわれるシンガー(一人またはそれ以上)とともに演奏活動を行っている。今回はムジカ・アンティクァ・オヴ・ロンドンと1995年から交流のあるクレア・ウィルキンソンを迎えての録音。ウィルキンソンは1976年生まれの若手実力派歌手。ケンブリッジのトリニティ・カレッジで声楽を学んだ彼女はルネサンンスおよびバロック期の音楽をレパートリーとし、あのタリス・スコラーズとも共演するなどその実力は折り紙つき。 | |||
トマス・タリス(1505頃-1585):作品全集 Vol.8 エレミアの哀歌 I&II/わが罪をぬぐい去りたまえ/ 主よ、わが罪を許したまえ/ 道に従いて汚れなきものは幸いなり/ おお主よ、立ち上がりたまいて/ われらすべては心と口にて/ おお主よ、われは御身に呼びかけ/おお、聖なる宴/ イエスがファリサイ人の家に/ おお、神よ、御身の名が祝福されたもうことを/ おお、主をたたえよ/歌え、賛美せよ |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
全9巻完結中の第8巻。1994年にロンドンで結成されたシャペル・デュ・ロワは、タリス・スコラーズより若い世代の声楽家が中心で、より華やいだ響きを持つ。傑作「エレミアの哀歌」の清々しい美しさに注目。 | |||
ヴィヴァルディ:オーボエのためのソナタと室内楽曲 ソナタ ハ短調RV.53/ソナタ ハ長調RV.779/ ソナタ ト短調RV.28/トリオ・ソナタ ホ短調Op.1-2/ 協奏曲 ト短調RV.106/ソナタ 変ロ長調RV.34/ 4声のソナタ ハ短調RV.801 |
ゲイル・ ヘネシー(バロックOb) ニコラス・パール (Org/Cemb) ロルドルフォ・リヒター(Vn) サリー・ホルマン(Fg) キャサリーン・シャーマン(Vc) ピーター・ マッカーシー(ヴィオロン) | ||
ゲイル・ヘネシーはアメリカ生まれの女流オーボエ奏者。アメリカではモダン・オーボエを学んでいたが、1982年にイギリスに渡り、バロック・オーボエについて研鑚を積んだ。その後、バロック・オーボエ奏法を習得した彼女は、ソロ活動及び、室内楽グループとの演奏を精力的に行い、現在は演奏者としてだけでなくギルドホール音楽学校で教鞭もとっている。鍵盤奏者のニコラス・パールはオーストラリア生まれ。1985年にロンドンに移住し、1989年にベルギーで行われた国際ハープシコード・コンクールで優勝した。その演奏活動は世界各国で行われている。 | |||
天使の歌〜 オックスフォード・モードリン・カレッジの音楽 単旋律聖歌: 聖母マリア賛歌−マドリガル・ラクリメ リチャード・デイヴィー(1465頃-1507頃): スターバト・マーテル ジョン・メイソン(?-1548頃): おお、いかに哀れなるかな (マントヴァの)ジャケット(1483-1559): ごらん下さい、主よ トマス・プレストン(1559頃-?):われ蘇りて 単旋律聖歌: 聖母マリア・マドリガルの マニフィカト・アンティフォン トマス・アップルビー: マニフィカト 単旋律聖歌: 聖母マリア・マドリガルの マニフィカト・アンティフォン トマス・プレストン:奉献頌−美の告白 ジョン・シェパード(1515頃-1559/60): 安息日が過ぎて/主の祈り/われらを救いたまえ |
ビル・アイヴズ指揮 オックスフォード・ モードリン・カレッジcho. | ||
6つの有名なカレッジがあることで有名なオックスフォードで、特に古くから聖歌隊などの音楽活動が盛んなのが、このモードリン・カレッジ。このカレッジは1448年創立で、16世紀にはオルガニスト、聖歌隊監督や、同カレッジで音楽学士号を授与された人たちから歴史にその名を残す作曲家が多く輩出された。その代表格はジョン・シェパード。その他ここに取り上げられたのはみなモードリン・カレッジに関わった人の作品。それを現代のモードリンの合唱団が歌う。これ以上由緒正しいCDはあり得ないだろう。 | |||
イザベッラのための歌集 アントワーヌ・ビュノワ(1430頃-1492): 幸運の女神(4声) ヨハネス・オケゲム(1410頃-1497): 私の例に倣って ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517): ミサ「ラ・ミ」/ベネディクトゥス ジョスカン・デ・プレ(1440-1521頃): モテット「主よ、御もとに身を寄せ」 他の作曲家および不詳の作品(全29曲) |
クレア・ウィルキンソン(Ms) フィリップ・トービー指揮 ムジカ・アンティクァ・ オヴ・ロンドン | ||
イタリア北部の都市、マントヴァはルネサンス期の重要な音楽の中心地として栄え、マントヴァ宮廷にはイタリアのみならず国外からも器楽奏者、オルガニスト、歌手たちが大勢集まり音楽にいそしんでいた。15世紀末になるとフェッラーラ公エルコレ・デステの娘イザベッラ・デステがそれまでの誰よりも音楽に深い理解と情熱を持って音楽家たちを最大限に保護・ 優遇したため、音楽状況はさらなる活気を呈し、大きな飛躍を遂げることとなった。ここに収録されている作品は、ビュノワ、イザークといった作曲家たちがイザベッラ・デステのために書いた作品を集めたもの。 | |||
カリッシミ:カンタータとモテット集 ジャコモ・カリッシミ(1605-1674): ダヴィデがあのペリシテ人を討ち取って戻ると/ ほむべきかな、神 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): ラ・モニカによるパルティータ カリッシミ:喜び踊れ、シオンのおとめよ ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー: トッカータ第11番 カリッシミ:カンタータ「さあ、私の思いに聞くがよい」 カプスペルガー:前奏曲第11番 カリッシミ: おお、いとも甘美なるイエスよ/ カンタータ「われら三人悲嘆にくれて」 ミケランジェロ・ロッシ:7度のトッカータ カリッシミ: 良い羊飼いはよみがえられた/ カンタータ「ああ、あの人は帰らぬ」/ カンタータ「おお、今はただ泣きたまえ」 カプスペルガー:前奏曲第10番 カリッシミ: カンタータ「希望を追放せよ」/ すべての民よ、マリアとともに喜べ |
コンチェルト・デレ・ドンネ [ドンナ・ディーン(S) ジル・ロス(S) エリン・マナハン・ トーマス(S) アラステア・ロス (Cemb/Org) デヴィッド・ミラー (キタローネ)] | ||
17世紀のイタリア音楽を代表する作曲家の一人であるカリッシミは、声楽作品を多作した。カンタータは宗教作品にはほとんど見られない自由さをもって作曲され、嘆きや苦しみをより深く表現するため特別な和声的効果が用いられている。通奏低音だけを伴い、さまざまな形式を示すカリッシミのカンタータはカンタータの頂点を極め、その後の作曲家たちに多大な影響をあたえた。モテットは基本的に合唱による演奏よりは、むしろ独唱者による演奏に適したものであり、その形式は驚くほど多用である。 コンチェルト・デレ・ドンネは16−17世紀のイタリア音楽を主なレパートリーとするグループ。アーリー・ミュージックに精通したメンバーから成るこのグループはソリストとしても活動し、世界各国で演奏活動を行っている。 | |||
モダス・ファンタスティクス〜 ヴィオール・コンソートのための作品集 バッハ: コラール「われを憐れみたまえ、 おお主なる神よ」BWV.721/ コラール「汝にこそわが喜びあり」BWV.615 ハインリヒ・シュッツ(1585-1672): イタリア・マドリガーレ集〜 お前は毒舌の蛇の様に傷つける SWV.9 デイヴィッド・ファンク(1648?-1699): 組曲 ニ長調 ダヴィート・アダム・バウドリンガー(17世紀): ソナタ 変ロ長調 ヨハン・パッヘルベル(1653-1706): カノン ヘ短調 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767): 4つのヴァイオリンのための協奏曲 TWV.40:204 エルンスト・クリスティアン・ ハッセ(1676-1762):パイサンとロンドー アウグスト・キューネル(1645-1700頃): 2声のソナタ ゲオルク・ベーム:シャコンヌ バッハ: コラール「古き年は過ぎ去りぬ」BWV.614 ヨハンネス・スウェーリンク(1660-1720頃): ソナタ第4番 イ短調 ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741): チャッコーナ ト長調 バッハ:コラール「いと尊きイエスよ、 われらはここに集いて」BWV.634 |
シャリヴァリ・アグレアブル [スザンヌ・ハインリヒ、 リンダ・セイス、市瀬礼子、 森川麻子(ガンバ) スザンナ・ペール (リュート、テオルボ) カー=ミン・ヌン (Cemb、Org)] | ||
バッハのコラール3曲はメンバーのスザンヌ・ハインリヒが編曲。ガンバのひなびたサウンドの絡み合いが心地よい。ロンドンで活躍する日本人奏者2名が参加している。 | |||
トマス・タリス(1505頃-1585): 作品全集 Vol.9〜器楽と歌曲 イン・ノミネ I/同 II/ソルフェージュの歌/ 世の救い主/ファンタジア/フェリクス・ナムクェ II/ 同 I/私の悲しいため息が消える時/ 悲しげな鳩のように/おお、いたいけな子らよ/ おお主よ、われを清めたまえ/ Per hacc nos/ A Point/ Lesson; two partes in one/思い出したもうことなかれ/ Per hacc nos/ A Point/ Lesson; two partes in one/ Tu nimirum/私の悲しいため息が消える時/ 悲しげな鳩のように/おお、いたいけな子らよ ウィリアム・バード(1542/43-1623): 聖なるミューズたちよ(トマス・タリスの死を悼む悲歌) トマス・タリス: リタニー(*)/ヴァーセット I/同 II/ フェリクス・ナムクエ I |
シャリヴァリ・アグレアブル [リンダ・セース(リュート) ローレンス・カミングス (ヴァージナル、Cemb) アンドルー・ ベンソン・ウィルソン(Org) スティーヴン・テイラー(CT)] シャペル・ル・ロワ(cho.;*) | ||
全集完結。 | |||
貞節の寺院〜13世紀スペインの音楽 ラス・ウエルガス写本〜22曲 |
ミル・フルー ジャン・ワルターズ(Hp) | ||
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラは聖ヤコブ(サンティアゴ)を奉った巡礼地であり、エルサレムやローマと竝ぶキリスト教三大聖地として、今日までヨーロッパ各地からの巡礼者があとを絶たない盛況ぶりを呈している。ラス・ウエルガス女子修道院はその巡礼の途上にある。人の往来でもって各地からもたらされた様々な音楽がここにまとめられたのは14世紀初頭で、作品はほぼ13世紀のものとみられている。今日「ラス・ウエルガス写本」と呼ばれるものだ。イギリスの3人の女性歌手からなる中世声楽アンサンブル「ミル・フルー」のデビュー盤。 | |||
夫人の愛 ヘンリー8世、ウィリアム・コーニッシュ、 アントニオ・デ・フェヴィン、 ヴィンチェンツォ・カピローラ、 ジャック・バルビロー、ジョン・マーベック、 ヒュー・アシュトンらの音楽による 「ヘンリー8世と6人の妃たち」 のための歌曲、舞曲とコンソート [I;キャサリン・オブ・アラゴン/II:アン・ボーリン/ III:ジェーン・セイモア/IV:アン・オブ・クレーヴズ/ V:キャサリン・ハワード/VI:キャサリン・パー] |
ジェニー・カシディー(Ms) フィリップ・トービー指揮 ムジカ・アンティクア・オヴ・ロンドン | ||
イギリス王室で唯一6人の妃を持ち、カトリックとの決別による英国国教会の設立を行うなど歴史上に名を残すヘンリー8世。数々の逸話の残る6人の妃たちをムジカ・アンティクア・オヴ・ロンドンがヘンリー8世や多数の作曲家の作品、作曲者不詳の伝承曲を組み合わせて表現している。 ムジカ・アンティクア・オブ・ロンドンはイギリスを代表するルネサンス音楽演奏団体の1つであり、ヴィオール、リコーダー、リュート、ハープ、サックバットなどを用いて当時の音楽の再現に取り組んでいる。 | |||
ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ(1510頃-1555頃): ミサとモテット集 見よ、何という幸せ、何という喜び/ ミサ「見よ、何という幸せ、何という喜び」/ イエスのおられるところに/Job tonso capite/ 来たれ、選ばれし救い主よ/われらの過ぎ越しの小羊/ Carole, magnus eras |
スティーヴン・ライス指揮 ブラバント・アンサンブル | ||
ヘロデの夢 〜降臨とクリスマスのための音楽 「降臨のための音楽」(Music for Advent) Anthem "Alleluia"/Plainsong "O Radix Jesse"/ Anthem "A Spotless Rose"/ Plainsong "Rorate Coeli"/ Hymn "Of the Father's Heart Begotten"/ 「母と子に捧げる」(Tribute to Mother and Child) Plainsong "Ave Maria"/ Anthem "I Sing of a Maiden"/ Plainsong "Puer Natus Est"/ Anthem "A Flower given to my Daughter" 「クリスマスの音楽」(Music for Christmas) Carol "Silent Night"/Carol "Sussex Carol"/ Carol "Away in a Manger"/ Plainsong "Adeste Fidelis"/ Hymn "O Come all ye Faithful" 「ナイジェル・ショート:ヘロデ王の夢」 (The Dream of Herod) Scene I "Herod's Despair"/ Scene II "The Visit of the Magi"/ Scene III "The Chorus of the voiceless Infants"/ Scene IV "The Chorus of the Parents of Judaea"/ Scene V "Mary and Joseph Appear to Herod"/ Scene VI "Jesus Appears to Herod" |
ナイジェル・ショート指揮 テネブレ(cho.) | ||
1994年から2001年までキングズ・シンガーズに在籍していたナイジェル・ショートがイギリスの名門室内合唱団「テネブレ」を指揮したクリスマス・アルバム。全体が4部構成になっており、最後の「ヘロデの夢」は新訳聖書の「キリスト誕生とヘロデ王の逸話」を音楽ドラマ(セミ・ステージ)仕立てにしたもの。 | |||
トマス・タリス(1505頃-1585): 汝のほかにわれ望みなし 歌いあがめよ (「汝のほかにわれ望みなし」の英語版) |
アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
録音:2002年9月24日、ロンドン、オール・ハローズ教会。 「汝のほかにわれ望みなし」は大規模な40声のモテット。驚くほど技術的に完成度の高いこの曲は、当時のヨーロッパでは画期的な作品として知られていた。同曲の英語版である「歌いあがめよ」も収録されているのがファンにとっては嬉しい。アリステア・ディクソン率いるシャペル・デュ・ロアは1994年にロンドンで創設された。ルネサンス期の作品を主なレパートリーとする彼等はレコーディング、コンサートを精力的に行い高い評価を得ている。トータル約20分と収録時間が短いため特別価格。 | |||
カルロ・ジェズアルド(1560頃-1613): 聖務日課のためのレスポンソリウム集 |
キングズ・シンガーズ | ||
録音:2004年1月、バークシャー、ドゥエ聖堂。 「クリスマス・アルバム」(SIGCD-502)に続くキングズ・シンガーズの Signum Records 移籍第2弾だったもの。「妻殺し」とその贖罪に後半生を捧げたジェズアルドの名作。声部の半音階進行と不協和音の効果的な使用により深い情感を表現した音楽だ。 | |||
17世紀イタリアの器楽曲集(全14曲) グレゴリオ・ストロッツィ(c.1615-c.1687):マスカラ カルロ・フランチェスコ・ポラローロ(c.1653-c.1723): トッカータ ト短調 アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682): シンフォニア第22番 ニ短調 カルロ・ファリーナ(c.1604-1639): バレット/シンフォニア・ペル・ソナーレ ジョバンニ・パオロ・チーマ(c.1570-1630):ソナタ フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):カンツォン/他 |
シャリヴァリ・アグレアブル | ||
1993年に結成されたピリオド楽器アンサンブルであるシャリヴァリ・アグレアブルの演奏による17世紀イタリアの器楽作品集。 | |||
ガウデーテ〜アレンジド・バイ・カール・ジェンキンス 伝承曲/カール・ジェンキンス編曲: ガウデーテ(喜び給え) フォーレ/アレグザンダー・ルストランジ編曲: 夢のあとで ジョン・タヴナー:子羊 伝承曲/カール・ジェンキンス編曲: ガウデーテ(喜び給え)(ア・カペラ版) パッヘルベル/アレグザンダー・ルストランジ編曲: カノン ジョン・タヴナー:マザー・アンド・チャイルド スティーヴ・ライヒ:クラッピング・ミュージック |
ナイジェル・ショート指揮 テネブレ(cho.) ジョディー・ジェンキンス(Perc) | ||
NHKスペシャルのテーマ曲「世紀を越えて(ビヨンド・ザ・センチュリー)」のヒットにより日本でも一気に知名度が高まったカール・ジェンキンスは、ニュー・エイジ・ファンやヒーリング・ミュージック・ファンの間での知名度が高い。今年春に行われたジェンキンスと彼の合唱団「アディマエス」の来日公演は、東京国際フォーラムが2日間満員になるほどの人気ぶりなのだ。 これは中世古楽合唱団「テネブレ」が、よく知られた「ガウデーテ(喜び給え」の、ジェンキンスによるニュー・アレンジ版を歌ったもの。この新アレンジはオルフの「カルミナ・ブラーナ」と同じく、現代的な和声とリズミカルな打楽器が交錯する、いわば「再創造」というべきものである。あとはテネブレのメンバーであり、かつ合唱界ではアレンジャーとしてもよく知られているアレグザンダー・ルストランジが2曲の編曲を手がけている。その曲が「夢のあとで」「パッヘルベルのカノン」という超ポピュラー名曲。あえて原曲とはテイストが違う、高声部をアクロバティックに仕立てたものである。これは合唱関係者をはじめとして、注目を集めること間違いないディスク。なお、収録時間が25分と短いのでマキシ・シングル扱い。 | |||
ショスタコーヴィチ: 劇音楽「推定殺人」組曲 Op.31a(*) プーシキンの詩による4つのロマンス Op.46 管弦楽のための5つの断章 Op.42/ジャズ組曲第1番 |
ドミトリー・ハリトノフ(B) マーク・エルダー指揮 バーミンガム市立so. | ||
録音:1992年。Cala - United レーベルからの移行再発売。(*)は世界初録音。 | |||
ショスタコーヴィチ: 劇音楽「ハムレット」Op.32(1932年初演版)(*) 劇音楽「ハムレット」Op.32(1954年改訂部分) 劇音楽「リア王」Op.32(1941) |
マーク・エルダー指揮 バーミンガム市so. | ||
録音:1994年。Cala - Unitedレーベルからの移行再発売。(*)は世界初録音。 | |||
ロバート・サクストン(1953-): リチャード・ロドニー・ベネットへの バースデー・ピース/エリヤのヴァイオリン エリザベス・ラティエンズ(1906-1983): 6つのバガテル/おお季節よ、おお城よ(*) ジョン・マッケイブ(1939-):紅葉 マルコム・ウイリアムソン(1931-2003):交響曲第7番 |
テレサ・カヒル(S;*) クリストファー・オースティン指揮 ブルネル・アンサンブル | ||
サクストン、ラティエンズ、マッケイブ、ウィリアムソンといった20世紀イギリス作曲家の作品を集めたタイトル。 カヒルはショルティ、ベルティーニ、ロジェストヴェンスキーといった指揮者のコンサート、録音に参加したソプラノ。指揮者のオースティン、ブルネル・アンサンブルとも20世紀音楽をレパートリーの一部としロックバンドとの共演などをも行っている。 | |||
ラフマニノフ: 晩祷/「聖金口イオアン聖体礼儀」〜褒め称えよ |
ナイジェル・ショート指揮 テネブレ(cho.) | ||
録音:2004年9月、セント・アサフ大聖堂。北ウェールズ国際音楽祭、ライヴ。 タリス・スコラーズ、ポリフォニー、キングス・シンガーズなど世界に名高い合唱団を多数輩出してきた合唱王国イギリスにおいても屈指の実力を誇るア・カペラ・グループ、テネブレ。テネブレはナイジェル・ショートによって創設され、そのメンバーはキングス・カレッジ、ウェストミンスター寺院、ウェストミンスター大聖堂、セント・ポール大聖堂などから集まった実力派で構成されている。Signum Classicsからのリリース第4弾となる今回は押しも押されぬア・カペラの名曲、ラフマニノフの晩祷が登場! ちなみに録音会場のセント・アサフ大聖堂はイギリスで最も小さな大聖堂としても有名。 | |||
ララバイ&グッバイ ビリー・ジョエル:ララバイ フンパーティング:夕べの祈り オッフェンバック:舟歌 リチャード・M.シャーマン &ロバート・B.シャーマン: お山の子守歌 ブラームス:子守歌 J.R.R.トールキン:ビルボの別れの歌 ガーシュウィン:ララバイ 伝承歌:さようなら マルコム・サージェント:ハワイアン・ララバイ バーリン:ムーンシャイン・ララバイ ドヴォルザーク:家路 他(全23曲) |
カンタービレ(男声四重唱) マルコム・マルティノー(P) | ||
子守歌と別れの歌を集めたアルバム。クラシック作品からビリー・ジョエルまでジャンルを越えた作品が選ばれている。 | |||
SIX 伝承歌/ローソン編曲: ダウン・トゥ・ザ・リヴァー・トゥ・プレイ レノン&マッカートニー/ランズウィック編曲: ブラックバード ジョビー・タルボット:ザ・ウィシング・ツリー ビリー・ジョエル:ララバイ アーヴィング・バーリン/ベネット編曲:青い空 ニール・ヤング/ナイト編曲: アフター・ザ・ゴールドラッシュ |
キングズ・シンガーズ | ||
キングズ・シンガーズのニュー・アルバムはイギリス伝承歌のアレンジからニール・ヤング、ビリー・ジョエル、ビートルズといったイギリスで親しまれている3〜4分の短い曲を、メンバー6人にちなんで6つ収録したミニ・アルバム。収録時間が20分と短いためマキシ・シングル扱いによる特別価格。 | |||
マリンバの時 三木稔(1930-): マリンバ・スピリチュアル/マリンバの時 安倍圭子(1937-):桜の幻影 武満徹(1930-1996):雨の樹 湯山昭(1932-):ディヴェルティメント 田中利光(1930-):マリンバのためのニ章 |
ダニエラ・ガネヴァ(マリンバ) | ||
マリンバのダニエラ・ガネヴァはブルガリア出身の女流打楽器奏者。現在は拠点をロンドンに移しておりイギリスを中心としたヨーロッパ、アメリカ、キューバ、メキシコ、プエルトリコなどでコンサート、音楽祭、マスタークラス等で活躍中。これまでにCala、gmn.comなどからリリースされているCDも高い評価を受けている。 今回収録されている日本人作曲家大御所たちによるマリンバ作品はどれも現在重要なレパートリーとして演奏されている作品である。 | |||
ラグタイム&ブルー エレナ・カッツ=チェルニン(1957-): アレクサンドル・ラグ/前奏曲「グリーン・リーフ」/ ロシアン・ラグ/ゲット・ウェル・ラグ/ エリザのアリア/バースデー・ラグ/兄弟たち/ ペギーズ・メヌエット・ラグ/リフレクションズ/ カクテル・ラグ/他(全24曲) |
サラ・ニコルズ(P) ニコラ・スウィーニー(Vn) | ||
ウズベキスタン出身のオーストラリアの女流作曲家カッツ=チェルニンのピアノとヴァイオリンのためのラグを中心に、ジャズのリズムやメランコリックな曲想を持った作品を集めた小品集。 | |||
21世紀のアンセム集 ジョナサン・ダヴ:わが魂よ、主をほめ称えよ ジョナサン・ラスボーン:わが子、アブソロン ウィル・トッド:天使の歌 第2番 ジェレミー・フィルセル:キリストの秘儀 ハンフリー・クルーカス:神よ、わが嘆きを聞きたまえ スティーヴン・バーロウ:私がキリスト像を見る時 ガブリエル・ジャクソン:主よ、私は知ってしまった ジェイムズ・マクミラン:選ばれし者 フィリップ・ムーア:私は彼が立ちすくんでいるのを見た リチャード・ブラックフォード:他の人の悲しみ バリー・ビグノルド:ピース ワード・スウィングル:この日を与え給え |
ジェレミー・バックハウス指揮 ヴァーザリ・シンガーズ ジェレミー・フィルセル(Org) | ||
合唱作品の新たなレパートリーが発見できるかもしれない。ヴァサーリ・シンガーズは合唱王国イギリスの中でも優れた実力を持つ団体のひとつであり、Signum Classics、Guildなどに行った数々の録音も高い評価を受けている。今回の新作ではタイトルの通り2000年以降に作曲された作品のみを取り上げている。収録12曲はすべて世界初録音であり、その中の9曲はヴァサーリ・シンガーズの結成25周年を記念して委嘱された作品。 | |||
トマス・タリス全集 | アリステア・ディクソン指揮 シャペル・デュ・ロワ | ||
SIGCD-001、002、003、010、016、022、036、042(2CDs)のセット化。 2005年に生誕500年を迎えるタリスの作品を網羅すべく企画されたシリーズ。1994年にロンドンで結成されたシャペル・デュ・ロワはタリス・スコラーズより若い世代の声楽家が中心でより華やいだ響きがこれらのディスクで評価されてきた。 | |||
1605年、反逆罪とディスコード〜ウィリアム・バードと火薬陰謀事件 ジョン・ダウランド(1563-1626):ジョージ・ホワイトヘッドのアルマンド ウィリアム・バード(1543-1623):4声のミサ/フランシー リチャード・デーリング(1580頃-1630):わが心は燃え上がり ウィリアム・バード:汝の聖なる都は ピーター・フィリップス(1560/1-1628):めでたし、マリア ジョン・ダウランド:サー・ヘンリー・アンプトンの葬礼 トマス・ウィールクス(1576頃-1632):主よ、わが王に楽しみを ウィリアム・バード:乙女より生まれし ジョン・ダウランド:M.バクトンズのガリアード フランシス・ポット(1657-?):マスター・トレシャム |
キングズ・シンガーズ コンコルディア サラ・バルドック(Org) | ||
タイトルにもなっている1605年(11月5日)はイギリスだけでなくヨーロッパ全土に大きな衝撃を与えた、ガイ・フォークスをはじめとした若いカトリック教徒らによるクーデター未遂事件(火薬陰謀事件)が起こった年である。今回のリリースは2005年が火薬陰謀事件から400年ということで、事件の中に潜む数々の物語を音楽で表現しようというプロジェクトによるもの。当時活躍していたバードの作品を中心に構成された音楽による物語を、キングズ・シンガーズとコンコルディアという豪華コンビが紡いでゆく。 | |||
フランシス・ポット(1957-): オルガン独奏のためのパッション・シンフォニー 「キリスト」 |
ジェレミー・フィルセル(Org) | ||
5楽章形式、約120分というスケールでイギリスの作曲家フランシス・ポットがキリストの生涯を描いた大作。オルガンのジェレミー・フィルセルはロシア、アメリカ、イギリスを中心に世界中で活躍中のピアノ&オルガン奏者。フィルセルはこれまでにオルガン奏者としてGuildを中心に活発なレコーディングを行っており今回の「キリスト」が Signum Classics 移籍第1弾。ライヴ録音。 | |||
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937): オルガンのための交響曲全集 [第1番Op.14/第2番Op.20/第3番Op.28/ 第4番Op.32/第5番Op.47/第6番Op.59] |
ジェレミー・フィルセル(Org) | ||
現代イギリスの名オルガニストであるジェレミー・フィルセルの Signum Classics 第2弾。ヴィエルヌはノートルダム教会のオルガン奏者、作曲家として活躍した。 | |||
スティーヴ・ライヒ(1936-): トリプル・クヮルテット/デュエット/ディファレント・トレインズ(1988) スミスSQ | |||
録音:2005年1月-2月、TCMスタジオ、2005年6月4日-7日、コンク・スタジオ、以上 ロンドン。1988年にロンドンのサウスバンク・センターで行われたライヒ回顧展で発表されたライヒの代表作「ディファレント・トレインズ」を収録。(ザ・)スミス・クヮルテットは1988に結成されたスティーヴ・ライヒ作品のスペシャリスト。 | |||
聖なる橋 サラモーネ・ロッシ:詩篇124/同118/同128 アリ・ウフキ(1610-1675)/ クロード・グーディメル(1510頃-1572):詩篇9/同5 ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621): 詩篇6/同7/同2 アリ・ウフキ:ジュネーヴ詩篇歌〜[詩篇6/同3] ユダヤ伝承歌:詩篇113 サルバンドによる即興演奏:詩篇2 |
キングズ・シンガーズ サルバンド | ||
結成以来30年以上の歴史を持つイギリスの誇る6人の紳士たちによるヴォーカル・アンサンブル、キングズ・シンガーズによる「詩篇集」。16世紀終盤から17世紀にかけて作曲された詩篇の数々からは、キングズ・シンガーズの美しき歌声によって醸し出された神秘的な雰囲気を感じとることができる。共演のサルバンドは5人の演奏家たちによる古楽器のアンサンブル。これまでに国際的な音楽祭への参加や15枚の録音をリリース、活発な活動を行っている。 | |||
マイケル・ティペット: 歌曲集「心のよりどころ」/音楽/アリエルの歌 ヘンリー・パーセル/ティペット&バーグマン編曲: もし音楽が恋の糧なら/しばしの音楽/ ばらの花はよりかぐわしく/結婚の歌 ベンジャミン・ブリテン:カンティクル第1番 他(全14曲) |
ジョン・マーク・エインズリー(T) イアン・バーンサイド(P) | ||
小澤、プレヴィン、ハイティンク、ラトルなどの巨匠たちとも共演を重ねるテノール、エインズリーによる、ティペットを中心としたアルバム。 | |||
一つの星、ついに ボー・ホルテン(1948-):ノエルを歌おう スティーヴ・マートランド(1959-):3つのキャロル カール・ルッティ(1949-): さまよいながらわたしは不思議に思う ジュディス・ウェイアー(1954-):輝け、エルサエレムよ ジュディス・ビンガム(1952-):羊飼いの贈り物 フランシス・グリアー(1956-):聖体拝領のキャロル トマス・アデス(1971-):フェアファクス・キャロル コンラッド・スーザ(1935-):羊飼いの歌 ジャン・ベルモン(1939-):生誕 ジェイムズ・マクミラン(1959-):Seinte Mari moder milde ジョン・タヴナー(1944-):トゥデイ・ザ・ヴァージン イェジ・コルノヴィチ(1959-):期待 リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):キャロル ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934-): 一つの星、ついに ジョン・ハービソン(1938-):大いなる神秘 ロクサンナ・パヌフニク(1968-):眠れ、小さなイエスよ、眠れ ハワード・グッドール(1958-):天使たちのロマンス ジョン・ハール(1956-): ビートン夫人のクリスマス・プラム・プディング |
スティーブン・クレオベリー指揮 BBCシンガーズ ロバート・クィニー(Org) | ||
合唱王国イギリスを代表する世界的な名声を誇る室内合唱団、BBCシンガーズが Signum Classics に初登場。現在も活躍中の20世紀の作曲家たちによる新しいキャロルを収録したアルバムである。難解な作品ではないが、現代作曲家ならではの斬新なスタイルによるクリスマス・シーズンに相応しい作品が収録されている(世界初録音を含む)。 BBCシンガーズはその名の通りBBC(英国放送協会)を母体とし、世界中で活発な演奏活動を行っているプロフェッショナルの室内合唱団。16世紀からコンテンポラリーまでの作品を多数取り上げてきており、委嘱作品の初演や録音なども数多い。 | |||
ライト・オブ・ザ・ワールド ヘンデル:神の光の永遠の泉 ワルター・アルコック:サンクトゥス ジョフリー・バーゴン:ヌンク・ディミティス ジョン・ダンクワース:ライト・オブ・ザ・ワールド メンデルスゾーン:主を待ちます ヘンデル:正しきことを述べる者の足は美しい サミュエル・セバスチャン・ウェズリー:父なる神の息吹き シューベルト:アヴェ・マリア シューマン:天使のおやすみ ヒューバート&パリー:Long Since in Egypt's Plenteous Land 伝承歌/マルコム・アーチャー編曲:Brother James' Air ブリテン:「キャロルの祭典」〜子守歌,この小さな嬰児 ジョン・ラッター:神は見守り祝福なさる フォーレ:慈悲深き主イエスよ コリン・マウビー:アヴェ・ヴェルム・コルプス 伝承歌:ロンドンデリーの歌 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス モートン・ラウリッドソン:慈しみと愛 ジョン・ラッター:ゲール人の息吹き 伝承歌:アメージング・グレース |
アンドリュー・スウェイト (ボーイソプラノ) カールトン・エセリントン(Org) ベンジャミン・ニコラス指揮 テュークスベリー修道院学校cho. | ||
イギリスで注目を集めているトレブル(ボーイ・ソプラノ)の天才少年アンドリュー・スウェイトとテュークスベリー修道院学校合唱団が歌う珠玉のキャロル集。少年たちの美しく透き通る歌声は神秘性を感じさる、まさしく天使の声。モーツァルトやシューベルトの有名な作品も収録されており、合唱ファンだけでなくクラシック初心者にもお薦め。 | |||
スペインのバロック時代の歌曲と舞曲 フアン・イダルゴ(1612頃-1685):待つ、感じる、死ぬ カー=ミン・ンー&クララ・サナブラス: Quiero,y no saben que quiero ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1626-?):エスパニョレータス セバスティアン・デュロン(1660-1716): コラソン・カウサテネイス フランシスコ・エスカラダ(17世紀活動): カンテン・ドス・ジルグエリロス 作曲者不詳:ソロ・トリステ・アウセンテ、 同:ガイタによる「ディフェレンシア クレメンテ・イマーナ(17世紀活動):フィリス・ヨ・テンゴ 他(全16曲) |
クララ・サナブラス(S) ロドリーゴ・デル・ポゾ(T、G) カー=ミン・ンー(ディレクター) シャリヴァリ・アグレアブル | ||
Signum Classicsのバロック音楽の演奏で重責を担ってきたシャリヴァリ・アグレアブルはアジア系オーストラリア人演奏家であるカー=ミン・ンーが主宰するバロック・アンサンブル。ちなみにアンサンブル名の“シャリヴァリ・アグレアブル”とはフランス語で「楽しい騒ぎ」との意味を持つ。ザ・ハープ・コンソートの名花クララ・サナブラスも録音に参加。 | |||
中世と現代の合唱作品集 ジュディス・ウェアー:All the ends of the earth 作曲者不詳(1000年頃):キリエ・エレイソン ジェイムズ・ウィークス:Sint lumbi 作曲者不詳(13世紀):Vir Perfecte バヤン・ノースコット:めでたし元后 作曲者不詳(14世紀):Gemma nitens マイケル・フィニシー:Stabant autem iuxta crucem ロビン・ホロウェイ:サンクトゥス/アニュス・デイ/他(全17曲) |
ウィリアム・タワーズ(CT) ジェフリー・ウェッバー指揮 ケンブリッジ・ゴンヴィル& キース・カレッジcho. | ||
1348年に創設され、ケンブリッジの中でも特に長い歴史と伝統を持つゴンヴィル&キース・カレッジ。1989年よりディレクターを務めるジェフリー・ウェッバーとの録音は、宗教的題材を持った中世と現代の作品をカップリングにした作品集。 | |||
トマス・タリス(1505-1585): 40声のモテット「御身よりほかにわれは」 キングズ・シンガーズへのインタビュー |
キングズ・シンガーズ | ||
40声のモテット「御身よりほかにわれは」は、5声×8パート=40声(5声の合唱団が8グループ)という壮大なスケールで作曲されたタリスの代表作品。40声部それぞれが独立した旋律を持ち、重厚なハーモニーを重ねて行くこの作品は、対位法による作曲を得意とし数々の名作を生み出してきたタリスだからこそ作り上げることの出来た作品である。 このCDではキングズ・シンガーズが多重録音をフル活用、なんと6人で40声を再現させてしまったという驚異的な録音。タイムズ紙のレビューは、「キングズ・シンガーズの6人による多重録音が効を奏した素晴らしい演奏」と今回の多重録音の試みを絶賛している。 4.0チャンネル・サラウンドでは次々と溢れてくる音の洪水が見事に再現されており、抜群の効果を実感することが出来る。もちろん通常の2チャンネル・ステレオでも多重録音の絶大なる効果と素晴らしい演奏を堪能することが可能。 ボーナス・トラックとしてキングズ・シンガーズのインタビュー(約6分)を収録。本編(約8分半)とボーナス・トラック、併せて約14分半の収録というシングル盤のため、SACDハイブリッド仕様ながら特別価格。 | |||
優雅な時間〜サラ・コノリー、ライヴ・リサイタル ハイドン:ナクソスのアリアンナ ブラームス:セレナード/谷間に/夢にさまよう人/ 野にひとりいて/古き恋/五月の夜/永遠の愛 アーン:クロリスへ/恋される人/ ブドウの収穫期の3つの日/恍惚の時/私が虜になったとき コルンゴルト:Gluckwunsch/ Alt-spanisch/ Sterbelied/ Gefasster Abschied ワイル:ロスト・イン・ザ・スターズ/スピーク・ロウ アイアランド:Her Song ブリテン:ティト・フォー・タト |
サラ・コノリー(Ms) ユージン・アスティ(P) | ||
録音:2005年10月3日、ロンドン、セント・ジョン・スミス・スクエア、ライヴ。 かつてハリー・クリストファーズ率いるザ・シックスティーンのメンバーとして活躍し、現在では特にヘンデルのスペシャリストとして名高いメゾ・ソプラノ、サラ・コノリー。収録されたコンサートでは幅広いレパートリーを披露し聴衆から大絶賛を受け、ライヴ録音も発売となるやいなやタイムズ誌、ガーディアン誌、BBCミュージック・マガジン誌などの各誌が揃って高評価のレビューを掲載するなど大きな反響を呼んでいる。 | |||
聖母マリアのための音楽 ルベーグ:前奏曲第5番 マルカントエアーヌ・シャルパンティエ: モテット「聖母マリアの誕生」H.309/ モテット「Gaude felix Anna」H.315/マニフィカト H.81/ 2声のモテット「アルマ・レデンプトリス・マーテル」H.21/ 修道女のためのスターバト・マーテル H.15 他(全16曲) |
アラステア・ロス指揮 コンチェルト・デレ・ドンネ | ||
コンチェルト・デレ・ドンエは16〜17世紀のイタリア声楽作品を主なレパートリーとしているヴォーカル・アンサンブル。シャルパンティエの作品を中心としたこのアルバムはカリッシミの作品集(SIGCD-040)に続く2枚目のリリース。 | |||
ヘンデル/モーツァルト編曲:オラトリオ「メサイア」(K.572)
フェリシティ・ロット(S) フェリシティ・パーマー(A) フィリップ・ラングリッジ(T) ロバート・ロイド(B) チャールズ・マッケラス指揮 RPO 、ハダースフィールド合唱協会 | |||
録音:1988年1月1日-5日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。原盤・前出: ASV (RPO) [LP/CD?] , BMG [CD] 。2006年再発時の新規リマスター。 ヘンデルの声楽作品の中で最も親しまれている「メサイア」をモーツァルトが編曲、1789年に発表したいわゆる「モーツァルト版メサイア」。昨今あまり耳にする機会の少ないモーツァルトによる編曲版の主な特徴は、原曲の合唱部分の添削を行い、新たに数種類の管・打楽器を加えて2管編成のスコアに書き換えたことである。 演奏は巨匠マッケラスが率いるロイヤル・フィル&ハダースフィールド合唱協会に加えて、ソリストにも高名なアーティストが起用されている。モーツァルト・イヤーの2006年、違った視点からモーツァルトが関係した作品に注目してみるのも面白いかもしれない。 | |||
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 ブラームス:3つの間奏曲 Op.117/ ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24 |
ジョン・リル(P) | ||
1970年チャイコフスキー・コンクールの覇者であるイギリスのベテラン・ピアニスト、ジョン・リルはASVやChandosから多数の録音のリリースを行い、日本ではベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲コンサートを開催し好評を博すなど依然高い人気を誇っている。 | |||
オルランド・デ・ラッスス(1532-1594): エレミアの哀歌/モテット「オリーヴ山の上で」/ 詠唱「主よ、われらを解き放ちたまえ」/ レクイエム(死者のためのミサ曲)/モテット「見よ、人よ」 |
スティーヴン・クロウバリー指揮 コレギウム・リーガル | ||
コレギウム・リーガルは、名門ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団のメンバーの精鋭14名で結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。指揮者のクロウバリーはBBCシンガーズの首席指揮者やケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団の音楽監督を務めるなど、世界有数の合唱指揮者で、オーケストラやピリオド・アンサンブルなどの指揮でも活躍している。 選び抜かれた精鋭たちが歌うラッススは抜群の透明感を持ち、まさに天の声と言うに相応しい名演奏。神秘なる倍音の洪水に浸っていただける極上の1枚。 | |||
シェイクスピアを祝して、グローブ座の世界 〜ロンドン、グローブ座の音楽家たちと役者たちと共に |
グローブ座のアーティストたち | ||
シェイクスピアとグローブ座の魅力が詰まった宝石箱! シェイクスピアの戯曲が数多く初演され、イギリスのエリザベス朝時代を代表する劇場としてあまりに有名なグローブ座は、1997年にロンドンに再建されたが、このアルバムは現在のグローブ座で活躍する俳優や音楽家たちが、ピリオド楽器を用いて演奏したファンファーレ、舞曲や歌曲を収録した注目のセット。 ハムレットの名台詞である「 The Play's the Thing 」をタイトルとしたCD-1では、ロメオとジュリエットやリチャードIIで使用される作品やナレーション、歌が加わった小品が5幕形式で構成。CD-2の「 Groundlings to Gods 」ではエリザベス朝時代、ジェイムズ一世時代に演奏されていた器楽を用いた世俗音楽が収められている。 実際にグローブ座の舞台上で演奏された貴重な録音も含まれており、グローブ座やシェイクスピアのファンだけでなく、古楽関係の愛好家も要チェックだろう。 | |||
ジョビー・タルボット(1971-):奇跡の道 | ナイジェル・ショート指揮 テネブレ | ||
イギリスの次世代を担う作曲家、ジョビー(代理店は「ジョヴィ」としているが、Joby なので誤り)・タルボットの「奇跡の道(Path of Miracles)」は、2005年に他界した父親ヴィンセント・タルボットに捧げるために作曲された新作。約60分に及ぶもので、4楽章それぞれに「ロンセスバイェス」、「ブルゴス」、「レオン」、「サンティアゴ」という、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の地名が付けられている。 2001年、ナイジェル・ショートによりウェストミンスター大聖堂、ウェストミンスター寺院、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団などのメンバーで結成されたテネブレが、宗教的内容を持ちながら斬新なスタイルで書かれたサンティアゴ大聖堂への道のりを描く。 | |||
賛美歌集(全25曲) And did those feet / For all the saints / Dear Lord And Father Of Mankind / Jesus Christ Is Risen Today / We have a gospel to proclaim / Be thou my vision / O for a thousand tongues / Tell out, my soul /他 |
ジョゼフ・カレン指揮 ハダースフィールド合唱協会 | ||
1836年結成というから、既に170年の歴史を持つハダースフィールド合唱協会が歌うイギリス愛唱賛美歌集。 | |||
瞑想と記憶〜フランシス・ポット(1957-):作品集 5声のミサ/イエスの面影/序奏、トッカータとフーガ/ 記憶/ O Lord, support us all the day long |
トリスタン・ラッシャー(Org) ジュディ・マーティン指揮 ダブリン・ クライスト・チャーチ 大聖堂聖歌隊 | ||
フランシス・ポットは1997年の第2回プロコフィエフ国際作曲コンクールで1位を得るなど、注目されつつあるイギリスの作曲家。幼い頃から聖歌隊に所属し、その経験から合唱作品は特に絶賛されている。演奏はダブリン最古の教会、ダブリン・クライスト・チャーチの聖歌隊。女姓指揮者のジュディ・マーティンが2003年より音楽監督を務めている。 | |||
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集 [第5番 ハ長調K.548/第4番 ホ長調K.542/第6番 ト長調K.564/ ピアノ三重奏曲断章 ニ長調K.442-3] |
アンバック 室内アンサンブル | ||
アンバック室内アンサンブルは、「ヨーロピアン・ウーマン・アチーヴメント・アウォーズ 2002」にもノミネートされたイギリスのピアニスト、指揮者である女流音楽家ダイアナ・アンバックによって結成され、1984年から活動を開始。シャンドスにエイミー・ビーチの作品集(CHAN-9752)を録音するなどモーツァルトと女性作曲家の演奏に特に力を注いでおり、その演奏は高く評価されている。 | |||
オリアーナの勝利〜トマス・モーリーが 編纂したマドリガル曲集 マイケル・イースト(c.1580-1648): それゆえ空はとても薄暗く ダニエル・ノルコム(1576-1655以前): 天使の顔は輝いて ジョン・マンディ(c.1529-1591?):陽気な彼女 エリス・ギボンズ(1573-1603): 美しいオリアーナ万歳 ジョン・ベネット(c.1575-1614): 今や生ある者はすべて ジョン・ヒルトン(?-1608?): 美しきオリアーナ/美しき女王 ジョージ・メイソン(c.1573-1632): 妖精と羊飼いの踊り リチャード・カートン(c.1558-1638?): 平穏な空気と澄んだ空 ジョン・ホルメス(?-1929): 誕生日を記念したあなたの美しいブーツ リチャード・ニコルソン(c.1570-1639): すべての羊飼いよ、歌え トマス・トムキンス(1572-1656): 牧神と愉快なサティルス マイケル・カヴェンディッシュ(c.1565-1628): おいで、優しい恋人と羊飼いの優美な娘 ウィリアム・コッボールド(1560-1639): 薔薇と月桂樹の花冠 トマス・モーリー(1557-1602):起きよ、目覚めよ ジョン・ファーマー(c.1570-fl.1592-1599): 美しい妖精よ、私は一言聞いた ジョン・ウィルビー(1574-1638): 貴婦人オリアーナ トマス・ハント(17世紀): 聞け!なんじら甘い歌声を トマス・ウィールクス(1575-1623): ヴェスタはラトモス山を駆け下りつつ ジョン・ミルトン(c.1563-1647): 月の中の美しきオリアン エリス・ギボンズ(1573-?1603): キャレットのまわりで/すべてを感嘆させる旋律 ジョージ・カービー(?-1634):天使の顔は輝いて ロバート・ジョーンズ(c.1577-after.1615): 美しきオリアーナ/見せかけの愚かな目配せを ジョン・リスレイ(?): 美しいシゼレアから手渡された彼女の鳩 トマス・モーリー:水晶の泉のほとりに エドワード・ジョンソン(fl.1572-1601): 来たれ、幸運の鳥よ |
キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、 ナイジェル・ショート(CT) ポール・フェニックス(T) フィリップ・ローソン(Br) ガブリエル・クロウチ(Br) スティーヴン・コノリー(B)] | ||
録音:1998年3月、WDR、ドイツ。 1968年にケンブリッジ・キングズ・カレッジの学生たちによって結成された「キングズ・シンガーズ」。瞬く間に注目を集めた彼らが、今日でも男声ア・カペラ・アンサンブルの最高峰として合唱王国イギリスに君臨していることは周知のとおり。 | |||
ウィル・トッド(1970-): 青のミサOp.28(ジャズ・ミサ)/ Christus est stella / キリストの幼児/アヴェ・ヴェルム・コルプス/ None other Lamb /薔薇/ Lead me Lord / Lighting the way / Every Stone Shall Cry |
ウィル・トッド(P) ベサニー・ハリデイ(S) ジェレミー・バックハウス指揮 ヴァサーリ・シンガーズ | ||
急速に頭角を現してきたイギリス期待の新鋭作曲家、ウィル・トッドの合唱作品集。「青のミサ」は副題にジャズ・ミサとある通り、従来の「ミサ曲」にジャズの手法を取り入れた画期的スタイルの注目作品。現代物を得意とするヴァサーリ・シンガーズが作曲家自身のピアノ伴奏により熱演。その他の収録作品はクラシックのスタイルによる宗教作品で、「青のミサ」との対比が活きる神秘的な音楽。 | |||
ロイヤル・アルバート・ホール・ オルガン・リストアド メンデルスゾーン(ベスト編):オラトリオ「聖パウロ」序曲 シューマン:バッハの名による6つのフーガOp.60 ウィリアム・ボルコム:(1938-): 「シオンよ、急げ」と "How Firm a Foundation" による自由な幻想曲 ジョージ&アイラ・ガーシュウィン(ケイブル編): ガーシュウィン兄妹 ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933): かわいいワルツ ヨゼフ・ヨンゲン(1873-1953):英雄ソナタ |
サイモン・プレストン(Org) | ||
録音:2006年3月23日-25日、ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン。 | |||
ミゼレーレ ジョン・タヴナー(1944-):アテネの歌/子羊 [The Lamb] ジョン・アイアランド(1879-1962):高潔なる御方の御言葉より / ラフマニノフ:ヘルヴィムの歌 アレクサンドル・シェレメティエフ(1859-1931): Now ye heavenly powers ブリテン:聖チェチーリア讃歌 / パヴェル・ウカシェフスキ(1968-):アヴェ・マリア アントニオ・ロッティ(1667-1740):8声の「 Crucifixus 」 / アレグリ:ミゼレーレ コダーイ:夕べの歌 / 民謡/ショート編曲:The Dying Soldier / ホルスト:詩篇148番 ウィリアム・ヘンリー・ハリス(1883-1973):Faire Is the Heaven ナイジェル・ショート指揮テネブレ(cho.) | |||
録音:2004年5月17日、聖ミカエル教会、2005年7月8日、オール・ハロウズ、2006年1月5日、7日、セント・ジュード教会、以上すべて ロンドン。キングズ・シンガーズと双璧を成すシグナム・クラシックスの看板アーティスト、ナイジェル・ショート&テネブレ。当盤では現代の鬼才タヴナーから母国イギリスのアイアランドやホルスト、ハンガリーの巨星コダーイ、ロシアの天才ラフマニノフなど多岐に取り上げている。中でもアレグリのミゼレーレの出来は秀逸で、新たな名盤の仲間入りをするであろう。 | |||
テレマン〜ヴィルトゥオーソ・ゴッドファーザー テレマン: 協奏曲TWV43:C2/ソナタTWV43:G12/ Funfzehnte und Sechzehnte Lection des Getreuen Music-Meisters 1728 TWV40:1/ ソナタTWV43:G10 ゲオルク・フィリップ・クレス(1719-1779): トラヴェルソ、ヴィオラ・ダモーレと 通奏低音のための三重奏曲/ トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバと チェンバロのための三重奏曲 C.P.E.バッハ:アリオーソ/幻想曲 |
シャリヴァリ・アグレアブル | ||
18世紀ドイツ音楽の大家テレマンの作品を中心に、そのテレマンが名付け親となったG.P.クレスとC.P.E.バッハの作品をカップリング。演奏はアンサンブル名にフランス語で“楽しい騒ぎ”という意味を持つバロック・アンサンブル。 | |||
ジュディス・ウィア(1954-):歌曲集 On buying a horse / Ox Mountain Was Covered By Trees / エキゾチックからの歌曲/スコッチ・ミンストレルシー/ 欲望の声/スペインの歌曲集/ハラルド王の伝説/セレナード |
スーザン・ビックリー(Ms) アンドルー・ケネディ(T) アイリッシュ・ティナン(S) イアン・バーンサイド(P) | ||
ジョン・タヴナーに作曲を学んだ(国内代理店は「タヴナーと共にロンドンで音楽を学んだ」としているが、trained with あるいは studied with の誤訳)ジュディス・ウィアは、1995年から1998年までサイモン・ラトル率いるバーミンガム市so.の提携作曲家を務め、ジェシー・ノーマンらへも作品を提供、さらに1995年から2000年まではロンドンのスピタルフィールズ音楽祭の芸術監督として辣腕を振るうなど、イギリス随一の女流作曲家として活躍中。 | |||
ゴースト・ストーリーズ〜 弦楽四重奏のための現代作品集 ティム・ソウスター(1943-1994): ハンブルドン・ヒル マイケル・アルコーン(1962-): ベアーレの老婦人 ギャヴィン・ブライアーズ(1943-): シンギング・オヴ・ザ・タイタニック ジェイムズ・マクミラン(1959-):メメント スティーヴン・モンタギュー(1943-): 弦楽四重奏曲第1番 |
スミスSQ | ||
現代スコットランドを代表するマクミランら、20世紀生まれの作曲家たちによる個性豊かな作品集。スミス・クァルテットは、ナイマン、モンタギュー、ブライアーズ、ドアティなど100曲以上を初演、現代作品のスペシャリストとして活躍中。 | |||
ウェストミンスター大聖堂のオルガン ブラームス: 大学祝典序曲/ハイドンの主題による変奏曲/ ぼくらはそぞろ歩いた/アダージョ ワーグナー: ジークフリート牧歌/ 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 〜第1幕への前奏曲 マルセル・デュプレ(1886-1971): 3つの前奏曲とフーガ/ クリスマス変奏曲/喚起/行列と連祷 |
ロバート・クィニー(Org) | ||
オルガンの録音にも大きな意欲を注ぐ当レーベルから、ウェストミンスター大聖堂のオルガンを使用したアルバムが登場。当盤が初のソロ・アルバムとなるロバート・クィニーは、2000年から2004年までウェストミンスター大聖堂の副音楽監督を務め、現在はウェストミンスター寺院副オルガン奏者の任にある。 | |||
景色と時間 リチャード・ロドニー・ベネット(1936-): The Seasons of his Mercies ジョン・マッケイブ(1939-):Scenes in America Deserta ツィリルス・クレーク(1889-1968):4つのダヴィデ詩篇 ジャクソン・ヒル(1941-):リメンバード・ラヴ ピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934-):冬の家 シベリウス:愛人 コダーイ:夕べの歌 ボブ・チルコット(1955-):Even Such Is Time |
キングズ・シンガーズ アンドルー・ スウェイト(ボーイS) | ||
録音:2006年5月-6月。 SIGNUM CLASSICSへの移籍以降、積極的なリリースを続けるキングズ・シンガーズの最新盤。彼らのために作曲されたベネットとマッケイブの作品に加え、エストニアの作曲家クレーク、そしてシベリウス、コダーイらによる多彩な作品が歌われる。またイギリスの天才ボーイ・ソプラノ、アンドルー・スウェイトがゲストとして録音に参加しているも聞き逃せない魅力。 | |||
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) | デイヴィッド・ケネディ(Vc) | ||
使用楽器:1758年、ミラノのカルロ・フェルディナンド・ランドルフィ製。 1956年北アイルランドのベルファストで、ハンガリーの両親の下に生まれたケネディは、アルド・パリソットとボリス・ペルガメンシチコフにチェロを師事。現在はロンドン・モーツァルト・トリオやロンドン・ピアノ四重奏団のメンバーとして活動を行っている。 | |||
合唱の様々なイメージ〜 マイケル・ティペット(1905-1998):合唱作品集 ダンス、クラリオン・エア/ Plebs Angelica / The Weeping Babe / マニフィカトとヌンク・ディミッティス/ 山辺に向かいて(*)/4つの歌曲/ Over the Sea to Skye (*)/The Source/ The Windhover/子守歌/5つの黒人霊歌 |
イアン・ ファーリントン(Org) スティーヴン・ クロウバリー指揮 BBCシンガーズ | ||
(*)は世界初録音。世界有数の実力と名声を誇る室内合唱団、BBCシンガーズの当レーベル第2弾。ティペットの合唱作品の中でも特に傑作と名高い「5つの黒人霊歌」では、深く魂を揺さぶられるような感動を与えてくれる。驚異的なレパートリーの広さと、世界が称賛する歌声を兼ね備えたBBCシンガーズによるティペットの決定盤。 | |||
オックスフォード詩篇集(全18曲) ロウズ: 悲歌 / Cast me not Lord /詩篇18番/詩篇6番 M.ロック:In the beginning O Lord J.クラーク:Blest be those sweet regions 作曲者不詳:ミゼレーレ ブロウ:As on Euphrates' shady banks W.チャイルド:3声の詩篇集第1巻 パーセル:神はやさしく省み給はば G.ジェフリーズ: Praise the Lord, O my soule/他 |
カー=ミン・ンー (ディレクター) シャリヴァリ・アグレアブル | ||
17世紀イギリスにおける、3声の男声と伴奏という編成によるアンセム集。シャリヴァリ・アグレアブルはアジア系オーストラリア人演奏家、カー=ミン・ンーが主宰するバロック・アンサンブル。ちなみにアンサンブル名の“シャリヴァリ・アグレアブル "とはフランス語で“楽しい騒ぎ "との意味を持つ。 | |||
ジェイムズII世戴冠式の音楽(1685年) ウィリアム・チャイルド(1606-1697): おお主よわれらが王に長き命を/ テ・デウム 変ホ長調 パーセル: 私は喜んだ/ わが心は美しきことにてあふる ジョン・ブロウ(1649-1708): 汝の御手は強くあれ/ 見よわれらが庇護者なる神よ/ God spake sometime in visions and said タリス:リタニー ウィリアム・ターナー(1651-1740): Come, Holy Ghost, our souls inspire chant / 王はあなたの力によって喜び ヘンリー・ロウズ(1596-1662):司祭ザドク |
アンドルー・ガント指揮 王室礼拝堂聖歌隊、 ミュージシャンズ・ エクストラオーディナリー | ||
録音:2006年7月23日-25日、セント・ジェイムズ宮殿王室礼拝堂。 1685年にウェストミンスター寺院でのジェイムズII世戴冠式で演奏された音楽の再現を行うというコンセプト・アルバム。ステュアート朝の王ジェイムズII世は、1688年の名誉革命によって王位を追われた。録音が行われた宮殿は、14世紀建造というロンドン市内で最も古い宮殿の一つであると共に、1633年にジェイムズII世が生まれた場所でもある。 | |||
管弦楽版「幻想曲」集 シューベルト/ジョセフ・ジェイムズ編: さすらい人幻想曲(管弦楽版) シューマン/ジョセフ・ジェイムズ編: 幻想曲(管弦楽版) |
オーランド・ ジョプリング指揮 イギリス室内o.、 シューベルト・ アンサンブル団員 | ||
シューベルトとシューマンによるピアノの代表作としても知られている2つの「幻想曲」。今回、これら作品のオーケストラ・ヴァージョンが登場。 オーケストレーションを担当したジョセフ・ジェイムズは、1950年代にダッラピッコラの元で学んだというが、実は、フィレンツェで出会ったスタンリー・ジョセフ・シーガーとフランシス・ジェイムズ・ブラウンという2人の作曲家によるコンビだという。原曲のピアノ版とは一味違ったオーケストラ版ならではの厚みのある演奏が聴ける好企画。 | |||
ムーンストラック〜 フランシス・ジョージ・ スコット(1880-1958):歌曲集(全32曲) ヒメハギとボグ・コットン/ Crowdiknowe / ムーンストラック/エーミス・スターン/ 木々に囲まれて/ディスクリート・ヒント/ フッ素/田舎暮らし/ハングリー・ウォーター/ キューピッドとヴィーナス/老漁師/初恋/他 |
リサ・ミルン(S) ロデリック・ ウィリアムズ(Br) イアン・バーンサイド(P) | ||
イングランドとスコットランドの境に位置するホウィックで生まれたフランシス・ジョージ・スコットの歌曲集。リサ・ミルン、ロデリック・ウィリアムズといった現代イギリス屈指の声楽家が起用されているのも大きなポイント。 | |||
ジョン・リルのハイドン ハイドン:ピアノ・ソナタ集 [第49番 嬰ハ短調Hob.XVI-36/ 第32番 ト長調Hob.XVI-44/ 第59番 変ホ長調Hob.XVI-49/ 第62番 変ホ長調Hob.XVI-52] |
ジョン・リル(P) | ||
録音:2000年4月、香港。 1970年のチャイコフスキー・コンクールを制覇したイギリスのベテラン・ピアニスト、ジョン・リルのシグナム・クラシックス第2弾。古典派のピアノ作品の醍醐味をじっくりと聴かせてくれるジョン・リルの演奏は、数々の舞台を経験してきたベテランのなせる業と言える。 | |||
ドレミのミステリー [ The Mystery of DO-RE-MI ] ホラティウス(ホラーチェ;B.C.65-B.C.8): フィリスに寄せる頌歌 [ラテン語ヴァージョン/英語ヴァージョン] グイード・ダレッツォ(c.991-c.1030): 聖ヨハネ賛歌 |
クリストファー・ ガビタス(Br) デイヴィッド・ ミラー(リュート) | ||
音楽史を塗り替える新発見か? ドレミの起源が解き明かされる! 誰もが知っている「ドレミファソラシド」(階名)を考案したのは、中世イタリアの修道士グイード・ダレッツォであるとされてきた。この「ドレミ」に関心を抱いたイギリスの学者ステュアート・ライオンズが起源の研究を行ったところ、なんとダレッツォではなく古代ローマ時代の詩人ホラティウスがの頌歌が起源であったという、音楽史を塗り替える新事実にたどり着いた。 収録されているのは、今回「ドレミ」の起源とされたホラティウスの「フィリスに寄せる頌歌」で、代理店によると「この2000年以上前の作品に現代風のアレンジを施し『ラテン・ヴァージョン』と『イギリス・ヴァージョン』の2つの版を聴くことが出来る」とのこと。加えてダレッツォの「聖ヨハネ賛歌」も併録。キングズ・シンガーズのバリトン、ガビタスの歌声により「ドレミ」の謎を追求した画期的なディスクの登場となる。 ちなみにイギリスでは、このディスクのリリースとほぼ同時に、スチュワート・ライオンズによる書籍「ホラティウスの頌歌とドレミのミステリー」が出版される事になっている。当盤は収録時間8分34秒のため、マキシ・シングル扱いの特別価格。 | |||
精神の情景 カーダル・カーン&ジム・ピュー:ラーガ(Raga) 東野珠実:景(Kei) グレアム・アシュトン:鳥の歌 スザンヌ・ファリン: オール・サイド・エンドレスネス カルロス・フランツェッティ:ブラスタンゴ |
グレアム・アシュトン・ ブラス・アンサンブル カーダル・カーン、 イムラン・カーン(タブラ) ビナ・カラヴァント、 ジャヴェッド・ カーン(シタール) 東野珠実(笙) 水谷隆子(箏/声) 梅崎康次郎(尺八) マーカス・ロハス (ディジェリドゥ) ゲリー・ヘクト(P) ドミニク・ ドナト(Perc) イングリット・ ゴードン(バウラン) リンダ・ウェザリル= スミス(縦笛/Fl) ラウル・ヤウレナ (バンドネオン) ティモシー・コブ(Cb) | ||
なんと金管アンサンブルと民族音楽のコラボレーション・アルバム。このアルバムは「インドのラーガ」、「日本の雅楽」、「アルゼンチンのタンゴ」、「アイルランドのケルト」など世界中の民族音楽を基盤とした作品と、それぞれの民族楽器の世界的奏者を迎えて実現したスーパー・クロスオーヴァー・アルバムなのだ。グレアム・アシュトンやマーク・グールト、ジム・ピューといった世界最高峰の金管楽器奏者を揃えたグレアム・アシュトン・ブラス・アンサンブルのパフォーマンスは、まさに超絶。そこに各国を代表する伝統楽器の達人たちが加わり、ジャンルや国という垣根を完全に取り払った全く新しいスタイルの音楽を創造している。いつの間にか次々と展開される摩訶不思議な音楽の世界に引き込まれてしまう。 | |||
ボブ・チルコット(1955-):合唱作品集 メイキング・オブ・ザ・ドラム/私の祈り人/待降節の交唱/ 羊飼いのキャロル/そしてあらゆる石が音を鳴らす/ パンジェ・リングァ/The Modern Man I Sing/ビーチ 明日の簡単な絵/ウェザー・リポート |
シモーネ・レベロ(Perc) ポール・シルヴァーソーン(Va) ボブ・チルコット指揮 BBCシンガーズ | ||
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊のメンバーとして活動したボブ・チルコットは、イギリスの誇る名門合唱団BBCシンガーズに加入し12年間にわたって活躍、その後1997年より作曲家へと転身し、伝統的な作曲技法を大事にしながらも斬新なアイディアを取り込んだその作品は、日本でも高い人気を誇っている。古巣であるBBCシンガーズを見事にまとめたチルコットが自らの世界を明確に創り出している。特に合唱ファン&関係者へオススメしたい1枚。 | |||
楽園からの歌曲集(全19曲) モーリス・グリーン:オルフェウスとリュート ウィリアム・ボイス: オルフェウスとエウリディーチェ/春の園 ウィリアム・クロフト:How Severe is my Fate ジョン・エックレス:ベリンダ ジョージ・モンロー:セリア・ザ・フェアー ステフェン・ストラーチェ:The Curfew Tolls the bell トーマス・リンリー:Think not my love ジョン・ブロウ:Grant me ye Gods トマス・アーン:ジェニー/他 |
フィリップ・ラングリッジ(T) デイヴィッド・ オウエン・ノリス(P) ジェニファー・ ラングリッジ(Vc) トリスタン・ガーニー(Vn) マルコム・ レイフィールド(Vn) | ||
録音:1999年12月。イギリス屈指のテノール、フィリップ・ラングリッジが歌う18世紀イギリス、ジョージ王朝時代の歌曲集。ラングリッジの絶大な表現力が愛や欲望、嘆きといった人間の感情を色濃く描いている。ちなみにチェロで参加しているジェニファー・ラングリッジはフィリップ・ラングリッジの愛娘。 | |||
クリトゥス・ゴットヴァルト(1925-)による 合唱のための編曲作品集 マーラー:ぼくの恋人の青いふたつの眼が/ 私はこの世から忘れられ ラヴェル:ため息 ドビュッシー:雪の上の足跡/お告げの鐘/ため息 ワーグナー: トリスタンとイゾルデによる2つの練習曲 ヴォルフ:4つの歌曲 ヴェーベルン:4つの歌曲 アルバン・ベルク:7つの歌曲より カプレ:3つの断章 プッチーニ:お父さまにお願い |
ラルフ・オールウッド指揮 ロドルフスcho. | ||
クリトゥス・ゴットヴァルトは、合唱のディレクター、作曲者、音楽学者として多くの功績を残してきた重鎮。このアルバムは、ゴットヴァルトが合唱用へ編曲した諸曲を集めたもので、新たな姿へと生まれ変わった名作を愉しめる。 ラルフ・オールウッド率いるロドルフス合唱団は平均年齢25歳という若い合唱団。イギリスを中心とした活動は注目を浴びている。 | |||
ジョン・メトカーフ(1946-):作品集 パラダイス・ハウンツ...3つのモービル/ 黄水仙の時に |
トーマス・ボウズ(Vn) ジェラルド・ マックリスタル(Sax) ジェレミー・ヒュー・ ウィリアムズ(Br) グラント・ルウェリン指揮 BBC ウェールズ・ ナショナルo. | ||
スウォンジー生まれのウェールズの作曲家ジョン・メトカーフのソリストを伴う作品集。作品に幻想的な雰囲気を持たせる術に長けており、ソリストやオーケストラの使い方も非常に洗練されている。ちなみに「黄水仙」はウェールズの国花。 | |||
ビューティ・アンド・ザ・ビートボックス〜スウィングル・シンガーズ ベートーヴェン/ハグ編曲:交響曲第5番「運命」 / チック・コリア/ストローマン編曲:スペイン パーセル/バラード編曲:ディドの嘆き / アルビノーニ/バラード編曲:アダージョ ト短調 E.ルイス&J.ヘンドリックス&D.ランバート/スウィングル編曲:イッツ・サンド・マン ラヴェル/バラード編曲:ボレロ / メキシコ民謡/アヴラモヴィツ編曲:シェリト・リンド モーツァルト/ラズボーン編曲:ピアノ協奏曲第21番〜第2楽章 T.スコット/ライリー編曲:ガッチャ / シュロモ:バックビート シュロモ&ヴォーカルo.、スウィングル・シンガーズ | |||
録音:2006年12月&2007年4月、トリニティ・カレッジ・オヴ・ミュージック・スタジオ&フローティング・アース・スタジオ。「ダバダバ・・・」のスキャット・コーラスでお馴染み、独特のハーモニーで常に世界を驚嘆の渦に巻き込むヴォーカル・アンサンブル、スウィングル・シンガーズがシグナム・クラシックス初登場。超強力ゲストは、全世界で爆発的な話題を呼んでいるイギリスのヒューマンビートボクサーであるシュロモ(Shlomo)が、ヴォーカル・オーケストラを引き連れて参加。スマートな眼鏡の青年という風貌からは想像がつかない超絶のヴォイス・パーカッションは圧巻という単語以外が見つからない。 「ビューティ・アンド・ザ・ビースト(美女と野獣)」をアレンジした「ビューティ・アンド・ザ・ビートボックス(美女とビートボックス???)」というアルバム・タイトルにもユーモアと遊び心が存分に表現されている。『声』を用いた表現の限界を突破し続けるスウィングル・シンガーズとシュロモ。強烈な個性の融合による声の世界に圧倒されること間違いなし。 | |||
フランシス・ポット(1957-):気づかないでいた雲 | ジェイムズ・ギルクリスト(T) ジェレミー・フィルセル(Org) ジェレミー・バックハウス指揮 ヴァサーリ・シンガーズ | ||
録音:2007年2月16日-18日。1997年にモスクワで開催された第2回プロコフィエフ国際コンクールで一等賞に輝いたポットは、特に合唱とオルガンの作曲法に定評を持つ。「気づかないでいた雲」は、テノール独唱、オルガン、そして合唱のために作曲された大規模な声楽作品。 | |||
ハーバート・ヒューズ(1882-1937): アイルランドの歌曲集(全25曲) Reynardine / The Fanaid Grove / The Leprehaun / When through life unblest we rove / Oh, breathe not his name / I'm a decent good Irish body /他 |
アイリッシュ・ティナン(S) イアン・バーンサイド(P) | ||
北アイルランドの首都ベルファストに生まれたヒューズが、自ら収集したアイルランド民謡を題材として生み出した歌曲集は、物悲しくもどこか懐かしさを感じる旋律が多く含まれている。 アイリッシュ・ティナンはBBCニュージェネレーション・アーティストに選ばれた経歴を持ち、2006/7シーズンにシアトル歌劇場に出演しアメリカ・デビューを果たしたソプラノ。 | |||
キャロル・アルバム 天にはさかえ/ガウデーテ/ガブリエルのみ告げ/ ああベツレヘムよ/コヴェントリー・キャロル/ いと高きところには神に栄光あれ/きよしこの夜/ Whence is that goodly fragrance flowing / 荒野のはてに/アヴェ・マリア/もろびとこぞりて/ Little Jesus, sweetly sleep / われらのために御子生まれたまえり/ クリスマスに愛は来る/神の御子は/ さやかに星はきらめき/木枯らしの風ほえたけり/ ディンドン!高らかに/あめなる神には/ Hail! smiling morn /サセックス・キャロル/ Of the Father's heart begotten / まぶねの中で/三艘の船/目覚めよ! |
ダリウス・ バティワラ(Org) ジョセフ・カレン指揮 ハダースフィールド合唱協会 | ||
1836年の創設以来、数多くの優秀な指導者や合唱指揮者と共に国際的な評価を高めてきたハダースフィールド合唱協会は、オーケストラとの共演も頻繁にこなし、特にヘンデルのメサイアは1864年以降ほぼ毎年演奏しているという。最新盤となるキャロル・アルバムでは、誰もが耳にしたことのある珠玉のキャロルが心に温もりを与えてくれる。 | |||
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り | ジュリー・クーパー(S) ラウラ・オールドフィールド(S) デイヴィッド・ベイツ(CT) サイモン・ウォール(T) ネイサン・ヴァレ(T) ニコラス・マルロイ(T) ロバート・ライス(Br) ジェイムズ・ オールドフィールド(Br) デイヴィッド・グード(Org) ラルフ・オールウッド指揮 ロドルフスcho.、 サザン・シンフォニア、 イングリッシュ・コルネット &サックバット・アンサンブル | ||
モンテヴェルディの作品としてだけでなく、ヨーロッパの教会音楽史上の最高傑作と言われる大作「聖母マリアの夕べの祈り」。この作品で重要な役割を担う合唱には、イートン・コーラス・コースから選抜された平均25歳という若きメンバーたちによって1983年に結成されたイギリスのロドルフス合唱団が起用されている。イートン・カレッジの音楽監督を務めるラルフ・オールウッドがベテランらしい統率力を発揮しており、この大作をしっかりとまとめ上げている。 | |||
尾高忠明&札幌響〜ドヴォルザーク:後期交響曲集 ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調Op.88 /交響曲第9番 ホ短調Op.95「新世界より」 尾高忠明指揮札幌so. | |||
録音:2007年3月28日-29日、札幌コンサートホール Kitara 。レコード芸術誌2007年6月号に特集記事が掲載されて以来、リリースが待たれていた尾高忠明&札幌交響楽団の録音。このコンビは、2001年にシャンドスから「武満徹、細川俊夫、尾高惇忠」の作品集(CHAN 9876/MCHAN 9876)をリリースしており、このドヴォルザークは海外レーベルからのリリース第2弾。今回のレコーディグ&リリースは札幌交響楽団の創立45周年記念事業の1つとして実現したもので、オーケストラのメンバーとマエストロ尾高の気合と集中力が演奏からストレートに伝わってくる。世界各国でもセッション録音が大きく減少し、ライヴが中心となっている現在、札響の本拠地で敢えてセッション録音に取り組んだ彼らの姿勢は高く評価されるべきだろう。なお、このコンビによるシグナム・クラシックスへの録音は、もう1枚エルガーの交響曲第3番&威風堂々第6番(SIGCD-118)がリリースされている。 | |||
フィドルスティックス ルー・ハリソン: ヴァイオリンと打楽器オーケストラのための協奏曲 アン・ダドリー:ヴァーミリオン・ラプソディ タリク・オリーガン:フラグメンツ ステュアート・ジョーンズ:ガルナティ サイモン・リンブリック:モプティ・ストリート セネガル民謡:クムポ |
フィドルスティックス マデリン・ミッチェル(Vn) アンサンブル・バッシュ | ||
結成10周年を記念した2003年のイギリス・ツアーの大成功によって一躍その名を広めた同国を代表するパーカッション・アンサンブル「フィドルスティックス」。腕利きの4人が打楽器を多彩に組み合わせて次々と繰り出すサウンドは、打楽器アンサンブルの新たな境地を切り開いている。ルー・ハリソンの作品はヴァイオリンと打楽器による協奏曲となっており、収録曲も意欲的でユニーク。 | |||
ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで アイヴァー・ガーニー(1890-1937):ラドローとテムズ河 イアン・ベナブルス(1955-):歌曲集「永遠と哀しみ」 |
アンドルー・ケネディ(T) サイモン・クロフォード= フィリップス(P) ダンテSQ | ||
アンドルー・ケネディは、2002年にロンドン・ヘンデル音楽祭のコンクールで声楽部賞を勝ち取り、2004年にはキャスリーン・フェリアー賞を受賞。そして2006年にはロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞を授与されるなど、輝かしい実績を積み重ねてきたイギリスのテノール。巨匠コリン・デイヴィスから深い信頼を受けロンドン響のコンサートにソリストとして招かれるなど、まさに引く手あまたのケネディはイギリスの次世代を担う歌い手としてその一挙手一投足に熱い視線が注がれている。最新録音となる「ウェンロック・エッジで」をメインとした近現代のイギリス・プログラムがケネディの意欲と実力を証明する。 | |||
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869 |
ジル・クロスランド(P) | ||
ムジークフェラインのブラームスザール(小ホール)でリサイタルを開催しウィーン・デビューを果たしたイギリスの女流ピアニスト、ジル・クロスランドは、ロンドンのウィグモア・ホールやサウス・バンクでの定期公演に加えてバッハを中心としたレコーディングにも取り組んでおり、イギリスでも指折りのバッハ弾きとしての名声を急速に高めている。非常に丁寧で柔らかな響きとゆとりを感じさせるテンポが印象的。 | |||
バッキンガム宮殿舞踏室のオルガン J.S.バッハ:パッサカリア ハ短調 BWV.582 / ヴォーン・ウィリアムズ:ロシメドル メンデルスゾーン:ソナタ第3番 イ長調 / デュボワ:トッカータ / N.ロースソーン:舞踏組曲 ジョセフ・ノーラン(Org) | |||
録音:2006年11月27日、バッキンガム宮殿、イギリス。ウェストミンスター大聖堂、ロイヤル・アルバート・ホールなどイギリス音楽には欠かせない名所でのオルガン演奏をリリースしてきた当レーベル、今回は女王陛下の王室礼拝堂付きオルガニスト、ジョセフ・ノーランの演奏で、英国王室の社交場であるバッキンガム宮殿舞踏室のオルガンを! | |||
ヒアー・マイ・ワーズ パリー:Hear my words, ye people ウィリアム・バード:Teach me, O Lord スタンフォード:マニフィカト ト長調 ハイドン:ベネディクトゥス M.ボイル:Thou, O God, art praised in Sion M.グリーン:Lord, let me know mine end H.レイ:A Prayer of King Henry VI モーツァルト:主を崇めよ トーマス・トムキンズ:深き淵より スタンフォード:A Song of wisdom フランク:天使のパン メンデルスゾーン:わが祈りを聞きたまえ バークリー:The Lord is my Shepherd パリー:I was glad |
デイヴィッド・グード(Org) ラルフ・オールウッド指揮 イートン・カレッジ・ チャペル聖歌隊 | ||
録音:2006年12月5日、2007年1月14日、21日。 1440年に創設され長い歴史と伝統を持つイギリスの名門パブリック・スクール、イートン・カレッジの聖歌隊が歌う珠玉の宗教作品集。主唱者と音楽監督を兼務しているラルフ・オールウッド指揮で、バード、ハイドン、モーツァルトなどの大作曲家からパリー、スタンフォード、バークリーといった近現代のイギリス人作曲家まで幅広く選曲。 | |||
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85 ミャスコフスキー:チェロ協奏曲 ハ短調 Op.66 |
ジェイミー・ウォルトン(Vc) アレクサンダー・ブリガー指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2006年9月13日、14日。 イギリスの若手チェリストの筆頭、ジェイミー・ウォルトンの「サン=サーンスのチェロ協奏曲」(QTZ-2039)に続く協奏曲アルバム第2弾。ウィーン新聞から「素晴らしく卓越した技術」との評価を受け、ロリン・マゼールからもその実力に太鼓判を押されたジェイミー・ウォルトンの才気がみなぎるエルガーとミャスコフスキーはまさしく威風堂々。熱のこもった充実の演奏を聴くと、グァルネリ1712のチェロを駆使する若き実力者のさらなる進化が楽しみになる。 | |||
フィリップ・グラス(1937-):弦楽四重奏曲全集 [第3番「ミシマ」/第2番「カンパニー」/ 第4番「バクザック」/第1番/第5番] |
スミスSQ | ||
フィリップ・グラスの弦楽四重奏曲を網羅した注目盤。スミス・クァルテットはライヒのディファレント・トレインズ(SIGCD-064)、現代イギリスの作品を収録したゴースト・ストーリーズ(SIGCD-088)を既に当レーベルからリリースしている、現代作品のスペシャリスト。 | |||
尾高忠明&札幌響のエルガー エルガー/ペイン補筆完成: 交響曲第3番Op.88/ 行進曲「威風堂々」第6番 |
尾高忠明指揮 札幌so. | ||
録音:2007年3月30日-31日、札幌コンサートホール Kitara 。 前作ドヴォルザーク「交響曲集」(SIGCD-110)に続く尾高忠明&札幌交響楽団の創立45周年記念プロジェクト第2弾は、マエストロの十八番であるエルガー。しかも日本のオーケストラとして初の録音となる「交響曲第3番」&「威風堂々第6番」のカップリング。 エルガーは「誰も手を付けてはならない」と未完となった交響曲第3番を封印したが、BBCの委嘱を受けたイギリスの作曲家アンソニー・ペインの補筆によって、1997年に完成した。また、同じくエルガーの死によって未完となり1996年までそのスケッチすら陽の目を見ることが無かった威風堂々第6番は、こちらもペインの補筆を得て2006年プロムスで初演されている。 尾高忠明&札幌交響楽団は2004年に「交響曲第3番」を日本初演しており、エルガーに対する造詣の深さは日本のみならず世界屈指。まったく同じ収録内容で2007年シャンドスからリリースされ大きな話題を呼んだヒコックス&BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ盤(CHSA-5057)が英国代表ならば、こちらは日本代表。この聴き比べも非常に興味深いだろう。北の大地から響くエルガーが、日本のオーケストラの持つ可能性と底力を世界中に向けて発信する。 | |||
スペインの黄金世紀 ジョアン4世(1604-1656):神聖なる十字架よ モラーレス(ca.1500-1553):キリエ ビクトリア(1548-1611):我が竪琴は悲しみに ディオゴ・ディアス・メルガス(1638-1700): 断食し泣きながら/ ピア・エト・ドロローサ・マーテル セバスティアン・デ・ビバンコ(ca.1550-1622): 我が竪琴は悲しみに フアン・グティエレス・デ・ パディラ(ca.1590-1664):我が竪琴は悲しみに アロンソ・ロボ(1555-1617): エレミアの哀歌/我が竪琴は悲しみに/リベラ・メ |
キングズ・シンガーズ | ||
録音:2007年5月30日-6月2日。 1968年にケンブリッジ・キングズ・カレッジの学生6人によって結成されて以来、世界トップクラスの男声ア・カペラ・アンサンブルとして活躍して来たキングズ・シンガーズのニュー・アルバム。テーマはスペインの芸術が最も輝いた15世紀から17世紀、「スペインの黄金世紀 (Siglo de Oro)」を生きた作曲家たちによる宗教合唱作品10曲を収録。モラレスやビクトリア、ロボら大作曲家だけでなく、1640年、約60年ぶりにスペインから独立を勝ち取り、「再興王」と呼ばれたポルトガル王ジョアン4世(国内代理店は「ジョン4世」としているが、誤り)の作品も興味深い。 | |||
キングズ・シンガーズ・コレクション〜結成40周年記念ボックス DISC-1(SIGCD-048)ジェズアルド:月曜日、火曜日の聖務日課のためのレスポンソリウム DISC-2(SIGCD-056)SIX DISC-3(SIGCD-061)1605年反逆罪とディスコード、ウィリアム・バードと火薬陰謀事件 DISC-4(SIGCD-071)タリス:40声のモテット「御身よりほかにわれは」 DISC-5(SIGCD-090)景色と時間 | |||
「イギリスの6人の紳士たち」、結成40周年記念! ケンブリッジ・キングズ・カレッジの出身者たちが集い、1968年に「キングズ・シンガーズ」が結成されてから2008年で40周年。2003年にリリースされた「クリスマス・アルバム」(SIGCD-502)を皮切りに、以前にも増して新録音を積極的に発表している彼らの結成40周年記念リリースは、同レーベルでのキングズ・シンガーズのハイライトとも言うべき5タイトルを1つにまとめた特別ボックス。 | |||
シンプル・ギフト ビリー・ジョエル/ローソン編曲:シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン ジェイムズ・テイラー/ローソン編曲:目を閉じてごらん / イギリス民謡/チルコット編曲:グリーンスリーヴズ アメリカ民謡/チルコット編曲:ささやかな贈り物 / 黒人霊歌/ナイト編曲:揺れるチャリオット スティーヴン・スティルス/ローソン編曲:どうにもならない望み / 黒人霊歌/ローソン編曲:深い河 アメリカ&スコットランド民謡/チルコット編曲:私の愛しい人は黒髪 イギリス民謡/ローソン編曲:我が愛を愛す/ウォーター・イズ・ワイド ランディ・ニューマン/ローソン編曲:ホエン・シー・ラブド・ミー / スティング/ローソン編曲:ヴァルパライゾ イギリス民謡/ローソン編曲:きじばと / ポール・サイモン/ローソン編曲:四月になれば彼女は 黒人霊歌/チルコット編曲:逃れゆかん / ジョン・デイヴィッド/ナイト編曲:ユー・アー・ザ・ニュー・デイ キングズ・シンガーズ | |||
録音:2007年10月&2008年1月、アルシス・スタジオ。2009年第51回グラミー賞「ベスト・クラシカル・クロスオーヴァー・アルバム賞」受賞盤。 キングズ・シンガーズのシグナム・クラシックス通算10枚目だったアルバム。メンバーのフィリップ・ローソンとピーター・ナイト、イギリスの人気作曲家ボブ・チルコットのアレンジによる16曲のバラード、民謡、黒人霊歌を歌ったスタジオ録音によるア・カペラ・アルバム。ちなみにキングズ・シンガーズはシャンドスからリリースされているデビュー・レコーディング(CHAN-6562)でも多くの民謡を取り上げていた。 | |||
海外のブリテン ブリテン: ミケランジェロの7つのソネット Op.22/ 詩人のこだま Op.76/ 民謡編曲第2集「フランスの歌」/真夜中に/ ヘルダーリンの6つの断章 Op.61 |
スーザン・グリットン(S) マーク・パドモア(T) イアン・バーンサイド(P) | ||
英語ではなく「ドイツ語」「ラテン語」「イタリア語」「ロシア語」という、海外の響きを持ったブリテンの声楽作品にスポットをあてたCD。言わずと知れたブリテンのパートナー、ピーター・ピアーズのために書かれた最初の作品「ミケランジェロの7つのソネット」もアルバムの冒頭に収録。全世界で活躍するスーザン・グリットンとマーク・パドモアの強力コンビによる歌唱。 | |||
J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第2巻BWV.870-893 |
ジル・クロスランド(P) | ||
第1巻(SIGCD-113)に続く、イギリスの女流クロスランドの「平均律」第2巻&完結編。ウィーンではバドゥラ=スコダにピアノを学び、ムジークフェラインのブラームスザール(小ホール)でリサイタルを開催しウィーン・デビューを果たした。ロンドンのウィグモア・ホールやサウス・バンクでの定期公演に加え、当盤を含むバッハを中心としたレコーディングにも取り組んでいる。 | |||
戦時中の歌 アレック・ロス(1948-): 戦時中の歌/月の歌(ギター独奏)/ 月の踊り(ギター独奏)/中国庭園 |
マーク・パドモア(T) フィリップ・オノレ(Vn) アリソン・ニコルス(Hp) モーガン・シマンスキー(G) | ||
目下絶好調のイギリスのテノール、マーク・パドモアが、ヴァイオリン、ハープ、ギターをバックにして歌うアレック・ロスの歌曲集。現在イギリスで急速に注目を集めているロスは、ドイツとアイルランドをルーツとするイギリス出身の作曲家。ガムランなど東洋の音楽にも精通し、インドの詩人ヴィクラム・セトとのコラボレーションにより、杜甫の唐詩を題材にした「戦時中の歌」、ヴァンクーヴァーの中国庭園で得たインスピレーションを基にした「中国庭園」等、斬新な歌曲を次々と発表している。 | |||
ザ・ディヴィジョン・リコーダー 第1部〜 リーディングのグラウンド/セント・ポールの塔/ ファロネルのグラウンド/王様のサイモンじいさん/ トレッツのグラウンド/グリーンスリーヴス/ ジョニーのビーヴァー帽/ グラウンド上のディヴィジョン/ エックルス氏のグラウンド/ フィンガー氏のグラウンド/ バニスター氏のグラウンド 第2部〜 フィンガー氏のグラウンド/ ソロモン・エックルス氏のグラウンド/ グラウンド上のディヴィジョン/ ソロモン・エックルス氏のグラウンド/ グラウンド上のディヴィジョン/ イタリアのグラウンド |
エマ・マーフィー(リコーダー) デイヴィッド・ミラー (テオルボ/バロックG) ウィリアム・ライオンズ (ダルシアン/リコーダー) リチャード・キャンベル (ガンバ/バロックG) スティーヴン・デヴァイン (Cemb) エミリア・ベンジャミン (ヴィオラ・ダ・ガンバ) | ||
「ザ・ディヴィジョン・リコーダー」は、17世紀から18世紀にかけて流行したリコーダーの愛奏家たちのために、ロンドンの出版社から1706年に出版されたトレブル(アルト)・リコーダーのための作品集。ヴィオラ・ダ・ガンバやギターが奏でるグラウンドの上で、ガブリエリ・コンソートやキングズ・コンソート、エクス・カシードラなどで活躍するイギリスの女流奏者エマ・マーフィーのリコーダーが次々と変奏を繰り広げ華麗に舞う。 | |||
メシアン:室内楽作品集 幻想曲/世の終わりのための四重奏曲/クロウタドリ/ ピアノと弦楽四重奏のための小品/ 初見視奏曲(世界初録音) |
マシュー・シェルホーン(P) フィルハーモニアo.のソリストたち | ||
2008年はカラヤンだけでなく、20世紀フランスの巨星オリヴィエ・メシアンの生誕100年という節目の年であるということも忘れてはいけない。イギリスのシグナム・クラシックスがリリースするメシアンの生誕100年記念盤は、世界初録音となる作品を含む室内楽作品集。メシアン未亡人イヴォンヌ・ロリオお墨付きのピアニスト、マシュー・シェルホーンと、イギリスの名門フィルハーモニア管のソリストによる演奏で、第2次世界大戦前にエコール・ノルマルで教鞭を執っていたメシアンが作曲した2分弱の世界初録音作品「初見視奏曲」を含む。 | |||
おお聖なる晩餐 ウィリアム・バード:彼、彼らをやしなう ビクトリア:大いなる神秘 トーマス・ウィールクス: アレルヤ、われとどろける声を聞けり/ ダヴィデがアブサロムの殺されしを聞きしとき ペルト:マニフィカト ホルスト:ヌンク・ディミッティス G.ジャクソン:おお聖なる晩餐 ブルックナー:キリストはおのれを低くして C.ウッド:ヌンク・ディミッティス R.ウォーカー:リンゴの木 スタンフォード:汝ら新エルサレムの聖歌隊 |
サムエル・ラスボーン(Org) ルパート・ガフ指揮 ロンドン大学 ロイヤル・ホロウェイ校cho. | ||
ハイレベルの合唱団を数多く擁する Signum Classics に新しく加わるのは、1848年に創立されたロンドン大学のロイヤル・ホロウェイ校合唱団。卒業生がタリス・スコラーズ、ザ・シックスティーン、テネブレ、ガブリエリ・コンソート等の世界的アンサンブル加わっており、その実力は一級。 | |||
ソングス・オヴ・イノセンス ニルス/ブリテン編: アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー 黒人霊歌:イン・ザ・モーニン ブリテン:ディアフェニア/ふくろう/魔女たちの歌/ 室内音楽V/虹/牛たち 伝承曲/ブリテン編:小さなウィリアム卿 バークリー:揺りかごの歌 ウォーロック:The bayly berith the bell away ボイス/ポストン編:教えて、愛しいシェファード プラント編:スロー・トレイン 伝承曲/ブリテン編:羊を追って ヘンデル/ヤコブセン編:静かな賛美 ウッド:あなたはシルヴィア? 伝承曲/プラント編:Caleno Custure Me ヴォーン・ウィリアムズ:Dirge For Fidele クィルター:夏の夕暮れ アイヴズ:遅い行進曲 ディブディン/ブリテン編:トム・ボーリング ジェフリーズ:マシュー、マーク、ルークとジョン ウィリアムソン:マイ・ベッド・イズ・ボート バーバー:この輝ける夜に ウィリアムソン:スイート・アンド・ロウ |
アンドルー・ スウェイト(ボーイS) ジェムズ・ボウマン(CT) アンドルー・プラント(P) | ||
1994年生まれで、チェルトナム・カレッジ、テュークスベリー修道院学校合唱団のコリスターとして絶大な人気を誇るイギリスの天才ボーイ・ソプラノ、アンドルー・スウェイトのソロ・アルバム。2005年にテュークスベリー修道院学校合唱団の共演で「ライト・オヴ・ザ・ワールド」(SIGCD-068)をリリースしているが、今回の第2作ではイギリスとアメリカの作品を取り上げている。 | |||
エクスプレシア〜アルメニア音楽の変容 コミタス・ヴァルダペット(1869-1935): Krunk、Kujn Ara Yev Gna-Gna サヤト・ノヴァ(1712-1795): Khani Vur Jan Im、Inch Khonim Hekimn シリン(1827-1857):ダンス アルチュニアン/ババジャニアン編: アルメニア狂詩曲 カレン・アナニヤン(1976-): フォーク・リフレクションズ ハチャトゥリアン:アダージョ/ バラの少女達の踊り/子守歌/剣の舞 |
カデンス・アンサンブル | ||
カデンス・アンサンブルは、リーズ、ヴァン・クライバーン、ダブリンなどの国際コンクールでの入賞実績を持つピアニスト、アルメン・ババハニアンの呼びかけで2004年に結成されたピアノ、ギター、ヴァイオリン、コントラバス、アコーディオン&バンドネオンによる五重奏団。ヴァルダペットやアルチュニアン、ハチャトゥリアンなどアルメニアの音楽史に名を残す偉大な音楽家たちの民族色豊かな作品を、ジャンルの垣根を取り払ったカデンス・アンサンブルが情熱的な演奏で楽しませてくれる。 | |||
ナジ・ハキム〜Plays the organ of Glenalmond College ラングレー:テ・デウム グリニー:Recit de tierce en taille ハキム:前奏曲「Sakskobing」(世界初録音) フランク:コラール イ短調 ボエルマン:ノートルダムへの祈り ハキム:グレナルモンド組曲 |
ナジ・ハキム(Org) | ||
1985年から1993年にかけてパリのサクレクール寺院のオルガニストを務めたレバノンの首都ベイルートで生まれのオルガニスト、ナジ・ハキム。2007年にスコットランドのグレナルモンド・カレッジのチャペルに新しく設置されたハリソン&ハリソン社製の26ストップのグランド・オルガンをハキムが弾いたライヴ録音。ハキム自作の2作品は世界初録音。 | |||
ジャッケス・デ・ヴェルト(1535-1596): モテット集第2巻(1581) |
スティーヴン・クロウバリー指揮 コレギウム・リーガル | ||
ジャッケス・デ・ヴェルトはイタリアで活躍したフランドル出身の作曲家。マントヴァ公国の宮廷楽長を務めていた頃の1590年に出合った若きモンテヴェルディへ絶大な影響を与え、特にモンテヴェルディのマドリガーレ集の成功には欠かすことの出来ない存在であった。自身も当時を代表するマドリガーレの大家であったが、そのマドリガーレと双璧を成すヴェルトの重要作品がこのモテット集。マドリガーレで発揮された優れた手法や豊かな生命力を感じさせるヴェルトのモテットは、16世紀のポリフォニー音楽の傑作と言える。 コレギウム・リーガルは名門ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団のメンバーから選抜された精鋭14名で結成され、BBCシンガーズのディレクターを務めるクロウバリーが率いる男声ヴォーカル・アンサンブル。 | |||
ドホナーニ&フィルハーモニアのブラームス ブラームス:交響曲第2番 ニ長調Op.73(*)/ 交響曲第4番 ホ短調Op.98(#) |
クリストフ・フォン・ ドホナーニ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2007年6月28日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(*)/2007年2月4日、クィーン・エリザベス・ホール(#)、共にライヴ、初出音源。 シグナム・クラシックスが、フィルハーモニアo.との新たなパートナーシップにより秘蔵音源をリリース開始。記念すべきリリース第1弾は、現首席指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニによるブラームス。 1994年にフィルハーモニア管へ首席客演指揮者として迎えられたドホナーニは1997年には首席指揮者に就任。アメリカの5大メジャーの1つクリーヴランド管でも、マゼールの後任として2002年まで音楽監督を務めた実力は、今さら述べるまでもないだろう。ドホナーニは2008年9月に首席指揮者をエサ=ペッカ・サロネンに譲り、桂冠指揮者に就任することが決定しているため、このブラームスは11年間にわたった首席指揮者としての有終の美を飾るものとなる。 ちなみにドホナーニはクリーヴランド管時代にブラームスの交響曲全集を収録しているが、録音自体は決して多くないだけに、フィルハーモニア管とのコンビによる音源はファン必携の逸品となることは間違いない。 | |||
マッケラス&フィルハーモニアの「グレイト」 シューベルト: 交響曲第9番 ハ長調D.944「ザ・グレイト」 |
チャールズ・マッケラス指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2006年6月10日、クィーン・エリザベス・ホール、ライヴ。初出音源。 上記ドホナーニのブラームスと同時リリースされるフィルハーモニア管シリーズ第1弾は、首席客演指揮者として数々の名演を生み出してきた1925年生まれの巨匠、チャールズ・マッケラスのシューベルト。最近ではLinn かのらモーツァルト「後期交響曲集」(CKD-308)、Hyperion からのベートーヴェン「交響曲全集」(CDS-44301/5)で、円熟の極みとも言えるその芸術性を改めて評価された。 ベートーヴェン、モーツァルトに続く形でのリリースとなるマッケラスのシューベルト。巨匠の至芸に期待したい。 | |||
ロバート・ホワイト:宗教音楽集 主にして日なるキリストよ(I)/ われはわが目を御身に対し上げ奉りぬ/ 主は汝の声を聞き/ミゼレーレ/ 主にして日なるキリストよ(IV)/ 主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か(I)/ あなたの御手は/6声の哀歌 |
ガリカントゥス | ||
ガリカントゥスは、巨匠コリン・デイヴィスも信頼を寄せるイギリスの合唱団テネブレのメンバーたちによって2008年に結成されたルネサンス音楽専門の新しいヴォーカル・アンサンブル。テネブレの指揮者でありキングズ・シンガーズのメンバーとしても活躍したナイジェル・ショートも名を連ねている。 | |||
アシュケナージ&フィルハーモニアの「革命」、 しかも2001年日本ライヴ! ショスタコーヴィチ: 祝典序曲 Op.96/交響曲第5番 ニ短調Op.47「革命」 |
ウラディーミル・ アシュケナージ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2001年7月27日、サントリー・ホール、ライヴ。 首席指揮者ドホナーニのブラームス(SIGCD-132)、首席客演指揮者マッケラスのシューベルト(SIGCD-133)に続くフィルハーモニア管シリーズ第3弾は、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージの"革命"! 現代屈指のピアニストとしての名声は言うに及ばず、ロイヤル・フィル、ベルリン・ドイツ響、チェコ・フィルの首席指揮者や音楽監督を歴任したアシュケナージは2004年にNHKso.の音楽監督に就任。2007年のN響音楽監督退任後はシドニー響の首席指揮者に転身、イギリスの名門フィルハーモニア管でも桂冠指揮者として重責を担い、この分野でも既に円熟の域に達している。今回リリースされるのは、2001年にサントリー・ホールで収録されたショスタコーヴィチ。 | |||
J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集BWV.846-893(全曲) |
ジル・クロスランド(P) | ||
SIGCD-113, SIGCD-123のセット化。 | |||
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番 ト短調Op.126 ブリテン:チェロ交響曲 Op.68 |
ジェイミー・ウォルトン(Vc;*) アレクサンダー・ブリガー指揮 フィルハーモニアo. | ||
使用楽器:グァルネリ、1712年製(*)。英国の若手有望株、ウォルトンのショスタコーヴィチ! 前作、エルガー&ミャスコフスキーのチェロ協奏曲集(SIGCD-116)がイギリスで大きな話題となり、エルガー協会からも称賛を受けたイギリス期待の若手チェリスト、ジェイミー・ウォルトンのシグナム・クラシックス第2弾。特にショスタコーヴィチの冒頭では、深刻で呻くようなチェロの響きが戦慄を覚えるほどの緊迫感を醸しだし、そのずば抜けた表現力から末恐ろしい才能を垣間見ることが出来る。 | |||
ブライアン・ノールズ(1946-):歌曲集「詩集のセレナーデ」
ジョン・クリストス(T) ニック・ギャレット(B-Br) ジュリエット・ポーチン(Ms) エリン・マナハン=トーマス(S) ジェイムズ・モーガン指揮プラハ市立po.、RSVPヴォイシズ、ブライトン祝祭cho. | |||
イギリスの作曲家ブライアン・ノールズが、18世紀-20世紀の詩人たちのテキストを題材としてドラマチックな作風に仕上げた管弦楽伴奏付き歌曲集。スタンダードなクラシック音楽というよりも、ミュージカルの音楽に近く親しみやすいスタイルが特徴。 | |||
ベートーヴェン:リートと歌 Vol.1 6つの歌 Op.75/ゲレルトの詩による6つの歌 Op.48/ 4つのアリエッタとひとつの二重唱曲 Op.82/恋人に/ あこがれ/秘密/恋人が別れようとした時/ くちづけ Op.128/あこがれ/約束を守る男 Op.99/ 片思いの男のため息と愛の返答/ この暗い墓のうちに8つの歌 Op.52 |
アン・マレイ(Ms) ロデリック・ウィリアムズ(Br) イアン・バーンサイド(P) | ||
楽聖ベートーヴェンの「リートと歌曲」シリーズがスタート。第1集は、アイルランドの才女アン・マレーと、イギリスのオペラハウスを中心に大活躍中のバリトン歌手ロデリック・ウィリアムズが登場。 | |||
エクスプレシア〜タンゴ&ファンタジー ピアソラ:鮫/悪魔のロマンス/悪魔のタンゴ/ポエム/ 天使の死/五重奏のためのコンチェルト ガルデル/ババハニアン編: タンゴ・ポル・ウナ・カベーサ ザリフィアン:タンゴ・エクスプレシア スタンポーニ/ババハニアン編: タンゴ・エル・ウルティモ・カフェ ガーシュウィン/ババハニアン編: ポーギーとベスの主題による幻想曲 |
カデンス・アンサンブル [P、G、Vn、Cb、 アコーディオン/バンドネオン] | ||
五重奏団カデンス・アンサンブルは、リーズ国際、ヴァン・クライバーン国際などの難関コンクールで数々の入賞を果たしてきたアルメニアのピアニスト、アルメン・ババハニアンによって結成された異色のアンサンブル。アルメニアの作品集(SIGCD-129)に続くリリース第2弾も民族色豊かなプログラム。 | |||
エミリア ヘンデル:涙の流れるままに モリコーネ/キーナン編: ネラ・ファンタジア(ガブリエルのオーボエ) ブロドスキー/キーナン編: アイル・ウォーク・ウィズ・ゴッド 伝承曲/ベネット編:丘を越えてかなたへ ナイマン/キーナン編:イフ シベリウス/スキナー編:フィンランディア フランク:天使の糧 作曲者不詳/ラム編: フエン・ア・ナイト/ミリ・イット・イズ 伝承曲/アイネス編:スオ・ガン 伝承曲/キャンベル編:庭の千草 伝承曲/ダンスタル編:イエスのもとへ逃れよう ラム:アヴェ・マリア フォースダイク:神よ私の頭に |
エミリア・ダルビー(S) グレアム・ダルビー指揮 ロンドン・エステルハージo.、 セーラム・ヴォイセズ | ||
1995年ロンドン出身で2009年現在14歳(!)のエミリア・ダルビーのソロ・デビュー・アルバムは、これまた驚きの11歳(!!)の時に録音した6つの原語と7つの世紀を巡る音楽の旅。ソールズベリー大聖堂少年少女聖歌隊のコリスターとして4年間を過ごした彼女だが、純潔で可憐な歌声はとても11歳とは思えない。 | |||
メイキング・ウェーヴス〜 ボブ・チルコット:合唱作品集 サークルズ・オヴ・モーション/ライク・ラ・レインボウ/ オール・シングス・パス/メイキング・ウェーヴス/ ユリとバラ/ソー・フェア・アンド・ブライト/ キャッチ・ア・フォーリング・スター/白鳥の歌I/ ライク・ア・シンギング・バード/白鳥の歌II/ オール・フォー・ラヴ・オヴ・ワン/ 女声合唱とピアノのための「この日 [This Day] 」/ リトル・ジャズ・ミサ(*) |
ボブ・チルコット指揮 サイレンス イアン・ファリントン(P) アレクザンダー・ ホーキンズ(P;*) マイケル・チルコット(Cb;*) デレク・スキュール(Dr;*) | ||
録音:2008年3月27日-28日、ウェアハウス、ロンドン。日本でも絶大な人気を誇るイギリスの作曲家、合唱指揮者ボブ・チルコットの合唱作品集作品集第2弾は、大ブレイク作品「リトル・ジャズ・ミサ」を、彼が創設したサイレンス(女声cho.)の演奏で収録。 チルコットはケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊、キングズ・シンガーズのメンバーとして活躍し、1997年に作曲家へ転身し続々と話題作を発表している。ミサ曲の通常文にジャズ・テイストを加えた斬新な作風の「リトル・ジャズ・ミサ」は、アメリカのニューオーリンズで行われた「クレセント・シティ・コーラス・フェスティヴァル2007」のために作曲されたもので、合唱とピアノ・トリオという大胆な編成で演奏される。 | |||
エレクトリック・カウンターポイント ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント クラフトワーク:ツール・ド・フランス/放射能/電卓 バージェス&フェアクロー:カーボン・コピー アルバレス:テマスカル フェアクロー:オーディオテクトニクスIII |
パワープラント エリジアン・クァルテット | ||
打楽器、エレクトリック・サウンド、ヴィジュアルの3要素で作品を構築するイギリスのコンテンポラリー・アンサンブル、パワープラントのデビュー・アルバム。エンハンスト仕様として、アルバレス「テマスカル」の演奏映像を収録。 | |||
ジュディス・ビンガム(1952-):合唱作品集 遥か遠くの世界の輝き/羊飼いの暦/睡蓮/ アイルランドのテネブレ/予測不可能、しかし幸運な/ エイリアンの星の下で/ アメリカ西部のゴースト・タウン |
デイヴィッド・ヒル指揮 BBCシンガーズ リチャード・ベンジャフィールド、 クリス・ブランニック(Perc) イアン・ファーリントン(Org) クリシア・オソストヴィツ(Vn) オリヴィア・ロビンソン(S) | ||
かつてBBCシンガーズのメンバーとして活躍していたイギリスの女流作曲家ジュディス・ビンガムによる、古巣とのコラボレーション作品集。指揮は幾多の名演を生んできた名匠デイヴィッド・ヒル、近代的であり、時には神秘的、民族的でもあるビンガムの音楽の妙を愉しむことができる。 | |||
ベートーヴェン:リートと歌曲 Vol.2 あきらめ WoO.149/星きらめく夕べの歌 WoO.150/ 思い出 WoO/残酷な女 WoO.125/希望に寄す Op.32/ 山からの呼びかけ WoO.147/悲嘆 WoO.135/ 独りごと WoO.114/アデライーデ Op.46/ ゲーテの詩による3つの歌 Op.83/ 遠くからの歌 WoO.137/声高き嘆き WoO.135/ 生きる喜び Op.82-5/うずらの声 WoO.129/ 希望に寄す Op.94(第2稿)/遥かなる恋人に寄す |
ジョン・マーク・ エインズリー(T) イアン・バーンサイド(P) | ||
アン・マレーとロデリック・ウィリアムズによる第1弾(SIGCD-139)に続くシリーズ第2弾。世界中からオファー殺到中のイギリス人テノール、ジョン・マーク・エインズリーは、欧米のオペラハウスやレコーディングにとどまらず、ここ日本でも小澤征爾&サイトウ・キネンとのマタイ受難曲(J.S.バッハ)での名唱で株を上げている。 | |||
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」H.64 | アナ=マリア・ヴェラ(P) | ||
レオン・フライシャーとイルダ・ノヴィックの弟子アナ=マリア・ヴェラは、アメリカのワシントンで生まれ、オランダ人とボリビア人の両親を持つ女流ピアニスト。9歳でアーサー・フィードラー&ボストン・ポップスと共演を果たし、フィラデルフィア管やクリーヴランド管などの名門オーケストラとの共演も数多い。ヨーロッパと南米の血を受け継ぎ独特のカラーを持つヴェラのピアノは、あのイヴリー・ギトリスからの信頼も厚く、共演者として世界中を駆け巡っている。 | |||
ロマンス・ドゥ・ソワール サン=サーンス:夜の静けさ Op.68-1 ベアストー:音楽、優しい声が消えても エルガー:おお、幸せな瞳よ Op.18-1 シューベルト:愛 D.983a エルガー:愛 Op.18-2 ウィルビー:おいで、優しい夜よ ブラームス:昔の恋の歌 Op.62-2 ラッスス:毎夜私はあなたなしで床につき サン=サーンス:冬のセレナード ゼンフル:ああエルスライン シューマン:露にぬれたばら Op.65-1 ウィルビー:泣け、わが瞳よ R.シュトラウス:夢の光 Op.123-2 ラーセン:恋人たちの旅 サン=サーンス:夕べのロマンス Op.118 サリヴァン:長い一日が暮れる |
キングズ・シンガーズ | ||
英国の6人の紳士たち、夕暮れのロマンスを歌う。エルガー、シューマン、サン=サーンス、人気急上昇中のアメリカ人作曲家リビー・ラーセンの新作「恋人たちの旅」など、15世紀から現代までの様々な作品を、品格を備えた高貴なハーモニーで。 | |||
ドホナーニ&フィルハーモニア〜 「ティル」「英雄の生涯」 R.シュトラウス: 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの 愉快ないたずら」Op.28 (*)/ 交響詩「英雄の生涯」Op.40 (#) |
クリストフ・ フォン・ドホナーニ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2001年6月30日(*)/2007年10月4日(#)、以上ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)、ライヴ。 フィルハーモニアo.が保有している秘蔵音源を全世界に向けて発信するシグナム・クラシックスの「フィルハーモニアo.シリーズ」第4弾。 1997年から11年に渡り首席指揮者を担い、先だってリリースされたブラームスの「交響曲第2番&第4番」でも堂々たる正統派アプローチで高い評価を受けたドホナーニは、このR.シュトラウスでも、決して過剰な表現には走らず音楽の自然な流れを大切にしながら、時には木管セクションや弦楽セクションを絶妙なタイミングで際立たせ、ここぞという場面では金管セクションを的確に且つ雄大に鳴らすなど、老練な手綱捌き。 国際的な評価の高さや実績と反比例するかのように録音に関しては不遇の時代を過ごしてきたドホナーニだが、その流れは確実に変化を見せているといっても過言ではないだろう。ドイツの巨匠が首席指揮者時代に英国の手兵と残した至芸の記録。今回も期待度特大。 | |||
ブリテン・シンフォニア 001 〜ソングス・オヴ・ザ・スカイ マートランド:タイガー・ダンシング ワトキンズ:ドリーム オレーガン:ライ ヤード:フー・ノウズ・ザ・ビューティ? タヴナー:ソング・オヴ・ザ・スカイ |
ブリテン・シンフォニア | ||
全て世界初録音。 フィルハーモニア管との共同制作に続く Signum Classics のニュー・プロジェクト、イギリスの名門室内オーケストラ、ブリテン・シンフォニアとのコラボレーション・リリース第1弾は、21世紀の英国楽壇を牽引する5人の作曲家たちによる室内オーケストラのための作品集。 スマトラ島沖地震の大津波で命を落とした犠牲者への追悼として作曲されたジョン・タヴナーの作品、オレーガンのアラブ舞踊のリズムと音楽を取り入れた作品など。なお、ワトキンスの「ドリーム」には、人気急上昇中のヴァイオリン奏者イブラギモワが参加している。 | |||
キングズ・シンガーズ〜 ライヴ・アット・ザ・BBC プロムス フランシス・プーランク:フランスの歌 ジョン・マッケイブ:アメリカ砂漠の風景 クレマン・ジャヌカン:戦争 オルランド・デ・ラッスス: ダラスの市場で/毎夜私はあなたなしで床につき ピエール・パスロー:うちの亭主はお人好し ジョン・ウィリアム・ホッブズ:フィリス、我が喜び 伝承曲/ロヴァット編:リトル・グリーン・レーン フランク・ブリッジ:ガチョウのひなたち 伝承曲/チルコット編:グリーンスリーヴス 伝承曲/ラングフォード編:樫とトリネコ 伝承曲/ローソン編:キジバト 伝承曲/ラングフォード編:ウィディコム・フェア アーサー・サリヴァン:長い一日が終わる |
キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、 ロビン・タイソン(CT) ポール・フェニックス(T) フィリップ・ローソン(Br) クリストファー・ガビタス(Br) スティーヴン・コノリー(B)] | ||
収録:2008年、ロイヤル・アルバート・ホール、プロムス、ライヴ。 「英国の6人の紳士たち」キングズ・シンガーズの結成40周年記念コンサート・ライヴがCD & DVDの2フォーマットで同時登場! このコンサートでは、古くは伝承曲からのアレンジ、ラッスス、ジャヌカンからプーランク、そして新しくはマッケイブやブリッジなどが歌われており、ア・カペラ・グループの礎を築き、同時にエンターテイナーとして新たな道を切り開いた彼らの驚異的なレパートリーの広さを改めて堪能できる重要なリリースと言えるだろう。 DVD-Video 仕様盤(レーベル名は "SIGNUM VISION" となっている)のみ、メンバーのインタビュー、バイオグラフィーなどの特典映像を収録。DVDフォーマット:カラー/16:9/DVD9/NTSC/ステレオ、5.1/収録時間約62分/メニュー原語:英語。 | |||
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983): 合唱とオルガンのための音楽 Thee Will I Love/Hills of the North/ I Love All Beauteous Things/ミサ・アエディス/ オルガンのための6つの小品/ This World, my God, is held within your hand/ Haec Dies/A Maid Peerless/Sweetest of Sweets/ O Holy City, seen of John |
トリスタン・ラッシャー(Org) ジュディ・マーティン指揮 ダブリン・クライスト・チャーチ 大聖堂聖歌隊 | ||
教会音楽を含む多くの優れた合唱作品を作曲し、ヴォーン・ウィリアムズに通ずる手腕と作風の持ち主と評されるハウエルズ。フランシス・ポットの合唱作品集(SIGCD-080)を発表したダブリン最古の教会ダブリン・クライスト・チャーチの聖歌隊による演奏。 | |||
スペインのヒロインたち ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」 〜今の歌声は、激しい愛の火 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」 〜何というふしだらな ドニゼッティ:歌劇「ファヴォリータ」 〜いとしのフェルナンド ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」 〜ヴェールの歌、むごい運命よ ビゼー:歌劇「カルメン」 〜ハバネラ、セビリャの砦のそばで マスネ: 歌劇「ル・シッド」〜泣け泣けわが瞳/ 歌劇「ドン・キショット」〜アルザ!アルザ! |
シルビア・トロ・ サンタフェ(Ms) スザンナ・プッチ・ イ・フェレス(S) ジュリアン・レイノルズ指揮 ナバーラso.、 オルフェオン・パンプローネス | ||
スペインを舞台としたオペラから、文字通り"スペインのヒロインたち"が歌うアリアを集めたユニークなオペラ・アリア集。ご当地のビゼーはもちろん、どの曲も色濃く情熱的。このアルバムの主役シルビア・トロ・サンタフェは、バレンシアに生まれホアキン・ロドリーゴ音楽院で研鑽を積んだ。硬派で力強い歌声が魅力。 | |||
Razor Blades, Little Pills & Big Pianos J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調BWV.816 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調Op.90 ショパン:バラード第4番 ヘ短調Op.52 J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:シャコンヌ モシュコフスキ:花火 Op.35-6 J.S.バッハ/ジロティ編:前奏曲 ロ短調 |
ジェイムズ・ローズ(P) | ||
まるでポップやロックのアーティストにも見えるジェイムズ・ローズのデビュー盤。もちろん正真正銘クラシックのピアニストで、グリゴリー・ソコロフに憧れ、独学でピアノを学び続けてきたという。このアルバムのコンセプトは、複雑に入り組んだ異端の旅だとのこと。公式サイト:http://www.jamesrhodespianist.com/ | |||
海外のリスト リスト: おお、私が眠る時/ かわいい子よ、もし私が王なら/ガスティベルザ/ 彼らは何と言った/ライン河、その美しい流れ/ ローレライ/祖先の墓/ ペトラルカのソネット第104番/ ペトラルカのソネット第47番/ ペトラルカのソネット第123番/ 幸福な日よ、行かないで/誓い/さらば/ 毎朝私は起き、そして問う/唐桧の木はひとり立つ/ 君は花のごとく/なぜかくも美しくひばりは歌う/ 花と香り/そしてわれわれは死者を思い起こした/ すべての峰に安らぎがある |
レベッカ・エヴァンズ(S) アンドルー・ケネディ(T) マシュー・ローズ(Br) イアン・バーンサイド(P) | ||
生地ハンガリーを皮切りにドイツ、オーストリア、パリなどヨーロッパ各国を駆け巡った人生を反映したリストの歌曲集。収録の20曲だけでも、フランス語、ドイツ語、イタリア語、英語、ロシア語、そしてハンガリー語など多種多様な物となっている。 | |||
バッハ・トランスクライヴド 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(ゴドフスキー編曲)/羊は安らかに草を食み(ペトリ編曲)/ 管弦楽組曲第3番 ニ長調〜アリア〜(ジロティ編曲)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調〜ガヴォット(サン=サーンス編曲)/ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調〜アンダンテ(ジロティ編曲)/ フルート・ソナタ 変ホ長調〜シチリアーノ(ジロティ編曲)/ カンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声あり」〜シオンは物見らの歌うのを聞き(ケンプ編曲)/ 鍵盤楽器のための協奏曲ヘ短調〜ラルゴ(バックス編曲)/ 無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調〜ブーレ(ゴドフスキー編曲)/ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調〜シャコンヌ(ブゾーニ編曲) アレッシオ・バックス(P) | |||
録音:2008年11月19日-21日、サン=ボネ劇場、フランス。
日本でもおなじみの存在となったアレッシオ・バックスが Signum Classics に移籍した際のリリース第1弾。 イタリアのバーリ音楽院を異例の弱冠14歳で首席卒業し、翌年にはアメリカのダラスに渡るなど早くからその才能が注目されてきたアレッシオ・バックス。1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクールでの第1位獲得に続き、2000年には難関として有名なリーズ国際ピアノ・コンクールでは見事優勝。また2009年には、ジョシュア・ベル、ヒラリー・ハーン、ギル・シャハムといった名手たちが受賞者に名を連ねるアメリカの"エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント"を授与されるなど、その勢いは増すばかり!ブゾーニやケンプ、ゴドフスキーなど偉大なる音楽家たちによる13の"バッハ・トランスクリプション"を通じて、アレッシオ・バックスが自身の進化を自身の手で証明する。来日公演も行われ、アレッシオ・バックス旋風、日本再上陸!! | |||
オリジナルのブランデンブルク協奏曲集 ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709): 協奏曲集 Op.6 (1698) |
シャリヴァリ・アグレアブル | ||
イタリアのバロック時代を代表する大家トレッリの没後300周年記念リリース。「ブランデンブルク協奏曲」と言われて真っ先に頭に浮かぶのは、1721年、当時のブランデンブルク=シュヴェート辺境伯、クリスティアン・ルートヴィヒに献呈されたJ.S.バッハの作品だが、それに対してトレッリのこの作品は、アンスパッハのブランデンブルク伯、ゲオルク・フリードリヒの宮廷に仕えていた時代の作品で、バッハより前に献呈された、言わばオリジナルの「ブランデンブルク協奏曲」。 フランス語で「楽しい騒ぎ」との意味を持つバロック・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブルの丁寧な演奏で。 | |||
ファサード ロジャース:空のレッスン ムチンスキ:サクソフォン・ソナタ Op.29 マクドナルド:ヒアー・アゲイン グラス:ファサード ペインター:サクソフォン・ソナタ Op.56 フィトキン:グラス |
ララ・ジェイムズ(Sax) ジェレミー・ヤング(P) キャスリン・プライス(Vc) ニコラス・コック指揮 シンフォニア・ヴィヴァ | ||
イギリスの女流サクソフォン奏者ララ・ジェイムズのソロ・アルバム。難解な現代的な手法に走らず、サクソフォンの特性をしっかりと掴んだ6つの作品は、既存の定番レパートリーに一石を投じる傑作ばかり。 | |||
デイヴィッド・カールソン(1952-): 歌劇「アンナ・カレーニナ」 |
ステュアート・ロバートソン指揮 セントルイスso.、 セントルイス歌劇場 | ||
世界初録音。 アメリカの中堅作曲家カールソン作曲の歌劇。もちろんトルストイの小説が題材で、イギリスの脚本家コリン・グレアムが台本を完成させ、セントルイス響、セントルイス歌劇場、フロリダ・グランド・オペラ、ミシガン歌劇場の協力によって上演がされた全2幕の作品。 | |||
ウィーンのためのソネット〜コルンゴルト:歌曲集 ウィーンのためのソネット Op.41/ 4つの別れの歌 Op.14/3つの歌 Op.18/ 3つの歌 Op.22/4つのシェイクスピアの歌 Op.31/ 永遠 Op.27/道化の歌 Op.29/5つの歌 Op.38 |
サラ・コノリー(Ms) ウィリアム・デイズリー(Br) イアン・バーンサイド(P) | ||
オーストリアの神童、かつ元祖ハリウッドの巨匠コルンゴルトは、管弦楽曲、協奏曲、映画音楽では復権が進んでいるが、歌曲を再評価へと導くアルバムの登場。 | |||
フロストバウンド・ウッド〜イギリスの歌曲集 ピーター・ウォーロック: マイ・リトル・スウィート・ダーリン/ 持って行けあの唇を/ アンド・ウィルト・ソウ・リーヴ・ミー・サス?/ 眠り/おどけた恋/これ以上嘆かないで頂きたい/ マイ・オウン・カントリー マイケル・ハワード: 描かれた薔薇/3つの中世イギリスの歌 ハーバート・ハウエルズ:マックイーン夫人/ ホエン・ザ・デュー・イズ・ファリング/満月 ベティ・ロウ:ノーブル・ナンバーズ ピーター・ウォーロック: マイ・ゴーストリー・フェーダー/ フロストバウンド・ウッド/ベツレヘム・ダウン/夜 |
ティモシー・ トラヴァーズ=ブラウン(CT) ジェレミー・フィルセル(P) | ||
マゼールやホグウッド、鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演や、パーリー・オブ・インストゥルメンツのレギュラー・メンバーとして活動してきたイギリス期待のカウンターテナー、ティモシー・トラヴァーズ(ケンウォージー)=ブラウンのソロ・デビュー盤。 | |||
歌の中の歌 [Song of Songs]〜 パトリック・ホウズ(1958-):作品集 歌の中の歌(*)/完璧な恋/ ホエン・イスラエル・ワズ・ア・チャイルド/ 主の祈り/ わが主神の御名は世にあまねくして尊きかな/ ヴァウデイのパート・ソング集/トッカータ |
エリン・ マナハン・トーマス(S;*) ロジャー・セイヤー(Org) パトリック・ホウズ指揮 コンヴェントゥス、イギリス室内o. | ||
録音:2007年2月16日、St Michael’s, Highgate, London /2008年12月2日、St Giles’, Cripplegate, London (オルガンのみ、2009年1月16日、ロチェスター大聖堂)。 シーズンには欧州有数のクラシック・メディア、"Classic FM"のコンポーザー・イン・レジデンスを務めたイギリスの作曲家、パトリック・ホウズ(1958-)の作品集。本格的な「クラシック」のスタイルから、聴きやすい「ライト・クラシックス」まで、作風も様々で、洗練された美しさと神秘性も特徴。 | |||
デュリュフレ&グリューネンヴァルト:宗教合唱作品集 ジャン=ジャック・グリューネンヴァルト(1911-1982): 汝はペテロなり (1965)/詩篇 CXXIX (深き淵より) (1961) モーリス・デュリュフレ(1902-1986): グレゴリオ聖歌による4つのモテットOp.10 (1960) /レクイエム Op.9 (1947-8) サラ・コノリー(Ms) クリストファー・マルトマン(Br) ジェレミー・フィルセル(Org) ロバート・コーエン(Vc) ジェレミー・バックハウス指揮ヴァサーリ・シンガーズ | |||
録音:2008年2月22日-24日、トンブリッジ学校礼拝堂、ケント州、イギリス。 共にグレゴリオ聖歌を題材とするデュリュフレの2曲に、同世代の知られざる作曲家グリューネンヴァルトの作品をカップリング、このディスク1枚で20世紀フランスの合唱作品の奥深さを味わえる。ソリストも強力! | |||
宇田川&リフシッツ〜 ラフマニノフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.19 (ミハウウォスキ編;*)/ ロマンス イ短調Op.Posth(原典版;*)/ 東洋の踊り Op.2-2(ミハウウォスキ編;*)/ ひなぎく Op.38-3(クライスラー編)/ 練習曲「音の絵」Op.33〜第7曲 変ホ長調 (ハイフェッツ編)/ 前奏曲 ト長調Op.32-5(ハイフェッツ編)/ メロディ Op.21-9(ハイフェッツ編)/ 東洋のスケッチ(ハイフェッツ編)/ 練習曲「音の絵」Op.33〜第2曲 ハ長調 (ハイフェッツ編)/ ヴォカリーズ Op.34-14(プレス編)/ ハンガリー舞曲 Op.6-2(原典版) |
宇田川杰子(Vn) コンスタンチン・リフシッツ(P) | ||
(*)は当版での世界初録音。 恩師ナタン・ミルシテインの芸術を受け継ぎ、現在はロンドンを拠点として活躍を続ける宇田川杰子が当レーベル初登場。そしてデュオの相手は、なんとリフシッツ! | |||
ストラヴィンスキー〜ロシア・バレエ団のための作品集 ストラヴィンスキー: 幻想的スケルツォ Op.3(*)/ バレエ音楽「火の鳥」(#) |
ティエリー・フィッシャー指揮 BBCナショナルo.・ オヴ・ウェールズ | ||
録音:2009年1月14日(*)/2008年10月3日、ライヴ(#)。 BBC ナショナルo.・オヴ・ウェールズがシグナム・クラシックスから新シリーズを開始。ストラヴィンスキーがディアギレフのロシア・バレエ団のために作曲した作品集で、日本では名フィルの常任指揮者として辣腕を振るうティエリー・フィッシャーのタクト。 | |||
ヤノマミ [Yanomami]〜合唱とギターのための音楽 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968): ガルシア・ロルカの詩による7つの歌 カルロス・スリニャク(1915-1997): ソナチナ(*)/十字架の道(*) フェルナンド・モルハ(1960-2004):Piezas Sacras マルロス・ノブレ(1939-):ヤノマミ Op.47 |
エイプリル・フレドリック、 スーザン・ジーウェイ(S) レイア・コルテス(A) アントニー・ホウグッド、 ジュリアン・ストッカー、 アラン・ウィドウソン(T) ヤゴバ・ファドリケ(Br) ファビオ・ザノン(G) カルロス・フェルナンデス・ アランセイ指揮 コーロ・セルバンテス | ||
録音:2008年7月1日-3日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル、ハムステッド、ロンドン。(*)は世界初録音。 1995年に結成されたコーロ・セルバンテスは、中世ルネサンス時代から20世紀にかけてのイベリア半島と南米の音楽を専門とするイギリス唯一の室内合唱団。本場ブラジルのギタリスト、ファビオ・ザノンをソリストに迎え、合唱とギターという異色の組み合わせで、アマゾンの原住民族ヤノマミ族を描いたノブレの「ヤノマミ」など、どれも斬新で刺激的な作品を集めた1枚。 | |||
サン・シュルピス教会のオルガン ボエルマン:ゴシック組曲 エルガー/アトキンズ編:ソナタ第2番 ソールベン=ボール:ポエマ&トッカータ・ベオルマ リスト:コラール「アド・ノス、アド・ サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ |
ジョセフ・ノーラン(Org) | ||
使用楽器:パリ、サン・シュルピス教会の大オルガン。 セント・ジェイムズ宮殿チャペル・ロイヤル、パースのセント・ジョージ大聖堂のオルガニスト兼音楽監督、UCL室内合唱団の指揮者など、多方面で活躍するジョセフ・ノーランが、「ダヴィンチ・コード」に登場、日本でも一躍その名を知られることになったオルガンを弾く。 | |||
アンドルー・デイヴィス&フィルハーモニア〜 エルガー: エニグマ変奏曲 Op.36/序曲「南国にて」/ 弦楽セレナード ホ短調Op.20 |
アンドルー・デイヴィス指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2007年4月8日、19日-20日、フェアフィールド・ホール&クィーン・エリザベス・ホール、ライヴ。 シャンドスとの専属契約締結が発表されるなど、これまで以上に全世界からの注目を集めているイギリスのマエストロ、アンドルー・デイヴィス。トロント響の首席指揮者(現在は名誉指揮者)、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、シカゴ・リリック・オペラの音楽監督&首席指揮者などの要職を歴任している彼とイギリス・オケとの相性の良さは、1989年から2000年まで首席指揮者を務めていたBBC響時代にも実証されているだけに、フィルハーモニア管とのエルガーにかかる期待は大きい。 | |||
ドホナーニ&フィルハーモニア管のベートーヴェン、初出 ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調Op.55「英雄」(*)/ 交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」(#) |
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2008年10月26日(*)/2008年4月17日(#)、以上ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)、ライヴ。初出音源。 1997年-2008年まで首席指揮者としてフィルハーモニア管を鍛え上げた現名誉指揮者、ドホナーニのベートーヴェンが登場。ドホナーニは、その実力、名声、経歴などとは相反するかのように、近年レコーディングに恵まれていなかったが、ブラームス(SIGCD-132)、R.シュトラウス(SIGCD-148)が当シリーズから登場、ファンの渇望を潤し好評を得ている。彼は1980年代にクリーヴランド管とベートーヴェンの交響曲全集を TELARC へ録音しており(全集:CD-80200〔廃盤〕/分売あり)、約20年の円熟を確かめて見たい所。 | |||
ロッシーニ・メッツォ ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」より [ひどい運命よ!愛の暴君よ!/あなたがたと一緒にここから/祖国を思いなさい]/ 歌劇「タンクレディ」より[おお祖国よ!/この胸の高鳴りに]/ 歌劇「シンデレラ」より [定めない幸運のめぐる車も/悩みと悲しみの中に生まれた私の心は]/ 歌劇「湖上の美人」より[幸福な壁よ/エレナ!君を呼ぶ!/ ああ死なせてくれ/ダグラス!ダグラス!]/ 歌劇「セミラーミデ」より[とうとうバビロニアについた/何という日か] シルビア・トロ・サンタフェ(Ms) ジュリアン・レイノルズ指揮ナバラso.、リュイス・ヴィク・ヴォカーリス | |||
20世紀スペインを代表するメゾ・ソプラノ歌手、テレサ・ベルガンサの後継者との呼び声が高いシルビア・トロ・サンタフェによる、スペインを舞台としたスペインのヒロインたちのアリアを集めた前作(SIGCD-152)に続くシグナム・クラシックス第2弾。情熱的で力強い歌声はここでも健在。 | |||
ダンス・オヴ・スリー・レッジド・エレファンツ バーリー&ジョゼフ:インプロヴィゼーション第7番/パストリウス:チャ・チャ バーリー&ジョゼフ:インプロヴィゼーション第3番 ジョゼフ:カステライン・サンシャイン/ジョビン:サビア ジョゼフ:ダンス・オヴ・スリー・レッジド・エレファンツ ラヴェル:ハバネラ形式の小品/マクラフリン:マイルス・ビヨンド ジョゼフ:ヴィカ/バーリー&ジョゼフ:インプロヴィゼーション第2番 マシュー・バーリー(Vc) ジュリアン・ジョセフ(P) | |||
超絶技巧、多重録音など様々な技法を駆使した「銀色の白鳥」で世界を驚かせたチェロの新ジャンルの開拓者マシュー・バーリー(ムローヴァの夫君)と、ジャズ・ピアニスト、コンポーザー、アレンジャー、バンドリーダー、ブロードキャスターなど多方面で活躍するジュリアン・ジョセフによる「新しい」デュオ・アルバム。イギリスのジャズ・ギタリストのマクラフリン、アメリカのベーシストのパストリアス、ジョビン、ラヴェルからバーリー&ジョセフの即興など、ジャンルやスタイルにこだわらないハイレベルのクロスオーヴァーが展開されている。 | |||
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19 グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調Op.36 |
ジェイミー・ウォルトン(Vc) ダニエル・グリムウッド(P) | ||
英国の俊英ウォルトンのラフマニノフ&グリーグ! 先にリリースされたエルガーのチェロ協奏曲(SIGCD-116)が「エルガーの最高の録音の1つだ」(タイムズ紙)と評され、英国のメディアがロストロポーヴィチやトルトゥリエなど偉大なチェリストたちの系譜を継ぐ逸材と絶賛、マゼールからもお墨付きを得たイギリスのチェリスト、ジェイミー・ウォルトンのリリース第3弾は、細部まで弾きこんだ初のソナタ2曲。 | |||
サロネン&フィルハーモニアの「グレの歌」、登場 シェーンベルク:グレの歌 スティグ・アンデルセン(T) ソイレ・イソコスキ(S) モニカ・グロープ(Ms) ラルフ・ルーカス(B−Br) アンドレアス・コンラート(T) バルバラ・スコヴァー(語り) エサ=ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニアo.、 フィルハーモニア・ヴォイセズ、バーミンガム市交響cho. | |||
録音:2009年2月28日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)、ライヴ。初出音源。 イギリスの Signum Classics とフィルハーモニアo.のコラボレーション・シリーズに、現首席指揮者エサ=ペッカ・サロネンが遂に登場、しかもプログラムはシェーンベルク初期の超大作「グレの歌」。これはドホナーニよりタクトを受け継ぎ、2008/2009シーズンからフィルハーモニア管の首席指揮者兼芸術監督に就任したサロネンの首席指揮者就任後最初のレコーディングとなるもので、彼が首席指揮者着任直後に発表したコンサート・シリーズ「夢の都、ウィーン1900 - 1935」のオープニング・コンサートとして上演された。コンサート後には英国のメディア各紙から大絶賛を浴びており、SACD Hybrid フォーマットのため、音質にも期待できる。 | |||
新しい合唱作品集 サクストン:5つのモテット ピッツ:Thou wast present as on this day ジャクソン:勇壮なる戦士 フォックス:スポーサル・ヴァース/ 20 Ways To improve Your Life 作曲者不詳:3つのコントラファクタ ジャクソン:テ・デウム |
エドワード・ウィッカム (ディレクター) クラークス・グループ | ||
1992年のデビュー以来、オケゲムやジョスカン、デュファイ、マショーなどクォリティの高い演奏を発表してきたクラークス・グループ久々の録音は、大西洋の英国領バミューダ諸島生まれの人気作曲家ガブリエル・ジャクソンの「テ・デウム」など、過去10年間に同合唱団が委嘱&初演した現代合唱作品集。 | |||
LCO Live ハイドン:交響曲第85番 変ロ長調Hob.I-85「王妃」(*) モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調K.414(#) ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調Op.93(+) ローズマリー・ファーニス(ディレクター;*) メルヴィン・タン(P/ディレクター;#) クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮(+) ロンドン室内o. | |||
録音:2007年2月28日、2008年6月26日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ライヴ。 フィルハーモニア管やロンドン・シンフォニアのライヴ録音を発信し話題を呼んでいるシグナム・クラシックスが新たに1921年創設のロンドン室内o.(LCO)とパートナーシップを締結、リリース第1弾には、コンサートマスターのローズマリー・ファーニスがオケを引っ張る「ハイドン」、シンガポール生まれの名匠メルヴィン・タンの弾き振りを聴ける「モーツァルト」、1988年から首席指揮者兼音楽監督の任にあるウォーレン=グリーンの「ベートーヴェン」の3作品を収録。イギリス室内o.(ECO/1948年創設)よりも長い歴史を持つイギリス最古の室内オーケストラが積み重ねてきた至芸が表舞台に登場する。 | |||
ジョン・ステイナー(1840-1901):主を十字架に
アンドルー・ケネディ(T) ニール・デイヴィス(B) ダリウス・バッティワラ(Org) ジョゼフ・カレン指揮ハダースフィールド合唱協会 | |||
ヨークシャー州など英国北部の声楽家たちが集まり、1836年に創設され170年以上という長い歴史と伝統を持つハダースフィールド合唱協会。マッケラス&ロイヤル・フィルのモーツァルト版「メサイア」(SIGCD-074)に起用されるなど、世界的指揮者たちからの信頼も厚い。「主を十字架に」は、キリストの受難を題材とした19世紀イギリスの作曲家ジョン・ステイナー(1840-1901)の代表作。 | |||
フロム・ザ・ハート ファン・ネス: マイ・ハート・イズ・ア・ホーリー・プレイス ラック:うぬぼれ ブランニング/ローソン編:ピエ・イエス ローハン&クリーク/ローソン編: アウト・オブ・ザ・ウッズ コーエン/ローソン編:ハレルヤ |
キングズ・シンガーズ | ||
キングズ・シンガーズのハーモニーとミエレクトリックサウンドをミックスしたモダーン・ソングのニュー・アレンジ集。キングズ・シンガーズの長年の友人グレアム・ラックの新作や、バリトンのフィリップ・ローソンによるアレンジなど。マキシ・シングル扱い(収録時間:約20分)のため、特別価格。 | |||
フェア・アルビオン〜イギリスの風景 パトリック・ホーズ(1958-): コール/リフレクショネム/アセンシオン/ フェア・アルビオン/バースデイ/ 3つのブロードランド・ピアノ・プレリュード/ 永遠の安息を/グロリエット/ハウ・ヒル/ カンターテ・ドミノ/雨の後に/ 夕闇に鳴く鶫/クアンタ・クアリア |
エリン・マナハン・トーマス(S) ジュリアン・ ロイド・ウェッバー(Vc) パトリック・ホーズ(P) クレア・ジョーンズ(Hp) デイヴィッド・スタウト(Br) デュークSQ、レイヴンSQ クリスティアン・フォーショウ &サンクチュアリ・アンサンブル ブルノ室内o.&cho. シティ・オヴ・プラハpo. | ||
イギリスの作曲家パトリック・ホーズは、2006年-2007年に Classic FM のコンポーザー・イン・レジデンスを担当し、前作「ソング・オヴ・ソングス」(SIGCD-162)が本国で大ヒット。難解な現代作品ではなく、シンプルで親しみやすい作風は、合唱分野を中心にコアからビギナーまで幅広い層から支持を受けている。マナハン・トーマス、ロイド・ウェッバーなど豪華キャストの演奏も聴きどころ。 | |||
アンドルー・デイヴィス&フィルハーモニア〜エルガー:交響曲集 交響曲〔第1番 変イ長調 Op.55 /第2番 変ホ長調 Op.63 (#) 〕/序曲「フロワッサール」Op.19 アンドルー・デイヴィス指揮フィルハーモニアo. | |||
録音:2007年4月12日(無印)、2007年5月20日(#)、以上クィーン・エリザベス・ホール、ライヴ。 Signum Classics のフィルハーモニアo.シリーズ第9弾。アンドルー・デイヴィスは、近年でもフィルハーモニ管との「エニグマ変奏曲」(SIGCD-168)、BBCフィルハーモニックとの「インドの女王」(CHAN-10570)、ジェイムズ・エーネスをソリストに迎えての「ヴァイオリン協奏曲」(ONYX-4025)等エルガーを続々録音しており、その解釈、演奏は現代最高と言っても言い過ぎではないだろう。 | |||
裸のバード バード:アヴェ・ヴェルム/ローリゼン:大いなる神秘/タリス:使徒たちは口々に アレグリ:ミゼレーレ/シェパード:我らを解き放ちたまえ/グレツキ:すべて御身に ピアソール:花輪を飾れ/タヴナー:アテネのための歌 ブルックナー:アヴェ・マリア/ロバーツ:ホープ・ファインズ・ア・ウェイ クリストファー・モンクス(芸術監督)アルモニコ・コンソート | |||
同じく イギリスの Deux-Elles からクォリティの高いCDを発表してきたアルモニコ・コンソートのシグナム・クラシックス第1弾。 | |||
ハブリジ・ハトルグリームソン(1941-):短い物語 | カプト・アンサンブル サイモン・カロウ(語り) | ||
ロシア・アヴァンギャルドの芸術グループ「オベリウ」の代表者として活躍し、反体制と疑われ獄中死した旧ソ連の詩人ダニール・ハルムスの物語を題材とした、アイスランドの作曲家ハブリジ・ハトルグリームソンによる語りと室内楽のための作品。サイモン・カロウは英国の俳優。 | |||
キャロルよりも甘美などのような音楽を?〜クリスマスのための歌曲とキャロル パリー編:ジングル・ベル / グルーバー(ラスボーン編):きよしこの夜 ラッター:キャロルよりも甘美などのような音楽を? / ハウエルズ:汚れなき薔薇 ショート編:羊飼いたちの別れ / ピーコック:来たれ、来たれ ラッター:球根の中には / ウィシャート:アレルヤ / タヴナー:仔羊 カーター編:さまよいながら私は不思議に思う ウィルコックス編:この素敵な香りはなんだろう / ショート編:クリスマスおめでとう ラスボーン:牛たち / ジェンキンス編:ガウデーテ / ショート編:まぶねの中で ウィルコックス編:明日、私は踊ろう / ラッター:降誕のキャロル カーター編:クリスマスの12日 ナイジェル・ショート指揮テネブレ ジェイムズ・シャーロック(Org) | |||
合唱王国イギリスの名匠、ナイジェル・ショートによって2001年に結成された室内合唱団テネブレによる本格的なクリスマス・アルバム。 | |||
マッケラス&フィルハーモニア〜 ドヴォルザーク: 交響曲第7番 ニ短調Op.70(*)/ 交響曲第8番 ト長調Op.88(#) |
チャールズ・マッケラス指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2008年10月9日(*)、12日(#)、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)、ライヴ。 シグナム・クラシックスの好評フィルハーモニアo.シリーズ第8弾は、首席客演指揮者チャールズ・マッケラスが十八番のドヴォルザークで、シューベルト(SIGCD-133)以来2度目の登場。 | |||
テミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィルの「ヴェルレク」 ヴェルディ:レクイエム カルメン・ジャンナッタージョ(S) ヴェロニカ・シメオーニ(Ms) アレクサンドル・ティムチェンコ(T) カルロ・コロンバーラ(B) ユーリー・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルクpo.、ミハイロフスキー劇場cho. | |||
録音:2009年3月2日、フィルハーモニー大ホール、サンクトペテルブルク、ライヴ。フィルハーモニアやLCOと組み、注目音源を続々とリリースしている当レーベルから、なんとテミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィルのライヴ・レコーディング・シリーズが始動!ムラヴィンスキーからレニングラードpo.(サンクトペテルブルク・フィル)を引継ぎ20年以上。旧ソ連の崩壊、ロシア国内のオーケストラの乱立、混乱、国際化など苦難を乗り越えてきたテミルカーノフと手兵の新たな1歩は、ロシアのオーケストラならではの豪快なサウンドと色彩、イタリアとロシアのヴェルディ歌いを揃えた強力ソリスト陣、ミハイロフスキー劇場(レニングラード国立歌劇場)合唱団の重厚な歌声によるヴェルディの「レクイエム」。 シリーズ第2弾にはショスタコーヴィチの交響曲第7番「レニングラード」が予定されており、近年録音面では不遇の時代を過ごしてきたテミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィルの巻き返しが今始まる。話題必至! | |||
すべてのフロイト主義者は脇へ寄ってくれるか J.S.バッハ/ブゾーニ編: トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調Op.109 J.S.バッハ: パルティータ第6番 ホ短調BWV.830/アダージョ ショパン:前奏曲第4番 ホ短調Op.28/ 練習曲第12番 ハ短調Op.25 ジェイムズ・ローズへのインタビュー |
ジェイムズ・ローズ(P) | ||
精神的不安定や、ギルドホール音楽院からの奨学金停止といった苦難を乗り越え、「カミソリ、小さな錠剤と大きなピアノ」(SIGCD-153)で全く独自の世界を展開した異色のアーティスト、ジェイムズ・ローズの当レーベル第2弾。独特なアルバム・タイトルと、陰影と感情の抑制を感じさせる演奏のコントラストも、彼が目指すスタイルの1つなのだろう。 | |||
アーロン・ジェイ・カーニス(1960-): 妖魔の市/見えないモザイクII |
メリー・キング(ナレーター) レベッカ・ミラー指揮 ニュー・プロフェッショナルズ | ||
録音:2008年9月。ピューリッツァ賞受賞作曲家による、19世紀イギリスの詩人クリスティーナ・ロセッティの作品「妖魔の市」を題材とした野心作。 | |||
ヴォーチェス8〜エイセス・ハイ ボノ&エッジ:ゴールデンアイ / ジョージ&アイラ・ガーシュウィン:スラップ・ザット・バス マリア・グレヴェール:縁は異なもの / ブライアン・ウィルソン:グッド・ヴァイブレーション ファビアン・アンドレ&ウィルバー・シュワント:わたしを夢見て レスリー・ブリカッセ&アンソニー・ニューリー:フィーリング・グッド コール・ポーター:エニシング・ゴーズ / ライオネル・バート:ロシアより愛をこめて アラン・ゴリー&ヘイミッシュ・ステュアート:クラウディ スティーヴン・ソンドハイム:心をなくして / クルト・ワイル:マック・ザ・ナイフ フレディ・マーキュリー:ラヴ・オヴ・マイ・ライフ ビル・コンティ&マーティン・リーソン、レスリー・ブリカッセ&ジョン・バリー:ユア・アイズ・オンリー ユー・オンリー・リブ・トゥワイス / ジョン・バリー:サンダーボール マイケル・ジャクソン:スムース・クリミナル マーヴィン・ハムリッシュ&キャロル・ベイヤー・セイガー:ノーバディ・ダズ・イット・ベター ヴォーチェス8 | |||
ウェストミンスター寺院の少年少女聖歌隊員たちによって2003年に結成された若きア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8は、ルネサンスのポリフォニーからジャズ&ポップスのアレンジまでをレパートリーとし、2005年にイタリアのゴリツィアで開催された国際合唱グランプリで第1位を獲得、この成功により実力を評価され一気にスターダムに駆け上がった。ア・カペラ8重唱編曲による「007」の主題歌、マイケル・ジャクソンの「スムース・クリミナル」などの名ナンバーを収録。 | |||
サロネン&フィルハーモニアのマーラー「第9」 マーラー:交響曲第9番 ニ長調 |
エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2009年3月22日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)、ライヴ。初出音源。 シェーンベルクの「グレの歌」(SIGCD-173)、ベルリオーズの「幻想交響曲」(SIGCD-193)に続くサロネン&フィルハーモニアの第3弾。 | |||
モーツァルト、グルック&ベルリオーズ:アリア集 グルック:歌劇「アウリスのイフィゲニア」〜Calchas, d'un trait mortel perce/ 歌劇「アルチェステ」〜Misero! E chefaro!/ 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」〜エウリディーチェを失って/ 歌劇「タウリスのイフィゲニア」〜Divinite des grandes ames モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」より[序曲/ここでお前に会える/僕はあなたの力によりすがる]/ 歌劇「皇帝ティートの慈悲」より [序曲/最高の王座にあるものの喜びは/王座を取り巻く者の心が/愛する神々よ] ベルリオーズ:歌劇「トロイアの人々」〜おお、金髪の神ケレス/ 歌劇「ベアトリスとベネディクト」〜彼女に恋しそうだ/ 「レリオ、または生への復帰」〜幸福の歌/ 劇的物語「ファウストの劫罰」Op.24〜ファウストのアリア アンドルー・ケネディ(T) サイモン・オーヴァー指揮サウスバンク・シンフォニア | |||
2006年のロイヤル・フィルハーモニック協会ヤング・アーティスト賞に輝き、グルックのオート・コントル・パートを歌いこなせる英国声楽界期待の逸材、アンドルー・ケネディ(1977-)によるアリア集。 | |||
ハウエルズ:合唱作品集 夏は来た/限りなき甘さ/子守歌を歌い/ 私は一つのことを主に願った/汚れなき薔薇/ アンティフォン/雪の中を歩く/ダウニング街10番地/ ここに小さな扉が/神は私の頭の中に/久しき昔/ テ・デウム/ユビラーテ/マニフィカト/ ヌンク・ディミッティス/聖チェチーリアへの賛歌 |
ラルフ・オールウッド指揮 ロドルファスcho. トム・ウィンペニー(Org) | ||
ロドルファス合唱団は、イートン・カレッジ・チャペル聖歌隊の音楽監督ラルフ・オールウッドが主宰するイートン・コーラル・コースの選抜生たちによる混声cho.。 | |||
Brahms : Sinfonia in B ブラームス/ヨゼフ・スヴェンセン編曲:シンフォニア ロ長調 (原曲:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8) クララ・シューマン/ヨゼフ・スヴェンセン編曲:3つのロマンスOp.22 ローベルト・シューマン/ヨゼフ・スヴェンセン編曲:F.A.E.ソナタ〜間奏曲 ブラームス/ヨゼフ・スヴェンセン編曲:F.A.E.ソナタ〜スケルツォ ヨゼフ・スヴェンセン(Vn)指揮マルメ歌劇場o. | |||
スコットランド室内管の名誉指揮者で、2007年からはスウェーデンのマルメ歌劇場の首席指揮者も務めるノルウェーと日本のハーフ、ヨゼフ・スヴェンセンのオーケストレーションによるブラームス&シューマン夫妻の音楽。 | |||
スウィミング・オーヴァー・ロンドン ボブ・チルコット&チャールズ・ベネット:スウィミング・オーヴァー・ロンドン ジェイソン・ムラーズ/フィリップ・ローソン編:僕は君のもの サラ・マクラクラン/ロジャー・トリース編:エンジェル / ミーカ(フィリップ・ローソン):バイ・ザ・タイム パット・メセニー&ライル・メイズ/ロジャー・トリース編:9月15日/キーパー・オヴ・ザ・シーズンズ ハロルド・アーレン&アイラ・ガーシュウィン/リチャード・ロドニー・ベネット編:イッツ・ア・ニュー・ワールド イザイ・M.バーンウェル:ドント・レット・ゴー イモジェン・ヒープ/クリストファー・ガビタス編:ハイド・アンド・シーク ホーギー・カーマイケル&ジョニー・マーサー&シドニー・アロディン/ダリル・ランズウィック編: レイジー・ボーンズ/アップ・ア・レイジー・リバー ミア・マカロフ:アンドロメダ/サイレント・ラヴ / ハリー・コニック・ジュニア/バーティー・ライス編:愛のレシピ ナット・キング・コール&アーヴィング・ミルズ/アレクザンダー・レストレンジ編: ストレイテン・アップ・アンド・フライ・ライト マイケル・ブーブレ&エイミー・フォスター・ギリス&アラン・チャン/アレクサンダー・レストレンジ編:ホーム キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ポール・フェニックス(T) フィリップ・ローソン、クリストファー・ガビタス スティーヴン・コノリー(B)] | |||
キングズ・シンガーズによるジャズ・インスパイアド・ミュージックと新しい委嘱作品のクロスオーヴァー・アルバム。 | |||
サロネン&フィルハーモニアの「幻想」! ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番 |
エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2008年9月28日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)、ライヴ。初出音源。 2008年のスタート以来絶好調の「フィルハーモニアo.シリーズ」第10弾。突如 SACD Hybrid でリリースされれたシェーンベルクの「グレの歌」(SIGCD-173)で健在振りを示したサロネンは、1983年にマイケル・ティルソン・トーマスの代役としてフィルハーモニア管へデビュー、その後1985年から1994年までは首席客演指揮者を務めており、両者には20年以上の歳月をかけて育んだ強固な信頼関係がある。 ロサンゼルス・フィル音楽監督を経て、2008/2009シーズンからフィルハーモニア管の首席指揮者兼芸術監督となった。 | |||
ショスタコーヴィチ: 交響曲第7番 ハ長調 Op.60「レニングラード」 |
ユーリー・テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルクpo. | ||
録音:2008年5月22日、ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)、ライヴ。 前作、ヴェルディの「レクイエム」(SIGCD-184)に続く&サンクトペテルブルク・フィルの同レーベル第2弾、レニングラードが登場。テミルカーノフ&同フィルは1995年、RCA へ同曲を録音しており、十数年ぶりの再録音。 | |||
ディアギレフとロシア・バレエ団 Vol.2 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」 リャードフ:交響詩 〔バーバ・ヤガー/魔法にかけられた湖/キキーモラ〕 |
ティエリー・フィッシャー指揮 BBCウェールズ・ナショナルo. | ||
2008年から名古屋フィルの常任指揮者として評価急上昇中のスイス人マエストロ、ティエリー・フィッシャーとBBC NOWによるシリーズ第2弾(Vol.1:「火の鳥」(SIGCD-165))。 | |||
エスパーニャ〜スペインの合唱作品集 ロドリーゴ/アランセイ編:アランフェス協奏曲 アルカラス:Xivarri オライソラ:Aurtxo seaskan オブラドルス:エル・ビト モンテス:ネグラ・ソンブラ アズルサ:スアリ・カンタ ゴジェネチェア:リバラナ ブスト:エスタ・ティエラ ルイス・アズナール:ナナ グリーディ:ソイ・デ・ミエレス ドゥランゴ:ペロ・グルロ アルフテル:ドン・キホーテのエピタフ ファリャ:マジョルカのバラード/他 |
オラツ・サイトゥア(S) カルロス・アランセイ指揮 コロ・セルバンテス | ||
イギリスで唯一、イベリア半島とラテン・アメリカの音楽を専門とし、スペインの合唱指揮者カルロス・アランセイが率いるプロの合唱団による、「ヤノマミ」(SIGCD-166)に続く2枚目のリリース。「合唱版アランフェス協奏曲」という珍しいものも含まれている。 | |||
プーランク:合唱作品集 ミサ曲 ト長調/黒い聖母像への連祷/ サルヴェ・レジナ/ある雪の夕暮れ/人間の顔/ アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り |
テネブレ ナイジェル・ショート (ディレクター) | ||
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):晩課のための音楽 イングレスス ハ短調(原曲: ニ短調)/ マニフィカト ハ長調(原曲: 変ホ長調)/ イングレスス ホ短調(原曲: ト短調)/ イングレスス ト長調(原曲: イ長調)/ イングレスス ト短調(原曲: イ短調)/ マニフィカト ヘ長調(原曲: ト長調)/ イングレスス 変ロ長調(原曲: ハ長調) クリーガー:5声のソナタ イ短調 ケルル:5 声のソナタ ト短調 |
キングズ・シンガーズ シャリヴァリ・アグレアブル | ||
パッヘルベルの忘れられた宗教作品。英クラシック FM 誌 2010年5月号で月間最優秀賞、同じく英BBCミュージック・マガジン2010年5月号では5つ星(最高評価)を獲得、早くも大きな反響を呼んでいるアルバム。 | |||
ディープ・イン・マイ・ソウル ショスタコーヴィチ:デュオ フレンド:ディープ・イン・マイ・ソウル サン=サーンス:アスカニオのアリアとバレエ モリコーネ(フレンド編):メドレー ジャーマン:ロマンス シューマン:3つのロマンスOp.94 サン=サーンス:ロマンスOp.37 バーンスタイン(フレンド編): 「ウェスト・サイド・ストーリー」〜サムウェア |
リサ・フレンド(Fl) マーク・キンカイド(P) ロドニー・フレンド(Vn) マーティン・ラドフォード(Vc) | ||
英国の名ヴァイオリニスト、ロドニー・フレンドの愛娘リサのデビュー盤。16歳からNYPのフルート奏者ルネ・シーバートに師事し、英国王立音楽大学ではスーザン・ミランの下で学び、現在はソリストとして活躍中。ショスタコーヴィチでは父娘共演も収録されている。 | |||
LCO Live ベートーヴェン: 「エグモント」序曲/ ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調Op.19(*) メンデルスゾーン: 交響曲第4番 イ長調Op.90「イタリア」 |
メルヴィン・タン (P/ディレクター;*) クリストファー・ ウォーレン=グリーン指揮 ロンドン室内o. | ||
"LCO Live" 第2弾は、根強いファンの多いシンガポール出身の名匠メルヴィン・タンのベートーヴェン弾き振りを含む1枚。トランペットにはイギリスの若き天才女流トランペット奏者アリソン・バルサムの名もあり。 | |||
LCO Live ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」序曲 モーツァルト:交響曲第1番 変ホ長調 K.16/ 歌劇「フィガロの結婚」K.492〜 [愛の神よ、安らぎを与えたまえ/ スザンナはまだ来ない/ 楽しい思い出はどこへ]/ アダージョとフーガK.546 ベートーヴェン:おお、不実な者よ Op.65 |
スーザン・グリットン(S) クリストファー・ウォーレン= グリーン指揮 ロンドン室内o. | ||
1921年に創設されたイギリス最古の室内オーケストラ、ロンドン室内o.のライヴ・シリーズ "LCO Live" 第3弾。 | |||
ファミリー・クリスマス アンダーソン:クリスマス・フェスティヴァル ケイ&ローマン:クリスマス・アルファベット / 伝承曲:きらきら星 シメオーネ:リトル・ドラマー・ボーイ / アンダーソン:そりすべり チルコット:Hey! Now / 伝承曲:この日、ひととなりし ハーバート&マクドナー:おもちゃの行進 / ラッター:クリスマスの12日 フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」より ウィリアムズ: Somewhere In My Memory / ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ ミーキンズ: Stable Carol / レーン:そり滑りのセレナード / フランク:天使の糧 ブリテン:このみどり児は / ハリソン:Christmas Hope / スタナード:ペンギンの歌 ピアポイント:ジングル・ベル / コシャット:雪のワルツ クリストファー・ベル指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.、RSNOジュニアcho. | |||
録音:2009年9月。ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管、RSNOジュニア・コーラスのスコットランド勢と、1996年からナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランド(NYCoS)の音楽監督を務める北アイルランドの指揮者クリストファー・ベルが贈るクリスマス・アルバム。定番から、英国合唱界の人気作曲家チルコットの「ヘイ。ナウ」、ホーム・アローンの「サムウェア・イン・マイ・ドリーム」など、バラエティ豊かなプログラム。 | |||
ジョン・メトカーフ(1946-): ハープ、フルート、 クラリネットと弦楽のための七重奏曲/ パス・オヴ・ソング/ドルバダーン城/ 地図に見るウェールズ |
エリナー・ターナー(Hp) ニコラ・トーマス(Vc) デイヴィッド・キャンベル(Cl) フィリッパ・デイヴィス(Fl) ソルスティス・クァルテット サッコーニSQ | ||
録音:2008年、2009年。現代ウェールズのリーディング・コンポーザーによる、ハープを主役とする室内楽作品集。 | |||
真夜中に〜イアン・ヴェナブルズ(1955-): 歌曲と室内楽作品集 永遠への招待 Op.31/弦楽四重奏を伴う4つの歌曲/ 弦楽四重奏曲 Op.32 |
アンドルー・ケネディ(T) ダンテSQ | ||
リヴァプール出身のヴェナブルズは、アーサー・ブリス協会のプレジデント、アイヴァー・ガーニー協会のチェアマンを務める現代イギリスの作曲家。19世紀のロマン派音楽の伝統に現代の作風を加えた作風を持つ。 | |||
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」 プーランク:バレエ音楽「牝鹿」 |
ティエリー・フィッシャー指揮 BBCウェールズ・ナショナルo.&cho. | ||
録音:2009年6月19日、セント・デイヴィッズ・ホール、カーディフ、ライヴ。2008年に名古屋フィルの第7代常任指揮者(現在は名誉指揮者)に就任し、一気に日本での知名度と評価を上げたスイス人マエストロ、ティエリー・フィッシャーが、現在も首席指揮者を務めるBBCウェールズ・ナショナル管とのストラヴィンスキー・シリーズの第3弾。 | |||
ラングレの荘厳ミサ曲〜合唱とオルガンのためのフランスの宗教的作品集 ラングレ:荘厳ミサ曲 / セヴラック:タントゥム・エルゴ ヴィレット:おお, 救いのいけにえ Op.21/おお、何と情け深き Op.71 メシアン:おお聖なる宴よ/聖体の秘蹟 / デュプレ:アヴェ・ヴェルムOp.34-1 ヴィレット:イエス、優しき思い出/天使の糧 / プーランク:サルヴェ・レジナ ロジェ=デュカス:天の女王/パストラーレ ラルフ・オールウッド指揮イートン・カレッジ・チャペル聖歌隊 デイヴィッド・グード(Org) | |||
英国の名門イートン・カレッジ(ヘンリー6世によって1440年に設立)に通う16歳から20歳までの声楽家たちによって構成される合唱団によるアルバム。 | |||
メトカーフ:トレーシング・ザ・アウトライン/ コンスタント・フィルター/カイト/ロンリー・ベイ/ アズ・シー・フェル/アピアランス・オヴ・カラー |
マシュー・バーリー (Vc/電子楽器) | ||
チェロの新ジャンル開拓を目指し続けるムローヴァの夫君、マシュー・バーリーのニュー・プロジェクトは、現代UKの奇才ジョン・メトカーフ(メットカルフェ)のチェロと電子楽器のコラボレーション。 | |||
マイケル・バークリー(1948-):歌劇「フォー・ユー」
アラン・オピー(Br) クリストファー・レミングズ(T) レイチェル・ニコルズ、ヘレン・ウィリアムズ(S) ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(Br) アリソン・クック(Ms) マイケル・ラファティ指揮ミュージック・シアター・ウェールズ | |||
録音:2008年10月-11月、世界初演時ライヴ。レノックス・バークリーの息子で作曲家、BBCラジオ3のプレゼンターとして活躍するマイケル・バークリーの歌劇。台本はイギリスの小説家イアン・マキューアンによる。 | |||
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245
チャールズ・ダニエルズ(T;福音史家) スティーヴン・ヴァーコー(Br;イエス) シュテファン・ローゲス(B;ピラト) ピーター・シーモア指揮 ヨークシャー・バロック・ソロイスツ | |||
録音:2010年1月。 1973年に創設されたヨークシャー・バロック・ソロイスツ(YBS)は、ハイペリオンからリリースされているアーベルやヒュームのヴィオラ・ダ・ガンバ作品集の演奏が印象深いガンバ奏者スザンヌ・ハインリヒもメンバーに名を連ねる団体。ヨーク古楽音楽祭へ定期的に出演、またライプツィヒ・バッハ音楽祭からも招聘を受けており、当盤では強力なソリスト陣も聴き物。 | |||
悲しみの対話 ラムゼイ:ダビデが聞きしとき/涙は王子のため? フォード: Tis Now Dead Night クランフォード: Weep, weep Britons ウォード: No Object Dearer コプラリオ:朝の歌より ウィールクス:おお、ヨナタン/ダビデが聞きしとき デリング:王は動き/Contristatus est David ヴォーター: Melpomene, Bewail ラムゼイ:力強き者は倒れたるかな/眠れ、肉体の誕生 トムキンズ:その時ダヴィデは悲嘆に暮れた/ ダビデが聞きしとき ウォード:Weep Forth your Tears |
ガリカントゥス エリザベス・ケニー(リュート) ガブリエル・ クラウチ(ディレクター) | ||
録音:2010年1月。 次代の名君と期待されたが、チフスに倒れ1612年にこの世を去ったステュアート朝の"プリンス・オブ・ウェールズ"、ヘンリー・フレデリック・ステュアート王子の死をテーマとした、イギリス後期ルネサンスの合唱作品集。 | |||
LCO Live (Vol.4) ラヴェル:クープランの墓 フォーレ:パヴァーヌOp.50 プーランク:ピアノ協奏曲(*) ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ イベール:ディヴェルティスマン |
パスカル・ロジェ(P;*) クリストファー・ ウォーレン=グリーン指揮 ロンドン室内o. | ||
録音:2008年5月25日、2010年4月21日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン、ライヴ。LCO Live第4弾はフランス物、ソリストはパスカル・ロジェ。 | |||
アレクサンドル・レヴィーン(1955-): 人類のための祈り |
ナイジェル・ショート指揮 テネブレ | ||
録音:2010年2月。 ロシアの作曲家がレヴィーンが作曲した宗教合唱曲。1990年に暗殺されたロシア正教の司祭&指導者、アレクサンドル・メン [ Father Alexander Vladimirovich Men / 1935-1990] の生誕85周年記念作。 | |||
J.S.バッハ:モテット集 〔第1番「主に向かいて新しき歌を歌え」BWV.225/第4番「恐るるなかれ、われ汝とあり」BWV.228/ 第6番「すべての国よ、主を讃美せよ」BWV.230/第3番「わが喜びなるイエスよ」BWV.227/ 第5番「来たれ、イエス、来たれ」BWV.229/第2番「御霊はわれらが弱きを助け給う」BWV.226〕 ヴォーチェス8 バーナビー・スミス指揮セネジーノ・プレイヤーズ | |||
録音:2010年4月13日-16日、セント・サイラス教会、ロンドン。イギリス発、かつてウェストミンスター寺院少年少女聖歌隊に所属していたメンバーたちによる驚異のア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8による、ポップス&ジャズのアレンジ・アルバム「エイセス・ハイ」(SIGCD-187)に続く第2弾。 | |||
テミルカーノフ〜プロコフィエフ: 組曲「シンデレラ」より(*) 〔序奏 Op.107 No.1/パ・ド・シャOp.107 No.2/喧嘩 Op.107 No.3/仙女のお婆さんと冬の精 Op.107 No.4/踊りのレッスンとガヴォットOp.108 No.2/ ギャロップOp.108 No.7/愛を込めて Op.109 No.8/シンデレラのワルツOp.107 No.7/真夜中 Op.107 No.8〕/ 組曲「ロメオとジュリエット」より(#) 〔モンタギュー家とキャピュレット家 Op.64ter No.1/少女ジュリエットOp.64ter No.2/僧ローレンスOp.64ter No.3/踊り Op.64ter No.4/ 別れの前のロメオとジュリエットOp.64ter No.5/仮面舞踏会 Op.64bis No.5/タイボルトの死 Op.64bis No.7〕 ユーリー・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルクpo. | |||
録音:2009年8月26日-28日(#)/2009年12月24日(*)、以上 フィルハーモニー大ホール、サンクトペテルブルク。ヴェルディ「レクイエム」(SIGCD-184)、ショスタコーヴィチ「レニングラード」(SIGCD-194)に続くテミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィル2010年&新天地でのリリース第3弾。 旧ソ連時代のオーケストラを思い起こさせるトランペットの直線的で突き刺すようなサウンド、咆哮するブラスとパーカッション。「ロメオとジュリエット」、「シンデレラ」のストーリーをドラマチックに描く表情豊かな弦楽セクション。旧ソ連時代、レニングラードpo.時代からの伝統的なサウンドを残しつつ、同時にインターナショナル化も感じさせるテミルカーノフ体制のサンクトペテルブルク・フィルが凄演を繰り広げる。 | |||
J.S.バッハ/ビル・ドビンズ編曲: クリスマス・オラトリオBWV.248 |
キングズ・シンガーズ ビル・ドビンズ指揮 WDRビッグ・バンド | ||
録音:2009年11月30日、ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)、ライヴ。キングズ・シンガーズのクリスマス・オラトリオは、イーストマン音楽院ジャズ科教授ビル・ドビンズの編曲によるア・カペラとビッグ・バンド版!? ビル・ドビンズは、ドイツ、ケルンのWDRビッグ・バンドのプリンシパル・ディレクター、オランダ、ヒルヴァーサムのメトロポールo.のゲスト・コンダクターを務め、現在はアメリカのイーストマン音楽院教授。 | |||
ハープ協奏曲集 グリエール:ハープ協奏曲 変ホ長調 Op.74 ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲 モーツァルト: フルートとハープのための協奏曲 ハ長調K.299 |
クレア・ジョーンズ(Hp) ウィリアム・ベネット(Fl) ポール・ワトキンズ指揮 イギリス室内o. | ||
2007年から英国王室、英国皇太子(HRH The Prince of Wales)のオフィシャル・ハーピストとして活躍中の女流ハーピスト、クレア・ジョーンズのコンチェルト・アルバム。 | |||
クリケットの歌 レストレンジ編曲:クリケット・テーマ・メドレー / ウォーロック:ハンブルドンのクリケット競技者 様々な作曲家:スクール・ソングス・メドレー / ライス/ロイド・ウェッバー:夏のゲーム スティルゴー:リリアン・トムソン / 伝承曲:ラドネージ・クリケット・ソング イエッティーズ:愉快な4人の球技者 / ロンドン・クァルテット/ハーヴァーガル:クリケットのルール シャーマン/フィールズ/タッパー/ニコルズ: You’ve Got to be a Cricket Hero ハノン/ウォルシュ:ごまかし / M.ホルスト:村のロンド / ワーナー/ケリー:イートンとウィンチェスター チャンピオン:I made a Hundred in the Backyard at Mum’s 様々な作曲家:オーストラリアのクリケット・メドレー / スティルゴー: Barmy Army ディーツ/シュワルツ:That’s Not Cricket / 作曲者不詳:クリケット・ティー・タオル スティルゴー:Andy Flower Duet / スティルゴー:エルサレム ハーパー:When an Old Cricketer Leaves the Crease / ブレムナー:ストップ・イット・アッガース! カンタービレ(ロンドン・クァルテット) | |||
録音:2011年2月-3月、ロンドン。クラシックとコメディをミックスさせたスタイル、1982年から2000回を超えるライヴ・パフォーマンス、200以上のテレビ放映で人気を博してきたイギリスのヴォーカル・アンサンブル、カンタービレ(ロンドン・クァルテット)による、イギリスの紳士のスポーツ、クリケットにちなんだ作品集。 | |||
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232
キャサリン・バックハウス(S) クリント・ファン・デル・リンデ(A) ベン・ジョンソン(T) コリン・キャンベル、ホーカン・ヴラムスモ(B) ラルフ・オールウッド指揮ロドルファスcho.、サザン・シンフォニア | |||
ロドルファス合唱団は、イギリスのイートン・カレッジで音楽監督を務めている合唱指揮者ラルフ・オールウッドが、イートン・カレッジ・サマー・コーラル・コースのメンバーから選抜した16歳-25歳の歌手たちで構成される混声cho.。 前作ハウエルズの合唱作品集(SIGCD-190)は、英BBCミュージック・マガジン誌で演奏&録音ともに最高評価の五つ星を獲得している。 | |||
マッケラスのマーラー「第4」 マーラー:交響曲第4番 ト長調 |
サラ・フォックス(S) チャールズ・マッケラス指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2006年2月16日、クイーン・エリザベス・ホール、ロンドン、ライヴ。初出音源。 2010年7月に急逝した巨匠サー・チャールズ・マッケラス。晩年も病を感じさせず旺盛に活動、溌溂とした演奏を聴かせてくれた。シューベルト「交響曲第9番」(SIGCD-133)、ドヴォルザーク「交響曲第8番」(SIGCD-183)に続き、マーラーの第4番が、SIGNUM CLASSICS から巨匠の追悼盤として登場する。 | |||
ウォルトン:チェロ協奏曲 (第4楽章=1975年改訂版/世界初録音) ショスタコーヴィチ: チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107 ウォルトン:チェロ協奏曲〜第4楽章(1956年原典版) |
ジェイミー・ウォルトン(Vc) アレクサンダー・ブリガー指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2009年12月22日-23日。シグナム・クラシックスが強力に推薦するイギリスのチェリスト、ウォルトンによる、エルガー&ミャスコフスキー(SIGCD-116)、ブリテン&ショスタコーヴィチ(SIGCD-137)に続くコンチェルト・アルバム。ウォルトンでは、第4楽章に世界初録音となる1975年の改訂版を用いて完成形の構築を目指している。 | |||
ジョン・タヴナー(1944-): 4つの弦楽四重奏とチベットのシンギングボウル のための「トワーズ・サイレンス」 |
メディチSQ、フィンジSQ、 カヴァレーリSQ、 フィフス・クァドラント | ||
世界初録音。収録時間が30分強のためか、特別価格。イギリスの神秘主義作曲家ジョン・タヴナー(1944-)による異色の編成を用いた新作。自らを正教徒であるとするタヴナーは、作品に宗教的要素を取り入れている。 | |||
ナジ・ハキム・プレイズ・ナジ・ハキム(1955-): All My Founts Shall Be With You / Love The Colourful World / Sakskøbing Præludier / To Call My True Love To My Dance / Glenalmond Suite / Aalaiki’ssalaam ナジ・ハキム(Org) | |||
録音:2009年8月、デンマーク放送コンサート・ホール。使用楽器:ファン・デン・フーヴェル製。レバノンのベイルートで生まれ、メシアンの後任としてパリ・トリニテ教会のオルガニストを務めるハキムの自作自演集。Sakskøbing 〔サクスコビング?〕はデンマークの町。 | |||
イギリスのオルガン音楽 ホワイトロック:ファンアーレ / ウォルフォード・デイヴィス:荘厳な旋律 スタンリー:ヴォランタリー / ウェズリー:コラール歌曲とフーガ ブリッジ:アレグロ・グラツィオーソ / ハーウッド:ソナタ第1番 嬰ハ短調 ハウエルズ:狂詩曲 変ニ長調 Op.17-1 / ジャクソン:トッカータ、コラールとフーガ Op.16 ジェイムズ・ヴィヴィアン(Org) | |||
録音:2009年9月、テンプル教会。使用楽器:ハリソン&ハリソン社、1926年製。約800年という長い歴史と芸術性を誇る教会の大オルガンを使用。 | |||
ロマンティック・ノベルティーズ リムスキー=コルサコフ: ロシアの主題による幻想曲 Op.33 ゲーゼ:奇想曲 イ短調 イザイ:マズルカOp.10-2 グラズノフ:瞑想曲 Op.32 イザイ:謝肉祭のセレナーデ チャイコフスキー:憂鬱なセレナードOp.26 ヨアヒム:変奏曲 ホ短調 |
宇田川杰子(Vn) マーティン・ブラビンズ指揮 フィルハーモニアo. | ||
日本人ヴァイオリン奏者、宇田川杰子のオーケストラ伴奏付き作品集。 | |||
マジェスティ・オヴ・ザ・グローリー パーセル:テ・デウム ニ長調/ アンセム「わが愛する者は語る」Z.28 エルガー:テ・デウム ブリテン:キリストとありて喜べ Op.30 ハウエルズ:テ・デウム「コレギウム・レガーレ」 |
ジェイムズ・ヴィヴィアン (ディレクター) テンプル教会聖歌隊 テンプル・プレイヤーズ グレッグ・モリス、 イアン・レ・グリース(Org) | ||
録音:2009年3月。12世紀後半に建立された英国国教会のロンドン・テンプル教会の聖歌隊が歌うイギリス音楽300年の歴史。ジェイムズ・ヴィヴィアンは、スティーヴン・レイトン体制時代には副オルガニストを務め、現在はテンプル教会の音楽監督&オルガニストとして活躍中。 | |||
ムソルグスキー:展覧会の絵 ドビュッシー:版画 リスト:婚礼/エステ荘の噴水/アヴェ・マリアS.182 |
リル・ウィリアムズ(P) | ||
録音:2009年11月。ウェールズの若手ピアニスト、リル・ウィリアムズは英タイムズ紙で「現代の本当に偉大な音楽家の1人」と激賞され、ボルトン&モーツァルテウム管とのシューマン「ピアノ協奏曲」で、ザルツブルク・デビューも大成功させた。 | |||
フラックス ジャクソン:「 LM-7:アクエリアス」 / ロング:フラックス / パンクハースト: Diaphanousphere K.ティペット:5つの短い小品/Four Whispers for Archie’s Chair / フィットキン:ヴェント シュウォーツ:4チェアー・レッグス / ウィリアムソン:イン・メモリアム ナイマン: De L'hotel de la ville a la Concorde ルナ・サクソフォン四重奏団 | |||
録音:2009年2月。2002年結成のイギリスのサクソフォン・アンサンブルによる新作集。ウェールズの若手作曲家への委嘱作、合唱作品で有名なガブリエル・ジャクソン、そしてマイケル・ナイマンの音楽など。 | |||
ブリテン:キャロルの祭典 Op.28 エリザベス・ポストン(1905-1987): イングリッシュ・デイ=ブック オリヴァー・アイルデール・サール(1977-):夏の夜に スティーヴン・ディズリ:The Ears of Mr Tuer |
クリストファー・ベル指揮 NYC os 女声cho. クレア・ジョーンズ(Hp) | ||
録音:2010年5月。 ナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランドの女声cho.と英国王室のオフィシャル・ハーピスト、クレア・ジョーンズが共演したブリテンの「キャロルの祭典」。イギリスの女流作曲家ポストン、スコットランドのサール、アイルランドのディズリによる合唱作品をカップリング。 | |||
ユーリー・テミルカーノフ チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」(*) 〔情景/ワルツ/白鳥の踊り/パ・ダクシオン/ハンガリーの踊り/ ナポリの踊り/マズルカ/小さい白鳥たちの踊り/終幕の情景〕 ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45(#) |
ユーリー・テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルクpo. | ||
録音:2008年4月14日、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー大ホール、ライヴ(*)、2008年8月26日、ルツェルン・コンサート・ホール、ライヴ(#)。ロシアの名匠と名門、ユーリー・テミルカーノフとサンクトペテルブルク・フィルの Signum Classics 第4弾はテミルカーノフ十八番中の十八番。 | |||
ラフマニノフ:ピアノ作品集 幻想小品集 Op.3 より〔エレジー 変ホ短調 Op.3 No.1/前奏曲 嬰ハ短調 Op.3 No.2〕/ 富と喜び Op.34 No.12(ポット編曲)/リラの花 Op.21 No.5(ラフマニノフ編曲)/ 前奏曲集 Op.23 より 〔ニ長調 Op.23 No.4/ト短調 Op.23 No.5/変ホ長調 Op.23 No.6〕/ 前奏曲集 Op.32 より 〔ヘ短調 Op.32 No.6/ロ短調 Op.32 No.10/嬰ト短調 Op.32 No.12〕/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36 ジェレミー・フィルセル(P) | |||
録音:2007年12月14日、ワッセン・ホール、ロンドン。イギリスのヴィルトゥオーゾ・オルガニスト、ジェレミー・フィルセルが、ピアニストとしてラフマニノフを弾いたアルバム。 | |||
スコティッシュ・アンサンブル・ライヴ〜エイト・シーズンズ ヴィヴァルディ:春 / ピアソラ:ブエノスアイレスの春 ヴィヴァルディ:夏 / ピアソラ:ブエノスアイレスの夏 ヴィヴァルディ:秋 / ピアソラ:ブエノスアイレスの秋 ヴィヴァルディ:冬 / ピアソラ:ブエノスアイレスの冬 ジョナサン・モートン(Vn;*)芸術監督スコティッシュ・アンサンブル | |||
録音:2010年4月23日、クイーンズ・ホール、エディンバラ、ライヴ。使用楽器:ニコラ・アマティ、1640年頃製作(*)。 | |||
The Soul Rests Eternal〜 マイク・シェパード(1958-): Prologue / Elegy for a Lost Son / Artemis & Orion / Despite the Falling Snow / Soliloquoy / Lullaby / The Soul Rests Eternal / Tintinnabulum / A Remark You Made / Hymnus / Ripples / An Ordinary Tuesday / Ellie’s Theme / Epilogue キャロライン・デール(Vc) マイク・スミス(Perc) スティーヴ・シドウェル指揮イギリス室内o. | |||
録音:2010年8月2日-9日。ヨーロッパの出版社でマネージング・エディターを務め、マイケル・ナイマン、フィリップ・グラス、クレイグ・グラスらの作品に携わってきたフリーランスの作曲家シェパードによる祈りの音楽。デールはイギリス室内管、スコティッシュ・アンサンブルの首席チェリスト。 | |||
ジーズ・ヴィジョンズ メトカーフ:オン・ソング / レイノルズ:ヘッド・オヴ・ブラス ペトリー:カムリの歌 / タン:サム・オブ・ザ・サイレンス / ペインター:ルナ・シー ボーデン:ジーズ・ヴィジョンズ / ロング:ハーヴェルスペンディング ルナ・サクソフォン四重奏団 | |||
録音:2010年7月-8月。2002年に結成、コンポーザー&パフォーマーのコラボレーションを活動の主題としているイギリスのサクソフォン・クァルテット、ルナ・サクソフォン四重奏団は、すでに数十曲の委嘱作品の初演を行っている。当アルバムはウェールズの若手作曲家たちの作品を収録したもの。 | |||
バーナード・ハーマン(1911-1975):室内楽作品集 弦楽四重奏のための「エコー」/ クラリネット五重奏曲「旅の思い出」(*)/ 弦楽四重奏のための「サイコ組曲」 (リチャード・バーチャル編) |
ジュリアン・ブリス(Cl;*) ティペットSQ | ||
録音:2010年6月、10月。「悪魔の金」でアカデミー作曲賞に輝いた映画音楽の大家が1960年代中期以降に書いた室内楽作品集、というユニークなアルバム。名門ジュリアード音楽院で学んだクラシックの作曲家としての実力が発揮された本格的な作品ばかり。 | |||
ネイクド・バード Vol.2 コントラクトゥス:めでたし女王 / タリス/モンクス編曲:タリスの精神(*) バーバー:「弦楽のためのアダージョ」〜アニュス・デイ / タヴナー:葬送のイコス パーセル:おお主よ、わが祈りを聞きたまえ / ヒルデガルド・フォン・ビンゲン:聖霊は生の源の生 ロバーツ:愛を語ってはならない(*) / ロッティ:十字架につけられ ヒルデガルド・フォン・ビンゲン:O virtus sapientae / ビクトリア:我がハープは悲しみの音に変わり バックリー:主の慈しみは世々とこしえに(*) / バード:4声のミサ曲〜アニュス・デイ / タヴナー:子羊 クリストファー・モンクス(芸術監督)アルモニコ・コンソート | |||
録音:2010年2月。(*)は世界初録音。 | |||
ダンス ジェゲデ:ダンス・オヴ・ザ・スピリット / カトラー:フォーク・ミュージック アダムズ:パヴァーヌ / フィトキン:インフォーマル・ダンス ポピー:ディフィニトリー・ディスコ / フィニッシー:メヌエット タン・ドゥン:ブラック・ダンス / ヴォランズ:ファースト・ダンス ナイマン:タンゴ / ジョン・ロード: Zarabanda Solitaria G.プロコフィエフ: Bogel Move (Jamaican Dancehall) カッツ=チャーニン:ナイーヴ・ワルツ / デネヒー:スタンプ ベイツ: Peculiar Terms of Physical Intimacy スミスSQ | |||
録音:2009年9月、2010年1月、聖マイケル教区教会、ハイゲイト。ライヒ、グラス、イギリスの現代作曲家らの150作以上を世界初演しているスミス弦楽四重奏団による、「ダンス」をテーマとした作品集。 | |||
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
ロバート・ハワース指揮エイジ・オヴ・インライトゥメントo.&cho. | |||
録音:2010年8月30日、キングス・プレイス・ホール・ワン、ライヴ。Signum Classics から「啓蒙時代のオーケストラ」の意味を持つエイジ・オヴ・インライトゥメントo.(OAE)のシリーズがスタート。1986年の結成以来、首席指揮者を置かずに来た同オケの同レーベル第1弾は、バロック・オペラの指揮経験も豊富で、チェンバロ&オルガンも弾きこなす同団員のロバート・ハワースの下で演奏されたモンテヴェルディの「聖母マリア」。声楽陣にもザ・シックスティーンのソプラノ、グレイス・デイヴィッドソンらトップレベルの古楽系歌手を配し、万全の演奏となっている。 | |||
ウォルトン: ヴァイオリン協奏曲/ 「ヘンリー5世」〜弦楽のための2つの小品 バーバー:ヴァイオリン協奏曲/ 弦楽のためのアダージョOp.11 |
トーマス・ボウズ(Vn) ヨゼフ・スヴェンセン指揮 マルメ歌劇場o. | ||
録音:2010年3月。ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズのコンサートマスターからソリストへと転身したハートフォードシャー生まれのヴァイオリニスト、トーマス・ボウズのシグナム・デビュー盤。 | |||
アイリッシュ・ソングブック ダンヒル:天上のクロース / バーバー:辺鄙なホテル / ブリッジ:窓から身を乗り出して ペンドルトン編曲:別れを告げる / モーラン編曲: The Roving Dingle Boy / バックス: To Eire ブリテン編曲:庭の千草 / モーラン編曲:いたずら娘 / ケージ:18回の春を迎えた陽気な未亡人 ハウエルズ: Flood / オール:駅前通り / ヒューズ編曲: Marry Me Now / モーラン編曲:失われた愛 ブリテン編曲:復讐と栄光 / ヒューズ編曲: Oh Men from the Fields / バーバー:聖アイタの幻視 ブリテン編曲:若い吟遊詩人 / アイアランド: Tutto e sciolto / ハーティ: The Stranger's Grave ブリテン編曲: Sail on, sail on / バーバー:隠遁への願い / ブリテン編曲:真夜中に/サリー・ガーデンズ アイリッシュ・タイナン(S) イアン・バーンサイド(P) | |||
録音:2009年4月。アイルランドのマリンガー生まれのソプラノ、アイリッシュ・タイナンが歌う20世紀の作曲家たちのアイリッシュ・ソングブック。 | |||
ロドルファス合唱団〜コラール・コレクション タリス:ラテン語のモテットと英語のアンセム集 グリアー:12のアンセム スペシャル・アレンジ集 チャイコフスキー/オールウッド編:アヴェ・マリア ショパン/オールウッド編:前奏曲 ハ短調 シューベルト/スモールウッド編:音楽に/他 |
ラルフ・オールウッド指揮 ロドルファスcho. | ||
ロドルファス合唱団はイートン・カレッジ・サマー・コラール・コースのメンバーから選抜された16歳〜25歳のメンバーによる混声合唱団。 | |||
ロドリーゴ: アランフェス協奏曲/ある貴紳のための幻想曲/ ギターのための牧歌 |
チャールズ・ラミレス(G) ダグラス・ボイド指揮 ヨーロッパ室内o. | ||
録音:2010年10月、12月。イベリア半島南東部に位置するイギリス領ジブラルタル出身で、ロンドンを中心に活躍するギタリスト、ラミレスによるロドリーゴ。 | |||
ナジ・ハキム(1955-):室内楽&オルガン作品集 水仙/マニフィカト/ 「輝く暁の星、いと美しきかな」による変奏曲/ 私を封印のようにあなたの心臓につけて下さい/ 奇想曲/アメイジング・グレイス/鳩 |
リマ・タウィル(S) ジャン=フィリップ・ クズマ(Vn) 王室礼拝堂SQ ナジ・ハキム(Org) | ||
録音:2009年6月、12月、2010年1月。ベイルート生まれの作曲家・オルガニスト、ナジ・ハキムの作品集第3巻。 | |||
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV.56 ウェインライト:めさめてたたえまつれ エリザベス・ワッツ(S) キャスリン・ウィン=ロジャーズ(A) マルク・ルブロック(T) ジェイムズ・オールドフィールド(B) ジョゼフ・カレン(Cemb) ダリウス・バティワラ(Org) ジェーン・グラヴァー指揮ノーザン・シンフォニア、ハダースフィールド合唱協会 | |||
録音:2010年12月。既にマッケラスの指揮でモーツァルト版「メサイア」(SIGCD-074)を録音している、1836年に創設されたイギリスのハダースフィールド合唱協会による「メサイア」新盤。指揮にはジェーン・グラヴァーを迎え、独唱も強力。 | |||
プーランク:歌曲全集 Vol.1 歌曲集「コカルド」(**)/歌曲集「メタモルフォーズ」(#)/歌曲集「陽気な歌」(##)/ ギターに寄せて(+)/墓碑銘(++)/ルイーズ・ド・ヴィルモランの3つの詩(+)/ 矢車菊(**)/最後の詩(#)/ロズモンド(##)/ 歌曲集「偽りの婚約」(#)/歌曲集「パリの風景」(**)/歌曲集「くじびき」(*) フェリシティ・ロット(S;*) リサ・ミルン(S;#) ローナ・アンダーソン(S;+) ロバート・マーレイ(T;**) クリストファー・マルトマン(Br;##) ジョナサン・レマル(B-Br;++) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2010年2月、9月。フェリシティ・ロットも参加するプーランクの歌曲全集がスタート。 | |||
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):6声のレクイエム(1605) アロンソ・ロボ(1555頃-1617):我が竪琴は悲しみに/エレミアの哀歌 ナイジェル・ショート(ディレクター)テネブレ | |||
録音:2010年11月。ザ・シックスティーン、キングズ・シンガーズのメンバーとして活躍したナイジェル・ショートが結成したテネブレによる、ビクトリア没後400周年記念盤。 | |||
コンチェルティ・クリオーシ パラディエス: オルガンまたはチェンバロのための協奏曲 ライヒェナウアー:オーボエのための5声の協奏曲 ベッリーン:5声の協奏曲 ペープシュ:4本のヴァイオリンのための協奏曲 ヘルテル:トランペット協奏曲第3番 クロフト:4本のヴァイオリンのためのソナタ バルダッサーリ:コルネットと弦楽のためのソナタ |
シャリヴァリ・アグレアブル | ||
録音:2010年8月。"楽しい騒ぎ"の意味を持つ同レーベル創設初期からのピリオド・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブルによる18世紀の知られざる協奏曲集。 | |||
ドホナーニ&フィルハーモニア〜 ブラームス:交響曲全集 Vol.2 〔第1番 ハ短調Op.68/第3番 ヘ長調Op.90〕 |
クリストフ・ フォン・ドホナーニ指揮 フィルハーモニアo. | ||
『 SIGNUM CLASSICS & THE PHILHARMONIA 』の記念すべき第1弾だったドホナーニのブラームス(第2番&第4番; SIGCD-132)が、ついに全集として完結。 | |||
イタリアン・ジャーニー〜モーツァルト: 歌劇「ルーチョ・シッラ」K.135〜復讐と死の欲望が燃えあがり/歌劇「見てくれのばか娘」K.51〜いとしい花嫁/ 歌劇「シピオーネの夢」K.126〜険しい坂の樫の老木は/歌劇「偽の女庭師」K.196〜我が胸の内に聴くのは/ 歌劇「羊飼いの王様」K.208〜たとえ戦いに勝っても/歌劇「イドメネオ」K.366〜愛する父に/ 歌劇「羊飼いの王様」K.208〜ひとりだけ言えるのだ/歌劇「イドメネオ」K.366〜私の回りに/哀れ、夢か!K.431/ 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527〜私の恋人を慰めて/歌劇「イドメネオ」K.366〜海から逃れ/ 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588〜恋の息吹きは、何という凄まじい混乱/ 歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621〜皇帝の主権にとって、親しい神々よ ジェレミー・オヴェンデン(T) ジョナサン・コーエン指揮イジ・オヴ・インライトゥメントo. | |||
録音:2010年9月29日-10月2日、殉教者聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン(ロンドン)。ニコライ・ゲッダの弟子でイギリス屈指のモーツァルト歌手、オヴェンデンとOAEのアリア集。 | |||
サン=サーンス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.123 ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 |
ジェイミー・ウォルトン(Vc;*) ダニエル・グリムウッド(P) | ||
録音:2010年4月。使用楽器:グァルネリ、1712年製(*)。ウィリアム・プリース最後の弟子の1人であるウォルトンは、Somm にショパンのチェロ・ソナタを録音しており、当盤は再録音。 | |||
マッケラス&OAE〜ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」
アマンダ・ルークロフト(S) フィオーナ・ジェーンズ(Ms) ジョン・マーク・エインズリー(T) ニール・デイヴィス(Br) チャールズ・マッケラス指揮エイジ・オヴ・インライトゥメントo.、ニュー・カンパニー | |||
録音:1994年8月26日、アッシャー・ホール、エディンバラ、エディンバラ国際音楽祭、ライヴ。おそらく初出音源。リマスタリング:マイク・ハッチ、ロジャー・ビアズリー。Signum Classics のエイジ・オヴ・インライトゥメントo.(OAE)シリーズ第3弾。ピリオド・アプローチにも精通していたマッケラスは、OAEとも積極的に共演、メンデルスゾーンやシューベルトなどの名演を遺している。 | |||
ブラームス:交響曲全集 〔第1番 ハ短調 Op.68 (*) /第2番 ニ長調 Op.73 (#) / 第3番 ヘ長調 Op.90 (+) /第4番 ホ短調 Op.98(**) 〕 |
クリストフ・ フォン・ドホナーニ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2009年5月14日(*)、2007年6月28日(#)、2009年10月22日(+)、以上 ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(**以外)/2007年2月4日、クイーン・エリザベス・ホール(**)、すべてライヴ。単売: SIGCD-132(#/**) & SIGCD-250 (*/+)のセット化。単売では各1枚分の価格だったが、更にお買い得に。#代理店から『特別価格』と告知されており、一定期間経過後は予告無しに通常価格(2CD価格)へ変更される可能性があります。お早めにどうぞ。 | |||
ドホナーニ&フィルハーモニア〜ブルックナー: 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」 |
クリストフ・ フォン・ドホナーニ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2008年10月30日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。ザ・フィルハーモニアの終身名誉指揮者ドホナーニによる、首席指揮者退任直後2008年10月の「ロマンティック」。彼はクリーヴランドo.の音楽監督時代(1989年)に同オケと同曲を録音しており、一般発売される演奏としては約20年振り。また、21世紀に入ってからドホナーニが振った同曲は、複数がCD-R仕様の各レーベルから出ているが、確かフィルハーモニアとの物は無かった。この時期のこのコンビの演奏は、ブラームス、ベートーヴェン、R.シュトラウスといったドイツ音楽が特に高く評価されているだけに、今回のブルックナーの「交響曲第4番」の新録音は待望のものと言えるだろう。 | |||
コーラル・クリスマス レイトン:ルリ・ルラ / ラドクリフ:オキセン / バード:おやすみ、かわいい幼な子よ / タヴナー:小羊 シヴァース:この子供を見よ / ローリゼン:おお、大いなる神秘 / ウィテカー:黄金の光 ヴォーン・ウィリアムズ:天上より送られた真理 / ホルスト:眠りなさい、愛しい子よ プーランク:おお、大いなる神秘 / タヴナー:おお、動ずることなく / パレストリーナ:マリアは天に昇り パリー:ようこそ、クリスマス! / レーヴェンスクロフト:御子の民よ目を覚ませよ ポストン:イエス・キリスト/リンゴの木 / ビクトリア:アヴェ・マリア / チャイコフスキー:ばらの冠 ウォーロック:ベツレヘム・ダウン / タヴナー:今日、聖母は ラルフ・オールウッド指揮ロドルファスcho. | |||
録音:2010年9月3日-4日。26年間にわたりイギリスのイートン・カレッジ合唱団で音楽監督を務めたラルフ・オールウッドが、自ら設立したイートン・コーラル・コースから選抜したメンバーで結成されるロドルファス合唱団の録音。 | |||
パラプラクシス〜 ファゴット、管弦楽と合唱のための作品集 スティーヴン・フロスト(1959-): パラプラクシス/ファゴット協奏曲 シェル・モルク・カールセン(1947-): セレナータOp.113 |
シギン・ビルケランド(Fg) インゴ・エルンスト・レイール指揮 ベラルーシ国立室内o. オイスタイン・フェヴァング指揮 アンサンブル96 | ||
録音:2006年-2008年。フロストはイギリスの、カールセンはノルウェーの作曲家。ビルケランドは2008年までノルウェー放送o.の首席奏者として活躍した。 | |||
マーラー:交響詩「葬礼」/さすらう若人の歌 | サラ・コノリー(Ms) ウラディミール・ユロフスキ指揮 エイジ・オヴ・ インライトゥメントo. | ||
録音:2011年1月21日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。ラトル、エルダー、イヴァン・フィッシャーと共に、エイジ・オヴ・インライトゥメントo.(OAE)のプリンシパル・アーティストにその名を連ねるユロフスキがOAEと共演したマーラー。完成100年後の1988年に初出版された「復活」第1楽章の初稿版「葬礼」と、サラ・コノリーをソリストに迎えての「さすらう若人の歌」。 | |||
ジョビー・タルボット(1971-): タイド・ハーモニック |
ジェレミー・ホランド=スミス指揮 ジョビー・タルボットo. | ||
録音:2009年7月-8月。イギリスの作曲家と振付家キャロリン・カールソンとのコラボレーションにより生まれた小編成アンサンブルのための音楽。 | |||
J.S.バッハ:オルガン作品集 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564/オルガン協奏曲第2番 イ短調 BWV.593/ コラール「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV.654/前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544/ コラール「天にまするわれらの父よ」BWV.682/前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541/ コラール「ああ人よ、汝の大きな罪を嘆け」BWV.622/パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582 デイヴィッド・グード(Org) | |||
録音:2010年7月、フライブルク大聖堂。使用楽器:ゴットフリート・ジルバーマン、1714年製作。 | |||
ハイ・フライト ボブ・チルコット(1955-):すべての者らの瞳が(*) / モートン・ローリゼン(1943-):おお、光より生まれし光(*) エリック・ウィテカー(1970-):黄金の光(*) / ボブ・チルコット:イーヴン・サッチ・イズ・タイム(*) エリック・ウィテカー:クラウドバースト(#) / ボブ・チルコット:ハイ・フライト(+) エリック・ウィテカー:結婚(*) / モートン・ローリゼン:おお、大いなる神秘(#) エリック・ウィテカー:アローン(*/+) /ストールン・チャイルド / ボブ・チルコット:感謝祭(+) キングズ・シンガーズ(*) ルネ・クラウセン指揮コンコルディアcho.(#) | |||
録音:2003年、2010年-2011年、アメリカ&イギリス。(+)は世界初録音。全世界の合唱シーンを盛り上げる3人の作曲家たちによる作品。6人の英国紳士たちキングズ・シンガーズと、アメリカ有数の混声cho.コンコルディア合唱団が共演。 | |||
プーランク:歌曲全集 Vol.2 闘牛士(##)/ルイーズ・ラランヌの3つの詩(*)/ ギヨーム・アポリネールの4つの詩(**)/ フェデリコ・ガルシア・ロルカの3つの歌(+)/ ポールとヴィルジニー(##)/雲(#)/讃歌(++)/ あのやさしい小さな顔(+)/ ルイ・アラゴンの2つの詩(+)/平和への祈り(**)/ 歌曲集「こんな日こんな夜」(*)/ ルネ少年の悲しい話(++)/元気がよすぎる男の子(+)/ 歌曲集「画家の仕事」(##)/愛の小道(*) |
フェリシティ・ロット(S;*) リサ・ミルン(S;#) ローナ・アンダーソン(S;+) ロバート・マーレイ(T;**) クリストファー・ マルトマン(Br;##) ジョナサン・レマル(B-Br;++) マルコム・マルティノー(P) | ||
録音:2010年2月14日-20日、9月6日-10日、セント・マイケル・アンド・オール・エンジェルス教会、オックスフォード。第1巻:SIGCD-247。 | |||
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232
ベサニー・シーモア(S) サリー・ブルース=ペイン(S/A) ジェイソン・ダーネル、ジョシュア・エリコット(T) ピーター・ハーヴィー(B) ピーター・シーモア指揮ヨークシャー・バロック・ソロイスツ、ヨークシャー・バッハcho. | |||
録音:2010年4月。ヨークシャー・バロック・ソロイスツは17世紀-18世紀音楽を中心としている1973年創設のピリオドo.。2009年の「ヨハネ受難曲」(SIGCD-209)以来となる新譜。 | |||
ウェストミンスター寺院のオルガン〜エルガー:オルガン作品集 威風堂々第3番 ハ短調 Op.39 No.3/ニムロッド/ソナタ ト長調 Op.28/ため息 Op.70/ セヴァーン川組曲 Op.87/荘厳な前奏曲/威風堂々第5番 ハ長調 Op.39 No.5 ロバート・クィンニー(Org) | |||
録音・使用楽器:ウェストミンスター寺院・ハリソン&ハリソン製。オルガン・ソナタ以外は全て、様々な編曲家によるオルガンのための編曲版。 | |||
パリー:告別の歌 ホルスト:イヴニング・ウォッチOp.43 No.1 / R.R.ベネット:グッド・ナイト ハウエルズ:地よ、慈しみもてこの人を収め給え / タヴナー:弔いのイコス ヒューバート・パリー(1848-1918):告別の歌 / エルガー:彼ら安息の地に ヴォ―ン=ウィリアムズ:きじばと / サリヴァン:長い一日が終わる ヴォ―ン=ウィリアムズ:休息 / ハリス: Bring us, O Lord God ナイジェル・ショート指揮テネブレ | |||
録音:2011年1月、聖オールバンズ教会、ロンドン。かつてタリス・スコラーズやザ・シックスティーンのメンバーとして活躍したナイジェル・ショートによって結成された混声cho.テネブレによる満を持しての近代イギリス・レパートリー、ヒューバート・パリー(1848-1918)の「告別の歌」をメインに据えたパートソング&合唱作品集。 | |||
もろびとこぞりて 伝承曲:立て羊飼いたちよ、そしてついて来なさい / ペッティマン:ガブリエルのお告げ 伝承曲:新しいノエル / 伝承曲/ディックス:御使いうたいて / チャイコフスキー:バラの王冠 伝承曲/J.S.バッハ:優しくも愛らしきみどり子 / ローソン:眠れ、いとしいわが子よ グル―バー/モール:きよしこの夜 / コリン/モーガン:穏やかな心 / ラッター:ある木に咲いた花 メイスン/ワッツ:もろびとこぞりて / サン=サーンス:冬のセレナード / 伝承曲:クリスマスの12日間 伝承曲:ガウデーテ / 伝承曲:世の人忘るな / デイヴィス/オノレイティ/シメオン:リトル・ドラマー・ボーイ ピアポント:ジングル・ベル / 伝承曲/オリファント:ひいらぎかざろう キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ポール・フェニックス(T) フィリップ・ローソン(Br) クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2010年12月19日、カドガン・ホール、ロンドン、ライヴ。キングズ・シンガーズ初のクリスマス・アルバムで、UKクラシカル・チャートの首位となった「クリスマス」(SIGCD-502/2003年リリース)に続く第2弾。 | |||
光の中への旅 ポストン:イエス・キリスト/りんごの木 / マッキー:我らは汝の優しき恵みを待ち望む ハドリー:私は少女を歌にする / ウェイア:アドヴェント・プローズ / ジュベア:あらゆるばらの花にもまして ブリテン:聖母への賛歌 / マーリー:ブライト・スター・キャロル / ドレイク:冬のさなかに ガードナー:明日は私が踊る日 / チルコット:羊飼いのキャロル / 伝承曲/プレストン編曲:三隻の船 ヘッド:ベツレヘムへの小道 / カークパトリック:まぶねの中で / マサイアス:クリスマス / タヴナー:子羊 クック:「世の成らぬ先に」による賛歌 / ビンガム:公現祭 / ハウエルズ:ここに小さな扉が ウォーロック:ベツレヘム・ダウン / バーゴン:ヌンク・ディミティス / ラッター:創造主への讃歌 マーク・ウィリアムズ指揮ケンブリッジ・ジーザス・カレッジcho. | |||
録音:2011年7月3日-6日。15世紀末 1496年に設立されたケンブリッジ大学ジーザス・カレッジの合唱団と、2009年に指揮者に就任したマーク・ウィリアムズとの待降節、クリスマス、公現祭、聖燭祭のための録音。 | |||
アレック・ロス(1948-):地球の出/ガイア賛歌/正義の太陽/ Shared Ground / Ponticelli /花
ジェフリー・スキッドモア指揮エクス・カセイドラ フィリップ・オノレ(Vn) | |||
録音:2011年6月-7月。イギリスのピリオドo.による珍しい現代イギリスの作品。インドの作家ヴィクラム・セトの詩を元にしているという。 | |||
ディアギレフのバレエ・リュスのための音楽 ストラヴィンスキー:バレエ音楽〔火の鳥/春の祭典/ペトルーシュカ〕/幻想的スケルツォ リャードフ:バーバ・ヤーガ/魔法にかけられた湖/キキモラ / プーランク:バレエ音楽「牝鹿」 ティエリー・フィッシャー指揮BBCウェールズ・ナショナルo.&cho. | |||
録音:2008年-2009年、カーディフ、ウェールズ。SIGCD-165、195、205のセット化。 | |||
フランシス・プーランク(1899-1963):歌曲全集 Vol.3 歌曲集「歌の調べ」(*)/対話(#)/マズルカ(+)/ La grenouillère (**)/モンパルナス(+)/ハイド・パーク(+)/ 橋(##)/ひとつの詩(+)/肖像画(++)/歌曲集「燃える鏡」(*)/.....だが、それは滅ぶこと(++)/手は心に負け(+)/ 歌曲集「冷気と火」(++)/歌曲集「カリグラム」(+)/ねずみ(***)/楽天家(###)/僕たちは妹が欲しい(+++) トーマス・オリーマンス(Br;#/+) ジョン・マーク・エインズリー(T;++) ローナ・アンダーソン(S;#/+++) ジョナサン・レマル(B-Br;###) サラ・フォックス(S;*) リサ・ミルン(S;***) アン・マレイ(Ms;**) ロバート・マーレイ(T;##) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2010年2月、9月。 | |||
ルイ・アンドリーセン(1939-):アナイス・ニン/国家
クリスティーナ・ザヴァッローニ(S) シナジー・ヴォーカルズ デイヴィッド・アサートン指揮ロンドン・シンフォニエッタ | |||
録音:2011年4月14日、クィーン・エリザベス・ホール、ライヴ。SIGNUM CLASSICSとロンドン・シンフォニエッタのコラボレーション・シリーズ第1弾。アンドリーセンの新作「アナイス・ニン」は、20世紀最大の日記作家アナイス・ニン(1903-1977)を描いたモノドラマ。 | |||
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 |
ジェイミー・ウォルトン(Vc) ダニエル・グリムウッド(P) | ||
録音:2011年2月。使用楽器:グァルネリ、1712年製作。イギリスのチェリスト、ウィリアム・プリース最後の弟子の1人、ジェイミー・ウォルトンによるシグナム第6弾。 | |||
サロネン&フィルハーモニア〜マーラー Vol.2 マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」 |
エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニアo. | ||
同レーベルのフィルハーモニアo.シリーズで、シェーンベルク「グレの歌」(SIGCD-173)、マーラー「交響曲第9番」(SIGCD-188)、ベルリオーズ「幻想交響曲」(SIGCD-193)をリリースしている首席指揮者エサ=ペッカ・サロネンによるマーラー第2弾。サロネン自身がプロデュースしたコンサート・シリーズ「夢の都市、ウィーン 1900-1935」で演奏されたものだという。 | |||
古代の疑問〜ユダヤの歌による旅 伝承曲/ピットマン編曲:5つのユダヤの歌 ライトマン:私は他の蝶を見なかった ハーラップ:テヒリーム(詩篇) ウィテカー&プリットマン:5つのヘブライの愛の歌 ファーバー:愛の橋 |
ヒラ・プリットマン(S) ジュリアン・ブリス(Cl) クリストファー・グリン(P) トーマス・ボウズ(Vn) アンデシュ・カリユステ(Va) | ||
録音:2010年11月。 | |||
トマス・アデス(1971-):ピアノと管弦楽、映像のための「イン・セヴン・デイズ」(#) コンロン・ナンカロウ/トマス・アデス編曲:習作(*)〔第6番/第7番〕 ニコラス・ホッジス(P;#) ロルフ・ハインド(P;*) トマス・アデス(P;*)指揮(#) ロンドン・シンフォニエッタ(#) | |||
録音:2011年3月(#)、2011年2月(*)。DVD:NTSC。(#)は、ピアノ、オーケストラ、映像で聖書の天地創造の物語を描いた「ピアノ協奏曲」。またピアノ・デュオ版編曲による(*)はアデス自らピアノを担当。 | |||
ラモー:クラヴサン曲集第1巻/ 「クラヴサン曲集と運指法」より 〔組曲 ホ長調/組曲 ニ長調〕 |
ジル・クロスランド(P) | ||
録音:2010年8月。ジル・クロスランドは、リシャルト・バクストとパウル・バドゥラ=スコダに学んだイギリスの女流ピアニスト。 | |||
詩篇の祝祭〜アレグリ、バーンスタイン、バード、パリー、パーセル、ウェズリーの作品
ジェイムズ・ヴィヴィアン指揮テンプル教会聖歌隊 サリー・プライス(Hp) グレッグ・モリス、イアン・レ・グリース(Org) ロバート・ミレット(Perc) | |||
ベルリオーズ:レクイエムOp.5(死者のための大ミサ曲)
ロバート・マーレイ(T) ポール・マクリーシュ指揮 ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ、ヴロツワフpo.&cho.、 チータム音楽学校シンフォニック・ブラス・アンサンブル | |||
録音:2010年9月13日-15日、マグダラのマリア教会、ヴロツワフ、ポーランド、国際ヴラティスラヴィア・カンタンス音楽祭〔ヴロツワフ音楽祭 / Międzynarodowego Festiwalu Wratislavia Cantans 〕ライヴ。なお、この音楽祭は『ブラチスラヴァ・カンタンス音楽祭』とよく誤記されているが、ヴラティスラヴィア [Wratislavia] とは古チェコ語でヴロツワフの事で、スロヴァキアのブラチスラヴァ [Bratislava] と直接の関係はない(そもそも、頭文字が "W" と "B" で全く異なっている)。 ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ SIGNUM 移籍第1弾は、マクリーシュが芸術監督を務めるポーランドの音楽祭で行われたライヴ。手兵に加えヴロツワフ・フィル&合唱団、さらにマンチェスター・チータム音楽学校のブラス・アンサンブルが加わり演奏者は400人以上になったという。 | |||
告別の歌〜哀悼と慰めの音楽 ギボンズ/ディアマー編曲:涙はゆるやかに流れ / ウォルトン:リタニア「涙はゆるやかに流れ」 ホワイト:光にして日なるキリスト / マクミラン:子供の願い / シェパード:主よ、御身が手に ダヴ:主よ、御身が手に / モーリー:葬送式文 / エルガー:彼ら安息の地に ハウエルズ:レクイエム / パリー:「告別の歌」〜主よ、我が終わりを知らしめたまえ ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート | |||
マクリーシュ&ガブリエリ・コンソートによる、ベルリオーズ「レクイエム」(SIGCD-280)に続く Signum 第2弾は16世紀から近現代までのイギリス作品集。 | |||
パトリック・ホーズ [Hawes] (1958-):ラザロ・レクイエム
エリン・マナハン・トーマス(S;マリア) トーマス・ウォーカー(T;イエス) レイチェル・ロイド(Ms;マルタ) パトリック・ホーズ指揮 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo.、エクセター・フィルハーモニックcho.、エクセター大聖堂聖歌隊 | |||
英クラシックFMのコンポーザー・イン・レジデンスを務め、英国王室へ作品を献呈しているホーズによる、新約聖書に登場する「ラザロ」の生と死の謎をテーマとした作品。 | |||
コラール・タペストリー ブルックナー:正しい者の口は知恵を語り / バード:目覚めていよ/「4声のミサ曲」より〔キリエ/神の子羊〕 モンテヴェルディ:主に向かって新しき歌を歌え / ビクトリア:おお、大いなる神秘 パレストリーナ:第1旋法によるマニフィカト / 黒人霊歌/ティペット編曲:行けモーゼ ブラームス:なにゆえに、悩む者に光を与えたのか?/祭典と記念の格言 Op.109 ギボンズ:手を打ち鳴らせ / レーガー:神の小羊/我らみな唯一なる神を信ず 黒人霊歌/ブラックウェル編曲:逃れ行け / ラインベルガー:夕べの歌 / タヴナー:仔羊 ヴォーチェス8 | |||
2011年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでセンセーションを巻き起こしたイギリスの若きア・アカペラ・ヴォーカル・グループ、ヴォーチェス 8 の SIGNUM CLASSICS第3弾。 | |||
ナジ・ハキム・プレイズ・ナジ・ハキム バッハオラマ/水仙/御霊と喜び/テオトコス/ サルヴェ・レジナ/ゲルシュヴィネスカ |
ナジ・ハキム(Org) | ||
使用楽器:ルクセンブルク、デュドランジュ聖マルタン教会のオルガン(Stahlhuth-Jann)。レバノンのベイルート出身で、ジャン・ラングレーに学び、メシアンの後任としてサン・トリニテ教会のオルガニストに選ばれ、オルガン演奏、即興、作曲の全てに精通する音楽家ナジ・ハキム(1955-)の自作自演集。 | |||
ジョナサン・ダヴ(1959-): There Was a Child
ジョーン・ロジャーズ(S) トビー・スペンス(T) サイモン・ハルシー指揮 バーミンガム市so.&cho.、バーミンガム市ユースcho.、バーミンガム市少年少女cho. | |||
録音:2011年6月18日、バーミンガム・シンフォニー・ホール、イギリス。歌劇「ピノッキオの冒険」、歌劇「フライト」、エミリー・バイノンのための「魔笛の踊り」や映画音楽での成功により脚光を浴びているイギリスの作曲家ダヴが、友人の息子の早すぎる死を悼んで作曲したもの。 | |||
輝く平原 トッド:スパークリング・ヘヴン / リンチ:ミロンガ・アズール / ローソン:輝く平原 / ホール:夕べの祈り ガーランド: ウィンディング・ウィンド/ムーン・フォー・ハー / バーンズ:悲しみはいらない ステイプルトン:ヴュー・スルー・アン・オープン・ドアー / ウォーレン:イズ・イット・オーガスト・イット? ララ・ジェイムズ(Sax) パヴァオSQ ウィル・トッド・トリオ | |||
ウェールズの女流サクソフォン奏者、ララ・ジェイムズのセカンド・アルバムは、現代イギリス人作曲家たちから(カデンツァ注:たち「へ」か?)の委嘱だという、クラシックの形式、ジャズのコンセプト、サウンド、ハーモニーを持つサクソフォン&アレンジメント集。 | |||
新・ヴェネツィアの戴冠 1595 鐘の音 / ハスラー:イントラーダ / ベンディネッリ:トランペット・ソナタ第333番 G.ガブリエリ:第2旋法によるトッカータ / 入祭唱 / ベンディネッリ:総督の到着〜トッカータ第26番 G.ガブリエリ:第1旋法によるイントナツィオーネ A.ガブリエリ:キリエ(5声)/キリスト(8声)/キリエ(12声)/グローリア(16声) / 集会祈願/使徒書簡 G.ガブリエリ:昇階曲-カンツォーナ(12声) / 福音 / A.ガブリエリ:第7旋法によるイントナツィオーネ G.ガブリエリ:奉献唱-神の祝福が(10声) / 序唱 / A.ガブリエリ:サンクトゥス&ベネディクトゥス(12声) ベンディネッリ:サラシネッタ第2番 / G.ガブリエリ:カンツォーナ(15声) / 主の祈り/アニュス・デイ G.ガブリエリ:第5旋法によるイントナツィオーネ / A.ガブリエリ:聖体拝領-おお、聖なる饗宴よ(5声) G.ガブリエリ:カンツォーナ(10声) / 聖体拝領後の祈り / グッサーゴ:ソナタ・ラ・レオナ G.ガブリエリ:すべての民よ、手を打ち鳴らせ(16声) ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ | |||
録音:2012年2月28日-29日、3月1日、ドゥエ・アビー、バークシャー、イギリス。LP (SIGLP-287) 仕様: 180g重量盤。マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズも2002年で30周年を迎える。1595年にサン・マルコ寺院で行われたヴェネツィアの第89代ドージェ(総督)マリーノ・グリマーニ(1532-1605)の戴冠式を、サックバット、コルネット、オルガン、男声合唱を中心とした編成による、ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554/57-1612)とアンドレア・ガブリエリ(c.1510-1586)らによるヴェネツィアの音楽で再現し、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズの名声を決定付けた名盤「ヴェネツィアの戴冠 1595」(VIRGIN CLASSICS)から約20年、さらなる研究・時代考証を重ねた『新・ヴェネツィアの戴冠1595』がリリースされる。 | |||
トリビュート・トゥ・ベニー・グッドマン グッドマン:ドント・ビー・ザット・ウェイ&サヴォイでストンプ / パガニーニ/マーティン編曲:カプリス第24番 カーマイケル:レイジー・リバー / セイツ:世界は日の出を待っている / デ・ランゲ:ムーングロウ ジョージ&アイラ・ガーシュウィン:レディー・ビー・グッド / グッドマン:セヴン・カム・イレヴン ヴァン・ヒューゼン:こんなにも雨の日 / シンダー:アラビアの酋長 / ジェンキンス:グッドバイ ジョルソン:アヴァロン / グッドマン:ソフト・ウィンズ / クリーマー:君去りしのち ジュリアン・ブリス・セプテット[ジュリアン・ブリス(Cl) マット・スケルトン(ドラムス)他] | |||
録音:2011年9月19日-20日、エンジェル・スタジオ、ロンドン。13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得したイギリスの天才クラリネット・プレイヤー、ジュリアン・ブリスが、2010年に結成したジャズ・グループと贈るスウィングの王様、ベニー・グッドマン(1909-1986)のレパートリー。 | |||
輝かしいセラフィムに J.S.バッハ:カンタータ第51番「全地よ、神に向かいて歓呼せよ」BWV.51 テレマン:トランペット協奏曲 ニ長調 / A.スカルラッティ:テブロ川のほとりで ヘンデル(スティール=パーキンス編):ヴォクソール・ガーデンの音楽 ヘンデル:「水上の音楽」より〔序曲/エア/ホーンパイプ〕/「サムソン」HWV.57〜輝かしいセラフィムに エリン・マナハン・トーマス(S) クリスピアン・スティール=パーキンス(Tp) クリストファー・モンクス指揮アルモニコ・コンソート | |||
録音:2011年2月16日-18日、セント・ポール、デプトフォード、ロンドン。名匠デイヴィッド・ヒルの薫陶を受けたクリストファー・モンクスが創設し、2001年にデビューしたアルモニコ・コンソート、イギリスの古楽系ソプラノ、マナハン・トーマス、バロック・トランペットの世界的名手スティール=パーキンスの共演盤。アルモニコ・コンソートは16世紀のポリフォニーからロマン派音楽までの広いレパートリーを持ちつつオペラ・カンパニーとしても活動しており、ネイクド・バード第1集&第2集(SIGCD-180、SIGCD-235)、ビクトリア「レクイエム」(DXL-1112)等の既出録音は英国内外で高く評価されている。 | |||
リスト:ピアノ作品集 巡礼の年第2年補遺「ヴェネチアとナポリ」〜タランテラ S.162 No.3/ 巡礼の年第2年「イタリア」S.161 より Nos.3-7 〔サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ/ペトラルカのソネット第47番/ ペトラルカのソネット第104番/ペトラルカのソネット第123番/ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」〕/ 詩的で宗教的な調べ〜孤独の中からの神の祝福 S.173 No.3 /イゾルデの愛の死 S.447 スィール・ウィリアムズ(P) | |||
録音:2011年5月。1976年ウェールズ出身で、エディンバラのグレイフライヤーズ教会で2週間にわたって行われたベートーヴェン「ピアノ・ソナタ全曲演奏会」でサウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォードを受賞したスィール・ウィリアムズによる「展覧会の絵」(SIGCD-226)以来となるソロ録音第2弾は。 | |||
ヴォーチェス8〜クリスマス ガントレット(ジョーンズ):ダビデの村に / バスクのキャロル/クレメンツ編曲:ガブリエルのお告げ プレトリウス:第5旋法によるマニフィカト / プーランク:おお、大いなる神秘 作曲者不詳/クレメンツ編曲:ディンドン空高く / アパラチア地方のキャロル/クレメンツ編曲:何故にイエスは グレツキ:すべて御身に / 伝承曲/スミス編曲:コヴェントリー・キャロル ラック:イエス、スウィート・ソン・ディア/マリアがまぐさ桶で歌い / プーランク:賢人ら星を見て ドイツのキャロル/プレトリウス編曲:もろびと声あげ / ウォーロック:ベツレヘム・ダウン 作曲者不詳:あらゆるばらの花にもまして / ムトン:処女なる御母は男を知らず コルネリウス:3人の王 / ウォルトン:ホワット・チアー ヴォーチェス8 | |||
録音:2011年8月21日-24日、セント・ジョージ教会、チェスタートン、イギリス。2003年にイギリスの名門ウェストミンスター寺院聖歌隊の出身者たちにより結成されたア・カペラのファンタジスタたち。ヴォーカル・オクテット、ヴォーチェス8のシグナム・クラシックス第4弾。 | |||
シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):オルガン交響曲集 Vol.1 〔第6番 ト短調 Op.42 No.2 /第5番 ヘ短調 Op.42 No.1 〕 ジョセフ・ノーラン(Org) | |||
録音:2011年5月18日-24日、マドレーヌ寺院、パリ。使用楽器:アリステッド・カヴァイエ=コル製作。ジョセフ・ノーランはイギリス、セント・ジェイムズ宮殿チャペル・ロイヤル付きのオルガニスト。 | |||
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):合唱作品集 マイ・ダンシング・デイ/グローリア、グローリア/冬のさなかに/ニュー・イヤー・キャロル/ タウン&カントリー/セレナーデ/りんごの木/トマス・キャンピオンの4つの詩/ア・グッド・ナイト R.シュトラウス/ベネット編曲:バイ・シュトラウス ガーシュウィン/ベネット編曲:ソフィスティケイテド・レディ / ポーター/ベネット編曲:さよならを言うたびに サイモン・ブラフ指揮BBCシンガーズ | |||
録音:2012年1月19日-20日、マイダ・ヴェイル・スタジオ1、ロンドン。200曲以上のクラシック作品、50曲以上の映画、テレビのためのスコアの作曲者、そしてUK有数のジャズ・プレイヤーとして精力的な活躍を展開するベテラン・マルチ・ミュージシャン、リチャード・ロドニー・ベネットの合唱作品集。リンダ・マッカートニーのトリビュート・アルバム「ア・ガーランド・フォー・リンダ」のために1999年に作曲された代表的合唱作品「ア・グッド・ナイト」をBBCシンガーズのハーモニーで聴けるのも魅力。 | |||
人形の館〜打楽器のための新しい音楽 フィトキン:シャード / スケンプトン:スリップ・ストリーム / モンタギュー:リムファイヤー ベドフォード:バッシュ・ピース / ヘイズ:ダンス・プレイ / マガー:サウンド・アスリープ S.コープランド:ブリーザー / リーチ:エコラリア / K.ティペット:トンボの踊り アンサンブル・バッシュ[打楽器四重奏団] | |||
録音:2011年7月。1992年に結成されたイギリスの打楽器四重奏団のために、2002年から2012年にかけて作曲された9つの作品。 | |||
語られない言葉〜バード&デ・モンテ:宗教作品集 ウィリアム・バード(1540頃-1623):悲しみと不安が/目覚めていよ/これらの町が受けし試練のことを/ 主よ苦しみを見よ/主よ怒りたもうな/われらはいかに主の歌を歌わん フィリップ・デ・モンテ(1521-1603):主よいかに増大するや/ミゼレーレ/われは主に対し声の限りに叫び奉りぬ/ おお優しく甘きものよ/バビロンの流れのほとりに ガブリエル・クロウチ指揮ガリカントゥス | |||
録音:2008年7月、2011年1月。弾圧が拡がる中カトリックの信仰を貫いたバードと、神聖ローマ皇帝の宮廷礼拝堂に仕えたデ・モンテ。イギリスとフランドルの巨匠による宗教作品集。ガリカントゥスは、キングズ・シンガーズのメンバーとして活躍したガブリエル・クロウチ、ナイジェル・ショートを中心とするイギリスのア・カペラ・グループ。 | |||
ナジ・ハキム(1955-):オルガン&室内楽作品集 フルート、クラリネット、ファゴット、ハープ、ヴァイオリンとチェロのための「サクスクービング前奏曲」/ 室内協奏曲〔第1番/第2番〕/オルガンと室内アンサンブルのための協奏曲第4番 ナジ・ハキム(Org) デンマーク室内プレイヤーズ | |||
録音:2011年9月。 | |||
ベスト・オヴ・ザ・キングズ・シンガーズ〜 Classical & Light クレーク:いかに幸いなことか / バード:グローリア / ジェズアルド:オリーヴ山にて / ペルト:生神童貞女や喜べよ タヴナー:小羊 / スウェーリンク:神よ、わたしはあなたのなかに希望がある / ファン・ネス:我が魂は聖なる場所に パディーリャ:我がハープは悲しみの音に変わり / メルガス:断食し、嘆きつつ / ロッシ:詩篇第128番より コダーイ:夕べの歌 / シベリウス:恋人Op.14 / サン=サーンス:夜の静けさ / ベアストー:音楽/優しい歌声が消えても マンディ:陽気な彼女は / ギボンズ:白銀の白鳥 / チルコット:デイズ / ウィテカー:黄金の光 ラーセン:君を夏の日にたとえようか? / ビリー・ジョエル:ララバイ / デイヴィッド:ユー・アー・ザ・ニュー・デイ ジョエル:シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン / イギリス民謡:グリーンスリーヴス / スティング:バルパライソ ヒープ:ハイド&シーク / ブーブレ&フォスター・ジャイルス&チャン:ホーム / アメリカ民謡:ささやかな贈り物 キング・コール:ストレートン・アップ・アンド・フライ・ライト / バーリン:ブルー・スカイ コニック・ジュニア:レシピ・フォー・ラヴ / コーエン:ハレルヤ / アメリカ民謡:揺れるチャリオット ムラーズ:アイム・ユアーズ / マカロフ:サイレント・ラヴ / レノン&マッカートニー:ブラックバード ヤング:アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ / ローハン:アウト・オヴ・ザ・ウッズ チルコット&ベネット:スウィミング・オーヴァー・ロンドン / 黒人霊歌:イエスのそばへ逃れて行こう キングズ・シンガーズ | |||
SIGNUM レーベルへ録音された既出音源から、クラシカルとポピュラー(ライト)各1枚分を選曲したコンピレーション。Signum Classics 創立15周年記念リリース。 | |||
ウィル・トッド:合唱作品集 主は私の羊飼い/我と共に、主よ/ The Call of Wisdom (*) / Man Unkind /我が主が来て/ That We May Love Again / 我はハトのごとき美しき人を見たり/ Among Angels / You Have Seen the House Built /私は歌う、なぜなら... ナイジェル・ショート指揮テネブレ、イギリス室内o. | |||
ジャズを採り入れた「青のミサ〔ミサ・イン・ブルー〕」で一躍合唱作曲家として有名となったイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ウィル・トッドの合唱作品集。(*)は、エリザベス女王即位60周年記念式典ダイヤモンド・ジュビリーで、セント・ポール大聖堂聖歌隊によって歌われた作品。 | |||
アニヴァーサリー・シリーズ〜ア・カペラ・コレクション ベートーヴェン/ハグ編曲:交響曲第5番「運命」(*) / ルイス&ヘンドリックス&ランバート:イッツ・サンド・マン J.S.バッハ/スウィングル編曲:バッハビート(*) [スウィングル・シンガーズ、シュロモ(*)] ヒープ/ガビタス編曲: Hide and Seek / スティルズ/ローソン編曲:どうにもならない望み / ウィテカー:結婚 ヤング/ナイト編曲: After the Goldrush / マカロフ:アンドロメダ / ラック:うぬぼれ[キングズ・シンガーズ] チルコット:ウェザー・リポート[ボブ・チルコット指揮BBCシンガーズ] フォーレ/レストレンジ編曲:夢のあとで / 伝承曲/ショート編曲: The Dying Soldier[ナイジェル・ショート指揮テネブレ] ジョージ&アイラ・ガーシュウィン:スラップ・ザット・バス / 黒人霊歌/ブラックウェル編曲:逃れ行け/ バート/クレメンツ編曲:ロシアより愛をこめて / ジャクソン/クレメンツ編曲: Smooth Criminal[ヴォーチェス8] モンテヴェルディ:安らかにみな忘れ / ハーパー:オールド・クリケッター[ロンドン・クァルテット] ロドリーゴ/アランセイ編曲:恋のアランフェス[カルロス・アランセイ指揮コロ・セルバンテス] チルコット:白鳥の歌I[ボブ・チルコット指揮サイレンズ] | |||
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」Op.70(英語版)
ローズマリー・ジョシュア(S) サラ・コノリー(Ms) ジョンティ・ワード(ボーイS) ロバート・マーレイ(T) サイモン・キーンリーサイド(Br) ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ ヴロツワフ・フィルハーモニーcho.、チータム室内cho.、ノース・イースト・ユースcho.、 タプロー・ユースcho.、アルスター・ユース室内cho.、ウィリアム・ホワイトヘッド(Org) | |||
録音:2011年8月29日-9月1日、コロセウム、ワトフォード/2012年2月26日、タウン・ホール、バーミンガム。ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソート&プレイヤーズの Signum Classics 第4弾。 総勢400人以上の巨大編成で繰り広げられるこの「エリヤ」は、メンデルスゾーン研究家R.ラリー・トッドの校訂譜を、19世紀当時のソースをベースとして自ら校訂したマクリーシュ版を使用、2011年のBBCプロムスで大成功を収めた。 | |||
アニヴァーサリー・シリーズ〜アーリー・ミュージック・コレクション モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」〜主よ我を救い給え[エイジ・オヴ・インライトゥメントo.&cho.] ストロッツィ:マスカラ / バルダッサーリ:コルネットと弦楽のためのソナタ〜アレグロ/ イダルゴ:「待つ、感じる、死ぬ、恋こがれる / J.S.バッハ:憐れみたまえ わが神よ[シャリヴァリ・アグレアブル] ヴィヴァルディ:ソナタ第8番 ト短調〜Giga Presto / ビーバー:「ロザリオのソナタ」〜第3番「降誕」/ テレマン:神はありがたくも人になり[コルダリア] / フォード: Tis now dead night[ガリカントゥス] 作曲者不詳: Rosa das rosas[ミル・フレール]/王様のサイモンじいさん[エマ・マーフィー(リコーダー)] ガリアルダ / Nel tempo che riveste[ムジカ・アンティクヮ・ロンドン] バード:ファンシー[キングズ・シンガーズ] / ロボ:我が竪琴は悲しみに[テネブレ] J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調〜前奏曲[デイヴィッド・ケネディ(Vc)] ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調RV.106〜アレグロ[ゲイル・ヘネシー(Ob) ニコラス・パール(Cemb)] デュファイ:おお、聖なるセバスティアヌスよ[クラークス・グループ] / タリス:光の消ゆる前に[シャペル・デュ・ロワ] G.ガブリエリ:12声のカンツォーナ第13番[ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ] モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノ[ヴォーチェス8] / ミルトン:月の中の美しきオリオン[キングズ・シンガーズ] 作曲者不詳:キリエ・エレイソン[ケンブリッジ・ゴンヴィル&カイウス・カレッジ合唱団] J.S.バッハ:パルティータ第4番 ニ長調BWV.828〜アリア[ルーシー・キャロラン(Cemb)] 作曲者不詳:千々の悲しみ[ムジカ・アンティクワ・ロンドン] / モーリー/マクゴワン編曲:ラヴォルト[グローブ劇場] | |||
アニヴァーサリー・シリーズ〜オルガン・コレクション J.S.バッハ:トッカータBWV.564 / メシアン:聖体の秘蹟 [デイヴィッド・グード(フライブルク大聖堂/イートン・カレッジ・チャペル)] メンデルスゾーン:コン・モート・マエストーソ(ソナタ第3番より) / ヴォーン・ウィリアムズ:ロシメドル/ ソールベン=ボール:詩曲(#) / ボエルマン:トッカータOp.25 (#) / ウィドール:アダージョOp.42 No.1 (+) / デュボワ:トッカータ[ジョセフ・ノーラン(バッキンガム宮殿/サン=シュルピス教会;#/マドレーヌ寺院;+)] シューマン:ラングサム(Op.60より)[サイモン・プレストン(ロイヤル・アルバート・ホール)] ウェズリー:コラール・ソング[ジェイムズ・ヴィヴィアン(テンプル教会)] デュプレ:前奏曲 変ロ長調Op.7 / エルガー:ニムロッド[ロバート・クィニー(ウェストミンスター大聖堂)] ラングレー:テ・デウム[ナジ・ハキム(グレナルモンド・カレッジ)] メイソン:メヌエット― ワルツ[アレクサンダー・メイソン(グロスター大聖堂)] パッヘルベル:トッカータ ト短調[マイケル・マッテス(トゥール大聖堂)] ヴィエルヌ:終曲(オルガン交響曲第1番より)[ジェレミー・フィルセル(サン=トゥアン教会)] | |||
アニヴァーサリー・シリーズ〜アート・ソング・コレクション ヴォーン・ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで [アンドルー・ケネディ(T)サイモン・クロフォード=フィリップス(P) ダンテSQ] ベートーヴェン:ゲーテのファウストからOp.75 No.3 / F.G.スコット:ロード・オン・マイ・ハート [ロデリック・ウィリアムズ(Br)イアン・バーンサイド(P)] プーランク:メタモルフォーズ[リサ・ミルン(S)マルコム・マルティノー(P)] ロス:ア・ファイン・レディ[マーク・パドモア(T)フィリップ・オノーレ(Vn) アリソン・ニコルズ(Hp) モーガン・シマンスキ(G)] リスト:おお、私が眠る時S.282[レベッカ・エヴァンズ(S)イアン・バーンサイド(P)] モーラン編:失恋の歌 / バーバー:辺鄙なホテル / 伝承曲/ヒューズ編曲:シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェア [アイリッシュ・タイナン(S)イアン・バーンサイド(P)] ブリテン:ディアフェニア[アンドルー・スウェイト(ボーイS) アンドルー・プラント(P)] パーセル/ティペット編曲:ばらの花はよりも甘く / ティペット:おいで、黄色の砂浜に [ジョン・マーク・エインズリー(T)イアン・バーンサイド(P)] ベートーヴェン:ミニョンOp.75 No.1[アン・マレイ(Ms)イアン・バーンサイド(P)] ウィテカー:5つのヘブライの愛の歌より[ヒラ・プリットマン(S)クリストファー・グリン(P)] ブリテン:愛と芸術[マーク・パドモア(T)イアン・バーンサイド(P)] ウォーロック:そして汝は我をこのように捨て去るのか? [ティモシー・トラヴァース=ブラウン(CT) ジェレミー・フィルセル(P)] ホーズ:誕生日[エリン・マナハン・トーマス(S)クレア・ジョーンズ(Hp)] ブリテン編:それは空想の中[スーザン・グリットン(S)イアン・バーンサイド(P)] アーン:クロリスに[サラ・コノリー(Ms)ユージン・アスティ(P)] ウェアー:セヴダリーノ、マイ・リトル・ワン[スーザン・ビックリー(Ms)イアン・バーンサイド(P)] ストローチェ:カーフュー・トールズ・ザ・ベル[フィリップ・ラングリッジ(T)デイヴィッド・オウエン・ノリス(P)] プーランク:愛の小径[フェリシティ・ロット(S)マルコム・マルティノー(P)] コルンゴルト:別れの歌[サラ・コノリー(Ms)イアン・バーンサイド(P)] プーランク:楽天家[ジョナサン・レマル(B−Br)マルコム・マルティノー(P)] ワイル:スピーク・ロウ[サラ・コノリー(Ms)ユージン・アスティ(P)] | |||
アニヴァーサリー・シリーズ〜コラール・コレクション J.S.バッハ:すべての国よ、主を讃美せよBWV.230[ヴォーチェス8] プーランク;「ミサ曲 ト長調」〜サンクトゥス / アレグリ:ミゼレーレ[ナイジェル・ショート指揮テネブレ] ウィテカー:黄金の光[キングズ・シンガーズ] / チルコット:百合とバラの花を[ボブ・チルコット指揮サイレンズ] レナード・バーンスタイン:第108番第2節 ―第100番[ジェイムズ・ヴィヴィアン指揮テンプル教会cho.] ステイナー:神はこの世を愛したもうた[ジョセフ・アレン指揮ハダースフィールド合唱協会] バーゴン:ヌンク・ディミティス[ベンジャミン・ニコラス指揮アビー・スクールcho.] ロス:ロスト[ジェフリー・スキッドモア指揮エクス・カセイドラ] ホーズ:愛の約束[エリン・マナハン・トーマス(S) コンヴェントゥス、イギリス室内o.] マルタン:サンクトゥス[ジェレミー・バックハウス指揮ヴァサーリ・シンガーズ] ヘンデル/モーツァルト編曲:オラトリオ「メサイア」〜ハレルヤ [チャールズ・マッケラス指揮フィルハーモニアo.、ハダースフィールド合唱協会] ティペット:オーヴァー・ザ・シー・トゥ・スカイ[スティーヴン・クロウバリー指揮BBCシンガーズ] J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調BWV.232〜我らに平和を[ラルフ・オールウッド指揮ロドルファスcho.、サザン・シンフォニア] | |||
アニヴァーサリー・シリーズ〜ピアノ・コレクション ベートーヴェン:ソナタ第21番Op.53「ワルトシュタイン」〜アレグロ con brio / J.S.バッハ/ジロティ編曲:前奏曲 ロ短調 / ショパン:前奏曲第4番 ホ短調Op.28 No.4[ジェイムズ・ローズ(P)] ブラームス:3つの間奏曲Op.117〜アンダンテ moderato / シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17〜第3楽章[ジョン・リル(P)] ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3 No.2[ジェレミー・フィルセル(P)] J.S.バッハ:前奏曲とフーガ第11番 ヘ長調 / ラモー:鳥のさえずり[ジル・クロスランド(P)] ラフマニノフ/バックス編曲:ヴォカリーズOp.34 No.14 / バッハ/バックス編曲:ラルゴ[アレッシオ・バックス(P)] ナイマン:赤い帽子の女[ズー・デュエット] / グラナドス:ともしびのファンダンゴ[アナ=マリア・ベラ(P)] カッツ=チェルニン:アレクサンダー・ラグ[サラ・ニコルズ(P) ニコラ・スウィーニー(Vn)] ドビュッシー:パゴダ / ムソルグスキー:卵の殻をつけたひなどりの踊り[スィール・ウィリアムズ(P)] | |||
以上、 6点、Signum Classics 創立15周年記念アニヴァーサリーとして既出盤約300点から編まれた、テーマごとのコンピレーション盤。 | |||
テュル大聖堂でのリサイタル ダ・ペサロ/アシュトン編曲:ファッラ・コン・ミズラス / パッヘルベル:トッカータ ホ短調 パーセル/アシュトン編曲:パーツ・アポン・ア・グランド / パッヘルベル:トッカータ ト短調 ヘンデル/アシュトン編曲:ソナタ ヘ長調 Op.1 No.12 / J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 アシュトン:パーセルのグラウンドによる幻想曲 / ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘 ステップトー:トランペットとオルガンのためのソナタ(*) グレアム・アシュトン(Tp) ミカエル・マテース(Org) | |||
(*)は世界初録音。伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの元メンバーで、現在はソリスト、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音楽院で教授を務めているグレアム・アシュトン。フランス、テュル大聖堂のオルガンをバックに、古典派やバロックのニュー・アレンジ等を壮麗に響かせる。 | |||
キングズ・シンガーズ〜 ロイヤル・ライムズ&ラウンズ ヘンリー8世 ヘンリー8世:良き仲間との気晴らし / コーニッシュ:ああロビン、優しいロビン/吹き鳴らせ、角笛を ヘンリー8世:私にとって大いなる喜び / 作曲者不詳:ヘイ、トローリー・ローリー・ロー! エリザベス1世 エリス・ギボンズ:美しいオリアーナよ、万歳 / オーランド・ギボンズ:白銀の白鳥(輪唱;*)/白銀の白鳥 ヒルトン:麗しきオリアーナ、美しき女王 / マンディ:陽気な彼女 / ダウランド:あふれよ、わが涙 ベネット:涙せよ、わがまなこ / ウィールクス:ヴェスタはラトモス山を駆けおりつつ ヴィクトリア パラット:ビクトリアの勝利 / パリー: Who can dwell with greatness! / エルガー:不動の星の下に エリザベス2世 ブリテン:歌劇「グロリアーナ」〜合唱舞曲集 / ドレイトン:王位継承のラフガイド(*) キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ポール・フェニックス(T) クリストファー・ブルーアートン(Br;*) フィリップ・ローソン、クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2011年7月4日-6日、セント・メアリーズ教会、ハーロウ、イギリス。ア・カペラの王様キングズ・シンガーズによる、エリザベス女王即位60周年式典「ダイヤモンド・ジュビリー」を記念しての録音。「マスターピース」でファンにはお馴染みのポール・ドレイトンの新作を含む、英国王室の500年間にまつわる合唱作品が選曲され、ヘンリー8世、エリザベス1世、ビクトリア、そしてエリザベス2世の時代に作曲演奏されたイギリスの音楽を楽しむことが出来る。(*)で参加している新メンバーのクリストファー・ブルーアートンは、少年時代ニュージーランド・クライストチャーチ大聖堂聖歌隊のボーイ・ソプラノとして活躍していた。 | |||
ジミー〜ジェイムズ・ローズ・ライヴ・イン・ブライトン マルチェッロ/J.S.バッハ編曲:アダージョ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」 モシュコフスキ:練習曲 ヘ長調 Op.72 No.6 / ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3 No.2 ショパン/バラキレフ編曲:ロマンツェ(ピアノ協奏曲第1番より) J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:シャコンヌ / シューマン/リスト編曲:君に捧ぐ Op.25 No.1 グリーグ/ギンズブルグ編曲:山の王の宮殿にて ジェイムズ・ローズ(P) | |||
録音:2011年12月8日-9日、オールド・マーケット・シアター、ブライトン、イギリス、ライヴ。精神的なダメージから音楽活動に支障を来し、ギルドホール音楽院の奨学金を打ち切られたが、独学でステージへ復活したイギリスの異色ピアニスト、ジェイムズ・ローズ。刺激的で独特のタイトルを持った前2作、「カミソリ、小さな錠剤と大きなピアノ」(SIGCD-153)、「すべてのフロイト主義者は脇へ寄ってくれるか」(SIGCD-185)に続く SIGNUM 第3弾。 | |||
アレッシオ・バックス・プレイズ・ブラームス 4つのバラードOp.10 /8つのピアノ小品Op.76 / パガニーニの主題による変奏曲Op.35 / ハンガリー舞曲第5番(シフラ&バックス編曲 |
アレッシオ・バックス(P) | ||
録音:2012年1月5日-7日、ワイアストン・エステイト・コンサートホール、モンマス。1977年イタリアのバーリ出身で、1997年第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年リーズ国際ピアノ・コンクールを制覇した貴公子、アレッシオ・バックスの「バッハ・トランスクライヴド」(SIGCD-156)、「ラフマニノフ」(SIGCD-264)に続く SIGNUM CLASSICS 第3弾。彼は飛躍第1歩となった浜松国際ピアノ・コンクール本選でブラームスを弾いている。 | |||
テミルカーノフ&サンクトペテルブルクpo.〜ハチャトゥリアン&ラヴェル ハチャトゥリアン: 組曲「スパルタクス」より〔エギナとバッカナリアのヴァリアシオン/スパルタクスとフリギアのアダージョ/ 情景とクロタルムスの踊り/ガディスの娘の踊り − スパルタクスの勝利〕/ 組曲「ガイーヌ」より〔アイシェの踊り/バラの乙女達の踊り/子守歌/クルドの若者達の踊り/レズギンカ/剣の舞〕 ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲 ユーリー・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルクpo. | |||
Signum Classics のテミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィル第5弾。 | |||
ボブ・チルコット(1955-):合唱作品集 羊飼いは歌う/ノヴァ!ノヴァ!/ Heart-in-Waiting / Pilgrim Jesus / Jesus Springing/ 真冬のばら/眠る御子は/はと座とオリーヴの葉/ Remember me / Simple Pictures / Happy the Man /日本の歌による5つの合唱曲〜故郷/我らの父よ/ Seeds of Stars ボブ・チルコット指揮 NFM ヴロツワフ・フィルハーモニーcho. | |||
録音:2012年1月21日-22日、ヴロツワフ放送ヤン・カチュマレク・コンサート・ホール、ポーランド。 イギリスを代表する合唱音楽の作曲家として日本でも絶大な人気を誇るチルコット自ら、2006年に創設されたポーランドの混声cho.を振った自作自演合唱作品集。日本の5つの民謡を混声合唱のために編曲した「故郷(ふるさと)」は「2011年3月の東日本大震災と津波による犠牲者の方々への追悼のために」とのメッセージが添えられており、楽譜出版以降、続々と日本各地の合唱団によって歌われている注目作。チルコットはこのレコーディングのために日本語の講師を招き、並々ならぬ情熱を注いでいる。 | |||
宇田川杰子 リャプノフ:ヴァイオリン協奏曲 ハチャトゥリアン:コンチェルト・ラプソディ(ヴァイオリン版)/ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ・モノローグ 宇田川杰子(Vn) アラン・ブリバエフ指揮ロイヤルpo. | |||
録音:2011年10月。ロンドンで活躍する日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子が得意とするロシアン・レパートリー。タクトを執るアラン・ブリバエフはカザフスタンの俊英。 | |||
パワープラント〜 24 Lies per Second フィットキン:指揮系統 / フェアクロウ: The boom and the bap ワードナー:毎秒24の嘘/村にて/ホワイト・リボン/ Until my blood is pure ナンカロウ:テープのための小品(打楽器のための) マーコット:特殊部隊 / ライヒ:私の名は(1981) パワープラント [ジョビー・バージェス(Perc/電子楽器) マシュー・フェアクロウ(サウンド・デザイン) キャシー・ハインド(ヴィジュアル・アーティスト)] | |||
録音:2011年-2012年。エンハンスト仕様。2005年のデビュー以降異彩を放ってきたパワープラントのセカンド・アルバム。聴覚と視覚の両方に訴えかけてくるパフォーマンスは、UKのニューエイジ・シーンを牽引する存在として注目を集めている。 | |||
Whither must I Wander? 〜イギリス歌曲集 ヴォーン・ウィリアムズ:旅の歌/5つの神秘的な歌より フィンジ:花輪をささげよう Op.18 / クィルター:3つのシェイクスピアの歌 ヴォーン・ウィリアムズ:真昼の静けさ/リンデン・リー/ストゥア湖畔のブラックムア デイヴィッド・ジョン・パイク(Br) イザベル・トリュブ(P) | |||
録音:2011年1月、4月。デイヴィッド・ジョン・パイクは、ハリー・クリストファーズ、デュトワ、ユロフスキ、マリナー、メータ、ラトル、ジンマンといった名指揮者たちと共演、バロックから近現代のオペラ、オラトリオまでをレパートリーとするルクセンブルク在住のカナダ人バリトン。すでにヴォーン・ウィリアムズをメインに据えたイギリス・プログラムがヨーロッパで高評価を得ている。 | |||
エルガー:合唱&パート・ソング集 行け、私の歌よ Op.57 /夏の急流/おお救い主なるいけにえよ/私の愛は北の地に Op.18 No.3 /誕生を祝い私は歌う/ アヴェ・ヴェルム・コルプスOp.2 No.1 /愛 Op.18 No.2/眠る王子/4つのパート・ソングOp.53 /耳を傾けよ Op.64 / アヴェ・マリアOp.2 No.2 /アヴェ・マリス・ステラOp.2 No.3 /5つのパート・ソングOps.71-73 /主に捧げよ Op.74 ラルフ・オールウッド指揮ロドルファスcho. | |||
ラルフ・オールウッドは、2011年まで26年間にわたりイギリスの名門校、イートン・カレッジの主唱者、音楽監督を務め、大英帝国勲章(MBE)を受勲した合唱指揮者。ロドルファス合唱団は自身が主宰するイートン・コーラル・コーラスの選抜メンバーで構成される混声合唱団。 | |||
アレクサンドル・レヴィーン(1955-):聖金口イオアン聖体礼儀
ナイジェル・ショート指揮テネブレ | |||
録音:2012年2月13日-15日、聖オーガスティン教会、ロンドン。テネブレによる、モスクワ生まれで現在はイギリスで活躍するロシア人作曲家レヴィーンの作品集第2巻。1990年に暗殺されたロシア正教会の司祭アレクサンドル・マンの謙虚さ、人間性に触発された作品で、2013年に"Edition Peters"から出版が予定されている。 | |||
ブリテン(1913-1976):カンティクル集(1947-74) 〔第1番「愛した者はわがもの」 Op.40 /第2番「アブラハムとイサク」 Op.51/ 第3番「なお雨は降る」 Op.55 /第4番「東方の3博士たちの旅」/第5番「聖ナルシサスの死」〕 ベン・ジョンソン(T) クリストファー・エインズリー(CT) ベネディクト・ネルソン(Br) ジェイムズ・ベイリュー(P) マーティン・オウエン(Hr) ルーシー・ウェイクフォード(Hp) | |||
録音:2012年4月11日-13日。ベン・ジョンソンは2008年のキャスリーン・フェリアー賞を受賞したイギリスの俊秀。クラシカル・オペラ・カンパニーやエンシェント室内管と共演、古楽の分野でも注目を集めている。 | |||
シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):オルガン交響曲集 Vol.2 〔第1番 ハ短調 Op.13 No.1 /第2番 ニ長調 Op.13 No.2 〕 ジョセフ・ノーラン(Org) | |||
録音:2011年5月18日-24日、マドレーヌ寺院、パリ。使用楽器:アリスティド・カヴァイエ=コル、1846年製作。サン=サーンス、デュボワ、フォーレがオルガニストを務めた寺院のヒストリカル・オルガンによる第2巻。ノーランはセント・ジェイムズ宮殿王室礼拝堂のオルガニスト。 | |||
テミルカーノフ〜リムスキー=コルサコフ(1844-1908): 交響組曲「シェエラザード」 Op.35 (*) / 歌劇「見えざる町キテジと乙女フェヴローニャの物語」より〔荒地への讃歌/婚礼の行列/ケルジェネツの戦い〕 ユーリー・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルクpo. | |||
録音:2009年10月、2011年3月(*)、フィルハーモニー大ホール、サンクトペテルブルク、ロシア。テミルカーノフ&サンクトペテルブルクpo.による Signum Classics のリリース第6弾。テミルカーノフは1991年、RCA時代にNYPを振って「シェエラザード」の見事な演奏を残しており、約20年振りの再録音。 | |||
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 〔第24番 ハ短調 K.491 /第27番 変ロ長調 K.595 〕/ サルティの「小羊のように」による 8つの変奏曲 イ長調 K.460 |
アレッシオ・バックス(P) サイモン・オーヴァー指揮 サウスバンク・シンフォニア | ||
録音:2012年6月7日-8日、殉教者聖サイラス教会、ロンドン。1977年、イタリアのバーリに生まれ、1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクールと2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを共に征した貴公子バックス、シグナム第4弾は移籍後初となるコンチェルト。 | |||
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 / 森の静けさ Op.68 No.5 |
ジェイミー・ウォルトン(Vc) ウラディミール・ アシュケナージ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2011年4月4日-6日。使用チェロ:グァルネリ、1712年製。イギリスの実力派チェリストで、ウィリアム・プリース最後の弟子の1人ジェイミー・ウォルトンが、遂にドヴォルジャークとシューマンを弾く。 | |||
プーランク:歌曲全集 Vol.4 歌曲集「動物詩集」/ロンサールの5つの詩/マックス・ジャコブの4つの詩/8つのポーランドの歌/ ポール・エリュアールの5つの詩/歌曲集「村人たちの歌」/陶器の歌/気まぐれ/モンテ・カルロの女 ジョン・マーク・エリンズリー(T) ウィリアム・デイズリー(Br) サラ・フォックス、マグダレーナ・モレンドフスカ(S) アン・マレイ(Ms) トーマス・オリーマンス(Br) マルコム・マルティノー(P) | |||
ラフマニノフ/ジェレミー・フィルセル編曲: オルガンのためのトランスクリプション&アレンジメント集 「絵画的練習曲集」より Op.39 No.9 /コレルリの主題による変奏曲 Op.42 / フーガ(1891)/前奏曲 ロ長調 Op.32 No.11 /ヴォカリーズ Op.34 No.14 /交響的舞曲 Op.45 ジェレミー・フィルセル(Org) | |||
録音:2012年8月、ヴェリゾン・ホール、フィラデルフィア。使用楽器:フレッド・J.クーパー。ワシントン国立大聖堂のアーティスト・イン・レジデンスに招聘され、2014年現在アメリカを拠点に活躍するイギリス出身のオルガニスト&ピアニスト、ジェレミー・フィルセル自ら編曲、フィラデルフィア管の本拠地で録音されたオルガン版ラフマニノフ。 | |||
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):合唱作品集 高声のためのカンタータ「リンドバーグへの手紙」/スイート・ウィリアムのバラッド/ 鳥の園/夢の歌/夕べの歌/4つのアメリカのキャロル/丘を越え彼方へ ナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランド少女cho. クリストファー・ベル指揮 フィリップ・ムーア、アンドルー・ウェスト(P) | |||
録音:2012年4月27日-29日。R.R.ベネットが1982年から2010年にかけて作曲した合唱作品集。 | |||
ジャン・リシャフォール(1480頃-1547以降):ジョスカン・デ・プレ追悼のレクィエム
キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ポール・フェニックス(T) クリストファー・ブルーアートン、クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
初の外国人メンバーとなるニュージーランド出身のテノール、ブルーアートンを迎え、新体制となったキングズ・シンガーズによる、フランドル楽派におけるジョスカン・デ・プレ(1450/55-1521)の後継者リシャフォールによる師を追悼する作品。 | |||
ジョビィ・タルボット(1971-):バレエ組曲「不思議の国のアリス」/愚者の楽園
クリストファー・オースティン指揮ロイヤルpo. | |||
録音:2012年11月10日-12日。英国ロイヤル・バレエ団がクリストファー・ウィールドンの振付で2011年に初演、同地で大絶賛されたバレエ「不思議の国のアリス」の作曲を担当したタルボットによる同曲「組曲版」などが発売。 | |||
戦争と平和〜追憶の音楽 パリー:クロッシング・ザ・バー / ウッド:ヌンク・ディミティス / ペルト:無上の幸福 マクミラン:子供の祈り / アイアランド:至上の愛 / パリー:古の信仰に / ブラッチリー:1914年9月 ブラームス:宗教的歌曲 / ソールベン=ボール:哀歌 / ステチェンコ: Blahoslovy dushe moya hospoda マーティン:神に従う人の魂は / ルイス:主は正しき者を飢えさせず / ハリス:天は美し ゲスト:フォー・ザ・フォールン / キエフの伝承曲:死者のコンダク ヴォ―ン=ウィリアムズ:モテット「主よ、あなたはわれらの隠れ家である」 マーク・ウィリアムズ指揮ケンブリッジ・ジーザス・カレッジcho. | |||
15世紀末の1496年に設立され長い歴史を持つ、ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジの合唱団。前作「待降節、クリスマス、公現祭、聖燭祭のための作品集」(SIGCD-269)以来となる、音楽監督マーク・ウィリアムズとの共演は「戦争と平和-追憶の音楽」。第一次世界大戦の教訓と影響。戦没者への祈りが、清らかなハーモニーで歌われる。 | |||
レーガー:オルガン作品集 創作主題による変奏曲とフーガ/前奏曲、パッサカリアとフーガ ホ短調/他 デイヴィッド・グード(Org) | |||
録音・使用楽器:バーミンガム・シンフォニー・ホールの大オルガン。グードはイートン・カレッジのオルガニスト、鍵盤楽器の責任者で、ヒストリカル楽器のコレクターとしても有名な若手鍵盤奏者。 | |||
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」 ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」/ラ・ヴァルス |
ユーリー・テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルクpo. | ||
名匠テミルカーノフとサンクトペテルブルクpo.の強力コンビ、リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」(SIGCD-320)に続くリリースは、初演から100周年を迎えたストラヴィンスキーの「春の祭典」とラヴェルの「マ・メール・ロワ」&「ラ・ヴァルス」。テミルカーノフは過去に「春の祭典」をロイヤル・フィルと、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」と「ラ・ヴァルス」をデンマーク国立放送so.とレコーディングしている。 | |||
賛美歌集〜エドワード・カウィー(1943-):合唱作品集 スズドリのモテット(2011) (*) /ソフト・コンプレイニング・フルート/賛美歌集/コトドリのモテット(2002) スティーヴン・クロウバリー指揮BBCシンガーズ サイモン・ジョリー指揮エンデュミオン スティーヴン・プレストン(バロックFl) | |||
録音:2012年1月13日、2003年6月6日。2002年、BBCシンガーズの初代コンポーザー・イン・アソシエイションとなった、バーミンガム出身&オーストラリアで12年間を過ごした作曲家カウィーによる合唱作品集。2つの「〜ドリのモテット」はオーストラリアでのインスピレーションが反映された作品で、(*)は BBC Radio 3 からの委嘱作。 | |||
アレック・ロス(1948-):声楽とギターのための作品集 我がリュートと私/祈り/闇夜3つの夜の歌/秋/イギリス民謡集/消灯 |
マーク・パドモア(T) モーガン・シマンスキ(G) | ||
イギリスの名テノール、パドモアと、メキシコのギタリスト、シマンスキのデュオによる、イギリスの作曲家ロスのギター歌曲集。 | |||
プーランク:歌曲全集 Vol.5(完結編) 黒人狂詩曲/歌曲集「動物詩集」/マックス・ジャコブの4つの詩/ヴォカリーズ/ ギヨーム・アポリネールの4つの詩/歌曲集「月並みな話」/「仮面舞踏会」の終曲によるカプリッチョ トーマス・アレン、トーマス・オリーマンス、ジョシュア・エリコット(Br) キャサリン・ウィン=ロジャース、アン・マレイ(Ms) サラ・フォックス(S) マルコム・マルティノー(P) リサ・フレンド(Fl) ジュリアン・ブリス(Cl) サイモン・デスブルスライス(Tp) タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) バトケSQ/他 | |||
録音:2010年9月6日-10日、2011年6月1日-3日。マルコム・マルティノーがリードし、豪華演奏陣が揃ったプーランクの歌曲全集完結編。 | |||
ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲全集 Vol.3 〔第3番 ホ短調 Op.13 No.3 /第4番 ヘ短調 Op.13 No.4 〕 |
ジョセフ・ノーラン(Org) | ||
録音:マドレーヌ寺院、パリ。使用楽器:アリスティッド・カヴァイエ=コル、1846年製作。 | |||
デイヴィッド・ベドナル(1979-):クリスマス・カンタータ「ようこそ全ての奇跡よ」(2011)
オリヴィア・クラーク、ポール・マンリー(Org) サイモン・デスブルスライス(Tp) オウエン・リース指揮オックスフォード・クイーンズ・カレッジcho. | |||
録音:2012年3月19日-21日。イギリスのコンポーザー=ピアニスト&オルガニストによる、合唱、オルガン、トランペット&15部からなるクリスマス・カンタータ(Welcome All Wonders)。2011年11月26日にオックスフォード・クイーンズ・カレッジで世界初演され大喝采を浴びたという。 | |||
ブリテン:無伴奏チェロ組曲 〔第1番 Op.72 /第2番 Op.80 /第3番 Op.87 〕/テーマ「ザッハー」 ジェイミー・ウォルトン(Vc) | |||
録音:2011年10月31日-11月2日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モールティングス・コンサート・ホール、オールドバラ。使用楽器:グァルネリ、1712年製。20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリース最後の弟子の1人ジェイミー・ウォルトン。アシュケナージ&フィルハーモニア管とのドヴォルジャーク&シューマン(SIGCD-322)に続くのは、生誕100周年を迎えたベンジャミン・ブリテンの「無伴奏チェロ組曲集」。なお、2014年にDVD映像(SIGDVD-011)が発売されるが、演奏会場(聖三位一体教会、ブライスバーク)やタイミングが異なり、少なくとも別録音を含むと思われる。 | |||
ウィドール:オルガン作品全集 Vol.4 〔第7番 イ短調 Op.42 No.3 / 第8番 ロ長調 Op.42 No.4 〕 |
ジョセフ・ノーラン(Org) | ||
録音:2011年8月4日-8日、マドレーヌ寺院、パリ。使用楽器:アリステッド・カヴァイエ=コル製作。前3作と同じく、演奏はセント・ジェイムズ宮殿チャペル・ロイヤルのオルガニスト、ジョセフ・ノーラン。 | |||
リベラ・ノス〜抑圧された人々の嘆き バード:御身の聖なる都は/われらはいかに主の歌を歌わん/ミゼレーレ/嘆き嘆くだろう/われは不幸なり カルドソ:我が魂は飢え渇き / デ・クリスト:我が魂は飢え渇き/インテル・ヴェスティブルム デ・モンテ:バビロンの流れのほとり / ピアソン:わたしは嘆き疲れ タリス:リベラ・ノス/サルヴァ・ノス/断食し嘆きつつ/世の救い主よ オウエン・リース(ディレクター)コントラプンクトゥス | |||
コントラプンクトゥスは、オックスフォード・クイーンズ・カレッジの音楽監督で、スペイン&ポルトガル音楽の研究者としても高名なオウエン・リースが結成した合唱団。バード、タリス、カルドソなど、イギリスとポルトガルのポリフォニーを中心に構成、これまで器楽作品として考えられてきたタリスの「リベラ・ノス」を最近復元された5声の合唱曲ヴァージョンで収録。 | |||
ラッスス(1532-1594):21の宗教的マドリガーレ集「聖ペテロの涙」(1595出版)
ガブリエル・クラウチ(ディレクター) ガリカントゥス | |||
フランドル楽派の巨匠、オルランドゥス・ラッスス最後の作品。ガリカントゥスは、ガブリエル・クラウチ、ナイジェル・ショート、クリストファー・ワトソンなど、タリス・スコラーズ、キングズ・シンガーズ、テネブレでの演奏経験を持つ名歌手たち構成されるイギリスの男声ア・カペラ・グループ。 | |||
ブリテン(1913-1976):戦争レクイエム
スーザン・グリットン(S) ジョン・マーク・エインズリー(T) クリストファー・マルトマン(Br) ポール・マクリーシュ指揮 ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ、ヴロツワフ・フィルハーモニーcho.、 ガブリエリ・ヤング・シンガーズ・スキーム、オックスフォード・ニュー・カレッジcho.少年聖歌隊(トレブル) | |||
録音:2013年1月、コロセウム、ワトフォード、イギリス。ガブリエリ・コンソートの「巨大編成」による20世紀のオラトリオ(宗教音楽)・シリーズ第3弾は、生誕100周年ブリテンの「戦争レクイエム」。ソリスト、合唱とも精鋭を揃え、演奏者の数は約300人。 | |||
グレート・アメリカン・ソングブック(全曲、アレクザンダー・レストレンジ編曲) アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング/ビギン・ザ・ビギン/あなたはしっかり私のもの/ イッツ・デ・ラヴリー/夜も昼も/レッツ・ミスビヘイブ/エヴリ・タイム・ウィ・セイ・グッドバイ/ アイ・ウォント・ダンス/クライ・ミー・ア・リヴァー/ビヨンド・ザ・シー/恋に落ちた時/ ほほ寄せながら/マイ・ファニー・ヴァレンタイン/ザ・レディ・イズ・ア・トランプ キングズ・シンガーズ デイヴィッド・ファーマン指揮南ユランso. | |||
イギリスが誇るア・カペラのエンターテイナー、キングズ・シンガーズが歌うアメリカン・ソングブック。 | |||
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調/ ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲 ニ短調 |
タムシン・ ウェーリー=コーエン(Vn) ヒュー・ワトキンス(P) デイヴィッド・カーティス指揮 オーケストラ・オヴ・ザ・スワン | ||
1986年ロンドン出身で、ロンドン王立音楽大学で学んだ女流奏者、タムシン・ウェーリー=コーエンが、デビュー盤だった「パリのアメリカ人」(CHAMPS HILL, CHRCD-059) に続き、メンデルスゾーンで Signum Classics へ登場。2011-12シーズンからはロンドンのトリサイクル・シアターのチェンバー・ミュージック・シリーズの音楽監督を務め、2012-13シーズンにはオーケストラ・オヴ・ザ・スワンのアソシエイト・アーティストに選ばれた。 | |||
モーツァルト:宗教的ジングシュピール「第1戒律の責務」K.35
アラン・クレイトン、アンドルー・ケネディ(T) ソフィー・ビーヴァン、サラ・フォックス(S) コーラ・ブルグラーフ(Ms) イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラo. | |||
モーツァルトとその同世代の作曲家たちのスペシャリストで、イギリスで最もエキサイティングなピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラが Signum Classics に移籍、第1弾は Linn Records 時代の前作に続き、神童モーツァルト11歳の作品。 | |||
ビクトリア:聖週間の応唱集
ナイジェル・ショート指揮テネブレ | |||
ザ・シックスティーン、キングズ・シンガーズのメンバーとして活躍したナイジェル・ショートにより2001年に結成されたイギリスの室内合唱団、テネブレによるビクトリア「テネブレ・レスポンソリウム」。 | |||
モーツァルト:ホルン協奏曲全集 〔第2番 変ホ長調 K.417 /第4番 変ホ長調 K.495 /第3番 変ホ長調 K.447 / 第1番 ニ長調 K.412, 514 /断章 ホ長調 K.494a /楽章 変ホ長調 K.370b, 371 〕 ロジャー・モンゴメリー(ナチュラルHr) マーガレット・フォートレス指揮エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. | |||
録音:2012年10月25日、クイーン・エリザベス・ホール、ロンドン、ライヴ。使用楽器:プラハ、フランツ・シュトールのレプリカ。OAE のモーツァルト:ホルン協奏曲全集、ソロは同団の首席奏者のロジャー・モンゴメリー。彼はアントニー・ハルステッドの高弟で、ロイヤル・オペラ・ハウスo.(コヴェント・ガーデン王立歌劇場管)のホルン奏者としても活躍、モダーン、ピリオドの両方に精通している。 | |||
インカーネイション マーティン:囚われのアダムは横たわり / 作曲者不詳(13世紀):久しく待ちにし主よとく来たりて ハウエルズ:久しき昔 / 作曲者不詳(14世紀):ルライ・ルライ〜クリスマスの夜に / ポット:子守歌 作曲者不詳(13-14世紀):天地の造り主 / ダヴ:東方の三賢者 / 作曲者不詳(15-16世紀):麗しの宵よ、星は光り レイトン:降誕の賛歌 / 作曲者不詳(12-13世紀):喜びにあふれて / ブリテン:みどり児はお生まれになった ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート デンマーク王立礼拝堂cho.団員(ボーイS) | |||
新たな可能性を追求し続けるポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソートによるクリスマス・プログラム、「過去と現代の饗宴」。ブリテン代表作の1つ「みどり児はお生まれになった」、ハウエルズ、レイトンなど近現代の合唱作品と、12世紀から16世紀にかけての作曲者不詳の伝承曲のコントラスト。 | |||
ウィドール:オルガン交響曲集 Vol.5 〔第9番 Op.70「ゴシック」/第10番 Op.73「ローマ風」〕 ジョセフ・ノーラン(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:2011年8月4日-8日、2014年5月25日-26日、マドレーヌ寺院、パリ〔アリステド・カヴァイエ=コル、1842年製作〕。 セント・ジェイムズ宮殿チャペル・ロイヤルのオルガニスト、ジョセフ・ノーランによる、ルフェビュール=ウェリ、サン=サーンス、フォレー、デュボワらがオルガニストを務めた寺院における録音。 | |||
グライムズ・オン・ザ・ビーチ〜ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」
アラン・オーク(T) ジゼル・アレン(S) デイヴィッド・ケンプスター(Br) ゲイナー・キーブル(Ms) アレクサンドラ・フットン、シャーミアン・ベッドフォード(S) ロバート・マレイ(T) ヘンリー・ウォディントン(B−Br) キャスリン・ウィン=ロジャース(Ms) クリストファー・ジレット(T) チャールズ・ライス(B) スティーヴン・リチャードソン(B−Br) ステュアート・ベッドフォード指揮ブリテン・ピアーズo.、オペラ・ノースcho.、ギルドホール音楽院cho. | |||
録音:第66回オールドバラ音楽祭、ライヴ。 ブリテンから「ヴェネチアに死す」の初演、初録音を託されたステュアート・ベッドフォードが、作品の舞台で、原作者の故郷でもあるオールドバラ音楽祭で振る「ピーター・グライムズ」。この「ピーター・グライムズ」はブリテンの生誕100周年記念の同音楽祭最大の目玉で、スネイプ・モールティングス・コンサート・ホールでの「ピーター・グライムズ:イン・コンサート」と、オールドバラ海岸での「グライムズ・オン・ザ・ビーチ」が上演された。 | |||
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 スティーヴン・ゴス(1964-):ピアノ協奏曲(*) フランク:交響的変奏曲 |
エマニュエル・デスパ(P) トーマス・キャロル指揮 オルフェウス・シンフォニア | ||
録音:2013年4月25日-26日、6月9日、カドガン・ホール、ロンドン。(*)は世界初録音。イギリスのデザイナー、トーマス・ヘザウィックのデザインに触発された作品だとの事。フランス出身で、BBC Radio 3 や Medici TV などメディアに引っ張りだこ&イギリスで人気急上昇中のピアニスト、エマニュエル・デスパの同レーベル第1弾。オルフェウス・シンフォニアは、若い有能なミュージシャンをサポートするために2010年に設立されたオルフェウス財団 [Orpheus Foundation] のオーケストラ。トーマス・キャロルは YCA [Young Concert Artists] のオーディションで優勝し、2006年より銀座で毎年開催されている YCA フェスティヴァル・ウィークでも度々演奏しているチェリスト&指揮者。 | |||
峡谷に〜弦楽四重奏とオーボエ五重奏曲集 マイケル・バークリー(1948-):オーボエ五重奏曲「峡谷に」(2012) マッケイブ:弦楽四重奏曲第7番「サマー・イヴ」 エイドリアン・ウィリアムズ:弦楽四重奏曲第4番 カルドゥッチSQ ニコラス・ダニエル(Ob) | |||
録音:2013年6月7日-8日。ウェールズのプレスティン音楽祭のために作曲、初演された新作集。カルドゥッチ弦楽四重奏団は、2011年のロイヤル・ミュージック・ソサエティ・アウォードにノミネート、新鋭クァルテットとして注目を集めている。 | |||
マゼール&フィルハーモニア〜マーラー:交響曲ツィクルス Vol.1 〔第1番 ニ長調「巨人」/第2番 ハ短調「復活」(*) /第3番 ニ短調(#) 〕 サリー・マシューズ(S;*) ミシェル・デ・ヤング(Ms;*) サラ・コノリー(Ms;#) ロリン・マゼール指揮フィルハーモニアo.、 BBC交響cho.(*)、フィルハーモニア・ヴォイセズ(#)、ティフィン少年cho.(#) | |||
録音:2011年4月-12月、サウスバンク・センター&ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。2013年現在83歳の巨匠マゼール&フィルハーモニアo.が、なんとSIGNUM CLASSICS へマーラー・ツィクルスで初登場!。数々のマーラーの名盤を演奏・録音して来たマゼールだけに、現時点での彼による総決算的録音になっている事は疑う余地がない。 | |||
マゼール&フィルハーモニア〜マーラー:交響曲全集 Vol.2 〔第4番 ト長調(*) /第5番 嬰ハ短調/第6番 イ短調「悲劇的」〕 サラ・フォックス(S;*) ロリン・マゼール指揮フィルハーモニアo. | |||
録音:2011年4月-5月、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、イギリス、ライヴ。Vol.1:第1番、第2番、第3番(SIGCD-360 / 5CDs) に続く、マゼールがザ・フィルハーモニアと進めるマーラー新ツィクルス第2弾。 | |||
マゼール&フィルハーモニア〜マーラー:交響曲全集 Vol.3(完結編) 〔第7番 ホ短調「夜の歌」/第8番 変ホ長調「千人の交響曲」(*) /第9番 ニ長調〕 サリー・マシューズ、アイリッシュ・タイナン(S;*) サラ・タイナン、 サラ・コノリー(Ms;*) アン=マリー・オウエンス(A;*) シュテファン・フィンケ(T;*) マーク・ストーン(Br;*) スティーヴン・ガッド(Br;*) ロリン・マゼール指揮フィルハーモニアo.、 フィルハーモニア・ヴォイセズ(*)、BBC交響cho.(*)、 フィルハーモニアcho.(*)、イートン・カレッジ・チャペル少年cho.(*) | |||
マゼール& PO 〜マーラー:交響曲全集〔第1番−第9番〕
ロリン・マゼール指揮フィルハーモニアo. | |||
録音:2011年4月-10月、サウスバンク・センター、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、イギリス。既出単売のセット化。 | |||
コンティニュアム〜ジュリー・クーパー:作品集 コンティニュアム/組曲「熟考」/ Ourania /静けさの中での生活/暗闇/光/カリオペ/ The Cold Earth Slept Below / Aurea Hora /衛星ガリレオ/コンティニュアム(インストゥルメンタル) アジョア・アンドー(語り) グレース・デイヴィッドソン(S) エレーナ・ユリオステ(Vn) クリオ・グールド(Vn/リーダー)、ジャスティン・ピアソン(Vc) アントニー・パイク(Cl) カミラ・ペイ(Hp) ニコラス・マッカーシー、ジュリー・クーパー(P) ジェシカ・コティス指揮オキュラス・アンサンブル | |||
録音:2021年6月、アビー・ロード・スタジオ&マスターコード・スタジオ & ID オーディオ、ロンドン、 UK 。ジュリー・クーパーはイギリスの作曲家で、BBC放送他さまざまなメディアでその音楽が使用されており、広く知られている。彼女はテレビドラマやドキュメンタリー、映画音楽など多方面で活躍している。今作はコロナでロックダウンに陥った時の経験したことのない沈黙や不気味さを体験し、そのような状況を理解しようと描いた音楽日誌が起因となっている。 | |||
バックス&チョン〜ピアノ・デュオ ストラヴィンスキー/作曲者編曲:ペトルーシュカ / ブラームス:16のワルツ Op.39 ピアソラ/バックス&チョン編曲:4つのタンゴ 〔ロ・ケ・ベンドラ(来るべきもの)/天使のミロンガ/タンゴ第2番/リベルタンゴ〕 アレッシオ・バックス、ルシル・チョン(P) | |||
録音:2013年2月24日-26日、ワイアストン・コンサート・ホール、イギリス。浜松国際ピアノ・コンクールとリーズ国際ピアノ・コンクールを制し、華々しく活躍するイタリアのピアニスト、アレッシオ・バックスと、浜松のコンクールで知り合い夫婦となったモントリオール出身のピアニスト、ルシル・チョンとの4手連弾アルバムが登場。 | |||
ブリテン&ミーラー:合唱作品集 ブリテン:キリストに寄りて喜べ Op.30 /聖母賛歌/ビクトリアの主題による前奏曲とフーガ/5つの花の歌 Op.47 ポール・ミーラー(1975-):今、真紅の花びらは眠り/賛美せよ〔賛美と献身の5つの歌〕(*) ビクトリア:見よ、偉大なる司祭を / 単旋律聖歌:見よ、偉大なる司祭よ ラルフ・オールウッド指揮ロドルファスcho. トム・ウィンペニー(Org) | |||
録音:2013年1月2日-4日、4月1日、ケブル・カレッジ・チャペル、オックスフォード。(*)は同断のために作曲された物で、世界初録音。2011年まで26年間にわたりイートン・カレッジの主唱者、音楽監督を務め、大英帝国勲章(MBE)を受勲した合唱指揮者ラルフ・オールウッドと、自身が主宰するイートン・コーラル・コーラスの選抜メンバーで構成される混声cho. ロドルファス合唱団のベンジャミン・ブリテン生誕100周年盤。ミーラーは2011年ロイヤル・ウェディングの「ウビ・カリタス」等で有名な合唱作曲家。 | |||
ジョン・タヴナー(1944-2013):神殿の幕 [The Veil of the Temple]
パトリシア・ロザリオ(S) スティーヴン・レイトン指揮 テンプル・チャーチcho.、ホルスト・シンガーズ、イギリス室内o.金管アンサンブル | |||
録音:2003年6月27日-28日、7月1日、4日-5日、テンプル・チャーチ、ロンドン、ライヴ(一部?)。前出・旧品番: RCA RED SEAL (BMG), 82876-66154-2 (HYBRID_SACD/廃盤) 。#以下コメント等は、基本的に前出盤輸入発売元の旧・BMG ジャパンによる物です。『私(タヴナー)にとって、この作曲は今までの中で最も並外れたものでした。それは私の心臓が溶け出すほどの思いです。この曲は全世界の人々の神への融合であり、西洋音楽と東方正教会音楽との出会いでもあります。ここでは英語で歌われる伝統的な聖歌を基本としていますが、ヒンディー語のリズム、スーフィー派のリズム、、コーランの響きなども取り入れて、もっとも美しい響きを作り上げました。私はクリスチャンですが、普遍主義者であることを望んでいます。この演奏者と録音場所であるテンプル・チャーチはゴシック建築の傑作であり、エルサレムの輝きを集めます。この演奏は、私が私の宗教芸術と呼ぶ全ての目的であるに違いないと思います。』(ジョン・タヴナー)。この作品は「真夜中のミサ」として書かれており、ミサ形式で行うと約7時間かかる。この盤は曲の部分(約2時間)を収録したもので、教会の美しい残響が感じられる、 | |||
ハリソン・バートウィッスル(1934-):合唱作品集 ナザレンのリング・ダンス/3つのラテン語のモテット/カルメン・パスカーレ(1965) /子守歌/ オン・ザ・シアー・スレッショルド・オヴ・ザ・ナイト/モス・レクイエム(2012) ロデリック・ウィリアムズ(Br) ナッシュ・アンサンブル ニコラス・コック指揮 BBCシンガーズ | |||
録音:2012年9月、2013年1月。 | |||
ヴォルフ&ブラームス:歌曲集 ヴォルフ:プロメテウス、人間性の限界/歌手/ミケランジェロの3つの詩による歌曲集 ブラームス:帰り道が分かるなら Op.63 No.8 /教会の墓地にて Op.105 No.4 /野の静寂 Op.86 No.2 / 裏切り Op.105 No.5 /もうお前のところへは行くまいと Op.32 No.2 /4つの厳粛な歌 Op.121 アラステア・マイルズ(B) マリー=ノエル・ケンドール(P) | |||
録音:2013年1月。1987年キャスリーン・フェリアー賞受賞、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、MET 、ネーデルラント・オペラなど、欧米の主要オペラハウスで活躍中のバス、アラステア・マイルズが歌うヴォルフ&ブラームス。 | |||
わが愛する者の声〜聖なる愛の歌 ブリュメル:百合のように / ウォーカー:リンゴの木のように / ハドリー:わが愛する者語りて デュリュフレ: Ubi caritas, Op.10 No.1 / マーリー: Set me as a seal / カザルス:私は黒い スケンプトン: Rise up my love / How fair is thy love / My beloved is gone down / How fair and how pleasant クレメンス・ノン・パパ:われは野の花 / ヴィエルヌ:幻想的小品集〜オバド / リバフレチャ:わが魂 ウィラン: Rise up my love / I beheld her beautiful as a dove / グリーグ: How fair is thy face ベアストウ: I sat down under his shadow / ウォルトン: Set me as a seal フィンジ: My lovely one / ウェズリー: Blessed be the God & Father マーク・ウィリアムズ指揮ケンブリッジ・ジーザス・カレッジcho. ロバート・ディクソン、ベンジャミン・モリス(Org) | |||
録音:2013年7月2日-4日、イエス・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ。 | |||
ファイヴ J.S.バッハ:パルティータ第1番 ロ長調 BWV.825 / ベートーヴェン:ソナタ第15番 ニ長調 Op.28「田園」 ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op.47 /スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 / グルッグ/ズガンバーティ編曲: 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」〜メロディ / シューマン/リスト編曲:春の夜 ジェイムズ・ローズ(P) | |||
録音:2013年5月15日-17日、ワイアストン・コンサート・ホール、イギリス。イギリスの異色ピアニスト、ジェイムズ・ローズによる新シリーズ(新レーベル)、インストゥルメンタル・レコーズが始動。シグナム・クラシックスでデビューしてから5年。コンサート、レコーディング、テレビ・ドキュメンタリーなどを通じてクラシック・ファンを増やし、同時に古楽系のレパートリーを確立してきた。5作目となる当アルバムは、絶対的な自信を持って組んだリサイタル・プログラム。 | |||
サロネン&フィルハーモニア〜バルトーク(1881-1945):歌劇「青ひげ公の城」
ジョン・トムリンソン(B;青ひげ公) ミシェル・デヤング(Ms;ユーディト) エサ=ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニアo.、フィルハーモニア・ヴォイセズ | |||
録音:2011年、ライヴ。サロネン&フィルハーモニアが2011年1月から2012年1月にかけて、バルトークの主要管弦楽&室内楽作品を取り上げたプロジェクト「地獄の踊り〔インファナル・ダンス〕」からのライヴ・リリース第1弾。映像や照明を駆使しサロネンらしいアイディアや仕掛けが大きな話題を呼んだ「青ひげ公の城」は、イギリスのベテランサー・ジョン・トムリンソン&アメリカが誇る世界的メゾ、デヤングが共演。サロネンはロサンゼルス・フィル音楽監督時代にもバルトークを積極的に取り上げ、多くの名演を残しているだけに、成功した新プロジェクトのライヴも話題必至。 | |||
モーツァルト・オペラの A-Z 「アポロとヒュアキントゥス」〜息子が死んで神は/「見てくれの馬鹿娘」〜小さなキューピットたちが隠れていて/ 「バスティアンとバスティエンヌ」〜ディッギ、ダッギ、シューリ、ムーリ/「ポントの王ミトリダーテ」 〜私が生きることがかなわなくても(原典版)/「ルーチョ・シッラ」〜死のこの上ない不吉な思い/ 「にせの女庭師」〜ああ、小鳥は嘆き/「羊飼いの王様」〜万歳、無敵の指導者よ/「ツァイーデ」 〜やすらかにお休み、私のいとしい命よ/「イドメネオ」〜ひとりさすらいに赴こう/「後宮からの逃走」 〜コンスタンツェ、あなたに再び会えるとは!/「フィガロの結婚」〜もし踊りたければ/ 「ドン・ジョヴァンニ」〜おいで窓べに、可愛い娘/「コシ・ファン・トゥッテ」〜毎日私に手紙を下さいね/ 「皇帝ティートの慈悲」〜かつての愛情に免じて/「魔笛」〜フム、フム、フム スーザン・グリットン、アンナ・リーズ(S) マーク・ストーン(Br) マシュー・ローズ(B)他 イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラ | |||
初出・前出: SONY CLASSICAL, 88697-10646-2(国内&当店未案内)/ (P) 2007 。イギリスで最もエキサイティングと言われ、特にモーツァルトの初期オペラ演奏&録音で話題を呼んでいるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラのデビュー盤だった物。「アポロとヒュアキントス」の"A"から、「魔笛」の"Z"まで、モーツァルトの15のオペラから選りすぐられた作品集。 | |||
ベルカントの宝石 ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクヮーレ」〜騎士はあのまなざしを/歌劇「連隊の娘」〜皆さんがご存知の/ 歌劇「ランメルムールのルチア」〜あの方はまだね/歌劇「愛の妙薬」〜受けとって、私は貴方のために ヴェルディ:歌劇「海賊」〜あの人はまだ帰って来ない ロッシーニ:歌劇「婚約手形」〜この喜びをお伝えしたいの/歌劇「オリー伯爵」〜En proie a la Tristesse.../ :歌劇「シャブランのマティルダ」〜Son tua per sempre...Ami alfine ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」〜私は晴れの衣装を/歌劇「夢遊病の娘」〜もう一度だけ会えたなら エレナ・クサントウダキス(S) キャスリン・カービー(Ms) リチャード・ボニング指揮ロイヤル・ノーザン・シンフォニア | |||
録音:2013年7月22日-23日、25日。オーストラリア、メルボルン大学のヴィクトリアン・カレッジ・オヴ・アーツを卒業、コヴェント・ガーデン王立歌劇場へマッケラス指揮ヤナーチェク「マクロプロス事件」のクリスタ役でデビュー、パッパーノ指揮の「ウィリアム・テル」の録音にも参加したソプラノ、クサントウダキスによるベルカント・アリア集。名匠リチャード・ボニングの指揮も聞き逃せない。 | |||
パーセル・コレクション〜ヘンリー・パーセル(1659-1695): おお、イェルサレムよ、主をたたえよ/丘にも谷にも/うるわしき優しさで/おお神よ、汝は我が神なり/あなたは何者/ 恋する者はなんと幸せ/見よ、神の最も強きを/わが心は美しきことにてあふる/徳の女神たちと/ヴァイオルを鳴らせ/ めでたし!輝かしきチェチーリアよ/我らの心の秘密を知りたもう主よ/こよなく美しい島/水底深く父は眠る ヴォーチェス8 レザンヴァンシオン | |||
録音:2013年8月12日-16日、ノートルダム教会、エルマン、フランス。ウェストミンスター寺院聖歌隊出身者たちによって2003年に結成され、ア・カペラの最先端を歩むヴォーチェス8の Signum Classics 第5弾は、日本人ヴァイオリニスト佐藤俊介がメンバーとして活躍中のピリオド・アンサンブル、レザンヴァンシオンとのパーセル。 | |||
1917〜ヴァイオリンとピアノのための作品集 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 L.140 / レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 P.110 シベリウス:5つの小品 Op.81 / エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82 タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) ヒュー・ワトキンス(P) | |||
録音:2013年11月25日-27日、セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス。使用ヴァイオリン:ストラディヴァリウス「 ex-Fenyves 」、1721年製。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ニ短調&二重協奏曲(SIGCD-342)に続く、才女ウェーリー=コーエンの Signum 第2弾。第一次世界大戦の戦火の中、1917年から18年にかけて作曲された、フランス、イタリア、フィンランド、イギリスの4作品。 | |||
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」 〔ホ長調 Op.8 No.1, RV.269「春」/ト短調 Op.8 No.2, RV.315「夏」/ ヘ長調 Op.8 No.3, RV.293「秋」/ヘ短調 Op.8 No.4, RV.297「冬」〕 カティ・デブレツェーニ(ディレクター/Vn)エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. | |||
録音:2013年2月9日-10日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン。OAEのヴィヴァルディ「四季」、ヴァイオリンは2008年からリーダーを務めるカティ・デブレツェニ。トランシルヴァニア地方出身の彼女は、ピリオド奏法の草分け的存在であるキャサリン・マッキントッシュ、ワルター・ライターに師事、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、ヨーロピアン・ブランデンブルク・アンサンブル、フロリレジウム、リコルド、トリオ・ゴヤなど、世界有数のピリオドo. やアンサンブルで活躍してきた。 | |||
グート・プリデリ・ピュー(1971-):管弦楽作品集 「 ///私がドアを開けない限り//// 」/オーボエ協奏曲/リザーバー/ホログラム/序曲「ブレイク・ザ・ストーン」 ヤク・ファン・ステーン指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo. | |||
録音:2011年5月。ピューは2006年から2010年までBBCウェールズ・ナショナルo.のレジデント・コンポーザーを務めた北ウェールズ出身の作曲家。管弦楽作品はウェールズの風景や物語からインスパイアされた作風。 | |||
パーシー・ウィットロック(1903-1946):オルガン・ソナタ ハ短調 アラン:連祷 / デュプレ:行列と連祷 / フランク:コラール第3番 イ短調 Op.40 グレッグ・モリス(Org) | |||
録音:2014年1月、テンプル教会、ロンドン。グレッグ・モリスはテンプル教会のアソシエイト・オルガニストで、コレギウム・ムジクム・オヴ・ロンドンの音楽監督。ヴォーン・ウィリアムズに作曲を師事し、将来を期待されながらも、43歳の誕生日を目前にしたこの世を去ったウィットロックの壮大な「オルガン・ソナタ」は、近年再評価されつつある。 | |||
ドリームスケープ〜アンジェイ&ロクサンナ・パヌフニクの歌曲&三重奏曲集 アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):愛の歌/夢のような光景/ピアノ三重奏曲 Op.1 アンジェイ&ロクサンナ・パヌフニク:祈り ロクサンナ・パヌフニク(1968-):私の目、覚えている甘い愛/その強き愛、美徳/アラウンド・スリー・コーナーズ ヒーザー・シップ(Ms) スビト・ピアノ・トリオ | |||
録音:2013年8月27日-29日。母国での不当な扱いからイギリスへ活躍の場を移し、近年再注目されている20世紀ポーランドの大作曲家アンジェイ・パヌフニクと、娘で父と同じく作曲家となったロクサンナ・パヌフニクの歌曲とピアノ三重奏曲。コヴェント・ガーデン王立歌劇場などで活躍するソプラノ、ヒーザー・シップと、ポーランドのアンサンブル、スビト・ピアノ・トリオの演奏。 | |||
エアプレーン・カンタータ〜ガブリエル・ジャクソン(1962-): 鳥の声/ルチル・リン/飛行機カンタータ(2011) (*) /ウィンター・ヘヴンズ/合唱交響曲 レックス・ローソン(ピアノラ〔ピアノリスト〕;*) デイヴィッド・ヒル指揮(*以外) ジェイムズ・モーガン指揮(*) BBCシンガーズ | |||
バミューダ諸島生まれのイギリス人作曲家で日本でも合唱作品が注目されるガブリエル・ジャクソンは、2010年から2013年までBBCシンガーズのアソシエイト・コンポーザーを務めた。(*)は飛行機の発展と同時期に隆盛を誇ったピアノラ(いわゆる自動演奏ピアノ)が使用される珍しい作品。レックス・ローソンは、音の強弱が付けられないピアノラにそれらを付ける(ピアノリスト)、ほぼ世界唯一の奏者。 | |||
ダウランド氏の真夜中 ギターによるダウランドの音楽〜ダウランド/デノート編曲: ウィンター夫人のジャンプ/リッチ夫人のガリアード/ストラング卿のマーチ/ファンシー/エリザベス女王のガリアード/ 前奏曲/涙のパヴァン/蛙のガリアード/ウィロビー卿ご帰館/コイ・ジョイ/憂鬱なガリアード/タールトンの復活/ 1日でもあるとすれば/運命よ/ハンソン夫人のパフ/艦長ディゴリー・パイパーのガリアード/ デンマーク王のガリアード/オーランド卿は眠る/華やかな戦いのガリアード/ジョン・スミス卿のアルメイン/ 靴屋の女房/ニコルス夫人のアルメイン/ホワイト夫人に事なし/目覚めよ愛/ダウランド氏の真夜中 クリストフ・デノート(G) | |||
クリストフ・デノートは、1993年の第35回パリ国際ギター・コンクール等で入賞、2012年にウィグモア・ホール、2013年にはBBCプロムスへデビューした現代スイスを代表するギタリストの一人。自身のアレンジによるジョン・ダウランドの詩的で美しい旋律。 | |||
イタリア・バロックのシンフォニア(序曲)集 アリオスティ:「ウェスパシアヌス」、レーオ:「ウティカのカトーネ」、 ボノンチーニ:「チェファーロ」「トゥルノ・アルチーノ」「カミッラの勝利」、 カルダーラ:「オリンピアーデ」、ポッラローロ:「ラ・プロセルピーヌ」「リンガンニ・フェリーチ」、 A.スカルラッティ:「ペルシャ王女スタティラ」「十人委員会の崩壊」、ベルナベーイ:「アスカニオ」、 パスクイーニ:「イダルマ」、アルビノーニ:「ゼノビア」、ツィアーニ:「イル・タラモ」、 レグレンツィ:「イル・トティラ」、ステッファーニ:「ラ・ロッタ」、コンティ:「名声の勝利」より シャリヴァリ・アグレアブル | |||
録音:2013年9月10日-12日。トレッリの「ブランデンブルク協奏曲」やパッヘルベルの「晩課」など、刺激的なプログラムを続々と繰り広げるイギリスのピリオド・アンサンブル、シャリヴァリ・アグレアブルによる、イタリアの初期バロックの大作曲家たちが遺したオペラのためのシンフォニア(序曲)を集めたプログラム。 | |||
ドビュッシー、ミヨー、グリンカ、フランセ、プロコフィエフ:作品集 ドビュッシー:第1狂詩曲 / フランセ:主題と変奏 / グリンカ/ブリス編曲:ソナタ ニ短調〔原曲:ヴィオラ〕 ミヨー:ソナチネ Op.100 / プロコフィエフ/ブリス編曲:ソナタ ニ長調 Op.94〔原曲:フルート〕 ジュリアン・ブリス(Cl) ブラッドリー・ムーア(P) | |||
録音:2013年5月22日-24日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス、イギリス。13歳で米インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得したイギリスの奏者、ジュリアン・ブリスによるフランス作品&ロシア・アレンジ作品集。 | |||
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244b (アンドレアス・グレックナー新校訂による初期稿版) チャールズ・ダニエルズ(T;福音史家) ピーター・ハーヴィー(Br;イエス) ジュリアン・ポッジャー、マシュー・ブルック ピーター・シーモア指揮ヨークシャー・バロック・ソロイスツ | |||
録音:2013年9月7日-10日、国立古楽センター、ヨーク、イギリス。イングランド北部のヨークシャーで、1973年に創設されたヨークシャー・バロック・ソロイスツ(YBS)と名歌手たちによる、新版使用の「マタイ受難曲」 | |||
クリスマスの夜に カークパトリック:飼い葉の桶で / 伝承曲/ピアサル編曲:もろびと声あげ / ウェイド:神の御子は今宵しも ロバーツ:ホープ・ファインズ・ア・ウェイ / グルーバー:きよしこの夜 / ガントレット:ダビデの村に 伝承曲/ウィルコックス編曲:サセックス・キャロル / ロバーツ:ヤドリギ / ローリゼン:おお、大いなる神秘 伝承曲:世の人忘るな / 伝承曲/ウッド編曲:ディンドン空高く / ブリテン:キャロルの祭典 ブレイン&マーティン/グリットン編曲:ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス クリストファー・モンクス(芸術監督)アルモニコ・コンソート | |||
デイヴィッド・ヒルの薫陶を受けたクリストファー・モンクスが2001年に創設、ルネサンスとバロックの音楽を得意とするアルモニコ・コンソートによるクリスマス・アルバム。 | |||
クリスマス・キャロル、ア・セレブレーション 久しく待ちにし/もみの木/柊と蔦は/三隻の船/ああベツレヘムよ/もろびと声あげ/むかし野におりて/ 荒野の果てに/クリスマスの12日、/御使いうたいて/メリー・クリスマス/春のキャロル/他 アンドルー・ガント指揮ヴォックス・トゥルトゥリス | |||
英国王室礼拝堂のオルガニストや聖歌隊指揮者も務める現代作曲家、アンドルー・ガントが、2014年後半に出版予定の新刊「 Christmas Carols, A Celebration 」に合わせて発売されるディスク。 | |||
言葉の無いワーグナー ワーグナー/リスト編曲:「タンホイザー」〜入場行進曲/「さまよえるオランダ人」〜紡ぎ歌/ 「ローエングリン」〜エルザの婚礼参進/「トリスタンとイゾルデ」〜愛の死/ 「リエンツィ」〜最後の護民官/「ニーベルングの指輪」〜ヴァルハラ城 ワーグナー:幻想曲/無言歌/チューリヒの最愛の人/メッテルニヒ公爵夫人のアルバムに/ M.W.夫人のアルバムのためのソナタ/ベティ・ショット夫人のためのアルバムの一葉 ワーグナー/グールド&ウィリアムズ編曲:「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインへの旅/ 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲 ワーグナー/ウィリアムズ編曲:「パルジファル」〜情景 スィール・ウィリアムズ(P) | |||
録音:2014年2月-3月。エディンバラ、グレイフライヤーズ教会での「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」で、サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォードを受賞した1976年ウェールズ生まれのピアニスト、スィール・ウィリアムズのワーグナー・プログラム。 | |||
ハキム・プレイズ・ハキム Vol.1 〜ビルバオ、エウスカルドゥナ宮殿のシュケ・オルガンによる トッカータ/小組曲/2台のオルガンのための「ダイ・アポステル」/ジャン・ラングレへのオマージュ/ シューベルトの幻想曲によるパラフレーズ「アヴェ・マリア」/グレゴリオのモチーフ集/アラベスク ナジ・ハキム(Org) マリー=ベルナデット・デュフォルセット(Org2) | |||
録音:2013年3月26日-27日、エウスカルドゥナ宮殿(エウスカルドゥナ国際会議場コンサートホール)、ビルバオ、スペイン。使用楽器:2000年、シュケ製。 | |||
モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 ニルセン:クラリネット協奏曲 Op.57 モーツァルト/ジュリアン・ブリス編曲: アリア「すばらしい愛の気持ちは」K.119 / アリア「いえ、いえ、あなたにはご無理」K.419 |
ジュリアン・ブリス(Cl) マリオ・ヴェンツァーゴ指揮 ロイヤル・ノーザン・シンフォニア | ||
録音:2014年4月1日-4日、セイジ・ゲイツヘッド、イギリス。イギリスの天才奏者ジュリアン・ブリスが、遂にモーツァルトをレコーディング。対照的作風のモーツァルトとニルセンの協奏曲、そしてモーツァルトのアリアからのアレンジを組み合わせ、特徴、音楽的魅力をさらに際立たせている。 | |||
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):詩篇集 (チャールズ・エイヴィソンによる英語歌詞版; 1757 ) 詩篇第11番「主を、わたしは避けどころとしている」/詩篇第32番「いかに幸いなることだろう、背きを赦され」/ ソナタ第12番 Op.2 〜チャッコーナ/詩篇第50番「神々の神、主は御言葉を発し」/ 詩篇第46番「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦」/3重カノン「その響きは全地に」 ヴォーチェス8〔8Vo〕、レザンヴァンシオン | |||
録音:2012年8月13日-17日、ノートルダム教会、エレマン、フランス。当版による世界初録音。 | |||
ヘンデル: 快活の人、沈思の人、温和の人 HWV.55 /オルガン協奏曲第7番 変ロ長調 Op.7 No.1 / 合奏協奏曲〔第1番 ト長調 Op.6 No.1 /第3番 ホ短調 Op.6 No.3 〕 ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ ジリアン・ウェブスター(S) ローレンス・キルスビー(ボーイS) ジェレミー・オヴェンデン(T) ピーター・ハーヴィー(Br) アシュリー・リッチーズ(B) ウィリアム・ホワイトヘッド(Org) | |||
録音:2013年5月11日、2014年6月18日-20日、12月9日-10日、イギリス。 ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズの「ヘンデル・プロジェクト」。マクリーシュは「快活の人、沈思の人、温和の人 HWV.55」の単なる全曲録音ではなく1740年初演時の再現を試み、2つの合奏協奏曲とオルガン協奏曲第7番を加え、クリストファー・サックリングと共に演奏譜校訂、詳細研究、時代考証を行っている。 | |||
ポストカーズ カナダ民謡/チルコット編曲:フェラー・フロム・フォーチュン / フランス民謡/リチャーズ編曲:待ちぼうけ 韓国民謡/チルコット編曲:アリラン / ニュージーランド民謡/ロバーツ編曲:ポカレカレ・アナ イギリス民謡/ラングフォード編曲:カシとトネリコ / モドゥーニョ&ミリアッチ/ライス編曲:青く塗られた青の中 フィンランド民謡/チルコット編曲:そこにわたしの愛しい人が / オーストラリア民謡/ライス編曲:ボタニー・ベイ イエペス/エステバン編曲:情熱のパシージョ / アブレウ/エステバン編曲:チコ・チコ・ノ・フバー ドイツ民謡/ラングフォード編曲:荒野は陽が暮れて / アイルランド民謡/グッドール編曲:ダウン州の星 スコットランド民謡/キャリントン編曲:我が恋人は赤い薔薇 / コダーイ:夕べの歌 デンマーク民謡/ライス編曲:ある夏の日、小鳥の歌を聴きに出かけた / グラッサー:エゴリ アンダルシア民謡/エステバン編曲:エル・ビート / マンサネロ/エステバン編曲:コンティゴ・アプレンディ 中国民謡/ローソン編曲:在那遙遠的地方 / 黒人霊歌/ロバーツ編曲:小さいデイヴィッド/ハープを弾いて ウェールズ民謡/ライス編曲:スオ・ガン / ライスフェルト/ランスヴィック編曲:私の小さな緑のサボテン キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ポール・フェニックス(T) クリストファー・ブルーアートン、クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2014年3月25日-28日、デニントン・スタジオ、ウェリングボロー、イギリス。 1968年の結成から現在まで45年以上、母国イギリスはもちろんツアーで訪れた世界各国でその国の伝統音楽に接してきたキングズ・シンガーズによるアンコール・ナンバー、珠玉のフォーク・ソング&ポピュラー・ソング。 | |||
光と真実〜ウィル・トッド(1970-):平和と回想のための音楽(合唱作品集) 追憶/もう悲しみはいらない/穏やかに/平和に寄せて/ケルトの祈り/貴い時間/ Encircled /アニュス・デイ/ この場所から/我々は賛美され/便り/サンクトゥス/おお、幸いなる光よ/ Christus est stella ナイジェル・ショート指揮テネブレ、イギリス室内o. | |||
録音:2014年3月17日-19日。「2014年最高のアルバムの1つ」(英クラシックFM誌) 「青のミサ」(SIGCD-083)の大ヒットにより、日本でも知名度を得たイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ウィル・トッドによる14曲の合唱作品。演奏は前作「コール・オヴ・ウィスダム」(SIGCD-298)に続きショート&テネブレ。 | |||
C.P.E.バッハ:シンフォニア集 〔第1番 ニ長調 Wq.183 No.1 /イ長調 Wq.182 No.4 / ロ短調 Wq.182 No.5 /第3番 ヘ長調 Wq.183 No.3 /変ホ長調 Wq.179 〕 レベッカ・ミラー指揮エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. | |||
C.P.E.バッハの生誕300周年記念コンサートで OAE デビューし、英国内外で大きな注目を浴びる女流指揮者レベッカ・ミラーはアメリカ、カリフォルニア出身。エドゥアルド・マータ国際指揮者コンクールで第1位となり、1999年、ロンドンを拠点とするニュー・プロフェッショナルズo.を設立し、2007年から2010年までルイジアナ・フィルのレジデント・コンダクターとして活躍した。 | |||
ドノホー〜ショスタコーヴィチ: 24の前奏曲とフーガ Op.87 |
ピーター・ドノホー(P) | ||
1982年の第7回チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門で最高位を受賞、幅広いレパートリーで世界的に活躍し、現在はバーミンガム音楽院の副総裁も務めるイギリスの名手、ピーター・ドノホーがSignum Classicsに登場!新たにスタートするショスタコーヴィチ・シリーズの第1弾として、ロシア・ピアノ音楽の重要作品、「24の前奏曲とフーガ」の全曲をレコーディング。サイモン・ラトルに重用され、バーミンガム市響との来日公演やBPOとのオープニング・コンサートなどで共演したことでも知られる重鎮ピアニスト、ピーター・ドノホーが弾くショスタコーヴィチの傑作にご期待頂きたい。 | |||
アレッシオ・バックス・プレイズ・ベートーヴェン ピアノ・ソナタ〔第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」/第29番 変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」〕/ 劇音楽「アテネの廃墟」 Op.113 より(アレッシオ・バックス編曲)〔回教僧の合唱/トルコ行進曲〕 アレッシオ・バックス(P) | |||
録音:2014年1月17日-19日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス、イギリス。1997年第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年リーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアのピアニスト、アレッシオ・バックスが遂にベートーヴェンのピアノ・ソナタへ挑む。「月光」と、2005年に製作されたドキュメンタリー「バレンボイム・オン・ベートーヴェン」でも演奏した「ハンマークラヴィーア」。卓越した編曲による「アテネの廃墟」からの2曲にも注目。 | |||
囚われの夜鳴きうぐいす〜ソプラノ、クラリネットとピアノのためのドイツ・ロマン派の音楽 シュペート:アルプスの歌 / クロイツァー:ミル・ウィール プロッホ:スイスの郷愁/囚われの夜鳴きうぐいす(*) / シューベルト:ロマンス/岩の上の羊飼い カリヴォダ:故郷の歌/故郷を恋しがる羊飼いの娘 / リントペイントナー:羊飼いと人魚(*) ラハナー:彼に会ってから/彼は誰よりも素晴らしい人(*) / ソベック:我が故郷 エレナ・クサンザウダキス(S) ジェイソン・クサンザウダキス(Cl) クレメンス・レスケ(P) | |||
録音:2010年9月、11月-12月。(*)は世界初録音。パッパーノ&英国ロイヤル・オペラの「カルメン」に出演したオーストリアのソプラノ、エレナ・クサンザウダキスによる、ロマン派時代のドイツ語圏で活躍した音楽家たちの、知られざるリートや室内楽作品の魅力を発掘する好企画。 | |||
揚げひばり ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 エルガー:序奏とアレグロ ト短調 Op.47 /弦楽セレナード ホ短調 Op.20 タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) デイヴィッド・カーティス指揮オーケストラ・オヴ・ザ・スワン | |||
録音:2014年4月24日、聖オーガスティン教会、2014年4月28日、チェルトナム・タウン・ホール、すべてイギリス。使用ヴァイオリン:ストラディヴァリウス「ex-Fenyves」、1721年製。ルジェーロ・リッチが絶賛、メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲 ニ短調」&「二重協奏曲」(SIGCD-342)、ヴァイオリンとピアノのための作品集(SIGCD-376)で好評を博したイギリスの女流ヴァイオリニスト、ウェーリー=コーエンの Signum 第3弾。 | |||
モーツァルト:歌劇「ポントの王ミトリダーテ」K.87 (K.74a) 付・初稿版7つのアリアとデュエット(#) バリー・バンクス(T;ミトリダーテ) ミア・パーション(S;アスパージア) ソフィー・ベヴァン(S;シーファレ) ローレンス・ザッツォ(CT;ファルナーチェ) クララ・エク(イズメーネ) ロバート・マレイ(T;マルツィオ) アンナ・デヴィン(S;アルバーテ) イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラ | |||
録音:2013年7月12日-26日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン、イギリス。(#)は当版による世界初録音とのこと。ベーレンライターの新モーツァルト全集(NMA)による演奏。ピリオド楽器使用。クラシカル・オペラはイギリスで最もエキサイティングと称され、中でもモーツァルト初期オペラが話題を呼んでいる。 | |||
No Exceptions No Exemptions 〜第1次世界大戦の歌 ベイントン、ブリス、バターワース、カプレ、コールズ、デール、ドビュッシー、 ディーリアス、ブラウン、ファーラー、ガーニー、ヘッド、アイヴズ、キール、ケリー、 マニャール、ミヨー、プロコフィエフ、ルーセル、シュテファン、ヴェローヌ ロビン・トリシュラー(T) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2014年2月、聖マイケルズ教会、サマータウン、オックスフォード、 UK 。民間人、軍人に関係なく、第1次大戦によってもたらされた人間模様に着想を得た歌曲で綴られたリサイタル。全曲目や歌詞を含むブックレットは HYPERION RECORDS のダウンロード販売サイト内から PDF ファイルでダウンロード可能 (http://www.hyperion-records.co.uk/notes/120401-B.pdf) 。代理店のアナウンスは意味がよくわからないが、『敵か味方か、軍人か一般人かもわからない。世界大戦によって人生が転覆した世界にインスピレーションを受けた作品集は記念碑的録音です。』とのこと。 | |||
ラモー:アクト・ド・バレ「アナクレオン」(1754年版)
マシュー・ブルック(アナクレオン) アンナ・デニス(クロエ) アグスティン・プルネル=フレンド(バテュルス) ジョナサン・ウィリアムズ指揮エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo.&cho. | |||
録音:2014年2月、オール・セインツ教会、ロンドン、イギリス。同版による世界初録音。フランス・バロックの巨匠ラモーによる「アナクレオン」には、カユザック台本による1754年版、ベルナール台本による1757年版の2ヴァージョンがある。当版はオックスフォード大学セント・ヒルダズ・カレッジの音楽学部長で、指揮者、作曲者、音楽学者ジョナサン・ウィリアムズが、パリの図書館で発見した手稿譜から復元したもの。 | |||
Psalm 〜現代イギリスのトランペット協奏曲集 デボラ・プリチャード(1977-):スカイスペース / ジョン・マッケイブ(1939-):ラ・プリマヴェーラ ロバート・サクストン(1953-):詩篇「都詣での歌」/シェイクスピアの情景(*) サイモン・デスブルスライス(Tp) ケネス・ウッズ指揮(*以外) デイヴィッド・カーティス指揮(*) オーケストラ・オヴ・ザ・スワン | |||
録音:2012年6月、ストラトフォード=アポン=エイヴォン、UK 。バーミンガム・ポストから「鋼の唇」、ミュージックウェブ・インターナショナルでは「説得力のある音楽性」等絶賛され、ナチュラル・トランペットによるヘルテルのトランペット協奏曲第3番を世界初録音し一躍有名になったイギリスのヴィルトゥオーゾ・トランペッター、サイモン・デスブルスライスの近代協奏曲録音。このライヴが、BBC 1 テレビとBBC ラジオ4で放映・放送され、世界中で数百万人が視聴、反響を呼んでいるという。 | |||
オマージュ〜スペイン作品集 マラツ:スペイン・セレナータ / ロドリーゴ:小麦畑にて / ソル:川岸の丘の主題と変奏 ヴィラ=ロボス:スコティッシュ-ショーロ/前奏曲〔第1番−第5番〕 ファリャ:讃歌「ドビュッシーの墓のために」 / トゥーリナ:幻想曲 ナルバエス:皇帝の歌/「牛を見張れ」の主題による変奏曲 / リョベト:盗賊の歌/アメリアの遺言 クリストフ・デノート(G) | |||
録音:2012年1月、ベートーヴェンザール、ハノーヴァー。クリストフ・デノートは1993年第35回パリ国際ギター・コンクール等で受賞、2012年にウィグモア・ホール、2013年に BBC プロムスへデビューした、現代スイスを代表するギタリスト。 | |||
スペインとラテン・アメリカのサウンド アルベニス/トゥルル編曲:アストゥリアス / ファリャ:スペイン民謡組曲 / モンサルバジェ:黒人の子守歌 グラナドス:スペイン舞曲第5番「アンダルサ」 / タレガ/リッチ編曲:アルハンブラの思い出 サビカス:カンピナ・アンダルサ / ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 セバスティアン・シー=シーレンベルク(Vn) ラモン・ルイス(フラメンコG) ソフィア・リソフスカヤ(P) | |||
録音:2013年-2014年。ミャンマー、台湾、シンガポール、マレーシアなど、世界各地を飛び回るイギリスのヴァイオリニスト、セバスティアン・シー=シーレンベルクのスペイン&ラテン・アメリカ・プログラム。グラナダ生まれで現在イギリスで活躍するフラメンコ・ギタリスト、ラモン・ルイス、6歳でデビューしたモスクワ出身の女流ピニアスト、ソフィア・リソフスカヤとのコラボレーション。 | |||
コール・ポーター・ソングブック | サラ・フォックス(S) ジェイムズ・バートン(P) | ||
録音:2014年3月20日-22日。イギリスのソプラノ、サラ・フォックス初のソロ・レコーディングは、ブロードウェイの伝説的ソングライター、コール・ポーターのソングブック。 | |||
ジェイミー・ウォルトン〜グラズノフ、プロコフィエフ、チャイコフスキー:チェロ協奏曲集 グラズノフ:コンチェルト・バラータ Op.108 /吟遊詩人の歌 Op.71 /アラビアのメロディ Op.20 No.1 プロコフィエフ:チェロ小協奏曲 ト短調 Op.132 チャイコフスキー:夜想曲 嬰ハ短調 Op.19 No.4 /ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 Op.33 ジェイミー・ウォルトン(Vc) オッコ・カム指揮ロイヤルpo. | |||
録音:2013年3月25日、27日。使用楽器:グァルネリ、1712年製。ウィリアム・プリース最後の弟子の1人にあたるイギリスの実力派チェリスト、ジェイミー・ウォルトンと、1969年の第1回カラヤン国際指揮者コンクールで優勝したフィンランド出身のオッコ・カム&ロイヤルpo.が組んだロシア協奏曲集。 | |||
生のさなかにも バード:死の悲しみがわれをとりまく、天よりの声を聞き パーソンズ:リベラ・メ・ドミネ/私は日々罪を犯し、われは信ず、わが贖い主は生きたまう マンディ: Sive vigilem / タヴァナー:慕いこがるるごとく タリス:ヌンク・ディミッティス / ヘラルデ: Sive vigilem / シェパード:生涯の真中で オウエン・リース(ディレクター)コントラプンクトゥス | |||
録音:2014年1月18日-20日。 オックスフォード・クイーンズ・カレッジの音楽監督で、スペイン&ポルトガル音楽の研究者としても知られるオウエン・リースが創設、2014年グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされた合唱団コントラプンクトゥスによる、失われたテノール・パートを再構成した作品集。 | |||
アウト・オブ・ダークネス〜四旬節と三位一体節のための作品集 バード:われは今、戦いに明け暮れたる毎日ゆえ / スタンフォード:汝ら新エルサレムの聖歌隊 パーセル:アンセム「主よ、我らの躓きを思い出さないで下さい」Z.50 / ブリテン:祝祭テ・デウム Op.32 マクミラン:主は玉座に就き / タリス:汝等もし我を愛せば / シェパード:われらを解き放ち救いたまえ エルガー:オラトリオ「使徒たち」 Op.49 〜 The Spirit of the Lord is upon me /他 マーク・ウィリアムズ指揮ケンブリッジ・ジーザス・カレッジcho. | |||
録音:2014年6月30日、7月3日。15世紀末、1496年に創設されたケンブリッジ大学ジーザス・カレッジの合唱団&2009年に指揮者に就任したマーク・ウィリアムズとの録音。 | |||
騎士たちの前進〜イギリスの合唱作品集 パリー:アイ・ワズ・グラッド / ウォルトン:12使徒 / タヴナー:神の母よ、我はここに立ち ニコ・マーリー(1981-):アワー・プレゼント・チャーター(*) / ヴォーン・ウィリアムズ:真理のために勇敢に ベアストウ:ブレスド・シティ、ヘヴンリー・サレム / ハイドン:テ・デウム ハ長調 ロジャー・セイヤー指揮テンプル教会聖歌隊 グレッグ・モリス(Org) | |||
録音:2014年6月-7月。(*)は世界初録音。テンプル騎士団の本拠地としても有名な由緒あるロンドン、テンプル教会の聖歌隊による近代イギリスの合唱作品とハイドンの「テ・デウム」。(*)はマグナ・カルタ(大憲章)制定800周年を記念してテンプル教会が委嘱した作品。アメリカのコンポーザー=ピアニスト、ニコ・マーリーはニューヨークを拠点にジャンルの枠へとらわれず活躍中。 | |||
フライト〜オリヴァー・デイヴィス(1972-): ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲「フライト」/スカイウォード/エア・ワルツ/ ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲「ボイジャー」/エアボーン・ダンス/エピローグ ケレンツァ・ピーコック(Vn) ポール・ベイトマン指揮LSO | |||
録音:2014年2月10日、8月20日。全曲世界初録音。オリヴァー・デイヴィスはテレビや短編映画音楽を数多く手掛けるイギリスの作曲家。 | |||
ボブ・チルコット(1955-):ヨハネ受難曲
ローリー・アシュワース(S) エド・ライオン(T;福音史家) ダレン・ジェフリー(B−Br;ピラト) ニール・デイヴィス(B;イエス) マシュー・オウエンズ指揮ウェールズ大聖堂聖歌隊、ウェールズ大聖堂オラトリオ協会、 ウェールズ大聖堂ヴォランタリー・クワイア、シャコンヌ・ブラス ジョナサン・ヴォーン(Org) マシュー・サウター(Va) ニック・バロン(ティンパニ)、リチャード・メイ(Vc) | |||
録音:2014年5月5日-8日、ウェールズ大聖堂、サマセット、イギリス。 イギリスの作曲家&合唱指揮者ボブ・チルコットによる宗教曲を、初演者マシュー・オウエンズ&ウェールズ大聖堂聖歌隊の演奏で。2つの瞑想曲に13世紀と17世紀のイギリスの詩が使用されている。 | |||
25時〜トーマス・アデス(1971-):室内楽作品集 ピアノ五重奏曲(2001) (#) / 4つのクウォーター(2011)〔夕暮れ/セレナード:朝露/日中/25時〕 (*) / 弦楽四重奏のための「アルカディアーナ」(1993) トーマス・アデス(P;#) カルダーSQ | |||
録音:2014年4月28日-30日。(*) "The Four Quarters" は世界初録音(国内代理店訳は『4つの四重奏曲』だが、「クウォーター」は「四分の一」なので誤り)。ロサンゼルスを拠点とするカルダー弦楽四重奏団による、ベンジャミン・ブリテンの再来とも言われるイギリスの作曲家トーマス・アデス本人も参加した弦楽四重奏を伴う室内楽作品集。 | |||
アンジェロ・ガルダーノ編纂:マドリガーレ選集「ドーリの勝利」(1592) イッポリート・バックージ:ある日、聖なるパレスに / イッポリート・サビーノ:楽しい気持ちが起きるところで オラーツィオ・ヴェッキ:すべての風がやみ / ジョヴァンニ・ガブリエーリ:もしも小鳥たちが歌い アルフォンソ・プレーティ:踊りにおいで、乙女たち / ルーカ・マレンツィオ:優美な乙女と恋する牧人たち ジョヴァンニ・デ・マック:野をさまよう乙女たち / オラーツィオ・コロンバーニ:ドーリが姿を現し ジョヴァンニ・カヴァッチョ:ドーリがここに来て / アンニーバレ・スタービレ:西風が戻る間に パオロ・ボッツィ:美しいブナの木陰で / ティブルティオ・マッサイーノ:花咲く岸辺で/ ジョヴァンニ・マッテーオ・アゾラ:緑の海岸で / ジューリオ・エレミータ:海岸はエメラルド色だった フィリップ・デ・モンテ:澄んだ清流の途中で / ジョヴァンニ・クローチェ:草と花々の間で ピエトロ・アンドレア・ボニーニ:楽しげな愛らしい娘が / アレッサンドロ・ストリッジョ:乙女と牧人たちだった ジョヴァンニ・フローリオ:とても薄いヴェール / レオーネ・レオーニ:羊飼いの言葉遣いの フェリーチェ・アネーリオ:うす暗い洞窟の中で / ガスパーロ・ゼルト:銀色に光る岸辺 ルッジェーロ・ジョヴァンネッリ:おまえが現れた時、ああ優雅で愛しいドーリよ ガスパーロ・コスタ:この周囲の物陰で / レリオ・ベルターニ:この物陰とそよ風にドーリは ロドヴィーコ・バルビ:牧人と乙女たちが / ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ:澄んだ清流のささやきに コスタンツォ・ポルタ:朝の曙光の訪れに / ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ:第三天から キングズ・シンガーズ[デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ポール・フェニックス(T) クリストファー・ブルーアートン、 クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2013年9月10日-13日、アスコット・プライオリー、バークシャー、イギリス。「ドーリの勝利」は、1592年にアンジェロ・ガルダーノにより曲集としてまとめられ、ヴェネツィアの貴族レオナルド・サヌードに献呈、出版されたマドリガーレ選集。イタリア・ルネサンス時代を代表する29人の巨匠たちの傑作が収めらている。イギリス・ルネサンス時代の「オリアーナの勝利」(SIGCD-082)で見事な演奏を聴かせてくれたキングズ・シンガーズによる演奏。 | |||
ウィリアム・ハミルトン・バード(1750頃/1780以前-1800頃)編曲: 東洋の雑録 [The Oriental Miscellany] (出版:1789、コルカタ&1805頃、エディンバラ) 〔ヒンドゥスターンのエア(全30曲)/チェンバロとフルートのためのソナタ(#) 〕 ジェーン・チャップマン(Cemb) ユ=ウェイ・フー(バロックFl;#) | |||
録音:2014年11月27日。ヒンドゥスターン(一般的にはインド北部を指す)の民謡を、コルカタにおいて19年間指揮者・音楽プロモーターとして活躍したという以外は不明のイギリスの音楽家ウィリアム・ハミルトン・バードが編曲・編纂し、英領インド初代総督ウォーレン・ヘイスティングス(1732-1818/在任:1773-1786)に献呈した作品集。初版は予約出版方式で行われ、刊行譜には少なくとも200人以上が記載されている。また、第2版にあたるエディンバラにおける出版は、彼の妻が行ったと言う。(#)は同曲集に含まれているが、他の曲にあるヒンディー語の原題記載が無く、彼の作曲作と思われる。 | |||
ソリ〜無伴奏ヴァイオリン作品集 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 / ベンジャミン:無伴奏ヴァイオリンのための3つの小品 カーター:無伴奏ヴァイオリンのための「4つの賛美」より〔第1番/第2番〕 ペンデレツキ:カデンツァ / クルターク:6つの小品 タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) | |||
録音:2014年9月20日-22日、メニューイン・ホール、イギリス。使用楽器:ストラディヴァリウス「 ex-Fenyves 」、1721年製。イギリスの才女、タムシン=ウェーリー・コーエンの Signum第4弾は1944年以降の無伴奏ヴァイオリン作品集。 | |||
パーセル:歌劇「ディドとエネアス」
エリン・マナハン・トーマス(ベリンダ) レイチェル・ロイド(ディド) ロバート・デイヴィス(エネアス) ロデリック・モリス(魔法使い) エロイーズ・アーヴィング(第1の魔女) ジェニー・ハーパー(第2の魔女) マイルズ・ゴールディング(水夫) クリストファー・モンクス(Cemb/音楽監督)アルモニコ・コンソート | |||
録音:2014年10月20日-21日。2001年にクリストファー・モンクスによって結成されたイギリスのピリオド・アンサンブル、アルモニコ・コンソートによるイギリス・バロックの巨匠パーセルの室内歌劇「ディドとエネアス」。英国の歌姫、エリン・マナハン・トーマスによるベリンダ等、充実のソリスト陣も魅力。 | |||
ショスタコーヴィチ(1906-1975):弦楽四重奏曲全集(Vol.1?) 〔第4番 ニ長調 Op.83 /第8番 ハ短調 Op.110 /第11番 ヘ短調 Op.122 〕 カルドゥッチ弦楽四重奏団 | |||
カルドゥッチ弦楽四重奏団は、2011年のロイヤル・ミュージック・ソサエティ・アウォードにノミネートされ、近現代作品で高く評価されるイギリスの団体。 | |||
ペルセポネの声 ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」〜ああ、遅すぎたわ / プーランク:歌劇「人間の声」〜君は正しい メサジェ:歌劇「フォルトゥニオ」〜すべてが暗く / プッチーニ:歌劇「つばめ」〜お金! マスネ:歌劇「マノン」〜私が女王のように町を行くと / リムスキー=コリサコフ:歌劇「雪娘」〜雪娘のアリア ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より〔グァルティエル・マルデ/お父さま!〕 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」〜スザンナは来ないかしら ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」〜今の歌声は / ヴェルディ:歌劇「リゴレット」〜あの空の彼方から イローナ・ドムニチ(S) レオ・ヌッチ(Br) サイモン・オーヴァー指揮サウスバンク・シンフォニア | |||
録音:2014年8月18日-20日。名教師ヴェラ・ローサに見いだされてピアニストからソプラノへと転向、一挙に脚光を浴びた「ライジング・オペラ・スター」イローナ・ドムニチの当レーベル・デビュー盤は、何とイタリアのレジェンド、レオ・ヌッチとの共演。 | |||
ウィル・トッド(1970-): ファミリー・オペラ「不思議の国のアリス」 |
マシュー・ウォルドレン指揮 オペラ・ホランド・パーク | ||
世界初録音。代表作のジャズ・ミサ曲「青のミサ」等合唱曲で知られるトッドが原作者ルイス・キャロルへのオマージュと語る作品。オペラ・ホランド・パークからの委嘱作。 | |||
嵐〜ジュディス・ウィアー(1954-):合唱作品集 地球の果てから/マニフィカトとヌンク・ディミッティス/ エル・シッドのミサ/ソング・サング・トゥルー/嵐(ストーム) デイヴィッド・ヒル指揮 BBC シンガーズ、テンプル教会聖歌隊、エンデュミオン | |||
録音:2014年。女流作曲家として初めて「女王の音楽師範(Master of Queen's Music)」に任命されたジュディス・ウィアーの合唱作品集。 | |||
ボブ・チルコット(1955-): 環境カンタータ「怒れる地球 [The Angry Planet]」/春の奇跡 [The Miracle of Spring ]/ 世界を変えた5つの日 [Five Days that Changed the World] デイヴィッド・ヒル指揮 BBC シンガーズ、バッハ・クワイアー、ヤング・シンガーズ、 ロンドン・ユースcho.、フィンチリー青少年音楽グループ | |||
録音:2015年1月10日、2月7日、BBC スタジオ、ロンドン。 4部からなる環境を題材としたカンタータ「怒れる地球」は、バッハ・クワイアーから委嘱され、2012年の BBC プロムスで初演された。「世界を変えた5つの日」は印刷技術の発明、奴隷制度の廃止、世界初の人力飛行、ペニシリンの発見、人類初の宇宙飛行という5つの歴史的出来事を表現、「春の奇跡」は名門オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団のために書かれた。 | |||
イタリアのヘンデル Vol.1 グローリア/歌劇「ロドリーゴ」HWV.5 への序曲〜パッサカリア/ 歌劇「アグリッピーナ」HWV.6 〜なんてすてきな喜び/ソナタ ト長調 HWV.579 / オラトリオ「時と悟りの勝利」HWV.46a 〜平和に敵対する思考は/ カンタータ「穹窿のごとく天はおおい」HWV.98 ソフィー・ベヴァン、メアリー・ベヴァン(S) ベンジャミン・ベヴァン(B) ブリジット・カニンガム指揮ロンドン・アーリー・オペラ | |||
ヘンデル・プロジェクトの第1巻。イギリスの女流チェンバリスト、オペラ指揮者、音楽学者のブリジット・カニンガムが率いるロンドン・アーリー・オペラと、英国のソプラノ姉妹&叔父のベヴァン・ファミリー3人による、イタリア時代のヘンデルにスポットをあてたアルバム。今後、「ボクソールのヘンデル」や「アイルランドのヘンデル」も予定されているという。 | |||
セヴァーン川の歌〜イアン・ヴェナブルズ(1955-): セヴァーン川の歌 Op.43 /パイン・ボウ・パスト・ミュージック Op.39 / 弦楽四重奏伴奏による歌曲〔 Op.28 No.1 / Op.15 / Op.31 No.3 / Op.41 No.2 〕/ ピアノ伴奏歌曲〔 Op.33 No.5 / Op.6 / Op.33 No.6 / Op.22 No.3 / Op.41 No.1 〕 ロデリック・ウィリアムズ(Br) カルドゥッチSQ グレアム・J.ロイド(P) | |||
録音:2014年12月。同世代の最も優れた歌曲作曲家の1人だと評されるヴェナブルズはリヴァプール出身。 | |||
ジェイムズ・ローズ〜インサイド・トラックス J.S.バッハ/ジロティ編曲:前奏曲 ロ短調 J.S.バッハ:フランス組曲第5番〜アルマンド/パルティータ第6番 ホ短調〜トッカータ ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3 No.2 J.S.バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ〜インテルメッツォ(アダージョ) J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:シャコンヌ J.S.バッハ:パルティータ 変ロ長調 BWV.825 〜プレリュード J.S.バッハ/マルチェッロ編曲:アダージョ ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90 より ショパン:練習曲第12番 ハ短調 Op.25 /前奏曲第4番 ホ短調 Op.28「ラルゴ」 グルック/ズガンバーティ編曲:「オルフェオとエウリディーチェ」〜メロディ ジェイムズ・ローズ(P) | |||
不遇と困難の幼少期を過ごし、完全な独自の世界を創り出した異色のピアニスト、ジェイムズ・ローズ。「インサイド・トラックス」は、過去6年間のレコーディングの中からローズ自らが選んだベスト・アルバム。 | |||
スクリャービン&ムソルグスキー スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 Op.23 /練習曲 Op.2 No.1 /前奏曲 嬰ハ短調 Op.9 No.1 ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 / ムソルグスキー/チェルノフ&バックス編曲:はげ山の一夜 アレッシオ・バックス(P) | |||
録音:2015年1月23日-27日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モールティングス、UK 。1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。すでにラフマニノフ(SIGCD-264)が高い評価を得ているバックスのスクリャービンの「ピアノ・ソナタ第3番」&ムソルグスキー「展覧会の絵」他が登場、2014年の「東京・春・音楽祭」でも「展覧会の絵」は絶賛された。 | |||
フォーレ:歌曲全集 Vol.1 蝶々と花 Op.1 No.1 /5月 Op.1 No.2 /ある日の詩 Op.21 /リディア Op.4 No.2 /悲しみ Op.6 No.2 / ある僧院の廃墟で Op.2 No.1 /旅人 Op.18 No.2 /トスカナのセレナード Op.3 No.2 /ゆりかご Op.23 No.1 / 漁師の歌 Op.4 No.1 /ヴォカリーズ〔第29番/第20番〕/シルヴィ Op.6 No.3 /夢のあとで Op.7 No.1 / 明け方 Op.39 No.1 /捨てられた花 Op.39 No.2 /アルペッジョ Op.76 No.2 /水夫たち Op.2 No.2 / 歌を教える仙女 Op.27 No.2 /ネル Op.18 No.1 /5つのヴェネツィアの歌 Op.58 /閉じられた庭 Op.106 ローナ・アンダーソン、ジャニス・ケリー、ジョアン・ロジャース(S) アン・マレイ(Ms) イェスティン・デイヴィス(CT) ベン・ジョンソン(T) ナイジェル・クリフ、ジョン・チェスト(Br) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2012年6月-2015年5月。イギリスのピアニスト、マルコム・マルティノーが牽引するフランス歌曲。完結したプーランクに続き、新シリーズのフォーレが開始。アン・マレー、イェスティン・デイヴィス、ジョアン・ロジャースなど、世界有数の名歌手たちが参加。 | |||
ヴォクソールのヘンデル Vol.1 ヘンデル:「エイシスとガラテア」HWV.49 より〔シンフォニア/緑の野原も木々の茂った山々も〕/ オルガン協奏曲 変ロ長調 Op.4 No.2, HWV.290 /「サウル」HWV.53 〜死の行進/忠告/ 憂鬱な妖精/「快活の人、沈思の人、中庸の人」HWV.55 〜暁が夜に忍び込み モールト:ジョン・ウォーガンとヘンデルの形式によるオルガン即興曲 アーン:牧歌 / ヘブデン:弦楽のための協奏曲第1番 イ長調 ブリジット・カニンガム指揮ロンドン・アーリー・オペラ ダニエル・モールト(Org) ソフィー・ベヴァン、エリナー・デニス、カースティ・ホプキンス(S) チャールズ・マクドゥーガル、グレッグ・タッセル(T) ベンジャミン・ベヴァン(Br) | |||
録音:2012年5月7日-9日。「イタリアのヘンデル Vol.1」(SIGCD-423)に続く、2008年に創設されたバロック時代と古典派時代のスペシャリスト、ロンドン・アーリー・オペラの Signum Classics 第2弾。ヘンデルの熱烈な支持者だったジョナサン・タイヤーズが所有していたヴォクソール・ガーデンズで開催された音楽会の再現を目指した好企画。前作に続きソフィー・ベヴァン、ベンジャミン・ベヴァンが参加。 | |||
岩上の羊飼い ブラームス:F.A.E.ソナタ〜スケルツォ/乙女の歌 ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9 /序奏と華麗なるポロネーズ シューベルト:岩上の羊飼い/アヴェ・マリア / シューマン:幻想小曲集 R.シュトラウス:朝/アルプホルン ジュリアン・ブリス(Cl) アイリッシュ・タイナン(S) クリストファー・グリン(P) | |||
録音:2013年9月。神童から天才へと進化を遂げたクラリネッティスト、ジュリアン・ブリスと、アイルランド出身の名ソプラノ、アイリッシュ・タイナン、評価急上昇中のピアニスト、クリストファー・グリンの共演。 | |||
ブラームス&ブルックナー:モテット集 ブルックナー:エクアーレ〔第1番/第2番〕エサイの杖は芽を出し/見よ大いなる司祭/キリストはわれらのために/ この場所は神が作り給う/正しい者の口は/アヴェ・マリア/あなたはことごとく美しく ブラームス:祝辞と格言 Op.109 /アヴェ・マリア Op.12 /「ドイツ・レクイエム」〜麗しきあなたの住まい/ 3つのモテット Op.110 /宗教的な歌曲 Op.30 ナイジェル・ショート指揮テネブレ | |||
1994年から2000年までキングズ・シンガーズのメンバーとして活躍したナイジェル・ショートが主宰する合唱団テネブレによるブラームス&ブルックナー。 | |||
ドホナーニ&フィルハーモニア〜ブルックナー: 交響曲第9番 ニ短調(ノヴァーク版) |
クリストフ・ フォン・ドホナーニ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2014年8月7日、祝祭大劇場、ザルツブルク、オーストリア、ライヴ。 Signum Classics とフィルハーモニアo. のコラボレーション・シリーズ、終身名誉指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニが振るブルックナーの交響曲第9番、ドホナーニにとって85歳のバースデー・シーズン幕開けとなった2014年のザルツブルク音楽祭のライヴ。 | |||
シマノフスキ&アーン:ヴァイオリンとピアノのための作品集 カロル・シマノフスキ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9 /夜想曲とタランテラ Op.28 レイナルド・アーン:ロマンス イ長調/ヴァイオリン・ソナタ ハ長調/夜想曲 変ホ長調 タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) ヒュー・ワトキンス(P) | |||
録音:2015年4月1日-3日、サフラン・ホール、サフラン・ウェルデン、エセックス、 UK 。使用ヴァイオリン:ストラディヴァリウス「ex-Fenyves」、1721年製。英国の才女タムシン・ウェーリー=コーエンによる20世紀前半のポーランドとフランスのコントラスト。 | |||
モーツァルト:歌劇「羊飼いの王様」K.208
ジョン・マーク・エインズリー、ベンジャミン・ヒューレット(T) サラ・フォックス、アイリッシュ・タイナン、アンナ・デヴィン(S) イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラ | |||
録音:2014年7月。ピリオド楽器使用。 今、イギリスで最もエキサイティングとされ、モーツァルトのオペラ全曲録音完成を目指すイアン・ペイジ率いるクラシカル・オペラによるモーツァルト若き日の秀作。 | |||
ハイドン:交響曲集 〔第52番 ハ短調/第53番 ニ長調「帝国」/第59番 イ長調「火事」〕 レベッカ・ミラー指揮ロイヤル・ノーザン・シンフォニア | |||
第4回エドゥアルド・マータ国際指揮者コンクールで第1位、OAEとの共演で洗練されたC.P.E.バッハのシンフォニア集(SIGCD-395)を聴かせてくれた絶好調の女流指揮者、レベッカ・ミラーが、ニューカッスルを本拠とする名門室内オーケストラ、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアを振って、ハイドンの50番台の交響曲3曲を披露。 | |||
アクセル!〜バッハ、ヘンデル、モーツァルト:アリア集 J.S.バッハ:全地よ, 神に向かいて歓呼せよ BWV.51 /私の信仰厚い心 BWV.68 / 「ヨハネ受難曲」 BWV.245 〜われもまた汝に従い行かん/御身がそばにあるならば BWV.508 / マニフィカト ニ長調 BWV.243 〜そのはしための卑しきをも/ 「破れ、砕け、壊て」 BWV.205 〜 Angenehmer Zephyrus ヘンデル:「ヨシュア」HWV.64 より〔 Happy, oh thrice happy we / Oh! Had I Jubal's lyre 〕 「アルチーナ」HWV.34 より〔 Chi m'insegna il caro padre? / Barbara! io ben lo so 〕/ 「リナルド」HWV.7 〜私を泣かせて下さい/アン女王の誕生日のための頌歌 HWV.74 / 「メサイア」HWV.5 6より〔 How beautiful are the feet of Them / Thou art gone up on high 〕/ 「サムソン」HWV.57 〜 Let the bright Seraphim in burning row モーツァルト:「フィガロの結婚」K.492 より〔 Voi, che sapete che cosa e amor / Non so piu cosa son 〕/ 「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」K.165 〜アレルヤ アクセル・リクヴィン(ボーイS) ナイジェル・ショート指揮エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. | |||
録音:2016年1月17日-20日、聖オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン。2003年生まれで、 ノルウェー・ナショナル・オペラ&バレエの少年合唱団、オスロ大聖堂の少年聖歌隊で神童ぶりを発揮し、一躍注目を集めたノルウェーのボーイ・ソプラノ、アクセル・リクヴィンのデビュー盤。 | |||
見えない星-スコットランドとアイルランドの合唱作品集 グレアム:子守歌/孤児の少女(アーリー編曲) / ウィーラン:太陽と月と星 / アーリー:彼は天国の布を望む アントニーニ:戦争と平和 / アイルランド民謡/マクグリン編曲:シューリ・ルゥ アイルランド民謡/アーリー編曲:別れの杯/モ・ギレ・マー/シ・ド・マモーイ/ガルテンマザーの子守歌/あなたの黒い髪 スコットランド民謡/アーリー編曲:スカイ・ボート・ソング/スカイ・ボート・ソング デスモンド・アーリー指揮ユニヴァーシティ・カレッジ・ダブリンcho. | |||
録音:2014年-2015年。アイルランドを代表する総合大学合唱団のシグナム・デビュー・アルバム。 | |||
シーズンズ〜オリヴァー・デイヴィス&アントニオ・ヴィヴァルディ オリヴァー・デイヴィス(1972-):アンノ〔1年〕(*) /アンノ・エピローグ(*) ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」(#) ケレンザ・ピーコック(Vn;#) グレース・デイヴィッドソン(S;*) アイヴァー・セッターフィールド指揮トラファルガー・シンフォニア | |||
録音:2015年3月。グレース・デイヴィッドソンはザ・シックスティーンのソプラノ、ケレンザ・ピーコックはパヴァオ弦楽四重奏団を牽引してきたヴァイオリニスト。 | |||
ウィドール:オルガン独奏作品集 ラテン組曲/3つの新しい小品 Op.87 /バッハの思い出/ アメリカ行進曲/四月物語〜第6曲「結婚行進曲」 |
ジョセフ・ノーラン(Org) | ||
録音〔使用楽器〕:2013年4月29日-5月1日&2014年5月25日-27日、サン・フランソワ・ド・サル教会、リヨン&サン=セルナン聖堂、トゥールーズ〔共にカヴァイエ=コル製作〕 フランス・オルガン界の大家、シャルル=マリー・ウィドールのオルガン交響曲全集(全5巻)を完成させ国際的に高く評価されているジョセフ・ノーランが、新たにウィドールのオルガン独奏作品集もリリース!セント・ジョージ大聖堂のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲した名オルガニストが弾く格別のウィドール。 | |||
ミラのための子守歌〜ピアノのための小品集 グリーグ:抒情組曲 Op.54〜夜想曲(+) / ラフマニノフ:前奏曲第4番 ニ長調 Op.23 J.S.バッハ/ジロティ編曲:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068 〜アリア/ フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV.1031〜シチリアーノ J.S.バッハ/ペトリ編曲:楽しき狩こそわが悦び BWV.208 ブラームス:間奏曲 イ長調 Op.76 No.6 /ワルツ集 Op.39 より(*) 〔第15番 イ長調/第2番 ホ長調〕 ラフマニノフ/バックス編曲:ヴォカリーズ Op.34 No.14 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27「月光」〜アレグレット J.S.バッハ/バックス編曲:鍵盤楽器のための協奏曲 ヘ短調 BWV.1056 〜ラルゴ ブラームス:間奏曲 変イ長調 Op.76 No.3 J.S.バッハ/ゴドフスキー編曲:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001 〜シチリアーノ J.S.バッハ/ジロティ編曲:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003 〜アンダンテ スクリャービン:左手のための前奏曲 Op.9 No.1 / ラフマニノフ:前奏曲 変ト長調 Op.23 No.10〜ラルゴ モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 〜ラルゲット(#) アレッシオ・バックス(P) ルシル・チョン(P;*) サイモン・オーヴァー指揮サウスバンク・シンフォニア(#) | |||
多くは既出音源だが、(+)は2015年1月の新録音だとのこと。イタリアが世界に誇るピアノの貴公子アレッシオ・バックスが、2014年5月に誕生した愛娘ミラに贈る珠玉のピアノ小品集。 | |||
一羽の歌う鳥 マイケル・ヘッド(1900-1976):雪の鳥/ファニー・フェロー/アルカディアの船/ベツレヘムへの小さな道/ ロビンのキャロル/星のキャンドル/アヴェ・マリア ゲイリー・カーペンター(1951-):愛の食べ物 / スティーヴン・ディーズリー(1969-):サーカス ケン・ジョンストン(1962-):ボニー・ウィー・シング/麦の穂をゆらす風 カレン・カーギル(Ms) フィリップ・ムーア(P) クリストファー・ベル指揮 NYCoS ナショナル女声cho. | |||
録音:2015年5月10日-8日。スコットランドのメゾ、カレン・カーギルによる、近現代イギリスの作曲家たちによる歌曲集。 | |||
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 / 組曲「くるみ割り人形」 Op.71a (プレトニョフ編曲) |
アレクサンドラ・ダリエスク(P) ダレル・アン指揮 ロイヤルpo. | ||
録音:2014年8月2日、ヘンリー・ウッド・ホール/2016年6月22日、オール・セインツ教会。既にコンセルトヘボウ、ロイヤル・アルバート・ホール、カーネギー・ホールへデビュー、アンドラーシュ・シフからも高く評価されたルーマニア出身の女流ピアニスト、アレクサンドラ・ダリエスクのシグナム・クラシックス Signum Classics 第1弾。ダレル・アンは2007年の第50回ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝したシンガポール出身の指揮者 | |||
ジョン・タヴナー(1944-2013):宗教的合唱作品集 ミサ・ウェレンシス/主の祈り/愛はようこそと言った/祈りと応唱(*) /詩篇121番/ マニフィカトとヌンク・ディミティス「コレギウム・レガーレ」/アテネのための歌/ Prayer for the healing of the sick / They are all gone into the world of light (*) マシュー・オウエンズ指揮ウェールズ大聖堂聖歌隊 | |||
録音:2015年4月29日-30日、5月6日-7日、ウェールズ大聖堂、 UK 。(*)は世界初録音。 | |||
月の歌 ウォーロック:夜 / バーバー:夜想曲 Op.13 No.4 / マコンキー:太陽 /月と星 ブラームス:夜に Op.112 No.2 /戸口で Op.28 No.2 /なまぬるい風 Op.57 No.8 /恋人を訪ねて Op.31 No.3 / ヴァルプルギスの夜 Op.75 No.4 /セレナード Op.106 No.1 /夕べ Op.64 No.2 /むなしいセレナード Op.84 No.4 シューマン:窓の下で Op.34 No.3 /月の夜 Op.39 No.5 /2つのヴェネツィアの歌 Op.25 / 蓮の花 Op.25 No.7 /夜に Op.74 No.4 シュルツ:月の光 Op.83 No.1 / モンポウ:あなたの上には花ばかり / サン=サーンス:ギターとマンドリン ドビュッシー:まぼろし / ショーソン:夜 Op.11 No.1 / アーン:恍惚の時 / デュパルク:フルート マスネ:やさしくも深き心の / フォーレ:月の光 Op.46 No.2 /黄金の涙 Op.72 /タランテラ Op.10 No.2 ミルテ・アンサンブル [メアリー・ベヴァン(S) アラン・クレイトン(T) クララ・モウリツ(Ms) マーカス・ファーンスワース(Br) ジョゼフ・ミドルトン(P)] | |||
録音:2015年5月。声楽のライジング・スターたちが集い結成された「ミルテ・アンサンブル」のデビュー・レコーディング。 | |||
アンダルシアの夜想曲 ロレンソ・パロモ:アンダルシアの夜想曲 / ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 ホアキン・マラツ/クリストフ・デノート編曲:スペイン風セレナータ(オーケストラ伴奏版) クリストフ・デノート(G) ヘスス・ロペス=コボス指揮 LSO | |||
録音:2015年6月26日-27日、&7月11日-12日、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)。スイス、バーゼル出身ののギタリスト、クリストフ・デノートの Signum Classics 第3弾、スペインの名匠ヘスス・ロペス=コボスと LSO との共演。名曲中の名曲であるロドリーゴの「アランフェス協奏曲」、アンダルシア州コルドバ出身のロレンソ・パロモの大作「アンダルシアの夜想曲」、そしてデノート自らのオーケストレーションによるホアキン・マラツの「スペイン風セレナータ」という、ギター・ファン、スペイン音楽ファン必聴のプログラム。 | |||
タイム・アンド・イッツ・パッシング タヴナー:オー・ドゥ・ノット・ムーヴ / タリス: Thou Wast, O God, and Thou Wast Blest /ミゼレーレ ジャクソン:朝へ / チャップマン:三羽のカラス / ペルト:ヌンク・ディミティス/彼は誰々の息子だった フィンジ:急げ、我が喜びよ / コダーイ:夕べの歌 / バード:汝は汝の神なる主を愛さん ギボンズ:いったい人生とは? / レックネル:オジマンディアス / クラフト:これらの時間 レイ:ヘンリー6世の祈り / ハウエルズ:時間とはそのようなもの / ロワース:イヴニング・ウォッチ パリー:優しい声がやむとき / ビクトリア:永遠の光 / J.S.バッハ:聖霊によりて ラルフ・オールウッド指揮ロドルファスcho. | |||
録音:2015年7月。ロドルファス合唱団は、イギリスのイートン・カレッジで26年間に渡り音楽監督を務めたラルフ・オールウッドが、イートン・コーラル・コースのメンバーから選抜した歌手たちで構成される混声合唱団。当盤では500年に渡るヨーロッパの合唱の歴史をたどる。 | |||
16世紀-20世紀イギリスの合唱作品集 ラドクリフ:我が心の中の神 / ベアストウ:我らを守りたまえ、おお主よ / シェパード:主よ、あなたの御手に ロドニー・ベネット:夕暮れの歌 / バード:ミゼレーレ / ジャクソン:天空の創造主 バークリー:主は我が羊飼い / ホワイト:キリストよ、光にして日なる方よ / ウッド:喜びの光をたたえ バルフォア・ガーディナー:夕べの賛歌 / ギボンズ:見よ、あなたは私の日を束の間とされ ホルスト:イヴニング・ウォッチ / タヴァナー:主の祈り / ハリス:神なる主よ、我らを導きたまえ ブライズマン:平穏の内に / ムーア:夕べの祈り / タリス:ミゼレーレ / ベアストウ:祝福されし都市 マーク・ウィリアムズ指揮ケンブリッジ・ジーザス・カレッジcho. | |||
録音:2015年6月29日-7月2日。15世紀末の1496年に設立され長い歴史を持つ、ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジの合唱団。テーマに基づく充実のプログラムを発表している同合唱団の5枚目となる録音。 | |||
グリーンスリーヴス〜イギリス諸島の民謡集 〔編曲:ジェフリー・ウェッバー(*)、トビー・ヤング(#)、ホルスト(+)、 モンクス(**)、ヴォーン・ウィリアムズ(##)、ハドリー(++) 〕 伝承曲:リサ・ラン(*) /私の愛するリー川の土手で(*) /あの娘は市場を抜けていった(#) /スウィート・キティ(*) / スオ・ガン(#) /我が愛を愛す(+) / Dadl Dau (*) /アン・ローゼン・ウィン(**) /グリーンスリーヴス(*) / ローモンド湖(##) / O Love, 'tis a Calm Starry Night (++) /ラグル・タグル・ジプシー(*) スタンフォード:青い鳥 / ピアソール:花輪を飾れ / モーリー:時は花祭りの5月 クリストファー・モンクス指揮アルモニコ・コンソート | |||
録音:2013年6月19日-20日。2001年創設、多種多様な編成とプログラムを誇るアルモニコ・コンソートによる世界各地の民謡、伝承曲。 | |||
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115 デイヴィッド・ブルース(1970-):バス・クラリネットと弦楽四重奏のための「ガムブーツ」 ジュリアン・ブリス(Cl) カルドゥッチSQ | |||
録音:2015年5月1日-3日、メディア・シティ UK 、サフォーク、 UK 。天才少年から世界的名手へ成長したイギリスのクラリネット奏者ジュリアン・ブリスが、同じく進境著しいイギリスのクァルテット、カルドゥッチ弦楽四重奏団との共演で、名作中の名作ブラームスの「クラリネット五重奏曲」をレコーディング。カップリングは南アフリカのガムブーツ・ダンスからインスピレーションを得て作曲された話題作。 | |||
キングズ・シンガーズ〜パレストリーナ:聖書の中の愛を描いた歌曲集 うるわしき救い主のみ母/汝の足は何と美しきことかな/汝の頬はきじばとのごとく美し/ わが愛する者よ、汝すべてに美し/私は黒いけれども美しい/天の女王、喜びませ/ われを連れ行きたまえ/愛する方よ、来たりたまえ/わが愛する者よ、立ちて急げ/ われはわが庭園の中に/めでたし天の女王/いばらの中のゆりのごとし/ かの人の口で私に口づけせしめよ/ああ、わが愛する方よ、御身は美し/ いばらの中のゆりのごとし/めでたし女王 キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ジュリアン・グレゴリー(T) クリストファー・ブルートン、 クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2015年6月15日-18日、セント・オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン。1968年にイギリス、ケンブリッジ・キングス・カレッジの学生たちによって結成され、半世紀にわたりア・カペラ界の頂点に君臨し続けている6人の英国紳士たち、キングズ・シンガーズ。2014年9月に新メンバー、テノールのジュリアン・グレゴリーが加わり、新体制となったキングズ・シンガーズの新プログラムは、イタリア・ルネサンスの巨匠パレストリーナ。「ソロモンの雅歌」からの12曲、4曲の聖母マリアを称える愛の歌を選び、聖書の中の愛や情熱、情欲を表現する。レコーディング・プロデューサーは、テネブレの指揮者兼音楽監督で、キングズ・シンガーズの元メンバーであるナイジェル・ショートが担当。 | |||
バーナード・ヒューズ(1974-):合唱作品集 2つのコラール・ファンファーレ/3羽の白鳥/冬が去って/バルドルの死/ Anyone lived in a pretty how town /リヴェレイション・ウィンドウ/中世の動物寓話 ポール・ブラフ指揮 BBC シンガーズ | |||
録音:2015年7月30日-31日。ヒューズは「バルドルの死」で2009年のブリティッシュ・コンポーザー・アウォーズに入賞、ロンドン・セント・ポール少女合唱団のコンポーザー・イン・レジデンスを務め、注目を集めている作曲家。 | |||
ジョナサン・ダヴ(1959-): カンタータ「無名戦士のために」/ 2つのホルン、弦楽四重奏とピアノのための「モーツァルトからの手紙」 ニッキー・スペンス(T) メルヴィン・タン(P) ニコラス・クロウバリー指揮ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、 ポーツマス・グラマー・スクール室内cho.、オックスフォード・バッハcho. | |||
録音:2015年9月。ダウはグラインドボーン音楽祭からの委嘱作品「フライト」(1998年)で注目された作曲家。カンタータはロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの委嘱作品、室内楽作品にはメルヴィン・タンも参加。 | |||
オーランド・ゴフ(1953-): The World Encompassed |
フレットワーク サイモン・カロウ(ナレーター) | ||
録音:2016年7月12日-25日。 世界最高峰のヴィオール・コンソート、フレットワークがイギリスの作曲家オーランド・ゴフに委嘱した、1577年から80年にかけて英国人として初めて世界一周を達成したサー・フランシス・ドレイクの偉業を題材とした作品。 | |||
鷲の翼〜アレグザンダー・レストレンジ(1974-):合唱作品集 ニュー・カレッジ・サーヴィス/平和への祈り/この世のすべての人々にいたるところで歌わせ給え/おお主よ、我を/ 鷲の翼/主よ、すべての者の目は/マイ・ソング・イズ・ラヴ・アンノウン/天使の糧/リュート=ブック・ララバイ/ 主顕節のキャロル/今日!/民らにあなたをほめたたえさせ/アイルランドの祈り ナイジェル・ショート指揮テネブレ | |||
録音:2015年4月15日-17日。レストレンジはジョン・ラッターがその才能に太鼓判を押し、スウィングル・シンガーズ、ヴォーチェス8、キングズ・シンガーズのアレンジャーとしても知られるイギリスの作曲家。ジャズに触発された作品と宗教作品を収録。 | |||
プーランク:ピアノ・ソロ&デュオ集 15の即興曲/3つのノヴェレッテ/4手のためのピアノ・ソナタ(*) / シテール島への船出(*) /2台のピアノのための協奏曲 ニ短調(*) ルシル・チョン(P) アレッシオ・バックス(P;*) | |||
録音:2015年1月。10歳という若さでデュトワ指揮のモントリオールso.にソリストとして招かれた才女ルシル・チョンのソロ・デビュー盤。夫でイタリアのピアニスト、アレッシオ・バックスとのデュオを含むプーランク。 | |||
デオ〜ジョナサン・ハーヴィー(1939-2012):合唱作品集 主を愛する/マニフィカト/ヌンク・ディミティス/オルガンとテープのためのトッカータ/ 来れ、聖霊よ/主をほめたたえよ/ミサ・ブレヴィス/王室の旗は前進し/神をたたえよ/受胎告知 アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. エドワード・ピクトン=ターバーヴィル(Org) | |||
録音:2015年7月13日-17日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ、イギリス。ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団の Signum Classics 第1弾。ジョナサン・ハーヴィーは、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジで研鑽を積み、IRCAM の電子音響技術を採り入れ、独創的な作風を確立した。2011年に作曲されたハーヴィー最後の合唱作品「受胎告知」は、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団の委嘱作。 | |||
Where'er you walk 〜ヘンデルお気に入りのテナーのために書かれたアリア集 ヘンデル:「エステル」〜愉快な音楽に汝の竪琴をあわせよ/「忠実な羊飼い」〜 Sol nel mezzo risona del core / 「アリオダンテ」より〔第2幕へのシンフォニア/ Tu vivi, e punito 〕/ 「アルチーナ」〜 M'inganna, me n'avveggo /「ベレニーチェ」〜 Vedi l'ape che ingegnosa / 「アレグザンダーの饗宴」〜 Happy pair /「快活の人、沈思の人、中庸の人」〜 As steals the morn / 「サムソン」〜 Let but that spirit /「ユダス・マカベウス」〜よろしい、我が友/ 「イェフタ」〜太陽よ、その忌まわしい光を隠せ/「セメレ」〜 See, she appears ボイス:「ソロモン」より〔第2部へのシンフォニア/ Softly rise, o southern breeze 〕 J.C.スミス:「妖精たち」〜 Hark how the hounds and horn / アーン:「アルタクセルクセス」〜 Thou, like the glorious sun アラン・クレイトン(T) メアリー・ベヴァン(S) イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラo. & cho. | |||
録音:2015年9月。ヘンデルによる歌劇やオラトリオの初演に多く参加したテノール、ジョン・ビアード(1715頃-1791)を念頭に書かれた作品集。 | |||
セント・ジョンズのクリスマス チルコット:羊飼いのキャロル / 伝承曲/ウォルフォード・デイヴィス編曲:ひいらぎとつた マサイアス:クリスマス卿 / マクドウォール:おお、さしのぼる朝 / オード:囚われのアダムは横たわり レッジャー:汚れなき薔薇 / ホワイトヘッド:聖母マリアの七つの喜び / ラッター:イエスよ、お眠り下さい 単旋律聖歌/スコット編曲:天空の創造主 / ルッティ:何故ゆえにイエスは ウォルフォード・デイヴィス:ああベツレヘムよ / 伝承曲/プレストン編曲:三隻の船 コルネリウス/アトキンス編曲:三人の王 / 伝承曲/ウッド編曲:みそらにこだます / ウォーロック:四月の朝露 フィニッシー:洗礼者ヨハネ / カーター:マニフィカト / トランチェル/マーチバンク編曲:東方を見よ グルーバー/ブラッチリー編曲:きよしこの夜 / ミルナー:アウト・オヴ・ユーアー・スリープ ポストン:林檎の木なるイエス・キリスト / ガードナー:明日こそ私が喜び躍る日 アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. | |||
録音:2016年1月7日-10日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ、 UK 。 ジョージ・ゲスト、クリストファー・ロビンソン、デイヴィッド・ヒルの後継者アンドルー・ネスシンガとケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団の SIGNUM CLASSICS 移籍第2弾。 | |||
キングズ・シンガーズ〜クリスマス・ソングブック 〔編曲:アレグザンダー・レストレンジ(無印)、キース・ロバーツ(*)、ロバート・ライス(#)〕 フレッド・クーツ:サンタが街にやってくる / ホルスト:冬のさなかに〔木枯らしの風〕 メレディス・ウィルソン:クリスマスらしくなって来た / 伝承曲:スティル、スティル、スティル ピーター・J.ウィルホウスキー:鐘のキャロル(*) / リチャード・ウィリス:天なる神にはみ栄えあれ(#) ウォルター・ローリンズ、スティーヴ・ネルソン&ジョニー・マークス:フロスティとルドルフ(#) アーヴィング・バーリン:ホワイト・クリスマス(#) / 伝承曲:ディンドン、空高く(#) /牧人ひつじを(#) ミッチェル・パリッシュ:そりすべり / フランツ・クサーヴァー・グルーバー:きよしこの夜(*) マイケル・カー、トミー・コナー&ジミー・リーチ:サンタクロースが忘れた男の子 ヒュー・マーティン:ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス(*) フェリックス・バーナード:ウィンターワンダーランド / 伝承曲:クリスマスおめでとう キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ジュリアン・グレゴリー(T) クリストファー・ブリュートン、クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2016年1月21日-26日、3月22日-23日、デニントン・スタジオ、ウェリングボロー、 UK 。 「グレート・アメリカン・ソングブック」(SIGCD-341)に続く、キングズ・シンガーズの「ソングブック」シリーズ。 | |||
神のみ子は今宵しも〜女王陛下のチャペル・ロイヤルのキャロル集 イギリス民謡/ラッター編曲:聖デイのキャロル / 黒人霊歌/サージェント編曲:マリアは赤子を産んだ ポストン:林檎の木なるイエス・キリスト / ガントレット:ダビデの村に / タヴナー:仔羊 イギリス民謡/ウィルコックス編曲:サセックスのキャロル / フランス民謡/カーター編曲:最も穏やかな乙女 ウィールクス:万歳、ダビデの子 / ダヴ/アトキンス編曲:三人の王 / ウェールズ民謡/ゲスト編曲:スオガン スペイン民謡/カーター編曲:スペインのキャロル / メンデルスゾーン:我らが主イエスが生まれたとき イギリス民謡/ヴォーン・ウィリアムズ:ああベツレヘムよ / イギリス民謡/ウィルコックス編曲:三隻の船 ヘッド:ベツレヘムへの小道 / フランス民謡/ウッド編曲:みそらにこだます / ブリテン:新年のキャロル ポップルウェル:愛しきイエスよ、我らはここに集い / ストラヴィンスキー:アヴェ・マリア ウェイド:神のみ子は今宵しも / コルネリウス:三人の王 / 黒人霊歌/サージェント編曲:聖母マリア ガードナー:ひいらぎとつた / ハウエルズ:汚れなき薔薇 メンデルスゾーン:天には栄え / イギリス民謡/ガント編曲:おめでとうクリスマス ヒュー・ウィリアムズ指揮チャペル・ロイヤルcho. | |||
録音:2015年4月20日-25日、セント・ジェイムズ宮殿、チャペル・ロイヤル、 UK 。英国王室と縁の深い、ロンドン、セント・ジェイムズ宮殿のチャペル・ロイヤル合唱団によるクリスマス・プログラム。音楽監督のヒュー・ウィリアムズは、ハーフォード大聖堂、セント・ポール大聖堂などのオルガニストを歴任してきた教会音楽のスペシャリスト。 | |||
シューベルト: 交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」 |
クリストフ・ フォン・ドホナーニ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2015年10月1日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、 UK, ライヴ。 Signum Classics とフィルハーモニアo.のコラボレーション・シリーズ。オーケストラ創立70周年アニヴァーサリー・シーズンに演奏された、終身名誉指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニによるシューベルト「グレイト」。ドホナーニは1985年2月、当時音楽監督を務めていたクリーヴランドo.を振って同曲を録音しており、約30年ぶりの再録音。 | |||
イタリアのヘンデル Vol.2 〜ヘンデル: 「アグリッピーナ」HWV.6 序曲/「ニシ・ドミヌス」HWV.238 〜力ある子らは/ 「時の悟りと勝利」HWV.46a 〜 Pure del Cielo /愛を誓ったからは HWV.148 / ソナタ ト短調 HWV.580 〜ラルゲット/協奏曲 ト長調 HWV.487 より〔アレグロ/アンダンテ〕/ 愛の戦から逃れよ HWV.102a /「アーチ、ガラテアとポリフェーモ」HWV.72 〜 Precipitoso nel mar che freme / 夜明けに微笑むあの花を HWV.200 /もしお前が愛を捨てないなら HWV.201a ソフィー・ベヴァン、メアリー・ベヴァン(S) ベンジャミン・ベヴァン(Br) ブリジット・カニンガム指揮ロンドン・アーリー・オペラ | |||
録音:2013年1月14日-16日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン。英国のソプラノ姉妹ソフィー・ベヴァンとメアリー・ベヴァン、そして叔父のベンジャミン・ベヴァンによるシリーズ第2巻。 | |||
ハキム・プレイズ・ハキム〜ナジ・ハキム(1955-): レバノン序曲/ノルウェー組曲/ペルシャのエスキス/フランス組曲/3つのバスクの舞曲 ナジ・ハキム(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:2016年3月、コンサート・ホール、エウスカルドゥナ国際会議場、ビルバオ、スペイン〔シュッケ製、2000年設置〕。レバノンのベイルート出身、パリ音楽院でジャン・ラングレにオルガンを師事したハキムの自作自演集。 | |||
メアリー女王のビッグ・ベリー タリス:悲しげな鳩のように/ Sarum Litany /おお、聖なる饗宴よ/ Quod chorus vatum / When shall my sorrowful sighing slack /使徒らは口々に シェパード: Christi virgo dilectissima /神よ、私たちを憐れみたまえ/ Vain, all our life 〔 I / II 〕/ Martyr Dei qui unicum /リベラ・ノス ワイルダー:主の祈り / ムンディ:立ち給えキリストよ / ラッスス: Te spectant, Reginalde, Poli タイ:我らは我らが父に罪を犯し / 作曲者不詳:マリーゴールドの新しいバラッド / ニューマン: Fansye ガブリエル・クラウチ(ディレクター)ガリカントゥス | |||
録音:2016年1月3日-5日、聖オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン。 ガリカントゥスは、ガブリエル・クラウチ、ナイジェル・ショート、クリストファー・ワトソンなど、タリス・スコラーズ、キングズ・シンガーズ、テネブレでの演奏経験を持つ名歌手たち構成されるイギリスの男声ア・カペラ・グループ。トマス・タリスとジョン・シェパードの作品を中心に、カトリックへの希望、プロテスタントへの迫害や想像妊娠を取り巻く逸話など、イングランド女王メアリー1世にまつわる音楽を歌う。名リューティスト、エリザベス・ケニーの参加もポイント。 | |||
アンセム〜 イギリスの賛歌と合唱作品集 ヘンデル:司祭ザドク HWV.258 / ベイントン:われは新しき天を見たり エルガー:アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.2 No.1 /主に捧げよ Op.74 / ダヴ:プレイアデスを創り ヴォーン・ウィリアムズ:御身の住まいは/古の詩篇100番の旋律 / ブリテン:ユビラーテ・デオ パリー:我が魂のあるところは/アイ・ワズ・グラッド / ホルスト:詩篇148番 H.117 ウェスリー:あなたを信じる者を真の平和のうちに / スタイナー:神はかくもこの世を愛したもうた マクミラン:新しい歌 / ウォルフォード・デイヴィス:神が我が頭に / フィンジ:神は昇られる エイダン・オリヴァー指揮ハダースフィールド合唱協会 トーマス・トロッター(Org) | |||
録音:2016年6月3日-5日。 1836年に創設されたイギリスの合唱団、ハダースフィールド・コーラル・ソサエティが歌う、英国の偉大なる賛歌と合唱作品の数々。その長き歴史の中で、ヴォーン・ウィリアムズやウォルトン、ピカードなどの大作曲家たちに作品を委嘱、イギリスの合唱音楽の発展に寄与した功績も大きい。 | |||
サロネン& PO 〜バルトーク: バレエ音楽「中国の不思議な役人」 Op.19, Sz.73 (*) / 舞踏組曲 Sz.77 /コントラスツ Sz.111 (+) エサ=ペッカ・サロネン指揮フィルハーモニアo.、フィルハーモニア・ヴォイセズ イェフィム・ブロンフマン(P;+) ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ(Vn;+) マーク・ファン・デ・ヴィール(Cl;+) | |||
録音:2011年1月27日(*)、2011年10月27日(*以外)、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、 UK 。2011年にマゼールのマーラー・ツィクルスと並行して行われた、サロネン指揮によるフィルハーモニアo.のバルトーク・プロジェクト「地獄の踊り [Infernal Dance] 」からのディスク化、「青ひげ公の城」(SIGCD-372)に続く第2弾。ブロンフマンと、フィルハーモニアo.の名手たち、ヴィゾンタイ(コンサートマスター)、ファン・デ・ヴィール(首席クラリネット奏者)の共演による「コントラスツ」でのヴィルトゥオージティも必聴。 | |||
ニルセン&モーツァルト:フルート協奏曲集 モーツァルト: フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313 / アンダンテ ハ長調 K.315 /ロンド ニ長調 K.373 ニルセン:フルート協奏曲 FS.119 |
ジュリエット・ボウザー(Fl) ハイメ・マルティン指揮 ロイヤル・ノーザン・シンフォニア | ||
録音:2015年6月。2014年の ECHO ライジング・スターに選出、2016年にはロンドン・フィルの首席フルート奏者に就任、着実なステップアップを遂げているジュリエット・ボウザーは、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの首席奏者を兼任、いま最も勢いのある英国のフルーティストの1人。ジュリエット・ボウザー初の協奏曲録音は、古巣ロイヤル・ノーザン・シンフォニアとの共演によるニルセンとモーツァルト。 | |||
ハリス&アダムズ〜ヴァイオリン協奏曲集 ロイ・ハリス:ヴァイオリン協奏曲(1949) ジョン・アダムズ:ヴァイオリン協奏曲 |
タムシン・ ウェーリー=コーエン(Vn) アンドルー・リットン指揮 BBC so. | ||
録音:2016年4月4日-6日、BBC メイダ・ヴェール、ロンドン、イギリス。 2016年 ECHO ライジング・スターズ に選出、近年活躍が目覚ましい1986年ロンドン生まれの才媛タムシン・ウェーリー=コーエンと名匠アンドルー・リットン& BBC so.によるアメリカ協奏曲集。アダムズの作品は作曲者自身が「ハイパーメロディ」と呼ぶポストミニマルの傑作。ハリスの作品は初演がキャンセルされ、作曲家死後の1984年に初演された。 | |||
ダンス〜オリヴァー・デイヴィス(1972-): ダンス/フロンティアーズ/ダンス・オデッセイ/ ミュージカル・ボックス/アルコ/ ダンシング・フォーク/ダンス・エピローグ |
ケレンザ・ピーコック(Vn) ヒュー・ワトキンス(P) ポール・ベイトマン指揮 ロイヤルpo. | ||
録音:2016年6月。王立音楽院で学んだイギリスの作曲家オリヴァー・デイヴィス(1972-)。「フライト」(SIGCD-411)、「シーズンズ」(SIGCD-437)に続く3枚目の作品集。サラ・ブライトマンの指揮者としても知られるポール・ベイトマンが共演。 | |||
ミッドナイト・アット・サン・テティエンヌ・デュ・モン トゥルヌミール/デュリュフレ編曲:「テ・デウム」による即興 ヴィエルヌ:24の幻想的小品集 Op.54 〜幽霊/オルガン交響曲第6番 Op.59 〜スケルツォ/ オルガン交響曲第5番 Op.47 〜フィナーレ デュリュフレ:組曲 Op.5 / デイヴィッド・ブリッグズ:デュリュフレの墓(*) ジョセフ・ノーラン(Org) | |||
録音:2015年9月3日-4日、サン・テティエンヌ・デュ・モン教会、フランス。 (*)は世界初録音。 シャルル=マリー・ウィドールのオルガン交響曲全集(全5巻)を完成させ国際的に高く評価されているジョセフ・ノーラン。シャルル・トゥルヌミール、モーリス・デュリュフレ、ルイ・ヴィエルヌらフランス・オルガン楽派の作品集。ジャン・ラングレの門下生であり、セント・オールバンズ国際オルガン音楽祭のコンクールで英国人として初のトゥルヌミール賞(最優秀即興演奏賞)に輝いたオルガニスト&作曲家、アルバム・タイトルの「ミッドナイト・アット・サン・テティエンヌ・デュ・モン」は、ウディ・アレン監督の名画「ミッドナイト・イン・パリ」からインスパイアしている。 | |||
オワイン・パーク(1993-):フットステップス(*) ジョビー・タルボット:奇跡の道 |
ナイジェル・ショート指揮 テネブレ イギリス・ナショナル・ユースcho. | ||
(*)は世界初録音。 キングズ・シンガーズの元メンバーであり、合唱王国イギリスを代表する名指揮者の1人、ナイジェル・ショートが率いる精鋭合唱集団テネブレ。テネブレが結成15周年シーズンに向けて新たに委嘱したのは、1993年生まれの若き作曲家オワイン・パーク。ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団に歌手&オルガン・スカラーとして参加しながら、その作品も演奏・録音される(CDA-68087)など、イギリス合唱界注目の作曲家が書いた新作(もちろん、世界初録音)。カップリングには、テネブレによって委嘱された最初の主要な作品であるジョビィ・タルボットの「奇跡の道(Path of Miracles)」の嬉しい復刻音源を収録。 | |||
フォーレ:歌曲全集 Vol.2 愛の夢 Op.5 No.2 /あけぼの /タランテラ Op.10 No.2 /この世のすべての魂 Op.10 No.1 /朝の歌 Op.6 No.1 / ヴォカリーズ第7番/舟歌 Op.7 No.3 /われらの愛 Op.23 No.2 /秘めごと Op.23 No.3 /夢の国 Op.39 No.3 / シャイロックのマドリガル Op.57 /ヴォカリーズ第22番 /9月の森で Op.85 No.1 /水に漂う花 Op.85 No.2 / 伴奏 Op.85 No.3 /一番なつかしい道 Op.87 No.1 /山鳩 Op.87 No.2 /讃歌 Op.7 No.2 /イヴの歌 Op.95 ローナ・アンダーソン、ジャニス・ケリー(S) サラ・コノリー、アン・マレイ(Ms) イェスティン・デイヴィス(CT) ベン・ジョンソン(T) ジョン・チェスト、 ナイジェル・クリフ、トーマス・オリーマンス(Br) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2013年2月-2015年4月。 英国を代表する名ピニアストであり、世界的な歌曲伴奏者であるマルコム・マルティノーのリードによる「フォーレ歌曲集」の第2巻!アン・マレーやサラ・コノリー、当代有数のカウンターテナーであるイェスティン・デイヴィス、ジェラール・スゼーの再来と称されるトーマス・オリーマンスなど、世界最高峰の歌い手たちがロンドンのオール・セインツ教会を舞台として創り上げたフォーレの世界は格別。 | |||
モーツァルト:歌劇「ツァイーデ」K.344
ソフィー・ベヴァン(S) アラン・クレイトン、ステュアート・ジャクソン(T) ジャック・インブライロ、ジョナサン・マクガヴァン(Br) ダレン・ジェフリー(B−Br) イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラ | |||
録音:2016年3月10日-13日、聖オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン。ピリオド楽器使用。今、イギリスで最もエキサイティングとされるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、イアン・ペイジ率いるクラシカル・オペラのモーツァルト・オペラ全曲録音。 | |||
聖母と幼子〜ボールドウィン・パートブックからの音楽 Vol.2 タリス:喜べ栄光ある神の御母/マニフィカト/主の御母の奇跡を見よ / タヴァナー:キリストのいと聖なる御母 ホワイト:御身は全てに美しく/天の女王 / フェアファクス:幸あれ父なる神の娘 / シェパード:御言葉は肉となり オウエン・リース指揮コントラプンクトゥス | |||
録音:2016年4月19日-20日、セント・マイケル教会、オックスフォード、 UK 。 名匠オウエン・リースが結成したイギリスの古楽コンソート、コントラプンクトゥスのイギリス・ルネサンス音楽集。ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの聖歌隊で活躍していたジョン・ボールドウィンが編纂したパートブックに収められている、聖母マリアにまつわる聖歌を歌う。コントラプンクトゥスは、ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ロリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどが参加するヴォーカル・コンソート。オックスフォード大学のヴォーカル・コンソート・イン・レジデンスに任命され、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めている要注目のアンサンブル。 | |||
新たな天〜合唱作品集 マクミラン:アルファとオメガ/主なる神よ、われらを連れ去りたまえ / デュブラ:天使が立った ハリス:主なる神よ、われらを連れ去りたまえ/天は美し / ベイントン:新しい天と新しい地を見た ヤング:7つのトランペット / ハウエルズ:天から響くのを聞いた / レイトン:アレルヤ、アーメン クック:大成功を収め / ラッター:光の創造主への讃歌 / ガルヴァーニ:もうひとりの御使いが マクドウォール:私は私の救い主が生きていることを知っている / ジャクソン:見よ、私はすぐに来る ベドナル:第7の天使 オウエン・リース指揮オックスフォード・クイーンズ・カレッジcho. | |||
録音:2016年1月4日-6日。 OAEやブルック・ストリート・バンドと共演を重ねるなど、活躍の場を広げているオックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団。「啓示(レヴェレーション)」をコンセプトとするプログラムには、クイーンズ・カレッジに在籍していた3人の作曲家、フィリップ・クック、トビー・ヤング、マルコ・ガルヴァーニの委嘱作品を収録。 | |||
レーガー:オルガン作品集 Vol.2 幻想曲とフーガ ハ短調 Op.29 /バッハの名による幻想曲とフーガ Op.46 / 交響的幻想曲とフーガ Op.57 /幻想曲とフーガ Op.135b デイヴィッド・グード(Org) | |||
録音〔使用楽器〕:2003年7月、バース寺院〔クライス・オルガン〕/ (P) 2016 。録音は古いが、おそらく初発売音源。 | |||
P.ヤルヴィ〜ニルセン:協奏曲集 フルート協奏曲 FS.119 (*) / クラリネット協奏曲 Op.57, FS.129 (#) / アラジン組曲 Op.34, FS.89 (+) |
サミュエル・コールズ(Fl) マーク・ ファン・デ・ヴィール(Cl) パーヴォ・ヤルヴィ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2015年11月19日(*)、2016年5月19日(#)、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ(*/#) / 2016年5月20日、ヘンリー・ウッド・ホール(+) 。 シグナム・クラシックス(Signum Classics)の「フィルハーモニアo. シリーズ」に、目下絶好調のパーヴォ・ヤルヴィが、ニルセンの「協奏曲」&「アラジン組曲」を携えて初登場!フランクフルト放送so. の全集録音はもちろんのこと、フィルハーモニアo. と進行中のコンサート・シリーズ「ニルセン・サイクル」が大きな話題を呼び、高い評価を得ているパーヴォ・ヤルヴィパーヴォ・ヤルヴィのイギリスでの快進撃の証し、フィルハーモニアo. の首席奏者たちをソリストに迎えた「協奏曲」と「アラジン組曲」にご期待頂きたい。 | |||
アイルランドのヘンデル Vol.1 ヘンデル:「メサイア」序曲(ウォルシュ編曲)/「エステル」序曲(クリストファー・スミス編曲) 「リナルド」より〔戦わせて欲しい/私を泣かせて下さい〕(バベル編曲)/組曲第7番 ト短調/ Der arme Irische Junge (カニンガム編曲) 作曲者不詳:ヘンデルの森の音楽/アイリーン・アルーン / ジェミニアーニ:ヴィヴモン ロージングレーヴ:組曲第8番 ト短調 / トーマス・カーター:ソナチナ第10番 変ホ長調 Op.6 ブリジット・カニンガム(Cemb) | |||
「アイルランドのヘンデル」は、ヨーロッパ各地でのヘンデルの足跡と功績、そしてミステリーをたどる「イタリアのヘンデル」、「ヴォクソールのヘンデル」に続く新シリーズ。ロンドン・アーリー・オペラの音楽監督でありチェンバリスト、音楽学者でもあるブリジット・カニンガムが、1741年にロンドンからダブリンへと渡ったヘンデルの旅を、自身の演奏で紐解いてゆく。 | |||
ヴォクソールのヘンデル Vol.2 ボイス:春の庭 / スタンリー:ザ・パワー・オヴ・ミュージック・アンド・ビューティ ヘンデル:合奏協奏曲第4番 イ短調 Op.6, HWV.322 /反乱抑圧の歌/ホーンパイプ ニ長調 HWV.356/コーマスHWV.44 グラッドウィン:コリンズ・デスクリプション・オヴ・ヴォクソール/ヴォクソール公園の婦人たち ラム:ヴォクソールへのさようなら / ハッセ:ロジャーとスー / 作曲者不詳:ロイヤル・ソング ブリジット・カニンガム指揮ロンドン・アーリー・オペラ ダニエル・モルト(Org) クレア・ベサント、メアリー・ベヴァン、エレアノール・デニス(S) ベンジャミン・ベヴァン(B) チャールズ・マクドゥガル、ニッキー・スペンス、グレッグ・タッセル(T) | |||
録音:2016年、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、聖オーガスティン教会、 UK 。 「イタリアのヘンデル」や「アイルランドのヘンデル」など、各地でのヘンデルの足跡をたどる好企画を続々と打ち出してきたイギリスの女流指揮者&チェンバリスト、ブリジット・カニンガムとロンドン・アーリー・オペラ。ヘンデルの熱心な支持者だったジョナサン・タイヤーズが所有していたヴォクソール・ガーデンズ(ヴォクソール公演)で催された当時の音楽会の再現を目指したプロジェクトの第2集でも、メアリー・ベヴァンやニッキー・スペンスなど豪華な歌手陣の歌声が楽しみ。 | |||
ハイドン:オラトリオ「四季」 Hob.XXI: 3(マクリーシュ校訂版)
キャロリン・サンプソン(S) ジェレミー・オヴェンデン(T) アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(B−Br) ポール・マクリーシュ指揮 ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ、ヴロツワフ・バロックo.、 ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージックcho. | |||
録音:2016年6月20日-23日、国立音楽フォーラム、ヴロツワフ、ポーランド。 古楽界の鬼才ポール・マクリーシュがガブリエリ・コンソートを率いて取り組んできた「大編成オラトリオ」のプロジェクト。ベルリオーズの「レクイエム」(SIGCD-280)、メンデルスゾーンの「エリア」(SIGCD-300)、ブリテンの「戦争レクイエム」(SIGCD-340)に続く第4弾は、ハイドンの傑作「四季」! ポーランド、ヴロツワフの国立音楽フォーラム(NFM)に、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ、ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック合唱団、ヴロツワフ・バロックo.、古楽界の名歌手たち、サンプソン、オヴェンデン、フォスター=ウィリアムズが集結して繰り広げられたハイドンの「四季」では、ベーレンライター版をベースとしたマクリーシュ自身による校訂譜を使用しており、入念な楽曲研究や時代考証は今回も健在。"OVPP"とは対極に位置するマクリーシュの"大編成プロジェクト"の成果によるハイドンの「四季」が、再び世界を驚かせてくれることだろう。 | |||
バード&ブリテン バード:おお主よ、御身のしもべエリザベスが/今こそ汝は行かしめたもう/アヴェ・ヴェルム・コルプス/ 聖なる讃美のうちに/もろもろの国よ、主をほめ讃えよ/女王のアルマン/われらはいかに主の歌を歌わん ブリテン:聖コルンバ讃歌/神をたたえよ/聖ペテロ讃歌/アンティフォン/ミサ・ブレヴィス/テ・デウム ハ長調 マーク・ウィリアムズ指揮ケンブリッジ・ジーザス・カレッジcho. | |||
録音:2016年6月27日-30日。 カトリック教徒という共通点を持つ2人のイギリス人作曲家、ルネサンス時代のウィリアム・バードと20世紀のベンジャミン・ブリテン。数世紀の時を越えて、バードとブリテンの祈りの音楽が、ケンブリッジ大学の名門合唱団のハーモニーによって、荘厳なる祈りのストーリーを紡ぐ。1496年に創設され長い歴史と伝統を持つケンブリッジ大学のジーザス・カレッジ。カレッジ・クワイアーとチャペル・クワイアーの合同による合唱団が、母国イギリスの2人の偉大な音楽家の芸術を歌う。 | |||
ショパン: 24の前奏曲 Op.28 / 子守歌 変ニ長調 Op.57 /舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 |
エマニュエル・デスパ (P|使用楽器:ファツィオーリ) | ||
録音:2013年9月11日-13日。 王立音楽院で名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるフランスのファツィオーリ弾き、エマニュエル・デスパ。ショパンの研究家として有名なジャン=ジャック・エーゲルディンゲルの監修による最新のペータース版の楽譜を徹底的に研究、この「24の前奏曲」にかける情熱は並々ならぬものがある。フランスの新世代ピアニストの情熱とファツィオーリのサウンドが織り成すショパンは要注目。 | |||
フォーレ:歌曲全集 Vol.3 この世で Op.8 No.3 /水のほとりで Op.8 No.1 /秋の歌 Op.5 No.1 /ヴォカリーズ(第13番)/ オリンピオの悲しみ/秋 Op.18 No.3 /月の光 Op.46 No.2 /憂鬱 Op.51 No.3 /イスファハンのばら Op.39 No.4 / ばら Op.51 No.4 /消え去らぬ香り Op.76 No.1 /夕暮れ Op.83 No.2 /メリザンドの歌 Op.80 / 町人貴族のセレナード/アヴェ・マリア Op.93 /ヴォカリーズ・エチュード/沈黙の贈り物 Op.92 / 小唄 Op.94 /ヴォカリーズ(第24番)/歌曲集「幻影」 Op.113 ローナ・アンダーソン、イゾベル・ブキャナン(S) ジョン・チェスト(Br) サラ・コノリー(Ms) イェスティン・デイヴィス(CT) ウィリアム・デイズリー(Br) ジャニス・ケリー、ルイーズ・ケメニー(S) アン・マレイ(Ms) トマス・オリーマンス(Br) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2013年2月-2015年10月、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン、 UK 。 英国を代表する名ピニアストであり、世界的な歌曲伴奏者であるマルコム・マルティノーがリードするSignumの歌曲シリーズ。「プーランクの歌曲全集」の成功を受けてスタートした新たなフランス歌曲、「ガブリエル・フォーレの歌曲全集」も、ついに第3巻がリリース!これまでのシリーズに引き続き、アン・マレーやサラ・コノリー、当代有数のカウンターテナーであるイェスティン・デイヴィス、ジェラール・スゼーの再来と称されるトーマス・オリーマンスなど、イギリス最高峰の歌い手たちが集い、フォーレが生み出した優美な歌曲の数々を歌い上げる。 | |||
ラフマニノフ:交響曲第1番 ニ短調 Op.13 |
ウラディーミル・ アシュケナージ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2016年11月17日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、 UK 、ライヴ。 シグナム・クラシックス(Signum Classics)の「フィルハーモニアo. シリーズ」に、ウラディーミル・アシュケナージが久々の登場!桂冠指揮者として良好な関係を継続しているフィルハーモニアo. とのプロジェクトとして、自身の指揮者としての代名詞でもあるラフマニノフの交響曲全集がスタート! アシュケナージは80年代にコンセルトヘボウo. と、また21世紀に入ってからはシドニーso. と、いずれも名盤の誉れが高い全集録音を残しているだけでに、イギリスの名門オーケストラとのコンビによる"ラフマニノフ・チクルス"に懸かる期待は非常に大きい。ロイヤル・フェスティヴァル・ホールの聴衆を沸かせた第1番で、アシュケナージの新たなラフマニノフが堂々のスタート。 | |||
ああ、不実なる人よ〜モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン:演奏会用アリア集 ハイドン:ベレニーチェのシェーナ XXIVa: 10 /ひとりで物思いにふけり Hob.XXIVb: 20 モーツァルト:おお無謀なアルバーチェよ…かの父親の抱擁により K.79 / もうたくさん、あなたが勝ったのだわ K.486a (295a) /うるわしのわが恋人よ、さらば K.528 ああ、私には分かっていたわ!…ああ、私の目から消えさって K.272 ベートーヴェン:いいえ、心配しないで WoO.92a /ああ、不実なる人よ Op.65 ソフィー・ベヴァン(S) イアン・ペイジ指揮モーツァルティスツ | |||
録音:2016年2月15日-19日。 オペラ、古楽、近現代作品など、モダーンとピリオドの両方に精通し、パッパーノやハーディング、ネルソンズなどの名指揮者たちと共演を重ね成功を収めるなど、急速にその名と世界的評価を高めているイギリスのソプラノ、ソフィー・ベヴァン。モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンの作品による演奏会用アリア集では、モーツァルトの初期作品のスペシャリスト、イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、モーツァルティスツと共演。イアン・ペイジの緻密な時代考証、研究が、ソフィー・ベヴァンの美しき歌声に華を添える。 | |||
スビト〜 ヴァイオリンとピアノのための作品集 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調 Op.45 / ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり ルトスワフスキ:スビト / ヴィエニャフスキ:グノー「ファウスト」による華麗なる幻想曲 ジュリア・ファン(Vn) チャールズ・マシューズ(P) | |||
録音:2016年9月26日-28日。 「ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ」シリーズの最新作は、合唱団ではなく、セント・ジョンズ・カレッジで学ぶ女流ヴァイオリニストのデビュー・アルバム!ジュリア・ファンは、イングリッシュ・ナショナル・バロック室内管との共演により9歳でプロデビューを飾った若き才女。1698年頃に製作されたピエトロ・グァルネリのヴァイオリンを貸与されるなど、その才能への期待は非常に大きい。 | |||
ジョナサン・ダヴ(1959-): 弦楽四重奏のための「アウト・オヴ・タイム」/ ピアノ五重奏曲/ テノールと弦楽四重奏のための「ダマスカスにて」 |
サッコーニSQ マーク・パドモア(T) チャールズ・オウエン(P) | ||
録音:2016年6月-7月。 グラインドボーン音楽祭からの委嘱作品「フライト」(1998年)でブレイクを果たし、特に合唱、声楽、オペラの作曲家として引く手あまたの活躍を見せるイギリスの作曲家ジョナサン・ダヴ(1959-)。サッコーニ弦楽四重奏団からの委嘱によって作曲された「ダマスカスにて」は、シリア内線をテーマとした作品でありテキストには、同国の詩人、ライターのアリ・サファルによる散文詩の英訳が用いられている。現代屈指のテノール、マーク・パドモアが渦巻く怒りや悲しみを歌い上げる。 | |||
J.S.バッハ:ソプラノ独唱のためのカンタータ集 Vol.1 〔われは満ち足れり BWV.82a /いまぞ去れ、悲しみの影よ BWV.202(結婚カンタータ)/ おおやさしい日、待ち望みし時 BWV.210 〕 ジリアン・キース(S) クリストファー・モンクス指揮アルモニコ・コンソート | |||
録音:2016年4月19日-20日。 2001年に創設されたイギリスのピリオド・アンサンブル、アルモニコ・コンソートとのコンビでスタートするバッハのソプラノ・カンタータ集でソリストを務めるジリアン・キースは、2000年のキャスリーン・フェリアー賞の受賞者であり、フロリレジウムとのヘンデルの「ドイツ・アリア集」やノセダ& BBCフィルとのダッラピッコラやカゼッラで存在感を放ったカナダ出身のソプラノ。イングリッシュ・ナショナル・オペラやスコティッシュ・オペラなど世界各地のオペラハウスだけでなく、ザ・シックスティーンやターフェルムジークなどとの共演による古楽シーンでの活躍も多い。「結婚カンタータ」を含む3曲でスタートするジリアン・キース&アルモニコ・コンソートのバッハは全3巻での完結が予定されている。 | |||
キリエ〜プーランク、コダーイ、ヤナーチェク:合唱作品集 プーランク:ミサ曲 ト長調 FP89 / コダーイ:ミサ・ブレヴィス / ヤナーチェク:天にまするわれらの父よ アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. ジョセフ・ヴィックス、グレン・デンプシー(Org) アン・デンホルム(Hp) | |||
録音:2016年7月11日-14日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ、 UK 。 1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ合唱団として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)。2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を創り上げてきたアンドルー・ネスシンガが、20世紀のヨーロッパにおける教会音楽の傑作、プーランクの「ミサ曲」、コダーイの「ミサ・ブレヴィス」とヤナーチェクの「天にまするわれらの父よ(Otcenas / Our Father)」を指揮!特にプーランクのミサ曲は、ジョージ・ゲストの音楽監督時代以来、約40年振りの新録音となるだけに、その男声、ボーイS(少年合唱)が紡ぐ名唱には、大きな注目が集まることだろう。 | |||
沈黙と音楽〜イギリスの合唱作品集 スタンフォード:青い鳥 / エルガー:甘い調べ/フクロウ / ハウエルズ:夏は来た ヴォーン・ウィリアムズ:沈黙と音楽/きじばと/いばらの道を通って/冬は去った/休息 マクミラン:ギャラント・ウィーヴァー / グレインジャー:ブリッグの定期市/三羽のカラス ダヴ:クックロビン / ブリテン:月見草 / ウォーロック:春のすべての花 ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート | |||
録音:2016年7月9日-11日、チャーターハウス・スクール・チャペル、サリー、 UK 。 古楽界の鬼才ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソートの代名詞となった"大編成"「オラトリオ」と対を成すもう1つのプロジェクトである"小編成"「合唱作品集」。キリストの降誕を祝った「インカーネイション」(SIGCD-346)に続く「合唱作品集」の最新作となるこの「沈黙と音楽」は、「パートソング」が最盛期を迎えた20世紀のイギリスをテーマとしたプログラム。合唱の形式の1つである「パートソング」に情熱を注ぎ、人間の声が持つ無限の可能性と同じくらい詩を愛していると語るマクリーシュ。OVPP(One Voice Per Part)によるバロック&ルネサンス音楽、超巨大編成によるオラトリオ&レクイエムなど、常に新たな可能性と発見を求め続けてきたマクリーシュとガブリエリ・コンソートの美しきハーモニーが、音楽と詩が織り成す20世紀イギリスのパートソングの魅力を広く伝えてくれることだろう。 | |||
ハウス・オヴ・ザ・マインド ハウエルズ:見よ、おおわれらが庇護者なる神よ/聖チェチーリアへの賛歌/神がわがこうべにあらんことを/天の女王/ ハウス・オヴ・ザ・マインド(心の家)/ハウエルズ:鹿が谷川の流れを慕いあえぐように/めでたし女王 ベドナル:主よわが心はおごらず/救い主のうるわしき母/ようこそ天の女王 / ヴォーン・ウィリアムズ:正義の魂は スタンフォード:われらの闇を明るくし / マーリー:鹿が谷川の流れを慕いあえぐように ジョン・スコット:見よおお、われらが庇護者なる神よ / パトリック・ハドリー:わが愛する者はかもしかのごとく オウエン・リース指揮オックスフォード・クイーンズ・カレッジcho. | |||
録音:2017年1月10日-11日、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会、オックスフォード/2017年3月11日-12日、キーブル・カレッジ・チャペル、オックスフォード。 OAEやブルック・ストリート・バンドと共演を重ねるなど、活躍の場を広げているオックスフォード大学の名門聖歌隊の1つ、クイーンズ・カレッジ合唱団。英国合唱界に大きな影響を与えてきたハーバート・ハウエルズを中心とした、近代〜現代イギリスの宗教合唱作品集。1979年生まれのイギリスのコンポーザー=ピアニスト&オルガニスト、デイヴィッド・ベドナルの2作品「救い主のうるわしき母(Alma redemptoris mater)」と「ようこそ天の女王(Ave regina caelorum)」は、ハウエルズがウェストミンスター大聖堂のために書いたセットを補完するもので、このアルバムが世界初録音。ルネサンスの音楽から近現代まで幅広いレパートリーを歌うオックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団は、かつてベドナルの「クリスマス・カンタータ「ようこそ、全ての奇跡よ」(SIGCD-335)」も録音しており、英グラモフォン誌などで賞賛されている。 | |||
交響的詩篇&賛歌集 ストラヴィンスキー:詩篇交響曲 / シェーンベルク:地には平和を Op.13 バーンスタイン:チチェスター詩篇 / ツェムリンスキー:詩篇第23篇 Op.14 デイヴィッド・オールソップ(CT) ナイジェル・ショート指揮テネブレ、 BBC so. | |||
録音:2016年7月11日、2017年7月3日-4日、8日、 BBC メイダ・ヴェイル・スタジオ/2016年7月11日、セント・オーガスティン教会、キルバーン、すべてロンドン。 キングズ・シンガーズの元メンバーで、合唱王国イギリスを代表する名指揮者の1人、ナイジェル・ショートが率いる精鋭合唱集団テネブレ。ナイジェル・ショート&テネブレがBBCso. と共演した新たなアルバムは、ストラヴィンスキーの「詩篇交響曲」や、バーンスタインの「チチェスター詩篇」など、美しく敬虔な祈りの合唱がオーケストラとともに壮麗に奏でられる「交響的詩篇集」。バーンスタインの「チチェスター詩篇」で神秘的なカウンターテナーを聴かせてくれるデイヴィッド・オールソップは、ケンブリッジ・キングズ・カレッジやウェストミンスター大聖堂の聖歌隊員として歌い、現在はテネブレやポリフォニー、ガブリエリ&コンソート・プレイヤーズのメンバーとして演奏、また古楽系ヴォーカル・アンサンブルの「ガリカントゥス」の創設メンバーとして活動している若手期待のカウンターテナー。 | |||
ドノホー〜ショスタコーヴィチ: ピアノ・ソナタ〔第1番 Op.12 (*) /第2番 ロ短調 Op.61 〕 ピアノ協奏曲〔第1番 ハ短調 Op.35 (#)/第2番 ヘ長調 Op.102 〕 ピーター・ドノホー(P) デイヴィッド・カーティス指揮オーケストラ・オヴ・ザ・スワン | |||
録音:2016年3月30日(*)、2015年4月17日(#)、2015年12月10日-11日(無印)、ロンドン、 UK 。 サイモン・ラトルがBPOの音楽監督就任記念コンサートにソリストとして招聘し、バーミンガム市響時代にも数多くの共演を重ねるなど、ラトルから厚い信頼を寄せられているイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得している。前作「24の前奏曲とフーガ Op.87」(SIGCD-396)に続くショスタコーヴィチ・シリーズの第2弾には、ピアノ協奏曲第1番&第2番とピアノ・ソナタ第1番&第2番の4作品を収録!膨大なレパートリーを誇るドノホーは、近年、その優れた演奏の数々によって、英国有数の20世紀ロシア音楽のスペシャリストとして高い評価を受けているだけでに、特に「ピアノ協奏曲第1番の登場は大きな話題となることだろう。 | |||
ジェイムズ・ローズ〜ファイアー・オン・オール・サイズ J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲第1番 ハ長調 BWV.846 ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49 /幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110 ショパン:夜想曲〔第17番 ロ長調 Op.62 No.1 /第13番 ハ短調 Op.48 No.1 〕 ラフマニノフ:絵画的練習曲 変ホ短調 Op.39 No.5 /前奏曲 変ニ長調 Op.32 No.13 プッチーニ/イヴァー・ミカショフ編):「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん ジェイムズ・ローズ(P) | |||
録音:2016年12月12日-14日、ブリテン・スタジオ、サフォーク、 UK 。 幼少時に受けた虐待、自殺未遂、精神病院への入院、奨学金の打ち切りなど、数々の困難に直面しながらも、コンサート・ピアニストとして、自らの道を切り拓き続けるイギリスの異色のピアニスト、ジェイムズ・ローズ。ジェイムズ・ローズが「生きるための聖杯」と表現するJ.S.バッハ、ショパン、ベートーヴェン、ラフマニノフらの名曲で構成されたニュー・アルバム「Fire On All Sides」は、自身が執筆した同名の書籍(イギリスのQuercusより出版)のサウンドトラックとして作成された物。2016年には、約20都市にわたる広範囲のワールド・ツアーを成功させたジェイムズ・ローズの、異色の才能が益々発揮されて行く。 | |||
ジェイムズ・マッカーシー:コードブレイカー ウィル・トッド:合唱交響曲第4番「ナイチンゲールに寄す」 ジュリア・ドイル(S) デイヴィッド・テンプル指揮 BBC コンサートo. 、ハートフォードシャーcho. | |||
録音:2016年7月26日-28日、12月5日、オール・セインツ教会、イースト・フィチリー。 テレビや映画、合唱の分野で活躍する作曲家ジェイムズ・マッカーシーの「コードブレイカー(コンピューター科学者アラン・チューリングの人生を描いた、ソプラノと合唱、管弦楽のための作品)」と、現代合唱界で注目を浴びるコンポーザー=ピアニスト、ウィル・トッドの「ナイチンゲールに寄す(ジョン・キーツの有名な詩による合唱交響曲)」をセットにしたアルバム。指揮は、ロンドン・フィルハーモニーcho. のメンバーとしてボールト、ストコフスキ、ショルティベルナルド・ハイティンクらの元で歌い、現在はクラウチ・エンド祝祭合唱団とハートフォードシャー合唱団の音楽監督を務める合唱指揮者、デイヴィッド・テンプル。 | |||
フレイヤ・ウェーリー=コーエン: パーミュテーションズ/アンヴェール |
タムシン・ ウェーリー=コーエン(Vn) | ||
録音:2016年10月-14日。収録時間:約28分。 今を輝く英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエンが、妹で作曲家のフレイヤ・ウェーリー=コーエンの2作品を取り上げたヴァイオリンと作曲による"姉妹共演"!2017年のオールドバラ音楽祭の委嘱作品として作曲された「パーミュテーションズ(順列)」は、建築学と音楽の融合をテーマとした6パートのヴァイオリンのための作品であり、姉、タムシン・ウェーリー=コーエンが6つの個別の部屋をそのヴァイオリンで表現していく。フレイヤ・ウェーリー=コーエンの作品は、オリヴァー・ナッセン、デイヴィッド・カーティスらによって取り上げられ、2017年にはウィグモア・ホール、サンタフェ室内楽音楽祭で弦楽四重奏のための新作初演が予定されるなど、イギリスを中心に各国で注目を集めている。 | |||
キングズ・シンガーズ〜クリスマス・プレゼンス 伝承曲:今日、キリストが生まれたまいぬ / ラッスス:シオンの讃美の歌声をあげ プレトリウス:エサイの根より / バード:幸いなるかな、乙女マリアのみ体 スウェーリンク:今日、キリストが生まれたまいぬ プーランク:おお大いなる神秘/羊飼いたちよ汝らが見たものを語れ/今日、キリストが生まれたまいぬ ハウエルズ:汚れなき薔薇/ここに小さな扉が/子守歌を歌って 伝承曲:三隻の船を見た(クライヴ・スミス編曲)/世の人忘るな(ジェフリー・キーティング編曲)/ 巡礼(ピーター・ナイト編曲)/シュティル・シュティル・シュティル(アレクサンダー・レストレンジ編曲) メル・トーメ&ロバート・ウェールズ/ピーター・ナイト編曲:クリスマス・ソング ロード・ピアポント/ゴードン・ラングフォード編:ジングル・ベル / チルコット:感謝祭 キングズ・シンガーズChristmas Presence / The King's Singers | |||
録音:2015年12月4日、キングズ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ、 UK 。 合唱王国イギリスが誇るア・アカペラのレジェンド、6人の英国紳士たち、キングズ・シンガーズのシグナム・クラシックス(Signum Classics)で3枚目となるクリスマス・アルバム「クリスマス・プレゼンス」が登場!キングズ・シンガーズ生誕の地である、イギリス、ケンブリッジ大学キングズ・カレッジのチャペルで行われたコンサートのライヴ・レコーディングは、これまでにも増して特別な物。2016年8月で26年に渡るキングズ・シンガーズでのキャリアに終止符を打ったカウンターテナーのデイヴィッド・ハーリーが、後任のパトリック・ダナキーに交代する前の録音であり、長らくアンサンブルを牽引してきたベテランの歌声を聴くことが出来るクリスマス・プログラム。 | |||
ナジ・ハキム: ソプラノとピアノのためのカンタータ「フェードラ」/フルートとピアノのための「ロンドー・カプリス」/ フルートとピアノのための「ディプティック」/ピアノ協奏曲(弦楽四重奏伴奏版) マガリ・モニエ(Fl) クレア・フォアゾン(P) リマ・タウィル(S) ナジ・ハキム(P) シャペル・ロワイヤルSQ ルノー・ベリー(Cb) | |||
録音:2016年10月24日-26日。 レバノンのベイルートで生まれ、オルガンをジャン・ラングレに師事し、パリでは工学を専攻した経歴も持つコンポーザー=オルガニスト、ナジ・ハキムの作品集。2004年の第53回ミュンヘン国際音楽コンクールのフルート部門で優勝した名女流フルーティスト、マガリ・モニエの参加は見逃せない! | |||
モーツァルト:劇的セレナータ「シピオーネの夢」K.126 (ベーレンライター、新モーツァルト全集版使用) クララ・エク、ソラヤ・マフィ、キアラ・スケラート(S) クリスティアン・アダム、ロバート・マレイ(T) イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラ | |||
録音:2016年10月16日-19日、聖オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン、 UK 。 モーツァルトとその同世代の作曲家たちの音楽のスペシャリスト、イアン・ペイジが1997年に設立し、今、イギリスで最もエキサイティングと称されるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラ。1幕のセレナータ「シピオーネの夢」は、当時のザルツブルク大司教でありモーツァルトの理解者でもあったジギスムント・シュラッテンバッハの在位50年を記念して1771年に作曲されたものの、初演前に大司教が突然の他界。1772年にモーツァルトの天敵として知られるヒエロニムス・コロレド伯の大司教着任の式典のために最後のレチタティーヴォ(アリア)が改作されたというエピソードを持っている。また、クラシカル・オペラは、このレチタティーヴォ(アリア)の原典版と改訂版の両方を録音しており、聴き比べが出来るところもポイント。 | |||
GOLD 〜キングズ・シンガーズ結成50周年記念 クローズ・ハーモニー〜チルコット:ウィー・アー / レノン&マッカートニー(チルコット編): アンド・アイ・ラヴ・ハー / フランシス(ブリュートン編):ドント・ウォーリー・アバウト・ミー キジョー(ヤング編):ケレレ / ジョエル(チルコット編):そして今は… / アーレン(ラングフォード編): ダウン・ウィズ・ラヴ / レジェンド(レストレンジェ編):オール・オヴ・ミー / 伝承曲(チルコット編): シェナンドー / 伝承曲(リチャーズ編):ラモーナ / サイモン(ジャックマン編):ある人の人生 カリファ&プース(ガビタス編):シー・ユー・アゲイン / ミリガン(ラングフォード編):不思議の国のアリス タンストール(レストレンジェ編):黒い馬と桜の木 / 伝承曲(ナイト編):ダニー・ボーイ レノン&マッカートニー(アイヴズ編):アイル・フォロー・ザ・サン / 伝承曲(ラングフォード編): ボビー・シャフトー / ガーシュウィン(ベネット編):わが愛はここに / 伝承曲(ガビタス編): スカボロー・フェア / テイラー(キャリントン編):ザット・ロンサム・ロード 伝承曲(オーヴァートン編):ロッホ・ローモンド / 伝承曲(ライス編):ダウン・バイ・ザ・リヴァーサイド U2(チルコット編): MLK(マーティン・ルーサー・キング牧師に捧ぐ) スピリチュアル〜ヘンリー・レイ:イングランド王ヘンリー6世の祈り / バード:喜びもて歌え チルコット:ゾウ、マイ・ラヴ、アート・フェア / パレストリーナ:鹿のように / タリス:御身が手に ヘッション:マスター・オヴ・ミュージック / ラッスス:音楽は神の贈り物 / ラインベルガー:夕べの歌 R. R. ベネット:ザ・ベル・ダス・トール / プーランク:アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り シュッツ:それは確かなまこと / レーガー:朝の歌 / ウィテカー:結婚 / ロッシ:都詣での歌(詩篇第124) ロボ:我がハープは悲しみの音に変わり / ヴォーン・ウィリアムズ:休息 プール:トゥティヴィルス(ワイモンダム聖歌より) / スタンフォード:青い鳥 セキュラー〜ラッター:怖がらなくていいよ / フォーレ(リチャーズ編):蝶と花 / ラッスス:ダラスの市場で/ バード:アマリリスが草原で踊れば / バスケス:私の慰めの涙 / 武満徹:手づくり諺 / サン=サーンス: ケルモールの水夫 / アンチエータ(チルコット編):愛をこめて, お母さま/ブラームス:私の胸の思いのすべて/ シューベルト:夜 / ル・ジュヌ:また春が戻ってきた / サン=サーンス:夕べのロマンス / ファン・ダイク: 地平線 / マルティーニ(リチャーズ編):愛の喜びは / ジョンソン:来たれ聖なる鳥よ / 伝承曲 (ロヴァット編):リトル・グリーン・レーン / ゼンフル:シュパイアーの鐘 / ジョスカン・デ・プレ: われに口づけを / バスケス:私の優しい女性 / オーリック(ラングフォード編):君が僕の傍で眠るとき キングズ・シンガーズ [パトリック・ダナキー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ジュリアン・グレゴリー(T) クリストファー・ブリュートン、クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2016年10月11日-13日、2016年11月1日-3日、2017年2月1日-3日、聖マイケル教会、ハイゲート、ロンドン/2017年2月27日-28日、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会、サマータウン、オックスフォード。 全曲初登場音源。 限定プレミアム・エディション (SIGPP-500) 仕様:通常CD 3枚|カードボード・スリップケース仕様(サイズ:270mm x270mm)|キングズ・シンガーズの50年間の歴史を綴った84ページのブックレット(英文)|ゴードン・ラングフォード「ボビー・シャフトー」の筆者譜のファクシミリ|現メンバー6人のサイン入りレター| 8GB USBメモリー・スティック(24/96ヴァージョンの「GOLD」、キングズ・シンガーズの50年間をたどる50枚の写真データ、レコーディング風景やインタビューを収めた映像数点)。#プレミアム・エディションは限定生産のため、入手出来ない可能性もございます。 合唱王国イギリスが誇るア・カペラのレジェンド、6人の英国紳士たち、キングズ・シンガーズ。1968年に結成され、2018年になんと50周年を迎えるキングズ・シンガーズのアニヴァーサリー・リリースは、「クローズ・ハーモニー」、「スピリチュアル」、「セキュラー」とテーマ分けされた3枚組の豪華BOX 。ポップ・ソングや民謡からのアレンジ、宗教曲、世俗曲の多彩な作品がテーマごとに選ばれた、すべて新録音による全60曲。来日公演を含む2018年の結成50周年記念ワールド・ツアーは、これら60曲の中から歌われる予定。ボブ・チルコットやジョン・ラッターの新作を含め、このアルバム「ゴールド」のために新たに委嘱し作曲・編曲された作品も多数収録。特に、元キングズ・シンガーズのメンバーでもあるボブ・チルコットは2曲の作曲、5曲の編曲で参加しており、チルコット・ファンも見逃せない。また、26年に渡るキングズ・シンガーズでのキャリアに終止符を打ったカウンターテナーのデイヴィッド・ハーリーに代わり、パトリック・ダナキーが新たにメンバーに加わった新体制での最初のレコーディングとなる。 | |||
ボヤージュ〜ボードレール&ゲーテ歌曲集 デュパルク:旅への誘い/ミニョンのロマンス/前世 / フォーレ:秋の歌 Op.5 No.1 /讃歌 Op.7 No.2 シャブリエ:旅への誘い(*) / シューベルト:4つのミニョンの歌 / セヴラック:ふくろう ブレヴィル:夕べのハーモニー / ドビュッシー:ボードレールの5つの詩 モーリス・ロリナ:夕べのハーモニー/噴水 メアリー・ベヴァン(S) ジョセフ・ミドルトン(P) エイミー・ハーマン(Fg;*) | |||
録音:2016年11月28日-12月1日、オール・セインツ教会、ダーラム・ロード、ロンドン。 英国ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞や英国批評家サークル賞を受賞し、オペラとコンサート・プラットフォームの両面で輝かしい活躍を見せるイギリスのソプラノ、メアリー・ベヴァン。名伴奏者ジョセフ・ミドルトンと贈る新たなリサイタル・アルバムは、フランスの天才詩人シャルル・ボードレール(1821-1867)の詩による作品を中心に、文豪ゲーテの作品を加えたプログラム。ドビュッシーやフォーレ、デュパルク、シャブリエ、ショーソンらを魅了したボードレールの詩情を、今をときめく美しきソプラノが歌う。シャブリエの「旅への誘い」では、フィルハーモニアo. の元首席ファゴット奏者、エイミー・ハーマンをフィーチャー。 | |||
ボヘミア ドヴォルジャーク:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.57 /4つのロマンティックな小品 Op.75 スク:4つのロマンティックな小品 Op.17 / ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) ヒュー・ワトキンス(P) | |||
録音:2017年3月13日-15日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、オールドバラ。 1986年ロンドン生まれ、今を輝く英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。ヒュー・ワトキンスとのニューアルバムは、チェコのドヴォルジャーク、ヤナーチェク、そしてヨセフ・スクの作品によるボヘミアン・アルバム!ロンドン・ブリッジ・トリオやアルビオン・クァルテットの第1ヴァイオリンを務め、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出されるなど、ますます活躍を拡げるウェーリー=コーエン。民族色溢れるヴァイオリンとピアノのためのレア・レパートリーでも、その才覚を存分に発揮してくれることだろう。 | |||
黄金の鎖で|王政復古前のイギリスにおけるヴァース・アンセム集 Vol.1 〜 オーランド・ギボンズ(1583-1625):コンソート・アンセム全集 見よ、あなたは私の日を束の間とされ/ほめたたえよ、おお創造主よ/ 5声のイン・ノミネ第1番/ ヨハネの証はかくのごとし/神々の中の偉大なる神よ/がっかりしないで、美しい太陽よ〔第1部/第2部〕/ 5声のイン・ノミネ第2番/栄光と力に満てる神/主を畏れるものは全て幸い/おお、まことに忠実なるすべての心よ/ 主に向かって新しい歌を歌え/ 5声のイン・ノミネ第3番/見よ、見よ、御言葉は肉体となった/神は私たちを憐れみ フレットワーク [森川麻子、エミリー・アシュトン、市瀬礼子、サム・スタッドレン、リチャード・ブースビー] ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、マグダレーナ・コンソート | |||
録音:2016年11月17日-19日、セント・ジョージ教会、ケンブリッジ、 UK 。 世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」、結成35周年を迎えたピリオド系金管楽器の達人集団「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、2008年にピーター・ハーヴィーが創設した声楽&器楽の古楽アンサンブル「マグダレーナ・コンソート」。英国が世界に誇る3つのピリオド・アンサンブルの共演による、王政復古以前のイギリスにおけるヴァース・アンセムの歴史をたどるシリーズの第1作は、この形式を代表する作曲家の1人、オーランド・ギボンズのコンソート・アンセム全集!代表作「ヨハネの証はかくのごとし」を含む、ギボンズのアンセムの妙を、フレットワークを中心としたスペシャリスト達がじっくりと聴かせる。また、LINN Recordsの世界的エンジニア、フィリップ・ホッブスがプロデューサー&エンジニアを務めており、録音にも期待が高まる。 | |||
冬の腕の中で〜ボブ・チルコット(1955):季節の音楽 ウェンセスラス/ジーザス・スプリンギング/マイ・パーフェクト・ストレンジャー/9つの贈り物/グローリアコラリス グレッチェン・クールマン指揮 カントゥス・プリモ・ユースcho.、 クラシカル・ブラス・クィンテット トッド・フィックリー(Org) ジェイムズ・シャフラン(Br) マリアン・ライアン・ヘイズ(Hp) ジュリー・アンジェリス・ベーラー(ティンパニ) | |||
録音:2017年4月19日-21日、エピファニー教会、ワシントン、 US 。 かつてキングズ・シンガーズのメンバーとして活躍し、現在は世界の合唱シーンで最も活発な活動を繰り広げている作曲家の1人であるボブ・チルコット(1955-)。アメリカの合唱団、コラリスが歌うチルコットの合唱作品集には、2015年12月にワシントンで初演された合唱と金管五重奏のための「グローリア」、ボヘミア公ヴァーツラフ1世をモデルとしたストーリーを題材としている「ウェンセスラス」などの注目作を収録。ヴィヴァルディやプーランク、そしてラッターなど大作曲家たちが繋いできた「グローリア」の歴史にまた1つ素晴らしい作品が加わる。 | |||
舞踏の芸術 〜トランペット、ピアノと弦楽のための21世紀の協奏曲集 トビー・ヤング:舞踏の芸術 / ジェフリー・ゴードン:セイント・ブルー デボラ・プリッチャード:ソンムにおける7つの休止 ニムロッド・ボーレンシュタイン:ピアノ、トランペットと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.74 サイモン・デュブルレイ(Tp) クレア・ハモンド(P) ケネス・ウッズ指揮イギリス弦楽o. | |||
録音:2015年9月18日、10月29日、 UK 。 モダーンとピリオドの双方に精通し、近現代作品を難無く吹きこなすその演奏が「鋼の唇」と激賞されている英国のトランぺッター、サイモン・デュブルレイ。Signum Classics第2弾となる、「21世紀のトランペット協奏曲集」には、今話題のイスラエル出身の作曲家、ニムロッド・ボーレンシュタイン(1969-)の新作を収録!デュブルレイに献呈されたボーレンシュタインの「トランペット協奏曲」は2016年10月28日に世界初演が行われ、当ディスクには翌29日の演奏、録音が収録されている。 | |||
偉大なる大聖堂の賛歌集 タリス:誉れと徳と力と / バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス / ギボンズ:見よ、御言葉は肉体となりぬ クロフト:われらがあなたの勝利を喜びうたい / グリーン:主よ、わが終わりを知らせたまえ ボイス:知恵はどこに見いだされるか / スタンフォード:3つのモテット Op.38 / パリー:私は歓喜した ハリス:われらにもたらしたまえ、おお主なる神よ / ハウエルズ:鹿が谷川を慕いあえぐように ケネス・レイトン:世のものなべて歌え デイヴィッド・ニューズホーム指揮カンタベリー大聖堂少女合唱団&男声cho. | |||
録音:2016年7月4日-8日、カンタベリー大聖堂、 UK 。 英国国教会の総本山であるカンタベリー大聖堂の聖歌隊は、これまでプロの男声cho. (レイ・クラークス)と、少年合唱団を主体としていたが、2014年に12歳〜18歳までの少女のみで構成される少女合唱団が初めて結成され、国際的な注目を浴びていた。このアルバムは、その少女合唱団の最初のレコーディングで、タリス、バードからスタンフォード、パリー、ハウエルズを経てケネス・レイトンまで、16世紀〜20世紀にかけての英国の偉大なる賛歌を歌う。 | |||
シベリウス:フィンランディア ドヴォルジャーク: 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」 |
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ指揮 チネケ!o. | ||
録音:2016年9月4日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、サウスバンク・センター、ロンドン。 ヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラである「チネケ!o. (Chineke! Orchestra)」は、エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. (OAE)の創設メンバーであり、首席コントラバスを30年以上に渡って務めた名手、チチ・ワノク(Chi-chi Nwanoku)が設立した「チネケ!財団」のオーケストラ。「チネケ!財団」は、「クラシック音楽の変革と多様性」をモットーとし、イギリスとヨーロッパのBME(Black and Minority Ethnic[黒人と少数民族])のクラシック・ミュージシャンへキャリアとチャンスを提供する団体で、「チネケ!o. 」と「チネケ!・ジュニアo. 」の2つを持ち活動。チネケ!o. は2017年にはBBCプロムス・デビューも予定している。デビュー・アルバムでは、西洋のクラシック音楽のなかでBMEの影響の様々な側面を含んだ作品、シベリウスの「フィンランディア」とドヴォルジャークの「新世界より」を選択。チチ・ワノクが芸術監督と首席コントラバスも務めるオーケストラの実力にご注目頂きたい。 | |||
庭の日差 〜スティーヴン・ウィルキンソン(1919-):歌曲集 グランチェスター/誇らしげなうたつぐみ/飼い葉桶で/ジョリー・ジャンキン/永遠の夏/冬の雪/ 礼拝堂/天上/アワーグラス/来れ、死よ/気難しい年寄りと若者/ある少女に/あまり長く愛してはいけない/ モード・ゴン/政治/春と秋/庭/庭の日差/ゲート・イン・ザ・ウォール/ランニング・トゥ・パラダイス/ バードスピーク/ふくろうと子猫ちゃん/風と月/キス マイリ・ローソン(S) クレア・ウィルキンソン(Ms) ジェイムズ・ギルクリスト(T) マシュー・ブルック(B) アンナ・マークランド、イアン・バックル(P) | |||
録音:2015年10月12日-14日、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス、 UK 。 BBCノーザン・シンガーズやマンチェスターのウィリアム・バード・シンガーズなど、50年以上にわたりヨーロッパ各地の合唱団で指揮者として活躍したイギリスの大ベテラン、スティーヴン・ウィルキンソン(1919年生まれ!)の歌曲集。フィンジやガーニー、クィルターなどに代表されるイギリス歌曲の伝統的なスタイルに則ったウィルキンソンの歌曲を歌う歌手たちは、ローソン、ウィルキンソン、ギルクリスト、ブルックと豪華! | |||
ロデリック・ウィリアムズ:宗教合唱作品集 レット・ナッシング・トラブル・ユー(*) /おお、導きの夜よ/クリスマス・ベル/小さい子供がそれらを導くだろう/ 愛はようこそと言った/子供たちよ、私が遣わすところへ行きなさい/賛歌/聖なる父、偉大な創造主/ なにゆえ国々は騒ぎたち/おお、世界の救世主よ/オー・アドナイ/マリアはみどりごを授かった/変わりなき三位一体/ アヴェ・ヴェルム・コルプス・リ=イマジンド/主の祈り/これがキリストの業 ラルフ・オールウッド指揮 ジョナサン・エア(P)指揮(*) 旧王立海軍カレッジ・トリニティ・ラバン・チャペルcho. | |||
録音:2017年4月21日-24日、旧王立海軍カレッジ、セント・ピーター&セント・ポール礼拝堂、グリニッジ、ロンドン、 UK 。 2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズが作曲した宗教合唱作品集。ロデリック・ウィリアムズは、バリトン歌手として目覚ましい活躍を続ける傍ら、その作品がザ・シックスティーンによってレコーディングされる(COR-16090)など、合唱作曲家としても注目を浴びている。イギリスのトリニティ・ラバン音楽院(Trinity Laban Conservatoire of Music and Dance)の聖歌隊、"旧王立海軍カレッジ・トリニティ・ラバン・チャペル合唱団"のファースト・アルバム。 | |||
グレアム・フィトキン:弦楽四重奏曲集 サーヴァント/インサイド/ア・スモール・クァルテット/アナザー・スモール・クァルテット/ストリング/ポーン サッコーニSQ | |||
録音:2016年7月26日-28日、12月5日、オール・セインツ教会、イースト・フィチリー。 イギリスのミニマル&ポスト・ミニマルの作曲家、グレアム・フィトキン。印象的なユニクロのテレビCMでも話題を呼んだ注目の現代作曲家による弦楽四重奏のための作品全集を、英国で最もダイナミックで多才な弦楽四重奏団、サッコーニ弦楽四重奏団が奏でる。ポスト・ミニマル、コンテンポラリー・アンサンブル愛好家は要注目! | |||
99ワーズ〜ジョン・タヴナー&ロクサンナ・パヌフニク:合唱作品集 ロクサンナ・パヌフニク/ジョン・タヴナー詞: 語り手、合唱とチェロのための「 99ワーズ・トゥ・マイ・ダーリン・チルドレン」 ジョン・タヴナー:合唱とチェロのための「 Svyati 」(*) /合唱のための「鏡を見て」/ 合唱のための「 Threnos 」(*) /合唱とオルガンのための「マハ・マヤ」 ロクサンナ・パヌフニク:合唱とオルガンのための「ヘヴンリー・ハーモニー」/ 合唱とオルガンのための「ザ・タブレット・オヴ・ユア・ハート」 マシュー・バーリー:チェロのための「タヴナーの主題による即興」 スージー・ディグビー指揮ヴォーチェ室内cho. マシュー・バーリー(Vc) サイモン・ラッセル・ビール(語り) ジェイムズ・シャーロック(Org) | |||
録音:2017年3月31日、セント・ジョンズ教会、イズリントン/2017年4月1日、セント・オーガスティン教会、キルバーン、すべて UK 。 (*)を除き世界初録音。 アンジェイ・パヌフニクの娘であり、SignumやChandos、Coro、Delphianなどのレーベルから多くの作品が録音されるなど、世界で注目を高めているポーランド系イギリス人作曲家、ロクサンナ・パヌフニク。「99 Words to my Darling Children(私のダーリンの子供たちへの99の言葉)」は、ジョン・タヴナー(1944-2013)が残したテキストにロクサンナ・パヌフニクが音楽を付けた作品で、セント・ポール大聖堂の聖歌隊員として活躍した経歴を持つイギリスの名優サイモン・ラッセル・ビールのナレーション、ヴィクトリア・ムローヴァの夫君でありイギリスのトップ・チェリストであるマシュー・バーリーのチェロが加わる。 | |||
ラッスス:シビュラの預言 / エリオット・コール:あなたがいちじくの木の下にいるのを見た ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお, 魂の牧者よ/三位一体のために ガブリエル・クラウチ(ディレクター)ガリカントゥス | |||
録音:2016年10月24日-26日、聖マイケル教会、ハイゲート、ロンドン、 UK 。 )ガリカントゥスは、ガブリエル・クラウチ、クリストファー・ワトソンなど、タリス・スコラーズ、キングズ・シンガーズ、テネブレでの演奏経験を持つ名歌手たち構成されるイギリスの男声ア・カペラ・グループ。 | |||
パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-):合唱作品集 カンターテ・ドミノ/シェイクスピアのソネット/ デイライト・ディクラインズ/ レスポンソリア・テネブレ/哀歌/至福の教え |
ナイジェル・ショート指揮 テネブレ | ||
録音:2016年5月10日-12日、セント・オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン。 現代合唱界で注目を浴びるポーランドの作曲家、パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-)の合唱作品集。ウカシェフスキは現在ショパン音楽アカデミーやシュチェチン芸術アカデミーで作曲を教えており、彼の作品は50を超えるアルバムに録音されている。ヨーロッパの宗教音楽の最前線として活躍し、日本の合唱界でも根強い人気を誇るウカシェフスキの新たなレパートリー(2010年〜2015年頃の作品)を、ナイジェル・ショート&テネブレの緻密なアンサンブルでお贈りする。 | |||
リバティ〜オリヴァー・デイヴィス(1972-): スパイラル(ヴァイオリン、ピアノ&弦楽)/バッカス(管弦楽)/チェロ協奏曲「モルフェウス」/ リバティ(ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノ&弦楽)/ロスト・レイク(ヴァイオリン、弦楽)/ ソナー(ヴァイオリン、ピアノ&弦楽)/チリンガム(ソプラノ、ピアノ&弦楽アンサンブル) ポール・ベイトマン指揮ロイヤルpo. ケレンザ・ピーコック、ジョナサン・ヒル(Vn) ティモリー・リダウト(Va) エマ・ヒースコート(Vn/Va) キャサリン・ジェンキンソン(Vc) ヒュー・ワトキンス(P) グレイス・デイヴィッドソン(S) | |||
録音:2017年8月29日、エア・リンドバースト・スタジオ、ロンドン&ウィー・ライト・ミュージック・スタジオ。 英国王立音楽アカデミーで研鑽を積んだイギリスの若手作曲家オリヴァー・デイヴィス。「フライト」(SIGCD-411)、「シーズンズ」(SIGCD-437)、「ダンス」(SIGCD-469)に続く4作目のアルバム「リバティ」は、ヴァイオリンやチェロ、ソプラノなどと弦楽アンサンブル、オーケストラとの協奏的作品集。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 メンデルスゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調 ミンジョン・キム(P) ジョルト=ティハメール・ヴィションタイ(Vn) クレメンス・シュルト指揮フィルハーモニアo. | |||
録音:2017年3月28日-29日、セント・オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン。 ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、アソシエイト・オヴ・ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック(ARAM)を授与されたスタインウェイ・アーティスト、ミンジョン・キム。伝説的ヴァイオリニスト、ルッジェーロ・リッチからは「並外れた才能のピアニスト(exceptionally talented pianist)」と賞賛され、ルッジェーロ・リッチのマスタークラスではピアニストに選ばれている。ロンドンを拠点に国際的に活動しているミンジョン・キムは、2008年に共演して以来、フィルハーモニアo. と、そしてコンサートマスターのツォルト=ティハメール・ヴィションタイとも定期的にコラボレーションを行っており、今回のアルバムが実現。若きメンデルスゾーンが書いた二重協奏曲(ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲)では、ジョルト=ティハメール・ヴィションタイとミンジョン・キムの華麗な対話が披露される。 | |||
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」/前奏曲 ヘ短調 WoO.55 / ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90 /12のコントルダンス WoO.14 /ポロネーズ ト長調 Op.89 アレッシオ・バックス(P) サイモン・オーヴァー指揮サウスバンク・シンフォニア | |||
録音:2017年4月19日-20日、聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン、 UK 。 1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。近年は、BPOの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴びるバックス。「月光」や「ハンマークラヴィーア」などのピアノ・ソナタを収録したアルバム(SIGCD-397)に続くバックスのベートーヴェンは「皇帝」。2016年に行われたライヴ・パフォーマンス(イタリア)でも絶賛を浴びたという。伴奏は、モーツァルトのピアノ協奏曲集(SIGCD-321)でも高い評価を得たサイモン・オーヴァーとサウスバンク・シンフォニアのコンビ。 | |||
ライト・ディヴァイン〜 ボーイ・ソプラノとアンサンブルのためのバロック音楽〔編曲:ベネット(*)、オーレスキョル(#)〕 ヘンデル:協奏曲 ヘ長調 HWV.331 (*) /神の光の永遠の泉 HWV.74 / トリオ・ソナタ第4番 ト長調 Op.5 No.4, HWV.399 〜パッサカリア(*) / どんな情熱が音楽を盛り上げたり静めたりできないだろうか HWV.76 / 狩りにて(女猟師ディアナ) HWV.79 (*) アルビノーニ:「ラ・スタティーラ」〜新たな恐ろしい戦争が起こる フィリップ・ヤーコプ・リットラー:7声のチャコーナ ラモー:「イポリートとアリシ」〜リトルネロ(*/#) /「レ・ボレアド」〜アバリスの入場/ 「カストールとポリュックス」〜悲しみの支度(*/#) /「ゾロアストル」〜バレエ・フィギュアとエール(*) / 「プラテー」〜嵐(*/#) /「ナイス」〜何が私を抑えているのか私は知らない/ 「優雅なインドの国々」〜シャコンヌ(*) アクセル・リクヴィン(ボーイS) MIN アンサンブル マーク・ベネット(Tp/芸術監督) ラザール・ミレティッチ(アンサンブル・ディレクター) | |||
録音:2017年7月4日-7日、ヤール教会、ノルウェー。 2003年生まれのノルウェーのボーイS、アクセル・リクヴィン待望の第2弾が登場!アクセル・リクヴィンは、ノルウェー・ナショナル・オペラ&バレエの少年合唱団、オスロ大聖堂の少年聖歌隊で神童ぶりを発揮し、わずか12歳でナイジェル・ショート&エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. と共演しCDデビュー。2017年にはノルウェー・グラミー賞と呼ばれる「スペルマン賞」で「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしている。待望のセカンド・アルバムは、ノルウェー有数のプロ室内楽団の一つ、MINアンサンブルと共演したバロック音楽集。美しいボーイSの歌声で贈るヘンデルやラモーを中心としたボーイSとアンサンブルのための音楽は、ボーイS.ファンにも古楽ファンにもオススメ。また、アクセル・リクヴィンは2017年の秋には声変わりを迎え、現在はバリトンのオペラ歌手として新たなキャリアを歩んでおり、このアルバムはボーイSとしてのアクセルの無垢な歌声を記録した貴重な録音となる。 | |||
ベートーヴェン・アンバウンド〜ピアノ・ソナタ全集 〔第1番−第32番〕/創作主題による6つの変奏曲 ト長調 Op.34 /幻想曲 ト短調 Op.77 / バガテル イ短調 WoO.59「エリーゼのために」/アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57 / 創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35「エロイカ変奏曲」/7つのバガテル Op.33 / 6つのバガテル Op.126 /32の変奏曲 ハ短調 WoO.80 / ディアベッリのワルツによる33の変奏曲 ハ長調 Op.120「ディアベッリ変奏曲」 スィール・ウィリアムズ(P) | |||
録音:2014年-2017年、ウィグモア・ホール、ライヴ。 ウェールズ出身のピアニスト、スィール・ウィリアムズは、2010年から開始したベートーヴェン・サイクルで現代最高峰のベート7ーヴェン弾きの一人として認められ、エディンバラのグレイフライヤーズ教会で行われた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は、2012年に「サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォード」を受賞している。このアルバムは、2014年〜2017年にかけて行われた、ウィグモア・ホールと王立ウェールズ音楽大学(RWCMD)の2つの「ピアノ・ソナタ全曲演奏会」の成功を記念してリリースされるもので、ウィグモア・ホールで行われた9日間のライヴを収録。曲目は年代順ではなく主に演奏会で行われた順番に並べられ、各CDがミニ・リサイタル・プログラムとなるよう考案。ピアノ・ソナタ全32曲に加え、「ディアベッリ変奏曲」や「エリーゼのために」を含む、様々な変奏曲、バガテル集なども加えた充実のベートーヴェンBOXとなる。 | |||
ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):4声のコンソート・ミュージック全集 ファンタジア〔第1番−第9番(*) /第10番−第17番(#) 〕/パヴァン〔ニ短調(*) /ホ短調(#) 〕 フレットワーク [森川麻子(トレブル・ヴィオール) 市瀬礼子(テナー・ヴィオール) サム・スタッドレン(テナー・ヴィオール;*) エミリー・アシュトン(テナー・ヴィオール;#) リチャード・ブースビー(バス・ヴィオール)] | |||
録音:2016年1月18日-20日、聖マグダラのマリア教会、シェアボーン、グロスタシャー、 UK 。 2016年に設立30周年を迎えた世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」の新録音は、ジョン・ジェンキンズのコンソート・ミュージック。ジョン・ジェンキンズ(1592-1678)は、1580年から1650年に亘るイギリスのコンソート・ミュージック黄金時代を生き、ヴィオール作品の発展に大きな影響を与えた作曲家。極めて高い完成度でヴィオール・コンソートのための傑作を数多く遺したジェンキンズの作品のなかから、「4声」のための作品をすべて収録。森川麻子、市瀬礼子を始めとする世界的名手たちの演奏で、心地よい旋律と巧みな対位法による豊かな音楽の会話が生まれる。 | |||
ルイス・ライト:ヴィブラフォンとピアノのための二重奏曲集 ファイア&フロウ/運命の女神/アン・アブセンス・オヴ・ハート/小野小町/東京'81 /サティ/キンタマーニ ルイス・ライト(ヴィブラフォン) キット・ダウンズ(P) | |||
イギリスのヴィブラフォン奏者、作曲家、ドラマー、ルイス・ライトのデビュー・レコーディング。イギリスの鬼才ジャズ・ピアニスト、キット・ダウンズをフィーチャーした、全曲自作のヴィブラフォンとピアノのためのデュエット集。ヴィブラフォン奏者として、2016年に「Downbeat International Critics Poll」の「ライジング・スター」にノミネートし、「Parliamentary Jazz Awards2016」では「Ensemble of the Year」を受賞した才気溢れるヴィブラフォン奏者にご注目。 | |||
ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 Op.27 | ウラディーミル・アシュケナージ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2015年11月5日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、 UK 、ライヴ。 シグナム・クラシックス(Signum Classics)の「フィルハーモニアo. シリーズ」で新たにスタートした、ウラディーミル・アシュケナージのラフマニノフ・チクルス!桂冠指揮者として良好な関係を継続しているフィルハーモニアo. とのプロジェクトとして、自身の指揮者としての代名詞でもあるラフマニノフの交響曲全集。第2弾は、2015年11月にサウスバンク・センターのロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われたライヴ! 80年代にコンセルトヘボウo. と、また21世紀に入ってからはシドニーso. と、いずれも名盤の誉れが高い全集録音を残しているアシュケナージ。2017年に発売された「交響曲第1番(SIGCD-484)」は、英BBCミュージック・マガジンでは「おそらく、アシュケナージの交響曲録音のなかでもっとも満足のいくもの」と激賞され、レコード芸術の海外盤REVIEWでも「今月の特選盤」&「特筆すべき音質優秀盤」に選定されるなど絶大な評価を得ている。 | |||
シューベルト:連作歌曲集「冬の旅」 D.911 (ジェレミー・サムズによる英語版) |
ロデリック・ウィリアムズ(Br) クリストファー・グリン(P) | ||
録音:2017年2月13日-15日、聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン、 UK 。 2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズ。歌曲、オペラ、宗教曲など数多の公演・録音に参加するロデリック・ウィリアムズの新たなレコーディング・プロジェクトは、シューベルトの3つの歌曲を英語に翻訳して歌うというユニークな企画で、第1弾は名作「冬の旅」の英語版。翻訳はイギリスの指揮者、作編曲家、作家、作詞家、翻訳家として幅広く活躍するジェレミー・サムズによる物。続編として「岩の上の羊飼い」、「美しき水車小屋の娘」を予定している。 | |||
ホワイト・ライト〜ザ・スペース・ビトゥイーン ペルト:シルワンの歌 / 即興(ヴァイオリン、サロード) / ヴァスクス:遠い光 / 即興(サロード、タブラ) タヴナー:神の母よ、わたしはここに立つ(サロード即興付き) / 即興(喉歌) タヴナー:神の母よ、わたしはここに立つ / 即興(ヴァイオリン、チェロ) ジョージ・ハリスン:ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー / 即興(タブラ) ペルト:カントゥス〜ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌 / 即興(室内管弦楽) レノン&マッカートニー:アクロス・ザ・ユニヴァース / アムジャッド・アリ・カーン:ラーグ・バイラヴィ ヒューゴ・ティチアーティ(Vn/芸術監督)オー・モダーン・チェンバーo. マシュー・バーリー(Vc) ソウミク・ダッタ(サロード) スクヴィンダー・ピンキー・シン(タブラ) ギャレス・ルベ(喉歌) | |||
録音:2017年8月13日-20日、ダンデリード・ピエトロ教会、スウェーデン/ 2017年12月18日、ヨハネス教会、デュッセルドルフ、ドイツ。 指揮者ロビン・ティチアーティの兄であるヴァイオリニスト、ヒューゴ・ティチアーティがSignum Classicsから登場!イギリス生まれのヒューゴ・ティチアーティは現在はスウェーデンを拠点に活動しており、スウェーデンで行われる音楽祭、"フェスティヴァル・オー・モダーン(Festival O. MODERNT)"を主宰。音楽活動に文学や哲学、芸術、スピリチュアルなインスピレーションを取り入れるヒューゴ・ティチアーティが、音楽祭のオーケストラであるオー・モダーン・チェンバーo. と共に、マシュー・バーリーのチェロやインド民族楽器のサロード、タブラ、喉歌(オーバートーン・シンギング)とコラボレーション。アルヴォ・ペルト、ジョン・タヴナー、ペーテリス・ヴァスクスの音楽に、ビートルズ、インド古典音楽のラーガ、そして様々な編成によるインプロヴィゼーション(即興)を組み合わせ、独自の音楽を創造する。 | |||
リスト: トッカータ S.197a /凶星! S.208 /子守歌 S.198 /調性のないバガテル S.216a /別れ S.251 / 諦め S.263 (187a) /眠れぬ夜、問いと答え S.203 /夢の中に S.207 /灰色の雲 S.199 / グレートヒェン(ファウスト交響曲より) S.513 /ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 ルシル・チョン(P) | |||
録音:2017年2月14日-16日、サフラン・ホール、 UK 。 シャルル・デュトワが指揮するモントリオールso. にソリストとして招かれ、10歳という若さで華々しいデビューを果たしたモントリオール出身の才女ルシル・チョン。イタリアの貴公子アレッシオ・バックスのデュオ・パートナー(&夫人)としてSignumに登場し、プーランクのピアノ作品集(SIGCD-455)でソロ・デビューを果たしたルシル・チョンのソロ・アルバム第2弾。ラザール・ベルマンに学んだ最初の女性ピアニストであり、ドイツのヴァイマルで行われた第1回フランツ・リスト国際ピアノ・コンクールで第2位に輝いたルシル・チョンが、大作「 ロ短調ソナタ」を含む、フランツ・リストの技巧的で魅力溢れる作品集を弾く。 | |||
モーツァルト・イン・ロンドン モーツァルト:交響曲〔第1番 変ホ長調 K.16 /第4番 ニ長調 K.19 /ヘ長調 K.19a 〕/ 演奏会用アリア「行け、怒りにかられて」 K.21 トマス・アーン: オラトリオ「ジュディス」より〔 Sleep, gentle Cherub! / O torment great 〕(*) / 歌劇「アルタクセルクセス」より〔 Amid a thousand racking woes / O too lovely 〕 歌劇「出し抜かれた後見人」〜 O Dolly, I part (*) / 歌劇「シリアのアドリアーノ」より〔 Deh lascia, o ciel pietoso (*) / Cara la dolce fiamma 〕/ J.C.バッハ:チェンバロ協奏曲 ニ長調 Op.1 No.6 /歌劇「エツィオ」〜 Non so d 'onde viene (*) / 歌劇「ベレニーチェ」〜 Confusa, smarrita (*) エギーディオ・ドゥーニ(1708-1775):歌劇「粉屋の乙女」〜 To speak my mind of womankind (*) サミュエル・アーノルド(1740-1802)::歌劇「粉屋の乙女」〜 Hist, hist! I hear my mother call (*) ジョヴァンニ・バッティスタ・ペシェッティ(1704頃-1766):歌劇「エツィオ」〜 Caro mio bene, addio (*) ジョージ・ラッシュ(1760以前-1780):歌劇「気まぐれな恋人たち」より(*) 〔序曲/ Thus laugh 'd at, jilted and betray 'd 〕 ウィリアム・ベイツ(1750以前-1780):歌劇「ファルナケス」〜 In this I fear my latest breath (*) ダヴィデ・ペレス(1711-1778):歌劇「ソリマーノ」〜 Se non ti moro a lato (*) カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):交響曲 変ホ長調 Op.7 No.6 ベン・ジョンソン、ロバート・マーレイ(Vo) スティーヴン・ディヴァイン(Cemb)他 イアン・ペイジ指揮モーツァルティスツ | |||
(*)は世界初録音。 クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、「モーツァルティスツ」のレコーディング第2弾は、1764年〜1765年に幼きモーツァルトが過ごしたロンドン時代の音楽を集めた「モーツァルト・イン・ロンドン」。わずか8歳で作曲したモーツァルト最初の交響曲から、トマス・アーンや「ロンドンのバッハ」ことJ.C.バッハを始めとする様々な作曲家の知られざるアリアを俯瞰。 | |||
アドヴェント・ライヴ ブリテン:聖コルンバの祈り / ジェイムズ・バートン:明日はわたしが踊る日 ヴォーン・ウィリアムズ/クリストファー・ロビンソン編曲:天から送られた真実 イアン・ショウ:アダムは囚われ横たわり(*) / 伝承曲/スティーヴン・クローバリー編曲:さくらんぼのキャロル ジェイムズ・ロング:目覚めていよ(*) / パレストリーナ:人が神より遣わされぬ ギボンズ:これはジョンの記録 / マルコム・アーチャー:シナノキのキャロル(*) ジョン・ジュベア:かくも気高きバラはない / ティム・ワッツ:ザ・バース・オヴ・スピーチ(*) バスクのキャロル/エドガー・ペットマン編曲:大天使ガブリエルが天からやってきた フランシス・ジャクソン:わたしはその花を知っている / アラン・ブラード:幼児キリストに栄光あれ ポール・コモー:世の光 / イアン・ショウ:わたしは乙女について歌う(*) 伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:明日はわたしが踊る日 ジュディス・ビンガム:ザ・クラウデッド・ヘヴン / デイヴィッド・ベドナル:ノエ・ノエ アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. | |||
録音:2014年-2017年、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、 UK | (*)は世界初録音。 1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のクリスマス・アルバムは、ほぼ毎年BBCラジオ3で放送されている彼らのアドヴェント・サーヴィスの中から、2014年〜2017年までに行われたのライヴを収録。伝統的なキャロルやパレストリーナ、ギボンズらのルネサンスの聖歌、ブリテンやヴォーン・ウィリアムズら近代英国の讃歌を入れつつ、ジュディス・ビンガムやデイヴィッド・ベドナル、ジョン・ジュベアなど、現代のリーディング・コンポーザーたちの作品(そのうち5曲は世界初録音)を中心にした、セント・ジョンズ・カレッジならではのプログラム。 | |||
ばらのマニフィカト ケネス・レイトン:オヴ・ア・ローズ・イズ・オール・マイ・ソング / トマス・タリス:主のみ母の奇跡を見よ ピーター・ウォーロック:4月の霧のように / ロバート・ホワイト:マニフィカト ジェイムズ・マクミラン:めでたし海の星 / ジョン・シェパード:めでたし海の星 オーワイン・パーク(1993-):めでたし海の星 / ロバート・ウィルキンソン:ようこそ天の女王 ハーバート・ハウエルズ:ようこそ天の女王 / ジョナサン・レイン:かくも麗しいバラはない マシュー・マーティン(1976-):ローズ・マニフィカト ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート | |||
録音:2017年6月12日-14日、ロムジー修道院、 UK 。 古楽界の鬼才ポール・マクリーシュとガブリエリ・コンソートの代名詞となった"大編成"「オラトリオ」と対を成すもう1つのプロジェクトである"小編成"「合唱作品集」。イングランド・ルネサンスのタリスやホワイト、シェパードから、20世紀のマクミラン、ハウエルズ、レイトン、ウォーロック、そしてマシュー・マーティンやオーワイン・パークといったイギリスの若き作曲家まで。聖母マリアの象徴であるバラ(Rose)をテーマに、聖母マリアへと捧げられたイギリスの数世紀にわたる広範なコレクションを探求。 | |||
ヴィヴァルディ&ヘンデル ヘンデル:カンタータ「風よ静まれ」 HWV.242 /グローリア HWV.deest /めでたし女王(サルヴェ・レジナ) HWV.241 ヴィヴァルディ:モテット「まことの安らぎはこの世にはなく」 RV.630 グレース・デイヴィッドソン(S) エンシェント室内o. | |||
録音:2015年4月27日-29日、2017年1月14日、オール・ハロウズ教会、ゴルペル・オーク、ロンドン。 ジョン・エリオット・ガーディナー、ポール・マクリーシュフィリップ・ヘレヴェッヘ、ハリー・クリストファーズ、ピーター・フィリップスら古楽界の巨匠と共演してきた英国を代表する古楽系ソプラノ、グレース・デイヴィッドソン。クリストファー・ホグウッドが創設した名門ピリオド楽器オーケストラ、エンシェント室内o. (AAM)との共演によるヘンデル&ヴィヴァルディ・アルバムが、Signum Classicsから登場。タリス・スコラーズやザ・シックスティーンのメンバーとしても活躍し、特にザ・シックスティーンとのレコーディングではヘンデルの「イェフタ」(COR-16121)やモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」(COR-16126)など、10年間に渡り多くの名盤に参加してきたグレース・デイヴィッドソンが、得意のバロック・レパートリーで清らかな歌声を響かせる。コンサート・マスターのボヤン・チチッチを始め、ヨーロッパの名立たるバロック・ミュージシャン達が参加するエンシェント室内o. の真摯な演奏もポイント。 | |||
タンゲロ〜南アメリカからの音楽 ピアソラ:リベルタンゴ/オブリビオン/勝利/アディオス・ノニノ/バチンの少年/ブエノスアイレスの夏/天使のミロンガ アンヘル・ビジョルド:エル・チョクロ / ヘラルド・マトス・ロドリゲス:ラ・クンパルシタ カルロス・ガルデル:想いの届く日 / エラディア・ブラスケス:凧の夢 ロラン・ディアンス:タンゴ・アン・スカイ / ジスモンチ:水とワイン / ジョアン・ペルナンブコ:鐘の音 ヂレルマンド・ヘイス:もしも彼女が尋ねたら / アントニオ・ラウロ:エル・マラビノ/ベネズエラ風ワルツ〔第2番/第3番〕 アベル・フレウリ:デ・バス・ミロンガ / エルネスト・コルデロ:ミロンガ / フリオ・サグレラス:ヴィオレタス クリストフ・デノート(G) | |||
録音:2017年12月5日-8日、2018年1月23日-28日、メドウ・ハウス・スタジオ、ウォンテジ。 1993年の第35回パリ国際ギター・コンクールなど数々の受賞歴を誇る、スイス、バーゼル生まれのクラシック・ギタリスト、クリストフ・デノートのSignum Classics第4弾は南米アルバム。異なる文化を吸収し多彩に発展してきた南アメリカのリズム、ハーモニー、メロディをギターで表現。 | |||
ニオベ〜リチャード・ブラックフォード(1954-): ニオベ、愛する者/ニオベ、冒涜する者/ニオベ、弁解する者/ニオベ、嘆く者 タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) ベン・ジャーノン指揮チェコpo. | |||
録音:2017年11月13日、ドヴォルジャーク・ホール、プラハ、チェコ|収録時間:約23分。世界初録音。 1986年ロンドン生まれ、ロンドン・ブリッジ・トリオやアルビオン・クァルテットの第1ヴァイオリンを務め、2016-2018シーズンのECHOライジング・スターズに選出されるなど、今を輝く英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。2017年には作曲家である妹のフレイヤ・ウェーリー=コーエンによる作品をレコーディングし、現代音楽における実力も証明したウェーリー・コーエンが、今度はリチャード・ブラックフォード(1954-)の新作コンチェルトをレコーディング! リチャード・ブラックフォードは、フルオーケストラと自然界の野生の音を共存させた「グレート・アニマルo. 」(NI-6274)が話題を呼んだイギリスの注目作曲家。「ニオベ(ニオベー/ NIOBE)」は、チェコ・フィルの委嘱により作曲され2017年11月11日にプラハで初演された、ギリシャ神話の登場人物ニオベをモチーフとしたヴァイオリンと管弦楽のための作品。2019年2月には読売日本so. との共演も予定されているウェーリー=コーエンが鋭く描く、ブラックフォードの新作にご注目頂きたい。 | |||
ラフマニノフ: 交響曲第3番 イ短調 Op.44 /交響的舞曲 Op.45 |
ウラディーミル・ アシュケナージ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2016年3月3日、4月14日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、 UK 、ライヴ。 アシュケナージのラフマニノフ交響曲全集、最終巻となる第3弾。 80年代にコンセルトヘボウo. と、また21世紀に入ってからはシドニーso. と、いずれも名盤の誉れが高い全集録音を残しているアシュケナージ。2017年に発売された「交響曲第1番(SIGCD-484)」は、英BBCミュージック・マガジンでは「おそらく、アシュケナージの交響曲録音のなかでもっとも満足のいくもの」と激賞され、レコード芸術の海外盤REVIEWでも「今月の特選盤」&「特筆すべき音質優秀盤」に選定。続く「交響曲第2番(SIGCD-530)」も、レコード芸術海外盤REVIEWで「今月の特選盤」&「特筆すべき音質優秀盤」に選ばれ「間違いなくアシュケナージの最高傑作」と激賞されている。 | |||
ヴォーン・ウィリアムズ: ミサ曲 ト短調/テ・デウム ト長調/すべての国人よ/5つの神秘的な歌〜アンティフォン/ ウェールズの讃美歌による3つの前奏曲〜ロージメードル/主の恵みふかきことを味わい知れ/ 天の父への祈り/もろもろの民よ、手をうち/主よ、あなたは世々われらのすみかでいらせられる アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. | |||
録音:2017年7月17日-20日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル、ケンブリッジ、 UK 。 1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。 Signum Classics 移籍後も、第1弾となったジョナサン・ハーヴィーの合唱作品集(SIGCD-456)がBBCミュージック・マガジン賞で合唱部門を受賞するなど大きな存在感を放っているセント・ジョンズ・カレッジ合唱団の2018年リリースは、1918年の第一次世界大戦終戦100周年を記念したヴォーン・ウィリアムズの宗教合唱作品集。ヴォーン・ウィリアムズは終戦後に音楽活動を再開してから、宗教音楽の創作に本格的に取り組み始めており、このアルバムに収録された作品の多くも、この次期に書かれている。 | |||
くるみ割り人形と私〜チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より [編曲:チャイコフスキー(無印)、エシポフ(*)、サザーランド(#)、プレトニョフ(+) ] 〔情景/小序曲(*) /第1幕のオープニング(#) /行進曲(+)/戦い=雪の中のパ・ド・ドゥ(#/+) / 金平糖の精の踊り(+) /タランテラ(+) /アラビアの踊り(*) /ロシアの踊り[トレパーク](+)/中国の踊り(+) / 葦笛の踊り(*) /パ・ドゥ・ドゥ(+)/花のワルツ(編曲:グレインジャー)/第2幕の終曲(#) アレクサンドラ・ダリエスク(P) リンジー・ラッセル(語り) | |||
録音:2017年10月20日、オール・セインツ教会、ロンドン(語りを除く)。 コンセルトヘボウ、ロイヤル・アルバート・ホール、カーネギー・ホールへのデビューを果たし、アンドラーシュ・シフから高く評価されたルーマニア出身の女流ピアニスト、アレクサンドラ・ダリエスクのシグナム・クラシックス(Signum Classics)第2弾。第1弾(SIGCD-441)では、チャイコフスキーのピアノ協奏曲とプレトニョフ編ピアノ版「くるみ割り人形」を披露したダリエスクが、今度はオリジナル・プロデュースによる新たな「くるみ割り人形」を創出。ダリエスクがパフォーマンス&プロデュースする「くるみ割り人形と私(The Nutcracker and I)」は、ダリエスク自身がピアニストを夢見る少女となり、ミハイル・プレトニョフやパーシー・グレインジャーといった著名な音楽家、イングリッシュ・ナショナル・バレエの音楽監督ギャヴィン・サザーランド、「くるみ割り人形」の優れたアレンジで知られるステファン・エシポフらによるそれぞれのピアノ編曲版を組み合わせ、作家&クラシック音楽ライターのジェシカ・ダッチェンが書いた新バージョンのストーリーとともに、バレリーナとディジタル・アニメーションを融合させた舞台を作り上げるスペシャル・プロジェクト。 | |||
天の鳥〜ロクサンナ・パヌフニク:合唱作品集 アンエンディング・ラヴ(*) /天の鳥サルヴェ・レジナ/オー・ハーケン/ Since We Parted /子守歌/ 聖パンクラスのマニフィカトとヌンク・ディミッティス/ Deus est Caritas /聖エイダンの祈り/天の子 ジェフリー・スキッドモア指揮エクス・カセイドラ、ミラプフェスト(*) | |||
録音:2018年1月19日-20日、バーミンガム大学、 UK 。 アンジェイ・パヌフニクの娘であり、SignumやChandos 、Coro 、Delphianなどのレーベルから多くの作品が録音されるなど、世界で注目を高めているポーランド系イギリス人作曲家、ロクサンナ・パヌフニク(1968-)。ジョン・タヴナーのテキストにロクサンナ・パヌフニクが音楽を付けた話題作「99ワーズ(SIGCD-519)」に続くSignum Classicsからのリリースは、パヌフニクの生誕50周年を記念した録音。英国古楽界の名指揮者ジェフリー・スキッドモアが率いるバーミンガムのピリオドo. &合唱団、エクス・カセイドラがパヌフニクの50歳を厳粛に祝う。インドの詩人ラビンドラナート・タゴールの詩に基づく「アンエンディング・ラヴ(Unending Love)」では、インド音楽の芸術団体「Milapfest」が参加。 | |||
テレマン: 無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア TWV.40: 26-37 (1735頃/2015年発見) 〔第1番 ハ短調/第2番 ニ長調/第3番 ホ短調/第4番 ヘ長調/第5番 変ロ長調/第6番 ト長調/ 第7番 ト短調/第8番 イ長調/第9番 ハ長調/第10番 ホ長調/第11番 ニ短調/第12番 変ホ長調〕 リチャード・ブースビー(ヴィオラ・ダ・ガンバ) | |||
録音:2017年7月17日-19日、セント・メアリー・モードリン教会、シェボーン、グロスタシャー。 ニコラウス・アーノンクールとチャールズ・メドラムに学び、パーセル・クァルテット、フレットワークの創設メンバーとして英国古楽界を牽引、現在はロンドンの王立音楽カレッジでヴィオラ・ダ・ガンバを教える名手、リチャード・ブースビーのソロ録音がSignum Classicsからリリース! 楽譜が出版されたものの消失していた当作は2015年春、約280年ぶりに再発見された。ヴァイオリン、フルート(・トラヴェルソ)、チェンバロのための傑作群と同じく、急成長するハンブルクのアマチュア市場に耳を傾けたテレマンが作曲したファンタジアは、楽器の多彩なテクニックが使われ、多様性に満ちた作品。21世紀の古楽界最大の発見の1つと言われるテレマンの失われていた無伴奏ファンタジアが、リチャード・ブースビーの類まれなテクニックと感性によって蘇る。 | |||
プライズ・マイ・ソウル〜ケンブリッジ・ジーザス・カレッジからの人気賛美歌集 ジョン・ゴス:プライズ・マイ・ソウル / トマス・タリス:栄光あれ, わが神よ ウィリアム・クロフト:主よ, わが助けよ / リチャード・レッドヘッド:ちとせの岩よ モーリス・ベヴァン: There 's a wideness in God's mercy / エドワード・ミラー:さかえの主イエスの クレメント・スコールフィールド:この日も暮れゆきて / J. B. ダイクス:聖なる, 聖なる, 聖なるかな ウィリアム・ H.ファーガソン:いと高きところには栄光 / ベートーヴェン:み神の愛をば(歓喜の歌) ハウエルズ:われらの望みは / フランシス・ジャクソン: For the fruits of his creation イングランド民謡/V.ウィリアムズ: He who would valiant be / アイアランド: My song is love unknown シリル・テイラー: Sing we of the blessed Mother / オーランド・ギボンズ:静かに涙を流しながら ジェシー・アーヴァイン:主は我が牧者 / V.ウィリアムズ:聖霊の神 / W. H.モンク:日暮れて四方は暗く デイヴィッド・マナーズ: How shall we sing salvation 's song / ジョン・バーナード:勝利のキリスト リチャード・ピネル指揮ケンブリッジ・ジーザス・カレッジcho. | |||
録音:2018年1月9日-12日、ジーザス・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ大学、 UK 。 1496年創設という長い歴史と伝統を誇るケンブリッジ大学のジーザス・カレッジの合唱団。音楽監督のリチャード・ピネルは、かつてウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの副音楽監督を務めたヴィルトゥオーゾ・オルガニスト。「イギリスの四大賛美歌」と呼ばれる「さかえの主イエスの」や「ちとせの岩よ」、ベートーヴェンの歓喜の歌に基づく「み神の愛をば」など、世界で親しまれている人気の賛美歌を歌う。 | |||
ハールレム、聖バフォ教会のオルガン J.S.バッハ/メッセレル編曲:パルティータ第2番 BWV.1004 〜シャコンヌ ブクステフーデ:トッカータとフーガ ヘ長調 BuxWV.157 J.S.バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV.659 /我らの救い主なるイエス・キリスト BWV.688 メンデルスゾーン:ソナタ ニ短調 Op.65 No.6 / ロイプケ:詩篇第94篇によるソナタ ジョセフ・ノーラン(Org) | |||
録音:2017年9月26日-27日、聖バフォ教会、ハールレム、オランダ。 シャルル=マリー・ウィドールのオルガン交響曲全集(全5巻)を完成させ国際的に高く評価されている名オルガニスト、ジョセフ・ノーラン。Signum Classicsからの10枚目となるアルバムは、オランダ、ハールレムのシンボルともなっている大教会、聖バフォ教会のオルガンを使用。1738年にクリスティアン・ミュラーによって建造されたこのオルガンは、モーツァルトやヘンデル、そしてメンデルスゾーンらの作曲家たちが弾いたという記録も残されている。 | |||
モーツァルト: カンタータ「聖墓の音楽」 K.42 (35A) (1767年原典版)/歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」(1768年原典版) アンナ・ルツィア・リヒター(S;天使、バスティエンヌ) ジャック・インブライロ(Br;霊魂) アレッサンドロ・フィッシャー(T;バスティアン) ダレン・ジェフリー(B−Br;コラ) イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラ | |||
録音:2018年1月7日-9日、ブラックヒース・コンサート・ホール、ロンドン、 UK 。 モーツァルトとその同世代の作曲家たちの音楽のスペシャリスト、イアン・ペイジが1997年に設立し、今、イギリスで最もエキサイティングと称されるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラ。モーツァルトのオペラの全曲録音完成を目指すクラシカル・オペラのレコーディング・プロジェクト最新作は、モーツァルトの歌劇のなかで唯一、劇場ではなく民家での演奏のために書かれた1幕のオペラ(ジングシュピール)「バスティアンとバスティエンヌ」と、キリストの死を嘆く天使と霊魂の対話を描いたカンタータ「聖墓の音楽」、神童時代のモーツァルトが作曲した2作品を収録。これまで数々のモーツァルト・オペラの「原典版」の演奏・録音で評価されてきたイアン・ペイジの優れた解釈はもちろん、アンナ・ルツィア・リヒター、ジャック・インブライロといった注目歌手の参加もポイント。 | |||
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30 シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 Op.43 |
ジェラルド・アイモンチェ(P) ロデリック・コックス指揮 チネケ!o. | ||
録音:2017年7月16日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、サウスバンク・センター、ロンドン、 UK 。 ヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラである「チネケ!o. (Chineke! Orchestra)」は、エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. (OAE)の創設メンバーであり、首席コントラバスを30年以上に渡って務めた名手、チチ・ワノク(Chi-chi Nwanoku)が設立した「チネケ!財団」のオーケストラ。「チネケ!財団」は、「クラシック音楽の変革と多様性」をモットーとし、イギリスとヨーロッパのBME(Black and Minority Ethnic[黒人と少数民族])のクラシック・ミュージシャンへキャリアとチャンスを提供する団体で、「チネケ!o. 」と「チネケ!・ジュニアo. 」の2つを持ち活動。2017年にはBBCプロムス・デビューも成功させている。シベリウスの「フィンランディア」とドヴォルジャークの「新世界より」をカップリングしたデビュー・アルバム(SIGCD-515)に続く第2弾は、ラフマニノフとシベリウスのロイヤル・フェスティヴァル・ホール・ライヴ。ラフマニノフのコンチェルトでは、グリーグ国際ピアノ・コンクールやマリア・ユーディナ国際コンクールなどで入賞歴のあるアフリカ系ロシア人の若きピアニスト、ジェラルド・アイモンチェがソリストを担当。指揮者のロデリック・コックスは、ミネソタo. のアソシエイト・コンダクターを務めるアフリカ系アメリカ人指揮者。 | |||
協奏曲集 ダッラーバコ:複数の楽器のための協奏曲 ニ長調 Op.5 No.6 / ポルポラ:チェロ協奏曲 ト長調 アレッサンドロ・マルチェッロ:オーボエ協奏曲 ニ短調 タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 D.125 / テレマン:ヴィオラ協奏曲 ト長調 TWV.51: G9 ハリー・ビケット(Cemb)指揮イングリッシュ・コンサート アルフォンソ・レアル・デル・オホ(Va) カタリナ・スプレケルソン(Ob) ジョセフ・クラウチ(Vc) ナジャ・ツヴィーナー(Vn) | |||
録音:2017年11月6日-9日、殉教者聖シラス教会。 1973年に名匠トレヴァー・ピノックが創設し、以来イギリス古楽界を牽引し続けてきた名門ピリオドo. 、イングリッシュ・コンサートの新録音がSignum Classicsから登場。タルティーニ、テレマンを初め、エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742)、ニコラ・ポルポラ(1686-1768)、アレッサンドロ・マルチェッロ(1673-1747)といった18世紀前半に活躍した作曲家たちの協奏曲集。ピノック、アンドルー・マンゼの後をついで2006年から音楽監督を務めるハリー・ビケットを筆頭に、10年間コンサートマスターを務めるナジャ・ツヴィーナー、首席奏者のアルフォンソ・レアル・デル・オホ、ジョセフ・クラウチらの妙技が躍動する。 | |||
シューベルト:歌曲集(全曲、ジェレミー・サムズによる英語歌唱版) 歌曲集「白鳥の歌」 D.957 (*) /川の上で D.943 (#) /岩の上の羊飼い D.965 (+) ジョン・トムリンソン(B;*) ソフィー・ベヴァン(S;#/+) ジュリアン・ブリス(Cl;#/+) アレック・フランク=ゲミル(Hr;#) クリストファー・グリン(P;*/#/+) | |||
録音:2017年9月11日-13日、2018年1月10日、聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン、 UK 。 ロデリック・ウィリアムズが歌った「冬の旅」(SIGCD-531)に続く、シューベルトの英語版歌曲プロジェクト。第2弾は、英国オペラ界で長年活躍し、1997年に大英帝国勲章(CBE)を受勲、2004年にはロイヤル・フィルハーモニック協会のゴールト・メダルを受賞した名バス歌手、ジョン・トムリンソンが歌う「白鳥の歌」。そして、ソフィー・ベヴァンとジュリアン・ブリス、アレック・フランク=ゲミル(SCO首席奏者)らによるに「岩の上の羊飼い」と「川の上で」、いずれもイギリスの指揮者、作編曲家、作家、作詞家、翻訳家として幅広く活躍するジェレミー・サムズによる英語翻訳版。 | |||
リジリエンス プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番 Op.92 / ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 ゴリホフ:テネブレ / メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80 カリドルSQ | |||
録音:2017年11月15日-17日、アルフトン・ニュー・モルティングス、サフォーク、 UK 。 ニューヨークで活動するカリドル弦楽四重奏団は、2016年に10万ドルという超高額賞金(室内楽では世界最高額)で知られるM-Prize国際室内楽コンクールで優勝し、国際的なキャリアをスタート。ボレッティ・ブイトーニ財団賞を獲得した最初の北米のアンサンブルとなり、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれるなど世界から注目を浴び、2018年には優れた若手演奏家に贈られるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントも受賞している。Signmu Classics第1弾となるカリドル弦楽四重奏団の「リジリエンス(Resilience)」は、戦争や紛争に翻弄されたプロコフィエフ、ヤナーチェク、オスバルド・ゴリホフ、メンデルスゾーンの作品を組み合わせ、「暗闇の中でも美しさを生み出す人間の可能性を照らし出す希望のメッセージ」としてプログラム。2018年の夏にはBBCプロムス・デビュー(ピューリッツァー賞受賞作曲家、キャロライン・ショウの新作世界初演)を予定している。 | |||
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調 J 182, Op.34 モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 ジュリアン・ブリス(Cl) カルドゥッチSQ | |||
録音:2017年10月12日-14日、ワイアストン・コンサート・ホール、ワイアストン・レイズ、モンマス、 UK 。 13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ブリス。イギリスで多彩に活動するイギリス&アイルランドのクァルテット、カルドゥッチ弦楽四重奏団との共演第2弾!前作(SIGCD-448)では、名作中の名作ブラームスの「クラリネット五重奏曲」と、南アフリカのガムブーツ・ダンスからインスピレーションを得て作曲されたデイヴィッド・ブルースの「ガムブーツ」を組み合わせるというアイディアで話題を呼んだ。第2弾では、ブラームスと並ぶクラリネット五重奏曲の傑作、モーツァルトとウェーバーを収録。ジャンルを超えた幅広い芸術性と天才的なパフォーマンスで新世代のクラリネット界を席巻してきたジュリアン・ブリスが吹くモーツァルト&ウェーバー。 | |||
ダウランド:歌曲集第1巻 騒ぎ立つ思いよ/愛に望みを託す者/わが思いには希望の翼/もしもぼくの嘆きが/ぼくの受けた苦しみを/ 今こそ別れねば/いとしい人よ、もしきみが/噴きこぼれよ、わが涙/行け、透明な涙よ/眠ったふりをしているきみよ/ おいで、さあ、かわいい人/しばし休んでおくれ、無情の心労よ/眠れ、定まらぬ思いよ/きみたち、愛と運命に/ つれない人、ぼくの心を奪って/ぼくの思いこみが/さあ、もういちど、愛が呼んでいる/彼の金髪も/ めざめよ、愛、追放は終った/来たれ、重い眠り/去れ、自己愛の若者たちよ グレース・デイヴィッドソン(S) デイヴィッド・ミラー(リュート) | |||
録音:2016年4月26日-28日、アスコット小修道院、バークシャー、 UK|使用楽器:7 course lute in G, by Martin Haycock, 1992 / 7 course lute in F, by Michael Sprake, 1979. ジョン・エリオット・ガーディナー、ポール・マクリーシュフィリップ・ヘレヴェッヘ、ハリー・クリストファーズ、ピーター・フィリップスら古楽界の巨匠と共演してきた英国を代表する古楽系ソプラノ、グレース・デイヴィッドソン。エンシェント室内o. (AAM)との共演によるヘンデル&ヴィヴァルディ(SIGCD-537)に続くSignum Classicsのソロ・レコーディング第2弾。多くの古楽系アンサンブルで通奏低音を務め、ダウランドを含む様々な英国歌曲&リュート歌曲の録音に参加してきたリュート、テオルボ、アーリー・ギター奏者、デイヴィッド・ミラーとの共演で歌う、ジョン・ダウランドの歌曲集。正式には「リュート用タブラチュア付きの四声の歌曲あるいはエアー集第一巻」という表題で1597年に出版されたダウランドの歌曲集第1巻。舞曲のリズムで歌われる親しみやすいものから、ダウランド特有の哀愁に満ちた作品まで多くの傑作を含み、歌曲作曲家としてのダウランドの名声を高め、以来400年間にわたり世界中の音楽家と聴衆を魅了してきた作品。 | |||
自然の慰め〜シューマン、キルピネン、ブラームス:歌曲集 シューマン:12の詩 Op.35 (*) / ブラームス:5つの歌 Op.94 キルピネン:歌曲集 Op.97 より〔第4曲 Ich fragte dich /第5曲 Allein 〕/ 高山の冬 Op.99 〜第4曲 Schlittenfahrt / 秋 Op.98 より〔第7曲 Die Kindheit /第8曲 Verganglichkeit シュテファン・ローゲス(B−Br) イアン・バーンサイド(P) | |||
録音:2013年4月8日-10日(*以外)、2017年11月13日-14日(*)、オール・セインツ教会、ロンドン、 UK 。シュテファン・ローゲスは、ドレスデン生まれ、ウィグモア・ホール国際歌曲コンクールの受賞者でジョン・エリオット・ガーディナーのバッハ・カンタータ集の他、ポール・マクリーシュトレヴァー・ピノックらと共演してきたドイツのバスバリトン歌手。ローゲスが、失われた若さ、命の儚さ、自然の慰めをテーマに選んだプログラムは、シューマンとブラームス、そしてフィンランドの歌曲作曲家、ユルヨ・キルピネン(1892-1959)の知られざる歌曲集。 | |||
ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲集 〔第5番 ヘ長調 Op.92 /第12番 ヘ長調 Op.96「アメリカ」〕 スク:古いチェコの讃歌「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲 Op.35a アルビオンSQ [タムシン・ウェーリー=コーエン、エマ・パーカー(Vn) ロザリンド・ヴェントリス(Va) ナサニエル・ボイド(Vc)] | |||
録音:2018年5月15日-17日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、サフォーク、 UK 。1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出された英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたタムシン・ウェーリー=コーエンが2016年に結成したイギリスの若きアンサンブル、アルビオン弦楽四重奏団がSignum Classicsから登場!ドヴォルジャークの傑作「アメリカ」で、堂々のデビューを果たし、今後もドヴォルジャーク続編、ウォルトンやブリテンのレコーディングを予定しているとのこと。アルビオン弦楽四重奏団は、英国王立ウェールズ音楽大学で定期的にマスタークラスと演奏を行うなど教育にも情熱を傾けながら、ヨーロッパ各地の音楽祭に出演、チェコ・フィルやバス歌手のマシュー・ローズ、シューベルト・アンサンブルのダグラス・パターソン、イザイ・クァルテットのミゲル・ダ・シルヴァ、ピアニストのローランド・ペンティネンらと幅広いコラボレーションを行っている。 | |||
ロマンティック・ホルン ベートーヴェン:ホルン・ソナタ Op.17 / フランツ・シュトラウス:夜想曲 Op.7 リヒャルト・シュトラウス:アンダンテ Op. Posth. / シューマン:アダージョとアレグロ Op.70 グラズノフ:夢 Op.24 / スクリャービン:ロマンス / デュカ:ヴィラネル プーランク:エレジー〜デニス・ブレインの思い出に / ギルバート・ヴィンター:狩人の月 リチャード・ワトキンス(Hr) ジュリアス・ドレイク(P) | |||
録音:2018年3月22日-24日、ブリテン・スタジオ、 UK 。フィルハーモニアo. の首席ホルン奏者を12年間担い、現在は超人集団ナッシュ・アンサンブルのホルン奏者、ロンドン・ウィンズの創設メンバー、英国王立音楽アカデミーの講師(デニス・ブレイン・チェア・オヴ・ホルン)などを務める現代最高のホルン奏者の一人、リチャード・ワトキンス。ベートーヴェンからシューマン、スクリャービン、シュトラウス(リヒャルトとフランツ)など、宝石のように輝くホルンのためのロマンティックなレパートリーをセレクション。ワトキンスの高貴な音色と卓越したテクニックで、歴史を超えて愛されるホルンの名曲をお届け。ジャケットのイラストはイギリスの美術家レイチェル・ガズデンが書いたリチャード・ワトキンスの肖像画。 | |||
ア・ウォーク・ウィズ・アイヴァー・ガーニー ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲 / ハウエルズ:鹿が谷川の流れを慕いあえぐように ガーニー:我は天地の創造主、全能の父なる神を信ず / ガーニー/ハウエルズ編曲:棺の側でフランドルにて ジュディス・ビンガム:ア・ウォーク・ウィズ・アイヴァー・ガーニー(*) / ガーニー/フィンジ編曲:眠り ヴォーン・ウィリアムズ:オックスフォード悲歌/ヴァリアント・フォー・トゥルース/主よ, 御身は我らの隠れ家 サラ・コノリー(Ms) サイモン・キャロウ(語り) ナイジェル・ショート指揮テネブレ、オーロラo. | |||
録音:2018年1月2日-4日、4月18日、セント・ジャイルズ=ウィズアウト=クリップルゲート、ロンドン、 UK 。(*)は世界初録音。 キングズ・シンガーズの元メンバーであるナイジェル・ショートによって2001年に設立された、合唱王国イギリスを代表するヴォーカル・アンサンブル、テネブレ。「天体の音楽(SIGCD-904)」がグラミー賞2018の「Best Choral Performance」にノミネートされ、更に世界的な注目を浴びているテネブレの新録音は、第一次世界大戦によってその有望なキャリアを中断してしまった作曲家、アイヴァー・ガーニー(1890-1983)をフィーチャーしたアルバム。多くの合唱作品で知られるイギリスの女流作曲家ジュディス・ビンガム(1952-)が、テネブレの委嘱によってデイム・サラ・コノリーのために書いたガーニー・インスパイア作品「ア・ウォーク・ウィズ・アイヴァー・ガーニー(アイヴァー・ガーニーとの歩み)」を中心に、ガーニーの同時代の(そして友人でもあった)ハウエルズやヴォーン・ウィリアムズらの作品、ハウエルズやフィンジがオーケストレーションを施したガーニーの作品を収録。 | |||
永遠のたそがれ アイルランド民謡/アーリー編曲:ドゥラマン / ティモシー・スティーヴンス:すべてが休む時間に スコットランド民謡/エセンヴァルズ編曲:私の愛は赤いバラのよう / デズモンド・アーリー:月の体 アイルランド民謡/ケヴィン・ウィムス編曲:カルモアのメイド / ナタサ・ポールバーグ:星 ビル・ホウィーラン:エレジー / アイルランド民謡/アーリー編曲:ダニー・ボーイ オウエン・デズモンド:太陽の牛 / アイルランド民謡/アーリー編曲: Bo na Leathadhairce イーヴォ・アントニーニ: Aimhirgin / オーエン・コンウェイ:ワイルド・マウンテン・タイム コリン・モービー:地球と空気の弦/ブライト・キャップ・アンド・ストリーマーズ デズモンド・アーリー指揮ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンcho. | |||
録音:2018年4月27日-29日、オール・ハロウズ・カレッジ、アイルランド。アイルランドを代表するカレッジ・クワイア、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団(UCD)。前作(SIGCD-436)に引き続き、アイルランド民謡とスコットランド民謡のアレンジ、そして新しい合唱作品によるプログラム。 | |||
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集 Vol.2 〔第2番 イ長調 Op.68 /第1番 ハ長調 Op.49 /第7番 嬰ヘ短調 Op.108 〕 カルドゥッチSQ | |||
録音:2017年6月12日-14日、ワイアストン・コンサート・ホール、 UK 。ブラームス(SIGCD-448)やモーツァルト(SIGCD-552)で天才クラリネット奏者ジュリア・ブリスと共演し話題を呼んだカルドゥッチ弦楽四重奏団。2015年には作曲家の没後40周年を記念して、ワシントンDC 、ロンドン、オックスフォード、カーディフ、ボゴタ(スペイン)などでショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏会を成功させてきた実力者たちによるショスタコーヴィチ・プロジェクト。第4番、第8番、第11番を収録したSIGCD-418に続く第2弾。 | |||
スーパーサイズ・ポリフォニー〜ストリッジョ:40声 & 60声のミサ曲、タリス:40声のモテット アレッサンドロ・ストリッジョ(1536/37-1592): 40声のモテット「見よ, 至福の光を」(*) /ミサ曲「かくも幸せな日が」(*) ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179): めでたし高貴な方/おお, 知恵の力/おお、豊かな実りをもたらす根よ/聖霊は生の源の生 トマス・タリス(1505頃-1585):おお、光より生まれし光/単旋聖歌「御身よりほかにわれは」/ 40声のモテット「御身よりほかにわれは」 クリストファー・モンクス指揮アルモニコ・コンソート ジェフリー・ウェッバー指揮ケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジcho. エイドリアン・フランス(バス・サックバット;*) | |||
録音:2018年7月8日-10日、セント・ジョージ教会、ケンブリッジ、 UK | SIGCD-560S SACD層仕様:ハイブリッド・マルチチャンネル SACD 。驚異的なレパートリーの広さと安定感のあるハーモニーが魅力のケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジ合唱団。小編成から大編成、合唱のみ、オーケストラ付きなど、多種多様な編成とプログラムにハイレベルで対応する2001年創設の合唱団、アルモニコ・コンソート。英国が誇る2つの名アンサンブルが集まり、40声と60声という超多声部のためのポリフォニー音楽をレコーディング!「スーパーサイズ」なポリフォニーの代表作として知られるトマス・タリスの傑作、40声のモテット「御身よりほかにわれは(スペム・イン・アリウム)」はもちろん、約400年間消失しており現代になってパリで発見されたアレッサンドロ・ストリッジョの40声& 60声のミサ曲「かくも幸せな日が」を中心に、同じくストリッジョの40声のモテット「見よ, 至福の光を」、そしてヒルデガルト・フォン・ビンゲンの美しい作品を散りばめた充実のプログラム。数多の声部が緻密に絡み合い壮麗なポリフォニーを織りなす、16世紀の偉大な合唱芸術。 | |||
思い出の歌〜ジョン・ブランニング(1970-):白鳥の歌 〔 Sleep / When Poppies Fall / Father / I Live Again 〕 |
エリン・マナハン・トーマス(S) ダニエル・グリムウッド(P) | ||
収録時間:約13分。エリン・マナハン・トーマスは、イギリスのもっとも多彩に活動するソプラノ歌手の一人。バロックを中心に、ダウランドからマクミランまで幅広いレパートリーを誇り、ザ・シックスティーンを始め、ポリフォニー、ケンブリッジ・シンガーズ、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団など多くの合唱団、アンサンブル、オーケストラと共演。2018年5月のロイヤル・ウェディングでの歌唱も話題を呼んだ。ジョン・ブランニング(1970-)は、キングズ・シンガーズがア・カペラ版で歌った合唱作品「ピエ・イエズ(Pie Jesu)」で知られる作曲家、ミュージシャン、ブロードキャスター。ブランニングが死をテーマに書いた4曲からなる歌曲集「白鳥の歌」はどこまでも美しく、どこか牧歌的で優しい気分にさせる。 | |||
レスト・ウィ・フォーゲット スタンフォード:見よ、わたしは興す/ヴェルダン(ソナタ第2番「エロイカ」より) ベイントン:新しい天と新しい地を見た / パリー:砂州を超えて/古き信仰あり アイアランド:これより大きな愛はない/テ・デウム ヘ長調 / スコルフィールド:この日も暮れゆきて ハウエルズ:狂詩曲第3番 嬰ハ短調 Op.17(オルガン・ソロ) / エルガー:私たちはそれらを覚えている ホルスト:立ち戻れ、人よ/我は汝に誓う、我が祖国よ / アストン:コモンウェルスへ身体を捧げた チャールズ・ハリソン(Orgソロ)指揮チチェスター大聖堂聖歌隊 ティモシー・ラヴァルド(Org伴奏) | |||
録音:2018年6月、チチェスター大聖堂、 UK 。約900年という長い歴史を持つサセックス州のチチェスター大聖堂で、年間約300回の演奏を行っているチチェスター大聖堂聖歌隊。2018年の第一次世界大戦終戦100周年を記念したアルバム、「レスト・ウィ・フォーゲット(戦没者の死を私たちは忘れない)」は、スタンフォード、アイアランド、パリー、エルガー、ハウエルズら近代イギリスを代表する作曲家たちの戦争と平和をテーマにした作品集。ホルストが「木星」のテーマに歌詞を付け、戦没者追悼の歌として親しまれている「我は汝に誓う、我が祖国よ(I vow to thee, my country)」も収録。14人の少年聖歌隊による美しいボーイSと、6人のプロのミュージシャンによるアルト、テノール、バスで、決して忘れてはならない戦争の惨禍と平和への祈りが歌われる。 | |||
ウィル・トッド(1970-):パッション・ミュージック、ジャズ・ミサ・ブレヴィス パッション・ミュージック/ゴッド・ソー・ラヴド・ザ・ワールド/アイ・アム・チェンジド/ ジャズ・ミサ・ブレヴィス/タントゥム・エルゴ/ホワット・スウィーター・ミュージック シャニーカ・サイモン(Vo) セント・マーティンズ・ヴォイセズ、 ウィル・トッド・アンサンブル、ジョン・ターヴィル(P) ウィル・トッド(P)指揮 | |||
録音:2018年4月-5月、 UK 。2006年にリリースされ、世界中で大ブレイクしたジャズ・ミサ「青のミサ(ミサ・イン・ブルー)」で知られる英国の作曲家、ウィル・トッド(1970-)。「青のミサ」に続く、新たなジャズ・テイスト・アルバムがついに登場。「パッション・ミュージック(受難の音楽)」は、2018年にセント・マーティン・イン・ザ・フィールズのために委嘱され、3月に世界初演されたばかりの作品。様々な受難の物語にスターバト・マーテルや「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」などのテキストが使われ、ジャズ、ソウル、ゴスペルの要素が盛り込まれた宗教作品。「ジャズ・ミサ・ブレヴィス」はデイヴィッド・プライスによってポーツマス大聖堂のために委嘱されたジャズ・スタイルのミサ・ブレヴィス(小ミサ曲)で、スウィング、アップビート・ラテン・グルーヴ、スムース・ジャズ・バラード、ソウルフルなど、様々なスタイルのジャズが取り入れられている。 | |||
ラヴ・アバイド〜ロクサンナ・パヌフニク(1968-): ラヴ・エンデュレス[バーナビー・スミス指揮ヴォーチェス8&フレンズ]/ ラヴ・アバイド〔ラヴ・イズ・ザ・マスター/ラヴ・アバイド〕 [ヘザー・シップ(Ms) マーク・ストーン(Br) リー・ワード指揮 ラヴ・アバイド児童cho.、コッラ・ヴォーチェ・シンガーズ、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ]/ マニフィカトとヌンク・ディミッティス[リチャード・ジョンソン(Org) デイヴィッド・オグデン指揮エクスルターテ・シンガーズ]/ ゼン・ラヴ・ソング[デイ・菊壺(地無し尺八) バーナビー・スミス指揮ヴォーチェス8]/ スコラ・ミサ・デ・アンジェリス[リー・ワード指揮ラヴ・アバイド児童cho.、 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ]/ 天使のミサ[トム・リトル(Org) リー・ワード指揮ラヴ・アバイド児童cho.] | |||
アンジェイ・パヌフニクの娘であり、SignumやChandos 、Coro 、Delphianなどのレーベルで多くの作品が録音されるなど、世界で注目を高めているポーランド系イギリス人作曲家、ロクサンナ・パヌフニク(1968-)。「異なる信仰の間に音楽の架け橋を築く」という崇高な使命。2002年にパヌフニクが最初の子どもを産んだことからインスパイアされたというこの使命に基づく、愛をテーマにした合唱作品集。英国国教会とカトリック、スペインのセファルディック、スーフィー、禅宗など、様々な信仰・文化の詩や聖歌をテキストに作られた愛の歌を、ヴォーチェス8やロンドンの室内合唱団"コッラ・ヴォーチェ・シンガーズ"が歌う。ゼン・ラヴ・ソング(禅の愛の歌)では、江戸子守歌(ねんねんころりよ)や一休宗純の詩を題材に、尺八とヴォーチェス8が共演している。 | |||
ラヴ・ソング ハロルド・アーレン&アイラ・ガーシュウィン/リチャード・ロドニー・ベネット編曲: イッツ・ア・ニュー・ワールド/わが愛はここに ランディ・ニューマン/ローソン編曲:ホエン・シー・ラブド・ミー ジョン・レジェンド/レストレンジ編曲:オール・オヴ・ミー ハロルド・アーレン&テッド・ケーラー/レストレンジ編曲:アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング フィンランド民謡/チルコット編曲:そこにわたしの愛しい人が フランシス/ブリュートン編曲:ドント・ウォーリー・アバウト・ミー ポール・サイモン/ローソン編曲:四月になれば彼女は / 韓国民謡/チルコット編曲:アリラン ジョルジュ・オーリック/ラングフォード編曲:君が僕の傍で眠るとき シャルル・トレネ&ジャック・ローレンス:ビヨンド・ザ・シー / イギリス民謡/ローソン編曲:我が愛を愛す スコットランド民謡/キャリントン編曲:我が恋人は赤い薔薇 ジェローム・カーン、ドロシー・フィールズ&ジミー・マクヒュー:アイ・ウォント・ダンス スティーヴン・スティルス/ローソン編曲:どうにもならない望み マク・ゴードン&ハリー・ウォーレン/レストレンジ編曲:アット・ラスト ポール・サイモン/ジャックマン編曲:ある人の人生 ヴィクター・ヤング&エドワード・ヘイマン/レストレンジ編曲:恋に落ちた時 キングズ・シンガーズ | |||
おそらく既出盤からのコンピレーション。2018年に結成50周年を迎えた、男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。「ラヴ・ソング」は、これまでSignum Classicsへ録音してきたキングズ・シンガーズのアルバムから、珠玉のラヴ・ソングを集めたスペシャル・コンピレーション・アルバム。民謡からのアレンジや、往年のスタンダード・ナンバー、現代のシンガー・ソングライターらの美しくも切ない恋の歌を、キングズ・シンガーズの最高のハーモニーでお届けする。 | |||
ムソルグスキー:展覧会の絵 ラヴェル:鏡 メシアン:カンテヨジャヤー |
ピーター・ドノホー(P) | ||
録音:2018年4月13日-16日、セダーズ・ホール、ウェールズ・カテドラル・スクール、サマセット、 UK 。サイモン・ラトルがBPOの音楽監督就任記念コンサートにソリストとして招聘し、バーミンガム市響時代にも数多くの共演を重ねるなど、ラトルから厚い信頼を寄せられているイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得している。24の前奏曲とフーガ Op.87(SIGCD-396)、ピアノ協奏曲第1番&第2番とピアノ・ソナタ第1番&第2番(SIGCD-493)のショスタコーヴィチ2アルバムで世界トップ・ピアニストとしての実力を見せつけたドノホーのSignum Classics第3弾。19世紀ピアニズムの頂点の1つであるムソルグスキーの傑作「展覧会の絵」で、ラヴェルとメシアンの作品を結びるけるという好プログラム。 | |||
ロクス・イステ ハリス:フェール・イズ・ザ・ヘヴン / ローレム:歌え我が魂 / フィンジ:神は昇られる ブリテン:聖母讃歌 / スタンフォード:正しき人の魂は / タヴナー:子羊 / ダヴ:7つの星を作る者を探せ プーランク:サルヴェ・レジナ / ロビンソン: Jesu, grant me this, I pray (*) アレックス・ウルフ:おおすべての人よ(*) / ブリテン:ユビラーテ ハ長調 / ブルックナー:ロクス・イステ ジャイルズ・スウェイン:アダムは囚われ横たわり(*) / ラフマニノフ:ヘルヴィムの歌 パリー:恵みを受けし二人のセイレーン アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. ラウラ・ファン・デル・ハイデン(Vc) | |||
録音:2018年7月、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、 UK | (*)は世界初録音。1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍第6弾となる「ロクス・イステ」は、同合唱団の通算100枚目となるレコーディングと、現在の礼拝堂(St John 's College Chapel)が建設されてから150周年という2つのマイルストーンを記念するアルバム。チャペル建設と同じ1869年に作曲されたブルックナーの「ロクス・イステ(神が作り給いし場所)」から、現代までそれぞれの10年間でもっとも刺激的で感動的な作品をネスシンガが選定。2つの新たな委嘱作を含む3つの世界初録音作品では、2012年BBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーを受賞し、現在セント・ジョンズ・カレッジの学生でもあるチェリスト、ラウラ・ファン・デル・ハイデンが参加。 | |||
リチャード・ブラックフォード(1954-):弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための「カロン」
アルビオンSQ [タムシン・ウェーリー=コーエン、エマ・パーカー(Vn) ロザリンド・ヴェントリス(Va) ナサニエル・ボイド(Vc)] イジー・ロジェン指揮チェコpo. | |||
録音:2018年4月22日-23日、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ|収録時間:約23分。1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出された英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたタムシン・ウェーリー=コーエンが2016年に結成したイギリスの若きアンサンブル、アルビオン弦楽四重奏団のレコーディング第2弾。フルオーケストラと自然界の野生の音を共存させた「グレート・アニマルo. 」(NI-6274)が話題を呼んだイギリスの注目作曲家、リチャード・ブラックフォード(1954-)の「カロン(Kalon)」は、2018年に初演されたばかりの新作。古代ギリシャの哲学者によって考えられた完璧な肉体や道徳的な美しさを表す単語「Kalon」をテーマに、弦楽四重奏と弦楽オーケストラが異なるテンポで同時に演奏する「ポリテンポ」が用いられるなど、複雑で豊かな響きや質感が表現されている。また、タムシン・ウェーリー=コーエンは以前にブラックフォードのヴァイオリン協奏曲「ニオベ」(SIGCD-539)も録音しており、作曲家との相性も折り紙付き。 | |||
イギリスの戴冠 1902-1953 エルガー:戴冠式行進曲 / ハウエルズ:ヘラルド王 ルター(和声: J. Sバッハ):賛美歌「リジョイス・トゥデイ・ウィズ・ワン・アコード」 チャールズ・ウッド:おお慈悲深いお方 / タリス:連祷 アイザック・ウォッツ(attrib. ウィリアム・クロフト):賛美歌「主よ、わが助けよ」 パリー:「主よ、わが助けよ」によるコラール幻想曲 / エルガー:行進曲「威風堂々」第1番 アーネスト・ブロック:エントランス・ファンファーレ / パリー:私は歓喜した ブロック:プレゼンテーション、ファンファーレと朗唱 / 作者不詳:誓約書の管理と署名 エルガー:入祭唱「主よ聞かせ給え」 / 作者不詳:コレクト/ペトロの手紙 2: 13-17 パーセル:昇階誦「わが祈りを聞き給え」 / 作者不詳:マタイによる福音書 22:15 ヴォーン・ウィリアムズ:クレド(ミサ曲 ト短調より) / ブロック編曲:賛美歌「来たれ聖霊よ」/ 作者不詳:The Prayer over the Ampulla / ヘンデル:司祭ザドク / 作者不詳:塗油と祝福 ブロック:祈り、朗唱と戴冠ファンファーレ / ウォルター・パラット: Confortare「強く、男らしく」 作者不詳:王は聖書を受け取る/王と人々の祝福/お告げ 作曲者不詳(attrib. ジョン・レッドフォード):常に主にありて喜べ バード:わたしはあなたがたを捨てて孤児とはしない / ギボンズ:ともに手を打ち鳴らせ サミュエル・セバスティアン・ウェスレー:御身その者を守り給わん ブロック:オマージュ・ファンファーレと朗唱 / ヴォーン・ウィリアムズ:古い詩編第100番の旋律 作者不詳:奉納祈願と戦う教会のための祈り/勧告, 一般の告白と赦罪 ヴォーン・ウィリアムズ:サンクトゥス(ミサ曲 ト短調より) 作者不詳:The Prayer of Humble Access and Prayer of Consecration / ヴォーン・ウィリアムズ:味わい知れ ジョン・マーベック:主の祈り / 作者不詳: The Post-Communion Prayer スタンフォード:グローリア 変ロ長調「戴冠」/ 作者不詳:祝福 / ギボンズ:スリーフォールド・アーメン デイヴィッド・マシューズ:退場と国歌 / ウォルトン:戴冠行進曲「王冠」 ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ ガブリエリ・ロアー、サイモン・ラッセル・ビール(カンタベリー大主教) | |||
録音:2018年7月23日-25日、イーリー大聖堂/ 2018年7月26日-27日、ロイヤル・マソニック・スクール礼拝堂(リックマンズワース)/ 2018年9月6日、殉教者聖サイラス教会、ロンドン。名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ。ヴェネツィアの第89代ドージェ(総督)マリーノ・グリマーニ(1532-1605)の戴冠式を音楽で再現し、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズの名声を決定付けた名盤「ヴェネツィアの戴冠1595」、結成30周年を迎えたガブリエリ・コンソートが、さらなる研究、時代考証を重ねて送り出した「新・ヴェネツィアの戴冠1595」の続編となる新たな戴冠式プロジェクト。今度は20世紀イギリスを舞台に、1902年エドワード7世、1911年ジョージ5世、1937年ジョージ6世、1953年エリザベス2世の戴冠式を再現。これまでも、ベルリオーズ(SIGCD-280)、メンデルスゾーン(SIGCD-300)、ブリテン(SIGCD-340)、ハイドン(SIGCD-480)などで超巨大編成を見事にコントロールしてきたポール・マクリーシュが、ロンドン中から集められた300名超の合唱団、フルサイズo. 、ブラスアンサンブルなどによるミュージシャンを指揮し、壮麗壮大なイギリスの戴冠式を表現する。 | |||
ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス〜ジョン・タヴァナー: ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(ミサ曲「汝三位一体に栄光あれ」)/ おおいに喜びたまえ/王のキリエ/アヴェ・マリア/声を聞き/安息日が過ぎて オウエン・リース指揮コントラプンクトゥス、オックスフォード・クイーンズ・カレッジcho. | |||
録音:2018年7月10日-13日、セント・マイケル&オール・エンジェルズ教会、オックスフォード、 UK 。 名匠オウエン・リースが結成した"コントラプンクトゥス"は、ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍するソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加するイギリスのヴォーカル・コンソート。オックスフォード大学のヴォーカル・コンソート・イン・レジデンスに任命され、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めている要注目のアンサンブル。同じく、オウエン・リースが指揮を務めるオックスフォードの名門聖歌隊、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団とともに、イギリス・ルネサンスの巨匠ジョン・タヴァナー(c.1490-1545)の傑作「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」を歌う。 | |||
デュリュフレ:合唱作品全集 ミサ・クム・ユビロ Op.11(バリトン合唱とオルガンのための)/ グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10(ア・カペラ合唱のための)/ われらの父よ(ア・カペラ合唱のための)/レクイエム Op.9(独唱、合唱とオルガンのための) ロバート・シンプソン(芸術監督)ヒューストン室内cho. ケン・コーワン(Org) | |||
録音:2017年6月13日-16日、ライス大学、 US 。数々の優れた合唱、宗教音楽録音をリリースしてきたイギリスのSignum Classics 。テキサス州のヒューストン室内合唱団による、「レクイエム」を含むデュリュフレの合唱作品全集が登場!ヒューストン室内合唱団は、アメリカの名合唱指揮者ロバート・シンプソンが1995年に設立。メンバーは、ジュリアード、ニュー・イングランド音楽院、ヒューストン大学、テキサス大学を含む、アメリカの優れた音楽学校、音楽院で学んだミュージシャンたちから厳格なオーディションで選ばれており、タリス・スコラーズのディレクター、ピーター・フィリップスからは「この国を代表するアンサンブルの1つ」と評されている。グラミー賞受賞歴もあるアメリカの名プロデューサー、ブラントン・アルスポーがプロデュース。 | |||
賛美歌集 Vol.2 Thy Hand, O God, has Guided /素晴らしきものすべてを/われらを導く/ How Firm a Foundation, O Ye Saints of the Lord /たたえよ、王なるわれらの神を/アメイジング・グレイス/ 主の臨在の中で/ Father We Love You /あなたの平和の/血しおしたたる/見上げよ主の十字架/ 主イエス・キリスト(生ける王)/わが主よいまここにて/アブラハムを召された神/ 主よ、汝の授けたもうた日は終わり/日暮れて四方は暗く/全き愛/神はわが牧人/さかえの主イエスの/ アレルヤ、イエスのために歌え/来たれ感謝に満ちた人々よ/私は命のパン/おお汝ら主を讃美せよ/ものみなこぞりて グレゴリー・バッツリアー指揮ハダースフィールド合唱協会 | |||
録音:2018年7月、10月、ハダースフィールド・タウン・ホール、 UK 。1836年に創設された歴史あるイギリスの合唱団、ハダースフィールド・コーラル・ソサエティ。2006年にリリースされた「讃美歌集(SIGCD-079)」の続編となるアルバム。英国、そして世界で親しまれている讃美歌の数々を、「ハダースフィールド・サウンド」として有名なハイクオリティなパフォーマンスで贈る。コーラス・ディレクター&コンダクターを務めるグレゴリー・バッツリアーは、これまでハレ・ユース合唱団やマンチェスター大学の合唱指揮者を務め、現在はロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリー(国立肖像画美術館)ポートレート合唱団の首席指揮者、そしてロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. とスコットランド室内o. というスコットランドの2つの名門オケの合唱指揮も務めている敏腕合唱指揮者。 | |||
C.P.E.バッハ:ヴァイオリンと鍵盤楽器のためのオリジナル作品全集 ヴァイオリン・ソナタ〔ニ長調 Wq.71 /ニ短調 Wq.72 /ハ長調 Wq.73 /ニ長調 Wq.74 / ヘ長調 Wq.75 /ロ短調 Wq.76 /変ロ長調 Wq.77 /ハ短調 Wq.78 〕/ アリオーソと変奏曲 イ長調 Wq.79 /幻想曲 嬰ヘ短調 Wq.80 タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) ジェイムズ・ベイリュー(P) | |||
録音:2018年9月10日-12日、2018年10月13日-14日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、 UK |モダーン楽器使用。1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズにも選出された英国ヴァイオリン界の才媛、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたウェーリー=コーエンのニューアルバムは、レコード芸術7月号のインタビューでも紹介されていたC. P. Eバッハのヴァイオリン・ソナタ集。それも、ヴァイオリンと鍵盤楽器(殆どはチェンバロ)のために書かれたオリジナル作品(Wq.71〜Wq.80の10曲)をすべて収録した3枚組という驚きのプロジェクト。インタビューによれば、モダーン楽器によるまとまった形のレコーディングは初めての試みになるとのこと。大バッハの5番目の息子として生まれ、ハイドンやモーツァルトの時代を生きながら、多感様式、疾風怒濤、そしてロマン派を先取りするような部分など多彩な面を見せるC.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタを、モダーン楽器(ストラディヴァリウスとスタインウェイ)ならではの豊かな表現力で描く。 | |||
フロム・ザ・グランド・アップ〜ザ・シャコンヌ サウンド・ザ・トランペット(ウィリアム・シェイクスピア) / 即興:グラウンド ドメニコ・ペッレグリーニ:スペインのギターによるアルモニオーシ・コンチェルティ〜チャコーナ 作曲者不詳: Yo soy la locura / ドゥシャン・ボグダノヴィチ:小組曲〜シャコンヌ 作曲者不詳: Vuestros ojos tienen d'amor no se que アレッサンドロ・ピッチニーニ:リュートとキタローネのためのタブラチュア譜〜様々な声部のチャッコーナ J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 〜シャコンヌ 即興:ビーイング / パーセル:チャコニー ト短調 Z.730 / 即興:ブレス ヨハネス・マルメン:インサイド・ワン・ブレス パーセル:シャコンヌ・グランド ニ短調/リミックス、ディドーの嘆き・リミックス/ 2つのグラウンド ハ短調・リミックス ヒューゴ・ティチアーティ(Vn/芸術監督)オー・モダーン・チェンバーo. | |||
録音:2018年4月、9月、イギリス/2018年6月、スウェーデン。指揮者ロビン・ティチアーティの兄であるヴァイオリニスト、ヒューゴ・ティチアーティは、イギリス出身、現在はスウェーデンを拠点に活動しており、スウェーデンで行われる音楽祭、"フェスティヴァル・オー・モダーン(Festival O / MODERNT)"を主宰。音楽活動に文学や哲学、芸術、スピリチュアルなインスピレーションを取り入れながら、音楽祭のオーケストラであるオー・モダーン・チェンバーo. と共に様々なクロスオーヴァー・プログラムを実現してきた。Signum Classicsからリリースされるレコーディング第2弾は、「シャコンヌ」がテーマ。バッハの名シャコンヌから、パーセル、アレッサンドロ・ピッチニーニ、ドメニコ・ペッレグリーニ(イタリアのギタリスト)ら17世紀のシャコンヌ、そして現代セルビアのドゥシャン・ボグダノヴィチの作品まで、南米のセクシーな舞曲として始まり、スペインからヨーロッパ中へ広まった様々な「シャコンヌ(チャッコーナ、チャコニー)」を収録。ニューヨークのラッパー、ババ・イスラエルが加わった「リミックス版」や3つのインプロヴィゼーションなど、「オー・モダーン」ならではのクロスオーヴァー・プログラムも健在。 | |||
マクミラン:詩編、詩曲、民謡集 詩編集〔新月の日にラッパを吹きならせ/子供たちは神から賜わった嗣業/ミゼレーレ/主よわれらの罪により〕/ 詩曲集〔 One equal music / To my successor /あなたが何百万もの口のない死体を見たとき〕 フォーク・トラディション〔 Lassie, wad ye loe me? / Domus infelix est / Ave maris stella / Cecilia virgo 〕 サム・ロートン指揮エリジアン・シンガーズ | |||
録音:2017年10月28日-29日、ユニヴァーシティ・カレッジ・スクール、ロンドン、 UK 。エリジアン・シンガーズは過去20年間にわたって、ジェイムズ・マクミランのレパートリーに多大な貢献を果たしてきたイギリスの室内合唱団。Signum Classicsから2004年にリリースされたSIGCD-507に続く、マクミランの合唱作品集第2弾。2016年の新作、バッハ合唱団の委嘱によって作曲された壮麗なコラール・ファンファーレ「新月の日にラッパを吹きならせ」やミゼレーレを含む詩編、伝統的、世俗的なテキストによるプログラムを探求。 | |||
イン・ノミネ II ニコ・ミューリー(1981-):スロウ(5声のイン・ノミネ) ロバート・パーソンズ(1535-1572):7声のイン・ノミネ〔 IV / V 〕 ジョン・ブル(1562頃-1628):11/4のイン・ノミネ ジョン・ボールドウィン(1560-1615):プロポーションズ・トゥ・ザ・ミニム/ アポン・イン・ノミネ1592 /イン・ノミネ1606 アルフォンソ・フェッラボスコII世(1575-1628): 6声のイン・ノミネ第1番/6声のイン・ノミネ第2番/イン・ノミネ〜全声部を通して ギャヴィン・ブライヤーズ(b.1943):イン・ノミネ / ジョン・ウォード(c.1589-1638):5声のイン・ノミネ クリストファー・タイ(1505-c.1573):レポルテ、ハウルド・ファスト、レ・ラ・レ ヘンリー・パーセル(1659-1695):7声のイン・ノミネZ.747 フレットワーク[リチャード・ブースビー、森川麻子、市瀬礼子/他] | |||
録音:2017年5月15日-16日、2018年6月15日-16日、聖マグダラのマリア教会、シェボーン、グロスタシャー。森川麻子やリチャード・ブースビーらの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者達によって1986年に創設された世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」。1987年、フレットワークの記念すべき最初にリリースされたアルバムとなった「イン・ノミネ」(Amon Ra / CDSAR29)から30年以上を経てついに実現した「イン・ノミネ」集の第2巻が登場。第1巻ではトマス・タリスのコンソート・ミュージック全集に加え、タイ、コーニッシュ、ボールドウィン、ブル、バード、タヴァナーら16世紀イギリスでウィオール・コンソートのために書かれた「イン・ノミネ」を収集。今作では、前作を補完する形で、パーソンズ、ブル、ボールドウィン、タイ、ウォードら16世紀の作曲家を中心に、17世紀のパーセルを1曲、現代の作曲家からイギリスのギャヴィン・ブライヤーズとアメリカのニコ・ミューリーを加えて、時代を超えた「イン・ノミネ」の魅力とその発展を描いている。 | |||
モーツァルト:歌劇「アポロとヒュアキントス」K.38
クララ・エク(メリア) ソフィー・ビーヴァン(ヒュアキントス) ローレンス・ザゾ(アポロ) クリストファー・エインズリー(ゼフィルス) アンドルー・ケネディ(オエバルス) マーカス・ファーンズワース、デイヴィッド・シップリー(アポロの司祭) イアン・ペイジ指揮クラシカル・オペラ | |||
録音:2011年8月13日-15日、ブラックヒース・ホール、ロンドン|ピリオド楽器使用|初出・旧品番: Linn Records, CKD-398 (HYBRID_SACD) 〔廃盤〕。 | |||
フィブス&モーツァルト:クラリネット協奏曲集 ジョゼフ・フィブス(1974-):クラリネット協奏曲(2017) モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 (*) マーク・ファン・デ・ヴィール(Cl/バセットCl) クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮フィルハーモニアo.、ロンドン室内o.(*) | |||
録音:2017年11月12日、ヘンリー・ウッド・ホール(無印) /2013年1月23日、カドガン・ホール、ライヴ(*)、ともにロンドン。イギリス、ノーサンプトンに生まれ、オックスフォード大学マートン・カレッジと王立音楽カレッジで学んだクラリネット奏者マーク・ファン・デ・ヴィールは、ウェールズ・ナショナル・オペラ、グラインドボーン・ツーリング・オペラ、ロンドン室内o. の首席奏者を歴任し、現在はpo. とロンドン・シンフォニエッタの首席クラリネット奏者としてロンドンの最前線で活躍している。クラリネットのための時代を超越した名曲、モーツァルトのクラリネット協奏曲の2013年、ライヴ録音と、現代イギリスのリーディング・コンポーザーの一人、ジョゼフ・フィブス(1974-)がファン・デ・ヴィールのために書き、2017年に初演されたクラリネット協奏曲をカップリング。フィブスのクラリネット協奏曲は、サンデー・タイムズによって「この新しい協奏曲はきっと世界中で演奏されるだろう」と絶賛されている。 | |||
ヘンデルの女王たち ポッラローロ:歌劇「アリオダンテ」より(*)〔シンフォニア/ Serba le belle lagrime 〕 ハッセ:歌劇「ダリサ」〜 Se fosse il mio diletto (*) /歌劇「アルタセルセ」〜 Mi credi spietata? ポルポラ:歌劇「ポーロ」〜私もまた愛の囚人 / 歌劇「オルランディーニ」〜 Stelle, tiranne stelle (*) ヴィヴァルディ: 歌劇「スカンデルベグ」 RV.732 より (*) 〔 Fra catene ognor penando / Nelle mie selve natie 〕 トッリ:歌劇「ギリシャのアマディス」より〔 La sua disperazione / Se a ammollire il crudo amante (*) 〕 レーオ:歌劇「認められたシロ」〜 Quel nome se ascolto (*) ボノンチーニ:歌劇「アスティアナッテ」より 〔 Sento che gia il pensier (*) / Deh! lascia o core (*) /メヌエット(*) / Ascolta o figlio 〕 アリオスティ:歌劇「カイオ・マルツィオ・コリオラーノ」〜 Rendi al Padre in me la figlia (*) モーリス・グリーン:カンタータ「ラ・リベルタ」(室内アリア)(*) ヴィンチ/ヘンデル:歌劇「エルピディア」 HWV.A1 〜 Dea triforme, astro fecondo (*) ヘンデル:歌劇「ジュリオ・チェーザレ」 HWV.17 〜嵐で難破した船が/ 歌劇「オットーネ」 HWV.15 より〔 E tale Otton? / Falsa immagine 〕/ 歌劇「アレッサンドロ」 HWV.21 より〔愛おしき孤独/ Placa l'alma / Alla sua gabbia d 'oro 〕/ 歌劇「トロメーオ」 HWV.25 より〔 Elisa che ricerchi / Voglio amore 〕/ 歌劇「シピオーネ」〜 Scoglio d 'immota fronte /歌劇「アドメート」〜 Gelosia, spietata Aletto / 歌劇「リチャード1世」 HWV.23 〜 Il volo cosi fido al dolce ルーシー・クロウ、メアリー・ベヴァン(S) ブリジット・カニンガム(Cemb)指揮ロンドン・アーリー・オペラ | |||
録音:2018年9月3日-6日、2019年2月4日-5日、セント・オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン、 UK | (*):世界初録音。イギリスの女流チェンバリストでありオペラ指揮者、音楽学者のブリジット・カニンガムが率いるロンドン・アーリー・オペラ。「イタリアのヘンデル」、「ヴォクソールのヘンデル」、「アイルランドのヘンデル」など、様々な角度でヘンデルと同時代の音楽を取り上げてきたスペシャリストたちによるヘンデル・プロジェクト。最新盤となる「ヘンデルの女王たち(Handel 's Queens)」はオペラ・アリアをメインとするアルバムで、ヘンデルの素晴らしきアリアと15曲の世界初録音作品を含む豊かなプログラム。ルーシー・クロウ、メアリー・ベヴァンが演じる女王たちの麗しき歌声と卓越したピリオド・パフォーマンスで、バロック研究の最前線をお届けする。 | |||
ガニング:協奏曲集 フルートと小管弦楽団のためのコンチェルティーノ/ クラリネットと弦楽オーケストラのための協奏曲/ ギター協奏曲「マヨルカの思い出」 |
クレイグ・オグデン(G) マイケル・ホワイト(Cl) キャスリン・ハンドリー(Fl) クリストファー・ガニング指揮 ロイヤルpo. | ||
録音:2011年6月、2012年5月、 UK 。「名探偵ポワロ」の音楽など、映画やテレビの音楽の作曲者として有名なイギリスの人気作曲家、クリストファー・ガニング(1944-)がロイヤル・フィルと贈る自作自演シリーズより、2011〜2012年に録音された3つの協奏曲集アルバムがSignum Classicsより登場!イギリスの名手クレイグ・オグデンが弾く、休日にインスピレーションを得た「ギター協奏曲」。RPO首席奏者のマイケル・ホワイトが吹く、抒情的で優雅な「クラリネット協奏曲」。イギリスso. のキャスリン・ハンドリーが華麗に舞う気楽な「フルート小協奏曲」など、実力者たちの技巧や特徴が見事に引き出された3つのコンチェルト。映画&テレビの音楽の作曲家として名を馳せるクリストファー・ガニングの"クラシックの作曲家"としての手腕。ラッブラやR. R. ベネットから学んだ作曲法。 | |||
ガブリエル・プロコフィエフ:サクソフォン協奏曲/バス・ドラム協奏曲
ブランフォード・マルサリス(Sax) ジョビィ・バージェス(バス・ドラムス) アレクセイ・ボゴラッド指揮ウラルpo. | |||
録音:2018年8月22日-23日、25日、スヴェルドロフスク・フィルハーモニック・ホール、エカテリンブルク、ロシア。祖父にロシアの偉大な作曲家セルゲイ・プロコフィエフを持つガブリエル・プロコフィエフ(ゲイブリエル・プロコフィエフ)は、ロンドンをベースに作曲家、プロデューサー、DJとして活動。クラシック音楽をルーツに、クラブ、ヒップホップなどのダンス音楽やエレクトロニクスを取り入れた独自の音楽を創りあげている。イギリスのSignum Classicsから、ガブリエル・プロコフィエフの2つの協奏曲新録音が登場。アメリカの偉大なジャズ・サクソフォン奏者ブランフォード・マルサリス(ウィントン・マルサリスの兄)のために書かれた2016年の新作「サクソフォン協奏曲」は、サクソフォンを新たな音楽形式で表現するため、あえて「ジャズ・コンチェルト」とならないようクラシカルな協奏曲を書いたとのこと。それでも、自然に直観的に生まれるジャズ的なリズムやサウンドは含まれているようだ。また、第1楽章には「alla Hip-hop」の表記もあり、ガブリエル・プロコフィエフの得意とするダンス・ミュージック的な要素も楽しみなところ。コンテンポラリー・アンサンブル「パワープラント」の中心メンバーとして活躍するパーカッショニスト、ジョビィ・バージェスのために書かれたバス・ドラム協奏曲(2012)は、1台のバス・ドラム(大太鼓)を駆使して驚くべき多様性を表現した作品。種々のマレットやスティック、ブラシ等を持ち替えることはもちろん、リムやフレーム、弦(?)など色々な箇所からも音を出し、多様な色彩とテクスチュアを生み出している。 | |||
タヴナー:奇蹟のヴェール W B. イェイツ:天上のクロース/ザ・マザー・オヴ・ゴッド / ジョン・タヴナー:奇跡のヴェール タヴナー/バーリー編曲:母と子 / パンディト・スルターン・カーン: The Song of Separation and Waiting フリチョフ・シュオン: World Wheel XXVII: "I heard the gypsy's violin play" マシュー・バーリー(Vc)指揮シンフォニエッタ・リガ オルウェン・フエレ、ジュリー・クリスティ(朗読) スクヴィンダー・ピンキー・シン(タブラ) | |||
録音:2017年-2018年。「ペザント・ガール」、「鏡の国のアリス」などムローヴァのクロスオーヴァー・プロジェクトを支るなど、チェリスト、即興演奏家、編曲家、プロデューサーとして多彩な手腕を発揮してきたマシュー・バーリー。「アラウンド・ブリテン(SIGCD-318)」以来となるマシュー・バーリーのアルバムは、ジョン・タヴナーがスティーヴン・イッサーリスのために作曲したチェロと弦楽オーケストラのための宗教的作品「奇蹟のヴェール(The Protecting Veil)」。前後には、アイルランドの詩人ウィリアム・バトラー・イェイツや、スイスの宗教家&哲学者フリッチョフ・シュオンの作品(それぞれ、オルウェン・フエレ、ジュリー・クリステといった名優が朗読)、バーリーが編曲したタヴナーの作品、タブラを伴うインド音楽などを組み合わせた、マシュー・バーリーならではのスペシャル・プログラム。 | |||
If 〜ナイマン&パーセル マイケル・ナイマン:ノー・タイム・イン・エターニティ ナイマン/リチャード・ブースビー編曲:バランシング・ザ・ブックス/「アンネの日記」より〔イフ/ホワイ〕 ヘンリー・パーセル/リチャード・ブースビー編曲:束の間の音楽 Z.583-2 ナイマン:ミュージック・アフター・ア・ホワイル / パーセル/サイラス・ウォルストン編曲:夕べの讃歌 Z.193 ナイマン:セルフ・ラウダートリー・ヒム・オヴ・イナンナ・アンド・ハー・オムニポテンス パーセル/リチャード・ブースビー編曲:おお孤独こそ我の最も好むところ Z.406 イェスティン・デイヴィス(CT) フレットワーク | |||
録音:2018年5月29日-31日、セント・ジョージ教会、ケンブリッジ、 UK 。イェスティン・デイヴィスは、その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー。これまで2度のグラモフォン賞受賞、グラミー賞受賞、ローレンス・オリヴィエ賞ノミネートなどの実績を誇り、その功績から2017年には大英帝国勲章(MBE)を授与されている。イェスティン・デイヴィスが、イギリスのヴィオール・コンソート「フレットワーク」と共演する新録音は、ミニマル・ミュージック、映画音楽などで知られる現代作曲家マイケル・ナイマンと、イギリス・バロックの大作曲家ヘンリー・パーセルという衝撃の組み合わせ。1980年代にイギリスのバロック音楽を再発明し、映画「英国式庭園殺人事件」ではパーセルの音楽を使用したナイマン。パーセルの歌曲を基にした器楽曲「ミュージック・アフター・ア・ホワイル」は、フレットワークによる新たな委嘱作品。そして、フレットワークやパーセル・クァルテットの創設メンバーであるリチャード・ブースビー、バッハ・プレイヤーズやイン・エコーのメンバーも務めるサイラス・ウォルストンによるナイマン&パーセルのアレンジなどをプログラム。大胆なハーモニー、不思議な創意、魅力的なメロディーを組み合わせ、17世紀から21世紀の音楽を繋ぐ。 | |||
ソングス・ファースト・サイクル モーツァルト:「ゾフィーの旅」からの3つの歌〔偉大な人々の栄光に感謝あれ K.392 (340a) / 私の慰めであっておくれ K.391 (340b) /私は私の道を K.390 (340c)〕 シューベルト:「セラム」からの歌〔愛の気つけ水 D.302 /愛する女性に D.303 / 子守歌 D.304 /5月への挨拶 D.305 /酒宴歌 D.306 /星の世界 D.307 /愛の力 D.308 〕 ベートーヴェン:遥かなる恋人に寄す Op.98 / ウェーバー:恋人を失った時の気分 Op.46 シューベルト:孤独 D.620 ロビン・トリッチュラー(T) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2017年1月12日-14日、殉教者聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン。2014年にイアン・ボストリッジの代役として成功させたリサイタルが注目を浴び、2016年には下野竜也指揮&読売日響との共演で初来日も実現させたアイルランド出身の新世代テノール、ロビン・トリッチュラー。ベートーヴェンとシューベルトが確立し、後のシューマン、ヴォルフ、フォーレ、ブリテン、ショスタコーヴィチへと進化を続けていった歌曲集(単なる「ソング・コレクション」ではなく、統一されたテーマや物語性を持つ「ソング・サイクル」)をテーマに、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ウェーバーの「ソング・サイクル」を収録。 | |||
マニフィカト スタンフォード:マニフィカトとヌンク・ディミッティス イ長調 ケネス・レイトン:マニフィカトとヌンク・ディミッティス(セカンド・サーヴィス) ハーバート・サムション(1899-1995):マニフィカトとヌンク・ディミッティス イ長調 ハウエルズ:マニフィカトとヌンク・ディミッティス(グロスター・サーヴィス) ガブリエル・ジャクソン:マニフィカトとヌンク・ディミッティス(トルーロー・サーヴィス) ティペット:マニフィカトとヌンク・ディミッティス(ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ) アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. | |||
録音:2018年4月19日-22日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、 UK 。1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍第7弾は、スタンフォードからガブリエル・ジャクソンまで、19世紀〜20世紀のマニフィカト(とヌンクディミッティス)ばかりを集めたプログラム。マニフィカトとヌンクディミッティスは毎日の礼拝で歌われるテキストのため、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団でも日常的・定期的に歌ってきたレパートリーの一部で、ハウエルズ、ジャクソン、ティペットの作品は、トルーロー大聖堂やグロスター大聖堂でも活動してきたアンドルー・ネスシンガの活動歴をなぞるプログラムにもなっている。 | |||
パーセル:歌劇「アーサー王」(1691)
ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ アンナ・デニス、マイリ・ローソン、ローワン・ピアース、キャロリン・サンプソン(S) ジェレミー・バッド(ハイT) ジェイムズ・ウェイ(T) ロデリック・ウィリアムズ(Br) アシュリー・リッチズ(B−Br) | |||
録音:2019年1月14日-18日、殉教者聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン。名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ。Signum Classicsでは、ベルリオーズ(SIGCD-280)、メンデルスゾーン(SIGCD-300)、ブリテン(SIGCD-340)、ハイドン(SIGCD-480)などの超巨大編成による画期的な録音で話題を呼んできたマクリーシュが、得意とするヘンリー・パーセルの録音プロジェクトをスタート!第1弾は、1691年に初演されたパーセルの愛国的なセミ歌劇「アーサー王」。マクリーシュとガブリエリ・コンソートは四半世紀にわたってこの「アーサー王」を取り上げ続けており、演奏の度に進化させてきた最新の解釈での録音となる。また、キャロリン・サンプソン、ロデリック・ウィリアムズ、ジェレミー・バッド、マイリ・ローソンらの豪華歌手陣はもちろん、トランペットのジャン=フランソワ・マドゥフやオーボエのクリストファー・パラメタといった名ピリオド楽器奏者たちの妙技にもご注目頂きたい。 | |||
アルカディア〜オリヴァー・デイヴィス(1972-): ザ・インフィニット・オーシャン(独奏ヴァイオリンと管弦楽のための6セクションによるバレエ)/ アルカディア(ピアノ独奏のための)/ジェミニ(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)/ 組曲(ピアノと管弦楽のための)/インフェルノ(独奏ヴァイオリンと管弦楽のための)/エレメンツ ポール・ベイトマン指揮ロイヤルpo. ベンジャミン・ベイカー(Vn) ヒュー・ワトキンス(P) ケレンザ・ピーコック(Vn) ザ・ハンケ・ブラザーズ | |||
録音:2018年8月、ドイツ/2019年2月、ロンドン。オリヴァー・デイヴィス(1972-)は英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家。これまでSignum Classicsからリリースされた4つのアルバム、「フライト」(SIGCD-411)、「シーズンズ」(SIGCD-437)、「ダンス」(SIGCD-469)、「リバティ」(SIGCD-522)はそれぞれ独自の成功を収めており、iTunesのクラシック・チャートでは、「リバティ」が第1位、「フライト」が第2位、「シーズンズ」がトップ10に入っている。 | |||
ウィル・トッド:合唱作品集 ソングス・オヴ・マジカル・クリーチャーズ(魔法の生き物の歌)(合唱、ピアノ、打楽器、弦楽とハープのための)/ ライツ、ストーリーズ、ノイズ、ドリームズ、ラヴ・アンド・ヌードルズ (合唱、青年合唱とジャズ・アンサンブルのための)/アイ・ウィル・ライト・ア・キャンドル(合唱のための)/ カイツ、カーズ・アンド・カンスタレイションズ(凧、カード&星座)(合唱とピアノのための) デイヴィッド・ヒル指揮バッハcho.、ウィル・トッド・アンサンブル | |||
録音:2018年7月14日-15日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン、 UK 。代表作のジャズ・ミサ曲「青のミサ」や、オバマ大統領の就任式で歌われたアメイジング・グレイスのアレンジなどで知られる英国の人気合唱作曲家ウィル・トッド(1970-)の新たな作品集。アイ・ウィル・ライト・ア・キャンドル(I will Light a Candle)を除く3曲は世界初録音。バッハ合唱団(ザ・バッハ・クワイアー/ The Bach Choir)は1876年に設立され、「世界でもっとも素晴らしい独立系合唱団」と称される名門合唱団。歴代音楽監督にはレイフ・ヴォーン・ウィリアムズ、エイドリアン・ボールト、レジナルド・ジャックス、デイヴィッド・ウィルコックスらの偉大な音楽家たちが名を連ね、1998年以降は英国有数の指揮者&合唱トレーナーであるデイヴィッド・ヒルが音楽監督を務めている。 | |||
ザ・ソルジャー〜セヴァーンからソンムへ ホーム バターワース:ラヴリースト・オヴ・ツリーズ / ガーニー:ブラック・スティッチェル サマヴェル:もの憂い夏の丘にて / バターワース:ルック・ノット・イントゥ・マイ・アイズ マーラー:美しいラッパの鳴るところ ジャーニー フォーレ:ゆりかご Op.32 No.1 / アイヴズ:彼はあそこだ / サマヴェル:月明りに白く ガーニー:セヴァーンの草地 / マーラー:死せる鼓手 バトル ムソルグスキー:司令官 / ガーニー:イン・フランダース / サマヴェル:シンク・ノー・モア/レッド シューマン:二人の擲弾兵 Op.49 No.1 / ヴォルフ:少年鼓手 / シューマン:兵士 Op.40 No.3 エピタフ フィンジ:チャンネル・ファイアリング サマヴェル:イントゥー・マイ・ハート・アン・エア・ザット・キルズ バターワース:ホエン・アイ・ワズ・ワン・アンド・トゥウェンティ/ ザ・ラッズ・イン・ゼア・ハンドレッズ/わたしの馬たちは耕しているか? プーランク:4月の月 アンコール アイアランド:少年時代に クリストファー・マルトマン(Br) ジョゼフ・ミドルトン(P) | |||
録音:2018年9月3日-5日、ポットン・ホール、サフォーク、 UK 。クリストファー・マルトマン(モルトマン)は、英国王立音楽アカデミーで歌を学び、世界の主要オペラ・ハウスで活躍するイギリスのオペラティック・バリトン。特に、ロンドン、ベルリン、ミュンヘン、ケルン、ザルツブルク、アムステルダム、トゥールーズ、サンセバスティアン、北京、シカゴ、ニューヨーク、エディンバラで演じてきた「ドン・ジョヴァンニ」役で広く知られており、シューベルトやマーラーのリート歌手としても国際的に活動。日本でも、東京・春・音楽祭2016や、都響による「エルガー:ゲロンティアスの夢」公演など度々来日公演を成功させてきた。「ザ・ソルジャー(The Soldier)」は、マルトマンが音楽アカデミー時代に生み出し、その後20年にわたって進化させていったという思い入れの深いプログラム。第一次世界大戦を中心とする19世紀末〜20世紀初頭の戦争の犠牲をテーマとする構成で、アルフレッド・エドワード・ハウスマンの詩集「シュロップシャーの若者( A Shropshire Lad)」に曲を付けたジョージ・バターワースとアーサー・サマヴェルの歌曲と、マーラー、フォーレ、シューマン、プーランクらの作品を組み合わせている。 | |||
ガニング:交響曲集 〔第2番/第10番/第12番〕 |
ケネス・ウッズ指揮 BBCウェールズ・ナショナルo. | ||
録音:2019年4月4日-6日、ホディノット・ホール、カーディフ。「名探偵ポワロ」シリーズや「エディット・ピアフ〜愛の讃歌」を始め、数多くの映画やテレビドラマの音楽で知られるイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(1944-)。現在はクラシック音楽の作曲・録音を中心に活動しており、12の交響曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォン、ギターのための各協奏曲を書きその多くがレコーディングされている。ガニングの新たな録音プロジェクトで、2003年に作曲された交響曲第2番と、比較的最近の2曲、交響曲第10番(2016年)、交響曲第12番(2018年)を振るのは、イギリスso. の首席指揮者&芸術監督を務め、ハンス・ガルを始めとする様々なレア作品・現代作品の録音に定評のある実力者、ケネス・ウッズ。 | |||
チャイコフスキー:独奏ピアノ作品集 2つの小品 Op.1 /カプリッチョ 変ト長調/同一主題による6つの小品 Op.21 /熱い告白 Op.Posth./ ピアノ・ソナタ第2番 ト長調 Op.37 /ユモレスク Op.10 No.2 /ドゥムカ Op.59 ピーター・ドノホー(P) | |||
録音:2018年10月15日-17日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、 UK 。サイモン・ラトルがBPOの音楽監督就任記念コンサートにソリストとして招聘し、バーミンガム市響時代にも数多くの共演を重ねるなど、ラトルから厚い信頼を寄せられているイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得している。24の前奏曲とフーガ Op.87(SIGCD-396)、ピアノ協奏曲第1番&第2番とピアノ・ソナタ第1番&第2番(SIGCD-493)のショスタコーヴィチ2アルバムでスタートし、前作(SIGCD-566)ではムソルグスキーにラヴェルとメシアンの作品を組み合わせて幅広いレパートリーを示してくれたSignum Classicsでのレコーディング・プロジェクト。第4弾は、オーケストラ作品に比べるとまだまだ演奏機会の少ないままとなっているチャイコフスキーの独奏ピアノのための作品集。サロン風の小品から大規模な Op.37のソナタ(大ソナタ)まで、チャイコフスキーのメロディー・メーカーとしての魅力が詰まった2枚組。 | |||
ナウ・マイ・ウィ・シンゲン〜アドヴェントとクリスマスのための音楽 マシュー・マーティン: Novo profusi gaudio / ジュディス・ウィアー: Drop down, ye heavens, from above ヘンリー・ジョン・ガントレット/オドンネル編曲:ダビデの村に / ジェイムズ・マクミラン:おお光り輝く夜明け ギレーヌ・リース=トラップ:アレルヤ!ア・ニュー・ワーク・イズ・カム・オン・ハンド アンドルー・カーター:マリアのマニフィカト / ジョン・タヴナー: Ex Maria Virgine: Ave rex angelorum イングランド伝承曲/ウィルコックス編曲:天なる神には / リチャード・アラン:おねむりなさい、いとしい子よ セシリア・マクドウォール:ナウ・マイ・ウィ・シンゲン / ジョン・ラッター:ブリスの王 イングランド伝承曲/ヴォーン・ウィリアムズ編曲:ああベツレヘムよ エリザベス・ポストン:イエス・キリストりんごの木 / リチャード・ウィウバーフォース: My musick shine ロクサンナ・パヌフニク:天使の歌〜イエス・キリストは生まれた メンデルスゾーン/ウィルコックス編曲:天には栄え / ウィリアム・マサイアス: Sir Christemas アレグザンダー・キャンプキン:眠れ、聖なる幼子よ / 作曲者不詳/ウィルコックス編曲:神のみ子は今宵しも ティモシー・ガラード指揮ウェストミンスター・スクール聖歌隊 ベン・ブロー(Org) | |||
録音:2018年1月、キーブル・カレッジ礼拝堂、オックスフォード。1560年に設立され、その起源は14世紀初頭のウェストミンスター寺院ベネディクト会修道院にまで遡るという歴史あるパブリックスクール、ウェストミンスター・スクールの聖歌隊が歌う、アドヴェント(キリストの降誕を待ち望む期間)とクリスマスのための音楽。 | |||
ウィドール:オルガン作品全集 オルガン交響曲〔第1番 ハ短調 Op.13 No.1 /第2番 ニ長調 Op.13 No.2 /第3番 ホ短調 Op.13 No.3 / 第4番 ヘ短調 Op.13 No.4 /第5番 ヘ短調 Op.42 No.1 /第6番 ト短調 Op.42 No.2 / 第7番 イ短調 Op.42 No.3 /第8番 ロ長調 Op.42 No.4 / 第9番 Op.70「ゴシック」/第10番 Op.73「ローマ風」〕/ ラテン組曲 Op.86 /3つの新しい小品 Op.87 /バッハの思い出/アメリカ行進曲/四月物語〜第6曲「結婚行進曲」 ジョセフ・ノーラン(Org) | |||
録音:2011年5月18日-24日、2013年4月29日-5月1日、2014年5月25日-27日|既出盤のセット化。セント・ジェイムズ宮殿チャペル・ロイヤル(ロンドン)のオルガニストやセント・ジョージ大聖堂(西オーストラリア、パース)のオルガニスト&楽長を務め、2016年4月には誉れ高きフランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ(騎士)」を受勲したイギリス系オーストラリアの名オルガニスト&合唱指揮者、ジョセフ・ノーラン博士が築いた金字塔。フランス・オルガン界の大家シャルル=マリー・ウィドール(1834-1937)のオルガン作品全集がBOXセットになってリリース! 全5巻(CD6枚)に及んだ「オルガン交響曲全集」に、CD2枚分の独奏オルガン作品集をセットにした8枚組。英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン、英ミュージック・ウェブ・インターナショナル、豪ライムライト誌、豪オーストラリアン紙等主要メディアで圧倒的な評価を獲得してきた記念碑的録音。かつてサン=サーンスやフォーレ、デュボワがオルガニストを務めた由緒あるパリのマドレーヌ寺院に設置された銘器、1846年に19世紀の名工アリスティッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンを中心に、リヨン、サン・フランソワ・ド・サル教会のカヴァイエ=コル・オルガン(アメリカ行進曲、結婚行進曲)、トゥールーズ、サン=セルナン聖堂のカヴァイエ=コル・オルガン(オルガン交響曲第10番、その他の独奏作品)を使用している。 | |||
ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲集 (Vol.2) 〔第8番 ホ長調 Op.80 /第10番 変ホ長調 Op.51 〕 アルビオンSQ [タムシン・ウェーリー=コーエン、エマ・パーカー(Vn) ロザリンド・ヴェントリス(Va) ナサニエル・ボイド(Vc)] | |||
録音:2018年5月15日-17日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、サフォーク。1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズに選出された英国ヴァイオリン界の才女、タムシン・ウェーリー=コーエン。2019年2月には無伴奏リサイタルや読響との共演で来日公演も成功させたタムシン・ウェーリー=コーエンが2016年に結成したイギリスの若きアンサンブル、アルビオン弦楽四重奏団のサード・アルバム。「アメリカ」を収録したデビュー・アルバムに引き続き、ドヴォルジャークの弦楽四重奏曲でその並外れた才能を披露する。2019-20シーズンにはワシントンのフィリップス・コレクションでアメリカ・デビューを果たし、オックスフォード・リーダー、ストラトフォード、ベルファストなどの著名な国際音楽祭にも出演、躍進を続ける期待の弦楽四重奏団にご注目頂きたい。 | |||
夏の名残のばら〜ブリテン諸島からの民謡集 踊って見せてごらん/夏の名残のばら/恋人は赤い、赤いバラ/茂みとイバラ/思い出のサリーガーデン/ダニー・ボーイ/ アイロンをかけまくる/コキジバト/ヒバリ空高くさえずる時/ラグル・タグル・ジプシーズ/ヴィーナスのような恋人/ アニーローリー/ある朝早く/ブリッグの定期市/スカボロー・フェア/酔いどれ水夫/マイ・ラガン・ラヴ/ ボビー・シャフトー/広い河の岸辺/タインの流れ/スオ・ガン(子守歌)/我が父祖の土地 クイーンズ・シックス [ダニエル・ブリテイン、ティム・カールストン(CT) ニコラス・マッデン、ドミニク・ブランド(T) アンドルー・トンプソン(Br) サイモン・ホワイトリー(B)] | |||
録音:2016年9月26日-28日、アスコット小修道院、 UK 。エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成された男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちが歌う、イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズの民謡集。夏の名残のばら(庭の千草)、ダニー・ボーイ、スカボロー・フェアを始めとする世界で親しまれている名旋律を、磨き抜かれたハーモニーで贈る。クイーンズ・シックスは現在の英国王室とも縁が深く、2018年にウィンザー城で行われたユージェニー王女とハリー王子の両ロイヤル・ウェディングでも歌っている。 | |||
デイヴィッド・ブルース(1970-): シンベリン[アヴィ・アヴィタル(マンドリン) ドーヴァーSQ ]/ ザ・ノース・ウィンド・ワズ・ア・ウーマン [ノラ・フィッシャー(S) ザ・ノース・ウィンド・アンサンブル]/ ザ・コンソレーション・オヴ・レイン[カメラータ・パシフィカ] | |||
録音:2017年2月、10月、アメリカ。デイヴィッド・ブルース(1970-)は、その豊かでカラフルなサウンド、詩的で美しい音楽から、BBCプロムス、カーネギー・ホール、コヴェント・ガーデンなどから委嘱を受けているイギリスの作曲家。南アフリカの音楽を取り入れた「ガムブーツ」(SIGCD-448)に続くSignum Classics第2弾。イスラエル出身のマンドリンのヴィルトゥオーゾ、アヴィ・アヴィタルのために書かれた「シンベリン(Cymbeline /古いケルト語で「太陽の王 [Lord of the Sun] 」を意味する、と解説に記載されている)」など、民俗や宗教、自然をテーマとする作品集。 | |||
ヤナーチェク:ピアノ作品集 草かげの小径にて第1集&第2集/霧の中で/ ピアノ・ソナタ「1905年10月1日、街頭にて」 |
トマス・アデス | ||
録音:2018年12月13日-15日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。ベンジャミン・ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トマス・アデス(1971-)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスの"ピアニスト"としての才能に改めて光を当てるレコーディング。アデスはかつてEMIからリリースした自身のピアノ・ソロ・アルバムにもヤナーチェクを入れ、イアン・ボストリッジらと共演したヤナーチェク・アルバムでもヤナーチェクのピアノ作品を録音、また2018年にはヤナーチェクの故郷ブルノでヤナーチェクの作品でリサイタルを行い「レオシュ・ヤナーチェク賞」を受賞、特別な作曲家として取り上げ続けてきたヤナーチェクの音楽で、ピアニストとしての真価を発揮する。 | |||
ライブラリー Vol.1 ケイシー・マスグレイヴス:レインボー / ベス・オートン:コール・ミー・ザ・ブリーズ BTS :ザ・トゥルース・アントールド / ジョージ・ガーシュウィン:オー・アイ・キャント・シット・ダウン アマンダ・マクブルーム:ローズ / 伝承曲:ノルナゲストのバラッド ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:イエスタデイ キングズ・シンガーズ [パトリック・ダナキー、エドワード・バトン(CT) ジュリアン・グレゴリー(T) クリストファー・ブリュートン、ニック・アシュビー(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2019年6月10日-13日、セント・オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン|収録時間:約23分。2018年に結成50周年を迎えた、男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(CT)、ニック・アシュビー(Br)、が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新録音で、珠玉の名曲と素晴らしいアレンジのレパートリーを録音していくミニ・アルバム・シリーズ「ライブラリー」がスタート。第1弾は、既に「古典」ともなったビートルズの「イエスタデイ」やガーシュウィンの名曲に、最新のポピュラー・ミュージックからBTS 、ケイシー・マスグレイヴスなどのナンバーを収録。編曲はメンバーのパトリック・ダナキーやクリストファー・ブリュートン、そして元メンバーでもある人気作曲家ボブ・チルコットなどによるもの。 | |||
ゴッドファザー〜ドイツ&イタリア・バロックの巨匠たち テレマン:3本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、 弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV.54: D3 ピゼンデル:ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 イ短調/ 2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 変ホ長調 J.S.バッハ:ヴァイオリン、3本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、 弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 ニ長調 BWV.1045 ブレシャネッロ:ヴァイオリン、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 ヴィヴァルディ:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲断章 変ロ長調 RV.745 / 弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調 RV.158 ファッシュ:ヴァイオリン、2本のオーボエ、ファゴット、3本のトランペット、ティンパニ、 弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 FaWV. LD.3 エイドリアン・チャンドラー(Vn)指揮ラ・セレニッシマ [レイチェル・チャップリン、マーク・ベイジェント(Ob) ピーター・ウィーラン(Fg) サイモン・マンデイ(Tp)] | |||
録音:2019年2月11日-14日、シダーズ・ホールサフォーク、 UK 。英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマがSignum Classicsから初登場。C.P.E.バッハの名付け親(ゴッドファザー)であるテレマンを皮切りに、J.S.バッハ、ヴィヴァルディ、当時最高のヴァイオリニストでありテレマンやJ.S.バッハ、ヴィヴァルディらが彼のために技巧的な作品を書いたというピゼンデル、ピゼンデルとテレマンの親友だったファッシュ、そしてドイツ語圏でイタリアの器楽音楽を広め、彼の協奏曲はドレスデンでピゼンデルによって演奏されたというブレシャネッロらの様々な編成の協奏曲作品を集めた、バロック時代のドイツとイタリアの偉大な巨匠たちの豊かな繋がりを感じられるプログラム。完成した作品ばかりではなく、未完成(あるいは全曲は未発見)の協奏曲断章も多数収録した、ラ・セレニッシマならではのこだわりの選曲にも注目。このアルバムに収録されているピゼンデルの イ短調協奏曲断章には師ヴィヴァルディが手を加えた痕跡があるとのこと。もちろん、レイチェル・チャップリンやピーター・ウィーラン、サイモン・マンデイら、世界一流の古楽アンサンブルで活躍する名手たちの華麗なソロも聞き物。 | |||
エセンヴァルズ:合唱作品集 優しく雨ぞ降りしきる/新しい月/長い道/光の川/ノーザン・ライツ(北極光)/ オンリー・イン・スリープ/ああ、彼女は松明に輝き方を教えている/兵士の母の子守歌/春の雨/ 私の小さな額縁に/イヴニング/恋人は赤い、赤いバラ/星々/アメイジング・グレイス リチャード・ナンス指揮パシフィック・ルーテラン大学クワイア・オヴ・ザ・ウェスト | |||
録音:2018年4月4日-10日、パシフィック・ルーテラン大学、ワシントン、 US 。現代合唱界における人気作曲家の一人、ラトヴィア出身のエリクス・エセンヴァルズ〔エシェンヴァルズ〕 (1977-) の合唱作品集。「クワイア・オヴ・ザ・ウェスト」は、ワシントンにあるパシフィック・ルーテラン大学(Pacific Lutheran University)の音楽学部による合唱団で、1926年の設立以来全米で広範囲にツアーを行い、ヨーロッパ、スカンジナヴィア、日本、中国で演奏してきた実力派合唱団。 | |||
カントス・サグラドス マクミラン:カントス・サグラドス(神聖なる聖歌) / ウィテカー:レオナルドは空飛ぶマシーンを夢見る マスグレイヴ:オン・ジ・アンダーグラウンドセット2〜ステージとエキゾチック エセンヴァルズ:アメイジング・グレイス / ウィテカー: When David Heard ティペット:5つのスピリチュアル / フランツ・ビーブル:アヴェ・マリア クリストファー・ベル指揮 ナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランド、 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. | |||
録音:2019年1月5日、グラスゴー・ロイヤル・コンサート・ホール、 UK 。 北アイルランドの指揮者クリストファー・ベルが1996年から音楽監督を務めるナショナル・ユース・クワイア・オヴ・スコットランド(NYCoS)。16歳から25歳までの有望な若者たちが歌う、新しい合唱レパートリー。 | |||
灰の水曜日 バード:先唱句(The Preces) / アレグリ:ミゼレーレ / イザヤ書1章 10-18 「ファースト・レッスン」 トマス・ウィールクス:マニフィカト(ショート・サーヴィス) ルカによる福音書15章 11-最終節 「セカンド・レッスン」 ウィールクス:ヌンク・ディミッティス(ショート・サーヴィス) / 使徒信条 バード:答唱句(The Responses)/主よ怒りたもうことなく/祈り(The Prayers) J.S.バッハ:プレリュード ホ短調 BWV.548i アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. | |||
録音:2019年3月6日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、 UK 、ライヴ。1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍後にも精力的なリリースを続け、これまでBBCミュージック・マガジン賞の「合唱部門賞」(SIGCD-456)、BBCミュージック・マガジンの「Choral & Song Choice」(SIGCD-541)、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」(SIGCD-456、SIGCD-567、SIGCD-588)に選ばれるなど、英メディアでの極めて高い評価を維持している。ニュー・アルバム「Ash Wednesday」には、イースター(復活祭)に先立つ四旬節の最初の一日「灰の水曜日」に行われる特別な典礼を収録。教会音楽史上屈指の傑作であるグレゴリオ・アレグリの「ミゼレーレ」やトマス・ウィールクスの「マニフィカトとヌンク・ディミッティス」を中心に、聖書の朗読なども含めた儀式全体を追体験できるライヴ録音。 | |||
ディヴァイン・ミューズ シューベルト:私がどんなに愛しているか D.510 /波の間に D.78 /ギリシャの神々 D.677 / ガニュメート D.544 /春の神 D.448 /マリア D.658 ヴォルフ:「ゲーテ歌曲集」〜ガニュメート/「ケラーによる6つの詩」〜明るい月の輝き/ 「メーリケ歌曲集」より〔新しい年に/ため息/祈り/ヴァイラの歌/古画に寄せて/眠る幼な児イエス〕/ 「スペインの歌の本」〜棕櫚の木のまわりに浮かぶものたちは ハイドン:カンタータ「ナクソス島のアリアンナ」 Hob.XXVIb: 2 /宗教歌 Hob.XXVIa: 17 メアリー・ベヴァン(S) ジョゼフ・ミドルトン(P) | |||
録音:2019年1月4日-7日、オール・セインツ教会、イースト・フィンチリー、ロンドン、 UK 。英国ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞や英国批評家サークル賞を受賞し、オペラとコンサート・プラットフォームの両面で輝かしい活躍を見せるイギリスのソプラノ、メアリー・ベヴァン。2019年には栄誉あるMBE(大英帝国五等勲爵士)を受勲し、益々その存在感を高めている。名伴奏者ジョゼフ・ミドルトンと共演したメアリー・ベヴァンのファースト・ソロ・リサイタル・アルバム「ボヤージュ(SIGCD-509)」は、英グラモフォン賞2018にノミネートするなど大きな成功を収めた。続くリサイタル・アルバム第2弾「ディヴァイン・ミューズ」は、愛や春、憧れや喪失を歌ったようなありふれた選曲とは一線を画すプログラムで、神話と宗教をテーマにシューベルト、ヴォルフ、ハイドンの作品をまとめるという独創的な企画。ケンブリッジ大学ではアングロ=サクソン、北欧、ケルトについて研究したというメアリー・ベヴァンの深い造詣が活かされた見事なリサイタル。 | |||
ファインディング・ハーモニー ミシェル・ルグラン(リチャード・ロドニー・ベネット編曲):ワン・デイ アルマ・アンドロッツォ(ステイシー・V. ギブズ編曲):イフ・アイ・キャン・ヘルプ・サムボディ レイブ・ヤンポルスキー/レア・ルンドニツカ(トビー・ヤング編曲): S 'Dremlen feygl ジョージア伝承曲:ツィンツハロ/ミミ・ファリーニャ / グスタフ・エルネサクス:我が祖国、我が愛 ジェイムズ・オッペンハイム(レベッカ・デイル編曲):ブレッド&ローズ / ウルマス・シサスク:野に鐘は鳴る キリノ・メンドーサ・イ・コルテス(ホルヘ・コサトル編曲):シエリト・リンド マルティン・ルター(J.S.バッハ編曲):神はわがやぐら ウィリアム・バード:主よ怒りたもうことなく―聖なる都市 / ケシャ(レベッカ・デイル編曲):プレイング 伝承曲(ダリル・ランズウィック編曲): Puirt a ' bheul(マウス・ミュージク) ジョン・キャメロン(ジェイムズ・マクミラン編曲): O, chi, chi mi na morbheanna ジョージア伝承曲/ジョージア王デメトレ1世: Shen khar venakhi 伝承曲(ネオ・ムヤンガ編曲): Ayihlome / Qula kwedini エノック・ソントンガ(ネオ・ムヤンガ編曲): Nkosi Sikelel ' iAfrika ダヴィド・ゲッタ、サヴァン・コテチャ、ジョルジョ・トゥインフォート、 ラミ・ヤコブ、カール・フォーク(リチャード・ウィルバーフォース編曲):ワン・ラスト・タイム アベル・メーロポル(ステイシー・V. ギブズ編曲):奇妙な果実 ハリー・ディクソン・ローズ(ステイシー・V. ギブズ編曲):ディズ・リトル・ライト・オヴ・マイン キングズ・シンガーズ [パトリック・ダナキー、エドワード・バトン(CT) ジュリアン・グレゴリー(T) クリストファー・ブリュートン、ニック・アシュビー(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2019年6月10日-13日、セント・オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン。2018年に結成50周年を迎えた、男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(CT)、ニック・アシュビー(Br)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新録音。12世紀のジョージア(グルジア)のポリフォニーから、宗教改革の音楽、そしてビリー・ホリデイやアリアナ・グランデのナンバーまで、様々な国、歴史、コミュニティの音楽から豊かなハーモニーを発見。音楽を通じて世界中の人々をつなぐキャンペーンの一環としてリリースされるアルバム「ファインディング・ハーモニー」。南アフリカ、ジョージア、スコットランド、メキシコ、アメリカ、etc... キングズ・シンガーズの驚くべき柔軟性と多様性を再認識させることだろう。 | |||
サルヴェ・サルヴェ・サルヴェ〜ジョスカンが影響を与えたスペインの遺産 モラレス:ユビラーテ・デオ / 聖歌:すべての者よ、主に向かいて喜ばん/サルヴェ・レジナ ゲレーロ:めでたし、いとも聖なる乙女/わが愛する者よ、立ちて急げ ビクトリア:ミサ・ガウデアムス/サルヴェ・レジナ / ジョスカン・デ・プレ:サルヴェ・レジナ オウエン・リース指揮コントラプンクトゥス | |||
録音:2019年3月13日-15日、セント・マイケル&オール・エンジェルズ教会、オックスフォード、イングランド、 UK 。「コントラプンクトゥス」は、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団の音楽監督であり、イギリス、スペイン、ポルトガルのルネサンス音楽のスペシャリストでもある音楽学者オウエン・リースが2010年に設立したイギリスの古楽コンソート。ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加し、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めてきた注目のヴォーカル・アンサンブル。Signum Classicsからリリースされる新たなレコーディングは、ルネサンス最大の作曲家、ジョスカン・デ・プレの音楽が流行し、その影響で生まれたスペイン黄金時代の巨匠ビクトリア、ゲレーロ、モラレスらの傑作を集めた秀逸なプログラム。 | |||
黄金の鎖で〜王政復古前のイギリスにおけるヴァース・アンセム集 Vol.2 ウィリアム・バード: わが祈りを聞きたまえ/おお主よ、われを責めたもうな/おお神よ、われを憐れみ/ファンタジア第46番/ おお主よ、あなたの道を示して下さい/蘇り給いしキリストは/われは讃美せん/ご覧下さい、御身を傾けて下さい ジョン・ブル:全能の神、導く星/ファンタジア第16番/私をお救い下さい、おお神よ ベンジャミン・コシン:ヴォランタリー〔第3番/第1番〕 / トマス・モーリー:わたしは深い淵から ジョン・マンディ:喜びの歌を歌え / エドマンド・フーパー:もろもろの国よ耳を傾けよ/神の中の神 フレットワーク[森川麻子、エミリー・アシュトン、ジョー・レヴァイン、 スザンナ・ペルサム・スタッドレン、リチャード・ブースビー] ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、マグダレーナ・コンソート | |||
録音:2019年1月25日-27日、殉教者聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン。世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」、ピリオド系金管楽器の達人集団「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、2008年にピーター・ハーヴィーが創設した声楽&器楽の古楽アンサンブル「マグダレーナ・コンソート」。英国が世界に誇る3つのピリオド・アンサンブルの共演による、王政復古以前のイギリスにおけるヴァース・アンセムの歴史をたどるシリーズ。第2巻は、ウィリアム・バードの作品を中心に、ジョン・ブルやトマス・モーリー、ジョン・マンディ、そしてウェストミンスター寺院の聖歌隊指揮者&オルガニスト、王室礼拝堂のオルガニストを務めたエドマンド・フーパー(c.1553-1621)などの詩篇とロイヤル・アンセムを収録。プロデューサー&エンジニアは、前作に引き続き世界的エンジニア、フィリップ・ホッブスが担当。第1巻はグラモフォン誌やBBCミュージック・マガジン、アーリー・ミュージック・レビュー等に好レビューが掲載され、イギリスの作曲家でありジャーナリストや人気ブロガーとしても知られるロバート・ヒューギルが「第2巻が待ちきれない」といった注目のプロジェクトにご期待頂きたい。 | |||
メサイア・・・リフレッシュド!〜 ヘンデル/グーセンス&ビーチャム編曲:メサイア ペネロープ・シュマテ(S) クラウディア・チャパ(Ms) ジョン・マクヴェイ(T) クリストファー・ジョブ(B−Br) ジョナサン・グリフィス指揮ロイヤルpo.、 ジョナサン・グリフィス・シンガーズ、イギリス・ナショナル・ユースcho. | |||
録音:2019年7月29日-8月1日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン。1959年にトーマス・ビーチャムがロイヤル・フィルを指揮したヘンデルの「グーセンス版メサイア」は、60年間にわたりクラシック・カタログのランドマークとして屹立してきた。DCINY(ニューヨーク国際優良演奏会/ Distinguished Concerts International New York)の創設者であり芸術監督&首席指揮者を務めるアメリカのマエストロ、ジョナサン・グリフィスが、このユージン・グーセンスの豊かなオーケストレーションを新しい聴衆へと届けるためのプロジェクトを立ち上げ、2019年の7月にロンドンのアビー・ロード・スタジオにロイヤル・フィルと世界中から集まったソリスト、60人のジョナサン・グリフィス・シンガーズ、イギリスのナショナル・ユース合唱団を集結。スリリングな高解像度サウンドによる現代の「グーセンス&ビーチャム版メサイア」を録音を実現させた。 | |||
イタリアン・インスピレーション J.S.バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV.974(原曲:アレッサンドロ・マルチェッロ) ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42 / ダッラピッコラ:アンナリベラの音楽帳 リスト:小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ S.175 No.1 /ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」 S.161 No.7 アレッシオ・バックス(P) | |||
録音:2018年12月18日-20日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、サフォーク。1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクールを制覇し、世界を舞台に活躍を続けるイタリアの貴公子アレッシオ・バックス。BPOの第1コンサートマスターとして活躍する樫本大進との共演でも大きな注目を浴びたバックスの新録音は、故郷イタリアからインスピレーションを得たレパートリーを集めた作品集。ヴェネツィアの作曲家アレッサドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲からバッハがピアノ独奏曲へと編曲した作品を皮切りに、コレッリをテーマにしたラフマニノフの変奏曲、20世紀イタリアの作曲家ルイージ・ダッラピッコラの作品、リストがローマで書いた「伝説」からの1曲とイタリア旅行の印象を音楽にした「巡礼の年第2年「イタリア」」からの1曲という多彩で素敵に洗練されたプログラム。 | |||
Maghek 〜グスタボ・ディアス=ヘレス(1970-):カナリア諸島の7つの交響詩 管弦楽のための「 Ymarxa (Tenerife) 」/クラリネットと管弦楽のための交響詩「 Ayssuragan (La Palma) 」/ ピアノと管弦楽のための交響詩「 Guanapay (Lanzarote) 」/管弦楽のための「 Chigaday (La Gomera) 」/ 管弦楽のための「 Azaenegue (Gran Canaria) 」/ 管弦楽のための「 Erbane (Fuerteventura) 」/管弦楽のための「 Aranfaybo (El Hierro) 」 エドゥアルド・ポータル指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナルo. クリスト・バリオス(Cl) リッカルドデスカルツォ(P) | |||
録音:2019年9月17日-20日、グラスゴー・ロイヤル・コンサート・ホール、 UK 。 現代のスペインを代表する作曲家&ピアニスト、グスタボ・ディアス=ヘレス(1970-)の約10年間にわたる作曲活動の集大成となる管弦楽作品集。 | |||
ブレッシング〜ポール・ミーラー(1975-)の音楽 全世界を隅々まで歌で満たせ/至福の教え/ To Seek Where Shadows Are /見よ、か弱きみどりごを/ 汚れなきバラ/セルウィン・サーヴィス/ Beneath Thy Compassion /アヴェ・マリス・ステラ/ ユビラーテ・デオ/アヴェ・ヴェルム・コルプス/ Let Fall the Windows of Mine Eyes / 私を愛するならば/ All wisdom cometh from the Lord /ブレッシング マーク・シングルトン指揮ヴォーチェ | |||
録音:2018年5月、アメリカ。ヴォーチェ(VOCE)は、マーク・シングルトンらが創設したアメリカ、ニュー・イングランドの室内合唱団。マーク・シングルトンとはスコットランドのアバディーン大学で共に働いていた交流などもあるウェールズの合唱作曲家ポール・ミーラーの愛と平和に満ちた合唱作品集。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 Vol.1 〔第1番 ハ長調 Op.15 (*) / 第2番 変ロ長調 Op.19 (#) 〕 |
エリザベート・ソンバール(P) ピエール・ヴァレー指揮 ロイヤルpo. | ||
録音:2019年7月14日-15日(*)、16日-17日(#)、カドガン・ホール、ロンドン。フランス、ストラスブール出身の女流ピアニスト、エリザベート・ソンバール〔エリザベス・ソンバート〕がSignum Classicsに登場。ベートーヴェンの生誕250周年を記念して、ピエール・ヴァレー&ロイヤル・フィルとのピアノ協奏曲シリーズがスタート。エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞している。ソンバールはロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムも録音してきた。今後数ヵ月にわたってこのベートーヴェンのピアノ協奏曲サイクルを続けていくとのこと。 | |||
パーセル:歌劇「妖精の女王」(1692)
ポール・マクリーシュ指揮ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ アンナ・デニス、マイリ・ローソン、ローワン・ピアース、キャロリン・サンプソン(S) ジェレミー・バッド、チャールズ・ダニエルズ、ジェイムズ・ウェイ(ハイT) ロデリック・ウィリアムズ(Br) アシュリー・リッチズ(B−Br) | |||
録音:2019年1月8日-11日、18日、殉教者聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン、ロンドン。名匠ポール・マクリーシュが1982年に創設したイギリスを代表する古楽アンサンブル&合唱団、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ。2019年にマクリーシュが得意とするレパートリーの1つ、ヘンリー・パーセルの録音プロジェクトがスタートし、第1弾となった「アーサー王」(SIGCD-589)」は、レコード芸術海外盤REVIEWで「今月の特選盤」に選出された他、英グラモフォン誌でレコーディング・オヴ・ザ・マンスに、BBCミュージック・マガジン賞2020のオペラ部門でファイナリストに選ばれるなど、大きな反響を巻き起こした。期待の増す第2弾は、シェイクスピアの「夏の夜の夢」に基づくパーセルのセミ・歌劇「妖精の女王」を録音。刺激的な器楽と美しい歌を備えた、パーセルのもっともカラフルで魅惑的なスコアを、チャールズ・ダニエルズが加わった他は前作と同じ豪華歌手陣、そしてマクリーシュとガブリエリ・コンソートが四半世紀にわたる演奏経験から練り上げた「上演用新エディション(new performing edition)」にて収録している。 | |||
ベートーヴェン:交響曲集 〔第1番 ハ長調 Op.21 /第2番 ニ長調 Op.36 / 第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」〕 ジェラルド・バリー(1952-): ベートーヴェン(2008) /ピアノ協奏曲 |
トーマス・アデス指揮 ブリテン・シンフォニア ニコラス・ホッジス(P) マーク・ストーン(Br) | ||
録音:2017年-2018年、バービカン・センター、ロンドン。ベンジャミン・ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971-)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスがブリテン・シンフォニアを振ったベートーヴェンの交響曲集。そして、アイルランド国立so. のコンポーザー・イン・レジデンスなどを務めたアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(1952-)の作品、「ベートーヴェン」と「ピアノ協奏曲」を組み合わせるという、ユニークなベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバム。バーミンガム・コンテンポラリー・ミュージック・グループのために2008年に作曲された「ベートーヴェン」は、オーケストラル・アンサンブルをバックに、ベートーヴェンの謎多き手紙「不滅の恋人(Immortal Beloved)」のテキストを歌うミニ・オペラ的作品。トーマス・アデスとはアデスの「死の舞踏」の録音などでも共演したイギリス期待のバリトン、マーク・ストーンが、ベートーヴェンの激情や恨み節、そしてコミカルな表情までを豊かに表現している。 | |||
イアン・ヴェナブルズ(1955-):歌曲集 ソプラノとピアノのための6つの歌 〔 Op.33 No.1, Op.37 No.3, Op.41 No.6, Op.37 No.1, Op.33 No.2, Op.45 No.1 〕 ソプラノ、テノール、弦楽四重奏とピアノのためのカンタータ「リメンバー・ディス」 Op.40 / テノール、ヴィオラとピアノのための歌曲集「 Through These Pale Cold Days 」 Op.46 メアリー・ベヴァン(S) アラン・クレイトン(T) カルドゥッチSQ グレアム・J.ロイド(P) | |||
録音:2019年1月17日-18日、オール・セインツ教会、ロンドン。「現代イギリスのもっとも偉大なアート・ソングの作曲家」と称され、室内楽にも秀でた作曲家、イアン・ヴェナブルズ(1955-)の歌曲集。メアリー・ベヴァン、アラン・クレイトンの名歌手が愛をテーマにしたテキストをムーディーに歌う。 | |||
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1 〔第1番 ニ長調 Op.12 No.1 /第5番 ヘ長調 Op.24「春」/第8番 ト長調 Op.30 No.3 〕 タムシン・ウェーリー=コーエン(Vn) ヒュー・ワトキンス(P) | |||
録音:2019年9月9日-11日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、イギリス。1986年ロンドン生まれ、巨匠ルッジェーロ・リッチが「私がこれまで出会った中でもっとも才能のある若きヴァイオリニスト」と絶賛し、2016-2017シーズンのECHOライジング・スターズにも選出された英国ヴァイオリン界の才媛、タムシン・ウェーリー=コーエン。前作の「C.P.E.バッハのヴァイオリン・ソナタ集(SIGCD-573)」では、モダーン楽器によるまとまった形(3枚組)での初めてレコーディングとして新たな境地に踏み出し、英グラモフォン誌でも「エディターズ・チョイス」に選定されるなど、大きな話題を呼んだ。そして、2020年のベートーヴェン・イヤーに満を持してベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集がスタート。パートナーは、メンデルスゾーン(SIGCD-342)、シマノフスキ(SIGCD-432)、ドヴォルジャーク(SIGCD-510)などのアルバムでも絶妙なコンビネーションを聴かせてくれたイギリスの名手ヒュー・ワトキンス。過去十数年にわたり、二人のリサイタル・プログラムの中心となっており、「我が家」のように感じるというベートーヴェンの傑作で、ベートーヴェンの音楽への情熱と親愛を伝える。2019年の来日時に行われたインタビューでは、このベートーヴェンに続き、ハイドンやモーツァルトの協奏曲など更なる古典派レパートリーの録音も予定していると語るタムシン・ウェーリー=コーエンの飛躍にご注目頂きたい。 | |||
疾風怒濤 Vol.1 グルック:歌劇「ドン・ファン」〜最後のシーン / ヨンメッリ:「フェトンテ」〜 Ombre che tacite qui sede ハイドン:「歌姫」〜 Non v 'e chi mi aiuta / フランツ・イグナーツ・ベック:交響曲 ト短調 Op.3 No.3 トラエッタ:「ソフォニスバ」より〔 Crudeli, ahime, che fate / Sofonisba, che aspetti? ハイドン:交響曲第49番 ヘ短調「受難」 キアラ・スケラート(S) イアン・ペイジ指揮モーツァルティスツ | |||
録音:2019年1月4日-6日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン、 UK 。クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、「モーツァルティスツ」による新たな大型プロジェクト、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」がスタート!1760年代から1780年代に芸術界を席巻した疾風怒濤運動を探求する全7巻に及ぶシリーズで、ハイドン、モーツァルト、グルックらの傑作から、知られざる作品、軽視されていた佳作などを組み込んでいく意欲的なプロジェクト。イアン・ペイジ率いるピリオド楽器の名手たちの演奏で、直感的でダイナミックな「疾風怒濤」のエネルギーをお届けする。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 Vol.2 〔第3番 ハ短調 Op.37 (*) / 第4番 ト長調 Op.58 (#) 〕 |
エリーザベト・ソンバール(P) ピエール・ヴァレー指揮 ロイヤルpo. | ||
録音:2019年7月17日-18日(*)、24日-25日(#)、カドガン・ホール、ロンドン。 ロイヤルpo. が盛大に祝うベートーヴェンの生誕250周年記念シリーズ。フランス、ストラスブール出身の名女流ピアニスト、エリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)と、小澤征爾との長期的なパートナーシップでも知られるフランスの指揮者ピエール・ヴァレーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲集第2弾。エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞している。ロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムを録音してきたソンバールが、優美で洗練されたベートーヴェンを聴かせてくれることだろう。第3弾では第5番「皇帝」と三重協奏曲を予定。 | |||
ガニング: ヴァイオリン協奏曲/チェロ協奏曲/バードフライト |
ハリエット・マッケンジー(Vn) リチャード・ハーウッド(Vc) クリストファー・ガニング指揮 ロイヤルpo. | ||
録音:2015年9月28日-29日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。「名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として有名なイギリスの映画& TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944-)の自作自演レコーディング。「21世紀のヴァイオリン協奏曲集」(NI-6295)など現代のコンチェルト録音で実績のあるハリエット・マッケンジー(Vn)、メジャー・レーベルで活躍してきたリチャード・ハーウッド(Vc)がソロを務める2つの協奏曲に、管弦楽のための「バードフライト(Birdflight)」を収録。 | |||
F.クープラン:3つのルソン・ド・テネブル ジェズアルド: 聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム |
ナイジェル・ショート指揮 テネブレ | ||
録音:2019年3月13日-14日、(クープラン)&7月2日-3日、(ジェズアルド)、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン、 UK 。 キングズ・シンガーズの元メンバーであるナイジェル・ショートによって2001年に設立され、世界最高峰のヴォーカル・アンサンブルの一つとして広く活動する"テネブレ"。2016年に「ブラームス&ブルックナー(SIGCD-430)」が2度目のBBCミュージック・マガジン賞を受賞し、2018年には「天体の音楽(SIGCD-904)」がグラミー賞にノミネートされ、大きな注目を浴びたテネブレの新録音。グループ名の由来ともなった「テネブレ」(復活祭のお祝いに先立って行われる聖週間の朝課)にまつわる音楽、フランソワ・クープランの「ルソン・ド・テネブレ(暗闇の朗誦)」と、カルロ・ジェズアルドの「聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム(応唱)」を組み合わせた、テネブレならではとも言えるプログラム。約100年の作曲年代の開きがありスタイルが異なりながらも、神秘的で催眠的な魅力を持つクープランとジェズアルドの作品を、篤い情熱と精密な歌唱で世界をリードする"テネブレ"のパフォーマンスでお送りする。 | |||
マイケル・フィニシー:パイアス・アンセムズ&ヴォランタリーズ 安息日が過ぎて/安息日が過ぎて-ダブル(オルガン・ソロ)/主のみ母の奇跡を見よ/ 主のみ母の奇跡を見よ-ダブル(オルガン・ソロ)/「暁の星の輝きのいかに美しきかな」によるコメンタリー(器楽)/ カンタータ「主キリスト、神のひとり子」/ BWV.562 によるコメンタリー(器楽)/プレブス・アンジェリカ/ プレブス・アンジェリカ-オルタナティヴ(オルガン・ソロ) アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. グレン・デンプシー、ジェイムズ・アンダーソン=ベサント(Org) サラ・オフリン(Fl) セシリー・ウォード(Vn) | |||
録音:2019年7月14日-18日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、イングランド、 UK 。1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍後にも精力的なリリースを続け、これまでBBCミュージック・マガジン賞の「合唱部門賞」(SIGCD-456)、BBCミュージック・マガジンの「Choral & Song Choice」(SIGCD-541)、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」(SIGCD-456、SIGCD-567、SIGCD-588)に選ばれるなど、英メディアでの極めて高い評価を維持している。新たな録音は、1946年タルス・ヒル(イギリス)生まれの作曲家&ピアニスト、マイケル・フィニシー(フィニッシー)を取り上げた。王立音楽アカデミーやサセックス大学、サウサンプトン大学で教え、ボストンの現代音楽祭(SICPP)のコンポーザー・イン・レジデンス、メルボルンのヴィクトリアン芸術カレッジやケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジのレジデント・アーティストを務めるなど幅広く活動するフィニシーが、16世紀初期のモテットやバッハのカンタータなどにインスピレーションを得た宗教合唱作品。アンドルー・ネスシンガが4年間かけて1曲ずつじっくりと解釈してきたという、豊かで深みのある美しい合唱芸術。 | |||
ウィテカー/バージェス編曲:マリンバ四重奏曲集 黄金の光(Lux Aurumque)/ 10月(October)/少年と少女(A;Boy and a Girl)/眠り(Sleep) ジョビィ・バージェス、サム・ウィルソン(マリンバ/ヴィブラフォン) カラム・ヒューガン、ロブ・ファラー(マリンバ) | |||
録音:2019年5月23日、セント・オーガスティン教会、ロンドン|収録時間:約21分。『ジョビィ・バージェスは音楽の天才。これらは本当にクレバーで、美しいアレンジです。』(エリック・ウィテカー) イギリスのコンテンポラリー・アンサンブル、パワープラントのメンバーであり、ガブリエル・プロコフィエフの「バス・ドラム協奏曲」の録音でも話題を呼んだパーカッショニスト、ジョビィ・バージェスが、現代アメリカの作曲家エリック・ウィテカーの人気合唱曲をマリンバ四重奏にアレンジ。 | |||
新世界への旅〜 16-17世紀のスペインの宗教音楽 モラレス:レジナ・チェリ・ラエターレ(6声)/おお、聖なる饗宴よ エルナンド・フランコ:サルヴェ・レジナ(5声) ビクトリア:われは鳩のごとき美しきものを見たり/おお、なんと栄光に満ちた ゲレーロ:われを連れ行きたまえ/祝福されしアカキウス アロンソ・ロボ:わがハープは悲しみの音に変わり/なんと甘美な フランシスコ・ロペス・カピリャス:夜の幻によって/大いなる秘跡 フアン・グティエレス・デ・パディーリャ:死の苦しみがわたしを取り巻く/わがハープは悲しみの音に変わり 伝・エルナンド・フランコ:キリストは我らのために / ミゲル・マテオ・デ・ダリョ・イ・ラナ:主を褒めたたえよ クイーンズ・シックス [ダニエル・ブリテイン、ティム・カールストン(CT) ニコラス・マッデン、ドミニク・ブランド(T) アンドルー・トンプソン(Br) サイモン・ホワイトリー(B)] | |||
録音:2019年3月27日-29日、アスコット小修道院、イギリス。エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成され、ロイヤル・ウェディングでのパフォーマンスなど英国王室と縁の深いことでも知られる男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちによるSignum Classics移籍第2弾は、16世紀中期から1700年頃まで、スペインから新世界(アメリカ大陸)へと渡った宗教音楽の大いなる旅を歌う。ビクトリア、ゲレーロ、モラレス、アロンソ・ロボといったスペイン黄金世紀の大作曲家たちの作品に、エルナンド・フランコ(1532-1585)、フアン・グティエレス・デ・パディーリャ(c.1590-1664)、フランシスコ・ロペス・カピリャス(1614-1674)、ミゲル・マテオ・デ・ダーリョ・イ・ラナ(c.1650-1705)といった、スペインからメキシコ、グアテマラなどの新大陸へ移り活動した、あるいはスペイン系の両親の下、新大陸で生まれ育った作曲家たちのレア・レパートリーを加えたこだわりのプログラム。 | |||
ブリテン:キャロルの祭典 ジュディス・ウィアー(1954-):天よ、露をしたたらせ / ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):エサイの根より デイヴィッド・ブラックウェル(1961-):エサイの根より / M. プレトリウス:賛美の声の中で ジョナサン・ダヴ(1959-):3人の王 / ブリテン:キャロルの祭典 / M. プレトリウス:もろびと声あげ ドブリンカ・タバコヴァ(1980-):御心にかなう人々/地には平和を ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):御母への称揚 / M. プレトリウス:神の子は生まれた トビー・ヤング(1990-):フクロウ / M. プレトリウス:暁の星はいと麗しきかな セシリア・マクドウォール(1951-):ナウ・マイ・ウィ・シンゲン / M. プレトリウス:ベツレヘムに幼な子生まれぬ オウエン・リース指揮オックスフォード・クイーンズ・カレッジcho. ルーシー・ウェイクフォード(Hp) ローレンス・ジョン(Org) | |||
録音:2019年7月1日-3日、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会、オックスフォード。 OAE やブルック・ストリート・バンドと共演を重ねるなど、活躍の場を広げているオックスフォード大学の名門聖歌隊の1つ、クイーンズ・カレッジ合唱団。ルネサンスの音楽から近現代まで幅広いレパートリーを誇る聖歌隊だが、今回のクリスマス・アルバムでは、ベンジャミン・ブリテンが20世紀半ばに発表したクリスマス合唱の傑作「キャロルの祭典」を軸に、中世のヒルデガルト・フォン・ビンゲン、初期バロック期のミヒャエル・プレトリウス、20世紀後半のジュディス・ウィアー、そして21世紀に作曲されたブラックウェル、ダヴ、タバコヴァ、ヤング、マクドウォールのクリスマス・キャロルまで、900年以上にわたる輝かしいクリスマス音楽コレクションを作り上げている。BBCミュージック・マガジンでは「英国合唱シーンにおける本物の宝石(An undoubted jewel ロ長調ritain 's choral scene)」と称賛され、以前にはベドナルの「クリスマス・カンタータ「ようこそ、全ての奇跡よ」(SIGCD-335)」でも高い評価を獲得したオックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団が歌うクリスマス・アルバム。 | |||
ガブリエル・プロコフィエフ: ターンテーブル協奏曲第1番(*) / チェロ協奏曲(#) |
Mr.スウィッチ(ターンテーブル) ボリス・アンドリアノフ(Vc) アレクセイ・ボゴラッド指揮 ウラルpo. | ||
録音:2018年8月22日(*)、24日(#)、スヴェルドロフスク・フィルハーモニック・ホール、エカテリンブルク、ロシア/2019年7月23日、11月22日、25日、ストップスタート・スタジオ、ロンドン(ターンテーブル・オーバーダブ)。祖父にロシアの偉大な作曲家セルゲイ・プロコフィエフを持つガブリエル・プロコフィエフ(ゲイブリエル・プロコフィエフ)は、ロンドンをベースに作曲家、プロデューサー、DJとして活動。クラシック音楽をルーツに、クラブ、ヒップホップなどのダンス音楽やエレクトロニクスを取り入れた独自の音楽を創りあげている。「サクソフォン協奏曲」と「バス・ドラム協奏曲」を収録した前作(SIGCD-584)に続く、Signum Classicsでの協奏曲録音第2弾。ガブリエル・プロコフィエフの最初の協奏曲であり、その異才をクラシック業界に広める出世作ともなった「ターンテーブル協奏曲第1番。2011年のBBCプロムスで披露され世界に衝撃を与えてから、これまで世界中で55回以上演奏されてきたガブリエル・プロコフィエフの代表作を、その初演者である腕利きのDJ 、Mr. スウィッチが驚異的なテクニックで再演している。ガブリエルの3作目の協奏曲、そして最初の「一般的な協奏曲」(2作目はバス・ドラム協奏曲)となったチェロ協奏曲は、電子音楽とダンス・ミュージックの影響を探究する一方で、伝統的で抒情的なチェロの魅力も追求された作品。 | |||
ジ・アワーズ〜ベン・パリー:合唱作品集 サン・ソウル/アーリー・ワン・モーニング/ファースト・デイ(*) /マイ・ハーツ・イン・ザ・ハイランズ(+) / ミュージック〜アン・オード/春のソネット〔 I / II 〕/美しいドゥーン川の岸辺/スノウ(+) / ニュー・イヤー・キャロル(+) /マイ・スピリット・サング・オール・デイ/光より生まれし光/ アヴェ・ヴェルム・コルプス/神よ、私の頭の中に/主の祈り/ソネット第27番(+) /一晩中/ ヌンク・ディミッティス(*) /ゴールデン・スランバー/エクリプス/ライトゥン・アワー・ダークネス ルパート・ゴフ指揮ロイヤル・ホロウェイcho. リアム・コンドン(Org;*) サイモン・マーロウ(P;+) | |||
録音:2018年6月26日、2019年3月29日。ロイヤル・ホロウェイ合唱団は、ロンドン大学最大のカレッジの1つであるロイヤル・ホロウェイの名門混声cho. 。Hyperionレーベルでの複数の録音によって、特にバルト海地域のスペシャリストとして知られている。ベン・パリー(1965-)はロンドン・ヴォイシズの共同ディレクター、ケンブリッジ・キングズ・カレッジの副音楽監督、イギリス・ナショナル・ユース合唱団のアシスタント・ディレクターなども務める作曲家。クラシックとライト・ミュージックの両面で活躍するベン・パリーの、世俗的・宗教的な合唱作品集。 | |||
ウィテカー:聖なるヴェール ザ・ヴェイル・オープンズ/イン・ア・ダーク・アンド・ディスタント・イヤー/ホーム/マグネティック・ポエトリー/ ウェネヴァー・ゼア・イズ・バース/アイム・アフレイド/アイ・アム・ヒア/デリシャス・タイムズ/ ワン・ラスト・ブレス/ディア・フレンズ/ユー・ライズ、アイ・フォール/チャイルド・オヴ・ワンダー エリック・ウィテカーとチャールズ・アンソニー・シルヴェストリのインタビュー エリック・ウィテカー指揮ロサンゼルス・マスター・コラール グラント・ガーション(芸術監督) リサ・エドワーズ(P) ジェフリー・ジーグラー(Vc) | |||
録音:2020年1月13日-14日、ムスコ・センター・フォー・ジ・アーツ、カリフォルニア、アメリカ。グラミー賞受賞作曲家であり、特に日本では合唱や吹奏楽の分野でプロからアマチュアまで幅広い人気を誇るアメリカの現代作曲家、エリック・ウィテカー(1970-)。これまでも何度もウィテカーとコラボレーションを行ってきた詩人/作詞家のチャールズ・アンソニー・シルヴェストリとの最新プロジェクト「聖なるヴェール(ザ・セイクリッド・ヴェール)」は、シルヴェストリの詩をメインに、2005年に早逝した妻ジュリー(ジュリア・ローレンス・シルヴェストリ)の日記に遺された言葉、ウィテカーの自身のテキストも使われており、2019年2月にロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサート・ホールで作曲者自身の指揮によって初演された。シルヴェストリが抱えた愛と喪失、癒し、新たな旅立ちと人生を語るテキストで、混声四部(SATB)の合唱と独奏チェロ、ピアノのために書かれた12曲の作品集。美しく神秘的なメロディーを中心に、温かく包み込むようなハーモニーから、鋭く悲痛なサウンドまで、ウィテカーの魅力と才能が込められた合唱作品。トラックの最後には、ウィテカーとシルヴェストリが語るロング・インタビュー(約23分)も収録されている。初演と今回のレコーディングで素晴らしい歌声を聞かせてくれたロサンゼルス・マスター・コラールは、ロサンゼルス・ミュージック・センターとロサンゼルス・ウォルト・ディズニー・コンサート・ホールのレジデント・カンパニーを務め、ロサンゼルスpo. やハリウッド・ボウルo. と定期的に共演している、アメリカ西海岸を代表するプロフェッショナルの合唱団。また、この「聖なるヴェール」の全篇で重要な役割を果たす独奏チェロは、クロノス・クァルテットの元メンバーでもあるアメリカの名チェリスト、ジェフリー・ジーグラーが担当している。米ハル・レナード社より、楽譜も出版予定。 | |||
ジェレ・ハンコック(1934-2012):合唱作品集 子羊への歌/ユビラーテ・デオ/聖なる幼子(インファント・ホーリー、インファント・ローリー)/トゥ・サーヴ/ 聖トーマス・サーヴィス/オルガンのためのエア/復活祭のミサ/ The Lord Will Surely Come /ジャッジ・エターナル/ キリスト・イエスにあって一つ/あなたのすまいはいかに麗しいことだろう/ Come Ye Lofty, Come Ye Lowly / 神の賜物を再び燃えたたせなさい/詩篇第8篇/祈り、働け/「祈り、働け」による変奏曲/ディープ・リヴァー ジェレミー・フィルセル(Org)指揮 ニューヨーク五番街・聖トーマス男声cho.&少年合唱団、聖トーマス・ブラス | |||
録音:2020年2月、聖トーマス教会、ニューヨーク、 US 。アメリカの聖公会合唱の伝統における主要団体、ニューヨーク五番街・聖トーマス男声cho. &少年合唱団が、元合唱団長でオルガニストのジェレ・ハンコック(1934-2012)に敬意を表し捧げたトリビュート・アルバム。合唱関係者にとって父親のような存在であったハンコックは、その30年以上に渡るキャリアの中で、数多くの合唱曲やオルガン曲を生み出した。その多くは彼の友人や同僚のために作曲されている。演奏は、現オルガニストで音楽監督のジェレミー・フィルセル(オルガニストとしてもピアニストとしても活躍する数少ないヴィルトゥオーゾとして知られている)が指揮し、聖トーマス・ブラスが伴奏する(曲によってはアソシエイト・オルガニストのベンジャミン・シーンとアシスタント・オルガニストのニコラス・クアルドクスがオルガンを担当している)。 | |||
トビー・ヤング:ベーオウルフ
クリストファー・モンクス(ディレクター)アルモニコ・コンソート ティモシー・ウェスト(語り) エリン・マナハン・トーマス(S) トビー・ヤング(キーボード) AC アカデミー・ワーウィック&スカラーズ | |||
録音:2019年7月8日-9日、セント・マーク教会、レミントン・スパ、 UK 。タリスの「40声のモテット」とストリッジョの「60声のミサ曲」を組み合わせたアルバム、「スーパーサイズ・ポリフォニー」(SIGCD-560)で大きな注目を集めた合唱団、アルモニコ・コンソート。「ベーオウルフ」とは、トールキンの「指輪物語」などにも影響を与えたとされているイギリス最古の物語の一つ。イギリスの作曲家トビー・ヤングが新たに音楽を付けた「ベーオウルフ」は、クラシック音楽にフォークやポピュラー・ミュージックの要素も融合させた音楽物語で、エリン・マナハン・トーマスの独唱や名優ティモシー・ウェストのナレーターなど豪華なアーティストが参加している。 | |||
ザ・スウィーテスト・ソングス〜ボールドウィン・パートブックからの音楽 Vol.3 ロバート・ホワイト:主よ、わがこころはおごらず/汝はわが受く分なり バード:悲しみと不安が/われは多くの罪を犯しぬ/神よ, 罪あるわが魂を滅ぼしたもうことなかれ ジョン・マンディ:主よ、わたしはあなたをあがめます / 作曲者不詳:われ主に感謝せん パーソンズ:主よ、御身の神殿に住まんとするは誰か / ウィリアム・マンディ:御言葉を思い出されよ シェパード:われ主に感謝せん / ウィリアム・デイマン:われ主に感謝せん オウエン・リース指揮コントラプンクトゥス | |||
録音:2016年4月、聖マイケル&オール・エンジェルズ教会、オックスフォード。 「コントラプンクトゥス」は、オックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団の音楽監督であり、イギリス、スペイン、ポルトガルのルネサンス音楽のスペシャリストでもある音楽学者オウエン・リースが2010年に設立したイギリスの古楽コンソート。ガーディナーからの信頼も厚いエスター・ブラジル、マリアン・コンソートのリーダー、ローリー・マクリーリー、タリス・スコラーズやカージナルズ・ミュージック、ポリフォニーなどで活躍する名ソプラノ、エイミー・ハワースなどの名歌手たちが参加し、2014年、2015年には英グラモフォン賞古楽部門賞にノミネートされるなど、合唱大国イギリスにおいて急速に評価を高めてきた注目のヴォーカル・アンサンブル。「生のさなかにも」(SIGCD-408)、「聖母と幼子」(SIGCD-474)に続く、ボールドウィン・パートブックからの音楽、3部作を締めくくる最終巻。ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの聖歌隊で活躍していたジョン・ボールドウィンが編纂した約170点に及ぶコレクションは、チューダー朝の素晴らしき宗教的ポリフォニーの宝庫。 | |||
ザ・カラー・オブ・インテンション ルイス・ライト:メトル/リカヴァー/リゾーヴ/レイズ/レ・リラ / セロニアス・モンク:ブリリアント・コーナーズ ルイス・ライト(ヴィブラフォン) マット・ブルワー(Cb) マーカス・ギルモア(ドラム) | |||
録音:2019年12月、ニューヨーク。ヴィブラフォン奏者として、2016年に「Downbeat International Critics Poll」の「ライジング・スター」にノミネートし、「Parliamentary Jazz Awards2016」では「Ensemble of the Year」を受賞したイギリスのヴィブラフォン奏者、作曲家、ドラマー、ルイス・ライト。「DUETS」(SIGCD-529)に続くSignum録音第2弾。今度は、マット・ブルワー、マーカス・ギルモアらの気鋭ジャズ・ミュージシャンたちとコラボレーションした作品集。ジャジーなリズム・セクションに、ミニマリスティックな反復、クラシカルなハーモニーなどが精妙に組み合わされた癒しのサウンド。 | |||
ライブラリー Vol.2 ハロルド・アーレン:ゲット・ハッピー / ジェイムズ・ブレイク:ミート・ユー・イン・ザ・メイズ レノン&マッカートニー:ペニー・レイン / 日本民謡:竹田の子守歌 / ドナルド・スワン:スロー・トレイン フレディ・マーキュリー:懐かしのラヴァーボーイ / ジェイムズ・マクミラン:スコッツ・ソング マーク・デイヴィッド、アル・ホフマン、ジェリー・リヴィングストン:夢はひそかに キングズ・シンガーズ [パトリック・ダナキー、エドワード・バトン(CT) ジュリアン・グレゴリー(T) クリストファー・ブリュートン、ニック・アシュビー(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2020年2月5日-6日、ブリテン・スタジオ、スネイプ・モルティングス、サフォーク、イギリス|収録時間:約30分。2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、ギンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(CT) ニック・アシュビー(Br) が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新録音で、珠玉の名曲と素晴らしいアレンジのレパートリーを録音していくミニ・アルバム・シリーズ「ライブラリー」。第2弾も、日本民謡やビートルズ、クイーン、ディズニーの「シンデレラ」、ハロルド・アーレンのミュージカル・ナンバーから、コミック・ソング・デュオ「フランダース・アンド・スワン」のナンバー、ロンドンのシンガーソングライター、ジェイムズ・ブレイク、スコットランドの現代音楽作曲家ジェイムズ・マクミランまで、キングズ・シンガーズの膨大なライブラリーを証明する多様なレパートリー。過去にも録音してきた定番のお気に入りレパートリーと、今回キングズ・シンガーズが初めて録音する新たなアレンジによる作品を組み合わせている。 | |||
疾風怒濤 Vol.2 ハイドン:交響曲第39番 ト短調 グルック:歌劇「パリーデとエレーナ」より 〔ああ、私のやさしい熱情が/ Tutto qui mi sorprende...Le belle immagini 〕 ヴァンハル:交響曲 ニ短調(Bryan d1) ハイドン:「スターバト・マーテル」〜あなたと共に涙を流させ ミスリヴェチェク:歌劇「セミラーミデ」〜 Tu mi disprezzi ingrato J.C.バッハ:交響曲 ト短調 Op.6 No.6 イアン・ペイジ指揮モーツァルティスツ イーダ・レンスレーヴ(S) | |||
録音:2020年1月10日-13日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア、ロンドン。クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。イアン・ペイジが2017年に結成した新しいアンサンブル、「モーツァルティスツ」による新たな大型プロジェクト、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」!1760年代から1780年代に芸術界を席巻した疾風怒濤運動を探求する全7巻に及ぶシリーズで、ハイドン、モーツァルト、グルックらの傑作から、知られざる作品、軽視されていた佳作などを組み込んでいく意欲的なプロジェクト。ハイドンの「受難」交響曲と、ヨンメッリ、ベック、トラエッタらのレア・レパートリーを組み合わせた第1巻(SIGCD-619)は、英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」を獲得するなど成功を収めた。続く第2巻はすべて1765年から1770年の間に作曲された作品で、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン、ヨハン・バプティスト・ヴァンハル、ヨハン・クリスティアン・バッハ(大バッハの第11男)の交響曲に、スウェーデンのメゾ・ソプラノ、イーダ・レンスレーヴが歌う、クリストフ・ヴィリバルト・グルック、ヨセフ・ミスリヴェチェクらのオペラ・アリアを挟んだ構成。イアン・ペイジ率いるピリオド楽器の名手たちの演奏で、直感的でダイナミックな「疾風怒濤」の風を現代に吹き込む。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 Vol.3 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」/ ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 Op.56 エリーザベト・ソンバール(P) ダンカン・リデル(Vn) リチャード・ハーウッド(Vc) ピエール・ヴァレー指揮ロイヤルpo. | |||
録音:2019年7月22日-23日(第5番)、2020年1月5日-6日(三重協奏曲)、カドガン・ホール、ロンドン。ロイヤルpo. が盛大に祝うベートーヴェンの生誕250周年記念シリーズ。フランス、ストラスブール出身の名女流ピアニスト、エリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)と、小澤征爾との長期的なパートナーシップでも知られるフランスの指揮者ピエール・ヴァレーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲集第3弾。エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞している。ロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、これまでショパンのピアノ協奏曲や、名ピアノ協奏曲の「アダージョ」楽章だけを集めたというユニークなアルバムを録音してきたソンバールが、優美で洗練されたベートーヴェンを届く。カップリングの「三重協奏曲」では、2010年からロイヤル・フィルのコンサートマスターを務め、N響のゲスト・コンサートマスターとしても何度か来日してきたダンカン・リデルと、メジャー・レーベルからもアルバムを出し、2018年からロイヤル・フィルの首席チェロ奏者を務めるリチャード・ハーウッドがフィーチャーされている。 | |||
LCO ライヴ ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲 スク:弦楽セレナーデ / ドヴォルジャーク:弦楽セレナーデ クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮ロンドン室内o. | |||
録音:2019年6月、カドガン・ホール、ロンドン、イギリス。創立100周年を迎えたロンドン室内o. が、2019年にロンドンのカドガン・ホールで行なった好評の公演から、弦楽オーケストラのための3つの傑作を収録したライヴ録音をリリース!1921年にアンソニー・バーナードによって設立されたロンドン室内o.(LCO)は、英国で最も長い歴史を持つプロの室内o. であり、2020-21と2021-22シーズンの両シーズンで、創立100周年の偉業を祝うことになる。100年の歴史の中でLCOは多くの成功を収め、英国で最も魅力的で包括的な音楽組織の一つとなった。ステージ上での音楽家同士の関係性はとても良く、喜びと誇り、生き生きとした熱気に満ち溢れているという。ロンドン室内o. の音楽監督を務めるイギリス人指揮者のクリストファー・ウォーレン=グリーンは、北米や日本を含むアジア地域での国際的な活動を行っており、シグナム・クラシックス以外にもソニー、フィリップス、ヴァージンEMI 、シャンドス、デッカ、ドイツ・グラモフォンといったレーベルに幅広く録音を残している。 | |||
アデス&ブリテン・シンフォニア〜ベートーヴェン:交響曲全集 Vol.2 ベートーヴェン:交響曲〔第4番 変ロ長調 Op.60 /第5番 ハ短調 Op.67「運命」/第6番 ヘ長調 Op.68「田園」〕 ジェラルド・バリー(1952-):ヴィオラ協奏曲/アイルランド侵略 トーマス・アデス指揮ブリテン・シンフォニア ローレンス・パワー(Va) ジョシュア・ブルーム(B) | |||
録音:2018年-2019年、バービカン・センター、ロンドン。ベンジャミン・ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971-)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家としての活躍が華々しいアデスがブリテン・シンフォニアを振ったベートーヴェンの交響曲集は、アイルランド国立so. のコンポーザー・イン・レジデンスなどを務め、ベートーヴェンから大きな影響を受けたというアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(1952-)の作品を組み合わせるという、ユニークなベートーヴェン・アニヴァーサリー・アルバム。第2弾は、ベートーヴェンの交響曲第4番〜第6番を軸に、Hyperionの数々の録音でも知られる現代最高峰のヴィオリスト、ローレンス・パワーをフィーチャーしたヴィオラ協奏曲(ブリテン・シンフォニアによる委嘱)と、グラミー賞にノミネートしたアデス指揮によるジェラルド・バリーの歌劇「The Importance of Being Earnest」でも共演してきたオーストラリア系アメリカの名バス歌手、ジョシュア・ブルームをフィーチャーした、バスと管弦楽のための作品「アイルランド侵略(The Conquest of Ireland)」が収録されている。 | |||
J.S.バッハ:オルガン作品全集 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 /ソナタ第1番 変ホ長調 BWV.525 /オルガン小品(幻想曲 ト長調) BWV.572 / 6つのシュープラー・コラール BWV.645-650 /前奏曲とフーガ ホ短調(リトル) BWV.533 / コラール〔わが心からの望み BWV.727 /われは汝に依り頼む、主よ〕 BWV.712 / 前奏曲とフーガ〔ハ短調 BWV.546 /ニ長調 BWV.532 〕/ コラール〔われを憐れみたまえ、おお主なる神よ BWV.721 /最愛のイエスよ、われらここに集いて BWV.731 〕/ 前奏曲とフーガ ト短調 BWV.535 /ソナタ第2番 ハ短調 BWV.526 /協奏曲 ト長調(原曲:ヨハン・エルンスト) BWV.592 / フーガ ロ短調(コレッリの主題による) BWV.579 /コラール「ただ神の摂理にまかす者」(2種) BWV.691, 690 / 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547 /幻想曲 ト短調 BWV.542 (i)/ コラール「いと高きところにいる神にのみ栄光あれ」(3種) BWV.717, 711, 715 /トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.767 / フーガ ト短調 BWV.578 /前奏曲とフーガ ハ長調 BWB.545 / コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」(2種) BWV.709, 726 /フーガ ト短調 BWV.542 (ii)/ ライプツィヒ・コラール集 BWV.651-668a /ノイマイスター・コラール集 BWV.719, 1090-1120, 714a, 742, 737, 957 / パルティータ「おお罪人なるわれ、何をなすべきか」 BWV.770 /前奏曲とフーガ ト長調 BWV.550 / コラール「高き天よりわれは来れり」(2種) BWV.700, 738 / コラール「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」(2種) BWV.723, BWV.722 / コラール「われらキリストのともがら」 BWV.710 /コラール「甘き喜びのうちに」 BWV.729 /パストラーレ ヘ長調 BWV.590 / フーガ ト長調(ジグ) BWV.577 /コラール「わが魂は主をあがめ」(マニフィカトによるフーガ) BWV.733 / カノン風変奏曲「高き天よりわれは来れり」 BWV.769 /コラール「キリストをわれらを讃えまつらん」(フゲッタ) BWV.696 / コラール「讃えられよ、イエス・キリスト」(フゲッタ) BWV.697 /コラール「主キリスト、神の独り子」(フゲッタ) BWV.698 / コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」(フゲッタ) BWV.699 /コラール「高き空よりわれは来れり」(フゲッタ) BWV.701 / コラール「神の御子は来たれり」(フゲッタ) BWV.703 /コラール「全能の神に讃美あれ」(フゲッタ) BWV.704 / 前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536 /前奏曲(トッカータ)とフーガ ホ長調 BWV.566 /コラール「イエスよ、わが喜び」 BWV.713 / コラール「いまぞ喜べ、汝らキリストのともがらよ」 BWV.734 /ソナタ第3番 ニ短調 BWV.527 / レグレンツィの主題によるフーガ BWV.574 /コラール「暁の星のいと美しきかな」 BWV.739 / 協奏曲 ニ短調(原曲:ヴィヴァルディ Op.3 No.11) BWV.596 /コラール「われ汝に別れを告げん」(幻想曲) BWV.735 / コラール「天にまするわれらの父よ」 BWV.737 /前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541 / トッカータとフーガ ニ短調(ドリアン) BWV.538 /コラール前奏曲「おお罪なき神の小羊よ」 BWV Deest / コラール「イエス、わが信頼」 BWV.728 /ソナタ第4番 ホ短調 BWV.528 /前奏曲 ト長調 BWV.568 /フーガ ヘ長調 BWV an H.42 / 協奏曲 イ短調(原曲:ヴィヴァルディ Op.3 No.8) BWV.593 /コラール「ああ主なる神よ」 BWV.714 / コラール「われ汝に別れを告げん」 BWV.736 /トリオ ト長調 BWV.1027a /前奏曲とフーガ ホ短調(ウェッジ) BWV.548 / 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.531 /コラール「最愛のイエスよ、われらここに集いて」 BWV.730 / コラール「われらが神は堅き砦」 BWV.720 /幻想曲 ト長調 BWV.571 / 「喜び迎えん、慈しみ深きイエス」によるパルティータBW.768 /幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.537 / コラール「イエスはわが慰め」 BWV.702 /コラール「われらはみな唯一の神を信ず」 BWV.740 / トリオ ハ短調(原曲:ファッシュ) BWV.585(アダージョ-アレグロ)/トリオ ト長調(原曲:テレマン) BWV.586 / 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543 /幻想曲 ハ短調 BWV.562 /コラール「神の子は来たりたもう」 BWV.724 / コラール「われいずこに逃れ行かん」 BWV.694 /コラール「わがことを神に委ねん」 BWV.707 / 前奏曲とフーガ ニ短調(フィドル) BWV.539 /コラール「キリストは死の縄目につながれたり」 BWV.695 / コラール「主なる神よ、汝を讃えまつらん」 BWV.725 /ソナタ第5番 ハ長調 BWV.529 / アリア ヘ長調(原曲:クープラン) BWV.587 /協奏曲 ハ長調(原曲:ジョン・エルンスト) BWV.595 / パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582 /前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.549 / コラール「キリストは死の縄目につながれたり」 BWV.718 /幻想曲と模倣曲 ロ短調 BWV.563 /ソナタ第6番 ト長調 BWV.530 / 幻想曲 ハ長調 BWV.570 /キリストよ、汝真昼の光」によるパルティータ BWV.766 /トリオ ニ短調 BWV.583 / 前奏曲 イ短調 BWV.569 /コラール「キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えまつれ」 BWV.732 / コラール「最愛のイエスよ、われらここに集いて」 BWV.706a /トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564 / オルゲルビュヒライン BWV.599-644 /前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.534 /カンツォーナ ニ短調 BWV.538 / アラブレーヴェ ニ長調 BWV.589 /フーガ ハ短調 BWV.575 /協奏曲 ハ長調(原曲:ヴィヴァルディのムガール大帝) BWV.594 / 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.551 /コラール「アダムの罪によりてすべては失われぬ」 BWV.705 / コラール「いと高きところにいる神にのみ栄光あれ」(幻想曲) BWV.716 /前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544 / クラヴィーア練習曲集第3巻 BWV.552 (i), 669-681, BWV.802-805, 682-689, 552 (ii) デイヴィッド・グード(Org) | |||
録音:2015年1月5日-7日、2015年4月13日-15日、2015年9月4日-6日、2016年1月2日-6日、2016年4月7日-9日、2016年8月15日-19日、ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ礼拝堂、イギリス|既出: Signum [CD-R], SIGCD-800, 802 〜 814 〔各分売、2枚組を含む計16枚|国内代理店&当店未案内〕。基本的にはダウンロード販売のみだったが、当レーベルが同国の小売店と提携してCD-R製版品を直販していたシリーズがセット化。英国の才能溢れる若きオルガニストたちが集まる名門パブリックスクール、イートン・カレッジのオルガニストを務める名手デイヴィッド・グードによるJ.S.バッハのオルガン作品全集。デイヴィッド・グードがケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ・チャペルの有名なメッツラー・オルガンを弾き、2015年から2016年にかけて集中的にレコーディング、配信限定として徐々にリリースされてきた録音が、一挙16枚組全集BOXとしてCD化。付属する136ページにおよぶブックレット(英語)には、デイヴィッド・グードによるセットの解説、オルガニスト、ジョージ・パーソンズによる全作品の解説、アルファベット順による索引と作品番号順による索引が掲載されている。デイヴィッド・グード イートン・カレッジでミュージック・スカラーとして、ケンブリッジ大学キングズ・カレッジでオルガン・スカラーとして学び、修士号を取得。オックスフォード大学クライストチャーチの副オルガニストや、世界最大級のチャーチ・オルガンを擁するロサンゼルス第一会衆派教会のオルガニスト・イン・レジデンスなどを歴任し、2005年からは母校イートン・カレッジに戻り、オルガニスト兼鍵盤楽器の主任として活動。数々のオルガン・コンクールでも優勝し、フリーランスのオルガニストとしてもヨーロッパから南北アメリカ、日本を含むアジアまで、世界中でリサイタルを行っている。 | |||
エクストラ・タイム〜ラ・セレニッシマ未発売音源集 アルビノーニ:歌劇「ラ・スタティーラ」へのシンフォニア ニ長調 (2本のトランペット、2本のオーボエ、弦楽と通等低音のための) ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV.286「聖ロレンツォの祝日のために」 (ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための) ブレシャネッロ:ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Bre.9(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための) 若ニコラ・マッテイス(1678頃-1737):カルダーラの歌劇「スペインのシピオーネ」第3幕より 〔ローマ/スペイン/アフリカの騎士団のバレット ハ長調 (4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための)〕 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.171「チェーザレア陛下とカットーリカのために」 (ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)/ ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV.365(後期ヴァージョン) (ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための) 若ニコラ・マッテイス:カルダーラの歌劇「カイオ・マルツィオ・コリオラーノ」第3幕〜バッロ ハ長調 (4本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための) エイドリアン・チャンドラー(Vn)指揮ラ・セレニッシマ | |||
録音:2011年、2015年、2016年、2018年、2019年。英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭ヴィヴァルディと同世代の作曲家たちを中心とするイタリア・バロックの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマのSignum Classics第2弾。これまでラ・セレニッシマによって録音されながらも、様々な事情によりCD未収録となっていた音源を集めたファン垂涎のコレクション・アルバムが登場。2015年、「ヴィヴァルディ:四季」(AV-2344)のレコーディングが予定よりも早く終わったために追加で録音しておいたヴィヴァルディのRV.286。「イタリアン・ジョブ」(AV-2371)のアルバムに入りきらなかったアルビノーニのシンフォニア[「ヴェネチア・バイ・ナイト」(AV-2257)に収録された「イル・ノーメ・グロリオーソ」へのシンフォニアの改作]と、若ニコラ・マッテイス[Nicola Matteis the Younger /ロンドンでイタリア音楽の発展を担ったニコラ・マッテイス(f L.c.1670-after1713)の息子]の希少作品。「フレンチ・コネクションII」(AV-2218)に収録されたヴィヴァルディのRV.365の別ヴァージョンとして録音され、これまではダウンロード販売のみが行われていた協奏曲。「ヴィヴァルディ×2」(AV-2392)の録音時に追加で録音が行われていたブレシャネッロのヴァイオリン協奏曲。そして前作「ゴッドファザー」(SIGCD-602)の録音時に、同じような編成を必要とする若ニコラ・マッテイスの舞踏組曲と、神聖ローマ皇帝カール6世へ捧げられたヴィヴァルディのRV.171を録音し、これまでの素材と組み合わせて1つのアルバムを完成させた。埋もれさせるにはあまりにも惜しかったイタリア・バロックの宝石たちが、ようやく日の目をみることになる。 | |||
オール・シングス・アー・クワイト・サイレント 伝承曲/ケリー・アンドルー編曲:オール・シングス・アー・クワイト・サイレント エリザベス・ポストン:イエス・キリストりんごの木 / アナ・ラップウッド:おお光が生まれ サリー・ビーミッシュ:イン・ザ・スティルネス / ジョナサン・ダヴ:あなたの手に ケレンサ・ブリッグズ:死のうちにあり / キャロライン・ショウ:そしてツバメが / パストン:タイン川の水 マシュー・マリン:正しき人の魂は / エイミー・ビーチ:わたしは平安をあなたがたに残して行く エリナー・デイリー:祖母の月 / レベッカ・クラーク:アヴェ・マリア / デイリー:あなたの心に イモジェン・ホルスト:アニュス・デイ / ジョン・タヴナー:神の母 / ヨーゼフ・ラインベルガー:夕べの歌 ローラ・ムビュラ:シング・トゥ・ザ・ムーン アナ・ラップウッド指揮ケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂cho.、 ペンブルック・カレッジ少女cho. | |||
録音:2019年10月3日-5日、セント・ジョージ教会、チェスタートン、ケンブリッジ。30を超えるケンブリッジ大学のカレッジの中でも3番目に長い歴史を持つペンブルック・カレッジの聖歌隊。指揮者、音楽監督、オルガン奏者に加えて、BBCラジオ3への寄稿やライヴの開催、BBCヤング・ミュージシャンの取材など多彩な活動をするアナ・ラップウッドがディレクターを務めるケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂合唱団は、メインの活動はもちろんカレッジ・チャペルでの礼拝だが、定期的な芸術的コラボレーション(エリック・アイドル、ザ・スウィングルズ、ギャレス・マローン他)、メディア出演、福祉活動など、オックスブリッジ(オックスフォードとケンブリッジ)のすべての合唱団のなかでもっとも刺激的で多様な活動を展開している。アナ・ラップウッドとケンブリッジ・ペンブルック・カレッジ礼拝堂合唱団にとってはじめての商業録音となる「オール・シングス・アー・クワイト・サイレント」は、近現代の作曲家を中心にした彼女たちのお気に入りの宗教的合唱作品集。女性作曲家による作品が多くを占めているのも大きな特徴。 | |||
ビー・オール・メリー マシュー・カロトン:もろびと声あげ / エオガン・デズモンド:ビー・オール・メリー 18世紀イングランドのキャロル:神が歓びをくださるように / エレーヌ・アグニュー: Curoo Curoo ティム・スティーヴンス/デズモンド・アーリー編曲:東方三博士の礼拝 フィオンタン・オ・セルベイル: Suantrai / アンドレイ・マコル:おお大いなる神秘 アイルランドの伝承曲/デズモンド・アーリー編曲:ウェクスフォード・キャロル イヴォ・アントニーニ:全ての救い主であるキリストよ / アダムナン・マク・ドムナイル: Cro na Nollag ミコラ・レオントヴィチ/デズモンド・アーリー編曲:キャロル・オヴ・ザ・ベルズ ヒュー・マーティン/デズモンド・アーリー編曲:ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス リンダ・カシェルマイアー:ウィー・トースト・ザ・デイズ 伝承曲/デズモンド・アーリー編曲:オールド・ラング・サイン(蛍の光) デズモンド・アーリー指揮ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンcho. | |||
録音:2020年2月28日-3月1日、ブラックロック・カレッジ、ダブリン、アイルランド。デズモンド・アーリー博士が率いるアイルランドを代表するカレッジ・クワイア、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団(UCD)が歌うクリスマス・アルバム。伝統的なキャロルから、19世紀〜20世紀のアイルランド、スロヴェニア、ウクライナの作曲家の作品、ポピュラー・レパートリーや「蛍の光」の原曲として知られる「オールド・ラング・サイン」などが、COVID-19の惨禍に見舞われた中で歌われた。 | |||
ア・シューベルト・ジャーニー ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959 /6つの楽興の時 Op.94, D.780 /3つの小品 D.946 〜第3番 ハ長調/ ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 /幻想曲 ハ長調 D.760「さすらい人」/3つの小品 D.946 〜第1番編 ホ短調/ ピアノ・ソナタ〔第19番 ハ短調 D.958 /第17番 ニ長調 Op.53, D.850 〕/4つの即興曲 Op.90, D.899 / 4つの即興曲 Op.142, D.935 /2つのスケルツォ D.593 /ピアノ・ソナタ 〔第16番 イ短調 Op.42, D.845 /第18番 ト長調 Op.78, D.894 /第9番 ロ長調 Op.147, D.575 / 第13番 イ長調 Op.12, D.664 /第14番 イ短調 Op.143, D.784 /第15番 ハ長調 D.840 〕/ ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817 /16のドイツ舞曲 Op.33, D.783 /アレグレット ハ短調 D.915 / *リスト・トランスクリプションズ 〔さすらい S.565 No.1 /水車職人と小川 S.565 No.2 /魔王 S.558 No.4 /春の想い S.558 No.7 /ます S.563 No.6 / セレナード S.560 No.7 /愛の便り S.560 No.10 /すみか S.560 No.3 /遠い国で S.560 No.6 / 万霊節のための連祷 S.562 No.1 /セレナード「きけ、きけ、ひばり」S.558 No.9 /郵便馬車 S.561 No.4 / 菩提樹 S.561 No.7 /水に寄せて歌う S.558 No.2 /君こそわが憩い S.558 No.3 /アヴェ・マリア S.558 No.12 〕 スィール・ウィリアムズ(P) | |||
録音:2017年11月9日、2018年2月1日、3月3日、10月11日、2019年1月31日、王立ウェールズ音楽大学、ライヴ/2019年2月、フローティング・アース・スタジオ、ロンドン。深い音楽的知性と優れた表現力で広く称賛を浴びるウェールズ出身のピアニスト、スィール・ウィリアムズ。2010年から開始したベートーヴェン・サイクルでは現代最高峰のベートーヴェン弾きの一人として認められ、エディンバラのグレイフライヤーズ教会で行われた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は、2012年に「サウス・バンク・スカイ・アーツ・アウォード」を受賞。2018年に発売された前作のアルバム「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(SIGCD-527)」は、英BBCミュージック・マガジンにて「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」に選ばれている。2017年〜2019年に王立ウェールズ音楽大学(RWCMD)で行われたリサイタル・シリーズと並行して録音され、2019年〜2020年にかけてディジタル版で配信されていたシューベルトのピアノ作品集が、CD8枚組のBOXセットとしてもリリース!ソナタを中心にシューベルトの主要ピアノ作品を旅し、最後のCD8ではリストによるピアノ・トランスクリプション作品をまとめるという充実のシューベルト・ライヴ。 | |||
冬の夜〜合唱、金管五重奏とオルガンのためのクリスマス音楽 イングランド伝承曲/フィリップ・マーシャル編曲:三隻の船 / セシリア・マクドウォール:冬の夜 フィリップ・レジャー:アダムは囚われの身 / ザムエル・シャイト:ベツレヘムに幼な子生まれぬ ヴォーン・ウィリアムズ/オリヴァー・アーニー編曲:ああベツレヘムよ ジョン・ゴス/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:冬の雪の中で見て ホルスト/ティモシー・ジャクソン編曲:凍えそうな寒い冬 W J. カークパトリック/ロバート・クィニー編曲:飼い葉の桶で / ジョン・ラッター:なんと甘美な音楽 イングランド伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:明日はわたしが踊る日 ジョン・フランシス・ウェイド/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:神のみ子は今宵しも 伝承曲/ロジャー・ハーヴィー編曲:午前三時過ぎ / ジョナサン・ウィルコックス:柊と蔦は チャールズ・ウッド/ハリソン・オクスリー編曲:み子のみ母よ メンデルスゾーン/オリヴァー・ターニー編曲:天には栄え フランス伝承曲/マック・ウィルバーグ編曲:ディンドン空高く ハワード・イオナスク(ディレクター)ウィンチェスター・カレッジ礼拝堂cho. オニックス・ブラス、ベンジャミン・カニンガム(Org) | |||
合唱やオルガンによる伝統的なクリスマス・コンサートやキャロル・サーヴィスに金管アンサンブルを組み合わせるという、近年人気が高まっているスタイルによるクリスマス・アルバム。1382年創立という英国最古のパブリック・スクールである「ウィンチェスター・カレッジ」の礼拝堂合唱団が歌うピュアな少年合唱の響きに、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの伝統を受け継ぐ英国有数の金管五重奏団「オニックス・ブラス」の輝かしきブラス・サウンドを加え、「飼い葉の桶で」、「神のみ子は今宵しも」、「天には栄え」など世界で親しまれる讃美歌やクリスマス・キャロルの素敵なアレンジで聖なる夜を彩る。 | |||
ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー〜デイヴィッド・マシューズ: トゥワード・サンライズ Op.117 /交響曲第8番 Op.67 / シンフォニア Op.67 /ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー Op.125 ヤク・ファン・ステーン指揮 BBC フィルハーモニック | |||
録音:2017年11月7日、&12月6日、BBCメディア・シティ UK 、サルフォード、イギリス60年代にはブリテンの助手として過ごし、70年代にはスカルソープとコラボレーションを行うなど、60年近くにわたる多彩な活動によって、現代を代表するシンフォニストの一人として国際的な名声を確立しているデイヴィッド・マシューズ(1943-)の管弦楽作品集。BBCフィルの委嘱により作曲され2015年に初演された交響曲第8番、同じくBBCフィルの委嘱で2013年のBBCプロムスで披露された「ア・ヴィジョン・オヴ・ザ・シー」を、デイヴィッド・マシューズと頻繁に協力してきたオランダの指揮者、ヤク・ファン・ステーンが振る。ヤク・ファン・ステーンはこれまで、オランダ国立バレエ、ヴァイマール州立劇場、ドルトムント・フィル、BBCウェールズ・ナショナル管などの主要ポストを務め、現在はアルスターo. とプラハso. の首席客演指揮者の任に就いている。2017年には新日本po. とも共演した。 | |||
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」(セレクション) 〔ワルツ/パ・ド・トロワ/乾杯の踊り/第1幕の情景/白鳥の踊り/ 第3幕の情景/パ・ド・シス/パ・ド・ドゥ/スペインの踊り/ナポリの踊り/終曲〕 サントゥ=マティアス・ロウヴァリ指揮フィルハーモニアo. | |||
録音():2019年11月3日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、サウスバンク・センター、ロンドン、イギリス、ライヴ。エサ=ペッカ・サロネンの後任として2021-2022シーズンから同オーケストラの首席指揮者への就任が決まり、さらなる大活躍が期待されるフィンランドの若き鬼才、サントゥ=マティアス・ロウヴァリとフィルハーモニアo. とのレコーディング第1弾「白鳥の湖」が早くも登場! すでに母国フィンランドのタンペレpo. の首席指揮者兼音楽監督、スウェーデンのイェーテボリso. の首席指揮者として八面六臂の活躍を展開し、その独特のタクト捌きと音楽性に世界中から熱い視線を注がれているロウヴァリ。イギリス、ロンドンの名門オーケストラのシェフ、そしてエサ=ペッカ・サロネンの後任という大役を30代半ばで担うという事実は、やはりロウヴァリの類まれな音楽性と注目度、圧倒的な存在感の証と言えるだろう。すでにオーケストラを掌握し、自由自在にドライヴさせるロウヴァリによるチャイコフスキーの「白鳥の湖」は、フィルハーモニアo. の新時代の到来を告げる号砲となること必至!オーケストラの絶妙なコントロール、随所に登場するソロの際立たせ方など、ロウヴァリの優れた音楽作りが随所に発揮された「白鳥の湖」は、同コンビの今後のさらなる進化が非常に楽しみとなる名演。 | |||
バベル〜シューマン、ショウ、ショスタコーヴィチ シューマン:弦楽四重奏曲第3番 Op.41 / キャロライン・ショウ(1982-):3つのエッセイ ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第9番 変ホ長調 Op.117 カリドルSQ | |||
録音:2019年4月17日-19日、サフロン・ホール、エセックス、イギリス。ニューヨークで活動するカリドル弦楽四重奏団は、2016年に10万ドルという超高額賞金(室内楽では世界最高額)で知られるM-Prize国際室内楽コンクールで優勝し、国際的なキャリアをスタート。ボレッティ・ブイトーニ財団賞を獲得した最初の北米のアンサンブルとなり、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれるなど世界から注目を浴び、2018年には優れた若手演奏家に贈られるエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントも受賞している。 Signmu Classics 第2弾となる「バベル(BABEL)」では、シューマンとショスタコーヴィチという意欲的な組み合わせに、キャロライン・ショウの作品をカップリング。キャロライン・ショウは、作曲家としてはピューリッツァー賞を受賞しグラミー賞に3度ノミネート、ヴォーカル・アサンブルのメンバーとしてはグラミー賞を受賞し、その他ヴァイオリニストやプロデューサーとしても活動しているアメリカの才女で、この弦楽四重奏のための「3つのエッセイ」は、2018年のカリドル弦楽四重奏団BBCプロムス・デビューで初演された作品。 | |||
アイ・ガット・リズム ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン: アイ・ガット・リズム/ス・ワンダフル/エンブレイサブル・ユー/ストライク・アップ・ザ・バンド ベニー・グッドマン、ジェイムズ・マンディ&チャーリー・クリスティアン:エアメイル・スペシャル ベニー・グッドマン:スリップト・ディスク/ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン: ファッシネイティング・リズム アート・ヒックマン&ハリー・ウィリアムズ:ローズ・ルーム ジョージ・ガーシュウィン、バディ・デシルヴァ&バラード・マクドナルド:サムバディ・ラヴズ・ミー チャーリー・クリスティアン:ア・スムース・ワン / ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:スーン ルイ・プリマ:シング・シング・シング ジュリアン・ブリス・セプテット [ジュリアン・ブリス(Cl) マーティン・ショウ(Tp) ルイス・ライト(ヴィブラフォン) ニール・ソーントン(P) コリン・オクスリー(G) ティム・ソーントン(ベース)、エド・リチャードソン(ドラムス)] | |||
録音:2020年1月2日-4日、 RAK スタジオ、ロンドン。13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ブリス。ブリスが2010年に結成したジャズ・クロスオーヴァー・プロジェクト、"ジュリアン・ブリス・セプテット"の新録音。ベニー・グッドマンへと捧げたアルバム(SIGCD-288)の続編となるのは、多くのスタンダード・ナンバーを残し、時代もジャンルも超えて愛されるジャズ・ジャイアンツ、ガーシュウィン兄弟の音楽を紹介する1枚。ジュリアン・ブリスの優美でクラシカルなアプローチで、「アイ・ガット・リズム」、「ファッシネイティング・リズム」、「エンブレイサブル・ユー」などの名ガーシュウィン・ナンバー、そしてベニー・グッドマン楽団の代表曲となった「シング・シング・シング」などの名曲を披露する。 | |||
クリストファー・ガニング(1944-):交響曲〔第6番/第7番〕/夜の航海
クリストファー・ガニング指揮ロイヤルpo. | |||
録音:2014年2月3日-4日、ワトフォード・タウン・ホール、 UK |初出・旧品番: DISCOVERY (Discovery Music and Vision), DMV-112 〔廃盤、入手不能〕。「名探偵ポワロ」の音楽の作曲者として知られ、英国アカデミー賞を4度受賞してきたイギリスの映画& TV音楽のコンポーザー、クリストファー・ガニング(1944-)の自作自演録音シリーズ。ヴァイオリン協奏曲&チェロ協奏曲を収録したSIGCD-621に続いてSignum Classicsからリリースされるのは、ガニングがマージー川のほとりに立っていた雨の夜に生まれたという海の作品「夜の航海(Night Voyage)」と、旅をテーマにリンクした交響曲第6番と第7番。様々な楽器のための協奏曲や12曲の交響曲を書いたオーケストラ作家としてのガニングの魅力を伝える好企画。 | |||
R.シュトラウス: クラリネットとファゴットのための二重小協奏曲(デュオ・コンチェルティーノ)(*) / 歌劇「カプリッチョ」への前奏曲(#) コープランド:クラリネット協奏曲(+) /バレエ「アパラチアの春」 組曲(原典版)(+) エルンスト・オッテンザマー(Cl) シュテパン・トゥルノフスキー(Fg) リチャード・スタンプ指揮 アカデミー・オヴ・ロンドン(*/#)、ロイヤル・ノーザン・シンフォニア(+) | |||
録音:1990年9月、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン(*) /1991年6月、ロズリン・ヒル・チャペル、ハムステッド(#) /2014年9月、ホール・ワン、ザ・セージ・ゲーツヘッド(+) 。長年VPOの首席クラリネット奏者を務めたオーストリアの伝説的クラリネットの名手、エルンスト・オッテンザマー(1955-2017)の最後の協奏曲録音が、イギリスのシグナム・クラシックス(Signum Classics)から登場!シュトラウスの二重小協奏曲(デュオ・コンチェルティーノ)では、VPOとウィーン国立歌劇場のファゴット奏者を務めるシュテパン・トゥルノフスキーとの豪華共演。いずれも1940年代に作曲された、R.シュトラウスとコープランドの4曲。指揮はすべて、アカデミー・オヴ・ロンドンを創設し芸術監督を務めるリチャード・スタンプ。ベニー・グッドマンのために書かれ、ジャズのイディオムも吸収されているコープランドのクラリネット協奏曲では、オッテンザマーの変幻自在の音色と惚れ惚れするような技巧が堪能出来る。 | |||
再発見〜イギリスのクラリネット協奏曲集 スーザン・スペイン・ダンク(1880-1962):クラリネットと管弦楽のためのカンティレーナ Op.51 (*) エリザベス・マコンキー(1907-1994):クラリネットと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ ルドルフ・ドルメッチ(1906-1942):クラリネット、ハープと管弦楽のための協奏曲(*) ピーター・ウィシャート(1921-1984):クラリネットと小管弦楽のためのセレナータ・コンチェルタンテ(*) ピーター・シグレリス(Cl) デイアン・ローランズ(Hp) ベン・パーマー指揮 BBC ウェールズ・ナショナルo. | |||
録音:2019年11月28日-30日、BBCホディノット・ホール、 UK | (*):世界初録音| "Cala Signum" レーベル。このアルバムの企画はピーター・シグレリスが、スタンフォードの原稿を英国王立音楽アカデミーへ探しに行った際に、偶然見つけたいくつかの楽譜から始まった。その中から特に彼の興味を引いたのは20世紀前半にイギリス人作曲家によって作られた4曲だった。第二次世界大戦時に作られたその4曲は、イギリスの音楽がその頃を境に後期ロマン派やナショナリズムの影響を感じさせたものから、モダニズム様式へと変化していく様を感じさせる。その移り変わりをこのアルバムでは、「再発見」された4曲で描いている。イギリス人クラリネット奏者ののピーター・シグレリスは、インドso. の首席奏者としてシャルル・デュトワとの共演をはじめとして、ソリストや室内楽の奏者としてもイギリスを中心として活躍している。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ピアノ協奏曲〔第1番 ハ長調 Op.15 /第2番 変ロ長調 Op.19 /第3番 ハ短調 Op.37 / 第4番 ト長調 Op.58 /第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」〕/ ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 Op.56 エリーザベト・ソンバール(P) ピエール・ヴァレー指揮ロイヤルpo. ダンカン・リデル(Vn;*) リチャード・ハーウッド(Vc;*) | |||
録音:2019年-2020年、カドガン・ホール、ロンドン| SIGCD-614、SIGCD-620、SIGCD-637 のセット化。 | |||
ヘンデリアン・パイロテクニクス〜ヘンデル:カウンターテナーのためのオペラ・アリア集 歌劇「セルセ」 HWV.40 〜オンブラ・マイ・フ/ 歌劇「インド王ポーロ」 HWV.28 〜 Se possono tanto due luci vezzose / 歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」 HWV.17 より 〔武器の燦きをもって/ Dall'ondoso periglio -Aure, deh, per pieta 〕/ 歌劇「リナルド」 HWV.7 〜いとしい妻よ/歌劇「オルランド」 HWV.31 〜 Cielo! Se tu il consenti / 歌劇「ロンバルディア王妃ロデリンダ」 HWV.19 〜何処にいるの、愛しい人よ/ 歌劇「ラダミスト」 HWV.12 より〔航路を見失った船/わが妻のいとしい霊よ〕/ 歌劇「アグリッピーナ」 HWV.6 〜 Tacero, purche fedele / 歌劇「ゲルマニア王オットーネ」 HWV.15 〜 Dopo l'orrore ウィリアム・タワーズ(CT) クリストファー・モンクス(ディレクター)アルモニコ・コンソート | |||
録音:2019年11月5日-6日、セント・マーク教会、レミントン・スパ、 UK 。タリスの「40声のモテット」とストリッジョの「60声のミサ曲」を組み合わせたアルバム、「スーパーサイズ・ポリフォニー」(SIGCD-560)で大きな注目を集めたアンサンブル、アルモニコ・コンソートが、イギリスの傑出したカウンターテナーの一人、ウィリアム・タワーズとコラボレート。ウィリアム・タワーズはケンブリッジ大学の合唱スカラー、英国王立音楽カレッジで学びジョン・エリオット・ガーディナーの偉大なプロジェクト「バッハ:カンタータ巡礼」にも幅広くソリストとして参加した他、世界の主要な指揮者たちとオペラ、オラトリオの両面で共演してきた。ヘンデルの肯定的で生き生きとした側面を目指したというタワーズの悠々とした歌声で聴く、ヘンデルのオペラ・アリア集。 | |||
トマス・アデス〜ベートーヴェン&バリー(ベートーヴェン:交響曲全集) Vol.3 (完結編) ベートーヴェン:交響曲〔第7番 イ長調 Op.92 /第8番 ヘ長調 Op.93 /第9番 ニ短調 Op.125「合唱」(*) 〕 ジェラルド・バリー(1952-):永劫回帰 [The Eternal Recurrence] (#) トーマス・アデス指揮ブリテン・シンフォニア ジェニファー・フランス(S;*/#) クリスティアーネ・ストテイン(Ms;*) エド・ライオン(T;*) マシュー・ローズ(B;*) | |||
録音:2019年5月、バービカン・センター、ロンドン。ベンジャミン・ブリテンの再来とも称されるイギリスの人気作曲家、指揮者、ピアニスト、トーマス・アデス(1971-)。日本では武満徹作曲賞2020の審査員にも選ばれ、多くの作品が名だたるアーティストたちによって演奏・録音されるなど、近年は特に作曲家として華々しい活躍を魅せている。ベートーヴェンの交響曲全9曲に、アイルランド国立so. のコンポーザー・イン・レジデンスなどを務め、ベートーヴェンから大きな影響を受けたというアイルランドの作曲家、ジェラルド・バリー(1952-)の作品を組み合わせて収録してきた、「ベートーヴェン&バリー」プロジェクト。最終巻となる第3弾は、ベートーヴェンの交響曲第7番〜第9番に、バリーの「永劫回帰(The Eternal Recurrence)」をカップリング。この「永劫回帰」は、ベートーヴェンの「第九」とペアになる作品として書かれ、2000年にティエリー・フィッシャー&アルスターo. によって初演。シラーの詩を用いた「第九」に対し、「永劫回帰」はフリードリヒ・ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」からの抜粋をテキストに永遠と人類の力を歌う、ソプラノと管弦楽のための作品。 | |||
愛のための人生〜アレグザンダー・チャップマン・キャンベル: 勇気/舞曲/夢/強さ/涙/平和/イノセンス/希望/不思議/ホーム/愛のための人生/リニューアル アレグザンダー・チャップマン・キャンベル、メーガン・チャップマン・キャンベル(P) ゴードン・ブラッグ(Vn) ブライアン・シーレ(Va) スーア・リー(Vc) リック・スタンドリー(Cb) ハンナ・レアリティ(Vo) | |||
録音:2020年10月、キャッスル・サウンド・スタジオ、スコットラウンド。スコットランドの作曲家&ピアニスト、アレグザンダー・チャップマン・キャンベルの自作自演アルバム。彼のピアノは、クラシックやジャズといったように簡単にジャンルに分類することはできない。だがその印象的な美しさと独創性で知られるようになった。今作ではスコットランド室内o. のメンバーやスコットランドで注目される歌手ハンナ・レアリティと共に、混乱する世界への希望の捧げものとしてリリースされる。 | |||
アドヴェント・ライヴ Vol.2 ジョナサン・ダヴ:アイ・アム・ザ・デイ / ペルト: Bogoroditsye Dyevo / ハウエルズ:汚れなきバラ セシリア・マクダウォール:セント・ジョン・ザ・バプティストへの祈り ガブリエル・ジャクソン:鮮やかなる声が響き渡る ジョン・マッケイブ:ザ・ラスト・アンド・グレイテスト・ヘラルド 伝承曲:アンティフォン〜オー・ウィズダム、オー・アドナイ / オットー・ゴルトシュミット:若葉 フーゴー・ディストラー:エサイの根より / アンソニー・ミルナー:アウト・オヴ・ユア・スリープ ジュディス・ビンガム:「もろびとこぞりて」へのイントロダクション ブリストルのチューン:賛歌「もろびとこぞりて」 / エリザベス・マコンキー:かくも徳高きバラはない 伝承曲:アンティフォン〜エッサイの根、ダビデの鍵 / テレマン: Ach so las von mir dich finden ポール・マンズ:主イエスよ, きたりませ / 伝承曲/レジナルド・ジャックス編曲:リンデンの木のキャロル ブリテン/ジュリアス・ハリソン編曲:デオ・グラシアス / ヴォルフ:調和 ヘルムズリーのチューン:賛歌「見よ, 主は輝く雲にうち乗り」 J.S.バッハ:コラール前奏曲「いざ来ませ, 異邦人の救い主よ」 アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. | |||
録音:2008年、2018年、2019年、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、イングランド、 UK 。1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ聖歌隊として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきたアンドルー・ネスシンガ。前作「アドヴェント・ライヴ(SIGCD-535)」に続く、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のクリスマス・ライヴ・アルバム第2弾。「アドヴェント」とは、クリスマス(イエス・キリストの降誕)を待ち望む期間のことで、ほぼ毎年BBCラジオ3で放送されている彼らのアドヴェント・サーヴィスの中から、2008年と2018年〜2019年に行われたのライヴを収録。伝統的なキャロルや賛歌、J.S.バッハやテレマンからハウエルズやブリテンのお気に入りのキャロル、そして現代のリーディング・コンポーザーたちの作品(そのうちマクダウォール、ジャクソン、マッケイブ、ビンガムの4曲は、このカレッジ・クワイアのために書かれた作品)まで、セント・ジョンズ・カレッジならではの充実のプログラム。 | |||
タイムラプス シューベルト/デイヴィッド・ル・ページ:スリープ・ソフトリー / グリーグ:エア(アリア) クープラン/ル・ページ編曲:神秘の防壁 / ライヒ:デュエット / アデス:オー・アルビオン ヴィヴァルディ/トリッシュ・クローズ:スリープ1 / サティ/ル・ページ編曲:グノシエンヌ第1番 レディオヘッド/ル・ページ編曲:ピラミッド・ソング / ラモー:歌劇「ボレアド」より ヴィヴァルディ/デイヴィッド・ゴードン:スリープ2 デイヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ/ル・ページ編曲:ヒーローズ / エロリン・ウォーレン:コラール ジョニー・マー/ル・ページ編曲:消えない光があるのなら / グレツキ:3つの古い様式の小品〜第3楽章 オーケストラ・オヴ・ザ・スワン デイヴィッド・ル・ページ(ソロVn/芸術監督) キャサリン・リーチ(ソロVm) トリッシュ・クローズ(Sax) ブルース・オニール(P) グレアム・インストール(ドラム) デイヴィッド・ゴードン(P) ニック・ストリングフェロー(Vc) アンドルー・デイヴィス(B) エレナー・ターナー(Hp) | |||
録音:2020年1月、3月、王立バーミンガム音楽院、UK 。ハンス・ガルをはじめとする、レア・レパートリーのレコーディングでも名を馳せるオーケストラ・オヴ・ザ・スワン。同オーケストラのコンサートマスターを務めるヴィルトゥオーゾ、デイヴィッド・ル・ページがリードし、ラモーとレディオヘッド、アデスとグリーグ、サティとライヒの興味深い作品の組み合わせで、数世紀にわたる作品を有機的に織り成している。 | |||
セッテチェント〜イタリアの州からのバロック器楽音楽 *ナポリ王国 A.スカルラッティ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 マンチーニ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 *ヴェネツィア共和国 ダッラーバコ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト短調 Op.4 No.12 アントニオ・ヴァンディーニ:チェロと通奏低音のためのソナタ イ短調 タルティーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 Op.1 No.5, Be6 ヴィヴァルディ:リコーダー、2本のヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 イ短調 RV.108 *教皇領ボローニャ ブレシャネッロ:2本のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ロ短調 エイドリアン・チャンドラー(Vn)指揮ラ・セレニッシマ タベア・デブス(リコーダー) | |||
録音:2020年2月16日-18日、シダーズ・ホール、 UK 。英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭ヴィヴァルディと同世代の作曲家たちを中心とするイタリア・バロックの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマのSignum Classics第3弾。前作「エクストラ・タイム」(SIGCD-641)はCD未収録音源を集めたアルバムだったが、今アルバムはすべて新録音。タイトルの「セッテチェント(Settecento)」(直訳すると18世紀)は、18世紀初頭にイタリアで出現した芸術、音楽、建築のスタイルのこと。エイドリアン・チャンドラーは、ナポリ王国(スカルラッティ、マンチーニ)、ヴェネツィア共和国(ダッラーバコ、ヴァンディーニ、タルティーニ、ヴィヴァルディ)、教皇領/ボローニャ(ブレシャネッロ)とイタリアの州ごとにグループ分けし、各地域のスタイルを読み解くという興味深い企画。ゲスト・ミュージシャンとして、2019年に権威あるリコーダー・コンクールの1つ、MOECKコンクールで優勝し、タイムズ紙からは「カリスマ的ヴィルトゥオーゾ」と称された注目のリコーダー奏者、タベア・デブスが参加している。 | |||
星を見よ〜ロドリゴ・ルイス(1988-):室内楽作品集 ヴァイオリン・ソナタ R.6 / 星を再び見るために (A Riveder Le Stelle) R.8 / ピアノ三重奏曲 R.9 |
ケレンザ・ピーコック(Vn) ヒュー・ワトキンス(P) ローラ・ ファン・デル・ヘイデン(Vc) | ||
録音:2020年1月、ブリテン・スタジオ、モルティングス、スネイプ、サフォーク、 UK 。メキシコの作曲家、ロドリゴ・ルイスによる美しくロマンティックな室内楽作品集。ダンテの「神曲」地獄篇からインスピレーションを受けた、ヴァイオリンとピアノのための「星を再び見るためにA Riveder Le Stelle」や、湖畔の星降る夜が夜明けに変わるイメージから作曲された「ヴァイオリン・ソナタ」など、各作品は2017〜2019年に作曲されたが、みなベートーヴェンやシューマン、ブラームスの影響を強く受けた、19世紀的な調性音楽として書かれている。「調性のある音楽は、とても直接的に自分に語りかけてくるものだと感じている。結局のところ、最も経験の浅いリスナーでさえ、モーツァルトのソナタならば高度な分析を必要とせずに、完璧に楽しむことが出来る。」(ブックレット掲載のインタヴューより) | |||
スピラ・スペラ〜バッハ・トランスクリプションズ〜J.S.バッハ: 序曲(カンタータ第29番「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」 BWV.29より/サン=サーンス編曲)/ シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004より/ブゾーニ編曲)/ 前奏曲 ロ短調 BWV.855a(ジロティ編曲)/前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(リスト編曲)/ コラール「いまぞ喜べ、汝らキリストのともがらよ」 BWV.734(ブゾーニ編曲)/ コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 BWV.659(ブゾーニ編曲)/ パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582(テオドール・サーントー編曲)/ コラール「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」 BWV.645(ブゾーニ編曲)/ コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV.639(ブゾーニ編曲)/ 幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542(サーントー編曲)/ 主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ「心と口と行いと生活で」 BWV.147より/マイラ・ヘス編曲) エマニュエル・デスパ(P|使用楽器: Fazioli, model 278 ) | |||
録音:2020年2月4日-6日、コンサート・ホール、ワイアストン・レイズ。王立音楽院で名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるフランスのファツィオリ・プレイヤー、エマニュエル・デスパ。ロマン派とポスト・ロマン派作品の優れたパフォーマーとして高い評価を得てきた、エマニュエル・デスパが、ファツィオリの優美な音色で響かせるJ.S.バッハのピアノ・トランスクリプション集。ブゾーニの「シャコンヌ」や人気のコラール集、サン=サーンスの「序曲」、マイラ・ヘスの「主よ、人の望みの喜びよ」などの有名なアレンジを中心に、19世紀後半から20世紀前半に活動したハンガリーのピアニスト&作曲家、テオドール・サーントー(1877-1934)の世界初録音を含むレア・トランスクリプションまで、充実のラインナップで贈るバッハ・トランスクリプションを、モダーン・ピアノの特性を活かした煌びやかなサウンドで収録している。 | |||
ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15 (*) / 4手ピアノのための16のワルツ Op.39 (#) |
エマニュエル・デスパ(P) ミホ・カワシマ(P;#) アンドルー・リットン指揮(*) BBC so.(*) | ||
録音:2020年2月10日-11日、BBCスタジオ1(*) /2020年7月24日、ヘンリー・ウッド・ホール(#)、ともにロンドン|使用楽器: Fazioli, model 278 。英国王立音楽カレッジで名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるファツィオリ・プレイヤー、エマニュエル・デスパ(フランス出身、現在はロンドンを拠点に活動)。ロマン派とポスト・ロマン派作品の優れたパフォーマーとして高い評価を築き、J.S.バッハのピアノ・トランスクリプション集(SIGCD-665)でも反響を呼んだデスパが、彼のもっとも大切なピアノ協奏曲であり「録音するのが子供の頃からの夢だった」と語る、ブラームスのピアノ協奏曲第1番をレコーディング。名匠アンドルー・リットン& BBCso. という豪華なサポートを得て、勇壮で華やかなブラームスを演出している。カップリングには、デスパの妻でもある日本人ピアニスト、ミホ・カワシマとの4手連弾による「16のワルツ Op.39」も収録。ブラームスのより親密で魅力的な側面を、心の通い合ったピアノ・デュオでお届けする。ロンドンで名教師ルース・ナイに学んだデスパとは兄弟弟子でもあるミホ・カワシマは、ロンドンの主要ホールの他、日本、オランダ、トルコ、エストニア、フランス、ベルギーなど世界的なコンサート活動を行い、ソロ&室内楽奏者としても広く活躍するピアニスト。2019年からは母校イェフディ・メニューイン・スクールのスタッフ・ピアニストに就任している。 | |||
マニフィカト2 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):マニフィカト/ヌンク・ディミティス ジャイルズ・スウェイン(1946-):マニフィカト I シドニー・ワトソン(1903-1991):マニフィカト/ヌンク・ディミティス ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):マニフィカト/ヌンク・ディミティス レノックス・バークリー(1903-1989):マニフィカト/ヌンク・ディミティス ハーバート・サムション(1899-1995):マニフィカト/ヌンク・ディミティス フランシス・ジャクソン(1917-):マニフィカト/ヌンク・ディミティス アルヴォ・ペルト(1935-):マニフィカト ジュリアン・アンダーソン(1967-):マニフィカト/ヌンク・ディミティス アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. | |||
録音:2019年1月、7月、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、 UK 。1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。英グラモフォン誌では「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど、好評を博した「マニフィカト」シリーズの第2弾は、1932年から1952年の間に作曲された著名なオルガニスト・コンポーザーによる作品と、1974年から1989年の間に作曲された教会以外の音楽家による作品を収録している。第1巻(SIGCD-588)と第2巻は互いに補完し合うようにプログラミングされており、例えば第1巻にはティペットとレイトンの有名な作品が収録されていたが、それらはちょうど第2巻で取り上げられている2つの主要な時代の間にあたる。またそれぞれのアルバムに、1年違いで書かれたハウエルズの象徴的な作品が収録されているのもポイント。これらのアルバムを聴くと、各時代の作曲家たちが作曲上のパラメーターに異なる優先順位をつけて創作を行っていたことがわかる。ジュリアン・アンダーソンによるマニフィカトとヌンク・ディミティス(セント・ジョンズ・サーヴィス)は、同カレッジ合唱団による委嘱作。 | |||
ソレス〜オリヴァー・デイヴィス: クレラティ(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)/ソレス(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)/ ディス・モータル・マン(ソプラノ、ハープと弦楽のための)/ナルシスとエコー/ エクノクス(ヴァイオリンと弦楽のための)/ギター協奏曲/カレイドスコープ(ピアノ・デュオ)/ サン・スタンズ・スティル(ボーイ・ソプラノとピアノのための)/ ビュート・チェロ・デュエット/エロスとサイケ(ソプラノと管弦楽のための)/セイヴ・ミー オリヴァー・デイヴィス(P/Vo) ヒュー・ワトキンス(P) ベス&フロー(Pデュオ) ケレンザ・ピーコック、ジョナサン・ヒル(Vn) キャサリン・ジェンキンソン、ニコラス・ホランド(Vc) グレイス・デイヴィッドソン(S) オリヴァー・ワス(Hp) セルジオ・プッチーニ(G) ペーテル・イレーニ指揮ブダペスト・スコアリングo. | |||
オリヴァー・デイヴィス(1972-)は英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家。これまでSignum Classicsからリリースされた5つのアルバム[「フライト」(SIGCD-411)、「シーズンズ」(SIGCD-437)、「ダンス」(SIGCD-469)、「リバティ」(SIGCD-522)、「アルカディア」(SIGCD-590)]は、全英クラシカル・チャートとiTunesクラシック・チャートの両方で何度もTOP10入りを果たし(「リバティ」はiTunesクラシック・チャート第1位)、アップル・ミュージックでは多数の5つ星レビューと100万回以上のストリーミング実績を誇る。Signum Classics第6弾となるアルバム「ソレス」は、Covid-19による国際的なロックダウンの最中に製作され、ロサンゼルスのヴァイオリニスト、オランダのピアノ・デュオ、アルゼンチンのギタリスト、ブダペストの指揮者&オーケストラなど、世界中のアーティストの協力で実現している。 | |||
プロコフィエフ: 交響曲第5番 変ロ長調 Op.100 |
サントゥ=マティアス・ ロウヴァリ指揮 フィルハーモニアo. | ||
録音:2020年2月9日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、サウスバンク・センター、ロンドン、 UK 、ライヴ。12シーズンに渡る蜜月時代を過ごしサンフランシスコso. の音楽監督へと転身したエサ=ペッカ・サロネンの後任の首席指揮者に抜擢され、2021-2022シーズンからの就任が決定している北欧フィンランド若きの鬼才サントゥ=マティアス・ロウヴァリ。首席指揮者への正式就任を前に既にフィルハーモニアo. と確固たる信頼関係を築き、前作「チャイコフスキー:白鳥の湖」に代表される圧巻の演奏を世に送り出すなど、新たなゴールデンコンビとして現地イギリスをはじめ世界各地で大絶賛を浴びているロウヴァリが、同オーケストラとのレコーディングの第2弾に選んだのはプロコフィエフの交響曲第5番。独ソ不可侵条約の破棄によって開戦した独ソ戦(東部戦線)の最中、1944年にモスクワ郊外イヴァノヴォの山荘で一気に書き上げられたプロコフィエフの交響曲第5番。前作 交響曲第4番から実に14年の歳月を経て完成した5番目の交響曲は、プロコフィエフ自身が「この交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている」と語り、作品番号100番を振られた記念碑的作品、そして作曲者の祖国愛が込められた代表作として知られている。イギリスで新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する直前の2020年2月上旬、本拠地であるロイヤル・フェスティヴァル・ホールで繰り広げられたロウヴァリとフィルハーモニアo. によるプロコフィエフは、新時代の到来と同コンビの成熟度の早さを物語る圧倒的な演奏。まさに才気煥発。 | |||
マニュ・マルタン:ピアノと管弦楽のための「リム・ファンタジー・オヴ・コンパニオンシップ」
テッド・ジョセルソン(P) アーサー・フェイゲン指揮 LSO 、 ロンドン・ヴォイセズ マテュー・エイマール(ソロ・ヴォイス) | |||
録音:2019年11月、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン。シンガポールの外科医、スーザン・リムとクリスティーナ・ティーンズ・タンの共作によるストーリーを基にしたアニメーション映画「Alan The Musical」の音楽からインスピレーションを得て、フランスの作曲家&オーケストレイター、マニュ・マルタンが作曲、アレンジ、オーケストレーションを行ったピアノと管弦楽のための「リム・ファンタジー・オヴ・コンパニオンシップ」。ロボットや人工知能(AI)、生命とは何かという現代的なテーマを持つ作品で、医師だけでなく、芸術家、音楽家、科学者、社会学者、哲学者、工学者、政治家など様々な分野が絡み合うトピックにおいて、生命と非生命の間の未来的な交流を想像するファンタジックな作品。 | |||
ブラームス:クラリネット・ソナタ集 クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120 No.1 / 4つの厳粛な歌 Op.121 (ジュリアン・ブリス編曲)/ クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120 No.2 |
ジュリアン・ブリス(Cl) ジェイムズ・ベイリュー(P) | ||
録音:2019年5月8日-9日、スネイプ・モルティングス、サフォーク/ 2020年1月7日、ワータン・ホール、ロンドン。13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ブリス。Signum Classicsからは、歌曲や弦楽四重奏とのコラボレーションや、ジャズ・クロスオーヴァーのセプテット編成など、多彩な才能を披露してきたジュリアン・ブリスだが、ニュー・アルバムは久しぶりとなる王道プログラム。ブラームス晩年の傑作であり、ヴァイオリン・ソナタやヴィオラ・ソナタとしての姿でも広く愛される2つのクラリネット・ソナタ Op.120。更に、同じく晩年の作品であり辞世の作品でもある「4つの厳粛な歌」を、ジュリアン・ブリス自らがクラリネット版へとアレンジしたバージョンも組み合わせた濃密なるブラームス・アルバムが出来上がった。うっとりするような温かい音色と夢幻的な表現力で魅せる至福のブラームス。近年歌曲伴奏や室内楽メンバーとして幅広い演奏・録音に参加している名手ジェイムズ・ベイリューのピアノも高品質。 | |||
トマス・アーン(1710-1778) /ダンカン・ドゥルース復元:歌劇「アルタクセルクセス」
クリストファー・エインズリー(CT) エリザベス・ワッツ(S) ケイトリン・ハルカップ(Ms) アンドルー・ステイプルズ(T) レベッカ・ボットーネ(S) ダニエル・ノーマン(T) イアン・ペイジ指揮モーツァルティスツ〔初出時名称:クラシカル・オペラ・カンパニー〕 [ボヤン・チチッチ(Vn) ジョゼフ・クラウチ(Vc) リサ・ベズノシウク(Fl) ジェイムズ・イースタウェイ(Ob) ギャヴィン・エドワーズ(Hr) サイモン・デュブルレイ(Tp) スティーヴン・ディヴァイン(Cemb)他] | |||
録音:2009年11月18日-21日、2010年4月2日、エア・スタジオ、ロンドン|初出時の世界初全曲録音|初出: Linn, CKD-358 (2 HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。「ルール・ブリタニア」の作曲者トマス・アーンの生誕300周年記念録音だったもの。ジョーン・サザーランドが得意としていたアリア「戦に疲れた戦士は」で知られる作品だが、失われたフィナーレを英国の作曲家、音楽学者のダンカン・ドゥルースが復元し、全曲演奏が可能になった。1997年に指揮者のイアン・ペイジによって結成され、チャールズ・マッケラスも絶賛した団体による演奏。 | |||
ハートフェルト〜ロクサンナ・パヌフニク:室内楽作品集 バリトンと弦楽四重奏のための「プライベート・ジョー」/無伴奏ヴィオラのための「カント」/ オーボエと弦楽四重奏のための「ビルマからの手紙」/ヴァイオリンとコントラバスのための「ホラ・ベッサラビア」/ ファゴットと弦楽四重奏のための「カンタートルとアマンダ」/ ソプラノ、ピアノと弦楽四重奏のための「セカンド・ホーム」/弦楽四重奏のための「ハートフェルト」 サッコーニSQ メアリー・ベヴァン(S) ロデリック・ウィリアムズ(Br) ニコラス・ダニエル(Ob) エイミー・ハーマン(Fg) アンディ・マーシャル(Cb) チャールズ・オウエン(P) | |||
録音:2020年3月、7月、 UK 。英国で最もダイナミックで多才なカルテット、サッコーニ弦楽四重奏団と、ソプラノのメアリー・ベヴァン、バリトンのロデリック・ウィリアムズ、ピアニストのチャールズ・オウエンなど、英国を代表するソリストたちが勢ぞろいしたロクサンナ・パヌフニク(1968-)の室内楽作品集。アンジェイ・パヌフニクの娘である彼女は、「ウェストミンスター・ミサ」(2000年)で今日の英国を代表する作曲家としての地位を確立し、しばしば合唱曲で評価されてきたが、室内楽曲や器楽曲も同様に、目の覚めるようなイマジネーションと詩的な軽やかさに満ちている。アルバムのタイトルにもなっている弦楽四重奏曲「ハートフェルト」は、サッコーニ弦楽四重奏団からの委嘱作で、ジャケット写真にも使われているヒグマのアルビーが外科手術を受けている間の心臓の動きをディジタル聴診器で捉え、その鼓動を音楽的に翻訳し、活用した作品。オーボエ五重奏曲「ビルマからの手紙」は、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲のような手紙風の作品を書こうとしたパヌフニクが、アウンサンスーチー氏が日本の新聞社に宛てた手紙をまとめた同名の書籍に出会いインスピレーションを受けた作品で、作曲は2004年だが、2021年にミャンマーで発生した軍事クーデターにより、新たに痛烈な印象を与えることになった。 | |||
ブラームス: ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 (*) /カプリッチョ 嬰ヘ短調 Op.76 No.1 /間奏曲 変ホ長調 Op.117 No.1 / カプリッチョ ロ短調 Op.76 No.2 /間奏曲 イ長調 Op.118 No.2 /カプリッチョ ハ長調 Op.76 No.8 アンナ・ツィブレヴァ(P) ルート・ラインハルト指揮ベルリン・ドイツso.(*) | |||
録音:2020年1月8日-9日、ベルリン・ラジオハウス・ゼンデザール。2012年浜松国際ピアノ・コンクール第4位、2013年エミール・ギレリス記念国際ピアノ・コンクール(オデッサ)優勝、2014年高松国際ピアノ・コンクール第4位と着実にキャリアを重ね、2015年ついに世界最高峰のピアノ・コンクールの1つ、リーズ国際ピアノ・コンクールで優勝を果たしたロシアの女流ピアニスト、アンナ・ツィブレヴァ(ツィブラエワ)。1990年にロシア(ジョージア国境に面したカラチャイ・チェルケス共和国の小さな町)に生まれ育ち、ボルゴドンスクのショスタコーヴィチ音楽学校を卒業後、モスクワ音楽院、バーゼル音楽院で研鑽を積み、2015年のリーズ・コンクール優勝後は国際的な注目を集め、Champs Hill Recordsから、デビュー・ソロ・アルバム「ファンタージエン」(CHRCD-131)をリリース。待望のセカンド・アルバムであり、初のコンチェルト・レコーディングとなるこのアルバムは、ブラームス成熟期の傑作であり屈指の難曲としてそびえ立つピアノ協奏曲第2番を中心に、ブラームスの円熟した小品を収録。ピアノ協奏曲第2番は、リーズ国際ピアノ・コンクールのファイナルでマーク・エルダー&ハレo. と共演し見事優勝を勝ち取った曲であり、その鮮やかな技巧と表現力にご期待頂きたい。指揮はロサンゼルスpo. のドゥダメル・フェロー、ダラスso. のアシスタント・コンダクターなどを務めたドイツの若き女流指揮者、ルート・ラインハルト。 | |||
テッド・ヨセルソン〔ジョセルソン〕の協奏曲との交流 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 (*) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18 (#) |
テッド・ヨセルソン(P) アーサー・フェイゲン指揮 ロイヤルpo.(*)、 フィルハーモニアo.(#) | ||
録音:2019年11月25日(#)、2019年11月26日(*)、アビー・ロード・スタジオ、ロンドン。 テッド・ヨセルソン(1954-)の名を知る人の多くは1990年代初頭以前からのマニアだろう。ベルギーのアントワープに生まれ、ジュリアード音楽院で学び、フィラデルフィア管の音楽監督だったユージン・オーマンディのオーディションをわずか17歳のときに受けて才能を見出された。オーマンディからは「君の望む曲ならば何でも一緒に演奏しよう」と大絶賛を受け、まだ学生だったにもかかわらず RCA と契約して6枚のアルバムを制作( SONY Classical からCD復刻〔廃盤〕)、リサイタル・ツアーは毎年完売しニューヨーク・タイムズ紙から「次世代のホロヴィッツ」だと喧伝された。だが1980年代になると活動は先細りとなり、録音も Turnabout, Vox, Perpetua Records, ASV (バーバーのピアノ協奏曲( Alto, ALC-1309 で再発) , Olympia UK と小規模レーベルへのものばかりとなり(最後は Olympia へ1991年に入れたプロコフィエフ集 (OCD-453) か)、1999年には演奏活動から引退しシンガポールへ移住したという。しかし2017年頃?からシンガポールでの演奏会を再開(ただし、2022年6月同地での演奏会が「23年ぶりの復帰」だとアナウンスされている)、2019年11月には録音にも復帰した。第1弾は前作マニュ・マルタン:「リム・ファンタジー・オヴ・コンパニオンシップ」 (SIGCD-670) で、ヨセルソンお気に入りの2曲だという当盤は「交流〔コンパニオンシップ〕」三部作の第2弾なのだとのこと。 | |||
ガニング:交響曲第5番/弦楽四重奏曲第1番 | クリストファー・ガニング指揮 ロイヤルpo. ジュノSQ | ||
録音:2008年1月/2011年5月。「名探偵ポワロ」の音楽など、映画やテレビの音楽の作曲者として有名なイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(1944-)の自作自演による「交響曲第5番」。2009年に作曲された「交響曲第5番」はラッブラやR. R. ベネットから作曲を学んだガニングの、約50分というスケールで書かれた壮大なシンフォニー。弦楽四重奏曲第1番は、1999年に作曲され2006年に改訂された。 | |||
マッキー、ウィテカー、ティケリ ジョン・マッキー/マット・エヴァンズ、ジュリアン・ブリス編曲:アスファルト・カクテル エリック・ウィテカー/ジュリアン・ブリス編曲:オクトーバー フランク・ティケリ/ジュリアン・ブリス編曲:ブルー・シェイズ ジュリアン・ブリス(Cl) ジョビィ・バージェス(Perc) | |||
録音:2020年-2021年、 UK |収録時間:約22分。13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得した神童から、世界的名手へと成長を遂げたイギリスの天才クラリネット奏者ジュリアン・ブリス。イギリスのコンテンポラリー・アンサンブル、パワープラントのメンバーであり、ガブリエル・プロコフィエフの「バス・ドラム協奏曲」の録音でも話題を呼んだパーカッショニスト、ジョビィ・バージェス。互いにわずか数マイルしか離れていないというそれぞれの自宅で2020年のイギリスのロックダウン中に行われたレコーディング・プロジェクト。目まぐるしいドライヴ感で圧倒するジョン・マッキーの「アスファルト・カクテル」、切ない旋律と美しいハーモニーが魅力のエリック・ウィテカーの「オクトーバー」、ジャズやブルースの要素が見事に融合されたフランク・ティケリの「ブルー・シェイズ」といった吹奏楽の人気曲を、クラリネットとパーカッション(多重録音)のためのエキサイティングでダイナミックなアレンジを施し、それぞれの自宅でレコーディングされている。 | |||
ライブラリー Vol.3 レノン&マッカートニー:ハニー・パイ / クリスティン・マクヴィー:ソングバード ポール・サイモン:恋人と別れる50の方法 / ジェイコブ・コリアー:イン・ザ・リアル・アーリー・モーニング 中国民謡:茉莉花 / ニコライ・リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 キングズ・シンガーズ [パトリック・ダナキー、エドワード・バトン(CT) ジュリアン・グレゴリー(T) クリストファー・ブリュートン、ニック・アシュビー(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2020年9月9日-10日、メニューイン・ホール、イェフディ・メニューイン・スクール、 UK |収録時間:約19分。2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、キンクズ・シンガーズ。エドワード・バトン(CT) ニック・アシュビー(Br) が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)によるニュー・アルバム。これまで何千ものアレンジメントのレパートリーを積み重ねてきたキングズ・シンガーズの、緊密なハーモニー・レパートリーの歴史と新たな地平の両方を探求するEPシリーズ「ライブラリー」。古いお気に入りの名曲を、新しいアレンジやアダプテーションとともに祝うミニ・アルバムで、第3弾では、定番のビートルズから、ポール・サイモン、クリスティン・マクヴィー、ジェイコブ・コリアーなどの優れたミュージシャンたちの楽曲に、世界でも親しまれる中国民謡の1つ「茉莉花(ジャスミンの花)」、そして、あらゆる楽器や編成のアレンジでも知られ、キングズ・シンガーズやスウィングル・シンガーズなどの人気レパートリーの1つともなっているリムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」を収録している。 | |||
ヘンデル: 8つのチェンバロ組曲 〔第1番 イ長調 HWV.426 /第2番 ヘ長調 HWV.427 /第3番 ニ短調 HWV.428 /第4番 ホ短調 HWV.429 / 第5番 ホ長調 HWV.430 /第6番 嬰ヘ短調 HWV.431 /第7番 ト短調 HWV.432 /第8番 ヘ短調 HWV.433 〕/ ヘンデル自身によるチェンバロ編曲集 歌劇「ムツィオ・シェーヴォラ」 HWV.13 より〔序曲/ Pupille sdegnose, sareste pietose HWV.482 No.4 / Come, se ti vedro, cara, partir potro? HWV.482 No.5 〕/ 歌劇「フロリダンテ」 HWV.14 〜 Sventurato, godi, o core abbandonato HWV.482 No.2 / 歌劇「リッカルド1世」 HWV.23 序曲 HWV.456 No.5 / 歌劇「ラダミスト」 HWV.12 〜 Ombra cara de mia sposa HWV.482 No.3 / シャコンヌ ト長調 HWV.435 ブリジット・カニンガム(Cemb) | |||
録音:2019年11月、セント・オーガスティン教会、キルバ―ン、ロンドン。イギリスの女流チェンバリストでありオペラ指揮者、音楽学者のブリジット・カニンガム。これまでも「イタリアのヘンデル」、「ヴォクソールのヘンデル」、「アイルランドのヘンデル」など、様々な角度でヘンデルと同時代の音楽を取り上げてきたスペシャリストによる「8つのチェンバロ組曲」は、一音一音までこだわりぬいた緻密な演奏になっている。 | |||
エリザベス朝のクリスマス バード:清らかなる東の空より/処女の胎より〜歓べ, 歓べ(*) /子守歌/ この世の木が〜 Cast Off All Doubtful Care (*) /おお神よ, 汝は輝ける太陽を導き(*) ホルボーン:パヴァン/それは聖夜に降り立った/揺りかご/子守歌/新年の贈り物/ハイ・ホー・ホリデー ギボンズ:4声のファンタジー「 For Ye Great Dooble Bass 」〔第1番/第2番〕 ピアソン:聞け/ Upon my Lap, my Sovereign Sits (*) / ウィールクス:冬の悲しみを短く 作曲者不詳:聖母の子守歌 [Sweet was the Song the Virgin Sang] フレットワーク [森川麻子、エミリー・アシュトン、ジョアンナ・レヴァイン、サム・スタッドレン、リチャード・ブースビー] ヘレン・チャールストン(Ms) アディショナル・シンガーズ(*) [エマ・ウォルシュ、ルーシー・コックス(S) エイミー・リドン(A) ガイ・カッティング(T) マラキー・フレイム(Br) エドムンド・サディントン(B−Br)] | |||
録音:2019年5月、2020年10月、聖マグダレン教会、シェアボーン、 UK 。2021年で創設35周年を迎えた世界有数のヴィオール・コンソート「フレットワーク」と、2018年ヘンデル歌唱コンクールで第1位を受賞したメゾ、ヘレン・チャールストンが、エリザベス朝イングランドの内省的で暗いクリスマスの祝い方を紹介するアルバム。ウィリアム・バードの歓びに満ちた不朽の名曲「清らかなる東の空より」を始め、アンソニー・ホルボーン、オーランド・ギボンズ、マーティン・ピアソンらイギリス・ルネサンス期の作曲家たちが作曲したクリスマスのための親密な音楽を、静謐なヴィオール・アンサンブルの音色で。 | |||
フォーレ:歌曲全集 Vol.4 私は口づけをしたから/クリスマス Op.43 No.1 /祈り /罪の償い Op.8 No.2 /孤独 Op.3 No.1 /愛の歌 Op.27 No.1 / いなくなった人 Op.5 No.3 /夜想曲 Op.43 No.2 /涙 Op.53 No.1 /贈り物 Op.46 No.1 /墓地にて Op.51 No.2 / 優しき歌 Op.61 /牢獄 Op.83 No.1 /ヴォカリーズ(第21番)/金の涙 Op.72 /ヴォカリーズ(第9番)/ 平和がきた Op.114 /幻想の水平線 Op.118 ジョン・マーク・エインズリー(T) ローナ・アンダーソン、イゾベル・ブキャナン(S) ジョン・チェスト(Br) サラ・コノリー、アン・マレイ、キティ・ホウェイトリー(Ms) イェスティン・デイヴィス(CT) マルコム・マルティノー(P) | |||
録音:2014年-2019年。英国を代表する名ピアニストであり、世界的な歌曲伴奏者であるマルコム・マルティノーがリードするSignumの歌曲シリーズ。「プーランクの歌曲全集」の成功を受けてスタートした新たなフランス歌曲、「ガブリエル・フォーレの歌曲全集」の第4巻。これまでのシリーズに引き続き、アン・マレーやサラ・コノリー、当代有数のカウンターテナーであるイェスティン・デイヴィスなど、イギリス最高峰の歌い手たちが集い、フォーレが生み出した優美な歌曲の数々を歌い上げる。 | |||
グレイストン・アイヴズ(1948-):レクイエム
リチャード・ピネル指揮ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ聖歌隊、ブリテン・シンフォニア | |||
録音:2020年3月16日-17日、ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ教会、カナダ。1496年創設という長い歴史と伝統を誇るケンブリッジ大学のジーザス・カレッジの合唱団。音楽監督のリチャード・ピネルは、かつてウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの副音楽監督を務めたヴィルトゥオーゾ・オルガニスト。そして、室内オーケストラはケンブリッジで活動しているブリテン・シンフォニア。両者初共演となる今作ではともに美しくそして神秘的な歌声と音色を響かせている。グレイストン・アイヴズは1948年にイギリスで生まれで、キングス・シンガーズのメンバーとしても知られた。これまでに作曲されてきた彼の合唱作品は歌詞に対する理解が深く伝わり評価されてきた。今作のレクイエムは、根底にイギリス教会の典礼のための音楽の伝統が息づいているが、チベットの僧侶から購入したという小さなシンバルが全曲を通して用いられており、そのことからも様々な音楽の要素が取り入れられていることがわかる。合唱を知り尽くしたグレイストン・アイヴズだからこそといえる様々な工夫がみられる興味深い作品となっている。 | |||
クリスマス・キャロル・ウィズ・キングズ・シンガーズ ジェイムズ・バートン:バルラロウ / 伝承曲/ブライアン・ケイ編曲:歓べ! 伝承曲/ヴォーン・ウィリアムズ&パトリック・ドナキー編曲:ベツレヘムの小さな町で(ああベツレヘムよ) デイヴィッド・ウィルコックス:明日はわたしが踊る日 / ボブ・チルコット:羊飼いのキャロル 伝承曲/ゴフ・リチャーズ編曲:ラ・フィラドーラ / ジューン・コリン:ザ・クワイエット・ハート 単旋律聖歌:今日、キリストが生まれた / トワノ・アルボ/チャールズ・ウッド編曲:ディンドン空高く ジョン・タヴナー:おお、動ずることなく / ビクトリア:おお、大いなる神秘 ヘンリー・ジョン・ガントレット&アーサー・ヘンリー・マン/ニック・アシュビー編曲:ダビデの村に J.S.バッハ:来たれ、美しい朝の光よ / J.P.E.ハートマン/ボー・ホルテン編曲:クリスマスのメッセージ 伝承曲/エドガー・ペットマン編曲:ガブリエルのメッセージ / ピエール・ヴィレット:処女への讃歌 マイケル・ヘッド/グレイストン・アイヴズ編曲:ベツレヘムへの小さな道 / 伝承曲/ガイ・ターナー編曲:眠れ眠れ 伝承曲/ゴフ・リチャーズ編曲:ア・ナイト・オヴ・ウォッチング ヴォーン・ウィリアムズ/クリストファー・ブリュートン編曲:ウィザーズ・ロッキング讃歌 グスタフ・ヌードクヴィスト:クリスマス、クリスマス、輝かしきクリスマス 作曲者不詳/ジェフリー・ショウ編曲:リュート・ブックの子守歌 / 単旋律聖歌:天をお創りになられた方は ベルリオーズ/クリストファー・ブリュートン編曲:羊飼いたちの別れ 伝承曲/マティアス・ブッハー編曲:どこでもメリー・クリスマス キングズ・シンガーズ [パトリック・ダナキー、エドワード・バトン(CT) ジュリアン・グレゴリー(T) クリストファー・ブリュートン、ニック・アシュビー(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
録音:2020年12月17日-20日、シダーズ・ホール、ウェールズ大聖堂スクール、 UK 。2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、キングズ・シンガーズ。エドワード・バトン(CT)、ニック・アシュビー(Br)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)による新たなクリスマス・アルバムは、現代合唱の宝石やフォークソングから世界中で愛されるキャロルまでを広くフィーチャーした25曲を収録。キングズ・シンガーズの原点でもあるケンブリッジ大学キングズ・カレッジの伝統を反映した、有名な英国の教会キャロルもいくつか含まれている。凍てつくような月明かりの下、炉辺で過ごすクリスマスの素晴らしさを歌うようなキングズ・シンガーズの心洗われるクリスマス・キャロルをお届け。 | |||
ラメント〔哀歌〕 フランツ・トゥンダー(1614-1667):サルヴェ・ミ・ジェス/バビロンの流れのほとりに ザムエル・シャイト(1587-1654):カンツォン〔おお、隣のローランド SSWV 66 / Cantionem Gallicam SSWV 67 〕 ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703): Ach dass ich Wassers g 'nug hatte ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):バンケット・ムジカーレ組曲〔第14番/第7番〕/ われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり(*) ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):山上で叫びが聞こえた SWV 396 (*) クリスティアン・ガイスト(1650-1711): Es war aber an der Statte ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):おお甘きその名イエス イェスティン・デイヴィス(CT) フレットワーク [森川麻子、エミリー・アシュトン、ジョアンナ・レヴァイン、サム・スタッドレン、リチャード・ブースビー] ヒュー・カッティング(CT;*) サイラス・ウォルストン(Org/ヴァージナル) | |||
録音:2020年7月21日-23日、The Apex(ベリー・セント・エドマンズ、 UK 。イェスティン・デイヴィスとフレットワークは2019年にリリースされたアルバム「If」(SIGCD-586)では、マイケル・ナイマンとヘンリー・パーセルの音楽を組み合わせるという衝撃のプログラムで話題を呼び、英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」(2019年5月)、「クリティクス・チョイス」(2019年12月)に選ばれるなど好評を博した。次なるイェスティン・デイヴィスとフレットワークのコラボレーション・レコーディングは、17世紀ドイツのヴィオール・コンソートと声楽のための美しき作品集。ガーディナーのアシスタントとしてイングリッシュ・バロック・ソロイスツの通奏低音も務めたオルガニスト、サイラス・ウォルストンと、レザール・フロリサンやイングリッシュ・コンサートと共演し、キングズ・コンソートのパーセル新録音にも(イェスティン・デイヴィスとともに)参加したカウンターテナーのヒュー・カッティングをフィーチャーした珠玉のリサイタル。17世紀初期ドイツの不思議なほど似た響きを持つ3人シャイン、シャイト、シュッツ。大バッハ以前のバッハ一族でもっとも重要なヨハン・クリストフ・バッハ。リューベックの聖母マリア教会でブクステフーデの前任としてオルガニストを務めたフランツ・トゥンダー。コペンハーゲンで活躍した北ドイツの作曲家、クリスティアン・ガイスト。ローマ出身で3人の歴代皇帝のためにウィーンで働いたジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェスなどのメランコリックな哀歌(ラメント)を、確かな技術で真摯に紡いでいる。 | |||
オーストラリア人、タイ人〜サクソフォンとピアノのための新しい音楽 マシュー・オーロヴィチ(1970-):ハーリー・バーリー / ジェラード・ブロフィー(1953-):ダルヴィーシュ ティム・ダーガヴィル(1962-):水に勝るものなし / ナロングリット・ダマブトラ(1962-): ASEAN の3つの精神 サクスリ・パン・ヴォンタラドン(1974-):セレニティ・フラックス / デニー・ユープラサート(1969-):イサーン HD デュオ[マイケル・デューク(Sax) デイヴィッド・ハウイー(P)] | |||
録音:2018年-2019年、オーストラリア| "Cala Signum" レーベル。この企画は2009年にHDデュオの2人がタイのバンコクで行われた「ワールド・サクソフォン・コングレス」で演奏を行うために訪れたことがきっかけで立ち上がった。タイの音楽に大いに影響された二人はその音楽をオーストラリアに持ち帰り、逆にオーストラリアの音楽をタイに広めたいとも考えた。そういった両国の音楽を共有したいといった思いから生まれたのが、この一枚。オーストラリアとタイの現代作曲家の作品をまとめ収録された。なかなか耳にすることの出来ない作品ばかりが収録されている意欲的な録音になっている。HDデュオのマイケル・デュークは、インディアナ大学で学び、クラシック・サクソフォン奏者のユージン・ルソーに師事した。その後、バークリー音楽大学ではジャズを学び多方面で活躍している。オーストラリアの主要なオーケストラとはほとんど共演しており、今作では、様々な作曲家によるアルバムとなっている性質上、クラシックだけでなくジャズや東洋的な響きなど多様性に富んだ作品ばかりとなっているが、それらを見事に吹き分けているところからもその幅広い音楽性を見せてくれている。 | |||
マニフェスト ロジャー・トゥリース: Philia / ティモシー・C.タカッチ: Luceat Eis イザイ・M.バーンウェル:タンゴ・ウィズ・ゴッド / デイヴィッド・ラング:マニフェスト リビー・ラーセン: If I profane with my unworthiest hand.... / ジョゼフ・グレゴリオ:トゥ・マイ・ブラザー シドニー・ギヨーム:ガゴー/ポール・ジョン・ルドイ:空と海の歌 / サラ・カークランド・スナイダー:魂の詩篇 デイル・ウォーランド:イヴニング・スターズ(ティースデイル三部作)(*) カントゥス アンドルー・フレザー(P;*) | |||
録音:2016年7月、アメリカ|全曲世界初録音。カウンターテナーなし、テノール×5、バリトン×2、バス×2の低声部のみで構成される男声ヴォーカル・アンサンブル「カントゥス」。ルネサンスから21世紀まで幅広いレパートリーを持つ彼らのニュー・アルバム「Manifesto」は、「テノール、バリトン、バス」のための新しい音楽を創造するというカントゥスのコミットメントに沿って作曲された10の新作が集められている。 | |||
Images ラヴェル/エルヴィン・ヴィエルジンハ編曲:クープランの墓 パトリック・ガワーズ(1936-2014): An Occasional Trumpet Voluntary ドビュッシー/アレクサンドル・ギルマン編曲:弦楽四重奏曲 ト短調 L.85 〜第3楽章 ケレンザ・ブリッグズ(1991-):暗闇の中の光 / ナディア・ブーランジェ:3つの即興曲〜第3曲 オワイン・パーク(1993-):映像 / ブリテン/アナ・ラップウッド編曲:4つの海の間奏曲 メシアン/アナ・ラップウッド編曲:ヴォカリーズ・エチュード シェリル・フランシス=ホード(1980-):テイキング・ユア・リーヴ アナ・ラップウッド(Org) | |||
録音:2021年1月。アナ・ラップウッドは、わずか21歳でケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジの音楽監督(Director of Music)に就任したオルガニスト&指揮者。オックスフォード大学在学中には、モードリン・カレッジの560年におよぶ歴史の中で、女性として初めてオルガン奨学金を授与されている。現在はオルガニストや合唱指揮者としてヨーロッパ中で活動し、またブロードキャスターとしてはBBCラジオ3、ラジオ4にレギュラー出演するほか、2020/21のBBCヤング・ミュージシャンや2021年のBBCプロムスの司会を担当している。ラップウッドのソロ・デビュー・アルバムとなる「映像(Images)」に関して、「オルガン奏者としての私のお気に入りの1つは、夜遅くに教会や大聖堂で練習するという絶妙な感覚。ドアがロックされていて、ライトが消えていることが多く、時間の流れが異なっているようだ。肌寒い夜の大聖堂で録音して、その魔法の一部を捉えようとしようとした。」とアナ・ラップウッド語った。彼女の編曲したブリテンとメシアンは世界初録音となる。 | |||
The Queen's Six Murder the Songs of Tom Lehrer 〜トム・レーラー(1928-):歌曲集 マゾヒズム・タンゴ/オイディプス王/公園の鳩に毒を/公害/シーズ・マイ・ガール/ジ・エレメンツ/ ウィンナー・シュニッツェル・ワルツ/マイ・ホーム・タウン/アイ・ゴット・イット・フロム・アグネス/ アルマ/ザ・ヴァチカン・ラグ/ウィー・ウィル・オール・ゴー・トゥギャザー・ホエン・ウェイ・ゴー クイーンズ・シックス [トム・リルバーン、ダニエル・ブリテン(CT) ニコラス・マッデン、ドミニク・ブランド(T) アンドルー・トンプソン(Br) サイモン・ホワイトリー(B)] | |||
録音:2021年2月5日-6日、アスコット小修道院、 UK 。エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成され、ロイヤル・ウェディングでのパフォーマンスなど英国王室と縁の深いことでも知られる男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちによるSignum Classics第3弾は、様々な社会的・政治的問題を扱った風刺作品で知られるアメリカのシンガーソングライター、ピアニスト、数学者、トム・レーラー(1928-)のソングブック。トム・レーラーは自身の「キャッチーで野蛮な音楽風刺」を誰もが自由に使えるようにと、約100曲におよぶ曲の著作権を放棄し、パブリック・ドメインとした。そして、クイーンズ・シックスがこのユニークな試みに挑戦。「Murder the Songs of Tom Lehrer(トム・レーラーの歌をぶち壊せ!)」という刺激的なタイトルで、代表作「公園の鳩に毒を」や、少将の歌の節に元素名を並べた「ジ・エレメンツ」、恋多きマーラー夫人について歌う「アルマ」、教会の矛盾を風刺した「ヴァチカン・ラグ」などのユーモラスな作品を取り上げ、曲によってはまったく違う雰囲気に自由にアレンジして歌っている。ジャケットのデザイン&メンバーのイラストは、ヴォーン・ウィリアムズ協会の創設メンバーでもあるというイギリスのアーティスト&イラストレーター、ポール・テイラーの作品。 | |||
ザ・ツリー ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):おお魂の羊飼いよ / ジョナサン・ハーヴィー(1939-2012):ザ・ツリー ジェイムズ・ロング(1987-):鷲のように / ハウエルズ(1892-1983):祈りと応唱/聖セシリアのための讃歌 エルガー:主の聖霊 / スタンフォード:知恵の歌 / ジョン・ステイナー(1840-1901):神はこの世を愛す クリストファー・ロビンソン(1936-): Jesu, grant me this, I pray / パリー:わが言葉を聞きたまえ ウィリアム・ロウランズ(1860-1937)/デスカント:クリストファー・ロビンソン: Love Divine, all loves excelling デイヴィッド・ヒル、アンドルー・ネスシンガ、クリストファー・ロビンソン指揮 ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho.、 イェール大学スコラ・カントールムcho.、カレッジcho. の元メンバー&仲間たち ジョン・チャレンジャー、グレン・デンプシー、ジョゼフ・ウィックス(Org) ジャック・ロス(Tp) | |||
録音:2011年、2015年-2016年、2018年-2019年。1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classicsへの移籍後早くも12枚目のリリースとなる「The Tree」は、当カレッジ合唱団の元音楽監督であるクリストファー・ロビンソンの85歳とデイヴィッド・ヒルの65歳を祝うトリビュート・アルバム。「新たな成長」をテーマに、中世のヒルデガルト・フォン・ビンゲンから始まり、1987年生まれのジェイムズ・ロング(セント・ジョンズ・カレッジ合唱団への委嘱作品)まで、元セント・ジョニアンズ(セント・ジョンズ・カレッジのメンバー)であるハーバート・ハウエルズ、ジョナサン・ハーヴィー、クリストファー・ロビンソンの作品を含む多様な音楽をプログラム。1つの高音声部(ビンゲンの作品)から、曲によってオルガン、低声部、第2合唱団(現在デイヴィッド・ヒルが首席指揮者を務めるイェール大学スコラ・カントールムcho.[イェール・スコラ・カントルム])、最終的にはセント・ジョンズ・カレッジ合唱団の元メンバーや友人たちも加わった150名超の大編成まで、多彩な録音を集めている。 | |||
ヨンメッリ:歌劇「イル・ヴォロジェーゾ」
イアン・ペイジ指揮モーツァルティスツ ステュアート・ジャクソン(T;ルチオ・ヴェーロ) レイチェル・ケリー(Ms;ヴォロジェーゾ) ジェマ・サマーフィールド(S;ベレニーチェ) アンジェラ・シムキン(Ms;ルチッラ) ジェニファー・フランス(S;フラーヴィオ) トム・ヴァーニー(CT;アニチェート) | |||
録音(ライヴ):2016年4月28日、カドガン・ホール、ロンドン。クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。クラシカル・オペラは2017年に「モーツァルティスツ(The モーツァルトists)」の名で新たにスタートし、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」シリーズなどの優れた録音で人気を博してきた。新たなアルバムでは、モーツァルトと同時代のオペラを上演していくプロジェクト「モーツァルト250」の一環として2016年に英国初演された、ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)の歌劇「イル・ヴォロジェーゾ」を取り上げている。ロイヤル・オペラのジェット・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラムを修了したアイルランド人メゾ・ソプラノのレイチェル・ケリー、モーツァルティスツのアソシエイト・アーティストとして活躍したテノールのステュアート・ジャクソン、そして2015年のキャスリーン・フェリアー賞を受賞したソプラノのジェマ・ロイス・サマーフィールドなど、素晴らしい若手キャストが集められている。 | |||
Behind Closed Doors 〜ブレシャネッロ Vol.1 ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(1690頃-1758):協奏曲とシンフォニア集第1巻 Op.1 〔協奏曲(ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)[第1番 ヘ長調/第2番 イ短調/第3番 変ロ長調]/ シンフォニア(弦楽と通奏低音のための)[第1番 ニ長調/第2番 ト長調/第3番 ハ長調]/序曲=組曲 変ロ長調〕 エイドリアン・チャンドラー(Vn)指揮ラ・セレニッシマ | |||
録音:2020年10月26日-29日、ジョンソン・ホール、ミルフィールド・スクール、サマセット、 UK 。英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。"赤毛の司祭"ヴィヴァルディを中心とする18世紀ヴェネツィアとその周辺の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、これまで2度のグラモフォン賞に輝いている(「セレニッシマ」は、「晴朗きわまるところ」という意味の、ヴェネツィアの別称)。前作「セッテチェント」(SIGCD-663)は2020年2月に録音され、その後COVID-19の世界的流行によりあらゆるコンサートやレコーディングがキャンセルとなり、ようやく「コロナ後」の最初のレコーディングとして、ブレシャネッロの録音集がスタートした。シュトゥットガルトのヴュルテンベルク宮廷でカペルマイスターを務めたイタリアの作曲家&ヴァイオリニスト、ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(1690頃-1758)は、ヴィヴァルディと同時代の作曲家だが、その音楽は比較的無名のまま。正当な理由で歴史の闇に包まれてしまう作曲家もいるが、ブレシャネッロの音楽には、復元すべき多くの説得力ある論拠があった。ラ・セレニッシマは2014年のシーズンに初めてブレシャネッロを取り上げ、その後歌劇「ティスベ」を上演し、ヴァイオリン協奏曲「エクストラ・タイム」SIGCD-641)、トリオ・ソナタ「セッテチェント」(SIGCD-663)などを録音してきた。このアルバムに収録されている「作品1」は、ブレシャネッロが出版することを選んだ唯一の作品群となる12の協奏曲&シンフォニア集で、COVID-19の流行により、ラ・セレニッシマはこの素晴しい出版物の調査を始める機会を得ている。タイトルの「 Behind Closed Doors 」は直訳すれば「閉じたドアの裏で」、そこから「秘密裏に」「こっそりと」などの意味も持つが、スポーツや演劇の世界では「無観客試合」、「無観客公演」を指す言葉。このアルバムでも、まるで極上の「無観客ライヴ」のような、生き生きとしたレコーディング・セッションが組まれている。 | |||
ジェラルド・バリー:歌劇「地下の国のアリス」
アンドレ・デ・リッダー指揮アイルランド国立歌劇場、アイルランド室内o. クローディア・ボイル(S;ソプラノ)、クレア・プレスランド(Ms;赤の女王、ハートの女王、公爵夫人、海ガメ、 パッセンジャー1、オイスター1)、ヒラリー・サマーズ(A;白の女王、ヤマネ、タイガー・リリー、海ガメ、 料理人、パッセンジャー2、オイスター2 /コントラルト) ギャヴァン・リング(T;白の王、白兎、 マッド・ハッター、トゥイードルダム、カエル従僕、小鹿、ビン1、ケーキ2、赤ん坊1、パッセンジャー3、雛菊) ピーター・タンジッツ(T;三月兎、トゥイードルディー、魚の従僕、警備員、メッセンジャー、ビン2、ケーキ1、 赤ん坊2、パッセンジャー4、雛菊2) スティーヴン・リチャードソン(B−Br;白の騎士、チェシャ猫、兵隊、 ビン3、ケーキ3、赤ん坊3、オイスター3、パッセンジャー5、雛菊3)、アラン・ユーイング(B;ハートの王、 ハンプティ・ダンプティ、赤の騎士、ビン4、ケーキ4、赤ん坊4、オイスター4、パッセンジャー6、雛菊4) | |||
録音:2021年5月、リムリック大学コンサート・ホール、アイルランド。2020年のベートーヴェン・イヤーにベートーヴェンをテーマとする作品が続けて録音され(SIGCD-616、639、659)話題を呼んだアイルランドの作曲家ジェラルド・バリー(1952-)。彼による新作歌劇「地下の国のアリス(Alice 's Adventures Under Ground)」の世界初録音が、Signum Classicsから初登場となるアイルランド国立歌劇場(アイリッシュ・ナショナル・オペラ)によって行われた。ルイス・キャロルのおとぎ話の名作「不思議の国のアリス」とその続編にあたる「鏡の国のアリス」を併せたかたちでオペラ化。台本も作曲者であるジェラルド・バリーによる物。音楽もバリーならではのユニークなものになっており、一幕の短いオペラではあるが、例えばベートーヴェンの「歓喜の歌」を一部引用、ところどころに聴衆の興味を引きつけるものとなっている。今作はアリス以外の歌手陣は一人で何役も演じる形式になっている。2016年にコンサート形式で世界初演、2020年にステージで世界初演されているが、今回の収録では、半分ほどがその時の歌手陣となっている。 | |||
シューベルト: 美しき水車小屋の娘 Op.25, D.795 |
イェスティン・デイヴィス(CT) ジョゼフ・ミドルトン(P) | ||
録音:2020年6月15日-19日、ポットン・ホール・レコーディング・スタジオ、サフォーク、 UK 。イェスティン・デイヴィスは、その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー。これまで2度のグラモフォン賞受賞、グラミー賞受賞、ローレンス・オリヴィエ賞ノミネートなどの実績を誇り、その功績から2017年には大英帝国勲章(MBE)を授与されている。今回のアルバムはシューベルトの3大歌曲集の1つ「美しき水車小屋の娘」を歌ったが、イェスティン・デイヴィスが歌手としてのキャリアをスタートさせた、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のシリーズの一環として、Signum Classicsからリリースされる。現在セント・ジョンズ・カレッジの音楽監督を務めるアンドルー・ネスシンガとイェスティン・デイヴィスは、1987年の同じ日にセント・ジョンズでの活動をスタートさせたとのこと。当時ネスシンガはオルガン・スカラーで、デイヴィスは7歳の見習い生(probationer)だった。その後、デイヴィスは少年聖歌隊長(Head Chorister)やコーラル・スカラーとしても長らくセント・ジョンズ・カレッジと関り、伝統を築いてきた。ブックレット(英語)には、作品解説や歌詞の他、アンドルー・ネスシンガと、デイヴィスが11歳の頃にセント・ジョンズ・カレッジ音楽監督を務めていたクリストファー・ロビンソンによるコメントも掲載されている。 | |||
フロム・ウィンザー・ウィズ・ラヴ エレン・シプリー&リック・ノウェールズ/ミゲル・エステバン編曲:ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース クリス・ヘイズ&ジョジュ・コーラ&ヒューイ・ルイス/スティーヴン・カーレストン編曲:ザ・パワー・オヴ・ラヴ ボブ・ディラン/スティーヴン・カーレストン編曲:メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ クレイグ・モリス・リード&チャーリー・ストボ・リード/トム・リルバーン編曲:アイム・ゴナ・ビー(500マイルズ) リチャード・マークス/サイモン・ホワイトリー編曲:ライト・ヒア・ウェイティング ラルフ・マクドナルド&ウィリアム・ソルター&ビル・ウィザース/トム・リルバーン編曲:クリスタルの恋人たち ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー&ベン・E.キング/マーク・デ・リッサー編曲、 サイモン・ホワイトリー、ア・カペラ版編曲:スタンド・バイ・ミー ビリー・ジョエル/サイモン・ホワイトリー編曲:素顔のままで レオン・ハフ&ケニー・ギャンブル/ルイス・マーロウ編曲:ナウ・ザット・ウィ・ファウンド・ラヴ ヴァン・モリソン/ティム・カーレストン編曲:ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー ヴィクター・ヤング&エドワード・ヘイマン/スティーヴン・カーレストン編曲:恋に落ちた時 ジョルジョ・モロダー&キース・フォーシー/ルアイリ・ボウエン編曲:ネバー・エンディング・ストーリー スフィアン・スティーヴンス/ルアイリ・ボウエン編曲:ミステリー・オヴ・ラヴ クイーンズ・シックス [トム・リルバーン、ダン・ブリテン(CT) ニコラス・マッデン、ドミニク・ブランド(T) アンドルー・トンプソン(Br) サイモン・ホワイトリー(B)] | |||
録音:2021年8月1日-4日、アスコット修道院、 UK 。エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成され、英国王室と縁の深いことでも知られる男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。2018年にはハリー王子とメーガン妃のロイヤル・ウェディングで歌い、2021年にはエディンバラ公フィリップ殿下の葬儀で3人のメンバーの歌声が響いた。タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちによるポップス・アレンジ・アルバム。アメリカのプロデューサー、TJアーマンドと2019年から構想していたアルバムは、ジャンルの枠を超えて、ボブ・ディランやビリー・ジョエルの楽曲、「スタンド・バイ・ミー」「ネバー・エンディング・ストーリー」といった映画音楽、ジャズなど多種多彩な作品が収録されている。 | |||
ショパン:弦楽五重奏伴奏版ピアノ協奏曲全集 〔第1番 ホ短調 Op.11 /第2番 ヘ短調 Op.21 〕 エマニュエル・デスパ(P|使用楽器:ファツィオリ、 model 278) チネケ!・チェンバー・アンサンブル | |||
録音:2021年5月7日-9日、メニューイン・ホール、サリー、 UK 。弦楽五重奏との共演による“室内楽版 "ショパンのピアノ協奏曲。デスパとチネケ!・チェンバー・アンサンブルはこの「スリム化」された協奏曲を、ほとんど叙事詩のような壮大さを持って修辞的に演奏し、室内楽的でありながらも原曲のスケール感を失うことなく仕上げている。デスパは2013年に録音したショパンの「24の前奏曲」(SIGCD-482)でも楽譜の徹底的研究に基づいてあらゆるディテールを詩的に表現し、仏Diapason誌にも絶賛されていただけに、今回のショパン演奏にも大きな期待が持てるだろう。チネケ!・チェンバー・アンサンブルはヨーロッパ初の黒人と少数民族によるオーケストラとして2015年に設立された「チネケ!o. (Chineke! Orchestra)」の首席奏者で構成されたアンサンブル。エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo. の創設メンバーであり、首席コントラバスを30年以上に渡って務めたコントラバス、チチ・(ン)ワノクをはじめとした名手揃いのアンサンブルで、2018年にはウィグモア・ホールへのデビューも果たしている。 | |||
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
セルジオ・アラポント指揮アイルランド国立歌劇場 セリーヌ・バーン(S;ミミ) アンナ・デヴィン(S;ムゼッタ) メルーナス・ヴィトゥルスキス(T;ロドルフォ) ダヴィド・ヴィジッチ(Br;マルチェッロ) ベン・マカティアー(Br;ショナール) ジョン・モロイ(B;コッリーネ) エディ・ウェイド(B;ブノワ&アルチンドロ) ファーガル・カーティス(T;パルピニョール) デイヴィッド・ハウズ(B−Br;税関吏) ロリー・ダン(B−Br;軍曹) | |||
録音:2021年2月、ボード・ガシュ・エナジー劇場、ダブリン。ジェラルド・バリーのオペラ「地下の国のアリス」(SIGCD-695)でスタートしたSignum Classicsとアイルランド国立歌劇場(アイリッシュ・ナショナル・オペラ)のコラボレーション・プロジェクト第2弾。ミミとムゼッタにアイルランドの有名なソプラノでコヴェント・ガーデンのロイヤル・オペラ・ハウスでも活躍するセリーヌ・バーンと、アンナ・デヴィンを迎えたアイルランド国立歌劇場による新録音。 | |||
サークルソング〜ボブ・チルコット(1955-): サークルソング(*) 〔序奏/パート1 誕生/パート2 幼少期/パート3 ラヴァー/ パート4 成人期/パート5 中年期/パート6 老年期/パート7 死〕/ ライク・ア・レインボウ(#) /オール・シングス・パス(#) / サークルズ・オヴ・モーション(#) /ウォーキング・ザ・レッド・ロード(+) ロバート・シンプソン指揮(*/+) マリアナ・パルナス=シンプソン指揮(#) ヒューストン室内cho.(*/+) トレブル・クワイア・オヴ・ヒューストン(*/#) アンドレーア・ムット(P;*/#) ジェシカ・マイアーズ(P;*) リチャード・ブラウン、マーク・スタイン、レオナルド・ソト、マット・リチャーズ(Perc;*) | |||
録音:2020年2月24日-26日、サウス・メイン・バプティスト教会、ヒューストン、テキサス。「サークルソング(CIRCLESONG)」は、北米の先住民族の詩に見られる人間のライフサイクルを音楽で表現したという野心作。チヌーク族、コマンチ族、ダコタ族、エスキモー族、イロコイ族、クワキウトル族、ナバホ族、オジブワ族、プエブロ族、セミノール族、スー族、ヤキ族など様々なネイティヴ・アメリカンたちの伝統的な詩をもとに、序奏と7つのパートからなる13の楽章で、誕生、幼少期、成人期、中年期、そして死という人生のさまざまな段階を表現している。2台のピアノと4人の打楽器奏者によるエネルギッシュな伴奏、トゥッティ・コーラスのためのクライマックス、優しい無伴奏のパッセージや独唱など、印象的なドラマ、多様性、深みのある壮大な合唱作品。芸術監督のロバート・シンプソンによって1995年に設立されたヒューストン室内合唱団は、デュリュフレの合唱作品全集(SIGCD-571)で2019年グラミー賞の最優秀合唱演奏賞(Best Choral Performance, Classical)を受賞した。ボーイS.クワイア・オヴ・ヒューストン(ヒューストン・ボーイS合唱団)は、ヒューストン室内合唱団の創設メンバーでありロバート・シンプソン夫人でもあるマリアナ・パルナス=シンプソンが2006年に創設した合唱団で、グレード6〜12(日本では主に中高生の年齢)までの若い女性の育成コミュニティとして、地域社会で広く活動している。 | |||
ヴィクトリア・ムローヴァ〜シューベルト: ソナタ イ長調 Op.posth.162, D.574 / 幻想曲 ハ長調 Op.posth.159, D.934 / ロンド ロ短調 Op.70, D.895 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) アラスター・ビートソン(Fp) | ||
録音:2021年9月7日-9日、エリアル・スタジオ、ノース・ヨークシャー、 UK |ピリオド楽器使用。現代のもっとも偉大なヴァイオリニストの一人、ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァが、2022年に創立25周年を迎える英国の老舗インディペンデント・レーベル「Signum Classics」へ移籍! 類稀な多才さと真摯な音楽性を備え、バロックや古典派からブラジル音楽、フュージョンや実験音楽を含む現代音楽まで、音楽の幅を拡げ続けてきたムローヴァ。記念すべきSignum第1弾は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集(PONYX-4221 /英BBCミュージック・マガジン「Chamber Choice」選定)でも素晴しい録音を聴かせてくれたスコットランド出身のピアノ&フォルテピアノ奏者、そして室内楽奏者としても華々しい活動を続けているアラスター・ビートソン(アラスデア・ビートソン)との共演によるシューベルト。使用楽器は、バッハの一連の録音(ソナタ集 ONYX-4020 /無伴奏ソナタ&パルティータ ONYX-4040)で使用して話題を呼んだイタリアの銘器G. B. グァダニーニにガット弦とクラシカル・ボウという組み合わせ。フォルテピアノは、ポール・マクナルティが製作した1819年製グラーフのレプリカ。シューベルトではまだ珍しいヒストリカル楽器による演奏で、シューベルトの最後の10年間にわたる3つの作品を収録。幻想曲の恐ろしいまでのヴィルトゥオーゾ性を一貫した技巧と芸術性で克服したムローヴァの圧倒的パフォーマンスにご注目頂きたい。ちなみに幻想曲 D.934はカティア・ラベックと共演したアルバム「リサイタル」(ONYX-4015)ではストラディヴァリウスでの録音も残しているため、グァダニーニを手にしたムローヴァがどのように進化してきたのか興味深い聴き比べも楽しめる。 | |||
復活節の晩祷 ジュリアン・アンダーソン(1967-):わが愛する者語りて(*) / ケネス・レイトン(1929-1988):先唱句/答唱句 ジョン・ゴス(1800-1880):詩篇第12篇(*) / チャールズ・ヒルトン・ステュアート(1884-1932):詩篇第13篇(*) チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):詩篇第14篇(*) / ホセア書第13章4-14:第一日課 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):グロスター・サーヴィス より(#) 〔「マニフィカト/ヌンク・ディミティス〕 コリント人への第一の手紙第15章 50-終わり:第二日課 / ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):安息日が過ぎて I 使徒信条/祈り / ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲第6番〜フィナーレ(*) アンドルー・ネスシンガ指揮ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho. ジェイムズ・アンダーソン=ベサント(Org;*) グレン・デンプシー(Org;#) | |||
録音:2018年5月2日、2019年3月6日、2021年11月11日、セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂、ケンブリッジ、イングランド、 UK 、すべてライヴ。1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジcho.(聖歌隊)と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。Signum Classics移籍後にも精力的なリリースを続け、これまでにBBCミュージック・マガジン賞の「合唱部門賞」(SIGCD-456)、BBCミュージック・マガジンの「Choral & Song Choice」(SIGCD-541)、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」(SIGCD-456、SIGCD-567、SIGCD-588、SIGCD-667)に選ばれると、「マイケル・フィニシー:パイアス・アンセムズ&ヴォランタリーズ」(SIGCD-624)ではこれら2つの賞に加え、2021年の英グラモフォン賞現代音楽部門にノミネートされるなど、英メディアでの極めて高い評価を維持している。今回の録音は、2020年発売の「Ash Wednesday」(SIGCD-605)に続くライヴ・アルバムとなる。「Ash Wednesday」では、イースター(復活祭)に先立つ四旬節の最初の一日「灰の水曜日」に行われる特別な典礼を収録していたが、今作にはその後四旬節が明け、イースターの季節からの作品が集められている。 | |||
眠りに落ちる時 ギボンズ/フォーショウ編曲:ドロップ、ドロップ・ショウ・ティアーズ / フォーショウ:楽園へ/放棄 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン/ナイジェル・ショート編曲:おお、汝ら倣いしものよ(*) / /ビクトリア:非難 聖歌/フォーショウ編曲:光が消える前に/詩篇121 / タリス:聖なる神 / オワイン・パーク:夜の祈り タリス/フォーショウ編曲:おお、生まれし光/光が消える前に / アントワーヌ・ブリュメル:哀歌 ヘンリー・フランシス・ライト&ウィリアム・ヘンリー・モンク/フォーショウ編曲:私と一緒に ナイジェル・ショート指揮テネブレ クリスティアン・フォーショウ(Sax) ヴィクトリア・メテヤード(S) | |||
録音:2021年5月30日-31日、オール・ハローズ教会、ロンドン。キングズ・シンガーズの元メンバーであるナイジェル・ショートによって2001年に設立され、世界最高峰のヴォーカル・アンサンブルの一つとして広く活動する"テネブレ"。2016年に「ブラームス&ブルックナー(SIGCD-430)」が2度目のBBCミュージック・マガジン賞を受賞し、2018年には「天体の音楽(SIGCD-904)」がグラミー賞にノミネートされ、大きな注目を浴びた。クリスティアン・フォーショウは、マイケル・ナイマンによる映画音楽の制作チームに参加したり、ブライアン・イーノなどと共演し現代的な音楽の分野で活動する一方で、ヴォーチェス8などの古典と現代を融合させた合唱アンサンブルとクロスオーヴァーの分野でも活躍している。今回のテネブレとの共演でもギボンズやヒルデガルト・フォン・ビンゲンなどの古楽の作曲家から、フォーショウ自作を含む現代作曲家の作品まで取り上げている。古楽の作品は、フォーショウの高い音楽性から生み出される演奏や編曲によって新たな一面をみせており、テネブレの美しい歌声が加わることにより聴くものに深い感動を与えてくれる。 | |||
エア〜オリヴァー・デイヴィス: フロウ/グルーヴ/ピアノと弦楽のための「ウィンズ・オヴ・チェンジ」/ミラー/ エヴリ・デイ/無伴奏ヴァイオリンと弦楽のための「樹木園 [Arboretum] 」組曲/ テノールと弦楽のための「山の歌」/5楽章のバレエ「世界と世界の間のヴェール」 オリヴァー・デイヴィス、エルスベット・レメイン(P) ベンジャミン・ベッカー、ケレンザ・ピーコック(Vn) ジェレミー・バッド(T) ザ・ハンク・ブラザーズ〔アンサンブル〕 キャサリン・ジェンキンソン(Vc) グレース・デイヴィッドソン(S) ポール・ベイトマン指揮ロイヤルpo. | |||
録音:2021年11月24日-25日、Air リンドハースト・スタジオ。これまでにSignum Classicsから6枚のアルバム(フライト SIGCD-411 、シーズンズ SIGCD-437 、ダンス SIGCD-469 、リバティ SIGCD-522 、アルカディア SIGCD-590 、ソレス SIGCD-668)をリリースしてきたオリヴァー・デイヴィス。7枚目となる今作のテーマは「自然」。今作でも実力派のアーティストを揃え、レコーディングされた。これまでリリースしてきたアルバムは、全英クラシカル・チャートとiTunesクラシック・チャートの両方で何度もTOP10入りを果たし(「リバティ」はiTunesクラシック・チャート第1位)、アップル・ミュージックでは多数の5つ星レビューと100万回以上のストリーミング実績を誇る。 | |||
シューベルト: 歌曲集「美しき水車小屋の娘」(英語歌唱版) |
ニッキー・スペンス(T) クリストファー・グリン(P) | ||
録音:2020年3月2日-4日、聖シラス教会、ロンドン。グラミー賞を受賞したピアニスト、クリストファー・グリンによるシューベルトの歌曲を英語版で録音するシリーズ。ロデリック・ウィリアムズが歌った「冬の旅」(SIGCD-531)、ジョン・トムリンソンが歌った「白鳥の歌」(SIGCD-550)に続くシリーズ第3弾では、「美しき水車小屋の娘」をニッキー・スペンスをテノールに迎えて収録した。ヴィルヘルム・ミュラーの詩の翻訳には、イギリスの演出家であり作家でもあるジェレミー・サムズによるものを使用している。ニッキー・スペンスは、スコットランドで最も期待されているテノールのひとりであり、ヤナーチェクの歌曲集(CDA-68282)がグラモフォン賞& BBCミュージック・マガジン賞をダブルで受賞し、2015年の国際オペラ・アワードで「ヤング・シンガー賞」に名を連ねました。また、ロイヤル・フィルハーモニー協会から年間最優秀歌手にノミネートされ、国際的なオペラ・シーンで活躍を続けている。クリストファー・グリンは、「息をのむような感性」(英グラモフォン誌)、「声とピアノの完璧な融合」(BBCミュージック・マガジン誌)などと称賛されている。彼はまた、イギリスのノース・ヨークシャー州で開かれるライデール・フェスティヴァルの芸術監督も務めている。 | |||
ザ COVID-19 セッションズ シベリウス:フィンランディア / マリ・イザベル・バルベルデ: Darest, O Soul 中山晋平/ジェイコブ・クリストファー編曲:砂山 / /伝承曲/ステイシー・∨.ギブズ編曲:スティール・アウェイ アルヴェーン:海の夜明け / 伝承曲/マーシャル・バーソロミュー、ジェイムズ・エルプ編曲:シェナンドー ヒルデガルド・フォン・ビンゲン/クリス・フォス編曲:オ・フロンデンス・ヴィルガ エリック・ウィテカー:黄金の光 / メリッサ・ダンフィー: It 's strange about stars... エリクス・エセンヴァルズ:スターズ / クリス・フォス:ビヨンド / アビー・ベティニス:鳥のように キャスリーン・アラン: This brightening silence / イザイ・マリア・バーンウェル: Wanting Memories フランツ・ビーブル:アヴェ・マリア / アンドレア・ラムジー: That Which Remains ボブ・ギブソン、アレックス・ハシレフ、グレン・ヤーブロー/カントゥス編曲: There's a Meeting Here Tonight 伝承曲/ポール・ジョン・ルドイ編曲: Yonder Come Day / ビリー・ジョエル:眠りつく君へ カントゥス | |||
録音:2020年3月17日、19日-20日、ウェストミンスター長老教会、 US 。2020年春、COVID-19の感染がアメリカで拡大する中、カントゥスのコンサートとツアーはすべてキャンセルされた。そのような状況下でどのようなことができるか思案した結果、録音が行われた19トラックを集めた「ザ・COVID-19・セッションズ」。最初にYouTubeとFacebookで配信されたトラックは累計数百万回の再生回数を記録し、話題となった。その結果を受けてカントゥスから依頼を受けたSignumレーベルは、8月からセッションごとに配信によるリリースを開始。そして今回のCDリリースへと繋がった。それらの曲には様々な国の様々なジャンルの曲が選ばれており、ツアーやコンサートで歌う予定だったものが収録された。 | |||
ロシアン・トレジャーズ〜ロシアの宗教合唱作品集 グレチャニノフ:今天軍は見えずして我等と偕に奉事す / ラフマニノフ:主よ、僕を去らせたまわん ゴロワーノフ:ヘルヴィムの歌 / ラフマニノフ:来たれ、我らが神なる/ヘルヴィムの歌/ほめたたえよ、造り主を ゴロワーノフ:栄光あれ、父に / チェスノコフ:聖にして福たる/ほめたたえよ、造り主を カリンニコフ:聖にして福たる / ラフマニノフ:生神童貞女や喜べよ/聖にして福たる/われらの父よ チェスノコフ:ヘルヴィムの歌 / ゴロワーノフ:われらの父よ / チャイコフスキー:伝説 ケドロフ:われらの父よ / ラフマニノフ:生神童貞女讃歌 ナイジェル・ショート指揮テネブレ | |||
録音:2013年3月8日-9日、聖オーガスティン教会、キルバーン、ロンドン。2001年、ショートによって設立され、故・コリン・デイヴィスからも信頼された室内合唱団テネブレによる同レーベルの新シリーズ "Bene Arte" が始動。 | |||
中世の聖歌とタリスのエレミアの哀歌 単旋律聖歌:受難節のための賛歌〜歌え私の舌よ、受難節のための終祷 / タリス:エレミアの哀歌I 単旋律聖歌:応唱〜オリーブ山で / タリス:エレミアの哀歌II / 単旋律聖歌:応唱〜我が魂は悲しみ シェパード:あなたの御手に / 単旋律聖歌:聖木曜日の賛課の後の連祷 ナイジェル・ショート(音楽監督)テネブレ・コンソート | |||
録音:2013年10月24日-25日、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、イギリス。 | |||
ベリー・イングリッシュ・クリスマス ガードナー:ギャラリー・キャロル/子守歌 / レッジャー:クリスマスの夜に/囚われのアダムは横たわり エドワーズ:小さからぬ不思議 / ナイト:カム・ロック・ザ・クラドル / ヒコックス:鳥たち(*) ウォーロック:主をほめたたえよ/囚われのアダムは横たわり/四月の露のように/子守歌 ロビンソン:リジョイス・アンド・ビー・メリー / バックス:私は聖処女のことを歌う レーン:とげのないバラはない / ロイド:愛はクリスマスに降りてきた / プレストン:三隻の船 ラドクリフ:メアリー・ウォークド・スルー・ア・ウッド / レッドショー:私は聖処女のことを歌う ナイジェル・ショート指揮テネブレ ジェイムズ・シャーロック(Org) グレース・デイヴィッドソン(S;*) | |||
録音:2015年1月21日-22日。 | |||
ボブ・チルコット:編曲&合唱作品集 チルコット:太陽、月、海と星/スウィミング・オーヴァー・ロンドン/マリッジ・トゥ・マイ・レディ・ポヴァティ 愛しいあなたは美しい/イーヴン・サッチ・イズ・タイム 伝承曲:マカレナで/フェラー・フロム・フォーチュン/彼女はツバメのように歩く/サン・バルベの住人/ 怠け者の男/シェナンドー/シンプルという贈りもの/そこにある、平原に/草原を通っておいで/ モンタニャール/赤とんぼ/故郷/そこにわたしの愛しい人が カーン:ゴー・リトル・ボート / ガーシュウィン:魅惑のリズム アンチエータ:愛をこめて、お母さま / ウォルトン:やさしき唇にふれて ナイジェル・ショート指揮テネブレ・コンソート | |||
録音:2015年7月1日-3日、15日、ロンドン&ノーサンプトンシャー、 UK 。ナイジェル・ショートとボブ・チルコット。かつてキングズ・シンガーズのメンバーとして活躍した2人のコラボ―レーションによって実現したアルバム。ナイジェル・ショートが主宰するテネブレのメンバーによる小編成のヴォーカル・アンサンブル、テネブレ・コンソートが歌うチルコットの作品、そしてチルコットのアレンジによる、日本、カナダ、アメリカ、フランス、そしてイギリスなど世界各国の名旋律。 | |||
天体の音楽 エルガー:4つのパート・ソング / ブリッジ:秋/蜂/音楽はやさしい声が消えた後も / ハーヴィー:6月の歌 スタンフォード:オン・タイム/青い鳥 / ヴォーン・ウィリアムズ:シェイクスピアの3つの歌 ビンガム:ドラウンド・ラヴァーズ / ウォーカー:優しい音楽 ハーバート・マリル(1909-1952):シェイクスピアの3つの歌 / チルコット:自分自身を私は歌う ナイジェル・ショート指揮テネブレ | |||
録音:2010年11月-2015年11月、オール・ハロウズ教会、ロンドン、イギリス。シェイクスピアの詩を題材としたイギリスの作曲家たちによるパートソングと合唱作品集。 | |||
SIGNUM TWO | |||
ジョン・タヴナー:マザー・アンド・チャイルド ジョナサン・ドーヴ(1959-): 彼に求めよ、7つの星の創造を フランシス・ポット(1957-):高潔な心(+) ギル・スウェイン(1946-):マニフィカト ジョン・タヴナー(1944-) マザー・アンド・チャイルド(*) アレグザンダー・エストランジ(1974-): リュート・ブック・ララバイ(*) ジェレミー・フィルセル(1964-): おお、主を喜びたまえ(#) リチャード・ロドニー・ベネット(1936-): 彼の慈悲の季節 フランシス・ポット:私の歌は愛を知らない(**) |
ウィリアム・ケンダール(T:+) アンドルー・バッシャー(T;#) カリス・レーン(S;**) ナイジェル・ショート指揮 テネブレ(cho.) ジェレミー・フィルセル(Org) | ||
現代作曲家たちの珍しい合唱作品を集めたCD。(*)世界初録音。 タヴナーの「マザー・アンド・チャイルド」はテネブレによって委嘱された作品で、テネブレはこの作品を2003年6月6日、ソールズベリ教会でタヴナー立会いのもとに初演する。歌手、作曲家、アレンジャー、ジャズ・ベーシストと様々な顔を持つエストランジの「リュート・ブック・ララバイ」もテネブレのために書かれた曲。ちなみにエストランジはテネブレの音楽監督でもある。 ナイジェル・ショートによって創設されたテネブレは、中世・ルネサンスから現代音楽まで幅広いレパートリーを持つア・カペラ・グループ。ナイジェル・ショートはピアノ、歌唱法、作曲技法をロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックで学んだ後、ソロ歌手および合唱グループのメンバーとして活動。1994年から2001年まではあのキングス・シンガーズのメンバーとして活躍した。現在はテネブレの指揮者&作曲家として精力的な活動を行っている。 | |||
キングズ・シンガーズのクリスマス Veni, veni Emmanuel (Trad. arr. Lawson)/ Angelus ad Virginem (Trad. ed. the KS)/ This is the truth sent from above (Trad. arr. Ralph Vaughan Williams)/ Wie schon leuchtet der Morgenstern (Praetorius)/ Es ist ein Ros' entsprungen (Praetorius)/ There is no rose (Anon. ed. Stevens)/ Coventry Carol (Anon.)/ Nowell sing we now (Bo Holten ed. the KS)/ Remember, O thou man (Ravenscroft)/ In dulci jubilo (Trad. harm. J.S.Bach)/ Lullay my liking (Philip Lawson)/ Bogoroditsye Dyevo (Arvo Part)/ The Lamb (John Tavener)/ Maria durch ein' Dornwald ging (Trad. arr. Lawson)/ O little one sweet (Trad. harm. J.S.Bach)/ Bethlehem Down (Peter Warlock)/ The Crown of Roses (Tchaikovsky arr. Lubbock)/ To us in Bethlem City (John McCabe) [2:48]/ Szczo to za prediwo (Trad. arr. Barwinski)/ There is a flower (John Rutter)/ La Peregrinacion (Ramirez arr. Knight)/ Away in a manger (Melody W.J.Kirkpatrick arr. Lawson)/ Noel nouvelet (Trad. arr. Lawson)/ Stille Nacht (Gruber arr. Rutter)/ Born on a New Day (David arr. Knight/Lawson) |
キングズ・シンガーズ | ||
キングズ・シンガーズ、初の!クリスマス・アルバム。キングズ・シンガーズは1968年に、主にケンブリッジのキングズ・カレッジの出身者によって結成されたアンンサンブルで、ルネサンス作品から現代音楽、ポップスまで幅広いレパートリーを武器に活躍。カウンターテナー2名、テノール1名、バリトン2名、バス1名という6人の男声による透明な歌声とパフォーマンスが世界の聴衆を魅了してきたのは誰もがよく知っていることだろう。 英 SIGNUM RECORDS への移籍第1弾となった当ディスクは、キングズ・シンガーズの35年あまりの歴史上、初の「クリスマス・アルバム」だというから驚く! 発売当初イギリスでちょっとしたセンセーションを巻き起こし、クラシカル・チャートの首位にいきなり躍り出た。プレトリウスやバッハから、ラッター、ペルト、タヴァナーの作品まで、変化に富んだ選曲がなされているのはこれまで同様。どんな作品を歌っても戦前のコメディ・ハーモニスツの軽妙さが潜む。実に楽しいクリスマス・アルバム。 | |||
レクイエム・エテルナム(永遠の安息を) ハーバート・ハウェルズ(1892-1983): レクイエム/ モテット「大地よ、彼を連れ去り、慈しめ」 フランク・マルタン(1890-1974):ミサ曲 |
ジェレミー・バックホース指揮 ヴァサーリ・シンガーズ | ||
ヴァサーリ・シンガーズは合唱王国イギリスにおいてひときわ優れた団体の一つで、EMI や Guild、Unitedなどに多くの録音がある。今回 Signum 2 からリリースされるのは、二重合唱を用いた名作「マルタンのミサ」と、母国イギリスが誇るハウェルズの名作2曲。すべて無伴奏による混声合唱作品である。 マルタンの「ミサ」はピツェッティやヴォーン・ウィリアムズと並んであまりにもよく知られた20世紀の名作ミサ。抒情的でありながら緻密に構成された傑作として、日本の団体にも取り上げられる機会が多い。ヴァサーリ・シンガーズのダイナミックな歌唱が聴き手のハートを熱くゆさぶる。 ハウェルズの「レクイエム」は1935年の作品で、他の作曲家の同名作とは大きく異なり、通常の典礼文を用いたレクイエムからは大きく逸脱した構成がとられている。普通なら冒頭に置かれる入祭文「レクイエム・エテルナム(永遠の安息を)」が3曲目と5曲目に配置されるほか、旧約聖書の「詩篇」からも23番と112番が用いられている。 モテット「大地よ、彼を連れ去り、慈しめ」は、ハウェルズがジョン・F.ケネディ追悼のために書いた作品で、暗殺事件が起こった1964年に作曲。こちらは古代のクリスチャン詩人プルデンティウス(?-413)の詩が用いられた。合唱関係者のみならず、音楽ファンすべてにとって注目の一枚。 | |||
グラハム・アシュトン・ブラス・アンサンブル ジェイムズ・ピュー: そして天使達は飛び立っていった・・・ ダニエル・シュナイダー:トリオ ’ ジェイムズ・ピュー: 金管四重奏のための「アヴィアリエイションズ」 ダニエル・シュナイダー: 金管八重奏のための「4つの短い物語」 ジェイムズ・ピュー: ソロ・バストロンボーンと 2つのトロンボーン四重奏のための「4x2x1」(*) ダニエル・シュナイダー: 金管四重奏のための「鉄のテトラポッド」 ジェイムズ・ピュー:金管三重奏のための「トリアド」 ダニエル・シュナイダー:3つのアメリカ舞曲 |
グラハム・アシュトン・ ブラス・アンサンブル ジョセフ・アレッシ(Tb;*) 中川英二郎(Tb;*) マーク・パターソン(Tb;*)他 | ||
元フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバーでありニューヨーク州立大学トランペット科教授を務めるグラハム・アシュトン、メトロポリタン歌劇場管弦楽団首席トランペット奏者マーク・グールド、ジャズ=クラシックのジャンルを越えて大活躍中のバス・トロンボーン奏者デイブ・テイラーなど、アメリカの実力派プレイヤーが結成した、ドリーム・チームが、このグラハム・アシュトン・ブラス・アンサンブル。ジェイムズ・ピューとダニエル・シュナイダーによる金管3重奏から金管八重奏、トロンボーン・アンサンブルのための作品が収録されている。ジェイムズ・ピューはニューヨーク州立大学トロンボーン科の教授を務める傍らフリーランスのトロンボーン奏者、作曲家としても活躍(このディスクにも作曲家、演奏者として参加)、ピューの作品はニューヨーク・フィル、ミネアポリス響などアメリカの著名な団体にも演奏されている。ダニエル・シュナイダーはスイス生まれの作曲家、サクソフォーン奏者でミルウォーキー交響楽団ではコンポーザー・イン・レジデンスを務めている。「4x2x1」では世界一との呼び声高いトロンボーン奏者ジョセフ・アレッシ(ニューヨーク・フィル首席)、日本が誇る若手ジャズ・トロンボニスト中川英二郎がゲストとして参加! デイブ・テイラーの豊かな低音で演奏されるソロに華を添えている。 | |||
ユダヤ人の生活より ブロッホ: ユダヤ人の生活より/ヘブライの瞑想/チェロ・ソナタ ブルッフ:コル・ニドライ Op.47 バーンスタイン:ミサ〜2つの瞑想 他 |
ポール・マーリーン(Vc) ジョン・レネハン(P) | ||
ユダヤ人作曲家のチェロ作品を集めた企画。マーリーンはマニトバ大学の助教授としてチェロ&室内楽クラスを受け持ちつつ、ソロイストとしても活動している。 | |||
マイケル・ナイマン(1944-): 2台のピアノのための音楽 テイキング・ア・ライン・ フォー・ア・セカンド・ウォーク/ 赤い帽子の女/ウィンター・ダンス |
ズー・デュエット | ||
録音:1994年。2004年に60歳を迎えたナイマンの記念的発売だったもの。 | |||
ジェイムズ・マクミラン:合唱作品集 Divo Aloysio Sacrum/ The Gallant Weaver/ A Child's Prayer/ Seinte Mari Moder Milde/ Tremunt vindentes angeli/ Cantos Sagrados/ Christus Vincit/ So Deep |
サム・レイトン指揮 エリジアン・シンガーズ | ||
1937〜オルガンのためのロマンティック作品集 ペリー・ウィットロック:ソナタ ハ短調 エドワード・C・ブリストゥー:ソナタ 変ホ長調 ウィリアム・H・ハリス: フラリッシュ・フォー・アン・オーシャン |
コルム・カーリー(Org) | ||
コルム・カーリーは LINN へも録音がある。 | |||
SIGNUM VISION | |||
21世紀のバッハ 〜J.S.バッハ:オルガン作品全集 Vol.1 前奏曲とフーガ ロ短調BWV.544/ トリオ・ソナタ第2番 ハ短調BWV.526/ 前奏曲とフーガ イ短調BWV.543/ コラール「天にまするわれらの父よ」BWV.682/ コラール「われいずこにか逃れゆくべき」BWV.646/ コラール「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV.645/ コラール「ただ神の御旨に従う者は」BWV.642/ コラール「人はみな死すべきさだめ」BWV.643/ コラール 「ああ、いかにはかなき、いかに空しき」BWV.644/ コラール「主よ、われ汝に望みを抱けり」BWV.640/ コラール「われ神より離れじ」BWV.658/ 前奏曲とフーガ ハ長調BWV.545/ トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調BWV.525/ コラール「喜び迎えん、慈しみ深きイエス」BW.768/ コラール「いと高きところにまする 神にのみ栄光あれ」BWV.662/ コラール 「キリストは死のとりことなられても」BWV.625/ コラール 「われらの救い主なるイエス・キリスト」BWV.626/ コラール「聖なるキリストは蘇り」BWV.628/ コラール「栄光の日は現われたり」BWV.629 |
ジョン・スコット・ ホワイトリー(Org) | ||
DVDフォーマット:DVD9、収録時間:162分、音声:AC3 5.1、Dolby Stereo。NTSC。 「21世紀のバッハ」シリーズとは、イギリスのBBC2で放映された、偉大なる大バッハのオルガン作品を、イギリスにおけるバッハ演奏の権威ホワイトリーの演奏映像(DVD)で網羅するという壮大な画期的企画。 普段では目にする機会の少ないペダルの部分も映像に収められており、視覚でも捉えることができる。また、会場となったドイツのバイエルン州アモルバッハ寺院、チューリンゲン州ワルターシャウゼン市教会の雄大なオルガンの姿や、教会内部の光景が映像による全集の存在価値をさらに高めている。 | |||
キングズ・シンガーズ〜クリスマス 伝承曲(ローソン編):久しく待ちにし / プレトリウス:エサイの根より 伝承曲(デイヴィス編):立て羊飼いたちよ、そしてついて来なさい / ローソン:眠れ、いとしいわが子よ 伝承曲(ケイ編):喜び祝え / ラッター:ある木に咲いた花 / 伝承曲(ローソン編):新しいノエル 伝承曲(リチャーズ編):カタルーニャのビリャンシーコ / 伝承曲(J.S.バッハ編):優しくも愛らしき嬰子 伝承曲(ナイト編):巡礼 / グル―バー/モール(ラッター編):きよしこの夜 メイスン/ワッツ(ローソン編):もろびとこぞりて / 伝承曲(リチャーズ編):愛しい幼子 デイヴィッド(ナイト&フィリップ編):新たな日に生まれ / ピアポント(ラングフォード編):ジングル・ベル トーメ/ウェールズ(ナイト編):クリスマス・ソング / 伝承曲(キーティング編):世の人忘るな デイヴィス/オノラーティ/シメオーン(マッカーシー編):リトル・ドラマー・ボーイ 伝承曲/オリファント(ラングフォード編):ひいらぎかざろう キングズ・シンガーズ [デイヴィッド・ハーリー、ティモシー・ウェイン=ライト(CT) ポール・フェニックス(T) フィリップ・ローソン、クリストファー・ガビタス(Br) ジョナサン・ハワード(B)] | |||
収録:LSO セント・ルークス、ロンドン。NTSC。6人の英国紳士たち、キングズ・シンガーズの「ライヴ・アット・ザ・BBCプロムス」(SIGDVD-005)に続く新DVD。 | |||
ユニバース・オブ・サウンズ:ザ・プラネット ホルスト:組曲「惑星」 タルボット:世界、星々、システム、無限 |
エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニアo. | ||
リージョン・オール|16:9|PCM ステレオ|112分|言語:英。ブルーレイ仕様: 1080i Full HD|dts-HD MA 5.1。DVD仕様: NTSC|Dolby Digital 5.1。サロネン&フィルハーモニアと大英科学博物館とのタイアップによるスペシャル・プロジェクト。37台のカメラを使用し、HD 映像で収録されたホルストの「惑星」と、ボーナス・トラックのドキュメンタリー映像「メイキング・オヴ」等で構成。 | |||
ジェイムズ・ローズ〜ピアノ・マン エピソード1〜ベートーヴェン:ヴァルトシュタイン / エピソード2〜ショパン エピソード3〜バッハ=ブゾーニ / エピソード4〜アッパーズとダウナーズ エピソード5〜マッド、バッド&サッド / エピソード6〜J.S.バッハ / エピソード7〜ベートーヴェン ジェイムズ・ローズ(P) | |||
リージョン・オール|NTSC|16:9|約200分。幾多の困難に遭いながらも、ステージへ復帰した異色のピアニスト、ジェイムズ・ローズお気に入りの作曲家たちのエピソード7つで構成される、ピアニストとしてだけでなく、その人生を描いた音楽によるドキュメンタリー。 | |||
ブリテン:無伴奏チェロ組曲集 〔第1番 Op.72 /第2番 Op.80 /第3番 Op.87 〕/テーマ「ザッハー」 ジェイミー・ウォルトンとポール・ジョイスの対話 ジェイミー・ウォルトン(Vc) | |||
収録:年月日記載無し、聖三位一体教会、ブライスバーク、サフォーク、イギリス。DVD仕様: NTSC 。使用楽器:グァルネリ、1712年製。映像監督:ポール・ジョイス。20世紀イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリース最後の弟子の1人、ジェイミー・ウォルトンによるブリテン「無伴奏チェロ組曲集」。先に CD が出ている(SIGCD-336/対話を除く)が、録音会場(ブリテン・スタジオ、スネイプ・モールティングス・コンサート・ホール、オールドバラ)やタイミングが異なり、少なくとも別録音の部分があると思われる。 | |||
ラヴ・イン・ロンドン〜ジェイムズ・ローズ・ライヴ・イン・コンサート ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3 No.2 /絵画的練習曲集 Op.39 〜第5曲 変ホ短調 シューマン/リスト編曲:君に捧ぐ / プロコフィエフ:モンタギュー家とキャピュレット家 グルック/ズガンバーティ編曲:歌劇「オルフェオ」〜メロディ / ムーア:ベートーヴェン・パロディ ショパン:ソナタ第3番 ロ短調 Op.58〜プレスト/スケルツォ第2番 Op.31 J.S.バッハ/マルチェロ編曲:アダージョ / グリーグ/ギンズブルグ編曲:山の魔王の宮殿にて ジェイムズ・ローズ(P) | |||
収録:アーツ・シアター、ロンドン、ライヴ。リージョン・オール| NTSC | 16:9 |約100分。数々の困難に直面しながらも自ら道を切り拓き、「ロックスター・ピアニスト」の異名を持つイギリスの異色コンサート・ピアニスト、ジェイムズ・ローズの DVD 第2弾。 | |||
CALA SIGNUM オーストラリア出身の指揮者ジェフリー・サイモンが設立、「ロンドン・サウンド」「 NYP の首席奏者」「ストコフスキー協会」などの人気シリーズやハイ・クオリティなサウンドで知られたイギリスの Cala Records が2019年、 Signum Classics との共同製作による新レーベル Cala Signum として再スタート。豊富なカタログ・アイテムは、今後当レーベル名義となって順次再発売予定だとのこと。 | |||
ロンドン・チェロ・サウンド〔 (*):リチャード・バルコム編曲〕 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」〜白鳥(*) / ラフマニノフ:ヴォカリーズ(*) カザルス:チェロ・オーケストラのためのサルダナ リチャード・バルコム:グリーンスリーヴズ組曲 バーンスタイン:「ウェストサイド物語」〜トゥナイト(*) ジェフリー・サイモン指揮 ロンドン4大オーケストラ [ LPO, ロイヤルpo. 、BBC so.、フィルハーモニアo.から]の40人のチェロ奏者たち | |||
録音:1993年1月18日、4月2日、オール・ハロウズ教会、ロンドン|収録時間:約23分|新リマスタリング|初出・前出:Cala Records, CACD-0104 [ (C) (P) 1993 ] 〔廃盤〕。 Cala レーベルを代表する「ロンドン・サウンド・シリーズ」の第1弾が新装再発売。 | |||
ストコフスキー、フィラデルフィア・レアリティーズ ストコフスキー編曲:2つの古い典礼歌旋律〔来たり給え、創造主なる聖霊よ/久しく待ちにし主よとく来たりて〕 ファリャ:歌劇「はかなき人生」〜スペイン舞曲 / トゥーリナ:5つのジプシーの踊り Op.55 〜 No.5 聖なる山 アルカディ・ドゥベンスキー:エドガー・アラン・ポー「大鴉」(*) / 近衛秀麿編曲:越天楽 ハール・マクドナルド:アーカンザス・トラベラーの伝説(#) /「労働者の祭典」〜労働者の踊り/ 交響曲第2番〜ルンバ/2台のピアノのための協奏曲(+) ヘンリー・アイヒハイム:「オリエンタル・インプレッションズ」〜日本の夜想曲/「交響的変奏曲」〜バリ スーザ:マンハッタン・ビーチ/エル・カピタン レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィアo. ベンジャミン・デ・ローチ(ナレーター;*) アレグザンダー・ヒルズバーグ(Vn;#) ジャンヌ・ベーレンド、アレグザンダー・ケルベリン(P;+) | |||
録音:1928年-1940年|原盤: RCA Victor |本体記載レーベル: Cala-Signum | Cala レーベル既出: CACD-0501 〔当店未案内、廃盤〕|復刻エンジニア:ウォード・マーストン|リマスタリング:ティム・ハンドリー (AudioEdit Ltd, London) |解説:エドワード・ジョンソン| (P) 1992 (C) 2020 。1994年、 Cala レーベルからストコフスキー協会との共同製作で発売されたシリーズの第1回発売盤が、同復刻、同リマスタリング&同解説で再発売。本体&ブックレット・デザインは新装されている。#ブックレットにおいて(+)のピアニストの一人アレグザンダー・ケルベリンの姓が『アレグザンダー・ヒルズバーグ』と誤記されていますが、現状ママで供給されます。 | |||
CALA ストコフスキー復刻集〜 シベリウス:交響曲集 〔第1番 ホ短調 Op.39 (*) /第2番 ニ長調 Op.43 (#) 〕 |
レオポルド・ストコフキー指揮 ヒズ〔レオポルド・ ストコフスキー〕so.(*)、 NBC so.(#) | ||
録音:1950年7月11日、13日(*)、1954年9月15日-16日、23日(#)、ともにニューヨーク|前出・旧品番: Cala, CACD-0541 〔廃盤〕|原盤: RCA |ソース:ニューヨークの RCA Records からレオポルド・ストコフスキー教会に提供された「コピー=マスター=テープ」 [Recordings taken from copy-master-tapes originally supplied to the Leopold Stokowski Society by RCA Records, New York] |プロジェクト・コーディネーター:エドワード・ジョンソン|ディジタル・マスタリング: Paschal Byrne, The Audio Archiving Company Ltd, London | (P) 2005 (C) 2020 。 旧盤と同様、ブックレットには1953年のシベリウスからストコフスキーに宛てた手紙、この2者が同年フィンランドで面会した際の写真が掲載されている。 | |||
沈める寺〜ドビュッシー:管弦楽作品集 Vol.1 「前奏曲集第1巻」〜沈める寺(ストコフスキー編曲)(*) / 喜びの島(モリナーリ編曲)/2つのアラベスク(ムートン編曲)(*) / 海(*) /「前奏曲集第2巻」〜ヒースの茂る荒れ地(グレインジャー編曲)(+) / スティリー風タランテラ(ラヴェル編曲)/子供の領分(カプレ編曲) ジェフリー・サイモン指揮フィルハーモニアo. | |||
録音:1990年1月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン|新リマスタリング| (+)は初出時の世界初録音| 初出:Cala Records, CACD-1001 (*), CACD-1002 (*以外) [ (C) (P) 1991 ] |前出: Cala Records, CACD-1024 [ (C) (P) 2000 ] 〔以上、すべて廃盤〕。 | |||
グラナダの夕暮れ〜ドビュッシー:管弦楽作品集 Vol.2 「版画」〜グラナダの夕暮れ(ストコフスキー編曲)/ 「ベルガマスク組曲」〜月の光(カプレ編曲)(*) / 「版画」〜パゴダ(グレインジャー編曲)(*/+) / 「前奏曲集第1巻」〜亜麻色の髪の乙女(グライヒマン編曲)/夜想曲/ クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番(#) /小組曲(ビュッセル編曲)(*) ジェイムズ・キャンベル(Cl;#) ジェフリー・サイモン指揮フィルハーモニアo. | |||
録音:1990年1月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン|新リマスタリング| (+)は初出時の世界初録音| 初出:Cala Records, CACD-1001 (*/#), CACD-1002 (無印) [ (C) (P) 1991 ] |前出: Cala Records, CACD-1025 [ (C) (P) 2000 ] 〔以上、すべて廃盤〕。 | |||
ボロディン:レクイエム レクイエム(レオポルド・ストコフスキー編曲/テノール、男声合唱と管弦楽のための)/ だったん人の踊りと「イーゴリ公」からの組曲 (グラズノフ&リムスキー=コルサコフによるオーケストレーション/ソプラノ、合唱と管弦楽のための)/ 弦楽四重奏曲第2番よりノクターン(リムスキー=コルサコフ編曲/ヴァイオリンと管弦楽のための)/ 中央アジアの草原にて/小組曲(グラズノフによるオーケストレーション) ジェフリー・サイモン指揮フィルハーモニアo. イアン・ボートン(T) マーガレット・フィールド(S) ステファニー・チェイス(Vn) BBC 交響cho. | |||
録音:1992年2月、4月、オール・ハロウズ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン、 UK |原盤・初出・前出: Cala, CACD-1011, CACD-1029 〔2点とも装丁違いの同内容|廃盤〕。 オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。ジェフリー・サイモンがフィルハーモニア管を振った名録音のうち、アレクサンドル・ボロディンの「レクイエム」がCala Signumから復刻。ボロディンの秘曲「レクイエム」の原曲はピアノ曲で、ロシアではTati-tatiと呼ばれる子ども向けのテーマ(2本の指で演奏できるためチョップスティックス[箸]という名でも親しまれている)によるパラフレーズ集(リャードフやリムスキー=コルサコフ、キュイらロシアの作曲家たちの合作)からの1曲。耳に残るキャッチーなオスティナートをレオポルド・ストコフスキーが大編成のオーケストラのためにアレンジし、テノールと合唱が歌う「レクイエム」は、世界初録音となった当時にも非常に話題となった録音。ボロディンの代表作とも言える「だったん人の踊り」を含む「イーゴリ公」組曲や、グラズノフのオーケストレーションによる魅力的な「小組曲」などの作品にもご注目頂きたい。 | |||
ピアノ協奏曲版「展覧会の絵」他〜ムソルグスキー: 組曲「展覧会の絵」(ローレンス・レナード編曲|ピアノ協奏曲版)/ 歌劇「ホヴァンシチーナ」より 〔モスクワ川を下って(リムスキー=コルサコフ編曲)/ゴーリツィン公の旅(ストコフスキー編曲)〕/ 歌劇「ソロチンスクの市」〜ゴパーク(リャードフ編曲)/クリミアの絵(ゲーア編曲)/ スケルツォ(リムスキー=コルサコフ編曲)/一粒の涙(キンドラー編曲)/ 交響詩「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編曲) タマーシュ・ウンガール(P) ジェフリー・サイモン指揮フィルハーモニアo. | |||
録音:1992年、1986年|原盤・初出・前出: Cala, CACD-1012, CACD-1030 〔2点とも装丁違いの同内容|廃盤〕。オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。 Calaの初期の名盤の中から、イギリスの指揮者ローレンス・レナードがピアノ協奏曲版へと編曲したムソルグスキーの「展覧会の絵」が新装登場!ハンガリー系アメリカの名ピアニスト、タマーシュ・ウンガールがソリストを務め、当時世界初録音として話題を呼んだ録音。「展覧会の絵」以外にも、リムスキー=コルサコフやリャードフレオポルド・ストコフスキーらがオーケストレーションを施した作品も収録。 | |||
アフリカ〜サン=サーンス:作品集 Vol.1 ピアノと管弦楽のための「アフリカ幻想曲」 Op.89 /劇音楽「パリザティス」〜エアとバレエ/ ホタ・アラゴネーサ Op.64 (*) /大幻想曲「サムソンとダリラ」(ルイジーニ編曲)(*) / フルート、クラリネットと管弦楽のための「タランテラ」 Op.6 /サラバンドとリゴードン Op.93 / 死の舞踏(歌曲〔原典?〕版)(#) /「アルジェリア組曲」 Op.60 〜フランス軍隊行進曲/ ミューズと詩人たち Op.132 (*) /歌劇「アスカニオ」〜バレエと終曲 グウェンドリン・モク(P) スーザン・ミラン(Fl) ジェイムズ・キャンベル(Cl) ティナ・グルーエンバーク(Vn) アントニー・ローデン(T;#) ステファニー・チェイス(Vn) ロバート・トルーマン(Vc) ジェフリー・サイモン指揮 LPO | |||
録音:1993年1月、4月、オール・ハロウズ教会、ロンドン|新リマスタリング| 初出:Cala Records, CACD-1015 (無印), CACD-1016 (*/#) [ (C) (P) 1993 ] |前出: Cala Records, CACDS-4031 [ HYBRID_SACD / (C) (P) 2007 ] 〔以上、すべて廃盤〕。半数程度は発売当時の世界初録音だったもの。 | |||
レクイエム〜サン=サーンス:作品集 Vol.2 歌劇「黄色い女王」 Op.30 序曲/レクイエム Op.54 (*) / 交響曲第3番 ハ短調 Op.78 「オルガン付」(#) ティヌケ・オラフィミリアン(S;*) キャサリン・ウィン=ロジャーズ(A;*) アントニー・ローデン(T;*) サイモン・カークブライド(B;*) ジェイムズ・オドンネル(Org;#) ジェフリー・サイモン指揮 LPO 、 ハートフォードシャイア・ハーロウ・アンド・イースト・ロンドンcho.(*) | |||
録音:1993年1月、4月、オール・ハロウズ教会、ロンドン|新リマスタリング| 初出:Cala Records, CACD-1015 (*), CACD-1016 (*以外) [ (C) (P) 1993 ] |前出: Cala Records, CACD-1032 [ CD / (C) (P) 2002 ], CACDS-4032 [ HYBRID_SACD / (C) (P) 2007 ] 〔以上、すべて廃盤〕。 | |||
グレインジャー: 戦士たち/ロンドンデリーの歌/デンマーク民謡組曲/ ヒル・ソング第1番/ 美しく新鮮な花(スカルソープ編曲)(*) / Colleen Dhas (*) /ヒル・ソング第2番(*) |
ジェフリー・サイモン指揮 メルボルンso. | ||
録音:1989年2月22日-28日、サウス・メルボルン・タウン・ホール、オーストラリア| (*):録音当時の世界初録音|初出: KOCH International (US), 3-7003-2 /原盤・前出: Cala, CACDS-4033 (HYBRID_SACD) 〔以上廃盤〕。 |