へレヴェッへ、2010 ワルシャワ・ライヴ〜モーツァルト:レクイエム K.626
クリスティーナ・ランドシャーマー(S) インゲボルク・ダンツ(A) ロバート・ゲッチェル(T) マシュー・ブルック(B−Br) フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼo.、 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、アカデミア・キジアーナ・シエナ | |||
録音:2010年10月17日、聖十字架教会、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ。NTSC 2010年はショパン(1810.3.1-1849.10.17)の生誕200年として様々なイヴェントや録音のリリースがあったが、没後161年にあたる2010年10月17日、彼の心臓が安置されているワルシャワの聖十字架教会で追悼ミサが行われた。そのミサにおいて演奏されたのがこのヘレヴェッヘによる、ショパンの葬儀でも実際に奏されたモーツァルトの「レクイエム」。演奏は、各楽章間の司祭による祈祷の朗読やグレゴリオ聖歌の朗誦に従いながら進められていく。 | |||
アルゲリッチ参加〜ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885):ピアノ五重奏曲 ト短調Op.34
マルタ・アルゲリッチ(P) バルトゥオメイ・ニジョウ(Vn1) アガタ・シムチェフスカ(Vn2) リダ・チェン(Va) アレクサンドル・ネウストロエフ(Vc) | |||
録音:2011年8月17日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、第7回「ショパンと彼のヨーロッパ [Chopin And his Europe] 」国際音楽祭、ライヴ。マルタ・アルゲリッチとポーランド、スイス、ロシアの若き名手たちによる、ショパンの次世代を牽引する音楽家として期待されながらも結核のため31歳でこの世を去ったユリウシュ・ザレンプスキのピアノ五重奏曲。アルゲリッチは当作品を2011年のルガーノ、2012年の別府でも取り上げており、当ライヴでも大喝采を浴びたという。 #PAL方式のため、国内の通常映像機器では再生出来ません。また、パソコン等での再生保証もございません。 | |||
ヘレヴェッヘの「ドイツ・レクイエム」 ショパンへのオマージュ〜ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45 イルセ・エーレンス(S) アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(Br) フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼo.、コレギウム・ヴォカーレ | |||
録音:2011年8月16日、聖十字架教会、ワルシャワ、第7回「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭ライヴ。モーツァルト「レクイエム」(NIFCDVD-001)に続くNIFCの「ショパンへのオマージュ〜 ロマンティック・レクイエム」シリーズ第2弾。 #PAL方式のため、国内の通常映像機器では再生出来ません。また、パソコン等での再生保証もございません。 | |||
アルゲリッチ初のピリオド・ピアノ演奏 + ブリュッヘン&18世紀o.〜 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15 (*) ドキュメンタリー「ブレス・オヴ・ザ・オーケストラ〜18世紀o.とフランス・ブリュッヘンのポートレート」(#) マルタ・アルゲリッチ(P;*|使用楽器:エラール、1849年製) フランス・ブリュッヘン指揮18世紀o. | |||
録音:2012年8月28日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(*)、2013年、(#)、すべて「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭、ライヴ(#) 。92分(おそらく含ドキュメンタリー約45分)| 16:9 | DTS 5.1, PCM 2.0 ステレオ|字幕:英波| NTSC | Region All 。# (#)はピリスとの協奏曲第3番(NIFCDVD-005)に含まれていた物と同一映像です。ご注意下さい。 2012年の「ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭」に招かれたアルゲリッチによる、彼女初となるピリオド・ピアノによるレコーディング。(#)は翌年の同音楽際で撮影されたリハーサル風景、ブリュッヘンや18世紀オーケストラ団員のインタビューなどを含むドキュメンタリー。 | |||
NIFCDVD-005 (DVD) 廃盤 |
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37 (*) ドキュメンタリー「ブレス・オヴ・ザ・オーケストラ〜18世紀o.とフランス・ブリュッヘンのポートレート」(#) マリア・ジョアン・ピリス(P;*|使用楽器:エラール、1849年製) フランス・ブリュッヘン指揮18世紀o. | ||
ドニゼッティ:レクイエム
ナタリア・ルビス(S) アグニエシュカ・レフリス(Ms) ヤロスラフ・ブジェジナ(T) イジー・ブリュックラー、ヤン・マルティニク(B) ヴァーツラフ・ルクス指揮コレギウム・ヴォカーレ 1704、コレギウム 1704 | |||
収録:2016年8月19日、聖十字架教会、ワルシャワ、ポーランド。字幕:英ポーランド| 16:9 | PCM 2.0, DTS 5.0 |リージョン: All | 77分。 フィリップ・ヘレヴェッヘが指揮したモーツァルトの「レクイエム」(NIFCDVD-001J)」などを送り出してきた、ポーランドのショパン・インスティテュート(NIFC)の「ロマンティック・レクイエム・シリーズ」の最新巻となるドニゼッティの「レクイエム」。ドニゼッティの「レクイエム」は、33歳という若さでこの世を去ったベッリーニの追悼のため、リコルディ社からの委嘱で作曲が始まったものの未完に終わり、作曲者の死後、1870年に出版と初演が行われた作品。19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家が遺した「レクイエム」からは、知られざる宗教音楽の作曲家としての一面を窺い知ることができるだろう。演奏は、東欧チェコの古楽界の旗手ヴァーツラフ・ルクスと、自身が創設したコレギウム1704&コレギウム・ヴォカーレ1704。 | |||
スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872):歌劇「幽霊屋敷」
独唱者たち アンドリー・ユルケヴィチ指揮 ポーランド国立歌劇場テアトル・ヴィエルキo. & cho. ポーランド国立バレエ&エキストラ | |||
録音:2015年11月8日、ポーランド国立歌劇場大劇場(テアトロ・ヴィエルキ)、ライヴ| PAL |リージョン・オール| 16:9 |ステレオ| 157分|字幕:英波。# PAL 方式のため、日本国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコンでの再生保証もございません。「ポーランド・オペラの父(the father of Polish national opera)」と呼ばれたスタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)の代表的オペラの一つ「幽霊屋敷」。2019年はモニューシュコの生誕200周年ともに、日本ポーランド国交樹立100周年の記念年でもあり、2019年2月にはポーランド語による日本初演も行われ話題となった作品。ポーランド国立歌劇場とポーランド国立オペラによって、2015年にワルシャワのテアトル・ヴィエルキ(大劇場)で行われたライヴ。指揮はウクライナの指揮者、アンドリー・ユルケヴィチ。 | |||
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921): 歌劇(ロマンティック・オペラ)「ゴプラナ」(3幕)〔映像商品〕 グジェゴシュ・ノヴァク指揮ポーランド国立歌劇場テアトル・ヴィエルキo. & cho. | |||
# PAL 方式のため、日本国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコンでの再生保証もございません。 ポーランドの2つの主要な音楽文化機関、ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)とポーランド国立歌劇場「テアトル・ヴィエルキ」の継続的な協力関係の賜物としてリリースされる知られざるポーランド・オペラの映像作品。ワルシャワ音楽院の教師、ワルシャワ音楽協会の芸術監督、クラクフ音楽アカデミーの院長を歴任し、19世紀のポーランド・ロマンティシズムの中心的役割を担った作曲家ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921)の歌劇「ゴプラナ」。指揮はグジェゴシュ・ノヴァク、演出はヤヌシュ・ヴィシニェフスキが担当し、2017年に名誉ある国際オペラ賞の最優秀再発見作品部門を受賞している。リリシズム溢れる音楽と伝統的な伝説や壮大なポーランド文学に浸った「非現存の世界」をお楽しみ頂きたい。 | |||
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941): 歌劇「マンル」(3幕)〔映像商品〕 グジェゴシュ・ノヴァク指揮ポーランド国立歌劇場テアトル・ヴィエルキo. & cho. | |||
# PAL 方式のため、日本国内の通常映像機器では再生出来ず、パソコンでの再生保証もございません。 ショパン以降のポーランドにおける最も優れたコンポーザー=ピアニストであり、同国の首相や外務大臣を務めるなど政治家としても活躍した偉人イグナツィ・パデレフスキ(1860-1941)が作曲した唯一の歌劇「マンル」。ワーグナーの影響を受けた作品で、ライトモティーフの手法が取り入れられている。ドレスデンにおける初演(1901年)は大成功で、その後のポーランドやアメリカでの上演含め、パデレフスキ自身非常に満足していたようだ。内容は不寛容と文化の違いがもたらす結果を描いた苦い物語で、マレク・ヴァイスの演出により、現実に対する考察を促すような、パワフルで示唆に富むものとなっている。 | |||
NIFCCD-000-020 (21CD) 廃盤 |
ザ・リアル・ショパン〜ショパン:ピアノ作品全集 既出:NIFCCD-000〜020のセット | ||
ラウル・コチャルスキ〜1948年、ショパン生誕138周年記念演奏会 ショパン(1810-1849): 前奏曲第20番 イ短調Op.28 No.20 /夜想曲第8番 変ニ長調Op.27 No.2 / マズルカ第5番 変ロ長調Op.7 No.1/子守歌 変ニ長調Op.57 / 即興曲第4番 嬰ハ短調Op.66「幻想即興曲」 / ワルツ第1番 変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」 /バラード第1番 ト短調Op.23 ラウル・コチャルスキ(P) | |||
録音:1948年2月21日、ベルヴェデル宮殿サラ・ポンペヤンスカ〔ポンペイアン・ホール〕、ワルシャワ、ショパン生誕138周年記念演奏会、ライヴ(ポーランド大統領臨席)。使用楽器:プレイエル、1847年製作 (Pitch a = 434 Hz) 。収録:ポーランド放送。ポーランド SELENE から、CD-S-9903.48〔廃盤、入手不能〕で発売されている物(同音源を使用しているので、おそらく同程度の音質)で、そちらにはコチャルスキ唯一のベートーヴェンとなってしまった「月光」ソナタ等も含まれていた。なお1曲目は、代理店の案内では前奏曲第2番と記載されているが、上記の誤りと思われる。 ショパンの孫弟子、ラウル・コチャルスキによる記念的ライヴ。使用楽器は1848年、滞在先であったスコットランドのカルダー・ハウスでショパンが演奏した銘器。マスターに起因するノイズがある。予めご了承頂きたい。 | |||
NIFCCD-001 廃盤 |
フー・ツォン〜ショパン:マズルカ集 | フー・ツォン(P) | |
コリーン・リー〜ショパン:ピアノ作品集 幻想曲 ヘ短調Op.49/4つのマズルカ Op.33/ 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61/ 24の前奏曲 Op.28〜6曲/ ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 |
カ=リン・ コリーン・リー(P) | ||
録音:2005年11月26日-27日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ。使用楽器:プレイエル、1848年製。 コリーン・リーは、2005年の第15回ショパン国際ピアノ・コンクール(ラファウ・ブレハッチが1位の年)で第6位に入賞した香港のピアニスト。これはそのコンクール本選の約1か月後の演奏。 | |||
ネルソン・ゲルナー〜ショパン:ピアノ作品集 バラード ト短調 Op.23/夜想曲 嬰ヘ短調 Op.48-2/ バラード ヘ長調 Op.38/夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1/ バラード 変イ長調 Op.47/夜想曲 変ニ長調 Op.27-2/ バラード ヘ短調 Op.52 |
ネルソン・ゲルナー(P) | ||
録音:2005年12月1日-4日、14日、ポーランド放送・ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ。使用楽器:プレイエル、1848年製。 ネルソン・ゲルナーは1969年アルゼンチン生まれ。1986年のフランツ・リスト・コンクールで1位となった後マリア・ティーポに学び、1990年のジュネーヴ国際音楽コンクールでも1位となり、以降世界的に活躍している。 | |||
NIFCCD-004 廃盤 |
ショパン: ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11(*)/ ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(#) |
ダン・タイ・ソン(P) フランス・ブリュッヘン指揮 18世紀o. | |
シェバノワ〜ショパン:ワルツ集 [第1番 変ホ長調Op.18「華麗なる大ワルツ」/ 第2番 変イ長調Op.34-1/第3番 イ短調Op.34-2/ 第4番 ヘ長調 Op.34-3/第5番 変イ長調Op.42/ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬」/ 第7番 嬰ハ短調Op.64-2/第8番 変イ長調Op.64-3/ 第9番 変イ長調Op.69-1「別れ」/ 第10番 ロ短調Op.69-2/ 第11番 変ト長調Op.70-1/ 第12番 ヘ短調Op.70-2/ 第13番 変ニ長調Op.70-3/第14番 ホ短調]/ 3つのエコセーズ Op.72/舟歌 Op.60/子守歌 Op.57 |
タチヤナ・シェバノワ(P) | ||
録音:2007年5月。使用楽器:1849年製、エラール。 1980年に行なわれた第10回ショパン・コンクールで第2位(1位はダン・タイ・ソン)を受賞したシェバノワは、たびたびの来日公演などと併せ、最近話題のスタニスワフ・ジェヴェツキの母である事もあって、日本でもおなじみの存在。彼女のショパンのワルツといえばポニー・キャニオン盤があるが、この最新録音ではピリオド楽器に挑戦、何とも華やかな色香に円熟が加わり、独特味わいに満ちている。 | |||
NIFCCD-006 廃盤 |
ショパン:前奏曲/他 24の前奏曲集 Op.28(*)/ アンダンテ・スピアナートと 華麗なる大ポロネーズ Op.22(#) |
ヴォイチェフ・シヴィタワ(P) | |
タチヤナ・シェバノワ〜ショパン:24の練習曲集 12のエチュード Op.10/12のエチュード Op.25 |
タチヤナ・シェバノワ(P) | ||
使用ピアノ:1849年製エラール。 1980年の第10回ショパン・コンクールで第2位(1位はダン・タイ・ソン)を受賞したシェバノワ。彼女のショパンの練習曲演奏は、ロシアン・ピアニズムならではの切れ味の良い技巧とスピード感で定評がある。ピリオド楽器の使用で軽やかさと色香がさらに増し、曲の真髄を味わせてくれる。 | |||
ヤヌシュ・オレイニチャク〜ショパン:作品集 マズルカ [イ短調Op.17-4/嬰ハ短調Op.30-4/ト短調Op.24-1/ ハ長調Op.24-2/ホ短調Op.41-1]/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」/ ノクターン[ホ短調Op.72/嬰ハ短調(遺作)]/ スケルツォ第2番 変ロ短調Op.31/ ワルツ[ホ長調(遺作)/第7番 嬰ハ短調Op.64-2] |
ヤヌシュ・オレイニチャク(P) | ||
録音:2007年9月。使用楽器:1849年製エラール。 アンジェイ・ジュワフスキ監督の映画「ソフィ・マルソーの愛人日記」で、役者としてショパン役を演じたヤヌシュ・オレイニチャク。そのなかでショパン時代のピアノを奏し、ショパン・ファンたちを驚愕させた。当アルバムでは葬送行進曲付ソナタや 嬰ハ短調のワルツなど人気作を1848年製エラールのピリオド楽器で披露してくれる。聴きものは凄まじい速さと軽さによるソナタのフィナーレ。ショパンの頭に響いていた世界を実感させる。 | |||
ネルソン・ゲルネル(ゲルナー)、 ブリュッヘン&18世紀o. ショパン: 「奥様お手をどうぞ」による変奏曲 Op.2(*)/ ポーランドの歌による幻想曲 Op.13(#)/ ロンド・クラコヴィアク Op.14(*)/ アンダンテ・スピアナートと 華麗なポロネーズ Op.22(*)/ ポーランド国歌(+) |
ネルソン・ゲルネル(P;+以外) フランス・ブリュッヘン指揮 18世紀o. | ||
録音:2006年8月30日、テアトル・ヴィエルキ、ライヴ(#/+)/2007年11月11日、ポーランド放送コンサート・スタジオ、ライヴ(*)。使用ピアノ:1849年製エラール。 ダン・タイ・ソンと共演した協奏曲が大ヒットしたブリュッヘンと18世紀オーケストラ、待望の第2弾登場。それも協奏曲以外のピアノとオーケストラのための作品をすべて収めているのが贅沢の極み。ショパンの協奏曲のピリオド楽器による録音はともかく、他の作品は初のお目見え。演奏は充実のひと言につき、またまた聴き惚れさせられる。 今回のソリストは1969年生まれのアルゼンチンのヴィルトゥオーゾ、ネルソン・ゲルネル。当シリーズでバラード全曲(NIFCCD-003)をリリース済み。アルゲリッチが絶賛しているゲルネルの才能は、単に技巧派なだけでなく、深い音楽性に驚かされる。彼が1849年製エラールのフォルテピアノを用いて、ゾクゾクするほど魅力的なショパンを聴かせてくれる。 さらに嬉しいのは、ポーランド国歌をブリュッヘンと18世紀オーケストラで聴けること。もちろんピリオド楽器では初めて。 | |||
NIFCCD-010 廃盤 |
ケヴィン・ケナー〜ショパン:作品集 前奏曲[嬰ハ短調Op.45/変イ長調]/ 4つの即興曲/スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39/ 2つのノクターン Op.32/ ポロネーズ ハ短調Op.40-2/3つのマズルカ Op.59 |
ケヴィン・ケナー(P) | |
NIFCCD-011 廃盤 |
ヤヌシュ・オレイニチャク ショパン: 夜想曲第13番 ハ短調Op.48-1/ ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調Op.44/ 夜想曲第17番 ロ長調Op.62-1/ マズルカ第12番 変イ長調Op.17-3/ マズルカ第19番 ロ短調Op.30-2/ ポロネーズ第3番 イ長調Op.40-1「軍隊」(*)/ ワルツ第3番 イ短調Op.34-2/ マズルカ第49番 イ短調Op.68-2/ マズルカ第50番 ヘ長調Op.68-3/ ポロネーズ第6番 変イ長調Op.53「英雄」/ マズルカ第51番 ヘ短調Op.68-4 |
ヤヌシュ・オレイニチャク(P) | |
ディーナ・ヨッフェ ショパン: 夜想曲第4番 ヘ長調Op.15-1 / スケルツォ第1番 ロ短調Op.20 / 夜想曲第15番 ヘ短調Op.55-1 / マズルカ [第46番 ハ長調Op.67-3 /第13番 イ短調Op.17-4 / 第44番 ト長調Op.67-1 ]/ 夜想曲第6番 ト短調Op.15-3 / ポロネーズ第2番 変ホ短調Op.26-2 / マズルカ [第47番 イ短調Op.67-4 /第45番 ト短調Op.67-2 / 第5番 変ロ長調Op.7-1 ]/ 夜想曲第5番 嬰ヘ長調Op.15-2 / 夜想曲第18番 ホ長調Op.62-2 / スケルツォ第4番 ホ長調Op.54 |
ディーナ・ヨッフェ(P) | ||
録音:2008年8月2日-22日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)。使用楽器:プレイエル、1848年製。 2010年のショパン生誕200周年に向けて好調なリリースが続くポーランド国立ショパン協会のシリーズ第12作目。 ディーナ・ヨッフェは旧ソ連時代、ラトヴィアの首都リガで生まれ、モスクワ・チャイコフスキー音楽院に入学、ヴェラ・ゴルノスタエワに学んだ。1974年にドイツ・ツヴィッカウのローベルト・シューマン国際コンクール、翌1975年のショパン国際ピアノ・コンクールで第2位受賞。 ヨッフェは1979年に初来日、以降たびたび日本を訪れており、2009年も5月に行われたジャパン・ツアーで大成功を収め、2010年も来日予定。 | |||
ショパン:室内楽作品集 チェロ・ソナタ ト短調Op.65/ 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3/ マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の 主題による協奏的大二重奏曲 ホ長調/ ピアノ三重奏曲 ト短調Op.8 |
ヤン・クシシュトフ・ ブローヤ(P) アンジェイ・バウアー(Vc) クーバ・ヤコヴィッツ(Vn) | ||
録音:2009年7月6日-8日、10月22日-23日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用ピアノ:エラール、1849年製作。 ワルシャワ時代、18歳のショパンが書き上げた唯一の「ピアノ三重奏曲Op.8」、同時期に作曲された「序奏と華麗なるポロネーズOp.3」。また、傑作「チェロ・ソナタOp.65」の献呈者でフランスの名チェリスト、オーギュスト・フランショームとの合作「協奏的大二重奏曲」など、数は少なくとも、まばゆい輝きを放ち続けるショパンの室内楽作品を、3人のポーランドの名手たちと1849年製のエラールで。 1972年ワルシャワ生まれのヤン・クシシュトフ・ブローヤは、ワルシャワのショパン音楽アカデミー、フランクフルト、マイン、ハノーファーで学び、ポーランド楽壇の次代を担う逸材として期待されるピアニスト。チェロ奏者アンジェイ・バウアーは、1992年のミュンヘン国際音楽コンクール第1位、1989年のプラハの春国際音楽コンクール第3位という受賞歴を持つ。クーバ(ヤクブ)・ヤコヴィッツはポーランドの名手クシストフ・ヤコヴィツの息子で、ツェートマイヤー・クァルテットのヴァイオリニストとしても活躍中。 | |||
ニコライ・デミジェンコ ショパン: 子守歌 変ニ長調 Op.57/ 夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.27-1/ タランテラ 変イ長調 Op.43/ボレロ ハ長調 Op.19/ ロンド[ハ短調 Op.1/変ホ長調 Op.16]/ 演奏会用アレグロ イ長調 Op.46/ ポロネーズ第8番 ニ短調 Op.71-1/ モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の 「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 変ロ長調Op.2 |
ニコライ・デミジェンコ(P) | ||
録音:2008年12月15日-17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)。使用楽器:プレイエル、1848年製作。 ロシアのヴィルトゥオーソ、ニコライ・デミジェンコが当レーベルへ初登場。ショパンを主要レパートリーの一つとしてきた彼だが、これまで使用していたピアノは全てモダーン楽器。ONYX や AGPL へ録音したショパンではイタリアの銘機ファツィオーリを使用していたはずなので、聴き比べも楽しみな所だろう。 | |||
エヴァ・ポブウォツカ〜ショパン: ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調Op.4/ 3つの新しい練習曲/5つのマズルカOp.7/ マズルカ第10番 変ロ長調Op.17 No.1/ コントルダンス 変ト長調WN.27/ マズルカ第56番 変ロ長調WN.56/ カンタービレ 変ロ長調WN.43/ マズルカ ト長調第53番WN.8/ マズルカ第52番 変ロ長調WN.7/4つのマズルカOp.6/ 4つのマズルカOp.41/ マズルカ第43番 イ短調「ノートル・タン」 |
エヴァ・ポブウォツカ(P) | ||
録音:2008年2月7日-10日、2009年8月12日-13日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:プレイエル、1848年製作。 ダン・タイ・ソンが第1位、タチアナ・シェバノワが第2位を獲得した1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールで、第5位とマズルカ賞を受賞したポーランドの女流ピアニスト、エヴァ・ポブウォツカは、2005年には、かつて自身が挑んだショパン国際ピアノ・コンクールの審査員に選ばれるなど、現代のポーランドを代表するピアニストの1人となっている。 | |||
ショパン:ポーランドの歌Op.74 乙女の願い Op.74-1/どこで会いましょう Op.74-5(*)/使者 Op.74-7/魔力(*)/ 浮かれた女 Op.74-4(*)/私の見えぬところに Op.74-6(*)/闘士 Op.74-10(*)/ リトアニアの歌 Op.74-16/濁った水 Op.74-3/花婿 Op.74-15(*)/枯れ葉よ Op.74-17/ 指輪 Op.74-14(*)/いとしき娘 Op.74-12(*)/春 Op.74-2/美しき若者 Op.74-8/ ドゥムカ(*)/愁い Op.74-13/2人の死 Op.74-11/メロディ Op.74-9 アレクサンドラ・クルザク(S) マリウシュ・クヴィエチェン(Br;*) ネルソン・ゲルナー(P) | |||
録音:2009年3月24日-26日、6月23日-27日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)。スリップケース&46ページ・ブックレット付き。ピアノ作品に比べ圧倒的に録音が少なく新録音の登場が渇望されていた歌曲集が、NIFCレーベルから遂に登場! 愛した女性たちや祖国ポーランドへの想いが込められ、ポーランド語の歌詞とポーランド民謡の要素を持ったショパンの歌曲は、1829年から晩年の1847年にかけて作曲されたが、存命中には出版されず、死後10年以上が経過した1859年に友人のユリアン・フォンタナの尽力によってようやく出版された。 METやコヴェントガーデン、ハンブルクなど欧米各国の主要歌劇場で評価急上昇中のポーランド人歌手2人と、アルゲリッチの秘蔵っ子ネルソン・ゲルナーのピアノに夜演奏。 | |||
シェバノワ一家〜ショパン: ラルゴ 変ホ長調/エロルドの主題による華麗なる変奏曲 変ロ長調Op.12/フーガ イ短調/ マズルカ風ロンド ヘ長調Op.15/2台ピアノのためのロンド ハ長調Op.73(WN.9)(*)/ マズルカ〔第57番 ハ長調/第58番 変イ長調(WN.45)/第55番 ニ長調〕/モデラート ホ長調/ 4手のための変奏曲 ニ長調WN.6(#)/パガニーニの主題による変奏曲 イ長調WN.16/ ベッリーニの歌劇「清教徒」の主題よる変奏曲 ホ長調DbOp.29/ポロネーズ 変ト長調WN.35/ アレグレット 嬰ヘ長調WN.36/ ワルツ(第17番) 変ホ長調(一部資料に WN.8 とあるが、誤記〕/春WN.52a(ピアノ独奏版) タチアナ・シェバノワ(P) ヤロスラフ・ジェヴィエツキ(P;*) スタニスラフ・ジェヴィエツキ(P;#) | |||
録音:2009年4月15日-16日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:エラール、1849年製作(無印/#)/プレイエル、1848年製作(*)。シェバノワ、夫のJ.ジュヴィエツキ、息子のS.ジュヴィエツキという一家総出演によるアルバム。 | |||
シェバノワ〜ショパン:ポロネーズ&マズルカ集 ポロネーズ〔変ロ短調WN.10/嬰ト短調WN.5/ 第10番 ヘ短調Op.71 No.3(WN.12)/ 第1番 嬰ハ短調Op.26 No.1〕/ マズルカ 〔第41番 嬰ハ短調Op.63 No.3/第20番 変ニ長調Op.30 No.3/ 第40番 ヘ短調Op.63 No.2/第34番 ハ長調Op.56 No.2/ イ短調DbOp.42A/第48番 ハ長調Op.68 No.1(WN.24)〕/ 夜想曲第6番 ト短調Op.15 No.3/ マズルカ〔第33番 ロ長調Op.56 No.1/第39番 ロ長調Op.63 No.1〕/ ドイツ民謡「スイスの少年」による変奏曲 ホ長調WN.4/ ロンド ハ長調WN.15/ギャロップ 変イ長調WN.59 |
タチアナ・シェバノワ(P) | ||
録音:2009年10月28日-29日、12月11日、2010年1月19日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:エラール、1849年製作。 ロシアの名教師ヴィクトル・メルジャーノフの高弟で1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは、ダン・タイ・ソンに次ぐ第2位に輝き、ポロネーズと協奏曲の最優秀演奏賞も獲得したロシア生まれのポーランド人ピアニスト、タチアナ・シェバノワ。当シリーズでは、エチュード、ワルツ、エコセーズなどをエラールで弾いてきた。 | |||
ドレフノフスキ〜ショパン:ワルツ集&ポロネーズ集 ワルツ〔第1番 変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」/ 第2番 変イ長調Op.34 No.1「華麗なる円舞曲」/ 第3番 イ短調Op.34 No.2「華麗なる円舞曲」/第5番 変イ長調「大円舞曲」/ 第6番 変ニ長調Op.64 No.1「小犬のワルツ」/第7番 嬰ハ短調Op.64 No.2/ 第8番 変イ長調Op.64 No.3/第9番 変イ長調Op.69 No.1「告別」/ 第10番 ロ短調Op.69 No.2/第11番 変ト長調Op.70 No.1/第12番 ヘ短調Op.70 No.2/ 第13番 変ニ長調Op.70 No.3/第14番 ホ短調WN.29/第15番 ホ長調WN.18/ 第16番 変イ長調WN.28/第17番 変ホ長調WN.53/第19番 イ短調WN.63〕/ ポロネーズ〔第11番 ト短調WN.2/第13番 変イ長調WN.3/第12番 変ロ長調WN.1/ 第9番 変ロ長調Op.71 No.2(WN.17)(*)〕 マレク・ドレフノフスキ(P) | |||
録音:2005年12月16日-17日、2009年3月12日-14日、12月12日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:プレイエル、1848年製作/エラール、1849年製作(*) レナード・バーンスタインに認められたポーランドのピアニスト、ドレフノフスキ。先に POLSKIE NAGRANIA (MUZA) へショパンのピアノ作品全集を録音開始(2010年9月現在、第2集〔ワルツ全19曲/PNCD-1322〕と第3集〔前奏曲全26曲/PNCD-1323〕が発売済)していたが、当レーベルへも登場することとなった。曲目の重複があるが、録音時期は数ヶ月違っており、別録音の模様。 #レーベル廃盤、流通在庫限り。 | |||
NIFCCD-020 廃盤 |
ピリオド楽器使用、ダン・タイ・ソン〜ショパン:夜想曲集(14曲)
ダン・タイ・ソン(P) | ||
タチアナ・シェバノワ追悼〜ショパン: 前奏曲 変イ長調「プレスト・コン・レッジェレッツァ」(WN44) /24の前奏曲集 Op.28 / 前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 /ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」 タチアナ・シェバノワ(P) | |||
録音:2009年6月30日、2010年4月20日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:エラール、1849年製作。旧ソ連からポーランドへと渡り、ショパン弾きとして名声を得たが、2011年に惜しくも他界したタチアナ・シェバノワ(1953-2011)の追悼盤。 | |||
ショパン:ピアノ・ソナタ全集 〔第1番 ハ短調 Op.4/第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」/第3番 ロ短調 Op.58〕 ハワード・シェリー(P) | |||
録音:2009年9月1日、3日-5日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ポーランド放送、ワルシャワ。使用楽器:エラール、1849年製作/プレイエル、1848年製作。イギリスの名ピアニスト、ハワード・シェリーがNIFCへ初登場。1849年製のエラールをメインとし、第2番の第2楽章(スケルツォ)と第4楽章(Finale/ Presto)のみ、1848年製プレイエルを使用している。 | |||
ショパン:ポーランドの歌 Op.74 より(2種の演奏〔ドイツ語歌唱/ポーランド語歌唱〕) 〔濁った水 Op.74 No.3/愁い Op.74 No.13/メロディOp.74 No.9/枯れ葉よ Op.74 No.17/春 Op.74 No.2/ リトアニアの歌 Op.74 No.16/使者 Op.74 No.7/乙女の願い Op.74 No.1/美しき若者 Op.74 No.8〕 ドロテー・ミールズ(S) ネルソン・ゲルナー(P) | |||
録音:2009年10月19日-21日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:プレイエル、1848年製。ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、レオンハルトら古楽界の巨匠たちからの信頼も厚く、古楽唱法にも長けたミールズが、2ヶ国語で歌った9曲x2。伴奏がゲルナーと言うのも、ピアノ・マニアには魅力。 | |||
ショパン: トマス・ムーアの民謡の主題による変奏曲 ニ長調(4手連弾)(*)/ マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲 ホ長調 (4手連弾版/フリードリヒ・モッコヴィツ編曲)(*)/ ロンド ハ長調 Op.73(2台ピアノ版)(#/+)/ ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(ピアノ独奏版)(**) ディーナ・ヨッフェ(P;*/+/**) ダニエル・ワイマン(P;*/#) | |||
録音:2010年5月21日-25日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:エラール、1849年製作(*/#) /プレイエル、1848年製作(+/**)。ネイガウス・スクールの名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァに学び、1975年のショパン国際コンクールで第2位に輝いたラトヴィア生まれのピアニスト、ディーナ・ヨッフェがNIFCに再び登場、息子のダイエル・ワイマンとの共演で「4手連弾」「2台ピアノ」作品を弾く。さらに「ピアノ協奏曲第2番」のピアノ独奏版も収録されており、プレイエルの持ち味を最大限に引き出した詩情あふれる演奏を聴かせる。 | |||
ショパン: 12の練習曲 Op.10 /ポロネーズ〔第4番 ハ短調 Op.40 No.2 /第10番 ヘ短調 Op.71 No.3 〕/3つのマズルカ Op.56 / 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 /夜想曲第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」 マグダレーナ・リサク(P) | |||
録音:2011年2月28日&3月1日-3日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:エラール、1849年製作。当レーベル初登場となるマグダレーナ・リサクは、ポーランドの名教師アンジェイ・ヤシンスキ、現代最高峰の名手クリスティアン・ツィマーマンに学び、1992年のシマノフスキ国際コンクールで優勝、1995年の第13回ショパン国際ピアノ・コンクールで第6位に入賞したポーランド、カトヴィツェ出身の女流ピアニスト。ポーランドのシレジア音楽協会の創設者兼会長を務め、ポーランド内外の国際コンクールの審査員や、故郷のカトヴィツェ音楽院では指導者としても活躍している。 | |||
ヴォイチェフ・シヴィタワ〜ショパン:4つのバラード〔ピリオド楽器使用〕 バラード〔第2番 ヘ長調 Op.38 /第3番 変イ長調 Op.47 /第1番 ト短調 Op.23 /第4番 ヘ短調 Op.52 〕/ 夜想曲第13番 ハ短調 Op.48 No.1 /夜想曲第14番 嬰ヘ短調 Op.48 No.2 /スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 ヴォイチェフ・シヴィタワ(Fp) | |||
録音:2011年2月7日-10日、5月30日-31日、ポーランド放送、ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサート・ホール、ワルシャワ。;使用楽器:プレイエル、1848年製。モダーン楽器使用: NIFCCD-211。 | |||
ショパン:歌曲集 Op.74 美しき若者 Op.74 No.8(WN54) (*) /どこで会いましょう Op.74 No.5(WN22) (#) / 乙女の願い Op.74 No.1(WN21) (*) /私のいとしい人 Op.74 No.12(WN51) (#) / リトアニアの歌 Op.74 No.16(WN38) (*) /魅惑(WN31) (#) /指輪 Op.74 No.14(WN50) (#) / 愁い Op.74 No.13(WN57) (*) /枯れ葉よ Op.74 No.17(WN49) (#) /濁った水 Op.74 No.3(WN39) (*) / ドゥムカ(WN57 |愁い Op.74 No.13の原典版)(#) /どこかで会いましょう Op.74 No.5(WN22) (*) / 浮かれた女 Op.74 No.4(WN32) (#) /春 Op.74 No.2(WN52) (*) /闘士 Op.74 No.10(WN34) (#) / 2人の死 Op.74 No.11(WN58) (*) /花婿 Op.74 No.15(WN40) (#) /使者 Op.74 No.7(WN30) (*) / 私の見えぬところに! Op.74 No.6(WN33) (*) /メロディ Op.74 No.9(WN61) (#) オルガ・パシェチュニク(S;*) マリウシュ・ゴドレフスキ(Br;#) ケヴィン・ケナー(P;*|使用楽器:プレイエル、1848年製) ラドスラフ・クレック(P;#|使用楽器:エラール、1838年製) | |||
録音:2009年、2017年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベル「NIFC」のベストセラー・タイトルの1つ、BCJへの客演でもお馴染みのソプラノ、ハナ・ブラシコヴァーが歌うショパンの「歌曲集 Op.74」(NIFCCD-037)以来、久々のショパン歌曲集が登場!今回は、ウクライナ出身で現在はポーランドの声楽シーンに欠かせない存在となったソプラノ、オルガ・パシェチュニクと名匠ケヴィン・ケナーのコンビ、そして「モニューシュコ:歌曲集」(NIFCCD-112)での名唱が印象深いポーランドの名バリトン、マリウシュ・ゴドレフスキとカタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン門下の実力派ラドスラフ・クレックのコンビが歌い分けるというスタイルを採用。使用楽器も前回のブラシコヴァー盤は名工マクナルティが製作したグラーフ1819年頃製作のレプリカだったのに対し、パシェチュニク&ケナーのコンビは1848年製のプレイエル、ゴドレフスキ&クレックのコンビは1838年製のエラールのオリジナルを使用。名歌手たちの歌声と、ショパンの時代のピリオド楽器とのブレンドも楽しみな聴きどころ。ポーランド国立ショパン研究所が自信を持って送り出す"新たな"ショパン歌曲集の決定盤!どうぞご期待頂きたい。 | |||
海老彰子〜ショパン:前奏曲集、即興曲集、他 プレスト・コン・レッジェレッツァ(前奏曲) 変イ長調/24の前奏曲集 Op.28/ 即興曲〔第1番 変イ長調 Op.29 /第2番 嬰ヘ長調 Op.36 / 第3番 変ト長調 Op.51 /第4番 嬰ハ短調 Op.66「幻想即興曲」〕/ 前奏曲第25番 嬰ハ短調 Op.45 海老彰子(P) | |||
録音:2011年6月6日-8日、ポーランド放送ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)。使用楽器:エラール、1838年製作(ショパン協会所有)。1975年第15回ロン=ティボー国際コンクールでグランプリ&4つの特別賞を受賞、続く1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは第5位に入賞し、以降パリを拠点に活躍する日本人ピアニスト、海老彰子が同レーベル初登場。した実績を持つ海老彰子。楽器はショパン教会のコレクション中 最も歴史の古い1838年製のエラール。 | |||
アヴデーエワ&ブリュッヘン〜 ショパン:ピアノ協奏曲全集 〔第2番 ヘ短調 Op.21 /第1番 ホ短調 Op.11 〕 |
ユリアンナ・アヴデーエワ(P) フランス・ブリュッヘン指揮 18世紀o. | ||
録音:2012年8月27日-28日、9月1日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)。使用楽器:エラール、1849年製作。2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクールで、優勝&最優秀ソナタ演奏賞に輝いたロシアのアヴデーエワと、ブリュッヘン&18世紀オーケストラが2012年夏のワルシャワで競演。ショパン存命時代の銘器1849年製のエラールを使用。 #国内代理店によると、『初回生産400枚限定!(追加生産の可能性がございます)』とのこと。 | |||
ヤヌシュ・オレイニチャク〜ショパン: 夜想曲第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」/ マズルカ〔第13番 イ短調 Op.17 No.4 /第14番 ト短調 Op.24 No.1 〕/ ポロネーズ第3番 イ長調 Op.40 No.1「軍隊」/ マズルカ〔第26番 嬰ハ短調 Op.41 No.1 /第15番 ハ長調 Op.24 No.2 / 第49番 イ短調 Op.68 No.2(WN14)〕/ ワルツ〔第9番 変イ長調 Op.69 No.1「別れ」(WN47) /ホ長調(WN18) 〕/ バラード第1番 ト短調 Op.23 /夜想曲第13番 ハ短調 Op.48 No.1/ ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2/ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」/ 夜想曲第19番 ホ短調 Op.72(WN23)/マズルカ第21番 嬰ハ短調 Op.30 No.4 / ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」 ヤヌシュ・オレイニチャク(P) | |||
録音:2011年2月27日、ロイヤル・キャッスル(ワルシャワ)、ライヴ。使用楽器:エラール、1838年製(ショパン協会(NIFC)所蔵。これまで使用されてきた1849年製エラール、1848年製プレイエルに続き、NIFCのコレクションに加わったショパンと同世代の楽器のお披露目演奏会として、オレイニチャクが弾いたライヴ。『オレイニチャク最高のショパン・リサイタルの1つ』という賛辞が送られた。 #レーベル廃盤、流通在庫限り。 | |||
ヘレヴェッヘ&シャンゼリゼ管 + ロンクィヒ ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 ノスコフスキ:交響詩「大草原」Op.66 |
アレクサンダー・ロンクィヒ(Fp) フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮 シャンゼリゼo. | ||
録音:2011年8月18日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:エラール、1849年製。ドイツのピアニスト、ロンクィヒとヘレヴェッヘ&シャンゼリゼo.がNIFCレーベルへ初登場。もちろんピリオド楽器使用の演奏で、オケ・マニアならば、19世紀ポーランドの重鎮ノスコフスキの交響詩にも興味を引かれる事だろう。 | |||
プレイエルのアップライトで聴く〜ショパン:夜想曲集 〔第2番 変ホ長調 Op.9 No.2 /第4番 ヘ長調 Op.15 No.1 /第6番 ト短調 Op.15 No.3 / 第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 /第10番 変イ長調 Op.32 No.2 /第11番 ト短調 Op.37 No.1 / 第14番 嬰ヘ短調 Op.48 No.2 /第17番 ロ長調 Op.62 No.1 /第18番 ホ長調 Op.62 No.2 / 第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」〕 アレックス・シラジ(P) | |||
録音:2012年2月3日-6日、ポーランド放送ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:アップライトピアノ、プレイエル、1847年製、No."13481" (アレックス・シラジ所蔵)。1968年、イタリア、パルマ出身のハンガリーのショパン弾き、アレックス・シラジ自らが所有し、当アルバムで弾いている楽器は、ショパン存命当時に製作されたプレイエル1847年製のアップライトピアノ。楽器全体のコンディションも申し分のない状態を保っているレアな銘器。代理店によると『霧がかったかのような音色が響いたかと思えば、目の覚めるような鮮やかな色彩を放つ』とのこと。 | |||
ショパン:ピアノ独奏版 協奏的作品集 モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 変ロ長調 Op.2 / ポーランド民謡による大幻想曲 イ長調 Op.13 /ロンド「クラコヴィアク」 ヘ長調 Op.14 / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 ディーナ・ヨッフェ(Fp|使用楽器:エラール、1849年製) | |||
録音:2013年3月12日-16日、9月30日-10月2日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。 | |||
ショパン:ピアノ独奏版ピアノ協奏曲全集 〔第2番 ヘ短調 Op.21 (*) /第1番 ホ短調 Op.11 (#) 〕 ディーナ・ヨッフェ(P|使用楽器:プレイエル、1848年製(*) /エラール、1838年製(#) ) | |||
録音:2010年5月24日-25日(*)、2013年3月12日-13日(#)、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。 ラトヴィア生まれのピアニスト、ディーナ・ヨッフェ(1952-)はネイガウス・スクールの名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァのピアニズムを継承し、1975年のショパン国際ピアノ・コンクールでは第2位に入賞した。 当レーベルの「ピアノ独奏版」協奏的作品集(NIFCCD-033) に続き、「ピアノ独奏版」ピアノ協奏曲集も登場。 | |||
オレイニチャク〜ショパン:マズルカ全集(全57曲) Ops.6-7, 17, 24, 30, 33, 41, 50 ,56, 59, 63 /イ短調「エミール・ガイヤール」/イ短調「ノートル・タン」/ Ops.67-68 /変ロ長調 WN.7 /ト長調 WN.8 /ニ長調/変ロ長調 WN.41 /ハ長調/変イ長調 WN.45 ヤヌシュ・オレイニチャク(P|使用楽器:エラール、1849年製) | |||
録音:2013年-2014年、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド、セッション。ポーランド・ピアノ界の重鎮にして現代最高のショパン弾きの1人ヤヌシュ・オレイニチャクが、1849年製のエラールで弾いたショパンのマズルカ全集。 | |||
NIFCCD-037 廃盤 |
ショパン:20の歌曲
ハナ・ブラシコヴァー(S) カタジナ・ドロゴシ(P) | ||
アルゲリッチ、マイスキー〜ショパン: ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 / チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 / 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3 |
マルタ・アルゲリッチ(P) ミッシャ・マイスキー(Vc) ヤツェク・カスプシク指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア | ||
録音:2010年8月27日-28日、ワルシャワ、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭、ライヴ。女王アルゲリッチが弾くショパンのピアノ協奏曲第1番、チェロ・ソナタでは盟友ミッシャ・マイスキーと共演。 | |||
フランス・ブリュッヘン追悼 ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」(*) カロル・クルピンスキ(1785-1857):モジャイスクの戦い(#) フランス・ブリュッヘン指揮18世紀o. | |||
録音:2005年9月3日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(*) /2013年8月25日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(#)。2014年8月13日、アムステルダムで生涯を閉じた古楽界の巨匠ブリュッヘン(1934-2014)の追悼盤。NIFC 主催の第1回「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭に招聘された際の英雄(*)と、1830年、ショパンのワルシャワ・デビュー・コンサートを指揮した19世紀ポーランドの音楽家、カロル・クルピンスキ(1785-1857)の(#)。国内代理店によると(#)は『ブリュッヘンが指揮した最後の録音』との事。 | |||
ピリス〜ショパン: ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*) /夜想曲集 〔第1番 変ロ短調 Op.9 No.1 /2番 変ホ長調 Op.9 No.2 /第3番 ロ長調 Op.9 No.3 / 第7番 嬰ハ短調 Op.27 No.1 /第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 /第14番 嬰ヘ短調 Op.48 No.2 / 第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」〕 マリア・ジョアン・ピリス(P) クリストファー・ウォーレン=グリーン指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア | |||
録音:2010年8月29日(*)、2014年8月29日(無印)、ワルシャワ、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭、ライヴ。ピリスのショパン、ワルシャワ・ライヴ、ピアノ協奏曲第2番と夜想曲。 | |||
ブリュッヘン + 海老彰子&オレイニチャク〜ショパン: ピアノ協奏曲全集〔第1番 ホ短調 Op.11 (*) /第2番 ヘ短調 Op.21 (#) 〕 海老彰子(P;*) ヤヌシュ・オレイニチャク(P;#) フランス・ブリュッヘン指揮18世紀o. | |||
録音:2013年8月25日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(*) /2010年2月26日、ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサートホール、ショパン生誕200周年記念コンサート・シリーズ(#)。使用楽器:エラール、1849年製〔ショパン・インスティテュート所蔵〕。ブリュッヘン&18世紀オーケストラと、日本&ポーランドのショパンのスペシャリスト2人の共演盤が登場。使用ピアノはアルゲリッチ(NIFCDVD-004)やピリス(NIFCDVD-005)の際と同じく、ショパン没年1849年に製作されたエラール。 | |||
NIFCCD-043 廃盤 |
ズビグニェフ・ジェヴィエツキ〜 1961 ショパン・リサイタル
ズビグニェフ・ジェヴィエツキ(P|使用楽器:プレイエル、1848年製作 No.14810 ) | ||
ネルソン・ゲルナー〜パデレフスキ&マルトゥッチ:ピアノ協奏曲集 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):ピアノ協奏曲 イ短調 Op.17 (*) ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):ピアノ協奏曲第2番 変ロ短調 Op.66 (#) ネルソン・ゲルナー(P) ヤツェク・カスプシク指揮 ポーランド国立放送so.(*)、シンフォニア・ヴァルソヴィア(#) | |||
録音:2009年8月23日(#)、2010年8月14日(*)、ワルシャワ、「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭、おそらくライヴ。使用楽器:スタインウェイ。アルゼンチンが世界に誇るピアニスト、ネルソン・ゲルナーが弾く2曲。 | |||
アンドレ・チャイコフスキー〜第5回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 /即興曲第3番 変ト長調 Op.51 / 練習曲第16番 イ短調 Op.25 No.4 /幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 / 前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 /練習曲第10番 変イ長調 Op.10 No.10 / マズルカ〔第35番 ハ短調 Op.56 No.3 /第40番 ヘ短調 Op.63 No.2 /第33番 ロ長調 Op.56 No.1 〕/ スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54 /ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*) アンドレ・チャイコフスキー(P) ズジスワフ・ゴルジンスキ指揮ワルシャワ国立po.(*) | |||
録音:1955年2月23日、3月11日、3月18日、ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサート・ホール、ライヴ。 ポーランドに生まれたアンドレ・チャイコフスキー(1935-1982)は本名をロベルト・アンジュジェイ・クラウトハンメルと言い、ユダヤ人である事を隠すため名字をチャイコフスキ〔チャイコフスキー〕とした〔両親は強制収容所で殺害され、祖母と共に終戦まで隠れ住んでいたという。ポーランド語では Andrzej Czajkowski となるが、フランス風の綴り André Tchaikowsky を芸名としたようだ〕。ヴァンダ・ランドフスカ、ラザール・レヴィ、ステファン・アスケナーゼ、ナディア・ブーランジェらの薫陶を受けてショパン・コンクールやエリーザベト王妃コンクールで入賞し、若きヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして名声を獲得、RCA や英 COLUMBIA へ録音を開始するも、本人は作曲への興味が高かったらしく、録音は1967年のものまでしか残されていない。大腸癌のため早世しているためもあって、今日では知られざる名ピアニストのひとりとなっている。 チャイコフスキーは当1955年のコンクールでは第8位入賞で、 Pathé から発売された上位入賞者によるライヴ LP (Forgotten Records が CD-R 復刻済: fr-781/2, fr-783/4) には演奏が含まれなかった。もしかすると初出音源になるのだろうか。 | |||
ショパン: 12の練習曲 Op.10 /12の練習曲 Op.25 |
クシシュトフ・ ヤブウォンスキ(P) | ||
録音:2016年4月4日-7日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ピリオド楽器使用。使用楽器:エラール、1849年製。2015年、スタインウェイを使用して同曲集を録音していた(NIFCCD-215)ヤブウォンスキが、エラールのピリオド楽器を使用した新録音を発表。 ポーランドの名匠クシシュトフ・ヤブウォンスキ。1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、現在はワルシャワのショパン音楽大学で教鞭を執り、ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員を務めるなど、名実ともにポーランドを代表するピアニストの1人であるヤブウォンスキ。 ワルシャワのショパン・インスティテュート(NIFC)の歴史的銘器の1つである1849年製のエラールで奏でてゆくショパンのエチュード。ポーランドが世界に誇るショパン演奏の権威の解釈と、ショパンの時代に製作されたピリオド・ピアノの音色との絶妙なブレンド感は特筆物。 | |||
ショパン: 4つのマズルカ Op.33 /練習曲第19番 嬰ハ短調 Op.25 No.7 /夜想曲第12番 ト長調 Op.37 No.2 / 舟歌嬰へ長調 Op.60 /バラード第1番 ト短調 Op.23 /夜想曲第10番 変イ長調 Op.32 No.2 / ワルツ第2番 変イ長調 Op.34 No.1「華麗なる円舞曲」/幻想曲 ヘ短調 Op.49 シモン・ネーリング(P) | |||
録音:2016年10月24日-27日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ピリオド楽器使用。使用楽器:エラール、1858年製。 2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでポーランド人唯一のファイナル出場、聴衆賞受賞を果たし、2017年4月〜5月に開催された第15回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでは見事優勝を飾ったポーランド・ピアノ界のニュースター、シモン・ネーリング。アックスやオピッツ、ガブリリュク、トリフォノフといった世界的名手たちを輩出してきたルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールを制覇するます勢いに乗るネーリングが、ショパン・インスティテュート(NIFC)が所有するピリオド・ピアノの1つ、1858年製のエラールでショパンをレコーディング!さらなる進化を遂げたネーリングの煌めくピアニズムとセンス、歴史的銘器の音色が紡ぐショパンは、ポーランドの巨匠たちの系譜に連なる逸材の登場を確信させる快演。 | |||
オールソン・プレイズ・エラール 1849 〔オールソン・プレイズ・スタインウェイ (NIFCCD-219) と同一曲目&同月録音〕〜ショパン: 夜想曲第4番 ヘ長調 Op.15 No.1 /スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54 /夜想曲第15番 ヘ短調 Op.55 No.1 / 夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 /マズルカ第7番 ヘ短調 Op.7 No.3 /マズルカ第17番 変ロ短調 Op.24 No.4 / マズルカ第37番 変イ長調 Op.59 No.2 /マズルカ第21番 嬰ハ短調 Op.30 No.4 / 夜想曲第17番 ロ長調 Op.62 No.1 /夜想曲第18番 ホ長調 Op.62 No.2 /バラード第1番 ト短調 Op.23 ギャリック・オールソン(P|使用楽器:エラール、1849年製) | |||
録音:2017年4月10日-13日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。 | |||
NIFCCD-050 廃盤 |
ショパン:初期ポロネーズ集&ピアノ・ソナタ第1番 ポロネーズ〔ト短調 WN.2 /変ロ長調 WN.1 /変イ長調 WN.3 /嬰ト短調 WN.5 / 変ロ短調「別れ」 WN.10 /変ト長調 WN.35 〕/ ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.4 / モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 変ロ長調 Op.2 フィリップ・ジュジアーノ(P|使用楽器:エラール、1849年製) | ||
ダン・タイ・ソン + アシュケナージ〜パデレフスキ: メロディ 変ト長調 Op.16 No.2 /夜想曲 変ロ長調 Op.16 No.4 /エレジー ロ短調 Op.4 / レジェンド第1番 変イ長調 Op.16 No.1 /ポロネーズ舞曲集 Op.5 〔第1曲 クラコヴィアク ホ長調/第2曲 マズルカ ホ短調/第3曲 クラコヴィアク 変ロ長調〕/ メヌエット ト長調 Op.14 No.1 /ピアノ協奏曲 イ短調 Op.17 (*) ダン・タイ・ソン(P) ウラディーミル・アシュケナージ指揮フィルハーモニアo.(*) | |||
録音:2015年8月27日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(*) /2017年5月16日-17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(*以外) 。 NIFC から、ベトナムの巨星ダン・タイ・ソンが4度目の登場。2015年の「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭でアシュケナージ&フィルハーモニアo. と共演したパデレフスキの「ピアノ協奏曲」、そして2017年録音のパデレフスキのピアノ小品集を収録。世界的なショパン弾きでもあるダン・タイ・ソンが披露する、ポーランドの偉大なコンポーザー=ピアニスト、イグナツィ・ヤン・パデレフスキの音楽にご期待頂きたい。桂冠指揮者として良好な関係を継続し、新たにスタートしたラフマニノフの交響曲全集も好調なウラディーミル・アシュケナージ指揮とフィルハーモニアo. との共演もポイント。 | |||
アルゲリッチ&マイスキー〜ハイドン:協奏曲集/他 ハイドン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII: 11 (*) スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.141 (**) ハイドン:チェロ協奏曲 ハ長調 Hob.VIIb: 1 (#) J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 より(##) 〔第2番 ニ短調 BWV.1008 〜サラバンド/ 第3番 ハ長調 BWV.1009 〜ブーレ/ 第5番 ハ短調 BWV.1011 〜サラバンド〕 |
マルタ・アルゲリッチ(P;*/**) ミッシャ・ マイスキー(Vc;#/##) アグニェシュカ・ ドゥチマル指揮(*/#) ポーランド放送 アマデウス室内o.(*/#) | ||
録音:1992年4月13日(*/**)、1993年11月26日(#/##)、ポーランド放送‘S1 'コンサート・スタジオ(ワルシャワ)(**/##)はアンコール。 マルタ・アルゲリッチ、ミッシャ・マイスキーの貴重音源が登場! ポーランド放送で行われたハイドンの協奏曲録音。ポーランドでもっとも著名な女流指揮者、アグニェシュカ・ドゥチマルとポーランド放送の室内オケ「アマデウス室内o. 」との共演で行われた2つの名演。ポーランドの聴衆に深く刻み込まれた忘れがたい体験が、CDとなって世界へと届けられる。アンコールとして演奏されたスカルラッティのソナタ(アルゲリッチ)、バッハの無伴奏チェロ組曲(マイスキー)の収録も嬉しいポイント。 | |||
アルゲリッチ〜ショスタコーヴィチ: ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35 (*) /交響曲第9番 変ホ長調 Op.70 (#) マルタ・アルゲリッチ(P) ヤクブ・ヴァシュチェニウク(Tp) アレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア | |||
録音:2006年8月19日(*)、28日(#)、フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ。 2006年の「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭で女王アルゲリッチが弾いたショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番のライヴ・レコーディングがNIFCから登場! 同年6月のルガノ・フェスティヴァルでの演奏から約2ヶ月後、ポーランド、ワルシャワでのショスタコーヴィチでアルゲリッチは、シンフォニア・ヴァルソヴィア、そしてピアノ・デュオとして数々の名演を世に送り出したラビノヴィチ=バラコフスキーと共演。アルゲリッチとシンフォニア・ヴァルソヴィアの首席トランペット奏者ヴァシュチェニウクの超絶的なテクニックが丁々発止を演じ、ワルシャワの聴衆を熱狂と興奮の渦に巻き込んだショスタコーヴィチへの期待はいやが上にも高まる。また、近年、指揮者としても注目を集めているラビノヴィチ=バラコフスキーが、メニューインによって創設されたシンフォニア・ヴァルソヴィアを指揮した交響曲第9番のライヴにも要注目。 | |||
エヴァ・ポブウォツカ 1980年代録音集 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (*) J.S.バッハ: 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903 / パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830 |
エヴァ・ポブウォツカ(P) カジミエシュ・コルト指揮(*) ワルシャワpo.(*) | ||
録音:1984年12月17日(*)、1985年2月5日(無印)、すべて フィルハーモニー、ワルシャワ、ライヴ。おそらく初出音源。 ポブウォツカの60歳を記念し、その功績を称える形でNIFCからリリースとなるアニヴァーサリー・アルバムは、代名詞でもある「ショパン」と「J.S.バッハ」の80年代の秘蔵音源!ポブウォツカの80年代、若かりし日のワルシャワ・ライヴは、師であるタチアナ・ニコラーエワやコンラート・ハンゼンの影響、さらにはポーランド有数のバッハ弾きと称される所以をじっくりと聴かせてくれることだろう。もちろん、コルト&ワルシャワ・フィルとのショパンの「ピアノ協奏曲第1番も要注目の演奏。 | |||
ザレンプスキ:3つのポーランド舞曲&ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲 ザレンプスキ(1854-1885)/リスト編曲:3つのポーランド舞曲(管弦楽版)(*) 〔3つのガリシア舞曲より [ニ短調 Op.2 No.2 /ト短調 Op.2 No.3 ]/4つのマズルカ〜ニ長調 Op.4 No.2 〕 ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲/モニューシュコ:歌劇「ハルカ」第1幕〜マズール アンドレイ・ボレイコ指揮アイ・カルチャーo. | |||
録音:2017年8月13日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭、ライヴ。 ショパンの次の世代を代表する音楽家として期待されながらも結核のため31歳でこの世を去ったユリウシュ・ザレンプスキと、20世紀ポーランドを代表する作曲家、ヴィトルト・ルトスワフスキの音楽。ザレンプスキの「3つのポーランド舞曲」は、ピアノ連弾曲からフランツ・リストによって管弦楽版へと編曲された作品。2011年設立のアイ・カルチャーo. (The I, CULTURE Orchestra)は、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ジョージア、ハンガリー、モルドヴァ、ウクライナなど、東ヨーロッパと南コーカサス地方の若き有望な音楽家たちから、厳しいオーディションによって選ばれたユースo. 。ヨーロッパの主要音楽祭を始め、25の都市で41回のコンサートを行い、各国で高く評価されている。 | |||
ショパン「ピアノ協奏曲第2番」ピアノ独奏版 クルピンスキ:イタリアのポーランド軍の歌〜「ポーランドは未だ滅びず」の主題によるフーガとコーダ ショパン:バラード第2番 ヘ長調 Op.38 /ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(ピアノ独奏版)/ 4つのマズルカ Op.7 /夜想曲第14番 嬰ヘ短調 Op.48 No.2 クシシュトフ・クションジェク(P|使用楽器:ポール・マクナルディ製作 〔モデル:フレデリック・ブッフホルツ、1825年-26年頃製〕) | |||
録音:2018年1月6日-7日、コンサート・ホール、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワヴィツェ、ポーランド。 ワルシャワ時代のショパンは、近所にあったオルガン&ピアノ製作者フレデリク・ブッフホルツ工房製のピアノを愛用していたといわれる。当盤で使用された楽器は、クレメネツ歴史博物館(ウクライナ)所蔵の1825年-1826年頃製ブッフホルツ・ピアノをモデルに、数々の歴史的鍵盤楽器複製で知られるポール・マクナルティが製作したもの。2018年に第1回大会が行われる「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」でも使用される予定。1992年生まれのクシシュトフ・クションジェクは、2015年に行われた第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでセミファイナルへ進んだポーランドの新星。ウクライナのショパン国際ピアノ・コンクール、イタリアのチッタ・ディ・アヴェッツァーノ国際ピアノ・コンクール、ポーランド全国ショパン・ピアノ・コンクールなど数々のコンクールで第1位を受賞、2016年には来日しショパン・フェスティヴァルin表参道に参加した。 | |||
ケヴィン・ケナー〜パデレフスキ: サラバンド ロ短調 Op.14 No.2 /ポーランド風間奏曲 ハ短調 Op.14 No.5 / 幻想的クラコヴィアク ロ長調 Op.14 No.6 /ブルレスカ ヘ長調 Op.14 No.4 / 砂漠にて、トッカータ 変ホ長調 Op.15 /メロディ 変ト長調 Op.16 No.2 /カプリス ト長調 Op.14 No.3 / 夜想曲 変ロ長調 Op.16 No.4 /メヌエット ト長調 Op.14 No.1 /ピアノ・ソナタ 変ホ短調 Op.21 ケヴィン・ケナー(P|使用楽器:スタインウェイ D233Y, 1925 ) | |||
録音:2017年12月11日-14日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは最年少受賞を果たし、再び挑んだ1990年の第12回では最高位(1位無しの2位)にまで上り詰めたアメリカ人ピアニスト、ケヴィン・ケナー。ショパンの4つの即興曲を収録したNIFCCD-010以来となるNIFC(ショパン・インスティテュート)からのリリースは、パデレフスキのピアノ作品集!イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941)は、ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人。今アルバムの最大のポイントは、パデレフスキが所有していたという1925年製スタインウェイ・ピアノを使用しているところ。そして、NIFCの新シリーズ「Resonance(レゾナンス)」は、反応、反響、共鳴などの意味を持ち、ショパンの音楽に対する反応を見出していく物。ここでは、パデレフスキの音楽におけるショパンの遺産の痕跡を、"パデレフスキのピアノ"を弾いたケヴィン・ケナーの妙技で表現して行く。 | |||
シューベルト:冬の旅(スタニスワフ・バランチャク(1946-2014)の詩による)
トマシュ・コニエチュニー(B−Br) レフ・ナピェラワ(P) | |||
録音:2017年12月14日、18日、20日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ポーランドの現代詩人バランチャクが新たに付けた詩による初録音だとのことだが、レーベルのプロモ動画をみる限り、ポーランド語が判らないリスナーにとっては、ドイツ語でないことは理解できても新しい詩であることは判らないだろう。 トマシュ・コニエチュニーは1972年ポーランド生まれ、1998年ドヴォルジャーク国際声楽コンクール(カルロヴィ・ヴァリ、チェコ)で優勝し、現在は世界中のオペラ・ハウスで活躍するドラマティック・バスバリトン。ディスコグラフィーにはサイモン・ラトルフランツ・ヴェルザー=メストクリスティアン・ティーレマン、マレク・ヤノフスキらとの共演盤が並ぶ。 20世紀ポーランドの著名な詩人であり翻訳家であったスタニスワフ・バランチャクの詩を用いたという、まさにNIFCならではの冬の旅。コニエチュニーは2014年、2016年、2017年、2018年の東京・春・音楽祭に出演し日本での評価も着実に積み重ねている。コニエチュニーと定期的に演奏しているピアニストのレフ・ナピェラワは、2016年の東京・春・音楽祭でも共演している。 | |||
ショパンへのオマージュ〜アンジェイ・パヌフニク(1914-1991): フルートと弦楽五重奏のための「ショパンへのオマージュ」(*) / 弦楽四重奏曲集〔第1番/第2番「メッセージ」/第3番「切り絵」〕 アポロン・ミューザゲートSQ ドーラ・オムボーディ(Fl;*) スワヴォミル・ロズラフ(Cb;*) | |||
録音:2017年9月2日-5日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。 2008年ミュンヘン国際音楽コンクールの優勝でその名を轟かせ、ECHOライジング・スター・ノミネート(2010)、BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト(2012)、ボレッティ=ブイトーニ財団賞(2014)といった若手アーティスト向けの主要な賞を獲得してきたポーランドの弦楽四重奏団、アポロン・ミューザゲート・クァルテット(AMQ /ミューズを率いるアポロ弦楽四重奏団)。アンジェイ・パヌフニク(1914-1991)は、20世紀ポーランドの作曲家、指揮者、ピアニスト。近年では娘のロクサンナ・パヌフニク(1968-)も作曲家として広く活躍している。パヌフニクが作曲した主要な室内楽作品、3つの弦楽四重奏曲全曲と「ショパンへのオマージュ」を収録。「ショパンへのオマージュ(Hommage a Chopin)」は、1949年、ショパンの没後100周年を記念してユネスコの委嘱により作曲された作品で、オリジナル・バージョンは「ソプラノとピアノ」のための編成。その後パヌフニク自身によって「フルートと弦楽オーケストラ」のためのバージョンにも編曲されていたが、このアルバムでは「フルートと弦楽五重奏」のためのバージョンで演奏されている。 | |||
ドブジンスキ:交響曲第2番「性格的」 フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946): バレエ「風の王」への序曲 Op.37 /歌劇「バルトの伝説」への序曲 Op.28 イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):交響曲第2番 ハ短調 Op.15「性格的」 グジェゴシュ・ノヴァク指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア | |||
録音:2016年8月24日、8月19日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2016 、ライヴ。フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946)は、ベルリンでマックス・ブルッフに作曲を学び、クラクフ芸術協会の芸術監督を務め、ポーランド独立後はポズナンに定住し第二次世界大戦後まで生きた作曲家。ショパンと同世代のポーランド初期ロマン派の作曲家、イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-14867)は、祖国に戻ることのなかった(戻れなかった)ショパンとは対照的に、帝政ロシアの圧政下にあったワルシャワで活動した作曲家。ショパンの師でもあるユゼフ・エルスネルに作曲を学び、エルスネルは管弦楽、合唱、室内楽の分野における和声と対位法の扱いについてはショパンよりも才能を見出していたそう。交響曲第2番は1831年の「11月蜂起」をきっかけに書かれ、1835年のウィーンでのコンクールで第2位を受賞、1839年にライプツィヒで指揮したメンデルスゾーンから賞賛されたという作品。当初は「コンクール用交響曲」として知られていたが、後により刺激的で国民性が強調された「ポーランド音楽の精神に基づく性格的(特徴的)交響曲」というタイトルが付けられおり、各楽章にポーランドの舞曲(ポロネーズ、クヤヴィアク、メヌエット/マズルカ、クラコヴィアク)が関連付けられている。ワルシャワのテアトル・ヴィエルキ(ポーランド国立歌劇場)の音楽監督、英国ロイヤル・フィルの常任副指揮者を務めるポーランドの名匠グジェゴシュ・ノヴァクがシンフォニア・ヴァルソヴィアを振ったこの録音では、緩徐楽章の「エレジー」は1862年版(弦楽六重奏曲 Op.39の音楽を再利用して置き換えた版)を使用している。 | |||
ゲルナー〜パデレフスキ イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):独創主題による変奏曲とフーガ 変ホ短調 Op.23 レオポルド・ゴドフスキー(1870-138):ヨハン・シュトラウスの主題による交響的変容第1番「芸術家の生涯」 パデレフスキ:夜想曲 変ロ長調 Op.16 No.4 ネルソン・ゲルナー(P|使用楽器:スタインウェイ、 D595375 ) | |||
録音:2018年4月16日-18日、コンサート・ホール、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド。1990年のジュネーヴ国際音楽コンクールでは1位に輝いた南米アルゼンチンが世界に誇るピアニスト、ネルソン・ゲルナー。ショパン弾きとしても名高く、ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の「ザ・リアル・ショパン・シリーズ」にはソロや協奏的作品(フランス・ブリュッヘンとの共演)、歌曲伴奏で参加。その他、「パデレフスキ&マルトゥッチのピアノ協奏曲集(NIFCCD-044)」や「ノヴァコフスキ&クログルスキの室内楽作品集(NIFCCD-105)」などの録音でポーランド音楽への造詣の深さを魅せ、2018年にはポーランド文化省より文化勲章「グローリア Artis Gold Medal」を授与されている。ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人イグナツィ・ヤン・パデレフスキ。ショパンを始めとする様々な作曲家の作品のトランスクリプションや華麗なパラフレーズを数多く生み出したヴィルトゥオーゾ、レオポルド・ゴドフスキー。ロマンティックなピアノの伝統を代表し、ショパンの音楽遺産の痕跡を残す二人のコンポーザー=ピアニストの音楽を、ゲルナーの優雅で知的なピアノが贈る。 | |||
ポブウォツカ〜J.S.バッハ: 平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869 |
エヴァ・ポブウォツカ(P| 使用楽器 Shigeru Kawai SK-EX) | ||
録音:2018年6月22日-25日、7月9日-11日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでの入賞とマズルカ賞受賞の実績を持つ現代ポーランドを代表するピアニストの1人、エヴァ・ポブウォツカ。母国ポーランドでは2005年のショパン国際ピアノ・コンクールでは審査員を務め、ここ日本では、第6回仙台国際音楽コンクールの審査員、音楽大学の客員教授として招聘されるなど、世界各地で幅広く活躍している。ポブウォツカの2018年来日公演を記念して、公演プログラムでもあるバッハの「平均律クラヴィーア曲集」の新録音(2018年の6月-7月に録音したばかり!)を緊急リリース!ポブウォツカが、河合楽器製作所の最高級グランド・ピアノ「Shigeru Kawai」シリーズのSK-EXを使用して吹き込んだバッハの偉大な聖典「平均律クラヴィーア曲集」にご期待頂きたい。 | |||
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986): ポーランド狂詩曲 カロル・ラートハウス(1895-1954): ピアノ協奏曲 Op.45 |
ヤアラ・タール(P) ヤツェク・カスプシク指揮 ワルシャワpo. | ||
録音:2018年9月9日-10日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭〔ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)主催〕、ライヴ。 名ピアノ・デュオ「タール&グロートホイゼン」の一人として知られるイスラエル出身の女流ピアニスト、ヤーラ・タールによる「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2018ライヴ。「ポーランド系のルーツを持ち、海外で活躍した作曲家」という共通点を持つ二人の作曲家、アレクサンドル・タンスマン(1897-1986)とカロル・ラートハウス(1895-1954)の作品を組み合わせるという、ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)が主催する音楽祭ならではのプログラム。タンスマンはポーランドで生まれ、フランスで成功した作曲家。カロル・ラートハウスが生まれたタルノーポル(テルノーピリ)は、現在はウクライナ、当時はオーストリア=ハンガリー帝国だが、その前はポーランド系の領土だった。ラートハウスはアメリカ滞在時代にはポーランド芸術科学研究所のメンバーとしても活動している。 | |||
パデレフスキ: 交響曲 ロ短調 Op.24「ポーランド」 |
グジェゴシュ・ノヴァク指揮 ロイヤルpo. | ||
録音:2018年8月29日、ポーランド国立歌劇場大劇場(テアトロ・ヴィエルキ)、「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2018、ライヴ。ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベル「NIFC」がリリースするライヴ・シリーズ最新作。NIFCが主催するポーランドの音楽祭「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭(International Music Festival ‘ショパン(1810-1849): And his Europe ')」の2018ライヴ(「ドンブロフスキのマズルカ」をテーマとする6つのコンサートのうちの1つ)から、パデレフスキの知られざる大作交響曲「ポーランド」の新録音が登場。イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941)は、ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人。パデレフスキの音楽は、近年のNIFCからの活発なリリースもあり再評価の途上にあるものの、ピアノ作品が多くをしめており、管弦楽作品は未だ貴重。この交響曲「ポーランド」は20世紀初頭に完成した、政治家として活動する前のパデレフスキの最後期の作品の1つで、後期ロマン派のスタイル、民族主義的な要素を含む3楽章60分を超える大作だが、これまでまとまった録音も少なく、今回のノヴァク&ロイヤル・フィルの録音は、ロングセラー盤となっていたマクシミウク& BBCスコティッシュso. (Helios, CDH-55351/録音:1998年)以来の決定盤となることだろう。 | |||
リスト(1811-1886): オラトリオ「聖スタニスラウス」〜間奏曲「栄えよポーランド」(*) ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909): ショパンの前奏曲 イ長調による幻想的絵画「民衆の生活より」(#) ヤツェク・カスプシク指揮(*) グジェゴシュ・ノヴァク指揮(#) シンフォニア・ヴァルソヴィア(*/#) | |||
録音:2018年8月18日(#)、25日(*)、ポーランド国立歌劇場大劇場、ワルシャワ、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭〔ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)主催〕、ライヴ。 リストがポーランドの守護聖人「聖スタニスラウス」を題材に書いた未完のオラトリオからの1曲「栄えよポーランド(めでたしポーランド)」と、ポーランド後期ロマン派の作曲家&名教師、ジグムント・ノスコフスキが、TVCMなどでもお馴染みなショパンの人気作品「前奏曲第7番 イ長調」をテーマに書いた交響的変奏曲「民衆の生活より(From the Life of the Nation)」を組み合わせ。現代ポーランドの重要指揮者、ヤツェク・カスプシクとグジェゴシュ・ノヴァク、同音楽祭でアルゲリッチやピリスらとも共演してきたシンフォニア・ヴァルソヴィアによる充実の演奏。 | |||
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909): ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8 /交響曲 ホ短調「復活」 Op.7 アリョーナ・バーエワ(Vn) グジェゴシュ・ノヴァク指揮ロイヤルpo. | |||
録音:2018年8月29日-30日、モニューシュコ・オーディトリウム、ポーランド国立歌劇場、ワルシャワ、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭〔ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)主催〕、ライヴ。「若きポーランド」の一員として将来を嘱望されながらも32歳で早逝した天才作曲家、ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909)。ポーランドの偉大なヴァイオリニスト、スタニスワフ・バルツェヴィチのために書かれた「ヴァイオリン協奏曲」と、ベルリンでの学びの集大成として書かれた「交響曲「復活」」。ソリストのアリョーナ・バーエワは、1985年キルギスタン(当時ソ連)生まれ、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(2001)、パガニーニ・モスクワ国際コンクール(2014)、仙台国際音楽コンクール(2017)で優勝。ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018にも出演し、2019年2月にはパーヴォ・ヤルヴィ指揮の下、NHKso. と初共演も果たし、世界で注目を浴びている次世代のヴァイオリニストの一人。 | |||
NIFCCD-068 廃盤 |
ヨーロッパの国歌と聖歌 アルベルト・ロルツィング(1801-1851):歌劇「ポーランド男とその子ども」への序曲 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):チェンバロ協奏曲第6番 ニ長調 フランソワ=ジョゼフ・ゴセック(1734-1829):自由への捧げもの「ラ・マルセイエーズ」 ハ長調 フェルディナント・リース(1784-1838): ピアノと管弦楽のための愛国歌「ルール・ブリタニア」の主題による大変奏曲 変ホ長調 Op.116 *アンコール ショパン(1810-1849)(リフレインのハーモナイゼーション): ドンブロフスキのマズルカ(ポーランド国歌「ポーランドは未だ滅びず」) アルベルト・ロルツィング: 歌劇「ポーランド男とその子ども」への序曲〜「ドンブロフスキのマズルカ」の抜粋 トビアス・コッホ(P|使用楽器:エラール、1838年製) ジャンルカ・カプアーノ指揮コンチェルト・ケルン | ||
ワーグナー(1813-1883):序曲 ハ長調「ポローニア」 Op.39 (*) エルガー(1857-1934):交響的前奏曲「ポローニア」 Op.76 (#) イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):ポーランド幻想曲 嬰ト短調 Op.19 (+) グジェゴシュ・ノヴァク指揮ロイヤルpo.(*/#) ドミトリー・シシキン(P;+) ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナルo.(+) | |||
録音:2018年8月27日(+)、29日(*)、30日(#)、ポーランド国立歌劇場大劇場、ワルシャワ、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭〔ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)主催〕、ライヴ。 ポーランド民謡が使われたワーグナーの演奏会用序曲「ポローニア」と、ポーランド国歌やワルシャワ労働歌、ショパンやパデレフスキのテーマが引用されているエルガーの交響的前奏曲「ポローニア」。2つの珍しいポーランド的作品と、パデレフスキが書いたピアノと管弦楽のための作品「ポーランド幻想曲」をカップリング。パデレフスキでは、2015年のショパン国際ピアノ・コンクールで、ロシア人唯一のファイナリストとなり、その強烈な個性と高い技術で6位入賞を果たしたドミトリー・シシキンがプレトニョフ&ロシア・ナショナル管と共演し、圧巻の演奏を聴かせてくれる。 | |||
パデレフスキ、モニューシュコ、デュパルク:歌曲集 モニューシュコ:涙/少女の悲しみ/塔からの歌/ネマン川/村の吟遊詩人第4番 デュパルク:悲しき歌 Op.2 No.4 /哀歌 Op.2 No.1 /ロズモンドの館 /フィディレ /旅へのいざない パデレフスキ:カチュール・マンデスの詩による12の歌 Op.22 クリストフ・プレガルディエン(T) クリストフ・シュナッケルツ(P) | |||
録音:2019年8月13日-16日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド|使用ピアノ:スタインウェイ D 578221 。ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベル「NIFC」による「ショパンの時代の音楽」シリーズから、ドイツの世界的リリック・テノール、クリストフ・プレガルディエンの新録音が登場!リート、オペラ、オラトリオの多彩なシーンで活躍し、古楽界の様々な巨匠たちとも共演してきた巨星プレガルディエンが、ショパンと同世代のスタニスワフ・モニューシュコ、ショパン後のポーランド楽壇を担ったイグナツィ・ヤン・パデレフスキの歌曲を歌うという注目企画。それも歌詞はポーランド語ではなくフランス語。1960年にAlfred des Essartsによってポーランド語からフランス語に翻訳されて出版されたモニューシュコの歌曲と、フランスの詩人カチュール・マンデス(カテュール・マンデス)の詩に曲を付けたパデレフスキの歌曲集。さらに、後期ロマン派のフランス歌曲を代表するアンリ・デュパルクの歌曲も加えられ、この魅惑の歌曲集が完成している。ブックレットにはフランス語、ポーランド語、英語の歌詞掲載。 | |||
アレクセイ・リュビモフ〜ショパンの家のピアノにて ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 /舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 / 前奏曲 変イ長調 遺作/子守歌 変ニ長調 Op.57 J.S.バッハ:「平均律クラヴィーア曲集第1巻」より 前奏曲とフーガ 〔第4番 嬰ハ短調 BWV.849 /第13番 嬰ヘ長調 BWV.858 /第24番 ロ短調 BWV.869 〕 モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」 アレクセイ・リュビモフ(ヒストリカル・アップライトP| 使用楽器:プレイエル1843年製作、シリアル・ナンバー 10112 ) | |||
録音:2019年8月26日-29日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。1843年、プレイエルの工場でショパンは自分のアパート用に「シリアル・ナンバー10113」のアップライトを選び、同時にパトロン(であると同時に隣人)だったナタリア・オブレスコフ用に「シリアル・ナンバー10112」のアップライトを選んだのだが、社交で求められた場合には、ショパンはこの「10112」も度々弾いたに違いないとされており、今回リュビモフが弾いている「10112」はショパンと特別に縁の深い楽器の1つなのだ。ちなみにパリの音楽博物館には1839年にオブレスコフ家によって購入され、ショパンが同年から1841年まで弾いたプレイエルのグランド・ピアノ(シリアル・ナンバー7267)が所蔵されており、この事実からもピアノの詩人と同一族との関係の深さを窺い知ることが出来る。リュビモフはショパンと非常に関係の深いこの「プレイエルのアップライト」を用いることにより、当時、聴衆のいないパリのスタディ・サロンでショパンとその弟子たちが、この楽器で古典派のレパートリーを演奏した時に聴こえていた響きとその世界の再現、さらにはバッハ、モーツァルト、そしてベートーヴェンの作品を、その魔法(プレイエルのアップライト)を使ってショパンの世界の音楽的イメージに変えてしまうという壮大なテーマに取り組んでいる。 | |||
シューマン、チャイコフスキー、ルトスワフスキ:チェロ協奏曲集 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 / ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 イ長調 Op.33 アンジェイ・バウアー(Vc) ヤツェク・カスプシク指揮ポーランド国立放送so. | |||
録音:2017年11月、2018年2月、ポーランド国立放送so. コンサート・ホール、カトヴィツェ、ポーランド。1992年のミュンヘン国際音楽コンクール第1位、1989年のプラハの春国際音楽コンクール第3位という華々しい受賞歴を持ち、ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学とビドゴシュチのフェリクス・ノヴォヴィエイスキ音楽アカデミーで教授を務め、ワルシャワ・チェロネット・グループの創設者兼芸術監督としても活躍するポーランドを代表するチェリストの一人、アンジェイ・バウアー。シューマンのチェロ協奏曲、チャイコフスキーのロココ変奏曲といった19世紀の偉大なチェロ協奏曲・協奏的作品に、ポーランドが誇る20世紀チェロ協奏曲の傑作、ルトスワフスキのチェロ協奏曲をカップリング。アンジェイ・バウアーはルトスワフスキ自身の指揮でチェロ協奏曲を演奏したことや、約20年前にも同曲を録音した経験があり、2003年から2006年にはルトスワフスキ協会の副会長に就任、ヴィトルト・ルトスワフスキ・チェイン音楽祭の芸術監督、ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールの審査員なども務めた、ルトスワフスキ作品の演奏・研究・編曲のスペシャリストとしても知られている。 | |||
ケルビーニ:レクイエム ハ短調 / クルピンスキ:テ・デウム(*)
ヴァーツラフ・ルクス指揮コレギウム 1704 、コレギウム・ヴォカーレ 1704 シモーナ・シャトゥロヴァー(S;*) | |||
録音:2019年8月14日、聖十字架教会、ポーランド、ワルシャワ。東欧チェコの古楽界の旗手ヴァーツラフ・ルクスと、彼によって創設されたコレギウム1704&コレギウム・ヴォカーレ1704がNIFCレーベルに久々の登場!ショパンの心臓が安置されるワルシャワの聖十字架教会で収録されたケルビーニの傑作 ハ短調レクイエムと、クルピンスキの知られざるテ・デウム!ショパンの時代に活躍した作曲家の美しくも演奏機会の少ない作品を、歴史的な情報に基づいた演奏を得意とするルクス&コレギウム1704が完璧な解釈でお届けする。ルイ16世の追悼式典のために書かれたとされるルイジ・ケルビーニ(1760-1842)の「レクイエム ハ短調」は、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスらによって絶賛されたレクイエムの傑作として知られている。ケルビーニを嫌っていたベルリオーズもこの作品に対しては称賛を惜しまず、ケルビーニを尊敬していたベートーヴェンは「もしレクイエムを書けと言われたら、ケルビーニの曲だけを手本にしただろう」と述べ、さらには自身の葬儀でこのレクイエムが演奏されることを望んだという。対位法の教本の著者としても有名なケルビーニの職人的な作曲技法と、独唱者なし、フルートなしの編成、ヴィオラの活用、恐怖の表現としての銅鑼の使用といったサウンド面でのオリジナリティが融合した、オペラと宗教音楽の大家ならではのレクイエム。ショパン以前の著名なポーランド人作曲家カロル・クルピンスキ(1785-1857)の知られざるテ・デウム(1829年にポーランド王ニコライ1世の戴冠式のために作曲)とともにお楽しみ頂きたい。 | |||
シマノフスキ&パデレフスキ:ヴァイオリン・ソナタ集 カロル・シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9 /神話 Op.30 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.13 アリョーナ・バーエワ(Vn) ヴァディム・ホロデンコ(P) | |||
録音:2020年12月8日-10日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ポーランド、ワルシャワ。アリョーナ・バーエワは、1985年カザフスタン(当時はソ連)生まれ、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(2001)、パガニーニ・モスクワ国際コンクール(2004)、仙台国際音楽コンクール(2007)で優勝。ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018にも出演し、2019年2月にはパーヴォ・ヤルヴィ指揮の下、NHKso. と初共演も果たし、世界で注目を浴びている次世代のヴァイオリニストの一人。1986年ウクライナ生まれのヴァディム・ホロデンコは、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール(2013)を始め、マリア・カラス国際ピアノ・コンクール(2004年)、仙台国際音楽コンクール(2010)などで優勝してきた俊英ピアニスト。ともに仙台国際音楽コンクールを制し、コンサートやレコーディングでも長く共演してきたバーエワとホロデンコの充実のデュオによる新録音。NIFCでの前作「カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲」(NIFCCD-067)に引き続き、シマノフスキ&パデレフスキという濃厚なポーランド・プログラムを1738年製の銘器グァルネリ・デル・ジェス"ex-William Kroll"の音色で贈る。 | |||
プレガルディエン〜シューベルト:白鳥の歌 シューベルト:白鳥の歌 D.957 (1828) シューマン:リーダークライス Op.39 (1840) |
クリストフ・プレガルディエン(T) ジュリアス・ドレイク(P| 使用楽器:スタインウェイ、D 578221 ) | ||
録音:2020年11月7日-10日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ。 ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベル「NIFC」による「ショパンの時代の音楽」シリーズから、ドイツの世界的リリック・テノールである、クリストフ・プレガルディエンによる最新のシューベルトとシューマンの録音が登場。プレガルディエンは、古楽からロマン派のオラトリオまで幅広いレパートリーを誇っており、彼の知的な解釈と明快で正確なその歌唱は世界の巨匠たちからも絶大な信頼を得ている。BPO、VPOといった世界トップクラスのオーケストラにソリストとして出演しダニエル・バレンボイムクリスティアン・ティーレマン、メッツマッハーなどとも共演している。またこれまでの録音は150以上にも及び、数々の賞に輝いている。リート歌手の重鎮の一人であるクリストフ・プレガルディエンと、これまでにも数々の声楽家とシューベルトを演奏してきた名ピアニスト、ジュリアス・ドレイクとの「白鳥の歌」と「リーダークライス」は聴き逃せない注目盤。 | |||
ドブジンスキ:交響曲第2番 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 Op.22 (1856-62) (+) ドブジンスキ:演奏会用序曲 Op.1 /交響曲第2番 ハ短調「性格的」 Op.15 (1831) クルピンスキ:クラリネット協奏曲 変ロ長調(1823) (#) アリョーナ・バーエワ(Vn;+) エリック・ホープリッチ(Cl;#) ホセ・マリア・フロレンシオ指揮18世紀o. | |||
録音:2018年9月7日-9日、コンサート・ホール、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド。ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベル「NIFC」による「ショパンの時代の音楽」シリーズから、イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867)の交響曲第2番「性格的」をメインにしたアルバムが登場。ドブジンスキは、帝政ロシアの圧政下にあったポーランドのショパンと同世代の作曲家で、ワルシャワでは同時期にユゼフ・エルスネルに師事していたというショパンと繋がりの深い作曲家。同時収録されたロマン派ヴァイオリン協奏曲の傑作、ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880)のヴァイオリン協奏曲第2番では、ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(2001)、パガニーニ・モスクワ国際コンクール(2004)、仙台国際音楽コンクール(2007)で優勝、そしてNHKso. との共演で度々来日している(2022年5月にもN響と共演予定!)アリョーナ・バーエワをソリストに迎えている。また、カロル・クルピンスキ(1785-1857)のクラリネット協奏曲では、18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者でありヒストリカル・クラリネットの名手エリック・ホープリッチをソリストに迎えている。ホープリッチは2019年にも18世紀オーケストラとの共演でクルピンスキの協奏曲を録音(GCD-921128)しているが、こちらはその約1年前に録音されていた物。指揮は、ブラジル出身のホセ・マリア・フロレンシオ(Jr. )で、彼はワルシャワ音楽院で指揮を学んだ後1985年以降はポーランドに定住し、ウーチ大劇場の指揮者、ヴロツワフ歌劇場やモニューシュコ大劇場の音楽監督、ポーランド放送cho. やポズナン・フィルの芸術監督、ポーランド国立歌劇場(ワルシャワ大劇場)の常任指揮者など、ポーランドの主要なポストを歴任してきた。その豊富な経験とポーランド音楽に寄せる情熱を活かし、18世紀オーケストラと共に「ショパンの時代の音楽」を再現する。 | |||
ヤン・ステファニ(1746-1829): 歌劇「想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々」(1793/94) ヴァーツラフ・チジェク(T) レンカ・カフォウルコヴァー(S) ナタリア・ルビス(S) クリスティアン・アダム(T) ヤン・マルチニーク(B) トマーシュ・クラール(Br) ヴァーツラフ・ルクス指揮コレギウム・ヴォカーレ 1704、コレギウム 1704 | |||
録音:2017年7月21日-23日、チェコ放送スタジオ21、プラハ、チェコ|ピリオド楽器による世界初セッション録音。18世紀末に作曲された全2幕からなる「想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々」は、ヴォイチェフ・ボグスワフスキ(1757-1829)の台本と、ヤン・ステファニの音楽によるもので、ポーランドの伝統、音楽文化の豊かさと美しさを作品の重要な要素とし、具現化たステファニの代表作として知られている。また、クラクフの都会に暮らす人々と、山地に暮らす素朴な人々の道徳観を対照させて、当時の社会階層の問題を浮き彫りにするという意味合いも持ち合わせた意義深い作品でもある。ルクス率いるコレギウム・ヴォカーレ1704はもちろんのこと、テノールのヴァーツラフ・チジェクやレンカ・カフォウルコヴァー、ナタリア・ルビスなど東欧方面で大活躍中の歌い手たちをズラリとソリストたちも豪華!ショパン以前のポロネーズのスペシャリストであり、ワルシャワ大聖堂の楽長も務めたポーランドの重要作曲家の最高傑作のオペラを、最高の布陣で。 | |||
ビオンディ〜モニューシュコ:歌劇「ハルカ」(イタリア語版)
ティナ・ゴリナ(S;ハルカ) モニカ・レジオン=ポルシンスカ(S;ソフィア) マテウス・ポンペウ(T;ヨンテック) ロベルト・ギェルラフ(Br;ジャンニ) ラファウ・シヴェク(B;アルベルト) カロル・コズウォフスキ(T;ジョヴァノット)他 ファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ、 ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニックcho. | |||
録音:2018年8月21日-24日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド、「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」ライヴ、演奏会形式。ピリオド楽器による世界初録音。ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルより、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテの録音が登場! NIFCはショパンの音楽とともに、ショパン以外のポーランドの音楽の振興にも力を入れており、2018年は生誕200周年となるスタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)のアルバムをリリース。歌劇「ハルカ」は、1848年に全2幕の初版が上演され、全4幕に作り直された改訂版(ワルシャワ版)は1858年に上演。ポーランド国内にとどまらず、プラハ、モスクワ、サンクトペテルブルクなどでも上演されるなど熱狂的な人気を博したモニューシュコの代表作。これによって、モニューシュコはポーランドのオペラ作曲家の第一人者としての名声を高め、「ポーランド・オペラの父(the father of Polish national opera)」と呼ばれるようになった。イタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディと手兵エウローパ・ガランテによって、2018年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」で上演された「ハルカ」は、イタリア語による演奏会形式で行われ、ピリオド楽器による世界初録音ともなっている。248ページに及ぶカラー・ブックレットには、イタリア語、ポーランド語、英語によるリブレットも掲載。 | |||
モニューシュコ:歌劇「幽霊屋敷」(ピリオド楽器による世界初録音)
グジェゴシュ・ノヴァク指揮18世紀o. 、ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニックcho. トマシュ・コニェチュニ(B−Br;ミェチニク) エディタ・ピアセッカ(S;ハンナ) モニカ・レジオン=ポルチンスカ(Ms;ヤドヴィガ) アルノルト・ルトコフスキ(T;ステファン) マリウシュ・ゴドレフスキ(Br;ズビグニェフ) カロル・コズウォフスキ(T;ダマジィ) マウゴジャタ・ヴァレフスカ(Ms;チェシニコヴァー) マルチン・ブロニコフスキ(Br;マチェイ) ラファウ・シヴェク(B;スコウバ) ヨアンナ・モトゥレヴィチ(Ms;マルタ) パヴェウ・チホンスキ(T;グジェシ) オクサナ・ゴワムボフスカ(A;スタラ・ニェヴィアスタ) | |||
録音:2018年8月25日-28日、30日-31日、2019年8月24日-25日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。「ポスト=フランス・ブリュッヘン時代」へと突入したピリオドo. のパイオニア、18世紀オーケストラによるモニューシュコの歌劇「幽霊屋敷」が登場!ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルが贈る、スタニスワフ・モニューシュコのオペラ録音プロジェクト。2019年のモニューシュコの生誕200周年記念として録音&リリースされてきた、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテによる「ハルカ」、「いかだ乗り」に続き、18世紀オーケストラによる「幽霊屋敷」がリリース。「ポーランド・オペラの父」と称されたモニューシュコのオペラの中でも、また19世紀のポーランド・オペラの中でも最高傑作とされる「幽霊屋敷」。1861年〜1864年にかけて作曲され、1865年にワルシャワで初演。ロマンティックとコメディの両方の特徴を備え、愛国的な色も強い4幕のオペラ。2019年は日本ポーランド国交樹立100周年の年でもあり、ポーランド芸術祭2019in Japanにおいて、「幽霊屋敷」のポーランド語上演日本初演も行われ話題を呼んだ。ファビオ・ビオンディによる「ハルカ」、「いかだ乗り」に引き続き、ピリオド楽器による世界初録音となる。 | |||
モニューシュコ:歌劇「いかだ乗り」
ファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ、ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニックcho. エヴァ・トラチュ(S;ゾシャ) マテウス・ポンペウ(T;フラネク) マリウシュ・ゴドレフスキ(Br;ヤクブ) アレクサンデル・テリガ(B;アントニ) ヴォイテク・ギェルラフ(B;スズスタク)他 | |||
録音:2019年8月14日-16日、ポーランド国立歌劇場大劇場(テアトロ・ヴィエルキ)|ピリオド楽器による世界初録音。ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルからリリースされる、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテのレコーディング第2弾。レコード芸術「海外盤REVIEW」の「今月の特選盤」や英Presto「Editor's Choice」を獲得するなど大きな成功を収めた「ハルカ」に続き、2019年に生誕200周年を迎えたショパンと並ぶポーランド国民楽派の作曲家、スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)の歌劇「いかだ乗り」をライヴ・レコーディング。「いかだ乗り(原題: Flis /英題: The Raftsman)」は、「ポーランド・オペラの父」と称されるモニューシュコの代表作である歌劇「ハルカ」の直後に作曲された1幕のオペラ。ポーランド最長の川、ヴィスワ川沿いを舞台にしたスタニスワフ・ボグスワフスキのリブレットに、ポーランドの民俗舞曲(クヤヴィアクやクラコヴィアク等)と、イタリアやフランスの音楽からのインスピレーションを含む、壮大でユーモアに満ちた作品。イタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディと手兵エウローパ・ガランテによって、2019年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」で上演された「いかだ乗り」は、前作の「ハルカ」に引き続きピリオド楽器による世界初録音。 | |||
ヴェルディ:歌劇「海賊」
ファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ、ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニックcho. マテウス・ポンペウ、パヴェウ・チホンスキ(T) イローナ・マタラジェ、カレン・ガルデアザバル(S) アレクセイ・ボグダノフ(Br) マテウシュ・スタフラ(B) | |||
録音:2019年8月22日-24日、ポーランド国立歌劇場「テアトロ・ヴィエルキ」、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ|ピリオド楽器による世界初録音。ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルからリリースされる、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテのオペラ録音プロジェクト。ポーランド国民楽派の作曲家、スタニスワフ・モニューシュコの「ハルカ」(NIFCCD-082/083)、「いかだ乗り」(NIFCCD-086)に続く第3弾は、ジュゼッペ・ヴェルディの歌劇「海賊」が登場!ビオンディ&エウローパ・ガランテ、ポドラシェ・オペラはGlossaからもヴェルディの「マクベス」(GCD-923411)をリリースし話題を呼んだが、今回の新たなヴェルディ・オペラでも、その知られざるオペラに掛ける情熱が発揮されることだろう。「海賊」(イル・コルサーロ)は、「マクベス」の翌年の1848年に発表されたヴェルディの初期のオペラの1つ。「運命の力」などヴェルディの他の多くのオペラ同様、フランチェスコ・マリア・ピアーヴェが台本を書いており、あまり知られていないながらも見事な作品である「海賊」を、ビオンディの卓越したエネルギーと音楽性、ピリオド楽器によって初めて録音される優れたサウンドで、新しく発見することだろう。 | |||
モニューシュコ:歌劇「伯爵夫人」(3幕)
ファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ、ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニックcho. カレン・ガルデアザバル、ナタリア・ルビシ、ニコラ・プロクシュ(S) ラファウ・バルトミンスキ、 クリスティアン・アダム(T) マリウシュ・ゴドレフスキ(Br) ヤン・マリティニク(B)他 | |||
録音:2020年8月17日-19日、ポーランド国立歌劇場「テアトロ・ヴィエルキ」、ワルシャワ、ポーランド(音楽部分)/2020年2月7日-8日、3月28日(朗読パート)|『演奏会形式』『ピリオド楽器による世界初スタジオ録音』とアナウンスされている。ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルからリリースされる、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテのオペラ録音プロジェクト。ポーランド国民楽派の作曲家、スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)の「ハルカ」(NIFCCD-082/083)、「いかだ乗り」(NIFCCD-086)、そしてヴェルディの「海賊」(NIFCCD-087/088)に続く第4弾は、再びモニューシュコに戻り、「伯爵夫人」が登場。モニューシュコ自身が初演の直後に「空前の成功を収めた」と出版社に書き送った「伯爵夫人」は、「いかだ乗り」に続いて1860年にワルシャワ大劇場で上演された、ワルシャワにおける2番目のオペラ。モニューシュコがワルシャワを題材にした唯一のオペラでもある。実際、モニューシュコの作品の中で最も興味深く、繊細かつ色彩豊かで、特に注目に値する作品といえるだろう。「伯爵夫人」は特徴的なキャラクターのギャラリーであり、状況に応じたユーモア、華麗なデュエット、魅力的なアリアで溢れている。モニューシュコのオペラからは、彼が優れた作曲家であると同時に優れた観察者でもあり、特に社会問題に敏感であったことが伝わって来る。この作品は、ワルシャワが物質的にも文化的にも豊かな大都市であった一方で、虚栄心や出世主義、外国の流行、そしてわかりやすく言えば、愚かさの巣窟でもあったことを、はっきりと教えてくれる。 | |||
ショパンの時代の音楽〜シューマン シューマン:交響的練習曲 Op.13/ ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.22 |
マルコム・フレージャー(P) | ||
録音:1970年代、宮殿博物館舞踏場、ワンツト(ポーランド)。使用楽器:ウィーンのペーター・ローゼンベルガー、1845年製作。 ショパンが生きた時代の音楽を作曲当時の楽器で演奏する「ショパンの時代の音楽〜レッド・シリーズ」第1弾は、アメリカのピアニストで壮年期に亡くなったフレージャー(1935-1991)によるシューマン。 | |||
ショパンの時代の音楽〜レッセル&ドブジンスキ フランティシェク・レッセル(1780-1838): ピアノ協奏曲 ハ長調 Op.14 イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867): ピアノ協奏曲 変イ長調 Op.2 (1824) |
ハワード・シェリー(P)指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア | ||
録音:2010年8月25日、2009年8月8日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)、ライヴ。使用ピアノ:スタインウェイ。「ショパンの時代の音楽」シリーズの第2弾、イギリスの名匠シェリーがシンフォニア・ヴァルソヴィアを弾き振り。作曲家の父を持ち、ウィーンでハイドンから音楽を学んだレッセルは、古典派のスタイルをベースにロマン派、そして次世代のショパンたちへの橋渡し的役割を担った。ドブジンスキはウィーン古典派とポーランドの民族音楽を合わせた作風を持ち、この協奏曲は同世代のショパンの音楽を彷彿とさせる。 | |||
ショパンの時代の音楽〜ジョン・フィールド(1782-1837):20の夜想曲(夜想曲全集) 〔第1番 変ホ長調/第2番 ハ短調/第3番 変イ長調/第4番 イ長調/第5番 変ロ長調/第6番 ヘ長調/第7番 ハ長調/ 第8番 イ長調/第9番 変ホ長調/第10番 ホ短調/第11番 変ホ長調/第12番 ト長調/第13番 ニ短調/第14番 ハ長調/ 第15番 ハ長調/第16番 ヘ長調/第17番 ホ長調/第18番 ホ長調/変ロ長調(1816-21頃) /ハ長調 トルバドゥール(1832) 〕 エヴァ・ポブウォツカ(P|使用楽器:エラール、1838年製作) | |||
録音:2011年8月8日、2012年5月22日、6月28日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ピリオド楽器使用による世界初録音。ショパンが生きた時代の音楽を、作曲当時の楽器で演奏する「ショパンの時代の音楽」シリーズ。 「夜想曲」(ノクターン)の創始者で、ショパンを始めロマン派の多くの作品に影響を与えたアイルランドの作曲家、ピアニスト、ジョン・フィールド。演奏は1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールで入賞&マズルカ賞受賞、現在は母国ポーランドを代表する女流ピアニストの1人として高い名声を誇るエヴァ・ポブウォツカ。ポブウォツカは1990年代に発売したジョン・フィールドの「夜想曲全集」(当時世界初録音)で「ジョン・フィールド・メダル」を受賞しており、再録音となる。 | |||
NIFCCD-103 廃盤 |
ショパンの時代の音楽〜レッセル&ドブジンスキ イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867): 歌劇「モンバル、または海賊」 Op.30〜序曲(*) /ピアノ協奏曲 変イ長調 Op.2 フランティシェク・レッセル(1780-1838):ピアノ協奏曲 ハ長調 Op.14 ハワード・シェリー(Fp;*以外)指揮(*以外) ミヒャエル・ギュトラー指揮(*) コンチェルト・ケルン | ||
ショパンの時代の音楽 Vol.4 〜ポーランド・ロマン派のピアノ作品集 ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765-1833):ポロネーズ イ短調「祖国への別れ」(*) カロル・クルピンスキ(1785-1857):4つのポロネーズ(#)〔ニ短調/ト短調/ヘ短調/ハ長調〕/マズルカ ニ長調(+) マリア・シマノフスカ(1789-1831):ポロネーズ ヘ短調/夜想曲〔変ロ長調/変イ長調「ささやき」(*) 〕/ ワルツ第3番 ヘ長調(*) /練習曲第1番 ヘ長調(*) /マズルカ第17番 ハ長調(+) ユゼフ・エルスネル(1769-1854):マズルカ風ロンド ハ長調(+) ショパン(1810-1849):マズルカ〔変イ長調 Op.7 No.4a (+) /ヘ短調 Op.68 No.4 (#) 〕 イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):マズルカ イ短調 Op.37 No.2 (+) ユゼフ・クログルスキ(1815-1842):マズルカ ホ短調「ショパン風」(+) カロル・ミクリ(1819-1897):マズルカ ヘ短調 Op.4 (#) カロル・ザウスキ(1834-1919):マズルカ ニ短調 Op.6 No.3 (#) イグナーツ・フリードマン(1882-1948):マズルカ ハ短調 Op.49 No.2 (#) トビアス・コッホ(P) | |||
録音:2014年5月19日-22日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。使用楽器:プレイエル、1848年製(*) & 1854年製(無印) /エラール、 1849年製(#) & 1838年製(+) 。ピリオド鍵盤楽器奏者として近年評価を高めているドイツのトビアス・コッホが NIFC 初登場。ショパンを筆頭に、19世紀ポーランドの名女流奏者でもあったシマノフスカ、ショパンの師エルスネル、ショパンと同門のドブジンスキ、当時のワルシャワ楽壇の中心人物の1人クルピンスキ、そしてショパン後のポーランドが生んだ神童フリードマンなど、ポーランドを代表する音楽家たちの知られざるピアノ作品を集めている。使用楽器も計4台のエラールとプレイエルを引き分けており、注目。 | |||
ショパンの時代の音楽〜ノヴァコフスキ&クログルスキ:ピアノを伴う室内楽作品集 ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800-1865):ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.17 ユゼフ・クログルスキ(1815-1842):ピアノ八重奏曲 ニ短調 Op.6 (*) ネルソン・ゲルナー(P)、レナ・ノイダウアー(Vn) エルジャン・クリバエフ(Vn;*) カタジナ・ブドニク=ガウォンスカ(Va) マルチン・ズドゥニク(Vc) スワヴォミル・ロズラフ(Cb) ヤン・クシェショヴィエツ(Fl;*) ラドスワフ・ソロカ(Cl) | |||
録音:2014年6月17日-18日、22日-23日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。使用ピアノ:スタインウェイ。「ショパンの時代の音楽」シリーズ。 ショパンと同時代のポーランドに生まれ、同じワルシャワ音楽院で学び、作曲家、ピアニスト、教師として活躍した二人の知られざる2人が書いた室内楽作品集。ノヴァコフスキのピアノ五重奏曲は、シューベルトの「ます」同様、コントラバスが加わった五重奏。クログルスキのピアノ八重奏曲は、更にヴァイオリン1つ、フルートとクラリネットが加わり多彩な表情を描く。アルゼンチン出身のネルソン・ゲルナーを中心に、主にポーランド出身の20代-30代の若手有力奏者たちによる演奏。 | |||
ピリオド楽器使用〜グリーグ: ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 (*) /アリエッタ Op.12 No.1 /鐘の音 Op.54 No.6 /小川 Op.62 No.4 /家路 Op.62 No.6 / 郷愁 Op.57 No.6 /詩的な音の絵第4番 イ長調 Op.3 No.4 /海の永遠の動きをあなたは知らない Op.52 No.3 / 夏の夕べ Op.71 No.2 /春に寄す Op.43 No.6 /夏の夕べ Op.71 No.2 /ハリング Op.47 No.4 /バラード ト短調 Op.24 アレクセイ・ズーエフ(P|使用楽器:エラール1849年製&プレイエル1854年頃製) ケネス・モンゴメリー指揮18世紀o.(*) | |||
録音:2014年8月29日(*)、2016年3月18日-19日(*以外)、ワルシャワ、ポーランド。 1982年サンクトペテルブルク生まれで鬼才リュビモフに学び、ロシアン・ピアノ・スクールの次代を担うヴィルトゥオーゾ、アレクセイ・ズーエフと「ブリュッヘン後」を歩み始めた18世紀オーケストラの共演ディスク。2014年「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭での共演が切っ掛けだと言う。 | |||
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867): ピアノ協奏曲 変イ長調 Op.2 (1824) /創作主題による変奏曲 変ロ長調 Op.22 (1833-35) / 2つのマズルカ(ca.1846) /リコルダンツァ ト長調 Op.49 (1846) / モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の主題による幻想曲 (モーツァルトへのオマージュ) Op.59 (1847) フィリップ・ジュジアーノ(P) ハワード・シェリー指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア | |||
録音:2016年6月15日、2017年4月23日、25日、8月18日-19日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド|使用楽器(P):スタインウェイ D, 578221 。近年、亡命した天才ショパンの影で厳しい環境に逆らいながらも創作活動を続け、祖国に音楽文化の礎を築いたポーランドの作曲家たちに注目が集まっている。本アルバムは、ショパンの師エルスネルによって「並外れた才能」と評されたポーランド初期ロマン派の作曲家、イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867)の創作に光を当てた1枚。若き日の「ピアノ協奏曲 変イ長調」はドブジンスキの野心と作曲の才能を証明する力作で、ショパンのコンチェルト同様、先輩にあたるフンメルやモシェレスの影響が認められる。作曲家の生前に演奏された記録はなく、複数の版が存在しているが、ここではハワード・シェリーの編集した版をもとにしている。ショパンの Op.2と同じテーマで、同じくピアノと管弦楽のために書かれた「モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の主題による幻想曲」にも注目。ちなみにエルスネルは管弦楽、合唱、室内楽の分野における和声と対位法の扱いについては、ショパンよりドブジンスキの方に才能を見出していたそう。フィリップ・ジュジアーノは1990年の第12回ショパン国際ピアノ・コンクールに初出場で入賞を果たし、次の1995年第13回大会で見事最高位を受賞した1973年マルセイユ生まれのピアニストで、ピアノをピエール・バルビゼやジャック・ルヴィエに師事。NIFCレーベルではショパンの初期ポロネーズ、ピアノ・ソナタ第1番、「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 Op.2を、モダーンとピリオドの両方で録音している(NIFCCD-216 / NIFCCD-050)。また指揮を務めるハワード・シェリーはピアニスト(弾き振り)としてドブジンスキの「ピアノ協奏曲 変イ長調」をモダーンとピリオドで2度録音しており(NIFCCD-101 / NIFCCD-103)、ロマン派ピアノ協奏曲の録音も数多いため、本作品のエキスパートといって差し支えないだろう。 | |||
ショパンの時代の音楽 ユゼフ・ウワディスワフ・クログルスキ(1815-1842):ピアノ協奏曲第1番 ホ長調(*) フランティシェク・レッセル(1780頃-1838):アダージョとポロネーズ風ロンド 変ホ長調 Op.9 (#) ハワード・シェリー(P|使用楽器:スタインウェイ、 D 578221 )指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア | |||
録音:2018年8月21日-22日(*)、2010年12月2日(#)、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ショパンが生きた時代の音楽を世界に発信する、NIFC(ポーランド国立ショパン研究所)の「ショパンの時代の音楽」シリーズ。HyperionやChandosを含め、ロマン派&古典派の膨大な協奏曲を録音してきた名匠ハワード・シェリーが、ショパンと同時代のポーランドの作曲家、ユゼフ・ウワディスワフ・クログルスキとフランティシェク・レッセルが書いたピアノと管弦楽のための作品を録音(レッセルのピアノ協奏曲はNIFCで録音済(NIFCCD-101、NIFCCD-103) )。ワルシャワ音楽院でカロル・クルピンスキらとともに学んだユゼフ・クログルスキの華麗な書法によるピアノ協奏曲。ウィーンでハイドンに音楽を学んだフランティシェク・レッセルの「アダージョとポロネーズ風ロンド」は、ショパンの「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」の原型とも考えられている作品。 | |||
ジェレンスキ&モーツァルト:ピアノ四重奏曲集 ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.6 モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K.478 パヴェウ・ヴァカレツィ(P|使用楽器:スタインウェイ) ヤクブ・ヤコヴィチ(Vn) カタジナ・ブドニク(Va) マルチン・ズドゥニク(Vc) | |||
録音:2018年4月12日-13日、10月29日-30日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。2010年の第16回ショパン国際コンクールでは、ポーランド人として唯一ファイナルに進んだ1987年トルン出身の天才ピアニスト、パヴェウ・ヴァカレツィを始め、ポーランドの若き有望なアーティストたちによる室内楽アルバム。フンメルが室内楽版にアレンジしたモーツァルトの交響曲第40番とドブジンスキをカップリングしたアルバム(NIFCCD-111)で人気を博した彼らの新たな録音は、クラクフ音楽院の院長を務めるなど教育分野にも大きく貢献したポーランド・ロマン派の作曲家・ピアニスト、ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921)のピアノ四重奏曲と、モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番をカップリング。メンデルスゾーンやシューマンのロマンティシズムに、ポーランドのリズム(マズルカ)やスラヴの要素を併せ持つジェレンスキのピアノ四重奏曲を、次代のポーランド楽壇を担う奏者たちの鮮烈な演奏で。 | |||
モーツァルト(1756-1791)/ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837)編曲: 交響曲第40番 ト短調 K.550(室内楽版)(*) イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 Op.20 (#) パヴェウ・ヴァカレツィ(P;*|使用楽器:スタインウェイ) ウカシュ・ドゥウゴシュ(Fl;*) ヤクブ・ヤコヴィチ(Vn;*/#) アンナ・マリア・スタシキエヴィチ(Vn;#) カタジナ・ブドニク(Va;#) アンジェイ・バウアー(Vc;#) マルチン・ズドゥニク(Vc;#) | |||
録音:2018年3月5日-8日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。2010年の第16回ショパン国際コンクールでは、ポーランド人として唯一ファイナルに進んだ1987年トルン出身の天才ピアニスト、パヴェウ・ヴァカレツィを始め、ポーランドの若き有望なアーティストたちによる室内楽アルバム。注目は、フンメルが「ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロ」の四重奏のために編曲したモーツァルトの交響曲第40番。カップリングのドブジンスキの弦楽五重奏曲は、現在のポーランド国歌としても知られる「ドンブロフスキのマズルカ(ポーランドは未だ滅びず)」のメロディーが使われている作品。 | |||
NIFCCD-112 廃盤 |
スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872):歌曲集
マリウシュ・ゴドレフスキ(Br) ラドスワフ・クレク(P|使用楽器:エラール、1838年製) | ||
スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872):ピアノ作品&トランスクリプション集 ユゼフ・ノヴァコフスキ(1800-1865):モニューシュコの歌劇「ハルカ」による幻想曲 Op.51 スタニスワフ・モニューシュコ: 歌劇「ハルカ」より〔マズルカ 変ホ長調(モニューシュコ編曲)/ポロネーズ ニ長調〕/ ヴィラネッラ〔変ロ長調/変ニ長調〕/ポルカ「春」 ヘ長調/夜想曲 変イ長調/ トライフル〔イ長調/変ロ長調/ハ長調/ト長調〕/マズルカ ニ長調/スピナー(ニコライ・フォン・ヴィルム編曲)/ アルエット Op.2(オイゲン・デ・ヴェスト編曲)/ポロネーズ 変ホ長調/ポルカ「ダニエル」 イ長調/ ワルツ 変ホ短調/ザシアのドゥムカ(歌劇「いかだ乗り」より/ウワディスワフ・クログルスキ編曲)/ コサック(ヴィルヘルム・クリューガー編曲/コサックによるトランスクリプション・ファンタジー Op.123)/ ドゥムカ ニ短調「眠らない、食べない」(ミハウ・マリアン・ビェルナツキ編曲)/ ドゥムカ(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキによるパラフレーズ)/花(ベルンハルト・ヴォルフ編曲)/ 君よ知るや南の国(ヘンリク・メルツェル=シュチャヴィニスキ編曲)/ 夜の歌 Op.64(マウリツィ・ディートリヒ編曲)/マズルカ イ短調(歌劇「幽霊屋敷」より/モニューシュコ編曲) シプリアン・カツァリス(P|使用楽器:ベヒシュタイン D.282 ) | |||
録音:2019年3月11日-14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。超絶技巧を司るピアノの魔術師シプリアン・カツァリスの新録音が、なんとポーランド国立ショパン研究所(NIFC)から登場!NIFCの副所長であり「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」の芸術監督を務めるスタニスワフ・レシュチンスキがカツァリスの演奏に惚れ込み、2019年5月5日のスタニスワフ・モニューシュコ生誕200周年記念コンサートを依頼し、偶然にも同じ誕生日(5月5日)であったカツァリスが快諾、そのコンサートに先駆けて録音されたのがこのアルバム。「ポーランド・オペラの父」と呼ばれたモニューシュコは、多くのオペラ、オペレッタ、ミサ曲、歌曲を書いているが、ピアノ作品は限られており、ここではモニューシュコのわずかなピアノ小品と、作曲者自身が編曲した2つの名オペラ(「ハルカ」、「幽霊屋敷」)からのマズルカ、そして様々な作曲家が残した、オペラ、歌曲からのピアノ・トランスクリプションを収録。モニューシュコの素晴らしいこれらの作品(特にコサック、ドゥムカ、夜想曲)は、「もし世界中のアンコールで演奏されれば、国際的にヒットし、この偉大なポーランドの天才の名を広める助けになる」とカツァリスが称賛している。 | |||
カルウォヴィチ&モニューシュコ:歌曲集 ミチェスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909): 歌曲集 Op.1 より Nos.1-2, 4-6 /歌曲集 Op.3 /カエデの木によって/秋の風が木々を剥ぎ取る/ 時々寝ぼけて夢を見る/おお信じない/新たな春とともに/私のもっとも美しい歌 Op.4 スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872): 2つの夜明け/野生のバラ/スピンストレス/クラクフの息子/土地を知っているか ピョートル・ベチャワ(T) ヘルムート・ドイチュ(P) | |||
録音:2018年10月24日-26日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。2018年の国際オペラ賞(International Opera Awards)を受賞(男声歌手部門)し、シカゴ、ニューヨーク、ベルリン、バルセロナ、ウィーン、チューリヒ等世界の主要なオペラハウスで活躍するポーランドを代表する名テノール、ピョートル(ピオトル)・ベチャワが歌う19世紀ポーランド、カルウォヴィチとモニューシュコの歌曲集。現代オペラのもっとも優れた歌手の一人であるベチャワとウィーンの名歌曲伴奏者ヘルムート・ドイチュが弾くスタインウェイの音色、そしてポーランド国立ショパン研究所とポーランド国立オペラのコラボレーションによって、近年高まるカルウォヴィチとモニューシュコの再評価を進める。 | |||
NIFCCD-115 廃盤 |
ゴウォンベク:交響曲集&クルピンスキ:クラリネット協奏曲 カロル・クルピンスキ(1785-1857):クラリネット協奏曲 変ロ長調(*) ヤクブ・ゴウォンベク(1739頃-1789):交響曲集〔ハ長調/交響曲/ニ長調 第2番/変ロ長調/ニ長調 第1番(1773) 〕/ 管楽アンサンブルのためのパルティータ ハ長調(1770) ロレンツォ・コッポラ(ピリオドCl;*)指揮 {oh!} オルキェストラ・ヒストリチナ | ||
モニューシュコ:歌曲集 Vol.2 渡り鳥1/歌「低地で、高地で」/元気なお嬢さん/若者と少女/クラコヴィアクは決してない/土地を知っているか/ 私の魅惑の人( D. D.へ)/会話1/魔術/魅了/バーシアへ/悪天候/村長/イヴトの王/民間治療師の占い/私の富/ 何のためにため息をつくの?/ニダ川には/哀歌第3番/お母さん、あなたはもういない/太陽の歌/出発/幸福/ サヴォアの歌/村のハーディー・ガーディー・マン4/ハーディー・ガーディー・マン/軍歌/ビーズ マリウシュ・ゴドレフスキ(Br) ラドスワフ・クレク(P|使用楽器:エラール、1849 ) | |||
録音:2020年6月1日-5日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ポーランド、ワルシャワ。生誕200周年を迎えた2019年にNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)から様々な記念リリースが行われ、再発見・再評価の道を辿るスタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)。アニヴァーサリー・イヤーが過ぎてからも主要なオペラをヒストリカル楽器で初録音するなどカタログの充実が進むNIFCから、モニューシュコの新たな歌曲集も登場。前作(NIFCCD-112)に引き続き、ポーランド国内外の多くのオペラ・シーンで活躍し、ドイツ・リート、イギリス・バロックなどもレパートリーとするポーランド有数のバリトン歌手、マリウシュ・ゴドレフスキが歌い、1849年製のエラール・ピアノで当時のサウンドを再現する。モニューシュコの歌曲は、16世紀末ポーランドの詩人ヤン・コハノフスキから、20世紀の変わり目におこった新文学芸術運動「若きポーランド」の先駆けであるアダム・アスニクまで、3世紀にわたる多様な詩をテキストに用い、多彩なスタイルで作曲されている。 | |||
ポーランド・ロマン派のギター スタニスワフ・シュチェパノフスキ(1811?-1877)/マターニャ・オフィー復元:涙 - 感情的な小品 ショパン/ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィチ編曲:4つのマズルカ Op.6 /4つのマズルカ Op.7 ヤン・ネポムツェン・ボブロヴィチ(1805-1881): ウクライナの歌の主題にる変奏曲 Op.7 /気晴らし- 華麗で易しいロンドー/ モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「お手をどうぞ」の主題による大変奏曲 Op.6 フェリックス・ホレツキ(1796-1870):幻想曲 Op.40 マレク・ソコウォフスキ(1818-1883)/アーベル・ナジトーティ=トート編集:ポスト - 音楽のイメージ ソコウォフスキ/ナジトーティ=トート編集:練習曲 ニ長調 シュチェパノフスキ/マターニャ・オフィー編集: 序奏とポーランド国家「ポーランドは未だ滅びず」による華麗なる変奏曲 マテウシュ・コヴァルスキ(G|使用楽器:使用楽器: Karl-Heinz Roemmich, 2015 ) | |||
録音:2020年9月11日-14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。 NIFCからなんとギターのアルバムが登場!ショパンのマズルカのギター版に、ショパンと同世代のポーランドの作曲家たちの小品、「お手をどうぞ(ラ・チ・ダレム)による変奏曲」、「ドンブロフスキのマズルカ(ポーランド国家「ポーランドは未だ滅びず」)による変奏曲」を組み合わせた、ポーランド・ロマン派のギター作品集。英国ヴィクトリア女王のために演奏したという"ギターの王"スタニスワフ・シュチェパノフスキ、"ギターのバビロン"の名を冠されたマレク・ソコウォフスキ、そしてフェレンツ・リストによって"ギターのショパン"と称されたヤン・ネポムツェン・ボブロヴィチなど、いずれも偉大なギターの名手でもあったポーランドの作曲家たちの作品によって、「ポーランドとギター」というあまり馴染みのないイメージが深く結びつきる。ショパンの編曲もすべてボブロヴィチの手によるもので、同時代に編曲・演奏されていたギター・トランスクリプション。演奏は、ショパン音楽大学を首席で卒業し、23歳でウィーン楽友協会と上海大劇院でデビュー、2019年にEuroStrings国際ギター・コンクール(欧州各地のコンクール覇者による大会)で優勝したポーランドの若きヴィルトゥオーゾ・ギタリスト、マテウシュ・コヴァルスキ。現代のクラシック・ギター・ファンのみならず、ショパン愛好家、ポーランド音楽愛好家にとっても注目すべき重要なアルバムとなることだろう。 | |||
アダム・ヤジェンプスキ(1590頃-1649): 2声、3声または4声と通奏低音のためのカンツォーナとコンチェルト集(1627) ルーシー・ファン・ダール(Vn1/芸術監督) マリネッテ・トロースト(Vn2) ヤネケ・グイタルト(Vn3) ブルース・ディッキー(ツィンク) シャルル・トゥト(Tb) アルベルト・グラッツィ(Fg) リヒテ・ファン・デル・メール(ヴィオラ・ダ・ガンバ1) ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ2) ティティア・デ・ズヴァールト(ヴィオラ・ダ・ガンバ3) フィオラ・デ・ホーフ(Vc) マイケル・フェントロス(テオルボ) アントニー・ウッドロウ(ヴィオローネ) ジャック・オッホ(クラヴィCemb/Org) | |||
録音:1993年10月18日-25日、ポーランド放送コンサート・スタジオ S-1 、ワルシャワ、ポーランド|初発売時点における、ピリオド楽器による世界初録音|初出・旧品番: KOS Records Warsaw, CD S1–005/6 K [(P) 1996?] 〔当店未案内|廃盤、入手不能〕。グスタフ・レオンハルトフランス・ブリュッヘントン・コープマンらオランダの巨匠たちと幅広く協力しフランス・ブリュッヘンと共同で18世紀オーケストラを創設するなど古楽界の発展に寄与し、アムステルダム音楽院やハーグ王立音楽院で多くの後進を育成してきたオランダを代表するバロック・ヴァイオリニスト、ルーシー・ファン・ダール。NIFC(ポーランド国立ショパン研究所)の自主レーベルから、ポーランド放送の音源として残されていたルーシー・ファン・ダールの1993年の貴重な録音がリリース! ポーランド国王ジグムント3世の宮廷で重用されたポーランド初期バロックの作曲家&ヴァイオリニスト、アダム・ヤジェンプスキ(1590頃-1649)の「カンツォーナとコンチェルト集」は、ヴァイオリン、管楽器、ヴィオラ・ダ・ガンバの中からの様々な組み合わせによる2声〜4声までと通奏低音で演奏される器楽曲集。ポーランド・バロック最古のコレクションとも言われるヤジェンプスキの作品を、ルーシー・ファン・ダールを筆頭にアメリカの名コルネット(ツィンク)奏者ブルース・ディッキーなど、当時の歴史的演奏のエリートたちが、初めてピリオド楽器を用いてレコーディングし、その後のマイルストーンとなった名録音。 | |||
タチアナ・シェバノワの芸術〜ショパン:ピアノ作品全集 (マズルカ「ノートル・タン」など、いくつかの小品、室内楽作品、歌曲を除く|独奏曲CD約5枚分を除き、初出音源) CD1-2: 若き日の作品(1817-30) ポロネーズ〔(第11番) ト短調 [WN2] (1817) /(第12番) 変ホ長調 [WN1] (1817) / (第13番) 変イ長調 [WN3] (1818) /(第14番) 嬰ト短調 [WN5] (1824) (*) 〕/ ドイツ民謡「スイスの少年」の主題による変奏曲 ホ長調 [WN4] (1824) (*) /ロンド ハ短調 Op.1 (1825) / マズルカ〔第53番 ト長調 [WN8] (1825-26) /変イ長調 BI 7 (第8番 Op.7 No.4 第1稿) (1824) 〕/ ワルツ(第16番) 変イ長調 [WN28] (1827-30) /マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5 (1826以前) (*) / 3つのエコセーズ Op.72 No.3 [WN13] (1826?-30?) (*) / マズルカ〔(第47番)イ短調 Op.68 No.2 [WN14] (1826-27) /第52番 変ロ長調 [WN7] (1825-26) 〕/ ポロネーズ(第8番) ニ短調 Op.71 No.1 [WN11] (1827?) /葬送行進曲 ハ短調 Op.72 No.2 [WN9] (1826) / ポロネーズ(第15番) ロ短調 [WN10] (1826) (*) /夜想曲(第19番) ホ短調 Op.72 No.1 [WN23] (1827-30) / ソナタ(第1番) ハ短調 Op.4 (1827-28) / ポロネーズ〔(第10番) ヘ短調 Op.71 No.3 [WN12] (1829) (*) /(第9番) 変ロ長調 Op.71 No.2 [WN17] (1828) 〕/ マズルカ〔(第48番) ヘ長調 Op.68 No.3 [WN25] (1829-30) /第55番 ニ長調 Op.posth (1829) (*) / ワルツ(第10番) ハ短調 Op.69 No.2 [WN19] (1829) (*) /ポロネーズ(第16番) 変ト長調 [WN35] (1830) (*) / ワルツ(第13番) 変ニ長調 Op.70 No.3 [WN20] (1829) (*) / マズルカ(第46番) ハ長調 Op.68 No.1 [WN24] (1830以前) (*) /変奏曲「パガニーニの思い出」 イ長調 [WN16] (1829) (*) CD3: パリとワルシャワの間で(1829-31) レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ(夜想曲第20番) 嬰ハ短調 [WN37] (1830) / ワルツ〔(第15番) ホ長調 [WN18] (1829) /(第14番) ホ短調 [WN29] (1830?) (*) 〕/ 4つのマズルカ(第1番−第4番) Op.6 (1830-31) /ワルツ(第17番) 変ホ長調 (1830?) (*) / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (1830-36) / 4つのマズルカ(第5番−第8番) Op.7 (1830-31) /マズルカ(第9番) ハ長調 Op.6 No.5 (旧・ Op.7 No.5) (1830-31) / 3つの夜想曲(第1番−第3番) Op.9 (1830-31) /マズルカ 嬰ヘ長調 〜アレグレット [WN36] (1829-31) (*) / スケルツォ(第1番) ロ短調 Op.20 (1831, 最終稿1834) CD4-6: パリにて(1831-37) バラード(第1番) ト短調 Op.23 (1831-33) /12の練習曲集 Op.10 (1829-32) (*) / 4つのマズルカ(第1番−第13番) Op.17 (1832-33) /マズルカ第56番 変ロ長調 [WN41] (1832) / ワルツ(第11番) 変ト長調 Op.70 No.1 〔注:"Op.71 No.1" と誤記〕 [WN42] (1832) (*) / 3つの夜想曲(第4番−第6番) Op.15 (1830-33) 〔 Op.15 No.3 のみ (*) 〕/ 4つのマズルカ(第14番−第17番) Op.24 (1834-35?) / エロルドの「リュドヴィク」の主題による華麗な変奏曲 Op.12 (1833) (*) / マズルカ〔(第44番) ハ長調 Op.67 No.3 [WN48] (1835) /(第42番) ト長調 Op.67 No.1 [WN26] (1835?) / 第57番 ハ長調 Op.posth (1825-33?) (*) 〕/ ボレロ イ短調 Op.19 (1833) /マズルカ第58番 変イ長調「シマノフスカ」 [WN45] (1834) (*) / 前奏曲(第26番) 変イ長調(プレスト) [WN44] (1834) (*) / ワルツ(第9番) 変イ長調 Op.69 No.1 [WN47] (1835以前) (*) /幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 [WN46] (1834頃) / 2つのポロネーズ(第1番/第2番) Op.26 (1831-36?)〔第1番 Op.26 No.1 (*) /第2番 Op.26 No.2 〕/ 12の練習曲集 Op.25 (1837以前) (*) /4つのマズルカ(第18番−第21番) Op.30 (1835-37) 〔 Op.30 No.3 のみ (*) 〕/ 2つの夜想曲(第9番/第10番) Op.32 (1835-37) /即興曲(第1番) 変イ長調 Op.29 (1837) / スケルツォ(第2番) ロ短調 Op.31 (1835-37) /夜想曲(第8番) 変ニ長調 Op.27 No.2 (1833-36?) CD7: パリ、マジョルカ島にて(1837-39) ワルツ〔(第4番) ヘ長調 Op.34 No.3 (1838以前) (*) /(第2番) 変イ長調 Op.34 No.1 (1838以前) (*) / 4つのマズルカ(第22番−第25番) Op.33 (1836-38) /2つのポロネーズ(第3番/第4番) Op.40 (1838-39) / 24の前奏曲集 Op.28 (1831?-39?) (*) CD8: マジョルカ島、ノアンにて(1838-39) バラード(第2番) ヘ長調 Op.38 (1839) /4つのマズルカ(第26番−第29番) Op.41 (1838-39) / スケルツォ(第3番) 嬰ハ短調 Op.39 (1839) /即興曲(第2番) 嬰ヘ長調 Op.36 (1839) / 2つの夜想曲(第11番/第12番) Op.37 (1839) /夜想曲(第21番) ハ短調 [WN62] (1837-38) / ソナタ(第2番) ハ短調 Op.35 (1839?) (*) CD9: パリ、ノアンにて(1840-41) 2つの夜想曲(第13番/第14番) Op.48 (1841) /前奏曲(第25番) 嬰ハ短調 Op.45 (1841) (*) / ポロネーズ(第5番) 嬰ヘ短調 Op.44 (1841) /マズルカ(第51番) イ短調 Db Op.42A (1839-40) (*) / フーガ イ短調(1827 or 1841) (*) /春 [WN52a] (1838) (*) / ワルツ〔(第3番)イ短調 Op.34 No.2 (1831) (*) /(第5番)変イ長調 Op.42 (1839-40) (*) / (第12番)ヘ短調 Op.70 No.2 [WN55] (1841) (*) 〕/ タランテラ 変イ長調 Op.43 (1841) /幻想曲 ヘ短調 Op.49 (1841) /バラード(第4番) 変イ長調 Op.47 (1841) CD10-12: 晩年の作品(1833-49) 演奏会用アレグロ イ長調 Op.46 (1832-41) /ベッリーニの歌劇「清教徒」の主題よる変奏曲 ホ長調 Db Op.29 (1837-38) (*) / スケルツォ(第4番) ホ長調 Op.54 (1842) /3つのマズルカ(第30番−第32番) Op.50 (1842) / 即興曲(第3番) 変ト長調 Op.51 (1842) /ワルツ(第1番) 変ホ長調 Op.18 (1833) (*) / バラード(第4番) ヘ短調 Op.52 (1842) /ポロネーズ(第6番) 変イ長調 Op.53 (1842) / 夜想曲(第7番) 嬰ハ短調 Op.27 No.1 (1833-36) /モデラート ホ長調「アルバムの一葉」 [WN56] (1843) (*) / 3つのマズルカ(第33番−第35番) Op.56 (1843) 〔 Op.56 Nos.1-2 のみ (*) 〕/ 2つの夜想曲(第15番/第16番) Op.55 (1843) /ソナタ(第3番) ロ短調 Op.58 (1844) / 子守歌 変ニ長調 Op.57 (1844?) (*) /3つのマズルカ(第36番−第38番) Op.59 (1845) /舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 (1846) (*) / ポロネーズ(第7番) 変イ長調 Op.61 「幻想」(1845-46) /2つの夜想曲(第17番/第18番) Op.62 (1845-46) / 3つのマズルカ(第39番−第41番) Op.63 (1846) 〔 Op.63 Nos.1-3 のみ (*) 〕/ ギャロップ・マルキ 変イ長調 WN59 (1846-47) (*) /3つのワルツ(第6番−第8番) Op.64 (1840-47) / マズルカ〔(第45番) イ短調 Op.67 No.4 (1846-47) /(第43番) ト短調 Op.67 No.2 (1848-49) 〕/ ラルゴ 変ホ長調 (1847) (*) /マズルカ(第49番) ヘ短調 Op.68 No.4 (1849) CD13-14: オーケストラを伴う作品集(#) ポーランド民謡による大幻想曲 イ長調 Op.13 (1829) / モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「ラ・チ・ダレム・ラ・マノ」による変奏曲 変ロ長調 Op.2 (1827-28) / ロンド・ア・ラ・クラコヴィアク ヘ長調 Op.14 (1828) / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (1834/1830-36頃) / ピアノ協奏曲全集〔第2番 ヘ短調 Op.21 (1829-30) /第1番 ホ短調 Op.11 (1830) 〕 タチアナ・シェバノワ(P|使用楽器エラール、1849年製) フランス・ブリュッヘン指揮18世紀o.(#) | |||
録音:2007年-2010年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(無印/*) /2009年-2010年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ&ポーランド国立歌劇場「テアトロ・ヴィエルキ」(#)、すべてワルシャワ、ポーランド| (*以外):おそらく初出音源|既出単売:NIFCCD-005, 007, 017. 018, 021 〔各分売〕(*) 、ただし既出音源のうち、 NIFCCD-017 に収録されていた夫と息子参加の4手&2台ピアノ作品2曲、NIFCCD-018 に含まれていたロンド ハ長調 Op.73, WN.15 (初稿独奏版)の計3曲は当セットから除外されている。1980年に開催された第10回ショパン国際ピアノ・コンクールではダン・タイ・ソンに続く第2位に輝くと同時に2つの特別賞(ポロネーズ賞、協奏曲賞)を受賞し、一挙にその名を世界へと広めたロシア出身の名女流タチアナ・シェバノワ。モスクワ音楽院でロシアン・ピアノ・スクールの名ピアニストにして名教師ヴィクトル・メルジャーノフに師事し、ショパン・コンクール入賞後にはポーランド国籍を取得して主な活躍の場を「ショパンの祖国」へと移して世界有数のショパン弾きとして国際的な活躍を展開したシェバノワが、病を得て2011年3月1日に惜しくも58歳という若さでこの世を去ってから2021年で早くも10年を迎えた。この没後10周年という節目の年にシェバノワの生前の多大な功績を称えるため、ポーランド、ワルシャワの国立フリデリク・ショパン研究所(NIFC)のプロジェクトとして2007年から2010年にかけてレコ―ディングが行われた、1849年製のエラールのピリオド・ピアノによる「ショパンのピアノ独奏作品&協奏的作品集」が14枚組のボックスで登場する。国立フリデリク・ショパン研究所(NIFC)が所蔵している数多くの「ショパンの時代」に製作された貴重なピリオド・ピアノの中から1849年製のエラールを好んで弾き続けたシェバノワ。このエラールとの運命的な出会いを果たしたシェバノワは新たな情熱と使命感を得て、その人生の最後の数年間を自身が最も愛した作曲家に捧げた。いくつかの小品や室内楽作品、歌曲を除き、ショパンの主要なピアノ作品が歴史的な楽器(ピリオド・ピアノ)と1人のピアニストによって録音された初めての快挙であると同時に、稀代のショパン弾きであったタチアナ・シェバノワがその晩年にたどり着いたショパンの解釈の結論であり、その録音芸術のクライマックスの記録でもある今回の録音集成。同じく今は亡き巨匠フランス・ブリュッヘンが指揮する18世紀オーケストラの共演を含め、シェバノワが晩年に遺した素晴らしき功績が輝きを放つ。 #レーベル在庫僅少&再プレス未定。入手できない場合はご容赦ください。 | |||
レッセル、シューマン、ショパン:室内楽作品集 フランティシェク・レッセル(1780頃-1838): ピアノ、クラリネットとホルンのための大三重奏曲 変ホ長調 Op.4 (1806頃) シューマン(1810-1856):クラリネットとピアノのための幻想小曲集 Op.73 (1849) ショパン(1810-1849)/ロレンツォ・コッポラ編曲: クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲 ト短調 Op.8 (1828 or 1829) アンサンブル・ディアローギ [クリスティーナ・エスクラペス(P|使用楽器:ブッフホルツ、1825頃-26モデル&グラーフ、1819頃モデル) ロレンツォ・コッポラ(Cl) クリスティン・フォン・デア・ゴルツ(Vc) バルト・アールベイト(Hr)] | |||
録音:2020年8月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベル「NIFC」による「ショパンの時代の音楽」シリーズから、「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭2020」で行われた、アンサンブル・ディアローギのアルバムが登場。アンサンブル・ディアローギは、創設者の一人であるフォルテピアノ奏者のクリスティーナ・エスクラペスと、フライブルク・バロックo. やラ・プティット・バンドなどの世界の主要なバロックo. と共演しているロレンツォ・コッポラ、1991年から2004年までフライブルク・バロックo. のメンバーであったクリスティン・フォン・デア・ゴルツ、そしてフライブルク・バロックo. の首席ホルン奏者のバルト・アールベイトといった凄腕揃いのアンサンブル。2019年には一部メンバーは違うが、来日公演も行っており非常に話題となった。このアルバムでは、ハイドンに師事したポーランドの作曲家フランティシェク・レッセルと、シューマンとショパンの作品を、古楽アンサンブルとは思えないほど表情豊かに演奏している。名手たちが集ったアンサンブル・ディアローギの圧巻の演奏をお楽しみ頂きたい。 | |||
NIFCCD-200 廃盤 |
ショパン: ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21(*)/ ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11(#) |
ヤン・リシエツキ(P) ハワード・シェリー指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア | |
ショパン:ピアノと管弦楽のための作品集 モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 変ロ長調 Op.2 / ポーランドの歌による幻想曲 イ長調 Op.13 /ロンド・クラコヴィアク ヘ長調 Op.14 / アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズ 変ホ長調 Op.22 ピオトル・アレクセヴィチ(P|使用楽器:スタインウェイ D, 578221 ) ハワード・シェリー指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア | |||
録音:2019年11月25日-28日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド。2000年生まれのポーランドの若き才能、ピオトル・アレクセヴィチと、ハワード・シェリー率いるシンフォニア・ヴァルソヴィアによる、ショパンのピアノと管弦楽のための作品集!有望な若いアーティストを紹介するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)自主レーベルの「デビュー/ヤング・タレント」シリーズより2019年にリリースされたデビュー・アルバム(NIFCCD-704ショパンやリスト、ラヴェルの作品を収録)でも名演を聞かせたアレクセヴィチは、ダン・タイ・ソン、ジャック・ルヴィエ、ドミトリー・アレクセーエフらのマスター・クラスを受け、フランスの権威あるガニー国際ピアノ・コンクール2017でグランプリと聴衆賞を獲得した逸材。そのほかポーランドのグダンスクで行われたナショナル・ショパン・ピアノ・コンクール2017で第1位と協奏曲賞、ポーランドのサノクで行われた第8回国際ピアノ・フォーラムで「ゴールデン・パルナッソス2018賞」なども受賞し、2018年と2019年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」にも出演しているという、ポーランドの若い世代のもっとも才能あるピアニストの一人。 | |||
NIFCCD-202 廃盤 |
モダーン楽器使用、ダン・タイ・ソン〜ショパン:夜想曲集(14曲)
ダン・タイ・ソン(P) | ||
ショパン:マズルカ全集(全55曲) 〔変ロ長調 WN.7 /ト長調 WN.8 /イ短調 WN.14 /ハ長調 WN.24 /ヘ長調 WN.25 /ト長調 WN.26 /変ロ長調 WN.41 / Ops.6, 7, 17 /変イ長調 WN.45 /ハ長調 WN.48 / Ops.24, 30, 33, 41 /イ短調 Db Op.42A / イ短調 Db Op.42B「ノートル・タン」/Ops.50, 56, 59, 63 /イ短調 WN.60 /ト短調 WN.64 /ヘ短調 WN.65 〕 ドミトリー・アレクセーエフ(P|使用楽器:スタインウェイ、D.578221 ) | |||
録音:2013年4月21日-24日、7月22日-25日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。1947年モスクワ生まれで、2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで審査員を務める予定の世界的ピアニスト、ドミトリー・アレクセーエフによるマズルカ全集が登場。ナショナル・エディション(エキエル版)に基づく分類&作曲年代順に収録。 | |||
NIFCCD-206 廃盤 |
ハラシェヴィチ、2010年録音〜ショパン: ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 /夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15 No.2 / 夜想曲第17番 ロ長調 Op.62 No.1 /ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44/ 夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27 No.2 /バラード第3番 変イ長調 Op.47 / 夜想曲第3番 ロ長調 Op.9 No.3 /スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 アダム・ハラシェヴィチ(P) | ||
NIFCCD-207 廃盤 |
ショパン: スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20 /前奏曲第25番 嬰ハ短調 Op.45 /即興曲第1番 変イ長調 Op.29 / バラード第3番 変イ長調 Op.47 /ワルツ第12番 ヘ短調 Op.70 No.2 /ワルツ第10番 ロ短調 Op.69 No.2 / ワルツ 変イ長調 WN28 /ワルツ イ短調 WN63 /ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」/ ワルツ第8番 変イ長調 Op.64 No.3 /ワルツ第3番 イ短調 Op.34 No.2「華麗なる円舞曲」/ ワルツ第9番 変イ長調 Op.69 No.1「告別」/バラード第2番 ヘ長調 Op.38 /スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 エヴァ・ポブウォツカ(P) | ||
NIFCCD-208/209 (2CD) 廃盤 |
ハラシェヴィチ〜ショパン:マズルカ全集(全58曲)
アダム・ハラシェヴィチ(P) | ||
ショパン: トマス・ムーアの民謡の主題による変奏曲 ニ長調 WN.6 (4手連弾)/ マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲 ホ長調(4手連弾)/ ロンド ハ長調 Op.73(2台ピアノ)/4つのマズルカ Op.17 (*) / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (*) ディーナ・ヨッフェ(P) ダニエル・ワイマン(P;*以外) | |||
録音:2010年5月21日-25日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。使用楽器:スタインウェイ。前作「リアル・ショパン」(NIFCCD-024)で歴史的ピアノ(エラール1849年製&プレイエル1848年製)を使用したディーナ・ヨッフェ&ダニエル・ワイマン母子による第2弾は、モダーン・ピアノを使用、さらにヨッフェのソロ曲も収録。 | |||
ヴォイチェフ・シヴィタワ〜ショパン:4つのバラード〔モダーン楽器使用〕 バラード〔第2番 ヘ長調 Op.38 /第3番 変イ長調 Op.47 /第1番 ト短調 Op.23 /第4番 ヘ短調 Op.52 〕/ 夜想曲第13番 ハ短調 Op.48 No.1 /夜想曲第14番 嬰ヘ短調 Op.48 No.2 /スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 ヴォイチェフ・シヴィタワ(Fp) | |||
録音:2011年2月7日-10日、5月30日-31日、ポーランド放送、ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサート・ホール(ワルシャワ)。 使用楽器:スタインウェイ。ピリオド楽器使用: NIFCCD-026。イタリア・バルドリーノ国際ピアノ・コンクールで第1位、ロン=ティボー国際コンクールで第2位&聴衆賞を獲得し、第12回ショパン国際ピアノ・コンクールではポロネーズ賞に輝いたポーランド次代のショパン弾き、ヴォイチェフ・シヴィタワ(1967-)が全く同一曲目をピリオド楽器とモダーン楽器で弾き分けた2アルバムが登場。 | |||
NIFCCD-212 廃盤 |
パレチニ〜ショパン:4つのスケルツォ スケルツォ〔第1番 ロ短調 Op.20 /第2番 変ロ短調 Op.31 /第3番 嬰ハ短調 Op.39 /第4番 ホ長調 Op.54 〕/ 前奏曲〔第6番 ロ短調 Op.28 No.6 /第15番 変ニ長調 Op.28 No.15「雨だれ」/幻想曲 ヘ短調 Op.49 / 夜想曲〔第14番 嬰ヘ短調 Op.48 No.2 /第20番 嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」〕 ピオトル・パレチニ(P|使用楽器:スタインウェイ) | ||
NIFCCD-213 廃盤 |
アントルモン〜ショパン:4つのバラード バラード〔第1番 ト短調 Op.23 /第2番 ヘ長調 Op.38 /第3番 変イ長調 Op.47 /第4番 ヘ短調 Op.52 〕/ 即興曲〔第1番 変イ長調 Op.29 /第2番 嬰ヘ長調 Op.36 /第3番 変ト長調 Op.51 〕/3つのエコセーズ Op.72 No.3 フィリップ・アントルモン(P|使用楽器:スタインウェイ) | ||
アンジェイ・ヤシンスキ モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 /幻想曲 ニ短調 K.397 ショパン:マズルカ〔第15番 ハ長調 Op.24 No.2 /第17番 変ロ短調 Op.24 No.4 〕/ 練習曲第13番 変イ長調 Op.25 No.1「エオリアン・ハープ」/ ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 Op.26 No.1 アンジェイ・ヤシンスキ(P|使用楽器:スタインウェイ) | |||
録音:2014年10月18日、20日-21日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。クリスティアン・ツィマーマン、クシシュトフ・ヤブウォンスキらを輩出、ショパン国際ピアノ・コンクールで第14回から第16回まで審査委員長を務めたポーランド・ピアノ界の重鎮、アンジェイ・ヤシンスキ(1936-)の新録音。 | |||
ヤブウォンスキ〜ショパン:練習曲集 〔 12の練習曲 Op.10 /12の練習曲 Op.25 〕 |
クシシュトフ・ ヤブウォンスキ(P) | ||
録音:2015年5月6日-8日、10日、6月9日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。使用楽器:スタインウェイ。ヤブウォンスキはポーランドに生まれ、カトヴィツェ音楽院でアンジェイ・ヤシンスキに師事。1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクール(ブーニンが1位、ルイサダが5位の年)で第3位入賞、その後もミラノ、モンツァ、ダブリン、ニューヨーク、カルガリーなどの各国際コンクールで入賞。2016年現在ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学で教鞭をとり、ショパン・コンクールの審査員も務めるポーランドを代表するショパン弾きの一人。 | |||
NIFCCD-216 廃盤 |
ショパン: ポロネーズ〔ト短調 WN.2 /変ロ長調 WN.1 /変イ長調 WN.3 / 嬰ト短調 WN.5 /変ロ短調「別れ」 WN.10 /変ト長調 WN.35 〕/ ピアノ・ソナタ第1番 ハ短調 Op.4 / モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲 変ロ長調 Op.2 フィリップ・ジュジアーノ(P) | ||
カタジナ・ポポヴァ=ズィドロン〜ショパン: 24の前奏曲集 Op.28 / ポロネーズ〔第1番 嬰ハ短調 Op.26 No.1 / 第2番 変ホ短調 Op.26 No.2 〕 |
カタジナ・ポポヴァ=ズィドロン (P|使用楽器:スタインウェイ) | ||
録音:2014年9月13日-15日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール。ブルガリア出身で第9回ショパン国際ピアノ・コンクール入賞〔ファイナリスト/順位無し〕、2015年現在はポーランドを中心に活躍し、同年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで審査委員長を務めたポポヴァ=ズィドロンのショパン・アルバム。教師としても、既に国際的に活躍しているラファウ・ブレハッチ、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(2010)唯一のポーランド人ファイナリストとなったパヴェウ・ヴァカレツィらを輩出している。 | |||
ショパン: ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 /3つの新練習曲/ ポロネーズ第4番 ハ短調 Op.40 No.2 /夜想曲第6番 ト短調 Op.15 No.3 /ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 ディナーラ・クリントン(P) | |||
録音:2016年8月12日-14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。使用楽器:スタインウェイ。 2007年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール、2013年のパデレフスキ国際ピアノ・コンクールなど多くの世界的ピアノ・コンクールで上位入賞を果たし、2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでもそのスケールの大きな演奏で聴衆を沸かせたウクライナ生まれの才女ディナーラ・クリントン。モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼにピアノを師事した後、イギリスへと渡り英国王立音楽大学で研鑽を積んだディナーラ・クリントンのNIFCでの初のショパン・レコーディングは、ピアノ・ソナタ第2番をメインとしたプログラム。ロシアン・ピアニズムと西欧のスタイルの両方を備え持つディナーラ・クリントン・その演奏からは、本格的な飛躍の予感が漂う。 | |||
オールソン・プレイズ・スタインウェイ 〔オールソン・プレイズ・エラール 1849 (NIFCCD-049) と同一曲目&同月録音〕〜ショパン: 夜想曲第4番 ヘ長調 Op.15 No.1 /スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54 /夜想曲第15番 ヘ短調 Op.55 No.1 / 夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 /マズルカ第7番 ヘ短調 Op.7 No.3 /マズルカ第17番 変ロ短調 Op.24 No.4 / マズルカ第37番 変イ長調 Op.59 No.2 /マズルカ第21番 嬰ハ短調 Op.30 No.4 / 夜想曲第17番 ロ長調 Op.62 No.1 /夜想曲第18番 ホ長調 Op.62 No.2 /バラード第1番 ト短調 Op.23 ギャリック・オールソン(P|使用楽器:スタインウェイ) | |||
録音:2017年4月4日-7日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。2018年8月には、ショパン演奏と教育への功績が認められ、ポーランド文化省より文化勲章「グローリア Artis Gold Medal」を受勲したオールソンが、ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベルNIFCへ初登場。これまで、ダン・タイ・ソン(夜想曲集)、クシシュトフ・ヤブウォンスキ(練習曲集)などで行われてきた、まったく同じプログラムで「ピリオド・ピアノ」と「モダーン・ピアノ」を弾き分けるというNIFCならではの企画。ギャリック・オールソンは1849年製のエラール・ピアノとスタインウェイ(D578221)を見事に弾き分け、スケルツォ第4番、バラード第1番、そして詩情豊かな夜想曲とマズルカ集を録音。ポーランドが認めたアメリカ有数のショパン弾き、ギャリック・オールソンの新たなショパンにご期待頂きたい。 | |||
ショパン/ケヴィン・ケナー、クシシュトフ・ドンベク編曲: ピアノと弦楽五重奏のための室内楽版編曲によるピアノ協奏曲全集 〔第2番 ヘ短調 Op.21 /第1番 ホ短調 Op.11 〕 ケヴィン・ケナー(P) アポロン・ミューザゲートSQ スワヴォミル・ロズラフ(Cb) | |||
録音:2018年8月12日-14日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド|使用ピアノ:スタインウェイ D 578221 。1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは最年少受賞を果たし、再び挑んだ1990年の第12回では最高位(1位無しの2位)にまで上り詰めたアメリカ人ピアニスト、ケヴィン・ケナーが、NIFC(ポーランド国立ショパン研究所)の自主レーベルに再び登場。ケヴィン・ケナー自身と作曲家&チェリストであるクシシュトフ・ドンベクの二人が新しく編曲したショパンの2つのピアノ協奏曲を収録。当時どのコンポーザー=ピアニストも一般的に行っていたように、ショパンもしばしば小編成バージョンで自分の協奏曲を演奏していたが、残念ながらショパンの手によるピアノと弦楽のヴァージョンは残されておらず、ケヴィン・ケナーとクシシュトフ・ドンベクは様々な資料や歴史的文書を分析・研究し、この「ピアノと弦楽五重奏版」を復元。小さなアンサンブルに対応しながらも、できるだけショパンのオリジナルに近い形になるよう構成されている。楽譜は、ヤン・エキエル教授編集のナショナル・エディションとして2015年に出版されており、日本ではケヴィン・ケナー自身の2019年7月来日公演(第1番)や、ショパン国際ピリオド楽器コンクールで優勝したトマシュ・リッテルの2019年6月来日公演(第2番)などで演奏されている。伴奏は、ミュンヘン国際音楽コンクールの優勝でその名を轟かせたポーランドの若き四重奏団、アポロン・ミューザゲート・クァルテット(アポロン・ミューザゲート弦楽四重奏団)。 | |||
ショパン:室内楽作品集 ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8(ピアノ、チェロ、ヴィオラ版)/ チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 /序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3 / マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による協奏的大二重奏曲 ホ長調 Db Op.16A シモン・ネーリング(P|使用楽器:スタインウェイ) マルチン・ズドゥニク(Vc) リシャルト・グロブレフスキ(Va) | |||
録音:2019年7月3日-5日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター・コンサート・ホール/ 2020年3月12日-13日、8月25日-26日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド|モダーン楽器使用。2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでポーランド人唯一のファイナル出場、聴衆賞受賞を果たし、2017年に開催された第15回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでは見事優勝を飾ったポーランド・ピアノ界のニュースター、シモン・ネーリング。ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)からリリースする、モダーン楽器による「ホワイト・シリーズ」最新作は、シモン・ネーリングがマルチン・ズドゥニク、リシャルト・グロブレフスキといったポーランドの若き精鋭たちと共演したショパンの室内楽作品集。ピアノ三重奏曲は、ショパンが友人のヴォイチェホフスキへ送った手紙の中で「ヴァイオリンの代わりにヴィオラを使うというコンセプトが頭に浮かんだ」と書かれており、この録音では、通常奏されるヴァイオリンの代わりにヴィオラが使われている。ショパンが残した19世紀の偉大な室内楽の傑作を、現代ポーランドの優れたミュージシャンたちとモダーン楽器による最新の解釈で。 | |||
NIFCCD-600/601 (2CD) 廃盤 |
ユリアンナ・アヴデーエワ〜第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ユリアンナ・アヴデーエワ(P) アントニ・ヴィト指揮ワルシャワpo.(*) | ||
NIFCCD-602/603 (2CD) 廃盤 |
インゴルフ・ヴンダー〜第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
インゴルフ・ヴンダー(P) アントニ・ヴィト指揮ワルシャワpo.(*) | ||
ルーカス・ゲニューシャス〜第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 練習曲第2番 イ短調Op.10-2/12の練習曲Op.25/ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調Op.44/ 舟歌 嬰ヘ長調Op.60/ワルツ第5番 変イ長調Op.42/幻想ポロネーズ 変イ長調Op.61/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11 (*) ルーカス・ゲニューシャス(P) アントニ・ヴィト指揮ワルシャワpo.(*) | |||
録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール、ライヴ。使用ピアノ:スタインウェイ。 NIFC 『ブルー・シリーズ』第3弾。祖母に名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァを持ち、リトアニア系の父はそのアシスタントを務めた人だというモスクワの音楽一家に生まれ、同コンクールでインゴルフ・ヴンダーと第2位を分け合い、ポロネーズ賞を獲得したルーカス・ゲニューシャス(1990-; 来日公演時の表記。本来は「ルーカス・ゲニウサス」辺りが適当かと思われる)。このライヴでも完全に自分の世界を創り上げており、その個性と成熟度は、名手揃いの入賞者の中でも群を抜いている。未来が楽しみなピアニストがまた1人登場。 | |||
ダニール・トリフォノフ〜第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 練習曲第8番 ヘ長調Op.10-8/練習曲第18番 嬰ト短調Op.25-6/夜想曲第17番 ロ長調Op.62-1/ スケルツォ第4番 ホ長調Op.54/ワルツ第1番 変ホ長調Op.18/舟歌 嬰ヘ長調Op.60/ 3つのマズルカOp.56/スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39/ アンダンテ・スピアナート 変ホ長調Op.22/マズルカ風ロンド ヘ長調Op.5/ 幻想ポロネーズ 変イ長調Op.61/タランテラ 変イ長調Op.43/ ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11 (*) ダニール・トリフォノフ(P) アントニ・ヴィト指揮ワルシャワpo.(*) | |||
録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール、ライヴ。使用ピアノ:ファツィオーリ。 NIFC 『ブルー・シリーズ』第4弾。今大会から公式ピアノに加わったイタリアの銘器ファツィオーリを使用した参加者中、最上位となったトリフォノフは第3位&マズルカ賞を受賞。 #レーベル廃盤、流通在庫限り。 | |||
NIFCCD-608/609 (2CD) 廃盤 |
エフゲニー・ボジャノフ〜第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン
エフゲニー・ボジャノフ(P) アントニ・ヴィト指揮ワルシャワpo.(*) | ||
フランソワ・デュモン〜第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 夜想曲第13番 ハ短調 Op.48 No.1 /練習曲第10番 変イ長調 Op.10 No.10 / 練習曲第23番 イ短調 Op.25 No.11「木枯らし」/スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 / ワルツ第5番 変イ長調「大円舞曲」Op.42 /幻想曲 ヘ短調 Op.49 /3つのマズルカOp.50 / 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53 /幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 / 子守歌 変ニ長調 Op.57/即興曲第1番 変イ長調 Op.29/即興曲第3番 変ト長調 Op.51 / ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 /ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (*) フランソワ・デュモン(P) アントニ・ヴィト指揮ワルシャワpo.(*) | |||
録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)。使用楽器:ファツィオーリ/スタインウェイ(*)。NIFC 『ブルー・シリーズ』第6弾。第5位となったフランソワ・デュモン(1985-)はリヨン生まれで、パリ国立高等音楽院においてサンソン・フランソワ唯一の弟子として知られるブルーノ・リグットに学んだ。イタリアのコモ湖国際ピアノ・アカデミーでもさらなる研鑽を積んでいる。他コンクールへも、2007年エリザベート王妃国際音楽コンクールのファイナリスト、同年ジャン・フランセ国際音楽コンクール優勝、2002年スタインウェイ国際コンクール優勝、そして2009年の浜松国際ピアノ・コンクール第4位などの成績を収め、録音も既に、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集(ANIMA, ANM-90400001)や、トリオ・エレジアクの一員としてのパスカル・デュサパン作品(TRITON, TRI-331144)などがある。今回は予選ではファツィオーリ、本選ではスタインウェイを弾いての演奏。 | |||
パヴェウ・ヴァカレツィ、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 /練習曲〔第2番 イ短調 Op.10 No.2 /第8番 ヘ長調 Op.10 No.8 〕/ 4つのマズルカOp.24 /幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 /ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*) パヴェウ・ヴァカレツィ(P) アントニ・ヴィト指揮ワルシャワpo.(*) | |||
録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、ライヴ。使用楽器:スタインウェイ。1987年トルン出身のヴァカレツィは、ブレハッチの師としても高名なカタジナ・ポポヴァ=ズィドロンの門下生で、同コンクールにおいてポーランド人唯一の入賞者となった。 | |||
ミロスラフ・クルティシェフ、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: バラード第4番 ヘ短調 Op.52 /練習曲第8番 ヘ長調 Op.10 No.8 /夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 / ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 /夜想曲第10番 変イ長調 Op.32 No.2 / ワルツ第5番 変イ長調「大円舞曲」Op.42 /舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 /幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 / 4つのマズルカOp.30/即興曲第3番 変ト長調 Op.51 /幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 ミロスラフ・クルティシェフ(P) | |||
録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、ライヴ。使用楽器:スタインウェイ。1985年レニングラード(現サンクトペテルブルク)出身のクルティシェフも同コンクールでは入賞に終わったが、2007年の第13回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門では最高位第2位(1位無し)となっている。 | |||
NIFCCD-614 廃盤 |
ニコライ・ホジャイノフ、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン
ニコライ・ホジャイノフ(P) | ||
NIFCCD-615 廃盤 |
レオノラ・アルメリーニ、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ/他〜ショパン
レオノラ・アルメリーニ(P) ヤツェク・カスプシク指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア | ||
マルチン・コジャク、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 夜想曲〔第13番 ハ短調 Op.48 No.1 /第17番 ホ短調 Op.25 No.5〕 /練習曲第12番 ハ短調 Op.10 No.12「革命」/ スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 /幻想曲 ヘ短調 Op.49/ マズルカ〔第22番 嬰ト短調 Op.33 No.1 /第23番 ニ長調 Op.33 No.2 /第25番 ロ短調 Op.33 No.4 〕/ ポロネーズ〔第6番 変イ長調 Op.53「英雄」/第7番 変イ長調 Op.61「幻想」〕/ 夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15 No.2 /スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54 マルチン・コジャク(P) | |||
録音:2010年10月6日、12日、15日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、第16回ショパン・コンクール、ライヴ。使用楽器:スタインウェイ。ポーランドのクラクフ生まれの新鋭、マルチン・コジャク(1989-)は、2010年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで来日、2010年3月1日にはワルシャワのフレデリック・ショパン・ミュージアムのオープニング・ガラ・コンサートでのピアニストに抜擢された。 | |||
NIFCCD-617/618 (2CD) 廃盤 |
シャルル・リシャール=アムラン〜第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
シャルル・リシャール=アムラン(P|使用楽器: Yamaha) | ||
ケイト・リウ〜第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ 夜想曲第17番 ロ長調 Op.62 No.1 /練習曲〔第2番 イ短調 Op.10 No.2 /第5番 変ト長調 Op.10 No.5「黒鍵」〕/ 幻想曲 ヘ短調 Op.49 /バラード第4番 ヘ短調 Op.52 /ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34 No.3「華麗なる円舞曲」/ スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 /アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 / 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 /即興曲第3番 変ト長調 Op.51 / 3つのマズルカ Op.56 /ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 ケイト・リウ(P) | |||
録音:2015年10月1日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド。2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールのライヴ第2弾。 第3位&マズルカ賞を受賞したケイト・リウは1994年シンガポール生まれ。8歳よりアメリカで育ち、ニューヨーク、モントリオール、韓国などのコンクールで入賞。アメリカのショパン財団からも奨学金を得ており、2016年現在はカーティス音楽院でロバート・マクドナルド教授のもと学んでいる。十分な技術を持った上で技巧をひけらかすことなく、ショパンの詩情を見事に表現し、審査員のピオトル・パレチニからも絶賛された。 | |||
NIFCCD-621/622 (2CD) 廃盤 |
エリック・ルー〜第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ(第4位)
エリック・ルー(P) | ||
シモン・ネーリング〜第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 12の練習曲集 Op.25 /夜想曲第12番 ト長調 Op.37 No.2 /4つのマズルカ Op.33 / 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 /ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 シモン・ネーリング(P) | |||
録音:2015年10月1日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ。第17回ショパン国際ピアノ・コンクール唯一のポーランド人ファイナリスト(入選)となり、インターネット投票による「聴衆賞」を受賞したシモン・ネーリングは、1995年クラクフ生まれ。5歳からピアノを学び、2016年現在はブィドゴシュチュ音楽アカデミーに在学中。イェレニャ・グラ、ブィドゴシュチュ、ポズナンなどポーランド国内のコンクールを始め、ブダペスト、ローマ、ナルヴァ(エストニア)など各地のコンクールで入賞している。 | |||
ゲオルギス・オソーキンス〜第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: マズルカ 変イ長調 Op.41 No.4 /夜想曲第17番 ロ長調 Op.62 No.1 / 練習曲 ロ短調 Op.25 No.10 /舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 /マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5 / 子守歌 変ニ長調 Op.57 /3つのマズルカ Op.59 /ワルツ第5番 変イ長調 Op.42 / 変奏曲 イ長調「パガニーニの思い出」(WN 16) /ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 ゲオルギス・オソーキンス(P) | |||
録音:2015年10月1日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ。ゲオルギス・オソーキンスは1995年ラトヴィアのラガ生まれ。ピアニストの父の下、5歳でピアノを始め、10歳でラトヴィア国立so.との協奏曲でコンサート・デビュー。2009年スクリャービン国際コンクール(パリ)や2014年若いピアニストのための国際ショパン・コンクール(モスクワ)で優勝。第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでは個性的な演奏で賛否両論ありながらもファイナリストとなった。多くのファンを作り、2015年12月には日本デビューしている。 | |||
チョ・ソンジン〜第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 練習曲〔第1番 ハ長調 Op.10 No.1 /第10番 変イ長調 Op.10 No.10 〕/幻想曲 ヘ短調 Op.49 / バラード第2番 ヘ長調 Op.38 /ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34 No.3「華麗なる円舞曲」/ 4つのマズルカ Op.33 /ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (*) チョ・ソンジン(P|使用楽器:スタインウェイ) ヤツェク・カスプシク指揮ワルシャワpo.(*) | |||
録音:2015年10月1日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ。コンクールでのライヴは DG からも発売されている (479 533-2) が、曲は重複していない。 高レヴェルな熱戦が展開された2015年のショパン・コンクールを制し、ポロネーズ賞も得た21歳の韓国人ピアニスト、チョ・ソンジンは、2009年の浜松国際ピアノコンクール最年少優勝、2011年チャイコフスキー国際コンクール第3位、2014年ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第3位と輝かしい成績を収めている。優勝記念コンサートで披露された圧巻のコンチェルトにも注目。 | |||
NIFCCD-626 廃盤 |
小林愛実〜2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ショパン
小林愛実(P) | ||
イーケ・トニー・ヤン〜 2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ショパン: 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 /ワルツ第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」/スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 / ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」/バラード第4番 ヘ短調 Op.52 /3つのマズルカ Op.59 / ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」 イーケ・トニー・ヤン [Yike Tony Yang] (P) | |||
録音:2015年10月1日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、第17回ショパン国際ピアノ・コンクール、ライヴ。 当回から年齢制限が引き下げられたコンクール開催時下限の16歳で、最年少入賞者(第5位)となったカナダ出身のイーケ・トニー・ヤン(1998-)は、ダン・タイ・ソンに師事。ジュリアード音楽院で学び、アメリカのクーパー国際ピアノコンクール、カナダ・ショパン・コンクール、ベーゼンドルファー&ヤマハ USASU 国際ピアノ・コンクール、ヒルトン・ヘッド国際ピアノ・コンクールなどで優勝や特別賞を受賞している。 | |||
NIFCCD-628 廃盤 |
ドミトリー・シシュキン〜 2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ショパン ドミトリー・シシュキン(P) | ||
ミシェル・ブロック、第6回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」/ワルツ第2番 変イ長調 Op.34 No.1「華麗なる円舞曲」/ 練習曲〔第17番 ホ短調 Op.25 No.5 /第15番 ヘ長調 Op.25 No.3 / 第4番 嬰ハ短調 Op.10 No.4 /第22番 ロ短調 Op.25 No.10 〕/ 前奏曲〔第2番 イ短調 Op.28 No.2 /第8番 嬰ヘ短調 Op.28 No.8 /第24番 ニ短調 Op.28 No.24 〕/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」/夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 / マズルカ〔第35番 ハ短調 Op.56 No.3 /第37番 変イ長調 Op.59 No.2 /第21番 嬰ハ短調 Op.30 No.4 〕/ ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (*) ミシェル・ブロック(P|使用楽器:スタインウェイ) ヴィトルド・ロヴィツキ指揮ワルシャワ国立po.(*) | |||
録音:1960年2月22日-3月13日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、ライヴ。 1960年の第6回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて、審査員長を務めたルービンシュタインがその結果に疑問を抱き、優勝者であるポリーにに次ぐ待遇の特別賞「ルービンシュタイン賞」を授与したエピソードでその名を知られているベルギー生まれの名ピアニスト、ミシェル・ブロック(1937-2003)。アメリカでの教職活動に力を注いたこともあり、演奏家としての全貌を知る機会が限られていたミシェル・ブロックだが、遂に第6回ショパン国際ピアノ・コンクールでの演奏が登場。 | |||
アンジェラ・ヒューイット〜第10回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ 夜想曲第5番 嬰ヘ長調 Op.15 No.2 /練習曲第5番 変ト長調 Op.10 No.5「黒鍵」/ 前奏曲〔第9番 ホ長調 Op.28 No.9 /第10番 嬰ハ短調 Op.28 No.10 / 第11番 ロ長調 Op.28 No.11 /第12番 嬰ト短調 Op.28 No.12 〕/ ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 /練習曲第16番 イ短調 Op.25 No.4 /練習曲第7番 ハ長調 Op.10 No.7 / 幻想曲 ヘ短調 Op.49 /3つのマズルカ Op.50 /ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」 アンジェラ・ヒューイット(P) | |||
録音:1980年10月5日-15日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド。 J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」(Hyperion / PCDA-68146)の名演が記憶に新しい当代最高のバッハ弾き、鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。時は遡り、1980年、22歳のヒューイットがポーランドのワルシャワ、第10回ショパン国際ピアノ・コンクールで奏でた"ショパン"の秘蔵音源が、ショパン・インスティテュート(NIFC)が登場!ダン・タイ・ソンがアジア人として初の優勝を飾り、天才ポゴレリチが落選し、アルゲリッチが審査員を辞任、センセーショナルな大会となった第10回のショパン国際ピアノ・コンクール。その中で、ショパン特有のテンポ・ルバートを完全に把握し絶妙なフレーズを創りだすセンス、そして洗練された音色で聴衆から喝采を浴びた若きヒューイット。後に世界的ピアニストへと羽ばたくヒューイットのワルシャワでの貴重な記録がここに蘇る。 | |||
初CD化?〜チェルニー=ステファンスカ、1953 ライヴ〜 ショパン:バラード、夜想曲、ワルツ集 バラード第4番 ヘ短調 Op.52 /夜想曲〔ホ短調 Op.72 No.1 /嬰ハ短調 Op.27 No.1 /ハ短調 Op.48 No.1 〕/ ワルツ〔変ホ長調 Op.18 /イ短調 Op.34 No.2 /ロ短調 Op.69 No.2 /変ニ長調 Op.64 No.1 〕/ 練習曲 ホ長調 Op.10 No.3 /マズルカ イ短調 Op.17 No.4 ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(P) | |||
録音:1953年、ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド|既出 LP 〔当店推定〕: Polskie Nagrania (Muza), XL 0098 。1922年、クラクフの音楽家一家に生まれたポーランドの著名なピアニスト、ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(1922-2001)の1953年のショパン・リサイタルが登場!1949年の第4回ショパン国際ピアノコンクールで第1位を獲し、パリではアルフレッド・コルトーに師事、特にショパンのスペシャリストとして世界中で称賛されたチェルニー=ステファンスカ。本アルバムにはショパンの傑作バラード第4番や、奏者の音楽的才能が如実にあらわれるノクターンなど、彼女が生涯にわたって演奏し、その名を轟かせた作品が美しく印象的な解釈で収められている。録音からは半世紀以上が経過しているが、彼女の演奏は時代を超えて魅力的であり、音楽愛好家にとって素晴らしい体験となることは間違いない。 | |||
トマシュ・リッテル〜第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール(優勝者)・ライヴ クルピンスキ:ポロネーズ ニ短調(*) ショパン:ポロネーズ第14番 嬰ト短調 Op.posth (*) /練習曲第17番 ホ短調 Op.25 No.5 / バラード第4番 ヘ短調 Op.52 /ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 Op.26 No.1 / ポロネーズ第2番 変ホ短調 Op.26 No.2 /4つのマズルカ Op.33 (+) / ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 (+) トマシュ・リッテル(P| 使用楽器:ポール・マクナルティ、2017年製〔モデル:フレデリク・ブッフホルツ、1825-26年頃製〕(*) 、 プレイエル、1842年製(無印)、エラール、1837年製(+) ) | |||
録音:2018年9月9日-10日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール、ライヴ。2018年9月に記念すべき第1回が開催されピアノ・ファン、古楽ファンなどの間で話題となったショパン国際ピリオド楽器コンクール。同コンクールを運営するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)から、待望のライヴ・レコーディング・シリーズが登場。第1弾は、見事優勝を飾ったポーランドの新星トマシュ・リッテル!トマシュ・リッテルは1995年ポーランドのルブリン生まれ。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院では、ピアノをミハイル・ヴォスクレセンスキーに、チェンバロをマリア・ウスペンスカヤに、そしてピリオド・ピアノをアレクセイ・リュビモフに学び、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ヤング・ピアニスト・コンクール(ポーランド)をはじめ、サン・セバスティアン(スペイン)、エンスヘーデ(オランダ)、プラハ音楽院(チェコ)など多くの国際コンクールで第1位を受賞している。リッテルは今回のコンクールで3種のピリオド・ピアノを演奏。最初の2曲で弾いているフレデリク・ブッフホルツ(モデル)は、ワルシャワ時代のショパンが愛用したと言われているポーランドのメーカー。 | |||
ザ・ベスト・パフォーマンス・オヴ・マズルカ〜ショパン:マズルカ 〔ホ短調 Op.41 No.1 /変イ長調 Op.41 No.3 [ヘンリク・シュトンプカ(P)/1948年]/ ト長調 Op.50 No.1 /変イ長調 Op.50 No.2 /嬰ハ短調 Op.50 No.3 [ヘンリク・シュトンプカ(P)/1959年]/ 嬰ヘ短調 Op.6 No.1 /嬰ハ短調 Op.63 No.3 [アレクサンダー・ウニンスキー(P)/1932年]/ ハ短調 Op.30 No.1 /嬰ハ短調 Op.63 No.3 [ヤコフ・ザーク(P)/1949年-1950年]/ ニ長調 Op.33 No.3 /イ短調 Op.17 No.4 /イ短調 Op.67 No.4 /ハ長調 Op.68 No.1 [ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(P)/1953年]/ ハ短調 Op.56 No.3 /イ短調 Op.59 No.1 /ヘ短調 Op.68 No.4 [フー・ツォン(P)/1955年]/ 嬰ト短調 Op.33 No.1 /ニ長調 Op.33 No.3 /嬰ハ短調 Op.50 No.3 [イリーナ・ザリツカヤ(P)/1960年]/ イ短調 Op.59 No.1 /変イ長調 Op.59 No.2 /嬰ヘ短調 Op.59 No.3 [マルタ・アルゲリッチ(P)/1965年]/ ホ短調 Op.41 No.1 /変イ長調 Op.41 No.3 /嬰ハ短調 Op.41 No.4 [ギャリック・オールソン(P)/1970年]/ ト短調 Op.24 No.1 /ハ長調 Op.24 No.2 /変ロ短調 Op.24 No.4 [クリスティアン・ツィメルマン(P)/1975年]/ イ短調 Op.59 No.1 /変イ長調 Op.59 No.2 /嬰ヘ短調 Op.59 No.3 [ダン・タイ・ソン(P)/1980年]/ イ短調 Op.59 No.1 /変イ長調 Op.59 No.2 /嬰ヘ短調 Op.59 No.3 [エヴァ・ポブウォツカ(P)/1980年]/ 嬰ト短調 Op.33 No.1 /ニ長調 Op.33 No.3 /ハ長調 Op.33 No.2 /ロ短調 Op.33 No.4 [マルク・ラフォレ(P)/1985年]/ ロ長調 Op.56 No.1 /ハ長調 Op.56 No.2 /ハ短調 Op.56 No.3 [ラファウ・ブレハッチ(P)/2005年]/ ロ長調 Op.56 No.1 /ハ長調 Op.56 No.2 /ハ短調 Op.56 No.3 [ダニール・トリフォノフ(P)/2010年]/ ロ長調 Op.56 No.1 /ハ長調 Op.56 No.2 /ハ短調 Op.56 No.3 [ケイト・リウ(P)/2015年] | |||
録音:[/内](1932年-2015年)、フー・ツォン以降はすべてショパン・コンクール、ライヴ。1927年に第1回が開催され数々の名ピアニストを生んできたショパン国際ピアノ・コンクール。その長い歴史の中で「マズルカ賞(ポーランド放送局賞)」を受賞した15名のピアニストたちによるのマズルカ演奏だけを2枚組のCDに収めてた好企画。演奏者ごとの違いはもちろん、1932年のアレクサンダー・ウニンスキーから2015年のケイト・リウまで80年以上に渡る演奏を網羅しているので、マズルカ演奏の歴史的変遷も楽しめる。 | |||
アルゲリッチ&モレイラ・リマ、 第7回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜 ショパン:ピアノ協奏曲集 〔第1番 ホ短調 Op.11 (*) /第2番 ヘ短調 Op.21 (#) 〕 |
マルタ・アルゲリッチ(P;*) アルトゥール・ モレイラ・リマ(P;#) ヴィトルト・ロヴィツキ指揮 ワルシャワpo. | ||
録音:1965年3月13日〔レーベル側情報に1965年3月12日との誤報があったが、13日が正しい〕、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ポーランド|既出CD: Polskie Nagrania (Muza), PNCD-471 [CD 1] 〔廃盤、入手不能〕。 1965年ショパン・コンクールの第1位(アルゲリッチ)と第2位(モレイラ・リマ)のファイナル・ステージ・ライヴが、本家NIFCからリリース! アルゼンチンのアルゲリッチ、ブラジルのモレイラ・リマと、ともに南米大陸出身となる2人の偉大な芸術家によってワルシャワのフィルハーモニック・ホールが占拠され、第7回ショパン国際ピアノ・コンクールは、歴史に残る名勝負となった。第1ステージでは、並外れたピアニズムと繊細で精妙なショパンのリリシズムを披露したモレイラ・リマが優勝候補となった。その姿はショパンそのもので、まるでタイムマシンでやってきた幻のようだったとのこと。一方、アルゲリッチは第2ステージの最初の音で観客を魅了し、その後もずっと君臨した。彼女の演奏は、優しさと繊細さに満ちているが、何よりも並外れたエネルギーと自発性に支配されていた。アルゲリッチが80歳となった2021年のショパン・コンクールでは、病気により審査員を辞退しその後死去したネルソン・フレイレを看取ることとなったアルゲリッチも同様に辞退、フレイレの代役としてモレイラ・リマが審査員に加わった。 | |||
第18回ショパン国際ピアノ・コンクール第1位ブルース・リウ〜コンクール・ライヴ集 ショパン:バラード第2番 ヘ長調 Op.38 /マズルカ風ロンド Op.5 / ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (*) ブルース・リウ(P|使用楽器:ファツィオリ) アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワpo.(*) | |||
録音:2021年10月3日-20日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、第18回ショパン国際ピアノ・コンクール、ライヴ。2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクール。新型コロナの影響で1年延期されながらも、極めてレベルの高い才能が各国から集結し、日本人コンテスタントの活躍や全世界オンライン配信などによりかつてない盛り上がりを見せたコンクールのライヴ録音シリーズが、コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルより遂に登場!第1弾は、激戦を勝ち抜いて見事優勝を勝ち取ったカナダ出身の24歳、ブルース(シャオユー)・リウのコンクール・ライヴから、ファイナル・ステージのピアノ協奏曲、サード・ステージのピアノ・ソナタ、セカンド・ステージのバラードとマズルカ風ロンドの4曲を収録。常に新しいアイデアや新鮮さを求めるというクリエイティブな姿勢を持ち、上品ながらも即興性に溢れインスピレーションに満ちたショパンを演奏し、審査員と多くの聴衆を魅了した感動のパフォーマンスをお届けする。特にファイナルでのオーケストラとの一体感や聴衆の熱狂は随一。 | |||
アレクサンダー・ガジェヴ〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 練習曲(*) 〔第19番 嬰ハ短調 Op.25 No.7 /第8番 ヘ長調 Op.10 No.8 /第22番 ロ短調 Op.25 No.10 〕/ バラード第4番 ヘ短調 Op.52 (*) /前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 (#) /舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 (#) / ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 (#) /ワルツ第5番 変イ長調 Op.42 (#) /バラード第2番 ヘ長調 Op.38 (#) / 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 /3つのマズルカ Op.56 /ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」/ ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (+) アレクサンダー・ガジェヴ(P) アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワpo.(+) | |||
録音:2021年10月6日(第一次予選)(*)、2021年10月11日(第二次予選)(#)、2021年10月15日(第三次予選)(無印)、2021年10月19日(+)、すべてワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ|使用ピアノ:シゲル・カワイ。2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクール。コンクールのライヴ録音シリーズ最新巻が、コンクールを主催するポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルより登場!第1位のブルース・リウ(PNIFCCD-638 / NIFCCD-638)に続いてリリースされるのは、反田恭平と並んで第2位に輝き、「最優秀ソナタ賞(クリスティアン・ツィメルマン賞)」も受賞したイタリア/スロベニアのアレクサンダー・ガジェヴ! ガジェヴは2015年に浜松国際ピアノ・コンクールで優勝&聴衆賞受賞を果たしており日本での根強いファンも多い他、2018年モンテカルロのワールド・ピアノ・マスターズで優勝、更にショパン・コンクールの数ヵ月前にオンラインで行われたシドニー国際ピアノ・コンクールでも見事優勝している。ショパン・コンクールでは確かなテクニックやショパンの解釈と同時に、多彩な音色と瑞々しい個性を放ち、「葬送ソナタ」や「ポロネーズ第5番などエモーショナルな表現で聴衆を魅了。反面、ファイナルでは選択されることの少ない第2番の協奏曲を選び、内省的で深いショパンの演奏を魅せてくれた。 | |||
エヴァ・ゲヴォルギアン〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.27 No.1 (*) / 練習曲(*)〔第23番 イ短調 Op.25 No.11「木枯らし」/第16番 イ短調 Op.25 No.4 〕/ スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54 (*) /バラード第3番 変イ長調 Op.47 (#) / ワルツ(#) 〔第2番 変イ長調 Op.34 No.1 /第3番 イ短調 Op.34 No.2 /第4番 ヘ長調 Op.34 No.3 〕/ ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 (#) /幻想曲 ヘ短調 Op.49 /4つのマズルカ Op.17 / ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (+) エヴァ・ゲヴォルギアン(P) アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワpo.(+) | |||
録音:2021年10月6日(第一次予選)(*)、10月11日(第二次予選)(#)、10月15日(第三次予選)(無印)、10月19日(決勝)(+)、すべてワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ|使用ピアノ:スタインウェイ D 611479 。2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクール。コンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)の第3弾は、ロシア/アルメニアの天才少女と噂され、堂々たるパフォーマンスでファイナルまで勝ち進んだエヴァ・ゲヴォルギアン(ゲヴォルギヤン)が登場! 各地から多彩なタレントが集まった2021年のショパン・コンクールだが、決勝に残ったJJ.ジュン・リ・ブイ、エヴァ・ゲヴォルギアン、ハオ・ラオの「17歳トリオ」も、コンクールの盛況に大きく貢献した要素の1つとなっている。中でもエヴァ・ゲヴォルギアンは円熟さえ感じさせる重厚な表現と鋭い感性、ファースト・ステージからファイナルまで安定したテクニックで多くの聴衆を虜にし、会場と世界中のリスナーを湧かせた。2004年生まれ、これまでに、クライバーン・ジュニア・コンクール第2位、クリーヴランド・ジュニア・コンクール第1位、デュッセルドルフのローベルト・シューマン・コンクール第1位、スイスのヤング / ショパン・コンクール(Jeune Chopin)第1位など、40以上の国際コンクールで受賞し、2019年ICMA(国際クラシック音楽賞)のディスカヴァリー賞受賞、エフゲニー・キーシンによってルール・ピアノ・フェスティヴァル2020のスカラーシップに選ばれたエヴァ・ゲヴォルギアンの前途洋々たる才覚にご注目頂きたい。 | |||
反田恭平〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 夜想曲第17番 ロ長調 Op.62 No.1 (*) /練習曲(*) 〔第1番 ハ長調 Op.10 No.1 /第22番 ロ短調 Op.25 No.10 〕/ スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 (*) /ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34 No.3 (#) / ロンド・ア・ラ・マズル ヘ長調 Op.5 (#) /バラード第2番 ヘ長調 Op.38 (#) / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (#) /3つのマズルカ Op.56 / ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」/ラルゴ 変ホ長調 Op.posth「神よ、ポーランドをお守り下さい」/ ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (+) 反田恭平(P) アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワpo.(+) | |||
録音:2021年10月4日(第一次予選)(*)、10月9日(第二次予選)(#)、10月14日(第三次予選)(無印)、10月18日(決勝)(+)、すべてワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ|使用ピアノ:スタインウェイ D 611479 。
2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクール。コンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から、アレクサンダー・ガジェヴと同率の第2位を受賞し、1970年の内田光子の受賞に並ぶ歴代日本人最高位に登り詰めた反田恭平のライヴ録音もついにリリース決定! 今回のライヴ盤も、第一次予選からファイナルまでコンクール全体を俯瞰する充実の2枚組。繊細なヴィルトゥオーゾ性を実現した第一次予選のノクターンやエチュード。印象的な速いテンポで魅せた第二次予選のワルツや「華麗なる」様式を輝かせたロンド・ア・ラ・マズル(マズルカ風ロンド)。第三次予選は「葬送ソナタ」と「英雄ポロネーズ」はもちろん、めったに聴くことのない遺作の「ラルゴ(神よ、ポーランドをお守り頂きたい)」にも注目。多彩なリサイタルやオーケストラとの共演の他、自身のオーケストラや会社の設立、若手音楽家のための音楽サロン運営など、極めて精力的な活動を繰り広げる反田恭平がワルシャワで築いた雄姿に刮目あれ! #2022年6月中旬〜下旬発売予定。 NIFC レーベル側の意向により、6月初旬より行われる日本でのコンサートにおいて会場先行販売が成される予定とのこと。 | |||
マルティン・ガルシア・ガルシア〜 第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 練習曲(*) 〔第16番 イ短調 Op.25 No.4/第4番 嬰ハ短調 Op.10 No.4 〕/夜想曲第16番 変ホ長調 Op.55 No.2 (*) / バラード第1番 ト短調 Op.23 (*) /ワルツ第2番 変イ長調 Op.34 No.1 (#) /バラード第3番 変イ長調 Op.47 (#) / 即興曲第3番 変ト長調 Op.51 (#) /スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 (#) / ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」(#) / 前奏曲〔第17番 変イ長調 Op.28 No.17 /第19番 変ホ長調 Op.28 No.19 /第23番 ヘ長調 Op.28 No.23 〕/ ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 /3つのマズルカ Op.50/8 /前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 / ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34 No.3 /ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 (+) マルティン・ガルシア・ガルシア(P) アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワpo.(+) | |||
録音:2021年10月6日(第一次予選)(*)、10月11日(第二次予選)(無印)、10月15日(第三次予選)(#)、10月19日(決勝)(+)、すべてワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ|使用ピアノ:ファツィオリ。 2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクール。コンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)から、第3位入賞と「コンチェルト賞」に輝いたスペインのマルティン・ガルシア・ガルシアが登場! 個性的な様々なタレントが集結した第18回ショパン・コンクールの中でも、ひときわ強い異彩を放ち、審査員の中で賛否ありながらも圧倒的な魅力で決勝まで勝ち進み、見事上位入賞を果たしたガルシア・ガルシア。厳格なショパン像が求められるとされてきたショパン・コンクールにおいても、自由奔放な解釈、歌うような表現と文字通り歌いながら弾く楽しそうなショパンで全世界のオンライン視聴者の間でも話題を席巻し、審査が進むにつれ審査員の評価も上昇。ファイナルでは選択されることの少ない ヘ短調の協奏曲(第2番)を選び、「最優秀コンチェルト演奏賞」の栄誉に輝いた。1996年スペインのヒホンに生まれ、スペインとニューヨークの音楽院で研鑽を積んだマルティン・ガルシア・ガルシア。2021年8月クリーヴランド国際ピアノ・コンクールで優勝し、2か月後のショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞して国際的にも一躍有名に。2022年5月末〜6月にかけて待望の初来日公演も予定している。 | |||
小林愛実〜第18回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ〜ショパン: 夜想曲第14番 嬰ヘ短調 Op.48 No.2 (*) /練習曲第23番 イ短調 Op.25 No.11「木枯らし」(*) / スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54 (*) /4つのマズルカ Op.30 (#) /24の前奏曲集 Op.28 (#) / 幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 /バラード第2番 ヘ長調 Op.38 / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 /ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11 (+) 小林愛実(P) アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワpo.(+) | |||
録音:2021年10月7日(第一次予選)(*)、10月12日(第二次予選)(無印)、10月16日(第三次予選)(#)、10月20日(決勝)(+)、すべてワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール、ワルシャワ、ポーランド、ライヴ|使用ピアノ:スタインウェイ D 611479 。 2021年10月に開催された第18回ショパン国際ピアノ・コンクール。コンクールのライヴ録音シリーズ(ブルー・シリーズ)より、ハイレベルな演奏が次々に披露された今大会の中でも特に聴衆に深い感銘を与え、第4位入賞という快挙を成し遂げた小林愛実の演奏が緊急リリース! 優勝者のブルース・リウ、第2位の反田恭平、アレクサンダー・ガジェヴ、第3位のマルティン・ガルシア・ガルシア、JJ.ジュン・リ・ブイ、エヴァ・ゲヴォルギアン、ハオ・ラオの「17歳トリオ」や、前回大会、前々回大会のファイナリストであるゲオルギス・オソーキンスやシモン・ネーリング、ニコライ・ホジャイノフなど、世界各国から優れたピアニストたちが見事なショパンを聴かせてくれた第18回大会の中で、一際存在感を放った小林愛実。前回大会(第17回/2015年)のファイナリストでもあった小林愛実は、この数年間での飛躍的な成熟を第一次予選から本選の全てで披露し、ワルシャワの聴衆、動画配信を通じて世界中の視聴者を魅了してくれた。ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホールで披露された小林愛実の第18回ショパン国際コンクールでの「ショパンの世界」が今、ここに蘇る。 | |||
ショパン: 3つのエコセーズ Op.72 No.3 /ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」/4つのマズルカ Op.17 / 4つのマズルカ Op.68 /バラード第1番 ト短調 Op.23 /3つのワルツ Op.34 /ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44 マレク・ブラハ(P) | |||
録音:2012年10月18日-19日、28日-31日、ポーランド放送コンサート・スタジオ、ワルシャワ。有能な若いピアニストを紹介する新シリーズ「デビュー」、第1弾。当盤が録音デビューとなるマレク・ブラハは1986年ワルシャワ生まれ、ショパン音楽大学で学ぶポーランド・ピアノ界期待の新星。2010年8月チェコ・ショパン協会が主宰するマリアーンスケー・ラーズニェ・ショパン国際ピアノ・コンクール最高位(1位なしの2位)となり、同年10月の本場ポーランドで行われたショパン国際ピアノ・コンクールでは2次予選で敗退したが、美しい音色と歌い方で聴衆を魅了した。収録曲目は、2011年の来日公演でも披露された曲を含む、高貴な音色が映える選曲。 | |||
シューマン:チェロとピアノのための作品集 アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70 /幻想小曲集 Op.73 / 3つのロマンス Op.94 /民謡風の5つの小品 Op.102 /おとぎの絵本 Op.113 マルチン・ズドゥニク(Vc) アレクサンドラ・シフィグト(P) | |||
録音:2013年5月27日-29日、9月3日-5日、ポーランド放送ヴィトルド・ルトスワフスキ・コンサート・ホール、ワルシャワ。有望な若いアーティストを紹介する「デビュー」シリーズ第2弾。1987年ワルシャワ生まれのマルチン・ズドゥニク [Marcin Zdunik] は、第6回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールでグランプリを受賞。フレデリック・ショパン音楽大学を卒業し、ポーランド文化省の他、プロ・ポロニア・ソサエティやドルトムント・モーツァルト協会など複数の奨学金を取得し、欧米各国で活躍中。アレクサンドラ・シフィグト[Aleksandra Świgut] は1992年、ポーランドのノヴィ・ソンチ生まれの女流ピアニスト。ワルシャワのシマノフスキ音楽学校、フレデリック・ショパン音楽大学を卒業し、カトヴィツェのシマノフスキ音楽アカデミーでヴォイチェフ・シヴィタワに師事。ポーランド国立ショパン・ピアノ・コンクールでの第3位入賞を始め、若いピアニストのためのエトリンゲン国際ピアノ・コンクール(ドイツ)第2位&2つの特別賞、エンスヘーデ国際ピアノ・コンクール(オランダ)第2位&特別賞などの受賞歴を誇る。 | |||
カロリナ・ナドルスカ リスト:ショパンの6つのポーランドの歌 S.480〔乙女の願い S.480-1 /春 S.480-2 /指環 S.480-3 / バッカナールS.480-4 /私のいとしい人 S.480-5 /家路 S.480-6 〕 ショパン:3つのワルツ Op.64 〔第6番 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」/第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2 /第8番 変イ長調 Op.64 No.3]/ アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 / 3つのマズルカ Op.50 /幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 カロリナ・ナドルスカ(P|使用楽器:スタインウェイ) | |||
録音:2013年9月29日-30日、10月2日、12月3日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。若く有望なアーティストを紹介する「デビュー」シリーズ第3弾。カロリナ・ナドルスカはカタジナ・ポポヴァ=ズィドロンやピオトル・パレチニに学んだポーランドの女流ピアニスト。ブダペスト、カルロヴァツ(クロアチア)、グラナダ(スペイン)、韓国など数々の国際コンクールで優勝経験を持ち、既に日本を含むアジア、ヨーロッパ、南北アメリカ、オーストラリアなど世界のコンサート・ホールで演奏。母校のワルシャワ・ショパン音楽アカデミーでは、パレチニのアシスタントも務めている。 | |||
アンジェイ・ヴェルチンスキ ショパン:夜想曲第3番 ロ長調 Op.9 No.3 /ワルツ第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」/ スケルツォ〔第2番 変ロ短調 Op.31 /第3番 嬰ハ短調 Op.39 〕/ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」 シューマン:謝肉祭 Op.9 / スカルラッティ:ソナタ〔ニ短調 K.1 /ト短調 K.450 /ハ長調 K.159 〕 アンジェイ・ヴェルチンスキ(P|使用楽器:スタインウェイ) | |||
録音:2015年5月3日-5日、6月8日-10日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ、ワルシャワ、ポーランド。若く有望なアーティストを紹介する「デビュー」シリーズ第4弾。アンジェイ・ヴェルチンスキ(1995年ワルシャワ生まれ)は、ブダペスト、ダルムシュタット、スロベニアなど、多数の国際コンクールで優勝・特別賞受賞を果たし、2015年のショパン国際ピアノ・コンクールでも二次予選まで進出。ショパンの「スケルツォ第3番」とシューマンの「謝肉祭」は、2015年5月に行われた来日リサイタル(カワイ名古屋)でも演奏された。 | |||
ピオトル・アレクセヴィチ リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129 「失われた小銭への怒り」 ショパン:スケルツォ第2番 ロ短調 Op.31 / ラヴェル:夜のガスパール ピオトル・アレクセヴィチ(P|使用楽器:スタインウェイ) | |||
録音:2018年4月23日-26日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド。有望な若いアーティストを紹介する「デビュー(ヤング・タレント)」シリーズ。第4弾は、2000年生まれ、現在カロル・シマノフスキ中等音楽学校で学んでいるピオトル・アレクセヴィチが登場。アレクセヴィチは、ダン・タイ・ソン、ジャック・ルヴィエ、ドミトリー・アレクセーエフらのマスター・クラスを受け、フランスの権威あるガニー国際ピアノ・コンクール2017ではグランプリと聴衆賞を見事獲得。また、ポーランドのグダンスクで行われたナショナル・ショパン・ピアノ・コンクール2017で第1位と協奏曲賞、ポーランドのサノクで行われた第8回国際ピアノ・フォーラムで「ゴールデン・パルナッソス2018賞」なども受賞し、2018年と2019年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」にも出演しているというポーランドの若い世代のもっとも才能のあるピアニストの一人。 |