オランピア・ポロナット全集 | オランピア・ポロナット(S) | |
録音:1904年-1908年。ボロナット(1867-1934)はイタリアのコロラトゥーラ・ソプラノ。後半生はペテルブルクやワルシャワなど、東欧圏で活躍した。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303165504/http://www.marstonrecords.com/boronat/boronat_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
3人のエディソン・テノール
ジュゼッペ・アンセルミ、アレッサンドロ・ボンチ、ホセ・モヒカ(T) | ||
録音:1913年-1926年。エディソン社のレコードに録音した3人のリリック・テノールをあつめたもの。イタリアのアンセルミ(1876-1920)、ボンチ(1870-1940)とメキシコのモヒカ(1896-1974)。アンセルミとボンチはカルーソーと同時代の人気歌手。モヒカはドミンゴのスタイルの先駆者、などといわれる。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/3_tenors/3tenors_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
チャールズ・ハケット | チャールズ・ハケット(T) | |
録音:1912年-1927年。ハケット(1889-1942)は1920年代を中心に活躍したリリック・テノール。国際的に活躍した最初のアメリカ人テノールのひとり。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314235319/http://www.marstonrecords.com/hackett/hackett_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
オペラ・コミークの3大テノール
ルイ・カゼット、シャルル・フリアン、ジャン・マルニー(T) | ||
録音:1920年-1930年。カゼット(1887-1922)、フリアン(1890-1947)、マルニー(1885-?)。1920年代のパリ・オペラ・コミーク座で覇を競った3人のリリック・テノール。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/comiquetenors/comiquetenors_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
忘れられたソプラノ〜ロザリア・チャリア、録音選集 1898-1912 オペラ・アリア [セミラーミデ/セビリャの理髪師/ドン・ジョヴァンニ/ファウスト/カルメン/ 椿姫/仮面舞踏会/アイーダ/カヴァレリア・ルスティカーナ/他より]/ 歌曲[アイルランド民謡/スペイン民謡/アルディッティ/ サンチェス・デ・フエンテス/アルバレス/他の作品] ロザリア・チャリア(S) 管弦楽、ピアノ伴奏 | ||
録音:1898年-1912年。 ロザリア・チャリア(1863-1948)はキューバ初の世界的なコロラトゥーラ歌手で、アメリカに渡りメトロポリタン歌劇場にも出演、大評判をとったこともあった。このCDはロッシーニ、モーツァルトからヴェルディ、スペイン民謡まで多彩なレパートリーが収録されている。100年前のキューバのディーヴァがいったいどんなものだったのか、聴き入りたい。 | ||
パリの火の鳥〜フランスとベルギーの歌手によるロシア・オペラと歌曲 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より 〔戴冠の場面[ヴァンニ・マルクー(B;ボリス)/1934年6月8日]/ カザンの町であったこと[アルベール・ユベルティ(B;ワルラーム)/1929年、パリ]/ 私は最高の権力を手に入れた[フレッド・ボードン(B;ボリス)/1930年5月15日]/ 時計の場[アンドレ・ペルネ(B;ボリス)/1930年10月23日]/ ボリスの死[ジャン・アキスタパス(B−Br;ボリス)/1929年] チャイコフスキー:「スペードの女王」〜ポリーヌのロマンス [リヴィーヌ・メルテンス(S;ポリーヌ)/1930年5月6日] ボロディン:「イーゴリ公」より 〔ゆっくりと日は落ちて[アンドレ・ダルコア(T;ウラディーミル)/1930年10月11日]/ 疲れはてた魂には眠りも憩いもなく[ピエール・ヌガロ(Br;イーゴリ公)/1930年10月11日〕/ リムスキー=コルサコフ: 「五月の夜」〜なんて静かなんだ[シャルル・フリアン(T;レフコ)1928年4月24日]/ 「雪娘」〜雨雲が雷と約束した[ニノン・ヴァラン(S;レリ)1927年10月24日]/ 「サトコ」〜洞窟には無数のダイアモンドが[ジョルジュ・ティル(T)]/ 「金鶏」〜太陽讃歌[エイデ・ノレーナ(S;シェマハの女王)/1930年12月8日] ロシア民謡:ヴォルガの舟歌[フランソワ・オディジェ(B)/1932年] ムソルグスキー:蚤の歌[ジョルジュ・ジュアット(T)/1930年12月1日] バラキレフ:グルジアの歌[ニノン・ヴァラン(S)/1931年12月15日] ルビンシテイン:恍惚 Op.34-9[シャルル・ソワ(B)/1946年8月10日] チャイコフスキー:孤独な心を知る者だけが[ジェラール・スゼー(Br)/1946年5月28日] リムスキー=コルサコフ:薔薇に魅せられた夜鶯は[ルネ・ドリア(S)/1949年10月3日] ラフマニノフ:ライラックOp.21-5[ジェルメーヌ・セルネ(Ms)/1930年9月29日] ラフマニノフ:ああ、私の畑よ Op.4-5[クローディーヌ・ボーヌ(Ms)] | ||
20世紀初頭のパリではロシア音楽がブーム。偉大なバス、フョードル・シャリアピンが歌った「ボリス・ゴドゥノフ」に、パリっ子は度肝を抜かれた。そのような時代背景から、この世代のフランス人歌手たちはフランス語で多くのロシア音楽を録音している。このCDには、ティル、ヴァラン、スゼーといた日本でも馴染み深い名歌手から、今日ではほとんど無名の歌手まで、そうしたパリのロシア音楽熱を反映した録音が多く収録されている。 | ||
ジャーヌ・バトリ〜ソロ録音全集 | ジャーヌ・バトリ(S) | |
録音:1928年-1930年。バトリ(1876-1940)は今世紀前半のフランス歌曲の歌い手として、ドビュッシー、ラヴェル、ミヨーなど作曲者たちから賞賛された。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/bathori/bathori_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
コンチータ・スペルビア録音全集 Vol.5(完結編) ロンガース:荷物引きの歌[ギュスターヴ・クロエ指揮o./1930年7月4日、パリ] グラナドス:低く垂れ込める霧[ヴィラルタSQ /1931年2月25日、バルセロナ] チャピ:「聖母の奇跡」〜天に感謝を / セラノ:「ムーア人の女王」〜心と命の友 [パクワル・ゴデス指揮o./1932年11月2日、バルセロナ] ルナ:スペインの花[モデスト・ロメロ指揮o./1928年2月13日、マドリッド] ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜微笑むいとしい面影 モーツァルト:「フィガロの結婚」〜自分で自分が分らない / トマ:「ミニョン」〜軽やかな燕(燕の二重唱)(*) [ヴィンチェンツォ・ベットーニ(B;*) アンジェロ・アルベルゴーニ指揮o./ 1928年6月19日、1929年2月8日(*)、ミラノ] アルベニス:グラナダ[モデスト・ロメロ指揮o./1930年2月28日、バルセロナ] ファリャ:7つのスペイン民謡 より〔アストゥリアナ/ホタ〕 [フランク・マーシャル(P)/1930年3月10日、バルセロナ] ビゼー:「カルメン」より〔ちょっと待ってくれ、カルメン/いや、あんたは私を愛していない〕 [ガストン・ミシェレッティ(T;ホセ) ギュスターヴ・クロエ指揮o./1931年11月31日、パリ] ドトラス・ヴィラ:花と光[ポール・マンサール指揮o./1931年11月31日、パリ] スコット:子守歌 Op.57 No.2[アイヴァー・ニュートン(P)/1932年3月17日、ロンドン] レハール:「フラスキータ」〜私は自分の若さを [ルイ・アルヌ(T) ポール・バスティード指揮オペラ・コミックo./1933年5月、パリ] *付録 マリア・バリエントス、ファリャを歌う(#) ファリャ:7つのスペイン民謡/「恋は魔術師」〜きつね火の歌(+) /コルドバのソネット(+) [マリア・バリエントス(S) マヌエル・デ・ファリャ(P)/1928年、1930年、パリ] コンチータ・スペルビア(Ms;#以外) | ||
録音:1928年-1932年、ADD |国内アナウンス:2016年。Marstonによるスペイン、カタルニャの伝説的名メゾ・ソプラノ、コンチータ・スペルビア(1895-1936)の全録音集、おそらく最終となる第5巻。未刊行録音や別テイクなど、彼女の珍しい録音が集められている。余白には、同じバルセロナ生まれのソプラノ、マリア・バリエントス(1884-1946)がフャリャ自身のピアノ伴奏でフャリャの歌曲を歌った録音を収録。 # CD 印刷物のトラック表記において、最後の2曲(+)〔バリエントスの歌唱〕が逆に誤記されており、このまま供給されます。 | ||
ブラジルの歌の女王〜エルシー・ヒューストン ファリャ:7つのスペイン民謡(*) ヴィラ=ロボス:望み/秋の安らぎに/手回しオルガン/空からの星は新しい月 シャンゴラヴェル:草の上で / ニルヴァー:私がこの調べを歌うと バーロー:桜の木 / ニン:アンダルシア民謡/ガリシア民謡/カスティリャ民謡 タヴァレス:バイア ブラジルの歌:ココ椰子が/ああ!森のツグミ/私の鳩はどこを回っている/ 子守歌/遊び/運命/穏やかな夜に/他 エルシー・ヒューストン(S) ルシリア・ギマランエス、パブロ・ミゲル(P) ブラジリアンo./他 | ||
録音:1928年-1941年。原盤・ソース:Gramophone Company, Paris / Brazilian Columbia, Rio de Janeiro / Liberty Music Shop, New York (#) / RCA Victor, New York 。(*)と(#)の内7曲が当時未発売だった初出音源。 エルシー・ヒューストン(1902-1943)はブラジル出身のソプラノ。彼女はリリー・レーマンやニノン・ヴァランの元で学び、高度な発声を身に付けたが、ブラジル民謡およびブラジルの作曲家による歌曲を歌う活動に専念、ことにヴィラ=ロボスの歌曲を広めた人として高名。未発表録音も含め様々な録音が集められている。 | ||
フョードル・シャリアピン(B)全録音集 *1902年1月-2月、モスクワ、GRAMOPHONE AND TYPEWRITER 録音 ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7 No.6 /スロノフ:ああ汝太陽よ、素晴らしい太陽よ Op.10 No.1 コルガノフ:悲歌静かな月夜/グノー:「ファウスト」〜金の子牛(ロシア語)/チャイコフスキー:夜鶯 Op.60 No.4 ロシア民謡:夜/グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」〜あなたは来るだろう、私の夜明けよ チャイコフスキー:失望 Op.65 No.2[ピアノ伴奏] *1907年10月、サンクトペテルブルク、 GRAMOPHONE AND TYPEWRITER 録音 マヌイキン=ネフストルエフ:貧しい巡礼者の歌[合唱団] ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7 No.6[P.P.グロス(P)] ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ご機嫌よろしゅう、主よ!/グノー:「ファウスト」〜眠ったふりをせずに(ロシア語) ムソルグスキー:蚤の歌/グノー:「ファウスト」〜金の子牛(ロシア語) [ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮管弦楽団] *1907年10月、ミラノ、 GRAMOPHONE AND TYPEWRITER 録音 ロシア民謡:おいお前、イワンよ(2種)/夜/小さな樺の破片[無伴奏] *1908年6月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 グリンカ:「ルスランとリュドミラ」〜私の勝利の時は近い/ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜陰口はそよ風のように グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」〜あなたは来るだろう、私の夜明けよ ドリーブ:歌劇「ラクメ」〜お前の甘い眼差しは(ロシア語)/グリンカ:「ルスランとリュドミラ」〜永遠の夜の帳から [I.P.アルカデフ指揮管弦楽団] ロシア民謡(シャリアピン編):樫の丸太(ドゥビヌシカ)/ロシア民謡:昇れ、赤い太陽よ[モスクワ帝立歌劇場cho.] ロシア民謡:カバノキの小片[無伴奏] *1910年8月-9月、モスクワ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ウクライナ民謡:牧場で/セーロフ:「悪の力」〜陽気な懺悔節を!(エレムカの歌) ヴェルストフスキー:「アスコルドの墓」〜昔祖先たちが住んでいた ロシア民謡:母なるヴォルガを下りて/オークの下から、ニレの下から/樫の丸太(ドゥビヌシカ/シャリアピン編)/ 昇れ、赤い太陽よ/太陽は昇り(ロシアの囚人の歌)[モスクワ帝立歌劇場cho.] ロシア民謡:夜/おいお前、イワンよ/カバノキの小片[無伴奏] グノー:「ファウスト」より(ロシア語)〔主よ、いやしいしもべをお許し下さい(第4幕教会の場面)(*)/時が来た〕 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」〜彼女は私を愛さなかった…王家のマントに包まれて [マリア・アレキサンドロヴナ(S;*) 管弦楽伴奏] ソコロフ:荒天が唸り[ピアノ伴奏] ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜もう一つの物語で[M.I.セメノフ指揮モスクワ帝立歌劇場o.] *1911年9月、サンクトペテルブルク、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜カザンの町で[管弦楽伴奏]/ロシア民謡:マシェンカ[無伴奏] *1911年10月-11月、サンクトペテルブルク、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜さらばわが息子よ、鐘が鳴っている ボロディン:「イーゴリ公」〜私は退屈は好きではない…もしプティーヴルの公になれば ルビンシテイン:「デーモン」〜泣くでない、娘さん/シューマン:二人の擲弾兵 Op.49 No.1(ロシア語)[管弦楽伴奏] ストロキン:主よ今こそあなたの僕を/ロシア民謡:秋の霧雨ではない[無伴奏] ルビンシテイン:「デーモン」〜大気の大海原で[マリア・ウラジミロヴナ・コワレンコ(S) 管弦楽伴奏] ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜ある日、晩に、羊飼いが[管弦楽伴奏] *1912年4月、ミラノ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[カルロ・サバイーノ指揮ミラノ・スカラ座o.&cho.] ベッリーニ:「ノルマ」〜あの丘へ行け/ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜陰口はそよ風のように ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ご機嫌よろしゅう、主よ! ベッリーニ:「夢遊病の女」〜また見ることができた、ああ心地良い場所よ *1912年10月、サンクトペテルブルク、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 マイヤベーア:「悪魔ロベール」〜冷たい墓に眠る尼僧たちよ(イタリア語) ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」〜私の復讐よ来るのだ/ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」〜不幸な男だ グラズノフ:バッカスの歌(フランス語)/ラ・マルセイエーズ[管弦楽伴奏] *1913年7月、ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ロシア民謡(ケドロフ編):イリヤ・ムロメツの物語[ペトログラード四重奏団] ブラームス:サッフォー頌歌 Op.94 No.4(ロシア語)/リーシン:彼女は笑う/チャイコフスキー:夜鶯 Op.60 No.4 リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜恐ろしい岩壁に[D.I.ポヒトノフ(P)] ロシア民謡(リャプノフ編):イワン雷帝にまつわる物語/義母には義理の七人の子どもがいた ウクライナ民謡:ああ、緑の樫が/大きなブヨが[ペトログラード四重奏団] *1914年1月、サンクトペテルブルク、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 スロノフ:別れの言葉 Op.12 No.1 /ルビンシテイン:囚われ人 Op.78 No.6 /グリーグ:白鳥 Op.25 No.2 リムスキー=コルサコフ:ジョージア(グルジア)の丘の上で/ラフマニノフ:昨日私たちは出会った Op.26 No.13 ブラームス:サッフォー頌歌 Op.94 No.4[ピアノ伴奏] *1914年4月、サンクトペテルブルク、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ルビンシテイン:囚われ人 Op.78 No.6 /グリーグ:白鳥 Op.25 No.2(ロシア語)/スロノフ:別れの言葉 Op.12 No.1 グリーグ:亡くなった人 Op.25 No.5 /アルバムの数行 Op.25 No.3(ロシア語)/ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7 No.6 シューベルト:「白鳥の歌」〜私の住む所(ロシア語)/ソコロフ:荒天が唸り グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」〜あなたは来るだろう、私の夜明けよ[ピアノ伴奏] *1921年10月、ヘイズ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 グリーグ:古い歌 Op.4 No.5(ロシア語)/アルバムの数行 Op.25 No.3(ロシア語)/チャイコフスキー:夜鶯 Op.60 No.4 アルネス:最後の航海 Op.17 No.2 /マラシュキン:ああ、私の苦しみを音で描ければ[マックス・ラヴィノヴィチ(P)] ムソルグスキー:蚤の歌/リムスキー=コルサコフ:預言者 Op.49 No.2 /シューマン:二人の擲弾兵 Op.49 No.1(ロシア語) ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7 No.6 /グリーグ:真夜中の回想/ベートーヴェン:この暗い墓で ムソルグスキー:「死の歌と踊り」〜トレパーク[パーシー・ピット指揮管弦楽団] ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜カザンの町で、さらばわが息子よ ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜陰口はそよ風のように[ジョゼフ・パスターナック指揮管弦楽団] *1922年1月、ニューヨーク、 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音[ジョゼフ・パスターナック指揮管弦楽団] ナドソン:夢まだ子どもだった頃/ヴェルディ;「ドン・カルロ」〜彼女は私を愛さなかった…王家のマントに包まれて *1922年9月-10月、ヘイズ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[ジョージ・W.ビング指揮管弦楽団] ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7 No.6 /リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜恐ろしい岩壁に ロシア民謡/シャリアピン、ケーネマン編:ヴォルガの舟歌/ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜もう一つの物語で *1922年11月、キャムデン、 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音 ヴェルディ;「ドン・カルロ」〜彼女は私を愛さなかった…王家のマントに包まれて ベッリーニ:「夢遊病の女」〜また見ることができた、ああ心地良い場所よ ボロディン:「イーゴリ公」〜私は退屈は好きではない…もしプティーヴルの公になれば ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ご機嫌よろしゅう、主よ![ジョゼフ・パスターナック指揮管弦楽団] ロシア民謡:おいお前、イワンよ[無伴奏] *1923年6月-7月、ヘイズ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜私は最高の権力を手に入れた ボロディン:「イーゴリ公」〜私は退屈は好きではない…もしプティーヴルの公になれば ラフマニノフ:「アレコ」〜ジプシーの野営では皆寝ている/ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜鐘が鳴っている(2種) グノー:「ファウスト」より〔金の子牛/眠ったふりをせずに〕[ユージン・グーセンス指揮管弦楽団/他] ロシア民謡(シャリアピン編):樫の丸太(ドゥビヌシカ)[ジョージ・W.ビング指揮管弦楽団/他] *1923年9月、ヘイズ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[ジュリアス・ハリソン指揮管弦楽団] モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜奥様、これが目録(カタログの歌) グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」〜あなたは来るだろう、私の夜明けよ *1924年1月、キャムデン、 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音[ロザリオ・ブルドン指揮管弦楽団] マイヤベーア:「悪魔ロベール」〜冷たい墓に眠る尼僧たちよ(イタリア語)/プッチーニ:「ボエーム」〜古びた外套よ チャイコフスキー:第5曲祝福されよ、森よ Op.47 No.5 /フレジェ:角笛 *1924年1月、ニューヨーク、 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音 ロシア民謡:太陽は昇って沈み[フョードル・ケーネマン(P)] *1924年7月、ヘイズ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ボロディン:「イーゴリ公」〜調子はどうだ、公よ?…いや違うぞ、友よ/ロシア民謡:ピーテル街道に沿って グリンカ:「皇帝に捧げた命(イワン・スサーニン)」―私の愛する子よ[ユージン・グーセンス指揮管弦楽団] グリンカ:疑い[マジョリー:ヘイワード(Vn) ピアノ伴奏] *1924年10月、ヘイズ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[ジュリアス・ハリソン指揮管弦楽団] シューマン:二人の擲弾兵 Op.49 No.1(ロシア語)/ボロディン:「イーゴリ公」―疲れ果てた魂には眠りも休息もなく *1925年12月-11月、ヘイズ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜ボリス・フェオドロヴィチ皇帝万歳! … 魂は悲しむ(戴冠の場面) グノー:「ファウスト」〜主よ、あなたのいやしいしもべをお許し頂きたいませ(2種) [フローレンス・オストラル(S) アルバート・コーツ指揮管弦楽団、合唱団] ルビンシテイン:「デーモン」〜大気の大海原で、私こそがあなたの言うことを聞いていた者 [ジュリアス・ハリソン指揮管弦楽団] *1926年5月、ヘイズ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[ユージン・グーセンス指揮管弦楽団、合唱団] ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜陰口はそよ風のように/シューマン:二人の擲弾兵 Op.49 No.1(ロシア語) ムソルグスキー:蚤の歌/ロシア民謡/シャリアピン。ケーネマン編:ヴォルガの舟歌/グリーグ:真夜中の回想(ロシア語) ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より 〔さらばわが息子よ、鐘が鳴っている(2種)/ボリス・フェオドロヴィチ皇帝万歳! … 魂は悲しむ(戴冠の場面)〕 *1926年5月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音(コヴェント・ガーデン歌劇場、ライヴ) ボーイト:「メフィストーフェレ」〜プロローグ、第1幕、第2幕の抜粋 [ヴィンチェンツォ・ベレッツァ指揮コヴェント・ガーデン歌劇場o.、合唱団] *1927年3月、キャムデン、 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音[ロザリオ・ブルドン指揮管弦楽団] ムソルグスキー:蚤の歌/ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜カザンの町で ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ご機嫌よろしゅう、主よ! ボロディン:「イーゴリ公」〜私は退屈は好きではない…もしプティーヴルの公になれば ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜陰口はそよ風のように ベッリーニ:「夢遊病の女」〜また見ることができた、ああ心地良い場所よ/クラーク:盲目の農夫 *1927年4月、ニューヨーク、 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY 録音[ロザリオ・ブルドン指揮管弦楽団] マスネ:歌劇「ドン・キショット」〜ああ、私のご主人様(ドン・キショットの死) *1927年6月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[ローレンス・コリングウッド指揮管弦楽団] ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜鐘が鳴っている/リムスキー=コルサコフ:預言者 Op.49 No.2 ケーネマン:王が戦に出陣した時 Op.7 No.6 (2種)/ベートーヴェン:この暗い墓で *1927年9月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ロシア民謡:昇れ、真赤な太陽よ/樫の木の下より、楡の木の下より/黒い瞳 / ヴェーデリ:悔悟の門よ私に開け(#) [アレクサンドル・スクリャービン指揮(#以外) アリストフ合唱団、バラライカo.(#以外)] *1927年10月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音(ロイヤル・アルバート・ホール、ライヴ) リムスキー=コルサコフ:「モーツァルトとサリエリ」より 〔誰もがこの世に真実はないと言う/ケルビムのように/お前は長い眠りにつくだろう/モーツァルトよ!〕 [アルバート・コーツ指揮 LSO 、ロイヤル・コラール・ソサイティ] *1927年10月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[アルバート・コーツ指揮管弦楽団] リムスキー=コルサコフ:預言者 Op.49 No.2 /ベートーヴェン:この暗い墓で リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜恐ろしい岩壁に ロシア民謡(シャリアピン、ケーネマン編):ヴォルガの舟歌 ボロディン:「イーゴリ公」〜調子はどうだ、公よ?…いや違うぞ、友よ *1928年6月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[ジョン・バルビローリ指揮管弦楽団] モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜奥様、これが目録(カタログの歌) *1928年6月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音(コヴェント・ガーデン歌劇場、ライ音) グノー:「ファウスト」抜粋[ジョゼフ・ヒスロップ(T;ファウスト) ジェーン・ロジェー(Ms;シーベル) フランクリン・ケルシー(T;ワグナー) ユージン・グーセンス指揮コヴェント・ガーデン歌劇場o. 、合唱団] *1928年6月、ロンドン、THE GRAMOPHONE COMPANY 録音[ユージン・グーセンス指揮管弦楽団] シューベルト:白鳥の歌 D.957〜影法師 /死と乙女 D.531(ロシア語) マラシュキン:ああ、私の苦しみを音で描けさえできれば(英語) *1928年7月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY録音(コヴェント・ガーデン歌劇場、ライヴ) ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」抜粋(シャリアピンのみロシア語、他はイタリア語) [マルゲリータ・カロージオ(S;フョードル) イレーネ・ミンギーニ=カッタネオ(Ms;マリーナ) アンジェロ・バダ(T;シュイスキー) ヴィンチェンツォ・ベレッツァ指揮コヴェント・ガーデン歌劇場o. 、合唱団] *1929年6月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ロシア民謡/アレキサンドロフ編:ピーテル街道に沿って[ペテルスキー・バラライカo.]/ロシア民謡:マシェンカ[無伴奏] ロシア民謡(カラトゥイギン編):お前に別れを告げる、私の喜びよ、私の命よ/フレジェ:角笛 ダルゴムイシスキー:古参の伍長/リーシン:彼女は笑った[アイヴァー・ニュートン(P)] サシャ・ギトリおよびイヴォンヌ・プランタンとの電話風の会話 *1929年11月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ロシア民謡(シャリアピン編):夜[マックス・ラヴィノヴィッツ(P)] ラフマニノフ:「アレコ」〜ジプシーの野営では皆寝ている ムソルグスキー:「死の歌と踊り」〜トレパーク[ローレンス・コリングウッド指揮管弦楽団] *1930年2月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 グノー:「ファウスト」〜金の子牛、眠ったふりをせずに(2種)[ミシェル・コゼット(Br)] マスネ:歌劇「ドン・キショット」〜星が姿を現す時[アンリ・ビュッセル指揮パリ・オペラ座o. 、合唱団] *1930年6月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ロシア民謡:ステンカ・ラージン/グリンカ:疑い(#) /ルビンシテイン:囚われ人 Op.78 No.6 ラフマニノフ:「アレコ」〜ジプシーの野営では皆寝ている [イヴァン・バジレフスキー(P) ルシアン・シュワルツ(Vn;#)] *1931年1月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ヴェーデリ:悔悟の門よ私に開け(2種)/ストロキン:主よ今こそあなたの僕を(2種) ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜ボリス・フェオドロヴィチ皇帝万歳! [D.アリストフ指揮パリ・ロシア歌劇団合唱団] セーロフ:「悪の力」〜陽気な懺悔節を!(エレムカの歌)[O.チェルノヤノフ指揮バラライカo. 、合唱団] *1931年5月-6月、ロンドン、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 グリンカ:疑い/マスネ:悲歌(ロシア語)[セドリック・シャープ(Vc) アイヴァー・ニュートン(P)] ルビンシテイン:ミルザ・シャフィによる12の歌(ペルシャの歌) Op.34〜クル川の渦巻く波は [ローレンス・コリングウッド指揮管弦楽団] ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より 〔私は最高の権力を手に入れた(2種)/ああ、苦しい。息をつかせてくれ(時計の場)(2種)〕 ダルゴムイシスキー:「ルサルカ」〜ああ、お前たち若い娘は皆同じに見える、おはよう、義理の息子よ グリンカ:「ルスランとリュドミラ」〜私の勝利の時は近い[マックス・シュタインマン指揮 LSO /他] *1932年2月-3月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ストロキン:主よ、今こそあなたの僕を/ロシア民謡(ジャーロフ編):12人の盗賊の伝説/ヴェーデリ:悔悟の門よ私に開け ロシア民謡(アレキサンドロフ編):母なるヴォルガを下りて グレチャニノフ:ロシアの典礼 Op.79〜あなたに栄光が、ああ主よ(3種)/アルハンゲルスキー:私は信じる [ニコライ・アフォンスキー指揮パリ・ロシア府主教教会合唱団] *1933年1月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 ダルゴムイシスキー:ボレロ[ピエトロ・コッポラ(P)] *1933年3月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 イベール:ドン・キショットの4つの歌[ジャック・イベール指揮管弦楽団] *1934年3月、パリ、 THE GRAMOPHONE COMPANY 録音 マヌイキン=ネフストルエフ:貧しい巡礼者の歌/ロシア民謡:昇れ、赤い太陽よ[バラライカo. 、アフォンスキー合唱団] *1936年2月、東京、日本ビクター 録音[ゲオルギ・デ・ゴジンスキー(P)] ムソルグスキー:蚤の歌/ロシア民謡(シャリアピンおよびケーネマン編):ヴォルガの舟歌 *補遺 私的シリンダー録音1898-1902年 リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜恐ろしい岩壁に/ボロディン:「イーゴリ公」〜もしプティーヴルの公になれば グノー:「ファウスト」〜ああ夜よ、お前の陰を広げよ(ロシア語) ロシア民謡:夜/白い綿毛の雪/ああ、私は目を使い過ぎた/スロノフ:ああ汝太陽よ、素晴らしい太陽よ Op.10 No.1 | ||
録音:1898年-1936年、ADD、984分。marstonが偉業を成し遂げた。20世紀前半の偉大なバス、フョードル・シャリアピン(1873-1938)の全録音を復刻。20世紀初頭のロシア帝国時代の録音から、亡命後のロンドンやパリなどでの録音、そして未発表録音や私的録音まで含んだCD13枚、16時間半近くという膨大な量。世紀の大歌手シャリアピンの全貌がこの一箱に詰まっている。シャリアピンはもちろんオペラ歌手として世界をまたに駆けて活躍し、ことにムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」は彼が世界に知らしめたようなものだが、同時にシャリアピンはヴォルガの舟歌や黒い瞳のようなロシア民謡も深く愛し愛唱曲に高めた。そうしたシャリアピンの両輪の魅力は古い録音を通してもたっぷり楽しめる。よく知られているようにシャリアピンは1936年昭和11年、亡くなる2年前に来日し、東京で生涯最後の録音を行った。彼の得意中の得意の2曲、蚤の歌はまさに絶唱、そして深々としたヴォルガの舟歌。後者の最後の静かに消えて行く声が記録されたシャリアピンの最後の声。日本人にはことのほか感慨深い録音だ。いつもながらマーストンによる復刻は極めて丁寧な物。さらに320ページ超のハードカバーの冊子が付属、英文解説に加え、ロシア語の歌に英語訳がついており、これだけでも貴重。たいへんに力の入った品。marstonは初回生産分が完売すると再生産は稀なので、くれぐれもお見逃しなきよう。 | ||
ジョン・マコーマック(T)〜電気録音全集 + 補遺 ジョン・マコーマック(T) 共演者多数 | ||
録音:1925年-1942年〔補遺:1904年-1917年〕|20時間22分。 marston がまた一つ偉業を成し遂げた。アイルランド出身の20世紀前半の偉大なテノール、ジョン・マコーマック(1884-1945)の1925年から1942年にかけて行った膨大な電気録音(マイクロフォンを用いた録音)をすべて収録。概ねマコーマック40代以降の歌声ということになる。マコーマックは当時のスター歌手で、続々と大量の録音を発表、中でも彼の歌うアイルランド民謡は極めて高い人気を誇った。このセットにはそうした録音を、未刊行録音も含めて復刻している。中にはマコーマックの歌うトリスタンという珍しいものも含まれる。元々美声だった上にミラノで修行を積んだマコーマックは50代末になってもとても良く声を保持し、実に味わい深い歌を聞かせてくれる。このセットにはさらに初期のシリンダーや片面ディスク録音、放送用録音、私的録音まで集め20時間超、この上なく充実した内容になっている。marstonのいつも通り、良好な復刻に仕上げられている。 | ||
アルマ・グルック〜イン・オペラ | アルマ・グルック(S) | |
録音:1911年-1917年。グルック(1884-1938)は、幼時にルーマニアからアメリカに移民した歌手。第1次世界大戦前後に、ミミなどを歌ってメトで活躍した。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/gluck/gluck_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ヨハンナ・ガトスキ〜 1910年〜1917年ビクター録音集と メープルソン・シリンダー録音集 Vol.1 |
ヨハンナ・ガトスキ(S) | |
ガドスキ(1872-1932)はドイツのドラマティック・ソプラノ。主舞台はメトで、ワーグナー、イタリア物の双方で活躍した。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160315052337/http://www.marstonrecords.com/Gadski/gladski_ward.htm)等をご利用下さい。 | ||
マスネ:歌劇「マノン」 | ファニー・エルディ(S)他 アンリ・ビュッセル指揮 パリ・オペラ・コミークo.&cho. | |
録音:1923年。「マノン」の史上初の全曲録音で、エルディ(1888-1973)、マルニー(1885-?)など、オペラ・コミークの歌手たちの出演による。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160315052852/http://www.marstonrecords.com/manon/manon_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ヨーゼフ・ホフマン全集 Vol.5 ホフマン:子守歌Op.20 No.5〔ピアノ独奏版/ピアノとヴァイオリン版(*)〕 ショパン:ワルツ 変イ長調Op.42(3種)/夜想曲Op.27 No.2(2種) ショパン/リスト編曲:乙女の祈り ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58〜第1楽章/ ポロネーズ第3番 イ長調Op.40 No.1「軍隊」/ワルツ 変イ長調Op.42(2種) ショパン/リスト編曲:私の喜び/乙女の祈り / ショパン:夜想曲 嬰へ長調Op.15 No.2 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調Op.31 No.3〜第2楽章 ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22 /子守歌 変ニ長調Op.57 / ワルツ 変ニ長調Op.64 No.1「子犬」/夜想曲 嬰へ長調Op.15 No.2 メンデルスゾーン:紡ぎ歌Op.4 No.4 ショパン:ポロネーズ第3番 イ長調Op.40 No.1「軍隊」(抜粋)/ ワルツ 変イ長調Op.42(抜粋)/夜想曲 変ニ長調Op.27 No.2(抜粋) リャードフ:音楽玉手箱 / ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番〜第4楽章「無窮動」 ショパン:夜想曲 変ホ長調Op.9 No.2 /ワルツ 変ニ長調Op.64 No.1「子犬」 リスト:愛の夢第3番 変イ長調 ショパン:夜想曲 変ニ長調Op.27 No.2 /ワルツ 変ニ長調Op.64 No.1「子犬」 ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3 No.2 / プロコフィエフ:行進曲Op.12 No.1 ホフマン:エレジー ショパン:夜想曲 嬰へ長調Op.15 No.2/ワルツ 変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」 メンデルスゾーン:ロンド・カプリツィオーソ ホ長調Op.14 ドビュッシー:「ベルガマスク組曲」〜月の光 グルック/ズガンバーティ編曲:「オルフェオとエウリディーチェ」〜メロディ ヨーゼフ・ホフマン(P) エフレム・ジンバリスト(Vn;*) | ||
録音:1935年-1948年。圧倒的技巧でラフマニノフと並び賞されたホフマン(1876-1957)。録音嫌いのピアニストのテスト録音、ライヴ録音を多くあつめたもの。 当シリーズ既出:第4集までは VAI AUDIOから発売(Vol.1-4:VAI, VAIA-1002、VAIA-1020、VAIA-1036、VAIA-1047)、 第5集からは MARSTON RECORDS からの発売( Vol.6:52014-2、 Vol.7:52037-2、 Vol.8:52044-2、 Vol.9:52058-2)。 | ||
モーリス・ルノー〜グラモフォン全録音集(1901-1908) | モーリス・ルノー(Br) | |
フランスの名バリトンで、パリ、ロンドン、ニューヨーク、ミラノなど各地の大歌劇場で活躍したルノー(1861-1933)のアコースティック録音。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303185201/http://www.marstonrecords.com/renaud/renaud_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ニノン・ヴァラン〜パテ全録音集 Vol.1 | ニノン・ヴァラン(S) | |
録音:1927年-1929年。「ウェルテル」や「ルイーズ」の録音で知られるフランスのソプラノ、ヴァラン(1886-1961)の、アリアや歌曲など。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/vallin/vallin_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エルンスト・レヴィ Vol.1 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」(*) / ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111 (#) リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調(#) /「詩的で宗教的な調べ」〜孤独な中の神の祝福(#) / 「巡礼の年第2年 イタリア」〜婚礼(+) /ハンガリー狂詩曲第12番 嬰ハ短調(**) エルンスト・レヴィ:ピアノのための小品(抜粋;5曲)(##) エルンスト・レヴィ(P) | ||
録音:1958年(*) /1956年(#) /1929年(+) /1954年11月14日、ライヴ(**) /1954年3月29日(##)、マサチューセッツ工科大学クレスゲ講堂(*/#/**) /不詳(+/##)。
原盤: Kapp Records (*) / Unicorn Records (#) / Sonabel (+) / Columbia (##) 。(*)のみステレオ。(##)と(**)は当盤が初出。 忘れられたスイスのピアニスト、レヴィ(1895-1981)による録音集。彼は幼少の頃、フランスのヴィルトゥオーソであったラウル・プーニョや、ブゾーニの弟子であるエゴン・ペトリの教えを受けている。 当シリーズ既出(2016年8月現在): Vol.2:52021-2, Vol.3:52039-2, Vol.4:52072-2 。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/levy/levy_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ティート・スキーパ〜 グラモフォン&パテ全録音集 Vol.1 |
ティート・スキーパ(T) | |
録音:1913年-1921年。両大戦間の時代の人気リリック・テノール、スキーパ(1889-1965)による初期録音集。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/schipa/schipa_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
マルセル・ジュルネ〜グラモフォン全録音集 | マルセル・ジュルネ(B) | |
録音:1909年-1933年。「ファウスト」の悪魔役など、パリやニューヨーク、そしてミラノで長く活躍したフランスのバス、ジュルネー(1867-1933)の録音集。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/journet/journet_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ファヴォリータ」(フランス語歌唱)
ケティ・ラペイレット(A)他 フランソワ・ルールマン指揮パリ・オペラ・コミークo.&cho. | ||
録音:1915年。原盤:フランス、パテ。史上初の全曲盤。パリ・オペラ座を代表するアルト、ラペイレットが外題役を歌った、オリジナルのフランス語版。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/favorite/favorite_liner.htm)等をご利用下さい。 #2024年3月追記:ごく少量のみレーベルへ未開封商品の返品があり、記載時点では紙媒体付属プレス盤の入手が可能とのことです。 ただし全点プラケースに少々ヒビが入っており、国内代理店ではケース割れ状態でのダメージ保証が出来ないため、代理店でケースを新品に交換&袋掛け状態で出荷されます。 また、ご注文時にレーベル側で返品分が品切の場合は CD-R 盤(=紙媒体なし)に戻ります。基本的にはCD-R製版盤での入荷とお考え下さい。 | ||
アデリーナ・パッティ& ヴィクトル・モウレル:全録音集 |
アデリーナ・パッティ(S) ヴィクトル・モウレル(Br) | |
録音:1903年-1907年。19世紀後半の伝説的プリマドンナ、パッティ(1843-1919)と、「オテロ」のイヤーゴや「ファルスタッフ」外題役の創唱者、モウレル(1848-1923)。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/patti/patti_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ローザ・ポンセル〜オン・ジ・エアー Vol.1 | ローザ・ポンセル(S) | |
録音:1934年-1936年。ラジオ放送用ライヴ。両大戦間にメトで活躍したプリマドンナ、ポンセル(1892-1977)。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314171207/http://www.marstonrecords.com/ponselle/ponselle_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エマ・カルヴェ〜 1902年G &T、1920年パテ全録音集と メープルソン・シリンダー録音集 |
エマ・カルヴェ(S) | |
フランス生まれ、メトやロンドンでもカルメンやサントゥッツァ歌いとして圧倒的人気を誇ったカルヴェ(1858-1942)。1902年メトのライヴ録音つき。
当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/calve/calve_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ヨーゼフ・ホフマン全集 Vol.6〜カシミール・ホール・リサイタル/他 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調Op.27-2「月光」(*) ショパン:夜想曲 嬰へ長調Op.15 No.2 (*) / ワルツ 変イ長調Op.42 (*) /ワルツ 変ニ長調Op.64 No.1「子犬」(*) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」(#) シューマン:クライスレリアーナOp.16(抜粋;6曲)(#) ショパン:ポロネーズ 変ホ短調Op.26 No.2 (#) /夜想曲 ロ長調Op.9 No.3 (#) / ワルツ 変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」(#)/バラード第4番 ヘ短調Op.52 (#) ショパン/ホフマン編曲:ワルツ 変ニ長調Op.64 No.2「子犬」(#) ストヨフスキ:東洋のカプリスOp.10 No.2(#) ホフマン:万華鏡Op.40 No.4(#)/「3つの印象」〜第1番「ペンギン」(#) ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番 ト長調Op.58 (+) / ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調Op.27「月光」〜第1楽章(3種)(**/##/++) ヨーゼフ・ホフマン(P) ジョン・バルビローリ指揮交響楽団 (NYP) (+) | ||
録音:1936年3月15日、キャデラック・アワー、放送録音(*)/1938年4月7日、カーティス音楽大学カシミール・ホール、ライヴ/1941年10月26日、放送録音(+)/1916年10月13日(**/##)/1944年7月31日、ベル・テレフォン・アワー、放送録音(++)。原盤:COLUMBIA (**/##)。全曲初出音源。 自由奔放変幻自在の1938年のリサイタルがやはり聞き物。当シリーズ既出:第4集までは VAI AUDIOから発売(Vol.1-4:VAI, VAIA-1002、VAIA-1020、VAIA-1036、VAIA-1047)、 第5集からは MARSTON RECORDS からの発売( Vol.5:52004-2、 Vol.7:52037-2、 Vol.8:52044-2、 Vol.9:52058-2)。 | ||
カール・フリートベルク シューマン:子供の情景Op.15 (*) /ノヴェレッテ第4番 ニ長調Op.21 No.4 (*) / 交響的練習曲Op.13 (*) /ロマンス第2番 嬰へ長調Op.28 No.4 (*) ブラームス:スケルツォ 変ホ短調Op.4 (*) /間奏曲 変ロ長調Op.76 No.4 (*) / 間奏曲 変ホ長調Op.117 No.1 (*) パウアー:古いフランスのガヴォット(*) / クラーマー:練習曲 ハ長調Op.81 No.1 (*) メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリツィオーソOp.14 (*) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10番 ト長調Op.14 No.2 (*) カール・フリートベルク(1872-1955):即興曲集〔第1番-第3番〕(*) ドメニコ・パラディース(1707-1791):トッカータ イ長調(#) D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調 L.104 K.159 (#) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調K.282〜第1楽章 (#) ブラームス:間奏曲 変イ長調Op.76 No.3 (#)/間奏曲 ハ長調Op.119 No.3 (#) / バラード ト短調Op.118-3 (+) ショパン:即興曲第3番 変ト長調Op.51 (+) /夜想曲 変イ長調Op.32 No.2 (#) / ワルツ イ短調Op.34-2 (#) /ワルツ ホ短調 遺作(#) / バラード第3番 変イ長調Op.47 (+) /夜想曲 嬰へ長調Op.15 No.2 (**) カール・フリートベルク:即興曲「追憶」(**) カール・フリートベルク(P) | ||
録音:1953年4月&5月(*)/1951年7月24日、ジュリアード音楽院、ライヴ(#)/1949年8月2日、ジュリアード音楽院、ライヴ(+)/不詳、私的録音(**)。原盤:ZODIAC(*)。 フリートベルクはドイツに生まれ、クララ・シューマンに教えを受け、ブラームスからも助言を受けた、いわば直弟子。1892年にはマーラー指揮の元でウィーン・フィルへソリストとしてデビューし、1904年にはケルン音楽院でピアノ科の首席教諭となっている。その後も演奏活動をつつけていたが、アメリカのニューヨーク市音楽院(現在のジュリアード音楽院)に教師として招かれ、ジュリアード音楽院となってからも通算20年以上同地で教鞭を取った。彼の生徒には、ドイツ時代の教え子も含めれば、エリー・ナイ、パーシー・グレインジャー、エルヴィン・シュルホフ、エセル・レギンスカ、マルコム・フレージャー、ブルース・ハンガーフォードと言った錚々たるピアニスト&作曲家が並んでいる。ジュリアードの組織改編により1945年に職を追われたフリートベルクはその後も旺盛な演奏活動&教諭活動を続け、1955年に83歳の誕生日の10日前に亡くなった折りも、ヨーロッパで夏期講習を行なっていた最中だった。彼は芸術はいつも「変化がなければならない」と考えており、録音という「変化の無い」媒体を嫌っていたが、1953年にZODIACという小レーベルへ録音を行なった。これは約40分のLPとして発売され、後にコレクターズ・アイテムとなったが、未編集の素材が残っており、それらを含んだ完全版が1985年にインターナショナル・ピアノ・アーカイヴズ(IPA)からLP発売され、今回のCDはそれを元にマスター・テープから復刻されている。今回は更にジュリアード音楽院で行なわれた2回のリサイタルからの音源と、私的録音の音源も含み、この幻のピアニストの芸術を堪能できる、正にピアノ・コレクター垂涎のアルバムとなっている。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303231638/http://www.marstonrecords.com/friedberg/friedberg_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
レオンカヴァッロ:歌劇「チャタートン」(抜粋)(*)
フランシスコ・グラナドス、フランシスコ・シニョリーニ(トマス・チャタートン;#) フランチェスコ・フレデリチ(ジョン・クラーク) イネセ・デ・フラーテ(ジェニー・クラーク)他 ルッジェーロ・レオンカヴァッロ指揮ミラノ・スカラ座o.&cho. | ||
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」(+)
アントーニオ・パオーリ(カニオ) ジュゼッピーナ・ウゲト(ネッダ) フランチェスコ・チガーダ(トニオ) エルネスト・バディーニ(シルヴィオ) ガエターノ・ピニ=コルシ(ベッペ) ルッジェーロ・レオンカヴァッロ指揮ミラノ・スカラ座o.&cho. | ||
録音:1908年5月(*)/1907年6月(+)。 「チャタートン」はレオンカヴァッロが無名時代に書いた若き日の作品。トマス・チャタートンは英国の実在の詩人(1752-1770)で、わずか17歳で貧困のため自殺という悲劇的な生涯を送っている。彼の人生は多くの芸術家の共感を呼び、その中の一人、フランスのロマン主義作家、アルフレッド・ド・ヴィニー(1797-1863)がチャタートンを主人公とした悲劇を書いている。これに基づいてレオンカヴァッロ自身が台本を作成し1876年に作曲した。当時レオンカヴァッロはまだ18歳であった。しかし上演はできず、「道化師」で成功した4年後、1896年3月10日にローマで初演された。イタリアでは成功を収められなかったが、フランスでは、マスネが好評を寄せたこともあって、時折上演される作品であった。この1908年の録音は未だまとまった録音としては唯一のものである。 「道化師」は最初期のオペラ全曲録音として大成功を収めたもので、起用されている歌手もスターたちばかりである。どちらも作曲者自身の指揮という点でも非常に貴重な録音。 (#)はダブル・キャストで録音を分担している。 | ||
ヘルマン・ヤドローカー | ヘルマン・ヤドローカー(T) | |
録音:1908年-1929年。ドイツ生まれのユダヤ系で、ベルリンやニューヨークで活躍したドラマティック・コロラトゥーラ・テノール、ヤドローカー(1877-1953)。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/jadlowker/jadlowker_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
クレール・クロワザ(Ms)全録音集〜近代フランス歌曲の守護者 ドビュッシー: 「ペレアスとメリザンド」〜ジュヌヴィエーヴの手紙の場/ロマンス/ 巷に雨の降るごとく/母の願いにより聖母に祈るためにヴィヨンが作ったバラード/ 鐘/噴水/夕べの鐘 シューベルト:音楽に D.547 /「美しき水車小屋の娘」〜どこへ? カプレ: Les Prières 〔 Salutation angélique / Oraison dominicale 〕 プーランク:動物詩集(全6曲) / フォーレ:ゆりかご/月の光/牢獄/夕べ/夢のあとに デュパルク:旅への誘い/嘆き/悲しき歌 / ルーセル:サラバンド/光/祈り オネゲル:秋/アンデルセンの「小さな人魚」の3つの歌 ブレヴィル: Une jeune fille parle / La belle au bois / Deux rondels / Les fées オネゲル:ユディトー〜4曲 / ミヨー: L'Orestee d'esobilic セヴラック:オバド/私のかわいい人形 | ||
録音:1927年-1936年。フランス歌曲の大家として知られるクロワザ(1882-1946)の全録音。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/croiza/croiza_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
メレンティエ〜ビゼー:歌劇「カルメン」
マルグリート・メレンティエ(S;カルメン)他 フランソワ・ルールマン指揮パリ・オペラ・コミークo.&cho. | ||
録音:1911年。フランス語での史上最初の全曲録音。カルメン役のメレンティエ(1880-?)やドン・ホセ役のアフレ(1858-1931)など、パリ・オペラ座の歌手たちが出演。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303230552/http://www.marstonrecords.com/carmen/carmen_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エウジェーニア・ブルツィオ〜 オペラ・レパートリー全録音集 |
エウジェーニア・ブルツィオ(S) | |
録音:1905年-1916年。ブルツィオ(1872-1922)は20世紀初頭、ヴェリズモ・オペラやノルマなどをトスカニーニやセラフィンの指揮で歌い、大人気を得たイタリアのドラマティック・ソプラノ。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303171557/http://www.marstonrecords.com/burzio/burzio_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エルンスト・レヴィ Vol.2 ハイドン:ピアノ・ソナタ集(*) 〔第31番(46番) 変イ長調Hob.XVI-46 /第47番(32番) ロ短調Hob.XVI-32 / 第60番(50番) ハ長調Hob.XVI-50 /第61番(51番) ニ長調Hob.XVI-51 〕/ ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 〔第23番 ヘ短調Op.57「熱情」(*) /第27番 ホ短調Op.90 (#) / 第28番 イ長調Op.101 (#) /第30番 ホ長調Op.109 (*) /第31番 変イ長調Op.110 (*) 〕/ モーツァルト:幻想曲 ニ短調K.397 (+) J.シュトラウスII:ワルツ「春の声」Op.410 (+) エルンスト・レヴィ(P) | ||
録音:1956年(*)/1958年(#)/1929年頃(+)、マサチューセッツ工科大学クレスゲ講堂(*/#)/不詳(+)。原盤:Unicorn Records (*/#) / Sonabel (+)。(#)のみステレオ。 レヴィ(1895-1981)の第2弾。1950年代後半のUNICORNレーベルへの録音を中心に大曲をまとめて復刻。 当シリーズ既出(2016年8月現在): Vol.1:52007-2, Vol.3:52039-2, Vol.4:52072-2 。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/levy2/levy2_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
デスティン〜ビゼー:歌劇「カルメン」(ドイツ語歌唱)
エミー・デスティン(S)他 ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー指揮 ベルリン・グラモフォンo.、ベルリン宮廷歌劇場cho. | ||
録音:1908年、ベルリン。「カルメン」史上初の全曲録音(ドイツ語訳詞)。後にメトでも大活躍したソプラノ、デスティン(1876-1930)が外題役を歌う。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/carmen2/carmen2_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
クラウディオ・アラウ〜初期録音集 ショパン:ワルツ ヘ長調Op.34 No.3 (*) シューベルト:楽興の時第3番 ヘ短調Op.94 No.3 (*) リスト:「パガニーニによる大練習曲」より(#) 〔第2曲「オクターヴ」/第5曲「狩」/第1曲「トレモロ」/第6曲「主題と変奏」〕/ 「巡礼の年第1年 スイス」〜泉のほとりで(#) バラキレフ:イスラメイ(#) / リスト:「3つの演奏会用練習曲」〜軽やかさ(#) ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」〜ロシアの踊り(#) ブゾーニ:エレジー第5番(#)/ソナチナ第6番(+) ショパン:ワルツ ヘ長調Op.34 No.3 (+) シューベルト/リスト編曲:聴け、聴け、ひばり(+) ショパン:練習曲 ヘ短調Op.10 No.9 (+) /練習曲 嬰ハ短調Op.10 No.4 (+) リスト:憂鬱なワルツ(+) ショパン:練習曲 ヘ短調Op.25 No.2 (+) /練習曲 嬰ハ短調Op.10 No.4 (+) / 前奏曲 ヘ長調Op.28 No.23 /練習曲 変イ長調Op.25 No.1 (+) / 練習曲 ホ長調Op.10 No.3 (+) リスト:「巡礼の年第3年」〜エステ荘の噴水(**) /スペイン狂詩曲(短縮版)(##) ショパン:タランテラ 変イ長調Op.43 (++) /練習曲 ヘ長調Op.10 No.8 (++) シューマン:謝肉祭Op.9 (++) / ドビュッシー:舞曲(++)/「版画」〜雨の庭(++) ショパン:バラード第3番 変イ長調Op.47 (++) /スケルツォ第3番 嬰ハ短調Op.39 (++) クラウディオ・アラウ(P) | ||
録音:1921年(*)/1928年(#)/1927年-1929年(+)/1928年11月15日(**)/1933年9月4日(##)/1938年-1939年(++)。
原盤:English Vocalion(*)/German Gramophone (Polydor)(#)/HMV Electrola(+)/Odeon(**)/Telefunken(##)/Parlophone(++)。 アラウ(1903-91)が1921年から1939年にかけてSP録音した独奏曲をあつめたもの。多くはCD復刻があるものが多いが、これだけまとめて聴けると言うことと、マーストンの手による復刻という2点で重要。(+)と(++)には更に詳細な録音年月日が記載されているが、繁雑になるため省略した。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303174209/http://www.marstonrecords.com/arrau/arrau_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エディソン・トライアル | メルセデス・ リョパルト(S)他 | |
発明王エディソンが1912年〜1913年に試験的にヨーロッパで行なった、さまざまな歌手たちの未発表録音集。 | ||
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」 | シャルル・フォンテーヌ(T)他 フランソワ・ルールマン指揮 パリ・オペラ・コミークo.&cho. | |
1912年に行なわれた、「トロヴァトーレ」の史上初の全曲録音。ヴェルディがパリでの上演のためにつくったフランス語版による。フランス語版の特徴であるバレエ音楽もちゃんと演奏されている。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314110553/http://www.marstonrecords.com/trouvere/trouvere_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
20世紀初頭、アメリカの三大ソプラノ
リリアン・ノルディカ、オリーヴ・フレムスタッド、エイダ・アディーニ(S) | ||
マーストンで最もリクエストが多いという歌手がリリアン・ノルディカ(1857-1914)。アメリカ生まれの彼女はコロラトゥーラからワーグナーまで幅広いレパートリーをマスターしていた、レコード史上最初期の最も偉大な歌手の一人。彼女の声は美しく、また正確な歌唱に定評があった。オリーヴ・フレムスタッド(1871-1951)はスウェーデンからアメリカへ10歳のときに移住、1906年メトでの「カルメン」が絶賛され、「サロメ」の合衆国初演を成功させた。彼女の豊富な声量と表現力は聴衆を魅了し続けた。レパートリーの広かったエイダ・アディーニ(1855-1924)はほとんどアメリカ国外で活躍した。録音はFonotipiaに5つしか残存しないが、彼女の美声を伝えるそれらはすべて当盤に収録されている。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/3_sopranos/3sopranos_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
イン・ゼア・オウン・ヴォイセス〜1908年&1912年米大統領候補のスピーチ集
ウィリアム・タフト、ウッドロウ・ウィルソン、セオドア・ルーズヴェルト(スピーチ) | ||
1908年と1912年のアメリカ大統領選挙用に録音された、候補者たちのスピーチ集。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/voices/voices_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
クララ・バット Vol.1〜アコースティック録音集 | クララ・バット(A) | |
録音:1909年-1921年。イギリスの国民的アルト歌手、バット(1873-1936)の歌曲やアリア。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/butt/butt_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ヘルデン・テノール、ジャック・ウルルス〜 エディソン全録音集 |
ジャック・ウルルス(T) | |
録音:1913年-1917年。ベルギーの生んだ大ヘルデン・テノール、ウルルス(1867-1935)がエディソン・レーベルに録音した全SP。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/urlus/urlus_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ローザ・ポンセル〜オン・ジ・エアー Vol.2 | ローザ・ポンセル(S) | |
録音:1936年-1937年。ラジオ放送用ライヴ。ポンセル(1892-1977)のラジオのライヴ録音集の続編。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/ponselle2/ponselle2_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
絶対的なソプラノ〜フィレンツェ・イーストン ヴェルディ:「運命の力」、トマ:「ミニョン」「椿姫」、グノー:「ファウスト」、ビゼー:「カルメン」、 マスネ:「エロディアード」、レオンカヴァッロ:「道化師」、 リムスキー=コルサコフ:「サトコ」、 プッチーニ:「ボエーム」、「トスカ」、「蝶々夫人」、「ジャンニ・スキッキ」、 ワーグナー:「ローエングリン」、「タンホイザー」、マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」からのアリア リムスキー=コルサコフ、ベーム、ダーデロット、グリーン、ローガン、ハーバート、フリムル、テイアー、ハイドン、 ドヴォルザーク、ヴォルフ、マルクス、A.スカルラッティ、シューマン、ブラームス、R.シュトラウス、リストの歌曲 フィレンツェ・イーストン(S) 管弦楽伴奏 ジェラルド・ムーア、レスター・ホッジス(P) | ||
録音:1918年-1940年。 フィレンツェ・イーストンは、レパートリーは少ないながらも、その比類なき音楽的才能をが高く評価されていた。しかし、今日では不当に忘れられた存在になっている。このCDでメトロポリタン歌劇場のヒロインの再評価がなされることだろう。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。 レーベルでは先にディスクの在庫が払底したようで、在庫がある間はオリジナルのブックレットとインレイが付属して供給されるようですが、在庫が尽きた場合はディスクのみの供給となり、選択いただくことは出来ません。 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314170858/http://www.marstonrecords.com/easton/easton_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
セザール・ヴェッツィーニ全集 Vol.1 オデオン・レーベル全録音(1912-1914) レオンカヴァッロ:「道化師」、ヴェルディ:「オテロ」「アイーダ」、マイアベーア:「アフリカの女」、 レイヤー:「シグール」、ロッシーニ「ウィリアム・テル」、プッチーニ:「トスカ」(*) 「ボエーム」、 グノー:「シバの女王」「ロメオとジュリエット」「ミレイユ」、ビゼー:「カルメン」、ゴダール:「ジョスラン」、 マスネ:「ウェルテル」「ナヴァーラの娘」「マノン」、ワーグナー:「ローエングリン」、ラロ:「イスの王」、 グレトリー:「獅子心王リチャード」、Bazin:「MAITRE PATHELIN」、アレヴィ:「ユダヤの女」から フランスHMV(1923-1924)録音集 グノー:「シバの女王」、マイアベーア:「プロエルメルのパルドン祭」「アフリカの女」、レイヤー:「シグール」、 ワーグナー:「ローエングリン」、ロッシーニ:「ウィリアム・テル」、アレヴィ:「ユダヤの女」、 ヴェルディ:「エルサレム」、プッチーニ:「マノン・レスコー」から グラニエ:ホザンナ / J.-B.フォーレ:十字架像(+) / シューベルト:セレナード セザール・ヴェッツァーニ(T) ポール・パヤン(B;*) エリアーヌ・ペルティエ(S;*) アルフレッド・マゲナット(Br;+) | ||
セザール・ヴェッツィーニ(1888-1951)は豊かな声量、響く高音、また優れた知性を持つテノールであった。彼はコルシカで生まれ、ほとんどフランス語圏で活躍した。オペラ・コミークへのデビューは新聞(1911年12月17日、Coeur de Lion)で星が生まれたと評され、以後、病に倒れる1948年まで聴衆を魅了し続けた。全曲管弦楽伴奏、フランス語歌唱。 | ||
ホルヘ・ボレット・イン・コンサート Vol.1 〜ショパン アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 (*) / 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 (#) /4つのスケルツォ(##) /ワルツ第6番 Op.64 No.1「子犬」(++) / 即興曲〔第1番 Op.29 (+) /第3番 Op.51 (**) /第4番 Op.66「幻想即興曲」(**)〕/ ポロネーズ(***)〔第1番 Op.26 No.1/第2番 Op.26 No.2 〕/ 夜想曲〔第3番 Op.9 No.3 (###) /第5番 Op.15 No.2 (###) / 第8番 Op.27 No.2 (+++) /第15番 Op.55 No.1 (#) 〕/ ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 (****) /ワルツ第14番 ホ短調(遺作)(++) / ポーランドの歌 Op.74〜第12曲「私のいとしい人」(リスト編曲)(***) ホルヘ・ボレット(P) | ||
録音:1971年8月11日、ブルーミントン、インディアナ州(*)/1974年4月7日、ニューヨーク(#)/1977年又は1978年、アムステルダム(+)/1963年2月21日、ベルリン(**)/1973年1月28日、ニューヨーク(##)/1978年、デビルト、オランダ(++)/1975年11月9日、ニューヨーク(***)/1987年、アムステルダム(###)/1980年、アムステルダム(+++)/1985年11月3日、ミネアポリス、ミネソタ州(****)、以上すべてライヴ、初出音源。 ボレット(1914-1990)はキューバ生まれ。カーティス音楽院で学んだ後、1935年からヨーロッパに留学し、1937年にはニューヨークにデビュー、アメリカの市民権を得て世界各地で演奏活動を行なった。大きく美しい音と詩的な情緒が特徴。日本にも縁があり、第二次世界大戦後、駐日米軍の音楽監督として滞在したことがある。 1977年に英DECCAと契約してからは、一連のリスト・シリーズなど録音面でも高く評価されるようになった彼だが、意外とライヴは少なく(DECCAから発売された物を除けば、RCA/BMGから発売された同じくショパン「24の前奏曲集」など程度か)、これだけまとまって発売されるのは初めて。まずはDECCAからの録音が殆ど廃盤となってしまっているショパンが登場。録音年は多岐にわたるが、私的に録音されたものを含め、ボレットの最良の演奏を示すものが選ばれているとのことなので、期待したい。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/bolet/bolet_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
アーサー・レッサー・イン・リサイタル デュセク:狩(*) / フンメル:序奏とロンド・ブリラント「La Galante」Op.107 (*) フィールド:夜想曲第9番 ホ短調(*) / クレメンティ:ソナタ 変ロ長調Op.47 No.2 (*) イェンセン:「エロティコン」Op.44〜エロス(*) ルビンシュテイン:前奏曲とフーガ ヘ短調Op.53 No.2 (*) ラフ:リゴードンOp.204 No.3 (*) / パデレフスキ:伝説Op.16 No.1 (*) シャブリエ:気まぐれなブーレ(*) ゴドフスキー:「ジャワ組曲」〜ビュイテンゾルヒの庭(*) レーガー:「私の日記」Op.82より(*) 〔第2曲「アダージョ」 ホ短調/第4曲「ヴィヴァーチェ」 ニ短調〕 カゼッラ:2つのコントラスト(*) / ブゾーニ:ソナチナ第2番(*) モシュコフスキ:ワルツ ホ長調Op.34 (*) / マクダウェル:野の薔薇にOp.51 No.1 (#) ラヴィーナ:スタイルの練習曲Op.14 No.1 (#) バッハ:トッカータ ニ長調BWV.912 (+)/ 「平均律クラヴィーア曲集第1巻」より(+)〔第13番 嬰へ長調/第22番 変ロ短調〕/ 「平均律クラヴィーア曲集第2巻」より(**)〔第11番 ヘ長調〕 メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ホ短調Op.35 No.1 (##) ハイドン:ピアノ・ソナタ第42番 ニ長調Hob.XVI-42 (++) ベートーヴェン:ヴィンターの歌劇「中止された犠牲祭」の「子供よ、静かにお休み」 による7つの変奏曲 ヘ長調WoO.75 (++) プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第5番Op.38 / 135 (++) ショパン:夜想曲 ロ長調Op.9 No.3 (++) /華麗な変奏曲Op.12 (++) モーツァルト:ジーグ ト長調K.574 (***) アーサー・レッサー(P) | ||
録音:1967年10月29日、タウン・ホール、ニューヨーク(*/#)/1967年1月11日(++/***)、6月22日(+)&6月29日(**)、クリーヴランド音楽大学(+/**/++/***)/1964年9月26日、4Hクラブ、チェビー・チェイス、メリーランド州(##)。全てライヴ。(#/***)はアンコール曲目。(*/#)はモノラル録音。一部はInternational Piano LibraryからLPが出ていたが、半分程度の曲は今回が初発売。 クリーヴランドを拠点に音楽、評論活動を行なったピアニスト、レッサー(1894-1969)のリサイタルを集めたもの。(*/#)のリサイタルは「この世の栄華はこのようにして消えゆく」と題されており、冒頭でレッサー自身が話した1分ほどの言葉も収録されている。曲目だけ見ても非常に面白いが、さらにこのリサイタルでは冒頭のフンメルからフィールドまでは、19世紀に作られたピアノの、John Challis 製複製楽器が使用されて、この年代としてはかなりの先駆者的試みであったと思われる。 CD後半でも、こんな曲をリサイタルで・・・と思うような曲が目白押しであり、これはピアノ・ファンなら要注目であろう。一部に原テープ劣化によるハムの混入、片チャンネル寄りや違和感等があるが(これも本体に詳しく記されている)、そんな傷のために聴かず終いでは正に勿体無いと思わせるCDだ。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160304211300/http://www.marstonrecords.com/loesser/loesser_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ヨーゼフ・ホフマン全集 Vol.7〜協奏曲演奏集 1940-1947 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番(*)/ ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(#)/ ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第3楽章(+)/ ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第1楽章(**)/ ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〜第3楽章(##)/ ショパン:ピアノ協奏曲第1番〜第3楽章(++)/ ピアノ協奏曲第2番〜第2楽章(***) シューマン:ピアノ協奏曲〜第1楽章(###)/ ピアノ協奏曲〜第3楽章(+++) |
ヨーゼフ・ホフマン(P) ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP(*) ハンス・ランゲ指揮 シカゴso.(#) ホセ・イットゥルビ指揮 オーケストラ不詳(+) ドナルド・ヴアヒース指揮 管弦楽団(**/##/++/***/###) | |
録音:1943年8月22日(*)/1940年5月12日(#)/1941年10月19日(+)/1946年8月19日(**)/1943年8月9日(##)/1944年7月31日(++)/1945年7月30日(***)/1947年1月13日(###)/1946年1月14日(+++)/。(*/+/**/##)は初発売の音源。(#/++/***/###/+++)はEKLIPSEやARCHIPELから出ているもの。 当レーベルの看板アイテム、ヨーゼフ・ホフマン全集久々の最新アルバム。なお、当盤では契約関係のためか、オーケストラの名称は全く記載されていない(上記はディスコグラフィ等に拠る)。当シリーズ既出:第4集までは VAI AUDIOから発売(Vol.1-4:VAI, VAIA-1002、VAIA-1020、VAIA-1036、VAIA-1047)、 第5集からは MARSTON RECORDS からの発売( Vol.5:52004-2、 Vol.6:52014-2、 Vol.8:52044-2、 Vol.9:52058-2)。 | ||
エルンスト・レヴィ Vol.3 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3(*)/ ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 Op.28「田園」(#)/ ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」(*)/ ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」(+) シューマン:交響的練習曲 Op.13(**) ブラームス: ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24(##)/ 6つの小品 Op.118(**) |
エルンスト・レヴィ(P) | |
録音:1955年12月18日(*)/1955年1月16日(#)/1955年2月20日(+)/1954年11月14日(**)/1959年3月22日(##)。 ちょっとしたセンセーションとなったVol.1(52007-2, 2CDs)&Vol.2(52021-2, 2CDs)に続く、スイスのピアニスト、エルンスト・レヴィ(1895-1981)の第3集。 「なぜこれほどのピアニストが無名なままだったのか!」と多くの人たちを驚嘆させた抜群のテクニック、力強く自在で覇気に満ちた表現は、多くのピアノ・マニアを唸らせた。この第3集ではベートーヴェン、シューマン、ブラームスとドイツ系の名曲が並び、充実した内容となっている。 当シリーズ既出(2016年8月現在): Vol.1:52007-2, Vol.2:52021-2, Vol.4:52072-2 。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303194556/http://www.marstonrecords.com/levy3/levy3_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ジェラルディン・ファーラー グラモフォン&タイプライター・カンパニー、ベルリン録音集(*) ヴィクター・トーキング・マシーン、キャムデン、電気録音集(#) ベル・テレフォン・ラボラトリーズ試験録音集(+) ゼネラル・モーターズ・シンフォニー・コンサート放送録音(**) メトロポリタン歌劇場リハーサル休憩中の会話(##) ジェラルディン・ファーラー(S) ウォルター・ダムロッシュ指揮管弦楽団(**)/他 | ||
録音:1904年-1906年(*)/1927年(#)/1932年(+)/1934年10月28日(**)/1935年1月(##)/他。当初52045-2という番号でご案内したが、上記に変更となっている。 ジェラルディン・ファーラーは主にメトロポリタンで活躍し、アメリカで絶大な人気を誇るソプラノだった。貴重な録音を集成したこの録音で、彼女の人気の一端がうかがい知れるだろう。 なお曲目&詳細は マーストン社サイト(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/farrar/farrar_tracks.htm)をご覧ください。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160310205857/http://www.marstonrecords.com/farrar/farrar_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
コンチータ・スペルビア全集 Vol.1〜オデオン系列録音集 1927-1928 フォノティピア、1927年10月15日、17日、18日、ミラノ録音(*) ロッシーニ:「シンデレラ」〜不安と涙のうちに生まれ/「セビリャの理髪師」〜今の歌声は サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜春は目覚めて / ビゼー:「カルメン」より[恋は野の花/他2曲] 1928年2月11日-13日、17日、4月24日、マドリッド録音(#) ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」より[愛する彼のために/他3曲] チャピ:小娘(ギターの歌) ジョアン・マネン、ルナ、バルベルデ、ブー、トルドラの歌曲 スペイン・オデオン、1928年5月2日マドリッド録音(+) サンチョ・マラーコ(1879-1960):Les aranyes / トルドラ:サンタリュシアのロマンス トゥーリナ:カンターレスOp.19 No.3 フォノティピア、1928年6月19日&20日、ミラノ録音(**) ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜愛の燃える心に対して モーツァルト:「フィガロの結婚」より[恋とはどんなものかしら/自分で自分がわからない] R.シュトラウス:「ばらの騎士」より[けだかくも美しき花嫁に/まるで夢のよう] フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」〜かわいいズ−ゼちゃん スペイン・オデオン、1928年10月22日マドリッド録音(##) トゥーリナ:ファルッカOp.45 No.1、カストロ=チャネ、バルドミル、ロメロ、メンデスの歌曲、ビベスのアリア スペイン・オデオン、1928年12月24日バルセロナ録音(++) ファリャ:「7つのスペイン民謡」より(3曲)、アントニオ・マルケス、ラモン・パイッサ、トルドラの歌曲 コンチータ・スペルビア(Ms) アニータ・アポローニ(S;*) イダ・マナリーニ(Ms;*) ジュゼッペ・ネッシ(T;*) アリスティデ・バラッキ(Br;*) アンヘロ・アルベルゴーニ指揮(*/**) 管弦楽団(*) ニーノ・エデルレ(T;#) カルロ・スカットラ、ヴィチェンツォ・ペットーニ(Br;#) エミリオ・アチェヴェド指揮、モデスト・ロメロ指揮管弦楽団(#) マリア・ヒル(P;+) ジョヴァンニ・マヌリッタ(T;**) イネス=マリア・フェラリス(S;**) 室内管弦楽団(##) フランク・マルシャル、 アントニオ・マルケス、ラモン・パイッサ、エドゥアルド・トルドラ(P;++) | ||
録音:上記記載。2枚組4セットが予定されている当シリーズ、第1集は最初期の録音集。スペルビア(1895-1936)はバルセロナで生まれ、1914年にハバナ、1915-1916年にはシカゴ・オペラに所属した後、1924-1928年にスカラ座と契約した。録音はオデオンにSP200面以上、後ウルトラフォンにも少量を残したが、その多くはスペインでしか発売されなかった。特にビゼー「カルメン」に定評がある人だが、その人気の理由は、すぐに彼女とわかる独特の声かも知れない。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/supervia/supervia_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エジソンの遺産 Vol.1〜オペラ・アリア集 ルクレツィア・ボリ(S)1910-13年/マルセラ・クラフト(S)1918年/ エミー・デスティン(S)1911年/エドアルド・ファティカンティ(B)1910年/ ルイーザ・ガリバルディ(Ms) イタロ・クリスタリ(T)1910年/ メリッタ・ハイム(S)1911年/フリーダ・ヘンペル(S)1920年/ ハインリヒ・ヘンゼル(T)1911年/ヴァランタン・ジョーム(T)1914年/ パオラ・コラレク(S) オレステ・ベネデッティ(B)1911年/ ルチェット・コルソフ(S)1914年/ マリア・ラビア(S) ヴァランタン・ジョーム(T)1914年/ エンミ・ライスナー(A)1914年/ウンベルト・マクネツ(T)1910年/ マルガレーテ・マツェナウアー 1915年/カルメン・メリス(S)1913年/ ローザ・オリツカ(Ms)1915-16年/マリー・ラッポルド(S)1910年/ ドメニコ・ヴィリョーネ=ボルゲーゼ(B)1910年/ フランツ・フォーゲルシュトローム(T)1910年/ エディト・ウォーカー(S)1910年/カロリーナ・ホワイト(S)1910年 | ||
蓄音機はエジソンが発明したが、彼が採用したシリンダー(円筒)録音よりも、ベルリナーが発明したディスク(円盤)録音の方が優性になってしまった。これに対しエジソンもディスクを採用、これは厚みのある円盤に縦振動記録し、ダイヤモンド針で再生するものだった。この方式は、同時期のベルリナー方式よりもずっと音質的に優れていたが、出遅れの巻き返しはできず、録音しながら未発表に終わった音源が多数ある。このCDではそうした貴重な音源を復刻。当時の大歌手ルクレツィア・ボリの絶唱は聞きもの。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314235249/http://www.marstonrecords.com/edisonV1/edisonV1_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
Pathe フランス・オペラ&フランス語歌唱オペラ集 Vol.5 ジャン・ヌゲス(1875-1932):歌劇「ダニロ兄弟」(1911) [マルグリート・メレンティエ(S;ミリア) アルフレッド・マゲナ(Br;ティアルコ) エドモン・ティルモン(T;ニーノ) アンリ・アルベル(Br;オーギュスト) デルリス(タイニュ) ピエール・デュプレ(B−Br;医師) ジャン・ヌゲス指揮管弦楽団/録音:1912年-1913年] ヴェルディ:歌劇「椿姫」(フランス語歌唱) [ジャン・モルレ(S;ヴィオレッタ) マウリツィオ・トロセッリ(T;アルフレード) アンリ・アルベルス(Br;ジョルジュ・ジェルモン) マリー・ガンテリ(Ms;フローラ、アンニーナ) ガストン・ド・プマイラク(T;ガストン、子爵) ピエール・デュプレ(B;ドビニー侯爵) イポリート・ベロム(B;医師グランヴィル) エミル・アルシェンボ指揮o.管弦楽団/録音:1912年] | ||
国内アナウンス:2018年。 marstonの人気シリーズ、Pathe社録音のフランス・オペラもしくはフランス語訳詞歌唱のオペラのシリーズの第5集。極めて珍しいオペラと屈指の人気オペラの組み合わせ。 ジャン・ヌゲス(1875-1932)はボルドー生まれでパリを中心に活躍したオペラ、オペレッタの作曲家。「ダニロ兄弟」は、Pathe 社がレコード録音のために企画したという珍しい作品で、2幕で1時間かからない。旅のサーカス団を舞台にした、ミリアという娘とニーノとティアルコの兄弟の三角関係の物語。ヌゲスの作品は没後ほとんど忘れ去られているが、この作品を聞くとかなりの腕前の作曲家だったことが分かる。「椿姫」は、フランス語歌唱で、また全曲で95分ほどに短縮されているとはいえ、おそらくこれが「椿姫」の世界初の本格的全曲録音。プリマドンナのジャン・モルレ(1879-1957)はパリのトリアノン劇場を拠点に活躍したソプラノ。歌手としては1910年代が全盛期で、やはりPathe社録音のヴェルディのトルヴェール(「トロヴァトーレ」のヴェルディ自身によるフランス語版)の全曲録音でレオノールを歌っている。第二次世界大戦後は女優として多数の映画に出演、息の長い活動をした。その他歌手たちは今日ではほとんど知られていないが、皆パリで活躍した実力の高い人たちばかり。100年以上前のマイクを用いない録音でも、marstonの丁寧な復刻のおかげでそれなりに聞くことができる。 | ||
ヨーゼフ・ホフマン Vol.8 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 [ユージン・オーマンディ指揮/1938年4月4日] ショパン:軍隊ポロネーズ[1943年3月1日]/小犬のワルツ[1943年8月9日]/ 練習曲 変ト長調 Op.25 No.9「蝶々」[1944年7月31日]/ 華麗なる大円舞曲Op.42[1946年1月14日]/子守歌 Op.57[1947年1月13日] メンデルスゾーン:春の歌[1945年7月30日]/紡ぎ歌[1946年8月19日]/ ロンド・カプリツィオーソ ホ長調 Op.14[1947年1月13日] ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 Op.23 No.5[1947年1月13日] プロコフィエフ:行進曲 Op.12 No.1[1946年8月19日] リャードフ:音楽玉手箱(2種)[1943年8月9日/1946年1月14日] ルビンシュテイン:ピアノ協奏曲 〔第3番 ト長調 Op.45[アルトゥール・ロジンスキ指揮/1944年3月5日]/ 第4番 ニ短調 Op.70[カール・クルーガー指揮/1945年3月10日]/ 協奏曲第4番 より〔第1楽章(*)/第3楽章(#)] [ドナルド・ヴアヒース指揮(*/#) /1944年3月27日(*)、1943年3月1日(#)] | ||
1980年代、日本人にとってヨーゼフ・ホフマン(1876-1957)は幻のピアニストだった。ラフマニノフやゴドフスキーと並び賞されるほどのヴィルトゥオーゾの王者であり、カーティス音楽院の学長として教育者としても高名であったホフマンだったが、スタジオにこもる録音を嫌ったため、当時は彼の音楽を聞く術は大変に限られていた。米国の有志が少数部作成したライヴ録音のLPが日本にもたらされ、大変な高額で取引されていたものである。そしてそれらの録音から、ホフマンがただの指の回るピアニスト、腕っぷしの強いピアニストではなく、変幻自在に音を飛翔させる、魔術を見ているかのような魅力をもったピアニストであることが理解されてきた。惚れ惚れする優れた技巧は、しかし決してマシンガンのような打鍵になることはなく、音はは常に粒立って弾け、アロマを放つ。その俊敏な生命力に満ちた音楽こそ、彼がピアノの王者であった理由なのだ。 この第8集には、我々の先輩が驚嘆して聞き入った1940年代のライヴ録音が集められている。60代のホフマンの放つエネルギーは、60年以上たった現代でもいささかも魅力を減じていない。 当シリーズ既出:第4集までは VAI AUDIOから発売(Vol.1-4:VAI, VAIA-1002、VAIA-1020、VAIA-1036、VAIA-1047)、 第5集からは MARSTON RECORDS からの発売( Vol.5:52004-2、 Vol.6:52014-2、 Vol.7:52037-2、 Vol.9:52058-2)。 | ||
セザール・ヴェッツァーニ(T) Vol.2 〜 HMVアコースティック録音全集 1924-1925 アレヴィ:「ユダヤの女」「預言者」、マスカーニ:「カヴァレリア」、サン=サーンス:「サムソンとデリラ」、 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」「リゴレット」「アイーダ」「オテロ」、マスネ:「ナヴァラの女」「マノン」、 プッチーニ:「マノン・レスコー」、ビゼー:「カルメン」、レイエ:「シギュール」、フェヴリエ:「ジスモンダ」、 ワーグナー:「ローエングリーン」「ワルキューレ」からのアリア、レオンカヴァッロ:マッティナータ HMV電気録音 1930-1933 から ドニゼッティ:「ファヴォリータ」、ワーグナー:「ローエングリーン」「ワルキューレ」「ジークフリート」、 マイヤベーア:「ユグノー教徒」「アフリカの女」、サン=サーンス:「サムソンとデリラ」からの場面とアリア セザール・ヴェッツァーニ(T) | ||
録音に残された最もドラマティックなフランス人テノールは、と問われたら、間違いなく答えはセザール・ヴェッツァーニだろう。フランスと限定しなくても、彼が上位に来ることは間違いない。驚くべき逞しい声と、その威力を十分に発揮する劇的表現力。21世紀の今にヴェッツァーニが蘇ったら、世界中のあらゆる主要劇場から引っ張りになることだろう。しかし、現実のヴェッツァーニは決して国際的な歌手ではなかった。コルシカ島というフランスの辺境に生まれたヴェッツァーニは、フランスですら地方都市が活躍の場であった。たとえそうであっても、80年前の録音から聞ける彼の声は「偉大だ」としか言いようのないもの。ことに1920年代のアコースティック録音には、世のテノール・ファンは震えっぱなしで聞くことになるだろう。マイクロフォンを使わない録音にもかかわらず突き抜けてくるヴェッツァーニの声を、マーストンが見事に捕えCD化している。 | ||
レオポルド・ゴドフスキ 全録音集 Vol.1〜コロムビア&ブランズウィック録音 1913-1922 ・1913年4月10日、コロムビア録音 メンデルスゾーン:無言歌集より〔第25番「5月のそよ風」/第34番「紡ぎ歌」〕 リスト:ラ・カンパネッラ / ショパン:前奏曲第15番 変ニ長調 Op.28-15「雨だれ」 シューベルト/リスト編曲:きけ、きけ、ひばり ショパン:前奏曲〔第21番/第23番〕/ワルツ第7番/ポロネーズ第6番「英雄」(短縮版) ・1914年3月4日、コロムビア録音 リスト:演奏会用練習曲第2番「小人の踊り」 / ショパン:ワルツ第11番 変ト長調Op.70 No.1 ・1916年1月、コロムビア録音 ショパン:子守歌 変ニ長調Op.57 /夜想曲第2番 変ホ長調/練習曲第14番 ヘ短調Op.25 No.2 レシェティツキ:練習曲形式のアラベスク Op.45 No.1 / ヘンゼルト:子守歌 変ト長調 Op.45 ・1916年2月7日、コロムビア録音 ショパン:ワルツ第5番 変イ長調「大円舞曲」 / ルビンシュテイン:セレナード ニ短調 ポルディーニ:ウィンナ・ワルツ へ長調Op.42 No.3 / リスト:演奏会用練習曲第3番 変ニ長調「ため息」 ヘンゼルト:ゴンドラを漕ぐ女 Op.13 No.2/練習曲 嬰へ長調「もしも私が小鳥なら」Op.2 No.6 ・1916年5月26日、コロムビア録音 モシュコフスキ:セレナーデ ニ長調 Op.15 No.1 / ショパン: ワルツ ホ短調 ・1916年6月5日、コロムビア録音 ルビンシュテイン:調べ へ長調 Op.3 No.1(未発表録音) / リスト:リゴレット・パラフレーズ ・1920年5月28日、ブランズウィック録音 ルビンシュテイン:ロマンス 変ホ長調Op.44 No.1(未発表録音) ・1920年6月2日、ブランズウィック録音 ゴドフスキ:ユモレスク(未発表録音) / シュット:最愛の女に Op. 59 No.2(未発表録音) ・1920年7月28日、ブランズウィック録音 シンディング:春のささやき / ショパン/リスト編曲:乙女の願い(未発表録音) ・1920年12月7日、ブランズウィック録音 スミス/ゴドフスキ編曲:星条旗 / メンデルスゾーン:無言歌第30番「春の歌」(未発表録音) ・1920年12月21, 24日、ブランズウィック録音 マクダウェル:魔女の踊り / シューベルト/タウジヒ編曲:軍隊行進曲第1番 / ショパン:ワルツ第7番 アルベニス:タンゴ ニ長調(未発表録音) / シュット:可愛らしい練習曲(未発表録音) ・1921年4月7日、ブランズウィック録音 ゴドフスキ:狩人の呼び声/軍隊行進曲(ともに未発表録音) ・1921年4月24日、ブランズウィック録音 ビショップ/ゴドフスキ編曲:ホーム、スイート・ホーム(未発表録音) ・1921年5月24日、ブランズウィック録音 ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 ・1921年5月30日か31日、ブランズウィック録音 シャミナード:へつらう女Op.50 / ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調Op.3 No.2(未発表録音) ・1921年6月2日-6日、ブランズウィック録音 ルビンシュテイン:調べ ヘ長調 Op.3 / ショパン:即興曲第1番 変イ長調 Op.29 リスト:愛の夢第3番 変イ長調 / ルビンシュテイン:天使の夢 Op.10 No.22 ・1922年2月10日、ブランズウィック録音 メンデルスゾーン:無言歌第30番 イ長調 Op.62 No.6「春の歌」 ・1922年5月16日-19日、ブランズウィック録音 メンデルスゾーン/リスト編曲:歌の翼に / ショパン:ポロネーズ第3番 イ長調「軍隊」 レオポルド・ゴドフスキ(P) | ||
録音:1913年-1922年。 伝説的ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキ(1870-1938)は、死後70年近くを経た今日でもその録音は高い人気を誇り、一時はキワモノ扱いされたその編曲も、近年は再評価されつつある。 彼は1曲の私家盤を除き、録音はコロムビアとブラウンスヴィックに行ない、その量は決して少ないとはいえないが、これまでCD復刻されていたのはAPRの選集(APR-7010、APR-7011)を筆頭に、「これまでに明らかになっていた」全録音の半分ほど。今回MARSTONは網羅的な復刻に着手、この第1集には1913年から1922年までの録音が収められ、さらにこれまで一度も発売されたことがない多くの未発表録音を含んでいる。録音は古いがマーストンが見事な復刻を施し、ゴドフスキ自身も脂の乗り切った40代から50代にかけての演奏だけに、訴えかけてくる力は非常に大きい。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314113931/http://www.marstonrecords.com/godowsky/godowsky_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
メアリー・ルイス(S)アリア集(全46トラック) マスネ:「マノン」/「タイス」/グノー:「ファウスト」/レオンカヴァッロ:「道化師」/ファッチョ:「ハムレット」/ リムスキー=コルサコフ:「金鶏」/モーツァルト:「フィガロの結婚」/ラヴェル:「子供と呪文」 からのアリア、 モーツァルト:「エクスルターテ・ユビラーテ」〜アレルヤ/ロッシーニ:踊り/J.シュトラウスII:春の声/ ドードン:第2メヌエット/シューベルト:どこへ?/リスト:ローレライ/君は花のよう/ R.シュトラウス:子守歌 Op.41-1/朝 Op.27-4/ダグラス=スコット:アニー・ローリー/他 | ||
録音:1924年-1939年。メアリー・ルイス(1897-1941)は、米国南部のアーカンソー州生まれのソプラノ。若き日に家を離れ、小劇団の歌娘から出発し、援助を得てパリで伝説的名歌手、ジャン・ド・レシュケに学び、1923年にウィーン・フォルクスオパーでデビュー。1926年に、まだ米国人歌手が舞台に乗ることの少なかったメトと契約して活躍したが、まだ30代半ばの1931年に大富豪と結婚して引退した。輝く金髪と美貌の持ち主だったことが伝えられており、実際マノン役での舞台写真は実に美しい。このCDには、1924-25年のHMV録音、1927-28年のVICTOR録音に加え、引退した後にサロン・コンサートのような機会に歌った貴重な録音も多数収録されている。現役時代のルイスは、コロラトゥーラも使える若きプリマドンナ的華やかさが魅力だった。一方引退後の録音では、高音がいくぶん減退しているが、中低音の潤いのある音色がより成熟しており、ずっと味わい深くなっている。いずれにおいても、彼女が単なる歌う女優ではなく、忘れるには惜しい歌手であったことが認められる。 | ||
コルトーも伴奏で参加、 フェリア・リトヴィンヌ全録音集&ナターリャ・イェルモレンコ=ユージナ録音集 マイヤベーア:「アフリカの女」(*)、ベルリオーズ:「トロイの人々」(*)、ビゼー:「カルメン」(*)、 グノー:「サッフォー」(*)/「ファウスト」(*)、サン=サーンス:「サムソンとデリラ」(*/+)、 マスネ:「ル・シッド」(*/+)、ドニゼッティ:「ファヴォリート」(*)、 ワーグナー:「ローエングリン」(*)/「トリスタンとイゾルデ」(*/+)/「ワルキューレ」(*/+)、 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」(*)、からのアリア、他歌曲など ヴェルディ:「トロヴァトーレ」(#)/「アイーダ」(#)、ポンキエッリ:「ジョコンダ」(#)、 ボーイト:「メフィストーフェレ」(#)、ワーグナー:「タンホイザー」(#)、ダルゴムイジスキー:「ルサルカ」(#)、 グリンカ:「ルスランとリュドミラ」(#)、セーロフ:「ユディト」(#)、ボロディン:「イーゴリ公」(#)、 ムソルグスキー:「魔女」(#)/「スペードの女王」(#)、からのアリア、他 フェリア・リトヴィンヌ(S;*) アルフレッド・コルトー(P;+) ナターリャ・イェルモレンコ=ユージナ(S;#) | ||
録音:1902年-1911年(*)/1908年-1911年(#)。フェリア・リトヴィンヌ(1860-1936)は、サンクト・ペテルブルグに生まれたフランスの伝統的ドラマティック・ソプラノ。1880年代から30年以上にわたって、パリのみならず、ニューヨークやイタリアでも活躍した。ヴェルディや、ことにワーグナーのソプラノ役に定評があり、「トリスタン」のパリ初演でイゾルデを歌っている。また、1907年には、トスカニーニの招きでスカラ座に出演、「神々の黄昏」のブリュンヒルデを歌っている。ここには彼女が生涯に残した全録音を収録。1902年頃の最初の録音でピアノ伴奏を務めているのは、なんとアルフレード・コルトーである。 ナターリャ・イェルモレンコ=ユージナ(1881-1937頃)はキエフ生まれのソプラノ。マリンスキーやボリショイの主要ソプラノとして活躍、この間には、パリで大きな話題となった、シャリアピン主演の「ボリス・ゴドゥノフ」にマリーナ役で出演している。1924年にパリに移住。その後間もなく引退した。 いずれも100年近く前の録音だが、マーストンによって優れた復刻がなされている。 | ||
コンチータ・スペルビア Vol.2(全52トラック) ロッシーニ:「チェネレントラ」〜旦那様、一言だけ / トマ:「ミニョン」〜君よ知るや南の国 ファリャ:7つのスペイン民謡/「恋は魔術師」から / トスティ:最後の歌 / グラナドス:アンダルーサ グリーク:「ペール・ギュント」〜ソルヴェーグの歌 / ドリーブ:牧歌/カディスの娘、他 コンチータ・スペルビア(Ms) | ||
録音:1929年-1930年。コンチータ・スペルビア(1895-1936)はスペイン、バルセロナ生まれのメゾソプラノ。日本ではよく「スペルヴィア」と表記されるが、現地の発音ではスペルビアの方が近い。当時のイタリアのメゾソプラノが迫力あるず太い声を売りにしたのに対し、彼女はメゾでも軽やかに飛翔する、昨今のメゾソプラノに近い人。またカタルーニャ美女で、歌にも抗し難い色気のある人だった。戦後まで活躍できたろうに、若くして亡くなってしまい、大変に惜しまれている。日本ではカルメン役ばかりが知られてしまったが、彼女の本領はむしろここに収録されているような近代歌曲にあるだろう。知性的でありながら、漂う薫りに陶酔してしまう、絶品揃い。 | ||
レオポルド・ゴドフスキ全集 Vol.2 ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2[1922年5月17日; (8057) 15026 ] リスト:「ヴェネツィアとナポリ」〜タランテラ(短縮版)[1922年5月18日; (x8070) 50016 ] ショパン:練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」/練習曲 変ト長調 Op.25-9 「蝶々」[1922年5月19日; (8078) 15026 ]/ ワルツ 変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」[1922年5月19日; (x8081) 50015 ]/ バラード第3番 変イ長調 Op.47(短縮版)/ ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」(短縮版)[1922年10月3日; (x8786) 50024 ] ドホナーニ:カプリッチョ ヘ短調 Op.28-6[1922年10月3日; (8789) 15049 ] シュット:最愛の人に[1922年10月7日; (8855) 15049 ] ショパン:夜想曲 変ニ長調Op.27-2[1922年10月7日; (x8859) 50042 ] ショパン/リスト編曲:6つのポーランド歌曲より[喜び/乙女の願い][1922年10月7日; (8865/6) 15042 ] リスト:小人の踊り[1923年; (01103) 未出版] ショパン/リスト編曲:6つのポーランド歌曲〜喜び[1923年11月; (x11860) 未出版 ] リスト:演奏会用練習曲〜「軽やかさ」 ヘ短調[1924年1月9日; (x11246) 未出版 ] ヘンゼルト:子守歌 ト短調 Op.45[1924年1月9日; (11247) 未出版 ] ヴェルディ/リスト編曲:「リゴレット」パラフレーズ[1924年1月16日; (x12297) 未出版 ] ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.34-1 「華麗なる円舞曲」[1924年1月16日; (x12302) 未出版 ]/ スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31(短縮版)[1924年1月18日; (x12311) 未出版 ]/ 子守歌 変ニ長調 Op.57[1924年1月18日; (x12314) 未出版 ] リスト:小人の踊り[1924年1月18日; (12323) 未出版] ショパン:ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26-1[1924年1月19日; (x12338) 未出版] リャードフ:音楽の玉手箱Op.32[1924年1月26日; (12394) 15081] シンディング:春のささやきOp.32-3[1924年2月5日; (12459) 未出版] グラナドス:スペイン舞曲第5番 ホ短調「祈り」[1924年2月5日; (12462) 15081] シャミナード:へつらう女Op.50[1924年2月6日; (12465) 未出版] メンデルスゾーン:「無言歌集」Op.62〜紡ぎ歌Op.62-6[1924年2月6日; (12467) 未出版] ショパン:練習曲 変イ長調 Op.25-1 「エオリアン・ハープ」/ 練習曲 ヘ長調Op.25-3[1924年2月6日; (x12469) 未出版]/ ワルツ 変イ長調 Op.42 「大円舞曲」/ポロネーズ イ長調 Op.40-1「軍隊」 [1924年2月8日; (x12490/x12492) 未出版] リスト:「愛の夢」第3番 変イ長調[1924年3月25日; (x12727) 50024] マクダウェル:魔女の踊りOp.17-2[1924年3月25日; (x12731) 未出版] シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲第1番[1924年3月25日; (x12734) 未出版] ルビンシュテイン:天使の夢Op.10-22[1924年3月25日; (x12736) 未出版] ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク/ミンストレル/月の光/水の反映 [1924年3月25日; (E16099/102/103/109) 150105/50069] カミール・ゼックワー(1875-1924):小舟で[1925年8月17日; (E16158) A7915 ] ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66[1925年8月18日; (XE16165) 50070 ] リスト:「愛の夢」第3番 変イ長調[1925年8月18日; (XE16168) 50070 ] レーン:「5つのアメリカの踊り」〜賭博師[1925年8月25日; (E16233) A7915 レオポルド・ゴドフスキ(P) | ||
[録音; マトリックス SP番号]。1913年から1922年までの録音を集めた第1集(52046-2;2CDs)に続く、大ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキ(1870-1938)の録音全集第2弾。近年、超絶技巧を要する彼の作曲、編曲の人気が高まったことで、ゴドフスキの演奏にも感心が集まっている。この50代前半の脂ののった演奏を聞くと、ゴドフスキの卓越した技法もさることながら、その技術力を音楽の躍動、飛翔に全て注いでいることにこそ驚かされる。名人的に微妙にリズムを揺らしながら、常にクリアで説得力のある響きで、ファンタジックに音を舞い上がらせるその音楽が、80年という時を越えて訴えかけてくる力は非常に大きい。マーストンの復刻は非常に見事で、ゴドフスキの真価を遺憾なく伝えてくれる。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160401065039/http://marstonrecords.com/godowsky2/godowsky2_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
サロメア・クルセニツカ完全録音&エレナ・ルシュコフスカ ヴェルディ:「運命の力」(*/#)/「アイーダ」(*/#)/「エルナーニ」(#) カタラーニ:「ローレライ」(*)/「ワリー」(*) / ボーイト:「メフィストーフェレ」(*) プッチーニ:「トスカ」(*/#)/「蝶々夫人」(*) / チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」(*) ワーグナー:「ワルキューレ」(*) / マイヤベーア:「アフリカの女」(*) ロッシーニ:スターバト・マーテル(#) / ポンキエッリ:「ジョコンダ」(#)からのアリア、他、歌曲など サロメア・クルセニツカ(S;*) エレナ・ルシュコフスカ(S;#) | ||
録音:1902年-1928年(*)/1909年(#)/1921年(#)。ポーランドに縁のある二人のソプラノの録音。 サロメア・クルセニツカ(1872-1952)は、トスカニーニから絶大な信頼を置かれたソプラノ。ウクライナ西部の町リヴィフ(当時はポーランドのルヴフ)生まれ。地元で学び、デビューした後、1893年にイタリアに留学。その後、生地やワルシャワの劇場のプリマドンナとして活躍。1901年になってついにイタリアで大きな活躍をするようになった。クルセニツカは、「蝶々夫人」を最初に成功に導いた歌手として名高い。同じ年、スカラ座での初演が大失敗に終わったこのオペラを、ブレッシャでの再演の際に歌い、絶賛されたのだ。1906年には、トスカニーニの指揮でシュトラウス「サロメ」イタリア初演のタイトルロールを歌い、センセーションを巻き起こしている。暗い色彩の情感豊かな歌は説得力が大きい。加えて、非常な美女としても知られており、細心の演技とあいまって、舞台での存在感は極めて大きかったという。ここには、1902年のワルシャワ録音から、既に舞台を引退した後の1928年米国録音まで、貴重な録音を集めている。 エレナ・ルシュコフスカ(1877頃-1948)は、地元でデビュー、ウィーンを経て、1908年にスカラ座に初登場。以降、ワルシャワ、ウィーン、イタリア各地と、幅広く活躍した。シュトラウス「バラの騎士」のポーランド初演で元帥夫人を歌っている。ここには、スカラ座デビューの翌年、1909年のミラノ録音と、全盛期の1921年のワルシャワ録音が収録されている。 | ||
コントラルト・ヴォイス〜エウジェニア・マンテッリと20世紀初頭の名歌手達 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」(*)/「チェネレントラ」(*) / モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」(*) ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」(*)/「ファヴォリータ」(*) / マイヤベーア:「ユグノー教徒」(*) トマ:「ミニョン」(*) / グノー:「ファウスト」(*)/「ロメオとジュリエット」(*) / ビゼー:「カルメン」(*) ヴェルディ:「トロヴァトーレ」(*) / ポンキエッリ:「ジョコンダ」(*)からのアリア、他歌曲等(全28トラック) マイヤベーア:「預言者」(#/+) / ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」(#/+) / シューマン:春の夜(#) ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」(+) / ヴァッカイ:「ジュリエッタとロメオ」(+) ロッシーニ:「セビリャの理髪師」(+)/「アルジェのイタリア女」(+)/「セミラーミデ」(+)からのアリア グノー:「ファウスト」(**)/「ロメオ〜」(**) / プッチーニ:「蝶々夫人」(**) ゴダール:フロリアンの歌(**)/他 エウジェニア・マンテッリ(Ms;*) マリアンネ・ブラント(Ms;#) グエッリーナ・ファッブリ(Ms;+) リタ・フォルニア(Ms;**) | ||
録音:1905年-1907年(*)/1905年(#)/1903年(+)/1910年&1912年(**)。 マンテッリ(1860-1926)は、イタリアのメゾソプラノ。1883年にデビュー。メトロポリタン歌劇場でも活躍した。マリアンネ・ブラント(1842-1921)はウィーン生まれのメゾソプラノ。19世紀前半の生まれ。1870年ワイマールでオルトルートを歌ったブラントを、リストが賞讃したという。グエッリーナ・ファッブリ(1866-1946)はイタリアのメゾソプラノ。リタ・フォルニア(1878-1922)は、「蝶々夫人」のスズキを得意とし、メトでトスカニーニの指揮で歌ったこともある。 | ||
歴史的ピアノ録音
エドワルド・グリーグ(P;*) グリーグ:ピアノ・ソナタ ホ短調 より〔メヌエット/フィナーレ〕/ユモレスク 嬰ト短調 Op.6 No.2/ 通り行く婚礼/蝶々/春に/ガンガル/トロルドハウゲンの婚礼の日/思い出 カミーユ・サン=サーンス(P;#) サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番から/オーヴェルニュ狂詩曲/アフリカ幻想曲から/かわいいワルツ/ なげやりなワルツ/マズルカ第1番/フランス軍隊行進曲/「ノアの洪水」前奏曲/他 ジェオルジェット・ルブラン(S;+) ジュール・マスネ(P;+) マスネ:「サッフォー」から メアリー・ガーデン(S;**) クロード・ドビュッシー(P;**) ドビュッシー:「ペレアスとメリザント」から/巷に雨の降るごとく/木立ちの影/水彩画〜グリーン ラウル・プーニョ(P;##) スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.24 / ヘンデル:組曲 HWV411 〜ガヴォット / ウェーバー:華麗なるロンド メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調 Op.16 No.2 /無言歌「狩りの歌」/無言歌「紡ぎ歌」 ショパン:即興曲 変イ長調 Op.29 /子守歌/夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15 No.2 /ワルツ 変イ長調 Op.34 No.1 /葬送行進曲 リスト:ハンガリー狂詩曲 イ短調 / シャブリエ:絵画的小曲集〜スケルツォ=ワルツ / マスネ:狂ったワルツ プーニョ:ゆっくりとしたワルツ/愛の1ページ/他 ルイ・ディエメ(P;++) メンデルスゾーン:無言歌「紡ぎ歌」 / ショパン:夜想曲 Op.27 No.2 / ゴダール:半音階的ワルツ ディエメ:演奏会用大ワルツ 変ニ長調 Op.37(2種)/演奏会用カプリス ニ長調 Op.12(2種) | ||
録音:1903年(*)/1904年、1919年、1920年(#)/1903年(+)/1904年(**)/1903年(##)/1904年、1906年(++)。 グリーグ、サン=サーンス、マスネ、ドビュッシーら、大作曲家の自作自演を中心に貴重な録音を集めたもの。いずれも存在は知られながらなかなか聞くことのできなかったものばかり。録音時の回転ムラが酷くて鑑賞の妨げになっていたドビュッシーの自作自演も、コンピュータによる補正で従来の復刻盤よりもずっと聞きやすくなっている。 | ||
マリー・デルナ全録音集+ジャンヌ・マリー・ド・リスル録音集
マイヤベーア:「預言者」/ビゼー:「カルメン」/マスネ:「ウェルテル」/ ゴダール:「従軍女商人」「ジョスラン」/ベルリオーズ:「カルタゴのトロイ人」/ ドニゼッティ:「ファヴォリータ」/グルック:「オルフェとユリディス」/ サン=サーンス:「サムソンとデリラ」/ ポンキエッリ:「ジョコンダ」 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より、 マスネ:子供たち/ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ/ロアン:戦いの鐘,希望/他 以上、マリー・デルナ(Ms;*) マイア:「村の龍騎兵」/トマ:「ミニョン」/ビゼー:「カルメン」/ マスネ:「ウェルテル」/ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」より、 グノー:セレナード/マスネ:子供たち/他 以上、ジャンヌ・マリー・ド・リスル(Ms;#) | ||
録音:1903年-1918年/1905年(#)。デルナ(1875-1932)は20世紀初頭にパリのオペラコミーク劇場で活躍したメゾ・ソプラノ歌手。ウィーンで初演されたマスネ「ウェルテル」のパリ初演でシャルロットを歌い絶賛されたことで知られている。ここには彼女の発売された全ての録音が復刻されている。ド・リスル(1872-1926)も同時代のパリの名メゾ。 | ||
ヨーゼフ・ホフマン全集 Vol.9(完結編) Miscellaneous Recordings With Interviews about Hofmann #CD1: 演奏 アントン・ルビンシテイン:10の曲目による幻想曲「舞踏会」 Op.14 〜第3曲「コントルダンス」(2種) [1895年12月24日(o.s.) [1896年1月5日]、モスクワ〔ジュリアス・ブロック・シリンダー 139 〕] ワーグナー/ブラッサン編曲:「ワルキューレ」〜魔の炎の音楽 [1896年12月10日(o.s.) [1896年2月22日]、モスクワ〔ジュリアス・ブロック・シリンダー 140 〕] メンデルスゾーン:無言歌 イ短調「情熱」 Op.38 No.5 [不明、ロシア〔ジュリアス・ブロック・シリンダー 137 〕] シューベルト/タウジヒ編曲:軍隊行進曲 / ラフマニノフ:前奏曲 Op.3 No.2 [1911年4月4日、ニューヨーク〔コロムビア、 (30750-1) (30747-1), A5302 ] スカルラッティ/タウジヒ編曲:ソナタ ニ短調 K.9 /カプリッチョ 変ホ長調 K.20 [1923年4月10日、ニューヨーク〔ブランスウィック、 (X 10353) 50035 〕 ワーグナー/ブラッサン編曲:「ワルキューレ」〜魔の炎の音楽 [1923年4月25日、ニューヨーク〔ブランスウィック、 (X 10474) 50035 〕 *キャデラック・アワー、1936年3月15日、ニューヨーク ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」 ショパン:夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15 No.2 /ワルツ 変イ長調 Op.42 /ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」 *ベル・テレフォン・アワー・フィルム、1945年7月30日、ニューヨーク ラフマニノフ:前奏曲 Op.3 No.2 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」〜第3楽章(短縮版) [ドナルド・ヴアヒース指揮ベル・テレフォン・アワーo.] #CD1 最後〜 CD2: インタヴュー、他(特記無しはインタビュー) *チャールズ・ローゼン[1999年、2002年9月/9分55秒] / *コンスタンス・キーン[2002年9月/約8分] *ホルヘ・ボレット[1987年4月9日/14分42秒] / *グレン・グールド[1959年/50秒] *ヴィトルト・ルトスワフスキ[1980年/48秒] / *ルース・スタインウェイ[1975年11月20日/9分18秒] *ルドルフ・ガンツ[1967年/3分34秒] / *タデウシュ・サドウォフスキ[1989年3月13日/6分7秒] *ジャン・カルロ・メノッティ[1987年4月21日、1987年11月2日/4分45秒] *アニエラ・ルービンシュタイン[1991年4月1日/3分26秒] / アイリーン・ウォルフ[1975年11月11日/6分57秒] *ナディア・ライゼンバーグ[1975年11月16日/11分] / *アントン・ホフマン[1967年2月/13分40秒] *ダグマー・ゴドフスキー&べティ・ホフマンの練習風景[1937年頃/1分55秒] ヨーゼフ・ホフマン(P)他 | ||
録音:[内]〔 (o.s.) とあるのはユリウス暦表記であることを指し、その後[内]に、グレゴリオ暦に直した日付を記載〕。復刻エンジニア:ウォード・マーストン、リチャード・ハリス、ADD |国内アナウンス:2017年。
20世紀前半の最も偉大なピアニストの一人、ヨーゼフ・ホフマン(1876-1957)の全録音集のおそらく最終巻となるであろう第9集。既に第8集までに含まれているものもあるが、再度収録されているのは新たにより良い音源が見つかり使用しているから。たとえば1936年3月15日のベートーヴェンの月光ソナタほかは第6集にも収録されているが、今回は新たに発見された放送用ディスクを用いた復刻。また第9集には多くの人たちのホフマンの思い出話が収録されており、その中にはチャールズ・ローゼン、ホルヘ・ボレット、グレン・グールドといったピアニスト、ヴィトルト・ルトスワフスキ、ジャン・カルロ・メノッティら作曲家も含まれているのが貴重だ。 #ブックレットのトラック・リストに誤記があります。「皇帝」の前に入っている放送時アナウンスに関する記載が抜けており、実際は21である所20しか記載されておりません。分数記載もずれていますが、現状のままで供給されますので、ご了承下さい。 当シリーズ既出:第4集までは VAI AUDIOから発売(Vol.1-4:VAI, VAIA-1002、VAIA-1020、VAIA-1036、VAIA-1047)、 第5集からは MARSTON RECORDS からの発売( Vol.5:52004-2、 Vol.6:52014-2、 Vol.7:52037-2、 Vol.8:52044-2)。 | ||
フランス人テノールの初期録音集
エミール・スカランベール マスネ:「マノン」「ウェルテル」 / ビゼー:「カルメン」 / ワーグナー:「ローエングリン」 グノー:「サバの女王」「ミレイユ」「ファウスト」「ロメオとジュリエット」 / ドリーブ:「ラクメ」 レイエ:「シギュール」 / ドニゼッティ:「ファヴォリート」 / マイヤベーア:「アフリカの女」 ヴェルディ:「リゴレット」 / レオンカヴァッロ:「道化師」 / ジョルダーノ:「フェドーラ」 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」 / トマ:「ミニョン」 / アダン:「もし私が王様だったら」 グノー:「ロメオとジュリエット」からの重唱&アリア[ピアノ&管弦楽伴奏/録音:1905年-1906年頃、パリ] ピエール・コルニュベール マイヤベーア:「ユグノー」「アフリカの女」 / マスネ:「マノン」「ウェルテル」 / レイエ:「シギュール」 グノー:「ロメオとジュリエット」 / ワーグナー:「ワルキューレ」 / ボイエルデュー:「白衣の婦人」(*) ヴェルディ:「トロヴァトーレ」(*) からのアリア、伝承歌:これが私の愛 / マルティーニ:愛の喜び ド・ララ:口づけの歌 / カテリーヌ:君の微笑み[ピアノ&管弦楽(*)伴奏/録音:1905年頃-1908年、パリ] ジュリアン・ルプレストル フロトウ:「マルタ」/プッチーニ:「ボエーム」/マスネ:「マノン」(*)/ マイヤール:「村の龍騎兵」(*)/バザン:「中国への旅」(*)からのアリア、 マリエッティ:詩節[ピアノ&管弦楽(*)伴奏/録音:1905年-1906年頃、以上パリ] | ||
marstonならではの非常に貴重な録音を集めたアルバム。20世紀初頭にパリで活躍した三人のテノールの録音が収録されている。エミール・スカランベール(1863-1938)は、ブザンソン生まれ。1903-1907年にかけてオペラ座のスターとして活躍した。情熱的で輝かしい声が魅力。ピエール・コルニュベール(1863-1922)は、パリ生まれだが、ルーアンなどフランスの地方歌劇場で活躍、メトロポリタン歌劇場にも出演している。充実した中音域と気品ある響きをを持ったテノール。とりわけ貴重なのは、40代で亡くなったジュリアン・ルプレストル(1864-1909)の録音。ルプレストルはマスネお気に入りのテノールとして知られ、その気品ある声、伸びやかな高音は大変素晴らしい。歌唱は全てフランス語による。 | ||
コンチータ・スペルビア Vol.3
ビゼー:「カルメン」から(10曲)[ギュスターヴ・クロエ指揮o./録音:1930年7月10日、1931年4月24日、パリ] イラディエール:ラ・パロマ[アントニオ・カプデビラ指揮o./録音:1930年10月24日、バルセロナ] ロドリーゴ:山唄/ラモット・ド・グリニョン:マリアの歌/伝承歌:鳥の歌/モンポウ:灰色の時刻 伝承歌:ムーア人の衣装(*)/エル・ビト(*) [アレハンドロ・ビラルタ(P)/録音:1931年2月24日&25日(*)、バルセロナ] ゲレーロ:「旅宿エル・セビリャーノの客」から/パディーヤ:エル・レリカリオ/グノー:アヴェ・マリア/ バルベルデ:クラベリトス(カーネーション)/ペレス・フレイレ:アイ、アイ、アイ!(2テイク) [管弦楽伴奏/録音:1931年4月25日、パリ] マスネ:「ウェルテル」、グノー:「ファウスト」、プッチーニ:「ボエーム」、 トマ:「ミニョン」、サン=サーンス:「サムソンとデリラ」からのアリア [ギュスターヴ・クロエ指揮o./録音:1931年10月24日、パリ] ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」から/サマコイス:王と殿様/アルバレス:別れ/ ナポリ民謡:サンタ・ルチア(#)/オテオ:昔の恋人(#)/ゴデス:私に口づけしたから(#)/ムリーリョ:羊飼い(#)/ プチェ:花と光(+)/メンデルスゾーン(ミランダ編):春(#) [ポール・マンサール指揮o./1931年10月26日、30日(#)、31日(+)、パリ] ビショップ:彼は咎めるべきなのか/伝承曲:オーノー、ジョン/フェラボスコ:彼女はとても優しい カーペンター:色とりどりの玩具を持ってきたら/スコット:子守唄 Op.57-2/ダーデロー:面白くない授業 [アイヴァー・ニュートン(P)/録音:1932年3月17日、ロンドン] マネン:矢/ロンガス:可愛い少女/ポメロ:ソレア/フステ:聞かせてよ愛の言葉を [ペドロ・バルリベラ(P)/録音:1932年5月21日、バルセロナ] 以上、コンチータ・スペルビア(Ms) | ||
第1集「1927年-1928年録音集」(52041-2)、第2集「1929年-1930年録音集」(52050-2)に続く、バルセロナ生まれのメゾ・ソプラノ、コンチータ・スペルビア(1895-1936)の全集第3弾。1930年代初頭の録音を集めている。注目は彼女の代名詞であるカルメンの録音。ハイライトながら40分弱、スペルビアが歌った部分は全て収録されている。その他アリアから民謡まで、全盛期のスペルビアの魅力が詰まっている。マーストンによる復刻も見事。 | ||
コンチータ・スペルビア Vol.4 コタレロ:スペインのマント / タブヨ:ラ・ブエナベントゥラ ピッタルガ:ソリタのロマンス / コタレロ:ローラ・ラ・マノラ・デ・エスカヨラ 伝承曲(ニン編):愛は子供のように/バレンシアのホタ/ガリシアの歌第1番 ロドリーゴ:カンティガ / アロンソ:水玉模様のハンカチ 伝承曲(タブイ編):赤いハンカチの少女 / アルバレス:忠告 / マルキーナ:恥じらい アロンソ:スペインのため息 / ゴデス:私にキスをして / モレラ:枯葉 ボウ:レバントの女 / ルビンシテイン:調べ / ラモテ・デ・グリニョン:眠りの天使 エスピグル:東洋のバラ / エルナンデス:ボリンケンの嘆き / ロメロ:モレノは私の愛するいい男 アキノ:ジプシーを聞いて / ジレス:女官たち / メディアビジャ:陽気な理髪師 マルティネス・バルス:大地の花 / リスカノ・デ・ラ・ローザ:私の庭に ガスタンビデ:「誓い」〜ああ、私は見捨てられた世界に ヒメネス:「ラ・テンプラニカ」〜グラナダの山々 セラノ:「恋の病」〜ジプシーの歌/「大隊の喜び」〜美しいジプシー女に グラナドス:歌曲集「トナディーリャス」より [ひかえめな下町娘たち/町をぶらつく/嘆きにくれるマハ/愛と憎しみ/ トラララとギターの爪弾き/分別ある伊達男/内気な伊達男] フステ:アンダルシアのパンデレタ / マドゥロ:枯葉 レハール:「フラスキータ」より(8曲;フランス語歌唱) / バルベルデ:水玉模様のタンゴ バルタ:黒い瞳 / トルドラ:歌って過ごせの歌/消し去られたものの歌 コンチータ・スペルビア(Ms) パスカル・ゴデス指揮o. ポール・バスティード指揮パリ・オペラ座o. ペドロ・バルリベラ、フランク・マーシャル(P)他 | ||
録音:1930年-1933年。 バルセロナ生まれのメゾ・ソプラノ、コンチータ・スペルビア(1895-1936)。CD1は彼女が得意としたスペイン歌曲や民謡の録音が中心。CD2には、サルスエラや、レハールの「フラスキータ」の抜粋などを収録。最後に収録されたトルドラの2曲は、最近見つかった1930年の録音だとのこと。40歳という若さで亡くなってしまったスペルビアの全盛期の録音は、今聞いても非常に魅力的。 | ||
ヴェリズモの創唱者たち〜20世紀初頭のイタリア・オペラより ジョルダーノ:フェドーラ、ボーイト:メフィストフェレ、マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ、 ヴェルディ:椿姫、オテロ、プッチーニ:ボエーム、トスカ、グノー:ファウスト、ビゼー:カルメン、 トマ:ミニョンからのアリア[ジェンマ・ベッリンチョーニ(S) サルヴァトーレ・コットーネ、不明伴奏者(P)/ 1903年、ミラノ&1905年、パリ] チレア:アドリアーナ・ルクヴルール、ボーイト:メフィストフェレ、モーツァルト:フィガロの結婚からのアリア ゴダール:フロリアンの歌/タウベルト:浜の木陰に [アンジェリカ・パンドルフィーニ(S) サルヴァトーレ・コットーネ(P)/1903年、ミラノ] ボッテジーニ:エーロとレアンドロ、ポンキエッリ:ジョコンダ、フランケッティ:ゲルマニア、 マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ、プッチーニ:トスカからのアリア [アメリア・ピント(S) ピアノ伴奏/1902年4月11日、ミラノ] ジョルダーノ:マルチェッラ、シベリアからのアリア[アメリア・ピント(S) 管弦楽伴奏/1908年11月、ミラノ] シチリア民謡/ファヴァーラ編曲:バルセロナの女、聖スタニスラフの祈り [アメリア・ピント(S) 管弦楽伴奏/1914年5月1日、ミラノ] プッチーニ:マノン・レスコー、ボエーム、ボーイト:メフィストフェレ、グノー:ファウストからのアリア、場面 [チェジーラ・フェラーニ(S) ピアノ伴奏/1902年、ミラノ] マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ、イリス、マスケローニ:ロレンツァ、プッチーニ:トスカ ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ、フェドーラ、シベリア、マスネ:マノンからのアリア、場面 [エンマ・カレッリ(S) サルヴァトーレ・コットーネ(P)/1903年、ミラノ] ジョルダーノ:歌劇「シベリア」抜粋(9曲) [ロジーナ・ストルキオ(S;ステファナ) ジョヴァンニ・ゼナテッロ(T;ヴァッシッリ) ジュゼッペ・デ・ルカ(Br;グレビ) アントニオ・ピーニ=コルシ(Br;ミスキンスキ) オレステ・ジェンナーリ(Br;アレクシス) ヴィットーリオ・ポッツィ=カモーラ(Br;ワリツィン)他 ラッファエーレ・デッリ・ポンティ(P) /1904年、ミラノ] | ||
20世紀初頭のイタリア・オペラの録音集。いずれもヴェリズモ・オペラで活躍した人たちばかりで、その創唱役の録音が聞けるのが貴重。 ジェンマ・ベッリンチョーニ(1864-1950)は、ヴェリズモ・オペラの幕を切って落としたマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」初演でサントゥッツァを歌ったことで名高いソプラノ。ジョルダーノ「フェドーラ」初演のタイトルロールでもある。彼女の全録音が収録されている。 アンジェリカ・パンドルフィーニ(1871-1959)は、チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」初演でタイトルロールを務めたソプラノ。1908年には引退してしまい、録音はここに収録された5曲しかない。 アメリア・ピント(1876-1946)は、トスカニーニから重用されたソプラノで、ことにスカラ座で歴史的成功を収めた「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデとして知られる。やはりトスカニーニの指揮で、フランケッティ「ゲルマニア」初演でリッケを歌っている。 チェジーラ・フェラーニ(1863-1943)は、プッチーニの出世作「マノン・レスコー」初演のタイトルロール。プッチーニから高く評価されていたと言われる。 エンマ・カレッリ(1877-1928)は、ドラマティック・ソプラとして知られ、ヴェリズモ・オペラだけでなく、ワーグナーのソプラノ役、さらにはシュトラウス「エレクトラ」ローマ初演のタイトルロールを務めた。マスカーニ「仮面」初演のうち、ミラノ公演でロザウラを歌った。 さらにジョルダーノ「シベリア」の初演キャストによる抜粋録音が収録されている。ロジーナ・ストルキオ、ジョヴァンニ・ゼナテッロ、ジュゼッペ・デ・ルカ、アントニオ・ピーニ=コルシは、いずれも当時の大歌手ばかり。 | ||
ラウル・フォン・コチャルスキ 録音全集 Vol.1〜 POLYDOR録音 1924-1928 ・アコースティック録音 1924頃-1925頃 ショパン: ワルツ〔変イ長調 Op.42/変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」/嬰ハ短調 Op.64 No.2/変ト長調 Op.70 No.1/ホ短調遺作〕/ タランテラ 変イ長調 Op.43/即興曲 変イ長調 Op.29/ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」/ 練習曲〔変ト長調 Op.10 No.5「黒鍵」/変ト長調 Op.25 No.9「蝶々」/ ヘ短調 Op.25 No.2/ヘ長調 Op.25 No.3/嬰ハ短調 Op.25 No.7〕/ 夜想曲〔変ホ長調 Op.9 No.2/嬰ヘ長調 Op.15 No.2/変ニ長調 Op.27 No.2〕/ バッハ:イギリス組曲第3番 BWV808〜ガヴォットとミュゼット ト短調 / シューベルト/リスト編曲:菩提樹 リスト:愛の夢第3番 変イ長調 / シューマン:寂しい花 Op.82 No.3/ワルツOp.124 No.4 コチャルスキ:前奏曲 変ニ長調/バレエ「レナータ」からのワルツ/印象 Op.75 No.2 ・電気録音 1928頃 ショパン: ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1「軍隊」/子守歌 変ニ長調 Op.57/ マズルカ〔ロ短調 Op.33 No.4/イ短調 Op.68 No.2〕/ 24の前奏曲集Op.28 より〔Nos.9-11, 17, 20 〕/前奏曲 嬰ハ短調 Op.45/ ワルツ〔変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」/イ短調 Op.34 No.2/ 変ニ長調 Op.64 No.1 「小犬」/嬰ハ短調 Op.64 No.2/変ト長調 Op.70 No.1/ホ短調 Op.post.〕/ 練習曲〔イ短調 Op.10 No.2/変ホ短調 Op.10 No.6/ヘ短調 Op.25 No.2/ ヘ長調 Op.25 No.3/嬰ト短調 Op.25 No.6/嬰ハ短調 Op.25 No.7〕/ 3つの新しい練習曲集 より〔第1番 ヘ短調/第3番 変ニ長調〕/ 夜想曲〔変ニ長調 Op.27 No.2/ロ長調 Op.62 No.1〕 シューベルト/リスト編曲:菩提樹 / パデレフスキ:夕べに Op.10 No.1 ラウル・フォン・コチャルスキ(P) | ||
ポーランドのピアニスト、ラウル・フォン・コチャルスキ(1885-1948)は、20世紀前半の最も偉大なショパン弾きの一人。僅か3歳で私的リサイタルを開いたほどの神童な上、ショパンが最も可愛がった弟子のカロル・ミクリに学び、ショパンのピアニズムを最も正統に受け継いだ存在であった。1920-1930年代、コチャルスキはショパン弾きとして極めて高い名声を誇った。同時に、作曲家としても多くの作品を残した。50代後半から第二次世界大戦に巻き込まれてしまったこと、戦後はポーランドに戻って教職に専念した(弟子の一人にモニク・ド・ラ・ブリュショルリがいる)ことから、一世代前のアルフレッド・コルトーと比べても著しく知名度が低くなってしまったが、彼のショパンは今日もっと広く聞かれるべき物。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314110700/http://www.marstonrecords.com/koczalski/koczalski_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
アラウ、ボレット、ヨハンセン〜リストの名手たち
・ホルヘ・ボレット ワルツ=即興曲 変イ長調/ペトラルカの3つのソネット[録音:不明 (Baldwin LP, BDW 803) ]/ バラード第2番 ロ短調[録音:1986年4月3日、カーネギー・ホール]/ スペイン狂詩曲[録音:1972年2月5日、タリー・ホール] ・グンナー・ヨハンセン 「ドン・ジョヴァンニ」の回想/ベートーヴェン「アテネの廃墟」の主題による幻想曲/ パガニーニによる大練習曲より〔第3番「ラ・カンパネッラ」/第4番「アルペジオ」/ 超絶技巧練習曲 より〔第5番「鬼火」/10番〕[録音:不明 (Artist Direct LP) ] ・クラウディオ・アラウ ダンテを読んで[録音:1982年8月(おそらく1982年8月15日)、ザルツブルク](#) ピアノ・ソナタ ロ短調[録音:1977年11月、トロント]/ 2つの演奏会用練習曲第2番 嬰ヘ短調「小人の踊り」 [録音:1963年5月(おそらく1963年5月20日)、ルガーノ](+) | ||
アラウの(#/+)を除き、おそらく初出か初CD化。(#)はおそらくORFEOから既出、(+)は ERMITAGE / AURA から出ていたものと思われる。 20世中頃におけるリストの名手3人による珍しい録音。ボレット(1914-1990)とアラウ(1903-1991)はともかく、デンマーク生まれで20代で米国に移住、広範なレパートリーで活躍したグンナー・ヨハンセン(1906-1991)は、現役CDがS=イッセルシュテットと組んだブゾーニのピアノ協奏曲(MUSIC AND ARTS MUA-1163)だけと思われ、録音が多い人とは一見判らない。ところが実際には、私的な録音ではあったようだがバッハのピアノ独奏作品全集(43LP)とブゾーニのピアノ作品集(7LP)をLP期に完成&おそらく一般にも発売、リストに関しても何と50巻(?) & 53枚にも及ぶ大部を録音、1961年から1976年にかけて発売が成されている(代理店翻訳者は『録音が極めて少なく』としているが誤り)。今回の録音はその「リスト作品全集」の第4巻、第12巻、第30巻から取られたもの。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160315052857/http://www.marstonrecords.com/liszt/liszt_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エミリオ・デ・ゴゴーザ(Br)録音集 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」[1909年3月8日] / ベッリーニ:「夢遊病の女」[1904年6月9日] モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」から[1913年9月3日]/「フィガロの結婚」[1909年4月6日] ヴェルディ:「リゴレット」[1908年5月26日]/「仮面舞踏会」[1911年9月20日] レオンカヴァッロ:「道化師」[1904年6月7日] / トマ:「ハムレット」[1908年5月26日/1907年10月9日] ビゼー:「カルメン」[1906年6月11日] / パラディール:「祖国!」[1911年9月19日] マスネ:「ラホールの王」[1909年4月7日]/「エロディアード」[1909年2月2日]/「パニュルジュ」[1919年1月3日] サン=サーンス:「サムソンとデリラ」[1908年5月25日] / ワーグナー:「タンホイザー」[1909年2月2日] ヘンデル:「セメレ」[1916年10月27日] から(以上、オペラからの抜粋) ジョルダーノ:いとしい人よ[1909年5月13日] / スクデーリ:眠りなさい[1909年5月14日] マリオ:ナポリで歌われているように[1914年11月10日] / クワランタ:彼に言わせておいて[1920年12月16日] パラディール:マンドリナータ[1910年11月28日] / マッテイ:それは本当ではない[1916年4月18日] コットラウ:サンタ・ルチア[1927年5月16日] / ゲタリー:僕のかわいい娘よ[1909年11月19日] アルバレス:嫉妬[1900年頃]/歌[1911年11月28日]/別れ[1913年9月5日]/幌馬車[1920年5月11日] イラディエル:鳩[1926年1月12日]/セビジャナス[1926年1月12日] / 伝承歌:曙のロザリオ[1927年5月18日] アントン&ミケレーナ:月の光に[1928年2月8日] / パディジャ:聖遺物箱[1927年5月18日] ウェッケルラン:軽やかな羊飼い[1925年2月4日] / 伝承歌:太鼓[1925年2月3日] フォーレ:愛のハレルヤ[1910年11月29日] / フランク:薔薇の結婚[1908年5月18日] ウィドール:潜水夫[1908年5月18日] / マスネ:コロンビーヌに[1902年5月20日] バンベール:君に[1902年5月21日] / プフェイフェ:心ならず[1911年11月28日] ドビュッシー:春が来た[1928年4月6日] / 伝承歌/ウィルソン編曲:鈍い心痛が[1916年10月27日] 伝承歌:あなたの眼だけゆえに私のために飲んでくれ[1909年5月14日] / ツアーズ:わが母よ[1908年5月18日] パーカー:ひばりは巣を去る[1908年5月18日] / エルガー:パンの笛[1915年4月15日] ロドニー:鍛冶場の響き[1909年5月14日] / トロッター:懐かしいマドリッドで[1926年1月12日] | ||
エミリオ・デ・ゴゴーザ(1874-1949)はニューヨーク生まれ。スペイン系で育ちもスペイン。その後米国に戻り、バリトン歌手として長く活躍した。このCDには最初期(1900年頃)の録音から1920年代末までの全盛期の録音が集められている。多様な曲を歌っていることからも卓越した能力が伺い知れる。 | ||
ジェルメーヌ・リュバン全録音集 ウェーバー:「魔弾の射手」より(仏語)〔まどろみが訪れたのに/静かに静かに〕[o./1927年1月、パリ] ワーグナー:「タンホイザー」〜歌の殿堂(仏語) グノー:「ファウスト」〜テューレの王(2種/仏語)[o./1928年6月22日] プッチーニ:「トスカ」より〔私たちのあの小さな家に(仏語)/歌に生き恋に生き〕[ギュスターヴ・クロエ指揮o.] レイエ:「シギュール」〜ごきげんよう、陽の輝きよ[アンリ・ドゥフォセ指揮o./1930年5月、パリ] ワーグナー:「ローエングリン」〜暗い日々に一人で(仏語)/「タンホイザー」〜歌の殿堂(仏語) [アンリ・ドゥフォセ指揮o./1929年1月25日、パリ]/ 「トリスタンとイゾルデ」〜やさしくかすかに(仏語)[アンリ・ドゥフォセ指揮o./録音年不詳]/ 「ワルキューレ」〜灰色の服を着た老人が(仏語)[アンリ・ドゥフォセ指揮o./1929年5月17日、パリ]/ 「ワルキューレ」より(仏語)〔灰色の服を着た老人が/私の名はジークムント〕/ 「ジークフリート」〜私は遥か昔から今もずっと(仏語) [ルネ・ヴェルディエール(T) アンリ・ドゥフォセ指揮o./1930年2月4日、パリ]/ 「神々の黄昏」〜太い薪を積み上げよ(仏語)[アンリ・ドゥフォセ指揮o./1929年3月19日、25日、パリ] バッハ:カンタータ「神はそれほどに世を愛して」〜私の敬虔な心(仏語) ショパン/リトヴィエンヌ編曲:悲しみジャンヌ・クリージェ(P)/1929年4月15日、パリ] ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」〜やさしくかすかに(2種/独語、仏語) [フィリップ・ゴベール指揮パリ音楽院o./1938年6月1日、パリ] シューベルト:魔王 D328 / シューマン:愛の歌 Op.51 No.5 /ズライカの歌 Op.25 No.9 [エーリヒ・イトール・カーン(P)/1939年、パリ] ヴォルフ:隠棲 / ブランジーニ:谷を渡り、森を抜け(*) / ルゲルネ:しるし(*) フォーレ:シルヴィ Op.6 No.3 /水辺で Op.8 No.1 [ジェラール・スゼー(Br;*) ジョルジュ・ヴィズール(P)/1944年5月24日-25日、パリ] デュランテ:愛に満ちた処女よ / ドビュッシー:美しい夕暮れ/あなたの顔を見て私はおののく ヴォルフ:さあ歩きましょう、マリア/真夜中に[ロジェ・ブランシャール(P)/1954年6月5日、パリ、放送用] *付録 リュシエンヌ・ドゥ・メオ、1928年 フランス Colummbia 全録音(#) グルック:「アルセスト」〜ステュクスの川の神々よ / ウェーバー:「魔弾の射手」〜雲が覆い隠しても(仏語) ワーグナー:「ワルキューレ」〜一族の男達が[フェルナン・ウールトゥール指揮o./1928年2月25日、4月14日、パリ] ジェルメーヌ・リュバン(S;#以外) リュシエンヌ・ドゥ・メオ(S;#) | ||
録音:1927年-1954年、ADD |国内アナウンス:2016年。20世紀フランスの最も偉大なワーグナー・ソプラノとして名高いジェルメーヌ・リュバン(1890-1979)の録音を網羅。リュバンは1920年代から1940年代にかけてドラマティックソプラノとして名を馳せ、パリはもちろん、ウィーンやベルリンなど各都市でも人気を博した。バイロイト音楽祭には1938年に「パルジファル」のクンドリー、そして翌1939年にはヴィクトール・デ・サバタの指揮する「トリスタンとイゾルデ」でイゾルデを歌った。深みと伸びやかさと力強さを兼ね備えたリュバンの声は間違いなく一流の芸術だった。しかしフランスがナチスドイツの影響下にあった1940年代前半に、ナチスが積極的に利用したワーグナーの音楽を歌ったため、戦後はナチスドイツ協力者と非難され活動が大きく制限されてしまった。1950年代になって復帰が進んでいた矢先の1953年、息子が自殺し、これを機に引退、教職に転じた。録音にも積極的でなかったため、実力に比べて残された録音はかなり少ない。このMarstonのCDでは、リュバンの商業録音(未刊行を含む)のすべてと、戦後の貴重な放送録音を含むもので、リュバンのファンには待望のものだろう。余白に収録されたリュシエンヌ・ドゥ・メオは1904年、パリ生まれのソプラノ。若くしてワーグナーやR.シュトラウスのオペラで活躍したが、1930年6月、26歳の若さで自殺してしまった。ここに収録されている3曲は彼女の芸術を伝える非常に貴重な物。 | ||
フレデリック・ラモンド〜希少放送音源集とアコースティック録音選集(初出&初CD化) ・AVRO 放送録音 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37(カデンツァ:クララ・シューマン)(*) リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S.125 (#) /小人の踊り S.145 No.2 (+) [エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウo.(+以外)/ 録音:1939年10月29日(*)、1937年2月7日(#/+) /(+):アンコール] ・アコースティック録音セレクション(原盤: HMV) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 〔第6番 ヘ長調 Op.10 No.2 より(第2楽章/第3楽章)[録音:1921年11月7日]/ 第14番 嬰ハ短調「月光」 Op.27 No.2[録音:1922年4月3日、1922年6月16日]/ 第18番 変ホ長調 Op.31 No.3 より(第2楽章/第3楽章)[録音:1923年9月18日、1922年6月16日]/ 第21番 ハ長調「ヴァルトシュタイン」 Op.53[録音:1922年6月16日-1923年9月18日]/ 第23番 ヘ短調「熱情」 Op.57[録音:1923年9月18日]〕 ショパン:マズルカ〔 嬰ハ短調 Op.63 No.3 /ヘ短調 Op.7 No.3〕FR [録音:1941年12月17日/ソース: British Library ] ・BBC 放送録音 1945年3月25日放送(語り収録:1945年3月6日/演奏収録:1945年3月8日) ラモンド氏、リストとの最初の出会いを語る(語り) / リスト:鬼火 ラモンド氏、リストの伝説について語る(語り) / リスト:愛の夢 フレデリック・ラモンド(P) | ||
リマスタリング:ウォード・マーストン、2013年。AVRO の放送録音とFRは初出音源。協奏曲2曲はラモンドの音盤初レパートリー。また彼のショパンはこれまで、夜想曲Op.32 No.2 しか無く、これも同様に2曲とも初レパートリー。また、ベートーヴェンのソナタ全て(彼による第6番と第18番のソナタには、全曲録音はない)とBBCの放送音源は、ほぼ初CD化と思われる。ベートーヴェンの第14番、第21番、第23番のソナタは BIDDULPH 盤にも収録されていたが、それらは電気録音による1926年、1930年、1927年の再録音、BBC の録音は「 Archive Documents (メンゲルベルク・エディション)」でCD世代にも知られるイギリスのマイケル・G.トーマス氏が発売した私家盤 LP に含まれており、内レクチャー7分(「伝説について」のみ?)は米 PIERIAN からCD化されている。 スコットランド出身のフレデリック・ラモンド(1868-1948)は、ドイツに留学しマックス・シュヴァルツとハンス・フォン・ビューローに師事、1885年にはヴァイマルとローマで最晩年のフランツ・リストに教えを受けた。また1886年にはブラームスから直接、彼の作品についての指導を受け、19世紀に活躍した大作曲家の演奏様式を今日に伝える重要な役割を担った。一方、彼の弾くベートーヴェンは早くから定評があり、アルトゥール・シュナーベルが登場するまでヨーロッパではその方面の第一人者と目されていた。1920年代から30年代にかけて多くのベートーヴェンの作品を録音し、当ディスクはその一部を中心に構成されている。また僅かながら得意のリストと短いながらラモンド自身のレクチャーも収録されており、作曲者直伝の演奏様式を知る上で大変貴重。なお音源はコンセルト・ヘボウとBBCの放送音源のほかは全てEMIによるもので、今回のディスク化に際してウォード・マーストン氏による細心のリマスタリングが施されているためノイズも少なく、この時代の録音としては最良のコンディション。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314110833/http://www.marstonrecords.com/lamond/lamond_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エルンスト・レヴィ Vol.4 〜未発表コンサートとスタジオ録音 ハイドン:ピアノ・ソナタ集 〔ト長調 Hob.XVI: 6(第13番)/イ長調 Hob.XVI: 30(第45番)[1952年、バーゼル(*) ]/ ホ短調 Hob.XVI: 34(第53番)/ハ長調 Hob.XVI: 48(第58番)[1955年3月25日]〕 シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D664, Op.120[1952年4月6日] フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調[1954年11月14日] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109[1953年1月25日、セッション(#) ] ブラームス:2つのラプソディ Op.79[1954年11月14日] リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調[1953年1月25日、セッション(#) ]/ バラード第2番 ロ短調[1959年3月22日、ステレオ(+) ] エルンスト・レヴィ(P) | ||
録音:1952年-1959年、マサチューセッツ州ケンブリッジ(*以外)、モノラル(+以外)、ライヴ(#以外)、 ADD。リマスタリング・エンジニア:ウォード・マーストン。スイス生まれで米国で活躍、没後忘れられていたが正にマーストンが復権させたピアニスト、エルンスト・レヴィ(1895-1981)の第4集。既出の今回も未発表録音がたっぷり集められている。すべて1950年代の録音で、2曲を除き彼の勤務先であるマサチューセッツ工科大学のあるケンブリッジでの演奏。目玉は何といってもリストのソナタで、誠実かつ熱を帯びた名演。#なお、正しくは(+)〔CD2 トラック9〕がステレオ録音だが、ブックレットにはリストのソナタ第2楽章〔CD2 トラック7〕がステレオだと誤記されている。このままでの供給となりますので、御了承下さい。 当シリーズ既出(2016年8月現在): Vol.1:52007-2, Vol.2:52021-2, Vol.3:52039-2 。 | ||
ほぼ初出か初CD化〜録音されたピアニズムのランドマーク Vol.1, 1921-1980 *ディヌ・リパッティ(P)[録音:1945-1946年、プライヴェート|初出] D.スカルラッティ:3つのソナタ〔ニ短調 K.9 /ト長調 K.14 /ト短調 K.450 〕 ブラームス:間奏曲 ハ長調 Op.119 No.3 /カプリッチョ ニ短調 Op.116 No.7 *ヨーゼフ・ラーボア〔ヨセフ・ラボル〕(P) [録音:1921年頃|原盤: Union |初復刻] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10 No.3 〜第2楽章後半 *イソ・エリンソン(P) [録音:1932年1月8日|原盤:独 Columbia |初復刻] ショパン:マズルカ 嬰ト短調 Op.33 No.1 /練習曲 嬰ト短調 Op.25 No.6 *マウリツィ・ロセンタル〔モーリッツ・ローゼンタール〕(P) [録音:1939年6月30日、シカゴ|原盤:RCA |初出] ショパン:ワルツ ホ短調 *アイヴァン・デイヴィス(P) [録音:1960年、テレビ放送用|使用楽器:シエナ・ピアノフォルテ|初復刻] リスト:パガニーニによる大練習曲第3番 嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」 *スタンリー・ハンメル(P) [録音:1960年頃、オールバニー、ニューヨーク州、US 、プライヴェート|初出] グリンカ/バラキレフ編曲:ひばり *レフ・プイシュノフ(P) エイドリアン・ボールト指揮 LSO [録音:1946年7月27日、会場不明、ライヴ、ラジオ放送時のアナウンス付き|初出] ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調(全曲) *アルフレッド・コルトー(P) [録音:1927年12月6日|原盤: Gramophone Company |初出] ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章〜ロシアの踊り *アーウィン・ニレジハージ(P) [録音:1978年3月20日、インターナショナル・ピアノ・アーカイヴズ (IPA) 、 サンフランシスコ、ステレオ、おそらくライヴ|初出] シェーンベルク:3つのピアノ小品〜第2曲 Op.11 No.2 *エイブラム・チェイシンズ(P) [録音:1931年11月12日、ロンドン|原盤: Gramophone Company |初出] メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54 *ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P) フリッツ・ライナー指揮フィラデルフィアo. [録音:1932年2月5日-6日、アカデミー・ミュージック、フィラデルフィア、ライヴ| 収録:ベル(電話)研究所、実験用|全部分は初出] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 (*) (抜粋|全曲から5箇所で合計約18分〔各2分弱〜6分弱〕) *ヴラディーミル・ホロヴィッツ(P) [録音:1959年5月29日、カーネギー・ホール、セッション|原盤:RCA Victor |初出] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10 No.3 〜第3楽章の一部 [録音:1980年5月2日、エイヴリー・フィッシャー・ホール、ライヴ|初出?] メンデルスゾーン:スケルツォ・ア・カプリッチョ 嬰ヘ短調〜プレスト *ヴラディーミル・ホロヴィッツ(語り)[録音:1956年頃、ニューヨーク市/初復刻] RCA のカタログ LP 「ショーケース・イン・サウンド」のためのパロディ宣伝文句 *ギオマール・ノヴァエス(P) トーマス・シャーマン指揮小管弦楽協会 [録音:1950年1月9日、ライヴ?|初出] モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」(全曲) *ギオマール・ノヴァエス(P) [録音:1961年-1962年頃、ニューヨーク、セッション|初出] ノヴァエスが Vox Records 社へ最後にセッション録音した歳の風景 | ||
(*)の一部以外は初出か初CDフォーマット化|既出CD: Living Stage, LS-4035177 〔1分程度の抜粋〕(*) |国内アナウンス:2018年。 ピアノ・マニア垂涎の初出&稀少録音集。リパッティやコルトーの初出音源、断片ながらホロヴィッツ&ライナーのチャイコなどはもちろん、協奏曲録音がこれまで一切無かったはずのプイシュノフ(1891-1959)、ボヘミアのホジョヴィツェ生まれでアルマ・マーラー、シェーンベルク、P.ヴィトゲンシュタインらを教えたラーボア(1842-1924)といった玄人好みの演奏家たちが居並び、愛好家ならば必携のアルバムとなっている。 | ||
グノー:歌劇「ファウスト」(ドイツ語歌唱)(*) *附録 エミー・デスティン 1906-1909 録音集 ワーグナー:「さまよえるオランダ人」〜あなた方は海であの船に出くわしたか?(ゼンタのバラード)[1906年] / 「ローエングリン」より〔微風よ、私の嘆きを聞いておくれ/暗い日々に一人〕[1906年] / 「タンホイザー」より〔歌の殿堂 [1909年10月18日] /全能の処女マリア様[1906年] 〕 トマ:「ミニョン」〜私はある貧しい子供を知っている(ドイツ語歌唱)[1908年] ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜恋は薔薇色の翼に乗って(ドイツ語歌唱)[1909年] / 「アイーダ」〜ああ、私の祖国よ(ドイツ語歌唱)[1908年] プッチーニ:「蝶々夫人」より〔ある日見るだろう/お前かい?小さな神様よ!〕[1908年] スメタナ:「ダリボール」〜私はどうすればよいのか[1908年] /「キス」〜子守歌[1908年] エミー・デスティン(S;マルグリート) カール・ヨルン(T;ファウスト) パウル・クヌプファー(B;メフィストフェレス) デジダー・ツァドール(Br;ヴァランタン) マリー・ゲッツェ(S;ジーベル) イダ・フォン・シェーレ=ミュラー(Ms;マルタ) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮 ベルリン・グラモフォンo.、ベルリン宮廷歌劇場cho.(以上、*) | ||
録音:1908年5月、ベルリン(*) / [内] (*以外)。 ADD |国内アナウンス:2016年。ボヘミア出身の伝説的ソプラノ、エミー・デスティン(1878-1930)がマルグリートを歌うグノーの「ファウスト」全曲録音を Marston が復刻。エミー・デスティンはプラハ生まれで、本名はエミリエ・キトロヴァー。ベルリン宮廷歌劇場で人気を得て、ロンドンで大成功を収め、そして1908年アルトゥーロ・トスカニーニのメトロポリタン歌劇場初出演のアイーダに彼女もタイトルロールで初登場、以来1920年までプリマドンナとして絶大な人気を誇った。1910年12月にはアルトゥーロ・トスカニーニの指揮&カルーソーの共演でプッチーニの「西部の娘」初演のミニーを歌っている。この「ファウスト」は、このオペラの最初の録音であり、大作オペラとしてもほとんど初めての録音といえる。1908年というまだマイクロフォンを用いていない時代に、34面を使った全曲録音が行われたことだけでも、デスティンの人気の程が伺えるだろう。 Supraphon が発売したエミー・デスティン全録音集で復刻されていたが、12枚組セットの中だったので、単売されるCDとしては初となる。 | ||
フリードマンの日本録音他〜録音されたピアニズムのランドマーク Vol.2 リスト/ロセンタル編曲:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調(2種) [マウリツィ・ロセンタル〔モーリッツ・ローゼンタール〕(P)| 1929年2月11日、ニューヨーク (Edison Hour Broadcast; unpublished) / 1930年4月16日、ベルリン (Ultraphon F 486) ] バッハ/タウジヒ編曲:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 グレインジャー:スコットランドのストラススペイとリール 伝承曲/グレインジャー編曲:デリー州からのアイルランドの調べ [パーシー・グレインジャー(P)|1953年7月22日 (Midwestern Music Camp recital at University of Kansas; unpublished) ] モンポウ:歌と踊り〔第1番/第2番/第3番/第4番/第6番〕/ ワルツ イ短調 Op.34 No.3 (原曲:ショパン)/風景 [フェデリコ・モンポウ(P)|1929年12月13日、1929年12月20日、1930年1月29日、1944年6月下旬、バルセロナ (Spanish HMV AA 172, 175, 177 and private issue) ]/ ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」 [イグナツィ・フリードマン(P)|1933年2月28日、ロンドン (Argentinian Columbia 264968) ]/ マズルカ 変ロ長調 Op.7 No.1 /ポロネーズ 変ロ長調/前奏曲 変ニ長調 Op.28 No.15「雨だれ」 メンデルスゾーン:無言歌 Op.67 No.4 「紡ぎ歌」 [イグナツィ・フリードマン(P)|1933年10月8日、東京 (Studio Broadcast; unpublished) ] ゴッツチョーク〔ゴットシャルク〕:風刺 Op.59 [フランク・ラ・フォージ(P)|1912年10月1日、カムデン、、ニュージャージー州 (Victor 45050) ] モンテヴェルディ/アルデリーギ編曲:マドリガル [ロシータ・レナルド(P)|1929年12月17日、ニューヨーク (Brunswick 41257) ] ドビュッシー:花火[ロシータ・レナルド(P)|1930年2月28日、ニューヨーク (Brunswick 41257) ] リャプノフ:超絶技巧練習曲 ロ短調 Op.11 No.10「レスギンカ」 [レア・サドフスキ(P)|1944年9月17日、ニューヨーク (WNYC Studio Broadcast; unpublished) ] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 [マーク・ハンブルク(P) マルコム・サージェント指揮 BBC so.|1955年2月25日、ロンドン (unpublished) ] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」〜第1楽章 [アーノルド・ドルメッチ(Fp|使用楽器:制作者不詳、1799年製)| 1933年頃 (location unknown; (19/18) Dolmetsch Recording No. 8) ] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」 [エテルカ・フロイント(P)|1951年9月29日、ニューヨーク (WNYC Studio Broadcast; unpublished) ] カスタニェッタ:4つの音符による即興曲 [グレイス・カスタニェッタ(P)|1944年7月20日 (Concert Broadcast; unpublished) ] | ||
録音[|内]|多くが初出か LP 以降の初復刻|復刻プロデューサー:ウォード・マーストン、グレゴール・ベンコー (International Piano Archives) 。リパッティの初出音源を含んでピアノ・マニアを騒然とさせた Vol.1 (52073-2) の続編。 まず、おそらく最も注目されるのは2019年、日本のオークション(ヤフオク?)に出品されるまで存在すら知られていなかったフリードマンの1933年日本録音。彼は同年に来日し10月から11月にかけて各地でリサイタルを開催するさなか、10月8日に東京放送局(現・ NHK)での放送リサイタルに出演し、ショパン、商業録音が残されていないメンデルスゾーンの「紡ぎ歌」、そして(残念ながら収録されていない)「熱情」ソナタを演奏した。この録音はアマチュアが初期の家庭用ディスク録音機を使用して、ラジオ放送をエアチェックしたものだが、3楽章の作品を片面7分のディスクに録音するという煩雑な作業はおそらくアマチュアの手に余り、短い作品だけが記録されたのだろう。大変残念なことに、録音者は入力レヴェルを高くしすぎたため音が歪んでしまった。入念な修復が成されても通常のリスニングに耐える状態とは言い難いが、フリードマンの解釈を聞き取ることは難しくない。併せて、なぜかアルゼンチンのみで発売された稀少盤で、彼の第2回録音となる1933年の「英雄ポロネーズ」も収録。 ロセンタルの1929年ライヴはラジオ番組の不完全な長時間ディスク録音(発明家トマス・アルバ・エジソンの末の息子が、父の88歳誕生日プレゼント用として作成)から救い出されたもの。ロセンタルはエジソン・レコードへこの曲を録音予定だったが結局成されず、10ヶ月後にベルリンでセッション録音し、当セットには併せて復刻されている。 チリ出身のロシータ・レナルド(1894-1949)は、同郷の後輩クラウディオ・アラウと同様マルティン・クラウゼ門下で、死去の4ヶ月前に最初で最後のカーネギー・ホール・リサイタルを開き大成功を収めたが、この録音が残された (VAI AUDIO, VAIA-1028) こともあって、録音が少ないにもかかわらず今日でもピアノ・マニアから愛好される人。 VAI 版にも一部が収められている初期の Brunswick 録音は全て希少だが、今回収録された2曲はともに、近年まで存在すら知られていなかったという。 生前高く評価されたマーク・ハンブルク (1879–1960) の商業録音は1909年から1935年にかけて、レパートリー800曲中の約150曲という相当な数が残されたが、彼はスタジオでの録音や映像収録の際に抑制を欠くきらいがあったようで、今日これらセッション録音の評価はおしなべて低調といえる。今回の1955年ライヴは、彼による同曲の1926年セッション録音よりも遥かに優れているという。 古楽復興の祖の一人で、チェンバロ&クラヴィコード奏者として知られるアーノルド・ドルメッチ(1858-1940)がピアノ(フォルテピアノ)を弾いた録音はこの1曲のみで、これは同時に最初期のピリオド楽器演奏でもあるが、楽器に関してはディスクに記載された制作年代以外の詳細は知られていない。この曲が選ばれたのは、ベートーヴェンが指定したように、全楽章を通してペダルを踏むことができることを証明するためだったと思われるとのこと。 ハンガリーに生まれ、神童として名を馳せ、ブラームスとブゾーニの直弟子だったエテルカ・フロイント(1879-1977)もマニアからは神格化された奏者だが、1946年にアメリカ合衆国へ移住した後は、直後に各都市でのリサイタル、1953年頃まで録音の記録がそれぞれあるが、以降亡くなるまでの活動は殆ど知られていない。彼女の録音はブラームス、ショパン、バルトーク、J.S.バッハ等、CDにしても3〜4枚程度と限られており、「熱情」は初音盤、かつベートーヴェンは作曲家レヴェルで彼女の初CDフォーマット盤に当たる思われる。 おしなべて、ピアノ演奏史に興味を抱くマニアは必携のアイテムと言えるだろう。 | ||
ローザ・ライザ | ローザ・ライザ(S) | |
録音:1913年-1929年。「トゥーランドット」の外題役の創唱者で、シカゴ歌劇場のプリマドンナだったライザ(1893-1963)の、1913年-1929年の全録音集。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/raisa/raisa_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
エミール・フォン・ザウアー〜録音全集 モーツァルト:ピアノ・ソナタK.331〜トルコ行進曲(*) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜アダージョ・ソステヌート(*) ショパン:ワルツ 嬰ハ短調Op.64 No.2 (*) / メンデルスゾーン/リスト編曲:歌の翼に(*) リスト:ハンガリー狂詩曲第12番(*) / シューマン:謝肉祭Op.9 (*) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜アダージョ・カンタービレ(#) ザウアー:演奏会用ポルカ(#) / リスト:ハンガリー狂詩曲第15番(#) ショパン:ワルツ ホ短調(遺作)(#) /子守歌 変ニ長調Op.57 (#) /即興曲 変イ長調Op.29 (#) ザウアー:オルゴール(#) / メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調Op.16 No.2 (#) リスト:愛の夢第3番 変イ長調(#) ザウアー:演奏会用練習曲第7番「 Meeresleuchten 」(#) /ウィーンのこだま(#) シュトラウス/シュルツ=エヴラー編曲:美しく青きドナウ(#) / ショパン:幻想即興曲Op.66 (+) ザウアー:演奏会用ポルカ(+) / リスト:2つの演奏会用練習曲〜小人の踊り(+) ショパン:ワルツ 変イ長調Op.42 (+) /練習曲 ホ長調Op.10 No.3 (+) / ザウアー:オルゴール(+) ベートーヴェン/ルビンシュテイン編曲:トルコ行進曲(+) / ザウアー:演奏会用練習曲第6番「Espenlaub」(+) ショパン:即興曲 嬰へ長調Op.36 (**) / メンデルスゾーン/ザウアー編曲:「真夏の夜の夢」〜スケルツォ(**) ザウアー:演奏会用練習曲第6番「Espenlaub」(**) / パガニーニ/リスト編曲:ラ・カンパネッラ(**) ザウアー:演奏会用ギャロップ(**) / ショパン:練習曲 嬰ハ短調Op.25 No.7 (**) リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調(##) /ピアノ協奏曲第2番 イ長調(##) / コンソレーション第3番 変ニ長調(++) /忘れられたワルツ第1番(++) ショパン:ワルツ ヘ長調Op.34 No.3 (***) /練習曲 ハ短調Op.25-12 (***) シューベルト:楽興の時 変イ長調Op.94 No.2 (###) /楽興の時 ヘ短調Op.94 No.3 (###) ショパン:練習曲 ヘ短調Op.25 No.2 (###) / リスト:「超絶技巧練習曲集」〜第9番「回想」(###) エミール・フォン・ザウアー(P) フェリックス・ヴァインガルトナー指揮パリ音楽院o.(##) | ||
録音:1923年頃(*)/1925年頃(#)/1928年12月14日(+)/1930年頃(**)/1938年12月(##/++)/1940年頃(***)/1941年頃(###)。
原盤:SPANISH REGALS (*) /GERMAN VOX RECORDINGS (#) /ODEON RECORDINGS (+) /PATHE RECORDINGS (**) /COLUMBIA RECORDINGS (##/++/***/###)。 リストの弟子で、ウィーン音楽院の教授としても名高いザウアー(1862-1942)の全商業録音集。もちろん、これだけまとめられたザウアーのCDは他に存在しない。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/sauer/sauer_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ワーグナー:楽劇「パルシファル」
ルネ・メゾン(パルジファル) マージョリー・ローレンス(クンドリー) アレクサンダー・キプニス(グルネマンツ) マルシアル・サンゲル(アンフォルタス)他 フリッツ・ブッシュ指揮ブエノス・アイレス・コロン劇場o.&cho. | ||
録音:1936年9月22日、コロン劇場、ブエノス・アイレス、ライヴ。初出音源。2012年現在でも「パルシファル」の世界初全曲録音に当る物で、他レーベルからの発売も無い。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/parsifal/parsifal_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
マーラー時代(1897-1907)のウィーン宮廷歌劇場の歌手たち イレーネ・アーベントロート(S、1872-1932;録音:1902年) アンナ・フォン・バール=ミルデンブルク(S、1872-1947;録音:1904年) ローラ・ベート(S、1860-1940;録音:1904年) テオドル・ベルトラム(Br、1869-1907;録音:1905年) エルザ・ブラント(S1880-1935;録音:1905年) ヘルミーネ・ボゼッティ(S、1875-1936;録音:1906年) エレン・ブラント=フォルスター(S、1866-1921;録音:1902年) ハンス・ブロイアー(T、1868-1921;録音:1904年) サラ・カヒアー(A、1870-1951;録音1907年) レオポルト・デムート(Br1861-1910;録音:1903年) アンドレアス・ディッペル(T、1866-1932、録音:1906年) エリーゼ・エリッツァ(S、1870-1926;録音:1904年、1906年) ベネディクト・フェリックス(Br、1860-1912;録音:1902年) オッティリー・フェルヴォック(A、1877-?;録音:1904年) フリーダ・フェルザー(S、1872-1941;録音:1907年) グレーテ・フォルシュト(S、1878-1942?;録音:1904年) ゲルトレーデ・フェルシュテル(S、1880-1950;録音:1904年) ベルタ・フェルシュター=ラウテラー(S、1869-1936;録音:1936年) モリッツ・フラウシャー(B、1859-1916;録音:1902年) マリー・グートハイル=ショーダー(S、1874-1935;録音:1902年) アレクサンデル・ハイター(B、Br、1872-1919;録音:1906年) ヴィルヘルム・ヘッシュ(B、1960-1908;録音:1902、1904年) ラウラ・ヒルガーマン(A、S、1867-1937;録音:1908年) ヘルミーネ・キッテル(A、1879-1948;録音:1908年) ベルタ・キウリーナ(S、1882-1933;録音:1906、1914年) ゼルマ・クルツ(S、1874-1933;録音:1900年) フーベルト・ロイアー(T、1880-1969;録音:1902年) ゲオルク・マイクル(T、1872-1951;録音:1905年) リヒャルト・マイア(B、1877-1935;録音:1905年) ハンス・メルムス(B、1869-1941;録音:1907年) マルガレーテ・ミヒャレク(S、1875-1944;録音:1902年) アントン・モーザー(B、1872-1909;録音:1905年) フランツ・ナヴァル(T、1865-1939;録音:1902年) フランツ・パーカル(T、1865-1938;録音:1902年) ヨシー・ペトル(A、1876-1907;録音:1906年) ジェニー・ポールナー(S、1868-1952;録音:1904年) アルトゥール・プロイス(T、1878-1944;録音:1906年) カール・ライヒ(B、1877-?;録音:1903年) フランシス・サヴィル(S、1865-1935;録音:1902年) エリク・シュメンデス(T、1868-1931;録音:1902、1908年) フリッツ・シュレーダー(T、1855-1924;録音:1902年) ベッティ・シューベルト(S、1876-1930;録音:1902年) ゾフィー・ゼットルマイアー(S、1876-1930;録音:1903年) シャルロッテ・フォン・セーベック(S、1886-1952;録音:1905年) ヨハネス・ゼンバッハ(T、1881-1944;録音:1906年) レオ・スレザーク(T、1873-1946;録音:1901、1903年) ユリウス・シュピールマン(T、1866-1920;録音:1905年) ゲルハルト・シュテーマン(Br、1866-1926;録音:1902年) エルネスト・ヴァンダイク(T、1861-1923;録音:1903、1905年) エディト・ヴァルカー(A、S1867-1950;録音:1902年) フリードリッヒ・ヴァイデマン(Br、1871-1919;録音:1907年) ルツィエ・ヴァイト(S、1876-1940;録音:1904年) ヘルマン・ヴィンケルマン(T、1849-1912;録音:1905年) ヴィルヘルム・ヴィッシアーク(B、1879-1960;録音:1906年) リリ・レーマン(S、1948-1929;録音:1907年) | ||
マーラーが指揮者としてウィーン宮廷歌劇場で活躍していた時期(1897-1907年)の同歌劇場に登場していた総勢55人の歌手たちの録音集。ボーナス・トラックのリリ・レーマン以外は歌手のABC順に一人あたり1-3曲を収録。まさに聴く名簿。録音も大半がその時期のもので、100年も前にこんなにたくさんの録音が行われていたことも驚き。この時代はマーラーの活躍もあって、歌劇場の黄金時代と言われた。もちろんレーベルのオーナーである名技師ウォード・マーストンのリマスタリング。マニアにはたまらないセット。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/mahler/mahler_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」(*)
ジェルメン・ヘルナー(元帥夫人) アレクサンダー・キプニス(オックス男爵) ティアナ・レムニツ(オクターヴィアン) エディタ・フライシャー(ゾフィー) フリッツ・クレン(ファーニナル) ルーシー・リッター(マリアンネ) ハンス・フライャー(ヴァルツァッキ) イラ・ペティーナ(アンニーナ)他 フリッツ・ブッシュ指揮ブエノスアイレス・コロン劇場o.&cho. | ||
ボーナス・トラック〜「ばらの騎士」初期録音から 第1幕テノール歌手のアリア「かたくなさでこの胸を固めて」 [チャールズ・クルマン(T) フリッツ・ツヴァイク指揮o./録音:1932年9月]/ 第1幕元帥夫人「一人の娘が思い出される」/「時というものは不思議なもの」 [バルバラ・ケンプ(S) レオ・ブレッヒ指揮o./録音:1927年6月10日]/ 第2幕「騎士殿」[アレクサンダー・キプニス(B) エルゼ・ルツィツカ(Ms) エーリヒ・オルトマン指揮o./録音:1931年4月13日] 第3幕 「マリー・テレーズ!」(#)/第3幕 「これは夢、本当だなんてあり得ない」(+) [ヴィオリカ・ウルズレアク(S;#) エルナ・ベルガー(S) ティアナ・レムニツ(Ms) クレメンス・クラウス指揮/録音:1936年4月、7月] | ||
録音:1936年9月20日、コロン劇場、ブエノスアイレス、アルゼンチン、ライヴ(*)。ドイツの偉大な指揮者、フリッツ・ブッシュの指揮したシュトラウスの「ばらの騎士」がついにMARSTONからリリース。これはドイツの大指揮者フリッツ・ブッシュ(1890-1951)が残した唯一のリヒャルト・シュトラウスのオペラであり、大変に貴重。ブッシュは1918年から1922年までシュトゥットガルド歌劇場の、その後1933年まではドレスデン歌劇場の音楽監督を務め、ことにドレスデン時代は、この長い歴史を誇る歌劇場にして黄金期と呼ばれる程の充実した時期であった。ドレスデンとの結び付きが強いリヒャルト・シュトラウスもブッシュの腕前を高く買っており「エジプトのヘレナ」の初演をブッシュに託している。実は「アラベラ」もシュトラウスは初演の指揮をブッシュに託すつもりだったが、ブッシュはナチスの台頭に我慢できず、ドイツを去り活動の場をブエノスアイレスのコロン劇場に移したのだった。ブッシュは戦後ヨーロッパでのキャリアを取り戻す途中で亡くなってしまい、シュトラウスのオペラを録音に残すことはついになかった。そのためこれは大変に貴重な「ばらの騎士」なのである。 キャストは、高名なバス歌手、アレクサンダー・キプニスが核となり、1930、40年代にドイツ各地で活躍したティアナ・レムニツ、ストラスブール生まれでパリのオペラ座でワーグナー歌手として知られていたジェルメン・ヘルナーなど、優秀な人たちが集っている。戦火を避けた芸術家たちで沸きかえっていたコロン劇場の水準の高い公演には驚かされることであろう。 | ||
フランシスコ・ヴィニャス、全録音(全68トラック) ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」、ヴェルディ:「仮面舞踏会」「アイーダ」「オテロ」、 ポンキエッリ:「ジョコンダ」、ボーイト:「メフィストーフェレ」、フランケッティ:「ジェルマーニア」、 ワーグナー:「リエンツィ」「タンホイザー」「ローエングリン」 「マイスタージンガー」「ワルキューレ」「パルジファル」、 マイヤベーア:「預言者」「アフリカの女」、ビゼー:「カルメン」からのアリア、他、歌曲 フランシスコ・ヴィニャス(T) | ||
録音:1903年-1912年。 現在はコンクールにその名を残す、スペインの伝説的大テノール、フランシスコ・ヴィニャス(1863-1933)、その全録音をCD3枚に復刻。ヴィニャスは、デビューが1888年と、当時としては遅めだが、いきなりローエングリン役を歌って成功、翌年にはスカラ座に招かれ、瞬く間にスペイン、イタリアを中心としたスターにのし上がった。ヒロイックで太く輝かく美声はもちろん、情熱的でありながら歌い崩しの少ない歌も素晴らしい。幸い、ヴィニャスにはほぼ40代に渡って録音が残されており、ワーグナー、ヴェルディ、マイヤベーアなど、当時人気だったオペラを幅広く録音している。100年も前の録音だが、聞く価値は大きい。ウォード・マーストンの最上の復刻によって、音も聞きやすい。 | ||
グノー:歌劇「ファウスト」
レオン・ベイル(T;ファウスト) ジャンヌ・カンプルドン(S;マルゲリート) アンドレ・グレッス(B;メフィストフェレ) ジャン・ノーテ(Br;ヴァランタン)他 フランソワ・ルールマン指揮管弦楽団&合唱団 | ||
録音:1911年-1912年。Marston レーベルが進める PATHE 社オペラ録音のシリーズの第6巻。この「ファウスト」は、フランス語による世界初の全曲録音であった。この録音が貴重なのは、単に古いからというに留まらない。19世紀末から20世紀初頭に、今からは想像もつかないほど世界中で「ファウスト」人気が巻き起こっていた頃、本場パリでどのように歌われていたのかを伝える貴重な資料であるのはもちろんだが、それ以上に演奏が非常に素晴らしいものなのだ。出演している歌手たちは、忘れられている人がほとんどだが、皆超一流だ。ジャンヌ・カンプルドンは1884年生まれ、「バラの騎士」フランス初演で元帥夫人を歌ったほどの名歌手でありながら、この「ファウスト」がほとんど唯一の録音。レオン・ベイル(1871-1922)は、1896年から1914年までオペラ・コミークのトップテナー、1903年にオペラ座でマスネの「ウェルテル」を歌い、この作品を一気に知らしめた。アンドレ・グレッス(1868-1937)は、1910年にはモンテカルロでマスネの「ドン・キショット」初演で、シャリアピンを相手にサンチョ・パンサを歌っている。この録音からは、これら100年近く前のパリのスター歌手たちがいかに高度な力量をもっていたのかも、はっきりと伝わってくるのだ。ウォード・マーストンの復刻は極めて良好で、大昔の録音ながら、音楽を十分楽しめる水準となっている。 | ||
レオポルド・ゴドフスキー全集 Vol.3 ・ブランズウィック録音集 1925-1926 ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」(短縮版)[1925年10月2日] シューベルト/タウジヒ編:軍隊行進曲[1925年10月7日] ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2[1926年9月] シンディング:春のざわめき[1926年9月3日] シャミナード:スカーフの踊り Op.37-3/媚び諂う女 Op.50[1926年9月3日] マクダウェル:魔女の踊り Op.17-2[1926年9月3日] ルビンシュテイン:調べ ヘ長調 Op.3-1[1926年9月3日] ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2[1926年9月3日] メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ Op.14[1926年9月4日] ヴェルディ/リスト編:リゴレット・パラフレーズ[1926年9月4日] チャイコフスキー:6月[1926年9月7日] ショパン:練習曲[変ト長調 Op.10-5「黒鍵」/変ト長調 Op.25-9「蝶々」][1926年9月10日] シューベルト/ゴドフスキー編:愛の挨拶/おやすみ[1926年9月11日] ・英コロムビア録音集 1928-1930 シューマン:謝肉祭 Op.9[1929年5月28日&29日] ショパン:夜想曲集 [変ロ短調 Op.9-1/変ホ長調 Op.9-2/嬰ヘ長調 Op.15-2/嬰ハ短調 Op.27-1/ 変ニ長調 Op.27-2/ロ長調 Op.32-1/ト短調 Op.37-1/ト長調 Op.37-2/ 嬰ヘ短調 Op.48-2/ヘ短調 Op.55-1/ホ短調 Op.72-1][1928年6月20日、23日&26日]/ ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35「葬送」[1930年4月25日] グリーグ:バラード ト短調 Op.24[1929年5月27日] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」[1929年5月31日] ショパン:スケルツォ ホ長調 Op.54[1930年6月17日] ・私的録音 1935年頃 ゴドフスキー:「ジャワ組曲」〜ビュイテンゾルヒ(バイテンゾルフ)の庭 ・付録1:他のテイク集 ショパン:子守歌Op.57[1913年4月2日;2テイク] シューベルト/ゴドフスキー編曲:「美しき水車小屋の娘」〜朝の挨拶 [1926年9月11日] ・付録2:作曲と同時期のゴドフスキー作品初期録音集 ショパン/ゴドフスキー編:練習曲第15番/練習曲第47番 [デイヴィッド・サパートン(P)/1940年6月23日; unissued Victor matrix 051355-1] ショパン:練習曲 変ト長調Op.25-9「蝶々」 ショパン/ゴドフスキー編:練習曲第39番(ショパンのOp.25-9による) [ヴィクトル・シェラー/1929年; (A9435) Columbia 2262D ] アルベニス/ゴドフスキー編:タンゴ ニ長調Op.165-2 [ヴィルヘルム・バックハウス(P)/1928年6月; (Bb 13829-2) HMV DA 1018 ] シューベルト/ゴドフスキー編:楽興の時Op.94-3 [レフ・プィシュノフ/1927年; (A5393) Columbia 4830] ラモー/ゴドフスキー編:タンブーラン [シューラ・チェルカスキー/1925年6月26日; Victor 45508] ルイエ/ゴドフスキー編:ジーグ[エミール・ギレリス/1935年; USSR 524] ゴドフスキー:古きウィーン[イザベル・ヤルコフスキー/1929年; Victor 4115] 以上、特記無しはレオポルド・ゴドフスキー(P) | ||
Vol.1[52046-2 (2CD);1913年から1922年まで]、Vol.2[52051-2 (2CD);1922年から1925年まで]に続く、大ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938)の録音全集第3弾。 電気式時代に入ってからの録音で、音は格段に安定している。ブランズウィック録音は、全盛期のゴドフスキーを思わせる卓越した技術と豊かな音楽性が素晴らしい。英コロンビア録音では、60歳に近づいたゴドフスキーのより内省的な音楽が実に美しい。ゴドフスキーが決して技巧一本のピアニストではなく、真に偉大なピアニストだったことが良く分かる。余白には、ゴドフスキーが個人的に録音した自作「ジャワ組曲」のビュイテンゾルヒの庭、ショパンの子守歌の別テイク2種、「朝の挨拶」の別テイク、さらに、愛弟子で娘婿のデイヴィッド・サパートンによるゴドフスキー編のショパンの練習曲、バックハウスが演奏するゴドフスキー編のアルベニス:タンゴなどを収録。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303194556/http://www.marstonrecords.com/godowsky3/godowsky3_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
マイヤベーア・オン・レコード〜 1899年-1913年の録音集 ジャコモ・マイヤベーア(1791-1864):「悪魔ロベール」「ユグノー教徒」「預言者」からの場面 スザンヌ・アダムス、シャルロット・マリー・アギュソル、ベルト・オグズ・ド・モンタラン、マルト・ベッカーズ、 エミー・デスティン、リリー・デュプレ、エリーゼ・エリッツァ、フリーダ・ヘンペル、メラニー・クルト、 マリー・ラファルグ、リズ・ランドジ、アントワネット・ロト=ブリュン、リリー・レーマン、アメリー・タレクシス、 マルガレーテ・マツェナウアー、マルガレーテ・ジームス、アンナ・レオニー・ジャンヌ・ターネイジ(S) シュザンヌ・ブローリ、ブランシュ・デシャン=ジェイン、マルガレーテ・オーベル、マリー・シャルボネル、 ヘルミーネ・キッテル、エウジェニア・マンテッリ、オッティリー・メッツガー、 アルミダー・パルジ=ペッティネッラ、エルネスティーネ・シューマン=ハインク(A) アギュスタレッロ・アフレ、アルベール・アルヴァレス、エドモン・クレマン、マリオ・コルペ、 ガストン・ド・プメラック、ガストン・デュボワ、レオン・エスカレ、クリストフ・ユジェーヌ・フレヴィユ、 ジュール・ゴーティエ、マリオ・ジリオン、ジョルジュ・グラナル、ヘルマン・ヤドロウカー、 シャルル=エドゥアルド・ミヨ、ルイ・ナンセン、アントーニオ・パオーリ、エミール=フランツ・サルデ、 エリック・シュメーデス、レオ・スレザーク、ドミトリー・スミルノフ、エドモン・ティルモン、アルベール・ヴァゲ(T) マリオ・アンコーナ、アンリ・ダンジェ、ポル=アンリ・プランソン、リュシアン・リゴ、アンリ・ウェーバー(Br) ポール・オーモニエ、イポリート・ベロム、ベルナール・ブサジョル、ピエール・ダシ、 ジャン=フランソワ・デルマ、アンドレ・グレス、マルセル・ジュルネ、アンリ・ルキアン、 アルマン・ナルソン、ジュスト・ニヴェット、ポール・パヤン、ジャン・ヴァリエ(B) | ||
録音:1899年-1913年。歌手名カナは代理店翻訳者記載ママ。 マイヤベーアのオペラは19世紀後半から20世紀前半まで極めて高いは人気を誇り、各地で盛んに上演されていた。このCDには、マイヤベーア黄金時代の録音が集められている。古くは1899年のシリンダー録音、新しくても1913年の録音まで。当時の大歌手から現在では経歴すら分からない歌手まで、様々な録音を聞くことができる。また、歌のオブリガートとして、若き日のピエール・モントゥーがヴィオラを弾いている録音があったりもする。MARSTONでなければ不可能な貴重なセット。 | ||
ヴィクトル・マセ(1822-1884):歌劇「ガラテー」(*)/歌劇「ジャンネットの結婚」(#)
アンドレ・グレス(B;ピグマリオン;*) アレックス・ジュヴァン(T;ミダス;*) アルベール・ヴァゲ(T;ガニメド;*) ジャーヌ・モルレ(S;ガラテー;*) ニノン・ヴァラン(S;ジャンネット;#) レオン・ポンツィオ(Br;ジャン;#) M.ロラン(トマ;#) ド・ビュソン夫人(ピエール;#) エミール・アルシャンボー指揮(*) ロラン・アレ指揮(#) パリ・オペラ=コミークo.&cho. | ||
録音:1912年頃(*)/1922年(#)、共にパリ。"Pathé Opera Series Volume 7" 。ヴィクトル・マセは19世紀のパリにおいて軽いオペラで人気を博した作曲家で、今回の2曲はどちらも代表作。(*)はピュグマリオン(ピグマリオン)ものの喜劇。(#)は、式も間近なのに結婚を止めにしたいジャンと、彼に何とかして結婚を承諾させようというジャンネットの滑稽な物語。夜鳴鶯のアリアとして知られるコロラトゥーラの名曲「道端で」が知られる。 | ||
レコーディングの夜明け〜ジュリアス・ブロックのシリンダー録音集
セルゲイ・タネーエフ(1856-1915)(P) モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.396[録音:1891年、ロシア] ヨーゼフ・ホフマン(1876-1957)(P) ルビンシュテイン:「バル」Op.14〜第3番「コントルダンス」(2種の演奏)(*) ワーグナー/ブラサン編:魔の炎の音楽(#) メンデルスゾーン:無言歌 イ短調 Op.38 No.5 「情熱」(+) [録音:1895年12月24日、モスクワ(*)/1896年2月10日、モスクワ(#)/不明、ロシア(+)] アンナ・エシポワ(1851-1914)(P) ゴダール:ガヴォット ト長調 Op.81 No.2[録音:1898年11月15日、ロシア] パウル・パブスト(1854-1897)(P) ショパン:夜想曲 ホ長調 Op.62 No.2 ショパン/パプスト編:ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1 「小犬」 シューマン:「謝肉祭」 より[ショパン/蝶々] チャイコフスキー/パプスト編:「眠りの森の美女」のパラフレーズ パプスト:蝶々 ショパン/パプスト編:マズルカ ニ長調 Op.33 No.2(2種の演奏) [録音:1895年2月12日、モスクワ] アントン・アレンスキー(1861-1906)(P) アレンスキー: 即興 変ホ長調(*)/即興 イ長調(*)/夜想曲 Op.36 No.3(*)/即興曲 ヘ短調 Op.36 No.12(*)/ 慰めOp.36 No.5(#)/森の中のロシアの踊りOp.36 No.15(+)/イオニキOp.28 No.3(+)/ ストロフ・アルセンヌOp.28 No.5(+)/泉にて イ長調Op.46(**)/曲名特定不能作品(**) [録音:1892年11月24日 No.25日(*)、不祥(#)、 1894年12月20日(+)、1899年4月12日(**)、以上ロシア] アンドラ・ドロウツカー(1876-1944)(P) アレンスキー:練習曲 嬰へ長調p.36 No.13[録音:1898年2月18日、ロシア] ショパン:前奏曲 嬰ヘ短調 Op.28 No.8[録音:1898年9月16日、ロシア] ヴラジーミル・ウィリシャウ [VLADIMIR WILSCHAW] (1868-1957)(P) ゴダール: En Courant 変ト長調 Op.53 No.1[録音:1890年頃、ロシア] エゴン・ペトリ(1881-1962)(P) 自由な即興/曲名特定不能作品(3曲)[録音:1923年10月、ヴェヴェイ、スイス] レオニード・クロイツァー(1884-1953)(P;*) &パウル・ユオン(1872-1940)(P;#) ユオン:ヴァイオリン・ソナタOp.7〜第2楽章の第4変奏(ピアノ独奏版)(#) [録音:1911年2月26日、ドイツ] リャードフ:練習曲 ヘ長調Op.37(*) ショパン:マズルカ ト短調Op.67 No.2(*) ユオン:ユモレスク ヘ長調Op.12 No.3(*)/舞踊のリズムOp.41 より Nos.3, 2(*/#) [録音:1915年、ドイツ] セルゲイ・タネーエフ&レオ(レオン/レフ)・コニュス(1871-1944)(P) レオ・コニュス:4手ピアノのための組曲[録音:1893年12月14日、ロシア] セルゲイ・タネーエフ&パウル・パブスト(P) アレンスキー:2台のピアノのための組曲第2番Op.23 より Nos.1, 3, 4 [録音:1892年12月14日、ロシア] ユレス(ユリウス)・コニュス(1869-1942)(Vn) サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20 No.1(*) J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番〜メヌエット [不明伴奏者(P;*)/録音:1892年10月4日] ショパン/サラサーテ編:夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2 (#) [パウル・ユオン(P;#)/録音:1894年4月7日] アントン・アレンスキー(P)、ヤン・フジーマリー(1844-1915)(Vn)、 アナトリー・ブランドゥコフ(1856-1930)(Vc) アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調Op.32 (第1楽章から第3楽章の抜粋;約11分半)[録音:1894年12月10日、ロシア] ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)(Vn) &ヴァルデマル・リアショフスキー(1874-1958) キュイ:「万華鏡」Op.50 〜オリエンタル(2テイク) モーツァルト/アウアー編:「イドメネオ」〜ガヴォット ト長調 ポッパー/アウアー編:練習曲 Op.55 No.1「紡ぎ歌」 クライスラー:美しきロスマリン[録音:1912年11月4日、ドイツ] エディ・ブラウン(1895-1974)(Vn) &ジュリアス・ブロック(1858-1934)(P) タルティーニ/クライスラー編:コレッリの主題による変奏曲 クライスラー:カルティエの様式による「狩り」/ マルティーニの様式によるアンダンティーノ(*)/愛の悲しみ(*) ハイドン/ブルメスター編:交響曲第96番〜メヌエット ベートーヴェン/ブルメスター編:メヌエット第2番 WoO.10 シューマン/アウアー編:「森の情景」Op.82〜予言の鳥 ユオン:子守歌Op.28 No.3[録音:1914年12月6日(*)/1914年12月27日、以上ドイツ] ヨゼフ・プレス(1881-1924)(Vc)&ミヒャエル・プレス(1872-1938)(Vn) ヘンデル/ハルヴォルセン編:チェンバロ組曲第7番 HWV 432〜パッサカリア ト短調 [録音:不明] モスクワ宗教会議学校合唱団 ラフマニノフ: Spiritual Concert [録音:1893年12月12日、モスクワ宗教会議学校] ニキタ夫人(ルイザ・マルガレート・ニコルソン)(1872-?)(S) &ピョートル・シュロフスキー(1850-1908)(P) ドニゼッティ:「ランメルムールのルチア」〜Quando rapito ヴェルディ:「エルナーニ」〜 involami (*)/作曲者不詳:ジプシーの女、泉にて ショパン:夜想曲Op.9 No.2(ソプラノとピアノのための編曲版)(*) [録音:1890年2月19日、サンクトペテルブルク/1891年11月22日、モスクワ(*)] ヴァシリー・サミュス(1849-1903)(T)&不明ピアニスト ダルゴムイジスキー:私は愛している (*)/ルビンシテイン:切望 Op.27 No.9 チャイコフスキー:ドン・ファンのセレナードOp.38 No.1 [録音:1890年2月19日、サンクトペテルブルク音楽院ホール(*)/1890年、ロシア] アデーレ・ボルギ(1860-?)(Ms)&不明ピアニスト ビゼー:「カルメン」〜ハバネラ[録音:1891年、ロシア] マリヤ・クリメントワ=ムロミツェワ(1857-1946)(S)&セルゲイ・タネーエフ(P) ビゼー:牧歌/チャイコフスキー:私から離れないで Op.27 No.4 曲名特定不能作品/シューマン:君に捧ぐ Op.25 No.1 [録音:1891年2月4日-5日、歴史博物館主講義ホール、モスクワ] エフゲニヤ・ユルイェフナ・ヴェルダン(?-?)(Ms)&不明ピアニスト グリーグ:君を愛すOp.5 No.3/キュイ:5月 Op.15 No.7 チャイコフスキー:伝説 Op.54 No.5[録音:1892年11月14日、モスクワ] ニコライ・フィグネル(1857-1918)(T)&不明ピアニスト キュイ:あの夕べを思い出す[録音:1891年3月31日、ロシア] マリヤ・イヴァノフナ・グテイル(?-?)(S)&不明ピアニスト ルビンシュテイン:帆、切望/ダヴィドフ:「夜、愛、月」 [録音:1894年1月10日、モスクワ] ラヴレンチー・ドンスコイ(1857頃-1917)(T)&不明ピアニスト リムスキー=コルサコフ:「雪娘」〜 Berendey’s cavatina ルビンシュテイン:「ネロ」から〜O pechal I toska [録音:1894年11月8日、ロシア] エフゲニー・ドリーニン(1873-1918)(T)&不明ピアニスト ワーグナー:「ローエングリン」〜 In fernem Land [録音:1898年12月10日、サンクトペテルブルク] テレーゼ・レシェティツカヤ=ドリーニナ(1873-1956)(S)&不明ピアニスト 曲名特定不能作品/ゴダール:フローリアンの歌 [録音:1898年11月26日、サンクトペテルブルク] エリザヴェータ・ラヴロフスカヤ(1845-1919)(S)&不明ピアニスト チャイコフスキー:嵐の中の子守歌 Op.54 No.10(*)/曲名特定不能作品(#) [録音:不祥、ロシア(*)/1892年3月10日、ロシア(#)] エレナ・ゲルハルト(1883-1961)(Ms)&アルトゥール・ニキシュ(1855-1922)(P) ブラームス:目かくし鬼ごっこOp.58 No.1/シューベルト:どこへ? D.795 No.2 ゲルハルトとニキシュの語り(1分34秒)[録音:1911年9月16日、ドイツ] レフ・トルストイ(1828-1910)の語り(4分13秒)(*) レフ・トルストイとトルストイ夫人(1844-1919)の語り(*) トルストイの娘(1864-1950)とトルストイの孫娘(1905-1996)の語り(#) [録音:1895年2月14日、ロシア/1927年11月2日、ヴェヴェイ、スイス(#)] チャイコフスキー(1840-1893)、ルビンシュテイン(1829-1894)、 E.ラヴロフスカヤ、ワシーリー・イリィチ・サフォーノフ(ピアニスト/1852-1918)、 Alexandra Ivanovna Hubert (1850-1937)、ジュリアス・ブロックの語り [録音:1890年1月4日-10日、モスクワ] | ||
貴重極まりない録音の登場。19世紀末から20世紀初頭にかけて、南アフリカに生まれ、ロシアで商売を行っていたブロック(1858-1934)という富豪ビジネスマンが、実用化されて間もないシリンダー型蓄音機を携え、高名な音楽家の録音をしていたのだ。1890年頃ロシアで始まったこれらの録音は、1899年に彼がベルリンへ移住した後も続けられ、セルゲイ・タネーエフ、ヨーゼフ・ホフマン、アンナ・エシポワ、パウル・パプスト、アントン・アレンスキー、ラフマニノフの友人だったウィリシャウ( WILSHAW とも綴るようだ)らのピアノ、ユーリー・コニュス、11歳のヤッシャ・ハイフェッツ、伝説の名手エディ・ブラウンのヴァイオリン、当時の大歌手たちの歌、エレナ・ゲルハルトがアルトゥール・ニキシュの伴奏で歌う歌曲、そしてトルストイの語りなどが残された。膨大な数の録音シリンダーは、第二次世界大戦後にソ連が接収してしまい、近年までその存在すら知られることがなかった(これらの録音が発見される切掛けとなったのは、1971年、ハイフェッツとアウアーのクラスで同門だったエディ・ブラウンが、1914年にブロックの自宅で録音を残した事を語った事だという)。このCDはこの途方もなく貴重なシリンダーを、注意深く再生したもの。いずれもか細い音で、アレンスキーやペトリの演奏した物の中に作品名が特定できない曲が含まれるなど状態の悪い物も多そうだが、サンプルでは19世紀の録音分であってもかなりの高音質で聞こえる物もあり、良い状態で記録された管からは百数十年前の大家の演奏が蘇えってくる。 | ||
マイヤベーア・オン・レコード Vol.2 〜「北極星」「ディノラ」「アフリカの女」から 「北極星」から 〔ウクライナの子供たち[エクトル・デュフランヌ(Br)/1907年]/彼らを見守ってください(祈りと舟歌)(2種) [リズ・ランドゥジ(S)/1911年][(イタリア語) ロサリア・カリア(S)/1900年]/ああ、幸せな日々(2種) [ポール・パヤン(B)/1910年頃][ポル・プランソン(B)/1908年4月14日]/ラ、ラ、ラ、大好きなアリア!(3種) [(イタリア語) ルイーザ・テトラッツィーニ(S)/1913年9月26日][(イタリア語) イヴォンヌ・ドゥ・ トレヴィーユ(S)/1916年][(カデンツァのみ) エレン・ビーチ・ヨー(Vo)/1899年3月18日]〕 「ディノラ」から 〔眠れ、かわいい子、静かに眠りなさい[ジュゼッピーナ(ジョセフィーナ)・ウゲット(S)/1906年]/ 神は私たち各々に分け前を与えてくれる(イタリア語)[ガエターノ・ピーニ=コルシ(T)/1906年]/ ああ、力強い魔力よ[ガブリエル・スラクロワ(Br)/1900年7月]/ああ、力強い魔力よ…ついに時が来た[アンリ・ アルベール(Br)/1912年]/その時から、夜が来ると(イタリア語)[カロリーナ・ラッザーリ(Ms)/1917年]/ 軽やかな影(5種)[ジャヌ・メレイ(S)/1904年12月][セシル・メルギリエ(S)/1905年][ガブリエル・ リッテ=シャンピ(S)/1924年][(イタリア語) エルヴィーラ・デ・イダルゴ(S)/1924年3月20日、22日] [(ドイツ語) マルガレーテ・ジームス(S)/1903年]/ああ!なんと寒い!なんと恐ろしい!(イタリア語)[ガエタノ ・ピーニ=コルシ(T)/1906年]/狩りへ、狩りへ(2種)[イポリート・ベロム、ジュスト・ニヴェット(B)/1908年]/ 小麦は刈り取り時[セザール・ヴェッツァーニ(T)/1912-1913年頃]/ああ!私の後悔があなたの報復になればいい(3種) [マックス・ブヴェ(Br)/1903年3月][ダニエル・ヴィノー(B)/1907年] [(イタリア語) マリオ・アンコーナ(Br)/1908年3月20日]〕 「アフリカの女」から 〔さようなら、私の優しい海岸よ[ベルト・オギュエ・ドゥ・モンタラン(S)/1909年3月24日]/神よ、この世が崇めるお方 [ポール・パヤン(B) ウジェーヌ・フレヴィーユ(B) ベルナール・ブサゴル(B)/1910年12月23日]/ 私は見たのだ、高貴な方々よ(イタリア語)[アントーニオ・アランブーロ(T)/1901年]/不信人者と反逆者に [アギュスタレッロ・アフル(T) ウジェーヌ・フレヴィーユ(B) リュシアン・リゴ(B) アンリ・ ルキアン(B) アルマン・ナルソン(B)/1908年]/私の膝の上に[フェリア・リトヴァンヌ(S)/1912年]/ 私の膝の上に…ああ!私は死ぬ、ああ!(2種)[(ドイツ語) ザビーネ・カルター(S)/1923年4月13日][ローザ・ ポンセル(S)/1925年1月14日]/王の娘…愛が私を捉えた時[ルイ・レステリ(Br)/1914年1月14日]/彼らの無力な 怒りは無駄だ…私にとってあなたがどれほど愛しいか[マリー・ラファルグ(S)レオン・ベイル(T)/1912年12月5日]/ 枝の嘆く音の中で(七重唱)[リズ・ランドゥジ、アメリ・タレクシス(S) ティナ・デュボワ=ロジェ(Ms) ガストン・デュボワ、ジョルジュ・レジス(T) リュシアン・リゴ、エティエンヌ・ビロ(B)/1907年]/ 起きろ、水夫たち![ガストン・ドゥ・プメラク、ルイ・ナンセン(T) アンリ・ダンジェ(Br) イポリート・ ベロム(B)/1909年]/ああ、偉大な聖ドミニク(2種)[ベルト・オギュエ・ドゥ・モンタラン(S) cho./ 1908年12月2日][アントワネット・ロト=ブリュン(S)/1905年]/おい、水夫たち[ピエール・ゲラール(B)/1904年]/ アダマストル、深い波の王は(2種)[レオン・メルシセデク、エクトル・デュフランヌ(Br)/1907年]/ 憎んでいるが、あなたの元へ行こう(イタリア語)[ジーノ・マルティネス=パッティ(T) チェーザレ・プレーヴェ (B)/1905年]/素晴らしい土地…ああ、楽園よ!(4種)[レオン・エスカレ、レオン・ベイル(T)/1905年] [ポール・ダンジェリ(T)/1910年][(断片) ジャン・ド・レスケ(T)/1901年3月15日]/私を船の方に連れて行って ください[アギュスタレッロ・アフル(T)/1906年]/彼女を愛していた…私を打ち砕け、雷よ![ルイ・レステリ (Br)/1916年4月18日]/ブラマ!ウィシュヌ!シヴァ![ピエール・ダシ(B) cho./1909年]/ああ、大きな喜び! (2種)[マリー・ラファルグ(S) レオン・ベイル(T)/1912年12月18日][アメリ・タレクシス(S) ガストン・ デュボワ(T)/1907年]/薄布の覆いよ[アントワネット・ロト=ブリュン(S) cho./1905年]/ここから海が見える… ああ、壮麗な寺院よ(2種)[オデット・カーリル(S)/1911年7月3日][バルバラ・ケンプ(S)/1917年]/王の娘 [ガブリエル・スラクロワ(Br)/1904年]/私にとってあなたがどれほど愛しいか[アメリ・タレクシス(S) ガストン・デュボワ(T)/1907年]/おい、水夫たち…アダマストル、深い波の王は(イタリア語)[リカルド・ ストラッチャーリ(Br)/1925年3月23日]/セリカとヴァスコの二重唱の断片[リュシエンヌ・ブレヴァル(S) ジャン・ド・レスケ(T)/1901年3月15日]/ああ、素敵な色…何と言う天の調べ!(イタリア語) [チェレスティーナ・ボニンセーニャ(S)/1905年]〕 | ||
録音:1899年-1925年。Vol.1: 53009-2 (3CDs) 。マイヤベーア没後150周年記念の2014年に第2集が発売。今回は第1集に収録された主要3作「悪魔ロベール」「ユグノー」「預言者」を除き、「北極星」「ディノーラ」、そして遺作「アフリカの女」から最も多く収録。いずれも今日ではあまり取り上げられない作品だが、20世紀初頭にはマイヤベーアのオペラがまだ高い人気を誇っていたことが伺える。最古の録音はまだ19世紀、新しくても1925年という、Marston らしい発掘精神に溢れた内容。今でこそ歴史に名が埋もれてしまった歌手が多いが、いずれも当時のスターばかりで、スタイルの違いや録音の古さを超えて訴えかけてくるものがある。 | ||
エジソンの遺産 Vol.2 ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜世のむなしさを知る神/「アイーダ」〜ああ祖国よ/ マスカーニ:「イリス」〜悲しい夢を見た / グノー:「ファウスト」〜宝石の歌(伊語) [アデリーナ・アゴスティネッリ(S)/1910年11月15日、1912年6月、1912年6月10日] グノー:「ファウスト」〜清らかな住まい(伊語)[カルロ・アルバーニ(T)/1911年7月4日] ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜お前だったのか[オレステ・ベネデッティ(Br)/1911年6月30日]/ 「トロヴァトーレ」〜穏やかな夜/「運命の力」〜平安を!/「アイーダ」〜勝って帰れですって [チェレスティーナ・ボニンセーニャ(S)/1911年4月11日、1911年4月、1911年4月4日] ビゼー:「カルメン」〜花の歌(伊語) / ワーグナー:「ローエングリーン」〜遥かな国(伊語) [イタロ・クリスタッリ(T)/1910年11月1日、1910年11月3日] ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜ああ、私のフェルナンド / ベルリオーズ:「トロイ人」〜ティルスの人々よ [エレオノーラ・デ・シスネロス(Ms)/1910年3月19日、ニューヨーク、1912年6月4日] サン=サーンス:「サムソンとデリラ」〜あなたの声に私の心は開き マスネ:「ウェルテル」〜ウェルテル!(手紙の歌)[マリー・ドゥルナ(A)/1912年6月5日] ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜陰口の歌 / ベッリーニ:「夢遊病の女」〜ああ心地よい土地よ、お前を再び [アンドレス・デ・セグロラ(B)/1910年10月] ベッリーニ:「夢遊病の女」〜そよ風がうらやましい(*) / プロッホ:アリアと変奏 Op.64 / アルディーティ:魅力的な女 [マリア・ガルバニー(S) ウンベルト・マクネス(T;*)/1910年10月26日、1910年10月20日、1910年10月21日] ワーグナー:「神々の黄昏」〜無愛想な小人はミーメといった[ハインリヒ・ヘンゼル(T)/1911年3月28日] マイヤベーア:「ディノーラ」〜あなたは仕返しをされた(伊語) / ヴェルディ:「オテロ」〜イヤーゴの信条 サロモン:恍惚[ジュゼッペ・カシュマン(Br)/1910年11月2日、1910年10月31日] ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜不実な女め!(#) /「アイーダ」〜再び君に会えた [パオラ・コラレク(S) カルロ・アルバーニ(T) オレステ・ベネデッティ(Br;#)/1911年7月5日、1911年7月4日] グノー:「ファウスト」〜主よ、あなたの卑しい僕を(教会の場面/伊語) [パオラ・コラレク(S) ポンピーリオ・マラテスタ(B)/1911年7月7日] ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜空は微笑み / ビゼー:「真珠採り」〜私には再び聞こえるように思われる(伊語) フロトウ:「マルタ」〜夢のごとく(伊語) / マスカーニ:「友人フリッツ」〜恋よ、心の美しき光よ [ウンベルト・マクネス(T)/1910年10月31日、1910年11月3日] ワーグナー:「ローエングリーン」〜沈鬱な日々にひとり/「タンホイザー」〜全能の聖処女様 ヴェルディ:「アイーダ」〜勝って帰れですって[マリー・ラポルト(S)/1910年7月、パリ] 「オテロ」〜夜も更けた[レオ・スレザーク(T) マリー・ラポルト(S)/1911年4月7日] レオンカヴァッロ:「道化師」〜よろしいですかな?[ドメニコ・ヴィリョーネ=ボルゲーゼ(Br)/1912年6月12日] ヴェルディ:「アイーダ」より〔勝って帰れですって/それが運命だった〕 マスネ:「エロディアード」〜彼は天のように美しい(伊語) / ボーイト:「メフィストーフェレ」〜ある夜、深い海に マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜ママも知るとおり / プッチーニ:「蝶々夫人」〜ある日、見ることでしょう [カロリーナ・ホワイト(S) エレオノーラ・デ・シスネロス(Ms)/1910年7月18日-21日、パリ] | ||
録音:特記以外ロンドン。Vol.1:52042-2。 Marston 復刻によるエジソンの遺産第2集。蓄音機は発明王エジソンによって実用化されたが、音楽録音を軽視していたため産業に乗り遅れ、その間に針が横震動する円盤録音が広まってしまう。1910年代になってエジソンは縦震動式の円形音盤をダイヤモンド針で再生し、音質の良さを売り物とするダイヤモンド・ディスクで巻き返しに出る。しかし高額だったこと、縦震動のためディスクが厚くかさばること、先行したヴィクターやコロムビアが大物アーティストを押さえていたことなどから、十分な成果を収められず、電気式録音時代に入って間もなく消滅してしまった。同時期の他社の録音に比べ、エジソン社の録音はスクラッチノイズと歪みが少なく、帯域も広めで、音がより自然に聞こえる。この第2集の歌手たちは、多くが今日では忘れられてしまった人々で、名が残っているのはレオ・スレザーク位だが、超絶技巧でマニアには知られるソプラノのマリア・ガルバニーなど、いずれも20世紀初頭に活躍した名歌手たちの遺産が聴ける。 #2021年11月現在レーベル在庫(シュリンクラップは無いとのこと)僅少。完売次第CD-R製版品のみの取扱となります。 | ||
ヨハンナ・ガトスキ〜1910年-1917年ビクター録音とメープルソン・シリンダー録音集 Vol.2
ヨハンナ・ガトスキ(S) | ||
ドラマティック・ソプラノのガトスキ(1872-1932)全録音集の第2集。ワーグナーやヴェルディのアリアの他、1903年メトでのライヴ録音を含む。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160303234417/http://www.marstonrecords.com/gadski2/gadski2_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ラウル・フォン・コチャルスキ全録音集 Vol.2 〜 1930-1939 * Homocord 社〔録音:1930年9月頃、ミラノ〕 バッハ:イギリス組曲第3番 BWV808〜ガヴォット ト短調 モーツァルト:ドイツ舞曲集 K.600 より〔変ロ長調 K.600 No.3 /ヘ長調 K.602 No.2 〕 ショパン:前奏曲 イ長調 Op.28 No.7 /ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬のワルツ」/ 前奏曲 変ニ長調 Op.28 No.15「雨だれ」/子守歌 変ニ長調 Op.57 / 練習曲 変ト長調 Op.10 No.5「黒鍵」/練習曲 変ト長調 Op.25 No.9「蝶々」/ 練習曲 ヘ短調 Op.25 No.2 /練習曲 ヘ長調 Op.25 No.3 / ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」〜第3楽章 * Electrola / His Master's Voice 社〔録音:1937年3月17日、ベルリン〕 ショパン:3つのエコセーズ Op.72 No.3 〔ニ長調/ト長調/ニ長調〕/マズルカ ヘ長調 Op.68 No.3 / 夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15 No.2 /ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」/スケルツォ 変ロ短調 Op.31 * Deutsche Grammophon / Polydor社 〔録音:1938年6月28日-29日、ベルリン〕 ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57 /即興曲 嬰ヘ長調 Op.36 /幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 / 夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2 /12の練習曲集 Op.10 /12の練習曲集 Op.25 / 練習曲集〔変イ長調/変ニ長調/ヘ短調〕/ワルツ〔変イ長調 Op.34 No.1 /変イ長調 Op.69 No.1「告別」〕 * Deutsche Grammophon / Polydor社〔録音:1939年6月10日、12日、19日、ベルリン〕 ショパン:ワルツ集〔変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」/イ短調 Op.34 No.2 /ヘ長調 Op.34 No.3 / 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬のワルツ」/変イ長調 Op.64 No.3 /変ト長調 Op.70 No.1 〕/ 24の前奏曲集 Op.28 /前奏曲〔変イ長調/嬰ハ短調 Op.45 〕/ バラード〔ヘ長調 Op.38 /変イ長調 Op.47 /ヘ短調 Op.52 〕 * Deutsche Grammophon / Polydor社〔録音:1939年11月17日、ベルリン〕 ショパン:バラード ト短調 Op.23 /夜想曲〔ロ長調 Op.32 No.1 /ハ短調 Op.48 No.1 〕 ラウル・フォン・コチャルスキ(P) | ||
Vol.1: 52063-2 (2CDs) 。ポーランドの名ピアニスト、ラウル・フォン・コチャルスキ(1885-1948)の第2集。今回は1930年代のミラノとベルリンの録音。ショパンの愛弟子カロル・ミクリの高弟で、つまりショパンの孫弟子。しかし直系ということを抜きにしても、柔らかな音色で豊かな香りを振りまく彼のショパンはたいへん優美で魅力に溢れている。いつもながら Marston の丁寧な復刻は見事なもので、全盛期のコチャルスキの美感が伝わってくる。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314231117/http://www.marstonrecords.com/koczalski2/koczalski2_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
R.シュトラウス:歌曲録音集 1901-1946 明日! Op.27 No.4[フランシス・アルダ(S) グティア・カシーニ(Vc) フランク・ラ・フォルジュ(P)/ 1913年4月7日、ニュージャージー州キャムデン] 解き放たれて Op.39 No.4[ロゼッテ・アンダイ(Ms) フランツ・ルップ(P)/1928年9月、ベルリン] 私は愛を携え Op.32 No.1[ペーター・アンデルス(T) ヴァルター・ルッツェ指揮o./1938年9月15日、ベルリン] 夜 Op.10 No.3(イタリア語歌唱) [ジュゼッペ・アンセルミ(T) アンジェロ・ベッテネッリ(P)/1910年1月17日、ミラノ] 愛の神 Op.68 No.5[キャサリン・アーカンディ(S) ザイドラー=ヴィンクラー(P)/1922年12月、ベルリン] ツェツィーリエ Op.27 No.2 [フローレンス・オーストラル(S) パーシー・カーン(P)/1927年9月28日、ロンドン] あなたの歌が私の心に響いた時 Op.68 No.4 [エルナ・ベルガー(S) ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/1944年10月6日、ベルリン] 子守歌 Op.41 No.1[エミー・ベッテンドルフ(S) ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/1937年4月13日、ベルリン] 私は愛を携え Op.32 No.1(英語歌唱)[デイヴィッド・ビスハム(Br) ピアノ伴奏/1903年8月20日、ロンドン] ツェツィーリエ Op.27 No.2 /明日! Op.27 No.4 [ユッシ・ビョルリンク(T) ハリー・エバート(P)/1939年7月15日、ストックホルム] 私の頭の上に広げてくれ Op./19 No.2 [アントン・デルモータ(T) リヒャルト・シュトラウス(P)/1942年4月25日、ウィーン] 明日! Op.27 No.4[クレア・ダックス(S) フレデリック・フラドキン(Vn) フレデリック・パーソン(P)/1922年10月初旬、ニューヨーク] 私は漂う Op.48 No.2[フローレンス・イーストン(S) レスター・ホッジズ(P)/1939年7月14日、ニューヨーク] セレナード Op.17 No.2(イタリア語歌唱) [クローエ・エルモ(Ms) マリオ・サレルノ(P)/1942年5月8日、トリノ] 子守歌 Op.49 No.3[エルネスティーネ・ファルバー=シュトラッサー(A) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/1921年秋、ベルリン] 憩え、私の魂よ Op.27 No.1[エリーゼ・ファインハルス(A) ピアノ伴奏/1901年、ハンブルク] ああ、恋人よ、私は今別れねばならない Op.21 No.3 /献呈 Op.10 No.1 [キルステン・フラグスタート(S) エドウィン・マッカーサー(P)/1936年7月25日、コペンハーゲン] 子守歌 Op.41 No.1[エレナ・ゲルハルト(Ms) アルトゥール・ニキシュ(P)/1911年6月30日、ロンドン] 密やかな誘い Op.27 No.3 /セレナード Op.17 No.2 [ドゥソリーナ・ジャンニーニ(S) ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/1933年3月24日、ベルリン] 愛の賛歌 Op.32 No.3 [カール・ハンメス(Br) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/1937年3月、ベルリン] セレナード Op.17 No.2[フリーダ・ヘンペル(S) 管弦楽伴奏/1921年秋、ベルリン] 密やかな誘い Op.27 No.3[ハインリヒ・ヘンシェル(T) ピアノ伴奏/1910年8月3日、ベルリン] 献呈 Op.10 No.1[ゲルハルト・ヒュッシュ(Br) オットー・ドブリント指揮o./1934年5月18日、ベルリン] 私の頭の上に広げてくれ Op./19 No.2 /明日! Op.27 No.4 [ロベルト・フット(T) リヒャルト・シュトラウス(P)/1920年秋、ベルリン] 冬の捧げもの Op.48 No.4[ヘルマン・ヤドロウカー(T) ザイドラー=ヴィンクラー(P)/1921年4月、ベルリン] 夜 Op.10 No.3[ヘルベルト・ヤンセン(Br) ジェラルド・ムーア(P)/1937年6月15日、ロンドン] 讃歌 Op.33 No.3 /巡礼者の朝の歌 Op.33 No.4[ヘルベルト・ヤンセン(Br) 管弦楽伴奏/録音時期不明] 万霊節 Op.10 No.8[ザビーネ・カルター(Ms) ジェラルド・ムーア(P)/1936年6月23日、ロンドン] 黄昏の夢 Op.29 No.1[アレグザンダー・キプニス(B) アーサー・バーグ(P)/1929年10月23日、ニューヨーク] 解き放たれて Op.39 No.4[マルガレーテ・クロ-ゼ(Ms) ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/1943年春、ベルリン] ひどい天気 Op.69 No.5[ヒルデ・コネツニ(S) リヒャルト・シュトラウス(P)/1943年4月7日、ウィーン] セレナード Op.17 No.2[ゼルマ・クルツ(S) ハロルド・クラクストン(P)/1924年6月25日、ロンドン] あなたの青い瞳で Op.56 No.4[ロッテ・レーマン(S) ピアノ、ヴァイオリン伴奏/1928年9月3日] 子守歌 Op.41 No.1[エンミ・ライスナー(Ms) アロイス・メリヒャル指揮o./1933年1月、ベルリン] あなたは私の心の王冠 Op.21 No.2 /万霊節 Op.10 No.8 [ジョン・マコーマック(T) エドウィン・シュナイダー(P)/1927年9月1日、ロンドン] セレナード Op.17 No.2(英語歌唱) [ヘドル・ナッシュ(T) ジェラルド・ムーア(P)/1945年3月7日、ロンドン] あなたの青い瞳で Op.56 No.4[マルガレーテ・オーバー(A) アルトゥール・アルント(P)/ 1914年4月22日、ニュージャージー州キャムデン] 憩え、私の魂よ Op.27 No.1 [マリア・オルシェフスカ(A) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/1922年夏、ベルリン] 密やかな誘い Op.27 No.3[ユリウス・パツァーク(T) リヒャルト・シュトラウス指揮o./1944年9月、ウィーン] 誘惑 Op.33 No.1 /アポロンの巫女の歌 Op.33 No.2 [ローゼ・パウリ(S) ジョン・バルビローリ指揮o./1938年2月27日、ニューヨーク] 響け! Op.48 No.3[レア・ピルッティ(S) リヒャルト・シュトラウス(P)/1942年5月1日、ウィーン] お嬢さん、何の役に立つというのかい [アルフレート・ペル(Br)リヒャルト・シュトラウス(P)/1943年4月3日、ウィーン] 親しい幻影 Op.48 No.1[エリーザベト・レートベルク(S) マックス・ヤッフェ(P)/1921年8月4日、ベルリン] 変わらないこと Op.69 No.3[マルセラ・レーゼラー(S) ピアノ伴奏/1925秋、ベルリン] ああ、恋人よ、私は今別れねばならない Op.21 No.3 [ヘルゲ・ロスヴェンゲ(T) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/1936年3月17日、ベルリン] セレナード Op.17 No.2 /明日! Op.27 No.4[ロッテ・シュロス(S) ピアノ伴奏/1901年、ハンブルク] 帰郷 Op.15 No.5 /憩え、私の魂よ Op.27 No.1 /あなたを愛する Op.37 No.2 [ハインリヒ・シュルスヌス(Br) リヒャルト・シュトラウス(P)/1920年春、ベルリン] 献呈 Op.10 No.1 /夜 Op.10 No.3 /秘密 Op.17 No.3 [ハインリヒ・シュルスヌス(Br) リヒャルト・シュトラウス(P)/1920年夏、ベルリン] 愛の賛歌 Op.32 No.3 [ハインリヒ・シュルスヌス(Br) ゲルハルト・シュテーガー指揮o./1943年6月初旬、ベルリン] ひどい天気 Op.69 No.5 /セレナード Op.17 No.2 [ロッテ・シェーネ(S) フェリックス・グントハー(P)/1924年5月6日、ベルリン] 黄昏の夢 Op.29 No.1[フリードリヒ・ショル(B−Br) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/1921年7月、ベルリン] 青い夏[エリーザベト・シューマン(S) ピアノ伴奏/1919年6月1日] 私の思いのすべて Op.21 No.1 /父は言った Op.36 No.3 [エリーザベト・シューマン(S) カール・アルヴィン(P)/1930年1月6日、ウィーン] 母親の自慢話 Op.43 No.2 /東方の聖なる三博士 Op.56 No.6 [エリーザベト・シューマン(S) カール・アルヴィン指揮o./1928年10月15日、ウィーン] 黄昏の夢 Op.29 No.1[エルネスティーネ・シューマン=ハインク(A) カタリーナ・ホフマン(P)/ 1923年10月5日、ニュージャージー州キャムデン] 密やかな誘い Op.27 No.3 /親しい幻影 Op.48 No.1 [ヨーゼフ・シュヴァルツ(Br) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(P)/1918年春、ベルリン] 黄昏の夢 Op.29 No.1[メタ・ザイネマイヤー(S) フリーダー・ヴァイスマン指揮o./1928年1月/19日、ベルリン] セレナード Op.17 No.2[レオ・スレザーク(T) ピアノ伴奏/1905年4月、ウィーン] 明日! Op.27 No.4[レオ・スレザーク(T) ミヒャエル・ラウハイゼン(P)/1929年11月、ベルリン] 明日! Op.27 No.4[グレーテ・シュトゥックゴルト(S) 管弦楽伴奏/1921年4月、ベルリン] 親しい幻影 Op.48 No.1[リヒャルト・タウバー(T) ミッシャ・スポリャンスキ(P)/1926年1月8日、ベルリン] セレナード Op.17 No.2[リヒャルト・タウバー(T) 管弦楽伴奏/1933年2月15日、ベルリン] 万霊節 Op.10 No.8 /私は愛を携え Op.32 No.1 [リヒャルト・タウバー(T) パーシー・カーン(P)/1946年6月28日、ロンドン] 春の祭り Op.56 No.5[ヴィオリカ・ウルズレアク(S) クレメンス・クラウス指揮o./1936年5月29日、ベルリン] 密やかな誘い Op.27 No.3 [マルセル・ヴィットリシュ(T) エーリヒ・オルトマン指揮o./1931年4月21日、ベルリン] | ||
録音:[/内]〔1901年-1946年〕、モノラル、ADD 。2014年はリヒャルト・シュトラウスの生誕150周年だった。それを記念してMarstonがCD3枚、約4時間に渡って20世紀前半の名歌手たちが歌うシュトラウスの歌曲の録音を復刻。ロッテ・レーマン、エリーザベト・シューマン、キルステン・フラグスタート、エルナ・ベルガー、レオ・スレザーク、リヒャルト・タウバー、アントン・デルモータ、ユッシ・ビョルリンク、ハインリヒ・シュルスヌス、といった日本でも人気の高い歌手はもちろん日本ではあまり知られていない名歌手まで、全82トラックすべてが素晴らしい歌唱芸術の記録。70ページを越す解説冊子には、各歌手の経歴が英文で紹介されている。Marstonならではの力作、リート・マニアは逃せない。 | ||
19世紀イタリアの偉大なテノールたち レオポルド・シニョレッティ(T|1840-1915)[P伴奏/録音:1902年、ミラノ] ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」〜庶民の漁師の息子に/「ファヴォリータ」〜天使のような乙女 ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」〜穏やかな晩に(2種)/「エルナーニ」〜孤独に、彷徨い、哀れに/ 「運命の力」〜ああ、天使の胸に抱かれたあなたよ ジョヴァンニ・バッティスタ・デ・ネグリ(T|1851-1924)[P伴奏/録音:1903年、ミラノ] ベッリーニ:「ノルマ」〜ああ!遅すぎた(2種) / ルビンシテイン:アスラ(伊語) ヴェルディ:「オテロ」〜今そして永遠にさらばだ、聖なる思い出よ!/誰も私を恐れるでない(2種) アルフォンソ・ガルッリ(T|1866-1915)[エルネスティーナ・ ベンダッツィ=ガルッリ(S;*) P伴奏/録音:1903年、ミラノ] ワーグナー(伊語):「ローエングリン」〜私の愛する白鳥よ/「マイスタージンガー」〜冬の静かな炉ばたで レオンカヴァッロ:「道化師」〜衣装を着けろ / グノー:「ミレイユ」〜ああ、マガリ(*) ヴェルディ:「アイーダ」〜死をもたらす石が / トスティ:四月/理想の人 / 作曲者不詳:セレナータ(*) ヴァン・ヴェステルト:君がどこにいても フランチェスコ・シニョリーニ(T|1860-1927) [イネス・デ・フラーテ(S;*) カルロ・サバイーノ指揮(#以外) ルッジェーロ・レオンカヴァッロ指揮(#) o./録音:1908年、ミラノ] ロッシーニ:「ウィリアム・テル」〜先祖代々の棲家よ(伊語) / マイヤベーア:「預言者」〜愛するベルトに ヴェルディ:「トロヴァトーレ」〜ああ、いとしい人よ(2種)/ 「アイーダ」より(*)〔清きアイーダ/居心地の悪い猛暑を逃れよう〕 レオンカヴァッロ:「カッテルトン」より(#) 〔疲れ、弱り、悲しい放浪者は歩みを止める/お前だけが私のもとに留まっている、おお詩情よ!〕 エドアルド・ガルビン(T|1865-1943) [サルヴァトーレ・コットーネ(P)/録音:1902年11月、1903年、ミラノ] ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜天使のような乙女 / ヴェルディ:「椿姫」〜ある日、幸せにも マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜泡立つワイン万歳(乾杯の歌) プッチーニ:「マノン・レスコー」より〔今まで見たことのない女(2種)/見て下さい、私は強靭ではない〕/ 「ボエーム」より〔待っておくれ、お嬢さん(「冷たい手」の途中から)/ミミは浮気女だ〕 [ピアノ伴奏/録音:1904年10月、ミラノ] チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」〜いいえ、あなたは女王たちより高貴 [アデリーナ・シュテーレ(S;*) ピアノ伴奏/録音:1904年11月、ミラノ] ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜天使のような乙女 / マスネ:「マノン」〜目を閉じて(伊語) マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜おおローラよ(シチリアーナ) プッチーニ:「マノン・レスコー」〜今まで見たことのない女/「トスカ」〜星は光りぬ チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」〜けれど、それで、本当なのか?(*) レオンカヴァッロ:「ザザ」〜優しい微笑み / ファトゥオ:あなたを愛していると感じている [アデリーナ・シュテーレ(S;*) ジーナ・カンポレッリ(Ms;*) マリオ・サンマルコ(Br;*/#) オレステ・ルッピ(B;+) ピアノ伴奏、合唱団/録音:1905年5月、または6月、ミラノ] ヴェルディ:「運命の力」〜今この厳かな時に(#) /「アイーダ」〜守護と復讐の神よ(+) マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜泡立つワイン万歳(乾杯の歌) プッチーニ:「ボエーム」より(*)〔さようなら、甘い目覚めよ/おおミミよ、君はもう戻ってこない〕 フィオレッロ・ジラウド(T|1870-1920) [サルヴァトーレ・コットーネ(P)/録音:1904年4月、ミラノ] ワーグナー(伊語):「タンホイザー」〜あなたへと賛美が響くように!/ 「マイスタージンガー」〜冬の時、静かな炉辺で ビゼー:「カルメン」〜お前が俺に投げた花(伊語) / ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」〜穏やかな晩に ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」〜五月の美しい日のように / トスティ:忘却!/もう一度! [管弦楽団/録音:1916年3月-4月、1917年7月(*)、ミラノ] トスティ:薔薇/夢/私は覚えている/虚しく!/セレナータ/遥かに/春/ 忘却!/アヴェ・マリア/もう私を愛してはいない ゴダール:「ジョスラン」〜子守歌(*) / シルヴェストリ:古風なセレナード(*) フェルナンド・ヴァレーロ(T|1856-1914) [サルヴァトーレ・コットーネ(P)/録音:1903年、ミラノ] レオンカヴァッロ:朝の歌 / ヴェルディ:「リゴレット」〜女は浮気性(浮気心の歌) [ピアノ伴奏/録音:1903年6月、ロンドン] スクデーリ:さあお眠りなさい / デ・ロス・モテロス:愛と人生 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より〔おおローラよ(シチリアーナ)/乾杯の歌〕 | ||
録音:1902年-1917年、ADD 、231m |国内アナウンス:2017年。 Marston ならではの往年のテノールの貴重な録音集。1840年、つまり19世紀前半生まれのレオポルド・シニョレッティから30歳下のフィオレッロ・ジラウドまで、概ね19世紀末から20世紀初頭にイタリアを中心に活躍した7人のテノールはたちの録音で、その多くが1910年より前の収録。この中ではエドアルド・ガルビンがヴェルディ「ファルスタッフ」初演でフェントンを歌ったことで有名で、録音も多い。他の6人も皆当時の大スター歌手ばかりで、いくらか時代がかってはいるものの素晴らしい歌唱芸術を楽しめる。 #ブックレットでは CD1 トラック13の曲名が、ワーグナー「ローエングリン」第1幕の登場場面「ありがとう、私の愛する白鳥」と記載されていますが、実際には第3幕で白鳥が迎えに来る場面が収録されています。ご了承下さい。 | ||
「英国のテノールたち」〜ピーター・ピアーズ以前の(すべて英語歌唱) *ダン・ベドー(T) メンデルスゾーン:「エリヤ」〜もしあなたがたの心すべてと、その時正しい者は太陽のように輝くだろう [ソーニー・プレウィット・ウィリアムズ(P)/1928年2月23日、ニューヨーク] *ウェブスター・ブース(T) ジャーマン:「メリー・イングランド」〜イングランドの薔薇 [クリフォード・グリーンウッド指揮管弦楽団/1939年7月18日、ロンドン]/ ボートン:「不滅の時間」〜なんと美しいのだろう[ジョン・コッカーリル(Hp)/1939年7月18日、ロンドン] *トム・バーク(T) トマス:「エスメラルダ」〜ああ魅惑的な光景よ[ピアノ伴奏/1927年6月16日、ロンドン]/ トスティ:私の夢[ピアノ伴奏/1927年6月13日、ロンドン] *ジョゼフ・チータム(T) ヘンデル:「サムソン」〜完全な光の喪失[管弦楽伴奏/1912年11月22日、ロンドン] *ジョン・コーツ(T) メンデルスゾーン:交響曲第2番 変ロ長調 Op.52「讃歌」〜死の悲しみが[アラン・ジル指揮管弦楽団/1908年、ロンドン]/ マリンソン:エルドラド[ピアノ伴奏/1908年5月、ロンドン]/バルフ:庭の中においで、モドよ[ピアノ伴奏/1907年]/ エルガー:夜明けに Op.41 No.1 [ピアノ伴奏/1915年4月14日、ロンドン] *シドニー・コルサン(T) メンデルスゾーン:「聖パウロ」〜死に至るまで誠実でいなさい / レア:私の隊商が休憩したところに [ピアノ伴奏/1916年10月31日、ロンドン]/ リーマン:ああ、私の喜びの月が[ピアノ伴奏/1914年1月21日、ロンドン] *ベン・デイヴィス(T) ビショップ:私のかわいいジェイン[ピアノ伴奏/1901年、ロンドン]/ パーセル:「インドの女王」〜私は恋の病から逃れようと試みた[アダミ夫人(P)/1923年7月12日、ロンドン] *チューダー・デイヴィス(T) エルガー:「オラフ王の伝説からの情景」〜そしてオラフ王は叫び声を聞いた [ユージン・グーセンス指揮管弦楽団/1923年3月12日、ロンドン]/ ハーゲマン:行かないで、私の愛する人/ラ・フォージュ:野外の歌[パーシー・カーン(P)/1927年6月27日、ロンドン] *ヒューバート・アイスデル(T) デル・リエゴ:ああその涙を乾かしなさい[テレサ・デル・リエゴ(P)/1926年1月8日、ロンドン]/ リーマン:ああ!杯を満たしなさい。…ああ、私の喜びの月が[ピアノ伴奏/1927年9月27日、ロンドン] *ジャーヴァス〔ジェルヴァース〕・エルウィス(T) ヤング/ウィルソン編曲:フィリスがとて優雅なので[ピアノ伴奏/1911年7月29日、ロンドン]/ クィルター/ウィルソン編曲::今深紅の花びらが眠っている/愛の哲学 ヴォーン・ウィリアムズ:道端の火[ピアノ伴奏/1916年6月、ロンドン]/ ブリッジ:愛の神が馬に跨ってやって来た[フレデリック・ B. キドル(P)/1917年12月、ロンドン] *ウォルター・グライン(T) ヘンデル:「メサイア」より 〔あなたの非難は彼の心を打ち砕いた…目を向けなさい、そして見なさい/ 彼はこの世から断ち切られた…しかしあなたは彼の魂を地獄に置き放つことはしなかった〕 [クリフォード・グリーンウッド指揮管弦楽団/1935年2月26日、ロンドン]/ サリヴァン:「ペルシャの薔薇」〜私は手に持つ杯が美しい形かどうかなんて気にしない(酒宴の歌) [ジョージ・W.ビング指揮管弦楽団/1931年5月29日、ロンドン] *ウィリアム・グリーン(T) ブレアム:錨は上がった[ピアノ伴奏/1901年、ロンドン] *ジョン・ハリソン(T) ヘンデル:「イェフタ」〜より深く、そしてなおも深く[管弦楽伴奏/1906年3月、ロンドン]/ ウォレス:「マリターナ」〜一輪の花が咲いた[管弦楽伴奏/1905年11月16日、ロンドン]/ ビショップ:「高貴な無法者」〜オリンシア!私の愛する人よ! …この人里離れた場所に住む隠者が(愛の巡礼者) [管弦楽伴奏/1909年11月30日、ロンドン] *グリゴリー・ハスト(T) ゴダール:「ジョスラン」〜天使たちがあなたを守っている(子守歌)[ピアノ伴奏/1904年、ロンドン] *ルビー・ヘルダー(T) ピンスーティ:最後の看護[ピアノ伴奏/1911年10月6日、ロンドン] *ジョゼフ・ヒスロップ(T) ピンスーティ:地上の女王[ピアノ伴奏/1914年6月18日、ロンドン]/ ヒューム:アフトン川の水[ピエロ・コッポラ指揮管弦楽団/1927年6月17日、ロンドン] *ウォルター・ハイド(T) ブレアム:ネルソン提督の死[管弦楽伴奏/1909年夏、ロンドン]/ サリヴァン:もう一度[ピアノ伴奏/1916年1月20日、ロンドン]/ コールリッジ=テイラー:エリナー/エルガー:懇願 Op.48[P伴奏/1910年11月3日、ロンドン] *ジェイムズ・ジョンストン(T) ヴォーン・ウィリアムズ:「牛追いのヒュー」〜道の歌 [ジェイムズ・ロバートソン指揮フィルハーモニアo./1950年6月12日] *ハーウェン・ジョーンズ(T) ゴダール:「ジョスラン」〜天使たちがあなたを守っている(子守歌)[ピアノ伴奏/1905年3月1日、ロンドン]/ バルフ:おやすみなさい、おやすみなさい愛する人よ ラヴァー:モリー・ボーン[ピアノ伴奏/1906年1月16日、ロンドン]/ スタンフォード:キラーニーの薔薇[ピアノ伴奏/1909年4月30日、ロンドン] *アーサー・ジョーダン(T) ヘンデル:「ユダス・マカベウス」〜戦いを自慢する者はなんと自惚れが強いことか [管弦楽伴奏/1924年12月8日、ロンドン] *モーガン・キングストン(T) コールリッジ=テイラー:「ハイアワサの婚礼」〜オナウェイよ、目覚めよ、愛する人よ [管弦楽伴奏/1916年3月22日、ロンドン] *モーガン・キングストン(T) トスティ:別れ[管弦楽伴奏/1911年秋、ロンドン] *エドワード・ロイド(T) メンデルスゾーン:「エリヤ」〜もしあなたがたの心すべてと[ピアノ伴奏/1904年4月12日、ロンドン]/ アダムス:聖なる町 クレイ:「ララ・ロック」〜私はあなたにアラブの歌を歌おう[ピアノ伴奏/1904年2月11日、ロンドン] *ジョン・マコーマック(T) バルフ:「ボヘミアンの娘」〜他の唇がそして他の心が [ウォルター・B.ロジャーズ指揮管弦楽団/1916年5月11日、キャムデン、ニュージャージー州、 US ]/ マーシャル:子供の歌[管弦楽伴奏/1912年4月2日、キャムデン、ニュージャージー州、 US ]/ クレイマー:白鳥 Op.44 No.4 [エドウィン・シュナイダー(P)/1923年9月26日、キャムデン、ニュージャージー州、US ] *フランク・マリングズ(T) クラッツァム:私は二つの明るい眼を知っている[ピアノ伴奏/1916年7月、ロンドン] *ヘドル・ナッシュ(T) ヘンデル:「イェフタ」より〔より深く、そしてなおも深く/彼女を運べ、天使たちよ〕 [クラレンス・レイボールド指揮管弦楽団/1931年7月15日、ロンドン]/ ディーリアス:私の心の女王に/愛の哲学[ジェラルド・ムーア(P)/1934年12月18日、ロンドン]/ マッギオーク:灰色の二つの眼[ピアノ伴奏/1933年7月26日、ロンドン] *ジョゼフ・オマラ(T) スタンフォード:「シェイマス・オブライエン」―オコーンよ! 私が若かった時[ピアノ伴奏/1901年、ロンドン]/ ロナルド:四月の誕生日/友人と恋人[ランドン・ロナルド(P)/1902年] *チャールズ・ソンダース(T) ヘンデル:「エジプトのイスラエル人」〜敵は言った[管弦楽伴奏/1906年6月13日、ロンドン] *ハーバート・ティール(T) ヘンデル:「メサイア」〜天に住まわれるお方は…あなたは彼らを打ち破る[管弦楽伴奏/1925年10月、ロンドン] *フランク・ティッタートン(T) デイヴィ:ビスケー湾[アーサー・ファッジ(P)/1931年10月3日、ロンドン] *ヘンリー・ウェンドン(T) マーティン:市へおいでよ / 伝承曲/ケネディ=フレイザー編曲:島々への道 [ジェラルド・ムーア(P)/1942年1月9日、ロンドン] *ウォルター・ウィドップ(T) ディブディン:トム・ボウリング / ヘンデル:「エイシスとガラティア」〜愛の神が急を告げると(*) [ローレンス・コリングウッド指揮管弦楽団/1930年3月11日、1930年9月19日(*)、ロンドン]/ ヘンデル:「セメレ」〜あなたが歩くところどこでも[パーシー・カーン(P)/1926年8月13日、ロンドン] *エヴァン・ウィリアムズ(T) ヘンデル:「ユダス・マカベウス」〜警鐘を鳴らせ[管弦楽伴奏/1906年11月12日、ロンドン] | ||
録音:[/内](1901年-1950年)、 ADD 。 marston がまた素晴らしい企画を成し遂げた。1901年から1950年まで20世紀前半の英国の様々なテノールの歌声が4時間たっぷり集められている。ジョン・マコーマックやヘドル・ナッシュといった一部の国際的スター歌手を除くと大半が今日では名前を忘れられた歌手たちだが、いずれも人気を博した実力のあるテノールたちばかり。また20世紀後半には顧みられなくなった当時の人気作や流行歌を聞けるのも貴重。いつもながらmarstonの復刻は丁寧で、20世紀初頭の録音ら決して聞きづらくはない。加えて100ページを超える解説冊子もありがたい。marstonならでのは充実した1箱。 | ||
ウィリアム・カペル、放送用および演奏会ライヴ録音集 1944-1952
*1947年3月21日、ニューヨーク J.S.バッハ:組曲 イ短調 BWV.818 / モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2 / ブラームス:間奏曲 変イ長調 Op.76 No.3 *1945年2月28日、ニューヨーク ショパン:夜想曲 変ロ短調 Op.9 No.1 / シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28 No.2 ドビュッシー:グラナダの夕暮れ / ナポレターノ:猫 / パルマー:トッカータ・オスティナート ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34 より 〔第24番 ニ短調 Op.34 No.24 /第10番 嬰ハ短調 Op.34 No.10 /第5番 ニ長調 Op.34 No.5 〕 *1948年2月1日、ピッツバーグ R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調[フリッツ・ライナー指揮ピッツバーグso.] *1952年6月9日、ニューヨーク モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番(第16番) 変ロ長調 K.570 / グラナドス:マハとサヨナキドリ シューベルト:12のレントラー D.790 より〔第8番 変イ短調/第11番 変イ長調〕 チェイシング:トリッキー・トランペット / ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 〜第3楽章冒頭 *1952年6月15日、ニューヨーク ドビュッシー:子供の領分(全6曲) / リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 イ短調 *1944年10月28日、フィラデルフィア ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43[ユージン・オーマンディ指揮/フィラデルフィアo.] *1951年10月17日、ニュー・ロンドン、コネチカット州 J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:いざ来たれ、異邦人の救い主よ BWV.659 ドビュッシー:ベルガマスク組曲(全曲) / リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 イ短調 ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 Op.6 No.2 / ファリャ:「三角帽子」〜粉屋の踊り *1950年5月20日、ニューヨーク モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 〜第3楽章 メンデルスゾーン:無言歌 Op.67 No.2 「失われた幻影」 バッハ:4つのクラヴィーアのための協奏曲 イ短調 BWV.1065 (*) [ロザリン・テューレック、ユージン・リスト、ジョゼフ・バッティスタ(P;*) ミルトン・ケイティムズ指揮 NBC 弦楽合奏団(*) ] *1951年11月21日、シカゴ シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44 [ファイン・アーツSQ 〔レナード・ソーキン、ジョゼフ・ステパンスキ(Vn) シェパード・レーンホフ(Va) ジョージ・ソプキン(Vc)〕] ウィリアム・カペル(P) | ||
録音:1944年-1952年、 ADD |国内アナウンス:2017年。
20世紀後半の最も偉大なピアニストの一人になるはずだったウィリアム・カペル(1922-1953)。若くして絶大な人気を誇ったカペルは、しかし飛行機事故でわずか31歳で亡くなってしまった。当然残された商業録音はそれほど多くはない。今日でもカペルの人気は高く、演奏会のライヴ録音や放送用の録音は貴重。marston が1944年から1952年までのそうした録音を4時間弱ほど集め、CD3枚にまとめた。お得意の曲から珍しいアンコールピース、協奏曲や室内楽曲まで、様々なカペルの姿を聞くことができる。録音状態はまちまちだが、若くして亡くなった天才の芸術を偲ぶに支障はないだろう。 #商品の曲目記載(1952年6月9日、ニューヨーク)に以下の誤りがありますが、そのまま供給されます。 ・CD2 トラック6-7、シューベルト:12のレントラー D.783 の曲番号 誤:「第7番」「第12番」→正:「第8番」「第11番」〔調性は共に変イ短調〕 | ||
ラフマニノフ、交響的舞曲を弾く〜1940年代の新発見録音 ラフマニノフ: 交響的舞曲 Op.45 からの断片集(ピアノによる即興的演奏) 〔曲順に修正し、コメント部分をカットしたヴァージョン、約27分/ ラフマニノフのコメントを含む無修正ヴァージョン、約33分〕 [セルゲイ・ラフマニノフ(P/語り)/1940年12月21日]/ 交響的舞曲 Op.45[ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP /1942年12月20日、ニューヨーク、ライヴ]/ 交響詩「死の島」 Op.29[ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo./1943年4月2日、フィラデルフィア (ラフマニノフの死去5日後、冒頭にオーマンディによる追悼コメント付き)、ライヴ?]/ 交響曲第3番 イ短調 Op.44[ディミトリ・ミトロプーロス指揮 NYP /1942年12月21日、ニューヨーク、ライヴ] ロシア民謡/ラフマニノフ編曲:私の頬紅よ [ナジェジダ・プレヴィツカヤ(Vo) セルゲイ・ラフマニノフ(P)/ 1926年2月22日、ニューヨーク市/収録:ビクター・トーキング・マシン〔ラフマニノフのための私的録音〕] ラフマニノフ: 3つのロシアの歌 Op.41[レオポルド・ストコフスキー指揮アメリカso.、 スコラ・カントールム(cho.) /1966年12月18日、ニューヨーク市]/ パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43[ベンノ・モイセイヴィチ(P) エイドリアン・ボールト指揮 BBC so./1946年9月14日、ロンドン]/ イタリアのポルカ[セルゲイ・ラフマニノフ、ナタリア・ラフマニノフ(P)/1942年頃] ロシア民謡:ブブリチキ[ラフマニノフの友人たち(cho.) セルゲイ・ラフマニノフ(P)/1942年頃] ブラームス:バラード ニ長調 Op.10 No.2 〜断片(中ほどの5小節のみ) リスト:バラード第2番 ロ短調〜部分(125小節まで、途中2小節欠落) [セルゲイ・ラフマニノフ(P)/1931年12月5日、アカデミー・オヴ・ミュージック、フィラデルフィア、 ラフマニノフのピアノ独奏リサイタル、ライヴ|収録:ベル・テレフォン・ラボラトリーズ] | ||
録音:1926年-1966年、ADD、 204分。1940年代のラフマニノフ関係の様々な貴重な録音が収録されている。ラフマニノフ自身が弾く交響的舞曲の断片は、1941年1月3日の初演(ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo.)の半月ほど前におそらくオーマンディの家でラフマニノフが弾いた物。6つの断片を、曲順に従って並び替えたものと無修正なものの2種収録。ミトロプーロスが指揮する交響的舞曲と交響曲第3番のライヴ録音はおそらくこれが初出。非常に白熱した名演ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィアo. による「死の島」は、1943年3月28日のラフマニノフの死の5日後の追悼演奏。演奏前のオーマンディによる弔辞も収録されている。波乱の生涯で知られるロシアの民謡歌手、ナジェジダ・プレヴィツカヤによって「私の頬紅よ」を知ったラフマニノフは、それを3つのロシアの歌の第3曲に用いた。その他私的録音や、ベル研究所の試験録音など、貴重な音源満載の204分、ラフマニノフ・マニアには狂喜乱舞の3CDだろう。 | ||
3分の2が初出、ジョゼフ・レヴィーン〜全録音集 *アメリカン・パテ(商業録音) チャイコフスキー:18の小品 Op.72 〜トレパーク [1920年12月] ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 Op.23 No.10 / ベートーヴェン/ブゾーニ編曲:エコセーズ シューマン/タウジヒ編曲:密輸人(原曲:スペインの歌芝居 Op.74 No.10 )[1921年1月、ニューヨーク] *ビクター・トーキング・マシーン・カンパニー、キャムデン(商業録音) シュルツ=エヴラー:ヨハン・シュトラウス II 「美しく青いドナウ」の主題に基づくアラベスク [1928年5月1日、キャムデン、ニュージャージー州] * RCA ビクター、ニューヨーク市(商業録音)〔含・初出〕 シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7 / シューマン/リスト編曲:春の夜[1935年6月7日、ニューヨーク] ショパン:練習曲集 より〔変ホ長調 Op.10 No.11 /嬰ト短調 Op.25 No.6 /ロ短調 Op.25 No.10 / イ短調 Op.25 No.11「木枯らし」〕[1935年6月10日、ニューヨーク]/ 24の前奏曲集 Op.28 より〔変イ長調 Op.28 No.17 /変ロ短調 Op.28 No.16 〕/ ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」[1936年1月6日、ニューヨーク] ドビュッシー/ラヴェル編曲:「夜想曲」〜第2曲 祭り(2台のピアノのための) [ロジーナ・レヴィーン(P)/1935年6月11日、ニューヨーク] モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448 (2種〔(*/#), (+) 〕、おそらく前者初出) [ロジーナ・レヴィーン(P)/1939年5月23日(*/+)、1935年6月11日(#)、ニューヨーク| マトリックス: CS92225-2 (*), CS89886-1 (#), CS89887-1 (#), CS89888-1 (#) / CS92225-3 (+), CS92226-2 (+), CS92227-4 (+), CS92228-3 (+) ] *放送録音集〔おそらくすべて初出、協奏曲&室内楽曲は彼の初音盤作品〕 モーツァルト:3台のピアノのための協奏曲 ヘ長調 K.242 (2台ピアノ編曲版) [ロジーナ・レヴィーン(P) ジョン・バルビローリ指揮 NYP so./1939年10月29日、 CBS 放送] ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25 [ペロレSQ 団員/1942年12月30日、 WQXR 放送] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 より〔第2楽章/第3楽章〕 [ロザリオ・ブードン指揮 NBCso./1933年2月23日、 NBC 放送] ショパン:前奏曲 変イ長調 Op.28 No.17 /練習曲 嬰ト短調 Op.25 No.6 [1933年2月23日、 NBC 放送]/ 練習曲 イ短調 Op.25 No.11「木枯らし」[1935年10月24日、フライシュマンズ・イースト・アワー]/ ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」[1935年11月3日、ザ・マジック・キー] チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23(第1楽章冒頭約101小節〔約4分〕欠落)(**) ショパン:前奏曲 変ロ短調 Op.28 No.16 [アルバート・ストッセル指揮ウスター祝祭o.(**) / 1936年10月6日、ウスター、マサチューセッツ州、 US 、ウスター音楽祭] ジョゼフ・レヴィーン(P) | ||
録音:[/内](1920年-1942年)、 ADD | (*/#)と放送録音は、おそらくすべて初出音源。 モスクワ音楽院でヴァシーリー・サフォーノフに師事し、アントン・ルビンシュテインやチャイコフスキーとも交友があり、同年代のラフマニノフやスクリャービンとは親友だったジョセフ・レヴィーン(1874-1944)。ロシア革命の萌芽により母国を去り、移住したドイツでも第1次世界対戦勃発により敵性外国人として軟禁生活を送る羽目となり、1919年にアメリカ合衆国へ脱出したもののロシア革命により同国に残していた預金が凍結され困窮する等、20世紀初頭は苦難の連続だった。1944年に心臓発作で急逝してしまったが、96歳まで長命した妻ロジーナ(1880-1976)とのジュリアード音楽院における教育活動は、ピアノ愛好家ならご存知のことだろう。 彼の商業録音はピアノ・ロールを除くと独奏は約50分(妻ロジーナとの共演を含めても71分ほど)で、レパートリーとしていた協奏曲、ブラームスのパガニーニ変奏曲、シューマンの交響的変奏曲や謝肉祭等々の重要曲目が多数欠けている。実際に Novello や Naxos Historical 〔共にマーストンが復刻を担当〕から1枚で「録音全集」と銘打ったCDが出ていたが、今回彼の録音はなんと一挙3倍に増えることになった。 最大の目玉はチャイコフスキーの協奏曲第1番、それも冒頭の欠落こそあるが全曲と、第2楽章&第3楽章の2種類。1933年の2楽章分はマニアの間で話題になる事があったようだが、1936年の冒頭を欠いた全曲(はっきりとした理由は不明だが〔アセテート?・〕ディスク1枚分が欠けているのだという)はおそらく一切知られていなかった。モーツァルトの2台版3台のピアノのための協奏曲はバルビローリの指揮である点も見逃せない。さらにこちらも初見となるブラームスのピアノ四重奏曲。もちろんこれらは彼の初音盤作品で、室内楽作品の録音が登場するのも当盤が初めて。なお、独奏曲は商業録音があるものばかりだが、ブックレットにおいて「ラジオで同一曲目を放送することによって、商業 SP ディスクを販売促進する目的があったのではないか?」との推測が成されている。 また商業録音では、モーツァルトの2台のためのソナタが2種収録されていることに注目。この曲はもともと SP では未発売で1950年代に RCA から LP で初リリースされた。 Naxos Historical のリリースを参照すると元来復刻されていたのは1939年5月23日(同盤には1937年5月27日と誤記|ジョゼフ・レヴィーンによるこの年の録音は存在しない)の演奏、かつマトリックスは順に CS92225-3, CS92226-3, CS92227-4, CS92228-3 となっており、(+)のデータに近いが2面目のテイク表記が異なっている( RCA Victor から LP で初リリースされた際も Naxos 盤CDと同一のテイク表記、あるいは当盤リリース以前はそのように考えられていた模様)。そして今回初出となる(*/#)の1935年の録音を含む。1935年に一旦録音が成されたことはディスコグラフィ等に記載があったが、少なくともこの分の録音がリリースされるのは初。 マーストンによると同曲の1935年のセッションは1935年6月7日と11日の2日間行われ、どちらの日も一度は全曲の録音が成されたもののリリースの承認が得られず、1939年のセッションも同様に未承認になり、 SP では結局お蔵入りになった。1935年6月7日の録音はすべて破棄された模様だが、1935年6月11日のシェラック・テスト・プレスが第1面を除き残存、1939年5月23日のテスト・プレス( RCA の LP や Naxos の CD にはこれが使用されたとのこと)は4面すべてが存在しており、今回のリリースは完全性を高めるために2つの異なる演奏をまとめてみた、という(1939年第2面のテイク表記が既出盤と異なる点に関しては説明がない)。 ロシアン・ピアニズムのみならず、ピアノ音楽愛好家ならば必携のアイテム、と断言できる大注目盤。 | ||
19世紀フランスのバリトンたち Vol.1 〜 1899-1908 ◆レオン・メルシセデク(Br) □ THE GRAMOPHONE COMPANY 1899年7月(ピアノ伴奏)/□ PATHE CYLINDERS 1899年11月頃、パリ(無伴奏) トマ:「カイド」〜「私は理解している/ご婦人方のいとしい子が」(2種) □ PATHE シリンダー 1902年、パリ(ピアノ伴奏) グノー:「ファウスト」より〔眠ったふりをせずに(2種)/私の言うことをよく聞きなさい、マルグリートよ〕 マイヤール:「村の竜騎兵」―竜騎兵が長い道のりを/目を覚ます賢人が ド・リール:ラ・マルセイエーズ □ INTERNATIONAL ZONOPHONE 1902年11月頃、パリ(ピアノ伴奏) ロッシーニ:「ギヨーム・テル」〜じっと動かずに(練習風景|2種) ド・リール:ラ・マルセイエーズ □ ASSOCIATION PHONIQUE DES GRANDS-ARTISTES 1907年3月頃、パリ(管弦楽伴奏) マイヤベーア:「アフリカの女」より〔王たちの娘よ/アダマストール、深海の王が〕 ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜お前だったのか(仏語)/「リゴレット」〜旦那方よ、ご容赦を(仏語) □ ASSOCIATION PHONIQUE DES GRANDS-ARTISTES 1908年11月頃、パリ(ピアノ伴奏) モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ窓辺においで(仏語) グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より〔ようこそ私の館に、友たちよ/さあ、若者たちよ〕 ◆ジャン・ラサール(Br) □ PATHE CYLINDERS 1902年12月頃、パリ(ピアノ伴奏) サン=サーンス:「アスカニオ」〜若い者たちよ、私は君たちを悪く思ってはいない ピエルネ:君は知っているかい? / ルビンシテイン:夢 Op.8 No.5 マスネ:「ラホールの王」〜私の未来の約束よ(2種)/歌曲集「愛の詩」〜君の青い目を開けて(2種)/ プロヴァンス地方の歌/もし君が望むなら、かわいい人よ ワーグナー:「タンホイザー」〜ああお前よ、私の優しい夕星よ(仏語) ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇が / マセ:「ポールとヴィルジニー」〜鳥が飛び立つ シューマン:「リーダークライス」 Op.39 〜異郷にて(仏語) モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜窓辺においで(2種|仏語) マルティーニ:愛の喜び / シャミナード:秋の愛 / デュポン:モミの木 □ PATHE CELESTE CYLINDERS 1903年、パリ(管弦楽伴奏) マスネ:秋の思い □ ODEON DISCS 1904年10月、パリ(ピアノ伴奏) マスネ:プロヴァンス地方の歌/もし君が望むなら、かわいい人よ(2種) / シャミナード:秋の愛 サロモン:忘我 / フォントゥナイユ:二つの心 / マルティーニ:愛の喜び □ PANTOPHONE DISCS 1905年3月、パリ(ピアノ伴奏) シャミナード:秋の愛[1905年3月13日] ピエルネ:君は知っているかい?[マックス・ブヴェ(Br)/1905年3月20日] □ PATHE CYLINDERS 1903年3月頃、パリ(ピアノ伴奏) イズワール:「ジョコンド」〜極度の狂乱の中で / アダン:クリスマスの歌 グレトリー:「獅子心王リシャール」〜ああリシャールよ、私の王よ マイヤベーア:「プロエルメルのパルドン祭〔ディノーラ〕」〜ああ!私の後悔はあなたに復讐する トマ:「アムレ〔ハムレット〕」〜地獄の亡霊が / グノー:夕べ ドリーブ:「ラクメ」〜ラクメよ、お前のやさしい眼差しが曇る □ PATHE CYLINDER 1904年4月頃、パリ(ピアノ伴奏) ドリーブ:「ラクメ」〜ラクメよ、お前のやさしい眼差しが曇る □ PATHE CYLINDERS 1904年12月、パリ(ピアノ伴奏) フォル:キリストの十字架像(2種)[アルベール・ヴァゲ(T)] □ PATHE CENTER-START DISCS 1907年10月、パリ(管弦楽伴奏) グノー:「フィレモンとボシス」〜なんと幸福な夢 ワーグナー:「タンホイザー」〜ああお前よ、私の優しい夕星よ(仏語) イズワール:「ジョコンド」〜極度の狂乱の中で[モーリス・ルノー(Br)] □ PATHE CYLINDERS 1902年11月頃、パリ(ピアノ伴奏) ビゼー;「カルメン」〜闘牛士の歌 / ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇が グノー:夕べ / レイエ:「シギュール」〜そして君、フレイアよ ワーグナー:「タンホイザー」〜ああお前よ、私の優しい夕星よ(仏語) □ PATHE CENTER-START DISCS 1906年9月頃、パリ(ピアノ伴奏) ビゼー;「カルメン」〜闘牛士の歌(2種) / マスネ:「ラホールの王」〜私の未来の約束よ ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇が / グノー:夕べ ドニゼッティ:「ラ・ファヴォリート」〜レオノールよ、来なさい、私は神を捨てる レイエ:「シギュール」〜そして君、フレイアよ ワーグナー:「タンホイザー」〜ああお前よ、私の優しい夕星よ(仏フランス語) ◆補遺:ジャン=バティスト・フォルの歌と伝えられるシリンダー録音 □1900年頃、パリ(ピアノ伴奏) ドニゼッティ:「ラ・ファヴォリート」より〔アルカザルの庭園!/レオノールよ、来なさい、私は神を捨てる〕 アダン:クリスマスの聖歌 | ||
録音:1899年-1908年。 Marstonがまた貴重な内容のCDを発売した。「19世紀のフランスのバリトンたち第1集」と題されたこの3CDには、1900年前後に録音されたフランスのバリトン歌手隊の歌が収録されている。レオン・メルシセデク(1843-1925)は1870、80年代を中心にパリで大活躍したバリトン。マスネの「ル・シド」初演で国王を歌っている。ジャン・ラサール(1847-1909)はリヨン出身のバリトン。1872年にオペラ座でデビューして以来、オペラ座、コヴェント・ガーデン歌劇場、メトロポリタン歌劇場で活躍した。マスネ「ラホールの王」のシンディア、グノー「ポリュークト」のセヴェル、トマ「フランソワーズ・ド・リミニ」のマラテスタ、サン=サーンス「アンリ8世」のタイトルロールを初演で歌った。マックス・ブヴェ(1854-1943)はパリやブリュッセル、ロンドンで活躍したバリトン。ラロ「イスの王様」のカルナック王子、サン=サーンス「アンリ8世」のブロワ主教を初演で歌った。ジャン=バティスト・フォル(1830-1914)は19世紀後半のフランスで最も重要なバリトン。マイヤベーア「アフリカの女」のネリュスコ、ヴェルディ「ドン・カルロス」のロドリーグ、トマ「アムレート(ハムレット)」のタイトルロールなど多数のオペラの初演で歌っている。フォルの歌と伝えられる2つのシリンダー録音のうち、解説では「ラ・ファヴォリート」のアリアは別人だろうと否定的、アダンの「クリスマスの聖歌」は肯定的な見解をしている。120年ほどの前の録音だが、Marstonの常で良質な復刻により聞きやすい音に仕上がっており、ほとんど歴史の中に存在だった名バリトンの歌を楽しむことができる。 | ||
A Century of Romantic Chopin ロマンティックなショパンの一世紀 練習曲集Op.10 〔ハ長調 Op.10 No.1 モーリツ・ローゼンタール 1929年4月4日、ニューヨーク/ イ短調 Op.10 No.2 アルフレッド・コルトー 1933年7月4日、ロンドン/ ホ長調 Op.10 No.3 「別れの曲」 ロジータ・レナード 1949年1月19日、ニューヨーク/ 嬰ハ短調 Op.10 No.4 シドニー・フォスター 1952年4月27日、インディアナ/ 変ト長調 Op.10 No.5 「黒鍵」 シドニー・フォスター 1961年10月2日、インディアナ/ 変ホ短調 Op.10 No.6 ヴィルヘルム・バックハウス 1928年1月5日/ ハ長調 Op.10 No.7 フランシス・プランテ 1928年7月3日-4日、フランス、モン=ド=マルサン/ ヘ長調 Op.10 No.8 ニコライ・オルロフ 1945年12月20日、ロンドン/ ヘ短調 Op.10 No.9 ソロモン 1942年9月16日、ロンドン/ 変イ長調 Op.10 No.10 ギャリック・オールソン 1996年10月、ニューヨーク、パーチェイス/ 変ホ長調 Op.10 No.11 アイリーン・シャラー 1933年7月21日、ロンドン/ ハ短調 Op.10 No.12 「革命」 アルトゥール・ルービンシュタイン 1974年1月13日、ニューヨーク〕/ 練習曲集Op.25 〔変イ長調 Op.25 No.1 「エオリアン・ハープ」 クラウディオ・アラウ 1929年1月23日、ベルリン/ ヘ短調 Op.25 No.2 グリゴリー・ギンズブルグ 1952年頃、モスクワ/ ヘ長調 Op.25 No.3 アルトゥール・ルービンシュタイン 1974年1月13日、ニューヨーク/ イ短調 Op.25 No.4 ロジータ・レナード 1949年1月19日、ニューヨーク/ ホ短調 Op.25 No.5 ゲザ・アンダ 1943年5月、ベルリン/ 嬰ト短調 Op.25 No.6 ジョセフ・レヴィーン 1933年2月23日、ニューヨーク/ 嬰ハ短調 Op.25 No.7 エフゲニー・スヴェトラーノフ 1980年、モスクワ/ 変ニ長調 Op.25 No.8 ロジータ・レナード 1949年1月19日、ニューヨーク/ 変ト長調 Op.25 No.9 「蝶々」 イグナツィ・フリードマン 1928年2月10日、ロンドン/ ロ短調 Op.25 No.10 デイヴィッド・サパートン 1952年、ニューヨーク/ イ短調 Op.25 No.11 「木枯らし」 アルフレッド・コルトー 1942年11月4日、パリ/ ハ短調 Op.25 No.12 「大洋」 エミール・フォン・ザウアー 1940年頃、ベルリン〕/ 新しい3つの練習曲集〔ヘ短調 ロバート・ゴールドサンド 1975年7月23日、ニューヨーク/ 変イ長調 アン・シャイン 1958年、ニューヨーク/ 変ニ長調 デイヴィッド・サパートン 1952年、ニューヨーク〕/ 即興曲〔変イ長調 Op.29 シモン・バーレル 不明/ 嬰ハ短調 Op.66「幻想」 マグダ・タリアフェロ 1934年、パリ〕/ 子守歌 変ニ長調 Op.57 ヴァルター・ギーゼキング 1938年8月10日、ベルリン/ バラード〔ト短調 Op.23 アール・ワイルド 1981年11月1日、ニューヨーク/ ヘ短調 Op.52 ホルヘ・ボレット 1972年1月5日、ニューヨーク〕/ タランテラ 変イ長調 Op.43 シューラ・チェルカスキー 1991年4月10日、ミネソタ、セントポール/ スケルツォ〔ロ短調 Op.20 ナタン・ブランド 1983年、アーモスト、マサチューセッツ/ 変ロ短調 Op.31 アイリーン・シャラー 1932年12月5日、ロンドン/ 嬰ハ短調 Op.39 カール・ウルリヒ・シュナーベル 1955年頃、ニューヨーク〕/ 前奏曲〔ハ長調 Op.28 No.1、イ長調 Op.28 No.7、ヘ長調 Op.28 No.23 ミッシャ・レヴィツキ 1929年11月21日、ロンドン/ ホ長調Op.28 No.9、嬰ハ短調Op.28 No.10、ロ長調Op.28 No.11、変ニ長調Op.28 No.15「雨だれ」、 ヘ短調Op.28 No.18、ハ短調Op.28 No.20、ト短調 Op.28 No.22 ギオマール・ノヴァエス 1966年10月22日、ニューヨーク〕/ 嬰ハ短調 Op.45 アルフレッド・コルトー 1949年11月4日、ロンドン〕/ ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」より 〔第3楽章「葬送」 イグナツィ・フリードマン 1927年3月1日-2日、ロンドン/ 第4楽章 レオポルド・ゴドウスキ 1930年4月25日、ロンドン〕 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58〜第3楽章 モーリツ・ローゼンタール 1935年3月23日、ロンドン/ ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 〜第2楽章 ヨーゼフ・ホフマン ジョン・バルビローリ指揮交響楽団 1936年12月27日、ニューヨーク/ 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 ベンノ・モイセイヴィッチ 1939年3月17日、ロンドン/ マズルカ〔変ロ長調 Op.7 No.1 アレグザンダー・ブライロフスキー 1927年、ベルリン/ 嬰ハ短調 Op.30 No.4 ジョセフ・ヴィラ 1993年、ニューヨーク/ 嬰ハ短調 Op.41 No.1 ウラディーミル・ソフロニツキー 1948年頃、モスクワ/ 嬰ヘ短調 Op.59 No.3 サムイル・フェインベルク 1952年、モスクワ/ ヘ短調 Op.63 No.2 ウィリアム・カペル 1947年3月21日、ニューヨーク/ 嬰ハ短調 Op.63 No.3 アントニエッタ・ルッジ 1934年7月25日、ブラジル/ ハ長調 Op.68 No.1 ユーラ・ギュラー 1956年6月28日、パリ〕/ ポロネーズ〔イ長調 Op.40 No.1「軍隊」 ソロモン 1932年11月30日、ロンドン/ 変イ長調 Op.53「英雄」 イグナツィ・フリードマン 1927年3月1日-2日、ロンドン〕/ ワルツ〔変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」 アルテュール・デ・グレーフ 1926年3月24日、ロンドン/ 変イ長調 Op.34 No.1 アルトゥール・ルービンシュタイン 1950年、ハリウッド・ボール/ イ短調 Op.34 No.2 ヴラディーミル・ホロヴィッツ 1979年11月4日、トロント/ ヘ長調 Op.34 No.3 ヤン・スメテルリン 1929年、ベルリン/ 変イ長調 Op.42 アーサー・レッサー 1925年2月19日、キャムデン、ニュージャージー/ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」 マイケル・フォン・ザドラ 1929年、ベルリン/ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」(ザドラ編) セシル・S.ジャンハート 1943年4月6日、ニューヨーク/ 嬰ハ短調 Op.64 No.2 モーリツ・ローゼンタール 1929年5月29日、ベルリン/ 変ト長調 Op.70 No.1 ヴァルター・ルンメル 1943年1月、ベルリン/ ホ長調 ディヌ・リパッティ 1950年7月7日-12日、ジュネーヴ〕/ 夜想曲〔変ホ長調 Op.9 No.2 モーリツ・ローゼンタール 1935年3月29日、ロンドン/ 変ホ長調 Op.9 No.2 ラウル・コチャルスキ 1937年7月、ベルリン/ 変ニ長調 Op.27 No.2 フランチェスコ・リベッタ 2003年12月13日、フロリダ/ ロ長調 Op.32 No.1 アリシア・デ・ラローチャ 1932年6月3日、バルセロナ/ ハ短調 Op.48 No.1 マルセル・シャンピ 1929年6月15日、パリ/ 変ホ長調 Op.55 No.2 イグナツィ・フリードマン 1936年11月23日、ロンドン/ ロ長調 Op.62 No.1 ファニア・シャピロ 1982年10月、ユトレヒト/ ホ長調 Op.62 No.2 レイモンド・ルーエンサール 1978年9月23日、セントポール、ミネソタ/ ホ短調 Op.72 No.1 ヴラディーミル・ド・パハマン 1927年11月3日、ロンドン/ 嬰ハ短調 トーマス・マンズハート 1980年6月13日〕/ マズルカ〔イ短調 Op.17 No.4 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ 1911年7月、モルジュ、スイス/ イ短調 Op.67 No.4 アルフレート・グリュンフェルト 1902年、ウィーン〕/ ワルツ〔変イ長調 Op.42 セルゲイ・ラフマニノフ 1919年4月18日/ 嬰ハ短調 Op.64 No.2 アレクサンドル・ミハウウォスキ 1906年1月16日、ワルシャワ〕/ 夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15 No.2 フェルッチョ・ブゾーニ 1922年2月27日、ロンドン/ 嬰ハ短調 Op.27 No.1 ベラ・バルトーク 1939年〕/ 夜想曲 ホ長調 Op.62 No.2、ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」 パウル・パプスト 1895年2月12日 | ||
録音:1895年-2003年、ADD、5h19m7。 ショパン・イヤーを祝って、MARSTONからたいへんなアルバムがリリースされた。CD4枚、全90トラック、時間およそ5時間20分という、とてつもない量のショパンの録音。古くは1895年のジュリアス・ブロックが私的に収録したシリンダー録音(これは同レーベルから53011-2で発売されているもの)に始まり、新しくは2003年まで、108年に渡るショパンの録音が集められている。様々な時代、様々な国のピアニストの演奏を聞くことによって、20世紀のショパン演奏がほぼ俯瞰できる内容。中には他で聞くことの出来ない貴重な音源もあり、ショパン好きならば必携のセット。 | ||
ウラディーミル・ド・パハマン、全録音集 GRAMOPHONE AND TYPEWRITER LTD. [録音:1907年、ロンドン] ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 (短縮版)/夜想曲 ト長調 Op.37 No.2 /前奏曲 ト短調 Op.28 No.22 / 前奏曲 ヘ長調 Op.28 No.23 /マズルカ 変イ長調 Op.50 No.2 /練習曲 変ト長調 Op.25 No.9「蝶々」/ ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」/ワルツ 嬰ハ短調 Op.64 No.2 ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157 No.2 GRAMOPHONE COMPANY LTD. [録音:1909年6月14日、22日、ロンドン] ショパン:練習曲 Op.10 No.12「革命」 / メンデルスゾーン:ロンド・カプリツィオーソ ホ長調 Op.14(短縮版) リスト:リゴレット・パラフレーズ(短縮版) / ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157 No.2 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY. [録音:1911年11月7日-8日、1912年4月25日-26日、キャムデン] ショパン:夜想曲 ヘ長調 Op.15 No.1 /即興曲 変イ長調 Op.29 /前奏曲 ヘ長調 Op.28 No.23 / 前奏曲 ニ短調 Op.28 No.24 /練習曲 変ト長調 Op.10 No.5「黒鍵」/ マズルカ 変イ長調 Op.50 No.2 /マズルカ イ短調 Op.67 No.4 /マズルカ ハ長調 Op.33 No.3 / 練習曲 ハ長調 Op.10 No.1 /練習曲 ヘ短調 Op.25 No.2 リスト:華麗なマズルカ/リゴレット・パラスレーズ / メンデルスゾーン:無言歌 ハ長調 Op.67 No.4「紡ぎ歌」 シューマン:予言の鳥 Op.82 No.7 / ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157 No.2 ショパン:夜想曲 ト長調 Op.37 No.2 /練習曲 ホ長調 Op.10 No.3「別れの曲」/練習曲 ホ短調 Op.25 No.5 / マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59 No.3/ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」〜第3楽章/ 練習曲 ハ短調 Op.10 No.12「革命」/前奏曲 イ長調 Op.28 No.7 /前奏曲 嬰ハ短調 Op.28 No.10 / 前奏曲 ハ短調 Op.28 No.20 /夜想曲 ヘ短調 Op.55 No.1 / ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26 No.1 /バラード 変イ長調 Op.47 メンデルスゾーン:無言歌 嬰ヘ短調 Op.30 No.6「ヴェネツィアの舟歌II」/無言歌 ハ長調 Op.67 No.4「紡ぎ歌」 ENGLISH COLUMBIA [録音:1915年12月、1916年1月、ロンドン] ショパン:即興曲 変イ長調 Op.29 /夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2 /マズルカ イ短調 Op.67 No.4 / 前奏曲 ヘ長調 Op.28 No.23 /前奏曲 ニ短調 Op.28 No.24 /練習曲 ヘ長調 Op.25 No.3 / 前奏曲 変ロ短調 Op.28 No.16 /夜想曲 変ニ長調 Op.27 No.2 /マズルカ ハ長調 Op.33 No.3 / 練習曲 ヘ長調 Op.25 No.3 /マズルカ ロ短調 Op.33 No.4 /ワルツ 変ト長調 Op.70 No.1 / ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58〜第2楽章 /エコセーズ 変ニ長調 Op.72 No.3 リスト:ポロネーズ第2番 ホ長調/愛の夢第3番 変イ長調/リゴレット・パラフレーズ シューマン:気まぐれ Op.12 No.4 / ブラームス:カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76 No.5 ラフ:糸を紡ぐ少女 Op.157 No.2 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY. [録音:1923年12月14日、1924年5月26日、1924年9月23日、キャムデン] シューマン:ノヴェレッテ第1番 ヘ長調 Op.21 No.1(3種)/予言の鳥 Op.82 No.7 ショパン:即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36 /夜想曲 ロ長調 Op.32 No.1 / 前奏曲 変ニ長調 Op.28 No.15「雨だれ」(2種) メンデルスゾーン:無言歌 イ長調 Op.62 No.6「春の歌」 GRAMOPHONE COMPANY Ltd. [録音:1925年6月6日、1925年12月15日、1927年11月3日、ロンドン] ショパン:即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36 /夜想曲 変ニ長調 Op.27 No.2 / 夜想曲 ロ長調 Op.32 No.1(パハマンのコメント付き)/練習曲 ヘ長調 Op.25 No.3 / ワルツ 嬰ハ短調 Op.64 No.2 /前奏曲 ロ短調 Op.28 No.6 /マズルカ ト長調 Op.67 No.1 / マズルカ 変ロ短調 Op.24 No.4 /マズルカ 変イ長調 Op.50 No.2 /ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26 No.1 / ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬」(2種、共にパハマンの前口上付き)/ ワルツ 変イ長調 Op.64 No.3 /ワルツ 変ト長調 Op.70 No.1 /前奏曲 ロ短調 Op.28 No.6 / 前奏曲 ト長調 Op.28 No.3 /前奏曲 変ニ長調 Op.28 No.15「雨だれ」/ 練習曲 変ト長調 Op.10 No.5「黒鍵」(パハマンの前口上付き)/夜想曲 ホ短調 Op.72 No.1 / マズルカ 嬰ハ短調 Op.63 No.3 /マズルカ イ短調 Op.67 No.4 メンデルスゾーン:前奏曲 ホ短調 Op.35 No.1 SELECTED PIANO ROLLS, WELTE-MIGNON, LEIPSIG [ロール収録:1925年、1906年] ヘンゼルト:ゴンドラOp.13 No.2 / パハマン:バダジェフスカ「乙女の祈り」に基づく即興 ウラディーミル・ド・パハマン(P) | ||
おそらく初出音源有り(下記代理店コメントにある「未発売テストプレス」録音の一部は ARBITER からCD既出)。待望のパハマン全集の登場。19世紀後半から20世紀前半にかけての偉大なショパン弾きとして名高いウラディーミル・ド・パハマン(1848-1933)の演奏は、古い録音を超えて21世紀の今なお聞くべき高い内容を持ったものだ。柔軟で軽やかなタッチから生まれる繊細かつ自在なショパンは、ショパンがサロンで演奏されていた時代の流儀を受け継いだもので、すごぶるファンタジックな物。高名かつ長命したことで、19世紀前半生まれの音楽としては異例な数の録音を残したことから、パハマンのピアノを愛する人は世界中におり、日本ではあらえびす=野村胡堂がパハマンの弾くショパンの葬送行進曲を絶賛したことが有名。広いホールでグラウンドピアノを轟かせる現代のショパンに慣れた耳には、パハマンの演奏はかえってとても新鮮に聞こえるだろう。パハマンの録音の網羅的全集はこれが初となる。しかも今日では所在が不明になってしまった未発売テストプレスからの録音まで含まれており、完全全集といえよう。パハマンはまた奇人として逸話の多い人で、演奏中ブツブツと呟いたり、演奏の前に前口上や自由な和音を入れたりして、それらが一部の録音に残されているのも楽しい。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160314110656/http://www.marstonrecords.com/pachmann/pachmann_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
フェルナンド・デ・ルチア、Gramophone Company 録音全集 トスティ:理想の女/マレキアーレ / マスネ:「ウェルテル」〜私を目覚めさせないでくれ(伊語) ヴェルディ:「リゴレット」〜女心の歌 / ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜もし私の名前を ジョルダーノ:「フェドーラ」〜愛はあなたに禁ずる / コスタ:ナプリタナータ / コットラウ:光差す窓 プッチーニ:「トスカ」〜妙なる調和 / マスネ:「マノン」〜目を閉じて[1902年11月30日] マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜ああ、ローラよ / バルデッリ:口づけの音に ビゼー:「カルメン」〜花の歌(伊語) / コスタ:君は僕の人生において死んだ ワーグナー:「ローエングリン」〜ありがとう、親切な白鳥よ(伊語)[1902年12月3日] ジョルダーノ:「フェドーラ」より〔年老いた母が/ご覧ください、私は泣いています〕 / ダンツァ:妖精の目 ヴェルディ:「椿姫」〜ある幸せな日 / ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜神の乙女、天使が トスティ:セレナータ / チレーア:遠く離れ/「アドリアーナ・ルクヴルール」〜心は疲れ果て グノー:「ファウスト」〜もう遅いわ(伊語)SB / ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜空は微笑み [チェレスティーナ・ボニンセーニャ(SSB)/1904年10月6日] ワーグナー:「ローエングリン」より〔香りが感じられないのですか?/あの方は戻ってきますが〕(伊語) トマ:「ミニョン」より〔さようなら、ミニョン!/彼女は信じなかった/ああ!あなたの心は〕(伊語) ビゼー:「真珠採り」〜私の友の(伊語)[1905年9月-10月] / グノー:「ファウスト」〜この清らかな住まい(伊語) ビゼー:「真珠採り」より〔まだ聞こえるように思われる/あなたの心は私の心を理解していない〕(伊語)JH ロッシーニ:「セビリャの理髪師」より〔この金属を思うと/ああ、何という衝撃〕JH/APC ヴェルディ:「椿姫」より〔燃える心に/パリを離れて〕JH/「リゴレット」〜愛は心の太陽JH [ホセフィナ・ウゲト(SJH) アントーニオ・ピーニ=コルシ(BrAPC)/1906年5月1日] フェティス(伝・ストラデッラ):主よ、憐れみを / ドニゼッティ:「愛の妙薬」〜これが魔法の液体さEB マスネ:「マノン」〜目を閉じれば(伊語) / グノー:「ファウスト〜「遅すぎるわ」JH ワーグナー:「ローエングリン」より〔ありがとう、愛する白鳥よ/問うてはならない/甘美な歌も止み〕(伊語)JH ビゼー:「カルメン」〜母にまた会える,お前の投げたこの花は(伊語)JH [エルネスト・バディーニ(BrEB) ホセフィナ・ウゲト(SJH)/1907年7月-9月] モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」より〔彼女の安らぎは/私の宝のあの方を〕 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」より〔空は微笑み/もし私の名前を/ああ!何という衝撃〕MG グノー:「ロメオとジュリエット」〜ああ、太陽よ、昇れ(伊語) ベッリーニ:「夢遊病の女」より〔君に贈るこの指環は/微風に嫉妬する/どうして君を憎めないのか〕MG ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」〜穏やかな晩に[マリア・ガルバニー(SMG)/1908年5月] バルテレミ:恋慕う口に,悲しい帰還,晴れ晴れと / コスタ:それは五月の,オイリ・オイラ ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ / デ・クルティス:カルメラ/帰れソレントへ ガンバルデッラ:もう僕を見ないで / リッチャルディ:ルーナ、ル! [1909年5月21日] ドニゼッティ:「愛の妙薬」より〔人知れぬ涙[1917年6月24日]/一言、ああ、アディーナ [アンヘラ・デ・アンヘリス(S)/1919年11月23日] 〕 「ルチア」〜祖先の墓 / マイヤベーア:「ユグノ」〜白テンより白く(伊語) ヴェルディ:「エルナーニ」〜ありがとう、愛する友たちよ [1917年9月2日] ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜やさしい魂よ / マスネ:「マノン」〜消え去れ甘美な面影よ [1917年8月5日] ボーイト:「メフィストーフェレ」より〔野から牧場から [1917年5月24日] /地の果てに近づいた [1917年5月31日] / あなたの心を鼓動で満たして下さい/純粋な理想的な姿 [1920年4月18日] 〕 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜母さん、この酒は強いね [1917年7月1日] / 「友人フリッツ」より〔スゼル、こんにちは(サクランボの二重唱)[アンヘラ・デ・アンヘリス(S)/ 1919年10月5日] /ベッペも恋をしている [1917年11月11日] 〕/ レオンカヴァッロ:「道化師」より〔そのような冗談は [1917年11月11日] /衣装を着けろ/ああ、コロンビーナ [1921年4月17日] /いや!もう道化師ではない [1917年8月19日] 〕 プッチーニ:「マノン・レスコー」より〔かつて見たことのない美女/あなたがた美女たちの中で〕[1920年1月18日] 「ボエーム」より〔冷たい手を [1920年1月18日] /こちらがミミ [1920年8月15日] 〕 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」〜ある日、青い空を眺めて[1921年2月6日] マスカーニ:「イリス」〜窓を開けてごらん[1920年11月7日] / プッチーニ:「トスカ」〜星は光ぬ[1920年1月18日] ジョルダーノ:「フェドーラ」より〔愛はあなたに禁ずる [1917年7月29日] /年老いた母が [1917年11月11日] 〕 トスティ:マレキアーレ[1922年9月24日] フェルナンド・デ・ルチア(T) サルヴァトーレ・カットーネ、カルロ・サバイーノ、 フランチェスコ・チレーア(P) カルロ・サバイーノ指揮 サルヴァトーレ・サッサーノ指揮管弦楽団/他 | ||
録音・原盤:1902-1909年、グラモフォン・カンパニー、ミラノ&ナポリ/1917-1922年、フォノタイプ、ナポリ [Phonotype, Naples] 。ADD、316'50 。フェルナンド・デ・ルチア(1860-1925)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した大テノール。マスカーニの「友人フリッツ」初演のタイトルロールとして知られる。19世紀半ばの様式を色濃く残した歌手で、ことにソットヴォーチェで優美に陶酔的に歌う技は、野太い声のテノールが主流のこの時代にあって天下一品だった。しかも情熱と力強さにも不足はなく、歌い口の巧さは一世を風靡した大歌手だけのものがある。この4CDには、Gramophone Company への全録音と、Phonotype 社への録音の多くが収録されている。40歳を超えたデ・ルチアは、まだまだ立派な声を誇っているにもかかわらず、アリアの多くで音を下げるなどして最高音を避けているが、その分、感情を音楽としっかりと絡めて歌っており、実に聞き応えがある。今日の耳にはかなり自由過ぎる歌い回しはなくもないが、100年前の録音からもそのカリスマはしっかり伝わってくる。また「アドリアーナ・ルクヴルール」で知られるフランチェスコ・チレーアが自作「フェドーラ」のアリアの伴奏ピアノを受け持っているのも貴重。時系列で収録されていることで、1902年11月30日の初録音では「最新技術」を前にして緊張が見られたデ・ルチアが、3日、後には固さが抜けて本領を発揮していることまで分かる。貴重な資料にして素晴らしい芸術の集大成。 | ||
ジョン・マコーマック 1906-1909 ODEON社録音集 伝承曲:もう一度国に / ルート:神よアイルランドを守り給え / ダーリー:ウェクスフォードの少年たち 伝承曲:丸刈りの少年 / チェリー:いとしい小さなゲンゲよ(2種) / 伝承曲:雪のように白い胸の真珠 レッケル:緑の島エリン / クラウチ:いとしい人キャスリーン / クラリベル:エリンに戻れ(2種) バルフ:キラーニー / マスネ:「マノン」〜目を閉じて[録音:1906年9月] ニーダム=モーガン:私の黒いローザリーン / 伝承曲:私の誠実な愛/テレンスのキャスリーンへの別れ/ 伝承曲:穏やかな夜にしばしば[録音:1907年2月もしくは3月] メトカーフ:不在 / リドル:別れ(2種) / ケープル:愛は黄金の宝 / スクワイア:見上げる星のように マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜シチリアーナ / レオンカヴァッロ:「道化師」〜衣装を着けろ シンプソン:完璧な春の目覚め / ヴェルディ:「リゴレット」〜女は気まぐれ(女心の歌) / アダムス:ソラ プッチーニ:「トスカ」〜星は光ぬ / マーシャル:子供の歌[録音:1907年9月] シンプソン:私は愛する人に二輪の薔薇を送った / アリットセン:主は私の光 ヴェルディ:「リゴレット」〜この女かあの女か / バルフ:「ボヘミアの少女」〜他の唇が[録音:1907年11月] プッチーニ:「ボエーム」〜何て冷たい手 / レオンカヴァッロ:朝の歌(マッティナータ) ビゼー:「カルメン」〜花の歌 / クレイ:私は3つのアラビアの歌を歌おう / アダムス:薔薇 トマ:「ミニョン」〜彼女は信じなかった / ピンスーティ:心の涙[録音:1908年8月もしくは9月] 伝承曲:悲しみが若い日々に影を落とした / 伝承曲:復讐と栄光 / 伝承曲:霧の滴 / 伝承曲:市場に駆け付け フック:アレンデイルのメアリー / マーシャル:あなたが私を呼ぶ声が聞こえる(2種)/影が重なる時 ウォレス:「マリターナ」〜一輪の咲いた花がある / クラッツァム:トルコの丘の歌[録音:1908年10月] ブッツィ=ペッチャ:ロリータ / スコット:別れて / ラーシェット:愛の哲学[録音:1908年11月もしくは12月] バッテン:南の歌 / スクワイア:山の恋人たち/影が重なる時 / ベネット:ああ、あの唇を持ち去ってくれ ビゼー:「カルメン」〜花の歌[録音:1909年8月] ブッツィ=ペッチャ:ロリータ / ニーダム=モーガン:私の黒いローザリーン / 伝承曲:アイリーン・アルーン ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜優しい魂よ / トスティ:あなたは眠っている、ご婦人よ マーシャル:フェアリー・グレン / トスティ:理想の女 / ロナルド:ああ素敵な夜 / レッケル:緑の島エリン トスティ:最後の歌 / ブルメンタール:私の女王様 / ピンスーティ:最後の眼差し / デイヴィ:ビスケー湾 伝承曲:穏やかな夜にしばしば/古い格子柄のショール / ハットン:さようなら、愛する人、さようなら ヴェルディ:「アイーダ」〜清きアイーダ[録音:1909年9月] ・補遺1 別テイク 録音時期不詳 伝承曲:私の誠実な愛 / ケープル:愛は黄金の宝 / レオンカヴァッロ:朝の歌(マッティナータ) プッチーニ:「トスカ」〜星は光ぬ/「ボエーム」〜何て冷たい手 ヴェルディ:「リゴレット」〜女心の歌(2種)/「リゴレット」〜この女かあの女か ・補遺2 シリンダー録音 ・ Edison Bell Consolidated Phonograph Companyによるシリンダー録音:1906年 ドニゼッティ:「ルチア」〜祖先の墓 / マイヤベーア:「ユグノ」〜白テンより白く(イタリア語) ヴェルディ歌劇「エルナーニ」〜ありがとう、愛する友たちよ ・ Russell Hunting Company によるシリンダー録音 ルート:神よアイルランドを守り給え / ダーリー:ウェクスフォードの少年たち / デイヴィス:もう一度国に 伝承曲:丸刈りの少年 / クラリベル:エリンに戻れ(2種) / チェリー:いとしい小さなゲンゲよ(2種) ジョン・マコーマック(T) | ||
録音:1906年-1909年( ODEON 録音分)。20世紀初頭に大活躍したテノール、ジョン・マコーマック初期の録音集。マコーマックは1884年、アイルランドのアスローンの生まれ。元々優れた逸材だったが、さらに21歳になってからミラノで再修業をし、真に第一級のテノールに成長した。1906年にデビューして以降、1930年代まで絶大な人気を誇った。ちょうど録音産業の勃興と時期を同じくしたため、マコーマックはしばしば「レコード販売において世界的に成功を収めた最初の歌手」などと評される。甘い美声と端正な歌い口は100年以上経った今でも古臭さを感じないどころか、十分に魅力的。この4CDには、マコーマックがイタリア修行を終えた直後の数年のODEON社への録音が網羅されている。まだマイクもない時代だったにもかかわらず、録音は当時としてはかなり明瞭で、マコーマックのクッキリした美感の歌が楽しめる。 当アイテムはプレス盤完売のためCD-R製版となります。当ページ冒頭のCD-R製版品に関する説明をご覧頂いた上で御注文下さい。また、ジャケットやブックレット等の印刷物は一切付属しませんので、 レーベルの公式サイトにあったライナー・ノートの全文掲載ページ(http://web.archive.org/web/20160312100733/http://marstonrecords.com/mccormack/mccormack_liner.htm)等をご利用下さい。 | ||
ロッテ・レーマン〜アコースティック録音集 1914-1926 ワーグナー:「ローエングリン」より〔暗い日々に一人/そよ風よ、私の嘆きを聞いておくれ〕 [管弦楽伴奏/録音:1914年1月、ベルリン| Pathe Freres ]/ 「タンホイザー」より〔厳かな大広間よ/全能の処女よ〕/ 「ローエングリン」〜かわいそうな方、あなたはお分かりにならないのね/ 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜こんばんは、親方! グノー:「ファウスト」より〔昔、トゥーレの王が/彼は私を愛している/気をつけろ!気をつけろ!(独語)〕 [ローベルト・フット(T) ミヒャエル・ボーネン(B) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮o.| 録音:1917年10月、ベルリン| Deutsche Grammophon Gesellschaft ] プッチーニ:「ボエーム」〜私はミミと呼ばれるが(独語)/ 「蝶々夫人」より〔海の上にも大地の上にも/ある日、私たちは見ることだろう〕(独語) チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」〜あなたは誰なのだろう〔手紙の場〕(独語) トマ:「ミニョン」より〔オレンジの実のなる国を知っているか/彼女はあそこ、彼のそば〕(独語) ビゼー:「カルメン」〜恐れることは何もない(独語) モーツァルト:「フィガロの結婚」より〔愛の神よ、照覧あれ/さあいらっしゃい、遅れることなく〕(独語) ウェーバー:「魔弾の射手」〜どうやってまどろみが私にやって来たのか…すべてがもう長いこと憩いに耽っている マスネ:「マノン」〜彼らの声が甘い恋に誘う時(独語) / ワーグナー:「ワルキューレ」―あなたがその春 [ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮o.|録音:1918年9月、ベルリン | Deutsche Grammophon Gesellschaft ] プッチーニ:「修道女アンジェリカ」より〔母もなしに、ああ坊や、おまえは死んでしまった/親しい花よ〕(独語) モーツァルト:「フィガロの結婚」〜ひどいぞ! どうして今までこのように私をじらしたのだ?(独語)/ 「魔笛」〜恋を知る殿方には/「ドン・ジョヴァンニ」〜あそこで手を取り合って(独語) トマ:「ミニョン」〜身軽なツバメよ〔ツバメの二重唱〕 [ハインリヒ・シュルスヌス(Br) ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮o.| 録音:1920年9月、ベルリン| Deutsche Grammophon Gesellschaft ] ウェーバー:「オベロン」〜海よ、巨大な怪物よ / ゲッツ:「じゃじゃ馬娘」〜不平が静まるように ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」〜ハハハハ!彼は私を信じることだろう ロルツィング:「ウンディーネ」〜あらゆる要素にには本質があることを知りなさい ダルベール:「死んだ目」〜プシュケは円柱の広間を歩き回っていた [ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮o.|録音:1920年10月、ベルリン| Deutsche Grammophon Gesellschaft ] ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜ああ、ザックス、私の大切な人!/ 「ワルキューレ」〜男の親族たちが / ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」〜そしてもし雲が太陽を オッフェンバック:「ホフマン物語」〜逃げてしまった、あのキジバト(独語) R.シュトラウス:ツェツィーリエ Op.27 No.2 /明日 Op.27 No.4 [ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮o.|録音:1921年6月、ベルリン| Deutsche Grammophon Gesellschaft ] ヒルダッハ:吟遊詩人 / アレヴィ:「ユダヤの女」〜彼がやって来る(独語) モーツァルト:「フィガロの結婚」〜愛が何か知るあなた(独語) [ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮o.|録音:1921年9月、ベルリン| Deutsche Grammophon Gesellschaft ] マスネ:「マノン」〜彼らの声が甘い恋に誘う時(独語) プッチーニ:「トスカ」〜歌に生き、恋に生き(独語)/「ボエーム」〜私はミミと呼ばれるが(独語)/ 「マノン・レスコー」〜この柔らかなレースの中で(独語)/「蝶々夫人」〜ある日私たちは見ることだろう(独語) [カール・ベーズル指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1924年2月13日、ベルリン| Odeon ] マスネ:「マノン」〜さようなら、私たちの小さなテーブル(独語) ワーグナー:「タンホイザー」〜厳かな大広間よ/「ワルキューレ」〜あなたがその春 [カール・ベーズル指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1924年2月18日、ベルリン| Odeon ] ワーグナー:「タンホイザー」〜全能の処女よ / ヴェルディ:「オテロ」〜人里離れた荒野で歌い泣く ワーグナー:「ローエングリン」〜そよ風よ、私の嘆きを聞いておくれ [ジョージ・セル指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1924年3月24日、ベルリン| Odeon] コルンゴルト:「死の都」〜私に残された幸せは,私に初めて愛を教えた人は(2種) [ジョージ・セル指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1924年4月17日、ベルリン| Odeon] ウェーバー:「魔弾の射手」〜どうやってまどろみが私にやって来たのか…すべてがもう長いこと憩いに耽っている(後半2種) ワーグナー:「ニュルンベルクノマイスタージンガー」〜ああ、ザックス、私の大切な人!/ 「ローエングリン」〜暗い日々に一人 R.シュトラウス:「薔薇の騎士」〜私にも一人の娘が思い出される [ヘルマン・ヴァイゲルト指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1925年10月17日、ベルリン| Odeon ] プッチーニ:「蝶々夫人」〜ああ!なんという空!(2種/独語) / グノー:「ファウスト」〜昔、トゥーレの王が グルーバー:きよしこの夜 / 伝承歌:ああ、あなたは喜ばしく [ヘルマン・ヴァイゲルト指揮ベルリン国立歌劇場団員、女声cho.|録音:1925年10月22日、ベルリン| Odeon ] ツー・オイレンブルク:薔薇の歌曲集〔夏薔薇/野薔薇/白と赤の薔薇/つる薔薇/水薔薇(スイレン)〕 [ミッシャ・スポリャンスキ(P) ダヨシュ・ベーラ〔本名:レオン・ゴルツマン〕(Vn)| 録音:1924年8月5日、ベルリン| Odeon ] *補遺 「ロッテ・レーマン 〜 Odeon 電気録音集」 プッチーニ:「トゥーランドット」〜この王宮では,初めての涙に(独語) [フリッツ・ツヴァイク指揮ベルリン市立歌劇場団員|録音:1927年2月16日] コルンゴルト:「ヘリアーネの奇跡」〜私は彼のところに行った [マンフレート・グルリット指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1928年9月3日] レハール:「エーファ」〜私の母がそうだったので [ヘルマン・ヴァイゲルト指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1928年9月3日] ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 より〔悩み/夢〕 [フリーダー・ヴァイスマン指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1929年6月13日] シューマン:蓮の花 Op.25 No.7 /太陽の輝きに Op.36 No.4 /テントウムシ Op.79 No.13 [マンフレート・グルリット指揮オデオン室内o.|録音:1932年4月2日] ブラームス:甲斐のないセレナード Op.84 No.4[三重奏団|録音:1931年5月26日] R.シュトラウス:黄昏の夢 Op.29 No.1 /セレナード Op.17 No.2 [フリーダー・ヴァイスマン指揮ベルリン国立歌劇場団員|録音:1929年6月13日] シューベルト:音楽に Op.88 No.4, D.547[マンフレート・グルリット指揮オデオン室内o.|録音:1927年12月6日] ロッテ・レーマン(S) | ||
録音:1914年-1926年、ADD|復刻エンジニア:ウォード・マーストン、リチャード・ハリス |国内アナウンス:2017年。 20世紀前半の最も偉大なソプラノの一人、ロッテ・レーマン(1888-1976)のアコースティック録音を集めた物。レーマンはドイツ北東部のペルレベルクの生まれ。1910年にハンブルク歌劇場でデビュー、その数年後にはウィーンで人気を博し、娘役からドラマティックな役まで幅広く活躍した。ナチの台頭を嫌って米国に移住、歌曲の歌手としてまた指導者としても知られる。レーマンの柔らかい美声が心にしっかり絡みついてくるような歌声はまさに時代を超えた魅力を持っており、特にこの若い頃の歌は古ぼけた録音にもかかわらず聞き惚れてしまうほどだ。この Marston のCDにはレーマンがウィーンにデビューした1914年、25歳の時から、40歳を迎える直前までの録音が集められている。ことに彼女がウィーンで得意としたプッチーニやマスネの諸役では音楽の都の花形の雰囲気が伝わってくる。またコルンゴルトの「死の都」やダルベールの「死んだ目」、レハールの「エーファ」といった同時代のオペラのアリアも貴重。伴奏指揮者にはジョージ・セルやマンフレート・グルリットの名前も見られる。なおプッチーニ「修道女アンジェリカ」の「親しい花よ」はプッチーニがこの録音の直後に削除してしまった幻のアリアで、この後88年間も録音されることがなかった。「薔薇の歌曲集」は、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の私的側近ながらスキャンダルで失脚したことで近代ドイツ史で有名な政治家、フィリップ・ツー・オイレンブルクの作品。いつもながらウォード・マーストンの自然で聞きやすい復刻。56ページの冊子には充実した英文解説と貴重な写真が掲載されている。 | ||
アーサー・エンドレーズ(Br)全集 ・CD1-2: 1929-1932年 フランス・オデオン録音(全30トラック) ヴェルディ:「椿姫」〜プロヴァンスの海/「リゴレット」〜二人は同じ / トマ:「ハムレット」〜地獄の亡霊 フランク:夜想曲 / ヴェルディ:「リゴレット」〜悪魔め鬼め/「オテロ」より〔残酷な神/あなたの妻の手中に〕 ビゼー:「カルメン」〜闘牛士の歌/「真珠取り」〜それはあなた、私は最後にあなたを [共演:ルネ・ヴェルディエール、ポール=アンリ・ヴェルニュ(T)] エンドレーズ、フランスのラジオ放送におけるコメント 〔ソプラノのエイデ・ノレーナとハムレットの役について/ヴェルディ「オテロ」のヤーゴ役について〕 ・CD2-3: プッチーニ:「トスカ」抜粋(フランス語版、仏オデオン録音/全20トラック) 〔妙なる調和/歌に生き愛に生き/星は光りぬ/他〕[共演:ニノ・ヴァラン(S) エンリコ・ディ・マゼイ(T) ポウル・ペイェン(Br) ギュスターヴ・クロエ指揮] ・CD3: マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」抜粋(フランス語版、仏オデオン録音/全11トラック) 〔前奏曲とシチリアーナ/ママも知るとおり/間奏曲/乾杯の歌/母さんあの酒は強いね/他〕 [共演:ジェルメーヌ・セルネ(Ms) ガストン・ミケレッティ(T)他 ギュスターヴ・クロエ指揮] ・CD3-5: 1932-1938年パテ録音(全35トラック) ロッシーニ:「ウィリアム・テル」〜私の息子 / ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇がある ワーグナー:「タンホイザー」〜無知な死を/「ワルキューレ」〜さらば愛する子よ マイアベーア:「アフリカの女」〜王の娘 / グノー:「ファウスト」〜金の子牛 / フォーレ:ゆりかご/秋 パーセル:通り過ぎて / シューマン:「詩人の恋」より4曲/他 ・CD5: 年代不祥〔推定:1930年代後半-1940年代前半頃〕の放送録音(全14トラック/含アナウンス、語り) ボルデ:悲しい風景 / ショーソン:青春の女神 / ショーソン:ナニー ヘンデル:「セメレ」〜あなたはどこを歩いているの / シューマン:「詩人の恋」より4曲 アーサー・エンドレーズ(Br) | ||
リマスタリング:ウォード・マーストン、2013年。アーサー・エンドレーズは1893年シカゴに生まれ、1974年に同地で没したアメリカのバリトン歌手。1921年に奨学金を得てフランス、フォンテーヌ・ブローのコンセルヴァトワール・アメリカに留学、その後、その生涯の大半をフランスで過ごし、1930年代のパリのオペラ界を席巻した。19世紀から20世紀初頭のフランスの洗練されたスタイルを身につけた歌唱は今でもオールド・ファンに根強く支持されている。エンドレーズはフランスものはもとより、ヴェルディ、プッチーニを得意とし、さらにはワーグナーそしてシューマンの歌曲、粋な小歌まで幅広いレパートリーを持ち、しかもそのどれをも自己薬籠中にする優れた技術と強い個性を兼ね備えていた。当Boxはこの稀代のバリトン歌手の今日聴くことの出来るすべての録音を集成している。最新のマスタリング技術により、2013年から数えておよそ80年前の録音が鮮やかに甦る。 | ||
ロッテ・シェーネ〜全録音集 * Vox 機械式吹き込み[1921年12月頃、ベルリン|管弦楽伴奏] ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜知りたいのなら(独語) / トマ:「ミニョン」〜私はティターニア(独語) ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜今の歌声は(独語) マイヤベーア:「ユグノー」〜高貴な紳士たちよ(独語) / プッチーニ:「ボエーム」〜私が街を歩くと(独語) * Odeon 機械式吹き込み[1924年-1926年、ベルリン] 1924年5月5日[フェリクス・ギュンター指揮管弦楽団] モーツァルト:「フィガロの結婚」〜恋とはどんなものかしら J.シュトラウス II :「こうもり」より〔私の侯爵様/田舎娘を演じる時は〕 ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜少し前の声は(独語) モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より〔あなたは見るだろう/いとしい人よ〕(独語) 1924年5月6日[フェリックス・ギュンター指揮管弦楽団] R.シュトラウス:荒天 Op.69 No.5 /セレナード Op.17 No.2 [フェリクス・ギュンター(P)] プッチーニ:「ボエーム」〜私が街を歩くと(独語) / ヨーゼフ・シュトラウス:オーストリアの村燕 Op.164 1925年6月11日-13日[ヘルマン・ヴァイゲルト指揮管弦楽団] ジョーンズ:「芸者」〜ああ、踊りませんか?(独語) ツェラー:「小鳥売り」〜私は郵便配達人クリステル/「抗夫長」〜ええ、あそこの山々の中で ジョーンズ:「芸者」より〔大きなガラス鉢の中で金魚が/愛、愛、あなたは優しく呼んでいる〕(独語) スッペ:「美しきガラテア」〜グラスの中に明るく J.シュトラウス II :「陽気な戦い」〜キスに何が/「インディゴと40人の盗賊たち」〜バッカナーレ スッペ:「美しきガラテア」〜あなたは何を言っているの ミレッカー:「哀れなヨナタン」〜ああ、私たち哀れなプリマドンナたちは J.シュトラウス II :「ウィーンのカリオストロ」〜ジプシーの子よ、あなたの髪は何と輝いていることか ツェラー:「小鳥売り」〜喜ばしいプファルツよ 1926年5月3日[ヘルマン・ヴァイゲルト(P)] シューマン:くるみの木 Op.25 No.3 /月の夜 Op.39 No.5 ブラームス:乙女は語る Op.107 No.3 /セレナード Op.106 No.1 /旋律のように Op.105 No.1 1926年5月4日[ヘルマン・ヴァイゲルト指揮管弦楽団] J.シュトラウス II :美しく青いドナウ / ルビンシテイン/ブロスマン編:謝肉祭 * Odeon 電気録音[1927年9月16日、ベルリン|ピアノ伴奏] ブラームス:旋律のように Op.105 No.1 / シューベルト:愛の使い D.957 No.1 /ます D.550 * Vox 電気録音[1927年4月、ドイツ|管弦楽伴奏] ベネディクト:ヴェネツィアの謝肉祭 * The Gramophone Company [1927年-1934年] 1927年6月20日、ロンドン[ジョゼフ・ヒスロップ(T) ピエロ・コッポラ指揮管弦楽団] ヴェルディ:「リゴレット」〜それは魂の太陽 1927年11月11日、ベルリン[フリッツ・ツヴァイク指揮ベルリン国立歌劇場o.] ヴェルディ:「リゴレット」〜祭日はいつでも寺院で[ヘルベルト・ヤンセン(Br)] プッチーニ:「トゥーランドット」〜氷のような姫君 1928年1月25日、ベルリン[フリッツ・ツヴァイク指揮ベルリン国立歌劇場o.] プッチーニ:「トゥーランドット」〜旦那様、お聞きください モーツァルト:「魔笛」〜ああ私は感じる/「コジ・ファン・トゥッテ」〜15歳の女は(独語) 1928年9月25日、ベルリン[レオ・ブレッヒ指揮ベルリン国立歌劇場o.] J.シュトラウス II :ウィーンの森の物語 Op.325 / プッチーニ:「蝶々夫人」〜ある日、私は(独語) 1928年10月22日、ベルリン[レオ・ブレッヒ指揮ベルリン国立歌劇場o.] プッチーニ:「蝶々夫人」〜お前の母さんは(独語) J.シュトラウス II :「こうもり」〜あなた様、私について何をお考え? 1929年5月4日、ベルリン[レオ・ブレッヒ指揮ベルリン国立歌劇場o.] シューベルト:岩の上の羊飼い D.965 / ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜土色の顔を星に向けて(独語) マスネ:「マノン」より〔さようなら私たちの小さなテーブル/彼等の声が甘い恋に誘う時(独語)〕 プッチーニ:「ボエーム」〜私が街を歩くと 1930年5月16日、ベルリン[エーリヒ・オルトマン指揮ベルリン国立歌劇場o.] ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」〜さあこちらに急いで来なさい 1930年12月11日、ベルリン [マルセル・ヴィットリシュ(T) クレメンス・シュマルスティヒ指揮ベルリン国立歌劇場o.] J.シュトラウス II :「ヴェネツィアの一夜」より 〔アンニーナ!カラメッロ!/私の言うことを聞きなさい、アンニーナ〕 1931年3月20日、ベルリン[エーリヒ・オルトマン指揮ベルリン国立歌劇場o.] モーツァルト:歌劇「魔笛」〜ああ私は感じる プッチーニ:「ボエーム」〜あなたの愛の呼ぶ声に / ロッシーニ:誘い 1931年3月24日、ベルリン[ヴィリ・ドムグラーフ=ファスベンダー(Br) エーリヒ・オルトマン指揮ベルリン国立歌劇場o.] ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」〜私は用意ができたわ(2種)〔伊語/独語〕 1934年9月14日、ウィーン[ピアノ伴奏]#SP未発売、 LP (Rubini, GV 16?) で初出 ヴォルフ:遠いところへ旅立つと/私の恋人はとても小さくて/私にはペンナに住んでいる恋人がいる/ 私の恋人が歌っている/ああ、あなたの家がガラスのように透明だったらいいのに/ 緑と緑を身に付けた人に祝福があるように/愛を信じてはいけないわ、私の恋人よ、気を付けて!/ 進軍ラッパが鳴っている/夜明け前の心地よい一とき/妖精の歌 *私的録音[収録日不明|シェーネの息子による自宅での78回転ラッカー盤収録|ピアノ伴奏?] J.シュトラウス II :酒、女、歌/わが人生は愛と喜び/アンネン・ポルカ レーガー:マリアの子守歌 Op.76 No.52 / クリスマスの歌:山の上のマリア(他、全4曲) シューベルト:夜と夢、D.827 /「冬の旅」 D.911 〜第13曲 郵便馬車 *フランスでの放送録音、パリ[ドレル・ハンドマン(P)] 1948年2月2日 シューマン:リーダークライス Op.39 より 〔見知らぬ土地で/間奏曲/静けさ/月の夜/美しい異郷/異郷にて/春の夜〕 1948年2月8日 シューマン:ミルテの花 Op.25 より〔誰かが/山の人の離郷/2つのヴェネツィアの歌/遠くに〕/ 祈り Op.135 No.5 メンデルスゾーン:ヴェネツィアのゴンドラの歌 Op.57 No.5 * RIAS 放送録音、ベルリン[ヘルタ・クルスト(P)] 1950年5月14日 ルーセル:光 Op.19 No.1 /サラバンド Op.20 No.2 ショーソン:イタリアのセレナーデ Op.2 No.5 /静けさ Op.13 No.1 / ラヴェル:魔法の笛 ドビュッシー:やるせなく夢見る思い/緑/操り人形/ピエロ 1950年5月16日 シューマン:君は花のよう Op.25 No.24 /雪の鈴花 Op.79 No.26 /三月スミレ Op.40 No.1 /時は春 Op.79 No.23 / ジャスミンの茂み Op.27 No.4 /薔薇よ、かわいい薔薇よ Op.89 No.6 /私の薔薇 Op.90 No.2 / 蓮の花 Op.25 No.7 /ああ、殿方たちよ Op.37 No.3 /海の妖精 Op.125 No.3 / 私の馬車はゆっくりと行く Op.142 No.4 /眠りの精 Op.79 No.12 ロッテ・シェーネ(S) | ||
録音:1921年-1950年。おそらく多数の初出、あるいは初CD化音源を含む。 # 1934年9月14日 HMV セッション録音のヴォルフ「歌曲集」について(アンドレ・テュブフ〔テュブッフ〕/ブックレットより|機械翻訳&当店簡易修正)『 (SPでは)未発売だったヴォルフの歌曲集録音は謎に包まれている。明らかにそれらは HMV による「フーゴー・ヴォルフ協会」プロジェクトの一環として意図されていた。それらは長い間忘れ去られていただけでなく、全く知られていなかった。シェーネは「どこから来たのか、何のために作られたのか」自分でもわからないまま、いくつかのサンプルを彼女の私物として保管していた。私(テュブフ)は、それらが(ヴォルフ)協会用にリア・ギンスターが録音した曲目と全く同一であることにすぐ気がついた。何が起こっていたのだろうか? シェーネは覚えていなかったし、ウォルター・レッグは明らかに知っていたが、質問されると「覚えていない」との答えを(おそらく)選んだ。ロッテ・シェーネがドイツで「好ましからざる」存在になった後、協会はレコードのラベルにもっと受け入れられる名前を必要としていたのだ。その代わりに優れたリア・ギンスターが選ばれた。恨みはない。ロッテは、シド・グレイと私(テュブフ)が作った彼女の80歳記念 LP アルバムに未発表の歌曲を入れてもらい、ウィーンの Preiser (販売店/レーベル) へ LP を送ることができて本当に嬉しく思っていた。 Elfenlied のようないくつかの作品は、将来的にもこれ以上の録音は存在し得ないだろう。』(アンドレ・テュブフ) marstonの新刊は、オーストリアの名ソプラノ、ロッテ・シェーネ(1891-1977)の全録音集。ロッテ・シェーネはウィーンの生まれ。ウィーン国立歌劇場で人気を博した後、ベルリン国立歌劇場のプリマドンナとして大活躍。ユダヤ系だったためナチを嫌ってパリに移住し、第二次世界大戦中は身を潜めて活動ができなかったため引退同然になった。やや古風な発声だが美声かつ表現力が豊かで、何より愛らしい魅力に溢れている。この5CDには彼女のそう多くはない商業録音に加え、パリでの放送録音、さらには私的録音まで加えて、まさに全録音集というべき見事な内容になっている。 | ||
ヴァンニ=マルクー、全録音集 ・GRAMOPHONE COMPANY、パリ、アコースティック録音 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より〔私は最高の権力を得た/カザンの町であったこと〕 ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」より〔ああ、やっと気分が良くなった/まるで汚れを知らぬと〕 マスネ:「ドン・キショット」より〔星が現れる時/友よ、聞いてくれ/私は死ぬ〕 フェヴリエ:「モンナ・ヴァンナ」〜ここに老人はいない / トスティ:ご婦人よ、あなたは眠っている トレッリ:あなたは知っている / コッポラ:溜め息 / クラ:古い噴水/朝早く / セヴラック:愛する人形 グラズノフ:東洋のロマンス / ボロディン:眠る王女 / マルティーニ:愛の喜び ・GRAMOPHONE COMPANY、パリ、電気録音 マスネ:「ドン・キショット」より 〔星が現れる時/主よ、私の魂をお受け下さい/私は放浪の騎士/友よ、聞いてくれ/私は死ぬ〕 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ、窓辺においで / プッチーニ:「ボエーム」〜古い外套よ ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」より〔私は最高の権力を得た/ああ、苦しい(2種)/私は死ぬ〕 ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」より〔ああ、やっと気分が良くなった/まるで汚れを知らぬと〕 マルティーニ:愛の喜び / トスティ:ご婦人よ、あなたは眠っている / グラズノフ:東洋のロマンス コッポラ:溜め息 / カーペンター:ジャズの少年たち/クライン・ブルース / セヴラック:愛する人形 ブロージ:志願兵 / シューベルト:鱒/笑いと涙 / シューマン:くるみの木 / デュパルク:ロズモンドの館 マスネ:「パニュルジュ」〜トゥーレーヌの歌/「ノートルダムの曲芸師」〜聖処女はよく聞いてくださる 不詳:素晴らしい住み家/私たちの村で / ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」より〔家の前で/やさしい蚤が一匹〕 トスティ:最後の歌/秘密/ニノン/愛の苦しみ / アーン:捧げ物/あなたの慈悲を / ベンベルク:インドの歌 シューベルト:菩提樹/水車屋の花(フランス語) / 伝承曲:昔々、一人の羊飼いがいた/マリーの歌 ランセル:カンタティユ / ウェッケルラン:幸せに生きる/ノルマンドの歌 / フォーレ:秘密 トスティ:別れの歌 / ラパラ:ハバネラ / トマ:「ハムレット」〜生きるべきか死ぬべきか マスネ:「クレオパトラ」〜テラスに一人 / モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜カタログの歌 ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜一人眠ろう / 伝承曲:ムール貝を採りに/とても愛らしいシルヴィー/3人の王女 ベアルヌ民謡:ルシニュレット / ウェッケルラン:朝の星/甘いキスを一つ、リゼット/僕のかわいい恋人 グノー:花に添えて/祈り / ピエモンテ古謡:美しいマリオン / 17世紀の歌:エグゾデのメヌエット ウェッケルラン:五月の愛 / トレス:「パリのミュージックホール」より〔一言もなしに/ハバナ人〕 デルメ:あなたは本当に素敵だ/老乞食/憂鬱/愛の星/飾り/小さな悩み/自由な歌/幕を閉めよう/ すべて単純に/花束を贈る/愛の魅力/マノンに捧げるスタンス/小さな敷石 ルナール:さくらんぼの実る頃 / プリヴァ:時の歌 / セヴラック:愛する人形 / マルティーニ:愛の喜び ディオ:リラがまた咲く時 / フラグソン&クリスティーヌ:戻り来る / ルルー:ジャン=ピエールの手紙 ナドー:マルサラの兵士 / ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」〜私の心は悲しみ マスネ:「ドン・キショット」〜友よ、聞いてくれ / イヴェン:「家なき児」より〔狼たちが/僕のローラ〕 ベルトミュー:「美しい航海」〜一晩、一時間/「ロベール・マケール」〜美しい星に シャルパンティエ:「ルイーズ」〜子守歌 / カスタニャーロ:あなたは私に言った トマ:「ミニョン」より〔逃げ出し、震えて/彼女の心の昂ぶりを私は鎮めてやった] グブリエ:「夜は美しい」より〔夜は美しい/脱いだドレスが〕 / ハヴォス:決して ・ラ・ヴォワ・デ・ノートル「シャンテ・デ・メティエ」録音 ラルビ:忘れられた歌/タイピストの歌/大工の歌/売り子さんの歌」 ・「マルニ」という偽名で録音したもの コッポラ:キスのために/二つのうち良い方/タンゴのおかげで/あなたが愛して何になる ・ヴォワ・ドゥ・ソン・メートル、LP録音(1955) デルメ:新しい歌曲集(14曲) ヴァンニ=マルクー(B−Br) ピエロ・コッポラ(P)指揮/他、様々な伴奏者 | ||
録音:1924年-1955年。ヴァンニ=マルクー(本名ジャン=エミル・マルクー/1877-1962)は、20世紀初頭のフランスの偉大なバス=バリトン。パリのオペラ座に初出演したのが1908年、それから歌手を引退する1948年までの40年間、マルクーは偉大な歌手であり続けた。オペラからポピュラー曲まで幅広く歌い、残された録音も膨大。今回、marstonがそのすべてを復刻、CD6枚に収めた。1924年のアコースティック録音から、80歳近くになった1955年の録音まで、いずれも貴重な録音。一時代を築いた偉大な歌手のすべてを、素晴らしい復刻で楽しむことができる。 | ||
マッティア・バッティスティーニ全録音集 1898-1924 * GRAMOPHONE & TYPEWRITER 〔1902年、ワルシャワ〕 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜ワインで頭が熱くなるまで ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌(伊語歌唱) チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギン」〜もし家庭の枠の中に(伊語歌唱) モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ窓辺においで アルヴァレス:ラ・マンティージャ / デンツァ:妖精の瞳 / トスティ:もう一度 ルビンシテイン:「デーモン」〜泣くでない、娘さん(伊語歌唱) ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜私は町の何でも屋 グノー:「ファウスト」〜この地を離れる前に(伊語歌唱) ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜ああ!強い情熱[ティルデ・カロティーニ(Ms)] * GRAMOPHONE & TYPEWRITER 〔1906年11月、ミラノ〕 コッキ:「祖国のために」〜今やはっきりと素晴らしい幻が私に姿を現す ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜あなたの生命に/「エルナーニ」より 〔ああ、私の青年の頃よ/私と一緒に行こう[エミーリア・コルシ(S) 合唱]/ 見てやろう、ああ、不敵な老人め(2種)[アリストデモ・シリク(B)]/ ああ、至高のカルロよ[エミーリア・コルシ(S) アリストデモ・シリク(B) ルイージ・コラッツァ(T) 合唱]〕 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜あそこで手を取り合って[エミーリア・コルシ(S)] フロトウ:「マルタ」〜リオネルが死んでしまう(伊語歌唱) ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜大きな愛に/ 「ドン・セバスティアン」〜ああ、リスボン、おお私の祖国よ!(伊語歌唱) ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜お前だったのか ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」〜ここに薔薇があり(伊語歌唱) エロール:「ザンパ」〜どうしてあなたは震えるのか(伊語歌唱) * THE GRAMOPHONE COMPANY 〔1911年6月、ミラノ〕 レオンカヴァッロ:「道化師」〜よろしいか? マスネ:「ウェルテル」より〔私の胸に/私を目覚めさせないのか〕(伊語歌唱/バリトン版) トマ:「ハムレット」〜萎れた花のように(伊語歌唱) / グノー:夕べ / トスティ:愛、愛! プッチーニ:「トスカ」〜三人の巡査と、馬車一台〔テ・デウム〕(2種) トマ:「ハムレット」〜酒が悲しみを晴らす(伊語歌唱) マスネ:「タイス」〜水で手と唇を潤そう(伊語歌唱)[エベ・ボッコリーニ(S)] ワーグナー:「タンホイザー」〜君は大胆な歌で(伊語歌唱) グノー:「ファウスト」〜この地を離れる前に(伊語歌唱) ベッリーニ:「清教徒」〜ああ!永遠に君を失ってしまった マスネ:「タイス」〜水で手と唇を潤そう(伊語歌唱/2種)[アッティリア・ヤンニ(S)] ドニゼッティ:「マリア・ディ・ロアン」〜美しく輝かしさに包まれ ベッリーニ:「清教徒」〜幸せな美しい夢よ / ヴェルディ:「椿姫」〜プロヴァンスの海と陸 ワーグナー:「タンホイザー」より〔この高貴な仲間たちを見れば/夕星の歌〕(伊語歌唱) デンツァ:崇拝 / トスティ:理想の人 / クァランタ:ああ、私の愛しい人よ ロトーリ:私の妻は私の旗になるだろう / トスティ:ラ・セレナータ / ロトーリ:黒いゴンドラ トスティ:私をもう愛してはいない(2種) / ロトーリ:私の妻は私の旗になるだろう * THE GRAMOPHONE COMPANY 〔1912年5月、ミラノ〕 マイヤベーア:「アフリカの女」より〔王家の娘/だが彼のためヴァスコのため/私を踏み潰せ雷よ!〕(伊語歌唱) ドニゼッティ:「ルチア」〜残酷でいまわしい苛立ちが/「シャモニーのリンダ」より 〔二人ともこの谷間に生まれ/シルヴァル子爵の善良な召使が[マリア・モシュチスカ(S)]〕 ヌゲ:「どこに行く?」より〔海を渡り漂い/見ろ、ポイベ自らが/友よ、これが待望の時だ〕(伊語歌唱) レオンカヴァッロ:「道化師」より〔僕の運命を決めてくれ/ではどうして〕[マリア・モシュチスカ(S)] ヴェルディ:「リゴレット」〜ああ私のジルダよ![マリア・モシュチスカ(S)]/「オテロ」〜ある夜のこと/ 「マクベス」〜哀み、敬意、愛も/「椿姫」〜天使のような清らかな娘を[マリア・モシュチスカ(S)] ロッシーニ:「ギヨーム・テル」〜動かずにいるのだぞ(伊語歌唱) / シューベルト:喜び(D.365-2 による) マスネ:「エロディアード」〜束の間の幻影(伊語歌唱) ルビンシテイン:「ネロン」〜ヒュメナイオスよ!(伊語歌唱) / デンツァ:妖精の瞳 * THE GRAMOPHONE COMPANY 〔1913年6月〕 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ、窓辺においで ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜おいで、レオノーラ / トスティ:魅惑 ヴェルディ:「ドン・カルロ」より〔最後の日が来た/ああ、カルロ、聞いてくれ〕/ 「仮面舞踏会」〜見てみろ、夜に(2種)/「エルナーニ」〜見てやろう、不敵な老人が/ 「トロヴァトーレ」より〔ご覧下さい、この苦い涙を/彼が生きると!〕[エルヴィラ・バルビエーリ(S) ヴィンチェンツォ・ベットーニ(B) ジュゼッペ・トンマジーニ(T) 合唱] グノー:「ファウスト」〜よく聞いておくれマルゲリート!(伊語歌唱/2種)[エルヴィラ・バルビエーリ(S)] * La Societe Suisse des Disques Phonographiques d'Art 〔1920年頃、 チューリヒ〕 トスティ:理想の人 / ジョルダーニ:私の愛しい人よ * THE GRAMOPHONE COMPANY 〔1921年5月、ミラノ〕 アルヴァレス:マンティージャ / マスネ:「ラホールの王」〜私の未来の約束よ(伊語歌唱) カリッシミ:勝利だ、私の心よ! / マルケッティ:「ルイ・ブラス」〜私の敵たちに ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌(伊語歌唱) / ポンキエッリ:「ジョコンダ」〜陶酔!狂喜! ヴェルディ:「ドン・カルロ」〜最後の日が来た/「リゴレット」〜そうだ、復讐だ[ルル・ヘイズ(S)]/ 「エルナーニ」〜至高のカルロよ[ジュゼッペ・タッカーニ(T) ヤンニーナ・デ・ウィット(S) 合唱]/ 「マリア・ディ・ロアン」〜死の不吉な声が(2種)/「ファヴォリータ」〜お前の敵の怒りは(2種)/ 「運命の力」より〔宿命の箱よ/奴が助かった〕 ドニゼッティ:「マリア・ディ・ルーデンツ」〜ああ!もはや涙は * THE GRAMOPHONE COMPANY 〔1924年2月、ミラノ〕 ヴェルディ:「運命の力」〜宿命の箱よ/「仮面舞踏会」より〔あなたの人生に/お前だったのか〕/ 「ドン・カルロ」〜ああ、カルロ、聞いてくれ ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜それほどの愛に / モーツァルト:「フィガロの結婚」〜もう飛べないぞ グルック:「パーリデとエレナ」〜ああ、私のやさしい熱情の / デンツァ:分かってくれていたら ゴメス:「グァラニー族」〜家もなく、隠れるところもなく モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」〜さあ、窓辺においで / アルヴァレス:別れ * 補遺1 私的シリンダー録音〔1898年頃 ベルリン〕 ワーグナー:「タンホイザー」〜夕星の歌(伊語歌唱/末尾欠落) * 補遺2 ジュゼッペ・ベッラントーニ、バリトン・アリア集 (#) デンツァ:妖精の瞳 / トスティ:最後の歌 / ヴァレンテ:愛想の良い月 グラッフェオ:キアニュテッダ・ミア / ヴェルディ:「仮面舞踏会」〜あなたの人生に[1910年3月] パチーニ:「サッフォー」より〔あなたの声の響きが[1911年1月]/残忍な復讐の女神が[1911年2月」〕 マスネ:「エロディアード」〜束の間の幻影(伊語歌唱) マルケッティ:「ルイ・ブラス」〜私の敵たちに[1910年10月] ワーグナー:「ジークフリート」〜目覚めよ、ヴァラ!(伊語歌唱)[1910年11月、1911年1月] マッティア・バッティスティーニ(Br;#以外) ジュゼッペ・ベッラントーニ(Br;#) | ||
マッティア・バッティスティーニ(1856-1928)の全録音をMarstonが復刻。バッティスティーニは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したイタリアの偉大なバリトン。彼の朗々と響き渡る美声だけでも比類ないものだが、加えて滑らかで気品高い歌いまわしに長け、力強さも十分持っていた。彼は「バリトンの王者 [Il re dei baritoni] 」と讃えられ、絶大な人気を博した。当時はヴェリズモ・オペラ全盛だったが、バッティスティーニはむしろドニゼッティやヴェルディ、フランスオペラなどを得意としていた。かのマスネがバッティスティーニのために「ウェルテル」のタイトルロールをバリトン用に手直ししてあげたことは有名。この6CDセットは、1902年から1924年までのバッティスティーニの商業録音のすべて(8曲の未発表録音を含む)に加え、1898年頃に2分の蝋管録音に私的に録音した夕星の歌も含めており、まさに完全全録音集。古い録音を越えてバッティスティーニの至芸が楽しめる。なお余白には、バッティスティーニよりもう二世代後のイタリアのバリトン、ジュゼッペ・ベッラントーニ(1880-1946)の1910-1911年の録音を収録している。 | ||
ホルヘ・ボレット Vol.2 〜黄金時代からの大使 ブラームス:3つの間奏曲 Op.117[1983年12月11日、アムステルダム] ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI: 52(第62番)[1987年2月22日、アムステルダム] メンデルスゾーン:幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28[1981年12月27日、サンフランシスコ]/ 厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54[1974年10月27日、ニューヨーク] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」 ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49[1974年4月7日、ニューヨーク]/ 練習曲 ホ短調 Op.25 No.5 /ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬のワルツ」 [1987年2月22日、アムステルダム]/ ワルツ ホ短調[1984年2月2日、ニューヨーク]/ 夜想曲 嬰ヘ短調 Op.48 No.2[1985年3月12日、フィラデルフィア] リスト:ドニゼッティ「ルチア」の回想 ヴェルディ「リゴレット」パラフレーズ[1970年10月3日、ニューヨーク] リスト:ハンガリー狂詩曲第1番 嬰ハ短調[1974年10月27日、ニューヨーク]/ 巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」より〔ゴンドラを漕ぐ女/タランテラ〕 [1983年12月11日、アムステルダム]/ ワーグナー「さまよえるオランダ人」の紡ぎ歌 シューマン:献呈[1971年11月11日、ニューヨーク、モノラル] リスト:バラード第2番 ロ短調[1985年11月3日、ミネアポリス] フランク:前奏曲、アリアと終曲[1974年5月26日、アーネム] グリーグ:バラード ト短調 Op.24[1987年2月22日、アムステルダム] ドビュッシー:前奏曲集第1巻より〔デルフィの舞姫たち/とだえたセレナード〕/ 前奏曲集第2巻より〔月の光がふりそそぐテラス/花火〕 [1974年4月7日、ニューヨーク]/ ベルガマスク組曲〜月の光[1980年、私的録音] ヴォジーシェク:即興曲 ホ長調 Op.7 No.5[1975年3月8日、ニューヨーク、モノラル] シューベルト:即興曲 変ト長調 D899-3 Op.90 No.3[1988年10月2日、カーメル] シュレーツァー:練習曲 変イ長調 Op.1 No.2[1974年5月26日、アーネム] ラフマニノフ:前奏曲〔変ト長調 Op.23 No.10 /ヘ短調 Op.32 No.6 /ヘ長調 Op.32 No.7 / 嬰ト短調 Op.32 No.12 〕[1966年1月6日、ベルリン、モノラル]/ ショパンの主題による変奏曲 Op.22[1983年12月11日、アムステルダム]/ V. R. のポルカ[1974年2月23日、アムステルダム] チャイコフスキー/ラフマニノフ編曲:子守歌[1978年3月15日、フィラデルフィア] チェイシンズ:前奏曲〔第14番 変ホ短調 Op.12 No.2 /第15番 変イ短調 Op.12 No.3 〕[1987年12月7日、ボン] ゴドフスキー:ウェーバー:舞踏への勧誘」[1980年8月25日、エディンバラ、モノラル] ラモー/ゴドフスキー編曲:メヌエット イ短調[1980年1月18日、アトランタ] ゴドフスキー:シューベルト「ロザムンデ」のバレエ音楽[1983年12月11日、アムステルダム]/ シューベルト「楽興の時第3番」[1978年2月14日、フィラデルフィア、モノラル]/ ショパンによる練習曲〔 Nos.25, 7[1976年10月10日、アムステルダム]、5, 15, 1 [1979年3月15日、フィラデルフィア], 12-13[1983年12月11日、アムステルダム]〕/ ショパン「小犬のワルツ」[1965年、ベルリン]/ サン=サーンス「白鳥」[1974年5月26日、アーネム]/ ヨハン・シュトラウス「こうもり」の主題による交響的変容[1973年5月17日、ケルン]/ リヒャルト・シュトラウス「セレナード」[1980年4月18日、ニューヨーク]/ ビゼー「アルルの女」〜アダージェット[1987年2月22日、アムステルダム]/ アルベニスのタンゴ[1979年3月15日、フィラデルフィア]/ 悲歌[1982年7月19日、メリーランド、カレッジパーク]/ ジャワ組曲〜ボイテンゾルフの植物園[1983年11月28日、ミラノ、モノラル]/ トリアコンタメロン〜サロン[1974年4月7日、ニューヨーク] モシュコフスキ:スペイン奇想曲 Op.37[1961年3月16日 ケルン、モノラル]/ 女道化師 Op.52 No.4[1974年5月26日 アーネム] J.S.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912 / モーツァルト:ロンド ニ長調 K.48[1944年、モノラル] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」[1939年10月30日、フィラデルフィア、モノラル] ラフマニノフ:前奏曲 変ホ長調 Op.23 No.6[1937年10月20日、フィラデルフィア、モノラル] チェイシンズ:ヴァインベルガー「バグパイプ吹きシュヴァンダ」幻想曲「1944年、モノラル] リスト:モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ」の回想[1975年11月9日、ニューヨーク]/ ワーグナー「タンホイザー」序曲[1989年4月16日、ニューヨーク] ホルヘ・ボレット(P) | ||
録音:[内]〔1937年-1989年〕、ADD 、特記無しはステレオ。2014年はキューバ出身のピアニスト、ホルヘ・ボレット(1914-1990)の生誕100周年だった。それを記念して Marston がCD6枚、収録時間およそ8時間という録音集を発売。大半はライヴ録音。ボレットはRCAやDECCAに多くの録音を残しているものの、ヴィルトゥオーソ・ピアニストとしてのボレットはライヴ録音の方が強く感じられるだろう。このセットには1937年から亡くなる前年の1989年まで半世紀以上に渡るボレットの演奏が楽しめる。大半はお得意の曲ばかりだが、ヴォジーシェクのように他にボレットが録音を残していないと思われる曲もある。録音状態はまちまちだが、良好なステレオ録音が多いのはありがたい。ヴィルトゥオーソ・ピアノ・マニアには至福の6CD 。 | ||
ロッテ・レーマン〜 ODEON 電気録音集 1927-1933 + 補遺ラジオ放送受信録音集
ロッテ・レーマン(S) | ||
録音:1927年-1948年。 marstonの新刊は、20世紀前半の偉大なドイツのソプラノ、ロッテ・レーマンのODEON電気録音集。ロッテ・レーマン(1888―1976)はウィーン国立歌劇場のプリマドンナとして絶大な人気を博した。モーツァルト、ワーグナーはもちろん、ことにR.シュトラウスから信頼され、1919年の「影のない女」初演ではバラクの妻を歌っている。またプッチーニのヒロインも得意としていた。ナチを嫌い1938年のオーストリア併合直前に米国に移住、ロサンゼルスに居を構えた。ベルリンのODEONレーベルによる電気録音は、概ねレーマンが40代の頃のもので、彼女の全盛期の歌声を収めた貴重なものばかり。曲目は、独伊仏のオペラ、歌曲、民謡、賛美歌など多岐に渡り、レーマンの人気の高さが伺える。歌曲の録音では、伴奏にピアノではなくアンサンブル伴奏が用いられているものが多い。レーマンの歌は、柔らかく女性的な情感に満ち溢れた美声を情熱的また繊細に駆使したものものでアルトゥーロ・トスカニーニやブルーノ・ワルターら偉大な指揮者たちが彼女の歌を口を極めて絶賛したことが、これら全盛期の録音でとてもよく理解できる。いつも通りとても丁寧な復刻、80ページ弱の解説冊子も充実(英語)。 | ||
シドニー・フォスター(P)〜アメリカの名手再発見 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23 No.1 [モーリス・アブラヴァネル指揮ユタso./1966年1月15日、ソルトレイクシティ、ユタ州、ステレオ、 ただし録音テープの傷みのため、第1楽章の14分過ぎから18分前辺りまでモノラル] ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37 [ジョン・バルビローリ指揮 NYP /1941年3月23日、ニューヨーク・シティ(ラジオ・アナウンス付)] バッハ/リスト編曲:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542[1955年3月29日、ボルティモア、インディアナ州] メンデルスゾーン:無言歌 Op.62 No.1「五月のそよ風」[1965年10月10日] メンデルスゾーン:幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28 / シューマン:謝肉祭 Op.9 ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 リスト:慰め S.172 No.3 /ヴェネツィアとナポリ S.162 〜タランテラ スクリャービン:左手のための前奏曲 Op.9 No.1 ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.24 〜第4楽章「無窮動」 シューマン:ロマンツェ 嬰ヘ長調 Op.28 No.2[1954年5月3日] モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283[1973年11月26日] ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 〔第21番 ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」[1971年11月13日]/第31番 変イ長調 Op.110[1966年10月30日]〕 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178[1968年2月8日、ステレオ] シューマン:蝶々 Op.2[1968年6月30日、かすかなステレオ] シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54[奥田道昭指揮日本po./1962年5月3日、東京、ステレオ] ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5[1970年2月19日、ステレオ] グリーグ:夜想曲 ハ長調 Op.54 No.4[1973年11月26日、かすかなステレオ] フランク:前奏曲、コラールとフーガ ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49 /練習曲集〔嬰ハ短調 Op.10 No.4 /変ト長調 Op.10 No.5「黒鍵」/ 変ホ短調 Op.10 No.6 /ヘ長調 Op.10 No.8〕[1952年4月27日] ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58[1970年2月19日、ステレオ]/ バラード ヘ短調 Op.52[1969年7月1日、ステレオ] ショパン/フォスター編曲:ワルツ 変ニ長調 Op.64 No.1「小犬のワルツ」[1975年1月19日、不明瞭なステレオ] モシュコフスキー:ギター Op.45 No.2[1968年6月30日、ステレオ] ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36 [1974年11月3日、フィラデルフィア、ペンシルベニア州、ステレオ] スクリャービン:練習曲集 〔変ニ長調 Op.42 No.1 /嬰ヘ短調 Op.42 No.2 /嬰ヘ長調 Op.42 No.4 /嬰ハ短調 Op.42 No.5 〕 [1974年2月2日、グラスボロ、ニュージャージー州、ステレオ]/ ピアノ・ソナタ第9番 Op.68「黒ミサ」[1968年2月8日] バルトーク:「子供のために」第4巻〜葬送歌[1964年7月8日] プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第9番 ハ長調 Op.103 /束の間の幻影 Op.22 より Nos.1, 3, 10-11, 14-15, 8, 18 / ガヴォット Op.32 No.3[1961年10月2日] パデレフスキ:幻想的クラコヴィアク Op.14 No.6[1968年2月8日] フンメル:ロンド 変ホ長調 Op.11[1952年4月27日] バッハ/リスト編曲:前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543[1957年5月19日] モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573[1952年4月27日] ブラームス:4つのバラード Op.10[1955年3月29日] ドビュッシー:前奏曲集第2巻〜月の光がふりそそぐテラス/前奏曲集第1巻〜野を渡る風 デッロ・ジョイオ:ピアノ・ソナタ第3番 ト長調[1952年4月27日] バルトーク:ピアノ協奏曲第3番[アーロン・コープランド指揮ボストンso./ 1965年4月9日-10日、ボストン、マサチューセッツ州、ステレオ] シドニー・フォスター(P) | ||
録音:[内](1941年-1975年)、特記以外 ブルーミントン、インディアナ州、US 、 ADD 、559分、特記以外モノラル。 mastonが世界中のピアノ・マニアを狂喜させる7CDセットを発売。商業録音がほとんどない幻中の幻の名ピアニスト、シドニー・フォスター(1917―1977)の1941年から1975年までの主としてライヴ録音を集めている。シドニー・フォスターは1917年、米国、サウスカロライナ州のフローレンスの生まれ。10歳で、伝説的ピアニスト、ヨーゼフ・ホフマンが院長を務めるカーティス音楽院に入学。卒業後は1970年代半ばまで精力的に活動し名声を築き上げた。日本にも1962年に訪問して絶賛された。高い実力を誇りながら、フォスターは商業録音に関心を示さず、残されたのはモーツァルトのピアノ協奏曲とクレメンティのソナタが少々。そのため今日ではマニアしか知らないピアニストになってしまった。そんなフォスターのライヴ録音をmarstonがCD7枚にまとめ上げた。大半は彼が住んでいたインディアナ州ブルーミントンでの録音。録音状態はマチマチながら、これまでほぼ完全に謎に包まれていたピアニストの芸術がこれだけ一気に明らかにされることに興奮を覚える。また作曲家アーロン・コープランドがボストンso. を指揮したバルトークのピアノ協奏曲第3番という、伴奏の点でも目を引く録音もある。1962年来日時のシューマンのピアノ協奏曲も収録されている。これを含め一部はステレオ録音、ただしものによってはほとんど左右に広がらないかろうじてステレオのものも含まれるのでご注意を。 |