安良岡章夫:作品集 クラリネット、チェロ、 ピアノのためのカプリチォ(1981)/ 4本のフルートのためのメロディア(1993) ジェスト〜独奏ハープのための(2000)/他 |
アール・ レスピラン | |
財団法人野村国際文化財団助成「現代日本の作曲家」シリーズ第22弾。 安良岡章夫は1958年生まれ。野田暉行、三善 晃に師事。1980年第49回日本音楽コンクール第1位。1985年若手演奏家、作曲家により「アール・レスピラン」を結成、代表として企画、運営にあたっている。 その一員として1993年第12回中島健蔵音楽賞受賞。桐朋学園大学助教授(作曲家主任)、東京芸術大学講師。音楽以外の要素を一切排し、純粋器楽曲の現代における在り方を追求している。 | ||
原田敬子:響きあう隔たり ムーン・リード オーボエとピアノのための(2001) BONE アコーディオンのための(1999) wa-ta-ri I for chamber ensemble(1999) wa-ta-ri III for violin & piano(2000) 響きあう隔たりIII for soloists and orchestra(2000-2001) abyss II for oboe, accordion, violin & cello(2001) |
古部賢一(Ob) シュテファン・フッソング (アコーディオン) 戸田弥生(Vn) 古川展生(Vc)他 | |
南聡(1955-):作品集 ジグザグ・バッハ Op.45-4(2000)/彩色計画V Op.17-5(1990)/ ピアノ・ソナタ2 [「昼」の注解/鳥籠の中の変貌2]Op.25(1992)/ 閃光器官a Op.32-1(1995)/ ピアノ・ソナタ3[甘き春の残痕]Op.30(1995)/ 美々帯域 Op.34(1996)/中国美人(2つの断章より)Op.42-2(2001) |
小鍛冶邦隆指揮 東京so. 藤谷菜穂美(P) 中嶋香(P) 馬渕昌子(Va)他 | |
野村国際文化財団助成、現代日本の作曲家シリーズ Vol.24。 南は東京芸術大学にて野田暉行と黛俊朗に作曲を師事、第53回日本音楽コンクール2位、第1回ミュージックトゥデイ国際作曲コンクール入選。現在札幌在住。 | ||
山本裕之(1967-):カンティクム・トレムルム 私に触れてはいけません/カンティクム・トレムルムI/ EVEI/北回帰線/カンティクム・トレムルムII |
ファブリス・バロン指揮 アンサンブル・ コンテンポラリアン・ モントリオール、 ルクセンブルクpo.、 東京po./他 | |
財団法人野村国際文化財団助成、「現代日本の作曲家」シリーズ第25弾。 山本裕之は神奈川県出身。1992年東京芸術大学大学院作曲専攻修了。在学中に作曲を近藤譲、松下功の両氏に師事。これまでに第58回日本音楽コンクール(1989)、フォーラム91(カナダ/1991)、ガウデアムス国際音楽週間94(オランダ/1994)環音作曲新人賞(1996)、BMW musica viva作曲賞(ドイツ/1998),ISCM世界音楽の日々(ルクセンブルク/2000,横浜/2001)、武満徹作曲賞第1位(2002)など、様々なコンクールや音楽祭に入賞、入選。作品はLe Nouvel Ensemble Moderne,Emsemble Comtenporain de Montreal,Trio Fibonacci(以上モントリオール)、Nieuw Ensemble(アムステルダム)、バイエルン放送交響楽団(ミュンヘン)、ルクセンブルク管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団など、各地の演奏団体により演奏され、またラジオ放送されている。演奏家や演奏団体、放送曲等からの委嘱を受けて作曲を行っている傍ら、1990年より作曲家集団「TEMPUS NOVUM」に参加、2002年よりピアニスト中村和枝氏とのコラボレーション「claviarea」を開始するなど、様々な活動を展開中。2002年第51回神奈川文化賞未来賞受賞。 | ||
下山一二三(1930-):作品集 ヴァイオリン協奏曲(2003)(*)/ 尺八と打楽器のための「フィギュール」(2002)(#)/ チェロとピアノのための 「メディテーション」(1984)(+)/ 邦楽器のための「カタリシス第3番」(1983)(**)/ ギターのための 「N氏へのオマージュ、北緯41度」(1987)(##)/ ヴァイオリンとピアノのためのMSP(1972)(++) |
フィリップ・デカン(Vn;*) 小鍛治邦隆指揮 東京so.(*) 福田輝久(尺八;#) 多田恵子(打楽器;#) 北本秀樹(Vc;+) 中嶋香(P;+) 竹井誠(篠笛/尺八/能管;**) 谷珠美(十三弦;**) 佐藤順子(三絃;**) 高橋明邦(打楽器;**) 谷村武彦(G;##) 江藤俊哉(Vn;++) 米谷治郎(P;++) | |
野村国際文化財団・助成、現代作品CD刊行委員会・制作の「現代日本の作曲家」シリーズ第26弾。 下山一二三(しもやまひふみ)は文化庁芸術祭優秀賞を三度受賞、NHKの委嘱作品も数多く手がけている。ISCM世界音楽の日々(ハンブルク、パリ、ヘルシンキ、テルアヴィヴ、オスロ、ワルシャワ、横浜) など数多くのコンクールに入賞、入選を重ね、ヨーロッパを中心に海外での評価も非常に高い作曲家。今回のCDでは1970年代の初期から2003年の最新作「ヴァイオリン協奏曲」まで全6曲を収録。 | ||
金子仁美〜スぺクトラル・マターズ ヴァイオリン、ヴィオラ、 チェロとピアノのための「緑の光線」(1993)/ 尺八とコンピュータのための「垂直の歌」(2001)/ ヴァイオリン・ソロのための「時の層」(2003)/他 |
ガブリエル・ピアノ・クヮルテット 三橋貴風(尺八) 松原勝也(Vn)他 | |
野村国際文化財団助成、現代日本の作曲家シリーズの第27弾。 金子仁美は桐朋学園大学音楽学部、同研究科修了。1990年フランス政府給費留学生としてパリ国立音楽院作曲科に留学。三善晃、ジェラール・グリゼイ両氏に師事。1988年仏現代音楽コンクール第一位入賞。1990年第59回日本音楽コンクール作曲部門第一位、およびE.ナカミチ賞受賞。受賞作品「悲しみの自乗からオーケストラのための」(1989)は、1991年にユネスコ作曲家会議(パリ)に出品され、フィンランド、ポーランドなど8ケ国で放送、1996年にロンドンでBBC交響楽団により再演、BBC、ラジオフランスで放送された。1997年、村松賞受賞。作品は、ポンビドゥーセンター、ラジオフランス、ヴィレット音楽都市ニース現代音楽祭(フランス)、ダルムシュタット現代音楽祭、ラジオブレーメン(ドイツ)、ブカレスト現代音楽週間(ルーマニア)、ヘームシュテッド現代音楽週間(オランダ)等ヨーロッパと東京を中心に委嘱、初演されている。また、1994年にIRCAM(音響・音楽の探求、調整の研究所)に研究員として在籍、NHK電子音楽スタジオ等にて作品制作を行なう。2001年以降は、創作活動に加えて、演奏会のプロデュース、自作等についての執筆・発表等の活動を展開中。CDは「フルート協奏曲」、「MIYABI〜二本のフルートのための」、「祝典序曲〜新しい生命に〜オーケストラのための」等が発売、楽譜は、全音楽譜出版社より出版されている。現在、桐朋学園大学音楽学部講師。 | ||
福士則夫:作品集 弦楽、フルート、打楽器のための「ZONE](1972)(*)/ 打楽器とオーケストラのための 「クロモスフェール」(1984)(#)/ 2台のピアノとオーケストラのための 「星々の降りそそぐ秋(とき)へ」(1992)(+)/ 5人の打楽器奏者のための「トリプレクス」(1998)(**)/ 「クラッピング・リズム」〜手のための言葉(2000)(**) |
田中千香士(Vn;*) 小泉浩(Fl;*) 有賀誠門(Perc;*) 百瀬和紀(Perc;*) 今村三明(Perc;*) 岩城宏之指揮(*) 東京コンサーツ(*) 吉原すみれ(打楽器;#) 十束尚宏指揮(#) 東京so.(#) 川上剋美(P;+) 管祥久(P;+) 小鍛治邦隆指揮(+) 東京so.(+) パーカッション・ミュージアム(**) | |
野村国際文化財団助成、現代日本の作曲家シリーズ第28弾。 1曲目の「ZONE」は1972年NHKの芸術祭参加番組のために作曲され、芸術祭優秀賞を受賞した作品。演奏者にも指揮者にとっても難度の高いこの作品は、その後コンサート会場で再演される事はなかったが、30年以上の時を経て初演時音源のCD収録が実現した。 福士則夫:1969年東京芸術大学大学院修了の年、同級の池辺晋一郎、1年上の三枝成彰など5人で作曲グループ「日浪」を結成、3回の自主公演を行なう。72年文化庁芸術祭優秀賞受賞。翌年、フランス政府給費留学生として渡仏し、1975年帰国。和声を矢代秋雄、作曲を池内友次郎、諸井誠、三善晃、オリヴィエ・メシアン諸氏に師事。1977年に演奏家、作曲家による団体、アンサンブル「ヴァン・ドリアン」結成。シェーンベルク以後の作品演奏および企画に対して1983年、同団体として第1回中島健蔵音楽賞受賞。2003年「花降る森」が初演された企画「室内オーケストラの領域?」が第3回佐治敬三賞受賞。1992年草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバルにおいて室内楽作品が、また2004年には東京において近作による作品展が開催された。主要作品はユーロ圏をはじめとしてアメリカ、カナダ、アジアなどで演奏されている。現在、国立音楽大学大学院教授。日本現代音楽協会会長。日本音楽作家団体協議会副会長。 | ||
現代日本の作曲家シリーズ Vol.29 〜藤枝守(1955-):植物文様ソングブック 響きの交唱(Antiphon Resounded)(1999)(*) [交唱I「マリアはバラを愛するI」/ 交唱II「おんなのダンス・ソング」/ 交唱III「マリアはバラを愛するII」/ チャコーナ/ 交唱IV「今日は死ぬのにもってこいの日」/ 交唱V「わたしは女です」/ 交唱VI「聖マリアよ、われらのために祈りたまえ」]/ 植物文様のソングブック (Patterns of Plants "A Songbook")(1998-)(#) [パフィオペティラムの奴隷(1998-)/ こんな小さなランの肉は なんて喜ばしいものだろう(1998-)/ ユーフルジアの小さな女の子(1998-)]/ 枯葉(2002)(+)/青い夜がおりてくる(2002)(+)/ 今日は死ぬのにもってこいの日(1999)(**) |
大谷研二指揮(*) 野々下由香里(Ms;/*/#/+/**) 辻裕久(T;*) 西陽子(筝;*/#/**) 丸田美紀(二十絃筝;#) 石川かおり(ガンバ;+) 高木沙耶(朗読;**) 鈴木理恵子(Vn;**)他 | |
録音:1999年12月11日、神奈川県立音楽堂、第6回神奈川芸術フェスティヴァル(*)/2002年3月25日、天王寺 上善堂、東京、モノフォニー・コンソート第5回公演(+)/2003年10月11日、鎌倉芸術館小ホール、鎌倉芸術館 詩と音楽のコンサートIX(**)。 藤枝守:カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。博士号(Ph.D.in Music)を取得。作曲を湯浅譲二、モートン・フェルドマンらに師事。ハリー・パーチ、ルー・ハリソンに影響されながら、純正調による音律のあらたな可能性を模索。また、コンピュータを援用したパフォーマンスやサウンド・インスタレーションを数多く行なっている。近年は、植物の生体データに基づく「植物文様」という作曲シリーズを展開。また、音律の可能性を追求する合奏団「モノフォニー・コンソート」を組織。「遊星の民話〜ピアノワークス」「筝組曲 植物文様」(ALMレコード)「The Night Chant」「Patterns of Plants」(TZADIKレーベル)「植物文様ピアノ曲集」(音楽之友社CD)などのCDや、「天国の夏 夜の歌」(春秋社)「植物文様ピアノ曲集」(音楽之友社)の楽譜が出版されている。また、著書に「響きの考古学」(音楽之友社)「響きの生態系」(フィルムアート社)がある。2004年からアメリカ大使館との共催による音楽祭「パシフィック・クロッシング」の音楽監督を務める。現在、九州大学大学院芸術工学研究院教授。 | ||
石井眞木(1936-2003):作品集 交響譚詩「龍玄の時へ」 Op.100(1994)(*)/ 「聲明交響I」一切共生 Op.105(1995)(#) |
外山雄三指揮 NHKso.(*) 浄土門主 中村康隆 大僧正貌下(導師;#) 浄土宗式師(聲明/笙;#) 芝祐靖(龍笛)(#) 石井眞木指揮(#) 関西po.(#) | |
録音:1994年5月9日、サントリーホール、ライヴ(*)/1995年7月4日、フェスティバルホール、ライヴ(#) | ||
FOCD-3121 レーベル品切れ 再生産未定 |
70年代日本のコントラバス作品集 三善晃:リタニア(*) 池辺晋一郎:モノヴァランスV(1975)(*) 広瀬量平:ラクサ−ナ(1975)(*) 平義久:コンヴェルジャンスII(1977)(#) |
田中雅彦(Cb) 有賀誠門(Perc;*) |
録音:NHK(*)/1978年12月15日、立川(#)。 | ||
FOCD-3282/3 (2CD) レーベル品切れ 再生産未定 |
黛敏郎(1929-1997):歌劇「金閣寺」 | 勝部太、松本進/他 岩城宏之指揮 東京po.&cho. |
録音:1991年3月8日、オーチャードホール。初演時ライヴ。 | ||
吉岡すみれ〜打楽器通信2 山口恭範:Conundrum 高橋悠治:狼、橋をわたって 瞿 小松:Hun Dun |
吉岡すみれ(Perc) | |
日本打楽器界のスター、吉岡すみれ久々のアルバム。委託作2曲を含む彼女が最も得意とするレパートリーで、 中でも、譚盾とならび現代中国が誇る瞿 小松の作品は中国語の語りを伴う(吉岡自身による)エキサイティングかつダイナミックな音楽。オーディオ・ファンにも魅力的。 | ||
細川俊夫:音宇宙VIII ヒロシマ/ 声なき声 |
ナターリャ・シュトゥッツマン(A) シルヴァン・カンブルラン指揮 バイエルン放送so.&cho. | |
録音:2001年5月4日、ライヴ。 | ||
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 ベートーヴェン: ロマンス ト長調 Op.40/ヘ長調 Op.50 |
服部譲二(Vn) ゲルハルト・ボッセ指揮 新日本po. | |
録音:2002年5月14-16日、すみだトリフォニーホール、他。 服部、ボッセともヴァイオリンと指揮の両方をこなすアーティストであり、共通のイディオムを持つ世代を越えた同志による重厚かつ絢爛たる演奏が繰り広げられる。 | ||
DAYDREAM(仮題) マシャド:サンボサ/ピアッツァ・ヴィットーリオ ビーザー:ハッシュ・ユー・バイ/ザ・ハウス・カーペンター フランセ:ソナタ/イーストウッド:UIRAPUR マシャド:アルゴダン・ドセ/澤田誠治:NANA マシャド:ペ・デ・モレケ/猿谷紀郎:音の風韻 藤井郷子:DAYDEREAM |
古部賢一(Ob) 鈴木大介(G) | |
録音:2001年12月3日〜5日、秩父ミューズパーク音楽堂。新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者で、バロックから現代音楽まで吹きこなす古部賢一と、 クラシック・ギターの限界を常に越えようとする鈴木大介による初めてのデュオ録音。「とにかく聞いて面白い」アルバム。 | ||
FOCD-3494 廃盤 |
ケージ(リ)ミックス〜高橋悠治リアルタイム11 | 高橋悠治(P) 高橋アキ(P) |
録音:2001年11月24日、さいたま芸術劇場。ライヴ。2002年12月発売予定だったが、延期されていた物。 現代音楽としては異例の長期シリーズの第11弾は、20世紀音楽の巨人ケージの作品集。彼の多彩な作品群は、孤立した音色が沈黙へ向かう傾向と、異質な物がにぎやかに共存する世界が交錯している。 このCDでは、前者を代表する「Winter Music」を、通奏低音のように1台のピアノで演奏し、同時にパフォーマンス・ラジオや録音を使う「Water Music」「Music Water」 等の作品を同時に連続した形で演奏する形で構成されている。ジョン・ケージの全貌をうかがう一枚。 | ||
Shima_Chromatic サティ:マジムノペディ バッハ(グノー編):アヴェ・マリア ムーディ:トレド ドビュッシー:夢 エルナンデス:エルクンバンチェロ 宮田東峰:陽気なハーモニカ娘 成田為三・岡野貞一:浜辺の歌〜ふるさと 光永浩一郎:肥後の手まり歌によるカプリッチョ ハラウェイ:セレナーデ・フォー・マイ・レディ ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー ヘイゼル:ジャスミン |
小林史真 (クロマティック・ ハーモニカ) 田村緑(P) 片岡詩乃(Hp) 稲野珠緒(Perc) | |
録音:2002年5月4日〜6日、さいたま芸術劇場。 クロマティック・ハーモニカという珍しい楽器を演奏するShima(小林史真)2枚目のアルバム。誰もが耳にしたことのある名曲と、ちょっと珍しい宮田東峰の曲(かつて、並木路子が歌っていた)を収録。 クロマティックの名前の通り色彩豊かな一枚。 | ||
プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ第3番Op.28「古い手紙から」/ ピアノ・ソナタ第6番Op.82「戦争ソナタ」/ ピアノ・ソナタ第8番Op.84「戦争ソナタ」/ 悪魔的暗示 グリンカ(バラギレフ編):ひばり グルック(ケンプ編):精霊の踊り |
有森 博(P) | |
録音:2002年5月27日〜29日、さいたま芸術劇場。 有森 博の第2弾はプロコフィエフ。有森自身、この作曲家について「プロコフィエフの曲は理想と現実、善と悪など複雑な要素が入り交じり、技術的にも困難」と語っているが、 今回収録されている個々の作品には、彼自身がテ-マ性を持たせ、持ち前の見事なテクニックで演奏、今後についても「自らに課題を課し、飛躍を目指したい」と意欲を見せている。 | ||
一柳慧:作品集IV 交響曲第6番「百年ののちに」/ ピアノ五重奏曲「架橋」/ オーケストラのための「架橋」 |
外山雄三指揮 尾高忠明指揮 東京po.、仙台po. 緑川まり(S)他 | |
落葉松〜小林秀雄:歌曲&ピアノ作品集 歌曲:胡蝶花に寄せて/飛騨高原の早春/日記帳/ 麦藁帽子/花の春告鳥/ 「五つの華の歌」より[フリージア/山茶花/りんどう]/ 演奏会用アリア「すてきな春」/瞳/落葉松 ピアノ曲:風と梢の歌/飛騨高原の早春/落葉松 |
中澤桂(S) 長町順史(P) 小林秀雄(P) | |
録音:2002年8月19日&20日、9月11日、10月15日、和光市民文化センター。 | ||
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 全集 [第1番 イ短調Op.105/第2番 ニ短調Op.121/ 第3番 イ短調] 3つのロマンスOp.94 |
漆原朝子(Vn) ベリー・スナイダー(P) | |
録音:2002年6月19日、松方ホール。ライヴ。24bitレコーディング。 ブラームスのあまりにも有名な同作品に隠れながら、勝るとも劣らない内容を誇るロマン派の最高傑作を、漆原朝子の洞察力にあふれた演奏で明らかにする1枚。 | ||
フランスへの想い クープラン:演奏会用小品集 フォーレ:チェロ・ソナタ第1番 トルトゥリエ:エレジー/シュピネット フランク:チェロ・ソナタ |
倉田澄子(Vc) 野平一郎(P) | |
録音:2003年3月6日&7日、秋川キララホール。 倉田澄子久々のレコーディング。ソロ活動をはじめ、朗読とのコラボレーション等幅広く演奏活動を行う彼女は、今回のアルバムでは、ピアノの野平一郎の好サポートのもと、持ち前の繊細で細やかな音楽を展開。落ち着いた雰囲気でフランスの作品を楽しめる一枚。 | ||
音宇宙IX〜細川俊夫:作品集 ハープ協奏曲「回帰」(2001)〜辻邦生の追憶に(*)/ 森の奥へ(2002)〜児童合唱のための(#)/ 相聞歌(2001/2) 〜声、筝、チェロ、室内オーケストラのための(+) [I:味真野に/II:遠くとも()]/ 想起(2002)〜マリンバのための(##) |
吉野直子(Hp;*) 秋山和慶指揮 東京so.(*) 長谷川冴子指揮 東京少年少女合唱隊(#) 川村京子(筝;+) 丸山泰雄(Vc;+) 高関健指揮 アール・レスピラン(+) 小森邦彦(マリンバ;##) | |
録音:2001年3月31日、サントリーホール。ライヴ(*)/2002年4月5日、東京カテドラル、聖マリア大聖堂。ライヴ(#)/2002年6月27日、紀尾井ホール。ライヴ(+)/2003年12月5日、秩父ミューズパーク音楽堂(**)。1988年に発売を開始した「音宇宙」シリーズ9枚目。 武満同様、最近作の大半が海外で初演される細川だが、このCDは珍しく日本で初演された作品の集成(「味真野に」の原曲を除く)。「ハープ協奏曲」は東京交響楽団委嘱作品。細川が若い頃から私淑した作家、辻邦生の死を悼んで作曲。「森の奥へ」は東京少年少女合唱隊の創立50周年記念委嘱作。榎木富士夫の詩。「味真野に」の原曲はアムステルダム・コンセルトヘボウ委嘱。「遠くとも」はいずみ・紀尾井・白川3ホール共同委嘱。万葉集の二句を筝奏者が弾き語り、そこに背景の室内オケと独奏チェロが絡む作品。小森邦彦委嘱の「想起」は、極柔マレットでマリンバの最低音のトレモロを奏することによって生じる、多彩な倍音を基底とする作品。「ひとつの音を収斂し、厳しい世界を彫啄する」というような様相を呈する細川の姿勢は不変。しかし、今回収録の作品群は編成の多様さもさることながら、彼が、獲得した多層な響きに驚かされる。新しい領域へ歩を進めたことを感じずにはいられない。 「作曲は多大なエネルギーを必要とするもので、あと10年くらいしか書けないかもしれない」と細川は語る。「音宇宙」ーさらに注目して欲しい。 | ||
作曲家の個展〜北爪道夫 北爪道夫(1948-): 始まりの海から(1999)/クラリネット協奏曲(2002)/ 管弦楽のための協奏曲(2003) (サントリー音楽財団委嘱/世界初演)/ 映照(1993) |
板倉康明(Cl) 外山雄三指揮 東京都so. | |
録音:2003年10月6日、サントリー・ホール。ライヴ。 1994年に発売された「北爪道夫オーケストラ作品集」(FOCD-2514)に次ぐ久々の作品集。北爪道夫は東京生まれ。1966年から1974年まで東京芸術大学および同大学院で、作曲を池内友次郎、矢代秋雄、松村禎三に、ピアノを坪田昭三に、また、指揮を斎藤秀雄、高階正光の各氏に師事。1977年、演奏家と作曲家の協業によるグループ、「アンサンブル・ヴァン・ドリアン」結成に参画、作曲・企画・指揮を担当、内外の現代作品紹介に努め、1983年に、同団体として、第1回中島健蔵音楽賞受賞。1979年より1年間、文化庁在外研修員としてフランスへ留学。1984年「日本フェスティバル(ブタペスト)」、1986年「ハンガリーフェスティバル(東京)」に、それぞれ日本代表として参加した。1987年京都市交響楽団の委嘱で「光の企て」を、またオーケストラ・プロジェクト 1987で打楽器とオーケストラのための「サイド・バイ・サイド」を発表。その後のオーケストラ作品には「昇華」(京都市委嘱 1990)、「映照」(日本交響楽振興財団委嘱 1993)、「彩られた地形第1番」(しらかわホール委嘱 1995)、「空と樹の儀式」(横浜市文化財団委嘱 1997)、「始まりの海から」(新星日本交響楽団委嘱 1999)、「地の風景」(仙台フィルハーモニー管弦楽団委嘱 2000)があり、内外で再演されている。「映照」は1994年尾高賞を受賞、1995年ユネスコ国際作曲家審議会(IRC)最優秀作品に選出され、IRC50周年を記念して制作されたCDに、主な作品として収められた。また「地の風景」は2001年尾高賞受賞。最新作は「クラリネット協奏曲」(紀尾井シンフォニエッタ東京委嘱 2002)。自然との対話から紡ぎ出された音響による独奏曲、室内楽、邦楽曲作品も多く内外の音楽祭、放送、CDで紹介されている他に、FMベスト・オブ・クラシックのテーマ音楽やラジオドラマの音楽等を担当、多くの受賞歴がある。現在、愛知県立芸術大学教授、日本作曲家協議会理事。 | ||
湯浅譲二〜オーケストラル・シーン 湯浅譲二: クロノプラスティクIII(2001) 「スタシスとキネシスの間で - ヤニス・クセナキスの追憶に」/ 交響組曲「奥の細道」(1995)/ 芭蕉の情景[I/III/V](1980)/ 「和解のレクイエム」〜レスポンソリウム(1995) |
飯森範親指揮 東京so.、 飯守泰次郎指揮 新so./他 | |
「音楽」という概念の拡張、また時にはその変革を迫る創造性をもって活動を続ける作曲家、湯浅譲二(1929-)。50年に及ぶその創作活動は一貫して前衛性を示している。 今回収録の作品群は氏の代表作と称すべき秀作。ヴァイタルな作風の「クロノプラスティクIII」、「レスポンソリウム」と日本の伝統を敷衍する「芭蕉シリーズ」の2曲の構成で、ネオ・ロマン主義への回帰、多岐に渡るコンピュータ音楽の発展、音響スペクトラムの追求ー1970年代以降の現代音楽の潮流のなかで、日本を代表する作曲家はどのような変遷を辿ったかを俯瞰する内容。 「作曲することは(音楽とは何か)という問いへの答えである」と湯浅は主張する。作品を通してこの命題を世界へ発信することは、混迷する現代作曲界のみならず国境を越えた聴き手へ「芸術と生」について大きな指針を投げかけることだろう。 | ||
菅垣〜雨宮洋子独奏筝の世界 八橋検校:六段の調 雨宮洋子:筝独奏による「四季」 八橋検校:八段の調 肥後一郎:手事二段/菅垣 |
雨宮洋子(筝) | |
録音:2002年11月6日-7日、11月24日、牧丘町民会館。 16歳でピアノから筝に転向後、国内外に活躍を拡げる雨宮洋子。近年では作曲も手がけ、全国筝創作フェスティバルにおける朝日新聞賞(1位)、TBS賞(2位)を受賞し、多くの作品が楽譜として出版、加えて個性豊かな作曲家に数多くの創作曲を委嘱し、自らのリサイタルで紹介している。 ギタリスト田部井辰雄とのコラボレーションによる「ギターと筝」(FOCD-3307)に続く本作品は、他に類のない筝の独奏による作品集。 「この曲集は雨宮さんの活動履歴に同時代作品という視座に光源を求めて、今日の箏曲界の中空にむけて照射した結果得られた瑞々しく鮮やかな画像であるといっていい。」(ライナーノーツより抜粋) | ||
三絃弾きうたい 下山一二三:モノローグ 間宮芳生:小鼠太郎 唯是震一:遠野 芝祐靖:笙と三絃のための「円江」(*) 石井眞木:エピソードII 寺嶋陸也:夕やけぐるみの歌 |
高田和子(三絃) 石川高(笙) | |
録音:2004年11月25日-26日、秩父ミューズパーク。 現代作曲家との共同作業、アジアのダンサーとのコラボレーション、ジャズや即興系プレーヤーとの共演など、先進的な活動を続ける三絃奏者、高田和子。1992年発売の「一糸繚乱」(FOCD-3150)、1994年の「リアルタイム6」(FOCD-3191)につづくソロCD。今回の収録曲のうち、間宮、唯是作品を除く4曲は、高田自身の委嘱・初演により誕生した作品。これまでにない三絃と声の新しい地平、注目の1枚。 | ||
さとうきび畑 芭蕉布/さとうきび畑/夏の思い出/ヴァカンス/大きなあぶ |
中川美保(Sax) 須江太郎(P) 田代幸弘(P) | |
録音:2002年6月。実力派奏者、中川美保のFONTECデビュー・アルバム。テーマは「夏」。誰もが耳にしたことのある名曲を収録。 | ||
ベルリオーズ: 幻想交響曲 Op.14/ 劇的物語「ファウストの劫罰」〜ラコッツィ行進曲 リメロ:ゴットスピード「 スパーク:エンジェルス・ゲートの日の出 |
渡邊一正 指揮 大阪市音楽団(吹奏楽) | |
録音:2001年11月14日、ライヴ。大阪市音楽団シリーズ第4弾。 | ||
ジェイムズ・バーンズ:交響曲第5番「フェニックス」 Op.110 小林研一郎/三村清順編曲:吹奏楽のためのパッサカリア |
野中図洋和指揮 陸上自衛隊中央音楽隊(吹奏楽) | |
録音:2002年3月23-24日。 | ||
金昌国「マイルストーン」〜金昌国35年の軌跡 バッハ: 管弦楽組曲第2番 ロ短調〜序曲/ 音楽の捧げもの〜トリオ・ソナタ グルック:精霊の踊り モーツァルト:フルート協奏曲第2番 ニ長調 プロコフィエフ:フルート・ソナタ第2番 プーランク:フルート・ソナタ/他 |
金昌国(Fl) アンサンブルofトウキョウ KBSso. ハイデルベルクco. 篠崎史子(Hp) 安田寿子(P) ボンSQ 他 | |
1967年の日本音楽コンクール第1位以来、35年に渡り日本のフルート界の第1戦で活躍する金昌国の軌跡を辿るセット。 | ||
林光(台本・作曲): 歌劇「森は生きている」(吉川和夫による管弦楽版) |
林光指揮 オペラシアター こんにゃく座 | |
録音:2001年7月21日。こんにゃく座創立30周年&林光70歳記念盤。 | ||
日本歌曲 別宮貞雄:淡彩抄/ 山田耕筰:風に寄せてうたへる春の歌 高田三郎:ひとりの対話 平城山/さくらさくら/曼珠沙華/中国地方の子守歌 |
東 敦子(S) 横山修司(P) | |
旧FOCD-3269の再発売。録音:1898年10月、リサイタル・ライヴ。 | ||
20世紀のフルート音楽 プーランク:フルート・ソナタ/ マルティヌー:フルート・ソナタ第1番 イベール:フルート・ソロのための小品 マルタン:バラード リヴィエ:フルートのためのソナチネ ジョリヴェ:リノスの歌 プロコフィエフ:フルート・ソナタ(*) |
工藤重典(Fl) 藤井一興(P) | |
旧FOCD-3260に、初CD化となる(*)を加えての再発売。録音:1981年〜1983年。 | ||
交響詩「スパルタクス」〜 ヤン・ヴァンデルローストの世界(吹奏楽) 序曲「ポンテ・ロマーノ」(2000) プスタ−4つのローマの舞曲(1987) 交響詩「モンタニャールの詩」(1996) アマゾニア(1992)/カンタベリー・コラール(1993) 交響詩「スパルタクス」(1988)/アルセナール(1995) |
ヤン・ヴァンデルロースト指揮 大阪市音楽団 | |
録音:2002年6月13日、ライヴ。 | ||
千年の響き 権代敦彦: 無量光/ 無量寿−無限のひかりといのち (声明、雅楽、復元楽器、ソプラノとオルガンのための) 一柳慧:邂逅 (正倉院復元楽器、東洋・西洋の楽器と声明のための)/ 心の視界II |
アンサンブル・オリジン | |
ライヴ録音。 | ||
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 | 朝比奈隆指揮 NHKso. | |
録音:1997年3月6日、NHKホール。 いつ発売になるのかと多くのファンに待たれていた、朝比奈&N響によるブルックナーの名演。まさに「心揺さぶる魂の響き」。この時のコンサートの模様を、写真家木之下晃氏は「N響はやはり凄い底力を持つオーケストラ。演奏に重量感と厚みがあり、朝比奈の骨太さを如何なく発揮する力はさすが。終わって満席の会場はスタンディング・オベーション。興奮したファンがステージに詰め寄る熱狂ぶりは昨今のN響では見られれない珍しいアツイ光景」(音楽現代誌・1997年5月号)と語っている。 | ||
林光:合唱作品集 原爆小景・完結版 (1958-2001/混声合唱のための/詩:原民喜) [水ヲ下サイ(1958)/日ノ暮レチカク(1971)/ 夜(1971)/永遠(とわ)のみどり(2001)]/ 火の夜(1972/混声合唱のための/ 宗佐近「狂える母」による)/ カザルスのために (2002/カタロニア民謡「鳥の歌」による/ 訳詞:北川フラム)/ 星めぐりの歌(1985/宮沢賢治の作品による) |
林光指揮 東京混声cho. 寺嶋陸也(P) | |
録音:2002年8月9日、カザルスホール、ライヴ。 林光の代表作「原爆小景」は27才で書きはじめられ、69才半ばの2001年の夏に完成した。これまでも録音はあったが、完全な物としてはこれが初めてとなる。様式は作曲家の作風の変遷に沿って変化しながらも、 精神的内容は一貫しており、その点に聴くものの心を打つ魅力があるのかもしれない。 | ||
アルプスの詩 レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」セレクション 兼田敏:吹奏楽のためのパッサカリア バーンズ:交響曲第4番 「イエローストーン・ポートレイト」 チェザリーニ:アルプスの詩 バッハ(リード編): カンタータ第156番 「我が片足は墓にありて」〜アリオーソ |
秋山和慶指揮 大阪市音楽団 | |
録音:2002年11月8日、大阪フェスティヴァル・ホール。ライヴ。 | ||
いと高き世界へ〜井上直幸愛奏曲集 ハイドン:ピアノ・ソナタ第49番 変ホ長調 Hob.XVI-49 モーツアルト: ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331(300i) 「トルコ行進曲つき」/ 幻想曲 ニ長調K.397(358g)/ ピアノ・ソナタ第8番 イ短調K.310(300d)/ グルックの「メッカの巡礼」の「愚かな民が思うには」 による10の変奏曲 ト長調K.455/ アダージョ ロ短調K.576/ピアノ・ソナタ第17番 K.576 シューベルト:即興曲 Op.90 D.899 |
井上直幸(P) | |
録音:1989年12月&1990年10月。旧FOCD-3102&FOCD-3123のセット化。 数多くのレコーディングを残し、惜しまれつつ2003年4月22日、63歳でこの世を去ったピアニスト井上直幸。NHK「ピアノのおけいこ」をはじめ、 教育者の面でも音楽を自由に楽しむことをモットーにした指導は評判になり語り継がれている。井上の生みだす音楽は、まるで天使のつぶたきとも思える味わい深い構築性を持ち、 そして独自のピアニズムから紡ぎ出す極上の音楽美は聴く者の心をとらえて離さない。 | ||
徳永ニ男と三大名器〜ツィゴイネルワイゼン バッハ:プレリュード(パルティータ第3番より) クライスラー:中国の太鼓 ラヴェル:ツィガーヌ ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 クライスラー:美しきロスマリン ヴィエニャフスキ:レゲンデ パッツィーニ:妖精の踊り ヴィエニャフスキ:スケルツォ/タランチラ サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン バルトーク:ルーマニア民族舞曲 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」〜行進曲 サラサーテ:カルメン幻想曲 マスネ:タイスの瞑想曲 |
徳永ニ男(Vn) 梅村祐子(P) | |
録音:1988年7月、1990年6月。 実力・人気とも日本を代表するヴァイオリニスト、徳永ニ男。N響在籍中の1988、90年に録音した「ゴールドコンサート」から、選りすぐりの名曲を集めた1枚。ストラディバリウス、ガルネリウス、そしてアマティという三大名器を駆使した豊壌な音世界は、ヴァイオリンを聴く喜びに溢れている。 | ||
Natus in CURAS "in honor of Chiune Sugihara" マデトーヤ: 「詩篇第130番」〜De profundis/Suvi=illan tuuli シベリウス:「カレワラ」〜Venemaika トルミス: MUISTSE MERE LAULUD/INCANTATIO MARIS AESTUOSI グスタフ・エルネサクス:PAIKE VAJUS PARNAPUULE エミリス・メルンガイリス:JURNIEKU DZIESMA Janis Cirulis:アヴェ・マリア ヨナス・タムリオーニス:Natus in curas J.Tallai-Kelpsa:CIUTO |
松原千振指揮 早稲田大学グリークラブ | |
録音:2002年12月17日&18日、入間市民会館 創立95周年にあたる2002年、フィンランド・バルト三国への演奏旅行を行った早稲田大学グリークラブ。途中リトアニアでは、同大学OBでもある外交官、「日本のシンドラー」 杉原千畝の功績をたたえるコンサートを実現させた。杉原は、領事としてリトアニア赴任中の1940年、ナチスドイツの迫害を受けリトアニアに逃れてきたユダヤ人難民6000人に対し、 人道的見地から独自の判断で手書きの日本通過ビザを発給。彼に救われた難民の子孫は現在、4万人前後にものぼる。今回のアルバムには、リトアニアの作曲家タムリオーニスが杉原を顕彰して書いた 「Natus in curas」をはじめ、フィンランド・バルト三国の曲目を収録。 六十年の時を越え、杉原の遺志がいま、歌い継がれようとしている。 | ||
第6の幸福をもたらす宿 エンゲルベルト・フンパーディング &ライナー・リュークハウゼン: 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」序曲 ベルト・アッぺルメント:アイヴァンホー フィリップ・スパーク:カレイドスコープ(万華鏡) マルコム・アーノルド&瀬尾宗利: 「第六の幸福をもたらす宿」(映画音楽による組曲) |
秋山和慶指揮 大阪市音楽団 | |
録音:2003年6月6日、ザ・シンフォニーホール。ライヴ。 創立80年を迎えた大阪市音楽団。そのライヴシリーズも第7弾となるが、今回は第86回定期演奏会の熱演をお届け。指揮は特別指揮者・芸術顧問の秋山和慶。 スパークの本邦初演作品を含んでおり、吹奏楽ファンにとって見逃すことの出来ないアルバム。 *当初収録予定だったヨハン・デ・メイ「Tボーン協奏曲」[独奏:山本浩一郎(Tb)]は制作上の事情により収録されないこととなりました。御了承ください。 | ||
マーラー:交響曲第7番 ホ短調「夜の歌」 | ガリー・ベルティーニ指揮 東京都so. | |
録音:2003年6月29日、横浜みなとみらいホール。ライヴ。 マーラー解釈の世界的権威であるベルティーニが、1988に音楽監督へ就任して以来の黄金コンビ都響と送る第3弾は「夜の歌」。彫りの深い鮮烈な演奏を博して多くの音楽ファンの心を掴み、レコード芸術誌上で「5指の中に数えてよいくらい美麗な演奏」と評価されるなど、その新たな成果がここにある。 | ||
ショスタコーヴィチ: バレエ組曲「ポルト」Op.27a(1934年版)より/ 映画音楽「馬あぶ」Op.97より/ 映画音楽「ベルリン陥落」Op.82 |
木村吉宏指揮 広島ウィンドo. | |
録音:2002年11月30日、広島フェニックスホール。ライヴ。 広島ウィンドオーケストラは、国際平和文化都市・広島に1993年、本格的なプロ吹奏楽団を目指して設立された。メンバーは各方面で活躍している広島在住の演奏家で構成され「吹奏楽の魅力と迫力ある生演奏の素晴らしさを人々に伝えたい」という活動理念を掲げ、年2回の定期演奏会や音楽鑑賞教室等、地域に根ざした活動を積極的に行っている。1995年、木村吉宏氏を客演指揮者として迎えた初共演をきっかけに、表現力とアンサンブル力、音楽の深みと幅を着実に身につけ、以後も木村氏とは度々共演している。今回のアルバムでは、木村氏自身の編曲によるショスタコーヴィッチの作品を収録、吹奏楽ファンにとって魅力あるCDの登場。 | ||
マイ・フェイヴァリット・メロディー2 クライスラー: コレッリの主題による変奏曲/愛の喜び/愛の悲しみ ヴィターリ:シャコンヌ プロコフィエフ:「3つのオレンジの恋」〜マーチ ポンセ:エストレリータ ドヴォルザーク: ユモレスク/4つのロマンティクな小品 ファリャ:スペイン民謡組曲/スペイン舞曲 サラサーテ:序奏とタランテラ ノヴァチェック:無窮動 エルガー:きまぐれ婦人 |
漆原啓子(Vn) 林絵里(P) | |
録音:2003年5月7〜9日、さいたま芸術劇場。 漆原啓子、久々の名曲アルバム。演奏者自身好んで、コンサートで、またアンコールで取り上げてきた作品をまとめたもの。ストラディバリウスが奏でる美しい響きとあいまって聴いていて心が暖かくなる、そんな一枚。 | ||
マイ・フェイヴァリット・メロディー バルトーク:ルーマニア民族舞曲 クライスラー: プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ/ 美しきロスマリン/ロンドンデリーの歌/ ベートーヴェンの主題によるロンディーノ バラディス:シチリアーノ サラサーテ:序奏とタランテラ ラフマニノフ:ヴォカリーズ シンディング:組曲Op.10-2〜アダージョ シベリウス:ロンディーノ/ワルツ ラフ:カヴァティーナ エルガー:愛のあいさつ |
漆原啓子(Vn) 岩崎淑(P) | |
録音:1990年5月31日&6月1日、田園ホールエローラ。旧FOCD-3114の再発売。 | ||
朝比奈&N響のベートーヴェン ベートーヴェン: 交響曲第1番 ハ短調Op.21(*)/ 交響曲第3番 ホ長調Op.55「英雄」(*)/ 交響曲第4番 変ロ長調Op.60(#)/ 交響曲第5番 ハ短調Op.67「運命」(+)/ 交響曲第7番 イ長調Op.92(#)/ 「エグモント」Op.84 序曲(*) |
朝比奈隆指揮 NHKso. | |
録音:1967年10月17日、東京文化会館(*)/1995年12月13日、NHKホール(#)/1994年6月3日、東京文化会館(+)。 巨匠朝比奈がN響と共演した貴重な音源から、今回はベートーヴェンをお届け。ドイツの3大「B」であるベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスを幾度となく演奏している彼にとって、「ベートーヴェンの交響曲は音楽のバイブル」(朝日新聞1997年7月15日夕刊でのインタビュー)。我が国最高峰のオケを相手に、偉大な作曲家に向かい合った朝比奈の真摯な演奏に出会うことができる。 | ||
ワーグナー: 「タンホイザー」〜序曲(ドレスデン版)/ ジークフリート牧歌/ 楽劇「神々の黄昏」 〜夜明けとジークフリートのラインへの旅/ 楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死/ 楽劇「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行 |
飯守泰次郎指揮 東京都so. | |
録音:2004年1月15日、東京文化会館。ライヴ。 ワーグナーの聖地、バイロイトでの長い経験を積み、1990年代後半から常任指揮者をつとめる東京シティ・フィルと「ニューベルングの指環」4部作の上演で画期的な成功を収めたマエストロ、飯守泰次郎。その飯守が、1985年4月の第214回定期演奏会以来、19年ぶりに都響定期に登場。待望の「オール・ワーグナー・プログラム」でその卓越した音楽性を披露した演奏会のライヴ。 飯守は1940年、旧満州生まれ。桐朋学園短大を卒業と同時に指揮者デビュー。1966年ミトロプロース国際指揮者コンクール、1969年カラヤン国際指揮者コンクールに入賞。海外ではブレーメン、マンハイム、ハンブルク、レーゲンスブルクなどの歌劇場指揮者や、バイロイト音楽祭音楽助手を歴任。国内では読売日響指揮者、名古屋フィル常任指揮者を経て、現在は東京シティ・フィルと関西フィルの常任指揮者を兼務。2001年には、第32回サントリー音楽賞を、本年第54回芸術選奨を受賞した。近年、ベートーヴェンやブルックナーの交響曲でも見事な名演を聴かせてくれるマエストロ飯守。ワーグナーの音楽については「人の心や身体を操る魔力を持っていることを実感している」とも語る彼がその心髄を知り尽くし、敬意を表する都響と創り上げた演奏をこのCDで体験することができる。 | ||
シンフォニエッタ〜水都のスケッチ〜 リスト(木村吉宏編曲):交響詩「前奏曲」 J.ヴァンデルロースト: シンフォニエッタ「水都のスケッチ」(*) D.ギリス(M.フォード編曲): 交響曲第5 1/2番「戯れの交響曲」 ラヴェル(森田一浩編曲):スペイン狂詩曲 |
ハインツ・フリーセン指揮 大阪市音楽団 | |
録音:2003年11月21日、大阪フェスティヴァルホール。ライヴ。(*)は大阪市音楽団創立80周年記念委嘱作品。 大阪市音楽団の創立80周年記念行事として開催された、大阪市音第87回定期演奏会のライヴ録音。指揮はオランダのハインツ・フリーセン。今回のCDの魅力は何といっても、ヴァンデルローストの委嘱作品。「全身全霊を捧げた作曲した」(プログラムノートより)という委嘱作品、吹奏楽ファンにとってもまた、魅力的な一枚が増えた。 | ||
マーラー:交響曲「大地の歌」 | スーザン・プラッツ(Ms) ヨルマ・シルヴァスティ(T) ガリー・ベルティーニ指揮 東京都so. | |
録音:2003年11月29日、横浜みなとみらいホール、ライヴ。 ベルティーニ&都響によるマーラー・シリーズ第4弾は、待望の「大地の歌」。多くの巨匠指揮者は年齢を重ねるごとに演奏のテンポが遅くなる傾向を見せる。しかしながらベルティーニの場合は、楽譜の微細な部分まで克明に刻みながら、その演奏の先鋭化故に必然的にテンポが早くなっており、今回の「大地の歌」も例外ではなく、さりげなく進む早めのテンポの奥から聞こえるマーラーの諦念の響きに心打たれる。ソリストふたりは国際的に活躍する若手を起用。メゾ・ソプラノのスーザン・プラッツは、カナダ出身。メゾ、アルトのために書かれたほとんど全ての作品をレパートリーにしているが、特にバッハとマーラー作品の評価が高い。ヨルマ・シルヴァスティはヘルシンキおよびフランクフルトで学び欧米の多くのオペラハウスに出演、幾度にも渡り来日している。1998年からバイロイト音楽祭にも登場し、その評価は高まるばかり。現世の悲愁を絶唱するシルヴァスティの第1楽章、彼方への告別に感動的な歌唱をみせるプラッツ。そしてなんといっても世界各地でマーラーを指揮するマエストロ・ベルティーニの純音楽的な解釈は、数多い同曲の名盤の最高位に叙せられるだろう。 | ||
朝比奈&新日フィル〜ブラームス:交響曲全集 [第1番 ハ短調 Op.67(*)/第2番 ニ長調 Op.73(#)/ 第3番 ヘ長調 Op.90(+)/第4番 ホ短調 Op.98(**)] |
朝比奈隆指揮 新日本po. | |
録音:2000年9月11日(*)/2000年10月4日(#)/2001年2月26日(+)/2001年3月19日(**)、以上サントリー・ホール、ライヴ。 2000年9月から01年3月にかけておこなわれた朝比奈&新日本フィルによる「ブラームス・ツィクルス」。その間、朝比奈は11月3日&4日には既にCD化されているN響とのブルックナー「ロマンティック」を指揮するなどハードなスケジュールをこなしていた。最終回の3月公演も熱気溢れる演奏で嵐のような喝采を巻き起こし、9ヶ月後に死去するなどとは、聴衆の誰ひとり予想できなかっただろう。 周知のとおり最晩年の朝比奈の演奏は、巨大な造形は不変ながら「ルバートを排し、収斂したテンポで音楽を統一する」という境地に達していた。もちろんこのブラームスも例外だはなく、終演後に楽屋に訪れた音楽評論家の金子建志氏がテンポに関し質問すると、朝比奈は以下のように答えた。 「今回、たまたまクレンペラーの録音を聴きなおしてみたんですよ。これが、速いテンポで、なかなかいい。フルトヴェングラー先生の真似をすると、色々と問題が多いのだけれど、クレンペラーなら、いいのではないかと思ってね。」 金子氏は「これを先生一流のリップ・サーヴィスと受け流すだけでなく、常に試行錯誤を繰り返しながら演奏に臨んでいる現役の演奏家ならではの言葉と捉えることも必要なのではあるまいか。」と述べている。(FOCD-9150解説書より) 同一曲を繰り返し演奏する朝比奈のプログラム。聴衆はそこに「現役の演奏家」の変貌をともに体験していた。そして朝比奈最後のブラームス演奏となったツィクルス、それがこの4日間である。 | ||
沢田穣治:Silent Movie NANA(*)/PETAL(#)/ To M-3〜モチーフby one of these days (吹けよ風、呼べよ嵐[ピンクフロイド])(+)/ 点と○とポーズそして、 John L.との関係は単純ではありません(**)/ To M-5〜Evoke(##)/Little Toys(++)/時の上に寝そべる(***)/ To M-8〜Silent Movie(###)/ paper plane in a universe of constant light speed 光速不変の紙ひこうき(+++)/Epilogue |
古部賢一(Ob;*) 鈴木大介(G;*) 梅津和時(Cl/バスCl;#) 城戸夕果(Fl/アルトFl;#) 岡部洋一(Perc;#) 中村明一(尺八;+/+++) 八木美知依(十七絃筝;+/+++) 丸田美紀(筝;+)(+++) 工藤美穂(Vn;**/++/###) 望月遼子(Vn;**) 小原直子(Va;**/++/###) 望月直哉(Vc;**) ダニエル・イアン・スミス (ソプラノSax;##) 藤本隆文(マリンバ;##) 田山頌山(尺八;***) 栗林秀明(十七絃筝;***) 城戸喜代(Vn;###) 四家卯大(Vc;###) | |
ブラジル音楽をベースとし、ショーロ・クラブでコントラバスを弾いている、と思われている沢田穣治。だが、作曲では映画、CM、室内楽等なんでもこなし、実は密かにオーケストラを書く機会を狙っているというまさしく横断的なミュージシャン。武満徹を尊敬し、自分の「現代音楽」を専門のレーベルで出したいという希望から、このたび当レーベルから初登場(「NANA」のみ既発売)となった。そのバックグラウンドからして普通の「現代音楽」とは言えないかも知れないが、独創的な響きがなんとも刺激的。 | ||
フランソワ・ルルー、ソロ・オーボエ C.P.E.バッハ:無伴奏オーボエ・ソナタ ト短調 Wq.132/ ブリテン:オヴィディウスによる6つの変容 Op.49/ ベリオ:セクエンツァ第7番/ テレマン:幻想曲第1、3、4、6番/ シルヴェストリーニ:ソロ・オーボエのための5つの絵 |
フランソワ・ルルー(Ob) | |
録音:2002年6月6日、武蔵野市民文化会館、ライヴ。 18歳でパリ・オペラ座管弦楽団首席奏者の地位を獲得、そして21歳にしてバイエルン放送響ソロ・オーボエ奏者に就任、ソリストや室内楽奏者としても活躍し、現在人気・実力ともに世界最高のオーボエ奏者の一人、フランソワ・ルルーの国内盤デビューとなる本作は、なんと待望の「無伴奏」アルバム。その卓越した音楽性は至高のテクニックに裏打ちされ、聴く者はいつしかそれが「オーボエ」であることすら忘れてしまう。伝説のライヴ、ついに登場。 | ||
シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120(*) ブルックナー:交響曲第6番 イ長調(#) |
飯守泰次郎指揮 東京シティpo. | |
録音:2003年3月7日、東京芸術劇場(*)/2003年1月9日、東京文化会館(#)。 演奏史に燦然と輝く「ベートーヴェン:交響曲全集」につづく、飯守、シティ・フィルによる第7弾、今回はロマン派を代表するふたりの作曲家、シューマンとブルックナーの2曲のシンフォニーという意外性に満ちながら、実は共通感溢れる組合わせ。シューマンの創作活動の原点はピアノと歌であり、彼の交響曲には弦楽器のユニゾンと管楽器のそれの対比という、ピアノの音楽をそのままオーケストラにあてはめたような局面がしばしば見受けられる。また、旋律を受け持つ楽器選択は渋く、心ない人々から「オーケストレーションに色彩感がない」などどうそぶかれることもある。さて、ブルックナーは「トレモロ」「コラール」と並び、すべての楽器によるユニゾンが大きな特徴。この2曲の創作期の狭間は約40年、シューマンの心層の闇を感じる「ニ短調」から野人的な「イ長調」へと解決する本CDは、独墺音楽の醍醐味といえる内容となっており、独墺音楽イズム最後の継承者、飯守の演奏は、ロマン派音楽の大きな流れを我々に伝えてくれる。 | ||
ベートーヴェン: 交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」Op.125 |
片山啓子(S) 伊原直子(A) 小林一男(T) 勝部太(Br) 朝比奈隆指揮NHKso. | |
録音:1986年4月25日、NHK第990回定期公演、ライヴ。音源提供:NHKサービスセンター。 ギュンター・ヴァントの代役として当時77歳朝比奈が登場。彼の長い演奏歴の中でも12月以外の「第九」は珍しい。無限といえるスケール感を、朝比奈が生涯敬愛してやまなかったN響の気概あふれる音塊が支え、巨大な宇宙が出現している。 | ||
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68(*) マーラー:交響曲第3番 ニ短調(+) |
アン=カトリン・ナイドゥ(Ms;+) クリスティアン・アルミンク指揮 新日本po.、晋友会cho.(+) Tokyo FM少年cho.(+) | |
録音:2003年10月4日(*)、9月26日(+)、すみだトリフォニーホール、ライヴ。 2003年9月に新日本po.の音楽監督に就任したアルミンク(1971年ウィーン生まれ)。(+)はその就任記念演奏会を収録したもの。若きマエストロが、生地で活躍した大作曲家2人の作品に挑むプログラム。 新しい伝統がここから始まる。 | ||
マーラー:交響曲第8番 変ホ長調「千人の交響曲」 | 中村智子(S) 澤畑恵美(S) 半田美和子(S) 手嶋眞佐子(A) 竹本節子(A) 福井敬(T) 福島明也(Br) 長谷川廉(B) ガリー・ベルティーニ指揮 東京都so. 関屋晋(合唱指導) 晋友会cho. 郡司博(合唱指導) 新宿文化センター 開館25周年記念cho.、 東京荒川少年合唱隊、 オーケストラとうたうこどもcho. | |
録音:2004年5月20日、横浜みなとみらいホール。 厳格に彫啄する時間から、感情を越えたあらゆる美を創出する世界最高のマーラー指揮者ベルティーニ、一作ごとに大いなる注目を集める都響との第5弾は「千人の交響曲」。同曲世界初のSACDハイブリッド盤での登場。マーラー自身「これは音楽ではない。惑星の移動である」などと述べ、大規模な編成も併せ巨大趣味に傾いた誇大妄想的な側面も指摘される作品だが、ベルティーニは他の作品の演奏同様に収斂したテンポを貫き、巨大な編成から極めて純度の高いダイナミックな響きを開示する。 7名の金管奏者とソプラノ・ソロを客席に配するこの作品では、SACDマルチチャンネルによる再生が大きな効果を発揮し、かつてないマーラー像が体験できる。 | ||
フォーレ: 組曲「ペレアスとメリザンド」Op.80/ 組曲「シャイロック」Op.57より/レクイエムOp.48 |
野田ヒロ子(S) 三原剛(Br) ジャン・フルネ指揮 東京都so. 関屋晋(合唱指導) 晋友会cho. | |
録音:2004年4月28日、東京芸術劇場。 90歳を越えた今、前人未踏の領域を歩み続けるジャン・フルネ。西洋音楽史上、稀にみる奇跡と称すべき演奏を現実に体験できるわれわれは、神に感謝しなければならないだろう。フルネは、演奏する作品の第一音から曲を飾る最終音まで、すべての音符を俯瞰する。その演奏は、ある意味「ひとつのフレーズのみ」で構成されているとも言える。「フォーレの音楽を分析することは、蝶の羽を解剖するようなものだ」と、あるフランスの音楽学者は評したが、フルネは解剖せず、すべての音をあるがままに提示するのみ。それは「偉大な作品が、偉大たらしめる」巨匠のみに可能な演奏だ。 5回目の録音となる「レクイエム」をはじめとするフォーレ作品集。至福の時間だ。 | ||
Reed!×3〜Reed plays reed Vol.1 演奏会用行進曲「テキサスを讃えて」/天使の糧/ 喜歌劇「メリー・ウィドー」〜ヴィリアの歌/ 吹奏楽のための第4交響曲/ アルメニアン・ダンス パート1、2 |
アルフレッド・リード指揮 大阪市音楽団 | |
Reed!×3〜Reed plays reed Vol.2 春の猟犬(吹奏楽のための演奏会用序曲)/ プロセルピナの庭(吹奏楽のための交響的牧歌)/ エヴォリューションズ(吹奏楽のための演奏会用序曲)/ 第5交響曲「さくら」/思い出のサンフランシスコ/ タランテラ/枯葉/フニクリ・フニクラ/ ミュージック・イン・エアー(毎日放送テーマ音楽) |
アルフレッド・リード指揮 大阪市音楽団 | |
Reed!×3〜Reed plays reed Vol.3 エル・カミーノ・レアル/2つのバガテル/第3交響曲/ 第6組曲/ エルサレム讃歌 〜アルメニアの復活祭賛美歌に基づく変奏曲 |
アルフレッド・リード指揮 大阪市音楽団 | |
リード自身の指揮による伝説のライヴ、極め付きの作品集となってついにリリース。 アルフレッド・リードは、1921年ニューヨーク生まれ。現代を代表する国際的な作曲家として世界中の吹奏楽団と演奏活動を行なっている、吹奏楽の第一人者。わが国との結びつきも強く、1981年以降の来日回数は70回を越え、プロのシンフォニック・バンドから中学校のバンドまで様々な団体と共演している。 大阪市音楽団は、1923年大阪に生まれた、日本で最も長い歴史と伝統を持つプロフェッショナルな交響吹奏楽団。レコーディングも積極的に行っており、本邦初演曲等を含む8タイトルがフォンテックから既にリリースされている。 吹奏楽における定番中の定番レパートリーであるリードの作品群を、国内最強との呼び声高い大阪市音楽団が、リード自身の指揮でお届けする、極め付きの作品集。 | ||
伊藤恵&朝比奈、2種めの同曲 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 |
伊藤恵(P) 朝比奈隆指揮 新日本po. | |
録音:2000年9月11日、サントリーホール。ライヴ。 伊藤、朝比奈、新日フィル、この三者による名演の誉れ高い1990年録音の同曲盤(FOCD-3136)から10年を経た演奏の登場。伊藤と朝比奈は1986年の大阪フィルの欧州公演以来、このコンチェルトの演奏を重ねてきた。1990、1996、1998そして2000年におこなわれた「ブラームス・チクルス」において、朝比奈は各回とも「第1協奏曲」を伊藤と共演し、今回発売のCDの演奏がその最終回となった。伊藤の重厚かつ輝かしいピアニズムと朝比奈の巨大な造形が一体となった演奏は、「大交響曲」の様相を呈しており、15年におよぶ演奏史の感動的な結果がここにある。 | ||
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 | クリスティアン・アルミンク指揮 新日本po. | |
録音:2004年11月19-20日、すみだトリフォニーホール。ライヴ。 音楽監督就任以来この両者の演奏は飛躍的な高みに達しているが、特に2005年3月のベートーヴェン「レオノーレ」日本初演で決定的な評価を得た。今回の気品高く爛熟したマーラーは、これが新しい伝統となる予感を感じさせる。ラインホルト・クービクによる2001年版クリティカル・エディションを使用しての演奏。 | ||
フレデリック・シャンピオン〜ライヴ・アット武蔵野 ヴィドール: オルガン交響曲第5番 ヘ短調Op.42-1 〜アレグロ・ヴィヴァーチェ 藤家渓子:カプリッチョ(フラ・アンジェリコの墓にて) デュリュフレ:スケルツォOp.2 メシアン:「昇天」より [天を仰ぐ魂のすみきったアレルヤ/ キリストの栄光に預かる魂の歓喜への変移] フローレンツ:「賛歌」Op.5より [III マリアの竪琴/VII 光の主] アラン:アリア デュプレ: 「エヴォカシオン」Op.37〜III アレグロ・デチーソ |
フレデリック・シャンピオン(Org) | |
録音:2004年9月26日、武蔵野市民会館。ライヴ。 2004年9月に開催された「第5回武蔵野市国際オルガンコンクール」。106名の応募者から厳選された20名の参加でおこなわれた同コンクールは、1988年の創設以来、第5回を数える。今回はメイン会場である武蔵野市民会館だけでなく、典型的な北ドイツ製のオルガンを持つ日本大学カザルスホール、フランスのケルン社製オルガンがある新宿文化センターの3カ所で全く性格の違う3種類の楽器での演奏を参加者に課し、真のプロフェッショナルの輩出をめざした。そして、頂点に立ったのだ、フランス出身のフレデリック・シャンピオン。 シャンピオンは、ルイ・ルビヤール、ミッシェル・プヴァール、ヤン・ヴィレム・ヤンセンに師事し、数々の国際コンクールに入賞、現在はインマキュレ・コンセプスィオン教会のオルガニストをつとめている。今回のCDは、コンクールの本選のライヴ録音を収録したもの。シャンピオンは近・現代のフランスオルガン音楽と委嘱の藤家作品でプログラムを構成、オルガンから官能的なもでの色彩をひきだす手腕は、既に世界の第一人者の貫禄を示している。 | ||
仙台フィルハーモニー管弦楽団200回定期記念 方丈寛丈&菅原拓馬:コラーゲンU(*) R.シュトラウス: 交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 Op.30(#)/ アルプス交響曲 Op.64(*) |
外山雄三指揮(*) 梅田俊明指揮(#) 仙台po. | |
録音:2005年3月8日、すみだトリフォニーホール。 | ||
武満徹:室内楽作品集成 I 妖精の距離(1951)(*)/悲歌(1966)(#)/ 十一月の霧を菊の彼方から(1983)(+)/ 揺れる鏡の夜明け(1983)(**)/犂(1984)(##)/ ア・ウェイ・アローン(1981)(++) |
清水高師(Vn;*/#) 小賀野久美(P;*;#) アーヴィン・アルディッティ(Vn;**) デーヴィット・アルバーマン(Vn;**) 上村昇(Vc;##) 藤井一興(P;##) | |
再発売。録音:1988年10月&12月/1989年3月&6月。 | ||
武満徹:室内楽作品集成 II 海へ(1981)(*)/マスク(1959/60)(#)/ヴォイス(1971)(+)/ 巡り(1989)(**)/ディスタンス(1972)(##)/ アルトゥル=タン(1986)(++) |
ピエール・イヴ・アルトー (Fl&アルトFl;*/#/+/**) 佐藤紀雄(G;*) ジェフリー・クレリン(Ob;##/++) 宮田まゆみ(笙;##) アルディッティSQ(++) | |
再発売。録音:1988年10月/1989年9月。 | ||
武満徹:鍵盤作品集成 リタニ(1950/89)/遮られない休息(1952/59)/ ピアノ・ディスタンス(1961)/フォー・アウェイ(1973)/ 閉じた眼(1979)/閉じた眼II(1988)/雨の樹素描(1982)/ 雨の樹素描II(1992)/夢みる雨(1986)(*) |
藤井一興(P/Cemb;*) | |
再発売。録音:1990年5月/1995年12月。 | ||
武満徹:ギター作品集成 森のなかで(1995)/ギターのための12の歌(1977)/ フォリオス(1974)/不良少年(1981/93)/ ヒロシマという名の少年(1987)/ エキノクス(1993)/すべては薄明の中で(1987) |
鈴木大介(G) | |
再発売。録音:1996年5月12日。 2005年で生誕75年を迎えた武満徹。その早すぎた死からまもなく10年が経とうとしている。多作家だった武満は、創作活動の後半には特にオーケストラ作品を数多く手がけた。とはいえ、1950-1960年代の器楽・室内楽作品には前衛性が色濃く現れており、現在の耳にも実に新鮮に響く。 今回再発売の4タイトルでは、デビューから最晩年までの作品を網羅。作曲者の推挙による名手そろいの演奏陣は作品への敬愛に満ちた演奏を繰り広げており、武満作品の演奏史に消しがたい足跡を刻むCD集成と言える。 | ||
ブルックナー:交響曲第0番 ニ短調 | 朝比奈隆指揮 東京都so. | |
録音:1982年5月12日、東京文化会館。ライヴ。初発売音源。 戦後まもなくブルックナー演奏を開始した朝比奈、だが、意外にも日本初演をおこなったのは第0番だけだという。数ある朝比奈のブルックナーCDだが、さらに意外な事にこの第0番は1978年演奏(ビクター全集盤)があるのみ。 今回初出となる都響との演奏は、ノヴァークの新原典版が出版された翌1981年におこなわれたもの。朝比奈はこの時点で既に新版をすべて咀嚼しており、ブルックナー自身が「全然通用しない単なる試作」と呼んだこの作品が、実はまぎれもない傑作であったことを明らかにしている。都響は(ちなみにこの演奏の前月にはジャン・フルネを指揮台に招いていたとか)しなやかさと重厚な響きを併せ持つ、最高のブルックナー演奏を実現している。 | ||
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全6曲) | 上村昇(Vc) | |
録音:1991年/1992年。再発売。最新リマスタリング。 高貴な美音をもって、歌い、そして語るバッハ。「無伴奏」の最高峰。 | ||
NO TITLE ポッパー:セレナード アルベニス:マラゲニャ エルガー:愛のあいさつ フォーレ:蝶々/子守唄/夢のあとに リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 サン=サーンス:白鳥 ラフマニノフ:ヴォカリーズ ゲーンズ:スケルツォ ドヴォルザーク:ロンド チャイコフスキー:感傷的なワルツ ファリャ:スペイン舞曲第1番 バッハ:アダージョ ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌 |
上村昇(Vc) ヤン・パネンカ(P) | |
録音:1994年。再発売。最新リマスタリング。 甘美な旋律に言葉はいらない・・・。15の小品集、チェコの巨匠パネンカとの共演。 | ||
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38 シューマン:幻想小曲集 Op.73 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99 |
上村昇(Vc) 迫昭嘉(P) | |
録音:1997年。再発売。最新リマスタリング。 ほのかなロマンにただよう極限の美。盟友、迫昭嘉との共演。 | ||
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78/ ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100/ F.A.E.ソナタ〜スケルツォ/ ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108 |
漆原朝子(Vn) ベリー・スナイダー(P) | |
録音:2004年6月3日、松方ホール。ライヴ。 「作品に新たな光をあてる」と賞賛されたシューマン「ヴァイオリン・ソナタ 全曲」(FOCD-3502)に続く漆原朝子、ロマン派ソナタ第2弾。作品に奉仕し、その本質に迫る精神は、ここでも些かの揺るぎも見せず、会心のブラームスとなった。SACDの響きがライヴの臨場感を際立たせる。 | ||
プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80/ アレッサンドロ・クオッツォ:ヴァイオリン・ソナタ Op.4(*) |
西江辰郎(Vn) ジュゼッペ・アンダローロ(P) | |
録音:2003年8月27日、仙台市青年文化センター、ライヴ。(*)は世界初演作品だったもの。 ソロ活動に大きな広がりをみせる新日本フィルの新コンサートマスター西江辰郎と2000年ポルト市国際コンクール1位、01年第1回仙台国際音楽コンクールピアノ部門第1位、A.カセルラ国際ピアノコンクール第1位、02年ロンドン国際ピアノコンクールで優勝したイタリアの俊英ジュゼッペ・アンダローロの共演ライヴ。公式サイト:http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/ | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜森正 チャイコフスキー:交響曲第5番/他 |
森正指揮 東京都so. | |
森正は初代音楽監督(1966-1972)。 2005年に年創立40周年を迎えた東京都so.(都響)。歴代の音楽監督、森正、渡邊暁雄、若杉弘などのもとで日本を代表すつオーケストラに発展。1998年第4代音楽監督に就任したガリー・ベルティーニとともに新時代を築いて来た。2005年4月からジェイムズ・テプリーストが常任指揮者に就任(2008年まで)して話題を集めている。 フォンテックは、都響との共同制作による「都響創立40周年記念シリーズ」を2005年7月、9月、11月に計10点発売。錚々たる歴代指揮者との共演から、今や日本が誇るメジャー・オーケストラとなった都響の歩みと未来を展望する企画。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜若杉弘 プフィッツナー: 歌劇「パレストリーナ」〜3つの間奏曲/他 |
若杉弘指揮 東京都so. | |
若杉弘は第3代音楽監督(1986-1995)。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜小泉和裕 R.シュトラウス:家庭交響曲/他 |
小泉和裕指揮 東京都so. | |
小泉和裕は1986-1995年に指揮者、1985年-1998年に首席指揮者、そして1998年から2008年まで首席客演指揮者を務めた。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜テプリースト ラフマニノフ:交響曲第2番/他 |
ジェイムズ・テプリースト指揮 東京都so. | |
デプリーストは現常任指揮者(2005-)。 | ||
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 リャードフ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op.51 メトネル:2つのおとぎ話 Op.20 バラキレフ:マズルカ第2番 嬰ハ短調 アラビエフ(リスト編曲):うぐいす スクリャービン:演奏会用アレグロ Op.18 ボロディン:「小組曲」より修道院にて ルビンシュテイン: 2つのメロディ Op.3〜「ヘ調のメロディ」 |
有森博(P) | |
録音:2005年3月1-3日、富士見市民会館キラリ☆ふじみ。 ラフマニノフ(FOCD-3468)、プロコフィエフ(FOCD-3496)に続く第3弾は「展覧会の絵」。有森博は1992年東京芸大大学院修了。ショパン国際音楽コンクール最優秀演奏賞、チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門入賞。国内はもとより海外のオーケストラとの協演の他、2004年には小沢征爾指揮サイトウキネンオーケストラのメンバーとしてヨーロッパやサイトウキネンフェスティバルに参加するなど幅広く活躍。また、1996年から2000年にかけてラフマニノフのピアノ作品全曲演奏会、2001年にはプロコフィエフのピアノ・ソナタ全曲演奏会を成功させるなど、ロシア作品に積極的に取り組む演奏活動を展開している。 3枚目のアルバムも得意とする「ロシア」の作品で、彼自身が長年収録を切望していたムソルグスキーの「展覧会の絵」を中心に収録。作品の内面に精悍に突き進む集中力。そこから生まれてくるきらびやかな輝き。有森の並々ならぬロシアへの思いを感じさせる一枚。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜渡邊曉雄 シベリウス:交響曲第7番(*) ニルセン:交響曲第4番「不滅」(#) モーツァルト:ディヴェルティメント K136(+) |
渡邊暁雄指揮 東京都so. | |
録音:1979年3月16-17日、112定期(*)/1976年3月17日、84定期(#)/1981年5月29日、136定期(+)。 渡邊暁雄は第2代音楽監督(1972-1978)。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜ベルティーニ ブラームス:ドイツ・レクイエム |
ガリー・ベルティーニ指揮 東京都so. | |
録音:2003年6月13日、573定期。 ガリー・ベルティーニは第4代音楽監督(1998-2005)。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜インバル マーラー:交響曲第5番 |
エリアフ・インバル指揮 東京都so. | |
録音:1995年4月15日、特別。 エリアフ・インバルは特別客演指揮者(1995-1999)。 | ||
Marimbist、小森邦彦(仮題) R.R.ベネット:アフター・シリンクスII ユージーン・オブライアン:ライム・アンド・リーズン 向井耕平:前奏曲とアレグロ ロジャー・レイノルズ:オータム・アイランド 細川俊夫:想起 |
小森邦彦(マリンバ) | |
クラシック音楽の伝統のなかへマリンバを位置づけ、現代マリンバ作品にこだわり積極的な活動を続けているマリンビスト、小森邦彦のデビュー。平岡奏一を筆頭に、日本には鍵盤打楽器の脈々たる歴史があるが、小森はその流派とは一線を画し、木琴ではないマリンバという楽器を見つめ、その伝統と可能性を探求し、現代的意味を明らかにする。小森自身の委嘱を含む今回収録の5曲は、彼の目指す多彩な世界を実現する相応しい作品。 バンドのドラム少年からマリンバ奏者を志した小森は渡米、名門イーストマン音楽大学打楽器科を卒業。在学中にジョージ・イーストマン、マーシャル・シーマンの各奨学金、および同校最高名誉である「演奏家証明書」を与えられます。その後、ジョンズ・ホプキンス大学ピーバディ音楽院修士課程、ディプロマ課程を修了。クレーン現代音楽コンクール第1位、アメリカ、メリーランド州芸術家議会より器楽独奏者賞受賞をはじめ、これまでにも数々の賞を受け、PASIC2000(全米打楽器協会国際コンベンション)の「Time for Marimba」に世界を代表するマリンビストの1人として招聘されて出演。これまでに国内外で数々の独奏、室内楽、協奏曲の初演を行なっている。日本ではこれまで、いずみシンフォニエッタとマーティン・プレズニック作曲「マリンバ・ダブル・コンチェルト(グレイス)」の日本初演、京都フィルハーモニー室内合奏団とアレハンドロ・ヴィニャオ作曲「マリンバ協奏曲」の日本初演。第2回世界マリンバフェスティバル大阪・吹田にゲストリサイタリストとして参加。2004年にはドイツのヴィッテン現代音楽祭で細川俊夫の「我が心、深き底あり」を世界初演。また教育活動として、国内外で打楽器奏者・作曲家を対象としてマスタークラスを行うなど、現代マリンバ音楽の啓蒙活動も積極的に行なっている。 | ||
フレデリック・フェネル 海〜La Mer ヴェルディ:歌劇「レニャーノの戦い」序曲(*) トマ:歌劇「ミニョン」序曲(#) ブラームス:二つの衆賛前奏曲(+) ロバート・ラッセル・ベネット: 吹奏楽のための交響的歌曲(+) ドビュッシー:交響詩「海」(*) ヘンリー・フィルモア:ローリングサンダー(+) グリエール:ロシア水兵の踊り(+) ヨハン・ハルヴォルセン: ロシア領主たちの入場行進(*) スーザ:ワシントン・ポスト(*) |
フレデリック・フェネル指揮 大阪市音楽団 | |
録音:1990年11月9日、第61回定期演奏会(*)/1987年11月12日、第55回定期演奏会(#)/1986年11月12日、第53回定期演奏会(+)、以上フェスティバルホール、ライヴ。 過去4回にわたる大阪市音楽団・定期演奏会への来演ステージから選りすぐりの名演を1枚に集め、今、ここにフェネル神話が甦る。 2004年12月7日、吹奏楽界の巨匠、フレデリック・フェネル氏がファンに惜しまれつつ他界してはや1年(享年90歳)。吹奏楽ファンのみならず幅広い音楽ファンに愛されたフェネル氏の指揮ぶりは「やさしさに包まれたエネルギーのかたまり」と定評があり、数少ない大阪市音楽団との共演は今もなお神話として語り継がれている。F.フェネル&大阪市音楽団としては今回が初CD化。フェネル氏本人による、アンコール曲紹介の肉声入り。 | ||
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 全集 [第1番 ト長調 Op.78/第2番 イ長調 Op.100/ 第3番 ニ短調 Op.108/F.A.E.ソナタ〜スケルツォ] |
浦川宣也(Vn) フランツ・ルップ(P) | |
録音:1980年2月8日-12日、GLONN SCHLOSS ZINNEBERG、ミュンヘン。旧 FOCD-3221の再発売。 現代に甦るロマンティシズム・・・浦川&ルップの名盤再登場。聴く者を熱くさせるヴァイオリニスト浦川宣也が名手ルップと組み、息のあった演奏で高い評価を受けた。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜フルネ シュミット:詩編第47番 Op.38(*) ラモー(ジュヴェール編): 「カストールとポリュクス」序曲(#) ドビュッシー(コンスタン編): 歌劇「ペレアスとメリザンド」による交響曲(+) |
ジャン・フルネ指揮 東京都so. | |
録音:1992年12月8日、サントリー・ホール(*)/1995年12月20日、サントリー・ホール(#)/1985年12月5日、東京文化会館(+)。 ジャン・フルネは定期招聘指揮者(1983-1986)、名誉指揮者(1989-)。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜アツモン ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」 モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 |
モーシェ・アツモン指揮 東京都so. | |
録音:1993年10月16日、サントリー・ホール。 モーシェ・アツモンはミュージック・アドヴァイザー、首席客演指揮者(1982-1983)。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜コシュラー スメタナ:連作交響詩「わが祖国」 |
ズデニェク・コシュラー指揮 東京都so. | |
録音:1981年7月21日、東京文化会館。 ズデニェク・コシュラーは首席客演指揮者(1978-1983)、定期招聘指揮者(1983-1986)。 | ||
都響創立40周年記念シリーズ 1965-2005〜マーク モーツァルト: 交響曲第38番 ニ短調 K.504「プラハ」(*) メンデルスゾーン: 序曲「フィンガルの洞窟」 Op.26(#)/ 交響曲第3番 イ短調 Op.56「スコットランド」(#) |
ぺーター・マーク指揮 東京都so. | |
録音:1984年6月9日(*)&1993年4月21日(#)、以上、東京文化会館。 ぺーター・マークは定期招聘指揮者(1983-1986)。 | ||
大植英次&大フィル・ライヴ Vol.1 マーラー:交響曲第6番 |
大植英次指揮 大阪po. | |
録音:2005年3月20日、サントリーホール、ライヴ。 3年振りとなった東京定期公演でのマーラー。 創立から55年間にわたり朝比奈隆の薫陶を受け、名実ともに日本を代表するオーケストラとなった大阪フィル。2003年4月より大植英次が音楽監督に就任、さらなる飛躍の時を迎えている。師バーンスタイン譲りのバイタリティ溢れる活動で、全世界から熱い注目を集めるマエストロ大植英次は、まさに現代の寵児というべきだろう。今夏にはバイロイト音楽祭に登場。その名声は高まるばかり。 大植の就任以来、大阪フィルはザ・シンフォニーホールに定期公演の会場を移し、毎回2公演、年20公演を開催。特に大植の公演には大阪圏のみならず、日本各地から多くのファンが駆けつけ、大盛況を呈している。フォンテックは大植指揮の公演ライヴ音源より、選りすぐりの名演を「エイジ・オブ・エイジ "AGE OF EIJIJI" 」シリーズとしてリリースする。 | ||
大植英次&大フィル・ライヴ Vol.2 ショスタコーヴィチ:交響曲第7番「レニングラード」 |
大植英次指揮 大阪po. | |
録音:2004年2月12日-13日、ザ・シンフォニー・ホール、ライヴ。 豪放かつ精緻な演奏が絶賛された演奏。 | ||
大植英次&大フィル・ライヴ Vol.3 ブルックナー:交響曲第8番 |
大植英次指揮 大阪po. | |
録音:2004年7月8日-9日、ザ・シンフォニー・ホール、ライヴ。 何物にも代え難い大フィルのブルックナー。初代音楽監督、朝比奈隆の誕生日に行われた感動的名演。 | ||
ジャン・フルネ ショーソン:交響曲 変ロ長調 Op.20(*) ラヴェル: 組曲「マ・メール・ロワ」(#)/スペイン狂詩曲(*) |
ジャン・フルネ指揮 東京都so. | |
録音:2003年4月15日(#)/2004年4月17日(*)、サントリーホール、ライヴ。 90歳を越え、前人未踏の領域を歩み続けるジャン・フルネに、演奏活動の最終局面を迎える時が来た。1913年、フランスのルーアンに生まれたフルネは2005年現在92歳。世界最高齢の現役指揮者であり、フランス音楽の正統を受け継ぐ巨匠として知られている。60年におよぶ輝かしい演奏活動は、まさに20世紀の音楽の流れそのものといえる。 1958年にドビュッシー「ペアレスとメリザンド」の初演のために初来日。都響には1978年に初客演し、1983年-1986年に定期招聘指揮者に就任、その後も定期的に客演を続けており、1989年12月に名誉指揮者の称号が贈られている。1988年ヨーロッパ演奏旅行、1902年に北京公演に同行し、演奏旅行を成功に導いた。 今回収録のショーソン、ラヴェルは、いずれもフルネのレパートリーの中核をなす曲目。これを聴かずしてフランス音楽は語れない。2005年12月21日、東京都交響楽団第619回定期公演で、フルネは現役生活に自ら別れを告げた。 | ||
ベルティーニ、日本最終ライヴ マーラー:交響曲第10番〜「アダージョ」(*)/ 交響曲第9番 ニ長調(#) |
ガリー・ベルティーニ指揮 東京都so. | |
録音:2003年4月15日(*)/2004年5月30日(#)、以上、横浜みなとみらいホール、ライヴ。 巨星逝く・・・音楽監督を辞し、2005年4月から東京都響の桂冠指揮者への就任が予定されていたガリー・ベルティーニは、その直前の2005年3月17日にテルアビブで逝去。77歳だった。 本CDは、2000年から開催された「マーラー・シリーズ」最終回での「第九」を中心とするライヴ録音。この「第九」が、ベルティーニの日本における最後の演奏になるとは。快速なテンポで厳しい彫啄を施した他の作品とは異なり、この「第九」は極めてゆるやかな歩みのなかから、マーラー自身も聴くことが叶わなかった究極の響きを実現している。不世出のマーラー指揮者ベルティーニ。彼と都響の総決算がここにある。 | ||
FOCD-20027 廃盤 |
カデンツァ〜中山良夫 ゲンツマー:無伴奏ヴィオラ・ソナタ ハチャトゥリアン:無伴奏ヴィオラ・ソナタ マシアス:12の演奏会用練習曲〜組曲第1番 ローザ:無伴奏ヴィオラのための序奏とアレグロ バツェヴィチ:4つのカプリッチョ ペンデレツキ:カデンツァ |
中山良夫(Va) |
土田英順〜私の想い マイ・ウェイ/メモリー/私の想い/エターナリー/ /オブリビオン/心のときめき/美女と野獣/ 陽は昇り、陽は沈む/サムセイ/もののけ姫/ ブエノスアイレスの夏/リベルタンゴ/人生/ 主よ、みもとに近づかん/ マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン/ 星に願いを/愛の讃歌 |
土田英順(Vc) 林 絵里(P) | |
浦田謙太郎:室内楽作品集 メタプラズムIV(1973)/碧潭(1996) 詠歌(1969)/五段変容(1995/2001改訂) バラード(2001)/トーロジィ No.1(1967) |
柴山洋(Ob) 木村茉莉(Hp) 福永智恵子(箏) 土田英介(P) 吉原すみれ(Perc) 柏木三郎(Vn) 他 | |
録音:2001年3月、ライヴ。 | ||
奥村智洋(Vn)〜アンコール シャミナード(クライスラー編): スペインのセレナーデ ハチャトゥリアン(ハイフェッツ編): 「ガイーヌ」〜アイシャの踊り ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編): ロシアの歌 スーク:4つの小品Op.17〜ブルレスク クライスラー:フランクールの様式による シチリアーノとリゴードン バルトーク(セーケイ編): ルーマニア民族舞曲 ブラームス:F.A.E.ソナタ〜スケルツォ パガニーニ(コハンスキ編):ラ・カンパネッラ ラフマニノフ: ヴォカリーズ Op.34-14(プレス編)/ 練習曲「音の絵」Op.33-7(ハイフェッツ編) サラサーテ:ホタ・アラゴネーサOp.27 スクリャービン(シゲティ編): 3度のエチュード ショパン(ミルシテイン編): ノクターン第20番 嬰ハ短調 サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25 グラズノフ:瞑想曲Op.32 |
奥村智洋(Vn) 林絵里(P) | |
録音:2000年2月1日&2日、栗東芸術文化会館、滋賀県。 1984年の日本音楽コンクールで圧倒的な存在感を披露した奥村は、進学校で知られる都立高校を卒業後、奨学生としてジュリアード音楽院に留学。アスペン、カール・フレッシュ、 ナウムバーグのコンクールで頭角を表わし、カ ーネギーホールやリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールなど伝統と格式を誇るコンサートホールへのデビューも果たした。 そして今、一途に芸格を高めてきた奥村ならではの、と評すべき小品集がリリース。ヴァイオリンの魅力を満喫出来る民族色豊かな選曲といい、覇気と妖艶な歌に満ちた演奏といい、 実に愛すべきアルバムと言っても過言ではない。 | ||
源博雅の笛譜〜仁明天皇の雅楽 | 長谷川景光(龍笛) 橋本薫明(笙) | |
ショパン:バラード第1番−第4番 スクリャービン:練習曲 Op.2 No.1/Op.8 No.1,2,11,12 |
原田英代(P) | |
バッハ: カンタータ第147番「心と目と行いと生きざま」 カンタータ第78番「イエスよ、汝はわが魂を」 デュファイ:この5月/心も軽く楽しもう パレストゥリーナ:むかし、私を愛してくれた人がいた カイモ:かっこうがカッコーと歌っていた限りは ダウランド: 時が立ち止まり/今こそ別れねばならない |
小泉明子指揮 混声合唱団 クール・ドゥ・シャンブル 古楽器オーケストラ | |
録音:1999年5月16日、府中の森芸術劇場、2001年5月5日、三鷹市芸術文化センター、ライヴ。 クール・ドゥ・シャンブルは市民中心のグループで、それぞれの時代の演奏形態で可能な限り演奏することを方針としている。 | ||
ブラームス: クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調Op.120-1/ クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調Op.120-2 ゲーゼ:幻想小曲集Op.43 |
星野均(Cl) 平峰章生(P) | |
録音:2003年5月7日&8日、田園ホールエローラ。 ブラームスの代表的な室内楽曲クラリネット・ソナタと、デンマークの作曲家ゲーゼ(ガーデ)の作品を収録。演奏者の2人はソロ、室内楽等活発な演奏活動のほか洗足学園大学で若手の指導に当たっている人。 心の奥に響くクラリネットとピアノの絶妙なるハーモニーを堪能できる。 | ||
ハイドン:トリオ ト短調 ウェーバー:トリオ ト短調 ドビュッシー:ちまたに雨が降るように メンデルスゾーン:トリオ ニ短調 レーガー:クリスマス |
Trio Liberte [荒川洋(Fl) 藤原亜美(P) 川上徹(Vc)] | |
録音:2003年6月3日&4日、東大和ハミングホール。 室内楽アンサンブル「Trio Liberte」。このアンサンブルを主宰するフルートの荒川洋氏は、1997年パリ国立高等音楽院フルート科を第一位で卒業。帰国後小沢征爾氏に認められ、新日本フィル、 フルート副首席奏者に就任。日本各地でのリサイタルや、フランス、イタリアなどの海外でも演奏活動を行っている。オーケストラでの演奏活動、ソロ活動の他に室内楽にも意欲を燃やし、 このCDがそのデビュー・アルバムとなる。 | ||
はるかな海〜電子ピアノの世界紀行 アリラン/草原情歌/カリンカ/ローレライ 美しく青きドナウ/サンタ・ルチア おお、シャンゼリゼ/アストゥリアス グリーンスリーヴス/赤い川の谷間 コンドルは飛んで行く/マシュ・ケ・ナダ ラ・クンパルシータ/ブンガワン・ソロ はるかな海 |
稲田志保子(電子P) | |
稲田は電子ピアノを一つの独奏楽器として確立、最近でも約1年半の間に全国80ヶ所以上で「たった一人のオーケストラ」と題し公演を行なっている。 | ||
ウィーン幻想〜シューベルトとベルクの世界 シューベルト: 4つの即興曲 D.935Op.142/ 4手のための幻想曲 ヘ短調 D940Op.103(*) アルバン・ベルク:ピアノ・ソナタOp.1 |
小川京子(P) 村上弦一郎(P;*) | |
録音:2003年5月、和光市文化センター・サンアゼリア。ライナーノート:海老澤敏 小川京子4枚目のアルバム。彼女は東京芸術大学在学中、毎日音楽コンクールに入賞。卒業後、ウィーン国立音楽アカデミーに留学、現代音楽の演奏に対する特賞を得て卒業。帰国以来、数多くのリサイタルをはじめ、オトマル・スウィトナー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団とのモーツァルトの協奏曲の共演、ベルリン放送交響楽団とのルートヴィヒ・シュッテのピアノ協奏曲の世界初演、モーツァルトの息子フランツ・クサーヴァーの2つのピアノ協奏曲の日本初演、オーストリア、ドイツ、チェコ、イタリア、さらにはスペインなどヨーロッパ各地、中国等への演奏旅行および講習会講師、その他「ルソーの夢」のレコード、およびその楽譜の出版、カール・ツェルニー編モーツァルト「レクイエム」の初演など、国内外で多彩な活動を続けている。また、近年はモーツァルト・フリューゲルでの演奏も手がけている。他にCD「モーツァルトは鏡/モーツァルト・クラヴィーア曲集」、「シューベルト・ピアノ曲集」、「シューベルト巡礼/最後のソナタ」がある。現在、桐朋学園音楽学部教授。 | ||
ロマンティック・ヴァイオリン・ソナタ R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.18 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 |
中澤きみ子(Vn) ヘンリ・ シーグフリードソン(P) | |
録音:2003年9月、ウィーン。 中澤きみ子は5才より父親より手ほどきを受けてヴァイオリンを始め、アルバンベルク弦楽四重奏団のG.ピヒラー、G.シュルツ氏に師事、2000年には文化庁芸術家海外派遣員としてウィーンに留学、モーツァルテウム音楽院にても研鑽を積んだ。最近はオーケストラのソリストや、カーネギーホール、ボン・ベートーヴェンホールなどでのリサイタル等、今最もモーツァルトの演奏に定評のある女流ヴァイオリニストとして活躍している。 | ||
マックス・レーガー: ヴァイオリン・ソナタ第9番 ハ短調Op.139/ ヴァイオリン・ソナタ第5番 嬰ヘ短調Op.84 |
浦川宜也(Vn) モーリーン・ジョーンズ(P) | |
録音:2002年9月、ウィーン。直輸入盤、日本語解説付。 東京芸術大学教授として若手の指導に携わる傍ら、活発な演奏活動を行なっている浦川宣也と、シューリヒト、ケンペ、ブーレーズ等著名なアーティストと共演しているモーリーン・ジョーンズによるレーガーのアルバム。 このCDでは43歳という短い生涯を終えた音楽家の、異なる時期に生まれた2曲のソナタを聴くことができる。作品84はまだ若かったレーガーが音楽界に認められようと躍起になって創作活動を行なっていた、 ミュンヘン時代の中核をなす作品。また、作品139はマイニゲン宮廷楽団長として成功をほしいままにしていた彼が42歳頃に作曲した後期の作品。 | ||
ハバネラ イグナシオ・セルバンデス(1847-1905):ダンサ イサーク・アルベニス(1860-1909):組曲「スペインの歌」 |
神代麻子(P) | |
録音:2003年11月27日&28日、さいたま芸術劇場。 現在キューバでもっとも敬愛される19世紀の音楽家セルバンデスと、近代スペイン民族主義楽派の確立者であるアルベニスの作品を収録。 神代麻子はマドリード王立音楽院ピアノ科卒(スペイン外務省給費留学生)。帰国後、東京音大ピアノ科講師を務めるかたわら、キューバのクラシック音楽を研究し現在に至る。 | ||
ララバイ〜チェロ&ハープ愛奏曲集 父なる星雲/亡き王女のためのパヴァーヌ/ メディテーション/挽歌/鳥の歌/夢のあとに/愛の挨拶/ 白鳥/黒鳥/ハバネラ形式の小品/ノクターン/祈り |
斎藤鶴吉(Vc) 斎藤葉(Hp) | |
斎藤鶴吉は1939年生まれ。東京芸術大学卒業と同時にNHK交響楽団に入団し31年間在籍。オーケストラでの演奏活動の他室内楽でも活躍し、横浜室内楽シリーズコンサートを現在も継続して行なっている。斎藤葉は東京芸術大学、同大学院、ローザンヌ・コンセルヴァトアールを卒業、第3回日本ハープコンクール第2位。ソロ、アンサンブルの他、録音、放送等で幅広く演奏活動を行なっている。 | ||
想 SOU シマノフスキー:前奏曲 Op.1 ショパン: 夜想曲 ヘ長調 Op.15 No.1/夜想曲 嬰ハ短調 遺作/ 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 スクリャービン:幻想ソナタ 嬰ト短調 Op.19/ ピアノ・ソナタ第10番 Op70 |
しぶやみなこ(P) | |
録音:2003年11月18日&19日、和光市サンアゼリア。 しぶやみなこは横浜生まれ。玉川大学芸術学科音楽専攻を経て、東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース修了。その後イギリスにて、王立音楽院教授ルース・ハーツ氏のもと研鑽をつむ。 | ||
耀耀の調べ〜日本の抒情歌 城ケ島の雨/霧と話した/五木の子守歌/砂山/ちんちん千鳥/ 叱られて/出船/親船小舟/追分/舟唄/古城/月見草の花/ 南国土佐を後にして/北上夜曲/あざみの歌/時の中へ |
橘麗子(S) 多田康芳(Br) 松尾眞紀(P)他 | |
橘麗子は武蔵野音楽大学声楽科卒業、東京芸術大学声楽別科修了。2001年、2002年新国立劇場での公演に参加。ベートーヴェン「カンタータ」「第9」等のソリストとしても活躍。二期会会員、東京オペラプロデュースメンバー。 | ||
ルズヴィ・シュッテ(1848-1909): ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op.28(*) ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 Op.90「ドゥムキー」(+) |
小川京子(P) オトマール・スウィトナー指揮 ベルリン放送大so.(*) ヴァーツラフ・スニーチル(Vn;+) ヴァーツラフ・アダミーラ(Vc;+) | |
(*)は世界初録音。ルズヴィ・シュッテ(当盤表記はルートヴィヒ・シュッテ)はオーフスに生まれベルリンで亡くなったデンマークの作曲家で、ゲーゼやリストの弟子。現在ほとんど録音は無く(ヨゼフ・ホフマンによるピアノ・ロール録音の復刻1曲や、DANACORDから小品がおさめられたCDが出ている程度。マルシェフ独奏による当曲の録音予定もあるようだが、まだ発売されていない)、貴重な存在といえる。スウィトナー・ファンも見逃せない録音。 | ||
ドヴォルザーク: ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81 ミニアチュア OP.75a |
ウィーン東京アンサンブル [ルートヴィヒ・ミュラー、 中澤きみ子(Vn) ゲオルグ・ハーマン(Va) マイケル・ウィリアムス(Vc) ヘンリ・シグフリードソン(P)] | |
花希〜吉田早夜華がうたう日本歌曲 AIYANの歌/抒情歌/猪本隆歌曲集/ 金子みすゞ詩による童謡歌曲集/シャローム |
吉田早夜華(S) 塚田佳男(P) | |
モーツァルト: ミサ・ブレヴィス 変ロ長調 戴冠式ミサ ハ長調 ミサ・ソレムニス ハ長調 アヴェ・ヴェルム・コルプス |
小泉明子指揮 女声合唱団「花紬」 混声合唱団 「クール・ドゥ・シャンブル」 | |
Dedication モーツァルト:ピッコロ・ソナタ ヘ長調 (原曲:オーボエ四重奏曲 K.370)/ ピッコロ・ソナタ ハ長調K.14 バルトーク:3つのハンガリー農民歌 ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲 ハ長調〜第2楽章「ラルゴ」 サン=サーンス:ピッコロ・ソナタ (原曲:オーボエ・ソナタOp.166) フランシス=ポール・ドゥミラック:中世の小組曲 プーランク:ピッコロ・ソナタ(原曲:オーボエ・ソナタ) マイケル・アイザックソン:11月のうた |
菅原潤(ピッコロ) 三木香代(P) | |
N響のフルーティスト、菅原潤によるピッコロのための作品集。 「『このピッコロ、いったいどこのどいつだ!』世のオーボエ奏者たちから絶対にこんな台詞が飛んできそうですね。もちろん誰が吹いているかを伏せて聞かせたら、の話。ピッコロのためのオリジナルや、兄弟楽器にあたるフルートの作品も当然のごとく取り上げてはいるが、アルバムの核となるのはオーボエのレパートリーを代表する、それぞれの古典派とロマン派と近現代の傑作なのだ。(中略) そしてこれはまた、我々が常識的に思い描くピッコロからは想像もつかない、リリカルでエモーションな楽器としての姿を満喫させる1枚でもある。オーケストラではどうしても最高音域での活躍が目立ち、そこで絢爛と鳴り渡るピッコロはももちろん魅力的には違いない。しかし当録音では、オーボエ作品のアレンジに限らず、収録曲全般にわたって中低音域が主体となる。特に第1オクターヴは普通なら音量も出しにくく音程も決まりにくい難物だが、そんなことを指摘するのが無意味に思えるほど、甘く官能的なカンタービレが耳をとらえてやまない。」(木幡一誠)(ライナーノートより) | ||
遺言歌 遺言歌/中田喜直歌曲から/武満徹歌曲から |
前園悦子(S) 塚田佳男(P) | |
ピアノ連弾の響き「ふたりでお茶を」 ユーマン:ふたりでお茶を ベンジャミン:ジャマイカン・ルンバ ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 エルガー:愛のあいさつ フォーレ:ミ・ア・ウ/ドリーの庭/スペインの踊り サン=サーンス:水族館/白鳥 ゴダール:面白い話 グリーグ:朝の気分/アニトラの踊り ラヴェル:パゴダの女王レドロネッド プーランク:シテール島への船出 モシュコフスキー:ハンガリー バッハ:主よ、人の望みの喜びよ ブラームス:ワルツ第15番/ハンガリー舞曲第5番 チャイコフスキー:こんぺい糖の踊り/花のワルツ |
Duo北條&ソーサ | |
Duo北條&ソーサ:1989年にカナダで結成され、ピアノ連弾及び二重奏のジャンルでカナダ東部を中心に数多くの演奏会を開いている。カナダ国立劇場オーケストラ、オタワ・シンフォニーなどとの共演を含み、その多くはカナダ国営放送(CBC)により収録されている。1995年、カナダ国立美術館、カナダ国営放送の協力を得てCDをリリース。2004年秋、2枚目のCDがリリースされる予定。1995年以降、活動拠点を日本に移してからは、特に発展途上国で苦しむホームレスの子供達の救済を目的をしたチャリティーコンサートに力を入れている。 ソーサ・ミゲル:コロンビア生まれ、カナダ出身。ジャン=ポール・セヴィラに師事し、オタワ大学音楽科、同大学院を首席で卒業。その後、1995年まで同大学で後進の指導にあたる傍ら、ネビアン・シンフォニー・ミュージック・スクールの学長、指揮者、編曲者、コンクールの審査員など幅広い分野で活躍。1995-97年、文部省国費研究生をして来日し、東京芸術大学音楽学部でソルフェージュ教育にあたった。その後も日本に滞在し、演奏及び教育活動を続ける。現在はコロンビア大学東京キャンパスのTESOL修士課程に在籍し、玉川大学、恵泉女学園大学などで教鞭をとっている。 北條聡子:東京都立芸術高等学校、武蔵野音楽大学を卒業後カナダへ留学し、オタワ大学、トロント音楽院で研鑽を積む。ビクトリア国際音楽祭、キワニス音楽祭などで数々の賞を受賞した他、1991年にカナダ国立劇場にて国営放送収録によるナショナル・デビューを果たした。谷康、小川富美子、ジュラ・キシュ、ジャン=ポール・セヴィラの各氏に師事。1995年に帰国後は、演奏活動の傍ら「あおば、ピアノの部屋」を主宰し、生涯学習目的のピアノ教育に力を入れている。 | ||
桃李花〜源博雅相聞の笛 盤渉調 蘓莫者 序(龍笛(新))/ 盤渉調 蘓莫者 入破(龍笛(新)琵琶(三))/ 水調 九城樂 半帖(琵琶(作)大篳篥(新))/ 黄鐘調 央宮樂(龍笛(新)琵琶(明))/ 盤渉調 逝字女(琵琶(三)大篳篥(新))/ 黄鐘調 赤白桃李花 破一帖(龍笛(新)琵琶(明))/ 大蔟角調 曹娘褌脱 褌脱(龍笛(新)大篳篥(新))/ 盤渉調 萬秋楽 破一帖(龍笛(新)琵琶(明))/ 九声平調 斎王徽子 作物(龍笛(作)琵琶(作)) |
長谷川景光(龍笛/琵琶) 田渕勝彦(大篳篥/琵琶) | |
日本の歴史上の人物の中で、源博雅ほど逸話を多く遺している人物は少なく、神の如く妙なる楽の音と共に生まれいでたとされるなど、楽聖と言われる所以でもある。博雅は多くの楽器の演奏に秀で、研究者として楽譜を撰集し、作曲も行なうという三拍子揃った近代以前における最も偉大な音楽家。 このアルバムは、多くの逸話から読み取れる博雅の感性の豊かさと一途な想いが多くの女性を魅惑し、博雅もまたその想いを笛に託したであろうことを思い巡らし、恋愛物の短編集をイメージして企画制作された。 アルバムの最後に収めた「斎王徽子」は、博雅の11歳年下の従兄弟であり三十六歌仙の一人である斎王徽子への相聞の曲、ラブ・ソングとして長谷川景光が作曲した。また、博雅が得意として楽器は琵琶、横笛、大篳篥であるとする「懐竹抄」の記載の基づき、この三つの楽器で構成するまさに博雅へのMusikalisches(音楽への捧げ物)。 共に平安時代の楽譜である龍笛譜(「新撰楽譜」)と琵琶譜(「三五要録」)による二重奏を2曲収録するという、音楽史上初となる画期的なアルバムとなっている。 注:(新)は「新撰楽譜」平安時代中期。(龍)は「龍笛古譜」平安時代後期。(三)は「三五要録」平安時代後期・(明)は「明治撰定譜」。(作)は長谷川景光の作物語。 | ||
緑陰〜こかげ グリーグ:ソルヴェイグの歌 ドヴォルザーク: 「ジプシーの歌」〜わが母の教え給いし歌 寺島尚彦: さとうきび畑/ 緑陰(ソロバージョン&トリオバージョン)/他 |
寺島夕紗子(S) 寺島葉子、寺島樹子、 服部真由子、竹村浄子(以上P) 江川真理子、本橋麻衣子、 桑原哲章、橘光一、 関口寿子、宮原佐智(以上電子Org) | |
コンコーネ 25番 中声用 (固定ド唱/全音楽譜出版社刊のテキストに準拠) |
橋本明希(S) 辻 裕久(T) 山田武彦(P) | |
好評の声楽教材シリーズ、「コンコーネ50番」に続いての発売。監修は前作と同じくベルカントの大御所、嶺 貞子。 | ||
EFCD-4056 廃盤 |
平成14年度NHK全国学校音楽コンクール課題曲 小学校の部・中学校の部・高等学校の部 | |
ピアノ教則本CDシリーズ〜バイエル (全音楽譜出版社「全訳バイエル」準拠) |
神野明(P、監修) | |
EFCD-4059 廃盤 |
平成15年度NHK全国学校音楽コンクール課題曲 小学校の部「やさしい風」(二部合唱) 中学校の部「白いページ」(女声三部合唱、混声三部合唱) 高等学校の部「あしたはどこから」(混声四部合唱、女声四部合唱、男声四部合唱) | |
松井孝夫・ベストセレクション〜混声合唱版 マイバラード/巣立つ時に/そのままの君で 流れゆく雲を見つめて/友がいるなら 笑顔を忘れてしまった君に/勇気をください Refrain Regrets/明日のために/自分らしく 伝えたい、君に/未来へのステップ/懐かしい日々 Let's Begin/心から・・・/旅立ちの日に はばたこう明日へ/今の僕には/思い胸に つばめのように/君から吹く風 |
日吉武指揮横浜国立大学 教育人間科学附属鎌倉中学校 斎藤智子指揮 小金井市立緑中学校 横田純子指揮 狛江市立狛江第四中学校 皆川久美子指揮 土浦市立都和中学校 | |
練習用カラピアノ付き。 | ||
松井孝夫・ベストセレクション〜 同声(女声)合唱版 マイバラード/夢のある未来を/そのままの君で 流れゆく雲を見つめて/友がいるなら ぼくらの未来/未来へのステップ はばたこう明日へ/小さな祈り/勇気をください 明日を夢見て/旅立ちの日に/Let's Begin ありがとう/心から/小さな愛/今をそして未来を |
望月秀夫指揮 新座少年少女cho. | |
練習用カラピアノ付き。 | ||
ツェルニー100番 | 神野明(P) | |
ツェルニー30番 | 神野明(P) | |
ブルグミュラー:25の練習曲 | 神野明(P) | |
「バイエル」編(EFCD-4057/8)に続く「ピアノ教則本CDシリーズ」続編。学習者にとってわかりやすいワンポイント・レッスンの解説書付き。 前作同様、「全音楽譜出版社」楽譜に完全準拠、日本大学芸術学部教授でコンサート活動でも名高い神野明による監修と演奏で。 | ||
ケンタッキーのわが家〜世界の合唱名曲集2 デ・プレ:アヴェ・マリア パレストリーナ:谷川の水を求める鹿のように モンテヴェルディ:波はささやき バッハ/グノー:アヴェ・マリア フォスター:金髪のジェニー/おお、スザンナ/ ケンタッキーのわが家 黒人霊歌:わたしの悩み知り給う/汝はそこに/ 滝廉太郎:荒城の月 中田章:早春賦 磯部俶:遥かな友に 飯沼信義:早春 野田暉行:落葉松 新実徳英の作品 鈴木キサブロー:想いでがいっぱい |
中脇幹夫指揮 日産自動車cho. 江口環(P) | |
録音:2003年3月8日&9日、田園ホールエローラ。 黒人霊歌、フォスター、日本の合唱曲の名曲がまるごと詰まった作品集の第2集。どれもが耳にしたことのある曲ばかりで、聴いていて一緒に声を出し歌いたくなる。 | ||
ニューヒットコーラス・ベストソング | ||
「クラス合唱曲集・ニューヒットコーラス・ベストソング」には、指導の現場に携わる先生方の視点を通してセレクトした、ベスト曲46曲を収録。J-POPもたっぷり取り入れた、新しい選曲により、現代の若者の心情にマッチした、親しみやすいCD。 音楽之友社楽譜タイアップ。範唱、カラピアノ付。 | ||
EFCD-4074 廃盤 |
平成16年度HNK全国学校音楽コンクール「課題曲」 小学校の部・中学校の部・高等学校の部 | |
「HNKコンクール」の課題曲。合唱とカラピアノを収録し、小学校の部・中学校の部・高等学校の部を一枚に収めている。 | ||
朗読CD「おひさまのかけら」 | 波瀬満子(朗読) 中地雅之(音楽/P) | |
2003年に中央公論新社より発売された、こどもたちの詩集「おひさまのかけら」の朗読CD。「おひさまのかけら」は、読売新聞紙上で1982年元旦から始まり、その作品ごとに詩人の川崎洋氏のコメントが添えられている。その作品のひとつひとつは目にふれるものを、大人が思ってもみないつかみ方をしたり、日常のチリにまみれた事物を、実にみずみずしい存在によみがえらせてくれている。時代を経ても変わらない、こどもたちの純粋なことばがいっぱいつまった227の作品を「ことばパフォーマンス」の立役者「波瀬満子」による見事な朗読で。 | ||
橋本祥路ベストセレクション〜混声編 夢の世界を(混3)/歌え!歌え!(混4)/ 心の中にきらめいて(混4)(*)/遠い日の歌(混4)/ 風のめぐるとき(混4)/ブラックパンサー(混3)(*)/ みんなひとつの生命だから(混3)/光に向かって(混3)/ Pacific ocean(混4)/生きる(混4)(*)/草笛(アカペラ/混4)/ 春(アカペラ)(混4)/花(アカペラ)(混4)/ 北の岬にて(混4)/ひろい世界へ(混3)(*)/ 歌よ、ありがとう(混4)(*)/今(混4)/ 青春の1ページ(混4)(*)/夜汽車(混4)(*)/時の旅人(混3) |
松本希志子指揮 橋本祥路指揮 東京都西東京市明保中学校、 斎藤智子指揮 東京都小金井市立緑中学校、 皆川久美子指揮 茨城県土浦市立都和中学校混声cho. 平松鋼一指揮平松混声cho. | |
橋本祥路ベストセレクション〜同声(女声)編 心には素晴らしい翼がある/カリブ夢の旅/夢色の風に/ 夢の世界を/心の中にきらめいて/遠い日、の歌/ 同声合唱組曲「空・森・海」より[森/海」/ ブラックパンサー/みんなひとつの生命だから(*)/ 満月の不思議ポロロッカ/ 合唱組曲「いのち四章」〜友よあなただけは/ 走れ、若きランナー/ひろい世界へ/つばさをだいて/歌よありがとう |
望月秀夫指揮 新座少年少女cho. | |
(*)は新アレンジ。練習用カラピアノ付き。小・中学校において多く歌われている橋本祥路の合唱作品。2003年発売の「松井孝夫ベストセレクション」に続く、教育芸術社タイアップ企画。新アレンジもふくめ、おすすめ曲をセレクト。 | ||
ソナチネ・アルバム 1 | 神野明(P/監修) | |
「バイエル」「ツェルニー100番」「ツェルニー30番」「ブルグミュラー25の練習曲」に続く「全音楽譜出版社」の教則本に完全準拠したCD。日本大学芸術学部教授 神野明による、模範演奏と解説書にワンポイント・レッスンを掲載。 | ||
高田三郎:女声合唱作品集 女声合唱組曲「水のいのち」/「わたしの願い」/秋を呼ぶ歌 |
宇野功芳指揮 カラコレス女声cho. 梅本千絵(P) | |
木下牧子:混声合唱作品集 混声合唱組曲「方舟」/「ティオの夜の旅」/夢みたものは |
鈴木成夫指揮 東京外国語大学 混声合唱団コール・ソレイユ 山内知子(P) | |
平吉毅州:混声合唱作品集 混声合唱組曲「ひとつの朝」/「わが里程標」/ 「空に小鳥がいなくなった日」/「ちいさな昇天」 |
平松剛一指揮 平松混声cho. 下田正幸指揮 コール・フロイント 菊池大成、源田泰子(P) | |
高田三郎の典礼聖歌T ミサ賛歌「やまとのささげうた」/詩編の歌/一般賛歌 |
高田三郎指揮 東京荒川少年少女合唱隊 大塚昌美、木島美紗子(Org) 徳田隆仁、大山聖一(G) | |
平吉毅州:合唱作品集 混声合唱組曲「レモン哀歌」/ 女声合唱組曲「海は見てきた」 |
平松剛一指揮 平松混声cho. 淵上千里(P) | |
折紙〜小林秀雄:女声合唱作品集 女声合唱とピアノのための組曲「水と影」 (金子みすず:詩) [水と影/光の籠/雨のあと/夕顔/さびしいとき]/ 女声合唱とピアノのための組曲「四季の山頭火」 (種田山頭火:句) [序の歌/第1部春・夏/第2部秋・冬/結びの歌]/ ソプラノ独唱、女声合唱とピアノのための 組曲「折紙」(尾崎左永子:詩) [折紙/街 断章/私は魔女/暁] |
加川文子(S) 小林秀雄指揮 女声合唱団 コーロ・ブリランテ 北澤益美(P) | |
さとうきび畑〜寺島尚彦:合唱作品集 小さな協奏曲(木坂涼:作詩)/ ことりがそらを(まどみちお:作詩)/ さとうきび畑(寺島尚彦:作詩)/他 |
平松剛一指揮 平松混声cho. 寺島尚彦(P) 淵上千里(P) | |
ティル・ナ・ノグ〜鈴木輝昭:合唱作品集 梟月図/朗詠譜/森へ/ティル・ナ・ノグ |
浜崎香子指揮 出雲市立第一中学校 | |
高田三郎の典礼聖歌II 詩編聖書の歌/アレルヤ唱/季節賛歌/ 一般賛歌/聖母賛歌/教会の祈り/ミサ賛歌 |
高田三郎指揮 東京荒川少年少女合唱隊、 コーロ・ファンタジア 木島美紗子(Org) 大塚昌美(Org) 竹前光子(Org) | |
声楽教本「サルバトーレ・マルケージ」 | 嶺貞子(監修) 飯島香織(S) 辻裕久(T) 山岸茂人(P) | |
通称「サルバトーレ・マルケージ」と呼ばれることの多い「イタリアン・マルケージ」は、その名の通りサルバトーレ・マルケージの書いた声楽教本。サルバトーレ・マルケージは1822年にパレルモで生まれ、1908年にパリで没したバリトンで、オペラ歌手、声楽教師、そして作曲家としても知られ、1852年に結婚したメゾ・ソプラノのマチルデ夫人(1821-1913、声楽教本「マチルデ・マルケージ Op.21」の著者)とともに、ヨーロッパ各地で活躍した。 普通の声楽教本「コンコーネ」また「マルケージ Op.21」などが母音唱法のために書かれているのに対し、20曲から成るこの教則本には的確なイタリア語が付され、テクニックを学びながら、言葉による音楽的な楽しさも充分に味わえるようテキストに工夫がなされ、初心者にとって、たとえ言葉の意味が解らなくても、イタリア語自体が音楽的なイントネーションを持ち、自然なリズムに乗って歌えるという魅力がある。 イタリア歌曲の権威である嶺貞子・監修による、愛弟子テノールの辻裕久、ソプラノの飯島香織、ピアノの山岸茂人の端正な演奏による画期的な録音。 | ||
決定版、受験生のための「聴音」(CD&問題集)〜単旋律編 | ||
決定版、受験生のための「聴音」(CD&問題集)〜二声編 | ||
決定版、受験生のための「聴音」(CD&問題集)〜和声編(単旋律編・二声編の模擬テスト付) | ||
監修&作曲:松下功、遠藤雅夫、ローラン・テシュネ。 要望の多かった受験生のための教材「聴音」。各音楽大学の出題傾向を調べ、新たに作曲を完成、今迄の聴音教材にはない、CDを使ったより実践的な学習が行える。 | ||
#以下のコンクール課題曲&優秀校演奏CDは、発売から年月が経過しており、御注文可能な物でも入手出来ない物が多数と思われます。あらかじめご了承下さい。 | ||
第72回(平成17年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲 | ||
2005年8月から始まる「NHKコンクール」の課題曲を、合唱、カラピアノを収録して発売(小学校の部、中学校の部、高等学校の部を1枚にまとめて収録)。 | ||
EFCD-25135 廃盤 |
平成13年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編1 | |
EFCD-25136 廃盤 |
平成13年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編2 | |
EFCD-25137 廃盤 |
平成13年度こども音楽コンクール〜小学校合奏編 | |
EFCD-25138 廃盤 |
平成13年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編1 | |
EFCD-25139 廃盤 |
平成13年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編2 | |
EFCD-25140 廃盤 |
平成13年度こども音楽コンクール〜小学校合奏編 | |
民放系(TBS/MBS)のこども音楽コンクール優秀校の演奏を収録。 | ||
EFCD-25171 廃盤 |
平成14年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編1 | |
EFCD-25172 廃盤 |
平成14年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編2 | |
EFCD-25173 廃盤 |
平成14年度こども音楽コンクール〜小学校合奏編 | |
EFCD-25174 廃盤 |
平成14年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編1 | |
EFCD-25175 廃盤 |
平成14年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編2 | |
EFCD-25176 廃盤 |
平成14年度こども音楽コンクール〜中学校合奏編 | |
EFCD-25177 廃盤 |
平成15年度NHK全国学校音楽コンクール:小学校の部 | |
EFCD-25178 廃盤 |
平成15年度NHK全国学校音楽コンクール:中学校の部 | |
EFCD-25179 廃盤 |
平成15年度NHK全国学校音楽コンクール:高等学校の部 | |
EFCD-25180 廃盤 |
平成15年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編1 | |
EFCD-25181 廃盤 |
平成15年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編2 | |
EFCD-25182 廃盤 |
平成15年度こども音楽コンクール〜小学校合奏編 | |
EFCD-25183 廃盤 |
平成15年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編1 | |
平成15年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編2 | ||
EFCD-25185 廃盤 |
平成15年度こども音楽コンクール〜中学校合奏編 | |
今年も民放系の「こども音楽コンクール」優秀校の演奏を収録、発売。 | ||
EFCD-25186 廃盤 |
第71回(平成16年度)NHK全国学校音楽コンクール〜小学生の部 | |
EFCD-25188/9 (2CD) 廃盤 |
第71回(平成16年度)NHK全国学校音楽コンクール〜高等学校の部 | |
EFCD-25190/1 (2CD) 廃盤 |
第71回(平成16年度)NHK全国学校音楽コンクール〜中学生の部 | |
発行:NHKサービスセンター。 今年も全国コンクールの熱演がCDに。小学校、中学校、高等学校の部、すべての学校の課題曲と自由曲の演奏を収録。なお、「中学生の部」は当初 FOCD-25187 として案内されたが、番号&枚数変更されている。 | ||
平成16年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編1 | ||
平成16年度こども音楽コンクール〜小学校合唱編2 | ||
平成16年度こども音楽コンクール〜小学校合奏編 | ||
平成16年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編1 | ||
平成16年度こども音楽コンクール〜中学校合唱編2 | ||
平成16年度こども音楽コンクール〜中学校合奏編 | ||
TBS系「こども音楽コンクール」優秀校の演奏。 | ||
第72回(平成17年度)NHK全国学校音楽コンクール〜小学校の部 | ||
第72回(平成17年度)NHK全国学校音楽コンクール〜中学校の部 | ||
第72回(平成17年度)NHK全国学校音楽コンクール〜高等学校の部 | ||
2005年も全国コンクールの熱演がCDに。小学校、中学校、高等学校の部、すべての学校の課題曲と自由曲の演奏が収録される。 |