DOHR | ||
マリア・アガータ・シマノフスカ(1789-1831): 24のマズルカ集/他 24のマズルカ集 [第1番 ハ長調/第2番 ヘ長調/第3番 ハ長調/第4番 ヘ長調/ 第5番 ハ長調/第6番 ト長調/第7番 ニ長調/第8番 ニ長調/ 第9番 ト長調/第10番 ハ長調/第11番 ヘ長調/ 第12番 変ロ長調/第13番 変ロ長調/第14番 変ホ長調/ 第15番 変ロ長調/第16番 ヘ長調/第17番 ハ長調/ 第18番 ト長調/第19番 ハ長調/第20番 ヘ長調/第21番 ハ長調/ 第22番 ト長調/第23番 ニ長調/第24番 ニ長調]/ コントルダンス 変イ長調/マズルカ ハ長調/ 3手による4つのワルツ(*) [第1番 ヘ長調/第2番 ヘ短調/第3番 ヘ長調第4番 ト長調] |
パウル・ヴァン・パリス(P) ヴィルヘルム・ケンパー(P;*) | |
録音:1999年5月29日-30日、アポステル・ギナジウム[アポステル高校]、ケルン。全曲世界初録音だったもの。 ショパンの先駆者とも言われるポーランド出身の女性作曲家シマノフスカは、21世紀に入って単曲での録音こそ時折見られるようになったが、当盤の収録曲は録音後10年経った2009年現在でも、ほとんどがおそらく唯一の録音と思われる。 | ||
トリオーボエ カルロ・イヴォン(1798-1854): 3つのオーボエのためのカプリッチョ (1835-1850) フリードリヒ・ツェーム(1923-2007): パウル・ヒンデミット「フィルハーモニー協奏曲」 の変奏曲2による2つのオーボエと イングリッシュ・ホルンのための 6つの変奏「ヒンデミット変奏曲」(1978) ベートーヴェン(1770-1827):2つのオーボエと イングリッシュ・ホルンのための 三重奏曲 ハ長調Op.87 (1795頃) グレアム・パウニング(1949-): 2つのオーボエとコールアングレのための 三重奏曲第1番(1972) ゴードン・ジェイコブ(1895-1984): 2つのオーボエと コールアングレのための2つの小品(1945) モーツァルト(1756-1791): ディヴェルティメント ヘ長調 K.439b (1783) (アダージョ ヘ長調K.410 (1785)付き、 2つのコールアングレと バス・オーボエのための編曲版) |
トリオーボエ [イーナ・シュトック、 テクラ・フォン・ドンボア (Ob/イングリッシュHr) アニヤ・M.シュミエル (Ob/イングリッシュHr/ バリトンOb)] | |
録音:1999年10月13日-17日、エマニュエル教会、ケルン=ロンドルフ、ドイツ。
ケルン音楽大学で学んだオーボエ奏者3人という、珍しい編成による団体。イヴォンはイタリア、ゲンツマーの弟子ツェームはドイツ、パウニングはオーストラリア、ジェイコブはイギリスの作曲家。内、イヴォンはスカラ座管、パウニングはシドニー歌劇場管で、それぞれオーボエ奏者としても活躍していた。 | ||
alio mode 〜 17 + 4 曲のコラール前奏曲集 CD 1: Im Kirchenjahr ライナー・ラウテンバッハ(1962-):幻想曲「われらキリストを讃えまつらん」 (1997) セルバン・ニチフォア(1954-):コラール前奏曲「われらキリストを讃えまつらん」 (1997) / コラール幻想曲「高き御空よりわれは来れり」 (1997) ノルベルト・フレーリヒ(1960-):リチェルカーレ「 Mit den Hirten will ich gehen 」 (1997) ホルスト・ビッター(1928-):瞑想曲「 Mit den Hirten will ich gehen 」 (1997) ベルンハルト・ヴェーバー(1959-):コラール・パルティータ「 Stern über Bethlehem 」 (1997) ハンス=ヨーゼフ・ヴィンクラー(?-):コラール前奏曲「 O herrlicher Tag, o fröhliche Zeit 」 (1997) CD 2: Christliches Leben ノルベルト・ラウファー(1960-):コラール前奏曲「 Kommt herbei, singt dem Herrn 」 (1997) マンフレート・ニーハウス(1933-):コラール幻想曲「 Reich des Herrn 」 (1997) ミヒャエル・ペンクーン(1962-):プレイ・ジャズ! 「 Ein Schiff, das sich Gemeinde nennt 」 (1997) フリートヘルム・アウフェンアンガー(1955-):コラール瞑想曲「 Herr, gib uns Mut zum Hören 」 (1997) ペーター・ハステット(1970-):コラール前奏曲「 Wir haben Gottes Spuren festgestellt 」 (1997) ヘルムート・ブラント(1959-):幻想曲「 Weiß ich den Weg auch nicht 」 (1997) ユルゲン・ブルーメ(1946-):コラール前奏曲「 Lass uns in deinem Namen, Herr 」 (1997) ユルゲン・ボルステルマン(1963-):瞑想曲「 Ins Wasser fällt ein Stein 」 (1997) ノルベルト・ラウファー:コラール前奏曲「 Gehet hin an alle Enden 」 (1997) リヒャルト・バイヤー(1958-):トッカータ=カプリス「 Ich lobe meinen Gott 」 (1997) アンドレアス・ヴィルシャー(1955-):瞑想曲「 Nun wollen wir singen das Abendlied 」 (1997) ペーター・バレス(1936-): コラールシュピール「 Bevor des Tages Licht vergeht 」 (1997) ルドルフ・ハラチンスキー (1920-1999):瞑想曲「 Bevor des Tages Licht vergeht 」Op.87 (1997) ヨハネス・クヴァック(Org) | ||
録音:1998年6月-7月、キリスト教会、シュヴェルム、ドイツ。使用楽器: チェケル [Tzschöckel] 製、Op.250。全て世界初録音。 | ||
piacevole スザンヌ・ケッセル〜ベートーヴェン: 幻想曲 ト短調Op.77 / アンダンテ ヘ長調WoO.57「エリーゼのために」/ アレグレット ハ短調WoO.53 / ロンド ハ長調Op.51 No.1 / ロンド・ア・カプリッチョ ト長調Op.129 「失われた小銭をめぐる興奮」/ ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調Op.10 No.3 |
スザンヌ・ケッセル(P) | |
録音:1998年10月、ケルン。 | ||
音楽のパルナス山〜 ヨハン・カスパル・フェルディナント・ フィッシャー(1665頃-1746): チェンバロのための組曲集 より [組曲第4番 ニ長調/組曲第1番 ニ短調(*)/ 組曲第5番 ホ短調(*)/組曲第8番 ト長調] 「音楽のパルナス山」 より [組曲 ト長調「カリオペ [Calliope] 」/ 組曲 ホ短調「エラトー [Erato] 」/ 組曲 ヘ長調「エウテルペ [Euterpe] 」/ 組曲 ニ短調「ウラニエ [Uranie] 」] |
ゲラルト・ ハンビッツァー(Cemb) | |
録音:1997年2月24日-25日、11月5日、ザールラント放送局ホール、ザールブリュッケン。使用楽器:エッケハルト・メルツドルフ工房製作による2台のコピー(モデル:アンドレアス・リュッケルス、1638年製作[1段鍵盤](*)/リュッケルス&ブランシェ製作[2段鍵盤](#)) | ||
ピアノ独奏のための幻想曲集 [fantasia] C.P.E.バッハ:幻想曲第2番 ハ長調Wq 95 モーツァルト:幻想曲 ニ短調K.397 ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 ラフマニノフ:幻想的小品集Op.3 [エレジー/前奏曲/メロディ/道化師/セレナード] シューベルト: 幻想曲 ハ長調D.760「さすらい人幻想曲」 |
オリヴァー・ドレクシェル(P) | |
録音:2001年3月4日、トーンハレ録音スタジオ。使用楽器:スタインウェイ D 552476。 | ||
mit wechselndem Schlüssel〜 ユルク・バウアー(1918-):ピアノ伴奏による歌曲集 歌曲集「森の影」 (1952; 5曲) / Vom tiefinnern Sang (1957/58; 3曲) / Mit wechselndem Schlüssel (1967; 7曲) / Senza Speranza (1982; 3曲) / Nachklang (1999; 4曲) / 「一人住まい」(1942)〜朝に/ 「選択」(1938-1949)〜朝の歌 |
マティアス・ ギュデルへーファー(Br) オリヴァー・ドレクシェル(P) | |
録音:2001年7月16日-19日、カヴァッリ・スタジオ、バンベルク。使用楽器:スタインウェイ D-274。世界初録音曲を含む。 | ||
フリードリヒ・キール(1821-1885):ピアノ作品集 Vol.1 大ポロネーズOp.14 /3つのフモレスケOp.59 / タランテラOp.27 /11のメロディOp.15 / 幻想曲 変イ長調Op.68 /2つのカプリスOp.26 / 2つの夜想曲 o.op. (1849) |
オリヴァー・ドレクシェル(P) | |
録音:2001年10月12日-14日、カヴァッリ・スタジオ、バンベルク。使用楽器:テオドール・シュテッカー・コンサートフリューゲル、No. 944 (1868; oberschlägige Mechanik) 。ピリオド楽器使用。世界初録音曲を含む。 天才肌で、父から教えを受けた以外はほぼ独学で幼少期を過ごしたと言うキール。二十過ぎにシュポアから才能を認められて奨学金を得ベルリンへ赴くと、数年後には演奏家(おそらくピアノ)として評判を取り、その後40歳代半ばからは教師としても著名となった。弟子にはノスコフスキ、スタンフォード、シェーグレンと言った様々な国の名作曲家が並んでいる。彼は登山が趣味で、60歳にしてスイスの最高峰モンテ・ローザ(標高4,634m)を制覇しているが、その2年後(と資料にあるが、年代が合わないようだ)交通事故に遭ってしまい、急死した。 彼は主に室内楽作品の作曲家として知られており、その方面ならば録音は5枚以上あるが、ピアノ独奏曲は意外にも、当レーベルで進行中のこの当シリーズが唯一の録音のようだ。 Vol.2:DOHR-DCD-011、 Vol.3:DOHR-DCD-013、 Vol.4:DOHR-DCD-023、 Vol.5:DOHR-DCD-030(Vol.5は、番号は決まっているが2009年6月現在未発売の模様)。 | ||
カプリッチョ〜オーボエとピアノのための作品集 マドレーン・ドリング(1923-1977): オーボエとピアノのためのイタリア舞曲 カール・ニルセン(1865-1931): オーボエとピアノのための2つの幻想小品集Op.2 クリストファー・ノートン(1953-): オーボエとピアノのための 「マイクロジャズ」からの3つの小品 マティルデ・カプイス(1913-2017): オーボエとピアノのための2楽章 フランク(1822-1890): オーボエとピアノのための小品 V シューマン(1810-1856): オーボエとピアノのための3つのロマンスOp.94 ペトル・エベン(1929-2007): オーボエとピアノのためのアモローソ ジョヴァンニ・ダエッリ(1800頃-1860): オーボエとピアノのためのヴェルディ 「リゴレット」の主題による変奏曲 |
テクラ・ フォン・ドンボワ(Ob;*) ヴィルへルム・ケンパー(P) | |
録音:2001年10月12日&14日、ホンラート福音教会。使用楽器: Marigaux Paris Blüthner-Flügel Modell 4, Instr.-Nr. 149785 (*)。世界初録音曲を含む。 | ||
フリードリヒ・キール(1821-1885):ピアノ作品集 Vol.2 6つの即興曲 Op.79 /4つの2声のフーガOp.10 / 4手のためのワルツ Op.47 (*)/3つのロマンスOp.5 / ハンガリ− o.op. /4手のためのワルツ Op.48 (*) / 旅の記憶 Ops.38 & 41(4曲 + 3曲) |
オリヴァー・ドレクシェル(P) ヴィルヘルム・ ケンパー(第2P;*) | |
録音:2001年12月8日-9日、2002年5月31日-6月2日、以上 カヴァッリ・スタジオ、バンベルク。使用楽器:テオドール・シュテッカー・コンサートフリューゲル、No. 944 (1868; oberschlägige Mechanik) 。ピリオド楽器使用。世界初録音曲を含む。 Vol.1:DOHR-DCD-009、 Vol.3:DOHR-DCD-013、 Vol.4:DOHR-DCD-023、 Vol.5:DOHR-DCD-030(Vol.5は、番号は決まっているが2009年6月現在未発売の模様)。 | ||
ベルント・ヴァイスマン(1938-): Choreographie der Klänge(ピアノ、 トロンボーン、バリトン・サクソフォンと 実験的な音のための) |
パウル・ヒュプヴェーバー(Tb) ヨハネス・ライス (バリトンSax) ベルント・ヴァイスマン(P) | |
録音:2001年11月27日、デュッセルドルフ・トーンハレ、ライヴ。 | ||
フリードリヒ・キール(1821-1885):ピアノ作品集 Vol.3 組曲Op.28 [ソナタ/即興曲/スケルツォ/夜想曲/変奏曲]/ 4手のための創作主題による変奏曲Op.23 / 5つの練習曲集 o.op. /カプリチェットOp.4 / Bilder aus der Jugendwelt Op.1 (6曲) / 4手のための2つのピアノ小ソナタOp.6 (*) / 3つのピアノ小品Op.71 /6つのピアノ小品Op.72 |
オリヴァー・ドレクシェル(P) ヴィルヘルム・ ケンパー(第2P;*) | |
録音:2002年6月1日-2日、2003年8月4日-5日、以上 カヴァッリ・スタジオ、バンベルク。使用楽器:テオドール・シュテッカー・コンサートフリューゲル、No. 944 (1868; oberschlägige Mechanik) 。ピリオド楽器使用。おそらく世界初録音。 Vol.1:DOHR-DCD-009、 Vol.2:DOHR-DCD-011、 Vol.4:DOHR-DCD-023、 Vol.5:DOHR-DCD-030(Vol.5は、番号は決まっているが2009年6月現在未発売の模様)。 | ||
the touch of piazzolla 〜 アストル・ピアソラ(1921-1992): バヤーンとチェロによる作品集 逃避/孤独/アメリタンゴ/3つの小品Op.4 / 目を閉じて、耳をすませ/ル・グラン・タンゴ/ 孤独の歳月/アヴェ・マリア/20年後/サミット/ ノヴィタンゴ/孤独/思い出 |
デュオ・バヤネッロ [ダニエラ・グレンツ(バヤーン) ユリア・ポルツィエーン(Vc)] | |
録音:2002年4月10日&12日、カヴァッリ・レコード・スタジオ、バンベルク。 | ||
コンチェルト・ポプリ シューマン(1810-1856):アダージョとアレグロOp.70 プーランク(1899-1963):オーボエ・ソナタ(1962) ヨハン・フリードリヒ・ブラウン(1759-1824)): コンチェルト・ポプリ J.S.バッハ(1685-1750): (オーボエ・)ソナタ ト短調BWV.1030 アンドレアス・プフリューガー(1941-): Störphall ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994): Epitaph アントニオ・パスクッリ(1842-1924): 「シチリア島の夕べの祈り」の主題による協奏曲 |
ベルンハルト・フォルスター(Ob) マルゴット・ ルッツ=ヴァイフ(P) | |
発売:2004年。 | ||
ヨハン・リュッター(1913-1992):ピアノ作品集 大ソナチネ[第3番/第4番]/ ソナチネ[第7番/第9番/第11番/第12番] |
フランツ・ ヨーゼフ・リュッター(P) | |
発売:2004年。 アーヘン近郊で生まれた知られざる作曲家によるソナチネ集。演奏のフランンツ・ヨーゼフ・リュッター(1949-2003)はヨハンの息子だが、壮年期に亡くなっている。 | ||
ディアローゴ〜チェロとピアノのための作品集 プロコフィエフ(1891-1953): チェロ・ソナタOp.119 (1944) バクストン・オール(1924-1997): チェロとピアノのための悲歌 (1994) ブリテン(1913-1976): チェロ・ソナタ ハ長調Op.65 (1961) プロコフィエフ: 「シンデレラ」Op.97 bis (1944)〜アダージョ バクストン・オール: チェロとピアノのための「カルメン幻想曲」 (1985) |
ダグマール・ シュペングラー(Vc) オリヴァー・ドレクシェル(P;*) | |
録音:2002年8月24日-26日、カヴァッリ・レコーズ・スタジオ、バンベルク。使用楽器: スタインウェイ・モデル B (*)。世界初録音曲を含む。 | ||
ヨハン・クリスティアン・ ハインリヒ・リンク(1770-1846):ピアノ作品集 Vol.1 両手のための30の練習曲集Op.67 より(抜粋;12曲) [Nos.16, 20, 5, 22, 3, 1, 18, 28, 26, 23, 24, 17]/ 変奏曲集 Ops.44, 61, 39, 62, 51 |
オリヴァー・ドレクシェル(Fp) | |
録音:2002年10月17日-19日、カヴァッリ・スタジオ、バンベルク。使用楽器:1820年頃、リガのクリスティアン・エルトマン・ランケ制作によるハンマーフリューゲル。ピリオド楽器使用。世界初録音。
当時オルガン奏者として著名だったリンクの作品は、今日でもやはりオルガン作品のみが有名で、名曲集やテーマ別の曲集に1曲含まれていることはたまにあるが、ピアノ作品の録音は当シリーズのみだろう。 Vol.2:DOHR-DCD-019。 | ||
ヨハン・クリスティアン・ ハインリヒ・リンク(1770-1846):ピアノ作品集 Vol.2 両手のための30の練習曲集Op.67 より(抜粋;12曲) [Nos.8, 15, 13, 6, 30, 12, 9, 19, 10, 14, 29, 7]/ 超絶技巧による4手のためのソナタ 変ロ長調Op.86 / 超絶技巧による4手のための 3つのディヴェルティスマンOp.41 / 4手のためのソナタ ヘ長調Op.50 |
オリヴァー・ドレクシェル(Fp) エギーノ・クレッパー(第2Fp) | |
録音:2002年10月17日-19日、カヴァッリ・スタジオ、バンベルク。使用楽器:1820年頃、リガのクリスティアン・エルトマン・ランケ制作によるハンマーフリューゲル。ピリオド楽器使用。世界初録音。 Vol.1:DOHR-DCD-018。以前から番号のみがアナウンスされていた Vol.2が、ようやく発売に。Op.67 は、この2巻までで計24曲が録音されており、残りは6曲となっている。なお、第1集では4手曲であっても第2奏者はアナウンスされていないが、当盤にはクレッパーという第2奏者が参加しており、第1集でも同様の可能性が高い。 当時オルガン奏者として著名だったリンクの作品は、今日でもやはりオルガン作品のみが有名で、名曲集やテーマ別の曲集に1曲含まれていることはたまにあるが、ピアノ作品の録音は当シリーズのみだろう。 | ||
フランツ・ヴュルナー(1832-1902):室内楽作品集 ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ短調Op.30 (#) [スヨエン・キム(Vn) トビアス・ブレドール(P;*)] 4手ピアノのための「古いドイツ民謡による26の変奏曲」Op.11(#) [アリーナ・カバノワ、トビアス・ブレドール(P;*)] ピアノとチェロのための「フランツ・シューベルトの主題による22の変奏曲Op.39」 [コンスタンティン・マナーエフ(Vc) エカテリーナ・ティトワ(P;*)] | ||
発売:2003年。使用楽器:1861年頃、ウィーンのヨハン・バティスト・シュトライヒャーと息子制作によるハンマーフリューゲル(*)。(#)の2曲は世界初録音。 ヴュルナーはミュンスターに生まれ、ドイツ各地でピアニスト、作曲家、指揮者として活躍、1850年から1854年にかけてベートーヴェンのピアノ・ソナタを中心とするコンサートをドイツ各地で行った際にはブラームスと親交を結び、それは生涯続いたという。彼の作品が1曲だけが含まれているCDはいくつかあるが、まるごとというのは当盤だけだと思われる。 | ||
ヨハン・クリスティアン・ ハインリヒ・リンク(1770-1846):オルガン作品集 Vol.1 オルガン楽派の練習曲集Op.55 より(抜粋;20曲) |
イェンス=ミヒャエル・ ティース(Org) | |
録音:2009年9月23日-24日。Instrument und Aufnahmeort: Bernhard Dreymann 1834 (II/P/25), ev. Kirche zu Biebesheim/Rhein [Restaurierung: Karl Schuke Orgelbau Berlin 1963] 。世界初録音。 当時オルガン奏者として著名だったリンクだが、オルガン作品であっても名曲集やテーマ別の曲集に1曲含まれていることがたまにある程度。これだけまとまった録音は当シリーズのみと思われる。 | ||
ヨハン・クリスティアン・ ハインリヒ・リンク(1770-1846): Charfreytagskantate 〜受難、死と終焉の合唱作品集 Herr, ich bleibe stets an Dir Op.127 / Lobe den Herrn meine Seele Op.88 / Charfreytags-Kantate Op.76 / Todten-Feier Op.68 / Gebet für Verstorbene Op.71 / Gott sei uns gnädig Op.109 / Befiehl dem Herrn deine Wege Op.85 / 前奏曲集 Op.120 より [第22番 ヘ短調/第23番 ロ短調/ 第4番 イ長調/第8番 ホ短調] |
トーマス・ロイバー指揮 カペラ・ピッコラ イェンス=ミヒャエル・ ティース(Org) | |
発売:2004年。 | ||
フリードリヒ・キール(1821-1885):ピアノ作品集 Vol.4 6つのワルツOp.7 /4つのフモレスケOp.42 / 3つのピアノ小品Op.8 / 室内楽の様式による15のカノンOp.1 / メロディ ニ長調 o. op. /フゲッタ o. op. / 10のピアノ小品Op.74 |
オリヴァー・ドレクシェル(P) ヴィルヘルム・ ケンパー(第2P;*) | |
おそらくピリオド楽器使用、世界初録音。 Vol.1:DOHR-DCD-009、 Vol.2:DOHR-DCD-011、 Vol.3:DOHR-DCD-013、 Vol.5:DOHR-DCD-030(Vol.5は、番号は決まっているが未発売/DOHR社の2011年カタログによれば、2012年の発売予定)。 #当盤も発売延期中です(DOHR社の2011年カタログによれば、2010年の発売予定となっていますが、2011年4月現在未発売) | ||
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847): ピアノ独奏作品集 Vol.1 アリエッテ「 Einmal in meinem achten Jahr 」 によるピアノ=フォルテのための変奏曲 (1797) / ピアノ・ソナタ ロ長調Op.13 / 「虚ろな心」によるピアノ=フォルテのための変奏曲/ サンドリヨン(シンデレラ)のロマンス 「 Je suis modesteet soumise 」による ピアノ=フォルテのための変奏曲Op.28 (1810頃)/ アリエッテ「 Seit ich so viele Weiber sah 」 によるクラヴサン、又は ピアノ・フォルテのための変奏曲 (1800頃) |
オリヴァー・ ドレクシェル(Fp) | |
発売:2004年。使用楽器:1825年頃、リガのクリスティアン・エルトマン・ランケ制作によるハンマーフリューゲル。ピリオド楽器使用。なお上記曲目中、楽器「ピアノ・フォルテ」の表記が2種ありますが、裏インレイ表記欧文(おそらく作品原題)に依っています。 ドイツに生まれオランダに移住して活躍した作曲家ヴィルムスの作品は、管弦楽曲に関しては同じくドイツの ARS PRODUKTION から発売されているもの(ARS-38024)など複数のCDがあるが、器楽曲がまとめて録音されるのは初めてだろう。ピリオド楽器使用なのもポイントの一つ。 Vol.2:DOHR-DCD-029(ただしVol.2は、番号は決まっているが未発売/DOHR社の2011年カタログによれば、2010年の発売予定となっていますが、2011年4月現在未発売)。 | ||
Musik am Hofe des Kurfürsten Clemens Wenzeslaus 〜ラング&サレス:オルガン作品集 ヨハン・ゲオルク・ラング(1722-1798): オルガン・ソナタ〔ト長調 Op.7 No.4 /イ長調〕/ オルガンのためのディヴェルティメント ピエトロ・ポンペオ・サレス(1729頃-1797): オルガン協奏曲[ハ長調/ヘ長調] |
ペーター・ダイケ(Org) | |
発売:2003年?。使用楽器:Weimbs-Orgel Köln-Blumenberg, 2004? 。世界初録音。 | ||
ライン地方のチェロ音楽 エヴァルト・シュトレッサー(1867-1933): 無伴奏チェロ組曲(1926) ジャック・オッフェンバック(1819-1880): ドニゼッティ「愛の妙薬」のメロディ(1853) マックス・ブルッフ(1838-1920): アリア イ短調 Op.70 No.1 (1896) ディートマール・ベルガー(1965-): 新しい様式によるワルツ(1997) ジャック・オッフェンバック: ドニゼッティ「アンナ・ボレーナ」 のメロディ(1853) |
ディートマール・ベルガー(Vc) | |
発売:2006年。表題では特に記載されていないが、全て無伴奏チェロ独奏作品。オッフェンバックはフランスで活躍(のちに帰化)したため、この顔ぶれの中では違和感があるが、生地はドイツのケルンである。 | ||
J.S.バッハ: 平均率クラヴィーア曲集 第2巻 BWV.870-893 |
バルバラ・ クリンクハマー(Cemb) | |
録音:2006年、Pfarrkirche St. Walburga, Bornheim-Walberberg 。使用楽器:ハイデルベルクのライナー・シュッツェ製作、1980年。第1巻:4260035650410。 | ||
AGENDA | ||
J.S.バッハ: 平均率クラヴィーア曲集 第1巻 BWV.846-869 |
バルバラ・ クリンクハマー(Cemb) | |
録音:2003年? 使用楽器:ハイデルベルクのライナー・シュッツェ製作、1980年。第2巻:DOHR-DCD-032/033。本体に番号記載はなく、上記品番は貼付バーコードとなります。 |