BRASS CLASSICS | ||
トランペットとピアノのためのフランス音楽 アルテュール・オネゲル(1892-1955):イントラーダ ジャン・フランセ(1912-1997):ソナティネ ピエール・ガベーユ(1930-):ソナティネ/ブタード ジャン・ユボー(1917-1992):トランペット・ソナタ ラヴェル:ハバネラ形式の小品 マルセル・ビッチ(1921-): ドメニコ・スカルラッティの主題による4つの変奏曲 ポール・ボノー(1918-1995):組曲 ジャック・イベール(1890-1962):即興曲 アンリ・トマジ(1901-1971):トリプティク ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-):讃歌 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):エール・ド・ブラヴーレ |
ポール・アーチボールド(Tp) ジュリエット・エドワーズ(P) | |
ポール・アーチボールドとジュリエット・エドワーズが設立した新レーベル「Brass Classics」。金管楽器の演奏による録音を世に送り出していくその第1弾は、アーチボールドとエドワーズの共演により、オネゲル、トマジといったフランスの作曲家によるトランペットの定番レパートリーを収録したアルバム。 アーチボールドはコヴェントガーデン王立歌劇場、BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズなどで活躍。そしてあのフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバーとしてもその名を轟かせたイギリス・トランペット界の重鎮。エドワ―ズはウィリアム・ベネット、エマ・ベルといったイギリスの一流アーティストの伴奏をつとめ、自身が結成したエドワーズ・アンサンブルなどで活躍中のピアノ奏者。 | ||
ウィーンの夜 モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲 K.620/ コンサート・ロンド K.371/6つのドイツ舞曲 K.600/ セレナード第13番 ト長調 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525 ヨハン・シュトラウス II:喜歌劇「こうもり」序曲/ ウィーンの森の物語 Op.325/雷鳴と稲妻 Op.324 ヨハン・シュトラウス I:ラデツキー行進曲 Op.228 |
イングリッシュ・ブラス・アンサンブル | |
ポール・アーチボールド率いるイングリッシュ・ブラス・アンサンブルは1974年に結成されたイギリスを代表する金管アンサンブル。安定感抜群の輝かしい音色はさすがイギリス。 | ||
オン・ザ・タウン J.S.バッハ/クリース編曲:幻想曲とフーガ ト短調 BWV.542 エリック・クリース(1952-):コンホバルの誕生 リスト/クリース編曲:バッハの名による前奏曲とフーガ バーンスタイン/同編曲: 「オン・ザ・タウン」〜ダンス・エピソード |
エリック・クリース指揮 コヴェント・ガーデン 王立歌劇場ブラス・ソロイスツ | |
録音:2005年6月、ライヴ。 あのフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルで活躍していたトランペット奏者ポール・アーチボールトが設立したブラス・クラシックスの第3弾は、22人の金管奏者と打楽器奏者で構成されるコヴェント・ガーデン王立歌劇場ブラス・ソロイスツのライヴ。指揮者として指揮台に立つのはこちらもかつてフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルでトロンボーン奏者として活躍していたエリック・クリース。フィリップ・ジョーンズ自身は残念ながら他界してしまったが、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの息吹きは様々な形で受け継がれているということを実感させられる。 コヴェント・ガーデン王立歌劇場ブラス・ソロイスツは今回の録音を皮切りにブラス・クラシックスから継続したリリースが予定されており、今後の活躍が期待される。 | ||
ディヴェルティスマン ムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 ムソルグスキー:ゴパック/奇想曲 チャイコフスキー:バレエ組曲 ショスタコーヴィチ:前奏曲第18番 モシュコフスキ: モデラート=アレグロ/ボレロ/ アレグロ・ブリオーソ/コン・モート グラナドス:子守歌 ドリーブ:ワルツ/パスピエ ラヴェル:ソナチネ〜第2楽章 ドビュッシー:パスピエ フォーレ:無言歌 ラヴェル:リゴードン ビゼー:歌劇「カルメン」より |
ポール・アーチボールド(Tp) ジュリエット・エドワーズ(P) | |
レーベルの創設者でもあるアーチボールドとエドワーズの共演によるアルバム第2集。収録曲は全てアーチボールト自身によるトランペットとピアノのための編曲で、「カルメン」を筆頭に名旋律が凝縮されている。イギリス・トランペット界の重鎮であるアーチボールドは、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、そしてフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバーとしても活躍した名奏者。 | ||
プロクラメーション ロバート・デイヴィス(1980-): プロクラメーション・ファンファーレと トランペット・メカニズム セシリア・マクドウォール(1951-): 3つの交唱 マーク・アントニー・ターネイジ(1960-): From All Sides アラン・ホヴァネス(1911-2000):Khaldis ナジ・ハキム(1955-):サクレ・クール賛歌 エドワード・チャンス(1947-): ホルボーン・チャンス ジャン・フランセ(1912-1997):勝利の行進曲 カレル・フサ(1921-): イントラーダとインタリュード ヤン・クーツィール(1911-2006): コンチェルティーノ・ピッコロOp.101 ポール・アーチボルド(1956-): シャルパンティエ幻想曲 |
インターナショナル・セレブリティ・ トランペット・アンサンブル [ハンス・ガンシュ、 ガボール・タルコヴィ、 フロリアン・クリングラー、 アンドルー・クローリー、 イアン・バルマン、 モーリス・マーフィー、 ニコラス・トンプソン、 ポール・アーチボルド、 ロッド・フランクス、 ライアン・アントニー(Tp) ブルース・グリンドレイ(Org) ジュリエッタ・エドワーズ(P) マット・ギー、 ロブ・トゥーリー(Tb) マシュー・ターナー、 スコット・バイウォーター(Perc)] | |
ハンス・ガンシュも参加、トランペットの名手が集結した超強力アンサンブル。 ブラス・クラシックスが送り出す最新盤は、同レーベルのディレクターを務めるアーチボルドとウィーンのトランペット・メーカー、シャガールとのコンタクトによって実現した 「インターナショナル・セレブリティ・トランペット・アンサンブル」のレコーディング・プロジェクト。実際にシャガールを愛用している元ウィーン・フィル首席のハンス・ガンシュ、BPO首席のガボール・タルコヴィ、ミュンヘン・フィル首席のフロリアン・クリングラーを中心とした超豪華メンバーによるトランペット・アンサンブル・アルバムがここに誕生した。トランペット・アンサンブルのために書かれた作品を超一流の奏者たちの演奏で堪能できる贅沢な一品。 | ||
クリスマスの12日 ジェレマイア・クラーク(1674-1707): The King's March and Prince Eugene's March 伝承曲/クリース編曲: 世のひとわするな/クリスマスの12日 ピーター・ウォーロック(1894-1930): 3つのキャロル/ Maltworms J.S.バッハ/クリース編曲: 3つのクリスマス・コラール前奏曲 ホルスト/クリース編曲:In the Bleak Midwinter ガブリエリ:わが最愛のイエス 伝承曲:Ding, Dong, Merrily on High ペーター・コルネリスウス(1824-1874): 3人の王 エリック・クリース:クリスマス三部作 |
マシュー・ローズ(Br) エリック・クリース指揮 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 ブラス・ソロイスツ&cho. | |
録音:2005年12月、ライヴ。 フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの一員として活躍したエリック・クリースとコヴェント・ガーデン王立歌劇場ブラス・ソロイスツのリリース第2弾は、2005年に行われたクリスマスコンサートのライヴ・アルバム。当日は超満員の観衆を大いに沸かせたというから期待が高まる。輝かしいサウンドと美しい歌声による、クリスマスにピッタリな1枚となるだろう。 | ||
ホディエ・グロリオーサ モーツァルト: ディヴェルティメント第5番 ハ長調K.187 エドワード・チャンス(1947-): ローバー、屑屋と主人 セシリア・マクドウォール(1951-): 今日、常に誉れある乙女マリアが ベートーヴェン:3つのエクアール マイケル・バークリー(1948-): ユリの咲くところで ハリソン・バートウィッスル(1934-): ホケトゥス・ペトルス リチャード・ハーヴィー(1953-):武装した人 モーツァルト: ディヴェルティメント第6番 ハ長調K.188 |
ポール・アーチボールト指揮 ロンドン・ モーツァルト・プレイヤーズ・ ブラス・アンサンブル | |
シャンドスの「モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ」「フンメル・シリーズ」などで知られる「ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ」金管セクションによるブラスの祭典。2本のフルートが加わるモーツァルトの「ディヴェルティメント」やトロンボーン三重奏によるベートーヴェンの「3つのエクアール」といった永遠の名曲から現在のイギリスをリードする作曲家たちによる斬新な作品までを幅広く収録。 | ||
ワン・クリア・コール〜 チューバのための新しい作品集 デイヴィッド・パウエル:オン・ザ・クリア・コール ショスタコーヴィチ/ミラー編:前奏曲組曲 ベンジャミン・エリン:ダマス マーラー/エドニー編:3つの歌曲 ジョン・オニール編曲: ザ・バンド・フロム・アンクル |
ニック・エスリッジ(チューバ) イギリスの40人の若手奏者たち | |
ロンドンのトリニティ・カレッジで研鑽を積み、ギリシャのアテネ国立o.で首席チューバ奏者を務めたイギリスのチュービスト、ニック・エスリッジをフューチャーしたチューバのための作品集。エスリッジが、このレコーディングのために立ち上げたプロジェクト「チューバギリティ」に賛同した40人の若手たちと録音した当盤は、既存のスタイルにとらわれない斬新な編成による作品が特徴。 | ||
トランペットとサウンドのための音楽 シャルパンティエ:「テ・デウム」〜前奏曲 フォーレ:ピエ・イエス アルビノーニ:協奏曲 ヘ長調 グノー:アヴェ・マリア パーセル:ソナタ第1番 ニ長調 エベン:窓 マルティーニ:トッカータ M.フランク:舞踏組曲 ホヴァネス:聖グレゴリオの祈り トレッリ:トランペットのためのシンフォニア 作曲者不詳:いと高きところには神に栄光あれ |
ジョン・コールトン(Tp) デイヴィッド・ダネット(Org) | |
ジョン・コールトンはクィーンズランド管、マレーシア・フィル、シンガポール響など、オーストラリアや東南アジアのオーケストラからゲスト奏者に招聘されているフリーランスのトランペット奏者。オルガンのデイヴィッド・ダネットは、1096年に建設された聖域ノーウィッチ大聖堂の現オルガニスト、音楽監督。 | ||
エンブレイシング・ザ・アンノウン スワン:プレリュードとファンダンゴ ペルヴァゾフ:/dev/jam ケニー:エアリアル・カートグラフィ ローリン:エンブレイシング・ザ・アンノウン(*) マクガイア:ゲスト・ゼクステット |
ジョン・ケニー (アルト、テナー、バスTb) カトリオナ・マッケイ(Hp) エジンバラSQ | |
アルト、テナー、バスという3本のトロンボーンと、ハープ、弦楽四重奏というなんとも不思議な組み合わせ。ギルドホール音楽院と王立スコットランド音楽院のコンテンポラリー部門で教授を務め、トロンボーンの先祖、サックバットまで吹くというケニーは、(*)1曲中で3種のトロンボーンを吹きこなしている。 | ||
チューバギリティ〜ベースライン・エンジアリング キング・クリムゾン/ガンディ編曲:21世紀のスキッツォイド・マン ハロルド:チューバムス / ガンディ:チューバとマリンバ、ピアノのための「幻想協奏曲」 ハロルド:ビースティー / シフリン/オニール編曲:エンター・ザ・ドラゴン ヘーゼルハース/オニール編曲:アーユー・ビーイン・サーヴドゥ ジョンソン/オニール編曲:ニュー・アベンジャーズ / キングスリー:ポップコーン 矢部直&松浦俊夫:プラネット・プラン ニック・エスリッジ(Tu) チューバギリティ・プロジェクト団員 | ||
チューバギリティは、イギリスのマルチ・チュービスト、ニック・エスリッジが立ち上げたチューバのためのプロジェクト。低音楽器の雄チューバとファンク、ビッグバンド・ジャズ、プログレをクロスオーヴァーさせるなど、チューバの持つ可能性の極限を追求した意欲作。 | ||
CELLO CLASSICS ロンドンに生まれ、イタリアでチェロを学んだ後ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックに入学。1983年にイギリスを代表する室内アンサンブルであるロンドン・モーツァルト・プレイヤーズのチェリストに就任したセバスティアン・コンベルティ(コンバーティ)が設立し、アーティスティック・ディレクターも務めるレーベル。 | ||
ルイジ・ボッケリーニ:チェロのための5つのソナタ [ニ長調 G.563(*)/ト長調 G.562(*)/ 変ホ長調 G.567(*)/ハ長調 G.6/ト長調 G.5] |
セバスティアン・ コンベルティ(Vc) エリザベス・ケニー (アーチ・リュート/G) ルース・アルフォード(Vc) | |
(*)は世界初録音。古典派時代のイタリアを代表する器楽作曲家ボッケリーニは膨大な作品を残し、ハイドンとともに室内楽を確立した作曲者として知られている。器楽の中でも特に有名なのは弦楽四重奏曲&五重奏曲、ギター五重奏曲といったところで作品数も多いがチェロ・ソナタとして一般的に知られているのは6曲。その6曲の内、ここに収録されているのはG.6とG.5の2曲だけで、残りの3曲は何と世界初録音。実はボッケリーニは32曲以上のチェロ・ソナタを作曲したことが近年の研究で明らかにされており、この録音はファン必聴盤であろう。 | ||
ヴィルトゥオーゾ・チェロ・トランスクリプションズ ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959): ロッシーニの主題による変奏曲 (グレゴール・ピアティゴルスキーに捧ぐ) ピエトロ・ロカテッリ(1693-1764): ソナタ ニ長調(アルフレッド・ピアッティ編曲) ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1644): トッカータ(ガスパール・カサド編曲) ダヴィット・ポッパー(1843-1913): 妖精の踊りOp.39(ピエール・フルニエ編集)/ 秋の花Op.50-5/ ハッピー・リコレクションズOp.64-1 (ピエール・フルニエ編集) ウェーバー:アダージョとロンド (グレゴール・ピアティゴルスキー編曲) アルベルト・ヒナステラ(1916-1983): 悲しみ(ピエール・フルニエ編曲) ユリウス・クレンゲル(1859-1933): スケルツォ ニ短調Op.6 アルフレード・シュニトケ(1933-1999): 古い様式による組曲(ダニール・シャフラン編曲) |
レオニード・ゴロコフ(Vc) ボビー・チェン(P) | |
古楽から現代音楽にいたる作品をチェロとピアノのための版で味わうというCello Classics レーベルならではの好企画盤。フォイアマン、ピアティゴルスキーをはじめとする巨匠たちの師であったクレンゲルの珍しい曲が入っていたり、ピアティゴルスキー、フルニエといった偉大なチェリストたちの編曲が聴けたりと話題に事欠かないこのCDは、チェロ・ファンでなくとも十二分に楽しめる。巨匠たちに一歩も引けを取らない超絶技巧や哀愁漂う美しい旋律を表現豊かに聴かせるゴロコフはサンクトペテルブルク音楽院であのダニール・シャフランに学んだ逸材。 | ||
エマニュエル・フォイアマン・ レア・レコーディングス 1934〜1942 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ(*) ドヴォルザーク:チェロ協奏曲Op.104 〜スロウ・ムーヴメント(#) ヘンデル:アダージョとアレグロ(*) ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1680-1746): ガヴォットとアレグロ(+) ウェーバー:アンダンティーノ(**) ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調Op.9-2(+) メンデルスゾーン:春の歌Op.62-6(+) ジョヴァンニ・スガンバーティ(1841-1914): セレナータ・ナポレターナ(##) アントン・ルビンシュテイン(1829-1894):メロディー(+) シューマン:流民の民Op.29-3(+) ヴィクター・ハーバート(1859-1924): チェロ協奏曲〜スロウ・ムーヴメント(++) エルネスト・ブロッホ(1880-1959): 「ユダヤ人の生活より」〜祈り(+) カルル・ダヴィドフ(1838-1889): 泉のほとりでOp.20-2(*) チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51-6(+) サラサーテ:サパテアード(***) アルベニス:タンゴ(**) ダヴィット・ポッパー(1843-1913): スピニング・ソング(***) |
エマヌエル・フォイアマン(Vc) フランツ・ルップ(P;*) ヴォルフガング・レブナー(P;+) ジェラルド・ムーア(P;**) テオ・ヴァン・デル・パス(P;##) アルベルト・ヒルシュ(P;++) テディ・サイデンベルク(P;***) フランク・ブラック指揮 管弦楽団(#) | |
録音:1934年〜1942年。偉大なるチェリスト、フォイアマンの珍しい録音集。初復刻を多く含むと言うこのCD(残念ながら曲ごとの録音年は不祥)には、1936年の来日の際、日本で録音されたソース(MUSIC AND ARTSの MUA-1075 に含まれている物と同一と思われる)も入っており、ブックレットには1936年、日比谷公会堂での来日公演チラシ(またはポスター?)の写真が掲載されている。 ちなみに復刻された音源は次の各氏、機関より提供されている。Symposium Records、クリストファ・N.野澤氏のライブラリー、Martin Sawyer Sound Services、The Classical Recording Company。 | ||
2つのチェロのための音楽 ジャコッベ・チェルベット(1682頃-1783): ディヴェルティメント ト短調 Op.4 フランツ・ダンツィ(1763-1826): モーツァルトのオペラから4つのアリア ジャック・オッフェンバック(1819-1880): 二重奏曲 Op.52 No.3 ユリウス・クレンゲル(1859-1933): 組曲 ニ短調 Op.22 レインホルト・グリエール(1875-1956): 2つのチェロのための10の二重奏曲 Op.53 から パウル・ヒンデミット(1895-1963):二重奏曲 |
ヘレナ・ビニー、 サラ・ブッチャー(Vc) | |
2つのチェロのための作品を集めたCDは他にあまりなく貴重。ブックレット裏に掲載された、ヒンデミット自ら描いたチェロ二重奏の挿し絵が妙にかわいい。 | ||
ロマンス〜チェロとハープのためのアンコール集 バッハ(グノー編):アヴェ・マリア リムスキー=コルサコフ:「サトコ」〜インドの歌 ガブリエル=マリー:50歳 マスネ:エレジー ドヴォルザーク:フモレスク マスネ:タイスの瞑想曲 ショパン:ワルツ第3番 イ短調Op.34-2 シューベルト:アヴェ・マリア レオンカヴァッロ:セレナーデ フォーレ:夢のあとに サン=サーンス:白鳥 ショパン:マズルカ第44番 ハ長調Op.67-3 バッハ:アリオーソ シューベルト:セレナード アルマンド・ラドウ:インプレッションOp.28 フォーレ:ロマンス イ長調Op.69 ルイジ・マウリツィオ・ テデスキ(1867-1944):エレジアOp.22 |
セバスティアン・ コンバーティ(Vc) ミリアム・ケーフ(Hp) | |
美しい音色を持つ2つの楽器による名曲のオン・パレード。BGMに最適。 | ||
グレート・モーメンツ・イン・チェロ・プレイング エマニュエル・ムーア:前奏曲 Op.123 ザラ・ネルソヴァ(Vc)〔録音:1950年[K2088]〕 ハイドン/ピアッティ:メヌエットと変奏曲 パブロ・カザルス(Vc)〔録音:1916年[DB1391]〕 ポッパー:スピニング・ソング アーノルト・フェルドシイ(Vc)〔録音:1920年[B48020]〕 ハイドン/フォイアマン:チェロ協奏曲 ニ長調 Op.102〜カデンツァ エマヌエル・フォイアマン(Vc)〔録音:1935年[LX472-5]〕 ルイ・ド・ケ・デルウロワ:嘆き モーリス・マレシャル(Vc)〔録音:1935年[D15221]〕 バッハ:マタイ受難曲〜すべて満たされ サミュエル・メイズ(Vc)〔録音:1941年[LCT1111]〕 エルガー:チェロ協奏曲より〜第4楽章の最終パート アントニー・ピーニ(Vc)〔録音:1950年[ACL187]〕 イベール:小さな白いロバ ダニール・シャフラン(Vc)〔録音:1957年[ECD29]〕 ボロニーニ:セレナータ・デル・ガウチョ エンニオ・ボロニーニ(Vc)〔録音:1947年[International LP-5021]〕 シューベルト:序奏、主題と変奏曲 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)〔録音:1948年[MM-808]〕 ドビュッシー:夢想 ピエール・フルニエ(Vc)〔録音:1951年[HMV DA2028]〕 モシュコウスキ:ギター モーリス・ジャンドロン(Vc)〔録音:1960年[Fontana FG-287]〕 ラヴェル:カディッシュ ジョージ・ネイクルグ(Vc)〔録音:1960年[Evergreen EM005]〕 ポッパー:練習曲 Op.73 No.28 ヤノーシュ・シュタルケル(Vc)〔録音:1967年[Parnassus PACD97-008]〕 シャポリン:スケルツォ アレクサンドル・ゴトゲルフ(Vc)〔録音:1974年[Melodya 05009]〕 チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」〜レンスキーのアリア ミッシャ・マイスキー(Vc)〔録音:1997年[DG 453 460-2]〕 リムスキー=コルサコフ:歌劇「金鶏」の幻想曲 アレクサンドル・ルーディン(Vc)〔録音:1983年[Melodya 18087]〕 | ||
偉大なチェリストたちの80年にわたる録音を集めたもの。この選曲は現在のイギリスにおいて最も注目されているチェリストの一人である、キース・ハーヴェイによって行われた。キース・ハーヴェイは世界的に有名なガブリエリ四重奏団の創設メンバーであり、LPO、イギリスco.の首席チェリストとしての経験を持つ。カザルスからマイスキーに至るまでのチェロの歴史を凝縮した好企画盤。 | ||
プティ・フール〜チェロ四重奏曲集 ヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン(1848-1890): 演奏会用ワルツ/アヴェ・マリア Op.41/ 紡績女工 Op.59 No.2 オッフェンバック:アダージョ ゲオルク・ゴルターマン(1824-1898): サロンのための2つの断片 ユリウス・クレンゲル(1859-1933): 4つの小品 Op.33/2つの小品 Op.5 フリードリヒ・グリュツマハー(1832-1903): 神聖な讃歌 Op.65 ギラーム・パク(?):クリスの贈り物 オッフェンバック:スケルツォ |
ロンドン・モーツァルト・ プレイヤーズのチェロ奏者 [セバスティアン・コンバーティ、 ジュリア・デスブラッスレイス、 ベン・チャペル、 サラ・ブッチャー(Vc)] | |
4つのチェロのための作品を集めた珍しい録音。オッフェンバックをはじめ、それぞれがヴィルトゥオーゾ・チェリストたちであっただけにチェロ・ファンにとっては絶対の注目盤。 | ||
ロシアン・ソウル〜ダニール・シャフラン プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 (チェロ協奏曲第2番) Op.125(*) ドミートリー・カバレフスキー(1904-1987): チェロ協奏曲第2番 ト長調 Op.77(+) スルハン・ツィンツァージェ(1925-1992): 民謡の主題による5つの小品 (チェロとピアノのための)(#) |
ダニール・シャフラン(Vc) ゲンナジー・ ロジェストヴェンスキー指揮(*) ロシア国立so.(*) ドミトリ・カバレフスキー指揮(+) レニングラードpo.(+) ニーナ・ムシニャン(P;#) | |
録音:1961年、モスクワ音楽院大ホール(*)/1967年(+)/1957年(#)。 ロシアの偉大なチェリスト、シャフランの珍しい録音集。シャフランは1937年、当時ソ連の全国ヴァイオリン・チェロ・コンクールで優勝した後、レニングラード音楽院に入学。1950年にプラハ国際チェロ・コンクールで優勝した。深い音楽性と叙情性、恐るべき技巧と優れた表現力はあのカザルスにも勝るとも劣らないものとして世界各国で絶賛され、ヨーロッパはもとより、アメリカ、オーストラリア、そして日本でも公演を行っている。(*)は初CD化。 | ||
イザイ・コネクション ギョーム・ルクー(1870-1894): チェロ・ソナタ ト長調 (原曲:ヴァイオリン・ソナタ) ウジェーヌ・イザイ(1858-1931): 無伴奏チェロ・ソナタ Op.28/ 子供の夢 Op.14 セザール・フランク:チェロ・ソナタ イ長調 (原曲:ヴァイオリン・ソナタ) |
ラファエル・ ウォルフィッシュ(Vc) ジョン・ヨーク(P) | |
イギリス才人ウォルフィッシュによる、非常に凝った選曲のCD。名ヴァイオリニスト、イザイとその周辺をあえてチェロで辿るという趣向。 | ||
ザ・ブリティッシュ・チェロ・フェノメノン ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲〜序奏部分/ ダグラス・キャメロン(Vc) ナショナルso. バッハ:チェロ・ソナタ BWV.1027〜アダージョ ジョン・バルビローリ(Vc) ゴダール:ジョスランの舟歌 Wh.スクワィア(Vc) ディーリアス:エレジー/B.ハリソン(Vc) ポッパー:演奏会用ポロネーズ/セドリック・シャープ(Vc) グリーグ:春へ/フェリックス・サルモンド(Vc) ポッパー:ハンガリー幻想曲/ラウリ・ケネディー(Vc) サン=サーンス:歌劇「サムソンとダリラ」〜春は目覚めて/アンソニー・ピニ(Vc) チャイコフスキー:バレエ「眠りの森の美女」〜第2幕の情景/ レイモンド・クラーク(Vc) マスネ:エレジー/レッグ・キルビー(Vc) ルッブラ:ソナタ ト短調 Op.60/ウィリアム・プリース(Vc) フォーレ:エレジー/アラン・ダルツィエル(Vc) フォーレ:チェロ・ソナタ第2番より〜アンダンテ/トーマス・イグロイ(Vc) ドビュッシー/ハーヴィー編:牧神の午後への前奏曲/キース・ハーヴィー(Vc) ルッブラ:独り言/ ジャクリーヌ・デュ・プレ(Vc) ニューベリー・ストリング・プレイヤーズ ヴェルディ:歌劇「群盗」序曲(部分)/ ノーマン・ジョーンズ(Vc)、フィルハーモニアo. スッペ:喜歌劇「朝・昼・晩」序曲/デニス・ヴァイゲイ(Vc) シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ〜アレグレット/デレク・シンプソン(Vc) バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番〜アルマンド、クーラント/ ダグラス・カミングス(Vc) デュティーユ:ストロフィー第3番/モーレイ・ウェルシュ(Vc) ヤナーチェク:「おとぎ話」第3番/クリストファー・ファン・カンペン(Vc) カステルヌォーヴォ=テデスコ:フィガロ/ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc) コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8〜アレグレット・モルト・ヴィヴァーチェ/ コリン・カー(Vc) グリエール:「アルバムの綴り」第5番、第12番/アレグザンダー・ベイリー(Vc) ウォルトン:チェロ協奏曲〜アレグロ楽章/ロバート・コーネン(Vc) フォーレ:夢のあとで/スティーヴン・イッサーリス(Vc) ヘンデル/ハルヴォルセン編曲:主題と変奏/ティム・ヒュー(Vc) ウッド:イギリスの海の歌による幻想曲/クレイヴ・グリーンスミス(Vc) RPO ホルスト:祈り/ポール・ワトキンス(Vc) BBCso. | ||
イギリスのチェロ奏者の歴史を網羅的にコレクション。 | ||
モーツァルティアーナ ヘレーネ・リープマン(1796-1835): グランド・ソナタ(チェロ・ソナタ)Op.11 モーツァルト(アネッテ・イッサーリス補筆): アンダンティーノ 変ロ長調 K.Anh.46(374g) ヨゼフ・ヴェルフル(1773-1812): チェロ・ソナタ ニ短調Op.31 ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837): モンフェリーナによる変奏曲Op.54 |
セバスティアン・コンバーティ(Vc) マギー・コール(Fp) | |
モーツァルトとその時代にフォーカスをあてた企画。 | ||
ニコライ・ミヤスコフスキー(1881-1950): チェロのための作品集 ソナタ第1番 ニ長調 Op.12(*)/ ソナタ第2番 イ短調 Op.81(*)/ 協奏曲 ハ短調 Op.66(+) |
アレクサンドル・ルーディン(Vc) ヴィクター・ギンスブルグ(P;*) アンドレイ・ゴロヴィン 指揮ムジカ・ヴィーヴァo.(+) | |
ルーディンは1978年と1982年のチャイコフスキー国際コンクール入賞者。1978年には3位をクニャーゼフと分け合っている。現在はモスクワ音楽院の教授で、チャイコフスキー国際コンクールの審査員も務めている。 | ||
フォイアマン・イン・コンサート J.S.バッハ/シロティ、カザルス編曲: アダージョ イ短調(3テイク収録) ポッパー:パピロン フォーレ/カザルス編曲:夢のあとに サン=サーンス: チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33(*) J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 より(*) [サラバンド/ブーレI, II] |
エマヌエル・フォイアマン(Vc) フランツ・ルップ(P) アルトゥール・スマ―レンス指揮 NYP | |
録音:1932年-1939年/1939年8月16日、ライヴ(*)/他。 名チェリスト、エマヌエル・フォイアマンの貴重な録音集。サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番では録音が一部欠落しているが(トラック7-8の部分)、その部分をスティーヴン・イッサーリスによる2004年10月の録音で補っているという点も興味深い。 またこのディスクはエンハンスト仕様となっており、ボーナスとして1939年にハリウッドで行われたコンサートの映像を楽しむことが出来る。 | ||
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」 (ツェルニーによるチェロ編曲版)/ ヴィオラとチェロのための二重奏曲 変ホ長調 WoO.32/ ホルン・ソナタ へ長調 Op.17 (作曲者自身によるチェロ編曲版) |
ラファエル・ ウォルフィッシュ(Vc) ジョン・ヨーク(P) 井上祐子(Va) | |
ヴァイオリンとホルンのために書かれた作品のチェロ編曲版を収録した好企画。 イギリスのチェロ奏者ウォルフィッシュはホロヴィッツ編曲によるグリーグのチェロ協奏曲の録音を手掛けるなど編曲作品への積極的な取り組みを見せている。イギリスを拠点にルーム・ミュージックでも活躍中の日本人ヴィオラ奏者、井上祐子が録音に参加している点にも要注目。 | ||
ジャン=バルタザール・トリックリール(1750-1813): チェロ協奏曲集 第4番 ニ長調/第6番 ト長調/第3番 ハ長調/第5番 イ長調 |
アレクサンドル・ ルーディン(Vc)指揮 モスクワ・ムジカ・ヴィーヴァco. | |
トリックリールはドイツ系フランス人のチェロ奏者・作曲家として活躍し、チェロのための貴重な作品を残した。 アレクサンドル・ルーディンはロシア音楽界を代表する重要な音楽家の一人。現在はモスクワ音楽院の教授として教鞭を執っており、第12回チャイコフスキー国際コンクールのチェロ部門では審査員長をつとめた。自ら主宰するムジカ・ヴィーヴァ室内管を率いての弾き振りのパフォーマンスに期待したい。 | ||
初期イタリアのチェロ作品集 ドメニコ・ガブリエリ(1651-1690): リチェルカーレ[第1番 ト短調/第6番 ト長調]/ ソナタ ト長調(第1稿)/ リチェルカーレ [第7番 ニ短調/第5番 ハ長調/第3番 ニ長調]/ 2台のチェロのためのカノン/ソナタ イ長調/ リチェルカーレ [第4番 変ホ長調/第2番 イ短調]/ ソナタ ト長調(第2稿) フランチェスコ・ロニョーニ(?-1626以前): 「ある日のスザンナ」より ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): カンツォーナ[第5番/第7番/第8番] バルトロメオ・デ・セルマ・ イ・サラヴェルデ(fl.1638):ファンタジア第9番 |
リチャード・タンニクリフ (Vc/バスVn) ジェイムズ・ジョンストン (Cemb/Org) パウラ・シャトーヌフ(テオルボ) セバスティアン・ コンベルティ(Vc) | |
自身もチェロの名手だったドメニコ・ガブリエリの現存する全てのチェロ作品を収録したこの「初期イタリアのチェロ作品集」。他にもロニョーニ、フレスコバルディ、サラヴェルデなど16世紀から17世紀にかけてイタリアで活躍した音楽家たちのチェロ作品を凝縮、資料的価値も充実した作品集となっている。鬼才ベズノシウクが率いるエイヴィソン・アンサンブルの首席チェロ奏者で、エイジ・オブ・エンライトメント管の客演首席奏者なども務めるイギリスのチェリスト、タンニクリフの優れた感性が作品に新たな息吹きを与えている。また曲によって「C.D.G.A.」と「C.G.D.G.」の2種類のチューニングを使い分けている点も興味深い。 | ||
2つのチェロを含む五重奏曲集 ブラームス/セバスティアン・ブラウン編曲: 五重奏曲Op.34 ヨゼフ・ミロスラフ・ウェーバー(1854-1906): 五重奏曲 ニ長調 |
ディヴェルティメンティ | |
2台のチェロを必要とする弦楽五重奏曲を集めた、チェロ・クラシックスならではの意欲作。ブラームスの五重奏曲Op.34は本来弦楽四重奏曲として作曲され、その後ピアノ五重奏曲に改編された作品にアレンジを施したもの。カップリングのミロスラフ・ウェーバーはドイツで活躍したチェコ人作曲家で、特に室内楽作品に優れた作品を残している。 | ||
エマヌエル・モール(1863-1931): チェロのための作品集 チェロ・ソナタ ト長調Op.55/ チェロ・ソナタ ハ短調Op.22/ チェロ四重奏のための組曲Op.95 |
グレゴール・ホルシュ(Vc) キャロル・プレスランド(P) チェロクァルテット・ アムステルダム | |
エマヌエル・モールは、イザイやコルトー、ティボー、そしてカザルスらの大演奏家たちから天才と絶賛され、作品提供を依頼されたハンガリーの作曲家。「チェロ四重奏のための組曲」はカザルスやアレクサニアンらによって1909年に初演されている。 | ||
ダンス・フォー・シックス 〜6つのチェロのための作品集 アラン・スティーヴンソン(1950-): セビリャのお土産/4 for 6 ロナルド・G.ピーターソン(1971-2001): 6つのチェロのための3つの舞曲 ヘンドリク・ホフマイヤー(1957-):タンゴ Ha!Man(フランソワ・ル・ルー/1966-): ダウン・トゥ・D アラン・ソロモン(1938-): アンティフォンとブルレスケ 伝承曲(ピーターソン編曲):Sarie Marais |
イ・グランディ・ ヴィオロンチェリスティ | |
「イ・グランディ・ヴィオロンチェリスティ」は、南アフリカのチェリスト6人によって結成されたハイレベルのチェロ・アンサンブル。収録作品は、同アンサンブルが重要なレパートリーとして取り上げている南アフリカの作曲家たちによるもの。 | ||
カプリツィオーソ〜青空の下で サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ パガニーニ:奇想曲第9番/同第13番/同第17番/同第24番 ブラームス:ハンガリー舞曲第2番 ニ短調 アリャビエフ:エレジー/青空の下で アレンスキー:鈴蘭Op.33-2/奇想的舞曲Op.12-2 リムスキー=コルサコフ:「金鶏」による幻想曲 チャイコフスキー/グレン編:ロマンスOp.5 アレンスキー:ロマンスOp.56-2 J.S.バッハ/グノー編:アヴェ・マリア |
アレクサンドル・ ルーディン(Vc) ヤナ・イワイロワ(S) ウラディミール・スカナヴィ、 ヴィクトル・ギンズブルク(P) ムジカ・ヴィヴァ室内o. | |
アレクサンドル・ルーディンは、1982年の第7回チャイコフスキー国際コンクールでメネセスに次ぐ第2位を獲得した実力と実績を持つ現代ロシア音楽界を代表する重要アーティストの1人。これまでにチェロ・クラシックスからはミャスコフスキー(CC-1012)、トリックリール(CC-1015)のリリースを行っており、この「カプリツィオーソ」が3枚目となる。サン=サーンスやパガニーニの奇想曲、スヴェトラーノフやフェドセーエフ、プレトニョフらと共演を重ねてきたソプラノイワイロワが歌うアレンスキーやアリャビエフなど多彩な小品がズラリと並んでおり聴き応え十分!ロシアの伝統を受け継いだチェロの歌を存分に堪能することができる。 | ||
スティーヴン・パクストン(1734-1787): 4つのソナタと協奏曲 ソナタ [イ長調Op.1-1/ニ長調Op.4-6/ハ長調Op.1-4/ハ長調Op.4-5]/ 協奏曲 ト長調 |
セバスティアン・ コンベルティ(Vc) パンテオン・バンド | |
ローマ・カトリック教徒であったが故に教会音楽家になれないという不遇を囲いながらも、18世紀後期のロンドンで活躍した作曲家パクストンによる、J.C.バッハを彷彿とさせる美しい旋律を持ったチェロ作品。 | ||
無伴奏チェロのための作品集 リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ クラム:無伴奏チェロ・ソナタ ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタ Op.25-3 ホ・チー・コン:テンブスの夕暮れ ヴァスクス:無伴奏チェロのための「本」 ソッリマ:アローン |
リー・ウェイ(Vc) | |
使用楽器:A.グァルネリ、1721年(オーストラリア・カウンシルから貸与)。 リー・ウェイは上海に生まれ、ラルフ・カーシュバウムやデイヴィッド・タケノに学び、1998年の第11回チャイコフスキー国際コンクール第2位、アダム国際チェロ・コンクール優勝、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞受賞という経歴を誇るオーストラリア在住のチェリスト。 | ||
ハイドン(1732-1809):チェロ協奏曲集 [第1番 ハ長調Hob.VIIb-1/ 第2番 ニ長調Hob.VIIb-2]/ ヨハン・ルドルフ・ツムシュテーク(1760-1802): チェロ協奏曲 イ長調 |
セバスティアン・ コンベルティ(Vc) エイジ・オブ・ インライトゥメントo. | |
同レーベルのハイドン没後200周年記リリースだが、珍しいのは同世代人のツムシュテークによるチェロ協奏曲が含まれていること。彼はシュトゥットガルト宮廷楽団のチェロ奏者として活躍したが、今日ではおそらく「シューベルトより少し前の歌曲作曲家」程度にしか認識されていないだろう。録音も非常に少なく、歌曲を除くとCAMERATAから出ている「チェロとコントラバスのためのマスターワークス」(CMCD-20004/JVC XRCDシリーズの JMXR-24037 でも発売あり)に含まれる「ロマンス」程度しかCDは無い模様。 演奏のコンベルティはロンドン・モーツァルト・プレイヤーズの首席チェリストで、チェロ・クラシックス・レーベルの創設者、芸術監督でもある。 | ||
ユリウス・クレンゲル(1958-1933)〜セレブレーション クレンゲル:シューマンの主題による無伴奏チェロのための奇想曲/ 2つのチェロとオルガンのための3つの小品(#)/ 3つのチェロのための小組曲(+) /4つのチェロのための即興曲(**)/ 12のチェロのための賛歌 J.S.バッハ:サラバンド(*) / タルティーニ:アダージョ(*) コスマン:タランテラ(*) / ポッパー:マズルカ(*) ユリウス・クレンゲル(Vc;*) ラファエル・ウォルフィッシュ(Vc;無印) セバスティアン・コンバーティ、サラ・ブッチャー(Vc;#/+/**) ジェリー・コース(Vc;+/**) ベン・チャペル(Vc;**) マーティン・エニス(Org;#) チェロ・クラシックス・アンサンブル | ||
録音:1933年以前(*)/2009年-2011年。リマスター:モーガン・ロバーツ(*)。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席チェリストを務め、作曲家としても活躍、さらにフォイアマン、プリース、ピアティゴルスキー、スッジアら世界的名手を育てた名匠ユリウス・クレンゲルへのトリビュート。現代イギリスの名チェリスト、ウォルフィッシュとその仲間たちの演奏によるクレンゲル作品と、クレンゲルが弾いたJ.S.バッハやタルティーニを交互に収録している。 | ||
鳥の歌〜スペイン&ラテン・チェロ ファリャ:スペイン舞曲第1番/スペイン民謡組曲 / サラサーテ:サパテアード ピアソラ:ル・グラン・タンゴ / グラナドス:オリエンタル カサド:愛の言葉/無伴奏チェロ組曲 / ヒナステラ:パンペアナ第2番 / カザルス:鳥の歌 ナンシー・グリーン(Vc) タニス・ギブソン(P) | ||
録音:2008年8月、クロウダー・ホール、アリゾナ大学舞台芸術学部。ナンシー・グリーンは、アメリカの名門ジュリアード音楽院で学んだ才女。 | ||
ジャガー・ソングス パウル・ドゥセンヌ(1959-): グラス・バンブー・フロッグ・コンソート/パハロ・グァラーチャ/カリグアサ/ ジャガー・ソングス/アエログリフォス/ピツィクイティプラス/ ビリンバオ・ジャガー・ウィズ・エフェクツ ナンシー・グリーン(Vc) | ||
南米ベネズエラで作曲家、ジャーナリスト、俳優、作家、チェリストとして活躍するドゥセンヌのチェロ作品集。「ジャガー・ソングス」は、2002年に起きたクーデターの動乱の中で作曲された音楽によるメッセージ。 | ||
キース・ハーヴィー〜献呈...音楽人生に モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き / J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:半音階幻想曲とフーガ スクリャービン:ロマンス イ短調 / チャイコフスキー:秋の歌 / ストラヴィンスキー:ロシアの乙女の歌 ガーシュウィン/ハイフェッツ編曲:ベスよ、お前はおれのもの/そんなことはどうでもいいさ シャポーリン:スケルツォ / ニン:ムルシアーナ/サエタ/アンダルシア / ポルディーニ:踊る人形 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ / ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 / デュパルク:悲しき歌 カントルーブ:オーヴェルニュのブーレ / アクロン:ヘブライの旋律 / カステルヌオーヴォ=テデスコ:海の歌 伝承曲/ハイフェッツ編曲: Gweedore Brae / ブラームス:4の厳粛な歌〜第3番 / パーセル:束の間の音楽 リース:3つのロシアのアリアによる変奏曲 / グリーグ:最後の春 / グリエール:ロマンス ニ長調 プロコフィエフ:ワルツ/行進曲 / ショパン/クライスラー編曲:マズルカ イ短調 パガニーニ:ロッシーニ「モーゼ」の主題による変奏曲/カプリス第5番(シルバ編曲) シマノフスキ:練習曲 変ロ短調 / アルフテル:恋人のセレナーデ/プレゴン レーガー:前奏曲/変奏曲 / サティ:ジムノペディ / ドビュッシー:美しい夕暮れ / エルガー:さようなら キース・ハーヴィー(Vc) リン・ヘンドリー、メラリン・ナイト、ピーター・ペッティンガー(P) | ||
ガブリエリ弦楽四重奏団の創設メンバーで、ロンドン・フィル、イギリス室内管の首席奏者も務め、50年以上にわたってイギリス・チェロ界で重要なポジションを担ってきたキース・ハーヴィーが選んだ37曲の小品。フェリアー、ロストロポーヴィチ、カザルス、フォイアマンなどの副題が付けられており、それぞれキース・ハーヴィーの音楽家人生における出会いを表現しているという。 | ||
チャールズ・メドラムのソロ録音 バッハ以前の無伴奏組曲〜フランスのバス・ヴィオール組曲集 ニコラ・オトマン(1610頃-1663):組曲 ニ短調 ジャック・ランベール・デュ・ビュイソン(1655頃-1688? or 1710?):組曲 ニ短調 ル・シュール・ド・マシー(1685頃-1692頃活躍):組曲第4番 ト長調 サント=コロンブ(1615年頃-1701年頃):組曲 ニ短調 マラン・マレ(1656-1728):サント=コロンブ氏へのトンボー(*) チャールズ・メドラム(バス・ヴィオール) ウィリアム・カーター(テオルボ;*) | ||
録音:2010年3月22日-22日、ザ・スタジオ、ブラック・キルン・コテージ〔黒窯荘〕、 ホリングトン、イギリス。ロンドン・バロックの創設者チャールズ・メドラムによる久々の独奏新録音。 | ||
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集 チェロ・ソナタ〔第1番 変ロ長調 Op.45/第2番 ニ長調 Op.58〕/ 協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17/無言歌 ニ長調 Op.109 コリン・カー(Vc;*) トーマス・ザウアー(P) | ||
録音:2010年6月。使用楽器:ヴェネツィアのマッテオ・ゴフリラー、1730年製作(*)。英国王立音楽院教授のコリン・カーによるメンデルスゾーン集。 | ||
インスパイラルズ ビゼー/ゾリ編曲:カルメニアーナ(*) / トルトゥリエ:サクセ / ポッパー:セレナード フィッツェンハーゲン:カプリッチョ / ボッタームント/シュタルケル編曲:パガニーニ変奏曲 シュテュッチェスキー:東洋の踊り / ポッパー:スピニング・ソング / カサド:無伴奏チェロ組曲 ロストロポーヴィチ:ユモレスク / トルトゥリエ:スパイラルズ / カサド:緑の悪魔の踊り ポッパー:ヴェネツィアの舟歌 / ピアッティ:タランテラ ヒレル・ゾリ(Vc) アーノン・エレツ(P) | ||
録音:2010年2月、9月。(*)は当版による世界初録音。ヒレル・ゾリは、1986年マリア・カナルス国際コンクールでゴールド・メダル、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールでのデュティユー賞を受賞している、テル・アヴィヴ出身のチェリスト。偉大なるチェロの先人たちへのオマージュ・アルバム。 | ||
バーナード・グリーンハウス・ アット・ウィグモア・ホール イントロダクション/6人のチェリストのマスタークラス/ ラルフ・カーシュバウムによるグリーンハウスへのインタビュー |
バーナード・グリーンハウス、 ン・ペイ=ジェエ、 ミナト・リオンズ、 ナサニエル・ボイド、 リチャード・ハーウッド、 ジャン=フィリップ・トゥパ、 ルイザ・タック(Vc) | |
収録:2005年2月2日、ウィグモア・ホール。収録時間:3時間50分(内、インタビュー34分)。NTSC / All Regions。これぞチェロの聖典、グリーンハウスが伝える魂の音楽。 パブロ・カザルスの一番弟子にして、エマニュエル・フォイアマンの下でも研鑽を積むなどチェロ界の巨星たちから直伝を受け、ボザール・トリオのオリジナル・メンバーとして世界中で活躍したグリーンハウスも2005年で90歳を迎えた。 このDVDは、彼の卒寿を祝し2005年2月2日にチェロ・ソサイエティ・オブ・ロンドンとウィグモア・ホールの共同企画として開催されたマスタークラスの様子を完全収録した一大ドキュメント。マスタークラスに参加した6人のチェリストは全員が20代という若手ながら、既にプロとして活躍している実力者たち。映像を通して若きチェリストたちの音楽が瞬く間に変化して行く様子が見て取れるが、それだけグリーンハウスの音と言葉に重みがあるという証拠だろう。このDVDはグリーンハウスが自らの経験と音楽を次世代のアーティストたちに伝える、偉大なるチェロの聖典である。 | ||
LIR CLASSICS [LONDON INDEPENDENT RECORDS] アーティストから提供された録音をCD化し、新人アーティストやアンサンブルの世界進出をサポートしているというレーベル。さらに飛躍するであろうアーティスト、録音の機会に恵まれてこなかったアーティスト(録音こそかなり前だが、トラジコメディアの録音があるのには驚かされる)たちのクォリティの高い演奏にご期待頂きたい。 | ||
フルートと弦楽器のための18世紀の音楽 J.C.バッハ:フルート四重奏曲 ハ長調 ハイドン:フルート四重奏曲 J.S.バッハ/モーツァルト編:弦楽三重奏曲 ホフマイスター:フルート四重奏曲 イ長調Op.27-2 プレイエル:フルート四重奏曲 ニ長調Op.25-1 |
ガレアッツィ・アンサンブル | |
イギリスの若手奏者4人が1995年に結成、18世紀イタリアの作曲家&音楽学者フランチェスコ・ガレアッツィ(1758-1818)の名前を冠するこのバロック・アンサンブルは、1999年にヨーク国際古楽ネットワーク・コンクールで入賞している。 | ||
センプレ・アモール デイヴィッド・チャーネイク編:17のモディーニャ |
ロルナ・アンダーソン(S) アポロ・チェンバー・プレイヤーズ | |
モディーニャは、18世紀〜19世紀のロマン派期ポルトガルとブラジルで発展した愛の歌。グラスゴー出身のソプラノ歌手ロルナ・アンダーソンによる演奏。 | ||
クライング・バード、エコーイング・スター ウッド:クライング・バード/エコーイング・スター マクファーソン:エクスプロール・ユアーセルフ ダドリー=ヒューズ:クマエのシビュレー サザーランド:タイムレス・オデッセイ ヒンド:ホース・サクリフィス |
ニュー・ミュージック・ プレイヤーズ | |
世界初録音。イギリスのアンサンブルによるイギリスの5作品。現代音楽専門のアンサンブル、ニュー・ミュージック・プレイヤーズは、1992年にケージの「ユーロペア5」をイギリス初演している。 | ||
オルガンのための音楽〜ロンドン塔より ウェズリー:コラール歌曲とフーガ キャリー編:ルネサンス時代の舞曲集 C.P.E.バッハ:ソナタ ニ短調 J.S.バッハ: コラール「喜び迎えん、慈しみ深きイエス」 ジョンストン編:アイルランドのエアーと舞曲 ヴォーン・ウィリアムズ:ロシメドル ジャクソン:トッカータ、コラールとフーガ |
カーム・キャリー(Org) | |
録音:セント・ピーター・アド・ヴインキュラ礼拝堂、ロンドン塔。 カーム・キャリーはアイルランド生まれのコンサート・オルガニスト。ユネスコ世界遺産に登録されているロンドン塔のオルガンが録音されるのは珍しいはず。 | ||
おお、愛しき君よ〜イギリス・ヴァージナル音楽の150年 作曲者不詳(16世紀):貴婦人ケアリーのドンプ タリス: 幼子が私たちに生まれた/Ex more docti mistico/ 解き明かしたまえ主よ/汝聖三位一体に栄光あれ/ この主の証聖者は/異邦人の救い主よ/A Poynct バード: プレリュード/ガリアルダ/おお愛しき君よ/ ヴォルタ舞曲/プレリュード/パヴァン/ガリアルダ ブル:アイリッシュ・トイ/Dr. Bulles Griefe/ジグ ファーナビー: ジャイルズ・ファーナビーの夢/ ガリアルダ/ファーナビーのコンシート ギボンズ: プレリュード/ギボンズ氏のグラウンド/ イタリアのグラウンド/パヴァン パーセル: プレリュード/アルマンド/クーラント/ サラバンド/ジグ/新しいグラウンド/ 新しいアイルランドのチューン/リゴードン/ Sefauchi's Farwell/メヌエット/グラウンド |
デイヴィッド・ポロック (ヴァージナル) | |
使用楽器:ミュゼラー・ヴァージナル、アントワープのアンドレアス・リュッケルス製作、1620年タイプ(イアン・タッカー製作のレプリカ)。 ブライトン、エジンバラ国際音楽祭出演、イギリスのバロック・アンサンブル、パルナシアン・アンサンブルのメンバーとして活動する鍵盤奏者ポロックによる16世紀〜17世紀イギリスの鍵盤作品集。 | ||
フランスのチェンバロ シャンボニエール:パヴァーヌ「神々の話し」 L.クープラン:組曲 ヘ長調 ダングルベール:シャンボニエール氏のトンボー ル・ルー:組曲 ヘ長調 F.クープラン:第6組曲 変ロ長調より ロワイエ:スキタイ人の行進 |
デイヴィッド・ポロック (Cemb) | |
使用楽器:アントワープのアンドレアス・リュッケルス製作、1636年タイプのレプリカ。 | ||
涙の聖母〜17世紀イタリアの聖歌とカンタータ ディンディア:Piange Madonna / O del cielo d'amor ガリアーノ:E morto, il tuo Signore / Tu languisci e tu mori / Gioite, gioite モンテヴェルディ: 聖母の嘆き フレスコバルディ: Dove, dove Signor / Oscure selve、Aria di passacaglia / Dopo si lungo error / A pie della gran croce サラチーニ: Tra le pompe di Morte / Aspra fu la ferita カッチーニ:Vedro'l mio sol / Fillide mia / Filli, mirando il cielo カリッシミ:Ferma lascia ch 'io parlo |
ナンシー・ロング(Ms) トラジコメディア [スティーヴン・スタッブズ (リュート) アンドルー・ ローレンス=キング(Hp) エリン・ヘッドリー (ヴィオラ・ダ・ガンバ)] | |
録音:1988年1月19日&20日。 アメリカのメゾ・ソプラノ、ナンシー・ロングと、1987年に結成されたばかりだった「トラジコメディア」の初共演盤だった物。バロック・ファン要チェック。 | ||
ウィーンの風景 ギロヴェツ:フルート四重奏曲 ト短調Op.19 No.2 シューベルト:弦楽三重奏曲 変ロ長調D.471 モーツァルト:フルート四重奏曲 ト長調K.285a ディッタースドルフ:弦楽三重奏曲 ニ長調 ホフマイスター:フルート四重奏曲 ハ短調Op.16 No.2 ガレアッツィ・アンサンブル | ||
録音:2004年4月12日-14日。 ガレアッツィ・アンサンブルは1995年結成、ピリオド楽器による古典派、ロマン派初期の音楽の演奏、録音を活動の目的としている。 | ||
イッツ・オール・ビーン・アレンジド マーキュリー/ノック編:ボヘミアン・ラプソディ / スーザ/バトルズ編:ワシントン・ポスト ガーシュウィン/フォックス編:前奏曲 / ベネット:5つの町 / 伝承曲/フォックス編:ロンドンデリーの歌 ガーシュウィン/トンプソン編:ポーギーとベス マシュウィッツ/ファウラー編:バークリー・スクエアのナイチンゲール ロッシーニ/フラッケンポール編:歌劇「ウィリアム・テル」序曲 J.S.バッハ/フラッケンポール編:G線上のアリア / 伝承曲/ヘンダーソン編:アメイジング・グレイス カメレオン・ブラス | ||
録音:2001年4月9日-10日。イェフディ・メニューインが提唱したNPO "Like Music Now" に所属する金管楽器奏者たちによる金管五重奏団のファースト・アルバム。 | ||
エヴォリューション・オヴ・ザ・ブラス・クィンテット ウルフ編:ルネサンス組曲 / パーセル/マックスウェル編:シャコンヌ ヘンデル/マックスウェル&ハモンド編:協奏曲 ヘ長調 / フィエルダンク/ウルフ編:ソナタ ラモー/マックスウェル編:ガヴォットと変奏曲 / ベルリオーズ/ミラー編:「ファウストの劫罰」〜2つの情景 モーツァルト/ハッサン編:3つの教会ソナタ / エヴァルド:金管五重奏曲第2番 Op.6 マルディ・ブラス | ||
録音:2004年9月8日-10日。マルディ・ブラスは、ロンドンの王立音楽大学で研鑽を積んだ5人の金管楽器奏者たちによって1992年に結成されたイギリスの金管五重奏団。 | ||
ヴィオラとピアノのためのイギリス音楽 ブリス:ヴィオラ・ソナタ ブリッジ:ゴンドリエラ/瞑想曲 アレグロ・アパッショナート クラーク:モーフィアス ボウエン:ヴィオラのための幻想曲 |
ブリッジ・デュオ [マシュー・ジョーンズ(Va) マイケル・ハンプトン(P)] | |
録音:2005年4月8日-10日。ブリッジ・デュオは2004年にブリスの「ヴィオラ・ソナタ」を、100歳を迎えたブリス夫人の前で演奏したという。 | ||
J.S.バッハ: イタリア協奏曲 ヘ長調BWV.971/ フランス序曲 ロ短調BWV.831/ 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903/ 6つのパルティータ BWV.825〜830 |
エリザベス・ デ・ラ・ポルテ(Cemb) | |
録音:1973年、1975年。 1941年、南アフリカのヨハネスブルク生まれの女流チェンバロ奏者エリザベス・デ・ラ・ポルテが弾くバッハ。英グラモフォン誌で「非常に注目に値する業績」、「無人島に持って行きたい演奏」とされ、欧米各国でも激賞された。 | ||
ショパン: 4つのマズルカOp.41/ バラード第3番 変イ長調Op.47/2つの夜想曲 Op.48/ 英雄ポロネーズ 変イ長調Op.53/2つの夜想曲 Op.55/ 3つのマズルカ Op.59/幻想ポロネーズ Op.61 |
イアン・ジョーンズ(P) | |
ショパンの数あるピアノ作品の中からフランスのノアン滞在時に作曲された作品でプログラムを構成したショパン・アルバム。イアン・ジョーンズは難関として知られるリーズ国際ピアノ・コンクールの入賞経験を持ち、英国王立音楽大学のピアノ科教授として教鞭を執る実力者。 | ||
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784): 12のポロネーズと8つのフーガ 12のポロネーズ (Falck 12) / 8つのフーガ (Falck 31) |
ポール・シモンズ (クラヴィコード) | |
発売:2007年。使用楽器:1780年、ペール・リンドホルム製作。 | ||
サムシング・ニュー〜 金管五重奏のための近現代作品集 ヘスフォード:チャックス・ビッグ・リープス マイケル・ナイマン:マスク・アリア バック:ロンドと舞曲 ジョン・マッケイブ:ホーク・イン・ウインター・ライト ワディントン:4つの小品 |
マルディ・ブラス | |
録音:2007年1月6日-9日。 マルディ・ブラスはロンドンの王立音楽院に在籍する学生たちによって1992年に結成された金管五重奏団。 | ||
Travelling Between Warlds ショパン: 幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66/ 夜想曲第10番 変イ長調Op.32-2/ ワルツ第7番 嬰ハ短調Op.64-2 シューマン:アラベスクOp.18 ブラームス:間奏曲 変ロ短調Op.117-2 ラフマニノフ:練習曲「音の絵」Op.33〜第2曲 ハ長調 フォーレ:夜想曲 変ニ長調Op.63-6 ファリャ:三角帽子より バーバー:遠足Op.20-3 シャブリエ:村の踊り スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調Op.2-1 ベンジャミン:スケルツィーノ ガーシュウィン/グレインジャー編:私の彼氏 ドビュッシー:雨の庭 スウェイツ:ドリーミー・ワルツ |
ペネロープ・スウェイツ(P) | |
シャンドスのグレインジャー作品集シリーズのピアニストとしても活躍してきたイギリスの女流ピアニスト、ペネロープ・スウェイツのリサイタル・プログラム。 | ||
クリスマス・セレブレーション 伝承曲/オールウッド編曲:ジングル・ベル / ポストン:イエス・キリスト、りんごの木 ウォーロック:子守歌 / ラッター:There is a flower / バークリー:私は少女の歌を歌う ポール・アイレス:聖なる幼子(*) / ラスボーン:ガブリエルのお告げ / アラン:コヴェントリー・キャロル レイトン:眠れ、眠れ / 伝承曲/ガトリッジ編曲:きよしこの夜 / タヴナー:God is with Us カーター:スペインの子守歌/スペインのキャロル / コルネリウス:3人の王 / ウィラン:3人の王 ビンガム: The Clouded Heaven / ローリゼン:おお、大いなる神秘 / 伝承曲/カーター編曲:クリスマスの12日 マシュー・アルサム指揮ペガサス マーティン・トイヤー(Org) | ||
録音:2008年1月。(*)は世界初録音。イギリスの室内合唱団ペガサスは、2005年と2007年のBBC"クワイア・オヴ・ザ・イヤー"コンクールでセミ・ファイナリストに残り、スペインのトロサ国際合唱コンクールでは第3位(銅賞)に輝いた。 | ||
セバスティアン・アルベーロ(1722-1756):チェンバロのためのソナタ集より 〔第1番 ハ長調/第2番 ハ長調/第22番 ヘ短調/第23番 ヘ短調/第13番 変ロ長調/第14番 変ロ長調/第11番 ニ短調/ 第12番 ニ長調/第15番 ト短調(フーガ)/第24番 変ホ長調/第25番 変ホ長調/第18番 ロ短調/第19番 ロ短調/ 第9番 ト長調/第10番 ト長調/第16番 ト短調/第17番 ト短調/第30番 ニ長調(フーガ)〕 ギルバート・ローランド(Cemb) | ||
アントニオ・ソレルと同世代で、スカルラッティのスペイン時代とほぼ同時期を生きたアルベーロは、1748年には宮廷礼拝堂のオルガニストに抜擢されたスペインの作曲家。 | ||
ハイドン・リビジテッド〜フルートと弦楽のための音楽 シュミットバウアー:ディヴェルティメント イ長調 ハイドン:フルート四重奏曲(原曲:弦楽四重奏曲 Op.20 No.5)/ 弦楽三重奏曲 ト長調(原曲:ピアノ・ソナタ Hob.XVI-40)/ フルート四重奏曲 ハ長調「鳥」(原曲:弦楽四重奏曲 Op.33 No.3) ガレアッツィ・アンサンブル | ||
録音:2008年7月。1777年にハイドンの名で出版されたシュミットバウアーのディヴェルティメントに、フルート四重奏&弦楽三重奏へ編曲されたハイドン作品を組み合わせた作品集。 | ||
サムシング・ボロウ〜金管五重奏のための音楽 ダウランド&ファン・エイク&ウルフ:ラクリメ / アラウホ/ウルフ編:バタリャ ラヴェル/ミラー編:マザー・グース組曲 / ブリテン/ハッサン編:イギリス民謡による組曲 ウォーロック/ボスウェル編:カプリオル組曲 / ヘスフォード:サムシング・ボロウ アーバン/ウルフ編:ノルマによる変奏曲 / マックスウェル:スパイキー・エアー マルディ・ブラス | ||
マルディ・ブラスは、1992年にロンドンの王立音楽大学で学ぶ金管奏者たちによって結成された金管五重奏団。 | ||
ハンブルク1705年〜18世紀のチェンバロ音楽 ヘンデル:前奏曲〔ホ長調 HWV.566/嬰ヘ短調 HWV.570〕 グラウプナー:パルティータ イ長調 ヘンデル:前奏曲〔イ短調 HWV.576/ニ短調 HWV.563〕/ 組曲 ニ短調 HWV.437/前奏曲 ニ短調 HWV.562/ アレグロ ニ短調 HWV.475 マッテゾン:組曲第3番 ニ長調 ヘンデル:前奏曲 ト短調 HWV.572/シャコンヌ ト短調 HWV.453/ 組曲 ニ短調 HWV.448 |
ミケーレ・ベヌッツィ(Cemb)) | |
録音:2009年11月、12月。使用楽器:フランドルのヨハン・ダニエル・ドゥルケン、1740年頃製作。べヌッツィは2003年の第17回「国際古楽コンクール<山梨>」第3位入賞の実力を持つ。 | ||
チェロ・エレジー&ロマンス Vol.1 カザルス:鳥の歌 / マスネ:メロディ(エレジー) メンデルスゾーン:幻想曲 ト短調/奇想曲 変イ長調 トルトゥリエ:エレジー ワイルド:サラエボのチェリストOp.12 グラズノフ:エレジーOp.17 / ディッキンソン:悲歌 チャイコフスキー:ポロネーズ |
ペネロープ・ライネックス(Vc) アレグザンダー・ウェールズ(P) | |
録音:2006年。ポール・トルトゥリエの弟子でイギリスの女流チェリスト、ペネロープ・ライネックスが、デッカの元プロデューサー、クリストファー・レイバーン(1928-2009)に捧げたチェロ小品集。 | ||
天には栄え〜トラディショナル・キャロル集 天には栄え/ディンドン!高らかに/ダヴィデのむらに/きよしこの夜/もろびとこぞりて/ ああベツレヘムよ/世の人忘るな/冬のさなかに/まぶねの中で/御空をはせ行く/おやすみ/ シー・クリスマス・オール・アラウンド・アズ・シャイン/牧人羊を/神の御子は今宵しも アレクサンドラ・サンダーズ(S) トム・アップルトン指揮 キングズ・リン・フェスティヴァルcho,、コーラス、マルディ・ブラス | ||
録音:2011年1月。イギリスの金管五重奏+合唱が贈るクリスマス・アルバム。アレンジはマルディ・ブラスのメンバー、アダム・ウルフとエドワード・マックスウェルが担当。 | ||
エクスルターテ・デオ プーランク:エクスルターテ・デオ / パレストリーナ:渇いたわが心 / レイトン:ユビラーテ パリー:私は喜び/主よ、我が終わりを知らしめたまえ / パーセル:主よ、わが祈りを聞きたまえ メンデルスゾーン:主よ、わが祈りを聞きたまえ / チルコット:我が祈り ウォルフォード・デイヴィス:詩篇第121番 / バード:ミゼレーレ スウェーリンク:主をほめたたえよ / ラッター:詩編第23番 / ハウエルズ:ユビラーテ アンドルー・アーサー(Org) コルム・キャリー指揮チャペル・ロイヤルcho. | ||
録音:2011年9月。ダヴィデ詩篇に着想を得た作品集。チャペル・ロイヤル合唱団はイギリス、ロンドン塔礼拝堂の合唱団で1966年創設、英国王室のために書かれた作品を中心に、幅広いレパートリーを持つ。 | ||
OMNIBUS CLASSICS 2008年にリリースを開始した、クラシックのオーケストラ、室内楽、コンテンポラリーの新作、ジャズ、ワールド・ミュージックのライヴ録音をリリースするイギリスのレーベル。 | ||
クリス・ウィリアムズ:作品集 ツナミ・レクイエム/ 金管五重奏のための「マラバール」/ コロマンデル海岸の歌 |
ジェイムズ・ギルクリスト(T) グレアム・ウィリィ指揮 イングリッシュ・ フィルハーモニア&cho. エルサム・カレッジcho. イングリッシュ・ブラス | |
録音:2008年5月12日、ロンドン・フェスティヴァル・ホール、ライヴ。 クリス・ウィリアムズは、ベアフォード・アーツ・センターのミュージシャン・イン・レジデンスなどを歴任したイギリスの作曲家。「ツナミ・レクイエム」は2004年に起きたスマトラ沖大地震と大津波で命を落とした人々への鎮魂歌として作曲された。 | ||
アラン・リドー(1934-1996):語りを弦楽のための作品集 語りと弦楽四重奏のための「ラプンツェル」/ 語りと弦楽四重奏のための「アリスの詩」/ 語りと弦楽四重奏のための「ジャックと豆の木」/ 語りと2つのヴァイオリンのための 「フィート(足)」/ 語りと無伴奏ヴァイオリンのための 「 People One Ought to Know 」 |
リチャード・ベイカー(語り) コウルSQ | |
15のオペラ、8つの交響曲、25の協奏曲、8つの弦楽四重奏曲など多くの作品を生んだイギリス人作曲家による音楽物語。演奏にはハイペリオンなどでお馴染みのコウル弦楽四重奏団を起用、かなり本格的。 | ||
クリストファー・ボール(1936-): ヴァイオリン協奏曲/ 木管三重奏のための「5つのバガテル」/ ヘブリディーズ より/ケルトの薄明 |
トーマス・グールド(Vn) ポール・ アーデン=テイラー(Ob) レスリー・クラヴァン(Cl) セリア・バーキンショウ(Fg) クリストファー・ボール指揮 エメラルド・コンサートo. | |
ジャック・ブライマー、レジナルド・ケル、ジェルヴェーズ・ド・ペイエといった名クラリネット奏者に学び、1971年には古楽アンサンブル、プレトリウス・コンソートを創設、指揮者としてもバーミンガム市交響楽団の指揮台に立つボールの作品。エルガー、フィンジ、ヴォーン=ウィリアムズの系譜を継ぐスタイルで、ふんだんに取り入れられたケルト民謡のメロディも魅力。 | ||
ジュリアン・ドーズ(1942-):室内楽作品集 ヴァイオリン・ソナタ/ホルンのためのソナチネ/ ヴァイオリンのためのエレジー/チェロ・ソナタ/ クラリネット・ソナタ |
エマ・ジョンソン(Cl) スティーヴン・スターリング(Hr) ジェマ・ローズフィールド(Vc) マシュー・トラスラー(Vn) ゴードン・バック(P) | |
ドーズは、エルガーやヴォーン・ウィリアムズ、フィンジの音楽に通ずる英国の田園風景、牧歌的雰囲気を生み出すことができる作曲技法の持ち主。ジョンソン、スターリングら名手たちが参加。 | ||
ヘレン・リード ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 Op.posth /即興曲〔第1番 Op.29/第2番 Op.36〕 ドビュッシー:夜想曲 変ニ長調 / フォーレ:夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63 シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居 Op.26 / ドビュッシー:喜びの島 ヘレン・リード(P) | ||
録音:2010年12月。1998年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーのファイナリストとなり、2000年にはカリック国際ピアノ・コンクールで優勝を果たした女流ピアニスト。レコーディング・エンジニアはリン・レコーズでおなじみのフィリップ・ホッブス。 |