ARSIS
(スペイン)

1CD¥2415(税抜¥2300)

スペインのアーティストを多用した古楽中心のレーベル


アルシスは、スペインのウエスカに本拠を置くヘアステル社が1995年頃創設したレーベル(同名の ARSIS CLASSICS というレーベルがベルギーにあるが、関係は無い)。スペイン国内を中心に活動する優秀な演奏家を起用し、古楽に力を入れている。制作ペースはゆっくりだが、演奏・録音とも水準は高い。古楽ファンならペレ・ロスやゴンサレス・ウリオルの名前に興味をひかれるにちがいない。2004年にはヒロ・クロサキが、そして2006年にはヤープ・シュレーダーも登場、さらに以降の予定にはウィルベルト・ハーゼルゼットの名も挙がっている。
16−17世紀スペインの音楽
 セバスティアン・アギレーラ・デ・エレディア:
  ティエント 第8旋法「エンサラーダ」/
  バス音域 第1旋法
 メルチョル・ロブレード:オク・コルプス
 アントニオ・デ・カベソン:
  「ご夫人のお望み」によるディフェレンシアス/
  「牛の見張り」によるディフェレンシアス
 フランシスコ・ゲレーロ:
  Pluguiera a Dios/Dezidme fuente clara
 バダホス:ああ、ついてない
 フランシスコ・コレア・デ・アラウホ:
  歌謡風のティエント 第4旋法/
  音栓分割による2つの高声部の持つティエント 第7旋法
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:
  おお、道行くすべての者よ/おお、大いなる神秘
 ディエゴ・デ・アルバラード:
  Tiento por delasoirre,
   fa et ut no mesmo segno sobre o Pange Lingua
 クリストバル・デ・モラーレス:ヤコブは嘆きぬ
 パブロ・ブルーナ:偽りのティエント 第2旋法
 ジョアン・カバニーリェス:ペダルのティエント
 作曲者不詳:2つのバス声部のためのレセルカーダ
バンケット・ムジカーレ
 [イシアル・アトゥーチャ、
 アルフレード・バラレス、
 クララ・エルナンデス、
 フルホ・バレーラ、
 ペレ・ロス(ヴィオル)]
17世紀スペインの音楽
 カルロス・パティーニョ(1600-1675):
  優しく気立ての良い妻(ビリャンシーコ)
 ホセフ・ルイス・サマニエーゴ(1653-1670頃活動):
  聖金曜日のための第2の哀歌/
  もし愛の神のペリカンが(秘跡のビリャンシーコ)
 アンドレア・ファルコニエーロ(1585頃-1656):
  愉快なファンタジア、ラ・モナルカ(君主)/
  サタンの娘婿、バラバソの戦い
 フアン・ベルヘス(1637頃活動-1680):
  おお、もっとも聖なる十字架
 フアン・ペレス・
  ロルダーン(1604-1672以後):屈辱を受け
 作曲者不詳(17世紀中盤):
  A mirar(秘跡のビリャンシーコ、聖体の行列のための)
 作曲者不詳(17世紀終盤):
  人よ、人生を眠って過ごす者よ
   (クリスマスのビリャンシーコ)
ロス・ムシーコス・
 デ・ス・アルテーサ
 [マリア・ピラール・ブルゴス、
 ベアトリス・ヒメーノ(S)
 ホセ・ピサロ(T)
 ヘスス・アロンソ(G)
 パブロ・プリエート、
 エドゥアルド・フェノル(Vn)
 ペドロ・レウラ(Vg)
 ルイス・アントニオ・
  ゴンサーレス(Cemb)指揮]
オルガン連弾のための音楽
 ラモン・フェレニャク:
  オルガン連弾のためのソナタ、
   あるいはヴァーセット 第8旋法(1794)/
  フェレニャク氏の変奏曲、晩課のためのヴァーセット/
  オルガン連弾のためのロンド ト長調(1794)/
  ピラールの聖母の晩課のためのソナタ 第8旋法(1796)/
  2つのバス声部のためのパルティータ(1790)/
  オルガン連弾のためのソナタ(1795)
ホセ・ルイス・
 ゴンサレス・ウリオル、
ヘスス・ゴンサロ・ロペス(Org)
カンシオン・デ・アルテ〜スペイン歌曲集
 ホアキン・ニン(1879-1949):
  ソル公爵の歌/バルドビノスの歌/亡き女児の歌
 グスターボ・ドゥラーン(1906-1969):
  カスティーリャ語によるバルカンのロマンス
   [ソフィア/ベオグラード/サロニカ/
   コンスタンチノープル]/
  レディーノの詩による2つの歌/
   [Ay, que no era/ロセルの泉で]/
  木いちごの花咲く茂み/夜明けに来て
 ロドルフォ・ハルフテル(1900-1987):
  11のバガテル Op.19〜第1,2,3,4,5,7,8,9,10番/夏
 サルバドール・バカリッセ(1898-1963):
  3つの子守歌[ 死んだ子/悪い子/黒い花]
 ロベルト・ヘラルド(ロバート・ジェラード;1896-1970):
  6つのカタルーニャ民謡〜
   [カレンダー/死と乙女/El petit vailet/
   Enemic de les dones/Ela ballaires dins un sac]
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):
  4つの歌曲〜あいまいさ/neu
 エルネスト・ハルフテル(1905-1989):ガラスの子供の歌
   [薄いガラス、わたしの子/
   A jugar juega, jugando/わが子の心]
エストレーリャ・
 エステーベス(S)
フランシスコ・エルバース(P)
ヴィオル合奏による17世紀ドイツの音楽
 レオンハルト・レヒナー(1553-1606):貴族猟師
 ハンス・レオ・ハスラー(1554-1612):
  4声のカンツォーナ/主に、賛美をもって(モテット)
 メルヒオール・フランク(1579-1639):
  汝は何よりも美しい(モテット)
 ヨハン・グラッベ(1585-1655):
  イントラーダとパドゥアーナ
 ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):
  シオンは言う(モテット)/
  「音楽の饗宴」〜組曲第1番/5声のカンツォーナ
 ザムエル・シャイト(1587-1654):
  コラール「イエスが十字架に
   つけられたまいしとき」による変奏曲
 ヨハン・ヤーコプ・
  フローベルガー(1616-1667):ファンタジア第7番
 ヨハン・ローゼンミュラー(1619-1684):
  組曲ト短調/組曲ニ長調
バンケット・ムジカーレ
 [イシアル・アトゥーチャ、
 アルフレード・バラレス、
 クララ・エルナンデス、
 フルホ・バレーラ、
 ペレ・ロス(ヴィオル)]
ルイス・アントニオ・
 ゴンサーレス(Cemb)
エレミヤ哀歌
 ホセフ・ルイス・サマニエゴ
  (1653-1670頃活動):大地は震え(モテット)
 ペドロ・ヒメネス・デ・ルーナ(1636頃活動-1674頃没):
  聖木曜日のための第3の哀歌
 ドミンゴ・エルナンデス(17世紀前半):
  聖土曜日の第2の哀歌
 作曲者不詳(17世紀中盤):
  哀れなわたし(聖体の秘跡のビリャンシーコ)
 作曲者不詳(17世紀中盤):聖木曜日の第2の哀歌
 作曲者不詳(17世紀中盤)
 [ホセフ・ムニエーサ(1632頃活動-1674没)?]:
   聖金曜日の第1の哀歌
 作曲者不詳(17世紀中盤)
  [ペドロ・ヒメネス・デ・ルーナ?]:
  聖金曜日の第3の哀歌
 作曲者不詳(17世紀中盤)
 [ミゲル・フアン・マルケース(1641-1661頃活動)?]:
   聖なる礼拝堂で歌われる哀歌
ロス・ムシーコス・
 デ・ス・アルテーサ
 [ベアトリス・ヒメーノ、
 マリア・ピラール・ブルゴス(S)
 ホセ・ピサロ(T)
 ヘスス・アロンソ(リュート)
 パブロ・プリエート、
 エドゥアルド・フェノル(Vn)
 ペドロ・レウラ(ガンバ)
 ルイス・アントニオ・
  ゴンサーレス(Org&指揮)]
イギリスの変奏技法
 ヘンリー・バトラー(?-1652):
  ディヴィジョン ニ長調/同 ホ長調
 クリストファー・
  シンプソン(?-1669):ディヴィジョン ニ短調
 ウィリアム・バード(1534頃-1623):グラウンド
 トマス・モーリー(1557-1603):
  パッサメッツォのパヴァーヌ
 作曲者不詳(17世紀後半):メアリー女王のダンプ
 ジョン・ダウランド(1563-1626):
  涙のパヴァーヌ(ウィリアム・ランダル編)
 作曲者不詳(1530頃):
  わがウィンクフィールドのラウンド
 ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):
  ディヴィジョン イ長調
 エドワード・ジョンソン(16世紀):
  メドレー(ウィリアム・ランダル編)
 ポールウィール氏(17世紀):ディヴィジョン ニ短調
 作曲者不詳(1530頃):わがキャリーズ夫人のダンプ
 ダニエル・ノーコム(17世紀):ディヴィジョン ニ短調
ペレ・ロス(ガンバ)
ヤン・ヴィレム・ヤンセン
 (Cemb)
20世紀スペインの合唱音楽
 マヌエル・デ・ファリャ:マヨルカのバラード
 オスカル・エスプラ:
  2つの労働歌[カンソ・デ・バトレ/海から−地中海]
 フェデリコ・モンポウ:
  アヴェ・マリア/心の歌/サンタ・マリア/盲目の雌牛
 ロドルフォ・ハルフテル:3つの墓碑銘
  [ドン・キホーテの墓に/
    ドゥルシネア姫の墓に/サンチョ・パンサの墓に]
 シャヴィエ・モンサルバーチェ:
  聖母の涙/
  4つの黒人の歌[ハバナの小唄/
   ドスが自慢の伊達者/黒人の子守歌/黒人の歌]
ジョルディ・カサス・バイエル指揮
パラウ・デ・ラ・ムシカ・
 カタラーナ室内cho.
ジョセプ・スリニャク(P)
マリア・ジル、
マイテ・エストラーダ、
カルメ・クシドー(S)
マルタ・プジョル、
マリサ・マルティンス(A)
ジョセプ・ピサロ(T)
グァヒーラとハバネラ集
 イサーク・アルベニス(1860-1909):
  タンゴ ニ長調/ダンゴ イ長調/
  キューバ/エル・プエルト/
  ロンデーニャ/ラバピエース
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  グラナダの夕べ/ビーニョの門
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):道化師の朝の歌
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):クバーナ
 エルネスト・ハルフテル(1905-1989):売り声/ハバネラ
 シャビエル・モンサルヴァーチェ(1912-):ハバネラ
ギリェーモ・ゴンサーレス(P)
モンポウ&ガルシア・アブリル:ピアノ作品集
 フェデリコ・モンポウ:
  ショパンの主題による変奏曲/
  歌と踊り[第2番/第6番/第8番]
 アントン・ガルシア・アブリル:
  ソナチナ/四季のソナタ/グァダルキビル川のソナタ
マリアーノ・フェランデス(P)
ヴィオラ・ダ・ガンバのためのギャラント様式の音楽
 フランツ・クサヴァー・ハンメル(1741-1817):
  ヴィオラ・ダ・ガンバと
   通奏低音のためのソナタ イ長調(*)
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
  アレグロ WKO.207/アダージョ WKO.209/
  アレグロ WKO.208/前奏曲とメヌエット WKO.205&206/
  ヴィオラ・ダ・ガンバと
   通奏低音のためのソナタ ト長調 WKO.152(*)/
  アレグロ WKO.186/フーガ WK.O196/メヌエット WKO.210
  「モデラート」WKO.192/メヌエット WKO 202
 アンドレアス・リドル(1740頃-1789頃):
  ヴィオラ・ダ・ガンバと
   通奏低音のためのソナタ ハ長調(*)
ペレ・ロス(ガンバ)
ジョセプ・ボラス(Fg;*)
 サヴァール門下のガンバの名手で、ドイツMELISMAレーベルにも録音のあるロスによる技巧的作品集。
夢見る音楽
 フェデリコ・モンポウ(1893-1987):
  前奏曲第1番−第4番(Salabert版)
  前奏曲第5番−第12番(Leduc版)
 アントーン・ガルシーア・アブリル(1933-):
  ミランブラの前奏曲第1番−第6番
マリアーノ・フェルナンデス(P)
ビリャンシーコの黄金時代〜カラブリア公爵家の歌集から
 作曲者不詳
  (フアン・フェルナンデス・デ・エレディア作詩):
  Rey a quien reyes/
  Tan mala noche me distes serrana/
  Un nino nos es nacido
 マテオ・フレーチャ(ペレ・セラフィ作詩):
  Vella de vos
 マテオ・フレーチャ:かわいそうなジョアンをどうしよう
 バルトロメウ・カールセレス:
  ファラランレーナ/わたしは孤独な処女
 ピサドール/作曲者不詳
  (フアン・フェルナンデス・デ・エレディア作詩?):
  Si la noche se hace oscura
 フアン・アルドマール(作詩者不詳):ああ、ペラヨ
 フアン・デル・エンシーナ?:Ojos garcos
 作曲者不詳/ナルバエス=バレンテ(作詩者不詳):
  キスして抱きしめて/牛の見張り
 アンブロシオ・モンテシーノ修道士作詩:
  No la devemos domir
 作詩作曲者不詳:
  あなたは結婚してしまった/Soy Serranica
  Dime robadora/Si te vas/Alca na nina/
  Gozate Virgen/わたしは色黒の小さな娘/
  船を見たよ/Vos Virgen
ジョルディ・レグアント指揮
カピーリャ・ビルレ
 ビリャンシーコはスペインの民衆音楽を起源とする宗教的あるいは世俗的な詩・歌の一形式。「カラブリア公爵家の歌集」には1530-1550年頃のビリャンシーコが収められている。
ホセ・フェレール(1745-1815):
 チェンバロ・ソナタ集

 第1番 第1旋法 プント・バホ
 第2番 第2旋法 ポル・ヘソレウト
 第3番 第5旋法 プント・アルト
 第4番 第5旋法 プント・アルト
 第5番 第6旋法/第6番 第5旋法
 第7番 第5旋法 プント・バホ
 〔6つのソナタ〕
 第8番−第10番/第11番「テルエルに」
 第12番/第13番
ホセ・ルイス・
 ゴンサレス・ウリオル(Cemb)
 ほとんど聴く機会のないスペインの作曲家フェレール(同名の別人作曲家の方が知られている)。演奏はディオニシオ・プレシアードの校訂により、ゴンサレス・ウリオルに献呈される形で1979年に出版された楽譜による。16歳上にあたるソレールとの作風の違いが興味深い。
クリスマスのビリャンシーコ集〜
 18世紀バレンシア大聖堂の音楽家たち

 ホセ・プラダス(1689-1757):
  Formando cadentes salvas/
  Yo no secute; como y por donde
 パスクァル・フエンテス(1721-1768):
  Resuenen armoniosos los clarines
  Para obsequiar al Heroe mas glorioso
 フランシスコ・モレーラ(1731-1793):
  El cielo se desgaja/Esta noche madruga la Aurora
エステーリャ・エステーベス、
カルメン・ボテーリャ(S)
ミネルバ・モリネル(A)
ジョセプ・ピサロ(T)
ホセ・ルイス・マルティネス指揮
エスティル・コンセルタント 
ナイチンゲールたちの調子をそろえて
 スペイン・ルネサンスのポリフォニーと器楽曲集

 メルチョール・ロブレード(1510頃-1586):
  マニフィカト第5旋法(4&6声)
 フランシスコ・
  コレーア・デ・アラウホ(1577-1654):
   「牛の番」による16のグローサ
 セバスティアン・アギレーラ・
  デ・エレディア(1561-1626):
   ティエント・グランデ第4旋法
 パブロ・ブルーナ(1611-1678):
  2つのソプラノ声部を持つ
   ガイティーリャ第6旋法
 作曲者不詳:デュオ第5旋法(1556年出版)
 オルランドゥス:ラッスス(1532-1594):
  シュザンヌはある日(シャンソン)
 アントトニオ・デ・カベソン(1510-1566):
  スサーナ
 バルトロメオ・デ・セルマ・
  イ・サラベルデ(1580頃-1640頃):
   スザーナ・パセジアータ(バス・ソロ)
 ジョアン・カバニーリェス(1644-1712):
  ティエント第8旋法
   (プント・アルト、デ・ファルサス)/
  ハカラ
 セバスティアン・アギレーラ・
  デ・エレディア:
   マニフィカト第5旋法(6声)
バンケット・ムジカーレ
(ヴィオル五重奏)
[イツィアル・アトゥーチャ、
 フルホ・バレーラ、
 クララ・エルナンデス、
 サンティ・ミローン、
 ペレ・ロス]
エストレーリャ・
 エステベス(S)
ミゲル・メディアーノ(T)
 録音:2001年2月、スペイン、ウエスカ県ボレア、聖マリア・ラ・マヨール参事会教会。
 16-17世紀スペインの音楽をヴィオラ・ダ・ガンバ・アンサンブルを中心にして演奏したアルバム。
ロマンティシズムの道へ〜
 オーボエ、ホルンとピアノのための三重奏曲集

 ハインリヒ・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900):
  三重奏曲 ニ長調Op.6
 ローベルト・カーン(1865-1951):
  三重奏曲 へ長調Op.73
 カール・ライネッケ(1824-1910):
  三重奏曲 イ短調Op.88
アンサンブル・マティッセ
 [エドゥアルド・マルティネス・
  カバリェール(Ob)
 ハビエル・ボネト(Hr)
 アニバル・
  バニャードス・リラ(P)]
サント=コロンブ(?-1691/1701):
 トゥルニュの写本によるヴィオラ・ダ・ガンバ独奏曲集
 「対等な2つのヴィオルによる合奏曲集」から(*)
ペレ・ロス(ガンバ)
イシアル・アトゥーチャ
 (ガンバ;*)
フルートとハープによる18世紀南欧の音楽
 ジャック・マルタン・オトテール(1684-1762):
  「フラウト・トラヴェルソによる
  プレリュードの技法」第3巻〜前奏曲 ニ長調
 フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):
  組曲第5番 ホ短調
 ベルナルド・パスクィーニ(1667-1710):
  スペインのフォリアによるパルティータ
 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
  ソナタ ト長調 Op.5 No.4
 ピエトロ・ロカテッリ(1695-1764):
  ソナタ第3番 ニ短調
 アントニオ・ロディル(1755頃活動):
  ソナタ第3番 ニ短調
 ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1626頃-1677):
  スペイン娘
マリサ・エスパルサ(Fl-tr)(*)
マルギット・
 シュルトハイス(Hp)(+)
 使用楽器:1990年、ブリュッセルにてアラン・ヴェーメルス製(モデル:ドレスデンにてA.グレンサー(1720-1807)製)(*)/1993年、ティム・ホブロー製(モデル:17世紀イタリア、不詳作者製のダブル・ハープ)。
魂、欲、美〜アルベルティ、セルヌーダ、
 ガルシア・ロルカの詩による歌曲集

 エルネスト・ハルフテル(1905-1989)、
 サルバドル・モレーノ(1916-1999)、
 ロドルフォ・ハルフテル(1900-1987)、
 カルロス・グァスタビーノ(1912-2000)、
 オスカル・エスプラ(1886-1976)、
 アントン・ガルシア・アブリル(1933-)の作品
エストレーリャ・エステーベス(S)
バルトロメウ・ジャウメ(P)
 録音:Auditorio de Torrent。
 スペインの市民戦争世代の詩人ラファエル・アルベルティ(1902-1999)、ルイス・セルヌーダ(1902-1963)、フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898-1936)、の詩による歌曲を、イビサ島生まれのエステーベスとマジョルカ島生まれのジャウメのコンビが情感豊かに歌い上げる。
すべては愛に屈服する〜18世紀スペインの音楽
 ホセ・プラダス(1689-1757):
  ビリャンシーコ「汝らの家を整えよ」〜
   すべては愛に屈服する(レチタティーヴォとアリア)
 フランシスコ・クルセーリェ(1702-1778):
  カンタータ「恐ろしき罪」
 ホセ・リドーン(1746-1827):
  聖木曜日の第2のエレミヤ哀歌
 フアン・あるいはホセ・プラ:
  2つのフルートのためのソナタ第5番
 ホセ・プラ(1730頃-1785):
  2つのフルート、ヴァイオリン合奏と
   通奏低音のためのお気に入りの協奏曲
 パスカル・フエンテス(1721-1768):
  聖土曜日の第4のエレミヤ哀歌
 ホセ・プラダス:
  曙光のごとく昇りゆくのは誰か(被昇天のモテット)
 フアン・あるいはホセ・プラ:
  2つのフルートのためのソナタ第6番
ジョルディ・ドメネク(CT)
ヒロ・クロサキ指揮
エスティル・コンセルタント
 [ヒロ・クロサキ、
 シルビア・モンディーノ
マルシアル・モレイス(Va)
エリサ・ジョグラル(Vc)
エドゥアルド・
 マルティネス(Cemb)
マリサ・エスパルサ、
フェルナンダ・
 テイシェイラ(Fl-tr)
マリタ・
 シャール=ファウスト(Fg)
 録音:2003年8月、ダロカ、聖ドミンゴ教会。
 スペイン音楽史のなかでもあまり顧みられない時代の優れた音楽を集めたアルバム。ヒロ・クロサキの活躍がうれしい。
ヤープ・シュレーダー〜趣味の融合
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  3つのトリエットと3つのスケルツォ(1731、ハンブルク)から
   2つのヴァイオリンと通奏低音のための
    スケルツォ第2番 ホ長調 TWV42:E1 /
  フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
   トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a7 /
  フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
   パリ四重奏曲第6番 TWV43:C4
 カール・フィリップエマヌエル・バッハ(1714-1788):
  2つのヴァイオリンと通奏低音のための
   トリオ・ソナタ ニ短調 Wq145(BWV1036?)(1731/1747改訂)/
  フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための
   トリオ・ソナタ ロ短調 Wq143(1731/1747改訂)
 J.S.バッハ(1685-1750):
  フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための
   トリオ・ソナタ ト長調 BWV1037(1720頃)
ヤープ・シュレーダー(Vn)
ヒポカンプス
[フェルナンド・パス
 (フラウト・トラヴェルソ)
 カースティン・
  リンダー=デーヴァン(Vn)
 ジョルディ・コメーリャス
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 アルベルト・
  マルティネス・モリーナ
 (Cemb)]
 録音:スペイン、サラゴサ県ダローカ、聖ドミンゴ教会。
 「趣味の融合」とは、作曲家クヴァンツ(1697-1773)が彼の同時代・18世紀前半のドイツ音楽に特徴的であった、イタリアとフランスからの影響と融合した様式を評した言葉。
 クリーガーのソナタ集(ARSIS-4193)で注目を集めたヒポカンプスが、1925年生まれのバロック・ヴァイオリンの巨匠シュレーダーと共演。孫のうち二人がスペイン国籍という彼は音楽活動面でもスペインとのつながりが深く、この録音もヒポカンプスとのライヴ共演をきっかけに実現したとのこと。それにしても録音時点でおそらく80歳近かったと思われるシュレーダー、おそれいるほかない。
ジャック・フランソワ・ガレ(Gallay;1795-1864):
 3つのホルン三重奏曲 Op.24
 大四重奏曲 Op.26
コルニロクィオ・
 ナチュラルホルン・
 アンサンブル
ルイジ・ボッケリーニ(1873-1805):
 ヴァイオリンとチェロを伴うチェンバロのための
  6つの三重奏ソナタ(1781)
  [第2番 ホ短調/第3番 変ホ長調/第4番 ニ長調/
  第1番 ハ長調/第5番 変ロ長調/第6番 ト短調]
パッサメッツォ・アンティコ
 [フアン・マヌエル・
  イバーラ(Cemb)
 ペドロ・ガンディーア・
  マルティーン(Vn)
 イツィーアル・
  アトゥーチャ(Vc)]
 録音:サハサーラ、聖母被昇天教会。
 はじめ鍵盤楽曲として書かれ、弦の2パートを書き加えて完成されたと考えられる作品。パッサメッツォ・アンティコはスペインのバスク地方出身のピリオド楽器演奏家によって1997年に結成された。ペドロ・ガンディーア・マルティーンはエンリコ・ガッティの教えも受けている。
ルイ=フランソワ・ドプラ(1781-1868):
 音楽の絵画〜ホルンとピアノのための作品集

 二重奏曲 Op.7/ソナタ Op.2
 音楽の絵画、または二重奏による情景 Op.5
 3つの旋律 Op.25(*)
ハビエル・ボネト
 (ナチュラルホルン)
ミリアム・ゴメス=モラーン(Fp)
フアン・パイバ
 (ナチュラルホルン;*)
 録音:2004年12月、バルセロナ、カタルーニャ上級音楽院講堂。
 ドプラはパリ生まれのフランスの名ホルン奏者でホルン音楽の作曲家。ヘルマン・バウマンに師事してナチュラルホルンに目覚めたというボネトは、スペインにおけるナチュラルホルンのパイオニア的存在。ここでもドプラの活躍した時代、1830年頃にフランスの無名工房で製作された楽器を吹いて録音している。フォルテピアノはユトレヒトのパウル・ポレッティ製。(*)の第3曲のみ第2ホルンが加わる。
陛下の御夫人〜17世紀イタリアの女性作曲家による歌曲集
 バルバラ・ストロッツィ(1619-1664以後):
  陛下の御夫人[Donna di Maesta]
   (オーストリア皇帝フェルディナンド3世と
   マントヴァのレオノーラ2世の結婚式のための)/
  L'astratto/ Se volete cosi
 フランチェスカ・カッチーニ(1587-1638以後):
  Haec Dies/ Maria, dolce Maria/ Jesu, corona virginem
 ルクレツィア・オルシーナ・ヴィッツァーナ(1590-1662):
  O magnum mysterium/ Sonet vox/
  Usquequo oblivisceris me
 イザベッラ・レオナルダ(1620-1704):
  Salve o preclara deipara/ Alta del ciel
トリオ・デ・ダーマス
 [キム・アンプス(S)
 ラウラ・カサノーバ(Cemb)
 ケイティー・スティーヴンス(Vc)]
 録音:2004年2月、マドリッド市立管弦楽団・合唱団本部。
 トリオ・デ・ダーマスは2000年にキム・アンプスにより結成された「三人の婦人」という名のユニット。
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
 ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
  12のソナタ Op.2(1693)から[Vol.1](*)
   [第5番/第3番/第4番/第6番/第1番/第2番]
  アリアと24の変奏曲
ヒポカンプス
 [カースティン・
 リンダー=デーヴァン(Vn;*)
 ジョルディ・コメーリャス
  (ヴィオラ・ダ・ガンバ;*)
 アルベルト・マルティネス・
  モリーナ(Cemb)
 録音:スペイン、ウエスカ県ボレーア、聖トマス教会。
 ヨハン・フィリップ・クリーガーはニュルンベルクの音楽一家(弟ヨハンも高名)に生まれ、コペンハーゲンで学び、バイロイトの宮廷音楽家を務めた後、1673年バイロイト伯の許可と援助を得てイタリアに渡り、ヴェネツィアでローゼンミュラーに、ローマでベルバルド・パスクィーニに師事。帰国後はハレ等の宮廷で活躍した後、1680年にヴァイセンフェルス宮廷の楽長に就任、当地の宮廷音楽の水準を最高水準にまで引き上げ、没するまでその地位を守り活躍った。
 彼は何といっても2,000曲以上の教会カンタータを書いたことで知られている(その大半は消失)が、優れた器楽作品も多く残している。Op.2はコレッリ流の3つの楽器によるトリオ・ソナタだが、第2ヴァイオリンの代わりにヴィオラ・ダ・ガンバを採用することによって、音色と表現の幅を拡大することに成功している。聴きものはソナタ第2番に終楽章。ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバの美しい対話に、感動させられる。(輸入元担当者は2005年2月にアルシスのオフィスで編集途中のテープでこのトラックを聴いて以来、発売を待ち焦がれていたそうだ。)
 ヒポカンプスはドイツ出身のリンダー=デーヴァンと、スペイン出身のコメーリャス、マルティネス・モリーナによるトリオ。なかでもリンダー=デーヴァンはヨーロッパのバロック・ヴァイオリニストとして大注目に値する存在。ヴュルツブルクに生まれ、ロンドンでミカエラ・コンバーティにバロック・ヴァイオリンを師事、アムステルダム・ロカテッリ国際コンクールに入賞、7年にわたってイギリスのバロック・アンサンブル「フィオリ・ムジカーリ」のリーダーを務め、2003年よりベルリンのピリオド楽器オーケストラ「コンチェルト・ブランデンブルク」のリーダーとして活躍している。すでにいくつかのレーベルに録音があるので、日本の古楽ファン、ヴァイオリン・ファンもすでにチェック済みかもしれないが、今回は曲がすばらしいこともあり、前出の担当者は「久しぶりにバロック・ヴァイオリンで感動しました。タイプは異なりますが、レイチェル・ポッジャー以来かもしれません。」と、かなりの入れ込みぶりだ。
ホセ・デ・トーレス:世俗カンタータ集
 ホセ・デ・トーレス(1665頃-1738):
  カンタータ「ネプチューンの領域」[Esfera de Neptuno]/
  カンタータ「幸福の矢が打ち負かし」[Venza feliz la flecha]/
 ジャコモ・ファッコ(1680-1753):
  2つのチェロのためのシンフォニア ハ長調
 ホセ・デ・トーレス:
  カンタータ「青い波の上で」[Sobre las ondas azules]
 ジャコモ[ハイメ]・ファッコ:
  2つのチェロのためのシンフォニア ホ短調
 ホセ・デ・トーレス:
  カンタータ「夜明け見る鳥たちは」
   [Pájaros, que al ver el alba]/
  カンタータ「いったい誰を?」[Quién podrá]
ガビネーテ・アルモニコ
[マリア・ルス・アルバレス(S)
 ホセ・マヌエル・エルナンデス(Vc)
 ヘスス・サンチェス
 (バロックG/アーチリュート)
 マヌエル・ビラス(ダブルHp)
 カルロス・
  ガルシア=ベルナルト(Cemb)]
 録音:スペイン、ウエスカ県アルケサル、聖ミゲル教会。
 トーレスはマドリッドに生まれ、1718年より同地の王宮礼拝堂楽長を務めた作曲家・オルガニスト・理論家・出版者。収録作品は18世紀に英国のマックワース家によって収集された手稿譜によるもの。ファッコはイタリアのヴェネツィア生まれながら人生の大半をスペインで過ごした作曲家・ヴァイオリンおよびチェロ奏者で、1720年に王宮礼拝堂楽団員となり、トーレスのもとで活躍した。
 代理店によると、カンタータのタイトル日本語訳は、正確でないかもしれないとのこと(原文を併記)。
ジョアン&ジョセプ・プラ:
 2つのフラウト・トラヴェルソと通奏低音のためのソナタ集

 ジョアン・プラ(1720頃-1770?)&ジョゼプ・プラ(1728-1762):
  6つのソナタ(1754)〜
   [第2〔2〕番 ニ短調/第3〔3〕番 へ長調/
   第4〔4〕番 ト長調/第6〔6〕番 ホ短調
 ジョアン・プラ:6つのソナタ(1770)〜
   [第5〔18〕番ハ長調/第2〔16〕番イ短調]
エスティル・コンセルタント
 マリサ・エスペランサ、
 フェルナンダ・
  テイシェイラ(Fl-tr)
 パブロ・サピコ
  (バロック・ギター、テオルボ)
 ハルム・ヤン・
  シュヴィッタース(Vc)
 カルロス・ガルシア=ベルナルト・
  アロンソ(Cemb)]
 録音:2005年6月、レケーナ、聖セバスティアン小聖堂。
 バロックから古典派への過渡期に活躍したカタルーニャ人作曲家プラ兄弟の作品集。ロンドンで出版された2つのソナタ集からの選曲で、1754年刊のほうは兄弟の連名で出版、1770年刊のほうは単に「プラ氏」と記されているがジョゼプの没後であるためジョアンの作品とされている。上記の〔数字〕はソナタの通し番号。
クイケン盤に続く、弦楽四重奏版「モツレク」
 モーツァルト/ペーター・リヒテンタール(1780-1853)編曲:
  レクィエム ニ短調 K.626(弦楽四重奏版)
アルバーダSQ
[ファラン・ジェイムズ、
 アルバ・ロカ(Vn)
 エリザベス・ジェクス(Va)
 ジェイムズ・ブッシュ(Vc)]
 録音:スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会。
 クイケン四重奏団の録音(Challenge Classics)で注目を浴びたリヒテンタール版による新録音が登場。アルバーダ四重奏団は2001年にカナダ、スペイン、USA、ニュージーランド出身の奏者により2001年に結成されたピリオド楽器アンサンブル。
魂の歌〜黄金世紀の詩による20世紀スペインの歌曲集
 ジル・ビセンテ(1440-1536)詩/
  C.ハルフテル:Del rosal vengo, mi madre
 ジル・ビセンテ詩/J.ニン=クルメル:
  Ro, ro, ro / Cuál es al niña ?
 ガルシラーソ・デ・ラ・ベガ(1501-1533)詩/
  S.モレーノ:Nadie puede ser dichoso /
         Culpa debe ser quereros
 クリストバル・デ・カスティリェーホ
  (1490-1550)詩/F.オブラドルス:
   Al amor
 フランシスコ・デ・ラ・トーレ(?-1570)詩・曲/
  ドルムスゴー編曲:Pámpano verde
 フアン・ポンセ(1460-1521)詩/
  F.オブラドルス:La mi sola, Laurerola
 グティエーレ・デ・セティーナ(1520-1557)詩/
  V.エチェバリア:Madrigal
 聖女テレサ・デ・ヘスス(1515-1582)詩/
  M.ガルシア・モランテ:
  Exclamaciones; Oh, vida ! - Oh, mortales !
   - Oh, Dios mío - Ay de mí
 サン・フアン・デ・ラ・クルス(1542-1591)詩/
  F.モンポウ:Cantar del alma
 ミゲル・デ・セルバンテス(1547-1591)詩/
  R.イサルディ:A la guerra
 フランシスコ・デ・ケベード(1580-1645)詩/
  E.トルドラ:
   Después que te conocí
 ルイス・デ・ゴンゴラ(1561-1627)詩/
  E.ベドマー:La hermana Marica
 ルイス・デ・ゴンゴラ詩/
  グラナドス:Lloraba la niña
 ロペ・デ・ベガ(1562-1635)詩/
  ロドリーゴ:Pastortico Santo
 ロペ・デ・ベガ詩/E.トルドラ:
  Madre, unos ojuelos ví
 ロペ・デ・ベガ詩/トゥリーナ:
  Cuando tan hermosa os miro
 ロペ・デ・ベガ詩/M.オルテガ:Soneto
 修道女フアナ・イエス・デ・
  ラ・クルス(1651-1695)詩/R.ハルフテル:
   Miró Celina una rosa
 修道女フアナ・イエス・デ・ラ・クルス詩/
  M.ペリシク:Esta tarde mi bien
 バウティスタ・デ・メサ(1583-1627)詩/
  J.ロドリーゴ:Soneto
フェルナンド・ラトーレ(Br)
イツィアル・バレード(P)
ギター・クァルテットのためのオリジナル作品集
 ジョン・W.デュアート(1919-2004):
  コンチェルト・デモクラティコ Op.108(1991)
 ステパン・ラク(1945-):ルンバ(1987)
 デュジャン・ボグダノヴィチ(1955-):
  序奏と舞曲
 トマス・ビリャホス(1926-):
  4つのギターのための四重奏曲(2005)
 アントニオ・ノゲーラ(1963-):
  合流[ Confluencias ](2003)
 アンドルー・ヨーク(1958-):スピン
 フランシスコ・
  モレーノ・トローバ(1891-1982):版画(1972)
テルプシーコレ・
 ギター・クァルテット
[フアン・ブラス・
  アレリャーノ、
 ラウル・ビエラ、
 イバン・ダビアス、
 アレフレード・オルタス(G)]
 録音:2006年2月、スペイン、ウエスカ県ボレーア、聖トマス教会。
 テルプシーコレ・ギター・クァルテットはウエスカ職業音楽院を卒業した4人のギタリストによって2000年に結成された。
ジョヴァンニ・バッティスタ・
 フォンターナ(?-1630):18のソナタ
 (1−3声の、ヴァイオリンまたはコルネット、
  ファゴット、キタローネ、ヴィオロンチーノ
  または同様のの楽器のための;1641) Vol.1

 [第14番/第2番/第4番/第12番/第15番/
  第9番/第7番/第8番/第16番]
グルッポ・セイチェント
[ラウル・オレリャーナ、
 マルコ・ピアントーニ(Vn)
 リカルド・
  シミアン(リコーダー)
 ラミ・アルカイ
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ヴィンチェンツォ・
  オニーダ(Fg)
 エドゥアルド・フィゲロア
 (バロックG/キタローネ)
 ダヴィデ・メレッロ(Org)]
 録音:2005年4月6-8日、イタリア、ルッカ県ピアッツァ・アル・セルキオ、聖アナスタシオ教会。
 ブレーシャに生まれ、ローマ、ヴェネツィア、パドヴァで活躍しパドヴァで没した作曲家・ヴァイオリニスト、フォンターナの追悼として出版されたソナタ集。手稿から編集されたものと推測されている。モンテヴェルディの時代、イタリア初期バロックの器楽ソナタの様式を伝える重要な作品集。
 グルッポ・セイチェントは2002年、エンリコ・ガッティが教鞭を執るミラノ市立音楽院(ミラノ国際音楽アカデミー)古楽科の学生たちによって結成されたアンサンブル。
ハイドン(1732-1809):
 バリトン、ヴィオラとチェロのための
  ディヴェルティメント集

 [ニ長調 Hob.XI:40/ト長調 Hob.XI:62/
  ハ長調 Hob.XI:82/ニ長調 Hob.XI:34/
  イ長調 Hob.XI:35/ニ長調 Hob.XI:81]
マドリッド・バリトン三重奏団
[ホセ・マヌエル・
  フェルナンデス
 (バリトン[Baryton])
 エレーナ・ボルデリアス(Va)
 ロサ・フォリオル(Vc)]
 録音:2006年7月、スペイン、ウエスカ県ボレア、聖トマス教会。
 バリトンはヴィオラ・ダ・ガンバに似た楽器だが、独特の構造として共鳴弦を持ち、それをネックの裏側から左手の親指でピツィカートで奏することが出来る。ハイドンが使えたエステルハージー侯ニコラウスがこの楽器を好んだため、ハイドンは1762年から1775年にかけて126曲にのぼるバリトン三重奏曲(ディヴェルティメント)を書いた。
 バリトンを演奏するホセ・マヌエル・フェルナンデスはマドリッドに生まれ、マドリッド音楽院を卒業後、アムステルダムのスウェーリンク音楽院でワウター・メラーにチェロ師事、また様々なマスタークラスにおいてリヒテ・ファン・デル・メールとヤープ・テル・リンデン、ライナー・ツィパーリングにチェロを、ペレ・ロスとベントゥーラ・リコにヴィオラ・ダ・ガンバに学んだ。現在テレサ・ベルガンサ音楽院でチェロを、マドリッドの王立音楽院でバロック・チェロを教えており、当アルシスの他グロッサ等のレーベルにも録音を行っている。
ARSIS-4203

(2CD)
1CD価格
マテオ・フレーチャ(若)(1530頃-1604):
  マドリガーレ集第1巻(1568、ヴェネツィア)
ダビッド・
 ギンダーノ・イガレータ指揮
ノヴァ・ルクス・アンサンブル
 録音:2006年8月31日、9月1日-2日、パンプローナ、洗足カルメル会ロス・パドレス修道院。
 スペインの作曲家「若いマテオ・フレーチャ」(同姓同名の作曲家、老マテオ・フレーチャの甥にあたるためそう呼ばれた)が書いたイタリア語マドリガーレ集。スペイン、バスク地方の都市パンプローナを本拠に活動するノヴァ・ルクス・アンサンブルによる演奏。
J.S.バッハ(1685-1750):
 ヴィオラ・ダ・ガンバと
  チェンバロのためのソナタ集

  ソナタ ト短調 BWV1029(*)/
  幻想曲 ハ短調 BWV906/
  ソナタ ト長調 BWV1027(*)/
  半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903/
  ソナタ ニ長調 BWV1028(*)
ファーミ・アルクアイ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ;*)
アルベルト・マルティネス・
 モリーナ(Cemb)
 録音:2004年10月、スペイン、ウエスカ県アルケサール、聖ミゲル教会。
 ファーミ・アルクアイは1976年スペインのセビーリャに生まれ、ベントゥーラ・リコ、パオロ・パンドルフォ(バーゼルのスコラ・カントールム)、ヴィットリオ・ギエルミ(ルガーノのスヴィツェーラ=イタリアーナ音楽院)に師事。ジョルディ・サバール主宰のエスペリオンXXIおよびル・コンセール・デ・ナシオン、ヴィットリオ・ギエルミ主宰のイル・スオナール・パルランテに参加、ビセンテ・パリーリャ主宰のモーレ・イスパーノの創設メンバーに名を連ね、2001年には自ら主宰するアッカデーミア・デル・ピアチェーレを創設している。
 アルベルト・マルティネス・モリーナは1971年マドリッドに生まれ、同地の王立高等音楽院を卒業後デイヴィッド・ロブロウ(ロンドンのギルドホール音楽演劇学校)、リチャード・エガー(アムステルダムのスウェーリンク音楽院)に師事。ヒポカンプスの創設メンバー名を連ねる他、当アルシス・レーベルでの活躍が際立っている。
 ブックレット記載の解説を執筆したのは二人の師であるギエルミとエガー。愛弟子に寄せる信頼がうかがわれる。
死なせて下さい〜「新音楽」リサイタル
 ジュリオ・カッチーニ(1546頃-1618):
  星に語ったものだった(「新音楽」から;*)
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  トッカータ第2番
   (「トッカータ集第2巻」から)/
  暗き森(「アリエ・ムジカーリ第2巻」から;*)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(15567-1643):
  わが憔悴した眼差しが
   (「マドリガーレ集第7巻」から;*)
 ジローラモ・フレスコバルディ:
  パッサカリアによるパルティータ
   (「トッカータ集第2巻」から)/
  そよ風吹けば
   (「アリエ・ムジカーリ第1巻」から;*)/
  チャコーナによるパルティータ
   (「トッカータ集第2巻」から)
 ジュリオ・カッチーニ:
  いとも甘いため息(「新音楽」から;*)
 ジローラモ・フレスコバルディ:
  かくも私を蔑むか
   (「アリエ・ムジカーリ第2巻」から;*)/
  トッカータ第7番
   (「トッカータ集第2巻」から)
 ジュリオ・カッチーニ:
  されば死なねばならぬのか
   (「新音楽」から;*)
 クラウディオ・モンテヴェルディ:
  死なせて下さい[アリアンナの嘆き]
   (オペラ「アリアンナ」から;*)
ヒッポカンプス
[レイチェル・
  エリオット(S;*)
 ゴンサーラ・マルティン・
  シェルマン(朗読;*)
 アルベルト・マルティネス・
  モリーナ(Cemb)]
 録音:スペイン、ウエスカ県アルケサール、聖ミゲル教会。
 カッチーニの「新音楽」(1602年フィレンツェにて刊行)の出版400年を記念し2002年にスペインで行われたヒッポカンプスのリサイタル・プログラム。歌詞を語ることを重視した「新音楽=第二の作法」を際立たせるため、まず歌詞(詩)がスペイン語で語られ(ときには前奏に乗せ、ときには歌のフレーズ間にも挿まれ)、歌が始まる形がとられ、曲間にはフレスコバルディの鍵盤楽曲が間奏曲風に置かれている。
 レイチェル・エリオットはケンブリッジのセルウィン・カレッジ、ギルドホール音楽演劇学校で学んだ英国のソプラノで、イ・ファジョリーニ、コンコルディア、ニュー・ロンドン・コンソート、レザール・フロリサン、イル・セミナリオ・ムジカーレ等で活躍、スペインではヒッポカンプスに参加している。ゴンサーラ・マルティン・シェルマンは1969年マラガ県ロンダ生まれのスペインの女優で、当プログラムのためにヒッポカンプスに特別参加した。なお外装には「ヒッポカンプス」の表記はなく、奏者3名が併記されている。
… オルガンの低音とともに …
 イタリア・バロックのヴァイオリンと
  通奏低音のためのソナタ集

 ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・
  メアッリ(17世紀):「ラ・チェスタ」
 ミケランジェロ・ロッシ(1602-1656):
  トッカータ第9番
 ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・
  メアッリ:「ラ・ステッラ」[星]
 マルコ・ウッチェリーニ(1603頃-1680):
  ソナタまたはトッカータ第6番「私の奥様」
 ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(1610頃-1688頃):
  カンツォン・フランチェーゼ第3番擬第1旋法
 バルトロメオ・モンタルバーノ(1598頃-1651頃):
  シンフォニア第2番「ツァンビーニ」
 ジョヴァンニ・デ・マックェ
  [ジャン・ド・マック](1550頃-1614):
    コンソナンツェ・ストラヴァガンティ
 バルトロメオ・モンタルバーノ:
  シンフォニア第4番「ジェローソ」
 ジョヴァンニ・サルヴァトーレ:
  カンツォン・フランチェーゼ第4番
   第7旋法、バッロ「ベルガマスカ」による
 ベルナルド・ストラーチェ(17世紀):
  チャッコーナ[シャコンヌ]
 ダリオ・カステッロ(17世紀):ソナタ第1番
 ジョヴァンニ・ガブロリーリ(1557-1612):
  トッカータ第1旋法
 ダリオ・カステッロ:ソナタ第2番
 クラウディオ・メールロ(1533-1604):
  カンツォン「ラ・イロニカ」
 ジョヴァンニ・バッティスタ・
  フォンターナ(?-1630):
   ヴァイオリン独奏ソナタ第3番
ラウル・オレリャーナ(Vn;*)
ダヴィデ・メレッロ(Org;+)
 録音:2004年11月15-17日、イタリア、チェゼーナ、聖ドメニコ教会。使用楽器:19世紀終盤、フランス、不詳作者製(*)/1601年、バルダッサーレ・マラミーニ製(2004年、デッロルト&ランツィーニ修復;+)。
 南米チリ出身、ミラノ市立音楽院古楽科でエンリコ・ガッティに師事したラウル・オレリャーナが、師の得意とする17世紀イタリアのヴァイオリン音楽に挑戦した注目すべきアルバム。ダヴィデ・メレーリョはやはりミラノ市立音楽院古楽科でロレンツォ・ギエルミに師事したイタリアのオルガニスト。当時の「ソナタ」は「器楽曲」のような意味合い。
ボッケリーニ、ポッレッティ:
 チェロと通奏低音のためのソナタ集

 ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
  ソナタ イ長調 G.4
 ドメニコ・ポッレッティ(1709-1783):
  チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ ト長調
 ルイジ・ボッケリーニ:ソナタ ニ短調
 ドメニコ・ポッレッティ:
  チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ ニ長調
 ルイジ・ボッケリーニ:ソナタ 変ホ長調 N.26
イアゴバ・ファンロ(Vc;*)
アルベルト・マルティネス・
 モリーナ(Cemb;+)
 録音:2006年9月、スペイン、マドリッド県ボアディーリャ・デル・モンテ、ドン・ルイス親王宮、音楽の間。使用楽器:1978年、ギー・ドラ[ Guy Derat ]製(バロック・タイプ)(*)/2002年、ティトゥス・クレイネン製(二段鍵盤、モデル:リュッケルス)(+)。
 スペインで活躍した二人のイタリア人チェリスト兼作曲家を取り上げたアルバム。ポッレッティはナポリに生まれ、スペインに渡りマドリッドの王宮楽団の首席チェリストを務めた。彼の死後、娘がボッケリーニに嫁いだので二人は舅婿の関係となるが、二人が知り合いであったかは確証がないそうだ。
 イアゴバ・ファンロはロンドンの王立音楽アカデミーでジェニファー・ウォード・クラークに、ベルリン芸術大学でヴォルフガング・ベットヒャー(ベトヒャー)に師事したスペインのチェリスト。名前が風変わりなのはバスク系だからだろう。アルベルト・マルティネス・モリーナはリチャード・エガーらに師事したスペインのチェンバリスト。
ARSIS-4209

(2CD)
1CD価格
ミカエル・ナヴァルス[ミゲル・ナバーロ]:
 聖フェルミンのための第一晩課

 [晩課 Viesperas]
 アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
  讃歌「アヴェ・マリス・ステラ」によるグローサ
 ミゲル・ナバーロ(1563頃-1627):
  序唱「神よ、急ぎてわれを救いたまえ」
 トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
  詩篇110「われは主に感謝せん」
 ミゲル・ナバーロ:
  詩篇109「主を畏れる者は幸いなり」
 フランシスコ・ゲレーロ(1527-1598):
  詩篇112「しもべらよ、主をたたえよ」
 ミゲル・ナバーロ:
  詩篇116「主をたたえよ」/
  讃歌「神よ、御身の戦士の」/
  マニフィカトへの序奏/マニフィカト第8旋法
 [聖母交唱 La Salve]
 セバスティアン・アギレーラ・
  デ・エレディア(1561-1627):
   聖母交唱によるティエント
 ミゲル・ナバーロ:起ちて急げ/御身は完全に美しい
 アントニオ・デ・カベソン:聖母交唱への序奏
 ミゲル・ナバーロ:サルヴェ・レジナ
 アントニオ・デ・カベソン:
  讃歌「アヴェ・マリス・ステラ」によるグローサ
ダビッド・ギンダーノ・
 イガレータ指揮
ノヴァ・ルクス・
 アンサンブル
 録音:2007年2月16-18日、スペイン、オルコイェン、聖ミゲル教会。
 スペイン、ナバーラ地方の中心都市パンプローナの守護聖人である聖フェルミンのための晩課を、パンプローナ出身で当地の大聖堂楽長を務めたその名もナバーラの作品を中心に構成したアルバム。詩篇等の前後にはグレゴリオ聖歌によるアンティフォンが斉唱される。
 ノヴァ・ルクス・アンサンブルはパンプローナ室内合唱団を母体として2006年に創設された声楽アンサンブル。ここでは器楽奏者(ツィンク、アルト・サックバット、テナー・サックバット、ファゴット、オルガン)も参加している。2枚組で1枚分の価格。
主よ、御耳を傾けたまえ〜
 17世紀フランスの音楽

 クロード・ル・ジュヌ(1528-1600):
  主よ、御耳を傾けたまえ(詩篇86)(*)
 アンリ・デュモン(1610-1684):
  3声のシンフォニア(+)
 クロード・ル・ジュヌ:
  4声のファンタジア第2番
 ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):
  「アヴェ・マリス・ステラ」による
    4声のファンタジア(*)
 ニコラ・メトリュ(1610頃-1663頃):
  2声のファンタジア第16番
 ウスタシュ・デュ・コロワ:
  天は全地に(詩篇19)(*)
   (3声のファンタジア)
 ジャン=ニコラ・ジョフロワ(1633-1694):
  アルマンド形式のトンボー(+)
 ピエール・フランシスク・カルベル(?-1611):
  ミヒャエル・プレトリウスの
   「テルプシコーレ」からの舞曲(4曲;+)
 クロード・ル・ジュヌ:
  「天の元后に祝福あれ」による
    5声のファンタジア(*)
 ニコラ・メトリュ:2声のファンタジア第9番
 クロード・ル・ジュヌ:
  神は立ち上がり(詩篇68)(*)
 パスカル・ド・レストカール(1539/40-1584):
  ファンタジア
 アンリ・デュモン:3声のパヴァーヌ(+)
 ウスタシュ・デュ・コロワ:
  ソ・ファ・レ・ミによる5声のファンタジア(*)
 マルカントワーヌ・
  シャルパンティエ(1643-1704):
   ヴィオルのための4部のコンセール(+)
 ウスタシュ・デュ・コロワ:
  「サルヴェ・レジナ」による
   4声のファンタジア(*)
 ジャン=ニコラ・ジョフロワ:
  ヴィオル三重奏とチェンバロのための
   ディアローグ(+)
カトリーヌ・ラッサル(S;*)
シルビア・マルケス(Cemb;+)
バンケット・ムジカーレ
[ペレ・ロス、
 シュルショ・バレーラ、
 クララ・エルナンデス、
 サビーナ・
  コロンナ・ペトリ、
 イツィアル・アトゥーチャ
 (ヴィオル)]
 録音:2006年2月、スペイン、ウエスカ県ボレーア、聖トマス教会。
 宗教的・政治的混乱期であった17世紀のフランス。控え目でほの暗さや渋みさえ漂う音楽は、18世紀の華やかなそれとはかなり趣を異にする。ペレ・ロスを中心としたアンサンブルによる演奏がその雰囲気をみごとに醸し出している。
ホルンのオブリガートを伴う
 フォルテピアノとのためのソナタ集

 フランツ・ダンツィ(1763-1826):
  ソナタ ホ長調 Op.44
 フェルディナント・リース(1784-1838):
  ソナタ ヘ長調 Op.34
 ニコラウス・フライヘール・
  フォン・クルフト(1779-1818):
   ソナタ ホ長調
 カール・チェルニー(1791-1857):
  アンダンテとポラッカ
ハビエル・ボネート
(ナチュラルHr)
ミリアム・
 ゴメス=モラーン(Fp)
 録音:2006年9月17-19日、スペイン、サモラ県ビリャモール・デ・ロス・エスクデロス、聖母被昇天教会。


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