ヒリアード・アンサンブル〜モラレス:ミサ「ミル・ルグレ」 クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553): ミサ「ミル・ルグレ」/マニフィカト/ヤコブは嘆いた/より良き生活のうちに/ おお、十字架よ、めでたし/ミサ「ミル・ルグレ」からの異稿〔サンクトゥス/アニュス・デイ〕 ジョスカン・デプレ(1440/50頃-1521):ミル・ルグレ〔千々の悲しみ〕 ヒリアード・アンサンブル [デイヴィッド・ジェイムズ、ロバート・ハル=ジョーンズ(CT) ジョン・ポッター、 ロジャース・カヴィ=クランプ、マーク・パドモア(T) ゴードン・ジョーンズ(B)〕 | ||
録音:1991年3月、ロレトの聖母修道院、セビリャ、スペイン。 2012年再プレス。モラレスはセビリャに生まれたスペイン・ルネサンス音楽史上もっとも偉大な作曲家の一人。「ミサ・ミル・ルグレ」はジョスカン・デプレ作曲の有名なシャンソンを素材とした名作。モラレスがローマで活動していた1536年、訪れたスペイン国王カルロス1世(「千々の悲しみ」がお気に入りの曲だった)のために作曲されたと考えられている。磨き上げられたポリフォニー、しかし冷たい音楽にはならず、素材の持つ悲嘆の情感が聴き手の心にじわじわとひろがっていく。ジョスカンによる原曲と異稿を収録するアルマビバ・レーベルの第1作となるこの録音に、豪華にもヒリアード・アンサンブルを起用したのは大成功であった。モラレスのCDのなかでまちがいなく最高の名盤の一つであり、ヒリアード・アンサンブルの数あるレコーディングのなかでも抜群の出来である。 余談ながら、アルマビバはCDが完成されてからも長いことヒリアード側に送らなかったようで、1990年代始めに来日して東京の某レコード店をのぞきに来たメンバーのジェイムズ氏が、CDが並んでいるのを発見してびっくり、しばらく試聴して帰ったという。 | ||
フアン・マヌエル・ デ・ラ・プエンテ(1692-1753): カンタータとビリャンシコ集 昇天祭のためのカンタータ 「聖なる光に照らされたこの夜明けは」(1730)/ クリスマスのためのビリャンシコ 「やさしい男児」(1732)/ 聖体の秘跡のためのカンタータ 「いとも聖なる光」/ キリストのためのカンタータ 「かつてなく静かな夜」(1724)/ 聖体の秘跡のためのカンタータ 「天の講堂」(1724)/ 三位一体祭のためのカンタータ 「なんと喜ばしい捕虜の身」(1725)/ 聖ペテロのためのカンタータ 「おお、至高の王子」(1726) |
マルタ・アルマハノ(S) セニア・メイヘルト(Ms) ペドロ・オルマサバル(T) ジョルディ・リカルド(Br) エドゥアルド・ ロペス・バンソ指揮 アル・アイレ・エスパニョル | |
録音:1991年6月、セビリャ、サンタ・パウラ修道院。 デ・ラ・プエンテはスペイン・バロックの作曲家で、ハエン大聖堂の合唱長として活躍した。収録曲はいずれもかなりスペイン的。当盤はスペインの名花、アルマハノの初期の録音のひとつ。アル・アイレ・エスパニョルはこの後しばらくドイツ・ハルモニア・ムンディに録音を続けていた。 | ||
フリアン・アルカス(1832-1882):ギター曲集 「らしゃ」または「ハバナ編み」による幻想曲/ ロセレーンの夢/ポーランド幻想曲/ 「ファヴォリータ」による幻想曲/ロンド/ アンダンテ/「シチリアの晩祷」のメロディとボレロ/ アンダンテと慎重なエチュード/妄想 |
マリア・ エステル・グスマン(G) | |
アルカスはタレガの師として音楽史に名を残すギタリスト・作曲家。グスマンはセビリャ音楽院に学び、1990年代前半に話題を呼んだスペインの正統派女性ギタリスト。 | ||
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1576/77-1654):オルガン曲集 「オルガンの技法、オルガンの理論とその音楽的実践としての ティエントとディスクルソ集」(1926年アルカラ刊、全69曲) ホセ・エンリケ・アヤラ(Org) | ||
録音:1991-1992年、セビリャ、聖パウラ修道院、聖クレメンテ修道院、王立文学アカデミー、聖サルバドル教会、オスーナ参事会教会、セビリャ大聖堂王室礼拝堂、カディス、アルゴドナーレス教区教会。 ポルトガル生まれとの説もあるコレア・デ・アラウホだが、彼は1599年から37年間、セビリャの教会で活躍した。彼はオルガンの腕だけで聖職者の地位を手に入れ高給を受け取っていた。「オルガンの技法」は彼の作品の集大成であり、スペイン・バロック・オルガン音楽の様式の確立を示す重要な資料でもある。全曲録音6枚組、スペイン語・英語・フランス語による144ページのブックレットは公的機関ならではの偉業。 | ||
アルハンブラにて〜19世紀スペインの交響管弦楽曲集 ルぺルト・チャピ(1851-1909): ムーア幻想曲/アルハンブラの地の精たち ヘスース・デ・モナステリオ(1836-1903): アルハンブラよ、さらば ミゲル・カレラス(1836-1878): アル・ピエ・デ・ラ・レハ トマス・ブレトン(1850-1923): アルハンブラにて |
フアン・ウダエタ指揮 グラナダ市立so. | |
録音:1992年、グラナダ、マヌエル・デ・ファリャ・オーディトリアム。 スペイン各地出身の作曲家がグラナダのアルハンブラ宮殿をテーマにして書いた作品を収録。「アルハンブラよ、さらば」はマイアベーアが絶賛した名曲。 | ||
マヌエル・ブラスコ・デ・ネブラ(1750-1784): ピアノ・ソナタ集 チェンバロまたはフォルテピアノのための 6つのソナタ Op.1(1780年マドリッド刊)/ 2つのソナタ[ホ短調/ニ長調] |
トニー・ミラーン(Fp) | |
ブラスコ・デ・ネブラは1770年頃から亡くなるまでセビリャ大聖堂のオルガニストを務めた。短い生涯のあいだに、当時発明されてまもないピアノを含む鍵盤楽曲をはじめ170もの作品を残したが、現存するものは収録曲のみである。Op.1 は高度の演奏技術が要求されるソナタ集で、作曲者のずば抜けた技巧をしのばせる。 | ||
マヌエル・カスティリョ(1930-):作品集 ロルカの5つのソネット(*)/ チェロ協奏曲(+)/交響曲第2番 |
マヌエル・シッド(*) ペドロ・ コロストラ(Vc;+) ステイ指揮 セビリャso. | |
カスティリョはセビリャ生まれ。パリでレヴィとブーランジェに師事、帰国後セビリャ音楽院教授となり、1964年には若くして院長に就任した。その作風からトゥリナの後継者ともみなされており、アンダルシアの後進たちに強く影響を与えている。 #2005年以降未入荷の状態が続いています。 | ||
アルフォンソ10世編纂: 聖母マリアのカンティガ集(抜粋) 第257番「わたしは偉大にして不可思議なる 奇跡について語ろう」/ 第42番[器楽]/第185番/ 第279番「聖母マリア、憐れみたまえ」/ 第250番「われらに、聖母マリアよ」/ 第120番「わが言葉を信じる者はほめたたえよ」/ 第344番[器楽]/ 第345番「常に栄光の聖母マリアに」/ 即興演奏[器楽]/ 第169番「われらを救う御母にして御娘」/ 第321番「おお、なんという早さで」/ 第323番「セビリャにほど近い町コリーアで」 |
スティーヴィー・ ウィシャート (中世Vn、サンフォナ、 Vo)指揮 シンフォニエ [エキダット・バレース、 ヴィヴィアン・ エリス(Vo) ポーラ・シャトヌフ (ウード、Vo) ジム・デンリー (Perc)] | |
気鋭の中世音楽専門アンサンブルがセビリャにちなんだカンティガを演奏。ウィシャートとシンフォニエはこの後グロッサ・レーベルに移籍したはずなのだが、アルバムを2枚発表しただけで止まってしまっている。他のカンティガも録音してもらいたいものだ。 | ||
*「ユダヤ系スペイン音楽におけるアンダルシア」(DS-0111)→ HOMOKORD, HOM-13082 へ移行。 | ||
マリア・エステル・グスマンも参加〜アンドレス・セゴビアの思い出に アンドレス・セゴビア(1893-1987):光のない練習曲(ギター独奏)(+) フランシスコ・カノ(1939-):イン・メモリアム(1993) イサーク・アルベニス(1860-1909)/レオ・ブローウェル編曲: 組曲「イベリア」(ギターと管弦楽のための)(1993)(*) 〔エボカシオン/エル・プエルト/エル・アルバイシン〕 マヌエル・カスティリョ(1930-):ギター協奏曲(1990)(+) ホセ・ガルシア・ロマン(1945-): パセオ・デ・ロス・トリステス(セゴビア生誕100年記念)(1993)(*) レオ・ブローウェル(1939-):悲しみの協奏曲(ギター協奏曲第3番)(1985-1986)(*) マリア・エステル・グスマン(G;*) ホセ・マリア・ガリャルド(G;+) レオ・ブローウェル指揮コルドバo. | ||
録音:1994年5月、コルドバ。 アンダルシアのリナレスに生まれたスペインの偉大なるギタリスト、セゴビアの生誕100年を記念して制作されたアルバム。カノの「イン・メモリアム」はセゴビアの「光のない練習曲」を素材にして書かれた管弦楽曲。 | ||
セビリャのポプラの木々〜セビリャで出版された16世紀スペインのビウエラ曲集 ミゲル・デ・フエンリャナ(16世紀初-1586以降): セルミジのシャンソン「花咲く年頃にあるかぎり」によるグロサ アロンソ・ムダラ(1510頃-1580):ロマネスカ「牛の番」 フエンリャナ:ファンタシア・デ・レドブレス/ フアン・バスケスの「同情しておくれ、婦人よ」 ムダラ:ファンタジア第1番(パソス・デセンブエルトス)/ ルドヴィコの手法によるハープを模したファンタジアパヴァーヌ フエンリャナ:フアン・バスケスの「モレニカ、キスしておくれ」 ムダラ:ティエントとファンタジア第3旋法/ ジョスカン・デプレの「ミサ・パンジェ・リンガ」のキリエによるグロサ/ 10の手法による「クラロス伯爵」/ファンタジア第5番/アレクサンドルのパヴァーヌ フエンリャナ:モラレスの「アンテケラからムーア人は出かける」 ムダラ:ファンタジア〔第7番/第2番「デ・パソス」/第9番〕 フエンリャナ:フアン・バスケスの「ポプラ林からわたしは来る」 ムダラ:ファンタジア第3番「デセンボルベル・ラス・マノス」 フエンリャナ:ゲレロの「トルナ・ミンゴ・ア・エナモラルテ」 ムダラ:ファンタジア第5番 フエンリャナ:何で洗おうか/ファンタジア第16番/ラバネダの「プセ・ミス・アモーレ」 ムダラ:ティエントとファンタジア第8旋法/ファンタジア第8旋法 フエンリャナ:モラレスの「ミサ・デ・ガウデ・バルバラ」のベネディクトゥス ムダラ:ファ・ミ・レ・ドによるファンタジア フアン・カルロス・リベラ(ビウエラ) | ||
録音:1994年10月、セビリャ、アルタ・フレクエンシア・スタジオ。 ムダラはバレンシア生まれだがセビリャで活躍し骨を埋めた。フエンリャナの生涯には不明な点が多い。この時期、セビリャは楽譜など出版の中心都市であった。リベラはホセ・ミゲル・モレーノにビウエラを師事した名手。 | ||
マヌエル・ガルシア(1775-1832):歌曲集 リキ・リキ/幸運の女神/笑いの誘惑/ 止まれ、小鳥たち/神かけて/ティラナ/新しい船/ スペインのレトリリャ(ロンド)「泳ぐ女たち」/ 美しい体、清い心/聖アントニウスに祝福あれ/ ばらの茂み/レトリリャ/ばら/できない者は/ ズルグエンの花/目を開いていなさい、あなた/ わたしをスルグエンへ連れて言って/ セレニ/フロリス/悪気で言ってるわけじゃない/ あ、あ、あ、そうだ、あ、あ、あ、ちがう/ 密売人のおれ/黙っているほうがよい |
エルネスト・パラシオ(T) フアン・ホセ・ チュキセンゴ(P) フアン・カルロス・ リベラ(G) | |
録音:1994年10月、セビリャ。 ガルシアはセビリャに生まれ、パリでロッシーニのオペラのヒーロー役を中心に活躍したテノール歌手で、作曲家でもあった。パラシオはペルーのリマ出身の名歌手。リベラが弾くのは、1795年頃パリのプティ・ジャン・レネ製を1987年にルルデス・ウンシリャが複製したクラシカル=ロマンティック・ギター。 | ||
アヴェ・マリス・ステラ〜セビリャ大聖堂の音楽 ペドロ・デ・エスコバル(1465頃-1535以降): アヴェ・マリス・ステラ クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553): ミサ・デ・ベアタ・ヴィルジネ から キリエ ロドリゴ・デ・セバリョス(1530頃-1591): ヴィルゴ・デイ・ジェニトリクス フランシスコ・デ・ペニャロサ(1470頃-1528): アヴェ・レジーナ・レロールム/ サンクタ・マリア・イストゥド・アガス モラレス: ミサ・デ・ベアタ・ヴィルジネ 〜 グローリア/ ヴィルゴ・マリア フェルナンド・ペレス・ デ・メディナ(1477-1479頃活動): サルヴェ・レジーナ フランシスコ・エルナンデス・ パレロ(1553頃-1597): アヴェ・マリス・ステラ ペニャロサ:オ・ドミナ・サンクティッシマ モラレス: ミサ・デ・ベアタ・ヴィルジネ 〜 クレド 作曲者不詳:アイ・サンタ・マリア、ヴァレド・メ モラレス: ミサ・アヴェ・マリア 〜 アニュス/ ミサ・デ・ベアタ・ヴィルジネ 〜 サンクトゥス/ エクサルタタ・エスト/ ミサ・デ・ベアタ・ヴィルジネ 〜 アニュス・デイ グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジーナ |
リチャード・チーザム指揮 オーケストラ・ オヴ・ザ・ルネサンス [ルイス・アルベス・ ダ・シルバ、 ジャン・ルイ・ コモレット(CT) サイモン・ベリッジ、 サイモン・デイヴィス(T) ヘンリー・ウィッカム(Br) チャールズ・ギブズ、 ジュゼプ・カブレ(B) ジャン=ピエール・ カニャク(コルネット) アンドルー・ ローレンス=キング (Hp)他] | |
録音:1994年、セビリャ、ロレート修道院。 セビリャ大聖堂ゆかりの作曲家たちの宗教曲を、モラレスのミサ曲を軸として壮麗に再現。現在グロッサ・レーベルで活躍しているチーザム&オーケストラ・オヴ・ザ・ルネサンスのデヴュー盤ではないかと思われる。 | ||
ナルバエス:「デルフィンの曲集」−宗教曲と世俗曲集 ルイス・デ・ナルバエス(1530-50頃活動): 「ビウエラ奏法譜によるデルフィンの曲集」 (1538年バリャドリッド刊)〜抜粋 [モロの王は散歩していた(*)/ 「クラロス伯爵」による22のディフェレンシア/ 対位法のバス/ラミーロ王は食卓につき(*)/ リシャフォルの「 Je veulx layser melancolie 」/ ファンタジア第14番/ ジョスカンのミサ・デ・ラ・フーガの クム・サンクト・スピリトゥ/ 何で洗おうか(*)/ファンタジア第13番/ 「牛の番」による3つのディフェレンシア/ 悪い結婚をした新妻(*)/ファンタジア第12番/ ゴンベールのシャンソン第1旋法/ ジョスカンのミサ「フェラーラ公エルコーレ」 から[サンクトゥス/オザンナ]/ ビリャンシコ 「もしそんなに多くのはやぶさが」(*) による3つのディフェレンシア/ ファンタジア第11番/ 賛歌「オ・グロリオザ・ドミナ」による 6つのディフェレンシア/ 燃えよ、心よ、燃えよ(*)/ファンタジア第10番/ ファンタジア第9番/ ジョスカンのミサ・フザン・ルグレのオザンナ/ ビリャンシコ「わたしの金色のリボン」(*) による6つのディフェレンシア/ ファンタジア第1番 |
マルタ・アルマハノ(S;*) フアン・カルロス・ リベラ(ビウエラ) | |
ナルバエスはイサベラ女王とフェリペ皇太子に仕えたビウエラ音楽の大家。アルマハノはこの後グロッサ・レーベルで活躍した。 | ||
オルガニストをたたえて〜 アンダルシアのオルガニストたち 1550-1626 作曲者不詳(リスボン、 アジュダ博物館所蔵の写本 38-XII-27 から): 第8旋法の曲/ テント第6旋法 por gesolreut fazendo ut e fa no mesmo signo フアン・ベルムド師: 「楽器の宣言」(1555年オスーナ刊)から [模範/第4旋法/オクターヴ por elami/ アヴェ・マリス・ステラ] エスタシオ・ラセルナ(1554-1625): エスタシオ第6旋法 ペラサ [フランシスコ・ペラサ(1565頃-1598)?]: ペラサの作品(リスボン、アジュダ 博物館所蔵の写本 38-XII-27 から) フランシスコ・エルナンデス・ パレロ(1533頃-1597) (ルイス・ベネガス・デ・エネストロサの 「新数字譜集」[1557年アルカラ刊] から): [ヴェニ・レデンプトール・クァエスムス/ パレロのアヴェ・マリス・ステラ コントラバスと単旋律聖歌/ パレロによるジョスカンの 第1キリエのグロサ/ 第3キリエ/ ジョスカンのミサ・デ・ベアタ・ヴィルジネの クム・サンクト・スピリトゥによる (ティエント)第7旋法/ パレロによるジャケの「アスピチェ・ ドミネ」のグロサ(5声)/ モラレスのヴェルススのグロサ/ (ティエント)第8旋法/ フィロメーナによる(ティエント)第7旋法/ パレロによるヴェルドロの 「かくもよく」のグロサ(5声)/ パレロによるモントの4声の クァエラムスのグロサ、第2部付き/ モロの王は散歩していた(ロマンス) Mira Nero de Tarpeya (ロマンス)/ Mors ma prive ] フランシスコ・ コレア・デ・アラウホ(1584-1654): 「オルガンの技法、オルガンの理論と その音楽的実践としての ティエントとディスクルソ集」 (1626年アルカラ刊) から [ティエント第7旋法(第7番)/ ティエント第4旋法(第15番)] |
アンドレアス・セア(Org) | |
録音:ポルトガル、エヴォラ大聖堂。使用楽器:16世紀製オルガン。 | ||
1927年世代の音楽 ロドルフォ・アルフテル(1900-1987): バレエ組曲「アルメリアのドン・リンド」 サルバドル・バカリッセ(1898-1963): アンダルシア幻想曲(ハープと管弦楽のための) グスタボ・ピッタルガ(1906-1975): バレエ「寝取られ男たちの巡礼祭」(*) |
ミラグロス・マルティン(Ms;*) アントニ・ロス・マルバ指揮 セビリャ・レアルso. | |
録音:1995年7月、セビリャ、セントラル劇場。 タイトルの意味するところはいまのところ不詳だが、1927年に何か関係した楽曲なのだろうか? | ||
マヌエル・カスティリョ(1930-): ピアノ作品集 1949-1992 ソナチナ(1949)/トッカータ(1952)/ 3つの小品(1959)/前奏曲(1959)/ ディフェレンシアとトッカータ(1959)/ インティムス(1986)/テンプス(1980)/ サンルカルのノクターン(1985)/ ソナタ(1972)/無窮動(1992) |
アナ・ギハーロ(P) | |
カスティリョはセビリャに生まれ、1964年から1978年までセビリャ“マヌエル・カスティリョ "音楽院院長を務め、1995年にピアノ科教授として復帰、後に作曲科教授にも就いた。作品数は150を超えている。 | ||
ファリャ:管弦楽曲集 バレエ「恋は魔術師」(1915年版)(*) 交響的印象「スペインの庭の夜」(+) |
エスペランサ・ フェルナンデス(Vo;*) ミゲル・ロドリゲス・ ライス(P;+) フアン・ウダエタ指揮 アンダルシア青年o. | |
*「ファリャの作品の歴史的録音集」(DS-0121, 4CDs)→ HOMOKORD, HOM-13080 (4CDs) へ移行。 | ||
フアン・バスケス(1510頃-1560頃): レクイエム (死者のための聖務曲集;1556年セビリャ刊) [アド・マトゥーティヌム] インヴィタトリウム; レージェム・クイ・オムニア アンティフォナ; ディリジェ・ドミネ/ コンヴェルテーレ・ドミネ/ ネクァンド・アピアト ヴェルシクルム;ア・ポルタ・インフェーリ レクツィオI;パルチェ・ミヒ・ドミネ レクツィオII; テーデト・アニマム・メアム・ヴィテ・メエ レクツィオIII; マーヌス・トゥエ・フェチェルント・メ [アド・ラウデス] アンティフォナ; エゴ・スム・レズレクツィオ・ エト・ヴィータ ザカリアのカンティクム; ベネディクトゥス・ドミヌス・ デウス・イスラエル [アド・ミサム] イントロイトゥス;レクイエム・エテルナム 詩篇;テ・デーチェト・ヒムヌス・ デウス・シオン/ キリエ・エレイソン/ クリステ・エレイソン/ キリエ・エレイソン グラドゥアーレ;レクイエム・エテルナム ヴェルスス; イン・メモリアム・エテルナム/レクイエム トラクトゥス;シークト・チェルヴス オフェルトリウム; ドミネ・イェズ・クリステ/ サンクトゥス/ベネディクトゥス モテット;サーナ・メ・ドミネ アニュス・デイ アンティフォナ;アブソルヴェ・ドミネ [アブソルツィオ・デフンクティス] レスポンソリウム レクイエススカント・イン・パーチェ/ アーメン |
ジュゼプ・カブレ指揮 カピリャ・ ペニャフロリダ | |
録音:1996年6月、セビリャ、ロレート聖母修道院。 セビリャで亡くなったといわれる教会音楽の大家バスケスのレクイエム。カブレはアンサンブル・オルガヌム、ラ・コロンビーナといった声楽アンサンブルのメンバーを務めているバリトンで、古楽唱法の達人。カピリャ・ペニャフロリダの、おそらくデヴュー盤と思われる。このアルバムはスペインはじめ欧米でかなりの評判を呼んだ。 | ||
アル=アンダルスの音楽〔ムワッシャハ〕 | ムハンマド・ハマディイ指揮 アル・トゥラト・アンサンブル | |
録音:1996年4月、シリア、アレッポ。 アル・アンダルスとはすなわちアラブ=アンダルシア、イスラム支配下のアンダルシア地方のこと。アラブ音楽とアンダルシアの土着音楽が混合し独特の発展を遂げた。シリアの古典音楽アンサンブルによる演奏。 | ||
アンヘル・バリオス(1882-1964): ピアノ曲&歌曲集 [ピアノ曲](*) 風に揺れる(ブレリアス)/ アルカイセリア(ファルカ)/ ダロの洞窟で/グァヒラス/ 組曲「運命」[前奏曲/ソレア/サパテアド]/ 組曲「ジプシーのセギディリャ」 [通夜のセギディリャ/サカテケ/ ロシオの巡礼祭]/ [ピアノ曲](+) アルバイシネラ(アンダルシア舞曲)/ アンヘリタ(タンゴ)/ フアネレ(ガロティン)/ アルバイシンの織機/ロンダ/捕虜の踊り/ マドロニョ(アンダルシア・ボレロ)/ グラナダの夜明け/ ジプシー舞曲[サンブラ/タンゴ] [歌曲](#) 歌曲集「 La Lola se va a los Puertos 」 [前奏曲/ペテネラ/ ヴェルヴェットの小さな瞳/炉の歌]/ 空気の橋/魅惑と郷愁/ アベン・ウメヤ [アラブ舞曲/トルバドゥールの歌/ ビリャンシコ]/ 愛のナイフで/星も空もなく/ エリシタ/君は言う(チョティス)/ 夜/光と炎の朝/覚えておけ |
エステバン・サンチェス(P;*) ミゲル・ライス(P;+) マリア・ホセ・ モンティエル(S;#) フェルナンド・ トゥリナ(P;#) | |
録音:1978年2月14日、スペイン国営放送第1スタジオ、スペイン国営放送音源(*)/1998年3月、セビリャ、イスパノアメリカーノ研究学校博物館サロン(+)/1998年2月、マドリッド、フアン・マルチ財団オーディトリアム。 ギター曲で知られるパラグアイのアグスティン・バリオスではなく、スペインのグラナダ生まれの作曲家。 | ||
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):歌劇「グラナダのアラオール」
シモーネ・アライモ(Br;アラオール) パトリツィア・パーチェ(S;ゾベイダ) ヴィヴィカ・ジェノー(A;ハッセム) フアン・ディエゴ・フローレス(T;アラマール) ソラーヤ・チャベス(Ms;スーリマ) ルベーン・アモレッティ(Br;イスマエーレ) ジュゼプ・ポンス指揮グラナダ市立o.マエストランサ劇場cho. | ||
録音:1998年10月、セビリャ、マエストランサ劇場、ライヴ。 このレーベルがなぜドニゼッティ? と思ったらアンダルシアの都市グラナダを舞台としたオペラであった。めったに演奏されない作品であり、貴重な録音。 | ||
フランシスコ・ゲレロ(1528-1599):声楽曲集 ミサ・プエル・ナートゥス・エスト/ 宗教的歌曲&ヴィリャネスカ [おお、なんと新しい/神の愛の子/ わが信仰よ、ベツレヘムより/ 羊飼いたちよ、われらに望むのなら/ 天は汝のもの/おお、おおいなる平安!/ おお、なんという喜び!/星の輝きに] グレゴリオ聖歌: プエル・ナートゥス・エスト/ ヴィデルント・オムネス |
ジュゼプ・カブレ指揮 アンサンブル・ ペニャフロリダ | |
録音:1998年3月、セビリャ、ロレート修道院。 1999年で没後400年を迎えたセビリャ生まれのゲレロは、モラレス、ビクトリアと並ぶスペイン・ルネサンスの三大作曲家。グロッサから発売されたオーケストラ・オヴ・ザ・ルネサンスによるレクイエムをはじめ、記念の年にふさわしい名演奏がいくつか登場したが、こちらもしっかり紹介されるべき演奏。「ミサ“プエル・ナートゥス・エスト "」はグレゴリオ聖歌「プエル・ナートゥス・エスト(男の子がわれらのもとに生まれる)」に基づくパロディー・ミサ。 | ||
現代作曲家ゲレロ〜フランシスコ・ゲレロ(1951-1997): Zayin(ヴァイオリン独奏*、弦楽三重奏+・四重奏#のための) 〔 Zain I(1983)+/ Zain II(1989)+/ Zain III(1989)+/ Zain IV(1994)/ Zain V(1995)+/ Zain VI(1996)* / Zain VII(1996-1997)#/ Zain VIIb(1997)+ 〕 アルディッティSQ | ||
16世紀の作曲家と同姓同名だが20世紀の作曲家。現代物の弦楽四重奏と来ればアルディッティSQ! | ||
トゥリナの作品の歴史的演奏集〜ホアキン・トゥリナ(1882-1949): 歌曲集「セビリャの歌」 Op.37[ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S) アンタール・ドラティ指揮ハーグ・レジデンティo./録音:1951年8月31日、 クルハウス・オーディトリアム、スヘーフェニンヘン、オランダ/音源:オランダ Omroep Stichting [NOS] ]/ 「スペインの女たち」第1集 Op.17[エステバン・サンチェス(P)/ 録音:1974年4月29日、マドリッド、サラ・フェニス/音源:スペイン国営放送] ギター・ソナタ Op.61 [ナルシソ・イェペス(G)/録音:1969年4月30日、マドリッド、王立劇場/音源:スペイン国営放送] 交響詩「ロシオの行列」 Op.9[アタウルフォ・アルヘンタ指揮スペイン国立o./ 録音:1954年6月13日、ストラスブール音楽祭/音源:フランス国営放送] カンシオン形式の詩 Op.19 〜 カンタレス [コンチタ・スペルビア(S) マリア・ヒル(P)/録音:1928年4月/原盤:Odeon 185007a ] 「スペインの女たち」第1集 〜 情熱的なアンダルシアの女 [アントニア・メルセ“ラ・アンヘンティナ "(カスタネット) 管弦楽伴奏/録音:1930年頃/原盤:Odeon 184260b ] 交響詩「幻想舞曲集」 Op.22 〜 夢想 [エンリケ・F.アルボス指揮マドリッドso./録音:1929年/原盤:Columbia 72152D ] 3つのアンダルシア舞曲 Op.8 〜 サパテアド [E.ロペス・ラ・アルヘンティニータ、イネス・ゴメス・カリリョ(P)/録音:1930年頃/原盤:Decca RD 40127 ] 5つのジプシー舞曲 Op.55 から [サンブラ/ヘネラリフェ/サクロモンテ] [ホセ・クビレス(P)/録音:1946年頃/原盤:Columbia RG 16215 ] セビリャの歌 Op.37 から〔聖週間/広場の泉/幻影/ヒラルダの塔〕/ カンシオン形式の詩 Op.19 〜 二つの恐れ/3つの詩 Op.81 〜 あなたの青い眼 [ローラ・ロドリゲス・アラゴン(S) ホアキン・トゥリナ(P)/ 録音:1936年5月24日/原盤:Columbia RG 16056, 7, 8 ]/ 闘牛士の祈り Op.34[エドゥアルド・トルドラ指揮バルセロナ・コンサートso./ 録音:1949年、バルセロナ、パラシオ・デ・ラ・ムシカ/原盤:La Voz de su Amo DB 4283 ]/ ファンダンギリョ Op.36[アンドレス・セゴビア(G)/録音:1928年頃/原盤:Gramofono 09449 ]/ 交響的狂詩曲 Op.66[ワルター・ススキンド指揮フィルハーモニアo./録音:1947年/原盤:HMV 3913 ] | ||
アルヘンタの「ロシオの行列」など、ライヴは当盤以外では出ていないと思われる貴重な物。 #2011年以降未入荷の状態が続いています。 | ||
ファリャ以後の アンダルシアの作曲家たち(1951-1996) マヌエル・カスティリョ(1930-): 称賛のシンフォニエッタ(1995)(*) ラファエル・ディアス(1943-): アランフェス協奏曲 (ミレニアムの終わりのために)(1996)(+) フランシスコ・ゲレロ(1951-1997): コマ・ベレニセス(1996)(#) |
ホセプ・ポンス指揮(*) グラナダ市立o.(*) カルロス・クエラル(G;+) ホセ・ルイス・テメス指揮(+) マラガo.(+) レオ・ブローウェル指揮(#) コルドバo.(#) | |
録音:1996年6月、グラナダ、マヌエル・デ・ファリャ・オーディトリアム(*)/1997年2月、コルドバ、大劇場リハーサル・ホール(+)/1996年9月、マラガ、マラガ・オーケストラ・リハーサル・ホール。 (*)はファリャ没後50年を記念して委嘱されたもので、さすがにファリャ風の作品。(+)はロドリゴの同名曲とはかけはなれた作品で、独奏ギターには電気的効果が加えられる。(#)は難解な音楽。スリップケース仕様。 | ||
流れる涙〜ムダラ、フエンリャナ: ビウエラ伴奏歌曲集 アルフォンソ・デ・ムダラ(1505頃-1570): もし人が、愛することで愛されるに足るならば/ おお、恋人の嫉妬深さよ/イサベル/この涙は何?/ 人生は過ぎて行く/清らかでさわやかな川よ/ ダヴィデ王は悲しんだ/覚えておけ、眠っている魂よ ミゲル・デ・フエンリャナ(1515頃-1585): おお、ガラテア、大理石より硬い/ボスカンの手紙/ 眠りたいのに眠れない/エンデチャス/ 何だかわからない/おびえる騎士/ ポプラ並木から来た/モロの王は散歩していた |
カルロス・メナ(CT) フアン・カルロス・ リベラ(ビウエラ) | |
録音:1999年3月、セビリャ、ロレト修道院。 グロッサ・レーベル等に録音があり、コンチェルト・イタリアーノのソリストとして来日したこともあるスペインのカウンターテナー、メナと、リンドーロ・レーベルに録音したバッハ等で人気急上昇中のリベラのコンビによる注目のスペイン・ルネサンス歌曲集。 | ||
アル=アンダルスの音楽〜 アルジェリアのトレメセーンからのヌバ・ガルナティ |
アンサンブル・ アウタル=ティリムセム アウマイネ・ムハメド・ エル・アミネ | |
グラナダ音楽祭における現代アンダルシアの作曲家たち マヌエル・カスティリョ、フアン・A.ガルシア、 ホセ・ガルシア・ロマン、フランシスコ・エレロ、 マヌエル・イダルゴの管弦楽作品 |
演奏者不詳 | |
アル=アンダルスの音楽 〜ヌーバ・ガリーバト・アル=フサイン |
アンサンブル・ アル=アラ・デ・ マラケシュ | |
ヌーバはアル=アンダルス(イスラム支配時代のアンダルシア)を起源とするモロッコ音楽の一形式。アル・アラはモロッコの伝統音楽を専門に演奏するアンサンブル。 | ||
ペドロ・ラバッサ(1683-1767): ミゼレーレ〜教会音楽集 聞け、民よ/おお、道を行くすべての者たちよ/ ヌンク・ディミティス/ アチェピット・イエスズ・カリチェム/ スターバト・マーテル/ミゼレーレ |
イサベル・アルバレス(S) アリシア・ボルヘス(Ms) ダビド・サガストゥメ(CT) ジュゼプ・ベネト(T) ジョルディ・リカルト(B) ジュゼプ・カブレ指揮 フアン・ナバロ・ イスパレンシスcho.& カピリャ・ インストルメンタル | |
録音:2001年12月、スペイン、ウベダ、サンティアゴ救護院教会。 ラバッサは生地バルセロナの大聖堂の聖歌隊員として教育を受け、ビク、バレンシア経て1724年にセビリャに移り、セビリャ大聖堂楽長まで上りつめ1757年に引退、この地に骨を埋めた。フアン・ナバロ・イスパレンシスは当レーベル初登場の、スペインのピリオド楽器オーケストラ&合唱団。スリップケース仕様。 | ||
ロドリゴ・デ・セバリョス(1533頃-1581): 教会音楽集 エレミヤの哀歌 [聖木曜日の第1の哀歌/ オリヴ山にて(レスポンソリウム)/ 聖金曜日の第3の哀歌] 彼らは彼の頭上に書いた(モテット)/ ミサ 第3旋法/ サルヴェ・レジナ/ 日曜日の晩課 [神よ、助けに来たまえ(序唱)/ 主は言われた(詩篇)/ しもべらよ、主をたたえよ(詩篇)/ 優しい星々の創り主よ(讃歌)/ マニフィカト 第3旋法] |
ドミニク・ヴェラール指揮 アンサンブル・ジル・バンショワ [アンヌ=マリー・ラブロード(S) クロステル・ボワロン(Ms) ホセ・ エルナンデス・パストル(CT) ジュゼプ・ベネト、 ジュゼッペ・マレット、 ドミニク・ヴェラール(T) ジャック・ボナ、 ヨエル・フレデリクセン(B)] | |
録音:2002年12月、セビリャ、ロレート修道院。 セバリョスはおそらくセビリャ大聖堂で教育を受け、コルドバ大聖堂の楽長を務めた作曲家。セビリャで活躍した同世代の大作曲家フランシスコ・ゲレロに比べれば地味な存在だが、スペイン・ルネサンス・ポリフォニーの黄金時代を代表する一人であり、彼の作品がアンサンブル・ジル・バンショワという意外にして最高の演奏者によって録音されたことを喜びたい。 | ||
オラーリョ・モラレス(1874-1957):ピアノ作品集 6つの小品(1887-1888)/幻想曲 Op.6(1890)/ 組曲 Op.1(1894)/ソナタ 変へ長調 Op.7(1900)/ アンダルシアのバラード(1945) |
ハビエル・ペリアネス(P) | |
オラーリョ(・フアン・マグヌス)・モラレス(・ヴィルクスマン)はスペイン人外交官の父とスウェーデン人ピアニストの母との間にスペインのアルメリアで生まれ、7歳でスウェーデンに移住、ヨーテボリ、ストックホルム、ベルリンで学び、作曲家・指揮者・音楽批評家として活躍した。自己のアイデンティティどおり、スペイン印象主義と北欧ロマンティシズムを融合させた作風が魅力。 | ||
ヘルマン・アルバレス・ベイグベデル(1882-1968): 管弦楽作品集 スペイン奇想曲集(4つの舞曲) [ホタ/セラナ/セビリャナ/ソレアレス]/ ヘレス(ギターと管弦楽のための組曲第1番)(*)/ アンダルシアの田舎(交響的素描) |
フアン・フランシスコ・ パディリャ(G;*) グロリア・イサベル・ラモス指揮 コルドバ管弦楽団 | |
ベイグベデルはシェリー酒で知られるアンダルシア地方の町ヘレス生まれの作曲家。 | ||
新イスパニアのアンダルシア人作曲家たち ディエゴ・ホセ・デ・サラサル(1659-1709): Afuera pompas humanas/Ay, ay que me prende el amor セバスティアン・ドゥロン(1660-1715): Al dormir el sol アントニオ・デ・サラサル:Tarará, que yo soy Antón セバスティアン・ドゥロン:Cielo de nieve (*) マエストロ・アバテ・デ・ルシ(1700頃): Zagales, oíd las ansias フランシスコ・サンス(1660頃-1732): Ah, de la vaga campaña マティアス・ルイス:Muy poderoso señor (*) 作曲者不詳:Ves el sol, luna y estrellas ミゲル・デ・リバ:Ay cómo llora, mas cómo siente 作曲者不詳:Para qué los alados orfeos(1717) ディエゴ・ホセ・セ・サラサル: A la estrella que borda los valles (*) アントニオ・ロドリゲス・デ・ラ・ベガ・イ・トリセス: Risueñas, fuentes(1690頃) 作曲者不詳:No suspires, no llores フェリペ・マドレ・デ・デウス(1630頃-1688): Retire su valentia (*) アントニオ・デ・サラサル: Un ciego que con trabajo canta フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654): Tiento y discurso de Arauxo フアン・イダルゴ(1614-1685): Tortolilla que cantas アドリアナ・フェルナンデス(S) フリオ・ザナージ(Br) レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮カペリャ・メディテラネア | ||
録音:2003年12月、スイス、エルナンス教区教会。 スペイン・アンダシア地方出身でメキシコ(当時「新イスパニア」と呼ばれた)に渡って活躍した作曲家たちの作品集。(*)は器楽のみでの演奏。 | ||
フェルナンド・デ・ラス・インファンタス(1534-1610頃): モテット集 Pater Noster/ Ave Maria/ Credo in Deum/ Salve Regina Misericordia/ Ecce quam bonum/ O Sacrum convivium/ Domine ostende nobis/ Benedicta es caelorum regina/ Pater Noster/ Dum Preliaretur/ Victimae paschali laudes/ Congregati sunt inimici nostri/ Loquebantur variis linguis |
マイケル・ヌーン指揮 アンサンブル・プルス・ウルトラ | |
録音:2004年3月、ロンドン、セント・ピーター・イン・チェインズ教会。 フェルナンド・デ・ラス・インファンタスはスペイン・アンダルシア地方の都市コルドバの小貴族の家に生まれた作曲家・音楽理論家。1572年に国王フェリペ2世の命を受け外交官としてイタリアに渡った彼は、滞在を延長、1578年から翌年にかけて3巻のモテット集と1巻の対位法理論書を出版した。 マイケル・ヌーンはスペイン・ルネサンス音楽研究の専門家。アンサンブル・プルス・ウルトラを指揮したモラレスのCDがGLOSSAレーベルから発売され話題を呼んだ。 | ||
ピアノラ・ロール アルベニス:セビリャ/スペイン組曲 〜グラナダ(セレナタ) トゥリナ:絵画的組曲「セビリャ」〜オレンジの樹の下で ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」〜遠方の舞踏 ファリャ:4つのスペインの小品 〜クバナ グラナドス:スペイン舞曲集 〜アンダルサ ゲルボス:マラゲニャ チャピ:モロ幻想曲(セレナタ) ゴミス:鉄格子のそばに(セレナタ・アンダルサ) チュエカ・イ・バルベルデ:カディス(パソドブレ) パティーニョ:フラメンコのため息(パソドブレ) フアランス:ラ・ヒラルダ(マルチャ・アンダルサ) ロメロ:デ・ウエルバ(ファンタンギーリョ) 伝承曲:セビリャナス(アンダルシアのポピュラーなバイレ) ビバス:アルメリアのファンダンギリョ(クプレ) オコーン:アンダルシアの思い出(ボレロ) アロンソ:サルスエラ「ラ・カレセラ」〜 酔っ払いと警官たちのパサカーリェ アロンソ:セビリャ万国博覧会讃歌 |
ピアノラ自動演奏 イスマエル・ ラモス・ヒメネス(演奏監修) | |
録音:2005年2月28日、ウエルバ県立博物館。使用楽器:1921年、ウェーバー製。 自動演奏鍵盤楽器ピアノラ(ピアノ・ロールを仕組んで演奏するピアノ)による、アンダルシア地方にまつわるスペイン音楽。アンダルシア音楽資料センターおよびマヌエル・デ・ファリャ・アーカイヴ所蔵のピアノ・ロールが使用されている。 | ||
フアン・グティエレス・デ・パディリャ(1590-1664): プエブラ・デ・ロス・アンヘレス大聖堂の音楽 A la jacara jacarilla(4声のハカラ)(*) / Oye nino hermoso(3声のヒタニリャ)(+) / Ah, siolo flasiquiyo !(6声のネグリリャ)(*) / Si de amor la viva la fragua / [ガスパル・フェルナンデス(1565/70-1629)作曲] / Pues el cielo se viene a la choza(3&6声)(*) / Lagrimas de un nino(3&6声)(#) / Tambalagumba(6声のネグリリャ)(#) / Para que se viste flores(4声)(#) / Vengan, no se detengan(4声)(#) / A fe zagala[ガスパル・フェルナンデス作曲] / Las estrellas se rien(6声のフエゴ・デ・カニャス)(+) / Nino rendido sa(4声のネグリリャ)(+) / Ay! Que chacota(3&6声)(#) / En la noche mas buena(4声のハカラ)(*) / Voces de la capilla(6声)(#) / De carambanos el dia viste(4声のカレンダ)(*) |
テレサ・パス指揮 アルス・ロンガ・デ・ラ・アバナ [テレサ・パス(S) アダリス・サンティエステバン(Ms) ユニエ・ガインサ(A) ミチェル・ペレス(T) フェルナンド・ゴンサレス(B) アランド・ロペス (ビウエラ/ルネサンスG/ バロックG)他] | |
録音:2005年6月4日-8日、アシス、聖フランシスコ修道院小教会堂。 メキシコのプエブラ・デ・ロス・アンヘレス(通称プエブラ、現正式名称プエブラ・デ・サラゴサ・エロイカ)は征服者であるスペイン人によって1531年に創設された都市で、いわゆる「新世界」における文化の中心地となった。 グティエレス・デ・パディリャはスペインのマラガに生まれ、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラとカディスの大聖堂楽長を歴任した後プエブラに渡り、大聖堂楽長ガスパル・フェルナンデス(ポルトガル生まれ)の補佐役兼歌手を務め、フェルナンデスの死去に伴い楽長に就任、以後34年にわたって務め、この地に没した。 ここで演奏されている曲はそれぞれ1653年(*)、1655年(+)、1657年(#)に出版された3つの「クリスマス歌集」に収録されている、いわゆる「ビリャンシコ」。 アルス・ロンガ・デ・ラ・アバナは1994年にテレサ・パスとアランド・ロペスによってキューバのハバナに創設された古楽アンサンブル。 | ||
フランシスコ・ゲレロ(1527-1598):「宗教的カンシオンとビリャネスカ集」(1589)から Hombres victoria, victoria / De donde vienes, Pascual? / Nino Dios d'amor herido / Claros y hermosos ojos / La Tierra se esta gozando / A un nino llorando / Acaba de matarme / Juicios sobre una estrella / Mi ofensa's grande / Virgen Sancta / O, celestial medicina ! / Al resplandor de una estrella / O que mesa y que manjar ! / Apuestan zagales dos / Sabes lo que heziste ? / O, Virgen, quando's miro / Zagales sin seso vengo / Quando's miro mi Dios / Los Reyes siguen la'strella カルロス・サンドゥア指揮ラ・トルリャ・デ・ボセス [マリア・エスパーダ(S) カルロス・サンドゥア(CT) カリン・ファルアン、 フアン・ディアス・デ・コルクエラ(T) ハビエル・パヘス(B) ラウル・デル・トロ(Org) マヌエル・ビラス(Hp) エヤル・ストリト(Fg)] | ||
録音:2005年6月、セビリャ、ロレート修道院。 ゲレロはセビリャに生まれ同地の大聖堂楽長を務め、16世紀スペインにおけるビクトリアに次ぐ大作曲家とされるゲレロがヴェネツィアで出版した声楽曲集。世俗歌曲の形式に宗教的な歌詞をあてはめたものであり、世俗曲と宗教曲の間の厳密な音楽的区分を意識しなかったというゲレロの作風がよく表れていると言える。 ラ・トルリャ・デ・ボセスは、2000年にアントワープで開かれた「IYAP-EM(The International Young Artists Presentation/ Early Music in Antwerp;若いアーティストのための国際プレゼンテーション、古楽部門)」で優勝したスペインの古楽アンサンブル。 | ||
マヌエル・ガルシア(1775-1832): 舞台作品(トナディーリャ&オペラ)集 トナディーリャ「宣言」(1799)/ トナディーリャ「マホとマハ (美男と美女)」(1798)/ オペラ「計算高い詩人」(1804) |
ルス・ロシケ(S) マーク・タッカー(T) アンドレア・マルコン指揮 グラナダ市立o. | |
録音:2005年7月、グラナダ、マヌエル・デ・ファリャ・ホール。 マヌエル・ガルシアはスペインのセビリャに生まれた国際的テノール歌手で、作曲家としても数多くのトナディーリャ(スペインの幕間劇から生まれた短い喜劇的舞台作品)を残した。アンドレア・マルコンがモダーン楽器オーケストラを指揮している。 | ||
アル・アンダルスの音楽〜オリエントへの門 サレー・アル・マハディ: ヒジャーズ・クルディ旋法のサマーイ 不詳: ムワッシャハ・ムッラ・アルタジャンニ/ ムワッシャハ・ザラニ・アルマーブーブ/ ムワッシャハ・アフディヒ・ザビアン メスード・ジェミル: ナハーヴァンド旋法のサマーイ(*) イブン・ズホル:ムワッシャハ・アユハ・アルサギ イブン・アルハリブ: ムワッシャハ・ジャダカ・アルガイト ムスタファ・ハルキ:ラウ・クンタ・タドリ ジェミル・ベイ:シャド・アラバン旋法のサマーイ(*) アレッポの伝承曲:マウワル/ カド・ミリ・マ・マル・アルハワ ジェミル・ベイ:ナハーヴァンド旋法のロンガ(*) |
アンサンブル・アル・ルザファ オマル・サルミニ(歌) ハメス・ビタル(音楽監督) | |
録音:2007年1月、スタジオ・アルテ・ソノーラ。 『アラブ・アンダルシア音楽起源のムワッシャハ(本来は恋愛詩を歌う形式)は、15世紀のレコンキスタでスペインからマグレブに中心が移った後、18世紀頃からは中東一帯に広まり、特にシリアのアレッポでは深く根付きました。このグループもその伝統を継承する団体の一つ。トルコ音楽の影響も強い所で、オスマン・トルコの古典器楽作品も間で何曲か演奏しています(*)。サマーイは器楽前奏曲のバシュラフが凝縮されたような形式。ロンガは平易なリズムで書かれた魅惑的な曲で、コンサートの最後に演奏され、プレストにテンポが上がって終わります。』[近藤博隆] | ||
フランシスコ・アロンソ(1887-1948): サルスエラのロマンセと二重唱曲集 「Rosa la Pantalonera」「24 horas Mintiendo」 「Forja de Almas」「Curro el de Lora」 「Cancion Morisca」「Pregon Granadino」 「Cancion Andaluza」「La Rumbosa」 「La Picarona」「La Castanuela」から ジプシー舞曲/ムルシアの子守歌 |
テレサ・ノボア(S) ロドリゴ・エステベス(Br) フアン・デ・ウダエタ指揮 マラガpo. | |
録音:2005年9月。 | ||
ホセ・マリア・サンチェス=べルドゥ(1968-): Alqibla Alqibla(1998)/ 喜びと過ちの風景(2003) [ガラスの庭園/絹の庭園/黄金の庭園] Taqsim(2002)/Ciacona(2003)/Qabriyyat(2000) |
フアン・ルイス・ペレス指揮 セビリャ王立so. | |
録音:2005年9月、セビリャ(スペイン)、アポロ劇場。 | ||
マヌエル・カスティリョへのオマージュ
フアン・アルフォンソ・ガルシア(1935-):墓碑銘(2006)(*) [ホセ・マリア・サンチェス・ベルドゥ指揮マヌエル・デ・ファリャo.] インマクラダ・アルメンドラル、マリア・デ・アルコス、テレサ・カタラン、 ピラル・フラド、ラケル・フラド、エレナ・メンドサ=ロペス、 マリア・ルイサ・オサイタ、ディアナ・ペレス、イルミナダ・ペレス、 ドロレス・セラノ共作:女性たちのカスティリョ(2006)(+) [マリア・フロリスタン(P) ジュアン・ルイス・ペレス指揮コルドバo.] | ||
録音:2006年11月16日(*)、24日(+)、カディス(スペイン)、ファリャ大劇場、ライヴ。 セビリャ生まれのスペインの作曲家マヌエル・カスティリョ(1930-2005)を記念する2作品。(+)は女性作曲家10人の共作。 | ||
マヌエル・ガルシア(1775-1832):オペラ「ドン・キショッテ(ドン・キホーテ)」 (フアン・デ・ウダエタによる批判校訂版;全2幕) アンヘル・ロドリゲス(T;ドン・キショッテ) ハビエル・ガラン(Br;サンチョ・パンチャ) クリスティナ・オブレゴン(S;ドロテア) ホセ・フリアン・フロンタル(Br;フェルナンド) ホン・プラサオラ(T;カルデニオ) ドラ・ロドリゲス(S;ルシンダ) アウレリオ・プエンテ(T;フェルリーノ) トメウ・ビビロニ(Br;ラディペーロ) セシリア・ラビリャ・ベルガンサ(S;ブルニローザ) フアン・ペドロ・ガルシア・マルケス(B;マルチェッロ) ペドロ・フェレス(Br;アウディトーレ) フアン・デ・ウダエタ指揮ガリシア室内o.(コンサートマスター:ロヘリオ・グロバ・オテロ) イグナシオ・ルイス・デ・アレグリア合唱指揮インテルメツォcho. | ||
録音:2006年4月7日-8日、マエストランサ劇場、セビリャ、スペイン、ライヴ。世界初録音と表示されている。 セビリャに生まれ、ロッシーニの数多くのオペラの初演をスペインの偉大なテノールにして作曲家、マヌエル・ガルシアがセルバンテスの「ドン・キホーテ」を基に書き上げたイタリア語のオペラ・ブッファ。 | ||
毒蛇〜 18世紀マラガ&カディス大聖堂の音楽 ハイメ・トレンス(1741-1803):無原罪の宿りのアリア「毒蛇」(1771) (*) フアン・フランセス・デ・イリバレン(1699-1767): 聖体の秘蹟のカンタータ「人間の力は限られているが」(1739) (*) フアン・ドミンゴ・ビダル(1735-1808): 5声のミサ(1788) 〜キリエ (*/#) / 3声の詩篇「僕らよ、主をほめたたえよ」[Laudate pueri Dominum](#) フアン・フランセス・デ・イリバレン: 聖体の秘蹟の二重唱曲「至高のベスビオ」(1748) (*) / 聖体の秘蹟のカンタータ「美しいカーネーション」(1720) (*/+) / 聖体の秘蹟のカンタータ「天の食卓で」(1756)(+) ルイス・デ・メンドサ・イ・ラゴス(1718-1798):5声のマニフィカト(*/#) フランシスコ・デルガド(1719-1792):8声の詩篇「われは信ず」(1771) (#) フアン・フランセス・デ・イリバレン: 4声のビリャンシコ「ああ、聖なるキューピッド」(1734) (#) / 6声のビリャンシコ「今夜、私は着る」(1753) (*/+/#) マリア・エスパダ(S;*) ダビド・サガストゥメ(男性A;+) ディエゴ・ファゾリス指揮セビリャ・バロックo.、アンダルシア・バロックcho.(#) | ||
録音:2006年11月27日-28日、ラ・パス修道院内教会、セビリャ、スペイン。 2012年再プレス。マラガ、カティスはともにアンダルシア地方南部の港湾都市。フアン・フランセス・デ・イリバレンは18世紀スペイン音楽における重要な音楽家の一人。サラマンカで16年間オルガニストを務めた後、1733年にマラガ大聖堂の楽長に就任、1766年の引退まで33年にわたり活躍した。 バリー・サージェントとベントゥラ・リコにより1995年に創設されたピリオド楽器オーケストラ、セビリャ・バロックo.とその併設合唱団として創設されたアンダルシア・バロック合唱団をスイスの名匠ファゾリスが指揮した充実の演奏。最終トラックでアンダルシアの熱気が噴出する。 #続編的アルバムが、アンダルシア・バロックの自主制作レーベル、OBS PROMETEO から発売されている(恐れを知らぬ怒りは燃え〜18世紀マラガ大聖堂の音楽; OBS-01)。 | ||
マヌエル・カスティリョ(1930-2005):オルガン作品集 オルガン曲集のための幻想曲(1972) /エレバシオン〔聖体奉挙〕(1957) / マヌエル・デ・ファリャの主題によるディフェレンシイア(1976) / グレゴリオ聖歌の主題による幻想曲「Hi Accipient」(1960) /ムリリョの4つの絵(1982) / 組曲(1956) /古い旋法(1994) (+) /前奏曲、ティエントとシャコンヌ(1972) / アルベニスの主題による変奏曲(1990) /交響曲(1991) / 尊者たちの祭壇画-8つの瞑想曲(1993) / オルガン、金管楽器とシンパルのための聖交響曲(1997) (*) ホセ・エンリケ・アヤラ・ハルネ(Org) セビリャ王立so.金管グループ | ||
録音:時期記載なし,セビリャ大聖堂、スペイン(+以外) /聖フアン教会、マルチェナ、セビリャ県、スペイン(+)。使用楽器:1903年、D.アキリノ・アメスア製 (1996年、ジェラルド・グレンジング復元)(+以外) /1802年、フランシスコ・ロドリゲス製(+)。 マヌエル・カスティリョはセビリャに生まれ、マドリッドでコンラド・デル・カンポに、パリでナディア・ブーエランジェに師事したスペインの作曲家。セビリャ音楽院教授・学長を務め、後年は作曲に没頭した。 | ||
16世紀グアテマラ大聖堂の音楽 ペドロ・ベルムデス(活躍:1558-1605)の教会音楽(*) & グアテマラ、ウエウエテナンゴ、聖エルラリア教会の写本7号(16世紀)に収録された音楽(+) 〔 Asi andando (+) / Christus natus est (*) / Misa de Bomba (*) / Ah, que es tan doncella Madre (+) / Dios es ya nacido (+) / Incipit Lamentatio Jeremiae Prophetae (*) / Jesu nostra redemptio (*) / Llegaos al convido (+) / Maria soror Lazari (*) / Defensor alme Hispana (*) / De la sagrada Maria - Forzado de amor - Alegria pecadores (+) / O gloriosa Domina (*) / Abrase el Reino del cielo (+) / Salve Regina (*) 〕 テレサ・パス指揮アルス・ロンガ(古楽アンサンブル) | ||
録音:2008年7月20日-24日、聖フランシスコ・デ・アシス修道院小バジリカ聖堂、ハバナ、キューバ。 ペドロ・ベルムデスはグラナダに生まれたスペインの作曲家。新大陸に渡り、クスコ(ペルー)、サンティアゴ・デ・グアテマラ(現アンティグア・デ・グアテマラ)、プエブラ(メキシコ)の各大聖堂で活躍した。アルス・ロンガは1994年にキューバの首都ハバナで創設された古楽アンサンブル。主にK617レーベルからCDをリリースしている。 | ||
アルベニスのためのイベリア エクトル・パラ(1976-):水の女 マウロシオ・ソテロ(1961-):空からのヘレス、またはヘレスの空 フェルナンド・ブイデ(1980-):ピコ・サクロ ガブリエル・エルコレカ(1969-):ムンダカ スメラ・デ・ラ・クルス(1958-):ガラホナイ マリサ・マンチャド(1956-):コスタ・ダ・モルテ ホセ・ルイス・トゥリナ(1952-):イサーク・アルベニスへのオマージュ(II/レオン) ダビド・デル・プエルト(1964-):ラ・シンバラ、ロカ・ロタ(アルデアケマダ、ハエン) ホセ・ガルシア・ロマン(1945-):サクロモンタナ修道院のこだま ミゲル・ガルベス(1974-):バレンシア、3つのミクロルディオ ピラル・フラド(1968-):オリエンテ広場 ヘスス・トレス(1965-):モネグロス フアン・カルロス・ガルバヨ(P) | ||
録音:2010年7月2日-3日、グラナダ大学薬学部講堂、第59回グラナダ国際音楽舞踊祭、スペイン。 スペインの作曲家アルベニス(1860-1909)の没後100年(2009年)および生誕150年(2010年)を記念して、スペイン・クラシック音楽祭協会(FestClásica)が12人のスペインの現役作曲家に1曲ずつ委嘱したプロジェクト。 | ||
マヌエル・カスティリョ(1930-2005): チェロ・ソナタ(1974) /ピアノ三重奏曲(*)〔第1番(1983) /第2番(1987) 〕/ アルボラダ(1994) /パウ・カザルスへのリチェルカーレ(1976) オスカル・マルティン(P) トリノ・スリタ(Vc) ミゲル・ロメロ(Vn;*) | ||
録音:データ記載なし。 | ||
Esparzas, Susurros y Sueños 〜現代スペイン女性作曲家たちの歌曲集 テレサ・カタラン: Esparzas(2010) カルメ・フェルナンデス・ビダル(1970-):無(2010) メルセデス・サバラ(1963-):アンダルシア詩集(1995) コンスエロ・ディアス(1958-):勇敢な少女 イルミナダ・ペレス・フルトス:アレフ(2010) ロサ・マリア・ロドリゲス:聞いて、私は海のように眠っていた ドロレス・セラノ(1967-):絆(2009-2010) エンカルナシオン・ベルトラン=ウエルタス:寝室のささやき マリサ・マンチャド(1956-):断片 ディアナ・ペレス・クストディオ(1970-):オスティナート・ラップ マリア・ルイサ・オサイタ(1939-):ロルカ組曲 プレイ・フォー・クアルテット [ナン・マロ・ババハニアン(S) アントニオ・セラダ・ソティル(Vn) フアン・エンリケ・サインス・ヒメネス(Vc) ホルヘ・ロバイナ(P)] | ||
録音:データ記載なし。 | ||
至高のフラメンコ・シンガー | マヌエル・トレ(1878-1933) | |
歴史的フラメンコ録音。 | ||
HOMOKORD Almaviva と同じくJunta de Andalucia 〔アンダルシア自治州会議〕傘下のレーベル。名義上は別ながら ALMAVIVA からの移行アイテムもあるため、ALMAVIVA レーベルの一シリーズとして扱います。 | ||
ホセ・ムニョス・モリェダ(1905-1988):管弦楽作品集 サーカス(1954) /主題と変奏曲/ 序奏とフーガ(1945) /交響曲 イ短調(1959) |
ホセ・ルイス・テメス指揮 コルドバo. | |
録音:2007年12月、大劇場、コルドバ、スペイン。 ホセ・ムニョス・モリェダはリネア・デ・ラ・コンセプシオン(カディス県)に生まれ、マドリッドでトマス・ブレトン、コンラド・デル・カンポらに師事したスペインの作曲家。1934年にローマ大賞を獲得しローマに留学、レスピーギの教えを受けた。クラシカルのみならず軽音楽や映画音楽の分野でも活躍し、スペイン著作権協会総裁等の要職も務めた。 | ||
女性作曲家たちのアトリエ〜現代スペイン女性作曲家たちのオルガンと歌唱のための作品集 ピラル・フラド(1968-):ソロ(2008) (*) マリア・ルイサ・オサイタ(1939-):カンティネラ(2007) メルセデス・サバラ(1963-):ある淑女のための幻想曲(2008) イルミナダ・ペレス・フルトス:苦しみの嘆き(2009) マリサ・マンチャド(1956-):エピローグ(1989) コンスエロ・ディアス(1958-): SAD (2008) カルメ・フェルナンデス・ビダル(1970-):風のるつぼ(2008) ドロレス・セラノ(1967-): Defórgano (2007) ロサ・マリア・ロドリゲス: Antícomo (2008) ディアナ・ペレス・クストディオ(1970-): Contracanto 01 (2007) (*) ピラル・フラド(S;*) スサナ・ガルシア・ラストラ(Org) | ||
録音:2009年7月、エル・サルバドル参事会教会、グラナダ、スペイン。 | ||
ファリャの作品の歴史的録音集〜マヌエル・デ・ファリャ(1870-1946): アンダルシアのセレナタ(1898-1899)(カスタネットと管弦楽のための編曲版/原曲:ヴァイオリンとピアノ) [アントニア・メルセ "ラ・アルヘンティナ" /録音:1931年/原盤: Odeon, 188.755 ]/ おまえの黒い瞳(1902-03)[エルビラ・デ・イダルゴ(S) 管弦楽伴奏/録音:1926年/原盤: Regal, RS-5041 ]/ 4つのスペインの小品(1906) [レオポルド・ケロル(P)/録音:1936年/原盤: La Voz de su Amo, DA 4251 / DB 4208 ]/ 7つのスペイン民謡(1914) /コルドバへのソネット(1927) [マリア・バリエントス(S) マヌエル・デ・ファリャ(P)/ 録音:1928年、1930年/原盤: Columbia, WLX 308-310, 1368, 1415, 1369 ]/ チェンバロ協奏曲(1926) [マヌエル・デ・ファリャ(Cemb;プレイエル製) マルセル・モイーズ(Fl) ジョルジュ・ボノー(Ob) エミール・ゴドー(Cl) マルセル・ダリュー(Vn) アーギュスト・クリュク(Vc)/ 録音:1930年/原盤: Columbia LX 1366-67, 1418 ]/ プシュケー(1924)[レイラ・ベン・セディラ(S) ピエール・ジャメ器楽五重奏団/ 録音:1942年/原盤: La Voix de son Maitre, W 1507 ]/ ベティカ幻想曲(1919)[マーク・ハンブルク(P)/録音:1923年/原盤: His Masters Voice, D 766 ]/ バレエ「恋は魔術師」(1914-1915)〜鬼火の歌[マリア・バリエントス(S) マヌエル・デ・ファリャ(P)/ 録音:1930年/原盤: Columbia, WLX 1415 ]/ 悲嘆にくれるアモールの歌/鬼火の歌 [コンチータ・スペルビア(S) 管弦楽伴奏/録音:1930年/原盤: Odeon, 184201 ]/ アモールの戯れの踊り[ニノン・ヴァラン(S) 管弦楽伴奏/録音:1927年/原盤: Odeon, 188573 ]/ バレエ「恋は魔術師」(1914-15)〔演奏会版〕(*) /交響的印象「スペインの庭の夜」(1909-1916) (#) [コンチータ・ベラスケス(S;*) マヌエル・ナバロ(P;#) エルネスト・アルフテル指揮セビリャ・ ベティカ・デ・カマラo./録音:1930年/原盤: Columbia, A 4001-4 (*), Regal, LKX 5004-6 (#) ]/ 7つのスペイン民謡(1914)[コンチータ・スペルビア(S) フランク・マーシャル(P)/ 録音:1928-1930年/原盤: Odeon, 184.182-4 ]/ 7つのスペイン民謡(1914)〜ホタ(4種) [フアン・ガルシア(Br) J.サバテル(P)/録音:1931年/原盤: Parlophon, 26056 ] [コンチータ・バディア(S) O.コラセッリ(P)/録音:1940年/原盤: Victor, 4465 ] [ミゲル・フレタ(T) ピアノ伴奏/録音:1929年/原盤: Gramófono, 62297 ] [ルクレシア・ボリ(S) ジョージ・コープランド(P)/録音:1937年/原盤: Victor. 1978-A ]/ 人形劇「ペドロ親方の人形芝居」(1919-1923) [イサベル・ペナゴス(S) ホセ・マリア・イダルゴ(T) ペドロ・フェレス(Br) ヘノベバ・ガルベス(Cemb) エルネスト・アルフテル指揮スペイン放送so./ 録音:1966年11月20日、サルスエラ劇場、マドリッド、ライヴ/音源提供:スペイン国営ラジオ]/ バレエ「三角帽子」組曲〔第1番/第2番〕(1919)/賛歌(1939) [アタウルフォ・アルヘンタ指揮スペイン国立o./ 録音:1956年10月21日、音楽堂、マドリッド、ライヴ/音源提供:スペイン国営ラジオ]/ 賛歌「クロード・ドビュッシーの墓」(1920)[アンドレス・セゴビア(G)/ 録音:1953年、ライヴ、グラナダ音楽舞踏祭/音源提供:スペイン・ラジオ放送協会]/ オペラ「はかない人生」組曲(1904-1905)[ピラル・ロレンガー〔ピラール・ローレンガー〕(S) エンリケ・ガルシア・アセンシオ指揮スペイン放送o.&cho./ 録音:1972年10月22日、国会議事堂祝賀演奏会、マドリッド、ライヴ/音源提供:スペイン国営ラジオ]/ 鬼火(1919)[アントニ・ロス・マルバ指揮スペイン放送o./ 録音:1976年6月5日、王立劇場、マドリッド/音源提供:スペイン国営ラジオ] | ||
前出・旧品番: Almaviva, DS-0121(廃盤)。20世紀スペイン最大の作曲家ファリャの音楽を、SP盤とライヴ放送音源からCD化した貴重なコレクション。 特に注目なのはアルヘンタ指揮のバレエ「三角帽子」組曲&「賛歌」だろう。「三角帽子」はスペイン・ローカルのBMG盤(WD-71326; 廃盤)と顔ぶれは同一だが、おそらく異なる演奏なのではないかと思われる。その次に収録されているセゴビアの1953年ライヴも、おそらく当盤が唯一の発売。廃盤のため長らく入手困難だったが、規格番号とレーベルが変更され再発売となった。 | ||
ユダヤ系スペイン音楽におけるアンダルシア わたしの言うことを注意して聞かなねばならない/背教者の捕虜/ 恵み深き裁きの門/女王と捕虜の姉妹/命ぜよ、おお神よ/ディエゴ・レオン/ 世界の主/妻選び/アルハンブラの統治者/私の恋人は庭へ下りていった ミゲル・サンチェス指揮アリア・ムシカ [アルビナ・クァドラド、ホセ・アントニオ・カリル(歌唱) アンヘル・イスナオラ(歌唱/デルブカ) カルロス・ギリンゲッリ(歌唱/ナイ/ウド) ミゲル・サンチェス(歌唱/中世リュート/カヌン) カルロス・ガルシア(歌唱/ケマニヤ/シンフォニア/ベンディル)] | ||
録音:1993年5月、サンタ・マリア・デ・ラス・クエバス修道院教会、セビリャ、スペイン。前出・旧品番: Almaviva, DS-0111。 アル・アンダルス(アラブ支配時代のアンダルシア)に起源を持つセファルディムのロマンス(バラード)とユダヤ詩人による典礼詩を収録。廃盤のため長らく入手不能だったが、規格番号とレーベルが変更され再発売となった。 | ||
パブロ・ガルシア・バエナの詩による音楽 ラモン・メディナ(1920-): 少女が髪をすいていた/陰り(*) /聖母の手のカンティガ/もっと静かな空気/ 黙れ、山鳩よ、黙れ、心よ(*) /夜明けに来たれ/ヨゼフの注意と聖母の忍耐(+) ラケル・フラド:いなくなった子(#) フアン・メディナ(1971-):神/ラ・レベルテ/生まれた場所 スレマ・デ・ラ・クルス(1958-):サエタ〔思い出〕(**) ホアキン・ピハン(T;*以外) カルメン・セラノ(S;*/+) アントニオ・ロペス(P;#/**以外) ラケル・フラド(P;#) | ||
録音:2009年9月-10月、ホアキン・トゥリナ・ホール、カハソル銀行、セビリャ、スペイン。 コルドバ生まれのスペインの詩人パブロ・ガルシア・バエナ(1923-)をテキストに、現代スペインの作曲家たちが書いた歌曲集。 | ||
フルートとマリンバ〜現代スペイン女性作曲家たちの作品集 テレサ・カタラン(1951-):プルアの歌[La canción de Prùa] カルメ・フェルナンデス・ビダル(1970-):変容 II[Metamorfosi II] マリサ・マチャド(1956-):5つの色[Five Colours] コンスエロ・ディアス(1958-):緑と黒[Verde y negro] ディアナ・ペレス・クストディオ(1970-):沈黙の島[La isla del silencio] ロサ・ロドリゲス・フェルナンデス:発信[Envoi] ドロレス・セラノ・クエト(1967-): 索具と船具の間の踊り[Baile entre jarcias y aparejos] イルミナダ・ペレス・フルトス(1972-):沈黙の詩[Versos en silencio] マリア・ルイサ・オサイダ(1939-):組曲 アントニオ・アリアス(Fl) エステラ・ブラスケス(マリンバ) |