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マイナー・レーベル
2023年6月新譜情報


・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




輸入マイナー・レーベル




PROFIL 特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)

 ご案内済旧譜はこちらから
PH-21055
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(4CD)
2CD価格
ついに全曲が初出、クナ1955年の「パルジファル」
 ワーグナー:楽劇「パルジファル」

  ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br;アンフォルタス)
  ヘルマン・ウーデ(B−Br:ティトゥレル)
  ルートヴィヒ・ヴェーバー(B;グルネマンツ) ラモン・ヴィナイ(T;パルジファル)
  グスタフ・ナイトリンガー(Br;クリングソル) マルタ・メードル(S;クンドリー)
  ヨーゼフ・トラクセル、アルフォンス・ヘルヴィヒ(2人の聖杯騎士)
  イルゼ・ヘルヴィヒ、フリードル・ペルティンガー、パウラ・レンヒナー、ドロテア・ジーベルト、
  ユッタ・ヴィルピウス(S;花の乙女) エリーザベト・シュルテル(Ms;花の乙女)

  ハンス・クナッパーツブッシュ指揮バイロイト祝祭o.&cho.|演出:ヴィーラント・ワーグナー
 録音:1955年8月16日、バイロイト祝祭劇場、ライヴ|第2幕以外:初出音源|第2幕既出: Profil, PH-21055 〔発売:2022年〕。 『★クナッパーツブッシュ・ファン狂喜の朗報です!とんでもないお宝音源が出現しました。1955年8月16日に行ったバイロイト音楽祭の「パルジファル」全曲盤ライヴ。★クナッパーツブッシュは1951,52,53〜64年まで毎年バイロイト音楽祭で「パルジファル」を指揮しました。このうち55年の回だけは何故か世に出ず、録音そのものがないと思われていました。しかし昨2022年3月にProfilレーベルから第2幕のみリリースされ話題となりました。★長年の伝説となっていた幻の公演のうえ、メードルと最盛期のクナッパーツブッシュの神業に唸らされた向きも多く、全曲発売を希望する声が多数寄せられました。そこでキングインターナショナルはProfil社と交渉、ついにバイエルン放送所蔵の音源が全曲盤として日の目を見ました。★やはり全曲を通して聴くと感慨は格別で、フィッシャー=ディースカウのアンフォルタスやヘルマン・ウーデ唯一のティトゥレルの歌唱も存分に味わえることとなりました。もちろんヴィナイのパルジファル、ナイトリンガーのクリングソルも素晴らしさを盛り立てます。クナの解釈も壮大な世界から攻撃的な世界への移行期で、非常に貴重な記録と申せましょう。すべてのクナ・ファン必携のアルバムです!』

RAM (独)  1枚あたり¥3300(税抜¥3000)

 ドイツの Ram Musikproduktions GmbH が1990年代初頭から2000年代中頃まで新譜をリリースしていたレーベル。すでに業務は終了している模様で、公式サイト "ram-classics.com" も2021年頃以降詐称的別内容サイトになってしまっている(この URL は商品に記載があると思われるが、アクセスしないようお願いしたい)が、今回当レーベルで一番のヒットになったと思われるアリス=紗良・オットの初録音ディスクが再プレス。これを逃すと入手できなくなる可能性が高いので、お早めのご入手を。なお当レーベルがリリースした他アイテムは、すでに全点入手不能の模様。
 少々余談になるが、このレーベルは実力ある演奏家の発掘には長けており、 SONY へ多くの録音を行う事になったピアニスト、小菅優の初ディスクも当レーベルからだった(全3枚を録音したがその後すべて SONY から再発、2023年現在は国内盤のみ入手可能)。また意外なところでは、2010年代中頃から Profil へブルックナーの録音を開始し注目を集めている指揮者、ゲルト・シャラーに早くから焦点を当て、ディスク2点をリリースしている〔国内&当店未案内〕。このように才能の発掘には一目置くべき存在だっただけに(おそらく)廃業は残念なところ。今後はリリース済音源のさらなる再発を期待したい。
アリス=紗良・オットのデビュー盤〜リスト
 パガニーニによる大練習曲 S.141 /
 6つのコンソレーション S.172 /
 ハンガリー狂詩曲第2番 S.244 No.2
アリス=紗良・オット(P)
 録音:データ未記載|発売:2004年。#新規日本語解説〔原文ブックレットの翻訳 + 書き下ろし予定〕を封入した特別仕様。
 2008年からDGと契約、すでに10点以上のディスクをリリースしているアリス=紗良・オット(1988-) 〔2019年に難病の多発性硬化症と診断されたと公式サイトで発表があったが、2023年現在この情報は公式サイトから削除され、演奏活動も継続されている〕による初録音となったデビュー・ディスクがまさかの再プレス。
 このレーベルには2004年当時から今日まで国内代理店がなく(1990年代初頭は不明だが、少なくともそれ以降はなし)、並行輸入的な供給しか成されていなかったので、おそらく期間限定にはなるものの、入手が楽になるのは朗報だろう。この機会の入手をお見逃しなきよう。
 以下、2004年初案内時当店アナウンス時のコメント〔一部誤謬・誤記・現在では無関係な内容がありますが、そのまま掲載しました〕:1989年生まれ、2004年でまだ弱冠15歳のピアニスト、アリス紗良オットのデビュー盤。既にザルツブルク音楽祭などで多くのリサイタルを開き、その演奏はブレンデルが高く評価、現地各種メディアも大きく取り上げたという。2004年3月には中村紘子から招聘を受けて来日公演を行ない、これはNHKによりインタビューと共に収録された。また、2004年8月にはバイロイトにてソロ・リサイタルが予定されている。のっけからリストの難曲に挑んでいるというのも注目で、小菅優に続き、今後の活躍がおおいに期待されるピアニストであることは間違い無い。


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