| ・国内盤マイナー・レーベル |
| ・輸入盤マイナー・レーベル |
| ・輸入盤 歴史的アイテム |
| ・映像アイテム |
| ・高音質アイテム |
| 輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。 |
ALM コジマ録音 | ||
| 通崎睦美〜 1935 フランス民謡/ H.ギース/松園洋二編:アマリリス 中山晋平/野田雅巳編:しゃぼん玉 G.ディニク/ J.ハイフェッツ/松園洋二編: ホラ・スタッカート B.ブルック/石若雅弥編:ジー・ウィズ V.モンティ/金澤恭典編:チャールダーシュ 本居長世/野田雅巳編:赤い靴 ロシア民謡/ 平岡養一/松園洋二編: ロシアン・ジプシー・メロディーズ 日本俗謡/ 山田耕作/松園洋二編:お江戸日本橋 日本俗謡/野田雅巳編:お江戸日本橋 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンの ためのパルティータ第3番〜ガヴォット ショパン/松園洋二編: ノクターン 嬰ハ短調(遺作) G.マリー/野田雅巳編):金婚式 モーツァルト/松園洋二編: アイネ・クライネ・ナハトムジーク 〜第1楽章 G.エネスク/ 平岡養一/L.ロサート版/松園洋二編: ルーマニアン・ラプソディ第1番 平岡養一:おやすみなさい |
通崎睦美(木琴) 京都フィルハーモニー 室内合奏団 | |
| 「平岡養一と通崎睦美、何十年へだてた二つの時代が二重うつしになって、けれども濁らずに見えてくるすてきな音楽体験だ」(林光・作曲家)。 NHK「きょうの料理」のテーマ音楽の演奏者として、また日本人初のカーネギー・ホール出演者としても知られた往年の名木琴奏者、平岡養一(1907-1981)が愛用した木琴(1935年製;アルバムのタイトルもこの年にちなむ物で、このレコーディングには、マレットも平岡の遺品が使用されている)を譲り受けた通崎睦美が自らプロデュースした渾身の作品。平岡もレパートリーとしていた一昔前の懐かしい「お茶の間名曲」たちに、着物コレクター&デザイナーとしての活躍も知られる通崎ならではのチャーミングで粋なエッセンスが加わり、新鮮で魅力的な世界をつくりだす。日本人の心の琴線に触れる1枚。 通崎睦美:京都市生まれ。5歳よりマリンバを始める。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。91年デビューコンサート以降、自身でコンサートをプロデュースし、毎回新しい試みに取り組んできた。常に作曲や編曲の委嘱を活発に行い、独自のレパートリーを開拓、ピアノ、ヴァイオリン、アコーディオン、筝、三絃をとする様々な楽器やダンスとのデュオ、マリンバ・トリオ、室内楽やオーケストラとの共演など、多様な形態で演奏活動を行なっている。また、2005年2月、東京フィルハーモニーso.定期演奏会(指揮/井上道義)で、平岡養一が初演した紙恭軸「木琴協奏曲」(1944)を平岡氏の木琴で演奏したことがきっかけで、その木琴と500曲以上にのぼる楽譜やマレットを譲り受けた。以後、彼の軌跡をたどりながら、木琴の新たな可能性を探る活動も始める。2007年7月林光「木琴協奏曲」初演。(下野竜也指揮京都市so.)。青山音楽賞、大阪文化祭賞、京都府あけぼの賞、藤堂音楽褒賞を受賞。一方、2000年頃よりアンティーク着物の着こなしが話題となり、コレクションやライフスタイルが様々なメディアで紹介される。ゆかたブランド「メテユンデ」のプロデュースも手がける。 | ||
| 久元祐子〜 青春のモーツァルト モーツァルト: ピアノ・ソナタ ニ長調 KV.311(284c)/ ピアノ・ソナタ ハ長調 KV.309(284b) J.C.バッハ: ピアノ・ソナタ イ長調 Op.17-5 モーツァルト: ピアノ・ソナタ イ短調 KV.310(300d) |
久元祐子(P) | |
| 録音:2007年4月11日-14日、茅野市民館。 「心温まる、純粋なモーツァルトだ。透明な美音の戯れを楽しむうち、われわれはそこから、青春のさまざまな思いや感受性のドラマが響き出していることに気づく。だがそれらは音楽の前に出ることなく、様式の枠内に留まって、ひそやかな味わいを発し続ける」(磯山雅) モーツァルトに関する著作も多く、モーツァルトのレクチャー・コンサートシリーズも定評もあるピアニスト久元祐子のモーツァルト・ソナタ集第1弾。モーツァルトに大きな影響を与えたと言われるクリスティアン・バッハの作品も収められている。透明感のあるタッチで、若き日のモーツァルトのソナタを瑞々しく描いている。 久元祐子:東京芸術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)を経て、同大学院修士課程を修了。東京フィル、日本フィル、ラトヴィア国立so.、札幌so.、テレマン室内o.、ベルリン弦楽四重奏団等と共演。また、NHK-FMリサイタル、名曲リサイタル、NHK「ラジオ深夜便」などの放送番組にも出演。CD「ピアノ名曲による花束」「ノスタルジア」「べートーヴェン:テレーゼ、ワルトシュタイン」「リスト:巡礼の年第2年「イタリア」」などリリースし好評博す。モーツァルトのレクチャーリサイタルは朝日新聞の「天声人語」にも紹介されたほか、「モーツァルトのクラヴィーア音楽探訪」(音楽乃友社)「モーツァルトはどう弾いたか」(丸善出版)「モーツァルト〜18世紀ミュージシャンの青春」(知玄舎)「作曲家別演奏法」(ショパン)など執筆の分野でも活躍中。 | ||
| 25th Anniversary〜 横浜クラリネット合奏団 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 Op.11 〜第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」 J.S.バッハ:トッカータとフーガ 二短調 芥川也寸志: 絃楽のための三楽章「トリプティーク」 マスカーニ: 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 〜間奏曲 モンティ:チャールダーシュ バルトーク:ルーマニア民族舞曲 パッヘルベル: 3声のカノンとジーク ニ長調〜カノン モーツァルト: ディヴェルティメント K.136 J.S.バッハ:G線上のアリア (管弦楽組曲第3〜第2楽章アリア) |
横浜クラリネット合奏団 [高瀬千恵子、小田島有紀、 杉山千賀、三瓶信哉、 副島譲二、原哲哉、 前田玲美、村田満紀、 伊藤正太郎、杉本毅、 木津陽介、 吉川英幸(Cl)] 音楽監督:吉川英幸 | |
| 2007年、創設25周年を迎えた横浜クラリネット合奏団。本ディスクには長い歴史の中でも常に多くの聴き手から賞讃を受けた定番のレパートリーが収められている。の響きをより重厚なものにするため、コントラバスという弦楽器を組み合わせた演奏スタイルをとっている。バッハの「トッカータとフーガ 二短調」などオリジナル作品とはまた異なったクラリネット編曲版ならではの魅力を堪能できる。 「フル編成オーケストラでの各楽器の特性やパート・バランスなどに関する知識と経験から、同属楽器アンサンブルの響きのバランスと音色コントラストを精緻に表現するといった基本姿勢の厳しさこそ、横浜クラリネット合奏団のポリシーであり、また伝統になっていると言ってよいだろう。」(平野昭氏) 横浜クラリネット合奏団:1982年、クラリネット奏者の故・池松和彦氏の提唱で結成された。年2回の定期演奏会をはじめ地方公演や招待演奏、そして度々のNHK-FMへの出演など意欲的な演奏活動を行なっている。1986年にはアメリカ・シアトルで開催された国際クラリネット協会コンファレンスに招待され、国際的にも名声を高めている。そのレパートリーは、バロック音楽から現代の作品にまで至り、オルガンやピアノ曲から管弦楽曲までの幅広いジャンルに亘っている。現在は指揮者を置かないゾリステンとして、クラリネットの音楽表現の可能性を限りなく広げ続けている。 | ||
カメラータ・トウキョウ | ||
| ドメニコ・ツィポリ(1688-1726): オルガンとチェンバロのための作品集 第1巻;トッカータ、ヴェルソ、カンツォーナ、 オッフェルトリオ、聖体奉挙唱、 前聖体拝領唱、パストラーレ [ニ調によるトッカータ/ 4つのヴェルソ/カンツォーナ/ ハ調による4つのヴェルソとカンツォーナ/ ヘ調による4つのヴェルソとカンツォーナ/ ホ調による4つのヴェルソとカンツォーナ/ ト調による4つのヴェルソとカンツォーナ/ 聖体奉挙唱(I、ヘ調)/ 前聖体拝領唱(ヘ調)/ 聖体奉挙唱(II、ハ調)/ オッフェルトリオ(ハ調)/ パストラーレ(ハ調))] 第2巻;プレリュード、アルマンド、 クーラント、サラバンド、 ジーグ、ガヴォット、パルティータ [ソナタ ロ短調(プレリュード、 クーラント、アリア、ガヴォット)/ ソナタ ト短調(プレリュード、 クーラント、サラバンド、ジーグ)/ ソナタ ハ長調(プレリュード、 アルマンド、サラバンド、 ガヴォット、ジーグ)/ パルティータ ハ長調/ ソナタ 二短調(プレリュード、 アルマンド、ガヴォット、メヌエット)/ パルティータ イ短調] |
クラウディオ・プリツィ (クラヴィオルガン) ミケーレ・ マンガネッリ(T)指揮 アンサンブル 「サルヴェ・フェスタ・ ディエス」 [マウリツィオ・ ヴェルディ(T) マウロ・プレサッツィ(B) マッティオ・ フェッラールデスキ(B)] | |
| 録音:2006年6月 他、イタリア。イタリアの教会の中で正にミサを聴いている感覚になるような、神聖な雰囲気あふれるCD。でも、それだけではない。ツィポリの鍵盤楽器作品全集をグレゴリオ聖歌や二声、三声のカントと組み合わせることによって、オルガン音楽だけでなく、カントの世界も堪能できる非常に貴重な録音。 イタリアのトスカーナ地方に生まれ、ローマの教会でオルガニストを務め、その後はイエズス会の伝道師としてコルドバへ渡り、その地で生涯を遂げたイタリア・バロックを代表する作曲家の一人、ドメニコ・ツィポリ(Domenico Zipoli)。彼の名前は、日本ではまだそれほど広くは知られていないが、ツィポリは当時、オルガン奏者として、また作曲家として活躍していた。 そのツィポリの鍵盤楽器作品をイタリアのオルガニスト、プリツィが得意のクラヴィオルガンと共に装飾豊かな音と即興でドラマティックに演奏。さらに、イタリアの修道士等が中心メンバーの合唱アンサンブルによる穏やかで瞑想的な歌声がそこに加わるという、これまでにない斬新なアイデアで構成されている。 流麗で荘厳なオルガンとスピリチュアルな歌声。これらがバランス良く配置され、見事な調和と一体感を作り出している。 | ||
| マルサリスの共演と自作、 おそらく国内外初出音源 ストラヴィンスキー:兵士の物語(*) ウィントン・マルサリス: ファゴット五重奏曲「Meeelaan」(#) |
アンドレ・ デ・シールズ(語り手;*) デイヴィッド・シフリン(Cl;*) ミラン・トゥルコヴィッチ(Fg) ウィントン・マルサリス(Tp;*) デイヴィッド・テイラー(Tb;*) アイダ・カヴァフィアン(Vn;*) エドガー・メイヤー(Cb;*) ステファン・ハリス(Perc;*) オライオンSQ(#) [ダニエル・フィリップス(Vn) トッド・フィリップス(Vn) スティーヴン・ テネンボム(Va) ティモシー・エディー(Vc)] | |
| 録音:1998年5月、ニューヨーク、ライヴ(*)、他。(#)は世界初録音。(*)は英語版、対訳付き。海外録音だが、国内外含め初商業発売となる音源ではないかと思われる。 (*)のライヴは天才トランペッター、ウィントン・マルサリスを迎え、クラリネットにシフリン、ファゴットにトゥルコヴィッチ、そして重要な役割を果たすナレーションには、デ・シールズが一人三役(兵士、悪魔、ナレーター)、など、実力派のアーティストたちを迎えてお届けする。 セリフはフランス語ではなく英語によるもので、聴いているだけでも兵士や悪魔の様子が目に浮かぶほど臨場感たっぷりに語っている。デ・シールズは日本では知られていないかもしれないが、アメリカではTVドラマや舞台、ミュージカルで活躍する俳優。この素晴らしいナレーションをさらに盛り立てるのは、マルサリス、トゥルコヴィッチ、シフリン、など錚々たる豪華共演者たち。また、最後に収録されているファゴット五重奏曲は、マルサリスがトゥルコヴィッチのために作曲した作品。タイトルの「Meeelaan(ミィ〜ラァ〜ン)」とは、マルサリスがトゥルコヴィッチの名前を呼ぶときの発音を表現したものだそうで、この作品が完成するエピソードをトゥルコヴィッチ自らがブックレットの中で語っている。 現代のジャズ界をリードするマルサリスとクラシック界のトップ奏者たちによる豪華版「兵士の物語」、さらにマルサリスのオリジナル作品(初録音)が収録された超オススメ必聴音源。 | ||
| ブラームスにピアノを教えた マルクスゼンの作品集 エドゥアルト・マルクスゼン(1806-1887): 歌曲とピアノ作品集 この涙はなんなの(作詞者不詳)(*)/ 涙(シャミッソー詩)(*)/ 涙(シャミッソー詩)(*)/無言歌集 Op.37/ 山の声(ハイネ詩)(#)/ 漁師の娘(ハイネ詩)(#)/ わたしの窓辺を(作詞者不詳)(*)/ たとえぼくにものを生み出す力が (作詞者不詳)(*)/ 3つのはなかい作品 Op.31〜アレグロ (急速に、そして騒々しく)(#)/ 漁師が漁に出た(作詞者不詳)(#)/ 荒野の妖精の踊り(作詞者不詳)(#)/ 悲しみのラビ(ヴィール詩?)/ 夜の歌(アイヒェンドルフ詩)(*)/ フィンランド民謡「カンテレ弾きの女」 による15の変奏曲 Op.67-2/ 風見(ミュラー詩)(#)/ 郵便馬車(ミュラー詩(#)/ おやすみ(作詞者不詳)(*) |
アレクサンドラ・ チョーク(S;*) マルコス・フィンク (B−Br;#) アントニー・シビリ(P) | |
| 録音:2006年9月、ウィーン。ウィーン楽友協会アーカイヴ館長オットー・ビーバ博士の協力により、作曲家マルクスゼンの歌曲作品とピアノ作品を録音。この度、CD化が実現した。なお、上記各曲の邦題は変更となる可能性があります。 マルクスゼンはハンブルクを中心にピアニスト&作曲家として活躍した人。最も有名な弟子にブラームスがおり、そのブラームスから彼のピアノ協奏曲第2番Op.83の献呈を受けている。マルクスゼンの歌曲作品が作曲された年代は、ちょうどシューベルトとシューマンの間に位置する。その作品は非常に魅力にあふれ、また、シューベルトからシューマン、そしてブラームスへ至る歌曲の変遷を知る意味でも興味深く、新たな珠玉作品と出会えた喜びを感じさせる。 今回収録された作品には、ハイネやアイヒェンドルフ、シャミッソー等シューベルトやシューマンが好んで作曲した著名な詩人の作品による歌曲も含まれている。 さらに、今回はピアノ作品を3曲収録。これら3作品はいずれも作者存命中に出版されている。8分の5拍子であったり、ひとつの作品の中で短調と長調を行ったり来たりしたり、フィンランドの民謡を取り入れたり、同時代の他の作曲家たちの作品ではあまり見られない興味深い作品が収められている。 | ||
| CAMERATA "エルンスト・ヘフリガー追悼盤" 2007年3月17日、87歳で永眠したテノールの巨星ヘフリガーが、カメラータと草津音楽祭に遺した名演3点を追悼発売。すべて JVC 開発による K2 システムによってリマスタリングされ、最高の音質を実現。ジャケットも新装。 | ||
| 初出音源、ヘフリガー最後の「ヨハネ」 J.S.バッハ:「ヨハネ受難曲」 BWV.245 |
エルンスト・ヘフリガー (T;福音史家) ウルスラ・フィードラー(S) 栗林朋子(A) 波多野均(T) 大島幾雄 (B;ペテロ、ピトラ) 三原剛(Br;イエス) イェルク・エーヴァルト・ デーラー指揮 フェスティヴァルo. 栗山文昭合唱指揮 草津アカデミーcho. | |
| 録音:1997年8月、群馬、ライヴ。初商業発売となる音源。 バッハの「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」の名エヴァンゲリストとして、カラヤンをはじめとする数々の名指揮者たちと共演してきたヘフリガーだが、1983年から2004年まで毎夏、講師として招かれた草津の音楽祭での、合唱コンサートのソリストとしては最後の公演で選んだ曲が「ヨハネ受難曲」だった。このCDはその時の公演のライヴ録音。 ヘフリガーの万感を込めた名演は、会場に集まった人々に大きな感動を与えたが、これは今も語り種になっている。そして、この演奏は、くしくもヘフリガー最後の「ヨハネ」となった。 草津音楽祭を応援して下さる友の会会員へ向けた、プライヴェートCDに収録されていた音源だが、今回初めて、一般発売する事となった。 | ||
| ヘフリガーの「詩人の恋」他 モーツァルト: 宗教劇「第1の戒律の責務」K.35 より(*) [シンフォニア/ 第1曲「悲しみつつ 私は眺めねばならぬ」] シューベルト:3つの歌曲(#) (マイヤホーファーの詩による) [アイスキュロスよりの断章D.450/ アティスD.585/夜の曲D.672] シューマン:歌曲集「詩人の恋」Op.48(+) |
エルンスト・ヘフリガー(T) ローランド・バーダー指揮(*) 草津フェスティヴァル 室内o.(*) カール・エンゲル(P;#) 岡田知子(P;+) | |
| 録音:1986年9月、群馬 他。旧品番:25CM-115。 「『詩人の恋』は、シューマンの青春の記念碑であり、それ以上に永遠の青春芸術(ユーゲントクンスト)としてドイツ・リートの象徴のような作品だが、それをドイツ精神の深い表現としてうたったホッターの演奏に感動するとともに、もっと直接にその青春の声をつたえてくれるヘフリガーのテノールの声に、この音楽の本来の世界が託されていることも、まちがいない。 ヘフリガーは、70歳に近づいてもその声を見事に保っている。そこにはほとんどシューマンの肉声のようなものがきこえるといってもよいが、その奥にあるのは、やはり彼の芸術家としての無垢な魂にちがいない。 これほど気品のある、しかも気迫にあふれた音楽をきくのは、いまは稀なことになってしまった。」(遠山一行/ライナー・ノーツより) | ||
| ヘフリガーの「マゲローネのロマンス」 ブラームス:歌曲集 「美しきマゲローネのロマンス」 Op.33 (ティーク詩) |
エルンスト・ヘフリガー(T) 松本理佐子(S) 岡田知子(P) | |
| 録音:1992年12月、富山。旧品番:CMSE-247/8(2CDs)から朗読部分を省き、1枚とした物。 「ティークの『マゲローネ』によるロマンスは、ブラームスが書いた唯一の連作歌曲。ドイツ民謡風の歌曲を300曲以上書いたブラームスは、この歌曲集に自ら『ロマンス』(Romanzen)と名付けたのだ。私はこの歌曲集の魅力を広く知ってもらうためには、まずその「物語」が有名にならなければならないと考え、そのためには日本語とドイツ・リートを結びつける難しさを承知の上で、『ドイツ・ロマン派全集』でティークによるマゲローネの物語を完訳された佐藤恵三先生に、CDのために新たな朗読の訳をお願いした。したがって、初出CD(2枚組CMSE-247/8)は加藤剛の朗読付きで世に出たが、今回は歌とピアノだけの本来の歌曲集での再登場である。 この録音は、1992年、ヘフリガーが来日した時に、ゆっくり時間をとって地方で録音したいとの本人の希望に添ったもので、先生の声の調子もよく、初冬の日本海に面した北陸の澄んだ空気の中でじっくり仕事をしたという充実感はうれしかった。」(井阪鉱/プロデューサー) | ||
DELTA CLASSICS旧譜はこちらから | ||
| フルトヴェングラー、 1952年 イタリアでのベートーヴェン ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番(*)/ 交響曲第5番「運命」(#) |
ピエトロ・スカルピーニ(P;*) フルトヴェングラー指揮 ローマ RAI o. | |
| 録音:1952年1月19日(*)/1952年1月10日(#)。 「弊社から発売しているフルトヴェングラーのCDだけでも既に3種類の『運命』があります。しかし、元々レパートリーが多く残っていたわけでなく、どうしても曲目にも偏りが生じてしまうのが残念ではありますが、このローマRAIとの『運命』もなかなかどうしてやはりフルトヴェングラーなのです。ベルリン・フィルやウィーン・フィルの名演と言われる『運命』を残していますから、この演奏では物足りないと感じる方もいるかもしれません。四六時中一緒に演奏してきたベルリン、ウィーンと比べるのは酷な事ですが、それでも精一杯巨匠に喰らいついていこうという姿勢が伺える演奏です。 演奏の運び、解釈などは後年の54年のものに近いかもしれません。が、しかし演奏上の不備な点も耳につきやすく、ローマRAIとの演奏を貶す方もいるかもしれませんが、やはりそれでも良い点があり、ついつい引き込まれてしまうスケールの大きな演奏は一聴の価値はあります。スカルピーニをソリストに迎えてのベートーヴェンのピアノ協奏曲4番も相手に合わせた伴奏が渋くピアノが演奏している時は黒子に徹しますが、オケだけの箇所ではいつものフルヴェン節だが顔を出すものの、そこまでは大袈裟にせず気持ち抑えて伴奏しているところも心憎い解釈かもしれません。しかし、残念な事にピアノ協奏曲の方は元の録音時なのか、マスター制作時なのかは不明ですがドロップアウトする箇所があり、今回のこのCDにもドロップアウトする箇所があります。ご了承下さい。一般的には評価が高くないローマRAIとの演奏を、もう一度聴き直した事で新しい何かを、もしかしたら発見できるかもしれません。」(以上、レーベルのインフォメーションより) | ||
FONTEC | ||
| 野田マリカ〜 ラヴェル:ピアノ・ソロ作品全集 鏡(ピアノのための5曲)/前奏曲/ 高貴で感傷的なワルツ/ ボロディン風に(ワルツ)/ エマニュエル・シャブリエ風に/ソナチネ/ クープランの墓(ピアノのための6曲) ハイドンの名によるメヌエット/ 水の戯れ/古風なメヌエット/ 亡き王女のためのパヴァーヌ/ 夜のガスパール |
野田マリカ(P) | |
| 録音:2005年5月、スタジオ・ソフレソン。 野田マリカは1972年以来、日本だけでなくヨーロッパ、パリのサル・カヴォーにおいても、数多くのリサイタルを行なっている。東京に生まれ、父は彫刻家、母は音楽家という芸術家一家に育つ。10歳の時から、様々なコンクールで入賞し、桐朋学園で学んだ後フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院でヴラド・ペルルミュテルに師事する。ぺルルミュテルは、20世紀のピアノ黄金時代を代表する偉大な芸術家のひとりであり、モーリス・ラヴェルから直接、演奏解釈について意見や指示を受けたピアニストの一人でもある。野田マリカはその他に、ジャック・フェブリエのもとで研鑽を積み、ヴィオッティ国際コンクール等で入賞する。 彼女は系譜に忠実でありながらも、師匠の模倣に陥ることなく、また、自らの感性を放棄することもない。野田マリカがスカルラッティから現代作曲家に至るまでの幅広いレパートリーをこなせるのは、彼女自身の感性ゆえなのだ。ラヴェルのピアノ作品を、ラヴェル自らの定めた枠の中で今日伝えることのできる、数少ない演奏家のひとり。 「・・・野田マリカは、いろいろな点で非常に魅力的な音楽家。その稀にみる芸術的な廉直さは特筆すべき点で、しかも華麗で色彩感に富み、管弦楽的な音量を持ったピアニストとしての彼女は、又、曲に整然とした統一感を与えるセンスをもかねそなえている・・・」(ヴラド・ペルルミュテル) | ||
| Like - s - Miles Likes Miles / Starlight Desert / The Change / A Long Distance / Boptizm / How Long Has It Been / Chopstics / HB / Westland Avenue |
PENTAGON [滝継夫(P/Kb) 宮崎明生(Sax) 江森孝之(G) 河本奏輔(ベース) 高井亮(Dr) 渡辺修身(Perc)] | |
| 録音:2007年3月、KRSスタジオ。 かつてアメリカ留学時代に知り合った仲間により結成されたユニット「 PENTAGON 」が、2000年にファーストアルバム「Mosquito Road」を発売してい以来、ライヴ、コンサート等地道な活動の中で望まれた、待望のアルバム第2弾「 Like-s-Miles 」が遂に完成。それぞれのオリジナル曲は、美しく、激しくスピード感溢れ、それを緻密なアンサンブル、白熱のソロプレイでライヴ感漂うスケールの大きな音楽を生み出している。 次の時代のジャズを創造しようとする意気込みを充分感じさせる今作品、日本のコンテンポラリージャズをリードする「PENTAGON」の演奏で是非、お聴き頂きたい。 | ||
日本音声保存 | ||
| 待望の再プレス、あらえびすSP 名曲決定盤 I (曲目詳細はリンク先テキスト・ファイルをご覧ください) | ||
| 選曲:野村あらえびす/監修:高橋 昭/技術:新 忠篤/復刻データ資料作成:川合四朗。装丁:紙製収納ボックス入り、各 CD ケース内に解説ライナーノーツ。 当店未案内旧譜の再プレス。2000年に発売され、数千セットを通販だけで売り上げたものの、永らく廃盤となっていた「あらえびす SP 名曲決定盤第I集」が遂に復活! 「銭形平次」の作者でもあるあらえびす(野村胡堂;1882-1963)が長年にわたって蒐集、愛聴し、大切に所蔵した SP 盤からの復刻CD集。可能な限り氏の意図に沿い忠実に、20世紀前半の音楽史上に足跡を遺した多彩なクラシック演奏家による名演を収録。復刻にあたっては、「当時の蓄音機では再生し得なかった音の採録」にこだわった。また SP レコードの切れ目にそってトラック(ポーズ)を入れ収録しているため、レコードを手にした当時の人々の感動、温もりまでもが伝わってきそう。時代・世代を超えて愛される名曲・名演の宝庫です! 第2集(ANOC-6094/6103)も発売される。 | ||
赤渋楽譜出版愛知県岡崎市は「純情きらり」や八兆味噌だけではなかった! 赤渋町にブラスアンサンブルの録音、楽譜出版をするレーベルが誕生。ラッパ好きは目が離せない! | ||
| ブラスアバカス ウィリアム・シュミット: 金管五重奏のための組曲第一番(*)/ 金管三重奏のためのブラスアバカス(#)/ 金管五重奏のための ヘキサコードによる7つの変奏曲(+) ルイス・レイモンド: 金管四重奏のための小組曲(+) コン・ハンフリーズ: 金管五重奏のための5つのショーケース(**) フィッシャー・タル: 金管五重奏のためのエキシビジョン(+) アービング・ローゼンタール編曲: 金管五重奏のための茶色の小瓶(+) ライナー・ブラウン: 金管五重奏のための組曲第一番(**) アンソニー・プログ: 金管五重奏のための小組曲(+) |
ニューヨーク・ ブラスソサエティ(*) パシフィック・ ブラスクインテット(**) ファインアーツ・ ブラスソサエティ(+) WIMブラストリオ(#) | |
| 録音:1971年12月10日(*)/1972年(**)/1972年9月18日(+)/1980年2月19日(#)。 ブラス大国アメリカを代表するアンサンブル作品集。1959年以来、現在までアメリカンブラスの中核を担っているウェスタン・インターナショナル・ミュージック社(通称WIM)の歴史がここに蘇る。演奏は、ニューヨークブラス、パシフィックブラス、ファインアーツブラスなど、アメリカを代表する演奏家が集結。LP時代アメリカ国内及び、ヨーロッパへの輸出がメインだったため、日本ではその演奏を聴く事は出来なかったが、今回ディジタル・リマスター版としてついに発売開始! | ||
| ウッドウインド・クインテット 朴守賢:木管五重奏曲「アイロニー」 河合比呂美:木管五重奏のための 「ノウブル・リニエッジ」 青山温子: 木管五重奏のための「4つの心象」/ 木管五重奏のための「舞曲」 (河合和貴編曲) 河合和貴:木管五重奏のための「雪虫」 相川宏達:5つの管楽器のための コンチェルティーノ 鈴木宏司:フルートとピアノのための 「パラレルワールドII」 |
スウェディッシュ・ チェンバー・ウィンヅ | |
| スウェーデン放送o.首席メンバー「スウェディッシュ・チェンバー・ウィンズ」(注:上記団体表記と異なりますが、代理店記載ママ)による木管五重奏作品集。音響機材による残響は一切使用せず、首都ストックホルムの空気をそのまま収録。様々なスタイルを持つアジアの作品は、彼らの演奏とともに、欧米でも高い評価を受けている(ブックレットは輸出仕様のため英語表記)。スウェディッシュ・チェンバー・ウィンズ&アジアン・コンポーザーズ、世界最高水準の北欧の演奏と、新しい時代をリードするアジアンミュージックが楽しめる素晴らしいCD! | ||
宇都宮三花 | ||
| MIKA UTSUNOMIYA モーツァルト: ピアノ・ソナタ第11番 K.331 「トルコ行進曲付き」(*) リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調(#)/ 愛の夢第3番(#) ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 遺作(*)/ 練習曲 Op.10-3「別れの曲」(*) シューベルト:楽興の時第3番 Op.94-3(*) シューマン:トロイメライ(*) |
宇都宮三花(P) | |
| 録音:2007年2月20日、 三鷹市芸術文化センター(*)/2006年9月3日、東京文化会館小ホール(#)。 「若くて見てくれのいいJクラシックアーチストは珍しくない昨今ですが、この宇都宮三花はそれに加えて抜群の音楽性で聴くものの心を鷲掴みにしてしまいます。正直言ってあまり期待しないで行った小さなコンサートで『えっ!いいじゃん!』と感じ、そこで出会ったCDを聴いて、特に今までまじめに聴きとおせなかったリストのソナタがあまりにもおもしろく聴けたので驚いたほど。まだまだ日本には無名でも実力のあるアーチストが活動しているのです。」(以上、代理店のインフォメーションより)。 宇都宮三花:桐朋女子高、桐朋学園大学を経てドイツ・フライブルク国立音大大学院を主席で卒業。第46回全日本学生音楽コンクール東京大会本選入選。第3回ディアナエ・ネムス国際ピアノコンクール第2位(イタリア)。モーツァルト国際ピアノコンクール第2位(イタリア)。 | ||
キングインターナショナル 国内盤 | ||
| 宮内國郎 作・編曲:交響詩「ウルトラマン」 冬木透 作・編曲:交響詩「ウルトラセブン」 |
小松一彦 指揮 東京so. | |
| 録音:1978年12月3日、福生市民会館大ホール。セッション収録。 約30年前にキングレコードよりLPリリースされ、ファンの間でCD化を強く望まれていた幻の盤がついに復活する。それも、「ウルトラセブン」音楽の作曲者・冬木透が立会ったオリジナル・アナログ音源を、キング自慢の「ハイパー・リマスタリング」を施し、抜群に鮮明な音質へ。 日本の50歳以下の男性なら誰でも知っている「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の劇伴音楽はキャッチーなメロディに事欠かず、シンフォニックな効果にも富んでいるため、クラシックのオーケストラ曲へいとも簡単に衣装換えした。何より嬉しいのは、第一級のプロ・オーケストラがフル編成でステレオによるセッション録音していることで、弦の厚み、管楽器の安定度、音の明快さいずれも目から鱗が落ちる衝撃。ウルトラ・シリーズの音楽が想像以上に本格的だったことを実感させる。 交響詩「ウルトラマン」はあのテーマ曲を中心とした「ウルトラマンの歌」「科学特捜隊の歌」「シーボーズのテーマ」「科特隊出撃」「ウルトラマンの敗北」「進め!! ウルトラマン」の6楽章からなる約23分の作品。ブラス中心で独特のスピード感が爽快。 交響詩「ウルトラセブン」は「ウルトラセブン」「怪獣出現」「ウルトラホーク発進」「侵略者の魔手」「さよならウルトラセブン」の5楽章からなる約30分の大曲。主題歌冒頭の金管ファンファーレは、東京so.の巧さと録音の良さで、まるでワーグナーのようなカッコよさ。全体を通じて冬木透のオーケストレーションの見事さを堪能出来る。 クラシック嫌いの方々も時を忘れて聴き入ってしまうことうけあいの、オヤジ世代大歓迎のアルバム出現。 | ||
| 宇野功芳の音盤棚「これがUNO! 」 Vol.4 〜ワルター、ストックホルム・ライヴ・プラス モーツァルト: 交響曲第40番(**)/ セレナード第13番 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(*)/ 交響曲第39番(#) |
ブルーノ・ワルター指揮 VPO(**)、 ストックホルムpo.(**以外) | |
| 原盤:TAHRA TAH-508 (2CDs) からシューベルトの「グレイト」を抜いた物。録音:1952年5月17日(**)/1950年9月8日、ストックホルム(**以外)。 「考えれば考えるほど分らなくなる!この1952年5月17日のウィーン・ライヴ。『これがUNO!』 Vol.1 でリリースされた『大地の歌』と同じ日の録音なのだ。『40番』と『大地の歌』を組合せた夢のプログラム。ワルターはこの組合せを愛し、しばしば演奏しているが、52年のウィーン音楽祭でもムジークフェラインザールの聴衆を魅了したのである。コンサートは17日と18日の2回行なわれ、初日の方の2曲がCD 化されたことになる。でも、おかしい。すでにソニーから18日の「40 番」ライヴが出ているが、本盤の17日ライヴとはずいぶん指揮自体が違うからだ。」(宇野功芳 ライナーノーツより) | ||
NAXOS 特記以外1CD¥1155(税抜¥1100) | ||
| NAXOS "STANDARD"(日本語解説付き) | ||
| 日本作曲家選輯〜 大澤壽人(1907-1953):第2弾 ピアノ協奏曲第2番/交響曲第2番 |
エカテリーナ・ サランツェヴァ(P) ドミトリ・ヤブロンスキー指揮 ロシアpo. | |
| # Japanese Classics /日本作曲家選輯。全曲世界初録。録音・編集(24bit/48kHz)。片山杜秀氏による日本語解説書付き。 「神風協奏曲」ほかを収録した第1弾(8.557416J)により、あらためてその名前と作品がクローズアップされ、東京や大阪・兵庫では作品が蘇演された大澤壽人。その第2弾となるのは前回同様にピアノ協奏曲と交響曲のカップリング。どちらの曲も1930年代中盤、パリでナディア・ブーランジェやポール・デュカに師事していた時代の名作であり、戦前モダニズムの粋が結晶化されている。 当初9月発売予定でしたが延期となり、12月発売となりました。 | ||
| NAXOS "STANDARD"(日本語帯付き) | ||
| モンテヴェルディ(1567-1643): マドリガーレ集第6巻(1614)/ アリアンナの嘆き(1623)/ 寄せ集めのマドリガーレ集 (出版された様々な作曲家による 作品選集に印刷された モンテヴェルディの マドリガーレ全集) |
マルコ・ロンギーニ指揮 デリティエ・ムジケ | |
| # Early Music。イタリア語歌詞、英語対訳付き、歌詞は NAXOS の Web Site でも閲覧可能。録音(24bit/96kHz)。 第1巻(8.555307)、第2巻(8.555308)、第3巻(8.555309)、第4巻(8.555310)、第5巻(8.555311)に続く第6集は、「アリアンナの嘆き」を筆頭に、「いとしい女の墓に注ぐ恋人の涙」ほか、文学的な志向の作品を集めた歌曲集。また1623年になって出版されたもうひとつの「アリアンナの嘆き」も収録しており、モンテヴェルディ・ファンであれば聴き逃せない。 | ||
| ベルク(1885-1935):弦楽四重奏曲/抒情組曲 ヴォルフ(1860-1903):イタリア風セレナード |
ニュージーランドSQ | |
| 豊潤なロマンをたたえた新ウィーン楽派の名作を、ニュージーランドのグループが好演。ベルクの2曲に、作曲者の没後(1904年)になって初演されたヴォルフの小品を加え、20世紀弦楽四重奏曲の古典と呼べる3曲を取り上げている。 | ||
| クレメンティ(1752-1832): 初期ピアノ・ソナタ集 Vol.2 ソナタOp.11/ソナタOp.1-2/ソナタOp.7-3/ ソナタOp.9-3/ソナタOp.10-1 |
スーザン・アレグザンダー= マックス(Fp) | |
| 第1集(8.555808)に続くシリーズ第2弾は、18世紀の後半(1780年代)に作曲された5つのソナタを収録。ニューヨーク生まれのフォルテピアノ奏者が研究を重ね、自らライナーノートも執筆して、第1集に続き爽快な演奏を聴かせる。 | ||
| ブゾーニ(1866-1924): ヴァイオリン・ソナタ第1番/ ヴァイオリン・ソナタ第2番/ バガテル集 |
ジョセフ・リン(Vn) ベンジャミン・ローブ(P) | |
| ブゾーニの数少ない室内楽作品で、ドイツ・ロマン派の流れをくむ作風のヴァイオリン・ソナタ集には、ブラームスやR.シュトラウスに並ぶ魅力が。特にベートーヴェンの後期作品を思わせる内省的な第2番は、もっと人気が出てもおかしくない秀作。 | ||
| リスト(1811-1886): リスト・ピアノ曲全集 Vol.25 〜 ヴェルディの演奏会用パラフレーズと編曲集 リゴレット(演奏会用パラフレーズ)/ アイーダ(聖なる踊りと終幕の二重唱)/ トロヴァトーレのミゼレーレ/ 「エルサレム」(第1回十字軍の ロンバルディア人)のめでたし、マリア/ 「ドン・カルロ」の祝典の合唱と葬送行進曲/ 「シモン・ボッカネグラ」の回想/ エルナーニ(演奏会用パラフレーズ) |
アレクサンドレ・ドッシン(P) | |
| シリーズ第25弾は、これぞリストの醍醐味!と声をあげたくなる超絶技巧が、惜しげもなく披露されるオペラからの編曲。有名な「リゴレット・パラフレーズ」をはじめ、どれもが歌心と情熱を持った音楽であり、ブラジル生まれの俊英が見事に弾ききる。 | ||
| コリリアーノ(1938-): スナップショット、1909年頃(*)/ 黒い11月の七面鳥(*)/弦楽四重奏曲/ フリードマン(1974-):弦楽四重奏曲第2番(*) |
コリリアーノSQ | |
| # American Classics。(*)は世界初録音。 “遅れてきたロマン派"コリリアーノがエマーソン弦楽四重奏団のために書いた「スナップショット」をはじめ、彼の弟子で現代のバルトーク的作風を持つフリードマンの作品を収録。作曲者の名前を冠したグループによる、信頼度の高い演奏。 | ||
| タワー(1938- ): メイド・イン・アメリカ(*)/ タンボル(*)/管弦楽のための協奏曲 |
レナード・スラットキン指揮 ナッシュヴィルso. | |
| # American Classics。(*)は世界初録音。 ニューヨークを拠点に活動し、現代アメリカを代表する作曲家でもあるジョーン・タワー。調性音楽である3つのオーケストラ作品は彼女のオリジナリティを知る格好のものであり、アメリカ現代音楽の今を切り取る一枚だと言えるだろう。 | ||
| コルンゴルト(1897-1957): 映画音楽「シー・ホーク」 (ジョン・モーガンによる復元スコア)/ 映画音楽「愛憎の曲」 (ジョン・モーガンによる復元スコア) |
イリーナ・ ロミシェフスカヤ(S) アレクサンドル・ ザゴリンスキー(Vc) ウィリアム・T. ストロンバーグ指揮 モスクワso.&cho. | |
| # Film Music Classics。いずれも世界初全曲録音。歌詞は英語、解説書に歌詞は付いていない。 没後50年を迎えたコルンゴルトだが、さらに高く評価されていいハリウッド時代の音楽。中でもエロール・フリンが主演した「シー・ホーク」の音楽は、これまで組曲などで知られてきた名作であり、その全貌がようやくおよそ120分の全曲版として蘇った。 | ||
| ハウエルズ(1892-1983): サー・パトリック・スペンス(*)/ 楽園への讃歌 |
クレア・ラター(S) ジェイムズ・ ギルクリスト(T) ロデリック・ ウィリアムズ(Br) デイヴィッド・ヒル指揮 ボーンマスso.、バッハcho. | |
| # English Choral Music。(*)は世界初録音。英語歌詞付き、歌詞は NAXOS の Web Site でも閲覧可能。 ヴォーン・ウィリアムズやフィンジらと同じ作風を持つハウエルズは、CD時代になって特にクローズアップされた存在。「楽園への讃歌」は大規模な声楽曲の代表作であり、初録音となる「サー・パトリック・スペンス」は、ヴォーン・ウィリアムズの作風に似ている作品。 | ||
| S.S.ウェズリー(1810-1876): オルガン作品集 序奏とフーガ(改訂版)/ 「室内オルガンのための3つの小品」 第2集 より[ラルゲット/アンダンテ]/ ヴォランタリー(グラーヴェとアンダンテ)/ アンダンテ・カンタービレ/ 「室内オルガンのための3つの小品」 第1集 より[アンダンテ/合唱曲]/ ミュージカル・スタンダード〜アンダンテ/ アンダンテ ホ短調/ ホルズワーシー教会の鐘(変奏付きエア)/ |
ジェイムズ・ マクヴィニー(Org) | |
| # Organ Encyclopedia。使用楽器:イギリス、テンブリー、セント・マイケルズ教会、ヘンリー・ウィリス神父製オルガン使用) イギリスのオルガニスト一家に育ったサミュエル・セバスティアン・ウェズリーは、メンデルスゾーンと彼が発掘したJ.S.バッハなどに影響を受け、19世紀イギリスを代表するオルガン曲を生み出した。教会音楽の枠に囚われず、純粋な器楽曲としてオルガン作品を生み出したことも評価されている。 | ||
| フィンジ(1901-1956): 英国歌曲シリーズ Vol.16 ある若者の訓戒/地球が朽ちるまで/ おお眼にも美しい |
ジョン・マーク・ エインズリー(T) イアン・バーンサイド(P) | |
| 英語歌詞付き、歌詞は NAXOS の Web Site でも閲覧可能。 詩人トマス・ハーディの世界観を音楽に仕立て上げたフィンジの歌曲集は、まさにイギリスらしい抒情と、ときにシニカルな香りに包まれた名品。シューベルトの歌曲にも匹敵する名作を、エインズリーの新しい録音で。 | ||
| ヒル(1869-1960): 弦楽四重奏曲集 Vol.1 弦楽四重奏曲第1番「マオリ」/ 弦楽四重奏曲第2番 「マオリ伝説の4つの場面」/ 弦楽四重奏曲第3番「謝肉祭」 |
ドミニオンSQ | |
| オーストラリアに生まれたヒルは、生涯を欧米以外で過ごしたせいかマイナーな存在だが、その音楽はドヴォルザークを思わせる美しい抒情に満ちあふれ、どうしてこんな曲が埋もれているのかと驚くほど。ぜひこの一枚で、ブームを巻き起こして頂きたい。 | ||
| NAXOS "HISTORICAL"(日本語帯付) | ||
| ヴィルヘルム・ フルトヴェングラーの商業録音集 (1940-1950) Vol.5 ブラームス(1833-1897): 交響曲第1番(*)/ ハイドンの主題による変奏曲 「聖アントーニのコラール」(#) |
ヴィルヘルム・ フルトヴェングラー指揮 VPO | |
| 録音:1947年11月17日ー20日(*)/1949年3月30日(#)、4月2日(#)、以上ウィーン、楽友協会大ホール。 ウォード・マーストン復刻。交響曲第1番は戦後にHMV(EMI)と契約し、その初期に録音した演奏。テスタメント・レーベルなどからも既出だが、音質の聴き比べもファンにとっては醍醐味だろう。ハイドン変奏曲もセッション録音であり、ライヴが多いフルトヴェングラーの録音の中で存在感を誇っている。 | ||
| ロッテ・レーマンの 歌曲録音集 Vol.4(1941) ブラームス: 4つの歌 Op.43〜第2番「5月の夜」/ 49のドイツ民謡集 より [第2集第12番 「かわいい恋人よ、素足で来ないで」/ 第1集第2番 「美しいおとめよ、私を許して」/ 第1集第6番「谷の底では」]/ 4つの歌 Op.46 〜第4番「ナイチンゲールに寄す」/ 低音のための5つのリート 〜第4番「墓地にて」/ プラーテンとダウマーによる リートと歌〜第9番 「ご機嫌いかが、私の女王様」/ 4つのリート Op.96〜第2番 「われらはさまよい歩いた」/ 5つのリート Op.47 より [第3番「日曜日」/ 第4番「おお、いとしい頬」]/ 5つのリート Op.49〜第4番「子守歌」/ 5つのリート Op.106 〜第1番「セレナード」 ワーグナー:女声のための5つの詩 (ヴェーゼンドンク歌曲集) より [第1番「天使」/第3番「温室にて」/ 第4番「悩み」/第5番「夢」] ヴォルフ: メーリケ詩集 より [第12番「世をのがれて」/ 第46番「ヴァイラの歌」]/ シェッフェル、メーリケ、ゲーテと ケルナーによる6つの詩 〜第1番「憩え、憩え」/ スペイン歌曲集II(世俗歌曲) 〜第30番「誰があなたの足を 傷つけたの?」 ジーツィンスキー:わが夢の都ウィーン アルノルト:郊外のヴァハウでは シュトルツ:プラーターに再び花は咲き レオポルディ:ウィーン、我が夢の街 ベナツキー:グリンツィングに もう一度行かなくちゃ J.シュトラウスII/ドスタル編曲: 今日という日は世界が 私にとって日曜日に見える |
ロッテ・レーマン(S) パウル・ ウラノフスキー(P) | |
| 解説に歌詞は付いていない、歌詞は独語。 ウォルター・アンドルース復刻、Romophone で既発売の音源。ブラームス、ワーグナー、ヴォルフという、レーマンが得意とした3人のドイツ音楽を堪能できる一枚。米Columbiaへの録音を中心に、SPでは未発売だったトラックも含まれている。 | ||
FLORA
旧譜はこちらから | ||
| ヒューム大佐のインドへの旅 トバイアス・ヒューム(1569頃-1646): ヒューム大佐のパヴァン(*)/ 兵士のガリアード-兵士の行進曲(*)/ 聴け、聴け(*)/ガンバの精神(*)/ ポーランドのエア −ポーランドのヴィラネル(*)/ わが貴婦人は かわいらしい物を持っている(*)/ 早く私をくすぐって −ティッケル、ティッケル(*)/ さらば、かわいい恋人よ(*)/私は憂鬱(*) ドゥルバ・ゴーシュ:川辺の日の出(+) トバイアス・ヒューム:死(*/+) ドゥルバ・ゴーシュ: ヒュームに捧げる一曲(+/#) 不詳:トリスターノの嘆き(*/+) |
フィリップ・ピエルロ (リラ=ヴァイオル;*) ドゥルバ・ゴーシュ (サーランギー;+/歌;#) ニティランジャン・ ビスワス(タブラ;+) ロセリーネ・シンプレラーレ (タンプーラ;+) | |
| イングランドあるいはスコットランド出身、職業軍人としてスウェーデンとロシアの軍隊で将校を務めた「ヒューム大佐」ことトバイアス・ヒュームは優れたアマチュア音楽家でもあり、ヴィオルの名手として活躍、リラ=ヴァイオル(小型のヴィオラ・ダ・ガンバ)のための作品集を2巻出版した。彼の作風は非常に個性的で、しばしば異常であるとも評されるほどだった。フィリップ・ピエルロが圧倒的な演奏で聴かせる。 このアルバムではヒュームがインドを旅し去っていくという架空の設定がなされており、後半では北インドの代表的擦弦楽器サーランギーの名手ドゥルバ・ゴーシュが登場。打楽器タブラとシタールに似た楽器タンプーラを従えて「川辺の日の出」を演奏、「死」はピエルロのソロに即興的に絡みながら切れ目なく「ヒュームに捧げる一曲」へと続き、ここでは歌も披露、さらに続いて中世ヨーロッパの名曲「トリスターノの嘆き」へとなだれ込み怒涛のコラボレーションで幕を閉じる。 ディジパック仕様。英語のブックレット付きだが楽曲の解説は収録されていない。 | ||
| Liquide Perle 〜 17世紀前半、ローマのハープ音楽 不詳: スパニョレット/トッカータ/ ラ・モニカ/ガリアルダ/サルタレッロ ジローラモ・ フレスコバルディ(1583-1643): トッカータ II/ パッサカリアによるパルティータ 不詳:マントヴァのアリア ジョヴァンニ・バッティスタ・ フェッリーニ(1600-1674): トッカータ ジローラモ・フレスコバルディ: バレット/バレットのコッレンテ/ 聖体奉挙のためのトッカータ/ チャッコーナの様々なパルティータ [ Ciaconna in partite variate ] 不詳:チャコーナ ジローラモ・フレスコバルディ: トッカータ VIII /パッサカリア 不詳: ルッジェーロ/フィレンツェのアリア/ 大公のバッロ/ファヴォリータ |
ジョヴァンナ・ペッシ (アルパ・ドッピア [バロック・ ダブルHp]) エドゥアルド・エグエス (テオルボ/G) | |
| 録音:2006年8月、ブラ=シュル=リエンヌ。 スイスのバーゼルに生まれたジョヴァンナ・ペッシは7歳でハープを弾き始め、13歳のときに1800年エラール製のハープに出会ったことからピリオド楽器に目覚め、オランダのハーグでエドワルト・ウィッツェンブルグに、バーゼルのスコラ・カントールムでハイドルン・ローゼンツヴァイクに師事、さらにトロッシンゲン州立音楽大学でロルフ・リスレヴァンにダウランドからJ.S.バッハに至るリュート音楽の語法を学んだ。 タイトルの「Liquide Perle」を直訳すると「真珠液」。収録されている作曲者不詳の楽曲はキージ写本に収められたもの。 観音開きディジパック仕様。ブックレットは添付されておらず「ホームページでプログラム・ノートを公開」と表記されているが、現時点で確認できない。なにとぞご了承頂きたい。 | ||
| 音楽の情熱〜 ウィリアム・ロウズ(1602-1645): ハープ・コンソート組曲集 ハープ・コンソート組曲 ト短調(*)/ リラ・ヴァイオル独奏練習曲集 ト長調(+)/ ハープ・コンソート組曲 ニ短調(*)/ リラ・ヴァイオル独奏練習曲集 ト短調(+)/ ハープ・コンソート ト長調(*)/ リラ・ヴァイオル独奏練習曲集 ニ短調(+)/ ハープ・コンソート ト長調(*) |
ソフィー・ゲント(Vn;*) ジョヴァンナ・ペッシ(Hp;*) エドゥアルド・エグエス (テオルボ;*) フィリップ・ピエルロ (ヴィオラ・ダ・ガンバ;*/ リラ・ヴァイオル;+) | |
| 録音:2006年8月、ブラ=シュル=リエンヌ。 ウィリアム・ロウズは、熱心な王党派の一員としてピューリタン反乱軍と戦い命を落とした作曲家。兄ヘンリー・ロウズが声楽曲のみを作曲したのとは対照的に他分野にわたり数多くの作品を残し、なかでもコンソートのための器楽作品が重要とされている。ここではフィリップ・ピエルロのヴィオラ・ダ・ガンバを核としたコンソートが、その真髄を響かせる。ヒュームのアルバム同様、ピエルロが聴かせるソロ楽曲も圧倒的。 観音開きディジパック仕様。楽曲解説完備のブックレット付き。 | ||
SMC (モスクワ音楽院) 1CD¥2205(税抜¥2100)旧譜はこちらから。 | ||
| アブラム・ディヤコフ〜アンサンブル録音集 ジャン=アントワーヌ・デプラン(1678-1704): イントラーダ(アダージョ)(*) フリッツ・クライスラー(1875-1962): 気取った女(+) ルイ=クロード・ダカン(1694-1772): かっこう(#) ショパン(1810-1849): マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4(#)/ マズルカ ニ長調 Op.33 No.2(*) チャイコフスキー(1840-1893): 無言歌 Op.2 No.3(#) スクリャービン(1872-1915): 夜想曲 嬰ヘ短調 Op.5 No.1 モリツ・モシュコフスキ(1854-1925): ギター Op.45 No.2(#) アレクサンドル・ゲディケ(1877-1925): クラリネットとピアノのための 練習曲(**)/ トランペットとピアノのための 演奏会用練習曲(++) リムスキー=コルサコフ(1844-1908): くまばちの飛行(**) シューベルト(1797-1828): ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」 Op.114 D.667(##) |
アブラム・ディヤコフ(P) ミハイル・ フィヒテンホルツ (Vn;*) エリザヴェータ・ ギレリス(Vn;+) ダヴィド・オイストラフ(Vn;#) アレクサンドル・ヴォロディン (Cl;**) エルゲイ・ エミョーリン(Tp;++) アヴェト・ ガブリエリャン(Vn;##) ミハイル・テリアン(Va;##) セルゲイ・ アスラマジャン(Vc;##) イオシフ・ ゲルトヴィチ(Cb;##) | |
| 録音:1930年代終盤。 これまたロシア・ピアニズム・マニア要注目盤。アブラム・ディヤコフ(1904-1941)はモスクワ音楽院教授を務めた名ピアニストだったが、第二次大戦志願兵となり若くして戦死した。ブックレットの解説部分をのぞきキリル文字表記となっている。 | ||
XCP 1CD¥2835(税抜¥2700)旧譜はこちらから。 | ||
| アンリ=ジャン・シュブネル(1935-): 室内楽作品集 Vol.1 ピアノとヴァイオリンのためのソナタOp.3 「モーリス・ラヴェル讃」(1956) (*)/ ピアノとチェロのための 「ポエム・ラプソディーク」Op.1 (1954) (#)/ フルートとハープのための組曲Op.14 (1969) (+)/ 弦楽四重奏曲のための組曲 Op.11 (1965) (**)/ ピアノ・ソナタ Op.10 (1965) (##)/ セレナード Op.12 (1966) (++) |
セバスティアン・ スレル(Vn;*/**) ローラン・ ワグシャル(P;*/#/##) エリック=マリア・ クトゥリエ(Vc;#) 近藤敬一(Fl;+) ベネディクト・ ロステン(Hp;+/++) エリック・ ラクルー(Vn;**/++) ステファヌ・ マルセル(Va;**/++) フレデリック・ ルビアット(Vc;**) ミヒ・アニカ=キム(Fl;++) | |
| 発売:1998年。 | ||
| アンリ=ジャン・シュブネル(1935-): 室内楽作品集 Vol.2 クラリネットとピアノのための 「序奏とアレグロ・ド・コンセール」 (ピエール&マリー・キュリー讃)Op.18 (*)/ 管楽四重奏のための組曲Op.19 (#)/ ピアノ・ソナタ第2番Op.20 (+)/ ピアノ三重奏曲Op.17 (**)/ ソプラノとハープのメロディOp.24 (##)/ クラリネット三重奏曲Op.25 (++) |
フロラン・エオ(Cl;*/++) ローラン・ワグシャル (P;*/+/**/++) フィリップ・ ゴンザレス(Ob;#) アルノー・ルロワ(Cl;#) ニコラ・プロス(Sax;#) ジャン=ピエール・ ガイエ(Fg;#) ニコラス・ドトリクール (Vn;**) エリック=マリア・ クトゥリエ(Vc;**) シルヴィ・ロベール(S;##) ベネディクト・ ロステン(Hp;##) スヴェトラン・ ルスフ(Vn/++) | |
| 発売:2002年。 | ||
| オルガン・リサイタル ディートリヒ・ブクテスフーデ(1637-1707): 前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調 Bux WV 137 (*) J.S. バッハ(1685-1750): オルゲルビュヒライン より (*) [コラール第10番/コラール第19番] ピエール・ドゥ・マージュ(1676-1750): オルガン曲集 (1708) 〜 プラン・ジュ (#) ジャック・ボワヴァン(1649-1706): 2声のコルネットのための前奏曲とレシ (#) ジャン・ジル(1653頃-1703): 8声のトランペットのバス (#) ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749): 2声のプラン・ジュ (#)/2声のクロモルヌ (#) フランソワ・クープラン(1668-1733): 「教区のためのミサ曲」(1690) より (#) [聖歌/ティエルス・アン・ターユ] ジャック・ボワヴァン(1649-1706): 4声のフーガの応答 (#) アンリ=ジャン・シュブネル(1935-): 古風な組曲 Op.4 (1956) (+)/ 3つの交響的瞑想 Op.6 (1958) (+) |
アンリ=ジャン・ シュブネル(Org;*/#) デニス・コムテ(Org;+) | |
| 録音:DDD。発売:1998年。使用楽器:アントニー、聖マリー教会のフランソワ・ドラング製 (1994) オルガン(*)/パリ、聖フランソワ・グザヴィエの ジャック・フェルミス製 (1878) と ベルナール・ダルガシエ製 (1993) オルガン(#/+)。 | ||
| モーツァルト: ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310/ 「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲/ ドゼードの「ジュリー」の「リゾンは眠った」 による9つの変奏曲 K.264/ 「私はランドール」による12の変奏曲/ 「ああ、お母さんに聞いて」による 12の変奏曲(きらきら星変奏曲) |
ピエール・ボワイエ(P) | |
| Alain Celo:Espaces desertiques Le Graoully Dradon: messin |
ジャン・ピエール・ピネ(P) | |
| ジャン=ニコラ・ディアトキーヌ リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 シューマン:クライスレリアーナOp.16 ナルシス・ボネト(1933-):5つの夜想曲 |
ジャン=ニコラ・ ディアトキーヌ(P) | |
| 録音:2004年7月1日-3日、ティボール・ヴァルガ・スタジオ、シオン、スイス。レーベル:Parnassie Editions。 ボネトはカタルーニャ生まれの作曲家。ディアトキーヌは、バカロレア(フランスにおける大学入学資格を得るための統一国家試験)では最難関とされる理系試験に合格したという変わり種。当盤発売までは歌曲伴奏(声楽愛好家には知られるベルギーの名バリトン、ヴァンデルステーネの伴奏盤[ただし日本国内には紹介されたことがないと思われる]もあり)ばかりで、ソロ録音は始めてだったようだ。公式サイト:http://www.jean-nicolas-diatkine.com/en/。 | ||
| ヴェネチアの謝肉祭〜 パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための作品集 ソナチネ第3番/チェントーネ・ディ・ソナタ第1番/ ソナチネ第1番/ ヴァイオリンとギターのためのソナタ Op.2-1 / ヴァイオリンとギターのためのソナタ Op.3-4 / ヴァイオリンとギターのためのソナタ Op.2-5 / ヴェネチアの謝肉祭 Op.10 |
フラヴィオ・ロスコ(Vn) ジャン・ミシェル・ ロベール(G) | |
| ピリオド楽器とピリオド奏法を使用した世界初録音。 | ||
| J.S.バッハ/コダーイ編: 半音階的幻想曲とフーガ BWV.903 ブロッホ:無伴奏ヴィオラ組曲 ストラヴィンスキー: 無伴奏ヴィオラのためのエレジー レーガー: 無伴奏ヴィオラ組曲第1番 ト短調 Op.131d バルトーク: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 |
エリザベス・バルマス(Va) | |
| バッハのオルガン曲やVn作品をヴィオラで演奏。 | ||
| モーツァルト: ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576/ 「女ほどすばらしいものはない」 による8つの変奏曲 K.613/ 幻想曲 K.475/ 「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲/ ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332 |
ベルナール・ ポール=レーニエ(P) | |
| ルイ・ダカン(1694-1772): オルガンまたはクラヴサンのノエルの新しい曲集 |
オリヴィエ・プラン(Org) | |
| ヴァンサン・グラピ、オルガン編曲集 J.S.バッハ: オルガン協奏曲第2番 イ短調BWV.593 (原曲:ヴィヴァルディ)/ コラール「イエスよ、 今ぞ御空より降り来たりて」BWV.650/ コラール「愛する御神の 統べしらすままにまつろい」BWV.647/ コラール「わが魂は主をあがめ」BWV.648/ オルガン協奏曲第5番 ニ短調BWV.596 (原曲:ヴィヴァルディ)/ コラール「ああ、われらと共に留まりたまえ、 主イエス・キリストよ」BWV.649/ コラール「われいずこにか逃れゆくべき」BWV.646/ コラール「目覚めよと、呼ぶ声が聞こえ」BWV.645 モーツァルト: 幻想曲 ヘ短調K.592(原曲:ヘンデル)/ 自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K.608/ 自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調K.616 |
ヴァンサン・グラピ(Org) | |
| 録音:2004年10月12日-15日、アヘル修道院、ベルギー。編曲集と言っても奏者によるものではなく、バッハとモーツァルトによる、自作や多作の編曲作品を集めた物。録音会場は、ベルギーとオランダの国境線上に位置し、ビールの醸造でも知られている修道院ではないかと思われる。 | ||
| ダニエル・ヴァイマン リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 ラヴェル:鏡 プロコフィエフ:トッカータOp.11 リスト:小人の踊り |
ダニエル・ヴァイマン(P) | |
| 録音:2005年4月、ゴッテスアウエ城、カールスルーエ。本体に番号等の標記は無し。 1978年ラトヴィアのリガに生まれ、グネーシン音大で学んだ後(在学中?)の1989年に家族共々イスラエルへ移住、その後もカールスルーエ音大を経て、現在はスイスのチューリヒ音大でホメロ・フランセシュに就いて学んでいるヴァイマンのの自主製作盤を、XCP レーベルがフランス国内で流通させている物のようだ。公式サイト:http://www.danielvaiman.ch/indexe.html。 | ||
AULOS GERMANY(MUSIKADO)
旧譜はこちらから。 | ||
| クロンベルク・アカデミー〜展望第2集 ヘイデン・チスホルム &マルクス・シュミックラー: 独奏と伴奏 (クラウディオ・B.のために) |
クラウディオ・ボホルケス(Vc) | |
| 録音:2006年9月。 クロンベルク・アカデミーは才能ある若い音楽家を支援するために1993年に設立され、国際パブロ・カザルス・チェロ・コンクールを創設した。ボホルケスは1976年に生まれ、ゲリンガスとペルガメンシチコフに学び、1995年ジュネーヴ・コンクール、2000年上記コンクールで優勝した。独奏者・室内楽奏者として国際的に活動し、ベルリンの「ハンス・アイスラー」音楽大学の客員教授を務めている。 チスホルムはニュージーランド出身のサクソフォン奏者・作曲家で、日本でも学び、ドイツの美術家レベッカ・ホルンとの革新的な仕事や、ジャズ・現代音楽の演奏で知られている。シュミックラーは1968年ケルンで生まれ、電子音楽も多数作曲している。この作品でも電子音が用いられ、終始奏されるゆるやかな旋律と伴奏が対比されている。 | ||
BRIDGE 1CD¥2310(税抜¥2200)旧譜はこちらから。 | ||
| 2台のピアノのための協奏曲集 プーランク: 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ミヨー:2台のピアノと打楽器の協奏曲第2番 バルトーク: 2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲 |
クアトロ・マーニ [スーザン・グレイス、 アリス・ライバック(P)] スコット・ヨー指揮 コロラド大学夏季音楽祭o./他 | |
| 録音:2006年。 20世紀の二台ピアノのための協奏曲集。その名もピアノの4手を意味するクアトロ・マーニは1989年に結成されたピアノ・デュオ。アリス・ライバックは、ジュリアード音楽院に7歳で入学した程の早熟だったという。BRIDGEレーベルにはクラムやルーザースなど現代音楽を録音している。 | ||
| アルトゥール・バルサム、 ルイス・カウフマン&ペーター・リバール/他 ドヴォルザーク: ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.87(*)/ ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65(#)/ 4つのロマンティックな小品 Op.75(+) ショーソン:コンセール ニ長調 Op.21(**) |
アルトゥール・バルザム(P) ペーター・リバール(Vn;*) オスカー・クロマー(Va;*) アントニオ・ トゥシャ(Vc;*) ルイス・ カウフマン(Vn;#/+/**) マルセル・セルヴェラ(Vc;#) パスカルSQ(**) | |
| アルトゥール・バルザムのピアノに、ペーター・リバール、ルイス・カウフマンといった名ヴァイオリニストが加わった室内楽集。ルイス・カウフマン(1905-1994)は、米国オレゴン州ポートランド生まれのヴァイオリニスト。ハリウッドの映画音楽の演奏で有名な一方、20世紀の米国の音楽を積極的に紹介したことでも知られている。 | ||
| アルトゥール・バルサム〜 マンハッタン音楽院1980年代ライヴ集 ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI-50 ベートーヴェン:ディアベッリの 主題による33の変奏曲 ハ長調Op.120 ブラームス:間奏曲 ロ短調 Op.119-1/ 間奏曲 イ長調 Op.118-2/ カプリッチョ 嬰ハ短調 Op.76-5 メンデルスゾーン: 無言歌 変ホ長調 Op.67-1「瞑想」 ショパン: マズルカ ロ長調Op.63-1/ マズルカ ヘ短調Op.63-2/ マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3/ 夜想曲 嬰ヘ短調Op.48-2/ ポロネーズ 変ホ短調Op.26-2/ マズルカ イ短調Op.17-4/ 華麗なる変奏曲 変ロ長調Op.12 |
アルトゥール・バルザム(P) | |
| 録音:1982年、1986年、1987年。 伴奏ピアニストとして名高いアルトゥール・バルザム(1906-1994)が、マンハッタン音楽院で行ったリサイタルのライヴ録音。バルザムのソロの録音は少ないわけではないが、ディアベッリ変奏曲のような大曲は珍しい。 | ||
| レオ・スミット(1921-1999): 歌曲集 歌曲集「円周の向こう」 (ディッキンソンの詩による;18曲)/ マーシャ・ウィリエムの3つの詩 マリーゴールドの心 (ディッキンソンの詩による;15曲) |
ジョージン・レシック(S) ウォーレン・ジョーンズ(P) | |
| 録音:2006年1月2日-4日。 レオ・スミットはフィラデルフィア生まれの作曲家。BRIDGEからは既に、ディッキッソンの詩による33の歌曲(BCD-9080)が発売されている。 | ||
| アメリカ国会図書館名演シリーズ Vol.24〜 ドロシー・メイナー・イン・コンサート (全22トラック) ヘンデル:「セメレ」 〜おお眠りよ、なぜ私から去るの? ベートーヴェン: 口づけ Op.128/アデライーデ Op.46 シューマン:君は花のよう Op.25-24 ブラームス:僕の恋は新緑 Op.63-5 シュトラウス:子守り歌 Op.41-1 シューベルト:アヴェ・マリア ドビュッシー:美しい晩 ビゼー:別れを告げるアラビアの女主人 シャルパンティエ: 「ルイーズ」〜その日から/他 |
ドロシー・メイナー(S) アルパード・ シャーンドル(P) | |
| 録音:1940年12月18日。 ドロシー・メイナー(1910-1996)は米国のソプラノ。クーセヴィツキーに絶賛され、マリアン・アンダーソンとともに黒人歌手の地位向上に貢献した。 | ||
MERIDIAN 1CD¥2100(税抜¥2000)旧譜はこちらから。 | ||
| アルフレッド・レイノルズ(1884-1969): 劇場のための音楽 「マリッジ・ア・ラ・モード」 〜バレエのエア/ 「ベニスの商人」〜仮面舞踏会/ 「ザ・トイ・カート」〜ロマンツァ/ 「ザ・ドゥエンナ」からの4つの舞曲 (シドニー・ベインズ編)/ 「若返りの泉」 〜Now in Her Westering Flight / 「負けるが勝ち」 〜 Ah me! When Shall I Marry Me? / The Phantom Ride /ソロモンの歌/ 劇場音楽「椿姫」より [ワルツ/優美なワルツ/ ゆっくりとしたワルツ/夢]/ 「マリッジ・ア・ラ・モード」 〜 While Alexis Lay Prest / 「 She-Shanties 」 〜 What's all this talk about love? / Overture to "Much Ado About Nothing" / 「5世紀間の恋」より [ 1570: The Yeoman / 1660: The Courtier / 1770: The Cynic / 1860: The Emigrant / 1910: The Motorist ] サウスエンドの魔女たち/ ダブルベースとピアノのための「ホーンパイプ」/ ミュージカル・コメディ 「1066年とまぁいろいろ」(抜粋) |
ミランダ・キース(S) ドナルド・マクスウェル(Br) ロンドン・ サロン・アンサンブル | |
| 発売:1996年。録音:DDD。 リヴァプールに生まれ、ベルリンでフンパーディンクに学び、劇場指揮者として活躍、1920頃には、自ら率いていたオペラ劇団「ロイヤル・オペラ」を伴って来日したこともあると言うレイノルズの作品集。まとまった彼の作品集には、他にMARCO POLO 盤 (8.225184)が発売されている。 | ||
METIER 1CD¥1995(税抜¥1900)旧譜はこちらから。 | ||
| リフレクションズ〜 エリザベス・マコンキーと ニコラ・レファニュ親子の音楽 ニコラ・レファニュ(1947-): ヴィオラ、チェロ、クラリネットと オーボエのためのラメント(1988)/ ソプラノとリコーダーのための 「旅する精霊」(トレーシー・ チャドウェルの追憶に)(1996) オーボエのための「独白」(1965)/ メゾソプラノ、ヴィオラ、オーボエと ハープのための 「ミラ・クラ・テネブラス」(2002) エリザベス・マコンキー(1907-1994): ヴィオラ、クラリネット、オーボエと ハープのための 「リフレクションズ」(1960)/ ミニアチュア(1987)/ ハープのための「朝、昼そして夜」(1976) |
ブリジット・ケアリー(Va) ニール・ハイド(Vc) ケイト・ロマノ(Cl) ジニー・ショウ(Ob) ルーシー・ ウェイクフォード(Hp) レスリー=ジェーン・ ロジャーズ(S) サリー・ ブラッドショウ(Ms) | |
| 録音:2002年/2003年。 エリザベス・マコンキーはアイルランド生まれの女性作曲家で、初期はバルトーク、ベルク、ヤナーチェクの影響を受けていたが、やがて無調と調性を折衷した独自の作風を確立。1930年にはヘンリー・ジェイムズがプロムスで彼女のオーケストラ作品を取り上げるなど好評を博した。今日ではほとんど演奏されなくなってしまったが、生誕百年に因んでのリヴァイヴァル。ニコラ・レファニュ(1947b)はマコンキーの娘でオペラから室内楽まで多様なジャンルの作品を手がけている。 | ||
| 輪郭〜ケイト・ロマノ、 クラリネットのための現代作品 フランコ・ドナトーニ:クレア ウィリアム・O.スミス:ヴァリアンツ ソーラブ・ウドゥマン:輪郭 リチャード・コーストン: 2つのクラリネットのための2つの小品 ジェイムズ・ディロン: クロッシング・オーヴァー ケイト・ロマノ: Pied Piper(巧みな誘惑者) シャリーノ:目が覚める前に死なせろ J.アーバー:親密でおかしな時 クリストファー・フォックス: 総括的作品第7番 |
ケイト・ロマノ(Cl) | |
| 録音:2005年。 ロマノは現代音楽を得意とするクラリネット奏者で自ら作曲も手がける。演奏されている作品は何れもヨーロッパの前衛及びその影響を強く受けているもので超絶的な技巧を必要とする。特殊奏法満載のソロ、2つのクラリネットそしてライヴ・エレクトロニクスの併用と、今日の典型的な前衛音楽。 | ||
| クリストファー・ フォックス(1955-):作品集 ストレート・ラインズ・イン・ ブロークン・タイムス (破壊された時のなかの直線)/ やや活発に/主題と変奏/よろめき |
アイヴズ・アンサンブル | |
| 録音:2002年。 メティエ・レーベルにしばしば登場するクリストファー・フォックスは1955年イギリス生まれでジョナサン・ハーヴィーに師事している。この作品集は室内アンサンブルのためのもので、ストレート・ライン・イン・ブロークン・タイムスは機械的な動きの中でパート間のずれや色彩の変化が主眼の、ややミニマル的発想の佳曲。さまざまなスタイルを軽いノリで消化吸収し自己の音楽に変化させるのが彼の特徴。 | ||
| ニコロ・ カスティリオーニ(1932-1996): ピアノ作品集 変化(1959)/3つの小品(1978)/ 私が夏を渡すように(1983)/ ドゥルチェ・レフリジェリウム (6つの聖職者の歌)(1984)/ ソナチネ(1984)/HE(1990) |
サラ・ニコルス(P) | |
| 録音:2004年。 ベリオ、ブソッティらと並ぶ現代イタリアの作曲家カスティリオーニのピアノ曲がまとまって出るのは珍しい。点描的な初期作品からから晩年の調性的な要素が取り入れられた作品まで彼の作風の変遷を一望。同様に初期から晩年までのアンサンブル作品を集めたものがCOL LEGNOレーベル(WWE-20253)から発売になっている。 | ||
| トリスタン・ミュライユ(1947-): ピアノ作品全集 夢による中断された 目と毛のように・・・(1967)/ 河口(1972)/忘却の領土(1977)/ 告別の鐘そして微笑み・・・〜 オリヴィエ・メシアンの追憶に(1992)/ マンドラゴア(1993)/ 作品と日々[ I - IX ](2003) |
マリリン・ノンケン(P) | |
| 録音:2003年10月、マンチェスター。 グリゼーと並ぶスペクトル楽派の開祖ミュライユの現在までのピアノ曲を集成した画期的なアルバム。メシアン門下のミュライユは初期にはメシアンの影響を強く受けていたが「忘却の領土」あたりから独自の理論を展開、最新作「作品と日々」では彼の音楽の総括ともいえ、これまでの要素が統合されている。 | ||
| 新しいフランス語の歌〜 イギリスの作曲家による フランス語の新しい歌 タリク・オリーガン、サディ・ハリソン、 ウィル・トッド、エドワード・カウィー、 ボブ・チルコット、ジョン・カスケン、 ローレンス・クレーン、アダム・ゴーブ、 ガブリエル・ジャクソン、マイケル・フィニシー、 アンドルー・キーリング、 ヒュー・ウッド、ダイアナ・バレル、 ヘレン・ロー、ニコラ・レファニュ、 エドワード・マクガイア、 ジュディス・ビンガム、 ロジャー・レッドゲイト、 ハワード・スケンプトン、 グレアム・フィットキンの作品 |
アリソン・スマート(S) キャサリン・デュラン(P) | |
| 録音:2005年。 現代イギリスの作曲家たちが往年のフランス名詩人たちの詩に作曲。このプロジェクトは歌手アリソン・スマートとピアニスト、カスリーン・デュランが1999年のプーランク生誕百年を記念して企画、上記の作曲家達に委嘱された。マラルメ、アポリネール、ボードレール、ヴィクトル・ユーゴー、ヴェルレーヌ、コクトーらの詩に作曲されている。ポスト・ミニマリストのフィットキンがミニマルの元祖ともいえる作曲家サティの書いた詩に作曲しているのも面白い。 | ||
MULTISONIC
旧譜はこちらから。 | ||
| チェコの弦楽のためのセレナード集 ドヴォルザーク:弦楽セレナード Op.22 ヤナーチェク:弦楽のための組曲 マルティヌー:セレナード第2番 (2つのヴァイオリンとヴィオラのための) |
チェコ・フィル室内o. | |
| 録音:2004年9月。 ドヴォルザークはチェコの歌を探求し、ヤナーチェクはモラヴィアの旋律を基礎として独自の様式を形成し、マルティヌーは祖国を去った後もチェコ民謡を創作の源とした。セレナードは18世紀以降は求愛の歌を意味するが、バロック組曲とのつながりがあり、ヤナーチェクの組曲のには初めバロック組曲の舞曲の名がつけられていた。 チェコ・フィル室内o.はチェコ・フィルの優れた弦楽奏者によって1977年に創設された。1992年初来日し、この時日本の代理業者が1年おきに日本で演奏することを提案したことは、この団体の評価を高め、その後日本では1996年から2002年まで1年おきに演奏した。ここでは、同郷の作曲家たちに対する共感を根底として、自発的に伸びやかな演奏をしている。 | ||
VAI
旧譜はこちらから。 | ||
| アルフレード・ピアッティ(1822-1901): チェロ作品集 フォリア/夜想曲 Op.20/タランテッラ Op.23/別れ/ 4月の雨/哀歌/シチリアーナ Op.19/恋人の懇願/ モレスカ/海で/セレナーデ |
マーク・ モスコヴィッツ(Vc) デブラ・エアーズ(P)他 | |
| 録音:2006年6月27日-7月2日。 アルフレード・ピアッティはイタリアのチェリストで作曲家。代表作「12の奇想曲」の他チェロのための優れた小品を数多く残している。「12の奇想曲」以外の小品がまとまったアルバムはほとんどないので貴重なアルバム。マルク・モスコヴィッツはオハイオ州立トレド大学の教授を務めている。 | ||
VAI 詳細判明再案内
今回ご案内の旧譜は、全てCD-R製版です。旧譜はこちらから。 | ||
| テュレック・コレクション Vol.1 〜若き日の情熱 メンデルスゾーン/ アーネスト・ハチソン(1871-1951)編: 「真夏の夜の夢」〜スケルツォ(*) リスト:パガニーニによる6つの大練習曲(#) ドビュッシー: 「版画」〜グラナダの夕暮れ(+)/ 「前奏曲集第1集」〜パックの踊り(+) カール・ハインリヒ・ グラウン(1703/04-1759):ジーグ(#) A.スカルラッティ/ ロザリン・テュレック(1914-2003)編: 「トッカータ第2番」〜アリア(+)/ 「トッカータ第4番」〜メヌエット(+) ピエトロ・ドメニコ・ パラディース(1707-1791): トッカータ イ長調(+) ブラームス:ヘンデルの主題による 変奏曲とフーガ Op.24(**) |
ロザリン・テュレック(P) | |
| 録音:1939年11月17日(*/+)/1945年1月12日(#)/1974年11月(**)、以上全てライヴ、モノラル。 テュレックの珍しいレパートリー集。中でも(*)の編曲が珍しい。編曲者のハチソン(ハッチソン)はオーストラリアに生まれ、その神童時代にはライプツィヒでライネッケから教えを受け、後にジュリアード音楽院で学長を務めたピアニスト。また彼は、ガーシュウィンが「ピアノ協奏曲 へ調」を書いた時、様々なストレスを抱えていたガーシュウィンに、執筆場所を提供したというエピソードも持っている。 | ||
| テュレック・コレクション Vol.3 〜20世紀の作品集 デイヴィッド・ダイアモンド(1915-2005): ピアノ・ソナタ第1番 (1947)(*)/ ルイージ・ダッラピッコラ(1904-1975): ヴァイオリンとピアノのための 2つの練習曲(1946/47)(#)/ ウィリアム・シューマン(1910-1992): ピアノ協奏曲(1938/1942)(+) |
ロザリン・テュレック(P) ルッジェーロ・リッチ(Vn;#) ダニエル・サイデンバーグ指揮(+) サイデンバーグ小so.(+) | |
| 録音:1948年12月8日(*)/1952年5月2日(#)/1943年1月13日(+)。リマスタイング:ポール・ベイリー(EMI アビー・ロード・スタジオ、ロンドンにて)。 (*)はテュレックのための書かれた作品。 | ||
CARO MITIS (RUSSIA)入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、このところ、アイテムによっては数ヶ月発売が遅れる場合が出ております。また、当レーベルの商品は、発売直前になって突然値上げが成される場合があり、その場合は現在掲載の価格ではなく、値上げ後の価格でお届けということになってしまいます。 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。 | ||
| ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ より シューマン:「子供のためのアルバム」 より/フーガ メンデルスゾーン:無言歌 Op.67-4 クラーマー:練習曲集 より シューベルト:楽興の時第4番 ハチャトゥリヤン:子供のためのアルバム より |
オリガ・マルティノワ(Cemb) | |
| 1730年パリ・モデルのチェンバロで、シューマンを、ショスタコーヴィチを、シューベルトを ?!ロマン派から近代の、チェンバロとは全く関係ない作品ばかりを、あえてチェンバロで弾く。その意外きわまるナチュラルさ、耳を疑うみずみずしさ。さりげなくとんでもない、この異色盤! オーボエのためにショスタコーヴィチを編曲したアルバムから1年、ロシアの異色レーベルCaro Mitis が、これまたとんでもない新譜を世に送り出す!オーボエ編曲なんて序の口もいいところ、なんとチェンバロでロマン派作品やらハチャトゥリヤンやらのピアノ曲を次々弾いてしまう!モダーン・チェンバロじゃない、正真正銘、ラモーの時代の型のまんまのバロック・チェンバロ。原曲がもともとチェンバロ曲だった?いえいえ、モシェレスの同時代人クラーマーの曲(ビューロー編で全音社から楽譜の出ている、あれ)も含め、正真正銘「ピアノフォルテ」のための曲ばかり!有橋淑和さんの「チェンバロ・レボリューション」(2003)も蓋し傑作だったが、こちらは根本的に「ハナシが違う」というか、“正統性 "は最初から関係なく。シューベルトの「楽興の時」もメンデルスゾーンの「無言歌」も、シャラシャラとチェンバロの音で響きわたる。これが噴飯ものかと思いきや!タイミングをずらしたり和声を増やしたりするチェンバロ語法に通暁したマルティノヴァのタッチにかかれば、あまりに瑞々しくも説得力あふれる解釈になってしまうから驚くほかはない。ショスタコーヴィチやクラーマーの曲なんて、最初からバロック作品?と一瞬思ってしまう新鮮体験。たんなる思いつき企画でないことは、聴けばすぐにわかる。真面目な音楽ファンにこそぜひ聴いてほしい、チェンバロの可能性と語法を存分に味わえる秀逸異色盤! ぜひお試しあれ。 | ||
FUGA LIBERA当レーベルの国内代理店が変更となった。「ブリュッセル近郊に本拠をおき、2003年にスタートした Fuga Libera は、かつて Cypres で辣腕をふるいこのレーベルを大きく成長させ、Musique en Wallonie という別シリーズを立ち上げて独立したレーベルにまで育てあげたプロデューサー=音楽学者が、理想的なバランス感覚で、かたよらず、しかしよく見れば一本筋の通った企画を連発している期待のレーベルです。」とのこと。新代理店は最終的に全点を国内仕様盤にて発売する予定で、国内仕様盤発売後、輸入盤仕様は扱い中止になるが、点数が多いため、しばらくは輸入盤仕様のものも残るとの事。 入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、アイテムによっては数ヶ月発売が遅れる場合があります。 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。 旧譜(現時点ではすべて輸入盤仕様)はこちらから。 | ||
| フアン・クリソストモ・デ・ アリアーガ(1806-1826):交響曲と序曲 序曲「幸福な奴隷たち」/序曲 Op.1/ 序曲 Op.20/交響曲 ニ短調 |
パウル・ドンブレヒト指揮 イル・フォンダメント | |
| 新案内。ピリオド楽器使用。モーツァルトよりずっと若く夭逝したスペインの天才、同時代人が畏怖した末恐ろしさがここに!コンチェルト・ケルンには負けない?名楽団の面目躍如! 「知る人ぞ知る」などという言葉は、もうアリアーガには似合わないのかもしれない。今では美食と現代アートの都市として有名な北東スペイン・バスク地方のビルバオに生まれ、僅か13歳でこのアルバムにも収録されている序曲「幸福な奴隷たち」を作曲、その驚くべき才能はパリで名ヴァイオリン奏者バイヨやフェティスといった巨匠たちに見出され、将来を嘱望されながらも僅か20歳そこそこで夭逝した、「スペインのモーツァルト」と呼ばれるこのベートーヴェンの同時代人を知る人は、今やディスク・ファンには少なくないだろうから…若々しさと鬼気せまる迫力、すばらしい叙情性に裏づけられた3曲の弦楽四重奏曲も傑作だが、まず本盤では上述の序曲のほか生前出版された2曲の序曲、そして古典派語法と初期ロマン派的スピリットが相半ばする志向の名作「交響曲 ニ短調」(現代楽器版ではロペス=コボスの往年の名盤があった)といった管弦楽作品を、なんとピリオド楽器で聴ける!スケールもまばらな同時代作品を集めたコンチェルト・ケルンのアルバム(Capriccio)とは違い、こちらは端的にアリアーガの代表作2曲を味わえるうえ、演奏と録音の充実度はまったく驚くばかり。アリアーガの天才的な構築感覚がくっきり浮かび上がるだけでなく、ピリオド楽器演奏らしいエッジの効いた解釈、ブイブイと鳴る管の迫力、細やかな弦…と文句のつけようもない。それもそのはず、演奏陣はレオンハルトやブリュッヘンの一党だった伝説の古楽オーボエ奏者ドンブレヒト率いる名団体・イル・フォンダメント。古楽大国オランダの名奏者が目白押しなのはダテじゃない。どこをとっても、作品の偉大さ、アリアーガの至高性を印象づけてやまない傑作録音なのだ。 | ||
| ニコラ・ポルポラ(1686-1768): 全死者のためのノットゥルノ(全3部) ニコラ・フィオレンツァ(1726頃-1764): 2挺のヴァイオリンと通奏低音のための シンフォニア ヘ短調/ オブリガート・チェロ、2挺のヴァイオリンと 通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調 |
アンサンブル・ドルチェ・ エ・テンペスタ モニカ・ピッチニーニ(S) ロミーナ・バッソ(A) | |
| 新案内。ピリオド楽器使用。ストレートに情感をあらわす古楽歌唱のまっすぐさ、弦の重なりから滴り落ちるような美質。甘みと酸味をたっぷり含んだ南イタリアのトマトのように、あらがいようのないうつくしさ。ヘンデルの仇敵にしてハイドンの師匠、前古典派のナポリ野郎。圧倒的な古楽解釈! これまた残暑の季節にぴったりというか、ムンムンと情感をたたえながらもあくまで18世紀的にすっきり美しい、そんな傑作最新録音である。演目は最近になって注目されはじめたポルポラの、あまり知られていない「ロンドン以降」の時代の秘曲。ポルポラといえば晩年のハンガリー時代には若造ハイドンをパワハラでいじめぬき、ロンドンではヘンデルの偉大さを前にほうほうの態で逃げ出したとか、そして映画「カストラート」ではいわれのない薄毛頭をさらして妙な芸術家像を作られてしまった悲しき名匠…そんな印象ばかりだが、音楽ファンなら、まずはその音楽を聴いてから判断していただきたいもの。そう、古楽ファンと音楽史家にはもう常識というか、ポルポラの声楽曲はまったくハズレなし!の美しさ。ペルゴレージの情感ゆたかさとヨンメッリの歌心をあわせたような、バロック後期〜前古典派独特のうつくしくあやうい音楽は、耳にすればたちまち魅了されること請けあい。しかも本盤、同郷のイタリア人歌手ふたりがすっきり&情感ゆたかな志向の解釈を聴かせ、経験豊かな器楽陣も一音一音ウマいどころの騒ぎではなく。合間にはさまったフィオレンツァなる作曲家のトリオやチェロ協奏曲ふうシンフォニアも、ピリオド楽器の純粋器楽アンサンブルがどこまでも美しく、残暑にぴったりの名アルバム! | ||
| エル・バシャ&大野和士、 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集 [第1番 変ニ長調 Op.10/第2番 ト短調 Op.16/ 第3番 ハ長調 Op.26/第4番 変ロ長調 Op.53/ 第5番 ト長調 Op.55 |
アブデル=ラフマン・ エル・バシャ(P) 大野和士指揮 ベルギー王立 モネ歌劇場o. | |
| 国内仕様盤化されての再案内。録音:2004年9月24、26日、ブリュッセル、ボザール宮、ライヴ。 これはプロコフィエフ協奏曲集の新しい決定的名盤であるとともに、名手エル=バシャの充実しきったピアニズムとが21世紀の巨匠・大野和士の細やかな音楽作りと奇跡のコラボレーションを遂げた、いとも幸福な共演盤でもある。これを全編ライヴで収録してしまった(そして迫力&完成度満点の傑作にしてしまった)のから、驚くほかはない。といってもエル=バシャも今や50歳間近、ヴィルトゥオーゾとしての最充実期に、やっておくべきことをやりとげた、という感じだろうか。演奏機会の少ない偶数番号の曲も含め、ピアニストとしてのプロコフィエフの気合の入れようが十二分に伝わる圧倒的なソロ・パートに丁々発止からむ、熟考と精力の双方が隅々までゆきわたった大野和士のタクト、モネ劇場の名手たちの至芸…この決定的名演を埋もれさせず、より広く日本の熱心な&新しい音楽ファンに。 エル・バシャは1958年にレバノンの首都ベイルートに生まれ、1978年に19歳でエリザベート王妃国際コンクールに優勝して脚光を浴びたピアニスト。そのダイナミックで切れ味の鋭いテクニックにより、新時代のヴィルトゥオーゾの誕生として大いに期待され、デビュー直後に録音されたプロコフィエフのピアノ独奏曲全集がACCディスク大賞を受賞するなど、将来の大器を予感させるものであった。その後は国際的な華やかな活動こそないものの、地道にキャリアを重ね、ベートーヴェンのソナタ全集やショパンの作品全集など数多くの録音を行っている。2002年にはヴァイオリニストの戸田弥生の伴奏者として来日し、持ち前の技巧に抒情性や深みのある表現が加わった本格派の名ピアニストに成長した姿を見せてくれた。 当アルバムの音源となったコンサートは2日間で5曲の協奏曲を演奏するという、デビュー以来プロコフィエフを得意としてきたエル・バシャならではの豪腕ぶりを発揮したもので、その素晴らしい出来栄えは満場の聴衆を熱狂させたという。王立モネ歌劇場の音楽監督に就任以来、目覚しい活躍ぶりを見せている大野和士のサポートぶりもききもの。 | ||
| アリス・アデールのフランク フランク: 前奏曲、フーガと変奏曲 (原曲:オルガン)/ 前奏曲、コラールとフーガ/ ピアノ五重奏曲(*) |
アリス・アデール(P) アンサンブル・アデール(*) | |
| 国内仕様盤化されての再案内。録音:2002年2月3日-6日。ロマン派とフランス近現代の比類なき解釈者、磨き抜かれた音楽性は、フランクにこそ相応しいフランス批評諸誌大絶賛。遺憾なき音楽性の発露! ピアノ音楽ファン垂涎の名手、アリス・アデールの存在は、Fuga Liberaレーベルの品格をぐいっと上げているのではないだろうか? ちょっと聴いた感じではさらさらと流れてゆく心地よいピアノのようなのに、いったん耳をそばだてたが最後、的確な構築感と揺るぎない音楽性の“かすかなゆらぎ "のようなものにグイグイと引き込まれてゆく…そのあたりは、フランス近代音楽好きのピアノ音楽ファンならいやというほどご存知だろう。まったくもって稀代の名手なのだ。 メシアン、エルサン…とフランス近現代の名盤多数な一方、ドイツ・ロマン派においてもユニークな解釈を聴かせる知性派アデールだけに、その双方のセンスなくしては面白味の出ないフランクの作品集はまさに適任中の適任。曲本来の持ち味を生かしながら聴き手を惹きつけるのは至難の業!なフランク晩年のピアノ中篇2曲に、理想的ともいえる距離感をとってアプローチ(入れ込みすぎず、遠ざからず…)、内実豊かにして魅力あふれるトラックにしてしまうその腕前に蓋し脱帽!そしてプログラムの中核を占めるのは「中期の最後」あたりに残されたフランクきっての充実室内楽、これはもう、フランス音楽好き必聴!といったところで、40分近い演奏時間があっという間に過ぎる、隅々までインスピレーションの行き届いた稀有の名演。こんな名手たちを集めて室内楽ができるなんて、なんてうらやましい…というか、それもアデールの実力と信用のなせるわざだろう。ごらんのとおり、フランス語圏の批評家たちがこぞって激賞しているのはダテではない。フランクを聴くなら、この1枚はもはやマストかもしれない。 | ||
| 郷愁と現実のはざまに ドビュッシー(1862-1918): フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ マルタン(1890-1974): 時の色彩のパヴァーヌ (5つの弦楽器のための) カプレ(1878-1925): 幻想的な物語(ポーの短編小説 「赤死病の仮面」による、作曲者本人 によるハープと弦楽四重奏のための版) ピエルネ(1863-1937): 自由な変奏と終曲(フルート、 弦楽三重奏とハープのための)/ 愛の国への旅(フルート、 弦楽三重奏とハープのための) ジョンゲン(1873-1953): フルート、チェロと ハープのための2つの小品 Op.80 |
アンサンブル・オクサリス [アニー・ ラヴォアジエ(Hp) トーン・フレット(Fl) ナタリー・ ルフェーヴル(Cl) シャーリー・ラウプ、 フレデリク・ デュルセル(Vn) エリーザベト・ スマルト(Va) マルティン・ヴィンク(Vc) コンラート・ホフマン(Cb)] | |
| 国内仕様盤化されての再案内。ハープも管も弦もアンサンブルも、あまりに美しい…技量満点&他ジャンルのアーティストとのコラボから独特の感覚を培った異色集団、至高の退廃美! ハープといえば…の至宝・ドビュッシーの三重奏ソナタを出発点にして、この編成に近い近代フランス語圏の充実曲を集め、ひたすら繊細&インテンスな演奏(どんどん引き込まれる…!)で魅了してやまないアルバム!ベルギーの気鋭集団オクサリスは1993年にベルギー王立音楽院の学生たちによって結成されて以来、舞台芸術や空間デザイナーなどとも積極的にコラボレート、意欲的な演目で音楽史の意外な糸のつながりを探り当ててきた実力派で、アンサンブル力と各員のポテンシャルがとにかく高い! ミュジーク・オブリークやイギリスのナッシュ・アンサンブルにも比肩しうる、相当な充実度をみなぎらせている。マニア垂涎、ライトユーザーもハープの響きに陶然、綾なすアンサンブルにからめとられること必至! カプレとピエルネ晩年の「室内楽交響詩」とでもいうような物語的作品2編がとくに注目。ラジオドラマのために書かれたピエルネ作品では劇的なコントラストが、カプレの「幻想奇譚」は全編にみなぎる張り詰めた静謐さが、室内楽の奥深さ、フランス近代の面白さを否応なしに印象づける。さらにR.シュトラウスの「変容」を思わせるマルタンの弦楽合奏秘曲あり、そしてベルギーのレーベルなら当然…とばかり、ベルギーの名匠ジョンゲンの傑作でシメてくれるのだが、これが編成の妙を生かした相当な充実作! ドビュッシーの三重奏ソナタには名盤も多いから、やはり演奏内容と、カップリングやパッケージなどの演出が問われるところ…その点で、この超実力派集団の1枚は並居る既存アルバムからひとつ頭出た傑作だ。各楽器の響き、空気の振動と緊張感をとらえきったエンジニアリングも、世紀末〜近代独特の“あやうさ "を理想的に演出している。 | ||
| ショスタコーヴィチ: ピアノソナタ第2番/24の前奏曲集 |
プラメナ・マンゴヴァ(P) | |
| 国内仕様盤化されての再案内。さらさらと流れてじわりと効く、奥の深いピアニズム。大作2編で、ショスタコーヴィチを端麗に切り取ったがっちり本格的にして柔軟な、この充実録音! ブルガリアのソフィア出身、エル=バシャの弟子で1980年生まれながら、すでにヴァディム・レーピン、イザイ四重奏団、オーギュスタン・デュメイ、ナターリャ・グートマン、テレサ・ベルガンサ…と国際的な名手たちとどんどん共演を重ね、トゥーレック、ヴィルサラーゼ、バシキーロフ、シフ、メナハム・プレスラー…と世界の巨匠たちに教えを乞うてきた気鋭の名手、プラメナ・マンゴヴァ。モネ劇場のコンサートマスター、タチヤーナ・サムイルとプロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ全集(CYPRES MCYP-1646)でもぴりっとした演奏を聴かせていた彼女が、ベルギーの名門エリザベート音楽院のホープ・デビューシリーズ第1弾としてソロ録音したのは、アシュケナージの録音以来それほど新録音が出てこないショスタコーヴィチのピアノ・ソナタ第2番。 端麗にして柔らかな独特のタッチを武器に、その音楽はあくまで柔軟にして知的、ガツンガツンと叩きつけたりせず、かといって柔和な繊細さとも少し違う、さらっとしているのに、ずっと聴いているとズブズブ深い世界に引きずり込まれてゆく…独特の魅力は女性ならではなのだろうか、それとも彼女の音楽性そのものだろうか? 曲目は上述の大作ソナタ(1943年の静養中に書かれた曲)と、その10年前の記念碑的曲集「24の前奏曲」からなり、ピアニストとしてのショスタコーヴィチを印象づけるアルバム内容にもなっている。叩きつけるピアニズムでも、醒めきって皮相に徹するでもなく、淡々と、とほうもなく澄み切った音色で連ねられてゆく音楽にただよう、この底知れぬ知的感性のゆらぎ…何度も聴き確かめたくなる一枚。マンゴヴァがベルギーで急に注目されはじめたのも頷けるだろう。 | ||
PAN CLASSICS入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、このところ、アイテムによっては数ヶ月発売が遅れる場合が出ております。また、当レーベルの商品は、発売直前になって突然値上げが成される場合があり、その場合は現在掲載の価格ではなく、値上げ後の価格でお届けということになってしまいます。 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。 | ||
| アントーニオ・ロゼッティ(1750頃-1792): 管楽合奏のためのパルティータ集 [ヘ長調 Murray B18/変ホ長調 Murray B13/ ニ長調 Murray B2/ヘ長調 Murray B21] |
アンフィオン管楽八重奏団 ヤナ・セメラードヴァー、 ユリー・ブラナー (トラヴェルソ) | |
| ピリオド楽器使用。あの流麗なるピリオド管楽合奏団、ふたたび!しかも今度は、固定ファン層のあるロゼッティ。古典派最高の流麗さと緻密さを、ぞんぶんに堪能! モーツァルトのセレナード(PC-10179)やクロンマー、トリーベンゼーら後期古典派の達人たちの管楽合奏曲(PC-10142、PC-10125)で闊達な演奏を披露してきたアンフィオンが、次に放つのは嬉しいことにロゼッティ! 交響曲や協奏曲など管弦楽作品にみられる、あのがっちりした構成感、あの流麗至極なメロディのすばらしさが、ブイブイと鳴るナチュラルホルンや妙音あでやかなピリオド・リード楽器「だけ」で緻密にスマートに、そして味わい深く響きわたる。こんな贅沢な話はない! 何しろロゼッティは、モーツァルトの時代にあまりの人気を博してしまったため、ただでさえ宮廷楽団づとめがあるにもかかわらずヨーロッパ中の出版社や演奏会企画者から作曲委嘱が殺到、ついに過労で亡くなってしまったという名匠だけに、古典派好きのクラシック・ファンには熱狂的なファンも少なくない。 今回は管楽八重奏だけでなく、珍しくフルート(トラヴェルソ)がからむ曲もちらほら。この手の曲はやはり、ピリオド楽器でないとうまく面白みが伝わらないもの。そしてアンフィオンの面子はご存知のとおり、コンチェルト・ケルンやアムステルダム・バロック管、フライブルク・バロック管など超・名門古楽オケのメンバーばかりが居並ぶ実力派集団!作品の本質をズバリ突くような、緻密にして流麗な吹き口は誰しも必ずや魅了されるはず!本格派にして聴きやすい、極上の古典派サウンドをお求めの方につよくお薦めしたい逸品だ。 | ||
| ルイ・シュヴィッツゲーベル=ワン 〜ヴィルトゥオーゾ・ピアニズムの新世紀 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847): ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.40(*) モーリッツ・モシュコフスキ(1854-1925): メロディ Op.18/ 「15のヴィルトゥオーゾ練習曲集」Op.72 〜ヴィルトゥオーゾ練習曲第11番 変イ長調/ 「性格的小品集」Op.36 より [第6番「花火」/第4番]/ スペイン風カプリース モーツァルト(1756-1791): ピアノ・ソナタ第8番 ニ長調 KV.311 エルヴィン・シュールホフ(1894-1942): 5つのジャズ・エチュード |
ルイ・シュヴィッツゲーベル =ワン(P) ロイ・グッドマン指揮(*) ジュネーヴ室内o.(*) | |
| 普通に聴いたらまず「1987年生まれ」とは思えない弱冠20歳前にして、ホロヴィッツばりの周到選曲。そのすべてを多彩に弾き分ける、この新人は、誰!? ジュネーヴ国際コンクール入賞記念特別アルバム・といえば、2006年以来めきめき頭角をあらわし日本のコンサート・シーンでもきわめて高い評価を得ている矢野玲子(Vn)のめざましいアルバム(PC-10187)が記憶に新しいところ。これはそのシリーズ最新作だ。しかし基本的に、デビュー・アルバムでモーツァルトとシュールホフを同時に扱うとか、モシュコフスキを5曲もとりあげるとかいった離れ業なんて、よほど「わかっていない」か、そうでなければとんでもない音楽性があるか、そのどちらか。本盤は、おそらくめったに出ないその後者の方。このスイス/中国系の気鋭奏者、何しろ晩期ロマン派の爛熟味(モシュコフスキ)といい、古典派のスマートさ(モーツァルト)といい、コントラスト鮮やかな協奏曲(メンデルスゾーン)といい、ジャズ風近代作品の軽妙なウィット(シュールホフ)といい…どれをも多彩に弾き分ける芸達者さは、まさしく21世紀の本格ヴィルトゥオーゾ!といった風格(そして確かに、こうしたプログラム構成もなんとなくホロヴィッツその他の20世紀初頭のヴィルトゥオーゾのそれに通じるものがあるかも…ジャケットの渋さも、それを意識しているのか)。しかし経歴を良く見てみると...驚くなかれ、なんと「1987年生まれ」とある!音から先に入ったらまずそうは思えない、どこの実力派登場か?!と思う筈。 1曲だけある協奏曲はメンデルスゾーンの(勢い良い「第1番」ではなく)聴き応えある「第2番」。矢野玲子アルバムでもピリオド楽器集団コンチェルト・ケルンのエーアハルトが指揮だったが、ここでもかのロイ・グッドマン御大が現代楽器のジュネーヴ室内管を率い、スタイリッシュな音楽で興を添えている。古楽奏者のモダーンオケ共演が多いヨーロッパのシーンを彷彿とさせる、小憎らしい隠れポイントだ。 | ||
RICERCAR当レーベルの国内代理店が変更となった。「1980年代――オランダやベルギーでコープマンやクイケン兄弟たちがどんどん名をあげているころ、日本で輸入盤として紹介されはじめた『ヨーロッパ古楽の“いま”』を伝えてくれる極上レーベルがありました――それがこのRicercarです。 今ではすっかり老舗団体として“立った”存在となったフィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートを中心に、まだ気鋭の若者だったフランソワ・フェルナンデス、急逝した名カウンターテナーのアンリ・ルドロワ、バロック・チェロの鈴木秀美…と、その後のヨーロッパ古楽界を担っていった至高の古楽音楽家たちが目白押し、しかもデュモンの宗教曲集だの、めったに演奏されないバッハ以前の17世紀ドイツ音楽シリーズだの、音楽史に名高い『ヴィオール擁護論』にまつわる企画盤だの、あるいはハイドンのバリトン作品集だの…と、あの頃ですら大手メーカーが手を伸ばしかねたような意欲的企画を続出し、はては1994年に「ベルギー世紀末の徒花」ギヨーム・ルクーの作品集をBOXでリリースして俄然、一般クラシック・リスナーにも知られるようになったRicercar。2000年前後にいったん活動を休止したものの、2003年頃から活動再開してみれば旧来の勢いはまったく衰えておらず、今ではACCENTレーベルとともにベルギーを代表する最先端&最高峰の古楽レーベルとして君臨しています。」とのこと。 新代理店は、旧譜もある程度の本数を国内仕様盤にて発売する予定で、国内仕様盤発売後、同アイテムの輸入盤仕様は扱い中止になるとの事。 入荷予定日につきましては、国内代理店が新譜案内に記載した発売予定日から、さらに余裕を持って当店独自に記載しておりますが、アイテムによっては数ヶ月発売が遅れる場合があります。 以上、国内代理店の意向による物ですので、その節は何卒御了承のほどお願い致します。 旧譜(現時点ではすべて輸入盤仕様)はこちらから。 | ||
| ヴィヴァルディ: リコーダー協奏曲と室内協奏曲 「6つのフルート協奏曲」 Op.10(全曲) (リコーダー独奏、ヴァイオリン2人、 ヴィオラ、チェロ、コントラバス、 チェンバロ or 室内オルガン、 アーチリュート or バロックギター、 各1人による) 室内協奏曲 ヘ長調 RV99 (リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、 ファゴットと通奏低音)/ 室内協奏曲 ト短調 RV106 (リコーダー、ヴァイオリン、 ファゴットと通奏低音)/ 室内協奏曲 ニ長調 RV217 (リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、 ファゴットと通奏低音)/ 室内協奏曲 ト短調 RV105 (リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、 ファゴットと通奏低音)/ 室内協奏曲 ト短調 RV103 (リコーダー、オーボエとファゴット)/ 室内協奏曲 ハ長調 RV88 (リコーダー、オーボエ、 ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音) |
フレデリク・ド・ロース (リコーダー)総指揮 アンサンブル・ ラ・パストレッラ ミラ・グロデアヌ(Vn) ギィ・パンソン (Cemb/Org) | |
| 新案内。ピリオド楽器使用。多様な楽器のコントラスト、深々と響く歌心の“美 "!あまりに長く廃盤だった秀逸な名盤は、こうして組み物廉価で再登場!12曲もの名品・名演が蘇る。 ご存知のとおり、ベルギーの古楽界は20世紀半ば過ぎにクイケン兄弟とラ・プティット・バンドを輩出して以来、ヘレヴェッヘのコレギウム・ヴォカーレ、ドヴォのムジカ・ポリフォニカ、リチェルカール・コンソート、レザグレマン、ラ・フェニーチェ…と、連綿と忘れがたい古楽アンサンブルと折々の名手を輩出していて、そのうち相当数がRicercarに録音を残しているのだが、残念ながら20世紀中のカタログ商品は一度すべて廃盤に。しかしその後Ricercar復活に伴い、こうして比較的安価な2枚組やBOXで次々と復活しているから嬉しい限りだ。 今回は1998年と2001年に制作された、気鋭集団ラ・パストレッラによるヴィヴァルディの至極インテンスな名盤が2枚あわせて再登場(といっても、もちろん国内盤では初リリース!)通奏低音以外は1パート1人でやるこの集団、Alphaのフランクール盤でも活躍中のミラ・グロデアヌ(vn/艶やか・ウマい!)の参加もさることながら、指揮者ロースのリコーダーがまったく深遠そのもの。F.ブリュッヘンの片腕・ヴァルテル・ファン・ハウヴェ直系の弟子だけあって、圧倒的なテクニックのみならず、濃やかなニュアンスの変化で深い表現力をもたらすブロウがたまらなく魅力的!「ヴィヴァルディは、もともとフルートではなくリコーダーを念頭に置いていた」という、あの「海の嵐」「夜」「ごしきひわ」で知られる『作品10』の協奏曲集はみごとの一言、バロック・オーボエやファゴットの妙音がたまらない室内楽編成の協奏曲は、緊密なアンサンブルの綾ゆえ何度でも聴き確かめたくなる…フランスやイタリアでの絶賛も当然至極の決定的名演(2枚目はヴェネツィアのジーニ協会からヴィヴァルディ賞を授けられている)。お聴き逃しなく! | ||
| ルイ=ジェイムズ=アルフレッド・ ルフェビュール=ヴェリ(1817-1870): 6つの奉献唱 Op.35(全曲)/ 宗教的瞑想 Op.122〜4曲 [アンダンテ/オーボエ管のレシ/ 葬送行進曲/聖体拝領唱]/ オルガン独奏のための「田園的風景」 |
ヨリス・フェルディン(Org) | |
| 新案内。「オルガンは教会のもの」なんていう通念をくつがえす!知る人ぞ知る異色作曲家。響きはパイプオルガンでも、音楽内容はオッフェンバックか、ショパンか、ベルリオーズか…。独特のかわいさと迫力を、ベルギーきっての気鋭奏者があざやか至極に料理する!! オルガン音楽だから、とバッハっぽいかっちりとした荘厳さや、あるいはメシアンみたいな超近代っぽい静謐な狂気か…と安易に決め付けてはいけない。うかうかと礼拝作法にがんじがらめになっていたロマン派初期のオルガン音楽の世界にさっそうと巨大な風穴をあけた、知る人ぞ知るルフェビュール=ヴェリの最新新譜の登場!なにしろオルガンだっていうのに、ショパンのピアノ音楽のような詩的情感と、オッフェンバックもかくやという軽妙しごくのオペラ気分もいっぱい!ドラマティックな展開はベルリオーズの管弦楽曲のごとく、私たちのよく知るロマン派クラシックの語り口がそのままパイプオルガンの響きで蘇るという、新鮮&エキサイティングな聴覚体験をもたらしてくれる。小説家フローベールやネルヴァル、詩人ゴーティエ、画家ギュスターヴ・モローといった19世紀半ばのフランスの芸術家たちは、こんなドラマティックなオルガンの響きからインスピレーションを受けてきたのだろう。ワクワクするような展開、ストレートに感傷的な瞬間、そして雷雨と静穏が劇的なコントラストをみせる「田園的風景」のめくるめく展開。奏者フェルディンは19世紀のオルガン音楽とハルモニウム(昔の小学校のオルガン、19世紀後半に流行)に通暁したベルギーの名手。 | ||
| フランソワ=ジョゼフ・ ゴセック(1734-1813): 「6つの交響曲」 Op.12(1769) より [変ホ長調 Op.12-5/ニ長調 Op.12-1/ ハ長調 Op.12-3] ヤン・スタミツ(1717-1757) (=ヨーハン・シュターミッツ): クラリネット協奏曲 変ロ長調 |
ギィ・ヴァン・ヴァース (初期型Cl)指揮 アンサンブル・ レザグレマン | |
| 国内盤化されての再案内。ピリオド楽器使用。ベルギー生まれの「フランス交響楽派の父」、ハイドンと同時代を生きた名匠。その最重要部門、交響曲の魅力をピリオド楽器で印象づける名盤! 「パッヘルベルのカノン」「ボッケリーニのメヌエット」と同じような通俗名曲「ゴセックのガヴォット」の前半部分が、作曲家の名だと知っている人からして少ないかもしれないが、ともかくゴセックはハイドンより2年後に生まれ、ベートーヴェンより2年後に亡くなった長寿作曲家だ。フランスでは生前たいへんな名声を誇り、若い頃はラモーとシュターミツの薫陶を受け、モーツァルトのやハイドンの『パリ交響曲』を初演した二つの連続演奏会で一躍名をはせ、革命期と王政復古期にも巨匠としての地位を保ちつづけた器用人…しかし結局、音楽がすばらしいからこその名声だったわけだ、とこのアルバムを聴けば納得するはず | ||