| WERGO | ||
| リーム:セラフィンのエチュード (器楽および電子楽器のための) |
アンサンブル13 | |
| エディションZKM(カールスルーエ・メディア技術&芸術センター)からの1枚。前衛芸術及びマスメディアの研究もしており、IRCAMをしのぐ本格的大組織。 | ||
| ゲルハルト・シュテープラー: カラス騒ぐ/沈黙の宮殿/他4曲 |
ゲルハルト・シュテープラー(声) 宮田まゆみ(笙)他 | |
| ドイツの作曲家シュテープラーが東京を訪れた際、街を占拠するカラスの群れに衝撃を受けて作った「カラス騒ぐ」。東京のカラスの鳴き声をサンプリング、笙の響きとともに現代社会の抱く不安を盛り上げる不気味な作品。 | ||
| エレナ・カッツ=チェルニン(1957-): 非祝祭的行列[ Unceremonious Processions ] (短い15のスタジオ用小品;1999) |
イタ=ミリヤム・ テイレン(Cl) ウーヴェ・ディエルクセン (Tb/Tu) ディルク・ ロートブルスト(Perc) グレゴリー・ ジョーンズ(Vc) ハインツ・フーバー (アコーディオン) エレナ・ カッツ=チェルニン(P) | |
| 当店未案内旧譜。カッツ=チェルニンはウズベキスタン出身の作曲家。カールスルーエ芸術とメディア・テクノロジー・センター(ZKM)・エディション Vol.7。 | ||
| サラウンド・ミュージック アルヴィン・ルシエ: 私は部屋に座っている (ZKM版;声とテープのための)(*) ブリュンマー:メデューサ(+) ジャスティン・ベネット、ニコラス・コリンズ、 カッフェ・マシュー、アンヌ・ウェルメール、 ツァイトブロム:ファイバー・ジェリー(#) |
アルヴィン・ルシエ(声;*) パスカル・ポンス、 ニルス・C.タンネル(Perc;+) ネットワーク・コンサート(#) | |
| (*)はルシエのひそひそぼそぼそとした語りが、音響的な変化を加えられながら8回繰り返されるという作品。(+)(#)は鍾乳洞の中にいるような気分にさせられる不思議な音響作品。DVDの容量を活かし123分51秒を収録。 当盤はDVD-AUDIOディスクのため、通常のCDプレーヤーでは再生出来ません。 | ||
| ルドガー・ブリュンマー(1958-):作品集 精神(*)/トカゲ点(#)/夜に(*)/スリル(#)/静けさという生き地獄(*) (映像:シルケ・ブリュンマー) | ||
| (#)DVD VIDEO/(*)DVD AUDIO。NTSC/Religion 0/5.1サラウンド。 ブリュンマーは、アルス・エレクトロニカ賞のコンピュータ音楽部門第一位、ICMC97におけるICMA賞(国際コンピュータ音楽協会賞)等の受賞者。ドイツ圏を中心に活躍し、日本にも度々訪れている。「トカゲ点」に出てくる女性はまるで貞子。「スリル」は発狂寸前といった趣き。極限までに研ぎ澄まされた音世界がある。 当盤はDVDディスクのため、通常のCDプレーヤーでは再生出来ません。 | ||
| ボジダル・スパソフ(1949-): フィアート・コンティヌオ[息の通奏低音] (電子楽器と管楽器のための) |
ムジーク・ファブリーク | |
| 音響派むけの一枚。宇宙空間を思わせる電子音(テープ)に、フルートやバスクラリネットの超絶技巧が重なり、えもいわれぬ無重力空間を作り出す。まるで宇宙遊泳をしているかのような気分。電子音とナマの楽器が組み合わさると、ナマの楽器の音がおどろおどろしく、さらに恐く聴こえるから不思議。ムジーク・ファブリークの面々の技巧が冴え渡る。なお上記は代理店の訳だが、「fiato」はイタリア語で「管楽器の」という意味もある。 | ||
| ホルヘ・E.ロペス(1955-): 山の戦争プロジェクト [Mountain War Project] Dream structures for video design with concrete and instrumental surround sound |
ドミニク・ミ指揮 クラングフォルム・ウィーン | |
| 発売:2007年。収録時間: 56:50/音声: Dolby Digital AC 3,4.1 or Stereo /リージョン・コード: 0。 キューバ出身で5歳の時にニューヨークへ移住し、その後シカゴやオレゴン州ポートランドにも移り住み、広大な自然現象から影響を受けてきた作曲家。1980年代にドイツへ長く滞在した後、1990年にヨーロッパへ移住、1991年以降は、南オーストリア・ハイリゲンブルート近郊にあるホーエタウエルン山脈内で暮らしている。この作品は、"López examines the Alpine front during the First World War, in and around the Dolomites." とのことだが、ヴィデオ・プロジェクトとあらかじめ8チャンネルの音場を持って録音されたオーケストラによるもので、自然音、オーケストラ・サウンド、山の映像と歴史的なフィルムを素材として使用している。 #当商品は、資料によると NTSC 方式での収録となっていますが、外装には全く記載がありません。100% NTSC方式であるという確証が持てませんので、この点につきましての保証は無いものとさせていただきます。あらかじめご了承下さい。 | ||
| カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007): 電子楽器、ピアノ、パーカッションのための 「コンタクテ」(1959/60) |
デイヴィッド・チューダー (P/Perc) クリストフ・カスケル(Perc) カールハインツ・ シュトックハウゼン、 ゴットフリート・ミヒャエル・ ケーニヒ(エレクトロニクス) | |
| ジークフリート・パルム ジェルジ・リゲティ(1923-2006):チェロと管弦楽のための協奏曲 ペンデレツキ:チェロと管弦楽のためのソナタ ウェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品Op.11 ヒンデミット:無伴奏チェロ・ソナタOp.25 No.3 ツィンマーマン:無伴奏チェロ・ソナタ |
ジークフリート・パルム(Vc) ミヒャエル・ギーレン指揮 フランクフルト・ヘッセン放送so. アンジェイ・マルコフスキ指揮 ポズナニpo. アルフォンス・コンタルスキー(P) | |
| ジェルジ・リゲティ(1923-2006): 歌劇「グラン・マカーブル」 |
エイリアン・デイヴィス(S) オリーヴ・フレドリクス(Ms) ペーター・ハーゲ(T) ウーデ・クレコウ(B) ヨハン・ロイドゲプ、 ラースロー・モドス(Br) ヘルベルト・プリコーパ(T) クリスタ・プールマン=リヒター(Ms) エルンスト・ザルツァー(Br) ケヴィン・スミス(CT) エルンスト・ レオポルド・シュトラハヴィツ(Vo) ペネロープ・ ウォームズリー=クラーク(S) ディーター・ヴェラー(Br)他 エルガー・ハワース指揮 オーストリア放送so.、ORF cho.、 アルノルト・シェーンベルクcho.、 グンポルト教会cho. | |
| リゲティの代表的傑作オペラ。 「世界の民族音楽のリズムをごった煮にするなど、もうグロも行きつくとこまで行った奇形オぺラ。お薦めである。」(片山杜秀) | ||
| サティ:交響的ドラマ「ソクラテス」(*) ジョン・ケージ:チープ・イミテーション(#) |
ヒルケ・ヘリング(P;*) デボラ・リチャーズ(P;#) ヘルベルト・ヘンク(P) | |
| サティの「ソクラテス」と、それをもとにしてケージが作り上げた「チープ・イミテーション」をいっしょにカップリング。 | ||
| ヒンデミット:歌劇「今日のニュース」 (1929年オリジナル版) |
エリーザベト・ヴェレス、 ザビーネ・ピッター(S) マルティナ・ボルスト(Ms) ロナルド・プリース、 ホルスト・ ヒースターマン(T)他 ヤン・レイサム=ケーニヒ指揮 ケルン放送so. ヨハネス・ヘムベルク合唱指揮 ケルン音楽大学cho. 「プロ・ムジカ」 | |
| 録音:1987年6月3日。 | ||
| ジャン・フランセ(1912-1997): クラヴサンと器楽アンサンブルのための協奏曲(1959)(*)/ ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲(1986)(#)/ ギターと弦楽オーケストラのための協奏曲(1982/83)(+) |
ジャン・フランセ(Cemb;*) エミール・ナオモフ指揮(*) ザールブリュッケン放送so.(*) サシュコ・ガヴリロフ(Vn;#) ヨハネス・ゴリツキ(Vc;#) ライムント・ハヴェニート(P;#) エマヌエーレ・セグレ(G;+) ハンス・リヒター指揮(+) 南西ドイツ室内o.(+) | |
| 録音:1988年9月15日-16日、ザールブリュッケン放送局(*)/1989年12月13日、バイエルン放送局第3スタジオ、ミュンヘン(#)/1986年2月18日、南西ドイツ放送局、シュトゥットガルト(+)。 | ||
| カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007): 2台ピアノのための「マントラ」(1970) |
アンドレアス・グラウ、 ゲルツ・シュマハー(P) | |
| ヴィルヘルム・キルマイヤー(1927-): シンフォニア1−3 * 夜の思索 生きる喜び |
ヴィルヘルム・ キルマイヤー指揮 * ミュンヘンpo. * ハンス=マルティン・ シュナイト指揮 + シュトゥットガルトRSO + ハンスイェルク・ シェレンベルガー (Ob)指揮 # ハイドン・アンサンブル・ベルリン | |
| キルマイヤーはカール・オルフに師事してその強い影響を受けた作曲家。 | ||
| 「リヴァー・ラン」ヴォイシングス・サウンド・スケープス〜人声による無音のなかのサウンドとノイズの調和 (WDR「スタジオ・オブ・アコースティック・アート」制作による音の旅」) 監修:クラウス・シェニング | ||
| 人の声(ヴォイシングス)と人工的な音による構成物(サウンド・スケープス)という異なる音響的要素を組み合わせたこのタイトルは、 存在するすべての音が等価値の素材であることを意味する。スタジオ・オブ・アコースティック・アート制作の無数の音源からケージ、カーゲル、ブレヒト、カーター、ほか総勢58人ののものをセレクション。「音」に対する深い考察を迫る大規模なアルバム。 | ||
| ミヒャエル・リースラー: フィーバー(シェイクスピアのソネットによる)(*) ジのウィルス(+) |
ナイジェル・チャーノック (Vo、ダンス) ミヒャエル・リースラー (Cl、Sax、Vo*) ジャン=ルイ・マティニエ (アコーディオン)(+) | |
| ジャズ・ミュージシャンでもあるリースラーがWDR(西部ドイツ放送)のために録音した実験的作品。 | ||
| ジョン・ケージ:アルファベット 〜ジョイス&デュシャン&サティ(1982)(英語版/独語版) |
ジョン・ケージ (ジョイス/英、独とも) クラウス・ライヒェルト (ナレーター/英、独とも) アルヴィン・カラン (サティ/英) マウリツィオ・カーゲル (サティ/独)他 | |
| 録音:1990年4月29日、第2回アクスティカ国際フェスティヴァル、ライヴ(英語版)/1987年2月14日、ケージの75歳の誕生日を祝う「NACHTCAGETAG」、ライヴ(独語版)。 ジョン・ケージ(1912-1992)の「アルファベット」は、1982年にラジオ・ドラマとして生み出された。ケージが愛してやまなかった、ジョイス、デュシャン、そしてサティの三人は、ケージの豊かな想像力によってステージ上に蘇り、不思議な会話を交わす。ギリシャ古典文学の話からカンチェンジュンガの山の話、ハイデッガー批判、レオナルド・ダ・ヴィンチの話、そしてなぜか富士山の話。さらに12人の思索家たちも加わって、会話はますますヒート・アップ。それぞれの出演者がケージの音楽仲間たちによって演じられるというのも興味深く、ケージ本人が扮するジョイスの思慮深げな語り口は聞き物。朗読作品ではあるが、その響きはまるで音楽のようであり、今までに体験したことのない不思議な世界が展開する。ボーナス・トラックとして、1982年にこの作品がラジオで放送されたときのケージのコメントを収録。 | ||
| フィリップ・コーナー:黙示としてのサティのバラ十字教団(*) アリソン・ノウルズ:豆の連続(二ヶ国語)(+) ジョージ・プレクト:僧燦(鑑智禅師)作「信心銘」(#) |
P.コーナー (声、構成、P;*) A.ノウルズ、 G.プレクト、 H.ヒギンズ、 J.ヒギンズ(+) G.プレクト(英語;#) R.フィリウ(仏語;#) A.ファブリ(独語;#) チャン・チュン=ジェン (中国語;#) | |
| フルクサス(ラテン語で「流れ」の意)は、1960年代初頭にニューヨークを中心に欧米各地に拡がった前衛芸術の潮流。オノ・ヨーコが参加していたことでも知られる。 これはそのフルクサスの中心メンバー3人による作品集。「禅」、「チャンス・オペレーション」、「サティ」と、ケージの美学に影響を受けているのが特徴である。 | ||
| クルト・シュヴィッタース:作品集 ホワット・ア・ビューティ、または墓の横の微笑/ リブル・ボブル・ピムリコ/朝焼けから暗闇まで/ アンナ・ブルーメに/大いなる愛/ ノルウェーからヘルムトラウトへの詩/ノルゲ/ 小さな手工業者のそばの書籍行商人/ビー・ビュル・リー/ drei (3)(ディナーミク版)(*)/ bii bill ビー・ビル(3つのバージョン)/ bel au hau ベル・オウ・ホウ(2つのバージョン)/ 古い音詩(+)/耳の中のノミ/ある男が私に言った時/ 昔々、七人のご婦人方が/彼女はお人形でお人形遊びをした/ 薔薇がないんですよね/中国語じゃないでしょ/ ディー・ツーテ・トーテ/ブー(+)/ナー(2つのバージョン)/ ドゥーフ(3つのバージョン)/くしゃみの猛威(#)/ ソナタ(**)/ドライ (3)(メトロノーム版) |
シュヴィンドリンゲ [ズィルケ・ エーゲレル・ヴィットマン、 マルティン・エーベルト、 トルステン・ギーツ] | |
| CDをかけた途端、こわれたレコードのように繰り返される「ホワット・ア・b、ホワット・ア・b、ホワット・ア・ビューティ」の言葉、言葉、言葉。かと思いきや高らかに鳴り響く魔女のような「ケケケケケ」という笑い声・・・((+)の最後)。(*)はひたすら数字を羅列して読んでいるだけ、(+)はどんなものかと思えば、苦しみのうめきとも喘ぎともとれるような意味深な低い声、(#)では題名どおりくしゃみを素材とした様々な表現等々・・・意味不明な言葉の羅列にすぎない数々の作品を、この演奏団体は、実にまじめに演奏していて、実に「うまい」と思わせてくれる。(**)は、提示部がボヘボヘビーブー、展開部がブビブビッテ、再現部が再びボヘボヘビーブー、というふうに無意味な言葉の羅列をソナタ形式にあてはめたダダイズムの祖ともいえる作品。シュヴィッタース本人が演奏(?)している歴史的CD(WER-6304)もあるが、シュヴィンドリンゲ(ホウライタケ属という意味)の三人による新録音は実にリズミカルで生き生きとしている。ダダイズムにうまいも下手もあったものではないかもしれないが、これは間違いなく「名演」と呼べる。 | ||
| WER-6511 廃盤 |
アドリアーナ・ヘルツキー(1953-): 歌劇「ブレーメンの自由」(1987) |
独唱者たち アンドラーシュ・ハマリ指揮 アンサンブル・アヴァンス |
| 録音:1989年4月15日。シュトゥットガルト州立劇場のプロダクション。南西ドイツ放送局との共同製作。 「ブレーメンの自由」は、ニュー・ジャーマン・シネマの重要な映画監督として知られるライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(1945-1982)の同名映画(1972)をテキストとした物。 当盤はレーベルで廃盤となっており、国内代理店在庫も尽きてしまいました。 | ||
| ペーター・ルジツカ(1948-):作品集 ヨゼフ・ハイドンの主題による 大管弦楽のための「変容 [メタモルフォーゼン]」(1990)(*)/ ヴィオラと管弦楽のための 「 ... den Impuls zum Weitersprechen erst empfinge 」 (1981) (#)/ 大管弦楽のための9つの相 「 Abbrüche 」(1977/78) (*)/ フルートと4つのオーケストラ・グループの ための変奏曲「 Emanazione 」(+) |
ウォルフラム・クリスト(Va;#) カール=ベルンハルト・ セボン(Fl;+) ペーター・ルジツカ指揮(*) リッカルド・シャイー指揮(#) クリストバル・アルフテル指揮(+) ベルリン放送so.(*/#/+) | |
| 録音:1990年(*)/1987年(#)/1976年(+)、以上ゼンダーフレイス、ベルリン。 | ||
| イザベル・ムンドリ:作品集 | シルヴァン・カンブルラン指揮 クラングフォルム・ウィーン | |
| ヘンツェの愛弟子ムンドリ女史の刺激的な前衛音楽。 | ||
| モーリッツ・エッゲルト(1965-): 歌劇「アラビアン・ナイト」から * バッド・アティテュード(チェロとピアノのための) + アウサー・アテム(リコーダーのための) # ナンバー9 第1番−第3番(管弦楽のための) ** シュケルター(サクソフォン四重奏のための) ++ |
S・シュナイダー(S)他 * ペーター・ヒルシュ指揮 * バイエルン国立歌劇場o. * S.ヘス(Vc;+) M.エッゲルト(P;+) マリア・ヴィブロウ(リコーダー;#) C.ローター指揮 ニュルンベルクpo. ** アート・サックスQ ++ | |
| ポップス的作風。 | ||
| バーンフリート・E.G・プレーヴェ: 跳躍(ピアノのための)/ 混合‐変態(4つの楽器と電子楽器のための)/ 素描(フルート・ソロのための)/ エス・トレイスII (2本のフルートと電子楽器のための)/ キリストの変容 (トロンボーンと録音テープのための)/ 鐘(打楽器とピアノのための)/ エア(バスフルートとアンサンブルのための)/ 折り重ねられた時(弦楽アンサンブル、 ピアノと打楽器のための)/ インスタンスII(弦楽三重奏のための) |
ジェイムズ・アヴェリ(P) ピエール・アンドレ・ヴァラド指揮 アンサンブル・コート=サーキット イザベル・ユーロー(Fl) イザベル・シュネラー ロベルト・エイトケン(Fl) ミケ・スヴォホダ(Tb) 中村いさお(Prec) ハン・カヤ(P) ロベルト・プラッツ指揮 アンサンブル・ケルン トーマス・クルグ指揮 ブレーメン・ドイツ室内o. アンサンブル・ムジカ・ ヴィヴァ・ハノーヴァー | |
| イサン・ユン、エリオット・カーター、ドナトーニなどに師事した、1963年ドイツ生まれ、新進気鋭の若手作曲家ブレーヴェの作品集。 | ||
| ドイツ音楽の方法、同時代の音楽シリーズ 〜フォルカー・シュタウブ ズアロガーテ (声楽アンサンブル、フルート、 トランペット、トロンボーン、打楽器、 鋼鉄線、モーターサイレンのための) |
フォルカー・シュタウブ指揮 | |
| サイレンが不気味に鳴り響き、ガラクタの騒音と声楽が奇妙なハーモニーを生み出す怪作。録音も超優秀。 | ||
| クリストフ・シュタウデ(1965-): 弦楽三重奏曲 * 灰色の天海(3つのチェロとピアノのための) + ここではないどこか(ピアノのための) # |
レハーヘ・トリオ * アバンス・クァルテット + スヴェン・トマス・カイブラー(P) | |
| 正統派現代音楽。 | ||
| クラウス=シュテフェン・マーンコップフ(1962-): チェンバロのための「ペガサス」/ ピアノと室内アンサンブルのための室内協奏曲/ 室内アンサンブルのための「続けねばならぬ」/ トレマ第1番〜第3番/ ピアノのための「5つの小さな間隙」/ オーボエと室内管弦楽団のための「メデューサ」/ ヴィオラのための「メモル・スム」 |
デイヴィッド・アダムス(Cemb) ユン・ジュ・キム(P) ジェイムズ・エイヴリー指揮 アンサンブル・シュール=プリュ パスカル・ポンス(Perc) T.A.ゲルバー(P) ピーター・ヴィール(Ob) ボード・フリードリヒ(Va) | |
| 現在シュトゥットガルト国立歌劇場とコラボレーションを行うドイツの中堅作曲家、マーンコップフの作品集。 | ||
| シャルロッテ・ザイター(1965-):作品集 シャンルヴェ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1994)(*) 7つの公表(バリトンとピアノのための;1997)(+) 室内交響曲[半透明の主題](13人の器楽奏者のための;1993)(#) 海、大地と空気I(女声、バス・フルート、 バス・クラリネット、ピアノと2人の打楽器奏者のための;1997)(**) 海、大地と空気II(ソプラノ、バス・フルート、 アコーディオンと打楽器のための;1996)(++) 響きと唸り(ピアノのための:1996)(##) 弦の盟約(ヴァイオリン、ヴィオラ・チェロのための;1996) (***) 言葉を吟味せよ(リコーダー、バス・クラリネット、ピアノ、打楽器、 チェロ、コントラバス、フルサイズ・コントラバスのための;1997)(+++) |
E・ヴィンドリヒ(Vn;*) G・プフィシュテレル(Va;*) M・ヴェンデンベルク(Vc;*) S・シュトール(B;+) R・フリードル(P;+) G・シュルツ指揮BPOメンバー(#) S・フィールド(S;**) M・アルパー指揮(**) Ens.ヴァリアンティ(**) アルテット・ベルリン(++) M・ヴェンデンベルク(P;##) M・ロイポルト(Vn;***) H・シェーファー(Va;***) M・デ・オリヴィエラ・ピント (Vc;***) M・クリード指揮 ムジク・ファブリクNRW | |
| ディートリヒ・アイヒマン(1966-): ピアノ四重奏曲「92年暮」/ 殺人鬼・悪指ジョーが 香港の朝のたそがれになめし皮リリーと会った/ さしあたり名無しの作品(フルートとピアノのための) |
アンサンブル・オットマーニ [山根孝司(Cl) ヴェルナー・ディッケル(Vn) おやゆたか(P) ディートリヒ・ アイヒマン(アナウンス) グンヒルト・オット(Fl) クリストフ・グルント(P)] | |
| アイヒマンといってもナチス戦犯とは無縁。ジャズやヘヴィメタなどの影響を受けた新世代の音楽とのこと。 | ||
| フレドリク・ツェラー(1965-): 裂溝(管弦楽のための;1998)(*)/ 旋回(サクソフォン、ピアノ、 パーカッションのための;1997)(+)/ 流出(ソプラノ、テノール、ヴァイオリン、アルト・ サクソフォンとパーカッションのための;1998)(#)/ ウィンター A・D・E(ヴィヴァルディ「四季」の冬に基づく、 4つのギターのための;1994)(**)/ 合併(33つのピアノのための;1998)(++)/ 連鎖についての習作 (弦楽四重奏と四重唱のための;1996)(##)/ 夢の途中(四重唱とアンサンブルのための;1995)(%) |
マイケル・スターン指揮(*) ザールブリュッケン放送so.(*) トリオ・アカント(+) アンサンブル・アンテグラル(#) アレフ・ギターQ(**) スガワラ・ユキコ、 ヘンミ・トマコ、 ユルゲン・クルゼ(P;++) オズワルド・サラベルガー指揮(##) アンサンブル・モデルン(##) シュトゥットガルト 新声楽ゾリステンのメンバー(##) マンフレート・シュライアー(%) アンサンブル・ヴァリアンティ(%) シュトゥットガルト 新声楽ゾリステン(%) | |
| 録音:1997年〜2001年。 シュトゥットガルトに生まれ、ラッヘンマンやツェンダーに師事したツェラーの作品集。金管と打楽器によるクラスター音の洪水が耳を襲う「裂溝」、ピアノが打楽器調に暴れる「合併」 など鮮烈な音響にあふれた一枚。「連鎖についての習作」は声楽陣が発する「ズーッ」「フーッ」という擬音に弦が合わせる猟奇音楽。ヴィヴァルディの「四季」のフレーズ(冬)が聴こえる「ウィンター…」、 タイトルにならいシューマンのトロイメライが現れる「夢の途中」も異常性では他に劣らぬ内容。優秀録音。 | ||
| エルンスト・アウグスト・クレツケ(1964-):作品集 タイム・ラグ(最近、ディオティマとともに歩むうちに) (女声合唱のための;1993-1996)(*) タウトロの口を利けない郵便配達人(EWG) (4人の打楽器奏者のための;1999-1999)(+) 幻影(「黒い容貌」第1番)(ピアノとテープのための;1995)(#) |
ミヒャエル・アルバー指揮(*) シュトゥットガルト SWT声楽EnS.(*) ケルン打楽器四重奏団(+) パウロ・ アルヴァレス(P;#) | |
| 録音:1999年11月19日、ヴィラ・ベルク、シュトゥットガルト(*)/2001年2月10日〜11日、シュトルベルガー・シュトラッセ・スタジオ、ケルン(+)/2001年4月10日〜11日、フランクフルト(#)。 ヘルダーリンの「ディオティマへのメノンの哀しみ」をベースにした(*)は神秘的な響きが美しい作品。19人の歌手からなるコーラスを、最初は4分割して互いに反対向きに配置して空間上の演奏効果を上げ、 後に7つのグループに再編成されて独自の動きを見せ始めるというもの。シュトゥットガルト放送の委嘱作品。他に、スネア・ドラムが活躍する、まさに現代音楽らしい(+)、えんえんとピアノが鳴り響く中、 テープ音が絡みつくような錯覚を与える(#)という、現代音楽の王道のような作品が揃えられていえる。 | ||
| マティアス・ピンチャー(1971-):作品集 | ||
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ヤヌスの顔(2001)(*)/ たそがれの歌(ソプラノと7つの楽器のための;1997) 〔録音:2001年6月29日、ハイデルベルク(*)/ 2001年8月19日、ゾフィエンザール、ウィーン(+)〕 |
タベア・ ツィンマーマン(Va;*) アルバン・ ゲルハルト(Vc;*) ジュリー・モファット(S;+) マティアス・ピンチャー指揮 クラングフォルム・ウィーン | |
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歌曲集「歌ならびに雪のイメージ」 (E.E.カミングスのテクストによる;2000) 〔録音:2001年2月1日、ベルリン・ドイツ放送第10スタジオ〕 |
クラウディア・ バラインスキー(S) アクセル・バウニ(Perc) | |
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「どこかへ・・・出発の仕方」 (アルテュール・ランボーの詩「出発」と イザベル・ランボーのテクストによる;2001) 〔録音:2001年6月8日〜9日、ハノーファー放送局スタジオ〕 |
アリアーネ・アンデレッゲン (ナレーション) エルプトナルシュラークヴェルク (Perc) トルステン・エンケ(Vc) トビアス・エンゲリ(Vc) ゴトフリート・ ロスナー(Vc) クリスティアン・クルクセン (ライヴ・エレクトロニクス) ハンス=クリストフ・ ラーデマン指揮 北ドイツ放送cho. | |
| イン・ノミネ(無伴奏ヴィオラ用補筆版;1999) | タベア・ ツィンマーマン(Va) | |
| 「同時代の音楽」シリーズの1枚。ヘンツェに師事したピンチャーの特徴的な作曲方法は、カミングスとランボーの詩に付曲した作品に端的に示されている。作曲者自身の指導のもと、 現代音楽のスペシャリストたちによって演奏された諸作品は、聴き手に「時の瞬間への侵入」というピンチャーの意見への包括的な見解を要求する。 | ||
| ブルクハルト・フリードリヒ(1962-): 秋の盛り(ヴァイオリン、アルト・サクソフォンと ピアノのための;1996)(*/+)/ 色彩の変化(無伴奏ヴァイオリンのための;1997)/ spie[ge]l[e]n(ヴァイオリン、サクソフォン、 バス・クラリネットとピアノのための;1998) (+/#/**)(++)/ 室内歌劇「ランスロットの鏡」〜7つの場面 (メゾソプラノ、アルト、ヴァイオリン/ヴィオラ、 チェロ、バス・クラリネット、ギターと 打楽器のための;2000)/ 鏡の都市への眺め(ヴァイオリン、ヴィオラ、 チェロとピアノのための;2000/2001) |
バルバラ・リューネブルク(Vn) クラウディア・ビルクホルツ(P;*) ブルクハルト・フリードリヒ(Sax;+) ミヒャエル・ドルネ(P;#) アンサンブル・アンテグラル(**) | |
| 録音:2002年2月4日〜8日、ドイチュ・ムジクラートおよびドイツ放送との共同制作(++以外)/2001年11月4日、オーストリア放送、ライヴ(++)。 フリードリヒはベルリン生まれ。アンサンブル・アンテグラルのメンバーとして録音にも加わっている。演奏音域の限界まで酷使し楽器に悲鳴をあげさせる「秋の盛り」は、スーパー・トゥイーターだけで再生可能と思わせるほどの超高周波音楽。“spie[ge]l[e]n”はドイツ語の「鏡(Spiegel)」と「演奏する(spielen)」の綴りをかけあわせたタイトル。とびきり辛口の響きに満ちた音楽の数々。 | ||
| イェルク・ヴィトマン:作品集 クラリネットとピアノのための「5つの断章」(1997)/ 独奏ヴァイオリンのための「練習曲3」(2001/2002)/ アンサンブルのための「自由な小品」(2002)/ 高熱に伴う幻覚 |
イェルク・ヴィトマン(Cl) シルケ・アーヴェンハウス(P) ルディガー・ロッター(Vn) ムリエル・カントレッジ(Vn) ケルヴィン・ホートルン(Va) クリストフ・リヒター(Vc) | |
| ヴィトマンは独自の音楽哲学をもった30歳の若手作曲家。高熱を出して寝ているときに、天井がうねって見える体験を音にしたような「高熱に伴う幻覚」、聴いているとヴァイオリンの遠心力に乗せられてきわめて危険な気分が味わえる、パガニーニも真っ青の超絶技巧曲「練習曲3」、映画「シャイニング」でのジャック・ニコルソンの狂気の沙汰を思い起こせるような「自由な小品」など聴きものぞろい。 | ||
| ステファン・ヴィンクラー: 熱望から存在へ−7つの事件とひとつの現状 (ヴィオラともう7人のための)(*) Gullinkambi−冷たい櫛(管楽器のための)(+) アヴェニュー(#) Zigzag(サクソフォン六重奏のための)(**) |
イェルク・ヴィンクラー(Va;*) ベルリン新音楽室内アンサンブル(*) ステファン・ヴィンクラー (サンプリング)指揮(*) ティナ・レーデラー(Fl;+) マティアス・ベッカー (Ob、Ehr;+)、 マルコ・トーマス(Cl) ノルベルト・プフェルツ(Hr) セリム・アイカル(Fg) トーマス・コリコフスキ (コントラファゴット) クラース・ヴィルレッケ (S-、A-、T-Sax;#/**) カロラ・エルスナー(Br-Sax;#/**) | |
| なんとも辛口なサックス六重奏。おそらく多少の電子処理は施されていると思われるが、人間が演奏しているとは思えないほど無機的でドライな音色。ここまで自我を消せる演奏者というのもすごい。全体的に非人間的だが、実に優れた音響。アメーバのようなアニメーション映像つきのサックス六重奏((**)と同曲)を鑑賞すると、宇宙的でシュールな気分を味わえる。 両面ディスクの Dual Disc フォーマットになっており、片面がCD、片面がDVD(NTSC)という仕様。厚みがあるため、国内の一部機器メーカーから再生時に不具合が発生する機種があるとアナウンスされているフォーマットのため、ご購入時にはお気をつけ下さい。 | ||
| イエルク・マインカ(1962-):作品集 四分音符=100/トゥッティ/ la condition humaine(人間の条件)/フレデリク |
タイプ文化 | |
| 13歳か14歳のときに電話帳をめくっていたら「作曲家」という職業を知り、それ以来作曲家になることを強く夢見るようになったというマインカ。「フレデリク」は、 ショパン「バラード第1番」の遠鳴りの中で発狂の世界が繰り広げられる。これはかなり上級者向けかもしれない。 | ||
| カリン・ハウスマン(1962-): lys(*)/これぞ騒音(#)/共鳴(*)/ 重さと寸法(ピアノ独奏のための;+)/ 膨らむ(*)/偶然のための場所(**) |
エリック・オーナ指揮(*) チュルムヒェン・アンサンブル(*) ノーマ・エンス(S;#) ファ=キュン・イム(P;+) イングリード・シュミットヒューゼン(S;**) 現代音楽のための音楽工房アンサンブル(**) | |
| 「植物など自然とお話ができてしまう不思議女性作曲家、カリン。目を閉じればそこは森の中、森の妖精になった気分になれる一枚です。音の使い方がちょっと不思議でなかなか素敵です。」と代理店。 | ||
| トビアス・PM.シュナイト(1963-): プレリュード I;ハーモニックな邂逅 鏡のケージの中の気味の悪いシーン 垂直の地平線 私は時間の淵の上で踊っている I 孤独な僧の瞑想 II |
ペーター・ルンデル指揮 ムジークファブリーク カール・ロスマン(Cl) ウルリヒ・レーフラー(鍵盤) | |
| 1998年にゲーテ・インスティトゥートの招聘で京都に演奏旅行に訪れたこともあるトビアス・PM.シュナイトの作品集。「鏡のケージの中の気味の悪いシーン」は、鏡張りのケージの中に閉じ込められたらどのような音楽が聴こえるか、というもの。江戸川乱歩の「鏡地獄」という短編に同じような設定の話があり、最近実相寺昭雄監督によって映画化されたことでも記憶に新しい。半音階などを多様し強迫観念的で半狂乱風の仕上がりで、曲の終結は狂乱の末の死を感じさせる。演奏も一流アーティストに恵まれ、このうえなく倒錯的で怪しげな世界が広がっていく。 | ||
| トーマス・シュティーグラー(1966-):作品集 楽勝ソナタ〜プリペアード・ヴァイオリンのための(*)/ 堀をめぐらせた城〜語りとアンサンブルのための(#)/ decage-decade 〜ヴァイオリン、クラリネットとチェロのための(+)/ ユニゾン〜アンサンブルのための(**)/ 名のない庭(##)/ そして。行った。〜までに。外に。 (女性の語りと12の声のための)(++) |
トーマス・シュティーグラー (プリペアードVn;*) トルイケ・ファン・ デア・ペール(女声;#) トゥームヒェン・アンサンブル(#) エリック・オナ指揮(#) クレメンス・メルケル(Vn;+) ディエゴ・モンテス(Cl;+) カスパール・ヨハネス・ ヴァルター(Vc;+) トゥルムヒェン・アンサンブル(**) エリック・オナ指揮(**) ボゾーニSQ(##) ブリギッタ・ アッショイアー(女声;++) スコラ・ハイデルベルク(++) ヴァルター・ヌッスバウム指揮(++) | |
| 久々に「いかにも」、のディスク。一曲目の「楽勝ソナタ」は、かけた途端にガムテープをはがすような音がしばらく続き、しばらくすると「ああ、ヴァイオリンをギコギコやっているのか」となんとなくわかって来る。一体こんなものを誰が演奏しているんだろう、と思うと作曲者自身・・・。こんなのが6分続くが、結構ハマッてくるから不思議。 decage-decade は、ジョン・ケージの没後1年の折に書かれた作品で、C-A-G-Eという音列が使われているようなのだが、一聴して判別するのはなかなか困難。さらに「ユニゾン」では、ヴィオラが井戸のポンプのような音を奏でたり、歯医者のあのいや〜な「キュイーン」の音を奏でたりする。 | ||
| オルム・フィンネンダール(1963-): 例証作品/来る、そして行く/ 訴願/ケーススタディー |
エンノ・ポッペ指揮 アンサンブル・モザイク ベンジャミン・コブラー(鍵盤) ミリアム・コンツェン(Vn) ザッシャ・アルムブルスター (A-Sax) パスカル・ポンス(打楽器) | |
| 全体的に硬質な響きの音楽で構成されたアルバム。他惑星の荒涼とした大地を思わせる、凍てついた音のみで構成されるアンサンブルの技量に驚かされる。フィンネンダールはデュッセルドルフに生まれ、ダールハウスらのもとで作曲や音楽学を学んだ。ICEMで教鞭をとったこともある実力硬派の作曲家である。 | ||
| エリック・オニャ(1961-):作品集 もう一つの声(6手ピアノのための;*) Tiger und Patriarch(#)/5つの歌(+) すべて近かったものが遠くなる(#) Jodeln(**)/フクロウ・ソナタ(##) |
ブガッロ=ウィリアムズ・ ピアノ・デュオ(*/**) エイミー・ディサナヤケ(P;*) エリック・オンニャ指揮(#) トゥルムヒェン・アンサンブル(#) トルイケ・ファン・ デア・ペール(Ms;+) カスパル・ヨハネス・ ヴァルター(Vc;+) Bluチェロ三重奏団(##) | |
| アルゼンチンに生まれ育ったエリック・オニャの作品集。2歳半の時に、自宅にあった洗濯機のそばにずっと座って、洗濯機のうなる音と一緒にあわせて歌をうたっていたというツワモノ。そんな彼の研ぎ澄まされた聴覚が生み出す作品は、鼓膜を羽でこするような微妙な音によって構成されている。 | ||
| エンノ・ポッペ(1969-): 木材(クラリネットとアンサンブルのための;1999/2000)(*) 骨(アンサンブルのための;2000) オイル(アンサンブルのための;2001年) |
エルネスト・モリナーリ(Cl;*) ステファン・アスバリー指揮 クラングフォルム・ウィーン | |
| エンノ・ポッペは10歳にして作曲のコンテストで優勝したというまさに天才。ブックレットの中で「シャベルを手に取り、森に行け。暗い穴を見つけたらすぐさま掘り返せ。あなたにちょっとでも幸運が宿っていれば、あなたは木か骨か油を掘り当てるだろう――。」と語っている。自然界の物質は古来より不変で、200年以上前に生きたベートーヴェンと我々を結びつけるものもこうした自然界のものである、という一風かわったオーガニック作曲家だが、作り上げる音世界は意外と前衛的。しかし見方を変えれば原始的な世界ともいえよう。 | ||
| カルステン・ヘンニヒ(1967-):作品集 Sing-Sing の後の遠足[マルセル・ヴェングラー指揮ルクセンブルク・シンフォニエッタ]/ aperioden mit 7 faltungen [エリク・オニャ指揮 Thürmchen Ensemble ]/ カデンツァ、13のわな [モニカ・ジョルダン(S) アンサンブル・アレフ]/ マッセン[マーティン・ブラビンズ指揮バイエルン放送so.]/ シノニム[フリードリヒ・ゴルトマン指揮ブレーメン・ドイツ室内po.] | ||
| 「マッセン」は、自然界の二つの現象(砂嵐と昆虫の大群の動き)を音にしたもの。砂嵐を形成する砂の一粒一粒までが見えるような、遠近感が少しおかしくなるような錯覚を覚える作品。 | ||
| イェンス・ヨネライト(1968-): Le tout,le rien(オール・オア・ナッシング) (アンサンブルのための) |
フランク・オッル指揮 アンサンブル・モデルン | |
| ヨネライトはドイツ生まれの作曲家。オーケストラ音楽や、映画音楽も書いている。サスペンス色満点の作品で、殺人鬼に追われ逃げまどうヒロインが目に浮ぶよう。 | ||
| セバスティアン・クラーレン(1965-):作品集 ポテンキンI:ベイビー・ベイビー(*)/ ディテール(#)/アルカン(+)/ 地獄にて(#)/チャームス・ダブ(**) |
テオドロ・ アンツエッロッティ (アコーディオン;*) トリオ・ルシェルシュ(*) エンノ・ポッペ指揮(#) アンサンブル・モザイク(#) エルンスト・スルベルク(P;+) マティアス・ヘルマン指揮(**) SWRシュトゥットガルト放送so.(**) | |
| 「アルカン」は19世紀の作曲家ピアニスト、アルカンにちなんで作曲されている。アルカンの作品は、今でこそアムランらの演奏によって知られているが、その超絶技巧があまりに難しいためもあってなかなか演奏されず、一時ほぼ忘れ去られた存在だった。この曲はアルカンを意識して書かれており、嫌味のように繰り返される様々な難しい音階や音型の中に、不思議とエクスタシーが感じられる作品。 | ||
| アンドレアス・ドーメン(1962-):作品集 テンポ・ジュスト[スティーヴン・アズベリー指揮ケルン WDR so.、 ケルン打楽器四重奏団、新シュトゥットガルト・ヴォーカルゾリステン]/ Kuhlmannkommentar[ヴァランティーン・ガルヴィエ(Tp) ウーヴェ・ディルクセン(Tb) 小川るみ(Perc)]/ フロッタゲス[カスパル・デ・ロー指揮/アンサンブル・モデルン] ゲルハルト・リヒテルのための音楽 [ローター・ツァグロゼク指揮バーデン=フライブルク SWR so./原盤:COL LEGNO] | ||
| ドーメンは、「もっと速く、もっと速く」が口癖の作曲家。「テンポ・ジュスト(正確なテンポで)」では、演奏者は可能な限り高速で演奏することを求められる。パッセージが様々な楽器で受け継がれていく部分や、マリンバの超絶技巧など、かつてない早口音楽が展開されている。 | ||
| セバスティアン・スティーア(1970-):作品集 ダブル(2001)〜20人の演奏家のための(*)/ 尽線(2004)(ヴァイオリンとギターのための)(#)/ あちら こちら(2004/04)(Es 管Cl、 ヴァイオリン、アコーディオンのための)(+)/ 二つの歌曲(1994) (児童ソプラノとヴィオラのための)(**)/ der und die(2002) (ソプラノ、クラリネットとチェロのための)(##)/ 風の逃亡者II(1998)(アルトフルートのための)(++) |
アンサンブル・モデルン(*) ドミニク・マイ指揮(*) Duo 10 (#) アンサンブル・クラリネット・ アコーディオン・プラス(+) アルナス・ ブロイティガム(S;**) マルティン・フラーダ(Va;**) ペトラ・ホフマン(S;##) アンサンブル・レシェルシェ(##) ミヒャエル・ シュミット(Fl;++) | |
| 爆発的なエネルギーを秘めた、スティーア作品集。作品の中でも音のエネルギーが自在に伸縮しているのを感じる。プリミティヴな感じもするが、魂が開放されるような気がする。 | ||
| マルクス・ヘヒトレ(1967-):作品集 スクリーン-アンプを伴うアンサンブルのための [ステファン・アスバリー指揮アンサンブル・モデルン] クラリネット、バス・ギター、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための 「休譜のある複数の楽章」 [アントン・ホーリッヒ(Cl) アンドレ・ヘルナンデス・アルバ(バスG) ジャン=クリストフ・ガルシア(Va) マルクス・ティリアー(Vc) ペーター・ヘッキング(Cb)] 7つの声のための「苦情」 [マンフレート・シュライアー指揮シュトゥットガルト新声楽ゾリステン] アンサンブルのための「盲点」[ヨナタン・シュトックハンマー指揮新耳アンサンブル] 語り手と4つの男声とアコーディオンのための「無言の」 [アンドレ・ヴィルムス(語り手) テオドーロ・アンゼッロッティ(アコーディオン) ダニエル・グローガー(CT) マルティン・ナジ(T) ジレルモ・アンゾレナ(Br) アンドレアス・フィッシャー(B) シュトゥットガルト新声楽ゾリステン] | ||
| ヘヒトレはドイツの作曲家。ヴォルフガング・リームに作曲を師事し、ツィンマーマンの薫陶を受けたこともある。「あれをやっちゃいけない、これをすることはできない」というルールにがんじがらめの教育を受けながら、その枠を超えた自由な作風。自然の中にいるような、開放感を満喫できる1枚。 | ||
| ハンス・トマッラ(1975-):作品集 楽興のとき/野性的。事物/ チェロ対位法/性格的小品タチ |
アンサンブル・ルシェルシュ ルーカス・フェルス(Vc) | |
| かなり即席爆発系の音世界が展開されている。突然叫びだしたくなることの多い方は少し共感できるかもしれない音楽。チェロ対位法も、想定外の高音や思いもかけない重音が次々と怒涛のように押し寄せる、叫び声のような、発泡スチロールでガラスをキキキとこするような、耳をふさぎたくなる一歩手前の世界。 | ||
| ジェイ・シュワルツ(1965-):作品集 オーケストラのための音楽(*)/ 6つの声のための音楽(#)/ 12のチェロのための音楽(+)/ 5弦の楽器のための音楽(**) |
ディエゴ・マッソン指揮(*) フランクフルト放送so.(*) シュトゥットガルト 新声楽アンサンブル(#) シュトゥットガルトSWRso.の チェロ奏者(+) カイロス四重奏団(**) マティアス・バウアー(**) | |
| 録音:2005年-2008年。 シュワルツはアメリカのサンディエゴ生まれ。さまざまな音楽祭で作品を発表し、委嘱作品も多く、2000年にはベルント・アロイス・ツィンマーマン賞を受賞した実力派。聴きものは(#)で、ぼんやりと聴き流していると、人の声だとは思えないような不思議な音質の連続。 | ||
| スヴェン=インゴ・コッホ(1974-):作品集 ふぞろいの時間たち/貫通/大きながみがみ声の克服/ 月のアスパラガス/そして。広い。飛んだ |
ペーター・フォン・ ヴィーンハルト(Cemb) アンサンブル・ポリフォニーT マンフレート・シュライアー指揮 シュトゥットガルト 新声楽アンサンブル/他 | |
| 録音:2005年、2008年。 コッホはファーニホウに師事し、アシスタントも務めた。現在はドイツに住んでいるが、学生時代をすごしたカリフォルニアのビーチが恋しくて仕方がない、ということ。作風はなんとなく全体的に中途半端な印象もぬぐいきれない。でも、誰かが話していて途中でもごもご聞こえなくなってしまうと、「で、結局その先どうなったの?」と却って気になってしまうような感じに似ているかもしれない。 | ||
| ハンネス・ザイドル(1977-):作品集 暖炉飾りの上のための音楽 私に襲いかかったもの/ ホーム・エンターテインメントの芸術/ 室内のざわめき/異種なるものー今や新しい!/ 貸し出し美術品 |
コンポーザーズ・スライド・ カルテット | |
| 録音:2008年、2009年。 録音というものは、普通、コンサートホールの響きを再現しようと、マイクと楽器に距離を置いて、美しい響きをとらえようとするもの。しかし、この録音は、コンサートホールの響き、というよりも、比較的狭い室内で、すぐ傍でトロンボーンが鳴り響いているような感覚のもの。実に至近距離で音が鳴っていて、単なるオンマイク録音を越えた音となっている。時折町の雑踏の音が混ざったり、ザーっという音が流れたり、実に耳に刺激的。イヤホンで大き目の音量で聴くと、ちょっと危険かもしれないが、オーディオ的にも面白い様々な音が入っている。 | ||
| Edition zeitgenössische Musik〜サンプラー エンノ・ポッペ:Knochen(1999/2000)/スティーグラー:お手軽ソナタ(1992/93) ヘヒトレ:スクリーン(2001)/フィンネンダール:レクルス(1997/98) ヘンニヒ:マッセン(2005)/トマッラ:楽興のとき(2003/04)/クラーレン:チャームス(2004) シュナイト:部分的組織の再創造的側面についてのある孤独な僧の思考(2001) ヴィンクラー:グリンカンビ(1994/95)/ヨネライト:全か無か(2003/2004) オニャ:Euler Sonaten II&III(2001)/シュティーア:ダブル | ||
| ドイツを中心に活躍する現代作曲家たちの作品の中から選りすぐりを集めた究極の2枚。阿鼻叫喚系から、ぽよんぽよんとした音色が面白い作品、強迫観念的世界が繰り広げられる作品など、実に様々。20世紀末から21世紀初頭にかけての現代音楽シーンを早足で振り返るのに最適の2枚となっている。 | ||
| ヴェルゴ・コレクション 2〜ドイツ音楽の方法、同時代の音楽篇 ミューラー=ヴィーラント:「朝の詩」から マーンコプフ:「トレマ」第1番 エッゲルト:「バッド・アティテュード」 〜バッド・アティテュード、バッド・テイスト ブレーヴェ:「混合・変態」〜第2曲 シュタウプ:「ズアロガーテ」から ヴェルナー:「IV 1」から マーンコプフ:「トレマ」第2番 ムンドリ:「シュピーゲル・ビルダー(鏡像)」から クレプス:2つの弦楽四重奏曲〜クァルテットマニア キューンル:幻想劇「小さな死」〜前奏曲/鏡像 ホイジンガー:「島から島へ」から シュタインケ:「打ち破られた空間」から フォン・ボーゼ:「シンボルム」から マーンコプフ:「トレマ」第3番 コブレンツ:「ウォーキング・オン・ザ・サン」から |
G・アルブレヒト指揮 P・ポンス(Perc) 他 | |
| ヴェルゴのなかでもっとも先鋭的な、ドイツ作曲家による「同時代の音楽」シリーズのサンプラーCD。驚異的なダイナミック・レンジにより オーディオ・チェックにも格好。シリーズ最新カタログ付きの大特価。 | ||
| ヴェルゴ・コレクション3〜 ドイツ音楽の方法、同時代の音楽篇 フラマー:ゲトゼマニI デーンホフ: 弦楽四重奏曲第4番〜第2楽章「ロンターノ」 フォン・シュヴァイニッツ:ミサ〜ベネディクトゥス アイヒマン:ピアノ四重奏曲「92年暮れ」〜第1楽章 ザイター:響きと唸り シュタウデ:トランスフォーマット−モンタージュ ワルター:半透明の練習曲I-b クレッケ:タイム・ラグ ザプフ:和音 第3番 ピンチャー:たそがれの歌 ヒューブラー:クリプトグラム シュライエルマッハー:セレモニー第1番/第4番 |
さまざまな演奏家 | |
| ヴェルゴ・レーベルのサンプラーCD第3弾で、ドイツの気鋭の作曲家たちによる「同時代の音楽」シリーズからの聴きどころを収録。MD+Gレーベルでケージのピアノ曲全集を録音したシュライエルマッハーの作品も聴ける。シリーズの2003年カタログ付き。 | ||
| ヒンデミット: オラトリオ「極まりのないもの」(1931) 台本作者ゴットフリート・ベンによる 「極まりのないもの」導入部の朗読(*) |
ウルリケ・ゾンターク(S) ローベルト・ヴェルレ(T) ジークフリート・ ローレンツ(Br) アルトゥール・コーン(B) ローター・ツァグロゼク指揮 ベルリン放送so.、 ベルリン放送cho.、 ベルリン放送少年少女cho. ゴットフリート・ ベン(朗読;*) | |
| 録音:1995年2月3日-8日/1932年、ベルリン(*)。 | ||
| ヴィルヘルム・キルマイアー(1927-): 5つの夜想曲(ジョン・フィールドのために)(1975)/ 4つのピアノ小品(1986/88) [即興曲/フィガロのエチュード/コラール/ ファンタジー・パラフレーズ]/ スフィンクスの付いたピアノ・アルバム(1999) |
ジーグフリート・ マウザー(P) | |
| 録音:2001年4月23日、11月26日〜28日、バイエルン放送局スタジオ3、ミュンヘン。 オルフに学んだキルマイアーには、現代作品とは思えない親しみやすさと美しさを持った作品があるのが面白い。その弟子のマウザーによる演奏で。なお、ここでの「スフィンクス」とは、エジプトの有名な像ではなく、もっと抽象的で謎めいた「もの」を示している。 | ||
| フォルトナー: ヴァイオリン・ソナタ/ピアノのための7つの悲歌/ チェロとピアノのためのツィクルス/ ヴァイオリン、チェロとピアノのためのトリオ |
アルブレヒト・ブロイニンガー(Vn) セバスティアン・ヘス(Vc) モーリッツ・エッゲルト(P) | |
| 教育者としてヘンツェらを輩出した重要な作曲家フォルトナー。その作風は、バッハ、ヒンデミット、ストラヴィンスキー、レーゲーらの影響を昇華させた、反ロマン主義の強い信念に支えられたものであった。 | ||
| グルジェフ(ハルトマン編):ピアノ作品集 Vol.3 [聖歌/祈り/典礼集(全51曲)] |
チャールス・ケッチャム(P) ローレンス・ ローゼンタール(P) | |
| アレクサンドル・ラスカトフ(1953-):作品集 幻影についての注釈(打楽器合奏と管弦楽のための;1991)(*) クイセーニア(室内管弦楽団のための;1991) |
ウラディーミル・ ポンキン指揮 モスクワ・セルゲイ・ ラフマニノフso. マルク・ペカルスキー (Perc;*) | |
| 録音:2000年12月、モスクワ、モスフィルム・スタジオ。「W.A.M.の生涯からの5分間」(W.A.M.とはモーツァルトのこと)、「自由はパラダイス」で知られるラスカトフ。 (*)はソ連で初めて打楽器アンサンブルを結成したペカルスキーのために書かれた作品。詩人クセーニア・ネゥラーソワの詩が持つ「純粋で素朴なきらめき」と、 クセーニアというギリシャ語起源の名が持つもともとの意味(異邦人、外国人、客)に影響された作品。これらの作品は、ソヴィエト共産党統治下における当時の、暗い面(*)と明るい面(+)を感じさせてくれる。 | ||
| スティーヴ・ライヒ: ノイズ・パターン/ 振り子の音楽(3テイク)/ ピアノ・フェイズ/4オルガンズ |
ライプツィヒ・ アンサンブル・アヴァンギャルド | |
| 注目はマイクが振り子のようにスピーカーの前を揺れて発生する音をアンプで増幅した「振り子の音楽」。3テイクを収めているらしいが、 「ライヒ・ワークス」(WARNER)にも未収録。 | ||
| ルイジ・ノーノ(1924-1990):作品集 6つの楽器と管楽のための 「 Polifonica - Monodica - Ritmica 」(1951)/ ソプラノ独唱、12人の女声と楽器のための 「 Canti per 13 」(1962/63)/ 2つのヴァイオリンのための 「 "Hay que caminar" soñando 」(1989) (*) |
アンゲリカ・ルツ(S) ペーター・ヒルシュ指揮 アンサンブル・ ユナイテッドベルリン、 ユナイテッド・ヴォイセズ | |
| 録音:1997年5月27日-29日/1998年2月16日-17日(*)。自由ベルリン放送との共同製作。 (*)はノーノ最後の作品と思われる。 | ||
| ヒンデミット:ピアノ連弾作品集 交響曲「画家マチス」(連弾用編曲版)/ ラグタイム (バッハ:平均律クラヴィーア曲集」より)/ 連弾のためのソナタ/ 連弾のための 「黒い森の3人の美しき乙女のワルツ」/ 2台のピアノのためのソナタ |
アンドレアス・グラウ、 ゲッツ・シュマッヒャー(P) | |
| 交響曲ファン、ピアノ・ファンともに嬉しい、ヒンデミット自身の編曲による連弾版「画家マチス」。メカニカルでドライな味わいは原曲以上。超ウルトラ級の難易度ながら、グラウ&シュマッハーの完璧な演奏により「多彩な対位法的手法」がクリアに浮かび上がる。 | ||
| フラメンコ、そして・・・ 〜2台ピアノによる新世代のスペイン音楽 トーマシュ・マルコ、フアン・ギンホアン、 ラモン・バルセ、ホセ・ソレールの作品 |
ベゴーニャ・ウリアルテ(P) カール・ヘルマン・ ムロンゴヴィウス(P) | |
| ファリャたちのあとに続く新世代スペイン作曲家たちの難曲。マルコとギンホアンの作品は演奏者2人に捧げられた作品でもあり、彼らがヨーロッパでいかに信頼されているかを物語る。 | ||
| ジョン・ケージ: ヴァリエーションズII (M.ゴールドシュタインによる ヴァイオリンとグラス・ハーモニカ版)/ ヴァイオリンのための「8つのウィスク」/ ヴァイオリンとパーカッションのための 「ミュージック・フォー・トゥー」/ 竜安寺(肉声とパーカッションのための; ケージ承認のもとM.ゴールドシュタインによる 肉声パートのヴァイオリン編曲版) |
マルコム・ゴールドシュタイン(Vn) マティアス・カウル (Perc/グラス・ハーモニカ) | |
| ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ: 3つの交響的習作/4つの詩曲 夜の作品とアリア(*)/魔の森(アリアとロンド) |
ミヒャエラ・カウネ(S;*) ぺーター・ルジツカ指揮 北ドイツ放送so. | |
| ハリー・パーチ(1901-1974): ウェイワード [バーストゥ/サンフランシスコ/手紙/ U.S.ハイボール] |
スティーヴン・ カルム(Br) ロバート・ オズボーン(B-Br) ニューバンド ディーン・ ドラモンド(音楽監督) | |
| 録音:1999年12月15日〜17日、ニューヨーク、アメリカ芸術文学アカデミー。 作曲を独学で修めたパーチは、コンサートの慣習、作曲家と演奏者の役割、十二平均律による調律法などの西洋音楽の約束事に対して批判的で、ケージにも似て異端児として有名な存在。「ウェイワード」は、 スコアに「1935-41年アメリカ西部を私が彷徨った結果--浮浪者そのほかの人物たちが書き、話した言葉を基にした音楽作品の集成」とあるように、ロードムービーならぬ、台詞入り「気まぐれ」 ロードミュージック。パーチ自ら発明の純正律に拠った珍妙な楽器が駆使され、蒸気機関車の描写が登場するなど多様な響きが楽しめる。いつもながらの優秀録音に加え、 PRO PIANOレーベルも好んで使用していたホールの響きもポイント。 | ||
| 尹伊桑: 室内アンサンブルのための協奏的小品/ 弦楽四重奏曲第5番/ フルート、ヴァイオリンとチェロのための 幻想的小品/ 弦楽のための「絨毯」/他 |
ヒャン=スク・リ(S) リョン・ウンカン指揮 ピョンヤン・ ユン・イサン・アンサンブル | |
| 韓国が生んだ世界の「尹伊桑」。なんとその彼の作品を北朝鮮の音楽家が演奏したもの。独特の緊張感に満ちた完成度の高い演奏、ということだが、北朝鮮の演奏団体によるクラシックCDが世界で発売になったのはおそらくこれが初めて。 | ||
| カール・アマデウス・ハルトマン: 5つの小さな歌劇「ろう人形館」(1929/1930) [神聖な悪魔の生と死/死から蘇った男/ チャップリン・フォード・トロット/ まさか・・・?!/エフェソスの未亡人] |
C.バラインスキー(S) M.プリート(Ms) T.ハーパー(T) M.クラウス(Br) 他 ロジャー・エブル指揮 ベルリン・ドイツso.のメンバー | |
| 録音:1999年2月15日〜19日、イエス・キリスト教会、ベルリン・ダーレム。ハルトマンの珍しいオペラ作品で、中間の3曲は作曲者の死後60年を経て、 ヘンツェラの手により完成に至った。ミヨー、ヒンデミット、ヴァイルに共通する、コンパクト楽器の扱いと当時流行のスタイル(ワルツ、タンゴ、フォックストロット、マーチなど)をの摂取、 ナチス台頭前夜という時代の空気を反映した風刺的内容が特徴。なお、「神聖な悪魔」はラスプーチンを、フォードはアメリカの自動車王を指す。 | ||
| 管楽アンサンブルとコンサート・バンドのための音楽 ヒンデミット:演奏会用音楽Op.41/交響曲変ロ長調 トッホ:シュピールOp.39/ミニアチューア序曲 ガル:プロムナードミュージック クルシェネック:夢の連続Op.224 |
ロジャー・エッブル指揮 ベルリン・ドイツso. | |
| 今世紀前半を代表する大作曲家たちによる壮大な吹奏楽のための作品集。 | ||
| ヒンデミット:合唱曲集 | ロビン・グリットン指揮 ベルリン放送cho. | |
| グルジェフ(ハルトマン編):ピアノ作品集 Vol.4 [大寺院の聖歌集/他] |
チャールス・ケッチャム(P) ローレンス・ ローゼンタール(P) | |
| マウリツィオ・カーゲル(1931-): 管弦楽のためのヘテロフォニー(1959-1961)(*) 付加されたアンプロヴィザシオン(1961-1962)(+) |
ミヒャエル・ ギーレン指揮(*) フランクフルト放送so.(*) ゲルト・ ツァッハー(Org;+) | |
| 現代音楽の雄WERGOがカーゲル生誕70年を記念して、初期作品を収録したアナログ期の名盤をCD化。演奏される度に音響がまったく新しく創り出されるようにスコアが書かれた(+)を振るのは、 近年マーラーなどでも注目の巨匠ギーレン。もとより現代音楽の解釈では高い評価を得ているだけに、恐ろしく錯綜した内容をスッキリと聴かせる。 | ||
| シャオンガン・イェ:作品集 最後の楽園/冬/ピーパ協奏曲(*)/地平線 |
ヤンヤン・ワン(S) ソン=フー・リウ(Br) ウェイ・ルー(Vn) マン・ウー(ピーパ) イ・チェン指揮(*以外) ギュンター・ヘルビッヒ指揮(*) サールブリュッケン放送so. | |
| 中国出身の作曲家、シャオンガン・イェは、その作品が数々の国際的な賞を受賞した実力者。大陸間を忙しく行き来する人気の作曲家で、西と東の音楽文化をこよなく愛する美的放浪者でもある。 | ||
| ペンデレツキ:エルサレムの7つの門(1996) | ボジェーナ・ ハラシモヴィチ=ハース、 イサベラ・クウォシンスカ(S) ヤドヴィガ・ラッペ(A) ヴィエスワウ・オフマン(T) ロムアルド・テサローヴィチ(B) ボリス・カルメーリ(語り) カジミエシュ・コルト指揮 ワルシャワ国立po.&cho. | |
| エルサレム創都3000年を記念してイスラエル政府がペンデレツキに委嘱した新作。2000年のカンヌCD賞を獲得した。 | ||
| D・ミュラー=ジーメンス(1957-):作品集 フェニックス1(13器楽奏者のための)(1993) フェニックス2(13器楽奏者のための)(1994) フェニックス3(13器楽奏者のための)(1995) ほとんど白に近い薄い青(11楽器のための)(1993) カッツ(アルト・サクソフォンとアンサンブルのための)(1996/1997) |
イェルク・ヘンネベルガー指揮 バーゼル・フェニックスEns. | |
| 録音:1999年8月28日-9月1日、バーゼル音楽大学。 | ||
| 18ヶ国60人の作曲家による60×60秒の世界 ダン・ワンパートン(マンチェスター):スピード・スタディI ジョナサン・カッツ(東京):ヴェンディゴ ダニエル・ランダウ(ハーグ):ロージング・イット・アゲイン カール・ファイア(パリ): 言わせていただいてもよろしいでしょうか ロジャー・クロイアー(ニューヨーク):車から離れて ドナル・フォックス(ボストン):叫び ジェイムズ・バイエ(レギーナ):欲望のデータベース ロベルト・アンドレオーニ(ミラノ):1分経っちゃったでしょ ブライアン・エスクリフ(トロント):メーソンとディクソン アニー・ゴスフィールド(ニューヨーク): ブルックリン。1941年10月5日 ポール・ボードワン(アルストン):Re:ダンス(PNMR) マレク・ゼブロフスキ(ロサンゼルス):エクス・テンポーレ ルイス・アンドリーセン(アムステルダム):開始じゃないでしょ クリストファー・クルポ(パリ):スパンコール イザーク・ゴルトシュナイダー(グラフェンハーゲ):42秒ピアノ リチャード・ブルックス(ブルックリン):興味の衝突 ダニエル・バース(ブリュッセル):ジョーク チャールズ・シェイドル(メドフォード):カウボーイの歌 ソフィー・ド・ヴィト(ロサンゼルス):だれに頼まれたんですか ぺぺ・トニーノ・カラヴァッジオ(サンディエゴ):エイト8 ウィリアム・ボルコム (アン・アーボー):60秒バレエ(鶏のための) ネート・ヒートン(ヴィリニュス):中野区 よしなかあつし(東京):春の宵(雅のうた) 他 全60曲 |
ギー・リビングストン (P、Perc) | |
| 「パリのアメリカ人」ピアニスト、奇人リビングストンが世界の友人たち60人にそれぞれ60秒の作品を依頼、それを演奏したのがこのCD。内部奏法やテープ増幅など現代的技法ももりだくさん。東京在住の作曲家も参加している。 | ||
| テリー・ライリー(1935-): イン・C(ツィニョーリ++による再解釈版) |
ユーロピアン・ ミュージック・プロジェクト ツィニョーリ++ | |
| 録音:2001年4月19-22日、ケルン・ラジオ放送局ホール。 ライリーの代表作というだけでなく、ミニマル・ミュージックの古典的名曲として知られる「イン・C」が、ついにヴェルゴから登場。任意の数の演奏家が53のモチーフ(すべてアルバム・ブックレットに記載) を任意の数だけ繰り返して演奏するこの曲は、さまざまな有り様が可能。ここで演奏しているツィニョーリ++が「再解釈版」とクレジットしているのも、その点がかかわっている。 作曲家による自演ほか今までさまざまな演奏が録音されてきたが、今回の録音はいわばサイバー・トランス風。クラシックや現代音楽に興味のない人でも、この味を覚えたらはまりまくることまちがいなし、とのこと。 | ||
| ケージ:パーカッションのための作品集 クレド・イン・アス(1942)/心象風景I(1939)/ インレッツ(1977)/心象風景III(1942)/ バット・ホワット・アバウト・ザ・ノイズ・オヴ・ クランブリング・ペーパー(1986) |
ヘリオス四重奏団 | |
| 一作毎に奇抜なアイデアで鮮やかに聴衆を裏切り続けてきたケージ。まさに当作品集は音楽を聴く行為の意味を問い掛ける刺激的な一枚。内容もヴァラエティ豊か。 コントラストの妙で聴かせる「インレッツ」は、循環呼吸法で1人が実際に法螺貝を吹き、別の3人が水の入った法螺貝を操り、パチパチと燃え上がる炎の音がアクセントとして加わるというもの。 「クレド・イン・アス」では、ピアノと空き缶が刻むガムラン調のリズムに乗って、アンチェル、ブーレーズ、ムラヴィンスキーなどの様々なレコード演奏(何が使われているかは聴いてのお楽しみ)がコラージュ風に扱われる。ケージの初期作品を演奏する目的で1986年に結成されたヘリオス四重奏団の演奏は、 作品の魅力を的確に伝えてみごと。優秀録音もポイント。 | ||
| ヒンデミット:歌劇「世界の調和」(1957) | アルチュン・コチニャン (B:皇帝ルドルフ/ 皇帝フェルディナント2世) フランソワ・ルルー (Br:ヨハネス・ケプラー) ロベルト・ヴェルレ (T:ヴァレンシュタイン) クリスティアン・エルスナー (T:ウルリヒ) ラインハルト・ハーゲン (B:タンスール) ゾフィー・ラーソン (S:スザンナ)他 マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送so. | |
| 録音:2000年2月〜3月。 ヒンデミット晩年の力作オペラの世界初録音。先に初演された同名の交響曲は有名で、ヒンデミット自身の指揮によるこのオペラの演奏会形式上演(大幅なカット有り)のCDはあったものの、これまで全曲録音がなかったとは意外だ。17世紀初頭に活躍した天文学者ケプラーを主役に据えた、観念的で余韻の深い作品である。バイエルン国立歌劇場での初演の際、指揮を予定していたフリッチャイがオーケストラと対立しついに辞任してしまったという逸話も残っている。まさに適役といえるヤノフスキの指揮にも注目。 | ||
| 無秩序なハーモニー〜 フレスコバルディ&ケージ:44のハーモニー ジョン・ケージ:「ハーモニー」より [第18番/第26番/第35番/第11番/ 第14番/第15番/第42番/第3番/ 第38番/第5番/第28番/第19番] フレスコバルディ: カンツォーナ集第1巻〜 カンツォーナ「トロンボンチーナ」(第5曲)/ 通奏低音独奏(第2曲)/ カンツォーナ「ボヴィジア」(第1曲)/ 通奏低音独奏(第1曲)/ カンツォーナ「ベルナルディーナ」(第2曲)/ 「スペルバ」(第7曲) |
シュテファン・ フッソング (アコーディオン) マイク・スヴォボダ (Tb/A-Tb) | |
| 録音:2001年6月14-17日、ケルン・ラジオ放送局ホール。 今回収録された「44のハーモニー」は、1974年から1976年にかけて作曲された各作品の一部を集めたもので、合衆国独立200周年を記念して作曲された「アパートメント・ハウス 1776」 (14のチューン、4つの行進曲、2つのイミタツィオーネを含む)と類似の作品構成をとっており、また技法的にはサティの「ソクラテス」を基礎に作曲された「チープ・イミテーション」と同じく、 フレスコバルディのカンツォーナを基礎に作曲されている。フレスコバルディはルネサンス末期からバロック初期にかけて、いわばケージと同じ立場にあった革新的作曲家。上欄では分けて表記したが、 実際にはケージの曲がフレスコバルディの華やかな作品にはさまれる形で収録されており、ケージの曲はまるでグレゴリオ聖歌のような雰囲気である。 現代音楽を聴き慣れない人にも受け入れやすい外観であると同時に、ケージらしさも失われておらず、現代音楽ファンにも満足のいくアルバムに仕上がっている。 | ||
| ベルント・アロイス・ツィンマーマン: メルヘン組曲(1950)/ カント・ディ・スペランツァ(希望の歌)(1957)/ 即興曲(1958)/ アラゴアナ(ブラジル奇想曲)(1950-1955) |
ルーカス・フェルス(Vc) ペーター・ヒルシュ指揮 ベルリン放送so. | |
| 録音:2001年1月20日&21日、自由ベルリン放送大ホール、ライヴ。 オペラ「兵士たち」で知られる、1970年に自殺を遂げたツィンマーマンは偏執的に自作の改訂を重ねた作曲家。1950年代、創作初期の作品を収めたこのアルバムも例外ではなく、 作品間の引用・転用も盛んで互いに渾然一体と結びついているのが特徴。世界初演の「メルヘン組曲」は、初の大管弦楽作品「シンフォニア・プロソディカ」の引用4曲に加え、新たに3曲を書き下ろしたもの。 ドライで粗野な響きの中にも独特のロマンティシズムが漂い、作曲者再評価の気運に大いに弾みを付ける内容。かのヴァントがギュルツェニッヒ時代に初演指揮した序曲を含む「アラゴアナ」は、 同名のバレエによる管弦楽組曲で、こちらも世界初録音。 | ||
| ハンス・ウェルナー・ヘンツェ(1926-): 侵略交響曲(マラトンの墓の上で)(2001)(#)/ 4つのフルート、2つのトランペット、 2つのトロンボーンとティンパニのための 「アンティフォナ」(1960)/ ピアノ協奏曲第1番(1960)(*) |
クリストファー・タイントン(P;) ペーター・ルジツカ指揮 北ドイツ放送so. | |
| (#/*)世界初録音。どんなに大きな編成でも、どこまでもすっきりと整った響きのヘンツェ作品。70代半ばで書いた近作でもセンスは鈍っていない。 | ||
| クリスティアン・ヴォルフ(1934-):パンとバラ 1人、2人または3人のために 〜あらゆる楽器のための(1964)[I/II/III]/ エクササイズ27 〜スネアードラム・ピース・マーチ2(1988)/ 1人、2人または3人のために 〜あらゆる楽器のための(1964)[IV/V/VI/VII]/ パンとバラ(1976)〜ヴァイオリン独奏のための/ 1人、2人または3人のために 〜あらゆる楽器のための(1964)[VIII/XI/X]/ エッジ〜楽器、演奏者の数ともに指定なし |
マルコルム・ ゴールドシュタイン(Vn) マティアス・ カウル(Perc) | |
| ヴォルフは生粋のアヴァン・ギャルド。ドアのきしむ音、ガラスをキーキーこする音、かと思えば唐突な叫び声・・・音楽を特別な存在で終らせたくないと考えるヴァルフは、曲をきいた人が不快な思いをしたり、あるいはそれを聴くことによって何かを考えずにはいられなくなるような音楽づくりをしている。「そもそも音楽とは何ぞや」と哲学してみたい方に。 | ||
| シュトックハウゼン: 星座のための12のメロディー |
ウォルフガング・フェルナウ(Cb) ステファン・フッソング (アコーディオン) ミヒャエル・キーダイシュ (ヴィブラフォン) ミヒャエル・リースラー(バスCl) スコット・ローラー(Vc) マイク・シュヴォボタ(Tb) | |
| 古代からある「天体の音楽」という考え方に基づき、シュトックハウゼンが書いた作品。目を閉じて聴いていると、星と星とがぶつかり合いそうになりながら、音をたてて動いている様がまぶたに浮かんで来るようだ。 | ||
| アルヴィン・ルシエ:すべてが夢(nothing is real) 遠鳴りの太鼓(増幅ドラムのための/1994)/ 管弦楽のための銀の路面電車 (増幅されたトライアングルのための/1988)/ 聖なるキツネ(ひょうたん、ボウル、箱、その他 共鳴する器を通した声のための/1994)/ 物体のあるオペラ(共鳴する物体を持った パフォーマーのための/1997)/ すべてが夢〜ストロベリー・フィールズ・ フォー・エヴァー(ピアノ、増幅された ティーポット、テープレコーダー、 ミニチュアサウンドシステムのための/1990) |
マティアス・カウル (Perc/声/P) | |
| 電気音楽の詩人、アルヴィン・ルシエ。ICCでの講演、またコンサートのためにしばしば来日している彼のファンは多いはず。今回は天才カウルを演奏者にむかえ、幽霊屋敷の中にいるような気分になれる音世界を提供している。1曲目の「遠鳴りの太鼓」はまるで雨漏り天井の下にタライを置いたような音の連続。5曲目は「ストロベリー・フィールズ・フォー・エヴァー」を基にしたもの。執拗なまでのモチーフの繰り返しを聴いているとレノンの顔が浮かんで来る。不思議と気分が落ち着いてしまうところがルシエのチカラなのだろう。 | ||
| ジョージ・アンタイル(1900-1959):作品集 第5ソナタ(*)/粗野なソナタ/ 女性のソナタ(*)/第4ソナタ/第3ソナタ(*) |
ギー・ リビングストン(P) | |
| (*)は世界初録音。戦前のアメリカ最大の問題児作曲家として悪名・名声ともに高いアンタイル。しかしこのCDに入っているソナタは、問題児どころかどことなくプロコフィエフ風で、「戦争ソナタ」を極限まで突き進めたらこんな感じになるのではという曲ばかり。リビングストンのさらりとした弾きこなしも恰好良い。 | ||
| ヴィンコ・グロボカール(1934-): クワドラ/タッチャー(触れる人)/大地についての会話/ ?肉体的/引き裂かれたパンジー/陰/ 幽霊のリズムに乗って広がる女子同性愛者 |
マティアス・カウル (打楽器、声、 回転七弦琴[ハーディ・ガーディ]) | |
| 目をつぶれば東南アジアかと思うような打楽器の音色にのって、マティアス・カウルが叫ぶ叫ぶ。このうえなくクレイジーな音世界は、かなり上級者向け。 | ||
| ヘンツェ:管弦楽作品集 バレエ・ヴァリエーション (Handlungsloses Ballet fur grosses Orchester)(ver.1998)/ コンチェルティーノ (管、打楽器のオーケストラとピアノのための)(1947)/ 室内で歌う人々「銀の薔薇」の声の織り地 (パウル・クレーの絵に基づくバレエ音楽)(rev.1990)/ 室内協奏曲(ピアノ、フルートと弦楽のための)(1946)/ 「孤独大通り(Boulevard Solitude)」〜間奏曲(1951) |
クリストファー・タイントン(P) マティアス・パール(Fl) ペーター・ルツィカ指揮 ハンブルクNDRso. | |
| 中で聴きものなのが室内協奏曲。伊福部をほうふつとさせるオスティナート風リズム、時に東洋、時にジャズの香りのピアノパート、自在に動き回るフルートと、ヘンツェのかっこよさに満ち溢れている。 | ||
| ヘンツェ: 歌劇「ポッリチーノ」(おやゆびこぞう) |
フィリップ・ホルシュタイン (おやゆびこぞう) ライラ・フィッシャー (クロティルデ=人食い鬼の娘) ステファン・リセフスキ (オルコ=人食い鬼) テレーズ・アファルター (おやゆびこぞうの母親役) トーマス・シェンデル (おやゆびこぞうの父親役)他 ヨープスト・リープレヒト指揮 | |
| 「おやゆびこぞうのおはなし」を歌劇にしたもの。オペラというよりも、劇音楽といったほうがあたっているかもしれない。ストーリーは、「ヘンデルとグレーテル」 のお話の魔女が人食い鬼になったと思っていただければ当たらずも遠からず。親に見捨てられた子供たちが家をぬけだし、人食い鬼や狼など様々な困難に出会い、それらをくぐりぬけ、 ついには大人のいない国へと向かう物語。ヘンツェ自身が「子供のために」と書いた作品ではあるが、大人が聴いても十二分に楽しめる。ベルリン音楽学校の生徒たちによるオーケストラがなんとも絶妙な味わい。 | ||
| ヘンツェ:ラジオ・オペラ「田舎医者」 | ローラント・ヘルマン(Br:田舎医者) ロデリク・M・キーティング(T:馬男) ヨナス・デコフ(少女ソプラノ;患者) マッテオ・デ・モンティ(B:父親) イゾルデ・ジーベルト(S:バラ、娘) ダフネ・エヴァンゲロートス(A:母) マルクス・ステンツ指揮 ケルン放送so. ケルン大聖堂cho. 小さな子供の合唱 | |
| ヘンツェ:ラジオ・オペラ「この世の終わり」 (プロローグとエピローグを伴う) |
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ (語り手) フリーダー・ラング (T:落下していく男性の魂9 ダフネ・エヴァンゲロートス (A:マルケーザ・モンテトリスト9 ロデリク・M・キーティング (T:ドブロフスカ、二倍の天才) イゾルデ・ジーベルト (S:スガンバーティ嬢、星占術師) ロベルト・ボルク(Br: クンツ=サルトーリ教授、政治家) ゴットフリート・リッター指揮 ケルン放送so. | |
| ヘンツェは、「舞台上ではなしえないことも表現できる」としてラジオ・オペラという形態を尊重していた。ここに収録されているのは、カフカの同名の小説に基づく「田舎医師」と、ヒルデシャイマーの小説「失われた愛の伝説」に基づく「この世の終わり」のふたつ。前者はカフカのシュールレアリズム、後者は容赦ない皮肉、このふたつの作品は切っても切り離せない。 「田舎医者」の舞台は冬。夜中、田舎の医者が重病人に電話で呼び出されるが、彼は自分の飼っていた馬が死んでしまったために十分な治療ができない。ある日、見慣れない人物がこの医者に二頭の新しい優駿を紹介する。医者は馬を追い返そうとするが付いて来るので飼うことにした。後にまた治療不可能な患者に出会って、この馬に乗って逃げようとしたら馬はいつまでも永久に走り続けたのであった、というなんともシュールな内容だが、芝居っけたっぷりな歌い手たちによってなんともそら恐ろしい雰囲気に仕上がっている。 「この世の終わり」もヘンツェには珍しい痛烈な社会批判(貴族主義への批判)で、切れ味鮮やかな管弦楽の扱いもみごと。 | ||
| ルイージ・ノーノ(1924-1990):作品集 管弦楽のための作品第1(*)/ 赤いマント〜Der rote Mantel(全3幕)(1954)(#) (「ドン・ベルリンプリーンのベリサとの 庭での恋」に基づく〜ソプラノ、バリトン、 混声合唱とオーケストラのための/ エンリケ・ベックによるテキストのドイツ語翻案) |
アンゲリカ・ルッツ(S;#) イェルク・ゴットシック(Br;#) ぺーター・ヒルシュ指揮 ベルリン・ドイツso.、 RIAS室内cho.(#) | |
| (#)は世界初録音。2004年のルイージ・ノーノ生誕80年を記念してのCD。「管弦楽のための作品第1」は1951年に作曲されたもの。もともとこれはプラハの共産主義者ジャーナリスト、フチーク (作曲家のフチークとはまったくの別人)についての作品で、二人の弁者と管弦楽のために書かれる予定だったが、当時の社会的事情からこの形では未完となり、後にオーケストラのみの作品として完成された。 音だけでは解りづらいが、この作品でノーノは音の素材を9つに制限しているという。 「赤いマント」ではアンダルシアの薫りがカスタネット等の木の楽器から感じられる。ところどころに聴こえる耳に残る金属音は「死」の告知。「すべての生が閉ざされたあと、黒い紙で作られた鳥がはらりと落ちて終わる舞台音楽のようです。」と代理店。 | ||
| コンロン・ナンカロウ(1912-1997):練習曲と独奏曲 「プレイヤー・ピアノのためのスタディ」より (ピアノ・デュオ編曲版)(*) [9/6/4/3B/3C/3D/15/14/18/19/26]/ ウルスラのための3つのカノン(1988)(#) [カノンA(5:7)/カノンB(6:9:10:15)/カノンC(2:3)]/ タンゴ?(1984)(+)/三部からなる舞曲(1940年代初頭)(+)/ プレリュード(1935)(*)/ブルース(1935)(#)/ ソナティーナ(1945頃)(*) |
ブガッロ=ウィリアムズ・ ピアノ・デュオ(*) [ヘレナ・ブガッロ(P;#) エイミー・ウィリアムズ(P;+)] | |
| ナンカロウといえば、プレイヤー・ピアノ。ナンカロウはとてつもなくリズムに対して厳密な人で、自分の作品が少しでも間違ったリズムで演奏されることに我慢できなくなってしまい、
人間が演奏するのが不可能かと思われるほど複雑で細かいリズムの作品をプレイヤー・ピアノのために書くようになった。 このCDはプレイヤー・ピアノのための作品を、実際に生身の人間が演奏したというもの。あまりにも難しい作品はピアノ・デュオに編曲されているが、編曲する人も演奏する人も、とてつもなく大変だったことが想像できる。出来上がった音はきわめて恰好が良く、襟を正したジャズのようでもある。 | ||
| B.A.ツィンマーマン(1918-1970):作品集 ほんのわずかの無 (マルセル・エイメの「月の鳥」にちなんだ、 明るく三日月形で、鳥類学的な音楽; 小編成のオーケストラのための;1964) [夜の女序曲/月による変身 I/軍人達のやかましい足音/ 月の小ワルツ/小鳥を強制的に眠らせる子守歌/ 月による変身 II/月の光のブギ・ウギ]/ 黄色なるものと緑なるもの (フレッド・シュネッケンブルガーの 人形劇劇場のための音楽;1952) [プロローグ/ブルレスケ/小さなワルツ/ 幻影的魅力/行進/エピローグ]/ オムニア・テンプス・ハーベント (ソプラノと17の楽器のためのカンタータ;1957)(*)/ メタモルフォーゼ(1954) |
アンゲリカ・ルッツ(S;*) ペーター・ヒルシュ指揮 コレギウム・ノヴム・チューリヒ | |
| 「月の鳥」は、フランス童話界の重鎮ミヒャエル・エイメ(劇団四季でもおなじみの「壁ぬけ男」を書いた人)による物語。月の光によって不思議な力を得て、自分のきらいな人を鳥に変身させることができるという、風変わりなセンセイのお話。ツィンマーマンは、バレエ音楽としてこの作品を書いた。はずかしいくらいにメルヘンチックな世界ではあるが、風変わりなセンセイがなにやらあやしげな奇術をつかっているさまが目に浮かぶような曲である。音質もきわめて良好。(*)は、輸入元の紹介文によれば「アブノーマルながらもたのしめるものとなっております」とのこと。 | ||
| ジャチント・シェルシ(1905-1988): スオーノ・ロトンド(丸い音)〜ソロ&トリオ即興作品集 マントラ−題名のない歌(独奏楽器のための;1987年版)/ インプロヴィゼーション VIII/ 3つの断片(トロンボーン独奏のための;1956)/ インプロヴィゼーション VI/同 III/ Ko-Tha シヴァの踊り(打楽器のように奏するキタラのための)/ インプロヴィゼーション XI/同 XVII/ 深い目覚め(夜 II;コントラバス独奏のための;1972)/ インプロヴィゼーション X |
ミヒャエル・キーダイシュ (Perc、G) ステファノ・スコダニッビオ(Cb) マイク・スヴォボダ(Tb) | |
| シェルシは東洋の神秘に影響されたイタリアの作曲家で、トランス状態で即興演奏し、他者がそれを採譜するという作曲スタイルをとるという一風かわった手法の持ち主で、生涯にわたって異端視され続けた。彼の自筆の楽譜はひとつも存在せず、顔写真もほとんど誰も見たことがないらしい。作品を聴いてみると魔術的な魅力に満ちており、即興的に積み上げられていくモチーフやリズムは、時としてミニマルミュージックのような、時として広い洞窟やお寺の中に一人でいるような錯覚をおぼえるような、実に不思議な世界となっている。 シェルシの生誕100周年にあたる2005年、ここでキーダイシュ、スヴォボダ、スコダニッビオという3人の現代音楽のエキスパートが全力でシェルシの即興世界を再現している。シェルシの作品の中には高橋アキに献呈されたものもあり、今後その筋の人の注目度が高まってくるかもしれない。 | ||
| ヘルベルト・ウィリ(1956-):管弦楽作品集 トランペット協奏曲「エイレーネ」 (「モンタフォン」(2001)から)(*)/ 空間(+)/ …かなり長いとき…(フルート、オーボエと 管弦楽のための協奏曲;「モンタフォン」から)(#)/ 出会い(**)/ ロンディーノ(歌劇「眠れる兄弟」から)(++) |
ラインホルト・フリードリヒ(Tp;*) ウォルフガング・シュルツ(Fl;#) ハンスイェルク・ シェレンベルガー(Ob;#) ギュンター・ヘルビッヒ指揮(*/#) ペトリ・サカリ指揮(+/++) マイケル・スターン指揮(**) ザールブリュッケン放送so. | |
| ウィリはメシアンにも師事したことのある天才肌で、時に日本のおはやし、時にジャズを思わせるなんとも新鮮な作風の持ち主。その作品がアバド指揮ウィーン交響楽団や小澤征爾指揮ウィーン・フィルによって初演されるなど、ウィリは今、まさに飛ぶ鳥を落す勢いで。 ラインホルト・フリードリヒは2004年9月にアルミンク指揮新日本フィルとの共演で「エイレーネ」を日本初演、大喝采を受けた。「モンタフォン」というアルプスの峠を題名とした組曲の幕を開くのがこの「エイレーネ」。冒頭から高らかに鳴り響くトランペットは、上を下へのまるでお祭りのような大騒ぎでなにやらただならぬことの始まりを予感させるが、なんといってもこの協奏曲の白眉は第2楽章。ジャズ風な響きの中でトランペットが何度もヒヒーンといななく。この協奏曲ではトランペット奏者はC管、B管の両方において熟練の技術を要求される。他のプログラムも豪華演奏陣に彩られ実に見事、故アイザック・スターンの愛息マイケル・スターンもこれまた格別の味わい。 | ||
| ディーター・シュネーベル(1930-): ORCHESTRA(持ち運べる楽器の奏者のための交響楽的音楽) (1974-1977) | ||
| 「オーケストラ」というと、楽員たちは座席にはじまり、奏法などもかなり様々な制約を受けざるを得ないが、それを解消しようという試みとして作曲されたのがこの作品。30年ほど前に作曲されたにも関わらず、この作品はオーケストラという概念に対する挑戦として、常に新しい存在と受け止められている。 | ||
| テリー・ライリー&ステファノ・スコダニッビオ: ダイアモンド・フィドル・ラングイッジ I(*) トリトヌス(三全音)(+) ダイアモンド・フィドル・ラングイッジ II(#) |
テリー・ライリー (シンセサイザー、声) ステファノ・スコダニッビオ(Cb) | |
| 録音:1998年11月28日(*)、2000年4月26日(+)、1999年10月8日(#)、すべてライヴ。 さすがインド音楽の研究に明け暮れたライリー、実にインドなシンセである。さらにインド音楽未経験だった名手スコダニッビオのコントラバスが信じられないほど多彩な音色で、時にシタール、時にはドラム的効果も醸し出しており、なんとも不思議な風合いに。インド音楽っぽいとはいえ、シタールを聴くときのような恍惚感にも似た状態に陥ることを決して許さない奇妙な冷静さがあり、否が応でも自分と向き合わざるを得ないような、ちょっとコワイ感覚をおぼえる。ディープなトランス世界体験希望者向け。 | ||
| パウル・ヒンデミット(1895-1963):歌劇「長いクリスマスの晩餐」 | ルート・ツィーザク(S:ルチア) ウルズラ・ヘッセ・ フォン・シュタイネン (Ms:マザー・ベイヤード) ヘルマン・ヴァレン (Br:ロデリック) アルチュン・コチニャン (B:ブランドン) クリスティアン・エルスナー (T:チャールズ) 他 マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送so. | |
| 録音:2004年8月16-24日。 ヒンデミット晩年のオペラで、1961年12月17日にマンハイムで作曲者自身の指揮で初演された。時間にして50分弱という短い1幕もので、合衆国のある一家のクリスマス・ディナーの様子が、あれよあれよと時代が一世紀近く下がっていくという、不思議な物語。ヒンデミットのオペラの多くがCDになっているなか、この「長いクリスマスの晩餐」だけは、なぜか日本語訳詞上演のライヴCDしかなかった。今回はドイツ語による初録音。しかも名匠マレク・ヤノフスキの指揮に、ツィーザクや・ヴァレン以下優れたキャストで、万全。 | ||
| ヴォルフガング・リーム(1952-): 天球をまわる天球 問いかけ |
ルーカス・ヴィス指揮 アンサンブル・レシェルシュ サロメ・カンマー(Ms) | |
| 鋭く硬く美しい響きの作品集。「天球をまわる天球」は宇宙にいるかのような錯覚をおぼえる音響。「問いかけ」は5曲からなる組曲で、それぞれリームの親友の描く絵に着想を得て作曲された。世界を堪能できる一枚。 | ||
| ベリオ: カンティクム・ノヴィッシミ・テスタメンティ (4つのクラリネット、 サクソフォン四重奏と8つの声のためのバッラータ) ア=ロンネ(5人の役者のためのラジオ的ドキュメンタリー;1974) |
ペーター・ルンデル指揮 ノイエ・ヴォーカルゾリステン・ シュトゥットガルト ニューワーズ4・クラリネッツ クササックス | |
| 録音:2003年12月。 ベリオがエドアルド・サングイネーティの詩のために作った二作品。「カンティクム・ノヴィッシミ・テスタメンティ」は独特のニュアンスが不思議な作品。「ア=ロンネ」は英独仏伊語と意味不明語の歌詞によるごった煮という感じである。 | ||
| さわって! でもさわっちゃイヤ! 〜テルミンのための作品集 オルガ・ボキヒーナ(1980-):カント・オスティナート カスパール・ヨハンネス・ヴァルター(1964-): 真空状態そして幻覚 ニコラウス・リヒター・デ・ヴロエ(1955-):テルミン島 ミカエル・ヒルシュ(1958-):叙唱とアリア ユリアン・クライン(1966-):おのぞみならば ヴラディミール・ニコラエフ(1953-):白と黒の音楽 モーリッツ・エッゲルト(1965-): ドラキュラの娘の息子 vs (宇宙の彼方からやってきた) おそろしいフランケンシュタインの戦い イライダ・ユスポヴァ(1962-):見えざる町キテジ-19 |
リディア・カヴィナ、 バーバラ・ブフホルツ(テルミン) ベルリン新音楽室内アンサンブル テープ | |
| 「ついにWERGO からテルミンのCD が登場です。オススメは7 トラック目。冒頭、ドラキュラのホゲゲゲゲという笑い声の模倣のようなものを聴いていると気分はもうすっかり『怪物くん』の世界。ドラキュラだけでなくオオカミ男など、題名に出てくる以外の妖怪(?)も豪華総出演といった感の作品です。トラック6 もオススメ。2人の名手による2台のテルミンの激しいかけあいは、丁々発止でなかなか見事ではありますが、しかしどう聴いても歯医者の治療のあのイヤーな『キュイーン』音にしか聴こえません。トラック8 の「見えざる町キテジ」は、ソヴィエト時代の秘密衛星都市で、核実験なども行われた町を暗示しています。ユスポヴァ自身このキテジなる地に住んだことがあり、地図にもないこの町に対して常に感じている忘れがたき郷愁を鎮めるために書いたということです。 クラシックの名曲をカバーした演奏CD は数あれど、テルミンのためにかかれたオリジナル作品を集めたCDはまだそう多くはありません。テルミン奏者の二人はともにモスクワで本格的にテルミンを学んだ実力派。特にリディア・カヴィナは、レオン・テルミン博士(映画『テルミン』にも実際に登場するテルミンの第一人者)の縁戚(姪)にあたり、血筋、実力ともに現代を代表するテルミン奏者です。作曲家陣も、ショット社オススメの新進気鋭の若手ばかり。この機会に是非、テルミンの魅力に120%どっぷり浸かってみてください! 重度の虫歯のある方がこのディスクのトラック6 を聴かれた際に生じてしまった問題等は、弊社では責任を負いかねますのでご注意ください。」と代理店。 | ||
| ヘンツェ(1926-): 鉄条網の向こうのオルフェウス(*) アリスタエウス(+) |
ロビン・グリットン 指揮ベルリン室内cho.(*) マルティン・ヴットゥケ(語り手;+) マレク・ヤノフスキ 指揮ベルリン放送so.(+) | |
| ヘンツェは今年で80歳になるが、ますますその創作意欲は衰えず、新しいものを提示し続けている。当盤の収録曲は少し前の作品ではあるが、いずれも世界初録音。ともに「オルフェウスとエウリディーチェ」の物語にまつわる内容を持っている。 神話の世界の時代、音楽の名人オルフェウスと結婚して間もないエウリディーチェは、蛇にかまれて命を落とす。黄泉の国からエウリディーチェを連れ戻すために、オルフェウスは地獄の番人に得意の歌を聴かせて門を開かせることに成功する、地上に戻るまで決してエウリディーチェの方を振返ってはならないという約束を破ってしまい、エウリディーチェと再び引き裂かれてしまう。 両曲とも、詩の主体は時にオルフェウス、時にエウリディーチェ、時に傍観人、と様々であはあるが、この悲話を現代音楽劇に置き換えたものとなっている。「アリスタエウス」は詩の中にでてくる人物で、エウリディーチェを死にいたらしめた蛇を先祖にもつとされている。かたや清澄な無伴奏合唱の世界、かたや色彩豊かな絡み合う管弦楽を伴うドラマと、ヘンツェの芸術の真骨頂を味わうことができる。 | ||
| アリベルト・ライマン(1936-): ソロ(チェロ独奏のための)/ アリア(チェロとピアノのための)(*)/ ノクトゥルヌ(チェロとハープのための)(*)/ 道(3つのピアノ作品)(*)/ソナタ(チェロとピアノのための)(*) ソロ II(チェロ独奏のための)(*) |
ウェン・シン・ヤン(Vc) アクセル・バウニ(P) クリスティーナ・ビアンキ(Hp) | |
| 声楽・舞台作品の作曲家として特に人気のあるライマンの、室内楽作品を収録。ライマンはベルリン芸術大学の教授を務め、声楽にも造詣が深く、声楽の伴奏をしている録音もある。冒頭の「ソロ」で聴かれるのは、四方に何も見えない砂漠の中で瞑想にふけっている僧が観た幻影のような、聖と俗、静と動が入り混じった混沌とした独特の世界。ノクトゥルヌも、夢幻的というか禅というか、ちょっと不思議な独特の世界。 | ||
| ラッヘンマン(1935-):作品集 tem A(フルート、歌声とチェロのための)/ トッカーティーナ (ヴァイオリン・ソロのための練習曲)/ プレッション(一人の女性チェリストのための)/ 無題(一人の女性クラリネット奏者のための)(*)/ アレグロ・ソステヌート |
アンサンブル・フォルミンクス | |
| 「特殊奏法のデパート」ラッヘンマンの作品集。フルート一本と声、チェロによる「ヒョロヒョロかっぽん」お化け屋敷の再現風作品「tem A」以外、ボリュームを最大限に上げても殆ど何も聴こえず、何をしているかあまりよくわからないという極小音量で展開される作品ばかりのキワモノ的一枚。 たとえば(*)も極小音量作品ではあるが、しかしよくよく耳を澄ましてみると、超絶技巧が展開されているもようだ。『演奏者はややマゾヒスティックな快感をおぼえる人物でないと演奏できないものと思われ』るとは代理店の弁。これらはすべて、作曲をとおして楽器を人々に再認識させる、というラッヘンマンの独特な思考の産物。また代理店は、前項とは矛盾するようだが(*)で『クラリネット奏者がキーをタポタポ押すだけで、こんなにも色々な音色が出るものかと驚かされ』るとも述べている。 | ||
| ストラヴィンスキー・ イン・ブラック・アンド・ホワイト 〜ストラヴィンスキー作品の、 作曲者自身による2台4手のための編曲集 春の祭典(1913)/ 弦楽四重奏のための3つの小品(1914)/ ダンバートン・オークス 協奏曲 変ホ長調(1938)/ 七重奏曲(1953)/ムーヴメンツ(1959)/ ダンス(1台4手のための)(1914) |
ブガッロ=ウィリアムズ・ ピアノ・デュオ | |
| 完璧無比にして無敵の美女ピアノ・デュオ、ブガッロ=ウィリアムズ・ピアノ・デュオによる最新盤は、ストラヴィンスキー作品集。 「春の祭典」のドライかつスポーティなリズム感覚は驚異的、オケ版をもしのぐ迫力と力強さで圧倒する。「ダンバートン・オークス協奏曲」は、ストラヴィンスキーがアメリカに永住する前、結核を患った娘がジュネーヴのサナトリウムで療養していた頃、ヨーロッパで書かれた最後の作品。当時彼はバッハの音楽をよく聴き、自身ピアノでよく演奏もしていた。新古典様式の結晶のような存在とされるこの作品、冒頭からブランデンブルク協奏曲の第3番の冒頭に似ているなど、バッハの影響がいたるところで見られる。 今回の録音でデュオの二人は、オーケストラ版の楽譜に細かく指示されている、作曲者によるアーティキュレーションを活かしており、ひとつひとつのモティーフが活き活きくっきりと演奏されている。「ムーヴメンツ」は、ウェーベルンの「5つの小品」を思わせる、無調風のセリー音楽で、リズムや強弱の対比が一番のポイントとなる作品だが、無敵のピアノ・デュオは100点満点の演奏を繰り広げている。 | ||
| ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):作品集 破滅に瀕して (7つのチェロと2つのアクアフォンのための)(*)/ 深遠なる(バヤンまたはアコーディオンのための)(#)/ 四元数(4つのチェロのための)(+) イン・クローチェ(チェロとアコーディオンのための)(**) |
ユリウス・ベルガー(Vc;*/**) ヨン=ユン・ファン、 ニクラス・エッピンガー(Vc;*) アレクサンドラ・オアール、 ユーハン・チョイ、 ディエゴ・ガルシア、 テイ=ヤン・ツァン(Vc;*/+) ソフィア・グバイドゥーリナ、 ヴィクトール・ススリン (アクアフォン;*) ステファン・フッソング (バヤン;#/ アコーディオン;**) | |
| 1曲目の「破滅に瀕して」は、チェロの楽器本体のへりから上の指板で奏でられる、高音域による(時にはフラジオレットとなる)グレゴリオ聖歌の「怒りの日」が印象的な作品。また、2曲目は、名手フッソングによるバヤンが堪能できる曲。冒頭は低い音域で楽器自体ががたがたと鳴っているが、曲が進むにつれて高揚とともに音域も高まり、宇宙遊泳をしているような雰囲気の音楽となる。 グバイドゥーリナはハンブルクにほど近いアッペンという村に居をかまえている。そこの庭は、かつて日本を訪れた際に持ち帰ったシダが生い茂り、彼女の家の中には、ロストロポーヴィチがプレゼントしたというスタインウェイのグランドピアノをはじめ、クラシックの楽器のみでなくアジア各地の伝統的な楽器が実に数多く置かれている。このディスクに収められているのも、チェロといったクラシックの楽器のみならず、グバイドゥーリナ自身によるアクアフォン、さらには名手フッソングによるバヤンも含まれており、彼女の中に広がる、深い思考に満ちた音楽世界の一端に触れることが出来る。 | ||
| ハラルド・ヴァイス: 静かな壁(弦楽四重奏とテープのための;全15曲) |
ノモスSQ | |
| スタジオジブリ系の映画のサントラを髣髴とさせるサウンド。ヴァイスといえばどちらかといえばヒーリング、ニューエイジ系の世界で大物だが、このたび弦楽四重奏のための作品が登場。弦楽四重奏の音色が波のようにひたひたと聴くものの心に寄せては返す。どこまでも優しい雰囲気の作品で、さすがヒーリングの大家、何を書かせても実にじっくりと心にしみてくる。ただひたすら癒されたいという方に是非おすすめの一枚。 | ||
| ジャチント・シェルシ(1905-1988): やぎ座のうた Canti del Capricorno (女声と楽器のための20の歌;1962-1972) |
平山美智子 (声/ゴング/リコーダー) ウルリヒ・ クリーガー(Sax) マティアス・バウアー(Cb) ユルゲン・グレーツィンガー (Perc) ローランド・ ネッフェ(Perc) | |
| かけた途端、ゴングの刻むリズムにのって、女声によって淡々と唱えられるおそろしい呪文か念仏のような言葉、言葉、言葉。 「2006年5月、ウルム市のなんとも穏やかな春の夜、ファーの分厚いコートを着、医療用のマスクで顔を覆った小柄な人物がホテルから出た―その名はヒラヤマミチコ、82歳にして現代音楽の偉大な「singer」、そして、伝説と謎に包まれた作曲家シェルシの「ミューズ」であった人物に他ならない・・・。(中略)彼女はローマからやってきた。ポケットの中には、聖典のように大切な、シェルシの「Canti del Capricorno」の楽譜を携えて・・・。(ライナーノーツより)」 この平山美智子氏は、1924年生まれ。1940年代の東京で学び、その後渡欧。イタリアをはじめ各地のオペラ劇場で、蝶々夫人などを歌う歌手であった。シェルシに初めて出会ったのは1957年。彼女の友人が、シェルシのアパートの部屋の真下に住んでおり、彼女の家でのパーティーにシェルシも平山も招かれていたことが始まりだった。シェルシは、平山の歌う日本民謡に強く興味をしめした。彼は毎晩夜の11時から明け方の4時まで即興演奏をすることを日課としており、平山はその即興演奏を彼の部屋の前の階段にうずくまりながら聴いて、シェルシの音楽を少しずつ理解するようになった、という。シェルシは「生まれついてのパーカッショニストだった」と平山が述べているように、声楽にも、ほかの楽器にも打楽器的要素が強く見られるこの20の曲からなる作品、平山は時に呪文や経典を唱えるように、時に心のうちをすべて吐き出すように、時に動物的な声まで、縦横無尽、変幻自在に力強い歌唱を聞かせる。これで82 歳・・・ものすごい。 | ||
| the drum speaks〜ドラムは語る 朗読「私の心を見よ」 クラウス・ヒンリヒ・シュターマー: Ndim Lo 朗読「地獄の保護」 クラウス・ヒンリヒ・シュターマー: 夢をみないことを夢見る夜(*) 朗読「グァバ・ジュース」/同「スペア」 クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:チャカ 朗読「音楽ゲリラ讃」 クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:ウンラバ(+) 朗読「レッド・ソング」/同「リーン・ブルース」/ 同「トラック・オブ・トラックス(トラックの痕跡)」 クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:ルガーディ(+) 朗読「わが祖国への愛の詩」 クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:歳をとらない夜−祈り(+) |
サンディル・ディケーニ(朗読) カリン・レヴィン(Fl;*) ジェニファー・ハイマー(P;*) ステハン・フロレイクス、 オラフ・パイラス(打楽器;*) オンファロ四重奏団(打楽器) アンドレアス・ケーニヒ、 アキ・ホフマン(P;+) | |
| 日本の横笛を思わせる鬼気迫る迫力のフルートの焦燥感、閉塞感を抜け出そうとする旋律に、アフリカの打楽器のリズムが絡み、ドラマティックな物語的世界を繰り広げていく。曲と曲の間に入る詩は、サンディル・ディケーニという南アフリカ出身のジャーナリストでもある詩人が、政治的理由で牢獄に入れられていたときに創作したもの。自己の存在を認められないもどかしさと閉塞感、死についての考察など、人生についての深い考えが反映された主題の詩が多くみられる。詩人本人による朗読のため、韻をふんでいる箇所、詩の山場などの表現も実に巧みで、朗読自体がなにか歌曲を聴いているかのような説得力をもってせまってくる。入る音楽も詩の内容と連動したもので、なかなか奥深い一枚である。 | ||
| ウルリヒ・シュトランツ(1946-2004):作品集 nicht mehr- noch nicht(もはや、まだ)〜 室内アンサンブルのための(1971/1981)(*)/ Contrasubjekte(B-A-C-Hの名にもとづく 14人の弦楽奏者のためのパッサカリア)(1980)(#)/ ピアノとオーケストラのための音楽第2番(1992)(+)/ ダンス音楽(1990、セレナードより) 2つの管楽四重奏とコントラバスのための(**)/ Anabasis(1970)ピアノ・ソロのための(##)/ 文脈の外で(1997) 3つの部分からなる、新しい楽器のための音楽(++) |
H.P. インデアミューレ(Fl;*) H.エルホースト(Ob;*) K.ウェーバー(Cl;*) H=J.バーリッヒ(打;*) O.ゼーガー(P;*) M.デルングス(Cem;*) H.フォースター(Va;*) M.リーヒティ(Vc;*) ラート・チュップ指揮(*) ハンス・シュタットマイア指揮(#) ミュンヘン室内o.(#) ティモン・バルト(P;+) クリストフ・ エッシェンバッハ指揮(+) チューリヒ・トーンハレo.(+) クリスティアン・ ジーグマン指揮(**) バンダ・クラシカ(**) ゴットフリート・ ヘフェーレ(P;##) リノス・アンサンブル(++) | |
| ウルリヒ・シュトランツは、ミュンヘン育ちの作曲家。ドイツ国内で、次世代を担う期待の新進作曲家として活躍していた。間を大切にし、音がどんなに多く重ねられ大きくなっても失われない透明感を持つ作風が特長。ドライな部分があまりなく、あたたかみのある音楽が魅力。「音楽は物質世界を超えて人々と対話することのできるひとつの方法」と述べており、彼の音楽的宇宙を体感することが出来る。 | ||
| シチェドリン: ポリフォニーの手帳 (25のポリフォニック前奏曲) Op.50 (1972)(*)/ 12の前奏曲とフーガ (# 系)Op.29 (1964)(#)/ 12の前奏曲とフーガ (♭系)Op.45 (1970)(+) |
ロディオン・ シチェドリン(P) | |
| 録音:1973年(*)、1966年(#)、1971年(+)。原盤:MELODIYA 。 バレエの女王プリセツカヤの夫君にして旧ソ連を代表する現役作曲家ロディオン・シチェドリン (1932-)による、ピアノの代表作2篇の自作自演。彼はヤコフ・フリエール門下のピアノの名手で、自作の演奏にかけては他の追随を許さぬ神業を示す。「24の前奏曲とフーガ」はショスタコーヴィチの同名傑作以後もっとも優れたもので、非常に充実した内容と高度なピアノ技巧を堪能出来る。 | ||
| シチェドリン:自作自演によるピアノ作品集 ピアノ・ソナタ Op.25/ 若者のための手帳 Op.59(全15曲)/ バレエ音楽「せむしの子馬」〜3つの小品/ ユモレスク/アルベニスを模して/ 2つのポリフォニックな小品/ バッソ・オスティナート/ |
ロディオン・シチェドリン(P) | |
| 録音:1964年、1983年、モスクワ。原盤:MELODIYA。BMGとの提携時代にCD発売されて以降、入手出来なかった録音。 モスクワ音楽院でヤコフ・フリエール門下だったシチェドリンは、ロシアの作曲家の伝統にもれず、ピアニストの腕前も卓越している。当アルバムはシチェドリンの代表的なピアノ曲の自作自演集。思いのほかデリケートで、説得力満点。かつてメロディアからLPが、BMGからCDが発売されていたが、現在入手不可能となっていたので大歓迎の再登場。 | ||
| アレクサンダー・ゲール(1932-): Symmetry Disorders Reach (対称的な無秩序が到達するもの) |
ヒュー・ワトキンズ(P) | |
| 録音:2005年。 アレクサンダー・ゲールは、シェーンベルクに師事していた作曲家(で指揮者の)ワルター・ゲールを父に持つ音楽名家出身。ベルリンに生まれたがイギリスで育ち、パリとダルムシュタットでメシアンに師事。その後1960年代にはBBCのプロデューサーとして活躍、その後は様々な大学で教鞭をとり、ジョージ・ベンジャミンも門下生の一人。当盤の曲集に含まれる「メートル法の迷路」はベンジャミンに献呈されている。この人が書くピアノ曲の傾向は、聴きやすいシェーンベルク風といったところ。曲によっては、間延びしたジャズのようなしゃれた和声も聴かれる。 | ||
| ジョン・ケージ(1912-1992): チェロのための作品集 ソロ・フォー・「チェロ」(1958) / 一人の弦楽器奏者のための 59秒1 / 2 (1953) / アトラス・エクリプティカリス (2つのチェロのための)(1961) / 変奏I (1958)(ガウヴェルキ編 によるチェロ独奏版) / Etudes Boréales(1978) (チェロ独奏のための) |
フリードリヒ・ ガウヴェルキ(Vc) | |
| CDをかけた瞬間から、宇宙で原子がぶつかりあっているかのような、プリミティヴな世界が展開されており圧倒される。孤高の奇才チェリスト、ガウヴェルキは、ケージの作品をボディ・ペインティングのように激しい弓使いで進めて行く。「ジョン・ケージ」という険しくそそり立つ氷山の一角に昇り、そこで裸で踊っているような、命がけの演奏。4曲目の「変奏I (1958)」はガウヴェルキ編によるチェロ独奏版だが、偶然性の音楽の最たるもの。ガウヴェルキの神がかり的な弓さばきによって織り成される音世界は、人間の内奥の叫びのよう。最後におさめられたEtudes Boreales は、同じ題名でピアノのためにも同じ長さの曲が書かれており、このチェロのためのものとピアノのためのものを同時に演奏することもできるというもの。意識の奥底に押し込められている狂気を呼び覚ますような作品。 | ||
| レベッカ・サウンダース(1967-):作品集 blaauw/ブルー・アンド・グレー/デュオ/ ヴァーミリオン/興奮した静けさ |
ムジーク・ファブリーク | |
| どれも管楽器が活躍し、絶妙な「間」を感じさせる作品ばかり。決してやかましい音楽ではないが、心臓をわしづかみにされるような鬼気迫る感じが漂う一枚。 | ||
| トビアス・ピッカー(1954-):作品集 ウルスラのための4つのエチュード/古い失われた川/ ピアノのための3つの作品/川の流れ着くところ/ 甘き声が息絶えるとき/ブルー・フラ/ キーズ・トゥ・ザ・シティ(*) |
アーシュラ・オッペンス(P) トビアス・ピッカー(P;*) | |
| 現代ものの名手、アーシュラ・オッペンスによるピッカーの作品集。ドライになりすぎず、しかしポリリズムなども的確に演奏しており、芯が一筋通った説得力のある演奏。終曲のキーズ・トゥ・ザ・シティ(keys to the city)はマンハッタン島とニューヨークのブルックリン区を結ぶ、ブルックリン橋にまつわる様々なエピソードを音楽化したものといわれている。 | ||
| ナンカロウ没後10年記念 コンロン・ナンカロウ(1912-1997): 弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第3番/ プレイヤーズ・ピアノのための練習曲 [第15番(弦楽四重奏版/ イヴァー・ミカショフ編)(*)/ 第31番(弦楽四重奏版/ポール・アッシャー編)(*)/ 第33番(弦楽四重奏版/ポール・アッシャー編)(*)/ 第34番(弦楽三重奏版/作曲者編)(*)]/ ヴァイオリンとプレイヤーズ・ピアノのための トッカータ/ プレイヤーズ・ピアノのための三部作(*) [ A=72 / B=50 / C=92 ] |
アルディッティSQ プレイヤーズ・ピアノ (コンロン・ナンカロウ) | |
| 録音:2004年-2005年。(*)は世界初録音。 ナンカロウといえば、技術的に異常に困難な上に、細部にわたるまでくどいまでのテンポや強弱の指示のあるピアノ曲を書き、人間が演奏したものに決して満足できずに、ついにプレイヤーズ・ピアノ(代理店は「穴を開けたロールを中に入れ、そのロールを回転させることによってピアノ動かし[代理店記載ママ]正確無比な演奏が得られる自動ピアノ」と記している)のために作品を書いたという、自分のこだわりを貫きとおした20世紀最大の奇人作曲家。しかしその作品はジャズ風のもの、小気味よいリズムと軽めの和声など、おおいに楽しめる。 ナンカロウが33歳のときに書いた弦楽四重奏曲第1番は、美しい和声を用いたミニマル・ミュージック風な部分あり、新古典風の要素あり、で、普通に「いい曲」。23歳(1935年)に書かれたトッカータは、最初は生身の人間が弾くピアノのためにかかれたが、演奏が難しい急速なテンポによる連打があるため、1980年代に、ナンカロウ自身がプレイヤーズ・ピアノの適用を決めた。音がめまぐるしく駆け巡るさまは快感すら覚えるが、この録音にあたって、スタジオ内にはアルディッティのファーストヴァイオリン奏者とプレイヤー・ピアノだけがいた(あった)だけだと想像すると、なんともいえない感じがする。1987年、75歳のときに書かれた弦楽四重奏曲第3番では、さすがナンカロウといった感じで、終楽章でアッチェレランド(次第に速度をはやめ、音も大きくなる)の部分があるが、各パートでその加速の割合が厳密に定められている(第1ヴァイオリンは3%、第2ヴァイオリンは4%、ヴィオラは5%、チェロは6%)など、よくそこまで、と逆に感心してしまう指定ぶり。 迎えうつは現代ものを弾かせたら右に出るものはない団体、アルディッティ弦楽四重奏団。弦楽四重奏曲第3番は彼らのために書かれた作品とあって、正確無比な演奏が展開されている。聴けば聴くほど、ほんとによく演奏したなと感心の出来栄えとなっている。 | ||
| 初演メンバーによる貴重な演奏がCD化! ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):歌劇「兵士たち」(4幕) ミヒャエル・ギーレン指揮ケルン・ギュルツェニヒo. ゾルタン・クレーメン[ケーレメン?](B;ヴェーゼナー) エディット・ギャブリー(S;マリー) ヘルガ・イェンケル(Ms;シャルロッテ) マウラ・モレイラ(A;ヴェーゼナーの老母) クラウディオ・ニコライ(Br;シュトルツィウス) エリザベート・シェルテル(A;シュトルツィウスの母) リアーネ・シネク(Ms;ド・ラ・ロッシュ伯爵夫人) ヴィッリ・ブロックマイアー(T;若い伯爵・伯爵夫人の息子) アントン・デ・リッダー(T;デポルト) ハイナー・ホルン(Br;アイゼンハルト) エーリヒ・ヴィンケルマン(B;フォン・シュパンハイム伯爵、大佐) アルベルト・ヴァイケンマイアー(T;ピルツェル) ゲルト・ニーンシュテット(Br;オーディ) カミッロ・メゴール(Br;マリ) ノルマン・パイゲ、フベルト・メーラー、ヘリベルト・シュタインバッハ(T;若き将校) | ||
| 録音:1965年2月21日-22日、3月2日-3日、WDR Grosser Sendesaalスタジオ。モノラル、初CD化。日本語解説&日本語訳詞付き(ドイツ文学者、岩淵達治氏によるもの;国内代理店が輸入盤単体では販売を行いません)。ドイツの現代音楽の名門レーベルWERGOがLPで発売して以来ずっと幻の音源とされていたドイツの作曲家ツィンマーマンの「兵士たち」が遂に初CD されることとなった。 ツィンマーマンの作風の特徴の一つが、引用の技法を用いているということ。バロックからロマン派、さらに民俗音楽、ジャズなど様々なジャンルの音楽のエッセンスが隠し画のように取り入れられている。この引用の技法は、このオペラでも用いられている。さらにこの「多元主義」は、視覚的にもこのオペラに現われる。たとえば第2幕の終りでは、舞台上に3つの段が用意され、3つの場面が同時進行する。 初演にあたり、この作品はあまりにも難しく演奏不可能であるとサヴァリッシュやヴァントに言われて、初演時期がなかなか決まらなかったなど、数々の困難を伴った。最終的に、若き日のギーレンに棒が託されたが、そのリハーサルは壮絶だった。ソリスト歌手たちの練習は実に370回、声楽アンサンブルの練習が100回、さらにステージでの立ち稽古も60回以上。さらに、オーケストラ稽古が25回、全曲の通し稽古も実に10回(うち7回はピアノでなくオーケストラとの練習)。この作品の上演に対する当時の劇場関係者および演奏者たちの使命感がいかに強かったか、ということを感じさせられる。初演はチケットも早々に売り切れる大好評、一部否定的な見方をする批評家たちもいたが、大絶賛で終った。この、厳しい初演を実現したメンバーたちによる演奏の録音が、このCD。普通に聴いていても「演奏するのはたしかに難しいだろう」と感じられるこの作品だが、劇的で、うねるような圧倒的迫力。人間誰もが心の奥底に持っている、ドロドロした部分が冒頭から炸裂している。 2008年5月5日、7日、10日には、新国立劇場で若杉弘指揮で日本初演が成され(当盤の代理店初回出荷は2008年5月9日となってしまい、1月にアナウンスがされたにもかかわらず初日に間に合わなかったわけだが)、2008年最大の話題オペラ間違いなしといえるだろう。 あらすじは、小間物商人の娘マリーが、婚約者がいながら兵士たちと逢瀬を重ね、道を踏み外し、乞食、娼婦へと身を窶していくというもの。ドロドロの人間ドラマが繰り広げられている。 | ||
| シチェドリン:歌劇「貴族夫人モロゾワ」(2006) | ラリサ・コスチュク (Ms;モロゾワ) ヴェロニカ・ジオーエワ (S;モロゾワの妹ウルーソワ) アンドルー・グッドウィン (T;分離派指導者アッヴァクム) ミハイル・ダヴィドフ (B;皇帝アレクセイ) モスクワ音楽院室内cho. ボリス・テヴリン指揮 器楽アンサンブル | |
| 録音:2006年10月30日、モスクワ音楽院大ホール、世界初演時ライヴ。 シチェドリンといえば旧ソ連の作曲家というイメージが強いが、今なお作曲を続けており、2006年も新作オペラ「貴族夫人モロゾワ」を発表した。当ディスクは同曲の世界初演ライヴ。作曲に30年を費やしたというこの作品は、オペラの常識を破るものとなっている。登場人物はたった四名、オーケストラ・ピットには合唱団が陣取り、器楽はトランペット、教会の鐘、ティンパニと神の威光を表わす鎖のみ。物語は17世紀半ば、ロシアの宗教改革の際に命をかけて古代信仰を貫いた実在の貴族夫人モロゾワを主人公に、改革と西欧化、狂信性への反動と人間としての抵抗心をテーマにしている。旧ソ連節の健在ぶりにロシア音楽ファン狂喜。 | ||
| モートン・フェルドマン(1926-1987): for Philip Guston(1984)〜 フルート、パーカションとピアノのための |
ユリア・ブロイアー (ピッコロ/Fl/アルトFl) マティアス・エングラー (グロッケンシュピール/ ヴィブラフォン/ チューブラー・ベル/マリンバ) エルマー・シュランメル(P) | |
| フェルドマンは、図形楽譜を考案したり、80分以上かかる長大な作品を書いたりした作曲家。作品を通して、音は極めて少なく、寡黙な印象の中、ゆったりと曲が進む。 フィリップ・ガストン(1913-1980)は、モントリオール出身の抽象表現主義を代表する画家で、ユダヤ人虐殺や、残虐な行為を行う特殊団体などを題材とする絵画を遺している。1950年、フェルドマンとガストンはケージの紹介で出会った。作品はC(ハ)、G(ト)、A フラット(変イ)、 E フラット(変ホ)の4つの音がモチーフになっており、これは、ケージ(CAGE)のことを指している。 各ディスクとも1時間を余裕で越えており、トラック数は2〜3のみ。はっきり言って、どのディスクのどの部分から聴き始めても印象は同じだが、じっと聴いてみると、少しずつだが動きがあったりそれが収まったり、ちょっと音が高くなったりまた元に戻ったり・・・と何かしら常に変化していることに気付く。蝶がさなぎから孵化する過程(ここでは孵化という結末にはならないが)の映像を、早送りせず見せられている気分を味わえる作品。 | ||
| ペーテリス・ヴァスクス(1946-):作品集 ムジカ・アドヴェントゥス/ヴィアトーレ/ コンチェルト(イングリッシュホルン協奏曲;*) |
ノルムント・シュネ (コールアングレ;*)指揮 シンフォニエッタ・リガ | |
| 時代劇映画のBGMのような、そして大河ロマンのような、様々な熱さや優しさを内包しているヴァスクスの作品集。何か大切なものを抱きしめているような音楽。どちらかといえばヒーリング系の音楽と言えるが、そのスケールと包み込むような深い音色は他ではなかなか得られないものといえるだろう。 | ||
| ジョン・ケージ&ハンス・オッテ:東洋と西洋 オッテ:響きの書-2(*) ケージ:ソナタ第7番(#)/ソナタ第8番(#) オッテ:響きの書-9(*) ケージ:インターリュード第1番(#) オッテ:響きの書-8(*) ケージ:ソナタ第2番(#) オッテ:響きの書-6(*) ケージ:ジェミニ(#) オッテ:時の本-39(*)/時の本-13(*) ケージ:ソナタ第3番(#) オッテ:時の本-16(*) シェーンベルク: ピアノのための6つの小品〜Op.19-2(*) オッテ:時の本-17(*) ケージ:ソナタ第5番(#) オッテ:時の本-24(*) ケージ:ソナタ第11番(#) オッテ:時の本-19(*) ケージ:ソナタ第16番(#) オッテ:響きの書-10(*) オッテ:時の本-25(+) ケージ:ソナタ第6番(+) オッテ:時の本-48(+) |
フィリップ・ヴァンドレ (P;*/プリペアドP;+) エルマー・シュランメル (プリペアドP;#/P;+) | |
| このCDに収められているのは、もともと、ハンス・オッテの80歳の誕生日のために催されたコンサートで演奏されたのとほぼ同じ内容。ヨハネ福音書は「初めに、言葉があった。」と書き起こすが、少なくとも、音楽においては、初めにあるのは「音」。音楽に言葉がつけられたものも存在するが、それは、音楽の内容を異口同音に反復しているにすぎないのであって、あくまでも音そのものだけで何らかの意味を成さない音楽は、不完全である、という考えのもとに組まれたコンサートだった。静寂に自然に溶け込む音が、我々に西洋と東洋のバックグラウンドを想起させる。 オッテの「響きの書」は、催眠術のようなミニマルミュージック。実に美しい響きがはてしなく繰り返される中で少しずつアクセントの位置やハーモニーが変わってゆき、まさにヒーリングやニューエイジずばりそのもの。西洋音楽の新しい潮流の音楽。「時の本」は、西洋音楽の礎である調性を脱した「無調」で書かれている、ちょっと禅の空気を含む作品。禅の研ぎ澄まされた世界と、西洋音楽の究極の進化形のひとつの世界があわさっている。ケージのソナタの数々は、プリペアド・ピアノのために書かれており、ガムラン音楽のような呪術的要素を感じさせるもの。ヒーリングといってもお手軽なものではなく、耳も心もやさしくマッサージされるような気分になれる。 | ||
| ヘルスキー(1953-):悲劇 a-n | ヨハンエス・デブス指揮 ムジーク・ファブリーク | |
| 録音:1999年11月、ライヴ。 「音はどこから生まれ、どこへ消えてゆくのか」。ルーマニアに生まれたドイツ人ヘルスキーの頭からこの問いが離れることはない。彼女にとって、音楽創作活動は彫刻活動のようなもの。彼女の作品は、あらゆる方向から飛び出て来て、聴く人の体に突き刺さる。色々な楽器を効果的に響かせる技は見事。 | ||
| モートン・フェルドマン:4手のための作品 エドガー・ヴァレーズ/エレナ・ブガッロ編: アメリカ(2台ピアノ、8手版) モートン・フェルドマン:5台のピアノ |
ブガッロ=ウィリアムズ・ ピアノ・デュオ [エレナ・ブガッロ エイミー・ウィリアムズ]、 エイミー・ブリッグズ、 ベンヤミン・エンゲリ、 シュテファン・ヴィルト(P) | |
| 録音:2008年12月。「動」の作曲家エドガール・ヴァレーズと、ヴァレーズを敬愛してやまなかった、「静」の作曲家フェルドマンの作品集。#演奏家名は代理店記載ママ。 フェルドマンの作品は、彼ならではのひたひたと寄せては返す波のような音楽。5台のピアノによって演奏されても、不思議と静寂が増幅されているような感覚。 間に挟まれているのは、ヴァレーズの「アメリカ」。「春の祭典」の影響を受けたことが濃厚に感じられる作品。もともとは50人の管楽器奏者と、ほぼ絶え間なく打ち続けられる打楽器パートを備えた大規模な管弦楽作品。タイトルの「アメリカ」とは、その地理的なものを示すのみでなく、革新、冒険、発見といったものの象徴としての意味を含んでいる。規模の大きな作品がどのようにアレンジされているか、注目。 ヴァレーズの死後、フェルドマンは「ヴァレーズがいなかったら私の人生はどうなっていただろう?」と書いているほど、ヴァレーズに心酔し、自ら自分はヴァレーズを模倣している、とまで述べていた。二人の作曲家の作品を並列して聞くことにより、新たな聴覚が切り開かれる。 | ||
| サロミックス・マックス [salomix-max] コール・ポーター: マイ・ハート・ビロングス・トゥ・ダディ ルチアーノ・ベリオ:セクエンツィアIII モーツァルト:老婆 カローラ・バウクホルト:老婆/エミール タルクイニオ・メルラ: Hor ch'e il tempo di dormire アルバン・ベルク:四つの歌 Op.2 ハロルド・アーレン:オーヴァー・ザ・レインボウ ルーディ・スプリング:二つの断章 クルト・ヴァイル: 私は哀れな親戚(「鏡の湖」より)/ マトローゼン氏が言ったこと; スラバヤ=ジョニー(「ハッピー・エンド」より) ヘルムート・エーリング: 1つの声と拡声器のための「2」 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行 |
サロメ・カンマー(声) ルーディ・シュプリング (P/Cemb/編曲) ミヒャエル・リースラー (Cl/Sax) マリア・ライター(acc.) ベッティーナ・フックス(Fl) | |
| ついに出た!声による「熊蜂の飛行」。といっても、さすがにあの急速なパッセージをずっと声のみで演奏するわけではないのだが、相当がんばっている。単なるヴォカリーズ(母音唱法)や高速スキャットではなく、ズーズー言ったり、アワアワホヨホヨ言ったり、聴く者に息つくヒマも与えない。クライマックスではものすごい超絶技巧の超高音域でノックアウト。この夏これを聴き逃してはならないだろう。 サロメ・カンマーはフランクフルト出身の歌手・女優・チェリスト。ジャズからミュージカル、クラシック歌唱、さらにお芝居の世界でも活躍している。実に多彩な彼女、ミュージカル・ナンバーは爽やかに歌うし、ベリオ作品ではエッジの効いた表現で我々の度肝をぬき、メルラではクラシックの歌唱で聴かせる。「熊蜂の飛行」は、はっきり言って笑えるが、しかし途轍もなく上手いことに驚かされる。モーツァルトの「老婆」も、女版志村けんを思わせる、爆笑モノの名演技&名歌唱である。 | ||
| ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-): エル・シマロン〜 逃げ出した奴隷、エステバン・モンテーホの伝記 (4人の音楽家のための朗読劇 ミゲル・バルネットの本に基づくテキスト) |
アンゲロ・デ・ レオナルディス(Br) グンドゥル・アッゲルマン(Fl) クリスティーナ・ショルン(G) イヴァン・ マンチネッリ(Perc) ミヒャエル・ケルスタン音楽監督 エル・シマロン・アンサンブル ハンス・マグヌス・ エンツェンスベルガー (翻訳・音楽台本) | |
| 「4人の音楽家のための朗読劇」と副題がつけられたこの「エル・シマロン」(「シマロン」とは逃げ出した奴隷のこと)は、1860年に生まれた元奴隷、エステバン・モンテーホの伝記という形を取った作品。モンテ−ホが104歳の時、キューバの民族学者にしてライターのミゲル・バルネットが行ったインタビューを基にしている。ヘンツェは、モンテーホが108歳の時に会ったことがあり、「あんなに年老いた男には初めて会った。木のように背の高い大男で、歩くのは遅いが背筋は伸びている。そして目はぎらぎらと生気に漲っている・・・彼はまさに歴史的人物である」と述べている。 物語は、モンテーホの独白というかたちで進められていく。つらい労働を強いられた奴隷生活、脱走のこと、隠れるために入った森、森で出会った幽霊、そして女性のこと、喧嘩のことなど、まさにモンテーホの歩んだ波乱万丈の人生が語られていく。 | ||
| ペーテリス・ヴァスクス:オルガン作品集 ヴィアトーレ/カントゥス・アド・パーチェム/ カント・ディ・フォルツァ/ ムジカ・セリア/テ・デウム |
タリヴァルディス・ デクスニス(Org) | |
| 「美しい静けさ」という表現がぴったりの一枚。現代作曲家によるオルガン作品。オルガンというと、バッハの圧倒的な神を感じさせる音世界が思い浮かぶが、これはちょっと違う。はてしなく広がる冬の大地か地平線を思わせるような、静かに深く集中した世界が広がる。静かな世界はとても美しい。 | ||
| ジョン・ケージ:ドリーム ジョン・ケージ:ピアノ協奏曲 ジョン・ケージ/ステファノ・スコダニッビオ編: フリーマン・エチュード(ヴァイオリン版)/ ドリーム(ピアノとコントラバス版)/ 竜安寺(コントラバスとテープ版) ジョン・ケージ: ラジオ・ミュージック(5人の演奏家のための) |
ファウスト・ボンゲッリ、 マヌエル・ズリア、 ラブリツィオ・ オッタヴィウッチ(P) マイク・スヴォボダ(Tb) ジョヴァンニ・ダミアーニ、 ステファノ・スコダニッビオ指揮 | |
| 録音:1995年-2008年。 色々なイライラがたまって突然叫びたくなる瞬間、なんともいえない気分になることが誰でもあるのでは。ケージのピアノ協奏曲は、そんな気分が持続しているような作品。突如として噴出す不満のような各楽器、時折入る叫び声など、ぎりぎりの狂気が収められている。「竜安寺」は、スコダニッビオが生前のケージの前で演奏し、「これ以上完璧な演奏は聴いたことがない」と激賞されたという。禅僧たちの読経の声のようでもあり、あの世とこの世の境、意識と無意識の境にある重く固い扉を徐に開こうとするようでもある低い音。ケージが描こうとした禅の世界を究極の形で音にして私たちに提示してくれる。 | ||
| カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963):作品集 ブルレスケ・ムジーク/ ピアノ、管楽器と打楽器のための協奏曲/ 葬送協奏曲/ ヴィオラとピアノのための、 管楽器と打楽器伴奏による協奏曲 |
ベンヤミン・シュミット(Vn) ヨルク・クローネンベルク(P) エリザベス・クフェラート(Va) フローリアン・ウーリヒ(P) ポール・グッドウィン指揮 カイザースラウテルンSWR放送o. | |
| 録音:2004年、2007年。 バリバリ系ドイツが好きな方にはたまらない、逸演のハルトマン作品集。ハルトマンの作品は、時にシェーンベルク、時にマーラー、特にブルックナーを思わせる瞬間がある作風だが、高いテンションの持続、時折挟み込まれるピアノやピアニッシモによるソロの官能的な美しさなど、たまらない。ドロドロとした官能の後期ロマンの世界の色合いが強いが、葬送行進曲はフス派のコラールに基づいているナチへの抵抗作品であることなど、社会的メッセージも大変強い作品集となっている。 | ||
| ゲルハルト・シュテープラー(1949-):作品集 kybele / ]desires[ / x-錠前のための / ]roses[ / spices [3] |
アンネッテ・ロッベルト(S) ケルン打楽器四重奏団 | |
| 録音:2007年12月。 シュテープラーは特に打楽器のための作品を多く書いており、実に全作品の三分の一が打楽器作品。リズムはもちろんのこと、打楽器が持つ魔術的な側面や、儀式のような側面を極限まで引き出した作品が多く、独特の世界が広がる。 | ||
| シュトックハウゼン:初期作品集 コントラ・プンクテ(十楽器のための)(*)/ ルフラン(ピアノ、チェレスタと打楽器のための)/ ツァイトマッセ(5つの木管楽器のための)(*)/ シュラーク・トリオ(ピアノと打楽器のための) |
アンサンブル・ルシェルシュ ルパート・フーバー指揮(*) | |
| 録音:2008年8月。 ここに収められている4つの作品は、シュトックハウゼンのほぼ半世紀にわたる作曲活動の初期9年間に作曲されたもの。‘初期 'という言葉がシュトックハウゼンの作品に使われることはまだ稀だが、戦後ヨーロッパのアヴァン=ギャルド最大の作曲家の若き日のこれらの作品は、同世代の音楽家達に多大なる影響を与えている。共通の要素をもってはいるが、それぞれがいかに変化に富んでいるか、ということに驚かされる。シュトックハウゼンの初期の発展の物凄さを伝えてくれる作品群。 アンサンブル・ルシェルシュは現在の現代音楽シーンに欠かせない名人集団。1985年の設立以来、実に450作品ほどの初演を手がけ、現代の室内楽とアンサンブル音楽の発展に大きな貢献をしている団体。猟奇的な発作的発声など、楽器以外でもうまさを発揮している。 | ||
| ヘンツェ:管弦楽作品集 交響曲第7番 [ダンス/静かに、動いて/絶え間なく動いて/静かに、控えめに]/ シンフォニア第8番 [アレグロ/ アレグラメンテ・コン・コモド・テネレッツァ・エ・バッラビリタ/ アダージョ] |
マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送so. | |
| ヘンツェの新作、2つの交響曲の世界初録音盤の登場。阿鼻叫喚の中にも美しい旋律などが息づく作品。 | ||
| ヘンツェ(1926-): 交響曲第9番〜混声合唱とオーケストラのための (アンナ・ゼーゲルスの小説 「七番目の十字架」に基づく) |
マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送so.&cho. | |
| 録音:2008年11月。 ヘンツェが1996年から97年にかけて取り組んだ交響曲第9番は、アンナ・ゼーゲルスの小説『七番目の十字架』に基づくテキストに作曲された、ほぼ休みなく歌い続ける合唱を伴う大規模な交響曲。ゼーゲルスの本の内容は、7人の囚人が強制収容所から逃げ出そうとして失敗。士官たちは他の囚人たちへの見せしめとして、収容所の7本の木を切り倒し、十字架を作り、7人をはりつけにしようとする。しかし、7本目の十字架に乗るはずだった囚人は、脱走に成功。誰もいない7本目の十字架が、抵抗の象徴、独裁者への勝利のしるしとして描かれる物語。この交響曲は、不安で焦燥感いっぱいの「脱走」から始まり、「迫害者の告白」や「迫害」などと題された「7」の楽章から成る。最後は「救済」と題されてはいるが、終わり方はきわめて不安げなまま。独裁による人道の危機は終わることはない、というヘンツェのメッセージがこめられているようだ。 | ||
| 細川俊夫(1955-):ディープ・サイレンス〜GAGAKU〜 盤渉調の調子(アコーディオンと笙のための) 細川俊夫:クラウドスケープス〜月の夜 (アコーディオンと笙のための) 黄鐘調の調子(笙のための) 細川俊夫:線V(アコーディオンのための) 双調の調子(アコーディオンのための) 細川俊夫:光の中の呼吸のように(笙のための) 壱越調の調子(アコーディオンと笙のための) |
宮田まゆみ(笙) シュテファン・フッソング (アコーディオン) | |
| かけた瞬間、部屋の中が京都の竹林にはやがわり。聴き進めていくうちに、笙の音とアコーディオンの音に、体が八方から包み込まれる不思議な感覚が味わえる。まさに雅な無重力音世界、他では味わえない感動。 | ||
| ワーグナーはお好き?〜 Do you love Wagner? 2歩すすんで1歩さがる (ローエングリン「第三幕への前奏曲」より)/ ミックス・アンド・マッチ (ニュルンベルグの マイスタージンガー「第一幕への前奏曲」より)/ Tコード(トリスタン和声)への前戯 (トリスタンとイゾルデ「前奏曲」より)/ 愛の漂流(「愛の死」より)/ 重量オーバーの荷物(「タンホイザー」より) |
マイク・スヴォボダ(Tb) スコット・ローラー(Vc)他 | |
| トロンボーンを吹かせたら右に出るものはいない、スヴォボダ渾身のワーグナー編曲集。一曲目のローエングリーン第三幕への前奏曲は、ジャングルの奥地から聴こえてくるツンタカツンタカ刻むリズムにのって、トロンボーンが一人寂しくテーマを奏でる。ジャングルなのに何故かジャズのようにかっこよく聞こえてしまうのは、スヴォボダならではの上手さなのだろう。アコーディオンとメロディオンで聴くトリスタン和声は不思議とはまって、モダンタンゴのよう。ニーチェやマリネッティ、サティがワーグナーについて語った文章も曲の合間に朗読されており、ワーグナーの意外な一面を見ることができる。 | ||
| 雲と月 アドリアーナ・ヘルスキー(1953-):雲と月 J.S.バッハ:オブリガート・チェンバロと ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第1番 ト長調 BWV.1027 同第3番 ト短調 BWV.1029 アドリアーナ・ルスキー: ミゼレーレ(アコーディオンのための;1991/1992) J.S.バッハ:オブリガート・チェンバロと ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028 アドリアーナ・ヘルスキー: 名詞から名詞へ II(チェロのための;1983) |
ユリウス・ベルガー(Vc) ステファン・フッソング (アコーディオン) | |
| なんとアコーディオンの名手フッソングがチェンバロ・パートを担当するという豪華なバッハの登場。チェンバロとチェロ(あるいはヴィオラ・ダ・ガンバ)のバージョン以上にそれぞれのパートが美しく絡み合って、実に見事。音もきわめて良好。ルーマニア生まれのヘルスキーは、なんとも辛口な作風が魅力。 | ||
| PRIMEVAL SOUNDS-〜太古の響き ドビュッシー:前奏曲集I(1909-1910)/ クラム:マクロコスモスI(1972) クラム:. 始原の響き(創生I)「巨蟹宮」 ドビュッシー:デルフィの舞姫 クラム:プロテウス「双魚宮」 ドビュッシー:帆 クラム:牧歌(紀元前10000年の アトランティスの王国から)「金牛宮」 ドビュッシー:野を渡る風 クラム:十字架「磨羯宮」 ドビュッシー: 音と香りは夕べの大気の中に漂う クラム:幻のゴンドラ乗り「天蠍宮」 ドビュッシー:アナカプリの丘 クラム:夜の魔法I「人馬宮」 ドビュッシー: 雪の上の足あと/西風の見たもの クラム:影の音楽(エオリアン・ハープ のための)「天秤宮」 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 クラム:無限の不思議な輪 (永久運動)「獅子宮」 ドビュッシー:さえぎられたセレナード クラム:時の深淵「処女宮」 ドビュッシー:沈める寺 クラム:燃えいずる火「白羊宮」 ドビュッシー:パックの踊り クラム:夢の影像(愛と死の音楽) 「双子宮」 ドビュッシー:ミンストレル クラム:らせんの銀河「宝瓶宮」 |
エンリコ・ベッリ(P) | |
| ジョージ・クラムは、1929年に生まれたアメリカの作曲家。内部奏法を多用し田作品、マクロコスモスの第1集(1972年)の出版譜の冒頭で、彼は次のように述べている。「私の「マクロコスモス」のタイトルと形式は、20世紀のピアノ音楽の偉大なる2人の作曲家に対する私の敬意が反映されている。それは、バルトークとドビュッシー。もちろん、私はバルトークのミクロコスモスと、ドビュッシーの24の前奏曲を念頭において書いた(マクロコスモスIIは、1973年に完成され、マクロコスモスIとあわせると24の‘幻想的な作品集 'となる)。」 ドビュッシーの前奏曲第1集は、「大地」に、そしてクラムのマクロコスモスI は「天体」に根源を持っている。これらは二つとも、近代化や機械化に逆らうかのように、古代から伝わる神話への郷愁によって調和している。ドビュッシーは想像上の時空の中で、自身が神話の登場人物のパーンとなって、海、風、音を感じたままに音にしている。クラムは、無意識の感情や夢の投影としての星座の神話の世界を見つめながら作品を書いた。スタンスは違えども、二人とも神話を手がかりとして異次元への旅を試みている。そんな二人の作品が交互に演奏されることによって形成される螺旋階段をひとつひとつ昇っていくと、クラムの作品によって我々の想像力の扉が開かれ、ドビュッシーの作品の中に広がっている、今までに見たことのない世界、聴いたことのない響き、感じたことのない香り、すべてがくっきりと鮮やかに聴く者の目の前に立ち上ってくる。そしてドビュッシーのあとに演奏されるクラムの曲も、無機的な宇宙ではなく、香り高く幻想的な神話の世界として我々のもとに降りてくるような感じがする。不思議な気分で、2枚とも一気に聴きとおせてしまう不思議な説得力のあるCD。 エンリコ・ベッリはペーザロ出身の、フレスコバルディからシェルシまで、膨大なレパートリーをもつピアニスト。写真家、指揮者、役者、舞踊家、画家、すべての芸術家たちが一堂に会するPerpianosolo Festival にも度々出演している。今後、クラムのマクロコスモス全集を録音予定もあるということ。沈思に満ちた演奏は、説得力抜群、哲学者のようなピアニスト。 | ||
| サティ&スヴォボダ〜音声測定法 サティ:スポーツと気晴らし &スヴォボダ:20のフランス歌曲 [第1番−第10番] スヴォボダ:練習曲第1番「スピード」 サティ: 歌曲集「潜水人形」(全5曲)/ 最後から2番目の思想(前3曲)/ 3つの恋愛詩 スヴォボダ:5つのカノン 練習曲 サティ:スポーツと気晴らし &スヴォボダ:20のフランス歌曲 [第11番−第20番] サティ:グノシエンヌ第1番 (声、トロンボーン、アコーディオン、メロディカ) |
アンヌ=マリー・クリューゲル (声/バレルOrg/トイP/ メロディカ[ホーナー社製 鍵盤ハーモニカ]) ステファン・フッソング (アコーディオン/ トイP/メロディカ) マイク・スヴォボダ (Tb/メロディカ) | |
| 「私は音楽家ではない・・・誰もがあなたにそう言うだろう。それは正しい。私の音楽は純粋に、音声測定法なのだから」(サティ)。 ある意味この言葉は真実かも、と思わせる1枚。天下一のトロンボーン名人、スヴォボダの思慮深い作品配列と選曲、編曲によって、わけのわからないことをやっては「異端児」と呼ばれていたサティが、実に科学的で理知的な香りの強い作曲家であった、ということが浮かび上がって来る。 グノシエンヌ第1番は、ピアノ・ソロで聴くと、けだるげなステキな感じだが、このディスクの最後に収められているスヴォボダの編曲版で聴くと、謎めいた雰囲気を漂わせつつも、音の運びやハーモニーには無駄なものがなく研ぎ澄まされたものであることが感じられ、興味津々。「スポーツと気晴らし」は、サティの詩に自分が作曲した歌曲と交互に演奏している。時にホーミーを思わせるような音色をトロンボーンが奏でるなど、人間の本能に直截訴えてくるスヴォボダの作品を合間に挟むと、サティ作品の実にカチカチっとしている部分が際立つ。 なお、代理店の日本語表記には「泉水人形」なるものがあるが、誤り。 | ||
| 神秘の踊り〜 mythical dances ジョージ・クラム: 天界のメカニック「マクロコスモスIV」 (増幅されたピアノ、4手のための宇宙のダンス) [ケンタウルス座アルファ星/白鳥座ベータ星/ りゅう座ガンマ星/オリオン座デルタ星] ストラヴィンスキー:「春の祭典」第1部&第2部 |
ベッリ・ピアノ・デュオ | |
| 独特の音作りで我々を魅了するクラムの「マクロコスモスIV」と、ストラヴィンスキーの「春の祭典」という組み合わせ。この「マクロコスモスIV」は4手のために書かれており、特殊奏法が用いられる。聴覚が清められ、研ぎ澄まされるような感覚をおぼえると同時に、宇宙のような広い空間に包み込まれて浮遊しているような感覚をおぼえる。この状態で「春の祭典」を聴くと、なんだかまったく違う曲に聴こえてくるから不思議。クラムの作品は、我々が今生きている「時」とほぼ同時に、しかし我々とは別の世界に存在している宇宙の神秘を、そしてストラヴィンスキーの作品は、我々が生きている「時」よりかなり以前に確かに存在していて、しかし今は手が届かなくなってしまった大地の神秘を描いているといえるだろう。 | ||
| コンロン・ナンカロウ(1912-1997):自動ピアノのための練習曲集 | ||
| 録音:1988年1月10日&12日、ナンカロウの自宅スタジオ、メキシコ・シティ。使用楽器:ナンカロウ自身が手を入れたアンピコ自動ピアノ。旧 WER-6907、6909、6911の3点5枚をセットにした物。 アンピコ・ピアノの鄙びた音色と人間の手では到底不可能な速さで弾かれるパッセージの融合が独自の雰囲気を作り出す。 | ||
| ジョン・ケージ: 「日記〜いかに世界を改良すべきか、 事態はますます悪くなるだけだろう」 |
ジョン・ケージ(朗読) | |
| ケージを語る上で外せないCD。64ページの解説書つき。 | ||
| ヴェルゴ創立40周年記念(1962-2002)〜 スペシャル・エディション・ボックス シュトックハウゼン:コンタクテ(*) ケージ:ローラトリオ(+) リゲティ:(#) トリオ(1982)/コンティヌウム(1968)/他 リーム:(**) イメージとエコー/コルキス/他 |
シュトックハウゼン、 ケーニヒ(Fl;*) チュードア(P、Perc;*) ケージ(語り;+) ガヴリロフ(Vn;#) バウマン(Hr;#) カニーノ(P;#) ホイナツカ(Cemb;#) ギーレン指揮(**) 南西ドイツ放送so.(**) 他 | |
| ドイツの現代音楽レーベルの老舗ヴェルゴの名盤4点;WER-6009(*)、WER-6303(+)、WER-60100(#)、WER-6623(**)のセット化。完全限定盤。 | ||
| ジェルジ・リゲティ・追悼スペシャル・エディション (1923年5月28日トゥルナヴェニ - 2006年6月12日ウィーン) CD1(旧品番: WER-60045 ) レクイエム(1963/65)(*)/ アバンチュール(1962)(*)/新アバンチュール(1962/65)(*) CD2(旧品番: WER-60079 ) 弦楽四重奏曲第1番(1953-54)(#) CD3(旧品番: WER-60161 ): コンティヌーム〜チェンバロのための(+)/ 10の小品〜木管五重奏のための(+)/ アーティキュレーション〜テープのための(+)/ オルガンのための習作(+)// ヴォルミーナ〜オルガンのための(+) |
ヴォルフガング・シューベルト(*) ミヒャエル・ギーレン指揮(*) リリアーナ・ポリ(S;*) バルブロ・エリクソン(Ms;*) バイエルン放送cho.(*) ヘッセン放送so.(*) ブルーナ・マデルナ指揮(*) ジェルティ・シャルラン(S;*) マリー・テレーズ・カーン(A;*) ウィリアム・ピアーソン(Br;*) ダルムシュタット国際室内Ens.(*) アルディッティSQ(#) アントワネット・ヴィシェ(Cemb;+) ジグモント・サットマリー(Org;+) カール=エリック・ヴェリン(Org;+) バーデン=バーデン南西ドイツ 放送木管五重奏団(+) ケルン放送電子スタジオ(+) | |
| 「現代人が心に病性を宿すかぎり、リゲティの音楽は不死身なのだ。」(片山杜秀〜レコード芸術誌)。 2006年の6月12日にウィーンで息を引きとったリゲティ。現代音楽の雄レーベル WERGO が彼の死を悼み、長らく廃盤となっていた名盤CD3枚を追悼特別ボックス・セットにして特別価格&限定で再発。あなたが胸の奥に自らしまいこんだ狂気の世界へ、さあご一緒に! CD1のアトモスフェールは、片山杜秀氏曰く、「リゲティの十八番―精緻に織り上げられた響きの真綿が、僕らの喉を締めつけ、『ギャアー!助けてくれえー!』と思わず叫ばずにはいられない、<蜘蛛の巣がんじがらめ窒息音楽路線>」。グロテスク、猟奇的世界を音にするとまさにこんな感じになるのだろう。CD2の弦楽四重奏曲は、「マッド・サイエンティストの秘密実験室で、狂った機械がヒッチャカメッチャカに這いずりまわる風情の<錯乱したリズムによる発狂音楽路線>」(片山氏)を味わいたい方にピッタリ! CD3の「コンティヌーム」でリゲティのおたく的疾病世界は頂点に達し、もはやこわいものなし。暑い夏の夜、クーラーの効いた部屋に一人閉じこもって聴けば、忙しい日常に埋没されてしまいがちな自らの胸の奥に潜む狂気が呼び覚まされ、まったく新しい自分が発見できること間違いナシ。 | ||
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アール・ブラウン・コンテンポラリー・サウンド・シリーズ〜ブラウンの音楽人生 vol.1
[disc 1] CONCERT PERCUSSION FOR ORCHESTRA アマデオ・ロルダン(1900-1939):リトミカ第6番(*)/リトミカ第5番(*) ルー・ハリソン(1917-2003):カンティクル第1番(*) ウィリアム・ラッセル(1867-1935):3つの舞曲的楽章(#) ヘンリー・カウエル(1897-1965):オスティナート・ピアニッシモ(*) ウィリアム・ラッセル:三つのキューバ風作品 ジョン・ケージ(1912-1992)&ルー・ハリソン:ダブル・ミュージック(#) ジョン・ケージ:アモーレス(+) [ポール・プライス指揮(*) ジョン・ケージ(プリペアードP;+)指揮(#) マンハッタン・パーカッション・アンサンブル/1961年、LP] [disc 2] シュトックハウゼン、カーゲル カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007): 独奏打楽器奏者のための「ツィクルス」(*)/リフレイン(#) マウリシオ・カーゲル(1931-2008):トランシシオンII (ピアノ、打楽器、2つのテープのための)(+) [アロイス・コンタルスキー(P;#/ウッドブロック;#)、 ベルンハルト・コンタルスキー(チェレスタ;#/アンティック・シンバル;#) デイヴィッド・チューダー(P;+) クリストフ・カスケル (マリンバ、ギロ、木製ドラム、シンバル、トライアングル/他;以上*、 ヴィブラフォン、カウベル、グロッケンシュピール;以上#、Perc;+)/1961年、LP] [disc 3] 電子音楽の即興対決ライヴ ローマ(MEV = Musica Electronic Viva) [アラン・ブライアン、アルヴィン・カラン、フレデリック・ルツェフスキ、 リチャード・テイテルバウム、イヴァン・ヴァンドール] ロンドン(AMM)[コルネリウス・カーデュー、ルー・ゲール、クリストファー・ホッブス、 エディー・プレヴォスト、キース・ローヴェ][1970年、LP] | ||
| 全てマスタテープからのCD化、ディジタル化・マスタリング:ウド・ヴュステンドルファー。 1960年代にLPで出されたアール・ブラウン監修による貴重なシリーズが、WERGOより復刻される。第1弾は、ケージ自身が演奏するプリペアード・ピアノの音も聴ける打楽器コンサート(disc1)、カスケルの切れ味鋭いマリンバ、チューダーのまさに絶妙なタイミングのピアノが聴けるdisc2、そして、ローマとロンドンの電子音楽演奏集団の即興対決のdisc3。どれも、当時最先端をゆく演奏者たちが結集して最高のものを目指しているだけあって、大変クオリティの高い見事な演奏。50年弱たっても少しも色褪せないどころか、素晴らしい輝きと新鮮さを保っている音楽を、是非、ご一緒に。 アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズについて:このシリーズは、ケージ、ベリオ、シュトックハウゼン、そして他の前衛的な作曲家の作品に誰も接したことがなかった時代にリリースされた貴重な記録(LP)の復刻。今となっては実験的な音楽(現代音楽)の録音・資料は市場に多数あるが、1960年代初頭の人々は、同じ時を生き、革命を起こしている新しい世代の作曲家たちの作品を知らなかった。1960年代当時の革命作曲家世代のリーダー的存在であったアール・ブラウンは、彼自身、そして同時代の仲間たちの作品をレコードに記録するする機会を得、すでに当時活躍していた作曲家、また、頭角を現し始めた作曲家たちの作品を選んで収録した。ブラウンは世界中の作曲家や演奏家たちに呼びかけ、当時考えうる最高のメンバーを結集、演奏の面でも音質の面でも最高のクオリティでこの仕事をやり遂げた。これらの録音は、1961年から73年の間に計18枚のLPとしてリリース、現在、コレクター達の間でコンテンポラリー・サウンド・シリーズとして知られている。冒険的なレパートリー、質の高い演奏、そして作品と作曲家への高い忠誠度をもった、これらの録音は、20世紀音楽の最も重要な記録資料となっている。個々のCDのブックレット内容はすべて発表当時のものを採用、貴重な写真資料満載。WERGOは2011年の秋にかけて年間2巻ずつ、全6巻(各3CD)のシリーズとしてこの貴重な遺産をリリースしていく。復刻にあたっては、現代音楽の分野で高名なエンジニア、ウド・ヴュステンドルファーが、最高の機材を用いディジタル化。ブラウンが望んだ音世界が高い次元で再現されている。 アール・ブラウン(1926-2002):アメリカの作曲家。図形楽譜や、通常の5線譜ではなく50線譜を用いた作品、「開かれた形式(演奏者は楽譜をどのように読んでも、どこから演奏しても、どこで終わっても、何人で演奏してもよい)」で知られている。ケージやチューダーとともに「音楽と磁気テープのためのプロジェクト」にも参加、アメリカ・アヴァンギャルドの指導者としての地位を確立した。キャピトル・レコードの編集者および録音エンジニア、60年にはメインストリーム・レコードの「コンテンポラリー・サウンド・シリーズ」(このWERGOのシリーズの元となるもの)のディレクターを務めた。 | ||
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アール・ブラウン:コンテンポラリー・サウンド・シリーズ〜ブラウンの音楽人生 Vol.2
・室内オーケストラのための作品集(*) ルイジ・ノーノ(1924-1990):ポリフォニカ ― モノディア ― リトミカ(1951) ブルーノ・マデルナ(1920-1973):セレナータ No.2(1954/1957)[ブルーノ・マデルナ指揮イギリス室内o.] ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):ディファレンス(5つの楽器とテープのための)(1958-1960) [ルチアーノ・ベリオ指揮 ジャック・カスタニェ(Fl) ワルター・ルイス(Cl) フランシス・ピエール(Hp) ワルター・トランプラー(Va) セイムール・バラブ(Vc)] ・ニューミュージック・フロム・ロンドン(#) ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934-):アンテクリスト(1967)(**) ハリソン・バートウィストル(1934-):無口なカリヨンを鳴らせ(1964-65)(##) [ザ・ピエロ・プレイヤーズ(**) ピーター・マクスウェル・デイヴィス指揮(##) メアリー・トーマス(S;##) アラン・ハッカー(Cl;**/##) バリー・キン(Perc;**/##)] デイヴィッド・ベッドフォード(1937-):カム・イン・ヒヤ・チャイルド(1968) [ジェーン・マニング(S) ジョン・ティルバリー(P)] リチャード・オートン(1940-):2人または4人のプレイヤーのためのサイクル(1967) [モリー・ウェルシュ(Vc) リチャード・オートン(P/Perc)] ・フェルドマン―ブラウン(+) モートン・フェルドマン(1926-1987):durations I-IV (1960, 1961) アール・ブラウン(1926-2002): ヴァイオリン、チェロとピアノのための音楽(1952)/チェロとピアノのための音楽(1955)/ホドグラフI(1959) [ドン・ハモンド(Fl/アルトFl) ドン・バターフィールド(Tu) デイヴィッド・チューダー(P/チェレスタ) フィリップ・クラウス(ヴィブラフォン/ベル/マリンバ) マテュー・ライモンディ(Vn) デイヴィッド・ソイヤー(Vc)] | ||
| 録音:1961年(*)/1970年(#)/1962年(+)。 アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズ、第1弾につづいてお宝音源がギッシリ。(*)ベリオのディファレンスは電子音楽の金字塔的存在。ベリオ自身の指揮ということもあり、並々ならぬ緊張感に漲っている。(#)のベッドフォード作品はソプラノの声がピアノなどに共鳴した音から、虫歯に響きそうな高音など様々な音など実に様々な音が現れる。(+)にはブラウン本人の作品を収録。空間的な要素が強く、聴いていると宇宙に放り込まれたような気分になる。 アール・ブラウン/コンテンポラリー・サウンド・シリーズについて:このシリーズは、ケージ、ベリオ、シュトックハウゼン、そして他の前衛的な作曲家の作品に誰も接したことがなかった時代にリリースされた貴重な記録(LP)の復刻。今となっては実験的な音楽(現代音楽)の録音・資料は市場に多数あるが、1960年代初頭の人々は、同じ時を生き、革命を起こしている新しい世代の作曲家たちの作品を知らなかった。1960年代当時の革命作曲家世代のリーダー的存在であったアール・ブラウンは、彼自身、そして同時代の仲間たちの作品をレコードに記録するする機会を得、すでに当時活躍していた作曲家、また、頭角を現し始めた作曲家たちの作品を選んで収録した。 ブラウンは世界中の作曲家や演奏家たちに呼びかけ、当時考えうる最高のメンバーを結集、演奏の面でも音質の面でも最高のクオリティでこの仕事をやり遂げた。これらの録音は、1961年から73年の間に計18枚のLPとしてリリースされ、現在、コレクター達の間でコンテンポラリー・サウンド・シリーズとして知られている。冒険的なレパートリー、質の高い演奏、そして作品と作曲家への高い忠誠度をもったこれらの録音は、20世紀音楽の最も重要な記録資料となっている。個々のCDのブックレット内容はすべて発表当時のものを採用、貴重な写真資料満載。WERGOは2011年の秋にかけて年間2巻ずつ、全6巻(各3CD)のシリーズとしてこの貴重な遺産をリリースしていく。復刻にあたっては、現代音楽の分野で高名なエンジニア、ウド・ヴュステンドルファーが、最高の機材を用いディジタル化。ブラウンが望んだ音世界が高い次元で再現されている。(このシリーズはすべて、LPからの復刻で、オリジナルマスターテープはすべて消失している。) | ||
| ジェルジ・リゲティ(1923-2006): レクイエム(1963/65)/ アバンチュール(1962)/新アバンチュール(1962/65) |
リリアーナ・ポーリ(S) バルブロ・エーリクソン(Ms) ゲルティ・シャルラン(S) マリー=テレーズ・カーン(A) ウィリアム・ピアソン(Br) ヴォルフガング・シューベルト指揮 ミヒャエル・ギーレン指揮 ブルーノ・マデルナ指揮 ヘッセン放送so.、バイエルン放送cho. ダルムシュタット 国際室内楽アンサンブル | |
| ジェルジ・リゲティ(1923-2006): 弦楽四重奏曲第1番(1953/54)/弦楽四重奏曲第2番 |
アルディッティSQ | |
| ジェルジ・リゲティ(1923-2006): ヴァイオリン、ホルンとピアノのためのトリオ(1982)/ チェンバロのための「ハンガリー風パッサカリア」(1978)/ チェンバロのための 「ハンガリー・ロック(シャコンヌ)」(1978)/ チェンバロのための「コンティヌム」(1968)/ 2台ピアノのための「記念碑、自画像、運動」(1976) |
サシュコ・ガヴリロフ(Vn) ヘルマン・バウマン(Hr) エッカルト・ベッシュ(P) エリザベト・ホイナツカ(Cemb) アントニオ・バッリスタ(P) ブルーノ・カニーノ(P) | |
| パウル・ヒンデミット(1985-1963): 歌劇「聖女スザンナ」Op.21(1921)(*)/ 3つの歌Op.9(1917)(#) |
ヘレン・ドナート(S;スザンナ;*) ガブリエーレ・シュナウト(A;*) ガブリエーレ・ シュレッケンバッハ(A;*) ジャニス・マーティン(S;#) ゲルト・アルブレヒト指揮(*/#) ベルリン放送so.(*/#)、 RIAS室内cho.(*) | |
| 録音:1984年6月、イエス・キリスト教会、ベルリン。ベルリンRIAS放送局との共同製作。 | ||
| ジェルジ・リゲティ(1923-2006):ピアノ作品集 ムジカ・リチェルカータ(1951-1953)/ カプリッチョ第1番/インヴェンション/カプリッチョ第2番/ 2台ピアノのための「記念碑、自画像、運動」(1976) |
ベゴーニャ・ウリアルテ、 カール=ヘルマン・ ムロンゴヴィアス(P) | |
| パウル・ヒンデミット(1985-1963): 歌劇「殺人者、女の望み」Op.12(1921)(*)/ バレエ「悪魔」Op.28(1922)(#) |
フランツ・グルントヘーバー(Br;*) ガブリエーレ・シュナウト(A;*) ヴィルフリート・ガームリヒ(T;*) ヴィクトル・フォン・ハーレム(B;*) ベンクト=オーラ・マグヌソン(T;*) ルーシー・ピーコック(S;*) ガブリエーレ・ シュレッケンバッハ(A;*) ベアトリス・アルダ(S;*) ゲルト・アルブレヒト指揮(*/#) ベルリン放送so.(*)、 RIAS室内cho.(*) ベルリン放送so.団員(#) | |
| 録音:1986年2月、イエス・キリスト教会、ベルリン。ベルリンRIAS放送局との共同製作。 | ||
| パウル・ヒンデミット(1985-1963): 歌劇「ヌシュ・ヌシ」Op.20(1920) |
ハラルト・スタム(B) ヴィクトル・フォン・ハーレム(B) デイヴィッド・クヌートソン(CT) ヴィルフリート・ガームリヒ(T) ペーター・マウス(T) ガブリエーレ・ シュレッケンバッハ(A)他 ゲルト・アルブレヒト指揮 ベルリン放送so.、 RIAS室内cho. | |
| 録音:1987年、イエス・キリスト教会、ベルリン。ベルリンRIAS放送局との共同製作。 | ||
| ジョン・ケージ(1912-1992): プリペアド・ピアノのための ソナタとインターリュード (1946-48) |
ジョシュア・ピアス(P) | |
| 録音:1975年7月26日-27日、ミノット・サウンド・スタジオ、ホワイト・プレイン、ニューヨーク。 当盤は通常価格では限定入荷となる可能性がありますので、お早めにどうぞ。 | ||
| アリベルト・ライマン(1936-):歌曲集 ヴェルナー・ライネルトの詩による ソプラノとピアノのための子供の歌(1961)(*)/ メゾソプラノとピアノのための ルイーズ・ラベの9つのソネット(1986)(#)/ ピアノ連弾とソプラノ独唱のための「夜の空間」 (ライナー・マリア・リルケの "Sieh hinauf. Heut ist der Nachtraum heiter" による)(1988)(+) |
クリスティーネ・シェーファー(S;*/+) リアト・ヒンメルヘーバー(Ms;*) アクセル・バウニ(P;*/#/+) アリベルト・ライマン(P;+) | |
| 録音:1989年5月29日-31日、バイエルン放送第3スタジオ。 デビュー当時のシェーファーが参加している。 | ||
| ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ(1953-): 独唱、合唱と管弦楽のためのミサ曲Op.21 (1984) |
シェリル・ステューダー(S) ガブリエーレ・シュレッケンバッハ(Ms) ウィリアム・ペル(T) ボリス・カルメリ(B) ゲルト・アルブレヒト指揮 ベルリン放送so. ウーヴェ・グロノスタイ合唱指揮 RIAS室内cho. | |
| 録音:1984年? | ||
| ヴォルフガング・リーム〜 in the moment 〜ポートレイト | ||
| 言語:ドイツ語/字幕:英・仏/約260分。 リーム作品の初演時映像の一部(アバド指揮BPO&マーラー・ユーゲントo.、メッツマッハー指揮NDRso.&ハンブルク州立歌劇場o.、ミンゲSQ、エッシェンバッハ、ヴィトマン、マウザー、プレガルディエンらによる物)や、リームの音楽のハイライトが収められている。リームの音楽についての考察、また、リームの音楽が流行して売れっ子作曲家となり多忙を極めた時期の写真映像などが満載。 また DVD-ROM データとして、作品一覧、楽譜の抜粋、広範囲の文献、ディスコグラフィとMP3ファイル(リームと、ディーター・レクスロート[音楽学者?]との対話、など)も収められており、資料的価値も高い。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。 | ||
| WERGO DVD "musica viva" (PAL) 当レーベルの以下DVDアイテム( NZ 記号) は、映像がPAL方式で収録されており、国内の通常映像機器では視聴することができませんので、ご注意下さい。また、一部品切れのアイテムが出ており、入荷しないものがある可能性があります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.1〜 ディーター・シュネーベル:(1930-) 法悦 [Ekstasis] (2002) カティア・ベーア、ティム・ヘンニス、ミヒャエル・ヒルシュ、ニルス・ケラー、 シドニー・フォン・クロシク、中村 功、Henrike Paede, Isolde Siebert, Gustav Sjökvist ローター・ツァグロゼク指揮バイエルン放送so.&cho. | ||
| 収録:2002年6月22日(初演日)/2005年1月8日。収録時間:175分/音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。 16部に及ぶ壮大な作品。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.2〜 イェルク・ヴィートマン(1973-):実験的室内楽作品集 打楽器独奏のための「 Skelett 」[シュテファン・ブルム(Perc)]/ 6人の独唱のための「 Signale 」[シュトゥットガルト・新ヴォーカルソリスト]/ ピアノ独奏のための[ Hallstudie 」[イレーネ・ルッソ(P)] イェルク・ヴィートマンへのインタビュー | ||
| 収録:2004年4月16日/2004年11月16日。収録時間:126分/音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.3〜恐怖と熱望 ヘルムート・ラッヘンマン(1935-):作品集 ...zwei Gefühle... / Consolation I und II / Mouvement (- vor der Erstarrung) ヘルムート・ラッヘンマンへのインタビュー |
ヘルムート・ラッヘンマン(語り) ヴァルター・ニュスバウム指揮 ensemble aisthesis, スコラ・ハイデルベルク | |
| 収録:2003年10月24日、聖ルカ教会、ミュンヘン。収録時間:124分/音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.4〜 カール・アマデウス・ ハルトマン(1905-1963):3つの交響曲集 [第1番「レクィエムの試み」(1935-1936)(*)/ 第5番「協奏交響曲」(1950)(#)/ 第8番「大管弦楽のための」(1960-1962)(+)] |
カテリーネ・ゲルトナー(A;*) ローター・ツァグロゼク指揮(*) フランク・オッル指揮(#) インゴ・メッツマッハー指揮(+) バイエルン放送so.(*/#/+) | |
| 収録:2004年10月29日/2005年9月30日/2005年10月29日。収録時間:144分/音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.5〜 ヘルムート・エーリング(1961-):作品集 Das Blaumeer, aus: Einkehrtag / Verlorenwasser, aus: Der Ort / Musikalisches Opfer ヘルムート・エーリングへのインタビュー |
マーティン・ブラビンズ指揮 ノルベルト・グロー指揮 インゴ・メッツマッハー指揮 バイエルン放送so.、 Xsemble München | |
| 収録時間:135分/音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.6〜 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-):作品集 独奏弦楽器、金管と打楽器のための 「 Antifone 」(1960)/ ソプラノと大オーケストラのための 「 Nachtstücke und Arien 」(1957)/ 歌劇「鹿の王」(1953-56)〜 ソプラノとテノールのための二重唱 「 Was können wir tun 」/ 管弦楽のためのエア「 Fraternité 」(1999) / 大管弦楽のための 「 Appassionatamente 」(1993/94) ハンス・ヴェルナー・ヘンツェへの 2つのインタビュー(1988年/2006年) |
ミカエラ・カウネ、 モイカ・エルトマン(S) ステュアート・スケルトン(T) ペーター・ルジツカ指揮 バイエルン放送so. | |
| 収録時間:171分/音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.7〜 Mythos und Technik ヤニス・クセナキス(1922-2001):作品集 18の弦のための「 Symos 」(1959)/ ピアノと86人の奏者のための「シナファイ」(1969)/ 「 Theraps 」(1975-76) (*)/「 Nekula 」 ヤニス・クセナキスへのインタビュー |
大井 浩明(P) フランク・ライネッケ(Fg?) ヨハネス・カリツケ指揮 アルトゥーロ・タマヨ指揮 ローター・ツァグロゼク指揮 バイエルン放送so.、 Ensemble Resonanz | |
| 収録時間:130分/音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。(*)は元々無伴奏コントラバスのための作品だが、当盤での編成は不明。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.8〜 シェルシ&ツェンダー:作品集 ジャチント・シェルシ(1905-1988): Hymnos / Quattro pezzi (su una nota sola) / Natura renovatur ハンス・ツェンダー(1936-): チェロと管弦楽のための「バルド」 |
ハンス・ツェンダー指揮 バイエルン放送so. | |
| 収録:2006年3月3日。音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| ムジカ・ヴィヴァ Vol.9〜Schwarz auf Weiss ハイナー・ゲッベルス(1952-):演奏集 エリック・サティ/マイク・スウォボダ編: Phonométrie セバスティアン・シュティーア: Double / Fluchtlinien / hin her / Zwei Lieder / der und die / Windflüchter II ジョン・ケージ/ハンス・オッテ編: Orient - Occident |
ハイナー・ゲッペルス指揮 アンサンブル・モデルン、 ストラスブール・ パーカッション・アンサンブル | |
| 収録:2006年7月1日、プリンツレーゲンテン劇場、ミュンヘン/2000年9月28日、ムッファトハレ、ミュンヘン。音声: Dolby Digital Stereo /メニュー:独・英/リージョン・コード: 0/画面: 4:3 /映像方式:PAL。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。また、国内代理店で扱いが無い商品ですので、入荷までにはお時間がかかります。 | ||
| WERGO "ALCRA" | ||
| ALC-5104 廃盤 |
シューベルト(ジャン・フランセ編):3つの軍隊行進曲 ショパン(ジャン・フランセ編): 3つのエコセーズ/ドイツ民謡による変奏曲 シャブリエ(ジャン・フランセ編):3つの絵画的小品 ジャン・フランセ: モーツァルト没後200年記念のエレジー/ ヨーロッパ風小ワルツ |
ライナー・シェル指揮 アマデ木管アンサンブル |
| ピアノ曲の名曲をジャン・フランセが管楽アンサンブル用に編曲したもの。 | ||
| 全跳躍〜ジークフリート・ケーラー:作品集 ユモレスク(*)/7つの芸術歌曲(+/#) 喜歌劇「全跳躍」〜バレエ音楽(**) レヴュー・オペラ「つむじ風と喜びの雲」〜 ギゼレイアの登場の歌(+/**)/タランテラ(**) タンゴ・ヴィジョン(**)/情熱(**)/ 犯罪喜歌劇「紳士淑女」〜幽霊の場(**/***) ミュージカル「おしとやかなザビーネ」〜 影絵芝居の音楽(++) ミュージカル「オールド・ジャーマニー」〜 世界漫遊旅行者のブギ(##) |
クリスティーネ・ ミュールバッハ(Hp;*) レナ・ノルディン(S;+) ジークフリート・ケーラー (P;#)指揮(**/++) ストックホルム王室宮廷楽団(**) ラインラント=プファルツ 州立po.(++) ガリー・ベルクソン(P;##) ストックホルム歌劇場の 歌手たち(***) | |
| 録音:1977年3月&6月。 ケーラーは東ドイツにおいて音楽関係の要職を歴任した重鎮。明晰で旋律的なスタイルを追求した作風で、聴きやすいと同時に心に訴えてくる要素をたっぷりたたえている。 | ||
| ムソルグスキー/ナウモフ編曲: ピアノ協奏曲「展覧会の絵」(1991) ナウモフ:ピアノと管弦楽のための「瞑想」(1982) |
エミル・ナウモフ(P) イーゴリ・ブラシュコフ指揮 ベルリン・ドイツso. | |
| 録音:2000年2月14日〜18日、ベルリン自由放送大ホール。クラシックを越えて様々なアレンジで広く親しまれている「展覧会の絵」。 オリジナルのピアノ版と管弦楽編曲版双方の美点を生かすべく、鬼才ナウモが用意した答えがこれ。ラヴェルをはじめストコフスキー、アシュケナージら先人たちがアイデアを凝らした冒頭の処理を、 意表を突いてカデンツァで開始するあたりが何とも心憎い限り。 初演で指揮を務めたロストロポーヴィチも絶賛という出来栄え。他にディティーユの委嘱による静寂なムードを湛えたナウモフの自作を収録。 | ||
| エリック・サティ &ユンゲル・グレーツィンガー〜夢の中で 眠りの空間/グノシエンヌI/ 私はたくさん夢をみる/ドリーム・プレイI/ 天使/3つの恋愛詩よりI/ドリーム・プレイII/ 詩人の歌(潜水人形より)/グノシエンヌII/ 悲歌(3つの歌より)/グノシエンヌIII/ 花(もうひとつの3つの歌より)/ ドリーム・プレイIII/3つの恋愛詩よりII/ もしあなたが知っているのなら/ 3つの恋愛詩よりIII/雲の中で/ グノシエンヌIV/ドリーム・プレイIV/ シルヴィ(3つの歌より)/ グノシエンヌVII/ドリーム・プレイV |
アンサンブル・ヨーロピアン・ ミュージック・プロジェクト | |
| グレーツィンガーはヨーロッパ打楽器界の重鎮。演奏者としてのみならず、編曲者、パフォーマーとして多方面で活躍している。そんな彼が仲間をひきつれて、自ら書いたサティ「風」な曲やサティの曲を演奏。なんとも摩訶不思議な音空間。 | ||
| バーバラ・ヘラー(1936年-): リコーダー・ソロのための100のメロディーの本 |
ヨハネス・フィッシャー(リコーダー) | |
| 13センチのリコーダーかファゴットのようなおばけリコーダーまでを駆使したアルバム。名手フィッシャーが、約100にものぼるリコーダーのためのメロディーを、一曲一曲楽器を吟味しながら演奏している。瞑想的な曲、故郷の山々の間を吹きぬける一陣風のようなどこか寂しげな曲、どの曲も1分少々ときわめて短い中に、濃縮された世界が広がっている。 | ||
| パウル・ディートリッヒ:クラシック・パロディ [場つなぎピアニスト/ラグタイム・トリスタン/ ベートーヴェンはいかにしてエリーゼを祝ったか/ モーツァルト対クレメンティ/ ベートーヴェンとスコット・ジョプリンが 「ハッピー・バースデー」を共作したら] |
パウル・ディートリッヒ(P) | |
| タイトルだけでも笑いを誘うアルバム。CDでは、ディートリッヒが「ピアノ&釈明」とクレジットされており、これまた徹底している。 | ||
| フェルディナント・ロー(1869-1927): のみのワルツ(猫ふんじゃった) |
フェルディナント・ロー(P) | |
| 録音:1896年。シングルCD。 レーベルよりの正式コメントで「間違いなく1896年録音」とされているが、SP再生音のようなノイズ以外は極めてクリアで、新しい録音にノイズを載せたようにも聞こえる程。いずれにしろ珍品系アルバム。なお、ブックレットや解説は一切無く、CDシングル用のケースに盤のみが収められている。 | ||
| ワーグナー(ノルベルト・J.シュナイダー編): ミニッツ・トリスタン(12台のピアノによる) |
ミュンヘン音楽大学 ピアノ・アンサンブル | |
| 録音:1996年。収録時間:約6分。 ミュンヘンのプリンツゲント劇場改装記念のCDで、CD本体がワーグナーの顔の形に切り取られていると言う、クラシックでは非常に珍しいアイテム。曲も面白く、ピアノ・ファン、ワーグナー・ファンなら持っていて損はない。ブックレットや解説は一切無く、CDシングル用のケースに盤のみが収められている。 | ||
| WERGO "INTUITION" ギリシャの作曲家ミキス・テオドラキスを中心としたシリーズ。同郷のクセナキス同様クーデターで投獄されてパリに亡命。その後国会議員となり、軍司政権崩壊後は大臣に就任、今や国家の文化的英雄となった。なかなか聴く機会のない作曲家だけに、これだけの作品が出ているのは嬉しい。中でもケーゲルの交響曲第7番は要注目。 | ||
| テオドラキス:歌曲集 愛する町/11月18日/笑う少年/マルガリータ/他 |
ミキス・テオドラキス(Vo) | |
| ピアソラ:現実の57分 | アストラ・ピアソラ(バンドネオン)他 | |
| これこそピアソラ最後の録音。神業の域まで達している。 | ||
| テオドラキス:バレエ音楽「ゾルバ」 | ソフィア・ミハエリディ(Ms) コスタス・パパドプロス(リュート) ルーカス・カリティノス指揮 ハンガリー国立o. ハンガリー放送cho. | |
| テオドラキス:オリンピックの歌 祈りの歌/オリンピック競技/勝利/戦い/ 競技の失敗/競技の復活/大地への讃歌 |
ルーカス・カリティノス指揮 ギリシア放送cho.、管弦楽団 | |
| テオドラキス: オラトリオ「カント・ゲネラル」 (詩/パブロ・ネルーダ) |
アレクサンドラ・パパジアコウ(A) フランギスコス・ヴチノス(Br) ルーカス・カリティノス指揮 ベルリン器楽合奏団、 ベルリン放送cho. | |
| テオドラキス: 交響曲第7番「スプリング」/アテネの実行/ 海の行進曲/葡萄園の女性 |
カーリ・レヴァース(S) ヴィオレッタ・マジャロヴァ(A) セルゲイ・ラリナス(T) グンター・エマーリヒ(B) ヘルベルト・ケーゲル指揮 ドレスデンpo.、プラハ放送cho. | |
| テオドラキス:交響曲第4番 | ルーカス・カリティノス指揮 アテネso.、cho. | |
| テオドラキス:バレエ組曲「アレキス・ゾルバ」 | ソフィア・ミハエリディ(Ms) コスタス・パパドプロス(ブズーキ) ミキス・テオドラキス指揮 ルーカス・カリティノス指揮 ハンガリー国立o. ハンガリー放送cho. | |
| オルフ:カトゥッリ・カルミナ | ヴォルフガング・シェーファー指揮 アントワープ・ロイヤル・ フレーミシュpo.団員 | |
| WERGOから発売されている「トリオンフィ3部作」からの分売。「愛」のありかたについて問う内容と、かなりきわどい挿絵の数々が妙にマッチ。 | ||
| テオドラキス:交響曲第1番/アダージョ | ミキス・テオドラキス指揮 ペテルブルグ国立オペラso. | |
| ピアソラ〜1989年BBSライヴ | アストラ・ピアソラ(バンドネオン) | |
| 録音:1989年。ライヴ。 ピアソラ最後のコンサートのひとつを録音した貴重なドキュメント。 | ||
| テオドラキス:シンフォニエッタ/戒厳令 | ミキス・テオドラキス指揮 インターナショナル室内o. | |
| テオドラキス:室内楽作品集 ヴァイオリンとピアノのためのソナティネ第1番(1952)/ ヴァイオリンとピアノのためのソナティネ第2番(1958)/ ピアノ三重奏曲(1947) |
トリオ・アテーニエン | |
| 録音:1986年。テオドラキス初期の貴重な室内楽作品が作曲者自身の監修で初CD化。リズミカルで歌謡性に富んだソナティネ第1番は、自作「クレタ」からの歌曲と舞曲を基にした作品。 テオドラキスの最も洗練された作品の一つに数えられるソナティネ第2番では、母国ギリシャ固有の音楽の伝統と新たな作曲技法とを簡潔かつ巧みにまとめ上げている。ピアノ三重奏曲は、 内戦時レジスタンス運動のメンバーになった翌年に作曲されながら、40年近くの間埋もれていた作品。テオドラキス・ファン必聴の内容。 | ||
| テオドラキス:レクイエム | ジャンヌ・ポレウツォワ(Ms) リュポウ・ジルツォワ(S) ペーター・ミグノフ(B) アレクサンドル・ ティムチェンコ(T) ミキス・テオドラキス指揮 サンクト・ペテルブルグ国立 アカデミック・カペラso.、 同cho.、少年cho. | |
| テオドラキスの自演による入魂の演奏。さすがは自作だけあり、作品への共感は見事だ。 | ||
| テオドラキス:歌劇「アンティゴネ」/「メデア」/「エレクトラ」 | ||
| INT-3312、3316、3320で分売されている古代ギリシャ・オペラ三部作ボックス・セット。 | ||
| テオドラキス:「エレクトラ」(1991-94) | ガリーナ・トルボノス(エレクトラ) ウラディーミル・フェリャエル(オレステス) エミリヤ・チタレンコ(クリソテミス) ダーリャ・ルイバコワ (クリテミネストラ) エフゲニー・ヴィチネフスキ (オレスト)他 ミキス・テオドラキス指揮 サンクトペテルブルク 国立アカデミー・カペラ | |
| 録音:1998年4月、サンクトペテルブルク。作曲家テオドラキスはギリシャの国民的英雄で、大臣経験者。この作品は上演された各都市で熱烈に歓迎された、R.シュトラウスの同名作よりむしろ聴きやすく、美しい音楽。 | ||
| テオドラキス:歌劇「アンティゴネ」(1999初演) | エミリヤ・チタレンコ (アンティゴネ) ユーリ・ヴォロビオワ (エディプス) ウラジーミル・ フェリャエル(クレオン) イリーナ・ リオグカヤ(ヨカスタ)他 アレクサンドル・ チェルノウシェンコ指揮 サンクトペテルブルク国立 アカデミー・カペラ | |
| 録音:1999年10月、サンクトペテルブルク。テオドラキス最後のオペラ。 | ||
| テオドラキス:歌劇「メデア」(1991初演) | エミリヤ・ チタレンコ(メデア) ニコライ・オストロフスキ (ジャゾン) ペーテル・ミフノフ (エジェウス)他 ミキス・テオドラキス指揮 サンクトペテルブルク国立 アカデミー・カペラ | |
| 録音:1998年4月、サンクトペテルブルク。テオドラキスが渾身の大作をみずから指揮。 | ||
| ASTOR PIAZZOLLA & QUINTETO TANGO NUEVO LIVE IN COLONIA,1984 Biyoya(未発表)/Caliennte(未発表)/ ルンファルド/デカリシモ/天使のミロンガ/ 天使の死/天使の復活/AA印の悲しみ)/鮫/ アディオス・ノニーノ/Contraaraque(未発表)/ ムムキ/Miguel angelo(未発表)/チンチン |
アストル・ピアソラ (バンドネオン) パブロ・ジーグレル(P) フェルナンド・ スアーレス(Vn) オスカル・ ロペス・ルイス(G) エクトル・コンソール (ダブルベース) | |
| 録音:1984年11月14日、ドイチェ・ヴェレ、ケルン。ライヴ。 ニューヨーク時代を経て、フュージョンやジャズまでをも吸収・消化したピアソラ円熟期後半のクインテート時代。ヨーロッパ・ツアーの最終日にケルンで行われたライヴ。 一世一代の名曲「Adios Nonino(アディオス・ノニーノ)」はもちろん、天使3部作に加え、4曲もの未発表曲を収録。タンゴの枠を越えた、斬新な和音が響き渡る。 | ||
| テオドラキス: オーケストラのためのバレエ組曲「謝肉祭」 [序曲/男のダンス/グレート・ダンス/ 愛のダンス/ディヴェルティメント/ メイ・ポール/ポニー/キャメル/ 女のダンス/大団円]/ メゾ・ソプラノとオーケストラのための 「大がらす」(*) |
アレクサンドラ・ グラヴァス(Ms;*) ミキス・テオドラキス指揮 サンクト・ペテルブルグ 国立カペラ | |
| どこまでも透明で明るい色彩を帯びた音世界。「謝肉祭」の音世界はテオドラキス色120パーセントだが、「大がらす」は一転してしっとりとした厭世感ただよう音世界。 テオドラキスの以外な一面が発見できる一枚。 | ||
| テオドラキス(ローロフ編): ギター編曲による作品集 |
ライナー・ローロフ(G) | |
| テオドラキス作品をギターに編曲して精力的に演奏活動を行なっている、ライナー・ローロフによる、テオドラキスの書いた歌謡曲をギターに編曲したものをあつめたアルバム。 地味にも思えるが、かなりオシャレ。疲れた日の夜に小さな音で聴いていると、ささくれだった心に染み透り、人生意外に捨てたものではないかも、と思えて来る。 | ||
| チャーリー・マリアーノの芸術 アルビノーニ:アダージョ レオンカヴァッロ:「道化師」〜衣装をつけろ プラム/アイランド/次の最後の波/キャンディ・リップ もう行った方がいいよ/バラードじゃなく/ローピン ヤーガプリヤ |
チャーリー・マリアーノ(Sax) ジョナサン・スィアーズ指揮 ヴュルツブルグpo. ニュー・オン・ザ・コーナー [ベルンハルト・ピヒ(P) ルーディ・エンゲル(Cb) ビル・エルガールト(ドラムス)] | |
| チャーリー・マリアーノは1923年生まれのアルト・サックスの巨匠。渡辺貞夫の師匠にして秋吉敏子の元夫。1曲目がアルビノーニのアダージョだが、 あのオーソン・ウエルズの「審判」でも使われた、甘いけれどもどこか荘重な響きのアルビノーニが、突然どこかのナイトクラブの妖しい音楽に変身してしまう。その後はもう一気呵成にマリアーノの音楽に翻弄される1時間。 おもしろい音楽が聴きたい、という人にお薦め。 | ||
| First Songs〜 ミキス・テオドラキス(1925-):若き日の作品集 私がほしいもの(1939)/ まなざしをかわすより(1939)/秋(1942)/ 平和(1947)/夜のミサ(1939)/他 (全15曲+1ボーナストラック) |
ミキス・テオドラキス、 マリア・ファラントゥーリ(歌)他 | |
| 録音:1999年。 テオドラキスの20代の作品も収められた歌曲集。合唱つきで軽快なリズムの伴奏がついており、どれも耳に心地よく、「みんなの歌」風なつくりになっているものから、しんみりと聴かせるものまで様々。 | ||
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ミキス・テオドラキス(1925-): resistance ソング・オブ・レジスタンス/ 包囲網の状態/魂の行進 |
ミキス・テオドラキス(朗読/歌) | |
| ギリシアの音楽機関などに対するレジスタンス活動を展開したテオドラキス。彼の影響力はあまりに大きく、彼の主張は、音楽界のみならず、詩や映像や演劇にまで浸透した。彼の影響力をおそれた政府は、1967年にギリシアが軍事政権になった際、彼の音楽を禁止し、彼を捕らえた。このディスクに収められているのは、テオドラキスが捕らえられていた期間に彼が語ったり朗読したり、歌ったりした詩や音楽。自由について、また、捕らえられている部屋の壁の向こうを思いながら歌ったものなど実に様々。尚、通常のカセットテープにシンプルに録音されたものが音源なので、音質はやや古めかしい。 | ||
| テオドラキス:歌劇「ディオニュソスの変容」 (全2幕/ヘンニク・シュミートによる室内楽オケ版) |
ミキス・テオドラキス指揮 オルケストラ・ディ・ムジカ・ ディフィシーレ(グダニスク) コンチェントゥスcho. | |
| テオドラキスはオペラを数曲書いているが、その第1号である作品がこれ。ギリシア神話のディオニュソス神が登場する。ディオニュソスは神として、そしてまた人間としてこの世に現われる。物語は詩人によって語られ、時は1900年代半ばから古代まで、そして所も様々に飛躍しながら進められる。最後は詩人が観客にむかってピストルをかまえ「私は未来を撃つ」と言って幕となる、幾重もの物語から構成されるやや複雑なストーリーではあるが、音楽自体は非常に明快。 | ||
| テオドラキス:作品集〜エーゲ海の東 音楽に満ちた海/日は沈む/あなたの海なる髪/ 火のとき/スプリング・ミュージック/あなたを待つ海/ 日がな一日あなたを愛す/水と戯る/海がつづくかぎり/ 海のうた/水の循環/海の色/ナイト・フライト/ 波のリズム/神秘なるエーゲ/あなたの身体の川/ ビザンツ遺跡/太陽のあしあと/欲望に火がついて/ 水の音楽とともに/燃え盛る7月の風 |
ジェン・ナウミルカ(Vc) ヘニング・シュミート(P) | |
| 録音:2007年2月。 「人間の深い声、チェロの音色、ピアノの澄み切った宝石のような音色・・・音楽が「語る」ものというのは、人間の心でとらえきることはできない」とテオドラキスは語る。テオドラキスの音楽のもつ豊かな情景、きらきらとした光・・・掬おうとしても指の間からこぼれてしまう、砂のかけら、夢のかけらといったものに満ちた音楽。暖かな気分に浸れる幸せな一枚。 | ||
| WERGO "ORGAN" | ||
| リオネル・ロッグ〜オルガン・リサイタル・イン・ジュネーヴ リオネル・ロッグ:武満のオマージュ 他、ヴィエルヌ、ヴィドール、フランク、ビゼー、リストの作品 | ||
| 録音:ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ。 リサイタルが行われたジュネーヴ・ヴィクトリア・ホールは1984年に壊滅的な火災に遭ってオルガンも焼失、その再建に携わったロッグにとって新しく完成したオルガンはまさに理想的な楽器であり、 選曲の巧みさもあいまって、よくあるオルガンCDとは違うエキサイティングな雰囲気を味わうことができる。 | ||
| 有名な女流オルガニストたち アラウホ:ティエント[オディール・バイユー(Org)] ジャンヌ・ドメシュー(1921-1968):テ・デウム[ジャンヌ・ドメシュー(Org)] デュリュフレ:アランの名によるプレリュードとフーガ[マリー=マドレーヌ・デュリュフレ=シュヴァリエ(Org)] デュプレ:インテルメッツォ/トッカータ[ロラン・ファルシネッリ(Org)] グーディメル:賛美歌/ジュアン・アリスト・アラン(1911-1940):フリジア旋法によるバラード ラングレー:旋法風の小品第3番[マリー=ルイーズ・ジロ=パロ(Org)] リスト:バッハの名による前奏曲とフーガ[マリー=クレール・アラン(Org)] | ||
| 原盤:ERATO/他。20世紀を代表する6人のオルガニストの演奏を収録。もちろんオルガンもそれぞれ異なる。ジュアン・アリスト・アランはマリー=クレールの兄で、第2次世界大戦にて若くして没した。 | ||
| ハラルト・ゲンツマー: オルガン・ソナタ第2番/オルガン幻想曲/ クリスマス協奏曲/オルガン・ソナタ(1952) |
ゲルハルト・ヴァインベルガー(Org) | |
| 暁の星のいと美しきかな シャイデマン、シャイト、ブクステフーデ、バッハ、 ガーデ、H.ライマン、カルク=エレルト、 レーガー、カミンスキ、ディストラーの作品 |
トルステン・ラウクス(Org) | |
| 録音:2000年2月。オルガン曲を得意としたルター派の成立から現代にいたるまでの各年代の代表的な作曲家たちによる「暁の星のいと美しきかな」を題材にした曲の数々。 オルガンも「1910/11年製ドルヌム、聖バルトロマイオス・ルター派協会のフォン・ホーリー・オルガン」、 「1900年生アイゼンベルク市教会のヴァルカー・オルガン」、「1939年製シュパイヤー、プロテスタント記念教会のシュタインマイヤー=クロイカー・オルガン」の3台を弾き分けており、なかなか凝ったCDと言える。 | ||
| ヴィドール:オルガン交響曲第5番 から トッカータ バッハ:コラール「おお人よ、汝も罪の大いなるを嘆け」 前奏曲とフーガ ニ長調 バッハ(グレース編曲):主よ、人の望みの喜びよ メンデルスゾーン(コメット編曲):結婚行進曲 デュプレ:アントレ、カンツォーナとソルティエ ジョンゲン:トッカータ Op.104 |
フェリックス・ヘル(Org) | |
| ルイ・アルシャンボウ(1705-1789): オルガン作品集 |
マリー・アカン(Org) | |
| 1690年製歴史的オルガン使用。ヴェルゴから古楽系が出るのは珍しいが、レパートリーのほうがこれまた非常に珍しい。アカンはフランスの美少女系オルガン奏者。 名前の似ているマリー=クレール・アランのポストたり得るか? | ||
| バッハ/レーガー編曲: 半音階的幻想曲とフーガ BWV993 平均律クラヴィーア曲集 〜前奏曲とフーガ嬰ハ短調 BWV849 2声のインヴェンション BWV772-786(3声に編曲) 幻想曲とフーガ BWV912(原曲;トッカータ ニ長調) |
イレーネ・ペロー(Org) | |
| 編曲魔でバッハ・マニアだったレーガーならではの作品。2声に独自の半音階的声部を付加したインヴェンションが興味深い。 | ||
| リオネル・ロッグ自作自演集 亡霊/永遠の光 4つのエレメント − 武満徹をたたえて 3つの新練習曲/デュリュフレ讃歌 オルガン曲集 トッカータ・カプリチョーザ |
リオネル・ロッグ(Org) | |
| BISに録音したブルックナーの交響曲のオルガン編曲版がロング・セラーを続けているロッグ。「4つのエレメント」は武満追悼にために書かれ、東京オペラ・シティで初演されたシンセサイザー的・SF的音響の作品。 | ||
| オルガン・デュオのための作品集 J.クロッパーズ(1937-):舞踊組曲 J.G.アルブレヒツベルガー(1736-1809):前奏曲とフーガ ハ長調 D.ベダール(1950-):小組曲/トリロジー S.ウェスリー(1766-1836):エリザのためのデュエット R.ベルティング(1953-):名クリスマス・キャロルによる組曲 |
シルヴィ・ボワリエ& フィリップ・クロジエ(Org) | |
| 録音:1998年10月27-28日、カナダ、ケベック州モントリオール。カサヴァント大オルガン使用。20年近いキャリアを持つカナダの夫婦デュオによる4手のためのオルガン作品集。 | ||
| ハンザ同盟都市のバロック時代におけるオルガン名曲集 〜ロスキレ司教座教会の時鐘 トゥンダー:前奏曲ヘ長調 コラール幻想曲「主なる神よ、われら汝をたたえん」/カンツォーネ ブクステフーデ: トッカータ ヘ長調 BuxWV156/シャコンヌ ヘ短調 BuxWV160 カンツォーネ BuxWV171/テ・デウム BuxWV218 バッハ:主なる神、われら汝をたたえん BWV725(27のコラールより) 前奏曲とフーガ ト長調 BWV550 |
ユルゲン・エルス(Org) | |
| 録音:2001年3月26-29日、デンマーク、ロスキレ、司教座教会。1554/1654年製歴史的オルガン使用。 | ||
| スイスの作曲家のオルガン作品集 ハンス・フーバー(1852-1921): 聖書の言葉による幻想曲(1882) ルドルフ・モーザー(1892-1960): オルガンのためのパッサカリア Op.30 No.1 オネゲル(1892-1955): フーガ嬰ハ短調(1917)/コラール ニ短調(1917) フリードリヒ・クローゼ(1862-1942): ブルックナーのある即興(の主題)による前奏曲と 二重フーガ(師ブルックナーの正確な思い出に;1907) |
ベルンハルト・レオナルディ (Org) | |
| 録音:2001年6月15-17日、ベルン大聖堂。1726年L.G.ロイ製、1999年クーンによりシステム付加されたオルガンを使用。 フーバーは19世紀スイスで最も重要な作曲家。ライプツィヒ音楽院に学び、ロマン派的な作品を残した。モーザーは同じくライプツィヒ音楽院で学んだ後、フーバーに師事した作曲家。 より現代的で個性的ながら教会様式に結びついた表現を特徴としている。クローゼはカールスルーエ、ジュネーヴ、ウィーンで研鑽を積んだロマン派の作曲家。 ウィーン時代にブルックナーに師事したことは特筆に値し、今回録音された作品の下地にもなっている。オネゲルはフランス6人組としてよく知られているが、ル・アーブルで生まれたスイスの作曲家で、 ドイツ的側面とフランス的側面がバランスよく融合された点を特徴としている。演奏者のレオナルディはザールブリュッケン聖ヨハネ大聖堂の常勤オルガニスト。 ザールブリュッケンとベルンで学び、ヨーロッパで活躍する新進演奏家。 | ||
| ドイツ最初のカヴァイエ=コル製オルガン 曲目不明 |
ダニエル・ロート(Org) | |
| ロートはデュリュフレとアランに師事したフランスのヴェテラン・オルガニスト。 | ||
| ナジ・ハキム(1955-):聖書と民謡を題材としたオルガン作品と即興集 最期の裁き(マタイ伝第25章31-46節;2000) 歓びの歌(詩篇第150;1998) 洗礼者ヨハネをたたえるシンフォニア(1997) ラトヴィア民謡によるバガテル(1998) 2つの民謡風主題に基づく即興的幻想曲(1000) |
ナジ・ハキム(Org) | |
| 録音:2000年2月12日、12月2日、パリ、三位一体教会。使用楽器:アリスティド・カヴァイエ=コル製。 ナジ・ハキムはレバノンのベイルートに生まれ、フランス・オルガン音楽の正統的後継者として認められ、今回の録音場所でもある 聖三位一体教会のオルガニストにメシアンの後を受けて就任した。 | ||