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ORCHESTRAL CONCERT CDS
ORCHESTRAL CONCERT CDS
価格帯記載無し:1枚あたり¥2420(税抜¥2200)




 東欧旧共産圏のオーケストラがイギリスを訪れた際、コンサートホールでの実況録音を担当していたイギリス人エンジニア、ジェフリー・テリーが、自身の手でそのマスターテープからCD化し世界のファンに供給するために創設したレーベル。
 私家盤LPやテープなどで極少量流通した可能性はあるが、商業的な発売としては基本的にすべて初出となる音源と思われる。
 演奏家・指揮者はLP期に馴染みの深かった人々が多く、
  ・ヴァルトハンス&ブルノpo. (OCCD-1/2008[「新世界」他]、OCCD-7/2009[「アスラエル交響曲」他])、
  ・コシュラー(OCCD-10/2010[「ドヴォ8」「死と変容」]OCCD-2/2008、)、
  ・スメターチェク(OCCD-14/2011[ショスタコ第10]、OCCD-2/2008)、
他にチェコ三重奏団〔パーレニーチェク、I.シュトラウス、ヴェチトモフ〕らチェコ勢の充実ラインナップには思わず目を疑うほどだが、 さらには
  ・ヴィウコミルウカ + ロヴィツキ(OCCD-12/2011)、
  ・フェレンチク&ハンガリー国立so.(OCCD-5/2009)、
  ・日本でも馴染み深いゲルハルト・ポッセの1966年指揮盤(OCCD-8/2009)、
  ・マズア(OCCD-6/2009[ブル7]、OCCD-13/2012
に加え、なぜかイギリス勢も、
  ・自宅録音を含むカンポーリのソナタ集(OCCD-3/2009)、左記で伴奏を務めたピーター・ケイティンの協奏曲やリサイタル・アルバム等、まさに豪華絢爛盛り沢山の内容となっている。
 #規格記号は「CD」で始まりますが、「OCCD」で管理致します。


OCCD-15/2016
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【注目盤】
エキエル + ロヴィツキ&ワルシャワ国立po.
 プロコフィエフ(1891-1953):交響曲第1番 ニ長調「古典交響曲」 Op.25
 シマノフスキ(1882-1937):交響曲第4番(ピアノと管弦楽のための協奏交響曲)Op.60 (*)
 ブラームス(1833-1897):交響曲第4番 ホ短調 Op.98
  ヤン・エキエル(P;*) ヴィトルト・ロヴィツキ指揮ワルシャワ国立po.
 録音:1967年4月3日、ライヴ、ハダースフィールド・タウン・ホール、ハダースフィールド、イギリス。
 1967年4月、ヴィトルト・ロヴィツキ(1914-1989)とワルシャワ国立po. がイギリスを訪れ演奏旅行したの際のライヴ録音を初CD化(初出?)。
 当プログラムのソリスト、ヤン・エキエルはポーランドの古都クラクフに生まれたピアニスト・作曲家・教育者・音楽学者。1937年、第3回ショパン国際ピアノ・コンクール8位入賞。1953年よりワルシャワ国立高等音楽学校ピアノ科教授。バッハからプロコフィエフに至るレパートリーを持つピアニストだったが、やがてショパンの音楽の研究に注力。1949年よりショパン国際ピアノ・コンクール審査員(1985、1990、1995年は審査員長、2000、2005年は名誉審査員)。1959年、ポーランドの国家的プロジェクトであるショパン作品の楽譜全集「ナショナル・エディション」の編集主幹に就任、2010年に完結。ポーランド音楽界の功労者として叙勲多数。2014年8月15日、二週間後の101歳の誕生日を前にワルシャワでその生涯を閉じた。
 ソリストがヴァンダ・ヴィウコミルスカの別プログラムは OCCD-12/2011 で発売済み。
スメターチェク&プラハso.
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  交響曲第10番 ホ短調 Op.93
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮
プラハso.
 録音:1968年3月6日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。#品番は当初OCCD-14/2012とアナウンスされましたが、上記へ変更されました。
マズア&ベルリン・シュターツカペレ + ブルマイスター
 ベートーヴェン(1770-1827):序曲「レオノーレ」第3番 Op.72b (*)
 ハイドン(1732-1809):交響曲第88番 ト長調 Hob.1:88 (*)
 パウル・デッサウ(1894-1979):ベルトルト・ブレヒトの記念に (#)
 マーラー(1860-1911):さすらう若者の歌 (#/+)
  アンネリーゼ・ブルマイスター(A;+)
  クルト・マズア指揮ベルリン・シュターツカペレ
 録音:1967年11月18日、ホワイト・ロック・パヴィリオン、ヘイスティングズ、ライヴ(*) /1967年11月17日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ(#)〔ただし、各曲・演奏日・録音会場 の対比はそれぞれ未確定〕。おそらく初出音源。#品番は当初OCCD-13/2012とアナウンスされましたが、上記へ変更されました。
2016年再プレス〜ヴァンダ・ヴィウコミルスウカ + ロヴィツキ&ワルシャワpo.
 ブリテン(1913-1976):ヴァイオリン協奏曲 Op.15(*)
 チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
 モニュシュコ(1819-1872):オペラ「幽霊屋敷」第4幕〜 マズルカ(アンコール)
  ヴァンダ・ヴィウコミルスウカ(Vn;*)
  ヴィトルト・ロヴィツキ指揮ワルシャワpo.
 録音:1967年4月7日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。
 1967年4月、ポーランドの名指揮者ヴィトルト・ロヴィツキ(1914-1989)とワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団がイギリスを訪れ演奏旅行したの際のライヴ録音を初CD化。ソリストとして随行したヴァンダ・ヴィウコミルスウカ(1929-)はタデウシュ・ヴロンスキ(1915-2000)他に師事したポーランドの名ヴァイオリニスト。1952年第2回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第2位。ブリテンのヴァイオリン協奏曲は彼女が得意としていたレパートリーのひとつ。
 #当レーベルのベストセラーである当CDはメーカー完売後しばらく入手不能でしたが、2016年4月に国内代理店が100個発注したことにより再生産が決定されました。再プレス分完売後は流通在庫のお取り寄せのみとなり、約2倍の価格& CD-R 製版の可能性がありますので、お早目のオーダーを強くお薦めいたします。
ピーター・ケイティン、ショパン・リサイタル〜ショパン(1810-1849):
 17のポーランドの歌 Op.74 より
  〔乙女の願い(第1番)/私の愛しい人(第12番)/指輪(第14番)/遊び(第4番)〕/
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58 /
 スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54 /マズルカ ト短調 Op.24 No.1 /
 アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 /
 夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15 No.2 /ワルツ 嬰ハ短調 Op.64 No.2
  ピーター・ケイティン(P)
 録音:1966年10月29日、フェアフィールド・ホール、クロイドン、イギリス、ライヴ。おそらく初出音源。
コシュラー&プラハso.
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  交響曲第8番 ト長調 Op.88
 R.シュトラウス(1864-1949):
  交響詩「死と変容」Op.24
スデニェク・コシュラー指揮
プラハso.
 録音:1967年3月13日、アルバート・ホール、ノッティンガム、イギリス、ライヴ。おそらく初出音源。
ボヘミアso. + サシャ・ヴェチトモフ
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  序曲「自然の中で」Op.91/
  チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104(*)
 スク(1874-1935):
  オペラ「ラドゥースとマフレナ」
   Op.16 〜組曲「おとぎ話」Op.16
サシャ・ヴェチトモフ(Vc;*)
ミロシュ・ゼレンカ指揮
ボヘミアso.(中部ボヘミアso.)
 録音:1973年5月27日、ポジェブラディ劇場、チェコ、ライヴ。おそらく初出音源。
ゲルハルト・ポッセ&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハo.
 J.S.バッハ(1685-1750):管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV1066
 J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042(*)
 モーツァルト(1756-1791):ディヴェルティメント第7番 ニ長調 K.205
 ハイドン(1732-1809):交響曲第6番 ニ長調「朝」
 J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068 〜 アリア(アンコール)
  ゲルハルト・ボッセ(Vn;*)指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・バッハo.
 録音:1966年10月、セントパンクラス・タウン・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。
ヴァルトハンス&ブルノpo.
 フランティシェク・シュクロウプ(1801-1861):
  チェコスロヴァキア国歌
 スク(1874-1935):アスラエル交響曲 ハ長調 Op.27
イジー・ヴァルトハンス指揮
ブルノpo.
 録音:1968年11月13日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。
マズア&ベルリン・シュターツカペレ
 ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番 ホ長調
クルト・マズア指揮
ベルリン・シュターツカペレ
 録音:1967年11月17日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。
フェレンチク&ハンガリー国立so.
 ベートーヴェン(1770-1827):
  劇付随音楽「エグモント」序曲
 コダーイ(1882-1967):ガランタ舞曲集
 ブラームス(1833-1897):交響曲第1番 ハ短調 Op.68
 ベルリオーズ(1803-1869):
  劇的物語「ファウストの劫罰」
   〜ラコッツィ行進曲(アンコール)
ヤーノシュ・フェレンチク指揮
ハンガリー国立so.
 録音:1966年2月26日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。
チェコ三重奏団
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調「幽霊」Op.70 No.1
 ドヴォルジャーク(1841-1904):ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調「ドゥムキー」Op.90
 マルティヌー(1890-1959):ピアノ三重奏曲第2番 ニ短調〜第3楽章(アンコール)
  チェコ三重奏団[ヨセフ・パーレニーチェク(P)
          イヴァン・シュトラウス(Vn) サシャ・ヴェチトモフ(Vc)]
 録音:1972年10月15日、クイーン・エリザベス・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。
アルフレード・カンポーリ&ピーター・ケイティン
 モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ第42番 イ長調 K.526 (*)
 ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30 No.2 (*)
 ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108 (+)
  アルフレード・カンポーリ(Vn) ピーター・ケイティン(P)
 録音:1963年9月24日、フェアフィールド・ホール、クロイドン、イギリス、ライヴ(*)/1973年、アルフレード・カンポーリの自宅、サウスゲート、ロンドン(+)。おそらく初出音源。
コシュラー、スメターチェク& プラハso. + ケイティン
 ウォルトン(1902-1983):序曲「スカルピーノ」(*)
 プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26 (*/**)
 ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979):反映 Op.49 (#)
 ラヴェル(1875-1937):スペイン狂詩曲(+)
 ドヴォルジャーク(1841-1904):スラヴ舞曲第15番 Op.72 No.7(アンコール)(+)
  ピーター・ケイティン(P;**) スデニェク・コシュラー指揮(*/+)
  ヴァーツラフ・スメターチェク指揮(#) プラハso.(*/#/+)
 録音:1967年2月8日(*)、1968年3月6日(#)、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ(*/#)/1967年2月13日、アルバート・ホール、ノッティンガム、イギリス、ライヴ(+)。
ヴァルトハンス&ブルノpo.
 ドヴォルジャーク(1841-1904):
  交響曲第9番 ホ短調「新世界より」Op.95
 ヤン・ノヴァーク(1921-1984):
  フィルハーモニー舞曲集(*)
 ディーリアス(1862-1934):
  オペラ「イルメリン」前奏曲/
  オペラ「コアンガ」〜ラ・カリンダ
イジー・ヴァルトハンス指揮
ブルノpo.
 録音:1966年10月22日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン、ライヴ。おそらく初出音源。(*)は楽曲として、商業録音初出(世界初録音作品)。
 イジー・ヴァルトハンス〔ワルドハンス〕(1925-? or 1923-1995 )は1962年から1978年までブルノpo.の首席指揮者を務めた。1980年代以降は極端に情報が少なくなり、生没年もはっきりしない(おそらく上記は後者が正しい物と思われる)程忘れられてしまった感があるが、OCCD-7/2009と共に、新音源の発売は嬉しい。


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