| ONDINE 25周年記念盤 以下の 250番台にあたる5タイトルは、2010年に発売された ONDINE 25周年記念限定盤。 | ||
| エッセンシャル〜ソイレ・イソコスキ
R.シュトラウス:オーケストラ歌曲集[ODE-982] バラの花輪 Op.36-1/花束を編みたかったOp.68-2/ささやけ、愛らしいミルテよ Op.68-3/ あなたの歌が私の心に響くとき Op.68-4/解き放たれた心 Op.39-4/憩え、わが魂Op.27-1/子守歌 Op.41-1/ わが子に Op.37-3/献身 Op.10-1/朝 Op.27-4/東方の聖なる三博士 Op.56-6/4つの最後の歌 [マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送so.] フィンランド歌曲集[ODE-963] エルッキ・メラルティン:森の小道にそって/ミリアムの歌I/ミリアムの歌II アハティ・ソンニネン:わたしを花と呼ばないで イルマリ・ハンニカイネン:平安/おお愛しいおかあさん/岸辺にすわり ヴァイノ・ハンニカイネン:マルヤ=リーサ ヘイノ・カスキ:彼らがまた歌っている声が遠くから聞こえる/あなたが去ってから フレードリク・パーシウス:バラード・オペラ「カール王の狩り」〜フィンランドの子 ユルヨ・キルピネン:夕べに/夏の夜/岸辺からI /恋人は土の中に横たわる オスカル・メリカント:ねんねん坊や/野鳩/太陽が輝くとき/リンゴの花/祈り(アヴェ・マリア)/金のかけら/ 火が消え入るように/わたしは生きている/ムクドリ/歌ってくれ、娘さん/南の国の春の鳥 カレルヴォ・ハマライネン:ラップランドの母の子守歌[マリタ・ヴィータサロ(P)] 以上、ソイレ・イソコスキ(S) | ||
| フィンランドを代表するソプラノ歌手、ソイレ・イソコスキのオールR.シュトラウスとフィンランド歌曲の2枚組。艶やかで豊かなイソコスキの歌声は印象深く、繰り返し聴きたくなる名盤。 ODE-963は、単売では当店未案内。 | ||
| エッセンシャル〜カリアタ・マッティラ
カリタ・マッティラ、ライヴ・イン・ヘルシンキ[ODE-968] ワーグナー:「タンホイザー」〜エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」 ドヴォルザーク:「ルサルカ」〜月に歌う「月よ空高く」 ヴェルディ:「アイーダ」〜アイーダのアリア「勝ちてかえれ」/ 「運命の力」〜レオノーラのアリア「神よ、平和を与えたまえ」 プッチーニ:「トスカ」〜トスカの祈り「歌に生き、恋に生き」 ヨハン・シュトラウス:「こうもり」より [オルロフスキーのクプレ「わたしは客を呼ぶことが」/アデーレの歌「侯爵様、あなたのようなお方は」/ ロザリンデのチャルダーシュ「ふるさとの調べよ」] シベリウス/ユッシ・ヤラス編:逢い引きから帰ってきた娘 Op.37-5 マデトヤ:わたしの輝く瞳をあなたは Op.68-3 メリカント/ニルス=エーリク・フォウグステット編:なぜ私は歌うか Op.20-2 シーゲル/ユルヨ・イェルト編:スーツケースをベルリンに残して ホランダー/ユルヨ・イェルト編:映画「嘆きの天使」〜フォーリング・イン・ラブ・アゲイン スタイン/ユルヨ・イェルト編:ミュージカル「紳士は金髪がお好き」〜ダイアモンドは女性の最良の友 ガーシュウィン/ペーテル・レルケ編:「ポーギーとベス」〜サマータイム [ペーテル・レルケ(G) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送so.] シベリウス:歌曲集[ODE-856] 夕べに Op.17-6/夢だったのか Op.37-4/三月の雪の上のダイアモンド Op.36-6/誘惑 Op.17-3/川面に漂う木 Op.17-7/ 泳げ、青い鴨/春はいそぎ過ぎゆく Op.13-4/はじめての口づけ Op.37-1/しかし私の小鳥は姿を見せない Op.36-2/ 逢い引きから帰ってきた娘 Op.37-5/アリオーゾ Op.3/むなしい望み Op.61-7/歌曲集「6つの歌」Op.88/ 北方 Op.90-1/エーコーの精 Op.72-4/トンボ Op.17-5/黒いばら Op.36-1/五月Op.57-4/ユバル Op.35-1 [イルモ・ランタ(P)] 以上、カリタ・マッティラ(S) | ||
| 北欧の名花、カリタ・マッティラのライヴ・リサイタルとシベリウスの歌曲集の2枚組。詩情豊かに歌い上げ、凛とした強さを感じさせる、底知れない歌唱力を持ったソプラノ。 | ||
| エッセンシャル〜ヨルマ・ヒュンニネン シューベルト: 歌曲集「美しき水車小屋の娘」(*)/ 歌曲集「冬の旅」(#) |
ヨルマ・ヒュンニネン(Br) ラルフ・ゴトーニ(P) | |
| 旧・通常盤:ODE-719(*)、ODE-725(#)(共に当店未案内・単売は廃盤)のカップリング。 フィンランドを代表する名歌手ヨルマ・ヒュンニネンは、世界各地でリサイタルを行い、オペラの経歴もこれまでに60以上の役をこなし世界第一級のオペラ・ハウスにも登場、またサッリネンやラウタヴァーラの作品に多数初演しフィンランドの現代オペラの発展にも貢献している。しかし彼の音楽活動の中心は歌曲に注がれており、このシューベルトの2作品も愛着を持って真摯に向き合っている。 | ||
| エッセンシャル〜ペッカ・クーシスト ヴィヴァルディ(*):ヴァイオリン協奏曲集 「四季」Op.8 Nos.1-4/ 「調和の霊感」〜イ短調 Op.3 No.6 J.S.バッハ(ODE-980) ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調BWV1041(#)/ ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調BWV1042(+)/ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 [ニ短調BWV1043(#)/ハ短調BWV1060(#)] |
ペッカ・クーシスト(Vn)指揮(*) ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ(*) ヤッコ・クーシスト(Vn;#) タピオラ・シンフォニエッタ(#/+) | |
| 録音:1999年5月(*)、2001年(#/+)。通常盤:ODE-939 (*) と ODE-980(#/+)のカップリング。 ペッカ・クーシストがフィンランドの若き天才ヴァイオリニストとしてデビューして15年が過ぎ、彼も今や国際的に活躍するフィンランド最高の演奏者となった。発売当初リスナーの度肝を抜いた「四季」と兄のヤッコ・クーシストと共演したバッハのヴァイオリン協奏曲集。若々しいエネルギーに満ちた美しい演奏を再び堪能して頂きたいセット。 | ||
| エッセンシャル〜カリ・クリーク ヨハン・メルヒオル・モルター:クラリネット協奏曲(*) [第1番/第3番/第4番] モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K622(#) クルーセル:クラリネット協奏曲(+) [変ロ長調 Op.11/ヘ短調 Op.5/変ホ長調 Op.1] |
カリ・クリーク(D管Cl;*/ バセットCl;#/Cl;+) アッシ・カルットゥネン (Cemb[通奏低音];*/#) ヨン・ストゥールゴールズ指揮(*/#) タピオラ・シンフォニエッタ(*/#) サカリ・オラモ指揮(+) フィンランド放送so.(+) | |
| 録音:2004年9月、2005年8月(*/#)/2000年2月-3月、ヘルシンキ(+)。通常盤:ODE-1056 (*/#) と ODE-965 (+)のカップリング。 現代を代表するフィンランドのクラリネット奏者カリ・クリーク。綿密な楽曲考察と内から湧き上がる音楽への情熱で、ドラマティックな演奏を作り出している。 | ||
| ONDINE 通常ラインナップ #下記リストは、基本的に1999年以降の新譜をご案内しています。リストにないアイテムでも、現役盤ならばお取り寄せが可能です。 | ||
| 音楽と沈黙−フィンランド象徴主義 エルッキ・メラルティン:交響曲第4番 Op.80「夏の交響曲」〜第3楽章アンダンテ(*) ピア・フロイント(S) リッリ・パーシキヴィ(Ms) ラウラ・ニュカネン(A) レオニート・グリン指揮タンペレpo. シベリウス: トゥオネラの白鳥[レイフ・セーゲルスタム指揮ヘルシンキpo.] 「ペレアスとメリザンド」〜メリザンドの死 [トゥオマス・オッリラ指揮タピオラ・シンフォニエッタ] ヴァイノ・ライティオ:ファンタジア・ポエティカ(詩的幻想曲) Op.25 [ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送so.] エルネスト・パングー:予言者 Op.21[サカリ・オラモ指揮フィンランド放送so.] レーヴィ・マデトヤ:「オコン・フオコ」の2つの歌 Op.58〜ヤイの歌 [ヘレナ・ユントゥネン(S) グスタヴ・ユプショバッカ(P)] エルッキ・メラルティン:物乞いの少年の子守歌/悲しみの庭 Op.52〜雨[舘野泉(P)] | ||
| ヘルシンキのアテネウム美術館が2007年夏、開催した美術展「音楽と沈黙〜フィンランド象徴主義」のために制作されたコンピレーション・アルバム。象徴主義者時代の音楽と絵画の関係を理解する助けとするため、このアルバムが美術展のミュージックルームで演奏された。展示作品の写真、フランス美術史家ラウラ・グトマン=ハンヒヴァーラによる解説 (英語・フィンランド語)、そして歌詞対訳 (フィンランド語・英語) を収録した32ページのブックレットつきディジパック仕様。 | ||
| モーツァルト:アリア集 「コジ・ファン・トゥッテ」〜 [岩のように動かずに/お願い、許して、恋人よ] コンサート・アリア 「私のうるわしい恋人よ、さようなら」 K528 「ツァイーデ」〜やすらかにおやすみ頂きたい コンサート・アリア 「ああ、私には分かっていた」 K272 「フィガロの結婚」〜楽しい思い出はどこへ コンサート・アリア 「どうしてあなたを忘れよう」 K505 |
ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P) ペーター・シュライヤー指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 録音:2004年1月。旧品番:ODE-1043。フィンランド屈指のクラシック・レーベルONDINEのカタログ付CD。ジャケットも一新。 ベテラン・ソプラノ歌手ソイレ・イソコスキによる名盤、絶品のモーツァルト・アリア集。凛とした美しさが際立った歌唱と多彩なプログラムで、聴くものを存分に楽しませてくれる。バックも往年のモーツァルト・テノール、ペーター・シュライヤーの指揮。おそらく限定盤なのでお早めに。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):歌劇「トマス」
ヨルマ・ヒュンニネン(Br) ペーテル・リンドルロース(T)他 ペッカ・ハーパサロ指揮ヨエンスー市立o.、サヴォリンナ・オペラ・フェルティヴァルcho. | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): ピアノ作品集 ペリマンニたちOp.1 (1952)/イコン集Op.6/ ピアノ・ソナタ [第1番Op.50「 Christus und die Fischer 」/ 第2番Op.64「 The Fire Sermon 」/ 6つの練習曲集Op.42 |
館野 泉(P) | |
| チャイコフスキー:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 瞑想曲 Op.42 No.1/ワルツ・スケルツォ Op.34(完全版)/ 憂欝なセレナード Op.26/スケルツォ Op.42 No.2/ メロディ Op.42 No.3/ユモレスク Op.10 No.2/ 弦楽四重奏曲第3番第3楽章(作曲者自身による編曲) |
オレグ・カガン(Vn) ワシーリー・ロバノフ(P) | |
| 録音:1989年12月、ストックホルム。 ありそうで少ないチャイコフスキーのヴァイオリン小品だけのアルバム。オリジナルの作品と、チャイコフスキー自身による他編成の曲からの編曲。個性は様々だが、いずれもチャイコフスキーならではのうっとりするような旋律美。1990年に早世した名ヴァイオリニスト、オレグ・カガンの貴重な録音。チャイコフスキーの協奏曲を得意としていた人だけに、作曲家の特性を生かした素敵な演奏だ。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): 交響曲集 Vol.1 [第1番(1955-56/1988)/第2番(1957/1984)/ 第3番(1961)] |
マックス・ポンマー指揮 ライプツィヒ放送so. | |
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): 交響曲集 Vol.2 鳥と管弦楽のための協奏曲 「カントゥス・アルクティクス」(1972)/ 交響曲第4番「 Arabescata 」 (1962)/ 交響曲第5番(1985) |
マックス・ポンマー指揮 ライプツィヒ放送so. | |
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):歌劇「ヴィンセント」
ヨルマ・ヒュンニネン(B) エーヴァ=リーサ・サッリネン(S)他 フアト・マンチュロフ(フアト・マンスロフ?)指揮フィンランド国立歌劇場o.&cho. | ||
| シベリウス:合唱のための作品集 カンタータ「我が祖国」/スネフリード/ 即興曲/ヴェイノ讃歌/アテネムの歌/ カンタータ「大地讃歌」/他 |
エリ・クラス指揮 ヘルシンキ歌劇場o.&cho. | |
| シベリウスの合唱曲は「合唱曲を芸術の域にまで高めた」という意味で、フィンランド合唱曲の歴史において特別の重要性を持っている。エリ・クラスは1939年エストニア、タリン生まれ。幼少時代はヴァイオリンに熱中、その後音楽の師に当たるD.オイストラフに勧められ、指揮者の道を歩みだした。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): ピアノ協奏曲集[第1番(1969)/第2番(1989)] |
ラルフ・ゴトーニ(P) マックス・ポンマー指揮 ライプツィヒ放送so. ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 バイエルン放送so. | |
| 代理店の資料には「ラルフ・ゴローニ」という誤訳がある。 | ||
| シベリウス: 弦楽四重奏曲 イ短調 原典版(1889)/ 弦楽四重奏曲 ニ短調「親愛の声」Op.56 |
シベリウスSQ | |
| シベリウスは学生時代に多くの室内楽作品を残している。4つの弦楽四重奏曲のなかで「親愛の声」は5楽章構成の自由な作風で書かれていて情緒豊かな作品。シベリウス弦楽四重奏団は1980年に結成。シベリウスの遺族によりその名を冠することを許された四重奏団。現在、スカンジナヴィアにおける最も重要なカルテットの一つとして注目されている。 | ||
| ODE-790 廃盤 |
ヴァイノ・ライティオ: ファンタジア・ポエティカOp.21(1923) ファンタジア・エスタティカ(1921) 白鳥たち/水柱(1929)/アンティゴネー |
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 フィンランド放送so. |
| 1990年代初頭の発売当時、聴いたほとんどの人が大きなショックを受けたアルバム。驚くべきオーケストラの色彩と狂気の世界が広がり、深夜に聴くと別世界にトリップしそうで本当にヤバい音楽。おすすめの奇盤。 | ||
| オイストラフ、ビーチャム シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47(*)/ 交響曲第7番 ハ長調 Op.47(#)/ タピオラ Op.105(#) |
ダヴィド・オイストラフ(Vn;*) ニルス・エリク・ フーグシュテット指揮(*) フィンランド放送so.(*) トーマス・ビーチャム指揮(#) ヘルシンキpo.(#) | |
| 録音:1954年、シベリウス週間、ライヴ。 | ||
| シベリウス: 劇音楽「テンペスト」 Op.109 全曲 (オリジナルのデンマーク語による世界初録音) |
モニカ・グロープ(S) ライリ・ ヴィリャカイネン(S) ヨルマ・ヒュンニネン(Br) ヨルマ・シルヴァスティ(T) サウリ・ ティーリカイネン(B) ユッカ=ペッカ・ サラステ指揮 フィンランド放送so.、 オペラ・フェスティヴァルcho. | |
| 70年の時空を越えて蘇ったオリジナル版、デンマーク語による世界初録音だったもの。1925年に作曲されてから数回しか演奏されていないシベリウスの「テンペスト」。オリジナルのデンマーク語版は貴重。録音当時フィンランドの新鋭だったサラステが、シベリウスのこの作品から新しい生命を導き出している。ソプラノのグロープ、バリトンのヒュンニネンを始めとする歌手陣も超豪華。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): 交響曲集 Vol.3 交響曲第6番「ヴィンセンティアーナ」/ チェロ協奏曲 Op.41 (*) |
マルコ・ユロネン(Vc;*) マックス・ポンマー指揮 ヘルシンキpo. | |
| シベリウス: 歌曲集「6つの歌」Op.36より [黒いばら/インガリル/ 三月の雪の上のダイヤモンド]/他 |
ヨルマ・ヒュンニネン(Br) レイフ・セーゲルスタム指揮 タンペレpo. | |
| ギヤ・カンチェリ(1935-): 交響曲第1番/同第4番「ミケランジェロの思い出」/ 同第5番 |
ジェイムズ・デプリースト指揮 ヘルシンキpo. | |
| 2005年4月から東京都響の常任指揮者を務め話題のジェームズ・デプリーストだが、ONDINEにカンチェリのCDがあったことはあまり知られていないのではないだろうぁ。グルジアの代表的作曲家カンチェリが書いている交響曲は7つ。いずれも静寂と騒乱が交錯し激しく対立する宗教的浄化感に特徴がある。案外録音がないので、貴重だ。 | ||
| シベリウス: ロマンス Op.42/即興曲/愛人 Op.14/ 田園組曲 Op.98/ユーモレスク[第3番/第4番]/ アンダンテ・フェスティヴォ/ カンツォネッタ Op.62a/性格的な組曲 Op.100/ |
ペーテル・チャバ(Vn)指揮 ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ | |
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):サンポの伝説(カレヴァラの叙事詩による)
トム・ニューマン(T;レミンカイネン) サウリ・ティーリカイネン(B;ヴェイネモイネン) アンティ・スホネン(B;イルマリネン) マッティ・ヒュオッキ指揮ヘルシンキ大学男声cho. | ||
| ジャン・シベリウス(1865-1957):初期室内楽作品集 Vol.2 ヴァイオリンとピアノのための組曲 ホ長調[ペッカ・クーシスト(Vn) ライヤ・ケルッポ(P)] アダージョ ニ短調/マルティン・ヴェゲリウスのためのフーガ [ジャン・シベリウスSQ; 新井淑子、ユッカ・ポヒョラ(Vn) マッティ・ヒルヴィカンガス(Va) セッポ・キマネン(Vc)] ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ハ長調[新井淑子(Vn) セッポ・キマネン(Vc)] ピアノ三重奏曲 ハ長調 " Lovisa "[新井淑子(Vn) セッポ・キマネン(Vc) ユハニ・ラゲルスペッツ(P)] ヴァイオリンとチェロのための「水滴」[新井淑子(Vn) セッポ・キマネン(Vc)] | ||
| 発売:1995年。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): 混声合唱のための作品集 |
エーリク=オーロフ・ セーデルストレム指揮 フィンランド放送室内cho. | |
| シベリウス: 組曲「レミンカイネン」 〜4つの「カレワラ伝説」Op.22/ タピオラOp.112 |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| シベリウス:歌曲集 夕べに/夢見ていただけなのかしら?/ 3月の雪のダイヤモンド/鳥の遊び/流木/ 泳げよ/アヒル/春は過ぎてゆく/ 初めての口づけ/逢引/アリオーソ/ 歌曲集「花の歌」 Op.88/北/とんぼ/ 黒い薔薇/5月/他 |
カリタ・マッティラ(S) イルモ・ランタ(P) | |
| モニカ・グループの歌うクリスマス(全18曲) オットー・コチライネン(1868-1936): Christmas is Come ヘイノ・カスキ(1885-1957): Snowbound Cottages Sleep フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜(*) 作曲者不詳:There in the Hay of the Ox's Stall (*) グスタヴ・ノルドクヴィスト(18861-1949): Yule, Yule, Radiant Yule アリーチェ・テグネール(1864-1943):ベルレヘムの星(*) マックス・レーガー(1873-1916):マリアの子守歌 レイヴィ・マデトーヤ(1887-1947): Cast off Thy Everyday Cares スリョ・ランタ(1901-1960):Taas kaikki kauniit muistot カール・コラン(1828-1871):シルヴィアのキャロル セリム・パルムグレン(1878-1951): The Virgin Rocks Her Baby Boy J.A.P.シュルツ(1747-1800): Hurry, Children (*) オットー・コチライネン: A Sparrow on Christmas Morning エルッキ・メラルティン(1875-1937): The Christchild's Lullaby フーゴー・ヴォルフ(1860-1903): The Sleeping Christchild / Make Your Way, Maria J.S.バッハ: O Little Jesus J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア |
モニカ・グループ(Ms) マルクス・レヘティネン指揮 タンペレpo.、 シュンパーティ青少年cho.(*) | |
| 発売:1995年。 | ||
| タン・ドゥン(1957-): アウト・オブ・ペキン・オペラ (ヴァイオリンと管弦楽のための;1990) 死と炎(1992) オーケストラル・シアターII:Re(1993) |
ムハイ・タン指揮 ヘルシンキpo. チョーリャン・リン(Vn) カレヴィ・オリ(B) カリ・クロプス(第2指揮者) | |
| タン・ドゥンの1990年代の作品を収録。ペキン・オペラとは京劇のこと。「死と炎」は「パウル・クレーとの対話」の副題のある作品。「オーケストラル・シアターII:Re」ではオーケストラが分割され、2人の指揮者が必要とされる。 | ||
| ラウタヴァーラ: 交響曲第7番「光の天使」(1995) オルガン、金管グループと管弦楽による「受胎告知」(*) |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. カリ・ユッシラ(Org;*) | |
| 録音:1995年8月。 「光の天使」はアメリカ合衆国で初演され大成功、今日まで続くラウタヴァーラ人気の火に油を注いだ作品。このセーゲルスタムの指揮したCDが初録音。セーゲルスタムのたっぷりした音楽は最高、初録音にして決定盤という評価は10年経ってもいささかも変わりない。 | ||
| シベリウス:名曲集 カレリア組曲Op.11/伝説/ポヒョラの娘/ 悲しいワルツ/フィンランディア |
トゥオマス・オッリラ指揮 タンペレpo. | |
| シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調Op.47/ カレリア組曲Op.11/ ベルシャザール王の饗宴Op.51 |
ペッカ・クーシスト(Vn) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 第7回シベリウス国際コンクールで優勝し超大型新人として現れ、今やオンディーヌの看板アーティストとなったペッカ・クーシストによるデビュー盤にして、豊かな音と高度のテクニックに支えられた新感覚のシベリウス。 | ||
| ラウタヴァーラ: ヴァイオリン協奏曲(1977)/喜びの島(1995)/ 天使と訪れ(1978) |
エルマール・オリヴェイラ(Vn) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキso. | |
| 録音:1996年。 1998年のカンヌ・クラシカル・アワードを受賞した名盤。 | ||
| 「他愛も無い」ハープシコード オルブライト:ダンツァ・オスティナート ハキム:ロンド ロックレア:ラグ、クラスターズ・ラスト・スタンド コウネーヴァ:ラーガ ブルべック:トルコ風の青いロンド サルメンハーラ:エチュード F.クープラン:古い偉大な吟遊詩人組合の年代記 リンヤマ:変容 J.ケージ:HPSCHD〜独奏VII カーゲル:ラグタイム・ワルツ シエラ:コン・サルサ ゲーベル:鳥のブギ テセイ:イタリアの巌 D.スカルラッティ:ファンダンゴ ティエンスー:拒否 |
ユッカ・ティエンスー(Cemb) | |
| 「他愛もない」とはこのアルバムに対する深い自信から来る皮肉であり、驚天動地の超絶技巧で聞くものを圧倒するおそるべき演奏。チェンバロに対する世の既成概念を取っ払うべく、 バロックから現代までの刺激的な作品ばかりを集め、最初から最後まで息を抜けないすさまじさ。 | ||
| プロコフィエフ: 「ロメオとジュリエット」からの10の小品/ 風刺/年老いた祖母の話/ 4つの練習曲/トッカータ |
マッティ・ラエカッリョ(P) | |
| 雨だれの前奏曲〜ギターのショパン ショパン/ターレガ編曲: 夜想曲[第9番 ロ長調 Op.32 No.1/ 第2番 変ホ長調 Op.9 No.2]/ ワルツ第3番 イ短調 Op.34 No.2/ 前奏曲[第7番 イ長調/第15番 変ニ長調「雨だれ」/ 第20番 ハ短調]/ マズルカ[第22番 嬰ト短調 Op.33 No.1/ 第16番 変イ長調 Op.24 No.3/ 第25番 ロ短調 Op.33 No.4 リョベート:10のカタロニア民謡 |
ティモ・コルホネン(G) | |
| KKC-5085 国内仕様盤 廃盤 | ||
| 人間の限界の難技巧。超絶技巧編曲によるショパン作品集。 今日、「アルハンブラの思い出」で知られるフランシスコ・ターレガが編曲したギターによるショパン作品はかなりポピュラーになったが、このアルバムが第1号で、当時日本でもヨーロッパでもかなり話題となった。ギターの魅力と機能を最大限に発揮させた編曲で、詩情も増し、オリジナル以上という声さえ聞かれる。世にも稀な美編曲をお楽しみ頂きたい。 #KKC-5085は、1998年に発売された国内盤(KKCC-4235; 廃盤)が2010年7月に再発売されたものだが、代理店の変更に伴い、なんと1ヶ月経たないうちに廃盤となってしまった。 | ||
| サーリアホ: 秘密の庭園〜独奏楽器とキーボードのための作品集 彼方から/近くに/ノアノア/ 6つの日本庭園[南禅寺の天授庵庭園/ 回遊式庭園(金閣寺の庭)/枯山水/竜安寺の石庭/ 西芳寺(苔寺)の庭園/石橋] |
ドーン・アップショウ(S) アンシ・カルトゥネン(Vc) カミーラ・ホイテンガ(Fl) フローレン・ジョデレ(Perc) | |
| 日本人にとって興味深いのは当然「6つの日本の庭園」。1993年の京都訪問の印象によるものだそうだ。サーリアホの視点による日本人にも日本庭園のわびさびの美を再認識させられる。「彼方から」では個性派ソプラノ、ドーン・アップショーが本領発揮。「近くに」はチェロと電子楽器、「ノアノア」はフルートと電子楽器のための作品。 | ||
|
ラウタヴァーラ:弦楽五重奏曲「未踏の楽園」(1997) 弦楽四重奏曲第1番(1952)&第2番(1958) |
ヤン=エリク・ グスタフソン(Vc) シベリウスSQ | |
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): ヴィジリア(1996)(洗礼者聖ヨハネに捧げる晩祷;混声合唱と独唱のための) ユルキ・コルホネン(B) リリ・パーシキヴィ(Ms) トピ・レヘティプー(T) ペッテリ・サロマー(Br) ピア・フロイント(S) ティモ・ヌオランネ指揮フィンランド放送室内cho. | ||
| マグヌス・リンドベルイ(1958-): フェリア/コレンテ II/アレーナ |
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 フィンランド放送so. | |
| マグヌス・リンドベルイはヘルシンキ生まれ。現代フィンランド音楽を語る時に欠かせない音楽集団「耳を開け!」の一員であった。実験精神に満ちた彼の音楽は1980年代後半から評価され、1990年代にはすっかり人気作曲家となった。彼の熱烈な讃美者であり理想的な伝道者であるサラステの指揮。サラステは2004年に日本でもNHKso.を指揮してリンドベルイの3つの協奏曲を日本初演したのは記憶に新しいところ。 | ||
| シベリウス: 付随音楽「カレリア」(1893) [カイパイネン校訂による完全全曲版]/ 新聞祭典の催しの活人画のための音楽 (劇音楽「歴史的情景」)(1899) |
テッル・ヴィルッカラ(S) アンナ=カイサ・リエデス(S) ユハ・コティライネン(Br) トゥオマス・オッリラ指揮 タンペレpo. | |
| 録音:1998年1月。 「カレリア」は、ヨウニ・カイパイネンの補作による全曲。BIS から出たカレヴィ・アホ補作のヴァンスカ指揮の演奏との比較が話題になった。「新聞祭典の音楽」は、1899年に新聞社などによる慈善興行として行われた民族運動行事で上演された「歴史的情景」という劇のための音楽。そのうちの一曲「フィンランドの目覚め」が「フィンランディア」の原型となった。オッリラの細部まで見通しの良いスッキリした音楽が最高。 | ||
| シベリウス: 交響詩「大洋女神」Op.73/ 付随音楽「テンペスト」第1組曲/ 付随音楽「テンペスト」第2組曲/ 交響詩「夜の騎行と日の出」Op.55 |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 古いフィンランドの歌(全27曲) | ティモ・ヌオランヌ指揮 フィンランド放送室内cho. | |
| ブルックナー: 交響曲第00番/ 「弦楽五重奏曲」〜アダージョ (エーザー編曲弦楽オーケストラ版) |
ヴラディーミル・アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツo. | |
| ラウタヴァーラ: 最後の処女地にて/フルート協奏曲/ アナディョメーヌ |
パトリック・ガロワ(Fl) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 現代フィンランド作曲家の代表という存在から、最近ではカリスマ的な天上人の様相を呈してきたラウタヴァーラ。今回も浮世ばなれした作品群だが、 1975年の作品フルート協奏曲にはあのガロワを引っ張り出すことに成功、もともとフルート奏者のBISの社長夫人のために作られたものながら、 セーゲルスタムの壮大な指揮ぶりとガロワの典雅の響きはこの曲の決定的名盤を生み出した。 | ||
| メラルティン: ヴァイオリン協奏曲/ 抒情組曲第3番「ベルギーの印象」/ 眠りの森の美女 |
ヨーン・ストルゴーズ(Vn) レイフ・セーゲルスタム指揮 タンペレpo. | |
| 世界初録音。 その甘美なピアノ曲同様、北欧の抒情をどこまでも追求したような美しいヴァイオリン協奏曲。セーゲルスタムのいやがおうでももりあげるバックがまた良い。 | ||
| ノルドグレン: 交響曲第3番/交響曲第5番 |
サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. | |
| レイフ・セーゲルスタム(1944-): 交響曲第21番「9月、コルピ湖の風景」/ 交響曲第23番「いぶかしげな疑問の再考」 |
(指揮者無し) フィンランド放送so.、タンペレpo. | |
| 指揮者不在の大管弦楽によるシンフォニーで、「各プレーヤーはスコア上の印通りに演奏するだけなのだが、その結果として聴衆は”津波”の力に飲みこまれるような驚くべき音楽体験をすることになるだろう」と語られている。 | ||
| シベリウス・フェスティヴァル 白樺の木/モミの木/ロマンス/ロンディーノ/マズルカ/ 夕べに/3月の雪の上のダイヤモンド/黒いバラ/ 「クリスチャン2世」〜エレジー/夢かしら?/ 逢引きから帰ってきた娘/道化師の蜘蛛の歌/ 樫の木/キャリバン/ミランダ/「テンペスト」より/ トゥオネラの白鳥/レンミンカイネンの帰郷/ フィンランディア |
ラルフ・ゴトーニ(P) ペッカ・クーシスト(Vn) ライヤ・ケルッポ(P) カリタ・マッティラ(S) イルモ・ランタ(P) ヨルモ・ヒュンニネン(Br) レイフ・セーゲルスタム指揮 タンペレpo.、ヘルシンキpo. ユッカ・ペッカ=サラステ指揮 フィンランド放送so. | |
| 既出のアルバムからのオムニバス。 | ||
| メラルティン:交響曲全集[第1番−第6番] | レオニード・グリン指揮 タンペレpo. | |
| シベリウス以上にフィンランド的なメラルティン。北欧の湖のように透き通った抒情を持ち、美しく親しみやすい彼の交響曲は、もっともっとたくさんの人に聞かれるべき20世紀の傑作。 | ||
| 1000の湖の国〜フィンランド、ロマン楽派の魅力 シベリウス:カレリア/カスキ:前奏曲/メラルティン:交響曲第1番〜スケルツォ/O.メリカント:夏の夜のワルツ/ ヤルネフェルト:子守唄/シベリウス:即興曲/性格的組曲/メラルティン:交響曲第1番〜間奏曲/ E.メリカント:管弦楽のための2つの小品/クラミ:「荒野の靴職人」序曲 トゥオマス・オッリラ指揮タンペレpo./レイフ・セーゲルスタム指揮&ヘルシンキpo./ レオニード・グリン指揮&タンペレpo./ペーテル・チャバ指揮ヴィルトゥオージ・クフモ/ サカリ・オラモ指揮フィンランド放送so. | ||
| フィンランド音楽の魅力をたっぷり詰め込んだロマンティック・オムニバス・アルバム。 | ||
| カンテレの魂 | シニッカ・コンティオ、 マッティ・コンティオ(カンテレ) | |
| 一部に人気の高いフィンランドの民族楽器カンテレ。このアルバムではワルツやポルカ、行進曲などのポピュラーなものを取り上げている。 | ||
| フォーク・ヴォイセズ 〜歳月を経たフィンランド民謡(全19曲) 私は声を聞いた/悪魔の鹿の刈り/ 愛の毒はすべての悲しみを消す/他 |
ヘイッキ・ライティネン、 マリアンネ・マース、 メリ・ティトラ/他 | |
| ラウタヴァーラ:混声合唱のための宗教作品集 クレド/マニフィカト/クリスマス讃歌/夕べの祈り/ 詩篇祈祷/アヴェ・マリア/主の祈り/詩篇23番/ 詩篇第130番/伝説/聖母マリア讃歌/ 慈悲は決して絶えず/他 |
ティモ・ヌオランネ指揮 フィンランド放送室内cho. | |
| 1970年代の作品を中心としている。 | ||
| シベリウス:カンタータ集/他 アカデミー行進曲(1919)/ 大学祝典カンタータ(1894)/ アンダンテ・フェスティヴォ/ ニコライ2世の 戴冠式ためのカンタータ(1896)/ フィンランディア |
ソイレ・イソコスキ(S) ヤーコ・コルテンカンガス(Br) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. フィンランド・フィルcho. | |
| 2曲のカンタータは世界初録音だったもの。巨匠セーゲルスタム快心のシベリウス。シベリウスが色々な式典のために書いた作品を集めたアルバム。特に2曲のカンタータは世界初録音となる未出版作品。セーゲルスタムのどこまでも大きな演奏で味わえる。 | ||
| オーロラ・ボレアリス〜神秘の北の魔術 ラウタヴァーラ: 鳥とオーケストラのための協奏曲/ 交響曲第7番「光の天使」より シベリウス:「テンペスト」〜嵐 メリカント:レント・カンタービレ/アリエッタ カンテリネン:アダージョ ピンゴウト:消されたたいまつ サリネン:トゥオネラッサのレンミンキ ノルドグレン: 考える人/フィドル奏者の愛奏曲 |
マックス・ポンマー指揮 ライプツィヒ放送so. レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. トゥオマス・オリラ指揮 タンペレpo. オレグ・ソルダトフ指揮 カレリアpo. サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. オッコ・カム指揮 ヘルシンキpo. ユーハ・カンガス指揮 オストロボスニア室内o. | |
| フィンランド作曲家のオーケストラ曲オムニバス。シベリウス、メリカントからサリネン、ラウタヴァーラまで幅広い世代の作品から選曲。 | ||
| ヴィヴァルディ: 協奏曲集「四季」/ 「調和の霊感」〜Op.3-6 |
ペッカ・クーシスト(Vn)指揮 ヴィルトゥオージ・クフモ | |
| 1995年、23歳でシベリウス国際コンクールで優勝したクーシストと、クフモ室内音楽祭のために創設されたヴィルトゥオージ・クフモという北欧コンビによるヴィヴァルディ。 | ||
| ヨルマ・ヒュンニネン(Br)〜プロフィール | ヨルマ・ヒュンニネン(Br) ラルフ・ゴトーニ(P) リッカルド・ムーティ指揮VPO/他 | |
| 録音:1963年-1997年。個人蔵音源も含む。 「シベリウス歌曲集」、ヤルヴィ&サロネンの2つの「クレルヴォ」での名演で知られるフィンランドきっての名バリトン、ヒュンニネンによる35年近い期間の歌唱を編集。曲はもちろんフィンランド系が中心だが、半分は通常レパートリー。 | ||
| マルッティ・タルヴェラに捧ぐ | マルッティ・タルヴェラ(B) ユッシ・ヤラス指揮 オッコ・カム指揮 レイフ・セーゲルスタム指揮 フィンランド放送so./他 | |
| バイロイト、スカラ、メトでも活躍し、まさにこれからという54歳で亡くなったタルヴェラを偲ぶトゥリビュート・アルバム。 | ||
| レオンカヴァッロ: 道化師〜来たぞ/鐘の合唱/さあ早く急げ マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ 〜オレンジの花は香り/幸いあれアルフィオ グノー:ファウスト 〜大合唱「ワインかビールか」/ワルツ/ 兵士たちの合唱「我らの祖先の不滅の栄光」 ヴェエルディ:運命の力 〜合唱と踊りの音楽「さあ/さあ」/夕食が整い/ 太鼓の響きに/「永遠なる父/主よ」 ワーグナー:タンホイザー 〜我がイエス・キリストよ/ 彼女がここで祈っているだろうと思っていた/ 巡礼の合唱「ふるさとよ/また見る野山」 |
キェスティ・ハータネン指揮 サヴォリンナ祝祭オペラcho. ノヴァヤ歌劇場o.&cho. | |
| 録音:2000年3月。 フィンランドの著名な音楽祭、サヴォリンナ音楽祭で活躍する合唱団によるオペラ合唱曲集。 | ||
| プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ全集[第1番−第9番]/ 束の間の幻影 |
マッティ・ラエカッリョ(P) | |
| ラウタヴァーラ: ピアノ協奏曲第3番「夢の贈り物」/ 秋の庭/ ラウタヴァーラとアシュケナージの会話 |
ヴディーミル・アシュケナージ(P)指揮 ヘルシンキpo. | |
| エングルンド:チェロ協奏曲/交響曲第6番 | ヤン=エリク・ グスタフソン(Vc) エリ・クラス指揮 タンペレpo.、同cho. | |
| パルムグレンの弟子、エングルンド。コープランドにも師事した彼は、アメリカ的な軽音楽的手法、ロシア的、民族的手法も自らの中で融合させ独自の世界をつくり上げている。演奏陣も好演。 | ||
| シベリウス: カッサシオンOp.6/ プレスト(弦楽四重奏曲Op.4の3楽章;作曲者編)/ かわいらしい組曲Op.98a/田園組曲Op.98b/ 特徴的な組曲Op.100/ペレアスとメリザンドOp.46 |
トゥマス・オッリラ指揮 タピオラ・ シンフォニエッタ | |
| 録音:2000年年2月。シベリウス初期の非常に美しい曲を集めた作品集。個々の曲の特長を生かしている所、さすがタピオラ・シンフォニエッタ。 | ||
| シベリウス: 交響詩「エン・サガ」Op.9/組曲「レンミンカイネン」Op.22 |
ミッコ・フランク指揮 スウェーデン放送so. | |
| 録音:1999年12月、ストックホルム。 シベリウスの作品で最近、取り上げられることの多い「レンミンカイネン組曲」。フィンランドの叙事詩「カレワラ」に題材をとった標題音楽で、4つの部分からなるため、4つの伝説と呼ばれることもある。1998年に音楽院を卒業した翌年に録音された、ミッコ・フランク20歳の録音で、恐るべき出来栄えで大評判になったもの。若いから颯爽かと思いきや、逆に遅めのテンポによる濃厚で悲劇的な演奏。フランクの劇的表現の確かさが、ゆっくりしたテンポから重厚でスケールの大きい演奏を引き出している。録音も素晴らしく、艶やかな音色、広がりのある音響などミッコ・フランクとスウェーデン放送so.の演奏を大いに楽しめるのは、この音質のよさも影響していることだろう。 | ||
| フィンランド歌曲集 クーラ:南オストロボスニア民謡集 から タネリ・クーシスト:サボ地方の民謡から トイヴォ・カルキ:歌おう、踊ろう カルル・コラン:フルッティじいさん オスカル・メリカント:歌曲集(9曲) パルムグレン:夏の島/なまけ者の歌 イルマリ・ハンニカイネン: ああ優しいお母さん/平和 キルピネン: 小さなばら それはまだ春浅いときのことだった/思い出 シベリウス: 波に漂う木くず/夕べに/泳げ、泳げ、青鴨よ 3月の雪の上のダイアモンド 春は急ぎゆく/若い猟人 |
ガブリエル・スオヴァネン(Br) イーッカ・バーナネン(P) | |
| 豊富なフィンランド民謡を、作曲家たちが編曲、引用、模倣した歌曲の数々。スオヴァネンは将来を嘱望されているフィンランドの若手バリトン。 | ||
| シチェドリン: チェロ協奏曲「ソット・ヴォーチェ」(1994)(*) バレエ「かもめ」〜組曲(1984) |
マルコ・イロネン(Vc;*) オリ・ムストネン指揮 ヘルシンキpo. | |
| 何とピアニスト、ムストネンが指揮者として登場。チェロ協奏曲はロストロポーヴィチのために書かれた。 | ||
| ラウタヴァーラ:金管楽器のための作品全集 我らが時代のためのレクイエム(1953)/ 天使の遊び場(1981)/ 独奏トランペットのための「タランタラ」(1976)/ 独立ファンファーレ (フィンランド独立75周年記念)(1992)/ 戦士のミサ(1968)/管楽八重奏曲(1962)/ トランペットとオルガンのための讃歌(1998) |
ハンヌ・リントゥ指揮 フィンランド金管so. | |
| シベリウス・アカデミーの学生だったラウタヴァーラが国際コンクールで賞を獲得した出世作、「我らが時代のレクイエム」を含む金管楽器のための作品全集。 | ||
| カイヤ・サーリアホ(1952-):夢の手引きから〜声楽作品集 あんたは飛び去った(1982) * 前奏曲−告白−後奏曲(1980) * ミランダの嘆き(シェイクスピアの 「テンペスト」による;1970) *,++ キャリバンの夢(シェイクスピアの 「テンペスト」による;1993)++ 夢の手引きから(1988) *,** 雨降り(1986)/さよなら(1982/85) 夢の手引き(1988-89) #/景色(1996) * |
アヌ・コムシ(S;*) ピーア・コムシ(P;**) リーッカ・ランタネン(Ms;#) ペッテリ・サロマー(Br;+) ハンヌ・ リントゥ指揮アヴァンティ!(++) | |
| 録音:2000年2月、フィンランド、ヤルヴェンパ ・ホール。オーロラを思わせるような妖しい響きが印象的な曲ばかり。 | ||
| タネーエフ: ヴァイオリンと管弦楽のための協奏組曲 Op.28 「デルフォのアポロンの神殿」間奏曲 「オレスティア」序曲 |
ペッカ・クーシスト(Vn) ウラジーミル・アシュケナージ指揮 ヘルシンキpo. | |
| なんとアシュケナージの指揮。チャイコフスキーの愛弟子でラフマニノフやスクリャービンの恩師だったタネーエフは理論家としても有名。超有名作曲家三者を結ぶキーパーソンであるタネーエフの評価は近年うなぎのぼり、ここに収められた3作も揺ぎない構成力と輝かしいオーケストレーションを聴かせる。そんな時代の要請に見事に応えたCD、クーシストのソロも秀逸。 | ||
| キンモ・ハコラ(1958-): クラリネット五重奏曲(1997)(*) ローコ(クラリネットと ペダル・バスダラムのための;1995) カプリオール(バス・クラッリネットと チェロのための;1991)(+) |
カリ・クリーク(Cl、B-Cl、 ペダル・バスドラム) アンシ・カルットゥネン(Vc;*) アナンティ!SQ(*) | |
| クラリネットを熟知しているハコラの作品集。(*)は音楽祭「クルーセル週間」の委嘱作品で、2楽章・演奏時間約42分の大作。 | ||
| エイナル・エングルンド(1915-1999): 交響曲第4番「ノスタルジック」(1976) 交響曲第5番「フェンニカ」(1977) 万里の長城(1949) |
エリ・クラス指揮 タンぺレpo. | |
| エグルンドはフィンランドの作曲家のなかで最もショスタコーヴィチの影響を受けたといわれている。交響曲第4番はショスタコーヴィチの追悼のために書かれた。 | ||
| 白夜〜静謐な美しさを称える音楽 オーレ・ブル(スヴェンセン編):牛追い娘の日曜日 / スヴェンセン:ロマンス シベリウス:ペルシャザール王の饗宴組曲〜夜想曲/テンペスト組曲〜間奏曲/精霊の踊り/ミランダ [レイフ・セーゲルスタム指揮ヘルシンキpo.] シベリウス:ペレアスとメリザンド組曲〜メリザンド/牧歌[トゥマス・オッリラ指揮タピオラ・シンフォニエッタ] シベリウス:即興曲[ペーテル・チャバ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・クオモ] メラルティン:抒情組曲第3番〜牧歌[レイフ・セーゲルスタム指揮タピオラpo.] グリーグ:2つのノルウェーの旋律〜民謡風に[ユハ・カンガス指揮オストロボスニアco.] R=コルサコフ:パン・ヴォエヴォーダ〜夜想曲 グラズノフ:ライモンダ〜間奏曲/四季〜プティ・アダージョ [エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮スウェーデンRSO] | ||
| ヘルンハード・ヘンリク・クルーセル(1775-1838): クラリネット協奏曲集 [変ロ長調 Op.11/ヘ短調 Op.5/変ホ長調 Op.1] |
カリ・クリイック(Cl) サカリ・オラモ指揮 フィンランドRSO | |
| 録音:2000年2、3月、ヘルシンキ。クルーセルはベートーヴェンと大体同じ世代に現在のフィンランドに生まれ、スウェーデンで活躍したクラリネット奏者・作曲家。 | ||
| アイノラのクリスマス シベリウス/ヨルマ・パヌラ編: クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」Op.1-4/ クリスマスの歌「幼子の飼い葉桶に」(1929)/アンダンテ・フェスティーヴォ JS34b シベリウス/イルッカ・クーシスト編: 雪はうずだかく積もり Op.1-5/外は暗くなる Op.1-3 シベリウス/ティモ・レヘトヴァーラ編: クリスマスはもうそこにOp.1-1(*)/クリスマスがやってくる Op.1-2(*) マデトヤ/イルッカ・クーシスト編:日々の苦労を忘れ マデトヤ/サカリ・ヒルデーン編:天使のクリスマスの歌(*) 「ピエ・カンツィオーネス」/シベリウス編:見よ、新しき喜びを(*)/天使が遣わされる(*) マルティン・ルター/ハスラー&オトマイル編: いと高き天より(*)/シュレジェン民謡「この世はうるわし」(*) 「ピエ・カンツィオーネス」/ヘイッキ・クレメッティ編:歓びの歌を声高く歌え/めでたき海の星 シベリウス:ヴァイオリンとピアノのためのソナティナ ホ長調 Op.80 フランスのクリスマスキャロル/A.パップ、R.R.リューナネン編: み空をはせゆくみ使いたちよ オット・コティライネン/イルッカ・クーシスト編:クリスマスには フィンランド民謡:クリスマスツリーは誇らしく /冬のさなかに夏のような日が ヨハン・シュトラウスI:ラデツキー行進曲(ピアノ版) ティモ・レヘトヴァーラ指揮カンピン・ラウル(*)、ペルッティ・エーロラ(Org) ヨルマ・ヒュンニネン(B) タピオラ児童cho. ヨルマ・パヌラ指揮ヘルシンキpo. ライモ・シルッカ(T) ペルッティ・ペッカネン指揮ユヴァスキュラso. リトヴァ=リーサ・コルホネン(S) キュオスティ・ハータネン指揮タンペレpo. アストリッド・リスカ指揮ユビラーテcho. ペーテル・チャバ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ モニカ・グループ(Ms) マルクス・レヘティネン指揮タンペレpo. ヘイッキ・セッパネン指揮トゥルク城室内cho. 新井淑子(Vn) エーロ・ネイノネン(P) エルッキ・ポホヨラ指揮タピオラ児童cho. マリタ・ヴィータサロ(P) | ||
| 太陽が低く、陰鬱な日のつづく冬のフィンランド。アイノラの家に暮らすシベリウスの気分はすぐれない。そしてやってくるクリスマス。アイノラは明るい気分を取りもどす。シベリウスは「雪はうずだかく積もり」を弾き、娘たちはパパの作曲したクリスマスの歌を歌う。アイノ夫人は孫たちのために「ラデツキー行進曲」を弾いてみせた。Ondineのカタログから選んだクリスマスのナンバーに合唱団カンピン・ラウルの新録音(*)を加えた " アイノラのクリスマス"! | ||
| カリタ・マッティラ〜アリア集 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜歌の殿堂 ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」〜月に寄せる歌 ヴェルディ: 歌劇「アイーダ」〜勝ちて帰れ/同「運命の力」〜平和を プッチーニ:歌劇「トスカ」〜歌に生き J.シュトラウス II:喜歌劇「こうもり」〜 [お客を招待するのが好き/公爵様/祖国の調べ] シベリウス:逢い引きから帰った乙女 マデトーヤ:あなたは私が見ていると思った メリカント:なぜ私は歌うのか ジーゲル:まだベルリンにスーツケースがあるの ホーレンダー:また恋したのよ スタイン:ダイアモンドは女の友達 ガーシュイン:サマータイム |
カリタ・マッティラ(S) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 フィンランド放送so. | |
| 録音:2000年9月2日、ヘルシンキ。ライヴ。 今や国際的なスターとなり世界中の一流劇場から引っ張りだこのマッティラ。名オペラ・アリアはもちろん、北欧歌曲、さらにはマレーネ・デートリヒやマリリン・モンローが歌ったポピュラーな歌まで含めたユニークな内容。 | ||
| エリーナ・ガランチャ(Ms)アリア集 モーツァルト: 「フィガロの結婚」より [自分で自分がわからない/恋とはどんなものかしら]/ 「ティートの慈悲」より [ああこの瞬間に/立ち去りましょう] ロッシーニ:「セビリャの理髪師」〜今の歌声は/ 「チェネレントラ」〜不安と涙のうちに生まれ ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」 〜ロメオがあなたの息子を殺したとしても ドニゼッティ:「ファヴォリータ」〜ああ、私のフェルナンド/ 「アンナ・ボレーナ」〜この荒々しい炎に マスネ:「ウェルテル」〜ウェルテル、ウェルテル |
エリーナ・ ガランチャ(Ms) アレクサンドルス・ ヴィルマニス指揮 ラトヴィア国立so. | |
| ラトヴィア出身の注目のメゾ、ガランチャのアリア集。ケルビーノからシャルロッテまで多彩な役を歌っている。 | ||
| フィンランド古典派秘曲集 エーリク・フェルリング(1733-1808): ヴァイオリン協奏曲ニ長調/3つのコントルダンス/3つのメヌエット トマス・ビューストレム(1772-1839):カドリーユ フレードリク・リタンデル(1777-1823): アリアI「もしオルフェウスが太古に」 アリアII「アウラの岸が永遠なりせば」 エーリク・トゥリンドベリ(1761-1814):ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 Op.1 |
クレータ=マリア・ケンタラ(Vn) ヘルマン・ヴァレーン(Br) ユッカ・ラウタサロ指揮 シクス・フロアo. | |
| シベリウスら国民楽派以前のフィンランド古典派の音楽。すべてスウェーデン系の作曲家で、作品はウィーン古典派然としており北欧らしさはほとんど感じられないが、非常に貴重な録音である。 | ||
| ブロニュス・クタヴィチュス(1932-): オラトリオ「最後の異教徒の祭典」(1978)(*) オラトリオ「過ぎし日々ヘの墓碑銘」(1998)(+) |
ロマス・グラジニス指揮(*) チュルリョーニス芸術学校cho.(*) レオポルダス・ディグリス (Org;*) ロベルタス・シャルヴェニカス 指揮リトアニア国立o.(+) カウナス国立cho.(+) | |
| クタヴィチュスはリトアニア本国で最も人気のある作曲家で、その作風は民俗音楽に基づきならが斬新な手法も見せるという新鮮なもの。(+)はリトアニアの歴史的に重要な出来事を題材としている。 | ||
| オスカル・メリカント(1868-1924):オルガン作品全集 婚礼の讃歌/バッハの「サラバンド」(フランス組曲第1番から)の編曲 後奏曲ニ長調 Op.88 No.2/シューマンの「夕べの歌」の編曲 後奏曲変ホ長調 Op.88 No.1/「フィンランドは嘆く」による幻想曲とコラール 後奏曲ヘ長調 Op.88 No.3 バッハの「サラバンド」(イギリス組曲第5番から)の編曲 演奏会用幻想曲/祈り/パッサカリア Op.80 |
ヤン・レホトラ(Org) | |
| メリカントは当時のフィンランドで並ぶ者のないオルガンのヴィルトゥオーゾであった。メリカントの他の 楽器のための作品と同じ、押しつけがましさのない「薄明かりの音楽」である。 | ||
| オリ・ムストネン(1967-):作品集 三重協奏曲(3つのヴァイオリンと管弦楽のための;1998)(*) 弦楽九重奏曲第1番(1995) 小組曲(チェロと管弦楽のための;1996)(+) 睡蓮の上で踊る蛙(チェロと弦楽のための;2000)(+) 弦楽九重奏曲第2番(2000) |
ペッカ・クーシスト、 ヤーッコ・クーシスト、 エリザベート・バティアシヴィリ (Vn;*) マルッティ・ラウシ(Vc;+) オリ・ムストネン指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| フィンランドの奇才ピアニスト、ムストネンが作曲家・指揮者として登場。作風は全く前衛的でなく、擬バロック・古典派的でメロディーも美しい。 | ||
| ヴァイノ・ライティオ(1891-1945): 管弦楽小品集 ワルツ(1939)/ユモレスク(1934)/牧歌(1938)/ タンゴ(1931)/スケルツォ(1935)/ グロテスクな踊り(1932)/かわいいワルツ(1941)/ 交響詩「岬の乙女たち」(1935)/ ハメの夏の絵(1935) [古い公園で夏の夜/羊飼いの歌/ 赤い雲/舟乗りの歌/花の女王]/ 森の牧歌(1935) [森の小径/森の池/森の星/森の清流] |
トゥオマス・オッリラ指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| ライティオは20世紀始めのフィンランド・アヴァンギャルドの旗手として知られている人。モスクワで学んだことで、スクリャービンを思わせる神秘主義の作風は近年でこそ再評価が著しいが、当時はほとんど理解されなかった。しかしこのCDに収録されているのは、1930年代に放送局の依頼で作曲した小管弦楽曲で、どれもこれも叙情的で耳当たりの良い佳曲。ライティオを知っている人には意外さで、知らない人にはシベリウスのようで楽しめるはず。 | ||
| ラウタヴァーラ: ハープ協奏曲(2000)/交響曲第8番「旅」(1999) |
マリエル・ ノールマン(Hp) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 「癒し系作曲家」ラウタヴァーラ・ファンに送る最新作。セーゲルスタムの雄大な演奏が光る。 | ||
| レノン&マッカートニー (ブローウェル編によるギターと管弦楽版): 「イエスタディからペニー・レインまで」 [シーズ・リーヴィン・ホーム/涙の乗車券/ ヒア・ゼア・アンド・エブリフエア/イエスタディ/ ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ/ エレノア・リグビー/ペニー・レイン] アルベニス(ブローウェル編によるギターと管弦楽版): 組曲「イベリア」より[喚起/港/エル・アルバイシン] ブローウェル: ギター協奏曲第5番「ヘルシンキ」(1991/2) |
ティモ・コルホネン(G) トゥオマス・オッリラ指揮 タンペレpo. | |
| 2003年カンヌ・クラシカル・アワード受賞。ギター界のカリスマで、かのレクオーナの甥にあたるキューバの作曲家ブローウェル。ビートルズの名作をギター協奏曲に仕立てている。非常に凝った編曲で、 「涙の乗車券」はストラヴィンスキー風 「ヒア・ゼア・アンド・エブリフエア」はワーグナー風 「ペニー・レイン」はヒンデミット風 「イエスタディ」は16世紀スペインのポリフォニー音楽風 になっている。とは言っても現代音楽的要素はなく、BGMとしても楽しめる美しいサウンドになっていて、あまりクラシックっぽくない。 アルベニスのピアノ連作「イベリア」の編曲は、ジュリアン・ブリームの還暦祝いに作られたもので、もとがギター的なイディオムで書かれているためにとても自然なギター協奏曲となっている。ターレガ編曲のショパンのアルバムが大ヒットしたフィンランドの若手ギタリスト、コルホネンがセンスあふれるさわやかな演奏を繰広げている。 | ||
| J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調BWV.1041(*) ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調BWV.1042(#) 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV.1043($) 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調BWV.1060($) |
ヤーッコ・ クーシスト(Vn;*/$) ペッカ・ クーシスト(Vn;#/$) タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 才能にあふれ、かつ美形で知られるクーシスト兄弟の競演盤。 学究的なヤーッコとやんちゃな弟ペッカと対照的な芸風。ある意味新時代のバッハとも呼べる演奏。 | ||
| スラヴのロマンス集(フィンランド語歌唱) ソロヴィヨフ=セドイ:モスクワ郊外の夕べ フェルツマン:黒海のワルツ フレンニコフ:モスクワの光 2つのギター/ドニエプルの歌、ほか |
マッティ・サルミネン(B) リク・ニエミ指揮 タンペレpo. | |
| ヨーロッパのオペラ界で活躍するフィンランドのバス、サルミネン。ロシア民謡ながらフィンランド語で歌っているのが面白い。 | ||
| R.シュトラウス:管弦楽伴奏の歌曲集 バラの花輪 Op.36 No.1/花束を編みたかった Op.68 No.2/ ささやけ、愛らしいミルテよ Op.68 No.3/ あなたの歌が私の心に響くとき Op.68 No.4/ 解き放たれた心 Op.39 No.4/憩え、わが魂 Op.27 No.1/ 子守歌 Op.41 No.1/わが子に Op.37 No.3/ 献身 Op.10 No.1/朝 Op.27 No.4/ 東方の聖なる三博士 Op.56 No.6/4つの最後の歌 |
ソイレ・イソコスキ(S) マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送so. | |
| フィンランドを代表するソプラノ歌手、ソイレ・イソコスキによるオール・シュトラウス。精妙な音楽に、イソコスキの温かみのある美声が映える。伴奏の指揮が巨匠マレク・ヤノフスキというのも豪華。2002年の英国グラモフォン賞を受賞した名盤。 | ||
| ラウタヴァーラ:弦楽合奏のための作品全集 田舎楽士たち Op.1(1952)/ディヴェルティメント(1953) 組曲(1952)/フランツ・リスト讃歌(1989) バルトークのための墓碑銘(1955/1986)/ゾルターン・コダーイ讃歌(1982) カントI(1960)/カントII(1961)/カントIII(1972)/カントIV(1992) ハープと弦楽のためのバラード(1973/1981)(*)/フィンランド神話(1977) オストロボスニアのポルスカ(1980/1993) |
レイヤ・ビステル(Hp;*) ユハ・カンガス指揮 オストロボスニアco. | |
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クフモ音楽祭ライヴ〜フィンランド室内楽の1世紀 クーラ:ピアノ三重奏曲 Op.7 ヤーッコ・クーシスト(Vn) ヤン=エーリク・グスタフソン(Vc) パーヴァリ・ユンパネン(P) メラルティン:弦楽三重奏曲 Op.133 エヒナトン三重奏団 アーッレ・メリカント: ショット協奏曲(ヴァイオリン、クラリネット、ホルンと弦楽六重奏のための) ヨン・ストルゴーズ(Vn) エドゥアルト・ブルンナー(Cl) ラデク・バボラク(Hr) シルッカ=リーサ・カーキネン、コリンヌ・シャペル(Vn) ピエール・レネール、トンミ・アールト(Va) ゲッツ・トイチ、マーティナ・シューカン(Vc) ライティオ:六月のある夜 Op.5 No.5/ろうそくの火が揺らぎ Op.5 No.4/ 真夜中 Op11 No.3/月明かりの夜 Op.28 No.1 ヘレナ・ユントゥネン(S) エヴェリーナ・キュトマキ(P) ベリマン:クラリネットのための3つの幻想曲 Op.42 アスコ・ヘイスカネン(Cl) マリタ・ヴィータサロ(P) アーッレ・メリカント:夏の夜/君は遠くで眠らずにいるのか/門の梁/足音 ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P) サッリネン:序奏とタンゴ序曲 Op.74(ピアノと弦楽四重奏のための版) ラウラ・ミッコラ(P) シベリウスSQ エングルンド:ヴァイオリン・ソナタ メリ・エングルンド(Vn) ティーナ・カルコルピ(P) コッコネン:弦楽四重奏曲第3番 シベリウスSQ ラウタヴァーラ:歌曲集「恋人たち」(テノールと弦楽五重奏のための) マークス・ウルマン(T) ヨン・ストルゴーズ、セシリア・シリアクス(Vn) ヴラディーミル・メンデルスゾーン(Va) ヤン=エーリク・グスタフソン(Vc) ダンカン・マクティアー(Cb) ラウティオ:ディヴェルティメントI ヤン=エーリク・グスタフソン(Vc) ユハニ・ラーゲルスペツ(P) サルメンハーラ:2つのヴァイオリンのためのソナチネ メリ・エングルンド、アンティ・ティッカネン(Vn) ハメーンニエミ:クラリネット・ソナタ アスコ・ヘイスカネン(Cl) イェリー・ヤントゥネン(P) メリライネン:フルート・水鏡 ペトリ・アランコ(Fl) マリタ・ヴィータサロ(P) ペール・ヘンリク・ノルドグレン:弦楽五重奏曲 Op.110 ピエタリ・インキネン、アンティ・ティッカネン(Vn) イラリ・アンゲルヴォ(Va) マルコ・ユロネン、ラモン・ジャッフェ(Vc) ヘイニネン:弦楽五重奏曲 Op.78 ダネルSQ カイパイネン:トリオIII Op.29 グリフォン三重奏団 マグヌス・リンドベリ:クラリネット五重奏曲 カリ・クリーク(Cl) アヴァンティ!SQ ハコラ:夜じゃないでしょ ロイ・ルオッティネン(Vc) イェリー・ヤントゥネン(P) サーリアホ:スピンとスペル イスモ・エスケリネン(G) ティエンスー:衝動/しかし(3つのアコーディオンのための) トリオ・フラトレス プルッキス:ピアノソナタ アンティ・カイホラ(P) プーマラ:弦楽四重奏曲 ニュー・ヘルシンキSQ | ||
| 世界的に有名なクフモ音楽祭。もともとOndineはここでの演奏をライヴ録音するために発足したレーベルなので、貴重な音源を豊富に持っている。 そのなかから20世紀フィンランドの室内楽の選りすぐりを集めた好企画。珍しい作品が多いだけでなく、演奏者もホルンのバボラク、ヴァイオリンのクーシストなど豪華。北欧好きなら手が出てしまうはず。 | ||
| 作者不詳/ミヒャエル・プレトリウス編: あの気高き白い鳩 シベリウス:クリスマスの歌 [私には富も名声もいらないOp.1-4/ 幼子の飼い葉桶に] ハンニカイネン: クリスマスの鐘/静かな夜のやすらぎのなかで/ クリスマスの星よ、きらきらと パルムグレン: そして、聖母マリアは幼子を抱き/平和の御子 メリカント/イルッカ・クーシスト編: クリスマスがやってきた フィンランド民謡/T.I.ハーパライネン編: クリスマスツリーは誇らしく コティライネン/イルッカ・クーシスト編: クリスマスがくると マデトヤ/サカリ・ヒルデーン編: 天使のクリスマスの歌/飼い葉桶に生まれ/ 日々の苦労を忘れ マーサロ: クリスマスの鐘/ 小さなイエスよ、あなたの元へまいります ハンニカイネン: クリスマスの歌「かわいい御子イエス」 ソンニネン: クリスマス賛歌「平和、ただ平和だけを」 リッサネン:私は見つけた ヤーコ・ロユッティ/サデ・リッサネン編: 喜びのしらせ フランス民謡:はるか遠くの飼い葉桶 シュレジェン民謡:この世はうるわし グルーバー/ハンス・ミースナー編:聖しこの夜 クーラ:祈り リンヤマ:クリスマスイブ ミヒャエル・プレトリウス/ヤン・サンドストレム: 一輪のばらが咲いた |
ティモ・ヌオランネ指揮 フィンランド放送室内cho. ヨハンナ・ルサネン(S) ヴィッレ・ウルポネン(Org) | |
| 作者不詳の歌によるミヒャエル・プレトリウスの単旋聖歌「一輪のばらが咲いた」(フィンランド名「あの気高き白い鳩」) に始まり、同じ作品をヤン・サンドストレムが16声部に改作した曲で終わるプログラム。さまざまな趣向で制作された Ondineのクリスマスアルバム。その中でももっとも美しい1枚だろう。 | ||
| 大自然の霊感を得て シベリウス: 交響詩「大洋女神」 Op.73/「テンペスト」〜第1組曲 Op.109 No.2 トゥオネラの白鳥 Op.22/交響詩「タピオラ」 Op.122 |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘンルシンキpo. | |
| 既発売のODE-852とODE-914からの編集盤。録音優秀。 | ||
| マーク・アダモ(1962-):歌劇「若草物語」 | ジョイス・ディドナート(Ms;メグ) ステファニー・ノヴァチェク(Ms;ジョー) ステイシー・タッパン(S;ベス) マーガレット・ロイド(S;エイミー) チャド・シェルトン(T;ローリー) ダニエル・ベルチャー (Br;ジョン・ブルック)他 パトリック・サマーズ指揮 ヒューストン大歌劇場o.&cho. | |
| 2005年5月に初来日が予定されている、ニューヨーク・シティ・オペラ。ここは多くのスターが巣立っていった実力優先の劇場として有名であると同時に、新作オペラを積極的に取り上げることで高い評価を得ている。今回の来日公演でも、マーク・アダモの「若草物語」を取り上げる。もちろんルイザ・メイ・オルコットの名作小説を元にしたオペラで、19世紀米国で自立した女性へと前向きに生きた姉妹の姿は、何度も映画化されたように、アメリカ人にはことのほか共感が持てるようだ。 マーク・アダモはフィラデルフィア生まれ。1998年3月にヒューストン大劇場のオペラ・スタジオで初演された「若草物語」は2年後に大劇場でリバイバルの10公演が行われたほどの大成功を収めた。その後米国各地やメキシコで多数のプロダクションが制作され、なかでも2003年3月にニューヨーク・シティ・オペラで東海岸初演が大好評、一躍人気作曲家に踊り出た。今回日本公演にこの演目を取り上げるということからも、ニューヨーク・シティ・オペラの自信の程が窺える。 現在のところ唯一のCDがこれ。メグ役に、いまやロッシーニのメゾ役としてイタリアでも大人気のジョイス・ディドナートを配するなど、充実の演奏。なお、来日公演は東京、名古屋で一回ずつ。 | ||
| エッセンシャル・ラウタヴァーラ ラウタヴァーラ: 鳥と管弦楽のための協奏曲「極北の唄」(1972)(*) われらの時代のレクイエム(1953)(+) 田舎楽士たち Op.1(1952)(#) 喜びの島(1995)(**) 交響曲第7番「光の天使」(1994)〜第3楽章(++) ピアノ協奏曲第1番(1969)(##) |
マックス・ポンマー指揮(*) ライプツィヒ放送so.(*) ハンヌ・リントゥ指揮(+) フィンランド金管so.(+) ユハ・カンガス指揮(#) オストロボスニアco.(#) レイフ・セーゲルスタム指揮(**) ヘルシンキpo.(**) ラルフ・ゴトーニ(P;++) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮(++) バイエルン放送so.(++) | |
| 既発売音源編集盤。ONDINEの入れ込みで北欧圏随一の人気作曲家となったラウタヴァーラの音楽入門に最適のベスト・コレクション。 ONDINEのラウタヴァーラ・コレクションの目録付き。 | ||
| ブラームス:交響曲全集 | パーヴォ・ベルグルンド指揮 ヨーロッパco. | |
| 録音:2000年5月11-14日、バーデンバーデン、ライヴ。ワーナーから発売されたシベリウスで話題を呼んだコンビ がONDINEに移籍。ヴァイオリン両翼配置を採用。 | ||
| ノーザン・ハイライツ〜フィンランド管弦楽名曲集 カスキ:前奏曲 Op.7(*) メラルティン:祝典行進曲(*) シベリウス: かわいらしい組曲 Op.98a、プレスト(+) 悲しいワルツ(#) フィンランディア(混声合唱付き完全版)(**) ラウタヴァーラ:弦楽のための組曲(1952)(++) エングルンド:「万里の長城」(1949)〜4曲(##) クラミ:カレリア狂詩曲 Op.5(***) |
レイフ・セーゲルスタム指揮(*) ヘルシンキpo.(*) トゥオマス・オッリラ指揮(+) タピオラ・シンフォニエッタ(+) タンペレpo.(#,##) エリ・クラス指揮(**,##) フィンランド国立歌劇場o.、 同cho.(**) ユハ・カンガス指揮(++) オストロボスニアco.(++) サカリ・オラモ指揮(***) フィンランド放送so.(***) | |
| ONDINEの豊富な音源から、シベリウスからラウタヴァーラまでのフィンランド作曲家の名曲・秘曲を選りすぐった編集盤。 | ||
| シベリウス・フェイヴァリッツ シベリウス: 交響詩「エン・サガ」(*) 交響詩「ポヒョラの娘」(+) 即興曲(#) 組曲「恋人」(#) アンダンテ・フェスティヴォ(**) ロベルト・カヤヌス:交響詩「アイノ」(++) |
ミッコ・フランク指揮(*) スウェーデン放送so.(*) トゥオマス・オッリラ指揮(+) タンペレpo.(+) ペーテル・チャバ指揮(#) ヴォルトゥオージ・ディ・クフモ(#) ジャン・シベリウス指揮(**) ヨルマ・パヌラ指揮(++) フィンランド放送so.(**,++) ヘルシンキ大学男声cho.(++) | |
| 録音:1939年1月1日、フィンランド放送(**)/他。シベリウス唯一の自作自演(**)の完全初出だった音源を含むシベリウス・ファン、北欧音楽ファン向けアイテム。シベリウス演奏のスペシャリストとして高名な指揮者カヤヌスの代表作である(++)は、伝承叙事詩「カレワラ」から題材を採ったワーグナー風の響きを持つ作品。民族の誇りを呼び覚ます内容はシベリウスの「フィンランディア」をしのぐほどであり、合唱が加わるフィナーレはまさに感動的。シベリウスはこの曲を聴いて「クレルヴォ」の作曲に着手したというエピソードがある。 | ||
| レーヴィ・マデトヤ(1887-1947):歌曲全集 Vol.2 風の強い日 Op.25 No.3/ ヒュブノスが微笑む Op.9 No.2/ 私の手をとって Op.9 No.3/祈り Op.9 No.4/ 芸者 Op.9 No.5/水晶の花 Op.16 No.2/ 子守歌 Op.16 No.3/さらば Op.26 No.1/ 柔らかな翼 Op.26 No.2/海の風 Op.26 No.4/ 冬の月光のもと Op.26 No.5/ 父よ、ツバメはいずこに飛びゆくのか Op.44 No.2/ 空の金の光 Op.44 No.3/春の歌 Op.44 No.4/ 言葉のないロマンス Op.36/ 「オコン・フオコ」の2つの歌/ 眠れ、眠れ Op.60 No.1/ 付随音楽「ウオクシ河辺で」〜不実な者へ/ 歌曲集「秋」Op.68 |
ヘレナ・ユントゥネン(S) グスタフ・ デュブショバツカ(P) | |
| ポスト・シベリウスのフィンランド作曲家マドテヤの美しい歌曲の数々。「芸者」と「オコン・フオコ」は日本を題材とした作品。 | ||
| レーヴィ・マデトヤ(1887-1947):歌曲全集 Vol.1 あんたがいなくなって以来 Op.2 No.1/ひとり Op.2 No.2/ 冬の朝 Op.2 No.3/星明かりの空 Op.2 No.4/ 暗い色の葉 Op.9 No.1/セレナード Op.16 No.1 北オストロボスニア民謡集 Op.18/青春の歌 Op.20b/ 美しいカンテレを今一度とりあげろ/花は開いた時が一番ピュア/ 彼らが歌うのを聴いて以降 Op.15 No.1/冬の道 Op.25 No.2/ 生まれし小屋 Op.25 No.4/夕暮れに涙することもある Op.25 No.5/ 俺は小屋を立てるぞ Op.26 No.3/農耕歌 Op.44 No.1/ 北の日光万歳 Op.49 No.1/フィンランドの木 Op.49 No.2/ わが望み Op.60 No.2/夕べ Op.60 No.3/ 家に帰りたいんですけど Op.71 No.1/親方の言葉 Op.71 No.2/ わが歌の地/木枯らしの歌 |
ガブリエル・ スオヴァネン(Br) グスタヴ・ ユプシェバツカ(P) | |
| シベリウスに次ぐフィンランド民族ロマン派作曲家マデトヤは65の歌曲を残した。作風は地味ながらその真摯な音楽には胸を打つものがあり、北欧的透明感と深い憂愁があふれている。 シベリウス音楽アカデミーで学んだ新鋭のバリトン、スオヴァネンはフィンランド国立オペラで「コジ」、サヴォリンナ・オペラで「ファウスト」、 ドロットニングホルム・オペラで「ジュリオ・チェーザレ」に出演し注目を集めている。 | ||
| カイヤ・サーリアホ(1952-): 聖杯劇場(ヴァイオリンと室内管弦楽のための;1997)/ ソラール(1993)/ オーロラ(9人の奏者と電子楽器のための;1986) |
ヨーン・ストルゴール(Vn) ハンヌ・リントゥ指揮 アヴァンティ!co. | |
| ヴォルフ:イタリア歌曲集(全46曲) | ボー・スコウフス(Br) ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P) | |
| 新世紀のヨーロッパ 〜原語で歌われたEU諸国の国家集 フィンランド、ポルトガル、フランス、スウェーデン、ベルギー、 デンマーク、イタリア、オランダ、ルクセンブルグ、 イギリス(ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン) オーストリア、ドイツ、EU「ヨーロッパ讃歌(歓喜の歌)」 |
カラ・アッラ・ ペンティネン指揮 タピオラ少年少女cho.、他 | |
| 1999年12月にヘルシンキで開かれたヨーロッパ議会を記念し、EU加盟国の国家が収録された企画アルバム。歌の入った国歌集はこれまでなかったので、ある意味今後需要があるCDだ。 | ||
| ラウタヴァーラ: 歌劇「アレクシス・キヴィ」(1996) |
ヨルマ・ヒュンニネン (Br;キヴィ) ガブリエル・ スオヴァネン (Br;青年時代のキヴィ) ラッセ・ポイスティ (語り;アールクヴィスト) エヴァ=リーサ・サーリネン (Ms;シャルロッタ) ヘレナ・ユントゥネン (S;ヒルダ)他 マルクス・レヘティネン指揮 ユヴァスキュラso. | |
| 題材となっているアレクシス・キヴィはフィンランド文学の父と呼ばれる人物だが、生前は文壇の主流から作品を無価値なものと糾弾され、最後には精神を病み38歳で早世してしまった。 台本はラウタヴァーラ自身の手によるもので、第3幕ではシンセサイザーまで動員され、特殊な音響世界が創出される。 | ||
| ベートーヴェン:舞曲集 祝賀メヌエット WoO3/12のコントルダンス WoO14/ 12のメヌエット WoO12/騎士バレエ WoO1/ 12のドイツ舞曲 WoO8/勝利の行進曲 WoO2a |
ヨン・ストルゴルズ指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| ベートーヴェン初期の愛らしい小管弦楽作品集。コントルダンスの第7番は、交響曲第3番「英雄」のフィナーレの主題に転用されている。 | ||
| チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 ラウタヴァーラ:アポテオシス |
ミッコ・フランク指揮 スウェーデン放送so. | |
| ミッコ・フランクにとって特別な思い入れのある曲であるという「悲愴」。23歳の青年とは思えない遅いテンポ(終楽章に14分19秒をかけている)、熱も脂もない響き、 完全の自分の世界に没入した超個性的な解釈を聴くことができる。 | ||
| 歓喜〜世界の子供の歌・ハイライト 日本;赤とんぼ/会津磐梯山 アフリカ;シヤハンバ オーストリア;マリア、主の女中 フィンランド;わが国フィンランド/民の歌/愚かな地の歌/ カレリアの丘/羊飼いの笛/孤児のため息/ フィンランディア讃歌/フィンランド国歌/冬は辛い/ サンタクロースが地に下りてくる/夕べの祈り/ 私のカンテレ/春の讃歌/神への感謝 |
エルッキ・ポヒヨラ、 カリ・アラ=ポッラネン指揮 タピオラ児童cho. タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 天使の響き。一服の清涼剤となる一枚。 | ||
| フィンランドのイメージ シベリウス: カレリア組曲/黒いバラ Op.36 No.1/マズルカ Op.81 No.1/ ロンディーノOp.81 No.2/フィンランディア メラルティン:ミリアムの歌1 オスカル・メリカント:アンニーナ/夏の夜のワルツ クーラ:朝の歌 キルピネン:歌に寄す Op.52 No.3 クラミ:「荒野の靴職人」序曲 伝承曲:ここ北の星の下で サルマント:歌う雪 ラウタヴァーラ:ヴァイオリン弾きたち |
レイフ・セーゲルスタム、 サカリ・オラモ、 エルッキ・ポヒヨラ、 ヨルマ・パヌラ、 ユハ・カンガス指揮 ヘルシンキpo. タンペレpo. フィンランド放送so. オストロボスニアco. タピオラ・シンフォニエッタ ペッカ・クーシスト(Vn) カリタ・マッティラ(S) ライヤ・ケルッポ(P) | |
| フィンランドの最も美しい聴き所だけを集めたアルバム。演奏陣も豪華。 | ||
| ペーテリス・ヴァスクス(1946-): 交響曲第2番(1998/1999)(*) ヴァイオリン協奏曲「遠い光」(1997)(+) |
ヨン・ストルゴーズ(Vn;+) 指揮タンペレpo.(*) ユハ・カンガス指揮(+) オストロボスニアco.(+) | |
| ラトヴィア出身の作曲家ヴァスクスは同郷のクレーメルに紹介されたことで広く知られるようになった。そのヴァイオリン協奏「遠い光」は抒情的な美が光る作品。交響曲第2番は演奏時間40分の長大な単一楽章の作品。ストルゴーズが、交響曲では指揮棒を、協奏曲ではヴァイオリンを持っての大活躍。 | ||
| アンデシュ・ヒルボルイ(1954-): クラリネット協奏曲「孔雀物語」(*)/ リキッド・マーブル/ ヴァイオリン協奏曲(+) |
マルティン・フレスト(Cl;*) アンナ・リンダル(Vn;+) エサ=ペッカ・サロネン指揮 スウェーデン放送so. | |
| シベリウス: 交響曲第1番 ホ短調/交響曲第7番 ハ長調 |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2002年5月、フィンランディア・ホール、ヘルシンキ。 作曲者自身による指揮も含め、第7番以外のほとんど全ての交響曲の初演を行い、シベリウスの音を今に伝える同オケ。その次元を越えた伝統からくる説得力と魅力ははかり知れない。セーゲルスタムの巨大なスケールによる前代未聞の指揮とあいまって、ファン必聴のアルバムとなっている。 | ||
| ショパン: バラード第4番 ヘ短調 Op.52/ 夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15 No.2/夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2/ ワルツ イ短調 Op.34 No.2/ワルツ ヘ長調 Op.34 No.3/ 12の練習曲 Op.25 |
ゲルゲーイ・ボガーニ(P) | |
| ボガーニは1974年ハンガリーに生まれ、ラエカッリョやシェベックに師事した俊英で、6歳で最初に母国のコンクールに入賞以来、多くのコンクールを制覇している。 | ||
| カリタのクリスマス グルーバー:きよしこの夜 シューベルト:アヴェ・マリア グノー:アヴェ・マリア シベリウス:クリスマスの歌 Op.1 より [栄誉はいらない/外は暗くなる/雪は深く積もり] マーサロ:クリスマスの鐘 他(全16曲) |
カリタ・マッティラ(S) ペルッティ・ペッカネン指揮 トゥルクpo. トゥルク大聖堂cho. | |
| 大ソプラノ歌手マッティラによる、フィンランドと世界のクリスマス・ソング集。「We wish you a merry Christmas」も収録。 | ||
| フィンランドのクリスマス 天使の歌声が聞こえし/おお学生たち、同じ声で わびしき真冬に/静かなクリスマス/ジングル・ベル クリスマス・ツリーのまわりで/夜のとばりが近づき きよしこの夜/クリスマスの夜に フィンランドのいにしえのクリスマス祭 |
ガブリエル・ スオヴァネン(Br) エイヤ・カンカーンランタ (カンテレ) メルヴィ・ユリ=ヴァイニオ (カンテレ) カリ・アラ=ボッラネン指揮 タピオラcho. | |
| フィンランドの民族的弦楽器カンテレの伴奏で透明感豊かに歌われるクリスマスの歌。 | ||
| ジュリアン・アンダーソン(1967-):管弦楽作品集 ロシアの輪舞−ホロヴォド(1994)(+)/ 太陽の位置(1998)(*)/発狂した月(1997)(*)/ アランブラ幻想曲(2000)(+)/二部作(1990)〜パレード(*)/ 空中のパヴィリオン(*) |
オリヴァー・ナッセン指揮 BBCso.(*) ロンドン・シンフォニエッタ(+) | |
| 録音:2000年1月、2001年12月。 イギリスの作曲家ジュリアン・アンダーソン。作曲家、指揮者として現代音楽シーンで活躍するオリヴァー・ナッセン(1952-)の指揮。どちらもOndineレーベルにとってこれが初めて。アンダーソンはジョン・ランバート、アレクサンダー・ゲール、トリスタン・ミュライルに作曲を師事。モダニズム、スペクトラル・ミュージック、エレクトロニクス音楽、東欧の民俗音楽からも影響を受け、「妥協することなく多様な聴き手とコミュニケートする」ことのできる作曲家と評されている。異教と魔女研究の権威、ロナルド・ハットン博士による古代イギリス祭式年の研究書と同名の「太陽の位置」はプロムスの委嘱作。月蝕とW.B.イェイツの不気味な詩からインスピレーションを受けた「発狂した月」。出世作の「二部作」。作曲者立ち会いで録音、ポストプロダクションが行われた。 | ||
| ターレガ: ベートーヴェン、ワーグナー作品のギター編曲全集 ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第14番「月光」〜第1楽章/ ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」〜第2楽章/ ピアノ・ソナタ第2番〜スケルツォ/ 交響曲第7番〜第2楽章(断片)/ ヴァイオリン・ソナタ第9番 「クロイツェル」〜第2楽章/ ピアノ・ソナタ第4番〜ラルゴ/ 七重奏曲〜主題と変奏/七重奏曲〜主題と変奏(異版)/ 七重奏曲〜メヌエット/メヌエット第3番 WoO.10/ ワーグナー: 「タンホイザー」序曲(断片)/ 「タンホイザー」大行進曲 ターレガ: ヴェルディの「椿姫」による幻想曲 |
ティモ・コルホネン(G) | |
| ターレガ編曲によるショパン・アルバムで話題を呼んだフォンランドの実力派コルホネンによる同種企画第2作。ギターとは無縁と思われるワーグナーだが、 「タンホイザー」序曲の冒頭のしっとりした情感はギター音楽そのもの。ギターという楽器の概念を覆すアルバムだ。 | ||
| シベリウス:ピアノ作品集 10の小品 Op.58/イェーガー隊行進曲 Op.91a/ 13の小品 Op.76/2つのロンディーノ Op.68/ 10のバガテル Op.34 |
オッリ・ムストネン(P) | |
| 録音:2002年。 最近は指揮者としても大活躍のオッリ・ムストネン、そのONDINE初録音がこのシベリウスのピアノ曲集であった。シベリウスのピアノ曲は管弦楽曲以上に作曲者の内面が出た作品で、渋いものの北欧音楽ファンにはたまらない美しさ。15歳でヘルシンキの国際ピアノ・コンテストで2位になったというムストネン、このシベリウスも快心の出来栄え。 | ||
| エイナル・エングルンド(1916-1999): ピアノ協奏曲第1番(1955)/ ピアノ協奏曲第2番(1974)/ 交響詩「凱旋の讃歌」(1947) |
マッティ・ラエカッリオ(P) エリ・クラス指揮 タンペレpo. | |
| 録音:2002年4月、タンペレ。 ピアノ協奏曲第1番はラップランド民謡に基づく第1楽章を持つ作品。「凱旋の讃歌」はヘルシンキで催された競技大会の際に行われた作曲コンクールでの第1位受賞作。エングルンドの音楽の魅力は、毅然と立ち向かう意志を感じるような風情。音楽は厳しさを帯びているが、しかし透明感がなくてはエングルンドの良さがでない、その難しいバランスをラエカッリオのピアノとクラスの指揮が見事にクリア。フィンランド放送協会の2003年レコード賞を受賞したと言うもの頷ける。 | ||
| クリストファー・ラウス(1949-): 打楽器と管弦楽のための幻想曲 「救われたアルベリヒ」(*)/ 狂喜/ヴァイオリン協奏曲(#) |
イヴリン・グレニー(Perc;*) チョーリャン・リン(Vn;#) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| アメリカの作曲家クリストファー・ラウスはトロンボーン協奏曲でピューリッツァー賞を受賞、リンドベルイがBISで録音していた。 「救われたアルベリヒ」はグレニーのために書かれた作品で、ワーグナーの「神々のたそがれ」からのライトモチーフがいろいろ現れる。 | ||
| マグヌス・リンドベルイ(1958-): ピアノ協奏曲(1990/4)(*)/クラフト(1985) |
マグヌス・リンドベルイ(P;*) トイミー・アンサンブル、 エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィンランド放送so. | |
| フィンランド作曲界の中堅マグヌス・リンドベルイ。2004年5月には東京オペラシティのコンポジアウム2004で来日が予定されている。北欧独特のキラキラしたオーケストラの響きが魅力で、 このアルバムでは彼自身がピアノ協奏曲の独奏を務め名手ぶりを見せている。 | ||
| フィンランド民謡の旅 美しい夏の夕べ/ポルスカI-VII 夜になってくれさえすれば/愛しい人が去ったとき 愛するフィンランド、わが祖国/あそこに私のカレが 誰がサウナを暖めるんですか/ある夏、私は彷徨した カレの家に行くにはいくつもの道が/ハルマの婚礼 ヴァイオリンは黙ってしまった |
ペッカ・クーシスト(Vn) アンナ=マリ・カハラ (アコーディオン/歌) ティモ・ ミュッリュカンガス(Cb) サルクス・ ポウッサ(Perc) | |
| 若手人気ヴァイオリニスト、クーシスト演奏による母国フィンランドの民謡。 | ||
| エルンスト・ミエルク(1877-1899): 交響曲 ヘ長調 Op.4(1987) ヴァイオリンと管弦楽のための演奏会用小品 Op.8(*) |
ヨン・ストルゴーズ(Vn;*) サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. | |
| ミエルクはフィンランドに生まれ、ドイツでブルッフに師事、いくつかの作品を書いたが21歳で夭折した。彼20歳の時の作品である交響曲は、フィンランド音楽史上最初の交響曲の一つで、 シベリウスに交響曲第1番(1899年初演)を書かせるきっかけになった作品ともいわれている重要な作品。作風はメンデルスゾーン風に爽やかで、ドイツの先輩作曲家の作品を模しつつも、既にフィンランドの作曲家ならではの個性を十分に発揮している。せめて30代まで生き長らえれば、シベリウスと共にフィンランドの国民的作曲家になったのではないか、と惜しまれる。 | ||
| ラウタヴァーラ:合唱作品集 真実と偽りのユニコーン (3人の語り手、室内合唱、 アンサンブルとテープのための;1971)/ われらの時代の歌(混声合唱のための;1993)/ 柳の木陰で(混声合唱のための;1998) |
ヤーコ・コルテカンガス(Br) ペッテリ・サロマー(B) サデ・リッサネン(A) ティモ・ヌオランネ指揮 フィンランド放送室内cho. フィンランド放送cho. | |
| 「真実と偽りのユニコーン」は、アメリカの映画制作家にして前衛詩人ジェイムズ・ブロウトンが1950年代に書いた詩に基づく「声のタペストリー」。「われらの時代の歌」は東京混声合唱団の委嘱作。 | ||
| ブロニュス・クタヴィチュス(1932-): 歌劇「クマ伯爵」 |
ヴラディミラス・ ブルドニコヴァス (教授) ヴィータウタス・ ユオザバイティス (セメタ伯爵) イネサ・リナブルギデ (伯爵夫人) イレーナ・ ゼレンカウカイテ= ブラザウスキャーネ (ユリア)他 マルティナス・ スタシュクス指揮 リトアニア国立 オペラ・バレエ 劇場o.&cho. | |
| 今日、リトアニアで最も人気のあるクタヴィチュスの力作。「カルメン」で知られる作家メリメの怪奇小説「クマ伯爵」に基づく2幕のオペラ。 | ||
| シベリウス:交響曲第3番 ハ長調 Op.52 ヒンデミット: 4つの気質(ピアノと管弦楽のための)(*) |
オリ・ムストンネン (P;*)指揮 ヘルシンキ祝祭o. | |
| セーゲルスタムとムストネンが共同で始めたシベリウス交響曲全集の第2弾。 | ||
| ハイドン: 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 (管弦楽版) |
ヨン・ストルゴーズ指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| アルマ・マーラー/ヨルマ・パヌラ編曲: 歌曲全集(管弦楽伴奏版) ひそやかな町/父の庭/生暖かい夏の夜/ 君のもとではうちとけられる/ ぼくは花のもとをさまよう/夜の光/森の至福/ 嵐/収穫の秋/讃歌/恍惚/認知する者/賞賛の歌/ 夜への三日/静かに落ちる最初の花/ 私の夜を知っていますか |
リリ・パーシキヴィ(Ms) ヨルマ・パヌラ指揮 タンペレpo. | |
| グスタフ・マーラーの夫人アルマの歌曲の伴奏部をパヌラが管弦楽に書き換え、グスタフ・マーターの管弦楽伴奏歌曲そっくりに仕上げた音楽。パーシキヴィはフィンランドの若手実力派。 | ||
| モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集 [第3番 ト長調 K.216/第4番 ニ長調 K.218/ 第5番 イ長調 K.219] |
ペッカ・クーシスト(Vn) オリ・ムストネン指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 近年指揮者としての活動も本格化している鬼才ムストネンの伴奏で、クーシスト(弟)がモーツァルトの協奏曲を録音。「フレッシュ」という言葉がぴったりで、 同曲のこれほどきびきびとした演奏を聴くのも久々のこと。クーシストは3曲ともカデンツァを書くほどの才気煥発振り。 | ||
| シベリウス: 交響曲第2番 ニ長調/ 交響曲第6番 ニ短調 |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| このアルバムでは、途方もないスケールで描かれた人気曲第2番が最大の聴き所。シベリウス・ファンの間で指摘されていたようにシベリウス演奏の語法を体得しているオケと、セーゲルスタムの大きな音楽作りは大きな魅力。優秀録音。 | ||
| ハブリジ・ハトルグリムソン(1941-): 苦悩Op.28 (2001) |
メアリー・ネッシンガー(Ms) ガルザル・ソウル・コルテス(T) ホルズル・アウスケルソン指揮 ハトルグリム教会室内o.、 ハルトグリム教会モテットcho. | |
| アイスランドの現代作曲家ハトルグリムソンが作曲した受難曲。17世紀と20世紀のアイスランド語の詩に基づき、十字架上のキリストの苦悩を描いている。 ちょっとホラー映画風ながら、静かで独特の癒し感に満ちている。 | ||
| ヴィラ=ロボス: 12の練習曲(1928年オリジナル版) ブローウェル:13のシンプルな練習曲 |
ティモ・コルホネン(G) | |
| ターレガ編曲のショパンやベートヴェンで有名になったフィンランドの実力派コルホネン。今回はオリジナル作品に挑戦しているが、 ヴィラ=ロボスは通常知られている出版譜とはかなり異なる1928年版による。この版の方がブラジル的野生味と乗りの良さが強く、興味津々。 | ||
| アルマス・ヤルネフェルト(1869-1958):歌曲集 日曜日に/たそがれ/満月の花の清らかさ/カンテレに寄す/ 夏の浜辺/すべての時計12時を告げると/貧しき人/子守歌/ 人生について夢想家の歌/あんた/祖国の貌/子守歌/日没に/ 歌え、歌え/日光/夢/リナ/フィドルと踊る歌/ティタニア/ 子守歌/私の希望/ひばり |
ヨルマ・ヒュンニネン(B) カミッラ・ニルンド(S) イルッカ・パーナネン(P) | |
| シベリウスの義弟にしてフィンランド国民主義の作曲家ヤルネフェルト。有名なわりにはオーケストラ曲「前奏曲」と「子守歌」くらいしか聴く機会がなかったが、 今回まとまった歌曲集が現れた。どれも親しみやすく、宝石のような透明でひんやりした感触が魅力。ノリントンのベートーヴェン「第9」新録音(HAENSSLER)で名唱を聴かせたニルンドが巧さを見せている。 | ||
| ブルックナー: 交響曲第4番「ロマンティック」(ノヴァーク版) |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮 パリo. | |
| 録音:2003年2月3日、パリ。放送用公開ライヴ。初出音源。エッシェンバッハの同曲は2種類ほどがCD-R使用のレーベルから出ていたが、パリ管との同曲共演は確かこれが始めて。 なんとエッシェンバッハ&パリ管の最新盤はONDINEから。厚みのある優秀な録音がブルックナーにふさわしく、弦の繊細な美しさや木管の独特な味など魅力も満載、 さらにエッシェンバッハの堂々とした遅めのテンポと濃厚で耽美な表現からは冬枯れの寂寥感さえ漂い、ロマンティシズムたっぷりに、かつしみじみと美しく聴かせる。 | ||
| エルッキ・サルメンハーラ(1941-2002): スオミ−フィンランド/ミニスカートの乙女/ アダージェット/船酔い |
エリ・クラス指揮 タンペレpo. | |
| リゲティに師事しその作風を継承したたサルメンハーラは、フィンランド人作曲家としては異色の作風で知られていた。「ミニスカートの乙女」はドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」 とベートーヴェンの「ワルトシュタイン」の冒頭の引用に始まり、さらに「第9」まで現れる。 | ||
| ラウタヴァーラ:歌劇「朝日の家」(1990) | アンナ=クリスティーナ・ カーボラ(S) ライヤ・レグネル(Ms) ミア・フフタ(S) ヘレナ・ユントゥネン(S) ウッラ・ライスキオ(A) ユッカ・ロム(B) トゥオマス・カタヤラ(T) トンミ・ハカラ(Br) マルクス・ニエミネン(Br) ペトリ・バクストレム(T) ミッコ・フランク指揮 オウルso. | |
| ミッコ・フランクによる待望のオペラ登場。それも彼が尊敬するラウタヴァーラの作品なのが興味津々。 物語は1917年のロシア革命の際にフィンランドへ逃れて来た裕福な家族が収入もないまま死んでいき、最後に残った幼い双子の姉妹が、周囲と隔絶されたまま1987年に凍死するまでひっそり生きていく、 という実話に基づいている。題名となった「朝日の家」は彼女たちが住んでいた邸の通称で、現実にあった非現実的世界をラウタヴァーラならではの幻想的なタッチで描いた作品。 物語の筋なども、いかにもミッコ・フランク好みで、話題を呼んだ「悲愴」以上に渾身の演奏を見せている。 | ||
| J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より [第2番/第3番/第4番/第8番/第9番/第10番/ 第14番/第15番/第16番/第20番/第21番/第22番] ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87 より [第1番/第5番/第6番/第7番/第11番/第12番/第13番/ 第17番/第18番/第19番/第23番/第24番] |
オリ・ムストネン(P) | |
| 1999年にBMGからリリースされた企画の後編がONDINEから登場。両作品から前回録音されなかった12曲を、調性的に五度圏で並べている(上記は実際の曲順とは異なる)。 さすがは鬼才ムストネンで、考え抜かれた配置とアイデアは全く隙がない。説得力と技巧の完璧さは恐いほどで、フルコースの食事をしたような充実感がある。 | ||
| J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より [第1番/第5番/第6番/第7番/第11番/第12番/第13番/ 第17番/第18番/第19番/第23番/第24番] ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87 より [第2番/第3番/第4番/第8番/第9番/第10番/ 第14番/第15番/第16番/第20番/第21番/第22番] |
オリ・ムストネン(P) | |
| 録音:1997年6月。レーベル:BMG。 上記ODE-1033の前編。上記は実際の曲順とは異なる | ||
| フィンランドの祈り〜 独唱によるフィンランド聖歌集 タネリ・クーシスト: フィンランドの祈り/ 十字架の足元で「おお、ナザレ人よ」 イルマリ・ハンニカイネン: すべてイエスのためにOp.38 No.5/ われらの父Op.24/旅人の賛歌/ わが祖国「この北極星の下で」 民謡:主をたたえよ、おお、わが歌よ」 マドテヤ:帰らせていただいて よろしいでしょうかOp.71 No.1 オスカル・メリカント: 祈り「アヴェ・マリア」/ 日の出が墓地を照らしOp.74 No.4/ 汝に祝福あれOp.84 No.1 マーサロ:千の舌で、祈り「来たれ、主イエスよ」 ピュルッカネン:パストラーレ クレメッティ:夕べの歌 P.J.ハンニカイネン:守護天使 キルピネン:詩篇 ペソネン:主に感謝しよう ラウタヴァーラ:夕べの祈り クローン:明るい水面「あこがれ」 |
ソイレ・イソコスキ(S) ヨン・ストルゴーズ指揮 ヘルシンキpo. | |
| ロマン派から現代に至るフィンランド聖歌を、よくある合唱ではなく、 フィンランド屈指の名ソプラノ、イソコスキが歌う好企画アルバム。ヒーリングにもよいかも。 | ||
| シベリウス: 交響曲第3番 ハ長調(*)/交響曲第5番 変ホ長調(+) |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 2004年1月(*)、2003年6月(+)、フィンランディア・ホール。 どでかいスケール、際立つ抒情美。当盤では人気の第5番が魅力。高い評価のわけは、なんと言ってもオケ固有の響きの魅力に尽きる。シベリウス演奏の伝統が今に息づく弦、木管ならびに金管など、もうすべてがたまらないいとおしさ。なじみの薄い第3番までが生き生きとして楽しさいっぱい。このオケに触発されて、セーゲルスタムも絶好調。鮮度抜群の録音がまた素晴らしい。 | ||
| シベリウス、ミニ・アルバム付き名演集 カレリア組曲(*)/悲しきワルツ(#)/ポヒョラの娘(#)/ トゥオネラの白鳥(*)/アンダンテ・フェスティーヴォ(+)/ 付随音楽「テンペスト」〜3曲(**)/フィンランディア(*) |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo.(*) トゥオマス・オッリラ指揮 タンペレpo.(#) ジャン・シベリウス指揮 フィンランド放送o.(+) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 フィンランド放送o.(**) | |
| これは魅力的なアルバム。シベリウスが1939年に残した唯一の自作自演録音「アンダンテ・フェスティーヴォ」をはじめ、Ondine社選りすぐりのシベリウス音源を集めたもの。 さらに美麗ミニ・アルバムに少年時代から晩年までのシベリウスのお宝写真を満載。北欧音楽ファンやシベリウス・ファンなら一家に一枚。 | ||
| マグヌス・リンドベリ(1958-): クラリネット協奏曲(2001-2002)(*) グラン・デュオ (木管楽器群と金管楽器群のための;1999-2000)(+) コラール(管弦楽のための;2000)(#) |
カリ・クリーク(Cl;*) サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. | |
| 録音:2003年9月(*)/2005年3月(+)/2005年5月(#)。 (*)は東京オペラシティの企画「コンポージアム2004」においてサラステ指揮NHKso.が日本初演。曲を献呈されたカリ・クリークが、東京のコンサートでもソロを担当し、パフォーマンスをまじえた演奏と遊び心いっぱいの音楽が聴衆にアピールした。木管楽器群(13楽器) と金管楽器群(11楽器) が対話する(+)。(#)はJ.S.バッハのカンタータ第20番「おお永遠よ、汝恐ろしき言葉」のコラール「主よ、足れり」による作品で、こちらも「コンポージアム2004」でサロネンが日本初演。お国もとフィンランド放送so.の演奏も楽しみだ。 | ||
| コリリアーノ: 交響曲第2番(弦楽のための)/マンハイム・ロケット |
ヨン・ストルゴールズ指揮 ヘルシンキpo. | |
| 日本でも人気の高い現代アメリカ作曲家ジョン・コリリアーノ。映画「レッド・ヴァイオリン」の音楽も彼が担当していた。交響曲第1番(エイズ交響曲)はグラミー賞を受賞したが、 第2番は2001年度ピューリッツァー賞を受賞、当盤が世界初録音にあたる。 | ||
| シベリウス: 交響曲第4番 イ短調 Op.63(*) 交響幻想曲「ポホヨラの娘」Op.49(+) 交響詩「フィンランディア」Op.26(#) |
レイフ・セゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. ポリテク男声cho.(#) | |
| 録音:2003年12月(*/#)、2004年1月(+)、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール。 一作ごとつねに圧倒的な支持で迎えられてきたセゲルスタム&ヘルシンキ・フィルのシベリウス交響曲全集シリーズ、いよいよ完結。 地の奥底から湧き上がる低弦のうねりが襲いかかると、たちまちただならぬ世界に引き込まれてしまう第4番。その斬新で難解な内容から、7つの交響曲の中でも一般的に最もなじみが薄い作品だが、シベリウスを心から愛する人たちがもっともシベリウスらしいと口を揃えて語る傑作である。作曲に至る過程にのどの腫瘍の手術を終え、再発の不安と向き合いながら新しく人生を踏み出そうとする力強い決意。この曲を理解する手掛かりは曲作曲中のシベリウスの日記にある次のくだりにも見られる。「交響曲というものは、結局、ありふれた意味での"創作"ではない。むしろ人の生涯のさまざまな局面での信条を明らかにするようなものなのだ。」痛ましくもむき出しの魂の告白、真摯な自分探しに近いもの。シベリウスにとって交響曲は、なかでも第4番はその性格が顕著な内容といえるであろう。 それにしてもヘルシンキ・フィルがシベリウスを演奏するときの雄弁なこと。軽みと味わいとが絶妙のバランスで有機的に溶け合うさまはまるで魔法のよう。この魅力はカップリングにも受け継がれ、ブラスセクションの轟きが印象深い「ポホヨラの娘」、アルバムの締めの、合唱入りの版によるフィンランディア。もとは新聞祭典の活人のための音楽のフィナーレ「フィンランドは目覚める」として作曲されたものを、のちに独立させて交響詩としたことは有名。ここではオリジナルの姿を踏まえて、中間部の聖歌調のメロディにあわせて合唱が加わる形で演奏されており、この箇所に来ると自然と胸が高鳴りなんとも感動的。忘れるわけにゆかないのが録音の素晴らしさ。ステレオ・サウンド誌での嶋護氏の指摘にもあるように、エンジニア担当エンノ・メーメツによる鮮烈にして重厚な音作りは名演奏と分かち難く結びついている。 なお、バックカバー、インレイカードともに第4番 Op.63 の作品番号が「64」と誤記されております(本来のOp.64は「吟遊詩人」)。御了承下さい。 セゲルスタム&ヘルシンキ・フィルのシベリス録音: 第1番&第7番(ODE-1007)/第2番&第6番(ODE-1026)/第3番&第5番(ODE-1035)/「レンミンカイネンの伝説」「タピオラ」(ODE-852)/「ヴァイオリン協奏曲(ペッカ・クーシスト;Vn)」「カレリア組曲」「ペルシャザールの共演」(ODE-878)/「テンペスト組曲」「大洋女神」「夜の騎行と日の出」(ODE-914)/「アカデミー行進曲」「1894年学位授与式のためのカンタータ」「アンダンテ・フェスティヴォ」「戴冠式カンタータ」「フィンランディア」(ODE-936)。 | ||
| ラウタヴァーラ: 空間の庭(1971/2003) クラリネット協奏曲(2001)(*)/ 鳥とオーケストラのための カントゥス・アルクティクス「極北の歌」(1972) |
リチャード・ストルツマン(Cl;*) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2003年6月/2004年11月。 クラリネット協奏曲は2002年にストルツマンのクラリネット、レナード・スラトキン指揮のワシントン・ナショナル交響楽団により初演。70代半ばになったラウタヴァーラの音楽の深みが染み渡っている名作で、ストルツマンのクラリネットの音色もこれ以上ないほど見事。「空間の庭」は2003年の改訂版。いくつかのグループに分かれたオーケストラがそれぞれ完全に記譜された音楽を演奏するが、その入りのタイミングは指揮者に従う、という面白い試み。「カントゥス・アルクティクス」はラウタヴァーラの作品では最も良く知られている超人気曲。鳥の声のテープ録音をオーケストラと重ね合わせた、鳥の声がオーケストラと競演するロマンティックで幻想的な名曲。 | ||
| モーツァルト:アリア集 「コジ・ファン・トゥッテ」より [岩のように動かずに/お願い、許して、恋人よ]/ コンサート・アリア 「私のうるわしい恋人よ、さようなら」K.528/ 「ツァイーデ」〜やすらかにおやすみ下さい/ コンサート・アリア「ああ、私には分かっていた」K.272/ 「フィガロの結婚」〜楽しい思い出はどこへ/ コンサート・アリア「どうしてあなたを忘れよう」K.505 |
ソイレ・イソコスキ(S) ぺーター・シュライヤー指揮 タピオラ・シンフォニエッタ マリタ・ヴィータサロ(P) | |
| 録音:2004年1月。 ソイレ・イソコスキもすっかりベテランのソプラノだが、相変わらず澄み切ったソプラノの音色は逸品。当然モーツァルトは非常に得意としていて、アバド指揮で「ドン・ジョヴァンニ」のエルヴィーラを、クイケン指揮で「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージを録音していたが、モーツァルトだけのアルバムはこれが初めて。期待通りに凛とした美しさが際立つ歌唱で、多彩な選曲も魅力。「ツァイーデ」のアリアなど、驚くことその素晴らしさに驚かされること間違いなし。 指揮が往年のモーツァルト・テノール、ぺーター・シュライヤーで、これも聴き物。 | ||
| ブラームス: ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5/ワルツ集 Op.39(全16曲) |
アンッティ・シーララ(P) | |
| 1979年生まれ、内田光子、ペライアに師事したフィンランドの若手シーララ。2003年のリーズ国際コンクール優勝の期待の星。 ブラームスが20歳の時に作曲したソナタ第3番は奔放さと重厚さを兼ね備えた力作。ほぼ同世代にあたるシーララがブラームスの夢と屈折を驚くべき雄弁さで再現している。 | ||
| 男声合唱のための現代作品集 ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963-): いかめしく冷たい葬送のワルツ ハンヌ・ポホヤンノロ(1963-):太陽の歌 リーカ・タルヴィティエ(1970-):火の明滅 ウルヤス・プルッキス(1975-):魔法使いの弟子 湯浅譲二(1929-):芭蕉の俳句〜四季 ラーシュ・カールソン(1953-):女のからだ エーリク・ベリマン(1911-):白鳥の姿 セッポ・ポホヨラ(1965-):シューベルトへのオマージュ ミッコ・ヘイニオ(1948-): 塵の理性(男声合唱とイェンベのための) |
マッティ・ヒュオッキ指揮 ヘルシンキ大学男声cho.(YL) ペトリ・ベックストレム(T) | |
| 録音:2003年10月、2004年4月、ヤルヴェンパーホール。 ヘルシンキ大学男声合唱団(YL) の、Ondineへの初の録音。エリク・サティと、フィンランドの象徴主義画家ヒューゴ・シンベリをイメージしたマンテュヤルヴィの「いかめしく冷たい葬送のワルツ」。「古池や…」、「夏草や…」、「菊の香は…」、「木枯らしや…」の芭蕉の句をテクスト(日本語) とする湯浅譲二の曲。「美しい水車屋の娘」と「魔王」をコラージュした「シューベルトへのオマージュ」。秦始皇帝の兵馬俑に「時」を重ねたラッシ・ヌンミの詩による「塵の理性」。21世紀の作品にチャレンジするYLの意気込みが感じられる。 | ||
| シベリウス:ヴァイオリン小品集 5つの小品 Op.81/4つの小品 Op.78/ 5つの田園舞曲 Op.106/4つの小品 Op.115/ 3つの小品 Op.116 |
ペッカ・クーシスト(Vn) ヘイニ・カルッカイネン(P) | |
| 録音:2004年、イェルヴェンバーのシベリウス宅「アイノラ」。 ヴァイオリン協奏曲に比べ、耳にする機会が著しく少ないシベリウスのヴァイオリン小品だが、ここ数年見直されてきたピアノ小品同様、素朴で愛すべきものばかり。ほんとうに「小品」で、演奏時間は2〜3分。 ペッカ・クーシストは1976年生まれの若手ながら、すでに北欧音楽ファンから絶大な信頼を得ているフィンランドのヴァイオリニスト。19歳でシベリウス国際コンクール優勝という技量に加え、抒情性、内面性、涼風のような爽やかさも備えた、まさにシベリウスを弾くために生まれてきたかのようだ。 アイノラでの録音なので、シベリウスが弾いていたピアノを使っている可能性もあり。 | ||
| カイヤ・サーリアホ(1952-): 水晶から(*)/ ・・・煙の中へ(+)/ 睡蓮(秘密の園 III)(#)/ 七羽の蝶(**) |
ペトリ・アランコ(Fl;+) アンシ・カルットゥネン(Vc;+/**) エサ=ペッカ・サロネン指揮(*/+) LAPO(*/+) クロノスSQ(#) | |
| 1993年発売のアルバム(ODE-804)に新録音の(**)を加えて再発売。サーリアホは現代フィンランドを代表する女性作曲家。 | ||
| サーリアホ: 「遥かな愛」による5つの黙想(2002)/睡蓮の黙想/ 新しい千年紀への7つの前奏曲「海をこえて」 |
ピア・フロイント(S) ガブリエル・スオヴァネン(Br) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 フィンランド放送so.、 タピオラ室内cho. | |
| いまや「北欧音楽の」などという括りの全く入らない存在となった、今日最高の作曲家の一人、カイヤ・サーリアホのここ数年の近作を三作。『「遥かな愛」による5つの黙想』は、「遥かな愛」というオペラ(台本はアマン・マールフ)から再構成したもの。オペラは2000年のザルツブルク音楽祭でケント・ナガノの指揮で初演され、大きな話題となった。12世紀、一度も会ったことのない吟遊詩人と女性が恋に落ち、やっと出会えたものの詩人が死んでしまう、という内容。サーリアホならではの幻想味が大変に生きている。睡蓮の黙想は、1987年に作曲された『弦楽四重奏とエレクトロニクスのための「睡蓮』」という作品を下敷きにした弦楽合奏の作品。緻密な書法に耳を奪われる傑作。「海をこえて」は合唱付の気宇壮大な作品。 | ||
| アルマス・ラウニス(1884-1959):歌劇「アスラク・ヘッタ」 | アキ・アラミッコテルヴォ (T:アスラク・ヘッタ) ライリ・ヴィヤカイネン(S:アグニ) ライモ・ラウッカ(Br:ランニ) エーヴァ=リーサ・サーリネン(Ms) アンナ=クリスティーナ・ カーッポラ(S:ウンナ) アルットゥ・カタヤ(B) ヤーッコ・コルテカンガス(Br) トゥオマス・カタヤラ、 ラッシ・ヴィルタネン(T) イルッカ・ハマライネン 他 サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. ヘルシンキ大学男声cho. カンピン・ラウル室内cho. | |
| 録音:2004年3月。 ラウニスはフィンランドの作曲家であると同時に探検家でもあり、アマチュアの人類学者でもあった。ラップランドを何度か探検し先住民族サーメの生活に接した彼は、この時に学んだサーメの文化をもとにし、1920年代末「アスラク・ヘッタ」を作曲した。 1852年、ノルウェーの圧政に苦しむサーメの人々は反乱を計画していたが、サーメの英雄アスラク・ヘッタはフィンランド娘のアグニと恋に落ちていた。アグニは戦いでアスラクが死ぬことを恐れ、ノルウェーにサーメの反乱の計画を告げてしまう。しかし戦いは避けられず、アグニはサーメの人々と共に戦って傷つき、ヘッタは捉えられ処刑されてしまう、という壮大な悲劇。 ワーグナーの影響もあれば、民族音楽を採り入れたり、結婚式や儀式、踊りなどサーメの風習を扱ったりと、興味深い大作だが、完成からほどない1930年に作曲者がフランスに移住し、フィンランドでの上演が頓挫してしまった。以後四分の三世紀眠っていた所へ、2004年3月17日に演奏会形式で初演され、その後このレコーディングとなった。オラモの熱の入った指揮に、フィンランド・オペラ界の名歌手勢揃いの上演は大成功だったと伝えられている。 | ||
| ラヴェル: 夜のガスパール (マリウス・コンスタン編曲による管弦楽版; アロイジェス・ベルトランの詩の朗読を含む)(*) 組曲「クープランの墓」/古風なメヌエット/ 亡き王女のためのパヴァーヌ/道化師の朝の歌 [ボーナス] 夜のガスパール〜オンディーヌ(+) |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮 パリo.(+以外) キャロル・ブーケ(朗読;*) ツィモン・バルト(P;+) | |
| 録音:2004年3-4月、パリ、ライヴ(+以外)/2004年6月(+)。 鬼才エッシェンバッハらしい、一ひねりあるラヴェル・アルバム。ラヴェル自身がオーケストレーションしなかった「夜のガスパール」、これをフランスの高名な作曲家で指揮者としても活躍するマリウス・コンスタン(1925-)がオーケストレーションしたものを演奏、しかも各曲の前に音楽の元となったアロイジェス・ベルトラン(1807-1841)の散文詩を朗読するという凝り様。エッシェンバッハのこだわりはこれに止まらず、ボーナスとして「夜のガスパール」の1曲目の「オンディーヌ」のオリジナルを、彼が極めて高く評価しているピアニスト、ツィモン・バルトの演奏で収録、オーケストラ編曲と比較できるようにしている。 さて肝心の演奏、これはどの曲もエッシェンバッハの面目躍如たるもの。細部の細部まで目を光らせ、全身の神経をはって全ての音楽に鋭い感受性を求めている。結果、フランスのオーケストラを用いながら、カラッと明るい豪放なラヴェルではなく、常にその向こうに潤った哀しみに耽っている繊細な詩人ラヴェルの姿が現れている。単なる擬バロックのお洒落な曲と思われがちな「古風なメヌエット」すら胸にささる棘を残す美しさを持っているのである。「亡き王女のためのパヴァーヌ」はいわずもがなの名演。またライヴならではの高揚も特筆すべき。 朗読はフランスの女優キャロル・ブーケ。「欲望のあいまいな対象」で鮮烈にデビュー、007の「ユア・アイズ・オンリー」や、最近だと「WASABI」でも知られている人。 | ||
| ガレン=カレラの絵画と共に聴くシベリウス シベリウス: ポヒョラの娘 Op.49(*)/ 組曲「レミンカイネン」(#) より [トゥオネラの白鳥/レンミンカイネンの帰郷]/ ヴァイノ賛歌 Op、110(+)/ レミンカイネンの歌 Op31-1(+)/タピオラOp.112(#) |
トゥオマス・オッリラ指揮(*) タンペレpo.(*) レイフ・セーゲルスタム指揮(#) ヘルシンキpo.(#) エリ・クラス指揮 ヘルシンキ歌劇場o.&cho.(+) | |
| 収録されている音楽はODE-871、ODE-852、ODE-754から採られたものだが、このアルバムのユニークな所は、シベリウスと同年生まれの画家、アクセリ・ガレン=カレラ(1865-1931)
の絵をカラーで多数収めているところにある。 ガレン=カレラはシベリウス同様フィンランド独立運動に大きく影響を受け、叙事詩「カレワラ」を始め、民俗的な題材をもとにした絵画を多数残した。 また、非常に暗い照明で描かれたマーラーの肖像画作者としても知られているだろう。ガレン=カレラの絵はどれも豊かなファンタジーの中に祖国愛が滲み出しているもので、 これらを見つつシベリウスの音楽を聞くと、フィンランド独立の時代の空気がより鮮明に浮かび上がってくるようだ。 | ||
| カリタ・マッティラ〜ベスト シューマン:君に捧ぐ Op.25-1/くるみの木 Op.25-3/ 君は花のよう Op.25-24 ブラームス:僕の恋は新緑だ Op.63-5/ 甲斐なきセレナード Op.84-4/ 恋しい人のもとへ Op.48-1/ メリカント:陽の輝くとき Op.24-1/ メラルティン:ミリアムの歌I/ミリアムの歌II シベリウス: 夕べに Op.17-6/それは夢か Op.37-4/ 初めての口づけ Op.37-1/ 逢い引きから戻った娘 Op.37-5/黒バラ Op.36-1 シューベルト:アヴェ・マリア D.839 ドヴォルザーク:「ルサルカ」〜月によせる歌 ヴェルディ:「アイーダ」〜勝ちて帰れ プッチーニ:「トスカ」〜歌に生き、恋に生き J.シュトラウス:「こうもり」〜ふるさとの調べよ バーンスタイン: 「ウェストサイド・ストーリー」〜サムホエア ロウ:「マイ・フェア・レディ」〜踊り明かそう |
カリタ・マッティラ(S) イルモ・ランタ(P) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 フィンランド放送so. ペッカ・サヴィヨキ指揮 タピオラ・シンフォニエッタ ペルッティ・ペッカネン指揮 トゥルクpo. | |
| フィンランドの名花カリタ・マッティラ。1960年生まれなので、まさに今が脂ののり頃と言って良いだろう。透き通ったリリカルな声と驚くほどの力強さが共存した稀有な声は、
モーツァルトやオペレッタからヴェルディたワーグナーもこなす幅の広さで、最近ではついに「サロメ」を歌い、演技と共に二重に話題になった。 このアルバムは、彼女がONDINEに録音した数枚のCDから編集したベスト盤。歌曲にアリアにミュージカル・ナンバーと、多彩な魅力をたっぷり楽しめる。 | ||
| タウノ・ピュルッカネン(1918-1980): 歌劇「マレと息子」(1942-1943) |
キルシ・ティーホネン(S:マレ) ライモ・シルッカ(T:イマント) ユハ・ウーシタロ(Br: ゴスヴィン・フォン・ヘリケ)、 エサ・ルートゥネン(Br:マンゴ) ユハ・リーヒマキ(T:吟遊詩人) カイ・ヴァルトネン(Bs:兵士) ハンヌ・リントゥ指揮 エストニア国立オペラo.&cho. | |
| 録音:2004年9月10-11日、タリン、エストニア・コンサートホール、ライヴ。 ピュルッカネンは第二次世界大戦後のフィンランドを代表するオペラ作曲家のひとり。5つのオペラ、4つの小オペラとバレエが1作、ほとんどの作品が劇のための音楽である。作風は民族的ロマンティシズムを基本に、戦後モダニズムへの傾斜も見せた。「マレと息子」は1945年、フィンランド・オペラで初演された全4幕のオペラで、台本はフィンランド生まれのエストニア作家アイノ・カッラスの物語を基にしたもの。1343年、帯剣騎士団統治下のリヴォニア(今日のラトヴィア東北部からエストニアの南部にかけての地域)を舞台とする、領主に対する反乱に巻き込まれた母と子の悲劇が題材となっている。 | ||
| ヨハン・メルヒオル・モルター(1696-1765): クラリネット協奏曲第1番 イ長調 MWV.6:36(*)/ 同第3番 ト長調 MWV.6:38(*)/同第4番 ニ長調 MWV.6:39(*) モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622(+) |
カリ・クリーク(D管Cl;*、 バセットクラリネット;+) アッシ・カルットゥネン (Cemb[通奏低音];*) ヨン・ストゥールゴールズ指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 録音:2004年9月、エスポー市、タピオラ・ホール(*)/2005年8月、エスポー市、セッロ・ホール(+)。 モルターはアイゼナハに生まれ、約170曲の交響曲(シンフォニア)、室内楽曲、カンタータのほか、90曲を超す協奏曲を作曲。クラリネットのための協奏曲(6曲)は1747年から1750年にかけての作で、この楽器のための協奏曲としてはもっとも初期の作品で、オーケストラなどで使われる一般的なA管、B管ではなく、D管クラリネットのために書かれている。ストラヴィンスキーやシュトラウスも好んで使ったD管は、かわいらしい音色が特徴であり、モルターの協奏曲でも高域の明るい響きが活かされている。第1番と第4番の緩徐楽章の憂いをおびたメロディ、光の粒をまき散らすような終曲。ほとんど録音されてこなかったのが不思議なくらい、魅力的な作品である。 クリークはモーツァルトの協奏曲をバセットクラリネットで演奏している。モーツァルトはバセットクラリネットのメランコリックな響きを好んだと言われ、「皇帝ティートの慈悲」、「レクイエム」など晩年の作品で重要な使い方をしている。クリークの演奏は、軽妙な動きと、たえず光と影が交差する響きが魅力。彼のモーツァルトは、器用に指は動くものの、何気なく始まり、何もなく終わってしまう演奏とは次元が違う。表情の豊かさと音楽の推進力が巧みにバランスしているのも、クリークの音楽の特色。ヨン・ストゥールゴールズ指揮タピオラ・シンフォニエッタの和声感と、モーツァルトの和声感の美しい調和。 フィンランドのクラリネット奏者、カリ・クリーク(1960年生まれ)は2004年に来日し、クラリネット奏者と音楽ファンの間で一段と評価と人気を高めた。 | ||
| ジョン・コリリアーノ(1938-):管弦楽作品集 ファンタンズマゴーリア(*)/音楽に寄せて/ オスティナートによる幻想曲/3つの幻覚 |
エリ・クラス指揮 タンペレpo. | |
| 録音:2004年11月、タンペレ・ホール。 アメリカの人気作曲家コリリアーノ。(*)はメトロポリタン・オペラ10 周年のために作曲された悲喜劇オペラ「ヴェルサイユの亡霊」に基づく作品で、CD初登場。さまざまな現代手法の音楽、ロココ時代の響き、ワーグナーの高笑い・・・時空を超えて旅するような感覚。「音楽に寄せて」は、シューベルトの同名歌曲による壮麗な音楽。「オスティナートによる幻想曲」では、ベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章の主題を素材に、「(欠点を捨て) ミニマル音楽の魅力的な側面を情緒表現と結びつけること」が試みられた。「3つの幻覚」は、コリリアーノが初めて手がけ、アカデミー賞にノミネートされた映画「アルタード・ステーツ」 のための音楽による組曲。 | ||
| ルチアーノ・ベリオ(1925-2003): レンダリング(管弦楽のための;1990)(*) スタンツェ (バリトン、3つの小男声合唱と管弦楽のための;2003)(+) |
ディートリヒ・ヘンシェル(Br;+) クリストフ・エッシェンバッハ指揮 パリo. フランス陸軍cho.(+) | |
| 録音:2004年1月(+)、2004年9月(*)、パリ、モガドール劇場。 シューベルトの交響曲第10番となるはずだったニ長調の交響曲(D.936A) の復元を試みた「レンダリング」[翻訳、解釈]。不完全な素材を基にベリオは3つの楽章を完成させた。これはシューベルトのスケッチをオーケストレーションし、ベリオ自身の音楽を加えたもので、ベリオの作業は、細かく砕けたフレスコ画の復元にも例えられるであろう。「ベリオ=現代音楽」と思っていると、不意打ちに合うかもしれない。エッシェンバッハにとっては再録音、ベリオ指揮LSOにつぐ新録音となる。 ポール・セランらの詩をテクストとする「スタンツェ」はパリ管弦楽団の委嘱。ベリオが完成した最後の作品となり、作曲者の死後、エッシェンバッハの指揮により初演された。今回が世界初録音。。 | ||
| プロコフィエフ:ピアノ作品集 バレエ「シンデレラ」からの3つの小品 Op.95/ バレエ「シンデレラ」からの10の小品 Op.97〜 抜粋(第8曲をのぞく)/ バレエ「シンデレラ」からの 6つの小品 Op.102 より(抜粋) [ワルツ/いさかい/アモローゾ]/ 子供の音楽 Op.65/ガヴォット Op.32 No.3/ 前奏曲 ハ長調 Op.12 No.7 |
オッリ・ムストネン(P) | |
| 録音:2004年9月、エスボー市、セッロ・ホール。 人気、評価ともに高いシベリウス作品集(ODE-1014)、バッハ=ショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ集(第2集)(ODE-1033) につぐ、ムストネンの祖国フィンランドのレーベルへのピアノ曲録音は、プロコフィエフ。作曲者自身が編曲した「シンデレラ」の3つの曲集がメイン。クリアなピアノの響き。ダイナミズムと、夢見るようなロマンティシズムの美しいバランス。ムストネンの音楽は、才気だけでは捉えきれない。彼のプロコフィエフは、Deccaへの「束の間の幻影」以来の録音。 | ||
| 子どもの歌の宝箱 ユッカ・ヤルヴォラ:ワニのヘルベルッティ ゲオルグ・マルムステーン: 言うことをきかないティピ P.J.ハンニカイネン:リスの巣 伝承歌/テッポ・アリ=マッティラ編: 粗末な小屋の歌 ヘイッキ・クレメッティ:森の歌の集い 伝承歌/テッポ・アリ=マッティラ編: ヒュッティス=フーベルト カイ・シュデニウス:マグダレーナ ゲオルグ・マルムステーン:野ウサギの雪すべり イルッカ・クーシスト:ウィークデイ ペッテル・オホルス:ねんねんころり ゲオルグ・マルムステーン: 子どもに教える交通ルールの歌 伝承歌/ヨルマ・ハルコネン編:森の小屋の窓 ゲオルグ・マルムステーン:わるい小熊 伝承歌/テーム・ホンカネン編:象の行進 伝承歌/テッポ・アリ=マッティラ編: 風は誰のために歌うのか? ペトリ・ヴィルタネン:わたしの友だち |
マリ・パロ(S) カイ・ヒュッティネン(B) オスカリ・ペンナネン(ボーイS) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2005年2月18日-19日、フィンランディア・ホール、ヘルシンキ。 今とむかし。子どもたちに歌って聞かせる歌と子どもたちの歌う歌が集められた。マリ・パロはシベリウス・アカデミー出身のソプラノ歌手。リートリサイタルとオペラで活躍し、ポップスのステージにも立っている。カイ・ヒュッティネンは20枚を超すアルバムを録音。テレビとミュージカルにも出演し、人々に親しまれている。ボーイソプラノのオスカリ・ペンナネン(1992-) も参加。セーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィルハーモニックの共演でソロ、デュオ、トリオの歌を聴かせる。ティヴォリ公園のロンビのポルカを連想させるマルムステーンの「野ウサギの雪すべり」など、オーケストラ演奏だけのトラックも数曲ある。フィンランド・ローカルリリースのためブックレットの歌詞と解説はフィンランド語だけ掲載されている。 | ||
| ヨウニ・カイパイネン(1956-): ホルン協奏曲 Op.61(*) チェロ協奏曲第1番 Op.65(+) |
エサ・タパニ(Hr;*) マルコ・ユロネン(Vc;+) ハンヌ・リントゥ指揮 フィンランド放送so. | |
| 録音:2005年1月3-4日(*)、2005年1月5、7日(+)、ヘルシンキ、文化の家。 モーツァルトがクラリネット協奏曲を献呈したシュタードラーのように、優れた協奏曲の背景には優れた奏者の存在がる。フィンランドの作曲家による協奏曲が多数書かれるようになったのも、優秀な器楽奏者がフィンランドにいることと関係がある。フィンランドを代表する作曲家のひとりカイパイネンのホルン協奏曲は、フィンランド放送交響楽団の奏者、エサ・タパニ(1968-)の求めにより作曲された(委嘱者はオウル交響楽団)。 ホルンという楽器には「ドイツの森」をイメージさせること以上に、より柔軟に役割が与えられている。ジプシー音楽を回顧するページ。ラルゲットではリヒャルト・シュトラウスを思わせる瞬間も。カイパイネンの音楽は、さまざまに表情を変えていく。チェロ協奏曲は、ニューヨーク・コンサート・アーティスツ・ギルドとフィンランド放送の共同委嘱作。激しい情熱、静かな祈り。付点リズムの音楽はアメリカへのオマージュであろう。この作品はマルコ・ユロネンに献呈されている。 | ||
| キンモ・ハコラ(1958-): クラリネット協奏曲(2001)(*) 緑に燃える黄昏(管弦楽のための;2002)(+) ダイアモンド・ストリート(クラリネット独奏のための;1999)(#) |
カリ・クリーク(Cl;*) エサ・トゥキア(Hr;+) サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so.(*/+) | |
| 録音:2000年9月、ヘルシンキ、YLE(フィンランド放送)M2スタジオ(#)/2005年5月9-12日、ヘルシンキ、文化の家(*/+)。 クラリネット五重奏曲、ローコ、カプリオール(ODE-960)に次ぐキンモ・ハコラの作品集。フィンランドの奏者カリ・クリークからインスピレーションを得たクラリネット協奏曲。協奏曲のためのスケッチとも言える「ダイアモンド・ストリート」。空気の澄んだ夕刻、日没の太陽が緑色の閃光を放ち、その光を目撃した瞬間、人には自分と恋人の心のうちが見えるようになる……SF作家ジュール・ヴェルヌの「緑の光線」(1882)のイメージを表現する管弦楽曲「緑に燃える黄昏」。ハコラの音楽には、彼の出発点となったモダニズム、エスニックの香り、ハリウッド風ロマン、オリエンタルムード、クレッツマー(ユダヤ人の音楽)など、さまざまな要素が織り込まれていて、それが遊び心につながり、音楽ファンとプレーヤーの心をとらえる。 | ||
| ラウタヴァーラ: 交響曲第1番(1956/1988/2003) アダージョ・チェレステ(弦楽合奏のための;2000) 幻影の書(2003-2005) |
ミッコ・フランク指揮 ベルギー国立o. | |
| 録音:2005年6月、ブリュッセル、芸術センター。 ミッコ・フランクが初演した「幻影の書」をメインとするラウタヴァーラのオーケストラ作品集。「幻影の書」は「夜の話」、「火の話」、「愛の話」、「運命の話」の4つの部分からなる大曲(演奏時間約40分)。作曲者が経験した現象や事象から自然に生まれてきたたという。「アダージョ・チェレステ(天のアダージョ)」はフィンランドの詩人、ラッシ・ヌンミの詩にインスピレーションを得た作品。「目覚めさせよ…来い…」と呼びかける詩人。「おまえ」は、天の高みに誘う「死」なのか?それもラウタヴァーラの抒情である。「交響曲第1番」は2003年に改訂された版による演奏。マックス・ポンマーの録音(ODE-740) は第2版による演奏であった。新たな改訂により、第1楽章とスケルツォの間に抒情的な緩徐楽章が追加されている。ラウタヴァーラの作品を次々録音するミッコ・フランクには、作曲者も信頼を寄せている。ミッコが音楽監督を務めるベルギーのオーケストラとの録音。Ondine 初のSACD。 | ||
| ルーセル: バレエ「バッカスとアリアーヌ」Op.43 組曲第1番/同第2番/交響曲第2番 変ロ長調 Op.23(*) |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮 パリo. | |
| 録音:2005年2月、パリ、モガドール劇場/2005年7月、パリ音楽院(*)。 サンデー・タイムズ紙「2005年優秀レコード」の1枚に選ばれた「ルチアーノ・ベリオ追悼」(ODE-1059)につづく、パリ管弦楽団と音楽監督エッシェンバッハによる録音は、3枚からなるルーセル・シリーズの第1作。人生の3つの時代を表現したと言われる、4つの交響曲の中でも録音の少ない第2番。リヒャルト・シュトラウスのオペラ「ナクソス島のアリアドネ」と同じ題材、孤島に置き去りにされたアリアドネ(アリアーヌ)がバッコス(バッカス)と結ばれるというギリシャ神話による「バッカスとアリアーヌ」。バレエ組曲は第1番と第2番の両方を演奏。ステージ上の動きが想像できるように、スコアに記された注釈の英訳がブックレットに記載されている。オーケストラのゴージャスな響き、ダイナミックレンジ、広がりと奥行きのある録音。この後、残り3つの交響曲と「蜘蛛の饗宴」がリリースされる予定。 | ||
| アウリス・サッリネン(1935-): 歌劇「英国王はフランスへ行く」Op.53(1983) |
トンミ・ハカラ(Br:皇太子) ユルキ・コルホネン(B:首相) リーカ・ランタネン (S:楽しいカロライン) リッリ・パーシキヴィ (Ms:ふさふさ髪のカロライン) マリ・パロ(S:泥棒するアン) ラウラ・ニュカネン (A:服を脱ぐアン) ユルキ・アンティラ(T:案内人) ヘルマン・ヴァッレーン (Br:弓の射手) キルシ・トゥム(S:女王) サンテリ・キンヌネン (セリフ:フロワサール) オッコ・カム指揮ヘルシンキpo. フィンランド・フィルハーモニーcho. タピオラ室内cho. | |
| 録音:2005年4月、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール。 新たな氷河期がやってくる。英国王への即位が決まった皇太子は、首相の進言を入れ、4人の后候補を伴い、軍隊を率いて、氷結したイギリス海峡をフランスに渡る。クレシーの戦い、カレーの包囲。皇太子は600年前、エドワード黒太子がフランス軍を破った百年戦争の世界に...。 サッリネンの3作目のオペラ「英国王はフランスへ行く」は、パーヴォ・ハーヴィッコの同名の放送劇に基づき、作者自身が台本を執筆。「来るべき氷河期のミュージックシアターのための年代記」との副題がつけられた。フィンランドのサヴォンリンナ・オペラフェスティヴァル、コヴェントガーデン王立オペラ、BBCの共同委嘱。オッコ・カム(1946-)が初演の指揮を執った。 時空を超えるファンタジー、劇的な展開、多彩な管弦楽、美しい旋律。コミックオペラへのオマージュ。サッリネンのカンタータ「生と死の歌」やTV 映画「カレヴァラ」の音楽による「鉄の時代」組曲(ともに ODE-844)を思わせるページ。20世紀フィンランドを代表するオペラのひとつに挙げられている。 2005年春の公演に合わせて行われたこの録音は、制作が進んでいる映画のサウンドトラックにも使われることになっている。全3幕。フィンランド語・英語対訳台本つき。この音楽はカンタータとしても楽しむことができそうだ。 | ||
| ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764) : クラヴサンのための小曲集 クラヴサン曲集第1巻(1706)/ 同(1724)〜[組曲 ホ長調/同 ニ長調]/ 新クラヴサン曲集(1728) |
ツィモン・バルト(P) | |
| 録音:2005年2月、フィンランド、ヤルヴェンパー・ホール。 アメリカのピアニスト、ツィモン・バルト(1963年生まれ)がラモーのクラヴサン曲集にピアノで挑んだ。ルネサンスやバロック時代に興味をもっていたバルトにインスピレーションを与えたのは、ミンコフスキとクリスティーが上演したラモーのオペラ。バロックであって、現代。印象主義の先がけ。バルトは、ラモーの音楽に対してさまざまな想いを抱き、それをこれらの小曲に投影した。クラヴサン曲をピアノで演奏するために、新たな色彩とフレージングを探らねばならない。そのことについてバルトは、こう答えている。 「ひとつのフレーズの中のどのふたつの音も同じに響かせたくない。そのためにpppとfffの間に36のダイナミックスの色調を与えた。それが私の自慢だ」。バルトはラン・ランと同様、指揮者クリストフ・エッシェンバッハに絶賛されたピアニスト。エッシェンバッハがフィラデルフィア管弦楽団と録音したバルトークの「管弦楽のための協奏曲」(ODE-1072)を製作総指揮したケヴィン・クラインマンが、ここにも名を連ねている。 | ||
| 君だけに美しい愛の歌を〜セレナードと愛の歌 リンナヴオリ: 君の夜空にありったけの星の歌を歌おう メリカン:幸せな人たち (男声合唱とクラリネットのための) アールトイラ:アクセルとエリナの婚礼ワルツ ジョージ・ド・ゴジンスキ:君だけに美しい愛の歌を (バス、男声合唱とピアノトリオのための) パーキンソン:ママに捧げる詩 シューベルト:セレナード D920 (テノール、男声合唱とピアノのための) ニルス=エーリク・フォウグステット:3つの愛の歌 じっと見ている仲間/熱愛/僕らの愛はずっと V.サラーノフ:君のところに戻りたい ギャリー・ボナー/アラン・ゴードン ハッピー・トゥゲザー(男声四重唱のための) リンコラ:朝の波止場 (男性ヴォーカルアンサンブルのための) シュデニウス:君こそ、わが恋する人 リンドストレム:アルニ (テノール、男声合唱とピアノトリオのための) ヌルミオ:ラモナ カユフコ:荒れ地の物語 カルキ:君にまだ恋人がいないなら (男声合唱とピアノトリオのための) |
マッティ・ヒュオッキ指揮 ヘルシンキ大学男声cho. マッティ・サルミネン(B) トゥオマス・カタヤラ(T) クリスティアン・ アッティラ(P) ヨウニ・カンニスト(T) タッラ・ヴォーカルアンサンブル クリストフェル・ スンドクヴィスト(Cl) リータ・パーキ・トリオ | |
| 録音:2005年8月3日-4日、ヘルシンキ音楽院コンサートホール。 ヘルシンキ大学男声cho. (YL) が歌うセレナードと愛の歌集。憧れ、情熱、やさしさ、喪失、そしてフィンランドの人たちにとって大切な自然への愛。YLと指揮者のヒュオッキにとって重要なレパートリー。新しいアルバムでは、「美しいセレナードの世界」で歌われなかった新しい曲がメイン。フィンランドの文学賞を受けたことのあるロックミュージシャン、トゥオマリ・ヌルミオやジャズ・ミュージシャンたちの歌。ダニー・オズモンドとニール・リードも歌ったビル・パーキンソンの「ママに捧げる詩」。タートルズのヒット曲「ハッピー・トゥゲザー」は、ウォン・カーワイの映画「ブエノスアイレス」の主題歌として使われました。アカペラ男声合唱、ヴォーカルアンサンブル、男声四重唱、クラリネットやピアノトリオの共演。歌のスタイルも多彩。ジャンルを超え、国境を越え、歌に心を託すヘルシンキ大学男声cho.とミュージシャンたちの音楽。フィンランドの音楽シーンは、新しい息吹にみちている。 | ||
| フィンランド語賛美歌集 私の魂は主を讃えます/神よ、あなたを信じます/ 夕べになりました、わが創り主よ/他(全20曲) |
ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ (P、ハルモニウム) | |
| 録音:2002年5月、2004年8月、YLE(フィンランド放送) スタジオ。 フィンランドを代表する国際的歌手のひとり、ソイレ・イソコスキ。幼いころから教会に通い、クオピオの音楽学校で教会音楽を学んだ彼女にとって、賛美歌集の録音は長年の夢であった。「賛美歌を歌うことで、自分の卑小さに気づくことができます。すべてがさらけ出されてしまうので、とてもむずかしい。簡素な旋律だけに、清く歌うしかありません」と彼女は語る。少女時代、青春時代と親しんできた歌の数々。賛美歌集をめくっていると、ひとつひとつのページで手がとまり、涙がこみあげてきたという。長らくイソコスキと共演するマリタ・ヴィータサロが、さまざまな想いを共有しつつ、ピアノとハルモニウムを弾いている。 | ||
| イーロ・ランタラ(1970-): ピアノ協奏曲 G#majAs (ヤーコ・クーシストによるオーケストレーション)(*) アストラーレ(ピアノ・ソロのための) タンゴネイター(ヴァイオリンとピアノのための)(+) ファイナル・ファンタジー(ピアノと管弦楽のための; ヤーコ・クーシストによるオーケストレーション)(*) |
イーロ・ランタラ(P) ヤーコ・クーシスト(Vn;+) 指揮タピオラ・シンフォニエッタ(*) | |
| 録音:2005年5月、エスポー、タピオラ・ホール。 フィンランドで国際的にもっとも名前を知られたジャズ・グループ、トリオ・トユケアットのピアニスト、イーロ・ランタラ。そのランタラが書いたピアノ協奏曲はチューニングから始まる。ピアノの即興演奏も織り込んだ第1楽章、ゆったりと美しい第2楽章、2つのテーマによるロンド風の第3楽章と、モーツァルト時代の協奏曲に則った構成をとっている。 ランタラのアイデアを基にオーケストレーションを行ったのはラハティ交響楽団のコンサートマスター、ヤーコ・クーシスト(1974-)。指揮者、作曲家としての活動も目立つようになってきた。ヤーコはイーロ・ランタラの義理の弟にあたり、トリオ・トユケアットのコンサートにもたびたび参加している。イーロとヤーコの話では、この協奏曲はすでにフィンランドで10回ほど演奏され、聴衆から暖かく迎えられているとのこと。フィンランドの人たちのオープンで自由な精神をうかがい知ることができる。 「アストラーレ」と「タンゴネイター」は、自らのアンサンブル、タンゴ・キングズのために書かれた曲。トリオ・トユケアットのための「ファイナル・ファンタジー」もヤーコが編曲している。 | ||
| バルトーク:管弦楽のための協奏曲 マルチヌー:交響詩「リディツェ追悼」 G.クライン:弦楽のためのパルティータ(サウデク編曲) |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮 フィラデルフィアo. | |
| 録音:2005年5月、フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール、ライヴ。 エッシェンバッハ&フィラデルフィア管弦楽団の録音がフィンランドのオンディーヌから登場。バルトークの「管弦楽のための協奏曲」でのシリアスなアプローチ、衝撃のクライマックス、エッシェンバッハの真摯な姿勢は心に訴えかける。強烈なオーラ、意欲的な表現、まさに完全燃焼といった演奏だ。カップリングとして、ナチスによって虐殺された村人たちに捧げられたマルチヌーの「交響詩リディツェ追悼」、そして第一次大戦中のチェコのユダヤ人家庭に生まれ、プラハ音楽院に学び、1941年テレジンに送られ25歳で亡くなったクラインが収容所の中で書いた「弦楽のためのパルティータ」収録。 | ||
| オッリ・コルテカンガス(1955-):歌劇「メッセニウスとルシア」 | ハンヌ・ニエメラ (B:ヨハネス・メッセニウス) パイヴィ・ニスラ (ルシア・グロトヒューセン) エッシ・ルッティネン(Ms:カルラ) ニクラス・スポーンベリ (B:マグヌス・アンドレ) リク・ペロ(B:修練者) ラッシ・ヴィルタネン (T:ルドベキウス) ヨウニ・ココラ(B:大尉) パウラ・エテラヴオリ(A:エルサ) アルヴォ・ヴォルメル指揮 オウルso.&室内cho. ユンニン・ポヤト少年cho. | |
| 録音:2005年9月19-22日、オウル、マデトヤ・ホール。 オッリ・コルテカンガスは、間宮芳生と共作した児童合唱のための「木々のうた」でも知られる、シベリウス・アカデミーでラウタヴァーラとハメーンニエミに学んだ作曲家。「メッセニウスとルシア」は彼の5作目のオペラで、スウェーデンの歴史学者ヨハネス・メッセニウス(1579-1636)が主人公。ウプサラ大学で歴史学を教えていたが、反逆を理由にフィンランド東部カヤーニ城で囚われの生活を送った人物である。ユハ・セッパラが史実に基づき書いた台本では、妻ルシア、城の司令官(大尉)、現代の美術史家カルラのフィクションによるエピソードをまじえ物語が展開。アリアはないものの、伝統的な手法が音楽の基本となっている。メッセニウスが生涯を閉じたフィンランド、オウル市400年記念の委嘱作。歌詞はフィンランド語、英語対訳付き。 | ||
| ジャン・シベリウス(1865-1957): ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 6つのユモレスク Op.87作&89/2つのセレナード Op.69/ 組曲 ロ短調 Op.117〜[田舎の景色セレナード/春の夕べその夏に]/ 劇付随音楽「白鳥姫」 Op.54 |
ペッカ・クーシスト(Vn)指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 録音:2006年1月、タピオラ・ホール。5.0 サラウンド。 ペッカ・クーシスト(1976-)がシベリウスのヴァイオリン協奏曲を録音したのは、彼が19歳のとき。シベリウス・ヴァイオリン・コンペティションで初めて第1位を獲得したフィンランドの若者による録音(ODE-878、ODE-1075)はフィンランドだけで1年間に2万枚を超すベストセラーを記録。あれから10年、コンサートと録音活動を行いながら、民俗音楽やジャズのセッションへも参加。シベリウスの町ヤルヴェーンパーで開催される室内楽フェスティヴァルでは兄のヤーコとともに音楽監督を務め、芸術家としての道を着実に歩んでいる。 協奏曲につづく「ヴァイオリンと管弦楽のための作品集」。シベリウスが小品に託した想いを、ペッカはとても深いところで感じとっている。ストリンドベリの劇のために書かれた「組曲」では指揮を担当。しかし彼は「オーケストラの前で他のみんなと一緒にヴァイオリンを弾くだけ」と屈託がない。シベリウスの家「アイノラ」で録音したシベリウスのヴァイオリンとピアノの作品集(ODE-1046)とともに、ペッカ・クーシストの近年の音楽を伝えるアルバムである。 | ||
| シベリウス:交響曲全集 第1番 ホ短調 Op.39(+)/第7番 ハ長調 Op.105(+)/ 「フィンランディア」Op.26(男声合唱と管弦楽のための)(##)/ 第2番 ニ長調 Op.43(#)/第6番 ニ短調 Op.104(**)/ 第3番 ハ長調 Op.52(***)/第5番 変ホ長調 Op.82(++)/ 第4番 イ短調 Op.63(##)/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47(*) |
ペッカ・クーシスト(Vn;*) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. ポリテク男声cho.(Op.26) | |
| 録音:1996年1月(*)、2002年5月(+)、10月(#)、12月(**)、2003年6月(++)、12月(##)、2004年1月(***)、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール。 既発売音源の全集セット化。透明なテクスチュア、木管楽器の詩的な響きなど様々な魅力に彩られた演奏。男声合唱をともなう「フィンランディア」を収録し、「ポホヨラの娘」をカット。代わりに、ラハティ交響楽団の初来日に同行したペッカ・クーシストが19歳の時に録音したヴァイオリン協奏曲が加えられている。ペッカの演奏は、多くのヴァイオリニストが陥るメカニズム誇示への誘惑を拒否。共感にみち、シベリウスの音楽の美しさと力強さをバランスよく表現した演奏がフィンランドの人たちの心を掴み、ベストセラーとなった。ヴァンスカ、サラステ、ベリルンド(ベルグルンド)の録音とともに「明敏なシベリウス愛好家のための全集(英グラモフォン誌、アンドルー・アシェンバック)。 ペッカ・クーシストのCD:ODE-878、ODE-1007、ODE-1026、ODE-1035、ODE-1040。 | ||
| チャイコフスキー: 交響曲第5番 ホ短調 Op.64(*) 四季 Op.37b(+) |
クリストフ・エッシェンバッハ (P;+)指揮(*) フィラデルフィアo.(+) | |
| 録音:2005年5月、ライヴ録音。 バルトークの「管弦楽のための協奏曲」(ODE-1072) に続くエッシェンバッハ&フィラデルフィア管のリリース。2005年のアジア・ツアーで見せた、左から第1 ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリン、そしてコントラバスが舞台左後方に一列に並び、金管が右後方に固まっているというこだわりの対抗配置。フィラデルフィア管伝統のストコフスキー・シフトからの転向は音楽監督エッシェンバッハの意向なのであろう。 エッシェンバッハお得意の流動的で大げさな表情付け、静かでいて異様な緊張感の漂う音楽、まさに只者ではない印象を再び印象付けた演奏。天上の美しさを持つ第5番の第2楽章。しかしエッシェンバッハは張り詰めた緊張感でシリアスな音楽を作り上げる。第1楽章の冒頭、クラリネットで歌われる陰うつな旋律、「運命の主題」がこの曲の循環主題として全楽章にわたって登場し、第2楽章では夢幻的世界を打ち破るように「運命の主題」が再び金管によって激しく奏され、聴く者は甘美な夢から醒まされる。いつもは弦の美しさが光るフィラデルフィア管だが、ここでの金管の鳴りは強烈。また終楽章は非常にドラマチックな展開。苦悩と戦いを勝ち抜いたぶんだけよりコーダが感動的に演奏されている。 カップリングの「四季」も独特の雰囲気があり知性と情感を漂わせた演奏。時々は聴きたくなるような、肩の力を抜いた自然体のピアノだ。 | ||
| モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」K.492〜 [自分で自分がわからない/恋はどんなものかしら](*) 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527〜 [窓辺においで/酒がまわっているうちに](+) クラリネット協奏曲 イ長調 K.622〜第2楽章(アダージョ)(#) 歌劇「ツァイーデ (後宮)」K.344/336b〜 やすらかにお休み、私のいとしい命よ(**) 歌劇「フィガロの結婚」K.492〜 [楽しい思い出はどこへ(**)/勝ちと決まっただと?(++)] 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588〜 彼に目を向けてください(++) ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218(##) |
エリーナ・ガランチャ(Ms;*) アレクサンドルス・ヴィルマニス 指揮ラトヴィア国立so.(*) ヨルマ・ヒュンニネン(Br;+) エリ・クラス指揮エストニアso.(+) カリ・クリーク (バセットクラリネット;#) ヨン・ストゥールゴールズ指揮(#) タピオラ・シンフォニエッタ(#/**/##) ソイレ・イソコスキ(S;**) ペーター・シュライアー指揮(**) トンミ・ハカラ(Br;++) エリ・クラス指揮タンペレpo.(++) ペッカ・クーシスト(Vn;##) オッリ・ムストネン指揮(##) | |
| 「モーツァルト十代の最良の果実。その春のような天真爛漫と子馬のような元気よさをクーシストは鋭敏にとらえている」 (英「グラモフォン」 (2005年10月号、リチャード・ウィグモア) と評されたヴァイオリン協奏曲ほか。フィンランドの演奏家が祝うモーツァルト・イヤー。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): 鳥と管弦楽のための協奏曲〜カントゥス・アルクティクス/ 「極北の歌」(1972)(*)/ 秋の庭(1999) 〜第3楽章「ジョコーゾ・エ・レッジェーロ」(#)/ ピアノ協奏曲第1番(1969) 〜第3楽章「モルト・ヴィヴァーチェ」(+)/ クラリネット協奏曲(2001) 〜第2楽章「アダージョ・アッサイ」(**)/ 交響曲第7番「光の天使」(1994) 〜第3楽章「コメ・ウン・ソーニョ」(##)/ 洗礼者聖ヨハネ追悼の徹夜の祈り 〜ヴィジリア(1971-72 rev.1996)(全4曲)(++)/ アポテオシス(1992 rev.1999)(***)/ 弦楽オーケストラのための アダージョ・チェレステ(2000)(###)/ フルート協奏曲〜風と踊るOp.63(1975)(+++)/ 真実と偽りの一角獣座(1971 rev.2000)(3曲)(****)/ ディヨメーヌ(アフロディーテ礼賛)(1968)(####)/ ピアノ協奏曲第3番「夢の贈り物」(1998) 〜第3楽章「エネルジーコ」(++++)/ 交響曲第1番(1956 rev.1988/2003)(*****)/ 柳の木陰で(1998)〜リスの歌、わが心の歌(#####)/ 天使たちの訪れ(1978)(+++++) |
レイフ・セーゲルスタム指揮 (*/**/##/####/+++++) ヘルシンキpo. (*/#/**/##/+++/####/++++/+++++) アシュケナージ指揮(#) ラルフ・ゴトーニ(P;+) マックス・ポンマー指揮(+) ライプツィヒ放送so.(+) リチャード・ストルツマン(Cl;**) ティモ・ヌオランネ指揮(++/#####) フィンランド放送室内cho. (++)(****)(#####) ミッコ・フランク指揮(***)(###)(*****) スウェーデン放送so.(***) ベルギー国立o.(###)(*****) パトリック・ガロワ(Fl;+++) セーゲルスタム指揮(+++) ティモ・ヌオランネ指揮(****) フィンランド放送so.(****) アシュケナージ指揮(P)(++++) | |
| いろいろな夢を見た。至福の夢、悪夢・・・。ラウタヴァーラにとって夢は、自分だけのための隠れ家だった。はるか昔、子どものころから変わらず・・・。シベリウスの後、もっとも国際的な成功を収めたフィンランドの作曲家、ラウタヴァーラの作品は、彼の音楽を敬愛するレイヨ・キールネンのOndineレーベルで体系的に紹介されてきた。世界のオーケストラで演奏されるようになった、鳥と管弦楽のための協奏曲「カントゥス・アルクティクス」から、受胎告知だけでなく災禍をもたらす“天使”を示す「天使たちの訪れ」まで。テーマ、そして時代によりスタイルの異なる作品をあらためて構成。ラウタヴァーラの聖と俗の世界を再訪する旅に誘いる。 | ||
| シベリウス:管弦楽伴奏歌曲集 エーコーの精 Op.72 No.4/ 大気の娘(ルオンノタル)Op.70/ だが、私の小鳥は姿を見せない Op.36 No.2/ 葦よそよげ Op.36 No.4/三月の雪の上のダイアモンド Op.36 No.6/ 春はいそぎ過ぎゆく Op.13 No.4/ 岸辺のトウヒの木の下で Op.13 No.1/ 初めてのくちづけ Op.37 No.1/日の出 Op.37 No.3/ 夢だったのか Op.37 No.4/秋の夕べ Op.38 No.1/ 海辺のバルコニーで Op.38 No.2/アリオーゾ Op.3/ 夕べに Op.17 No.6/川面に漂う木 Op.17 No.7/ 泳げ、青い鴨(1899)/ あれから、私はたずねたことはなかった Op.17 No.1/ とんぼ Op.17 No.5/マグヌス大公 Op.57 No.6 |
ソイレ・イソコスキ(S) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2005年10月、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール。5.0 Surround。 シベリウスの歌曲を管弦楽伴奏で聴くアンソロジー・アルバム。民族叙事詩「カレワラ」をテクストに天地創造を語る「大気の娘」と、恋人に捨てられた娘が、萎れたバラの花に自分の身を照らすルーネベリの詩による「アリオーゾ」は、最初からソプラノと管弦楽のために作曲された。その他は、シベリウス自身とシベリウスの娘婿でもある指揮者のユッシ・ヤラスら4人の編曲者が、ピアノ版を基にオーケストレーションを行ったもの。シベリウスの編曲は、他の声域のための数曲をのぞき、これがすべて。シベリウス独特のオーケストレーションと彼らの編曲をくらべるのも興味あるところ。 イソコスキは、2002年グラモフォン・アウォードを受賞した「4つの最後の歌」を含むR.シュトラウスの管弦楽伴奏歌曲集(ODE-982)あたりから国際的な人気も高まってきたソプラノ。デリケートな音まで明瞭に伝えながら広がりと奥行きのある録音も、このアルバムの魅力のひとつ。歌詞:フィンランド語、スウェーデン語/英語対訳付き。 | ||
| ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ・ソナタ第1番 ニ短調 Op.28 チャイコフスキー(1840-1893):四季(12の性格的描写) Op.37bis |
オッリ・ムストネン(P) | |
| 録音:2005年11月、セッロホール(フィンランド、エスポー)。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 オッリ・ムストネン(1967-)のOndineレーベルのためのソロ第4作は、ラフマニノフの第1番のソナタとチャイコフスキーの代表作「四季」の組み合わせ。ゲーテの『ファウスト』を念頭に置いて作曲され、出版の段階になって、それぞれの楽章に与えられた「ファウスト」、「グレートヒェン」といったタイトルを外し、標題性との関連を放棄したという経緯のあるソナタ。全体像のつかみにくい音楽はラフマニノフの作品の中でも特異な存在とされ、有名な第2番のソナタにくらべるまでもなく、演奏されることの少ない作品。真のヴィルトゥオーゾの手になって初めて、英雄的、叙事的な物語が姿を現す。そう語る音楽学者もいる。磨かれたピアニズム、作品の構成に対する洞察、響きのデリケートな感覚のムストネンの演奏をそれぞれの耳と心で確かめて頂きたい。「ペチカのほとりで」に始まるチャイコフスキー。雪が降り始めた11月のトロイカ。クリスマスのワルツ。ブックレットに写真の掲載された、笑顔のムストネンがこの音楽に似合っている。 | ||
| KDC-5014 (2 HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 |
マーラー: 交響曲第6番 イ短調「悲劇的」(*) ピアノ四重奏曲 イ短調(1876)(#) |
クリストフ・ エッシェンバッハ(P;#)指揮(*) フィラデルフィアo.(*) フィラデルフィアo.団員(#) [デイヴィッド・キム(Vn) チューン=ジン・チャン(Va) エフェ・バルタチギル(Vc)] |
| 録音:2005年11月、ライヴ(*)/2006年3月、フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール(#)。エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン/レコーディング・プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ/バランス・エンジニア:エヴェレット・ポーター(*)、ジャン=マリー・ヘイセン(#)/レコーディング・エンジニア:チャールズ・ギャグノン(*/#)、ジョシュア・ティズバリー(#)。バルトーク、チャイコフスキーにつぐエッシェンバッハ&フィラデルフィア管によるシリーズ最新作はマーラーの「悲劇的」。 音楽監督エッシェンバッハのもと、華麗をきわめた“フィラデルフィア・サウンド "が全開。舞台左右両翼に並んだヴァイオリン。最近話題の楽章配置はアバド、ヤンソンスらとは異なり、2楽章スケルツォ、3楽章アンダンテの順による演奏といったポイントに加え、なにより現代屈指のマエストロがスーパー・オケを鳴らし切って、破格のスケールで展開される音楽はまさに圧巻というほかない。そして当シリーズの目玉といえるのが驚異的な録音。SACDフォーマットを活かしメジャーレーベルでの経験も豊かな最高の布陣による仕事が確認できる。 カップリングは交響曲と同じ調性による若き日の四重奏。名手エッシェンバッハがフィラデルフィアのトップ・メンバーと親密なアンサンブルを聴かせている。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ: 管弦楽をともなう歌曲集〜わが心の歌 歌曲集「シェイクスピアの3つのソネット」(1951 rev.2005) [きみが私のなかに見るものは/時をつげる時計の音を/ 君を夏の一日にくらべたら]/ 歌曲集「オルフェウスへの5つのソネット」(1954-55 rev.1960) [彼の処に樹は起たちぬ/しかもそれはまだ少女たらず/ 神なればそれはためなせよう/あゝ、君ら繊細、なる者たちよ/ 記念碑など建てるにはおよばない]/ 歌曲集「恋人たち」(1958-59 rev.1964) [愛の歌/見つめる男/恋する女/愛されし者の死]/ 歌曲集「神の道」(1964 rev.2003) [神の道/御子/聖霊降臨日/大聖堂の夢]/ オペラ「アレクシス・キヴィ」の4つの歌(1997) [憂鬱/リスの歌/わが心の歌] |
ガブリエル・スオヴァネン(B) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2006年。 シェイクスピア、リルケの詩をテクストに20代で作曲した歌曲集をラウタヴァーラ自身が管弦楽のために編曲。歳を重ねるとともに深まってきた詩への愛情が、新たな色彩のロマンティシズム音楽として示される。ブー・セッテルリンドのテクストによる宗教的、形而上的な歌曲集「神の道」。詩人キヴィの内面を歌った、オペラ「アレクシス・キヴィ」の4つの歌(第3曲「おお世界よ、人生よ」をのぞく3曲)。このアルバムでソロを歌うのは、ストックホルム生まれのバリトン、ガブリエル・スオヴァネン(1977-)。「アレクシス・キヴィ」全曲(ODE-1000)では青年時代のキヴィを歌っていた。「光の天使」(ODE-869)を録音したセーゲルスタム(1944-)とヘルシンキ・フィルハーモニックが共演。ブックレットには英語、ドイツ語、スウェーデン語、フィンランド語の原詩と英訳が掲載されている。 | ||
| ペーテリス・ヴァスクス(1946-): 交響曲第3番(2004-05)/チェロ協奏曲(1993-94) |
マルコ・ユロネン(Vc) ヨン・ストゥールゴールズ指揮 タンペレpo. | |
| 録音:2006年3月、タンペレホール(フィンランド、タンペレ)。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 交響曲第2番(ODE-1005)が2004年カンヌ・クラシカル・アウォード最優秀ディスク賞を受けたラトヴィアの作曲家、ヴァスクス(1946-)の第3番。モダニストから出発、民俗音楽と伝統を重視する作風を経て、現在は、みずからの音楽により人々と繋がることを重視した創作をつづけている。女神の世界の美、人間性の運命と人々の運命、愛と理想への忠誠、光と闇の果てしない戦い。第3番の交響曲は単一楽章。抒情的な気分のオープニング、衝突と闘争の中間部、アダージョとアンダンテの終結部。大きく3つの部分に分かれ、平原の静穏と一羽の孤独な鳥で曲を閉じる。チェロ協奏曲は、リトアニアのチェリスト、ダーヴィド・ゲリンガスに献呈された作品。人々に苦痛と屈辱を強いたソ連体制下の時代の空気が作品の背後にあるといわれる。このディスクでは、ラウタヴァーラのチェロ協奏曲(ODE-819)を録音したマルコ・ユロネンがソロを弾いた。芸術至上主義を否定し、人間とその社会をとりまく恐怖や慰めや希望を音楽作品として表現。人々の心に強く訴えかけ広く支持を得ている。 | ||
| おいで、愛しい人 〜トイヴォ・クーラ(1883-1918):歌曲集 くちづけ Op.8-1/打て、心よ Op.16a-2/ 娘は花の上を歩き Op.23-3/秋の想い Op.2-1/ 朝の歌 Op.2-3/炎を見つめて Op.2-2/ 夜 Op.22-3/荒れ野の夜 Op.24-4/ アヴェ・マリア Op.23-2/羊飼いたち Op.29a-3/ 運命 Op.23-4/土曜の夕べ Op.24-1/ 家畜小屋で Op.31a-2/教会墓地の夏の夜 Op.6-1/ 森の娘 Op.23-1/エピローグ Op.6-2/霜の花 Op.24-2/ 昔の秋の歌 Op.24-3/おいで、愛しい人 Op.29a-1 |
トンミ・ハカラ(B) クリスティアン・アッティラ(P) | |
| 録音:2006年。 トイヴォ・クーラ(1883-1918)は、フィンランド独立にともなう内戦のさなか、喧嘩をきっかけとするピストル事故のため35歳の若さで亡くなったこと、そして、クーラの音楽にみちる悲哀と感傷の気分が、その理由(カデンツァ注:文が抜けていると思われますが、代理店記載ママです)。このアルバムで歌われるのは、南ポホヤンマー民謡の編曲作品17b(12曲)をのぞく、彼の代表的歌曲が19曲。民俗音楽の響き、印象主義の色彩、悲しげな旋律・・・彼のロマンティシズムは、われわれ日本人の心にも響く。トンミ・ハカラ とクリスティアン・アッティラ。フィンランドのアーティストふたりが、クーラの音楽と彼と同時代の詩人たちの詩に共感を寄せながら、フィンランドの魂の深い世界にわれわれを誘う。 | ||
| きよしこの夜 オルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814):ホサナ シュレジェン民謡/マッティ・ヒュオッキ編曲: この世はうるわし カール・コッラン(1828-1871): ナイチンゲールのクリスマスの歌 マルッティ・ヘラ(1890-1965):クリスマスの奇跡 セリム・パルムグレン(1878-1951): そして、聖母マリアは幼子を抱き ヘイノ・カスキ(1885-1957):小屋は雪の下に眠る ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621): 一輪のばらが咲いた テウヴォ・ハカサロ:クリスマスの夜 ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924): クリスマスツリーに挨拶を ジャン・シベリウス(1865-1957): クリスマスの歌 「私には富も名声もいらない」Op.1-4 オット・コティライネン(1868-1936): いと高きところに栄光あれ ランドール・トンプソン(1899-1984):アレルヤ エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): クリスマスの賛美歌 フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜 オット・コティライネン(1868-1936)/ カレヴィ・アホ編曲:クリスマスの朝のスズメ アハティ・ソンニネン(1914-1984): クリスマス讃歌「平和、ただ平和だけを」 ユッカ・リンコラ(1955-): クリスマス組曲/よろこべ友よ/おそれなく/ ひいらぎ飾ろう/はじめてのクリスマス/ ウィー・ウィッシュ・ユー・ ア・メリー・クリスマス |
ソイレ・イソコスキ(S) ペルッティ・エーロラ(Org) マッティ・ヒュオッキ指揮 ヘルシンキ大学男声cho. (YL) | |
| ヘルシンキ大学男声cho.と、フィンランドの人たちから敬愛されるソプラノ歌手イソコスキ。伝統のキャロルと新しいクリスマスソングが歌われる。イングランドとウエールズのキャロルなどを基に書かれた「クリスマス組曲」。ジャズ・ミュージシャンとして知られるユッカ・リンコラがどんなプレゼントをくれるのか。楽しみ。 | ||
| ヨウニ・カイパイネン(1956-): 交響曲第3番 Op.72(2004)/ ファゴット協奏曲 Op.74(2005) |
オット・ヴィルタネン(Fg) ハンヌ・リントゥ指揮 タンペレpo. | |
| フィンランドの作曲家カイパイネンは1990年代になって大きく作風を変えた。まず、21世紀初頭の彼による代表作、交響曲第3番は、弾む気分と瞑想的な気分が交差する長大な曲(約46分)。ファゴット協奏曲は、現代フィンランドでもっとも多忙な協奏曲作家としての顔も持っている彼の、ホルン協奏曲とチェロ協奏曲第1番(ODE-1062)、トランペット協奏曲、ギターと弦楽のための室内協奏曲につづく新作の協奏曲。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ: マンハッタン三部作(2004)(*)/交響曲第3番(1961)(#) |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2006年9月(*)、2006年11月(#)、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール。 かつて留学したニューヨークのジュリアード音楽院から創立100周年のためにラウタヴァーラが委嘱された「マンハッタン三部作」。美しさ、残酷さ、絶えず変化する気分。ニューヨークのダウンタウン、マンハッタンがフィンランドの若い音楽家に与えた印象が「白昼夢」「悪夢」「夜明け」の3部に表現されている。交響曲第3番はラウタヴァーラ自身が「4つの楽章が、地と海のリズムに似た、荘重でブルックナー風のうねりのうちに呼吸する」と語った作品。 マックス・ポンマー指揮ライプツィヒ放送so.が録音していた曲(ODE-740)を、「光の天使(交響曲第7番)」 を初めとするラウタラーヴァ作品の録音で知られるヘルシンキ・フィルハーモニックとレイフ・セーゲルスタムによる新録音。 | ||
| マグヌス・リンドベリ(1958-): マノ・ア・マノ(2004) 武満徹(1930-1996): ギターのための3つの小品より森のなかで(1995) ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-): 王宮の冬の音楽〜ソナタ第1番 |
ティモ・コルホネン(G) | |
| 録音:2006年5月、ナーンタリ教会、ナーンタリ、フィンランド。制作:セッポ・シーララ、 録音:エンノ・マエメツ。 タンペレ・フィルハーモニックと共演したレオ・ブロ―ウェルのギター協奏曲第5番「ヘルシンキ」 (ODE-979)で2003年カンヌ・クラシカル・アウォードを受賞したフィンランドのギタリスト、ティモ・コルホネン (1964-)。国際的名声も高まってきた彼の最新ソロ・アルバム。最初の曲「マノ・ア・マノ」は、フィンランドの売れっ子作曲家、マグヌス・リンドベリ (1958-) がギターのために書いた最初の作品。リンドベリの音楽そのものはタンゴの性格をもたないものの、アルゼンチンタンゴの作曲家カルロス・ガルデル (1890-c.1935)の「マノ・ア・マノ (五分と五分)」からタイトルを借用した。武満徹の「In the Woods- 森のなかで」は、3つの森の情景をそれぞれジョン・ウィリアムズ「ウェインスコット・ポンド」、荘村清志「ローズデール」、ジュリアン・ブリーム「ミュイアー・ウッズ」に捧げたもので、武満お気に入りの楽器であったギターのために書かれたものとしては最後の作品。また、グロスター(リチャード三世)、ロメオとジュリエット、エアリエル(テンペスト)、オフィーリア(ハムレット)、タッチストーンとオードリーとウィリアム(お気に召すまま)、オベロン(真夏の夜の夢)というシェイクスピア劇の人物にもとづくヘンツェのソナタ第1番も、すでにギター奏者のスタンダード・レパートリーとなっている。 | ||
| エッシェンバッハのルーセル Vol.2 ルーセル: 交響曲第1番 ニ短調「森の詩」Op.7/ 交響曲第4番 イ長調 Op.53 |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮 パリo. | |
| 録音:2005年7月、パリ音楽院。 2007年に創立40周年を迎えたフランスの栄光を担うパリ管と音楽監督エッシェンバッハによるルーセル・シリーズ第2弾。シリーズ第1弾の交響曲第2番と「バッカスとアリアーヌ」を収録したアルバム(ODE-1065)でも、その濃厚な表現力と変化に富んだ音色でルーセル本来の魅力を引き出したが、このアルバムでも艶めかしく濃密な演奏を聴かせてくれる。 ルーセルの最高傑作といっても過言ではない第4番の交響曲。1934年に作曲され、晩年のルーセルが書いたまさにルーセルらしい作品で、緻密なオーケストレーションと複雑な和声で書かれている。1906年に完成した第1番「森の詩」は、「冬の森」「春」「夏の夕べ」「牧神と森の精」と表題のついた4つの楽章からなる作品。ドビュッシーの影響下で作曲され多様な色彩、光彩を持つ美しい音楽。 エッシェンバッハ&パリ管は2007年秋、待望の来日を果たす。 | ||
| 白夜の国〜沈まない太陽 ジャン・シベリウス:恋するもの Op.14-1/悲しい旋律 Op.98b-2 [ペーテル・チャバ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ] エルッキ・メラルティン: 劇音楽「眠れる森の美女」組曲 Op.22 より[メヌエット/蝶々のワルツ] [レイフ・セーゲルスタム指揮タンペレpo.] エルッキ・メラルティン:森の小道にそって Op.4-1 ハンニカイネン:平安 [ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P)] ベルンハード・ヘンリク・クルーセル: クラリネット協奏曲第3番 変ロ長調 Op.11〜アダージョ [カリ・クリーク(Cl) サカリ・オラモ指揮フィンランド放送so.] ジャン・シベリウス:10のバガテル Op.34 より [ワルツ/思い出/田園舞曲/探索/竪琴弾き][オッリ・ムストネン(P)] エイノユハニ・ラウタヴァーラ:メランコリー [レイフ・セーゲルスタム指揮ヘルシンキpo.] トイヴォ・クーラ:朝の歌 マルッティ・トゥルネン:日曜日 [ヨルマ・ヒュンニネン(B) ウルフ・セーデルブルム指揮タンペレpo.] フィンランド民謡/ヨルマ・パヌラ編曲: カレリアの丘/笛を吹く羊飼い/民族の歌/ この国、わが祖国/フィンランド/みなし児のため息 [エルッキ・ポホヨラ指揮タピオラ・シンフォニエッタ ヨルマ・パヌラ指揮タピオラcho.] ヴァイノ・ライティオ:ハメの夏景色(1935) より[夏の夜/羊飼いの歌/花の女王] [トゥオマス・オッリラ指揮タピオラ・シンフォニエッタ] レーヴィ・マデトヤ:青い鳥、私の手をとって Op.9-3 [ヘレナ・ユントゥネン(S) グスタヴ・ユプショバッカ] エルッキ・メラルティン:交響曲第1番 ハ短調 Op.30-1〜スケルツォ [レオニード・グリン指揮タンペレpo.] | ||
| フィンランドの短い夏のメランコリックで神秘的な気分に浸ることの出来るアルバム。フィンランドのカメラマンたちが撮影した白夜の景色が16ページ。まるで写真集のようなディジパックのブックレットに収まっている。 | ||
| エッシェンバッハ &フィラデルフィアの「オルガン付」 サン=サーンス: 交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」 プーランク: オルガン、弦楽とティンパニーのための協奏曲 ト短調 バーバー:祝祭トッカータ |
オリヴィエ・ラトリー(Org;*) クリストフ・エッシェンバッハ指揮 フィラデルフィアo. | |
| KDC-5026 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 |
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| 録音:2006年5月、ライヴ。 フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール。使用楽器:フレッド・J.クーパー記念オルガン(*)。エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン、プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ、エンジニア:エヴェレット・ポーター、チャールズ・ギャニオン。 「オケコン」(ODE-1072)、「チャイ5」(ODE-1076)、「マラ6」(ODE-1084)と続いたエッシェンバッハ&フィラデルフィア管との録音も佳境にさしかかり、今回登場するのは「オルガン付き」!ヴェリゾン・ホールに据え付けられた6938本のパイプと110のストップを備えた巨大オルガンが活躍するサン=サーンスのオルガン交響曲と、プーランクのオルガン協奏曲、バーバーのオルガンと管弦楽のための祝祭トッカータというオルガン三昧のプログラム。 ソロはパリのノートルダム寺院大聖堂正オルガニストのオリヴィエ・ラトリー。彼の魅力は何と言っても光り輝くクリスタルのような音色。凄腕のラトリーの超絶技巧と豊かな音色を堪能出来る。ヴェリゾン・ホールのこの巨大オルガンは、2006年5月11日に初披露され、この新オルガンのために作曲されたジェラルド・レビンソンの「 Toward Light 」が初演された。ヨーロッパのオペラハウスのような構造のヴェリゾン・ホールの特徴を活かした非常に伸びやかなサウンド。 | ||
| ツィモン・バルト〜 モーリス・ラヴェル(1875-1937):ピアノ作品集 夜のガスパール/鏡/水の戯れ |
ツィモン・バルト(P) | |
| 録音:2005年2月、2006年1月、ヤルヴェンパー・ホール、ヤルヴェンパー、フィンランド。制作:ラウラ・ヘイキンヘイモ、録音:エンノ・マエメツ。 1990年前後にEMIからデビューし、エッシェンバッハとの共演が目を引くアメリカのピアニスト、ツィモン・バルト。ジャン=フィリップ・ラモーの「クラヴサンのための小曲集」(ODE-1067)を先に当レーベルへ録音しているが、今回はラヴェルの作品集。悪魔的気分の3つの情景「夜のガスパール」、「道化師の朝の歌」を含む5つの抒情的小品「鏡」、輝かしく、優雅な「水の戯れ」。演奏の技巧とセンスを求められるラヴェルの代表的ピアノ作品が演奏されている。光の世界を描くようなラヴェルではなく、バルト独特の私的な雰囲気が漂って来る。 | ||
| ヨーナス・コッコネン(1921-1996): 管弦楽作品集 チェロ協奏曲(1969)/交響曲第3番(1967)/ 交響曲第4番(1971) |
マルコ・ユロネン(Vc) サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. | |
| 録音:2006年3月、10月(交響曲)、文化の家(ヘルシンキ)、制作:セッポ・シーララ、録音:ペンティ・マンニッコ。 ヨーナス・コッコネンは、シベリウスの " 交響的思考" を受け継いだ作曲家のひとり。建築家アルヴァー・アールトと親交があり、「" 質への情熱" が創作を支配する」というアールトの言葉をコッコネン自身も信念としてもっていた。コッコネンの音楽は作風により、大きく3つの時期に分けられる。ネオクラシカル、十二音と音列、自由調性。このディスクに集められた曲はいずれも、3番目の時期に属している。 打楽器が活躍する色彩的な交響曲第3番。" 力で解決すること" を好まないコッコネンは、作品の最後にアダージョの楽章をもってきている。この交響曲は1968年のNOMUS(北欧音楽委員会)賞を受けた。チェロ協奏曲はコッコネンが書いた唯一の協奏曲。ユーモアと活気みちた音楽の間に荘重な気分のアダージョがはさまれる5楽章の作品。第4番の交響曲は荒々しい情熱と宗教的内省が共存。コッコネンの代表作、オペラ「最後の誘惑」 を予示する音楽とも言われる。 マルコ・ユロネンはラウタヴァーラ(ODE-819)とヨウニ・カイパイネン(ODE-1062)の協奏曲を録音したチェリスト。20世紀の音楽に共感を寄せるサカリ・オラモ。ペンティ・マンニッコの担当した録音がフィンランド放送so.の色彩的な響きを鮮やかな音でとらえている。コッコネンの管弦楽作品をもっとも楽しめる、重要なディスク。 | ||
| ムストネン引き振りの ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 Vol.1 [第1番 ハ長調 Op.15 (カデンツァ:オッリ・ムストネン)/ 第2番 変ロ長調 Op.19] |
オッリ・ ムストネン(P)指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| ピアニストで作曲家。オッリ・ムストネンは、ベートーヴェンをはじめとするスタンダードなレパートリーの作品を、音楽の構成を見通した斬新なアプローチにより聴かせる。「そこにあることを他のピアニストが知らなかった、表現の障壁。それを突破した、ピアニズムの正夢」 サンデー・タイムズはムストネンの音楽をこう讃えた。そのムストネンと、彼が共演を重ねてきたタピオラ・シンフォニエッタがベートーヴェンのピアノ協奏曲を録音するシリーズが始まる。5曲のピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲のピアノ版。シリーズ第1作は、1795年、ベートーヴェンがピアニストとしてウィーンでコンサート・デビューするために作曲した第2番、そして、その3年後プラハで演奏した第1番。微笑み、優雅なベートーヴェンが人気の2作品。第1番のカデンツァはムストネン自身の作曲。 | ||
| カリタ・マッティラ〜ヘルシンキ・リサイタル デュパルク(1848-1933): 旅への誘い/ミニョンのロマンス/ 戦のある国へ/悲しき歌/フィディレ カイヤ・サーリアホ(1952-): 歌曲集「4つの瞬間」(2002) (アミン・マアルーフの詩による) [憧れ/苦悩/瞬間の香り/余韻] ラフマニノフ(1873-1943): 美しい人よ、私のために歌わないで Op.4-4/ 夕暮れ Op.21-3/ミュッセからの断片 Op.21-6/ ムーサ Op.34-1/何という幸せ Op.34-12 ドヴォルザーク(1841-1904): 歌曲集「ジプシーの歌」 Op.55 B104 |
カリタ・マッティラ(S) マーティン・カッツ(P) | |
| 録音:2006年10月、フィンランド国立オペラ、ヘルシンキ、ライヴ。 フィンランドが誇るスターのひとり、リリック・ドラマティック・ソプラノのカリタ・マッティラ。オペラ舞台に立つことの多い彼女が2006年10月、めずらしくリサイタルを行った。場所はヘルシンキのフィンランド国立オペラ。チケットが売り切れるほどの人気を呼び、「ヘルシンキ・サノマット」紙 (2006年10月3日) は、「すばらしい夕べ、なんと素敵な!」と報じた。 当夜のメイン・プログラムは、フィンランドの女性作曲家カイヤ・サーリアホ(1952-) の歌曲集「4つの瞬間」。フランスの作家、アミン・マアルーフの詩をテクストとするオペラ的モノローグ。エロティックで過激。ヤナーチェクの「イェヌーファ」のタイトルロールもレパートリーに収めるマッティラが表現意欲を強くそそられる領域。共演はマーティン・カッツ。「ミュージカル・アメリカ」 の1998年最優秀伴奏者賞を受けたピアニスト。 | ||
| アンジェイ・パヌフニク(1914-1991): 管弦楽作品集 英雄的序曲(1952 rev.1969)/ 交響曲第5番 「シンフォニア・ディ・スフェーレ」 (空間の交響曲; 1974-75 )/ 風景(1965 rev.1968)/ 交響曲第3番 「シンフォニア・サクラ」 (神聖な交響曲; 1963 ) |
ヨン・ストゥールゴールズ指揮 タンペレpo. | |
| 録音:2006年10月、タンペレ・ホール、タンペレ、フィンアンド。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 「感情と知力の理想的なバランスから音楽の永遠の美が生まれる」。そう語ったアンジェイ・パヌフニクはポーランドの生まれ。ワルシャワとウィーンで作曲を学んだ。1954年、共産党による社会主義リアリズムの押しつけを嫌ってイギリスに亡命。祖国ポーランドでは存在が消されてしまった。キリスト教化されポーランド公国となった千年紀のために作曲した「シンフォニア・サクラ」は代表作のひとつ。宗教と愛国の感情を表現したこの作品は1963年モナコ皇太子レニエ三世作曲賞第1位を受賞。ルイ・フレモーの指揮で初演された後、ストコフスキー、シュミット=イッセルシュテット、ショルティも指揮している。1952年オリンピック・ヘルシンキ大会で作曲者自身がフィンランド放送o.を指揮して初演した「英雄的序曲」。「空間の交響曲」のタイトルが内容を示唆する交響曲第5番。果てしない景色がメランコリーの気分を誘う「風景」。 | ||
| A Due (ア・ドゥエ)〜 クラリネットとチェロのための現代二重奏曲集 ユッカ・ティエンスー(1948-): Plus II (プラス II) (1992) オッリ・コルテカンガス(1955-): Iscrizione (イスクリツィオーネ) (登録、記録) (1990) カイヤ・サーリアホ(1952-): おお、月よ (Oi Kuu) (1990) マグヌス・リンドベリ(1958-): Steamboat Bill Junior (キートンの蒸気船) (1990) ウスコ・メリライネン(1930-2004): Unes (ウネス) (1990) エルッキ・ヨキネン(1941-): Pros (プロス) (1990) エーリク・ベリマン(1911-2006): カランッシ (Karanssi) Op.114 (1990) タパニ・ランシオ(1953-): A Due (ア・ドゥエ)(1991) (バスクラリネットとチェロのための) パーヴォ・ヘイニネン(1938-): Short I (ショート I) Op.58 (1990) キンモ・ハコラ(1958-): Capriole (カプリオール) (1991) |
カリ・クリーク (Cl/バスCl) アンッシ・ カルットゥネン(Vc) | |
| 録音:1992年-2005年、フィンランド放送 (YLE) スタジオM2、制作:ヘイッキ・ヴァルスタ、録音:ペンッティ・マンニッコ。 フィンランドを代表するミュージシャンふたり、クラリネットのカリ・クリーク(1960-) とチェロのアンッシ・カルットゥネン(1960-)のデュオ。音楽以外の文化にモデルを求めるとすれば、バレエのパ・ド・ドゥ、情熱のタンゴを踊るカップル、息のあったゲームを展開するテニスのペア。サイレント映画のファンは、コメディ・コンビのローレル&ハーディを思い出すかもしれない。クラシカル音楽にはめずらしいクラリネットとチェロのデュオのためクリークとカルットゥネンは、ベリマン、ヘイニネン、マグヌス・リンドベリ、サーリアホ、ハコラら20世紀フィンランドの作曲家たちに作品を委嘱。新しい奏法のアイデアも提案した。デュオの聴かせる小品はウィットに富み、ユニーク。 バスター・キートンの喜劇映画「キートンの蒸気船」にちなむマグヌス・リンドベリの曲は、グレゴリー・バレットとヘレン・リンデーンが録音していた(ABCD-126)。パーヴォ・ヘイニネンの「Short I」は、独奏クラリネットのためのOp.58a (グレゴリー・バレットが録音) と独奏チェロのためのOp.58bを一緒に演奏するという、作曲者のオプション指示に従って演奏されている (Op.58)。 | ||
| エッシェンバッハ〜チャイコフスキー チャイコフスキー: 交響曲第4番 ヘ短調 Op.36(*)/ 「四季」 Op.37b より(#) [7月「草刈り人の歌」/8月「収穫」/ 9月「狩」/10月「秋の歌」/ 11月「トロイカで」/12月「クリスマス」] |
クリストフ・エッシェンバッハ (P;#)指揮(*) フィラデルフィアo.(*) | |
| 録音:2006年3月(*)/2006年11月(#)、以上、ヴェリゾン・ホール、フィラデルフィア、ライヴ。 バルトーク「オケコン」からはじまり順調にリリースを続けているエッシェンバッハ&フィラデルフィア管のシリーズもいよいよ佳境にさしかかり、今回はチャイコフスキーの交響曲第4番。力強く感情的に張り詰めた重厚な交響曲第4番をヴェリゾン・ホールでの響きの良さも影響し、鬼才エッシェンバッハの下で白熱した華々しい演奏で今の“フィラデルフィア・サウンド "を聴かせてくれる。第1楽章の冒頭のファンファーレを骨太に圧倒的に聴かせ、悲劇的な「運命主題」を濃密にどろどろと描き出し、苦悩と運命への勝利をあらわした第4楽章では再び現れる第1楽章のファンファーレからコーダへの急速な終結には圧巻。また第5番(ODE-1076)でもカップリングされていた「四季」の続きも収録。幻想的なエッシェンバッハのピアノが、思いもかけないような贈り物のように聴こえる。 | ||
| フィーヴァー〜 カリタ・マッティラ、ジャズコンサート コール・ポーター: イッツ・オール・ライト・ウィズ・ミー リチャード・ロジャーズ: 私のお気に入り/ブルームーン ジョン・ダヴェンポート &エディー・クーリー:フィーヴァー ジャイミ・シルヴァ &ネウザ・テイシェイラ:ガチョウのサンバ アントニオ・カルロス・ジョビン:コルコバード ハロルド・アーレン:ストーミー・ウェザー ジョージ・ガーシュウィン: ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット ジェローム・カーン:煙が目にしみる ジョージ・ガーシュウィン:私の愛する人 コール・ポーター: ユー・ドゥー・サムシング・トゥー・ミー ラブ・フォー・セール ソニー・バーク&ポール・フランシス・ウェブスター: ブラック・コーヒー ビリー・ストレイホーン:ラッシュ・ライフ ハロルド・アーレン:降っても晴れても |
カリタ・マッティラ(Vo) フィーヴァー・バンド ストリングズ キルモ・リンティネン (P)指揮 ハウ・メニー・シスターズ アンナ=マリ・カハラ、 ピルヨ・アイットマキ、 メルヴィ・ ヒルトゥネン(Vo) | |
| 録音:2007年8月、タンペレホール、タンペレ、フィンランド、ライヴ、制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 ミュージカル・ナンバーを歌う「ワンダフル」(ODE-848)、オーケストラをバックにシンガーソングライターの曲を歌った「海に歌う」(ODE-907)、キャバレーソングとミュージカルの歌もまじえた「カリタ・マッティラ、ライヴ・イン・ヘルシンキ」(ODE-968)。新しいノンクラシカル・アルバム「フィーヴァー」では、" 世界のプリマドンナ" カリタ・マッティラ(1960-) がジャズを聴かせてくれる。 メトロポリタン・オペラの舞台に招かれるようになり、アメリカの生活に馴染んだマッティラ。ジャズに挑むにふさわしい時がやってきた。「まったく新しい、スタイルのまるっきり違うオペラの役を勉強するのに似てるわ……いい音楽って決して歳を取らないの」と語るマッティラとの素敵なひととき! コール・ポーター、リチャード・ロジャーズ、ガーシュウィン、ハロルド・アーレン。プラターズが歌ってヒットした「煙が目にしみる」。ジャズ・ミュージシャンたちもレパートリーにしているブラジル生まれの2曲、「ガチョウのサンバ」とアントニオ・カルロス・ジョビンの「コルコバード」。フィンランドでもっとも期待されるジャズ作曲家、ピアニストのひとり、UMO ジャズ・オーケストラを率いるキルモ・リンティネン(1967-)が編曲とピアノを担当。フィンランド・ジャズシーンで活躍する8人編成のフィーバー・バンド。マッティラのバックで歌うのは人気の高い女性ヴォーカルトリオ、ハウ・メニー・シスターズ。 | ||
| ペーテリス・ヴァスクス(1946-): 合唱と管弦楽のための宗教作品集 パーテル・ノステル(われらの父よ) (1991)/ ドナ・ノビス・パーチェム (われらに平安をあたえたまえ)(1996)/ ミサ曲(2000 rev.2005) |
シグヴァルズ・ クリャーヴァ指揮 リガ・シンフォニエッタ、 ラトヴィア放送cho. | |
| 録音:2007年1月、聖ヨハネ教会、リガ、ラトヴィア。 交響曲第2番とヴァイオリン協奏曲(ODE-1005)と交響曲第3番とチェロ協奏曲(ODE-1086)が注目を集め、一般的な成功をおさめたラトヴィアの作曲家、ペーテリス・ヴァスクス。3枚目のディスクでは、合唱と管弦楽のための宗教作品が紹介される。「主の祈り」のラテン語テクストによる「パーテル・ノステル」 と通常文によるミサ曲。伝統の教会音楽とバルト地方の神秘主義の出会いから生まれた瞑想気分の音楽は、キリスト教徒にとどまらず、宗教心をもつ人々に広くアピールしそう。混声合唱とオルガン、混声合唱と弦楽オーケストラ。「ドナ・ノビス・パーチェム」には2つのバージョンがあり、シグヴァルズ・クリャーヴァとラトヴィア放送cho.は、アイヴァルス・カレイスと共演してオルガンのための版を録音していた (BIS-1145)。混声合唱と弦楽オーケストラの版は、ポール・ヒリアー指揮のエストニア・フィルハーモニック室内合唱団とタリン室内o.(HMU-907311) (バルトの声第1集) に次ぐ録音。 | ||
| クリストフ・エッシェンバッハ アルベール・ルーセル: 交響曲第3番 ト短調 Op.42(*)/ 蜘蛛の饗宴 Op.17(#) |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮 パリo. | |
| 録音:2005年3月、ライヴ(*)、7月(#)。 パリo.とエッシェンバッハのルーセル。先にリリースされた交響曲第1番と第4番(ODE-1092)、交響曲第2番と「バッコスとアリアドネ」組曲(ODE-1065) は、フランスのオーケストラのすばらしい響きと演奏、そして録音の音質が欧米のマスメディアから高く評価された。シリーズを締めくくるのは、ルーセルの管弦楽曲でもっとも人気のある2曲。ボストンso.が初演し、真の傑作と讃えられてきた交響曲第3番とエネルギッシュで独創的、豊かな旋律をもつバレエ「蜘蛛の饗宴」。バレエの全曲は27のトラックに分けられ、情景を想像する助けとするため、「庭。巣の中にいる蜘蛛が周囲を見渡している」といった振付の注釈がトラックリストに記載されている。 | ||
| シベリウス〜ファイブスター・セレブレーション 10のバガテル Op.34(*) 春はいそぎ過ぎゆく Op.13-4(#)/ はじめての口づけ Op.37-1(#)/ しかし私の小鳥は姿を見せない Op.36-2(#)/ 三月の雪の上のダイアモンド Op.36-6(#)/ 逢い引きから帰ってきた娘 Op.37-5(#)/ 2つのセレナード Op.69(+)/ 劇付随音楽「テンペスト」 Op.109 〜エアリエルの5つの歌(**)/ 葦よそよげ Op.36-4(##)/黒いばら Op.36-1(##)/ 夕べに Op.17-6(##)/川面に漂う木 Op.17-7(##)/ 泳げ 青い鴨(1899)(##)/ エーコーの精 (カイウタル) Op.72-4(##)/ 愚か者の蜘蛛の歌 Op.27-4(##) |
オッリ・ムストネン(P;*) カリタ・マッティラ(S;#) イルモ・ランタ(P;#) ペッカ・ クーシスト(Vn;+)指揮 タピオラ・シンフォニエッタ(+) モニカ・グループ(Ms;**) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮(**) オペラ・フェスティヴァルcho.(**) フィンランド放送so.(**) ヨルマ・ヒュンニネン(Br;##) レイフ・セーゲルスタム指揮(##) タンペレpo.(##) | |
| フィンランドを代表するミュージシャンの録音した人気曲をフィーチャーしたシベリウス・アルバム。 メトロポリタンオペラの舞台にも立つソプラノ、カリタ・マッティラ。モニカ・グループ もヨーロッパ各地のオペラハウスとコンサートに出演。20世紀フィンランド・オペラの舞台に欠かせないバリトン、ヨルマ・ヒュンニネン。セーゲルスタム指揮タンペレ・フィルハーモニックの共演で7つの歌曲を歌っている。シベリウスのヴァイオリン協奏曲がフィンランドでベストセラーを続けるペッカ・クーシストと、"われらの時代のもっともエキサイティングな" ピアニストのひとり、オッリ・ムストネン。シベリウス没後50年のメモリアルイヤーを祝うお買い得なアルバム。 | ||
| クリストフ・エッシェンバッハ ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番 Op.47(*)/ アレクサンダー・ブロックの詩による 7つのロマンス Op.127(#) |
クリストフ・エッシェンバッハ (P;#)指揮 フィラデルフィアo. イェヴォンヌ・ナエフ(Ms) ジュリエット・カン(Vn) ハイ=イエ・ニ(Vc) | |
| KDC-5050 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | ||
| ライヴ録音:2006年9月、ヴェリゾン・ホール(*)/2007年5月、パールマン・シアター(#)、エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン、プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ、エンジニア:チャールズ・ギャニオン。 2008年5月クリストフ・エッシェンバッハがフィラデルフィアo.を率いて来日。その演目ともなっているショスタコーヴィチ交響曲第5番がONDINEレーベルより発売される。 ショスタコーヴィチの作品の初演も行っている作曲家にゆかりのある楽団でもあるフィラデルフィア管と独特の音楽の輪郭を持つエッシェンバッハの演奏に注目。社会主義の苦悩から歓喜、勝利を描いた交響曲第5番。エッシェンバッハの緩急自在な表現で聴き手を心地よい混乱に導き、52分28秒という長時間の演奏の中で圧倒的な響きの緊迫感と妖しく美しい音楽を聴かせる。フィラデルフィア管の技術水準の高さ、豪華絢爛なサウンド、そしてエッシェンバッハの只ならぬ感性が生み出すショスタコ5番は必聴。 またショスタコーヴィチは歌曲も多く作曲しており、ここに収録されている「アレクサンダー・ブロックの詩による7つのロマンス」もその一つであるが、ソプラノとピアノ三重奏(Pf, Vn, Vc)という珍しい編成で演奏される。イェヴォンヌ・ナエフの透明感のある歌声とフィラデルフィア管のメンバーでもあるジュリエット・カン、ハイ=イエ・ニ、そしてエッシェンバッハのピアノが柔らかく紡ぎだされ、珠玉の演奏を披露している。 | ||
| オスカル・メリカント:歌曲集 リンゴの花 Op.53-2/教会墓地の鳥に Op.52-2/ 夏の夕べのそよ風 Op.87-2/思い出すとき Op.11-2/ なぜ私は歌うか Op.20-2/金のかたまり Op.20-1/ 海で Op.47-4/嵐の鳥 Op.30-4/ラドガの湖 Op.83-1/ 夕べの鐘 Op.106-1/ 歌曲集「墓場から」 Op.74 [白い十字架/天国の門の歌うたい/ 夕べの教会墓地で/墓地は日の出に輝く]/ さようなら Op.87-3/おやすみ Op.75-1/ たそがれに Op.96-1/人生に Op.93-4/ アンニーナ Op.51-2/日暮れに Op.69-2/夜想曲/ バラッド Op.69-4/青春賛歌 Op.69-3/ やさしく響け、わが悲しみの調べ Op.36-3/ わたしは生きている Op.71-1 |
ヨルマ・ヒュンニネン(B) イルッカ・パーナネン(P) | |
| 録音:2007年4月、ヤルヴェンパー・ホール。 2007年、東京・紀尾井ホールのコンサートでフィンランド歌曲の奥深い魅力を伝えたバリトン歌手、ヨルマ・ヒュンニネン(1941-)がオスカル・メリカンの歌曲を録音した。メリカントはシベリウスと同時代のフィンランドの作曲家。オペラのほかロマンティックな作風のピアノ曲や歌曲を書き、シベリウスに匹敵する人気を誇っていた。メロディ・メーカーのメリカント。「リンゴの花」「なぜ私は歌うか」「人生に」「アンニーナ」など、このアルバムで歌われる曲の多くが時代を超え、今も歌いつがれている。ヒュンニネンはオペラと歌曲の両方の分野で国際的な活躍をしてきた、20世紀フィンランドを代表する歌手。現代フィンランドの作曲家サッリネンの「クッレルヴォ」やラウタヴァーラの「アレクシス・キヴィ」は彼のために作曲されたオペラ。アルバムの録音は、来日に先立つ2007年4月、ヤルヴェンパーで行われた。ニューヨークやロンドンのコンサートでもヒュンニネンと共演したイルッカ・パーナネンがピアノを弾いている。 | ||
| フィンランドの情景〜 フィンランド管弦楽作品集 ウーノ・クラミ(1900-1961): 演奏会序曲「スオメンリンナ」Op.30 セリム・パルムグレン(1878-1951): 組曲「フィンランドの情景」Op.24 より [春の夢/そり遊び] レーヴィ・マデトヤ(1887-1947): オペラ「ポホヤの人々」組曲 Op.52 〜囚われ人の歌 ロベルト・カヤヌス(1856-1933):交響的序曲 オスカル・メリカント(1868-1924): ゆるやかなワルツ Op.33 アルマス・ヤルネフェルト(1869-1958): 前奏曲 トイヴィ・クーラ(1883-1918): 結婚行進曲 Op.3b-2 タネリ・クーシスト(1905-1988): フィンランドの祈り Op.27-2 アーレ・メリカント(1893-1958): イントラーダ ジャン・シベリウス(1865-1957): 悲しいワルツ Op.44-1/春の歌 Op.16 |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2007年6月、フィンランディアホール(ヘルシンキ)、制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 北欧でもっとも古い歴史を誇るヘルシンキpo.の創設125周年記念アルバムは、18世紀、フィンランド湾に建造された要塞の島、スオメンリンナを曲名とする序曲に始まり、春の深い悲しみを描くシベリウスの「春の歌」に終わるプログラム。1828年にヘルシンキ・フィルハーモニックを創設しシベリウスの交響曲第1番を初演、主に指揮者として活躍したロベルト・カヤヌスをはじめとするフィンランドの作曲家たちの作品が演奏されている。 1995年以来、首席指揮者を務めるセーゲルスタムが指揮。2007年6月、ヘルシンキのフィンランディアホールで録音セッションが行われた。フィンランドの景色を収めたカラー写真18枚を使ったディジパックのアルバム。親しい人へのプレゼントにしたくなるかもしれない。 | ||
| シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 交響曲第2番 ニ長調 Op.43 |
ペッカ・クーシスト(Vn) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| ODE-878 と ODE-1026 からの新カップリング廉価盤。 | ||
| 懐かしいクリスマス〜フィンランド放送の録音から カール・コッラン:ナイチンゲールのクリスマスの歌 アルマス・マーサロ:おお、夜を照らす光が レーヴィ・マデトヤ:日々の苦労を忘れ クリスマスキャロル:荒れ野の果てに マルッティ・トゥルネン:クリスマスを祝おう M.ガブリエリ:おお、なんじ喜ばしき トイヴォ・クーラ:クリスマスの歌 Op.22-1 シベリウス:クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」/雪はうずだかく積もり シュレジェン民謡:この世はうるわし アルマス・マーサロ:さあクリスマスの星よ輝け ウーノ・クラミ:クリスマスイブ「星がひとつ空に輝き」 伝承曲:見知らぬ星が空にひとつ/クリスマスがやってきた セーヴェ:トントゥのクリスマス グルーバー:きよしこの夜 スルホ・ランタ:ありったけの美しい思い出 マーサロ:クリスマスの鐘 | ||
| 録音:1954年-1956年。フィンランド放送 (YLE) のアーカイヴに保存されている録音が集められた。スロ・サーリツ(1911-1990)、マウノ・クーシスト(1917-) ら半世紀も昔に活躍したポピュラー歌手 (シュラーガー・ミュージシャン) の歌が蘇る。合唱曲の作曲者としても名高いニルス=エーリク・フォウグステット(1910-1961) はフィンランド放送の合唱団を指揮。ペイッポセットはフォークミュージックの合唱団。ラジオから懐かしい歌が聞こえてくる。ノスタルジックな気分でクリスマスを! | ||
| フィンランド賛美歌集 Vol.2(全20曲) 私には富も名声もいらない(31番)/ 神の恩寵にあるイエス(225番)/ 一日と一瞬だけ(338番)/ イエスよ、祈りをお聞き下さい(373番)/ 今、この世は栄え(571番)/他 |
ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P) | |
| 録音:2002年5月、2004年6月、2005年10月、YLE(フィンランド放送)スタジオM2、ヘルシンキ。 イソコスキがヴィータサロの共演で歌う、2005年リリースの第1集(ODE-1070)につづく第2集。トペリウスの歌詞にシベリウスが作曲したクリスマスの歌『私には富も名声もいらない』(賛美歌31番)から始まる。 | ||
| Act 〜 ロルフ・ヴァリーン(1957-): 管弦楽のための作品集 Act(行動する) (2003)〜管弦楽のための(*)/ Das war sch 嗜! (きれいだった!) (2006) 〜打楽器ソロと管弦楽のための(#)/ Tides(タイズ)(潮流)(1998) 〜6人の打楽器奏者と管弦楽のための(+) |
ヤープ・ファン・ ツヴェーデン指揮(*) オスロpo.(*) マーティン・グルビンガー (Perc;#) ジョン・アクセルロッド指揮(#) ユッカ=ペッカ・ サラステ指揮(+) クロウマタ 打楽器アンサンブル(+) | |
| 録音:2006年9月、10月、2007年2月、オスロ・コンサートホール、制作:アーリル・エリクスタード、録音:マーリト・アスケラン、オイスタイン・ノルデンゲン。 2007年に50歳を迎えたノルウェーの作曲家、ロルフ・ヴァリーン(1957-)。当2007年の5月にオスロ・フィルハーモニックによる<ヴァリーン・フェスティヴァル> コンサートが行われた。オラヴ・アントン・トメセン、フィン・モッテンセン、ロジャー・レノルズ、ヴィンコ・グロブカール、湯浅譲二に学び、トランペット奏者としてアンサンブルに参加して実験的ジャズとロックなど、広い範囲の音楽を体験してきた。クラリネット協奏曲(Aurora ACD-5002、ACD-5011) で NOMUS (北欧音楽委員会) 賞を受賞。現代北欧を代表する作曲家のひとりとして、海外からも注目された。 人の力が結集して生む<音の大伽藍>「Act」。鳥の歌とモーツァルトのメロディに基づく協奏曲「Daswar sch 嗜! (きれいだった!)」。潮の流れが絡み合い、ひとつの動きに収束する、6人の打楽器奏者と管弦楽のための合奏協奏曲「Tides(タイズ)」。初録音の曲を集めた作品集には、オスロ・フィルハーモニックの音楽監督ユッカ=ペッカ・サラステ、ヨーロッパ・コンサートホール機構の「Rising Artist 2007/08」に選ばれたオーストリーの打楽器奏者マーティン・グルビンガー(1983-)、スウェーデンの打楽器アンサンブル「クロウマータ」らが参加した。教室と語法に別れを告げた今日の音楽。ヴァリーンがオスロのホールで市民から親しく声をかけられていた姿と重なる。 | ||
| ユハ・ウーシタロ、ワーグナー・アルバム リヒャルト・ワーグナー(1813-1883): 「さまよえるオランダ人」〜序曲/ オランダ人のモノローグ「期限は切れた」/ 「パルジファル」 〜アンフォルタスの嘆き「いや、開けないでおけ」/ 第3幕「悲しや!悲しや!この身の上!」/ 「タンホイザー」〜夕星の歌 「死の予感のようにノおお汝、優しい夕星よ」/ 「ジークフリート」 〜第3幕第1場「愚か者のお前の耳に叫ぼう」/ 「ヴァルキューレ」〜ヴォータンの別れ 「さようなら、勇ましく立派なわが子」 |
ユハ・ウーシタロ(B) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2007年10月、フィンランディアホール、ヘルシンキ、ドイツ語歌詞・英訳付き。 フィンランドのバス・バリトン歌手、ユハ・ウーシタロ(1964-)。フルート奏者としてフィンランド国立オペラをはじめとするオーケストラで演奏した後、1997年、国立オペラの「ファルスタッフ」でタイトルロールを歌い、歌手デビューした。同オペラの「さまよえるオランダ人」とウォルトンの「熊」に出演。バイエルン国立オペラの2002年・2003年のシーズン、「ラインの黄金」と「神々の黄昏」を歌って国際的キャリアをスタートさせる。ミラノ・スカラ座、サンフランシスコ・オペラと出演がつづき、ウィーン国立オペラで歌った「ヴァルキューレ」は高く評価された。同オペラがヴェルザー=メストの指揮で上演する「指輪」への出演も決まり、2008年10月にはシュトラウスの「サロメ」でヨカナーンを歌い、メトロポリタン・オペラにデビューする予定。日本では2007年新国立劇場で「さまよえるオランダ人」に登場、話題を呼んだ。ラシライネンが指揮したシベリウスの「クッレルヴォ」で悲劇の主人公を歌ったウーシタロ。はじめてのソロアルバムではオランダ人、アンフォルタス、ヴォルフラム、さすらい人、ヴォータンを歌う。声をひけらかさず、巧みにコントロールした歌。オペラ経験の豊富なセーゲルスタムがヘルシンキpo.を指揮して共演。美しい響きと、おおらかな気分の音楽でウーシタロの歌を支える。 | ||
| ジャン・シベリウス:交響詩「クレルヴォ」Op.7 | レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. ソイレ・イソコスキ(S) トンミ・ハカラ(B) ヘルシンキ大学男声cho.(YL) | |
| 録音:2007年12月、フィンランディアホール(ヘルシンキ)。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ、フィンランド語歌詞・英訳付き。 セーゲルスタム(1944-)にとって2度目となる「クレルヴォ」の録音。今回のオーケストラは、シベリウス交響曲全曲録音(ODE-1075)のヘルシンキ・フィルハーモニック。ギリシャ悲劇のコロスの役割を担い情景を語る男声合唱が、ヘルシンキ大学男声cho.(YL)。オスモ・ヴァンスカとラハティso.の東京公演と録音(BIS-1215)に参加したグループ。ヒュンニネンの後を継ぐバリトンのひとり、トンミ・ハカラがクッレルヴォを歌い、クッレルヴォの妹にはセーゲルスタムの最初の録音と同じイソコスキが起用されている。この録音には、ブライトコプフが2005年に出版した「ジャン・シベリウス作品全集」ではなく、ヘルシンキ・フィルハーモニックのライブラリー所蔵の楽譜が使われた。セーゲルスタム自身が修正を入れており、これまで聴いたことのない響きの聞こえる瞬間がある。セッポ・シーララの制作、エンノ・マエメツが担当した録音が、切迫した空気と雰囲気をリアルに伝えてくれる。 フィンランド民族叙事詩『カレワラ』 (第31章-第36章) の悲劇に題材をとった交響詩「クレルヴォ」はシベリウスが26歳で発表した作品。伝統の吟唱法を暗示するスタイルも導入され、真にフィンランド的な音楽がロシア支配下にあったフィンランドの人々を熱狂させた。「それまで耳にしたことはなかったにしろ、これこそ、われらフィンランド人の旋律だとわかった」という、初演を聴いた作曲家のオスカル・メリカントの言葉が残っている。 | ||
| ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第3番(*)/ ヴァイオリン協奏曲(ピアノ版) ニ長調Op.61a |
オッリ・ムストネン(P)指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 録音:2007年10月(*)、11月、タピオラホール、エスポー、フィンランド。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 オッリ・ムストネンとタピオラ・シンフォニエッタによるベートーヴェンのピアノ協奏曲シリーズ。第1番と第2番を組み合わせた第1作(ODE-1099) は、ムストネンの特異なフレージングといきなりのダイナミックスのコントラストが強い印象を与えた。彼の演奏については、「これではベートーヴェンではなくムストネンだ」という意見がある一方、「インスピレーションにみちた」という見方もあった。さすが、バッハとショスタコーヴィチの前奏曲とフーガをひとつのアルバム (ODE-1033)(第2集)に録音し、それぞれの音楽を新たな視点から見ることを試みたピアニスト。第2作は、第3番とベートーヴェン自身がピアノと管弦楽のために編曲したヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリン協奏曲(ピアノ版)作品61a は、ムストネンとしては2度目の録音となるが、弾き振りとしては初。この作品はムストネンが定期的にコンサートで取り上げる、お気に入りの曲。このピアノ版はオーケストレーションの変更は一切なくソロ・パートのみ編曲されている。しかしヴァイオリン協奏曲で書き残していなかったカデンツァ部分は、ピアノ協奏曲版では書き記されている。このカデンツァはクレーメルをはじめ多くのヴァイオリニストにとって参考となる革新的なカデンツァであったといえるだろう。鬼才ムストネンならではの刺激的でアグレッシヴな演奏を聴かせてくれる。 | ||
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マグヌス・リンドベリ(1958-):管弦楽のための作品集 彫刻(2005)(*)/ Campana in aria(1998) (ホルンと管弦楽のための)(#)/ 管弦楽のための協奏曲(2003)(+) |
エサ・タパニ(Hr) サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. | |
| 録音:2007年8月31日(*)、2008年1月31日-2月1日(#)、4月14日-16日、文化の家、ヘルシンキ。 サカリ・オラモ、フィンランド放送so.の演奏によるリンドベリ。マグヌス・リンドベリは、カレヴィ・アホ、サーリアホ、ラウタヴァーラとともに現在、もっとも国際的に知名度の高いフィンランドの作曲家のひとり。東京オペラシティ文化財団の同時代音楽フェスティヴァル、コンポージアム2004では「武満徹作曲賞」の審査員に迎えられ、リンドベリの作品をユッカ=ペッカ・サラステが指揮するコンサートも行われた。さまざまなスタイルを融合した<クラフト>は代表作のひとつ。フィンランド・モダニズムの記念碑ともみなされている。リンドベリの近作は、エネルギー、色彩、そして素材をスリリングに凝縮する方法に目立った特徴があると言われる。音のパレットに地味な色彩を探り、弦楽セクションからヴァイオリンを外した<彫刻>。ヴィルトゥオーゾ的な作品<カンパーナ・イン・アリア>は、ホルン奏者でもある指揮者エサ=ペッカ・サロネン40歳の誕生日プレゼントとして作曲された。シャコンヌの形式をとり、独立して展開する2つの和声進行がフィナーレで一体になる<管弦楽のための協奏曲>。BBCso.の委嘱により作曲。サラステに献呈され、チェロ協奏曲、クラリネット協奏曲とともに " コンポージアム" のコンサートで日本初演された。 | ||
| ラウタヴァーラ:男声合唱のための作品全集 歌い手/河口の秋/ T.S.エリオットの2つの前奏曲 [冬のゆうべ/朝がやってくる]/ 2つの詩編[詩編23番/詩編130番]/ アヴェ・マリア/クリスマスの賛美歌/ 人生の書[子供のころ/わがボヘミアン生活/恋人/ なんという空しさ、すべては空しい/ 羽根のあるものこそ希望/準備はいいか?/ 揺れる鋤/水泳/われら永遠に死なず/ あの時わたしは/わが身の歌]/ アレクシス・キヴィの詩に寄せる4つの歌 [憂鬱/ビールの栄光/リスの歌/わが心の歌]/ 伝説/葉っぱは葉っぱ/ 4つのセレナード[わが妻へのセレナード/ 貧しき者らの死/セレナードのなかのセレナード/ ビールへのセレナード]/ ハマーショルドの断片/ アンティ・イソタロとランナンヤルヴィ/ ハッリのヤンネ/狐と病気の若い雄鶏/ オペラ「ラスプーティン」の4つのロマンス [光ほのかな夜のあいだ/わが故郷は遠く/ トロイカは駆ける/河面の月は青白く] |
YL(ヘルシンキ大学男声cho.) マッティ・ヒュオッキ指揮 タッラ・ヴォーカルアンサンブル パシ・ヒュオッキ指揮 | |
| 録音:2007年、ヤルヴェンパーホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 <YL>の略称で親しまれているヘルシンキ大学男声cho.。1883年の創設以来、フィンランド音楽シーンの中心グループとして活動をつづけてきた。1980年からYLを指揮してきたマッティ・ヒュオッキとYLによるラウタヴァーラの男声合唱作品集。 YLとラウタヴァーラの関係は長く、「歌い手」を初演した1956年以後、YLはラウタヴァーラの創作に深く関わってきた。「4つのセレナード」と「アレクシス・キヴィの詩に寄せる4つの歌」はYLの委嘱作。『カレワラ』をテクストに伝統の朗誦スタイルを反映した「歌い手」。リルケ、ランボー、エルアール、ゲーテ、ディキンソン、ハマーショルド、ホイットマンらの詩をテクストとする全11曲の「人生の書」。それぞれにテクストが考察され、「光の天使」(交響曲第7番)以後のロマンティックな音楽とは作風の異なる作品。この録音には、オペラ「ラスプーティン」の4つのロマンスを初めて歌ったパシ・ヒュオッキ指揮のタッラ・ヴォーカルアンサンブルも参加。「T.S.エリオットの2つの前奏曲」、「人生の書」のうち6曲など、全部で14のトラックを担当している。 | ||
| ソイレ・イソコスキ、オペラ・アリアを歌う チャイコフスキー:オペラ「エフゲニー・オネーギン」〜 タチヤーナの手紙の場面「私は破滅してもいい」 ビゼー:オペラ「カルメン」〜 ミカエラのアリア「何を恐れることがあろう」 グノー:オペラ「ファウスト」〜マルグリートの場面 [あの若者が誰なのか/宝石の歌「なんと美しいこの姿」] プッチーニ:オペラ「ラ・ボエーム」〜私の名はミミ/ オペラ「トゥーランドット」〜「氷のような姫君の心も」 ヴェルディ:オペラ「シモン・ボッカネグラ」〜 「夕やみに星と海はほほえみ」/ オペラ「オテロ」〜柳の歌とアヴェ・マリア 「泣きぬれてさびしい野にただ一人歌う] |
ソイレ・イソコスキ(S) ミッコ・フランク指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2008年2月11日-12日、15日-16日、フィンランディアホール、ヘルシンキ。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 「けっしてオペラ歌手にはならないだろう」。1987年ラッペーンランタのコンペティションで優勝した後、そう語ったイソコスキ。歌曲と教会音楽のコンサートと録音から経験を積んだ彼女は20年経った今日、欧米の主要なオペラハウスで新しい歓びとともにオペラを歌っている。最初オペラは1989年フィンランド国立オペラの「ラ・ボエーム」。ミミを歌った。1993年、「魔笛」のパミーナ役でウィーン国立オペラ、2002年、「フィガロの結婚」の伯爵夫人役でメトロポリタンオペラにそれぞれデビューしている。「ばらの騎士」の元帥夫人に代表されるシュトラウスのオペラ、「ファルスタッフ」のフォード夫人をはじめとするヴェルディの作品、イソコスキは、さまざまな性格の役をレパートリーに加えてきた。モーツァルト (ODE1043/ODE698) につづくアリア集。タチヤーナ、ミカエラ、マルグリート、リュー、アメーリア、デズデーモナのアリアを歌っている。いずれもイソコスキのレパートリー。ヘルシンキ・フィルハーモニックを指揮するミッコ・フランクは現在、フィンランド国立オペラの芸術監督と音楽総監督を務めている。ひとつのアリア、ひとつの場面にドラマが凝縮している。 | ||
| キンモ・ハコラ(1958-): ピアノ協奏曲(1996) [第1楽章フリオーゾ/第2楽章カプリッチ/第3楽章フォルツァ/ 第4楽章トッカータ/第5楽章フオーコ/第6楽章カデンツァ/ 第7楽章マエストーゾ/第8楽章トリステ/第9楽章ルックス]/ シンフォニエッタ(1999) |
ヘンリ・シーグフリードソン(P) ヨン・ストゥールゴールズ指揮 タンペレpo. | |
| 録音:2007年12月、タンペレホール、タンペレ、フィンランド。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 フィンランドでもっとも注目される作曲家のひとりキンモ・ハコラ。ピアノ協奏曲はヘルシンキ・フェスティヴァルから委嘱を受け、1996年に完成。9つの楽章からなる演奏時間約56分の大曲。カデンツァが独立した楽章とされたことが注目される。力強さと輝かしさ、深い情緒とユーモア。ヴィルトゥオーゾ的書法のパッセージとともにピアノ協奏曲のさまざまな魅力にあふれた記念碑的な作品。 ヘンリ・シーグフリードソンはフィンランドのトゥルクに生まれ。シベリウス・アカデミーで学び、1994年にヴァイマールで行われた国際フェレンツ・リスト・ピアノ・コンペティションの第1位を獲得した後、ヨーロッパ各地のコンクールで優勝もしくは上位に選ばれている。シベリウスのピアノ・トランスクリプション集(hänssler 98.261)、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番・第3番(hänssler 98.259)は国際的に高く評価され、新しい聴衆を獲得することに成功した。 管弦楽のための「シンフォニエッタ」は、情熱的、リズミカルな音楽が一貫する単一楽章の作品。ヨン・ストゥールゴールズとタンペレpo.がヴィルトゥオーゾ的な音楽を鮮やかな音で楽しませてくれる。広がりのあるダイナミックな音、温もりのある響き。ゆったりした空間を誇るタンペレのホールで録音セッションが行われた。 | ||
| J.S.バッハ/ティモ・コルホネン編: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(ギター独奏版) [第1番 ト短調BWV1001/第2番 イ短調BWV1003/ 第3番 ハ長調BWV1005] |
ティモ・コルホネン(G) | |
| 録音:2007年11月、ナーンタリ教会、ナーンタリ、フィンランド。使用楽器: 楽器:リヒャルト・ヤーコブ・ヴァイスゲルバー、1928年。 世界各地のコンサートと主要フェスティヴァルへの出演で人気を集める、知る人ぞ知るギタリスト、ティモ・コルホネン(1964-)。代表作はオンディーヌ最大のヒット作、タレが(代理店記載ママ)編曲によるショパン作品集(ODE-903)や、レオ・ブローウェルから献呈された「ヘルシンキ協奏曲(ギター協奏曲第5番)」(ODE-979)は2003年度カンヌ・クラシカルアウォードを受賞した。幼いころから親しんだJ.S.バッハの3つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタをコルホネンはギターのために編曲、出版した。その編曲をみずから演奏した録音。コルホネンがとりわけ留意したのは原曲に忠実に編曲すること、そしてバッハの様式に沿って演奏することだった。深いタッチから生み出されるバッハの真髄を堪能することが出来る。フィンランドのナーンタリ教会での残響を生かした美しい録音。 通常のCDとしてリリースされるが、収録は24bit DXD録音。 | ||
| ヨーナス・コッコネン(1921-1996):作品集 Vol.2 交響曲第1番(*)/交響曲第2番(#)/ オプス・ソノルム(1964-65)(管弦楽のための)(+) |
サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. | |
| 録音:2008年3月10日-11日(+)、12日-14日(*)、5月26日-27日(#)、文化の家(ヘルシンキ)。フィンランド放送so.とサカリ・オラモによるコッコネン第2集。第1集(ODE-1098)と同様、欧米のメディアから注目を集める1枚。 ヨーナス・コッコネンの邸宅は、20世紀フィンランドを代表する建築家アルヴァル・アールトが設計を担当した。ふたりを結びつけたのは、" 質への情熱" が創造の作業を支配するという考え方。コッコネンとアールトは、それぞれの分野に優れた業績を残した。 コッコネンの交響曲第1番は、フィンランド音楽がモダニズムの流れに乗り、交響曲が時代遅れとみなされた時代に作曲された。シベリウスの交響的思考に共感したコッコネンは、シベリウスとは違う作品構造により、新しい交響的音楽の形を追求。簡潔な十二の音列を基礎とする作品を作り上げた。初期のネオクラシカルな作風から十二音技法による作曲に移ったコッコネンは、「J.S.バッハの2声のインヴェンションは、音列技法の最良の教科書」と冗談っぽく語ったこともあったとされる。第2番の交響曲は、さらに内省的、悲劇的、禁欲的な音楽。4つの楽章を、第1楽章アダージョ・ノン・トロッポと第2楽章アレグロ、第3楽章アンダンテと第4楽章アレグロ・ヴィヴァーチェの2つのグループにまとめ、交響的思考の一層の展開を図っている。3楽章の短い作品「オプス・ソノルム(響きの作品)」 は、Jean Sibeliusの名前からとった5つの音が曲の中心モチーフ。打楽器を除く代わりに、打楽器的な音を作り出すためピアノが用いられている。 | ||
| カイヤ・サーリアホ(1952-):作品集 ノーツ・オン・ライト〜チェロと 管弦楽のための2006(世界初録音)/ オリオン〜管弦楽のための2002/ 蜃気楼〜チェロ、ソプラノと 管弦楽のための2007(世界初録音) |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮 パリo. アンシ・カルットゥネン(Vc) カリタ・マッティラ(S) | |
| 録音:2008年3月12日-13日、パリ、サル・プレイエル、ライヴ、制作:アラン・デュシュマン、録音:ラッフィ・ケヴォルキアン。 2008年春、フランス各地をネットワークして「100%フィンランド・フェスティヴァル」が開催された。フィンランドの革新的な文化活動が幅広く紹介された。クラシカル音楽で焦点の当てられたのはパリ在住のカイヤ・サーリアホ。今日のフィンランド音楽を代表する作曲家のひとり。新しいディスクは、このフェスティヴァルのオープニング・コンサートのライヴ録音。フィンランドのソプラノ、カリタ・マッティラのソロ、アンシ・カルットゥネンのチェロがエッシェンバッハ&パリ管と共演する。 ボストンso.125周年記念の委嘱作、「ノーツ・オン・ライト」(光についての備忘録)。「楽器固有の音には異なる光度がある」。サーリアホはチェロに【光源】を求め、「Translucent、secret(半透明、秘密の)「On fire (燃えて)」「Awakening (目覚め)」「Eclipse (蝕)」「Heart of Light (光の中心)」の5楽章の音楽を作曲した。これが初録音。ギリシア神話に登場する狩人、オーリオーンを曲名とする「オリオン」。サーリアホは、狂乱と平衡をともに、ひとつの作品のうちに表現することに挑む。クリーヴランドo.の委嘱作。メキシコのシャーマン、マリア・サビーナの呪文の言葉からテクストが採られている「蜃気楼」。パリo.、BBCso.、ベルリン・ドイツso.が共同委嘱。 | ||
| エッシェンバッハ&フィラデルフィアの「悲愴」 チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」(*)/ ドゥムカ Op.59(#) |
クリストフ・エッシェンバッハ (P;#)指揮(*) フィラデルフィアo. | |
| 録音:2006年10月、フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール(*)/2006年11月、パールマン・シアター(#)。エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン、プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ、レコーディング・エンジニア:チャールズ・ギャニオン。 今回はエッシェンバッハのアプローチが最も活きてくる作品であろうチャイコフスキーの「悲愴」。独特の粘りや表情付けが濃厚に染み出し、逃げ出したくなるような緊迫感のもと、非常に完成度の高い演奏となっている。第1楽章の第2主題の美しさはフィラデルフィア管ならでは。また第3楽章の疾走感、第4楽章の激しく聴かせる盛り上がり方など、エッシェンバッハの思い描く「悲愴」を実現している。その昔、若き日のホロヴィッツが得意としていたドゥムカは、チャイコフスキーのピアノ曲の中でも特に演奏の難しいことで知られる作品。哀愁の旋律が華麗な中間部を挟み、エッシェンバッハの味わいのピアノが堪能出来る。 「悲愴」のタイミング:第1楽章19'48"/第2楽章7'56"/第3楽章9'12"/第4楽章12'36"=49'32"。 ショスタコーヴィチ交響曲第5番(ODE-1109)が発売されたばかりの彼らが、急遽新譜をリリース。2008年5月、いよいよクリストフ・エッシェンバッハがフィラデルフィアo.を率いて来日。 | ||
| ヨセフ・スク(1874-1935): 交響曲第2番 ハ短調Op.27「アスラエル」(1905-06) |
ヴラディーミル・ アシュケナージ指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2008年4月、フィンランディアホール、ヘルシンキ、ライヴ。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 チェコと縁のあるアシュケナージがヘルシンキ・フィルハーモニックを指揮したコンサートのライヴ。この作品の初 SACD録音。チェコ、クレチョヴィーチェの生まれ。プラハ音楽院でドヴォジャークに学んだ作曲家でヴァイオリニスト、ヨセフ・スク(スーク)が 大管弦楽のために書いた交響曲第2番は、「ドヴォルザークとオチルカの気高き思い出に」捧げられた曲。1904年、ドヴォルザークの死をきっかけに作曲に着手。3つの楽章が完成した翌年、こんどはドヴォルザークの娘だった妻オチルカの死に遭遇する。死者の魂を永遠の地に導く死の天使、アスラエルの名が副題につけられた。この5楽章構成の大作をヘルシンキ・フィルのクリアーなアンサンブルとアシュケナージのスケール大きい指揮が感動的に仕上げている。 | ||
| ハブリジ・ハトルグリームソン(1941-): チェロとオーケストラのための作品集 チェロ協奏曲Op.30 (2003)/ チェロと弦楽オーケストラのための 「ヘルマ」Op.17 (1995) |
トルルス・モルク(Vc) ヨン・ストゥールゴールズ指揮 スコットランド室内o. | |
| 録音:2007年4月12日-14日、グレイフライアーズ教会(エディンバラ、スコットランド)。 トルルス・モルクは、古典やロマンティックな作品とともに今日の音楽にも積極的に取り組んでいる。オンディーヌ の新しいアルバムでモルクはアイスランドの作曲家ハブリジ・ハトルグリームソンの作品を2曲、演奏している。「目覚めていても心を鎮めてくれる大規模な子守歌、不思議な夢」と作曲者が語るチェロ協奏曲は、単一楽章で書かれた約29 分の作品。作曲者が子どものころチェロで弾いたグリーグの「子守歌」( 抒情小曲集第2集第1曲) が音楽の素材になっている。この曲は、オスロ・フィルハーモニック、アイスランドso.、スコットランド室内o.が共同で委嘱し、モルクに献呈された。「ヘルマ」のタイトルはアイスランド語。「重要な情報を告げる」の意で使われていたのが現在はもっぱら、「誰かの言葉を繰り返す」あるいは「真似る」を意味するフレーズに使われている。音楽は " 言葉" を暗示。独奏チェロのパートは、長く、切れ目のないモノローグに似ている。スコットランド室内o.の首席チェロ奏者ウィリアム・コンウェイのために作曲された。 | ||
| エッシェンバッハのマーラー「復活」 グスタフ・マーラー(1860-1911):交響曲第2番 ハ短調「復活」 シモーナ・シャトゥロヴァー(S) イヴォンヌ・ナエフ(Ms) クリストフ・エッシェンバッハ指揮フィラデルフィアo.、 フィラデルフィア・シンガーズcho. | ||
| 録音:2007年5月、ヴェリゾンホール、フィラデルフィア、ライヴ。制作:マーサ・デ・フランシスコ、録音:ジャン=マリー・ジャイサン、チャールズ・ギャグノン。 フィラデルフィアo.とエッシェンバッハのヴェリゾンホール・ライヴ録音シリーズ第8弾、マーラー「復活」がリリース。彼らが録音したマーラーの交響曲第6番(ODE-1084)は、インターネットのサイト、Classics Todayのデイヴィッド・ハーヴィッツに絶賛され、Gramophone誌からも「音と解釈において、おそらく第6番のファーストチョイス」と高い評価を受けた。 フィラデルフィア管にとって「復活」の録音は、1970年オーマンディー以来37年ぶり。フィラデルフィア管の充実した音響、エッシェンバッハが端正に描き出す音楽的美しさも特筆すべきものがある。現代のマーラー指揮者としての評価も高まりつつあるエッシェンバッハの「復活」は注目。ソプラノには2006年、パリのプレイエルホールの再開コンサートでもエッシェンバッハの指揮する「復活」で共演したスロヴァキア生まれのシモーナ・シャトゥロヴァーが参加。第4楽章「原光」を歌うのは、スイスのメゾ・ソプラノ歌手イヴォンヌ・ナエフ。ワーグナー、シェーンベルク、バッハの他、マーラーのスペシャリストとして、エッシェンバッハ、ブーレーズ、ビシュコフ、ヴェルザー=メスト、ケント・ナガノらの指揮で交響曲と歌曲を歌ってきた。 | ||
| 人生の歌-フィンランドの歌の本 メリカント(カレヴィ・オッリ編): そっと奏でてくれ わが悲しみの調べ/海で メリカント(セッポ・ホヴィ編): ヴァッリンコルヴァの歌 シベリウス(ユッシ・ヤラス編): 泳げ、青い鴨 JS180 シベリウス(キム・ボリ編):川面に漂う木 Op.17-7 シベリウス:愚者の歌う蜘蛛の歌 Op.27-4 マデトヤ(カレヴィ・オッリ編):闇の草 Op.9-1 マデトヤ(ヨーゼフ・ラウテンバッハー編): 時には夕べに涙することも Op.25-2 ユリヨ・キルピネン (ニルス=エーリク・フォウグステット編): 夏の夜 Op.23-3 ユリヨ・キルピネン:古い教会 Op.54-1 ユリヨ・キルピネン(カレヴィ・オッリ編): 海辺にて(その1) Op.23-1 マルッティ・トゥルネン(カレヴィ・オッリ編): 日曜日 ヴィルホ・ルオラヤン=ミッコラ (カレヴィ・オッリ編):結婚の踊り トイヴォ・クーラ(アーレ・メリカント編): 炎を見つめて Op.2-2 トイヴォ・クーラ(レオ・フンテク編): 教会墓地の夏の夜 Op.6-1 トイヴォ・クーラ(マルッティ・シミラ編): 夜 Op.22-3 南ポホヤンマー民謡(カレヴィ・オッリ編): こんな少年にとって/風が白樺の幹の先をたゆませ/ 村中を歩きまわろう |
マッティ・サルミネン(B) ヨン・ストゥールゴールズ指揮 ヘルシンキ・ フィルハーモニックo. | |
| 録音:2008年2月、フィンランディア・ホール、ヘルシンキ、一部ライヴ。 バイロイト音楽祭創立100周年、パトリス・シェローとピエール・ブーレーズの<ニーベルングの指輪>に出演して注目されたフィンランドのバス歌手、マッティ・サルミネン(1945-)。現在はスイスのチューリヒに住みながら定期的にベルリンをはじめとするドイツのオペラハウスやニューヨークのメトロポリタンオペラの舞台に立ち、主にワーグナー、モーツァルト、ムソルグスキーの役を歌っている。 フィンランドの作曲家たちの歌曲集。その多くが自然と愛の歌。「ずっと炎を見つめていた かきまぜると残り火が輝く 夢見るのは、愛する人 燃え殻のような黒い瞳 その姿が去来する 幸せだった日々」。さまざまな想いをこめサルミネンは、祖国の歌を歌っている。フィンランド国立オペラも指揮したことのあるヨン・ストゥールゴールズ(1963-) はシベリウス・アカデミーでヨルマ・パヌラとエリ・クラスに学んだ指揮者。2008年秋からヘルシンキ・フィルハーモニックの首席指揮者に就任した。カレヴィ・オッリらの手がけたオーケストレーションが新しい色彩を付け加えながらも、けっして過度にならないのはセンスだろう。メリカントの<海で>をはじめとする数曲では、管弦楽編曲が劇的な効果がもたらした。 | ||
| アウロラ・ボレアーリスAurora Borealis〜北極光の不思議 ラウタヴァーラ:鳥と管弦楽のための協奏曲「カントゥス・アルクティクス」Op.6 交響曲第7番光の天使〜コメ・ウン・ソーニョ シベリウス:劇付随音楽「テンペスト」組曲第1番 Op.109-2〜テンペスト [レイフ・セーゲルスタム指揮ヘルシンキpo.] メリカント:管弦楽のための4つの作品〜[レント・カンタービレ/アリエッタ] [トゥオマス・オッリラ指揮タンペレpo.] トゥオマス・カンテリネン:映画「待ちぶせ」〜アダージョ [オレク・ソルダトフ指揮カレリアpo.] エルネスト・パングー:消された松明[サカリ・オラモ指揮フィンランド放送so.] アウリス・サッリネン:組曲「鉄の時代」〜トゥオネラのレンミンカイネン [オッコ・カム指揮ヘルシンキpo.] ノルドグレン:ペリマンニの肖像 Op.26〜[考える人/ペリマンニの十八番の調べ] [ユハ・カンガス指揮オストロボスニア室内o.] | ||
| 解説:日本語訳付、写真:ヨウニ・ユッシラ。フォトブックスタイルのコンピレーション・シリーズ。最新のアルバムは、フィンランドの空にゆらめく光の芸術オーロラがテーマ。 オーロラをイメージさせる音楽を集めた「アウロラ・ボレアーリス (Aurora Borealis)」(ODE-937) がベース。ラウタヴァーラの鳥と管弦楽のための協奏曲「カントゥス・アルクティクス」だけ、セーゲルスタムによる録音に差し替えられている。オーロラ研究家ヨウニ・ユッシラが撮影した写真10数枚とユッシラ自身の執筆した解説が英語、ドイツ語、フィンランド語、日本語で収録されている。オシャレなグリーティングカードとして、大切な友人への贈り物などに最適。 | ||
| Opera gala CD1: ヨルマ・ヒュニニネン(*) レオンカヴァッロ: オペラ「道化師」〜ごめん頂きたい、皆さまがた ヴェルディ: オペラ「椿姫」〜プロヴァンスの海と陸/ オペラ「トロヴァトーレ」〜君の微笑み/ オペラ「仮面舞踏会」〜 立て、息子に会うのは許してやろう/ オペラ「運命の力」〜 この中に私の運命がある…やはり助かった/ オペラ「リゴレット」〜 いやしい罰当たりの廷臣ども/ オペラ「ドン・カルロ」〜私に最後の日が来た/ チャイコフスキー: オペラ「エフゲニー・オネーギン」〜 オネーギンのアリア/ オペラ「スペードの女王」〜エレツキーのアリア 「いとしい人…あなたを愛している」 モーツァルト: オペラ「フィガロの結婚」〜 アルマヴィーヴァ伯爵のアリア 「勝ちと決まっただと?」/ オペラ「ドン・ジョヴァンニ」〜 ドン・ジョヴァンニのセレナード 「窓辺においで」/ 酒の歌 「酒がまわっているうちに、踊りの準備だ」 CD2: ソイレ・イソコスキ(#) モーツァルト:オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」〜 岩のように動かずに 恋人よ、許して頂きたい/ うるわしのわが恋人よ、さようなら K528/ 歌劇「ツァイーデ」〜 やすらかにお休み、私のいとしい命よ/ ああ、私は予想していた K272/ オペラ「フィガロの結婚」〜楽しい思い出はどこへ/ どうしてあなたが忘れられよう K505 CD3: トンミ・ハカラ(+) ヴェルディ:オペラ「ファルスタッフ」〜 フォードのアリア「これは夢か?まことか?」/ オペラ「ドン・カルロ」〜ロドリーゴのアリア 「カルロ様、お聞き頂きたい」/ オペラ「椿姫」〜プロヴァンスの海と陸 ワーグナー:オペラ「タンホイザー」〜 この高貴な集いを見渡せば/ オペラ「タンホイザー」〜夕星の歌 「死の予感のように…おお汝、優しい夕星よ」 レオンカヴァッロ:オペラ「道化師」〜 シルヴィオのアリア「それじゃあぜ」 プッチーニ:オペラ「エドガール」〜 フランクのアリア「この恋を、俺の恥を」 ジョルダーノ:オペラ「アンドレア・シェニエ」〜 国を裏切る者 グノー:オペラ「ファウスト」〜 ヴァレンティンの祈り「祖先の国を去る前に」 モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」〜 アルマヴィーヴァ伯爵のアリア 「勝ちと決まっただと?」/ オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」〜 グリエルモのアリア「彼に目を向けて頂きたい」 CD4: エリーナ・ガランチャ(**) モーツァルト:オペラ「フィガロの結婚」〜 自分で自分がわからない 恋とはどんなものかしら/ オペラ「皇帝ティートの慈悲」〜 ああ、ただ一度心を開いて 私は行くが、君は平和に ロッシーニ: オペラ「セビーリャの理髪師」〜 今の歌声は心に響く/ オペラ「シンデレラ」〜 不安と涙のうちに生まれ…悲しみよ去りゆけ ベッリーニ: オペラ「ガプレーティ家とモンテッキ家」〜 ロメオがあなたの息子を殺したとしても ドニゼッティ :オペラ「ラ・ファヴォリータ」〜 ああ、私のフェルナンド/ オペラ「アンナ・ボレーナ」〜この荒々しい炎に マスネ:オペラ「ウェルテル」〜 カルロッテのアリア「ウェルテル、ウェルテル」 CD5:ユハ・ウーシタロ(##) ワーグナー:オペラ「さまよえるオランダ人」〜 序曲 オランダ人のモノローグ「期限は切れた」/ オペラ「パルジファル」〜 第3幕「悲しや!悲しや!この身の上!」 カリタ・マッティラ(++) ワーグナー:オペラ「タンホイザー」〜 エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」 ドヴォルザーク:オペラ「ルサルカ」〜 月に歌う「月よ空高く」 ヴェルディ:オペラ「アイーダ」〜 アイーダのアリア「勝ちてかえれ」/ オペラ「運命の力」〜 レオノーラのアリア「神よ、平和を与えたまえ」 プッチーニ:オペラ「トスカ」〜 トスカの祈り「歌に生き、恋に生き」 J.シュトラウス:オペレッタ「こうもり」〜 オルロフスキーのクプレ 「わたしは客を呼ぶことが」/ オペレッタ「こうもり」〜 アデーレの歌「侯爵様、あなたのようなお方は」/ オペレッタ「こうもり」〜 ロザリンデのチャルダーシュ 「ふるさとの調べよ」 |
ヨルマ・ヒュンニネン(B;*) エストニアso.(*) エリ・クラス指揮(*) ソイレ・イソコスキ(S;#) タピオラ・シンフォニエッタ(#) マリタ・ヴィータサロ(P;#) ペーター・シュライアー指揮(#) トンミ・ハカラ(B;+) タンペレpo.(+) エリ・クラス指揮(+) エリーナ・ガランチャ(Ms;**) ラトヴィア国立so.(**) アレクサンドルス・ ヴィルマニス指揮(**) ユハ・ウーシタロ(B;##) ヘルシンキpo.(##) レイフ・セーゲルスタム指揮(##) カリタ・マッティラ(S;++) フィンランド放送so.(++) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮(++) | |
| 国際的に活躍する6人の歌手が歌う18世紀から20世紀のオペラ・アリア集。 ヨルマ・ヒュニニネンの1枚は、Ondineのカタログから外れていた1989年録音。イソコスキがモーツァルトを歌ったアルバムは、「ソイレ・イソコスキより美しいモーツァルトを歌う歌手が今、いるだろうか?」の賛辞をデイリー・テレグラフ紙から贈られた。トンミ・ハカラとエリーナ・ガランチャのアルバムはデビュー作。ユハ・ウーシタロがセーゲルスタム指揮ヘルシンキ・フィルハーモニックと共演したワーグナー・アルバム(ODE-1121) から「さまよえるオランダ人」の序曲とモノローグ、そして、カリタ・マッティラとサラステ指揮フィンランド放送so.のヘルシンキ・ライヴからアリア7曲が最後のディスクに収録された。 | ||
| ビザール・バザール [Bizarre Bazaar] Dances from Korond/Babsi's Decision/ Deine SÖhne seien gesegnet/Kokh a glezl vayn/ Dance of Joy/Wedding Waltz/Café 1930/Bordel 1900/ Mashaal/Longa/Dhikrayat/Menino do Bairro Negro/Feira de Castro |
カリ・クリーク(Cl) ヤン・セーデルブルム(Vn)指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 録音:2008年5月、セッラホール(エスポー、フィンランド)、ライヴ。 新鮮な発想と創意に富んだ演奏で知られ、現代を代表するクラリネット奏者のひとりに挙げられるカリ・クリーク(1960-)の新しいアルバムは"Bizarre Bazaar"。<奇想天外のオリエント市> とでも訳すのか、ユダヤ音楽のクレズマー、ポルトガルの民俗歌謡ファド、アルゼンチン・タンゴ、アラブ音楽、彼が旅先で出会ったさまざまな民俗音楽が集められている。直感のままに演奏したと語るクリークの情熱を感じる、楽しいコンサートのライヴ録音。 | ||
| ヒンデミット:管弦楽つきピアノ音楽 〜左手のためのピアノ協奏曲 Op.29(*) ドヴォルザーク: 交響曲第9番 ホ短調Op.95「新世界より」 |
レオン・フライシャー(P) クリストフ・エッシェンバッハ指揮 カーティスso. | |
| 録音:2008年4月27日、ヴェリゾンホール、フィラデルフィア、ペンシルヴェニア州、ライヴ。(*)は世界初録音。 メーリー・ルイーズ・カーティス・ボックが1924年、フィラデルフィアに創立したカーティス音楽学校は、高度なプロフェショナル教育を行う音楽学校として知られる。サミュエル・バーバー、レナード・バーンスタイン、アラン・ギルバート、ヒラリー・ハーン、ラン・ランらがカーティスの出身。厳しいオーディションを経て入学を許された学生には全員、長所と才能に応じて奨学金が給付され、授業料に充てられる。オーケストラとオペラのプロフェッショナルを養成する課程を中心に、鍵盤楽器、作曲、指揮の教育も行われ、2008/09年度には162名の学生が在籍している。 カーティスso.は、14歳から25歳まで100名を超すプレイヤーで構成され、フィラデルフィアo.が本拠とするヴェリゾンホールで年3回のコンサートを行っている。2008年4月27日のコンサートで彼らは、ヒンデミットの「管弦楽つきピアノ音楽」とドヴォルザークの「新世界」を演奏。ヒンデミットの左手の協奏曲は、フライシャーが初演をして世界各地で演奏を行っている曲で、ラヴェル同様ヒンデミットが第一次大戦で右手を負傷したピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインへ献呈。そのまま演奏されることなく彼の遺品から発見され、その後フライシャーが手に入れ2004年にラトル&BPOとともに初演された。 | ||
| パガニーニ(1782-1840): ヴァイオリンとギターのための二重奏曲集 協奏的ソナタ イ長調 MS2 Op.61/ カンタービレ ニ長調 MS109 Op.17/ ソナタ ニ長調 MS112/2 (チェントーネ・ディ・ソナタ Op.64-2)/ ソナタ イ長調 MS112/4 (チェントーネ・ディ・ソナタ Op.64-4)/ ソナタ ホ短調 MS27/6 Op.3-6/ タランテラ MS76 Op.33 |
ペッカ・クーシスト(Vn) イスモ・エスケリネン(G) | |
| 録音:2008年9月、オステルスンドム教会、ヘルシンキ。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 時代の先端を行き、国際的に人気の高いヴァイオリニストのひとり、ペッカ・クーシスト(1976-)。彼が録音したシベリウスのヴァイオリン協奏曲(ODE-878/ODE-1115)はリリースからずっとロングセラーをつづけ、BBC Music Magazineの2009年6月号でも最良の演奏のひとつに選ばれている。イスモ・エスケリネン(1971-)はクオピオの生まれ。ティモ・コルホネン、オスカル・ギリヤらに学び、スカンディナヴィア・ギター・コンペティションを初めとする各地のコンクールで優勝した後、ソロイスト、室内楽奏者として活躍している。 ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして人気を博したニコロ・パガニーニ。彼は、ヴァイオリニストとしてだけでなくギタリストとしても熟練の域にあり、ギターのために200を超す曲を書いたといわれる。ギターとヴァイオリンのためのデュオ曲も多く、ギタリストとヴァイオリニストにとっては、ジュリアーニらの作品とともに貴重なレパートリーになっている。 パートナーとして室内楽活動をするペッカ・クーシストとエスケリネンにとってもパガニーニの作品はコンサートのプログラムに欠かせず、ふたりのパガニーニ・ライヴはいつも好評をもって迎えられる。2年前にふたりが聴かせたパガニーニをイギリスの新聞「ガーディアン」(2007年1月16日)は、「無条件に魅力的な」と評し、「近年クラシカル音楽に起きた最高の出来事だろう」とまで讃えている。" ヴィルトゥオーゾ" パガニーニから連想されるような " 技巧偏重" とはまったく違った、愉しさいっぱいの音楽には、ハイドンかベートーヴェンの初期の作品でも聴くような古典的な趣がある。ペッカ・クーシストとエスケリネンに誘われる至福の時。音楽とは、なんと豊かで贅沢なものだろう。 | ||
| ウーノ・クラミ(1900-1961): 管弦楽のための幻想曲「北極光」Op.38(1946)/ チェロと管弦楽のための 「チェレミス幻想曲」Op.19(1931)/ カレワラ組曲Op.23(1943) [大地の創造/春の芽吹き/テルヘンニエミ/ レンミンカイネンの子守歌/サンポの鋳造] |
サムリ・ペルトネン(Vc) ヨン・ストゥールゴールズ指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:2009年1月30日、2月2日、9月11日、フィンランディアホール、ヘルシンキ、フィンランド。制作:セッポ・シーララ/録音:エンノ・マエメツ。 シベリウス後のフィンランドを代表する管弦楽曲作家といえばウーノ・クラミの名がまず挙げられる。そのクラミの作品を3曲、2008年に首席指揮者に就任したヨン・ストゥールゴールズ がヘルシンキ・フィルハーモニックを指揮して録音した。クラミが 10年以上かけて作曲した「カレワラ組曲」 は、彼の代表作のひとつ。ナショナル・ロマンティシズムやシベリウスの「レンミンカイネン組曲」の"カレワラ様式"に別れを告げ、表現力の強い鮮 やかな色彩を施した新しいスタイルの音楽は高い評価を受け、コンサートのプログラムでもしばしば取り上げられてきた。ヴォルガ川流域に住むフィノ=ウゴル語族、チェレミスに素材を採った、独奏チェロと管弦楽のための「チェレミス幻想曲」と、ベルリオーズ、シャブリエ、リムスキー=コルサコフ、ラヴェル、ストラヴィンスキーの遺産を継ぐ管弦楽法で書かれた「北極光」はともに、雰囲気ゆたかで詩的な音楽。ヘルシンキ・フィルハーモニック の若いチェロ奏者、サムリ・ペルトネンが「チェレミス幻想曲」のソロを弾いた。フィンランディアホールで録音セッションが行われ、ダイナミックレンジの広い録音が、繊細で色彩的なクラミの管弦楽法を際立たせる。 | ||
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ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924):春の響き フランス・アルフレード・フリーベリ(1822-1913):歌い手たちの旗 グスタフ・アードルフ・ヘルテル(1836-1876):君を歓迎す ロベルト・カヤヌス(1856-1933):YL行進曲 エドゥアルド・ヘルメス(1818-1905):木こりの乾杯の歌 クリスティアン・フレードリク・クレス(1767-1812) フレードリク・パーシウス編:ポリ行進曲 ヨーゼフ・ハルトマン・シュトゥンツ(1793-1859):学生歌/伝承曲:春の歌 ハムプス・ヴェッテルリング(1830-1870):お眠り、美しい君 フレードリク・パーシウス(1809-1891):スオミの歌、乾杯の歌 伝承曲/ヨハン・ヒー=クヌセン(1896-1975)& Canorus 編:いざ楽しまん 伝承曲/ヘイッキ・クレメッティ(1876-1953)編:おお尊きフィンランド エミール・イェネツ(1852-1930):男の歌 カール・ミカエル・ベルマン(1740-1795):酒を飲みほせ フランツ・アプト(1819-1885):夏の朝 / エミール・イェネツ(1852-1930):森の礼拝 作者不詳/Canorus編:夏の讃歌 トイヴォ・クーラ(1883-1918):メーデーの歌 ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924):いつの日ふたたびポホヨラを エミール・イェネツ(1852-1930):フィンランド万歳 ヨーセッピ・リーパ(1868-1896)/サカリ・ヒルデーン(1954-)編:わが祖国フィンランド ジョン・ファラー(1946-)/カレ・オッリネン編: ミュージカル映画「グリース」〜You're the one that I want ウォルター・レイ/カレ・オッリネン編:タヒチ 伝承曲/エーリク・ベリマン(1911-2006)編:飲みほせ一杯目 グンナル・ヴェンネルベリ(1817-1901):二杯目 ニルス=エーリク・フォウグステット(1910-1961):三杯目 マッティ・ヒュオッキ指揮 YL (ヘルシンキ大学男声cho.) ヤンッキ・ネノネン&イルタ・ピラッラ・トリオ、レポレッロ・カルテット | ||
| 録音:2008年9月12日-14日、ヤルヴェンパーホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)。歌詞:フィンランド語、ラテン語、スウェーデン語(対訳なし)。 春は学生の合唱団にとって最高の季節!フィンランドの春の歌、祖国の歌、女と酒の歌をYLの略称で愛されるヘルシンキ大学男声cho.が歌う。ブラームスが「大学祝典序曲」のフィナーレに使い、ロンバーグのオペレッタ「学生王子」でも歌われる学生歌「いざ楽しまん」。意外な曲は、「You're the one that I want」。ミュージカル映画「グリース」でオリヴィア・ニュートン=ジョンとジョン・トラヴォルタが歌ったナンバー。「飲みほせ一杯目」「二杯目」「三杯目」。アルバムの最後、学生たちはショットグラスで飲むシュナップスを楽む。YL。彼らは「歌」ではなく「春」を歌っている。祖国を愛し、恋する人に想いを捧げ、友と飲む酒を愛する。歌が人々の心に響くために、高い技術とともに必要なものがある。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):8つの交響曲 [第1番(2003年改訂版;*)/第2番(#)/第3番(#)/ 第4番「アラベスカータ」(#)/第5番(#)/ 第6番「ヴィンセンティアーナ」(+)/ 第7番「光の天使」(**)/第8番「旅」(**)] |
ミッコ・フランク指揮(*) ベルギー国立so.(*) マックス・ポンマー指揮(#/+) レイフ・セーゲルスタム指揮(**) ライプツィヒ放送so.(#)、 ヘルシンキpo.(+/**) | |
| 録音:1989年-2005年。 2008年10月9日に80歳を迎えたラウタヴァーラの交響曲の道程をたどるアルバム。タングルウッドでコープランドに学んでいたころに作曲したクラシカルな第1番、もっと鋭い現代的な語法による第2番、ブルックナーのロマンティシズムをモデルにしながら、技法は十二音に基づく第3番、音列技法による禁欲的なモダニズムの第4番。それまでのスタイルを融合、ゆたかな色彩とテクスチュアをもつ、流れるようなスタイルに新たな展望を見いだした単一楽章の第5番、ゴッホを題材とするオペラ「ヴィンセント」に基づき、「星の夜」以下4つの楽章をもつ交響曲第6番、自由に流れる表現的なメロディが鮮やかな色世界に誘う第7番「光の天使」、果てない海洋に導くかのような第8番「旅」。第1番はミッコ・フランクとベルギー国立so.が録音した、「ポエティコ」の楽章を追加した2003年改訂版が収録された。 | ||
| ムストネン〜ベートーヴェン: ピアノ協奏曲全集 Vol.3(完結編) [第4番 ト長調Op.58(*)/ 第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」(#)] |
オッリ・ムストネン(P)指揮 タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 録音:2009年3月(#)/2009年6月(*)、以上タピオラ・ホール(エスポー、フィンランド)。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 Vol.1(ニ長調&第3番):ODE-1099、Vol.2(第1番&第2番):ODE-1146。2009年の6月、N響定期で聴かせてくれたベートーヴェンのピアノ協奏曲 ニ長調(ヴァイオリン協奏曲の編曲版)が好評だったオッリ・ムストネンによるベートーヴェンのピアノ協奏曲弾き振りシリーズ、最後の1枚がリリース。既出2枚の「何かを予見するようなアプローチ」は「 International Piano Magazine 」誌から「徹底して清々しく、説得力をもった」(2008年9月・10月号)と評された。ムストネンのピアノの音と技巧、タピオラ・シンフォニエッタの透明感ある響きが DSD録音により忠実にとらえられている。 | ||
| ヒンデミット: 歌曲集「マリアの生涯」Op.27 (1948年改訂版) |
ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P) | |
| 録音:2009年2月9日-13日、セッロホール(エスポー、フィンランド)。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 天使の告げる聖母マリアの誕生から、マリアが天使に連れられて天国に行く最終章まで。リルケのRainer Maria Rilkeの連作詩をテクストに28歳のヒンデミットが作曲した歌曲集。ヒンデミットがナチスから逃れてアメリカに移住した後、1948年に改訂稿が完成し、出版された。現代を代表するリリックソプラノのひとり、フィンランドのイソコスキ(1957-)が " 神の母" マリアに共感を寄せ、歌う。1987年からイソコスキのデュオパートナーを務めるヴィータサロ(1948-)の共演。フランクフルト・アム・マインのヒンデミット研究所のディレクター、ギーゼラー・シューベルトによるプログラムノーツ(ドイツ語・英語訳・フィンランド語訳)とドイツ語歌詞が英語対訳とともにブックレットに収録されている。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):管弦楽作品集 イコンの前に [Before the Icons] (1955/2005) (*)/ 生のタペストリー [A Tapestry of Life] (2007) (#) [星が集合する/穏やかな日々/ため息と涙/最後のポロネーズ] |
レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| ラウタヴァーラによる最新管弦楽作品2曲をセーゲルスタム&ヘルシンキ・フィルが録音。 (*)は、キャリアの初期に作曲されたピアノ曲集「イコン [Ikonit] Op.6 」に基づく作品。東方正教会の宗教画、イコンからインスピレーションを得たオリジナルの6曲「神の母の死」「村のふたり聖人」「ブラケルナヤの黒いマドンナ」「キリストの洗礼」「聖墓の聖なる婦人」「反キリストと戦う天使長ミカエル」をオーケストラのために編曲、途中に3曲の「祈り」と終曲に「アーメン」を追加し、全曲を通して宗教的高揚を図る音楽としている。 (#)は、大病を患ったラウタヴァーラが、奇跡的に回復した後に作曲した作品。2008年4月5日オークランド、ニュージーランドso.がピエタリ・インキネンの指揮で初演。ニュージーランド・ヘラルド紙が、「妥協せず調性を使うことに関してラウラヴァーラに匹敵する作曲家は、稀だ」と評した。 | ||
| チャイコフスキー: 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」(1880)(*)/ 弦楽オーケストラのためのセレナード Op.48(#)/ 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32(*) ヴィクトル・エヴァルド(1860-1935): 金管五重奏曲第1番 変ロ短調 Op.5(+)/ 金管五重奏曲第3番 変ニ長調 Op.7(+) |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮 フィラデルフィアo. フィラデルフィアo.員(+) [デイヴィッド・ビルガー、 ジェフリー・カーナウ(Tp) ジェニファー・モントーン(Hr) ニッツァン・ハロズ(Tb) キャロル・ジャンチュ(Tu)] | |
| 録音:2007年11月(#)、2008年1月(*)、ライヴ、2009年6月(+)、ヴェリゾン・ホール、フィラデルフィア。制作:マーサ・デ・フランシスコ、録音:ジャン=マリー・ジャイサン、チャールズ・ギャグノン。 エッシェンバッハ&フィラデルフィア管のシリーズ第9弾。2003年から2008年までフィラデルフィアo.の音楽監督を務めたエッシェンバッハ。最新盤はチャイコフスキーの管弦楽作品と金管奏者にはお馴染エヴァルドの金管五重奏曲を収録。伝説的な演奏を作り上げたエッシェンバッハ&フィラデルフィア管のチャイコフスキー交響曲第4、5&6番に続く熱演を披露している。 シェイクスピアの傑作「ロメオとジュリエット」。チャイコフスキーは1869年の第1稿から約10年かけて練り上げ、現在は1880年の最終稿が演奏される事がほとんど。世界中の誰もが知っている恋愛悲劇を音楽で細かく描写している。チャイコフスキー特有のロマンティックな旋律を、エッシェンバッハお得意の濃密かつ濃厚な表現で描き出している。後半のクライマックスシーンのロメオとジュリエットのテーマでは、一層劇的に盛り上がり鮮烈な印象を残す。 「弦楽のためのセレナード」はオーケストラの実力が表れる緊密なアンサンブルを聴かせてくれる。「フランチェスカ・ダ・リミニ」はダンテの「神曲」に出てくるフランチェスカ姫の劇的な悲恋の物語。エッシェンバッハのグロテスクでドラマティックな音作りに注目。 ロシアの作曲家、ヴィクトル・ウラジミロヴィチ・エヴァルド(エーヴァリト)は一般にはほとんど知られていないものの、金管楽器奏者の間ではビッグネーム。サンクトペテルブルク生まれ。音楽院で学んだ後、土木工学の教授を務めながら、当時ロシアで名を馳せたベリアエフ四重奏団のチェリストとして活躍した。4曲の金管五重奏曲は、1888年から1912年にかけて作曲。それまでは生前に出版された 変ロ長調(作品5)1曲だと思われていたのが、1960年代になって4曲あることがわかり、金管五重奏の標準レパートリーとして広く演奏されるようになった。フィラデルフィアのメンバーによるクインテットはちっとも力まないのにパワフル。柔らかく、美しい自然なアンサンブル。ヴェリゾン・ホールで録音されたこの演奏で聴くと、エヴァルトの作品が、味わいのある素敵な音楽に一変する。全4曲を演奏したストックホルム・チェンバーブラスの録音(BIS-613)ととともに、この曲集の代表的録音に挙げられるだろう。 | ||
| ラフマニノフ(1873-1943):聖金口イオアン聖体礼儀Op.31
カールリス・ルーテンタールス(T) グンドラルス・ジュリュムス(B) シグヴァルズ・クリャーヴァ指揮ラトヴィア放送cho. | ||
| 録音:2008年3月27日-4月3日、リガ大聖堂(リガ、ラトヴィア)。制作総指揮:レイヨ・キールネン、録音:アンドリス・ウーゼ。 「ただただ素晴らしい……美しすぎるとさえ言える……教会音楽ではない」。ラフマニノフがア・カペラ合唱のために作曲した「聖金口イオアン聖体礼儀」について当時の東方正教会関係者はそう語ったと言われる。今なお二十世紀宗教音楽の礎石とみなされる一作。1992年以来、首席指揮者、芸術監督を務めるシグヴァルズ・クリャーヴァがラトヴィア放送cho.を指揮した当演奏は、この作品の新たなレファレンスになりそう。ラトヴィアの首都・リガはロマネスク、ゴシック、バロック様式などの様々な歴史的建造物が建ち並ぶ街。そのシンボルであるリガ大聖堂は、リガの街ができた 1201年に建てられ、現在の建築物は18世紀後半の物。歴史あるパイプオルガンが有名。 | ||
| フィンランド・ライフスタイルの四季 [Seasons of Finnish Lifestyle] ・春 エルッキ・メラルティン(1875-1937):劇音楽「眠れる森の美女」組曲Op.22〜蝶々のワルツ シベリウス:劇音楽「ペレアスとメリザンド」組曲Op.46〜田園詩 ラウタヴァーラ:ヴィジリア(1971-72 rev.1996)〜祈りの詩編/メリカント:リンゴの花Op.53-1 シベリウス:春はいそぎ過ぎゆくOp.13-4 ・夏 フィンランド民謡:美しい夏の夜だった/メリカント:夏の夜のワルツ作品1 エルッキ・メラルティン:森の小道をぶらついてOp.4-1 シベリウス:組曲 ロ短調Op.117〜田舎の景色、その夏に ヴァイノ・ライティオ:ハメの夏景色(1935)〜羊飼いの歌、花の女王 ・秋 シベリウス:劇音楽「テンペスト」組曲第1番Op.109-2 より[収穫をする男たち/情景] タネリ・クーシスト:フィンランドの祈り/ラウタヴァーラ:秋の庭(1999)〜トランクウィッロ トイヴォ・クーラ:秋の想いOp.2-1/ラッセ・モッテンソン:九月の嵐 ・冬 レーヴィ・マデトヤ:冬の月明かりの下Op.26-5/ペッカ・ヤルカネン:クリスマスに神がこの世に アウリス・サッリネン:冬はきびしくOp.20-1/セリム・パルムグレン:組曲「フィンランドの情景」Op.24〜そりの旅 シベリウス:三月の雪の上のダイアモンドOp.36-6/ヘイッキ・サルマント(アウヴォ・サルマント編):歌う雪 レイフ・セーゲルスタム指揮、ウルフ・セーデルブルム指揮 ヨン・ストゥールゴールズ指揮 ヴラディーミル・アシュケナージ指揮 タンペレpo.、ヘルシンキpo. トゥオマス・オッリラ=ハンニカイネン指揮 ペッカ・クーシスト(Vn)指揮 オスモ・ヴァンスカ指揮タピオラ・シンフォニエッタ リク・ニエミ指揮ユヴァスキュラso. ティモ・ヌオランネ指揮フィンランド放送室内cho. エルッキ・ポホヨラ指揮、カリ・アラ=ポラネン指揮タピオラcho. ヨルマ・ヒュンニネン(B) ソイレ・イソコスキ、カリタ・マッティラ、ヘレナ・ユントゥネン(S) イルッカ・パーナネン、イルモ・ランタ、グスタヴ・ユープシェーバカ(P) シニッカ・コンティオ、マッティ・コンティオ(カンテレ) | ||
| 写真+CD、英語・ドイツ語解説付。 フィンランドと聞いてイメージされるのは森と湖、オーロラと雪景色。そして今、フィンランドは、世界市場で大きなシェアを占める Nokia の携帯電話や、優れた人材を育てる教育システムとともに語られる。そのフィンランドでは妻運びレース、蚊取り世界選手権、エアギター世界選手権、サウナ我慢大会、氷中水泳世界選手権といった風変わりなレースや選手権が行われ、CNN のニュースなどを通じて世界の人々に知られるようになった。フィンランドの誇る先進技術や人々の憧れるデザインは、フィンランドの人たちのさまざまなライフスタイルと深くつながっていると言われる。四季折々の生活を撮ったフィンランド政府観光局提供の写真と、人々に親しまれるシベリウス、オスカル・メリカント、ラッセ・モッテンソンらの小品を収録したディジパック・アルバム。森と湖の国フィンランドの魅力がたっぷりで、フィンランドの人々の暮らしぶりを垣間見ることができる美麗写真付き。 | ||
| エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85 (ヴィオラ編曲版:ライオネル・ターティス/ ディヴィット・アーロン・カーペンター) シュニトケ:ヴィオラ協奏曲(1985) |
ディヴィット・アーロン・ カーペンター(Va) クリストフ・エッシェンバッハ指揮 フィルハーモニアo. | |
| 録音:2009年6月30日、7月1日、ロンドン。 ヴィオラの新星、カーペンターのデビュー盤。彼は1986年NY生まれの23歳。2006年ナウムブルク・ヴィオラ・コンクールで優勝、アメリカの名だたるコンサート・ホールで演奏会を行うなど、今最も注目されている若手ヴィオラ奏者。大御所ピンカス・ズッカーマン、ユーリー・バシュメットに師事。また巨匠エッシェンバッハからは「あっと言わせる説得力と、高いカリスマ性を持っている」と称賛され、将来有望とされている。 今回収録される作品は、エルガーのチェロ協奏曲をヴィオラ編曲版とシュニトケのヴィオラ協奏曲。エルガーは「ターティスによる編曲に敬意を表し、できるだけ原版が持つ力に耳を傾けるようにした。」と語るように、ヴィオラの先駆者ライオネル・ターティスによる編曲に彼自身が手を加えたヴァージョン。またヴィオラ協奏曲の傑作で、名ヴィオラ奏者ユーリー・バシュメットに献呈されたシュニトケのヴィオラ協奏曲。主題はバシュメットの名前(B-A-S-C-H-M)を引用、この曲の代表盤はなんといってもバシュメット盤というこの作品に、カーペンターは真正面から挑んでいる。 | ||
| ヨーゼフ・ハイドン:ソナタ集 [第1番 ハ長調 HobXVI; 1/ 第23番 ヘ長調 HobXVI; 23 Op.13-3/ 第27番 ト長調 HobXVI; 27 Op.14-1/ 第50番 ハ長調 HobXVI; 50 Op.79] |
ツィモン・バルト(P) | |
| 録音:2008年1月、ヤルヴェンパーホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)。制作:ラウラ・ヘイキンヘイモ、録音:エンノ・マエメツ。 アメリカのピアニスト、ツィモン・バルトのハイドン没後200年へのオマージュ。バルトがオンディーヌに録音したラモー「クラヴサン小曲集」(ODE-1067)とラヴェル「ピアノ作品集」(夜のガスパール、鏡、水の戯れ)(ODE-1095)は、そのきわめて " 個人的な" アプローチに共感する人たちの間で " カルト的な" 地位を獲得していると言われる。作品の時代と様式の正しさを追求するより、作品に印象主義的要素を見いだそうとするアプローチ。そのスタイルは、古典時代ハイドンのソナタの演奏にも貫かれていると言えそう。 | ||
| Talescapes ペルットゥ・ハーパネン(1972-):Talescapes (男声合唱のための; 2007) タピオ・トゥオメラ(1958-):「カンテレタル」の乾杯の歌(男声合唱のための; 1985 rev.1997) エーリク・ベリマン(1911-2006):アルトフルート、カウンターテナー、バリトンと 男声合唱のための「夜」 Op.139 (1997)[白夜−夜のない日/北極の夜−昼のない夜] タリック・オレーガン(1978-):男声四重唱と男声合唱のための「哀悼の歌」(2005) ミッコ・ヘイニオ(1948-):男声五部のための「司教さまの春の夢」(2005)(*) リーカ・タルヴィティエ(1970-):オーボエと男声合唱のための 「記憶の長いとどろき」(2006)[母さんの子守歌/叫び/落ち葉の中に] エリナ・ユコラ(Fl) パシ・ヒュオッキ(CT) サムリ・シーカヴィルタ(B) ヴェーラ・ペス(Ob) マッティ・ヒュオッキ指揮ヘルシンキ大学男声cho.(YL)、 パシ・ヒュオッキ(ソプラニスタ)指揮タッラ・ヴォーカルアンサンブル(*) | ||
| 録音:2009年4月18日-19日、10月11日、クーサンコスキホール、クーサンコスキ、フィンランド。制作:セッポ・シーララ/録音:エンノ・マエメツ。 ヘルシンキ男声cho. (YL) は2008年、創設125周年を迎えた。ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を基に作曲者自身がテクストを書 いたペルッティ・ハーパネンの「 Talescapes 」など YL が6人の作曲家に委嘱した作品を集めたアルバム。6人の作曲家が求めた男声合唱の新たな地平線。タイトルのとおり、さまざまな " 物語の景色 " が見えて来る。合唱ファンだけでなく音楽ファンも楽し めるアルバム。 | ||
| ラウタヴァーラ(1928-):12の協奏曲集 ヴァイオリン協奏曲(1977)[エルマー・オリヴェイラ(Vn) レイフ・セーゲルスタム指揮ヘルシンキpo.] チェロ協奏曲(1968)[ルコ・ユロネン(Vc) マックス・ポンマー指揮ヘルシンキpo.] コントラバスと管弦楽のための協奏曲「黄昏の天使(1980)」(*) [エスコ・ライネ(Cb) ジャン=ジャック・カントロフ指揮タピオラ・シンフォニエッタ] ハープと弦楽のためのバラード(1973 rev.1981) [レイヤ・ビステル(Hp) ユハ・カンガス指揮オストロボスニア室内o.] ハープ協奏曲(1999-2000)(#)/鳥と管弦楽のための協奏曲「カントゥス・アルクティクス(極北の歌)」Op.61(1972)/ フルート協奏曲「風とともに踊る」Op.63(1975)(+)/ クラリネット協奏曲(2001)(**)/ オルガン、金管五重奏とシンフォニック・ウィンドオーケストラのための協奏曲(1976-77)「お告げ」(##) [マリエル・ノールマン(Hp;#) パトリック・ガロワ(Fl;+) リチャード・ストルツマン(Cl;**) カリ・ユッシラ(Org;##) レイフ・セーゲルスタム指揮ヘルシンキpo.] ピアノ協奏曲第1番(1969)(++)/ピアノ協奏曲第2番(1988-89)(***) [ラルフ・ゴトーニ(P) マックス・ポンマー指揮ライプツィヒ放送so.(++) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮バイエルン放送so.(***)] ピアノ協奏曲第3番(1998)「夢の贈り物」[ヴラディーミル・アシュケナージ(P)指揮ヘルシンキpo.] | ||
| (*)はBIS音源、他は ONDINE から既出の音源。 「8つの交響曲」(ODE-1145)の国際的な成功を受け、ラウタヴァーラの協奏曲を集めたアルバムがリリースされる。ラウタヴァーラ作品のうちもっとも人気があり、もっとも演奏されることの多い「カントゥス・アルクティクス」や1998年カンヌ・クラシカル・アウォードを受賞したヴァイオリン協奏曲など、1968年から2001年の間に作曲されたソロ楽器と管弦楽(または弦楽、またはウィンドオーケストラ)のための作品が、作曲者自身の撤回した曲をのぞいて、すべて収められた。オルガ・クーセヴィツキ追悼のためフィンランド放送が委嘱した(*)は、BPOダブルベース奏者ライネによるBIS録音をライセンス取得して収録。 | ||
| マグヌス・リンドベリ(1958-): 混声合唱と管弦楽のための 「グラフィーティー [Graffitti] 」(2009) (*)/ 管弦楽のための 「太陽を見よ [Seht die Sonne] 」(2007) (#) |
サカリ・オラモ指揮(*/#) フィンランド放送so.(*/#)、 ヘルシンキ室内cho,(*) | |
| 録音:2009年5月23日、フィンランディアホール(*)/2008年9月4日-5日、文化の家(#)、以上ヘルシンキ、フィンランド。 「店頭に出しておいた青銅の壺がなくなった。戻しにくれば、65セステルティウス。泥棒の居場所を教えてくれれば、20セステルティウスを払おう」「もうけは幸せ」「泥棒は外、善人は内」「なんとついてるオレ」「ここで二度ほど」。(*)は、ポンペイの遺跡に見つかっ た<らくがき>から63個をテクストに使った、演奏時間30分を越す合唱と管弦楽のための作品。ストラヴィンスキー、ブリテン、オルフを連想させる スタイルの音楽で古代ローマの暮らしをしのぶ。ロンドンのサウスバンク・センター、フィンランド放送、ノルウェー音楽協議会の資金援助を受けたオスロ・ フィルハーモニックの共同委嘱により作曲され、2009年フィンランド作曲家協会賞を受けた。(#)は、ベルリン・フィルハーモニーとサンフランシスコso.の委嘱作。シェーンベルクの「グレの歌」の終曲、冒頭の合唱に由来する題名をもつ、3楽章の管弦楽作品。サイモン・ラトルの指揮によりベルリンで初演。リンドベリの近年の聴き手にフレンドリーなスタイルを代表する一作。 | ||
| アシュケナージ指揮〜マルティヌー: 序曲 H345(1953)(*)/ ピアノ協奏曲第2番 H237(1934)(#)/ ピエロ・デッラ・フランチェスカの フレスコ画 H352(1955)(*)/ ピアノ協奏曲第4番「呪文」H358(1956)(+) |
ロベルト・コリンスキ(P;#/+) ヴラジーミル・アシュケナージ指揮 バーゼルso. | |
| 録音:2005年10月29日-30日、ライヴ(*/#)、2007年1月23日(+)。制作:アンドレアス・ヴェルナー、録音:ヤーコプ・ヘンデル。 チェコ音楽を好み、ヘルシンキpo.を指揮したスクの「アズラエル交響曲」(ODE-1132)が Gramophone誌の Editor's Choice(2009年5月号)に選ばれたアシュケナージ。ニース滞在中に作曲、合奏協奏曲のスタイルにならった「序曲」。メロディの美しさと豊かなオーケストレーションのため、4曲のピアノ協奏曲のうちもっとも人気が高いとされる第2番。「(二十世紀に)ピアノとオーケストラのために書かれたもっとも刺激的で風変わりな作品」とアメリカのジャーナリスト、デイヴィッド・ハーウィツが呼んだピアノ協奏曲第4番。アレッツォの聖フランチェスコ教会を訪れた際、ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画『聖十字架物語』からインスピレーションを受けて作曲した、3曲からなる「ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画」。 ピアニストのロベルト・コリンスキ(1970-)はスイス生まれ。バーゼルとプラハでラースロー・ギメシ、ペーター・エフラー、ヤン・パネンカに学び、その後、ジェルジ・クルターグとヴィトルト・ルトスワフスキの下で研究をつづけました。マルティヌーのピアノ音楽は彼の重要なレパートリーのひとつ。オーケストラはバーゼルso.。第4番の協奏曲をのぞき、2005年にバーゼルのムジークザールで行われたコンサートのライヴ録音。 | ||
| ローベルト・シューマン: 序奏とアレグロ・アパッショナート (コンツェルトシュトゥック) ト長調Op.92(1849)/ 主題と変奏 変ホ長調 WoO24/ 最後の楽想による幻覚の変奏曲(1854)/ 序奏と協奏的アレグロ ニ短調・ ニ長調 Op.134 (1853) ローベルト・シューマン/ドビュッシー編: ペダルピアノのための練習曲 Op.56 (2台のピアノのための編曲版) |
ツィモン・バルト(P) クリストフ・ エッシェンバッハ(P;*)指揮 北ドイツ放送so. | |
| 録音 :2009年5月4日-6日、8日、NDR ロルフ・リーバーマン・スタジオ、ハンブルク。 制作:ハンス=ミヒャエル・キッシング/録音:ヨハネス・クッツナー。 2010年はローベルト・シューマン生誕200年にあたる。これを記念し、アメリカのピアニスト、ツィモン・バルトが、長年の親友で2010年2月に70歳の誕生日を迎えるクリストフ・エッシェンバッハと共演し、後期のピアノ作品を録音した。ピアノと管弦楽のためのための作品2曲の間にピアノ独奏のための「最後の楽想による幻覚の変奏曲」を「緩徐楽章」としてはさみ「ピアノ協奏曲」 として聴かせる趣向。アンコールとしてドビュッシーが編曲した(*)をエッシェンバッハ(第1ピアノ)とバルトがデュオ演奏している。 | ||
| J.S.バッハ/ティモ・コルホネン編: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 〔第1番 ロ短調 BWV1002/第2番 ニ短調 BWV1004/ 第3番 ホ長調 BWV1006〕 |
ティモ・コルホネン(G) | |
| 録音:2009年11月30日-12月2日、聖ラウレンティウス教会(ロホヤ、フィンランド)。 『ギターをヴァイオリンやリュート、あるいはハープシコードのように響かせるのではなく、1720年にバッハが実際に6弦ギターのために書いていたらと思わせる音楽に仕上げる。わたしが意図したのは、ヴァイオリンの特質の活かされた語法をギターの語法に置き換えることだった』(ティモ・コルホネン) フィンランドのギター奏者ティモ・コルホネン(1964-)が6弦ギターのために編曲したソナタ3曲の録音(ODE-1128)は、高く評価され、ギターの愛好家のみならず一般音楽ファンへもすばらしい贈り物となった。そして待望の続編、パルティータ3曲を収めたアルバムが完成。コルホネンのギターの音は太く、艶やかか。そして甘く上品に響き、妻をなくしたひとりの敬虔なキリスト教徒、J.S.バッハに寄せるコルホネンの想いが、ギターの音に語られる。収録は24bit DXD録音。制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ。 | ||
| プレトニョフ&ロシア・ナショナル管〜 チャイコフスキー(1840-1893): バレエ「白鳥の湖」Op.20 |
ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2009年8月、モスクワ国立音楽院大ホール。制作・録音:ライナー・マイヤール ピアニストのミハイル・プレトニョフがロシア・ナショナルo.(RNO)を創設したのは1990年だった。最初の録音はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。作品を深く洞察、それを音に表現した演奏に対し、英グラモフォン誌のジョナサン・スウェインが『ムラヴィンスキーの録音と肩を並べる最新の「悲愴」、レニングラードpo.に匹敵するオーケストラ、驚くほど見事にピアノから指揮台に移ってみせたプレトニョフ』(The Grammophone 1992年1月号)と賛辞を呈した。2010年はオーケストラ創立20周年。プレトニョフ& RNO の記念すべき オンディーヌ レーベル第1弾はロシア古典バレエの最高峰である「白鳥の湖」。驚きと閃きに満ちたプレトニョフの音楽性がチャイコフスキーの華麗で美しい旋律を鮮やかに描き出し、オケの持つ音色を魅力的に引き出す ONDINE サウンドが RNO の特徴でもある力強さ繊細さのコントラストを際立たせている。 | ||
| たまらなく素敵なカリタ ワーグナー:「タンホイザー」〜エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」(*) ドヴォルザーク:「ルサルカ」〜月に歌う「月よ空高く」(*) ヴェルディ:「アイーダ」〜アイーダのアリア「勝ちてかえれ」(*) プッチーニ:「トスカ」〜トスカの祈り「歌に生き、恋に生き」(*) シベリウス/ユッシ・ヤラス編:逢い引きから帰ってきた娘 Op.37-5(*) ラッセ・モッテンソン:ミュルスキュルオトのマイヤ(#) ハロルド・アーレン/ユルヨ・イェルト編:虹の彼方に(+) ロイド・ウェッバー/リク・ニエミ編:アルゼンチンよ泣かないで(+) コール・ポーター/ユルヨ・イェルト編:ヴンダバー(+) バーンスタイン/リク・ニエミ編:サムウェア(+) フレデリック・ロウ/リク・ニエミ編:一晩じゅう踊れたら(+) ジェローム・カーン:煙が目にしみる(**) / エロル・ガーナー:ミスティ(**) セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト(**) カリタ・マッティラ(S) ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送so.(*) リク・ニエミ指揮ユヴァスキュラso.(#) ペッカ・サヴィヨキ指揮タピオラ・シンフォニエッタ(+) キルモ・リンティネン(P)指揮 フィーバー・バンド ストリングズ ハウ・メニー・シスターズ(**) | ||
| 録音:2007年8月、タンペレ・ホール(フィンランド)、ライヴ、初出(**)。それ以外は既出音源。 オペラのヒロイン、ミュージカルのスター、ジャズシンガー。カリタ・マッティラは、どんな役を演じても決まる。2010年の9月、50歳の誕生日を迎える彼女のライヴ録音とスタジオ録音から選んだコンピレーション。キルモ・リンティネンのピアノとフィーバー・バンドの共演する2曲、「ミスティ」と「ラウンド・ミッドナイト」は、タンペレ・ホールで行われたコンサートのライヴアルバム、「フィーバー」に収められていなかった録音。 | ||
| 旅路〜エレキ・カンテレの世界 狂気のポルスカ/エルヴィーラ/魔術師/雨の窓/ リポスティ/木枯らし/知りません/旅路/丘/ リポスティ(リミックス)/ 附録トラック:CD-ROM:リポスティの映像/エルヴィーラの映像 |
ティモ・ヴァーナネン (エレキ・カンテレ) ほか/ヴォーカル | |
| フィンランドの撥弦楽器カンテレを電気的に増幅し、ポップの世界に進出したヴァーナネン。オンディーヌ初の映像付。 | ||
| ヘイッキ・サルマント(1939-): カンタータ「絶滅した鳥の歌」 (児童合唱とジャズ・アンサンブルのための;2002) |
カリ・アラ=ポッラネン指揮 タピオラ児童cho. ヘイッキ・サルマント・アンサンブル [ヘイッキ・サルマント (キーボード) ペッカ・サルマント(ベース) マッティ・コスキアラ(打楽器) ユハニ・アールトネン(Fl)] | |
| 録音:2004年10月15-17日、カウニアイネン、ニュア・パヴィリヨンゲン。 エコロジカルなメッセージをもつ「エコ・カンタータ」とも呼ぶべき作品。フィンランド・ジャズシーンを代表する作曲家ピアニスト、ヘイッキ・サルマントが、フィンランド系アメリカ人作詞家、アイナ・スワン・カトラー(1914-2005)のテクストに作曲。「風の歌を聴け」「昔むかし、暗黒が」「生命は海から」「恐竜に何が起こったか」「原始の人間」「火」「ガリレオ」「人、夢見る者」「テクノロジー」「われわれは何をやっているのか」「静かな場所を求めて」の11章が、遠い過去から現在までを旅し未来を展望する。作者が求めた新しい音色と深さが、児童合唱のもつ透きとおった声により実現されている。 | ||
| クリスマスの輝き ルロイ・アンダーソン:そりすべり ハワード・ブレイク: ウォーキング・イン・ジ・エアー マルック・ユーハンソン: 年月が速く過ぎると/民謡/ 毎日がクリスマス/クリスマスの輝き オスカル・メリカント:クリスマスがやってきた エーリク・リンドストレム:昨日のクリスマス マルック・ユーハンソン: クリスマスの星(メドレー) リューリ・ヴァルティオヴァーラ= カッリオニエミ:トントゥ ウォルター・ケント: アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス レイノ・マルックラ:踊るスノーマン ルロイ・アンダーソン: クリスマス・フェスティヴァル ハワード・ブレイク: ウォーキング・イン・ジ・エアー |
マリ・パロ(S) ペトリ・ベクストレム(T) ラッセ・ヒルヴィ(P) マルック・ユーハンソン (Tp/フリューゲルHr)指揮 ヴァンター・ポップスo.、 ヴァンター・ポップスo. スウィングバンド、 ヴァンター音楽学校cho. | |
| イギリスの作曲家ハワード・ブレイクがTVアニメーション「スノーマン」のために書いた音楽からの1曲、「ウォーキング・イン・ジ・エアー」をメインに、ヘルシンキ国際空港のあるヴァンター市のミュージシャンたちと祝うポップでハートウォーミングなひととき。ちょっとメランコリックな表情が、フィンランドのクリスマス!(国内代理店からアナウンス12/21なので、2006年のクリスマスには間に合わないが・・・) | ||
| ONDINE "CRYSTAL EDITION" 初回限定盤となるスペシャル・エディション(2006年発売)。お早めに。 | ||
| シベリウス: ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47/ カレリア組曲 Op.11/ベルシャザール王の饗宴 Op.51 |
ペッカ・クーシスト(Vn) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| カリタ・マッティラ、ドイツ・リートを歌う 〜ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ブラームス、マーラー 君を愛す/新しき愛/新しき生命/寂しさの喜び/鱒/野ばら/ 糸を紡ぐグレートヒェン/水の上で歌う/音楽に寄す/ 至福/「ミルテの花」より/わたしの恋は緑にもえ/ 甲斐なきセレナード/恋人を訪ねて/姉妹/ 永遠の愛について/「若き日の歌」より |
カリタ・マッティラ(S) イーモ・ランタ(P) | |
| シュニトケ: ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲/ ヴァイオリン協奏曲第3番/ ヴァイオリン・ソナタ第3番(*) |
ラルフ・ゴトーニ(P) マルク・ルボツキー(Vn) イリーナ・シュニトケ(P;*) ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ シベリウス・アカデミー 管楽プレイヤーズ | |
| ウェーバー: クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調 Op.73/ クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 Op.74/ クラリネット小協奏曲 Op.26/ クラリネット五重奏曲 変ロ長調 Op.34 |
カリ・クリーック(Cl) サカリ・オラモ指揮 フィンランド放送so. 新ヘルシンキSQ | |
| コルホネン〜ギターで聴くショパン ショパン: ノクターン第9番 ロ長調 Op.32-1/ ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2/ ワルツ第3番 イ短調 Op.34-2/ 前奏曲第7番 イ長調/ 前奏曲第15番 変ニ長調「雨だれ」/ 前奏曲第20番 ハ短調/ マズルカ第22番 嬰ト短調 Op.33-1/ マズルカ第16番 変イ長調 Op.24-3/ マズルカ第25番 ロ短調 Op.33-4 リョベート:10のカタロニア民謡 |
ティモ・コルホネン(G) | |
| ONDINEレーベル最大のヒット、ギターで聴くショパン。 | ||
| ブルックナー: 交響曲 ヘ短調「第00番」/ 弦楽五重奏曲より「アダージョ」 (F.エスター編曲/弦楽オーケストラ版) |
ウラディミール・アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツso. | |
| ラウタヴァーラ: ピアノ協奏曲第3番「夢の贈り物」(1998)/ 「秋の庭」(1999)/ラウタヴァーラとアシュケナージの会話 |
ヴディーミル・アシュケナージ(P)指揮 ヘルシンキpo. | |
| 録音:1999年8月。 | ||
| エイナル・エングルンド(1915-1999): 交響曲第4番「郷愁[ノスタルジック]」(1976)/ 交響曲第5番「フェンニカ」(1977)/ 万里の長城(1949) |
エリ・クラス指揮 タンぺレpo. | |
| エグルンドはフィンランドの作曲家のなかで最もショスタコーヴィチの影響を受けたといわれている。交響曲第4番はショスタコーヴィチの追悼のために書かれた。 | ||
| エリーナ・ガランチャ(Ms)アリア集 モーツァルト: 「フィガロの結婚」より [自分で自分がわからない/恋とはどんなものかしら]/ 「ティートの慈悲」より [ああこの瞬間に/立ち去りましょう] ロッシーニ: 「セビーリャの理髪師」〜今の歌声は/ 「チェネレントラ」〜不安と涙のうちに生まれ ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」 〜ロメオがあなたの息子を殺したとしても ドニゼッティ: 「ファヴォリータ」〜ああ、私のフェルナンド/ 「アンナ・ボレーナ」〜この荒々しい炎に マスネ:「ウェルテル」〜ウェルテル、ウェルテル |
エリーナ・ガランチャ(Ms) アレクサンドルス・ヴィルマニス指揮 ラトヴィア国立so. | |
| ラトヴィア出身の注目のメゾ、ガランチャのアリア集。ケルビーノからシャルロッテまで多彩な役を歌っている。 | ||
| フィンランド古典派秘曲集 エーリク・フェルリング(1733-1808): ヴァイオリン協奏曲ニ長調/ 3つのコントルダンス/3つのメヌエット トマス・ビューストレム(1772-1839):カドリーユ フレードリク・リタンデル(1777-1823): アリアI「もしオルフェウスが太古に」 アリアII「アウラの岸が永遠なりせば」 エーリク・トゥリンドベリ(1761-1814): ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 Op.1 |
クレータ=マリア・ケンタラ(Vn) ヘルマン・ヴァレーン(Br) ユッカ・ラウタサロ指揮 シクス・フロアo.(六階o.) | |
| シベリウスら国民楽派以前のフィンランド古典派の音楽。すべてスウェーデン系の作曲家で、作品はウィーン古典派然としており北欧らしさはほとんど感じられないが、非常に貴重な録音である。 | ||
| J.S.バッハ: ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調BWV.1041(*) ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調BWV.1042(#) 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV.1043(+) 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調BWV.1060(+) |
ヤーッコ・クーシスト(Vn;*/+) ペッカ・クーシスト(Vn;#/+) タピオラ・シンフォニエッタ | |
| 才能にあふれ、かつ美形で知られるクーシスト兄弟の競演盤。学究的なヤーッコとやんちゃな弟ペッカと対照的な芸風。ある意味新時代のバッハとも呼べる演奏。 | ||
| カイヤ・サーリアホ(1952-): 聖杯劇場(ヴァイオリンと室内管弦楽のための;1997)/ ソラール(1993)/ オーロラ(9人の奏者と電子楽器のための;1986) |
ヨーン・ストルゴール(Vn) ハンヌ・リントゥ指揮 アヴァンティ!co. | |
| シベリウス:交響曲第3番 ハ長調 Op.52 ヒンデミット: 4つの気質(ピアノと管弦楽のための)(*) |
オリ・ムストンネン(P;*)指揮 ヘルシンキ祝祭o. | |
| セーゲルスタムとムストネンが共同で始めたシベリウス交響曲全集の第2弾だったもの。 | ||
| イソコスキ〜モーツァルト:アリア集 「コジ・ファン・トゥッテ」より [岩のように動かずに/お願い、許して、恋人よ]/ コンサート・アリア 「私のうるわしい恋人よ、さようなら」K.528/ 「ツァイーデ」〜やすらかにおやすみ下さい/ コンサート・アリア「ああ、私には分かっていた」K.272/ 「フィガロの結婚」〜楽しい思い出はどこへ/ コンサート・アリア「どうしてあなたを忘れよう」K.505 |
ソイレ・イソコスキ(S) ぺーター・シュライヤー指揮 タピオラ・シンフォニエッタ マリタ・ヴィータサロ(P) | |
| 録音:2004年1月。 ソイレ・イソコスキもすっかりベテランのソプラノだが、相変わらず澄み切ったソプラノの音色は逸品。当然モーツァルトは非常に得意としていて、アバド指揮で「ドン・ジョヴァンニ」のエルヴィーラを、クイケン指揮で「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージを録音していたが、モーツァルトだけのアルバムはこれが初めて。期待通りに凛とした美しさが際立つ歌唱で、多彩な選曲も魅力。「ツァイーデ」のアリアなど、驚くことその素晴らしさに驚かされること間違いなし。 指揮が往年のモーツァルト・テノール、ぺーター・シュライヤーで、これも聴き物。 | ||
| クリストファー・ラウス(1949-): 打楽器と管弦楽のための幻想曲 「救われたアルベリヒ」(*)/ 狂喜/ヴァイオリン協奏曲(#) |
イヴリン・グレニー(Perc;*) チョーリャン・リン(Vn;#) レイフ・セーゲルスタム指揮 ヘルシンキpo. | |
| アメリカの作曲家クリストファー・ラウスはトロンボーン協奏曲でピューリッツァー賞を受賞、リンドベリがBISで録音していた。「救われたアルベリヒ」はグレニーのために書かれた作品で、ワーグナーの「神々のたそがれ」からのライトモチーフがいろいろ現れる。 | ||
| マグヌス・リンドベリ(1958-): ピアノ協奏曲(1990/4)(*)/クラフト(1985) |
マグヌス・リンドベリ(P;*) トイミー・アンサンブル、 エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィンランド放送so. | |
| フィンランド作曲界の中堅マグヌス・リンドベリ。北欧独特のキラキラしたオーケストラの響きが魅力で、このアルバムでは彼自身がピアノ協奏曲の独奏を務め名手ぶりを見せている。 | ||
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| カーリ・ティッカ(1946-): 歌劇「ルター」(2000年初演) |
エサ・ルートゥネン (マルティン・ルター) ラッシ・ヴィルタネン(T;サタン) メリヤ・ヴィルカラ (シェーンフェルト) アキ・アラミッコテルヴォ (セバスティアン/他)他 カーリ・ティッカ指揮 ニューヤングco. ヴィーヴァ・ヴォクスcho. ユッシ・タボラ(演出) | |
| 収録:2003年、ヘルシンキ。 宗教改革者ルターの生涯を追いつつ、常にサタンが様々な人物として登場させ、人間と宗教にからむ問題を提起してゆくオペラ。聴衆も賛美歌を歌って参加するなどユニークな試みを採り入れているが、音楽的には実にまっとう。サタン役のヴィルタネンの強烈な個性が光る。 英語・ドイツ語・スウェーデン語・フィンランド語の字幕付き。 | ||
| エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-): 歌劇「ラスプーチン」(2003;全3幕、フィンランド語) |
マッティ・サルミネン (B:ラスプーチン) リリ・パーシキヴィ (S:アレクサンドラ皇后) ヨルマ・ヒュンニネン (B:皇帝ニコライ2世) イルキ・アンティラ (T:フェリクス・ユスポフ) リトヴァ=リーサ・コルホネン (S:ヴィルボワ公爵夫人) 他 ミッコ・フランク指揮 フィンランド国立歌劇場o.&cho. | |
| 収録:2003年10月、ヘルシンキ、フィンランド国立歌劇場、ライヴ。オールリージョン、NTSC、DOLBY DIGITAL、5.1 SURROUND、PCM STEREO、カラー、16:9、日本語字幕なし。 現代フィンランドの大物ラウタヴァーラのオペラ第10作。帝政ロシア末期に現れ、ロマノフ王朝を崩壊させるきっかけを作った怪僧ラスプーチンを主役にした作品で、ラジンスキーの小説をもとにラウタヴァーラ自身が台本を執筆。ロシアを舞台としているため、透明で癒し的なラウタヴァーラ色が抑えられ、ムソルグスキーを思わせる粗削りなエネルギーに置きかえられているが、フィンランド人の目を通したロシア近代史(当時フィンランドはロシア領)は興味津々。 ラスプーチン役はフィンランドを代表するサルミネン。恐ろしいまでのド迫力だが、悪漢ながら親切、預言者ながら悪魔であるラスプーチンの二面性を巧みに表している。またパーシキヴィ演じる皇后の哀しみ、ラスプーチンを暗殺するユスポフとドミートリー大公のホモ関係など、池田理代子の名作「オルフェウスの窓」に匹敵する面白さ。初演以来の指揮者であるミッコ・フランクのドラマ作りも凄みすら感じさせる。ロシア史に興味がある方も必見。 | ||
| ヤーコ・クーシスト(1974-):ファミリーオペラ「犬のカレワラ」(2003)
トニ・ヴァールストレム(T;レンミンカイネン/猫) ユッカ・ロム(B;ヴァイナモイネン/犬) ユハ・ホスティッカ(T;イルマリネン/犬) エイヤ・アハヴォ(Ms;レンミンカイネンの母/猫) ティーナ・シンコネン(A;ロウヒ/狼) マリ・パロ(S;ポホヤの娘/狼) コイリエン・カレワラ(犬のカレワラ) サミ・ヴァルティアイネン(ダンス/ミスター・クラターバック) ロッタ・クーシスト(ダンス/スズメバチ) ヤーコ・クーシスト指揮クオピオso.&cho. | ||
| 収録:2007年7月、サヴォンリンナホール(サヴォンリンナ、フィンランド)、サヴォンリンナ・オペラフェスティヴァル・ライヴ。演出:ミンナ・ヴァイにカイネン、歌詞:フィンランド語、字幕:英語。16:9 PAL、Region All、Dolby digital 5.1、surround/Dolby digital 2.0、stereo、69min。 外は寒い。雪も降っている。でも家の中は温かく、犬は、薪をくべた暖炉の前でうたた寝をしている。犬は、どうやって人間のペットとなり、快適な暮らしを手に入れることができたのか? ... フィンランドのコミック作家、マウリ・クンナスは、子どもたちの疑問に答えるため、民族叙事詩『カレワラ』の物語に基づくコミックを書き上げた。それが『犬のカレワラ [Koirien Kalevala] 』 。「昔むかし、まだ世界ができて間もないころ、毛におおわれた野生の犬が、遠いカレワラに住んでいた。お隣の北の国、陰気なポホヤには意地悪な狼がいて、そのとちゅうには、たくましい猫の一族が住んでいた。」民族の叙事詩、子どもたちの大好きな犬。クンナスのコミックブックは、たちまちのうちにフィンランドの子どもたちのお気に入りになった。ファミリーオペラ「犬のカレワラ」は、このコミックブックをベースにサミ・パルッキネンが台本を書き、伝統の語法にジャズの手法も加えた音楽をヤーコ・クーシストが作曲。子どものために書かれながら子どもの音楽になっていないオペラを、サヴォンリンナホールの大人も子どもたちと一緒に楽しんでいる。ヤーコ・クーシストは、ラハティso.のコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト。 当商品はPAL方式収録で、再生可能な機器が限定(基本的にパソコンのみ。テレビなどの映像機器を使用する場合はPAL対応のものが必要)されますのでご注意下さい。 | ||