# Google, Yahoo, Goo, Bing 等の検索サイトから当ページへ直接アクセスされた方は、当店のトップページへどうぞ(別ウィンドウ、または別タブで開きます)




NETHERLANDS MUSIC INSTITUTE
(オランダ音楽学会)

価格帯記載無し
 特記以外 1枚あたり¥2530(税抜¥2300)


価格帯B:
 特記以外 1枚あたり¥1870(税抜¥1700)



 オランダの音楽的遺産の保護のために創設されたオランダ音楽学会の自主レーベル、および関連商品の扱いを開始。
NETHERLANDS MUSIC INSTITUTE
 〔NEDERLANDS MUZIEK INSTITUUT/オランダ音楽学会〕
ヤコブス・ノーゼマン(1693-1745):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 Op.1 (1725)
 〔第1番 ハ短調/第2番 ニ短調/第3番 ホ短調/第4番 ヘ短調/第5番 ト短調/第6番 イ短調〕
 アントワネット・ローマン(Vn)
 フロール・ムジクス
  〔ヴォーン・シュレップ、フェリシティ・グッドマン(Cemb/Org) サラ・ワルダー(Vc)
   ボニー・アガッシ(Fg) ヤン・ホレステッレ(ヴィオローネ) エリー・ファン・ムンステル(テオルボ)〕
 録音:2008年5月、村の教会、ブニク(オランダ)。
 ヤコブス・ノーゼマンはオランダ人俳優を両親に公演先のハンブルクで生まれたオランダの作曲家。ハーグ、ライデンで育ち、1710年アムステルダムに移住し1717年に結婚、二人の息子をもうけ、牧師となった長男コルネリウスは自然観察家として歴史に名を残した。ヤコブス・ノーゼマンが誰に音楽を教わったかは明らかになっていない。1714年から1716年にかけてアムステルダム劇場の楽団でヴァイオリンを弾き、1719年から亡くなるまでアムステルダムのレモンストラント派教会のオルガニストを務めた。
 ヤコブス・ノーゼマンの作品1は短調で書かれた6つのソナタから成り、各ソナタは全曲を通して同じ調で書かれている(第5番第3曲のみ例外)。ソナタ・ダ・キエザ(教会ソナタ)とソナタ・ダ・カメラ(室内ソナタ)の特徴を兼ね備えた事実上の組曲であり、当時としてはやや古い様式による作品と言える。
 アントワネット・ローマン(1969年生まれ)はハンガリー、ルーマニアのジプシー音楽の演奏家を両親に持つオランダのヴァイオリニスト。スウェーリンク音楽院でモダーンのヴァイオリンとヴィオラをそれぞれジャン・ルイ・ストゥーロップとエステルファン・ストラーレンに、さらにルーシー・ファン・ダールとヤープ・シュプレーダーにバロック・ヴァイオリンを師事。モダーン、ピリオドを問わず数多くのアンサンブルに参加、またアルゼンチン・タンゴやサロンo.にも進出し、2008年にピリオド楽器アンサンブル「フロール・ムジクス」を創設。今最も注目すべきヴァイオリニストの一人(国内代理店はアントワネット・ローマンが参加した他のレーベルのCDもご案内できるよう努力中だとのこと)。
19-20世紀オランダの名ピアニストたち
 グリーグ(1843-1907):結婚行進曲
  〔ユリウス・レントゲン[レントヘン](1855-1932)(P)/録音:1907年頃
 ディルク・シェーファー(1873-1931):練習曲 変ホ長調 Op.3 No.8
  〔ヨハン・ワイスマン(1872-1913)(P)/ピアノロール記録:1906年頃(*)〕
 モシェレス(1794-1870):半音階練習曲〔録音:1925年頃、Columbia
 ショパン(1810-1849):ワルツ 変イ長調 Op.42 〔録音:1924年頃、Musica
  〔ディルク・シェーファー(1873-1931)(P)〕
 ヴォルフ(1860-1903):ねずみ捕りの男/楽師
  〔クンラート・ファレンタイン・ボス(1875-1955)(P)
   マック・ハレル(1909-1960)(Br)/録音:1949年頃
 バッハ(1685-1750):
  平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV849
  〔ウィレム・アンドリーセン(1887-1964)(P)/録音:データ記載なし
 バッハ/テオ・ファン・デル・パス(1902-1986)編曲:
  オルガンのためのトッカータ ハ長調 BWV564 〜アダージョ〔録音:1955年
  ショパン:マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4〔録音:1951年
  〔テオ・ファン・デル・パス(1902-1986)(P)〕
 ドヴォルジャーク(1841-1904)/ジョルジュ・ファン・レネッセ(1909-1994)編曲:
  スラヴ舞曲 Op.72 No.10 〔録音:1932年
 ショパン:夜想曲 変ニ長調 Op.27 No.2 〔録音:データ記載なし
  〔ジョルジュ・ファン・レネッセ(1909-1994)(P)〕
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457 〜第3楽章
  〔ハンス・ヘンクマンス(1913-1995)(P)/録音:データ記載なし
 ショパン:バラード第1番 ト短調 Op.23 〔録音:1937年
 ショパン:ワルツ イ短調 Op.posth./華麗な大ワルツ イ短調 Op.34 No.2
 ブラームス(1833-1897):ワルツ 変イ長調 Op.39 No.15
   〔録音:1980年頃、KRO(ラジオ放送)、「今週のワルツ」2回分の放送用
 サス・ブンヘ(1924-1980):南米のリズムによる練習曲第6番(1974) 〔個人録音:1978年頃
  〔サス・ブンヘ(1924-1980)(P)〕
 バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻〜前奏曲とフーガ ニ長調 BWV850 〔録音:1933年、Columbia
 ブラームス:狂詩曲 ト短調 Op.79 No.2 〔録音:1952年
  〔ファニア・シャピロ(1926-1994)(P)〕
 シューマン(1810-1856):子供の情景 Op.15 から
   〔見知らぬ国々と人々から/鬼ごっこ/トロイメライ/むきになって〕
  〔ブラム・ブレー(1927-2008)(P)/個人録音:1962年10月1日、VARA 1(ラジオ放送)(のエアチェック?)
 ファン・バーレン(1929-1933):ウィレム・パイパーを記念するソナティネ
  〔テオ・ブラインス(1929-1993)(P)/録音:1979年頃
 マルガレート・クリル著「オランダのピアニストたち」(Bekking & Blitz 刊)に合わせて制作された歴史的音源CD。(*)(ピアノロール再生)以外モノラル録音。
NMICD-12990
buyボタン
[WVH-271/272]
(2CD)
1.5CD価格
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.1
 3つの小品 Op.24 (1922) (+) /小説Op.35 (1928) (+) /3つの小品 Op.6 (1908) (*) /
 ソナタ第2番 Op.60 (1942) (*) /前奏曲 Op.66 (1946) (*) /メヌエットOp.6 (1907) (*) /
 7つの前奏曲 Op.40 (1931) /四分の三拍子で Op.48 (1932) (+) /
 6つの前奏曲 Op.13 (1910) (+) /6つの抒情的前奏曲 Op.11 (1909) (*)
  クラース・トラプマン(P)
 録音:2002年8月11日、ロッテルダム(オランダ)。(*)初録音、(+)初全曲録音と表示されている。ERASMUSレーベルの受託制作盤のため、外装の規格番号表示が「 WVH 272-272 」となっている。
 セルゲイ・ボルトキェヴィチはラフマニノフ、スクリャービン、メトネルらと同世代のロシアの作曲家・ピアニスト。ペテルブルク音楽院でリャードフに師事した後ドイツのライプツィヒ音楽院に留学。その後もドイツにとどまりピアニストとして演奏活動を開始、1904年よりベルリンのクリントヴォルト=シャルヴェンカ音楽院での教職にも就きたが、1914年の第一次大戦開戦により自宅軟禁の後ロシアへの帰国を余儀なくされた。1917年、ロシア革命が勃発しボルトキェヴィチは亡命、イスタンブル滞在を経てウィーンに移住、市民権を経て定住しこの地で亡くなった。
 同世代のロシアのコンポーザー・ピアニストに比べ知名度がかなり低かったボルトキェヴィチだが、近年再評価の機運が高まっている。ボルトキェヴィチの研究者でもあるオランダのピアニスト、クラース・トラプマンによる一連の録音はその資料的価値も見逃せない。
NMICD-10946
buyボタン
[C-10946]
(2CD)
1.5CD価格
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.2
 4つの小品 Op.65 (1947) /印象 Op.4 (1907) (+) /10の練習曲 Op.15 (1911) (+) /
 ソナタ第1番 Op.9 (1909) /バラードOp.42 (1931) /悲歌 Op.46 (1932) /
 3つのワルツOp.27 (1924) /子供時代 Op.39 (1930) (*) /
 4つの小品 Op.10 (1909) (+)/リリカ・ノーヴァOp.59 (1940)
  クラース・トラプマン(P)
 録音:2004年10月5日、ブレダ(オランダ)。(*)は初録音、(+)は初全曲録音と表示されている。外装の規格番号表示は「C 10946」。
NMICD-11778
buyボタン
[C-11778]
(2CD)
1.5CD価格
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集 Vol.3
 嘆きと慰め Op.17 (1914) /マリオネットOp.54 (1938) (*) /3つの小品 Op.12 (1910) (*) /
 4つの小品 Op.3 (1904) /私の子供時代より Op.14 (1911) (+) /10の前奏曲 Op.33 (1926)
  クラース・トラプマン(P)
 録音:2006年1月22日、ブレダ(オランダ)。(*)は初録音、(+)は初全曲録音と表示されている。外装の規格番号表示は「C 11778」。
NMICD-13172
buyボタン
[C-13172]
【注目盤】
セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):
 ピアノ協奏曲第2番(左手のための)Op.28 (1923) /
 ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.32 (1927)
ステファン・ドニガ(P)
ダーヴィト・ポルセライン指揮
ヤナーチェクpo.
 録音:2008年6月9-13日、ヤナーチェク・フィルハーモニー・コンサートホール、オストラヴァ(チェコ)。両曲とも初録音と表示されている。外装の規格番号表示は「C 13172」。
 第2番は第一次大戦での戦傷により右腕を失ったピアニスト、パウル・ウィトゲンシュタイン(1887-1961)の委嘱に応えて書かれた作品。第3番はボルトキェヴィチのオーストリア市民権獲得に尽力したロシア出身のピアニスト、パウル・デ・コンネ(1874-1959)に献呈された作品。ルーマニアのピアニスト、ステファン・ドニガ(1979年生まれ)が熱演を聴かせる。
オランダ領東インドのクラシカル歌曲集(1890-1949)
 パウル・セーリヒ(1876-1945):
  マレー語の叙事詩による3つの歌 Op.23 /愛の歌 Op.58 /
  愛の歌(Krontjong Pandanのマレー語の歌)Op.25
 コンスタント・ファン・デ・ワル(1871-1945):
  6つのマレー語の歌 Op.6 〜4曲/新しい2つのマレー語の歌 Op.37 /
  熱帯の夜 Op.13 /ムハンマドの祈り(Sembahjang kapada Toehan)Op.9 /
 ベルナルト・ファン・デン・シヒテンホルスト・メイエル(1880-1983):
  Stemmingen Op.6 〜2曲/寺院にて Op.3 〜2曲
 フランス・ウィーマンス(1899-1939): Wijzangen 〜2曲
 リンダ・バンダラ(1881-1945): An Java / パウル・セーリヒ: Pantuns Op.36 〜5曲
  レナーテ・アーレンス(S) ヘンク・マーク・ファン・ダイク(P)
 録音:2005年4月4日-6日、村の教会、ブニク(オランダ)。外装に規格番号表示は無し。
 オランダ領東インド(旧オランダ植民地、ほぼ現在のインドネシア)で活躍したオランダ人作曲家たちの歌曲という極めて珍しいレパートリーを収録。
NETHERLANDS MUSIC INSTITUTE "LIESBETH HOPPEN"
 オランダのチェンバロ奏者で、作曲家テオ・ブラインス(1929-1993)の未亡人であるリースベト・ホッペンの自主制作盤。オランダ音楽学会が事実上の発売元となっているため、国内代理店がNMI規格の形で管理しているが、外装に規格番号表示は無し。
NMICD-17807
buyボタン
(4CD)
2CD価格
価格帯:B
J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集 BWV846-893
 リースベト・ホッペン(Cemb)
 録音:時期記載なし、スタジオ・フラスラント/発売:2003年。使用楽器:1977年、ニコ・ファン・デル・ワールス製(モデル:ドゥルケン)。外装に規格番号表示は無し。
NETHERLANDS MUSIC INSTITUTE "HAAGS GEMEENTEMUSEUM"
 オランダのハーグ市立博物館による自主制作盤。
HGMCD-03
buyボタン
価格帯:B
1794年ルイ・ドゥルケン製グラウンドピアノ
 ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI; 49
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2 No.1
 モーツァルト(1756-1791):
  ロンド イ短調 K.511/ピアノ・ソナタ第16番(第17番) 変ロ長調 K.570
 スタンレー・ホーホラント〔スタンリー・ホッホランド〕(Fp)
 録音:1988年、ハーグ市立博物館(オランダ)。使用楽器:1794年、ルイ・ドゥルケン製。
 オランダの名フォルテピアニスト、スタンレー・ホーホラント(1950年生まれ)がハーグ市立博物館所蔵のピリオド楽器を演奏。同博物館内での販売用に制作されたもので、このたびオランダ音楽学会を通して入手できるようになった。
NETHERLANDS MUSIC INSTITUTE "ERASMUS"
 1990年代まで活動していたオランダのレーベル。すでに全点が廃盤となっており、流通在庫限りで以前にご紹介したことがある(価格は異なります)が、当盤は既に流通在庫が尽きており、オランダ音楽学会の在庫完売を以って供給終了となる。
WVH-085
buyボタン
価格帯:B
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):チェンバロ作品集
 それは軍神マルス/トッカータ第15番 ニ短調/私はライン川を渡って/
 ヘクサコルド・ファンタジア/モーレ・パラティーノ/フィリップスのパヴァーヌ/
 気狂いシメン(*) /イングランドのフォーチュン(*) /涙のパヴァーヌ(*) /
 大公のバッロ/半音階的ファンタジア/緑の菩提樹の下で/私の青春は過ぎ去り
  ピーター=ヤン・ベルダー(Cemb;*以外/スピネット;*)
 録音:1993年3月、ハーグ市立博物館(オランダ)。使用楽器:1639年、アントワープ、アンドレアス・リュッケルス製(*以外)/ 1589年、ヴェネツィア、ジョヴァンニ・チェレスティーニ製(*)、共にハーグ市立博物館所蔵。
 今をときめくピーター=ヤン・ベルダー(1966年生まれ)若き日の録音。ハーグ市立博物館所蔵のピリオド楽器を演奏した物。


トップ・ページへもどる