フランドルにおけるルネサンス期ポリフォニー(全19曲) フィリップ・デ・モンテ(1521-1603): E Morte o Vita / Deh S'io Potessi Haver ジャケス・ド・ヴェルト(1535-1596): Ascendente Jesu / Vox In Rama / Quiescat Vox Tua オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): Ce Faux Amour / Saccio Na Cosa / Tu sai Madonna Mia / Quis Mihi Det /他 |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 クレンデ | |
録音:1986年。ラッススを筆頭に、モンテとヴェルトの作品を収録。 | ||
シューベルト:男声重唱曲集 ゴンドラの舟人 D.809/愛 D.983a/ 小さな村 D.598/セレナード D.920/若者の歓喜 D.983/ 墓と月 D.893/父の聖名の祝日のために D.80/愛の心 D.747/ 16世紀からの酒の歌 D.847/夜の明るみ D.892/輪舞に D.983b/ 春の歌 D.740/夜鳴きうぐいす D.724/現在の中の過去 D.710/ 悲しみ D.825/自然の喜び D.422/夜 D.983c/酒宴の歌 D.75 |
マルフィ・シンガーズ ヨハン・ヒューズ(P) ピーター・ピーテルス(G) | |
録音;1987年。マルフィ・シンガーズは、フランドル地方出身の6人の歌い手によって1983年に結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。 | ||
女声のための作品集 メンデルスゾーン: 歌の翼に/6つの二重唱曲 Op.63/ 日曜日の朝Op.77-1/夕べの歌/何で陽気でいられよう シューマン: タンバリンを鳴らして Op.69-1/修道女 Op.69-3/ 礼拝堂 Op.69-6/孤独な少女 Op.91-4 シューベルト: 詩篇第23番 Op.132/セレナード Op.135/ 女たちの挽歌/偉大なるハレルヤ ブラームス:女声合唱のための民謡集 |
カレル・アーツ指揮 カペラ・コンシニテ | |
録音:1986年。ベルギーの女声合唱団カペラ・コンシニテは、2005年で結成40周年を迎えた。 | ||
金管五重奏のための作品集 T.スザート:舞踏組曲 A.ホルボーン:組曲 C.ルジューヌ:Revecy venir du Printans F.ショーグル:鱒による変奏曲 プーランク:シテール島への船出 グラナドス:スペイン舞曲第6番 バルトーク:ルーマニア民族舞曲 H.ファン・レインスホーテン: ロッシーニの誕生パーティー S.マイヤーズ:カヴァティーナ J.ヴァンデルロースト:プロヴァンス地方の民謡集 L.デ・メーステル:ギタネリアス グレインジャー:羊飼いの歌 W.レンウィック:ダンス F.デヴリース:Ui“James Ensors Beelden” P.カブス:ロンドレット・ブルレスコ=グロテスコ F.セリス:Hypocriete Treurmuziek E.フェルシューレン:ブリュッセル組曲 |
テオ・メルテンス金管五重奏団 | |
録音:1987年。1955年のジュネーヴ国際音楽コンクールであのモーリス・アンドレに次いで2位に輝いたベルギーのトランペット奏者、テオ・メルテンスが率いる実力派金管五重奏団による作品集。 | ||
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 第2番 イ長調 Op.12 No.2/第5番 ヘ長調 Op.24「春」/ 第10番 ト長調 Op.96 |
ヤン・ファン・ ウェイエンベルク(Vn) ムライ・ノリコ(P) | |
録音:1989年、DDD。 ベルギーのヴァイオリニスト、ウェイエンベルクと日本生まれのピアニスト、ムライ・ノリコ夫妻によるデュオ。 | ||
De Zavel-Boom メヌエット/ラ・フェルランド/Nr.56/ クライン・クライン・マンネケン/メヌエット=コンテルダンス/ パスピエ・メヌエット/他(全24曲) |
't Kliekske("the bunch") | |
録音:不詳、ADD&DDD。 フランドル地方の伝統音楽の演奏団体「't Kliekske」のアルバム。 | ||
ブリュッセルの楽長たち ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703-1741): タンデム・フルゲト/リベラ・メ・ドミネ ヘルクレス=ペトルス・ブレイ(1673-1737): 主よ、いつまでもわれを M シャルル=ジョゼフ・ヴァン・エルモン(1715-1790): マニフィカト/カンタータ・ドミノ/Victmae Paschali laudes |
パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ 西フランドル声楽アンサンブル | |
録音:不詳、DDD。 ベルギーのサント・ギュデュル教会で18世紀にカペルマイスターをつとめた作曲家たちの合唱作品を集めたアルバム。 | ||
グリーグ:弦楽合奏のための作品全集 ホルベルク組曲 Op.40/ゆりかごの歌 Op.68 No.5/ 2つの旋律 Op.53/2つの悲しき旋律 Op.34/ 2つのノルウェーの旋律 |
ディルク・フェルミューレン指揮 チェンバー・ オーケストラ・シンフォニア | |
録音:1989年、DDD。 ベルギーの実力派室内オーケストラが奏でる叙情的なグリーグの調べ。 | ||
グレゴリオ聖歌による2つの晩祷 晩祷「万聖節」/晩祷「クリスマス」 |
アベルボード修道院聖歌隊 | |
1134年にベルギーの都市アベルボードに設立されたアベルボード修道院の聖歌隊が歌う美しきグレゴリオ聖歌。 | ||
スク(スーク):弦楽のためのセレナーデOp.6 ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):闘牛士の祈り ブリテン:シンプル・シンフォニー ウィレム・ケルステルス(1929-1998):3つのバガテル ヤン・ヴァンデルロースト:2楽章の音楽 |
ディルク・フェルミューレン指揮 チェンバー・オーケストラ・ シンフォニア | |
1985年にフェルミューレンを指揮者に迎え、フランダース地方で活躍を見せる弦楽オーケストラ。日本でもお馴染みのヴァンデルローストやケルステルスといった、ベルギーの作曲家による作品がポイント。 | ||
ロッシーニ:フルート四重奏曲集 [第1番−第4番]/ ウィリアム・テルからのディヴェルティメント |
カルロス・ブリュネール(Fl) ムント弦楽三重奏団 レヴェンテ・ケンデ(P) | |
ブリュネールはベルギー王立歌劇場のメンバーとして活躍し、ソリストや室内楽奏者としても幅広い活動を行っているベルギーのフルート奏者。 | ||
マリヌス・デ・ヨング(1891-1984):ピアノ作品集 Kinderspelen Op.165/ソナチネOp.46/ ソナチネOp.47/Korte Variaties |
フランシス・ヴェルドート(ナレーター) ディルク・ロンボー(P) | |
デ・ヨングはアントワープ音楽院で教鞭を執り、作曲家、教育者として19世紀ベルギー音楽界の発展に努めた。 | ||
ミステリー・サークル〜現代合唱作品集 ボウドウェイン・ブキンクス(1945-): カンタータ/ノータ・ベーネ ジョルジュ・ド・デッケル:Los Tambores de Calanda ジャン=ポール・ビロー:エピタラミア カレル・フイヴァールツ(1923-1993): Want de tijd is nabij |
ヘルマン・べーテン指揮 ノールドリンブルク男声cho.、 コレギウム・インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
発売:1990年頃。現代べルギーの作曲家4人による男声合唱(一部オーケストラ伴奏付き)のための作品集。電子音楽などの難解な音楽ではない。 | ||
ロマンティック室内楽作品集 ドヴォルジャーク: ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調Op.90「ドゥムキー」 ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調Op.10 ジュール・ブーケ(1914-):三重奏曲 |
ハンス・メムリンク・トリオ | |
録音:年月日記載無し、ADD。 1982年より活動を行っているブルージュを本拠とするハンス・メムリンク・トリオのアルバム。団体名のハンス・メムリンク(1435頃-1494)は15世紀のブルージュで活躍した画家。 | ||
ルネサンスのクリスマス 低地国(ベネルクス3国)のクリスマス(8曲)/ ヨーロッパの教会のクリスマス(7曲)/ Kerstmuziek in het Italie van de zestiende eeuw(3曲)/ De Spaanse kerst(4曲) |
カピーリャ・フラメンカ | |
録音:年月日記載無し、DDD。 ヴォーカルとピリオド楽器によるアンサンブル、カピーリャ・フラメンカ(ルネサンス時代にフランドル楽派のゴンベール等が演奏家たちを伴い、スペイン王の宮廷に行って組織したのが「CAPILLA FLAMENCA(フランドルの楽団)」で、この言葉自体はスペイン語だが、当団体 CAPILLA FLAMENCA はベルギーのアンサンブルのため、現地でどう呼ばれているかは不明確)によるルネサンス時代のクリスマス音楽集。 | ||
IN'T STAMINEE(全22曲) マーチ/組曲/アリエッタ/ラ・ヴェニティエンヌ/ メヌエット/カンティレーナ・ファルコーニ/ マテロット/アルマンド/他 |
't Kliekske ( "the bunch" ) | |
録音:年月日記載無し、DDD。 フランドル地方の伝統音楽を演奏する団体、「 't Kliekske 」のアルバム。 | ||
EUFODA-1152 廃盤 |
アントワープのモーツァルト 〜ヨゼフ・ケニスによる変奏曲集 モーツァルト/ウィレム・ヤコブ・ ヨゼフ・ケニス(1768-1845)による変奏曲: 「主をほめまつる」 ニ長調/しもべらよ、賛美せよ/ アヴェ・ヴェルム/ Quis Te Comprehendat / パンジェ・リングァ |
パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ、 カペラ・ブルジェンシス |
録音:年月日記載無し、DDD。 ウィレム・ヤコブ・ヨゼフ・ケニス(ギヨーム・ジャック・ジョゼフ・ケニス)は作曲家であると同時にモーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンの楽譜の収集家であった人物。大聖堂の音楽再建のためにこれらの大作曲家の作品の編曲を多数手がけたことでも知られている。 | ||
EUFODA-1155 廃盤 |
ルネサンス時代ブルージュのポリフォニー音楽 Geesteljike Muziek(5曲)/ Liederen uit de Lage Landen(6曲)/ フランスのシャンソン(9曲)/舞踏のための音楽(2曲)/ Vroeg bekende madrigalen in de Lage Landen(3曲) |
カピーリャ・フラメンカ |
ヴォーカルとピリオド楽器によるアンサンブル、カピーリャ・フラメンカが歌い、奏でる16世紀ブルージュのポリフォニー音楽集。 | ||
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集 [第1番 ト長調 Op.78/第2番 イ長調 Op.100/ 第3番 ニ短調 Op.108] |
ヤン・ファン・ウェイエンベルク(Vn) ムライ・ノリコ(P) | |
使用楽器:ピエトロ・グヮルネリ(ヴェネチア、1736年製)。 | ||
ピーテル・ブノワ(1834-1901): 混声合唱、児童合唱と管弦楽のための 「ルーベンス・カンタータ」 |
ロドウィック・デ・フォークト指揮 フランダース歌劇場o.&cho./ 他 | |
録音:1958年、アントワープ。 19世紀ベルギーの作曲家ブノワによる、約50分からなるロマン派カンタータ。曲名は同じベルギーで活躍した大画家ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)から取られたものだという。 | ||
ベートーヴェン: ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16 ハインリヒ・エドゥアルト・ヨゼフ・ラノワ(1787-1853): 五重奏曲 変ホ長調 Op.12 プーランク:六重奏曲 |
ヤン・ミヒエルス(P) クインテセンス | |
Eufodaの看板アーティストの1人であるピアノのミヒエルスと1982年10月にブリュッセル音楽院で結成された木管五重奏団「クインテセンス」による室内楽作品集。 | ||
フランドルのポリフォニー〜ヴィラールトとイタリア アドリアン・ヴィラールト: めでたし乙女/エルサレムよ、主をほめたたえよ/ 苦しみが私をさいなみ/ Vecchie Letrose/ Quante Volte Diss'io/他(全20曲) |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミカエリス クレンデ・コンソート | |
フランドルのポリフォニー音楽を紹介していくEufodaの好評シリーズ。ヴィラールトはヴェネツィア、サン・マルコ寺院の楽長を務めた、ヴェネツィア楽派の祖ともされる作曲家。ジョヴァンニ・ガブリエリも彼の弟子である。 | ||
フランドルのポリフォニー〜ロジエとスペイン フィリプ・ロジエ: フェリペ2世のミサ〜[キリエ/アニュス・デイ]/ 天の元后、 喜び給え/わが心、安からず/ Amour et la beaute/ Leal amour/主をほめたたえよ/他(全18曲) |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミカエリス クレンデ・コンソート | |
ロジエはフランドル楽派の最後の時代に活躍し、時のスペイン国王フェリペ2世の下で宮廷音楽家として仕えた。 | ||
フランドルのポリフォニー〜 オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): マニフィカト 第8旋法/主に対し/すべての快楽の/ 歌は悲しみも涙も/いつか私はあなたをこの手に迎える/ 寒くて暗い夜/修道女のような人でした/恐れとおののきが/ 最後の時に/玉座に座したもう神よ 他(全21曲) |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミカエリス クレンデ・コンソート | |
後期フランドル楽派の巨匠ラッススの作品を中心にしたアルバム。 | ||
フランドルのポリフォニー 〜フランドルの歌曲と舞曲(全19曲) スザート: 「ラ・ドンナ」パヴァーヌとガリアルド/ 「Mille Ducas」パヴァーヌ、ガリアルドとロンド/ バス・ダンスとリプライズ 作曲者不詳:Druck en verdriet/Wie sach oit ド・ラ・リュー:Mijn hert altijt heeft /他 |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、 クレンデ・コンソート | |
フランドルのポリフォニー音楽を紹介していくEufodaならではのシリーズ。フランドルで作曲、楽譜出版を行っていたスザートの舞曲などを中心としたタイトル。 | ||
フランドルのポリフォニー 〜フィリップ・デ・モンテとハプスブルク家(全21曲) フィリップ・デ・モンテ(1521-1603): おお、優しく甘きものよ/ベネディクトゥス・デウス/ Fu preda d'empio Nume/Assai fervida Amante/ Clamavi de tribulatione mea/ドミニ・エスト・テラ ヤコブス・ファート:サルヴェ・レジナ カロルス・ライトン:カンツォーナ/他 |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、 クレンデ・コンソート | |
モンテは16世紀フランドルの作曲家で、ハプスブルク家で活躍。特に世俗音楽の分野で重要な役割を果たした。このタイトルではモンテの作品だけでなく、前任の宮廷楽長ファートや弟子のライトンなど、縁のある作曲家たちの作品も収録している。 | ||
フランドルのポリフォニー 〜ニコラ・ゴンベールと皇帝カール五世(全22曲) ニコラ・ゴンベール(c.1495-c.1560): アレルヤ、主の霊は全地を満たす/ トリステ・デパール/Plaisir n'ay plus/ われはわが目を御身に対し上げ奉りぬ/ 天の后、喜びたまえ/御身いとうるわし/ トマ・クレキヨン: 突然天より風音が/来たれよ創り主なる聖霊よ/ はかない喜びのために クレメンス・ノン・パパ: 聖霊降臨祭の夕食礼拝/Hortens-Lutens-Hortens/ Forbons/他 |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、 クレンデ・コンソート | |
ゴンベールは神聖ローマ帝国皇帝カール五世の下、宮廷礼拝堂聖歌隊の歌手としても活躍したフランドルの作曲家。同じくカール五世の下で礼拝堂聖歌隊の歌手として活躍していたクレキヨンらの作品も聴くことができる。 | ||
フランドルのポリフォニー 〜イザーク、オブレヒト、ド・ラ・リュー(全18曲) ヤコブ・オブレヒト(1457/8-1505): サルヴェ・レジナ/聖母マリア/パルセ・ドミネ ハインリヒ・イザーク:(c.1450-1517): 神の御名のもとに/In meinem Sinn/Alla battaglia ピエール・ド・ラ・リュー(c.1460-1518): Il viendra le jour desire/Autant en emporte le vent/ 今はただ死を待つばかり/他 |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、 クレンデ・コンソート | |
ルネサンス時代のフランドル楽派で中核を成していたイザーク、オブレヒト、ド・ラ・リューといった大作曲家たちの声楽作品、器楽作品を集めたもの。 | ||
フランドルのポリフォニー 〜ジョスカン・デ・プレ(c.1440-1521): 苦しみが私をさいなみ/世の中のあまたの悲しみ/ Fortune destrange plummaige/ ジョスカンのファンタジー/いと聡明なる乙女/ 主よ、御身の怒りにて/ああ、マリオンが/ 愛さずにはいられない/私を救っておくれ/ 私はもの思いに沈んだ/金がないのは何よりつらい/ わが愛よさらば(リュートによる演奏)/ わが愛よさらば(合唱による演奏)/ すべての人の心は乱れ/A l'eure/ われらを解き放ちたまえ/御身の定めは驚くべきものなり |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミヒャエリス、 クレンデ・コンソート | |
フランドル楽派のみに留まらずルネサンス時代を代表する大作曲家であったジョスカン・デ・プレの宗教曲、世俗曲、器楽曲を集めたタイトル。「わが愛よさらば」ではリュート・合唱と2種類の演奏を収録するなど、ジョスカンの類稀なる作曲技法を知ることが出来る。 | ||
フランドルのポリフォニー〜 フランスのヨハンネス・オケゲム ロワゼ・コンペール(1445頃-1518): マニフィカト/Gaude prole regia/Vous me faites morir ヨハンネス・オケゲム(1410/20頃-1497): めでたし、贖い主の御母/私の口は笑う/ 可愛いカミュゼット/クレド アントニオ・ディヴィティス(1475頃-1530頃): めでたし女王 他(全14曲) |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミカエリス クレンデ・コンソート | |
フランドル楽派のポリフォニー音楽を紹介していくEufodaらしい好企画。ルネサンス時代、フランドル楽派を代表する作曲家オケゲムと同時代に活躍した作曲家たちの宗教曲、シャンソンを集めたアルバム。 | ||
フランドルのポリフォニー〜 ブルゴーニュのギョーム・デュファイ ギョーム・デュファイ(1400-1474): 聖霊よ来たりたまえ/めでたしトスカーナ人の花/ このフィレンツェの町は/美しい人が塔の下に/ いと高きところには神に栄光/仇なす嫉妬よ/ さあ、友よ、目を覚まそう ジル・バンショワ(1400-1460): われに注ぎたまえ/他(全19曲) |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・サンクティ・ミカエリス クレンデ・コンソート | |
グルートゥーズの歌曲集(1380-1390) Wi willen van den kerels zinghen/ Da capelaen van hoedelem/Comes Flandriae/ Scinc her den wijn/メランコリー/他(全21曲) |
ポール・ランス・アンサンブル | |
録音:1980年代。 ベルギー、ブルージュのグルートゥーズで歌われていた未出版の歌曲を、古楽演奏グループ、ポール・ランス・アンサンブルの演奏で。 | ||
モーツァルトと同時代のフルート協奏曲集 フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803): フルート協奏曲第4番 ト長調 フランチシェク・ベンダ(1709-1786): フルート協奏曲 ホ短調 フランツ・ダンツィ(1763-1826): フルート協奏曲 ニ短調 Op.31 |
エリク・デクェーカー(Fl) パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
フルートのデクエッカーはアニマ・エテルナ管やコレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセで活躍。ハーグ音楽院等で教育者としても活動を行っている。 | ||
マンハイム宮廷の協奏曲集 カール・シュターミッツ(1745-1801): 協奏曲ト長調 Op.20/ フルートと弦楽合奏のための協奏曲第3番 ニ長調 フランツ=クサヴァー・リヒター(1709-1789): フルートと弦楽合奏、通奏低音のための協奏曲 ホ短調 イグナツ・ホルツバウアー(1711-1783): フルートと弦楽合奏のための協奏曲 ニ長調 |
カルロス・ブリュネール(Fl) ディルク・フェルミューレン指揮 カンマーオルケスト・シンフォニア | |
18世紀ドイツで活躍したシュターミッツらの協奏曲をまとめたアルバム。フルートのブリュネールはモネ歌劇場管の首席フルート奏者を務めている。 | ||
エルガー:弦楽合奏のための作品集 序奏とアレグロ ト長調 Op.47/エレジー ホ短調 Op.58/ マズルカ Op.10/セレナーデ ホ短調 Op.20/ 愛の挨拶 Op.12/2つの小品 Op.15/組曲「スペインの貴婦人」 |
ディルク・フェルミューレン指揮 カンマーオルケスト・シンフォニア | |
EUFODA-1181 廃盤 |
グレゴリオ聖歌集 楽園にて/われは復活なり/ 私を永遠の死から解き放ちたまえ/わが罪のゆえに/ レクイエム−キリエ/永遠の安息を/怒りの日/ サンクトゥス/アニュス・デイ/他(全19曲) |
ゲレオン・ ファン・ブスホーテン指揮 グリムベルゲン大修道院グレゴリオ聖歌隊 |
グリムベルゲン大修道院グレゴリオ聖歌隊はその名の通りグレゴリオ聖歌の演奏のために1968年に結成されたスペシャリスト。 | ||
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 ト長調 K.301/ホ短調 K.304/ ト長調 K.379/変ロ長調 K.454 |
ヤン・ ファン・ヴェイエンベルク(Vn) ムライ・ノリコ(P) | |
ヴェイエンベルクはシェリングに師事、1982年より日本人ピアニストのムライ・ノリコとデュオを組み活動を行っている。 | ||
アントワープの歌曲集 | パウル・ランス・アンサンブル | |
ベルギーの古楽演奏団体パウル・ランス・アンサンブルによる、15世紀末から16世紀にかけて作曲された全20曲の歌曲の演奏を収録。 | ||
ハイドン:フルート、ピアノとチェロのための三重奏曲集 第17番 ヘ長調 Op.68 Hob.XV:17/ 第16番 ニ長調 Op.63 Hob.XV:16/ 第15番 ト長調 Op.62 Hob.XV:15/ アダージョ ト長調/ ロンドン・トリオ第4番 ト長調 Hob.IV:4 |
ヤン・デ・ウィン、 ヴァレリー・ヴィントラー(Fl-tr) ガイ・ペンソン(P) ルール・ディールティエンス(Vc) | |
ベルギーのピリオド楽器演奏家によるハイドン。 | ||
フランツ・レハール(1870-1948): オペレッタからの管弦楽曲とアリア集 「メリー・ウィドー」、「パガニーニ」、 「ルクセンブルク公爵」、「フリーデリケ」、 「ジプシーの恋」、「ジュディッタ」他から(全18曲) |
ザコス・テルザキス(T) ヒレヴィ・マルティンペルト(S) エメリヒ・スモラ指揮 BRTNpo.&cho. | |
ギリシャのテルザキスとスウェーデンのマルティンペルトの歌唱を中心とした喜劇王レハールのオペレッタからのアリア集。ちなみにチェコで学んだ指揮者スモラはこれまでに14000曲の録音、1000回を越えるコンサートでタクトを執っているという。 | ||
Gaude Virgo ジョスカン・デ・プレ(1450-1521):喜びたまえ ニコラ・ゴンベール(1500−1556):アヴェ・マリア トマス・タリス(1505-1585):アヴェ・ドミニ・フィリア ウィリアム・バード(1543-1623): アヴェ・マリス・ステラ フアン・セレロールス(1618-1676):天の女王 ブラームス:マリアの教会詣で/マリアの洗礼/狩人 メンデルスゾーン:心の主をあがめ ブルックナー:めでたし、天の后 ジュール・ヴァン・ヌヴェル(1883-1953): アヴェ・マリア ブリテン:聖母への讃歌 |
ヨハン・ドゥイック指揮 ゲント・マドリガルcho. | |
ジョスカン・デ・プレからブリテン、15世紀から20世紀までの作曲家の合唱作品を収録。ゲント・マドリガル合唱団は1966年に結成。1973年にはドゥイックが指揮者に就任し、音楽祭への出演やヨーロッパでのコンサートを中心に活動を行っている。 | ||
EUFODA-1202 廃盤 |
フランドルの交響曲集 ウィレム=ゴムマール・ケニス(1717-1789): 交響曲 ト長調 Op.3 No.4/同 ヘ長調 Op.3 No.2 ピーター・ファン・マルデレ(1729-1768): 交響曲第38番 ニ長調 VR.78/同第43番 ニ長調 VR.83 |
パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ |
18世紀にフランドル地方で活躍した2人の作曲家による古典的な形式の交響曲集。 | ||
モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525 ディヴェルティメント ニ長調 K.136/ 同 変ロ長調 K.137/同 へ長調 K.138 セレナータ・ノットゥルナ ニ長調 K.239 |
ディルク・フェルミューレン指揮 カンマーオルケスト・シンフォニア | |
Eufodaの中心アーティストの1人、フェルミューレンと弦楽器による室内楽団カンマーオルケスト・シンフォニアによるモーツァルトのディヴェルティメント集。 | ||
ピエール・ファン・マルデール(1729-1768): 交響曲第23番/同第18番/同第38番/同43番 |
パトリック・ペール指揮 シンフォニア(室内o.)、 コレギウム・インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
J.S.バッハ:オーボエ協奏曲集 [BWV.1060/BWV.1053/BWV.1055/BWV.1059] |
ヨリス・ファン・デン・ハウヴェ(Ob) ディルク・フェルミューレン指揮 シンフォニア(室内o.) | |
シューマン: リーダークライスOp.39/ ケルナーの12の詩による歌曲集Op.35/ メアリ・スチュアート女王の詩Op.135 |
リュシエンヌ・ファン・デイク(Ms) フランス・トルイトス(P) | |
グレゴリオ聖歌による晩祷「復活祭」 | マーク・フィーレンス指揮 アベルボーデ・ノルベルティーネ聖堂聖歌隊 | |
1600年-1625年の舞曲とカンツォン(全26曲) ザムエル・シャイト: パドゥアーナ/ガイヤルド/クーラント/アルマンド/ イントラーダ/カンツォネット ヨハン・ヘルマン・シャイン:組曲 ニ短調 ヴァレンティン・ハウスマン:パヴァーヌとガリアルド エラスムス・ヴィートマン: カンツォン/イントラーダ/バレエ/クーラント/他 |
アントワープ・ リコーダー・コンソート、 アンサンブルABC | |
降臨節とクリスマス | ゲレオン・ファン・ブスホーテン指揮 グリムベルゲン大聖堂グレゴリオ聖歌隊 | |
受難と復活〜グレゴリオ聖歌集 | グリムベルゲン修道院 グレゴリオ聖歌隊 | |
昇天と精霊降臨〜グレゴリオ聖歌集 | グリムベルゲン修道院 | |
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767): ヨハネ受難曲 |
キャスリン・ボット(S) サラ・コノリー(Ms) レジナルド・ピニェイロ(T) ヤン・ヴァン・ デル・クラッベン(Br) フィリップ・ デ・フランク(T) パトリック・ペイル指揮 カペラ・ブルジェンセ、 コレギウム・ インストルメンターレ・ ブルジェンセ | |
ハイドン: 交響曲第6番 ニ長調「朝」Hob.I:6 同第7番 ト長調「昼」Hob.I:7 同第8番 ト長調「晩」Hob.I:8 |
ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 第30番 イ長調 Hob.XVI:30/第42番 ニ長調 Hob.XVI:42/ 第49番 変ホ長調 Hob.XVI:49/第50番 ハ長調 Hob.XVI:50 |
トム・ベギン(Fp) | |
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789): 協奏曲集 トランペット、 弦楽と通奏低音のための協奏曲第1番 変ホ長調/ ファゴット、2つのフルート、 2つのオーボエ、2つのホルン、 弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調/ トランペット、2つのオーボエと 2つのファゴットのための協奏曲 ニ長調/ ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 トランペット、 オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調 |
パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
ヘルマン・ルルストラーテ(1925-1985):回顧 弦楽のためのセレナード Op.41/ ピアノのための5つのバガテル Op.51/ 歌曲集「夜の国」Op.92/ 弦楽四重奏曲第1番 Op.116/ 無伴奏合唱のための宗教的カンツォーナ 「シュッツへのオマージュ」Op.86/ 3つの旋法によるファンタジア Op.95 No.1-3 |
パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ E.イザイ・アンサンブル 他 | |
モーツァルト:管楽器のための協奏曲集 フルート、オーボエ、ファゴット、ホルンのための 協奏交響曲 変ホ長調 K.297b(ロバート・レヴィン版)/ ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191/ フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313(285c)/ フルート協奏曲第2番 ニ長調 K.314(285d)/ ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495 |
リュク・ベルジェ(Hr) カルロス・ブリュネル(Fl) ディルク・ノイエン(Fg) ヨリス・ ファン・デン・ハウヴェ(Ob) ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): 交響曲集 ニ長調 Op.3 No.1/ト短調 Op.6 No.6/ニ長調 Op.18 No.4/ 変ホ長調 Op.9 No.2/ニ長調 Op.18 No.6 |
パトリック・ペイル指揮 コレギウム・インストゥルメンターレ ・ブルジェンセ | |
オルランド・ラッスス:モテット集 あかつきの光が赤く染まり/汝はいずこへ/ 神の慈悲に感謝せよ/音楽は神の最良の贈り物/ われらの生涯は/決然と強く/甘き木陰に/ 今や天より光が現われ/最後の時に/人は敬虔に生き/ ぶどう酒は豊かなるもの/愛すべき形見よ/ バビロンの川のほとりに/どんな事にも時がある/ いざ、楽しまん/いかに広く/平和を愛する者/ 何ゆえにためらいたるか |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 クレンデ | |
現代ベルギーのピアノ・デュオ&連弾曲集 ボーデワェイン・ブキンクス(1945-):十字路の4つの道 ペーター・カブス(1923-2000): ピアノ4手連弾のための練習曲 ライモント・スフロイェンス(1933-): ガイア、または自然界の四気質 ウィルフリート・ウェステルリンク(1945-): 古い舞曲のための前奏曲 フリッツ・セリス(1929-):4手の音楽 ウェルナー・ファン・クレームプット(1930-)& リュク・ブルウェイス(1959-):Namk'cotss |
ピアノデュオ・コラクニー | |
パウル・ファン・オステイエン(1896-1928): ミュージック・ホール |
アニーク・デ・リリ、 ドミニク・ファン・サンデ(S) マルク・メースマン、 グイド・ネーセンス(Br) ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
フラマン語の文学作品「ミュージック・ホール」に音楽をつけたもの(?)。クラシックというよりミュージカル風の作品。 | ||
ポリフォニーによる受難節の音楽 トマ・クレキヨン(1490頃-1557):嘆きの歌 クレメンス・ノン・パパ(1510頃-1555頃): 見守りたまえ、おお主よ ヤコブ・アルカデルト(1505?-1568):嘆きの歌 ジャッケス・デ・ヴェルト(1536-1596): おお死よ、いかなる苦しみ オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): スターバト・マーテル フィリップ・ド・ロジエ(1561頃-1596): 私の目は見えなくなった |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 クレンデ | |
ピート・スウェルツ(1960-):ピアノ作品集 ロマンティク・ピアノ小品集/ 子供のためのピアノ小品集/ ピアノのためのポリフォニックな小品/ ピアノ独奏のためのパルティータ |
ピート・スウェルツ(P) | |
ベルギーの作曲家ピート・スウェルツは、De haskeから多くの吹奏楽作品を出版&発売しており、日本では「吹奏楽作曲家」として認知されている(代表作に「マルテニッツァ」「エピタフ」「タイタニック・サーガ」など)。しかし、ネオ・ロマンティックを標榜するスウェルツの作品はピアノ曲であっても大変魅力的。ピアニストとしてのレベルも高い。 | ||
シューベルト: イタリア風序曲 ニ長調 D.590 交響曲第3番 D.200/同第5番 D.485 |
ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
ブラームス: 幻想曲 Op.116/3つの間奏曲 Op.117/ 6つの小品 Op.118/4つの小品 Op.119 |
ヤン・ミヒールス(P) | |
使用楽器:1884年、ベーゼンドルファー製。 | ||
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲集 ハ長調 RV.447/イ短調 RV.461/ヘ長調 RV.457/ ニ短調 Op.8 No.9 RV.454/ オーボエとファゴットのための協奏曲 ト長調 RV.545/ 2つのオーボエのための協奏曲 ニ短調 RV.535 |
ヨリス・ ファン・デン・ハウヴェ(Ob) パトリック・ペイル指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767): カンタータ集 「いかに汝が言おうとも」/ 「汝はこの男イエスを見たであろう」/ 「響け正しい教えよ」/ 「われらは見た」 |
グレタ・デ・レイヘレ(S) マリアンヌ・フリーヘン(Ms) レジナルド・ピンヘイロ(T) ステファン・ガイヤ(B) パトリック・ペイル指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ カペラ・ブルジェンシス | |
中世からバロックにかけてのクリスマス音楽 作曲者不詳: キリエ、神は来たれり/おお、クリスマスの夜 プレトリウス:おお、羊飼いよ ファン・エイク:嬰児は生まれた デ・レーウ:嬰児は生まれた メサウス:おお、祝福せし、聖なるベツレヘム 作曲者不詳:この新年は メサウス:この新年は スウェーリンク:われらに嬰児が生まれた ブクステフーデ: コラール「申し分ない幸せ」/申し分ない幸せ シャイト:祝福への讃歌 ハスラー:マリアは天使に言う/フーガ ガルス:天使は知らせた フレスコバルディ:リチェルカーレ |
フランダース・ リコーダー・クァルテット カピーリャ・フラメンカ | |
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」/ 第17番 ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」/ 第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」/ アンダンテ・フォヴォリ WoO.57 |
トム・ベギン(Fp) | |
使用楽器:1795年アントン・ヴァルター製の複製。 | ||
シャルル=ジョゼフ・ヴァン・エルモン(1715-1790): ミサ・サンクテ・グディレ ピエトロ・アントニオ・フィオッコ(1673-1737): 悪魔よ去れ ピエール・エルキュール・ブレーイ(1673-1737): わが愛は死から蘇り/影の中で/ ユビラーテ・デオ/神の友と共に勝利する |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 カペラ・クレンデ コンチェルト・クレンデ | |
モーツァルト: 交響曲第29番 イ長調 K.201 交響曲第40番 ト長調 K.550 |
ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
プリマ・ラ・ムジカはベルギーの室内管弦楽団(モダーン楽器使用)。 | ||
ヨハン・フィリップ・キルンベルガー(1721-1783): フルート・ソナタ集 |
フランク・テウンス(Fl-tr) エヴァルド・デメイエレ(Cemb) リヒテ・ファン・デル・メール (Vc) | |
EUFODA-1265 廃盤 |
ドヴォルジャーク: ボヘミアの森からOp.68/伝説Op.59 |
ピアノデュオ・コラシニー |
EUFODA-1350(2CDs)からの分売。 | ||
フラマンの街とベルギーの音楽(1400-1500) 作曲者不詳:クレド/シャンソン アルフォンソ・デ・ラ・トッレ:ラ・スパーニャ 他(全18曲) |
カピーリャ・フラメンカ | |
イグナツ・モシェレス(1794-1870): フォルテピアノのための作品集 50の前奏曲 Op.73〜前奏曲 ホ長調/大ソナタOp.41/ マリブランの思い出に捧げる性格的な幻想曲 Op.94/ メランコリックなソナタ Op.49/輝かしいロンド Op.49/ アレクサンドル1世が 好んだ行進曲による大変奏曲 Op.32 |
トム・ベギン(Fp) | |
EUFODA-1270 廃盤 |
ドヴォルジャーク: スラヴ舞曲集[第1集Op.46/第2集Op.72] |
ピアノデュオ・コラシニー |
EUFODA-1350(2CDs)からの分売。 | ||
様々な作曲家による「ひとりの御子われらに生まれたり」 ヨハン・クーナウ(1660-1722): カンタータ「ひとりの御子われらに生まれたり」 (バッハ作 BWV.142 とされていた) ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785): ひとりの御子われらに生まれたり ゴットフリート・ハインリヒ・ シュテルツェル(1690-1749):偉大な秘蹟を授かる フリードリヒ・ルートヴィヒ・ベンダ(1752-1792): 天使に導かれ、神が降臨した |
グレタ・デ・レイゲレ(S) アルトゥール・ ステファノヴィツ(A) 他 パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ カペラ・ブルジェンシス | |
ヨハンネス・ル・フェビュール(?-1609/1612): モテット集(17曲) |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 クレンデ | |
ドビュッシー: 映像 第1集/前奏曲集第1巻/子供の領分 映像 第2集/前奏曲集第2巻 |
ヤン・ミヒールス(P) | |
1894年製エラール・ピアノを使用。ドビュッシーのピアノ作品でエラールを 用いた例は過去にChannel Classicsでインマゼールによるものがあった。テュッティで弾いたときの包み込むような音の質感が素晴らしい。Jan Michiels はミキエルスと表記されることもあるようだが、オランダかフランドルの姓と考えられるので、ここではミヒールスと表記した。 | ||
ハイドン: 交響曲第22番 変ホ長調「哲学者」Hob.I:22 交響曲第26番 ニ短調「悲しみ」Hob.I:26 交響曲第52番 ハ短調 Hob.I:52 |
ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカco. | |
聖母マリアのためのグレゴリオ聖歌集 無原罪の聖マリアの祝日のための/ キリスト復活の祝日のため/ 受胎告知の祝日のための/ 聖母被昇天の祝日のための |
グリムベルゲン修道院 グレゴリオ聖歌隊 | |
ベルギービール好きならご存知、グリムベルゲン(フリンベルヘン)修道院。 | ||
ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764): 「優雅なインド」管弦楽組曲 |
ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
ディルク・フェルミューレンはブリュッヘンのアシスタントとしてキャリアをスタートした。師匠ゆずりの活気に満ちたラモー。モダーン楽器での演奏と思われる。 | ||
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707): カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV.75 カンタータ「平安と歓喜もてわれはゆく」BuxWV.76 |
エリク・ファン・ネーヴェル指揮 クレンデ | |
ブクステフーデの名作「われらがイエスの四肢」にまた一枚、名演が加わった。イギリス勢やドイツ勢とは演奏傾向がかなり違い、名指揮者ネーヴェル率いるクレンデの、切りつめた、ストイックな表現が聴く者の胸を打つ。また、この演奏はネーヴェルの独自の考えに基づき、「イエスの四肢」第7曲「顔について−御身のしもべの上に御顔を照らしたまえ」の前に、カンタータ「平安と歓喜もてわれはゆく」を挿入している。その中のアリア「それでもなお死は逃れられないのか」の部分が感動的。 | ||
バルトーク: コシュート BB.31〜葬送行進曲 チーク地方の3つのハンガリー民謡 14のバガテル BB.50〜ワルツ・踊る恋人 10のやさしい小品 BB.51より〜熊の踊り ハンガリー民謡歌による8つの即興曲 BB.83 ソナタ BB.88/野外にて BB.89 2台のピアノと打楽器のためのソナタ BB.115 |
ヤン・ミヒールス(P) | |
1991年エリザベート王妃国際コンクールピアノ部門入賞者。 | ||
ヘンデル:イタリア語独唱カンタータ集 「狩りにて」/「ああ、つれない人よ」 「魅惑的な唇に悩まされ」/「あの宿命の日から」 |
デボラ・ヨーク(S) パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ カペラ・ブルジェンシス | |
カペラ・ブルジェンシスはモダーン楽器のアンサンブル。デボラ・ヨークの歌唱が絶品。 | ||
ブラームス:セレナード第1番Op.11 ブラームス/パウル・アンゲラー編曲: オルガンのためのコラール前奏曲より(管弦楽版) |
ディルク・ フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
ヴィヴァルディ: 2つのトランペットのための協奏曲 ハ長調 RV.537 2つのホルンと チェロのための協奏曲 ヘ長調 RV.538 2つのリコーダー、3つのオーボエと ファゴットのための協奏曲 ト短調 RV.576 2つのヴァイオリン、2つフルート、 2つのオーボエとファゴットのための 協奏曲 ニ短調 RV.566 ヴァイオリン、2つのオーボエ、2つのホルンと ファゴットのための協奏曲 ヘ長調 RV.569 2つのトランペットと ヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 2つのヴァイオリン、2つのリコーダー、 2つのオーボエとファゴットのための協奏曲 ト短調「ドレスデンのオーケストラのための」 |
パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
ハイドン: ミサ第7番 ハ長調「戦時のミサ」 サルヴェ・レジナ ト短調 |
ディルク・ フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ ナミュール室内cho. | |
フィリプス・デ・モンテ(1521-1603): モテット集 主をほめたたえよ/他 |
エリク・ ファン・ネーヴェル指揮 クレンデ | |
アントワープからパリへ〜 中世・ルネサンスの音楽 |
ランス&フラーヘル | |
ランス&フラーヘルはベルギーの7人組グループで、メンバーはそれぞれ中世ルネサンス時代の楽器(ショーム、リコーダー、リュート、ガンバなど)と歌を担当。ポピュラー風の演奏。 | ||
聖体祭儀〜 キリストの死の祈祷書からのグレゴリオ聖歌集 パンジェ・リングア/われは生けるパンなり ああ、何と甘美な/アヴェ・ヴェルム/他(全21曲) |
グリムベルヘン・ グレゴリオ聖歌隊 | |
フリードリヒ大王の室内楽 ヨハン・ゴットリープ・ヤニチュ(1780-1763): 室内ソナタ ハ短調 C.P.E.バッハ(1714-1788):トリオ ロ短調 ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773): 3声のソナタ ニ短調 ヨハン・ゴットリーブ・ヤニチュ: 四重奏曲第10番 ト長調 C.P.E.バッハ: ソナタ ホ短調 Wq.124/同 ト長調 Wq.86 |
ヤン・デ・ウィンネ(Fl-tr) マルセル・ポンセール(Ob) 寺神戸亮(Vn) イル・ガルデリーノ | |
寺神戸亮も参加するイル・ガルデリーノの第2弾。今回は最大5人の小ぢんまりした編成だが、この合奏団の優秀性は今回もフルに発揮された名演。 軍事的才能や政治手腕に卓越した手腕を発揮したフリードリヒ2世は音楽好きとしても知られ、自らフルートもたしなんだ人物だった。それだけに「フリードリヒ大王」関連のディスクは枚挙にいとまがないくらい出ているが、この演奏は特に卓越したものとして記憶に残るのではないだろうか。歯切れの良さ、雰囲気、どれをとっても非の打ち所がない。 | ||
ルカ・マレンツィオ(1533/4−1599): カンツィオネス・サクレ(聖歌集) バビロンの川のほとり/哀悼のヤコブ/ 足なしイモリのカンタータ/ ファンタジア(オルガン独奏)/ めでたし、贖い主の御母(グレゴリオ聖歌)/ めでたし、贖い主の御母/ おお、栄光の王よ/ サルヴェ・レジナ(めでたし、天の女王)/ ラウダーテ・ドミヌム(主をほめたたえよ)/ サンクタ・マリア(類なき聖マリア)/ 彼らは見、そして見た/私は不公平を嫌う/ 主よ、私を咎めないでください/ 全能の神ゼウスは天に昇られる/ すべての地よ、神をたたえよ |
エリク・ ファン・ネーヴェル指揮 クレンデ | |
エリク・ファン・ネーヴェルは初期のAccentレーベルへの録音が比較的知られているが、現在の活動の拠点はこのEufodaレーベルのようだ。ネーヴェル自ら結成したクレンデは音楽の様式に合わせてヴォーカルのみのアンサンブルとなるときもあれば、器楽を加えた大編成の形態をとることもある。伝統のベルギー古楽界にあってとりわけ評価の高いネーヴェルによる壮麗なマレンツィオ。9人の器楽アンサンブルはとりわけコルネットの響きが印象的で美しい。 | ||
ゲオルグ・フィリップ・テレマン (1681-1767):二重・三重・四重協奏曲集 2つのホルン、 弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調/ チェロ、2つのオーボエ・ダモーレ、 弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調/ 3つのトランペット、ティンパニ、 2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための 協奏曲 ニ長調/ 3つのホルン、ヴァイオリン、弦楽と 通奏低音のための協奏曲 ニ長調/ 2つのリコーダー、2つのオーボエ、 弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調/ 2つのフルート、ヴァイオリン、チェロ、 弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 |
パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセがいかに腕達者なメンバーが揃っているかを示すディスク。 | ||
バッハ: ミサ・ブレヴィス ト短調 BWV.235/ ミサ・ブレヴィス ヘ長調 BWV.233/ ミサ・ブレヴィス イ長調 BWV.234/ ミサ・ブレヴィス ト長調 BWV.236 |
グレタ・デ・レイヘレ(S) ヴィルケ・ テ・ブルンメルストルト(A) ジェイムズ・ギルクリスト(T) ヤン・ ファン・デル・クラッベン(B) パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ カペラ・ブルジェンシス | |
ベルギーの団体、コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセは、ここで指揮をしているパトリック・ペイレが中心となって1970年に結成された、 モダーン楽器による室内オーケストラ。とはいえ、いわゆる「モダーン・ピリオド」を早くから実践している団体のようで、ここに聴くバッハも、ヴィヴラート控えめ、テンポ運びは颯爽としている。 | ||
ハイドン:交響曲集 [第47番 ト長調/ 第48番 ハ長調「マリア・テレジア」/ 第49番 ヘ短調「受難」 |
ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
「プリマ・ラ・ムジカ」は、これまでにもモーツァルトやハイドンなどで優秀な演奏を聴かせているベルギーの室内o.。 | ||
リスト:十字架の道行 リスト: メフィスト・ワルツ第1番 (村の居酒屋での踊り)S.514/R.181 十字架の道行 S.504a/R.(534) [王の御旗は進む/ 第1留 主イエス、死刑の宣告を受ける/ 第2留 主イエス、十字架を担う/ 第3留 主イエス、初めて倒れる/ 第4留 主イエス、母に会う/ 第5留 クレネ人シモン、主の十字架を負う/ 第6留 ベロニカ、主のみ顔をぬぐう/ 第7留 主イエス、再び倒れる/ 第8留 主イエス、婦人たちに会う] バッハの主題による変奏曲 S.180/R.234 十字架の道行 S.504a/R.(534) [第9留 主イエス、三たび、倒れる/ 第10留 主イエス、み衣をはがれる/ 第11留 主イエス、くぎづけられる/ 第12留 主イエス、息をひきとる/ 第13留 主イエス、十字架から降ろされる/ 第14留 主イエス、葬られる] イゾルデの愛の死 S.447(ワーグナーの 「トリスタンとイゾルデ」から 最終場) シューベルトの 「白鳥の歌」から「影法師」S.560 No.12 調性のないバガテル S.216a/R.60c |
ヤン・ミキエルス(P) | |
これは凝りに凝ったCDだ。「メフィスト・ワルツ」第1番に始まり大作「十字架の道行」と、リストならではのトランスクリプションを経て「バガテル」で終わるプログラム。この最後の「バガテル」は本来「メフィスト・ワルツ第4番」となるはずだった作品で、1958年に発見されたもの。メフィストに始まり、メフィストに終わる・・・つまり、キリストの受難も、人間の愛も、その終末も「お釈迦様の手のひら」ならぬ「悪魔の手のひら」の上での出来事だ、とでも言いたいのか!? 文豪ゲーテが聞いたらいったい何と言うだろう? 「十字架の道行」(Via Crucis)とは、もともとイエス・キリストが十字架を担って歩んだ姿を描写するカトリックの伝統的な祈りのこと。多くのカトリック教会の壁には、キリストが死刑の宣告を受けるシーンから始まって、最後に墓に葬られるまでの14の絵が飾られている。この各場面(「留」と呼ばれる)を黙想しながら進むのが「十字架の道行」。リストはその晩年、カトリック修道会に属し深い信仰生活を送った。この曲はそうした日々の生活の中から書かれたもので、十字架の道行の各留に対してひとつずつ曲が付けられている。バリトン独唱、合唱、オルガンからなるオリジナルは、リストの死後41年目に当たる1927年にブダペストでようやく初演されているが、当ディスクで演奏されているS.504aはリスト自身がそれをピアノ・ソロに改変したもの。 このアルバムでは、キリストが葬られたあと、リスト編「イゾルデの愛の死」とシューベルトの遺作「白鳥の歌」が厳かに流れ、メフィスト(悪魔)の調べに回帰する・・・いやはや、なんたる皮肉。アファナシエフもびっくりの文学的着想を世に示したのはベルギーの中堅どころのピアニスト、ヤン・ミキエルス。1991年にはエリザベート王妃国際コンクールで入賞していることくらいしか経歴データがないが、当ディスクの演奏を聴く限り相当なヴィルトゥオーゾ。1884年製ベーゼンドルファーを用いて実に深みのある音を奏でている。解説書もミキエルスが自ら執筆している。これは相当な知性派ピアニストだと見ていいだろう。 | ||
ボッケリーニ:悪魔の家〜交響曲集 交響曲(シンフォニア)ハ短調 Op.41 G.519/ 交響曲(シンフォニア)ハ長調 G.523 (ギターによるオブリガート付き; Op.10 No.4より編曲)(*)/ 交響曲(シンフォニア)ニ短調 Op.12 No.4 G.506「悪魔の家」 |
ミシェリーヌ・ デュモルティエ(G:*) ディルク・フェルミューレン指揮 プリマ・ラ・ムジカ | |
プリマ・ラ・ムジカはベルギーの室内オーケストラ。フェルミューレンはこのオーケストラの首席指揮者。モダーン楽器による演奏。 | ||
メルマフィリア〜音楽で綴る人魚の物語 〔出航〕 ディエゴ・オルティス(1510頃-1570頃): レセルカーダ フランシスコ・ アロンソ・デ・プラヤ(1510頃活動): きみといっしょにどこか遠くへ フアン・デル・エンシーナ(1468-1529): 今日は食って飲もう/もし十分なこの革が フアン・デ・ウレーデ(1500頃活動): 大きい松はない 〔海にて〕 ジョン・プレイフォード(1623-1686): ディックのうじ虫 作曲者不詳(18世紀): バンクス・オヴ・ザ・ナイル/ タリー・トラウザーズ/ 船の遭難/一滴のブランデー 〔誘惑〕 ギョーム・ド・マショー(1300頃-1377): 私の心は失われ、深い悲しみと涙が 作曲者不詳(15世紀イングランド): オルガンを伴う人の声 ジル・バンショワ(1400頃-1460): 苦渋の悲しみ 作曲者不詳(1360頃):ペトローネ 〔嵐〕 ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ヘ長調 「海の嵐」RV.433〜アレグロ 〔死〕 ウィリアム・オルウィン(1905-1985): 海の夜明け ジョン・ダウランド(1563-1626): 静かな夜から トバイアス・ヒューム(1579頃?-1645): 嘆きの歌 〔エピローグ〕 クリストファノ・マルヴェッツィ (1547−1599):いとしいシレーヌ クラウディオ・モンテヴェルディ (1567-1643):海が穏やかであろうと ヘンリー・パーセル(1659-1695): この嵐のときに二人の娘が |
ゼフィーロ・トルナ | |
中世・ルネサンス時代の世俗音楽をレパートリーにしているグループ「ゼフィーロ・トルナ」のデビュー盤。1996年結成というこの若いグループは、声楽、リコーダー、中世リュート&バロック・ギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ、打楽器からなり、ウェルガス・アンサンブル、コレギウム・ヴォカーレなど、古楽ファンにお馴染みのアンサンブルに参加し腕を磨いた若手5人がその中心。ゼフィーロ・トルナ Zefiro Tornaの名前の由来は、詩人ペトラルカが書いた詩のタイトルで「春の西風がもどり」の意味であるという。モンテヴェルディがそれを世俗歌曲集の中の歌詞に用いたことでも有名だ。 このディスク、アンデルセン童話などで有名なヨーロッパの「人魚伝説」を素材に、プログラミング・ストーリーを展開している大変ユニークなものに仕上がっている。人魚姫のストーリーに沿って時代を超えた選曲がなされているわけだが、中世・ルネサンス(バンショワ、マショー、ダウランド)から、なんとバロック(ヴィヴァルディ、パーセル)、さらには20世紀英国のオルウィンの歌曲まで登場するのには驚いてしまう。大胆なのは中世の太鼓がポコポコ叩かれ、京劇に用いられるようなサスティン・シンバルがシャンシャン打ち鳴らされ、ガンバがブンブン、バロック・ギターがジャカジャカいってるヴィヴァルディの「海の嵐」と、まるでダウランドの名作「ラクリメ」を思わせる、哀愁を帯びた中世歌曲に変身してしまったオルウィンだろう。さらに電子音によるサウンドスケープ(音風景)と中世アンサンブルの音を融合、波の音、人魚のあえぎ声(?)、時にはエレクトリック・ギターの音まで合成し、音素材とし、 タブラトゥーラも真っ青の超異次元空間を創出している。これは話題になりそうなディスクだ。 なお、ゼフィーロ・トルナのWebsiteは http://www.zefirotorna.be/ | ||
モーツァルト時代の協奏曲集 カルル・スタミツ(1745-1801): フルート協奏曲 ト長調Op.29/フルート協奏曲第3番 ニ短調 フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789): フルート協奏曲 ホ短調 イグナーツ・ホルツバウアー(1711-1783): フルート協奏曲 ホ短調 フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803): フルート協奏曲第4番 ト短調 フランティシェク・ベンダ(1709-1786): フルート協奏曲 ホ短調 フランツ・イグナーツ・ダンツィ(1763-1826): フルート協奏曲 ニ短調Op.31 フランツ・クロンマー(1759-1831): オーボエ協奏曲 へ長調Op.52 ルートヴィヒ・アウグスト・ルブラン(1752-1790): 1755-1802 オーボエ協奏曲第1番 ニ長調 ジュゼッペ・フェルレンディス(1755-1810): オーボエ協奏曲第1番 へ長調 ヨハン・ネーポムク・フンメル(1778-1837): 前奏曲、主題と変奏ヘ短調Op.102 |
カルロス・ブリュネール(Fl) エリック・デクエッカー(Fl) ヨリス・ファン・デン・ハウウェ(Ob) ディルク・フェルミューレン指揮 パトリック・ペール指揮 シンフォニア(室内o.)、 コレギウム・インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
モーツァルトと同時代に活躍した作曲家たちによるフルート、オーボエのための協奏曲を収録した3枚。名高い作曲家から中々紹介される事の少ない作曲家まで、様々な作品が収められている。演奏はベルギーBRTNフィルハーモニック、新ベルギー室内管弦楽団で首席オーボエ奏者をつとめるハウヴェやコレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセといったEUFODAの実力派中心アーティスト。 | ||
ガリアの歌〜新しいメソッドによる ガリアの伝統的な歌の再発見 グローリアと賛美歌/複雑な感化 低い音域によるガリアの調性/他の調性との混合 グローリアと賛美歌/記譜法の問題 ガリアかアンブローズか?/他 |
スコラ・トルンチニエンシス | |
EUFODA-1347 廃盤 |
C.P.E.バッハ(1714-1788): 鍵盤楽器のための性格的な小品集 |
トム・ベギン(クラヴィコード) ヤン・ ファン・エルサッケル(T;*) |
ドヴォルジャーク: ドゥムカとフリアントOp.12/詩的な音画Op.85/ 組曲 イ長調Op.98/8つのユモレスクOp.101 |
ヤン・ミキエルス(P) | |
没後100年のドヴォルジャーク・イヤーらしい良企画。リスト「十字架の道行」(EUFODA-1324)で明確なコンセプトによる見事な演奏を聴かせてくれたミキエルスの最新作。 ここで使用したピアノは1884年製ベーゼンドルファーだという。ぱっと聴きにもすぐわかる、深々とした音色の素晴らしさがウリ。 | ||
ヨハンネス・プリオリス(1460-1512/1514): 死者のためのミサ曲(レクイエム) |
カピーリャ・フラメンカ ヨリス・フェルディン(Org) | |
カウンターテナー、テノール、バリトン、バスの四重唱による。 | ||
EUFODA-1350 (2CD) 廃盤 |
ドヴォルジャーク: ピアノ4手連弾のための作品集 ボヘミアの森から Op.68(B.133)/ 伝説 Op.59(B.117)/ スラヴ舞曲集 第1集 Op.46(B.83)/ スラヴ舞曲集 第2集 Op.72(B.78) |
ピアノデュオ・コラシニー [スティン・コラシニー、 スティーヴン・コラシニー(P)] |
ヴォルフ〜その生涯と愛 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903): ゲーテの詩による歌曲集/「スレイカ詩集」による歌曲/ 「酒亭の書」による歌曲/「西東詩集」による歌曲/ 他(全24曲) |
イヴ・サレンス(T) インゲ・スピネッテ(P) | |
メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲第1番 Op.44 No.1 弦楽四重奏曲第2番 Op.44 No.2 |
ダネルSQ | |
C.P.E.バッハ(1714-1788):シンフォニア集 ニ長調 Wq.176/ホ短調 Wq.178/ 4つのシンフォニア Wq.183 |
パトリック・ペイレ指揮 コレギウム・ インストゥルメンターレ・ ブルジェンセ | |
コレギウム・インストゥルメンターレ・ブルジェンセはパトリック・ペイレによって1970年に結成されたベルギー屈指のモダーン楽器室内オーケストラ。 | ||
カンティクム・コンティコールム(ソロモンの雅歌) グレゴリオ聖歌:貴女は何と美しく ジョン・ダンスタブル(1390-1453):貴女は何と美しく ジョン・ピアモア(1418-1431):貴女は何と美しく ヨハンネス・プルヨリス(1460-1512/4): 貴女は何と美しく ルイス・デ・ナルバエス(1530-1550頃活動): おお、栄光の聖母よ ジャシェ・ド・マントゥア(1483-1559): 聞け、愛らしきわが恋人よ グレゴリオ聖歌:すべてが美しいお方 ガスパール・ヴァン・ウェールベケ(1445-1517頃): すべてが美しいお方 アレクサンデル・アグリーコラ(1446頃-1506): すべてが美しいお方 ハインリヒ・イザーク(1450-1517): すべてが美しいお方 ハンス・ユンデンケーニヒ(1450-1526): すべてが美しいお方 ガスパール・ヴァン・ウェールベケ: 愛する方は去りゆきぬ ロワゼ・コンペール(1445頃-1518): 愛する方は去りゆきぬ ヴィンチェンツォ・カピローラ(1474-1548頃): リチェルカール アドリアン・ヴィラールト(1490-1562): めでたし、天の后 フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543): リチェルカーレ |
カピラ・フラメンカ | |
黄道十二宮一覧図 〜アルス・ノヴァとアルス・スブリティリオール(全21曲) ギョ―ム・ド・マショー(ca.1300-1377): 愛情は豊かでも恋人はなく/帰りに 作者不詳:イザベラ/ |
ディルク・スネリングス指揮 カペラ・フラメンカ | |
ヤコブ・オブレヒト(1457/58-1505): シャンソン、歌曲、モテット集 めでたし天の女王/甘きマリオン/So bien fait、Rompeltier/ Laet u ghenoughen, liever Johan/マニフィカト/ アヴェ・マリス・ステラ/他 |
カピーリャ・フラメンカ ピファロ | |
フランドル楽派の巨匠でオブレヒトの声楽と器楽アンサンブルのための作品集。Eufodaに多くの録音を行っている4人のヴォーカルとピリオド楽器によるアンサンブル、カピーリャ・フラメンカと、リュートやサックバットなど器楽のみのバロック・アンサンブル、ピファロによる演奏。 | ||
新ウィーン楽派のピアノ作品集 シェーンベルク: 3つのピアノ小品/室内交響曲第1番Op.9/ 3つのピアノ小品Op.11/6つのピアノ小品/ 5つのピアノ小品/ピアノ組曲Op.25/ ピアノ曲Op.33A/ピアノ曲Op.33B ウェーベルン: ピアノのための楽章/ピアノのためのソナタ楽章/ 子供のための小品/ピアノ曲/変奏曲Op.27 ベルク: 自作主題による12の変奏曲 ハ長調/ピアノ・ソナタOp.1 エドワード・ストイアマン(1892-1964):4つの小品 |
ヤン・ミヒエルス(P) | |
Eufoda の看板アーティストでもあるベルギーの実力派ピアニスト、ヤン・ミヒエルスが「新ウィーン楽派」のピアノ作品に挑んだ意欲作。今回の録音ではベヒシュタイン製ピアノ(1899)を使用している。 | ||
ルミナ〜1500年代のクリスマス In Annunciatione Domini / In Nativitate Domini / In Circumcisione Domini |
カピーリャ・フラメンカ | |
後期中世ヨーロッパの愛の詩 カピローラ:いとも美しきパドアーナ ジョスカン:われに口づけを アグリーコラ:L'home banni、Je n'ay duel 作曲者不詳:恋のとりこ、Ick Byn Zo Elende ダルツァ:カラタ・アラ・スパニョラ コンペール:Le grand desir 作曲者不詳:スタンゲッタ ムトン:James, james, james オブレヒト:T'sat Een Meskin コンペール:Lourdault lourdault/ Nous sommes de l'orde de Saynt Babuyn カピローラ〜アグリーコラ:Alez regret スピナチーノ:リチェルカーレ アグリーコラ/ジョスカン/作曲者不詳: O venus bant ジョスカン:われに口づけを ダルツァ:タスタール・デ・コルデ |
カピーリャ・フラメンカ | |
録音:2007年2月。Eufoda から多くの演奏をリリースしてきた声楽とピリオド楽器によるベルギーのアンサンブル、カピーリャ・フラメンカ。当盤のテーマはフランドル地方からイタリアにかけて1500年前後に演奏された愛の歌。 | ||
ドヴォルジャーク:ピアノ四重奏曲集 [ニ長調Op.23/変ホ長調Op.87] |
テトラ・リラ [ヤン・ミヒエルス(P) ヘールト・デ・ビエーヴル (Vc) 川村奈菜(Vn) トニ・ニス(A)] | |
ベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒエルスを中心として、日本人ヴァイオリニスト川村奈菜らベルギーを拠点に活躍中の音楽家たちによって結成されたアンサンブル「テトラ・リラ」によるドヴォルジャーク。ミヒエルスは1884年製ベーゼンドルファーを弾いたドヴォルジャークのピアノ作品集(Eufoda-1348)をリリースしているが、このピアノ四重奏曲集で使用しているのもベルギーのクリス・マーネ・コレクションから貸与された1875年製のスタインウェイ。 | ||
ヴェネチアへのオマージュ アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調Op.9-2 ヴィヴァルディ: オーボエとファゴットのための協奏曲 ト長調RV.545 プラッティ:チェンバロ協奏曲 ハ短調 ペルゴレージ:フルート協奏曲 ト長調 タルティーニ:協奏曲 イ長調 アルビノーニ: 2つのオーボエのための協奏曲 ト長調Op.9-6 |
ヤン・デ・ウィンネ (フラウト・トラヴェルソ) マルセル・ポンセール(Ob) アン・ファンランクール(Ob) アラン・デ・リケレ(Fg) ロレンツォ・ギエルミ(Cemb) ヴィットリオ・ギエルミ (ヴィオラ・ダ・ガンバ) イル・ガルデリーノ | |
オーボエ奏者のマルセル・ポンセールの提唱によって、アムステルダム・バロックo.、ラ・プティット・バンド、シャペル・ロワイヤル、コレギウム・ヴォカーレなどに参加する名手たちが集結して1988年に結成されたベルギーのアンサンブル「「イル・ガルデリーノ」(グループ名の起源はヴィヴァルディの協奏曲 ニ長調「ごしきひわ(Gardellino)」RV.90)。 | ||
悲しみと愛の息吹 ベートーヴェン:歌曲集「遥かなる恋人に寄す」Op.98 シューマン:リーダークライス Op.24 グリーグ:6つの歌曲 R.シュトラウス:乙女の花 Op.22 |
イヴ・セレンス(T) インゲ・スピネット(P) | |
2005年にはミシェル・コルボとローザンヌ声楽器楽アンサンブルの日本公演(マタイ受難曲)でソリストとして来日したベルギー屈指のテノール歌手が、母国のレーベルから贈る本格的なソロ・アルバム。 | ||
リコレクションズ〜ヤナーチェク: おとぎ話/ 組曲「草かげの小径にて」より 〔アレグレット/パラリポメナ/フリーデクの聖母マリア〕/ 管楽六重奏のための「青春」/カプリッチョ |
ヤン・ミヒエルス(P) プロメテウス・アンサンブル |