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EDITION RZ
EDITION LAURA
EDITION S PRESS
EDITION WANDELWEISER RECORDS


価格帯記載無し:特記以外1CDあたり¥3630(税抜¥3300)

価格帯B:1枚あたり¥4400(税抜¥4000)

価格帯C:1枚あたり¥5280(税抜¥4800)

価格帯D:1枚あたり¥3630(税抜¥3300)



 ベルリンに本拠を置く現代音楽専門レーベルだが、現代音楽に関することなら分け隔てなくリリースしており、ヘルマン・シェルヘン指揮の「音楽の捧げもの」(RZ-60001)という歴史的録音ファンも興味をそそられるアイテムもある。
 同レーベルが配給する "EDITION LAURA", "EDITION S PRESS", "EDITION WANDELWEISER RECORDS" も同時掲載中。
 #2022年10月を持って国内代理店が撤退しましたので、入荷までにはお時間がかかります。

即興グループ「ヌオヴァ・コンソナンツァ」 1967-1975
 Percussion per tutti (1969) / Mirage (1969) /Wenig aber kurz (1969) /
 NC berlino 1969 (1969) / Zum Schulub (1971) / Eflot (1975) / Soup (1975)
 即興グループ「ヌオヴァ・コンソナンツァ」
  [マリオ・ベルトンチーニ(Perc/P) ヴァルター・ブランキ(Cb)
   フランコ・エヴァンジェリスティ(P) ジョン・ヘイネマン(Tb/Vc)
   ロランド・ケイン(ハモンドOrg/ヴィブラフォン/マリンバフォン)
   エジスト・マッキ(Perc/チェレスタ) エンニオ・モリコーネ(Tp)
   ジョヴァンニ・ピアッツァ(Hr) ヘスス・ビラ・ロホ(Cl) フレデリック・ジェフスキ(P)]
 録音:1967年-1975年/ (P) 1992 。イタリアの作曲家エヴァンジェリスティを中心に1964年に結成された、多彩な顔ぶれから成るグループ。
モートン・フェルドマン(1926-1987):
 Piano (Three Hands) (1957)[モートン・フェルドマン、ジョン・ティルバリー(P)/1975年、自由ベルリン放送] /
 Intermission 5 (1952)[モートン・フェルドマン(P)/1978年、ドイツ公共放送] /
 Vertical Thoughts 2 (1963)
  [ヤーノシュ・ネージェシ(Vn) コーネリアス・カーデュー(P)/1973、ブレーメン放送] /
 Extensions 3 (1957) [モートン・フェルドマン(P)/1977年、南ドイツ放送] /
 Four Instruments (1975) [カンティレーナ室内プレイヤーズ/1979年、 Grenadilla Records ] /
 Intermission 5 (1952) (*) / Piano Piece (1956) 〔A(*) /B (#) 〕/Intersection 3 (1953) (#)
  [デイヴィッド・テューダー(P)/1956年、北ドイツ放送(*)、1959年、ヘッセン放送(#) ]/
 Instruments 1 (1974)
  [エーベルハルト・ブルム(Fl) ノーラ・ポスト(Ob) ギャレット・リスト(Tb)
   ヤン・ウィリアムズ(Perc) ジョセフ・クベラ(チェレスタ)/1975年、南西ドイツ放送]
 録音:[/内]/CD発売:1994年。
フランコ・エヴァンジェリスティ(1926-1980):
 ピアノのための「 Proiezioni Sonore, Strutture 」 (1955-56)〔3種〕
  [アロイス・コンタルスキー(P;2種)/1972年、スウェーデン放送/
   デイヴィッド・テューダー(P)/1958年、西ドイツ放送]/
 エレクトロニクスのための「 Incontri di Fasce Sonore 」 (1956-57)
  [フランコ・エヴァンジェリスティ(エレクトロニクス/テープ)/1957年、西ドイツ放送]/
 弦楽四重奏のための「 Aleatorio 」 (1959)〔2種〕
  [ソチエタ・カメリスティカ・イタリアーナ/1967年、自由ベルリン放送/
   ラサールSQ /1982年、自由ベルリン放送]/
 4つの打楽器群、声と電子頭脳のための「 Spazio A 5 」(1959-61)
  [演奏者未記載/フランコ・エヴァンジェリスティ・アーカイヴ、ローマ]/
 管弦楽のための「 Random or not Random 」(1957-62)
  [ガブリエーレ・フェッロ指揮シチリアーナso./1980年、ヌオヴァ・コンソナンサ、ローマ]/
 小管弦楽と「箱」の録音テープのための「 Cinque Strutture 」(1962-63)
  [ジャンピエロ・タヴェルナ指揮パレルモ・デッラ Vl セッッチマーナo./
   フランコ・エヴァンジェリスティ・アーカイヴ、ローマ]/
 フルートのための「 Aleatorio 」 (1958)[エーベルハルト・ブルム(Fl)/1985年、ヘッセン放送]/
 ピアノとヴァイオリンのための「 Quattro fattoriale (4!), piccoli pezzi 」(1954-55)
  [ヴォルフガング・マルシュナー(Vn) アロイス・コンタルスキー(P)/1957年、ヘッセン放送]/
 16の楽器のための「 Ordini, strutture variate 」(1955)
  [ジェイムズ・ダンビー指揮室内器楽アンサンブル/1993年、ローマ]/
 9つの楽器のための「 Campi integrati n. 2, giuoco 」(1959-79)
  [ルーカ・ファッフ指揮グルッポ・スペットーロ・ソノーロ/1979年、ヌオヴァ・コンソナンサ、ローマ]/
 Die Schachtel, azione mimoscenica per mimi,
  proiezioni, orchestra da camera su soggetto di Franco Nonnis (1962-63)
  [不詳(語り) エーベルハルト・シェーナー指揮ミュンヘン歌劇場オーケストラ・ゾリステンアンサンブル/
   (C) 1971, Deutsche Grammophon (LP: "Die Schachtel / Der Magische Tänzer", 2561 106)]
 録音:[/内]/CD発売:1998年。
RZ-1013
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価格帯:B
ヤニ・クリストウ〔フリストウ〕(1926-1970):
 管弦楽のための「 Enantiodromia 」(1965-68)
  [ゲルハルト・ザムエル指揮オークランドso./1969年、ヤニ・クリストウ・アーカイヴ、アテネ]/
 弦楽オーケストラとピアノのための「 Praxis 」(1966-69)[ジョルシュ・プリュデルマシェール(P)
   ミシェル・タバフニク指揮ハノーファー NDR o./1973年、北ドイツ放送]/
 録音テープのための「 Epicycle 」(1968)[ヤニ・クリストウ/1968年、ヤニ・クリストウ・アーカイヴ、アテネ]/
 演技者、器楽アンサンブルとテープのための「 Anaparastasis III "The Pianist" 」(1969)
  [グリゴリス・セミテコロ(演技者) テオドレ・アントニオウ指揮
   アンサンブル「 musik unserer Zeit 」/1969年、ヤニ・クリストウ・アーカイヴ、アテネ]/
 オラトリオ「 Mysterion 」(1965-66) より〔 Prolog / Sprechertext 〕
  [ヤニ・クリストウ(録音テープ)/1969年、ヤニ・クリストウ・アーカイヴ、アテネ]/
 バリトンと小合唱付き室内アンサンブルとのための「 Anaparastasis I "The Baritone" 」(1968)
  [スピロス・サッカス(Br) ヤロスラフ・オペラ指揮アンサンブル「 musik unserer Zeit 」
   バイエルン放送cho.、ジンホーファーSQ /1977年、バイエルン放送]/
 11人の弦楽器奏者とピアニストのための「 Praxis 」(1966)
  [ピエロ・グァリーノ(P)指揮デラッカーデミア室内o./1967年、ヤニ・クリストウ・アーカイヴ、アテネ]
 録音:[/内]/CD発売:2001年。ギリシャで活躍、若くして交通事故で亡くなった逸材クリストウの作品集。
ジャチント・シェルシ(1905-1988):
 声、12人の器楽奏者とテープのための
  「 Pranam I En souvenir de la perte tragique de Jani et Sia Christou 」(1972)
   [平山美智子(声) ヴィエリ・トサッティ指揮アド・オク・アンサンブル/
    1972年、イザベッラ・シェルシ財団、ローマ]/
 12の弦楽器のための「 Anagamin Celui qui choisit de revenir ou pas 」(1965)
   [ゼバスティアン・ゴットシック(リーダー)アンサンブル・オリオル・ベルリン/1990年、自由ベルリン放送]/
 室内管弦楽のための「一つの音による4つの小品 [Quattro pezzi su una nota sola] 」(1959) /
 ハープ、タムタムとコントラバスのための「 Okanagon doit être considéré comme un rite et,
   si l'on veut, comme le battement de cœur de la Terre 」(1968)
   [ルーカ・ファッフ指揮アンサンブル2e2m/
    1981年11月、シャンピニー=シュル=マルヌ、フランス [ (P) 1982, Les Disques Solstice] ]/
 弦楽四重奏曲第4番(1964)[ベレグリーニSQ /1994年、ブレーメン放送]/
 弦楽四重奏曲第2番(1961)[ベルンSQ /1994年、西ドイツ放送]
 録音:[/内]/CD発売:2002年。
ヤニス・クセナキス(1922-2001):
 48楽器の管弦楽のための「 ST/48 (ST/48-1,240162) 」(1959-62)
  [ミシェル・タバシュニク指揮ケルン放送so.]/
 4つの管弦楽のための音楽「 Le Polytope de Montréal, Licht - Und Klangkomposition 」(1967) /
 18の弦楽器のための「 Symros 」(1959)
  [マリユス・コンスタン指揮フランス放送協会アンサンブル・アルス・ノヴァ]/
 聴衆の中に散らばった98の楽器から成る大管弦楽のための「 Momos Gamma 」(1967-68) /
 聴衆の中に散らばった88の楽器から成る大管弦楽のための「 Terretektorh 」(1965-66)
  [シャルル・ブリュック指揮フランス放送協会po.]/
 21の楽器のための「 Achorripsis 」(1956-57)
  [コンスタンティン・シモノヴィチ指揮パリ現代音楽器楽アンサンブル]/
 Persepolis Version "avec mouvement" (1971)[ Sound design: Daniel Teige ]/
 Polytope de Cluny(1972)
 録音:1969年-1974年。
ヤーコプ・ウルマン(1958-):音のカタログ(1995-97)
 ゼバスティアン・ゴットシック(Vn/リーダー/プロデューサー)
 アンサンブル・オリオル・ベルリン[ミヒャエル・M.カスパー(Vn/Vc)
   フレーヤ・リッツ=キルビー(Vn) ゾフィー・レンシャウ(Va)]
 発売:2005年。ヤーコプ・ウルマンはあらゆる形の音楽を非常に微妙な音のグラデーションで表現する。ここに収められた曲は聴く人の注意をひくためにつねにソフトに演奏される。絶え間なく続くわずかなずれがリスナーの耳を鋭敏にさせ、軽い苛立ちを感じさせる。時おり曲の流れが速まったり、水に小石を落としたときのように小さく跳ねあったりする。
デイヴィッド・テューダー〜 MUSIC FOR PIANO
 ジョン・ケージ:ピアノのための音楽 (1955) より
  〔 27 (*) / 22 (#) / 21 (#) / 26 (#) / 36 (#) / 27 (+) / 21 (+) / 32 (+) / 36 (+) 〕/
         ヴァリエーション I (1958) (*)
 クリスティアン・ヴォルフ: Duo for Pianists (1957)(2種の版)(**)
 シルヴァーノ・ブッソッティ:デイヴィッド・テューダーのためのピアノ小品 III (1959) (+)
 ジョン・ケージ:冬の音楽 (1957) (##)
 モートン・フェルドマン:4台のピアノのための小品 (1957) (++)
 ジョン・ケージ:ヴァリエーション II (1961) (***) /
         ピアノのための音楽 (1955) より
  〔 27 (###) / 21 (###) / 32 (###) / 35 (###) / 21 (+++) /
    22 (+++) / 26 (+++) / 29 (+++) / 34 (+++) / 36 (+++) 〕
 クリスティアン・ヴォルフ: Duo for Pianists ヴァージョン 2 (1957)(****)
 デイヴィッド・テューダー: O-Ton (####)

 デイヴィッド・テューダー(P) ジョン・ケージ(P;*/**/##/****)
 ラッセル・シャーマン(P;++) エドウィン・ハイモヴィッツ(P;++)
 モートン・フェルドマン(P;++)
 おそらく録音放送局、又はレコード会社と録音年:DR 1958 (*) / NDR 1956 (#) / RB 1959 (+) / RB 1960 (**) / WDR 1957 (##) / Columbia 1959 (++) / Sony Music 1967 (***) / HR 1959 (###) / WDR 1959 (+++) / DR 1963 (****/####)。
 卓越したピア二ズムをもつデイヴィッド・テューダーは、1960年代半ばには自分の好むコンポーザーと、そうでないコンポーザーをはっきり区別し、演奏レパートリーを限るようになった。そういう姿勢を非難する声もあったが、テュードアは自由裁量で解釈できる作品を最優先に演奏作品を選んでいた。シュトックハウゼンの「 Klavierstuck XI 」に代表される偶然性音楽といわれる作品と不確定性音楽とでは、テュードアは偶然性音楽について「私には眠気を催す作品」だとコメントしている。反対に不確定性音楽については、「作品全体を通して、私の意識は常に鮮明だ」と述べている。CDに収録された作品はテュードアのこの言葉を裏付けているといえよう。
Klangregionen 1951-2007 〜ヨーゼフ・アントン・リードル(1929-):
 Paper Music I (1961/70) / aus Folge von 4 Studien: Studie 59 I (1959) /
 "Zeichnen - Klatschen/Zeichnen - Zeichnen" (1979/81) /
 aus Landschaftsbeschreibung I (1973) / Mix Fontana Mix (1974/76/79) /
 aus Silphium Metallophonic (1969/70) / aus Lautgedichtfolge g) (1977/79/98) /
 Ausfluss, Niederschlag, Spur, Nachhall I (2000/02/07) / Douce-Amère (1972/74/81) /
 Komposition Nr. 2 (1963/65) / Polygonum (1968/70) / aus Leonce und Lena (1963/64) /
 Vielleicht - Duo (1963/68/70) / Musique Concrète - Studie II (1951/59) /
 Musique Concrète - Studie I (1951/59) / Leonce und Lena b (1963) /
 aus Folge von 4 Studien: Studie 62 I (1962) /
 aus Folge von 4 Studien: Studie 62 II (1962) / Komposition Nr. 3 (1965/67) /
 Ideir notna fesoj Radiophonisches Porträt von Helmut Rohm (1996) /
 aus Folge von 4 Studien: Studie 61 I (1961) / Klangsynchronie I Studie 59 (1981) /
 Elektronische Musik - Studie II (1959) / Elektronische Musik - Studie I (1958)
 ヨーゼフ・アントン・リードルの電子音楽作品集大成。
Indra's Net 〜ハーリー・ゲイバー(1943-):
 Sovereign of the Center (1972-1974) / The Realm of Indra's Net (1974)
  リンダ・カミンスキー、スティーヴ・レイノルズ、
  バーバラ・リッカルディ、ジョン・デクスター
 発売:2010年。ゲイバーはシカゴ生まれ。1950年代から作曲を始めたが、70年代に音楽活動を突然中止。その後、映像、音楽、絵画、写真などの活動を再開。この作品はアコースティック・テープ(ミュージック・コンクレートではない)で4トラックのソロ・ヴァイオリンをミックス・ダウンし、違ったトラックとしてコンビネーションしているという。また、スローダウン音楽としてはフェルドマンとは違っているとのこと。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
クリスティアン・ウォルフ(1934-):初期作品集 1950-1972
 ピアニストのために (1959, Version 1)[フレデリック・ジェフスキ(P)]/
 ヴァイオリニストとピアニストのためのデュオ(1961)
  [ヤーノシュ・ネージェシ(Vn) コーネリアス・カーデュー(P)]/
 弦楽四重奏のための「 Lines 」 (1972)[ソチエタ・カメリスティカ・イタリアーナ]/
 プリペアド・ピアノのために(1951) /ピアノのために I (1952)[フレデリック・ジェフスキ(P)]/
 1人、2人、または3人のために(1964)[デイヴィッド・テューダー(バロックOrg)]/
 Edges (1968) [ Gentle Fire ]/1人、2人、または3人のために(1964)[ Nelly Boyd ]/
 Drinks für Gläser und Getränke (1969) / Stones (aus Prose collection) (1968)
  [ Arbeitsgemeinschaft für Neue Musik des Staatlichen Leininger Gymnasiums Grünstadt ]/
 プリペアド・ピアノのための組曲 I (1954)[フアト・ケント(P)]/
 2つのヴァイオリンのためのデュオ(1950)
  [ビリアーナ・ヴォウチコヴァー、ダニエッラ・シュトラスフォーゲル(Vn)]/
 ピアニストのために (1959) /ピアノのために I (1952) /プリペアド・ピアノのための組曲 I (1954)
  [デイヴィッド・テューダー]/
 Edges (1968)[ Keith Rowe (G)]

#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
 発売:2011年。
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Sirènes 〜フォルカー・ハイン(1938-):
 コントラバス、ヴァイオリン、ピアノと打楽器のための「 K'TEN 」 (2005) /
 弦楽四重奏のための「 Sirènes 」 (1983) /
 Préludes zu Ferro Canto #1+#2+#3 Tonband (Fragment) (1989) /
 無伴奏チェロのためのブルース 変ロ長調(1981) /
 独奏ヴァイオリンと録音された7つのヴァイオリンのための「 Blah 2 」 (1985) /
 ピアノ、コントラバスとテープのための「 Resurrection #1 」(2000) /
 弦楽四重奏のための「 Les Visages des Enfants 」(2002-2004) /
 4つの木管、ピアノと3つの弦楽のための「 Graffiti, Risse 」(1998-1999)
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
 発売:2011年。『絶え間なく音が響き渡り、落ち着くところのない構成、沈黙からいきなり挑発してくるような音響の渦。』とのこと。
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
ヤーコプ・ウルマン [Jakob Ullmann] (1958-): Fremde Zeit Addendum
 6人、またはそれより少ない演奏者のための「 disappearing musics 」(1989-1991)
 [マルタ・スタラヴォイタヴァ(Fl) パヴロス・ゼラシス(Cl) パトリック・シュラードラー(Sax)
  オルソルヤ・シェプシ、エーヴァ・チツマディア(Vn) ルチエ・マルタン、ハンス=ペーター・シュルツ(P)]
 solo I + II + III, (1992/1993/2010) (*)[モリー・マクドラン(オーボエ・ダ・カッチャ)
  ダフネ・ビセンテ=サンドバル(Fg) ハンス=ペーター・シュルツ(Org)]
 弦楽四重奏のための作品2 (1997-1999)[ペレグリーニSQ]
 PRAHA: celetná - karlova - maiselova (2004-2007)
 [ヤルダナ・フリュッキガー(Vo) クリストフ・ベッシュ(Fl) ダフネ・ビセンテ=サンドバル(Fg)
  ヘレナ・ヴィンケルマン(Vn) オリヴェル・マルグリース(Va) エレン・ファロウフィールド(Vc)
  クララ・ジェルヴァイス(Cb) シュテファン・シュミット(語り)
  レオナルド・イドロボ・アルチェ(エレクトロニクス)]

#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します
 録音:2008年-2012年。ブックレット:独・英。ルイジ・ノーノ後期の試みに心酔し、ピアニシモの音色を一貫して使う作風だという作曲家。(*)のサウンド・サンプルがレーベルの公式ページにある
fremde zeit addendum 4 〜ヤーコプ・ウルマン(1958-):
 オルガンのための「 solo III 」(1992/93; 2012)
  ハンス・ペーター・シュルツ(Org)
  アレクサンドラ・シュタシェンコ、バルバラ・ヴィーラント、カトリン・カンツラー(助手)
 録音:ベネディクト修道院付属礼拝堂〔教会〕、ネーレスハイム、バーデン=ヴュルテンベルク州、ドイツ。ルイジ・ノーノ後期の試みに心酔し、ピアニシモの音色を一貫して使う作風だという作曲家、J.ウルマンによる RZ-1026/28 [fremde zeit addendum] の続編。
ヤーコプ・ウルマン(1958-):
 ピアノのための「ソロ V 」(2013/14)
ルーカス・リックリ(P)
(推敲:ルーカス・リックリ、
  ゾラ・マルティ 2016/18 )
 録音:2018年5月18日、カルトホイザー教会、バーゼル。Edition RZより定期的に作品集をリリースしているヤーコプ・ウルマンの最新アルバム。彼はケージ、ノーノから強い影響を受け、作品は徹頭徹尾、ピアニッシモを貫く特異な作風を持つ作曲家として知られる。この作品はピアノのための、と注釈があるものの音響上かなりのエフェクトがかけられており純粋な演奏会用のピアノ曲ではない。薄い墨が和紙に染みわたってゆくようなリヴァーブ、意味深な効果音など、一種のアンビエント、メディテーション・ミュージックとして楽しめる。ブライアン・イーノ、ハロルド・バッド、モートン・フェルドマンが好きな人にお薦め。
Seguente 〜ルイジ・ノーノ(1924-1990):
 管弦楽のための「カルロ・スカルパ、無限の可能性を有した建築家に」(1984)
  [ミヒャエル・ギーレン指揮バーデン=バーデン南西ドイツ放送so.]/
 バス・フルート、バス・クラリネットとライヴ・エレクトロニクスための「ピエールに、青い沈黙、不穏」(1985)
  [チーロ・スカルポーニ(バスCl) ロベルト・ファブリチアーニ(バスFl)
   南西ドイツ放送局ハインリヒ・シュトローベル記念財団実験スタジオ(ライヴ・エレクトロニクス)]/
 アンサンブル、声とライヴ・エレクトロニクスのための「冷たい怪物に気をつけろ」(1983)
  [エリザベス・ローレンス、ズザーネ・オットー(A) シャルロッテ・ギーゼブレヒト(Va)
   クリスティーネ・テウス(Vc) ステファノ・スコダニッビオ(Cb) ロベルト・ファブリチアーニ(Fl)
   チーロ・スカルポーニ(Cl) ジャンカルロ・スキアッフィーニ(Tu) ローベルト・チェッコーニ指揮
   南西ドイツ放送局ハインリヒ・シュトローベル記念財団実験スタジオ(ライヴ・エレクトロニクス)]/
 ソプラノ、テノールと合唱のための「大地と仲間」(1957)
  [マルゴ・ラミネ(S) アルベルト・ガスナー(T) エルネスト・ブール指揮バイエルン放送o.&cho.]/
 コントラルト、フルート、合唱、オルガン、管弦楽と
  ライヴ・エレクトロニクスのための「進み行くものよ・・・アヤクチョ」(1987)
  [ズザーネ・オット(A) インゴ・メッツマッハー指揮アンサンブル・モデルン
   南西ドイツ放送局ハインリヒ・シュトローベル記念財団実験スタジオ(ライヴ・エレクトロニクス)]/
 7群のオーケストラのための
  「進むべき道はない、だが進まなければならない・・・アンドレイ・タルコフスキー」(1987)
  [フリードリヒ・ゴルトマン指揮 hrso.]
 (P) + (C) 2014 。
変化する音 [Klang der Wandlungen] 〜ジョン・ケージ(1912-1992):
 Seventy-Four (1992)[ヨナタン・シュトックハンマー指揮バーデン・バーデン・フライブルクSWRso./
            2011年11月12日、「パリの秋」音楽祭、ライヴ〔南西ドイツ放送〕]/
 103 (1991)[アルトゥーロ・タマヨ指揮ケルン放送so.〔現・WDR ケルンso.〕/
       1992年9月19日、フィルハーモニー、ケルン、ライヴ〔ケルン西ドイツ放送〕]/
 1台から20台までのハープのための「天国からのポストカード」(1982) (*) /
 ハープまたはピアノのための「風景のなかで」(1948) (#)[ガブリエーレ・エムデ(Hp)/1985年3月2日-3日、
   ヘッセン放送スタジオ2(*)、1985年12月2日、スタジオF、ゼンデザール、ブレーメン放送(#) ]/
 オルガンと6つのレジストレーションのための「メインの調和のいくつか」(1978)
  [ヤコブ・ウルマン(Org)/1990年7月30日、バウトロマウス教会]
 ジョン・ケージが残したあまりにも多種多様な作品の中から初期作品として1940年代、中期作品として70年代後半から80年代、そして晩年の作品として90年代の代表作が収録されている。音源はドイツの放送音源。すべて当初ラジオ放送として世に送り出されたものの、CDとして出るのはおそらくこれが初めてと思われる。ドイツの現代音楽界は頑迷なセリエリストばかりと思いがちだが、実は新しいものに対して非常に寛容でケージは早い段階から高く評価されていた。さて作曲家というものは生涯に渡って何度か様式を変えるが、その変化の過程で、まるで時々、生まれ故郷に帰るかのように(形こそ変われども)初期の作風に似た形をとることがある。ケージのような過激な変遷を辿った作曲家とて例外ではないようで、このセットにはいずれも静謐で美しい作品ばかりが選ばれている。初期のハープのための「風景のなかで」はサティかフェデリコ・モンポウに危険なほど近く、その抒情性こそ実はケージの本質ではないだろうか。70年代の「メインの調和のいくつか」はまるでバッハのコラールのように荘厳で美しい音楽。そして晩年の管弦楽のための「セヴンティ・フォー」と「103」における、幾重にたなびく静かな音の帯はフェルドマンや(そしてこれも意外だが)アンビエントの王様ブライアン・イーノからそれほど離れていない。筋金入りの現代音楽ファンはもちろん、はじめてケージを聴く人、アンビエント、メディテーション系の音楽が好きな人にもお薦め。
ヤーコプ・ウルマン(1958-):
 ミュンツァーの星(2014-15) (*) /
 ソロ II (2010) (#)
ダフネ・
 ビセンテ=サンドバル(Fg)
 録音:2016年7月26日(*)、2016年11月10日、カルトイザー教会、バーゼル(#) 。ヤーコプ・ウルマンはフライブルク出身のドイツの前衛作曲家。ドレスデンで教会音楽の研究に打ち込む一方、現代音楽の作曲家として活動し現在はバーゼル音楽大学で教鞭も執っている。これまでにも当Edition RZより作品集を数枚リリースしているが、いずれもひとつかふたつの音が超弱音(ppp!)で延々と続くという物。この作品集はファゴット・ソロのために書かれたものでいずれも静かな持続の中、時折り、呼吸の音やキリキリとノイズが入る、生楽器で行う一種のテープ音楽、ミュージック・コンクレートとも言える。ひとつの音を徹底的に聴き込もうとする姿勢はジャチント・シェルシ、瞑想的な雰囲気はラ・モンテ・ヤング、アルヴィン・ルシエ(脳波で作曲する異色の作曲家)、フェルドマン、シュトックハウゼンの継承者と言える。ブックレットに一部記載されたグラフィック・スコアには奏法、音色の変化が細かく指定されており、こういう所はいかにもドイツの作曲家という趣き。和紙に滲んでゆく墨を見るような、ある意味日本的でスピリチュアルな世界。
ミヒャエル・フォン・ビール(1937-):
 弦楽四重奏曲第1番(1962) /弦楽四重奏曲第2番(1963)
  [ペレグリーニSQ 〔アントニオ・ペレグリーニ、トマス・ホーファー(Vn)
            ファビオ・マラーノ(Va) ヘルムート・メンツラー(Vc)〕/
   録音:2003年7月4日、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン]/
 Quartett mit Begleitung(四重奏曲第3番)(1965)
  [エゴン・メイヤー、ダグマール・アペル(Vn) ヨハネス・フリッチュ(Va)
   マグダレーネ・ブレッケル、ミヒャエル・フォン・ビール(Vc)/
   録音:1967年1月26日、小ゼンデザール、フンクハウス、ケルン]/
 Jagdstück (1966)[エミール・モーネヴェグ(Cb) テオドール・ロス、ヴィルヘルム・ブルック(電気G)
           フランツ=ヴィリー・ノイゲバウアー、クルト・シュミット(Tp)
           ゲルハルト・ブルダーク、コンラート・アルフィング(Hr/テナーTu)
           ヨーゼフ・フェック、ヴィリー・ヴァルター(Tb) ベルンハルト・コンタルスキー指揮/
           録音:1968年2月12日-14日、ローベルト=シューマン=ザール、デュッセルドルフ]/
 テープのための「 Fassung 」(1964) [録音:1964年、WDR 電子音楽スタジオ、ケルン]
 発売:2004年。M.V.ビールはハンブルグに生まれたドイツの実験音楽家。シュトックハウゼン、モートン・フェルドマン、ダヴィッド・テューダー、ジョン・ケージらとの出会いを通じて、新たな音の可能性を発見した。
 弦楽四重奏曲は、弓に過度に圧力をかけながら弾いたり、弓を弦に当てる部位を指定したり、弓で楽器のボディーを叩くことを指示し、通常の弦楽器の音とは異なるノイズ作品となっている。また Jagdstück ではトロンボーン、トランペット、コントラバス、チューバといった従来の楽器だけでなく、テープ、エレキギター、果てはバーベキュー用のグリルといった非音楽的要素も取り込んだ意欲的な作品となっている。 Fassung はシュトックハウゼンら数々の電子音楽が制作されたWDR電子音楽スタジオでの録音。
RZ-2003/4
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(2CD)
ゴットフリート・ミヒャエル・ケーニヒ(1926-):
 2つのピアノ小品(1957) [ヤン・マルク・ライハウ(P)/録音:1995年9月1日、WDR ]/
 組曲「 Materialien zu einem Ballett 」(1961) [録音:1961年、WDR 電子音楽スタジオ]/
 弦楽四重奏曲(1959) [ラサールSQ /録音:1961年3月8日、ザール1、 WDR 、ケルン]/
 Terminus X (1967) / Funktion Grün (1967) / Funktion Gelb (1968) (*)
  [録音:1967年、1968年(*)、 Institut für Sonologie, ユトレヒト]/
 弦楽三重奏のための60の小品 (1992) [トリオ・ルシェルシュ
   〔メリーゼ・メルリンガー(Vn) バーバラ・モウラー(Va) ルーカス・フェルス(Vc)〕/
    録音:1996年9月7日-8日、ザール2、 WDR 、ケルン]
 CD発売:2006年。ケーニヒはドイツ電子音楽の先駆者。西ドイツ放送局電子音楽スタジオ(WDR)に勤めるかたわら、シュトゥックハウゼン、リゲティ、カーゲル、エヴァンジェリスティの助手を務め自身もピアノ作品、室内音楽などを作曲。1964年にオランダに移りユトレヒト大学ソノロジー研究所の芸術監督を務め1986年ハーグの王立音楽院にて作曲活動を精力的に推し進める。
 ケーニッヒの録音はこれまで Bvhaast、Wergo で何枚か発売されているがこの2枚組は未発売も含め彼の音楽を知る上でとても貴重なアルバム。
ヤーコプ・ウルマン(1958-):声、本と火 3 [Voice, Books and Fire 3]
 Ensemble für experimentelle Musik 2006,
 ズザーネ・フリートリヒ、ユディト・ガイヤー=ライシュ、ダニエラ・ホルヌング、イダ・マリア・カストナー、
 アーニャ・キアンボルン、アンネグレート・コルンマン、クリスティーナ・ライズ、コリーナ・シュミット(声)
 レイフ・ベルガーホフ(Sax) イザベル・フォンティウス(Fl)
 トビアス・ケック(Va) フィリップ・シム(Vc)
 録音:2006年7月1日、ネレスハイム修道院教会。
 「音楽と言語、サウンドと言語とテキストについて考えた。サウンドとしての言語とテキスト、異なった伝統、現在、過去の精神と働き。伝統と歴史のかなりの部分に関する知識を失った言語。」とのこと。
パトリック・コスク(1951-): Mondwei
 Mondwei (2007-2008) / Angklung & Ice (2004-2005) /
 "Distrak/Sillalla" (1992) / Transmissions in a ..(System of Cooedinates) (1982)
 ブックレット:英語、独語/75分27秒。
 コスクはフインランド生まれ。ヘルシンキ大学で学びフインランド放送の実験音楽サウンド・デザイナーとして活躍。INA-GRMやREYKJAUIK(ISLAND)の実験音楽にも関係している。
RZ-3006/8
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(2CD+DVD)
2CD価格
INVENTIONEN VII: 30 jahre inventionen 1982 - 2012
 ・RZ 3006 DVD: MUSIK FÜR MEHR ALS EINEN LAUTSPRECHER
  ジョンティ・ハリソン: BEASTory (2010) / ダニエル・テルッジ: Sounding Landscapes (2007)
  ハンス・トゥチュク: Firmament - schlaflos (2010) / Zwei Räume (2008)
  フランシス・ドモン〔ドーモント〕: Le travail du rêve (2008/09, 2010, 2011)
  ジル・ゴベイユ: Castalie (2008) / Les lointains noirs et rouges (2009)
  スコット・ウィルソン: Böse (2010) / すずき・ことか: Automata - Mechanical Garden (2010)
  ハンナ・ハートマン: Measures of Control (2008) / リチャード・バレット: Simorgh (2010)
  石佩玉 [Pei-Yu Shi]: Movements (2010) / ケース・タゼラール: Zeitraum-Ort-Zeichen-Sterne (2007)
  トレヴァー・ウィシャート: Encounters in the Republic of Heaven, Akt 1-4 (2010/2011)
  ヤニス・クセナキス: Bohor (1962) / ロルフ・エンストレム: Fractal (Videofassung) (1984)
  カン・ソッキ〔姜碩煕〕: Inventio - Musicae clavichordii et sonorum artificiosorum (1984)

 ・RZ 3007 CD 1 (ed RZ 3002/3 LPs-) INVENTIONEN
  ボグスワフ・シェッフェル(1929-): Berlin 80 II (Tonbandfassung) (1980)
  リカルド・マンドリーニ(1950-): Fabulas II (1980) / 嶋津 武仁(1949-):ツィトプラズマ(1980)
  ボグスワフ・シェッフェル: Maa'ts (1981) / ロルフ・エンストレム(1951-): Fractal (Tonbandfassung) (1984)

 ・RZ 3008 CD 2 (ed RZ 3001 LP+)
  リカルド・マンドリーニ(1950-): Elektroakustische Musik
  Estallido breve (Tonbandfassung) (1980) /Juego de marionetas (1979/1980) /
  El cuaderno del alquimista (1979) / Canción de madera y agua (1981) /
  Poema reiterado (1983) / Elogio de lo efímero (2004) / El silencio de un trueno (Ausschnitt) (2010)
 ベルリンの現代音楽祭「 Inventionen 」における30年間の録音から取られた、五時間に及ぶ映像&録音集。CDは、おそらく上記曲目内記載の LP で出ていた音源から、一部カット&一部新音源を追加したものと思われる。
(HALB) SCHWARZ 〜ロルフ・ユリウス(1939-2011):
 fur die erd / fast schwarz / vier schwarze rechtecke / seestuck /
 musik fur den blick nach oben / tanz auf takashima island 1
ホラチウ・ラドゥレスク(1942-2008):
 弦楽四重奏曲第4番 Op.33 (1976-87)
アルディッティSQ
 録音:1996年2月、 IRCAM, パリ/発売:2001年。ベルリンで毎年行われているエレクトロ・アコースティック・サウンドアート音楽祭 "Inventionen" の20周年記念盤 Vol.1 。
 "infinite to be cannot be infinite, infinite anti-be could be infinite" と副題が付けられた、「9つの弦楽四重奏のための、または架空の128弦「ヴィオラ・ダ・ガンバ」に囲まれた1つの弦楽四重奏のための [9 string quartets, i.e. 8 (spectral scordatura of 128 strings) around the audience and one in the center] 」作品。演奏時間は約50分で、一般には多重録音で奏される。
葬送の音楽〜クラウス・ラング(1971-):
 ヴィオラ独奏のための葬送曲「風と海」[バルバラ・コンラート(Va)]/
 弦楽四重奏のための葬送曲「絶望の海」[アルマスSQ ]
 録音:1995年/当盤発売:2002年。ラングはグラーツ出身の作曲家。
20 Jahre Inventionen II
 ヒルデガルト・ヴェスターカンプ(1946-):
  2チャネル・テープのための「ウィスパー・スタディ」(1975-79)[録音:1986年]
 サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):弦楽三重奏のための「 Codex Purpureus 」(1968-83)
   [アルディッティSQ 団員/録音:1986年、西ドイツ放送]
 ジョン・ケージ(1912-1992):ミュージック・フォー・ピアノ Nos.78-84, 55-63 (1952-56)
   [ヘルベルト・ヘンク(P)/録音:1992年、 Kunstkopf concert recording ]
 サインホ・ナムチラク(1957-):ルーツ・アンド・ヴァイブレーションズ(1994)
   [サインホ・ナムチラク(声) ハインツ・リープ、ジョン・プレイニンガー(Perc)/
    録音:1994年、 Kunstkopf concert recording ]
 ジョー・ジョーンズ(1934-1993):ソーラー・オーケストラ(1982-90)
   [ジョー・ジョーンズ(各種楽器)/録音:1990年、 Kunstkopf concert recording ]
 ジャチント・シェルシ(1905-1988):山羊座の歌(1962-72) 〜 Nos.1, 4
   [平山美智子(声)/録音:1992年、 Kunstkopf concert recording ]
 藤田正則(1946-2009): Aus Jû-Jû-Shin (1986)
   [石井眞木指揮迦陵頻伽声明研究会/録音:1986年、真言宗豊山派学校 [Shingon Sekte, Buzan School] 、東京]
 ジョン・ドリスコル(1940-):ア・ホール・イズ・オール(1985)[録音:1986年、 Kunstkopf concert recording ]
 (P) 2003 。ベルリンで毎年行われているエレクトロ・アコースティック・サウンドアート音楽祭 "Inventionen" の20周年記念盤 Vol.2 。
クラウス・ラング(1971-):
 弦楽四重奏のための「星寂 [Sei-jaku] 」
アルディッティSQ
 録音:2002年6月30日、大ゼンデザール、自由ベルリン放送局、2002年「 Inventionen 」音楽祭、ライヴ/ (P) + (C) 2003 。ベルリンで毎年行われているエレクトロ・アコースティック・サウンドアート音楽祭 "Inventionen" の20周年記念盤 Vol.3 。
 オーストリアの作曲家・オルガニスト、ラングによる日本語題の作品。彼は日本の刺身料理と宇宙の構造の理論を基に作曲した!?、という。
20 Jahre Inventionen V 〜ルイジ・ノーノ(1924-1990):
 4人の女声合唱、バスフルート、チェロとライヴ・エレクトロニクスのための
  「死の間近な時(ポーランド日記第2番) [Quando Stanno Morendeo (Diario polacco No.2)] 」(1982)
   [ベルナデッテ・マンカ・デ・ニッサ、ハリーナ・ニエツカシュ、イングリート・アーデ、
    モニカ・バイル=イベンス(Vo) フランセス=マリー・ウイッティ(Vc)
    ロベルト・ファブリチアーニ(Fl) アルトゥーロ・タマヨ指揮
    南西ドイツ放送局ハインリヒ・シュトローベル記念財団実験スタジオ/録音:1983年、ライヴ]/
 ソプラノ独唱、打楽器群、チェレスタ、ギターと弦楽三重奏のための「 Canciones a Guiomar 」(1962-63)
   [エーデルガルト・ノイベルト=イム(S) ぺーター・シュヴァルツ指揮
    アルス・ノヴァ・アンサンブル・ベルリン/録音:1991年、ライヴ]/
 テープのための「エミリオ・ヴェドヴァへのオマージュ [Omaggio a Emilio Vedova] 」(1960)[録音:1991年]
 (P) 2006 。
クラウス・ラング(1971-): Einfall.Stille
 べッティーナ・ユンゲ(Fl) ナターリャ・プシェニチニコワ(Vo)
 アダム・ヴァイスマン(Perc) カレン・ローレンツ(Va)
 録音:2002年/ (P) + (C) 2007 / 50分、英語・独語解説付。前・国内代理店のコメント:『聴くことによって集中するのか、集中することによって聴くのか内面の沈黙状態とは…。音楽の流れに集中することで内部の沈黙状態に達することが出来る。それが同時性である内部の沈黙では。』
RZ-4008/9
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(2CD)
ハーリー・ゲイバー〔ガバー〕(1943-2011):弦楽五重奏曲「 The Winds Rise in The North 」
 マルコム・ゴールドスタイン、リンダ・カミンスキー、キャシー・セプロウ(Vn)
 ステファン・レイノルズ(Va) デイヴィッド・ギブソン(Vc)
 録音:1976年6月21日-27日、キーン・ヴァレイ、ニューヨーク州、US / (P) 2007 。104分。原盤・初出: Titanic Records, Ti-16 & 17 〔LP/発売:1976年〕。初CD化。
 アメリカのドローン・ミュージック・コンポーザー Harely Gaber (ガベールとも読まれるようだが、ゲイバーかガバーが正しいだろう)の弦楽五重奏曲。密集した音の塊が四方から押し寄せて並び替えられ、抑揚のないうつろで不安に満ちた音の歪みが執拗に一貫して続く。ケージ作品の演奏者として知られる実験的ヴァイオリニスト、ゴールドスタインが参加。
RZ-7001/2
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(2CD)
価格帯:C
Yŏmillak 〔韓国楽選興民〕
 Yŏmillak / Kyŏngnokmugang Chigok / T'aep Yŏngch'un Chigok / Sŏilhwa Chigok
  韓国伝統楽器o.
 (P) 1979, 1988 / (C) 2003 。 Yŏmillak は韓国に残る最も古いオーケストラ編成の宮廷音楽で、初めて演奏されたのは1447年といわれている。主に王室の祝賀行列や宴会などで演奏されてきた。現在の演奏者は背中に位の縫い取りがついた赤いマント(赤は王室の色)を着ている。演奏者の動きは少なく、上官の指示に従う。pakという木製の拍子木を鳴らして演奏の始まりと小節の終わりを知らせる。演奏はゆっくりで、同じリズムが繰り返され、それが基本の構造となっている。このリズムが乱れることはほとんどない。砂時計に似た形の太鼓changgoとたる型の太鼓chwagoのふたつが演奏の方向付けの役目をしているが、その効果はめだたずがとめどなく続く。音楽は完全に統制されており、儒教の教えと礼儀正しさがよく表現されている。
RZ-8050-2
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[Hellmann-1]
価格帯:C
KLANGFLUG 〜20世紀のフルート独奏のための音楽
 ユン・イサン(1917-1995): Chinesische Bilder (1993) / Salomo (1967)
 パスカル・デュサパン(1955-): I Pesci (1989) / ミカエル・レヴィナス(1949-): Froissement d'ailes (1975)
 ヨンヒ・パク=パーン(1945-): Dreisam-Nore (1975) / アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):5つの呪文(1936)
 フランコ・ドナトーニ(1927-2000):フルートのための練習曲(1971)
 湯浅譲二(1929-):舞働(Mai-Bataraki)II (1987)
 ロマン・ハウベンストック=ラマティ(1919-1994): "Interpolation" für 3 Flöten (1957)

 クリスティアーネ・ヘルマン(Fl)
 録音:1998年-2001年/他。
RZ-10003
廃盤
クリスティナ・クビシュ(1948-):
 6つの鏡(documentation of the installation
 in the Ludwigskirche Saarbrucken (18.12.94 - 29.01.95)
RZ-10004
廃盤
ロルフ・ユリウス(1939-2011):2つの青い長方形のためのダンス
RZ-10005
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価格帯:B
鈴木昭男(1941-): NA-GI 1997
 録音:1997年10月17日、 Takano Strand 〔竹野海岸?〕、丹後、京都、日本。制作:ザールブリュッケン市立ギャラリー。
RZ-10006
[Parallele6]
廃盤
クリスティナ・クビシュ(1948-):長三度の夢
 MASS MoCaの時計塔のための作品。制作:MASS MoCa(マサチューセッツ現代芸術館)。
RZ-10007
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[Parallele7]
価格帯:C
ロバン・ミナール(1953-):サイレント・ミュージック
  Music for silent spaces
 カナダのエレクトロ・アコースティック作曲家ミナールの、静止した空間のための音楽。
RZ-10008
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価格帯:C
TURBRIDGE 99-00
 鈴木昭男(1941-):Installation
インヴェンション '98 〜ミュージック・コンクレートの50年
 ウンスク・チン:アレグロ・マ・ノン・トロッポ / パトリック・コスク: IceBice
 ヴェルナー・ツェー:ベルリン・インドアーズ(スロー・モーション)
 フランソワ・ドナト:七日間 / ロバン・ミナール:4つの空間
 ヴォルフガング・ミッテラー:uluri 1 / フランソワ・ドモン:Phnurgie (音の環、4)
 エリク・ミカエル・カールソン: Intensities and Interludes(強度と合間)
 トレヴァー・ウィッシャート:二人の女−4つの声紋
RZ-10011
廃盤
クリスティナ・クビシュ(1948-):4つの小品
 Vocrolls II, Tibetan metal bowl, toy marble, vocoder /
 Mouseware, Computer mice, mousepads, microphons /
 Altgerauscharchiv, bells / Nostalgico, accordian und tape
Inventionen 2000 - Berliner Festival Neuer Musik
 フランソワ・ドナト(1963-):Corps de Compassion(2000)
 ロン・クイヴィラ(1955-):Impulsive Arcs(2000)
 アルヴィン・ルシエ(1931-):
  On the Carpet of Leaves Illuminated
 クリスティナ・クビシュ(1948-):Tafelmusik 他
RZ-10014
廃盤
フェリクス・ヘス(1941-):大気圧変動
Hörbare Ökosysteme 〜アゴスティーノ・ディ・スキピオ〔シピオ〕(1962-):
  ライヴ・エレクトロニクス作品集 1993-2005
 7つの楽器とリアル=タイム・サウンド・プロセッシングのための「 Texture/Multiple 」(1993)
   [アンサンブル・モザイク ハチャトゥル・カナヤン(Vn) ディルク・バイセ(Vc)
    クリスティアン・フォーゲル(バスCl) べッティーナ・ユンゲ(バスFl)
    エルンスト・スルベルク(P) ローラント・ネッフェ(ヴィブラフォン)/
    録音:2005年2月14日、ベルリン、ドイツ]/
 Craquelure (2 Pezzi Silenziosi, A Giuliano) (2002)
   [録音:時期不明、作曲家のスタジオ/2003年10月30日、イリノイ大学音楽学校講堂、US ]/
 弦楽四重奏とリアル=タイム・サウンド・プロセッシングのための
  「 5 Interazioni Cicliche Alle Differenze Sensibili (1997-98)
   [プロメテオSQ /録音:1998年、聖カテリーナ教会、 Istituto Gramma (L'Aquila, Italia) ]/
 Hörbare Ökosysteme" (Audible ecosystemics) (2002-05) 〔 Nos.1, 2a, 2b, 3a, 3b 〕
  [ナターリャ・プシェニチニコワ(Vn)/
   録音:2004年5月29日、2003年8月29日、2004年6月30日、2005年1月21日、2005年2月4日]
 発売:2007年。 Scipio(シピオあるいはスキピオ)はナポリ大学の教授を務めながら、テープ音楽、原音、コンピューター・システムを通したアンサンブル、ソロイストらのために作曲を行っている。フィードバックループ、ノイズにインスパイアされ彼自身の自由な構想からイメージされる音を構築して、ブラック・ボックスの内側にソフトウェアをアジャストしこれまでに聴いたことのないようなサウンドを創り出している。彼はパリの「 Creation Musicale Iannis Xenakis (CCMIX) 」を指導、ベルリン、ローザンヌ、ヴェニス、ポルトガルなどで演奏し高い評価を得ている。
RZ-10016
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価格帯:C
20 Jahre inventionen VI 〜
 Electroacoustical music from the inventionen Festival 2005 and 2006

  Edgar Barroso: ODD
  Mario Verandi: Comme un jeu des images
  Paul Wilson: Through the Rain
  Ricardo Climent: Wallwoodpeckers
  Vladimir Djambazov: The Secret Life of a Snare Drum
  Ludger Brummer: Glasharfe
 ブックレット:英語/独語。74分48秒。ベルリンで開催されるエレクトロ・アコースティック・サウンドアート・フェスティヴァル 2005/2006を収録。資料としても貴重なもの。
 #レーベルでは廃盤となっており、流通在庫限りです。入手出来ない場合はご容赦下さい。
In Corpore Vili 〜クララ・マイダ [Clara Maida] (1963-):
 12の増幅弦楽のための「 Mutatis mutandis 」(2008)
  [シュテファン・ガイガー指揮アンサンブル・レゾナンツ〔5Vn/3Va/3Vc/1Cb〕]/
 楽器とエレクトロニクスのための連作「 "Psyché-Cité/Tranversales" 」(2005-06)
   〔フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとエレクトロニクスのための
     「 Fluctuatio (in)animi (2006) 」/エレクトロニクスのための「 Ipso facto 」(2006) /
    フルート、クラリネット、トロンボーン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと
     エレクトロニクスのための「 Via rupta 」(2005) 〕
  [アレクザンデル・フリードル(Fl) エッケハルト・ヴィントリヒ(Vn)
   クリスティン・マリア・ピエントカ(Va) コジマ・ゲルハルト(Vc)
   アルヌルフ・バルホルン(Cb) ベルリン新音楽室内アンサンブル、
   アンサンブル・オルケストラル・コンテンポラン ファビアン・パニセッロ指揮]
 弦楽四重奏のための「 ...Who Holds The Strings... 」(2003) [アルディッティSQ ] /
 プリペアド&増幅ピアノ一台のための「 Doppelklänger 」(2008)[ヘザー・オドンネル(P)]
 録音:2005年-2009年/発売:2010年 。収録時間:67分28秒/ブックレット: 英語・独語。
 パリ生まれのクララ・マイダはヘルムート・ラッヘンマンやフィリップ・マヌリらに学び、アンヌ・ケフェレックのマスタークラスでも優秀な生徒であったという。彼女の音楽は『無意識の構造とその基本的な構造で精神のエネルギーのフラックスを選ぶこと。無意識の活動へのアクセスを支持する分析過程に直面していた。潜在的音楽のための全体の構造的で音の世界の可塑性だけが無意識の成分の構成を際限なく変更するこの移動性と不安定は示すことができるように思えた。』と旧・代理店。
RZ-10018/19
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(2CD)
限定盤
ミヒャエル・モーザー: Resonant Cuts
 Concert Instalation / Sound Instalation[ position 1, 2, 3, 4 ]
  ミヒャエル・モーザー(ミックスド/プロデューサー)
  ヴォルフガング・ミュジル(ライヴ・エレクトロニクス)
  ブルクハルト・ベルンズ、マルティン・ブランドルマイア(Perc)
  ヴェルナー・ダフェルトマイア(Cb) アクセル・ドルナー(Tr)
  テオ・ナビヒト(コントラバスCl)
 録音:2008年8月。63ページのブックレットにカラー写真、英語・独語テキスト。500セット限定プレス。
 『以前、行われたインスタレーション・コンサートの内容がベースとなっている。』『ガラスや金属板から発振された音と空間の分解が構成され変換器によって録音されている。』とのこと。
Simmetrie di ritorno 〜ジュリアーノ・ダンジョリーニ(1960-):
 10の楽器のための「 Simmetrie di ritorno 」[フランク・オッル指揮アンサンブル2e2m]/
 ピアノのための「 Ita vita zita rita 」[モニーク・ブヴェ(P)]/
 8つの楽器のための「 Orizzonte fisso, bordoni mobili 」[アンサンブル2e2m]/
 9つの管楽器のための「 Und'ho d'anda 」[ピエール・ルリエ指揮アンサンブル2e2m]/
 声のため「 Ho visto un incidente 」[バーバラ・モリヒエン(声)]/
 弦楽四重奏のための「 Notturno in progressione 」[パリジーSQ ]
szenen, standbilder 〜ミヒャエル・ロイデンバッハ(1956-):作品集 1991-2009
 ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための「 trio. studie 」 (2007) /
 声と(5つの)楽器のための「コラール [choral] 」(1991) /
 弦楽四重奏のための音楽「 und aber. 」 (2004) /5声のための「 kommen - überschreibungen 」(2001) /
 バセットホルン、バスクラリネットとピアノのための三重奏曲/
 ピッコロフルートのための「 mirlitonnades 」(1991) /アンサンブルのための「 zählergesang 」(1997) /
 フルート、ハープ、ギター、ピアノとティンパニのための「 schnitt & fortsetzung 」(2003) /
 2台のピアノのための「 duo pianism 」(1993) /8つの楽器のための「 ahto. music 」 (2008) /
 アンサンブルのための「 stratton 」(2008/2009) /4つの楽器のための「 szenen, standbilder 」(1993-95)
 アーヘン生まれで、1980年代から1990年代にかけて、ヨアヒム・ブルーメ、ドニ・コーエン、ヘルムート・ラッヘンマンに学んだ作曲家による近作集。演奏者はアナウンスに記載されていない。なお海外の通販サイトに、当アイテムのジャケット裏?写真として、なぜかマルセル・デュプレのオルガン&朗読作品 「十字架の道 [Der Kreuzerweg]」が記載された画像が使われているが、これは 2002年に発売された CFM (CHRISTIAN FELDGEN MUSIC) レーベルの CFM-10 という商品の物と思われ、当盤とは関係ないはず。
A Failed Entertainment 〜クララ・イアンノッタ(1983-):作品集 2009-2014
 17人の音楽家のための「 Intent On Resurrection - Spring Or Some Such Thing 」
  [マティアス・ピンチャー指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン/
   2014年10月17日、 Festival d'automne aÌ Paris 、ライヴ]/
 ヴァイオリン、ヴィオラと2人の譜めくり役のための「 Limun 」
  [アンサンブル・ルシェルシュ メリッサ・メリンガー(Vn) バーバラ・マウラー(Va)/
   2011年9月24日、 Reihe "Voix Nouvelles" 、ライヴ]/
 7人の音楽家のための「 D‘apres Talea 」
  [タレア・アンサンブル/2012年8月25日、 Harvard Music Department 、ライヴ]/
 17人の音楽家のための「 Aphones 」
  [ティート・チェッケリーニ指揮パリ国立高等音楽・舞踊学校学生o./
   2011年11月25日、パリ国立高等音楽・舞踊学校、ライヴ]/
 弦楽四重奏のための「 A Failed Entertainment 」[ディオティマSQ /
   2013年11月10日、 Berliner Künstlerprogramms des DAAD im Festival Klangwerkstatt 、ライヴ]/
 アンサンブルのための「 Al di la del bianco 」
  [アンサンブル・ガレージ リチャード・ヘインズ(バスCl)/2013年12月15日、 Frau Musica (Nova)、ライヴ]/
 バスクラリネット、チェロ、ピアノと12のオルゴールのための「 The people here go mad / They blame the Wind 」
  [トリオ・キャッチ/2014年10月28日]
 録音:[/内]/ (P) (C) 2015 。
トゥルグート・エルチェティン(1983-):
 弦楽四重奏曲第2番(2014) [アルディッティSQ ]/
 2つの形態の似た声楽アンサンブルとライヴ・エレクトロニクスのための
  「地下室で」(2016)[ノイエ・ヴォーカル・ゾリステン・シュトゥットガルト]/
 4つの形態の似た室内アンサンブルのための
  「パノプティコン・スペキュラリティーズ」(2017) (#)[アンサンブル・モザイク、
    アンサンブル・アパラト、アンサンブル・アダプター、ソナーSQ ]
 録音:2016年(無印)、2017年(#) 。トゥルグート・エルチェティン [Turgut Ercetin] はイスタンブール出身。アメリカ・スタンフォード大学で学んだ後、ベルリンに留学、以後ドイツで活動している。ラッヘンマンの静寂とファーニホウの複雑性など西ヨーロッパ前衛音楽の影響を一身に受けた繊細で錯綜した作風が特徴。2群の声楽アンサンブルのための「地下室で」と4群のアンサンブルのための「パノプティコン・スペキュラリティーズ」はともに中央を挟んで両側に位置するグループが干渉しあい呼応するというシュトックハウゼンの「グルッペン」に似た発想で書かれている秀作。
RZ-20001
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価格帯:B
時流の変遷I〜ベルリン・キュンストラープログラムの35年
 ジョン・ケージ:ソナタとインタールード(1946-1948)
マリオ・ネルトンチーニ
(プリペアードP)
RZ-20002
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価格帯:B
時流の変遷 II 〜ベルリン・キュンストラープログラムの35年
 エレン・フルマン:ロング・ストリング・インストルメントとオーボエのための「 Transmission Particle 1 」(2001)
  [エレン・フルマン(ロング・ストリング・インストルメント) イライザ・スラヴェット(Ob)]
 オラティオ・ヴァッジョーネ:コントラバス・フルートとテープのための「 Scir 」(1988)
  [ベアーテ=ガブリエラ・シュミット(コントラバスFl)]
 ファスト・フォワード:テープのための「 Oji 」(2001)
 ファスト・フォワード/小杉武久:ヴァイオリン、エレクトロニクス、スティール・パンとその他の楽器のための
  「パラボラ」(1991)[ファスト・フォワード(スティール・パン/他) 小杉武久(Vn/エレクトロニクス)]
 マリオ・ヴェランディ:8チャネル・テープのための「プラスティック・ウォーター」(2000)
 オリガ・ノイヴィルト:3人の打楽器奏者とライヴ・エレクトロニクスのための「 Pallas/Construction 」(1996)
  [ロビン・シュルコフスキー、ミケル・ベルナット、ゲリット・ヌレンス(Perc)
   オリガ・ノイヴィルト(ライヴ・エレクトロニクス)]
ジョン・マグワイヤー(1942-):器楽作品集
 21の楽器のための「 Cadence Music 」[アンサンブル・モデルン]/
 弦楽四重奏とソプラノのための「交換」[ジュリア・レンペ(S) ペレグリーニSQ ]/
 8本のホルンのための「 Decay 」/4台のピアノのための「フリーズ」/
 ホルン、ピアノ、シンバルのための音楽[アンサンブル・ムジークファブリーク]
 録音:1985年-2008年。104分。マグワイヤーはカリフォルニア生まれ。カリフォルニア大学バークレイ校にて学び、1966年のダルムシュタット国際サマーコースに出席、その後シュトックハウゼンの composition studio に参加。1971年には Gaudeamus Music Week にて優勝。パリ、アムステルダム、ICA (ロンドン)、ザグレブ、ドイツで活動。ミニマル音楽とパターニズムに傾倒し、ベス・グリフィスと結婚後は彼女の声を題材としたテープ音楽に取り組んだ。
RZ-20005
(DVD-ROM)
廃盤
TESLA 〜音響装置のワークショップ
Die Natur der Klange 〜ハープのための新しい音楽
 ジョン・ケージ: In a landscape for Harp / ハンス・オッテ: Wassermann-Musik fur Harfe
 ルー・ハリソン: Music for Harp (1978)
  〔 From music for Bill and me / Beverly's troubadour piece / Avalokiteshvara / Jahla 〕

 ガブリエーレ・エムデ(Hp)
バッハ:音楽の捧げもの BWV.1079 ヘルマン・シェルヘン指揮
ベルリン放送so.ソロイスツ
 録音:1949年1月30日、ベルリン。当盤が唯一の発売となるかなり貴重な音源。
RZ-9008/9
[2LP]
廃盤
フェルディナント・クリヴェート[Ferdinand Kriwet] (1942-):
 Hortexte Radio Texts Zwei(2 LPs, Picture Discs)
  Offen (1961/62) / Hortext I (1963) / Rotoradio (2012)
RZ-90010/11
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[2LP]
価格帯:C
ミヒャエル・モーザー(1853-1912): Antiphon Stein(サウンド・インスタレーション)
 クラウス・ラング(Org) ベルント・ターナー(Perc)
 ミヒャエル・モーザー(ガラス板/エレクトロニクス)
RZSM-1001
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価格帯:C
ロルフ・ユリウス(1939-2011):Small Music Vol.1〜White-Yellow-Black
 ロルフ・ユリウスのSmall Musicシリーズ3部作のうちの1作目。1990年代初期の作品を収録しており、電子音、ブザー、日本とブラジルの自然の音が優しくミックスされている。
 レーベルの2007年最新カタログから落ちており、廃盤となった可能性があります。
RZSM-1002
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価格帯:C
ロルフ・ユリウス(1939-2011):Small Music Vol.2〜Klangbogen
 同じくSmall Musicシリーズ3部作の第2作目。
 レーベルの2007年最新カタログから落ちており、廃盤となった可能性があります。
RZMF-0001
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価格帯:C
ロルフ・ユリウス(1939-2011):Small Music Vol.3〜Music for a Garden
 同じくSmall Musicシリーズ3部作の第3作目。微弱音を使った庭園のための音楽。
 ロルフ・ユリウスはベルリン近郊で生まれ、ブレーメンでアートを学んだ後、ジョン・ケージの音楽に触発され、36歳ごろから音楽とビジュアルアートの領域で仕事を始める。屋外での音楽パフォーマンスを経て、43歳ごろからテープなどを使ったさまざまなサウンド・インスタレーションを制作する。世界各地で作品をつくっており、「3週間ごとにどこかで個展を開いている感覚」とのこと。
 ユリウスの音楽は「知覚への挑戦」。小さな音というのは彼の戦略で決して大きな音を用いない。そのため聞き手はどんどん近寄っていき、そうすると物凄く細かい様々な音の肌触りというか、きめのようなものを聴き取れる。そういった、音の表面のきめのような知覚を彼は求めている。音の表面が大切で、彼の場合、音の深いところにメッセージや意味があるのではない。ただただ、さまざまな音響が流れ、音の肌触りを体験していき、こういった意味において、彼の音楽は従来の音楽、近代の音楽とはかなり方向性の異なったものだ。
OGRE-3708
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[CO-208]
(2CD)
1CD価格
価格帯:C
モートン・フェルドマン(1926-1987):ヴァイオリン&ヴィオラとピアノのための作品全集
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (1945) (*) /小品 (1950) / projection 4 (1951) / extensions 1 (1951) /
 vertical thoughts 2 (1963) / the viola in my life 3 (1970) / spring of chosroes (1977) /
 アーロン・コープランドのために (1981) /ジョン・ケージのために (1982) /ヴァイオリンのために (1984) (*)

 クリスティーナ・フォング(Vn/Va) ポール・ハーシー(P)
 (*)は世界初録音曲。本体記載レーベル:OGREOGRESS PRODUCTIONS
ACD-3027
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価格帯:B
デイヴィッド・テューダー・プレイズ・
 ケージ・アンド・テューダー

 ジョン・ケージ:Solo For Piano (1957/58)(*)
 デイヴィッド・テューダー:
  Neural Synthesis (No.2)(#)
デイヴィッド・テューダー
(P;*/シンセサイザー;#)
 録音:1982年、アムステルダム(*)/1993年3月6日、ウィロウ・プレイス講堂、ブルックリン、ニューヨーク、ライヴ(#)。旧 Ear-Rational Records ECD 1039 の再発売。
BTC-04
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限定盤
Because Tomorrow Comes #4
 Lary 7: D.J. From hell / Carl Michael Von Hausswolff (1956-) : Breeze Experience
 (ベルンハルト・)ガル(1971-): Tong-Hua Yie-Shi / マリア・デ・アルベアル(1960-): Trueno / The Inner
 ミキ ユイ(1971-): Fffax / アルヴィン・ルシエ(1931-): Music for Soprano with Slow Sweep Pure Wave
 オリジナル・レーベル名: "Because Tomorrow Comes" (GERMNAY)。現地では2001年に発売されたらしいが、第3集まで(おそらく入手不能/国内代理店&当店未案内)がドイツ以外へも出まわったのに対し、当盤はなぜか販売ルートが限られていた模様。
 #既に廃盤となっている可能性があります。
MAUL-2
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(2CD)
スクールタイム・スペシャル〜 Air Maul II
 ライナー・ブレデマイヤー:君よ知るや南の国 / ハンス=ヨアヒム・ヘスポス: nykaye
 ディーター・シュネーゼル:対位法 / クルト・シュヴィッターズ: Lautgedichte
 ハンス=ヨアヒム・ヘスポス: bima / ライナー・ブレデマイヤー: Solo 5
 ゲオルク・カッツァー: Marchen fur Sprechsinchor
 ヨゼフ・アントン・リードル: Lautgedichte
 コーネリアス・カーデュー:スクールタイム・スペシャル
  マンフレート・ペータース指揮グルッペ・ノイエ・ムジーク
MAUL-3
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(2CD)
Air Maul III
 ヨハネス・フリッチュ: Play 7
 マティアス・シュプアーリンガー: Individuation 1 / schriftlich
 アントワーヌ・ボイガー: fur kurze Zeit geboren
 ジョン・ケージ: Four2 for chorus (2種の演奏)
 ヤコブ・ウルマン: voice, books and FIRE II (1)
  マンフレート・ペータース指揮 Ag Neue Musil am Leininger - Gymnasium Grunstadt
X-T-2004
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価格帯:B
ウェルナー・デュランド:The art of Buzzing
 初のソロ・リリースとなるアルバム。バジング現象をあつかった6つの作品を収録している。この現象が中国や韓国のフルート、エチオピアやバスク地方の弦楽器、インドのタンブラなど、世界中の多くの文化において、音楽に不可欠の部分として見出される。ある地域では、これは音の魂を連れ出すのだといわれている。1980年代中期にトラヴァース・フルートをバズ楽器として使ったのち、Wernerは他のいろいろな管楽器を使った実験を開始した。また1991年、パーカッショニストのPierre Berthetと一緒に仕事した時、レゾネーターを使うようになった。バジング・アンサンブル(バズ・クラリネット&フルート/バズ・ギター/フレーム・ドラム/タンブラ/Bob Rutman作のバズ・チャイム)のための2つの作品も作曲している。6作品ともマルチ・トラック録音。あるものは、オリジナル・サウンドの特性を変化させずに、遅延処理や繰り返しを行なっている。使用楽器は、サックス・マウスピース付きpvcパイプ。第3曲「Honey」を除き、 すべてのバズ・エフェクトとpvcチューブを、最低音部にプラスチック膜を用い、レゾネーターとして使ったもの。「Honey」では、花瓶をレゾネーターとして使い、アルミ箔の皿はバジング・エフェクト。第5、6曲では、イランの楽器neyが加わっている。
EDITION LAURA
 ドイツのポツダムに本拠を置く現代音楽レーベルで、作曲家&ピアニストのアルベルト・ブレイエル関連のアイテムのみを発売している。ブレイエルは1961年にパダーボーンで生まれ、ケルン、ハンブルグ、ウイーンで哲学、音楽科学、ピアノを学び現代作曲家として、またピアニストとして活躍。中国の古い絵と世界のアートに興味を持ちそれをイメージしながら演奏するという人。おそらく限定輸入になると思われるので、お早めに。
 #おそらく全点、CD-R製版です。
LAURACD-001/002
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(2CD)
価格帯:D
アルベルト・ブレイエル(1961-):
 ピアノのための6つの小品集 (1983-1996)
アルベルト・ブレイエル(P)
LAURACD-003
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価格帯:C
アルベルト・ブレイエル(1961-):
 チェロとピアノのデユオ第2番(1998)
アデルハイド・
 シュレーマン(Vc)
アルベルト・ブレイエル(P)
LAURACD-004
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価格帯:C
マーラー「交響曲第9番」第1楽章のピアノ版
 マーラー/アルベルト・ブレイエル編曲:
  交響曲第9番〜第1楽章(ピアノ独奏版)
 モートン・フェルドマン:ピアノ
アルベルト・ブレイエル(P)
LAURACD-005
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価格帯:C
バード&ギボンズ:パヴァン、ガイヤルドと幻想曲集
 ウィリアム・バード:ヴィオール合奏曲「6声のパヴァーヌとガイヤルド」より
 オーランド・ギボンズ:ガイヤルド/他(以上ピアノ用編曲)
  アルベルト・ブレイエル(P)
LAURACD-006
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価格帯:C
フローベルガー:
 ラメンテーション、トンボーと2つの組曲
アルベルト・ブレイエル(P)
LAURACD-007
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価格帯:C
バード、ギボンズ、フローベルガー:
 ピアノのための音楽
アルベルト・ブレイエル(P)
LAURACD-008
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価格帯:C
アルベルト・ブレイエル(1961-):室内楽作品集
 弦楽四重奏曲第4番(2004) (*) /
 オーボエ、チェロとピアノのための三重奏曲(1996) (#) /
 2つのヴァイオリンとピアノのための三重奏曲(1997) (+)
  アンサンブル・コンフェルジェンス(*) グドルム・フォーグラー(Ob;#)
  アデルハイド・シュレーマン(Vc;#) アルベルト・ブレイエル(P;#/+)
  ステファノ・モロ、キルステン・ハームス(Vn;+)
 録音:2007年9月20日、プラハ(*) /1997年11月、ベルリン(#) /2005年7月15日、ベルリン(+) 。
EDITION S PRESS
PL-06
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価格帯:C
テリー・フォックス(1943-):ATARAXIA
 Suono Interno(1979)(*)
 Rallentando(1979)(+)
 Luner Rambles(1977)/Culvert(1977)
 Berkin Attic Wire, Beating(1981)
 Berkin Attic Wire, Bowing (1981)
テリー・フォックス(Vc)他
 録音:ボローニャ、サンタ・ルチア教会(*)/1987年、サンフランシスコ、ヴィクトリア劇場(+)/他。(*)(+)はワイアーを引っ張るなどして発音させる作品。
SPD-432
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価格帯:C
アレン・ギンズバーグ〜
 ライヴ・イン・ヴッペルタール

  AH. Mantra OF Appreciation OF Present space/
  Prayer Blues, for John Lennon/
  The rune/Tubingen Hamburg sleeping car/
  Ruhr district/Punk skirt/Ode ton of failures/
  Dopefiend Blues/The Shrouded Stranger/
  Pull My Daisy/Love Forgiven/Howl/Tyger(*)
アレン・ギンズバーグ
(ハルモニウム/Vo)
ペーター・オルロフスキー
(バンジョー/G/Vo)
スティーヴン・
 テイラー(G/Vo)
 収録:1980年?。アレン・ギンズバーグ(1926-1997)は1950年代アメリカが生んだビート・ジェネレーションを代表する詩人。 ここでは自作の音楽と、自作詩((*)を除く)によるコンサートが行われている。(*)はウィリアム・ブレイクの詩。
EDITION WANDELWEISER RECORDS
 ドイツの現代音楽レーベル。オランダ出身の作曲家、アントワーヌ・ボイガーらが中心となって1992年に創設された出版社が元で、そこに集結した作曲家たちは「ヴァンデルヴァイザー楽派」と呼ばれている。
 #同レーベルの通常記号 "EWR" シリーズと "ETH" 記号のシリーズでは、番号部分が同一で内容が異なるアイテムがありますのでご注意下さい。
ETH-0711
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価格帯:C
ドラ・コヨカル(1963-):作品集
 オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
  「 Die andere Seite der Stille 」(2001) /
 クラリネットとアンサンブル(ヴァイオリン、
  ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ、
   打楽器)のための協奏曲
    「 ...on revient toujours! 」(1996) /
 フルートと打楽器のための
  「 Poarta soarelui 」(1992, revidiert 2001) /
 弦楽三重奏のための「 Trills 」(1992) /
 O mein Bruder (2006, Urauffuhrung)
ディエゴ・モンテス(Cl)
トルイケ・
 ファン・デル・ペル(Ms)
Thurmchen Ensemble
 録音:2006年11月12日。ルーマニアに生まれ、ケルン音楽大学でヨハネス・フリッチュに学び、1989年&1999年にルーマニア作曲賞を受賞した作曲家。現在カナダ在住。
 #同レーベルの通常記号"EWR"シリーズにも0711という別タイトル(ジョン・ケージ)がありますので、ご注意下さい。
ETH-9831
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価格帯:C
Knoten〜
 カスパール・ヨハネス・ヴァルター(1964-):作品集

 3つのチェロのための「 7 Knoten 」(1996) /
 7つの声のための「 L'infinito 」(1997) /
 3つのチェロのための
  「 durchscheinende Etude II 」(1991) /
 フルートと打楽器のための
  「 Lichtwechsel 」(1993) /
 3つのチェロのための「 Hohlentrio 」(1994/95) /
 トランペットと2つのチェロのための
  「 eine Musik fur Werner K. 」(1997)
カスパール・
 ヨハネス・ヴァルター(Vc)
マノス・ツァンガリス(語り)
ラインホルト・
 フリードリヒ(Tp)
 録音:1998年3月、ハノーヴァー。
ETH-9832
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価格帯:C
Gesang und Gerausche〜
 カローラ・バウクホルト(1959-):作品集

 チェロ、ドラムスと Dias のための
  「 Lanfsamer als ich dache 」(1990) /
 カウンターテナーと弦楽オーケストラのための
  「 Doina 」(1996) /
 ドラムスのための「 Gerausche 」(1992) /
 声とチェロのための「 Der gefaltete Blick 」(1984)
演奏者未判明
 録音:1992年-1997年。
EWR-0102
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価格帯:C
ルイジ・ノーノ(1924-1990):
 ヴァイオリン、ライヴ・エレクトロニクスと
  8トラック・テープのための
  「 La lontananza nostalgica utopica futura 」
    (1988/89)
クレメンス・メルクル(Vn)
ヴォルフガング・ハイニガー
(エレクトロニクス)
 ルイジ・ノーノの最後の長時間作品で、晩年作品群の締めくくりとなったもの。1988年9月ベルリンでギドン・クレーメルが初演。きわめて識別しやすく非常にやわらかな音が絶え間なく流れるなか、和音や突発的に起こる爆発音が瞬間的に現れ、静寂を乱す。
 テープはポリフォニック・サウンド(多音)からなり、ヴァイオリンがそこに入り込み自分の解釈に基づいて6楽節をライヴ演奏する。ノーノはこの曲がソリストのための伴奏つきコンチェルト作品ではなく、むしろ同等の関係であることを強調している。サウンド・エンジニアはソリストの演奏に呼応した素材をテープから選び出し、8つのスピーカーを通して伝える。ヴァイオリニストは曲の途中や区切りの部分での休止をさえぎっても構わない。パフォーマンスを通じ、異なるコンポーネントの活気ある関係が展開していく。
EWR-0103
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価格帯:C
ユルク・フレイ(1953-):2つのヴァイオリンのための「 Ohne titel 」(1995/96)
ルイジ・ノーノ(1924-1990): "Hay que caminar" sognando (1989)
 クレメンス・メルケル、ジョアンナ・ベッカー(Vn)
 発売:2001年。
 フレイの作品はサウンドや演奏方法が似通った形で始まるが、何の前触れや理由もなく、突然違ったサウンドに変わる。その瞬間はほとんどパニックに陥ったかのようだ。この作品での「2」とは、たとえば前と後といったような「ふたつの瞬間」[ just two moments in time 」を意味しているわけではなく、ふたりの人間[ two persons ]を意味している。作品のほぼ全体をとおして、演奏者は同じパートや同じ音符を演奏するが、演奏者の音が似通って境界線上にある場合、かえって根本的な違いが明らかになり、ふたりの感覚には隔たりがあるということを示している。
 ノーノの作品は、一般の演奏可能域や可聴域を超え、音楽としてなりたつ範囲内で楽器が出せる最大限、最小限の音で演奏される。
EWR-0401
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価格帯:C
アントワーヌ・ボイガー(1955-):
 calme étendue (1997)
ジョン・ケージ: Music for One (1984)
キャスリーン・
 グリーズマン・ピサロ(Ob)
 ボイガーの作品は、闇を照らす灯台の明かりのように定期的に訪れる音の存在を表現している。海を照らす灯台の明かりが一巡し陸地を照らす、そのほんの一瞬をイメージとし、3秒間の音の反復とそれに続く5秒間の静寂からなる8秒間が1サイクルとなっている。音の一団が通り過ぎると再び静寂が訪れ、明かりが暗黒の海に光を投じている間、静寂があたりを占領する。
 ケージの作品にもピッチとトーン・カラーを交互に使った「間合」が使われている。微分抑揚、ミュート無音、和音の運指法を駆使してトーンやピッチに微妙な陰影を与え、静寂によって取り囲む。最も印象的な点はメロディによるスケッチ描写で、この面でもケージが卓越したセンスを持っていることを示している。初期の頃ケージが傾倒していたグリーグの影響が現れているのかもしれない。こういったメロディは独奏版で聴いてみると、小さな世界を作り上げていることがよくわかる。東洋風のニュアンスをもつオーボエがメロディを奏で巨大な低音に発展、エネルギーにあふれた演奏は終結に向かって爆発的なフレーズとなる。スローテンポ部分には哀愁も感じられ、ほかのケージ作品ではめったに聴くことできないニュアンスをもつ。
EWR-0402
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価格帯:C
アントワーヌ・ボイガー(ベーヘル;1955-):
 個々の連続における静寂の調和 [ silent harmonies in discrete continuity ]
  (マルシア・ハーフィフのための5つ目の音楽) シリーズ1
 電子音楽。収録時間:72分。
 「Silent Harmonies」:3分間の音、静止、静寂、音の波。それぞれの音は、違ったオクターブから来る8つの周波数で構成されている。
 「Discrete Continuity」:1つの音が行ったり来たりし、そして彼方へ行く。少しづつ音は途切れなく続く。
 マルシア・ハーフィフは、モノクロの絵を描くアメリカの画家。
EWR-0403/4
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(2CD)
価格帯:C
ジョン・ケージ:ONE9 (1991)
 (アコーディオン演奏による)
エドウィン・アレクサンデル・
 ブーフホルツ(アコーディオン)
 録音:2003年4月14日&15日、ブレーメン放送局。
 「書道のひと刷毛のように、音が実在をかすめ通る瞬間を表わした」とケージはコメントしている。この作品はもともと日本の雅楽で使われる笙のために作られたものだが、アコーディオンでも演奏できる。しかし、4千年の歴史をもつ笙と現代のアコーディオンはうりふたつとはいえないので、アコーディオンで演奏する場合は異なった解釈を考えなくならない。アコーディオンは空気を出し入れする楽器であると同時に鍵盤楽器でもある。音は長く伸びたり、めまぐるしく変ったり、互いに離れたり、寄り添ったりする。何回も演奏するうち作品はブーフホルツのアコーディオンと一体化していった。古くから笙の音は天からの薄明かりといわれているが、ここで演奏されているアコーディオンも同様に感じられる。
EWR-0405
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価格帯:C
西風満紀子:pianopera I & II ジョン・マクアルパイン(P)
 西風満紀子:和歌山県出身で、ドイツで活躍する作曲家。米国カリフオルニアのミルズ・カレッジ大学院で実験的な音楽を学び、その後ベルリン芸術大学大学院でヴァルター・ツィンマーマンに学び、修士課程終了。作曲家、ピアニストとして活動中。1995年から、年一回約一時間の長さのピアノ曲を作曲、演奏、CD製作するピアノプロジェクトを行う。
EWR-0406
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価格帯:C
ジョン・ケージ:
 カートリッジ・ミュージック(1960)
Ensemble daswirdas
 録音:2003年5月1日、 Ottikon。「カートリッジ・ミュージック」はレコード盤を再生する「カートリッジ」を使用して小さな音を増幅させた作品で、演奏人数とスピーカーの数は決まっておらず、パートも演奏者が設定できる。朗読を取り入れることで音の種類を増やして、パフォーマンスをより効果的にすることも可能。演奏に取り決めが無いあいまいな作品で、通常「あいまい」だとされていること自体が作品となっている。
EWR-0407/08
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(2CD)
価格帯:C
エヴァ=マリア・ホウベン(1955-):
 dazwischen/ immer anders
エヴァ=マリア・
 ホウベン(Org)
 オルガンのノイズ、部屋のノイズと周囲の音楽。部屋を流れる空気の音よりもノイズが多く聴こえる。
EWR-0409
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価格帯:C
クリスティアン・ヴォルフ: Exercise 15
 クリス・ヴァインハイマー(バスFl) オーレ・シュミット(バスCl)
 ルートヴィヒ・ヒュブシュ(Tu) ローベルト・シュライジーク(P)
 トム・ローレンツ(ヴィブラフォン)
 1920代の歌 "Union Maid"から構成。音楽は変換され、テンポは指定されていないので早くなったりもする。
EWR-0410
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価格帯:C
ユルク・フレイ〔フライ〕(1953-):弦楽四重奏作品集
 弦楽四重奏曲 (1988) / Vorbel (弦楽四重奏曲第2番)(2000) /
 Unbertitelt VI (1990/91) / Zewi allerletzte Sachelchen (1990) / Mailied (1990)
  ボッツィーニSQ
   [ナディア・フランカヴィリア、クレメンス・メルケル(Vn)
    ステファニー・ボッツィーニ(Va) イサベル・ボッツィーニ(Vc)]
EWR-0501
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価格帯:C
ブルクハルト・シュロータウアー(1957-):
  Abregistrieren(オルガンのための)
エヴァ=マリア・
 ホウベン(Org)
EWR-0502
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価格帯:C
ブルクハルト・シュロータウアー(1957-):
 Chamber Events
Zeitkratzer Ensemble
Jongah Yoon(P)
ユルク・フレイ(バスCl)
アントワーヌ・
 シュロータウアー(Cl)
クレイグ・シェパード(Tb)
EWR-0503
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価格帯:C
アナスタシス・
 フィリパコプーロス(1969-):独奏作品集

 バスフルートのための「歌」(2004) (*)/
 バスクラリネットのための
  「 Onissia 」(2002) (#) /
 オーボエのための「 Syrna 」(2000) (+)/
 4つのピアノ小品 (1996-1999) (**)/
 Piano 3 (1994/rev.1997) (**)
カトリーン・
 ゼンス(バスFl;*)
ヤニス・
 サンプロヴァラキス
(バスCl;#)
コスタス・
 ティリアコス(Ob;+)
アナスタシス・
 フィリパコプーロス(P;**)
 ギリシャ系のフィリパコプーロスはフランス生まれの作曲家で、アテネでピアノを学んだ後、ドイツで作曲を学んだ。
 音から音へただよい、止まる。静寂の中へ。(49分27秒)
EWR-0601
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価格帯:C
マンフレート・ヴェルダー(1965-):ein(e) ausführende(r) seiten 218 - 226 (2002-)
 ホワイト・ノイズが数秒おきにおこる作品。
EWR-0602
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価格帯:C
イシュトヴァーン・ゼレンカ(1936-):phontaine (1997-)
 電子音楽。収録時間:60分。
 Phontaineは耳、目、体、精神を生活空間の中で経験する。自宅にいるときも。
EWR-0603
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価格帯:C
ティム・パーキンソン(1973-):
 Cello Piece (2004)
シュテファン・トゥート(Vc)
 録音:2006年4月、Solothum 。パーキンソンはイギリス出身の作曲家。12のチェロ小品からなる約50分の作品集で、外から小品を回顧するミニマル音楽。同曲初演者による録音。
EWR-0604
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価格帯:C
ケージ&シュロタウアー
 ジョン・ケージ(1912-1992):Seven (1988)
 ブルクハルト・シュロタウアー(1957-):
  15 similar events - Septet (2002)
ウルリヒ・クリーガー(Cl)
ノルミサ・ペレイラ・
 ダ・シルヴァ(アルトFl)
ブルクハルト・
 シュロタウアー(Vn)
ユリア・エックハルト(Va)
マルクス・カイザー(Vc)
ギ・ファンドロム(P)
トビアス・リーベツァイト
(Perc)
 録音:2002年4月、On Air Studio Berlin-Kreuzberg 。ジョン・ケージの Seven は晩年の作品で、管楽器アンサンブルのためのドローン系音楽(約20分)。当レーベル創始者の一人、シュロタウアーの作品は、ブラキット・タイムの後でクラリネットやその他の楽器が空間をドローンする(約36分)。
EWR-0702
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価格帯:C
アンドレ・O.メラー(1962-):
 オルガンと作曲家(たち)のための音楽 ...2003...
エヴァ=マリア・
 ホウベン(Org)
EWR-0703/4
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(2CD)
価格帯:C
エヴァ=マリア・ホウベン(1955-):
 フルートのための作品集

 calme, silense, solitude (2005) /
 quelques riebs (2005) /
 moments musicaux (2005)
アンネ・ホルストマン(Fl)
 フルートの奏でる1音1音が所在ない空間を漂っている。
EWR-0705
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価格帯:C
エヴァ=マリア・ホウベン(1955-):
 von da nach da (2005)
ロメル・アヨウプ(Vn)
セバスティアン・
 ジェウク(Sax)
エヴァ=マリア・
 ホウベン(Org)
 録音:2007年、ドルトムント。ドローン系に浸れる音楽。
EWR-0706/7
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(2CD)
価格帯:C
マイケル・ピサロ(1961-):Transparent City Vol.1, 2
 録音:2004年12月&2006年8月、ロサンゼルス郊外。郊外の鳥や虫の鳴き声等のフィールド録音と、エレクトリック・サウンド。
EWR-0708/9
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(2CD)
価格帯:C
マイケル・ピサロ(1961-):Transparent City Vol.3, 4
 録音:2006年10月&2007年2月、ロサンゼルス郊外。郊外の鳥や虫の鳴き声、トラックの音などのフィールド録音と、エレクトリック・サウンド。静寂と音空間の絶妙なバランス。
EWR-0710
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価格帯:C
マイケル・ピサロ(1961-):harmony series
 [11-16] (2004-2006)
ジョニー・チャン(Vn)
ジェイムズ・オーシャー
(ハルモニウム)
キャスリーン・ピサロ
(Ob/イングリッシュHr)
マイケル・ピサロ
(G/Sine Tones)
マーク・サバト(Vn)
マーク・ソー(P)
 録音:2006年-2007年、ロサンゼルス&サンディエゴ。
EWR-0711
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価格帯:C
ジョン・ケージ:初期作品集
 Dream (1948) / In a Landscape (1948) /
 Six Melodies (1950) (*) /
 Souvenir
エドウィン・アレクサンデル・
 ブーフホルツ(アコーディオン)
ジョアンナ・ベッカー(Vn;*)
 録音:2005年、フランクフルト。ケージの作品中でも非常に聴きやすい曲集。アコーディオンがとても新鮮。
EWR-0712
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価格帯:C
エヴァ=マリア・ホウベン(1955-):
 トロンバ・マリーナのための作品集

 ein liederbuch (2006) / dreisätzig (2004)
ハンス・エーベルハルト・
 マルドフェルト
(トロンバ・マリーナ)
 11世紀から16世紀頃に良く使われ、現在でもフランスやバスク地方ではで民族楽器となっている、人の身長ほどの高さを持つ一弦楽器、トロンバ・マリーナのために書かれた作品集。
EWR-0801/1
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(2CD)
価格帯:C
マイケル・ピサロ(1961-): an unrhymed chord
 an unrhymed chord realization produced by greg stuart (purcussion) /
 an unrhymed chord realization produced by joseph kudirka
  グレッグ・ステュアート(Perc) ジョセフ・クディルカ
 録音:2007年、サンディエゴ、カリフォルニア州。
 長尺なサウンド・スケープが永遠と続く。
EWR-0901
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価格帯:C
トム・ジョンソン(1939-):ピアノ作品集
 Counting Keys (1982) /
 Organ and Silence for Piano (2002) /
 Tilework for Piano(2003) /
 Block Design for Piano (2005)
ジョン・マッカルパイン(P)
 モートン・フェルドマンの元で学んだミニマニスト、ジョンソン。フランス放送局より依属された作品「 J'entends un choeur 」などがあり、Wandelweiser としては珍しいミニマル・ミュージック。
EWR-0902
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価格帯:C
マイケル・ピサロ(1961-):
 Hearing Metal 1 (2008-2009)

 [ Sleeping Muse /
  The Endless Column /
  Sculpture for The Bind]
グレッグ・ステュアート
(タム・タム)
 マイケル・ピサロ は Wandelweiser アンサンブルのメンバーとして活躍、80もの作品を作曲し、米国テキサス大学で教鞭をとっている。
 (演奏に使用されたと思われる)60インチの "Mikrophonie" タム・タムは、メタルで縁にテーピングがされており、表面はなめらかなゴールド。メロディーは、音で埋められた長い正弦トーンで作られている。
EWR-1001/02
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(2CD)
価格帯:C
ケージ、フレイ、フェルドマン、アイレス、ジョンソン
 ジョン・ケージ:エチュード・オーストラルズ第2番
 ユルク・フレイ: Sam Lazalo Bros
 サミュエル・フィリーゼン: Possible Worlds Nos.1-5
 モートン・フェルドマン:最後の小品
 ジョン・ケージ:ピアノのための2つの小品
 リチャード・エアーズ: no.8 Piano (solo)
 ジョン・ケージ:One
 トム・ジョンソン: Tilework for Piano
 マイケル・マニオン:ピアノ独奏のための音楽
ダンテ・ブーン(P)
EWR-1003/4
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(2CD)
価格帯:C
エヴァ=マリア・ホウベン(1955-):ピアノ作品集
 クラヴィーア/3つのコラール (penser à satie) /
 senza espressione /
 und entfernt sich wieder - singend /3つの子守歌
エヴァ=マリア・ホウベン(P)
 『ピアノの音は聴こえなくなるが、聴こえなくなった後に変化しながら現れる。音の終息には何も見えないが、見ることの出来る範囲がある。』とのこと。
EWR-1005
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価格帯:C
ティム・パーキンソン(1973-):ピアノ作品集
 ピアノ小品集 (2006)/ピアノ小品集 (2007)
フィリップ・トーマス(P)
 英国在住の作曲家で、2009年9月にはフィル・ニブロックともコラボレーションを行なった。チェロ作品集(EWR-0603)も好評。
EWR-9601/2
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(2CD)
価格帯:C
ジョン・ケージ:チープ・イミテーション
ユルク・フレイ: Sam Lazaro Bros (1984)
マイケル・ピサロ: here (2)
アントワーヌ・ベーヘル:
 砂粒の物語[die geschichte des sandkorns]
エドウィン・アレクサンデル・
 ブーフホルツ(アコーディオン)
ノルミサ・
 ペレイラ・ダ・シルヴァ(Fl)
 録音:1996年7月、ホーエンフェルヘーザー [Hohenferchesar]、ドイツ。
EWR-9604
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価格帯:C
クリスティアン・ウルフ:Stones ヴァンデルヴァイザー
 作曲家アンサンブル
 あらゆるサイズ、種類、色の石を使ってサウンドを作った作品。曲の大部分は連続性がないが、時折急速な連続がある。大部分が石と石をぶつかりあう音からなるが、石以外の表面とぶつかりあう音もあり、弓を使ったり、増幅音にすることもある。ただし、物を壊すようなことがあってはならない。( Prose Collection 1968-1974 より)。
 ヴァンデルヴァイザーに属する7人の作曲家から成るアンサンブルは、それぞれが独立した10から20のイベントを考えたが、その解釈はスコアと矛盾するものではない。彼らは極めて静かに石の表面にデッサンをしたり、床の上で大きな石を引きずったり、27分間2つのでこぼこの石を静かにこすり合わせたり、ヴァイオリンと弓を使ったり、55分経過した後にかすかに聞こえる音で演奏したりしている。CDを聴いているうち再生していることをすっかり忘れてしまいそうになるが、そのうち突然小さな石の音が聞こえ、CDを聴いている事を思い出すだろう。
EWR-9608
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価格帯:C
クラリネット独奏のための現代作品集
 アルヴィン・ルシエ(1931-):
  ジョン・ヒギンズへの追悼(1987)
 クリスティアン・ウルフ(1934-):
  地下牢のように暗く(1977)/ Exercise 17 (1975)/
  6つの旋律の変奏曲(1993)
 ブルクハルト・シュロータウアー(1957-):
   aus atem (out of breath) (1995)
 ユルク・フレイ(1953-):
  Mit Schweigen wird's gesprochen (1993/1995)
ユルク・フレイ(Cl/バスCl)
 録音:1996年5月、Hohenferchesar。
 アルヴィン・ルシエの作品では、安定したクラリネットのバイブレーションとエレクトロニック(電子装置)で作られたわずかに上向きの正弦波がぶつかり合い、ビートができる。そのビートはクラリネットの音から出された音でもなければ、サインウエイブの音でもない。そのふたつの間にできた音だ。
EWR-9901
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価格帯:C
ジョン・ケージ: Branches (1976) Ensemble daswirdas
 録音:1998年8月、Val Sumvitg、スイス。
 ジョン・ケージの Branches (1976) は1975年の作品「木の子供」から始まり、続いて「木の子供」の変奏が順不同に続く。どの変奏も8分間の長さで、ひとつの変奏が終わると1〜8分間の静寂があり、次の変奏との区切りとなっている。ケージは「木の子供」の解説で次のように語っている「10の楽器を見付けなさい。ひとつはメキシコに生育する poinciana という木のさやでできた pod というガラガラのような楽器だ」。演奏者は自分の Branch のスコアを易経で決める。この方法で「木の子供」のアレンジとバリエーションを、そしてある部分でいくつかの楽器が使われる場合、楽器の選択と休止の長さも決定される(ただしポッドは常に最終パート。他の楽器はグループで使われるが、どの楽器も使用は1回のみ)。この作品を演奏する場合、型どおりにチューニングされた楽器や、動物や金属を素材とする楽器は不可である。ケージは、特に棘が爪楊枝に使われるサボテン(生または乾燥されたもの)を使うことを勧めている。
 当CDの録音場所を選ぶにあたってレーベルは、「自然な音」「クリアで早い反響」「音の反射」といった従来の基準は重要視しなかった。レコーディングはスイス東部グラウビュンデン州にある巨大なダム Val Sumvitg で、外部からの音を遮断し、気温摂氏6度に保たれた環境で行われた。コンクリートの建物の中は高さ20メートル、容積約1000立方メートルの広さの違う7つの部屋に仕切られおり、ふたつの通路で結ばれているという。
 Daswordasは7人のメンバー(2人のギタリスト、2人のチェリスト、2人のフルート奏者、ひとりのアコーディオン奏者)からなるアンサンブルで、実験的音楽やコンセプチュアルなコンサートを中心に活動している。彼らが1991年5月にチューリヒで Branches を初めて演奏したときには、ケージが聴衆のひとりとして参加していたという。
TOCHNIT ALEPH
 ベルリンに本拠を置くレーベルですが、現時点でのお取扱いは、EDITION WANDELWEISER RECORDS 経由で入荷する下記1点のみとなります。
ALEPH-093
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(2CD)
価格帯:C
ヘルマン・ニッチュ(1938-):交響曲第8番
 (合唱、オーケストラとノイズ・オーケストラのための; 1990? )
 20世紀アンサンブル [Ensemble 20.Jahrhundert]、
 ウィーン・電子音楽ブラスo. [Blasorchester der Wiener E-Werke]
 フーゴー・ディストラーcho. ヴォルフガング・ミッテラー(シンセサイザー)
 録音:1990年6月25日、MAK Museum für angewandte Kunst 、ウィーン、初演時ライヴ。2001年に、LP でアメリカの Cortical Foundation から185部限定で発売(当店未案内)されたのが初出で、今回初CD化。
 ウィーン・アクション派のヘルマン・ニッチによるノイズな管弦楽とヘビー・ドローン音楽。ブックレットには2枚のポスター、スコアの一部、写真なども含む。全世界で650枚の限定発売。
 #発売から時間が経過しており、入荷しない可能性もあります。
Gasometer Oberhausen
4571288021347
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価格帯:C
クリスティーナ・クビッシュ(1948-): Licht Himmel
 収録時間:49分。ミキシング&マスタリング:ベルリン工科大学電子スタジオ。14チャンネルのステレオ・ミックス。巨大なガスタンクの中に212個の特殊ライトが設置され、サウンドが2台のスピーカー(高い位置に1台低い位置に1台)から流れ出す。
 使用楽器: Trautonium, glass harmonica, tibetan metal bowls, voice, tuning forks, bells, glass gong, glass cornett, double bass, springdrums, nature recordings。
Important Records
imprec-167
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価格帯:C
クリスティーナ・クビッシュ(1948-): Five Electrical Walks
 Homage With Minimal Disinformation / E-Legend / Security / Atocha / Night Shift
 録音:2003年-2007年、バーミンガム、シカゴ、台北、パル(パリ?)、ロンドン、ニューヨーク、ベルリン。
 収録時間:39分。クビッシュは自作の高感度ワイヤレス・ヘッドフォンを使用し、5年間各地を回り地上と地下の電磁場をライヴ録音、ミキシングはベルリン工科大学電子スタジオと Studio Hoppegarten にて行われた。
imprec-168
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価格帯:C
クリスティーナ・クビッシュ(1948-): Night Flight
 The Cat's Dream / Night Flights / Circles III
 ナチュラルでサンプリングされた音がコンビネーション化された、奇妙なサウンド。
Olof Bright
OBCD-13
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価格帯:C
クリスティーナ・クビッシュ(1948-):
 24の展覧会の絵 [24 Pictures at an Exhibition]

  キャンバスの油 [Olja på duk] / ツアー [Rundvandring] /コレクション [Samlingen]
 録音:2005年、Ysad Art Museum、スウェーデン、ライヴ?
 クビッシュはドイツ生まれの女性インスタレーション作家。複数のスウェーデン語による声から作られた、3トラック&26分のミニマル作品。
Semishigure
semi-006
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価格帯:C
クリスティーナ・クビッシュ(1948-): Armonica コンスタンティン・レッスル
(グラスハーモニカ)
 収録時間:56分。『ベルリンのミュージアムより古いオリジナル「グラス・ハーモニカ」を使用したミニマム音楽』とのこと。
TOCHNIT
ALEPH-073
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価格帯:C
限定盤
アンリ・ショパン(1922-): La Plaine des Respirs
 Prologue / La Plaine des Respirs Vivace Comme IL Se DOIT / Finale
 録音:2003年-2004年。500枚限定版。アンリ・ショパンはパリ生まれ。ミュージック・コンクレートと音の詩人として知られている。口から発せられるエレクトリック・サウンドとミュージックコンクレート。
Ville De Poitiers
4571288021309
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価格帯:C
クリスティーナ・クビッシュ(1948-): La Ville Magnetique
 ブレーメン生まれのクビッシュ。サウンド・アーティストとして確固たる地位を築き、各地でマグネティック・インダクションのような技術を音楽に見出した。アコースティック空間、視覚芸術、ヴィジュアル・アートなど。
World Edition
WorldEd-0012
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価格帯:C
マルコ・ブラウ [Marco Blaauw]:
 即興
(全12トラック)
マルコ・ブラウ(Tp)
ヘイスブレヒト・ローイェ
(バス・ツィター)
 『2007年バス・チター(2.8m)のためにロング・トレイラーを借り悪天候の中ケルンへと、しかし牽引するにはとても難しく大幅に遅れた。3時間の録音は休憩なしで行われ録音後は空虚な時間を感じた。毎夜聴き直し本当に音楽を演奏したのか自問自答した。』とのこと。
WorldEd-0011
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価格帯:C
エドゥアルド・ポロニオ(1941-): Proprio Motu
 Trois moments precedant la genese des cordes /
 Secuencia a Jorge / La ultima pocima /
 U flu for fru / Brief Fast Ambrosia /
 Improvisacion con formas frias / Sudoku mix
Quartet bec Frullato
 スペイン生まれのポロニオによる実験的なエレクトロニクス音楽。


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