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CHARLIN DISQUES
1CDあたり:¥11000(税抜¥10000)


 ワンポイント録音で知られるフランスの天才的エンジニア、アンドレ・シャルラン(1903-1983/フルネーム:アンドレ・マリー・ベルナール・シャルラン)の名を冠したレーベルが久々に日本へ登場。LP期には Edition André Charlin としてリリースされていたが、CD時代になってからは、1980年代後半から1990年代中ごろまで国内代理店があっただけで、ほぼ15年以上日本国内から姿を消していた。
 『伝説の名エンジニア、アンドレ・シャルラン完全ワン・ポイントのむせかえる香り』『フランス音楽黄金期の濃厚な名録音が蘇ります。』『フランスを代表する伝説の名エンジニア、アンドレ・シャルラン。彼が1960年代にかけて録音したシャルラン・レーベル伝説の録音が復活いたします。シャルランが生涯こだわり続けた「ワン・ポイント録音」の素晴らしさを実感!「クラシック音楽の場合には、音楽がそこにあるのです。音楽自体がすでに存在するのです。更にまた、聴く人の耳というものは、一ヶ所です。二つの耳はついていますが、音楽の発する空間からある距離をもって聴者をみた場合、一ヶ所に集約されます。完成されたすでに存在する音楽というものに沢山のマイクロフォンを立ててミクシングするということは音楽に対する冒瀆です。ですから、ワン・ポイントというものはあたりまえのことではありませんか?」と語るシャルランの完全ワン・ポイントのむせかえる香り高き録音がここに完全復活いたします。』(以上『』内、代理店記載ママ)
 若い頃フルート奏者としての才能を示していたアンドレ・シャルランだが、13歳のときに父が亡くなり、演奏家としての道を諦めざるをえなかったようだ。その時電気技師をしていた叔父(母の弟)から指導を受けた結果、16歳-17歳頃というから1920年代初頭には、当時イヤホーンで聴くのが普通だったラジオ放送を、ダンス・ホールで流すことが出来るほど大音量化できる優れた増幅回路を組み立てた。これは後に彼が成し遂げた200以上の特許に繋がるものだったという。そして1930年代に入ると映画の音響技師として活躍、映画のカラー映像方式に関しても特許を取っている。また、第二次世界大戦中には、灯火管制中の暗闇で走る事を余儀なくされていた自転車用として、ダイナモも新開発した。
 大戦後、1949年に映画関係事業をオランダのPHILIPSへ売却したシャルランが始めたのが音楽録音業だったようだ。これは、発明されたばかりで特許が高額だったアメリカの LP 生産設備の替わりに、シャルランの持つ特許を可能な限り駆使して LP を生産しようという、デュクレテ・トムソンを始めとする幾つかのレーベルの思惑もあったらしい。1954年にはダミーヘッドを用いたバイノーラル録音を発明、そして1962年には「シャンゼリゼ録音センター」を設立、自らのレーベル Edition André Charlin も立ち上げた。残念ながらこの事業は1970年代中頃までしか続かず、税金の滞納でマスター・テープなどを差し押さえられてしまったと伝えられる。健康を害したシャルランは1983年に亡くなってしまったが、シャルラン・レコードの版権自体は死去の直前に取り戻すことができたようで、それがこのCDリリースに繋がっているのだろう。他のEMI、ERATOなどへ行なった物も併せ、彼が残した数珠の録音は、21世紀に入った今日でもそのかがやきを失っていない。

 2011/4/17:第2回案内10点を追加、これでアナウンスされたのはCDのみ36点となった。復刻LPも5点アナウンスされていたが、国内代理店のリストには掲載されていない。
 #一部にCD-R製版品が混じる可能性があります。国内代理店ではCD-R製版品を出荷しませんが、入手困難となった場合、当店では海外からもお取り寄せを試みているため区別がつきません。プレス盤を指定しての御注文はお受け出来ませんので、御了承下さい。

ヴィヴァルディ:ニシ・ドミヌス RV.608/マニフィカト RV.611
 E.クンダリ、A.ヴェルチェッリ(S) A.M.ロータ(A)
 カルロ・フェリーチェ・チラーリオ指揮ミラノ・アンジェリクムo.
 珍しいニシ・ドミヌス他、ヴィヴァルディの声楽集。
ハイドン:ミサ曲第11番 変ロ長調「天地創造」(1801)
 マリア・タボルスキー(S) ユリア・ファルク(A) エーリヒ・ズール・エック(T)
 カルロ・シュミット(B) ローベルト・クッペルヴァイザー(Org)
 エルンスト・ヒンライナー指揮ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ、ザルツブルク放送cho.
 (C) 記載無し。大規模の声楽作品も天才シャルラン技師の手にかかれば、実に自然で美しいワンポイント芸術!
フォーレ:レクイエムOp.48
 アンヌ=マリー・ブランザ(S) ピエール・モレ(Br) ジャン・ギユー(Org)
 R.P.マルタン指揮サン・トゥスタシュ o.&cho.
 録音:1965年(別資料では1963年頃)/ (C) 1965 。指揮者は当盤の表記( R. P. Martin de l'Oratoire )に従ったが、旧国内盤では「R.P.エミール・マルタン」の指揮となっていた。ただ、当盤をこの「エミール・マルタン(1914-1989)という作曲家・指揮者・神父(リンク先はフランス語のみ)が指揮している」という資料は、なぜかネット上では日本語の物しか見つからない(この人の指揮で間違い無いと思われるのだが・・・)。また、オーケストラの実態はラムルー管ではないかとの説もある。
 シャルラン・レーベルの代表的録音の一つだが、マスター・テープが破棄されたアイテムなのか、盤起こしの模様。ただし、国内盤で発売されたときよりは、本家の意地もあってか相当改善されているようだ。
ヴェーバー
 ミサ・ソレムニス第2番/オッフェルトリウム「栄光と名誉をもて汝は彼の者に戴冠せり」/
 オッフェルトリウム「イン・ディエ・ソレムニタティス・ヴェストレ」
  マリア・タボルスキー(S) ゲルダ・キンク(A) ヘルマン・ペルマン(T)
  ハンス・フーバー(B) ギゼラ・シンドラー(Org)
  エルネスト・エレ指揮ミュンヘン聖ミヒャエル教会o.&cho.
 録音:1967年。
ロシア修道院における晩課〔 Appel cloches / Office 〕
 シュヴトーニュ修道院修道士cho.
 録音:1965年。#2019年の国内代理店提供アイテム一覧では廃盤となっています。入荷しない場合はご容赦ください。
モーツァルト:ミサ・ソレムニスK.337/カンタータ「悔悟するダヴィデ」 K.469
 クリスタ・デクラー、マリア・タボルスキー(S) マルガレーテ・キッセル(A)
 リチャード・ヴァン・ヴルーマン(T) ハルトムート・ミュラー(B) ローベルト・クッペルヴィーザー(Org)

 エルンスト・ヒンライナー指揮ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ
 録音:1964年。独唱陣の名前はイニシャルのみの表記だったので、当店で補完した。なお、代理店資料では『キリエKV.336』も含まれている事になっているが、レーベルの資料には含まれていない。
 #2019年の国内代理店提供アイテム一覧では廃盤となっています。入荷しない場合はご容赦ください。
モーツァルト
 アダージョとフーガKV.546(*)/2つの幻想曲(*)[ヘ短調 KV.594/ヘ短調 KV.608]/
 アンダンテ ヘ長調 KV.616(*)/アダージョ ロ長調 KV.540(#)/
 アレグロとフーガKV.312/401(#)/序奏とフーガKV.399(#)
  ヴォルフガング・フォン・カラヤン合奏団(*)
  ヨハネス・プローガー、ヴォルフガング・バウアー(Org;#)
 (C) 記載無し。使用オルガン:キルヒェンハイムボランデンの歴史的オルガン、1745年、シュトゥム製作(#)。カラヤン兄、ヴォルフガング率いるヴォルフガング・フォン・カラヤン合奏団による、モーツァルトのオルガン作品集。
カバニリェス(1644-1712):
 第5旋法による皇帝のバターリャ第1番/
 ガラルダス第5番/パッサカリア第2番/
 パッサカリア第3番/ティエント第3番/
 ティエント第4番/ティエント第13番
モンセラト・トレント(Org)
 録音:1970年、聖マリア教会。
 カバニリェスは、16世紀以来のスペイン・オルガン音楽の形式的伝統を維持しつつ、バロックの華麗な技巧を展開したオルガニスト。華やかなストップをもつ聖マリア教会に適した演奏。
ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉 アントニ・ロス・マルバ指揮
カタルーニャ室内o.
 名手、マルバとカタルーニャ室内o.によるハイドンの傑作。
モーツァルト
 オッフェルトリウム「主よ憐れみたまえ」K.222/キリエ 変ホ長調 KV.322/
 ヴェスペレKV.321/キリエ ニ短調 KV.341
  C.デルガー(S) M.キッセル(A) D.クレイトン(T) H.ミュラー(B)
  エルンスト・ヒンライナー指揮ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ
 巨匠ヒンライナーによるモーツァルト声楽曲集。
シューベルト:オラトリオ「ラザロ、または復活祭」D.689(未完)
 アントニア・ファーベルク、ヒルデガルト・リンマー、ゲルトルート・ストクラッサ(S)
 アルベルト・ガスナー(T;ラズロ) フリードリヒ・レンツ(T)
 エルンスト・ペーター・モリトリス(Br) プロ・ムジカ・サクラ
 ヘルムート・バンツァーフ指揮ミュンヘンo.&cho.
 録音:1967年。
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(1880-1965):レクイエム/ヴェズレー
 クリスティアーヌ・エダ=ピエール(S) レミー・コラッツァ(A)
 ベルナール・クリュイセン(Br) ジャンヌ・ボドリー=ゴダール(Org)
 ジャン・フルネ指揮フランス国立o.、フランス国立放送cho.
 フランス音楽の名指揮者でもあったアンゲルブレシュトのレクイエムを巨匠フルネによる繊細なタクトで。なお『ベルナルド・ジャン・フルネ』なる記載があったが、独唱奏陣がコラッツァまでしか記載されていなかったので(以降は当店で補完)、ベルナール・クリュイセンの名前部分がジャン・フルネの前にくっついてしまった、という事のようだ。
 #一時期廃盤でしたが、2019年の国内代理店提供アイテム一覧に含まれています。ただし海外では廃盤扱いのままで高騰が続いており、入荷しない場合はご容赦ください。
ベートーヴェン
 笛時計のための5つの小品 WoO.33 より Nos.1-3/
 前奏曲 ヘ短調 WoO.55/
 すべての長調による2つの前奏曲 Op.39-1/
 三重奏曲 変ホ長調 Op.38
ヴィルヘルム・
 クルムバッハ(Org)
 録音:1967年。
 珍しいベートーヴェンのオルガン曲集。かわいい笛時計の小品をはじめ、ベートーヴェンのやさしさを感じられる、興味深い内容。また、シャルランのワンポイント録音を実感できる名録音。
AMS-106
廃盤
シャルル・トゥルヌミール(1870-1939):
 オルガンの秘法より「聖霊降臨節」(26冊)Op.57/
 キリストの最後の7つの言葉に寄せる
  オルガン・コラール詩曲 Op.67
ピエール・モロー(Org)
ヴィエルヌ
 「24の自由な形式の小品」より Nos.1, 3 /
 ディヴェルティスマン/アンダンティーノ/
 カノン・レジェンド/ウェストミンスターの鐘
ピエール・モロー(Org)
 (録音?:)ノートルダム大聖堂。
 ノートルダム大聖堂のオルガニストであったヴィエルヌの作品集。幻想的小品集「ウェストミンスターの鐘」をはじめ、大聖堂に響き渡る荘厳な世界へ誘われる。
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):
 ミサ・コンチェルタータ
ウンベルト・カッティーニ指揮
ミラノ・アンジェリクムo.
 カヴァッリはモンテヴェルディの下で歌手を務めた、聖マルコ教会のオルガニスト。バロック歌劇の隆盛をもたらした作曲家。
AMS-401
(2CD)
廃盤
メシアン:主の降誕/キリストの昇天/
     永遠の教会の出現/天上の宴
ガストン・リテーズ(Org)
AMS-445
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(2CD)
J.S.バッハ
 フーガの技法 BWV.1080
ヴォルフガング・
 フォン・カラヤン合奏団
 世界的指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの兄、ヴォルフガング。ファンの間ではシャルラン・レーベルで録音された本録音は、隠れた名盤として語り草となっている。均整のとれた落ち着いた演奏は、弟ヘルベルトをも思わせる素晴らしい演奏。
 #一時期廃盤でしたが、2019年の国内代理店提供アイテム一覧に含まれています。ただし海外では廃盤扱いのままで高騰が続いており、入荷しない場合はご容赦ください。
エレーヌ・サロメ〜モーツァルト
 幻想曲 ハ短調 KV.475/ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457/組曲ハ短調 K.399 /
 グルック「メッカの巡礼」の「愚かな民の思うには」による10の変奏曲 ト長調 K.455
  エレーヌ・サロメ(P)
 録音:1989年(とあるがおそらく誤り。LPは1970年代にプレスされている模様)。エレーヌ・サロメはシャルランが絶大な信頼をおいていたピアニスト。選曲はいささか渋めだが、非常に繊細で美しいタッチが魅力で、どれをとっても逸品の仕上がり。
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853):
 弦楽五重奏曲 Op.78 No.1/弦楽四重奏曲 Op.8 No.1
 ジェラール・ジャリ、イヴォン・カラシリ(Vn)
 セルジュ・コロ、ブリュノ・パスキエ(Va) ミシェル・トュルニュ(Vc)
 録音:1972年。
 なんと悲しき調べ。フランスも生まれ、ロンドンで教育を受け、メンデルスゾーンやシューマンによってドイツに紹介されて高く称賛されたオンスロウは、おびただしい室内楽曲を作曲している。とりわけ弦楽五重奏曲作品78-1は哀愁に満ちた旋律が心に残る。一度聴けば音楽的価値の高さに驚かされる事だろう。
ヴィヴァルディ(1678-1741):
 ヴァイオリン協奏曲集「四季」
フランコ・グッリ(Vn)
アルド・チェッカート指揮
ミラノ・アンジェリクムo.
 (C) 1963。ヴァイオリン独奏のグッリの艶やかな美音が印象的。
コレット(1707-1795):
 クリスマス協奏曲第2番/協奏曲「フェニックス」/
 カリヨン/人の一生 Op.10
ジェラール・カルティニー指揮
ジェラール・カルティニー室内o.
 フランスの教会オルガニストであったコレット。当時の様々な楽器の奏法について著書を残している。
ルイ・フェルディナント・フォン・プロイセン(1772-1806):ピアノ四重奏曲 ヘ短調 Op.6
リスト:プロイセンのルイ・フェルディナント公のモティーフによる悲歌
 エレーヌ・サロメ(P) エルンスト・マイヤー=シールニング(Vn)
 ペーター・シュトヴァッサー(Va) クロード・シュタルク(Vc)
 録音:1979年(代理店記載ママ)。代理店のカナ表記には『フェルナント』『メイヤー・ジーミン』『スタルク』等というのがあるが、誤り。
ハイドン
 2つのホルンのための協奏曲 変ホ長調/
 交響曲第72番 ニ長調 Hob.I.72/
 ディヴェルティメント ニ長調 Hob.II.D22
ヘルムート・ミュラー=
 ブリュール指揮
ケルン室内o.
 天地創造の楽想が2か所で借用されている録音。ナクソス・レーベルでのハイドン・シリーズが話題の巨匠ミュラー=ブリュールだが、忘れてはいけない録音。
ジョスカン・デ・プレ(1450-1521):ミサ・ガウデアムス
Les fresques musicales de St. Bonnet-le-Chateau
 (pièces vocales et instrumentales diverses)
 ロジェ・コット指揮パリ古典合奏団、プラン・シャン声楽アンサンブル
 フランドル楽派の最大の作曲家であり、多くのミサが残されているが、ひときわ美しいメロディの作品。
 #一時期廃盤でしたが、2019年の国内代理店提供アイテム一覧に含まれています。
フランツ・ベンダ(1709-1786):シンフォニア
ヨハン・ゲオルク・ベンダ(1715-1752):
 ヴァイオリン協奏曲
ゲオルク・アントン・ベンダ(1722-1795):シンフォニア
フランツ・ベンダ:フルート協奏曲 ト長調
ミロスラフ・クレメント(Fl)
プラハ室内o.
 録音:1968年。ベンダ一族は、ボヘミア起源の音楽家一族で、数世代にわたって有名な作曲家や器楽奏者を輩出した。
CL-123
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(2CD)
フォーレ(1845-1924):
 ピアノ五重奏曲[第1番 ニ短調 Op.89/第2番 ハ短調 Op.115]/
 ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 Op.15/アンダンテOp.74/子守歌 Op.16/
 エレジー ハ短調 Op.24/ドリー(2つのピアノのための)Op.56
  ジェルメーヌ・ティッサン=ヴァランタン(P)
  アンリエット・ピュイグ=ロジェ(第2P)
  ORTF SQ (フランス国立放送o.SQ)
  [ジャック・デュモン(第1Vn) ルイ・ペルルミュテル(第2Vn)
   マルク・シャルル(Va) ロベール・ザール(Vc)]
 シャルラン・レーベルの代表作。T=ヴァランタン & ORTF SQによるフォーレの真髄。
CL-340
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(2CD)
フランク:オラトリオ「至福」
 ドゥニーズ・モンテイユ(S) シモーヌ・クデール(Ms)
 モナ・ケリス、クリスティアーヌ・シャンタル、ドゥニーズ・ジョリ(A)
 マルセル・ユルブロク、ジャン・ブラッツィ(T) アンドレ・ジョンケル、
 ルイ・モーラン(Br) グザヴィエ・ドプラ、ピエール・マレ(B)
 ピエール・コシュロー、ピエール・シャプル(Org) ジャン・アラン指揮
 パリ・アカデミーo.、エリザベート・ブラッスールcho.、シャイヨー児童cho.
 録音:1972年、パリ・ノートルダム寺院。旧品番:CL-3/4。独唱陣は一切記載されていなかったので、当店で補完した。シャルラン・レーベル代表盤の一つ。ノートルダム寺院に響き渡る壮麗な響きが、ワン・ポイント録音で見事に捕らえられている。
J.S.バッハ
 チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052(オルガン独奏版)/
 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV.1060a (*)/
 合奏協奏曲 ニ長調 BWV.1055bis
  オルガン奏者不祥 ジャック・シャンボン(Ob;*) ジェラール・ジャリ(Vn;*)
  ジェラール・カルティニー・ソリストo./他
 録音:1988年(とあるが、おそらく誤り)。パイヤール室内o.との四季でも有名な名ヴァイオリニストで、非常に甘美な音色が魅力のジェラール・ジャリを迎えた(*)など、バッハの秘曲を集めた1枚。
 #当商品は、国内代理店から『デジタルノイズが混入していることが判明致しましたため、出荷を見合わせレーベルに対し再プレスの要請をして参りました。しかしながら、このたび、最終的にレーベルより再プレスをする意向はないとの回答を受けました。この回答を踏まえ、弊社としましてはこのタイトルにつきまして、販売を断念することと致しました。』との連絡が来ております。当店では海外からのお取り寄せを続けていますが、上記の通り、ノイズが入る箇所があると思われるため、その旨御了承のほどお願い致します。
ロシア五人組 [Les Cinq Russes]
 リムスキー=コルサコフ:スペイン狂詩曲 Op.34
 バラキレフ:ロシアの3つの主題による序曲
 ムソルグスキー:ホヴァンシチーナより
 キュイ:2つの小品
 ボロディン:中央アジアの草原にて
ラースロー・ショモジー指揮
シャンゼリゼ劇場o.
 録音:1992年(とあるが、ショモジー(1907-1988)没後のため誤り)。
ヴィヴァルディ
 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 Op.3-10/ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.3-3
J.S.バッハ
 4つのチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV.1065/チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BWV.978
  アンジェロ・ステファナート、チェーザレ・フェッラレージ、
  ブルーノ・サルヴィ、マルゲリータ・チェラディーニ(Vn)
  ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ、ブルーノ・カニーノ、
  アントニオ・バッリスタ、クラウディオ・アバド(Cemb)
  アルベルト・ゼッダ指揮ミラノ・アンジェリクム管弦楽
 録音:1963年。
 なんと豪華なメンバーによるバッハ、ヴィヴァルディ協奏曲集。特にバッハの独奏者陣は凄く、指揮者アバド(1933-)、奇才ピアニストのカニーノ(1935-)とバッリスタ(1936-)、そしてイタリア・オルガン&チェンバロ界の大御所L.F.タリアヴィーニ(1929-)、と、皆まだ30歳台以前だった現代の大家たちが揃っている。
SLC-11
[SLC-11-2]
廃盤
J.S.バッハ(1685-1750):
 トッカータとフーガ ト短調BWV.565/
 「目覚めよ、と呼ばわる物見らの声」BWV.645/
ブクステフーデ(1637-1707):
 幻想曲、フーガとシャコンヌ ハ長調 Bux WV.137/
 コラール前奏曲「ああ主よ、あわれなる罪人のわれを」
F.クープラン(1668-1733):
 「教区のためのミサ曲」
   〜グラン・ジュによるオッフェルトリウム
ニコラ・ド・グリニー(1671-1703):
 ティエルス・アン・ターユのレシ/
 「オルガン曲集」〜4声のフーガ
ルイ・クロード・ダカン(1694-1772):
 ノエル ト長調
ガストン・リテーズ(Org)
SLC-12
[SLC-12-2]
廃盤
ロマン派オルガンの最高峰
 フランク:コラール第3番/前奏曲、フーガと変奏曲
 リスト:バッハの主題による前奏曲とフーガ
 シューマン:練習曲第4番
 メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ第1番
ガストン・リテーズ(Org)
ミヨー:屋根の上の牡牛 Op.58/世界の創造 Op.81 ダリウス・ミヨー指揮
シャンゼリゼ劇場o.
 (C) 1956。仏 ディアパソン誌「ディアパソン・ドール」獲得盤。
 ミヨー自作自演による知られざる名録音。代表作「屋根の上の牡牛」は必聴。
 #本体の品番表記は "SLC-17" ですが、代理店のミスにより "SCL-17" と登録されてしまっており、本体にはSCL-17と記載されたシールが貼られています。正しい品番で発注するとエラーとなってしまうため、当店でも止むを得ず誤品番で管理しています。御了承下さい。
ヴィヴァルディ
 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op.3-8/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.3-11
J.S.バッハ:オルガン協奏曲[イ短調 BWV.593/ニ短調 BWV.596]
 B.サルヴィ、R.ペッツァーニ(Vn) A.エスポジート(Org)
 アルベルト・ゼッダ指揮アンジェリクム室内合奏団
 録音:1966年。
 ヴィヴァルディの有名な2つのヴァイオリンのための協奏曲とバッハによるオルガン編曲を聴き比べることのできる1枚。シャルランのワン・ポイント録音ならではオルガンのダイナミックな録音に注目。
ディヴェルティスマンとノクテュルヌ集 [Divertissements Nocturnes]
 モーツァルト:セレナード第6番 ニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」K.239
 ヴィヴァルディ:フルート協奏曲 ト短調「夜」RV.439, Op.10 No.2
 ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 ハ長調「マドリッドの夜の通りの音楽」Op.30 No.6
 ビーバー:「夜警の声」を含む5声のセレナード ハ長調
  オット・ペーター(バリトン) ハンス=ユルゲン・メーリング(Fl)
  エルンスト・マイヤー=シーミング、ギュンター・ロスバッハ(Vn)
  ゲオルク・デステネイ(Va) クロード・シュタルク(Vc)
  ヴァルター・メウター(Cb) ヘルムート・ミュラー=ブリュール指揮ケルン室内o.
 録音:1970年。ミュラー=ブリュールはアーベントロートに師事し、アーベントロートが創設したケルン室内o.の指揮者に就任、21世紀の今日まで同オケを率い『勢力的』(代理店記載ママ)に活躍している。


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