ANTHONELLO MODE
(国内盤))


特記以外 1CD¥2730(税抜¥2600)


 古楽界のプリンス、濱田芳通 率いるレーベル。

薔薇の中の薔薇
 スペイン国王アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:
  聖母マリアのカンティガ集
 プロローゴ「詩を作り歌うとは」/
 カンティガ第1番
  「これから私は尊敬された女主人のために歌います」/
 カンティガ第330番「薔薇の中の薔薇」/
 カンティガ第15番「すべての聖人たち」/
 カンティガ第139番「驚くような、
  慈悲にあふれ、実に美しい奇蹟を」/
 カンティガ第384番「その大変な美しさゆえに
           花の中の花と呼ばれる方は」/
 カンティガ第167番
  「聖処女を信頼して熱心に祈る者は誰でも」/
 カンティガ第100番「聖母マリア、夜明けの星よ」/
 カンティガ第166番「人々は罪によって」/
 カンティガ第60番
  「アヴェとエヴァの間には大きな違いがあるのです」/
 カンティガ第26番「驚くには値しません、
  もし世界をお裁きになる方の母君が
   良い裁きを下せ るとしても」/
 カンティガ第422番「神の母よ、そのとき
  われらのために御子にお祈り下さい」/
 カンティガ第37番「美しく驚くべき奇蹟を」
 〜カンティガ第159番
   「聖母マリアは許しません、聖母巡礼を」
 〜エスタンピー(器楽)/
 カンティガ第425番「喜びよ、喜びよ」
アントネッロ
[濱田芳通(リコーダー/
  コルネット/ショーム/
  スライドTp/ダブルFl)
   音楽監督
 西山まりえ(歌/ゴシックHp/
  オルガネット/Perc)
 石川かおり(フィーデル)
 春日保人(歌/Fl)
 花井尚美(歌)
 藤澤絵里香(歌/ダルシマー)
 岡庭弥生(歌)
 矢野薫
 (オルガネット/プサルテリー)
 中村孝志
 (スライドTp/コルネット)
 わだみつひろ(Perc)]
 録音: 2006年10月3日-4日、東京・関口台第一スタジオ/ 24bit 96KHz。 最強最大編成のアントネッロによる壮大なスペイン幻想! 究極の未来型“超 "古楽! 迫力ある地声による歌唱、圧倒的パワー。
 世界的なリコーダー&コルネット奏者、濱田芳通が渾身のパワーとアイディアをこめて放つ超大作。音を聴けば誰もが納得、ジャンル横断型音楽の登場。アントネッロの通常編成は3名だが、ここではかつてない大編成、声楽4名を含む計10名によるもの。ここで濱田は、多くの文献からこの時代には地声による発声が用いられていた、との結論を導き出し、クラシック的な発声法ではなく、地声による歌唱をあえて採用している。これによって得られた効果は歴然。魔術か呪術を思わせるかのような、圧倒的なパワーをもって我々にせまって来る。これは、奇しくもアラブ世界に通じていたイベリア半島の当時の雰囲気をも想起させる。濱田自身が「これまでで最高のメンバー」と満を持して世に送り出すこの壮大なる音絵巻、興奮の坩堝を是非ご堪能頂きたい。
Naturale(ナトゥラーレ)
 濱田芳通:パッサカリア(即興演奏)
 作者不詳:何を使って洗いましょう?
 ディエゴ・オルティス(c.1510-1570):
  レセルカーダ
 濱田芳通:タランテッラ(即興演奏)
 ヨハン・ショープ(c.1590-1660):
  涙のパヴァーヌ
 濱田芳通:パッサカリオ(即興演奏)
 ディエゴ・オルティス:ラ・ガンバ
 アントニオ・マルティン・イ・コル編纂:
  ラス・フォリアス
 バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラヴェルデ:
  草原と丘
 濱田芳通:ロマネスカ(即興演奏)
 ヴィンチェンツォ・ボニッツィ:甘き思い出
 ジゥーリオ・カッチーニ(c.1545 1618):
  泉に野に
 ジローラモ・ダラ・カーサ(1543 c.1600)
  に基づく:パッサカリア「小さなジャック」
アントネッロ
[濱田芳通
 (コルネット/リコーダー)
 西山まりえ
 (バロックHp/Cemb)
 石川かおり
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)]
 録音:2006年6月22-23日、マリンカルチャーセンター、マリンホール。 ブックレット解説:白石和良(音楽ライター)/ジャケット・アートワーク:さそうあきら(漫画家)。濱田芳通による21世紀型「インプロヴィゼーション古楽」。
 世界的なリコーダー&コルネット奏者、濱田芳通によるアドリブをふんだんに含む新たな古楽演奏。クラシック・ファンのみならず、ワールド・ミュージック、ヒーリング、ジャズなどの音楽ファンをも魅了する画期的なアルバム。濱田芳通はルネサンス・コルネット奏者として世界からその動向を注目され、ルネサンス時代の文献に残るサイド・アンプッシャー奏法(口の真ん中にマウスピースを当てず、サイドを用いる)復興の先駆者。マウスピースが極端に小さく、演奏至難なルネサンス・コルネットを自在に操る能力は、ホルンのデニス・ブレインに例えて賞賛される声もあがるほど。また表現力豊かなアドリブは、マイルス・デイヴィスにも匹敵すると言えるだろう。パッサカリア、ロマネスカ、タランテッラ、パッサカリオはすべて濱田芳通のオリジナル作品。彼は「本来の古楽とは即興性の強いものであり、楽譜重視のクラシックとはかけ離れた存在」と考え、多くの作品でアドリブを実践してきたが、これらオリジナル作品はその考えを一歩進め、中世・ルネサンス時代のスタイルを用いつつ新たな音楽創造を目指したものとなっている。
西山まりえバッハ・エディション1
 J.S.バッハ(1685-1750):
  ゴルトベルク変奏曲 BWV988
西山まりえ
(バロックHp/Cemb)
 録音:2007年1月9日-11日、Hakuju Hall、Pro Tools HD Recording System 24Bit/192KHz。ジャケット:さそうあきら。
 バッハ作品をチェンバリストのゴールと位置づける西山まりえによる「バッハ:チェンバロ作品全集」第一弾の登場。チェンバロだけでなく、バロック・ハープ、オルガネット、さらには歌もこなし、ルネサンスからバッハへと至る音楽の歴史を多面的に検証してきたマルチプレイヤー西山まりえならではのバッハ像がここにある。
 西山は、即興演奏家としての立場からこの作品を再熟考、第30変奏(最終変奏)「クオドリベット」とアリアには、この曲を見直す重要な鍵・・・アリアそのものが、第30変奏にだけ用いられたベルガマスカの旋律(原曲はルネサンス期に成立)の変奏であること・・・を発見した。新たな発見をふまえた西山の演奏は、新たな翼を得たかのように流麗かつ自由闊達。バッハが目の前に降りてきて即興しているかのような錯覚すらおぼえる演奏。(今後毎年2〜3作のペースで主要鍵盤作品を録音予定。)
 「「ゴルトベルク変奏曲」というミノタウロスの迷宮は、数多の名演が引いたアリアドネの糸によって、もはや歩き慣れた道筋のように思えるときがある。だが、西山まりえの「ゴルトベルク」は、アラベスク模様を描く装飾と、足どりを撹乱する自在なテンポの揺らぎによって、迷宮に無数の枝道があることを示す。喜んで、足を踏み入れよう。そこには見たことのない、魅惑的な風景が広がっている。これは高橋悠治の新盤と並んで、私たちを解放する「ゴルトベルク」なのだ。」(矢澤孝樹)
天正遣欧使節の音楽/アントネッロ
 【プロログ】:
  パッサメッツォ上の五木の子守唄/
  漆黒の南蛮履/とりこてあ(アロンソ)/
  夜は暗うて/こんけららばれ
 【出航】:牛飼いとお針箱
 【国王フェリペ2世謁見】:
  いと甘き覚え(カベソン)/
  あめまりあ(ゲレーロ)/川内の子守唄/
  ファンタシア(カレイラ)
 【舞踏会】:
  花の舞/スパニョレッタ(カローゾ)
 【伊東マンショの郷愁】:日向木挽唄
 【ローマにて】:
  馬上にて/らおだて/
  そなたはさながら清らなり
   (バッサーノ)/
  でんでれん/
  天主のサントスは来たりて
   (サカラメンタ提要)
 【関白秀吉謁見】:こんけららばれ
  (カレイラ/ナルバエス)
 【中浦ジュリアンの回想】:
  中浦手毬唄/いと甘き覚え(オルティス)/
  誰人が幸いなるか存じてをる(ヴェッキ)
  どりごまるちねす殿(作者不詳)
 【中浦ジュリアンの殉教】:
  らだにあす/こんけららばれ/パライゾに
アントネッロ
[濱田芳通
 (音楽監督/コルネタ/
  フラウタ)
 石川かおり
 (ヴィオラ・ダルコ)
 西山まりえ
 (アルパ/クラボ)
 春日保人
 (歌/篠笛/一節切)
 花井尚美、
 藤沢エリカ、
 岡庭弥生(歌)
 わだみつひろ
 (タンボール)
 矢野薫(クラボ)]
【賛助、及び特別出演】
 三浦一雄、
 皆川達夫、
 大平紀之、
 ケント・ラフ、
 鈴木克精、
 細川大介(歌)
中村孝志(トロンベタ)
 録音:2007年3月27日-28日、東京・関口台スタジオ、24bit、96KHz。
 世界的なリコーダー&コルネット奏者、濱田芳通が10年以上構想を練りあげた企画がついに音盤上に実現!! キリスト教が伝来してから秀吉がバテレン追放令を発するまでの数十年間は、日本人が西洋音楽に接した最初の時代であり、この時期に根付いた音楽の影響は、今日想像するよりも遥かに大きかったと考えられる。今日に至るまで日本人の精神に根付いたこの時代の音楽を、天正遣欧使節の歩みを通じて多角的に検証する大企画。
 天正使節の生い立ちを描くプロログからはじまり、ヨーロッパでの謁見(スペイン国王フェリペ二世、ローマ教皇グレゴリオ13世)、関白秀吉の御前演奏の再現と続き、フィナーレではキリシタン禁止令後も地下に潜伏して布教を続けた中浦ジュリアンの悲劇的な最期(10ヶ月の投獄の後、穴吊りの刑に処せられ死亡)までを音楽として描いている。アントネッロのリーダー濱田芳通は、足かけ10年以上、現在まで残っている記録・資料を可能な限り参照した上、この時代の作品を通り一遍に再現するのではなく、独自のアレンジを施して、この時代に天正使節によってもたらされた西洋音楽の影響が、21世紀のわれわれ現代人にまで及んでいることを知らしめるべく精魂を傾けた渾身の一枚。
 とにかく聴き所満載のこのアルバムだが、フィナーレ「中浦ジュリアンの殉教」は、マタイ受難曲の逮捕=裁判のシーンにも匹敵するといってもいいほどの感動的な音楽。司祭と信者たちによる重厚な応答からはじまり、やがて声が減って行き(キリスト教の迫害によりどんどん信者が減っていく様子を表現している)、ついに呼応者が誰もいなくなる…。それは隠れキリシタンの時代となったことを表現し、ここで日本人先唱者として一節歌うのは「洋楽渡来考」で知られる皆川達夫氏(立教大学名誉教授)。最後のアンティフォナ「ぱらいぞに」は、皆が天国へ行来るように…という願いが込められている。
 今回もジャケット・アートワークはさそうあきら氏(漫画家、現在公開中の映画「神童」の原作者)によるもの。西洋絵画をあしらったありがちな古楽ジャケットとは一線を画するものとなっている。
西山まりえ、バッハ・エディション Vol.2
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
  フランス風序曲(パルティータ) ロ短調 BWV.831/
  ファンタジアとフーガ イ短調 BWV.904/
  イタリア協奏曲へ長調 BWV.971
西山まりえ(Cemb)
 録音:2006年10月2日-4日、神奈川県立相模湖交流センター。
 第一弾「ゴルトベルク変奏曲」(AMOE-10001)が音楽雑誌、及び季刊オーディオ専門誌(ステレオサウンド誌、オーディオ・アクセサリー誌、オーディオ・ベーシック誌のすべて)で推薦盤として紹介されるなど、大好評を博した西山まりえによる「バッハ・エディション」第二弾。
 「奏者が異なってもタッチの違いは出ない」「フォルテとピアノの差が出ない」「レガートやカンタービレはできない」──チェンバロにまつわるこうした話しのすべてが「嘘である」とわからせるのに、これほど適したCDはないと言えるだろう。時には一般的な常識とされているより遅いテンポを採用する西山の演奏には、歌うようなレガートと四角四面にならない自由なリズム感、精妙なタッチの描きわけが存在し、西山まりえでなければ」という熱狂的ファンが多く存在する理由ともなっている。
デュファイ、他:シャンソン集
 ギヨーム・デュファイ(1397-1474):
  あなたの美しい目を見て/
  あなたの慈悲が得られるだろうか
 作曲者不詳:古謡「娘さん結婚めさるな」(器楽)(**)/
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ?:
  フランス風バッロ「恋人」(器楽)
 デュファイ:
  ああ、どうしよう、私はどうなるのだろう/
  美しい女は塔の下に座る
 作曲者不詳:
  フランス風バッロ「プティ・リャンス」(器楽)
 デュファイ:あなたの美しい目を見て
 グリエルモ・エブレーオ:
  バッサダンツァ「キューピッド」(器楽)
 デュファイ:
  美しい処女、太陽をまとった方/
  私の魂は溶けてしまった(*)/
  コンスタンティノープルの聖母教会の嘆き(*)/
  親しき友よ(器楽)/私の顔が蒼いのは
 アントニオ・コルナッツァーノ?:
  バッサダンツァ「スペインの王」(器楽)
アントネッロ
[花井尚美(S)
 濱田芳通
 (リコーダー/コルネット)
 石川かおり
 (ガンバ/フィードル)
 なかやまはるみ
 (ガンバ/レベック)
 西山まりえ
 (Hp/オルガネット)
 及川豊(T;*)
 藤沢エリカ(ダルシマー;**)]
 録音:2006年8月30日-9月1日、神奈川県立相模湖交流センター。
 現代のシャンソンに通じる、アントネッロによる新感覚デュファイ。15世紀を代表する作曲家の一人ギヨーム・デュファイは、中世音楽の伝統を引き継ぎながらも様々な点でそれを刷新し、新しいルネサンス音楽を生み出した巨匠。難解な中世の音楽がデュファイの手で親しみやすい音楽へと生まれ変わった。そこには現代人が持つ和声感覚の原点も見出すこともできる。特にブルゴーニュ宮廷で愛好されたフランス語歌曲シャンソンの作品には名作が多くある。
AMOE-10007/8

(2CD)
1CD価格
初回限定盤
目白バロック音楽祭ライヴ
 モンテヴェルディ:
  「聖母マリアの夕べの祈り」(1610)
花井尚美、
高山潤子(S)
七条信明、
谷口洋介(T)
小笠原美敬、
春日保人(B)
濱田芳通指揮
アントネッロ
ラ・ヴォーチェ・
 オルフィカ(cho.)
 録音:2007年6月1日、東京カテドラル、ライヴ。
 満場の東京カテドラルの豊かな残響のもと、ユニークな独唱陣、最大編成のアントネッロでのぞみ曲を知り尽くした合唱団による即興性に溢れた演奏は、聴衆を同音楽祭史上最大に沸せた。そのライヴ、しかも限定盤で破格のプライス。お見逃しなく。


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