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AMBITUS


1CDあたり¥4950(税抜¥4500)


いかにもドイツらしいマイナー・レーベル。なお、AMB-96〜よりもAMB-97〜の方が発売が古いアイテムです。
 #2009年以降、国内代理店からのアナウンスや入荷が無いため、基本的には海外からのお取り寄せとなります。また、当レーベルは本国ドイツ以外での流通量が極端に少なく、さらにドイツ国内でも扱っている業者が限られるため、入荷までにお時間がかかります。


Integration 〜ギターと室内オケのための現代作品集 ラインベルト・エヴァーズ、
ヴォルフガング・ヴァイゲル(G)
ドナータス・カトクス指揮
バッハ:オルガン作品集 Vol.2
 トッカータとフーガBWV.564/
 オルゲルビュヒライン BWV.599-617/
 パストラールBWV.590/コラール変奏曲BWV.733/
 前奏曲とフーガBWV.547
ハルトムート・ローマイヤー(Org)
ハンブルク聖ゲルトルート教会のオルガン音楽
 クーナウ、バッハ、ヴォーン・ウィリアムズ、
 ナジ・ハキム、リストの作品
ウーヴェ・ベステルト(Org)
世紀末〜現代ギター三重奏曲集
 アンドレアス・アレント(1973-):3つのダンスホール・ギター
 ホルガー・ビーデルマン(1952-):カメレオン組曲
 ラルフ・ヤルホウ(1961-):Concersacao a tres..., Op.12
 ヘスス・グリーディ(1886-1961):Lau Euskal Abesti
 マシモ・D・プジョル(1956-):世紀末
ローテンベック・トリオ
 ジャズ風、タンゴ封、前衛と、ギター・トリオのためのさまざまなタイプの作品を収録。
リコーダー・アンサンブル作品集
 ダンスタブル、ホルボーン、バッハ、ハンリー8世、
 セレン・ジーグ(1966-)、マティアス・マウテ、
 ヴィレム・ヴァンダー・ヴァン・ニューヴェルク、
 トマス・ルポ(1600-1628)、他の作品
アネッテ・バーエ、
コリンナ・フレーリヒ、
エバ・マリア・キュニング
(リコーダー)
AMB-96810
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(2CD)
プロコフィエフ:石の花の物語/ピーターと狼 ゲルハルト・ポール(語り)
ニコラウス・リヒター指揮
青少年の芸術のための
 独仏フォーラムo.
 各地によくある青少年オケのような存在なのではないかと思われる。
シューマン:
 クラリネットとピアノのための幻想小曲集/
 ホルンとピアノのためのアダージョ、アレグロ/
 チェロとピアノのための小品集/
 オーボエとピアノのためのロマンス/
 ヴィオラのための小品
シュテファン・シリンク(Cl)
クリスチャン・ホンメル(Ob)
ミヒャエル・シャイツバッハ(Va)
マティアス・ランフト(Vc)
小笠原ともこ(P)
時代の足跡〜現代音楽作品集
 ジョージ・クラム、ジェラルド・エッカート、
 モートン・フェルドマン、イサベル・マンドリー、
 イェルク=ペーター・ミットマンの作品
アンサンブル・
 ホリゾント
 ブレーメン放送局が制作した、ジョージ・クラム(1929-、アメリカ)やモートン・フェルドマン(1926−1987、アメリカ)など欧米の現代音楽作曲家の作品集。
エバーバルト・クレムシュタイン:
 ヴァイオリンのための作品集
ホルガー・グロース、
シルヴィア・ラインヒャルト、
アレクサンダー・
 クレムシュタイン(Vn)
ドリアン・カイハック、
カティア・ボウスカルト(P)
 世界初録音。
対話〜フルートとオルガンによる名曲集
 バッハ:トリオ・ソナタ第5番/グルック:精霊の踊り
 ボッケリーニ:メヌエット/アラン:3つの楽章
 モーツァルト:アンダンテ/ドビュッシー:シランクス
 オネゲル:牝山羊の踊り
 フォーレ:小品/同:コンクール課題曲 ほか
エヴァ・アムスラー(Fl)
ルドルフ・ルッツ(Org)
 フルート曲にオルガン伴奏、オルガン曲にフルートのオブリガートと、徹底したデュオ。
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):ギター曲集
 スペインの城/三部作/
 アルバム 第7巻/ラ・マンチャの歌 他
ヨッヘン・ロート(G)
AMB-96818
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(2CD)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集Vol.1 ヨハネス・
 スクトリク(Cemb)
ドビュッシー:
 ベルガマスク組曲/映像 第1集/版画/前奏曲集 第1巻
やまもとしずこ(P)
J.S.バッハ:
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903/
 イタリア協奏曲 ヘ長調BWV.971/フランス風序曲 ロ短調BWV.831
ヨハネス・
 シュクドリク(Cemb)
The Secret Melody 〜
 現代無伴奏ヴィオラ作品集

 ペーア・ネアゴー(1932-):
  無伴奏ヴィオラ・ソナタ
   「秘密のメロディ」(1993)
 ジャチント・シェルシ(1908-1988):
  Cuelocanth
 ヴィオレタ・ディネスク(1953-):
  ヴィオラ独奏のための「 Din Cimpoiu 」(1986)
 イヴァー・フロウンベア(1950-):Epitome (1999)
アネッテ・スラート(Va)
 録音:DDD。全曲世界初録音。
聖夜〜ドイツのクリスマス・キャロルとモテット
 ハンマーシュミット、プレトリウス、レーガー、
 ラインベルガー、エッカルト、ハスラー、フロイント、
 ライヒャルト、リーデル、J.S.バッハ、
 ボーデンシャッツの作品
ゴタールト・
 シュティアー指揮
ハンブルク・
 モンテヴェルディcho.
 ドイツの名門合唱団によるクリスマス・アルバム。
バッハ:ゴルトベルグ変奏曲 ダニエル・ヘクスター(P)
コントラッシオーネ〜コントラバス作品集
 ピアソラ/ラヴェル(ハバネラ形式の小品)/他
ペーター・フーベルト(Cb)
ウルリケ・フランケ(P)
ヴィオラによるバッハ
 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903
 リュート組曲 ト短調BWV.995(編曲:ハ短調)
 無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調BWV.1012(編曲:ト長調)
ペーター・
 ラングガルター(Va)
 大バッハのチェンバロ、リュート、チェロのための作品3曲をヴィオラで演奏したアルバム。
ポジションズ〜現代フルート作品集
 ニコラウス・H.フーバー:
  初めてのモーツァルト演奏(*)
 ゲラルト・エッケルト:黙したかんばせ(#)
 ブニータ・マルクス:ソロ(+)
 ハインツ・ホリガー:(T)air(e)(**)
ベアトリクス・ワーグナー
(Fl;* + **/
 バスFl&ピッコロ;#)
 1980-90年代に作曲された独奏フルートのための作品集。いずれも人間の呼吸という生理的な制約の限界に挑むかのような超難技巧を要する作品揃い。 なお、ホリガーの作品のタイトルは、沈黙(taire)の中の歌(air)といった意味。
ブラームス:歌曲集
 春/テレーゼ/愛の歌/帰郷/ご機嫌いかが、わたしの女王様
 夜鳴きうぐいすに寄す/くちづけ/ひめごと/花の環
 五月の夜/帰郷II/昔の歌/墓地にて/静かな夜に/他
ヘンリエッテ・マイヤー・
 ラフェンシュタイン(Ms)
エリーザベト・ボシュトレム(P)
鳥に寄せた作品集
 サン=サーンス、クープラン、シューマン、メシアン、
 チャイコフスキー、ラヴェル、他の作品
マリアンネ・ヘンケル(Fl)
オリヴァー・トリーンドル(P)
Tango Nuevo〜ピアソラに献ぐ
 ピアソラ:ブエノス・アイレスのマリア/タンゴの歴史/
  他、ジョセフ、スプリング、フレデリクの作品
トマス・リヒター(Fl)
カリン・ショルツ(G)
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第12番 イ長調K.414/
 ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調K.449
シュテファン・アルノルト(P)
クラウディス・
 トラウンフェルナー指揮
ウィーン室内po.
モーツァルト:
 ピアノ・ソナタ〔第4番/第9番/第8番〕/
 幻想曲 ニ短調 K.397
シュテファン・アルノルト(P)
Musica in Discantu
 ヴェルディ(1813-1901):4つの聖歌四篇
  〜第3曲「聖母マリアへの讃歌」
 フランツ・ビーブル(1906-2001):アヴェ・マリア
 ホルスト(1874-1934):アヴェ・マリアOp.9b
 クヌート・ニューステット(1915-):
  サンクタ・マリア Op.138
 カール=ベッティル・アイネスティーグ
  (アグネスティーグ;1924-):
  Missa in Discantu
 ハインツ・ベンカー(1921-2000):
  Aus der Tiefe rufen wir zu dir
 クヌート・ニューステット: Søk Herren
 ハブエル・ブスト(1949-):
  詩篇第23番「主はわが牧者なり」
 エギル・ホーヴラン(1924-):
  詩篇第95番「主に向かいて新しき歌を」Op.87 No.4
 マルティン・フォルツ(1961-):O Lux
カトリン・
 ヴェンデ=エーマー指揮
ミュンヘン女声cho.
 録音:2000年、ミュンヘン。
ギターと弦楽のための五重奏曲集
 ブローウェル:五重奏曲
 カステルヌオーヴォ・テデスコ:五重奏曲Op.143
 ウジェーヌ・ボザ:コンチェルティーノ・ダ・カメラ
ジークベルト・
 レムベルガー(G)
モイゼスSQ
 オスカル・ギリアに学んだドイツのギタリスト、レムベルガーと、スロヴァキアのモイゼスSQの演奏による20世紀のギターと弦楽四重奏のための作品を3曲収録。
新世界の音楽
 ベーラ・バルトーク(1881-1945):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ (1944) (*)
 ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):
  ヴァイオリンとヴィオラのための
   3つのマドリガル (1947)(*/#)
 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):
  弦楽三重奏曲Op.45 (1946)(*/#/+)
トリオ・スラート
[ヘルゲ・スラート(Vn;*)
 アネッテ・マリア・
  スラート(Va;#)
 ジョン・エード(Vc;+)]
 祖国を追われた3人の作曲家が、アメリカ時代に書いた作品を集めた物。
感傷的な散歩道
 〜ポール・ヴェルレーヌの詩による歌曲集

   フォーレ:5つのヴェネツィアの歌
   ドビュッシー:華やかな宴 第1集
   アーン:灰色の歌
 他、シャルル・ボルデ、ケックラン、ジャン・クラ、
 ショーソン、シャルパンティエの作品
マリエッテ・レンツ(S)
パウロ・アルバレス(P)
 ヴェルレーヌの詩によるフランス近代のメロディを収録したアルバム。
ウェーベルン:
 3つの小品Op.11(チェロとピアノのための)/
 四重奏曲Op.22(ヴァイオリン、クラリネット、
             テノール・サキソフォンとピアノのための)
シェーンベルク:
 ナポレオンへの頌歌Op.41/
 組曲Op.29(3本のクラリネット、ヴァイオリン、
           ヴィオラ、チェロとピアノのための)
アンサンブル・
 コントラステ
トリオ・ヴィルトゥオーゾ〜感動的に
 クーラウ:三重奏曲 ト長調Op.119
 フレデリック・ユーゼル:
  ファゴットとピアノのためのエアー・ヴァリエ
 P.モルラッキ&A.トリアーニ:
  ヴェルディの主題による協奏的二重奏曲
 ジョルジュ・アドルフ・ユー:
  フルートとピアノのための幻想曲
 フリードリヒ:メンツェル:ロマンツェ「甘き憧れ」
 ベルンハルト・フォイクト:セレナード
 オスカル・クローゼ:ロマンツェOp.38
ヴェレーナ・
 グティー=ホモルカ(Fl)
 フランク・レーマン(Fg)
 エーファ・ヤンセン(P)
 フルート、ファゴットとピアノのための珍しいオリジナル作品を集めたアルバム。「トリオ・ヴィルトゥオーゾ」がアルバムのタイトルなのか、 この3人のアンサンブルの名前なのかは不明。
カウフボイレン聖マルティン教会のオルガン
 リスト、J.S.バッハ、ボッシ、
 ジグー、ギラン、ギルマンの作品
ヨハネス・
 スクードリク(Org)
 ドイツ・バイエルンのカウフボイレン聖マルティン教会のオルガンを使用。
パンとニンフ
 ドビュッシー:
  6つの古代碑銘〜夏の風の神、パンに祈るために
 ルーセル:フルート吹きたち〜パン
 ジュール・モンク:
  フルートとピアノのための組曲「パンの笛」Op.15
 イリヤ・フルニーク:
  組曲形式による5つの小品「小さな牧神」
 セヴラック:水の精と不謹慎な牧神
 ドビュッシー:シランクス
 ドビュッシー/サマズィーユ編曲:
  牧神の午後への前奏曲
 フリードリヒ・フォス:
  フルートとピアノのための幻想曲
   「風変わりなパン」
 ヨアヒム・アンデルセン:
  ニンフのバラードと踊りOp.5
 アルトゥール・ルリエ:パンの笛
 デュカス/サマズィーユ編曲:
  遥かに聞こえる牧神の嘆き・・・
マリアンヌ・ヘンケル(Fl)
オリファー・トリーントル(P)
 録音:2001年11月、ミュンヘン。
 パン(牧羊神)とニンフ(妖精)を題材にしたフルートとピアノのための作品を集めたアルバム(一部フルート・ソロ、ピアノ・ソロを含む)。現代の作曲家の珍しい作品も含まれている。
ラヴェル:弦楽四重奏曲/
バルトーク:弦楽四重奏曲第1番Op.7
ミラSQ
ピアソラ〜ダブル・ベース・アフェアーズ
 ピアソラ:グラン・タンゴ/オブリヴィオン(忘却)/
      コントラバジシモ/ニ調のミロンガ/
      タンティ・アンニ・プリマ/キチョ
 エルンスト=ルートヴィヒ・ライトナー:
  コントラバス、木管、打楽器とハープのための協奏曲
クリスティーネ・フック(Cb)
バーバラ・ヌッスバウム(P)
ヴィンフリード・ラーデマヒャー(Vn)
ザルツブルグ・モーツァルテゥム金管フィルハーモニー
 "BASSA NOVA"(AMB-96892)に続き、女流ベーシスト、クリスティーネ・フックのアルバムが登場。ぱっと見、どこかのモデルを使ったジャケットとも思うが、正真正銘アーティスト本人。妖艶な雰囲気を醸し出すアートワーク同様、音楽もタイトルも官能的。ピアソラの作品と、彼のタンゴをフィーチャーした協奏曲で構成されている。鼓動と融合するような低音が魅力のコントラバスを効果的にプレゼンテーションした好企画な一枚。
栄光の歌〜20世紀の無伴奏合唱作品集
 ヘンリック・カミンスキ:人間よ
 トーマス・ジェンヌフェルト:
  富める者へのいましめ
 ヨゼフ・ズヴィーダー:栄光の歌
 エリック・ホイッタクル:水の夜
 エイノユハニ・ラウタヴァーラ:ロルカによる組曲
 ロルフ・ルーディン:糸紡ぎの夜の歌
 プーランク:雪の夕暮れ
 ジョン・ラッター:5つの少年時代の歌〜3曲
フリッツ・ブラウン指揮
バンベルク・
 ムジカ・ヴィヴァcho.
 1988年に創立された40人編成の合唱団がヨーロッパ各国の作曲家の作品を演奏。
バロック・クラリネット・ソナタ集
 テレマン:メトーディシェ・ソナタ
 ヘンデル:ソナタOp.5-1
 他、ヴィヴィアーニ、シロリ、コレットの作品
クリスティアン・ライテラー
(Cl/シャリュモー)
ヤン・カチュケ(Org/Cemb)
バルバラ・ライテラー(ガンバ)
 クラリネットとその前身であるシャリュモーのために作曲されたバロック時代の作品を集めたアルバム。ライテラーはドイツのバロック・クラリネットの名手だが、このディスクでも全7曲を5種類の楽器を持ち替え演奏している。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 [第7番 ニ長調 Op.10 No.3/
  第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2 「月光」/
  第30番 ホ長調 Op.109]
シュテファン・アルノルト(P)
 アルノルトはヴュルツブルクに生まれ、ハノーファーやザルツブルク・モーツァルテウムで学んだドイツの中堅ピアニスト。
W.F.バッハ:
 2つのフルートのための6つの二重奏曲
エーファ・アムスラー、
カール=ハインツ・シュッツ
(Fl-tr)
 ピリオド楽器使用。
ドイツとアルプス地方のクリスマス・キャロル集 カトリン・
 ヴェンデ=エーマー指揮
ミュンヘン女声cho.
パンの歌〜2つのフルートとハープのための作品集
 ドビュッシー/エドムント・ヴェヒター編曲:
  ビリティスの歌
 ベルリオーズ:
  オラトリオ「キリストの幼時」〜間奏曲
 ジュール・ムーケ:
  ギリシャ風ディヴェルティスマンOp.23
 フィリップ・ゴベール:
  ギリシャ風ディヴェルティスマン
 イベール:2つの間奏曲
 マインラート・シュミット:公園にて
 マックス・ベックシェーファー:
  カプリッチョ、変奏曲とファンタジア
エリザベト・ヴァインツィール
エドムント・ヴェヒター(Fl)
マルリス・ノイマン(Hp)
 録音:2003年1月、ミュンヘン。
 曲に応じてピッコロ、アルトフルート、バスフルートを持ち替えて演奏している。
Street Music〜ヴァイオリンとコントラバスのデュオ作品集
 ニコラウス・リヒター・ド・ヴレー(1955-):
  Innere Wiener Strasse
 マンフレート・シュターンケ(1951-):
  Streetmusic II: Hadmut Oelke zum Gedächtnis
 エルッキ=スヴェン・トゥール(1959-):Symbiosis
 エルハン・サンリ(1957-):
  Sonnenbrand hinter den Rolladen /
  Regenwurm quetscht sich durchs Nadelöhr /
  ヴァイオリン、コントラバスと打楽器のための
   「 Gefühlsausbrüche 」(*)
 ハンナ・クレンティ(1961-):Going Up 1
 テューリング・ブレム(1944-):アリア
 ヴォルフガング・ハイジヒ(1952-):
  Fünf Nadeldruckchoräle
デュオ・シュロットゥー・ライネッケ
[ヘルゲ・シュロットゥー(Vn)
 フランク・ライネッケ(Cb)]
ニコライ・シュロットゥー(Perc;*)
 なんとも珍しい組み合わせのデュオ作品集。しかも、全曲このデュオのために書かれた作品で、これらを集めるのになんと11年もの年月がかかったとのこと。
Begegnung mit Händel und Bach
 (ヘンデル、バッハと対面するモーツァルト)

 モーツァルト:
  クラヴィーア(チェンバロ)協奏曲 K.107(全3曲)
   [ニ長調/ト長調/変ホ長調]/
  ヴァイオリン、ヴィオラとチェとのための
   アダージョとフーガ ヘ長調&ニ短調 K.404a IV
 ヘンデル:2つのヴァイオリンと通奏低音のための
       ソナタ ト長調Op.5 No.4 HWV399
 C.P.E.バッハ:2つのヴァイオリンと
  通奏低音のためのソナタ ニ短調
 J.S.バッハ&C.P.E.バッハ:
  ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための
   ソナタ ト長調
アンサンブル・ネオバロック
[フォルカー・メラー(Vn)
 マレン・リース(Vn/Va)
 アリアーネ・シュピーゲル(Vc)
 グレゴール・ホルマン(Cemb)]
 モーツァルトのクラヴィーア協奏曲 K.107はJ.C.バッハの鍵盤楽器ソナタに基づいている。アルバム・タイトルの和訳は輸入元がジャケットの絵柄を見て思いついたものだとか。
AMB-96886
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(2CD)
ブクステフーデ:オラトリオ「最後の審判」(全3幕) ヤン・コボウ(T)
フリーデマン・クロス、
ゴットホルト・シュヴァルツ(B)
アレクサンダー・シュナイダー指揮
カペラ・カントルゥム・
 コンストルメンティ
ライプツィヒ・聖トーマス教会cho.
 &ベンリン少年cho.のメンバー
クラウス・アイヒホルン(Org)
 後のバッハやヘンデルにも多大な影響を与えたバロック時代中期の作曲家・オルガニストのブクステフーデのオラトリオ。世界初録音ではないが、非常に珍しいレパートリー。
Classic 4 Sax〜ディッファレント・ストーリーズ
 フローリオ:四重奏曲(アレグロ・デ・コンチェルト)
 ラヴェル:ボレロ
 バーンスタイン:「ウェスト・サイド・ストーリー」より
  [アイ・フィール・プリティ/バルコニーのシーン/
   チャチャ/アメリカ]
 フロレンツォ:サド=アメリカ
 ドリヴェラ:ワパンゴ
 ハンス=ヨアヒム・マルクス:シェーファーリート
 ペック:ドラスティック・メイジャース
 ウィルバーニー:ウラ・イン・アフリカ
 マイケル・ナイマン:トニーへの歌
 カーティス:クレツマー・トリプティシュ
 ブラームス:こんばんは/おやすみなさい
Classic 4 Sax
[ラス・オーセンビュルグ(S-Sax)
 ヴォルフラム・バーチュ(A-Sax)
 カローラ・エルスナー(T-Sax)
 カトリーネ・トムセン(B-Sax)]
 ドイツでは、サックス四重奏がブームなのか、MD+Gからアリアージュ・カルテットの「真夏の夜の夢」が発売となったばかり。同じくMD+Gには「24のカプリース」をサックスで録音してしまったラフ・ヘケマが参加するアカレファクス・リード重奏団も在籍し、木管アンサンブルでのアレンジ物録音がどれも好評を得ている。
 今回のAMBITUS盤も好企画。ディッファレント・ストーリーズとタイトルにあるが、これは伝統とは異なる現代音楽作品という意味と、よく知られた作品の別の側面という意味を同時に含んでいる。とりあげられている作曲家も多彩で、バーンスタインがいると思えば、マイケル・ナイマンからブラームス、さらには初めて名前を聞く作曲家まで。楽器の移り変わりが妙でもあるラヴェルの「ボレロ」(演奏時間は4分程)まで含まれており、サックス4本でどんなアプローチが聴けるのかも大変たのしみな一枚。
ギターとオーケストラのための作品集
 フェルディナンド・カルッリ:ギター協奏曲 ホ短調 Op.140
 アントワーヌ・ド・ロワイエ:ギター協奏曲 イ長調 Op.16
 マウロ・ジュリアーニ:ギター協奏曲 イ長調 Op.36
ラインベルト・エヴァース(G)
ドナートゥス・カトゥクス指揮 ヴィルニュス・
 セントクリストファーo.
 最近、楽譜も多く出版され広く知られているアントワーヌ・ド・ロワイエのギター協奏曲だが、この作品は1990年まで忘れられていたばかりか、作曲家の人生や仕事についてもほとんど何も知られていなかった。有名なジュリアーニの第1番の協奏曲Op.30の9年前、1799年に作曲されたもの。独奏は、日本にも度々来日をしているドイツの名手ラインベルト・エヴァース。
テレマン:オルガンのための編曲集
  序曲 ヘ長調 TWV55/交響曲 ト長調 TWV50-1/
  序曲 ト短調 TWV55
ラウラ・チェルッティ(Org)
 テレマンのオーケストラ作品をオルガンのためにアレンジした編曲集。フランス国境にほど近いザールロイス・リスドルフのマイヤー・オルガンによる演奏。
BASSA NOVA〜コントラバスとピアノのための音楽
 ボッテジーニ、F.プロト、フランセ、
 L.B.エイラー、タバコフ、ショスタコーヴィチの作品
クリスティーネ・フック(Cb)
バーバラ・ヌッスバウム(P)
クラウディア・ヌッセ(S)
 コントラバスとピアノのデュオ作品集は近年録音も増えて来たが、当アルバムは女流ベーシストによるもの。
カール・ヘラー(1907-1987):作品集 Vol.1
 〜室内楽曲集 Vol.1

 弦楽四重奏曲 Op.43/
 ヴァイオリン、チェロとハープのための三重奏曲 Op.34/
 ヴィオラ・ソナタ Op.62(*)
シコルスキSQ
マリア・スタンゲ(Hp)
ゲオルグ・シュミット(Va;*)
カール・ヘラー(P;*)
 ヘラーは長らくミュンヘン音大の学長を務め、ピアニストやオルガニストとしても活躍したドイツの作曲家。ヒンデミットとの親交が厚く、作風もヒンデミットにかなり近いものがある。このアルバムでは最新録音の他、作曲者自身のピアノ伴奏によるヴィオラ・ソナタを聴くことができます。ヴィオラのシュミットは、バイエルン放送響で1949年の創設以来1979年まで首席奏者を務め、この作品の初演者でもある。
カール・ヘラー作品集 Vol.2〜オルガン作品
 コラール「おお汝ら信仰厚き者は、いかに幸いなるか」による
 パルティータ Op.作品1
 コラール変奏曲「神の恵みをともにたたえん」 Op.22-1
 コラール変奏曲「イエス、我が喜び」 Op.22-2/シャコンヌ Op.54
 「太陽はその輝きによりて」によるコラール・パッサカリア Op.61
 コラール-コラール前奏曲「ベツレヘムに生まれ」
エドガー・クラップ(Org)
 ミュンヘン音大の学長を務めながらも、自身がオルガニストとしても活躍した作曲家なので、オルガン作品は彼の作品群の中でも特別なもの。ヒンデミットとの親交が厚く、作風にも共通点が多いとされるヘラーなので、さながらヒンデミットのヴィオラ作品集的なアルバムといえるかもしれない。
AMB-96895
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(2CD)
カール・ヘラー (1907-1987):作品集 Vol.3
 〜管弦楽作品集 No.1、交響曲集

 交響曲第1番 嬰ハ短調 Op.40/
 交響曲第2番 ト短調 Op.65
ヘルマン・ボイマー指揮
バンベルクso.、
バイエルン州立o.
 ミュンヘン音大の学長を務めながらも、自身がオルガニストとしても活躍した作曲家カール・ヘラー。ヒンデミットとの親交が厚く、作風にも共通点が多いとされる彼の交響曲。交響曲第1番は1942年に作曲が開始され完成までには数年を要した。1937年にミュンヘン音楽大学の講師を辞任後、プラハの音楽学校の招聘の話を断り、1942年にフランクフルトの高等音楽院で作曲科の教授に就任した彼は、絶え間ない爆撃におびえつつも、この交響曲を書き続けた。その30年後に書かれた交響曲第2番は、ミュンヘン高等音楽院の学長職を退職後、大いなる余暇の中で書かれた平安なもので、同じ時期にはヴァイオリン協奏曲第2番や、チェロ協奏曲第2番など、彼の管弦楽作品の中でも重要な曲が書かれている。
カール・ヘラー(1907-1987):作品集 Vol.5
 オルガン作品集 No.2

 ヴァイオリンとオルガンのための「幻想曲」 Op.49
 チェロとオルガンのための“イエス、いと麗し "による
  インプロヴィゼーション Op.55
 オルガンのための“復活のいけにえに賛美を "による
  トリプティコン Op.64
ヤーコヴ・ルビンシュタイン(Vn)
マーク・コソワー(Vc)
ヴィンフレッド・ベーニッヒ(Org)
 カール・ヘラーの幅広い音楽性には目を見張るものがある。即興演奏も含む優れたオルガン奏者として、室内楽や歌の伴奏ピアニストとして、また指揮者として、どれも素晴らしい業績を残した。彼の作風は、19世紀に頂点に達した「調性感」やバッハやレーガーによって極められたポリフォニーなどを用いたある意味保守的なもので、戦争後20年経ってもそのスタイルを変えることがなかったため、当時のアヴァンギャルドな批評家たちの目には「古臭いもの」としか写らなかった。しかしそんな批評も、実際にこのCDのレパートリーを聴いてみればたちどころに色あせてしまうことだろう。
 彼の楽曲の特徴は、聖歌のメロディ、民謡、グレゴリオ聖歌が良く使われること(例えばインプロヴィぜーションやトリプティコンなど)、独奏楽器としてヴァイオリンやチェロが使われること、幻想曲やトリプティコンではオルガンがチェロやバイオリン全く同等の役割で使わること(タイトルはヘラーのインプロヴィゼーションへの愛情を表し、彼がオルガンという楽器を特別視しなかったことの証明となるだろう)。幾分マーラーを思い出させるような懐古趣味も彼の作品の大きな特色。
パガニーニ:弦楽とギターのための作品集 Vol.2
 四重奏曲第1番 イ短調 Op.4
 (ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)/
 三重奏曲 ニ長調(ヴァイオリン、チェロとギターのための)/
 四重奏曲第15番 イ短調
 (ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
オッフェンブルグ弦楽トリオ
ジーグベルト・レンブレーガー(G)
 パガニーニのバイオグラフィーの中でも、彼のギタリストとしての一面を注視した表記は極端に少ないのだが、残された作品における技巧を吟味するに、ヴァイオリニストとしてと同様にギターにおいても「悪魔的」とまでいわれる超絶技巧の持ち主であったことにほぼ間違いはない。今回はギターを含んだ四重奏の最初と最後の作を含んだ作品集。パガニーニは実に、ギターと弦楽トリオのための四重奏を15曲も残している。
 Vol.1は、2001年の発売時にその表記は無かったものの、同じ演奏者で録音された「トリプル・コンチェルタンテ/他」と思われる(AMB-97977)
harfinesse〜ハープ作品集
 カプレ、アッセルマン、シュポア、ダマース、
 アルヴァース、ブリテン、ゴドフロアの作品
ヴェロニカ・ポンツァー(Hp)
 ベルリオーズに「ハープ界のリスト」と呼ばれたアルヴァースの作品をはじめとしたハープのための作品集。ヴェロニカ・ポンツァーの演奏はハープの持つ音色の特性と親しみやすさを感じさせる喜ばしいもの。
Mirage 〜
 バルト海周辺のギターと管弦楽のための音楽集

 アナトリユス・シェンデロヴァス(1945-):
  ギターと弦楽オーケストラのための
   「私は腕を伸ばしている」
     (「ミラージュ」より)(2006)
 エリクス・エセンヴァルズ(1977-):
  ギターと弦楽オーケストラのための
   「沈黙の歌」(2006)
 アルヴォ・ペルト(1935-):
  フラトレス(1977/1992)
   (ギターと弦楽オーケストラのための版; 2002)
 トヌ・コルヴィツ(1968-):
  ギターと弦楽のための「出会い橋の歌」(2006)
 オスヴァルダス・バラカウスカス(1937-):
  B から C のオデッセイ (2003/2005)
   (フルート、ギターと
     弦楽オーケストラのための版)
ラインベルト・エーヴェルス(G)
ロバート・エイトケン(Fl)
ドナタス・カトクス指揮
ヴィルニウス・
 聖クリストファー室内o.
 バルト海周辺の作曲家たち2世代による、ギターと管弦楽のための作品集。政治的な色彩を帯びたソヴィエト時代の音楽から、もっと自由で独自の文化を色濃く反映した音楽(十二音技法、ジャズ、ミニマルの影響も含む)まで伝統と革新に満ち溢れたバルト海周辺の音楽は、最近クラシックの聴き手だけでなくアヴァンギャルド、ジャズなど幅広いファンから熱い注目を浴びている。
 ペルトの神秘性と、バラカウスカスの明快なアプローチの対比、そして若い世代らの伝承音楽を取り入れた懐かしくも新しいスタイル、これらは別の潮流として受け継がれていくべき音楽語法だろう。現代音楽と伝統音楽の交流が確かに感じられる。
甘き沈黙〜
 ソプラノとフルート、オルガンのためのバロック音楽集

 J.S.バッハ、C.P.E.バッハ、
 カイザー、ベーム、ヘンデルの作品
トリオ・ガブリエル
[ベッティーナ・パーン(S)
 モシェ・アーロン・
  エプシュタイン(Fl)
 ヴォルフガンク・
  ツェーラー(Org)]
 バロックの時代には、声部とのかけあいにしばしばフルートが用いられる。例えば、J.S.バッハ のカンタータの多くでは、ソプラノと共にフルートが重要な役割を果たす。そして、ヘンデルの「9つのドイツ・アリア集」はソプラノ・ソロとオブリガード、そして通奏低音のために書かれている。
 ベッティーナ・パーンはシュッツなどを得意とするソプラノ。指導者としても知られるM.A.エプシュタイン、ヴォルフガンク・ツェラー、この3人の素晴らしいアンサンブルで。
AMB-96903
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(2CD)
バッハ:
 6つの無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012
  (ヴィオラ編曲)
アネッテ・マリア・
 シュラート(Va)
 ドイツ生まれのヴィオラ奏者、アネッテ・マリア・シュラート。シャーンドル・ヴェーグに師事し、デンマークのオーデンセにあるカール・ニルセン音楽院で教鞭を取った。その後9年間、デンマーク国立放送so.で演奏、同時にフリーの室内楽奏者、ソリストとして各地の音楽祭にて活躍している。多くの作曲家が彼女のために作品を書き、オールボーso.とはノエル・コンドルプのヴィオラ協奏曲を世界初演している。
 彼女は次のように語る。「何年もの間、バッハのチェロ組曲に挑戦してきた。チェロのための作品をヴィオラで演奏することは大変な冒険。しかし、バッハの時代には特定の作品を他の楽器に置き換えて演奏することは当たり前だった。その際、ヴィヴァルディの作品に見られるように、調性を移調することもしばしばあった。そして組曲第6番は、ピッコロチェロのために書かれたと考えられる。近代的な大きなチェロで演奏するのではなく、小さい楽器で演奏する方がふさわしいように思われる。」
J.S.バッハ:
 彼自身と他者によって編曲された室内楽作品集

 J.S.バッハ(1685-1750):
  ソナタ ト長調(2つのヴァイオリンと通奏低音)/
  序曲 イ短調
   (2つのヴァイオリンとヴィオラ、通奏低音)
 ヨハン・ゴットリーブ・ゴルトベルク(1727-1756):
  ソナタ ハ長調(2つのヴァイオリンと通奏低音)
 ヨハン・フィリップ・キルンベルガー(1721-1783):
  トリオ ニ短調(2つのヴァイオリンと通奏低音)
 作曲者不明(18世紀):
  協奏曲 BWV.525a(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
ネオバロック
[フォルカー・メラー、
 マレン・リース(Vn)
 クラウディア・スティーヴ・
  エンゲルスマン(Vl)
 アリアンネ・
  シュピーゲル(Vc)
 グレゴール・ホールマン
 (Cemb)]
 たとえJ.S.バッハの作品が研究し尽くされたとしても、我々にはまだまだたくさんの発見がある。例えば、バッハの器楽作品は多くの異なるヴァージョンが存在するし、他の人が編曲した作品でさえ、その芸術性が失われることは全くない。名手、フォルカー・メラー率いるネオバロックの演奏で。
ああ、戻り来たれ 〜17世紀イタリアの音楽
 ジュリオ・カッチーニ(1550-1619):ああ、戻り来たれ
 ジョヴァンニ・ジローラモ・
  カプスベルガー(1580-1651):
   Toccata - Toccata Arpeggiata -
   Canario - Felici gl'animi
 アスカニオ・マイオーネ(1565?-1627):トッカータ
 シジスモンド・ディンディア(1580-1629):オルフェオ
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:
  パッサカリア
 ピエール・サンドラン:(1490-1561): Douce memoire
 オルランド・デ・ラッスス(1532-1594):
  Bon jour, mon cœur
 シジスモンド・ディンディア:ナイチンゲールの歌
 ベネデット・フェラーリ(1597-1681):チャッコーナ
 アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):
  Partite variate sopra より
   [ quest' Aria francese - detta L'Alemana
     Corrente sopra L'Alemana ]
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:
  Quel sol
 アンドレア・ファルコニエーリ(1586-1656):
  パッサカリア
アンサンブル・メタモルフォジ
[ヴァンサン・ルサージュ
  [Vincent Lesage] (T)
 ゼンケ・タムス・
  フライアー(Br)
 カトリン・クラウス
 (フラウト・ドルチェ)
 ズザーナ・ブラウマン
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ/
  リローネ)
 シモン・リンネ
 (キタローネ/リュート/
  キターラ・スパノーラ)
 ラルス・ヘンリク=ヨハンセン
 (クラヴィチェンバロ)
 モニカ・マンデラルツ
 (アルパ)]
 時代が大きく移り変わった17世紀初頭、ヨーロッパの文化もその例外では無かった。カトリック教会の支配、科学的新発見、政治的な論争など人々は常に問題に直面していた。当然、そんな気分は音楽にも反映された。それまでの音楽の伝統は改革され、調和の取れたポリフォニーよりもテキストを重視し、雄弁なリズムを用いた新しい音楽が生まれてきた。
 そんな新しい芸術の頂点はオペラで、当時の上流階級の人々はその妙技に陶然となった。そして、イタリアから始まったこの新しいスタイルの音楽は、素晴らしい勢いでヨーロッパ全土に伝播した。
 このアルバムは、そんな時代の異なる音楽を集めたもので、当時の古き良きものから最先端までくまなくカバーしている。
 なお、国内代理店はサンドラン [Sandrin] をサンドリンとしているが、誤り。
コントラバスとピアノのためのコンサート
 ヒンデミット:コントラバス・ソナタ
 フランク・プロート(1941-):ソナタ「1963」
 アルマンド・トロヴァヨーリ(1917-):
  コントラバスとピアノのための組曲
   「 Sconcerto 」 (*)
イェンス・ボンハルト(Cb)
ローベルト・パルッツォ(P)
 (*)は世界初録音。ちょっと珍しいコントラバスとピアノのデュオ作品集。ヒンデミット、映画音楽作家としても名高いトロヴァヨーリ、カルメン・ファンタジー "のジャズ風アレンジが有名なプロートのソナタまで、三つの異なった性格の音楽が楽しめる。
パウル・ジーフェルト(1586-1666):
 鍵盤楽器のための作品全集

  ラッススのモテット「我、主を誉め讃えん」
   による13の幻想曲集
マティアス・
 シュナイダー(Org)
 使用楽器:ヴェネチア、 Ospedaletto (Santa Maria dei Derelitti) のオルガン、1751年ピエトロ・ナッキーニ製。
 バロック初期にオランダで活躍したスウェーリンクに師事したダンツィッヒ出身のオルガニスト、ジーフェルトによる作品。宗教音楽の声楽曲をベースに書かれたこれらの作品は、オルガンの幻想的な響きを生かして色彩的な音楽を聴かせてくれる。
 なお、代理店は作曲者名を「パウル・ザイフェルト」としているが、Paul Siefert なので誤り。
エーベルハルト・クレムシュタイン(1941-):
 室内楽作品集

 2つのヴァイオリン、2つのヴィオラと
  チェロのための五重奏曲/
 ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲/
 ピアノ、ヴァイオリン、
  ヴィオラとチェロのための四重奏曲/
 弦楽三重奏のための「序奏、主題と変奏曲」
シルヴィア・ライヒャルト、
ホルガー・グロース、
アレクサンドル・
 クレムシュタイン(Vn)
エーベルハルト・
 クレムシュタイン、
ウスル・シュティーラー、
アントン・ボネフ(Va)
ヘルマー・シュティーラー、
エミル・べキル、
フィリップ・ハーゲマン(Vc)
エレーナ・ポリャコワ、
カティア・ブシュカルト(P)
 クレムシュタインはレーガー四重奏団のヴィオリストとしてキャリアをスタートし、室内楽団を設立するなど教育やマネージメント分野でも活躍している。作曲を始めたのは1985年。それまでのキャリアを生かし、特に弦楽器を含む室内楽作品を多く手がけている。前作は「ヴァイオリンのための作品集」(AMB-96814)だったが、今回約7年ぶりのリリースは、様々な楽器による組み合わせを楽しめる室内楽作品集。もちろんご本人も登場。スペインやラテン・アメリカ的なモティーフが後期ドイツ・ロマン主義的語法で表現され、室内楽を知り尽くした強みを発揮している。
 なお、代理店人名記載に「ラインハルト」「エヴァーフェルト」と言った表記があるが、誤り。
トーマス・トロッター〜
 ニュルンベルク国際オルガン週間ライヴ

 J.S.バッハ(1685-1750):
  トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
 ジョン・スタンリー(1713-1786):
  ヴォランタリーOp.6 No.6
 モーツァルト(1756-1791):
  自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K.608
 ジェイムズ・マクミラン(1959-):
  ジョルジュ・ルオーの墓 (2004)
 ジョージ・ソールベン=ボール(1879-1987):
  ペダル独奏のためのパガニーニ変奏曲
 フランク・ブリッジ(1879-1941):
  「オルガンのための6つの小品」より
 ワーグナー(1813-1883)/
  エドウィン・ヘンリー・レメーア(1865-1934)編:
   「マイスタージンガー」序曲
 エルガー(1857-1934):行進曲「威風堂々」第1番
 ピエトロ・アレッサンドロ・ヨン(1886-1943):
  フモレスケ
トーマス・トロッター(Org)
 録音:2005年6月30日、ライヴ。古典的なオルガン作品から、ワーグナーやエルガーの作品を編曲した作品まで幅広い演奏でオルガンの醍醐味を味合わせてくれるトロッターによる演奏を収録。
AMB-96915
buyボタン
(2CD)
カール・ヘラー(1907-1987):作品集Vol.7
 宗教声楽作品集

 ミサ・ブレヴィス Op.31(*)
 ソプラノとオルガンのための
  「6つの宗教的な歌」Op.172(#)/
 女声合唱、ヴァイオリン、オルガンのための
  「小さなクリスマスの音楽」Op.12b3(+)/
 死者のためのミサ曲 Op.144(**)
ハイディ・エリーザベト・
 マイアー(S;#/+/**)
アクセル・フリエール
(Org;#/+/**)
イザベル・
 ラムベレト(Vn;+)
ターニャ・ワウラ指揮(*/+/**)
ミュンヘン音楽大学
 マドリガルcho.
 カール・ヘラーの声楽作品集。全て世界初録音。
カヴァティーナ〜バーナード・ウェイン・サンダーズ(1957-):
 リコーダーとオルガンのための作品集
 *アルト・リコーダーとオルガンのための作品
   〔3つの小品/ソナタ ヘ短調/幻想曲=リチェルカール/メロディ〕/
 *オルガンのための作品〔3つの「エクローグとフーガ」[変イ長調/ロ短調/嬰へ短調]〕/
 リコーダーとオルガンのための組曲/
 [ボーナス・トラック] "Southern Harmonies" による オルガンのための2つの狂詩曲(*)

 レジーナ・サンダーズ(リコーダー) バーナード・ウェイン・サンダーズ(Org)
 録音:2003年/2007年。
 アメリカのウィスコンシン州に生まれ、後にドイツでオルガンと宗教音楽を学んだ作曲家。彼はオルガニストとしても一流で、現在もヨーロッパ各地で活躍中。作曲家としては、出身地アメリカの伝統音楽の影響が色濃い作風で、美しいメロディの中に、時にジャズの要素を盛り込んだりもして、聴き手を様々に楽しませてくれる。
 なお、国内代理店は品番をAMB-90621としているが、これは記載ミスで正しくは上記。また、作曲家のファーストネームを「ベルンハルト」としているが、まず Bernard を Bernhard と誤読している上、アメリカ生まれの作曲家なので、これも上記のとおり「バーナード」が正しい(ドイツ語読みするならば、Bernard Wayne Sanders のミドルネーム以降もドイツ語読みし「ベルナルト・ヴァイネ・ザンデルス」とすべきであろう)。更に曲目も欧文のみの上、途中で中途半端に切れているため、上記はレーベルのサイトから情報を取得し、当店独自に翻訳している。(*)の "Southern Harmonies" とは、アメリカの作曲家ウィリアム・ウォーカー(1809-1875)が1835年に編纂した民謡集。
AMB-97222
廃盤
DIALOG〜ロマン派のブラス
 フランク、マウワー、ハンセン、
 ブルックナー、レーガーの作品
ハンブルク・
 ゴットフリート・ライヒェ・コンソート
 独・オーストリアを中心としたロマン派のブラス作品集。
AMB-97811
廃盤
フルートとハープ
 ドニゼッティ、ショパン、シュポア、モケ、
 アモロージ、アンドレ、ハッセルマンの作品
アネッテ・マイブルク(Fl)
ウテ・ブラウメル(Hp)
AMB-97825
廃盤
フランツ・ラハナー(1803-1890):
 管楽五重奏曲 ヘ長調/
 管楽八重奏曲 変ロ長調 Op.156 (*)
シャリュモー五重奏団
ザビーネ・マイヤー(Cl;*)
ニクラウス・フリッシュ(Hr;*)
イェルク・
 シュタインブレヒャー(Fg;*)
ランズベルク聖十字架教会のジムナッヒャー・オルガン
 ケルル、ハイドン、ハスラー、
 クネヒト、ムッファト、他の作品
ヨハネス・
 スクードリク(Org)
 ドイツ・バイエルンのランズベルク聖十字架教会ジムナッヒャー・オルガンを使用。
メンデルスゾーン:
 オルガン・ソナタ第1番&第3番/前奏曲とフーガ
ブラームス:前奏曲とフーガ/フーガ/コラール前奏曲
ラインハルト・グンドラッハ(Org)
バスとオルガンによるモテット集
 ブレヴィ、カザッティ、カリッシミ、バッサーニ、
 ヴィアダーナ、ロセッティ、ブロッサルの作品
ミヒャエル・
 ショッパー(B)
鈴木雅明(Org)
 これはちょっと面白そう。鈴木雅明のオルガンが伴奏するバス独唱によるモテット集。
クラシカル・フォークロア〜2つのギターのための
 スペイン、アイルランド、南米民謡集
ベルント・アーレルト、
ミヒャエル・ドッソウ(G)
魅惑の舞曲
 ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ/
       亡き王女のためのパヴァーヌ
 ファリャ:4つのスペインの小品/組曲「恋は魔術師」
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲/
        ブルガリアのリズムによる6つの踊り
デブラ・マキシーネ・
 トラットネル(P)
 トラットネルはロシア=ハンガリー系の女性ピアニスト。
トランペットとオルガン
 ヴィヴィアーニ、バルダサーレ、
 ヴェイヴァノフスキ、ガブリエリ、ヘンデルの作品
ザビーネ・ブラウ(Tp)
ハウケ・ラム(Org)
アントン・アダム・バッハシュミット(1728-1797):
 ヴァイオリン協奏曲(2曲)/
 フルート協奏曲
フェリックス・レンゲーリ(Fl)
マルガレーテ・アドルフ(Vn)
インゲボルク・シェーラー(Vn)他
 バッハシュミットはハイドンと同年代、オーストリア生まれのヴァイオリンの名手。アイヒシュテットの領主司教に認められ、楽師長からのちに宮廷楽長まで上り詰め、後半生は教会音楽、劇音楽作家として知られた。
 一時廃盤だったが、復活。
オルガン製作者のモニュメント〜
 17-18世紀ニュルンベルクのオルガニストによる舞曲とアリア

 シュルトハイス、デ・ノイフヴィレ、ギンダーマン、
 パッヘルベル、シュタデン、フォルチェ、ドレツェルの作品
  ハラルト・ヴィースナー(Org)
 17-18世紀に発生したニュルンベルク楽派のオルガン音楽にスポットを当てたアルバム。
パガニーニ:
 ヴィオラ、チェロとギターのための協奏的三重奏曲
 ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ
 ヴァイオリン、ヴィオラ、
  チェロとギターのための四重奏曲
ジークベルト・
 レンプレーガー(G)
オッフェンブルガーSQ
バッハ:オルガン曲集 マティス・シュナイダー(Org)
 グラウヒャウ、聖ゲオルク教会の1730年ジルバーマン製オルガンを使用。
ヴィオラ・アンコーラ
 フォーレ:小品Op.49
 レーガー:アルバムのページ/フモレスケ/メロディー
 チャイコフスキー:舟歌
 リムスキー=コルサコフ:太陽讃歌
 グルック:メロディー
 ヘルツォーゲンベルク:3つの伝説曲
 ブゾーニ:アルバムのページ
 グラナドス:オリエンタル
 アルベニス:秋
 ミヨー:4つの相貌Op.238
 ライネッケ:3つの幻想的な小品Op.43
エバーハルト・
 クレムシュタイン(Va)
ドリアン・キールハック(P)
 オリジナル曲、アレンジ曲を取り混ぜたヴィオラのためのアンコール小品集。
ヴィース教会の音楽
 ブランコ、デュラント、クープラン、ヘンデル、
 モーツァルト、ピゼッティ、フランク、トスティ、
 チエサ、グノー、モランディの作品
ゲオルグ・カプラン(T)
カール・ライシュ(Fl)
マレーネ・エーベルヴァイン・
 ジーフェルダー(Hp/ダルシマー)
アントン・グゲモンス(Org)
ヴォルフガンク・シュテンデル(1943-):
 室内楽作品集

 クロノス(フルート独奏のための)
 ペルツェプツィオン(2つのヴァイオリンのための)
 フルート、ヴィオラとチェロのための三重奏曲
 メタモルフォーゼン(弦楽四重奏のための)
 思慮深き歌(メゾソプラノとクラリネットのための)
 エマナツィオン(チェロ独奏のための)
 4つのコンフィグラツィオーネン
  (フルートとクラリネットのための)
 コンテンツィオ(ヴァイオリン独奏のための)
エーファ・ヘスベッカー(Ms)
ラルフ・ミールケ(Fl)
ニコライ・フィリポフ(Cl)
エーファ・
 ヴェンゲボルスキ=ソーニ、
マンフレート・
 ヴェンゲボルスキ(Vn)
フリードリヒ・フランケ(Va)
ヴォルフガンク・
 ヴィンクラー(Vc)
コチアンSQ
 録音:1995年-1998年。
 マグデブルク出身のドイツの作曲家。1950-60年代の主流だった作風をストイックに追求したスタイルが、21世紀の今日ではむしろ新鮮かもしれない。
ブルッフ:
 クラリネット、ヴィオラとピアノのための小品
ライネッケ:
 クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲
クリスチャン・アドラー(Cl)
エバーハルト・クレムシュタイン(Va)
ドリアン・カイルハック(P)
コントラバスとオルガンのための作品集
 ヘラー、ブロッホ、グリエール、ブルッフの作品
ハンス・ヨアヒム・
 ティネフェルト(Cb)
ヴィンフリート・
 ベーイング(Org)
 一時廃盤だったが復活。
ルイ・ヴィエルヌ:幻想的小品集
 Op.51 Nos.1-3 / Op.53 Nos.2-6 /
 Op.54 Nos.2, 4-6 / Op.55 Nos.3-6
ヴィンフリート・ベーイング(Org)
フランス・オルガン作品集
 ウィドール、デュボワ、ピエルネ、
 ジグー、ルフェーブルの作品
ヨハンネス・スクーリク(Org)
アントニオ・ソレル:6つのオルガン協奏曲集 ヴィンフリート・ベーイング(Org)
ヨハンネス・スクーリク(Org)


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