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ALIUD
1枚あたり¥3960(税抜¥3600)



 オランダの新興レーベルで古楽、室内楽、JAZZ, ワールドミュージックを製作している。音には自信があるレーベルのようなので、特にオーディオ・ファンは目が離せない。
 # 記号部分が3種類以上[ ACDHL, ACDHA, ACDHN 等]ありますので、ご注意下さい。
  また近年、当レーベルは
SACD盤でアナウンスされたアイテムが途中からCDになったり、国内入荷当初からCDであったりと、仕様変更が見られる状況となっています。当店や代理店で把握した分に関しては当ページに追記していきますが、SACD仕様とCD仕様でバーコードの変更が無い等、国内代理店でも店舗やお客様からの連絡があるまで状況を把握しかねている模様ですので、基本的に当レーベル&当ページ内に「(HYBRID_SACD)」表記があっても、CDでの入荷となった場合はその商品の仕様とさせて頂きます。諸状況を鑑み、何卒ご容赦お願い致します。
  ## 2015年1月を持って国内代理店が撤退しましたので、入荷までにはお時間がかかります。
ACDHL-005
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(HYBRID_SACD)
流れよ、我が涙
 オルティス:
  甘き記憶は
  (ピエール・サンドラン(1490-1561 頃)作
    シャンソンの器楽編曲)/
  「甘き記憶は」によるレセルカーダ第2番/
  レセルカーダ[第3番/第1番/第2番]
 ギボンズ:
  ファンタジア(ラ・サンポーニャ)/
  ファンタジア(イル・ラメント)/ファンタジア
 シンプソン:前奏曲/ディヴィジョン
 ヒューム:タッチ・ミー・ライトリー/タバコ
 カプスベルガー:カナリオ
 サンス:フォリア(即興による前奏曲付き)
 ラクリメ・アンサンブル:フォリア即興
 ファルコニエリ:ブランド集
  [りんごの木について言うと/快い調べ/流れの上に/
   ラ・ベネデッタ/ロ・スピリティッロ]
 ダウランド:
  ラクリメ・パヴァーヌ/流れよ、わが涙/
  流れよ、わが涙(ファン・エイク編装飾的変奏)
ラクリメ・アンサンブル
 録音:2005年8月2-4日オランダ、グローニンゲン州コルハム、プロテスタント教会。
 時代を彩った旋律、この録音で言えば「甘き記憶は」、「ラ・フォリア」、「流れよ、わが涙」など、その旋律を引用したり変奏したりして作られた器楽曲が集められた録音。リコーダーのメルカーをはじめとするラクリメ・アンサンブルの面々は、その様々な変奏技法や曲種の持つ特徴を生かし、当時の器楽曲が持つ多様な世界を表現してくれている。
ACDHA-006
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(HYBRID_SACD)
ヘヴン(天国)
 作曲者不詳(14世紀):
  トリスターノの嘆き/サルタレッロ
 アウレリオ・ヴィルジリャーノ(16世紀後半):
  リチェルカータ
 ファン・エイク:人は夜何をする(1649)
 J.S.バッハ:パルティータ イ短調 BWV1013
 アントン・エーべルル:
  ソナタ・ブリランテ(1811)より
 テレマン:ファンタジア第3番 ニ短調(1732)
 フランス・ブリュッヘン:エチュード第4番(1957)
 ロナルド・メルカー:
  チベット(2004)/タルド(2004)/
  ヘヴン(天国)(2006)
 ガーシュウィン:「サマータイム」(1934/35)
 ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:
  イエスタデイ(1965)
ロナルド・メルカー
(BFl/Perc)
カリン・ファン・
 ヴェッツェル(Perc)
メレル・メルカー(Vo)
アンドルー・リード(ベース)
ライナウト・ヴェーバース、
ボ・メルカー(Syn)
 録音:2005年8月2、3日オランダ、グローニンゲン州コルハム、プロテスタント教会。
 中世から現代まで様々な曲を取り上げたこの録音では、主にリコーダー・ソロの作品を取り上げ、自由な発想による様々なアプローチで演奏し、リコーダーの可能性に挑戦したメルカーの力演が光る。一転して、自作3曲と「サマータイム」、「イエスタデイ」では、珍しい打楽器やシンセサイザー、ヴォーカル、ベースと、それまでの世界とは 180 度異なったアプローチで作品を表現している。
ACDHA-007
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(HYBRID_SACD)
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集
 [ロ短調 BWV1030/ニ短調(原調: ハ短調)BWV1017/
  イ長調 BWV1032/ヘ長調(原調: ホ長調)BWV1016]
ロナルド・メルカー(BFl)
福田理子(Cemb)
 録音:2005年8月2、3日オランダ、グローニンゲン州コルハム、プロテスタント教会。
 ソロ、アンサンブルを問わず、多くのコンクールで優勝し、レパートリーも古楽から現代音楽までと幅広い名手メルカー。いまや中堅世代となった彼が持てる技術を注ぎ込んだバッハの作品集は、作曲家の精神世界を垣間見せてくれる渾身の演奏。元来、フルートのために書かれたソナタ2曲のほかに、ヴァイオリンのために書かれたソナタ2曲を移調して録音している点にも、作品に対する彼の強い意欲が感じられる。
ACDHA-008
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(HYBRID_SACD)
サルタレッロ
 ガスパロ・ザネッティ:
  喜びのバス・ダンス/ガリアルダ/
  「イル・マタチーノ/ツォッパ」/
  優美なるラウラ(大公のアリア)
   [パヴァーナ/ガリアルダ/
    サルタレッロ/カナリオ]/
  パッソ・エ・メッツォ/サルタレッロ/リプレーザ/
  イントラーダ、バレットと
   「カラヴァッツォ侯爵」のガリアルダ/
  「哀れなるリカルド」のサルタレッロ/
  「帝国」のサルタレッロ/
  「フラスカーダ」のサルタレッロ/
  「イル・ロマッツォ」のサルタレッロ/
  「亜麻の花」のサルタレッロ/
  「男爵」のサルタレッロ/
  「バタッリャ(戦争)」のサルタレッロ/
  パヴァニッリャ/ラ・マントヴァーナ/
  キューピッドの通廊/ガリアルダ/カナリオ
  「帝国」のバス・ダンス/
  「ニンフ」のバス・ダンス/
  美しきペドリーナ/ベルガマスカ
 サンティーノ・ガルシ(1542-1604):
  ラ・ニンファルディーナ/ガリアルダ/
  「ラ・リスフェルティーナ」のガリアルダ/
  ガリアルダ/コッレンタ/
  「ムッツァの小聖像」のガリアルダ
アンサンブル・ブラッチョ
 録音:2005年11月14-17日オランダ、フリースランド州ヤウレ、メノ派(再洗礼派)教会。
 ザネッティは17世紀前半のミラノで活躍したヴァイオリニスト。唯一の作品集である「生徒〜ヴァイオリンとその他の楽器の奏法を習得するための」(1645)は、当時の運指法、運弓法など、ヴァイオリン属の技法を伝えている。ガルシは16世紀後半パルマで活躍したリュート奏者。17世紀前半にも作品が知られており、ザネッティの作品集に編曲された作品が3曲収録されている。サルタレッロは早い動きと跳躍を特徴とする舞曲。特に有名な「大公のアリア」、「美しきペドリーナ」など、17世紀前半の名曲の編曲や、その旋律を取り入れた作品からなるザネッティの曲集から、アンサンブル・ブラッチョは、当時の躍動感あふれる雰囲気を見事に引き出している。
ACDHA-009
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(HYBRID_SACD)
テレマン:組曲集
 組曲 イ短調/コンチェルト ニ短調 TWV43:d2/
 5声のための組曲 TWV55:d6
イル・コンチェルト・バロッコ
 録音:2005年10月6、10、11日オランダ、オーバーライセル州ウェールセロ、司教区プロテスタント教会。
 クッサー、ムファットから始まり、テレマン、J.S. バッハで頂点を迎えた組曲という曲種は、18世紀前半のドイツ・バロック音楽を特徴付けるものだった。中でもテレマンの作品は華やかさに満ちており、楽器の使用法などにも他に見られない工夫が施されている。例えば、1曲目の第2曲や第6曲の中間部において、通奏低音なしで、独奏フルートと2挺のヴァイオリンの伴奏だけで演奏させ、また、3曲目において、組曲では通常ソロには使わないヴィオラ・ダ・ガンバを独奏に用い、第1ヴァイオリンと重ねて響きを豊かにしている。
ACDHA-011
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(HYBRID_SACD)
アースクェイク(地震)!
 アルフレッド・ウィラリング:ソリドゥス
 ピーター・グレアム:ザ・レッド・マシーン
 イヴォール・ボサンコ:
  マイ・アンチェンジング・フレンド
 トルステイン・オーゴード=ニルソン:夜想曲
 リチャード・フィリップス:喜びの歌
 ヤン・デ・ハーン:アースクェイク(地震)!
 ロバート・バーナット:ダンラップス・クリーク (*)
 リアンヌ・ボトマ/ヘンドリク・デ・ベーア編:
  メロディー・バイ・メロディー
 アラン・フェルニー:スウィング・ロウ
 ポール・ゾーン:コパニスタ
フランス=エールト・
 ブルフグレーフ指揮
ソリ・ブラス
 録音:2006年5月24、26、27日オランダ、フリースランド州ゴルレダイク、デ・スカンス。(*)はCDレイヤーにのみ収録。
 オランダ・ブラスバンド・チャンピオンシップで4回の優勝経験を持つソリ・ブラス。(ちなみに、ソリ・ブラスのソリはソリ・デオ・グロリアのソリ。)今回の録音は、ブラスバンドが持つ、表現についての様々な可能性の追求をテーマに構成されている。表題の「アースクェイク(地震)!」は、かつて、ソリ・ブラスの指揮者だったデ・ハーンによって書かれた、2005年チャンピオンシップの委嘱作であり、この大会において、ソリ・ブラスが特別演奏を披露した作品でもある。バラエティにとんだ収録曲だが、どの曲も、ブラスバンドが持つかっこよさを共通して持っており、ソリ・ブラスがそのよさを十全に生かして演奏している。
ACDHN-014
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(HYBRID_SACD)
テナー・サクソフォンのための歌
 グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
 シューマン:ロマンスとアレグロ Op.70
 ウォルター・ハートレイ(1927-):ポエム(1967)
 ドミトリー・スミルノフ(1948-):夕べの歌Op.56(1990)
 フランク・マルタン:バラード
 フロラン・シュミット:コッペリウスの歌 Op.30-11
 ロバート・ウォード(1917-):コンチェルト
ニールス・ビィル
 (テナーSax)
ハンス=エリク・
 ダイクストラ(P)
 グラズノフとシューマンのオリジナルはそれぞれチェロとホルンのための作品だが、ビィル自身の編曲によりテナーサックスで演奏されている。テナーサックスで演奏されると特にこの2曲の叙情性が際立つようだ。名曲の名演。
ACDHN-017
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(HYBRID_SACD)
セポルクロ〜シュメルツァー:声楽作品集
 レクイエム/フェルディナント3世の死によせる哀歌/
 5声のためのソナタ第8番
  (宗教的・世俗的合奏曲集より)/
 セポルクロ(愛情の濃さ)/
 5声のためのソナタ第7番/4声のためのソナタ第10番
  (宗教的・世俗的合奏曲集より)
ヨーシー・リーアン(S)
エリーザベート・ドッビン(S)
エルスベート・ゲルリトセン(A)
クーン・ファン・スターデ(T)
ハンス・ショリング(B)
イル・コンチェルト・バロッコ
 録音:2006年10月26-28日オランダ、ヘルダーランド州ワルンスフェルド、プロテスタント教会。
 17世紀後半、ハプスブルク宮廷で活躍したシュメルツァーは、ドイツの器楽曲発展の流れの中で欠くことのできないヴァイオリニスト、作曲家。このアルバムは、器楽曲の評価が高い彼には珍しい、声楽曲を主とした収録となっている。彼の声楽曲は、皇帝一家のみの親密な雰囲気の中で演奏されたと思われ、小編成の引き締まった構成が特徴。なお、表題となっている「セポルクロ」という語は、本来「埋葬地、墓地」を意味するが、17世紀後半のウィーンでは、キリストの受難を題材とし、聖週間に演奏された、宗教的音楽劇の独特な形式を意味していた。
ACDHN-018
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(HYBRID_SACD)
ルビオ・ハープシコード
 バード:パヴァーヌ/ガイヤルド
 シルト:パドゥアーナ・ラクリメ
 フレスコバルディ:
  アリア(ラ・フレスコバルディ/5つの変奏曲)
 シャイデマン:ガリアルダ ニ調(2つの変奏曲)
 フローベルガー:組曲 ハ長調
  [フェルディナンド4世の哀歌/
   クーラント/サラバンド/ジグ]
 シャンボニエール:シャコンヌ
 パーセル:ア・ニュー・グラウンド
 ゲオルク・ベーム:前奏曲、フーガと後奏曲
 J.S.バッハ:
  アンダンテ ヘ長調/
  半音階的幻想曲とフーガ ニ短調より[11曲/15曲]
ヨハン・ブロウワー(Cemb)
 録音:1995年5月10、11日オランダ、グローニンゲン州、ウェステルワイトウェルデ、教会。
 デイヴィッド・ルビオはイギリスの楽器製作者。この録音では彼が製作した4種のコピー楽器(リュッケルス、ジュスティ、ヴォドリ、タスカン)が、作曲家の時代に合わせて演奏されている。ヨハン・ブロウワーはレオンハルト、コープマン、インマゼールに師事した俊才。ルビオの楽器とは 1979年に出会い、以来、その楽器を用いて演奏活動を展開している。この録音では、その楽器の選択によって、作曲家各々の曲が持つ特徴を丹念に表現している。
ジョー・マッコイ:
 ホワイ・ドンチュー・ドゥー・ライト?
ジョー・ガーランド:イン・ザ・ムード
コール・ポーター:ビギン・ザ・ビギン
デューク・エリントン:スウィングしなけりゃ意味ないね
ジェリー・グレイ:ペンシルヴァニア6-5000
アーティ・ショー:クラリネット協奏曲
アーヴィング・バーリン:
 踊るリッツの夜/チーク・トゥ・チーク
ルイ・プリマ:シング・シング・シング
グレン・ミラー:ムーンライト・セレナーデ
クルト・ワイル:マック・ザ・ナイフ
ベニー・グッドマン:スリップト・ディスク
ガーシュウィン:誰も僕から奪えない
ヴラド・ウェヴェルベルグ(Cl)
ヨアン・バランガ、
シュトッフェル・
 デ・ラート(Db)
アルネ・ラガティ(Dr)
ペーター・オールマンス(P)
トム・ヴェルショア、
トーマス・モア(Tb)
マーク・ゴリス(Tr)
ヤン・ヴァンデモーテレ(Sax)
アリアドネ・ファン・デン・
 ブランデ(Vo)
 ベルギーとルーマニアの血をひくクラリネット・プレイヤー、ヴラド・ウェヴェルベルグによるスタンダードJAZZ。ブラック・ディスク仕様。
ACDHN-021
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(HYBRID_SACD)
クルト・ワイルの様相
 クルト・ワイル:マリー・ギャラント組曲/
         小さな三文音楽/石油音楽
 ペーター・クライネ・シャールス:
  クルト・ワイルの3つの眺め
ペーター・クライネ・
 シャールス指揮
リスベット・リーメルスマ(A)
三文オーケストラ
 ワイルの3つの時代(パリ、ベルリン、アメリカ)を代表する作品をまとめたアルバム。指揮者のシャールスによるそれぞれの時代のエッセンスの音楽も興味深く聴ける。
ACDHN-022
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(HYBRID_SACD)
イタリアのマスターピース
 プラッティ:ソナタ ト長調Op.3-6
 ヴィヴァルディ:ソナタ ホ短調RV.50
 ジェミニアーニ:ソナタ ホ短調
 ヴェラチーニ:三声のソナタ ニ短調
 コレッリ:ソナタ ニ長調Op.5-1
ラ・バルカ・ライデン
[レイモンド・ホーニング
 (フラウト・トラヴェルソ)
 キース・ファン・デア・ポエル
 (Cemb/Org)
 カッサンドラ・ルックハルト
 (Vc)]
 ラ・バルカ・ライデン(ライデンの船)はオランダの若いピリオド楽器奏者3人によるアンサンブル。イタリアバロックの名曲をフレッシュな感覚で聴かせてくれる。コレッリの作品はヴァイオリン・ソナタの編曲。録音も超優秀。
ACDHN-023
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(HYBRID_SACD)
トリオ4ドール ヴラド・ウェヴェルベルグ(Cl)
イオアン・バランガ(Db)
マテ・シューツ(Va)
ミシェル・ランベール
(アコーディオン)
 4人なのにトリオとは? ルーマニアの血を引くベルギーのクラリネット奏者ウェヴェルベルグによって1992年に結成されたトリオ・ドール(ルーマニア語の「ノスタルジー」)はヨーロッパを中心に活躍している4人組。17トラックのうち4トラックはそれぞれマテ、ヴラド、ミシェル、イオアンのタイトルを持ちそれぞれ自分の楽器で同じモチーフを30秒ほど演奏しているが、最後のイオアンのソロでCDが終わると、クストリッツァの映画を何本もじっくり見たような、不思議な感慨にとらわれる。
ACDHD-024
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(HYBRID_SACD)
フレスコバルディ:アリアとカンツォーナ集
 カンツォーナ「ルッケジーナ」/「トロンボチーナ」/
 「カッポチーナ」/「アンビティオーザ」/
 「ベルナルディーナ」他
 アリア「そよ風吹けば」/「ロマネスカ」/
 「パッサカリア」/他全20曲
アンサンブル・ブラッチォ
ナンシー・マイヤー(Ms)
 フレスコバルディはバロック初期の最も重要なオルガン音楽作曲家。バロック-ソナタ、パルティータの原型となる形式を発展させた。カンツォーナ集は「さまざまな楽器の演奏のための」との副題を持ちオルガン以外の器楽合奏でも演奏される。
ACDHD-026
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(HYBRID_SACD)
ボード・コルディエ:美しく、気立てよく、賢い人よ
ギヨーム・ド・マショー:ロンドー「薔薇よ、百合よ」
フランシス・アンドルー:
 武人たち、恋人たち/おお、花の中の花/
 他、ファエンツァ写本等からの
    作者不詳のバラード、ロンドー(全16曲)
フォルトゥーナ
[ジャクリーヌ・ドゥバッハ
 (リコーダー/リーダー)
 ヒルデ・ファン・ルイムベケ(S)
 エリー・
  ファン・ムンスター(リュート)
 ヨナタン・タルボット(Vn)]
ACDHD-027
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(HYBRID_SACD)
象の帰還〜フォーンボーン・クインテット
 アローン・トゥゲザー/ファンカレロ/時さえ忘れて/
 枯葉/Lover man/Cherokee/他(全10曲)
アラルド・ブワルダ(Saxes)
マルティン・ソイエー(Tb)
ジョー・ディンケルバッハ(P)
フランス・
 ヴァン・ギースト(Db)
ハンス・デッカー(Dr)
 オランダの Jazz プレイヤーによるアルバム。トロンボーンやサックスをやっているブラバン少年少女にも聞いていただきたい歌心溢れた演奏。
ACDBB-030
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(HYBRID_SACD)
French Oboe Sonatas
 プーランク(1899-1963):オーボエ・ソナタ/ピアノ、オーボエとファゴットのためのトリオ
 ウジェーヌ・ジョゼフ・ボザ(1905-1991):オーボエとピアノのための「ファンタジア・パストラーレ」
 ピエール・サンカン(1916-2008):オーボエとピアノのためのソナチネ
 アンリ・デュティユー(1916-):オーボエ・ソナタ / サン=サーンス(1835-1921):オーボエ・ソナタ Op.166
 ガブリエル・マリー・グロヴレーズ(1879-1944):オーボエとピアノのためのサラバンドとアレグロ

  ヨリス・ファン・デン・ハウウェ(Ob)
  ダリア・ウズィエル(P) エティエンヌ・ブドロー(Fg)
 録音:2008年8月14日-16日、ギャラクシー・スタジオ、ベルギー。オランダ生まれのオーボエ奏者ハウウェ〔ハウヴェ/代理店表記は『ファーウェイ』だが、欧文は Joris Van den Hauwe なので、これは明らかに誤り)は、1983年アバド指揮ヨーロッパ・ユースo.での演奏経験をきっかけに国内外で活躍するようになった。現在はブリュッセル・フィルのソロ・オーボエ奏者として演奏している。
ACDHN-034
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(HYBRID_SACD)
グレツキ:トートゥス・トゥウス(全て御身に)
ヤーッコ・メンティイェルヴィ:
 アヴェ・マリア/我は満ち足れり、死よ、去れ
コーエン・フェルメーレン:Keanskeの最後の歌
モートン・ローリゼン:
 全き薔薇/ディレ・トン/夏の夜/雨
エルガー: 愛する人は北の地にありて/行け、私の歌よ
エリック・ウィティカー:神の光/ウォーター・ナイト
フランツ・ビーブル:アヴェ・マリア
ゲールト-ヤン・ファン・
 ベイイェーレン・ベルゲン指揮
カンタトリックス・
 ヴォーカル・アンサンブル
ヤベ・ノリコ(P)
(ラウリードソンのみ)
 1992年に結成されたオランダのヴォーカル・アンサンブルCantatrixはソプラノ7、アルト8、テナー7、バス7の編成。
 #曲目欄「モートン・ローリゼン」と、演奏家欄「ラウリードソン」は、同じアメリカの作曲家「モーテン・ラウリセン(モートン・ローリドセンとも) [Morten Lauridsen] 」を指すと思われるが、代理店記載ママ。
ACDHJ-037
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(2 HYBRID_SACD)
スティーヴ・ドブロゴス(1956-):
 シェイクスピア・オラトリオ「わたしの薔薇」(2007-2009)
  バルバラ・ファン・リント(S) シンディ・アウツホーン(A)
  レイン・コルパ(T) マルティン・サンダーズ(B) スティーヴ・ドブロゴス(P)
  アネ・ソリー指揮 NASKA(オランダ国立交響室内o.)、オープス・プロジェクトcho.
 録音:2009年2月6日-9日、Europalaan教会、ヘーレンフェーン、オランダ。
 「きみを夏の一日にくらべたらどうだろう……きみが不滅の詩のなかで時と合体すれば、きみの永遠の夏はうつろうことはない……」シェイクスピアの『ソネット集』の初版にある154編のうちもっともよく知られる18番のソネット。若者への友愛を表明した一編の詩に示される " 高貴な愛の精神" は、芸術家の心をさまざまにとらえてきた。ジャズピアニスト、作曲家としてスウェーデンの音楽シーンで活躍するドブロゴスが書いたシェイクスピア・オラトリオ「わたしの薔薇」では、このソネットをはじめとする16編のソネットが歌われている。
 ドブロゴスはアメリカ、ペンシルヴェニア州ベルフォントの生まれ。少年時代にピアノを学んだ後、1978年にスウェーデンに渡り、ストックホルムの王立音楽アカデミーでピアノ、作曲、ジャズを学んだ。シャネット・リンドストレム、ラドカ・トネフら女性ジャズヴォーカリストと共演、" コンテンポラリー・フュージョン" スタイルの作品をいくつも発表してきた。日本を含む世界各国の合唱団により歌われる「ミサ曲」(1992)、「レクイエム」(2001)と「テ・デウム」(2002)が代表作に挙げられる。
 「わたしの薔薇」は、「ミサ曲」と「レクイエム」を演奏したオープス・プロジェクト合唱団が寄せた「さらに大規模な作品、オラトリオでも」という提案がきっかけとなって作曲された。
 序曲、間奏曲、ソネットをテクストとする16のトラックという構成。ネオロマンティックな音楽をベースに、ミュージカル、ジャズ、ブルース、ゴスペル、スピリチュアルとアメリカンフォークを交えた音楽は、親しまれ、愛されてきたドブロゴスのスタイル。
 曲名の「わたしの薔薇」は、ソネット1番に由来し、作品は、31年連れ添ったカトリーナ夫人に捧げられた。
 オープス・プロジェクト合唱団はオランダの団体。ドブロゴスの「わたしの薔薇」は、新しい音楽を開拓しようとする彼らの3番目のプロジェクトとして2009年6月に初演された。アネ・ソリーは、ユトレヒト音楽院で学び、2007年からオープス・プロジェクト合唱団の指揮者を務めている。アルト歌手として参加したシンディ・アウツホーンはプログレッシヴ・ロックバンド、Kayak(カヤック)のヴォーカル。
 ドブロゴスのウェブサイトからYou Tubeの映像を見ることが出来る。[http://www.dobrogosz.com/]
ACDHJ-039
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(HYBRID_SACD)
ヘンデル:合奏協奏曲集 Op.3
 [第1番 変ロ長調(*)/第2番 変ロ長調(#)/第3番 ト長調(+)/
  第4番 ヘ長調/第5番 ニ短調/第6番 ニ長調(**)]
 ヨナタン・タルボット(第1Vn/独奏)指揮イル・コンチェルト・バロッコ
[ニコ・ブランドン、ラウラ・ブリュッヘン(第1Vn) ルース・ホウトマン(第2Vn/独奏)
 クレア・フェイ、ノールテ・ザーネン(第2Vn) デイヴィッド・ウールフレイ、リーフ・シッレベックス(Va)
 ヘルムート・リーブル(Va;*/#) エンリケ・ゴメス(Va;*) インヤ・ボッデン、 ディーデリック・ファン・ディーク(Vc)
 アンドルー・リード(B) オファー・フレンケル(Ob独奏) ペーター・タボリ(Ob)
 メロディ・ヨーマンス(Fl独奏;+)ヘイコ・テア・シェッゲット、レイヌ・マリー・フェアハーゲン(Rec)
 ノルベルト・クンスト(Fg) キース・ヘク(Fg;*) スティーヴン・タイラー(Cemb)
 デイヴィッド・ジェンセン(Cemb;*/**) スティーヴン・タイラー(Org独奏;**)]
 イル・コンチェルト・バロッコは2002年に結成されたオランダのピリオド楽器アンサンブル。
ACDHJ-044
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(HYBRID_SACD)
In Passione Domini
 ミシェル・デュ・ビュイソン:おお、皆の者 / フラミングス: Crucifixum in carne /おお、神の子羊
 ウテンダル:Plangent eum quasi unigenitum / バーテリンク(1929-):我は癒しとならん
 ファルケステイン(1928-):主の受難にあって/ヨハネの福音による我らが主の受難
 オルランド・ディ・ラッスス:おお十字架、すべての星の輝き/オリーヴ山の上で

  ベルナルト・バーテルリンク(Org) ニコ・ファン・デル・メール(T;福音史家)
  アンサンブル・ラバスカドル、ウィリアム・バード・ヴォカール・アンサンブル
 録音:2009年10月19日-20日、11月21日-22日、12月9日、オランダ。16世紀 + 現代の音楽家達による受難曲集。
ACDHH-045
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(HYBRID_SACD)
テレマン
 トリオ・ソナタ ホ長調/12の幻想曲集より〔第2番 イ短調/第7番 ニ長調/第8番 ホ短調/第11番 ト長調〕
 組曲 ト長調/カンタータ「 Ein Jammerton 」
  ライモント・ホニング(Fl−tr)指揮?ラ・バルカ・ライデン
  [ウェンディ・ローボル(S) アンネケ・ファン・ハーフテン(Vn)
   エルスケ・ファン・ティンベルヘン(Vc) セース・ファン・デル・プール]
 録音:2009年7月8日-9日、メノ派〔再洗礼派〕教会、ヤウレ、フリースラント州(オランダ)。ライモント・ホニングとオランダの若手古楽演奏家によって2000年に結成されたラ・バルカ・ライデンによるテレマン小品集。
ACDHH-046
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(HYBRID_SACD)
Viola Altera
 サラサーテ:カルメン幻想曲 Op.25
 ハルヴォルセン:2つのパッサカリア〔ヴィオラ独奏のための/ヴィオラとチェロのための〕
 パガニーニ:カプリス Nos.4, 6, 7, 11, 24 /ラ・カンパネッラ
  マーテー・シュチュ(Va) ダニエル・ブルメンタール(P) ラースロー・フェニェー(Vc)
 録音:2008年4月29日-30日、8月30日-31日、11月30日、12月1日、ザ・ロケーション・スタジオ・アントワープ。なお、ヴィオラ奏者名を国内代理店は『マイテ・スーク』と記載しているが、欧文綴りは Màtè Szücs であり、誤り(ハンガリー語で "SZ" の発音は「ス」なので、名字に関しては「スュチュ」あるいは「スーチュ」といった表記の方が現語読みに近いかもしれない)。
 『 2010年よりベルリンフィルで首席ソロ奏者を務めるハンガリー出身のヴィオラ奏者、マイテ・スークによる小品集。収録された作品は一般的にヴァイオリンの超絶技巧作品として知られているものばかりですが、今回はそれら全てがヴィオラの演奏で収録されています。ヴィオラらしい艶やかな音色と、軽やかに奏でられる超絶技巧の連続には圧巻の一言。元々ヴァイオリニストであったスークの演奏は音の立ち上がりも素晴らしく、ヴァイオリンにも劣らぬ活気にあふれたエネルギッシュな演奏といえましょう。また、本CDでは世界的に活躍するヴィルトゥオーゾ達との共演にも注目。カルメン幻想曲ではブルメンタールの過剰な表現を控えた巧みな伴奏によってスークのソロが見事に引き立てられています。 特に注目されるのはスークとフェニェーニによるパッサカリア。見事なアンサンブルと、ヴィオラとチェロという編成だからこそ成しえる深くコクのあるハーモニーは必聴です!』(以上『内』、人名誤記等を含め国内代理店記載ママ)
ACDBH-047
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(HYBRID_SACD)
Fortuna 〜デュファイ、チコーニア/他:シャンソン集
 デュファイ:
  お望みどおり待ちましょう/私は満足している/いとしい人よ、何ゆえに考えたのか/帰る人々は/新年の日/
  さらばランのよき酒よ/私の心は鋭い矢で貫かれ/美しい乙女は塔の下に座り/恋人よ、あなたの燃えるような眼差しが
 ファブリ:美しい5月に/ああ、フランドル地方!
 チコーニア:私は行かなければならない/いとしい娘よ/小さな踊り子が / 作曲者不詳:めでたし、海の星
 ランディーニ:この愛は何なのか/良い男性に目立つ愛は / カゼルタ:太陽よりも輝くあなたの優しい姿

  フォルトゥナ
ACDBH-049
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(HYBRID_SACD)
Mozaik—Niels Bijl
 カタルーニャ民謡/H−E.ダイクストラ&ビィル編曲:鳥の歌
 シューベルト/ビィル編曲:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
 スクリャービン/H−E.ダイクストラ編曲:5つの前奏曲 Op.16
 フォーレ/ビィル編曲:夜想曲 Op.43 Nr.2
 ブイス:絶体絶命 [The Devil and the Deep Blue Sea]
 カークランド:ディエンダ / デリヴェラ:コントラダンツァ
ニールス・
 ビィル〔ビール〕(T-Sax)
ハンス=エリク・ダイクストラ(P)
ロブ・ホースティング(電子Org)
 録音:2010年1月16日-18日、ドゥーティンヘム音楽学校(オランダ)。なお、スクリャービンの作品は国内代理店のアナウンスでは『 Op.15 』と記載されているが、海外資料では上記となっている。ビックバンドやジャズ、ブルースからクラシック界まで幅広く活躍するオランダのサックス奏者ニールス・ビィル。クラシック界ではロイヤル・コンサルトヘボウo.など多くのオーケストラと共演を果たしている。柔らかくも深みのあるテナーサックスの音色がシューベルトやスクリャービン、フォーレの繊細な旋律に驚くほどマッチしており、原曲以上に抒情的な響きが際立つ演奏と言えるだろう。今回はクラシックだけでなくジャズ作品も収録。注目されるのはジャズ界の巨匠ケニー・カークランドの至高のバラードといわれる「ディエンダ」。先鋭的な演奏と繊細な感性をもったロマンティシズムあふれる作品。多くのジャズ・ファンの琴線を揺らしたカークランド独特の切ない雰囲気が忠実に表現されている演奏と言えるだろう。異なるジャンルをわたり、サックスのふくよかな音色に酔いしれる1枚。
ACDBH-050
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(HYBRID_SACD)
ロンドンの愛
 J=B.ルイエ:リコーダー・ソナタ第5番 ハ短調 / ルオッフ(1957-):ラブ・ストーリー〔I/ II / III / IV 〕
 ヘンデル:15の独奏ソナタ より〔第2番 ト短調 HMV.360/第9番 ニ短調 HMV.367a〕
 W.バベル:ソナタ第2番 ハ短調 / J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番BWV.1010〜プレリュード
 ジェミニアーニ:歌劇「ディオクレティアヌス」〜アリア「私がどれだけ彼女を愛しているか、どのように見せよう」

  アンサンブル・ロシニョール
  [アリス・ゴルト=スウィティンク(Fl−tr) エリー・ファン・ムンステル(テオルボ)]
 録音:2010年2月8日-10日、コーペル教会、フェーンハイゼン(オランダ)。「愛」をテーマとし、18世紀ロンドンで活躍した音楽家達のフルート作品に、ドイツ人現代音楽家ルオッフのフルート独奏曲を挿入したプログラム。
ACDBH-051
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(HYBRID_SACD)
アンナ・クラマー〔クラメル〕(1873-1968):歌曲集
 6つの歌曲 Op.4(オーケストレーション:Jeppe Moulijin ) (*) /菩提樹の花咲く時/
 5つの詩 Op.1/ Peterleのための子守歌/10の詩/2つの夜想曲/夜が更けるとき
  ナタリー・メース(S) ウィム・フォーフド(P) ステファン・パス指揮ライデン室内o.
 録音:2007年11月18日、バッハザール、音楽院、アムステルダム(*)/2008年7月8日、10月17日-19日、ブルーホール、ハーグ大学(無印)。なお、作曲者名を国内代理店は『アンナ・クレーメル』と記載しているが、欧文綴りは Anna Cramer であり、誤り。他にも修正済。
 クラマーはアムステルダム生まれ。同地の音楽院で学んだ後にドイツへ留学、マックス・フォン・シリングスらに学んだ作曲家。
ACDBH-052
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(HYBRID_SACD)
Torres del Alma
 フレチャ:リウ・リウ・チウ /  アンチエタ:愛して、お母様
 エンシナ: Amor con Fortuna / Pase el agua, ma Julieta / Ay triste que vengo /悲しきスペイン
 作曲者不詳:今日は食べて飲んで(15世紀)/ああ、素敵な友人!/エスパニョレッタ / デ・ラ・トーレ: Danza Alta
 カベソン:イタリア風パヴァーヌによるディフェレンシア/パヴァーヌとそのグロサ
 モラレス:聖にしてけがれなき処女 / サンドラン:フランス風カンツォーネ「甘い思い出」
 カベソン:甘い思い出 / ゲレロ:愛に傷ついた神の子
 フアン・ブラス・デ・カストロ:あなたの裏切りにさいなまれた心の高みから
 カバニリュス:ティエント第17番「パンジェ・リングァ」/プント・アルト
 カスティジョ:第2旋法のティエント / アラネス:シャコンヌの夜会
 コレア・デ・アラウホ:聖母マリアの罪なき聖歌 / ヒメネス:「20のフォリア」によるディフェレンシア

  バッサーノ・カルテット
 録音:2010年5月6日-8日、ヨハネス教会、オーステム(オランダ)。代理店は「バッサーノ」を楽器としているが、下記『内』の代理店説明は全面的に誤りである可能性が高い。(作曲家バッサーノと低音〔バス〕を掛けて名づけられた?)この団体はリコーダー・アンサンブルで、団体公式サイト(http://www.bassano.nl/)には「長さ3メートル以上という世界最大の楽器を含むリコーダー・アンサンブル」とあるだけで、「バッサーノという楽器」に関しては一切触れられていない。作曲家バッサーノの一族には楽器制作者もおり、彼らが制作した楽器は「バッサーノ・リコーダー」というような呼ばれ方もしているので、その辺りからの誤謬か。『古楽器バッサーノのアンサンブルによる15世紀〜17世紀のスペイン音楽小品集世俗音楽から教会音楽まで、スペイン古楽の魅力満点』『古楽器バッサーノの演奏者で構成されたバッサーノ・カルテットによる15世紀から17世紀スペイン音楽小品集。収録されたジャンルは世俗音楽から教会音楽まで多岐にわたり、各作品はバッサーノの四重奏用に編曲され、演奏されています。バッサーノはヴェネツィアに端を発し、16世紀半ばよりスペイン宮廷でも愛されるようになった管楽器。今回のアンサンブルでは高音から低音まで、4種類のバッサーノが用いられています。その音色はリコーダーを思わせる軽やかなものですが、より温かみのある響きが魅力。柔らかく包み込むような独特の優しい音色は必聴。中世からルネサンス、そして初期バロックにいたる幅広いスペイン音楽を一度に楽しめるのも大きな魅力です!』(以上『内』、内容的に重大な誤りを含む可能性が高いが、国内代理店記載ママ)
ベルギーから愛をこめて
 ディルク・ブロッセ(1960-):戦争協奏曲(*)
 ジャン・ルエル(1914-2005):コンチェルト(#)
 オーギュスト・ヴェルベッセル(1919-):二重奏曲(#)
 ヤン・ヴァン・デル・ロースト(1956-):
  コンチェルト・ドッピオ(+)
エディ・
 ファノーステュイス(Cl)
ディルク・ブロッセ指揮?(*)
シルヴェール・ヴァン・
 デン・ブローク指揮(#)
ブリュッセルpo.(*/#)
ソフィア・ソロイツ室内o.(+)
 『ジーン・ロウエル』『アウグスト・フェアベッセルト』『ジャン・ファン・デア・ロースト』『ヴァノーストハーズ』『ゲント音楽院』等を訂正済。ブリュッセル・フィルなどでソロ・クラリネット奏者を務める傍ら、ヘント音楽院の教授も務めるファノーステュイスの力作。
ACDBH-054
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(CD)
[JAZZ]
The Andrew Read Trio - J. S. B.
 H.クワッカーナート:J. S. B. /ジャスト・ビフォー・ダウン
 R.ロジャース/L.ハート:イット・ネヴァー・エンター・マイ・マインド
 T.モンク:ラウンド・ミッドナイト / A.リード:フラット・ファイヴ・ブルーズ
 G.クリフォード/H.バリス:アイ・サレンダー・ディアー / ワルツィング・マチルダ
 H.クワッカーナート: W. A. M. /ローラ / A.リード:スタディー・イン・ブルー
 J.スコフィールド:グレイ・アンド・ヴィスカレル

 アンドルー・リード・トリオ
 [ハンス・クワッカーナート(P) エリック・ポーターマン(Dr) アンドルー・リード(Cb)]
 録音:2010年2月。クラシック音楽の研鑽を積み、その理論を新しいジャズ開拓に応用した物。非常に洗練された和声と軽快なリズムが、ニューヨークのマンハッタンを思わせるような都会的雰囲気を醸し出している。聴いているだけで心が和み、どこかのカフェでお茶しているようだ。特に、W.A.M.はベートーヴェンのピアノ・ソナタOp.2 No.3の和声に基づいており、ベートーヴェンがジャズ化するとこのようになるのか!と面白い発見に出会えるだろう。アンドルー・リード・トリオは、1966年に結成された。最初のCD「ライヴ・イン・デ・トゥール」で既に広く人気を集め、さらに「ウィンター・オブ・マイ・ドリームス」で大ヒット。今やアメリカのジャズ界ではカッティング・エッジ。
 当初、ハイブリッドSACD盤としてご案内しましたが、国内代理店によると『初回出荷分から通常CDで入荷致しました。』とのことです(カデンツァ注:当アイテムは SACD の海外公式サイトである www.sa-cd.net にも掲載がなく、SACD盤は存在しない可能性があります。)
ユーリヒ=ベルク公宮廷の音楽
 コレッリ(1653-1713):合奏協奏曲 Op.6 No.2
 ボンポルティ(1672-1749):インヴェンションOp.10 No.8
 コレッリ:合奏協奏曲 Op.6 No.1
 ヘンデル(1685-1759):ソナタOp.1 No.4
 コレッリ:合奏協奏曲 Op.6 No.4
ラ・バルカ・ライデン
ライモンド・ホニング(Fl−tr)
アンネケ・ファン・ハーフテン(Vn)
アルフォンソ・マリン(リュート)
エルスケ・ティンベルゲン(Vc)
リース・ファンデア・ペール(Cemb)
 録音:2009年10月。ドイツのプファルツ選帝侯として、17世紀末より音楽や美術の領域で尽力したヨハン・ヴィルヘルム(ユーリヒ=ベルク公)にちなんだ作曲家を取り上げたアルバム。同時代に開花したバロック音楽を堪能することが出来る。ラ・バルカ・ライデン(ラインデンの船)は2007年、オランダの著名なフルート奏者ホニングによって設立された、オランダの若いピリオド楽器奏者3人によるアンサンブル。フレッシュな感覚・非常に卓越した技術・音楽性で聞かせてくれる。
 # 当盤は2012年5月2日現在、SACD の海外公式サイトである www.sa-cd.net に掲載されており、同日現在ではレーベル公式サイトのジャケット写真にも SACD マークが入っていますが、代理店からのアナウンスではCDです。
ハープで聴くショパン&リスト
 リスト(1811-1886):3つの演奏会用練習曲〜「ため息」(*)/2つの演奏会用練習曲〜「森のささやき」(#)
 ショパン(1810-1849):2つのポロネーズ〜第1番 Op.26 No.1 (#)/ノクターンOp.9 No.1 (#)
 リスト:カプリース・ワルツ第2番(#)/ロマンス(#) /夜鳴き鶯(*) /愛の夢(*)
 ショパン:幻想即興曲(+)/ノクターンOp.48 No.1 (**)/12の練習曲〜「エオリアン・ハープ」(#)/小犬のワルツ(#)
  〔編曲:アンリエット・ルニエ(*)、アンネーレン・レナールツ(#)、デ・ワイネ・フルトン(+)、未記載(**)〕

 アンネーレン・レナールツ(Hp)
 録音:2010年11月。代理店の誤記『ヘンリエッテ・レニエー』等を訂正済。また、演奏者名字は『レナエルツ』となっていたが、ベルギー生まれで Lenaerts であるため、適当と思われる上記へ変更した。ショパンとリストによるピアノ名曲集をハープ用に編曲した物。ピアノでは表現することのできないハープの軽やかな温かい響きが心に沁みる。特にリストの「森のささやき」やショパンの「エオリアン・ハープ」は、まさにハーピストのために書かれたかのように、ハープの華麗なヴィルトゥオジティが映える。一押しの一枚。アンネーレン・レナールツはベルギー生まれ。既に23歳にしてヨーロッパ全土で最高のハーピストと認められ、2010年12月にウィーン・フィルのソロ・ハーピストに任命された。数々の国際コンクールで優勝を果たし、その深い音楽性、色彩豊かな温かい音色、絶妙のタイミング力を高く評価されている。
 当初、ハイブリッドSACD盤としてご案内しましたが、国内代理店によると『新譜初回出荷分につきましては御案内通りSACD Hybrid仕様でしたが、(2012年) 4月以降に出荷させていただいた商品は、通常CD仕様に変更されていました』とのことです(カデンツァ注:当アイテムは SACD の海外公式サイトである www.sa-cd.net に、2012年5月2日現在では掲載されており、同日現在ではレーベル公式サイトのジャケット写真にも SACD マークが入ったままです。)
マルクス・テラー(1682-1728):小モテット集
 Si qua est consolatio / Confitemini Domino / Exurgat Deus / Insurrexerunt in nos inimici nostri /
 O Jes lux / State sistite / Sonent citharae / O benign Salvator / O Domine illumina

  ハンス・レーンダース指揮ストゥディウム・コラーレ(cho.)
 録音:2011年2月、7月、マーストリヒト(オランダ)。マルクス・テラーは18世紀オランダで活躍した音楽家。マーストリヒトの聖マリア大聖堂のヴァイオリニスト、また助祭としての任務も果たした。彼の音楽は18世紀初期の南オランダのカトリック教会音楽の典型例であり、そのモテットはアリア、レチタティーヴォ、コラール・パッセージの想像力に富んだ要素から成る。聖書のテキストに基づいた豊かな和声のイディオム、見事な歌と器楽の掛け合いが光る。ストゥディウム・コラーレは1972年に結成され、オランダでは代表的な室内合唱団として活躍してきた。2005年からはさらにそのプロフェッショナリズムに磨きをかけ、ハンス・レーンダースその他著名な客演指揮者によって音楽を作り上げている。団員はオランダ、フランドル、ドイツ出身から成り、彼らのレパートリーは実に5世紀分という幅広い範囲を収めている。
ACDBE-059
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(HYBRID_SACD)
ロマンス〜トランペット名作集
 シェロコフ:コンサート・エチュード / ピルス:トランペットとピアノのためのソナタ
 グラズノフ:アルバムの綴り / ブルッフ:コル・ニドライ / ガイフマン:ロマンス
 グリエール:コロラトゥーラ・ソプラノのための協奏曲 / コロネル: Tercer Ejercicio Concierto

  フリッツ・ダムロウ(Tp) 早瀬恵理(P)
 使用トランペット: YAMAHA 。1991年から2010年まで名門ロイヤル・コンセルトへボウo.(RCO)の首席トランペット奏者をつとめたフリッツ・ダムロウがピアノの早瀬恵理とともにグラズノフ、ブルッフなど様々な作曲家の作品を取り上げたアルバムを発売する。オーケストラにおいて黄金の輝きにたとえられる金管セクションだが、その中でもトランペットは格別で、さらにダムロウは名門オケの首席ということから、技術はもちろんのことアンサンブルの調和に優れた表現豊かな演奏であることは言うまでもない。それは「ロイヤル・コンセルトへボウ・ブラス」 (RCO 7002)をはじめとしたダムロウが参加している録音でも聴くことが出来る。ここに収録されているブルッフのコル・ニドライはチェロで演奏される曲だが、トランペットで演奏しても違和感はなく、トランペットの特性を生かし音域の関係もあり名曲に新たな一面をのぞかせてくれる。この他、20世紀の作曲家シェロコフ、ピルス、コロネルなど演奏されることの少ない名作も積極的に取り上げている。近年ダムロウはソロ奏者としてだけでなく後進の育成にも積極的に取り組み、国内では浜松など各所にてマスタークラスを行っている。なおダムロウはYAMAHAの楽器を愛用している。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 第13番 変ホ長調 Op.27 No.1 /第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2 /
 第6番 ヘ長調 Op.10 No.2/第31番 変イ長調 Op.110
ステファニー・プルート(P)
 録音:2011年11月11日-13日、ヘント、ベルギー。2011年、ボンのベートーヴェン国際コンクールでフェヴァリット賞に輝いたベルギーの新星、ステファニー・プルート(1987-)による、1800年前後に作曲された初期の3曲と、最晩年の傑作とも言われる第31番をカップリングしたベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。心の底にずしんと響き渡るようなフォルテッシモは、その細く可憐な外見から生み出されているとは思えないほどの衝撃。2012年で25歳を迎えるプルートだが、その演奏は決して若さゆえの勢いに任せたものに留まらず、聞かせどころを捉えた緩急の表現に富む演奏。一方、鮮烈なフォルテッシモや、明瞭で軽やかな指運びなどには若手らしい瑞々しさも感じられる。プルートはアントワープ王立音楽院でL.ケンデに学んだ後、パリのエコール・ノルマル音楽院高等課程へ進学。ベルギーでアブデル・ラーマン・エル=バシャに師事。ボンのベートーヴェン国際ピアノコンクール、ポルト市国際ピアノコンクールなど数々の国際コンクールで輝かしい受賞歴を誇る屈指の若手実力派。ベルギー国立o.やブリュッセル・フィルハーモニーと共演し、ベルギーを中心に活躍の幅を広げている。今後の活躍に更なる期待必至。
オランダのヴァイオリン・ソナタ集
 リエンダー・スレヘル(1844-1913):ヴァイオリン・ソナタ Op.34 (1911)
 ヘリット・ファン・ヤン・アイケン(1832-1879):ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.5 (1855)
 ヤン・ブランツ・バイス(1868-1933):ヴァイオリン・ソナタ Op.26 (1910)

  ボブ・ファン・デル・アント(Vn) ルネ・レイカー(P)
 隠れた名作発見。リエンダー・スレヘルはライデン生まれ。大学前までは国内で研鑽を積み、その後ライプツィヒに留学、ピアノ、室内楽を学んだ。演奏者として名を馳せ、とりわけヴァイオリニスト、ヴィルヘルミとのツアーは大成功をおさめた。その後27歳のときにオランダに戻り主にハーレムを拠点に活動した。演奏家としてだけでなく作曲者としても成功し、ここに収録されたヴァイオリン・ソナタはスレヘルの傑作の一つ。作風はシューマン、ブラームスそしてレーガーに影響を受けたことがわかる。しかし、スレヘルならではの非常に優美な旋律が魅力で晩年の作品。ヘリット・ファン・ヤン・アイケンは1832年、アメルスフォールト生まれ。オルガニストであった父から音楽の手ほどきを受けた。1860年にロンドンに移住、1879年に死去した。ここに収録されたヴァイオリン・ソナタ第2番は20歳の時の作品で1852年に作曲された。この時期はシューマンのヴァイオリン・ソナタを作曲した時期にあたる。優美なメロディのヴァイオリンとオルガニストであった父の影響から構築のしっかりとしたピアノ・パートの組み合わせが絶妙。ヤン・ブランツ・バイスはズトフェン生まれ。音楽一家で育ったバイスは幼くして才能を発揮し、研鑽を積むためフランクフルトに留学、その後はウィーンに移住し作曲家として大成し、とりわけオペラ作品は高い評価を得ていた。ヴァイオリン・ソナタ Op.26は1910年の作品で、当時はラヴェルやドビュッシーのスタイルをとる新時代の作曲者だった。聴き手に問いかけるようなメロディと雄大なピアノが印象的。演奏のボブ・ファン・デル・アントはオランダの若手ヴァイオリニストの一人。アムステルダムの音楽学校にて研鑽を積み、またピエール・アモイヤルやイヴリー・ギトリスのマスタークラスにも参加し、自身の音楽性を広げてきた。世界有数のコンクールで入賞し、現在、その実力はオランダのみならず世界に羽ばたく才能となった。
Capriccioso - Duo Stoica
 パガニーニ:ロンド Op.37,MS.78 /「うつろな心」による序奏と変奏曲
 ポルムベスク(1853-1883):望郷のバラード Op.29 / J.S.バッハ:アリオーソBWV1056
 ビゼー:カルメン幻想曲 / チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51 No.6 / ショーソン:詩曲
 ステファン・グラッペリ(1908-1997):映画「バルスーズ」テーマ / ペルト(1935-):フラトレス
 ピアソラ(1921-1992):忘却 / アクロン(1886-1943):ヘブライの旋律

  デュオ・ストイカ[ラズヴァン・ストイカ(Vn) アンドレア・ストイカ(P)]
 録音:2012年3月11日-13日、ハンブルク。ルーマニア出身のラズヴァン(1986-)とアンドレア(1981-)の姉弟デュオによるヴァイオリン小品集。注目は邦人ヴァイオリニスト、天満敦子の代名詞とも言える名曲、ポルムベスクの望郷のバラード。ルーマニアの血を引くストイカならではの民族的ニュアンスが反映されている。ラズヴァン・ストイカは音楽一家に生まれた。2003年、ロレンツォ・ペロージ・コンクールにて優勝した後、主にヨーロッパを中心に活動している。テクニックはもちろんのこと、ウクライナの民族的要素を含んだ演奏スタイルはストイカならではの音色を聴くことが出来る。近年は姉のアンドレアとともにデュオ・ストイカとして演奏活動をしている。
Schnitger / Giusti - Johan Brouwer
 ゲオルク・ベーム(1661-1733):ああ、何とむなしく、何とはかない
 ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):組曲 イ短調
 ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):ファンタジア/ブランシュローシュ氏の死に
 ハンス・コッター(1480-1541):前奏曲
 フィリップ・ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663):前奏曲/ガイヤルド ニ短調
 スザンヌ・ファン・ソールト [Susanne van Soldt] の写本(1599) より: Wt de diepte o Heere
 ヴィンツェント・リューベック(1654-1740):前奏曲とフーガ / J.S.バッハ(1685-1750):前奏曲 ト長調

  ヨハン・ブロウワー(Cemb;*/ポジティフOrg;#)
 録音:2012年6月6日-7日、村の教会、ニーウ・スケームダ、オランダ。使用楽器:デイヴィッド・ルビオ、1977年製作〔コルネリス・ボン、2010年修復〕(ジョヴァンニ・ジュスティ、1679年製作〔ボローニャのタリアヴィーニ・コレクション所蔵〕のコピー)(*) /アルプ・シュニットガー(1648-1719)、1695年製作(1968年、メッツラー修復)(#)。楽曲ごとの使用楽器は、レーベル&代理店共、アナウンスに記載されていない。このシュニットガー・オルガンはちょうどJ.S.バッハが生きた時代に制作され、オルガン文化が最も栄え流麗な響きと華やかさを兼ね備えた音色が魅力。一方ジュスティ・チェンバロは発音がよく当時の華やかな鍵盤作品に合った響きが特徴。ヨハン・ブロウワーは1943年オランダ生まれ。グスタフ・レオンハルトに師事しオルガン、チェンバロ、これらの楽器による即興音楽などを学んだ。絶妙な間合いとニュアンスを表現できる演奏者。オランダを拠点にフランス、ポルトガル、スウェーデン、ドイツなど各国で演奏している。
平安と慰めの歌〜15世紀ネーデルランドのグレゴリオ聖歌
 (新しい敬虔運動時代の写本から/全21曲)
 マルゴット・カルセ(Vo)指揮トリゴン[マルーシャ・ムッデ、コーラ・シュマイザー(Vo)]
 録音:2012年6月10日-12日、11月22日、古カトリック教会、デルフト。「新しい敬虔」とは15世紀にオランダの宗教家ヘールト・デ・フローテによって始められた運動。聖書に立ち返り、それを読んだり筆写することを奨励したことで、宗教改革の先駆けとなった。この時期のネーデルランドで伝えられたグレゴリオ聖歌の写本を音にした貴重なアルバム。アカペラ合唱グループ「トリゴン」は中世の声楽作品を当時の発音で歌うことで知られるオランダのベテラン。
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(HYBRID_SACD)
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1724-1799):クラヴサン曲集第1巻 (1759)
 ラ・ド・カーズ/ラ・デリクール/ラ・セギュール/ラ・モンマルトル/ラ・ブーローニュ/
 ラ・カステルモール/ラ・クルテイユ/ラ・ベロー/ラ・ラマルク/ラ・ベルヴィユ/ラ・リュジャック/
 ラ・シュザンヌ/ラ・ジャンティ/ラ・マルゼルブ/ラ・ベリエ/ラ・ラポルト/ラ・モリソー

  コルネール・ベルノーレト [Korneel Bernolet] (Cemb)
 録音:2012年11月19日-21日、アカデミーザール、シント=トロイデン〔サン=トロン〕、ベルギー。使用楽器: Double manual harpsichord by Augusto Bonza, Turbigo 2011 (collection of Korneel Bernolet), copy of Jean-Henri Hemsch, Paris 1736 (collection of the Museum of Fine Arts in Boston). ベルノーレトは1989年生まれの若い奏者で、既に教師、指揮者としても活躍している。バルバトルはクロード・ラモー(ジャン=フィリップ・ラモーの弟)に師事した作曲家で、パリのノートルダム大聖堂、宮廷礼拝堂のオルガニスト、マリー・アントワネット付きのクラヴサン教師を努めた。クラヴサン曲集は彼の代表作の一つ。
イェッペ・ムーライン(1972-):
 ヴィオラ協奏曲(2010) (*) /4つの海の詩(2007) (#) /そして光あれ(2012) (+) /ヴァイオリン協奏曲(2006) (**)
  フランシエン・シャトボルン(Va;*) イェッペ・ムーライン指揮(+以外) 東オランダso.(*/#)、
  アムステルダム大学o.(**) マライエ・ファン・ストラレン(S;#) ペーテル・ガイスベルトセン(T;+)
  ダヴィド・パリー指揮ブラバントso.(+) ヨリス・ファン・ライン(Vn;**)
 録音:2012年6月15日-17日、カンデラール教会、ホルテン(**以外) /2007年6月28日、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホール、ライヴ(**)。オランダの作曲家ムーラインは指揮者としても優れ、自作のほかブルックナーの交響曲なども手掛けている。作曲家としては、前衛手法を用いることなく、新ロマン派的な美しい作品で知られる。作曲者自身が「ベートーヴェン的」と称するヴィオラ協奏曲、バーバーやコルンゴルトの延長上にあるヴァイオリン協奏曲などいずれも不思議な美しさに魅せられる。
モーツァルト:ディヴェルティメント集
 〔第1番 ニ長調 K.136 /第2番 ロ長調 K.137 /第3番 ヘ長調 K.138 〕/
       弦楽四重奏曲集〔第3番 ト長調 K.156 /第4番 ハ長調 K.157 〕
 ガウディSQ [アニタ・ヨンゲルマン(Vn1) マロリン・カンテ(Vn2)
         フローリン・ネグラヌ(Va) ザンダー・ヴァン・ベルケル(Vc)]
 録音:2013年1月10日-13日、ヨハネス教会、オランダ。ガウディ弦楽四重奏団のデビュー盤。ロッテルダム音楽学校在籍時にダニエル・カルテットの講義を受けていた4人が1999年に結成、以後 個々に研鑽を積みつつ、オランダ国内外で演奏活動を続けている。初録音はモーツァルト作品だが、レパートリーは広く古楽から現代まで、さらにポップスやジャズの作品もコンサートで披露している。団体名のガウディは、あのアントニ・ガウディから名をとり、彼の建築物からインスピレーションを得、カラフルに、表情豊かな演奏を目指し個性を追求している。
楽しい仲間たち〜ルネサンス、バロック期の二声音楽
 ロバート・カー/デフリーハー編曲:イタリア風グラウンド(1686) / ルパッキーノ:ファンタジア第13番(1559)
 ラッスス:ファンタジア(1590)〔第27番/第13番「ソファレミによる」〕
 マリア・タッソ:ファンタジア第5番「バタリャによる」(1559/1590)
 トマス・モーリー:「簡明で平易な実践音楽入門」〜6曲(1597) /ファンタジア〔第28番/第29番〕
 ファン・エイク:「笛の楽園」より
  〔美しい羊飼いの娘フィリス/天使の歌/モア・パラティーノ/アマリリ麗し/ロバート殿下のマスク〕
 ルイエ:リコーダー・ソナタ ニ短調 Op.2 No.3 / オトテール:2つの高音楽器のための組曲第1番 Op.4 (1712)
 テレマン:2つのリコーダーのためのソナタ ヘ長調TWV40:120

  ヤン・デフリーハー、マルセル・ケテルス(リコーダー・デュオ)
 録音:2012年7月25日-27日、ミリー・ホール、ヘント音楽院。同種楽器の二重奏のなかでも、リコーダーは最も古くからあるジャンルだろう。17世紀末には、多くの音楽愛好家がこれを楽しみ、「楽しい」とか「最高の喜び」などと表現された。ここでは1686年のオリジナル作品、カーの「イタリア風グラウンド」をはじめ、リコーダー二重奏のためのオリジナル作品が集められている。ファン・エイクの「アマリリ麗し」も入っているのが嬉しい。オランダの名手ヤン・デフリーハーがマルセル・ケテルス大小さまざまなリコーダーを楽しげに奏している。
パガニーニ:24のカプリス Op.1 ラズヴァン・ストイカ(Vn)
 録音:2014年4月11日、12日、15日、R&A音楽スタジオ、ブカレスト。使用楽器:ストラディヴァリウス、1729年制作。1986年6月ルーマニア生まれの情熱のヴァイオリニスト、ラズヴァン・ストイカによるパガニーニのカプリス全曲が登場。2003年、ロレンツォ・ペロージ・コンクールにて優勝した後、主にヨーロッパを中心に活躍している。独特の渋みとエキゾチックな演奏が魅力で、このパガニーニでもその実力が十分に発揮されている。近年は姉のピアニスト、アンドレアと「デュオ・ストイカ」として演奏活動しており、ポルムベスクの望郷のバラード、ショーソンの詩曲などを収録したアルバム「カプリツィオーソ」(ACDBO-062)は好評を博している。


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