| ミシェル・ジャレル(1958-): ...サム・リーヴスII...(ヴィオラ・ソロ)/ オフランド(ハープ・ソロ)/ アソナンス(クラリネット・ソロ)/ アソナンスVII(パーカッション・ソロ)/ プリズメ(ヴァイオリン・ソロ) |
クリストフ・ ドゥジャルダン(Va) フレデリク・ カンブルラン(Hp) ポール・メイエ(Cl) フローラン・ ジョドゥレ(Perc) ヘ=スン・カン(Vn) | |
| ミシェル・ジャレルはジュネーヴ生れ。ウィーン国立音楽大学の作曲科教授や、リヨン管弦楽団、ルツェルン音楽祭、ヘルシンキ・ムジカ・ノヴァのレジデンス作曲家として活躍。 静かな空間の中に凝縮された緊張感を孤独に配置するような音楽は、実に21世紀的。 | ||
| アンドレ・ブークーレシュリエフ(1925-1997): 弦楽四重奏のための作品集 [弦楽四重奏曲III/鏡(ミロワール)2/群島II] |
イザイSQ | |
| 録音:2000年12月。ブークーレシュリエフはソフィアに生れ、1949年にパリに移住、そこで亡くなった。前衛ではなく渋めのいい作品で、ちょっと作風は違うが、メシアンがお好きな方には好まれるだろう。 | ||
| ミカエル・レヴィナス(1949-): Prefixe/Arsis et Thesis/Froissement d'ailes/ Voutes/Rebonds/ Trois Etudes pour piano/La cloche felee] |
アラン・ルヴィエ指揮 アンサンブル・ リティネレール ファーラド・メカ指揮 フランス放送po.団員 パスカル・ロフェ指揮 フランス国立o. ピエール=イヴ・ アルトー(Fl) ストラスブール・ パーカッションEns. アラン・ヌヴー(P) | |
| ミカエル・レヴィナスは、有名な哲学者、エマニュエル・レヴィナスの息子。漸増漸減の響きによってユニーク音楽を作る。 | ||
| ミカエル・レヴィナス(1949-): アピール/青銅の船の中の声/ あべこべ/節理/パル=デラ(*) |
シャルル・ブリュック指揮 アンサンブル・ リティネレール ミヒャエル・ギーレン指揮 SWFso.(*) ミカエル・レヴィナス指揮 アンサンブル・ リティネレール ギー・レイバル指揮 グルッポ・ヴォーカル・ ド・フランス アンドレ・カザレ(Hr) ジャン=ジャック・ ジュスタフレ(Hr) ネル・フロジェ(S) パトリス・ボキヨン(Fl) Quintette de cuivres Just 'a 5 | |
| 「パル=デラ」は20分を超える作品。 | ||
| フィリップ・ユレル(1955-): ...次第に/フラッシュ=バック/ 墓(ジェラール・グリゼの思い出に)/ ルイージのために |
ベルンハルト・ コンタルスキー指揮 パリo. ピエール=アンドレ・ ヴァラド指揮 アンサンブル・ クール=シルキュイ ジャン・ジョフロワ (Perc) ジャン=マリー・ コテ(P) | |
| いかにも前衛という作風。 | ||
| ジェラール・プソン(1958-): Mes Beatitudes/Nebenstuck/Fureur contre informe/ Recreations francaises/Cinq Chansons/ Bruissant divise/Rebus |
アンサンブル・ ルシェルシュ | |
| ブリス・ポーセ(1965-): Huit Canons/Six Preludes/ Variations pour piano Op.27/ In Nomine Broken Consort Book |
アンサンブル・ ルシェルシュ | |
| ブルーノ・マントヴァーニ(1974-): Jazz Connotation/Les Danses interrompues/ D'un reve parti/Bug/Appel d'air/Fruh |
ジェイ・ ゴットリーブ(P) ブルーノ・ マントヴァーニ指揮 アンサンブル・ アルターナンス | |
| ユーグ・デュフール(1943-):冬々 [大洪水/哲学/雪の中の猟師/潟(ラグーン)のゴンドラ] |
ドミニク・ミ指揮 アンサンブル・モデルン | |
| ユーグ・デュフールはリヨン生れ。 | ||
| エディト・カナート・ド・シジ(1950-): 弦楽のための作品集(全6曲) |
パリ弦楽三重奏団 パリSQ ディエゴ・トージ(Vn) マルク・シファー(Cb) | |
| 切り込み鮮やかな弦楽器の扱いが特徴。 なお、当盤は2003年4月新譜でAE-0201という型番でご案内していた物ですが、国内代理店が番号を誤って案内していた事が判明しました。 | ||
| マウリシオ・カーゲル: Rrrrrrr... (ラジオ幻想曲)/ ルートヴィヒ・ヴァン(映画のための音楽)/ ヒポクラテスの誓い(3手のための)/ 肉体化されし爪/ MM51 |
アレクサンドル・タロー、 エリック・ル・サージュ(P) フランソワ・ル・ルー(Br) ジャン=ギアン・ケラス(Vc)他 | |
| 「ルートヴィヒ・ヴァン」は、「ベートーヴェンの耳には、彼自身の作品がこう聞こえていたであろう」という考えのもとに書かれた作品。「第九」を中心とした様々な作品が、 初演当時の聴衆の歓声ともに収録され、ベートーヴェンの聴感覚を追体験?できる。 | ||
| レヴィナス&ヒンデミット〜からみあう文字 ヒンデミット: ソナタOp.25 No.11/ソナタOp.11 No.4 ミヒャエル・レヴィナス:ルートヴィヒ四重奏 |
ジェラール・コセ(Va) ミヒャエル・レヴィナス(P)他 | |
| ヒンデミットとレヴィナスという対極的位置に立つ作曲家のヴィオラ作品を、名手コセが美しく引き上げたアルバム。 | ||
| ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.54 [ト長調/ハ長調/ホ長調] |
イザイSQ | |
| 録音:2003年3月6日〜9日、レブ修道院回廊。 DECCAで大きく売り出されたイザイSQが自らレコーディング会社イザイレコードを立ち上げ、AEONから発売する第1弾。ハイドンの弦楽四重奏曲の美しさを再認識させる演奏で、録音も優秀。デジパック仕様。 | ||
| ショーソン:愛と海の詩 ラヴェル:シェヘラザード デュパルク: 旅へのいざない/悲しい歌/フィディレ |
フェリシティ・ロット(S) アルミン・ジョルダン指揮 スイス・ロマンドo. | |
| 録音:2001年&2002年、ジュネーヴ。 独特の憂いの染みた歌で末期ロマン派の音楽に抜群の適正を持つ名歌手、フェリシティ・ロット。かのカルロス・クライバーが「バラの騎士」の元帥夫人役として彼女に絶大な信頼を置いていたことは言うまでもないが、 ここでもショーソンのワグネリアン的傑作「愛と海の詩」が、海風に火照る体温のような極まり。デュパルクの甘美もこれ以上はあり得ない。加えてジョルダンの指揮がすばらしい。 | ||
| ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):作品集 第3ラウンド/熟慮の末の死/荒れ狂い |
アンサンブルTM シルヴィア・ マリーニ= ヴァディモヴァ(Ms)/他 | |
| 第3ラウンドではサクソフォン、熟慮の末の死ではメゾ・ソプラノが加わる。 | ||
| J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲) | マルク・コッペイ(Vc) | |
| 使用楽器:ゴーフレード・カッパ、1697年製。 名器カッパの柔らかな響きが実に絶妙で、とても美しい音色。さすが、シュタルケルの秘蔵弟子だけあって心を掴んでくる。これは新たな名盤といえるだろう。 解説をとると、ライプニッツの言葉が飛び込む、ちょっと知的なデジパック仕様。 | ||
| シューベルト: ヴァイオリン・ソナタ(ソナチネ)集 [ニ長調 D.384/イ短調 D.385/ト短調 D.408] |
デイヴィッド・グリマール(Vn) ヴァレリー・ アファナシエフ(P) | |
| 録音:2003年4月。 シューベルトの「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」はいずれも1816年、シューベルトが19歳の時の作品。前年に野バラや魔王、翌年には鱒に死と乙女と、シューベルトが波に乗っていた時期の作品だけに、 知名度はあまり高くないながら、実は充実した内容の作品群。 そんな隠れた名作に大注目の新録音が登場。デイヴィッド・グリマールのピンと張ったヴァイオリンの音色を伴奏するのはなんとヴァレリー・アファナシエフ。この人のピアノはさすがに説得力大で、 作品の再評価を促すに十分足る出来映え。 | ||
| シューマン:弦楽四重奏曲全集 [第1番 イ短調 Op.41 No.1/第2番 ヘ長調 Op.41 No.2/ 第3番 イ長調 Op.41 No.3] |
イザイSQ | |
| 録音:2003年。 なぜかシューマンの作品の中で著しく人気のない弦楽四重奏曲。1842年に一気に3曲書き上げられたほどシューマンが入れ込んだ作品ながら、 確かにこの作曲家独特の鬱の陰と正反対の能天気な明るさの交差はおよそ分かりやすいとは言い難く、半端な演奏では退屈なばかり。そこへ反旗を掲げたイザイ四重奏団、一筋縄ではいかないからこそ奥が深いのだ、 と言わんばかりに鋭く深く突っ込んでいく。この3曲の深層が始めて露わにされた演奏といって良いかもしれない。 | ||
| エルネー・ドナホーニ: チェロ・ソナタ 変ロ短調 Op.8/ ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調 Op.21/ 弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調 Op.10 |
ダヴィ・グリマル(Vn) ジェラール・コセ(Va) マルク・コッペイ(Vc) ミシェル・ベロフ(P) | |
| 録音:2003年2月、パリ。 リストそして特にブラームスの影響から、いかにも渋く緻密で濃厚な味わいをふんだんに染み込ませたドナホーニの音楽は、好きな人にはたまらなく惹かれる世界。ここでは贅沢にも演奏者すべてをスターばかりで揃えている。 コセ、コッペイら通好みのヴェテランによるコクのある音楽作りを支えているのが名手ベロフ。作曲者=ピアノ・ヴィルトゥオーゾという背景を踏まえての参加といえよう。 彼らの演奏にはフランス人らしい気品と繊細な表情がうかがえるとともに、心を強く揺さぶる力がある。すばらしい録音。 | ||
| オルガン作品集 ジャン=クリストフ・ルヴェル:パッションズ クラウディオ・メールロ:トッカータ/カンツォーネ レジ・カンポ:カプリッチョ/ソンネリエ ルイ・クープラン:二重奏曲/幻想曲/カリヨン エディト・カナート・デ・チジ:8ヴェガ ブリス・ポセ:オルガンのための6つの小品〜第1−4曲 ニコラ・ド・グリニー: 讃歌「パンジェ・リングァ」/オン・タイユ/フーガ ジェラール・プソン: オルガンのための練習曲−控えめな曲/ファンファーレ ブルーノ・マントヴァーニ:同様に |
ジャン=クリストフ・ ルヴェル(Org) クリストフ・デジャルダン(Va) ジョナサン・ノット指揮 コレギウム・ノヴム・チューリヒ バーゼル・マドリガリステン | |
| 新旧の作曲家を取り混ぜたアルバム。ジャン・ド・ジュワユーズのオルガンを使用。 | ||
| シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845 ブリス・プセ(1965-):コントラ=ソナタ〜第1&2楽章 |
アンドレアス・シュタイアー(P) | |
| 使用楽器はクリストファー・クラーク製とのことで、おそらく作曲当時のフォルテピアノの複製と思われる。プセはブサンソン生まれの作曲家・チェンバロ奏者。 | ||
| モーツァルト: クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498 「ケーゲルシュタット・トリオ」 アダージョとフーガ ハ短調 K.546 |
ミシェル・ポルタル(Cl) ジャン=クロード・ペヌティエ(P) イザイSQ | |
| クラシック、ジャズに留まらず多方面に活躍するクラリネット奏者、ミシェル・ポルタルのモーツァルト新録音。クラリネット五重奏曲は、HMF、EMIに次いでおそらく3度目の録音。一層の豊かな表現で、ポルタルのモーツァルト観の完成を思わせる。バックが優秀なイザイ四重奏団というもポイント。 | ||
| ティエリー・ペク(1965-):記憶の向こう 四隅への愛着/一斉射撃/ミュロンガ/記憶の筋/ カリュンガ/他(全12曲) |
アレクサンドル・タロー(P) アンサンブル・ゼリグ | |
| 録音:2004年7月。 ティエリー・ペク(ペクー)はパリ音楽院で学び、現代感覚に優れた作品を多数作曲している。フランスの若いピアニストの中でもクリアな美音と申し分のないテクニックで抜きん出ているアレクサンドル・タローはこうした作品に打ってつけ。 | ||
| アストル・ピアソラ: タンガータ/鮫/リベルタンゴ/ 五重奏のためのコンチェルト/アディオス・ノニーノ/ ブエノスアイレスの夏/ムムキ/ミケランジェロ'70/ 天使の死/孤独 |
カリエンテ・クァルテット [ギョーム・オド(バンドネオン) セドリック・ロレル(P) ミシェル・ベリエ(Vn) ニコラ・マルティ(Cb)] ヴァンサン・マヤール (ヴィブラフォン) | |
| カリエンテ・クァルテットのデビュー盤。ピアソラの名盤あまたの中でも自己主張できるだけの立派な演奏。カリエンテ[Caliente]とはスペイン語で「熱い」という意味。その名の通りの熱い音楽が満載。 | ||
| ヴィオラの声 ルチアーノ・ベリオ(1925-2003): ナトゥラーレ(自然)/シュマン 第2 モートン・フェルドマン(1926-1987): ロスコ・チャペル/ヴィオラ・イン・マイ・ライフ 第2 |
クリストフ・デジャルダン(Va) | |
| 20世紀を代表する作曲家2人のヴィオラ作品。現代ヴィオラ曲といったらこの人、クリストフ・デジャルダンの出番。 | ||
| アルベリク・マニャール(1865-1914): 弦楽四重奏曲 Op.16(1902-1904) フォーレ:弦楽四重奏曲 Op.121 |
イザイSQ | |
| マニャールは近代フランス音楽にドイツ後期ロマン派の語法を取り入れた独特の作風で一部に人気の高い作曲家だが、極端な寡作家としても知られており、また大の人間嫌いで、晩年はついに世間との接触を絶ってしまったといわれている。弦楽四重奏曲は、残されたマニャールの少ない作品の中でも特に重要度の高いもので、エネルギッシュでありながら、痛切な心の叫びにも満ちたロマンティシズムの滴る名曲。これはフランス近代音楽ファンにも、後期ドイツロマン派ファンにも受けるにちがいない。難曲シューマンのカルテットも大アタリだったイザイ四重奏団による渾身の演奏。もちろんフォーレもみごと。 | ||
| D.スカルラッティ:15のソナタ(ギター編曲版) K.178(レオ・ブローウェル編曲)/K.330(ジュリアーニ編曲)/ K.1(ロベルト・アウセル編曲)/K.335(ジュリアーニ編曲)/ K.14(ブローウェル&アウセル編曲)/K.375(ジュリアーニ編曲)/ K.254(同)/K.213(同)/K.32(ロベルト・アウセル編曲)/ K.11(カルロス・バルボーサ=リマ編曲)/ K.149(ロベルト・アウセル編曲)/K.377(ジュリアーニ編曲)/ K.431(ロベルト・アウセル編曲)/K.476(ジュリアーニ編曲) |
ロベルト・アウセル(G) | |
| アルゼンチン出身のロベルト・アウセルは、1975年第17回パリ国際ギターコンクールにてエドアルド・フェルナンデス、バルタサル・ベニーテスらをおさえ優勝。ルネサンスから20世紀作品まで幅広いレパートリーを持ち、ラテンアメリカ諸国の民族音楽並びに現代音楽を積極的に取り上げている。またバロック音楽の解釈でも高い評価を得ており、このアルバムでは編曲&演奏ともにその実力を発揮している。 | ||
| ポップ・アート〜レジス・カンポ(1968-):作品集 ピアノと管弦楽のための協奏曲(1998-1999)(*)/ シェイクスピアのソネットに基づく7つの声と 5つの楽器のための「 Music to Hear 」(1999)(#)/ フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、 チェロとピアノのための 「ポップ・アート」(2001-2002)(+) |
ジェイ・ゴットリーブ(P;*) パスカル・ロフェ指揮(*) フランス放送po.(*) ロラン・アレイベディアン指揮(#) Musicatreize (#) 阿部加奈子 (あべかなこカンポ)指揮(+) 音楽院受賞者アンサンブル(+) | |
| フランスの若手作曲家カンポの作品集。(#)の指揮者はアレイベディアン[ Haraybedian ]とされているが、ハイラベディアン(アイラベディアン?)[ Hayrabedian ]の誤植である可能性がある。(+)の指揮を務める阿部は、レジス・カンポの夫人。 | ||
| グリーグ:劇付随音楽「ペール・ギュント」 (全曲版;ノルウェー語歌唱、フランス語語り) ディートリヒ・ヘンシェル(Br:ペール) インガー・ダム=イェンセン(S:ソルヴェーグ) ソフィー・コーシュ(Ms:アニトラ) ランベール・ウィルソン(語り:ペール) ヴィヴィアーナ・アリベルティ(語り:オーゼ、ソルヴェイグ、ヴェールを被った女、アニトラ) エルス・キスファルディ(語り:山の魔王) ヴェガー・ヴァルダル(ハルダンゲル・フィドル) ギヨーム・トゥルニエール指揮スイス・ロマンドo.、ジュネーヴ・モテット声楽アンサンブル | ||
| 録音:2000年6月-7月、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール。 グリーグの「ペール・ギュント」は全曲聴きとおすことで魅力が倍増する作品。当ディスクは鬼才アラン・ペルーによる新演出の世界初録音。主役ペールは歌唱部分をヘンシェルがノルウェー語で魅力的に演じているが、劇音楽ゆえ、台詞の部分が多く、それをフランスの個性派映画俳優ランベール・ウィルソンがフランス語で務めている。ウィルソンはワイダの「悪霊」やジュワフスキの「私生活のない女」で、繊細な二枚目ながら、どこか変態っぽいオーラを放つ役柄を演じていたが、女たらしでやんちゃなはずのペール役もどこか屈折した陰のあるものになっている。ブックレットはフランス語のみ。台詞無し版(AECD-0638 2CDs)も現地では発売があるが、日本国内へは輸入されていない。 | ||
| ミシェル・ジャレル(1958-):作品集 ひとときの音楽(器楽アンサンブルのための)/ フォルムとフラグメントIIb (4つの声、楽器のための)/ パルメニデスの詩の断片について (6人の独唱者のための)/ 群集〜ふるい(室内バレエ) |
シュトゥットガルト・ 新ヴォーカルゾリステン エルネスト・ モリナーリ(バスCl) エミリオ・ポマリコ指揮 アンサンブル・ クラングフォルム・ウィーン | |
| ジャレルはジュネーヴに生まれた。東洋哲学などに影響を受け、「時」を音楽で表そうとしたり、哲学的な詩などにインスピレーションを得て作品を書いたりしている。2曲目は「間」を重用していて、ふにゃふにゃしたダダイズムのような独特の世界が広がっている。 | ||
| ベートーヴェン: 弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29 弦楽五重奏のためのフーガ ニ長調 Op.137 弦楽四重奏曲の断章 ロ短調(1817)(*) メヌエット 変イ長調 Hess.33 前奏曲とフーガ Hess.30 ヘンデルの「ソロモン」序曲のフーガの編曲 Hess.36 弦楽四重奏曲 Hess.34 (ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14 No.1の編曲) |
イザイSQ [ギヨーム・シュートル、 リュク=マリー・アグエラ(Vn) ミゲル・ダ・シルヴァ(Va) フランソワ・サルク(Vc)] シュリ・ウォーターマン(Va) | |
| 録音:2004年11月9-13日。 2005年ゴールデンウィークに東京国際フォーラムで予定されている「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」、その目玉の一つである、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲シリーズを担当するイザイ弦楽四重奏団。なんと3日で全曲演奏するという。そんな彼らによる弦楽五重奏曲のCDが登場。しかも有名なOp.29やフーガOp.137だけでなく、世界初録音となる弦楽四重奏曲の断章(*)、珍しいHess番号の4曲など、実にユニークかつ刺激的な内容。もちろんイザイ四重奏団の活力と勢いのある演奏も魅力。 | ||
| ラフマニノフ: ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.36 幻想的小品集 Op.3〜 No.1「悲歌」変ホ長調,No.3「メロディ」ホ短調 ショパンの主題による変奏曲 Op.22 |
ラウラ・ミッコラ(P) | |
| 録音:2004年11月27-28日。 ラウラ・ミッコラはフィンランド出身の女性ピアニスト。1995年エリザベート王妃国際音楽コンクール、ピアノ部門第2位受賞。これまでBIS、CASCAVELL、ALBA、NAXOSレーベルから北欧の作曲家中心のアルバムを発売している。今回のラフマニノフの演奏は豪快で迫力があり、感情がストレートに表現されている。タッチは華麗なまでにコントロールされており、非常に美しい旋律に心惹かれる。 | ||
| J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ BWV.1001-1006 |
テディ・パパヴラミ(Vn) | |
| 1971年アルバニア生まれのパパヴラミは素晴らしい個性の持ち主。生き生きとした、深みのある音色で演奏で、シャコンヌには悲壮感漂う憂いがある。圧倒的なテクニックによる闊達した音楽作りは実に見事。 | ||
| ロシアのチェロ・ソナタ集 ショスタコーヴィッチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40 プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19 シュニトケ:チェロ・ソナタ |
マルク・コペ(Vc) ペーター・ラウル(P) | |
| ショスタコーヴィチのソナタは緻密でダイナミックな演奏を求められるが、コペとラウルは圧倒的な緊張感で作品を鋭くまとめている。一方ラフマニノフのチェロ・ソナタはロマンティシズムの清華を極めた作品。コペの深みのある美しい音色、ラウルの歌心に満ちたピアノで丁寧に弾かれる演奏には好感が持てる。 | ||
| カイヤ・サーリアホ(1952-):チェロ作品全集 | アレクシス・デシャルム(Vc) ジェレミー・フェーブル(Fl) ニコラ・バルデイル(Cl) | |
| フィンランドのヘルシンキ出身の女性作曲家サーリアホの作風は、多様な音楽性、音色の多彩さが魅力。チェロ作品では色彩感のある風景を描き出し、フルートとクラリネットを加えることによって新しいチェロの表現を追及している。 演奏はアンサンブル・クール=シルキュイのメンバーである1977年生まれの若手注目チェリスト、アレクシス・デシャルム。E-A-D-Gの調弦によるテノール・チェロを研究しているという。夢幻的な音世界へ引き込まれるアルバムである。 | ||
| AE-0638 [AECD-0638] (2CD) 国内扱い無し |
グリーグ:劇付随音楽「ペール・ギュント」(全曲版;ノルウェー語歌唱/語り無し) | |
| AE-0530 の台詞無し盤ですが、国内には輸入されていません。台詞入り版が2枚価格で提供されているため、そちらをご注文下さい。 | ||
| マウリツィオ・カーゲル(1931-):ピアノ三重奏曲 アルフレート・シュニトケ(1934-1998):ピアノ三重奏曲 |
ワイマール・リスト・トリオ [アンドレアス・レーマン(Vn) ティル・ストレンツブルグ(Vc) クリスチャン・ ウィルム・ミュラー(P)] | |
| カーゲルはアルゼンチンのブエノスアイレス出身で、1957年以来ドイツを中心に活動している。作品には放送用の映画や演劇などもあり、活動も多方面に及んでいる。皮肉なユーモアに満ちた作品を数多く発表していることでも知られている(指揮者が突然倒れる「フィナーレ」など)。妻のイリーナに捧げられたシュニトケのピアノ三重奏曲。第2楽章の物悲しい美しさには特筆すべきものがある。 ワイマール・リスト・トリオはクリスティアン・ウィルム=ミュラーをピアニストとして1990年に結成された実力派。 | ||
| ショーソン:ピアノ四重奏曲 イ長調 Op.30 フォーレ:ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.15 |
シューマン四重奏団 [テディ・パパヴラミ(Vn) クリストフ・シラー(Va) フランソワ・ギュイエ(Vc) クリスチャン・ファーヴ(P)] | |
| ショーソン晩年の曲であるピアノ四重奏曲は、フランス的美的感覚と東洋的な異国趣味とが混じり合った秘曲。クリスチャン・ファーヴの伸びやかなピアノが何よりも美しい演奏。またフォーレは叙情的な旋律が特徴で、特にピアノ四重奏曲の第4楽章ではピアノの清冽さが際立つ。ヴァイオリンのパパヴラミの深みのある音色も印象的。 | ||
| バルバラ・ストロッツィ(1619-1677): カンタータ、アリア集 |
アンサンブル・ポイエーシス | |
| バルバラ・ストロッツィはイタリア初期バロック音楽の作曲家・声楽家として活躍した女性。ソロ・カンタータを中心に100曲以上を作曲、これらはストロッツィ自身が歌うために作られたと考えられている。彼女の父親は、モンテヴェルディのパトロンのひとりでもあったジュリオ・ストロッツィで、バルバラは庶子であったといわれている。裕福な父親の後押しもあり、楽譜も多数出版された。また、未婚ながら4人の子供を持つ自由奔放な女性でありあり、その作風は大胆かつ叙情性に溢れている。 | ||
| ドメニコ・スカルラッティ (パパヴラミ編):ヴァイオリン編曲ソナタ集 イ短調 Kk54/ハ長調 Kk32/ヘ短調 Kk466/ヘ短調 Kk481 ハ短調 Kk11/イ長調 Kk380/ロ短調 Kk87/ニ短調 Kk141 ト短調 Kk426/ト短調 Kk185/ニ短調 Kk9/イ短調 Kk322] |
テディ・パパヴラミ(Vn) | |
| パガニーニの「24のカプリース」をコンサートでも演奏できる数少ないヴァイオリニストとしても名高い、アルバニア生まれのパパヴラミ(1971ー)。今回の新譜は、自身の編曲によるドメニコ・スカルラッティの鍵盤作品集。まさに完璧としかいいようのない編曲で、原曲のもつ魅力が倍増どころか何100倍にもなって蘇る。ヴァイリンでこんなことができるなんて!? ただただ圧倒されるばかりの鮮烈かつ流麗な最高の一枚。 | ||
| リスト:チェロのための作品集 悲歌第1番(第1版〜Vc、Pf、 ハープ、ハルモニウムのための)/ 悲歌第2番(チェロとピアノのための)/ 忘れられたロマンス (第3版〜チェロとピアノのための)/ 眠られぬ夜(問いと答え)(デシャルム編) 〜チェロとピアノ/ おお、汝いとしき宵の明星 (レスリー・ハワード編)〜チェロとピアノ/ ノンネンヴェルトの僧房(チェロとピアノ)/ トリスティア〜「オーベルマンの谷」より (ラッセン(1830-1894)リストの弟子編: ヴァイオリン、チェロとピアノのための)/ オルフェ(サン=サーンス編) (ヴァイオリン、チェロとピアノのための)/ コンソレーション第3番(デシャルム編/ クラリネット、チェロとピアノのための)/ 悲しみのゴンドラ(チェロとピアノ)/ 暗い雲(チェロとピアノ) |
アレクシス・デシャルム(Vc) セバスティアン・ ヴィシャール(P) アンサンブル・クアレンド・ インヴェニティエス | |
| リストによる作品の中で、チェロのために書かれたもの、あるいはチェロとピアノのために編曲されたもの(リスト自身、あるいは他者による)があつめられた一枚。「おお、汝いとしき宵の明星」はもともとはワーグナーのタンホイザー中の有名な「夕星の歌」。リストによるピアノ・ソロ編曲は現存しているが、リストはチェロとピアノのためにもこの作品を編曲したとされている。楽譜はのこされていないが、音楽学者のレスリー・ハワードによって再現されたもの。コンソレーション第3番は、チェロ奏者デシャルム自身によって第3の楽器クラリネットが追加され、ますます色合いと香りを豊かにしている。「暗い雲」の重苦しい空気が終結部では無へと昇華される様が見事。晩年の作品がおさめられており、研ぎ澄まされた深い精神性、そして神秘的な和声をじっくりと聴かせる演奏となっている。 | ||
| トリスタン・ミュライユ:作品集 ウィンター・フラグメンツ/ 答えのない問いかけ〜フルート・ソロ/ Ethers 〜フルートと 器楽アンサンブルのための/ 鐘を吹き渡る葉〜フルート、 ヴァイオリン、チェロとピアノのための/ 湖〜アンサンブルのための |
エリン・レッセール(Fl) ミシェル・ガランテ指揮 アージェント 室内アンサンブル | |
| ミュライユは、「ウィンター・フラグメンツ」は、氷の中に閉じ込められたような気分になる曲。打楽器や管楽器による硬質な音は、氷の中に閉じ込められ、叫べども叫べども外にいる人に声が届かないような、絶望的な孤独感を味わうことが出来る。4曲目の「鐘を吹き渡る風」も、音によるオブジェといった感で、美しい響きがとことん追求された音世界となっている。 | ||
| モーツァルト: 弦楽四重奏曲 イ長調 K.464(1784)/ 弦楽五重奏曲 ニ長調 K.593(1790) |
ブレンターノ弦楽四重奏団 Hsin-Yun Huang(Va) | |
| 薫り高いモーツァルトの「ハイドン・セット」から イ長調の薫り高い名曲と、「コジ・ファン・トゥッテ」のあとに書かれた弦楽五重奏曲というなんともノーブルな組み合わせでの登場。ブレンターノ弦楽四重奏団は、1992年に結成された団体。日本にも来日しており、その甘やかな音色は多くファンを獲得するところとなっている。 | ||
| ジャチント・シェルシ: 無伴奏チェロのための三部作〜禅 [ Triphon(三和音/若)(1956)/ Dithome(二分/動と静)(1956-1957)/ Ygghur(浄化/老年)(1965)] |
アルン・デフォルス(Vc) | |
| 一曲目の冒頭から超人的な超絶技巧。「Triphon」は、金属でできたミュートを使用するよう指示されている。これにより金属的な響きが得られ、まるでケージの「プリペアード・ピアノ」のような音響世界が広がる。時にチベットの僧が唱える経文のように、時に呪文のようにギコギコと奏でられるチェロは不思議と生命力に満ちている。続く「Dithome」では人間が大人へと成長し、精神的にも成熟していく過程が描かれ、最後の「Ygghur」で、いよいよ人間は非物質的な世界、超越的な精神性の境地へとむかう。ディスクが終わったとき、座禅をしたような清々しい気持ちとなる。 | ||
| ピアソラ:作品集 Vol.2 ロコへのバラード(*)/南に帰る(*)/カランブレ/ タンゴの追憶/わが死へのバラード/ ブエノスアイレス零時/チェ…タンゴ・チェ(*)/ 新しい波/バチンの少年(*)/他 |
デボラ・ラス(Vo;*) カリエンテ・クァルテット [ギヨーム・オド (バンドネオン) セドリック・ロレル(P) ミシェル・べリエ(Vn) ニコラ・マルティ(Db)] | |
| 前作のピアソラ作品集(AE-0424)で熱い音楽を聴かせてくれたカリエンテ・クァルテットのピアソラ作品集第2弾!ヴァーカルにデボラ・ラスを迎え甘美で妖艶な音楽を作り上げている。 | ||
| ジェローム・コンビエ: 「静かな生活 - Vies silencieuses 」 |
ギヨーム・ブルゴーニュ音楽監督 アンサンブル・ケーン | |
| 詩人作曲家、コンビエの作品集。 「石というものは、ある特定の『音』、すなわち、音楽が満ちた空間の中で、風がそれ自身聞こえるようになる際のミネラル成分が結集してできているのではなかろうか。石、葉、雪は、もっとも重要な要素である自身を『聞く』という方法をどうしても知りたい、と話すだろう。光、影、煙というものは、自身がそうである無機物を、音楽へと構築しようとする努力について語るだろう」(ジェローム・コンビエ) 「聞く」ということに関して非常にセンシティヴな感覚を持つコンビエによる作品集。四分音なども多様された、聴覚が研ぎ澄まされるような音世界。 | ||
| ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 全集 [第1番/第2番/第3番] |
テディ・パパヴラミ(Vn) フィリップ・ビアンコーニ(P) | |
| 録音:2007年5月24日-27日。 その超絶技巧で聴衆を魅了するテディ・パパヴラミ。これまでAEON レーベルで発売されたJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ (AE-0535)とD.スカルラッティ:ソナタ集/ヴァイオリン編曲版 (AE-0644)ではその奇才ぶりを発揮。均整の取れた音楽性とコントロールされた表現力は、頭の良さを感じさせる切れのある演奏。 このブラームス:ヴァイオリン・ソナタは彼自身2度目の録音(LYRINXから発売/廃盤)。パパヴラミは最良のパートナー、フィリップ・ビアンコーニとともにブラームスの音楽に真摯に語りかけ、音楽を紡ぎだしている。第3番はブラームスらしい重厚さと劇的情感が打ち出された作品。パパヴラミの演奏は直情的ではなく、抑制の効いた構築性、曇りのない美音の中に見え隠れする情感。やはり只者ではないと思わせる演奏。 | ||
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エマニュエル・ヌネス(1941-):ヴィオラのための作品集 黒い手(2007)(多重録音)/ インプロヴィゼーションII 〜ポートレート(2003)/ ヴァーサスIII(1987-1990)(*) |
クリストフ・デジャルダン(Va) エマニュエル・オフエール(Fl;*) | |
| ヌネスは、ポルトガルの作曲家で、アンサンブル・アンテルコンタンポランのヴィオラ奏者でもあるという大変な名手。アンリ・プスールやピエール・ブーレーズに特に強い影響を受けている。日本人の人気作曲家、望月京もヌネスに師事している。「黒い手」は、ある老女が川に手をつけたら手が完全に真っ黒になるが、その後様々なことがあって最終的にはもとの色にもどる、という話のオペラに基づいた作品。様々な技法が駆使されており、最後にはオクターヴとハーモニクスの饗宴となって幕を閉じる。「ヴァーサスIII」では、ヴィオラだけでなくフルートも様々な技法に通じていることが求められる難曲。無機的な感じのする不思議な作品。 | ||
| マーラー:リュッケルト歌曲集 ワーグナー: ヴェーゼンドンク歌曲集/ 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死 (ピアノ四重奏伴奏版; クリスティアン・ファーヴ編) |
フェリシティ・ロット(S) シューマン四重奏団 [テディ・パパヴラミ(Vn) クリストフ・シラー(Va) フランソワ・ギュイエ(Vc) クリスティアン・ファーヴ(P)] | |
| ワーグナーの作品で最も甘美で濃厚な魅力にあふれている作品、「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と「愛の死」の珍しいピアノ四重奏による編曲版。演奏はイギリスが誇る名ソプラノ、フェリシティ・ロットと名手テディ・パパヴラミが第一ヴァイオリンを務めるシューマン四重奏団。ピアニストのクリスティアン・ファーヴによる編曲で、ワーグナーの響きの秘密が浮き上がるようだ。官能的で甘美な旋律の魅力に惚れ薬を飲まされたような酔いを感じる。またマーラーのリュッケルト歌曲、ワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲のピアノ四重奏伴奏版も収録。フェリシティ・ロットの清廉な歌声、芸達者たちが揃ったシューマン四重奏団の濃厚なアンサンブルも聴き所。 | ||
| ブラームス: ヘンデルの主題による24の変奏曲とフーガOp.24/ スケルツォ 変ホ短調 Op.4/ガヴォット イ長調/ ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1 |
ラウラ・ミッコラ(P) | |
| 録音:2006年7月12日-14日。 澄みきった音色と切れ味鋭い技巧が魅力のフィンランド出身の女流ピアニスト、ラウラ・ミッコラによるブラームスの作品集。妻クララの誕生日に贈ったと言われている難曲、ヘンデルの主題による24の変奏曲とフーガ、若きブラームスの情熱が注ぎ込まれた大作、ピアノ・ソナタ第1番、また初期の作品スケルツォOp.4 やグルックの「パリスとヘレネ」より編曲したガヴォット(これもクララに献呈)など聴き応えのある内容。ブラームスの陽の部分に光を当てた演奏。 | ||