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2006年1月新譜情報

・国内盤マイナー・レーベル
・輸入盤マイナー・レーベル
・輸入盤 歴史的アイテム
・映像アイテム
・高音質アイテム


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。





国内マイナー・レーベル




ALM コジマ録音

ALCD-1070
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\3080(税抜\2800)
1/7発売
ハイドン:交響曲第83番 ト短調 Hob.I-83「めんどり」/
モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 KV.551「ジュピター」
諸岡範澄指揮
オーケストラ・シンポシオン
桐山建志(コンサートマスター)
 録音:2002年2月27日、和光市民文化センター サンアゼリア/2004年9月24日、保谷こもれびホール メインホール、ライヴ。
 モーツァルト生誕250周年記念コンサート・シリーズ「モーツァルトと行く!ヨーロッパ音楽都市周遊」が好評を博しているオーケストラ・シンポシオン。ピリオド楽器によるロマン派のシンフォニーも話題を呼んでいるが、彼らの軸となるのはやはり18世紀。ハイドンがその名声を確固たるものにした1780年代の重要な作品である「パリ・シンフォニー」のひとつ「めんどり」と、ファン待望の「ジュピター」のカップリング。評論家、安田和信氏をアドヴァイザーに迎え、歴史的背景も十分に踏まえつつ、生き生きとした演奏を目指す彼らならではのアルバム。
ALCD-1073
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\3080(税抜\2800)
モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ
 〜クラヴィーアの歴史と名器II

 モーツァルト:
  2台のピアノのためのソナタ ニ長調 KV448/
  四手連弾のためのアンダンテと
   5つの変奏曲 ト長調 KV501/
  2台のピアノのための
   ラルゲットとアレグロ 変ホ長調 KV6deest/
  四手連弾のためのソナタ ヘ長調 KV497
渡邊順生(Fp)
崎川晶子(Fp)
 録音:2004年9月8日-10日、相模湖交流センター。使用楽器:1790年頃、ウィーン、フェルディナント・ホフマン製(1975年修復)。
 モーツァルトの鍵盤作品のなかでも、比較的とりあげられる機会の少ない2台ピアノ&連弾作品。しかし、それらの作品は、協奏曲にも匹敵するスケールの大きさをもっている。繊細なニュアンスを表現可能にする18世紀末のフォルテピアノ2台(オリジナル)を使った、画期的なモーツァルトが登場。
 *モーツァルトの響きの世界に無限に近く肉薄する〜異色のCDを聴いて*
 「渡邊順生さんはまことにユニークな鍵盤奏者である。優れた演奏技術とまた深い知識を兼ね備えつつ、2世紀も3世紀も前の遠いクラヴィーア音楽の遥かな世界を一瞬のうちにおのれのものとする。古いはずのチェンバロやフォルテピアノは彼にとってはまことに身近な現代の楽器なのだ。今回の崎川晶子さんとの「ピアノデュオ クラヴィーアの歴史と名器II」でも、この印象はますます鮮明、否、鮮烈でさえある。フォルテピアノなる楽器に関する該博な知識に裏づけられたそのモーツァルトの演奏は、おそらくは初めての聴き手をたじろがせるにちがいない。だが、しばらくすると、いや、すぐにもその響きの只中に、モーツァルト、そう、このCDの主人公のモーツァルトが微笑みを浮かべながら、姿を見せるかのような思いに誰でも捉えられることだろう。そうだ。2006年のモーツァルト、彼の生誕250年の記念すべき年に、この渡邊順生さんと崎川晶子さんの息の合ったピアノデュオにまずなによりも先に聴き入ろう。」(海老澤敏)
ALCD-3075
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\3080(税抜\2800)
フランスバソンII〜バロック音楽とバソン
 マレ(1656-1728):5つの古いフランス舞曲
 ヴィヴァルディ(1678-1741):ソナタ第5番 ホ短調
 テレマン(1681-1767):ソナタ ホ短調
 ガイアール(1687-1749):ソナタ第5番 ニ短調
 コレット(1709-1795):
  バソンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 Op.20-2
 F.クープラン(1668-1733):ピエス・アン・コンセール
 ボワモルティエ(1689-1755):
  バソンとクラヴィーアのためのソナタ第5番 ト短調
 ドヴィエンヌ(1759-1803):
  バソンと通奏低音のためのソナタ第3番 ヘ長調 Op.24
小山清(バソン)
野平一郎(クラヴサン)
 録音:2005年5月10日-11日、彩の国さいたま芸術劇場。
 「このCD(第2集)には主にバロック時代の珠玉の様な作品が集められ、近代曲を集めた第1集と違った面で、この素敵な楽器の魅力を浮き彫りにしている。フランスでジョイント式楽器の改良が進み、バソンが主導権を握った時代。ここで聴かれる魅力的な小品の演奏には、正にフランスバソンの表情豊かな温かい響きこそふさわしい。」(山口博史)
 バソン(フランス式ファゴット)の第一人者として、ソロ活動を通じてフランスバソンの啓蒙、普及に努める小山清のバソン・アルバム第2弾は、あえて「バロック」。バソンのオリジナル曲の他、ガンバやチェロ用に書かれたバロックの巨匠たちの作品も、バソンの柔らかい響きで新たな魅力を見せる。野平一郎の天真爛漫なクラヴサンも聴きもの。
ALCD-3052
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\3204(税抜\2913)
フランスバソンI
 ギャロン:レシとアレグロ
 ケックラン:バソンとピアノのためのソナタ
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 ロンゴ:バソンとピアノのための組曲
 フランセ:7つの即興曲
 ファリャ:ナナ/ポロ
 デュティユー:サラバンドとコルテージュ
 ブトリー:アンテルフェランスI
小山清(バソン)
野平一郎(P)
能勢善樹(Fl)
 当店未案内旧譜。録音:1998年7月9日-11日、秋川きららホール、東京。
ALCD-9058
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\3142(税抜\2857)
一衣帯水〜中国&日本・名歌集
 趙元任:どうしてあなたを思わずにいられようか
 黄自:望郷/バラの三つの願い
 王洛賓/陳田鶴(編曲):あの遥か遠いところ
 丁善徳(編曲):太陽が昇り、喜び溢れる
 王洛賓/黎英海(編曲):銀色の月光の下
 崔希賢(編曲):牧歌
 黄自:花のようだが花ではない
 王立平:海よ、故郷
 滝廉太郎:荒城の月/花
 中田喜直:夏の思い出/むこう、むこう
 坂本良隆:浅間の馬子
 杉山長谷夫:出船
 越谷達之助:初恋
 平井康三郎:山は雪かよ
 山田耕筰:からたちの花/この道
 多忠亮:宵待草
田大成(T)
前田勝則(P)
 録音:2005年6月29日-30日、アミューゼ柏。
 日中両国で活躍し、西安の陜西師範大学音楽学部長を務める田大成が満を持して送るアルバム(一衣帯水[いちいたいすい:「衣帯」は帯の意。一筋の帯のように狭い川。また海や川によって隔てられているが、近いこと])。日本では殆ど知られていない中国歌曲と「荒城の月」などお馴染みの日本歌曲を収録。
 「田さんの解釈はイタリア、フランス、ドイツ、日本・・・と様々な国々の歌の美意識を頭と体で十分に吸収した上練り上げられたものだから、それぞれの歌を生んだ中国の原風景を踏まえながらも、より普遍的に、日本人の耳へ語りかける術を心得ています。一方、中国の大地に根ざした骨太の声と感性で日本歌曲が奏でられると、汎アジア的DNA(遺伝子)が日本人である私たち自身が今まで知覚できなかったほど濃く浮かび上がり、音楽の空間も狭い四畳半から広い音楽堂へと解き放たれる気がしました。」(池田卓夫/日本経済新聞社文化部編集委員)
ALCD-9059
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\3080(税抜\2800)
ヴィオリーノ・アフェットゥオーソ
 エックレス:ソナタ ト短調
 コレッリ:ラ・フォリア
 クライスラー:ラルゴ・エスプレッシーヴォ
 ヴェラチーニ:コンチェルト・ソナタ ホ短調
 ヘンデル:ソナタ ニ短調Op.1-4
島根恵(Vn)
遠藤直子(P)
 1981年ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクール6位入賞、1987年日本モーツァルト音楽コンクール優勝の他、作曲や編曲など幅広い活躍を見せる島根恵。中期〜後期バロックのヴァイオリンの名曲を集めたアルバム。コレッリの「ラ・フォリア」など、ヴァイオリン学習者なら誰もが学ぶべき作品ばかり。指導者としても精力的に活動する島根ならではの選曲。
 「島根さんの演奏は、この時代の作曲家が意とする様式美をきちんと表わしていて素晴らしい。バロック音楽を学ぶ人たちにとって最高のお手本となる録音である。」(海野義雄/東京音楽大学学長)
ALCD-9060
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\3080(税抜\2800)
1/7発売
山根弥生子、モーツァルトを弾く Vol.2
 ソナタ イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」/
 ファンタジー ニ短調 K.397/
 デュポールの主題による変奏曲 K.573/
 ジーグ ト短調 K.574/ソナタ ト長調 K.283/
 ファンタジー ハ短調 K.396/
 ロンド イ短調 K.511/メヌエット ト長調 K.1e
山根弥生子(P)
 録音:2004年11月10日&2005年9月27日-28日、府中の森芸術劇場ウィーン・ホール。
 第1集もレコード芸術誌特選盤に選ばれるなど高い評価を得た山根弥生子。真っ直ぐでひたむきなその演奏は実にエネルギッシュで、少しも衰えを感じさせない。戦後間もない頃より第一線で活躍してきた彼女の長いキャリアからにじみ出た凄みさえ感じられる。

カメラータ・トウキョウ

CMCD-28097
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\3080(税抜\2800)
12/15発売
セシル・シャミナード:フルート小協奏曲Op.107
ジョルジュ・ユー:フルートとオーケストラのための幻想曲
ジャック・イベール:フルート協奏曲
ジャン・フランセ:フルート協奏曲
ヴォルフガング・シュルツ(Fl)
オラ・ルードナー指揮 ハイドンo.
 録音:2005年5月、イタリア。
 ウィーン・フィル及びウィーン国立管弦楽団の首席奏者を務めるフルーティスト、ヴォルフガング・シュルツは、今、世界で最も名の知られたフルーティストの一人。シュルツの明るく、華やかなフルートの音色は、これまでにも数多くのフルート・ファンを生み出してきた。当アルバムはイベールやフランセのフルート協奏曲などフランスの作曲家を中心に選曲、特にフランセは聴き応え充分。さすがは、フランセからお墨付きを得たシュルツだけの事はある。彼の安定したテクニックと音楽性を存分に楽しみたい。
 ヴォルフガング・シュルツ(フルート):ウィーン音楽大学にてハンツ・レズニチェックに師事。その後、さらにオーレル・ニコレの指導の下で研鑽を積む。19歳でウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団の首席奏者に就任するなど若くして頭角を現し、1970年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席奏者となり、現在に至る。室内楽の分野においても、パートナーであるヘルムート・ドイチュとの長年にわたるデュオをはじめ、エリーザベト・レオンスカヤ、シュテファン・ヴラダー、アンドラーシュ・シフ、マウリツィオ・ポリーニ、ジェシー・ノーマン、アマデウス・カルテット、アルバンベルク四重奏団ら国際的に著名なアーティストと数多くの演奏会を行う。ソリストとしても、アバド、マゼール、メータ、小澤征爾やプレヴィンら著名な指揮者と世界各地で共演している。1983年より、ウィーン・フィルとベルリン・フィルの首席管楽器奏者からなるアンサンブル・ウィーン=ベルリンのメンバー。
1979年よりウィーン音楽大学教授を務めるほか、1996年からはルールマラン(フランス)でのボヌール音楽祭の芸術監督を務めている。
CMCD-28098
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\3080(税抜\2800)
2006/1/1発売
ポストリュード〜時と越えたピアノ・ストーリー
 ヴラディーミル・フェルツマン

 C.P.E.バッハ:
  アンダンテ・コン・テネレッツァ イ短調
 シューベルト:ピアノ小品 イ長調
 シューベルト/ヴォレンティン・シルヴェストロフ:
  マリッジ・ワルツ
 ヴァレンティン・シルヴェストロフ:
  キッチュ・ミュージック
 D.スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.87
 ショパン:練習曲 変ホ長調Op.10-6
 シルヴェストロフ:2つのメロディー
 ワーグナー/シルヴェストロフ:ポストリュート
 シルヴェストロフ:2つのワルツ
 シューマン:「ダヴィッド同盟舞曲集」より
 シルヴェストロフ:メッセンジャー
ウラディーミル・フェルツマン(P)
 録音:2004年12月、ニューヨーク。CAMERATAのフェルツマン既出4点は、全てメキシコのURTEXTレーベル音源だったが、当盤はまだURTEXTからは発表されていない録音(2005年12月現在、URTEXTのサイトにも掲載無し)。
 「ここにある音楽は誰のものでもありません。終わりもなければ始まりもなく、その前もその後もありません。純粋に存在しているだけです。ここで語られているのは1つの言語体系です。私はこのCDの録音を、それ自体で連続して展開していく作曲行為と考えました。過去4世紀の間に生存した作曲家たちが集うお茶の会と考えてもよいでしょう。そこで作曲家たちはお互いに自分のことを語り合いますが、まもなくその話は全て同じもので、その表現の方法が異なっているだけであることが明らかになります。ここにある音楽は作曲されたというよりも、思い出の中からふと聞こえてきたものです。それは沈黙から生じて沈黙へと還って行くのです。」(ウラディーミル・フェルツマン)
 2005年4月に13年ぶりの来日を果たし、その卓越したテクニックと音楽性で多くの聴衆を魅了したピアニスト、ウラディーミル・フェルツマンによる、待望のニュー・アルバム。ウクライナ出身の作曲家、ヴァレンティン・シルヴェストロフの作品を中心にC.P.E.バッハやショパン、シューマン、シューベルトの小品を加え、まるで一つの「輪」を描くかのようにフェルツマンがこのアルバムを構成。時間や空間を越え、それぞれの作品の中に共通して存在する「何か」を音楽を通して私たちに伝えようとしているかのようだ。
 ウラディーミル・フェルツマン(ピアノ):フェルツマンは、現在、その類い希な活動の広さと内容で、常に興味をかき立て続けている最も想像力豊かな音楽家のひとりである。フェルツマンは1952年にモスクワに生まれ、11歳の時にモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でデビュー、1969年にチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に入学し、ピアノをヤコフ・フリエール教授のもとで学ぶと同時に、モスクワとレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)の両音楽院で作曲を学んだ。1971年にパリで開催されたマルグリット・ロン国際ピアノ・コンクール(ロン・ティボー・コンクールのピアノ部門)でグランプリを受賞後、広範囲な演奏活動に乗り出し、旧ソビエト連邦、ヨーロッパ、日本へのコンサート・ツアーを行なった。その後ソビエト政府から演奏を禁止されるも、1987年にはアメリカ合衆国に移住し、同年に行われたカーネギー・ホールでのアメリカ・デビューは彼を一気にアメリカ音楽界の一流ピアニストの座に押し上げた。現在、ソリストとして合衆国のあらゆる主要オーケストラと定期的に共演しているばかりでなく、世界中の著名なコンサート・チクルスや音楽祭で活躍している。フェルツマンは音楽教育にも深く関わっており、ピアノ音楽の総合的プログラムである「ニュー・パルツ・ピアノの夏」を創設。毎年世界中から集まってくる才能と意欲のある学生に、彼らの成長と才能の開花の機会を与えている。
CMCD-28099
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\3080(税抜\2800)
12/15発売
フリードリヒ・クーラウ:フルート作品集
 フルートとピアノのための協奏的大ソナタOp.85/
 フルートとピアノのための
  3つの華麗な二重奏曲Op.110-1/
 ウェーバーの歌劇「オイリアンテ」の主題による
  序奏と変奏曲 ト短調Op.63/
 ファンタジー ニ長調Op.38-1
佐藤和美(Fl)
アドリアン・コックス(P)
 録音:2004年12月、ウィーン。
 クーラウは1786年にドイツに生まれ、後に(1813年)デンマークに帰化した作曲家、ピアニスト。協奏曲を含む数多くのピアノ作品やオペラ作品を残したが、幼少よりフルート奏法を父親から修得したクーラウは、フルートを含む室内楽作品にもその才能を発揮している。18世紀後期から19世紀頃は、超絶技巧的かつギャラントな音楽が大変もてはやされ、クーラウの作品もその例に漏れず、華麗で明るく、サロン音楽をも思わせるような優雅な雰囲気に溢れています。しかし、そのような「優雅」さとは対照的にピアニストへ求められる高度なテクニックは、「ピアニスト泣かせ」と言われ、難曲の代表とされて来た。このような背景には、当時の楽器のメカニズムが影響しており、現在のピアノに比べ鍵盤は軽く、その幅も短い構造となっていたためと考えられる。佐藤和美の軽やかで明るいフルートとアドリアン・コックスの超絶技巧的ピアノ伴奏により、クーラウのフルート作品を見事に再現。
 佐藤和美(フルート):1971年ドイツ留学。ハンブルク国立音楽大学にてカールハインツ・ツェラー教授に師事。翌年ベルリン国立音楽大学(ベルリン芸術大学)に入学し、フルートをハンス=ぺーター・シュミッツ教授、ピアノをインゲボルク・ポイケルト教授に師事。同大学の推薦によりベルリン市奨学金を受ける。在学中ブランシュバイク現代音楽祭に出演しフランクフルターアルゲマイネ紙上に賞賛を受く。1973年バイエルン・ホーフ交響楽団に入団、首席奏者として活躍。1976年よりベルリン市立音楽学校フルート科講師に就任、同時にソリストとして活動を開始。1980年、作曲家・田中賢、ピアニスト・松谷肇と音楽院シュミッツアカデミーを設立。ウィリアム・プリムローズ、クリスティアーノ・ロッシ、エディット・ビヒト=アクセンフェルト等著名なアーティストと共演。NHK-FMへの出演、木曽音楽祭、草津夏期国際音楽アカデミー、ザルツブルク音楽祭出演など、多彩な演奏活動を展開。1990年、オルガン奏者ヴォルフガング・ツェラー氏と「バッハ・アーベント」を開催し、バッハ演奏解釈の高い評価を得る。1992年、サントリーホールにてアントニー・シピリ氏とデュオ・リサイタル開催。また1994年のカザルスホールでのリサイタルは全国放送された。1995年、同ホールで笛奏者、横田年昭氏とリサイタル「風の饗宴」を開催。1997年王子ホールにてリサイタル。1998年、サントリーホールにてローランド・バティック氏とデュオ・リサイタル開催。1999年同ホールにてウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団と共演。2001年、リサイタル「ハンス=ぺーター・シュミッツへのオマージュ」開催。2002年、カザルスホールで再びウィーン・フィルハーモニア弦楽三重奏団とオペラ「魔笛」によるフルート四重奏曲を本邦初演。2003年、HAKUJUホールにてリサイタル。2004年5月には、ベルリン独日協会主催でベルリン市日本大使館ホール、及びハンブルク市アマリエ・ジーべキングコンサートホールにてリサイタルを開催し好評を博した。
CMCD-28101
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\3080(税抜\2800)
2006/1/20発売
モーツァルト:
 ソナタ 変ロ長調 K.10/ソナタ ト長調 K.11/
 ソナタ イ長調 K.12/ソナタ ヘ長調 K.13/
 ソナタ ハ長調 K.14/ソナタ 変ロ長調 K.15
ジョゼッペ・ノヴァ(Fl)
クラウディオ・ブリツィ(クラヴィオルガン)
 録音:2005年2月、イタリア。
 モーツァルトが8歳の時にロンドンで作曲したソナタ。1763年から1766年にかけてモーツァルト一家がパリ・ロンドンを目指し旅行していた時に作曲された。この旅行を通して、モーツァルトは姉、ナンネルと共に「神童」の名を欲しいままにしたと言われている。この旅行の間に「パリ・ソナタ K.6-9」、「ロンドン・ソナタ K.10-15」、「デン・ハーグ・ソナタ K-26-31」と名づけられた「クラヴィーアとヴァイオリン(フルート)のためのソナタ」を作曲しており、今回収録されたのは「ロンドン・ソナタ」。
 旅行によって得られた多くの新たな出会いは、幼年期モーツァルトに多大なる影響を与え、創作意欲が刺激された事は確か。このK.10からK.15までのソナタは、その名の通り、モーツァルトがロンドンに滞在中に作曲したもので、大ブリテン王国の王妃シャーロットに捧げられている。当時、シャーロット王妃はヨハン・クリスチャン・バッハを音楽教師として抱え、歌とクラヴィーアを得意とする愛好家として知られていた。そして、そのクリスチャン・バッハの音楽から漂うイタリア的雰囲気に、8歳のモーツァルトは瞬時に魅了され、自らの作品に取り入れて行った。
 このソナタには「クラヴィーアとヴァイオリン(フルート)のためのソナタ」というタイトルが付けられているが、実質的にはクラヴィーアの主旋律にフルートあるいはヴァイオリンが附随するという性格を持っている。この作品群にはさらにチェロのパートも存在し、クラヴィーアの左手のパートをなぞるような形で演奏されることもある。今回の録音では、主旋律や伴奏といった役割をそれぞれの楽器に与えるのではなく、クラヴィーアとフルートがそれぞれ交互に旋律を奏でる。そして、奇才、プリツィが操るクラヴィオルガンによって、様々な音色の変化を加え装飾豊かに、この典雅で流麗なソナタを披露する。
 ジョゼッペ・ノヴァ(フルート):ジョゼッペ・ノヴァは、現代イタリア屈指のフルート奏者の一人に挙げられる。1982年にトリノのジョゼッペ・ヴェルディ音楽院を卒業し、イタリア・ラジオ放送交響楽団のソリストとしてデビュー、その後まもなく音楽学校によって開催されたリヨン国際コンテストで優勝。世界的に有名なフルート奏者であるマクサンス・ラリューに4年間師事し、また1997年〜1999年にはジュネーヴ音楽院で同氏のアシスタントを務めた。これまでに、マクサンス・ラリュー、ブルーノ・カニーノ、アラン・マリオン、カトリン・フォンテ、ルチアーノ・セッラ、クラウディ・アリマニーなどのアーティストや複数のオーケストラと協演のほか、サルッツォ音楽院、ペスカーラ・アカデミーで教鞭をとり、現在はローマ国際芸術アカデミーとアオスタ音楽財団で教師を務めている。
 クラウディオ・プリツィ(クラヴィオルガン):オルガン及びオルガン作曲をペルージャのモルラッキ音楽院でW.ポルに師事。その後J.ラドゥレスク、M.モルガンに師事して研鑽を積み、さらにボローニャのG.B.マルティニ音楽院でA.コンティにチェンバロを師事した。ヨーロッパ、アメリカそして日本において常に広く活躍し、エディット・マティス、ヴォルフガング・シュルツ、アンドラーシュ・アドリアン、ミラン・トゥルコヴィッチ、ヴォルフガング・マイヤー、トーマス・インテアミューレ、ウェルナー・ヒンクら数多くの著名な演奏者と共演している。ライプツィヒのゲヴァントハウス及びトーマス教会やバッハ記念館、ザルツブルク国際オルガン演奏会、ベルリンのシャウシュピールハウス、ニューヨーク大学、ポツダムのサンスーシー宮殿、ニューメキシコ大聖堂、さらに日本においてもザ・シンフォニーホールやカザルスホール等、ヨーロッパ、アメリカそして日本において常に広く活躍している。また自身作曲家でものあるプリツィは、イタリア国内外の著名な作曲家と共に、現代イタリアの音楽表現の研究に長年携わっている。CDとしては既に40枚以上のレコーディングがあり、そのレパートリーは後期ルネッサンスから前衛音楽に及ぶ。現在、カメラータ・トウキョウへJ.S.バッハの全オルガン作品を録音中。また、ピンキー・オルガン工房によって製作された、建築家レンツォ・ピアノのデザインによる「パドレ・ピオ大聖堂」のためのオルガン設計に音楽学者、演奏者として携わるなど、オルガン学の研究活動を続けている。現在、フロシノーネのレフィーチェ音楽院においてオルガンとオルガン作曲の教鞭をとるほか、イタリア、ドイツ、スペインや日本において、音楽研究機関や大学のためにしばしばマスター・クラスを受け持っている。
CMCD-15045/6
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(2CD)
\3300(税抜\3000)
2006/1/20発売
クープラン:コンセール集
 王宮のコンセール第1番/新しいコンセール第5番/
 新しいコンセール第6番/新しいコンセール第7番/
 新しいコンセール第8番/新しいコンセール第9番/
 新しいコンセール第10番/新しいコンセール第11番/
 新しいコンセール第12番/新しいコンセール第13番/
 新しいコンセール第14番
トーマス・インデアミューレ
(Ob/Obダモーレ/バリトンOb)
ヘンク・デ・ヴィット(Fg)
ウルスラ・デュッチュラー(Cemb)
 録音:1995年12月、アムステルダム/他。
 「太陽王」とも呼ばれ、絶大な権力を誇ったルイ14世。その宮廷オルガニストならびにチェンバリストとして活躍したクープラン。この「王宮のコンセール」の第1番〜第4番は、ルイ14世の最晩年に作曲され、毎週日曜日の宮廷コンサートでクープランのチェンバロにより演奏されていた。王の死後、この4つのコンセールが出版されるにあたり、「亡き王と同じような人々がこの曲を好んでくれるならば」と続編を作曲。これが第5番から始まる「新しいコンセール」。
 「コンセール」の楽器編成は全く自由で、どの楽器で演奏するかということよりも、より上手な演奏家によって演奏されることが重要視され、さまざまな楽器編成での演奏が可能となっている。フレンチ・スタイルとイタリアン・スタイルとのちょうど中間に位置するかのようなクープランの作品は、豊かな装飾音が随所に施され、その旋律はあくまでも楽天的で軽やかで愛らしい。
 1997年にカメラータよりリリースされた「王宮のコンセール集」に、全く同じ演奏者で録音された CLAVES音源をカップリング、「新しいコンセール」が全曲が揃った。

FONTEC

FOCD-9261
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\2200(税抜\2000)
2006/1/21発売
イタリア古典歌曲集I
 スカルラッティ:
  私の死の栄光を/すみれ/熱い血潮/フロリンドが誠実なら
 作曲者不詳:ニーナ/他
嶺貞子(S)
アンリエット・ピュイグ=ロジェ(P)
 旧 FOCD-3122。イタリア語を美しく響かせる唱法として、バロック時代のアリアの歌唱とともに練り上げられ確立されたベル・カント唱法の代表格ともいえる嶺貞子が、伝説的な才媛アンリエット・ピュイグ=ロジェを共演者として実現した感動的な演奏。20有余年を経てなお、聴く者を、音楽が今まさに生まれつつある「現場」に立ち会っているという幸せな感覚に陥らせてくれる。イタリア歌曲を歌ったことのある方ならきっと聴き覚えのあるものが中心で、各出版社の「イタリア歌曲」楽譜にもそのほとんどが掲載されており、鑑賞用のみならず声楽を勉強される方のお手本としても使用可能。
FOCD-9262
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\2200(税抜\2000)
2006/1/21発売
イタリア古典歌曲集 II
 スカルラッティ:
  私は心に感じる・・・私は恋に陥るのでは
 パイジェッロ:もはや私の心には感じられない
 マルチェッロ:
  大きな苦しみのあとで・・・私の燃やすあの炎は
 グルック:ああ、私の優しい熱情が
 ガスパリーニ:
  いとしい絆よ・・・貴女への愛を捨てることは/他
嶺貞子(S)
野平一郎(P)
 旧 FOCD-3142。共演の野平一郎は、録音当時東京芸術大学の助教授。フランス政府給費留学生としてパリ・コンセルヴァトワールに学び、H.ピュイグ=ロジェにも師事している。収録曲は、やはりスカルラッティが多いものの、Iとの重複は無し。野平の自在なピアノの響きは18世紀のフォルテピアノの音を髣髴とさせ、嶺の歌唱もIがダ・カーポのアリア再現部での装飾的な歌い廻しを避けているのに対し、このIIでは様々な装飾が随所に挿入されており、カデンツァも聴く者をうっとりさせる。Iとはまた違う意味で「イタリア歌曲」の神髄をみせてくれる。
FOCD-9263
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\2200(税抜\2000)
2006/1/21発売
イタリア近代歌曲集 I
 ピッツェッティ:ウリーヴァの子守歌/牧人たち
 レスピーギ:冗談
 ヴォルフ=フェラーリ:道行く若い人よ
 アルファーノ:毎日毎日/他
嶺貞子(S)
アンリエット・ピュイグ=ロジェ(P)
 旧 FOCD-3112。17世紀初め、カッチーニの「アマリッリAmarilli mia bella」などによって近代独唱歌曲のはしりとも言える歌の世界が繰り広げられた後、オペラやカンタータが好まれ、19世紀にはオペラ一辺倒の時を迎えた。ピアノ伴奏の独唱歌曲は、ドイツではリート、フランスではメロディの名で徐々に音楽の重要な一部門としての地位を得、19世紀イタリアでもロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ、ヴェルディらオペラ作曲家によって、室内アリアのロマンツァなどの名でピアノ伴奏の独唱歌曲が書かれていたが、イタリアの独唱歌曲がリートやメロディーのように独自の表現様式を獲得し、確固たる地位を得るようになったのは20世紀に入ってからだった。
 イタリアのピアノ伴奏の独唱歌曲は一般に「リーリカ(叙情歌)」と呼ばれている。音楽が詩に触発され展開される点は他の国々の近代歌曲と同じだが、リーリカはヨーロッパにおける音楽の正統的な流れを形成するのに貢献した。イタリアの歌の歴史と伝統を継承発展させたもの。
 嶺とピュイグ=ロジェの演奏は、まさに叙情的で流麗な旋律に近代的な肉体を与えつつ、喜悦と悲哀、晴朗と不安を、いささかも崩れを見せない彫塑的な姿に仕上げている。

JEYS MUSIC

JMCC-30100/1
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(2CD)
\3666(税抜\3333)
西川秀人、ピアノ・リサイタル
 バッハ(ブゾーニ編):
  コラール前奏曲「イエスよ、私は主の名を呼ぶ」/
  コラール前奏曲「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」/
  シャコンヌ
 メンデルスゾーン(リスト編):歌の翼に
 シューベルト(リスト編):糸を紡ぐグレートヒェン/ます
 シューマン:蝶々/謝肉祭/ロマンス第2番
西川秀人(P)
 録音:2005年7月29日、倉吉未来中心ホール。ライヴ。
 現在、東京芸術大学ピアノ科における名伯楽として数々の優秀なピアニストを輩出する西川秀人の初CD。イタリアン・ピアニズムの伝統と精神を今に伝える希有な芸術家として、その歌心溢れた演奏が冴えわたる。これだけの難曲を一晩に弾きこなしたこともさることながら、その表現力の幅の広さは特筆に値する。器楽曲において、歌心が見直されている今だからこそ、彼の音楽性の高さは明るい煌めきを放つにちがいない。
 西川秀人(ピアノ):5才よりピアノを始め、故長岡敏夫氏、伊達純氏に師事。1976年東京芸術大学卒業。同大学院修士課程修了。77年イタリア留学。国立ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院でヴィンツェンツォ・ヴィターレ、レンツォ・シルヴェストリの両氏に師事。同音楽院卒業。第7回セニガリア国際ピアノ・コンクールで第1位入賞。その後イタリア各地でリサイタルを開催。79年秋帰国。帰国後もリサイタルをはじめNHK-FMの録音、オーケストラとの協演など多方面で演奏活動を行っている。現在、東京芸術大学、愛知県立芸術大学各講師。
 ジェイズミュージック:大手レコード会社で活躍した昼田純一氏が主宰、2003年創設。現在、クラシックからロックまで幅広いプロデュース、及びクラシックを中心とした録音やCD制作を展開中。今後順次クラシックのアルバムを発売していく予定。

UNIVERSAL I.M.S.

CATS INTERNATIONAL
IDC-10008
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\2619(税抜\2381)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.8
 [第21番 ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」/
  第23番 ヘ短調Op.57「熱情」/
  第24番 嬰へ長調Op.78「テレーゼ」]
杉谷昭子(P)
 録音:2004年8月、11月、群馬県笠懸(笠懸野?)文化センター/2005年1月、新潟県小出郷文化会館。日本語解説付き。
 「ワルトシュタイン」「熱情」「テレーゼ」と人気もありながら難曲である3作に挑んだ、杉谷昭子ベートーヴェン・チクルス第8弾。2002年の1月よりリリースを開始した杉谷昭子のベートーヴェン・チクルスは、今回遂に表題付有名曲3作へ。技巧と表現、どちらにおいても難解を極めるベートーヴェンのソナタだが、後半作がさらに複雑な構成となっているのは言うまでもなく、その分ピアニストの力量、感性が存分に発揮できる興味深いアルバムとなっている。

日本WESTMINSTER

JXCC-1003
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\3142(税抜\2857)
有馬礼子〜沖縄物語
 有馬礼子(1933-):
  交響曲「沖縄」(2004)(*)/
  琉球筝話(2002)(#)
内藤 彰 指揮(*)
東京ニューシティo.(*)
深海さとみ(筝;#)
毛塚珠子(十七絃筝;#)
 有馬礼子は東京中野区生まれ。終戦までは満州で過ごし、東京芸術大学で伊福部昭、池内友次郎、下総皖一らに師事。その後東京音楽大学の作曲科で主任教授として教鞭も取り、現在は同校名誉教授。彼女が沖縄に興味を抱いたのは、音楽プロデューサーである夫・日暮怜司 氏が、沖縄返還前に「沖縄音楽総覧」(日本コロムビア)というLP16枚から成る集成を手がけた事が切掛けだと言う。その後は「沖縄」をライフ・ワークとし、当盤の2作品以外にも、交響詩「宮古」(2002)、交響幻想曲「八重山」(2002)など数多くの作品を発表。(*)は2004年に行われた「有馬礼子作曲活動50周年記念コンサート」で、当盤の演奏者により初演、その後沖縄県に献呈されている。




輸入マイナー・レーベル




ICKARD 1CD¥2530(税抜¥2300)

 ギタリスト、リック・イカードが立ち上げた新レーベル。イカードはフィリピン出身で、8歳の頃セゴビア、アルメイダ、チェット・アトキンスの曲をまねて17歳でギター・コンサートを始めた。1980年にはフィリピン国内のコンクールで優勝、その後チェット・アトキンス協会主催のコンヴェンションでレギュラーとしてパサデナ、ナッシュヴィルなどで演奏、現在はロサンジェルスを拠点にクラシック、現代音楽、ジャズと幅広いレパートリーを演奏している。
Strings Attached
 ハーライン/ワシントン:星に願いを
 A.ヴィアンナ:コシシャンド
 ショパン:ワルツ イ短調(原曲:ロ短調)
 レノン/マッカートニー:キャント・バイ・ミー・ラヴ
 バイロン/ウィリアムズ:La Fiesta
 民謡:Cajeta de Musica
 A.バリオス:悲しみのショーロ
 C.アトキンス:Acutely Cute
 F.ブスタマンテ:Missionera
 ポンセ:Skirts of Mexico
 Cavatina, theme from The Dear Hunter
  Featuring Miss Terry Bailey
 S.マイアーズ:コントラルト
 ゴセック:ガヴォット ニ長調
 民謡:ラ・マラゲニャ
 L.ボンファ:カーニヴァルの朝(黒いオルフェ)
リック・イカード(G)
"Chet" Powered
 S.ジョプリン:ソラーチェ
 L.ボンファ:Batucada
  (L. Bonfa)  キース/ベルクマン/レイオフ:Yellow Bird
 J.スミス:Walk Don't Run
 A.ラウロ:ベネズエラ風ワルツ
 ザビヌル:Mercy, Mercy, Mercy
 ショパン:小ワルツ
 J.S.バッハ:メヌエットと前奏曲
 レノン/ハリソン/マッカートニー:
  Oh My Love /Something / Lady Madonna Medley
 作曲者不詳:ロマンス
 J.リード&P.スタインバーグ:Jammed Both Sides
 F.カリューハ:悲しい歌
 M.ジャール:Somewhere, My Love
 スーザ:星条旗よ永遠なれ
リック・イカード(G)
Precious Companions
 E.クルー:Mirabella
 P.アーバーグ:Montana Half-Light
 M.ネルソン:Reyendo
 ハチャトゥリアン:イワンは歌う
 民謡:フィリピンの民謡
 L.アルメイダ:ラメント
 コスト:練習曲
 バリオス:The Bees
 V.レビコフ:Mouvement Plastique
 C.ポーラー:Blues for Jon
 バリオス:マドリガル
 J.ギマランイス(ペルナンブーコ):
  Sound of the Bells
 F.ベニテス:Labis
 J.S.バッハ:ブーレ ロ短調
 ヒンデミット:木彫り人形の踊り
リック・イカード(G)

HUGO(香港) 1CD¥3300(税抜¥3000)

中国のクラシック管弦楽作品&愛聴作品シリーズ
 陈培勋[陳培勲](1921-):
  音画「欢乐[歓楽]的春江花月夜」
   ( Happy Moonlit River in Spring )(8曲)
 秦咏诚[秦咏誠](1933-):交響詩「二小放牛郎」
            ( Cowherd Er-xiao )
 王羲平(1919-):貔貅舞曲/长江[長江]三峡素描
胡炳旭 指揮
中国中央so.
 録音:1994年7月3日&4日、北京。
中国のクラシック優秀作品シリーズ
 劉敦南(1940-):ピアノ協奏曲「山林」(1979)(*)
 王西麟(1937-):交響的組曲「雲南音詩」Op.3(1963)
 施咏康(1929-):
  交響詩「黄鹤的故事[黄鶴的故事]」(1955)(#)
诸大明[諸大明](P;*)
朱文昌(笛子[Dizi];#)
葉聰 指揮
香港シンフォニエッタ
 録音:1997年11月22日&23日、香港。

LUNDS VOKALEMSEMBLE 1CD¥3300(税抜¥3000)

四月と沈黙
 カーリン・レーンクヴィスト(1957-):大地の上を歩くとき
 ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927):3つの合唱曲
 ユーハン・マグヌス・シェーベリ(1953-):
  Vad du ar skon min alskade
 ヨスタ・ニーストレム(1890-1966):Huru skon och huru ljuv
 シュテファン・クラヴェルダール(1975-):偉大なる贈り物
 ウルリカ・エマニュエルソン(1965-):
  Rosten ur morkret sjunger
 グンナル・ド・フルメリ(1908-1987):Herren ar min herde
 民謡/アルヴェーン編曲:喜びの花
 民謡/トゥルベリ編曲:美しき水晶
 民謡/リンドベリ編曲:美しく、おだやかな夕べの時
 ダーヴィド・ヴィカンデル(1887-1955):
  スズランの王/早春の夕べ
 アンデシュ・ニューべリ(1954-)編曲:
  このすばらしい夏の季節に
 ヴァルデマール・オレーン(1894-1982):夏の賛美歌
 スヴェン=ダヴィッド・サンドストレム(1942-):四月と沈黙
インゲマル・モンソン指揮
ルンド・ヴォーカルアンサンブル
 1990年にホーカン・オルソンによって創設されて以来、数々のコンクールでの受賞経験を持つスウェーデンの合唱団ルンド・ヴォーカルアンサンブルの自主制作盤で、スウェーデンを代表する作曲家の作品を集めた注目作。

ORPHEE 1CD¥3300(税抜¥3000)

フィリップ・シャモー(1952-):
 天使たちのミサ〜キリエ/光の献納
マルク・アンドレー指揮
フィルハーモニア・スデツカ
ケリョナン寺院聖歌隊
 国際グスタフ・マーラー協会のメンバーであり、グラモフォン誌のライター、エディターでもあるフィリップ・シャモーはパリ出身の作曲家。収録の2曲はクラシックと現代的なスタイルを融合させた作風の作品。
フィリップ・シャモー(1952-):
 チベット交響曲/神秘的交響曲「楔」[Sphen]
ピオトル・ボルコフスキ指揮
オルシュティンpo.
 こちらはフィリップ・シャモーの交響曲2曲を収録。「楔」は哲学者キケロから霊感を受けて作られた物で、これら2曲の交響曲とも、時の流れが止まってしまうかのような神秘的な曲。オルシュティン・フィルはポーランドのオーケストラ。

PALETTE 1CD¥3300(税抜¥3000)

モーツァルト:
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 ト長調 K.423
 ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K.292
 オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
セシリア・シリアクス(Vn)
ヨハンナ・ペーション(Va)
イェンス=クリストフ・レムケ(Fg)
クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)
イェスパー・ハリソン(Ob) 他
 スウェーデンを代表する奏者たちによる演奏。

SJELVAR 1CD¥3300(税抜¥3000)

ゴットランド島での発見〜Codex Kellungensis
 フィリップ・ダリチウス(1562-1631):主において喜び踊れ
 ヨハン・バール(1610頃-1670):
  Befiehle dem Herren/第8旋法によるマニフィカト/
  おお、輝かしき光三位一体/So ziehet hin
 メルヒオール・ヴルピウス(1570頃-1615):主において喜び踊れ
 グレゴール・アイヒンガー(1564-1628):
  二人の熾天使が呼び交し合った
 ニコラウス・ザンギウス(1570頃-1618):
  Congratulamini nunc omnes
 ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):
  ヴィデンス・ドミヌス
 ハンス・レオ・ハスラー(1562-1616):恋人は私に戦いを挑む
 ヤコブス・ガルス(1550-1591):O quam metuendus
 ヨハン・ヴァルター(1496-1570):愛しいヨゼフ、私のヨゼフ
 ドミニク・フィノット(1510-1556頃):lam non dicam
 オルランドゥス・ラッスス:神よわれらを憐みたまえ
ミカエル・ディエルクス(Org)
ダニエル・シュティーガル(Tb)
ペーター・ポントヴィク指揮
アンサンブル・ビリャンシーコ
 これまでにもルネサンス音楽のコレクション「Cancionero de Upsala」やラテン・アメリカのバロック音楽などの発掘、録音を行っているポントヴィク&アンサンブル・ビリャンシーコ。デンマーク出身のペーター・ポントヴィクはスウェーデン作曲家協会会員でもある。アンサンブル・ビリャンシーコは北欧の国々の演奏家が集まり、ポントヴィクによって1955年に結成された合唱とピリオド楽器によるアンサンブル。

SR RECORDS 1CD¥3300(税抜¥3000)

ブラームス:クラリネット五重奏曲 ハ短調 Op.115
インゴルフ・ダール(1912-):
 クラリネットのための5つのデュエット
ステファン・リンドグレン(1960-):デュオ
クリスティアン・メッレル(Cl)
ユーハン・ウッレーン(P)
ニュー・ステーンハンマルSQ
 スウェーデン放送による録音・制作。2001年にスウェーデン放送の「アーティスト・イン・レジデンス」に選出されたメッレルは、ニールセンとコープランドの協奏曲をスウェーデン放送響の伴奏で演奏するなど将来性豊かな1972年生まれの俊英。
リスト:「ノルマ」の回想 S.394
アルカン:イソップの饗宴
シャブリエ:10の絵画的小品 から
ラヴェル:夜のガスパール
ユーハン・ウッレーン(P)
 2000年にスウェーデン放送の「アーティスト・イン・レジデンス」に選出されたスウェーデンのヴィルトゥオーソ・ピアニスト、ユーハン・ウッレーンのソロ・アルバム。「アーティスト・イン・レジデンス」はスウェーデンの若手音楽家に贈られるもので、リサイタル、レコーディング、スウェーデン放送響との共演などといった機会が提供される。このディスクもその趣旨でスウェーデン放送によって録音・制作が行われた。ウッレーンの名人芸が存分に発揮された演奏は一聴の価値あり。



歴史的録音新譜




GOLDEN STARS 1CD¥1210(税抜¥1100)

GSS-5401
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(3CD)
2CD価格
オペラ・スターズ・イン・コンサート(全30曲)
 ヴェルディ:「椿姫」「ドン・カルロ」「リゴレット」
 プッチーニ:「トスカ」/ビゼー:「カルメン」/他より
カティア・リッチャレッリ、
ルチア・ヴァレンティーニ=テラーニ、
レナータ・スコット、
アルフレッド・クラウス、
ルッジェロ・ライモンディ/他
GSS-5403
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(3CD)
2CD価格
アンドレス・セゴビア
 〜マスター・オヴ・クラシカル・ギター
(全32曲)
 アルベニス:セビリャ
 ハイドン:メヌエット
 クープラン:パッサカリア
 ポンセ:6つの前奏曲/他
アンドレス・セゴビア(G)
GSS-5408
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(3CD)
2CD価格
ナポリ民謡集(全42曲)
 彼女に告げてよ/4月/勝利だ、我が心よ/
 カタリ、カタリ/フニクリ・フニクラ/
 帰れ、ソレントへ/オ・ソレ・ミオ/朝の歌/
 ヴェネツィアの幻影/イデアーレ/サンタ・ルチア/他
マリオ・デル・モナコ、
ルチアーノ・パヴァロッティ、
プラシド・ドミンゴ、
ホセ・カレーラス、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)他
GSS-5410
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(3CD)
2CD価格
ワイル:
 舞台音楽「三文オペラ」/
 舞台音楽「マハゴニー市の興亡」/
 「ハッピーエンド」/「銀の湖」より/歌曲
ロッテ・レーニャ(Vo)
クルト・ワイル(P)
ハラルト・パウルセン指揮
オトマール・スウィトナー指揮
ベルリン州立歌劇場o.
 管楽セクション/他
 録音:1928年-1944年。スウィトナーの名がクレジットされているが、彼のディスコグラフィにワイルの作品は見当たらない。



DVD新譜




BONELL/YOUNG PRODUCTION DVD¥5500(税抜¥5000)

カルロス・ボネル〜クラシカル・ギター・パフォーマンス
 ガスパール・サンス(1640-1710):エスパニョーラ/カナリオス
 イサーク・アルベニス(1860-1909):グラナダ
 フランシスコ・タレガ(1852-1909):アラブ奇想曲
 J.S.バッハ(1685-1750):リュート組曲 ホ短調 BWV.996
 フランシスコ・タレガ:
  涙(前奏曲)/アデリタ(マズルカ)/マリア(ガヴォット)
 フェルナンド・ソル(1778-1839):
  序奏とモーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
 フランシスコ・タレガ:アルハンブラの思い出
 不詳:スペインのロマンス(禁じられた遊び)
 イサーク・アルベニス:アストゥリアス
カルロス・ボネル(G、語り)
 名ギタリスト、カルロス・ボネルによる、ギターを学習されている方、ギター演奏に興味のある方に最適なDVDの登場。演奏時間は正味約1時間。それにボネル自身の語りによる、各曲の解釈・演奏アプローチについての洞察と演奏テクニック上のアドバイス(英語とスペイン語)が加わる。さらに主映像のほか、インタラクティヴ・メニューによって右手・左手それぞれのアップを選んで見ることができる。Region 0 / Aspect ratio 4:3。

MORMON TABERNACLE CHOIR(MTC) DVD
 1枚\2970(税抜\2700)

モルモン・タバナクル合唱団のクリスマス Vol.2 オードラ・マクドナルド、
ピーター・グレイヴス(Vo)
モルモン・タバナクルcho.
 収録:2004年?、ソルトレイクシティ、ユタ州。
 ゲストにミュージカル俳優、オードラ・マクドナルドとピーター・グレイヴスを迎え、くるみ割り人形、ミュージカル曲も交え、クリスマス曲を。
モルモン・タバナクル合唱団のクリスマス Vol.1
 Oh Come,All Ye Faithful/Betelehemu,Tua Bethlehem dref/
 A Bethleem allons vite!/
 ウェールズ、チェコ、ナイジェリアのクリスマス・キャロル/他
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
ブリン・ターフェル(Br)
モルモン・タバナクルcho.
 再案内。収録:2003年12月、ソルトレイクシティ、ユタ州。ライヴ。
 2003年のクリスマス・コンサートにフレデリカ・フォン・シュターデとブリン・ターフェルを招いてのライヴ。


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