◆DECCA | |
イム・ユンチャン〜チャイコフスキー:四季〔海外発売予定:2025/08/22〕 “想像を超える”感動。韓国のスター・ピアニストによる『四季』 《イム・ユンチャン〜チャイコフスキー:四季》 ●2022年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで史上最年少での優勝を果たし世界的な名声を博した、韓国出身のイム・ユンチャン。今年2作目となるアルバムはチャイコフスキーのピアノ作品『四季』です。イムの友人でコラボレーターのアーティスト、Ho-Yeon Choiの絵が使用されたユニークなアートワークになっています。 ●「その美しさとピアノの熟練した技術は想像をはるかに超える何かがある…『四季』が聴衆にこれほどの感動を与えることができるとは誰も信じていなかっただろう」――『ディアパゾン』誌 ●「イムは、ひとたびピアノの前に座ると楽器と一つになって、他の方法ではありえないという経験をもとに音楽を演奏する誠意ある音楽家である」――『Die Nieuwe Muze』誌 ●「[イムの演奏を聴くと]若いピアニストが聴衆に質の高い演奏を届けるために、自らの選択や表現に細心の注意を払っていることがわかる…演奏が終わると、二千人の観客の拍手と歓声に会場が包まれ、その熱狂ぶりはK-POPアイドルのコンサート以上だった」――『コリア・ヘラルド』紙 ●「チャイコフスキーの『四季』は人の一生の最後の一年を描いています。最初の曲“炉端にて”は、暖炉の火が静かに消えていく様子を表しています。それは一人の男が過去に思いを巡らせ、理由のない悲しみに包まれているところから始まりますが、その後新たな経験が希望をもたらします。抑えきれない感情とすすり泣きは、空中を漂う煙草の煙のような白昼夢に取って代わります。彼は泣きながら眠りに落ち、忘れた記憶を引き寄せ、過去との境で常に逡巡しています。しかしその後で今現在に立ち返り、すべてを受け入れ、鐘が鳴ると二度とやって来ることのない一日を終えるのです」(イム・ユンチャン) CD収録予定 チャイコフスキー:四季Op.37a 1) 第1曲:1月「炉端にて」、2) 第2曲:2月「謝肉祭」、3) 第3曲:3月「ひばりの歌」、4) 第4曲:4月「松雪草」、5) 第5曲:5月「白夜」、6) 第6曲:6月「舟歌」、7) 第7曲:7月「刈り入れの歌」、8) 第8曲:8月「収穫の歌」、9) 第9曲:9月「狩りの歌」、10) 第10曲:10月「秋の歌」、11) 第11曲:11月「トロイカ」、12) 第12曲:12月「クリスマス」 【演奏】イム・ユンチャン(ピアノ) 【録音】2024年7月31日−8月1日、イギリス、サリー、メニューイン・ホール ※Digisleeve仕様 | |
◆DG | |
イツァーク・パールマン〜DG録音全集〔海外発売予定:2025/08/29〕 パールマンの80歳を記念して、2015年発売の25枚組BOXを再発売 《イツァーク・パールマン〜DG録音全集》 ●現代を代表するヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニスト、パールマンが今年8月31日に80歳の誕生日を迎えます。これを記念して、彼が1968年から2001にかけて、DG、DECCAへ録音したものを全て収録したBOXセットを再発売します。きめ細やかで滑らかな美音や鮮やかなテクニック、そして豊かな表現力が魅力のパールマン。彼の卓越した技巧と多彩な表現力が存分に発揮されたすべて味わえる演奏揃いのセットです。 ●パールマンはDGとデッカで25枚のアルバムを録音しました。 ※前回発売時から品番、POS、価格が変更になっております。また、仕様をキャップ・ボックスへ変更しての発売となります。 ※全集と銘打った商品でも、稀に収録されていない音源がある場合がございます。 CD収録予定 【CD1】ベルク:ヴァイオリン協奏曲, ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲〜小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団[1978年録音]/【CD2】エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61[1981年録音]/【CD3】ラロ:スペイン交響曲Op.21, ベルリオーズ:夢想とカプリスOp.8〜ダニエル・バレンボイム(指揮)パリ管弦楽団[1980年録音]/【CD4】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207, アダージョ ホ長調K.261, ロンド ハ長調K.373, ロンド 変ロ長調K.269〜ジェームズ・レヴァイン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[1985年録音]/【CD5】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211, ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218〜ジェームズ・レヴァイン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[1985年録音]/【CD6】モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216, ヴァイオリン協奏曲第5番ト長調K.219〜ジェームズ・レヴァイン(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団[1982年録音]/【CD7】モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.364、2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190〜ピンカス・ズカーマン(Va, Vn) ズービン・メータ(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団[1982年録音]/【CD8】サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61, ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調〜ダニエル・バレンボイム(指揮)パリ管弦楽団[1983年録音]/【CD9】サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25, ショーソン:詩曲Op.25, サン=サーンス:ハバネラOp.83, 序奏とロンド・カプリチオーソOp 28, ラヴェル:ツィガーヌ〜ズービン・メータ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[1986年録音]/【CD10】ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」〜アイザック・スターン(春), ピンカス・ズカーマン(夏), シュロモ・ミンツ(秋), イツァーク・パールマン(冬), ズービン・メータ(指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団[1982年録音]/【CD11〜15】ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲〜ヴラディーミル・アシュケナージ(P) [1973&1975年録音]/【CD16】フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調, ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40〜ウラディーミル・アシュケナージ(P), バリー・タックウェル(Hr)[1968年録音]/【CD17〜22】モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集(K.301, 302, 303, 305, 296, 304, 306, 378, 379, 376, 377, 380, 454, 481, 526, 547)〜ダニエル・バレンボイム(P) [1983〜1990年録音]/【CD23】ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調, ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調, チェロ・ソナタ ニ短調〜ウラディーミル・アシュケナージ(P), リン・ハレル(Vc) [1994年録音]/ 【CD24】チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35, ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.99〜イリヤ・グリンゴルツ(Vn) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団[2001年録音]/【CD25】J.S.バッハ:カンタータ第197番より第8曲「満ち足れる愉悦、健やかなる繁栄」, カンタータ第58番より第3曲「われはわれを囲める悩みの中にも満ち足れり」, カンタータ第204番より第4曲「広き大地の蔵せる富も宝も」, カンタータ第97番より第4曲「われは御神の恵みに依り頼む」, カンタータ第115番より第4曲「かかる時にもまた祈り求めよ」, カンタータ第171番より第4曲「イエスこそ、わが呼びまつる」, 「ロ短調ミサ曲」より第23曲 祝福あれ、主の御名により来たる者に/第5(6)曲 われら汝を頌めまつる, カンタータ第202番より第5曲「春のそよ風のほほを撫でゆき」, カンタータ第36番より第7曲「力なき、弱き声といえども」, カンタータ第187番より第5曲「神はこの地上の息ある」, カンタータ第84番より第3曲「われは喜びをもてわが乏しき糧を食し」, カンタータ第105番より第5曲「われイエスをわが味方となしえなば」〜キャスリーン・バトル(Sp), ジョン・ネルソン(指揮) セント・ルークス管弦楽団 | |
◆DG | |
ユリウス・アザル〜 Siena Tapes〔海外発売予定:2025/08/29〕 ラヴェル生誕150周年を祝う、巨匠も絶賛する新進ピアニストのDGセカンド・アルバム 《ユリウス・アザル〜Siena Tapes》 ●ドイツの新進ピアニスト、ユリウス・アザルのドイツ・グラモフォン2作目のアルバム『Siena Tapes』がリリースされます。モーリス・ラヴェル生誕150周年記念として構想されたもので、ラヴェルの作品、『水の戯れ』『前奏曲イ短調』『ハイドンの名によるメヌエット』『ボロディン風に』が、アザル自身が作曲した『Prélude(3191)』と即興作品『Cascade I-III』と織り交ぜられるように収録されています。さらにこのアルバムのプロデューサーでもあるクリスティアン・バズーラの新作『Petites Vagues』も含まれています。ラヴェルの音楽は幼い頃から「自分に寄り添い、挑み、問いかけてきた存在」だと語るアザルは、「奇跡的な方法で、ラヴェルはあらゆる音の色彩を手に入れることができた。彼の比較的繊細なピアノ作品にも、複雑な交響曲にしか見られないような陰影やエネルギーが含まれている」と書いています。録音は、アザルが「観客が帰った後でもまだ弾き続けたいと思える場所」だったと思い出を語るほど、その古い建物の持つ雰囲気と音響に魅了された、イタリア・トスカーナ州シエナの「Chapel of the sun」で行われました。ブックレットにはアザル本人によるライナーノーツが掲載されています。 ●ユリウス・アザルは巨匠メナヘム・プレスラーから絶賛され、2024年にドイツ・グラモフォンと契約、デビュー・アルバム『スクリャービン&スカルラッティ:ピアノ作品集』は「想像力豊かに構成され、感性と卓越した音楽性を深く探求して敬意を表した、全くもって揺るぎないデビュー作」(クラシックCDレビュー・サイト『MusicWeb International』)と称えられました。アザルは数々のコンクールで受賞歴を持ちますが、2025年にはテレンス・ジャッド=ハレ賞も受賞しています。 ●「ユリウス・アザルのピアノ演奏に私はすぐに驚かされました。彼がその独特に響き渡る音をどのように見つけたのか、私にはわかりません。楽器が彼に秘訣を教えているようでした」(メナヘム・プレスラー) CD収録予定 1) Tape Zero、2) アザル:Cascade I、ラヴェル:3) 前奏曲イ短調M.65、4) ハイドンの名によるメヌエットM.58、5) アザル:Cascade II、6) ラヴェル:水の戯れM.30、アザル:7) Prélude (3191)、8) Cascade III、9) クリスティアン・バズーラ:Petites Vagues、10) ラヴェル:ボロディン風にM.63 No.1 【演奏】ユリウス・アザル(ピアノ) 【録音】2024年9月20日、イタリア、シエナ、Chapel of the sun | |
◆Hyperion | |
ジェズアルド・シックス〜 Radiant Dawn 〔海外発売予定:2025/08/01〕 イギリスの人気声楽アンサンブルが中世と現代の作品で探求する新たな音の世界 《ジェズアルド・シックス〜Radiant Dawn》 ●イギリスを拠点として活動し、受賞歴もある声楽アンサンブルのスーパー・グループ「ジェズアルド・シックス」によるハイペリオン・レーベル10作目となるアルバム『Radiant Dawn』が発売されます。ジェズアルド・シックスの音楽監督であるオワイン・パークがまだ生まれたばかりの頃の1990年代に、ジャズ・サックス奏者ヤン・ガルバレクとグレゴリオ聖歌の合唱カルテット、ヒリヤード・アンサンブルのコラボレーションで大ヒットしたECMのアルバム『オフィチウム』の精神を掘り下げる形で声楽とトランペットを融合させています。今回のアルバムでは、特別に委嘱された2曲の新作を含めた現代の作品と中世の作品が採り上げられ、新たな音の世界が探求されています。 ●2014年にケンブリッジでジェズアルドの作品『聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリア』を演奏するために結成されたジェズアルド・シックスは、その後世界中の劇場や音楽祭で多数の公演を行っています。2018年のデビュー・アルバム『イングランドのモテット集』は批評家から高い評価を受けました。指揮者のオワイン・パークは1993年、ブリストルの生まれ。BBCシンガーズの首席客演指揮者も務めていますが、作曲家、歌手、オルガニストとしても活動しています。マチルダ・ロイドはヴィルトゥオーソのテクニックと表現力豊かな音楽性で知られる、注目の女流トランペット奏者です。その才能はオペラ・アリアを演奏したデビュー・アルバム『カスタ・ディーヴァ』でも披露されています。 ●「光り輝く声の純粋さに関しては、オワイン・パークが指揮するジェズアルド・シックスに勝るものはない」――『ガーディアン』紙 ●「巧妙に構成され、完璧に成し遂げられた…ただただ素晴らしい」――『グラモフォン』誌 CD収録予定 1) アレックス・ロス:夜の祈り、2) トマス・タリス:おお光より生まれし光、3) エレノア・デイリー:Grandmother Moon、4) デボラ・プリチャード:The Light Thereof、5) ジェイムズ・マクミラン:O Radiant Dawn、6) トマス・タリス:Dum transisset Sabbatum、7) ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:生ける光、8) ロクサンナ・パヌフニク:O Hearken、9) ロバート・ホワイト:主にして日なるキリストよ II、10) リチャード・バーナード:Aura、11) ジュディス・ビンガム:Enter Ghost、12) オワイン・パーク:夏の夜、13) ヨーゼフ・ラインベルガー:『3つの宗教的な歌』Op.69より第3曲:夕べの歌、14) ジェイムズ・マクミラン:In splendoribus sanctorum、15) ジェフリー・バーゴン:Nunc dimittis(1979年版) 【演奏】マチルダ・ロイド(トランペット)(1, 4, 6, 9-11, 14, 15)、ジョゼフ・ウィックス(7)、ジョシュ・クーター(11)(テノール)、オワイン・パーク(指揮)ジェズアルド・シックス(1-6, 8-10, 12-15) 【録音】2024年5月2日、ロンドン、ゴスペル・オーク、オール・ハロウズ教会 | |
◆Hyperion | |
マッツ・リードストレム〜 Swans 〔海外発売予定:2025/08/01〕 名曲に触発されたスウェーデンのチェリストとその息子が奏でる古今東西の「白鳥」 《マッツ・リードストレム〜Swans》 ●スウェーデン出身のチェリスト、マッツ・リードストレムとその息子でピアニストのレイフ・カネル=リードストレムが、サン=サーンスの代表的な作品である『動物の謝肉祭』の「白鳥」に触発され、世界中のさまざまな時代から24曲の「白鳥」を集めて演奏したアルバムがハイペリオン・レーベルより発売されます。ファニー・メンデルスゾーン、オーランド・ギボンズ、ラヴェル、ヴィラ=ロボスなど多彩な作曲家が並ぶこのアルバムには、大人気間違いなしのサン=サーンスの原曲に24通りの音楽の思索が提示されています。「白鳥」をテーマにした作品に最新の編曲やトランスクリプションがなされ、ほぼすべての作品が初録音となっています。マッツとレイフ父子がお互いに捧げた自作曲2曲も収録されています。 CD収録予定 1) サン=サーンス:白鳥(組曲『動物の謝肉祭』より第13曲)、2) マッツ・リードストレム:白鳥、3) シマノフスキ:白鳥Op.7*、4) サン=サーンス:白鳥(組曲『動物の謝肉祭』より第13曲)**、5) レイフ・カネル=リードストレム:白鳥、6) ファニー・メンデルスゾーン:白鳥の歌(『6つの歌』Op.1より第1曲)*、7) ジャック・アルカデルト:真白で優しい白鳥は*、8) エレーヌ・タム:白鳥(『9つの歌』より第2曲)*、9) オーランド・ギボンズ:白銀の白鳥*、10) レイナルド・アーン:白鳥*、11) ベルンハルト・クルーセル:白鳥(『3つの歌』より第3曲)*、12) ラヴェル:白鳥(歌曲集『博物誌』より第3曲)*、13) Fredrik Ehrström:白鳥*、14) ハリー・ファージョン:白鳥の歌(『3つの小品』より第1曲)*、15) セリム・パルムグレン:白鳥(『6つの抒情的小品』Op.28より第5曲)*、16) ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌、17) フォーレ:水に浮かぶ白鳥(歌曲集『幻影』Op.113より第1曲)*、18) Albert Stebbins:白鳥*、19) ホメロ・デ・サ・バレット:O cysne*、20) Didier-Gaston de l’Aubergine:Le cygne regarde son reflet dans l’eau*、21) ルイス・モロー・ゴットシャルク:白鳥の死Op.100*、22) グリーグ:白鳥(『イプセンの6つの詩』Op.25より第2曲)*、23) シューベルト:白鳥の歌D744*、24) チャイコフスキー:情景(組曲『白鳥の湖』Op.20aより第4曲)* *M.リードストレムによるチェロ&ピアノ編 **L.ゴドフスキーによるチェロ&ピアノ編 【演奏】マッツ・リードストレム(チェロ)、レイフ・カネル=リードストレム(ピアノ) 【録音】2022年4月13日、イギリス、クロイドン、トリニティ・スクール | |
◆Hyperion | |
ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団〜ローマの秘宝
〔海外発売予定:2025/07/04〕 「Sacred Treasures」シリーズ第4弾 生誕500周年を迎えるパレストリーナを中心にしたルネサンス・ポリフォニーの作品集 《ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団〜ローマの秘宝》 ●ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団による、ルネサンス・ポリフォニーの偉大なる遺産を紹介する「Sacred Treasures」シリーズの第4弾、『ローマの秘宝』がハイペリオン・レーベルより発売されます。2025年、生誕500周年を迎えたイタリアのパレストリーナの作品を中心に他のローマのルネサンス期の作曲家、アレグリ、アネーリオ兄弟、アニムッチャ、ジョヴァネッリ、マレンツィオ、ナニーノ、ソリアーノの作品も収録されています。 ●ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団は1996年に設立されたロンドン・オラトリー・スクールの聖歌隊です。7歳から18歳のカトリックの少年たちがイギリスの公立教育制度のもとで非常に優れた合唱教育を受け、毎週土曜日の典礼と主要な祝祭日でミサを歌いながらアメリカとヨーロッパの演奏ツアーや数多くのレコーディングに参加しています。2025年7月にはアメリカ・ミシガン州で1年にわたり開催される音楽祭「パレストリーナ500」でこのアルバムの音楽を演奏します。 ●「ロンドン・オラトリー合唱団によるこれらの録音は非常に心に残り、透明感のあるもので、まるで16世紀後半のサン・マルコ大聖堂に戻ったかのように感じる」――『サンデー・タイムズ』紙 CD収録予定 パレストリーナ:1-2) Dum complerentur(五旬祭の日が来たりし時)(I. Dum complerentur /II. Dum ergo essent)、3) Super flumina Babylonis(バビロンの川のほとりに)、4-5) Canite tuba(シオンのラッパを響かせよ)(I. Canite tuba/II. Rorate caeli)、6) アニムッチャ:O crux ave, spes unica、7) マレンツィオ:Magnificat octavi unica(8声のマニフィカト)、8) G.M.ナニーノ:Adoramus te Christe(主キリストをあがめ)、9) ソリアーノ:Regina caeli laetare(天の元后、喜びたまえ)、10) F.アネーリオ:Adoramus te Domine Jesu Christe(主イエス・キリストをあがめ)、11) G.F.アネーリオ:O Maria gloriosa、12) ジョヴァネッリ:Iubilate Deo、13) アレグリ:Christus resurgens ex mortuis(蘇りたまいしキリストは)、パレストリーナ:14-15) Sicut cervus desiderat(鹿が谷川を慕うがごとく)(I. Sicut cervus/II. Sitivit anima mea(渇いたわが心)、16) Exsultate Deo(われらの力なる神に歓呼をあげ)、17) Peccantem me quotidie(日々罪を犯したるわれを)、18) Tu es Petrus(汝はペテロなり) 【演奏】チャールズ・コール(指揮)ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団 【録音】2024年9月23−25日、ロンドン、ノートルダム・ド・フランス教会 | |
◆Hyperion | |
スティーヴン・オズボーン〜シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番&『楽興の時』〔海外発売予定:2025/07/04〕 国内外で高く評価される英国人ピアニストによるシューベルト・アルバム 《スティーヴン・オズボーン〜シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番&『楽興の時』》 ●スコットランド生まれのピアニスト、スティーヴン・オズボーンによるシューベルト作品のニュー・アルバムが「ハイペリオン」レーベルから発売されます。オズボーンのこのレーベルへの録音は25年を超え、すでに35枚のアルバムをリリースしました。グラモフォン賞を2回、ドイツ・レコード批評家賞を3回受賞、国内外のメディアの年間最優秀賞にも選ばれています。このアルバムではシューベルトの思慮深く成熟した作品、短いながら多作だった彼の生涯の最後の年に作曲された、ピアノ作品の中でも最も壮大なイ長調のピアノ・ソナタD959、そして人気の高い『楽興の時』が収録されています。 ●2024年のBBCプロムスで、オズボーンは『ラプソディ・イン・ブルー』(ガーシュウィン)や『トゥーランガリラ』交響曲(メシアン)の眩惑的な演奏を披露しました。 ●「スティーヴン・オズボーンは、おそらく彼の世代における傑出した英国人ピアニストであり、間違いなく最も多才で冒険的な演奏家の一人である…これらの演奏は最も優れたものとみなされている」――『BBCミュージック・マガジン』 ●「オズボーンはすぐに、極めて真剣で誠実なシューベルト解釈者としての姿を現す…正確に計られ、美しく統制された演奏」――『グラモフォン』誌 CD収録予定 シューベルト: 1-4) ピアノ・ソナタ第20番イ長調D959(第1楽章:Allegro/第2楽章:Andante/第3楽章:Scherzo. Allegro vivace/第4楽章:Rondo. Allegretto)、5-10) 楽興の時D780(第1番ハ長調/第2番変イ長調/第3番ヘ短調/第4番嬰ハ短調/第5番ヘ短調/第6番変イ長調) 【演奏】スティーヴン・オズボーン(ピアノ) 【録音】2023年12月6−8日、ロンドン、ケンティッシュ・タウン、殉教者聖サイラス教会 | |
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アンジェラ・ヒューイット〜モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番−第18番 他 “鍵盤の女神”と称されるカナダのピアニストによる『モーツァルト:ソナタ全集』の最終巻 CD2枚組 《アンジェラ・ヒューイット〜モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番−第18番 他》 ●世界を代表するピアニストの一人、カナダ出身のアンジェラ・ヒューイットによる「ハイペリオン」レーベルからの50作目のアルバム、『モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集』の最終巻が、ユニバーサルミュージックからの第1弾として発売されます。CD2枚組。世界のピアノ学習者に馴染みの深い第16番に、『「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)』とモーツァルト最後のソナタ第18番などが収録されています。ヒューイットはこれまで「ハイペリオン」にJ.S.バッハとベートーヴェンのソロ鍵盤作品全集を含む厖大な録音を行い、“鍵盤の女神”と称えられました。それらの功績により、2015年に「グラモフォン栄誉の殿堂」入りを果たしています。 ●アンジェラ・ヒューイットは3歳でピアノを始め、9歳の時にトロント王立音楽院で初のリサイタルを行いました。その後オタワ大学でフランス人ピアニストのジャン=ポール・セヴィラに師事し、1985年のトロント国際バッハ・ピアノ・コンクールでの優勝をきっかけに国際的なキャリアを積みました。ニューヨークのカーネギー・ホールやシドニー・オペラハウスをはじめとする世界の名だたるコンサートホールで演奏し、ルツェルン、ヴェルビエ、大阪、プラハ、リンカーン・センター、BBCプロムスなど、多くの著名な音楽祭にも出演。ヨーロッパ、アメリカ大陸、アジア各地でのリサイタルや主要オーケストラとの共演も重ねています。イタリアのウンブリア州では毎夏、自身が芸術監督を務める「トラジメーノ音楽祭」を開催しています。バッハの主要な鍵盤作品をすべて録音したことで「我々の時代の録音史における栄光の一つ」と称えられたヒューイットは、2020年にバッハの卓越した演奏者に与えられる、ライプツィヒ市のバッハ・メダルを女性として初めて受賞しました。2006年には英国より大英帝国勲章を授与され、2015年にはカナダ勲章コンパニオンを受章しました。さらに2018年、カナダの総督より芸術部門の生涯功労賞を受賞、2020年にはロンドンのウィグモア・ホールとの35年以上にわたる功績を称えられ、ウィグモア・メダルが授与されました。 ●2016年から2020年にかけて、ヒューイットは「バッハ・オデッセイ」と題したプロジェクトを実施しました。これはJ.S.バッハの鍵盤作品全曲を、4年間にわたり12回のリサイタルで演奏するという壮大な計画で、ロンドンのウィグモア・ホール、東京の紀尾井ホール、ニューヨークの92番街Yを含む世界各地の会場で開催されました。 ●「世界で最もバランスの取れた和音…もしアポロン的な視点からのモーツァルトを求めているのなら、欠点のない外観と完璧なバランスで、ヒューイットは理想のピアニストだ」――『グラモフォン』誌 CD収録予定 モーツァルト: 《CD 1》1) 幻想曲ハ短調K.475、2-4) ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457(第1楽章:Molto allegro/第2楽章:Adagio/第3楽章:Allegro assai)、5-7) ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調(第1楽章:Allegro K.533/第2楽章:Andante K.533/第3楽章:Rondo Allegretto K.494)、8-10) ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K.545(第1楽章:Allegro/第2楽章:Andante/第3楽章:Rondo. Allegretto)、11) ロンド ニ長調K.485、12) ジーグ ト長調K.574/《CD 2》1-13)「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲(きらきら星変奏曲)K.265、14-16) ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K.570(第1楽章:Allegro/第2楽章:Adagio/第3楽章:Allegretto)、17-19) ピアノ・ソナタ第18番ニ長調K.576(第1楽章:Allegro/第2楽章:Adagio/第3楽章:Allegretto)、20) アダージョ ロ短調K.540、21) ロンド イ短調K.511 【演奏】アンジェラ・ヒューイット(ピアノ) 【録音】2023年12月3日、ドイツ、Kulturstifung Marienmünster | |
◆Hyperion | |
デイヴィッド・ヒル〜 ジュディス・ウィアー:In the Land of Uz エイミー・ビーチ:The Canticle of the Sun(太陽の賛歌) 100年の時を隔てた米英それぞれの合唱作品の魅力を満喫するニュー・アルバム 《デイヴィッド・ヒル〜ジュディス・ウィアー:In the Land of Uz/エイミー・ビーチ:The Canticle of the Sun(太陽の賛歌)》 ●イギリスの指揮者デイヴィッド・ヒルとアメリカの室内合唱団イェール・スコラ・カントルムが、イギリスの作曲家ジュディス・ウィアー(1954年生まれ)とアメリカの作曲家エイミー・ビーチ(1867-1944)の2つの合唱作品を録音したアルバムが「ハイペリオン」レーベルより発売されます。、大西洋を隔て、100年の時を隔てていますが、どちらも意義深い作品です。ウィアーの『In the Land of Uz』は、旧約聖書『ヨブ記』からテキストが採られ、合唱、テノール独唱、室内オーケストラのために書かれた新作で、2017年のBBCプロムスでデイヴィッド・ヒルの指揮により初演されました。今回が初めての商業録音となります。ビーチの『The Canticle of the Sun(太陽の賛歌)』は、自然からインスピレーションを得た作品で、作曲者自身がたった数日で「書き取りをするように音楽を書き留めました」と語っていました。今ではその輝くような合唱のハーモニーで、ビーチは20世紀アメリカ・クラシックの声楽に欠かせない存在として認められています。 ●デイヴィッド・ヒルは卓越した音楽性で知られ、その才能は高く認められてバッハ合唱団及びリーズ・フィルハーモニー合唱団の音楽監督、ボーンマス交響楽団の準客演指揮者などに任命されています。これまでにもBBCシンガーズの首席指揮者(2007〜17年)、イェール・スコラ・カントルムの首席指揮者(2013〜24年)、サザン・シンフォニアの前音楽監督を務めました。2018年には合唱指揮とオルガン演奏の分野での功績が称えられ、英国の王立オルガニスト協会より名誉勲章を授与されました。 ●イェール・スコラ・カントルムは2003年にサイモン・キャリントンによって創設された室内合唱団で、鈴木雅明が首席客演指揮者を務めています。メンバーはアメリカの名門イェール大学のすべての学科からオーディションにより集められ、並外れた能力を誇る混声合唱団として全米で評判を得ています。イェール大学宗教音楽研究所の支援を受け、16世紀から現代までの聖歌を演奏し、世界各地でコンサートや合唱礼拝に出演しています。 ●「32人のメンバーによるイェール・スコラ・カントルムは若く活気みなぎる声に満ち、俊敏さと感受性を持って、デイヴィッド・ヒルの経験豊富な指揮に応えている」――『BBCミュージック・マガジン』誌 CD収録予定 1-7) ジュディス・ウィアー:In the Land of Uz(I. Prologue/II. Lament/III. Job’s Comforters/IV. Where Is Wisdom?/V. The Whirlwind/VI. God Speaks/VII. Conclusion)、8-14) エイミー・ビーチ:The Canticle of the Sun(太陽の賛歌)Op.123(I. O Most High/II. Praised Be My Lord for Our Sister the Moon/III. Praised Be My Load for our Brother Fire/IV. Praised Be My Lord for our Mother the Earth/V. Praised Be for All Those Who Pardon One Another/VI. Praised Be My Lord for our Sister the Death of the Body/VII. Praise Ye and Bless ye the Lord) 【演奏】トミー・ワトソン(ナレーター)(1, 4, 5)、スティーヴン・ソフ(テノール)(1-3, 6)、ティモシー・レオポルド(トランペット)(5)、Ethan Haman(オルガン)(5)、 デイヴィッド・ヒル(指揮)イェール・スコラ・カントルム 【録音】2023年5月4日、アメリカ、コネチカット州、ニューヘイヴン、ウールジー・ホール | |
◆DECCA | |
ジャン=イヴ・ティボーデ〜マジック・オブ・サティ〔海外発売予定:2025/07/04〕
独自の作風で魅力を放つ、サティ作品の名盤が限定復刻 《ジャン=イヴ・ティボーデ〜マジック・オブ・サティ》 ●フランスの名手、ティボーデによる「サティ:ピアノ・ソロ作品全集」に先駆けて2002年にリリースされたサティの名曲を集めたアルバムのリイシュー。 CD収録予定 サティ: 1) ジムノペディ第1番、2) グノシエンヌ第1番、3) グノシエンヌ第2番、4) グノシエンヌ第3番、5) グノシエンヌ第4番、6) グノシエンヌ第5番、7) グノシエンヌ第6番、8) グノシエンヌ第7番、9) 世俗的で豪華な唱句、10) ジムノペディ第2番、11) ジュ・トゥ・ヴ、12)-14) びっくり箱、15) 夢見る魚、16) ピカデリー、17) アンゴラの牛、18) ジムノペディ第3番、19)-21) コ・クオの少年時代(母親の忠告)、22)-24) 官僚的なソナチネ、25) エンパイア劇場の歌姫、26)-27) 風変わりな美女、28)-32) 『真夏の夜の夢』のための5つのしかめ面 【演奏】ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ) 【録音】2001年12月 ブリストル | |
◆DECCA | |
ルチアーノ・パヴァロッティ〜プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』〔海外発売予定:2025/07/26〕
プッチーニ没後100周年記念。初リリースより50周年記念 最高のキャスト、指揮者によるオペラの名録音。 《ルチアーノ・パヴァロッティ〜プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』》 ●イタリア人テノールのスーパースターとして、40年にわたりデッカ専属のアーティストを務めたルチアーノ・パヴァロッティ、同じくイタリア出身でパヴァロッティの生涯の友人でもあった名ソプラノ歌手ミレッラ・フレーニ、そしてオーストリアの伝説の指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。3人の世界的に著名なアーティストが共演したこのプッチーニの『蝶々夫人』は比類のない美しい音楽世界を作り上げています。今回プッチーニの没後100周年、初リリースより50周年を記念し、プッチーニ再発シリーズの第2弾として発売されます。限定盤。オリジナルテープから24ビット/192kHzで新たにリマスタリングしました。 ●国際的に著名なオペラ評論家ロジャー・パインズによる新規エッセー、ミレッラ・フレーニについての特別寄稿文、新進テノール歌手フレディ・デ・トマーゾによるプッチーニ、パヴァロッティ、そして『蝶々夫人』についての特別寄稿文、1975年のオリジナル・ブックレットの複製(オリジナルのイタリア語の歌詞と英語・ドイツ語の対訳を含む)、当時の写真と最近新たに見つかった写真などが掲載された豪華ハードカバーブック付き。1920年代風『蝶々夫人』のコレクタブルポスター(A4サイズ)も付いています。 ●「[カラヤンは]歌手とオーケストラから、プッチーニのスコアが持つすべての美しさと力強さを明らかにした輝かしい演奏を引き出した。甘美でありながら感傷的ではなく、非常にドラマティックでありながらも洗練されている。フレーニは魅惑的な蝶々夫人で、常にその名声を高め…パヴァロッティは非常に想像力豊かなピンカートンである」――『ザ・ペンギン・ガイド』誌(クラシック録音) ●「このスコアがオペラハウスでこれほど豪華でこれほど壮大に演奏されるのを聞くことはもうないのではないだろうか」――『オペラ・マガジン』誌(1976年) SA-CD収録予定 プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』 《SACD 1-2》 【演奏】 蝶々夫人…ミレッラ・フレーニ(ソプラノ) ピンカートン…ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール) スズキ…クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ) シャープレス…ロバート・カーンズ(バリトン) ゴロー…ミシェル・セネシャル(テノール) 僧りょ…マリウス・リンツラー(バス) ケート…エルケ・シャリー(メッゾ・ソプラノ) ヤマドリ…ジョルジョ・ステンドロ(バリトン) 神官…ハンス・ヘルム(バス) ヤクシデ…ヴォルフガング・シャイダー(バス) 他 ウィーン国立歌劇場合唱団 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】1974年1月、ウィーン、ゾフィエンザール | |
◆DECCA | |
サミュエル・マリーニョ(男性ソプラノ)〜 Lumina 〔海外発売予定:2025/07/25〕
ベネズエラ出身の驚異の男性ソプラノ歌手によるアリア集 《サミュエル・マリーニョ〜Lumina》 ●ベネズエラ出身の男性ソプラノ歌手、サミュエル・マリーニョによる男声で歌われたアリア集のアルバムがデッカより発売されます。伝承曲の「夏の名残のばら」とジョゼフ・カントルーブの歌曲集『オーヴェルニュの歌』からの「バイレロ」はサミュエル自身が編曲しました。自然や声、感情にインスピレーションを得た有名なアリアが、ベン・パーマー指揮するCovent Garden Sinfoniaとロンドンで、ピアニストのジョナサン・ウェアとベルリンで録音されました。 ●「次世代の男性ソプラノ歌手たちのために、私は扉を開きたいのです。そして“聞いて、私はそれをやったのだから、あなたにもできる”と言いたいのです」(サミュエル・マリーニョ) CD収録予定 1) ヘンデル:私を泣かせてください(歌劇『リナルド』HWV7より)、2) シューベルト:アヴェ・マリアD839(C.ヘイゼルによる声楽&管弦楽編)、3) 愛の讃歌、4) ドヴォルザーク:月に寄せる歌(歌劇『ルサルカ』Op.114より)、5) リスト:おお、夢に来ませS.282(第2稿)、6) カッチーニ:アマリッリ、7) グノー:アヴェ・マリア(J.S.バッハ:前奏曲ハ長調BWV846による)(C.ヘイゼルによる声楽&管弦楽編)、8) アーン:クロリスに、9) ヘンデル:オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)(歌劇『セルセ』HWV40より)、10) カントルーブ:バイレロ(歌曲集『オーヴェルニュの歌』第1集より)、11) R.シュトラウス:明日!(『4つの歌』Op.27より第4曲)、12) 伝承曲:夏の名残のばら、13) ラフマニノフ:ヴォカリーズ(『14の歌曲集』Op.34より第14曲)(D.Bradenによる声楽と弦楽オーケストラ編) 【演奏】サミュエル・マリーニョ(ソプラノ)、ジョナサン・ウェア(ピアノ)(3, 5, 6, 8, 11, 12)、ベン・パーマー(指揮)Covent Garden Sinfonia(1, 2, 4, 7, 9, 10, 13) 【録音】2024年12月9−10日、ロンドン、ハムステッド・ガーデン・サバーブ、St. Jude-on-the-Hill(1, 2, 4, 7, 9, 10, 13)、2024年10月2−3日、ベルリン、テルデックス・スタジオ(3, 5, 6, 8, 11, 12) | |
◆DG | |
アンドリス・ネルソンス〜メシアン:トゥランガリーラ交響曲〔海外発売予定:2025/07/18〕
初演から75周年記念。20世紀の壮大な"音響の傑作"の圧倒的演奏 《アンドリス・ネルソンス〜メシアン:トゥランガリーラ交響曲》 ●ラトヴィア出身の指揮者アンドリス・ネルソンスとボストン交響楽団による、20世紀の大作曲家メシアンの壮大な“音響の傑作”『トゥランガリーラ交響曲』の演奏が収録されたアルバムが、この作品が1949年の初演から75周年を迎えたことを記念してドイツ・グラモフォンより昨年デジタル・リリースされ、今回CD発売されます。『トゥランガリーラ交響曲』はもともとボストン交響楽団の音楽監督だったセルゲイ・クーセヴィツキーを通して、同楽団に委嘱された作品でした。この10楽章からなる交響曲では、様々な打楽器を含む大編成のオーケストラに加え、ソロ・ピアノ、そしてオンド・マルトノ(初期の電子楽器)が使われています。ここでは現代では数少ないオンド・マルトノ奏者の一人であるセシル・ラルティゴが演奏しています。ラルティゴとピアニストのユジャ・ワン、2人の超絶技巧のソリストが、ネルソンス率いるボストン交響楽団とともに、この作品の万華鏡のような色彩、心奪われるハーモニー、そして圧倒的な感情のドラマのすべてを明らかにしています。録音は2024年4月、ボストンのシンフォニー・ホールで行われました。 ●2024年はボストン交響楽団にとって、セルゲイ・クーセヴィツキーの生誕150周年、彼がこの楽団の音楽監督に就任してから100周年という記念年でもありました。 ●「ユジャ・ワンはメシアンの交響曲の副旋律に彼女独自の輝きをもたらした」――『ガーディアン』紙 ●「ボストン交響楽団、アンドリス・ネルソンス、そしてセシル・ラルティゴと共に、この歴史的な『トゥランガリーラ交響曲』の演奏に参加できて大変光栄でした。この録音を聴いてくださる方たちにも、私がこの息をのむような演奏の間に感じていた興奮をぜひ感じていただきたいと思います!」(ユジャ・ワン) CD収録予定 メシアン:トゥランガリーラ交響曲 1) 第1楽章:導入部、2) 第2楽章:愛の歌第1、3) 第3楽章:トゥランガリーラ第1、4) 第4楽章:愛の歌第2、5) 第5楽章:星の血の喜び、6) 第6楽章:愛の眠りの園、7) 第7楽章:トゥランガリーラ第2、8) 第8楽章:愛の展開、9) 第9楽章:トゥランガリーラ第3、10) 第10楽章:終曲 【演奏】ユジャ・ワン(ピアノ)、セシル・ラルティゴ(オンド・マルトノ)、アンドリス・ネルソンス(指揮)ボストン交響楽団 【録音】2024年4月11−14日、ボストン、シンフォニー・ホール | |
◆DG | |
アンドレ・シュエン(Br)〜 Mozart 〔海外発売予定:2025/07/04〕
モーツァルトの伝統を継承するオーケストラと共に名バリトンが歌い尽くす音楽のドラマ 《アンドレ・シュエン〜Mozart》 ●イタリア生まれのバリトン歌手、アンドレ・シュエンが歌ったモーツァルトのアリア、二重唱と歌曲のアルバムがドイツ・グラモフォンより発売されます。オペラと歌曲の世界におけるそれぞれの曲の雰囲気や役柄、テーマに従って曲順が工夫され、見事にまとめられています。シュエンの「生き生きと美しい輪郭を持つバリトンの声」(『グラモフォン』誌)と「生来の音楽性」(『ニューヨーク・タイムズ』紙)がモーツァルトの作品に込められています。シュエンが学生時代からその団員たちを知っていたモーツァルトの故郷ザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団とその首席指揮者であるロベルト・ゴンザレス=モンハスの他、「おいで、いとしいツィターよ」と『ドン・ジョヴァンニ』の「さあ、窓辺においで」ではマンドリンの魅惑的な演奏を披露したアヴィ・アヴィタルと、美しい二重唱ではソプラノ歌手ニコラ・ヒレブラントと、歌曲ではピアノ伴奏のダニエル・ハイデと共演しています。録音はザルツブルクのモーツァルテウムで行われました。 ●「このアルバムは、モーツァルトの音楽と私自身との個人的な旅として計画されました。興味深い繋がりや流れを作り、全体で一つの音楽のドラマとなるようにしました。このアルバムをザルツブルクで、尊敬する偉大なモーツァルトの伝統を継承するオーケストラと、指揮者ロベルト・ゴンザレス=モンハスと共に録音できたのは夢のような出来事でした」(アンドレ・シュエン) CD収録予定 モーツァルト: 1-3) 歌劇『フィガロの結婚』K.492より(第10曲:アリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」/第27曲:レチタティーヴォ「用意は出来た」/アリア「目を大きく見開きたまえ」)、4) ラウラに寄せる夕べの想いK.523、5) おお、娘よ、お前と別れる今K.513、6) ドイツ語による小カンタータK.619、7-8) 歌劇『魔笛』K.620より(第7曲:二重唱「愛を感ずる男たちには」/第2曲:アリア「わしは鳥刺し男でござる」[私は鳥刺し])、9) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より第4曲:アリア「奥様、うちの旦那が手がけた」[カタログの歌]、10) 彼に眼を向けてくださいK.584、11) 夢の姿K.530、12-15) 歌劇『フィガロの結婚』K.492より(第17曲:小二重唱「ひどいやつだ!」/レチタティーヴォ「どうして今朝はあれほどつれなくしたのだ?」/第18曲:レチタティーヴォ「訴訟に勝ったと!」/アリア「私がため息をついている間に」)、16) おいで、いとしいツィターよK.351、17-20) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より(第16曲:カンツォネッタ「さあ、窓辺においで」/レチタティーヴォ「あの別荘はわたしのだ」/第7曲:小二重唱「あそこで手を取りあって」[お手をどうぞ]/第11曲:アリア「酒でみんなが酔いつぶれるまで」[シャンパンの歌]) 【演奏】アンドレ・シュエン(バリトン)、ニコラ・ヒレブラント(ソプラノ)(7, 12, 13, 19)、 ダニエル・ハイデ(フォルテピアノ[2, 13, 18]、ピアノ[4, 6, 11])、アヴィ・アヴィタル(マンドリン)(16, 17)、ロベルト・ゴンザレス=モンハス(指揮)ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(1-3, 5, 7-10, 12-15, 17, 19, 20) 【録音】2024年11月19日−12月17日、ザルツブルク、モーツァルテウム財団大ホール | |
◆DG | |
セミヨン・ビシュコフ〜ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』〔海外発売予定:2025/07/04〕
2024年バイロイト音楽祭から新制作の楽劇を映像化。BD2枚組セット 《セミヨン・ビシュコフ〜ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』》 ●毎年行われるバイロイト音楽祭で恒例となっているオペラの新制作は、オペラ界の年間行事の中でもファンが最も待ち望んでいるイベントの一つです。2024年にはワーグナーの画期的な作品、楽劇『トリスタンとイゾルデ』が上演され、今回もドイツ・グラモフォンにより映像化されました。BD2枚組セット。指揮はロシア出身のセミヨン・ビシュコフ。演出を行ったアイスランドのトルレイフル・オルン・アルナルソンは今回がバイロイト・デビューとなり、その心理を見通す深い解釈が、悲劇の恋人を演じたアンドレアス・シャーガー、カミラ・ニールンドという精彩を放つ配役と共に称賛されました。バイロイト音楽祭からの映像化は2015年の『トリスタンとイゾルデ』から始まり、これまでに『パルジファル』(2016年)、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(2017年)、グラミー賞ノミネートの『ローエングリン』(2018年)、『タンホイザー』(2019年)、コンサート『ワーグナー・アット・ヴァンフリート』(2020年)、『さまよえるオランダ人』(2021年)、『神々の黄昏』(『ニーベルングの指環』より)(2022年)、『パルジファル』(2023年)がリリースされました。 ●セットにはDolby Atmosを含む3種類の音声フォーマットが提供されています。ブックレットには写真や、演出家、指揮者とドラマトゥルクによる作品とプロダクションについての対談、あらすじの他、詳しい情報が掲載されています。ドイツ語(オリジナル)、英語、フランス語、スペイン語の字幕付き。 ●「アンドレアス・シャーガーはほとんどあらゆる意味でこの上ないトリスタンであり、力強い豊かな声で、激しい思いを沸き立たせている…彼の気迫は壮絶だ」――『フィナンシャル・タイムズ』紙 ●「カミラ・ニールンドのイゾルデは優しくて繊細。彼女の歌声を聴くことは、まさしく喜びである」――『ディー・ツァイト』紙 ●「この『トリスタン』は何よりも指揮者セミヨン・ビシュコフのものである…ワーグナーが意図した通りに観客の感情を導く大事な瞬間を楽しんでいる。情熱が押し寄せる時もあれば、期待が満ちあふれる時もあった」――『ニューヨーク・タイムズ』紙 BD収録予定 《BD 1-2》 ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』 【演奏】 トリスタン…アンドレアス・シャーガー(テノール) マルケ王…ギュンター・グロイスベック(バス) イゾルデ…カミラ・ニールンド(ソプラノ) メロート…ビルガー・ラデ(バリトン) クルヴェナール…オラフール・シグルダルソン(バリトン) ブランゲーネ…クリスタ・マイヤー(メッゾ・ソプラノ) 牧童…ダニエル・イェンツ(テノール) 舵手…ローソン・アンダーソン(バリトン) 若い水夫…マシュー・ニューリン(テノール) セミヨン・ビシュコフ(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 演出:トルレイフル・オルン・アルナルソン 【録音】2024年、バイロイト、祝祭歌劇場 | |
◆ECM New Series | |
シグナム四重奏団 〜A Dark Flaringー南アフリカからの弦楽四重奏団のための作品集
〔海外発売予定:2025/07/18〕 過去への敬意と未来への直観を融合させた、独創的な南アフリカの室内楽集 《シグナム四重奏団〜A Dark Flaringー南アフリカからの弦楽四重奏団のための作品集》 ●20世紀生まれの南アフリカ人作曲家に焦点を当てた、シグナム四重奏団のニュー・アルバム『A Dark Flaring』がECMニュー・シリーズより発売されます。シグナム四重奏団は1994年にドイツのケルンで結成されたアンサンブル。2020年リリースの、エストニアの作曲家エリッキ=スヴェン・トゥールのアルバム『Lost Prayer』で同レーベルにデビューしています。今回取り上げた6人の南アフリカ人作曲家の弦楽四重奏のための作品は、過去への敬意と未来への直観を巧みに融合させているところ、内なる光を見失うことなく最も暗い主題に取り組んでいるところ、喪失の痛みと慰めの必要性を表現しているところが共通しています。作曲活動を祖国で行っていようと国外で行っていようと、6人の作曲家すべてが非常に独創的な音楽を通して南アフリカの複雑で困難な歴史を映し出しています。南アフリカのコーサ族やズールー族の伝統から、20世紀のミニマリズム、20世紀初頭の印象主義、さらにジョン・ダウランドに代表されるルネサンス音楽に遡るものまで、すべてに起源を持つ表面上は異なっている音楽遺産を大きな、文字通りの架け橋がつないでいます。シグナム四重奏団の音色は「情熱的でしばしば華麗、しかし同時に明瞭で無駄がない」とすでに『グラモフォン』誌に評されていますが、これらの多様な作品に対する彼らの繊細なアプローチはこの四重奏団の熟練した技術をさらに証明することでしょう。 CD収録予定 1) モカレ・コアペン:Komeng、2) Matthijs van Dijk:(rage) rage against the、3-7) アーノルド・ヴァン・ウィック:Five Elegies for String Quartet(I. Molto lento, assai espressivo con tristezza/II. Allegro Feroce/III. Adagio. Senza tempo e parlante/IV. Allegretto, poco scherzando ed amabile/V. Allegro; appassionato e sempre in tempo giusto)、8) Péter Louis van Dijk:iinyembezi、9-11) ロバート・フォケンズ:Glimpses of a half-forgotten future(I. Rhythmic/II. Brilliant/III. Tender but stilll)、12-15) プリオール・レーニエ:弦楽四重奏曲(第1楽章:Allegro molto serioso/第2楽章:Vivace leggiero grazioso/第3楽章:Andante tranquillo/第4楽章:Presto spiritoso) 【演奏】シグナム四重奏団(フローリアン・ドンダラー[第1ヴァイオリン]、アンネッテ・ヴァルター[第2ヴァイオリン]、サンディ・ファン・デューク[ヴィオラ]、トーマス・シュミット[チェロ]) 【録音】2022年3月、ブレーメン、ゼンデザール | |
◆Mercury KX | |
オーラヴル・アルナルズ、タロス〜 A Dawning 〔海外発売予定:2025/07/11〕 心に響き続ける、二人の才能あふれるミュージシャンによるコラボレーション 《オーラヴル・アルナルズ&タロス〜A Dawning》 ●オーラヴル・アルナルズとタロス(Talos)が共作したアルバム『A Dawning』が、OPIA CommunityとMercury KXから発売されます。深い悲しみの波におぼれてしまうかのように感じる時、そこにあるのが音楽です。このアルバムは2024年に早すぎる死を迎えたタロスの生前に制作されたもので、二人のアーティストのそれぞれ異なる音楽の表明が融合し、どこか違う場所に連れて行ってくれるかのような作品です。二人にとってこの録音は、彼らの創造的な才能と、共に音楽を愛した二人の素晴らしい知性が最高潮に達したものです。アルナルズとタロスの音楽的パートナーシップを称えるだけでなく、その芸術的精神がこれからもきっと人々にインスピレーションを与え、心に響き続けるであろうタロスの不朽の遺産を称えるものでもあります。アルバムのアートワークはすべてタロス本人が手がけたもので、その美しい創造の世界をさらに深く届けます。 ●オーラヴル・アルナルズはBAFTA賞を受賞した、アイスランド出身の作曲家、プロデューサー、マルチ・インストゥルメンタリスト。クラシック、エレクトロニック、アンビエントのサウンドを自在に融合させる才能で知られています。アルバムや多くのコラボレーションで批評家から高く評価され、現代の音楽シーンの第一線で活躍しています。 ●タロスとして知られるEoin Frenchはアイルランド出身。その想像力をかきたてる歌声とジャンルにとらわれないサウンドで高く評価された音楽家です。エレクトロニックからオーケストラ音楽に至るまで幅広い影響を受けた、非常に個人的で雰囲気のある作品を通じて熱心なファンを獲得しました。 CD収録予定 オーラヴル・アルナルズ&タロス: 1) Shared Time、2) Signs、3) Bedrock、4) west cork, 12 feb、5) Borrowed Time、6) A Dawning、7) for Steph、8) We Didn’t Know We Were Ready 【演奏】オーラヴル・アルナルズ(シンセサイザー、ピアノ他)、タロス(Eoin French)(ヴォーカル、シンセサイザー、ピアノ他)、Sandrayati(3)、Alexi Murdoch(5)、Niamh Regan(8)(ヴォーカル)、Ye Vagabonds(8)他 ※デジスリーヴ仕様 | |
◆DECCA Eloquence AUSTRALIA | |
マルコム・サージェント〜デッカ録音全集〔海外発売予定:2025/06/27〕 初CD化曲多数!イギリスの名指揮者によるSP盤からLP盤までの録音を集大成 《マルコム・サージェント〜デッカ録音全集》 ●イギリスの指揮者、マルコム・サージェントがSP盤からLP盤まで、デッカに行った録音がまとめて発売されます。CD16枚組ボックス・セット。初めてCDとして収録される音源も多数含まれています。サージェントは戦後すぐにデッカで録音を始めていますが、その時すでにスタジオで豊富な経験を積んでいた指揮者でした。このセットの78回転時代の録音、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルトの交響曲や、ロッシーニやスッペの序曲などにはこれまで再発されていないものもあります。これらの録音ではサージェントがいかに率直で気取らない指揮者で、オーケストラを高度な技術水準へと導く手腕を持っていたかが明らかにされています。ホルストの『惑星』、エルガーの『エニグマ変奏曲』や『戴冠行進曲』などのイギリス音楽でもエネルギッシュな指揮を行いました。そしてクリフォード・カーゾン、マックス・ロスタル、イダ・ヘンデル、ルッジェーロ・リッチとの協奏曲録音は、サージェントが「共感できる伴奏者」として高く評価されていたことを証明しています。1946年に録音されたキャスリーン・フェリアーとのヘンデルのアリアと合唱の珍しい音源、サージェント自身の編曲によるブラームスの『4つの厳粛な歌』のフェリアーとのライヴ録音も収録されています。また、サージェントが生涯を通じて愛したサリヴァン&ギルバートのオペラ作品からデッカで再録音された『ロンドン塔の衛兵』と『王女イダ』が、エリザベス・ハーウッドやドナルド・アダムスなど一流の歌手とロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団により演奏されています。シュナーベルやトスカニーニなど著名な外国人音楽家たちに高く評価されたサージェント。この録音集はその称賛の理由を明らかにしてくれることでしょう。 ●ブックレットにはデイヴィッド・パットモアのエッセーが掲載され、サージェントがオルガニストとしての初期のキャリアから、指揮者として20代に急速に頭角を現してゆく様子が記されています。新規リマスタリング。オリジナル・ジャケット仕様。 ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。 詳細は下記トラックリストでご確認いただけますようお願いいたします。 CD収録予定 《CD 1》ベートーヴェン:1-4) 交響曲第4番変ロ長調Op.60*、5-8) 交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』*【演奏】ワシントン・ナショナル交響楽団【録音】1945年11月(1-4)、1月(5-8)/《CD 2》1-4) チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36*、5-19) エルガー:エニグマ変奏曲Op.36、20) 行進曲『威風堂々』第5番ハ長調Op.39 No.5**【演奏】ワシントン・ナショナル交響楽団【録音】1945年1月(1-4)、11月(5-20)/《CD 3》1-4) ヘンデル:王宮の花火の音楽HWV351(H.ハーティ編)、5-9) スカルラッティ:バレエ組曲『上機嫌な婦人たち』(V.トマジーニ編)**、10-13) グリーグ:抒情組曲Op.54(第1曲:羊飼いの少年/第2曲:ノルウェー農民の行進/第3曲:夜想曲/第4曲:小人の行進)*、14) ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲**、15) ベルリオーズ:歌劇『ベアトリスとベネディクト』序曲**、16) スッペ:喜歌劇『詩人と農夫』序曲**【演奏】ワシントン・ナショナル交響楽団(1-4, 10-16)、ロンドン交響楽団(5-9)【録音】1946年2月(1-4, 15)、6月(5-9)、1月(10-13, 16)、1945年12月(14)/《CD 4》1-4) ハイドン:交響曲第98番変ロ長調Hob.I: 98**、5-8) シューベルト:交響曲第9番ハ長調D944『ザ・グレイト』**【演奏】ロンドン交響楽団【録音】1946年2月/《CD 5》ヘンデル:オラトリオ『メサイア』HWV56より1) 序曲(第1部)、2) 田園交響曲(第1部)、3) 私は知る、わたしをあがなう者は生きておられる(第3部)、4) ハレルヤ(第2部)、5-9) オラトリオ『エジプトのイスラエル人』HWV54より(They loathed to drink/He spake the word/He gave them hailstones/He sent a thick darkness/He smote all the first-born)、10) 戴冠式アンセム『司祭ザドク』HWV258、11) オンブラ・マイ・フ(歌劇『セルセ』HWV40第1幕より)、12) あなたは不安なのですか?(歌劇『ロデリンダ』HWV19第1幕より)、13) そなたの赴くところ、何処にも(歌劇『セメレ』HWV58第2幕より)、14) Revenge, revenge Timotheus cries(オラトリオ『アレクサンダーの饗宴』HWV75第2幕より)、15) シンフォニア「シバの女王の入城」(オラトリオ『ソロモン』HWV67より)、[別テイク]16) 戴冠式アンセム『司祭ザドク』HWV258、17) オンブラ・マイ・フ(歌劇『セルセ』HWV40第1幕より)、18) ハレルヤ(オラトリオ『メサイア』HWV56第2部より)【演奏】Ada Alsop(ソプラノ)(3)、キャスリーン・フェリアー(コントラルト)(11, 12, 17)、リチャード・ルイス(テノール)(13)、トレヴァー・アンソニー(バス)(14)、ロイヤル・コーラル・ソサエティ(4-10, 16, 18)、ロンドン交響楽団【録音】1946年6月(1)、2月(2, 12, 15)、1948年5月(3-10, 13, 14, 16, 17)、10月(11, 18)/ 《CD 6》1-3) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64、4-6) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35【演奏】イダ・ヘンデル(1-3)、ルッジェーロ・リッチ(4-6)(ヴァイオリン)、ワシントン・ナショナル交響楽団(1-3)、ロンドン新交響楽団(4-6)【録音】1945年9月(1-3)、1950年1月(4-6)/《CD 7》1-3) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112*、4-7) アラン・ロースソーン:ピアノ協奏曲第2番【演奏】マックス・ロスタル(ヴァイオリン)(1-3)、クリフォード・カーゾン(ピアノ)(4-7)、ロンドン交響楽団【録音】1950年10月(1-3)、1951年10月(4-7)/《CD 8》1-5) パーセル:パーセルの劇音楽からの組曲(A.コーツ編)、6-20) エルガー:エニグマ変奏曲Op.36、21) J.S.バッハ:憐れみ給え、わが神よ(マタイ受難曲BWV244第1部より)、22) グルック:What is life to me without thee?(歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第3幕より)、23-26) ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121(M.サージェント編)【演奏】キャスリーン・フェリアー(コントラルト)(21-26)、ロンドン交響楽団(1-20, 22)、ワシントン・ナショナル交響楽団(21)、BBC交響楽団(23-26)【録音】1953年1月(1-20)、1946年2月(21, 22)、1949年1月(ライヴ)(23-26)/《CD 9》1) ウォルトン:戴冠行進曲『宝玉と勺杖』、2) バックス:戴冠行進曲、エルガー:3) 行進曲『威風堂々』第1番ニ長調Op.39 No.1、4) 帝国行進曲Op.32、5) 行進曲『威風堂々』第4番ト長調Op.39 No.4、プロコフィエフ:6) ピーターと狼Op.67、7-10) 交響曲第1番ニ長調Op.25『古典』【演奏】ラルフ・リチャードソン(ナレーション)(6)、ロンドン交響楽団【録音】1953年4月(1, 2)、3月(3-5)、1959年3月&4月(6)、3月(7-10)/《CD 10》1-7) ホルスト:組曲『惑星』Op.32*、8-10) バレエ組曲『どこまでも馬鹿な男』(第1曲:導入部―地の精の踊り/第2曲:水の精の踊り/第3曲:火の精の踊り)【演奏】BBC女声合唱団(7)、ロンドン交響楽団(1-7)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(8-10)【録音】1954年5月(1-7)、1946年3月(8-10)/《CD 11》1-3) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35、4-6) ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53【演奏】ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)、ロンドン交響楽団【録音】1961年1月/ 《CD 12-13》サリヴァン:喜歌劇『ロンドン塔の衛兵』【演奏】アンソニー・ラッフェル(バス)、フィリップ・ポッター(テノール)、ドナルド・アダムス(バス)、デイヴィッド・パーマー(テノール)、ジョン・リード(バリトン)、トーマス・ローラー(バス・バリトン)、エリザベス・ハーウッド(ソプラノ)、アン・フッド(ソプラノ)、ジリアン・ナイト(コントラルト)、マーガレット・イールズ(ソプラノ)、ドイリー・カート・オペラ・カンパニー、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団【録音】1964年4月/《CD 14》&《CD 15》1-7) サリヴァン:喜歌劇『王女イダ』【演奏】ケネス・サンドフォード(バリトン)、フィリップ・ポッター(テノール)、デイヴィッド・パーマー(テノール)、ジェフリー・スキッチ(バリトン)、ジョン・リード(バリトン)、ドナルド・アダムス(バス)、アンソニー・ラッフェル(バス)、ジョージ・クック(バス)、エリザベス・ハーウッド(ソプラノ)、クリスティン・パーマー(コントラルト)、アン・フッド(ソプラノ)、ヴァレリー・マスターソン(ソプラノ)、ドイリー・カート・オペラ・カンパニー、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団【録音】1965年5月/《CD 15》サリヴァン:喜歌劇『軍艦ピナフォア』より8) 序曲、9) We sail the ocean blue(第1幕)、喜歌劇『ペンザンスの海賊』第1幕より10) Hold, Monsters!、11) I am the very model of a modern Major-General、12) Three little maids from school are we(喜歌劇『ミカド』第1幕より)、13) With cat-like tread(喜歌劇『ペンザンスの海賊』第2幕より)、喜歌劇『ミカド』第2幕より14) On a tree by a river a little Tom Tit、15) The Flowers that bloom in the Spring, tra la、喜歌劇『ピナフォア』第1幕より16) My gallant crew−I am the captain of the Pinafore、17) Now give three cheers−I am the monarch of the sea、18) When I was a lad、喜歌劇『ミカド』より19) A wand’ring minstrel I(第1幕)、20) A more humane Mikado never did in Japan exist(第2幕)、21) When the foeman bares his steel(喜歌劇『ペンザンスの海賊』第2幕より)、22) There grew a little flower(喜歌劇『ラディゴア』第2幕より)、23) Finale. For he’s the captain of the Pinafore(喜歌劇『軍艦ピナフォア』第2幕より)【演奏】ヴァレリー・マスターソン(ソプラノ)(10, 12, 15, 21)、ジョン・リード(バリトン)(10, 11, 14, 15, 17, 18, 23)、アンソニー・ラッフェル(バス)(10, 13)、ペギー・アン・ジョーンズ(メッゾ・ソプラノ)(12, 15)、ポーリーン・ウェールズ(ソプラノ)(12, 15, 17, 23)、フィリップ・ポッター(テノール)(15, 19)、アラン・スタイラー(バリトン)(16, 17, 23)、ドナルド・アダムス(バス)(20-22)、アン・フッド(ソプラノ)(21)、クリスティン・パーマー(メッゾ・ソプラノ)(22, 23)、ドイリー・カート・オペラ・カンパニー、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団【録音】1965年12月/ 《CD 16》**[オーケストラの楽器](マルコム・サージェントによる編曲、紹介、ピアノ伴奏)(抜粋)1) 弦楽器―ヴァイオリン(クライスラー:前奏曲とアレグロ/ドリーブ:バレエ『シルヴィア』よりピツィカート)、ヴィオラ(ヘンリー・バルフォア・ガーディナー:羊飼いフェネルの踊り/モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364より第1楽章)、チェロ(エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85/サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33より第1楽章)、コントラバス(サン=サーンス:『動物の謝肉祭』より「象」/ヴェルディ:歌劇『オテロ』第4幕)、2) 金管楽器―ホルン(ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』より「ジークフリートの角笛」/メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』Op.61より夜想曲、トランペット(クラーク:トランペット・ヴォランタリー/リムスキー=コルサコフ:組曲『金鶏』より「宮廷のドドン王」/ストラヴィンスキー:バレエ『ペトルーシュカ』より「Ballerina’s solo」)、トロンボーン(モーツァルト:『レクイエム』より「トゥーバ・ミルム」/グローフェ:トロンボーン協奏曲より「テーマと変奏」)、テューバ(ヴォーン・ウィリアムズ:テューバ協奏曲より第1楽章/ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲)、3) 木管楽器―フルート(メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』序曲Op.21/フォーレ:パヴァーヌOp.50)、ピッコロ(ゴダール:3つの小品の組曲Op.116より第1楽章/ブリッチャルディ:ヴェニスの謝肉祭による変奏曲)、オーボエ(コレッリ:ソナタ ヘ長調Op.5 No.10よりガヴォット/チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』より「白鳥のテーマ」)、コーラングレ(ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲/ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より第3幕への前奏曲)、クラリネット(ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番ヘ短調Op.73より第1・3楽章)、バス・クラリネット(ワーグナー:楽劇『神々の黄昏』第1幕より「ブリュンヒルデの動機」)、Eフラット・クラリネット(R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28)、ファゴット(ウェーバー:ファゴット協奏曲ヘ長調Op.75より第1楽章)、コントラファゴット(ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲Op.25より第4変奏)、4) 打楽器―ティンパニ(ブリテン:青少年のための管弦楽入門Op.34より変奏M/エルガー:エニグマ変奏曲Op.36より第7変奏/ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調Op.10より第4楽章)、スネアドラム、ベースドラム、シンバルス(演奏&ドラムスティックでの演奏)、トライアングル、タンバリン、カスタネット、テンプルブロック、ウッドブロック、むち、トムトム、ゴング、チューブラーベル、グロッケンシュピール(ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より「徒弟たちの踊り」、ヴィブラフォン、シロフォン(ロッシーニ:風変わりな店)、 チェレスタ(チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』より「金平糖の精の踊り」)、ハープ(ドゥシェク:ソナタ ハ短調Op.2よりロンド/ラヴェル:序奏とアレグロ)【演奏】マックス・サルピーター(ヴァイオリン)、フレデリック・リドル(ヴィオラ)、ダグラス・キャメロン(チェロ)、スチュアート・ナッセン(コントラバス)、ダグラス・ムーア(ホルン)、William Overton(トランペット)、Alfred Flaszynski(トロンボーン)、Hector Walker(テューバ)、ダグラス・ウィテカー(フルート)、Arthur R. King(ピッコロ)、ジャネット・クラックストン(オーボエ)、Horace Green(コーラングレ)、ジャック・ブライマー(クラリネット)、Gwydion Brooke(ファゴット)、Alfred G. Butler(コントラファゴット)、Eric Pritchard(ティンパニ)、ギルバート・ウェブスター(打楽器)、アーサー・サンドフォード(チェレスタ)、オシアン・エリス(ハープ)【録音】1959年4月&12月 *DECCA初CD化 **初CD化 【演奏】マルコム・サージェント(指揮) 【録音場所】ロンドン MONO[CD 1-8, CD 9(1-5),CD 10], STEREO[CD 9(6-10), CD 11-16] | |
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ジョン・オグドン〜 The Argo Years〔海外発売予定:2025/06/27〕 きらめくピアニズム、イギリスのヴィルトゥオーソ・ピアニストのArgo録音全集 《ジョン・オグドン〜The Argo Years》 ●ヴィルトゥオーソとして知られるイギリスの偉大なピアニスト、ジョン・オグドンがアーゴとデッカに行った録音がまとめて発売されます。CD6枚組ボックス・セット。オグドンは1953年、16歳で王立マンチェスター音楽大学(現王立ノーザン音楽大学)に入学し、古今のどんな複雑な楽譜も弾きこなし、記憶の早さとそれに匹敵する鍵盤上の技術で同級生たちを驚かせました。1962年のモスクワでのチャイコフスキー国際コンクールではヴラディーミル・アシュケナージと優勝を分け合い、初めてデッカに録音を行ったのはその6年後の1968年12月でした。メシアンのピアノ作品集『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』で、戦後の新しい時代にリストのピアニズムの伝統を取り戻しています。その後3年間にさらに4枚のアルバムを録音し、そのうち3枚は妻であるブレンダ・ルーカスとの共演でした。その多彩なレパートリーからはオグドンの幅広い音楽的才能と知的好奇心が明らかになっています。メシアンの技巧的な『アーメンの幻影』、メンデルスゾーンとショスタコーヴィチの自由で若々しい協奏曲も収録されています。1972年にオグドンとルーカスが録音した、リストが自身の『大演奏会用独奏曲』を2台ピアノ用に編曲した『悲愴協奏曲』は当時ほとんど知られていない曲でした。オグドンのキャリアは1973年に突然、病で中断されてしまいましたが、1983年6月に復帰して、モーツァルトの『ピアノと管楽のための五重奏曲』を録音しています。そして1989年に早すぎる悲しい死を迎えてしまいました。 ●ブックレットには、マーク・エインリーによるオグドンの人生とキャリアについての新規の詳しい解説が掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。 ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。 詳細は下記トラックリストでご確認いただけますようお願いいたします。 CD収録予定 《CD 1》メンデルスゾーン:1-3) 2台のピアノのための協奏曲ホ長調、4-6) ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調、7-9) モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452【演奏】ブレンダ・ルーカス(ピアノ)(1-3)、デレク・ウィッケンズ(オーボエ)(7-9)、ロバート・ヒル(クラリネット)(7-9)、マーティン・ガット(ファゴット)(7-9)、バリー・タックウェル(ホルン&指揮)(7-9)、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1-6)【録音】1969年1月(1-6)、1983年6月(7-9)、ロンドン/《CD 2》1-3) リスト:2台のピアノのための悲愴協奏曲ホ短調S.258、シューマン:4) 2台のピアノのためのアンダンテと変奏曲Op.46*、5-10) カノン形式の6つの練習曲Op.56(ドビュッシーによる2台ピアノ編)(第1曲ハ長調/第2曲イ短調/第3曲ホ長調/第4曲変イ長調/第5曲ロ短調/第6曲ロ長調)*【演奏】ブレンダ・ルーカス(ピアノ)【録音】1972年5月、ロンドン/《CD 3》1-3) ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ、4-7) ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35【演奏】ジョン・ウィルブラハム(トランペット)(4-7)、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ【録音】1970年12月、オールドバラ/《CD 4-5》メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし【録音】1968年12月、ロンドン/《CD 6》1-7) メシアン:アーメンの幻影【演奏】ブレンダ・ルーカス(ピアノ)【録音】1969年12月、ロンドン *初CD化 【演奏】ジョン・オグドン(ピアノ) | |
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リヒャルト・ワーグナー・エディション/バイロイト音楽祭 戦後25年にわたるバイロイト音楽祭の伝説のライヴ録音を集大成 《VA〜リヒャルト・ワーグナー・エディション/バイロイト音楽祭》 ●戦後25年にわたりバイロイト音楽祭で行われた、デッカ、ドイツ・グラモフォン、フィリップスによるワーグナー・オペラのライヴ録音がまとめられ、発売されます。CD25枚組ボックス・セット。『ニーベルングの指環』を除いた、1951年のハンス・クナッパーツブッシュ指揮による『パルジファル』から、1974年のシルヴィオ・ヴァルヴィーゾ指揮による『ニュルンベルクのマイスタージンガー』まで、全7録音(『パルジファル』は2録音)が収められています。ヨーゼフ・カイルベルト、カール・ベーム、ヴォルフガング・サヴァリッシュも指揮しています。若手が多かった歌手陣も、音楽祭の共同監督であったヴィーラント・ワーグナーの指導により、その歌詞と音楽に深く精通した歌唱を行い、多くの録音が伝説となり、現在まで称賛され続けています。ここで聴くことのできる、ヴォルフガング・ヴィントガッセン、ヘルマン・ウーデ、ルートヴィヒ・ウェーバー、ビルギット・ニルソンや他の歌手たちの歌唱は特に長い息で緊張感があり、スタジオ録音ではほとんど不可能なレベルです。CD 25には、1962年のクナッパーツブッシュ指揮の『パルジファル』でクンドリー役とアンフォルタス役を演じた、アイリーン・ダリスとジョージ・ロンドンによる未発表のインタビューが収録されています。ベーム指揮による『トリスタンとイゾルデ』のリハーサルの一部も含まれています。ブックレットにはピーター・クアントリルによるエッセーも掲載されています。 ●「ワーグナー最後の最も異様で最も深淵な思想のほとんど完璧な具現化」――『ザ・レコード・ガイド』誌(1955年のクナッパーツブッシュ指揮『パルジファル』について) ●「祝祭劇場で行われた中で、おそらく最も優れたライヴ録音」――『ペンギン・ガイド』誌(1962年のクナッパーツブッシュ指揮『パルジファル』について) CD収録予定 《CD 1-4》 舞台神聖祝典劇『パルジファル』 【演奏】 パルジファル…ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール) アンフォルタス…ジョージ・ロンドン(バス・バリトン) ティトゥレル…アルノルド・ヴァン・ミル(バス) グルネマンツ…ルートヴィヒ・ウェーバー(バス) クリングゾール…ヘルマン・ウーデ(バリトン) クンドリー…マルタ・メードル(ソプラノ) 第1の聖杯騎士…ヴァルター・フリッツ(テノール) 第2の聖杯騎士…ヴェルナー・ファウルハーバー(バス) 第1の小姓…ハンナ・ルートヴィヒ(ソプラノ) 第2の小姓…エルフリーデ・ヴィルト(コントラルト) 第3の小姓…ギュンター・バルダウフ(テノール) 第4の小姓…ゲルハルト・シュトルツェ(テノール) 花の乙女たち(第1グループ)…ローレ・ヴィスマン(ソプラノ) エリカ・ツィンマーマン(ソプラノ) ハンナ・ルートヴィヒ(ソプラノ) 花の乙女たち(第2グループ)…パウラ・ブリフカルネ(ソプラノ) マリア・ラコーン(ソプラノ) エルフリーデ・ヴィルト(コントラルト) アルト独唱…ルート・ジーベルト(コントラルト) ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 【録音】1951年7月&8月、バイロイト祝祭劇場(モノラル) 《CD 5-8》* 歌劇『ローエングリン』 【演奏】 ローエングリン…ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール) エルザ・フォン・ブラバント…エリナー・スティーバー(ソプラノ) フリードリヒ・フォン・テルラムント伯爵…ヘルマン・ウーデ(バス) オルトルート…アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ) ハインリヒ国王…ヨーゼフ・グラインドル(バス) 国王の伝令…ハンス・ブラウン(バリトン) 4人の貴族 アルフォンス・ヘルヴィヒ(バリトン)、ゲルハルト・シュトルツェ(テノール)、ヨーゼフ・ヤンコ(テノール)、テオ・アダム(バス) 4人の小姓 エリカ・エスケルセン(ソプラノ)、ゲルダ・グラッサー(ソプラノ)、ロッテ・キーファー(ソプラノ)、ロスヴィタ・ブロウ(ソプラノ) ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 【録音】1953年7月&8月、バイロイト祝祭劇場(モノラル) 《CD 9-10》* 歌劇『さまよえるオランダ人』 【演奏】 オランダ人…ヘルマン・ウーデ(バリトン) ダーラント…ルートヴィヒ・ウェーバー(バス) ゼンタ…アストリッド・ヴァルナイ(ソプラノ) エリック…ルドルフ・ルスティヒ(テノール) マリー…エリーザベト・シェルテル(メッゾ・ソプラノ) 舵取り…ヨーゼフ・トラクセル(テノール) ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 【録音】1955年7月&8月、バイロイト祝祭劇場(ステレオ) 《CD 11-14》 舞台神聖祝典劇『パルジファル』 【演奏】 パルジファル…ジェス・トーマス(テノール) アンフォルタス…ジョージ・ロンドン(バス・バリトン) ティトゥレル…マルッティ・タルヴェラ(バス) グルネマンツ…ハンス・ホッター(バス) クリングゾール…グスタフ・ナイトリンガー(バス) クンドリー…アイリーン・ダリス(ソプラノ) 第1の聖杯騎士…ニールス・メラー(テノール) 第2の聖杯騎士…ゲルト・ニーンシュテット(バス) 第1の小姓…ソナ・ツェルヴェナ(ソプラノ) 第2の小姓…ウルズラ・ベーゼ(コントラルト) 第3の小姓…ゲルハルト・シュトルツェ(テノール) 第4の小姓…ゲオルク・パスクダ(テノール) 花の乙女たち(第1グループ)…アニヤ・シリア(ソプラノ) エルセ=マルグレーテ・ガルデッリ(メッゾ・ソプラノ) グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ) 花の乙女たち(第2グループ)…ドロテア・ジーベルト(ソプラノ) リタ・バルトス(ソプラノ) ソナ・ツェルヴェナ(メッゾ・ソプラノ) アルト独唱…ウルズラ・ベーゼ(コントラルト) ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 【録音】1962年7月&8月、バイロイト祝祭劇場(ステレオ) 《CD 15-17》 歌劇『タンホイザー』 【演奏】 ヘルマン…ヨーゼフ・グラインドル(バス) タンホイザー…ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール) ヴォルフラム…エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン) ワルター…ゲルハルト・シュトルツェ(テノール) ビテロルフ…フランツ・クラス(バス) ハインリヒ…ゲオルク・パスクダ(テノール) ラインマル…ゲルト・ニーンシュテット(バス) エリーザベト…アニヤ・シリア(ソプラノ) ヴェーヌス…グレース・バンブリー(メッゾ・ソプラノ) 牧童…エルセ=マルグレーテ・ガルデッリ(ソプラノ) ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 【録音】1962年7月&8月、バイロイト祝祭劇場(ステレオ) 《CD 18-20》 楽劇『トリスタンとイゾルデ』 【演奏】 イゾルデ…ビルギット・ニルソン(ソプラノ) トリスタン…ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール) ブランゲーネ…クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ) マルケ王…マルッティ・タルヴェラ(バス) メロート…クロード・ヒーター(バリトン) 牧童…エルヴィン・ヴォールファールト(テノール) 若い水夫…ペーター・シュライヤー(テノール) 舵手…ゲルト・ニーンシュテット(バス・バリトン) カール・ベーム(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 【録音】1966年7月&8月、バイロイト祝祭劇場(ステレオ) 《CD 21-24》 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 【演奏】 ハンス・ザック…カール・リッダーブッシュ(バス) ポークナー…ハンス・ゾーティン(バス) フォーゲルゲザング…ヘリベルト・シュタインバッハ(テノール) ナハティガル…ヨゼフ・デネー(バス) ベックメッサー…クラウス・ヒルテ(バス) コートナー…ゲルト・ニーンシュテット(バス) ツォルン…ローベルト・リッヒャ(テノール) アイスリンガー…ヴォルフ・アッペル(テノール) モーザー…ノルベルト・オルト(テノール) オルテル…ハインツ・フェルトホフ(バス) シュヴァルツ…ハルトムート・バウアー(バス) フォルツ…ニコラウス・ヒレブラント(バス) ダーフィト…フリーダー・ストリッカー(テノール) エーファ…ハンネローレ・ボーデ(ソプラノ) マグダレーネ…アンナ・レイノルズ(メッゾ・ソプラノ) 夜警…ベルント・ヴァイクル(バリトン) シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 【録音】1974年7月&8月、バイロイト祝祭劇場(ステレオ) 《CD 25》 1) 楽劇『トリスタンとイゾルデ』第3幕から――リハーサル 【演奏】 トリスタン…ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール) クルヴェナール…エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン) 【録音】1966年7月&8月、バイロイト祝祭劇場(ステレオ) 舞台神聖祝典劇『パルジファル』(ハンス・クナッパーツブッシュ/1962年録音) オーディオ・ドキュメンタリー** 2) ハロルド・ローレンスによる録音についての紹介 3) Peter Grevinaによるアイリーン・ダリス、ジョージ・ロンドンへの録音についてのインタビュー 【録音】1965年、ニューヨーク(ステレオ) *DECCA初CD化 **初発売 | |
◆DECCA | |
ヨナス・カウフマン〜デッカ録音集 “透明感と力強さ”を兼ね備えた声を持つスター歌手の10年間の多彩な足跡を初集大成 《ヨナス・カウフマン〜デッカ録音集》 ●オペラ・スターとして、リサイタルの歌手として、ミュンヘン生まれのテノール歌手、ヨナス・カウフマンが2002年から12年までの10年間に行った録音が初めてCD15枚組のボックス・セットにまとめられました。限定盤。透明感と力強さを兼ね備えたその声と舞台での圧倒的な存在感で、カウフマンは生まれながらの主役テノールと称えられています。このセットには、クラウディオ・アバド、アントニオ・パッパーノ、マルコ・アルミリアート、ドナルド・ラニクルズといった名指揮者と共演した、オペラ・アリア集、3つのオペラ(『オベロン』『王様の子供たち』『フィデリオ』)の全曲録音、そしてシューベルトの歌曲集『美しき水車小屋の娘』、ヴェルディの『レクイエム』が収録されています。おとぎ話をもとにしたフンパーディンクの『王様の子供たち』はこの作品の稀少な録音で、スイスの指揮者アルミン・ジョルダンとの共演です。カウフマンがワーグナーやその音楽、ワーグナーのリサイタル・アルバムで歌っている役柄について語る音声が収められたディスクもあります(英語・ドイツ語)。また、マスカーニの『イリス』のアリア、ルネ・フレミングと共演したプッチーニの『つばめ』の二重唱、シューベルトの歌曲「泉のほとりの若者」、R.シュトラウスの「ツェツィーリエ」など、アルバムのセッション時に録音された追加音源も含まれています。オリジナル・ジャケット仕様。 ●「澄み切った声と完璧な音楽性」――『ニューヨーク・タイムズ』紙 CD収録予定 《CD 1》ワーグナー:歌劇『ローエングリン』より1) 遥かかなたの国へ、2) かわいい白鳥よ!、モーツァルト:歌劇『魔笛』K.620より3) 何と美しい絵姿、4) 童子たちの叡智の教えを…何という不思議な笛の音だ、シューベルト:5) どうしてぼくを苦しめるのだ(歌劇『フィエラブラス』D796より)、6) 夜が明け始めると(歌劇『アルフォンソとエストレッラ』D732より)、7) ベートーヴェン:神よ!ここは何という暗さだ(歌劇『フィデリオ』Op.72より)、ワーグナー:8) 冬の嵐は去り、こころよい月となった(楽劇『ワルキューレ』より)、舞台神聖祝典劇『パルジファル』より9) アルフォンタス!あの傷!、10) たった一つの武器だけが【演奏】ミヒャエル・フォレ(バス・バリトン)(4)、マルガレーテ・ジョスヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)(9)、パルマ・レージョ歌劇場合唱団(4, 10)、クラウディオ・アバド(指揮)マーラー・チェンバー・オーケストラ【録音】2008年12月、パルマ/《CD 2》1) ザンドナイ:ジュリエッタよ、私はロメオ(歌劇『ジュリエッタとロメオ』より)、ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より2) ある日青空を眺めて、3) 五月の美しい日のように、4) チレア:ありふれた話(フェデリコの嘆き)(歌劇『アルルの女』より)、レオンカヴァッロ:5) ミュゼッテ!我が家の喜び…愛らしい頭が(歌劇『ラ・ボエーム』より)、6) 芝居をするか!…衣裳を着けろ(歌劇『道化師』より)、マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より7) 万歳、泡立つぶどう酒、8) 母さん!このぶどう酒は強いね、ボーイト:歌劇『メフィストーフェレ』より9) 野から牧場から、10) 最後のときがやってきた、11) ジョルダーノ:愛さずにはいられぬこの思い(歌劇『フェードラ』より)、チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より12) 心身共にくたくたで、13) 母の優しく微笑む面影を、ポンキエルリ:14) こうなれば、この最後のお情けを(歌劇『リトアニア人』Op.7より)、15) 空と海(歌劇『ジョコンダ』Op.9より)、16) レフィーチェ:雲の影、17) ジョルダーノ:僕の悩める魂も(歌劇『アンドレア・シェニエ』より)、18) マスカーニ:窓を開けよ(歌劇『イリス』より)【演奏】ロサ・フェオーラ(7)、クリスティナ・レアル(8)、エヴァ=マリア・ウェストブロック(17)(ソプラノ)、サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団(7)、アントニオ・パッパーノ(指揮)サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団【録音】2010年3月、ローマ/ 《CD 3》1) プッチーニ:冷たい手を(歌劇『ラ・ボエーム』より)、2) ビゼー:おまえの投げたこの花を(歌劇『カルメン』より)、3) フロトー:かくも淑やかに(歌劇『マルタ』より)、プッチーニ:4) 星は光りぬ(歌劇『トスカ』より)、5) あなたのさわやかな微笑みに乾杯(歌劇『つばめ』より)、6) ヴェルディ:僕は彼女を失った(歌劇『ドン・カルロ』より)、7) ウェーバー:この苦しみは希望を奪い(歌劇『魔弾の射手』Op.77より)、8) ヴェルディ:彼女が離れていては(歌劇『椿姫』より)、9) マスネ:ああ、消え去れ、あまりにいとしい面影よ(歌劇『マノン』より)、10) ヴェルディ:あの娘は攫われてしまった!(歌劇『リゴレット』より)、11) グノー:おお!清らかな住居よ(歌劇『ファウスト』より)、12) ワーグナー:朝はばら色に輝きて(楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より)、13) ベルリオーズ:広大で奥知れぬ崇高な自然よ(自然への祈願)(劇的音楽『ファウストの劫罰』Op.24より)、14) マスネ:春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか(歌劇『ウェルテル』より)、15) R.シュトラウス:ツェツィーリエOp.27 No.2【演奏】ルネ・フレミング(5)、バルバラ・ヴィニュデッリ(5)、ヤナ・シベラ(8)(ソプラノ)、マルコ・アルミリアート(指揮)プラハ・フィルハーモニー管弦楽団(1-4, 6-15)&ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団・合唱団(5)【録音】2007年8月、プラハ((1-4, 6-15)、2008年8月、ミラノ(5)/《CD 4》ワーグナー:1) 父上は私に刀を約束してくださった(楽劇『ワルキューレ』より)、2) あいつが俺の父親でないとは(楽劇『ジークフリート』より)、3) 全能の父よ、私を見護り下さい!(歌劇『リエンツィ』より)、4) 今まで感じなかったほどの(歌劇『タンホイザー』より)、5) 静かな炉端で(楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より)、6) 遠い国に、あなたがたの近づき得ぬところに(歌劇『ローエングリン』より)、7-11) ヴェーゼンドンクの5つの歌(第1曲:天使/第2曲:止まれ!/第3曲:温室で/第4曲:悩み/第5曲:夢)【演奏】ドナルド・ラニクルズ(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団【録音】2012年9月、ベルリン/《CD 5》1-14)「カウフマン、ワーグナーとその作品について語る」【録音】2012年、ドイツ/《CD 6》シューベルト:1-20) 歌曲集『美しき水車小屋の娘』D795(第1曲:さすらい/第2曲:どこへ/第3曲:止まれ!/第4曲:小川に寄せる感謝の言葉/第5曲:仕事を終えた宵の集いで/第6曲:知りたがる男/第7曲:いらだち/第8曲:朝の挨拶/第9曲:水車職人の花/第10曲:涙の雨/第11曲:僕のものだ!/第12曲:休息/第13曲:緑色のリュートのリボンを持って/第14曲:狩人/第15曲:嫉妬と誇り/第16曲:好きな色/第17曲:邪悪な色/第18曲:枯れた花/第19曲:水車職人と小川/第20曲:小川の子守歌)、21) 泉のほとりの若者D300【演奏】ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)【録音】2009年7月、ミュンヘン/ 《CD 7-8》ウェーバー:歌劇『オベロン』(英語版)【演奏】ヒレヴィ・マルティンペルト(ソプラノ)、マリーナ・コンパラート(メッゾ・ソプラノ)、スティーヴ・ダヴィスリム、ウィリアム・デイズリー(バス)、ロジャー・アラム(語り手)、モンテヴェルディ合唱団、ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティーク他【録音】2002年3月、ワトフォード/《CD 9-10》ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』Op.72【演奏】ニーナ・ステンメ、ラヘル・ハルニッシュ(ソプラノ)、クリストフ・シュトレール(テノール)、ファルク・シュトルックマン(バス・バリトン)、ペーター・マテイ、クリストフ・フィシェサー(バス)、アルノルト・シェーンベルク合唱団、クラウディオ・アバド(指揮)ルツェルン祝祭管弦楽団&マーラー・チェンバー・オーケストラ他【録音】2010年8月、ルツェルン/《CD 11-13》フンパーディンク:歌劇『王様の子供たち』【演奏】オフェーリア・サラ(ソプラノ)、ノラ・グビッシュ(メッゾ・ソプラノ)、デトレフ・ロート(バリトン)、ラトヴィア放送合唱団、オペラ児童合唱団、アルミン・ジョルダン(指揮)モンペリエ国立管弦楽団他【録音】2005年7月、モンペリエ(ライヴ)/《CD 14-15》ヴェルディ:レクイエム【演奏】アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)、エリーナ・ガランチャ(メッゾ・ソプラノ)、ルネ・パーペ(バス)、ダニエル・バレンボイム(指揮)ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団【録音】2012年8月、ミラノ(ライヴ) 【演奏】ヨナス・カウフマン(テノール、語り手[CD 5]) | |
◆DECCA | |
カール・ジェンキンス〜 The Armed Man: A Mass For Peace 初演から25周年記念。カール・ジェンキンスが“次のミレニアム”へ平和な未来を託した作品 《カール・ジェンキンス〜The Armed Man: A Mass For Peace》 ●イギリスの作曲家カール・ジェンキンス(1944-)によるアルバム『The Armed Man: A Mass For Peace』(2001年発表)がデッカより発売されます。このアルバムはイギリスの国立武器防具博物館「ロイヤル・アーマリーズ」により、ミレニアムが次のミレニアムへと移行することを記念して委嘱された作品です。「人類の歴史の中で最も戦争によって荒廃し、破壊された世紀」が過ぎつつあることを映し出し、希望を込めてより平和な未来へと向かうことを願います。『The Armed Man』は作曲中に悲劇が繰り広げられたコソボ紛争の犠牲者たちに捧げられています。2000年にロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とイギリス・ナショナル・ユース合唱団により、ジェンキンス自身の指揮で初演されました。ジェンキンスと「ロイヤル・アーマリーズ」の館長であるガイ・ウィルソンの二人が共に歌詞を選びました。作品全体は伝統的なカトリックのミサの形をとり、「キリエ」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」「ベネディクトゥス」が含まれています。その中の一部は「ClassicFM」などで独立した人気曲として聞かれていますが、何といってもこの作品の特徴は、世界各地や多様な宗教と文化からとられたそれらの歌詞であり、音楽もまたその着想が非常に世界的な視野に立ったものとなっています。 ●初演から25周年となるのを記念して、アルバムのカバーが新たにデザインされ、「ロイヤル・アーマリーズ」の館長ガイ・ウィルソンによる委嘱の経緯、寄稿者の新たな経歴、ジュリアン・ロイド・ウェバーからの初演についての新規エッセー、さらにカール・ジェンキンス自身によるエッセーも掲載されています。 CD収録予定 カール・ジェンキンス:『The Armed Man: A Mass For Peace』 1) I. The Armed Man、2) II. The Call to Prayers (Adhaan)、3) III. Kyrie、4) IV. Save Me from Bloody Men、5) V. Sanctus、6) VI. Hymn Before Action、7) VII. Charge!、8) VIII. Angry Flames、9) IX. Torches、10) X. Agnus Dei、11) XI. Now the Guns Have Stopped、12) XII. Benedictus、13) XIII. Better Is Peace 【演奏】Mohammed Gad(ヴォーカル)(2)、Lisa Spurgeon(ソプラノ)(11)、イギリス・ナショナル・ユース合唱団(1, 3-10, 12, 13)、カール・ジェンキンス(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音】2001年1月、ロンドン、Air Studios ※デジスリーヴ仕様 | |
◆ECM New Series | |
オラリー・エルツ〜エリッキ=スヴェン・トゥール:アエリス エストニアを代表する“現代の交響曲作曲家”の音楽を同郷の指揮者&楽団の演奏で聴く 《オラリー・エルツ〜エリッキ=スヴェン・トゥール:アエリス》 ●エストニアを代表する作曲家エリッキ=スヴェン・トゥールの音楽が収録された、ECMニュー・シリーズからの9枚目のアルバム『アエリス』が発売されます。 “現代の交響曲作曲家”ともいわれるトゥールの作品は活気にあふれ、非常に表現力が豊かです。演奏はこの作曲家を長年擁護し続けてきた、同じくエストニア生まれの指揮者オラリー・エルツとエストニア国立交響楽団。説得力と集中力にあふれた演奏が、収録されている『Phantasma』『De Profundis』、そしてホルン四重奏と管弦楽のために書かれた、力と関係性が変化してゆく壮大なドラマである交響曲第10番『アエリス』で繰り広げられています。切れ目なくつながる4つの楽章からなる交響曲には、4人のホルン奏者によって2009年に結成された「ジャーマン・ホルンサウンド」が参加しています。「各楽章が、ソリストのアンサンブルとオーケストラの間の異なる展開を表現しています。時にソリストたちのモチーフがミームのようにオーケストラへと広がり、それは変化し始め、徐々にそれら自身が生命を持つのです…」とトゥールは語っています。このアルバムはタリンのエストニア・コンサートホールで録音されました。 CD収録予定 エリッキ=スヴェン・トゥール: 1) Phantasma(管弦楽のための)、2) 交響曲第10番『アエリス』(ホルン四重奏と管弦楽のための)、3) De Profundis(管弦楽のための)[オラリー・エルツに捧ぐ] 【演奏】ジャーマン・ホルンサウンド(クリストフ・エス、マルク・グルーバー、シュテファン・ショットシュテット、ティモ・シュタイニンガー)(2)、オラリー・エルツ(指揮)エストニア国立交響楽団 【録音】2022年9月13−15日、タリン、エストニア・コンサートホール |