| ・国内盤メジャー・レーベル |
| ・輸入盤メジャー・レーベル |
| RCA RED SEAL | ||
| エッセンシャル・ジュリアン・ブリーム ターレガ:アルハンブラの思い出 ヴイラ=ロボス: 12のエチュード より[Nos.7, 8, 12] ホアキン・マラツ:セレナータ ホアキン・トゥーリナ:ファンダンギーリョ Op.36 ルーセル:セゴビア Op.29 ウォルトン:5つのバガテル ファリャ:ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌/ 粉屋の踊り エミリオ・プジョール:グアヒーラ ロドリーゴ:ファリャへのオマージュ ブリテン:グロリアーナより ガスパール・サンス: ガリアルダ/カナリー/ヴィリャーノ J.S.バッハ:トリオ・ソナタ第1番 BWV525 ディオニシオ・アグアド:ロンド イ短調 Op.2-3 ソル:魔笛の主題による序奏と変奏 ボッケリーニ:ギター五重奏曲 G448 ファンダンゴ(ギターとチェンバロ版) ジュリアーニ:ロッシーニアーナ第1番 グラナドス:詩的なワルツ集 マルコム・アーノルド: ギター協奏曲 Op.67〜第2楽章 |
ジュリアン・ブリーム (G/リュート) ブリーム・コンソート ジョージ・マルコム(Cemb) メロス・アンサンブル | |
| 録音:1959年-1969年。ジュリアン・ブリーム、75歳記念ベスト盤。 20世紀を代表するギタリストの一人、ジュリアン・ブリーム。このベスト盤では有名なギターの作品だけでなく、ルネサンスのスペイン作曲家から、彼の友人だった作曲家の作品まで、幅広く網羅している。 13歳でセゴビアと出会い、本格的にギターに開眼し、14歳でデビュー。わずか10代で名声を確立した。彼は、ギターのレパートリーを大幅に拡大しただけでなく、ブリテン、ウォルトン、アーノルド、ヘンツェ、バークリー、武満徹などの現代作曲家も彼に多くの作品を書いた。ギターだけでなく独学で古典リュート奏法も習得。ピリオド楽器アンサンブル「ブリーム・コンソート」を設立し、ルネサンス・バロック作品の数々を復興、名現代ギター奏者ジョン・ウィリアムズとの名デュエットも行ってきた。事故の後遺症もあって、2002年正式に引退し、現在は悠々自適の毎日だという。 現在のギター好きのお客様は、ブリームの演奏を探している方が多いようだ。理由は、セゴビアはすごいが録音が古すぎる。イエペスは10弦ギターなので演奏の参考にならない。よってブリームは必ず聴かなくてはならないギタリストである、とのこと。 | ||
| エッシェンシャル・モンセラート・カバリエ(S) プッチーニ:「ボエーム」 ヴェルディ:「椿姫」/「二人のフォスカリ」「リゴレット」/「レクィエム」 ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」/「ヴェルジーのジェンマ」 ロッシーニ:「セミラーミデ」/チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」 ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」/ベッリーニ:「海賊」/「ノルマ」 レオンカヴァッロ:「道化師」/R.シュトラウス:「サロメ」より | ||
| 録音:1965年-1971年。モンセラート・カバリエ、75歳記念ベスト盤。 2008年75歳を迎えるカバリエは、大きな会場でのコンサートからは引退したが、いまだヨーロッパの小劇場やサロンでの公演で絶賛を浴びるソプラノ。もちろんチケットは即完売。この記念的アルバムの1枚目は、彼女の一番絶頂期の今までの輝かしいオペラへの録音の中から名アリアを収録。もちろんベルカント・オペラだけでなくワーグナーまで、絶妙なピアニッシモも絶品。 | ||
EMI GROUP 特記以外1CD¥2205(税抜¥2100) | ||
| EMI CLASSICS | ||
| モーツァルト: ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453/ ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466 |
レイフ・オヴェ・ アンスネス(P)指揮 ノルウェー室内o. | |
| モーツァルト作品でも世界的期待を集めるアンスネスの協奏曲第2弾。前作(9番、18番; CDC 5 57803 2)の発表以来、モーツァルト作品の演奏においても急速に評価を高めたアンスネスの新録音。モーツァルトの協奏曲中最も人気のある20番と、17番の組み合わせ。12Pブックレット、ジュエル・ケース。 | ||
| アルフィ・ボー/ラ・パッショーネ Caruso/帰れソレントヘ/フニクリ・フニクラ/A Vucchella オー・ソレ・ミオ/Passione/グラナダ/Parlami D'Amore Mariu マレキアーレ/サンタ・ルチア/Chittara Romana マリア・マリ/Munasterio E Santa Chiara マッティナータ/Feneste Che Lucive |
アルフィ・ボー(T) | |
| 突然頭角をあらわしたUK出身のテナー、ボーのナポリ・ソング・アルバム。 「UKが生んだ最高のテナーの一人」とされるボーの3作目、前作、前々作はUKのクラシック・チャートでそれぞれ2位と1位に輝き寵児となっている。33歳のボーは数年前までカー・メカニックだったが顧客の進めにより本格的なクラシカル音楽のトレーニングを開始、レコード契約、ブロードウェイの活躍でトニー賞を獲得するというとんとん拍子のキャリアを積んできた。クラシックの舞台ではアルバート・ホール、ロイヤル・オペラ・ハウスに登場、イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)でも活躍している。本アルバムは日本でもおなじみのナポリタン・ソング・アルバム、ご注目頂きたい。 | ||
| アンスネス〜シューベルト:後期ピアノ・ソナタ集 ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958 ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959 ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D.850 |
レイフ・オヴェ・アンスネス(P) | |
| ボストリッジとのコラボレーションによるシューベルト後期作品録音からピアノ・ソナタを2CDにまとめたアルバム。お求め安い価格でご案内。12Pブックレット、ブリリアント・ケース。 | ||
| ベスト・ロマンティック100 | ||
| 名アーティストによるロマンティックなクラシック名曲100。12Pブックレット、マルチパック。 | ||
| ルチアーノ・パヴァロッティ(T)〜ザ・EMI レコーディングス
マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」 [ミレッラ・フレーニ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ラウラ・ディディエ・ガンバルデッラ、 ビセンソ・サルディネロ、ルイジ・ポンティッジャ、マルヴィナ・メイジャー/他 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho./ 録音:1968年8月、9月、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ] ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」(CD+映像) [サミュエル・レイミー、ルチアーノ・パヴァロッティ、パオロ・コーニ、 アレクサンデル・アニシモフ、アンドレア・シルベストレッリ、ダニエッラ・デッシー/他 リッカルド・ムーティ指揮ミラノ・スカラ座o.&cho./収録:1992年12月、ミラノ、スカラ座、ライヴ] ヴェルディ:レクイエム [シェリル・ステューダー、ドロラ・ザジク、ルチアーノ・パヴァロッティ、サミュエル・レイミー リッカルド・ムーティ指揮ミラノ・スカラ座o.&cho./収録:1987年6月、ミラノ、スカラ座、ライヴ] | ||
| 40Pブックレット、クラッシュメル・ボックス。 カルーソー、ジーリと並び20世紀を代表するテナー、パヴァロッティのEMI録音の集大成ボックス。全て全曲収録なのが嬉しい。ドン・カルロはCDと同時期に撮られたDVD映像も収録されている。 | ||
| アルバン・ベルク四重奏団〜20世紀の傑作作品集 J.シュトラウスII/シェーンベルク編:皇帝円舞曲 Op.437 [1992年6月11日-20日、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール] ベルク:弦楽四重奏曲 Op.3(1910)[1991年12月、スイス、シオン、福音派教会] ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 [1993年10月31日-11月1日、 ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ] バルトーク:弦楽四重奏曲第6番 ニ長調[1985年12月17日-21日、スイス、シオン、福音派教会] ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のための3つの小品(1914)/コンチェルティーノ [1983年6月21日、22日、スイス、シオン、福音派教会] ピアソラ:弦楽四重奏とバンドネオンのためのタンゴ・センセーションズ [ペール・アーネ・グローヴィゲン(バンドネオン) 2003年5月、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ] ルトスワフスキ:弦楽四重奏曲(1964)[1995年6月21日-23日、ホンラート、福音派教会] ハウベンシュトック=ラマティ:第2弦楽四重奏曲(1977) [1990年1月30日、ウィーン、コンツェルトハウス、ライヴ] アイネム:弦楽四重奏曲第1番 Op.45[1983年6月21日、22日、スイス、シオン、福音派教会] シュニトケ:弦楽四重奏曲第4番(1989) [1990年12月11日、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ] ベリオ:ノットゥルノ(四重奏曲第3番)(1986/93) [1994年5月12日、ロンドン、サウス・バンク・センター、クィーン・エリザベス・ホール、ライヴ] | ||
| 現代音楽、新作の紹介に大きな足跡を残したアルバン・ベルク四重奏団の偉大な遺産。なお以上に加え、ウルバンナーの「弦楽四重奏曲第4番」(1991-92)[1993年5月17日、19日、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール、ライヴ]が "OPEN DISC" に収録とあるが、詳細は不明。インターネットからのダウンロードのみかもしれない。28Pブックレット、マルチパック。 | ||
| ザ・キングズ・シンガーズ〜グレイテスト・ヒッツ | ||
| 結成40周年を記念したEMI録音のベスト・アルバム2枚組。 1960年代にケンブリッジのキングズ・カレッジの学生たちのグループとして出発したザ・キングズ・シンガーズが録音したアルバム16枚から取られたアンソロジー。メンバーの入れ替えはあるが、変わらぬハーモニーと英国様式のユーモアは貫かれている。12Pブックレット、ブリリアント・ケース。 | ||
| EMI ANGEL(EU) | ||
| シンフォニー〜サラ・ブライトマン Gothica / Fleurs Du Mal / Symphony / Canto Della Terra - featuring Andrea Bocelli / Sanvean / I Will Be With You (Where The Lost Ones Go) featuring Paul Stanley (〜いつもそばに)/ Schwere Traume (マーラー:アダージェット) / Sarai Qui - featuring Alessandro Safina / Storia d'Amore / Let It Rain / Attesa (カヴァレリア・ルスティカーナ) / Pasion - featuring Fernando Lima / Running (ジュピター-栄光の輝き) [ボーナス・トラック] SARAHBANDE | ||
| 下記アメリカ盤が先に発売されたが、当盤はボーナス・トラック付きのヨーロッパ盤。限定盤はおそらくディジパック仕様。2008年4月下旬入荷予定。 #国内盤のみのボーナス・トラック(Forbidden Colors 〜 禁じられた色彩:映画『戦場のメリークリスマス』で使用された坂本龍一の名曲)は当盤には無し。 | ||
| EMI ANGEL(US) | ||
| シンフォニー〜サラ・ブライトマン Gothica / Fleurs Du Mal / Symphony / Canto Della Terra - featuring Andrea Bocelli / Sanvean / I Will Be With You (Where The Lost Ones Go) featuring Paul Stanley (〜いつもそばに)/ Schwere Traume (マーラー:アダージェット) / Sarai Qui - featuring Alessandro Safina / Storia d'Amore / Let It Rain / Attesa (カヴァレリア・ルスティカーナ) / Pasion - featuring Fernando Lima / Running (ジュピター-栄光の輝き) | ||
| 初の本格的ベスト盤が世界中でヒット、日本でも約60万枚を記録し、ゴールド・ディスク大賞で「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞。そんな歌姫の新作は、劇的な幕開けに始まり美しい旋律が続く壮大な物語へと続いている。ポップからクラシックまで頂点を極め続けるサラの鋭い美学よりセレクトされた13曲を、英語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語で操り魅了する華麗なるシンフォニー。 #国内盤のみのボーナス・トラック(Forbidden Colors 〜 禁じられた色彩:映画『戦場のメリークリスマス』で使用された坂本龍一の名曲)は当盤には無し。 | ||
| EMI & VIRGIN CLASSICS "MID PRICE OPERA" 1CD\1680(税抜\1600) EMI、VIRGINの豊富なオペラ名盤を発売するシリーズ第4弾。初回限定生産。24P〜40Pブックレット。クラッシュメル・ボックス。 | ||
| ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」 | バルツァ、グルベローヴァ、 ラッファンティ、ハウウェル、 トムリンソン リッカルド・ムーティ指揮 コヴァント・ガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
| ベッリーニ:歌劇「清教徒」 | カバリエ、クラウス、 ハマリ、マヌグエラ、フェリン リッカルド・ムーティ指揮 フィルハーモニアo.、 アンブロジアン・オペラcho. | |
| ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」 |
ロルフ・ジョンソン、 ロット、アレン ベルナルト・ハイティンク指揮 コヴァント・ガーデン 王立歌劇場o.&cho. | |
| グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 | アンネ・ゾフィー・ フォン・オッター(Ms) バーバラ・ヘンドリックス(S) ジョン・エリオット・ ガーディナー指揮 リヨン歌劇場o.、 モンテヴェルディcho. | |
| 旧品番:CDS 7 49843 2 or CDS 5 56885 2。 | ||
| グノー:歌劇「ファウスト」 | フレーニ、ドミンゴ、 ギャウロフ ジョルジュ・プレートル指揮 パリ・オペラ座o.&cho. | |
| プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 | モンセラート・カバリエ(S) ホセ・カレーラス(T) フレーニ、プリシュカ/他 アラン・ロンバール指揮 ストラスブールpo.、 ライン・オペラcho. | |
| 旧品番:CMS 5 65293 2。 | ||
| ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」 | タルヴェラ、ゲッダ、 ムロシュ、ハウグランド イェジ・セムコフ指揮 ポーランド国立放送so.、 クラクフ・ポーランド放送cho. | |
| サン=サーンス:歌劇「サムソンとダリラ」 | ドミンゴ、マイヤー、 レイミー、フォンダリー チョン・ミュンフン指揮 パリ・バスティーユ 歌劇場o.&cho. | |
| R.シュトラウス:歌劇「エレクトラ」 | マルトン、スチューダー、 リポヴシェク、ヴィンクラー、 ヴァイクル ヴォルフガング・ サヴァリッシュ指揮 バイエルン放送so.&cho. | |
| ワーグナー:歌劇 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 |
ヴァイクル、スチューダー、 ヘップナー、モル、 ローレンツ、 ファン・デア・ヴァルト ヴォルフガング・ サヴァリッシュ指揮 バイエルン州立歌劇場o.&cho. | |
| VIRGIN CLASSICS "X2" 2CD\1680(税抜\1600) | ||
| ザ・ヴェリー・ベスト・オヴ・ブラームス | ||
| ザ・ヴェリー・ベスト・オヴ・ラフマニノフ | ||
| ザ・ヴェリー・ベスト・オヴ・プーランク | ||
| ザ・ヴェリー・ベスト・オヴ・ストラヴィンスキー | ||
UNIVERSAL 特記以外1CD¥2205(税抜¥2100) | ||
| ARCHIV | ||
| ハイドン:オラトリオ「天地創造」 | サンドリーヌ・ピオー(S) ミア・パーション(S) ルース・マシー(A) ピーター・ハーヴィー(Br) マーク・パドモア(T) ニール・デイヴィス(B) チータム室内cho. ゲイブリエル・ コンソート&プレイヤーズ ポール・マクリーシュ指揮 | |
| 録音:2006年10月、ワトフォード、UK。 バッハ「マタイ受難曲」やヘンデルのオラトリオ「サウル」、モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」など、傑作声楽作品のリリースが続くポール・マクリーシュ。今回の新譜は、「四季」と並び、ハイドンの傑作オラトリオとして高い人気を誇る「天地創造」。 台本は旧約聖書やミルトンの「失楽園」をもとに編まれてもので、元々は英語だが、ハイドンの依頼でヴァン・スヴィーテン男爵による独訳を用いて作曲されている。但し、初版にはドイツ語と英語の両言語による歌詞が印刷されていたように、どちらでも歌唱可能とされている。マクリーシュはこの英語ヴァージョンをもとに、「ハイドンがもっと英語に親しんでいたらこうしたであろう」という創造力を働かせ、大きく改編し、レチタティーヴォも書き直している。したがって当然このリライト・ヴァージョンとしては世界初録音。ソリスト陣の豪華さも素晴らしく、サンドリーヌ・ピオーやミア・ペアション、またラ・フォル・ジュルネでもお馴染みのピーター・ハーヴィーなど魅力溢れる布陣が結集している。 | ||
| DG | ||
| マイスキー&ティルソン・トーマス〜 ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲全集 [第1番Op.107/第2番Op.126] |
ミッシャ・マイスキー(Vc) マイケル・ ティルソン・トーマス指揮 LSO | |
| 当店未案内旧譜。発売:1995年。 | ||
| プレトニョフの「皇帝」 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」 |
ミハイル・プレトニョフ(P) クリスティアン・ガンシュ指揮 ロシア・ナショナルo. | |
| 録音:2006年9月3日、ベートーヴェンハレ、ボン、ライヴ。ミハイル・プレトニョフによるベートーヴェン:交響曲&ピアノ協奏曲全集プロジェクトの完結編。 2006年にボンで開かれたベートーヴェン・フェストで、僅か2日で全5曲が演奏・ライヴ録音されたもの。並行してリリースされた交響曲全集は、その斬新な解釈が賛否両論を生みたが、ピアノ協奏曲は、評論家から愛好家まで広く絶賛されている。今回の「皇帝」もこれまでの4曲と同様、プレトニョフらしい透徹したピアニズムと個性的な読譜の冴えが格別。この「皇帝」はもちろん、全5曲を揃えたい高い質を誇る全集となった。プレトニョフは今後は指揮活動に専念するというので、彼のピアノ演奏を聴けるドキュメンタリーになってしまったという意味でも貴重な一枚。 | ||
| アモール・プロファーノ(世俗の愛)〜 ヴィヴァルディの知られざるアリア集 歌劇「オリュンピアス」/「狂乱のオルランド」 「ティトゥス・マンリウス」/「セミラーミデ」 「愛と憎しみに打ちかつ徳、またはティグラヌス」 「ウティカのカトー」/「グリセルダ」 「試練のなかの真実」/「ジュスティーノ」 からのアリア(全16トラック) |
ジモーネ・ケルメス(S) ヴェネツィア・バロックo. アンドレア・マルコン指揮 | |
| 録音:2006年11月、トブラッハ。 ケルメス、マルコン/ヴェネツィア・バロックo.は、2004年に『神聖な愛(amor sacro)』と題した独唱モテット集アルバムを録音し、2007年07年にリリース。このアルバムは高く評価され、2007年のドイツ・シャルプラッテン賞を受けた。今回の『世俗の愛』アルバムは、その前作と対をなすもので、前作が宗教的モテットだったのに対し、『世俗』編ではヴィヴァルディの最もドラマティックながらあまり知られていないアリアを集めたもので構成しており、したがって、世界初録音も多数含まれている。 ケルメスは、ライプツィヒ生まれで、現在上り調子のソプラノ。ドイツ出身らしくモーツァルトなども得意とするが、もう一方でヴィヴァルディやヘンデルなどのバロック作品のスペシャリストでもある。ヴィヴァルディではジャルスキらと共演した「グリゼルダ」全曲も録音している他、アルヒーフ・レーベルからリリースされているセレナータ(祝祭的オペラ)『救われたアンドロメダ』でタイトル・ロールを歌っていた(これもマルコン・チームでの演奏)。きわめて高度な技巧を要するソプラノはもちろん、マルコン指揮ヴァネツィア・バロックo.の生気溢れる演奏も魅力たっぷり。是非前作と併せてお楽しみ頂きたい。 | ||
| DG CONCERTS 〜マゼール&NYP ラヴェル: 「ダフニスとクロエ」第2組曲/スペイン狂詩曲 ストラヴィンスキー: 交響詩「ナイチンゲールの歌」/「火の鳥」組曲 |
NYP ロリン・マゼール指揮 | |
| 録音:2007年4月、ニューヨーク。 2004年、続いて2006年に日本ツアーを行ったマゼール/NYP。ライヴに接した方は彼らの高い機能と輝かしいサウンドを目の当たりにされたことだろう。2002年から同フィルの音楽監督(2009年にアラン・ギルバートに交替)を務めるマゼールは、1942年にこのオーケストラにデビューしているので既に60年以上の付き合いとなる。マゼールは持ち前のクレヴァーな頭脳ゆえか、録音を聴く愛好者たちからは演奏が明晰であるがドライ、あるいは人工的と言われることがあるが、同時に生演奏に接したことがある人たちからは、ライヴでの彼の燃焼度は格別と絶賛されている。コンサートをライヴ収録したこの「DG CONCERTS」シリーズは、そのよいとこ取りとも言えるシリーズと言えるだろう。70歳を過ぎても変わらぬエネルギッシュなマゼールと、歴史あるNYPとによる熱気と完成度が一体となった演奏をお聴きいただけるはず。収録作品は、繊細な音色表現と幅広いダイナミクスの双方を不可欠とするラヴェルとストラヴィンスキーの4作品。指揮者とオーケストラの実力が如実にわかる作品ばかり、とはいえ百戦錬磨の彼らなので、演奏の精度に不安などあろうはずがない。 | ||
| マイスキー&ティエンポ ラフマニノフ:エレジー 「悲歌」 変ホ短調 Op.3-1 「メロディ」 ホ短調 Op.3-3/「夕暮れ」Op.21-3 「前奏曲」 変ト長調 Op.23-10 「あなたは皆に愛される」Op.14-6 「何という苦しさ」Op.21-12 チェロ・ソナタ ト短調 Op.19/「東洋風舞曲」Op.2-2 「夜の静けさに」Op.4-3/「夜は悲しい」Op.26-12 |
ミッシャ・マイスキー(Vc) セルジオ・ティエンポ(P) | |
| 録音:2006年6月、スイス。 今秋の来日でも変わらぬ人気と話題を集めたマイスキー。当アルバムは、ブラームスや『ロシアン・ロマンス』、『フレンチ・ソングズ』などに連なる「無言歌」シリーズのひとつで、通算5枚目に当たるもの。演奏に際し、歌曲の編曲はマイスキー自身が手掛けており、したがって膨大なレパートリーを誇るDGでも殆ど初の音源となっている。今回タッグを組んでいるのはベネズエラ出身でアルゲリッチ門下のピアニスト、セルジオ・ティエンポ。幼少時から演奏活動を始めているのでそのキャリアは長く、来日も何度か重ねている。マイスキーとは2002年のメンデルスゾーン・アルバムをリリースしているように、共演回数も多い。今回のアルバムは、アルゲリッチがルガーノで主催しているアルゲリッチ音楽祭ライヴで収録されたもの(2005、2006年)。なお、チェロ・ソナタのみEMIからリリースされているルガーノ・ライヴと同一音源となる。ブックレットには、マイスキーのコメントを引用したタリー・ポッターの解説も収められている。 | ||
| J.S.バッハ/クリスティアン・ヴォルフ編: フーガの技法 |
ピエール=ロラン・エマール(P) | |
| 録音:2007年9月、モーツァルトザール、コンツェルトハウス、ウィーン。 ピエール=ロラン・エマールは2007年に50歳を迎えた。それを祝って、2007年のルツェルン音楽祭では彼をスター演奏家(artiste etoile)として招き、数多くの演奏会を開いていた(開催中の9月9日には誕生日も迎えた)。これを機にかは不明ながら、エマールがいよいよDGデビューを果たす。デビュー・アルバムとなる本作では、彼にとって初のバッハ、かつ初のバロック作品の録音となる「フーガの技法」が採り上げられた。同時代音楽の代表的演奏家であるエマールが、対照的なバロックを演奏するというのは興味深いだが、「フーガの技法」という複雑で一筋縄ではない作品を選ぶところがいかにもこのピアニストらしいところ。 この作品には、バッハの亡くなった直後の1751年と翌1752年に出された2種の出版譜があり、それらにはこれまでにさまざまに研究が重ねられている。その中で、エマールは今回の録音に際し、新バッハ全集の楽譜ではなく、バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ本部事務局所長を務めるクリストフ・ヴォルフが1987年に編集した両版の内から、52年版=後期稿を用いて演奏している点も注目。 エマールは2008年の7月に来日が予定されているので、その際に、「フーガの技法」が聴けるかも?今から、このアルバムで聴き込んでおけば、コンサートもより深く楽しめること請け合い! | ||
| ヤナーチェク: 歌劇「ブロウチェク氏の月への旅」 歌劇「ブロウチェク氏の15世紀への旅」 |
ヤン・ヴァーチク(T) ペテル・ストラカ(T) マリア・ハーン(S) ロマン・ヤナール(Br) レンカ・シュミードヴァー(Ms) ズデニェク・プレフ(B) マルティナ・バウエロヴァー(S) アレス・ブリスツェン(T) ヴァーツラフ・シベラ(Br) イヴァン・クスニェル(Br) BBCシンガーズ、BBCso. イジー・ビエロフラーヴェク指揮 | |
| 収録:2007年2月、ロンドン、ライヴ。 年次第に評価が上がりつつあるヤナーチェク。2008年はこの作曲家の没後80年に当たり、それを記念して彼のマイナーなオペラがリリースされる。歌劇「ブロウチェクの旅」は、ヤナーチェクが、スヴァトプルク・チェフの小説に基づき作曲したコミック・オペラ。酔ったブロウチェク氏が月に飛ばされ、そこに住む芸術至上主義者たちとドタバタを繰り広げる「月への旅」と、再び酔っぱらったブロウチェク氏が、今度は15世紀のチェコでフス戦争に巻き込まれる「15世紀への旅」という、きわめて想像力に富んだユニークな2つの連作歌劇で、彼の5つめのオペラに当たる。後半の「15世紀」は1年で書かれたものの、前半の「月」はおよそ10年の歳月をかけて作曲され、ともに1917年に完成、1920年に初演された。台本には8(もしくは9)人もの作家が参加したということ。 今回このオペラを演奏しているのは、ビエロフラーヴェク指揮BBCso.。ビエロフラーヴェクは1995年から2000年まで同響の首席客演指揮者を務め、2006年からは同響の首席指揮者に就任しているので、当ディスクはまさに蜜月の中での録音といえるだろう。歌手陣は、実力あるチェコのメンバーを集め、原語の味わいの点でも完璧を期している。なお、当録音は2007年2月25日にバービカン・センターでコンサート形式で行われた上演のライヴ録音。演出はケネス・リチャードソン。今回の2つの「旅」のリリースは、ヤナーチェクへの理解を一層深めてくれる好企画として広くお薦めするもの。 | ||
| DG "KARAJAN 2008" | ||
| カラヤン・ゴールド | ||
| 20世紀指揮界の巨人、ヘルベルト・フォン・カラヤンが2008年に生誕100年を迎えることを記念し、彼が遺した数々の名演から、そのさわりを集めショウ・ケースとしてコンパイルしたベスト・アルバム。コンピレーションなのに何故か通常盤より高額だが、詳細は不明。 | ||
| エリエッテ・フォン・カラヤン:「彼に寄り添った私の人生(仮訳)」 (収録曲未定) | ||
| カラヤンの未亡人エリエッテ夫人はフランス出身。ディオールのトップ・モデルで、1958年に結婚したカラヤンの3番目にして最後の妻。現在は、2005年に設立されたザルツブルクのエリエッテ&ヘルベルト・フォン・カラヤン研究所をはじめ、文化活動を行っている。かつてカラヤンの80歳を祝うシリーズに彼女の水彩画が用いられていたことを覚えておいでの方もいらっしゃるだろう。このアルバムは、エリエッテ夫人が、亡き夫カラヤンの生誕100年に合わせて出版する自伝『Mein Leben an seiner Seite』との連動企画。2008年1(または2)月にドイツで出版が予定されているこの自伝は、3月末にフランス、英国、日本でも翻訳されることになっている。アルバムでは、エリエッテ夫人自らがチョイスしたお気に入りの演奏が収録されてる予定なので、著作と併せてお楽しみ頂きたい。2枚組で(とあるが、枚数記載は他になし)、一方は交響的作品、もう一方は声楽作品で構成。ブックレットの記事もエリエッテ夫人の筆によるもの。 | ||
| DECCA | ||
| パヴァロッティ・ストーリー BONUS CD 1:ジョン・トランスキによるパヴァロッティへのインタヴュー BONUS CD 2:パヴァロッティ・デビュー・レコーディング プッチーニ:冷たい手を/星は光りぬ/あれかこれか/女心の歌 あの子の涙が見えるようだ [ダウンズ指揮コヴェントガーデン歌劇場o.] ボーナス・トラック ビゼー:聖なる神殿の奥深く[ニコライ・ギャウロフ(B)] ヴェルディ:諸国民の賛歌/プッチーニ:誰も寝てはならぬ ブライアン・イーノ他:ミス・サラエヴォ エルトン・ジョン:Live Like Horses/マイ・ウェイ | ||
| 2007年、パヴァロッティ死去のニュースはクラシック音楽界のみならず全世界に衝撃を与えた。あの人懐こい笑顔と輝く高音はもう二度と帰ってこない・・・。この4枚組のアルバムは、彼への敬意を表したもので、インタビューと音楽で多角的に彼の偉大な功績を讃える。70ページの写真満載のブックレットと82ページのディスコグラフィー、タイムズ誌のジェイムズ・ジョリーのエッセイ、英語、フランス語、ドイツ語の歌詞も掲載されている。オペラ・アリアを中心としたCD1、民謡、歌曲などを中心としたCD2に加え、ボーナスCDにはインタビューや、彼のデビュー・レコーディング、そして「まさに彼らしい」エルトン・ジョンたちとの共演も含まれる。これぞ決定盤。 | ||
| プッチーニ:グレイト・オペラ・コレクション
歌劇「マノン・レスコー」 [レナータ・テバルディ(マノン・レスコー) マリオ・デル・モナコ(デ・グリュー) マリオ・ボリエッロ(レスコー) フェルナンド・コレナ(ジェロント) ピエロ・デ・パロマ(エドモンド) ローマ聖チェチーリア音楽院o.&cho. フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮] 歌劇「ラ・ボエーム」 [レナータ・テバルディ(ミミ) カルロ・ベルゴンツィ(ロドルフォ) ジャンナ・ダンジェロ(ムゼッタ) エットレ・バスティアニーニ(マルチェッロ) レナート・チェーザリ(ショナール) チェーザレ・シエピ(コッリーネ) フェルナンド・コレナ(ブノワ/アルシンドーロ) ピエロ・デ・パルマ(パルピニョール) ローマ聖チェチーリア音楽院o.&cho. トゥリオ・セラフィン指揮] 歌劇「トスカ」 [レナータ・テバルディ(トスカ) マリオ・デル・モナコ(カヴァラドッシ) ジョージ・ロンドン(スカルピア) シルヴィオ・マイオニカ(アンジェロッティ) フェルナンド・コレナ(堂守) ローマ聖チェチーリア音楽院o.&cho. フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮] 歌劇「蝶々夫人」 [レナータ・テバルディ(蝶々夫人) カルロ・ベルゴンツィ(ピンカートン) アンジェロ・メルクリアーリ(ゴロー) フィオレンツァ・コッソット(スズキ) ローマ聖チェチーリア音楽院o.&cho. トゥリオ・セラフィン指揮] 歌劇「西部の娘」 [レナータ・テバルディ(ミニー) マリオ・デル・モナコ(ジョンソン) コーネル・マクニール(ランス) ピエロ・デ・パルマ(ニック) ローマ聖チェチーリア音楽院o.&cho. フランコ・カプアーナ指揮] 歌劇「トゥーランドット」 [インゲ・ボルク(トゥーランドット) レナータ・テバルディ(リュー) マリオ・デル・モナコ(カラフ) ニコラ・ザッカリア(ティムール) フェルナンド・コレナ(ピン) マリオ・カルリン(パン) レナート・エルコラーニ(ポン) ローマ聖チェチーリア音楽院o.&cho. アルベルト・エレーデ指揮] 歌劇「三部作」 「外套」(*)/「修道女アンジェリカ」(#)/「ジャンニ・スキッキ」(+) [レナータ・テバルディ(ジョルジェッタ;*/アンジェリカ;#/ラウレッタ;+) ロバート・メリル(ミケーレ;*) マリオ・デル・モナコ(ルイジ;*) ジュリエッタ・シミオナート(公爵夫人;#) フェルナンド・コレナ(スキッキ;+) フィレンツェ5月祭o.&cho. ランベルト・ガルデッリ指揮] | ||
| 2008年にプッチーニが没後150年を迎えることを記念し、彼の主要オペラを全15枚にまとめた豪華セット。「マノン・レスコー」以降の作では、「つばめ」以外はすべて収められている。これらは、1951年にレナータ・テバルディが初録音した「蝶々夫人」に始まり、50年代を通じて制作が続けられたもの。なお、50年代末には新たにステレオ録音でも「蝶々夫人」「ラ・ボエーム」を収録されている。これら当時のデッカのプッチーニ・オペラ録音は、同レーベルが制作に威信をかけたものであり、それはカラスらと並び歴史的歌手としての評価を受けるテバルディを中心に、デル・モナコやベルゴンツィらを擁した絢爛たるキャストという点からも十分におわかるいただけるだろう。それゆえに、充実した内容は録音から50年近くを経た現在でも未だにトップ・クラスの座を明け渡していない。ちなみにテバルディが、彼女の輝かしいキャリアのスタートのきっかけとなったのも「ラ・ボエーム」のミミ役だった。 収録数としても、キャストの華麗さでも十分おすすめに値するこのセットが、さらにボーナス価格という大特典付きで登場する。 | ||
| カウフマン〜ロマンティック・アリア集 プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」〜冷たい手を ビゼー:歌劇「カルメン」〜花の歌 フロトウ: 歌劇「マルタ」〜ああ、かくも素直で愛らしい プッチーニ:歌劇「トスカ」〜星は光りぬ ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」 (イタリア語版より)〜私は望みを失った ヴェーバー: 歌劇「魔弾の射手」〜森を抜け、草原を越えて ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜 マスネ:歌劇「マノン」〜 [共演:ヤーナ・シベラ(S)] ヴェルディ:歌劇「リゴレット」〜 グノー:歌劇「ファウスト」〜 ヴァーグナー: 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜 朝はバラ色に輝き ベルリオーズ:ファウストの劫罰 マスネ:歌劇「ウェルテル」〜 春風よ、何故私を目覚めさせるのか |
ヨーナス・カウフマン(T) プラハpo. マルコ・アルミリャート指揮 | |
| 録音:2007年8月5日、6日、12日-15日。 「今、最も重要で、多才な歌手のひとり」とタイムズ紙でも絶賛されたヨーナス・カウフマン。その評価の通り、モーツァルトからヴァーグナーまで縦横無尽に歌いこなすレパートリーの広さを誇っている彼は、1969年ミュンヘン出身のテノール。ミュンヘン大学で学び、ハンス・ホッターやジェイムズ・キングらのマスタークラスを経験。在学中より演奏活動を始めているので、キャリアは短くない。映像やディスクも多く、ウェルザー=メスト指揮チューリヒ歌劇場のモーツァルト「皇帝ティートの慈悲」でのタイトル・ロールやシューベルトの「フィエラブラス」、ワーグナー「タンホイザー」、アーノンクール指揮同歌劇場とのベートーヴェン「フィデリオ」フロレスタンなどにも出演している。また、ケント・ナガノとのシェーンベルク「ヤコブの梯子」やフロシャウアーとのマルシュナー「吸血鬼」、R.シュトラウス歌曲集、さらには2003年のレコード・アカデミー賞を受けた、ノリントン指揮シュトゥットガルト放送so.のベートーヴェン「第9」などのディスクでも知られている。ユニバーサル・クラシック系でも、フィリップスからリリースされているガーディナー指揮「オベロン」でギエンヌの公爵を担当していた。そのカウフマンが、この度、デッカへのデビュー・アルバムとして録音したのが、このロマンティック・オペラ・アリア集。イタリアからはヴェルディ、プッチーニ、フランスからはベルリオーズやビゼー他、そしてお国ものとなるドイツからはワーグナーやウェーバーなど、幅広い選曲で歌唱能力のキャパシティの広さを披露している。このアルバムがカウフマンの名を今以上に世界的なものとするのは間違いない。 指揮を務めているマルコ・アルミリャートはジェノヴァ出身の指揮者。ピアニスト出身で1989年から指揮活動を始め、96年にはウィーン国立歌劇場に、98/99年のシーズンにはメトにもデビューしている。 | ||
| シャイー&LGO、 シューマン/マーラー編:交響曲全集 |
ライプツィヒ・ ゲヴァントハウスo. リッカルド・シャイー指揮 | |
| 録音:2006年8月-10月、2007年2月、5月、7月、ゲヴァントハウス、ライプツィヒ。 ライプツィヒ・ゲヴァントハウスo.と、同管の音楽監督に2005年に就任したリッカルド・シャイーとによる初の全集録音が完結。選ばれたのはライプツィヒに縁の深い、ローベルト・シューマンの交響曲。シューマンのオーケストレーションに関しては様々な意見があるようで近年では、シューマンのオーケストレーションの特徴をこの作曲家の味や魅力と解釈する見方も増えてきているものの、かつてはネガティヴにとらえる見方が多く、技術的欠陥とまでみなす者も多かったよう。マーラーもそのひとりで、シューマンのスコアに自ら手を入れている。このいわゆる「マーラー版」は、かつてはトスカニーニやジュリーニ、チェッカートなどが採用していた。 シャイーは、前ポストであるコンセルトへボウo.と80年代末と90年代初頭にシューマンを録音しているが、その際にはオリジナルで録音している。シューマン、およびマーラーの交響曲全集を完結させ、互いの作曲家の個性をよく知るシャイーが、その両者の魅力がブレンドされた版に対して知的関心を持つのは自然の成り行きとも言えるだろう。さらには歴史的ドキュメントともなるマーラー版が、最高クラスの演奏で音化されるというきわめて興味深いアルバム。 | ||
| DECCA "RICHTER - THE MASTER" 2CD\2520(税抜\2400) | ||
| リヒテル〜ザ・マスター Vol.10 ショパン&リスト ショパン: 24の前奏曲 Op.28より [第6番/第11番/第19番/第17番/第23番/第24番]/ 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/ 夜想曲第4番 ヘ長調 Op.15-1/ ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61「幻想」 リスト: ピアノ・ソナタ ロ短調/ ポロネーズ第2番 ホ長調 S223-2/ スケルツォ ト短調 S153/暗い雲 S199/ コンソレーション第6番 S172-6/ ハンガリー狂詩曲第17番 ニ短調 S244/ ピアノ小品 嬰ヘ長調 S193/ メフィスト・ポルカ S217/ 超絶技巧練習曲集 S139 より [第1番/第3番/第5番/第7番/ 第8番/第11番/第10番]/ 3つの演奏会用練習曲 S144 より [第3番 変ニ長調「ため息」/ 第2番 ヘ短調「軽やかさ」) |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) | |
| リヒテル〜ザ・マスター Vol.11:20世紀作品集 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.14 ストラヴィンスキー:ピアノ・ラグ・ミュージック ショスタコーヴィチ: 前奏曲とフーガ ハ短調 Op.87-20 ウェーベルン:変奏曲 Op.27 バルトーク:3つのブルレスク Sz47 シマノフスキ:2つのメトープ Op.29 ヒンデミット:組曲「1922年」Op.26 |
スヴャトスラフ・リヒテル(P) | |
| 録音:1989年2月、ウィーン。 2007年はリヒテルの没後10年。この「ザ・マスター」シリーズは、それを記念してリリースされているものであり、デッカとフィリップスの2大レーベルを横断して音源を集めた初のコンピレーションである(これまでにあった「リヒテル・エディション」は、フィリップス音源のみでの構成)。 今回リリースとなる第10巻は、フィリップスから出されていたライヴ録音であるCD1に、丸々1枚分のリストを追加し、ショパンとリストという、ピアノ音楽の最もコアな作曲家を弾いた演奏がぎっしりと詰まったセットとなっている。ショパンの詩情はもとより、「超絶技巧練習曲」や大作「ピアノ・ソナタ」などリストのエッセンス、およびリヒテルの衰えを知らぬテクニックなどの魅力をたっぷりと味わえる一枚。 続く第11巻は、20世紀を代表する大ピアニストによる20世紀作品集。つまりは、「時代の寵児が手掛けた同時代作品」というきわめて興味深い巻。作曲家と直接交流があったプロコフィエフやショスタコーヴィチ、また、リヒテル自身「傑作」と認めたヒンデミット作品や「モーツァルトのような透明性」と評価したウェーベルンなど、多彩で魅力的な選曲となっている。 先の「リヒテル・エディション」がフル・プライスだったのに比し、今回はミッド・プライス、それも多くの収録作品がこの価格での初登場であるのもお薦め。 | ||