2007年8月新譜情報

・輸入盤メジャー・レーベル


輸入盤の新譜は、基本的には御紹介月の翌月〜翌々月中にリリースされますが、 極端に発売日が遅れることや、初回生産が少なく次回プレスにまわされることがあり、入手に時間がかかるものもございます。 また、発売より時間の経ってからご注文の場合、 中には廃盤や入手不能の商品が出ている場合がありますので、その節は何卒御了承下さい。




輸入メジャー・レーベル




BMG 特記以外 1枚あたり¥2205(税抜¥2100)

RCA RED SEAL SACD_CD Hybrid
88697-12933-2

(HYBRID_SACD)
パーヴォ・ヤルヴィのベートーヴェン Vol.2
 交響曲第4番(*)/
 交響曲第7番 イ長調(#)
 (使用楽譜:ベーレンライター版使用)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
ドイツ・カンマーpo.
  録音:2005年8月24日-26日(*)、2004年6月18日-19日、2006年9月3日-4日(#)、ベルリン、スコアリング・ステージ。快進撃を続けるパーヴォ・ヤルヴィと、ドイツ・カンマーフィルのベートーヴェン・シリーズ第2弾!
 2006年5月の来日公演におけるベートーヴェンの交響曲全曲演奏会で、「刺激に満ちながらも調和の取れたベートーヴェン」「奇跡としか言いようがない演奏」「知情意すべてが最高水準、比類なき世界最高峰のベートーヴェン」「ベートーヴェン交響曲全9曲から未知の世界を引き出した」「ベートーヴェン芸術の真髄にふれることができた感動と驚きの3日間」と、最高の賛辞を得たパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル。大好評の第1弾(第3番&第8番;88697-00655-2)も、「ベートーヴェンの思い溢れる演奏が耳の胼胝を一気に粉砕してくれる」「まさに現代を代表する名演だ」などと絶賛され、CDジャーナル誌2006年特別賞を受賞し、またBEST ALBUM100にノミネートされるなど、各誌紙でのきなみ高い評価を得ている。
 21世紀の指揮界を背負う気鋭のパーヴォ・ヤルヴィ。パーヴォ・ヤルヴィは、2006年9月からドイツ屈指のフランクフルト放送so.の首席指揮者に就任、また11月にはモーツァルト、ハイドン、シューベルトという堂々たるオーストリー古典派のプログラムを引っさげてウィーン・フィルの指揮台にも初登場し、名うてのオーケストラの賞賛も勝ち得ている。また2006年に発売されたバルトーク:管弦楽のための協奏曲が「レコード芸術」レコード・アカデミー賞を受賞、来日公演での絶賛ぶりもあわさって、日本でも最も注目を集める存在になっている。
 ピリオド楽器奏法を取り入れつつ、現代的な視点を見失わない卓越したベートーヴェン解釈。弦は6-6-6-4-3という小編成で対向配置、トランペットとティンパニにはピリオド楽器を使用、また控えめにヴィブラートを使うピリオド楽器の奏法を取り入れることによって、ベートーヴェンがそれぞれの交響曲にこめた革命的なまでのドラマがくっきりと描き出される。特に名手をそろえた管楽器が弦楽器にかき消されずに浮かび上がり、革張りのティンパニを木製の硬いバチで叩くことで、明確なリズムが刻まれている。父が指揮者(ネーメ・ヤルヴィ)、弟や妹も音楽家という恵まれた環境で、幼いころからベートーヴェンの音楽にのめりこみ、何度もその解釈を練り上げてきたパーヴォ・ヤルヴィが、まさに満を持して取り組んだベートーヴェン・サイクル。第1弾同様、何度も実演で取り上げて解釈を練り上げた末に、万全のコンディションで録音されており、現在もっとも新鮮で刺激的なこのコンビのベートーヴェン解釈を堪能できることだろう。特に第7番に関しては、2004年6月のセッションで一度全曲を収録しておきながら、さらに2006年9月に部分的に再度録音しなおしているほどの入れ込みよう。
 元フィリップス・スタッフによる超優秀録音。録音エンジニアは、元フィリップスの録音スタッフが創設したオランダ・ポリヒムニア社の総帥エヴァレット・ポーター。最近の内田光子の録音のプロデューサーとしても知られるポーターが、音響効果抜群のベルリン・スコアリング・ステージ・スタジオ(旧東ドイツの国営放送局の録音用ホール)に鳴り響くドイツ・カンマーフィルの個性的な響きを鮮明に捉えた超優秀DSD録音。
RCA RED SEAL
09026-60992-2

(3CD)
2CD価格
小沢征爾の「スペードの女王」、再プレス
 チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」
ミレッラ・フレーニ、
ヴラジーミル・アトラントフ、
ドミトリー・
 フヴォロストフスキー、
モーリン・フォレスター、
セルゲイ・レイフェルクス、
クリスティーネ・
 チーシンスキ
小澤征爾指揮
ボストンso.、
タングルウッド祝祭cho.
 録音:1991年10月-11月、ボストン・シンフォニー・ホール&カーネギー・ホール。
 2007年8月26日-9月2日、サイトウ・キネン・フェスティバル松本にて、小澤征爾指揮によるチャイコフスキー「スペードの女王」が4公演行われる(http://www.saito-kinen.com/j/program/opera_01/)。RCA / BMGは、1991年に小澤征爾指揮ボストン響により同曲を録音していたが、国内盤は廃盤、海外でも生産中止となっていた。今回、輸入盤を特別に限定生産。
Syco Music
ポール・ポッツ〜ONE Chance
 Puccini:Nessun Dorma
 Con Te Partiro/Amapola/Ognuno Soffre
 Lucio Dalla:Caruso
 Ennio Morricone:Nella Fantasia
 Por Ti Sere(You Raise Me Up)
 Mi Manera(My Way)
 Cleo Laine:Cavatina
 Andrew Lloyd Webber:Music Of The Night
ポール・ポッツ(T)
デイヴィッド・スネル指揮
LSO
 録音:2007年6月、Air Studios, London。ポール・ポッツの歌声に、イギリスの国民が興奮、感動した!そして、彼の歌声は Youtube にのって、世界中に広まり、今や話題沸騰中!クラシック・クロスオーバー界の、ハニカミ王子となるか!歌い終えたあとのはにかむ顔で、好感度120%ア〜ップ!
 2007年からイギリスで放映されている新人タレント発掘番組「BRITAIN 'S GOT TALENT」の第1ステージの優勝者、ポール・ポッツのアルバム緊急発売! 数年前にけがのために歌の勉強を断念し、現在、携帯電話店で働くポール・ポッツ。しかし、どうしても歌への夢を捨て切れなかった彼はイギリス版“スター誕生 "番組、 ・・・2007年3月より始まり、いきなりイギリスの高視聴率番組となった「BRITAIN 'S GOT TALENT」。そのオーディションに応募したのだった。予選、最終決戦ともに彼が歌った曲は「誰も寝てはならぬ」。その美声と表現力に対して、審査員たちは「鳥肌が立つほど素晴らしい」と絶賛。番組に来ていた2000人の観覧者たちも感動で涙し、総立ちの喝采を送った。もちろん、並み居る参加者を退けて彼が優勝!その名声は即座にアメリカにも飛び火し、すぐにNBCで特別番組が組まれたほど。 さらに、これらの動画がYoutubeで世界中に広まり、すでに空前絶後の数千万人が視聴しているのも驚く限り。
 彼は決して自らの技量をひけらかすことはない。歌う前も、歌っている間も、そして歌い終えてからも謙虚さを崩すことがない。インタビューを受けている間も控えめであり、優勝した時でさえ、「信じられない」と少しだけ驚きの表情を浮かべたのみ。しかし、彼が一声発すると、その雄弁な表現力と美しい歌声に圧倒されるばかり。 彼こそ、クラシック・クロスオーヴァー界の「ハニカミ王子」と言えるだろう。
 このアルバムでは、プッチーニの名アリア「誰も寝てはならぬ」だけでなく、アンドレア・ボチェッリ、キャサリン・ジェンキンス、イル・ディーヴォらが歌ってきたヒット曲を中心として、彼の最も得意としている曲で構成されている。 新しいスターの誕生を自身の耳でお確かめあれ!
 http://talent.itv.com/(←このサイト内の動画は、UK以外からはアクセスできない)、http://jp.youtube.com/watch?v=9oxTy7KIAaA、http://jp.youtube.com/watch?v=jNOXvboRnWQ
 Paul Potts:1971年南ウェールズ生まれ。1999年にオペラの才能を見出され、イタリアで声楽の勉強をはじめる。留学中にパヴァロッティ、リッチャレッリに認められた。またアマチュア・オペラのメンバーとしても活躍し、「ドン・ジョヴァンニ」「トゥーランドット」「ドン・カルロ」「フィガロの結婚」に出演した。しかし、2003年にけがのために声楽家になることを断念。それ以降、携帯電話店で働いている。

EMI GROUP 特記以外1CD¥2205(税抜¥2100)

EMI CLASSICS
サイレント、ナイト&ドリームス
 ズビグニエフ・プレイスネル:
  Perchance (*) / Silence, Night &Dreams (#)/
  To Speak (*)/ To Dream (*) / To Find (*)/
  To Know (*) / To Die (*)/
  Be Beautiful, Go (*/#) / To Love
テレーザ・サルゲイロ(Vo;*)
トマス・カリー(ボーイS;#)
マレク・モス指揮
AUKSO o.
アンナ・ショスタク指揮
カメラータ・シレシアcho.
 映画「トリコロール」シリーズの鬼才の新作、マドレデウスのテレーザとリベラのソリスト、トム・カリーが参加。
 ズビグニエフ・プレイスネルはポーランドで数多くの受賞を獲得している作曲家。完全に独学で学び、数多くの映画(ルイ・マル、Agnieszka Holland、Antoni Krauze作品)のための音楽を作曲。クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロール」シリーズの音楽で世界的に注目された。最近ではデイヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)のアルバム「On an Island」のオーケストラ・パートを作曲。ポーランドを代表するのみならず世界を代表する作曲家として評価されている。
 「サイレント、ナイト&ドリームス」はオーケストラ、合唱、ソリストによる大規模な作品で、「ヨブ記」によるテキストを使用、ラテン語と英語で歌われる。2007年9月4日にはアテネのアクロポリスにてテレーザが参加しプレイスネル自身が指揮をするコンサートが予定されている。12月にはロンドンのバービカン・ホールでのコンサートが決定。さらにポーランド、フランス、ポルトガルでの公演も検討されている注目作品。
CZS 3 95918 2

(69CD+1CD-ROM)
10CD価格
(予価)
限定盤
マリア・カラス(S)〜コンプリート・スタジオ・レコーディングス 1949-1969
 世紀のディーヴァ、カラスが残した録音セッションの全てを69枚のCDに収録、ハードカヴァー・ボックス、スリップケース、CDはそれぞれ厚紙製ケース入り、100Pブックレット写真掲載、CD-ROMはトラックリスト、写真集、リブレットをアップデイトされたサイトよりダウンロード可能とのこと。
CDS 3 96341 2

(2CD)
1CD価格
マリア・カラス(S)〜ワン・アンド・オンリー(全18曲+15曲)
 「ジャンニ・スキッキ」「ラ・ボエーム」「ワリー」「アドリアーナ・ルクヴルール」
 「アンドレア・シェニエ」「トスカ」「蝶々夫人」「トゥーランドット」「リゴレット」「椿姫」
 「トロヴァトーレ」「シチリア島の夕べの祈り」「夢遊病の女」「ノルマ」「セビーリャの理髪師」
 「エルナーニ」「アイーダ」「オルフェオとエウリディーチェ」「カルメン」「ロメオとジュリエット」
 「ウェルテル」「サムソンとデリラ」「マノン」「ルイーズ」「ファウスト」から
 ディーヴァ、カラスの代表的アリアを集大成した2CD決定盤。12Pブックレット、ブリリアント・ボックス。
CZS 3 97104 2

(8CD)
2CD価格
(予価)
限定盤
マリア・カラス(S)〜オペラ・ハイライツ
 ベッリーニ:「ノルマ」/ビゼー:「カルメン」/ドニゼッティ:「ランメルムーアのルチア」/
 プッチーニ:「ボエーム」/「トスカ」/「蝶々夫人」/ヴェルディ:「アイーダ」/「椿姫」
  (以上全て抜粋)
 カラスの代表的オペラ録音の8作品のハイライト集。クラッシュメルボックス、CDは紙製ケース入り100Pブックレット(トラックリスト、解説、あらすじ[以上欧文のみ]掲載)。
CZS 3 97629 2

(5CD)
2CD価格
(予価)
限定盤
アルバン・ベルク四重奏団〜オマージュ
 ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調Op.76-3「皇帝」(Hob.III/77)(録音:1994年)
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第20番 ニ長調K.499「ホフマイスター」(録音:1988年)
 ホフシュテッター:セレナーデ(ハイドン:Op.3-5として出版)(録音:1994年)
 ベートーヴェン:
  弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調Op.135(録音:1989年、ライヴ)/
  弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー」(録音:1979年;*)
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番 イ短調Op.13(録音:2000年、ライヴ)
 スメタナ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」(録音:1990年、ライヴ)
 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」(録音:1994年、ライヴ)
 バルトーク:弦楽四重奏曲第4番 ハ長調(録音:1985年)
 ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調(1903)(録音:1984年)
 ベルク:抒情組曲(1925/6)(録音:1992年)
 ストラヴィンスキー:ラウール・デュフィ追悼の二重カノン(1959)(録音:1983年)
 リーム:弦楽四重奏曲第4番(録音:1990年、ライヴ)
 シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調D.887(録音:1997年、ライヴ)
 ランナー:マリアのワルツ Op.143
 J.シュトラウスI世:ワルツ「ウイーンの情緒」Op.116
 ランナー:ワルツ「求婚者」Op.103(以上録音:1992年)
以上、アルバン・ベルクSQ
 [ギュンター・ピヒラー(第1Vn) ゲルハルト・シュルツ(第2Vn)
  トーマス・カクシュカ(Va) ハット・ バイエルレ(Va;*)
  ヴァレンティン・エルベン(Vc)]
 さようなら、そしてありがとう、アルバン・ベルク四重奏団。2007-2008シーズンに実施される、さよならコンサート世界ツアーに合わせて発売。永年世界最高の四重奏団として音楽界をリードしてきた彼らの演奏、録音活動のハイライトともいうべき作品を5CDにまとめてご案内。多数の新作も手掛けた彼らならではの、弦楽四重奏作品アンソロジーともいうべき作品が収められている。
 当初、DVDも含まれる予定でしたが、付属しないことになりました。御了承下さい。
CZS 5 00721 2

(14CD)
5.5CD価格
限定盤
ラトル〜マーラー:交響曲全集
 交響曲第1番 ニ長調[バーミンガム市so.]/
 交響曲第2番 ハ短調「復活」[オジェー、ベイカー、バーミンガム市so.&cho.]/
 交響曲第3番 ニ短調[レンメルト、バーミンガム市so.&cho./他]/
 「子供の不思議な角笛」〜8つの歌曲[キーンリーサイド、バーミンガム市so.]/
 交響曲第4番 ト長調[ルークロフト、バーミンガム市so.]/
 交響曲第5番 嬰ハ短調[BPO]/交響曲第6番 イ短調[バーミンガム市so.]
 交響曲第7番 ホ短調[バーミンガム市so.]
 交響曲第8番 変ホ長調
 [ブルーワー、イソコスキ、バンゼ、レンメルト、ヘンシェル、ヴィラース、
  ウィルソン、レライヤ、バーミンガム市so.&cho./他]
 交響曲第9番[VPO]/交響曲第10番(クック編)[BPO]/
 嘆きの歌(完全オリジナル版)[デーゼ、ホッジソン、ティアー、レア、バーミンガム市so.&cho.]/
 大地の歌〜「別離」(部分)[フォン・オッター、バーミンガム市so.]/
 大地の歌[ザイフェルト、ハンプソン、バーミンガム市so.]
以上、サイモン・ラトル指揮
 ラトルのマーラー交響曲録音サイクルは、1986年の第2番に始まり、2002年の第5番で足掛け17年の歳月を刻み完成、この間にラトルのポジションはバーミンガムの首席指揮者からBPOの音楽監督へと変化した。3つのオーケストラにまたがるマーラーの交響曲が初めて1セットにまとめられ、全曲録音の集大成となるボックス化。ラトルのマーラー演奏は世界的に高い評価を受けており「グラモフォン」(UK)、「ディアパソン」(仏)、「グラミー」(US)、ドイツ、オランダ、カナダ、チェコの各国で賞を受けている。クラッシュメル・ボックス、68Pブックレット付き。
CZS 5 00753 2

(5CD)
2CD価格
限定盤
ラトル〜シベリウス:交響曲全集
 交響曲第1番 ホ短調Op.39/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調Op.47(*)
 交響曲第2番 ニ長調Op.42/交響曲第3番 ハ長調Op.52
 交響曲第4番 イ短調Op.63/交響曲第6番 ニ短調Op.104
 大洋の女神 Op.73/交響曲第5番 変ホ長調Op.82
 鶴のいる風景〜クオレマ Op.44/交響曲第7番 ハ長調Op.105
 [以上バーミンガム市so./ナイジェル・ケネディ(Vn;*)]
 夜の騎行と日の出 Op.55/交響曲第5番 変ホ長調Op.82
 [以上フィルハーモニアo.]
以上、サイモン・ラトル指揮
 LP時代のビーチャム録音と比肩され高く評価されるシベリウスの集大成。
 2007年はラトルがEMIクラシックス・レーベルに録音を開始して30年、記念の年に ボックス・セットにまとめられたシベリウス録音。マーラーと同様に数多くの賞賛を勝ち得た名録音。
 クラッシュメル・ボックス、28Pブックレット。なお、外装とブックレットに「 CD1 が OPENDISC 」であると記載されていますが誤りで、5枚とも通常のCDです。
EMI CLASSICS 再プレス
CMS 5 67732 2

(33CD)
\34650(税抜\33000)
待望の再プレス、チェリビダッケ〜
 EMI・チェリビダッケ・エディション
  Vol.1、2、3 BOX
セルジュ・チェリビダッケ指揮
ミュンヘンpo.
 2004年のシリーズ Vol.4 発売に合わせ、2001年にご案内したVol.3までをセット化したアイテム。製造中止となっていたが、この度限定再プレス! 代理店確保分限りとなります。どうぞ御了承下さい。
VIRGIN CLASSICS 特記以外1CD\2205(税抜\2100)
フランチェスコ・バルトロメオ・
 コンティ(1681-1732):
  オラトリオ「ダーヴィット」
マリヤナ・ミヤノヴィツ
(A;ダーヴィット)
シモーネ・ケルメス
(S;ミコル)
フリオ・ザナシ
(Br;サウル)
ビルギッテ・
 クリステンセン
(S;ジョナータ
  [ヨナタン])
ソニア・プリナ
(A:アブネール)
ヴィト・プリアンテ
(Br;ファルティ)
アラン・カーティス指揮
イル・コンプレッソ・
 バロッコ
 カーティスが忘却の彼方から作曲者と作品を発掘した。
 フランチェスコ・バルトロメオ・コンティはフィレンツェ生まれでウィーンの宮廷で活動。テオルボの名手でもあり、1714年-1725年にはウィーンのカーニヴァル時に上演されるオペラのほとんどを作曲した。「ダーヴィット」はダヴィデとサウルの物語を題材とし、15年後に作曲されたヘンデルの「サウル」と同じストーリーであるため、当時よく比較された。カーティスは2003年、当作のおそらくフィレンツェ初演を実現させた。本録音には、カーティス自身の校訂版が使用されており、楽譜もCD発売に合わせて Novello 社より出版される予定。
モルク〜夜想曲
 ショパン:チェロとピアノのための作品集

 夜想曲 ホ短調 Op.72(モルク&スコット編)/
 前奏曲 ロ短調 Op.28-6/
 チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.65/
 前奏曲 ホ短調 Op.28-4(モルク&スコット編)/
 ワルツ イ短調 Op.34-2/夜想曲 嬰ハ短調(遺作)/
 序奏と華麗なるポロネーズ Op.3/
 夜想曲 変ホ長調 Op.55-2/
 練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7/
 練習曲 変ホ短調 Op.10-6(グラズノフ編)
トゥルルス・モルク(Vc)
キャスリン・ストット(P)
 深く豊かなメロディーに富むショパンのチェロ作品の魅力。ショパンの数少ない室内楽作品の中にチェロのための魅力的な作品がある。モルクはこの新録音でオリジナル作品2曲に加え、ピアノ作品からのトランスクリプションも加えてレパートリーの拡大を図った。ピアノに次いでショパンが愛した楽器とされるチェロの音色の魅力がたっぷりと聞ける新作。
エルッキ=スヴェン・トゥール(1959-):
 永遠 [ Igavik ]
  (男声合唱と管弦楽のための; 2006)(*)/
 交響曲第4番「マグマ」(独奏打楽器と
  交響楽団のための/
   イヴリン・グレニーに献呈; 2002)(#)/
 有限の不安[ Inquietude du fini ]
 (室内合唱団と管弦楽のための/
   アルヴォ・ペルトに献呈; 1992)(+)/
 The Path and the Traces
  (弦楽のための; 2005)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
エストニア国立so.
エストニア・
 フィルハーモニー
  室内cho.男声部(*)
エストニア国立男声cho.(*)
イヴリン・グレニー
(Perc;#)
エストニア・
 フィルハーモニー
  室内cho.(+)
 いずれも世界初録音。母国エストニアの作品演奏に意欲を燃やすP.ヤルヴィ。このティール作品集では、スコットランド出身のヴィルトゥオーゾ、グレニーとの(#)が特に注目。 2010年からエッシェンバッハの後継としてパリo.の音楽監督就任が発表されたP.ヤルヴィの新録音にご期待頂きたい。
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ
 〜ロッシーニ:アリア集

 「タンクレディ」より
  [おお祖国よ、この胸の高鳴りに/序曲]/
 「パルミラのアウレリアーノ」 より
   [ Dolci silvestri... /序曲]/
 「湖上の美人」より
  [ Mura felici / Ah si pera /
   やれやれ、やっとバビロニアだ/
   In si barbara sciagura (*) ]/
 「セミラーミデ」序曲
マックス・エマヌエル・
 ツェンチッチ(CT)
ミハイル・
 ホーフシュテッター指揮
ローザンヌ室内o.
サスキア・フィリッピーニ
(リーダー)
アンサンブル・ヴォカール・
 ル・モテット・
  ドゥ・ジュネーヴ(*)
 人気カウンターテナー、ツェンチッチが "ズボン役 "を歌ったロッシーニのアリア集。
 今日の数多く輩出したカウンターテナーの中においても、ツェンチッチはユニークな存在。ザグレブ出身でウィーン少年合唱団で学び(日本公演ではソロもう歌った)、1992年からソプラノとしてソロ活動を開始、2001年からカウンターテナーのトップアーティストとして活躍中。そのツェンチッチも30歳、バロックのスペシャリストであるだけでなくオルロフスキー、ケルビーニをこなし、「ズボン役」を歌うカウンターテナーとしての道を歩んでいる。
VIRGIN CLASSICS "VIRGO" 1CD\1365(税抜\1300)
ドヴォルザーク:協奏曲集
 ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33(*)
 森の静けさ B182(Op.68-5)(#)
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 B108(Op.53)(+)
クレール・デセール(P;*)
テオドール・
 グシュルバウアー指揮(*)
ストラスブールpo.(*)
ティモシー・ウォルデン(Vc;#)
クリスティアン・
 テツラフ(Vn;+)
リボル・ペシェク指揮(#/+)
ロイヤル・リヴァプールpo.(#)
チェコpo.(+)
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 スティーヴン・ハフ(P)
アンドルー・デイヴィス指揮
BBCso.
グリーグ:ピアノ協奏曲
リスト:ピアノ協奏曲
レイフ・オーヴェ・
 アンスネス(P)
ドミトリ・キタイェンコ指揮
ベルゲンpo.
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」 バリー・ワーズワース指揮
LSO
ラフマニノフ:晩祷 トヌ・カリュステ指揮
エストニア室内cho.
ベスト・イタリア・バロック協奏曲集
 コレッリ:合奏協奏曲 ヘ長調 Op.6-2
 ペルゴレージ:フルート協奏曲 ト長調(*)
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲 ニ短調(#)
 アルビノーニ:
  アダージョ(弦楽とオルガンのための)(+)
 ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 イ短調
 アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ短調(**)
ウィリアム・ベネット(Fl;*)
ホセ・ルイス・ガルシア(Vn;#)
ニール・ブラック(Ob;+)
イアン・ワトソン
(Org;#/+)指揮
イギリス室内o.
愛されしフランス夜想曲集
 サティ/ドビュッシー編:2つのジムノペディ(*)
 フォーレ:エレジー(*)
 マスネ:聖処女の最後の祈り(*)
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(*)
 ドビュッシー/ビュッセル編:小組曲(#)
 フォーレ:マスクとベルガマスク(#)
 ラヴェル:マ・メール・ロワ組曲(#)
ポール・トルトゥリエ指揮(*)
イギリス室内o.(*)
ジャン=ベルナール・
 ポミエ指揮(#)
イギリス・
 ノーザン・シンフォニア(#)
モーツァルト:
 ミサ ハ長調「戴冠式ミサ」K317/
 ミサ・ソレムニス ハ長調 K337
クヴェラ(S)
グレネヴォルト(A)
クリストフ・
 プレガルディエン(T)
ゼーリヒ(B)
ペーター・ノイマン指揮
コレギウム・
 カルトゥシアヌム、
ケルン室内cho.

SONY

CB-5173539

(11CD)
\4725(税抜\4500)
限定再プレス
アンナー・ビルスマ 70 YEARS 記念ボックス
 CD-1 & 2; バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲
 [第1番ー第6番 BWV1007-1012][録音:1992年/2度目の全曲録音]
 CD-3 & 4; ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
  [第1番ー第5番 Ops.5 Nos.1 & 2, 69, 102 Nos.1 & 2]/
  「魔笛」の主題による12の変奏曲 ヘ長調Op.66
   [ジョス・ファン・インマゼール(Fp)/録音:1998年]
 CD-5; ボッケリーニ:作品集
  序曲(シンフォニア) ニ長調Op.43/チェロ協奏曲 ニ長調[第3番 G.476/第11番G.573/
  八重奏曲(ノットゥルノ) ト長調Op.38-4(九重奏版)/シンフォニア ハ短調G.519
   [ジーン・ラモン指揮ターフェルムジーク/録音:1992年]
 CD-6; ブラームス:チェロ・ソナタ全集[第1番 ホ短調Op.38/第2番 ヘ長調Op.99]
      シューマン:民謡風の5つの小品Op.102
   [ランバート・オーキス(P)/録音:1995年]
 CD-7; プロシア王とチェロの音楽
  デュポール:2つのチェロとフォルテピアノのためのソナタ ニ長調/
        2つのチェロのための9つの練習曲第11番 イ短調/
        2つのチェロのための11の練習曲第9番 ニ短調
  ベートーヴェン:「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲 ト長調
  ロンベルク:チェロ・ソナタ第1番 変ホ長調
  ボッケリーニ:2つのチェロのためのソナタ 変ホ長調
  ベートーヴェン:「魔笛」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調WoO46
   [ケネス・スローウィック(Vc) スタンリー・ホッホランド(Fp)/録音:1997年]
 CD-8; メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調Op.20
      N.ガーデ:弦楽八重奏曲 ヘ長調Op.17

 [ラルキブデッリ、スミソニアン・チェンバー・プレイヤーズ/録音:1992年]
 CD-9; モーツァルト:ディヴェルティメント(弦楽トリオ) 変ホ長調 K.563/
               アダージョとフーガ K.404a Nos.1, 2, 3, 6
   [ラルキブデッリ/録音:1990年]
 CD-10; シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956/
              ヴァイオリンと弦楽のためのロンドD.438
   [ヴェラ・ベス、ジョディ・ガトウッド、リサ・ラウテンバーグ(Vn)
    スティーヴイン・ダン(Va) ケネス・スロウィック(Vc)/録音:1991年]
 CD-11; ヴィヴァルディ:作品集
  弦楽のための協奏曲 ト短調 RV.157/チェロ協奏曲 ニ長調 RV.403/
  弦楽のための協奏曲 ト短調 RV.152/チェロ協奏曲 ロ短調 RV.424/
  弦楽のための協奏曲 ニ短調 RV.127
  2台のヴァイオリンと2台のチェロための協奏曲 ニ長調/
  2つのオーボエのための協奏曲 ニ短調 RV.535/チェロ協奏曲 イ短調 RV.419/
  チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調RV.409/
  2つのオーボエ、2つのヴァイオリン、2つのファゴットための協奏曲 ハ長調/
  弦楽のための協奏曲 ト長調 RV.151「田園風」
   [ターフェルムジーク・バロックo./録音:1996年]
以上全て、アンナー・ビルスマ(Vc)
 当店未案内旧譜の限定再プレス。代理店確保分限りとなります。どうぞ御了承下さい。

UNIVERSAL 特記以外1CD¥2205(税抜¥2100)

DG
477 714-9

(CD+DVD)
1.5CD価格
初回限定盤
グリモーのベートーヴェン
 ベートーヴェン:   ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調Op.73「皇帝」(*)
  ピアノ・ソナタ第28番 イ長調Op.101(#)
エレーヌ・グリモー(P)
ヴラディーミル・
 ユロフスキ指揮(*)
シュターツカペレ・
 ドレスデン(*)
477 659-5

(CD)
通常盤
 録音:2006年12月、聖ルカ教会、ドレスデン(*)/2007年7月、ジーメンス=ヴィラ、ベルリン(#)。エレーヌ・グリモーの新譜は限定盤(CD+DVD)と通常盤(CDのみ)の二仕様によるベートーヴェン。今回でDGへの通算5枚目のアルバム。
 グリモーによるベートーヴェンのピアノ協奏曲は、以前クルト・マズア指揮NYPとの第4番が発表されており、今回は協奏曲録音の第2弾となる。前回も、ピアノ・ソナタ(第30、31番)と組み合わされていたように、今回も他の協奏曲でなくソナタ第28番とカップリングされた。『クレド』で第17番を録音していたので、ソナタもこれで4曲が済んだこととなる。グリモーは元来バッハやシューマン、ブラームスなど、ドイツ音楽への取り組みも積極的であったが、先の第4協奏曲では、ベートーヴェン弾きとしても世界に認めさせ、今回、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の頂点ともいうべき第5番「皇帝」を採り上げることで、さらにこの作曲家との相性のよさを明らかとしてくれるだろう。共演するシュターツカペレ・ドレスデンは、インターナショナル化が進むドイツのオーケストラの中で、最もドイツ的と言ってよいふくよかで温かい音を出す団体。「皇帝」を録音するに実に相応しい団体と言えるだろう。また、指揮にユロフスキをフィーチュアしているのも要注目。彼は1995年に国際的なデビューを果たして以来、めきめきと頭角を表してきた現在最も目を離せない指揮者のひとり。ベルリンのコーミッシェオーパーでも数々の名演を行い、現在エイジ・オブ・インライトゥンメントo.では、イヴァン・フィッシャーやサイモン・ラトルと並び、首席アーティストのポストにあり、2007年はいよいよロンドン・フィルの第12代首席指揮者に就任するという大躍進中の指揮者。
 限定盤に付属するボーナスDVDでは、メイン・メニューにレコーディング風景の他、ペルト、ベートーヴェン、コリリアーノによるアルバム『クレド』での演奏シーンを観ることが出来る。ミュージック・クリップとして、バッハの前奏曲 ハ長調BWV846(抜粋)も収録。さらにピクチャー・ギャラリーにグリモーのディスコグラフィも付くという豪華仕様。6面のディジパックによる初回限定盤なのでご注意を。
プレトニョフ〜
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 Vol.2

  [第2番 変ロ長調Op.19
   (カデンツァ:ベートーヴェン)
  第4番 ト長調Op.58]
ミハイル・プレトニョフ(P)
クリスティアン・ガンシュ指揮
ロシア・ナショナルo.
 録音:2006年9月2、3日、ベートーヴェン・ハレ、ボン、ライヴ。
 ミハイル・プレトニョフによるベートーヴェン:交響曲&ピアノ協奏曲全集プロジェクトのひとつ。ピアノ協奏曲枠としては先の第1&3番に継ぐ第2弾となる。このピアノ協奏曲全集は、2006年にボンで開かれたベートーヴェン・フェスティヴァルで、僅か2日で全5曲が演奏・録音されたものであり、2008年の5月に出される第5番で完結する予定。まずリリースされた第1&3番は、評論家から一般のリスナーまで幅広く注目され、プレトニョフの非凡さ、素晴らしさが改めて認識された1枚だった。それゆえ、この後しばらくは指揮者に専念するという発言は、指揮者プレトニョフのますますの活躍と深化を期待させると同時に、ピアニスト=プレトニョフのファンとしては随分と大きなものを失ってしまったかのようなショックを受けたほど。 今回の偶数番セットでも、プレトニョフは独自の視点から譜面を読み直し、個性豊かで大胆な演奏を繰り広げている。プレトニョフは、他レーベルながら、2000年にクラウディオ・アバド指揮BPOと第2番を録音、DVDをリリースしているので、比較試聴してみるのも面白いだろう。
477 640-9

(5CD)
3.5CD価格
プレトニョフ〜
 ベートーヴェン:交響曲全集
[第1番-第9番]
アンゲラ・デノケ(S)
マリアンナ・タラソヴァ(Ms)
エンドリク・ヴォトリヒ(T)
マティアス・ゲルネ(Br)
ミハイル・プレトニョフ指揮
ロシア・ナショナルo.
ヴラディーミル・ミニン
 合唱指揮
モスクワ国立室内cho.
 録音:2006年6月-7月、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ。
 先にピアノ協奏曲第1、3番を皮切りにスタートしたプレトニョフのベートーヴェン交響曲&協奏曲全曲シリーズ。プレトニョフ自身にとっても、かつてない規模のプロジェクト。まず最初に出された協奏曲アルバムは、評論家から一般のリスナーまで幅広く注目され、プレトニョフの非凡さ、素晴らしさが改めて認識された。その協奏曲リリースを待つ間に、何と交響曲全集が一気にリリースされる。録音は、ボンのフェスティヴァルの直前にモスクワのスタジオで一気に行われた。
 日本のプレトニョフ・ファンの多くにとっては、彼のベートーヴェンは交響曲でも既に定評がある。というのも、プレトニョフは毎年のように来日しており、これまでに東京フィルと2005年に第5、7番、2006年12月には第9を共演して、その斬新な解釈で聴衆の耳を奪い続けているため。2007年10月には第6番も予定されており、この全集との演奏を比べて楽しむことも一興だろう。
 自身が、ベートーヴェンと同じく、ピアニストで指揮者で作曲家であるプレトニョフは、「ベートーヴェンは私とって、神のようなものだ......彼の作品は指揮をしてもピアノで弾いても、常に深いエモーションを感じさせる」と最大の賛辞と共感を寄せている作曲家。いやが上にも期待が高まる。
ダニエル・ホープ、DGデビュー盤〜メンデルスゾーン:作品集
 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64(1844年オリジナル版)
 [トーマス・ヘンゲルブロック指揮ヨーロッパ室内o.]
 弦楽八重奏曲 変ホ長調Op.20(1832年改訂版)
 [ヨーロッパ室内o.
   ルーシー・グールド(2nd.Vn) ソフィー・ブザンソン(3rd.Vn)
   クリスティアン・アイゼンベルガー(4th.Vn) パスカル・ジーファル(1st.Va)
   ステュアート・イートン(2nd.Va) ウィリアム・コンウェイ(1st.Vc)
   ケイト・グールド(2nd.Vc)

 歌曲集
  「12のリート」Op.8〜第8曲「魔女の歌」/「12のリート」Op.9〜第6曲「別れて」
  「6つのリート」 より[第2曲「歌の翼に」/第4曲「ズライカ」]
  「6つのリート」Op.57〜第5曲「ヴェネツィアの舟歌」
   [セバスティアン・クナウアー(P)]
以上、ダニエル・ホープ(Vn)
 ソリストとして、また2002年からはボザール・トリオのメンバーとして活躍を続けるダニエル・ホープのDG移籍第1弾はオール・メンデルスゾーン。まずはホープが6歳の頃から魅了されていたというヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリンを学び始めた幼い頃、子供には難し過ぎるという理由でこの曲を弾くことを禁じられたために、彼は隠れて練習したという(その後見つかってしまったようだが)。しかし、そんな愛着のある作品を録音するにあたって、ホープはひとひねりスパイスを加えている。この協奏曲の一般的なヴァージョンでなく、前段階の稿を弾いている。クラシック音楽の中でも最もよく知られた作品のひとつである筈が、お聴きになれば驚くに違いない。メンデルスゾーンは、出来上がった作品に手を入れる傾向が強く、それは亡くなる直前まで交響曲第4番「イタリア」を改訂しようとしていたことにも象徴されている。1844年に作曲されたヴァイオリン協奏曲も例外ではなく、耳に馴染んだあの旋律は翌45年に改訂されたヴァージョンだった。これらの1844年の初稿と1845年第2稿はベーレンライター社から出版されており、日本人ヴァイオリニストの桐山健志氏も録音している。「弦楽八重奏曲」は、メンデルスゾーンが僅か16歳で書いた作品。ここでホープらが弾いているのは、やはり改訂稿。原曲は1825年に作曲。改訂稿はライプツィヒ・メンデルスゾーン全集から2004年に楽譜が出されたもので(原曲は2003年に出ている)、これが世界初録音のよう。さらにこのアルバムでは、メンデルスゾーンの数多ある歌曲から、名作「歌の翼に」をはじめとするいくつかをピックアップし、ヴァイオリンとピアノのスタイルで演奏している。つまり、当アルバムは、協奏曲、室内楽曲、そして歌曲と、メンデルスゾーンの音楽とヴァイオリン自体の魅力を様々な形で楽しませようというサーヴィス精神と、それらを実現しうるホープの自信が込められたデビュー・アルバムなのだ。
477 710-1

(CD+DVD)
初回限定盤
\4620(税抜\4400)
バーンスタイン:
 「ウェスト・サイド・ストーリー」
   全曲&メイキング
キリ・テ・カナワ(S;マリア)
ホセ・カレーラス(T;トニー)
タティアナ・トロヤノス
(Ms;アニータ)
カート・オルマン(Br;リフ)
マリリン・ホーン(Ms)
レナード・バーンスタイン指揮
 録音:1984年9月。
 バーンスタインの最高傑作「ウェスト・サイド・ストーリー」が作曲・初演されたのは1957年。したがって2007年は50周年に当たる。それを記念し、バーンスタイン自身が指揮した1984年の全曲録音CDと、そのレコーディング風景を撮影したメイキング映像のDVDが、初めてひとつのセットにまとめられ、デラックス限定盤としてリリースされる。全曲アルバムは当時の最高の人気アイテムとなり、メイキング映像が初めて世に出た時も、うまく歌えないカレーラスが途中で帰ってしまう様子をはじめ、とても話題になったものだった。今回の記念セットは、さらに録音や映像、新旧の記事などに言及した104ページにわたるハードカヴァーのブックレット付き。これには、バーンスタインの愛娘ニーナが、1984年のプロダクションに関する感動的な思い出話を綴っている(彼女と兄のアレグザンダーはこのレコーディングでマリアとトニーの会話部分を担当していた)。さらに、オリジナルのブロードウェイ・ミュージカルでの写真や公演の様子の記事、有名なナンバーのスコア自筆譜(部分)、84年のセッション写真などが盛り込まれており、ファン必携間違いなしのセットとなっている。
477 701-8

(6CD)
3CD価格
THE PREMIUM COLLECTION〜 75クラシカル・マスターワーク
 クラシックの名曲をたっぷり75曲、6枚のCDに収録したお買い得コンピレーションの決定版。
477 665-6

(21CD)
12CD価格
初回限定盤
「スタインウェイ・レジェンド」グランド・エディション
 クラウディオ・アラウ(475 850-9)/内田光子(475 851-0)/アルフレッド・ブレンデル(475 851-1)
 ヴラディーミル・アシュケナージ(475 851-2)/マウリツィオ・ポリーニ(477 662-1)
 ヴィルヘルム・ケンプ(477 662-2)/マルタ・アルゲリッチ(477 662-3)
 ヴラディーミル・ホロヴィッツ(477 662-4)/エミール・ギレリス(477 662-5)
 アルトゥーロ・ベネディッティ=ミケランジェリ(477 662-6)

 ・ボーナスCD   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調Op.31-2「テンペスト」[エレーヌ・グリモー]
  ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22[ユンディ・リ]
  リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調 S.244[ラン・ラン]]
 分売リリースされた「スタインウェイ・レジェンド」の限定スペシャル・ボックスセット。特製ピアノ・ケース(23,5 cm x 36,5 cm x 8,5cm (w x l x h).)に収められた内容は2枚組の全10巻に加え、グリモー、ラン・ラン、ユンディ・リのボーナスCD(1枚)がついたCD21枚とスペシャル・ブックレット。
DG "ORIGINALS" 1CD\1680(税抜\1600)
ポリーニ&ベーム〜ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲集

  [第3番 ハ短調Op.37/
   第4番 ト長調Op.58]
マウリツィオ・ポリーニ(P)
カール・ベーム指揮
VPO
 録音:1977年11月、1976年6月。
 マウリツィオ・ポリーニによる初のベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集より。このチクルスではカール・ベームと(ベームの死去により)オイゲン・ヨッフムの2巨匠が指揮を担当した。このアルバムが録音されたのは今からちょうど30年前、ポリーニ35歳の時。30年もの時間が経過したにもかかわらず、このアルバムは、ポリーニらしい磨き抜かれた音と、クリアな解像度を実現する高く計算されたバランス、およびウィーンの温かくリッチな響きが相俟って、未だにこれらの作品の模範的演奏として存在している。
 その後、ポリーニは、92、93年にクラウディオ・アバド指揮BPOと再録。ウィーンとベルリンの両オーケストラとベートーヴェンの協奏曲を録音するという偉業を成し得た。
477 711-5

(2CD)
カルロス・クライバーの「椿姫」
 ヴェルディ:歌劇「椿姫」
イレアナ・コトルバス
(S;ヴィオレッタ)
プラシド・ドミンゴ
(T;アルフレード)
シェリル・ミルンズ
(Br;ジェルモン)
カルロス・クライバー指揮
バイエルン国立歌劇場o.&cho.
 録音:1976年。
 言わずと知れたクライバーの「椿姫」。「魔弾の射手」「こうもり」に続くクライバーのオペラ録音。その衝撃はまさに圧倒的で、一瞬たりとも気の抜けた瞬間が存在しない。デュナーミクの幅、テンポの緩急、アゴーギグの振幅など、この指揮者ならではの自在の音楽は現在でもまったく色褪せず、今なお新鮮で刺激的。ヒロイン役のコトルバスは、透明感のある美声とコントロールの利いたテクニックが見事。ドミンゴのアルフレードはもはや定番。彼のファンならば、このアルバムと同時期に再発される、DGのゼフィレッリ演出のDVDでも同じ役を歌っているので、是非聴き比べていただきたい。ちなみに、コトルバスとドミンゴのコンビは、80/81年のシーズンにメトロポリタン歌劇場での「椿姫」に登場し、絶賛された。
イエペス&メロスSQ〜
 ボッケリーニ:ギター五重奏曲集

 [第4番 ニ長調G448/第7番 ホ短調G451/
  第9番 ハ長調「マドリッドの帰営ラッパ」G453]
ナルシソ・イエペス(G)
メロスSQ
 ナルシソ・イエペス(1927-1997)はスペインの代表的ギタリスト。「アランフェス協奏曲」の名演や、映画『禁じられた遊び』の音楽を担当したことでも名高い。共演のメロス四重奏団は1965年にシュトゥットガルトで結成された弦楽四重奏団。「メロス」という団体名は、第1ヴァイオリンのメルヒャーとヴィオラのフォスの名を合成して命名されたそうで、またラテン語の「旋律」を意味する語とかけてもいる。2005年にメルヒャーが亡くなり解散した。ボッケリーニのギター五重奏曲は、すべて自作の他作品からの編曲でできたもの。第4番は弦楽五重奏曲や小弦楽五重奏曲から、第7番はピアノ五重奏曲から、第9番はピアノ五重奏曲や小弦楽五重奏曲から、それぞれ編曲されている。第4番は、終楽章にファンダンゴが含まれていることでも有名。
パールマン&バレンボイム
 エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調Op.61
 ショーソン:詩曲 Op.25
イツァーク・パールマン(Vn)
ダニエル・バレンボイム指揮
シカゴso.
 2007年に生誕150周年を迎えたエルガーを祝しての再発。
 ヴァイオリン協奏曲は、エルガーが自身の最も親しんだこの楽器のために書いた唯一のものであり、当時のスーパー・スターであるフリッツ・クライスラーが初演、彼に捧げられた。エルガーらしい甘美な旋律もさることながら、細かなオーケストレイションやピツィカート・トレモロといった特殊なテクニックを要する箇所も登場する。人気の点では確かにチェロ協奏曲に一歩譲るものの、今後ますます評価を得るであろう作品だろう。カップリングのショーソンも当時の大ヴァイオリニスト、イザイに献呈された作品。内省的な抒情が胸に染み入る名作。これら2曲を、パールマンは高いテクニックを駆使し、懐深いおおらかな歌を聴かせている。このヴァイオリニスト特有の美音にも聴き惚れては。
マルケヴィチのグノー
 グノー:聖チェチーリアの祝日ための大ミサ曲
イルムガルト・ゼーフリート(S)
ゲルハルト・シュトルツェ(T)
ヘルマン・ウーデ(B)
イーゴル・マルケヴィチ指揮
チェコpo.&cho.
 録音:1967年7月。
 「聖チェチーリアの大ミサ曲」は、グノーらしい、ダイナミックな中に優雅で厳かな美しさが胸に響く作品。「チェチーリア」とは、伝説上のローマの殉教者で、後に音楽の守護聖人とみなされた存在のこと。グノーのこの曲は、その名を冠する作品だけあって、19世紀に作曲されたミサ曲の中で、最も美しい旋律と讃えられている。テノールのために書かれた「サンクトゥス」は、単独でも有名。マルケヴィチはウクライナに生まれフランスで活躍した指揮者で、近年著しく再評価が進んでいる。このアルバムでも、本来作曲家であるマルケヴィチらしく、深くスコアを読み解き、きわめてデリケートな演奏を聴かている。当時のチェコ・フィルの響とともに味わいたいもの。「アーメン」の言葉とともに静かに消えてゆくエンディングは、その余韻もたっぷりと楽しんでいただきたい。
ARCHIV "alfresco" 1CD\1680(税抜\1600)
 アルヒーフ60周年を祝しての10タイトル。このレーベルの多様性を感じる事が出来る永遠の名演を収録。全編マティスの絵をあしらった美麗ディジパック仕様。
477 672-4

(2CD)
ピエール・フルニエ〜
 バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲
ピエール・フルニエ(Vc)
 録音:1960年。フルニエの3種ある「無伴奏」の録音中、とりわけ評価の高いのがこのスタジオ録音。この曲を「チェロ奏者のバイブル」と呼び愛奏したフルニエらしい。官能性と精神性が見事に融合した演奏は、ほとんど宗教的とも言える陶酔感を聴き手にもたらす。
ピッファロ〜カンツォーナと舞曲
 ピヴァ/パルレ、パルレ/
 これほど美しく立派な女神たちは/ラ・ミ・ラ・ソ/
 イル・ロマーノ(パッサ・メッゾ)/モスケッタ/
 バンデラ/ラ・パルマ(舞曲集第1集)/
 粗野なバッグパイプの響きが/
 大天使らの支配者なる主を/
 肉体のヴェールから解き放たれた魂よ/
 いとしい方/舟を良い方向に/
 優しい奥方、わが心の支配者/
 奥様、あなたが慈悲深く私の方に/悩める人/
 バスとソプラノのガンバ/愛は火と氷河/
 黒い幼子(フリウリの踊り)/武器を取れ/
 初めて姿を見せた時/ラ・ファッカ(ソナタ)/
 イストリーナ(カンツォーナ)/
 ラ・フォンターナ(ソナタ)/
 リコリ(カンツォーナ)/理性の死(パヴァーナ)/
 裏切り者(ガリアルダ)/美しい花/
 機織(ガリアルダ)/失意の人(サルタレッロ)/
 洗濯場(ガリアルダ)
ジョーン・キンボール指揮
ピッファロ
[ロバート・ウィーンケン、
 エリック・アンダーソン、
 アダム・ギルバート、
 グウィン・ロバーツ]
 フィラデルフィアに本拠を置くピッファロのアルヒーフへのデビュー盤だったもの。ピッファロとはルネサンス時代イタリアの管楽器奏者のことで、ここでは7人の奏者たち(バグパイプ、シャウムス、サックバット、フルート、リコーダー、クルムホルン、打楽器)が、バッハ以前の騒々しさと猥褻さが横溢した音楽を生き生きと奏で、音楽の喜びを実感させる。ちょっと憤慨して、そして噴き出す・・・。そんな楽しいひとときを味わえる1枚。
イタリア・バロック・ヴァイオリン協奏曲集
 ジュセッペ・トレッリ(1658-1709)、
 ジョヴァンニ・モッシ(1700年周辺)、
 ジュセッペ・ヴァレンティーニ(1680-1759)、
 レオナルド・レーオ(1994-1744)の作品
ラインハルト・ゲーベル指揮
ムジカ・アンティクヮ・ケルン
 バロック期の巨匠たちの4曲のヴァイオリン協奏曲集。ヴィヴァルディやコレッリほどの知名度はないし、未だ楽曲分析の余地はあるとは言え、レーオの曲に見られるフーガのような聴き所も多く、様々な美しい部分に満ちている4つの作品。「本当に素晴らしい作品とは一体何なのか?」とゲーベルが聴き手に問いかける。
ヘンデル:
 デキシート・ドミヌス HWV 232/
 ニシ・ドミヌス HWV 238/
 サルヴェ・レジーナHWV 241
アーリーン・オジェー、
リン・ドーソン(S)
ダイアナ・モンタギュー(A)
レイ・ディクソン、
ジョン・マーク・
 エインズリー(T)
サイモン・ビルシャル(B)
サイモン・プレストン指揮
ウェストミンスター・
 アビーo.&cho.
 ヘンデル22歳の時に書かれたデキシート・ドミヌス(主はわが主に言われた)は、その作曲技法の驚くべき大胆さで当時のイタリア人たちを驚かせた。コーラスの扱いなどには未熟さが見られるものの、その若々しい熱意は全てを補って余りある。名オルガニスト、指揮者として知られるプレストンの指揮。そしてアーリン・オージェをはじめとした当時の名歌手たちの端正で落ち着いた品のある演奏。
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699?-1783):
 シンフォニア ニ長調Op.3-3/
 サルヴェ・レジーナ イ長調/
 シンフォニア ヘ長調Op.3-5/
 モテット「喜びにあふれた天使たちの合唱」/
 フーガとグラーヴェ ト短調/
 サルヴェ・レジーナ 変ホ長調(*)
ベルナルダ・フィンク(Ms)
バーバラ・ボニー(S;*)
ラインハルト・ゲーベル指揮
ムジカ・アンティクヮ・ケルン
 ハッセはスカルラッティとも親交があり、そして大変な多作家で、当時のイタリアとイギリスでは多くの信奉者がいた。ここに収録された数々の作品も、伸びやかな旋律と明快な和声を持った魅惑的なものばかり。特にボニーの歌うサルヴェ・レジーナの浮遊感を伴う美しさは聴き手の心に強く訴えかけることだろう。
ギヨーム・ド・マショー(1300?- 1377):
 シャンソン集
オルランド・コンソート
 ノートルダム・ミサで知られる14世紀の作曲家マショーのシャンソン集。偉大なる詩人でもあったマショーは言葉をパズルのように扱い、音節の並びを複雑なポリフォニーやカノンの中に埋め込んでみたりと、いわゆる"普通の歌曲 "におけるテキストの扱いとは少々かけ離れたことをしている。彼の音楽はテキストが何を意味するかは教えてくれないが、言葉の美しさは音楽の美しさに類似している。オルランド・コンソートは中世からルネサンスまでのレパートリーを擁する、4人の男声歌手からなるイギリスの声楽アンサンブル。
477 673-2

1.5CD価格
モーツァルト:ピアノ四重奏曲集
 [ K.478 / K.493 ]
マルコム・ビルソン(P)
エリザベス・
 ウィルコック(Vn)
ジャン・シュラップ(Va)
ティモシー・メイソン(Vc)
 ピアノ・フォルテの名手ビルソンによるピリオド楽器によるモーツァルト。モダーン楽器に比べると音色が密やかだが、その刺激的な音色と豊かな表現力は、聴き手の耳に新しい風を吹き込むはず。大きなコンサート・ホールではなく、小さく静かな部屋で少人数のために演奏されることで、これらの楽器の精緻さが深く理解できることだろう。
 当盤は代理店起因による国内未入荷の状態が続いており、海外からお取り寄せするため、高額となります。
477 673-3

(2CD)
2.5CD価格
ガーディナーの「妖精の女王」
 パーセル:歌劇「妖精の女王」
アイドウェン・ハーリー、
ジェニファー・スミス、
ユシス・ネルソン、
エリザベス・プライデイ(S)
ティモシー・ペンローズ、
アシュレイ・
’  スタフォード(CT)
ウィンフォード・エヴァンス、
マーティン・ヒル(T)
スティーヴン・ヴァーコー、
ディヴィッド・トーマス(B)
ジョン・エリオット・
 ガーディナー指揮
イングリッシュ・
 バロック・ソロイスツ、
モンテヴェルディcho.
 シェイクスピアの「夏の夜の夢」を基にしたパーセルの傑作オペラ。機知、謎めいた部分など様々な要素を内包した素晴らしい作品。ガーディナーはイギリスの演劇の伝統を踏まえた上でこの曲を極めてオーセンティック、かつ抑制の効いた棒で巧みに演奏している。
 当盤は代理店起因による国内未入荷の状態が続いており、海外からお取り寄せするため、高額となります。
ピノック〜
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
  14のソナタ集
トレヴァー・ピノック(Cemb)
 スペイン王妃マリア・バルバラのために書かれたと言われるスカルラッティのチェンバロ作品は、鍵盤音楽の新しい技巧の開発において極めて重要な位置を占めるもの。ピノックの演奏はとリズミカルなエネルギーが無尽蔵に溢れた活気に満ちたもの。疲れた聴き手の耳も即座に元気になるだろう。
アントニオ・ヴィヴァルディ:
 グローリア RV 589
アレッサンドロ・スカルラッティ:
 デキシート・ドミヌス
ナンシー・アージェンタ、
イングリッド・
 アットロット(S)
キャサリン・デンリー(A)
アシュリー・
 スタッフォード(A)
スティーヴン・ヴァーコー(B)
トレヴァー・ピノック
(Cemb)指揮
イングリッシュ・
 コンサート&cho.
 ヴィヴァルディの作品中、「四季」と並び最も知られるのが、この「グローリア」。冒頭のオクターブ跳躍が有名なこの曲は、彼の教会音楽の基本的本質を備えた輝きに満ちたもの。ピノックは曲の持つ明るさを前面に押し出し、きびきびとした爽快で明るいヴィヴァルディを聴かせてくれる。
DECCA
475 908-2

(CD+DVD)
3.5CD価格
デラックス仕様
DVD付限定盤
マリア〜チェチーリア・バルトリ
 マヌエル・ガルシーア(1775-1832):
  「 La Figlia dell 」〜第2幕
    「 E non lo vedo...Son regina 」
 ジュゼッペ・ペルシアーニ(c.1799-1869):
  「イネツ・ディ・カストロ」〜第2幕、
    イネツのロマンツァ「 Cari giorni 」
 ジョヴァンニ・パチーニ(1796-1867):
  ロッシーニ「タンクレディ」への
   追加アリア「 Dopo tante e tante pene 」
 マリア・マルブラン(1808-1836):
  ドニゼッティ「愛の妙薬」への
   追加アリア「 Prendi, per me sei libero 」(*)/
  叙情的なアルバム
   〜第6番「 Rataplan: Chansonette 」
 マヌエル・ガルシーア:オペラ「計算高い詩人」
  〜 Yo que soy contrabandista (*)
 ジャック=フロマンタル・アレヴィ(1799-1862):
  歌劇「クラリ」
   〜カヴァティーナ「 Come dolce a me favelli 」
 ジョヴァンニ・パチーニ:
  歌劇「 Irene o L'Assedio di Messina 」 より
   [ Scena ultima "Se il mio desir...Cedi al duol" /
     stretta "Ira del ciel" ]
 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
  ソプラノとオーケストラのための
   演奏会用アリア「不幸な女よ」Op.94 (*)
 ヨハン・ネボムク・フンメル(1778-1837):
  Air a la Tirolienne avec Variations
 ラウロ・ロッシ(1812-1885):
  歌劇「アメーリア」
   〜ロンド・フィナーレ「 Scorrete, o lagrime 」
 ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-1835):
  歌劇「夢遊病の女」〜最後のアリア
   「おお花よ、お前に会えるとは思わなかった」(*)/
  歌劇「清教徒」〜狂乱の場「あなたの優しい声が」
 ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868):
  歌劇「セビーリャの理髪師」〜今の歌声は
 ヴィンチェンツォ・ベッリーニ:
  歌劇「ノルマ」〜清らかな女神よ
 マイケル・ウィリアム・バルフ(1808-1870):
  歌劇「アルトアの娘」
   〜 You moon o 'er the mountains
チェチーリア・バルトリ(S)
マキシム・
 ヴェンゲーロフ(Vn)
アダム・フィッシャー指揮
スキンティッラo.
インターナショナル
 室内ソロイスツ
ユルク・ヘンメルリ合唱指揮
475 907-7

(CD)
1.5CD価格
デラックス仕様
限定盤
475 907-8

(CD)
通常仕様盤
 録音:2006年8月-10月、チューリヒ。DVD付仕様盤の収録予定:(*)のクリップ(録音風景)/インタビュー/トレーラー/フォトギャラリー/ディスコグラフィ。デラックス仕様盤のハードカヴァー・ブックは24cm×24cm、約200ページ。
 『サリエリ・アルバム』やマイナー・オペラのアリアを集めた『禁じられたオペラ』を成功させ、2006年には久し振りの来日を果たし大きな話題となったチェチーリア・バルトリ。圧倒的な歌唱能力とチャーミングな容姿が相俟って、世界中の人気と注目を集め続けている。その彼女の新譜は、これまた個性的なテーマを選んだものとなった。タイトルの「マリア」とは19世紀に活躍したスペイン出身の大メゾ・ソプラノ歌手マリア・マリブラン(1808-36)を指する。ちなみに、彼女が活躍した当時は、男声テノールのジョヴァンニ・ルビーニも登場し、近代声楽が始まったとされる時期に当たる。マリブランは、30歳を前にして落馬のため早世してしまったが、時代を代表する歌手であることに変わりはない。その名声はきわめて高く、たとえば、ヴェネツィアにあるマリブラン劇場とはもちろんこの歌手の名にちなんで付けられたものであることにも例えられる。また、作曲家ロバート・ラッセル・ベネットは歌劇「マリア・マリブラン」(1935)を書いているし、オペラ好きな映画監督ヴェルナー・シュレーターも『マリア・マリブランの死』(1972)という作品を撮っている。バルトリは、このアルバムを、スペインのフラメンコからチロルのヨーデルまで、言語にしてイタリア、フランス、スペイン、英語と実に多彩な作品で構成している。それは、大歌手マリブランにオマージュを捧げるとともに、ベル・カント歌手としての自分のルーツと更なる可能性を探ろうとしているためと言えるかも知れない。 収録作品の多くは世界初録音となる。たとえば、ナポリのサン・カルロ劇場の音楽監督も務めたイタリア・オペラの作曲家パチーニの「イレーネ」は長く忘れられていた作品の一つ。マヌエル・ガルシアは、マリブランの父で、「セビーリャの理髪師」の初演でアルマヴィーヴァ伯爵を歌ったことでも知られる19世紀前半に活躍した名高いテノール歌手。アレヴィの「クラリ」もマリブランが主役を演じた作品(なお、2008年5月にはチューリヒ歌劇場で、バルトリ、A.フィッシャー、ヘンメルリらの当アルバム・メンバーで上演が予定されているとのこと)。ロッシは、マチェラータ生まれの指揮者・作曲家で、同地の劇場がテアトロ・ラウロ・ロッシと彼の名を冠すような名士。メンデルスゾーンの演奏会用アリアは、声、独奏ヴァイオリンと管弦楽の編成で書かれたロンドン・ヴァージョンで演奏されている。ヴァイオリンには世界的名手のヴェンゲーロフがフィーチュアされているという豪華さも聴きどころのひとつ。アルバムの最後は「ノルマ」。有名な曲を歌ってアルバムをまとめるというのも心憎い意図。伴奏のスキンティッラo.とは、チューリヒ歌劇場のオーケストラのこと。但し、その中で、17、18世紀音楽上演用として1996年に特化したピリオド・オーケストラ部門を指する。指揮者は『サリエリ・アルバム』でもタッグを組んだアダム・フィッシャー。気心の知れた阿吽の呼吸が約束されているということだろうか。
 なお、今作はCDとDVDがセットになったデラックス・ヴァージョンとハードカヴァー付CDの二つの限定盤とジュエル・ケース入り通常盤の3仕様にてリリースされる。
ルビーニのためのアリア集
 ベッリーニ:歌劇「海賊」
 ロッシーニ:歌劇「イギリスの女王エリザベス」
 ドニゼッティ:歌劇「マリーノ・ファリエーロ」
 ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」
 ベッリーニ:歌劇「ビアンカとフェルナンド」
 ロッシーニ:
  歌劇「湖上の美人」/歌劇「ウィリアム・テル」より
フアン・
 ディエゴ・フローレス(T)
ロベルト・アバド指揮
ローマ聖チェチーリア
 音楽院o.
 録音:2007年、ローマ。
 19世紀に活躍した大スター、ジョヴァンニ・バッティスタ・ルビーニ(1794-1854)。彼は、近代的テノールの祖と評価される名歌手で、高音から低音まで驚異的に広い声域を出すことができ、かつそのすべてに万遍なくしっかりと張りのある声を出すことが可能だったといわれている。そのため、ベッリーニやドニゼッティらのお気に入り歌手として一世を風靡した。たとえばベッリーニの歌劇「清教徒」は彼のために書かれたオペラであることも知られている。
 その名歌手を記念して制作されたのがこのCD。今をときめくスター・テノール歌手フアン・ディエゴ・フローレスが、ルビーニが得意としたロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティのアリアを歌い讃えた、いわゆるトリビュート・アルバム(ルビーニとフローレスは得意とするレパートリーが多く重なる)。ここで歌われているアリアはどれも美しいものの、あまり有名とは言い難い。さらに、すぐれた歌手にしか許されない音楽的・技術的スリリングさを有したものばかり。しかし、臆することはなくフローレスは、まさに現代のルビーニとして、すぐれた芸術的歌唱を披露し、それぞれを宝石のように聴かせている。それはまるで、新旧のベル・カント・テノールの頂点に立つ2人が共演しているかのよう。

L'Oiseau Lyre "MID" 1CD\1680(税抜\1600)

 シリーズ名等の詳細は不祥だが、10点が再発売される。
ホグウッドの「四季」
 ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」
クリストファー・ハイロンズ
(Vn;春)
ジョン・ホロウェイ(Vn;夏)
アリソン・バリー(Vn;秋)
キャサリン・
 マッキントッシュ(Vn;冬)
クリストファー・ホグウッド
(Cemb/Org)指揮
アカデミー・オヴ・
 エンシェント・ミュージック
 録音:1980年。
 「四季」のピリオド楽器による録音は、これ以前にはコレギウム・アウレウムとアーノンクール盤しか無かった。この演奏の画期的な部分は、通奏低音としてバロック・ギターとアーチ・リュートを用いていて、イタリア的な新しい表現を出すことに成功したことだろう。現在でもイギリスのピリオド楽器オーケストラのトップを務めているヴァイオリン奏者達が、各曲のソロを分担して演奏している。
ホグウッドのルベル&デトゥシュ「四大元素」
 ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):
  バレエ音楽「四大元素」
 アンドレ・カルディナル・
  デトゥシュ(1672-1749):四大元素
クリストファー・ホグウッド
(Cemb/Org)指揮
アカデミー・オヴ・
 エンシェント・ミュージック
 ルベルは、フランス盛期バロック音楽の作曲家・ヴァイオリニスト。バティスト・リュリに師事。1699年に王立音楽アカデミーとパリ・オペラ座の首席ヴァイオリニストに就任。1705年に宮廷楽団「王の24のヴァイオリン」に入団し、宮廷作曲家、王立音楽アカデミー楽長ならびにコンセール・スピリチュエルの指揮者を歴任。彼の「四大元素」は、教会旋法によるトーン・クラスターという当時としては極めて実験的な作風を用いたことで知られ、この演奏も発売当時、冒頭の「カオス」の大不協和音で話題を呼んだ録音。
ボット&ピケット〜
 イタリア・ルネサンス歌曲集

 ローレ:私は幸せ者だというだろう
 カヴァリエーリ:
  幸福で楽しげな、死ぬべき運命の者たちよ
 アルキレイ:天のセイレーンの最高の領域から
 ルッツァスキ:おお、春よ
 G.カッチーニ:
  星に対して彼は打ち明けた/
  フィルリは天を眺めて/泉に、草原に
 ラージ:フェーブスが私に/ああ、はかない愛よ
 F.カッチーニ:おお、何と新鮮な驚きだろう
 ガリアーノ:
  羊飼いたちよ、さあ、起き上がりなさい
 マリーニ:空の星とともに/歓喜への誘い
 フレスコバルディ:
  ロマネスカ風アリア/
  十字架の下のマグダラのマリア/
  そよ風がとても愛らしく吹けば
 モンテヴェルディ:
  喜び踊れ、シオンの娘よ/主を讃えよ
 ベルナルディ:ああ、とてもいとしいわが恋人よ
 ロッシ:嫉妬
 カリッシミ:
  死に臨んだメアリー・ステュアートの嘆き
キャサリン・ボット(S)
フィリップ・ピケット指揮
ニュー・ロンドン・コンソート
 イタリア・バロック初期の"愛 "を歌った歌を中心に収録。この録音以前では、通常リュートやチェンバロといった通奏低音しか使用されなかったが、ここでは様々な楽器が使用されている。非常に高度な技巧を要求する装飾技法に満ちた音楽を、ボットが驚異的なテクニックで歌っている。
475 910-3

(2CD)
ボット&ピケット〜
 サンチャゴへの巡礼

 カンティガ「聖母様によく仕える者は」
  (カンティガ第103番)/
 ラス・ウエルガスの写本 より
  [モテトゥス「ベリアルは狡猾なるもの」/
   モテトゥス「主は墓よりよみがえりたまいぬ」]
 カンティガ「たいしたことではない」
  (カンティガ第26番)
 ラス・ウエルガスの写本 より
  [モテトゥス「輝かしき家系より生まれたる」/
   コンドゥクトゥス・モテトゥス
    「アルファに、牛に」/
   4つのプランクトゥス/
   セクエンツァ「心地よく良き言葉を」/
   トロープス「神の小羊/良き生活の規範」/
   モテトゥス「ファ・ファ・ミ・ファ」/
         「ウト・レ・ミ・ウト」]
 カリストゥスの写本〜一族の父
 カンティガ「聖母マリアは喜んで」
  (カンティガ第253番)
 カリストゥスの写本
  〜コンドゥクトゥス「毎年なされる祝典が」
 カンティガ「星が船乗りを導くように」
  (カンティガ第49番)
 カリストゥスの写本
  〜コンドゥクトゥス「不滅なる栄光の王に」
 カンティガ「聖母マリアは責められない」
  (カンティガ第159番)/
      「聖母マリアに焦がれて」
  (カンティガ第175番)
 カリストゥスの写本
  〜コンドゥクトゥス「われら喜ばしき一団は」
 カンティガ「神のみ母」(カンティガ184番)
 カリストゥスの写本〜コンドゥクトゥス
  「全キリスト教徒はともに喜ばんことを」
 7つのカンティガス・デ・アミーゴ(コダス)
 カリストゥスの写本〜巡礼歌「一族の父」
キャサリン・ボット(S)
ニュー・ロンドン・コンソート
フィリップ・ピケット指揮
 録音:1989年。
 モテトゥスやコンドゥクスクといった「フォーマル」なものも含めて,宗教を巡る中世スペイン民衆の生理を包括的に捉えた音も企画も面白い逸品。器楽の音が極力抑えられていて独特な響きをかもし出している。特に第三番のカンティガは、波のうねりのようなオルガンの音にリラの音が絡み、それに哀調を帯びたソプラノが重なって、魅力的な響きを作り出している。ソプラノのキャサリン・ボットの歌は程よくスペインの香りを漂わせている。
クリストフ・ルセ〜
 ラモー:序曲集

 詩神ポリムニーの祭典/優雅なインドの国々/ザイス/
 カストールとポリュクス/ナイス/プラテ/
 オペラの才能(エベの祭典)/ゾロアストル/
 ダルダニュス/遍歴の騎士/イポリトとアリシ/
 栄光の神殿/ピグマリオン/
 愛神の驚き〜プロローグ(アストレの帰還)/
 結婚の女神と愛神の祭典/
 愛の驚き〜第1幕(アドニスの誘拐)
        序曲〜アダージョ/
 アカントとセフィーズ
クリストフ・ルセ指揮
レ・タラン・リリク
 録音:1996年。1998年グラモフォン賞受賞作品。フレンチ・バロックの若手指揮者チェンバロ奏者、ルセの指揮者によるラモーの作品集。他の宮廷作曲家たちとは一線を画する後期ラモーの古典にも迫ろうという管弦楽法のテクスチュア。キビキビとした快活な演奏はスリリングでもあり、上品なフレンチ・スイーツを味わうような趣きでさえ感じさせる。
カークビー、ルーリー、ホグウッド〜
 ヘンリー・パーセル:歌曲集

 聴け、いかにすべてのものが/祭壇を飾れ/
 音楽は愛の糧/わが苦悩のすべて/嘆きの歌/恋の病から/
 木蔭のオリンダ/そう急ぎたてるな/狂気のベス/
 麗しのアルビナ/ばらの花よりも甘く/
 愛する素敵な若者よ/アミンタの最初の口づけ
 恋人の心配/優しい空気の精たちよ/夕べの讃歌
エマ・カークビー(S)
クリストファー・
 ホグウッド(Cemb)
アントニー・ルーリー
(Lute)
リチャード・
 キャンベル(Gamb)
キャサリン・
 マッキントッシュ(Vn)
 17世紀、バロック真っ盛りの時代に活躍したパーセルは、幼少の頃から音楽的才能を発揮し、18歳で王室弦楽団の常任作曲家の地位にまで上り詰めたイギリスを代表する作曲家の一人。36年の短い生涯に教会音楽や器楽合奏曲、劇音楽など約40曲を残しているが、中でも英語による声楽曲に彼の本領が発揮されているといえるだろう。このアルバムにはパーセルの代表的な歌曲16曲を収録。カークビーの天使のような美声は、まさにこれらの作品にふさわしく、ルーリーとホグウッドの格調高く品格のある通奏低音も、繰り返しの多い部分も微妙に変化をつけ、素晴しいサポートを行っている。
パロットのガブリエリ
 ジョヴァンニ・ガブリエリ:
  シンフォニエ・サクレ第2集(1615)
アンドルー・パロット指揮
ロンドン・コルネット
 &サックバット・アンサンブル、
タヴァナーcho.
 16〜17世紀、ヴェネチアのサン・マルコ大聖堂で鳴り渡った壮麗な音楽。何と言っても、金管楽器の華やかな音色が特色で、多くのブラス好きたちの心をうっとりさせる曲集としても知られる。合唱の部分も実に精密に書かれ、各声部の織り成す見事な音響にも耳を奪われることだろう。パロット、タヴァナー合唱団の説得力ある演奏に、エマ・カークビーをはじめとした12人の名歌手たちが彩りを添える。
ルーリーのモンテヴェルディ
 モンテヴェルディ:官能的マドリガーレ集
アンソニー・ルーリー指揮
コンソート・オブ・
 ミュージック
 モンテヴェルディはたくさんの多声音楽を書いたが、このマドリガル第7集は、それまでのような合唱のためではなく、重唱やソロのために書かれたもの。このアルバムにはマドリガル第7集から7曲、第8集から3曲が収録されている。コンソート・オブ・ミュージックは1970〜80年代にルネサンス・マドリガルの演奏を精力的に行い、L' Oiseau Lyreレーベルのためにたくさんの録音も行った。エマ・カークビー、ポール・エリオット、アンドルー・キングなどの名手たちの素晴らしい歌唱もききもの。
ホグウッド〜トーマス・アーン:序曲集
 [第1番−第8番]
クリストファー・ホグウッド指揮
アカデミー・オヴ・
 エンシェント・ミュージック
 トーマス・アーンは18世紀中期イギリスにおける劇場音楽の第1人者としての地位を築き、多数の作品を残した作曲家。1751年に出版が行われた8声の8つの序曲(シンフォニア)で、バロック期から古典派に移る過渡期の、イギリス紳士のような品位のある作品。
悪魔の歌 メディヴァル・アンサンブル
 1983年録音。
 14世紀フランスの作曲家によって書かれた贅沢なポリフォニックの歌の数々。マショーが確立したフレンチ・シャンソン・・・詩的な形式はたくさんの作曲家に影響を与え、多くの作品が生まれた。このアルバムに収録されているのはそれらの総括的な作品集でイギリスの中世音楽の権威、ピーター・デイヴィスとティモシー・デイヴィスの研究結果が存分に発揮された説得力ある演奏が魅力。
DECCA & PHILIPS "ORIGINALS" 1CD\1680(税抜\1600)
 2006年3月に開始された DECCA & PHILIPS 版 Originalsの第5弾。
DECCA "ORIGINALS" 1CD\1680(税抜\1600)
475 866-3

(3CD)
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」 ウィラード・ホワイト
(Br;ポーギー)
レオーナ・ミッチェル
(S;ベス)
マケンリー・ボートライト
(Br;クラウン)
フローレンス・クィヴァー
(S;セリーナ)
バーバラ・ヘンドリックス
(S;クララ)
バーバラ・コンラッド
(A;マリア)
アーサー・トンプソン
(Br;ジェイク)
フランソワ・クレモン
(T;スポーティング・ライフ)
ロリン・マゼール指揮
クリーヴランドo.&cho.
 録音:1975年8月、マソニック・オーディトリアム、クリーヴランド。台本:デュボース・ヘイワード、歌詞:デュボース・ヘイワード&ドロシー・K.ヘイワード。
 38歳の若さで世を去ったガーシュウィンが、その2年前に作曲した傑作オペラ。黒人を扱ったジャズ・オペラという内容は、当時としては類を見ない斬新なものであり、ポピュラー・ソングからミュージカル・コメディ、そしてクラシックのジャンルをことごとく吸収・成功させていったガーシュウィンのひとつの到達点とみなしうる作品。マゼールによる録音は、この作品の決定盤として広く知られていながら、しばらくカタログから消えていたもの。2007年にガーシュウィンが没後70周年を迎えるのを機に、いよいよ再発されたのは喜ばしいこと。なお、主演のポーギー役を務めるウィラード・ホワイトは、後にサイモン・ラトルが録音・録画した際にも敬して招かれていた。「サマータイム」を歌っているのはバーバラ・ヘンドリックス。
475 866-7

(2CD)
カタラーニ:歌劇「ラ・ワリー」 レナータ・テバルディ
(S;ワリー)
マリオ・デル・モナコ
(T;ハーゲンバッハ)
ピエロ・カップチッリ
(Br;ゲルナー)
フスティノ・ディアス
(B;シュトロミンガー)
リディア・マリンピエトリ
(S;ヴァルター)
アルフレード・マリオッティ
(B;老兵士)
ファウスト・クレヴァ指揮
モンテカルロ国立歌劇場o.、
トリノ・リリコcho.
 録音:1968年6月、モンテカルロ。
 「ラ・ワリー」は、カタラーニの最も有名にして、殆ど唯一知られるオペラ。テバルディが得意とした名高いアリア「遠くへ行かないで」(または「さようなら、故郷の家」というタイトルでも知られる)は、この「ワリー」の第1幕で歌われるもの。元々人気のあるアリアだったが、フランス映画『ディーバ』(1981年)に使用され、より一層広く知られるようになった。ちなみに、その他にも映画『誰かに見られてる』(1987年)、『厚化粧の女』(1990年)、『フィラデルフィア』(1993年)などで用いられている。そのような人気にもかかわらず、残念なことに、このオペラの全曲録音はきわめて少なく、このデッカ盤は、その意味でも十二分に貴重だが、さらにテバルディ、デル・モナコ、カップッチッリら、ゴージャスきわまりない歌手陣を揃えている点においても、まさに決定盤と言えるだろう。そしてその地位は今後も長く揺るがされることはないだろう。指揮のファウスト・クレヴァは、1902年トリエステに生まれ、ミラノで学んだ指揮者。1920年にアメリカにわたり、メトロポリタン歌劇場で合唱指揮やコレペティートルを務め、サンフランシスコ〜シカゴを経て、メトでオペラ指揮者として活躍した。この録音は彼が亡くなる3年前のもの。ちなみに、作曲家と年齢が近かった往年の名指揮者トスカニーニは、このオペラを大変に気に入っていたらしく、最初の娘にヒロインと同じワリーという名前を付けたほどだったちなみに長男の名は、この作曲家のもうひとつのオペラ「ローレライ」に登場するワルターだった(ワルターの名は「ワリー」にも出て来る)。
475 867-3

(3CD)
マリナー〜ヘンデル:合奏協奏曲集
 [Op.3(*)/Op.6(#)]
ネヴィル・マリナー指揮
ASMIF
 録音:1964年(*)/1968年(#)。
 ヘンデルの作品3と6は、バロック時代の合奏協奏曲の頂点に位置するものとして高く評価されている作品。それぞれ、作品3が全6曲、作品6が全12曲から構成されている。両曲ともに、ヘンデルの音楽的創造力が最高に発揮されており、特に作品6はコレッリの協奏曲の形式に基づいたもので、きわめて充実した内容を持っている。作品3も、オーボエをはじめ、ブロックフレーテやフルート、ファゴットといった管楽器や、オルガン、ハープまで用い、バラエティ豊かで多彩な響が実現されている。当時のマリナー/アカデミー室内o.は、これらの曲を最も主要なレパートリーとしており、それゆえ名手たちによる磨き抜かれた演奏がここに収められている。今回の再発では新しくリマスターされているので、より高音質でヘンデル音楽の愉悦をお楽しみ頂ける。なお、作品6のプロデューサーはエリック・スミス。
アバド&LSO〜メンデルスゾーン:交響曲集
 [第3番 イ短調Op.56「スコットランド」/
  第4番 イ長調Op.90「イタリア」]
クラウディオ・アバド指揮
LSO
 録音:1967年2月、キングズウェイ・ホール、ロンドン。
 アバドがレコード・デビューしたのは1960年代。その当時、彼はデッカに何点か録音を行っている。このメンデルスゾーンはその貴重な記録のひとつである(これ以外には、プロコフィエフ、ヒンデミット、ブラームス、ヤナーチェクなどがあった)。アバドにとってメンデルスゾーンはお気に入りの作曲家のひとりのようでそれは、これらの2曲を84年にも同じくLSOとDGに再録音し、その時は交響曲全集を完成させていることや、また、「真夏の夜の夢」を複数回、さらに序曲集も録音していることからも容易に想像出来る(なお、「イタリア」に関しては95年にBPOとも録音している)。そして、覇気に満ちながら、この作曲家特有の品のよさを崩さない演奏からも相性のよさを感じさせる。
475 867-8

(2CD)
シェーンベルク:歌劇「モーゼとアロン」 フランツ・マツーラ
(Br;モーセ)
フィリップ・ラングリッジ
(T;アーロン)
アーゲ・ハウグランド
(Br;司祭)
バーバラ・ボニー
(S;若い娘)
ミラ・ザカイ(A;病の女)
ダニエル・ハーパー
(T;若い男)
トマス・ダイミト
(T;裸の若者)
ヘルベルト・ヴィトゲス
(Br;男、エフライム族の男)
ゲオルグ・ショルティ指揮
シカゴso.&cho.
 録音:1984年5月、オーケストラ・ホール、シカゴ。
 旧約聖書の「出エジプト記」から題材をとり、12音技法を駆使して作曲されたオペラ。第3幕は台本しか遺されておらず、未完に終わったにもかかわらず、シェーンベルクの代表的な作品として高く評価されている。弁舌巧みなアーロンがたっぷりとした歌を披露するのに対し、能弁でないモーゼを描写するために語りのような歌唱法であるシュプレヒゲザングという技法を用いたのは音楽史的にもきわめて重要なアイディア。また、有名な狂乱の場である「金の子牛の踊り」では、シカゴ響の機能をフルに活かしたスペクタクルに圧倒されることだろう。2007年はこのオペラがチューリヒで初演されてから、ちょうど50年目に当たる。なお、このアルバムは、1885年第28回グラミー賞の最優秀オペラ録音賞を受賞している。
475 868-1

(3CD)
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 レナータ・テバルディ
(S;レオノーラ)
マリオ・デル・モナコ
(T;アルヴァーロ)
エットレ・
 バスティアニーニ
(Br;カルロ)
ジュリエッタ・シミオナート
(Ms;プレツィオジッラ)
チェーザレ・シエピ
(B;グァルディアーノ)
フェルナンド・コレナ
(Br;メリトーネ)
シルヴィオ・マイオニカ
(Br;カラトラーヴァ侯爵)
ガブリエッラ・カルトゥラン
(Ms;クッラ)
ピエロ・ディ・パルマ
(T;トラブーコ)
フランチェスコ・
 モリナーリ=プラデッリ指揮
ローマ聖チェチーリア
 音楽院o.&cho.
 録音:1955年7月、ローマ。
 テバルディ、デル・モナコ、バスティアニーニ、シミオナート、シエピ......など、ゴージャスな歌手陣が勢揃いした「運命の力」の名盤。最高の品質を求めた当時のデッカの心意気が伝わって来るアルバム。テバルディの愛らしさ、デル・モナコの輝かしさをはじめ、キャストはみなそれぞれの個性を活かした素晴らしく魅力的な歌を聴かせている。50年代の録音ではあるが今回のリマスターで高音質化がはかられ、さらにアルバム全体の魅力が増している。ヴェルディ・ファン必携のディスクといえるだろう。モリナーリ=プラデッリは1911年ボローニャ生まれのイタリア人指揮者。生地で「愛の妙薬」を指揮してデビューし、その後世界的に活躍した。サンタ・チェチーリア・アカデミーの会員であり、16?18世紀の絵画の大コレクターとしても有名。40、50年代に何本か映画制作にも参加していた。
アシュケナージ〜シューベルト
 ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調Op.53 D850/
 4つのドイツ舞曲〜「17のドイツ舞曲集」D366
ヴラディーミル・
 アシュケナージ(P)
 録音:1975年4月、全聖徒教会、ピーターシャム。
 アシュケナージは2007年に70歳を迎える。このアルバムはそれを祝ってリリースされるシリーズの1枚。当盤は、30代後半の若きアシュケナージの演奏で、1825年のピアノ・ソナタと、1824年(一部除く)のドイツ舞曲という、ほぼ同時期に書かれた作品を並べたシューベルト・アルバム(ちなみに2007年はシューベルトの生誕210年)。アシュケナージによるこの組み合わせが1枚のCDとして単独で発売されるのは、これが初めて。さらに、アシュケナージにとって、両曲とも唯一の録音。このピアニストの若き時代の演奏を知る上でも貴重であり、また彼らしい明るい音色で歌われるリリシズムの魅力を堪能するためにも持っていたいアルバムといえるだろう。
PHILIPS "ORIGINALS" 1CD\1680(税抜\1600)
475 868-5

(3CD)
イタリアSQ〜
 ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集

 [第12番 変ホ長調Op.127/
  第14番 嬰ハ短調Op.131/
  第13番 変ロ長調Op.130/
  第16番 ヘ長調Op.135/
  第15番 イ短調Op.132]/
 大フーガ 変ロ長調Op.133
イタリアSQ
[パオロ・
  ボルチアーニ(1stVn)
 エリーザ・
  ペグレッフィ(2ndVn)
 ピエロ・ファルッリ(Va)
 フランコ・ロッシ(Vc)]
 録音:1967年-1969年、スイス。
 弦楽四重奏曲の至宝として知られるベートーヴェン作品。その中でも特に傑作とされるのが、第12番からのいわゆる「後期」作品集。イタリア弦楽四重奏団は、1945年結成。豊かな歌とシンフォニックな厚みのある響で高く評価された団体で、ポリーニらとの共演でもよく知られている。第1ヴァイオリンのボルチアーニは、弦楽四重奏団の権威ある世界的コンクールのひとつにその名が冠されている存在。高齢のために解散してしまったのは残念だが、このアルバムで今なお瑞々しい彼らの演奏を楽しめるのは嬉しいこと。CD3枚組で、最後には、第13番の本来の終楽章である「大フーガ」も収録されている。
コヴァセヴィッチ&デイヴィス〜
 バルトーク:ピアノ協奏曲全集

  [第1番(*)/第2番(#)/第3番(+)]
スティーヴン・コヴァセヴィチ(P)
コリン・デイヴィス指揮
BBCso.
 録音:1968年(#)/1975年(*/+)。
 リリース当時から、バルトークのピアノ協奏曲のリファレンス的な演奏として高く評価され続けているコヴァセヴィチの初期の代表的名盤。これらの中でも特に評価が高いのは、エジソン賞を受賞した(#)。第3番は死期を知ったバルトークが、自分が亡くなった後に妻のディッタがこの曲を弾いて生計を立てていけるようにと書かれた作品。残念ながら最後の17小節を完成させられなかったものの、簡潔にして美しいその音楽は高い人気を誇っている。実はこの曲、コヴァセヴィチが生まれた年に書かれた作品でもある。なお、プロデューサーには、ホリガーのアルバムなどで指揮をしていたヴィットリオ・ネグリの名がクレジットされている。
475 915-5

(3CD)
シュライアーの「クリスマス・オラトリオ」
 バッハ:「クリスマス・オラトリオ」BWV248
ヘレン・ドナート(S;天使)
アンドレア・
 イーレ(S;エコー)
マルヤーナ・
 リポヴシェク(A)
エーベルハルト・
 ビュヒナー(T)
ローベルト・
 ホル(B;ヘロデ王)
ルートヴィヒ・ギュトラー・
 トランペット・アンサンブル
ペーター・シュライアー
(T;福音史家)指揮
シュターツカペレ・
 ドレスデン、
ライプツィヒ放送cho.
 録音:1987年1月、聖ルカ教会、ドレスデン。
 「マタイ」や「ヨハネ」の受難曲と異なり、イエスの生誕と新年の到来を祝うのが「クリスマス・オラトリオ」。誕生日だけでなく、その日から新年までの6日間にわたる「クリスマス期間」のためのものなので、6部から構成されている。このディスクでは、名テノールとして著名なペーター・