ORGANUM CLASSICS 第1回ご案内分 | ||
バッハとレーガーの「幻想曲とフーガ」集 マックス・レーガー(1873-1916): コラール「輝く暁の星のいと美わしきかな」による 幻想曲とフーガ Op.40 No.1 J.S.バッハ(1685-1750): 幻想曲とフーガ ト短調BWV 542 マックス・レーガー: 幻想曲とフーガ ニ短調Op.135b / コラール「目ざめよ、と呼ぶ声が聞こえ」による 幻想曲とフーガ Op.52 No.2 |
デールテ・ マリア・パッカイザー(Org) | |
録音:聖パウロ福音教会、ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ、バーデン=ヴュルテンベルク州、ドイツ、ディジタル。発売:1996年。使用楽器:リーガー社、1994-1995年製。 ハンブルク生まれのマリア・パッカイザー(1957-)は、1982年以来同教会のオルガニストを務めている。 #当盤は既に廃盤となっており、流通在庫限りの御取扱いです。また、カット盤での入荷となる可能性もございます。 | ||
ブラームス(1833-1897)/作曲者編曲: 2つのヴァイオリン・ソナタOp.120 (原曲:クラリネット、またはヴィオラ) |
アクセル・シュトラウス(Vn) ペーター・ヴィンハルト(P) | |
発売:1998年。 #当盤は既に廃盤となっており、流通在庫限りの御取扱いです。また、カット盤での入荷となる可能性もございます。 | ||
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):交響的オルガン作品集 オルガン交響曲第4番 ト短調Op.32/ 自由な形式による24の小品Op.31 より [第19番「子守歌」/第28番「パストラル」]/ オルガン交響曲第6番 ハ短調Op.59〜第4楽章「アリア」/ 24の幻想的小品集Op.51 より [第1番「前奏曲」/第2番「アンダンティーノ イ短調」/ 第3番「カプリス」/第6番「結婚行進曲」] |
トーマス・ダール(Org) | |
録音:聖母マリア教会、アーハーン、ドイツ。使用楽器:クラウディウス・ヴィンターハルター・オルガン工房製作、1996年。 ダール(1964-)はヴォルフガング・リュプザムやジャン・ギユーらに師事したドイツのオルガニスト。1996年以来、ハンブルク聖ペテロ教会の第1キルヒェンムジカー(直訳すれば「教会音楽家」。プロテスタント系の教会では「カントル」と呼ぶ職で、教会オルガニストや合唱指導をまとめて行う)を務めている。2003年には来日公演を行なったようだ。なお、綴りまで同一のノルウェーで活躍するジャズ・ギター奏者(1973-)がいるが、別人。 #当盤は既に廃盤となっており、流通在庫限りの御取扱いです。また、カット盤での入荷となる可能性もございます。 | ||
デュプレ、メシアン、ギュー マルセル・デュプレ(1886-1971): 受難交響曲Op.23/2つのエスキースOp.41 オリヴィエ・メシアン(1908-1992):キリストの昇天 ジャン・ギュー(1930-):オルガンのためのトッカータ |
マルタ・シュスター(Org) | |
録音: Probsteikirche Kleve 。使用楽器:リーガー社製。 2000年度の "Goldener Bobby" 賞を受賞した優秀録音盤。 | ||
ハインツ・ヴンダーリヒ(1919-):オルガン作品集 Vol.1 Sonata Tremulanda Hiroshima (1984) / 主題に基づくオルガン・ソナタ(1956) / 「我らに平和を」による祈り(1993) / ヴァイオリンとオルガンのための 「 Wir rufen dich, St. Wolfgang an 」(1993) (*)/ ヨナ書 [Psalm Jona] によるソナタ(1996) / B-A-C-H の名による序奏とトッカータ(1988) / 「讃えられよ、イエス・キリスト」による ミクソリディア旋法のトッカータ(1947) |
ハインツ・ヴンダーリヒ(Org) ネリー・ゼレギ(Vn;*) | |
Vol.2:Ogm-230049。 レーガー解釈の権威、H.ヴンダーリヒによる自作自演。彼はレーガーの友人だったカール・シュトラウベ(1873-1950)に学んでおり、2012年現在では、シュトラウベの弟子中唯一の生存者だと言う。来日したこともあるようなので、1曲目はその際の印象によるものだろう( "Sonata Tremolanda" という別語になっている資料もあるが、上記はレーベル発行のカタログによる)。ゼレギ(1932-2004)はハンガリー出身でティボール・ヴァルガの弟子。彼女はH.ヴンダーリヒの夫人で、1962年から1998年までハンブルク州立音楽舞台芸術大学(ハンブルグ音楽大学)で教授職にあった。 | ||
スティーヴン・サープ、ヨーロッパ・デビュー J.S.バッハ(1685-1750)/スティーヴン・サープ編: 協奏曲第1番 ニ長調BWV.972 (原曲:鍵盤楽器のための)(*)/ イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 (#) シューマン(1810-1856): バッハの名によるフーガ第1番 Op.60 No.1 メンデルスゾーン(1809-1847): オルガン・ソナタ第2番 ハ短調Op.65 No.2 テオドール・デュボワ(1837-1924): 12の新しい小品Op.7 より[ Noel / Fiat Lux ] フランク(1822-1890):前奏曲、フーガと変奏Op.18 ヴィドール(1844-1937): 交響曲第5番 Op.42 No.1 より [アダージョ/トッカータ] |
スティーヴン・サープ(Org) | |
録音:聖ヨハネ教区教会、トロイスドルフ=ジーグラー(ケルン近郊)、ドイツ。使用楽器:ザイフェルト製作、2001年。(*)は世界初録音。(#)は世界初録音と資料には書かれていないが、少なくともオルガンでの演奏は珍しい。 サープはアメリカのオルガニストで、2009年に入って同じドイツの AEOLUS から発売された、ジャンヌ・ドゥメッシュー(1921-1968)のオルガン作品全集(AE-10561)で注目を集めた。 | ||
The Trumpet Shall Sound ヘンデル:「メサイア」より モンテヴェルディ:「オルフェオ」〜トッカータ トレッリ:シンフォニア ニ長調 ムレ:Suite de Fanfares 第1番 クレランボー: Basse et Dessus de Trompette ou de cornet séparé en dialogue パーセル:トランペット・テューン ベネット:トランペット・ヴォランタリー ニ長調 クレープス: Es ist gewißlich an der Zeit ラングレ: In dulci jubilo リヴィエ:アリア ジョリヴェ: Aur de Bravoure ボヴェ:サラマンカ |
トーマス・シュテールカー(Tp) カイ・シュティフェルマン(B) ペーター・ペーテルマン(Org;*) | |
使用楽器: Klais-Orgel St. Dionysius Rheine (*)。 #当盤は2010年のレーベル・カタログから削除されており、廃盤となったものと思われます。流通在庫限りの御取扱いとなり、カット盤での入荷となる可能性もございます。 | ||
ハインツ・ヴンダーリヒ(1919-):オルガン作品集 Vol.2 古い様式による前奏曲と二重フーガ (1939) / ヴァイオリンとオルガンのための変奏曲 「 Twelvetonata 」 [Variationa Twelvetonata] (1989) (*) / 「戸を高く上げよ」によるパルティータ (1946) / ヨハン・ネポムク・ダーヴィトの主題による 情緒とフーガ (2002) / フーガ・ヴァリア−タ (変奏フーガの様式による幻想曲) (1942-43) / 対位法的シャコンヌ (1938) |
ハインツ・ヴンダーリヒ(Org) ネリー・ゼレギ(Vn;*) | |
Vol.1:Ogm-210034。 レーガー解釈の権威、H.ヴンダーリヒによる自作自演。(*)の "Twelvetonata" はどうも造語のようだが、「12声 [Twelveton] 」と「ソナタ [(S)onata] 」 の合成語だろうか? 英訳ではこの語は無視され、単に「変奏曲」とされている場合が多い模様。 | ||
リスト(1811-1886):ピアノ作品集 B-A-C-H の主題による幻想曲とフーガ/ 「巡礼の年第3年」〜エステ荘の噴水/ バッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」 のコンティヌオとロ短調ミサの 「十字架につけられ」による変奏曲/ 詩的で宗教的な調べ 〜第3曲「孤独な中の神の祝福」/ ピアノ・ソナタ ロ短調 |
ジュリアン・エヴァンズ(P) | |
使用楽器:スタインウェイD。 エヴァンズはかなりの技巧を誇るイギリスのピアニストだが、録音にはあまり恵まれておらず、旧譜は殆ど廃盤となっている模様。公式サイト:http://www.julian-evans.com/。 | ||
レーガー(1873-1916):オルガン作品集 B-A-C-H による幻想曲とフーガOp.46 / 12のオルガン小品 Op.59 〜第9曲「ベネディクトゥス」 Op.59 No.9 / 序奏、パッサカリアとフーガ ホ短調Op.127 |
ハインツ・ヴンダーリヒ(Org) | |
録音:ベルリン大聖堂。使用楽器:ヴィルヘルム・ザウアー製作、1905年。 レーガーの孫弟子にあたる権威、H.ヴンダーリヒ(1919-)による演奏。 | ||
聖ヒルデガルト大修道院のオルガン クリストフ・ボッサート(1957-): ヒルデガルト・フォン・ビンゲンによる「キリエ」 J.S.バッハ(1685-1750): 幻想曲とフーガ ト短調BWV.542 / トッカータ ハ長調BWV.564 / 幻想曲 ハ長調BWV.570 ブラームス(1833-1897): コラール前奏曲「わが心は喜びに満ち」Op.122 No.4 ブラームス/クリストフ・ボッサート編曲: 創作主題による変奏曲 ニ長調Op.21 No.1(原曲:ピアノ)(*) リスト(1811-1886):泣き、嘆き、悲しみ、おののき |
クリストフ・ボッサート(Org) | |
録音:2004年11月、聖ヒルデガルト大修道院 [ Abtei Sankt Hildegard ]、リューデスハイム=アイビンゲン。使用楽器:ロマヌス・ザイフェルトと息子・オルガン工房 [Orgelbau Romanus Seifert & Sohn]、2004年製作。(*)は当編曲による世界初録音。 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンが活躍した地に建つ修道院にて演奏されたディスク。この修道院には今日でも、彼女の遺骨を含む聖遺物が所蔵されている。ボッサートはヴェルナー・ヤコプにオルガンを、ケネス・ギルバートにチェンバロを、ヘルムート・ラッヘンマンらに作曲を学んだドイツのオルガニスト。収録曲中では、ブラームスのピアノ変奏曲をオルガンで演奏した(*)が大変珍しい。 | ||
ベートーヴェン(1770-1827):後期ピアノ・ソナタ集 ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調Op.106 「ハンマークラヴィーア」/ ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調Op.109 |
マルティン・ラッシュ(P) | |
録音:2004年1月20日&2004年2月10日、以上ドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学、ライヴ。使用楽器:スタインウェイD。 ドイツのピアニスト、ラッシュ(1974-)のデビュー盤。ゲルハルト・オピッツやアルフレート・ブレンデルの弟子にあたり、2002年以降、母校のドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学(ミュンヘン音楽大学)で教えている。 | ||
Die Woehl-Orgel der Pfarrkirche Herz Jesu in München-Neuhausen ニコラス・ショヴォー(1904-1995):3つの小品 ゲオルク・ベーム(1661-1733): パルティータ「喜べ、我が魂」 J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ニ短調BWV.539 サン=サーンス(1835-1921):幻想曲 ハ長調Op.157 メシアン(1908-1992):天上の宴 フロール・ペーテルス(1903-1986): 旋法組曲 [Suite modale] Op.43 |
カール・マウレーン(Org) | |
録音:2004年10月、イエスの魂 [Herz Jesu] 教区教会、ノイハウゼン地区、ミュンヘン。使用楽器:(ゲラルト?・)ヴェール製作。 この教会(建築:1997-2000)の外観はガラス張りの立方体で、とても教会とは思えないが、建築の分野では高く評価されているようだ。 マウレーン(1938-)はカール・リヒター、フロール・ペーテルス、ガストン・リテーズ、ピート・ケー、ルイージ・フェルディナンド・タリアヴィーニ、そしてオリヴィエ・メシアンという錚々たる面々に学んだドイツの奏者。ラファエル・クーベリック、ブルーノ・ヴァイル、ハンス・シュタットルマイアらの指揮の元、オーケストラとも度々共演している。 | ||
シューベルト(1797-1828):4手ピアノ作品集 大ソナタ 変ロ長調Op.30 D.617 / ロンド イ長調Op.107 D.951 / 幻想曲 ヘ短調Op.103 D.940 / デュオ(アレグロ) イ短調D.947「人生の嵐」 |
ピアノ・デュオ・クトロヴァッツ [エドワード・クトロヴァッツ、 ヨハネス・クトロヴァッツ(P)] | |
クトロヴァッツ兄弟によるピアノ・デュオ(ドイツ人なので、エドゥアルト・クトロヴァツ等の表記が正しいように思われるが、公式サイト(http://www.duokutrowatz.com/)に上記の日本語表記がある)母国のウィーン国立音大で教鞭を執りながら世界各地でコンサートを開いている。彼らは1995年に初来日、1997年以降は2000年を除き毎年来日公演を行っており、2010年と2011年にも既に来日予定が告知されている。他レーベルにも幾つか録音があるが、基本的には当レーベルを中心に録音を続けているようだ。 | ||
ブラームス(1833-1897):21のハンガリー舞曲集 | ピアノ・デュオ・クトロヴァッツ [エドワード・クトロヴァッツ、 ヨハネス・クトロヴァッツ(P)] | |
使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル。おそらく以前、Ogm-960038という番号で発売されていた録音の再発売(旧盤とジャケットが同一)。 | ||
ヨハン・シュトラウス II (1825-1899): ピアノ・デュオによるワルツ&ポルカ集 ワルツ「人生を楽しめ」Op.340 / アンネン・ポルカOp.117 / ワルツ「南国のばら」Op.388 / ポルカ・シュネル「ハンガリー万歳!」Op.332 / ワルツ「山の上から」Op.292 / ポルカ・マズルカ「心と魂」Op.323 / ワルツ「春の声」Op.410 / トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214 / ワルツ「朝の新聞」Op.279 |
ピアノ・デュオ・クトロヴァッツ [エドワード・クトロヴァッツ、 ヨハネス・クトロヴァッツ(P)] | |
録音:1999年3月、24bit /リマスタリング:2005年3月。以前、Ogm-990042という番号で発売されていた録音の、リマスター再発売。 | ||
聖ヒルデガルト大修道院のオルガン〜 バッハ、ブラームス、リスト J.S.バッハ(1685-1750):幻想曲とフーガBWV.542 ブラームス(1833-1897): コラール前奏曲「わが心は喜びに満ち」Op.122 No.4 リスト(1811-1886):泣き、嘆き、悲しみ、おののき J.S.バッハ:幻想曲 ハ長調BWV.570/ トッカータ ハ長調BWV.564 |
クリストフ・ボッサート(Org) | |
録音:2004年11月、聖ヒルデガルト大修道院。全曲Ogm-240086に含まれており、ここからの抜粋盤と思われる。 #当盤は2010年のレーベル・カタログから削除されており、廃盤となったものと思われます。流通在庫限りの御取扱いとなり、カット盤での入荷となる可能性もございます。 | ||
フランクの交響曲、なんとオルガン版 フランク(1822-1890)/ ハインリヒ・ヴァルター(1959-)編曲: 交響曲 ニ短調(1886-88/編曲: 1992 rev. 2005) / 交響詩「プシュケ」より [プシュケの眠り/プシュケとエロス] (1886-88/編曲: 1989 rev. 1996) |
ハインリヒ・ヴァルター(Org) | |
録音:2005年12月、14の聖人教会 [Basilika Vierzehnheiligen] 、オーバーフランケン、ドイツ/発売:2006年。使用楽器:リーガー・オルガン工房製作、1999年。同編曲の世界初録音。 ヴァルターはフライブルク州立音楽院でジグモント・サットマリーに学び、卒業後トゥールーズ音楽院でグザヴィエ・ダラスにも学んだドイツの奏者。NHKにも放送用の録音を行ったことがあると言うが、おそらく商業販売されるCDは当盤が初めて。 |