ORC-1 (3CD) 廃盤 |
ドニゼッティ:歌劇「パリ伯爵ウーゴ」(1832)
ジャネット・プライス(ビアンカ) モーリス・アーサー(ウーゴ) イヴォンヌ・ケニー(アデーリア) デッラ・ジョーンズ(ルイージ)他 アラン・フランシス指揮フィルハーモニアo. | |
オッフェンバック/ドン・ホワイト再構成: 喜歌劇「クリストファー・コロンブス」(1976) モーリス・アーサー(クリストファー・コロンブス) ジョイ・ロバーツ(コロンブスの婚約者ベアトリス) ジョハナ・ピーターズ(ローザ・コロンブス)他 アラン・フランシス指揮ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ | ||
1976年のアメリカの独立200年記念のために、レーベル創業者ドン・ホワイト自らが、オッフェンバックの未発表曲やあまり知られていない曲を選んで、台本を新たに書き再構成した作品。一見キワモノだが、その後も再上演が行なわれるなど評価を得ているようだ。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ヴェルジーのガブリエッラ (ガブリエッラ・ディ・ヴェルジ)」(1838年版) リュドミラ・アンドルー(ガブリエッラ) クリスティアン・ドゥ・プレシス(ヴェルジ公爵ファイエル) モーリス・アーサー ジョン・トムリンソン(フランス王フィリッポ2世)他 アラン・フランシス指揮 RPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
1978年まで全く上演されなかったレアな作品。戦死したとの誤報から愛するラウールを忘れ、親に薦められたファイエルと結婚したガブリエッラ。戦中から逃げ帰ってきたラウールはガブリエッラと愛を確かめるがその場をファイエルに見つかり・・激しくロマンテックな愛と死を描いている。 同曲1826年版からの場面を余白に収録。2007年に再プレスされ、その際ジャケット写真などが変更されている。 | ||
ORC-5 (3CD) 廃盤 |
マイアベーア:歌劇「ディノラ」
デボラ・クック(S;ディノラ) クリスティアン・ドゥ・プレシス(Br;オエル) アレクザンダー・オリヴァー(T;コランタン) デッラ・ジョーンズ(Ms;羊飼い)他 ジェイムズ・ジャッド指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | |
ドニゼッティ:歌劇「マリア・パディッラ」(1841)
ロイス・マクドナル(S;マリア・パディッラ) デッラ・ジョーンズ(Ms;イーネス) グレアム・クラーク(ドン・ルイス) アラン・フランシス指揮 LSO 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:1980年。 | ||
ドニゼッティ: 歌劇「リヴァプールのエミリア」(1824) / 歌劇「リヴァプールの隠れ家」(「リヴァプールのエミリア」改訂版)(1828)(*) イヴォンヌ・ケニー(エミーリア) アン・メイソン(キャンディーダ) セスト・ブルスカンティーニ(ドン・ロムアルド/アスドルバーレ伯爵;*) クリス・メリット(フェデリコ/ヴィラルス大佐;*)他 デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
オリジナル版とその改訂稿の2種を収録。 | ||
ORC-9 (2CD) 廃盤 |
ドニゼッティ:歌劇「カレーの包囲」 |
デイヴィッド・パリー指揮 フィルハーモニアo. |
マイアベーア:歌劇「エジプトの十字軍」(1824)
イアン・プラット、イヴォンヌ・ケニー、ダイアナ・モンタギュー、 デッラ・ジョーンズ、ブルース・フォード、ウーゴ・べネッリ、リンダ・キッチン デイヴィッド・パリー指揮 RPO 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
ORC-11 (3CD) 廃盤 |
ヨハネス・ジーモン・マイア 〔ジョヴァンニ・シモーネ・マイール〕(1763-1845): 歌劇「コリントのメデア」(1813) |
デイヴィッド・パリー指揮 フィルハーモニアo. |
ドニゼッティの師であるマイアの代表作。抜粋: ORR-215 。 | ||
ORC-12 (3CD) 廃盤 |
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870): 歌劇「オラーツィとクリアーツィ」(1846) デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、 | |
ロッシーニ:歌劇「リッチャルドとゾライデ」(1818)
ブルース・フォード(T) ネリー・ミリチョイウ(S) ウィリアム・マッテウッツィ(T) アラステア・マイルズ(B) デッラ・ジョーンズ(Ms)他 デイヴィッド・パリー指揮 ASMIF 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
発売:1996年。 | ||
ORC-15 (3CD) 廃盤 |
ジョヴァンニ・パチーニ(1796-1867): 歌劇「イギリスの王女マリア」(1843) |
デイヴィッド・パリー指揮 フィルハーモニアo. |
ドニゼッティ: 歌劇「グラナダのゾライダ」〔1922年オリジナル版(全曲)/1824年版(抜粋)(*) 〕 ブルース・フォード(T;グラナダ王アルムツィル〔ゾライーダに恋する〕) マジェッラ・カラー(S;ゾライダ〔アベナメトと相思相愛となる〕;*以外) ポール・オースティン・ケリー(T;アベナメト〔ムーア人の将軍〕) マシュー・ハーグリーヴズ(B;アリ〔アムツィルの腹心〕) ドミニク・ナトーリ(T;アルマンツォル〔アベナメトの友人〕) クリスティーナ・パストレッロ(S;スペイン人奴隷イネス〔ゾライダの友人〕) ダイアナ・モンタギュー(Ms;アベナメト;*) デイヴィッド・パリー指揮 ASMIF 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:1998年10月、12月、聖クレメンツ協会、ロンドン|発売:1999年。ドニゼッティがオペラの道に進むきっかけとなった作品だが、録音が少なく、発売から10年以上が経過した2010年現在でも唯一の全曲録音。ゾライダ役の Majella Cullagh はアイルランド人だが、アイルランド・ゲール語における発音は不明のため、英語に基づくカナ表記としている。また西欧のサイトで、ファースト・ネームが「マージェッラ [Marjella] 」と記載されていることがあるが、おそらく誤り。 | ||
ORC-20 (3CD) 廃盤 |
ロッシーニ:歌劇「ビアンカとファリエーロ」(1819)
デイヴィッド・パリー指揮 LPO | |
ジョヴァンニ・パチーニ(1796-1867):歌劇「ボルゴーニャのカルロ」(1835)
ブルース・フォード(T;カルロ) エリザベス・フトラル(S;レオノーラ) ジェニファー・ラーモア(Ms;エステッラ)他 デイヴィッド・パリー指揮 ASMIF 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
ロッシーニ:歌劇「イギリスの女王エリザベッタ」
ジェニファー・ラーモア、マジェラ・カラフ、ブルース・フォード/他 ジュリアーノ・カレッラ指揮 LPO | ||
ヨハネス・ジーモン・マイア〔ジョヴァンニ・シモーネ・マイール〕(1763-1845): 歌劇「スコットランドのジネーヴラ」(1801) ルカ・グラッシ(スコットランド王) エリザベス・ヴィダル(S;ジネーヴラ) ダニエラ・バルチェローナ(Ms;アリオダンテ) アントニーノ・シラグーザ(T;ポリネッソ)他 ティツィアーノ・セヴェリーニ指揮 トリエステ・ヴェルディ劇場o.&cho. | ||
録音:ライヴ(おそらく2001年4月21日)。世界初録音。作曲200年を記念しての録音。OPERA RARAとしては初めてのライヴ録音。 ドイツのバイエルンに生まれ、18世紀の終わりにイタリアへ渡り、かの地で当時の有名作曲家となったジーモン・マイアは、今日ではドニゼッティの師であったという程度にしか記憶されていないが、モーツァルトとロッシーニの間を埋める歌劇作曲家と言える。この作品は19世紀幕開けの年に書かれたにふさわしい時代の転換を感じさせるもので、当盤は彼の歴史的再認識を促すアイテムとして重要。 キャスティングにも力が入っており、オペラ・マニアは見逃せない。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ロベルト・デヴリュー」
ネリー・ミリチョユ(エリザベッタ) ホセ・ブロス(ロベルト・デヴリュー) ソニア・ガナッシ(ノッティンガム公爵夫人サーラ) ロベルト・フロンターリ(ノッティンガム公爵)他 マウリツィオ・ベニーニ指揮コヴェント・ガーデン王立歌劇場o.&cho. | ||
「アンナ・ボレーナ」、「マリア・ストゥアルダ」と並び女王三部作の一つとされる、愛と嫉妬をテーマとしたオペラ。 | ||
マイアベーア:歌劇「アンジュのマルゲリータ」
ダニエラ・パルチェローナ(Ms) ブルース・フォード(T) アニーク・マシス(S)他 デイヴィッド・パリー指揮 LPO 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
「エジプトの十字軍」に始まるOpera Rara社によるマイアベーアの6つのイタリアン・オペラ第2作目。この「Margherita d'Anjou」は、当初ボーカル・スコアしか発見されておらず、Opera Rara社では、細部においてこと細かく指示のあるマイアベーアの作品を再現するためにあらゆる手をつくし、最終的に3つの稿を入手、アーティスト達の努力も加わって完成稿に至ったという。これまで聴く事ができなかった作品だけに、オペラ・ファンは要注目。 | ||
メルカダンテ:歌劇「アンティオキアのエンマ」
ネリー・ミリチョイウ(アンティオクの王女エンマ) ロベルト・セルヴィーレ(タイアの伯爵コッラード) ブルース・フォード(コッラードの甥でアデーリアの婚約者、ルッジェーロ) マリア・コスタンツァ・ノチェンティーニ(コッラードの娘アデーリア)他 デイヴィッド・パリー指揮 LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
世界初録音。156ページの解説付。アンティオキアとは現在のトルコ南部の都市アンタクヤ(ハタイ)のこと。 | ||
ロッシーニ:歌劇「ゼルミーラ」 | ブルース・フォード、 アントニーノ・シラグーザ/他 マウリツィオ・ベニーニ指揮 スコティッシュ室内o. | |
録音:2003年、エディンバラ国際フェスティバル。188ページの解説付。ロッシーニのナポリ時代最後の作品。音楽的な充実度も高い。 ゼルミーラ:レスボス王ポリドーロの娘ゼルミーラは夫イーロの不在の間、王位を略奪したアゾールから父を守る為、祖先の墓に隠れる。しかしアゾールは、やはり王位を狙うアンテノーレに暗殺される。帰還した夫イーロはアンテノーレの嘘の助言からポリドーロの失踪、アゾールの殺害はすべてゼルミーラのせいであると疑う。アンテノーレによりポリドールとゼルミーラは投獄されるが全てを理解したイーロによって救出される。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「フォアのフランチェスカ」(1831)
アニーク・マシス、ピエトロ・スパニョーリ、 ジェニファー・ラーモア、ブルース・フォード アントネッロ・アッレマンディ指揮 LPO 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2004年。ナポリでの初演後数回しか上演されず、忘れら去られていたオペラの復活。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「エルヴィーダ」(1826)
アニーク・マシス、ピエトロ・スパニョーリ、 ジェニファー・ラーモア、ブルース・フォード アントネッロ・アッレマンディ指揮 LPO 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2004年。1826年7月6日ナポリで、シチリアの女王マリア・イザベッラの誕生日に合わせて書かれた、華やかで美しいオペラ。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ピーア・デ・トロメイ」
マジェラ・カラフ、ブルース・フォード、ロベルト・セルヴィーレ ディヴィッド・パリー指揮 LPO 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2004年、ロイヤル・フェスティバル・ホール。2005年にBONGIOVANNIとDYNAMICから相次いで全曲盤が登場するまでは、全曲が入手困難な作品だった。 イタリア中部の城塞都市シェーナを舞台とした美しく魅力的な作品で、ギベリーニ党とグェルフィ党という二つの党の争いの中で主人公ピーアをめぐる愛と死の物語。豪華装丁、248ページの解説書(英語)付き。 | ||
ORC-31 (2CD) 廃盤 |
ドニゼッティ:歌劇「大洪水」(1830) |
ジュリアーノ・カレッラ指揮 LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. |
ロッシーニ: 歌劇「ブルゴーニュのアデライーデ」 |
マジェラ・カラフ ジェニファー・ラーモア ブルース・フォード ジュリアーノ・カレッラ指揮 スコッティッシュ室内o.&cho. | |
録音:2005年、ライヴ。 「ブルゴーニュのアデライーデ」:ドイツ皇帝オットーネはアデライーデの助けを求める手紙を見て電撃的にイタリアに攻め入る。アダルベルトに監禁されていた彼女を解放し彼女と結婚する。 「セミラーミデ」と同じく主役の男性がコントラルトで書かれておりロッシーニお得意の男装の麗人とソプラノの美しい二重唱が多く含まれている。古典的格調の高い雰囲気を持つ気品ある1817年に初演された歴史物のオペラ。 | ||
ORC-33 (3CD) 廃盤 |
ドニゼッティ:歌劇「ポルトガルのドン・セバスティアン」(1843)
ヴェッセリーナ・カサロヴァ、ジュゼッペ・フィリアノーティ、 アラステア・マイルズ、サイモン・キーンリーサイド/他 マーク・エルダー指揮ロイヤル・オペラハウスo.&cho. | |
ORC-34 (3CD) 廃盤 |
ロッシーニ:歌劇「湖上の美女」 |
マウリツィオ・ベニーニ指揮 スコテッシュ室内o. |
ジョヴァンニ・パチーニ(1796-1867):歌劇「インドのアレッサンドロ」(1824)
ブルース・フォード、ジェニファー・ラーモア、ローラ・クレイコム、 ディーン・ロビンソン、マーク・ワイルド デイヴィッド・パリー指揮 LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
世界初録音、当レーベル初のSACDハイブリッド盤。 ロッシーニからベッリーニ、ドニゼッティに至るイタリア・オペラの潮流の中でも、重要な作曲家ながらも録音・上演される機会が極めて少ないパチーニによるレアな作品のひとつ。1824年ナポリで上演された2幕のオペラ。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ランベルタッツィのイメルダ」
ニコル・キャベル(S) ジェイムズ・ヴェストマン、マッシモ・ジョルダーノ、 ロバート・フランク、ブリンドリー・シェラット マーク・エルダー指揮 エイジ・オブ・エンライトゥンメントo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
ドニゼッティの名作「アンナ・ボレーナ」と同時期に書かれた非常に立派な作品。ストーリーはボローニャにおいて対立する2つの家(ランベルタッツィ家とジェレメイ家)それぞれの若い恋人2人(イメルダとボニファッチョ)の悲劇を描いている。 初演から数える程の再演が行われた後、現在演奏される機会はほとんどない。2005年 BBC カーディフ国際声楽コンクールの覇者、ニコル・キャベル(S)を迎えた録音。 | ||
ORC-37 (2CD) 廃盤 |
アンブロワーズ・トマ(1811-1896): 歌劇「セリメーヌの法廷 [La Cour de Celimene] 」(1855) アンドルー・リットン指揮フィルハーモニアo. | |
ORC-38 (2CD) 廃盤 |
ベッリーニ:歌劇「異国の女」
パトリシア・チオーフィ、マーク・ストーン、エンケレイダ・シュコサ、 グリアム(グレアム?)・ブロードベント、ローランド・ウッド、アレッド・ホール デイヴィッド・パリー指揮LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | |
メルカダンテ:歌劇「ヴァージニア」
スーザン・パターソン、ポール・チャールズ・クラーク、ステファノ・アントヌッチ マウリツィオ・ベニーニ指揮LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
今では滅多に演奏されることのないメルカダンテのオペラ。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「パリジーナ」(1833)
カルメン・ジャンナッタージョ、ホセ・ブロス、ダリオ・ソラーリ、ニコラ・ウリヴィエリ デイヴィッド・パリー指揮LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
バイロンによって書かれた史実に基づいた作品。フェッラーラ公爵で嫉妬深いアッツォと妻パリジーナ。大臣エルネストの息子であるウーゴとパリジーナの不貞をとりまく愛と憎悪を描いた、美しくドラマテックなオペラ。 | ||
ORC-41 (2CD) 廃盤 |
オッフェンバック:オペレッタ「ヴェル=ヴェル」(1869)
デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo. | |
ロッシーニ:歌劇「エルミオーネ」
カルメン・ジャンナッタージョ(エルミオーネ) パトリシア・バートン(アンドロマカ) ポール・ニロン(ピッロ) コリン・リー(オレステ) ビュレント・ベジュズ(ピラーデ) グレアム・ブロードベント(フェニーチョ) ディヴィッド・パリー指揮LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2009年3月、ライヴ(演奏会形式)。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」
エグリーゼ・グティエレス(リンダ) リュドヴィク・テジエ(アントニオ) ステファン・コステロ(カルロ) マリアンナ・ピッツォラート(ピエロット) アレッサンドロ・コルベッリ(ボアフレリー侯爵) エリザベス・シコラ(マッダレーナ) マーク・エルダー指揮ロイヤル・オペラハウスo.&cho. | ||
録音:2009年、ロイヤル・オペラハウス、イギリス、演奏会形式ライヴ。キューバ系アメリカ人の若手コロラトゥーラ・ソプラノ、エグリーゼ・グティエレスをリンダにすえ、実力派の歌手の面々で周りを固めている。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「マリア・ディ・ロアン」
クラッシミーラ・ストヤノワ(マリア) ホセ・ブロス(リッカルド) クリストファー・パーヴェス(エンリーコ) ロイク・フェリクス(アルマンド) マーク・エルダー指揮エイジ・オブ・インライントゥンメントo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2009年11月、スタジオ。2009年11月7日、イギリスのロイヤル・オペラ・ハウスでコンサート形式により上演され、絶賛された演奏会の後にスタジオ録音されたもの。1843年パリのイタリア劇場で上演された修正部分(ゴンディによるアリア/他)が付録演奏として収録されている。 | ||
ベッリーニ:歌劇「海賊」
カルメン・ジャンナッタージョ(S;イモージェネ) ホセ・ブロス(T;グァルティエーロ) ルドヴィク・テジエ(Br;エルネスト) ブラインドリー・シェラット(B;ゴッフレード) マルク・ル・ブロク(T;イトゥルボ) ヴィクトリア・シモンズ(S;アデーレ) デイヴィッド・パリー指揮LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2010年3月-4月。いつもながらの豪華装丁。 | ||
ロッシーニ:歌劇「パルミーラのアウレリアーノ」
ケネス・ターヴァー(T;アウレリアーノ) カトリオーナ・スミス(S;ゼノービア) シルヴィア・トロ・サンタフェ(Ms;アルサーチェ) エズギ・クトゥル(S;ブブリア) ジュリアン・アレクサンダー・スミス(T;オラスペ) ヴヤニ・ムリンデ(B;リチーニオ) アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(B;大祭司長) マウリツィオ・ベニーニ指揮LPO、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2010年10月、スタジオ。2010年10月23日にロンドンで行われた、オペラ・ララ40周年記念&パトロンであった偉大なソプラノ歌手サザーランドのために捧げられた演奏会形式の上演と前後(どちらかは記載無し)してスタジオ録音された物。演奏会はシルヴィア・トロ・サンタフェのスター性、威厳あるケネス・ターヴァーの規律を持った演技と声などが絶賛された。あらすじ:ローマ皇帝であるアウレリアーノがパルミーラに攻め入る。パルミーラにいたペルシャの王子アルサーチェとパルミーラの女王ゼノービアは捕らえられる。しかし、互いを求める愛の力に心を打たれた皇帝はローマへの忠誠の代わりに2人を解放する。歌劇「パルミーラのアウレリアーノ」の序曲として作られた楽曲は形を変え「イングランドの女王エリザベス」でも転用され、有名な「セビリャの理髪師」の序曲として、多くの人々に知られている。いつもながらの素晴らしい多くの文献を併せ持った丁寧な装丁。 | ||
マスネ:歌劇「マノンの肖像」(*) / ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」 Op.7 (#)
チョウ・チョン・チュン〔周 正中〕(Br;デ・グリュー) ハンナ・ヒップ(Ms;ジャン) スザンナ・ギャスパー(S;オロール) パブロ・ベムシュ(T;ティベルジュ) ジェフリー・パターソン指揮(*)フォルカー・クラフト指揮(#)サウスバンク・シンフォニア | ||
録音:2011年10月、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、ライヴ。演奏会形式(*)。ロイヤル・オペラハウス、ジェット・パーカー、ヤングアーティスト・プログラム(ロイヤル・オペラハウスによる2年間の若手育成プログラム)の歌手達とオーデションで毎年選ばれ、若手が1年間の実践を経験する事を目的に2002年に創設されたロンドンのso.であるサウスバンク・シンフォニアによる共に若いアーティスト達による意欲的アルバム。マスネ:歌劇「マノンの肖像」(一幕 オペラ・コミック)歌劇「マノン」の初演後、その好評を受けマノン死後のデ・グリューを中心に描くマスネが作曲した一幕の歌劇。歌劇「マノン」の美しい旋律が随所にちりばめられた楽しい歌劇。老いたデ・グリューの元に身を置く若者ジャンはデ・グリューの友人ティベルジュを後見人とする少女オロールに恋しているがデ・グリューはマノンを失った自身の失敗経験を理由に、若い2人の関係を認めようとしない。しかし、少女オロールはマノンにそっくりであり、聞けばオロールはマノンの兄の娘である事を知り、デ・グリューは、めぐり合わせの妙への感激と共に2人の関係を認め、ハッピー・エンドと成る。上演される事の少ないタイトルで、貴重なアルバムの発売。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「カテリーナ・コルナーロ」
カルメン・ジャンナッタジオ(S;カテリーナ) コリン・リー(T;ジェラルド) グレアム・ブロードベント(B;アンドレア) トロイ・クック(Br;ルジニャーノ) ロイク・フェリクス(T;ストロッツィ&騎士) ヴヤニ・ムリンデ(B;モチェニーゴ) ソフィー・ベヴァン(S;マティルデ) デイヴィッド・パリー指揮BBCso.、BBCシンガーズ | ||
録音:2011年12月、BBC メイダ・ヴェイル・スタジオ。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「ベリザリオ」(1836)
ニコラ・アライモ(Br;ベリザリオ) ジョイス・エル=コーリー(S;アントニーナ) カミラ・ロバーツ(S;イレーネ) アラステア・マイルズ(B;ジュスティアーノ) ピーター・ホール(エウトローピオ) ラッセル・トーマス(T;アラミーロ) ジュリア・スポーセム(Ms;エウドーラ) エドワード・プライス(B;エウゼーピオ) マーク・エルダー指揮 BBC so.、BBC シンガーズ | ||
録音:2012年10月、ロンドン、スタジオ。スタジオ録音に先立つロンドンでの公演では、ベリザリオ役のニコラ・アライモの力強さとジョイス・エル・コーリーのスリルに富んだ役作りに絶賛が送られたプロダクション。ヴェネツィアで初演された3幕の歌劇。暗く悲惨で救いの無い物語に、ドニゼッティは今まで書かれたことの無いドラマテックで強烈な印象を与える楽曲を残している。ビザンティンの将軍ベリザリオは戦いを勝利し凱旋。ベリザリオの娘イレーネを連れて妻アントニーナも夫を迎えに行くが途中でアントニーナの愛人エウトローピオから、亡くなったと聞かされていたアントニーナの息子の死因は単純な死では無くベリザリオから指示された殺害であり、そして息子は殺されず海岸に捨てられた事を聞き、アントニーナは怒り、ベリザリオへの復讐を誓いる。エウトローピオの策略にアントニーナは加担し、皇帝への謀反を企てた反逆者としてベリザリオは貶められ、娘イレーネと共に国外追放される。その道で会ったのは、亡くなったと思われた息子アラーミロであり息子に助けられたベリザリオは負傷しながらも子供たちと共に国に戻る。エウトローピオの策略に自身も騙された事に気付いたアントニーナは後悔にくれるが、時既に遅し。ベリザリオは妻を許す事無く、事切れ、絶望したアントニーナは夫の身の上に、自身の身を投げ出し幕となる。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「リータ」(全1幕/オリジナル・フランス語版)
カテリーナ・カルネウス(S;リータ) バリー・バンクス(T;ペッペ) クリストファー・モルトマン(Br;ガスパーロ) マーク・エルダー指揮ハレo. | ||
録音:2012年9月、マンチェスター、イギリス、セッション。スウェーデン出身でグリーグ、シベリウスやマーラーの歌曲集CDで高い評価を得てラトルやハーディングなど名指揮者と競演し人気のカテリーナ・カリネウス。主にオペラ歌手として出身地であるイギリスを中心に活躍するバリー・バンクス。シューベルトの歌曲集の録音を進め注目を集めるクリストファー・モールトマン。3人の若手を名指揮者エルダーが手兵ハレo. と共にまとめ上げ素晴らしいドニゼッティを聴かせる。リータは最初の夫であるガスパーロが結婚式の日に行方不明となり待つも現れず、住まいをジェノバからベルガモに変え未亡人としてペッペと結婚し宿を営んでいる。一方のガスパーロはガスパーロで元妻のリータが既に亡くなったと信じ他の美しいカナダ人女性との再婚を決め、独り者である証明をもらいにベルガモに向かい偶然リータの宿に泊まる。そこで表れたるリータ。じゃじゃ馬リータを、互いに持て余す現夫のペッペと元夫のガスパーロが擦り付け合うというドニゼッティの遺作。 | ||
# ORC-51 オッフェンバック:喜歌劇「ファンタジオ」→ ORC-351へ移行。 | ||
# ORC-52 ドニゼッティ:歌劇「殉教者 [LES MARTYRS] 」→ ORC-352へ移行。 | ||
グノー:歌劇「鳩」(フランス語歌唱)
エリン・モーリー(S;シルヴィ) ハビエル・カマレナ(T;オーラス) ミシェル・ロジエ(Ms;マゼ) ローラン・ナウリ(Br;支配人ジャン) マーク・エルダー指揮ハレo. 、cho. | ||
録音:2015年6月、マンチェスター、イギリス。丁寧な英語解説100ページと写真を含むオペラ・ララならではの装丁。場所はフィレンツェ。裕福な伯爵夫人シルヴィ、今は貧しいがシルヴィを愛するオーラス。オーラスに仕えるマゼと鳩が織りなす物語。ラ・フォンテーヌによる寓話からアレンジが加えられ幸せな結末を持つ1860年にバーデン=バーデンで初演された2幕のオペラ・コミック。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「アルバ公爵」より〔第1幕/第2幕〕(フランス語歌唱) 〔作曲者自身によって完成された計2幕のみの演奏/ 楽譜出版社 RICORDI 社による批判校訂版を使用〕 ローラン・ナウリ(アルバ公爵) アンジェラ・ミード(エレーヌ・ド・エグモント) マイケル・スパイレス(アンリ・ド・ブルジュ) ディヴィッド・ストウト(サンドヴァール) ジャンルカ・ブラット(ダニエル) トリスタン・グリフィス(カルロス) マーク・エルダー指揮ハレo. & cho. | ||
録音;2015年6月、マンチェスター、イギリス、セッション。100ページに及ぶ丁寧な解説(英語)と写真を含むオペラ・ララならではの装丁。ドニゼッティの歌劇「アルバ公爵」はフランス語のグランド・オペラとして書かれ始めたが、第2幕までの95%を書き終えたところで中断。第3幕と第4幕に関してはドニゼッティのアイデアによるいくつかのスケッチしか残されておらず、未完の遺作とされている。現在、全4幕版としていくつかの補筆を加えた版が存在するが、今回 OPERA RARA では楽譜出版社である RICORDI 社によるより厳密な資料批判を経た批判校訂版(Critical Edition)で第1幕と第2幕を忠実に再現、このアルバムが作成された。注目のソプラノ、アンジェラ・ミードが参加しているのも見逃せない。 | ||
レオンカヴァッロ:歌劇「ザザ」(1919年改訂版)
エルモネラ・ヤオ(S;ザザ) リッカルド・マッシ(T;ミーリオ) スティーヴン・ガートナー(Br;カスカール) ニッキー・スペンス(Br;クールトワ) デイヴィッド・スタウト(Br;ビュッシー) パトリシア・バードン(Ms;アナーイデ) キャスリン・ラッジ(S;ナタリーア) フフルール・ウィン(S;フロリアーナ) マウリツィオ・ベニーニ指揮 BBC so.、BBC シンガーズ | ||
録音:2015年11月、BBC メイダ・ヴェイル・スタジオ。『使用楽譜:今回、良く知られたレンツォ・ビアンキ(Renzo Bianchi)1947年の短縮版では無く、この演奏の指揮者であり、イタリア・オペラの専門家でもあるマウリツィオ・ベニーニの慎重な研究と共に初版版に比べてカットが多く、そのため音楽的変更も多いレオンカヴァッロ自身によるものとされる1919年の改訂版を基に演奏されています。』『物語:人気女優ザザが愛した男ミーリオには家庭があった。妻や彼らの可愛い子供の存在を知り、引き下がるが最後にザザはミーリオに自分の存在を妻にばらしたと嘘をつげ怒るミーリオに”あなたを試したかっただけ”と言い部屋を追い出す。そして泣き崩れるザザ』『とても現実的な不倫話ゆえ、上演が敬遠されがちとの話がまことしやかにささやかれる作品ですが、レオンカヴァッロ独特の甘美なメロディがふんだんに盛り込まれた魅力的な歌劇です。』『全曲を通して歌い続ける注目のソプラノ、エルモネラ・ヤオのエネルギッシュな歌声。良く通り、力のある声が魅力的なテノールのリッカルド・マッシ。ベニーニが紡ぎだす見通しの良い音楽が、残念ながら今ではあまり上演される事の無い、この歌劇の魅力を最大限に引き出しています。』『同月イギリス、バービカンで行われたコンサート形式の演奏会で大喝采を浴びガーディアンやオペラ・トゥディ誌などでも高い評価を得た演目のCD化。』『デジパックに紙箱仕様、OPERA RARAレーベルならではの160ページに及ぶ詳しい解説書(英語)と成っています。』 | ||
ベッリーニ:歌劇「アデルソンとサルヴィーニ」(1825)
シモーネ・アルベルギーニ(B;アデルソン) エネア・スカラ(T;サルヴィーニ) ダニエラ・バルチェッローナ(Ms;ネリー) キャスリン・ラッジ(Ms;ファニー) リー=マリアン・ジョーンズ(Ms;リヴァース夫人) マウリツィオ・ムラーロ(B;ポニファーチョ) ロディオン・ポゴソフ(Br;ストゥリュレイ) ダニエーレ・ルスティオーニ指揮 BBC so.、オペラ・ララcho. | ||
録音:2016年5月、 BBC スタジオ、ロンドン。 ベッリーニ24歳の時に書かれたオペラ処女作。フランスの戯曲作家 F.バキュラール・ダルノーによる「Les Epreuves du sentiment」(1772)を元に書かれた歌劇。ロッシーニの影響を強く受けた作品である事は否めないがベッリーニ独自の叙情的なスタイルが確立されている事を感じさせる。ベッリーニ・ファン待望のアルバム。親友同士のアデルソンとサルヴァーニ。アデルソンの婚約者であるネリーをサルヴィーニが恋してしまう。サルヴィーニを利用してストゥリュレイがアデルソンへの復讐をすすめるも。正義と悪、愛と不純の単純な対立では無く、難解かつ魅力的な歌劇。オペラ・ララによるこの曲の復刻演奏はベッリーニのオリジナル・スコアに基づく批判校訂版(クリティカル・エディション)を採用している。高音を難なく張りのある美声で聴かせるテノールのエネア・スカラ1999年にベーザロのロッシーニ・フェスティヴァルで注目を浴び現在、世界的に快進撃を続けるネリー役のバルチェッローナ。1983年ミラノに生まれジャンルイジ・ジェルメッティ、ジャンナンドレア・ノセダアントニオ・パッパーノに師事し2011年ロイヤル・オペラ・ハウスのデビュー後国際的に活躍する革新的な若手指揮者ルスティオーニのもとあまり耳にする事の無い、この作品を魅力的に描き出している。オペラ・ララならではの丁寧で詳しい解説書144ページ(英語)付き。 | ||
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」
アルビナ・シャギムラトヴァ(セミラーミデ) ダニエラ・バルチェローナ(アルサーチェ) ミルコ・パラッツィ(アッスール) バリー・バンクス(イドレーノ) ジャンルカ・ブラット(オローエ) スザンナ・ガスパー(アゼーマ) デヴィット・バット・フィリップ(ミトラーネ) ジェイムズ・プラット(ニーノの亡霊) マーク・エルダー指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメントo.、オペラ・ララcho. | ||
録音:2016年8月-9月、ヘンリー・ウッド・ホール、 UK 。 エルダーの見通しの良い音作りのもとシャギムラトヴァとバルチェローナを中心に素晴らしい歌唱技術で難しいアリアが続くこの作品を一気に聴かせる。2016年9月にプロムスにおいて演奏会形式で上演され、多くの称賛を得たキャスト達によるアルバム。ディジパック仕様、OPERA RARAレーベルならではの丁寧で充実した解説書(128ページ)付き。 | ||
ヴェルディ:歌劇「マクベス」(1847年版)
ピーター・グロソップ、リタ・ハンター、ジョン・トムリンソン、ケネス・コリンズ ジョン・マシソン指揮 BBC コンサートo.&シンガーズ | ||
録音:1974年。 オペラ・ララから新たに登場するヴェルディ作品のオリジナル・シリーズ全5タイトルの第1作。有名な1865年の改訂版を遡る1847年版で、大変貴重な演奏を記録したもの。全176ページからなる豪華なブックレット付き。 | ||
ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」(1857年版)
セスト・ブルスカンティーニ(Br) グウィン・ハウエル(B) ヨゼッラ・リージ(S) アンドレ・タープ(T)他 ジョン・マシソン指揮 BBC コンサートo.&cho. | ||
録音:1975年、ライヴ。音源:BBC。以前 Voce レーベルからLPで発売されていたことがあるが、マスターからの初復刻。 ヴェルディ「マクベス」(ORCV-301)に続く、「ヴェルディ・オリジナルズ」シリーズ(イギリスBBCからの音源提供)第2弾。オフィシャルな形では当版での初ディスクとなる貴重な盤で、ヴェルディ・マニアは第1弾同様見逃すわけにはいかないだろう。 | ||
ヴェルディ:歌劇「運命の力」(サンクトペテルブルク初演版)
アーロヨ、コスター、コリンズ、グロソップ、ガラード/他 ジョン・マシソン指揮 BBC コンソートo.、 BBC シンガーズ | ||
録音:1981年、ライヴ。以前EXCLUSIVEから発売されていた演奏だが、今回はおそらくBBC所蔵のマスター・テープより復刻。 | ||
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」 (1867年、オリジナル・フランス語版) ジョゼフ・ルーロー(フィリップ〔フィリッポ〕二世) アンドレ・テュルプ(ドン・カルロ) ロベール・サヴォワ(ロドリグ〔ロデリーゴ〕) エディト・トランブレイ(エリザベト〔エリザベッタ〕) ミシェル・ヴィルマ(エボリ公女) ジョン・マシソン指揮 BBC コンサートo.、 BBC シンガーズ | ||
録音:1973年。以前 VOCE レーベルからLPが発売されていた演奏だが、今回はBBCのマスター・テープから復刻されている。 初演時はもとより、カットされてそれまで一度も演奏されたことがなかった音楽までを復活させた歴史的放送録音。伊、独、仏、英による300ページの解説付、永久保存版。 | ||
オッフェンバック:喜歌劇「ファンタジオ」〔仏語歌唱/1872、ケック版〕
サラ・コノリー(Ms;ファンタジオ) ブレンダ・ラエ(S; La princesse Elsbeth) ブリンドリー・シェラット(B; Le Roi de Baviere) ラッセル・ブラウン(Br; Le prince de Mantoue) ロバート・マレイ(T; Marinoni) ニール・デイヴィス(Br; Sparck) ヴィクトリア・シモンズ(Ms; Flamel) アレッド・ホール(T; Facio) ギャバン・リング(Br; Hartmann) マーク・エルダー指揮エイジ・オブ・エンライトゥンメントo.、オペラ・ララcho. | ||
録音:2013年12月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン、セッション。おそらく世界初録音。旧品番:ORC-51〔廃盤、入手不能〕。#当盤 ORC-351 の装丁は、初出盤 ORC-51 に比べて台本が省かれ、さらに簡易な物となっています。ファンタジオは洒落の効いた台詞ととロマンテックで美しいメロディを持つ魅力的な作品で、1872年1月18日にパリで初演されたが10公演で終了。その後改訂されウィーン、プラハやベルリンでも上演されたが長く忘れられ、楽譜の一部は紛失してしまった。当演奏は、演奏家でオッフェンバックの研究者でもあるジャン=クリストフ・ケック [Jean-Christophe Keck] と出版社 Boosey & Hawkesによって再構成された楽譜(ケック版)を元にしたもの。この録音に先立つ演奏会形式上演は、イギリスの各誌で絶賛された。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「殉教者 [LES MARTYRS] 」
マイケル・スパイアーズ(T;ポリュークト) ジョイス・エル=クーリー(S;ポーリーヌ) ブラインドリー・シャラット(B;フェリックス) デイヴィッド・ケンプスター(Br;総督)他 マーク・エルダー指揮エイジ・オヴ・エンライトゥンメントo.、オペラ・ララcho. | ||
録音:2014年10月-11月、セント・クレメント教会、ロンドン、セッション。 旧品番:ORC-52〔廃盤、入手不能〕。#当盤 ORC-352 の装丁は、初出盤 ORC-52 に比べて台本が省かれ、さらに簡易な物となっています。 2014年11月にロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールにて演奏会形式で上演され、好評を得た演奏。同じキャストでスタジオ録音したもの。イタリアの検閲から上演を禁止された歌劇「ポウリート [Poliuto] 」をパリからの依頼のために大幅に改稿。テキストをフランス語とし、精巧で新しい序曲、テノール独唱といくつかのアンサンブルのシーンのために新たな曲を作曲しバレエ付き、4幕のオペラとして1840年4月10日にパリ・オペラ座で「殉教者」のタイトルで初演された。初演は成功するも、このオペラはパリにおけるオペラ・レパートリーから消えてしまう。この演奏で使用された校訂版はケンブリッジ大学キングス・カレッジのフローラ・ウイルソン博士によるもので、オリジナルのフランス語テキストを復元し、初演来聴かれてきたスコアから多くの音を復元している。 | ||
ORCH-101 (3CD) 廃盤 |
イタリア・オペラの100年 Vol.1 1800-1810. | |
ORCH-102 (3CD) 廃盤 |
イタリア・オペラの100年 Vol.2 1810-1820 ドニゼッティ、ロッシーニ、メルカダンテ、 マイアベーア、コッチャ、パチーニ、 マンフローチェ、カラーファ、他の作品より |
独唱者たち デイヴィッド・パリー指揮 フィルハーモニアo. |
ORCH-103 (3CD) 廃盤 |
イタリア・オペラの100年 Vol.3 1810-1820 | 独唱者たち デイヴィッド・パリー指揮 フィルハーモニアo. |
イタリア・オペラの100年 Vol.4 1820-1830 ロッシーニ、コルデッラ、ベッリーニ、バルドゥッチ、 コンティ、カラーファ、コッチャ、ドニゼッティ、 マイアベーアの作品から |
独唱者たち デイヴィッド・パリー指揮 フィルハーモニアo. | |
発売:1997年。 19世紀イタリアの作曲家によるオペラ作品を俯瞰するシリーズだが、残念ながらこのVol.4を最後に、10年以上続巻はリリースされておらず、頓挫した可能性が高い。 | ||
イヴォンヌ・ケニー、19世紀のヒロインを歌う ジュゼッペ・ニコリーニ(1762-1842):「I Baccanali di Roma」 マイアベーア:「エジプトの十字軍」 / ドニゼッティ:「グラナダのアラホール」 カルロ・コッチャ(1782-1873):「ロズモンダ」 マルコシュ・アントニオ・ポルトゥガル(1762-1830):「ラ・セミラーミデ」 ミケーレ・エンリーコ・カラーファ(1787-1872):「ヴェルジのガブリエッラ」からの場面 イヴォンヌ・ケニー(S) ウーゴ・べネッリ(T) デッラ・ジョーンズ、ダイアナ・モンタギュー(Ms)他 デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
発売:1997年。 | ||
ブルース・フォード、ロマンテック・ヒーローを歌う ジョヴァンニ・パチーニ(1796-1867):「ボルゴーニャのカルロ」 ドニゼッティ:「アルフレッド大王」 / マイアベーア:「北極星」 ドニゼッティ:「イギリスのロスモンド」 サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):「ヴァージニア」 フェデリーコ・リッチ(1809-1877):「夫と愛する人」 ロッシーニ:「リッチャルドとゾライデ」(*) からの場面 ブルース・フォード(T) ルネ・フレミング(S) ダイアナ・モンタギュー(Ms) アラステア・マイルズ(B) デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、 ASMIF (*)、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
初発売:1997年。 | ||
ダイアナ・モンタギュー〜美しきイメージ ジュゼッペ・モスカ(1772-1839):「Le Bestie in Uomini」 ロッシーニ:「ファビオ5世の勝利」(?) ジュリアス・ベネディクト(1804-1885):「幸せな間違い」 マイアベーア:「エジプトの十字軍」 / メルカダンテ:「ハムレット」 ヨハネス(ジョヴァンニ)・ジーモン・マイア(1763-1845):「アルフレッド大王」 フェルディナンド・ペール:「ソフォニスバ」 ペーター・フォン・ウィンター(1754-1825):「ザイーラ」 ドニゼッティ:「グラナダのゾライダ」からの場面 ダイアナ・モンタギュー(Ms) イヴォンヌ・ケニー(S) ブルース・フォード、キース・ルイス(T) デイヴィッド・パリー指揮 RPO、フィルハーモニアo.、 ASMIF 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
初発売:2000年。 | ||
ドニゼッティ:歌劇「イングランドのロズモンダ」(抜粋)
ルネ・フレミング(ロズモンダ) ブルース・フォード(エンリコ2世) ネリー・ミリチョイウ(レオノーラ) アラステア・マイルズ(グァルティエロ) ダイアナ・モンタギュー(アルトゥーロ) デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:1994年、ロンドン。全曲盤(ORC-13)からの抜粋。2010年再プレス時に装丁変更が成され、ジャケット写真がフレミング(当盤は、彼女による初のオペラ全曲録音となった物らしい)の大写しとなった。 | ||
ヨハネス・ジーモン・マイア 〔ジョヴァンニ・シモーネ・マイール〕(1763-1845):歌劇「コリントのメデア」(1813) ジェーン・イーグレン(S;メデア) アラステア・マイルズ(B;クレオンテ) ラウル・ヒメネス、ブルース・フォード(T) イヴォンヌ・ケニー(S)他 デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
全曲: ORC-11 からの抜粋盤。 | ||
ネリー・ミリチョイウ〜ベル・カントの肖像 メルカダンテ:「 Emma D'Antiochia 」(*) マイケル・コスタ(1808-1884):「コリントの包囲」 ドニゼッティ:「ベリザーリオ」(#)/「パリジーナ」(+) からの場面 ネリー・ミリチョイウ(S) マリー・プラザス(S;*) アシュリー・ホランド(B;*) イルデブランド・ダルカンジェロ(B;#) アリス・クート(Ms;#) ドミニコ・ナトリ(T;#) ロランド・ウッド(Br;#) フィオナ・ジェーンズ(S;+) デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、 LPO (#) | ||
初発売:2001年。 | ||
ORR-219 廃盤 |
サロン音楽集 Vol.4 〜 Il Sibilo (The Whisper) パチーニ、ドニゼッティ、リッチ、ロッシーニ、リッロ、サルミエント、 カマラーノ、クレシェンティーニ、メルカダンテ、ヴィッカイの歌曲 ヌッチア・フォチーレ、ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディ、 ポール・チャールズ・クラーク、イルデブランド・ダルカンジェロ デイヴィッド・ハーパー(P) | |
君主と恋人 マイア:「夫婦愛」 / ドニゼッティ:「グラナダのゾライダ」 ロッシーニ:「ビアンカとフェルナンド」 / ドニゼッティ:「トロメイのピア」 オベール:「ポルティチのおし娘」 / ドニゼッティ:「ブオンデルモンテ」(*) パチーニ:「イングランドの女王マリア」 / ドニゼッティ:「イギリスのロスモンド」 メルカンダンテ:「オラーツィとクリアーツィ」 マイケル・バルフ(1808-1870):「ファルスタッフ」(*) ドニゼッティ:「トルクァート・タッソー」(*) / ロッシーニ:「オテロ」 からのアリア、場面など ネリー・ミリチョイウ(S) ブルース・フォード(T) ジェニファー・ラーモア(Ms) ウィリアム・マッテウッツィ(T)他 デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、LPO、ASMIF、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
発売:2002年。多くは既出の音源から取られたものだが、(*)は当盤が初発売だった録音。 | ||
サロン音楽集 Vol.5 〜 La Rimembranza(追想) カンツォーネ、ポルカ、セレナータ、他 アントニーノ・シラグーザ、ブルース・フォード(T) ジェニファー・ラーモア(S)他 デイヴィッド・ハーパー(P) | ||
初発売:2001年。 | ||
メルカダンテ:歌劇「ザイラ」(1831)
アラステア・マイルズ(B;オロスマネ) マジェラ・クラグ(S;ザイラ) ブルース・フォード(T;ネレスタノ) ゲイリー・マギー(Br)他 デイヴィッド・パリー指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
世界初録音。 | ||
Sogno Talor...Sometimes I dream メルカダンテ、マイール、ドニゼッティ、パッチーニ、オッフェンバック、 ロッシーニ、マイアベーア、他作曲の25の歌劇から抜粋 ネリー・ミリチョユ、ブルース・フォード、ルネ・フレミング、イヴォンヌ・ケニー、 デラ・ジョーンズ、ウィリアム・マテウッツィ、セスト・ブルスカンティーニ/他 | ||
OPERA RARA 社25周年記念ハイライト・アルバム。歌詞集と多数のアーティスト写真を掲載した豪華装丁。 | ||
メルカダンテ再発見 〜メルカダンテ(1795-1870):名曲集 |
ネリー・ミリチョイウ(S) イヴォンヌ・ケニー(S)他 デイヴィッド・ハーパー(P) デイヴィッド・パリー指揮 フィルハーモニアo. | |
ロッシーニの後、ドニゼッティと同時代に活躍した初期イタリア・ロマン派の作曲家メルカダンテは、歌劇を始めとする多数の器楽曲、教会音楽、声楽曲を残し、当時は大作曲家として認められていたが、現在ではごく一部の歌劇と多少の協奏曲が聴かれる程度になっている。しかし、その手の込んだ管弦楽法がヴェルディの手本となったことなど、音楽史上忘れることのできない作曲家であることは間違い無い。このアルバムでは、Opera Raraが誇る、多くの素晴らしいアーティストによる、メルカダンテの名曲の数々が聴ける。 | ||
サロン音楽集 Vol.6 〜 La Partenza バルフ(1808-1870)、ペーリ(1561-1633)、 モラーレス(1500頃-1553)、 ベネディクト(1804-1885)、 チェルニー(1791-1857)、 ガブッシ、コスタ、ポニャトフスキ、 ロッシーニ、ドニゼッティ、他の作品 |
ブルース・フォード ローラ・クレイコム(S) マヌエラ・クスター(Ms) ロベルト・セルヴィーレ(B) リチャード・ビッセル(Hr) デイヴィッド・ハーパー(P) | |
旅立ち、愛、別れをモチーフにした名曲・名唱集。 バルフはアイルランド出身、コロラトゥーラでもドラマティックでもないバラッド風アリアで成功した。ペーリはバロック初期にフィレンツェのカメラータの一人として歌劇の創造に貢献、モノディ様式のマドリガーレも作曲した。 | ||
フェデリーコ・リッチ(1809-1877): 歌劇「エディンバラの牢獄」 |
ヌッチア・フォーチレ(S) エリザベッタ・スカーノ(S) ニコラ・ロッシ・ジョルダーノ/他 ガブリエーレ・ベッリーニ指揮 フィルハーモニアo.、 ジェフリー・ミッチェルcho. | |
知られざるオペラのCD化を進める「エッセンシャル・シリーズ」第2弾は、イタリアの作曲家フェデリーコ・リッチの作品。スコットランドの首都エディンバラ生まれの文豪ワルター・スコットの作品がベースになっている。アリア「Dormi,dormi bel bambino」、「Sulla poppa del mio brik」が有名で、そのテイストはドニゼッティ作曲の「ランメルモールのルチア」のよう。いつもながらの豪華解説(208ページ)には作曲家フェデリーコ・リッチの芸術性を細かく記している。 | ||
ドニゼッティ:初期作品集 当惑した家庭教師/アルフレッド大王/ エンリーコ・ディ・ボルゴーニャ/ キアーラ・エ・セラフィーナ/ ゾライーダ・ディ・グラナタ/村の結婚式/ ガブリエッラ・ディ・ヴェルジ/ジンガラ/ リヴァプールの隠れ家/エルヴィーダ (以上の初期作品から抜粋) |
ブルース・フォード、 イヴォンヌ・ケニー、 ダイアナ・モンタギュー、 セスト・ブルスカンティーニ/他 | |
サロン音楽集 Vol.7〜"Il primo dolce affanno" リスト、マイアベーア、サン=サーンス、リッチ、他の作品 ブルース・フォード、エリザベス・ヴィダル、ウィリアム・マッテウッツィ/他 | ||
恋愛に関する物語から、傷心を扱った作品を並べている。 | ||
ジェニファー・ラーモア(Ms)〜Bravura Diva コスタ、ロッシーニ、パチーニ、メルカダンテ、ロッシ:オペラ・アリア集 | ||
アメリカ、アトランタ生まれのラーモア(1958-)は、当代最高のメゾ・ソプラノの一人。 | ||
モーツァルト〜 The Supreme Decorator J.C.バッハ:歌劇「シリアのアドリアーノ」〜アリア(モーツァルトの改版) モーツァルト: コンサート・アリア「 Non so d'onde viene 」 (J.C.バッハの同名曲から冒頭旋律を転用して改作)/ アリア「Ah se a morir mi chiamo」 (歌劇「ルーチョ・シッラ」から、自身の改作版)/ アリア「Voi she sapete」 (歌劇「フィガロの結婚」から、ドメニコ・コッリ改作)他 ダイアナ・モンタギュー、マジェラ・カラフ、エリザベス・フトラル チャールズ・マッケラス指揮ハノーヴァー・バンド | ||
モーツァルトがいかに多彩な才能を持つ作曲家であったかを、彼の改作、他の作曲家によるモーツァルトの曲の改作などを通して知るという、指揮者マッケラス監修による学術的にも興味深いアルバム。マッケラスによる丁寧な解説(英語)付き。 | ||
ヴォーカル・チームワーク ドニゼッティ、ロッシーニ、マイアベーア、ヴェルディ、 マイア、コッチャ、モスカ作曲のオペラから アニーク・マシス、ブルース・フォード、マジェラ・カラフ、アラステア・マイルズ、 ジェニファー・ラーモア、ピーター・グロッソップ、デッラ・ジョーンズ、 アレクサンダー・オリヴァー、イヴォンヌ・ケニー、ウィリアム・マッテウッツィ/他 ディヴィッド・パリー、ジェイムス・ジャッド、ジュリアーノ・カレッラ指揮 LPO、 BBC コンサートo.、フィルハーモニアo. | ||
イタリアを代表する作曲家のオペラの中から、名歌手たちによるヴォーカル・アンサンブル・ナンバーをまとめた聴き応えある一枚。 | ||
マイアベーア:歌劇「グラナータの追放者」(抜粋)
マニュエラ・クステル、ミルコ・パラッツィ、ローラ・クレイコム ジュリアーノ・カレッラ指揮アカデミー室内o. | ||
録音:2004年。 1821年3月21日にミラノ・スカラ座で初演されたF.ロマーニの台本による2幕のオペラ。いつもながらの素晴らしい装丁。 | ||
サロン音楽集 Vol.8 〜ノットゥルノ(夜の音楽) ヴェルディ、パッチーニ、ロッシーニ、ドニゼッティ、コスタ、他の作品 ジェニファー・ラーモア(Ms) ブルース・フォード、 ポール・オースティン・ケリー(T) アラステア・マイルズ(B) アントワーヌ・パロック(P) | ||
「愛の歌」を集めたアルバム。68ページのブックレット付き。 | ||
PAVENTA INSANO 〜パチーニ&メルカダンテ:アリアとアンサンブル集 パチーニ:「海賊」「 Stella di Napoli 」「 Il contestabile di Chester 」 「エジプトのチェーザレ(カエサル)」「 Allan Cameron 」 メルカダンテ:「エレーナ・ダ・フェルトレ」「パリのノルマン人」「アンドロニコ」 「レオノーラ」「ヴィルジニア」からのアリアと重唱 アニーク・マシス、マジェラ・カラフ(S) ブルース・フォード、 ケネス・ターヴァー(T) ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms) アラン・オピー(Br) ローランド・ウッド(B−Br) ヘンリー・ウェディントン(B) デイヴィッド・パリー指揮 LPO 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2005年2月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。 | ||
フェルディナンド・パエル(1771-1839):歌劇「ソフォニスバ」(1805)
ジェニファー・ラーモア、レベッカ・エヴァンズ、コリン・リー マルコ・ギダリーニ指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
パエルはイタリアの作曲家。この作品はボローニャで初演された4幕の珍しいオペラ。 | ||
ジョヴァンニ・パチーニ〜 REDISCOVERED
アニーク・マシス、ジェニファー・ラーモア、マジェラ・カラフ、 ウィリアム・マッテウッツィ、イヴォンヌ・ケニー、ブルース・フォード/他 デイヴィッド・パリー、アントネッロ・アッレマンディ指揮 フィルハーモニアo.、LPO、アカデミー室内o.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
パチーニによるオペラ作品から名曲、名アリアを集めたもの。 | ||
サロン音楽集 Vol.9 〜 Ora divina アンジェロ・マリアーニ、ファヴィオ・カンパーナ、メルカダンテ、 オッフェンバック、ドニゼッティ、他、13人の作曲家による作品 マジェラ・カラフ、ダイアナ・モンタギュー、バリー・バンクス、 ブルース・フォード、エリザベト・ヴィダル/他 デイヴィッド・ハーパー(P) | ||
13人の作曲家による愛をテーマにしたアリア集。 | ||
ORR-240 (2CD) 廃盤 |
サロン音楽集 Vol.10 〜ポーリーヌ・ヴィアルドーとその友人 ロッシーニ、グノー、マイアベーア、ショパン、ベルリオーズの作品から フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms) ヴラジミール・チェルノフ(Br) アンナ・カテリナ・アントナッチ(S) デイヴィッド・ワトキン(Vc) デイヴィッド・ハーパー(P) ファニー・アルダン(ナレーター) | |
メルカダンテ:歌劇「マリア・ストゥアルダ」(抜粋)
ジュディス・ハワース、マニュエラ・クステル、 ジェニファー・ラーモア、コリン・リー/他 アントネッロ・アッレマンディ指揮 フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
サロン音楽 Vol.11 〜ラ・セレナータ ドニゼッティ、オッフェンバック、トマ、 メルカダンテ、パチーニ、カンパーナ、 マリアーニらによる歌劇からのアリア |
ブルース・フォード、 ダイアナ・モンタギュー、 ポール・オースティン・ ケリー、 バリー・バンクス、 マジェラ・カラフ、 エリザベス・ヴィダル/他 | |
当レーベルが誇る豪華歌手陣による「夕べの音楽」を称するアリアを集めたアルバム。豪華装丁。 | ||
セレブレイティング・オッフェンバック〜オペレッタ集 「ブラバンドのジュヌヴィエーヴ」「ヴェル・ヴェル」「にんじんの王様」/他より エリザベト・ヴィダル(S) アラステア・マイルズ(B) イヴォンヌ・ケニー(S) ジェニファー・ラーモア(Ms)他 デイヴィッド・パリー指揮 LPO 、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
オッフェンバックが作曲した多数のオペレッタから今では演奏されることの無い作品から抜粋されたオッフェンバックらしい名曲を集めたアルバム。 いつもながらの丁寧な装丁と解説(240ページ)。オペレッタ・ファンのみならず、オッフェンバック作品を知る意味で学術的にも貴重なアルバム。 | ||
ジーモン・マイア再発見 [REDISCOVERED] 歌劇:「エリーザ」/「スコットランドのジネヴラ」/「アロソンとコラ」/ 「アデラジアとアレラーモ」/「コリントのメディア」/ 「エレーナ」/「フェードラ」/他からのアリアなど ブルース・フォード、アイズウェン・ハーリー、デッラ・ジョーンズ、 イヴォンヌ・ケニー、ダイアナ・モンタギュー、ダニエラ・バルチェッローナ、 アントニーノ・シラグーザ ティツィアーノ・セヴィリーニ指揮 デイヴィッド・パリー指揮 フィルハーモニアo.、ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇場o.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
ジョヴァンニ・ジーモン・マイア(マイール)(1763-1845):ドイツ、バイエルン生まれ。26歳の時にベルガモに旅立ちその後、イタリアで定住。1805年には音楽院を設立しドニゼッティ等多くの後進を育てた。調和がとれた古典的な作風だが、同世代のイタリア人作曲家に比べオーケストレーションに独特の感がある。 | ||
サロン音楽 Vol.12〜 ジャン=バティスト・ヴェッケルラン(1821-1910): サロン・オペレッタ「トリアノンの乳搾り女」 ジョーン・ロジャーズ(S) ヤン・ブロン(T) ジェフ・コーエン(P) | ||
18世紀、田舎風にしつらえたトリアノン宮殿で、農民の暮らしや乳搾りの真似事をして楽しんだフランスの王女マリー・アントワネットの日記を元に書かれたオペレッタ。録音は元より、上演されること自体滅多にないはず。76ページの詳細な解説書(英語)付き。 | ||
フェデリコ・リッチ(1809-1877): 歌劇「アルタムーラのコラード」(抜粋) ディミトラ・テオドッシュウ(デリツィア) ディミトリ・コルチャク(アグリジェント公爵ロッジェロ) ジェイムズ・ウェストマン(コッラード) アン・テイラー、アンドルー・フォスター=ウィリアムズ、 コーラ・ブルグラーフ、カミラ・ロバーツ、マーク・ワイルド ローランド・ブーア指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
舞台は12世紀、イタリアのアルタムーラ。コッラードの妹デリツィアをめぐり、彼女を愛するロッジェロとの結婚、背信、復讐を交えたドラマテックな物語。豪華装丁と英語詳細解説はいつも通り。 | ||
サロン音楽集 Vo.13〜ロッシーニ:声楽作品集
ローレンス・ブラウンリー、ジェニファー・ラーモア、 キャサリン・ウィン=ロジャーズ、ミレイユ・ドランシュ、マーク・ワイルド マルコム・マルティノー(P) ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
ロッシーニが晩年、自身が開くサロン「土曜の夕べ」向けに作曲した作品を集めた物と思われる。 | ||
Then and Now 〜オペラ・ララ40周年記念盤(抜粋集) ロッシーニ:歌劇「リッチアルドとゾライデ」/ドニゼッティ:歌劇「パリのウーゴ伯爵」 メルカダンテ:歌劇「オラーツィとクリアーツィ」/パチーニ:歌劇「イングランドのマリア・レジナ」 マイアベーア:歌劇「ディノラ」/歌劇「アンジュのマルゲリータ」 メルカダンテ:歌劇「ヴァージニア」/パチーニ:歌劇「インドのアレッサンドロ」 ドニゼッティ:歌劇「パリジーナ」/ロッシーニ:歌劇「エルミオーネ」 オッフェンバック:オペレッタ「ヴェル・ヴェル」/オペレッタ「ロビンソン・クルーソー」/より ブルース・フォード、デッラ・ジョーンズ、ネリー・ミリチョイウ、アニク・マシス、 ジェニファー・ラーモア、カルメン・ジャンナッタジョ/他 デイヴィッド・パリー指揮、マウリツィオ・ベニーニ指揮、ジェイムズ・ジャッド指揮 フィルハーモニアo.、LPO、RPO/他 | ||
発売:2010年。オペラ・マニアによって発足、後にイギリスの舞台演劇へ精力的に援助を行うサー・ピーター・ムーア財団の支援を受け、初出音源のオペラ等、魅力あるアルバムを発売し続けている同レーベルの40周年を記念したオムニバス・アルバム。既出アルバムから12曲をセレクト。 | ||
おそらく世界初録音〜メルカダンテ:歌劇「パリのノルマン人」(1832)(抜粋)
ジュディス・ハワース(S) バリー・バンクス(T) カタリーナ・カルネウス(Ms) リッカルド・ノヴァーロ/他 ステュアート・ストラトフォード指揮フィルハーモニアo.、ジェフリー・ミッチェルcho. | ||
録音:2009年5月。抜粋ながらおそらく世界初録音で、全曲録音も存在しないものと思われる。 中世ヨーロッパにおいて大きな勢力を誇ったフランク王国の王シャルルマーニュ(カール大帝のフランス語読み)と、パリにおける侵略者ノルマン人との戦いを描いた作品。 | ||
ESPOIR 〜マイケル・スパイアーズ(T)オペラ・アリア集 ロッシーニ:「オテロ」〜 Venise, o ma patrie ドニゼッティ:「イングランドのロズモンダ」〜 Dopo i lauri di vittoria / 「ドン・セバスティアン」〜 Seul sur la terre /「ファヴォリータ」〜 La maitresse du Roi / 「ランメルムールのルチア」〜わが祖先の墓よ アレヴィ:「ギドーとジネヴラ」より〔 Dans ces lieu / Tu seras donc pour moi (*) 〕/ 「キプロスの女王」〜 De mes aieux ombres sacrees ヴェルディ:「イェルサレム」〜 L'infamie! Prenez ma vie! オーベール:「妖精の湖」〜 lls s'eloignent! je reste ベルリオーズ:「ベンヴェヌート・チェッリーニ」〜 Seul pour lutter マイケル・スパイアーズ(T) ジョイス・エル=コーリー(S;*) カルロ・リッツィ指揮ハレo. | ||
録音:2017年2月、ストーラー・ホール、チータム音楽学校、マンチェスター。 欧州の歌劇場で活躍する実力派の米国人テノール、マイケル・スパイアーズを知る素晴らしいアルバム。このアルバムでは、1837年パリ・オペラ座にウィリアム・テルのアルノール・メルクタール役として現れ作曲家ベルリオーズからその最高音でさえ胸音(実声: In chest voice)で歌い通す技量を高く評価された伝説のテノール歌手ジルベール・デュプレ (Gilbert Duprez: 1806-1896) に重ねてマイケル・スパイアーズが紹介されている。 | ||
ECHO 〜ジョイス・エル=コーリー(S)オペラ・アリア集 ドニゼッティ:「ランメルムールのルチア」より〔あたりは沈黙にとざされ/ Lucia, perdona (*) 〕 マイアベーア:「悪魔のロベール」〜ロベール、愛する人 ウェーバー/ベルリオーズ:歌劇「魔弾の射手」〜 Helas! sans le revoir ロッシーニ:「ウィリアム・テル」〜 Ils s'eloignent enfin マイアベーア:「悪魔のロベール」より〔 Va, dit-elle, va, mon enfant / Quand je quittai la Normandie 〕 エロール:「クレルクの草原」〜 Jours de mon enfance アレヴィ:「ユダヤの女」〜 Assez longtemps la craint et la tristesse ベルリオーズ:「ベンヴェヌート・チェッリーニ」〜 Les belles fleurs ジョイス・エル=コーリー(S) マイケル・スパイアーズ(T;*) カルロ・リッツィ指揮ハレo. | ||
録音:2017年2月、ストーラー・ホール、チータム音楽学校、マンチェスター。 レバノン系のカナダ人ジョイス・エル=コーリーのデビュー盤。※ベルギーで生まれパリ音楽院で学び、多くの作品の初演に参加した伝説のソプラノ歌手 Julie Dorus-Gras (1805-1896)の初演した作品を現代に再現する事で、Julie Dorus-Grasを想像し、重ねて各作品の素晴らしさを紹介しつつ今後の活躍が期待される若手ジョイス・エル=コーリーの見事な適応性と技量を紹介するアルバム。継続性やこだまを意味する「ECHO」をタイトルに、埋もれている作品や演奏家の発掘、紹介に熱心な OPERA RARA レーベルならではの企画盤。 |