ムローヴァ&イル・ジャルディーノ・アルモニコ 〜ヴィヴァルディ・ヴァイオリン協奏曲集 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV.208/ 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 RV.580/ ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.187/ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「不安」RV.234/ ヴァイオリン協奏曲 ホ短調「お気に入り」RV.277 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn;*) ジョヴァンニ・アントニーニ指揮 イル・ジャルディーノ・アルモニコ | |
録音:2004年6月6日-9日、クレモナ、イタリア。使用楽器:ストラディヴァリウス「ジュール・ファルク」1723年製。解説:ジョアンナ・ワイルド(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 「鏡の国のアリス」で日本のみならず世界中を虜にしたヴァイオリン界の女王ヴィクトリア・ムローヴァがイタリアの名門古楽アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコを引き連れONYXに登場。今回のONYX第1弾では名曲ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集をイル・ジャルディーノ・アルモニコとの見事なコラボレーションで聴かせてくれる。 日本では「鏡の国のアリス」のヒットがクローズアップされがちなムローヴァだが、1980年にヘルシンキで行われたシベリウス・コンクールで優勝、更には1982年のチャイコフスキー国際コンクールでも優勝を果たすなど相当な実力者。2000年以降にはバロック・レパートリーとピリオド楽器の演奏に多大な関心を抱くようになり、愛器のストラディヴァリウスである1723年製の“ジュール・ファルク”にガット弦を張り、クラシック弓とバロック弓でそれぞれ演奏している。バッハからコンテンポラリーまでをカバーする幅広いレパートリー、ジャズとの共演を行うなどその活動範囲は底知れない。 | ||
ボロディン四重奏団結成60周年アニヴァーサリー ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 ボロディン:スペイン風セレナード ニ短調 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11〜 第2楽章(アンダンテ・カンタービレ) ラフマニノフ:ロマンス シューベルト:弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D.703(断章) ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章 |
ボロディンSQ | |
解説:アナシール・イアクボフ(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 世界最高の弦楽四重奏の1つとして君臨し続けるボロディン四重奏団がモスクワで結成されたのが1945年。その後メンバーの入れ替わりなどがあったものの、2005年でなんと結成60周年、同時に創設時からチェロ奏者を務めて続けているいるベルリンスキーが80歳の誕生日を迎えた。 そのボロディン・クヮルテットが結成60周年を記念して世に送り出したのが、その名を冠しているボロディンの弦楽四重奏曲第2番を中心に、チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレ、ウェーベルンの情緒溢れる名作である弦楽四重奏のための緩徐楽章などといった小品を集めたアルバム。 | ||
マイ・ネーム・イズ・バーバラ ロジャー・クィルター(1877-1953): 7つのエリザベス朝抒情詩 チャールズ・トムリンソン・グリフェス(1884-1920): フィオナ・マクラウドの3つの詩 Op.11 アーロン・コープランド(1900-1990):4つの初期歌曲 [夜/夏休み/私の心は東にある/ただひとりで] ベンジャミン・ブリテン(1913-1976): この島国で Op.11(全5曲) レナード・バーンスタイン(1918-1990): ソプラノとピアノのための5つの童謡 「音楽なんて大嫌い!」 サミュエル・バーバー(1910-1981):4つの歌 Op.13 |
バーバラ・ボニー(S) マルコム・マルティノー(P) | |
録音:2005年2月21日-24日、セント・マーティン、ハンプシャー、イギリス。解説:ジョアンナ・ワイルド(国内盤のみ、日本語訳:濱田吾愛)。 コンサートからレコーディングまで世界中で大活躍中のアメリカ人ソプラノ歌手、バーバラ・ボニーもONYXへ登場。現在居を構えているイギリス(ロンドン)と故郷であるアメリカで活躍した20世紀作曲家の作品を集めたボニーならではのアルバム。ちなみにディスクのタイトルになっている「マイ・ネーム・イズ・バーバラ」はバーンスタインの「音楽なんて大嫌い!」の第1曲であり、バーバラ・ボニーが「マイ・ネーム・イズ・バーバラ」を歌うというユーモア溢れる選曲も面白いところ。 | ||
ドビュッシー: 前奏曲集第1巻&第2巻 |
パスカル・ロジェ(P) | |
録音:2004年1月、スイス。解説:ロジャー・ニコルズ(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 円熟味漂う現代フランス最高のピアニストのパスカル・ロジェが再び挑んだドビュッシー。前奏曲第1巻は26年前に一度録音を行っており、今回は待望の再録音。しかも初録音の第2巻と併せて初の全曲収録盤のリリースとなる。前奏曲集全曲となるとCD2枚への収録となることが多いが、今回は収録時間をフル活用(79分)し1枚のディスクに収められている。 1951年生まれのパスカル・ロジェはパリ音楽院を首席で卒業後、1971年のロン=ティボー国際コンクールでのパフォーマンスが大きな注目を集め一躍名ピアニストとしての地位を確立するきっかけとなる。レコーディング活動も活発で17歳で初レコーディングを行った後、2度のグラモフォン・アウォーズ獲得を筆頭に多数の賞を受賞。その数々の録音は世界中から高い評価を受けている。日本へもソリスト、室内楽奏者として多く来日。今後の録音もラヴェル、ショーソン、モーツァルトの作品集等が予定されており活躍に期待が高まる。 | ||
マーク・アンソニー・ターネジ(1960-):室内楽作品集 八重奏ための「沈黙」/ピアノ・ソロのための「真実の命の物語」/ ピアノ五重奏のための「スライド・ストライド」/ ソプラノとアンサンブルのための「2つのボードレールの歌」/ ヴィオラと8つの楽器のための「賛辞」/ チェロとピアノのための「2つのヴォカリーズ」/ オーボエと弦楽四重奏のための「カンティレーナ」 |
サリー・マシューズ(S) ナッシュ・アンサンブル | |
バーミンガム市交響楽団やBBC交響楽団の座付き作曲家に選任されるなど、現代イギリスの作曲界を牽引するマーク・アンソニー・ターネジ。そのターネジが1992年から2004年の間に作曲を行った7曲の室内楽作品を収録。しかも全曲世界初録音。中でも「賛辞」は2006年3月にウースターとデン・ハーグで初演が予定されている。 ターネジの作品の数々はラトル、デイヴィス、ナッセン、スラットキンといった指揮者たちによって積極的に取り上げられている。加えてジャズ・ミュージシャンであるジョン・スコフィールドやピーター・アースキンとのコラボレート、リンドバーク、バシュメットといったソリストたちによっても演奏されるなどターネジの人気はイギリス屈指。 演奏は様々な編成やスタイルの作品を取り上げ、HyperionやASVの録音ではいずれもハイレベルな演奏を聴かせてくれているイギリスのナッシュ・アンサンブルとイギリスのソプラノ、サリー・マシューズ。イギリスの人気作曲家の初録音をイギリスの万能アンサンブルが担当するという粋な組み合わせも楽しみなポイントである。 | ||
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D.803 | ムローヴァ・アンサンブル [ヴィクトリア・ムローヴァ、 アドリアン・チャモロ(Vn) エーリヒ・クリューガー(Va) マヌエル・フィッシャー= ディースカウ(Vc) クラウス・シュトール(Cb) パスカル・モラゲス(Cl) マルコ・ポスティンゲル(Fg) グイド・コルティ(Hr)] | |
解説:ヤン・シュマツニー/日本語訳:SOREL。 ONYXデビュー作となったイル・ジャルディーノ・アルモニコとのヴィヴァルディの協奏曲集(ONYX-4001/ OONYX-4001)がディアパゾン・ドールやグラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選定されるなど、日本のみならず世界中でベストセラーとなったヴァイオリン界の女王ヴィクトリア・ムローヴァ。再びクラシック界に旋風を巻き起こしたムローヴァが早くも贈る期待の第2弾は「ムローヴァ・アンサンブル」によるシューベルトの室内楽作品を代表する名作。 ムローヴァ・アンサンブルはその名の通りヴィクトリア・ムローヴァの呼びかけによって1994年に結成された室内アンサンブル。1994年の結成記念ツアーの後にもドイツ、スペイン、ベルギー、イギリス、オランダなどへ精力的にツアーを行うなどコンサート、録音の両面で絶賛を受けてきた。第1ヴァイオリンを担当するムローヴァは言うに及ばず、アンサンブルのメンバーにはベルリン・フィルの第1首席コントラバス奏者クラウス・シュトール、パリ管弦楽団の首席クラリネット奏者パスカル・モラゲスなど折り紙付きの実力を持つ豪華アーティストが名を連ねる。 | ||
ショスタコーヴィチ: 室内交響曲 Op.110a(原曲:弦楽四重奏曲第8番;バルシャイ編曲) ゲオルギー・スヴィリードフ(1915-1998):室内交響曲 Op.14(*) モイセイ・ヴァインベルク(1919-1996):室内交響曲第1番 Op.145 |
ユーリ・バシュメット(Va)指揮 モスクワ・ソロイスツ合奏団 | |
カンチェリ、グバイドゥーリナなど多くの現代作曲家から作品の献呈を受けるなど、世界最高のヴィオラ奏者として大活躍中のユーリ・バシュメットがモスクワ・ソロイスツ合奏団を引き連れONYXに初見参。 モスクワ・ソロイスツ合奏団は1992年にモスクワ音楽院の卒業生を中心とした一流の弦楽器奏者たちを集めてバシュメットが創設したヴィルトゥオーソ・アンサンブル。モスクワ音楽院大ホールでのデビュー・コンサートを皮切りにロシア、ドイツ、アメリカ、パリ、オランダそして日本など世界各地で公演を開催し、大きな賛辞を受けてきた。 ONYXデビュー作は2006年に控えたショスタコーヴィチ生誕100年を記念したロシア(旧ソ連)の作曲家たちによる室内交響曲集。弦楽合奏の貴重なレパートリーであるバルシャイ編曲によるショスタコーヴィチの室内交響曲を中心にヴァインベルク、世界初録音となるスヴィリードフという収録曲は、バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団の真価を堪能するのに相応しいラインナップと言えるだろう。(*)世界初録音。 バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団は2005年10月に来日公演予定。 | ||
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調 ショーソン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.3 |
パスカル・ロジェ(P) 小林美恵(Vn) 長谷川陽子(Vc) | |
録音:2002年6月、スイス。解説:ONYX(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。 2005年10月に行われた来日公演で絶賛を博したトリオ。当盤は、2005年がショーソンの生誕150周年に当ることから生誕記念の意も含めて録音、制作が行われた。 ロジェは1997年にラヴェルの室内楽作品集でグラモフォン・アウォードを獲得しており、ソロ活動と同じく力を注いでいる室内楽での実績も十分。また、小林美恵、長谷川陽子と1995年のフォーレ生誕150年を機にピアノ・トリオを結成。これまでにもこの3人で来日公演を行い、そのパフォーマンスは絶賛を受けてきた。ヴァイオリンの小林美恵は1990年のロン=ティボー国際コンクールの覇者であり、チェロの長谷川陽子はロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクールで特別賞受賞という実績を持つ日本期待の若手女流奏者たちである。 | ||
シューベルト(1797-1829): 森にて D.708/月に寄せて D.193/夜の曲 D.672/小人 D.771/ 夕べの星 D.806/寂滅 D.807/夜と夢 D.827/魔王 D.328 アルバン・ベルク(1885-1935):4つの歌曲 Op.2 フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):メーリケ歌曲集〜 ムンメル湖の妖怪/ワイラ女神の歌/妖精の歌/真夜中に/ クリストブルーメに I/風に寄せる歌 |
クリスティアーネ・ ストテイン(Ms) ヨーゼフ・ブラインル(P) | |
オランダ期待の若手メゾ・ソプラノ、ストテイン(代理店表記は「ストーティン」だが、誤り)のデビュー・アルバム。彼女はマーラーの交響曲第2番や「リュッケルト歌曲集」等で既にハイティンク指揮のロイヤル・コンセルトへボウ管と共演を果たし、オランダのメディアからは「歴史的なデビュー」「夢のようなデビュー」と賛辞を受けるとともに、巨匠ハイティンクからも絶賛、また2005年-2006年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストとしても選出されており、活躍の場を広げている。 オニックスはこれまで名実ともに世界トップクラスのアーティスト(ムローヴァ、ロジェ、バシュメットなど)の起用による録音をポリシーとしてリリースを行ってきたが、今回のストーティンの抜擢はその歌声にオニックス首脳陣が大いなる将来性を見出したからに他ならない。 | ||
シューベルト(1797-1828):歌曲集「冬の旅」D.911 | クリスティーネ・シェーファー(S) エリック・シュナイダー(P) | |
ドイツのリリック・ソプラノとして驚異的な活躍を見せているシェーファーだが、ソロ・アルバムのリリースはなんと約5年振りというのだから意外や意外。しかも久々のソロ・レコーディングの曲目として取り上げるのは、なんと「冬の旅」。女声による「冬の旅」はロッテ・レーマンやマーガレット・プライス、白井光子などによる数種類の録音が存在しているが数は多くなく、このシェーファーの録音が大きな話題となることは間違いない。シェーファーは2006年も多忙を極めており、アーノンクール、ハイティンク、ティーレマンらとドイツ、ウィーン、オランダなどでの共演が予定されている。 パッケージは冬を連想させる美しいエンボス加工のディジパックに、歌詞付きの32ページからなるブックレットが封入というクォリティの高い仕様に仕上がっており、今回のリリースに対する強い意気込みが窺える。 | ||
ナッシュ・アンサンブル 〜メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集 [第1番 ニ短調Op.49/第2番 ハ短調Op.66]/ 協奏的変奏曲 ニ長調Op.17 |
ナッシュ・アンサンブル [マリアンネ・トルセン(Vn) ポール・ワトキンス(Vc) イアン・ブラウン(P)] | |
2004年-2005シーズンで結成40年を向かえたイギリスのヴィルトゥオーソ集団、ナッシュ・アンサンブルによるオニックスへのセカンド・アルバムは、前作ターネジから大きく趣向を変えたメンデルスゾーン。2002年にはロイヤル・フィルハーモニック協会から最優秀室内楽団賞を授与されるなど様々な編成の室内楽作品に対応出来る柔軟性と、ハイペリオンなどの録音で実証済の高い技術と音楽性は国内外から絶大な評価を受けている。 既に多くの録音があるメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲だが、ナッシュ・アンサンブルの演奏は、自然とその世界に引き込まれてゆく新鮮で見事なもの。 | ||
モーツァルト(1756-1791): セレナード第10番 変ロ長調K.361 「グラン・パルティータ」/ セレナード第12番 ハ短調K.388「ナハトムジーク」 |
マイケル・コリンズ(ディレクター) ロンドン・ウィンズ | |
22歳という若さでカーネギー・ホールへデビュー、現在もイギリスを代表するクラリネット奏者として活躍しているマイケル・コリンズ。ロンドン・ウィンズは、ソリストとしてだけでなく室内楽へも大きな情熱を注いでいるコリンズが、オーボエ奏者のガレス・ハルス、ファゴットのロビン・オニール、ホルンのリチャード・ワトキンスと共に1988年に結成した木管アンサンブル。 ロンドン・ウィンズのオニックスへのデビュー・タイトルは、同レーベルにとっても初となるモーツァルト・アルバム。オーソドックスなスタイルを保ちながら、各楽器の奏でる旋律が次々と浮かび上がってくる充実の演奏。 | ||
パスカル・ロジェのモーツァルト モーツァルト: ピアノ協奏曲第9番K.271「ジュノム」/ ピアノ協奏曲第25番 ハ長調K.503/ ロンド イ長調K.386 |
パスカル・ロジェ(P) レイモンド・レッパード指揮 インディアナポリスso. | |
モーツァルト生誕250周年の2006年も残すところあと数ヶ月となったところへ、超強力タイトル登場、フランス屈指のピアニスト、パスカル・ロジェがこれまでのフレンチ・プログラムから一転モーツァルトの協奏曲を録音。メインはなんといっても名作「ジュノム」。「第25番」と、第12番終楽章の代用と言われる「ロンド」とカップリングも魅力的。共演が、バロックから古典派に強く、インディアナポリス響の桂冠指揮者を務めるレッパードだと言うのも心強い。 | ||
グスタフ・マーラー(1860-1911):原光〜歌曲集 春の朝/つらなる想い/シュトラスブルクの砦で/ 番兵の夜の歌/トランペットが美しく響くところ/ 別れのつらさ/ラインの小伝説/ この歌をこしらえたのは誰だろう/ 緑の森を楽しく歩いた/もう会うことはない/ 魚に説教するパドゥアの聖アントニウス/原光/ この世の生活/真夜中に/私はこの世に忘れられ |
クリスティアーネ・ストテイン(Ms) ジュリアス・ドレイク(P) | |
その魅力溢れる歌声に注目したオニックスの首脳陣によって抜擢され、デビューを果たしたオランダのメゾ・ソプラノ、クリスティアーネ・ストテインの第2弾はマーラー。 彼女は良好な関係を築いている名匠ハイティンクのタクトによって既に「リュッケルトの歌」を演奏、2006年9月6日には同じくハイティンク指揮の交響曲第2番「復活」に出演予定など、マーラー作品は重要なレパートリー。伴奏にも一流の歌手から信頼を集める名手、ジュリアス・ドレイクを起用、ヨーロッパを中心に評価急上昇中の歌声にご期待いただきたい。 | ||
ムローヴァ&カティア・ラベック〜リサイタル ストラヴィンスキー:「プルチネラ」〜イタリア組曲 シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための 幻想曲 ハ長調D.934 ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ クララ・シューマン:ロマンスOp.22-1 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) カティア・ラベック(P) | |
録音:2005年12月、パリ。 今や同レーベルの看板アーティスト、ムローヴァ。世界各国で最高の評価を獲得したヴィヴァルディの協奏曲集(ONYX-4001)、シューベルトの八重奏曲(ONYX-4006)に続く3枚目のアルバムは、これまでにも幾多の共演を重ねているカティア・ラベックとのデュオによるリサイタル。 収録曲は、2006年の秋から冬にかけてムローヴァとラベックが実際のヨーロッパ・ツアー・コンサートで演奏を予定しているもの。ジャケットも彼女たちのヴィジュアルを余すことなく活かしたデザインで、注目度高し。 | ||
ジェームズ・エーネス 〜20世紀ヴァイオリン協奏曲集 コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 バーバー:ヴァイオリン協奏曲Op.14 ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲 |
ジェイムズ・エーネス(Vn) ブラムウェル・トヴェイ指揮 バンクーバーso. | |
ハイフェッツやメニューインといった巨匠たちの後継者と言われるカナダの若き実力派、ジェイムズ・エーネスの当レーベル・デビュ−盤。既にNYP、シカゴ響、フィラデルフィア管、サンフランシスコ響、ボストン響といったアメリカのメジャー・オーケストラやロンドン響、ブダペスト祝祭管、NHKso.と共演を重ね、CHANDOSからはノセダ&BBCフィルとの共演による「ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲(CHAN-10309)」をリリース、他に一時期TELARCからの発売盤が国内盤化もされていた。彼は19世紀-20世紀の作品や新作の初演などを得意としており、収録されている3作品はONYXデビュー盤に相応しい。 | ||
イーゴル・ストラヴィンスキー(1882-1971): バレエ音楽「アポロ」/弦楽のための協奏曲 ニ調 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)/ バルシャイ&バラショフ編曲:束の間の幻影Op.22(*) |
ユーリ・バシュメット指揮 モスクワ・ソロイスツ(合奏) | |
(*)は当版全曲の世界初録音。カンチェリ、グバイドゥーリナ、シュニトケを筆頭に数多くの作品の世界初演を行っているロシアが生んだ現代を代表するヴィオラ奏者ユーリ・バシュメット。進化を続けるロシアのカリスマが贈る同レーベルからのリリース第2弾は、1986年に自らが結成した手兵モスクワ・ソロイスツ合奏団を率いてのストラヴィンスキー&プロコフィエフという2大巨頭の作品。 元々ピアノ曲である(*)は、1962年にバルシャイがモスクワ室内管のために20曲中15曲を室内管弦楽編曲した版に、今回モスクワ・ソロイスツのヴァイオリン奏者であり、マネージャーでもあるロマン・バラショフが残り5曲を編曲し、完全版としたもの。もちろん今の録音が全曲としては世界初録音。 なおバシュメット&モスクワ・ソロイスツは2007年3月から4月にかけて別府アルゲリッチ音楽祭への出演が予定されている。 | ||
パスカル・ロジェ〜 クロード・ドビュッシー(1862-1918): ピアノ作品全集 Vol.2 版画/組曲「子供の領分」/2つのアラベスク/ ベルガマスク組曲/レントよりおそく/ バラード/マズルカ/小さな黒人 |
パスカル・ロジェ(P) | |
フランスのピアニズムを例証する現代最高の存在、パスカル・ロジェにとって初となるドビュッシー「ピアノ作品全集」の第2巻。初の全曲録音となった前奏曲集第1巻&第2巻を収録した第1弾(ONYX-4004)では、圧巻の演奏を披露して世界中から称賛を浴び、絶大なる存在感を再度示した。今回リリースとなる第2巻では世界中で親しまれている小品の数々を収録。ちなみにロジェは1970年代後半に「版画」、「組曲「子供の領分」、「2つのアラベスク」、「ベルガマスク組曲」の録音を行っており、この4曲に関しては今回が待望の再録音となる。円熟あふれる現代フランス最高のピアニストが満を持して送り出す究極のドビュッシー、乞うご期待。 | ||
ブラームス:弦楽六重奏曲集 [変ロ長調Op.18/第2番 ト長調Op.36] |
ナッシュ・アンサンブル | |
数多くのコンサートや様々なレーベルへのレコーディング等、多岐に渡って活躍を続けるイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブルの同レーベル第3弾。作品よって自在に編成を変えることができる柔軟性と機動性はますます勢いを増しており、タイムズ誌からは「イギリス最高の室内楽団」との評価を受けている。 最新録音のブラームスには、マリアンネ・トールセン、マリン・ブロマン、ローレンス・パワー、フィリップ・デュークス、ポール・ワトキンス、ティム・ハフの名手6人が参加しており、超一級のブラームスを奏でてくれる。 | ||
ムローヴァがグァダニーニを弾くバッハ! J.S.バッハ: ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 BWV.1014〜BWV.1019(全曲)/ トリオ・ソナタ第5番 ハ長調BWV.529/ ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調BWV.1021 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) オッターヴィオ・ダントーネ (Cemb/Org) ヴィットリオ・ギエルミ (ヴィオラ・ダ・ガンバ) ルカ・ピアンカ(リュート) | |
録音:2007年3月16日-19日、ボルツァーノ、イタリア。解説:オッターヴィオ・ダントーネ(国内盤のみ、日本語訳:SOREL)。女王ムローヴァのバッハ、ヴァイオリンはグァダニーニ!! カティア・ラベックとのコンビによる前作「リサイタル(ONYX-4015)」もベストセラーとなり、注目を集め続けるヴィクトリア・ムローヴァ。レコーディングだけでなく、コンサートでもその好調ぶりは目覚しく、録音に先だって行われたヨーロッパ・ツアーでは完売が続出、大盛況のうちに幕を閉じたこのツアー直後に当盤の収録が行われた。 これまでムローヴァはストラディヴァリウスのヴァイオリンを使用してきたが、今回新たにイタリアの銘器グァダニーニ(1750年製)を入手。今回のバッハは、ムローヴァにとってグァダニーニを使用した初の録音となる。1990年代半ばからピリオド奏法の研究を重ねたきたムローヴァは、新録音でもバロック弓の使用とピリオド奏法を取り入れており、バロック時代の音楽を徹底的に追求している。バックにもダントーネを始めとする、古楽ファンなら目を留める名手が揃い、ヴァイオリン界の女王が新たな楽器を携えて再び挑むバッハは、今回のソナタ集だけでなく「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ集(全曲)」のリリースも予定されており、それも含め話題騒然となる事は間違い無い。 | ||
クリスティーネ・シェーファー〜アパリション パーセル: 束の間の音楽/もし音楽が恋の糧なら/ ああ!恋することは何とすばらしい/ 幾重にも幸せな恋人たち/ ばらの花はよりかぐわしく/ ばらの花園の木陰から/ わが苦悩のすべて/ 祭壇を飾れ/ディドの嘆き ジョージ・クラム: 声楽とピアノのための「3つの初期の歌曲」/ ソプラノと増幅ピアノのための 「アパリション(幽霊)」 |
クリスティーネ・ シェーファー(S) エリック・シュナイダー (P/増幅P) | |
シェーファーが「愛と死」の物語を歌う。 シューベルトの「冬の旅」(ONYX-4010)に続くシェーファーとシュナイダーによる待望のリリース第2弾は、「ディドの悲劇」に代表されるパーセルが書いた17世紀の歌曲集と、20世紀アメリカの作曲家クラムの歌曲集をカップリングした意欲作。300年を隔てたパーセルとクラムに「愛と死」という物語性を見出したシェーファーとシュナイダーは、このプログラムをコンサートでも度々取り上げている。また、ウェディング・ドレスを着たシェーファーが動物(恐竜?)の骨格に囲まれている強烈なジャケット(フランス国立自然史博物館で撮影)は、恋心や切なさという愛を歌った「パーセル」と、美しき死への道筋を提示した「クラム」の作品の関係を視覚的に表現したものなのだという。 | ||
アマンダ・ルークロフト〜 ただ憧れを知るものだけが チャイコフスキー: 太陽は沈んだ/子守歌/なぜ?/ かつてのように私はひとりに/ そんなに早く忘れて/ ただ憧れを知るものだけが ドビュッシー:シャルル・ボードレールの5つの詩 R.シュトラウス: セレナード Op.17-2/万霊節 Op.10-8/ 幸せに満ち足りて Op.37-1/ 解き放たれた心 Op.39-4/ 憩えわが魂 Op.27-1/ ひそかなる誘い Op.27-3/ ツェツィーリエ Op.27-2 |
アマンダ・ルークロフト(S) マルコム・マルティノー(P) | |
ガーディナー指揮のモーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」の録音、メータ率いるバイエルン州立歌劇場の来日公演「フィガロの結婚」への出演など、オペラの舞台で輝かしい活躍を続けてきたルークロフト。当 ONYX レーベルヘのデビュー盤が、意外にも初のソロ・アルバムとなるという。全て原語で歌われ、彼女自身の重要なレパートリーとなっている曲ばかりで、その魅惑的な歌声を存分に堪能することの出来る珠玉のアルバム。 | ||
ギヤ・カンチェリ: ヴィオラ、混声合唱と管弦楽のための 「ステュクス(Styx)」 ジョン・タヴナー: ヴィオラ、合唱と打楽器のための 「ミルラを捧げる人」(*) |
マキシム・リザノフ(Va) マリス・シルマイス指揮 リエパーヤso.&室内cho. ラトヴィア国立男声cho. リハルツ・ザルペ(Perc) | |
(*)は世界初録音。「遂に私のライバルが現れた」と世界的名手ユーリ・バシュメットが語った同郷の若き逸材マキシム・リザノフは、BBCヤング・ジェネレーション・アーティスト2007-2008に選出され、アムランやクレーメル、マイスキー、ムローヴァ、ヴェンゲーロフなど世界的名手たちと共演を重ね、その評価は急上昇中。 イヴリン・チャンとのコンビでイギリスのアヴィー(Avie)からデビューしたリザノフのセカンド・アルバムがこのカンチェリ&タヴナー。2曲ともバシュメットのために書かれた作品で、両者の関係の深さを物語っている。 | ||
ボロウド・タイム〜デイヴ・マリクの音楽 デイヴ・マリク: 苦境/意識清明期/センスとイノセンス/ シェイプシフター/ボロウド・タイム/ トリロジー(三部作) |
コリン・カリー(Perc) ホーカン・ハーデンベルガー (Tp/フリューゲルHr) デイヴ・マリク(P) サム・ウォルトン (Perc) クライヴ・ドリスキル= スミス(Org) | |
イギリスが生んだ超絶のパーカッショニスト、コリン・カリーのオニックス・デビュー・アルバムは、ギリシャとボスニア移民の家系に生まれた現代イギリスの作曲家デイヴ・マレクの作品集。コリン・カリーの超絶のテクニックだけでなく作曲者自身のピアノ伴奏とウェストミンスター寺院のオルガンとの共演、そして極めつけは世界に名高いスウェーデン生まれの天才トランペット奏者ハーデンベルガーがゲストとして録音に参加するなど注目度満点。 マイケル・ナイマンやマイケル・トーキーといった大物からも作品を提供されているコリン・カリー。この若き名手はデイヴ・マリクの「トリロジー」を自らのレパートリーの十八番としており、圧巻のパフォーマンスで世界中の聴衆に衝撃を与え続けている。 | ||
ジェイムズ・エーネスのエルガー エルガー: ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61/ 弦楽セレナード ホ短調 Op.20 |
ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・デイヴィス指揮 フィルハーモニアo. | |
録音:2007年5月、クイーン・エリザベス・ホール、ライヴ。さらなる飛躍へ・・エーネスのエルガー! オニックスへのデビュー・タイトルとなった「20世紀のヴァイオリン協奏曲集」(ONYX-4016)の成功で高いポテンシャルが本物であることを証明したジェイムズ・エーネスが、エルガー生誕150年記念盤として難曲に挑む。30歳という若さで「地球上に存在する4〜5人の完璧なヴァイオリン奏者の1人」とまで称され、ハイフェッツやメニューインといった巨匠たちの後継者としての評価を確固たるものとしている。 演奏から数ヶ月で発売の運びとなった当録音、タクトを執ったアンドルー・デイヴィスも「エーネスのエルガーが最も素晴らしい!」と大絶賛。今回のエルガーでエーネスの名声がさらに飛躍することは間違い無さそうだ。 | ||
ラクリン、ヤンセン、バシュメット、 マイスキー、ゴランのショスタコーヴィチ ショスタコーヴィチ: ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調Op.8/ 2つのヴァイオリンとピアノのための 「5つの小品」(レフ・アトフミアン編曲)/ ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57 |
ジュリアン・ラクリン、 ジャニーヌ・ヤンセン(Vn) ユーリ・バシュメット(Va) ミッシャ・マイスキー(Vc) イタマール・ゴラン(P) | |
録音:2006年12月11日、ムジークフェライン、ライヴ。時は2006年12月。舞台はムジークフェライン。奇跡のアンサンブルによるショスタコーヴィチのライヴが登場! ラクリン、ヤンセン、バシュメット、マイスキー、ゴラン・・・世界中を飛び回り多忙を極める5人の超一流奏者たちが2006年12月にショスタコーヴィチの生誕100年を祝うため、そして気心知れた仲間たちとアンサンブルを行うためウィーンに集った。 当盤はそのライヴ録音で、ラクリンとヤンセンのデュオによる「5つの小品」の見事な完成度はもちろんのこと、やはり最大の注目は「ピアノ五重奏曲」。5人の超一流奏者が紡ぐ音楽が黄金のホール“ムジークフェライン "を包み込む。 | ||
譚盾、武満徹、林光:作品集 譚盾(1957-):琵琶協奏曲(*) 武満徹(1930-1996): ノスタルジア 〜アンドレイ・タルコフスキーの追憶に(#)/ 弦楽のための3つの映画音楽 [映画「ホゼー・トレス」〜訓練と休息の音楽 映画「黒い雨」〜葬送の音楽 映画「他人の顔」〜ワルツ] 林光(1931-):ヴィオラ協奏曲「悲歌」(+) |
呉蛮(中国琵琶;*) ユーリ・バシュメット指揮 (Va/Vn) ロマン・バラショフ指揮 モスクワ・ソロイスツ合奏団 | |
録音:2007年9月26日-28日、ベルリン。(*)は世界初録音。 ユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツ合奏団の Onyx 3枚目となる最新作は、日本と中国が世界に誇る現代作曲家が取り上げられ、極東の音楽に敬意を表した1枚となった。 武満が愛した旧ソ連の天才映画監督タルコフスキーによる同名の映画から名づけられた(#)では、ヴァイオリニストとして、ヤナーチェクとバルトークのスコアからヒントを得て作曲された(+)ではヴィオリストとしてのバシュメットの姿に接することができるが、圧倒的な説得力、豊かな創造性に富んだ演奏は世界最高のヴィオラ奏者の名に相応しい。 ヨーヨー・マが立ち上げたシルクロード・プロジェクトの中心メンバーであるピパ(中国琵琶)奏者、呉蛮(ウー・マン)がソリストを務める譚盾の琵琶協奏曲は、1999年のPMFで初演された作品で、今回のレコーディングが世界初録音。 バシュメット&モスクワ・ソロイスツは2008年2月6日現在、日本と韓国を巡るアジア・ツアー中であり、正にタイムリーなリリースと言えるだろう。 | ||
ドビュッシー:ピアノ作品全集 Vol.3 映像第1集/映像第2集/喜びの島/スケッチ帳より/ ピアノのために/英雄の子守歌/アルバムの1ページ/ 舞曲(スティリー風のタランテラ)/ ハイドンを讃えて/夢 |
パスカル・ロジェ(P) | |
フランス・ピアニズムの系譜を受け継ぐ現代の名匠パスカル・ロジェによるドビュッシーのピアノ作品全集も今回で第3集。前2作は「特選」(第1集/レコード芸術)、「素晴らしいディスク」(インデペンデント)、「年間最優秀録音」(サンデー・タイムズ)、「ピアノ録音の模範」(デイリー・テレグラフ)等、世界中のリスナー、メディアから多くの称賛を浴び、現代屈指のドビュッシー演奏として絶賛されている。 今回の第3集では、不朽の名作「映像」を中心に小品を収録。ロジェ自ら「無限の発見への素晴らしい旅」と述べ究極のドビュッシーはさらに進化を続けている。 既出:第1集「前奏曲集第1巻&第2巻」(ONYX-4004)/第2集「版画」「子供の領分」「ベルガマスク組曲」他(ONYX-4018)。 | ||
ナッシュ・アンサンブル〜 ブラームス:ピアノ四重奏曲集 [第1番 ト短調Op.25/第3番 ハ短調Op.60] |
ナッシュ・アンサンブル [イアン・ブラウン(P) マリアンネ・トールセン(Vn) ローレンス・パワー(Va) ポール・ワトキンズ(Vc)] | |
録音:2007年1月、メニューイン・ホール、イギリス。 ターネイジ(ONYX-4005)、メンデルスゾーン(ONYX-4011)、ブラームスの弦楽六重奏曲(ONYX-4019)と続いたイギリスのスーパー・アンサンブル、ナッシュ・アンサンブルのオニックス第4弾は、ブラームスの続編となる"ピアノ四重奏曲集"!作品の特徴に合わせて自由自在に編成を組むことが出来る柔軟なスタイルと各奏者が備えた一糸乱れぬアンサンブル能力は、英タイムズ誌から「イギリス最高の室内楽団」と称賛されるなど、これまでの積み上げてきた歴史と実力はまさしくイギリス随一。ハイペリオンからリリースされた録音が脚光を浴び人気急上昇中のイギリスの若きヴィオラ奏者ローレンス・パワーや、20歳でBBCso.の首席奏者に就任し、指揮者としても東京都so.への客演が新しいチェロのポール・ワトキンスなど、次代の巨匠候補と評される名手たちは今回も健在。 | ||
スーザン・グレアム〜フランス歌曲の百年 ビゼー:4月の歌 フランク:夜想曲 ラロ:ギター グノー:夜うぐいすに サン=サーンス:死の舞踏 シャブリエ:蝉 パラディール:プシュケ ショーソン:蝶々Op.2-3 バシュレ:愛しの夜 デュパルク:戦のある国へ ラヴェル:孔雀 カプレ:カラスとキツネ ルーセル:賢い妻の答えOp.35-2 メシアン:失われた婚約者 ドビュッシー:感傷的な対話 フォーレ:ヴォカリーズ・エチュード アーン:クロリスに サティ:帽子屋 オネゲル: アンデルセン「小さな人魚」によるの3つの歌 カントルーブ:子守歌 ローゼンタール:イギリスのねずみ プーランク:モンテ・カルロの女 |
スーザン・グレアム(Ms) マルコム・マルティノー(P) | |
世界の超一流アーティストたちが集うイギリスのレーベル Onyx が絶対の自信を持って送り出す2008年最大のハイライトは、アメリカの偉大なるメゾ・ソプラノ歌手スーザン・グレアムのフランス歌曲集!
オニックスからリリースされるグレアムにとって久しぶりのソロ・アルバム「フランス歌曲の百年」はプログラミングが非常にユニーク。1人の作曲家の作品や数人の作曲家の歌曲集単位でのプログラムではなく、ビゼーからプーランクまで22人の作曲家の作品が1曲ずつ選りすぐられており、アルバムのタイトルにもある「フランス歌曲の百年間」がグレアムの抜群の歌唱力によって具現化されたものである!アーンの「クロリスに」やカントルーブの「子守歌」などグレアムお気に入りの歌が聴けるという魅力だけでなく、パラディールの「プシュケ」やバシュレの「愛しの夜」といった多くの新たな発見をもたらしてくれるという意味でもこの「フランス歌曲の百年間」が持つ存在感は計り知れない。また、2007/2008シーズンのアメリカ、ヨーロッパ・ツアーでもコンビを組んだ名手マルコム・マルティノーはグレアムの歌声が持つ魅力の引き出し方を心得ており、その伴奏は実に絶妙。最近ではラトル&BPOとの共演によるベルリオーズ「クレオパトラの死」での絶唱が記憶に新しいグレアムにとってフランス歌曲は十八番中の十八番。名コンビと称されるバーバラ・ボニーの「マイ・ネーム・イズ・バーバラ」(ONYX-4003)と共に、オニックスの歌曲シーンの双璧をなす素晴らしいアルバムの登場。 | ||
ロシアのロマンス チャイコフスキー: 子守歌Op.16-1/もしも私が知っていたならOp.47-1/ もう忘れられて/騒がしい舞踏会でOp.38-3/ 私は野の草ではなかったかOp.47-7 グリンカ: 血には憧れが燃えさかり/シターンに寄せて/ わけもなくぼくを誘わないで/教えてなぜ? リムスキー=コルサコフ: ばらと夜うぐいすOp.2-2/ 静かな夜に夢見たことOp.40-3/ それは早春のことだったOp.43-4 キュイ:私は花に触りましたOp.49-1 ダルゴムイシスキー: 少年と少女/私はまだ彼を愛している ヴラソフ:バフチサラーイの泉 ラフマニノフ: 歌うな、美しい女よ私の前でOp.4-4/ リラの花Op.21-5/ 私は悲しみのために恋をしたOp.8-4/ 夜の庭でOp.38-1/ひなぎくOp.38-3/ 私はあなたを待っているOp.14-1 |
エレナ・ケレッシーディ(S) マルコム・マルティノー(P) | |
世界各国の歌劇場を舞台として、感動的かつ情熱的な歌声で現代のギリシャを代表するアーティストとして脚光を浴びる注目のソプラノ歌手、エレナ・ケレッシーディがオニックスから登場!ボニー、ストテイン、ルークロフト、そしてグレアムに続きオニックスへ加わったケレッシーディのソロ・アルバムは、ダルゴムイシスキーやキュイの歌曲なども取り上げたユニークなロシア歌曲集。1996年にヴェルディの「椿姫」のヴィオレッタ役でコヴェント・ガーデンにデビューを果たし大成功を収めるとケレッシーディへの注目度が一気に加速。現在はコヴェント・ガーデンを中心にパリ、MET、ベルリン、ウィーンなどの主要なオペラハウスで目覚しい活躍を見せている。世界の歌劇場を感動で包み込んだケレッシーディの歌声がベールを脱ぐ。 | ||
バシュメット〜レミニセンス マレ:組曲 ニ短調 ベンダ:グラーヴェ ブラームス:「F.A.E.ソナタ」〜スケルツォ / 子守歌 ストラヴィンスキー:歌劇「マヴラ」〜ロシアの歌 プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」 〜別れの場面とジュリエットの死 マレ:5つの古いフランス舞曲 ラヴェル:パヴァーヌ サティ:ジムノペディ第1番 ラモー:村人 |
ユーリ・バシュメット(Va) ミハイル・ムンチャン(P) | |
2007年グラミー賞を受賞した手兵モスクワ・ソロイスツ合奏団とのロシアン・プログラム(ONYX-4007/ONYX-4017)、日本でも話題を呼んだアジアン・プログラム(ONYX-4027)に続く、ロシアのカリスマ、ユーリ・バシュメットのアルバム。 取り上げられているのは、バシュメットによるリサイタル・プログラム、またアンコール・ピースから選りすぐった珠玉の小品。古楽に始まりドイツのブラームス、さらにフランス物や、お国物のストラヴィンスキーとプロコフィエフまで、「ロシアのカリスマ」の名に相応しい豊富で個性的なレパートリーを聴かせる。バシュメット集大成の1つと言っても過言ではないだろう。共演のミハイル・ムンチャンは、長年バシュメットとコンビを組み、ショスタコーヴィチ「ヴィオラ・ソナタ」初演時にも伴奏を受け持ったロシアの名ピアニスト。古き良き作品に新たな光を注ぎ、至芸と想いが凝縮された素晴らしき芸術品。 | ||
ブラームス:ヴィオラのための作品集 ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.120-1/ ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調Op.78 「雨の歌」(クレンゲル&リザノフ編)/ ヴィオラ、ヴァイオリンとピアノのための 三重奏曲 変ホ長調Op.40/ ヴィオラ・ソナタ第2番 変ホ長調Op.120-2/ ヴィオラ、チェロとピアノのための 三重奏曲 イ短調Op.114 |
マキシム・リザノフ(Va) カーチャ・アペキシェワ(P) ボリス・ブロフツィン(Vn) ヤコフ・カツネルソン(P) クリスティーヌ・ ブラウマネ(Vc) | |
世界的名手ユーリ・バシュメットが「遂に私のライバルが現れた」と、その才能と存在を認めた同郷の大器マキシム・リザノフのオニックス第2弾。前作(ONYX-4023)ではカンチェリの「ステュクス」やタヴナーの「ミルラを捧げる人」などバシュメットのために作曲された作品に挑み、本家顔負けの壮絶な演奏を繰り広げた。今回リリースとなるブラームスもバシュメットが得意としている重要レパートリーなだけに、リザノフがバシュメット越えを虎視眈々と狙っているのは間違いない。ロンドン・フィルの首席奏者に就任したブラウマネなど同世代の若き才能がリザノフの下に集うのは、その実力の高さが認められているからこそ。偉大なる先人を追うリザノフの好演に期待したい。 | ||
チャイコフスキー:ロマンス集 騒がしい舞踏会で Op.38-3/ ただ憧れを知る人だけが Op.6-6/ 私は彼女と一度も話さなかった Op.25-5/ 私の守り神、私の天使、私の友/子守歌 Op.16-1/ 和解 Op.25-1/陽は沈み Op.73-4/ 恐ろしい瞬間 Op.28-6/星は穏やかに光り Op.60-12/ 私がそのことを知っていたら Op.47-1/ すでに窓々の灯は消えて Op.63-5・ 語るな、おおわが友 Op.6-2/祝福あれ、森よ Op.47-5/ ジプシーの歌 Op.60-7/信じるな、わが友よ Op.6-1/ それは早春のことだった Op.38-2/かっこう Op.54-8/ 支配するのは昼か Op.47-6/ 再び、もとのように、孤独で Op.73-6 |
クリスティアーネ・ ストテイン(Ms) ジュリアス・ドレイク(P) | |
2005/06の"ECHO Rising Stars" に選出され、巨匠ベルナルド・ハイティンクからは絶大な信頼を寄せられている新世代のメゾ、クリスティアーネ・ストテインは、デビュー・タイトルとなったシューベルト、ベルク&ヴォルフの歌曲集(ONYX-4009)、十八番のマーラー歌曲集(ONYX-4014)を既にリリースしているが、リリース第3弾はチャイコフスキー(1840-1893)、彼の人生を20曲の歌曲でたどる。ストテインはこのレコーディングのためにロシア語を徹底的に学び直したという。 | ||
コヴァセヴィチ、 40年ぶりに「ディアベッリ」を再録音 ベートーヴェン: ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調Op.120 J.S.バッハ:パルティータ第4番 ニ長調BWV.828 |
スティーヴン・ コヴァセヴィチ(P) | |
録音:2008年7月、ワイアストン・コンサート・ホール、イギリス。多くの世界的名手を擁する Onyx に名匠スティーヴン・コヴァセヴィチが初登場、しかも約40年振りの再録音となるベートーヴェンの「ディアベッリ変奏曲」を引っさげて!! 世界有数のベートーヴェン弾きとしての名声を確立してきたコヴァセヴィチ。中でも「ディアベッリ変奏曲」は、1961年のイギリス・デビュー時にセンセーショナルを巻き起こした曲目で、1968年にはフィリップスへも録音、彼にとって特別な意味を持つ作品。 カップリングには、彼の録音としては珍しい大バッハの「パルティータ第4番」を収録。リサイタルでは積極的に取り上げており、来日公演でもたびたび演奏している。40年という歳月の中で積み重ねられた経験と円熟の至芸。コヴァセヴィチの新しいアプローチによる新しい「ディアベッリ変奏曲」が深い感動を呼ぶ。 | ||
ニコライ・デミジェンコ・プレイズ・ショパン ショパン: 24の前奏曲集Op.28/ ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58 |
ニコライ・デミジェンコ(P) | |
録音:2008年7月16日-18日、ファツィオーリ・コンサート・ホール、サチーレ、イタリア。ロシア生まれのヴィルトゥオーソ・ピアニスト、ニコライ・デミジェンコが ONYXへ初登場、第1弾は十八番のオール・ショパン! デミジェンコは1976年のモントリオール国際コンクール、78年のチャイコフスキー国際コンクールの覇者であり、ハイペリオンなどでのレコーディング活動の大成功により世界屈指のショパン弾きの1人としての名声を確立した。ハイペリオン時代に続いて2度目の録音となる「ピアノ・ソナタ第3番」に対し「24の前奏曲Op.28」はこのオニックスでの演奏が初の録音となる。 近年ではヒューイットも愛用しているイタリアの銘器ファツィオーリを演奏に用い、50歳を超えた今、新しいスタイルを築きながら進化を続けるデミジェンコ。スヴェトラーノフやフェドセーエフ、ラザレフ、マッケラスといった名指揮者たちからも信頼された実力に風格というオーラが加わったデミジェンコ渾身のショパンは新たな代表盤となることだろう。 | ||
弦楽オーケストラのための名曲集 グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」Op.40 モーツァルト:セレナード第13番 ト長調K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48 |
ユーリ・バシュメット指揮 モスクワ・ソロイスツ合奏団 | |
ユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツの ONYX 第4弾は、意外(?)にもグリーグ、モーツァルト、チャイコフスキーの超有名作品を集めた「弦楽オーケストラのための名曲集」!グラミー賞受賞やノミネートに輝いたロシアン・プログラム(ONYX-4007/ONYX-4017)、タン・ドゥンや武満徹、林光の作品を取り上げたアジアン・プログラム(ONYX-4027)など、他の追随を許さぬ独自のレパートリーとスタイルを貫いてきたバシュメット&モスクワ・ソロイスツの演奏なだけに、聴きなれた"弦楽セレナード"や"アイネ・クライネ・ナハトムジーク "といった名作が新鮮で刺激的に聴こえてくる可能性は高い。 | ||
ONYX-4038 (CD + DVD) 廃盤 |
ジェームズ・エーネス〜オマージュ:12の世界的銘器へのトリビュート
ジェイムズ・エーネス(Vn/Va) エドゥアルト・ローレル(P) | |
ハンガリアン・ダンス ドホナーニ: アンダンテ・ルバート・アッラ・ジンガレスカ ブラームス/ヨアヒム編:ハンガリー舞曲第2番 ニ短調 フバイ:おいでよカティOp.32-4 リスト:忘れられたロマンスS.132/ メフィスト・ワルツ第1番S.514 (ミルシテイン編) ヴェチェイ:悲しいワルツ ブラームス/ヨアヒム編:ハンガリー舞曲第6番 変ロ長調 バルトーク/セーケイ編:ルーマニア民族組曲Sz.56 スカルラテスク:バガテル ブラームス/ヨアヒム編:ハンガリー舞曲第7番 イ長調 モンティ:チャルダーシュ ブラームス:偉大なるヨアヒムを称える賛歌(*) バルトーク:44の二重奏曲Sz.98より(+) [第26番/第28番/第32番/第35番/第42番/第43番] ブラームス/ヨアヒム編:ハンガリー舞曲第9番 ホ短調 クライスラー:ウィーン小行進曲 ドビュッシー/ロック編:レントよりおそく アルトマン:火花のワルツ |
フィリップ・グラファン(Vn) クレール・デゼール (P/ピアノ・リュテアル) ヘベ・メンシンガ(Va;*) シモン・マルシニャク(Cb;*) トム・アイスナー(Vn;+) | |
フランスの天才ヴァイオリン奏者フィリップ・グラファンがオニックスに初見参。16歳という若さでパリ音楽院を首席で卒業してしまったという底知れぬ才能の持ち主であるグラファンのオニックス第1弾は、アルバム・タイトルだけで思わず踊りたくなってしまう「ハンガリアン・ダンス」!バルトークやモンティ、ブラームスの王道作品、ドホナーニ、フバイ、ヴェチェイ、スカルラテスクなどのレア・レパートリーを弾くグラファンの火を噴くような熱きヴァイオリンが聴き手を熱狂の渦に巻き込んでくれることだろう! この「ハンガリアン・ダンス」でグラファンとタッグを組む女流ピアニスト、クレール・デゼールも14歳でパリ音楽院に入学を果たしたというフランスの才女。ここでのデゼールは通常のピアノだけでなくツィンバロンの音色を模倣したピアノ・リュテアルを用いており、ジプシー・スタイルの作品に対する準備は万全。古のジプシー・ヴァイオリン奏者たちの魂を呼び起こすグラファンとデゼールの「ハンガリアン・ダンス」。これは熱そうだ! | ||
ムローヴァ〜J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) [ソナタ第1番 ト短調BWV.1001/ パルティータ第1番 ロ短調BWV.1002/ ソナタ第2番 イ短調BWV.1003/ パルティータ第2番 ニ短調BWV.1004/ ソナタ第3番 ハ長調BWV.1005/ パルティータ第3番 ホ長調BWV.1006] |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) | |
録音:2007年3月18日-19日、2008年10月20日-22日、以上ボルツァーノ(イタリア)。使用楽器:グァダニーニ、1750年製作。解説:ヴィクトリア・ムローヴァ(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。 『無伴奏ソナタとパルティータのこのレコーディングは、果てしなく続くひとつの旅において、意義深い道標となるものである。』『私はこのレコーディングが、バッハの普遍的な音楽に向かっていった私の真摯さ、敬意、愛の証しとなってくれればと、願っている。』(ヴィクトリア・ムローヴァ/ライナー・ノートより) ムローヴァは、1992年から1993年にかけてモダーン・スタイルで3つの無伴奏パルティータを PHILIPS へ録音したものの、無伴奏ソナタの方は3曲とも録音しなかった。その後、ガーディナー、ダントーネ、アーノンクール、アントニーニ&イル・ジャルディーノ・アルモニコをはじめとした古楽界の名匠たちとの共演、ピリオド奏法の研究と追求、そしてJ.S.バッハの音楽に対する解釈の変化を経験したムローヴァが、遂に「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」を全曲録音! 使用楽器はガット弦を張った1750年製のG.B.グァダニーニ、弓はワルター・バルビエロ製のバロック弓という、近年の「ムローヴァ・スタイル」による録音。 | ||
シューマン:ハイネ歌曲集 リーダークライス Op.24/哀れなペーター Op.53-3/ 2人の擲弾兵 Op.49-1/海辺の夕暮れ Op.45-3/ 憎しみ合う兄弟 Op.49-2/ベルシャザル王 Op.57/ ミルテの花 Op.25/悲劇 Op.64-3/ 私の愛は輝く Op.127-3/ 君の頬を寄せたまえ Op.142-2/ あなたの顔は Op.127-2/ ぼくの馬車はゆるやかに Op.142-4 |
フローリアン・ベッシュ(Br) マルコム・マルティノー(P) | |
リート界の新星フローリアン・ベッシュ初登場! これまでにクリスティーネ・シェーファー、バーバラ・ボニー、スーザン・グレアムなど、超一流の女声歌手たちの録音をリリースしてきた実績を持つオニックス・レーベル初となる男声歌手のレコーディング。オーストリアのバリトン歌手フローリアン・ベッシュは、2003年にチューリヒ歌劇場で本格的なオペラ・デビューを果たし、既にアバド、ビシュコフ、アーノンクール、ヘレヴェッヘといった大指揮者と共演を重ねて、急速にキャリアを伸ばし、また師であるローベルト・ホル直伝のリート演奏が脚光を浴びている。 | ||
ウィスペルウェイ、20世紀中期のチェロ作品集 ウォルトン:チェロ協奏曲 ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番 リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ ウォルトン:無伴奏チェロのための10 のパッサカリア ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番〜シャコンヌ |
ピーター・ウィスペルウェイ (Vc;*) ジェフリー・テイト指揮 シドニーso. | |
使用楽器:グァダニーニ1760&ストラディヴァリ1698 "magg"。 オランダのチャンネル・クラシックスからリリースされたドヴォルザークの「チェロ協奏曲」(CCSSA-25807)やショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」(CCSSA-25308)での劇的な凄演が記憶に新しいオランダ生まれの超人チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイ。現代を代表するチェリストの1人、ウィスペルウェイにとって初となるウォルトンのチェロ協奏曲を含む"20世紀中期のチェロ作品集" がなんとイギリスのオニックス(Onyx)から登場に!!! 2007年にオーストラリアで収録(ライヴ録音)され、自身初の録音となったウォルトンの「チェロ協奏曲」では経験豊富なイギリスのマエストロ、ジェフリー・テイトとオーストラリアの名門シドニーso.との磐石のコンビが実現。オーストラリアの聴衆に衝撃を与えた"「奇跡の弓」と讃えられるボーイング"、"「奇跡のチェロ」と称されるグァダニーニ" によるウォルトンのチェロ協奏曲が、今度は全世界の聴衆に衝撃と感動を届けてくれることになる。 ウォルトンの「チェロ協奏曲」とカップリングされているブロッホ、リゲティ、ウォルトン(10のパッサカリア)、ブリテンの無伴奏4作品(オランダでのスタジオ録音)でウィスペルウェイが弾いているのは愛器グァダニーニではなく、ストラディヴァリ1698"magg" !協奏曲での" グァダニーニ"、無伴奏での" ストラディヴァリ"。2つの歴史的銘器を自在に操るウィスペルウェイの至芸が、"20世紀中期のチェロ作品" が持つ魅力を強烈にアピールする。 | ||
ブラームス:弦楽五重奏曲集 [第1番 ヘ長調Op.88/第2番 ト長調Op.111] |
ナッシュ・アンサンブル [マリアンネ・トールセン(Vn) マリン・ブロマン(Vn) ローレンス・パワー(Va) フィリップ・デュークス(Va) ポール・ワトキンス(Vc)] | |
超人集団ナッシュ・アンサンブルによるブラームス第3弾。 ベートーヴェンやブラームスからシェーンベルク、ターネジ、バートウィッスルという凄まじい広さのレパートリーを持ち、作曲年代や作風、編成の違いなどお構いなしのハイ・パフォーマンスを繰り広げ、現在ではオニックス(Onyx)とハイペリオン(Hyperion)をレコーディングのメイン・ステージとしているイギリスの超人集団ナッシュ・アンサンブル。1882年にウィーンの保養地バート・イシュルで生まれた「弦楽五重奏曲第1番」、創作意欲に衰えを感じたブラームスが力を振り絞って1890年に完成させた「弦楽五重奏曲第2番」の2作品に、ナッシュ・アンサンブルが真正面からアプローチ。 | ||
ジェイムズ・エーネス〜カプリース パガニーニ:24のカプリースOp.1 |
ジェイムズ・エーネス(Vn) | |
録音:2009年5月&6月、ワイアストン・コンサート・ホール、モンマス、イギリス。使用楽器:ストラディヴァリウス、1715 "Marsick" 。 前作「オマージュ」(ONYX-4038)では、ストラディヴァリウスやグァルネリ、グァダニーニといった"12の世界的銘器"(フルトン・コレクション)を弾きこしたカナダのヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネスによる新録音。 彼は1995年のデビュー・レコーディングに加え、2009年のザルツブルク音楽祭でもパガニーニの「24のカプリース」を取り上げ、大喝采を浴びた。「地球上に存在する4〜5人の完璧なヴァイオリン奏者の1 人」、「エーネスこそハイフェッツ、メニューイン、オイストラフ、スターン、そしてミルシテインの後継者に相応しい」など、欧米各国の様々なメディアから称賛の声が寄せられている。 | ||
ナッシュ・アンサンブル〜ブラームス: ピアノ四重奏曲第2番 イ長調Op.26/ クラリネット三重奏曲 イ短調Op.114 |
ナッシュ・アンサンブル [マリアンネ・トールセン(Vn) ローレンス・パワー(Va) ポール・ワトキンス(Vc) イアン・ブラウン(P) リチャード・ホスフォード(Cl)] | |
自在の編成で他の追随を許さぬ膨大なレパートリーを続々と取り上げ「イギリスで最高の室内楽団」(タイムズ紙)と絶賛されるナッシュ・アンサンブルのブラームス第4弾。 | ||
ヴィスペルウェイ&ジャコメッティ〜シューベルト: アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821/ 二重奏曲(ソナタ) イ長調D.574(*)/ 幻想曲 ハ長調D.934(*) |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc;#) パオロ・ジャコメッティ(Fp) | |
録音:2009年7月7日-9日、フリッツ・フィリップス音楽センター、アイントホーフェン、オランダ。(*)はウィスペルウェイ編曲による。使用楽器:グァダニーニ、1760年製(#)。解説:カレンツァ・ヒュー=ジョーンズ(日本語訳:SOREL〔国内仕様盤のみ〕)。 オランダの超人チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイのオニックス(Onyx)移籍第2弾。ショスタコーヴィチやプロコフィエフ、ウォルトンなど近代の協奏曲録音が続いてきたウィスペルウェイ久々のロマン派作品。 彼は1996年、当時使用していた19世紀ボヘミア製のチェロを弾き、ジャコメッティとのデュオで「アルペジオーネ・ソナタ」を録音&リリースしているが、「奇跡のチェロ」と称される"グァダニーニ 1760" を得、ジャコメッティと2度目の録音に臨んだ。カップリングの「二重奏曲(ソナタ)」と「幻想曲」では、ウィスペルウェイ自身による新たなアレンジが用いられている。 | ||
ウェディング・ケーキ〜 2台ピアノ、4手連弾のためのフランス音楽 サン=サーンス:ウェディング・ケーキ フォーレ:組曲「ドリー」 ラヴェル:ラ・ヴァルス ドビュッシー:小組曲 デュカ:魔法使いの弟子 ポール・チハラ:アミ(*) プーランク:エレジー/シテール島への船出 |
パスカル・ロジェ、 アミ・ロジェ(P) | |
録音:2009年7月、ラ・ショー・ド・フォン音楽ホール(スイス)。新婚ロジェ夫妻のフレンチ・アルバム登場! 日系アメリカ人作曲家ポール・チハラの(*)は、ロジェ夫妻のために作曲され、今回が世界初録音。 パスカル・ロジェとアミ・ロジェ(旧姓名 伯野亜美)は、2009年3月9日に下関で結婚式を挙げた(アミ夫人の母が下関出身、父はインドネシアの人だという)が、デュオとしての活動はそれ以前から数年来続けており、カーネギー・ホール、香港のジョイ・オヴ・ミュージック・フェスティヴァル、オーストラリア室内楽音楽祭、北京国際ピアノ・フェスティヴァルなど、すでに世界各地で大絶賛を博し成功を収めている。 | ||
レスピーギ:バレエ組曲「シバの女王ベルキス」 ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容 フロラン・シュミット:サロメの悲劇 |
サッシャ・ゲッツェル指揮 ボルサン・イスタンブールpo. | |
録音:2009年5月24日-29日、イスタンブール・イスティンエ(トルコ)。トルコの大企業ボルサン・ホールディングス傘下のオーケストラによるデビュー・レコーディング。日本でも根強い人気を誇るレスピーギの「シバの女王ベルキス」、フロラン・シュミットの「サロメの悲劇」というエキゾチックな2作品に、ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」というプログラムには興味深々。指揮はウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から転身したオーストリアのマエストロ、サッシャ・ゲッツェル。日本でも PMFオーケストラ、東京so.、神奈川フィルと共演、聴衆を沸かせた人。 | ||
ニコライ・ルガンスキー〜ショパン: ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調Op.58/ 幻想曲 ヘ短調Op.49/幻想即興曲/ワルツ ハ短調/ 前奏曲 ハ短調/スケルツォ第4番/ 夜想曲 ヘ長調Op.15-1 |
ニコライ・ルガンスキー(P) | |
ERATO 専属だったルガンスキーが遂にONYXへ移籍、リリース第1弾は生誕200年記念のショパン! WARNER のクラシック縮小に伴い、CDでの新録音は2007年のクニャーゼフ(Vc)とのソナタ集が最新というあまりに酷い扱いを受けていた彼だけに、この移籍はファン待望のものと言えるだろう。師がニコラーエワ(とドレンスキー)、コンクール歴もチャイコフスキーでの最高位(1994年; 1位無しの2位)と、一見ショパンとはあまり縁が無いようにも見えるが、ERATOへ録音したショパンの練習曲集は、フランスでディアパゾン金賞を得ており、本場でも評価が高い。ONYXはムローヴァ、ウィスペルウェイ、ロジェら現代の超一流アーティストを擁している勢いあるレーベルだけに、今後のリリースにも期待できそうだ。 | ||
ムローヴァ&ベザイデンホウト〜 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 [第3番 変ホ長調Op.12 No.3/ 第9番 イ長調Op.47「クロイツェル」] |
ヴィクトリア・ ムローヴァ(Vn;*) クリスティアン・ ベザイデンホウト(Fp) | |
録音:2009年12月14日-16日、ワイアストン・レイズ。使用楽器:グァダニーニ製作、1750年(ガット弦使用)&ワルター・バルビエロ製作バロック弓(なお、このイタリアの弓制作者 WALTER BARBIERO は「ワルター・バエルビエロ」とカナ記載されることがあるが、誤りと思われる)(*)。解説:クリスティアン・ベザイデンホウト&カレンツァ・ヒュー=ジョーンズ(国内仕様盤のみ、日本語訳:SOREL)。 ONYX 創立5周年&通算50枚目の記念リリース。2005年、当レーベルの第1弾も、やはり女王ムローヴァが弾くヴィヴァルディ「ヴァイオリン協奏曲集」(ONYX-4001)だった。 近年ピリオド・スタイルでの演奏を増やしている彼女だけあって、このベートーヴェンでも伴奏はフォルテピアノによって行われている。抜擢されたのは1979年南アフリカ生まれで、ドイツ系オランダ人の両親を持つクリスティアン・ベザイデンホウト。彼は2001年フランドル音楽祭で行われた国際フォルテピアノ・コンクールの覇者で、2007年にはフライブルク・バロック・オーケストラの演奏会へアンドレアス・シュタイアーの代役として出演、大成功を収めた。 | ||
ボロディン:弦楽四重奏曲第1番 イ長調Op.4 ストラヴィンスキー: 弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ ミャスコフスキー:弦楽四重奏曲第13番 イ短調Op.86 |
ボロディンSQ [ルーベン・アハロニアン(第1Vn) アンドレイ・アブラメンコフ(第2Vn) イーゴル・ナイディン(Va) ウラディーミル・バルシン(Vc)] | |
創設から2007年まで在籍した故・ヴァレンティン・ベルリンスキーの後継としてウラディーミル・バルシンが加わった新生ボロディン・クァルテットの ONYX 第2弾は、オール・ロシアン・プログラム。旧ソヴィエト政府から「ボロディン(記念国立)」の名を与えられた団体だけに、ボロディン作品の新録音は新たな出発にふさわしい。 | ||
レーヴェ&シューマン:歌曲集 レーヴェ:旅人の夜の歌 Heft1 Nr.3b/足の揃わぬ短長格 Op.62 Heft1 Nr.5/海を行くオーディンOp.118/ 甘美な埋葬 Op.62 Nr.4/オルフ殿 Op.2 Nr.2/老デッサウ人 Op.141/詩人トムOp.135/エドワードOp.1 Nr.1/ 巡礼者 Op.99 Nr.3/時計 Op.123 Nr.3 / シューマン:リーダークライスOp.39 ヘンク・ネヴェン(Br) ハンス・アイザッカース(P) | ||
2009年にボルレッティ=ブイトーニ・フェローシップに、2009年から2011年にはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選出、グレアム・ジョンソン、ルドルフ・ヤンセン、ヤルト・ファン・ネス、ハルトムート・ヘル、ローベルト・ホルといった錚々たる面々に認められたオランダのバリトン、ヘンク・ネヴェンが ONYX 初登場。 | ||
グリンゴルツ〜シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集 [第1番 イ短調Op.105/第2番 ニ短調Op.121/ 第3番 イ短調WoO.27] |
イリヤ・グリンゴルツ(Vn) ペーター・ラウル(P) | |
1995年のメニューイン国際ヴァイオリン・コンクール、そして1998年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝、ハイペリオンからリリースされたエルンスト(CDA-67619)、タネーエフ&アレンスキー(CDA-67642)の演奏が記憶に新しい1982年サンクトペテルブルク出身の天才ヴァイオリニスト、イリヤ・グリンゴルツが ONYX へ初登場。 | ||
ブラームス・ヴィオラ II クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115(ヴィオラ版;*)/ 2つの歌 Op.91/弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111(#) マキシム・リザノフ(Va) アリス・クート(Ms) アシュリー・ウェイス(P) アレクサンドル・シトコヴェツキー(Vn) マリアナ・オシポワ(Vn;*) ボリス・ブロフツィン(Vn;#) ユリア・デイネカ(Va) クリスティーネ・ブラウマーネ(Vc) | ||
ヴィオラの世界的名手ユーリー・バシュメットに「遂に私のライバルが現れた」と言わしめたウクライナの大器マキシム・リザノフによる、ソナタ&トリオ集(ONYX-4033)に続くブラームス第2弾。 | ||
シェーンベルク:ピアノ組曲 Op.25 ブラームス:幻想曲集 Op.116 シェーンベルク:6つのピアノ小品 Op.19 ブラームス: ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24 |
シャイ・ウォスネル(P) | |
録音:2010年1月12日-14日、フリードバーグ・ホール(ボルティモア)。 1976年、イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネルのデビュー・レコーディング。1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位に入賞、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。そして2008年にNHK-BSでも放映されたバレンボイムのマスタークラスに参加し、一気に注目が高まった。当盤は、作曲年の違いはわずかに10数年というブラームスの「幻想曲Op.116」とシェーンベルクの「ピアノ組曲Op.25」のコントラストをテーマしている。 | ||
ドビュッシー:ピアノ作品全集 Vol.4 練習曲集〔第1巻/第2巻〕 |
パスカル・ロジェ(P) | |
録音:2009年7月16日-17日、2010年3月4日-5日、ラ・ショー=ド=フォン音楽ホール(スイス)。 ロジェは前作「ピアノの詩人たち-ライヴ・リサイタル」(ONYX-4057)でのショパンの初録音を通じ、ショパンとドビュッシーの関係に迫っており、この「練習曲集」への準備も万全。ロジェ自身も演奏機会を待ち望んできた作品だと言う。 | ||
ピアノの詩人たち〜ライヴ・リサイタル フォーレ:夜想曲第1番 変ホ短調 Op.33-1 ショパン:夜想曲第13番 ハ短調 Op.48-1 プーランク:夜想曲第1番 ハ長調 ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2/ 練習曲第13番 変イ長調 Op.25-1 ドビュッシー:練習曲「アルペッジョのために」 ショパン:練習曲第12番 ハ短調 Op.10-12「革命」 ドビュッシー:妖精たちはあでやかな舞姫 ショパン:前奏曲第15番 変ニ長調Op.28-15「雨だれ」 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 ショパン:前奏曲第6番 ロ短調 Op.28-6 ドビュッシー:アナカプリの丘/カノープ ショパン:バラード第4番 ヘ短調 Op.52 |
パスカル・ロジェ(P) | |
録音:2009年10月23日-25日、オールド・グラナリー・スタジオ(ノーフォーク)、ライヴ。 フランス・ピアニズムの継承者にして偉大なるアンバサダー、パスカル・ロジェのニュー・アルバムは、ポーランド生まれのピアノの詩人、ショパンと、フォーレ、プーランク、ラヴェル、ドビュッシーらフランス勢の音楽を織り交ぜた優美なリサイタル・プログラム。意外にも、ロジェにとってショパンの録音は当盤が初めてなのだと言う。 | ||
ブリテン: チェロ交響曲 Op.68/無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72 |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc) 金 聖響指揮 フランダースso. | |
超人ウィスペルウェイのONYX第3弾はブリテンの大作! プロコフィエフの「交響協奏曲」やショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」と同じく、ロストロポーヴィチのために作曲され、彼が1964年に世界初演したブリテンの「チェロ交響曲」は、第4楽章がパッサカリアのという4楽章形式、そしてチェロ独奏+オーケストラ伴奏ではなく、チェロとオーケストラが対等の立場で展開される難曲として知られている。 ウィスペルウェイは、まずオランダの Globe へ「無伴奏チェロ組曲全集」(GLO-5074)、チャンネル・クラシックス時代に「無伴奏チェロ組曲全集」(CCSSA-17102)と「チェロ・ソナタOp.65」(CCSSA-20003)をと、ブリテンをよく録音しており、無伴奏第1番は3回目の録音ということになる。ウィスペルウェイ自身、このチェロ交響曲の完成度には大きな自信を持っている模様。彼渾身のブリテン、期待したい。 | ||
ドビュッシー:ピアノ作品全集 Vol.5(完結篇) マスク(*)/夜想曲(*)/エレジー(*)/小組曲(*)/ スコットランド行進曲(*)/6つの古代碑銘(*)/ 白と黒で(#)/リンダラハ(#) |
パスカル・ロジェ、 アミ・ロジェ(P) | |
(*)は4手連弾、(#)は2台ピアノ作品。フレンチ・ピアニズムの継承者ロジェによるドビュッシーが、夫人とのデュオ作品集を持って完結。 | ||
ジェイムズ・エーネス〜メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(*)/八重奏曲 変ホ長調 Op.20(#) ジェイムズ・エーネス(Vn) ウラディミール・アシュケナージ指揮フィルハーモニアo.(*) シアトル・チェンバー・ミュージック・オクテット(#) [ジェイムズ・エーネス、エリン・キーフ、アンドルー・ワン、オーガスティン・ヘドリク(Vn) シンシア・フェルプス、リチャード・オニール(Va) ロバート・デマイン、エドワード・アーロン(Vc)] | ||
録音:2010年1月30日、ワーウィック・アーツ・センター(イギリス)、ライヴ(*)/2010年7月9日、イルズリー・ボール・ノールドストローム・リサイタル・ホール、シアトル(#)。 カナダの天才ジェイムズ・エーネスによるメンデルスゾーン、協奏曲の伴奏はアシュケナージ&フィルハーモニア。当レーベルへの移籍以降、近現代のヴァイオリン協奏曲で説得力ある演奏を繰り広げてきた彼が、満を持して取り上げたドイツ・ロマン派の名作。 | ||
マルティヌー:交響曲全集 〔第1番/第2番/第3番/第4番/第5番/第6番〕 |
イジー・ビエロフラーヴェク指揮 BBCso. | |
録音:バービカン・センター、マルティヌー没後50周年記念ライヴ。2006年からイギリス BBCso.の首席指揮者を務め、2012年には祖国の名門チェコ・フィルの首席指揮者に返り咲くことが決定しているビエロフラーヴェクのマルティヌー。彼はSUPRAPHONへもほとんどの交響曲を録音していたが、第2番が欠けており、交響曲全集としては当盤が初録音となる。 | ||
シューマン: ヴァイオリン協奏曲 イ短調Op.129(*) (原曲:チェロ協奏曲 イ短調Op.129)/ ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調Op.121 クララ・シューマン:3つのロマンスOp.22 |
フィリップ・グラファン(Vn) クレール・デゼール(P) クリストフ・ポッペン指揮(*) ザールブリュッケン・ カイザースラウテルン・ ドイツ放送po.(*) | |
16歳でフランスの名門パリ音楽院を1等賞で卒業し、インディアナのブルーミントンで20世紀の巨匠ジョゼフ・ギンゴールドとフィリップ・ヒルシュホーンの下で研鑽を積んだ現代フランスのトップ・ヴァイオリニスト、グラファンによるシューマンの協奏曲は有名なニ短調ではなく、チェロ協奏曲の独奏パートをシューマン自身が編曲したイ短調協奏曲。 エルガーの「ヴァイオリン協奏曲」初稿版、ショーソンの「詩曲」最終稿版、リトアニアの作曲家バルカウスカスの作品といったレア・レパートリーのディスクを成功させてきた彼だけに、期待したい。 | ||
キリル・カラビッツ〜 ハチャトゥリアン:バレエ音楽集 〔スパルタクス/ガイーヌ〕 |
キリル・カラビッツ指揮 ボーンマスso. | |
録音:2010年7月1日-2日、ライトハウス、ドーセット(イギリス)。ブダペスト祝祭管、フランス放送フィルのアシスタント・コンダクター、ストラスブール・フィルの首席客演指揮者として経験を積んだウクライナ生まれの若きマエストロ、キリル・カラビッツが現在首席指揮者を務めるボーンマスso.と共に当レーベルへ初登場。 | ||
デュトワ&ロイヤル・フィル〜 リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェエラザード」Op.35/ 序曲「ロシアの復活祭」Op.36 |
シャルル・デュトワ指揮 ロイヤルpo. | |
録音:2010年4月25日-26日、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン。シャルル・デュトワ完全復権、ロイヤル・フィルとONYXへ初登場! "音の魔術師"シャルル・デュトワが、2009年から芸術監督兼首席指揮者を務めるヨーロッパの拠点ロイヤルpo.とのレコーディング第1弾は、自身の十八番中の十八番、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」! かつての盟友モントリオール響との1983年録音(DECCA)が同曲屈指の名演としてあまりにも有名だが、20数年の時を経て再録されるシェエラザードが、デュトワの完全復活を世界へ強くアピールすることになるだろう。話題必至! | ||
伝説〜サクソフォンと管弦楽のための作品集 ドビュッシー: アルト・サクソフォンと管弦楽のための「狂詩曲」 フロラン・シュミット:伝説 Op.66 トマジ:サクソフォン協奏曲 ダンディ:コラール変奏曲 Op.55 モーリス:プロヴァンスの風景 |
セオドア・ケルケゾス(Sax) ユーリー・シモノフ指揮 LSO | |
録音:2010年4月18日-20日、アビー・ロード・スタジオNo.1(イギリス)。 ギリシャのクレタ島で生まれ、現代サクソフォン界の巨匠ダニエル・デュファイエやジャン=マリー・ロンデックスに認められたサクソフォニスト、セオドア・ケルケゾスが、シモノフ&LSOという強力な援軍を得たコンチェルト・アルバム。イギリスのLSO、LPO、PO、ロシアのサンクトペテルブルク・フィル、モスクワ放送so.からソリストとして招かれ、フェドセーエフ、シモノフ、ノイホルト、バシュメットといった名立たる指揮者たちとの共演経験も豊富。クセナキスやテオドラキスからも作品を献呈されている。 | ||
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D.887 / ベルク:弦楽四重奏曲 Op.3
クスSQ[ヤーナ・クス(第1Vn) オリヴァー・ヴィレ(第2Vn) ウィリアム・コールマン(Va) ミカエル・ハハナジャリャン(Vc)] | ||
1991年にベルリン・ハンス・アイスラー音楽院の学生たちによって結成、ラサールSQのワルター・レヴィンとアルバン・ベルクSQに認められ、権威あるパオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールを制したドイツのクスSQが、旧所属の SONY から Onyx レーベルへ完全移籍。2008年には3度目となる来日公演も行なったが、直後にチェロが、チューリヒ弦楽三重奏団やバーゼルSQのメンバーも務めたアルメニアのチェリスト、ハハナジャリャンに交替、新体制となっている。母国ドイツのみならず、日本でも来日の度に高い世評を浴びる若手団体だけに、期待のアルバム。 | ||
グラズノフ:弦楽五重奏曲 イ長調 Op.39 / ボロディン:弦楽六重奏曲 ニ短調 アレンスキー:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.35 ナッシュ・アンサンブル [マリアンネ・トゥーシェン、ローラ・サミュエル(Vn) ローレンス・パワー、 フィリップ・デュークス(Va) ポール・ワトキンズ、アリス・ニアリー(Vc)] | ||
英国の超人集団ナッシュ・アンサンブルによる19世紀ロシア音楽集。2本のチェロを要するグラズノフ&アレンスキー作品、未完に終わったボロディン作品が選曲されているところがマニアック。 | ||
リエゾンス〜アリア集 サリエリ:震えるほど私の愛しい人 モーツァルト:とうとうこの時が来た...恋人よ早くここへ/あなたの心は今は私に K.217 チマローザ:歌劇「秘密の結婚」より〔シンフォニア/お許し下さい〕 ハイドン:ばらに刺がなくなったら/あなたはご存じでいらっしゃる/お嬢さん、ゆっくりお行きなさい サリエリ:歌劇「焼きもち焼きの学校」〜シンフォニア モーツァルト:女も15歳になったら/誰かわが恋人の苦しみを知らん K.582/ 私の胸は喜びに高鳴る K.579/ああ、もし空に星々の恵みあれば K.538 チェン・レイス(S) ヴェルナー・エールハルト指揮ラルテ・デル・モンド | ||
バイエルン国立歌劇場の「ばらの騎士」でソフィーを歌い大絶賛を浴び、サイモン・ラトル&BPOとの共演による映画「パフューム」のサウンドトラックでも話題を呼んだイスラエル出身のソプラノ、チェン・レイスのONYXレーベル・デビュー。 | ||
ボロディンSQ〜ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.33「ロシア四重奏曲集」 〔第37番 ロ短調/第38番 変ホ長調「冗談」/第39番 ハ長調「鳥」/ 第40番 変ロ長調/第41番 ト長調「ご機嫌いかが」/第42番 ニ長調〕 ボロディンSQ[ルーベン・アハロニアン(第1Vn) アンドレイ・アブラメンコフ(第2Vn) イーゴリ・ナイディン(Va) ウラディミール・バルシン(Vc)] | ||
2007年にチェリストが、オリジナル・メンバーのワレンチン・ベルリンスキー(2008年逝去)からウラディーミル・バルシンへ交替して後の録音、同レーベルからの第2弾。 | ||
ヴィクトリア・ムローヴァ〜ペザント・ガール〔田舎娘〕 デュオウード/バーリー編曲:フォー・ネディム(フォー・ナディア) ジョン・ルイス&ブラッチ/バーリー編曲:ジャンゴ フロリアン・ヘルマン/バーリー編曲:黒い瞳 ブラッチ/バーリー編曲: Er Nemo Klantz with Bartók Duos ウェザー・リポート/ザヴィヌル&バーリー編曲:ペザント バルトーク:「44の二重奏曲」〜ヴァイオリンとチェロのための7つのデュオと即興 ロシア民謡/バーリー:ユーラ(リューバ) / ブラッチ/バーリー編曲:ビ・ロヴェンゴ ウェザー・リポート/ザヴィヌル&バーリー編曲:貴婦人の追跡 ユッスー・ンドゥール:ライフ / コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7 ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) マシュー・バーリー(Vc) ジュリアン・ジョセフ(P) ポール・クラーヴィス(Dr/Perc) サム・ウォルトン(Perc) | ||
「鏡の国のアリス」以来となるムローヴァのクロスオーヴァー・プログラム「ペザント・ガール」のキーワードは「ジプシー音楽」「伝統音楽」「ウクライナ」。ムローヴァの夫でチェリストのマシュー・バーリー、天才ジャス・ピアニストのジュリアン・ジョゼフ、「鏡の国のアリス」のメンバーだったポール・クラーヴィス、サム・ウォルトンによるスペシャル・ユニットで録音に臨んでいる。アラブの弦楽器ウードを弾くデュオウード、フランス・ジプシー・バンドのブラッチ、セネガル・ポップスの巨星ンドゥール、伝説のジャズ・バンド「ウェザー・リポート」、そしてバルトーク&コダーイの音楽とインプロヴィゼーション。 | ||
ブリテン:歌曲全集 Vol.1 「波立たない湖の魚」より/ ヘルダーリンの6つの断章 Op.61/ ジョン・ダンの神聖なソネットOp.35/ キャバレー・ソング/ティト・フォー・タト/ ビーウェアー!(気をつけて!)/リリアン/ ジョイ・オヴ・グリーフ/詩人のこだま Op.76/ 冬の言葉 Op.52 |
キャリル・ヒューズ(Ms) アンドルー・トータス、 ジェイムズ・ギア、 ベン・ジョンソン(T) キャスリーン・ブロデリック(S) ニッキー・スペンス、 ロビン・トリッチュラー(T) フィリップ・スミス(Br) マルコム・マルティノー(P) | |
ONYXレーベルからブリテンの歌曲全集が、スコットランドのエディンバラが生んだ名手マルコム・マルティノーと才能豊かな若手歌手たちを迎えてスタート。 | ||
シューマン:ピアノ三重奏曲全集 〔第1番 ニ短調 Op.63/第2番 ヘ長調 Op.80/ 第3番 ト短調 Op.110〕 |
イリヤ・グリンゴルツ(Vn) ペテル・ラウル(P) ドミトリー・クーゾフ(Vc) | |
シューマン:「ヴァイオリン・ソナタ集」(ONYX-4053)で同レーベル・デビューを飾った、1982年サンクトペテルブルク出身で、1998年に弱冠16歳でパガニーニ国際コンクールを制覇した天才、イリヤ・グリンゴルツの第2弾は、サンクトペテルブルクを故郷とする3人によるシューマン。 | ||
シューベルト: ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「レリーク」/ ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D.850/ 6つのドイツ舞曲 D.820/ ハンガリーのメロディ ロ短調 D.817 |
シャイ・ウォスネル(P) | |
1999年エリザベート王妃国際コンクール入賞、2005年エイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラント受賞、その実力をバレンボイムに認められ、ブラームスの幻想曲とシェーンベルクの組曲で ONYX デビューを飾ったイスラエルのピアニスト、シャイ・ウォスネルの第2弾。 | ||
チャイコフスキー: 交響曲第2番 ハ短調 Op.17「小ロシア」 ムソルグスキー: 交響詩「はげ山の一夜」(原典版)/ 組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲) |
キリル・カラビッツ指揮 ボーンマスso. | |
ハチャトゥリアン(ONYX-4063)が評判となったカラビッツ&2008年から首席指揮者を務めている手兵ボーンマスso.とのレコーディング第2弾。 | ||
あこがれの声 プフィッツナー:あこがれの声/夜に/別れ/誘惑/夜のさすらい人/去りゆく娘に R.シュトラウス:セレナード/詩人の夕べの祈り/ひどい天気/夜の散歩/ 私の思いのすべて/解き放たれた心/献身 マーラー:亡き子をしのぶ歌 クリスティアーネ・ストテイン(Ms) ヨーゼフ・ブラインル(P) | ||
ベルナルド・ハイティンクから厚い信頼を寄せられているオランダのメゾ・ソプラノ、クリスティアーネ・ストテインのONYX第4弾。2010年の英BBCミュージック・マガジン・アウォードに輝いたチャイコフスキー「ロマンス集」(ONYX-4034)を筆頭に、これまでリリースされた3タイトルはどれも世界各国で高評価を得ている。 | ||
エームス&アシュケナージ〜チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 / ワルツ・スケルツォOp.34 / 憂鬱なセレナード 変ロ短調 Op.26 / なつかしい土地の想い出 Op.42 (*) |
ジェイムズ・エーネス(Vn) ウラディミール・ アシュケナージ(P;*)指揮 シドニーso. | |
録音:シドニー、オーストラリア、ライヴ。ノセダ&BBCフィルとのバルトーク(CHANDOS、CHAN-10690)に続き、「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(デイリー・テレグラフ紙)と最大級の称賛を受けるカナダの天才ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネスが、、ONYX へ パガニーニ「24のカプリース」(ONYX-4044)、メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」(ONYX-4060)の続編となる、名作中の名作チャイコフスキーを、メンデルスゾーンに続くコンビとなるアシュケナージと録音。(*)ではアシュケナージのピアノも聴ける。 | ||
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911 | フローリアン・ベッシュ(Br) マルコム・マルティノー(P) | |
ローベルト・ホルの愛弟子でリート歌手として高い評価を受けているオーストリアのバリトン、ベッシュの ONYX 第2弾。 | ||
ショパン&メンデルスゾーン〜チェロ・ソナタ集 メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58/無言歌 ニ長調 Op.109 ショパン/カール・ダヴィドフ(1838-1889)編曲:3つのワルツOp.64 〔第6番 変ニ長調「小犬」/第7番 嬰ハ短調/第8番 変イ長調〕 ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 ピーター・ウィスペルウェイ(Vc;*) パオロ・ジャコメッティ(P;#) | ||
録音:2011年1月10日-12日、メノナイト教会、ハールレム、オランダ。使用楽器:グァダニーニ、パルマ、1760年製(*)/エラール、1848年製(エドウィン・ベウンク・コレクション)(#)。解説:ピーター・ウィスペルウェイ&フィリップ=ボーグ・ホイーラー(国内仕様盤のみ、日本語訳:SOREL)。超人ウィスペルウェイのONYX第4弾。ショパンとメンデルスゾーンの偉大なるチェロ・ソナタにカップリングされたのは、ダヴィドフの輝かしいアレンジによるショパンのチェロ版ワルツ集Op.64。ウィスペルウェイは2000年にショパンの「チェロ・ワルツ集 Vol.1」(CCS-16298)を録音しているが、そこにはOp.64の3曲は収録されていなかった。 | ||
ブリテン:歌曲全集 Vol.2 ミケランジェロの7つのソネットOp.22/子守歌のお守り Op.41/この子らは誰か Op.84/赤いオウム/波立たない湖の魚/ ウィリアム・ブレイクの歌と格言 Op.74/ Dans le Bois (*) /リュート歌曲第2番/室内楽曲第5番/鳥たち/ かつて春が再び/ The Children and Sir Nameless /ダウティーの献身/ザ・ガリー/トラディション/ Of all the airts the wind can blow (*) / Oh why did e’er my thoughts (*) アラン・クレイトン、ロビン・トリチュラー、 ニッキー・スペンス、ベンジャミン・ヒューレット(T) ジェニファー・ジョンストン(Ms) エリザベス・アサートン(S) ベネディクト・ネルソン(Br) マルコム・マルティノー(P) | ||
(*)は世界初録音。世界的歌曲伴奏ピアニストのマルティノーとイギリスの若手声楽家たちによるブリテン歌曲全集第2巻。 | ||
ペイペル&エッシャー〜ヴァイオリン・ソナタ集 ヴィレム・ペイペル(1894-1947):ヴァイオリン・ソナタ〔第1番/第2番〕/ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ルドルフ・エッシャー(1912-1980):ヴァイオリン・ソナタ フォールモーレン:牧歌 / デ・レーウ:ソナチナ オランダのクリスマスの歌「冬の真夜中に [Midden in de winternacht] 」による即興曲 フィリップ・グラファン(Vn) イェルガー・ブランケン(P) | ||
フランスの天才ヴァイオリニスト、グラファンによるペイペルとエッシャー師弟を中心とした珍しいオランダの作品集。 | ||
シューマン:弦楽四重奏曲全集&ピアノ五重奏曲 3つの弦楽四重奏曲Op.41〔第1番 イ短調 Op.41 No.1/第2番 ヘ長調 Op.41 No.2/第3番 イ長調 Op.41 No.3〕/ ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44 (*) グリンゴルツSQ[イリヤ・グリンゴルツ、アナヒット・クルティキャン(Vn) シルヴィア・シモネスク(Va) クラウディウス・ヘルマン(Vc)] ペーター・ラウル(P;*) | ||
巨匠への道を歩むサンクトペテルブルク生まれのヴァイオリニスト、イリヤ・グリンゴルツによる Onyx 第3弾は、2008年ドイツのエルマウ城にて彼を中心に、チューリヒ歌劇場管のソロ・チェロ奏者ヘルマン、イタリアの銘器カミロ・カミリ(1733年頃)を弾くクルティキャン、バーゼル音楽院のヴィオラ科教授シモネスクというメンバーで結成され、チューリヒを拠点に活躍するグリンゴルツ・クァルテットによるシューマン。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.1 〔第5番 ハ短調 Op.10 No.1 /第11番 変ロ長調 Op.22 / 第12番 変イ長調 Op.26「葬送」/ 第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」〕 |
ジョナサン・ビス(P) | |
アメリカのエリート音楽一家に生まれたサラブレッド、ジョナサン・ビスがONYXへ移籍、新天地でスタートさせるのは、楽聖ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。 | ||
レスピーギ:ローマ三部作 交響詩「ローマの松」/交響詩「ローマの噴水」/ 交響詩「ローマの祭り」 |
ジュゼプ・ カバリエ=ドメネク指揮 ロイヤルpo. | |
コリン・デイヴィス、デイヴィッド・ジンマン、ヨルマ・パヌラ、セルジュ・コミッショーナらに学んだバルセロナ出身のカバリエ=ドメネク(1973-)がロイヤル・フィルとのコンビでオニックスに初登場。 | ||
五嶋みどり〜20世紀のヴァイオリン・ソナタ集 ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Op.134 ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ エルネスト・ブロッホ(1880-1959):ヴァイオリン・ソナタ第2番「神秘の詩」 五嶋みどり(Vn) オズガー・アイディン(P) | ||
現代日本を代表する世界的ヴァイオリニストの一人、五嶋みどりが20世紀のヴァイオリン・ソナタで ONYX 初登場。 | ||
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34 |
カーチャ・アペキシェワ(P) | |
カーチャ・アペキシェワは、ロシアのグネーシン音楽大学、イスラエルのルービン音楽アカデミー、ロンドンの王立音楽大学で、キーシンの師アンナ・カントール、イリーナ・ベルコヴィチ、イリーナ・ザリツカヤら名教師に学んだロシアの女流ピアニスト。マキシム・リザノフの「ブラームス」(ONYX-4033)にアンサンブルのメンバーとして参加していたが、これが同レーベルへのソロ・デビュー盤。 | ||
マシーン・エイジからの音楽 バルトーク:組曲「中国の不思議な役人」 / ホルスト:歌劇「どこまでも馬鹿な男」からのバレエ音楽 ラヴェル:管弦楽のための舞踏詩「ラ・ヴァルス」 / プロコフィエフ:スキタイ組曲 シュールホフ:バレエ音楽「オジェラーラ」より サッシャ・ゲッツェル指揮ボルサン・イスタンブールpo. | ||
ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から指揮者へ転身したサッシャ・ゲッツェルとボルサン・イスタンブール・フィルの ONYX 第2弾は、発展した機械を未来の象徴として掲げた両大戦間の時代「マシーン・エイジ〔機械の時代〕」のバレエ音楽集。 | ||
ヴィクトリア・ムローヴァ〜メイキング・オヴ・ペザント・ガール デュオウード/バーリー編曲:フォー・ネディム(フォー・ナディア) ジョン・ルイス/ブラッチ/バーリー編曲:ジャンゴ / フロリアン・ヘルマン/バーリー編曲:黒い瞳 ブラッチ/バーリー編曲:エル・ネモ・クランツ・ウィズ・バルトーク・デュオス ウェザー・リポート(ザヴィヌル/バーリー編):ペザント バルトーク:デュオス・ウィズ・インプロヴィゼイションズ(44の二重奏曲より) バーリー:ユーラ〜 ロシア民謡リューバによる / ブラッチ/バーリー編曲:ビ・ロヴェンゴ ウェザー・リポート/ザヴィヌル&バーリー編曲:貴婦人の追跡 ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) マシュー・バーリー・アンサンブル [マシュー・バーリー(Vc) ジュリアン・ジョセフ(P) ポール・クラーヴィス(Dr/Perc) サム・ウォルトン(Perc)] | ||
NTSC|Region 0 。先にONYXからCD (ONYX-4070) がリリースされたヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァの新しいクロスオーヴァー・プログラム「ペザント・ガール」は、「ジプシー音楽」「伝統音楽」そしてムローヴァのルーツ「ウクライナ」をテーマとした、彼女とマシュー・バーリー・アンサンブルの2011年コンサート・プログラム。今回登場するDVDは、そのドキュメンタリーと、ロンドンのアビー・ロード・スタジオで行われたレコーディング・セッションを収録したDVD。 | ||
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 モーツァルト: ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノム」 |
ソフィー・パチーニ(P) ラドスラフ・スルク指揮 ラインラント=プファルツ州立po. | |
アルゲリッチが「かつての自分を見ているようだ」と大絶賛する新星、ソフィー・パチーニのデビュー盤。イタリア人文学教授の父とドイツ人医師の母を持つ1991年ミュンヘン出身のパチーニは、2000年にハイドンの「ピアノ協奏曲 ニ長調」でデビュー、11歳の2002年からザルツブルク・モーツァルテウムでカール=ハインツ・ケメリングに師事、早くから天賦の才を発揮していた。彼女に大転機が訪れたのは2010年。リストの「ピアノ・ソナタ ロ短調」を弾いた際にアルゲリッチが直接聴いており、この才能に惚れ込んで自身が主宰するルガーノ音楽祭へ招待、音楽祭でも大成功を収めたのだ。要注目の逸材の登場。 | ||
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調Op.30 ルビンシテイン: ピアノ協奏曲第4番 ニ短調Op.70 (*) |
ヨーゼフ・モーグ(P) ニコラス・ミルトン指揮 ラインラント=プファルツ州立po. | |
スイス Claves レーベルヘの録音があったでドイツ期待の若手ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ(1987-)が ONYX レーベルへ初登場。(*)は2011年4月16日に行われたドイツ大統領主催の慈善コンサートで大成功を収めた曲目だという。名曲中の名曲ラフマニノフ「第3番」をカップリング。 | ||
ロシアの主題 スクリャービン、アルツィブシェフ、グラズノフ、リムスキー=コルサコフ、 リャードフ、ヴィトリス、ブルーメンフェリト、エヴァリト、 ウィクレル(おそらくウィンクレルの誤記)、ソコロフ共作:ロシアの主題による変奏曲 チャイコフスキー:「子供のアルバム」より/弦楽四重奏曲第1番 Op.11 シュニトケ:カノン(ストラヴィンスキーの追憶に) ストラヴィンスキー:コンチェルティーノ クスSQ[ヤーナ・クス(第1Vn) オリヴァー・ヴィレ(第2Vn) ウィリアム・コールマン(Va) ミハイル・ハハナジャリャン(Vc)] | ||
ドイツ新時代の旗手クス弦楽四重奏団による、シューベルト&ベルク(ONYX-4066)に続くONYX第2弾。 1曲目の「ロシアの主題による変奏曲〔ロシア民謡による変奏曲〕」を、ロシア以外の団体が録音するのは相当珍しいはず。 | ||
デュメイ&関西フィル〜サン=サーンス: ミューズと詩人たち(*) /チェロ協奏曲第1番(#) /交響曲第1番 オーギュスタン・デュメイ(Vn;*)指揮(*以外) パヴェル・ゴムツィアコフ(Vc;*/#) 藤岡幸夫指揮(*) 関西po. | ||
録音:2011年5月。フランコ=ベルギー派の伝統を受け継ぐフランスの名ヴァイオリニスト、オーギュスタン・デュメイが、2011年1月から音楽監督を務める関西フィルと共に、ヴァイオリニスト&指揮者として ONYX へ初登場。得意とするサン=サーンスの「ミューズと詩人たち」では、ピリスとのデュオでも有名なロシアのチェリスト、パヴェル・ゴムツィアコフと共演。そして他の2曲では指揮台に立ち大活躍。 | ||
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44 ドヴォルジャーク:ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 Op.81 |
ジョナサン・ビス(P) エリアスSQ | |
ONYX CLASSICSで、ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ全集」をスタートさせたアメリカの天才ピアニスト、ジョナサン・ビスが、1998年にマンチェスターのロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージックで結成されたエリアス弦楽四重奏団との共演で室内楽を録音。彼らはヨーロッパでのロング・ツアーやシューマン・プロジェクトで共演を重ねている。 | ||
ナッシュ・アンサンブル〜ブラームス:室内楽作品集 弦楽六重奏曲〔第1番 変ロ長調 Op.18 /第2番 ト長調 Op.36 / ピアノ四重奏曲〔第1番 ト短調 Op.25 /第3番 ハ短調 Op.60 /第2番 イ長調 Op.26 〕/ 弦楽五重奏曲〔第1番 ヘ長調 Op.88 /第2番 ト長調 Op.111 〕/クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114 ナッシュ・アンサンブル [イアン・ブラウン(P) リチャード・ホスフォード(Cl) マリアンネ・トゥーシェン、マリン・ブロマン(Vn) ローレンス・パワー、フィリップ・デュークス(Va) ポール・ワトキンス、ティム・ヒュー(Vc)] | ||
録音:2006年12月20日-22日、チャンプス・ヒル、サセックス/2007年1月10日-12日、2009年7月13日、15日、16日、メニューイン・ホール、イギリス/2008年12月7日、20日-21日、シティ・オヴ・ロンドン・ボーイズ・スクール大ホール、イギリス。ナッシュ・アンサンブルによるブラームスの室内楽作品、ONYX-4019、ONYX-4029、ONYX-4043、ONYX-4045 のセット化。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2 〔第4番 変ホ長調Op.7 /第14番 嬰ハ短調Op.27 No.2「月光」/ 第24番 嬰ヘ長調Op.78「テレーゼ」〕/幻想曲 ロ短調Op.77 ジョナサン・ビス(P) | ||
レオン・フライシャーの高弟、ジョナサン・ビスが Onyx でスタートさせたベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集第2巻。 | ||
パスカル・ロジェ〜ドビュッシー:ピアノ作品全集 前奏曲集〔第1巻/第2巻〕/版画/組曲「子供の領分」/2つのアラベスク/ベルガマスク組曲/レントよりおそく/ バラード/マズルカ/小さな黒人/映像〔第1集/第2集〕/喜びの島/スケッチ帳より/ピアノのために/英雄の子守歌/ アルバムの一葉/舞曲(スティリー風タランテラ)/ハイドン讃/夢/12の練習曲/マスク/夜想曲/エレジー/ 小組曲(*)/スコットランド行進曲(*)/6つの古代の墓碑銘(*)/白と黒で(*)/リンダラハ(*) パスカル・ロジェ(P) アミ・ロジェ(P;*) | ||
録音:2004年-2011年、ラ・ショー=ド=フォン音楽ホール、スイス。単売で全集完結したシリーズが、ドビュッシー生誕150周年を記念し廉価BOXリリース。 | ||
フランク&R.シュトラウス〜ヴァイオリン・ソナタ集 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調/メランコリー/前奏曲/フーガと変奏曲 R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18 / 静かな森の小径で Op.9 No.1(ハイフェッツ編曲) オーギュスタン・デュメイ(Vn) ルイ・ロルティ(P) | ||
先に関西フィルを弾き振りしたサン=サーンス(ONYX-4091)が発売されたフランコ・ベルギー楽派の正統な継承者、オーギュスタン・デュメイが、CHANDOS のメイン・アーティストでもあるカナダのピアニスト、ルイ・ロルティと組んでソナタ・アルバムを録音。フランクのソナタはかつてEMI、DGにも録音しているが、得意の曲目だけに期待。カップリングのリヒャルト・シュトラウスも、ヴァイオリニストとしての彼の現在を知る上で重要な内容。 | ||
グリンゴルツ〜シューマン:室内楽作品集 ヴァイオリン・ソナタ〔第1番 イ短調 Op.105 /第2番 ニ短調 Op.121 /第3番 イ短調 WoO.27 〕/ ピアノ三重奏曲(*)〔第1番 ニ短調 Op.63 /第2番 ヘ長調 Op.80 /第3番 ト短調 Op.110 〕/ 弦楽四重奏曲〔第1番 イ短調 Op.41 No.1 /第2番 ヘ長調 Op.41 No.2 /第3番 イ長調 Op.41 No.3 〕/ ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44 イリヤ・グリンゴルツ(Vn) ペーター・ラウル(P) ドミトリー・コウゾフ(Vc;*) グリンゴルツSQ [イリヤ・グリンゴルツ、アナヒット・クルティキャン(Vn) シルヴィア・シモネスク(Va) クラウディウス・ヘルマン(Vc)] | ||
録音:2009年11月23日-24日、クリア・スタジオ、スコットランド/ 2010年6月4日-7日、2011年3月5日-9日、4月4日-7日、福音ルーテル聖カタリナ教会、サンクトペテルブルク。グリンゴルツが主体となったシューマンの室内楽作品、ONYX-4053、ONYX-4072 (2CDs)、ONYX-4081 (2CDs) のセット化。 | ||
アフェットゥオーソ〜エミリオ・ペルカン ジョヴァンニ・アントニオ・ピアーニ(1678-1760): Op.1 (1712出版) 〜4つのソナタ(*) ジェミニアーニ:2つのソナタ ヘンデル:ソナタHWV.371 |
エミリオ・ペルカン(Vn) オリオル・ エイマット=フステ(Vc) ルカ・クィンタヴィレ(Cemb) | |
ピリオド楽器使用。(*)は世界初録音。ラルテ・デル・モンドの中心メンバーとして活躍する1982年マケドニア生まれのバロック・ヴァイオリニスト、エミリオ・ペルカンONYXデビュー。ピアーニはバロック時代の最重要ヴァイオリニストの1人。ヴィクトリア・ムローヴァも、ペルカンの演奏とピアーニの音楽を大絶賛しているといい、ニュースターの登場として大いに注目を集めそうだ。 | ||
マーラー:歌曲集「子供の魔法の角笛」
ヴォルフガング・ホルツマイアー(Br) チャールズ・スペンサー(P) | ||
2012年で60歳を迎える現代屈指のドイツ・リート歌手ホルツマイアーがマーラーで ONYX に初登場。 | ||
デュメイ&関西フィル Vol.2 ブラームス:セレナード第1番 ニ長調 Op.11 ベートーヴェン:ロマンス 〔第1番 ト長調 Op.40 /第2番 ヘ長調 Op.50 〕 |
オーギュスタン・ デュメイ(Vn)指揮 関西po. | |
初レコーディングとなったサン=サーンス(ONYX-4091)が、英デイリー・テレグラフ誌で好レビューを得たデュメイ&2011年1月から音楽監督を務めている関西フィルの第2弾。 | ||
海〜フォーレ、シューベルト&ドビュッシー:歌曲集 ドビュッシー:ヴェルレーヌの詩による3つの歌曲/美しい夕暮れ フォーレ:歌曲集「幻想の水平線」Op.118 /歌曲集「ある1日の詩」Op.21 / ゆりかご Op.23 No.1/ひそやかに Op.58 No.2/漁師の歌 Op.4 No.1/涙 Op.51 No.1 シューベルト:舟乗り/海の静けさ/冥府への旅/ドナウにて/エルラフ湖/ ゴンドラの漕ぎ手/帰り道/川辺にて/冥府から来た群れ ヘンク・ネヴェン(Br) ハンス・アイザッカース(P) | ||
アムステルダム音楽院でマールテン・コニングスベアガーとマルグリート・ホーニクの薫陶を受け、2011年権威あるオランダ音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)を受賞、同年 ONYX からソロ・デビュー(ONYX-4052)したオランダ期待のバリトン歌手ヘンク・ネヴェンの第2弾。 | ||
シュヴァーネヴィルムス〜リスト&マーラー:歌曲集 リスト:シラーの「ヴィルヘルム・テル」からの3つの歌 S.292〔漁師の子供/羊飼い/アルプスの狩人〕 マーラー:原光/ラインの伝説/いたずらっ子をしつけるためには/無駄な骨折り/ 緑の野を楽しく歩いた/夏の交代/美しいトランペットの鳴り響くところ/もう会えない リスト:おお!私が眠りにつくとき S.282 /ローレライS.273 / マーラー:天上の生活 アンネ・シュヴァーネヴィルムス(S) チャールズ・スペンサー(P) | ||
現代有数のシュトラウス・ソプラノ&ワーグナー・ソプラノ、シュヴァーネヴィルムスがONYX初登場。 | ||
夜鳴きうぐいすとばら パーセル:ばらの花はよりも甘く / アーン:リラの木に来るうぐいす / R.シュトラウス:赤いばら グリーグ:沈黙した夜鳴きうぐいす Op.48 No.4 / ベルク:夜鳴きうぐいす / クシェネク:夜鳴きうぐいす Op.68 フランク:ばらと蝶々/ばらの結婚 / ヴィアルド:2つのばら / R.シュトラウス:ばらの花環 Op.36 No.1 シューマン:ばらや、百合や、鳩 Op.48 No.3/私のばら Op.90 No.2 / ブラームス:夜うぐいすに寄せて Op.46 No.4 グリーグ:ばらの季節に Op.48 No.5 / ベッリーニ:お行き、幸せなバラよ / グァスタビノ:バラと柳 マーラー:夏の小鳥の交替 / マイアベーア:バラの花びら / シューベルト:野ばら D.257 ウェーバー:道端の小さなばら Op.15 No.5 / サン=サーンス:夜鳴きうぐいすとばら フォーレ:イスファハーンのばら Op.39 No.4 / ゼイラ/ゴットフリード編曲:2つのばら リムスキー=コルサコフ:ばらのとりこになった夜鳴きうぐいす Op.2 No.2 シャーウィン/ゲルリッツ編曲:バークリー・スクエアで歌う夜鳴きうぐいす チェン・レイス(S) チャールズ・スペンサー(P) | ||
バイエルン国立歌劇場でのR.シュトラウスの「ばらの騎士」(ソフィー役)、ラトル&BPOによる映画「パフューム」のサントラが話題となり、オニックスからのリリース第1弾「リエゾンス」(ONYX-4068)も英BBCミュージック・マガジン誌で「トップクラス」と絶賛されたチェン・レイスの ONYX第2弾。 | ||
汚れなき乙女、いじわる女、がみがみ女 パーセル:祝福されし聖処女の戒め / ベルリオーズ:オフェリアの死 ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」からの6つのミニョンの歌 〔シューベルト:私に言わせないで/シューマン:その姿のままで/リスト:君よ知るや南の国 チャイコフスキー:ただ憧れを知る者のみ/デュパルク:ミニョンのロマンス/ヴォルフ:君よ知るや南の国〕 ホロヴィッツ:マクベス夫人 / プーランク:歌曲集「偽りの婚約」/愛の小径 ポーター:ザ・フィジシャン / デューク:エージズ・アゴー ロジャース&ソンドハイム:ボーイ・フロム・タカレンボ・ラ・トゥンバ・デル・フエゴ・ サンタ・マリパス・サカテカス・ラ・ハンタ・デル・ソル・イ・クルス スーザン・グレアム(Ms) マルコム・マルティノー(P) | ||
2008年リリースの、22人の作曲家による「フランス歌曲の百年」(ONYX-4030)以来となるスーザン・グレアムのONYX第2弾。清らかな乙女が次第に狡賢さを覚え、果てにはがみがみとまくし立てる女性へと変貌してゆく過程、揺れ動く感情をグレアムの際立つ歌唱力で表現するアルバム。これほどまでに大胆かつ見事なコンセプトと至上の歌声を併せ持つ歌曲集には、なかなか出会うことは出来ないだろう。 | ||
スカルラッティ・イルミネイテッド〜D.スカルラッティ(1685-1757): ソナタ〔ホ長調 K.135 /ト短調(タウジヒ編曲)/嬰ハ短調 K.247 /ヘ短調 K.466 /ハ長調(タウジヒ編曲)/ ロ短調 K.87 /ニ長調 K.96 /変ロ長調 K.70 /ホ長調 K.380 /ヘ短調(タウジヒ編曲)/ニ短調 K.32〕/ ジーグ ト長調(フリードマン編曲)/パストラーレ〔ホ長調(タウジヒ編曲)/ ニ長調(フリードマン編曲)〕 ヴァルター・ギーゼキング:スカルラッティの主題によるシャコンヌ ヨーゼフ・モーグ(P) | ||
ドイツの俊英ヨーゼフ・モーグ、オニックス第2弾。オリジナル作品に加え、コンポーザー=ピアニストのカール・タウジヒとイグナツィ・フリードマンによる編曲版、そしてギーゼギングの作品をカップリング。 | ||
ウィスペルウェイ〜ラロ&サン=サーンス エドゥアール・ラロ(1823-1892):チェロ協奏曲ニ短調 ベルリオーズ: 劇的交響曲「ロメオとジュリエット」〜愛の情景 サン=サーンス:チェロ協奏曲第2番 ニ短調 Op.119 |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc) 金 聖響指揮 フランダースso. | |
モダーンとピリオドを世界最高峰のレベルで弾き分けるピーター・ウィスペルウェイの、ONYX 5枚目のリリース。 | ||
マキシム・リザノフと友人たち〜ベートーヴェン: ヴィオラとチェロのためのソナチネWoO.33 Nos.4, 5 / 二重奏曲 変ホ長調 WoO.32「2つのオブリガート眼鏡付き二重奏曲」 / ピアノ、ヴィオラとチェロのための三重奏曲 変ロ長調 Op.11「街の歌」(リザノフ編曲)/ セレナード ニ長調 Op.8〜主題と変奏(プリムローズ編曲/ヴィオラ&ピアノ版)/ チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102 No.2 マキシム・リザノフ(Va) クリスティーヌ・ブラウマーネ(Vc) ヤコフ・カツネルソン(P) | ||
ユーリー・バシュメットから「遂に私のライバルが現れた」という最大級の賛辞を贈られたウクライナ出身のリザノフと友人たちが、ブラームス(ONYX-4033、ONYX-4054)の次に録音したのは楽聖ベートーヴェンの初期と後期の室内楽作品。 | ||
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 コニュス:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 ヴュータン:ファンタジア・アパッショナータ |
スヒョン・パク(Vn) ニコラス・ミルトン指揮 ラインラント=プファルツ州立po. | |
2011年のソフィー・パチーニに続き、2012年のスイス、グシュタード音楽祭において満場一致でエドモンド・ド・ロスチャイルド賞を贈られた1989年ソウル出身の女流ヴァイオリニスト、スヒョン・パクが ONYX 初登場。1999年からウィーン国立音楽大学のドーラ・シュヴァルツベルクにヴァイオリンを学び、2010年の第12回ブレシア国際ヴァイオリンコンクールで第3位に入賞している。 | ||
プレトニョフ・イン・パーソン ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2 No.2 / バッハ/ブゾーニ編曲:シャコンヌ シューベルト:即興曲集 D.899 Op.90 より〔第1番 ハ短調/第3番 変ト長調〕 ショパン/リスト編曲:乙女の願い Op.74 No.1 チャイコフスキー:夜想曲 嬰ハ短調 Op.19 No.4 /四季 Op.37b 〜 11月「トロイカ」 ミハイル・プレトニョフ(P) | ||
ピアニスト、プレトニョフがONYXに登場。代理店によると「未発表録音集」だとのことで、『これまで録音されることのなかった、ベートーヴェンの《ピアノ・ソナタ第2番》。スイスのラフマニノフの別荘のスタインウェイで演奏されたシューベルトの《即興曲》。カーネギー・ホール・デビューを収録した名盤"カーネギー・ホール・ライブ"よりも前に録音されていた、バッハ=ブゾーニの《シャコンヌ》など、ピアニスト・プレトニョフの貴重な未発売音源を収録』とアナウンスされている。 | ||
プロコフィエフ:戦争ソナタ集 ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 Op.82 / ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 / ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調 Op.84 |
デニス・コジュヒン(P) | |
2006年のリーズ国際音楽コンクールで第3位入賞、2010年のベルギー、エリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝した、ロシアの次代を担う俊英ピアニスト、デニス・コジュヒン(1986-)がプロコフィエフの「戦争ソナタ集」で ONYX 初登場。スコットランドのスコッツマン誌やヘラルド誌をはじめ欧州各国で、爆発的かつ積極的なスタイルの稀に見る驚異的なプロコフィエフ演奏のスペシャリストとして大絶賛を博しており、2013年1月には東京でピアノ・ソナタ全曲、2013年5月にはロンドンで戦争ソナタ全曲のコンサートが予定され、その名声は着実に、そして急速に高まっている。 | ||
シューベルト: 歌曲集「美しき水車小屋の娘」D.795, Op.25 |
フローリアン・ベッシュ(Br) マルコム・マルティノー(P) | |
ローベルト・ホルの愛弟子で、リート歌手として高評価を受けているオーストリアのバリトン、フローリアン・ベッシュによる、『非常に感動的で、いつまでも記憶に残る素晴らしい演奏である』(英グラモフォン誌)等と絶賛された「冬の旅」 (ONYX-4077) に続くシューベルト第2弾( ONYX でのアルバムとしては3枚目)。2010年にはアーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの「ハイドン:天地創造」にも参加、オペラ、古楽、リートの全てを高いレベルで歌えるだけに、世界中の指揮者たちから信頼を集めている。 | ||
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15 ショスタコーヴィチ: ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op.99 |
ジェイムズ・エーネス(Vn) キリル・カラビッツ指揮 ボーンマスso. | |
『地球上に存在する完璧なヴァイオリニスト』(英デイリー・テレグラフ誌)と大絶賛されるカナダの天才、ジェイムズ・エーネスによるブリテン&ショスタコ―ヴィチの協奏曲集がリリース。 | ||
ヴィクトリア・ムローヴァ〜J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 ヴァイオリン協奏曲〔第1番 イ短調 BWV.1041 /第2番 ホ長調 BWV.1042 〕/ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 BWV.1053(原曲:チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調)/ ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV.1060 (原曲:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲/2台のチェンバロのための協奏曲) ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) オッターヴィオ・ダントーネ(Cemb) アカデミア・ビザンチナ | ||
ヴァイオリン・ソナタ集(ONYX-4020)、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集(ONYX-4040)に続き、 女王ムローヴァが1995年以来となるバッハの協奏曲集を録音、ダントーネ&アカデミア・ビザンチナとの共演。 | ||
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3 〔第15番 ニ長調 Op.28「田園」/第16番 ト長調 Op.31 No.1 /第21番 ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」〕 ジョナサン・ビス(P) | ||
Vol.1: ONYX-4082(Nos.5, 11, 12, 26), Vol.2: ONYX-4094 (Nos.4, 14, 24 etc.) に続く、レオン・フライシャーの高弟ビスのベートーヴェン第3弾。ペンシルヴェニア州カーティス音楽学校(Curtis Institute 's)で行われたビスによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ・オンライン講義(コーセラ)には、3万人超が参加したという。 | ||
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19 /ヴォカリーズ Op.34 No.14(ローズ編曲) ショスタコーヴィチ/シャフラン編曲:ヴィオラ・ソナタ Op.147 レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc) アレクセイ・グリニュク(P) | ||
使用チェロ:マッテオ・ゴフリラー、1693年製。1985年ドイツのフランクフルトに生まれたメニューイン・スクールのエリートで、ムター&エッシェンバッハが絶賛する若手大器チェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒがグリニュクとのデュオで ONYX 初登場。既にレナード・バーンスタイン賞、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞、ユージン・イストミン賞など数々の受賞歴を持ち、2012年にはニコラ・ベネデッティ、アレクセイ・グリニュクと共にBBCプロムスで大反響を得ている。 | ||
2台ピアノのためのフランス作品集 ドビュッシー:3つの交響的素描「海」(パスカル・ロジェ編曲)/ 「夜想曲」〜祭(ラヴェル編曲)/牧神の午後への前奏曲 ラヴェル:スペイン狂詩曲/組曲「マ・メール・ロワ」 / サン=サーンス:スケルツォ パスカル・ロジェ、アミ・ロジェ(P) | ||
パスカル・&アミ・ロジェ夫妻による、「ウェディング・ケーキ」(ONYX-4047)、「ドビュッシー Vol.5」(ONYX-4059)に続くロデュオ・アルバム第3弾。 | ||
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 〔第38番 ヘ長調 Hob.XVI: 23 /第39番 ニ長調 Hob.XVI: 24 / 第47番 ロ短調 Hob.XVI: 32 /第59番 変ホ長調 Hob.XVI: 49 〕 |
デニス・コジュヒン(P) | |
「(ハイドンのソナタは)不当に無視されており、もっと注目されるべき」(デニス・コジュヒン)。 2009年リーズ国際コンクール第3位、2010年エリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝したロシアの俊英ピアニスト、デニス・コジュヒン(1986-)による、プロコフィエフ「戦争ソナタ集」(ONYX-4111) に続く ONYX 第2弾は、初来日の2011年2月浜離宮朝日ホール公演や、2014年5月紀尾井ホール公演でも話題を呼んだハイドン。特に、2011年の変ホ長調 Hob.XVI: 49は、BSプレミアム「クラシック倶楽部」で放映されて大きな反響を呼び、3度にわたって再放送されている(2014年現在)。 | ||
ペレーニ&クス SQ 〜シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956, Op.163
ミクローシュ・ペレーニ(Vc) クスSQ | ||
1991年にベルリン音楽大学で結成、ドイツを代表する弦楽四重奏団として飛躍を遂げたクス弦楽四重奏団は ONYX 移籍第1弾でもシューベルト「弦楽四重奏曲第15番」を取り上げていた(ONYX-4066)が、ハンガリーの名手ミクローシュ・ペレーニと共演した弦楽五重奏曲が登場。 | ||
石坂団十郎 グリーグ:チェロ・ソナタ Op.36 ヤナーチェク:おとぎ話/プレスト コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ Op.8 |
石坂団十郎(Vc) シャイ・ウォスネル(P) | |
若き日独ハーフの偉才チェリスト、石坂団十郎が ONYX に加わる。カサド、ルトスワフスキ、ミュンヘン、ベルリン・フォイアーマンの各国際コンクールで優勝、デビューCDはエコー・クラシック賞受賞、BBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」にも選出され、輝かしい実績を誇る。2012年には山田和樹ととも「齋藤秀雄メモリアル基金賞」も受賞した。持ち味が存分に発揮されるプログラムだろう。 | ||
ジェイムズ・エーネス〜ハチャトゥリアン&ショスタコーヴィチ ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(*) ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集〔第7番 嬰ヘ短調 Op.108 /第8番 ハ短調 Op.110 〕(#) ジェイムズ・エーネス(Vn;*) マーク・ウィッグルワース指揮メルボルンso.(*) エーネスSQ (#) [ジェイムズ・エーネス(Vn1) エイミー・シュワルツ・モレッティ(Vn2) リチャード・オニール(Va) ロバート・デマイン(Vc)] | ||
『地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人』(英デイリー・テレグラフ紙)等、最高の評価を受けるヴィルトゥオーゾ、ジェイムズ・エーネスの ONYX レーベル第8弾。ショスタコーヴィチでの共演者たちは、Chandosのプロコフィエフ(CHAN-10787)でエーネスと共演したシュワルツ・モレッティ、「眠りの森の美女」(CHSA-5113)で共演したデマイン、そして村治佳織や五嶋龍との共演で話題を呼んだリチャード・(ヨンジェ・)オニールと、次世代を担う強力メンバー。 | ||
レオナルト・エルシェンブロイヒ〜プロコフィエフ&カバレフスキー プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119 (*) /ワルツ/行進曲/アダージョ カバレフスキー:チェロ協奏曲第2番 ハ短調 Op.77 /ノヴェレッテ レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc) アレクセイ・グリニュク(P;*) ペトル・リモノフ(P) アンドルー・リットン指揮オランダpo. | ||
ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ(ONYX-4116)に続く、1985年フランクフルト生まれでメニューイン・スクールのエリート・チェリスト、エルシェンブロイヒによる ONYX 第2弾。ロストロポーヴィチのために作曲されたプロコフィエフのソナタ、シャフランに献呈されたカバレフスキーの協奏曲第2番。二人の偉大なるロシアのチェリストのために作られた2曲を、ムターとエッシェンバッハが見初めたドイツの逸材が情熱的に描く。 | ||
五嶋みどり〜J.S.バッハ(1685-1750): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲) ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001 /パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002 / ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003 /パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 / ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005 /パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 五嶋みどり(Vn) | ||
遂に登場、世界の MIDORI によるバッハ無伴奏全曲録音! 2013年、新天地 ONYX レーベルより「20世紀のヴァイオリン・ソナタ集」(ブロッホ、ヤナーチェク、ショスタコーヴィチ/ONYX-4084)をリリースした五嶋みどり。そして2015年、ヴァイオリン音楽の原点、J.S.バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」(全6曲)が遂に登場。彼女の同曲と言えば、2012年のデビュー30周年特別プロジェクト・ツアーにおいて、日本全国の寺院、神社、教会で演奏され、各所から大絶賛されたのは記憶に新しい。満を持しての全曲録音、ここに登場。 #2015年6月下旬〜7月上旬発売予定。 | ||
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 Op.35 バラキレフ(1837-1910)/リャプノフ編曲:東洋風幻想曲「イスラメイ」 イッポリトフ=イヴァノフ(1859-1935):「コーカサスの風景」第1組曲より 〔第2曲「村にて」/第4曲「酋長の行列」〕 ウルヴィ・ジェマル・エルキン(1906-1972):舞踏組曲「キョチェケ [Kocekce] 」 サッシャ・ゲッツェル指揮ボルサン・イスタンブールpo. | ||
VPOのヴァイオリン奏者から指揮者に転身、神奈川フィルの首席客演指揮者を2013年から務めるサッシャ・ゲッツェルの同レーベル第3弾は、トルコの大企業ボルサン・ホールディングスのオーケストラとの共演。近現代トルコを代表する作曲家エルキンによる、トルコの舞曲による組曲 | ||
ピリス、ONYX 第1弾 ハーディングとの共演〜 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 〔第3番 ハ短調 Op.37 /第4番 ト長調 Op.58 〕 |
マリア・ジョアン・ピリス(P) ダニエル・ハーディング指揮 スウェーデン放送so. | |
録音:2013年10月、ストックホルム、セッション。ポルトガル、リスボン生まれの世界的ピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスがハーディング指揮スウェーデン放響をバックに ONYX へ登場。ストックホルムでのコンサートの後、直接スタジオに向かい録音されたものだという。彼女によるベートーヴェンは ERATO と DG にソナタが6曲程度、21世紀に入ってからデュメイとヴァイオリン・ソナタ全集を録音したが、少々意外な事に協奏曲の商業録音は初となる模様。ムローヴァ、ロジェ、シェーファー、デュトワ、デュメイ、プレトニョフ、五嶋みどり等々、メジャー・レーベルからの移籍が相次ぐ上、アーティストたちの定着度も高い同レーベルだけに、期待大。 | ||
チャイコフスキー&シャルヴェンカ:ピアノ・ソナタ集 チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 Op.37 /ロマンス ヘ短調 Op.5 /情熱的な告白 ハ短調 シャルヴェンカ:ピアノ・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.36 /5つの音の絵 Op.38「戸外にて」より〔第1番/第2番〕 ヨーゼフ・モーグ(P) | ||
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014へ初登場、「大注目の若手」として話題を呼ぶドイツのヴィルトゥオーゾ、ヨーゼフ・モーグによる ONYX 第3弾。彼は1987年ドイツのルートヴィヒスハーフェンに、二人の音楽家の間に生まれ、ベルント・グレムザー、アリエ・ヴァルディら名教師に学んだ。各国の音楽誌や放送局の批評家によって選ばれる「国際クラシック音楽賞 [International Classical Music Awards / ICMA] 」の2012年「最優秀ヤング・アーティスト」となり、2014年には前作「スカルラッティ・イルミネイテッド」(ONYX-4106)が、同じくICMAの「独奏楽器部門賞」を受賞している。19世紀後半から20世紀初頭において絶大な人気を誇ったポーランド系ドイツのコンポーザー=ピアニスト、フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)は演奏や録音の機会も少なく、不当に忘れられた存在となっている。4つの協奏曲とともに特に再評価されるべきとモーグが臨むのが、このピアノ・ソナタ第2番。そして、シャルヴェンカのピアノ協奏曲第1番を賞賛したチャイコフスキーが、前出のシャルヴェンカのソナタ第2番と同じ1878年に作曲した、「大ソナタ」のタイトルでも知られるソナタをカップリング。 | ||
パブロ・フェランデス、デビュー ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 / カタルーニャ民謡/カザルス編曲:鳥の歌 パブロ・フェランデス(Vc) ラドスラフ・シュルツ指揮シュトゥットガルトpo. | ||
使用楽器:アンドレア・カスタニェリ、1733年製作。1991年マドリッド生まれ、2008年リーツェン国際コンクール(オーストリア)で第1位、2012年にはパブロ・カザルス財団奨学生となり、2013年エドモン・ドゥ・ロスチャイルド賞を授与した若手期待のチェリスト、パブロ・フェランデスのデビュー盤。 | ||
バルトーク、ヒンドソン、ラヴェル:2台のピアノと打楽器のための音楽 バルトーク:2台ピアノと打楽器のためのソナタ マシュー・ヒンドソン(1968-):パルス・マグネット(*) / ラヴェル/作曲者編曲:ボレロ パスカル・ロジェ、アミ・ロジェ(P) ポール・クラーヴィス、ジョビィ・バージェス(Perc) | ||
(*)は世界初録音。パスカル&アミ・ロジェ夫婦デュオによるアルバム第4弾は、2台ピアノ+打楽器のための作品集。ヒンドソンはオーストラリアの作曲家。バージェスはイギリスの現代アンサンブル「パワープラント」の中心メンバー。 | ||
アメリカの室内楽作品集 コープランド:ヴァイオリン・ソナタ / アイヴズ:ラルゴ バーンスタイン:ピアノ三重奏曲 / カーター:エレジー バーバー:弦楽四重奏曲 Op.11 ジェイムズ・エーネス(Vn) シアトル室内音楽協会 | ||
カナダの天才ジェイムズ・エーネスが、メンデルスゾーンの八重奏曲(ONYX-4060)でも共演し、自ら音楽監督を務めているシアトルの団体と20世紀アメリカの室内楽作品集を録音。 | ||
ヴィクトリア・ムローヴァ〜ストラディヴァリウス・イン・リオ(全13曲) クラウジオ・ヌッシ、カエターノ・ヴェローゾ、アントニオ・カルロス・ジョビン、 ピシンギーニャ、アルナルド・バプティスタ、ゼキーニャ・デ・アブレウ、マリーザ・モンチ、 ヴァルジール・アゼヴェード、エンヒキ・ヴォジェレル/スエリ・コスタの作品 ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) リオとロンドンのミュージシャンたち | ||
2014年のワールド・カップ・イヤーを間近に控え、ムローヴァが贈るファンタスティックなブラジリアン・プログラム。 2014年3月上旬、日本先行発売予定。発売が遅いアイテムですのでご注意下さい。また状況によっては、消費税率変更後の入荷となる可能性もございます。 | ||
シューベルト: 歌曲集「白鳥の歌」D.957 〔除「鳩の便り」〕/竪琴弾きの歌 I「孤独に身を委ねる者は」D.478 / 竪琴弾きの歌 II 「涙を流しながらパンを食べたことのない者」D.480 / 竪琴弾きの歌 III 「家々の門辺に歩み寄って」D.479 /人間性の限界 D.716 /プロメテウス D.674 フローリアン・ベッシュ(Br) マルコム・マルティノー(P) | ||
ローベルト・ホルの愛弟子でリート歌手として高評価を受け、HYPERION へもレーヴェ(CDA-67866)等を録音、オペラ、古楽、リートの全てを高レベルで歌う事の出来るオーストリアのバリトン、ベッシュによる、冬の旅(ONYX-4077)、美しき水車小屋の娘(ONYX-4112)に続く「三大歌曲集」完結編。歌曲集の最後に収録されたザイドルの詩による「鳩の便り」は除き、レルシュタープとハイネによる13曲のみを録音、さらにゲーテによる「竪琴弾きの歌I〜III」、「人間性の限界」、「プロメテウス」を加えたアルバムとした。ベッシュとマルティノーは2014年5月にもカーネギー・ホールで「冬の旅」を披露しニューヨーク・タイムズ紙で絶賛されている。 | ||
スペインの夢〜ドルムスゴール、イベール、ラヴェル、ショスタコーヴィチ:歌曲集 イベール:ドン・キホーテの4つの歌 / ドルムスゴール:スペインの伝統的な歌 ショスタコーヴィチ:6つのスペインの歌 Op.100 / アルベニス:組曲「イベリア」〜港(ピアノ独奏) グラナドス:スペイン舞曲第2番(ピアノ独奏) / ラヴェル:ドン・キホーテの3つの歌 ヘンク・ネヴェン(Br) ハンス・アイザッカース(P) | ||
アムステルダム音楽院でマールテン・コニングスベアガーとマルグリート・ホーニクの薫陶を受け、BBC ニュー・ジェネレーション・アーティスト選出、オランダ音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)受賞等を誇るバリトン、ヘンク・ネヴェンの当レーベル第3弾。 | ||
デュメイ&ロルティ〜ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集 〔第1番 ト長調 Op.78 /第2番 イ長調 Op.100 / 第3番 ニ短調 Op.108 / F. A. E. ソナタ〜スケルツォ ハ短調 WoO.2 〕 オーギュスタン・デュメイ(Vn) ルイ・ロルティ(P) | ||
デラックス・ハードカヴァー&ブック様式装丁(初回プレス分のみの可能性有)。 第1作のフランク&R.シュトラウス (ONYX-4096) が、レコード芸術誌、英サンデー・タイムズ、英 BBC ラジオ3CDレビュー、カナダ・ミュージカル・トロント等、世界のメディアで絶賛されたデュメイとロルティのデュオ、第2弾ブラームスが登場。デュメイにとっては、3つのソナタはピリスとの1991年録音以来の再録音。 | ||
ジェイムズ・エーネス ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」(*) ルクレール(1697-1764):ヴァイオリン・ソナタ Op.9 No.3「タンブラン」(*) ジェイムズ・エーネス(Vn) シドニーso. アンドルー・アームストロング(P;*) | ||
カナダの天才ジェイムズ・エーネスによる四季と悪魔のトリル。今回の録音ではバロック時代の名曲3曲を録音。 | ||
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲集 〔第1番 変ロ短調 Op.23 /第2番 ト長調 Op.44 〕 |
シモン・トルプチェスキ(P) ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
ワシリー・ペトレンコと創立175年を迎える名門ロイヤル・リヴァプールpo.(RLPO)が、マケドニア出身のピアニスト、シモン・トルプチェスキとのチャイコフスキーで ONYX 初登場。既にこの顔合わせは、Avieに録音したラフマニノフ(AV-2290、AV-2291)が高い評価を得ている。ペトレンコ & RLPO も 今後 ONYX での録音が予定されているという。 | ||
シューベルト&マッツォーリ シューベルト:楽興の時 D.780 /ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959 ミッシー・マッツォーリ(1980-):ピアノとテープのための「イザベラ・エベラールのピアノの夢」 シャイ・ウォスネル(P) | ||
1976年イスラエル出身で、1999年エリザベート王妃国際コンクールで第4位、2005年エイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞、さらに2008年にNHK-BSで放映されたダニエル・バレンボイムのマスタークラスに参加して日本でも注目が集まった逸材、シャイ・ウォスネルによる ONYX第3弾は、前作(ONYX-4073)に続くシューベルト。そして、アメリカの女流現代作曲家マッツォーリによる、シューベルトにインスパイアされた「イザベラ・エベラールのピアノの夢(Isabelle Eberhardt Dreams of Pianos)」を収録。これは19世紀末にスイスで生まれ北アフリカで夭逝した冒険家、作家イザベル・エベラールの人生を綴ったシリーズ最初の作品だという。 | ||
プロコフィエフ:交響曲全集 Vol.1 〔第3番 ハ長調 Op.44 / 第7番 嬰ハ短調 Op.131 /第7番別エンディング〕 |
キリル・カラビッツ指揮 ボーンマスso. | |
『このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている』(キリル・カラビッツ)ウクライナの若いマエストロ、キリル・カラビッツが2008年から首席指揮者を務めるボーンマスso.とともに、ついに、ロシアン・シンフォニーの大作で、同郷にもあたるプロコフィエフの交響曲全集をスタート。交響曲のみならず、ウクライナ時代の物を含む珍しい作品が含まれ、ブックレットにはプロコフィエフの専門家、ダニエル・ヤッフェ [Daniel Jaffe] とのインタビューも収録される。第1弾となる今作でも、2通りのエンディングが知られる交響曲第7番はその両方を収録。 | ||
デュメイ + ナガノ&モントリオール〜バルトーク: ヴァイオリン協奏曲第2番/管弦楽のための協奏曲 |
オーギュスタン・デュメイ(Vn) ケント・ナガノ指揮 モントリオールso. | |
フランコ=ベルギー派の継承者で、関西フィルやルイ・ロルティとの名盤を生み出してきたオーギュスタン・デュメイの ONYX 第6弾は、ケント・ナガノ&モントリオール響(OSM)とのバルトーク・ライヴ。 | ||
プロコフィエフ:交響曲全集 Vol.2 交響曲〔第1番 ニ長調 Op.25「古典」/第2番 ニ短調 Op.40 〕/ シンフォニエッタ Op.5, 48 (1909) /交響的スケッチ「秋」 Op.8 (1910) キリル・カラビッツ指揮ボーンマスso. | ||
自ら「このプロジェクトにはかなりの驚きが含まれている」と語るカラビッツ&ボーンマスso. のプロコフィエフ交響曲全集第2弾。第1弾(ONYX-4137; 第3番&第7番 + 第7番別エンディング)はフィナンシャル・タイムズ紙、デイリー・テレグラフ紙、サンデー・タイムズ紙などで絶賛。当巻には10代後半のプロコフィエフによる、あまり知られていない2佳作も収録。 | ||
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲集 ピアノ協奏曲〔第1番 変ニ長調 Op.10 / 第3番 ハ長調 Op.26 〕/ ヘブライの主題による序曲 ハ短調 Op.34 bis |
シモン・トルプチェスキ(P) ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
世界を舞台に快進撃を続ける21世紀の若き巨匠ワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプールpo.、そして旧ユーゴスラヴィアのマケドニア出身で現在はロンドンを拠点に活躍中の鬼才シモン・トルプチェスキ。世界各地で絶賛されたチャイコフスキー(ONYX-4135)に続くトルプチェスキ、ペトレンコ& RLPOの強力コンビによるロシアン・プログラムは「プロコフィエフ」!ロシア音楽を得意とするトルプチェスキとペトレンコにとって、プロコフィエフのピアノ協奏曲は、まさに自家薬籠中のレパートリーであり、名演の誉れが高いラフマニノフ、チャイコフスキーを上回る会心の演奏を聴かせてくれることだろう。ますます勢いを増している新世代の指揮者とピアニスト、ペトレンコとトルプチェスキのプロコフィエフは話題必至! | ||
エーネス〜フランク&R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ集 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18 /アレグレット ホ長調/ 3つの歌曲〔子守歌/森の幸せ/あすの朝〕 ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・アームストロング(P) | ||
圧倒的評価を受けるカナダが世界に誇るヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネスが、絶妙のコンビ、アンドルー・アームストロングとのデュオで、ロマン派時代の傑作、フランクとリヒャルト・シュトラウスを録音。 | ||
ムローヴァ、パパヴラミ、P.ヤルヴィ〜プロコフィエフ: ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63 (#) / 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115 / 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56 (*) |
ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) テディ・パパヴラミ(Vn;*) パーヴォ・ヤルヴィ指揮(#) フランクフルト放送so.(#) | |
ムローヴァの ONYX 第11弾アルバムはオール・プロコフィエフ、パパヴラミ&パーヴォ・ヤルヴィと共演。 | ||
グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 モシュコフスキ(1854-1925):ピアノ協奏曲 ホ長調 Op.59 ヨーゼフ・モーグ(P) ニコラス・ミルトン指揮 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送po. | ||
若い世代でもっとも印象的なピアニストとして大きな注目を浴びているドイツのヴィルトゥオーゾ、ヨーゼフ・モーグ、ラフマニノフ&ルビンシテイン(ONYX-4089)、スカルラッティのオリジナルとトランスクリプション集(ONYX-4106)、チャイコフスキー&シャルヴェンカ(ONYX-4126)に続く ONYX 第4弾。 | ||
エルガー:交響曲第1番 変イ長調 Op.55 / 序曲「コケイン」 Op.40 |
ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番&第2番(ONYX-4145)に続く、ペトレンコ&RLPOの ONYX 第2弾 &エルガー・プロジェクト第1弾。 | ||
シュヴァーネヴィルムス〜マーラー&シェーンベルク:歌曲集 シェーンベルク:4つの歌 Op.2 マーラー:亡き子をしのぶ歌/リュッケルトによる5つの詩/子供の魔法の角笛より(3曲) アンネ・シュヴァーネヴィルムス(S) マルコム・マルティノー(P) | ||
ドイツのソプラノ、シュヴァーネヴィルムス、リスト&マーラー(ONYX-4103)に続く ONYX 第2弾。 | ||
プロコフィエフ:交響曲全集 Vol.3 交響曲第4番 ハ長調 Op.47 (1930年版)/ 交響曲第5番 変ロ長調 Op.100 / 交響的絵画「夢」 Op.6 |
キリル・カラビッツ指揮 ボーンマスso. | |
2014年初頭に始動、第1巻、第2巻とも大絶賛のうちに迎えられたプロコフィエフの交響曲全集第3弾。 | ||
ビジャーク・ピアノ・デュオ プーランク:2台のピアノのための協奏曲 ニ短調(*) / ショスタコーヴィチ:コンチェルティーノ Op.94 ストラヴィンスキー:2台のピアノのためのソナタ / マルティヌー:2台のピアノのための協奏曲(*) ビジャーク・ピアノ・デュオ[リディア・ビジャーク、サーニャ・ビジャーク(P)] ラドスワフ・ショルツ指揮シュトゥットガルトpo.(*) | ||
セルビア出身の姉妹デュオが ONYX へデビュー。ベオグラードで生まれ、パリ国立音楽院で学んだビジャーク姉妹は2002年にデュオを結成、2005年ミュンヘン国際コンクールのピアノ・デュオ部門で特別賞2つを受賞、BBCプロムス等のヨーロッパの音楽祭や、日本のラ・フォル・ジュルネ新潟や金沢へも出演している。 | ||
シューベルト:リート・リサイタル 漁師 D.225 /トゥーレの王D.367 /小人 D.771 /春に D.882 /夜のすみれ D.752 /月に寄す D.259 /わが心に D.860 / 春の思い D.686 /野ばら D.257 /鳥 D.691 /漁師の歌 D.881 /ひめごと D.719 /笑いと涙 D.777 /最初の喪失 D.226 / 音楽に寄すD.547(第2稿)/君こそは憩い D.776 /タルタロスの群れ D.583 /神と踊り子 D.254 /死と乙女 D.531 / 夕べの星 D.806 /愛はあざむいた D.751 /万霊節のための連祷 D.343 /白鳥の歌 D.744 /勝利 D.805 フローリアン・ベッシュ(Br) マルコム・マルティノー(P) | ||
冬の旅(ONYX-4077)、美しき水車小屋の娘(ONYX-4112)、白鳥の歌(ONYX-4131)での名唱が記憶に新しい、オーストリアのバリトン、フローリアン・ベッシュと、イギリスの名ピアニスト、マルコム・マルティノーによる、シューベルト第4作。 | ||
V.ペトレンコ& RLPO 〜チャイコフスキー:交響曲集 Vol.1 〔第1番 ト短調 Op.13「冬の日の幻想」/第2番 ハ短調 Op.17「小ロシア」/第5番 ホ短調 Op.64 〕 ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプールpo. | ||
2006年9月にワシリー・ペトレンコを首席指揮者(Principal Conductor 。2009年9月からはChief Conductor)に迎え、世界を舞台に快進撃を続ける英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo.。マケドニアのピアニスト、シモン・トルプチェスキとの共演「ピアノ協奏曲第1番&第2番」(ONYX-4145)に続く両者のチャイコフスキーは、 RLPO 創立175年周年アニヴァーサリー・シーズンを祝う待望の交響曲集シリーズ第1弾。 | ||
ハイドン:チェロ協奏曲集〔ハ長調/ニ長調〕/ 交響曲第13番 ニ長調〜アダージョ/ ヴァイオリン協奏曲 ハ長調〜アダージョ(ゴムツィアコフ編曲) パヴェル・ゴムツィアコフ(Vc|使用楽器:ストラディヴァリウス "Chevillard" 、1725年製作) エーリク・ヘイデ(コンサートマスター) グルベンキアンo. | ||
デュメイ、ピリス、ゲルギエフが才能を高く評価した、ロシア系新世代チェリストを代表する奏者パヴェル・ゴムツィアコフが、ポルトガル王ルイス1世が所有していた1725年製ストラディヴァリウスを弾いてハイドンを録音。ポルトガルのリスボン音楽博物館が所蔵するこの楽器は、同館から移動・持出が厳しく禁じられていたが、グルベンキアン財団とリスボン音楽博物館が尽力、武装警官警護の元で録音会場へ運ばれて録音が実現したという。 | ||
ショパン:ピアノ・ソナタ全集 〔第1番 ハ短調 Op.4 /第2番 変ロ短調 Op.35 /第3番 ロ短調 Op.58 〕 ヨーゼフ・モーグ(P) | ||
英グラモフォン賞 2015の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、若い世代でもっとも印象的なピアニストのひとりとして注目を浴びるドイツのヴィルトゥオーゾ、ヨーゼフ・モーグによる、ラフマニノフ&ルビンシテイン(ONYX-4089)、スカルラッティのオリジナルとトランスクリプション集(ONYX-4106)、チャイコフスキー&シャルヴェンカ(ONYX-4126)、グリーグ&モシュコフスキ(ONYX-4144)に続く ONYX 第5弾。 | ||
プロコフィエフ:交響曲全集 Vol.4(完結編) 交響曲第4番 ハ長調 Op.112 (1947年改訂版)/ 交響曲 ト長調(1902)からの楽章 (*) / 交響曲第6番 変ホ短調 Op.111 |
キリル・カラビッツ指揮 ボーンマスso. | |
(*)は世界初録音。キリル・カラビッツと2008年から首席指揮者を務めるボーンマスso.が2014年初頭に始動し、大絶賛で迎えられたプロコフィエフの交響曲全集最終巻。世界初録音となる、1902年に書かれた習作「交響曲 ト長調」からの楽章を収録。「ウクライナ」で結ばれている、カラビッツとプロコフィエフ(プロコフィエフの生まれた村、当時ロシア領のソンツォフカは、現在はウクライナ)。交響曲だけでなく、プロコフィエフの珍しい作品やウクライナ時代の作品などが併録されているのも、このシリーズの特徴の1つ。 | ||
オーギュスタン・デュメイ〜ブラームス&ベートーヴェン ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (*) / 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 (#) ブラームス:弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18 (+) オーギュスタン・デュメイ(Vn)指揮(+以外) シンフォニア・ヴァルソヴィア(*)、関西po. (#) スヴェトリン・ルセフ(Vn;+) ミゲル・ダ・シルヴァ、マリー・シレム(Va;+) アンリ・ドマルケット(Vc;+) オーレリアン・パスカル(Vc;+) | ||
オーギュスタン・デュメイの ONYX 第5弾。ベートーヴェン&ブラームスで、独奏ヴァイオリニスト、指揮者、室内楽奏者の三態を披露。 | ||
マンゼ& RLPO 〜ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.1 〔第2番 ト長調「ロンドン」/第8番 ニ短調〕 アンドルー・マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプールpo. | ||
アンドルー・マンゼが当レーベル初登場、イギリスの名門ロイヤル・リヴァプールpo.とともにヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集に臨む。マンゼのヴォーン・ウィリアムズは2012年のBBCプロムスでも称賛を浴びた。 | ||
メルヴィン・タン、師と弟子〜ベートーヴェン、ツェルニー&リスト ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126 /ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109 ツェルニー:ロードの主題による変奏曲 Op.33 /ベートーヴェンのある英雄の死を悼む葬送行進曲 Op.146 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 メルヴィン・タン(P|使用楽器:スタインウェイ) | ||
メルヴィン・タンが当レーベル初登場。彼はシンガポールに生まれ、ノリントン & LCP とのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 (EMI Refrexe → Virgin → Erato? ) において古楽系奏者としてブレイク、 1990年代後半以降ピリオド楽器から徐々に離れ、2016年現在は主にモダーン・ピアノの奏者として活躍している。 | ||
ジェイムズ・マクミラン(1959-): ヴァイオリン協奏曲(*) /交響曲第4番(#) |
ヴァディム・レーピン(Vn) ドナルド・ラニクルズ指揮 BBCスコティッシュso. | |
録音:2015年、BBCプロムス、初演時ライヴ(#) 。 ONYX レーベルに、シベリア生まれの世界的ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ヴァディム・レーピンが新たに加わる。第1弾は現代スコットランドのリーディング・コンポーザー、マクミランの音楽。(*)はレーピンに献呈、2010年に初演、2013年のBBCプロムスでも絶賛された。(#)は BBCスコティッシュ響の首席指揮者ラニクルズの60歳の誕生日を祝って作曲&彼に献呈されたもの。 | ||
スメタナ:歌劇「ダリボル」
イヴァン・クスニエル(Br;ウラースロー王) リハルト・スメク(T;騎士 ダリボル) アレシュ・ヴォラチェク(T;ヴィーテク) ダナ・ブラショヴァ(S;ミラダ) アルズベタ・ポラチコヴァー(S;イトカ) ヤン・スタヴァ(B;ベネシュ) スヴォタプルク・セム(Br;ブディヴォイ) アンドルー・グリフィス合唱指揮BBCシンガーズ イジー・ビエロフラーヴェク指揮 BBCso. | ||
録音:時期未判明、バービカン・ホール、ロンドン、ライヴ。 ONYX 初のオペラ録音は、ビエロフラーヴェク&BBC響スメタナ「ダリボル」。同コンビは2012年英グラモフォン賞を獲得した「マルティヌー:交響曲全集」(ONYX-4061)以来の登場。 | ||
ジェイムズ・エーネス〜エルガー、ドビュッシー、レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ集 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ / エルガー:ヴァイオリン・ソナタ レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ / シベリウス:子守歌 Op.79 No.6 ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・アームストロング(P) | ||
カナダが世界に誇るヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストで、『地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人』(英デイリー・テレグラフ紙)等の圧倒的評価を受ける、ジェイムズ・エーネスとアームストロングのデュオによる、レコード芸術海外盤 REVIEW 「今月の特選盤」(2015年9月号)、BBCミュージック・マガジン五つ星等を獲得した「フランク& R.シュトラウス」(ONYX-4141) に続くヴァイオリン・ソナタ集第2弾。いずれも第一次世界大戦期(1916-1918)に作曲された作品。 | ||
ドヴォルジャーク: ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.33 / ロマンス ヘ長調 Op.11 /マズレク ホ短調 Op.49 / 4つのロマンティックな小品 Op.75 |
ヤン・ムラーチェク(Vn) ジェイムズ・ジャッド指揮 チェコ・ナショナルso. ルカーシュ・クラーンスキー(P) | |
2011年プラハ放送so.のコンサートマスターに史上最年少で就任、2014年のフリッツ・クライスラー国際コンクールで1位となり、プラハ響、チェコ・ナショナル響、ヤナーチェク・フィル、ボフスラフ・マルティヌー・フィルなど、チェコ国内のオーケストラとの共演を重ねる、チェコ次代の巨匠候補ヤン・ムラーチェクのデビュー・レコーディング。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.2 〔第3番(田園交響曲)/第4番 ヘ短調〕 |
アンドルー・マンゼ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
ペトレンコ、デュメイ、デュトワ、ハーディング、ビエロフラーヴェクなど、世界的指揮者が次々と録音を行ってきたイギリスのONYX(オニックス)レーベル。2016年に新たにスタートしたシンフォニー・サイクル、名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. によるヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集第2弾は、田園交響曲(第3番)と第4番。ロンドン交響曲(第2番)と交響曲第8番を収録した第1弾(ONYX-4155)は、レコード芸術海外盤REVIEWで「今月の注目盤」&「今月の特選盤」に選ばれた他、英BBCミュージック・マガジンでは「オーケストラル・チョイス」、英ミュージックウェブ・インターナショナルでは「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」にそれぞれ選ばれるなど、非常に高い評価を得てきたこの交響曲サイクル。イギリス音楽ファン要注目、21世紀の新たなRVW全集決定盤となるであろう一大プロジェクト。 | ||
V.ペトレンコ& RLPO 〜チャイコフスキー:交響曲全集 Vol.2(完結編) 〔第3番 ニ長調 Op.29「ポーランド」/第4番 ヘ短調 Op.36 /第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」〕 ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプールpo. | ||
Vol.1 〔第1番、第2番、第5番〕(ONYX-4150) が、レコード芸術海外盤 REVIEW「今月の注目盤」&「今月の特選盤」、英グラモフォン誌「 Editor's Choice 」、UK クラシカル・チャート TOP 10 7週連続ランクイン等、絶賛されたシリーズの、完結編が登場。 | ||
エーネスSQ シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」 シベリウス:弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.56「親愛なる声」 エーネスSQ [ジェイムズ・エーネス(Vn1) エイミー・シュワルツ・モレッティ(Vn2) リチャード・オニール(Va) ロバート・デマイン(Vc)] | ||
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)等圧倒的評価を受けるカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス、2015年広島so.との共演が絶賛されたヴィオラ奏者リチャード(・ヨンジェ)・オニール、バルトークの二重奏曲集(CHAN-10820)でエーネスとの見事なデュオを聴かせたエイミー・シュワルツ・モレッティら名手が集い「ドリーム・チーム」(米 Strings 誌)と評されるた弦楽四重奏団、エーネス・クァルテットのアルバム第1弾。 | ||
エーネス〜モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲全集 〔第1番 変ロ長調 K.207 /第2番 ニ長調 K.211 /第3番 ト長調 K.216 / 第4番 ニ長調 K.218 /第5番 イ長調 K.219「トルコ風」〕/ アダージョ ホ長調 K.261 /ロンド〔変ロ長調 K.269 (261a) /ハ長調 K.373 〕 ジェイムズ・エーネス(Vn) モーツァルト・アニヴァーサリーo. | ||
録音:2005年8月18日-21日、ジョージ・ウェストン・リサイタル・ホール、トロント芸術センター、トロント、オンタリオ州、カナダ。初出・前出・旧品番: CBC (CANADA), SMCD-5238-2 。 2007年カナダ「ジュノー賞」獲得盤。カデンツァはすべてエーネス自身によるもので、モーツァルトのピアノ協奏曲(特に、第8番 K.246、第9番 K.271)の作曲者自身によるカデンツァを研究して作られている。 | ||
V.ペトレンコ〜エルガー: 交響曲第2番 変ホ長調 Op.63 / ミーナ/カリッシマ/朝の歌 |
ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
2006年9月にワシリー・ペトレンコを首席指揮者(Principal Conductor 。2009年9月からはChief Conductor)に迎え、世界を舞台に快進撃を続ける英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. 。チャイコフスキーの交響曲全集(ONYX-4150、ONYX-4162)で更なる注目を集めたペトレンコ& RLPOのONYX第5弾は、エルガー・プロジェクトの続編、交響曲第2番と管弦楽のための小品集が登場! ラフマニノフやチャイコフスキー、ショスタコーヴィチなどロシア音楽の演奏がクローズアップされることの多いペトレンコ& RLPOだが、イギリスを中心とするヨーロッパでは現代最高峰の"エルガリアン"とも称されており、前作「交響曲第1番(ONYX-4145)」も高い評価を得ている。今、最も勢いのある若き巨匠の筆頭格ワシリー・ペトレンコと、英国最古のオーケストラの1つであるRLPOのエルガー・プロジェクトにご期待頂きたい。 | ||
クスSQ & エルトマン〜ブラームス&シェーンベルク:弦楽四重奏曲集 ブラームス:弦楽四重奏曲第3番 Op.67 /メロディーのように Op.105 No.1 (*) / 夏の夕べ Op.85 No.1 (*) /月の光 Op.85 No.2 (*) シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番 Op.10 (*) クスSQ [ヤーナ・クス(Vn1) オリヴァー・ヴィレ(Vn2) ウィリアム・コールマン(Va) ミハエル・ハハナジャリャン(Vc)] モイツァ・エルトマン(S;*) | ||
1991年にベルリン音楽大学で結成、ドイツを代表する弦楽四重奏団として飛躍を遂げたクス弦楽四重奏団の当レーベル第4弾。前作シューベルトの弦楽五重奏曲(ONYX-4119)ではミクローシュ・ペレーニとの共演が話題を呼んだ。ブラームスの3曲の歌曲(ソプラノと弦楽四重奏のための編曲版)とシェーンベルクの第2番は、ドイツのソプラノ、モイツァ・エルトマンとの共演。 | ||
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 / ロマンス〔第1番 ト長調 Op.40 /第2番 ヘ長調 Op.50 〕 シューベルト:ロンド イ長調 D.438 |
ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・マンゼ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
2017年3月に発売され高く評価されたベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ(ONYX-4170)」に続くエーネスのベートーヴェン・アルバムは、古典派〜ロマン派を中心に幅広いコンチェルト・レパートリーを持つエーネスにとって、意外にも初の録音となるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。アンドルー・マンゼとロイヤル・リヴァプール・フィルという完璧な布陣を敷いて、ヴァイオリニストにとって最高の挑戦となるベートーヴェンの傑作コンチェルトを贈る。 | ||
ウォルトン:交響曲集 〔第1番 変ロ長調/第2番〕 |
キリル・カラビッツ指揮 ボーンマスso. | |
2008年からボーンマスso. の首席指揮者を務め、2016年にはヴァイマル・ドイツ国民劇場(Deutsches Nationaltheater and Staatskapelle Weimar)の音楽監督&首席指揮者にも就任し注目を浴びているウクライナの若きマエストロ、キリル・カラビッツ。プロコフィエフの交響曲と珍しい作品を組み合わせたプログラムで大成功を収めた「プロコフィエフの交響曲全集」に続く新録音は、なんとウィリアム・ウォルトンの交響曲集が登場!2016年には読売日響を振った来日公演を成功させたカラビッツ。ディスコグラフィーの殆どをロシア音楽が占めるカラビッツが新たに挑む、20世紀イギリス音楽史における傑作交響曲。 | ||
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83 R.シュトラウス:ピアノと管弦楽のための「ブルレスケ」 ヨーゼフ・モーグ(P) ニコラス・ミルトン指揮 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送po. | ||
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX-4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツの若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。これまで、個性的かつ意欲的なレパートリーで高い評価を積み重ねてきたモーグのONYXからのリリース第6弾。極めて高い技術とスタミナ、そして豊かな音楽性を要求されるこれらの作品を、ヨーゼフ・モーグの超絶的なテクニックで聴かせる。 | ||
エーネス〜ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 〔第6番 イ長調 Op.30 No.1 / 第9番 イ長調 Op.47「クロイツェル」〕 |
ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・ アームストロング(P) | |
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。エーネスが長年コンビを組むアンドルー・アームストロングとのデュオによるヴァイオリン・ソナタ集第3弾は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集が登場!美しく内観的な第6番と、勇ましく劇的な第9番「クロイツェル」。元々第6番の終楽章であったものが第9番のフィナーレに転用されるなど関連性を持ち、ともに イ長調でありながら異なったムードを持つ2つの作品の姿を、天才エーネスが鮮やかに描いてくれることだろう。 | ||
グラス、ヴァスクス、ペルト、ウチャルス:弦楽四重奏のための作品集 フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲第2番「カンパニー」 / ペーテリス・ヴァスクス:弦楽四重奏曲第4番 アルヴォ・ペルト(1935-):スンマ / ハサン・ウチャルス:弦楽四重奏曲第2番「ジ・アントールド」 ボルサンSQ | ||
サッシャ・ゲッツェルが芸術監督&首席指揮者を務めるトルコのオーケストラ、ボルサン・イスタンブールpo. (BIPO)のメンバーらによって2005年に設立したクァルテット、ボルサン弦楽四重奏団。ニュー・アルバムは、グラスやペルトなど現代の弦楽四重奏作品を集めた刺激的なプログラム。1965年トルコ出身のハサン・ウチャルスは、米国ではジョージ・クラムらと学んだ作曲家。ウチャルスの弦楽四重奏曲第2番「ジ・アントールド(The Untold ')」は、トルコの初夏を祝う祭り"Hidrellez"を描いたもので、トルコの伝統的な旋律やリズムを盛り込んだ作品。 | ||
即興曲 ベートーヴェン:幻想曲 Op.77 / ショパン:即興曲集(全4曲) ドヴォルジャーク:即興曲 B.129 / ガーシュウィン:2つの調による即興曲 アイヴズ:即興曲〔第1番/第3番〕 / リスト:即興曲 S.191 / シューベルト:4つの即興曲 D.935 シャイ・ウォスネル(P) | ||
1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネルは、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。前作の「ハイドン&リゲティ」という意欲的なプログラムのアルバム(ONYX-4174)は、米ニューヨーク・タイムズの「The Best Classical Music Recordings of 2016」や英BBCミュージック・マガジンの「協奏曲Choice」に選ばれるなど広く賞賛を浴びたウォスネル。ONYX第5弾は、「Impromptu(即興)」と題された小品集で、その名の通りショパン、リスト、シューベルト、ドヴォルジャークから、アイヴズ、ガーシュウィンまで、様々な作曲家の即興曲を集めた独創的なリサイタル・プログラム。ショパンとシューベルトの即興曲は、2015年の初来日公演(札幌)でも披露された演目。 | ||
シエクル〜フランスのチェロ作品集 デュティユー:チェロ協奏曲「遥かなる遠い世界」(*) / サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番(+) メシアン:「世の終わりのための四重奏曲」〜賛歌 / ドビュッシー:チェロ・ソナタ / ラヴェル:ハバネラ レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc) ジョン・ウィルソン指揮(*) ステファン・ブルニエ指揮(+) BBCスコティッシュso.(*/+) アレクセイ・グリニュク(P;無印) | ||
1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクール出身でアンネ=ゾフィー・ムターとクリストフ・エッシェンバッハに認められたドイツのエリート・チェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒ。近年は続けて来日公演も果たしており、2016年10月には「ばんだい高原国際音楽祭」に出演、新潟だいしホールでのチェロ・リサイタルとともに好評を博した。これまで、「ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ(ONYX-4116)」、「カバレフスキー&プロコフィエフ(ONYX-4122)」、「シュニトケ(ONYX-4180)」といったロシアン・アルバムで国際的な高い評価を得てきたエルシェンブロイヒのアルバム第4弾は、なんと"フランス"がテーマ!アンリ・デュティユーとサン=サーンスのチェロ協奏曲に、メシアン、ドビュッシー、ラヴェルの「チェロとピアノのための作品」を収録。約1世紀にわたるフランスのチェロ作品を集めた魅力的なプログラム。 | ||
ハイドン&リゲティ:ピアノ協奏曲&カプリッチョ集 ハイドン:ピアノ協奏曲〔ト長調/ニ長調〕/ カプリッチョ〔ト長調「8人のへぼ仕立て屋に違いない」/(幻想曲) ハ長調〕 リゲティ:ピアノ協奏曲/カプリッチョ〔第1番/第2番〕 シャイ・ウォスネル(P) ニコラス・コロン指揮デンマーク国立so. | ||
1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネルは、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたバレンボイムのマスター・クラス参加で一気に注目が高まった。ONYXからのレコーディング第4弾は、初の協奏曲アルバム。2人の偉大なハンガリーの作曲家、ハイドンとジェルジ・リゲティの協奏曲、そしてカプリッチョを組み合わせた意欲的なプログラム。2015年には待望の初来日も果たし、石坂団十郎とのデュオでも活躍、ハイドンとリゲティのカプリッチョ4曲は、札幌公演を含む2015年アメリカやデンマークでのリサイタルでも披露された。 | ||
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(全曲) リムスキー=コルサコフ:組曲「金鶏」 |
ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
前作「春の祭典」(ONYX-4182)が世界各地で大反響を呼ぶなど、快進撃を続けるワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプールpo. 。大きな期待を集めるストラヴィンスキー・プロジェクト、3大バレエ集の第2弾として登場するは「火の鳥」。「春」という共通項を持つストラヴィンスキーとドビュッシー、ラフマニノフの作品を収録した前作「春の祭典」に続くシリーズ第2弾では「鳥」をテーマとして、ストラヴィンスキーの「火の鳥」とリムスキー=コルサコフの「金鶏」のカップリング。「鳥」、「ロシア音楽」、さらにはリムスキー=コルサコフとストラヴィンスキーの「師弟関係」という様々なキーワードをプログラムに盛り込んだペトレンコ。「火の鳥」は2015年に行われたペトレンコとRLPOのコンビの初来日ツアーでも演奏され絶賛を博しており、満を持しての登場に期待が高まる。 | ||
ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ集 〔第1番 ニ長調 Op.12 /第2番 イ短調 Op.81 〕 プロコフィエフ:バラード Op.15 タネーエフ:カンツォーナ |
パヴェル・ゴムツィアコフ(Vc) アンドレイ・コロベイニコフ(P) | |
デュメイ、ピリス、ゲルギエフがその才能を高く評価した、ロシア系チェリストの新世代を代表する名手、パヴェル・ゴムツィアコフ。ポルトガル王ルイス1世が所有していたと伝わる門外不出の銘器、1725年製のストラディヴァリウスを使用し大きな話題を呼んだハイドンのチェロ協奏曲集(ONYX-4151)に続くONYX(オニックス)第2弾は、ミャスコフスキーのチェロ・ソナタ集!ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950)の2つのチェロ・ソナタは豊かな魅力に反してあまり知られていない作品で、そのロマンティックで情熱的な美しさはラフマニノフの有名なソナタに代わる価値があるとも称されている。キャリアの初期と後期にそれぞれ書かれており、第2番はロストロポーヴィチのために作曲され、ロストロポーヴィチの弟子たちにも広く学ばれるなど戦後に大成功した作品。 | ||
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2 〔第1番 ニ長調 Op.12 No.1 /第2番 イ長調 Op.12 No.2 /第3番 変ホ長調 Op.12 No.3 〕/ モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の「もし伯爵様が踊るなら」による12の変奏曲 WoO.40 ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・アームストロング(P) | ||
2017年3月に発売され高く評価されたベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」に続くエーネスのベートーヴェン・ソナタ集第2弾。エーネスが長年コンビを組む名手アンドルー・アームストロングとのデュオで、ベートーヴェンが師アントニオ・サリエリへと捧げた初期の3つのヴァイオリン・ソナタ( Op.21)と、モーツァルトの「フィガロの結婚」に基づく変奏曲( WoO.40)をレコーディング。前作の「ヴァイオリン・ソナタ第6番&第9番(ONYX-4170)」では英グラモフォン誌の「Editor's Choice」を獲得し、「ヴァイオリン協奏曲(ONYX-4167)」では同「Editor's Choice」とレコード芸術「特選盤」を受賞、その気高き音色と圧倒的なテクニックが絶賛されてきたエーネスのベートーヴェン新録音にご期待頂きたい。 | ||
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ&変奏曲全集 チェロ・ソナタ〔第1番 ヘ長調 Op.5 No.1 /第2番 ト短調 Op.5 No.2 / 第3番 イ長調 Op.69 /第4番 ハ長調 Op.102 No.1 /第5番 ニ長調 Op.102 No.2 〕/ ヘンデル「ユダス・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45 / モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66 / モーツァルト「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46 ラルフ・カーシュバウム(Vc) シャイ・ウォスネル(P) | ||
国際的なチェリスト、教師として活躍し、ピアティゴルスキー国際チェロ・フェスティヴァルの芸術監督を務めるアメリカのチェリスト、ラルフ・カーシュバウムが ONYX へ登場。イスラエルのエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネルとともにイギリス&アメリカで行なわれたベートーヴェン・リサイタル・ツアーの集大成として、2016年3月ロンドン公演の直後にウィグモア・ホールで録音された、楽聖ベートーヴェンのチェロ・ソナタ&変奏曲全集。 | ||
ラツィック〜人生、愛、来世 − リスト・リサイタル ハンガリー狂詩曲第18番 嬰ヘ短調/2つのチャルダーシュ/巡礼の年第3年〜エステ荘の噴水/ ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ/巡礼の年第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」/ シューベルト「ウィーンの夜会」(ヴァルス・カプリス第6番)/シューベルト「魔王」/ モーツァルト「レクイエム」からのコンフィタトゥスとラクリモサ/愛の夢第3番/ ワーグナー「イゾルデの愛の死」/ワーグナー「リエンツィ、最後の護民官」からの主題による幻想曲 デヤン・ラツィック(P) | ||
構想、編曲に5年の歳月を要し、世界各地で大反響を巻き起こしたブラームスのピアノ協奏曲第3番、関連性のないように見える作品の背後に潜む共通点に独自の光を当てるダブル・ポートレート・シリーズ「リエゾンス」。続々と独創性豊かなプロジェクトを成功させてきたバルカン半島、クロアチアが生んだ天才コンポーザー=ピアニスト、デヤン・ラツィックの新録音が、新天地ONYX(オニックス)から堂々の登場! ラツィックがONYXでの最初のプログラムに選んだのは、19世紀を代表するコンポーザー=ピアニスト、フランツ・リストの音楽。ラツィックは、リストの天才的、かつ革新的な才能に改めて魅了され、長い構想、準備期間を経て"このリスト・リサイタル"を完成させたという。バルカン半島から羽ばたいた稀代の天才ピアニストと、音楽史上に輝き続ける19世紀の天才ピアニストの才能が、今ここに必然の邂逅を果たす。 | ||
ムジカ・ノスタルジカ〜シュニトケ: チェロ・ソナタ第1番/古い様式による組曲/オレグ・カガンの思い出に/ムジカ・ノスタルジカ レオナルト・エルシェンブロイヒ:没後10周年におけるアルフレート・シュニトケの破片 レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc) ペトル・リモノフ(P) | ||
1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールのエリートで、アンネ=ゾフィー・ムターとクリストフ・エッシェンバッハに認められたチェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒ。近年は続けて来日公演を行い、2016年10月には「ばんだい高原国際音楽祭」に出演、新潟だいしホールでのチェロ・リサイタルとともに好評を博した。 アルバム第3弾は、彼自身『ショスタコーヴィチ以降のもっとも偉大なロシアの作曲家』と語る20世紀ロシアの大作曲家シュニトケの作品集。アルバムの最後には、シュニトケの没後10周年に寄せた自作も収録。 | ||
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集 ピアノ・ソナタ〔第1番 ニ短調 Op.28 /第2番 変ロ短調 Op.36 〕 チャイコフスキー/ラフマニノフ編曲:子守歌 Op.16 No.1 ルステム・ハイルディノフ(P) | ||
ラフマニノフの「前奏曲全集(CHAN-10107)」や「「音の絵」全曲(CHAN-10391)」、ショスタコーヴィチの「交響曲第4番(2台ピアノ編曲版/ CHAN-10296)」や「ピアノによる劇場音楽集(CHAN-9907)」、などChandosに録音した数々のロシアン・アルバムで絶大な存在感を示していたルステム・ハイルディノフがONYXへ登場! ルステム・ハイルディノフは、モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事、ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックでクリストファー・エルトンに師事。1994年にロンドンでデビューした後、アメリカ、ロシア、ヨーロッパで演奏旅行を行い、来日公演も何度か重ね、2016年6月にはNHKso. との初共演も果たしている。祖国ロシアの音楽、とりわけラフマニノフの作品を度々録音してきたハイルディノフ。新天地ONYXでのファースト・アルバムにラフマニノフの偉大な2つのピアノ・ソナタが選ばれたのも納得。英BBCミュージック・マガジンからは「リヒテルに比肩する演奏」と賞賛され、英グラモフォン誌では「偉大なロシアの巨匠の伝統の中の奏者」と称される名手、ルステム・ハイルディノフのラフマニノフにご注目頂きたい。 | ||
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」 ドビュッシー/ビュッセル管弦楽編曲:交響組曲「春」 ラフマニノフ:カンタータ「春」 Op.20 (*) |
ロディオン・ポゴソフ(Br;*) ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo.&cho. | |
チャイコフスキーの交響曲全集 Vol.1(ONYX-4150)が、2017年の英BBCミュージック・マガジン・アウォードでレコード・オヴ・ザ・イヤー(年間最優秀賞)に選出されるなど、破竹の勢いを見せる目下絶好調のワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプールpo. 。絶賛を博したチャイコフスキーの交響曲全集、プロコフィエフのピアノ協奏曲集に続き、いよいよスタートする"ストラヴィンスキー・プロジェクト"の第1弾は「春の祭典」!ペトレンコはストラヴィンスキーの3大バレエをレコーディング、リリースするにあたり、それぞれにテーマを設定。第1弾となる「春の祭典」では、「春(Spring)」という共通項を持つドビュッシー、ラフマニノフの作品をカップリング、ペトレンコがこだわり抜いたプログラムの充実振りも見逃せないポイント。ペトレンコ& RLPOが世界的高評価を得ているロシア音楽、しかも「ハルサイ」という注目度最上級の特大リリースは、これまでの同コンビの名演名盤を上回る大ブレイク必至。 | ||
イン・シューベルツ・カンパニー シューベルト/リザノフ編曲:ヴァイオリンと管弦楽のための「ポロネーズ」 変ロ長調 D.580(ヴィオラ版)/ ヴァイオリン・ソナタ第3番 ト短調 D.408 (*) セルゲイ・アフノフ:ヴィオラと管弦楽のための「イン・シューベルツ・カンパニー」/ ヴィオラと管弦楽のための「魔王」 レオニード・デシャトニコフ/リザノフ編曲: ヴァイオリンと管弦楽のための「Wie der Alte Leiermann」(ヴィオラ版) シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821 (*) /交響曲第5番 変ロ長調 D.485 ドブリンカ・タバコワ:ヴィオラと弦楽オーケストラのための「シューベルトへのファンタジー・オマージュ」 シューベルト/タバコワ編曲:「冬の旅」D.911 〜ライアー弾き(ヴィオラと管弦楽版) マキシム・リザノフ(Va)指揮リガ・シンフォニエッタ ヤコフ・カツネルソン(P;*) | ||
ユーリー・バシュメットから「遂に私のライバルが現れた」という最大級の賛辞を贈られたウクライナ出身のヴィオラの大器マキシム・リザノフ。約5年ぶりとなるONYXでの新録音では、優れたヴィオラ奏者としての姿の他、指揮者、編曲者としての才覚も発揮!シューベルトの生誕220周年を祝うこのアルバムは、リザノフがラトヴィアのリガ・シンフォニエッタを振った交響曲第5番に加え、アルペジオーネ・ソナタやヴァイオリン・ソナタ、ライアー弾き(辻音楽師)、ポロネーズなどのヴィオラ・アレンジ、セルゲイ・アフノフやレオニード・デシャトニコフ、ドブリンカ・タバコワなど現代の人気作曲家によるシューベルト・オマージュ作品(それらのヴィオラ・アレンジ版も含む)を収録した濃密なプログラム。ヴィオラ・ファンやシューベルティアン要注目のシューベルト・アルバム。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.3 〔第5番 ニ長調/第6番 ホ短調〕 |
アンドルー・マンゼ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
2016年に新たにスタートしたシンフォニー・サイクル、名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. によるヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集。第3集は、自身の歌劇「天路歴程」のための素材を使用した交響曲第5番と、終戦前後の1944年〜47年に作曲され、ダイナミックな第3楽章や静寂の続く終楽章などから「戦争交響曲」と呼ばれた(しかしヴォーン・ウィリアムズ本人は標題を否定した)交響曲第6番を収録。2曲とも、2012年のBBCプロムスでンゼ指揮BBCスコティッシュso. によって演奏され、大きな話題を呼んだ作品。第1集(ONYX-4155)、第2集(ONYX-4161)は、それぞれレコード芸術や英BBCミュージック・マガジン、仏ディアパゾン誌等で絶賛され、聴衆からも高い評価を得てきた、マンゼのヴォーン・ウィリアムズ。イギリス音楽ファン要注目、21世紀の新たなRVW全集決定盤となるであろう一大プロジェクトにご注目頂きたい。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.4 交響曲第1番「海の交響曲」(*) /揚げひばり(#) ジェイムズ・エーネス(Vn;#) サラ・フォックス(S;*) マーク・ストーン(Br;*) アンドルー・マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプールpo. & cho. | ||
2016年に新たにスタートしたシンフォニー・サイクル、名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. (RLPO)によるヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集。第4集は、RVW最初の交響曲であり、ソプラノとバリトンの独唱、合唱を伴う劇的で壮大な作品「海の交響曲(交響曲第1番)」。また、カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネスが弾くヴォーン・ウィリアムズの人気作、ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス「揚げひばり」のカップリングも嬉しいところ。その繊細でバランス感覚に優れた好演が、レコード芸術、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン等、世界の主要メディアで絶賛されてきた、アンドルー・マンゼのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル。イギリス音楽ファン必聴、21世紀の新たなRVW全集決定盤となるであろう一大プロジェクト。 | ||
モーツァルト: ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467 (*) /ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330 / ドゼード「リゾンは眠った」による変奏曲 ハ長調 K.264 /幻想曲 ハ短調 K.475 ソン・ヨルム(P) ネヴィル・マリナー指揮 ASMIF (*) | ||
韓国生まれ、現在はドイツを拠点に活動するピアニスト、ソン・ヨルムがONYX初登場!2005年ショパン・コンクール入賞、2009年ヴァン・クライバーン・コンクール第2位(優勝は辻井伸行)、2011年チャイコフスキー・コンクール第2位(優勝はダニール・トリフォノフ)を始めとする華々しい経歴を誇り、その両手から生み出される優雅な解釈、きらびやかなタッチ、多彩で劇的なパフォーマンスが世界の注目を集めている。 ONYX 第1弾は、ネヴィル・マリナー& ASMFと共演したピアノ協奏曲第21番(チャイコフスキー・コンクールでも演奏された曲)とピアノ独奏作品を組み合わせたモーツァルト・アルバム。 | ||
ザ・ロンドン・コネクション ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a(原曲:ヴァイオリン協奏曲) クレメンティ:ピアノ・ソナタ ロ短調 Op.40 No.2 クラーマー:ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.62「ロンドンへの帰還」 デヤン・ラツィック(P) オランダ室内o. | ||
バルカン半島、クロアチアが生んだ天才コンポーザー=ピアニスト、デヤン・ラツィック(ラジッチ)のONYX第2弾。構想、編曲に5年の歳月を要し、ブラームスのヴァイオリン協奏曲から新たに生まれ変わったブラームスの「ピアノ協奏曲第3番」が世界各地で大反響を巻き起こしたラツィック。新たなプロジェクトでは、ベートーヴェンが自身のヴァイオリン協奏曲を自ら編曲してピアノ協奏曲へと作り変えた「ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a」を録音!また、ロンドンでベートーヴェンの楽譜出版を行ったムツィオ・クレメンティ、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番に「皇帝」の副題を付けたとされるヨハン・バプティスト・クラーマー、二人のコンポーザー=ピアニストのピアノ・ソナタを組み合わせた魅力的なプログラムもポイント。稀代の天才ピアニスト、デヤン・ラツィックが衝撃を再び世に放つ。 | ||
マーク・アントニー・ターネイジ(1960-): 2本のヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲「シャドウ・ウォーカー」(2017) (*) ベルリオーズ:幻想交響曲 ヴァディム・レーピン、ダニエル・ホープ(Vn;*) サッシャ・ゲッツェル指揮ボルサン・イスタンブールpo. | ||
録音:2017年10月23日、ムジークフェラインザール、ウィーン、オーストリア、ライヴ。(*)は世界初録音。 2017年10月19日にイスタンブールでの世界初演で大喝采を浴び、エッセン、リュブリャナ、ウィーン、チューリヒで立て続けに演奏されたターネジの新作「シャドウ・ウォーカー」は、イギリスのアーティスト、マーク・ウォリンガーに献呈された25分ほどの作品。きわめてよく溶け合うホープとレーピンのヴァイオリンのサウンドと、それぞれのキャラクターから生まれた相乗効果に期待が高まる。また、プログラムの後半に演奏されたベルリオーズの「幻想交響曲」にも要注目! | ||
アーロン・ジェイ・カーニス:ヴァイオリン協奏曲(+) ジェイムズ・ニュートン・ハワード:ヴァイオリン協奏曲(#) ブラムウェル・トヴェイ:ストリーム・オヴ・ライムライト(*) ジェイムズ・エーネス(Vn) ルドヴィク・モルロー指揮シアトルso.(+) クリスティアン・マチェラル指揮デトロイトso.(#) アンドルー・アームストロング(P;*) | ||
録音:2016年1月、ワイアストン・コンサート・ホール、 UK (*) /2017年5月26日-28日、マックス・フィッシャー音楽センター、デトロイト、 US (#) /2017年3月16日-18日、ベナロヤ・ホール、シアトル、 US (+) 。全曲世界初録音。 「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など、世界で圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。これまでロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞、グラミー賞、グラモフォン賞など錚々たる受賞歴を誇り、2017年にはNHK「クラシック音楽館」のドキュメンタリー<バイオリン500年の物語>に出演し、日本でも大きな話題を呼んだ。イギリスのONYXから発売されるニュー・アルバムは、エーネスのために書かれた3つの作品のプレミア・レコーディング。注目は、「プリティ・ウーマン」やバットマン原作の「ダークナイト」、ハリー・ポッター・シリーズのスピンオフ「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」など、120を超える映画音楽を制作し複数回アカデミー賞にノミネート、またグラモフォン賞やエミー賞の受賞実績も誇る映画音楽界の巨匠、ジェイムズ・ニュートン・ハワードの「ヴァイオリン協奏曲」。ジェイムズ・エーネスの華麗なテクニックと溢れ出る音楽性を存分に活かした現代のヴァイオリン協奏曲にご注目頂きたい。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集 Vol.5(完結編) 〔第7番「南極交響曲」(*) /第9番 ホ短調〕 アンドルー・マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプールpo.&女声cho.(*) ローワン・ピアース(S;*) ティモシー・ウェスト(語り;*) | ||
2016年に新たにスタートしたシンフォニー・サイクル、名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. (RLPO)によるヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集。ついに最終巻となる第5集は、映画「南極のスコット」の音楽から交響曲へと生まれ変わった「南極交響曲(交響曲第7番)」と、最晩年のヴォーン・ウィリアムズが書き上げた最後の交響曲第9番を収録。その繊細でバランス感覚に優れた好演が、レコード芸術、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン等、世界の主要メディアで絶賛されてきた、アンドルー・マンゼのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル。イギリス音楽ファン必聴、21世紀の新たなRVW全集決定盤が堂々の完結。 | ||
ロシアからの物語 プロコフィエフ:年老いた祖母の物語 Op.31 ムソルグスキー:禿山の一夜 リムスキー=コルサコフ:シェエラザード Op.35 |
シモン・トルプチェスキ(P) | |
シモン・トルプチェスキは、1979年に旧ユーゴスラビアのマケドニアで生まれ、マケドニアから世界へと羽ばたいて活動するピアニスト。欧米の主要なオーケストラに加え、日本、中国、韓国、香港、ブラジル、オーストラリア、ニュージーランドのオーケストラと共演、まさにワールドワイドに活躍。日本でも度々公演を行っており、2019年7月にはNHKso. との共演で東京、大阪、愛媛、鳥取の各都市を回り、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番で圧巻の演奏を披露して大成功を収めた。 Onyx レーベルからはワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプールpo. との共演で、チャイコフスキー(ONYX-4135)、プロコフィエフ(ONYX-4140)をリリースしていたトルプチェスキが、ついにOnyxでもソロ・レコーディングを行った。注目のプログラムは、「ロシアからの物語(Tales from Russia)」をタイトルにした、民話や伝承に基づくロシアのピアノ作品集。プロコフィエフの珍しいピアノ独奏曲「年老いた祖母の物語」から始まり、ムソルグスキーの「禿山の一夜」、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」といった有名管弦楽作品からの珍しいピアノ独奏版を収録。ピアノ愛好家注目の、雄弁でピアニスティックなニュー・アルバム。 | ||
ストラヴィンスキー: バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版) ロッシーニ/レスピーギ:風変わりな店 (マルコム・サージェント編曲) |
ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
第1巻「春の祭典」(PONYX-4182/ONYX-4182)、第2巻「火の鳥」(PONYX-4175/ONYX-4175)ともにレコード芸術「特選盤」に選ばれ、世界各地で大反響を呼んだワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプールpo. (RLPO)のストラヴィンスキー・プロジェクト。最終巻となる第3巻は、ついに「ペトルーシュカ」が登場!ストラヴィンスキーの3大バレエの1曲をメインに、同じテーマを持つ別の作曲家の作品を組み合わせるというユニークな企画で、「春の祭典」にはドビュッシーとラフマニノフの「春」を、「火の鳥」にはリムスキー=コルサコフの「金鶏」をカップリングしてきたペトレンコのストラヴィンスキー・プロジェクト。命を吹き込まれた道化人形の物語「ペトルーシュカ」には、動く人形たちを描いた「風変わりな店」(ロッシーニの素材を元にレスピーギが作曲)を組み合わせ、愉快で華やかな人形たちの世界を描いている。ペトレンコの堅実な統率力とバランス感覚、RLPOの高い演奏技術で絶賛されてきたストラヴィンスキー最終巻にご期待頂きたい。 | ||
鏡〜ラヴェル、リスト、ウェーバー ウェーバー:舞踏への勧誘 / ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ/鏡 リスト:超絶技巧練習曲第5番 変ロ長調「鬼火」/エステ荘の噴水/ジュネーヴの鐘 D.スカルラッティ:ソナタ〔 K.141 / K.119 〕 メルヴィン・タン(P) | ||
ノリントン & LCP とのベートーヴェンに代表される斬新な演奏を世に送り出し、フォルテピアノ、ピリオド奏法の第1人者としての地位を確立させたシンガポール出身の名匠、メルヴィン・タンのオニックス(ONYX)第2弾!前作(ONYX-4156)では「師と弟子」をテーマに、ベートーヴェンからツェルニー、そしてリストへと受け継がれていったピアノ音楽の歴史をプログラムし更なる一面を見せてくれた。第2弾となる今作は「鏡(MIROIRS)」をテーマに、スカルラッティからウェーバー、リスト、ラヴェルまで、3世紀にわたる鍵盤音楽の革新とインスピレーションを辿る。18世紀のフォルテピアノでも現代のコンサート・グランド・ピアノでも最大限のパフォーマンスを発揮してきたメルヴィン・タンならではとも言える、奥深いプログラム。 | ||
天国と地獄の間〜リスト:ピアノ作品集 ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 /2つの伝説S.175 / 巡礼の年第2年「イタリア」S.161 〜ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」/執拗なチャルダーシュ ヨーゼフ・モーグ(P) | ||
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX-4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツの若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。個性的かつ意欲的なレパートリーで根強い人気と評判を積み重ねてきたモーグのONYXリリースもついに第8弾。待望の新たなリスト・アルバムは、「天国から地獄へ」をテーマに、神から天国、天国から悪魔へと幅広い感情を横断するプログラム。2007年にClavesレーベルよりリリースされたリストのピアノ協奏曲集では、英グラモフォン誌によりブレンデルやツィマーマンの名録音と比肩する録音として高く評価されるなど、有望なリスト弾きとしても定評のあるヨーゼフ・モーグ。その明晰な音楽性と鋭い技巧で弾く、神々しき「ピアノ・ソナタ ロ短調」にご期待頂きたい。 | ||
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 〔第1番 ヘ長調 Op.5 No.1 /第2番 ト短調 Op.5 No.2 /第3番 イ長調 Op.69 / 第4番 ハ長調 Op.102 No.1 /第5番 ニ長調 Op.102 No.2 〕/ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17(チェロ版) レオナルト・エルシェンブロイヒ(Vc) アレクセイ・グリニュク(P) | ||
使用チェロ:マッテオ・ゴフリラー "Ex-Rose-Ex-Piatti"、1693年製。レオナルト・エルシェンブロイヒは1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールとケルン音楽アカデミーで学び、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト、ドイツ公共ラジオ放送局とブレーメン・フィルハーモニック協会のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれてきたエリート・チェリスト。イギリスのONYXレーベルからは、「ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ(ONYX-4116)」、「カバレフスキー&プロコフィエフ(ONYX-4122)」、「シュニトケ(ONYX-4180)」といったロシアン・アルバムで国際的な高い評価を得、前作「シエクル(ONYX-4173)はフランスをテーマにしたアルバムを発表。そして第5弾となる新録音は、楽聖ベートーヴェンの5つのチェロ・ソナタとチェロ版ホルン・ソナタという重厚なプログラム!これまでアレクセイ・グリニュクとともに、日本公演を含む世界中で演奏してきたベートーヴェンがついに音盤となってリリース。また、エルシェンブロイヒのベートーヴェンといえばクリストフ・エッシェンバッハとの共演で一躍その名を世界に知らしめたという運命的なレパートリーでもある。 | ||
ツェムリンスキー:人魚姫 シュレーカー:王女の誕生日 |
ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
2021年からシャルル・デュトワの後任としてロイヤルpo. の音楽監督に任命されており、2021年1月にはスヴェトラーノフ記念ロシア国立so. の芸術監督をウラディーミル・ユロフスキから引き継ぐことも発表されるなど、新時代の巨匠としての道を邁進するワシリー・ペトレンコ。ペトレンコが2006年から首席指揮者(Principal Conductor 。2009年からはChief Conductor)として15年間篤い信頼を築き、2021年9月以降も桂冠指揮者(Conductor Laureate)として関係を継続する英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. (RLPO)。ストラヴィンスキー、エルガー、チャイコフスキーなど絶賛されたアルバムに続いてペトレンコ& RLPOが目を向けたのは、童話やおとぎ話を題材に書かれた、ツェムリンスキーとシュレーカーのドラマティックな管弦楽作品。アンデルセンの童話を基に作曲され、義弟シェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」と同じコンサート(1905年)で初演されたツェムリンスキーの代表作「人魚姫」は、初演時の酷評によりカットされた部分などを復元したオリジナル・ヴァージョンのスコアで演奏。当時のウィーンの作曲家の中でもっとも進歩的な一人でありながら、ナチスによって排斥されたフランツ・シュレーカーの「王女の誕生日」は、オスカー・ワイルドの物語によるパントマイムのための音楽で、1908年に初演され、シュレーカーの最初の成功した作品となった。 | ||
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 〔第1番 ト短調 Op.27 No.1 /第2番 イ短調 Op.27 No.2 /第3番 ニ短調 Op.27 No.3 / 第4番 ホ短調 Op.27 No.4 /第5番 ト長調 Op.27 No.5 /第6番 ホ長調 Op.27 No.6 〕 ジェイムズ・エーネス(Vn) | ||
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。エーネスはCOVID-19によるロックダウンに見舞われた2020年の3月に、自らオンライン・コンサートの企画を立ち上げ、「Recitals from Home」と題してバッハとイザイの6つの無伴奏ヴァイオリン作品を順に公開していった。エーネスはバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータは20年以上前に録音された名盤(AN2-8772/3)を残しているが、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは意外にも初めての録音となり、ここに第1番〜第6番までまとめた Op.27全曲録音のアルバムが実現した。3月の時点では自宅にレコーディングの機材もノウハウもまったくなかったというエーネスが、世界中のレコーディング関係者や友人の助けを借りながら機材を揃え、リビングルームをレコーディング・スタジオへと変えて臨んだ録音は、想像以上の録音品質の高さに驚かされる。録音はノイズを避けるため朝の早い時間に行われ、バッハの「聖典」に対するもっとも重要な拡張作品となるイザイの無伴奏ソナタを、その類稀なる技巧によって力強く緻密に仕上げている。 | ||
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130 /大フーガ Op.133
エーネスSQ [ジェイムズ・エーネス(Vn1) エイミー・シュワルツ・モレッティ(Vn2) リチャード・オニール(Va) エドワード・アーロン(Vc)] | ||
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。エーネスを始め、2015年には広島so. との共演が絶賛された名ヴィオラ奏者リチャード(・ヨンジェ)・オニールや、バルトークの二重奏曲集(CHAN-10820)でエーネスとの見事なデュオを聴かせてくれたエイミー・シュワルツ・モレッティなどの名手が集い、「ドリーム・チーム」(米Strings誌)と評される弦楽四重奏団、エーネス・クァルテット。シューベルトの「死と乙女」、シベリウスの「親愛なる声」をカップリングし、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」選出、2017年グラモフォン賞ノミネートを果たした前作(ONYX-4163)に続く、エーネス・クァルテットのセカンド・アルバムは、ベートーヴェン後期の傑作の1つ弦楽四重奏曲第13番に、元は第13番の終楽章として作曲されていた「大フーガ」を組み合わせたプログラム。2020年のベートーヴェン・イヤーに計画されていた録音プロジェクトはCOVID-19によって大きく変更を余儀なくされ、イギリスでのレコーディングは断念。代わりにアメリカでレコーディングを行い、イギリスの名レコーディング・プロデューサー、サイモン・キルン(これまで多くのレーベルで400超のレコーディングに携わり、エーネスの主要なアルバムも担当)がロンドンからリアルタイムでセッションをモニタリングするという現代のテクノロジーを活かしたレコーディングが実現した。2週間のうちに Op.74以降の弦楽四重奏曲すべてを録音したとのことで、今後のリリースにも期待がかかる。 | ||
ムローヴァ&P.ヤルヴィ「フラトレス、鏡の中の鏡」〜ペルト: ヴァイオリンとピアノのための「鏡の中の鏡」(*) /タブラ・ラサ(1977) /フラトレス(1977) / パッサカリア(2003)/ヴァイオリン、ベルと弦楽のための「ダルフ・イッヒ... 」(1995/99) ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) リーアム・ダナキー(P;*) パーヴォ・ヤルヴィ指揮エストニア国立so. | ||
ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァ3年ぶりとなる待望の新録音はパーヴォ・ヤルヴィと共演するペルト・アルバム。 2005年の創立当初からONYXレーベルに録音を行っているムローヴァのONYXでの12枚目のアルバム。前作「プロコフィエフ(ONYX-4142)」に引き続きパーヴォ・ヤルヴィとの共演。オーケストラは、パーヴォが芸術顧問を務めるエストニア国立so. 。パーヴォと同じ祖国エストニアの大作曲家、アルヴォ・ペルト(1935-)の眼の前で録音された、ペルトのヴァイオリンのための音楽。「鏡の中の鏡」では、ロンドンのジャズ・ピアニスト&オルガニスト、歌手、作編曲家であるリーアム・ダナキーがピアノを担当している。 | ||
シューマン: クライスレリアーナ/幻想曲 ハ長調/アラベスク |
ソン・ヨルム(P) | |
韓国出身、現在はドイツ在住で国際的に活動するピアニスト、ソン・ヨルムは、2005年ショパン・コンクール入賞、2009年ヴァン・クライバーン・コンクール第2位(優勝は辻井伸行)、2011年チャイコフスキー・コンクール第2位(優勝はダニール・トリフォノフ)を始めとする華々しい経歴を誇り、その両手から生み出される優雅な解釈、きらびやかなタッチ、多彩で劇的なパフォーマンスが世界の注目を集めている。最晩年のネヴィル・マリナーとの共演で話題を呼んだモーツァルト・アルバム(ONYX-4186)に続くONYX第2弾は、ソン・ヨルムのもう一つの「お気に入り」作曲家であるローベルト・シューマン。このレパートリーを完璧に理解したピアニストによる、傑作「クライスレリアーナ」は、世界中のファンが待ち望んでいた素晴らしいレコーディングとなることだろう。 | ||
ヘンデル:シャンドス・テ・デウムHWV.281 /シャンドス・アンセム第8番 HWV.253
エイドリアン・バターフィールド指揮ロンドン・ヘンデルo. &ソロイスツ | ||
イギリスのバロック・ヴァイオリニスト、指揮者、教師としてヨーロッパと北米で活躍するエイドリアン・バターフィールドがONYXに登場!エイドリアン・バターフィールドは、英国王立音楽カレッジでバロック・ヴァイオリンを教え、ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズの創設者兼メンバー、ロンドン・ヘンデルo. の指揮者、そしてロンドン・ヘンデル音楽祭の副音楽監督等を務めるUK有数のヘンデリアン。シャンドス公爵に仕えたキャノンズ時代のヘンデルが作曲した重要作、「シャンドス・テ・デウムHWV.281」と、13の「シャンドス・アンセム」のうち第8番「さあ、われらは主に向かって歌を歌い」HWV.253を、イギリスが誇るヘンデルのスペシャリストたちが贈る。 | ||
ドビュッシー:12の練習曲 ラヴェル:夜のガスパール ドビュッシー:見出された練習曲 |
ヨーゼフ・モーグ(P) | |
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX-4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツの若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。これまで、ルビンシテイン、モシュコフスキ、シャルヴェンカ、スカルラッティ・トランスクリプションなど、個性的かつ意欲的なレパートリーで高い評価を積み重ねてきたモーグのONYXからのリリース第7弾。2018年没後100周年となるクロード・ドビュッシーの晩年の重要作「12の練習曲」+見出された練習曲に、ルイ・ベルトランの詩集「夜のガスパール」を題材としたモーリス・ラヴェルのピアノ曲集を組み合わせた、まばゆきフレンチ・プログラム。 | ||
エルガー: エニグマ変奏曲 Op.36 / 演奏会用序曲「南国にて」 Op.50 / 弦楽セレナード Op.20 |
ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
2006年9月にワシリー・ペトレンコを首席指揮者(Principal Conductor 。2009年9月からはChief Conductor)に迎え、世界を舞台に快進撃を続ける英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. (RLPO)。エルガーの交響曲第1番(ONYX-4145)、交響曲第2番(ONYX-4165)をリリースし、ロシア音楽だけではない才覚を証明したワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルのエルガー第3弾では、傑作「エニグマ変奏曲」を中心に、「南国にて」、「弦楽セレナード」を収録。ロイヤル・リヴァプール・フィル、オスロ・フィルという2つの名門オーケストラで首席指揮者を務め、2021年からはシャルル・デュトワの後任としてロイヤルpo. の音楽監督に任命されたことでも話題を呼んでいる若き巨匠の筆頭格ワシリー・ペトレンコ(RLPOとは「桂冠指揮者(Conductor Laureate)」のポストで関係を続ける予定)。現代最高峰の"エルガリアン"とも称さるワシリー・ペトレンコと、充実の関係を築いてきた英国の名門オケによる新たなエルガー録音にご期待頂きたい。 | ||
エルガー: 海の絵 Op.37 / ミュージック・メイカーズ Op.69 |
キャスリン・ラッジ(Ms) ワシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・ リヴァプールpo. & cho. | |
ノルウェーのオスロ・フィルとイギリスのロイヤル・リヴァプール・フィル(RLPO)、2つの名門オーケストラで首席指揮者を務め、2021年からはシャルル・デュトワの後任としてロイヤルpo. の音楽監督に就任する若き巨匠の筆頭格、ワシリー・ペトレンコ。2006年の首席指揮者就任以降10年以上にわたり良好な関係を築き、首席指揮者退任後も「桂冠指揮者(Conductor Laureate)」のポストで関係を続ける予定のRLPOとは、交響曲第1番(ONYX-4145)、交響曲第2番(ONYX-4165)、エニグマ変奏曲(ONYX-4205)と、エルガーの一連のレコーディングでも緻密で洗練された音楽作りを魅せてくれた。第4弾では、「イギリスでもっとも輝かしき若きメゾの一人」(WhatsOnStage)と称されるリヴァプール出身のメゾ・ソプラノ歌手、キャスリン・ラッジが参加。管弦楽伴奏付きのメゾ・ソプラノ(アルト)のための歌曲集「海の絵」と、メゾ・ソプラノ独唱、合唱と管弦楽のための「ミュージック・メイカーズ」をカップリング。現代最高峰の"エルガリアン"とも称さるワシリー・ペトレンコと英国の名門オケによるエルガーの更なる旅路にご注目頂きたい。 | ||
モーツァルト:ピアノ四重奏曲集 ピアノ四重奏曲〔第1番 ト短調 K.478 /第2番 変ホ長調 K.498 〕/ ロンド・コンチェルタンテ 変ロ長調 K.333(ラジッチ編曲|原曲:ピアノ・ソナタ第13番第3楽章)(*) デヤン・ラジッチ(P) ベンヤミン・シュミット(Vn) ゼン・フー(Vn;*) ヨハネス・エルケス(Va) エンリコ・ブロンツィ(Vc) | ||
バルカン半島、クロアチアが生んだ天才コンポーザー=ピアニスト、デヤン・ラジッチ(ラツィック)。ONYX録音第3弾となるのは、オーストリアの名ヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットなど、ラジッチが長年共に演奏してきた友人たちと演奏した親密な室内楽アルバム。モーツァルトの傑出した2つのピアノ四重奏曲をメインに、自身の編曲による「ロンド・コンチェルタンテ(協奏的ロンド)」をカップリング。これは、協奏曲風のカデンツァ・パッセージを持つピアノ・ソナタ第13番の第3楽章からのアレンジで、2018年に「ピアノと管弦楽」のためのバージョンが初演されているが、今回のアルバムでは「ピアノ五重奏」のバージョンで収録。第2ヴァイオリンは、中国人として初のミュンヘン・フィル団員となった女流奏者ゼン・フー(ツェン・フー)が参加。ブラームスのヴァイオリン協奏曲を「ピアノ協奏曲第3番」へとアレンジした功績によって世界へその名を轟かせたデヤン・ラジッチの豊かな才能に再びご注目頂きたい。 | ||
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3 〔第4番 イ短調 Op.23 /第5番 ヘ長調 Op.24「春」/第8番 ト長調 Op.30 No.3 〕/ ロンド ト長調 WoO.41 /6つのドイツ舞曲 WoO.42 ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・アームストロング(P) | ||
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞(Best Classical Instrumental Solo)」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。2017年3月に発売された「クロイツェル・ソナタ」からスタートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集。生誕250周年の記念イヤーに、「春」を含む3つのソナタと「ロンド WoO.41」と「6つのドイツ舞曲 WoO.42」まで含めた第3巻で堂々の全集完結となる。その気高き音色と圧倒的なテクニックにより、第1巻(ONYX-4170)、第2巻(ONYX-4177)共に英グラモフォン誌の「Editor's Choice」を獲得し(「ヴァイオリン協奏曲(ONYX-4167)」を含めればベートーヴェン3作連続獲得)、絶大な評価を得てきたジェイムズ・エーネスのベートーヴェンにご注目。 | ||
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.4 (完結編) 〔第7番 ハ短調 Op.30 No.2 /第10番 ト長調 Op.96 〕 ジェイムズ・エーネス(Vn) アンドルー・アームストロング(P) | ||
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞(Best Classical Instrumental Solo)」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。2017年3月に発売された「クロイツェル・ソナタ」からスタートしたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集。世界各国のメディアと聴衆から高い評価を受け、特に英グラモフォン誌では、前3作はすべて「エディターズ・チョイス(特選盤)」に選ばれる(第2巻はグラモフォン賞にもノミネート)など、絶大な信頼と期待が寄せられているシリーズ。待望の第4巻では、ベートーヴェンが「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いた1802年頃作曲の劇的な第7番と、1812年に偉大なヴァイオリニスト、ピエール・ロードのために書かれた穏やかな第10番をペアにして、全集を締めくくる。 | ||
バルトーク:管弦楽作品集 Vol.1 組曲第1番(オリジナル・ヴァージョン)/ 管弦楽のための協奏曲 |
トーマス・ダウスゴー指揮 BBC スコティッシュso. | |
トーマス・ダウスゴーは、現在BBCスコティッシュso. (BBC SSO)の首席指揮者、スウェーデン室内o. の首席指揮者、シアトルso. の首席客演指揮者(2019シーズンより音楽監督)、トスカーナo. の名誉指揮者、デンマーク国立so. の名誉指揮者(2004年〜2011年まで首席指揮者)という多くの重要ポストを務めるデンマーク出身の名指揮者。2019年10月-11月に初開催となる「BBCプロムス・ジャパン」では、メイン指揮者&オーケストラとしてBBCスコティッシュso. とともに来日公演を予定し、日本でも再び注目を集めている。 Onyxから新たに始動するのは、「バルトークの多様なスタイルを示すために、2つ以上の対照的な作品を1つのディスクにまとめる」というコンセプトでプログラムされたバルトークの管弦楽作品集。第1弾は、若々しく熱狂的な組曲第1番(ノーカットのオリジナル・ヴァージョン/世界初録音)と、晩年の傑作「管弦楽のための協奏曲」(彼の最終的な変更が組み込まれた演奏)という組み合わせで堂々のスタートを切る。 | ||
ムソルグスキー/ラヴェル編曲:展覧会の絵 ハチャトゥリアン:組曲「スパルタクス」 / カバレフスキー:「コラ・ブルニョン」序曲 シチェドリン:管弦楽のための協奏曲第1番「お茶目なチャストゥーシカ」 ラフマニノフ/ティモシー・ジャクソン編曲:ここは素晴らしい場所 Op.21 No.7 ワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプールpo. | ||
ロイヤル・リヴァプール・フィル、オスロ・フィルという2つの名門オーケストラで首席指揮者を務め、2021年からはシャルル・デュトワの後任としてロイヤルpo. の音楽監督に任命されたことでも話題を呼んでいる若き巨匠の筆頭格ワシリー・ペトレンコ。2006年9月にワシリー・ペトレンコを首席指揮者(Principal Conductor 。2009年9月からはChief Conductor)に迎えてから急成長を果たした英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. (RLPO)とは、ラフマニノフ、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキーなどの偉大なロシア音楽の一連のレコーディングで絶大な評価を築いてきた。 Onyxからリリースされるペトレンコ& RLPOの新録音も、十八番のロシア音楽集。ムソルグスキーの代表作「展覧会の絵」、ハチャトゥリアンのバレエ組曲「スパルタクス」を中心に、カバレフスキーのオペラ序曲、シチェドリンのオケコン、ラフマニノフの歌曲からのアレンジといった、壮麗なオーケストレーションの妙味、豪華でロマンティックなサウンドが存分に味わえるスペクタクルなロシアン・プログラム。 | ||
ヴォーン・ウィリアムズ: 揚げひばり/タリスの主題による幻想曲――音楽へのセレナード(管弦楽版)/ 「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント/揚げひばり(*) / グリーンスリーヴスによる幻想曲/イギリス民謡組曲/トマス・タリスの主題による幻想曲 ジェイムズ・エーネス(Vn;*) アンドルー・マンゼ指揮ロイヤル・リヴァプールpo. | ||
2016年にスタートし、瞬く間に21世紀を代表する新たな交響曲全集としての高い評価を確立した名匠アンドルー・マンゼとイギリスの名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. (RLPO)によるヴォーン・ウィリアムズ。全5巻で完結した交響曲全集に続いて、管弦楽作品集もリリース。カナダの天才ジェイムズ・エーネスが弾く「揚げひばり」から、「タリス幻想曲」、「グリーンスリーヴス幻想曲」、「イギリス民謡組曲」、そして珍しい管弦楽版の「音楽へのセレナード」など、管弦楽のための魅惑の小品が満載。その繊細でバランス感覚に優れた好演が、レコード芸術、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン等、世界の主要メディアで絶賛されてきたアンドルー・マンゼのヴォーン・ウィリアムズ・サイクル。 | ||
バルトーク:管弦楽作品集 Vol.2 中国の不思議な役人 Sz.73 /組曲第2番 Sz.34 / ハンガリー農民の歌 Sz.100 |
トーマス・ダウスゴー指揮 BBCスコティッシュso. | |
トーマス・ダウスゴーは、現在BBCスコティッシュso. (BBC SSO)の首席指揮者、スウェーデン室内o. の首席指揮者、シアトルso. の首席客演指揮者(2019シーズンより音楽監督)、トスカーナo. の名誉指揮者、デンマーク国立so. の名誉指揮者(2004年〜2011年まで首席指揮者)という多くの重要ポストを務めるデンマーク出身の名指揮者。2019年10月&11月に初開催となった「BBCプロムス・ジャパン」では、メイン指揮者&オーケストラとしてBBCスコティッシュso. とともに来日し、日本でも再び注目を浴びた。「バルトークの多様なスタイルを示すために、2つ以上の対照的な作品を1つのディスクにまとめる」との意欲的なコンセプトでOnyxから新たにスタートしたバルトークの管弦楽作品集。組曲第1番と管弦楽のための協奏曲の組み合わせで収録された前作(ONYX-4210)に続く第2巻は、1幕のパントマイムのための音楽として作曲され、バレエ音楽としても親しまれるバルトークの傑作「中国の不思議な役人」と、第1番よりも規模が小さく民謡などの要素が組み込まれていった組曲第2番、そしてオーケストラによる「ハンガリー農民の歌」のカップリング。 | ||
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15 /5つの小品 Op.119
ヨーゼフ・モーグ(P) ニコラス・ミルトン指揮 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送po. | ||
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX-4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツの若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグのONYXからのリリース第9弾は、待望のブラームス:ピアノ協奏曲第1番! ショパン、リスト、グリーグ、モシュコフスキ、シャルヴェンカ、ルビンシテイン、チャイコフスキー、ラフマニノフなど、ロマン派のピアノ協奏曲やピアノ作品の録音で常に成功を収めているモーグは、2017年リリースした「ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、R.シュトラウス:ブルレスケ(ONYX-4169)」でもグラモフォン誌により高い評価を受けており(「技術的な才能は、この上なく明らかである... スケルツォは、人間では考えられないほど簡単に聴こえる」)、第1協奏曲の録音にも期待が高まる。カップリングとして、初期の協奏曲とは対照的な晩年の「4つの小品」を収録している。 | ||
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集 Vol.2 〔第12番 変ホ長調 Op.127 /第14番 嬰ハ短調 Op.131 〕 エーネスSQ [ジェイムズ・エーネス(Vn1) エイミー・シュワルツ・モレッティ(Vn2) リチャード・オニール(Va) エドワード・アーロン(Vc)] | ||
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。エーネスを始め、2015年には広島so. との共演が絶賛された名ヴィオラ奏者リチャード(・ヨンジェ)・オニールや、バルトークの二重奏曲集(CHAN-10820)でエーネスとの見事なデュオを聴かせてくれたエイミー・シュワルツ・モレッティなどの名手が集い、「ドリーム・チーム」(米Strings誌)と評される弦楽四重奏団、エーネス・クァルテット。2020年のベートーヴェン・イヤーに計画されていた録音プロジェクトはCOVID-19によって大きく変更を余儀なくされ、イギリスでのレコーディングは断念。代わりにアメリカでレコーディングを行い、イギリスの名レコーディング・プロデューサー、サイモン・キルン(これまで多くのレーベルで400超のレコーディングに携わり、エーネスの主要なアルバムも担当)がロンドンからリアルタイムでセッションをモニタリングするという現代のテクノロジーを活かしたレコーディングが実現した。2週間のうちに Op.74 (第10番)以降の弦楽四重奏曲すべてを録音したセッションからの第2弾。エームスは「激しい2週間だったが今回録音した4枚分のCDは、世界中がひどい状況にある時に、短い時間ではあるが芸術的充実と平和的な時を私たちに思い出させるだろう」と語っている。 | ||
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集 Vol.3 〔第10番 変ホ長調 Op.74 「ハープ」/第11番 ヘ短調 Op.95 「セリオーソ」〕 エーネスSQ [ジェイムズ・エーネス(Vn1) エイミー・シュワルツ・モレッティ(Vn2) リチャード・オニール(Va) エドワード・アーロン(Vc)] | ||
ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲録音プロジェクト。第3巻は、厳密には「後期」ではなく「中期」の四重奏曲の最後の2曲、「ハープ」と呼ばれる陽気で愛らしい 変ホ長調作品と、「セリオーソ(厳粛)」と呼ばれる辛辣で苛烈な ヘ短調作品を収録している。 | ||
シューベルト:後期ピアノ・ソナタ集 〔第16番 イ短調 D.845 /第18番 ト長調 D.894「幻想」/ 第19番 ハ短調 D.958 第21番 変ロ長調 D.960 〕 |
シャイ・ウォスネル(P) | |
1976年イスラエル出身のエリート・ピアニスト、シャイ・ウォスネル(ウォスナー)は、1999年のエリザベート王妃国際コンクールで第4位入賞を果たし、2005年に権威あるエイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラントを受賞。2008年にNHK-BSで放映されたダニエル・バレンボイムのマスタークラス参加で一気に注目が高まった逸材。これまでも、シューベルトのピアノ・ソナタ集(ONYX-4073)、シューベルトとマッツォーリの作品集(ONYX-4136)などのシューベルト・アルバムを録音し、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジンから素晴らしい「シューベルティアン」として評価されるなど、世界の偉大なシューベルト弾きの一人として評価を確立したシャイ・ウォスネルが弾くシューベルト晩年のピアノ・ソナタ集。 | ||
不滅の恋〜ベートーヴェン:アリア集 皇帝レオポルト2世の戴冠式カンタータ WoO.88 〜 Fliesse, Wonnenzahre, fliesse! / いいえ、心配しないで WoO.92a /初恋 WoO.92 /ああ何という人生 WoO.91 / 歌劇「フィデリオ」 Op.72 〜私とあなたがいっしょになれたら/ 劇音楽「エグモント」 Op.84 より〔太鼓は響く/喜びと悩みに満ち〕/ レオノーレ・プロハスカ WoO.96 〜一輪の花が咲く/おお、不実な者よ Op.65 ヘン・ライス(S) リチャード・エガー指揮 エンシェント室内o. オウエン・ウォス(Hp) | ||
バイエルン国立歌劇場でのR.シュトラウスの「ばらの騎士」(ソフィー役)、ラトル& BPOによる映画「パフューム」のサントラが話題となり、オニックスからのリリース第1弾「リエゾンス」(ONYX-4068)も英BBCミュージック・マガジン誌で「トップクラス」と絶賛されたイスラエル出身のオペラティック・ソプラノ、ヘン・ライス(チェン・レイス)。「夜鳴きうぐいす(ナイチンゲール)」と「ばら」をテーマとした前作(ONYX-4104)に続くONYX第3弾は、楽聖ベートーヴェンの生誕250周年を記念し、ベートーヴェンのオペラ・アリア、コンサート・アリアを集めた意欲的なプログラムを録音。ピュアな高音域と柔軟で潤いある声で世界中の歌劇場から引く手あまたの注目ソプラノが歌うベートーヴェンにご注目頂きたい。また、名手リチャード・エガーが率いるイギリスの名門ピリオドo. 、エンシェント室内o. (アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック/ AAM)との共演という点も大きなポイント。 | ||
フランス6人組&サティ 6人組のアルバム〔オーリック:前奏曲/デュレ:無言歌/オネゲル:サラバンド/ ミヨー:マズルカ/プーランク:ワルツ/タイユフェール:パストラーレ〕 ジョルジュ・オーリック(1899-1983):ワルツ/5つのバガテル ルイ・デュレ(1888-1979):4手のための2つの小品 アルテュール・オネゲル(1892-1955):前奏曲(3つの対位法より)/夏の牧歌 ダリウス・ミヨー(1892-1974):スカラムーシュ フランシス・プーランク(1899-1963):カプリッチョ(仮面舞踏会より) ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):野外遊戯/ヴァルス・レント/間奏曲 エリック・サティ(1866-1925):バラード パスカル・ロジェ、アミ・ロジェ(P) | ||
フランス・ピアノ界の牽引者であり、現在の"フレンチ・ピアニズム"を代表する名ピアニスト、パスカル・ロジェと愛妻アミ・ロジェによる夫婦デュオ。約5年ぶりのリリースとなるロジェ夫妻のデュオ・アルバム第5弾は、十八番のフランス音楽より、「フランス6人組(Les Six)」とエリック・サティの音楽をプログラム。「6人組」の共作によるピアノ小品集「6人組のアルバム(L'Album des Six)」を皮切りに、オーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、プーランク、タイユフェールのそれぞれの作品を収録し、オネゲル、オーリック、デュレらと共に「ヌーヴォー・ジュンヌ(新しい若者たち/ Les nouveaux jeunes)」を結成していたエリック・サティの「バラード」でアルバムを締めくくる。繊細で薫り高きエスプリに満ちたパスカル・ロジェによるミヨーの傑作「スカラムーシュ」は、ピアノ・ファン、フランス音楽ファン必聴! | ||
ミュージック・ウィー・ラヴ ミーシャ・ムロフ=アバド(1991-):ブルー・ディアー ラエルシオ・ヂ・フレイタス(1941-)/パウロ・ベリナッチ&ハーヴィー・ワイナペル編曲:オー・カボ・ピタンガ ローベルト・シューマン(1810-1856):トロイメライ(子供の情景 Op.15より) ミーシャ・ムロフ=アバド:ブラジル / シャローム・ハノフ(1946-):シール・レロ・シェム ジョン・マクラフリン(1942-)/ゲイリー・ハズバンド編曲:天界と下界を行き交う男 レニーニ(1959-)&ドゥドゥ・ファルカォン(1961-):星々の沈黙(オ・シレンシオ・ダス・エストレーラス) ミーシャ・ムロフ=アバド:リトル・アストロノート / アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):サビア ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 BWV.1014 より 〔第1楽章 アダージョ/第2楽章 アレグロ〕 ブラジル伝承曲:カイコ / レポ・スメラ(1950-2000):映画「春のハエ」のテーマ ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) ミーシャ・ムロフ=アバド(ダブルベース) | ||
録音:2020年1月9日-10日、サリー大学、イギリス。現代のもっとも偉大なヴァイオリンの巨匠の一人、ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァの約2年ぶり新録音!これまでも、「ペザント・ガール」(ONYX-4070)、「ストラディヴァリウス・イン・リオ」(ONYX-4130)などのクロスオーヴァー・アルバムで絶賛を博してきたムローヴァの新境地は、ジャズ・ベーシスト&作編曲家として活動する息子、ミーシャ・ムロフ=アバド(ミーシャ・ムローヴァ=アバド)とのコラボレーション。J.S.バッハからシューマン、ブラジル民謡、カルロス・ジョビン、ミーシャ自身の作品にイギリス、イスラエル、エストニアの作曲家の作品まで、様々な国のクラシック、コンテンポラリー・ジャズ、ブラジリアン・ジャズ、フォーク・ソングなどをボーダーレスに収録した、ヴァイオリンとダブルベースの親子デュオ。ヴィクトリア・ムローヴァとクラウディオ・アバドの間に生まれ、音楽に囲まれて育ったミーシャが愛する音楽を思いのままに詰め込んだ、素敵なコレクション・アルバム。 | ||
ムローヴァ〜ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.2 〔第4番 イ短調 Op.23 /第5番 ヘ長調 Op.24「春」/第7番 ハ短調 Op.30 No.2 〕 ヴィクトリア・ムローヴァ(Vn) アラスデア・ビートソン(Fp) | ||
現代のもっとも偉大なヴァイオリンの巨匠の一人、ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァ。クリスティアン・ベザイデンホウトとの共演で2010年にリリースされ、世界中で熱狂的に迎えられたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第3番&第9番「クロイツェル」(ONYX-4050)からはや10余年。ついに「ヴァイオリン・ソナタ全集」の続編となる第2巻のレコーディングが実現!新たな録音では、スコットランド出身のピアノ&フォルテピアノ奏者、そして室内楽奏者としても華々しい活動を続けているアラスデア・ビートソンをデュオ・パートナーとし、風変わりで金言的な第4番、ドラマティックな第7番、至高の傑作である第5番「春」を収録。ベートーヴェンの室内楽の至福の喜びを、ムローヴァの鋭い音楽性で解きほぐす。 | ||
カプースチン:ピアノ作品集 8つの演奏会用エチュード Op.40 /変奏曲 Op.41 /ムーン・レインボウ Op.161 / ソナチネ Op.100 /ピアノ・ソナタ第2番 ホ長調 Op.54 ソン・ヨルム(P) | ||
クラシックとジャズのテクニックや言語を絶妙に使い分けた親しみやすい作風で、多くの人々に愛されてきた人気作曲家ニコライ・カプースチン(1937-2020)。長年にわたってカプースチンを支持し、親交を深めてきたピアニスト、ソン・ヨルムが、2020年に惜しまれつつもこの世を去ったユニークな天才へ捧げる1枚をリリースする。このアルバムは、彼女の愛情がこもったオマージュ・アルバムであると同時に、カプースチンの音楽への素晴らしい導入にもなっている。韓国出身のソン・ヨルムは、2005年ショパン・コンクール入賞、2009年ヴァン・クライバーン・コンクール第2位(優勝は辻井伸行)、2011年チャイコフスキー・コンクール第2位(優勝はダニール・トリフォノフ)など華々しい経歴を誇るピアニスト。その両手から生み出される優雅な解釈、きらびやかなタッチ、多彩で劇的なパフォーマンスが世界中の注目を集めている。 | ||
トランスアトランティック ストラヴィンスキー:協奏曲 変ホ長調「ダンバートン・オークス」/歌劇「放蕩者のなりゆき」〜 No Word from Tom クレイグ・アークハート:フルートと弦楽オーケストラのためのラメンテーション アヴネル・ドルマン:室内アンサンブルのための4つの歌「ノフィム」 武満徹:海へ / コープランド:アパラチアの春(13楽器のためのオリジナル版) ヘン・ライス(S) スタティス・カラパノス(Fl) ギャレット・キースト指揮ベルリン・アカデミー・オヴ・アメリカン・ミュージック | ||
バイエルン国立歌劇場でのR.シュトラウスの「ばらの騎士」(ソフィー役)やラトル& BPOによる映画「パフューム」のサントラが話題となったイスラエル出身のオペラティック・ソプラノ、ヘン・ライス(チェン・レイス)と、2020年にシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の「レナード・バーンスタイン賞」を受賞したギリシャのフルート奏者スタティス・カラパノスが参加!大西洋を挟んだ双方向の音楽の関係を描き、様々な国籍の作曲家にとってのアメリカの魅力を反映した美しいキュレーション・アルバム。多くのヨーロッパの音楽家と同様、戦争や迫害を逃れてアメリカ市民となったストラヴィンスキー、アメリカ在住のイスラエル人作曲家アヴネル・ドルマン、アメリカの作家メルヴィルの名作「白鯨」を音楽で表現した武満徹、バーンスタインのアシスタントであり弟子でもあったクレイグ・アークハートと「アパラチアの春」で「アメリカらしい壮大な風景の音」を表現したコープランドの作品が収録されている。 | ||
RLPO 新首席指揮者インドヤン ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」 L.133 / 牧神の午後への前奏曲 L.87a デュカ:舞踊詩「ラ・ペリ」 ルーセル:バッカスとアリアーヌ Op.43 〜第2組曲 |
ドミンゴ・インドヤン指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | |
英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプールpo. (RLPO)の新録音は、2006年から15年間首席指揮者を務めたワシリー・ペトレンコに代わり、2021年9月から新たな首席指揮者に就任したアルメニア系ベネズエラの若き注目指揮者、ドミンゴ・インドヤンが登場!1980年にベネズエラのカラカスに生まれたドミンゴ・インドヤンは、ドゥダメルを排出したことでも知られるベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」でヴァイオリンを学び、ジュネーヴ高等音楽院の指揮科ではローラン・ゲイ教授の下最高の成績で修士号を取得。2013年にはベルリン・ドイツ歌劇場でダニエル・バレンボイムの第1アシスタントに就く他、2019年からはポーランド国立放送so. の首席客演指揮者に就任。2021-2022シーズンからは、インドヤンにとって初の首席指揮者ポストとして、RLPOのマエストロに任命され、2021年9月のBBCプロムス(インドヤンの指揮者としてのプロムス・デビューであり、RLPO就任記念コンサート)では、「miraculous」、「a triumph for all concerned」(Seen and Heard International, 2021)と絶賛された。日本では、パシフィック・ミュージック・フェスティヴァル札幌(PMF)にヴァイオリン・アカデミー生として参加(2003、2004年)し、2014年には客演指揮者として登壇。2012年にヴォルフ=ディーター・ハウシルトの代役として新日本フィルの指揮台に立ち、2014年と2015年にも新日本フィルを振っている。期待のインドヤン& RLPOによるレコーディング第1弾は、ドビュッシー、デュカ、ルーセルといったフランスのレパートリーによる刺激的なプログラム。ドビュッシーの初期と後期の傑作管弦楽曲、アルベール・ルーセルのバレエ組曲の豪華なスコア、そしてあまり聴く機会のないポール・デュカの「ラ・ペリ」を、インドヤンのエキサイティングなタクトでお贈りする。「イギリスのオーケストラで近年行われた指揮者契約の中で、これがもっとも興味をそそられる」(英日刊紙スペクテイター) | ||
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集 Vol.4 〔完結編〕 〔第15番 イ短調 Op.132 /第16番 ヘ長調 Op.135 〕 エーネスSQ [ジェイムズ・エーネス(Vn1) エイミー・シュワルツ・モレッティ(Vn2) リチャード・オニール(Va) エドワード・アーロン(Vc)] | ||
過去3巻のリリースでも数多の名盤に比肩しうる圧倒的な完成度の高さで話題を呼んだベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲録音プロジェクト完結編。メンバーが「この2週間の濃密な期間に録音した4枚のCDは、いつまでも大切な宝物になるだろう」と語る。 | ||
ジェイムズ・エーネス〜J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ BWV.1001-1006 全曲 〔ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001 /パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002 / ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003 /パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 / ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005 /パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006 〕 ジェイムズ・エーネス(Vn) | ||
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX-4189)で見事「最優秀器楽賞」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネス。エーネスはCOVID-19によるロックダウンに見舞われた2020年の3月に、自らオンライン・コンサートの企画を立ち上げ、「Recitals from Home」と題してバッハとイザイの6つの無伴奏ヴァイオリン作品を順に公開していった。レコード芸術「特選盤」やグラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれたイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(PONYX-4198 / ONYX-4198)に続き、ついにバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータもCDで登場!エーネスのバッハ無伴奏と言えば、1999年〜2000年に録音された名盤(AN2-8772/3)が近年は入手困難となっていただけに、2度目となる「聖典」のレコーディングは待望のリリースとなる。エーネスは長年にわたってこの傑作を演奏しており、解釈も年々変化しているとのこと。最初の録音から20年超が経ち、現在は絶頂期にあるという。繊細で思慮深く、息をのむような技術力と大きな感受性を兼ね備えた素晴しいバッハを、1715年製のストラディヴァリウス"ex-Marsick"でお贈りする。2021年3月の時点では自宅にレコーディングの機材もノウハウもまったくなかったというエーネスが、世界中のレコーディング関係者や友人の助けを借りながら機材を揃え、リビングルームをレコーディング・スタジオへと変えて、ノイズを避けるためにすべて早朝に録音したというこだわりのプロジェクトにご期待頂きたい。 | ||
オーギュスタン・デュメイ〜メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 (*) /ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 MWV Q26 (#) / 無言歌集(#) (デイヴィッド・ウォルター編曲|ヴァイオリンとピアノ版) 〔 Op.19b Nos.1, 4-5 / Op.30 No.4 / Op.62 Nos.1, 6 / Op.67 Nos.2, 4 / Op.85 No.4 〕 オーギュスタン・デュメイ(Vn) オルフェウス室内o.(*) ジョナタン・フルネル(P;*以外) | ||
録音:2018年12月18日-19日(*)、2020年10月6日-7日(*以外)。近年は指揮者としても活躍している巨匠オーギュスタン・デュメイが、なんと約30年振りにメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を再録音!14歳からキャリアをスタートし、ミルシテイン、グリュミオーに師事してから半世紀以上ものキャリアを重ねてきたデュメイにとって、まさに集大成のひとつとなる録音と言っても過言ではないだろう。「楽譜は書かれた時点で物理的な進化は止まってしまうが、演奏者の想像力でより発展させていかなくてはならない」と語るデュメイ。協奏曲を録音する際には、指揮者を置かないオルフェウス室内o. との共同作業において、デュメイが長年親しんできた室内楽を演奏することに近い状態で、作業を進められたことに満足していたようだ。同時収録のヴァイオリン・ソナタ、無言歌集(ヴァイオリンとピアノ版)では、2021年5月に行われたばかりのエリザベート王妃国際音楽コンクールで見事優勝を果たし話題となっているフランスの若きピアニストのジョナタン・フルネルとの共演!こちらも注目。 | ||
ファニー・ヘンゼル&フェリクス・メンデルスゾーン:アリア、歌曲、序曲集 ファニー・ヘンゼル/テル・サムナン編曲:8つの歌(管弦楽伴奏版) 〔五月の夜/ゴンドラの歌/ロザリオ/イタリア/黄昏は高みから下り/なぜ薔薇は青白いのか/喪失/夜明けの墓〕 ファニー・ヘンゼル:「ヘーローとレアンドロス」のドラマティック・シーン(ソプラノと管弦楽のための)/ 讃歌カンタータ〜序奏、パストラーレとアリア フェリクス・メンデルスゾーン:不幸な女よ(1834年ロンドン版)(*) / 序曲「フィンガルの洞窟」(1830年第1ローマ版) ヘン・ライス(S) アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn;*) ダニエル・グロスマン指揮ミュンヘン・ユダヤ室内o. | ||
バイエルン国立歌劇場でのR.シュトラウスの「ばらの騎士」(ソフィー役)、ラトル& BPOによる映画「パフューム」のサントラが話題となったイスラエル出身のオペラティック・ソプラノ、ヘン・ライス(チェン・レイス)。レコード芸術「特選盤」や英オペラ誌の「Disc of the Month」に選ばれるなど、国際的に大きな反響を得た「不滅の恋人〜ベートーヴェンアリア集」 (ONYX-4218) に続くONYXリリース第4弾は、ファニー・ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)の新しいアレンジによるオーケストラ歌曲をセレクション。ヘン・ライスは、「ファニー・ヘンゼルのドラマティック・シーン「ヘーローとレアンドロス」(Hero und Leander)を発見して、その色彩と発明力の豊かさ、そして巧みなオーケストレーションとドラマティックな表現に驚かされた」と書いている。フェリクス・メンデルスゾーンの姉であるファニーの作品は、19世紀当時女性作曲家が評価を得るのは難しいという時代の制約により、多くが弟の名前で出版されていたが、近年になって重要な作曲家として再評価が進んできた。このアルバムには、管弦楽のための新しい編曲による彼女のリートのセレクション、彼女の父親のテキストに基づくソプラノと管弦楽のためのドラマティック・シーン「ヘーローとレアンドロス」、讃歌カンタータ(Lobgesang Cantata)の序奏とアリアを収録。また、フェリックスの名序曲「フィンガルの洞窟」は、1830年のローマ版を収録。演奏会用アリア「不幸な女よ(Infelice)」では、アラベラ・美歩・シュタインバッハーが参加している。 | ||
ヨーゼフ・モーグ〜レーガー:ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114 /6つの間奏曲 Op.45a
ヨーゼフ・モーグ(P) ニコラス・ミルトン指揮 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送po. | ||
1987年生まれ、2015年に英グラモフォン賞の「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞、2016年に「グリーグ&モシュコフスキ:ピアノ協奏曲集(ONYX-4144)」が第58回グラミー賞にノミネートしたドイツのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。ショパン、リスト、ルビンシテイン、ブラームス、チャイコフスキー、グリーグ、シャルヴェンカ、モシュコフスキ、ラフマニノフなど、ロマン派のピアノ協奏曲やピアノ作品の録音で次々と成功を収めている彼が次に向かったのは、古今のピアノ協奏曲の中で最も要求が高く、人を寄せ付けないマックス・レーガーのピアノ協奏曲!1910年に書かれたこの巨大な協奏曲には、大規模なオーケストラを明瞭に用い、ピアノをオーケストラの一部にするという、レーガーの恐るべき技術がすべて示されている。一方、カップリング曲の「6つの間奏曲」は優しくロマンティックで詩情豊かな作品であり、レーガーという複雑な作曲家の異なる側面を見ることが出来る。 | ||
ヨーゼフ・モーグ〜パガニーニのカプリスによる ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35 シューマン:パガニーニの奇想曲による6つの練習曲 Op.3 /パガニーニの奇想曲による6つの演奏会用練習曲 Op.10 ヨーゼフ・モーグ(P) | ||
ドイツのヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ヨーゼフ・モーグ。ONYXからのリリース第11弾となる本作では、1820年に出版されて以来、数多くの作曲家を魅了してきたパガニーニのカプリスに基づくブラームスとシューマンの作品をカップリング!シューマンの2つのエチュードは1830年の4月、フランクフルトでパガニーニの演奏を聴いたことがきっかけで生まれた、有名な「謝肉祭」と同時期の作品。これらの初期作品から、エンデニヒの精神病院で24のカプリスのピアノ伴奏を作曲した晩年まで、シューマンはパガニーニに魅了され続けていた。同じくパガニーニに魅せられたブラームスは、偉大なヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、カール・タウジヒのために変奏曲を作曲した。ブラームスは第24番のカプリスを「ピアノフォルテのための研究」に仕立て上げ、出来上がった力作をクララ・シューマンは「魔女の変奏曲」と呼んだ。タウジヒはこの曲を気に入り、ブラームスに「私はこの曲で悪魔のような時間を過ごした... ... 誰もがこの曲は演奏不可能だと思っている」と書き送っている。明晰な音楽性と圧倒的な技巧に定評のあるモーグならではの演奏でお楽しみ頂きたい。 | ||
ピーター・ウィスペルウェイ〜コンチェルト・レコーディングス ウォルトン:チェロ協奏曲(*) / ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番 / リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ ウォルトン:無伴奏チェロのための10のパッサカリア / ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番〜シャコンヌ [ジェフリー・テイト指揮シドニーso./録音:2007年8月、ライヴ、2008年8月] ブリテン:チェロ交響曲 Op.68 /無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72 [金聖響指揮フランダースso./録音:2009年11月29日、ライヴ、2010年1月21日] ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調 / ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」〜愛の情景 サン=サーンス:チェロ協奏曲第2番 ニ短調 Op.119 [金聖響指揮フランダースso./録音:2012年12月5日、9日、11日] ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) | ||
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