バッハ(1685-1750):オルガンのための幻想曲集 オルガン小品(幻想曲)BWV572/幻想曲 ハ長調 BWV570 / コラール幻想曲「来たまえ、聖霊、主である神よ」BWV651a(ヴァイマール版)/ コラール幻想曲「キリストは死の絆につかれた」BWV695 / コラール幻想曲「私は神から去らない」BWV658a(ヴァイマール版)/ コラール幻想曲「今こそ来たまえ、異教徒の救い主よ」BWV659a(ヴァイマール版)/ 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537/コラール幻想曲「私はあなたに別れを告げよう」BWV735 / オルガンのための幻想曲 ハ短調 BWV562 / コラール幻想曲「御身を飾りたまえ、おお、愛する魂よ」BWV654a(ヴァイマール版)/ コラール幻想曲「イエス、私の喜び」BWV713 / 幻想曲とイミタツィオーネ ロ短調 BWV563/幻想曲 ト短調 BWV542 レオ・ファン・ドゥセラール(Org) | ||
録音:2001年1月、聖ニコラース教会、ボーフェンケルク、カンペン(オランダ)。使用楽器:1999年、レイル[Reil]社製。Stereo SACD/CD Hybrid。発売:2009年。 アルベルト・デ・クレルク、ヤン・ウェイン、アンドレ・イゾワール、マルコム・ビルソン、ジョス・ファン・インマゼールらに師事したオランダのオルガニスト・ピアニスト・指揮者で、オルガニストとしては現在オランダで最も活躍している中堅レオ・ファン・ドゥセラールによるオール・バッハ・オルガン・プログラム。単に「コラール」と呼ばれることの多いオルガン曲もここではコラールに基づく幻想曲(ファンタジア)とされている。 | ||
新世紀のための3つの協奏曲 ヘールト・ヴァン・クーレン(1943-): ホルン協奏曲(2001)(*) テオ・ルヴェンディー(1930-): クラリネット協奏曲(2002)(+) ウィレム・イェス(Willem Jeths;1950-): フリューゲルホルン協奏曲「闇の底へ」(2002)(#) |
ヤコブ・スラフター(Hr;*) デイヴィッド・ロバートソン指揮(+) ジョージ・ピーターソン(Cl;+) インゴ・メッツマッハー指揮(+) ペーター・マセウス (フリューゲルホルン;#) マルクス・シュテンツ指揮(#) ロイヤル・コンセルトヘボウo. | |
録音:アムステルダム、コウセルトヘボウ。 オランダの作曲家たちによる、管楽器のための21世紀の新作協奏曲集。ソリストや教師としても高名なコンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者たちによる独奏の妙技と、精緻なアンサンブル、多彩な音響を楽しむことができる。どの作品も聴きづらさはない。 | ||
友への別れ〜インマゼールのシューベルト シューベルト: ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960/ 3つのピアノ小品(即興曲) D.946 |
ジョス・ファン・インマゼール (Fp) | |
使用楽器:1835年トレンドリン製。パソコンで関連資料を見ることができるCDプラス仕様。ブックレット、CDプラスのROM部分はオランダ語のみ。 | ||
アルス・オルガヌム・エウロペア〜 スヴェーリンクと同時代人たち ヤン・ピーテルスゾーン・ スヴェーリンク(1562頃-1621)、 ジョヴァンニ・ド・マック、 ピーター・フィリップス、 ヨハン・カスパル・ケルル、 アレッサンドロ・ポリェッティ、 アントニ・ファン・ノールト、 マティアス・ヴェックマン、 ヨハン・ヤコプ・フローベルガー、 ハインリヒ・シャイデマン、作曲者不詳の作品 |
レオ・ファン・ ドゥセラール(Org) | |
使用楽器:レイデン、ピーテル教会、1643年ハヘルベール製。ブックレット部分はオランダ語のみ。 | ||
NWC-128390 (HYBRID_SACD) 廃盤/入手不能 |
インマゼール ハンス・リュッケルス〜音楽の遺産 |
ジョス・ファン・インマゼール (Cemb/ヴァージナル) |
NWC-168935 (CD) 廃盤/入手不能 |
イミターティオ・ヴィオリスティカ〜 ヴァイオリンに触発されたバロック・オルガン作品集 |
レオ・ファン・ ドゥセラール(Org) |
ヴィレム・イェッツ(1959-):ベラ・フィグーラ Onde(木管五重奏のための;1998)(*)/ Bella Figura(無伴奏チェロのための;2000)(+)/ TIM/BA(ピアノと打楽器のための;1999/2000)(#)/ Chiasmos (ピアノ、ヴァイリンとチェロのための;2000)(**) |
エウテルペ木管五重奏団(*) ジョン・アディソン(Vc;+) エディ・ヤニング(P;#) アルノルト・マリニッセン、 ペーター・プロンメル、 リヒャルト・ヤンセン(打楽器;#) オシリス・トリオ(**) | |
録音:2002年?、レンスヴォーデ、改革教会(*/+)/スタジオ5 MCO(#)/デフェンター、Baptist Remonstrant教会(**)。 オランダの現代作曲家イェッツの室内楽作品集。むだなく引き締まり研ぎ澄まされた作風が特徴だが、ここではなによりその録音のリアルさを体験するべきかもしれない。 | ||
オルガヌム・ドミニクム〜オランダ=ドイツの遺産 ヤン・ウィレム・ブランズ=ブイス(1868-1933): 祖国 Op.36(1912) マックス・レーガー(1873-1916): ソナタ第2番 ニ短調 Op.60(1901) ヘラルト・ブンク(1888-1958):伝説 Op.29(1908) ヨハネス・ブラームス(1833-1897): フーガ 変イ短調(第2版)WoO 8(1864) サムエル・デ・ランヘ・Jr(1840-1911): ソナタ第5番 ハ短調 Op.50(1887) |
レオ・ファン・ ドゥセラール(Org) | |
録音:2002年4月、ベルリン大聖堂、2チャンネル。使用楽器:1905年、ヴィルヘルム・ザウアー製。 オランダに生まれ主にドイツで活躍した3人のコンポーザー=オルガニストと、彼らと関係が深くオランダでもたびたびオルガンを演奏したといういブラームス、レーガーの作品で構成された、オルガン音楽におけるオランダとドイツの関係をテーマとしたアルバム。ベルリン芸術大学で教えているオランダ人オルガニスト、ドゥセラールらしい企画といえる。 | ||
NWC-205275 廃盤/入手不能 |
ブエノスアイレス〜 マリンバ・クァルテットによるピアソラ |
カレフォア (マリンバ・クァルテット) |
コープマン原案によるハイドン:ハープ用編曲協奏曲集 ハープ協奏曲 ヘ長調 (原曲;チェンバロ協奏曲 Hob.XVIII:3、1771)/ ハープ協奏曲 ト長調 (原曲;チェンバロ協奏曲 Hob.XVIII:4、1781)/ ハープとヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調 (原曲;チェンバロとヴァイオリンのための 二重協奏曲 Hob.XVIII:6、1766)(*) |
ゴドリーヴ・シュラマ(Hp) エリザベス・ペリー(Vn;*) アントニー・ホルステッド指揮 オランダ放送co. | |
録音:2002年6月、ヒルフェルスム、オランダ放送スタジオ3。 トン・コープマンのアイデアにより、ハイドンのチェンバロ協奏曲の独奏パートをハープ用に編曲した新ヴァージョンによる演奏で、もちろん初録音。古典派的味わいの深いエレガントな音楽に仕上がっている。 | ||
オーステンレイク&オーステンレイク ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767): オーボエのための作品集 様々な楽器のための練習曲集(1739) 〜ソナタ ホ短調/ 6つのカノン風ソナタ Op.5(1738) 〜第3番 ニ長調 TWV40:119/ 無伴奏フルートのための12の幻想曲 〜第3番 ロ短調/ 「忠実な音楽の師」(1728)〜ソナタ イ短調/ ソナタ第1番 ト長調 TWV40:118 (6つのカノン風ソナタ Op.5 から;1738)/ 無伴奏フルートのための12の幻想曲 〜第2番 イ短調 様々な楽器のための練習曲集(1740) 〜ソナタ 変ホ長調 |
パウリーネ・ オーステンレイク(Ob) リヒテ・ファン・ デル・メール(Vc) マイク・フェントロス (テオルボ) シーベ・ヘンストラ(Cemb) | |
録音:2002年11月、2005年4月、オランダ、レンスウォウデ、改革教会。 パウリーネ・オーステンレイク(1967-)はズウォレ国立音楽院とアムステルダム・スウェーリンク音楽院で学んだオランダのオーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュホルン奏者で、現在ハーグ・レジデンティーo.の首席オーボエ奏者を務めている。古楽にも造詣が深く、当盤でもモダーン楽器を使用しながら、ピリオド楽器の名手たちとともに、まったく違和感無く自由闊達なテレマンを聴かせてくれる。一部の曲では2つのオーボエ・パートが多重録音されており、アルバム・タイトルはそのことを反映しているとのこと。 | ||
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 (Vol.1) ソナタ 変ホ長調 K.302(293b)(第26番)(+)/ フランスの歌「ああ、私は恋人をなくした」 の主題による6つの変奏曲 ト短調 K.374b(360)(+)/ ソナタ ハ長調 K.296(第24番)(#)/ ソナタ ホ短調 K.304(300c)(第28番)(#)/ フランスの歌「羊飼いセリメーヌ」の主題による 12の変奏曲 ト長調 K.374a(359)(#) |
ファブリツィオ・ チプリアーニ(Vn;*) セルジョ・チョメーイ(Fp;+/#) | |
録音:オランダ、デフェンター、Baptist Remonstrant教会。使用楽器:1997年、ジェノヴァにてアルベルト・ジョルダーノ複製(モデル:パガニーニが所有したグァルネリ・デル・イェズ)(*)/1785年頃、製作者不詳、ウィーン・ドイツ・タイプ(+)/1815年、サルヴァトーレ・ラグラッサ製(#)。 ファビオ・ビオンディ率いるエウローパ・ガランテの初期の第2ソロ・ヴァイオリニストであったチプリアーニと、現鍵盤楽器奏者であるチョメーイによる全集第1作。かつてCANTUSレーベルによって企画されVol.1のみ発売されたが、仕切り直しての再出発ということになる。K.302とK.304はCANTUS盤にも収録されていたが、もちろん録音は今回新たに行われたもの。ただし続編は発売されておらず、この企画も残念ながら頓挫してしまった。 | ||
サラバンド〜 バッハ、ヴィヴァルディ、 メルラとピアソラにインスパイアされて プレルディオ[J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007〜前奏曲]/ チャコーナ[タルクイニオ・メルラ(1595-1665): アリア・ディ・チャコーナ]/ コラール [アストル・ピアソラ(1912-1992):コラール]/ アントニオズ・E=ムーズ[アントニオ・ ヴィヴァルディ:ソナタ第5番 ホ短調 RV.40]/ セッション・イン・E♭ [J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV.1010]/ ラ・ナンナ(子守歌) [メルラ:子守歌によるカンツォネッタ・ スピリトゥアーレ] |
タンゴバロック [ペール・アルネ・ グルールヴィーゲン (バンドネオン) トルムード・ダーレン (バロックVc)] | |
録音:2003年6月、2004年10月、パリ、聖エフレム教会。2チャンネルSACD/CD。 1980年代のあるときペール・アルネ・グルールヴィーゲンとトルムード・ダーレンはオスロのノルウェー国立音楽アカデミーで出会ったが、アコーディオンとチェロという楽器の違いもあって疎遠となった。しかし十年後、二人は、タンゴと古楽の中心都市パリのはずれのカフェで偶然再会し、隣人どうしであることを知った。そして間もなく「一緒にワインを飲む以上のことをやろうじゃないか」ということになり、バンドネオンとバロック・チェロという異色のデュオ、タンゴバロックが誕生した。 | ||
ハープ協奏曲集 アルベルト・ヒナステラ(1916-1983): ハープ協奏曲 Op.25(*) シャビエ・モンサルバジェ(1912-2002): コンチェルト・カプリッチョ(*) [ボーナス・トラック] アントニオ・ソレル(1729-1783):ソナタ [第48番 ハ短調/第19番 ハ短調/第84番 ニ長調] |
ゴドリーヴ・シュラマ(Hp) ジェラール・コルステン指揮 オランダ放送co. | |
録音:2004年11月、ヒルフェルスム、オランダ放送スタジオ3。Stereo SACD-CD Hybrid。 アルゼンチンのヒナステラ、カタルーニャ(スペイン)のモンサルバジェという20世紀を代表するラテン系作曲家のハープ協奏曲をカプリング。おまけのソレルもカタルーニャの作曲家。 | ||
マレイン・シモンス(1982-): シークレット・ノーツ ヴァイオリン協奏曲第2番 「シークレット・ノーツ」Op.19(*)/ A Tí Te Toca (2台のピアノと管弦楽のための)Op.23(+)/ 交響曲第1番 Op.26(#) |
マレイン・シモンス(Vn;*) ジェイムズ・マクミラン指揮(*) オランダ放送室内o.(*) アンナ&イネス・ ヴァラホフスキ(P;+) マルクス・R.ボッシュ指揮(+) アーヘンso.(+) マルティン・ジークハルト指揮(#) アルンヘムpo.(#) | |
録音:2005年2月、オランダ、ユトレヒト、フレーデンブルフ音楽センター(*)/2004年12月、ドイツ、アーヘン、エウログレス(+)/2005年4月、オランダ、ナイメヘン、デ・フェレーニヒング(#)。 4歳で作曲を始め10歳で最初の弦楽四重奏曲を完成させた天才にして、ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとしても知られるオランダのマレイン・シモンス。その二つの才能を共同させた(*)は指揮者エサ・ペッカ・サロネンの委嘱により作曲され、2002年にシモンスのソロ、サロネン指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック・ミュー・ミュージック・グループにより初演された。(+)(#)は初演を収録したもの。(+)のタイトルはスペイン語で「今度は君が弾く番だよ」という意味とのこと。 | ||
ウィレム・イェッツ(1950-): イエロー・ダークネス クラリネット協奏曲 「イエロー・ダークネス」(2005)(*)/ Seanchai -an afterimage (管弦楽のための;2004)(+)/ Meme(2つのヴィオラと アンサンブルのための;2004)(#)/ Ombre Cinesi(管弦楽のための;2005)(**)/ バンドネオンと弦楽合奏のための 協奏曲(2001)(++)/ Throb(管弦楽のための;1995/2003改訂)(##)/ 「 Falsa/Ficta 」 (チェロと管弦楽のための;1999)(***) |
ラルス・ワウタース・ ファン・デン・アウデンワイヤー (Cl;*) ヤン・ハーヘ(Org;##) フランセス=マリー・ ウイッティ(Vc;***) マルク・スーストロ指揮(*/**/##) ロイ・グッドマン指揮(***) ブラバンドpo.(*/**/##/***) ペール・アルネ・ グルールヴィーゲン (バンドネオン;++) ベルンハルト・クレー指揮(+) ユリエン・ヘンペル指揮(++) アルンヘムpo.(+/++) スサンネ・ファン・エルス、 今井信子(Va;#) ラインベルト・デ・レーウ指揮(#) シェーンベルク・アンサンブル(#) | |
録音:2005年4月9日(*)、2006年9月8日(**)、2005年2月26日(##)、オランダ、アイントホーフェン、フリッツ・フィリップス音楽センター(*/**/##)/2004年6月11日(+)、2003年11月9日(++)、オランダ、アルンヘム、ムジス・サクルム(+/++)/2006年4月30日、アムステルダム、ムジークヘボウ aan't IJ(#)/2005年1月21日、オランダ、ネイメーヘン、コンセルトヘボウ・デ・フェレーニヒング(***)。 オランダの作曲家イェッツの、当レーベルからは2枚目となる作品集(前作:NWC-202090)。 | ||
サウンドスケイプ〜 ザゴーテンバーグコンボ、 2つのギターのための音楽を弾く ザゴーテンバーグコンボ: エヴリシングズ・オールライト・ フォーエヴァー(2006) ペーテル・ハンセン:12=ストリング・ヌーン (デュアン・オールマン・ イン・メモリアム;2004) アンドレアス・エクレーフ:フライデー(2005) スティーヴ・ライヒ/ デイヴィッド・タネンバウム編曲: ナゴヤ・ギターズ(1994/1996,1998)(*) スティーヴ・ライヒ:フェイズ(1967) フレデリク・ベリストレーム: ザ・コンボ・ソング(2002) |
ザゴーテンバーグコンボ [ダヴィド・ハンソン、 トーマス・ハンシー(G)] | |
録音:2006年11月、スウェーデン、ユーラ教会。Stereo SACD-CD Hybrid。 2000年に結成されたスウェーデンのザゴーテンバーグコンボ(「イェーテボリのコンビ」の意)は、インターネットで公開されている動画(例(*):http://www.youtube.com/watch?v=CMA8CRyNUMc)が日本のギター・ファンの間でも話題となるなど、今世界で最も注目を集めているギター・デュオのひとつ。 |