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NBB
特記以外 1枚あたり¥3080(税抜¥2800)



 イタリアのレーベル。コントラバス専門という世界でも他に類をみないユニークなレコード会社で、オーナーのアルベルト・ボチーニは、現在フィレンツェ歌劇場管弦楽団の首席コントラバス奏者も務めている。コンセプトとしては、コントラバスのためのオリジナル作品や他の楽器からコントラバスのために編曲された作品、そして教育目的の小品をそれぞれ録音したり、新曲の自作自演をするクリエイティヴなコントラバス奏者を取り上げたり、廃盤になった古い録音やこれまでレコードにならなかった名手達の録音のCD化を行なうという。コントラバスを学ぶ人はもちろん、秘曲マニア、現代音楽マニアにもお勧めのラインナップ。
 #入荷までには時間がかかるレーベルで、通常でも半年〜1年程度はお待ち頂く事がほとんどです。また、2013年以降新譜が発売されていないため、入荷までの時間は更に長くなる傾向にあります。あらかじめご了承下さい。


コントレ・ジュール〜フランスのコントラバス作品集
 V.セルヴェンティ(1907-2000):ラルゴとスケルツァンド / R.ドゥブニョン(1968-):エクスキーズ
 サン=サーンス:アレグロ・アッパッショナート(原曲:Vc) / A.デサンクロ(1912-1971):アリアとロンド
 マレ(1656-1728):5つのフランス舞曲(原曲:ガンバ) / フォーレ:夢のあとに
 セルジュ・ランサン(1922-2005):クロキス / マスネ:タイスの瞑想曲

  テオティム・ヴォアサン(Cb) マテュー・アネ(P)
 録音:2012年7月28日-29日。『数年前に、テオティムはジュネーヴの音楽院に私を訪ねてきた。彼と会ったのはその時が初めてだった、非常に若く、とても痩せていた、青い目が笑っていた。私は彼に何か弾いてくれないかと頼んだ。彼が弾きはじめると、私はすぐに彼の奏者として、また音楽家としての桁外れた才能を明確に理解した。彼の奏法は非常に自然で、また同時に際立った個性を持っていた。はっきりとして素早い明確な演奏は目を見張らんばかりだった。』(A.ボチーニによる紹介文から/抜粋)。テオティム・ヴァオサンは1992年生まれ。ジャン・アネに師事した後、15歳の時にパリ管の第一首席ソリストのベルナール・カゾーランのクラスに入学。卒業後ジュネーヴの音楽院でアルベルト・ボチーニに師事し、いくつかの賞と共に卒業。その後ロンドン響のR.イブラギモフに師事した。
イル・クインテット・ライヴ
 ハード・ヘッド・ウーマン (Demetruis) / キッコのスピーチ / ヴォルガの舟歌 (G. Miller)
 フロール・ドゥルーナ (T. Coster) / モーツァルト 2006 (モーツァルト/Pighi)
 トゥ・スィ・ナ・コーザ・グランデ (D. Modugno) / トゥ・ヴォ・ファ(AA.VV)
 パローレ (Chiosso/Del Re/Ferrio) / カルトーン・ファンタズィー(AA.VV)
 オブリビオン (A. Piazzolla) / ジャンゴロジー (Reinhardt/Grappelli)
 ネル・ブルー・ディピント・ディ・ブルー (D. Modugno) / ファンタジア・スコンチエルタンテ (R. Granci)
 ラテン・ストリングス・メドレー〔エル・クンバンチェロ/マシュ・ケ・ナーダ/ティコティコ/テキーラ/他9曲〕
 ノン・ティ・フィダール (G. Kramer) / フォー・ブラザーズ (J. Giuffre)

 イル・クインテット
  [ロザリオ・ジェノヴェーゼ(Vn1) ルッジェーロ・スフレゴーラ(Vn2)
   ジョヴァンニ・レオネッティ(Va) フランチェスコ・ディドンナ(Vc)
   アンドレア・ピーギ(Cb/ザ・ベース・ギャング)]
 編曲:フランチェスコ・ディドンナ、アンドレア・ピーギ、ボビー・クラブス
 録音:2009年1月6日、ローマ・パルコ・デラ・ムジカ音楽堂・サンタ・チェチーリア・ホール、ライヴ。ザ・ベース・ギャングのアンドレア・ピーギが結成したザ・ベース・ギャングの弦楽四重奏+コントラバス版。曲目もコンセプトも殆ど同じでコントラバスのファンにも普通のクラッシクファンにも、また、「クラッシックはちょっと」と言う方にもお勧め。全員がイタリアの誇る超一流オーケストラ、サンタ・チェチーリア音楽院o.のメンバーで演奏も素晴らしいの一言に尽きる、とにかく面白い。
NBB-24
廃盤
シュテファン・モクラーニャッツへのオマージュ
 モクラーニャッツ(1856-1914):聖歌集(全9曲)
 デスピッチ:シュテファン・モクラーニャッツへのオマージュ Op.132(1997)
 タイチェヴィチ:3つのコミタスの歌(1932) /シング(1928)
 ベース・コーラス(コントラバス五重奏
ザ・ダーク・サイド・オブ・ザ・ベース
 ヴィルモシュ・モンターグ(1908-91、ハンガリー):コントラバス・ソナタ ホ短調(1967)
 ハンス=ペーター・リンデ(1937-):コントラバス・ソナタ ホ短調(1967)
 パウル・ヒンデミット(1895-1963):コントラバス・ソナタ ロ長調(1949)
  フランチェスコ・フライオーリ(Cb) フランチェスコ・ブッカレッラ(P)
 録音:2009年7月。日本語解説付き。非常にマイナーな(ヒンデミットはコントラバスのレパートリーとして有名だが、アルバム・タイトルはこのマイナー性によるものと思われる)近代のソナタを3曲収録。ヒンデミットとは違って情報が少ないモンターグ、リンデについての詳しい解説が(日本語でも!)ついている。フライオーリはナポリ生まれ。ナポリの音楽院でV.グゥエリーニに師事、その後F.ペトラッキ、L.シュトライヒャー、ゲイリー・カー他に師事。これまでに、フィレンツェ五月音楽祭管、サンタ・チェチーリア音楽院o.、ローマRAI国立響(首席)に在籍、現在はローマ近郊のテルニ音楽院でコントラバス科の教授を務める傍らローマ歌劇場などの客演首席奏者として活躍している。ソリストとしては近現代作品をよく取り上げている。ピアノのブッカレッラはイ・ムジチ合奏団のコントラバスを父に持ち幼少の頃から母にピアノを学び、ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院を16歳で首席卒業。現在はイ・ムジチ合奏団のメンバーとしても活躍。
NBB-22
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1枚価格
「ザ・ベース・ギャング、キャンティ・コンサート」マルゲリ-タ劇場、ライヴ
 黒猫・白猫(カラジッチ/アラリカ/スパラヴァイオ)/ノン・ティ・フィダール(クラマー)
 モーツァルト・オン・ベース2006(モーツァルト/ピーギ)/ニューヨーク・ニューヨーク・テーマ(カンダー)
 バードランド(ザヴィヌル)/フロール・ドゥルーナ〔月の花〕(コスター)
 チュニジアの夜(ギャレスピー/パパレッリ)/赤とんぼ(山田耕筰/ボビー・クラブス)
 コントラバヘアンド4 Intro&タンゴ(ピアソラ)
 ア・ホワイター・シェ-ド・オブ〜バッハ・メドレー(J.S.バッハ&レイド/ブルッカー)
 ハード・ヘッド・ウーマン(デメトルイス)/5×4メドレー[テイク・ファイヴ(ブルーベック)
  交響曲第6番2楽章(チャイコフスキ-)/エブリシングイズ・オールライト(ロイド・ウェッバー)
 トゥ・ヴォ・ファ・ラメリカーノ(カロソーネ)
 ラテン・ベーセズ・メドレー〔エル・クンバンチェロ/マシュ・ケ・ナーダ/ティコティコ/テキーラ/他9曲〕
 ブラーヴァ(カンフォラ)/アイ・ゴット・ユー(ライト/ブラウン)

  ザ・ベース・ギャング
   [アントニオ・シャンカレーポレ(ローマ聖チェチーリアo.首席奏者)
    アンドレア・ピーギ(ローマ聖チェチーリア音学院o.)
    アルベルト・ボチーニ(フィレンツェ歌劇場首席奏者) アメリーゴ・ベルナルディ(パルマ歌劇場奏者)]
 収録:2006年12月13日、マリゲリータ劇場、マルチャッラ、イタリア|リージョン・オール| NTSC|コンサート:約80分、特典映像:約30分|カラー|ステレオ、 dts サラウンド 5.1 | 4:3 |字幕:英日(MCのみ)。フィレンツェ近郊、ワインで有名なキャンティ地方の田舎町マルチャッラ(Marcialla)でのライヴ・コンサートを完全収録。普段は名門オケや歌劇場で弾いている4人のコントラバスのアンサンブル「ザ・ベース・ギャング」。演目を見ても判るとおりジャズ、ラテンなどがメインで、モーツァルト・メドレーでは曲が始まる前にMCでモーツァルトにお詫び、超絶技巧を駆使したノリノリの遊び心満点のカッコいいライヴ。
クラウス・シュトール Vol.1
 クーセヴィツキー:小さなワルツ(*)/ユーモレスク(*)
 ドラゴネッティ:アンダンテとロンド(#)
 コレッリ:プレリュードとアダージョ(#)
 フォーレ:シチリアーノ(#)
 サン=サーンス:白鳥(#)
 ブルッフ:コル・ニドライ(*)
 パガニーニ:メロディア(#)
 サルツァ:インプロヴィーゾ(*)
 ボッテジーニ:
  エレジー(*)/レヴェリー(*)/ガヴォット(*)
クラウス・シュトール(Cb)
 使用楽器:ジョヴァンニ・グランチーノ、1643年ミラノ(*)/ジョヴァンニ・パオロ・マッジーニ、1610年プレーシャ(#)。
 BPO第一首席奏者等の輝かしいキャリアを誇るクラウス・シュトール。現在世界最高のコントラバスの一人であることは言うまでもなく、彼のNBBレコードへの参加を、レーベル代表のアルベルト・ボチーニは大変喜んでいる。今回のCDは復刻版であるが、日本のDENONに録音したレコードに比べるとかなり良い出来だという。使用楽器が曲ごとに明記されているのが特徴で、2つの音色を聞き分けることが出来る。
人生を主題にした15の変奏曲
 ウクライナのユダヤの伝統的な器楽音楽
クレツメラータ・フィオレンティナ
[イゴール・ポレシツキー(Vn)
 リッカルド・クロチッラ(Cl)
 フランチェスコ・フルラニック
 (アコーディオン)
 リッカルド・ドナーティ(Cb)]
 録音:2006年3月18日、ライヴ。
 クレツマーとはイーディッシュ音楽(言語)のことで中央ヨーロッパのユダヤ民族の共通語である。グループ名は「フィレンツェのイーディッシュ音楽室内楽団」とでも訳せるだろうか。 この「人生のテーマによる15のヴァリエーション」はユダヤ民族の生活の色々なことを歌った短いメロディーを元にほぼ即興演奏したものである。言葉のイントネーションを真似た4分の1音程等独特の強い歌い回しが興味深い。生粋のユダヤ人はリーダーのヴァイオリニスト、イゴール・ポレシツキー(ウクライナのキエフ生まれ)だが他のメンバー、クラリネットのリッカルド・クロチッラ、アコーディオンのフランチェスコ・フルラニック(本職はファゴットである)、コントラバスのリッカルド・ドナーティが見事にこのイーディッシュ音楽に融合している。全員がフィレンツェ五月祭オーケストラのメンバーで、大指揮者のズービン・メータも彼らを絶賛、ジャケット裏面にメータによる「TERRIFIC!」のコメント入り。尚コントラバスはNBB-03でお馴染みのリッカルド・ドナーティ(彼は2005年のヴァレンティーノ・ブッキ国際コンクールの優勝者である)が随所にソロを聞かせ、バックに回っても素晴らしい演奏を聞かせる。
Movin' in the Movies〜ニーノ・ロータ、
 エンニオ・モリコーネの作品を中心に
トリオ・ニーノ・ロータ
アルベルト・ボチーニ(Cb)
 録音:2005年11月-12月。 「トリオ・ニーノ・ロータ」はピアノ、フルート、ヴィオラの三重奏団。レーベルの主宰者で人気の「ザ・ベール・ギャング」(2006年の来日も決定)のメンバーでもあるコントラバス奏者ボチーニが共演した映画音楽アルバム。うちピアニスト以外の3人が指揮者ズービン・メータ率いるフィレンツェ歌劇場のオーケストラの団員。彼らの演奏する曲はニーノ・ロータ、モリコーネ、ピオヴァーニ、などのイタリアを代表する映画音楽を中心に、全てメンバーであるピアニストのオリジナルアレンジで構成されている。2001年には、アフリカ・イタリア文化会館主催、イタリア大使館後援のナイロビで開催された「ヨーロッパ・フィルム・フェスティバル」のオープニング演奏を飾るなど、イタリア内外で広く活動している。今回発売されるCDは、クラシック奏者の確かな技術に、スウィングなどの軽快で絶妙なアレンジが加わり、いつの間にかイタリア映画の世界に迷い込んでしまうような気にさせる、そんなイタリアのエッセンスがぎゅっと詰まったCD。
エミリオ・ベンツィ・イン・ライブ
 ディッタースドルフ:コントラバスとヴィオラのための協奏交響曲(*)
 ロッシーニ:コントラバスとチェロのためのデュエット〜アレグロ(ヴィオラとコントラバス版)(#)
 ボッテジーニ:グラン・デュオ・コンチェルタンテ(+)
 トルタ:コントラバス協奏曲(ピアノ伴奏版)(**)

 エミリオ・ベンツィ(Cb) グスターヴォ・フィオラヴァンティ(Va;*/#)
 セルジオ・ランベルト(Vn;+) パメラ・マッサ(P;**)
 ジャン=ベルナール・ポミエ指揮トリノpo.(*/+)
 初めて発売されるが復刻版シリーズの1枚。 エミリオ・ベンツィはイタリアの最も優れたコントラバスソリストの一人で、トリノ・ヴェルディ音楽院の教授を務め、長年にわたってトリノ・フィルの首席奏者を務めた。彼の父ヴェルテル・ベンツィを記念して行われる、NBB-11でおなじみのイタリアの国内コンクールの代表者でもある。又、ザ・ベースギャングのアントニオ・シャンカレーポレは彼の弟子。このアルバムは彼の過去の演奏会の録音を集めてCD化したものだが、有名なレパートリーの他に同郷の作曲家ドメニコ・トルタが彼に捧げた協奏曲が収められている。
UN BACIO SOLO 〜せめてキスだけ
 横山潤子:アンダンテよりやや遅く / ヘンデル:協奏曲(原曲;オーボエ)
 ボッテジーニ:メロディア/グァルダミ・アンコーラ」(トリオ)/せめてキスだけ(トリオ)/
        ユヌ・ブシェ・エイメ(トリオ)/コントラバス協奏曲第2番
 バッハ:無伴奏コントラバス組曲第1番(原曲;チェロ)

 斎藤輝彦(Cb) アンナ・トッカフォンディ(P)
 レオナルド・デ・リーズィ(T) ヴィンチェンツォ・ガッリレイo.
 録音:2005年5月、12月。
 NBB-08でお馴染みの日本を代表するフレンチ弓奏者、斎藤輝彦待望の2枚目CD。NHKの合唱コンクール課題曲他で大活躍、前作の赤とんぼ等編曲でおなじみの横山潤子氏の書き下ろしの新曲、コントラバスのオリジナル作品かと思わせるヘンデルの協奏曲、イタリア人テノールが共演した、非常に珍しいボッテジーニのトリオ(アルバムタイトルになっている)、弦楽オーケストラ伴奏のボッテジーニ協奏曲(日本人初)、フィレンツェ郊外の中世に建てられた教会で録音した、バッハの組曲(自然音響での録音)等、大変興味深いアルバムに仕上がっている。
アルベルト・ボチー二、
 ライヴ・イン・ヴィッラ・サン・ロレンツォ

 ベートーヴェン:
  モーツァルト「魔笛」の主題による7つの変奏曲
 シューマン:5つの民謡風の小品集
 シューベルト:アルぺジョーネ・ソナタ
 ショパン:「チェロ・ソナタ」〜ラルゴ
アルベルト・ボチーニ(Cb)
ダニエル・デルピーノ(P)
 録音:2004年4月28日、サン・ロレンツォ荘のホール、セスト・フィオレンティーノ(フィレンツェ郊外)、ライヴ。
 コントラバスのソロ曲を書かなかった大作曲家のチェロのオリジナル作品をとりあげた、ボチー二の意欲的な試みで「他の楽器の編曲でコントラバスのソロ楽器としての可能性を問う」と彼自身が語っている。
ソット・ウナ・ヌオーヴァ・ルーチェ〔新しい光の元で〕
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69(コントラバス演奏版)
 ネナド・フィルシュト(1964-):ザ・ホワイト・ダウン・オブ・ザ・ホピ(1998)(コントラバス独奏のための)
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(コントラバス演奏版)

 ゾラン・マルコヴィッチ(Cb) アレクサンダー・セルダー(P)
 録音:2002年。
 驚き!なんとコントラバスでベートーヴェンのチェロ・ソナタだけでなく、フランクのヴァイオリン・ソナタまで弾いてしまっている!!
 ゾラン・マルコヴィッチは旧ユーゴスラヴィアのスロヴェニア出身で、NBBレコード初のジャーマン弓のコントラバス奏者である。ベオグラードの音楽院を卒業後ヴェニス、クレモナ、ザルツブルグ他で研鑽を積み、内外のコンクールでの入賞歴がある。又、多くのオーケストラとソリストとして共演している。1990年からスロヴェニア・フィルの首席奏者を務め、ルビアーナ音楽院他で教鞭をとっている。フィルシュトはスロヴェニアの作曲家。
ラ・コントラッバッサータ・
 ウィズ・フランコ・ペトラッキ・アンド・リッカルド・ドナーティ

 ヴァン・へーレン:ジャンプ(*)
 5×4メドレー〔ブルーベック:テイクファイヴ/チャイコフスキ−:交響曲第6番〜2楽章/
         ロイド・ウェッバー:エブリシング・イズ・オールライト(*) 〕
 マンデル:ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル(*)
 ラテン・ベーセズ・メドレー〔マシュ・ケ・ナーダ/他(9曲)〕
 テオドラキス:ゾルバ / ボーリング:アイルランデーゼ(*)
 フィエガー・アヴェーレ:マイ・シャロナ / グノー:マリオネットの葬送行進曲(*)
 ピアソラ:コントラバへアンド/リベルタンゴ(*) / ボッテジー二:パッシオーネ・アモローゼ(*)

 ザ・ベース・ギャング[アントニオ・シャンカレーポレ、アンドレア・ピ−ギ、
              アルベルト・ボチーニ、アメリーゴ・ベルナルディ(Vc)]
 フランコ・ペトラッキ、リッカルド・ドナーティ(Cb)
 スペシャル・ゲスト:ガブリエレ・カルパーニ、アニータ・マッツァンティーニ、
           シルヴィア・ムーチ(Cb)
 録音:2004年/2004年4月2日-3日、フランコ・ペトラッキ演奏活動50周年記念表彰式(*)、以上ライヴ。
 2005年6月に2度目の来日公演を行なう世界最高のコントラバス・カルテット「ザ・ベース・ギャング」メンバー(アントニオ・シャンカレーポレ(ローマ聖チェチリアo.首席奏者)、アンドレア・ピーギ(ローマ聖チェチリア音学院o.)、アルベルト・ボチ―ニ(フィレンツェ歌劇場首席奏者)、アメリーゴ・ベルナルディ(パルマ歌劇場奏者))の2枚目となるCD。ザ・ベース・ギャングはかつて国内盤も発売されていたUn'ottava Sottosopra(日本名オクトバス4)がメンバー変更に伴い名前を変更したグループ。
 前作もそうだったが今回もジャケットの凝り方は特別で、全員1930年代のマフィアに扮している。ぺトラッキはゴールドファーザー(ゴッドファーザー)として登場。
The Cryme of Selling Lambs |アルベルト・ボチーニ〜ジェネスィス曲集
 ジェネスィス/カヴィッキ編曲:
  「ザ・ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウエイ」組曲(14曲)/ファース・オブ・フィフス/
  メドレー[フォー・アブセント・フレンズ/ハーレクイン/セブン・ストーンズ〕/ハロルド・ザ・バレル/
  ザ・リターン・オブ・ジャイアント・ホッグウィード
  カヴィッキ:ザ・ウェイ・オブ・ジェネスィス・ワー(マルチメディア・トラック)

 アルベルト・ボチーニ(Cb)
 アレッサンドロ・カヴィッキ(P) アンドレア・バッジョ(Perc)
 録音:2003年12月/2004年3月。
 NBBレコードを主宰するアルベルト・ボチーニ(フィレンツェ歌劇場首席奏者)は188cmの長身でカーリーへア。温和な人柄で初心者からエキスパートまで絶大の人気を誇り、イタリア・コントラバス界のカリスマ的存在。イタリアの著明オケの首席を歴任、ヴァレンティ-ノ・ブッキ国際コンクール優勝を始め国際コンクール入賞歴多数。このアルバムは少年時代にギターを学び、1970年代のプログレッシブ・ロックグループ(ピンクフロイド、キングクリムゾン等が有名)「ジェネスィス」のファンだったボチーニが「ジェネスィス」に捧げた物で、彼らのヒット曲をピアニストのアレッサンドロ・カヴィッキの編曲によりコントラバスで演奏した、前代未聞、世界初の試みである(コンピューター画像付き)。
ジュゼッペ・エットーレ Vol.2 〜カストルとポリュデウケス
 サンマルティーニ:ソナタ第3番 イ短調(原曲:2つのチェロのための)
 ベリオ:ピー・エス・ワイ / ミシェーク:コントラバス・ソナタ第2番
 ヘンツェ:サン・ビアージョ8月9日12時07分 / ピアソラ:コントラバへアンド
 エットーレ:ウェイティング・フォー・ユー(3つのコントラバスのための)/
       カストルとポリュデウケス/もう一つの夏の想い出
 ジュゼッペ・エット-レ(Cb/Eb/G [Yamaha MIDI] )
ステファノ・マドーナ(P) ジュゼッペ・カッチョーラ(Perc)他
 録音:2003年7月4日-5日/2002年10月-2004年4月。
 ジュゼッペ・エットーレ(ミラノ・スカラ座歌劇場首席奏者)はアルベルト・ボチーニと並び賞されるコントラバス界の世界的スーパースター。ミュンヘン国際コンクール第2位(最高位)他、国際コンクール入賞歴多数。NBB No.3「水上の石のゲーム」に続くこの2作目には、バロックから現代曲まで名曲が収められている。アルバム・タイトルになっている「カストルとポリュデウケス」をはじめとする彼自身の作曲による3曲は、コンピューターを駆使して音作りされた軽音楽風の曲で、最後の曲にはジャズ・ミュージシャンが参加している(コンピューター画像付き)。
エヴァズィオーニ・アンド・フーガ〔アンドレア・ピーギ編曲((#)以外)〕
 G. Miller: The Volga Boatman / N. Karajlio - V. Aralica - D. Sparavaio: Black Cat White Cat
 A. Piazzolla: Contrabajissimo Cadenza & Tango / 山田耕筰/ボビー・クラブス編曲:赤とんぼ(#)
 Wise - Leeds - Russell: Pulp Bass or Bass Ficution? / A. Piazzolla: Contrabajeando 4 Intro & Tango
 J. Zawinul: Birdland / J. S. Bach & K. Reid - G. Brooker: A Whiter Shade Of... Bach
 G. Gershwin: Slap That Bass / Demetruis: Hard Headed Woman / ディ・カプア:オー・ソレ・ミオ
 N. Karajlio - V. Aralica - D. Sparavaio: Long Vehicle / シャルル・グノー:操り人形の葬送行進曲(*)
 レナード・バーンスタイン:ジャンプ(*) / Demetruis: Hard Headed Woman(*)

 ザ・ベース・ギャング[アントニオ・シャンカレーポレ、アンドレア・ピーギ、
              アルベルト・ボチーニ、アメリーゴ・ベルナルディ(Cb)]
 録音:2003年3月2日-3日、11日-12日、4月2日。使用楽器:ALTER EGO(イタリア製サイレントベース)(*)。
 「ザ・ベース・ギャング」は、かつては国内でCDも発売されていたイタリアのコントラバス四重奏団「オッターヴァ・ソットソプラ」(日本名「オクトバス4」)が、2003年半ばのメンバー変更によって名称変更したグループ。リーダーのシャンカレーポレ(ローマ・サンタ・チェチリア音楽院管弦楽団首席奏者)とピーギ(ローマ・サンタ・チェチリア音楽院管弦楽団員)は残留し、新しくボチーニ(フィレンツェ歌劇場首席奏者)とベルナルディ(パルマ歌劇場員)が加わった。2003年には日本公演も行ない、大旋風を巻き起こした彼ら「イタリアのコントラバス・マフィア」、前作2枚も凄いがこちらは本当に「気分が悪くなる!?」と中の解説に書いてある。コントラバスの可能性の高さを極限と言えるまでに示した話題の一枚であり、コントラバス愛好家のみならず、全てのジャンルのファンが楽しめる。
アンドレア・ベンツォーニ〜
 アミーコ・ミオ(マイ・フレンド)

 アップ・アンド・ダウン/ニュー・デイ/
 ナイト・イン・プラハ/朝日のあたる家/
 アニータ/キャラヴァン/ソング X /
 ララバイ・フォー・メギー・アンド・ミー/
 亡き王女のためのパヴァーヌ/タイミング/
 アミーコ・ミオ/ワン
アンドレア・ベンツォーニ(G)
ジュゼッペ・エットーレ(Cb)
ダニーロ・ロッシ(Va)
 1961年イタリア生まれ、音楽院でクラシック・ギター、ピアノ、作曲、電子音楽も修めたジャズ・ギターリスト、ベンツォーニのアルバムだが、ミラノ・スカラ座o.の首席コントラバス奏者ジュゼッペ・エットーレがほとんどの曲で加わっているのがポイント。ロッシもスカラ座o.首席奏者。
ヴェルテル・ベンツィ杯〜ナショナル・ダブルベース・コンペティション
 *フランチェスコ・シラウーザ(Cb|1995年、第1回第1位)
   ボッテジーニ:夢遊病の女幻想曲/コントラバス協奏曲第2番〜第2楽章
   フリーバ:無伴奏組曲〜前奏曲 / ハウタホ:コントラバス独奏のためのカデンツァ
 *フランチェスコ・サルヴァデーリ(Cb|2002年、下級クラス第1位)
   クーセヴィツキー:シャンソン・トリエステ(+)/小さなワルツ(+)
 *アンドレア・レスカリオ(Cb|2002年、上級クラス第3位)
   ボッテジーニ:タランテラ
 *ダリオ・カルデローネ(Cb|2002年、上級クラス第3位)
   ボッテジーニ:コントラバス協奏曲第2番(**)/
 *エンリコ・ファゴーネ(Cb|2000年、第3回第1位)
   ボッテジーニ:夢 / ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 録音:イタリア学生コントラバス・コンクール、ライヴ。
 ヴェルテル・ベンツィ(1912-1982)はトリノRAIso.の首席奏者を務め、ヴィヴァルディ音楽院の教授を務めたペトラッキ登場前のイタリア・コントラバス界の歴史的人物。彼の功績を記念して1995年よりこのコンペティションが開かれている。第1回優勝者のシラグーザはその後ジュネーヴ国際第2位、ボッテシーニ国際第1獲得、現在はスカラ座の首席と、大躍進を遂げた。
赤とんぼ〜コントラバスで聴くメロディの花束
 民謡:ロンドンデリーの歌 / ラフマニノフ:ヴォカリーズ / 山田耕筰:赤とんぼ
 ボッテシーニ:華麗なる奇想曲/悲歌 ニ長調 / ブルッフ:コル・ニドライ / バッハ:アリア
 サン=サーンス:白鳥 / プーランク:愛の小道 / ロッシーニ:une larme
 グリエール:タランテラ / ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ / シューマン:トロイメライ

 斎藤輝彦(Cb) アンナ・トッカフォンディ(P)
 斎藤輝彦は、東京芸大始まって以来かつ日本を代表するフレンチ弓ソリスト。ローマ聖チェチーリア音学院卒の彼の帰国後、国内でもフレンチ弓に転向する奏者が続々と登場した。
NBB-07
廃盤
SENTIDO UNICO 〜パリのアストル・ピアソラ
ルイジ・ミラーニ、ボッテシーニを弾く
 「夢遊病の女」による幻想曲/「テンダのベアトリーチェ」による幻想曲/悲歌 ホ短調/
 コントラバス協奏曲第2番/悲しいロマンス/序奏とガヴォット/協奏的大二重奏曲
 ルイジ・ミラーニ(Cb) エンリコ・リーニ(P) アルフォンソ・モセスティ(Vn)
 ルイジ・ミラ−ニ(元トリノのRAI管弦楽団首席)は1937年生まれで著明なオケの首席を歴任。数枚のソロと、エンツォ・フェラーリスとのデュオ等のレコードを出している。当盤は名器テストーレで弾いたLPのCD化。
エンツォ・フェラーリス、ボッテシーニを弾く
 「夢遊病の女」による幻想曲/悲歌 ニ長調/悲歌 ホ短調/「ネル・コル・ピウ」による主題と変奏/
 コントラバス協奏曲第2番/メロディア/大アレグロ「メンデルスゾーン風」

 エンツォ・フェラーリス(Cb) アルダ・フェラーリス(P)
 録音:1980年。LPで発売されていた音源をCD化。
 エンツォ・フェラーリス(元トリノRAI管弦楽団首席)は、ソリストとして世界中で活躍し、6枚のLPレコードを出したが、1978年以降は主に指揮者として活躍している。
NBB-04
廃盤
リッカルド・ドナーティ〜ミニアチュア リッカルド・ドナーティ(Cb)
ベルナルト・オリヴォット(P)
ジュゼッペ・エットーレ Vol.1 〜水上の石のゲーム
 テレマン:コントラバス・ソナタ ホ長調 TWV: 40(原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバのための)
 ヘンリー・エックルズ(1675頃-1735頃):コントラバス・ソナタ
 ヨハネス・マティアス・シュペルガー(1750-1812):コントラバス・ソナタ
 ボッテシーニ:悲歌/大アレグロ「メンデルスゾーン風」 / グリエール:コントラバスとピアノのための4つの小品
 チック・コリア:子供の歌第6番「ファラオへの歌」(コントラバスとヴィヴラフォンのための)
 ジュゼッペ・エットーレ:3台のコントラバスのためのスケルツォ/
             水上の石のゲーム(コントラバス、チェンバロとキーボードのための)

 ジュゼッペ・エットーレ(Cb) ステファーノ・マドーナ(P/キーボード)
 ジュゼッペ・カッチオラ(ヴィヴラフォン)
 ジュゼッペ・エット−レ(ミラノ・スカラ座歌劇場首席奏者)はアルベルト・ボチ−ニと並び賞される世界的スーパースター。レパートリーの多さも目を見張る物がある。 このCDにはライヴ録音が含まれていて、技術的完成度の高さを証明している。
フローレンス・アンサンブル〜ライヴ・イン・ジャパン
 ボッテシーニ:協奏的大二重奏曲/ランメルモールのルチアによる幻想曲
 パガニーニ:主題と変奏曲 / シューベルト:五重奏曲「鱒」
  フローレンス・アンサンブル
  [アルベルト・ボチーニ(Cb) ジョヴァンニ・ラディーヴォ、柳川直美(Vn)
   アンナ・ペゴレッティ(Vc) マッシミリアーノ・ムッラーリ(P)]
 録音:2000年1月、日本。ライヴ。
CFCD-13
廃盤
アルベルト・ボチーニ〜イル・コントラバッソ Vol.1
スカラ座アンサンブル自主製作CD
 NBBレコードの配給により、スカラ座器楽アンサンブルの自主製作CDを御紹介。
 2点とも廃盤。 
NBB-10002
廃盤
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー / チック・コリア:アッテンダム
ペドロ・イットラルデ:ヘレニク組曲
アストル・ピアソラ:エスクアーロ/ラ・ムエルテ・デル・アンジェル/オブリビオン/リベルタンゴ

 スカラ座器楽アンサンブル
エルネスト・カヴァッリーニ:もう一つのカーニヴァル(クラリネット、フルート、弦楽器のための)
ロッシーニ:アンダンテと主題と変奏 ヘ長調(フルート、クラリネット、ファゴットとホルンのための)
ボッテシーニ:ベッリーニ「夢遊病の女」による幻想曲(コントラバスと弦楽のための)
ロッシーニ:ラルゴとロンド(ファゴットと弦楽のための)
ボッテシーニ:大二重奏曲(クラリネット、コントラバス、弦楽のための)

 スカラ座器楽アンサンブル


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