エマニュエル・パユ〜 Flötenmusik 〔国内仕様盤題名:エマニュエル・パユの芸術〕 C.P.E.バッハ(1714-1788):無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq 132 ピエール・オクターヴ・フェルー(1900-1936):無伴奏フルートのための3つの小品 フォーレ(1845-1924):フルートとピアノのための幻想曲 Op.79 (*) ブライアン・ファーニホウ(1943-): 無伴奏フルートのための「カサンドラの夢の歌」 プロコフィエフ(1891-1953):フルートとピアノのためのソナタ ニ長調 Op.94 (*) エマニュエル・パユ(Fl) ジェラール・ヴィス(P;*) | |||
録音:1993年3月22日、1993年5月10日-11日、バーゼル放送局スタジオ〔国内仕様盤における記載。ただし、国内代理店の2012年案内で「1988年-1989年」と表記されており、詳細不明〕。スイス・バーゼル放送局との共同製作。解説:ドミニク・ザックマン(国内仕様盤のみ、訳:木幡一誠)。パユがベルリン・フィル入団前(1993年ならば直前)に録音していたアルバム。 #円安等の影響で国内仕様盤の方が廉価ですが、付属日本語ブックレット等品切れの場合、入荷までにお時間がかかる可能性があります。 | |||
シャーンドル・ヴェレス(1907-1992): トレノス(バルトークの思い出に)/ クラリネット協奏曲/トロンボニアーデ |
ヤーノシュ・メサロシュ指揮 ミシュコルツ・北ハンガリーso. ブラニーミル・スローカー(Tb) | ||
ハンガリーにおいてバルトークとリゲティの中間の世代に位置するヴェレシュは、現在はあまり知られてないがが、透き通った民族的旋律を聴かせてくれる稀有な作曲家。シフやホリガーら大物が好んで取り上げるのもうなずける。ここでも名手スローカーが参加、抜群の技巧を披露してくれる。 | |||
シェック:ピアノ作品全集 セレナードOp.1/セレナードOp.27/ 2つのピアノ小曲/ リトルネッロとフゲッタ集 |
ジャン・ルイ・ストイアマン(P) | ||
ドイツ・リートの伝統を受け継ぐスイスの代表的作曲家シェックの、ロマンティックなピアノ作品集。もともとCDが少ない人だが、ピアノ作品全集はもちろん初。 | |||
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 | マリオ・ヴェンザーゴ指揮 スイスpo. | ||
ビート・ファラー(1954-): 歌劇「盲人たち」(メーテルリンク、ランボー、 ヘルダーリン、プラトンのテキストによる) |
リンダ・ワトソン(S) ビート・ファラー指揮 クラングフォルム・ウィーン・ ヴォーカル・アンサンブル | ||
。 | |||
アルフォンス・カール・ツヴィッカー(1952-): 大管弦楽とピアノのためのツィクルス 「絵画の響き」より |
ピーター・ウィーターズ(P) モニカ・ブックラント・ホフシュテッター指揮 ズリーン・ボフスラフ・マルティヌーpo. | ||
パウル・ユオン(1872-1940): 管楽五重奏曲/ アラベスク (オーボエ、クラリネットとファゴットのための)/ ディヴェルティメント(フルート、オーボエ、 クラリネット、ホルンとファゴットのための) |
コスモ五重奏団 トーマス・クラムライター(P) | ||
モスクワに生まれ、タニェエフとアレンスキーに学び、後にドイツ、晩年はスイスへ移ったパウル・ユオン。ヴァイオリンやピアノ作品はこれまで紹介されたが、管楽器系のCDは当盤が初めて。 | |||
ワーグナーのチューリヒ時代における同僚作曲家 キルヒナー:スケルツォ シュマン:「愛の画集」より ワーグナー: ヴェーゼンドンク夫人のアルバムためのソナタ/ ヴェーゼンドンク夫人のための小品 ヒュナーヴァーデル:朝の歌/春に シュルツ=ボイデン:孤児/4つのピアノ小品 |
クリストフ・ケラー(P) ジュジャ・アルフェルディ(S) | ||
ドレスデン蜂起に関与したワーグナーは官憲から逃れるためスイスに亡命し、1861年までチューリヒで活動した。そのころの彼と、彼を取り巻いた作曲家たちのピアノと声楽作品。 | |||
オネゲル:劇的物語「フリューのニコラス」 | アロイス・コッホ指揮 中央スイス青年po. ルツェルン・アカデミーcho. ジャン・リュック・ビドー (ナレーション) | ||
「ダビデ王」の成功により、単純な構成と個々の場面の強烈な個性が劇作品を支える、と考えたオネゲルは、その後「アンティゴネ」、 「ジャンヌ・ダルク」そしてこの「フリューのニコラス」でその考えを発展させていく。 | |||
チマローザ:インテルメッツォ「宮廷楽長」 パエル:「宮廷楽長」 |
レオポルド・カセッラ指揮 スイス・イタリア語放送o. フェルナンド・コレナ(B) ジャクリーヌ・ポンティッジャ(S) | ||
18世紀中ごろイタリアで生まれた二人の作曲家による「宮廷楽長」。 | |||
スイス亡命期のワーグナー ワーグナー:ジークフリートの死(*) レッケル:9つのピアノ小曲集より エシュマン: ピアノのためのロマンスとアレグロ キルヒナー:歌曲集より ヴィルヘルム・バウムガルトナー: 歌曲集「春の愛」より シュルツ=ボイデン:歌う白鳥 |
クリストフ・ケラー(P) ジュジャ・アルフェルディ(S)他 | ||
MGBCD-6153の続編。(*)は世界初録音。ドレスデンで中断された「ジークフリートの死」。その「幻のスケッチ譜」は1930年代に一度出版されたらしいが、今は残っていない。ワーグナー研究家ヴェルナー・ブライクの善意により、彼が作成した演奏用の版の使用を認められ今回の録音が実現した。 | |||
デュティユー:弦楽四重奏曲「夜はかくのごとし」 マルク=アンドレ・ラパス: モルゲンシュテインの詩「死」による四重奏曲 リゲティ:弦楽四重奏曲「メタモルフォズ・ノクテュルヌ」 |
オルティスSQ | ||
テオドール・フレーリヒ(1803-1836):3つの歌曲 ヘルマン・ゲッツ(1840-1876): 「7つの歌曲」Op.21〜4つの四重唱曲 ハンス・フーバー(1852-1921): 「青春と愛の歌」Op.72〜3曲(*) テオドール・フレーリヒ:3つの四重唱曲/他(*) ヘルマン・ゲッツ:新年劇「3人の聖なる王」 (四重唱とピアノのための版) |
チューリヒ・ヴォーカル・クァルテット ハルトヴィヒ・ユルゲンス(P) ジョルジュ・スタロビンスキ(P;*) アンドレアス・ミュラー=クレポン (ナレーター) | ||
ルートヴィヒ・ゼンフル(1486-1543): 深き淵より/喜べ神の御母を/アヴェ・マリア エサイの若菜が花咲き われらが主、イエス・キリストの5つのあいさつ ミサ・パスカリス/わたしの民よ |
ディエゴ・ファゾリス指揮 スイス放送cho. | ||
録音:1998年、ルガーノ、サン・ロレンツォ大聖堂。 ゼンフルはドイツで活躍したスイスの作曲家。ネーデルラント楽派の作曲家として有名なハインリヒ・イザークに作曲を学ぶとともに彼の指示の下におよそ16巻のクワイアブックを写譜したといわれている。そしてイザークに師事し、作曲技法も習得していったゼンフルは優れたモテットを作曲し、ヨーロッパ全土にその名が知られるようになっていった。ゼンフルの作品はミサ曲、モテット、世俗歌曲が主であり、ミサ曲とモテットはほとんどラテン語で書かれている。その作品の多くはジョスカン、イザーク等をはじめとするフランドル楽派の偉大な作曲家たちの手法を模したものであるが、ゼンフルならではの多用な技法も随所に取り入れられている。それは多声曲に顕著に見られ、歌詞の意味を明確に表現し、旋律の響きをより豊かにするなどの効果をもたらしている。ジョスカン、イザーク等に勝るとも劣らないゼンフルの重要作が網羅されたこのCDは古楽ファン必聴盤といえるであろう。 スイス放送合唱団は1936年にエトヴィン・レーラーによって設立された。16〜17世紀のイタリア声楽作品を中心に録音を行い、ヨーロッパを代表する合唱団の一つとして世界的に高い評価を得ている。世界各国の優れたシンガーたちで構成されているこの合唱団は、マドリガーレのような小編成の音楽からオペラなどの大規模な音楽、そして時代も古楽から現代曲までと実に幅広い音楽を演奏する。その演奏力の高さは折り紙つきで、ミシェル・コルボ、グスタフ・レオンハルト、ヘルムート・リリンク、ジャン=クロード・マルゴワール等、多くの有名指揮者たちがゲスト・コンダクターとして共演している。 | |||
アルペンホルン、アコーディオン、ツィンバロンのための協奏曲 ヤン・ダートヴァイラー(1907-1994):アルペンホルン、フルート、 弦楽合奏とパーカッションのための協奏曲第2番(*) ハインツ・マルティ(1934-):アコーディオンと弦楽合奏のための協奏曲 「ムーサの谷の夜の音楽」(+) パウル・フーバー(1918-):ツィンバロンと弦楽合奏のための協奏曲(#) |
マティアス・コフメル (アルペンホルン;*) マティアス・ジーグラー(Fl;*) 、 カツノブ・ヒラキ(Perc;*) マルクス・フラキーガー (アコーディオン;+) ベンノ・ベルネット (ツィンバロン;#) ハワード・グリフィス指揮 チューリヒco. | ||
スイスの作曲家による民族楽器のための協奏曲を集めた企画。アコーディオン協奏曲とツィンバロン協奏曲はチューリヒ室内管弦楽団の委嘱作品。 | |||
アニー・ロース=ダルベルト(1900-): アンサンブルのための組曲、歌曲、ピアノ組曲 |
アンサンブル・オペラ・ノヴァ、 リッシュ・ビルト(P) マルティナ・ボヴェット(S) クラウディオ・ダヌーセル(Br) アニー=ロッホ・ダルベルト(P) 他 | ||
スイスの女性作曲家、ロース=ダルベルトは昨年12月に100歳を迎えた。 | |||
ウラディミール・フォーゲル(1896-1984):ヴァイオリン協奏曲 ハーマン・サーター(1870-1926):ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.23 |
ベティナ・ボラー(Vn) ユルグ・ウィッテンバッハ、 マリオ・ヴェンツァーゴ指揮 ローザンヌco. | ||
ピエール・モーリス(1868-1936):作品集 7つの詩的なシャンソン Op.36 2台のピアノのための2つの小品 Op.19 8つの歌曲/5つの歌曲 弦楽四重奏のためのフーガ Op.20 「桃の木の島」組曲 Op.8〜第2楽章−第3楽章 オペレッタ「La nuit tous les chats sont gris」 Op.35〜序曲 |
ウルズラ・ヴィック(Ms) ジェラルド・ワイス(P) ハンス・イェルク・フィンク(P) シネ・ノミネSQ ハンス・ハウク指揮 スイス・ロマンドo. | ||
1937年、スイス・ロマンド放送のアーカイヴより。ピエール・モーリスはスイスの作曲家。 | |||
フランク・マルタン(1890-1974): 劇場音楽「キリスト降誕の奇跡劇」(全3部) |
バルバラ・ロチェ(S) リリアン・ゾーチェル(A) ハンス=ユルク・ リッケンバッハー、 ペーター・ブレヒビュラー(T) フィリップ・ハッテンロッハー (Br) ミヒャエル・パヴル、 ルドルフ・ローゼン(B) アロイス・コッホ指揮 ルツェルンso. ルツェルン音楽院 モーツァルト・アンサンブル ルツェルン・アカデミーcho. ルツェルン音楽院女声cho. | ||
マルタンの4つの劇場音楽(シアター・ピース)のうちの1つで、実質的にはオペラ。 | |||
アッペンツェル独自の新しいストリング・ミュージック Paul Giger:Glocken arr. Fabian Muller:Minimal - Landler, trad.-Ruggusserli, trad. Ignaz Dorig / arr.Alder:Schottisch-Fabian Muller:Uberleitung arr. Alder:Mazurka, trad. arr. Alder:Zwei Zauerli. trad. Tobi Tobler:Hackbrettsolo arr. Alder:Ut mi sol ut, Walzer, trad.-Improvisation Arnold Alder:Soso - Zauerli Landler, trad. A. Moser / arr. Alder:Walzer in G-dur Arnold Alder:Mehrsprochig arr. Alder:Gingesjockes Zauerli Francisco Obieta:Basssolo E. Alder / arr. Alder / Obieta:Em Sepp Walser z'lieb |
Das Neue Original Appenzeller Streichmusik Projekt [パウル・ギーガー(Vn) アルノルト・アルダー(Vn) ファビアン・ミュラー(Vc) テビ・トブラー(ツィンバロン) フランシスコ・オビエタ(Cb)] | ||
ツィンバロンと弦楽器アンサンブルという編成は、スイスのトラディショナル音楽を演奏するときの典型的な編成だが、その編成のもと、スイスの新しい音楽を生み出そうとする試み。 メンバーが歌っているのだろう、ヨーデルのような声が加わる曲もあるが、あくまで音楽のテイストは現代音楽。これが妙に違和感があっておもしろい。 演奏している曲はすべてメンバーのオリジナル、またはアレンジ作品である。 | |||
アドルフ・ブルンナー(1901-1992):マルコ受難曲 | レグラ・ジンメルリ(S) ディーター・アグリコラ(T) ウルリヒ・スチューダー(Br) マルタン・ブルンズ(Br) クリストフ・ネフ(B) ハインツ・スーター(B) クラウス・クナル指揮 ベルン・カントライ エヴァンゲシェンcho. ハイナー・クーナー(Org) | ||
マルタンと並びスイスを代表する作曲家、アドルフ・ブルンナーの大作。 聖書のルカ伝に題材をとって、ゴルゴダの丘の情景で締めくくられる宗教作品。ネオ・ロマンティックな作風のブルンナーの作品は、決して難解なものではない。 | |||
フランク・マルタン(1890-1974):無伴奏合唱のためのミサ アドルフ・ブルンナー(1901-1992): 聖ルカのためのクリスマス・ゴスペル |
クラウス・クナル指揮 チューリッヒ・ コレギウム・ヴォカーレ &ムジクリア | ||
マルタンのミサ曲は典礼文にのっとったミサ曲で、キリエ、グローリア、クレド、サンクトゥス、アニュス・デイの5部からなる。 1922年から26年にかけて作曲された、マルタンの比較的初期の作品である。 | |||
スイスのロマン派音楽 フリードリヒ・テオドール=フレーリヒ(1803-1836):故郷 ジャン=フランシス・ゲイル(1795-1845):スイスの時計屋 ヒポリテ・アンドレ・シェラルド(1789-1861):田園曲 フェルディナント・ F.フーバー(1791-1863):4つのホルン・トリオ /他、ファニー・ヘーナーヴァーデル、ロッシーニ、 ドップラー、ルーセル、マイアーベーアの作品 |
オリヴィエ・ダルベレイ ダニエル・リエンハルト トマス・ミュラー (以上Hr、ナチュラルHr、 アルペンHr) クリスタ・ゲーツェ(S) リリアン・チュルヒャー(Ms) ユッタ・プルチーニ(Fl) フェリシタス・ストラク(P) | ||
スイスのロマン派作曲家、スイスにちなんだ曲を書いたロマン派作曲家の作品集。 | |||
ロマン派から現代に至るスイスの歌曲集 オトマール・シェック(1886-1990):吟遊詩人の歌Op.56 ペーター・メーグ(1906-1990): ヒューゴー・ホフマンスタールの詩による3つの歌 フリードリヒ・ヘーガー(1841-1927):連作歌曲Op.19 ウィリー・ブルクハルト(1900-1955): クリスティアン・モルゲンセンの詩による9つの歌曲Op.70 ハンス・フーバー(1852-1921): ヤコブ・ブルクハルトの詩による歌曲集Op.44 フォルクマール・ アンドレーエ(1879-1962):4つの「吟遊詩人」Op.5 |
ベルンハルト・ ハンツィケル(T) ジャン=ジャック・デュンキ(P) | ||
指揮者として知られるフォルクマール・アンドレーエの作品とは非常に珍しい。 | |||
ロルフ・ウルス・リンガー(1935-):作品集 アリア・アモローサ(*)/正午の火照り(#)/木の葉(+)/ピアノ組曲(**) |
エリーザベト・ マイヤー=トプシュ(S;*) オッコ・カム指揮 コペンハーゲンpo.(*) ハインリッヒ・シフ指揮 ウィンタートゥール・ ムジークコレギウムo.(#) カルミナSQ(+) オリヴァー・ シュニーダー(P;**) | ||
ルドルフ・ケルターボーン(1931-):作品集 単一楽章のチェロ協奏曲(*)/ 大型アンサンブルとエレクトロニクスのための 6つの「ナーメンロス(名無し)」(#) クラリネットと14の楽器のための室内協奏曲(+) |
イヴァン・モニゲッティ(Vc;*) ヤン・クレンツ指揮 フランス語圏リェージュpo.(*) クルト・ヴィドマー(Br;#) ハワード・グリフィス指揮 バーゼルso.(#) マティアス・ミュラー(Cl;+) イェルク・ウィッテンバッハ指揮 チューリヒ・ アンサンブル・コレギウム(+) | ||
フランク・マルタン(1890-1974):レクイエム |
クリスティーネ・エルツェ(S) ヴェレナ・ バーバラ・ゴール(A) ベルンハルト・シェッフェル(T) マルティン・ブルンズ(Br) ベルンハルト・ ビレーテル(Org) ゴットフリート・ バッハ(Cemb) アリアン・ギラルド(Ob) クラウス・クナル指揮 カペラ・カントルム・コンスタンツ チューリヒ・ コレギウム・ヴォカーレ ムジクリア バーゼル・シンフォニエッタ管楽Ens. | ||
スイスの作曲家ならおまかせのムジークスイスが遂に放つマルタンの宗教大作。2群のコーラスと2群のオーケストラが圧巻。 | |||
ウルス・ジョセフ・フルーリー(1941-): ヴィネータ(*)/チェロ協奏曲イ短調(#)/ 弦楽合奏のためのシンフォニエッタ(+) |
ピエール・フルニエ(Vc;#) ウルス・ジョセフ・ フルーリー指揮 ビーラーso.(*)、 ウィーン・ フォルクスオーパーo.(#)、 ウィーンco.(+) | ||
録音:1981年6月(#)/他、全曲ライヴ。 フルーリーの父親は後期ロマン派の作曲家、リチャード・フルーリー。新ロマン派と印象派の伝統を汲みつつ、独自の音楽言語を開拓した、さまざまなジャンルの曲を書く。 | |||
クラウス・フーバー:Shwarzerde(舞台作品) | ビョルン・ワーグ、 カイ・ヴェッセル、 ローズマリー・ハーディ、 キャサリン・スヴァンソン、 カール・ハインツ・ ブラント(以上参加) アルトゥーロ・タマヨ指揮 バーセルso.、 バーゼル劇場cho. | ||
録音:2001年11月。 | |||
マリオ・ベレッタ(1942-): アルプスの息吹き(*)/ 軽い小品(ピアノのための4つの民謡風組曲)(+)/ アルペンホルンと海(#) |
クラウディオ・ダヌセル (B-Br;*) ヴラディミール・ヴァーレク 指揮プラハ放送so.(*) アレクセイ・ボトヴィノフ(P;+) マティアス・コフメール (アルペンホルン;#) ウェルナー・ベルツヒ(P;#) アルレッテ・ホック(Vn;#) マルクス・ヴィセル(Va:#) エヴァ・ ブルカルト・ベーヒ(Vc;#) | ||
スイス生まれで、ヨーロッパを中心活躍するベレッタの作品集。トラディショナルなスイスの語法を生かした美しいハーモニーが特徴。 | |||
わが家に向かって〜スイス民謡コレクション | スイス八重奏団 [イェンス・ローマン、 ローマン・コンラート(Vn) ミヒャエル・ヴィルリ(Va) ヨナス・アイテン(Vc) ガルス・バルカード(Cb) フロリアン・ヴァルザー(Cl) ロレンツ・ラス(Hr) マティアス・ビュールマン(Fg) | ||
シューベルトの八重奏曲と同じ編成で演奏したスイス民謡。メンバーはスイス国内の一流オーケストラのピックアップ・メンバー。のどかな響きを楽しめる。 | |||
愛〜サクソフォンとチェロの伴奏による歌と朗読 | ラ・ルパ(歌、朗読) ファビアン・ミュラー(Vc) ハリー=キンロス・ ホワイト(Sax) | ||
スイスで活躍する歌手兼パフォーマー、ラ・ルパのアルバム。シャンソンとカンツォーネが渾然一体となったような歌。伴奏はサックスとチェロだけというのもユニーク。時々ルパの歌に呼応してメンバーが合いの手の声を入れたりしている。 | |||
ウルリヒ・ガッサー(1950-):歌曲集「聖ステファンの死」 | ベルンハルト・ピヒラー(Br) クラウス・G.ビルゲルト (Org) | ||
音・肉体・音〜ダニエル・オットーの音楽 | ダニエル・オットー指揮 器楽アンサンブル | ||
ハンブルクEXPO 2000のスイス・パビリオンで演奏するために作られた、フリー・ジャズ的な即興スタイルの音楽。 | |||
鏡を見ながら〜バッハと現代のギター作品集 ダニエル・ワイスベルク(1954-):わき上がる靄(もや) 松平頼暁(1931-):グレーティング(格子) ハリ・シラモ(1954-):エイドラ−かつてのギタリスト バッハ:リュート組曲 ト短調 BWV.995 シキチ・フミエ(1964-):8つの詩 クリストフ・ネイドヘーファー(1967-):内側へ |
クリストフ・イェギン(G) | ||
2002年秋に来日が予定されているスイスのギタリスト、クリストフ・イェギン。ウィンタートゥール音楽院で学んだ彼は母校で後進の指導に当たりつつ、現代の作曲家に次々と新曲を書かせており、その数は100曲以上におよぶという。 | |||
さくらの木の1年〜 アルプスの音楽とともに楽しむ旅 冬/夜/春/アルプスの響き/山の妖精/夏祭り/日暮れ/ アルプスの祈祷/秋の歌/行列/冬のブルース |
ベティ・レグラー(歌) クリストフ・バウマン (P/プリペアードP) ハンス・ケネル (Tp/アルペンHr) マティアス・ジーグラー (Fl/B-Fl/Cb-Fl) | ||
アルプスの四季をさまざまな楽器で表現したもの。 | |||
ハンス・ゲオルク・ネーゲリ〜出版者&作曲家 ハンス・ゲオルク・ネーゲリ(1773-1836): トッカータ第1番 ヘ短調 ムツィオ・クレメンティ(1752-1832): ピアノ・ソナタ 嬰へ短調 Op.25 No.5 ヨハン・バプティスト・クラメール(1771-1858): ピアノ・ソナタ第2番 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 Op.31 No.3 ダニエル・ゴットリープ・シュタイベルト (1765-1823):ピアノ・ソナタ第2番 |
坂上博子(P) | ||
出版者、音楽教師、作曲家、ジャーナリスト、詩人、政治家・・・・・・と19世紀のインテリ層の間で非常に有名な存在で、実際、スイス音楽史に大きな足跡を残したハンス・ゲオルク・ネーゲリ。その彼が1803年から1805年にかけて企画した「クラヴィニストのレパートリー」シリーズで出版された作曲家の作品を集め、最後に、ネーゲリが出版社を閉じる時に、「レパートリー」シリーズに協力してくれた作曲家たちに捧げたトッカータを収録したのが、このディスク。かつてベートーヴェンと即興合戦を繰り広げ、ベートーヴェンに楽譜を「逆さ弾き」され大敗を喫した作曲家シュタイベルトのソナタが聴けるのも嬉しい。 演奏者の坂上博子は、東京芸大を卒業しスイスに留学、故ニキタ・マガロフらに師事した。1987年、24歳の時に第12回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝している、ということは2002年現在39歳か。その演奏は、平易な和声進行が展開されるだけのネーゲリの曲を詩情あふれる作品に仕立て直すなど、天性のセンスが光っている。粒立ちのよさと柔軟さの両方を兼ね備えたタッチがとても美しい。19世紀初頭という時代の優雅な空気が伝わってくるアルバムだ。 | |||
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955): オルガン作品集 トリオ・ソナタ第1番 Op.18 No.1/ トリオ・ソナタ第2番 Op.18 No.2/ 幻想曲 Op.32/ 音楽練習曲 Op.39 第3部〜4つの楽章/ 前奏曲とフーガ/ 「苦しみの渕から」による変奏曲 Op.28 No.1/ ソナチネ Op.52/ 「in dulci jublio」による変奏曲 Op.28 No.2/ 幻想曲とコラール「神はわれらがやぐら」Op.58/ 「神よ、われらは御身をほめたたえる」 によるパルティータ/ コラール三部作 Op.91/ 「ただ神にのみ委ねまつるものは」 によるパルティータ |
クリストフ・ ヴァルテンヴァイラー、 ハンスイェルク・ロイテルト、 アンドレ・マンツ、 モニカ・ヘンキング、 ハインツ・ヴェールレ、 ベルンハルト・ビレター、 ルドルフ・マイヤー、 ヴェレナ・ルッツ、 ハインツ=ローラント・ シュニーベルガー、 テオドール・ケーザー ハンス・フォレンヴァイダー (Org) | ||
ブルクハルト・ヴィリーはスイスの作曲家で、ベルン、ライブツィヒ、ミュンヘン、パリで学び、のちにベルン、チューリヒの音楽院で後進の指導にあたった。オラトリオ「イザヤ書」、カンタータ「ノアの洪水」など、新古典主義による様式による作品を多く残したが、晩年には「ピアノ・プレリュードop.99」のような十二音技法を用いた優れた作品も作っている。 さてこのCDでは、東京オペラシティや大阪ザ・シンフォニーホールのオルガンでおなじみ、スイスの名門メーカーTh.クーン社作製のオルガンがあるアムリスヴィル教会で収録。同教会のオルガニスト、アンドレ・マンツ氏をはじめ、12曲を12人で演奏する凝ったつくりとなっている。 | |||
ジルプ〜ホルンロー Das Alphorn danach/Kaamor/Purup/Dr' Schlipfer/他 |
ホルンロー (アルペンホルン・アンサンブル) | ||
バーゼルso.のプレーヤーが中心となって組織されたアルペンホルン・アンサンブル「ホルンロー」による、民謡風アンサンブル。高音部を担当するアルペン・ホルンはトランペット奏者が吹いている。スイスのレーベルならではの一枚。ホルン吹き必聴盤。 | |||
パオル・ユオン(1872-1940): Den Kindern zum Lauscher Op.38 In Futurum 2, Vier Klavierstucke Op.80 Sonatine G-Dur/Sechs Kravierstucke |
トーマス・クラムレイター(P) | ||
ヘルマン・フォン・グレンク(1883-1952): 交響曲「永遠のキリスト」 プレリュードとシンフォニア 変奏組曲 他 |
アルフォルディ(S) ウラディミール・ヴァーレク指揮 プラハ放送so. 他 | ||
交響曲「永遠のキリスト」は19世紀ロマン派の影響が色濃く残っている作品。Molto Largoではソプラノのソロが効果的に使われている。全体的に各楽器がソロで聴かせる場面が多い曲で、なんとなくシベリウス交響曲第4番を想起させる。 | |||
スイスのルネサンス・リュート音楽 ピエール・ムール:Amy souffrez que je vous aime クラウディン・デ・サルミジ:Don't vien cela ハンス・ケッター:Salve Regina 他 |
クリストフ・ グロイター(リュート) ウルリケ・J. ホフバウアー(S) ユリアン・ベア(リュート) | ||
フランス・イタリアにもひけをとらない充実した作品がスイスで生まれていたことを確認できるディスク。 | |||
ノベール・モレ(1921-1998): 祝典のためのトリプティク(*) オルガンのためのガストローゼン(+) 空色のマンディアン(#) |
ピーター・フィリップス指揮(*) タリス・スコラーズ(*) フリッツ・ムグラー(Org;+) ベアトリス・ハルダス(S;#) フィリップ・ フッテンロッハー(Br;#) アルミン・ジョルダン指揮(#) バーゼル放送so. 他 | ||
スイス、ノイエル生まれの作曲家ノベール・モレの作品集。(*)は、スイスで行われた「フリブール宗教音楽フェスティバル」に出演するタリス・スコラーズのために書かれた曲で、初演は1990年6月に行われた。ルネサンスものを得意とするイメージが強いタリス・スコラーズだが、このような現代曲も難なくこなすのはさすが。 作曲者モレは、このところスイスにおける現代作曲家のなかでも最重要人物として評価が高いようだ。メシアン、レイボヴィッツに師事し、パリなどで前衛音楽を学んだモレは、スイスに戻り40歳をすぎる頃まで教会オルガン奏者を勤め、地元の合唱団やアマチュア・バンドに作品を提供するといった程度の地味な作曲活動をするに留まっていた。しかし、1970年代に入るとネオ・ロマン主義や宗教に根ざした音楽が流行し彼の音楽も脚光を浴びることとなったという。代表作には、チェロ奏者ロストロポーヴィッチに委嘱されたチェロ協奏曲などがある。モレの作品は、まだ録音されているものが少ないので貴重なコレクションとなるだろう。 | |||
ラプソディ〜スイスの室内楽作品集 エルンスト・レヴィ(1895-1981): 五重奏曲 ハ短調 ヘルマン・スター(1870-1926): 六重奏曲 ハ長調 Op.18 フランク・マルタン(1890-1974):ラプソディ |
フロリアン・ケラーハルス、 ステファン・ヘウスラー(Vn) ニコラス・コルティ、 ボド・フリードリヒ(Va) イムケ・フランク、 マティアス・クーン(Vc) アンドレアス・シンセラ(Cb) | ||
パウル・ユオン(1872-1940): エピソード・コンチェルタント (ヴァイオリン、チェロとピアノのための) 神秘劇(チェロと管弦楽のための交響詩) |
ユーロピアン・ ファイン・アーツ・トリオ [トマツ・トマチェフスキ(Vn) ピ・チン=チェン(Vc) フランソワ・キリアン(P)] トマツ・ブガイ指揮 クラクフpo. | ||
ユオンはスイスおよびドイツ系のロシア生まれの作曲家。モスクワ音楽院でアレンスキー、タニェエフに作曲を学んだ後、ベルリンに赴きさらなる研鑚を積んだ。 彼の作品にはロシアの様式美がはっきりと表れており、管弦楽曲においてはチャイコフスキーの影響を受けたものが多い。また、ピアノ付きあるいはピアノなしの弦楽器のための優れた室内楽曲を数多く作曲したことから「ロシアのブラームス」と呼ばれるなど、その多彩で質の高い作品は高く評価されていた。 | |||
エルネスト・ブロッホ(1880-1959): ピアノ五重奏曲第1番/同第2番 |
ハンス・イェルク・フィンク(P) アウラSQ | ||
サビエル・ハーゲン(1971-): 「ロスト・ホームランド」による歌曲集 |
ヴォクス・ ヴォーカルクァルテット | ||
フォルトゥナート・フローリヒ: レ・ヤ・ヤーレ |
アンサンブル・スイス アンサンブル・マロカン 他 | ||
ロバート・ルーカス・ピアサル(1795-1856): マドリガル「花輪を飾れ」 |
アントニー・ルーリー指揮 プレ・ラファエリット・ シンガーズ | ||
カール・グライス(1828-1887): オラトリオ「サンクト・ガレン(聖ガル)」 |
テレーザ・プルート(S) クラウディオ・ダヌザー(Br) シュテファン・A.ランクル(T) ミヒャエル・ハーグ(B) マリオ・シュヴァルツ指揮 サンクト・ガレン・ コレギウム・ムジクム オベルスルグ室内cho. | ||
世界遺産にも指定されている修道院のある街サンクト・ガレンは7世紀にローマへ巡礼に向かったアイルランドの修道僧ガルが開いたとされる。そのガルを称えるオラトリオを書いたのが19世紀スイスの作曲家グライス。サンクト・ガレンの地元アンサンブルによる由緒正しき演奏。 | |||
アルペントーン '03〜 スイス民謡フェスティヴァル |
様々なグループ | ||
スイスの民謡フェスティヴァル。アルペン・ホルンなど、民族楽器も登場するが、すべてポップなアレンジが施されている。 | |||
ルネ・ゲルバー(1908-):歌劇「真夏の夜の夢」 | 独唱者たち テオ・ロースリ指揮ヌーシャテルso. | ||
メンデルスゾーン、ブリテンなど、多くの作曲家たちのイマジネーションを刺激して止まないシェイクスピアの「真夏の夜の夢」を題材とした新たなオペラ。ゲルバーはパリでデュカスやナディア・ブーランジェに学び、今年96歳になるスイスの長老作曲家。この作品は73歳のときの作品。歌詞はフランス語訳が用いられている。 | |||
メーリケの詩によるスイスの歌曲集 ウィリー・ブルクハルト、 フェリックス・ワインガルトナー、 パウル・ミュラー=チューリヒ、ヘルマン・ハラー、 オスカー・ウルマー、リヒャリト・フルーリー、 ウィルヘルム・パウムガルトナー、他の歌曲 |
ティノ・ブリューチェ(T) イヴォンヌ・トロクスラー(P) | ||
テューリング・ブレム(1944-): ミモペラ(ミニ・オペラ)「魔法のゴング」(4幕) |
独奏者たち ヨスト・メイヤー指揮 中央スイス・ユンゲpo. | ||
リード楽器四重奏のためのスイスの音楽 ボリス・メルソン:四重奏のためのオデッセイ Op.40 バルバラ・ヤズウィンスキ:ブルー・タンゴ ハンス=マルティン・リンデ:ヴィント=シュピール フェリクス・フーバー:木管のためのミニチュア イェルツィー・デルフェル:ソナタ・イン・ブルー |
フランシス・プーランク四重奏団 [デイヴィッド・セゲッツォ(Ob) ジャン=フランソワ・ フィリップ(Cl) ダニエル・ベスニア(Sax) マリー=テレーゼ・ヤン(Fg)] | ||
1992年に結成された珍しい編成の木管四重奏団。リンデはフルート、リコーダー奏者として有名。 | |||
コントラスツ〜グレゴリオ聖歌とジャズの対話 | トマス・メジャー、 ローランド・フォン・フリュー、 ジョン・フォイロル(Sax) ルツェルン・スコラ・ロマーナ | ||
グレゴリオ聖歌とサクソフォーン三重奏の融合。ECMの「オフィチウム」同様、グレゴリアン&ジャズ・サクソフォーン・スタイルも定着してきたか。 | |||
パウル・ユオン(1872-1940):リタニア フランク・マルタン(1890-1974):ピアノ三重奏曲 ダニエル・シュナイダー(1961-):ピアノ三重奏曲 |
スイス・ピアノ三重奏団 | ||
ジャン・ペリン(1920-1989): 2つの小品/6つの前奏曲 Op.45/ インテルメッツォ Op.29/ピアノ・ソナタ Op.10 |
ジャン=フランソワ・ アントニオーリ(P) | ||
山のサウンド スコットランド民謡:橋 伝承曲:マズルカ ロナルド・フォン・フリュー:アルペン・ジャズ組曲 ヒューグループ:マズルカ/スコティッシュ/ギャロップ ダニエル・オットー:ベッティナ ハインツ・ホリガー: 「Alb-Chehr」〜レントラー 他 |
スイスの様々な演奏家 | ||
Musiques Suissesレーベルの既存音源からの編集盤。アルペンホルンなどスイスの伝統音楽から、スイスの現代作曲家による作品まで網羅。2005年の「愛・地球博」会場のスイス・ブースでも販売される予定。日本語解説付きで、駐日スイス大使の挨拶も掲載されている。 | |||
ファビアン・ミュラーのサロン・ミュージック ポルカ、ギャロップ、他 |
スイス八重奏団 | ||
スイス・エンガディンの古楽 1563年サメダンのリュートのための手稿譜 から 1616年ウィーゼルの鍵盤楽器のための手稿譜 から 1681年フォン・サリスの弦楽器のための手稿譜 から 1804年フォン・プランタのギターのための手稿譜 から |
マヤ・ヘニンガー=ペーター (リコーダー、Fl-tr) ロベルト・グロスマン (リュート、テオルボ、G) | ||
スイスのサメダンにあるプランタ財団に残されているエンガディン地方に伝わる古楽の手稿譜をグロスマンがリコーダー、フラウト・トラヴェルソ、リュート、テオルボ、ギターのための楽譜に編曲。ヘニンガー=ペーターとのデュエットでスイスの貴重な古楽を再現させた。 | |||
フランク・マルタン(1890-1974): オラトリオ「ゴルゴタ」(独唱、合唱、管弦楽とオルガンのための) |
バーバラ・ロッハー(S) リリアン・ツルヒャー(Ms) ロルフ・ロメイ(T) レネ・コッホ(B) ミヒャエル・ブロダルト(B-Br) ペーター・バウアー(P) カイ・ヨハンセン(Org) アロイス・コッホ指揮 ベルリンso. ルツェルン音楽大学 ソリストアンサンブル ルツェルン少年聖歌隊 ルツェルン・アカデミーcho. シュトゥットガルト・ シュティフト教会聖歌隊 | ||
イエス・キリストが十字架にかけられたゴルゴタの丘。このキリストの最期の場面を題材にマルタンが大編成オラトリオとして作曲。5人のソリストにピアノ、オルガン、合唱団にオーケストラという巨大な編成で繰り広げられる受難曲である。2004年4月にルツェルンで行われたライヴ録音。 | |||
20世紀スイスの作曲家によるフルート作品集 ヴェルナー・ヴェールリ(1892-1944):組曲 Op.16/ソナタ Op.54 ロベール・オブシエ(1900-1957):パヴァーヌとガリアルド コンスタンティン・ルガメー(1907-1982):ソナティナ ペーター・ミーグ(1906-1990):ソナタ |
トーマス・シュトラスル(Fl) クリスティアン・ツァウク(P) | ||
スイスの作曲家によるフルートのための作品集を集めた1枚。フルートのシュトラッスルはフルート界の大御所、オーレル・ニコレに師事。ピアノのザーグとは長くコンビを組んでおり多彩なレパートリーを誇る。 | |||
ハインリヒ・ズーターマイスター(1910-1995): ピアノ協奏曲第2番/ディヴェルティメント第1番/ 葬送の詩(ヒンデミットの追憶に)/モントルーのセレナーデ |
ダニエル・ヘクスター(P) ポール・K・ハウク(指揮) シャフハウゼン・シンフォニエッタ | ||
主にオペラ作曲を主としているスイスの作曲家ズーターマイスターの器楽、管弦楽作品集。ヘクスターは16才でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演奏した経歴を持つ1945年生まれのイスラエル人ピアニスト。 | |||
トロンバ・マリーナを伴うスイスの修道院の音楽 フランツ・ニクラウス・ヤコブ(1719-1791): サルヴェ・レジナ ヴォルフガング・アイテン(1712-1769):天使の合唱 作曲者不詳:Consideravi te マリアヌス・ケーニヒスペルガー(1708-1769): コンチェルト 他(全9曲) |
アンサンブル・ アルチンボルド・バーゼル | ||
トロンバ・マリーナ(直訳すると「海のトランペット」)とは管楽器のトランペットではなく、人の身長ほどの高さを持つ一弦の楽器のこと。現在でも南フランスなどで民族楽器として使用されている。アンサンブル・アルチンボルド・バーゼルはこのトロンバ・マリーナ他の古楽器、ヴォーカルで構成されるアンサンブル。 | |||
スイスのホルン四重奏曲集 Vol.1 テンプルトン・ストロング(1856-1948):伝説 エリク・セーケイ(1927-):オーバードとセクエンス エルンスト・ウィドマー(1927-1990):パノラマ ダニエル・リエンハルト(1955-):パーティクル クラウス・コーネル(1932-):リメモランシズ アンドレアス・プフリューガー(1941-):レゾナンゼン ローランド・モーゼル(1943-):トン・イン・トン |
ドープラ・ホルン四重奏団 | ||
ドープラ・ホルン四重奏団は1983年に結成されたホルン・アンサンブル。その名前はフランスの名ホルン奏者であり作曲家であったルイ=フランシス・ドープラからとられたもの。メンバーはバーデンバーデン・フライブルク南西ドイツ放送響、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場管、ベルン響の現役奏者という実力派。 | |||
スイスのホルン四重奏曲集 Vol.2 ジュリアン=フランソワ・ツビンデン(1917-): 3つの小品 リヒャルト・フルーリー(1896-1967):四重奏曲 カルロ・フロリンド・セミニ(1914-2004): ディヴェルティメント・プレイストリコ アルフォンス・ロイ(1906-2000):四重奏曲 ジャン=リュク・ダルブレー(1946-):アズール |
チューリッヒ・ホルン四重奏団 [カール・ファスラー、 パウロ・ムニョス=トレド、 ハンナ・ホルダー、 ハインネル・ワンナー(Hr)] | ||
20世紀スイスの作曲家によるホルン四重奏のための作品を集めた好企画の第2弾。ファスラーとムニョス=トレドはチューリッヒ・トーンハレで、ホルダーはチューリッヒ歌劇場管弦楽団で、ワンナーは室内楽奏者としてそれぞれ活動中。 | |||
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955): 弦楽四重奏曲第1番 Op.23・秋 Op.36・日曜日 Op.63 アルミン・シブラー(1920-1986):結婚 Op.15 |
オリーブ・F.ウェッテル(P) ベルン・モーゼルSQ | ||
20世紀スイスの作曲家二人を取り上げたアルバム。 | |||
ヨハン・メルヒオール・グレトレ(1626-1683):聖母マリアの晩課 | レグラ・コンラート、 ミリアム・フューアージンガー(S) ペーター・ケンネル(CT) ヴァレンティン・J.グロール(T) シュテファン・ヴォック(B) トーマス・バルディンガー指揮 アンサンブル・イル・デジデリオ コレギウム・ ヴォカーレ・レンツブルク | ||
グレトレは1651年にアウクスブルク大聖堂のオルガン奏者、1654年4月に楽長に就任し、生涯この地位で活躍したスイスの作曲家・オルガン奏者。 | |||
エルネスト・ブロッホ(1880-1959): チェロと管弦楽のためのヘブライ狂詩曲「シェロモ」(*) バリトン、混声合唱と管弦楽のための「聖なる礼拝」(+) |
ロッコ・フィリッピーニ(Vc) アレクサンドル・ヴェデルニコフ指揮(*) ホセ・ファルディルファ(Br:+) ディエゴ・ファソリス指揮(+) スイス・イタリア語放送o. スイス・ルガノ放送cho. | ||
スイスに生まれ育ちアメリカでも活躍したユダヤ人作曲家ブロッホの二大作品を収録。ロシアの俊英ヴェデルニコフと、アッカルド弦楽四重奏団でも活躍の名チェリスト、フィリッピーニによる「シェロモ」は鬼気迫る気迫を感じさせる熱演。スイス・イタリア語放送o.も煌びやかなサウンドでハイレベルの演奏を聴かせる。 | |||
ロベルト・ヴァルザーの詩によるスイス音楽 ウルス・ペーター・シュナイダー(1939-): 道をはずれて I&II/ローベルト・ヴァルザー三部作第1番 ユルグ・フレイ(1953-):笑いと微笑 エドゥ・ハウベンサク(1954-):6つのヴァルザー・ミニチュア クリストフ・ニードホファー(1967-):4つの歌曲 ダニエル・グラウス(1957-):6つの歌曲 アレクサンドル・ガブリス(1974-):その時私は子供だった |
エリカ・ラダーマッハー(S) ウルス・ペーター・ シュナイダー(P) 他 | ||
スイスでドイツ語詩人、作家として活躍したロベルト・ヴァルザーの詩を題材として作曲された声楽作品集。 | |||
オトマール・シェック(1886-1957):歌劇「ペンテジレア」Op.39 | イヴォンヌ・ナエフ(A) レナーテ・ベーレ(S) マリオ・ヴェンツァーゴ指揮 バーゼルso. 他 | ||
スイス音楽界に大きな足跡を残したシェックがクライストの戯曲「ペンテジレア」を題材に作曲したオペラ。 | |||
ヤーノシュ・タマーシュ(1936-1995):室内楽作品集 フルートのための「たそがれの音楽」/ Nicht Tag, nicht Nacht.... / クラリネット四重奏曲/弦楽四重奏曲 |
スザンヌ・グートハウザー(Fl) ハンス・イェルク・バティヒ(P) エイドリアン・ツィンニカー(Cl) アリオンSQ/他 | ||
タマーシュはハンガリーのブダペストに生まれ、スイスで作曲家、指揮者、ピアニストとして活躍した。演奏者にはスイス北東部のアールガウ交響楽団でソロ・クラリネット奏者をつとめるツィンニカーなどスイスの名手が集う。 | |||
スイスの協奏曲集 ヨスト・マイヤー(1939-):ホルン協奏曲 エリック・ガウディバート(1936-): フルートと室内管弦楽団のための「アルバムの綴り」 ペーター・ミーク(1906-1990): 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 |
フェリックス・レングリ(Fl) ブルーノ・シュナイダー(Hr) アドリアン・ソース(P) イヴォ・ハーグ(P) ヤン・シュルツ指揮 ヌシャテル室内o. | ||
20世紀スイスの作曲家たちが書き上げた協奏曲の数々。フルートの世界的名手レングリ、バイエルン放送響やスイス・ロマンド管などで活躍したシュナイダー等が参加。 | |||
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):歌曲集 7つの歌曲 Op.4/6つの歌曲 Op.5/4つの歌曲 Op.6/ 10の歌曲 Op.25/9つの歌曲 Op.70 |
アンネマリー・ブルクハルト(S) サイモン・ブルクハルト(P) | ||
カルク=エーレルトらに師事し優れた作品を残したスイスの作曲家ブルクハルト。彼の息子夫婦による演奏。 | |||
アルペントーン〜Ein Querschnitt durch das Festival '05 One more Tequilla/ La-haut sur la montagne/ Quecksilber Schottisch/ frEUde herreCHt/ Karump/ Mosch/ Quember/他(全17曲) |
パスカル・シェアー(アルペンホルン) ルツェルン・チェンバー・ブラス チューリッヒ・ ジャズ・オーケストラ アドラベサ・クァルテット 他 | ||
「アルペントーン〜Ein Querschnitt durch das Festival」は毎年開催されているスイスの民謡音楽祭。ポップ調にアレンジされた作品をアルペン・ホルンやビック・バンド、サクソフォーン・アンサンブルなどの様々なアーティストが楽しく奏でる。 | |||
ボニファツィウス・アメルバッハ(1495-1562) の楽譜より(全25曲) Musikbücher des Basler Juristen Bonifacius Amerbach ゲオルグ・ブラック、ハンス・ブフナー、 ヴォルフガング・ダヒシュタイン、 ジョスカン・デプレ、ジクストゥス・ディートリヒ、 ベネディクトゥス・ドゥーツィス、 ヨハネス・フックスヴィルト、マティアス・グライター、 パウル・ホフハイマー/他の作品 |
ミハル・ゴンドコ指揮 コリーナ・マルティ指揮 ラ・モッラ | ||
中世ドイツ語圏の知られざる作曲家たちの作品集。ラ・モッラは、2000年に結成されアントワープでデビューを果たしたバーゼルを拠点とする新しい古楽アンサンブル。 | |||
オトマール・シェック(1886-1957): 弦楽四重奏曲第2番 ハ長調Op.37 フリッツ・ブルン(1878-1959): 弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 |
アマルSQ | ||
アマルSQは1987年にチューリヒで結成、1998年から2001年までアルバン・ベルク弦楽四重奏団の指導を受けた。2004年3月からはボルボがパートーナーとして支援を行うなど、スイス期待の実力派。 | |||
ペーター・ミーク(1906-1990): 弦楽三重奏曲/弦楽四重奏曲第1番 オーボエ協奏曲/トッカータ、アリオーソとジーグ |
ストライフ・トリオ カルミナSQ トーマス・ インダーミューレ(Ob) マルク・キソッツィ指揮 カメラータ・チューリヒ セバスティアン・ トゥインケル指揮 南西ドイツ室内o. | ||
ペーター・ミークは作曲家、画家、そしてジャーナリストなど多くの分野で活躍したスイスの作曲家。CAMERATA への録音で日本でもお馴染みのインダーミューレが、オーボエ協奏曲のソリストで参加している。 | |||
パウル・ザッハー〜指揮者と音楽の代弁者 ストラヴィンスキー: ヴェノーサのジェズアルド400年祭のための記念碑 宗教的バラード「アブラハムとイサク」 カンタータ「説教、説話、祈り」/3楽章の交響曲 ハイドン:交響曲第39番 ト短調 Hob.I-39 マルティヌー:リディツェ追悼 マルタン:チェロのためのバラード(*) バルトーク: 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 ルチアーノ・ベリオ:夢の回想(#) ミヨー:歌劇「オルフェの不幸」 モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314(+) ヴォルフガング・フォルトナー:アウロディ ハインツ・ホリガー: 2つのリスト・トランスクリプション/塔の音楽 |
ハインリヒ・シフ(Vc;*) ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ(Vc;#) ハインツ・ホリガー(Ob;+)指揮 パウル・ザッハー指揮 バイエルン放送so.&cho. バーデン=フライブルク 南西ドイツ放送so. バーゼル室内o.&cho. バーゼルso. | ||
録音:1961年-1987年。 スイスが生んだ偉大なる音楽家、パウル・ザッハー。ザッハーの委嘱によって作曲された作品はバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」など数多く、近現代作曲家への協力や資金援助などパトロンとしての役割も果たし、他にバーゼル・スコラ・カントルムを創設するなど、近現代の音楽の発展に多大な影響を及ぼした。 今回のリリースは、ザッハーの代名詞でもある近現代音楽からハイドン、モーツァルトなどを集めた貴重なボックス・セット。またはシフ、ロストロポーヴィチ、ホリガーなど、超一流のアーティストが参加しているところもザッハーの偉大さの証明だろう。スイスの偉大なる音楽家の記録がスイスのレーベルから登場という素晴らしい企画。 | |||
マルタン:室内楽作品集 ヴァイオリン・ソナタ[第1番/第2番] アイルランド民謡による三重奏曲/ ギターのための「4つの小曲」 |
アルメーネ・スタキアン(Vn) パスカル・デザルツェンス(Vc) ダニエル・フックス(P) ミゲル・シャロスキー(G) | ||
様々な楽器のための「バラード」などを残したスイスの大作曲家マルタン。弦楽器のための作品集となったこのアルバムの中でも特筆すべきは「 ギターのための「4つの小曲」だろう。アルゼンチン出身のミゲル・シャロスキーは、1988年ジュネーヴ国際音楽コンクールのギター部門で3位入賞の実績を持つ。 | |||
パウル・ユオン(1872-1940):弦楽四重奏曲集 [ Op.5/ロ短調 Op.11/イ短調 Op.29/第3番 Op.67] |
ニツィオルSQ | ||
ニツィオル四重奏団はチューリヒ・トーンハレ管とチューリヒ歌劇場管のメンバーで構成される団体。 | |||
パウル・ユオン(1872-1940): 五重奏曲 ニ短調 Op.33/室内交響曲 Op.27 |
チューリヒ・トーンハレo.の奏者たち | ||
ロシアに生まれ、その後ドイツへ移住したパウル・ユオンは、スイスの市民権を持ちながらも人生の大半をドイツで過ごした作曲家で、ロマン派的な作風が特徴。当盤では弦楽器、木管楽器、ピアノなどによる編成の2作品を収録。チューリヒ・トーンハレ管の奏者たちのレベルの高さは流石の一言。 | |||
パウル・ユオン(1872-1940): 狂詩曲 Op.37/四重奏曲 Op.50 |
ベルリン・ フィルハーモニック ピアノ四重奏団 | ||
ミュージック・スイスが積極的に録音を進めるユオンは、ロシアに生まれスイスの市民権を持ちながらも人生の大半をドイツで過ごした作曲家。BPOのメンバーによって1985年に結成されたアンサンブルがロマン的な作風を持った作品を絶妙な演奏で聴かせてくれる。 | |||
フランツ・ティッシュハウザー(1921-): 3つのモルゲンシュテルン |
エディト・マティス(S) フランツ・ティッシュハウザー(P) フリッツ・ナフ指揮 スイス室内cho. スイス・クラリネット・ プレイヤーズ | ||
スイスのベテラン作曲家ティッシュハウザーが詩人クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩を題材として書き上げた合唱作品を収録。 | |||
アルペンホルンのための新しい作品集 アルカディ・シルクロペール(1956-): ファンファーレ/アフター・ストーム/ アルペン・トレイル/行列/ブレイン/ クレステッドビュート・マウンテン ハンス=ユルク・ゾマー(1950-): 牧歌風舞曲 マティアス・リュエック(1952-): エアバウリッヒェ・スタディ ジョン・ヴォルフ・ブレンナン(1954-): トゥ・ザ・サミット・アンド・バック/ 歌と変奏 アルフレッド・レオンツ・ガスマン(1876-1962): 悲しい時間 ダニエル・シュナイダー(1961-): アルペンホルン協奏曲〜カデンツァ ハンス・ケネル(1939-):5つの踊り |
アルカディ・シルクロペール (アルペンHr/フレンチHr) | ||
スイス山間部の民族楽器で、ブラームスやロッシーニもその音色に影響を受けたアルペンホルンのための作品を集めたユニークなアルバム。1956年モスクワ出身のホルン奏者シルクロペールはモスクワ陸軍音楽学校でホルンを学び、ボリショイ歌劇場管とモスクワpo.のホルン奏者を歴任、その後ソリストとして活動を始め、クラシック、ジャズや即興など枠にとらわれない幅広い活動を展開している。シルクロペールはこのアルバムで、全てのパートをアルペンホルンとフレンチホルンの多重録音で演奏、クラシカルなスタイルの作品から、現代風の作品などバラエティに富んだラインナップとなっている。スイスのレーベルならではの意欲作。 | |||
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955): オルガンのための「パッサカリア」/ 7つの詩篇 Op.82/幻想曲とコラール Op.58/ 無伴奏合唱のためのモテット Op.51/ ソプラノとオルガンのための「マニフィカト」Op.64/ テ・デウム Op.33 |
マリア・C.シュミット指揮 クライネ・カントライ ダイエル・ シャイドゲル(ティンパニ) エイドリアン・ウェーバー(Tb) アンネッタ・ゲイゼル(Tp) ハインツ・バリー(Org) | ||
マルタン、オネゲル、シェックなどの大作曲家を輩出した20世紀前半のスイスで、彼らと並ぶと才能とされながらも55歳でこの世を去った作曲家ブルクハルトの宗教作品集。 | |||
フリードリヒ・テオドル=フレーリヒ(1803-1836): 4声のモテット集/12声の「ミゼレーレ」 |
ミカエル・バルヤン(Fp) セバスティアン・ゴール指揮 バーゼル・ ヴォーカルゾリステン | ||
スイス・ロマン派最大の作曲家の1人とされるフレーリヒは、父の希望により作曲家から弁護士となり、その後再び音楽家に戻るという経歴を持っていた。12人の若き声楽家たちによって結成されたバーゼル・ヴォーカル・ソロイスツの澄み切った歌声が美しく響く。 | |||
ファビアン・ミュラー(1964-): ピアノ協奏曲/ 弦楽オーケストラのための「迷宮」/ チェロと弦楽オーケストラのための組曲 |
ピ・チン=チェン(Vc) エイドリアン・ オーティカー(P) ハリー・ホワイト(Sax) ルーベン・ガザリアン指揮 チューリヒ室内o. | ||
ネオ・ロマンティックとも称されるスイスの中堅作曲家ファビアン・ミュラーの作風は注目を集めており、既にカプリッチョ・レーベルからポートレート・アルバムがリリースされている(Capriccio 67106)。 | |||
ルツェルン・チェンバー・ブラス バシル・フバトカ編曲:1850年代の農民の音楽 フェルディナント・レッチャー(1842-1904): 6つの管楽器のための「レントラー舞曲」 ウルス・フィスター編曲:農民の音楽/再訪 |
ルツェルン・ チェンバー・ブラス ダニ・ホイスラー(Cl) | ||
思わず踊りたくなってしまうような金管五重奏によるスイス民謡のアレンジ集。ルツェルン・チェンバー・ブラスは、スイスのオーケストラやソリストとして活躍する奏者たちにより1999年10月に結成された金管五重奏団。ちなみに「1850年代の農民の音楽」では当時の音楽を再現するため、代理店によると「19世紀に使用されていたモデルの楽器で演奏が行われている」とのこと。公式サイト:http://www.chamberbrass.ch/ | |||
フランチェスコ・ ホッホ(1943-):魔法の指輪 |
ステファニー・ ブルクハルト、 マガーリ・シュワルツ(S) スザンヌ・オット(A) レオポルド・カーン、 フーベルト・ マイヤー(T) マティアス・ シャドック(Br) ツォルト・ナジ指揮 ギタートリオ・バーゼル バーゼル打楽器三重奏団 | ||
フランチェスコ・ホッホはイタリアのミラノ音楽院で指揮法、声楽、電子音楽を学び、リゲティやシュトックハウゼンからも指導を受けたスイスの作曲家。声楽や電子音楽などで演奏される「魔法の指輪」は約79分の大作。 | |||
シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992): ピアノ作品集 ピアノフォルテのためのソナタ/ ピアノフォルテのためのソナチネ/ 20の小品/5つの小品/ 子供のためのソナチネ[第1番/第2番]/ 若いピアノ奏者のためのソナチネ/ ピアノのための小品/ウェールズへのオマージュ |
ヤクブ・ チョルツェウスキ(P) | ||
ハンガリーに生まれスイスへと亡命した、作曲家であり民族音楽学者でもあったヴェレシュ。ヴェレシュのピアノ作品にはハンガリーの作曲技法が用いられており、独特のリズムと旋律はどこかバルトークの雰囲気を感じさせる。ポーランド出身のチョルツェウスキは1981年生まれの有望株。第5回シマノフスキ国際音楽コンクールなどで実績を残している。 | |||
20世紀アールガウ地方の オルガン作品集 ウェルナー・ウェルリ(1892-1944): 前奏曲/ パッサカリアとフーガ、 コラール前奏曲 Op.14 ヘルマン・ズーター(1870-1926): オルガン・ソナタ エルンスト・ウィドマー(1927-1990): 前奏曲とトッカータ ワルター・ミュラー・ フォン・クルム(1899-1967): トッカータ Op.60-2 ロベルト・ブルム(1900-1994): キリストあなたは神の小羊 ヨーゼフ・コスト(1954-): パルティータ ラファエル・スタウブリ(1959-): 断章 |
トビアス・ヴィリー、 マルレネ・フラマー、 ヨナス・ ヘルツォーク(Org) | ||
スイス北部のアールガウ州に生まれた作曲家、もしくはアールガウ州に縁のある作曲家の作品のみを集めたオルガンのための作品集。 | |||
スイス新旧のリコーダー作品集(全13曲) 伝承曲:エイヤンのカリオン/ フィーシュのカリヨン/マガリ ヨハネス・ヘール(1489-1553): フォルトゥナ・デスペラータ ルートヴィヒ・ゼンフル(1486-1543): Quare Fremuerunt ルドルフ・ケルターボルン(1931-): スペクトレン ヨハン・メルヒオル・ グレートル(1626-1683):パン/他 |
コンラート・シュタインマン指揮 アンサンブル・ ディファレンシャス | ||
第1回ブルージュ国際リコーダー・コンクールを制したスイスのシュタインマン率いるリコーダー四重奏団によるお国物。 | |||
スイスの声楽とギターのための作品集 フェルディナント・フーバー(1791-1863): 3つの歌曲「スイスの歌」/2つの歌曲/ 2つの歌曲「アルプスの薔薇」/夕べの歌 ブルーノ・ザナー(1919-):ヴェルレーヌの4つの詩 ユルク・ヴィッテンバッハ(1935-):Laut Kafig エルンスト・ヴィドマー:ペテネーラのグラフィコ |
本島阿佐子(S) ティノ・ブルッチュ(T) クリストフ・ヤッギン(G) | ||
ソプラノの本島阿佐子は国立音大を卒業後、国際シューマン・コンクールで第2位(1位なし)受賞。高い歌唱力を持っている。 | |||
チェロとピアノのための作品集 パウル・ユオン(1872-1940): チェロ・ソナタ イ短調 Op.54 オトマール・シェック(1886-1957): 6つの小品 Op.6 ファビアン・ミュラー(1964-): チェロ・ソナタ/組曲 |
ピ・チン・チェン(Vc) エイドリアン・エチカ(P) | ||
スイスの大作曲家シェック、日本でも徐々にファンを増やしているユオン、現在も精力的に活動するミュラーの3者によるスイスのチェロ作品集。チェロのピ・チン・チェンは、13歳で台北so.の演奏ツアーに参加した経歴を持つ台湾出身の女流奏者。 | |||
ハンス・フーバー(1852-1921): ピアノ五重奏曲第1番 ト短調Op.111/ ピアノ四重奏曲 ホ長調Op.117 |
ハンス・イェルク・フィンク(P) アウラSQ | ||
スイス後期ロマン派の作曲家フーバーは、幼少の頃から音楽教育を受けてライプツィヒ音楽院に入学、その後スイスに戻り名門バーゼル音楽院の院長に就任した音楽家。その作品にはドイツ・ロマン派、特にブラームスやシューマン、そしてフランスのサン=サーンスからの影響が見受けられる。マックス・レーガー・コンクールを制覇したスイスのピアニスト、フィンクとアウラ弦楽四重奏団が祖国の隠れた名作を充実の演奏で聴かせてくれる。 | |||
スイスのハックブレットとツィター(全29曲) | |||
70年代にLPでリリースされていた録音のCD復刻。ドイツのダルシマー属楽器(ハンガリーのツィンバロンがクラシック音楽の分野では一番有名)に当たるハックブレットとスイスが起源されるツィターの演奏が収録されている。 | |||
マルタン: クリスマス・カンタータ(1929-1930)/ 3つのクリスマスの歌 |
シモーネ・ストック(S) カロラ・ハウスブルク(A) アロイス・コッホ指揮 アトリウム・アンサンブル・ ベルリン、 モーツァルト・アンサンブル・ ルツェルン、 ルツェルン聖歌隊 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 クラウス・ドゥラー(Fl) | ||
20世紀のスイスを代表する巨匠フランク・マルタンによるクリスマスのための作品集。2部構成の「クリスマス・カンタータ」は、ソプラノ、アルト、混声合唱、児童合唱、オーケストラを要するマルタンの知られざる大作。またカップリングの「3つのクリスマス」は、ソプラノ、フルート、オルガンという編成の作品であり、バラードなど室内楽の分野に突出した作品を残したマルタンらしい作品。 | |||
17世紀〜20世紀スイスにおける室内オルガンの歴史 パッヘルベル:フーガ ニ短調 フローベルガー:トッカータ ヘ長調 ケルル:カンツォン リヒター:パルティータ ニ短調 ムファット:前奏曲第8番 ハ長調 L.モーツァルト:アダージョと4つの変奏曲 C.P.E.バッハ:4つの二重奏曲/他 |
アンネレス・フリガー(Org) | ||
古くは1636年に製作された楽器に始まり、17世紀から20世紀にかけて作られた歴史的価値の高い21種類の室内オルガンを使用した録音集。スイスの女流、フリガーの演奏で約350年という時間が生み出した楽器の変遷を堪能することが出来る。 | |||
エミール・フライ(1889-1946):ピアノ作品集 ヘブライの主題による変奏曲Op.1/幻想的小品第1番/ 組曲Op.62/4つの小品Op.12より第1番/ 牧歌的なメヌエットOp.10-2/ 4つのピアノ小品Op.14-2より第2番/組曲Op.58/ コラール「血潮したたる」による幻想曲Op.33/ J.S.バッハ「G線上のアリア」のピアノ編曲版 |
カール=アンドレアス・ コリー(P) | ||
スイスとベルリン、ブカレストで音楽を学び、1910年には「ピアノ三重奏曲第2番Op.23」でアントン・ルビンシテイン・コンクール入賞。1912年には23歳という若さでモスクワ音楽院に教授として招聘され、作曲、教育の両分野で実績を残したスイスの音楽家エミール・フライのピアノ作品集。カール・エンゲルとミェチスワフ・ホルショフスキの下で研鑽を積んだスイスのピアニスト、コリーはチューリヒ・トーンハレ管、バーゼル響などの名門オーケストラからもソリストとして招かれている実力派。 | |||
ヴァルター・クルヴォワジエ(1875-1931): 歌曲とピアノ作品集 エマニュエル・ガイベルの詩による3つの歌曲/ エマニュエル・ガイベルの詩による7つの歌曲/ ピアノのための自作主題による 変奏曲とフーガ Op.21/ アイヒェンドルフの詩による6つの歌曲 Op.27/ 古いドイツの詩による歌曲 |
ジャニーヌ・ヒルツェル(S) ロビン・アダムス(Br) エドワード・ラシュトン(P) | ||
クルヴォワジエは、ドイツ国境に近いスイスの街リーエンで生まれ、ミュンヘンでルートヴィヒ・テュイレに作曲を学び、スイスとドイツで活躍した。 | |||
ハインリヒ・ズーターマイスター(1910-1995):歌劇「ロメオとジュリエット」(1940)
アドルフ・ダラポッツァ(T;ロメオ) ウルスラ・コシュト(S) ハインツ・ヴァルベルク〔ワルベルク〕指揮ミュンヘン放送o. バイエルン放送cho.、テルツ少年cho./他 | |||
録音:1980年。LP は Ex Libris レーベルから1984年に発売された物で、おそらく初CD化。ミュンヘンでカール・オルフに師事、新古典主義を掲げピアノ作品や協奏曲、オペラの作曲家として知られた20世紀スイスの作曲家ズーターマイスターの代表作。マリア・チェボタリをジュリエット役に、カール・ベーム指揮で初演されたもので、当ディスクもヴァルベルク、ミュンヘン放送管、バイエルン放送cho.等聴き応えのする内容。 | |||
フランク・マルタン(1890-1974):ギターのための作品集 テノール、バリトン、バスと3つのエレキ・ギターのための「死の詩」/ 無伴奏ギターのための「ギター」/ソプラノ、フルートとギターのための「3つの愛の歌」/ 弦楽オーケストラのための練習曲(ギター二重奏版)/ テノール、ギターと4手連弾のための「Quand n'ont assez fait dodo」 ティノ・ブリューチェ(T) ザムエル・ツンド(Br) レネ・コッホ(B) ハラルド・スタンパ、ベンジェミン・シェック(G) ミリアム・テラーニ(Fl−tr) リチャード・ペコタ(エレキ・ベース) バルバラ・ヴィグフソン(S) アンティエ・マリア・トラウブ、グレゴール・ロエプフェ(P) | |||
パウル・ザッハーに献呈された「弦楽オーケストラのための練習曲」のギター・アレンジ版などを収録。 | |||
わたしの青いピアノ〜スイスの歌曲集 レオ・ナーデルマン(1913-1998):わたしの青いピアノ / ブロッホ:2つの歌 へーガー:5つの歌 Op.19 / リンガー:5つのモルゲンシュテルン歌曲 ブルクハルト:4つの歌曲 / ナーデルマン:ネリー・ザックスの詩による7つの歌曲 ノエミ・ナーデルマン(S) オリヴァー・シュナイダー(P) | |||
日本へもインバル&キ響の「復活」にソリストとして招かれ、世界各国で活躍中のスイス人ソプラノ、ノエミ・ナーデルマンが、父レオ・ナーデルマンや近現代スイスの作曲家たちの歌曲を歌う。 | |||
ロルフ・リーバーマン(1910-1999):音楽喜劇「森林」
アン・ハウエルズ(Ms) ミハル・シャミール(S) ジャン=フィリップ・クルティ(B) リッカルド・カッシネッリ(T) ジェフリー・テイト指揮スイス・ロマンドo./他 | |||
録音:1987年4月24日。ロシアの作家アレクサンドル・オストロフスキーの作品を題材とした作品。 | |||
スイス親衛隊と王室大厩舎の音楽 リュリ、フィリドール、クープラン、 モンテクレール、プリン、フレイヨン=ポンサン、他 |
ティロ・ヒルシュ指揮 アンサンブル・アルチンボルド、 バーゼル・スコラ・カントールム・ トランペット・アンサンブル | ||
ピリオド楽器使用。ルイ14世、ルイ15世時代のフランスで、スイスの親衛隊によって演奏された華やかな祝典音楽集。トランペット、トロンバ・マリーナ、クルムホルン、タンブラン他による編成。 | |||
ヘルマン・マイヤー(1906-2002): 室内楽&管弦楽作品集 1960-1969 大管弦楽のための小品 (1960) / ピアノ、電子オルガンとチェンバロのための小品/ ピアノ連弾のための小品/ 2台のピアノと管弦楽のための小品 |
イェルク・ヘンネベルガー指揮 バーゼル・シンフォニエッタ アンサンブル・ ノイエ・ホリゾンテ・ベルン | ||
ルネ・レイボヴィッツに学び(『共に学び』はおそらく、"study with" の誤訳)、シェーンベルクや12音技法の支持者でもあった20世紀スイスの現代作曲家。 | |||
バーゼル公会議時代のヨーロッパの音楽 1431-1449 グレゴリオ聖歌:来たり給え、創造主なる聖霊よ / 作曲者不詳:幼な子われらに生まれ ドメニコ・ダ・ピアチェンツァ:エル・ジョイオーゾ / デュファイ:キリエ ブラッサール:グローリア / ジル・バンショワ:サンクトゥス/アニュス・デイ/他 コリーナ・マルティ指揮 ミハエル・ゴンドコ指揮 ラ・モッラ | |||
録音:2011年3月-4月。バーゼルを拠点とするスイスの声楽と器楽の古楽アンサンブル、ラ・モッラは2000年にアントワープでデビュー。 | |||
パユ&T.フィッシャー〜フランク・マルタン(1890-1974):フルート作品全集 バラード第1番(フルート、弦楽とピアノのための)/ 教会ソナタ(デザルツェンス編曲/フルートと弦楽オーケストラのための)/ バラード第2番(フルート、弦楽オーケストラ、ピアノと打楽器のための)/ バラード第1番(アンセルメ編曲/フルートと管弦楽のための)/ バラード第1番(フルートとピアノのための)/教会ソナタ(フルートとオルガンのための)/ バラード第2番(フルートとピアノのための) エマニュエル・パユ(Fl) フランチェスコ・ピエモンテージ(P) トビアス・ベルント(Org) ティエリー・フィッシャー指揮スイス・ロマンドo. | |||
録音:2012年2月29日&3月1日-2日、ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ。BPOの首席奏者、ソリスト、室内楽奏者として絶大な人気を誇るフルート界の王者エマニュエル・パユが、母国スイスのレーベルから「エマニュエル・パユの芸術」(MGBCD-6107/MCD6107)以来久々の登場。マリア・マルタンが2008年に発見した「バラード第2番」やアンセルメのオーケストレーションによる「バラード第1番」など、マルタンのフルート作品の全てを網羅。 | |||
アブラハムの犠牲〜カルロ・ドナート・コッソーニ(1623-1700): アインジーデルン修道院図書館からの音楽 小オラトリオ「アブラハムの犠牲」/アウディテ島/なぜ私を制御する/幸いなるかな/ サルヴェ・レジーナ・シルヴァルム/幸いなるかな/バビロンの流れのほとりにて ケッセルベルク・アンサンブル | |||
録音:2012年10月11日-14日、コロリーナ、イタリア。旧約聖書の「アブラハムの犠牲(イサクの犠牲)」を描いた小オラトリオ等、サン・ペトロニオ大聖堂オルガニストやミラノ大聖堂楽長として活躍したイタリアの作曲家、カルロ・ドナート・コッソーニの作品集(スイス・アインジーデルン修道院図書館所蔵)。ケッセルベルク・アンサンブルは、ラトヴィア出身のバロック・チェリスト、イルゼ・グラドゥレがスイスで設立した声楽と器楽によるバロック・アンサンブル。 | |||
スイスのピアノ三重奏曲集 フォルクマール・アンドレーエ(1879-1962):ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.14 シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992):ピアノ三重奏曲「3つの絵画」 ラファエレ・ダレッサンドロ(1911-1959):ピアノ三重奏のための6つの小品 アブソリュート・トリオ [ベティナ・ボラー(Vn) イムケ・フランク(Vc) ステフカ・ペリファノヴァ(P)] | |||
チューリヒ・トーンハレo.首席指揮者、VPO 終身客演指揮者、チューリヒ音楽院院長、チューリヒ大学音楽学部長、スイス音楽家協会会長等を務めたアンドレーエ、コダーイに学び、リゲティ、クルターク、ホリガーらを育てたヴェレシュ、そしてデュプレやブーランジェに師事したスイスのオルガニスト、ダレッサンドロによるピアノ三重奏曲集。アブソリュート・トリオは、パールマンに学んだボラー、ペルガメンシチコフとシフの弟子フランク、ブルガリアの名教師ガネフ夫妻門下のペリファノヴァという3人の女流奏者によって2003年に結成されたアンサンブル。 | |||
シューベルトへのオマージュ シューベルト: アンダンテ D.936A(モーザー補筆完成)/ 「さすらい人」幻想曲(リスト編曲) ピアノ・ソナタ第15番 〜最終楽章(デルツ補筆完成) プロフォス:光域(1996) |
ヨハネス・シュレーフリ指揮 バーゼル室内o. フェリクス・プロフォス(P) | ||
ライヴ録音を含む、シューベルト未完成作品の完成補筆版と、彼に捧げられた新作。 | |||
フランス系スイス人作曲家による 現代弦楽四重奏曲集 マルタン、オステットレール、バリサ、 ブランク、ペラン、スコラーリ、ズビンデンの作品 |
シネ・ノミネSQ | ||
レジナ・イルマン(1957-):作品集 黒い幸福2(打楽器四重奏)/ 彫刻(ブルース・ノイマンのために) (ヴィオラ・ダ・ガンバ四重奏) テーブルと鳥の足(電子音響)/メロディ(ギター)/ ケレットのそばの丘(2本のヴィオラとコントラバス)/ メロディ(フルート独奏)/ オルフェオ(電子音響+サンプリング音響)/ 3つの踊り(S、P、Cl、アコーディオン)/ 言葉(サクソフォン・アンサンブル、打楽器) |
パーカッション四重奏団 コンチェルト・ ディ・ヴィオール カングヘイムリッヒEns./他 | ||
レジナ・イルマンはスイスの作曲家で、打楽器奏者でもある。音楽はかなり前衛的。 | |||
トマス・ミュラー(1953-):作品集 Gehen.31 vorwarts- rukwartsbewegungen(*) Letzte Zeichen von Geschwindigkeit(#)/ Zwei Sequenzen(+)/Efeu II(**)/Gehen.Fragment(+)/ Quintett "J'en ai perdu le souvenir"(+) |
クラウディア・ リュエッグ(P;*) トリオ・レピク(#) チューリッヒ新音楽 アンサンブル(+) ハンス・ペーター・ フレーナー(Fl;**) | ||
ミュラーは現代音楽と伝統音楽の融合を探究した実験的作品を書く作曲家。 | |||
バーゼル・シンフォニエッタ・ライヴ ストラヴィンスキー:花火 Op.4 トマス・ケスラー(1937-)/ ヴォルフガング・ヘイニゲル オーディオ・デザイン: アウフブルーフ(5つのサンプリング音源と管弦楽のための) ヴェルナー・ベルシ(1950-):荘厳なるアルペン(大管弦楽のための) ヴィトルド・ルトスワフスキ(1913-1994):管弦楽のための協奏曲 |
ヨエル・スミルノフ指揮 イェルク・ ウィッテンバッハ指揮 バーゼル・シンフォニエッタ | ||
録音:2000-2001年、ライヴ。バーゼル・シンフォニエッタは1980年に結成された比較的若いオーケストラ。現代音楽の盛んなバーゼルという土地柄のせいか、こうした作品にはとりわけ強みを発揮する。 ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」は、この曲の見方を変えてしまうほどの強い説得力を持った演奏ではないか、とのこと。 | |||
チェロ独奏のための現代作品集 ジャック・ヴィルドベルガー(1922-): Tantot libre Tantot recherchee(1992/93) パスカル・デュサパン(1955-):IMMER ハンス・ウルリヒ・レーマン(1937-):Esercizi クラウス・フーバー(1924-): チェロとピアノのための Lazarus. Brosamen(*) イサン・ユン(1917-1995):7つのエチュード |
ヴァルター・グリンマー(Vc) ステファン・ファールニ(P;*) | ||
1939年生まれ、古典派から現代まで幅広いレパートリーを誇るヴァルター・グリンマーの最新録音。 | |||
20世紀スイスの音楽 フランク・マルタン(1890-1974):弦楽合奏のためのエチュード ルドルフ・ケルターボーン(1931-):オーボエと弦楽のための変奏曲 フランク・マルタン:色の付いた時代 ハインツ・ホリガー(1939-):凍った花 オトマール・シェック(1886-): 弦楽合奏のための牧歌的ル間奏曲「夏の夜」 クラウス・フーバー(1924-): 「アルヴァーレ・ヴァーナット」(フルートと12のソロ弦楽器のための) |
ハインツ・ホリガー(Ob)指揮 フェリックス・レングリ(Fl) アナ・アマチェンコ(Vn)指揮 カメラータ・ベルン | ||
4分音によるピアノ作品集 チャールズ・アイヴズ(1874-1954):4分音の3つのピアノ曲 ペーター・ストレイフ(1944-):Handwerk-Horwerk ディーター・ヨルディ(1958-):アラベスク/Cercle du soleil ローランド・モーサー(1943-):4分音のキャビネット(1986/7) ピエール・メリアン(1935-):トランスムジークII マルタン・ヴェアリ(1957-):ピアノ組曲III ディーター・ヨルディ:Der Ameisenhaufen イワン・ヴィシネグラツキー(1893-1979): インテグレーション(1962) |
ゲルトルート・シュナイダー、 トマス・ベッフリ(P) | ||
4分音(微分音)へのオマージュ。微分音の開祖アイヴズの実験的な作品から、スイス・ヨーロッパの現代作曲家の作品、ロシアのアヴァンギャルド・コンポーザー、 ヴィシネグラツキーまでたどり着く、ピアノ・デュオ・ファンタジー(という言葉があまりにも似合わないアヴァンギャルド・ワールド)。72分に及ぶ微分音の世界へトリップできる。 | |||
フリッツ・ヴェーゲリン: De afuera/Tetraktys/Cantos de amor/ Que no haya salida/Acercamiento |
フィリップ・ サヴォイ(A-Sax) クァトゥア・ドュ・ テンポ・デ・フリブール ユルク・ランフランコニ (ソプラノ・リコーダー) ウルズラ・ヴィック(Ms) ジャック・ラスール(P) スザンヌ・フーバー (アルト・リコーダー) クリストフ・イェーギン(G) オリバー・ シェール(Perc) フリッツ・ヴェーゲリン (Vn/Org) | ||
ヴェーゲリンはコロンビアの作曲家。このアルバムには、コロンビアのテロの中でヴェーゲリンが感じた恐怖、孤独感などがテーマとなった、 1993年から2000年にかけて著名なアーティストから委嘱された作品がおさめられている。 | |||
ポートレート〜ジャン=クロード・シェラプファー ジャン=クロード・シェラプファー(1961-): Exii〜交響管弦楽のための(1994/5)(*)/ モテット〜ソプラノ、ハープと ヴィオラ・ダ・ガンバのための(1992)(#)/ Ascensus 〜トランペット・ソロと低音弦楽のための(1995)(+)/ ミサ・ブレヴィス 〜弦楽四重奏とメソ・ソプラノのための(1997)(**)/ 月の歌〜管弦楽のための(1995)(##)/ Trio a Karin 〜ヴァイオリン、チェロとピアノのための(1995)(++)/ Visibiii et Invisibiii 〜男声合唱と児童合唱のための(1994)(***) |
アルミン・ジョルダン指揮 スイス・ロマンドo.(*) リンダ・ウィッタウアー(S;#) ノトバルガ・パスカス(Hp;#) ダニエル・ゴベ(Gamb;#) オリヴィエ・トゥリラ(Tp;+) アラン・ギルバート指揮 ローザンヌco.(+) マガリ・シュワルツ(Ms;**) オルティスSQ(**) ドミニク・ブルム指揮 アンサンブル・オーパス・ ノヴム・ルツェルン(##) トリオ・ ア・ピアチェーレ(++) エドゥアルド・ヒギンボトム指揮 オクスフォード・ ニュー・カレッジcho.(***) | ||
録音:1992年-1999年。 | |||
ファンタジア・テレマニア ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767): 無伴奏フルートのための12の幻想曲 ベッティナ・スルジプシェク(1962-):ムヴィメント クサヴァー・ダイヤー(1972-):海へ マティアス・スタイナー(1959-):ファンターゾ Op.16 ロバート・サター(1919-): アルト・フルートのためのノットゥルノ・アパッショナータ ローランド・モーザー(1943-): ピッコロ/トラヴェルソのためのインテルメッツォ ハインツ・ホリガー(1939-):パッサカナイーレ ジャック・ヴィルドベルガー(1922-): コントラバス・フルートのための幻想曲 ハ調 ナディア・ヴァッセナ(1971-): フルートのための「Come perduto nel mare un bambino」 クリストフ・ナイドホーファー(1967-): アルト・フルートのためのインタールード ハンス・ウルリヒ・レーマン(1937-): バス・フルートのための「テレ=マニア」 ベルンハルト・バシェレット(1956-):イントラータ |
フェリクス・レングリ(Fl) | ||
テレマンの「無伴奏フルートのための幻想曲」の各曲間に、現代ヨーロッパの第一線で活躍する作曲家の無伴奏フルート作品を交互に配置するという大胆な試み。 レングリはバーゼル音楽大学でヒルテンプラント、グラーフに、その後ニコレに師事、ザンクト・ガレンso.首席奏者などを経て、室内楽分野でもアンサンブル・コントルシャン、 ヘリオス・トリオのメンバーとして各地で活躍。現在、グラーフの後任としてバーゼル音楽大学教授を務めている。 | |||
ジュゼッペ・G.エングラート(1927-): ピアノと管弦楽のためのシャコンヌ シューベルト: ピアノ・ソナタ第10番(2つの楽章の断片)/断片集(*) |
クリストフ・ケラー(P) マリオ・ヴェンツァーゴ指揮(*) バーゼルso.(*) | ||
ポートレート〜マリオ・パリアラーニ マリオ・パリアラーニ(1963-): Domenico Scarlatti gioca ai videogames (1990)(*)/ Pierrot lunatique (1993)/ Bergweg. Una passeggiata attraverso la serie del Violinkonzert di Alban Berg (1995)/ Inverno (...der Weg gehullt in Schnee) (1996)/ Canzone fantasma. Omaggio a Paul McCartney (1996)/ Una pozzanghera. Omaggio a Ludwig e a Johannes (1998)/ Raferatto cantabile (1999-2000)/ Johann Sebastian scrive ad Anna Magdalena (1990) |
様々な演奏家、 電子楽器 | ||
パリアラーニはスイスの若手作曲家。(*)はスカルラッティの音楽を電子音楽にし、ゲーム・ミュージック調に仕立てたもの。いにしえのインベーダー・ゲームを思わせる。わざとチープに仕上げている感があり、いまどきの携帯着メロよりもはるかにナサケなくて笑える、とのこと。他の曲もアルバン・ベルグ、ポール・マッカートニー、ヨハン・セバスチャン、アンナ・マグダレーナと、色々凝っているようだ。 | |||
アンサンブル・ノイエ・ホリゾンテ・ベルン〜 歴史的録音(1968-1998) Earle Brown:Folio,daraus:December(1952) Matthias Bruppacher:Matthias Bruppacher(1992) John Cage:Variations 2(1961) Tzie M Elgna:Ahre(1988) Morton Feldman:Durations 2 (1960) Jurg Frey:Lachen und Lacheln(1978) Karel Goeyvaerts:Zum Kern hin(1969) Rudolf Komorous:Die susse Konigin(1964) Pieere Marietan: MF-MP Communication instrumente et radiopholonique(1970) Rorand Moser:Abhangigkeiten(1968/1972) Eduardo Polonio:Al(1971) Erika Radermacher:Musenkonzept(1990) Frederic Rzewski:Now or Never(1976/1981) Frederic Rzewski: Composition for two Players(1964) Urs Peter Schneider: Mit Dank an Mendelssohn,daraus:Wald(1981) Hansjurgen Waldere:W fur Funf(1992) Christian Wolff: Prose Collection,daraus:Play(1968) La Monte Young:Composition 7(1960) Matthias Bruppacher:Matthias Bruppacher(1992) Jonh Cage:Song Books(1970) Cornelius Cardew: Treatise,daraus:One single Page(1967) Franco Evangeslisti:Propozioni(1958) Jurg Frey:Lachen und Lacheln(1978) Jurg Frey:Sachen,daraus:Teil 6(1980) Hans Joachim Hespos:Anregung-Z(1969) Pierre Marietan: Invitiatives,daraus:Matriochka(1968) Philippe Micol:Dritte Stunde zur Metrik(1993) Roland Moser: Heinelieder,daraus:Weltlauf(1978) Henri Pousser: Devise suivi d'lcare apprenti(1970) Erika Radermacher: Sieben Rosen spater,daraus:Leuchten(1981) Frederic Rzewski: Composition for two Players(1964) Urs-Peter Schneider: Raritaten fur Interpreten(1959/1971) Peter Streiff: Sechs Partikel(1970/1972) Christian Wolff:Duo for Pianists 1(1957) La Monte Young:Composition 7(1960) Istva Zalenka: Die Rheintochter sind hier ganzlich verschwunden(1971) |
アンサンブル・ ノイエ・ホリゾンテ・ ベルン | ||
1968年に前衛音楽の紹介を目的のひとつに結成された、アンサンブル・ノイエ・ホリゾンテ・ベルン(ENHB)。以来30年、ENHBはおびただしい数の作品を初演し、響きの地平(=Horizon)を切り拓いてきた。ENHBが歩んできた30年は、そのまま20世紀最後の4半世紀の音楽史(特にスイス音楽史)といっても過言ではないだろう。そんな彼らのレコーディングの中からセレクトし、まるで1つの作品を聴いているかのように構成されたのがこのアルバム。ケージあり、ウルス=ペーター・シュナイダーやローランド・モーザー(ともにシャーンドル・ヴェレシュ門下)といったスイス作曲家の作品あり、アヴァンギャルド・ファン必須のアイテムだ。 | |||
ジャック・ヴィルドベルガー(1922-): Tempus cadendi,tempus sperandi Commiato An die Hoffnung |
ハインツ・ホリガー指揮 SWRシュトゥットガルト 声楽アンサンブル バーゼルso. アマティSQ 他 | ||
スイスのコンテンポラリー・フィールドの大御所の一人、ヴィルドベルガーの作品集。こういう作品では現代音楽の普及に情熱を燃やすホリガーが欠かせない。 | |||
ベティナ・スクルシザク(1962-): ヴァイオリンとチェロのための「情景」 メゾソプラノとアンサンブルのための「Miroirs」 独奏オーボエのための幻想曲 オーケストラのための「SN 1993 J」 フルートと2台のパーカッションための 「トッカータ・sosopesa」 ピアノ協奏曲 |
ノエミ・シンドラー(Vn) クリストフ・ロイ(Vc) 他 | ||
スイスの若手作曲家スクルシザクの作品集。全開バリバリの現代音楽。激しい弦のぶつかり合いが聴ける「情景」はすごい迫力。 | |||
ウィリアム・ブランク(1957-): 弦楽三重奏曲(*) 打楽器ソロのためのアナクロウシス(+) ピアノとアンサンブルのためのクリス(#) 大管弦楽のためのエベ(**) |
トリオ・コントルシャン(*/#) ミシェル・シャンパー (Perc;+) デヴィッド・リヴェリー(P;#) ウィリアム・ブランク指揮(#) ファビオ・ルイジ指揮(**) スイス・ロマンドo.(**) | ||
モントルー生まれの若き才能ある作曲家ブランク。 | |||
スイスのクラリネット協奏曲集 ヘルベルト・フリース(1926-): クラリネット協奏曲 アルミン・シブラー(920−1986): クラリネット協奏曲 Op.49 ジャン・ビネ(1893−1960): クラリネットのための小協奏曲 ジャン・バリサット(1936-):カンタービレ アンドール・コヴァーチ(1915-): クラリネット協奏曲 アレクシス・シャリエール(1960-): クラリネットのための小協奏曲 |
フレデリク・ラパン(Cl) ジャン=フランソワ・ アントニオーリ指揮 ホーエネムス・アルペジォーネco. | ||
20世紀の打楽器作品集 フランコ・ドナトーニ(1927-2000): 4台のマリンバのためのマリ II/マドリガーレ ロウ・ペロシ(1947-): 2台の打楽器のための10のインヴェンション 他(全7曲) |
セントレ・インテルナショナル・ ド・ペルキュション | ||
アンサンブル・コントルシャン ブライアン・ファーニホー(1943-): 想像による牢獄 第1部 ハンス・ウルリヒ・レーマン(1931-): エドワード・エストリン・カミングスの 8つの詩による歌曲集 フェン デ=チン(1958-):ピッピング ザビエル・ダイアー(1972-): 時間が経ったら純粋な私にもどらなければならない エリオット・カーター(1908-): ASKOコンチェルト(2000-2001) |
アンサンブル・コントルシャン 他 | ||
現代音楽アンサンブル、アンサンブル・コントルシャンはフルートのフェリックス・レングリといった名手たちを擁し、指揮にはホリガーなど様々なゲストを定期的に招いている。カーターの近作は、これまた名手揃いのASKOアンサンブルのために書かれたものだけあって、非常に技巧的。 | |||
ナディール・ヴァッセナ(1970-): 4つの死の舞踏 戦いの時 他(全6曲) |
ユルク・ウィテッンバッハ指揮 コレギウム・ノヴァム・ チューリヒ | ||
マックス・E.ケラー(1947-): 月の光景/ディアローグ・フィールズ 弦楽四重奏曲第2番 他(全6曲) |
デイヴィッド・ジンマン指揮 チューリヒ・トーンハレo. 他 | ||
フルートとピアノまたはチェンバロのための作品集 ハンス・ウルリッヒ・レーマン(1937-): ミヌティーズ ルドルフ・ケルターボーン(1931-): インヴェンション 王鵬(1976-):Yane 他(全9曲) |
ハインリヒ・ケラー(Fl) ブリジット・スタインブレッサー (Cemb、ピアノ) | ||
サクソフォン作品集 トーマス・ミュラー(1953-):セッコ アレックス・ブエス(1954-):ATA マルクス・ワイス(1961-):白い額縁 他(全6曲) |
マルクス・ワイス(Sax) トリオ・アッカント 他 | ||
ヴィンタートゥールの新しい音楽 ルドルフ・ケルターボーン(1931-): アンサンブルの本 III 松平頼暁(1931-):主題と変奏 ファラドシュ・カラーエフ(1943-): バス・クラリネットのための5つの小品 他(全6曲) |
アンサンブル TaG | ||
ヤニス・クセナキス(1922-2001): 弦楽三重奏のための「イコール Ikhoor」(1978) ミヒャエル・ロート(1976-): ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための 「フェアインナールンク verinnerrung」(2001/2002) マルティン・イェジ(1978-): ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスと ピアノのための「シェブカ Schebka」(2001) ジチャント・シェルシ(1905-1988):弦楽三重奏曲(1958) ディーター・アンマン(1962-): 弦楽三重奏のためのオマージュ 「ゲヘルテ・フォーム Gehorte Form」(1998) |
モンドリアン・アンサンブル | ||
モンドリアン・アンサンブルはスイスの若手(全員1970年代生まれ)により2000年に結成された。編成はピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。クセナキスの「イコール」はアルディッティSQ以来久々の新録となろう。脳髄を直接刺激するようなクセナキスならではのサウンドがアルディッティの演奏以上にシャープで過激。 | |||
トロンボーンのための音楽 ユライ・フィラス(1955-): トロンボーンとピアノのためのソナタ 「世紀末にて」(1997) フランソワ・カタン(1972-): トロンボーンとソプラノのための 「パーテル・ノステル(主の祈り)」(2000) シューマン:ロマンス第2番 イ長調 Op.94 No.2 ジャン=フランソワ・ミシェル(1957-): トロンボーンとピアノのための 「イン・メモリアム」(1991) フランソワ・カタン: トロンボーンとソプラノのための「復活」(2000) シューマン:ロマンス第3番 イ短調 Op.94 No.3 ジャン=フランソワ・ミシェル: 4つのトロンボーンのための「連祷」(1991) フランソワ・カタン: トロンボーンと ソプラノのための「栄光の聖なる魂」(2000) フランク・マルタン(1890-1974): トロンボーンとピアノのための「バラッド」(1940) アルテュール・オネゲル(1892-1955): ピアノとトロンボーンのための 「オマージュ−演奏に立ち会えない 作曲家の悲しみをトロンボーンに託して」(1925) フェルディナンド・ダヴィド(1810-1873)/ インゴ・ルイス編曲:コンチェルティーノ (トロンボーン四重奏&ピアノ版;1995) |
ダヴィド・ブリュシェ(Tb) アリアンヌ・ヘリング(P) アントネッラ・ラッリ(S) | ||
ダヴィド・ブリュシェはスイス生まれのトロンボーン奏者。地元ローザンヌの音楽院で学んだ後、ニューヨーク、そしてベルリンのカラヤン・アカデミーでも学んだ。1998年ジュネーヴ国際コンクールで2位(1位なし)など、国際コンクール入賞歴多数。1996年からチューリヒ歌劇場o.の首席奏者。ヨーロッパの著名なオーケストラに協奏曲のソロイストとして登場する機会も多いという。彼はモダン楽器でコンテンポラリー&アヴァンギャルド作品をこなすのみならず、ピリオド楽器(バロック・トロンボーンなど)にも精通、その方面で活躍もしているという。 決して大げさでなく、ずばぬけた若手の名手がまたひとり視野に入ってきたという印象。スイスのトロンボーン奏者というと、かつてのスローカーのような、「ヴィヴラート多め、音量小さめ」型の奏者かと思うかもしれないが、ブリュシェはいわゆる「ヨーロッパ・ローカル枠」に収まるタイプとは違うインターナショナルな感性の持ち主。音を聴く限り、リンドベリ、アレッシ、モージェのようなモダン・トロンボーンの最高峰たちに互してひけをとらない凄いヤツなのだ。音楽のスケールも大きく、ダイナミックスも最弱音から最強音まで、とてつもなく広い。まるでヘルデン・テノールのようなハイトーンの艶やかさは世界屈指と断言してよいだろう。 なおこのアルバム、選曲もツボをついており、アレッシがレコーディングして話題になり、ちょっとした定番曲(音大試験曲としての実用頻度も含めて)になりつつあるフィラスの「ソナタ」、古典的名作とされるマルタンの「バラッド」が含まれている他、有名なダヴィドの「コンチェルティーノ」では、ソロ・パートを四重奏に置き換えた版(それも多重録音)を用いるという趣向。たしかにトロンボーンを演奏する人にとってみればスタンダードな作品として知られているが、聴く方にとってはるかに面白い四重奏版の方が当然アピール度が高い。このアルバム、管楽器ファン、ブラス・ファンにとって要注目のディスクとなること間違いなさそうだ。 | |||
ギター・デュオによる現代音楽 ヘルムート・ラッヘンマン(1935-): 2つのギターのための「Salut fur Caudwell」 ハインツ・ホリガー(1939-): 前奏曲、アリオーソとパッサカリア ワルター・フェルドマン(1965-): "how many parts of it - the one, - and other" アドリアーナ・ヘルスキー: ソプラノと2つのギターのための、 シェイクスピアによるソネット(*) |
マッツ・シャイデッガー、 シュテファン・シュミット(G) カトリーン・フラウヒガー(S;*) | ||
「Salut fur Caudwell」は大作「マッチ売りの少女」の日本での演奏とCD発売により注目を集めたラッヘンマンの、1970年代後半の代表作。アンサンブル・ノマドの定期で取り上げられるなど、日本で演奏される機会も多い。ホリガーの「前奏曲、アリオーソとパッサカリア」はもともと弦楽アンサンブルのための作品で、ここで演奏する2人がギター編曲を施したという。ワルター・フェルドマンの作品は微分音、ドローン、エフェクター音、電子音などが次から次と登場、まるで現代音楽の技法のデパートのような曲。 2人のギタリストのバイオ資料はないが、かなりの技巧派であることは間違いない。 | |||
チェロ・デュオ オッフェンバック:協奏的大二重奏曲/二重奏曲第2番 Op.54 No.2 リコ・グブラー(1972-):オッフェンバックへの回り道 フェリックス・バウマン(1961-):アンハルテンド/ポロネーズ |
イムケ・フランク、 マルティナ・シューカン(Vc) | ||
共にシフに学んだ2人の女流チェリスト、フランクとシューカンによるチェロによるオッフェンバック作品を中心に据えた二重奏曲集。 | |||
クサヴァー・ダイヤー(1972-): Bientot disperses par le vent/ソネット VIII/海へ/ ソネット X/ソネット XVIII |
フェリックス・レングリ(A-Fl) ダニエル・ヘフリガー(Vc) アルトゥール・タマヨ指揮 スイス・ロマンドo. フィニッシュ放送室内cho. 他 | ||
スイス・ジュネーブ生まれの作曲家。 | |||
ミッシャ・カイザー(1959-):作品集 アレクサンダー王の音楽/ 3本のリコーダーのための「デュピュイ・トレイン」/ クラリネットとチェロのための「5つの小品」/ クラリネット、トロンボーンと 弦楽三重奏のための「ネーブル」 |
ローズマリー・ハーディー(S) コレギウム・ノヴァム・チューリッヒ、 エルネスト・モリナーリ(Cl) デイヴィット・インニガー(Vc)他 | ||
カイザーはチューリヒ出身。 | |||
ウルリッヒ・シュトランツ(1946-2004): 弦楽独奏と管弦楽のための「タキス」 シーン第1番〜第3番 サクソフォン四重奏と管弦楽のための 交響曲第1番「グランド・バラード」 2つのチェロと管弦楽のための音楽 |
ラッシャー・サクソフォンQ トーマス・グロッセンバッハー、 ラファエル・ローゼンフェルト(Vc) デイヴィッド・ジンマン指揮 チューリッヒ・トンハレo. ラート・チュップ指揮 バイエルン放送so. 他 | ||
録音:1974-2000年。 シュトランツはバイエルンに生まれ、1989年にはチューリッヒ市から作曲者賞を授与されるなどスイスで活躍した。 | |||
スイスのサクソフォーン・クヮルテット ハンス=ユルグ・マイヤー(1964-):nodo リコ・グブラー(1972-):ラウド・スピーカーズ アンドレアス・シュタウダー(1977-): Figures-blocs-chemins ガリー・ベルガー(1967-):ビットマップ ナディール・ヴァセッナ(1970-): 31のアナトミー・ノットゥル |
アルテ・クヮルテット | ||
スイス、ドイツ出身の4人のサクソフォーン奏者たちによって1993年に結成されたアルテ・クヮルテット。メンバーそれぞれが数種類のサクソフォーンを持ち替えながら使いこなし、コンテンポラリーなど新しいスタイルの作品を得意としている。 | |||
ダニエル・グラウス(1957-): セフィロス交響曲集[第1番−第5番] |
ファブリス・ボロン指揮 バーゼル・シンフォニエッタ 他 | ||
ダニエル・グラウスはベルン、パリで音楽を学んだスイスの作曲家で、現在チューリッヒ音楽院で作曲と理論の教授をつとめている。 | |||
ジョルジュ(ヨルゴス)・アペルギス(1945-): イン・エクストリミス ワン・ド・クン(1972-):4つの詩 メラ・マイアーハンス(1961-):スフレ・コンバッタント |
マリー・シュワブ(A) ピエール=アラン・モノ指揮 ヌーヴェル・アンサンブル・ コンテンポラン | ||
ヌーヴェル・アンサンブル・コンテンポランは、2005年1月で結成10周年を迎えたスイスの現代音楽アンサンブル。コンサートではシフを筆頭とした大物をゲストに迎えるなど評価は高い。 | |||
トーマス・ケスラー(1937-): 「 ,said the shotgun to the head. 」/ ドラム・コントロール/「Is it?」 |
ソウル・ウィリアムズ(語り) マルコ・レトンヤ指揮 バーゼル・ラップ・コアー バーゼルso./他 | ||
スイスの作曲家でボリス・ブラッハー門下のケスラーによる作品集。主演映画「 SLAM 」が全米で話題を呼び、一躍話題の人となったアメリカの詩人ソウル・ウィリアムズが参加。 | |||
パトリシア・ユンガー(1951-): ヘラー・シャイン/ワルツ・エターナル |
エヴァ・チャポ(Ms) パトリシア・ユンガー指揮 コレギウム・ムジクム・ チューリヒ | ||
ドイツのフランクフルトで生まれ、オーストリア人とスイス人の両親を持つ女流作曲家パトリシア・ユンガー。ドイツ南西放送(SWR)の「Karl-Sczuka」賞を受賞した初の女性作曲家でもある。 | |||
メラ・マイアーハンス(1961-): ディフェランス I/タンネル II/ プレリュードとエコー/ ナルシサスとエコー/エッセイI-V |
バーゼル・シンフォニエッタ アンサンブル・エクアトゥオール クァルテット・ノワール/他 | ||
コンテンポラリー、電子音楽の作品に定評があるルツェルン出身の女流作曲家マイアーハンス。その作品はルツェルン音楽祭やバーゼルso.、ワシントンのルーズベルト・アンサンブルなどでも取り上げられている。 | |||
ハンスハインツ・シュネーベルガー 〜演奏家の肖像 ロルフ・ルーザー(1920-2001): レチタティーヴォと賛歌 コーリャ・レッシング(1961-): Metaphysical Muse on a Street Lit フリーデマン・トレイバー(1971-): 無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲 バルツ・トリュンピー(1946-): The Intertwined Paths エリック・ゴーディベール(1936-):奇想曲 ハイディ・バーデル=ノブス(1940-): ハンスハインツのための二重奏曲 エリオット・カーター(1908-):4つの賛美 |
ハンスハインツ・ シュネーベルガー(Vn) | ||
録音:2006年5月-6月。衰えを知らぬ老匠が奏でる驚異の無伴奏! 1926年10月スイスのベルンに生まれ、2006年で御歳80歳というスイスの老匠ハンスハインツ・シュネーベルガーのポートレート・アルバム。ハンブルク北ドイツ放送so.では1958年から1961年にかけて第1コンサートマスターを務め、マルタンのヴァイオリン協奏曲、バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番の世界初演を行い、スイスのみならず世界トップクラスのヴァイオリニストとして活躍してきた。20世紀の無伴奏ヴァイオリンのための作品を集めた今回の最新録音では、老練で巧みな技と衰えを知らぬテクニックを存分に披露している。 | |||
たそがれに C.J.ワルター3つの風景 ハインツ・ホリガー:Schwarzgewobene Trauer R.グブラー:KAL シューマン:たそがれ N.A.フーバー:Demijour V.マルティ:Fernruf J12 H.U.レーマン:カンティクムII |
アンサンブル「 aequatuor 」 | ||
無伴奏クラリネットのための音楽 ピエトロ・ダミアーニ(1933-): 悲歌/ブルレスカ ハンス・ウルリヒ・レーマン(1937-): モザイク ミシェル・ジャレル(1958-):母音韻 ダビド・フィリップ・ヘフティ(1975-): おお星よ! ルネ・ゲルバー(1908-): BACH の名前による幻想曲とフーガ マリオ・パグリアラーニ(1963-): Alcuni Particolari Oscuri ジャン・アントニ・デルングス(1935-): 3つの小品Op.71 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):アセーズ |
ファビオ・ ディ・カソラ(Cl) | ||
スイスのオーケストラであるムジークコレギウム・ヴィンタートゥルのソロ・クラリネット奏者を務めるディ・カソラ。プレトニョフやスピヴァコフ、ホリガーとも共演を重ね、1998年には「スイス・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー」に選出された経験も持ち、華やかなテクニックと重厚な音色は高く評価されている。 | |||
チューバのための作品集 デイヴィッド・ルクレアー(1955-): トランスグレッションズ/ 間奏曲[第1番−第3番] エディ・デボンズ(1968-): ディナールツァーデ/ Danses Paiennes ダニエル・シュナイダー(1961-): チューバ・ソナタ ヒンデミット:チューバ・ソナタ シリル・シュルヒ:Hors-d'ceuvre |
デイヴィッド・ ルクレアー(Tu) ナディア・カルボーニ(P) | ||
金管大国アメリカ出身で、バーゼルso.のチューバ奏者として活躍を続けるデイヴィッド・ルクレアーのソロ・アルバム。演奏活動だけでなく、バーゼル音楽大学の教授職、日本などへのマスタークラス等々、後進の指導への情熱もかなりのもの。チューバのソロ楽器としての魅力と可能性を改めて確かめさせる充実の演奏は、第一線で活躍する奏者の証。 | |||
ハインツ・ホリガー(1939-):作品集 大管弦楽のための「 (S)irato 」/ オルガンのための小品/ 管弦楽のための「 Atenbogen 」/ ヴィオラと管弦楽のための「 Recicanto 」/ COncErto...? Certo!-cOn soli pEr tutti |
ベルンハルト・ハース(Org) タベア・ツィンマーマン(Va) ハインツ・ホリガー指揮 バーゼルso.、 ローザンヌ室内o.、 ヨーロッパ室内o./他 | ||
スイスが生んだ世界最高のオーボエ奏者の一人、ハインツ・ホリガーの作曲家、指揮者としての姿を記録したスイスのレーベルならではの企画。ここにはピエール・ブーレーズ、シャーンドル・ヴェレシュに作曲を学んだホリガーが1974年から2001年にかけて作曲した5作品を収録。 | |||
近現代のホルン作品集 ジャン=リュク・ダルブレー(1946-): スペクトラム/魔法空間 プーランク:エレジー ハインツ・ホリガー(1939-): 激情〜夢/Induuchlen ジャーヌ・ヴィヌリー(1913-1974): ホルン・ソナタOp.7 |
オリヴィエ・ダルブレー (Hr/ナチュラルHr) カイ・ヴェッセル(CT) コラ・イルセン、 ミレーナ・マテワ(P) | ||
オリヴィエ・ダルブレは、スイスのベルノワso.、バーゼル室内o.のソロ・ホルン奏者、ローザンヌ音楽院の講師としても活躍するスイスの若手ホルン奏者。フレンチ・ホルンのみならずナチュラル・ホルンの名手としても知られ、モスクワ響、リエージュ・フィル、ベルン響、東京シンフォニエッタなどからソリストとして招かれている。難易度の高い作品も軽々とこなす。 | |||
ピアノ・デュオのための作品集 ルドルフ・ケルターボーン(1931-): 2台のピアノのためのソナタ/ ピアノのための小品 VII ミシェル・ロス(1976-):Molasse Vivante クシシュトフ・マイヤー(1943-): カラフルな即興曲 ディーター・アマン(1962-): Regard sur les Traditions |
エイドリアン・ソース、 イヴォ・ハーグ(P) | ||
スイスを拠点に活躍中のピアノ・デュオによるスイス作曲家の作品集。ケルターボーンのソナタなど高度なテクニックとアンサンブル能力が問われる作品を巧みに弾きこなしている。 | |||
スイスのクラリネット作品集 ハインリヒ・ズーターマイスター(1910-1995):奇想曲 ハンス・ウルリヒ・レーマン(1937-): 2声 II 「 now... 」 アルベルト・メシンガー(1897-1985): クラリネット・ソナタ ジャック・ヴィルトベルガー(1922-2006):ディアリオ ルドルフ・ケルターボーン(1931-):4つの小品 ローベルト・ズーター(1919-):ソナチナ コンラート・ベック(1901-1989):クラリネット協奏曲 |
エドゥアルト・ブルンナー(Cl) エイドリアン・エチカ(P) クリスティアン・ ブルンナー(Vc) ハンス・フォークト指揮 バーゼルo. | ||
7人のスイス人作曲家によって書かれた20世紀スイスのクラリネット作品集。無伴奏からピアノとのデュオ、チェロとのデュオ、そして協奏曲まで幅広いスタイルの作品が揃えられており、新たなレパートリー探しにも重宝しそう。しかも演奏は1963年からバイエルン放送so.の首席奏者を務め、現在はソリスト、室内楽奏者として活躍するスイスの生んだ名匠ブルンナーが担当。現代の新たな作品に積極的姿勢をもった彼らしい作品集。 | |||
フェリックス・プロフォス(1969-):作品集 カム・トゥ・ダディ/ツヴァング/ フォース・マジョーレ/ピンク・チップス |
パイラヘル・クンツ(Vn) タムリコ・コルツァイア(P) マルク・キソツィ指揮 南西ドイツ・コンスタンツpo. ドミニク・ブラム(P)他 | ||
2002年にオランダのアッペルドールンで開催されたインターナショナル・コンポーザーズ・ミーティングで一等賞に輝いたスイスの作曲家、プロフォスのポートレート・アルバム。 | |||
アンサンブル・フェニックス・バーゼル ジム・グリム(1928-2006):室内協奏曲 ベアト・フラー(1954-):スティル ファウスト・ロミテッリ(1963-2004): クピオ・ディッソルヴィ ホルヘ・サンチェス(1969-):ベネノ アレックス・ブエス(1954-):分裂症の幽霊 |
ユルク・ヘンネベルガー指揮 アンアサンブル・ フェニックス・バーゼル | ||
アンサンブル・フェニックス・バーゼルは、1998年にユルク・ヘンネベルガー、クリストフ・ボッシュ、ダニエル・ブエスらを中心とし、25人の演奏家たちで結成された現代音楽アンサンブル。バーゼル歌劇場から定期的に招聘されている。 | |||
チューリヒ木管五重奏団 ハインツ・ホリガー(1939-): 木管五重奏のための「h」 ローラント・モーザー(1943-):11の変奏 ユルク・ヴィッテンバッハ(1935-):セレナーデ シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992): ディプティク |
チューリヒ木管五重奏団 | ||
ハンガリーで生まれスイスに亡命したヴェレシュと、彼がスイスで育てた弟子たちによる木管五重奏作品集。チューリヒ木管五重奏団は、スイスの名門チューリヒ歌劇場やスイス・イタリア語放送管、ベルン響、チューリヒ室内管など第一線で活躍する一流のプレイヤーたちによって1994年に結成されたアンサンブル。初期ロマン派から近現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、新作も多く初演している。 | |||
マティアス・シュタイナウアー(1959-):作品集 石ころ傷/ ラ・ディメンショーレ・デッロ・ストラッポ Op.18/ Sott'acqua/...WOAMM..../Rumori cardiaci/ Klangfaden Einzeln/管弦楽のための「夜」Op.14/ Es kommt mich |
ユルイェン・ヘンペル指揮 アンサンブル・コントルシャン フリッツ・フォーゲリン指揮 バーゼルso./他 | ||
シュタイナウアーは、日本でも室内楽作品が取り上げられているスイスの現代音楽作曲家。 | |||
イリシュ・セギ(1956-):作品集 ソプラノと弦楽のための 「Vielleicht, dass uns etwas aufginge」/ アコーディオンのための「カンティクム」/ 弦楽三重奏曲「ゴルトベルク」/ 詩篇/アド・ パルナッスム |
シルヴィア・ノッパー(S) コンチェルト・ボスウィル テオドロ・アンツェロッティ (アコーディオン) ゴルトベルク・トリオ レイラ・プフィスター(Ms) カメラータ・ベルン | ||
スロヴァキア西部の街プレショフで生まれ、ハンガリー人の両親を持つ女流作曲家セギのポートレート・アルバム。現在はスイスを拠点として活動、欧米各国の音楽祭や現代音楽のワークショップで斬新な作品を発表し、カントン・チューリヒ作曲賞など多くの受賞歴を持つ。 | |||
2007年に世界初演されたスイスの音楽 マルティン・ヤッジ(1978-):室内オーケストラのための「 Trieb 」 ベッティーナ・スクジプチャク(1962-):室内オーケストラのための「 Initial 」 アルフレート・ツィンメルリン(1955-): サクソフォン四重奏と弦楽オーケストラのための「 Cuellis par la mémoire des voûtes 」 エリック・ゴーディベール(1936-): ヴィオラとアンサンブルのための「 A ... in Wonderland 」 リコ・グブラー(1972-):ヴァイオリン、ホルンとピアノのための「 RIT 」 ウルリヒ・ガッサー(1950-): ブロックフレーテ、チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのための「 Zeit/Züge II 」 ウィリアム・ブランク(1957-):チェロ、クラリネットとピアノのための「 Dans l'instant 」 グザヴィエ・ダイヤー(1972-):ヴァイオリンとヴィオラのための「 D'un amour lancé 」 ミーシャ・ケーザー(1959-):弦楽四重奏のための3楽章 クラウス・フーバー(1924-): カウンターテナーとチェロのための「 Vida y muerte non son mundos contrarios 」 デイヴィッド・スターン指揮バーゼル室内o.、マルコ・アンギウス指揮ローザンヌ室内o.、 サクソフォン四重奏団XASAX、マルク・キショーチ指揮カメラータ・チューリヒ、 アンナ・スピーナ(Va) ピエール=アラン・モノ指揮新コンテンポライン・アンサンブル パトリシア・コパンチンスカヤ(Vn) オリヴィエ・ダルブレー(Hr) コンスタンティン・リフシッツ(P) アスペクト三重奏団、アンサンブル・コントルシャン、 イザベル・マニェナ(Vn) ハンス・エギディ(Va) スイス室内ソロイスツ、 カイ・ヴェッセル(CT) ダニエル・ヘフリガー(Vc) | |||
温 コ青〔ウェン・ドゥーチン/Deqing Wen〕 (1958-):作品集 トレースIV/2羽の鳥と1つの鳥かご/ インク・スプラッシングI/ トレースII/月光の夜の春、川と花 |
グオ・ヤジ(スオナ) デニス・ラッセル・デイヴィス指揮 スイス・ロマンドo. ピエール=アラン・モノ指揮 ヌーヴル・アンサンブル・ コンテンポラン/他 | ||
中国南部の小さな村で生まれ、中国、スイス、フランスで作曲を学び、現在はジュネーヴを拠点に活躍する作曲家、温 コ青。中国の伝統楽器とコンテンポラリーの融合等、新たなジャンルの開拓に力を注いでいる。 | |||
ルネ・ヴォールハウザー(1954-): カルペ・ディーム(1998-99)(*)/エントロピア/ Gedankenflucht/解決音/フルートのための音楽/ Quantenstromung/ラチェアリー |
アルディッティSQ (*) フランク・コックス(Vc) トリオ・アッカント/他 | ||
ダルムシュタットのインターナショナル・ホリデー・コース、ウクライナのオデッサ・フェスティヴァル、ルガノのインターナショナル・コンポーザーズ・ワークショップなど、世界各地の作曲家講習会に講師として招聘されている現代スイスの作曲家。 | |||
エドゥ・ハウベンサク(1954-): ピアノのための「5つの関連」/ピアノのための組曲/ ソプラノとヴァイオリンのための「ワルツ風小品」/ ファルツェス・コンツェルト |
トマス・ベクリ(P) シルヴィア・ノパー(S) イェルク・デーラー(Vn) ハインツ・ホリガー指揮 ヴィンタートゥル・ ムジークコレギウムo. | ||
ヘルシンキ出身のスイス人作曲家ハウベンサクのポートレート・アルバム。シェーンベルクの和声法を独学した事からキャリアをスタートさせたという。 | |||
リコーダーのためのスイスの新しい音楽 レーマン:モノディー / ワイレンマン:沈黙の空間 / マルティ:オンブラ ローラント・モーザー(1943-):曼荼羅華 / デルングス:コローリ マティアス・ワイレンマン(リコーダー) | |||
ワイレンマンは、シュタインマン、ブッケ、ハウヴェからリコーダーを学び、チューリヒ芸術大学の古楽学科長を務めるスイスのリコーダー奏者。モーザーの曼荼羅華は、かつてブリュッヘンも録音していた。 | |||
グラモント・コレクションII スカルタッツィーニ:シーゲル / シュムキ:ヒョウと肌 / ブランク:トレース ロート:ペッソア / クヌーセル:immitten / フラー:ピアノ協奏曲 ケルターボーン:室内交響曲第3番 / ヴィルト:Yholl / フランク:レスポンソリウム バーゼル・シンフォニエッタ、アンサンブル・ラボラトリウム、 ヌーヴェル・アンサンブル・コントンポラン/他 | |||
スイスの若手〜中堅作曲家たちによる、2008年に世界初演された新作集。 | |||
打楽器のための新しい音楽 ザンスタグ:...u vremenu rata... / ロート:アルベルト・ジャコメッティの3つの頭 ラドゥレスク:オリジン / ニードヘーファー:AU / ウリヴェリ:エオマ ミルセア・アルデレアヌ(Perc) ルガーノ・パーカッション・グループ | |||
ブカレスト国際コンクールとロッテルダムのガウデーマス国際コンクールで優勝、ルガーノ・パーカッション・グループを創設し、ルガーノ音楽院で指導も行なう、スイスで活躍するルーマニア人パーカッショニスト。 | |||
アネッテ・シュムッキ(1968-): 7つの楽器のための「 arbeiten/verlieren. die wörter 」 (2003-2004) / 声のための「 Fünfstimmig hüpfend 」 (2005) / ドラム独奏のための「 und durch. figuren. unter ruhe/punkten 」(2004) / 5声と7つ楽器のための「 arbeiten/verlieren. die stimmen 」 (2003-2005) アンサンブル・アスコルタ エヴァ・ニーヴェルゲルト(Vo) クリストフ・ブルンナー(バスドラム) | |||
AGファブリックコンポジション、アーカイヴズ・ゼーンズフトなどの作曲家グループで活躍中の女流作曲家。 | |||
ヴァレンティン・マルティ(1965-): サクソフォン四重奏のための「 Le Journal de Sisyphe 」 / リコーダーと打楽器のための「 Tempio in tre impressioni 」 / リコーダー、ガンバとチェンバロのための「 Aus der Ferne 」 / テナーサクソフォンのための「 Charon schläft 」 / ソプラノ、オーボエ、チェロとピアノのための「 Fernruf J 12 」 クリスティーネ・フリンゲリ(リコーダー) マルクス・ヴァイス(Sax) 4テノールズ、デュオ・オペラ・ストゥルメンターレ、アンサンブル・アスペクト/他 | |||
2002年から2007年までチューリヒ国際現代音楽協会のプレジデントを務めたチューリヒ出身の作曲家。自身が学んだサクソフォンのサウンドを作品の中に採り入れている。 | |||
ディーター・アマン(1962-):室内楽作品集 バースト・ムーヴメント(弦楽四重奏曲第1番)/ ハード・フォーム〜 弦楽三重奏へのオマージュ/ 沈黙の後〜ピアノ三重奏のための/ 弦楽四重奏曲第2番(ディスタンス・クァルテット) |
カザルSQ モンドリアン・アンサンブル テヒラー・トリオ アマルSQ | ||
リームやルトスワフスキの下でも学んだスイスのアーラウ生まれの作曲家。 | |||
グラモン・セレクションIII コラレス:レ / メトロー:石 / メヌー: aDORAtion フラー=ミュンヒ: Entfalten – verweilen / ゼア・ゴメス: Cambuche シュナイダー: Dies III / モロー: Continuums / ホッホ: Trio Ischia マリエタン: Fragments scéniques / Ludovic Thirvaudey: Capriccio Michael Pelzel: Piano Operation / Nicolas Bolens: 弦楽四重奏曲「光陰矢の如し」 アンサンブル・ヴォルテクス、バーゼル・シンフォニエッタ、 シュヴァイツァー・ピアノ・トリオ/他 | |||
スイスの若手〜ベテラン作曲家たちによって2009年に作曲された新作セレクション。 | |||
21世紀の合唱作品集 アブデルモウラ:8声のためのソナチネ / ボーレンス: Ou le Mystere precipite hurle/ ダイアー:ソネット第21番 / メノッツィ:スクリャービンによる楽興の時 ローラン・ゲイ指揮アンサンブル・ヴォーカル&アンサンブル・インストゥルメンタル・シークエンス | |||
録音:2009年-2010年。1993年にジュネーヴで結成されたアンサンブル・ヴォーカル・シークエンスは、16人編成を基本とするスイスの合唱団。19-20世紀以降に作曲された近現代の室内合唱作品を専門としている。 | |||
アルフレート・ツィンマーリン(1955-): チェロとCDのための「向こうの国」/ チェロ、ピアノと打楽器のための「白い楽章」 |
マルティナ・シューカン(Vc) ペトラ・ロナー(P) マルティン・ ローレンツ(Perc) | ||
即興も専門とするスイスの現代作曲家による室内楽作品集。 | |||
ダニエル・シュナイダー(1961-):作品集 室内オーケストラのための協奏曲/チェロ協奏曲(*)/弦楽三重奏曲(#) [ヨエル・マロシ(Vc;*/#) ガーボル・バールタ(Vn;#) ヤンカ・メキス(Va;#) ブルーノ・ヴァインマイスター指揮ローザンヌ室内o.(#以外)]/ ピアノ・ソロのための「TNT」[ハインリッヒ・アルペルス(P)]/4つの風[アダム・タウビッツ(Vn)]/ オルランド・フリオーソ/2声のインヴェンション(レッド&ブルー)/ アラウンド・ザ・ワールド: PartIII(デュオ・ヴァージョン)(**) [ダニエル・シュナイダー(ソプラノSax) デイヴ・テイラー(バスTb;**以外) ナリ・フィッシャー(アルトFl;**)] | |||
スイスのコンポーザー=サクソフォニスト、シュナイダーのポートレート・アルバム。 | |||
フルートと打楽器のための音楽 ブランク:バスフルートと打楽器デュオのための「 Lichtton 」 スクルチプチャク: フルートと打楽器デュオのための「 Toccata sospesa 」 ケーザー:フルート、バスフルート、 打楽器とテープのための「 Soft Morning, City 」 アマン:フルートと打楽器デュオのための「 A(tenir)tension 」 |
トリオ・コンテクスト [Fl、2Perc] | ||
録音:2010年1月。トリオ・コンテクストは、スイスの女流フルーティストと2人のブラジル人パーカッショニスト(マリンバ、ティンパニ、シンギング・ボウルなど)で構成されるスイスのモダーン・アンサンブル。 | |||
グラモン・セレクション Vol.4 モーザー:序文 / ペルツェル:3つのエチュード・バガテル / ビアンキ: Br... ヴィンケルマン: Chill (t) horn / メーダー: Über Stock und Stein シャリエレ: Anima mea / フュラー=ミュンヒ:アンダンテ / ツィンマーリン: Sehnsuch - Abschied /他 ドメニコ・カタラーノ、ヨハン・バティスト・ストッカー(Tb) ファニー・レア・ミュラー(Perc) パオロ・ヴィニャローリ(Fl) ヴォーカルアンサンブル・チューリヒ/他 | |||
スイスの作曲家たちによる新作を集めたシリーズ。 | |||
ジャン=リュク・ダルベレイ(1946-): オルフェウスの庭/ B-A-C-H /ア・ラ・ルシェルシュ/アラーニ/インシデント・ルーム/ゲステス/ナナ マルクス・ニーダーハウザー(バセットHr)、オリヴィエ・ダルベレイ(Hr) オリオン・トリオ、トーマス・レスナー指揮ビールso./他 | |||
ダルベレイはハインツ・ホリガーやクラウス・フーバーに作曲を師事し、ピエール・ブーレーズからも大きな影響を受けているスイス、ベルン出身の作曲家。ISCM(国際現代音楽協会)のスイス支部長、スイス現代音楽協会の会長も歴任。 | |||
グラモン・セレクション5 ダニエル・グラウス:チェロとベルン大聖堂の大鐘のための「亡命者のパッサカリア」 ダニエル・ヴァイスベルク:ハープとライヴ・エレクトロニクスのための「G.H.のためのハウスムジーク」 フェリクス・プロフォス:ラッパーと大管弦楽のための4つの小品「リアル・ファイヴ」 ラジヴ・サタピー: グランド・ピアノ、2人の打楽器奏者と2人のピアニストのための「 Im Keim der Liebe erschlagen 」 クリスティアン・ヘンキング:メゾソプラノ、バリトン、フルート、ルポフォン、コントラフォルテ、 ヴァイオリン、チェロ、ハープとピアノのための「 Keine Zeit ist zeitig mit der Sehnsucht Zeit 」 ハインツ・ホリガー:マニ・マターによるピアノのための2つの小品 ウルス・ペーター・シュナイダー:二分音と三分音ピアノのための「同一 [Dieselben] 」 ミヒャエル・ロート:ローベルト・ヴァルザー「 Räuber-Roman 」による語り手、即興独奏、ギター・サクソフォンと コントラバスのための「レウバー=フラグメント」 ドラゴス・タラ:声楽アンサンブルとエレクトロニクスのための「大群 [Horde] 」 ハンス・ヴュートリヒ:2人の打楽器奏者とライヴ・エレクトロニクスのための「 Peripherie und Mitte 」 アントワーヌ・ファシャール:2台のピアノのための「 L'instant c'est déjà la solitude ... 」 マックス・オイゲン・ケラー:ソプラノとコントラバスのための「姉妹 [Die Schwestern] 」 バーゼル・シンフォニエッタ、アンサンブル・プロトン・ベルン、 バーゼル・マドリガリステン、アンサンブル・フェニックス/他 | |||
全曲2011年に世界初演された作品。 | |||
オスカル・ビアンキ(1975-): 管弦楽(16の楽器)のための「アナハタ協奏曲」(2008) [エンノ・ポッペ指揮クラングフォルム・ウィーン]/ ペツォルト・コントラバス・リコーダーとエレクトロニクスのための「クレプスコーロ」(2003-04) [アンナ・ペトリーニ(ペツォルト・コントラバス・リコーダー)]/ ソプラノとアンサンブルのための「 PRIMORDIA RERUM 〔原始〕」(2002-03) [エミリー・エリアス(S) ルーカス・ヴィス指揮 Nieuw アンサンブル]/ バス・フルート、バリトン・サックス、ヴィオラとギターのための「ザフィロ」(2005) [ヴェラ・フィッシャー(バスFl) リコ・グープラー(バリトンSax) パトリック・ユート(Va) マッツ・シャイデッガー(G)]/ カンタータ「マルタ」(2006-07)〜第4部[ハーゲン・マートツァイト(CT) エリー・オクトール指揮 シュトゥットガルト・新ヴォーカルゾリステン、イクトゥス・アンサンブル]/ 歌劇「 THANKS TO MY EYES 」(2011) 〜シーン18 [ラファウ・ザンブジツキ=パイネト(Vn) フランク・オッル指揮アンサンブル・モデルン]/ バス・フルートのための「 GR... 」(2010) [パオロ・ヴィニャローリ(バスFl)] | |||
イタリア生まれで、スイスとの二重国籍を持つビアンキは、2005年にガウデアムス国際現代音楽作曲賞で大賞を得た作曲家。 | |||
ハイディ・バーダー=ノープス(1940-): 無伴奏ヴァイオリンのための「冒険 [Escapade] 」 (2007) /弦楽四重奏曲第1番(1980) / 無伴奏ヴァイオリンのための「らせん [Spires] 」 (1993) /弦楽三重奏曲(2001-02) / 無伴奏チェロのための「気まぐれな楽章」(2002) /弦楽四重奏曲第2番(1999) コーリャ・レッシング(Vn) ストライフSQ 、ストライフ弦楽三重奏団 [エギディウス・ストライフ、ミヒャエル・ボリン、ダニエル・ハウプトマン(Vn) マリアーナ・ドウティ(Va) アルフレード・ペルシチッリ、トビアス・モスター、ケーティ・ゴール(Vc)] | |||
録音:1996年-2012年。演奏2団体の構成員と、誰がチェロ独奏を務めているのかは明確に記されていない。バーダー=ノープスはスイス、ジュラ州のドレモン出身の女流作曲家。作曲はバーゼル音楽院でローベルト・ズーターらに教えを受けたが、バーゼル室内o.のコンサートマスター、ロドルフォ・フェリカーニからヴァイオリンも学んだという。 | |||
グラモン・セレクション Vol.6 ゴディベール:ピアノ・コンチェルタントとアンサンブルのための「ゴング」 ペルツェル:弦楽四重奏のための「 ...vers le vent... 」 ヴァネッサ:ヴィオラと小管弦楽のための「ドルトレマーレ」 ケスラー: Flüchtige Gesänge nach Gedichten von Sarah Kirsch ジャレル:ソプラノとアンサンブルのための「 Nachlese Vb 」 スクルツィプチャク:ピアノと管楽五重奏のための「 ...e subito parlando 」 ヤギ:弦楽四重奏のための「 Gharra 」 マイヤー:管弦楽と2台のピアノのためのレクイエム メレルSQ 、アルディッティSQ 、アンサンブル・コントルシャン、スイス室内ソロイスツ、 ヴィンタートゥル・ムジークコレギウム、コレギウム・ノーヴム・チューリヒ、バーゼル・シンフォニエッタ、 Yeree Suh, Marino Formenti, Siegfried Mauser, Antoine Francoise, Namascae Lemanic Modern Ensemble, Contemporain de l'HEMU, Pascal Rophe, Jonathan Stockhammer, William Blank, Douglas Boyd, Mark Foster | |||
スイスの現代音楽作曲家たちによる2012年の初演作品集。 | |||
スイスの伝統音楽と新しい音楽 ジャネット:ポルカ ラース:ゲダンケ ジャネット: クロイツポルカ/アート・イン・レイン/アルマンダ ヴァルザー:ミレーナ 作曲者不詳:羊の皮をかぶったオオカミ/ギャロップ/他 |
スイス・オクテット | ||
スイス・オクテットは弦楽五重奏とクラリネット、ファゴット、ホルンという編成。スイス伝統音楽からのアレンジと、スイスの伝統音楽のスタイルによる新しい作品を併せて収録。 | |||
ドメニク・ヤネット(1949-):レントラー・ラプソディ ダーニ・ホイスラー(1974-): ヴァルトシュテット・ファンタジー |
レントラーo. | ||
トランペットやヴァイオリンなどのモダーン楽器とアルペンホルン、ハックブレットなどの民族楽器が同居するスイス民謡風現代作品集。 | |||
バック・トゥ・ザ・ルーツ〜ウンターエーガーイからの音楽
サルゲマトラー [イザベル・ネリガン(Vn) ヨハネス・ゲールト(Va) フローリアン・ヴァルサー(Cl) ハインツ・ザウラー(コルネット) フランク・サンドレル(Cb)] | |||
録音:2011年5月。スイスのウンターエーガーイで1887年頃に演奏されていたマズルカやワルツ、ポルカ、ギャロップなどのフォークミュージックを管弦楽器の五重奏が遊び心たっぷりに熱演。抜群の巧さを披露してくれるアンサンブル、サルゲマトラーは、5人全員が名門スイス・ロマンドo.のメンバー。 | |||
稲妻〜フォルテュナート・フレーリヒ&クリスティアン・ツェーンダー フォルテュナート・フレーリヒ(1954-): アルプス組曲(*) / cor viril 〔 1 / 2 〕(#) / 10der6 (+) / Lulululuha (+) / chummer (*) クリスティアン・ツェーンダー(Vo) ミヒャエル・プフェウティ(ベース) トーマス・ヴァイス(Perc) フォルテュナート・フレーリヒ(B;#)指揮 カザルSQ (*) アマールSQ (+) コル・ヴィリル〔T、2B〕(#) | |||
ジャズ・ギターとクラシックの声楽(Br)を学んだ後「倍音唱法〔喉歌/ホーミー〕」に開眼し、チロルのヨーデルを発展させた「グローバル・ヨーデリング」という新ジャンルを確立したスイスの音楽家、クリスティアン・ツェーンダーが、2002年のスイス万博でも活躍した作曲家フォルテュナート・フレーリヒの作品集に登場。スイスを代表するアンサンブル、カザル弦楽四重奏団やアマール弦楽四重奏団との共演。 |