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MARQUIS

ORION MASTER RECORDINGS

1CDあたり¥3520(税抜¥3200)



 カナダの Marquis(マーキス; フランス語ならば「マルキ」で、共に「侯爵」の意味)レーベルは1981年に設立され、1990年代の始めまでは国内代理店があったが、その後は全く日本には入ってこなくなっていた。クラシックやジャズを中心にワールドミュージックなども扱っており、タイトル数は200を超えている。Marquis は優秀なカナダ人演奏家ならびに海外のクラシック演奏家を抱えており、トランペットのジェンス・リンドマンや、カナダ出身でトロントso.、カナダ放送so.で活躍したフルート奏者ロバート・ エイトケン(初期には、指揮者として知られるアンドルー・デイヴィスのオルガン演奏もあったが、これは廃盤となっている)、さらにライセンス盤の可能性もあるがユッカ=ペッカ・サラステ指揮のフィンランド金管物、ボーイ・ソプラノとして一世を風靡したアレッド・ジョーンズや英ウェールズ出身の世界的バリトン、ブリン・ターフェルのアルバムまで、なかなかゴージャスな顔ぶれが揃う。
 更に、特に弦のマニアが見逃せないのが、MAR-83000 台にラインナップされている "ORION MASTER RECORDINGS" の復刻シリーズ。この会社は1962年にモントリオールで創業したが、当初は "Baroque Records Company of Canada" と名乗っており、1967年にアメリカへ本拠を移した際に改名した。CD時代に入ってからは、1990年代の中頃まで NAXOS のルートを使って主にアメリカ国内向けに流通が成されていた。何故かレオニード・コーガンのアイテムが1枚あったり、クレッバースの前任としてコンセルトヘボウ響のコンマスを務めたスタリック(スタリク)のアルバムが複数あったり、ルッジェーロ・リッチが1曲だけベートーヴェンを入れていたり(アンリ・テミアンカ、レイ・スティルやケネス・ギルバートまで揃っている)と、その油断大敵なラインナップ。残念ながらリリースは25タイトルで終了してしまったが、はぜひチェックして見ていただきたい。
 なお、一部商品には "EMI MUSIC CANADA" のロゴが入っていますが、以前カナダ国内のみ、流通がEMI経由で行われていた事を示す物で、日本やアメリカを含む他国では関係ありません。
 #2017年7月追記:当月を持って国内代理店が撤退しました。入荷までにはお時間がかかり、特に初期の発売盤には廃盤が増えていますので、下記で御注文可能でも入荷しない場合があると思われます。予めご了承下さい。

ロマンティック・フルート
 フォーレ:子守歌 / カタロニアの歌:アメリアの遺言 / ライネッケ:ウンディーネ
 モーツァルト:フルート四重奏曲 ハ長調 K.285b / クーラウ:三重奏曲Op.119 / ゴベール:マドリガル
 ドビュッシー:月の光 / ペスチェッティ:ハープ・インタリュード
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソナチネ Op.205 / フット:夜の小品
 グルック:メヌエットと聖霊の踊り / ジョン・ラター:ダンシング・デイ / サティ:ジムノペディ第1番
 フォーレ:シシリエンヌ / 宮城道雄:春の海 / カタロニアの歌:盗賊の歌

 ロバート・エイトケン、レイチェル・ガウク、エリカ・グッドマン、
 スーザン・ヘップナー、ジュディ・ローマン、グロリア・サーリネン、リディア・ワン
MAR-82501
(2CD)
廃盤
パーラー・グランド Vol.1&2 ロバート・シルバーマン(P)
 MAR-80161とMAR-80201〔廃盤〕のセット。
MAR-81519
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(2CD)
ブラジルのタンゴ〜エルネスト・ナザレー(1863-1934):
 レボリーコ/7月9日/少年/ブラシをかけた/カリオカ/フォン・フォン/危険(ブラジル・タンゴ)/田舎者/ランツィーナ/
 スリップ(ブラジル・タンゴ)/青の上の金/ピエロ/エスタ・チュンバド/忘れな草/悪意/ディーゴ/フェラメンタ
  (ブラジルのファド)/オデオン(ブラジル・タンゴ)/舟漕ぎ/魔法/サラムベク/ラミリンホ/クトゥバ/機敏

 クリスティーナ・ペトロフスカ・キリコ(P)
 エルネスト・ナザレーはブラジル、リオ・デ・ジャネイロ出身の作曲家で「ブラジル風タンゴ」やショーロなど、国内外の民族音楽に影響されたピアノ曲を数多く作曲し、後にヴィラ=ロボスから、「ブラジルの魂」と称賛された。タンゴ、アフリカ系住民の音楽、ラグタイムなど、様々な民族音楽の影響の他、ショパンからも大きな影響を受けた。また逆にミヨーはブラジル滞在時にナザレーの演奏を受けて感銘を受け、その後の彼の作風に影響を与えたと言われる。スコット・ジョプリン、ゴッドシャルクの音楽と近い雰囲気を持った楽しい音楽。
MAR-81517
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(3CD)
2CD価格
ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ全集
 〔第3番/第4番/第1番/第8番/第5番「春」/第2番/第9番「クロイツェル」/第7番/第6番/第10番〕
 デュオ・コンチェルタンテ[ナンシー・ダーン(Vn) ティモシー・スティーヴズ(P)]
 録音:2011年-2012年、グレン・グールド・スタジオ、トロント。デュオ・コンチェルタンテは1997年に結成されたカナダ出身の音楽家夫婦のデュオ。ヴァイオリンのナンシー・ダーンは協奏曲のソリストとしても活躍し、ヴィヴァルディ、バッハから現代のアルヴォ・ペルト、ルー・ハリソンの作品まで幅広いレパートリーを持つ。2011年にはカナダを代表する現代作曲家マリー・シェーファーのデュオ作品を夫君と初演し好評を博した。一点の濁りもないさっぱりとした音色と迷いのない解釈による清々しいベートーヴェン。
MAR-81515
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(2CD)
すべては緑の庭園で〜ルネサンス・コレクション
 ・水夫と乳しぼりの女〜17世紀イングランドのバラッドと舞曲(全25曲)(*)
   The Cut-Purse / Come ashore Jolly Tar & your Trousers on / Never love thee more / Gilderoy /
   Luer, Faulkners, luer(ジョン・ベネット作) / In Eighty Eight / The Sailor Laddie/The Sailor Lassie /
   Epping Forest / The English Huntsuppe / The Old Mole / The Cries of London / The Queen's Delight /
   The Countrey Lasse / The Milke-maid's Life / An Italian Rant / The Chirping of the Larke /
   The 29th of May / The Recruiting Officer / Sister awake (トーマス・ベイトソン作) / Waltham Abbey /
   New Oysters(トーマス・レイヴンズクロフト作) / Twas within a Furlong of Edinborough Town /
   Wee be Souldiers three(トーマス・レイヴンズクロフト作) / Sweet William / Mad Tom /
   The Faulconers Hunting / Boate man / The Maidens Songe (ウィリアム・バード作) /
   Wee be three poore Mariners(トーマス・レイヴンズクロフト作) / Greensleeves

 ・ああ麗しき五月〔春爛漫の5月〜ルネサンスの春〕(全22曲) (#)
   すべては緑の庭園で/ウッディ・コック/他、モーリー、ダウランド、バードらの作品
 デイヴィッド・グリーンバーグ(Vn) トロント・コンソート
 録音:2001年(*) /1977年(#)。原盤・前出: DORIAN, DOR-93247(*) とDOR-93172(#) のセット化。男女の声楽アンサンブルに打楽器、チェンバロ、リュート、ギター、ハーディガーディ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー、ルネサンス・フルートの器楽アンサンブルを加えた、楽しいルネサンスの歌と踊り。イギリス音楽だけあって、スコットランド、アイルランドの流れを汲む民族音楽そのままの趣きある内容。(*)は17世紀イングランドで広く流布していた通俗的な(ときとして卑猥な)歌詞による歌曲(バラッド)と舞曲を集めたもので「グリーンスリーヴス」も収録。
MAR-81513
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(10CD)
5CD価格
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
 〔第1番−第32番〕
ステュアート・グッドイヤー(P)
録音:2010年-2012年、CBCグレン・グールド・スタジオ、トロント。ステュアート・グッドイヤーはカナダ・トロント出身。地元トロント音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院で学士号を修得。ソリストとしてNYP、トロント響、フィラデルフィア管と共演している。レパートリーはバッハからベートーヴェン、ガーシュウィン、メシアンまで及び、自ら作曲も行う。先に発売になっていた後期ピアノ・ソナタ集(MAR-81507)でも曖昧さのない明晰さと緩徐楽章における繊細さが評判で、グラモフォン誌などでも絶賛されている。
MAR-81511
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(2CD)
ベートーヴェン中期ピアノ・ソナタ集
 〔第13番 変ホ長調 Op.27 No.1 /第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」/第15番 ニ長調 Op.28「田園」/
  第16番 ト長調 Op.31 No.1 /第17番 ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」/第18番 変ホ長調 Op.31 No.3 〕

 ステュアート・グッドイヤー(P)
 録音:2010年10月31日、11月1日、22日、2011年5月16日、トロント。全集(MAR-81513,10CD)からの分売。カナダのピアニスト、グッドイヤーならではの明快で隅々まで知的にコントロールされた見事な演奏が素晴らしい。ことに有名な月光ソナタは、幻想的な青白い月の光のような第1楽章、猛烈なスピードで駆け抜けながらも燃え立つ情熱が広がる第3楽章と、快心の出来と言ってよいだろう。
MAR-81509
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(2CD)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
 [第1番 ト長調 BWV.1007/第3番 ハ長調 BWV.1009/第5番 ハ短調 BWV.1011/
  第2番 ニ短調 BWV.1008/第4番 変ホ長調 BWV.1010/第6番 ニ長調 BWV.1012]
ウィノナ・ゼレンカ(Vc)
 録音:2007年-2010年。
 ウィノナ・ゼレンカはカナダのチェリストで、現在はトロントso.の首席を務めている。その一方ソロ、室内楽への情熱もやみ難く、3年の歳月をかけてバッハ:無伴奏チェロ組曲を完成させた。愛器の1707年製グァルネリを存分に鳴らし、歌いまくる無伴奏組曲は近年珍しいだろう。そこには若さとみずみずしさがあふれており、バッハ演奏で陥りがちな気難しさは皆無。艶やかな音色と輝き、一聴の価値、おおいにあり。
MAR-81507
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(2CD)
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
 〔第28番−第32番〕
ステュアート・グッドイヤー(P)
 録音:2010年1月17日、18日、3月22日、トロント。トロント生まれのピアニスト、グッドイヤー(1978-)によるベートーヴェン。作曲家としても知られるだけに、曖昧さを残さない明確な解釈に優れており、これを卓越した技術で見事に音楽化している。快速で鮮やかな「ハンマークラヴィーア」を聞けば、この曲はベートーヴェンがピアノのアクションの革新に大いに関心を寄せて書いた曲だと気付かされるだろう。一方で緩徐楽章の繊細さも素晴らしい。
MAR-81505
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(2CD)
ベスト・オブ・スパニッシュ・ブラス
 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
 カバニリェス:バッターリャ・インペリアル
 J.S.バッハ:協奏曲ト短調BWV.1041
 クレスポ:アメリカ組曲第1番
 ファリャ:「はかなき人生」〜間奏曲と舞曲
 ヒメネス:ルイ・アロンソの結婚
 チャピ:反乱
 アルベニス:アストゥリアス/アラゴン/カディス
 タレガ:アルハンブラの思い出
 ララ:グラナダ
 エリントン:キャラヴァン
 バレンシア民謡
 トゥーリナ:「幻想的舞曲集」〜饗宴
 メイソン:ジョイ・トゥ・ザ・ワールド
 アリス・パーカー&ロバート・ショウ:
  ファム・ファム・ファム
 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
 ヘンデル:ハレルヤ
スパニッシュ・ブラス
[C.B.グラウ、
 J.S.サルバドール(Tp)
 M.P.オルテガ(Hr)
 I.B.マンリク(Tb)
 S.F.キロス(Tu)]
 原盤: CASCAVELLE/他。彼らによるUSツアーとあわせてリリースされるものだが、スペインで録音されたもの(レーベル不明)が含まれているようで、その部分はおそらく日本国内未案内の音源。
 スパニッシュ・ブラスは1989年スペインの音楽家たちによって結成された。1996年第6回ナルボンヌ(フランス)国際金管五重奏コンペティションに優勝して以来、国際的なシーンで活躍している。このCDはクラシック、ポップスの小品など、様々なジャンルの音楽の金管五重奏用に編曲して収録。
MAR-81503
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(2CD)
星降る、星降る夜
 ショパン:舟歌Op.60/子守歌Op.57
      夜想曲集[Ops.9-1、9-2、15-2、27-1、
             32-1、48-1、62-1、72-1]
 リスト:夕べの調べ
 ドビュッシー:
  音と香りは夕べの大気の中に漂う/
  月は荒れた寺院に落ちる月の光がそそぐテラス/
  花火/月の光/象の子守歌
 ラヴェル:絞首台
 フォーレ:夜想曲第1番
 グリフェス:夕べの湖
 シューマン:
  夕べに/トロイメライ/子供は眠る/詩人は語る
ロバート・シルバーマン(P)
メンデルスゾーン&マクドナルド:二重協奏曲集
 メンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲 ニ短調(*)
 アンドルー・ポール・マクドナルド:ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲 Op.51 (#)
 デュオ・コンチェルタンテ[ナンシー・ダーン(Vn) ティモシー・スティーヴズ(P)]
 マーク・デイヴィッド指揮ニューファンドランドso.
 録音:2014年9月26日-27日。1997年に結成されたヴァイオリンとピアノのデュオ「デュオ・コンチェルタンテ」による二重協奏曲集。バロック風対位法が用いられた(*)は早熟の天才メンデルスゾーン14歳の時の作品で、ヴァイオリンとピアノが瑞々しく対話し、純粋な抒情が横溢する。カナダの作曲家アンドルー・ポール・マクドナルドの(#)はデュオ・コンチェルタンテからの委嘱作。多数のソロ、デュオのカデンツァを含むシンフォニックで情熱的な超絶技巧協奏曲。
バロックのヴィルトゥオージ
 テレマン/ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)編曲:協奏曲 ニ長調 TWV53:5
 フックス:ヴァイオリン、ファゴットと弦楽のためのロンド ハ長調
 グラウン:ホルンと弦楽のための協奏曲 ニ長調
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「パドヴァの聖アントニウスの聖なる舌の祝日のために」RV 212
 グラウプナー:フルート、ファゴット、弦楽と通奏低音のための序曲 ト長調 GWV 464

 アンドルー・クラーク(Hr) カティ・デブレツェーニ(Vn)指揮
 ヴィクトリア・バロック・プレイヤーズ
 録音:2014年1月、聖マリア教会、メチョーセン、ブリティッシュ・コロンビア州、カナダ、ライヴ。2011年にカナダのヴィクトリアで結成されたヴィクトリア・バロック・プレイヤーズのデビュー・アルバム。世界各地でコンサートを行い、各地で好評を得ている。テレマンの協奏曲は、テレマンと同時代を生きた作曲家ピゼンデルが、トランペット・パートを彼のオリジナルのナチュラル・ホルン・パートに変えたヴァージョンで演奏。繊細で軽やかに、音楽がエネルギッシュに躍動する。優美に溌溂とした空気が感じられる。
大麦と角〜ルネサンス時代のクリスマスの祝宴
 大麦と角/すべて良い仲間/グリーンスリーヴス&プディング・パイ/ブーザー城/ガヴォット/ディンドン空高く/
 天からの美しい天使/若い処女/アヴェ・マリス・ステラ/クリスマスの知らせ/ Now when joseph and mary /
 Apostrophe au petit Iesu couche dans la creche /スコッチ・キャップ/スコットランドの奇人/スコッツ・ラント/
 O salich heylich Bethlehem /おお聖なる夜/Lady Catherine Ogle / The Scotchman 's Dance /冬の彼方へ/
 私についてきて/ Jesus nait, tendre et bleme / Vray Dieu il n 'est si doulce chose /低い踊り「受胎告知」/栗/
 天使ガブリエルによる聖母マリアへの受胎告知/ケトル・ドラム/シンフォニー/ Now Candlemas is come at last

 ザ・トロント・コンソート
  [デイヴィッド・ファリス(芸術監督/T/Cemb) ベン・グロスマン(Perc/ハーディ・ガーディ)
   キャサリン・ヒル(S/Gamb) ポール・ジェンキンス(T/Cemb)
   テリー・マッケンナ(バロックG/Lute) アリソン・メルヴィル(リコーダー)
   ジョン・ペッパー(Cb) ローラ・パドウェル(Ms)]

 デイヴィッド・グリーンバーグ(Vn)
 録音:1999年1月18日-20日、トロント。前出・旧品盤: DORIAN, DOR-93186『これは隠れ名盤!』と代理店絶賛のディスク。1972年に結成された中世ルネサンスを得意とする古楽アンサンブル、ザ・トロント・コンソート。今作は16世紀と17世紀のルネサンス時代の冬を祝う音楽(クリスマス、聖スティーヴンの日、新年、十二夜など)と、イギリスとフランスに伝承するバラードと舞踏歌、その時代の典礼音楽、演劇や民謡の断片を組み合わせ、再構築して作り上げた冬の音楽集。祝祭溢れる楽しさを、溌溂と表現豊かな演奏。素朴なアンサンブルと歌。共演に、ヴァイオリン奏者であり、フィドル奏者としても有名なデイヴィッド・グリーンバーグも参加し、フィドルの憂愁の音色も存分に聴かせてくれる。
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲 ステュアート・グッドイヤー(P)
 録音:2013年11月2日-3日、グレン・グールド・スタジオ、トロント。カナダのトロント出身のピアニスト兼作曲家, ステュアート・グッドイヤーはトロント音楽院で学んだあと、ジュリアード音楽院で学士号を修得。先にベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集(MAR-81513)を完成させている。開放的で刺激的。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」と並ぶ変奏曲の最高峰「ディアベッリ変奏曲」!グッドイヤーのダイナミックな打鍵に圧倒、この豪腕っぷりは爽快にさえ感じる。飽きさせずに聴かせるインプロヴィゼーションのような個性的な変奏。揺るぎないピアニズムがディアベッリ変奏曲の構造を明確に聴かせる。
スーツケースからの音楽〜ロシアの小品集
 エシュパイ:狂詩曲「ハンガリーの調べ」
 プロコフィエフ/フィフテンホルツ編曲:「シンデレラ」のワルツ
 A.ルビンシテイン/ヴィエニャフスキ編曲:ロマンス 変ホ長調 Op.44 No.1
 ストラヴィンスキー:「妖精の口づけ」に基づくディヴェルティメント
 ハチャトゥリアン:「仮面舞踏会」〜夜想曲 / チャイコフスキー/ゴリトステイン編曲:「白鳥の湖」〜ロシアの踊り
 スヴィリドフ/フォルトゥナートフ編曲:子供のアルバム より〔悲しい歌/楽興の時〕
 ショスタコーヴィチ/ツィガーノフ編曲:24の前奏曲 より Nos.10, 15-16, 24
 ワルシャフスキー/ブーフ編曲:炉辺で(オイフン・プリペチク)

  エフゲーニー・クティク(Vn) ティモシー・ボザース(P)
 録音:2013年8月27日-29日、ロックポート。ロシア情緒の濃い曲を並べた意欲的なアルバム。ヴァイオリン演奏では珍しい編曲作が多い。アンドレイ・エシュパイ(1925-)は、ソ連時代の民俗的クラシック音楽の作曲家として知られている。エフゲーニー・クティクは、旧ソ連出身。ユダヤ系で、1990年、6歳の時に両親とともに米国に移民。このCDで演奏されている曲には祖国への思いが詰まっている。
アズ・ユー・ニア・ミー〜
 グレアム・キャンベル、アントニオ・カルロス・ジョビン、ジャンゴ・ラインハルト、他
(全16曲)
 コルタ・ジャカ/アンディのための曲/涙/波/タンジェリン/あなたが私に近づくと/もしあなたが立ち去るなら/他

 ジェイムズ・キャンベル(Cl) グレアム・キャンベル(G)
 ゲスト:サム・マクラレラン(Cb) エイミー・メドヴェク(Fl) アフィアラSQ /他
 クラリネットとギターをメインに据えたアンサンブルによる音楽集。ジャズあり、ピアソラばりのタンゴあり、ボサ・ノヴァありのラテン色の強い楽しいアルバム。ジェイムズ・キャンベル(1949-)はアルバータ州出身のカナダ人クラリネット奏者でこれまでに40枚以上のアルバムを発表、ギターのグレアム・キャンベルはジャズ、ラテンを得意としている。純粋なデュオの他、曲によってはかなり大編成のバック・バンドが伴奏し、くつろげる雰囲気となっている。
ベートーヴェン弦楽四重奏曲集〔第15番 イ短調 Op.132 /第16番 ヘ長調 Op.135 〕
 ペンデレツキSQ [ジェレミー・ベル(Vn) イェジ・カプワネク(Vn)
           クリスティン・ヴライク(Va) ジェイコブ・ブラウン(Vc)]
 録音:2011年12月12日-15日、ウォータールー、オンタリオ州、カナダ。1986年創立。名前はポーランドのコンクールでペンデレツキ賞を獲たことに基づき、ウォータールーを拠点に広く活躍している四重奏団が、ベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲2曲を録音。透明感のある音色と知的でバランスの良い演奏が特徴。
シネマ・ヴェリズモ
 アルベニス/ヴァルデス・ブライン編曲:アストゥリアス
 マスカーニ/チャガリ編曲:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
 モリコーネ/マルキオーネ編曲:ガブリエルのオーボエ / ヴァンゲリス/チャガリ編曲:炎のランナー
 バッハ/チャガリ、グルギッチ編曲:羊は安らかに草を食み / ロータ/グルギッチ編曲:ゴッドファーザーのワルツ
 イグレシアス/ウェール編曲:ヴォルヴェリーノ / バーンスタイン/セドラー・ボゴエフ編曲:サムホエア〜トゥナイト
 グラナドス/リョベト編曲:スペイン舞曲第5番 / ジャゾット/デ・アスピアス編曲:アルビノーニのアダージョ
 バッハ/パークニング、グルギッチ編曲:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007〜プレリュード
 マイヤーズ/ウィリアムズ編曲:カヴァティーナ / バッハ/ラッセル編曲:G線上のアリア
 モリコーネ:善良な奴、悪い奴、卑劣な奴(続・夕日のガンマン)

  マク・グルギッチ(G)
 映画の中で使われたクラシック音楽や映画音楽をギターで演奏しているユニークな CD 。これがCD デビューとなるマク・グルギッチは、1987年、スロヴェニアのリュブヤーナの生まれ。現在はロサンゼルスを拠点に活躍している。
メディテーション〜クラシックの美しい旋律(全17曲)
 グルック:精霊の踊り / ベートーヴェン:月光ソナタより / サティ:ジムノペディ第3番 / グリーグ:ソルヴェイグの歌
 ベートーヴェン:エリーゼのために / マスネ:タイスの瞑想曲 / バッハ:G線上のアリア / ショパン:夜想曲 嬰ハ短調
 ドビュッシー:月の光 / サン=サーンス:白鳥/他(既出音源からのコンピレーション)

  サーザン・ヘップナー(Fl) カテリーナ・マヌーキアン(Vn) ジェイムズ・キャンベル(Cl)
  ロバート・シルバーマン、江口玲(P) カナダ室内アンサンブル/他
エキゾチシズム〜カロル・シマノフスキ(1882-1937):
 ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9 (1904) /夜想曲とタランテラ Op.28 (1915) /
 神話 Op.30 (1915) /前奏曲ロ短調 Op.1 No.1 (ヴァイオリンとピアノのための編曲版)(1899/1900)
  イェジ・カプワネク(Vn) ステファン・シルベストレ(P)
 録音:2011年1月、12月。激動の時代に生き、19世紀のショパンと20世紀のルトスワフスキを結ぶポーランドの重要な作曲家シマノフスキは、ショパン、ワーグナー、ドビュッシー、ラヴェル、スクリャービンからの影響に加え、自ら研究したポーランドの民族音楽の要素を加え、独自のミステリアスでロマンティックな様式を確立させた。有名な「神話」のほか、大作ヴァイオリン・ソナタ、そしてピアノ曲からの編曲である珍しい「前奏曲 Op.1 No.1」など、シマノフスキの主要なヴァイオリン音楽がこれ一枚で聴ける。ヴァイオリンのカプワネクはポーランド出身でペンデレツキ弦楽四重奏団のメンバーでもある。
ナビダッド〜ラテンアメリカとスペインのクリスマス音楽(全17曲)
 ディエゴ・オルティス:第2リチェルカータ / フランシスコ・ゲレロ:聖母マリア
 アントニオ・デ・サラサ:タララ / フアン・デ・アラウホ:さあ歩け歩け/他
  ザ・トロント・コンソート
 録音:2011年。16-17世紀スペインとラテン・アメリカのクリスマス音楽を収録。宗教音楽といっても活き活きとしたリズムと情緒あふれる、ほとんど民族音楽といってもよい、明るく楽しいラテンミュージックの世界。声楽アンサンブルに太鼓やバロック・ハープ、ギターなどが入って盛り上がる。
古き巨匠へのオマージュ〜
 カルロス・セイシャス
(1704-1742):
  ソナタ集〔13曲〕/ソナタ=フーガ
アーニャ・アレクセーエフ(P)
 録音:2011年8月。ポルトガルのバロックの大家セイシャスの鍵盤ソナタ。2分半の単一楽章から、全3楽章で10分近くにもなる作品まで実に多様。アーニャ・アレクセーエフはロシア出身でモスクワ・チャイコフスキー音楽院を卒業後、ロンドンの王立音楽院で学んだ。現在は西ヨーロッパ、アメリカ、カナダを中心に活動している。1995年にはポール・マッカートニーの最初のピアノ・ソロ作品「リーフ」を初演した。MARQUISからは、スクリャービンとロスラヴェッツの同じタイトルの作品を集めたアルバム「パラレル」(MAR-81415)が発売されている。
抵抗の音
 シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ第1番(1963) / ジョゼフ・アクロン:ヘブライの旋律/ヘブライの子守唄
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134 / アルヴォ・ペルト(1935-):鏡の中の鏡

  エフゲニー・クティック(Vn) ティモシー・ボザース(P)
 録音:2011年5月。ロシア系アメリカ人エフゲニー・クティクは2003年にボストン響が主宰したヤング・アーティスト・コンペティションで優勝、その後、東京、ケルン、米国内でソリストとして活動している。東京ヴィヴァルディ合奏団のソリストとしても来日したことがある。このアルバムは、いずれもソヴィエト時代に辛酸を舐め、抵抗と自由への渇望の中から己の音楽を築いた作曲家たちの作品が収められている。シュニトケ、ショスタコーヴィチのアグレシヴな演奏は圧巻。またあまり演奏されることのないユダヤ系ロシア人アクロンの作品も貴重。
コネクションズ〜フランスのチェロ作品集
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ第1番(チェロ版) / ショーソン:詩曲
 フォーレ:パピヨン / フランク:チェロ・ソナタ(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
  ウィノナ・ゼレンカ(Vc) コニー・シー(P)
 録音:2011年8月、CBC グレン・グールド・スタジオ、トロント。ウィノナ・ゼレンカはトロント在住のカナダの若手チェリストで米インディアナ大学でヤーノシュ・シュタルケルに師事、現在はトロント響在籍し首席奏者を務めている。オーケストラの他、室内楽、ソリストとしても活動している。MARQUISレーベルからはバッハの無伴奏チェロ組曲 全曲(品番: MAR-81509)が発売されている。このアルバムはチェロで弾いたヴァイオリン・ソナタを最初と最後に持ってきた、ちょっと捻ったオール・フランス・プログラムで、彼女の繊細な表現、音色にぴったり。
入り口〜現代のクラリネット協奏曲集
 リック・ソウォッシュ(1950-):クラリネット協奏曲(2010初演) (*)
 パウル・ベン=ハイム(1897-1984):クラリネット、ハープと弦楽のためのパストラル・ヴァリエ
 ジョン・ウィリアムズ(1932-):映画「ターミナル〔原題「ヴィクトールの物語」〕」からの音楽

  デイヴィッド・ドロシノス(Cl) ウラディーミル・ランデ指揮サンクトペテルブルクso.
 録音:2010年6月。(*)は世界初録音。ドロシノスはピーボディ音楽院で学び、現在コンサート・アーティスト・オブ・ボルティモアという団体の首席奏者を勤めている。(*)はエンターテイメントにあふれた楽しい作品、ベン=ハイムのユダヤ的な瞑想的な音楽、トム・ハンクスが主演したスピルバーグの映画「ターミナル」からの音楽と肩の力を抜いて楽しめる内容となっている。バックは自ら管楽器奏者でもあるランデが指揮したペテルブルク響。
チャイコフスキー
 ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 Op.post.75 (*) /
 交響曲第5番 ホ短調 Op.64
マクシム・モギレフスキー(P;*)
ウラディーミル・ランデ指揮
サンクトペテルブルクso.
 録音:2010年6月、メロディア・スタジオ、サンクトペテルブルク。
 オーボエ奏者で、一部マニアから注目されているというウラディーミル・ランデは、現在サンクトペテルブルク響の首席客演指揮者を務めるほか、ボルティモア響、タルサ響、ワシントン・ナショナル・ギャラリーo.とも共演、2009-2010年にはサンクトペテルブルク響を率いてアメリカ・ツアーを行っている。単一楽章に終ったピアノ協奏曲第3番を堂々と骨太に弾ききるのは有名なエフゲニー・モギレフスキーの息子、マクシム・モギレフスキー(同じくピアニストのアレクサンドル・モギレフスキーは兄弟)。またメインの交響曲第5番も代理店担当者曰く『重厚な演奏でこれぞロシアの響き、魂といえる内容です』とのこと。
フンメルソナタ集 Op.5
 ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Op.5 No.1 /
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.5 No.2 /
 ヴィオラ・ソナタ 変ホ長調 Op.5 No.3
ポール・ルフコウ(Vn/Va)
マイケル・ジャーヴィス(Fp)
 録音:2011年6月21日-23日、Private Residence, ヴァンクーヴァー。ピリオド楽器使用。とある別荘(としか明かされていない模様)の一室での録音ということもあり、ごく内輪の私的な演奏会の雰囲気が味わえる。ポール・ルフコウ、マイケル・ジャーヴィスとも、カナダの古楽界で活躍する人たち。
パラレルズ〜スクリャービンとロスラヴェッツ
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番「幻想的ソナタ」Op.19 (1892-1897)
 ロスラヴェッツ:ピアノ・ソナタ第2番(1916)
 スクリャービン:2つの詩曲Op.32(1903) / ロスラヴェッツ:2つの詩曲(1920)
 スクリャービン:5つの前奏曲Op.74(1914) / ロスラヴェッツ:5つの前奏曲(1919-1922)
 スクリャービン:3つの前奏曲Op.65(1911-1922) / ロスラヴェッツ:3つの前奏曲(1914)
  アーニャ・アレクセーエフ(P)
 録音:2009年10月-11月。同時代を共有した2人のロシア作曲家のピアノ小品。スクリャービンはロスラヴェッツよりおよそ10才年上で、当アルバムではショパンの影響を受けた初期の作品から、独自の様式を確立した晩年までの小品を収録。対するロスラヴェッツはロシア・アヴァンギャルドの一員として独自の無調様式を確立した作曲家。二人とも似た部分とそうでない部分を持っており、そうした微妙な距離感がアルバム・タイトル「パラレル」に表れている。ロスラヴェッツのピアノ曲の録音は滅多にないので貴重。共に19世紀末の爛熟と20世紀の混沌の雰囲気にあふれている。
アメリカのフルート作品傑作選
 エルディン・バートン(1913-1979):ソナチネ / バーバー(1910-1981):カンツォーネ(ピアノ協奏曲第2楽章より)
 ロウエル・リーバーマン(1961-):フルート・ソナタOp.23 / ジョン・コリリアーノ(1938-):旅
 コープランド(1900-90):フルートとピアノのためのデュオ / ロバート・ムチンスキ(1929-2010):ソナタOp.14

  スーザン・ヘップナー(Fl) リディア・ウォン(P)
 カナダ出身のフルーティスト、ヘップナーはアジア、北米、ヨーロッパなど世界各地で活動を行っており、来日したこともある。クラシックのみならず、現代音楽、ポップスまで幅広く演奏し、フルート関係者から絶大な支持を集めている。CDでは日本のフルート作品集(BIS)が好評を得ている。上記の作品はいずれも小難しいゲンダイオンガクのイメージとは無縁の抒情的で流麗な旋律があふれる佳曲ばかり。映画音楽を聴いているような心癒される内容。
ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8
シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.110
マンハッタン・ピアノ三重奏団
[ウェイン・リー(Vn)
 ドミトリー・コウゾフ(Vc)
 ミラナ・ストレゼワ(P)]
 録音:2009年。マンハッタン・ピアノ三重奏団は2004年の結成以来、数々の国際室内楽コンクールに入賞、アメリカ、ヨーロッパを中心に活動をしているアンサンブル。レパートリーはロマン派の作品からアイヴズ、ペルトのような現代作品までヴァラエティに富んでいる。
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
 [ニ短調Op.49(第1番)/ハ短調Op.66(第2番)]
トリオ・コン・ブリオ・
 コペンハーゲン
[ホン・スジン(Vn)
 ホン・スキョン(Vc)
 イェンス・
  エルヴェキール(P)]
 録音:2007年、デンマーク。
 韓国出身のホン姉妹にデンマークのエルヴェキールが1999年に結成したトリオ・コン・ブリオ・コペンハーゲン。2002年のミュンヘン国際音楽コンクールで最高位(1位なしの2位)を受賞以来各地のコンクールで絶賛される。最新録音は歌謡性溢れるメンデルスゾーン。韓国に弦の名手が多いのはチョン・キョン・ファ以来の伝統か。大らかに歌いつつ、情に流されず、無駄なくきりりとまとめ上げる手腕はメンデルスゾーンをさながらブラームスのように聴かせる。
C=テデスコ、レスピーギ、グァスタビーノ:
 ヴァイオリン協奏曲集

 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  ヴァイオリン協奏曲第2番
   「預言者たち」Op.66 (1931)
 レスピーギ(1879-1936):グレゴリオ旋法による
         ヴァイオリン協奏曲 Op.135 (1921)
 カルロス・グァスタビーノ(1912-2000)/
  ジョゼ・ミゲル・クエト編曲:
   バラと柳(オーケストラ伴奏版/原曲:歌曲)
ジョゼ・ミゲル・クエト(Vn)
ウラディミール・ランデ指揮
サンクトペテルブルクso.
 録音:2008年1月、メロディア・スタジオ、サンクトペテルブルク。
 カステルヌオーヴォ=テデスコといえば日本ではギターと朗読のための「プラテーロと私」などギター作品ばかりが有名だが、彼の本領は管弦楽曲にある。ユダヤ系イタリア人である彼が1930年代、ヨーロッパに反ユダヤ的主義がはびこる中、ハイフェッツの委嘱により作曲したこの協奏曲は旧約聖書、ユダヤの典礼の儀式に基づいて書かれている。後にハリウッドで映画音楽を手がけることになる彼の巧みな管弦楽法、劇的要素が見事。彼の影響を受けたハリウッドの作曲家にはジェリー・ゴールドスミス、ジョン・ウィリアムズらがおり、それもこの曲を聴くとうなづける。
メンデルスゾーン
 弦楽四重奏曲 ヘ短調Op.80
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 へ長調Op.135
ジュピターSQ
[ネルソン・リー、
 ミーガン・フライフォーゲル(Vn)
 リズ・フライフォーゲル(Va)
 ダニエル・マクドナウ(Vc)]
 録音:2008年9月、ボストン。
 2001年に結成されたジュピター弦楽四重奏団(日本の同名団体とは別)による、ショスタコーヴィチ&ブリテン:弦楽四重奏曲集(MAR-81371)に続く同レーベル第2弾。彼らは自分たちのクァルテットのモデルとしてクリーヴランドSQ、タカーチSQを挙げており、無駄のない引き締まった音楽と幅広いダイナミズムが特徴。これまでに数々の賞を獲得、カナダの新進クァルテットとして注目を集めている。
プーランク・トリオ・プレイズ・プーランク
 ミハイル・グリンカ:感傷的な三重奏曲
 フランシス・プーランク:
  ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲
 シャルル・トリエベール&ウジェーヌ・ジャンクール:
  「アルジェのイタリア女」の主題による協奏的幻想曲
 アンドレ・プレヴィン:
  オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲
プーランク三重奏団
[ウラディミール・ランデ(Ob)
 イリーナ・カプラン・ランデ(P)
 ブライアン・ヤング(Fg)]
 録音:2007年9月、ボルティモア。
It takes two [二人がかりで]〜
 クリフォード・クロウリーによる編曲で

 ドゥ・アブル:ティコ・ティコ
 ガーシュウィン:レディ・ビー・グッド
 ハチャトゥリアン:剣の舞
 グリーグ:ソルヴェイグの歌
 ギャレスピー:チュニジアの夜/民謡:ひばり
 プロコフィエフ:ロメオとジュリエット
 シベリウス:悲しきワルツ/他(全14曲)
デュオ・コンセルタンテ
[ナンシー・ダーン(Vn)
 ティモシー・スティーヴズ(P)]
 録音:2007年、トロント。
 1997年に結成されたヴァイオリンとピアノの男女ユニット。全曲、作曲家クリフォード・クロウリーの編曲による。
MAR-81399
buyボタン
[JAZZ]
親密な出会い〜ジェイムズ・キャンベル、フィル・ニモンズと仲間たち
 よいことを考えよう/島々/親密な出会い/PS42JS/リーゼ/我々の絵/
 フー・ウォーク/デュオローグ/プレリュード・オブ・サウンド
  ジェイムズ・キャンベル、フィル・ニモンズ(Cl) D.ブレイド(P)
  G.キャンベル(G) T.デイヴィス(Dr) D.ヤング(Db)他
 録音:2008年。
 ジェイムズ・キャンベルはクラシック、フィル・ニモンズはジャズの、それぞれトロントを中心に活動するクラリネット奏者。彼らの音楽仲間とのセッション・ライヴ。キャンベルはMARQUISレーベルにクラシックのアルバムを多数録音しているが、ここではジャズ系のオリジナル作品でまとめられている。
ラゴマニア〜ボルコムとC.フィッシャーの音楽
 ウィリアム・ボルコム(1938-):
  クラシック祝典序曲「ラゴマニア」/
  クラリネット協奏曲(*)
 クレア・フィッシャー(1928-):
  デュークとスウィーピーと私(*)
 ボルコム:(ほとんど)18世紀の
      管弦楽のための「コメディア」
リチャード・
 ストルツマン(Cl;*)
ゲイリー・シェルドン指揮
ランカスター祝祭o.
 録音:2008年6月。
 クラシックから現代音楽、ジャズ、クロス・オーバーまで幅広く活動するストルツマンの最新録音。ボストン・ポップス委嘱作でジョン・ウィリアムズが絶賛した「ラゴマニア」はブロードウェイ・ミュージカルの序曲を思わせ、クラシックとベニー・グッドマンをミックスしたような「クラリネット協奏曲」、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派の様式をパロディ風に仕立てた「コメディア」などボルコムの作品はエンターテイメントに徹した音楽。フィッシャーの「デュークとスウィーピーと私」はデューク・エリントンとビリー・ストレイボーンの名曲「スウィーピー」に基づく作品で、ボルコムとは対照的なクールなサウンド。ここでもストルツマンの技が冴えている。
チェロの芸術〜チェロの傑作の二百年
 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番 ト短調Op.5-2
 シューマン:幻想小曲集 Op.73
 シーン・ヒッキー:ベアラ
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 ロストロポーヴィチ:ユモレスク
ドミトリー・コーゾフ(Vc)
ピーター・ロール(P)
 録音:2005年5月24日、25日、2007年5月31日。
 ドミトリー・コーゾフは、サンクトペテルブルク出身のチェリスト。少し翳りの入った美音が特徴で、シューマンやショスタコーヴィチと相性がとても良い。シーン・ヒッキーはデトロイト出身の作曲家。
リリー・フロスト、ビリー・ホリデイを歌う
 恋人よ我に帰れ/
 愛さないなら出て行って
  (ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー)/
 柳が私に同情して泣く
  (ウィロウ・ウィープ・フォー・ミー)/
 あなたのために泣く
  (アイ・クライド・フォー・ユー)/
 孤独(ソリチュード)/私はおかしいと彼は言う/
 雨が降り続き/私の全て/他(全11曲)
リリー・フロスト(Vo)
ザ・コア・バンド
 カナダの歌手、リリー・フォレストが、伝説的ジャズ歌手、ビリー・ホリデイの名曲を歌ったアルバム。
リアル・エモーショナル・ガール パトリシア・オキャラガン(Ms)
 クロスオーバー作品。
クィーン〜エリザベス一世の時代の音楽
 トムキンズ、ダウランド、ジョン・ジョンソン、
 モーリー、キャンピオン、ファン・エイク、バード、
 ベネット/他の作品(全22曲)
デイヴィッド・ファリス指揮
ザ・トロント・コンソート
 録音:2008年、トロント。
 イギリス女王エリザベス一世時代の世俗音楽。独唱から六重唱まで、ガンバやリュート、リコーダー、チェンバロなどを伴奏に美しく、楽しい歌が繰り広げられる。ザ・トロント・コンソートは1972年に結成された中世ルネサンスを得意とする古楽アンサンブル。DORIANレーベルやMARQUISレーベルに多数録音がある。
R.シュトラウス
 ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
カテリーナ・マヌーキアン(Vn)
シャイン・ワン(P)
 録音:2008年7月9日-11日、ニューヨーク。二人の若く才能ある女性演奏家の共演。カテリーナ・マヌーキアンは1981年、トロントの生まれ。アルメニア人の父、日本人の母ともにヴァイオリニストという恵まれた環境で子供の頃から才能を発揮、また哲学の博士号も持ち、その演奏は高く評価されている。当MARQUISレーベルと、ビクターから国内盤も何点か発売になっている。ピアノのシャイン・ワンは中国生まれで、1997年に米国に移住、拠点として活躍している。
ジョン・バージ(1961-):
 アッパー・カナダ組曲(1997)/
 フランダースの野の随想(2006)
ナーハン・アーマン指揮
シンフォニア・トロント
 録音:2007年10月29、30日、トロント。
 ジョン・バージはカナダ・オンタリオ州ドライデン生まれ。1987年以来、キングストンのクィーンズ・ユニヴァーシティで作曲の教授を務めている。ここに収録されている2作品は、どちらも弦楽合奏曲。「アッパー・カナダ組曲」は民謡を用いた4曲からなる作品。「フランダースの野の随想」はシンフォニア・トロントからの依頼で作曲されたもので、5曲からなる静かな佳作。シンフォニア・トロントは、1998年に結成された小オーケストラ。
オールドバラ・コネクション〜我ら自らの歌
 ジョン・グリーア:
  甘い欲求の寓話(1998)/愛の苦しみの歌曲集(2001)
 デレク・ホルマン:
  心の置き忘れ(2002)/大地の上の大気とこだま(1998)
 ジョン・ベックウィズ:ステイシー
オールドバラ・コネクション
[エイドリアンヌ・ピエチョンカ、
 モニカ・ウィッチャー(S)
 エリザベス・タンブル(Ms)
 コリン・エンスウォース(T)
 マーク・ペドロッティ(Br)
 スティーヴン・ラルス、
 ブルース・ウルブカタ(P)]
 録音:2007年。いずれもオールドバラ・コネクションの委嘱による作品。
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調Op.10(*)
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調(#)
ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク(+)
サンクトペテルブルクSQ
[アラ・アラノフスカヤ(Vn)
 アラ・クロレヴィッチ(Vn;#)
 ダヴィド・
  チェルニャフスキ(Vn;*/+)
 ボリス・バイネル(Va)
 レオニード・シュカエフ(Vc)]
 録音:2007年11月、オハイオ州オベリン(*/+)/2005年7月、サンクトペテルブルク(#)。
 既に20年以上の歴史を持つサンクトペテルブルク弦楽四重奏団の新録音。ドビュッシーの弦楽四重奏曲は、しばしばあるような鋭角的なキツイ演奏ではなく、余計な力を抜きつつ知性を張り巡らした演奏。
ブラームス:
 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25/
 ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 Op.60
シャイン・ワン(P)
ジ・アミティ・プレイヤーズ
 録音:2007年3月19日、5月1日、ニューヨーク。
 若い世代の演奏家たちによるブラームスのピアノ四重奏曲。シャイン・ワンは中国生まれ、1997年から米国に留学。中国、米国ともに活躍している。ジ・アミティ・プレイヤーズは、ヴァイオリンが1982年ハンガリー生まれのベラ・ホルヴァート、ヴィオラがイスラエルのテルアヴィヴ生まれのトム・パルニ、チェロが1984年パリ生まれのラファエル・デュベというメンバー。
バッハ・イン・トゥ・ザ・ウィンド
 〜吹奏楽によるバッハ:オルガン名曲集

 前奏曲とフーガ ニ短調BWV539/
 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564/
 幻想曲とフーガ ト短調BWV542/
 パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582/
 もろびと声あげ BWV729/
 キリストは死の絆につきたまえり BWV625/
 汝の御座の前にわれはいま進み出で BWV668/
 われらが神はかたき砦 BWV720/
 いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659/
 小フーガ ト短調BWV578
モルデカイ・
 レヒトマン(編曲)指揮
モントリオール祝祭ウィンドo.
 録音:2007年、モントリオール室内音楽祭、ライヴ。。
 バッハのオルガン曲を管弦楽に編曲、演奏した例はストコフスキーがあるが、オルガンの金属パイプ構造は管弦楽より吹奏楽に近いわけで、実際オルガンと吹奏楽の相性は抜群。『各パートの対位法的な差異もよりはっきりと浮き出てダイナミズムも圧倒的』『木管アンサンブルの部分の繊細な味わいはこの編曲ならではのもの』とのこと。
リフレクションズ
 マスネ:タイスの瞑想曲
 フォーレ:シシリエンヌ
 サン=サーンス:白鳥
 ゴダール:スケルツォ
 ショパン:夜想曲Op.9-.2
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 ドホナーニ:ハンガリー牧歌
 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 ラヴェル:
  亡き王女のためのパヴァーヌ/ハバネラ形式の小品
 ドン・トンプソン:リフレクションズ
 グラナドス:「ゴイェスカス」間奏曲
 カサド:レクイエブロス
コンラート・
 ブルーメンダル(Vc)
エリカ・グッドマン(Hp)
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番Op.73
ブリテン:弦楽四重奏曲第2番 ハ長調
ジュピターSQ
イントロデュース・シャイン・ワン
 J.S.バッハ/マルチェロ編:協奏曲BWV.974
 モーツァルト:ピアノ・ソナタK.330
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
 スクリャービン:詩曲Op.32/ワルツOp.38/
         詩曲「炎にむかって」Op.72
 ガーシュウィン/アール・ワイルド編:
  練習曲第3番「わたしの好きな人」/
     第4番 「エンブレイサブル・ユー」
 ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム/前奏曲第1番
シャイン・ワン
[ Xiayin Wang ](P)
 発売:2007年。
グレン・ビューア:傷ついた空によって ジル・フルニエ
(Cb/電気B)
ケン・ゴールド(Sax)
スコット・グッド(Tb)
グレッグ・ロウ(G)
リチャード・ムーディ(Va)他
シューベルトと友人たち
 シューベルト:歌曲集
オールドバラ・コネクション
ハウ・スィート・ザ・サウンド
 ガルッピ、ハイドン、フォーレ、ドビュッシー、
 ブラームス、ロバート・エヴァンス、
 スラル・アーヴィング・グリック、
 エレノア・デーリー、コダーイ、ハレイの作品
トロント少年少女cho.
ロシアのミュージック・ボックス
 バラキレフ:ピアノ・ソナタ/トッカータ
 リャードフ:
  前奏曲(6曲)/おどけたワルツ/
  ロシアの主題/4つの断片Op.64/マズルカOp.57-3
 メトネル:4つのおとぎ話
 プロコフィエフ:年取った祖母のお話Op.31
アーニャ・アレクセーエフ(P)
ダヴィンチ・コレクション〜
 レオナルドの時代のイタリア音楽
トロント・コンソート
メンデルスゾーン:
 弦楽四重奏曲 イ短調Op.13
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
サンクトペテルブルクSQ
ユダヤのラプソディ ティモフェーエフ・アンサンブル
[G、Vc、Cl、
 アコーディオン、打楽器]
MAR-81347
(HYBRID_SACD)
廃盤
クラシック・トランペット ジェンズ・リンデマン(Tp)
バロック・ハープ
 C.P.E.バッハ:ソナタ ト長調Wq.139
 J.S.バッハ:フランス組曲第1番BWV.812
 スカルラッティ:ソナタ集
 [K.15, 33, 53, 11, 27, 208, 2, 1, 380, 14, 9]
ジュディ・ローマン(Hp)
 発売:2005年。
MAR-81341
廃盤
ベスト・オブ・アレッド・ジョーンズ アレッド・ジョーンズ(ボーイS)
 原盤:英 (ウェールズ) SAIN 。
午後の空想
 ドビュッシー、ルクレール、バッハ、ベイカー、
 メンデルスゾーン、デュボア、シューマン、
 グリエール、チャイコフスキー、モシュコフスキ、
 マクダウェルの小品と伝承曲
ジェイムズ・キャンベル(Cl)
チャールズ・ウェッブ(Org)
 発売:2005年。
プレトリウス:クリスマスの祈り トロント・コンソート
モザイク
 キュイ:5つの小品Op.56
 イベール:2つの間奏曲
 ミルトン・バーンズ:タンゴ99
 モーツァルト:トリオ・ソナタ
  (原曲:ヴァイオリンとヴィオラのための
       二重奏曲 ト長調)
 モゼティヒ:グッバイ・マイ・フレンド
トリオ・ライラ
[Fl、Va、Hp]
ブラームス:ピアノ三重奏曲集
 [第1番Op.8/第3番Op.101]
トリオ・ソリスティ
キャロルの祭典
 ブリテン:キャロルの祭典Op.28
 ジョン・ラター:ダンシング・デイ
 他、プレトリウス、民謡、ケーブル、
   ホルスト、バッハの作品
トロント少年少女cho.
スプリング・エニー・デイ・ナウ デイヴィッド・グリーンバーグ
(バロックVn)
フランスの室内楽作品集
 ドビュッシー:
  フルート・ヴィオラとハープのためのソナタ
 ラヴェル:序奏とアレグロ
 ルーセル:
  フルートとハープのためのセレナーデOp.30
 ジョリヴェ:リノスの歌
ジョアキン・
 バルデペニャス(Cl)
エリカ・ラウム、
アナリー・
 パティパタナコーン(Vn)
スティーヴィン・ダン(Va)
アマンダ・フォーサイス(Vc)
ネイキッド・ビューティ パトリシア・オキャラガン(Ms)
 クロスオーバー作品。
ソング・フォー・オール・シーズン
 バッハ、エルガー、ホルスト、ウィルコックス、
 ペンデレツキ、ドビュッシー、ペーリニッツ、
 ハットフィールド、ダーレー、ハレイの合唱曲
トロント少年少女cho.
ライネッケとその友人の作品集
 ライネッケ:クラリネット、ホルンと
        ピアノのための三重奏曲Op.274
 ノルベルト・ブルクミュラー:
  クラリネットとピアノのための二重奏曲Op.15
 シューマン:3つのロマンスOp.94
 メンデルスゾーン:クラリネット、ホルンと
           ピアノのための3つの小品
ジェイムズ・キャンベル(Cl)
ジェイムズ・サマーヴィル(Hr)
レナ・シャロン、
ステファン・シルベストレ(P)
 ジェイムズ・キャンベルは現代のクラリネット名演奏家として世界的に有名な奏者。録音もメジャー・レーベルからマイナー・レーベルまで数多くある。また、初演者として作曲家から信頼され、数多くの曲を献呈されている。現在、インディアナ音楽大学教授。ジェイムズ・サマーヴィルはカナダ出身のホルニストで、ミュンヘン国際コンクールの最高位を受賞。ソリストとしてドイツ・グラモフォンや Telarc に録音を残している。カナダのメジャーo.を経て1998年シーズンよりボストンso.の首席奏者を務めている。
リメンバランス(記憶)
 ブリテン、ブルクミュラー、トマジ、
 ティーフェンバック、ジョン・バージ、ホヴァネス、
 アレクシナ・ルーイー、ハワード・ケーブル、
 マレイ・シェーファー、民謡
ステュアート・ロートン(Tp)
 ロートンはカナディアン・ブラスのオリジナル・メンバー(当時19歳)のひとりだが、カナディアン・ブラスの活動開始後まもなく、大学進学のためグループを去った。カーチス音楽大学卒業後、指揮者のクラウディオ・アバドによってイタリアのスカラ座首席に任命され、2003年にはカナディアン・ブラスへ復帰している。
ライジングサン
 民謡:マラゲニャ
 ビル・フェーラン:リヴァー・ダンス
 アレン・ヴィズッティ:ライジング・サン
  [富士山/京都の寺院/新幹線]
 ガーシュウィン:サムワン・トゥ・ウォッチ・ミー
 クインシー・ジョーンズ:ソウル・ボサ・ノヴァ
 ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
 ザクセ:コンチェルティーノ
 カール・ヘーネ:スラヴ幻想曲
 黒人霊歌:ジェリコの戦い
 ジョセフ・ホロヴィッツ:
  2本のトランペットのための
   古風なコンチェルティーノ
 民謡:Standing on the Promises /
    Eriskay Love Lilt
ジェンズ・リンデマン(Tp)
ラテン・アメリカン・ジャーニー
 ミニョーネ、ナザレー、グァスタビーノ、ピアソラ、
 ピント、ポンセ、レクオーナのピアノ作品
デュオ・タージオン
[Pデュオ]
セレナーデ〜弦楽伴奏によるフルート小品集
 ハンソン、フォーレ、ヘンデル、グルック、
 ラヴェル、ブロッホ、ラフマニノフ、
 バルトークの小品
スーザン・エップナー(Fl)
小松長生指揮
カナダ室内アンサンブル
ファンタジー・フランセーズ
 フランソワ・ボルネ:華麗なる幻想曲
 アンリ・ビュッセル:前奏曲とスケルツォOp.35
 シャミナード:コンチェルティーノOp.107
 エネスコ:カンタービレとプレスト
 フォーレ:幻想曲Op.79
 ルイ・ガンヌ:アンダンテとスケルツォ
 ゴーベール:
  幻想曲/夜想曲とアレグロ・スケルツァンド
 アルベール・ペリルー:バラード
 タファネル:
  アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ
スーザン・エップナー(Fl)
リディア・ワン(P)
 エップナーはジュリアード音楽院卒業後、日本、カナダ、フランス、ポルトガル、イギリス、ハンガリー、クロアチア、米国などのオーケストラと競演。ソロのリサイタルも行っている。
イルミネーションズ
 スラル・アーヴィング・グリック:ダヴィデ王ソナタ
 マレイ・シェーファー:ワイルド・バード
 グレン・ビューア:抽象的な踊り
 ケリー=マリー・マーフィ:イルミネーションズ
 レイモンド・リューディーク:オルフェウスの竪琴
ジュディ・ローマン(Hp)
フライング・ソロ
 〜ジェンズ・リンデマン(Tp)
 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 ファッツ・ウォーラー:ハンドフル・オヴ・キーズ
 ウィリアムス&ヘンダーソン:シュガー・ブルース
 オブラドルス:エル・ヴィート
 ヘンダーソン:「アメイジング・グレイス」変奏曲
 グレインジャー:ダニー・ボーイ
 ガーシュウィン:3つの前奏曲
 他、リスト、ショパン、フバイ、バーバー、アベス、
   トロウプ、アルチュニアン、
   パリッシ&マクリーンの小品
ジェンズ・リンデマン(Tp)
ジェニファー・スノー、
ブラッド・エリス(P)
 リンデマンはカナディアン・ブラスのメンバー。
羊の声を聞け
 〜ナサニエル・デット(1882-1943):合唱作品集
ナサニエル・デットcho.
トリオ・ノルテ トリオ・ノルテ
[スパニッシュG、
 ジプシーVn、
 アコーディオン]
ジュディ・ローマン・フェイヴァリッツ
 サルゼード:古い様式の主題による変奏曲Op.30
 ヒンデミット:ハープ・ソナタ
 ヴァインツヴァイク:15の小品(抜粋)
 サルゼード:飛行、田園詩的な詩、不安
 ビューア:5つの舞曲(抜粋)
 ブリテン:ハープ・ソナタOp.83(抜粋)
 マレイ・シェーファー:アリアドネの冠
ジュディ・ローマン(Hp)
 発売:2002年。
飛べよ、青い鳥〜南米の歌曲集
 グァスタビーノ、グァルニエリ、ヒナステラ、
 ブチャルド、ヴィラ=ロボスの作品
アガーテ・マーテル(S)
マルク・ボルドー(P)
ボウファイア リチャード・ウッド
(ケルティック・フィドル)
 クロスオーバー・アルバム。
窓から外に捨てなさい
 〜16-18世紀のポピュラー音楽
テリー・マッケナ
(G/リュート/マンドリン)
MAR-81273
廃盤
ナイチンゲールの便り
 〜クラリネット作品集
ジェローム・サマーズ(Cl)
ロバート・コートガード(P)
ウェーバー:
 クラリネット協奏曲第1番/
 グラン・デュオ・コンチェルタンテOp.48
ハインリヒ・ベールマン(1784-1847):
 クラリネット五重奏曲
ジェイムズ・キャンベル(Cl)
ポール・フリーマン指揮
LSO
アレグリSQ
ファンファーレ〜スタットフォードからのシェークスピアの音楽
忘れられた歌、忘れられた愛
 ドヴォルザーク、ツェムリンスキー、
 チャイコフスキー、ドホナーニの歌曲
ウエンディ・ニルセン(S)
Come Ye Makers of Song トロント少年少女cho.
 録音:オーストラリア&ニュージーランド、ライヴ。
ソング・オブ・ザ・ライツ トロント少年少女cho.
 録音:オーストラリア&ニュージーランド、ライヴ。
MAR-81249
廃盤
ブリン・ターフェル〜ウェールズの歌 ブリン・ターフェル(Br)
ピアノ&ハープ伴奏
 録音:1984年-1990年。他レーベル(英 SAIN ? ) からのライセンス物か。
チューン・アンティル・ドーン デイヴィッド・グリーンバーグ
(バロックVn)
ダグ・マカフィー(P)
Bless Ye The Lord(賛美歌) ヨークミンスター・パークcho.
ピアノのためのロマンティックな舞曲集
 レーガー:ワルツ集Op.22 より[Nos.1, 4, 6]/
      ワルツ集Op.9 より[Nos.7, 9]
 シューベルト:
  ドイツ舞曲と2つのレントラー D.618/
  6つのポロネーズ D.824〜第6番
 ブラームス:ハンガリー舞曲集より[Nos.5-8]
 モシュコフスキ:ポーランド舞曲より[I-III / IV]
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番
 グリーグ:ノルウェー舞曲より[Nos.1-4]
デュオ・タージオン
[Pデュオ]
エネスコ:インプレッションズ
 ヴァイオリン・ソナタ「遺作」/
 ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.25/
 子どもの心象/フォーレの名による断片/奉献曲
オルフェオ・デュオ(Vn&P)
フォールに学ぶ〜
 グレン・ビューア:作品集

 3つの詩/弦楽四重奏曲[第1番/第2番]/
 リチョット・ミサ
ペンデレツキSQ
アン・マリー・
 ドノヴァン(Ms)
スロー・フォックス パトリシア・オキャラガン(Ms)
 クロスオーバー作品。
アガメムノンとの滑空〜
 マルコム・フォーサイス:作品集
アマンダ・フォーサイス(Vc)
バンフからの音楽
 メンデルスゾーン:華麗なるアレグロOp.22
  [アン・ルイーズ=タージオン、エドワード・タージオン(P)]
 アグスティン・バリオス=マンゴレ:Un Sueno en la Floresta
  [アンティゴーニ・ゴーニ(G)]
 ブラームス:チェロ・ソナタ ヘ長調Op.99〜アレグロ・ヴィヴァーチェ
  [デスモンド・ヘビッグ(Vc) アンドルー・タニス(P)]
 ヨゼフ・アクロン:ヘブライの旋律
  [ハガイ・シャハム(Vn) アーノン・エレツ(P)]
 グノー:「ロメオとジュリエット」〜 Je veux vivre
  [トレイシー・デール(S) カレン・レヴァイン(P)]
 フランク・マルタン:バラード
  [ターニャ・ダセヴィク(Fl) カレン・レヴァイン(P)]
 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ より[エリカ・ローム(Vn)]
 ヘザー・シュミット: Phantoms [アマーネットSQ]
 録音:1996年6月、カーネギー・ホール、ライヴ。
ノエル〜古いカナダのクリスマス音楽 エルマ・アイゼラー・シンガーズ
ギャラクシー・トリオ ギャラクシー・トリオ
 クラシックとジャズのヴァイオリニスト各一人とピアニストが組んだトリオによるクロスオーバー作品。
さすらい人の帰還
 〜ケルトとバロックの融合
デイヴィッド・グリーンバーグ(Vn)
ポータ・バロック
青いクチナシ〜
 ハル・イスビッツ:ラグタイム集
ジョン・アーピン(P)
何とピノック指揮|優雅な炎〜
  リンダ・ブシャール(1957-):作品集

 優雅な炎/軽業師へ捧げる歌/めまい
トレヴァー・ピノック指揮
ナショナル・アーツ・センターo.
ユーカリ
 サティ、プーランク、クルト・ワイルの歌曲
パトリシア・オキャラガン(Ms)
ジェニー・クローバー(P)
キンロックの幻想
 〜ケルトのフィドルからバロックのソナタまで
ポータ・バロック
[デイヴィッド・
  グリーンバーグ(Vn)
 テリー・マッケナ(G)
 デイヴィッド・サンダール
 (Cemb)]
マイ・エンジェル
 オマー・ダニエル:ギター作品集
レイチェル・ゴーク(G)
マレ:ヴィオール曲集 マルック・
 ルオラヤン=ミッコラ
(ヴィオール)
コンティヌオ・グループ・
 バターリャ
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮のフィンランド金管アルバム〜
  チャーム・アンド・パッション・オヴ・ユース

 シベリウス:序曲 ヘ短調/金管七重奏のための小組曲/
       金管七重奏のためのアレグロ/ティエラ
 メリライネン:パルティータ / ラウタヴァーラ:我らが時代のレクイエム
  ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド・ブラス・アンサンブル
MAR-81201
廃盤
パーラー・グランド Vol. 2 ロバート・シルバーマン(P)
我が心の飛翔
 〜カナダの作曲家による合唱曲集
トロント少年少女cho.
エロティコス・ロゴス
 クリストス・ハツィス(1953-):
  サッフォーの詩による3つの歌曲/
  エロティコス・ロゴス、アルカナ
モニカ・フィッチャー(S)
ロナルド・グレイダナス(CT)
ロバート・エイトケン指揮
[Cl、Va、Vc、
 P、Perc]
情熱と敬虔
 ハイドン:ナクソスのアリアンナHob. XXVIb:2
 C.P.E.バッハ:5つの宗教歌曲
 ベートーヴェン:ゲレルトの詩による6つの歌Op.48
 シューベルト:ゲーテの詩による歌曲(9曲)
キャサリーン・ロビン(Ms)
ポール・ニコルソン(Fp)
パノラマ〜スペインと南米のギター作品集
 トローバ、ポンセ、ラウロ、
 ブローウェル、ダニエルの作品
レイチェル・ゴーク(G)
シューベルト
 ピアノ・ソナタ第20番 イ長調D.959
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調Op.34 (*)
レフ・ナトチェニー(P)
ペンデレツキSQ (*)
 録音:ディジタル|発売:1996年|本体記載品番:ERAD-187
ブリテン:カンティクル(全5曲)
パーセル/ブリテン編:3つの賛美歌
オールドバラ・コネクション
MAR-81183
廃盤
ショスタコーヴィチ&シュニトケ:
 ピアノ五重奏曲集

 ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調Op.57
 シュニトケ:ピアノ五重奏曲
レフ・ナトチェニー(P)
ペンデレツキSQ
バッハ・ミーツ・ケープ・ブレトン
 ソナタ組曲/少女のためのうるさい舞曲集/
 ピンキー・ハウス・メドレー/イー・ビー・ジグ/
 チェイサー付のパーセル/シャコンヌ/
 マブー炭鉱からの音楽/ホエー・ガー・ギター/
 ニール・ゴーのラメント/
 バッハ・ミーツ・ケープ・ブレトン/別離
デイヴィッド・グリーンバーグ
(バロックVn)
スコット・マクミラン(G)
デイヴィッド・サンダール
(Cemb)
アッパー・ヴァレイ・デュオ〜 An American Affair
 コープランド:「ロデオ」〜ホー・ダウン
 アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 モサルト・カマルゴ・グァルニエリ:
  Cantiga de Ninar
 黒人霊歌/ミッシャ・エルマン編:深い河
 ジョン・コリリアーノ:ヴァイオリン・ソナタ
アッパー・ヴァレイ・デュオ
[ティム・シュワルツ(Vn)
 ダン・ワイザー(P)]
 アッパー・ヴァレイ・デュオのデビュー録音。
賛美歌集「Joy of God」 ヨークミンスター・パークcho.
ブリテン:弦楽四重奏曲第3番
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第3番
ペンデレツキSQ
How do I love thee?
 ジョン・アクセルロッド:ブラウニング、バイロン、キーツ、バーンズ他
              の詞による愛の歌
ケルトの記憶
 ジョン・ライド将軍:組曲
 ヘイミッシュ・マッカン:3つのスコットランド舞曲
 ヘブリディーズの伝承曲:
  スカイ島のボート・ソング/他
 エリック・ロバートソン:
  スコットランドの聖歌による3つの前奏曲
  3つのスコットランド・リール
バーンズ・
 ミュージカル・ソサエティ
20世紀のハープ作品集
 カルロス・サルセード:古風な主題による変奏曲Op.30
 マルセル・トゥルニエ:ハープのためのソナチネOp.30
 ヒンデミット:ハープ・ソナタ
 タイユフェール:ハープ・ソナタ
 ブリテン:ハープのための組曲Op.83
 グレン・ビューア(1954-):
  ハープ独奏のための5つの小品「舞曲」
ジュディ・ローマン(Hp)
パーラー・グランド Vol.1
 ベートーヴェン:エリーゼのために
 メンデルスゾーン:紡ぎ歌
 シューマン:トロイメライ
 シンディング:春のささやき
 シュット:夢
 ヘンゼルト:もしも私が小鳥なら
 ルビンシテイン:ロマンス
 リスト:愛の夢
 エルガー:愛の挨拶
 カルガノフ:アラベスク
 パデレフスキ:古風なメヌエット
 マスネ:メロディ
 マクダウェル:野ばらに寄す
 フォーレ:無言歌
 ラフマニノフ:前奏曲
 ドヴォルザーク:ユモレスク
 ゴッツチョーク:瀕死の詩人
 ゴーティエ:秘密
ロバート・シルバーマン(P)
ホルンのための室内楽作品集
 グノー:ホルンとピアノのための6つのメロディ
 ライネッケ:ホルン、オーボエと
        ピアノのための三重奏曲Op.188
 ライネッケ:ホルンとピアノのための夜想曲Op.112
ジェイムズ・サマーヴィル(Hr)
レナ・シャロン(P)
ジェイムズ・メイソン(Ob)
ベンジャミンのための子守歌
 民謡、フィンリー、シューマン、オッフェンバック、
 ポルガー、シューベルト、ブラームス、
 シャーマン兄弟、フンパーディンク、ドビュッシー、
 R.シュトラウスの子守歌に限らない作品
ドナ・ベネット(S)
ブライアン・フィンリー(P)
クラリネット作品集
 プーランク:無窮動
 エリントン:カム・サンデイ
 グールド:パヴァーム
 ニモンズ:島
 ラヴェル:ハバネラ
 シェアリング:3分間
 タイユフェール:アラベスク
 グリック:祈人
 ディノヴィ:プリティ・レディ・ブルース
 シックリー:3つの哀歌
 ベイカー:踊り
 ファン:奇想曲
 ディノヴィ:ディヴェルティメント
 ジャンゴ・ラインハルト:ヌアージュ
ジェイムズ・キャンベル(Cl)
ジーン・ディノヴィ(P)
シューベルト:
 歌曲集「白鳥の歌」 D. 957/
 ザイドルの詞による歌曲(5曲)
ケヴィン・マクミラン(Br)
レフ・ナトチェニー(P)
海のためのケルトのミサ ハリファックス・
 カメラータ・シンガーズ
ギター作品集
 ホルヘ・モレル、フェルナンド・ブスタマンテ、
 アントニオ・ラウロ、ファリャ、ルイス・ピポ、
 レオ・ブローウェル、デ・ラ・マーサの作品
レイチェル・ゴーク(G)
ヘンデル、スカルラッティ、
 ヴィヴァルディ:声楽作品集

 ヘンデル:「ルクレチア」より
 D.スカルラッティ:「サルヴェ・レジーナ」より
 ヴィヴァルディ:「主が建て給うのでなければ」より
キャサリーン・ロビン(Ms)
サーティーン・ストリングス
ブリテン&ヴォーン=ウィリアムズ:歌曲集
 ブリテン:
  ウィリアム・ブレイクの歌と格言/サリーの園
  鋤で耕す少年/
  お前はニューキャッスル生まれではないのか
  とりねこの林/若く朗らかな未亡人
 ヴォーン=ウィリアムズ:
  ローリング・イン・ザ・デュー/子羊を探しに/
  5つの神秘的な歌/他
ケヴィン・マクミラン(Br)
クラリネットのための作品集
 グレインジャー:岸辺のモリー
 ダニー・ボーイ
 ストラスペイとリール
 グリーグ:ソルヴェイグの歌
 アニトラの踊り
 ディーリアス:水彩画
 エルガー:朝の歌
 ヴォーン=ウィリアムズ:イギリス民謡集
 デイヴ・ブルーベック:
  ブルー・ロンド・アラ・トルコ
 シドニー・ベチェット:小さな花
 アレック・テンプルトン:
  バッハ・ゴーズ・トゥ・タウン
 ピエトロ・ヨン:ユモレスク
 ジョン・ブラットン&ジェイムズ・ケネディ:
  テディ・ベアのピクニック
ジェイムズ・キャンベル(Cl)
アレグリ・クァルテット
サルゼードが編曲したハープ作品集
 サルゼード、ヘンデル、ペスチェッティ、
 コレッリ、ハイドンの作品
ジュディ・ローマン(Hp)
黒人霊歌集
 Ain' a That Good News /
 Swing Low, Sweet Chariot /
 Ol' Time Religion / Mary Had A Baby /
 Git On Board / Go Down Moses /
 Listen to de Lambs / Ain't Got Time to Die /
 Go Tell it on the Mountain / Deep River /
 Poor Man Lazrus /
 Nobody Knows the Trouble I've Seen /
 Same Train / Lit'le David /
 Sometimes I Feel Like a Motherless Child /
 Let Me Fly
エルマ・アイゼラー・シンガーズ
2人の遊び〜フルート名曲集
 ゴセック:タンブーラン
 サティ:ジムノペディ[第1番/第3番]
 クープラン:ティク・トク・ショク
 グルック:精霊の踊り
 ドビュッシー:小さな羊飼い/月の光
 フォーレ:シシリエンヌ/子守歌
 イベール:間奏曲
 ゴーベール:オリエンタル
 リュリ:ガヴォット
 ゴーベール:マドリガル
 ラヴェル:ハバネラ形式の小曲
ロバート・エイトケン(Fl)
エリカ・グッドマン(Hp)
ORION MASTER RECORDINGS
ランパル&フレンズ
 クレプス:ソナタ ト長調
 クヴァンツ:ソナタ ニ長調
 W.F.バッハ:トリオ ニ長調
 テレマン:トリオ ハ長調
 ペプシュ:トリオ ト短調
 ルイエ:トリオ ト短調 Op.1
ジャン=ピエール・
 ランパル(Fl)
マリオ・デュシュネ
 (Fl/リコーダー)
ケネス・ギルバート(Cemb)
 初出:1963年/1964年。
 20世紀後半の最も偉大なフルーティストの一人、ランパルによるバロック曲。チェンバロ復興の立て役者、ケネス・ギルバートが伴奏を受け持っている。
サティ・フォー・トゥー〜2台のギターによるサティ
 逃げ出したくなる3つの歌/
 新冷たい小品集(3曲)/グノシエンヌ(6曲)/
 サラバンド(3曲)/3つのジムノペディ/
 2つの夜の夢/4つのオジーヴ/うつろな空想
ピーター・クラウス、
マーク・バード(G)
 初出:1974年。聞きなれた曲が、ピアノ演奏とは異なった趣味の良さで響く。
ブラームス:チェロ・ソナタ集
 [第1番 ホ短調 Op.38(*)/第2番 ヘ長調 Op.99]
ガボール・レイト(Vc)
アドルフ・ボーラー(P)
 初出:1977年。
 ガボール・レイト(1916-1987)はハンガリーのブダペスト生まれのチェリスト。2年間パブロ・カザルスに学んだ名手で、1939年合衆国へ移住した。(*)の第3楽章にマスター由来のノイズがあるとのこと。御了承下さい。
リスト&ラフマニノフ:練習曲集
 リスト:
  バッハの主題による変奏曲/
  前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」/
  超絶技巧練習曲 より
   [第10番 ヘ短調/
    第11番 変ニ長調 「夕べの調べ」]/
  スケルツォと行進曲
 ラフマニノフ:絵画的練習曲集 より
  [ハ長調/ 変ホ短調]
ロバート・シルヴァーマン(P)
 初出:1976年/1980年。録音:1970年代後半?。
 カナダのベテラン・ピアニスト、シルヴァーマンによるリストとラフマニノフ。後者の作品番号等は記載されていない。
キューバとフィリピンのピアノ作品集
 エルネスト・レクオーナ:
  コルドバ/アンダルシア/アランブラ/
  ジプシーの歌/グァダルキビル川/マラゲニャ/
  黒人の踊り/黒人が踊っていた/ニャニゴの踊り/
  ルクミ族の踊り/仮装行列
 フランシスコ・ブエンカミーノ(1883-1952):
  No Hablos Mas! / Ang Larawan (The Portrait) /
  Maligayang Bati (Birthday Greetings) /
  Mayon (Fantasia de Concierto)
 ニカノール・アベラルド(1893-1934):
  Nasaan Ka Irog (Where are you my love?)
 フランシスコ・サンティアゴ(1889-1947):
  Pakiusap (Plea) /
  ピアノのための幻想曲「フィリピンの思い出」
アドロヴニ・アコスタ(P)
 初出:1982年。
 キューバの作曲家レクオーナの作品を中心に、フィリピンの作曲家3人による珍しい作品を収録している。アコスタは1946年、フィリピン生まれのピアニスト。
グラナドス、クライン、マルティヌー:
 ピアノ三重奏曲集
ゴッサム・トリオ
レオニード・コーガン
 プロコフィエフ:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調Op.94 bis
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調BWV.1005
レオニード・コーガン(Vn)
エフライム・ケーニヒ(P)
 コーガンの録音の中でも、知る人ぞ知る稀少盤。
R.シュトラウス:
 ピアノ・ソナタ ロ短調Op.6/情緒のある風景Op.9
アイスラー:ピアノのための小品Op.3
カサドシュ:ピアノ・ソナタ第2番Op.31
キャロル・コルバーン(P)
ヴィルトゥオーゾ・チェロ
 セルヴェ:
  セビリャの理髪師/ドニゼッティの連隊の娘/
  温泉の思い出
 ショパン:夜想曲 ホ短調Op.9-2
 ダヴィドフ:噴水にて
 フォーレ:夢のあとに
 ポッパー:ピンニング・ソング
 サン=サーンス:白鳥
 ウェーバー:ロンド
ジョエル・クロスニク(Vc)
キャメロン・グラント(P)
ボニファシオ・アシオリ:
 鍵盤楽器のためのソナタ[ト長調/ハ長調]
モーツァルト:
 ピアノ・ソナタ第11番 イ長調K.331/変奏曲K.455
カスリン・デガイアー(P;*)
ウラジミール・プレシャコフ(P;#)
 使用楽器:シエナのピアノフォルテ(*)/1785年製ブロードウッド・グランド・ピアノ(#)。
プロコフィエフ:
 チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
ウォード=ステインマン:
 チェロとピアノのためのデュオ
エドガー・ラストガーデン(Vc)
ジョン・ウィリアムズ(P)
マレ&ハイドンの組曲とソナタ
 マレ:フォリア/組曲 ト短調
 ヒューム:ヒューム大佐のガリアルド
 ハイドン:ソナタ
  [イ長調/変ホ長調/ヘ長調/ホ長調]
ペギー・サンプソン(ガンバ)
スザンヌ・シャピロ(Cemb)
バロック・オルガン・マスターズ
 ブクステフーデ:
  前奏曲、フーガとコラール ハ長調/シャコンヌ
 ベーム:コラール・パルティータ/
     前奏曲とフーガ ニ短調
 ヴァルター:
  協奏曲(トレッリ作品の編曲)/
  コラール・パルティータ「イエス、我が喜び」
ケネス・ギルバート(Org)
 ケネス・ギルバートは、1931年カナダ出身のチェンバロ・チェンバロ奏者で音楽教師でもある。オルガンをモーリス・デュリュフレらに、チェンバロをグスタフ・レオンハルトらに師事。ひたむきにピリオド楽器演奏に献身しており、とりわけフランス・バロック音楽の権威として名高い。演奏会や録音には、歴史的な銘器を用いていることで知られ、非常に人気が高い。現在はフランス古楽界の重鎮としての地位を確立している。
コープランド:ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ/パッサカリア
 4つのピアノ・ブルース/猫とねずみ
ロバート・シルバーマン(P)
スティーヴン・スタリックの芸術
 フィオッコ、ヘンデル、モーツァルト、シューマン、
 ブラームス、パガニーニ、プロコフィエフ、
 ファリャ、シマノフスキ、ノヴァチェク、
 サン=サーンス、サラサーテ、
 ルクレール、ハイドンの小品
スティーヴン・スタリック(Vn)
エロワーズ・ニワ、
リズ・バウチャー(P)
ダグラス・ギャムリー指揮
ロンドン祝祭o.
 スティーヴン・スタリック(スタリク)は、1960年-1962年にアムステルダム・コンセルトヘボウo.第一コンサートマスターを務めていた名ヴァイオリニスト。オーケストラでもソリストとしても彼の名録音は多く、特に知られているものではリムスキー=コルサコフ:シェエラザード(ビーチャム指揮ロイヤル・フィル)がある。そして、アムステルダム・コンセルトヘボウo.の彼の後任は、あのクレバースが起用されている。
スティーヴン・スタリック
 J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタBWV.1020-1023
 ロカテッリ:ソナタ ト短調Op.5-2
 ナルディーニ:ソナタ ニ長調
スティーヴン・スタリック(Vn)
ケネス・ギルバート(Cemb)
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調Op.50
ダンディ:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調Op.59
アンリ・テミアンカ(Vn)
ジェフリー・ソロウ(Vc)
ドリス・スティーヴンソン(P)
 アンリ・テミアンカは、1906年生まれのイギリス出身のヴァイオリニスト。1935年(当時28歳)ワルシャワの第1回ヴィエニャフスキー国際コンクールで第3位を獲得(その時の第1位はジネット・ヌヴーで、第2位はダヴィド・オイストラフだった)。
モーツァルト:ホルン五重奏曲 ホ短調K.407
モーツァルト:
 オーボエ四重奏曲 ヘ長調K.370/
 ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調K.452
ジョン・バロウズ(Hr)
レイ・スティル(Ob)
フランク・グレイザー(P)
ファイン・アーツSQ
ニューヨーク木管五重奏団
ヴィヴァルディ:
 主を怖れるものは幸いなりRV.597
モンテヴェルディ:
 われ喜びに満てり/カンターテドミノ
ビクトリア: おお、大いなる神秘/すべて道ゆく人よ
ギボンズ:来たれ、創造主よ
ハイドン:
 神なる聖ヨハネの小ミサ(小オルガンミサ)
シャーンドル・シャルゴ指揮
カルメル・バッハ祝祭o.&cho.、
ポール・ヒル合唱団&室内o.
ロゼッティ:
 ハープのための6つのソナタOp.2
デュセク:ソナタ集
 [Op.34-1/Op.34-2/
  リッチモンド・ヒルの少女/Op.21-1]
スーザン・マクドナルド(Hp)
サミュエル・コールリッジ=テイラー:
 24の黒人の旋律集Op.59
フランセス・ウォーカー(P)
 コールリッジ=テイラーは1875年ロンドン生まれの混血のイギリス人作曲家。アメリカ合衆国において作曲する指揮者として名を馳せ、「黒いマーラー」とも呼ばれた。近年、再評価されつつある作曲家のひとり。
リスト:
 ヴァイオリンとピアノのための作品全集
エンドレ・グラナート(Vn)
フランソワーズ・レグナ、
イヴリンデ・トレンクナー(P)
 エンドレ・グラナート(スウェーデン)はハイフェッツ門下で、1967年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門9位。最近のハリウッド映画のサントラに「エンドレ・グラナート」の名前がクレジットされていることがあるが「同一人物と思われる」とのこと。
ボッケリーニ:フルートとチェンバロのための
           6つのソナタOp.5
シェリドン・ストークス(Fl)
ベス・カープ(Cemb)
リッチ他のベートーヴェン  ベートーヴェン:
  ヴァイオリンとチェロのための
   3つのデュオ(*)/
  チェロ・ソナタOp.17(#)/
  魔笛の主題による7つの変奏曲(#)
ルッジェーロ・リッチ(Vn;*)
ミハーイ・ヴィリツライ(Vc;*)
ボニー・ハンプトン(Vc;#)
ネイザン・シュワルツ(P;#)
ローリンド・アルメイダの芸術
 ガリレイ:小組曲
 ヴィセー:組曲 ニ短調
 J.S.バッハ:
  主よ、人の望みの喜びよ/
  無伴奏チェロ組曲第6番〜ガヴォット/
  フルート・ソナタBWV.1031〜シチリアーナ/
  小フーガ ト短調/羊たちは安らかに草を食み/
  平均率クラヴィーア曲集〜前奏曲 ハ長調/
  目ざめよ、と呼ぶ声が聞こえ/
  マニフィカト〜身分の低い私を/
  パルティータBWV.825〜「メヌエットI &II」/
  G線上のアリア
ローリンド・アルメイダ(G)
 ガット弦を使ったクラシカル・スタイルのギタリストだが、ハーモニーのセンスはモダーンで、リズムはスウィングすら感じさせる。クラシック・ギターのテクニックに支えられたアルメイダだが、その音楽性はサンバ、ボサノヴァ、ジャズなど非常に幅広い。ホワイト・ハウスの多くの催事に招かれている事や、クラシック・ギターの録音でグラミー賞を受賞するなど華々しい経歴もある。また作編曲家としても優れ、非常に多くの映画音楽も手掛けている。


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