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LAWO CLASSICS


1枚あたり¥3080(税抜¥2800)
〔SACDハイブリッド盤も同価格〕



 2008年からリリースを開始し、日本国内へは2011年に初案内されたノルウェーのレーベル。
ブクステフーデ
 7つの連作カンタータ
  「われらがイエスの四肢」 BuxWV.75
ペーテル・ヴァリーン指揮
ヴォクス・スカニエンシス
 録音:2013年5月1日-4日、エースレーヴ教会、スウェーデン。ピリオド楽器使用。
魔女のミサ〜 マッティン・ロムベルグ:合唱作品集
 アラディア/魔女/オーディンのルーン歌
  カール・ホグセット指揮グレクス・ヴォーカリス
  アンネ・カーリン・スンダール=アスク指揮ノルウェー少女cho.
  ノーヴァ、ヴィヴィアンネ・シュードネス指揮室内cho.
 録音:2014年3月、オスロ。マッティン・ロムベルグはノルウェーの作曲家で、主に幻想文学、視覚芸術、各国の神話、コミックブックに主題を求めた作品をポスト=ロマンティックな語法により作曲し、オーケストレーターとしても広いジャンルに活動している。LAWO からの単独アルバム第2作は、古代の魔術と自然の霊にまつわるアカペラ合唱作品集。アメリカの民俗学者チャールズ・ゴドフリー・リーランドの『アラディア、または魔女の福音』に語られる、月の女神ディアーナの娘アラディアの「儀式」。イタリア語のテクストによる「魔女」。キリスト教が伝わる以前の北欧世界、古ノルド語で歌われる、『古エッダ』の「オーディンの箴言」を締めくくる、ルーン文字の魔力を語る「オーディンのルーン歌」。
トシュタン・オーゴール=ニルセン〜トランペットとピアノのための作品集
 ビョルン・ボルスタ・シェルブレード:レジスティング・グラヴィティ
 シェティル・ヴォスレフ:パーペッタム・トロンペッタム / アイレット・トッセ:シグナルズ
 オーゴール=ニルセン: Kverhusfanfare /ブロークン・ハートのための悲歌/フェストーゾ/オルフェウスの哀歌
 シーグル・フィッシャー・オルセン:3つのラメント・ムーヴメンツ / クヌート・ヴォーゲ:マルチモーフ IV

  トシュタイン・オーゴール=ニルセン(Tp) ヤーレ・ローテヴァートン(P)
 録音:2013年9月28日、2014年6月24日-25日、ノルウェー。
ギターのための前奏曲集
 トリグヴェ・マドセン(1940-):無伴奏ギターのための5つの前奏曲 Op.76
 シェル・マークッセン(1952-):ギターのための12の前奏曲
 ビョルン・ボルスタ・シェルブレード(1970-):ギターのための5つの前奏曲
  ロイ・ヘンニング・スニーエン(G)
 録音:2013年12月-2014年3月。ノルウェーの3人の作曲家たちによるギターのための前奏曲集。
LWM-006
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(HYBRID_SACD)
マリアの歌
 フランク・ハーヴロイ(1969-):おお、大いなる神秘/アヴェ・マリア/サルヴェ・レジナ/スターバト・マーテル
 ニューステット:マリアの歌 / ブスト:マニフィカト/サルヴェ・レジナ / ルーエンジェン:サルヴェ・レジナ

 ポル=アヴェ・バックショ指揮アンサンブル・イラヤリ [Ylajali]
 録音:2012年-2013年。イラヤリは2008年、ノルウェーのボードーで結成された女声ア・カペラ・グループ。
ユース・ストリングo.のための現代ノルウェー音楽
 マグネ・ヘーグダール:小交響曲 / アイヴィン・ビューエネ:水の音楽
 コーレ・ディヴィーク・フースビ: Artinatrinn
 トシュタイン・オーゴール=ニルセン:ヒップ=トリップ=トランプ
 オーレ=ヘンリク・モー Jr. : Unodvendig Solnedgang / ギスレ・クヴェルンドク:シェイクスピア組曲
 ヘンリク・ヘルステニウス:インプロヴィゼーション 1 & 2 / オスムン・フェイディエ:ミヌエット・リベロ
 アルフレード・ヤンソン:ア・バグダッド・ブルース(ノット・フォー・ブレア、ノット・フォー・ブッシュ)
 クヌート・ヴォーゲ: Arcologi 〔第2番−第4番〕

  UNOF 〔ノルウェー・ユースo. 機関〕
 録音:2009年12月、レインボー・スタジオ、オスロ。ノルウェー政府がサポートし活動するノルウェー・ユースo. 機関「UNOF」による、現代ノルウェー弦楽オーケストラ作品。
シェティル・ヴォスレフ:室内楽作品集 Vol.5
 トランペットとピアノのための「ペルペトゥウム・トロンペトゥウム」(2009) /
 オーボエ、ヴィオラと打楽器のための三重奏曲(1978) /
 ヴィオリーノ〔ヴァイオリン〕、コルノ〔ホルン〕とピアノフォルテのためのトリオ「V.C.P.」/
 木管五重奏、弦楽五重奏、ピアノと打楽器のための「室内劇」(1995) (*)

 ヴォスレフ室内音楽プロジェクト(*以外) [ゲイリー・ピータソン(Tp)
   アイナル・ロッティンゲン(P) アイリーン・シャノン(Hr) スタイナル・ハンネヴォル(Ob)
   リカルド・オドリオソーラ(Vn/Va) ナタニエル・ヨンネヴォーグ(Perc)]

 ヴォスレフ室内音楽プロジェクト(*)[クローディア・コックス、
   ドミートロー・コザル(Vn) ヨハンネ・スコーンサル(Va) ゲオルギー・イマノフ(Vc)
   ペーテル・パロタイ(Cb) オラヴ・エッゲ・ブランダール(P) オーラ・ベルグ・リーセル、
   トーマス・ライヴェスタ(Perc) フリーダ・レーレング(Fl) イサベル・ヴェラスコ(Ob)
   エンドレ・リントネル・ヨーアンセン(Cl/バスCl) ホーヴァル・ロクティング・ラーシェン(ファボット)
   ローガン・アルント(Hr) リカルド・オドリオソーラ指揮]
 録音:2016年5月21日、6月18日-19日、6月26日、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー、ベルゲン、ノルウェー。 グリーグ・アカデミーで教える音楽家とベルゲン・フィルのメンバーたちが、ベルゲンの作曲家シェティル・ヴォスレフKetil Hvoslefの室内楽作品38曲を9枚のアルバムに録音するプロジェクトのシリーズ第5集。ピアノが「永遠のトランペット」のスイッチを入れる「ペルペトゥウム・トロンペトゥウム」。エルレン・オーゴール=ニルセンの「ペルペトゥウム・トロンペトゥウム」(LWM-008)でも演奏された作品。神秘的なアイスランドの旋律によるヴィオラのドローン(持続低音)がどことなく古代の雰囲気が醸す「オーボエ、ヴィオラと打楽器のための三重奏曲」。ブラームスやリゲティの「ヴァイオリン、ホルン、ピアノのための三重奏曲」に「挑戦する」「トリオV.C.P」。1990年代、ベルゲンの警察署を取り巻いていたという無秩序状態を「シンフォニエッタ」の音楽に書いた、ヴォスレフのもっとも反抗的、非妥協的な作品のひとつ「室内劇」。
オルヤン・マトレ(1979-):
 管弦楽のための協奏曲
ペーテル・ヘッレスタール(Vn)
ペーテル・シルヴァイ指揮
オスロpo.
 録音:2017年5月15日-19日、オスロ・コンサート・ホール、ノルウェー。 ベルゲン生まれのオルヤン・マトレ(1979-)は、ノルウェー国立音楽大学でビョルン・クルーセ、トーレセン、トンメセン、ヘルステニウスに作曲を学び、クリスチャンサンso. のコンポーザー・イン・レジデンスを務めてきた。「管弦楽のための協奏曲」は、彼が「プロフィール作曲家」に選ばれたオスロ・フィルハーモニックの2013年から2014年のシーズンのための委嘱作。「景色としてのコンサート」を意図、「序曲、ソロ協奏曲、休憩、交響曲」というコンサートの一般的スタイルに沿った構成で作られている。「序曲」にあたる「イントラーダI(Intrada I)」「イントラーダII(Intrada II)」「序曲(Overture)」。「ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン協奏曲)」。「休憩(Intermission)」につづく「交響曲」は「第1楽章「preSage 再訪」(I / PreSage revisited)」「第2楽章「悲歌/子守歌」(II / Lament / Berceuse)」「第3楽章「メヌエット」(III / Minuet)」「第4楽章「終曲」(IV / Finale)」。そして「エピローグ(Epilogue)」。「ヴァイオリン協奏曲」では、「紗のように繊細な倍音、長音で自由に動きまわる旋律線」という、ヘッレスタールの技巧と音域を念頭に置いて作曲され、スタヴァンゲルso. の共演で録音した協奏曲の抜粋を演奏。「交響曲」の第1楽章「preSage 再訪」は、ストラヴィンスキーの「春の祭典」の第1部のエピソード「長老(Le Sage)」を素材に使った「preSage」とつながりのある音楽。
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
 〔第3番 ハ長調 BWV.1009 /第2番 ニ短調 BWV.1008 /第5番 ハ短調 BWV.1011 〕

 ビョルグ・ルイス(Vc|使用楽器:ジェンナーロ・ガリアーノ、1748年製
  〔デクストラ・ムジカ財団から貸与/以前アマデウス弦楽四重奏団のマーティン・ロヴェットが使用〕
 録音:2012年12月17日-19日、バッケ教会、ノルウェー。 ビョルグ・(ヴェルネス・)ルイス Bjorg Varnes Lewis は、ヴェルターヴォ四重奏団の創設からのメンバー。オスロ・フィルハーモニックにソリストとして客演、ピアニストのライフ・オーヴェ・アンスネス、スウェーデンのクラリネット奏者マッティン・フロースト、イギリスのナッシュ・アンサンブルをはじめとする音楽家たちと共演、リーズ国際室内楽フェスティヴァルにも参加、ヨーロッパ、北米、日本で多忙なスケジュールをこなしている。音楽祭の優れたキュレーターとしても活動するビョルグ・ルイスは、2001年から2005年までノルウェーのElverum Festivalの芸術監督を務め、2009年からは夫であるポール・ルイスと共に、チルターン(イギリス)で行われる室内楽フェスティヴァル「Midsummer Music」を開始している。
LWC-1153
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(2CD)
J.S.バッハ:トッカータ、前奏曲とフーガ集
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 /小フーガ ト短調 BWV.578 /前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.545 /
 おお神、汝義なる神よ BWV.767 /前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV.534 /前奏曲とフーガ ト長調 BWV.550 /
 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.546 /前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532 /コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV.579 /
 トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540 /キリストよ、汝真昼の光 BWV.766 /前奏曲とフーガ イ長調 BWV.536 /
 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543 /前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544

 コーレ・ノールストーガ(Org)
 録音:2017年10月9日-11日、聖ヨハニス教会、リューネブルク、ドイツ。 ノルウェー出身で、現在はオスロ大聖堂のオルガニスト、コンサート・オルガニストとして活躍する名奏者、コーレ・ノールストーガのJ.S.バッハ録音集第5弾。ゲオルク・ベームがオルガニストを務めたリューネブルクの聖ヨハニス教会のオルガン(バッハ=ベーム・オルガン)を弾いた、トッカータとフーガ、前奏曲とフーガ集。
月明かりの風景〜モッテン・ゴートハウグ(1955-):
 月明かりの風景 Op.97 /深き淵より Op.20b (2016)(メゾ・ソプラノと室内アンサンブルのための版)(*) /
 騎士ダーレビュー/オブストフェルデル歌曲集 Op.104 /悲歌の断片 Op.42

 マリアンネ・E.アンデシェン(Ms) トーレ・ディングスタ(P)
 ヤン・コープ(Vc;*) ビョルン・ラッベン(Perc;*)
 ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク(Ob;*)
 スタイナル・グランモ・ニルセン(Hr)
 録音:2016年10月25日-26日、2017年1月2日-4日、ソフィエンベルグ教会、オスロ、ノルウェー。 ノルウェーの作曲家モッテン・ゴートハウグMorten Gaathaug (1955-)は、オスロのバラット・ドゥーエ音楽学校でヨハン・クヴァンダールに作曲を学んだ。プロコフィエフをはじめとするネオクラシカルの作曲家に共感を寄せ、モダニストの音楽から距離を置いた伝統的な語法による室内楽曲と歌曲を中心に作品を発表している。ヨルセンの抒情詩による「月明かりの風景」、ノルウェー抒情詩に初めてモダニズムを導入したことで知られるシーグビョルン・オブストフェルデルの詩による歌曲集、リルケの「悲歌」をテクストにした曲集。ゴートハウグは、ロルカがスペイン内戦を背景に書いた「深き淵より」を個人的な「愛の喪失の表現」として使ったと語っている。この曲は、1985年にメゾ・ソプラノと管弦楽のために作曲され、2016年、マリアンネ・E.アンデシェンのために「メゾ・ソプラノと室内アンサンブルのための版」が作られた。アンデシェンは、ノルウェー放送少女合唱団の出身。ロンドンの王立音楽アカデミーとオペラ・スタジオで学び、オスロでデビューした。クヴェルノの「マタイ受難曲」の録音、ゴートハウグのカンタータ「赤い秋(Den Rode Host)」のノルウェー初演にも参加している。
変容〜ノルウェーのチェロ作品集
 カール・グスタフ・スパッレ・オールセン:変容 Op.80 No.2(チェロ独奏のための)
 オイスタイン・ソンメルフェルト:チェロ独奏のための小組曲 Op.43
 アーネ・ヌールハイム:呼ぶ(チェロ独奏のための)
 ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン:チェロとピアノのための組曲「バラード組曲」 Op.24
 エドヴァルド・グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 Op.36

 フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(Vc)
 イングリ・アンスネス(P)
 アルバム「変容(Metamorfose)」では、ノルウェーのチェロ音楽の核となる作品が5曲演奏される。1883年にドレスデンで初演され、「活気、印象的な美しいメロディ、陽気な踊りのリズム、劇的なクライマックス」の音楽が広く親しまれているグリーグの「チェロ・ソナタ イ短調」。スパッレ・オールセン(1903-1984)の「変容」とソンメルフェルト(1919-1994)の「小組曲」、モンラード・ヨハンセン(1888-1974)の「バラード組曲」がグリーグのスタイルをしのばせる一方、アーネ・ヌールハイム(1931-2010)の「呼ぶ」は、強い表現性をもった音楽。「たそがれゆく時代に慰めを求める人類の叫び」(ヌールハイム)。「旧約聖書」の詩編130番「深い淵の底から、主よ、あなたを呼ぶ」から曲名がとられた。フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(1988-)は、オーゲ・クヴァルバイン、トルルス・モルク、フランス・ヘルメション、トルレイフ・テデーエンに学び、主に室内楽奏者、オーケストラのプレイヤーとして活躍している。楽器は、ニコラ・リュポが1823年に製作したチェロ。ピアニストのイングリ・アンスネス(1978-)は、ソロ活動と、現代ノルウェーの作曲家やアンサンブルとのコラボレーションがよく知られている。
シューマン
 序奏とアレグロ・アパッショナート Op.92
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
スヴァイヌング・ビェラン(P)
クリスティアン・エッゲン指揮
ノルウェー放送o.
 録音:2015年11月10日-13日、2017年12月4日-5日、ノルウェー放送(NRK)コンサートホール、オスロ。 スヴァイヌング・ビェラン(1970-)は、スタヴァンゲル生まれ。ザルツブルクとベルリンでハンス・レイグラーフに学び、1999年にノルウェー・コンサート協会の最優秀若手ソロ奏者に選ばれた。現在、コンサート・ピアニスト、室内楽奏者としてノルウェーを中心に活動している。CD録音にも起用され、トヴァイト、シェルルフ、モンラード・ヨハンセンをはじめとするノルウェーの音楽、古典時代の音楽、シューベルトとブラームスの歌曲やメンデルスゾーンのソナタといった19世紀ロマンティシズムの音楽、そして今日と、幅広い時代とスタイルの作品がリリースされている。アウドゥン・サンヴィークと共演したラフマニノフとショスタコーヴィチのチェロ・ソナタ(LAWO Classics LWC-1131)に次ぐLAWO Classics第2作は、シューマンとショパンの管弦楽共演作品。指揮者のクリスティアン・エッゲンは、作曲家、ピアニストとしても知られ、現代作品の初演を数多く手がけてきた。
ブラームス:後期ピアノ作品集
 幻想曲集 Op.116 /3つの間奏曲 Op.117 /
 6つのピアノ小品 Op.118
ユージン・アスティ(P)
 録音:2015年8月24日-28日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。 ユージン・アスティは、アメリカのピアニスト。ニューヨークのマネス音楽大学で学び、フルブライト奨学金を得て渡英、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校のグレアム・ジョンソンに伴奏法を師事した。現在はロンドン在住で、ギルドホールとトリニティ・ラヴァンのカレッジで教えている。ソフィー・デインマンやネイサン・バーグたちの共演でメンデルスゾーンの歌曲と二重唱、ファニー・メンデルスゾーンとクララ・シューマンの歌曲の全曲をHyperionレーベルに録音。LAWO Classicsから、ソプラノのヘレーネ・ヴォルとバリトンのアンドレーアス・トンデルの「バラと愛」(LWC-1029)、ヴォルの「ノルドローク、歌とピアノの音楽」(LWC-1119)がリリースされていた。「幻想曲集」「3つの間奏曲」「6つのピアノの小品」。ブラームス後期のソロ・ピアノのための傑作を集めたアルバムは、プロデューサーのランドースVegard Landaasの提案により実現した。名手アスティがスタインウェイの高貴な音色で、美しきブラームスの情緒を奏でる。
LWC-1147
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(2CD)
フランク:オルガン作品集
 アンダンティーノ ト短調/幻想曲 ハ長調 Op.16 /交響的大作品 Op.17 /パストラール ホ長調 Op.19 /祈り Op.20 /
 終曲 変ロ長調 Op.21 /前奏曲、フーガと変奏曲 嬰ヘ短調 Op.18 /幻想曲 イ長調/カンタービレ/英雄的作品/
 3つのコラール〔第1番 ホ長調/第2番 ロ短調/第3番 イ短調〕

  ビョルン・ボイセン(Org)
 録音:時期不明、ウラニエンボルグ教会、オスロ、ノルウェー。 ベルギー出身の音楽家セザール・フランクは、オルガニスト、作曲家、パリ音楽院のオルガン科教授として活躍、フランスの音楽生活に大きな役割を果たした。ビョルン・ボイセン(1943-):はオスロ生まれ。アーリル・サンヴォルに学び、1966年にデビュー。コペンハーゲンのフィン・ヴィーザウーにも師事、ノルウェーとヨーロッパを舞台にソリストとして活動しながら、教師として多くのオルガニストを育ててきた。アーリル・サンヴォルのオルガン作品集(Euridice EUCD-36)、「トーテン、ホフ教会の1723年のオルガン」(EUCD-42)、J.S.バッハの「オルガン小曲集」(EUCD47)、ヴィドールのオルガン交響曲第9番・第10番などの録音が知られている。この新しいアルバムは、クーン(Kuhn)オルガンの設置されたウラニエンボルグ教会でセッションが行われ、ベテランのアルネ・アクセルベルグがエンジニアリングにあたった。
まぼろし〜フォーレ:歌曲集
 歌曲集「ある日の詩」 Op.21(シャルル・グランムージャンの詩)/
 歌曲集「まぼろし」 Op.113(バロンヌ・ド・ブリモンの詩)/歌曲集「優しき歌」 Op.61(ポール・ヴェルレーヌの詩)/
 歌曲集「幻想の地平線」 Op.118(ジャン・ド・ラ・ヴィル・ド・ミルモンの詩)

 ベッティーナ・スミス(Ms) ヤン・ヴィレム・ネレケ(P)
 録音:2016年8月15日-19日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。 フォーレは、60年以上にわたり100を超す数の歌曲を作曲、「フォーレの天賦の才がもっとも美しく花開いたのは歌曲」と、彼の下で学んだラヴェルも書き、フランス歌曲(melodie)のジャンルでもっとも優れた作曲家とみなされている。「まぼろし(Mirages)」は、フォーレの全歌曲集を録音するベルゲン生まれのメゾ・ソプラノ、ベッティーナ・スミスのプロジェクトの最後のアルバム。彼の最初の歌曲集「ある日の詩」、「まぼろし」「優しき歌」 、最後の歌曲集「幻想の地平線」。先にリリースされた「温室」(LWC-1008)と「艶なる宴」(LWC-1116)と異なり、フォーレの作品だけで構成されている。前2作のロッティンゲンに代わりオランダのヤン・ヴィレム・ネレケが共演した。
姿をあらわす黄金色の太陽のように〜ノルウェーの合唱作品集
  〔 編曲:イードゥン・ヴィンスポル・アルネセン(*)、キム・アンドレ・アルネセン(1980-) (#)、
   ペール・ヴィンゲ(1858-1935) (+)、メッテ・オストビュー・マドセン(カンペンハウグ)(**)、
   ヘンリク・オーデゴール(1955-) (##)、エミール・ニルセン(++)、マーリト・トンデル・ヴァイデ(1981-)(***)〕
 アルフレード・パウルセン(1849-1936):ノルウェー、わがノルウェー / ソルフィヨルド伝承の子守歌:冬の夜(*)
 トリーネ・フランクスダッテル(1990-):マリー・カルテンボルンが死んだ時/庭で
 伝承曲:ローディンゲンの結婚行進曲(*) /ヤムトランドの結婚行進曲(*)
 カール・グスタフ・スパッレ・オールセン(1903-1984):わたしの国を見たか
 ダーラナ県マールングの旋律:このすばらしい夏に(#) / コンラディン・クロイツァー(1780-1849):学生の歌(+)
 フランスの民謡:穀粒は土深く眠る(**) / ヨアキム・クノフ(1979-):結婚行進曲(*)
 グーブランスダールの伝承曲:姿をあらわす黄金色の太陽のように(##)
 シーグル・イスランスモーン(1881-1964):森の黎明 / ハルフダン・シェルルフ(1815-1868):高い山を越え(++)
 クリストフ・エアンスト・フリーズリク・ヴァイセ(1774-1842):神に祝福されし、われらが素晴らしき祖国(***)
 ヴァルダールの伝承曲:見よ、澄みゆく大地を(##)

 マーリト・トンデル・ヴァイデ指揮オスロ大学女声合唱クラブ
 録音:2016年6月24日-26日、9月23日-25日、10月21日-23日、リス教会、オスロ。 オスロ大学女声合唱クラブ Kvindelige Studenters Sangforening(KSS)(アカデミー女声cho.、オスロ大学女声合唱協会)は1895年に創設、世界最古といわれる学生の女声合唱グループ。「貧しき地はクリスマスの静けさに」(LWC-1009)、「ブラームス作品集」(LWC-1054)、「雨よ降れ」(LWC-1134)につづくLAWO Classicsのアルバム第4作「姿をあらわす黄金色の太陽のように」。アルフレード・パウルセン、スパッレ・オールセン、クノフ、イスランスモーン、シェルルフたちノルウェーの作曲家の作品、ノルウェーの音楽家が編曲した、ノルウェー、スウェーデン、フランスの伝承曲。トリーネ・フランクスダッテル作曲の「マリー・カルテンボルンが死んだ時、庭」と、ヘンリク・オーデゴールが編曲を手がけた、中世の修道士トマス・キンゴの詩によるグーブランスダールの伝承賛美歌「姿をあらわす黄金色の太陽のように」とヴァルダールの伝承曲「見よ、澄みゆく大地を」は、オスロ大学女声合唱クラブの委嘱で作られた。マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(1981-)の指揮。成功を収めたアメリカ・ツアーから帰国した2016年、オスロのリス教会で行われたセッションで録音された。
町人貴族
 R.シュトラウス:「町人貴族」組曲 Op.60
  〔序曲/メヌエット/剣術の教師/仕立屋の入場と踊り/リュリのメヌエット/
   クーラント/クレオントの登場/第2幕の前奏曲/晩餐〕

 リュリ:町人貴族
  〔序曲/リトルネッロ/第1間奏曲/仕立屋の小僧たちの第1のアリア/仕立屋の小僧たちの第2のアリア/
   トルコ人の儀式の行進曲/第3のアリア/バレエ本の配布/スペイン人たちのリトルネッロ/
   スペイン人たちの第2のアリア/イタリアのリトルネッロ/スカラムーシュ/トリヴォリーノ/
   アルレッキーノの入場/スカラムーシュ/トリヴォリーノ/アルレッキーノのシャコンヌ〕

 テリエ・トンネセン(芸術監督) ノルウェー室内o.
 録音:2016年4月18日-23日、ヤール教会、ベールム、ノルウェー。 オスロを本拠とするノルウェー室内o.は、2017年に創設40周年を迎えた。アイオナ・ブラウン、レイフ・オヴェ・アンスネス、イザベル・ファン・クーレン、マッティン・フローストたちが音楽監督や客演コンサートマスターを務め、創設時の芸術監督でカメラータ・ノルディカの芸術監督でもあるテリエ・トンネセンが現在オーケストラを率いている。モリエールの戯曲「町人貴族(Le bourgeois gentihomme)」のための2つの音楽。ジャン=バティスト・リュリの作品は、ルイ14世の宮廷で行われた初演のために作曲された。全曲から抜粋された8曲が収録されている。リヒャルト・シュトラウスの「町人貴族」組曲は、ホーフマンスタールがモリエールの戯曲を改作、上演した際に作曲した劇付随音楽から選んだ9曲を演奏会用の音楽とした作品。「リュリのメヌエット」と「クレオントの登場」はリュリの音楽の編曲。
フランク・トヴェオル・ノーデンステン(1955-):オルガン協奏曲集
 〔第2番(2010)(オルガン、管楽器と打楽器のための)/第3番「時の顔」(2012) 〕
  ダン・ルネ・ダール(Org) トーレ・エーリク・モーン指揮
  ノルウェー管楽アンサンブル、フレドリクスタ大聖堂少女聖歌隊/他
 録音:2013年11月18日-23日、フレドリクスタ大聖堂、フレドリクスタ、ノルウェー。 フランク・トヴェオル・ノーデンステンは、ノルウェー国立音楽大学でオルガンとピアノ、シェティル・ハウグサンのチェンバロとフィン・モッテンセンの作曲法のクラスで学んだ。幅広いジャンルを手がけ、ヴァイオリン協奏曲第1番、交響曲第2番、バレエ「Grieg ajour」が代表作。彼は電子音楽の製作スタジオをもち、技術者、録音プロデューサーとして活動している。オルガン協奏曲第2番は、オルガン・ソロ、管楽器と打楽器による「ヴィルトゥオーゾ的対話」として作られた。「アレグロ」「影の戯れ」「地獄のスケルツォ」「アレグロ」の4楽章構成。第3番は「時の顔(Les visages du temps)」の副題をもち、「衛星1」「月」「衛星2」「金星」「探検家」「彗星」「旅行者」「衛星3」「テルース」の9楽章から構成された「オルガン・ソロ、混声合唱、児童合唱、シンフォニックバンド」による「宇宙的規模」の作品。オルガン・ソロを弾くダン・ルネ・ダール(1967-)は、ノルウェー国立音楽大学とパリで学び、ピアニストとしても活動している。フレドリクスタ大聖堂のカントル、トーレ・エーリク・モーン(1961-)が指揮を担当している。
モーツァルト:木管八重奏のための音楽
 セレナード第11番 変ホ長調 K.375 (*) /セレナード第12番 ハ短調 K.388 (#) /
 歌劇「皇帝ティートの慈悲」 K.621 より〔序曲/第1幕アリア〕(ヨーゼフ・トリーベンゼー編曲)(#)

 ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク(Ob)芸術監督 オスロ・カンマーアカデミー
  [ヤール・アイヴィン・アスペン(Ob) アンジェイ・メーヴスキ、ヴィクトル・アルセーン(Cl)
   スタイナル・グランモ・ニルセン、ニクラス・セバスティアン・グレンヴィーク(Hr)
   アレッサンドロ・カプロッティ(Fg;*) ローマン・レズニク(Fg;#) トロン・オラヴ・ラーシェン(Fg)
   トゥオモ・サヴォライネン(Cb) カトリーネ・ニューハイム(ティンパニ)]
 録音:2015年3月20日-22日、&5月1日-3日、リス教会、オスロ。 オスロ・カンマーアカデミーは、オスロ・フィルのソロ・オーボエ奏者、ドイツ出身のダーヴィト・フリーデマン・シュトルンクにより、2009年に創設。オスロ・フィルやノルウェー軍音楽隊のミュージシャンが参加、シュトルンクが芸術監督を務めている。「木管八重奏のためのベートーヴェン」(LWC-1036)、「ライプツィヒ!」(LWC-1058)、「最初の美」(LWC-1093)に続くアルバム第4作。モーツァルトの 変ホ長調と ハ短調のセレナード、そして、歌劇「皇帝ティートの慈悲」の序曲と第1幕の行進曲と9つのアリアをボヘミア生まれのオーボエ奏者ヨーゼフ・トリーベンゼーが「ハルモニームジーク」のために編曲した音楽が演奏される。
トシュタイン・オーゴール=ニルセン(1964-):
 合唱、ヴィブラフォンと弦楽管弦楽のための「アルス・ヴィヴェンディ」(2014)
クヌート・ヴォーゲ(1961-):2人の独唱者、合唱と管弦楽のための「雅歌」(2009)
 アイヴィン・グッルベルグ・イェンセン指揮コレギウム・ムジクムo. & cho.
 マーリ・エーリクスモーエン(S) ハルヴォル・F.メーリエン(Br)
 録音:2015年9月11日-13日、ベルゲン要塞〔ベルゲンフース城〕、ベルゲン、ノルウェー。 コレギウム・ムジクムは、ノルウェー、ベルゲンのアンサンブル。1978年、ヤン・クリステンセンにより創設され、プロフェッショナルとアマチュア、約100人の器楽奏者と合唱団員が演奏活動を楽しんでいる。LAWO Classicsからリリースされるアルバムには、コレギウム・ムジクムがベルゲンの作曲家に委嘱した作品が2曲収められた。トシュタイン・オーゴール=ニルセンの「アルス・ヴィヴェンディ(生活術)」は、ゲーオルグ・ヨハンネセン(1931-2005)の1990年の詩集「アルス・ヴィヴェンディ-または、人生の7つの徳」から選んだ詩に作曲された作品。「信頼」「節制」「知恵」「勇気」「正義」「希望」「愛」の7曲。クヌート・ヴォーゲは、管弦楽曲、室内楽曲、器楽曲、オペラと、幅広く手がけ、歌劇「誰かが来るだろう」(Aurora, ACD-5043)やピアノ協奏曲「北海道の庭」(Aurora, ACD-5072)といった作品が知られている。「ソロモンの雅歌」をテクストとする「雅歌」は、新印象主義とでも呼べるスタイルも取り入れ、作曲された。指揮者のアイヴィン・グッルベルグ・イェンセン(1972-)は、ヨルマ・パヌラとレオポルト・ハーガーに指揮を学び、ヨーロッパ各地のオーケストラとオペラに客演。2012年、ノルウェー国立歌劇場の「ラ・ボエーム」の新演出に起用され、2017年には「トスカ」でウィーン国立歌劇場にデビューした。
スクリャービン
 交響曲第2番 ハ短調 Op.29 /
 ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調 Op.20 (*)
キリル・ゲルシュタイン(P;*)
ワシリー・ペトレンコ指揮
オスロpo.
 2013年に北欧、ノルウェーの名門、オスロ・フィルの第15代首席指揮者に就任したワシリー・ペトレンコ。今、世界各国から大きな注目を集める21世紀の若き巨匠と、オスロ・フィル、ノルウェーのレーベル「ラウォ(LAWO)」とのコラボレーション・プロジェクトの第3弾は、スクリャービン・サイクルの続編となる「交響曲第2番と「ピアノ協奏曲」! 首席指揮者就任以降、共演を重ねさらに進化を遂げたペトレンコとオスロ・フィルのコンビが、5楽章形式で書かれた大規模なスクリャービンのシンフォニーを壮大なスケールで繰り広げる。ピアノ協奏曲でソリストを務めるのはキリル・ゲルシュタイン。アメリカでジャズを学び、その後、クラシックの世界へ舞い戻ったという経歴を持ち、その圧巻の実力で欧米の楽壇を沸かせ続けているロシアの鬼才と、ペトレンコ&オスロ・フィルとの共演に期待が高まる。
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364 (320d)
シェーンベルク:浄められた夜 Op.4 (*)
 マリア・アンゲリカ・カールセン(Vn) マルテ・フースム(Va)
 アンサンブル・アレグリア[ベーリト・カルダス(コンサートマスター;*)]
 録音:2015年4月9日-10日、ソフィエンベルグ教会/2015年4月17日-18日、リス教会、ともにオスロ。 アンサンブル・アレグリアは、オスロの室内オーケストラ。2007年、ノルウェー国立音楽アカデミーの学生たちによって創設され、ベルゲン国際フェスティヴァル、ハルダンゲル音楽祭、オスロ室内楽フェスティヴァル、フィヨルド・クラシックス、ウルティマ現代音楽祭などに出演してきた。マリア・アンゲリカ・カールセン(1988-)が創設時からリーダーと芸術監督を務めている。2012年にグリーグの「ホルベアの時代から」やクヴァンダールの曲などを演奏した「アンサンブル・アレグリア」(LAWO Classics LWC-1044)でアルバム・デビュー。2015年にリリースされた、バルトークの「ディヴェルティメント」、ハイドン、ショスタコーヴィチの作品による「Volt 22」(LWC-1082)は「スペルマン賞」(ノルウェー・グラミー賞)にノミネートされた。
ちょっとしたタンゴのタッチを添えて〜スヴェッレ・インドリス・ヨーネル(1963-):
 彼は来て, 去っていった/ビクトリオーサ/
 ヴァイオリン協奏曲「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて」(*) /
 バルセリータ/ジュリー/レトロロンガ/たくさんの道/わたしの古い痛み/
 タンゴ・カルテットと弦楽管弦楽のための合奏協奏曲(**)
 タンゴ・フォー・スリー[ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(バンドネオン)
    オッド・ハンニスダール(Vn) スタイナル・ハウゲルード(Cb)]

 スヴェッレ・インドリス・ヨーネル(P) ヘンニング・クラッゲルード(Vn;*)
 ノルウェー放送o.(*/**)
 録音:2016年1月19日-22日、ノルウェー放送(NRK)ラジオ・コンサートホール、オスロ。 ノルウェーの音楽家、スヴェッレ・インドリス・ヨーネルは、作曲家、編曲者、オーケストラ・リーダー、ピアニスト、打楽器奏者として活動。作家、イラストレーター、俳優としての活動でも知られる。「ピアニスト」ヨーネルが、バンドネオン、ヴァイオリン、ベースからなる「タンゴ・フォー・スリー」と共演するアルバム「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて(Con Cierto Toque de タンゴ)」では、彼の主なレパートリーひとつ、ラテンアメリカの音楽によるプログラムが「アルゼンチンタンゴと現代音楽の交差点」の視点で構成された。タンゴ・カルテットと弦楽管弦楽のための「合奏協奏曲」はノルウェー放送o. の共演。「ミロンガ」「サンバ」「タンゴ」の3楽章のヴァイオリン協奏曲「ちょっとしたタンゴのタッチを添えて(Conc cierto toque de タンゴ)」は、作曲活動やジャズピアニストとの共演でも知られるヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルードがソロを弾いている。
夜は昼となる〜シェル・ハッベスタ(1955-):宗教合唱作品集
 頌歌 Op.1 /夜は更け、日は近づいた Op.19 /暗闇にふるえ、ひざまずく者よ( Op.90より)/
 詩篇集 Op.70 /神の御子が私を自由にした Op.72 (2004)

 シグヴァルズ・クリャーヴァ指揮ラトヴィア放送cho.
 ヴィヴィアンネ・シュードネス指揮オスロ大聖堂cho. コーレ・ノールストーガ(Org)
 録音:2016年1月25日-29日、聖ヨハネ教会、リガ、ラトヴィア。 「すべてはひとつの輪、ある意味……」。ノルウェーの教会音楽家、作曲家のシェル・ハッベスタ(1955-)の宗教的合唱曲のセレクション。クリスマスの賛美歌「Lo How a Rose E 'er Blooming(エッサイの根より)」の「夜は昼となる(Et nox in diem versa)」をアルバムのタイトルに採り、彼が35年以上にわたって作曲した作品が、待降節とクリスマスの季節、新年、公現祭、復活祭、聖霊降臨祭、そして待降節と巡る、教会年に沿って歌われる。シグヴァルズ・クリャーヴァ指揮のラトヴィア放送cho. は、「グラモフォン・アウォード」にノミネートされたラフマニノフの「晩祷」をはじめとする録音で国際的にも知名度の高いアンサンブル。二重合唱による曲を含む「頌歌」にはヴィヴィアンネ・シュードネスの指揮するオスロ大聖堂合唱団が参加している。
オイヴィン・メラン: SF 歌曲集
 チェロ独奏のための「 KOMMEN du vid meg? 」/北海のSF歌曲集「アド・ウンダス」/
 ヴァイオリンとピアノのための「 Through surfaces 」/
 ピアノのための「 Glimpse -vanished 」/2楽章の弦楽四重奏曲
  スティーネ・ヤンヴィン・モトラン(Vo) 吉田紗苗(P)
  リヴ・ヒルデ・クロック(Vn) オイスタイン・ソンスタード(Vc) オスロSQ
 録音:2015年9月15日-16日、ヤール教会、ベールム/ 2016年9月21日-23日、ソフィエンベルグ教会、オスロ、すべてノルウェー。 オイヴィン・メランは、ノルウェーのもっとも若い世代の作曲家のひとり。オスロのバラット=ドゥーエ音楽学校でイジー・フリンカにピアノ、ノルウェー国立音楽大学のオラヴ・アントン・トンメセン、イーヴァ・フロウンベア、ヘンリク・ヘルステニウスに作曲を学び、ファーニホウたちのマスタークラスにも参加した。室内楽とアンサンブルのための音楽を中心に作曲活動を行い、2013年の歌劇「Ad undas -Solaris Korrigert(アド・ウンダス-ソラリス編集)」はノルウェー国立歌劇場で初演された。ノルウェー音楽大学の学生時代に彼が書いた作品が集めたアルバム「SF歌曲集」。ノルウェーの人たちが、自分の失敗のせいで何もかもが地獄へ真っ逆さまという時に頻繁に使うという、「波の方へ(to the waves)」を意味するラテン語「ad undas」を曲名にもつ「アド・ウンダス-北海のSF歌曲集」は、オイヴィン・リムベレライドの詩「Solaris korrigent(ソラリス編集)」の言葉による10の歌で構成された作品。実験的な音楽を活動の場とする「即興歌手」スティーネ・ヤンヴィン・モトランと、イジー・フリンカとホーコン・アウストベに師事し、ソリスト、室内楽奏者、伴奏者として活動する吉田紗苗とのコラボレーションから生まれた。
雨よ降れ〜ノルウェーの女声合唱作品集
 ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):
  女声合唱のためのモテット「高きところより雨よ降れ」 Op.25 (1936) /
  女声合唱のための2つのモテット Op.14 (1931) 〔なにゆえ独りで座っているのか/天の元后、歓び給え〕
 アーネ・ヌールハイム(1931-2010):シェリーの2つの断片に寄せる音楽(1985) 〔銀の鍵/いや、音楽よ〕
 エギル・ホーヴラン(1924-2013):
  栄光は父と子と聖霊に Op.137 No.2 (1991) /見よ、わたしが約束を果たす日が来る(1975)
 クヌート・ニューステット(1915-2014):貝殻(1973) /感覚(2002) /わたしは兄弟の番人(1982) /マリアの歌
 ビョルン・クルーセ(1946-):
  耳にたえなる楽の音よ、なぜ憂い顔で音楽を聞くの(2000) /雨のごとく我が上を流れよ(1993)

 マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ指揮オスロ大学女声合唱協会
 録音:2016年6月24日-26日、9月23日-25日、10月21日-23日、リス教会、オスロ、ノルウェー。 オスロ大学女声合唱協会 [Kvindelige Studenters Sangforening (KSS) ] は、1895年の創設。男声合唱が主流のノルウェーの合唱界の中で、「新しい」音楽を求めながら、女声合唱の活動を支えつづけてきた。神学者ヨースア・ステーグマンの詩のブロアソンによる訳に作曲したヴァーレンの「高きところより雨よ降れ」からタイトルを採ったアルバム。伝承の賛美歌、「エレミア哀歌」、キャスリーンレイン、スタイン・メーレン、ルーシー・ショーたちの詩、シェイクスピアのソネット、ポール=ヘルゲ・ハウゲンの「ジョルジュ・ド・ラ・トゥールによる瞑想」をテクストに、ヌールハイム、ホーヴラン、ニューステット、クルーセたち、ノルウェーの作曲家が女声合唱のために作曲した20世紀の作品が歌われる。
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲(*) / シンディング:古風な様式の組曲 Op.10 (#)
 アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(Va)
 ジョシュア・ワイラースタイン指揮(*) アルヴィド・エンゲゴール指揮(#) オスロpo.
 録音:2016年4月27日-29日、10月17日、オスロ・コンサート・ホール、ノルウェー。 アイヴィン・ホルツマルク・リングスタード(1994-)は、スカンディナヴィアの新たな黄金世代となるノルウェーの若きヴィオラ奏者。2012年「Eurovision Young Musicians」に参加して第1位、2013年のカロリーネ賞とアルヴェ・テレフセン音楽賞を受賞。リーソール室内楽音楽祭をはじめとするフェスティヴァルやコンサートで演奏、2014年にはスタトイル奨学金を受けています。2016年、BBCの「New Generation Artists」のひとりに選ばれ、2018年までの3年間にBBCの各地のオーケストラの他、さまざまなアンサンブルと共演することが決まった。 Lawo Classicsから登場するリングスタードのアルバムは、アルヴィド・エンゲゴールとアメリカのジョシュア・ワイラースタインが指揮するオスロ・フィルとの共演による、ウォルトンのヴィオラ協奏曲とシンディングの組曲というプログラム。クリスティアン・シンディング(1856-1941)の「古風な様式の組曲」は、彼がライプツィヒで学んでいた時期の作品で、ヴァイオリンとピアノのための曲として書かれ、後に作曲者自身により管弦楽共演版が作られた。トッカータ風の「プレスト」、バロックの時代を偲ばせる「アダージョ」、「ヴィルトゥオーゾ」の技巧をちりばめた「テンポ・ジュスト」の3曲から構成。1888年、ライプツィヒのC.F.ペータースが出版し、クライスラー、ハイフェッツといった当時のヴァイオリニストたちの愛好曲になり、ヴィオラやチェロのプレイヤーも演奏。ノルウェー後期ロマンティシズムの作曲家の代表作に挙げられる一作。
壮麗な光 〜ランディーニ:バッラータ集
 フランチェスコ・ランディーニ: Altera luce / Angelica bilta(天使の美しさ) / Ama, donna /
                 Nella partita / Partesi con dolore / Po' che partir /
                 Quanto piu caro fai / Fa metter bando / Po' che da morte
 アイヴィン・ビューエネ:小品 Nos.5, 7, 2, 4, 8, 6
 マショー: Ploures, dames / デュファイ:うるわしのおとめ

 クッレンテス
  [イングヴィル・M.ホルテル(S) クリスティン・ムルデシュ(Ms) シェティル・アルメンニング(T)
   アンナ・ダニレフスカイア、ハンス・ルーブ(中世フィドル)
   ダーヴィド・カタルーニャ(クラヴィシムバルム) ヨースタイン・グンデシェン(リコーダー)]
 録音:2013年10月14日-18日、ヴァクスダール教会、ヴァクスダール、ノルウェー。 クッレンテス(Currentes)は、ヨースタイン・グンデシェンが2006年に創設したアンサンブル。中世後期とルネサンスのポリフォニー音楽をレパートリーに活動している。フランチェスコ・ランディーニ(ca.1325/35-1397)のバッラータをタイトルとするアルバム。中世の歌の合間にはさまれる「Miniature(小品)」を作曲したアイヴィン・ビューエネはノルウェーの音楽家。チカーダやアンサンブル・アンテルコンタンポランのために書いた曲を集成した「あり得べき諸都市 (まちまち)/本質を衝く風景」」などの作品で知られ、著述家としても活動している。
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ Op.19
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ Op.40
アウドゥン・サンヴィーク(Vc)
スヴァイニング・ビェラン(P)
 録音:2016年3月8日-10日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。 チェリストのアウドゥン・サンヴィークはベルゲン生まれ。インディアナ大学でヤーノシュ・シュタルケル、ノルウェー国立音楽大学でトルルス・モルク、オーゲ・クヴァルバイン、ラーシュ・アンデシュ・トムテルに学んだ。2013年、若手音楽家に贈られる「リンデマン賞」を受賞。ノルウェー放送o. とノルウェー室内o. の首席チェロ奏者、グロッペン音楽祭の芸術監督を務めている。共演のピアニスト、スヴァイニング・ビェランはスタヴァンゲル生まれ。ザルツブルクのモーツァルテウムとベルリン芸術大学でハンス・レイグラーフに学んだ。ノルウェー・コンサート協会の1999年の「年間最優秀若手ソロ奏者」。同世代を中心とするソロ奏者や歌手と室内楽活動を行い、師レイグラーフを思わせる誠実な音楽スタイルに共演者、批評家、聴衆から共感が寄せられているという。ノルウェー国立音楽大学教授。
シェティル・ヴォスレフ(1939-):室内楽作品集 Vol.4
 クラリネット、チェロとピアノのための「ベートーヴェン三重奏曲」(1997) /
 六重奏曲(1972) /ヴァイオリンと瓶のための北欧対位法(1973) /ピアノ五重奏曲(2003/07)
  スタイナル・ハンネヴォル(Ob) ジェイムズ・ラッセン(Fg)
  ブリット・ペルニッレ・リンドヴィーク(Tp) ホーヴァル・サンネス(Tb)
  リカルド・オドリオソーラ、マラ・スミュクセ(Vn) ヨン・エーデ(Vc)
  アイナル・ロッティンゲン(P) ホーコン・ニルセン(Cl)
  ヨースタイン・グーネシェン(ビール瓶) イルゼ・クリャーヴァ(Va)
 録音:2015年6月13日-16日、グンナル・セーヴィグ・ホール、グリーグ・アカデミー、ベルゲン。 ベルゲンの作曲家、ヴォスレフの室内音楽をベルゲンの音楽家たちが演奏するシリーズの第4集。これまでのアルバムと同じように「古典的」アンサンブルの作品にユニークな楽器編成の作品を交えた4曲のプログラムが組まれた。ヴォスレフが「ポップピアニスト」だった若い時代を垣間見せる、ストラヴィンスキーの影響のはっきりした「六重奏曲」。6本のビール瓶(「もちろんブランドはHansa(ハンザ) "」)を2つのヴァイオリンと共演させた小品「北欧対位法」。「私の作品カタログ中、もっとも不安を煽る作品のひとつ」「ベートーヴェン三重奏曲」と、4つの弦楽器とピアノの可能性を極限まで追求、緊迫感の強い表現をめざした「ピアノ五重奏曲」。「ヴォスレフの室内楽作品38曲を9枚のアルバムに録音」の企画を考えたヴァイオリニストのリカルド・オドリオソーラと、ピアニストのアイナル・ロッティンゲンを中心とする、グリーグ・アカデミーで教える音楽家とベルゲン・フィルのメンバーによる演奏。
ビョルン・クルーセ(1946-):
 クラリネット協奏曲「クロノトープ」
フレードリク・フォシュ(Cl)
クリスティアン・エッゲン指揮
オスロpo.
 録音:2016年6月6日-9日、オスロ・コンサート・ホール、ノルウェー。 「クロノトープ(Chronotope)」は、ノルウェー・アーツカウンシル Norsk Kulturrad がフレードリク・フォシュのためクルーセに委嘱したクラリネット協奏曲。「曲名の「クロノトープ」は、ロシアの哲学者ミハイル・バフチンが、言語に現れ、会話の中で経験される『時間と空間("chronos " and topos ")』の概念を述べるために使った用語。この言葉は、音楽と音楽体験の表現にも適用できると思う」(クルーセ)。3つの部分から構成、演奏時間約46分の作品。2016年1月20日、オスロ・フィルの共演で初演され、その半年後、オスロ・コンサートホールで録音のためのセッションが行われた。ノルウェーの作曲家ビョルン・クルーセ Bjorn Kruse は、1946年ロンドン生まれ。UCLA(カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校)とノルウェー国立音楽アカデミーで学び、1976年から2013年まで、作曲、編曲、ジャズ編曲、ジャズ史、ポップミュージック史をアカデミーで教え、アカデミーのジャズ・アンサンブルのリーダーも務めた。オペラ、管弦楽曲、室内楽、代表作のひとつに挙げられる「冬の歌(Song for Winter)」(Aurora ACD-5000)をはじめとする合唱曲など、150を超す作品を書いている。クラリネット奏者フレードリク・フォシュFredrik Fors (1973-)は、スウェーデンのボルレンゲ生まれ。ボルレンゲ音楽学校で学び、1988年、ヘルシングボリso. のコンサートでソリストとしてデビュー。ノルショーピングso. を経て、1995年からオスロ・フィルハーモニックの副首席奏者を務めている。
戦場〜トロンボーンとオルガンのための音楽
 スティーグ・ヌールハーゲン:黒色火薬(2002) / ラーシュ=トマス・ホルム:戦いの地のファンファーレ(2005/14)
 アルネ・ローヴェルト・オールセン:幻想曲(1999) /イントラーダ(2005) /ミサ(2003)
 ヨン・ラウクヴィーク:アラベスク(2010) / ペトル・エベン:2つの呪文(1988)

 オムストリット・デュオ[マリウス・ヘスビ(Tb) アンデシュ・アイステン・ダール(Org)]
 録音:2015年11月23日-25日、2016年2月22日-24日、ブラゲルネス教会、ドランメン、ノルウェー。 王立ノルウェー海軍音楽隊のトロンボーン奏者であり、オスロ・フィルやベルゲン・フィル、トロンハイムso. などのソリストも務めるマリウス・ヘスビ(1976-)と、ブラゲルネス教会のカントルを務め、ソリスト、室内楽奏者としても活動するアンデシュ・アイステン・ダール(1976-)の「オムストリット・デュオOmstridt Duo(『論争』デュオ)」。『戦場』と題したアルバムでは、彼らのレパートリーの核となっているペトル・エベンの「2つの呪文」と彼らのために作曲された作品が合わせて演奏される。クラリネット奏者のスティーグ・ヌールハーゲン(1966-)の「爆発的」に始まる「黒色火薬」。指揮者でもあるラーシュ=トマス・ホルム(1981-)が作曲した力強い「サウンドの大聖堂」「戦いの地のファンファーレ」。オルガニスト、ヨン・ラウクヴィーク(1952-)がジャズとブルースからインスピレーションを得て作曲した「アラベスク」。アルネ・ローヴェルト・オールセン(1949-)は3曲。快活な気分の「イントラーダ」、風格があり変化に富んだ「幻想曲」。「キリエ」「グローリア」「クレド」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」から構成され、広大な宇宙を思い描く「ミサ」は、オムストリット・デュオが、オスロ大聖堂、ロシアのアルハンゲリスク・フェスティヴァル、作曲者がオルガニストを務めるトンスベルグ大聖堂でも演奏した作品。
ノルウェーのフルート
 エドヴァルド・フリフレート・ブレイン:フルート小協奏曲 Op.10 (1959)
 ヨハン・クヴァンダール:フルートと弦楽のための協奏曲 Op.22 (1963)
 エギル・ホーヴラン:フルートと弦楽のための組曲 Op.31 (1959)
 フィン・モッテンセン:フルート・ソロのためのソナタ Op.6 (1953)
 トム・オッタル・アンドレーアセン(Fl) インガル・ベルグビ指揮ノルウェー放送o.
 録音:2014年12月8日-12日、NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール、オスロ、ノルウェー。 トム・オッタル・アンドレーアセン(1963-)は、ノルウェー国立歌劇場とノルウェー放送のオーケストラを経て、現在オスロ・フィルの副首席フルート奏者とノルウェー室内管の首席フルート奏者を兼任。初のソロ・アルバム『ノルウェーのフルート』には、多様な個性とスタイルの作曲家たちが作品を発表しノルウェー音楽界が活気を呈していた1953年から1963年にかけての10年間の作品を収録。フリフレート・ブレイン(1924-1976)は、おおらかなメロディが特徴的な「外海へむけて」で知られ、「フルート小協奏曲」は、第2楽章「ラルゲット」が彼の書いたもっとも美しい音楽のひとつ。クヴァンダール(1919-1999)の「フルート協奏曲」はネオクラシカルな作品で、20世紀ノルウェーを代表するフルート協奏曲のひとつ。エギル・ホーヴラン(1924-2013)は、20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり。「フルートと弦楽のための組曲」は1959年に作曲、アルフ・アンデシェンとフィルハーモニック協会(現オスロ・フィル)の共演で翌年初演。フィン・モッテンセン(1922-1983)の「ソナタ」はアンデシェンが初演した作品。
新たな地
 ヤン・グンナル・ホフ:新たな地 [Terra Nova] /赤いバラとともに/私の身に起きようとして/天使/愛の秘密/
            北に向かって空を行く/ニューインゲンで/薄ぼんやりとした夕べ/子羊/メディタートゥス
 アドルフ・トムセン/ヤン・グンナル・ホフ編曲:子供のころの思い出
 ハルフダン・シーヴェットセン:ノルダフォルの春の歌 / ヒューバート・パリー:エルサレム

 マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms) ヤン・グンナル・ホフ(P)
 録音:2016年7月8日-9日、スタムスン教会、ロフォーテン、ノルウェー。 Lawo Classics の主力アーティストの1人であり、鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でも知られるノルウェーの名歌手、マリアンネ・ベアーテ・シェラン(シェラン)。「新たな地(Terra Nova)」は、キーラントとジャズピアニストのヤン・グンナル・ホフが、「私たちの宇宙」の創造を試みようとジャンルを超えた「新しい音世界」でコラボレートしたアルバム。ホフがリーダーのアルバム『Fly North』のタイトル曲、ジャズバンドと合唱団の「ミサによる瞑想」から「Kyrie eleison(主よ、憐れみたまえ)……Dona nobis pacem(われらに平和を与えたまえ)」と歌う一曲、ウィリアム・ブレイクの詩にホフが作曲した3曲。ブレイクの詩にヒューバート・パリーが作曲、イギリスで広く歌われる「エルサレム」は、ホフの編曲により歌われる。「ノルダフォルの春の歌」を作曲したハルフダン・シーヴェットセンは、ノルウェーのトラッド音楽シーンで活躍するシンガーソングライター。
LWC-1124
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(3CD)
ヤナーチェク/クロイツェル・ソナタ
 ヤナーチェク/テリエ・トンネセン編曲:弦楽四重奏曲(弦楽オーケストラ版)
  〔第1番「クロイツェル・ソナタ」/第2番「内緒の手紙」〕
 レオ・トルストイ:音楽付朗読劇「クロイツェル・ソナタ」(*)〔英語版/ノルウェー語版〕
  〔音楽:ベートーヴェン「クロイツェル・ソナタ」抜粋)
 テリエ・トンネセン(Vn/リーダー)ノルウェー室内o. テオドル・ヤンソン(語り)
 ヨン・イェスメ(Vn;*) イングリ・アンスネス(P)
 録音:2014年6月4日-7日、ヤコブ文化教会、オスロ、ノルウェー。 ノルウェー室内o. と芸術監督テリエ・トンネセンの新作は、ヤナーチェクの弦楽四重奏曲。「クロイツェル・ソナタ」と「内緒の手紙」の曲が、カメラータ・ノルディカと録音したベートーヴェンの後期四重奏曲と同様、トンネセン自身が弦楽オーケストラ用に編曲した版で演奏される。CD2とCD3にはトルストイの小説『クロイツェル・ソナタ』を「音楽付朗読劇」として収録。演出家、作家としてさまざまな劇のプロダクションに携わってきたテオドル・ヤンソンが、トルストイの作品を英語とノルウェー語の訳で朗読、ベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」から抜粋した音楽を、ノルウェー室内o. のヴァイオリニスト、ヨン・イェスメと、ノルウェーのピアニスト、イングリ・アンスネスが演奏している。
モーツァルト:弦楽四重奏曲集「プロシャ王」
 〔第21番 ニ長調 K.575「プロシャ王第1番」/第22番 変ロ長調 K.589「プロシャ王第2番」/
  第23番 ヘ長調 K.590「プロシャ王第3番」〕

 エンゲゴールSQ [アルヴィド・エンゲゴール(Vn1) アレックス・ロブソン(Vn2)
            ジュリエット・ジョプリング(Va) ヤン・クレメンス・カールセン(Vc)]
 録音:2015年11月29日-12月3日、ソルシーデン教会、フレドリクスタ、ノルウェー。シャーンドル・ヴェーグ率いるモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ(現カメラータ・ザツツブルク)のコンサートマスターを務めていたノルウェーの名手、アルヴィド・エンゲゴールが率いるエンゲゴール弦楽四重奏団は、2006年にノルウェー北極圏のロフォーテンに創設された、現在スカンディナヴィアでもっとも人気のあるアンサンブルの一つ。現在はヴァイオリンと指揮の両面で活躍するエンゲゴールが、過去30年に渡ってヴァイオリニストとしても指揮者としても情熱を注ぎ続けてきたモーツァルトの音楽で、Lawo Classicsへレコーディングを開始。彼らが結成以来研究を重ねてきたというモーツァルトの弦楽四重奏曲から、プロシャ(プロイセン)王に捧げられた傑作集「プロシャ王四重奏曲」の3曲を収録。
ベートーヴェン
 弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.3 /弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 Op.8
 Ssens・トリオ[ソルヴェ・シーゲルラン(Vn)
   ヘンニンゲ・ランドース(Va) エレン・マルグレーテ・フレショー(Vc)]
 録音:2015年6月30日-7月2日、2016年2月8日-9日、グレーフセン教会、オスロ、ノルウェー。 Ssensトリオは、グリーグ三重奏団のソルヴェ・シーゲルランとエレン・マルグレーテ・フレショー、オスロpo. の副首席ヴィオラ奏者のヘンニンゲ・ランドースが2014年に発足させたアンサンブル。デビュー・アルバムでは、ベートーヴェンが、数年前に出版されたモーツァルトの「弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調」(K.563)の旋律を引用、同じ調性と楽章数で作曲した「弦楽三重奏曲」と、「行進曲」に始まり「メヌエット」や「主題と変奏」などを経て「行進曲」で終わる7楽章の「セレナード」、ベートーヴェンの若い時代の作品が2曲演奏される。
ノルウェー、わがノルウェー〜ノルウェーの男声合唱と軍楽隊のための音楽
 ヨハン・セルメル:ニーダロスへの挨拶(男声合唱と軍楽隊のための)
 グリーグ:リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲(軍楽隊のための)/
      陸地望見(故郷への帰還)(バリトン、男声合唱、オルガン、3つのトロンボーンとテューバのための)(*)/
      1868年5月17日、ベルゲン、クリスティ記念碑除幕式のカンタータ
 ヨハン・スヴェンセン:戴冠式行進曲(軍楽隊のための)/
            1881年5月17日、ヘンリク・ヴェルゲラン像除幕式のカンタータ/歌い手たちの朝の挨拶
 アルフレード・エヴェンセン:アルネの歌(男声合唱と軍楽隊のための)
 フレドリク・ヴィルヘルム・ゴムネス:軍事協会100周年記念カンタータ

 マグネ・H.ドローゲン(ハーモニウム;*) ライフ・アルネ・ペーデシェン指揮(*)
 マリウス・ショロース指揮 ノルウェー空軍音楽隊、クリスチャニア男声cho.
 録音:2015年1月27日-30日、ラーデモーエン教会、トロンハイム、ノルウェー。 「豊かな音楽」で親しまれているノルウェー軍所属のプロフェッショナル・バンドのひとつ、トロンハイムが本拠のノルウェー空軍音楽隊 Luftforsvarets musikkorps(LFMK)と、オスロの旧名を戴くクリスチャニア男声cho. の共演。ノルウェーの作曲家たちが19世紀から20世紀への変わり目の前後に書いた「男声合唱と軍楽隊のための音楽」を、初演の後、顧みられることのなかった作品を中心に演奏している。ノルウェー空軍音楽隊の前身、トロンハイム旅団バンドが司教館の庭で演奏したセルメルの「ニーダロスへの挨拶」。グリーグがビョルンソンの詩に作曲した「陸地望見」は、バリトン、男声合唱、オルガン、3つのトロンボーンとテューバのための「初版」を演奏。初録音のひとつ、「1868年5月17日、ベルゲン、クリスティ記念碑除幕式のカンタータ」は、「陸地望見」の4年前に初演された作品。スヴェンセンの「歌い手たちの朝の挨拶」は、デンマーク王立o. の指揮者を務めていた彼が「デンマーク国王夫妻の金婚式に寄せて」作曲した3曲のひとつ。
み使い 〜ノルウェーとスウェーデンのロマンス
 アルフ・フールム(1882-1972):明るい夜 Op.13 No.1 /小さなヒシュテン Op.12 No.1 /ふたたび会う日を Op.11 No.1
 ヤルマル・ボルグストレム(1864-1925):ソロモン〔 I / II 〕/わが母に寄す/嵐
 クヌート・ホーカンソン(1887-1929):美しい五月になると/柵にもたれて/小さな子/道 Op.5 /
                   何を歌えばいいだろう?/海辺で/み使い Op.41 /可愛い子に
 リスト:ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」〜イゾルデの愛の死(*)
 オイスタイン・ソンメルフェルト(1919-1994):貧しきわが暮らし / シーグル・リ(1871-1904):雪
 アルネ・ドルムスゴール(1921-2003):家の規則 Op.5 No.1 /眠り Op.6 No.1 /夜 Op.1 No.1 /雨 Op.6 No.2
 スヴェッレ・ヨルダン(1889-1972):弓と矢 Op.33 No.2 /ほら、ごらん、彼女がやってきた Op.2 No.5

 イーサ・カタリーナ・ゲーリケ(S;*以外) ベンクト・フォシュベリ(P)
 録音:2014年5月25日-29日、ソフィエンベルグ教会、オスロ、ノルウェー。 ノルウェーのソプラノ歌手ヒシュテン・フラグスタ(キルステン・フラグスタート)は、メトロポリタン歌劇場やコヴェント・ガーデンの王立歌劇場など各地のオペラハウスの舞台に立ち、ブリュンヒルデ、イゾルデといったワーグナー・オペラの「ヒロイン」を歌い、20世紀を代表する歌手として音楽史に名を残した。「み使い(Budbarersken)」は、フラグスタが歌い、ノルウェーの人たちがこよなく愛したというノルウェーとスウェーデンの「ロマンス(歌曲)」によるプログラムのアルバム。イーサ・カタリーナ・ゲーリケ(1973-)は、ノルウェーのソプラノ。スウェーデンのマルメso. によるグリーグの「ペール・ギュント」全曲録音でソールヴェイを歌い、高く評価された。彼女は、2013年、フラグスタのデビュー100年を記念して行われたコンサートに参加、祖国ノルウェーの「ヒロイン」の神話とも伝説ともいわれる生涯と芸術を深く知る機会を得たという。フォン・オッターとのコンサートや録音でも知られるスウェーデンのピアニスト、ベンクト・フォシュベリ(1952-)の共演。歌手エヴァ・サーシュ・ナンセンへ寄せた「エヴァへ(Till Eva)」に次ぐ、ゲーリケが敬愛するアーティストへのトリビュート・アルバム。
リカルド・ノルドローク(1842-1866):歌とピアノの音楽
 ワルツ=カプリス(*) /夕べの気分(*/#) /友情のポルカ(*) /ふたつの心が離れると(*/#) /メロディ(*) /
 歌曲集「マグダレーネ・トーレセンに」 Op.2 (*/#) /アレグロ(*) /スケルツォ・カプリッチョ(*) /見張り人(*) /
 歌曲集「オーレ・ブルに」 Op.1 (*/#) /ピアノのための4つの舞曲(*) /吟遊詩人のワルツ(*) /スペインの歌(*/#)

 ヘレーネ・ヴォル(S;#) ユージン・アスティ(P;*)
 録音:2015年8月24日-28日、ソフィエンベルグ教会、オスロ、ノルウェー。 リカルド・ノルドローク(1842-1866)は、ノルウェー国歌の作曲家としてよく知られる。詩人ビョルンスチェーネ・ビョルンソンの従兄弟、エドヴァルド・グリーグの親友。オーレ・ブルーの心と精神を受け継ぎ、グリーグと一緒に「ノルウェーの音楽」を創造する志をもちながら、結核のため23歳の若さでベルリンで没した。『歌曲と無言歌』(LWC-1011)、『バラと愛』(LWC-1029)と『愛のまこと』(LWC-1053)をLAWO Classicsに録音したノルウェーのソプラノ、ヘレーネ・ヴォルと、『バラと愛』で共演したアメリカのピアニスト、ユージン・アスティ(Hyperionでは「メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集」シリーズの伴奏者としても知られている)による新しいアルバムには、10代の「ピアノのための4つの舞曲」を含む、ノルドロークの歌曲とピアノ曲の全作品が収録されている。
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
 〔第2番 ニ長調 Op.94 /第1番 ヘ短調 Op.80 〕/
 5つのメロディ Op.35
エリセ・ボートネス(Vn)
ホーヴァル・ギムセ(P)
 録音:2014年12月18日-20日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。 オスロ・フィルの第1コンサートマスターを務めるノルウェーの女流ヴァイオリニスト、エリセ・ボートネス。ノルウェーの伝統的スタイルのピアニストとして第一に名前が挙げられ、ソロと室内楽のコンサートやフェスティヴァルへの出演で忙しいホーヴァル・ギムセとの共演によるプロコフィエフのソナタ集が登場。
シェティル・ヴォスレフ:室内楽作品集 Vol.3
 ヴァイオリンとピアノのためのインヴェンション〔 I / II / III 〕/ギターとオルガンのための教会デュオ(*) /
 ソプラノ、リコーダー、ギターとピアノのための「 Kvartoni 」/ヴァイオリンとピアノのための「ベル・カント」/
 フルート、クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、ピアノとギターのための六重奏曲「ポスト」

 リカルド・オドリオソーラ(Vn) アイナル・ロッティンゲン(P)
 ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(S) フローデ・トゥーシェン(リコーダー)
 スタイン=エーリク・オールセン、エギル・ハウグラン(G)
 カシュタイン・アスケラン(Org) グロー・サンヴィーク(Fl)
 ディエゴ・ルッケージ(Cl) アイリーン・シャノン(Hr)
 録音:2014年6月18日-21日、グリーグ・アカデミー、グンナル・セーヴィグ・ホール(*以外) /2014年1月11日-12日、聖ヨハネ教会(*)、すべて ベルゲン。 ベルゲン在住の作曲家シェティル・ヴォスレフは、父ハーラル・セーヴェルーの家「シーリューストル」を本拠に、多才で多作、「教義」にとらわれることなく作曲活動をつづけている。彼の室内楽作品38曲をリカルド・オドリオソーラとアイナル・ロッティンゲンを中心とするベルゲンの音楽家たちが演奏するシリーズ。ヴァイオリンとピアノのための作品が2曲。「モーツァルトの亡霊」と「ガラス瓶がバスの床を転がり、ついにはステップを落ちていく」3つの「インヴェンション」と、調子のいいメロディの「ベルカント」。1647年に「郵便システム」として創設されたノルウェー・ポストの委嘱による六重奏曲。「ギターとオルガン」に「ダビデとゴリアト」がイメージされた「教会デュオ」。「四重奏」「四度の音程」「(リコーダーの)四分音」の「4」に関係する曲名の「Kvartoni」は、ベルゲン音楽院の「個性的な」学生たちが演奏することを念頭に書かれた作品。
艶なる宴〜ドビュッシー&フォーレ:歌曲集
 ドビュッシー:ビリティスの3つの歌/艶なる宴第2集/ステファヌ・マラルメの3つの詩
 フォーレ:5つのヴェネツィアの歌/イヴの歌
  ベッティーナ・スミス(Ms) アイナル・ロッティンゲン(P)
 録音:2012年4月23日-27日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。 ベルゲン生まれのメゾ・ソプラノ、ベッティーナ・スミスとベルゲン大学グリーグ・アカデミー音楽演奏科教授のアイナル・ロッティンゲンのデュオ。ショーソン、フォーレ、サン=サーンスの歌曲を集めた『温室(Serres chaudes)』(LWC-1008)、ヴァーレンの「ゲーテの3つの詩」などを歌った『女たちの声(Voices of Women)』(LWC-1067)につづく LAWO Classics第3作は、ふたたびフランスの歌曲のよるプログラム。
アクシオム〜スカンジナヴィアの若い作曲家による新しい音楽
 ユーハン・スヴェンソン(1983-): Shiver / リサ・ストレイク(1985-): Papirosn
 オイヴィン・メラン(1985-): Tude ralentissante / マッティン・ラーネ・バウク(1988-): Misantropi IIIb

 アクシオム
  [リネッタ・テイラー・ハンセン(Fl) フレードリク・ブランストルプ・オールセン(Sax)
   ヘンリク・ムンケビュー・ノシュテボー(Tb) アンデシュ・クレーグネス・ハンセン(Perc)
   ヨーナス・カムビエン(P) オーレ・マッティン・フーセル=オールセン(G/バロックG)
   ヴィルデ・サンヴェ・アルネス(Vn) イーヴァン・ヴァレンティン・ホルルプ・ロアール(Vc)
   クリスティアン・メオース・スヴェンセン(Cb) カイ・グリンデ・ミュラン指揮]
 録音:2015年8月11日-14日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。「アクシオム(Aksiom)」(公理、自明の理)は、作曲家で指揮者のカイ・グリンデ・ミュラン(1987-)が2010年に創設した「若い音楽家」のアンサンブル。現代音楽、とりわけ北欧の新しい作品と即興音楽を中心に演奏活動を行っている。デビューアルバム「アクシオム」では、スウェーデンとノルウェーの若き作曲家の作品を2曲ずつ演奏している。
ヴェネツィアを思い出してくれ
 ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲〔ニ長調 Op.10 No.3, RV.428「ごしきひわ」/ハ長調 RV.444 〕/
         リコーダーとファゴットのためのソナタ RV.86
 マリーニ:4声のパッサカリオ ト長調 Op.22 / ウッチェリーニ:「ラ・ベルガメスカ」によるアリア
 カステッロ:ソナタ第9番 ト長調 / レグレンツィ:4声のソナタ第2番 Op.10 No.2
 ガルッピ:協奏曲第1番 ト長調 / パレストリーナ/バッサーノ:美しきかな, 愛する者

 インゲボルグ・クリストフェシェン(リコーダー) バロッカネルネ
 録音:2016年5月27日-30日、ヤール教会、ノルウェー。これまで、アルフレード・ベルナルディーニやカティ・デブレツェニ、ロドルフォ・リヒターなどの名手がゲスト指揮者、ソリストとして参加してきた1989年創設のオスロの古楽アンサンブル、バロッカネルネ。C. P. E. バッハ(LWC-1038)、テレマン(LWC-1074)につづくLAWO Classics第3弾は、ノルウェーの若きリコーダー奏者、インゲボルグ・クリストフェシェンを主役に聴き手を「アドリア海の真珠」ヴェネツィアへの旅に誘う趣向のアルバム。今作では、ダンディン・コンソートやキングズ・コンソート、OAEなどのメンバーとして活躍するヴァイオリニスト、ヒュー・ダニエルが参加。
ソルヴグッテネ愛唱歌集
 ヘンデル:司祭ザドク/「メサイア」〜ハレルヤ・コーラス / 伝承曲/ウィルコックス編曲: A, kom na med lovsang
 作曲者不詳(15世紀イタリアの聖歌):荘厳、至福の三位一体 / J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 メンデルスゾーン:われらに平安をあたえたまえ/詩篇第42篇 涸れた谷に鹿が水を求めるように
 タイ:主の御名を賛美せよ / ヴィラ=ロボス: Aeanan(ヴォカリーズ)
 ニューステット:主を賛美せよ / フォーレ:「レクイエム」 Op.48 〜聖なるかな/ラシーヌの頌歌 Op.11
 グリーグ:「4つの詩篇」 Op.74 〜美しきかな神の子よ / モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
 シュレジェン民謡/ステーンベルグ編曲:この世はうるわし

 フレードリク・オッテシュタ指揮ソルヴグッテネ少年cho.
 録音:2015年9月11日-13日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。ノルウェー放送(NRK)の少年合唱団「ソルヴグッテネ少年合唱団」は、1940年、トシュタイン・グリューテにより創設。コンサート、ビジネスフェアのアトラクション、結婚式や葬儀など、一年に約150の演奏に参加し、なかでもノルウェー放送のクリスマス・コンサートは、国内だけでなく北欧の各国にも放送され、「光の季節」に彩りを添えている。
アイヴィン・アルネス(1872-1932):
 ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.27 (*) /
 交響曲第1番 ハ短調 Op.7 (#)
ホーヴァル・ギムセ(P;*)
アイヴィン・オードラン指揮
オスロpo.
 録音:2013年4月4日-5日(*)、8月5日-9日(#)、オスロ・コンサートホール。 クリスチャニア(現オスロ)の音楽大学でピアノとオルガン、イーヴェル・ホルテルの下で音楽理論と作曲法を学び、ライプツィヒではカール・ライネッケに師事したノルウェーのアイヴィン・アルネス(1872-1932)は、ロマンス(歌曲)の作曲家として知られ、グリーグ後のノルウェー・ロマンティシズム時代を美しく彩った。アルネスが書いた2曲の交響曲の第1番は、ドイツから帰ってまもない1897年から翌年にかけて作曲された作品。情熱みなぎる「アレグロ・パテーティコ」(感傷的なアレグロ)、「おそらくノルウェーの作曲家の書いたもっとも美しい緩徐楽章」(アウドゥン・ヨーナセン)とも言われる「アダージョ」、スケルツォの性格の「アレグロ」、「困難を経て星へ(per aspera ad astra)」を作曲者が意識したとされる「ノン・トロッポ・アレグロ」から構成される。アルネスの唯一のピアノ協奏曲も古典的な形式と後期ロマンティシズムの和声様式で書かれており、「アレグロ・モデラート」「レント」「アレグロ・アッサイ(テンポ・ディ・ヴァルセ)」の3つの楽章に美しい楽想を惜しみなく散りばめた作品。テリエ・ミケルセン指揮のラトヴィア国立so. (Sterling CDS-1084-2)(交響曲)とピアーズ・レーンとアンドルー・リットン指揮ベルゲン・フィル(Hyperion CDA-67555)(ピアノ協奏曲)に次ぐ録音は、ケルンWDRso. を指揮してグリーグの管弦楽作品全集を録音したアイヴィン・オードランとオスロ・フィル、シベリウスのピアノ作品全集をはじめ優れた録音の多いホーヴァル・ギムセの演奏。
モーツァルトをささやいて〜モーツァルト:歌曲集
 夢のなかの面影 K.530 /春へのあこがれK.596 /別れの歌K.519 /偽りの世K.474 /クローエに寄すK.524 /
 おお、聖なる絆 K.148 (125h) /ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたときK.523 /ラウラに寄せる夕べの想いK.523 /
 ドイツ語の小カンタータK.619 /すみれK.476 /歓喜に寄すK.53 (47e) /私は私の道を K.290 (240c) /
 「ツァイーデ」 K.344 (336b) 〜さあ、陽気にやろう/満足 K.349 (367a) /魔術師 K.472 /孤独にK.391 (340b) /
 偉人たちの栄光に感謝せよ K.392 (340a) /ひそかなる愛 K.150 (125e) /春の初めにK.597 /
 ダフネよ、汝がばら色の頬を K.53 (46c) /来たれ、いとしのツィターK.351 (367b)

 マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2014年3月8日-11日、ヴォーガン教会、ロフォーテン、ノルウェー。 「美しさ、情緒、悲しみ、メランコリー、ドラマ。素朴な発想のモーツァルトの歌曲にはコンサートホールや大広間ではない小さな集まりが似合っている……」。鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンの「モーツァルト:レクイエム」での名唱でも知られるノルウェーの名歌手、マリアンネ・ベアーテ・シェラン(シェラン)が「ささやく」ように歌うモーツァルト。
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集
 〔第1番 イ短調 Op.105 /第2番 ニ短調 Op.121 〕/民謡風の5つの小品 Op.102
 アルヴィド・エンゲゴール(Vn) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2015年3月23日-26日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。エンゲゴール四重奏団を主宰するヴァイオリニスト、アルヴィド・エンゲゴールと、ブラームスの「2つのラプソディ」やピアノ・ソナタ第3番などを弾いた「陰鬱な真夜中に」(LWC-1084)で注目されたピアニスト、ニルス・アンデシュ・モッテンセンによるシューマン。
わが美しきひと
 カッチーニ:マリア、甘きマリア/おお、なんという驚き / ベルナルディ:おお, いと甘きわが最愛の人
 モンテヴェルディ:もろびとよ喜びの声をあげよ/喜び踊れ、シオンの娘よ/「ラ・モニカ」によるパルティータ
 フレスコバルディ:カンツォーナ第3番/大いなる十字架の下に/トッカータ第10番
 ピッチニーニ:トッカータ〔第4番/第8番〕 / マリーニ:歓喜への誘い / カプスベルガー:前奏曲第6番
 グランディ:おお, あなたはなんと美しい / メールラ:わたしは黒いが愛らしい
 ディンディア:おだやかな西風が還り / グラティアーニ:喜べ、羊飼いたちよ

 トーネ・ヴィーク(S) ヴェーガル・ルン(リュート) カロリーナ・ラジェイ(Vn)
 ヨハン・ニコライ・モーン(リコーダー) クリスティアン・ショス(Org)
 録音:2015年10月12日、16日、ヤール教会、ベールム、ノルウェー。トーネ・ヴィークはオスロ生まれ。ノルウェー国立音楽アカデミーで声楽を学び、ハーグの王立音楽院で古楽の歌唱を修めた。旧約聖書の「ソロモンの雅歌」で幾度となく歌われる「わが美しきひと [Formosa Mea] 」をタイトルに採った、街角や大衆の集まる場で歌われる曲の影響を教会が受け容れ、教会音楽の様式が変わろうとしていた時代の作品集。
LWC-1108
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(2CD)
メンデルスゾーンとオルガン・ソナタ〜メンデルスゾーン
 6つのオルガン・ソナタ Op.65 /作品番号のない9つの小品
  〔アレグロ 変ロ長調/アレグレット ニ短調/アレグロ・モデラート・マエストーソ ハ長調/
   フーガ(アンダンテ・ソステヌート) ヘ短調/アンダンテ ヘ長調/フーガ 変ロ長調/
   アレグロ、コラールとフーガ ニ調 /アンダンテと変奏 ニ長調/後奏曲 ニ長調〕
 アンデシュ・アイステン・ダール(Org)
 録音:2015年6月1日-3日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。使用楽器: Hermann Eule Organ(opus 677) 。アンデシュ・アイステン・ダールは、2001年からノルウェー、ドランメンのブラゲルネス教会のカントル、聖歌隊伴奏者、オルガンコンサート・シリーズの芸術監督を務めるオルガニスト。
なにかひとつ青いもの〜ノルウェーの男声合唱作品集
 リカルド・ノルドローク:ノルウェー国歌「われらこの国を愛す」
 アルフレード・パウルセン:フィヨルドが青く染まるとき
 フリードリヒ・アウグスト・ライシガー:オラヴ・トリグヴァソン
 ハルフダン・シェルルフ:ノルウェーの山々/ハルダンゲルの結婚行進曲
 アンドレ・グレトリー:ノルウェー式乾杯 / ヴァルテル・オーモット:今、夜のとばりが
 エドヴァルド・ブレイン:セレナード/ハリング/恋人はそばに
 グリーグ:夕べの気分/熊狩り/クリスチャニアの歌い手たちの挨拶/即興曲
 ヨハン・ハルヴォシェン:今一度太陽を見て/一羽の鳥が鳴いた/ヴェスレモイ
 パウル・オッケンハウグ:子守歌/至福の眠りにつつまれ横になる/子守歌
 ルードヴィーグ・イルゲンス・イェンセン:この地のどこかに

 マリウス・ショーロース指揮クリスチャニア男声cho.
 録音:2016年3月8日-9日、8月28日、リス教会、オスロ。オスロ(旧名:クリスチャニア)の男声合唱団による LAWO Classics 第2作。結婚式にのぞむ花嫁が身につけると幸せになれるという「4つのなにか」のひとつ「なにかひとつ青いもの」をタイトルに、ノルウェー男声合唱の黄金時代のレパートリーから21曲が歌われている。
LWC-1106
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(2 HYBRID_SACD)
聖オラヴの物語〜ノルウェーのグレゴリオ聖歌集

 アレクサンダー・M.シュヴァイツァー指揮コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ
 アドリヤ・チェパイテ、アンタニーナ・カレチュツ指揮グレイセズ&ヴォイセズ
 録音:2015年6月15日-17日、8月20日-21日、リス教会、オスロ。中世から伝わるノルウェーの文化遺産、7月29日、聖オラヴの祝日に歌われるグレゴリオ聖歌集『聖オラヴの物語』。聖オラヴを祀るニーダロス大聖堂のあるトロンハイム、ノルウェー工科自然科学大学(NTNU)のローマン・ハンケルン教授の編纂による版を、オスロ大聖堂の男声アンサンブル、コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロとリトアニアの女声アンサンブル、グレイセズ&ヴォイセズが分担して歌っている。
LWC-1105
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(2CD)
V.ペトレンコ&オスロ・フォル〜プロコフィエフ
 バレエ音楽「ロメオとジュリエット」 Op.64
ワシリー・ペトレンコ指揮
オスロpo.
 録音:2015年11月2日-6日、オスロ・コンサート・ホール、ノルウェー。 スクリャービン「交響曲第3番&第4番」(LWC-1088)に続く、オスロ・フィル、首席指揮者ワシリー・ペトレンコ、 LAWO レーベルのコラボレーション・プロジェクト第2弾。ペトレンコは幼少のころから同曲全曲録音が夢であったと言う(国内代理店の記載に依る)。また、オスロ・フィルはマリス・ヤンソンス時代の1989年に組曲2つを録音しているが、このバレエの全曲録音は今回のペトレンコとの演奏が初だという。
オスロ大聖堂のオルガン
 J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 / グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」 Op.40
 アーリル・サンヴォル:ノルウェー民謡「天の城を知っている」による変奏曲
 オスカル・リンドベリ:ダーラナの夏の牧舎の古い賛美歌 / 伝承曲/コーレ・ノールストーガ編曲:バラ
 レーガー:「暁の星のいと美しきかな」によるコラール幻想曲 Op.40 No.1
 グノー:J.S.バッハの前奏曲 ハ長調による瞑想

  コーレ・ノールストーガ(Org)
 録音:2015年2月11日-12日、オスロ大聖堂。使用楽器: Ryde & Berg, 1998年建造。コーレ・ノールストーガはノルウェー出身で、2016年現在オスロ大聖堂のオルガニスト。
神よ国王を守りたまえ
 ヘッセ:神よ国王を守りたまえ / ケーラー:オーストリアの伝承賛美歌による変奏曲
 キュムシュテット:モーツァルト「魔笛」による演奏会用小品 / シュテーレ:「いとも聖なるマリア」による幻想曲
 プフレツシュナー:「きよしこの夜」による変奏曲 / デ・ランゲ Jr. :ソナタ第4番 ニ長調 Op.28

 ハルゲイル・シャーゲル(Org)
 録音:2015年10月12日-14日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。使用楽器:新オイレ・オルガン。 ハルゲイル・シャーゲルはかつて Hyperion へペトル・エベンのオルガン作品集全5巻を録音、ノルウェー批評家賞を受賞し、国際オルガン・コンクールの審査員なども務めるヴェテラン奏者。 「オルガンの王〜シュナイダー:作品集」(LWC-1090) に続く LAWO 第2弾は、19世紀前半ドイツの知られざる作品集。
LWC-1101
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(HYBRID_SACD)
ダーヴィド・モンラード・ヨハンセン(1888-1974):ピアノ作品集
 ノルウェー・ユモレスク「粉ひき臼のスロット」/ピアノ組曲第1番「ノルランの情景」 Op.5 /
 中世の2枚の肖像画 Op.8 /ピアノ組曲第2番「グーブランスダーレンから」 Op.9 /
 ピアノ組曲第3番「プリラール=グリ」 Op.12 /ノルラン舞曲 Op.30(ヴェフスンとハットフィエルダールの踊り)

  ルネ・アルヴェル(P)
 録音:2015年5月11日-14日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。 ダーヴィド・モンラード・ヨハンセンは、ピアニスト、作曲家、指揮者として活躍、音楽評論家、ノルウェー作曲家協会の委員、ノルウェー音楽著作権協会(TONO)の会長なども務めたノルウェーの音楽家。ノルウェーの民族音楽を取り入れた国民楽派的な音楽や、ドビュッシーから影響を受けた印象派的な作品などを残し、このアルバムでは幼少期を過ごしたヌールランやグーブランスダーレンの自然や風景を表現した組曲を中心に収録。
LWC-1100
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(HYBRID_SACD)
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 (368b)
ヴォスレフ:オーボエ協奏曲
セーヴェルー:オーボエ協奏曲 Op.12 /ロンド・アモローソ Op.14 No.7
 ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク(Ob) エリセ・ボートネス(Vn)
 ヘンニンゲ・ボートネス・ランドース(Va) ビョルン・ソールム(Vc)
 アルヴィド・エンゲゴール指揮オスロpo.
 録音:2013年11月29日、オスロ。オスロ・フィルの首席オーボエ奏者で、オスロ・カンマーアカデミーのリーダーも務めるダーヴィト・フリーデマン・シュトルンクのソロ・アルバム。
LWC-1099
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(HYBRID_SACD)
プレミア〜クラリネット協奏曲集
 ドビュッシー:第1狂詩曲(*)
 ベルンハルト・ヘンリク・クルーセル:
  クラリネット協奏曲第2番 Op.5 (*)
 ヤン・エーリク・ミカルセン:
  クラリネット協奏曲(2009) (#)
ビョルン・ニューマン(Cl)
オラリー・エルツ指揮(*)
トマス・セナゴー指揮(#)
ノルウェー放送o.
 録音:2013年5月13日-16日、2014年11月10日-14日、ノルウェー放送コンサート・ホール、オスロ。(#)は世界初録音。 ビョルン・ニューマンはノルウェー放送o.とノルウェー室内o. の首席奏者を務めるスウェーデン系フィンランド人クラリネット奏者。(#)はニューマンとノルウェー放送管の委嘱作で、2010年にノルウェー・オペラハウスで初演された。
ヘンリク・ヘルステニウス(1963-):
 歌劇「オフィーリアたち:歌とともに水のほとりに死す」(英語歌唱)
 エリサベト・ホルメルツ(S;オフィーリア) トーラ・アウゲスタ(Vo;ガートルード)
 アイヴァン・ラドロウ(Br;ハムレット) シリエ・アーケル・ヨンセン(S;森の娘)
 ヤンナ・ヴェッテルグレーン、エッバ・リュード(Ms;森の娘)
 クリスティアン・エッゲン指揮チカーダ・アンサンブル
 録音:2014年5月3日-10日、ノルウェー・オペラ&バレエ、オスロ。原作:シェイクスピア「ハムレット」/台本:セシーリエ・ローヴァイド。「セラ [Sera] 」 (Aurora, ACD-5024) に続くノルウェーの作曲家ヘルステニウスのオペラ第2作。
新しい歌
 ヘルゲ・イーベルグ(1954-):愛の小さな歌 / ホーヴァル・ルン(1970-):バラモンの話
 ヘンリク・ヘルステニウス(1963-): ...as the last blow falls...
 エドヴァルド・ハーゲルプ・ブル(1922-2012):ソプラノとピアノのためのグルク Op.53B

  マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2014年3月8日-11日、ヴォーガン教会、ノルウェー。
LWC-1096
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(HYBRID_SACD)
スイート・ライフ〜組曲集
 フィリドール、マレ、オトテール、シェドヴィル、クープラン/他の作品
 ベルゲン・バロック
 [フローデ・トゥーシェン(リコーダー) マルック・ルオラヤン=ミッコラ(ヴィオール)他]
 録音:2014年2月7日-10日、ヴォクスダル教会、ノルウェー。 1994年創設の北欧ノルウェーを代表するピリオド・アンサンブル、ベルゲン・バロックの LAWO 第2弾。太陽王ルイ14世の宮廷における音楽を再現。
ハイドンピアノ・ソナタ&変奏曲集
 ピアノ・ソナタ〔第29番 ヘ長調 Hob.XVI: 29 /第20番 ハ短調 Hob.XVI: 20 /第50番 ハ長調 Hob.XVI: 50 〕/
 アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII: 6
  ラーシュ・ハウグブルー(Fp)
 録音:2014年9月10日-13日、Sofienberg Church, オスロ。使用楽器:ポール・マクナルティ、2010年製作〔モデル:アントン・ヴァルター、1810年頃製作〕。 ラーシュ・ハウグブルーは、1982年にデビューしたノルウェーのピアニスト。オスロ大学とノルウェー国立音楽アカデミーに学び、2005年、18世紀の演奏様式と習慣を研究した論文によりアメリカのコーネル大学の博士号を取得。リサイタル・デビューで弾いた ハ長調ソナタ、大事故に遭い、演奏活動に復帰した最初の重要なリサイタルの一曲に選んだアンダンテと変奏曲など、「極めて個人的な選曲」によるプログラム。「1780年あたりからハイドンはフォルテピアノの特性に照準を合わせていたと言って間違いない」(ハウグブルー)と、このアルバムの録音には当時の楽器に忠実なフォルテピアノが使われている。
LWC-1093
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(HYBRID_SACD)
木管八重奏のための作品集
 ギデオン・クライン:木管八重奏のためのディヴェルティメント
 ヨハン・クヴァンダール:木管八重奏とコントラバスのための九重奏「ナイト・ミュージック」 Op.57
 尹伊桑:木管八重奏曲(コントラバス・アドリブ付き)
 マグナル・オー:木管八重奏とコントラバスのための「ファースト・ビューティ」(*)

  ダーヴィト・フリーデマン・シュトルンク(Ob)指揮オスロ・カンマーアカデミー
 録音:2013年10月11日-13日、2014年2月28日-3月2日、 Grefsen Church、オスロ。(*)は同団による委嘱作品。オスロ・フィルのソロ・オーボエ奏者を務めるダーヴィト・フリーデマン・シュトルンクが率い、ベートーヴェンの室内楽版交響曲第7番(LWC-1036)でCDデビューした八重奏団、オスロ・カンマーアカデミーのサード・アルバムは、現代の八重奏曲とコントラバス付き九重奏曲集。
ツンドラ〜 コントラバスとピアノのためのロシア作品集
 クーセヴィツキー:アンダンテ/小さなワルツ/悲しみの歌/ユモレスク
 グリエール:前奏曲/スケルツォ/間奏曲/タランテラ / ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 アナトーリー・アレクサンドロフ:アリア/カンツォーナ・ディティランビカ
 クヌート・エーリク・スンクヴィスト(Cb) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2014年8月11日-14日、Sofienberg Church、オスロ。クヌート・エーリク・スンクヴィストはルートヴィヒ・シュトライヒャーに学び、ベルゲン・フィルの首席奏者を務めるノルウェーの奏者。
LWC-1091
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(HYBRID_SACD)
トロン・クヴェルノ(1945-):合唱作品集
 シェティル・アルメンニング指揮ベルゲン大聖堂cho.
 アルンフィン・トビアッセン(Org)
  録音:2014年9月25日-28日、ベルゲン大聖堂、ノルウェー。トロン・クヴェルノは宗教家、ノルウェー音楽アカデミー教授としても活躍する作曲家。
オルガニストの神〜ヨハン・ゴットローブ・シュナイダー(1789-1864):オルガン作品集
 感謝と歓喜の前奏曲/幻想曲とフーガ Op.1 /幻想曲とフーガ Op.3 /12のオルガン小品 Op.4 /主題と変奏

  ハルゲイル・シアーゲル(Org)
 録音:2013年4月23日-26日、ノルウェー。 現在では忘れられているドイツのオルガン奏者・作曲家、ヨハン・ゴットローブ・シュナイダーは、 当時パガニーニと比較され「オルガニストの神 [Der Orgelkonig] 」との異名を取った。古典派からロマン派への移行・発展時期におけるオルガン音楽としても重要。
ベルゲンpo. 〜 OPUS 250
 オラヴ・ベルグ(1949-):ヴィオラと管弦楽のための協奏曲(*)
 テレーゼ・ビルケルンド・ウルヴォ(1982-):シャドウズ・アンド・シールズ(#)
 ラグナル・セーデルリン(1945-):風景の中のホルン(+)
 マルクス・パウス(1979-):ティンパニと管弦楽のための協奏曲(**)
  イルゼ・クラヴァ(Va;*) クリスティアン・ステーネ(Cl;#)
  ベルゲン・フィルハーモニー・ホルン・セクション(+)
  ホーコン・カルトヴェイト(ティンパニ;**) アンドルー・リットン指揮(*/**)
  ジェイムズ・マクミラン指揮(#) エドワード・ガードナー指揮(+) ベルゲンpo.
 録音:2015年1月-3月、グリーグ・ホール、ベルゲン、ノルウェー、ライヴ。1765年創設。記念すべき創立250周年を迎えたノルウェーの雄、ベルゲンpo. 。2015年10月、エドワード・ガードナーを新たな首席指揮者に迎え、さらなる飛躍を目指す同団のアニヴァーサリー・アルバム「 OPUS 250 」が登場。現首席指揮者エドワード・ガードナー、桂冠指揮者であり前首席指揮者のアンドルー・リットン、スコットランドを代表するコンポーザー=コンダクター、ジェイムズ・マクミランという豪華指揮者陣がノルウェーの作曲家たちによる2015年の新作を熱演。ベルゲン・フィルのホルン・セクションが大活躍するセーデルリン作品、首席ティンパニストのホーコン・カルトヴェイトの快演が光るパウス作品は、話題性十分。
スクリャービン:交響曲全集 Vol.1
 〔第3番 ハ長調 Op.43「神聖な詩」/
  第4番 Op.54「法悦の詩」〕
ワシリー・ペトレンコ指揮
オスロpo.
 録音:2015年2月、オスロ、ノルウェー。ノルウェーの名門オーケストラ、オスロpo.と、同じくノルウェーの高音質レーベル LAWO とのコレボレーションがスタート、待望の第1は、オスロ・フィルの現首席指揮者、ワシリー・ペトレンコが振るスクリャービンの交響曲第3番と第4番。このコンビでスクリャービンの交響曲全曲録音が予定されているという。
 #当盤は当初ハイブリッドSACD盤でしたが、2019年のプレス分からCDへ変更されました。国内代理店ではCDのみの扱いへ変更されており、海外からのお取り寄せも、品番・バーコードともにSACDとCDで同一のため区別が出来ないため、SACDを指定してのご注文はお受け出来ません。
LWC-1087
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(2 HYBRID_SACD)
J.S.バッハ:トリオ・ソナタ集
 トリオ・ソナタ〔第1番 変ホ長調 BWV 525 /第2番 ハ短調 BWV 526 /第3番 ニ短調 BWV 527 /
         第4番 ホ短調 BWV 528 /第5番 ハ長調 BWV 529 /第6番 ト長調 BWV 530 〕/
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV 538 /トリオ ニ短調 BWV 583 /
 トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564 /カンツォーナ ニ短調 BWV 588

  コーレ・ノールストーガ(Org)
 録音:2013年5月2日-4日、聖ヤコビ教会、ハンブルク、ドイツ。使用楽器:シュニットガー製。ノルウェー出身で、2016年現在オスロ大聖堂のオルガニスト、コンサート・オルガニストとして活躍するコーレ・ノールストーガのJ.S.バッハ第4弾。
チカーダ・ライヴ
 リザ・リン(1966-):ウィンディング・ボディーズ/ハーツ・イアー / ヨン・オイヴィン・ネス(1968-):ギミレン

  チカーダ・アンサンブル
 録音:2014年11月23日、ハダースフィールド・コンテンポラリー・ミュージック・フェスティヴァル、ライヴ。コンテンポラリー・ミュージック・シーンに欠かせない1989年結成、ノルウェーのチカーダ・アンサンブルによる、オーストラリア出身の女流作曲家リザ・リン、ノルウェーの作曲家ヨン・オイヴィン・ネスの作品。
LWC-1085
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(HYBRID_SACD)
...But... 〜アンサンブル・エルンスト・プレイズ・マトレ、ヌールハイム&シャリーノ
 オルヤン・マトレ(1979-): ATEM /...BUT I MUST HAVE SAID THIS BEFORE...
 アーネ・ヌールハイム(1931-2010):テネブレ
 サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):「ディヴェルティメントより [...DA UN DIVERTIMENTO] 」

 アンサンブル・エルンスト
 録音:2013年、オスロ。トマス・リームルが指揮するノルウェーの現代音楽アンサンブル、アンサンブル・エルンストの LAWO 第1弾。
LWC-1084
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(HYBRID_SACD)
陰鬱な真夜中に〜ブラームス:ピアノ作品集
 2つのラプソディ Op.79 /ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5 /バラード ニ短調 Op.10 No.1

 ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2013年5月9日-13日。1971年、フレッケフィヨルド出身のニルス・アンデシュ・モッテンセンは、ノルウェー音楽アカデミー、パリ・エコール・ノルマル、ハノーファー音楽大学で学び、ステーン=ノクレベルク、ニコラーエワ、レイグラフにピアノを師事したノルウェーのピアニスト。ドビュッシー、グリーグ、バルトーク「戸外にて」(LWC-1032)に続くソロ・アルバム第2弾。
ドローンズ、スケールズ&オブジェクツ〜ローレンス・クレイン(1961-):作品集
 シモン・10・ホルト・50 [SIMON 10 HOLT 50] (2007) (Vn、Vc&P)/スパーリング(1992) (Cl&P)/
 リース(1996) (Cl、Vc&エレクトリックOrg)/4つの小品(2003) (Fl、Vn、Perc&P)/
 COME BACK TO THE OLD SPECIMEN CABINET JOHN VIGANI, JOHN VIGANI PART 1 (2007)
   (Cl、Perc&プリ・レコーデッド・ドローン)/エルキ・ノール(1999) (Fl&P)/
 トリオ(1996) (バスFl、Cl&P)/エストニア(2001) (アルトFl/バスFl、Cl、Vn&Vc)

 チカーダ・アンサンブル
 録音:2013年1月19日-20日、2014年1月4日-5日、ノルウェー。現代ノルウェーを代表するアンサンブル、チカーダ(CIKADA)による、イギリスの作曲家、ローレンス・クレインの作品集。
LWC-1082
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(HYBRID_SACD)
VOLT22
 バルトーク:ディヴェルティメント / ハイドン:協奏曲 ハ長調
 ショスタコーヴィチ:室内交響曲 Op.110a
  フリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲン(Vc)
  アンサンブル・アレフリア
 録音:2014年8月18日-21日、東フレドリクスタ教会、ノルウェー。2007年に設立された平均年齢25歳というアンサンブル・アレグリア、ノルウェー国内外で高評価を得たデビュー・アルバム「ノルウェーの弦楽オーケストラ作品集(LWC-1044)」に続くセカンド・アルバム。ソリストのフリーダ・フレードリケ・ヴォーレル・ヴェールヴォーゲンは、同オーケストラの首席チェリストで、オスロ・フィル、ノルウェー放送管、ミュンヘン放送管、チューリヒ室内管、ヨーテボリ響などにも参加する奏者。
LWC-1080
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(HYBRID_SACD)
デュオ・ブリランテ
 ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第2番 Op.21 / スヴェンセン:ロマンス Op.26
 ボッテジーニ:グランド・アレグロ「メンデルスゾーン風に」
 ボルグストレム:ロマンス Op.12 / ボッテジーニ:協奏的大二重奏曲
  デュオ・ブリリアンテ
   [アルヴィド・エンゲゴール(Vn) クヌート・エーリク・スンドクヴィスト(Cb)]

  テリエ・ボイェ・ハンセン指揮ノルウェー放送o.
 録音:2013年10月22日-25日。ノルウェー北部のボードーとトロムソの出身で、1980年代初期、学生時代にオーストリアで出会った2人、アルヴィド・エンゲゴールとクヌート・エーリク・スンドクヴィストによるアルバム。ボルグストレムはスヴェンセンの弟子。
ブラームス歌曲集
 まことの愛 Op.7 No.1 /とわの愛 Op.43 No.1 /愛しき人への道 Op.48 No.1 /甲斐なきセレナード Op.84 No.4 /
 緊張 Op.84 No.5 /もうお前のところへは行くまいと Op.32 No.2 /失望 Op.72 No.4 /サラマンダー Op.107 No.2 /
 いちご畑で Op.84 No.3 /月夜/夜中にはね起きて Op.32 No.1 /君に捧げたものは美しかった Op.95 No.7 /
 おお涼しい森よ Op.72 No.3 /裏切者 Op.48 No.2 /裏切り Op.105 No.5 /サッフォー頌歌 Op.94 No.4 /
 夏の夕べ Op.85 No.1 /悲しい別れに Op.33 No.12 /四十歳で Op.94 No.1

 ホーヴァル・ステーンスヴォル(B−Br) トゥール・エスペン・アスポース(P)
 録音:2012年9月17日-18日、オスロ。ノルウェー語で歌ったシューベルトの「冬の旅」(LWC-1013)で成功を収めたノルウェーのバス・バリトン、ホーヴァル・ステーンスヴォルのLAWO第2弾。40歳となった彼がアルバム・タイトルに「四十歳で(Mit vierzig Jahren)」を据えてのブラームス。
LWC-1078
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(HYBRID_SACD)
エギル・ホーヴラン(1924-2013):オルガン作品集
 コラール・パルティータ第1番 Op.7 /エレメンタ・プロ・オルガノ Op.52 /オルガン・コラール集第4巻/
 徹夜ミサの4つの間奏曲/ Kortere Komposisjoner Op.135 /コラール・パルティータ第8番

  アンデシュ・アイステン・ダール(Org)
 録音:2014年3月-4月。
声楽とオルガンのための復活祭のための音楽
 ホーヴラン: Han Gikk Den Tunge Veien / ノルウェー伝承曲: Jesus, Din Sote Forening A Smake
 J.S.バッハ:主よ憐れみたまえ / ハスラー: O Hode, Hoyt Forhanet / グレツキ:おおわれらが神よ
 スルター: O Guds Lam Uskyldig / ホフマン: Hil dig, frelser og forsoner
 マイヤー: Se, dodens brodd er brutt / ガンフロート: Hor var helligaftens bonn
 伝承曲: A, gledesfylte stund / リンデマン:キリストは死して蘇りたもう/ Paskemorgen slukker sorgen
 ヘンデル:私は知る、私を贖う者は生きておられる/「 Lyra Davidica 」 〜 Livet vant, dets navn er Jesus

  マリアンネ・ベアテ・シェラン(Ms)
  エリセ・ボートネス(Vn) コーレ・ノールストーガ(Org)
 録音:2014年2月、6月。BCJ への客演などでもお馴染みのノルウェーを代表するメゾ・ソプラノ、マリアンネ・ベアテ・シェランによるイースター(復活祭)をテーマとしたアルバム。
LWC-1076
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(HYBRID_SACD)
サムシング・ニュー〜男声合唱のためのノルウェーの新しい音楽
 ヨン・モスタード: I butikkenes skoger / Pusteøvelse
 ビョルン・H.クルーセ: O, from what power / シェル・ハッベスタ: Hymni et sequentiae
 クヌート・ニューステット: Beata nobis / ヴォルフガング・プラッゲ: Nattens sanger
 シェル・モルク=カールセン: Qui degis in præsidio altissimi
 カール=アンドレアス・ネス: Veldig reiser landet seg / ヘンリク・オーデゴール: Og her er guten / Fri

 マリウス・ショロス指揮クリスティアニア男声cho.
 録音:2013年9月。オスロの旧名を冠する2009年創設の合唱団による、ノルウェーの現代作曲家による男声合唱のための作品集。
ニーダロス大聖堂のシュタインマイヤー・オルガン
 グリーグ:ペール・ギュント組曲〜朝の気分 / デュプレ:ティトルーズの墓〜 Placare Christe servulis
 ハウエルズ:6つの小品〜巨匠タリスの遺言 / ウィドール:四月物語〜結婚行進曲
 レーガー:12の小品〜ベネディクトゥス / ホーヴラン:トッカータ「 Nidarosdomens klokker 」
 デュボワ:12の新しい小品〜インパラディズム / ニルセン:オルガン幻想曲「 Nidarosdomens klokker 」
 カルク=エーレルト:ヘンデルへのオマージュ Op.75B / サンヴォル:アダージョ Op.9
 エベン:日曜日の音楽〜モト・オスティナート / ヘンデル:水上の音楽第1組曲 ヘ長調 HWV.348 〜ホーンパイプ
 ドローゲン:ホルニンダールの民謡によるインプロヴィゼーション / ジグー:6つのオルガン小品〜大合唱の応答

 マグネ・H.ドローゲン(Org)
 録音:2014年6月9日-11日、ニーダロス大聖堂。使用楽器:シュタインマイヤー・オルガン。1974年生まれのマグネ・H.ドローゲンは、2003年よりオスロ大聖堂でオルガニスト、聖歌隊指揮者とオスロ大聖堂少年合唱団の常任指揮者、そして2010-2011シーズンにはスタヴァンゲル大聖堂の音楽監督を務めたノルウェーの実力派オルガニスト。
LWC-1074
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(HYBRID_SACD)
トータリー・テレマン〜テレマン:管弦楽のための音楽
 フルート、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 TWV 52: E3 /
 オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ短調 TWV 51: C1 /
 組曲 変ロ長調「La Bourse」 TWV 55: B11 /
 ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 TWV 51: B1 /
 フルート、リコーダー、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調 TWV 52: E1
  バロッカネルネ[カティ・デブレツェニ(Vn) インゲボー・クリストファーセン(リコーダー)
           トルン・カービー・トルボ(Fl) アルフレード・ベルナルディーニ(Ob)]
 録音:2014年3月16日-20日、JAR 教会、バールム、ノルウェー。1989年に設立されたノルウェーのピリオド楽器アンサンブル、バロッカネルネ。C.P.E.バッハ(LWC-1038)に続く LAWO 第2弾。OAEのリーダーを務める名女流ヴァイオリニスト、カティ・デブレツェニ、アンサンブル・ゼフィロの創設者で古楽界有数のバロック・オーボエ奏者、アルフレード・ベルナルディーニなどが活躍する格別のテレマン。
ドメスティック・バッハ〜J.S.バッハ
 トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1039, 1027 /コラール「愛しきイエスよ、われらはここに BWV.731 /
 トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV.527 〜アンダンテ/コラール「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」BWV.645 /
 メヌエット ト長調 BWVAnh.114 /アリア「パイプにおいしいタバコを詰めて」BWV.515a /
 ポロネーズ ト短調 BWVAnh.125 /メヌエット ト長調 BWVAnh.116 /マーチ ニ長調 BWVAhh.122 /
 ポロネーズ ニ短調 BWVAnh.128 /アリア ニ短調 BWV.515 /ミュゼット BWVAnh.126 /
 サラバンド ニ短調(BWV.1013より)/アリア「なにゆえに悲しむや、わが心」BWV.516 /
 ロンド 変ロ長調 BWVAnh.183 /音楽の捧げもの BWV.1079 より〔螺旋カノン/上5度のカノン風フーガ〕/
 コラール「イエス、わが頼り」BWV.729 /アリア「御身がそばにあるならば」BWV.508 /
 コラール「ただ神の御旨に従う者は」BWV.691

  ベルゲン・バロック[フローデ・トゥーシェン(リコーダー) v
              マルック・ルオラヤン=ミッコラ、ミッコ・ペルコラ(ヴィオール)他]
 録音:2012年12月10日-13日。1994年創設、北欧ノルウェーを代表するピリオド・アンサンブルのベルゲン・バロックが LAWO レーベルへ初登場。
LWC-1072
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(HYBRID_SACD)
ヤング・エリング〜カタリヌス・エリング(1858-1942):歌曲集
 シェイクスピアの「十二夜」への歌 Op.42 /4つの歌 Op.41 /5つの歌 Op.40 / KR.Randers による4つの詩 Op.45

 マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2013年1月4日-5日。カタリヌス・エリングはオスロ生まれで、ドイツで学んだ作曲家、教師。当盤の歌曲はドイツ滞在時代の作品。シェランはノルウェーで最も著名なメゾの一人で、2007年、2012年にグラミー賞のベスト・クラシカル・ソロ・ヴォーカル・アルバム賞にノミネートされた。
LWC-1071
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(HYBRID_SACD)
モーツァルト
 フルートとハープのための協奏曲 K.299 (*)
  〔第1楽章&第3楽章カデンツァ:マリウス・フロトホイス/
   第2楽章カデンツァ:ロバート・レヴィン&マリウス・フロトホイス〕/
 4つの管楽器のための協奏交響曲 変ホ長調 K.297B (#)
 アルヴィド・エンゲゴール指揮(*) アラン・ブリバエフ指揮(#) オスロpo.(*/#)
 ペール・フレムストレム(Fl;*) ビルギッテ・ヴォラン・ホルヴィク(Hp;*)
 パヴェル・ソコロフ(Ob;#) ライフ・アルネ・ペーデシェン(Cl;#)
 ペール・ハンニスダール(Fg;#) インガー・ベッセルードハーゲン(Hr;#)
 録音:2012年11月12日-16日、2013年1月21日-25日、オスロ・コンサート・ホール、ノルウェー。ノルウェーの高音質レーベルLAWOから、ノルウェーの首都オスロが世界に誇るオーケストラ、オスロpo. のプロジェクトがスタート。第1弾は、オスロ・フィルの管楽器奏者らが活躍する、1778年パリで作曲されたモーツァルトの2曲。指揮は、カメラータ・アカデミカのコンサートマスター、オルランド四重奏団リーダーを務めたアルヴィド・エンゲゴールと、カザフスタン出身で日本のオケとの共演歴も豊富なアラン・ブリバエフ。
クレオール・コネクション
 ナザレ:オデオン/迷路/バトゥキ/カリオカ/テネブロソ/ネネ/嵐のような口づけ/ベム・カ・ブランキーニャ
 ゴットシャルク:舞曲 Op.33 / O, Ma Charmante, epargnez-Moi! / Suis Moi! /マズルカ
 ピアソラ:アルフレッドゴッビの肖像/天使の死 / イスビッツ:舞曲第2番 モルテン・グンナー・ラーセンのために
 デイヴィッド・T.ロバーツ:マリア・アントニエッタ・ポンズ / セルバンテス:テ・キエロ・タント
 レクオナ:アット・ア・アンティグア/ラ・コンパルサ / ベラスコ/ラーセン編曲:ベネズエラの小さな旋律

 モルテン・グンナー・ラーセン(P)
 録音:2013年9月、2014年5月、レインボー・スタジオ、オスロ。ノルウェーの国民的ジャズ・ピアニストでラグタイム、ストライド奏法の名手、モルテン・グンナー・ラーセンの演奏活動40周年アルバムは、ラテン・アメリカのピアノ作品集。
ブロックバード〜ノルウェーのリコーダー音楽
 トゥーレセン:無伴奏リコーダーのための「ミランダズ・フローリッシュ」
 ホーヴラン:ソプラノ・リコーダーとピアノのためのノエルによる変奏曲「カントゥス2」 Op.83 No.1
 ソンメルフェルト:アルト・リコーダーのためのソナティナ Op.47
 ヨハンセン:無伴奏リコーダーのための「カントゥス」 / ゴートハウグ:私の夜の鳥、海辺の瞑想
 トンメセン:テナー・リコーダーのための「ザ・ブロックバード」
 カールセン:ソプラノ・リコーダーとオルガンのための合唱ソナタ第1番「われらの救い主、イエス・キリスト」

  カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー) ペール・アルネ・フランセン(P)
  アンデシュ・アイステン・ダール(Org)
 録音:2012年-2013年、ノルウェー。ノルウェーのリコーダー奏者で、ノルウェー・バロックo.、オスロ・バロックo.、ノルウェー室内o.、ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル、トロンハイム・ソロイスツなど、ノルウェー国内外の様々なアンサンブルと共演するカロリーネ・アイステン・ダールのソロ・デビュー・アルバムは、現代ノルウェーの作曲家たちによるリコーダー作品集。
アイヴィン・ビューエネ(1973-):虚空の中へ
 ポワン[Sax/アコーディオン/Cb] クリスティアン・エッゲン指揮ノルウェー・ウィンド・アンサンブル
 録音:2012年10月23日-25日、レインボー・スタジオ、オスロ。当盤演奏の2団体のために書かれた作品。
LWC-1067
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(HYBRID_SACD)
ヴォイス・オヴ・ウーマン
 ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):ゲーテによる3つの詩 Op.6 /ゲーテによる2つの詩「ミニョン」 Op.7
 ヨースタイン・スタールハイム(1960-):オフェリアのシーン
 シェティル・ヴォスレフ(1939-):マグダラのマリアによる福音

 ベッティーナ・スミス(Ms) アイナル・ロッティンゲン(P)
 録音:2012年4月23日-27日、オスロ。西部ノルウェーの作曲家たちの作品。ベッティーナ・スミスは、オランダのハーグ王立音楽院でワウト・オーステルカンプとエリー・アメリングから声楽を学んだノルウェー、ベルゲン生まれのメゾ。
シェティル・ヴォスレフ(1939-):室内楽作品集 Vol.1
 大いに祝う/デュオ・デュエ/ローマの断片/シェヘラザードは数え続ける/カニス・ラゴパス
 録音:2013年6月7日-13日、ベルゲン。シェティル・ヴォスレフは、20世紀ノルウェーを代表する作曲家ハーラル・セーヴェルの息子で、個性的な音楽を発表しつづけている作曲家。ここでも、弦楽器、管楽器と様々な編成による室内楽作品を収録。
アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ(1600頃-1668):女王のための音楽
 パッサカリア ト長調/組曲 ハ長調/フォリア ト短調/組曲 ニ短調/組曲 ニ長調
 フレードリク・ボック(G)
 録音:2012年5月6日-9日。ピリオド楽器使用。使用楽器:セバスティアン・ニュエス(ユトレヒト)、2010年。17世紀の作曲家&ギタリスト、バルトロッティが、同時代のスウェーデン女王、クリスティーナのために作った作品集。フレードリク・ボックはデンマークのコペンハーゲンや、スウェーデンのマルメを中心に活躍するギタリスト&リュート奏者。
アイリク・ザ・ヴァイキング
 オーゴール=ニルセン:アイリク・ザ・ヴァイキング/ブラッドアクス・ラメント / グディム:チューバ・リブレ
 リンドベリ:トーン〜エリックの歌 / ブル:ラ・メランコリー「孤独の時に」 / クラーク:秋の日
 シングナース:チューバ協奏曲 / コッホ:モノローグ第9番 / モンティ:チャルダーシュ
 クラーク、レヴィ、ベルステット、スタイガー:ヴェネチアの謝肉祭

 アイリク・イェルデヴィーク(Tu) スタヴァンゲル金管バンド ベルゲン・チューバ四重奏団
 録音:2004年9月、2005年2月-3月。ジョン・フレッチャーの薫陶を受けたノルウェーの奏者アイリク・イェルデヴィークによる、「ミュージック・フォー・ブルー・デイズ」(LWC-1039)に次ぐアルバムは、委嘱作品を含む名曲集。共演は、1980年に創設され、ノルウェー・チャンピオンシップで6度優勝した実力派スタヴァンゲル金管バンドと、2001年にカルト・ブランシェ・ダンス・シアターでデビューし、幅広いレパートリーを持つベルゲン・チューバ四重奏団。
LWC-1063
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(HYBRID_SACD)
パーフェクト・ストレンジャー〜ゲッベルス&ザッパ:作品集
 ハイナー・ゲッベルス(1952-):「代理都市」〜サンプラーと管弦楽のための組曲
 フランク・ザッパ(1940-1993):
  ドッグ・ブレス・バリエイションズ/アンクル・ミート/デュプリーの天国/
  ザ・パーフェクト・ストレンジャー/G−スポット・トルネイド/低予算オーケストラのための改訂された音楽

 トマス・セナゴー指揮ノルウェー放送o.
 録音:2010年2月11日、ロックフェラー・コンサート・ホール、オスロ、ライヴ。
海の星〜演奏会用行進曲集
 ツェーレ:陸軍と海軍 / シュポア:キールに敬礼 / ラタン/ルンドブラッド編曲:クロノベリ連隊行進曲
 ボーウ:アメリカ-ノルウェー / スーザ:海を越える握手 / フチーク:提督旗のもとで Op.82
 オッフェンバック:海の賛歌 / アルフォード:船尾甲板の上で / ウルバッハ:女王の行進曲
 リュードベリ:海軍兵学校行進曲 / スーザ:ヤンキー海軍の栄光 / ワイルダー:我が艦隊
 アルフォード:ヘッド・マスター・ジョリーズ / ボーウ:英雄的行進曲「トルデンスキョル」
 ヴィードクヴィウト:マーラドロットニンゲン / リュードベリ:ヴァックスホルム王立沿岸砲兵連隊行進曲
 ツィマーマン:錨を上げて / スヴェイン・エンリク・ギスケ(1973-):記念行進曲(*)

  インガル・ベルグビ指揮ノルウェー海軍軍楽隊
 録音:2013年11月15日、18日-21日。ノルウェー海軍軍楽隊創立200周年記念盤。(*)は『アニヴァーサリーを記念して2014年に』委嘱した作品とのこと。
ミッション〜管楽作品集(スチャン・オーレスキョル編曲)
 作曲者不詳:カチュア「ラ・セラニタ」/「コロンビナの歌集」〜プロピニャン・デ・メリョル/ブルゴスの大聖堂/
       ファンファーレ/ハナクパチャプ・クシクィニン/ランサロテのロマンス、ホタ/ファンタジア
 アラネス:チャコーナ「素敵な人生」 / ポランコ:アイ・ケ・メ・リオ・ドゥ・モール
 サリナス:クラロス伯のロマンス / サンス:カナリオスとサラバンド / ミラン:パヴァーヌとガイヤルド
 アルボー:パヴァーヌ「おお、美しい方よ」 / カベソン:変奏曲「婦人の望み」
 ヴィラールト:ヴェッキエ・レトローズ / カロゾ:カナリオ / セスペデス:舞曲「エイ・ケ・メ・アブラッソ」

 マーク・ベネット(Tp)指揮ノルウェー・ウィンド・アンサンブル ノルディック・ヴォイセズ
 録音:2012年9月24日-27日。使用楽器:モダーン&ピリオド(トラヴェルソ、ナチュラルTp等)。一部作品は、ボリビアのランダンにある教会を修復中に発見された楽譜を使用。280年の歴史を持つノルウェー最古のウィンド・アンサンブル、リーダーで編曲も手がけたオーレスキョル、ロンドンpo.の首席やロンドン・ブラス団員を歴任した後1996年に指揮者に転向したベネット、クラシック6人組の世界的ア・カペラ・アンサンブル、ノルディック・ヴォイセズによるハイクォリティな演奏。
モーツァルト
 ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191, 186E (*) /クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 (#)
  オーレ・クリスティアン・ダール(Fg;*) トルステン・ヨハンス(Cl;#)
  カール=ハインツ・シュテフェンス指揮(*) アイヴィン・オードラン指揮(#) ケルンWDRso.
 録音:2011年6月2日(#)、10日(*)。オーレ・クリスティアン・ダールはノルウェー出身で、2015年現在マンハイム音楽大学の教授と WDR 響の首席奏者を務める。カール=ハインツ・シュテフェンスは元 BPO の首席クラリネット奏者で、現在は指揮者として活躍。トルステン・ヨハンスはエッセン・フィルの副首席奏者を務め、現在 WDR 響の首席奏者。アイヴィン・オードランはノルウェーでもっとも尊敬を集める指揮者の一人で、トロンハイムso.首席指揮者と芸術監督を7シーズン務め、オスロ・フィル、ベルゲン・フィル、スタヴァンゲルso.、ヨーテボリ響など、スカンディナヴィアの主要オケへ定期的に客演している。
LWC-1059
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(HYBRID_SACD)
グリーグ:ガルボルグ、ヴィンニェ、イプセンの詩による歌曲集
 ガルボルグによる歌曲集「山の娘」 Op.67 /A.O.ヴィンニェの詩による12の歌 Op.33 /
 ヘンリク・イプセンの6つの詩 Op.25
 マリアンネ・ベアーテ・シェラン(Ms) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2013年1月4日-5日。現代ノルウェーで最も著名なメゾ・ソプラノ、ベアーテ・シェランによるグリーグ歌曲集。2007年、2012年にはグラミー賞のベスト・クラシカル・ソロ・ヴォーカル・アルバム賞にノミネートされ、来日も多い。
LWC-1058
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(HYBRID_SACD)
ライプツィヒ!〜管楽作品集
 グリーグ(1843-1907):叙情的組曲 Op.54 / ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ノルウェー狂詩曲第1番 Op.17
 エミール・ハートマン(1836-1898):セレナーデ Op.43 / カール・ライネッケ(1824-1910):八重奏曲 変ロ長調

 オスロ室内アカデミー
 録音:2012年8月6日-9日。ライプツィヒで学んだ4人の作品集。ライネッケは同地でシューマンやメンデルスゾーンに師事し後にライプツィヒ音楽院の楽長となり、 グリーグとスヴェンセンは同音楽院で学び、そしてハートマンは奨学金を受けて同地へ留学した。デビュー・アルバム「ベートーヴェン:木管三重奏曲」が、英・ BBC ミュージック・マガジン誌で5つ星を獲得する等、世界的に高評価を得ているオスロ・カンマーアカデミーは、ゲルノート・シュマルフスとインゴ・ゴリツキの弟子で2004年からオスロ・フィルの首席奏者を務めるオーボエ奏者、ダヴィッド・フリーデマン・シュトルンクが芸術監督として率いるノルウェーの新しい木管アンサンブル。
LWC-1056
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(2 HYBRID_SACD)
J.S.バッハシュープラー・コラール、ライプツィヒ・コラールとカノン風変奏曲集
 コラール〔目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ BWV.645 /われいずこにか逃れゆくべきBWV.646 /
      ただ愛する神の摂理にまかせ BWV.647 /わが魂は主をあがめ BWV.648 /
      ああ、われらと共に留まりたまえ、主イエス・キリストよ BWV.649 /
      イエスよ、いまぞ汝御空より来たりて BWV.650 /聖霊よ、来たれ BWV.651 /
      来たれ、聖霊なる神よ BWV.652 /バビロンの流れのほとりにてBWV.653 /
      おお愛する魂よ、装いせよ BWV.654 /イエス・キリストよ、われを顧みたまえ BWV.655 /
      おお汚れなき神の小羊よ BWV.656 /いざもろびと、神に感謝せよBWV.657 /
      われ神より離れじ BWV.658 /いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV.659、BWV.660、BWV.661 /
      いと高きところにいる神にのみ栄光あれ BWV.662、BWV.663、BWV.664 /
      われらが救い主、イエス・キリスト BWV.665、BWV.666 /
      来たれ、神にして創造主なる御霊よ BWV.667 /われ汝の御座の前に進みいで BWV.668 〕/
 カノン風変奏曲「高き天よりわれは来たれり」BWV.769

  コーレ・ノールストーガ(Org;シュニットガー・オルガン)
 録音:2012年5月6日-8日、聖マルティン教会、フローニンゲン。使用楽器:シュニットガー製。ノルウェー出身で、2014年現在はオスロ大聖堂のオルガニストとして活躍する奏者ノールストーガのJ.S.バッハ。
クリスマスの歌
 Jeg er sa glad hver Julekveld / Sa gar vi rundt om en Enebarbusk / I denne sote Juletid / Jesus blir fodd /
 Et Barn er fodt i Betlehem / Julenat / Et lidet Barn saa lysteligt / Julens Vuggesang /
 Piken med Fyrstikkene / Jolasong / Improvisata over Glade Jul / Jeg synger Julekvad / Kimer, i Klokker /
 Deilig er den Himmel bla / O, du Herlige / Nissen / Nar Jola kjem / Her kommer dine arme sma /
 Barn Jesus i en krybbe la / Glade Jul / Deilig er Jorden

 ルネ・アルヴェル(P) トラルフ・マウルスタード(語り)
 録音:2012年4月、2013年8月。グリーグ、ヴァーレン、リーヴェッツらノルウェーの作曲家たちが編曲したピアノ版クリスマス・キャロル。
愛のまこと
 メンデルスゾーン:恋する女が書き記す Op.86 No.3 /葦の歌 Op.71 No.4 /新しい恋 Op.19a No.4 /
          ゆりかごのそばで Op.47 No.6 /歌の翼に Op.34 No.2 /「無言歌第1巻」〜信頼 Op.19 No.4 /
          問い Op.9 No.1 / Weinend seh ' ich in die Nacht /Tanzt dem schonen Mai entgegen
 ブラームス:春 Op.6 No.2 /愛のまこと Op.3 No.1 /間奏曲 Op.119 No.1 / クララ・シューマン:前奏曲「夕べに」
 ローベルト・シューマン:
  幻想小曲集〜夕べに Op.12 No.1 /くるみの木 Op.25 No.3 /捨てられたおとめ Op.64 No.2 /恋の歌 Op.51 No.5 /
  ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」によるリート/歌およびミンネのためのレクイエム/
  君よ知るや南の国 Op.98a No.1 /私に言わせないで Op.98a No.5 /ただあこがれを知る者だけが Op.98a No.3 /
  悲しそうに歌わないで Op.98a No.7 /大人になるまでこのままに Op.98a No.9 /夜の歌 Op.96 No.1

 ヘレーネ・ヴォル(S) リヴ・グラーセル(Fp;#)
 録音:2011年1月3日-5日。使用楽器:アロイス・グラフ、1825年製(#)。
LWC-1052
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(HYBRID_SACD)
エクスカーション
 エックレス:コントラバスとピアノのためのソナタ
 メゾソプラノとコントラバス、ピアノのために編曲された4つの歌曲(ルンドストレーム&サンナーヴィク編曲)
  〔グリンカ:疑惑/故なく私を誘うな
   チャイコフスキー:待て Op.16 No.2 /ただ憧れを知るもののみが Op.6 No.6 〕
 ホフマイスター:独奏コントラバスとヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための四重奏曲
 ブロッホ/ルンドストレーム編曲:ユダヤの生活より〜祈り(コントラバスと弦楽五重奏版)
 ヘラン:コントラバスとピアノのためのエクスカーション(小旅行)

 アーリン・サンナーヴィク(Cb) アンニカ・スコグルンド(Ms)
 ニルス・ルンドストレーム(P) ヴェガード・ヨンセン、
 アスラック・ユヴァ(Vn) スティーグ・オーヴェ・オーセ(Va)
 ハンス・ジョーゼフ・グロー(Vc) ケネス・ライランド(Cb)
 録音:2012年3月12日-14日、ソフィエンバーグ教会、5月16日、リス教会、オスロ。オスロpo. の奏者サンナーヴィクによるコントラバス作品集。ヘラン作品は、サンナーヴィクのために作曲。
LWC-1050
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(HYBRID_SACD)
賛歌
 シベリウス:イントラーダ Op.111a /葬送曲 Op.111b / カールセン:前奏曲/祝典前奏曲/間奏曲
 シンディング:オルガンのための賛歌 Op.124 / アルヴェーン:前奏曲 Op.31 / ニルセン:激震 Op.58

 アンデシュ・アイステン・ダール(Org)
 録音:2012年10月14日、2月26日-28日、ブランゲーネス教会、ドランメン。使用楽器:カシュテン・ルン・オルガン(同教会の主オルガン)。ノルウェーの若手オルガニスト、アンデシュ・アイステン・ダール(1976-)の同レーベル第3弾は、1913年から1931年にかけて作曲されたオルガン作品集。
マズルカ、リサーチング・ショパン〜ショパン:マズルカ選集
 〔第1番 嬰ヘ短調 Op.6 No.1 /第2番 嬰ハ短調 Op.6 No.2 /第3番 ホ長調 Op.6 No.3 /第5番 変ロ長調 Op.7 No.1/
  第7番 ヘ短調 Op.7 No.3 /第11番 ホ短調 Op.17 No.2 /第13番 イ短調 Op.17 No.4 /第14番 ト短調 Op.24 No.1 /
  第15番 ハ長調 Op.24 No.2 /第17番 変ロ短調 Op.24 No.4 /第21番 嬰ハ短調 Op.30 No.4 /
  第22番 嬰ト短調 Op.33 No.1 /第23番 ニ長調 Op.33 No.2 /第24番 ハ長調 Op.33 No.3 /
  第25番 ロ短調 Op.33 No.4 /第34番 ハ長調 Op.56 No.2 /第37番 変イ長調 Op.59 No.2 /
  第40番 ヘ短調 Op.63 No.2 /第41番 嬰ハ短調 Op.63 No.3 /第47番 イ短調 Op.67 No.4 /
  第49番 イ短調 Op.68 No.2 /第50番 ヘ長調 Op.68 No.3 /第51番 ヘ短調 Op.68 No.4 〕

 ニルス・ヘンリク・アスハイム(スクエアP)
 録音:2012年9月13日-15日、10月12日、ウレフォス。使用楽器:コラード&コラード社、1830年代製。作曲家として2度、ノルウェーのグラミー賞を受賞しているノルウェーのリーディング・コンポーザーで、鍵盤楽器奏者としても活躍するニルス・ヘンリク・アスハイムによるショパンのマズルカ集。2010年にノルウェーのイェットルード・ジプシー・オーケストと共演し、ショパンのマズルカをリメイクした「マズルカ〜リメイキング・ショパン(LWC-1016)」もノルウェーのグラミー賞を受賞しており、原点回帰での録音。
クラーソンの解釈〜グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」Op.40
 マッツ・クラーソン(サンプリング/プログラム)
 マッツ・クラーソンは、クラシック・ギターを学びノルウェー・アカデミーを卒業。その後音楽プロデューサーやサウンドエンジニアとしてヤニス・クセナキスやジョン・ケージと仕事をしてきた。その経験を活かした今アルバムは、サンプリング音源を使ったホルベルク組曲。
LWC-1045
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(HYBRID_SACD)
スターリングラードの戦い
 グリエール:荘厳序曲 Op.72 / リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
 ハチャトゥリアン:アルメニア民謡と舞曲(マカリスター校訂)/バレエ「ガヤネー」〜レズギンカ(ポーレン編曲)/
          ソヴィエト警察隊行進曲(ヤール校訂)/ウズベキスタンの行進曲と踊りの歌
 カバレフスキー/リチャードソン編曲:道化師の踊り
 ハチャトゥリアン/カリンコヴィチ編曲:組曲「スターリングラードの戦い」 Op.74a

  ライフ・アルネ・ペーデシェン指揮ノルウェー空軍音楽隊
 録音:2012年5月。ノルウェーの5つのプロフェッショナルの吹奏楽団の1つ、ノルウェー空軍音楽隊のロシアン・プログラム。首席指揮者兼芸術監督のペーデシェンは、オスロ・フィルの首席クラリネット奏者も務めている。
LWC-1044
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(HYBRID_SACD)
弦楽オーケストラのための作品集
 グリーグ:ホルベルク組曲 Op.40 / クヴァンダール:弦楽のためのソナタ Op.79
 グリューネル=ヘッゲ:弦楽のための「悲しい旋律」 / ニューステット:コンチェルト・アルクタンドリエ Op.128

  アンサンブル・アレグリア
 録音:2012年8月6日-9日。2007年設立で、2012年にノルウェーのスタトイル・タレント賞を受賞したノルウェーの弦楽オーケストラ、アンサンブル・アレグリアの5周年記念アルバム。
ヨハネス・ミデルファート・リーヴェッツ(1902-1988):
 3つの民謡 Op.3 /ノルウェーの民謡/ Vals til Annemor /
 Jappusdanser Op.1 / Vuggesang til Jappus / Spill og Dans Op.2
  ルネ・アルヴァ(P)
 録音:2012年4月10日-12日。リーヴェッツは弁護士、判事としても活躍したノルウェーの作曲家。アルヴァはノルウェーのベルゲン出身のピアニスト。
音楽、美しい調べと芸術へのあこがれ
 ヴォーン・ウィリアムズ:リュートを弾くオルフェウス/美しい人よ目覚めよ/テイク・オー・テイク/
             屋根より高い大空は/澄んだ真夜中(夜の讃美歌)
 ローズ:ただ生きよと命じて下さい/まだ帰らないでおくれ/スライド・ソフト・ユー・シルヴァー・フラッズ/
     汝はまだ汝の芸術よりも公平だ/並外れた美しさ
 トリエット:神授の/ああ、今の芸術は夢/ダイビング/子守歌
 ラニエー: No more shall meads be deck'd with flow'rs/ Love's constancy/これ以上泣かない
 テイラー:わたしが死ぬか生きるかは教えない

  エリサベト・ホルメルツ(S) フレドリク・ボック(バロックG/テオルボ)
  ポウル・ヘクスブロ(ロー・ホイッスル)
 録音:2012年3月6日-8日。2002年にオペラ・デビュー、レパートリーの幅を広げバロックから現代音楽で活躍するノルウェーのソプラノ、ホルメルツ、様々なギター属、リュート属を操り、ルネサンス、バロック音楽を得意とするボック、「小さい楽器の偉人」と呼ばれる、ロー・ホイッスルのパイオニア、ホクスブロの3人が、美しいアンサンブルを展開。
常に自由に〜オペラ・アリア集
 ヴェルディ:歌劇「椿姫」より〔不思議だわ!/ああ、多分あの人なのね/花から花へ〕
 プッチーニ:間奏曲/私のお父さん/歌劇「つばめ」〜ドレッタの素晴らしい夢
 マスネ:歌劇「マノン」〜まだ頭がぼーっとして
 ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」より〔では、決まってしまったのね/身分も富も/フランス万歳!〕/
        歌劇「ランメルムールのルチア」より〔あたりは沈黙に閉ざされ/あの方が燃える情熱に心を〕
 ラヴェル:お下がり!いい子は温めてあげるけど
 モーツァルト:歌劇「ツァイーデ」〜安らかにおやすみ下さい/歌劇「魔笛」〜夜の女王のアリア
 R.シュトラウス:私は身のうちに感じてる / シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」〜その日から

  エリ・クリスティン・ハンスヴェーン(S) ジョン・フィオーレ指揮ノルウェー国立歌劇場o.
 「新しいオペラ界の歌姫の登場」と絶賛され、ノルウェーで鮮烈なデビューを飾ったソプラノ、エリ・クリスティン・ハンスヴェーンのソロ初CDとなるオペラ・アリア集。
祝福されたクリスマス・イヴ
 伝承曲/ドローゲン編曲:つねに待ち望む心を / ヴォルフ:眠れる幼な子イエス / レーガー:マリアの子守歌
 ノルドローク/ドローゲン編曲:この世にクリスマスの鐘が鳴る / シベリウス:クリスマスの歌
 ファスメル・ダール/ドローゲン編曲:今、世界の隅々から人びとが / グリーグ:クリスマスツリーに
 ベック/ドローゲン編曲:祝福されたクリスマス・イヴ / グルーバー:清しこの夜 / オイストレ・スリードレ民謡
 シェラン家の伝承曲 / トマス・ベック/ドローゲン編曲:ベツレヘムにひとりの御子が生まれた
 R.シュトラウス:クリスマスの歌 / アダン/ドローゲン編曲:クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
 アイヴズ:クリスマス・キャロル / ドイツ民謡/プレトリウス&モッテンセン編曲:一輪のばらが咲いた
 ホフ/モッテンセン編曲:北ノルウェーのクリスマスキャロル

  マリアンネ・ベアテ・シェラン(Ms) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
  アルクティムス[エリカ・トート(Vn) ルーナ・ベルグスムー(Vc)
          クヌート・エーリク・スンドクヴィスト(Cb)]
 録音:2011年6月5日、11月23日-26日。ノルウェー・グラミー賞へノミネート経験があり、同国を代表するメゾ・ソプラノとして大きな期待が寄せられているシェランのクリスマス・アルバム。
ミュージック・フォー・ブルー・デイズ〜チューバのための作品集
 フォン・コック:チューバ協奏曲 / ヴォーン・ウィリアムズ:チューバ協奏曲
 オーゴール=ニルセン:チューバ協奏曲「フェンリルの叫び」/
            チューバとハープのための「ミュージック・フォー・ブルー・デイズ」

  アイリク・イェルデヴィーク(Tu) アンネケ・ホドネット(Hp)
  ビョルン・ブライスタイン指揮プレヴェンpo.
 録音:2011年9月、2012年4月。イギリスの世界的名手ジョン・フレッチャーの薫陶を受け、1996年からノルウェー軍西部音楽隊(FMKV)に所属するノルウェーのチュービスト、イェルデヴィークのコンチェルト・アルバム。
LWC-1038
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(HYBRID_SACD)
C.P.E.バッハ(1714-1788):交響曲&協奏曲集
 交響曲 ホ短調 WQ.178 /オーボエ協奏曲 変ホ長調 WQ.165 /チェンバロ協奏曲 ニ短調 WQ.17 /交響曲 ニ長調 WQ.183-1
  アルフレード・ベルナルディーニ(Ob) クリスティアン・ショス(Cemb) バロッカネルネ
 録音:2012年4月19日-22日。1989年に設立されたピリオド楽器アンサンブル、バロッカネルネの LAWO デビュー・アルバム。競演が豪華で、アンサンブル・ゼフィーロの創設者で古楽界有数のバロック・オーボエ奏者ベルナルディーニと、ノルウェー人として初めてヨーロピアン・ユニオン・バロックo.に参加したチェンバロ奏者ショスが参加している。
LWC-1037
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(HYBRID_SACD)
VALEN TRIO
 ヴォスレフ:三重奏曲(2011) / ヴァーレン:三重奏曲 Op.5 (1917-24) / エッゲ:三重奏曲 Op.14 (1940)
  ヴァーレン三重奏団
 録音:2011年6月20日-23日。ファッティン・ヴァーレン(1887-1952)の名を冠した三重奏団による、ノルウェー3世代の作曲家を集めた三重奏曲集。ヴォスレフの作品は当団体のために書かれたもの。エッゲの作品はソ連とフィンランドの間での戦争が題材。
LWC-1036
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(HYBRID_SACD)
ベートーヴェン:交響曲第7番 Op.92(木管八重奏版)/
        管楽八重奏曲 変ホ長調 Op.103 /ロンド 変ホ長調 WoO.25
  オスロ・カンマーアカデミー
 録音:2011年10月。2009年12月にデビューしたオスロ・カンマーアカデミーは、ゲルノート・シュマルフスとインゴ・ゴリツキの弟子で2004年からオスロ・フィルの首席奏者を務めるオーボイスト、ダヴィッド・フリーデマン・シュトルンクが芸術監督として率い、オスロ・フィル、トロンハイム響、ノルウェー陸軍スタッフ・バンドで活躍するメンバーたちによるノルウェーの木管アンサンブル。
LWC-1035
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(2CD)
J.S.バッハオルガンのための協奏曲&コラール前奏曲集
 オルガン協奏曲〔第1番 ト長調 BWV.592/第3番 ハ長調 BWV.594/第2番 イ短調 BWV.593/第4番 ハ長調 BWV.595〕/
 コラール・パルティータ「ようこそ、イエスさま」BWV.768/
 コラール〔いと高きところにいる神にのみ栄光あれ BWV.717/いと高きところにいる神にのみ栄光あれ BWV.711/
      いと高きところにいる神にのみ栄光あれ BWV.715/いざ喜べ、尊きキリストのともがらよ BWV.734/
      おお主なる神、われを憐れみたまえ BWV.721/キリストは死のとりことなられても BWV.718/
      愛しきイエスよ、われらはここに BWV.731/おお主なる神、われを憐れみたまえ BWV.695/
      わが心からの望み BWV.727/イエスよ、わが喜び BWV.713/主イエス・キリスト、われを顧みたまえ BWV.709/
      主イエス・キリスト、われを顧みたまえ BWV.726/われ汝に別れを告げん BWV.736/
      われ汝に別れを告げん BWV.735/わが魂は主をあがめ BWV.733〕

  コーレ・ノールストーガ(Org)
 録音:2011年10月10日-12日、アルレスハイム大聖堂、スイス。使用オルガン:ジルバーマン製作。ノールストーガはオスロ大聖堂のオルガニスト、ノルウェー国立音楽アカデミーの教授として活躍するノルウェーの奏者。
LWC-1034
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(HYBRID_SACD)
ベートーヴェン:木管三重奏曲 ト長調 WoO.37 /セレナード ニ長調 Op.25 /
        クラリネット三重奏曲 変ロ長調 Op.11「街の歌」
 オスロ・フィルハーモニック・チェンバー・グループ[ゴンサロ・モレノ(P)他]
 録音:2011年。ノルウェーの名門オスロ・フィルのメンバーたちによって結成された室内楽団によるシリーズ第3弾。オスロ・フィルの首席ピアニストを務めるゴンサロ・モレノはスペイン、マドリッド出身。
早く〜ベルク、シェーンベルク、ヴェーベルン:初期歌曲集
 ベルク:若き日の歌曲〔山の彼方に/女よあなたは甘きもの/深い憧れ/花咲く春は短いと彼は嘆く/
            瞬間/冬/浜辺で/悲しみ/希望/散歩/笛吹き女/最初の失恋/ロイコーンに〕
 シェーンベルク:4つの歌 Op.2〔期待 /あなたの金の櫛を私に/高揚/森の木漏れ日〕
 ヴェーベルン:8つの初期の歌曲〔深く遠い所から/仰ぎ見て/花の挨拶/愛の姿/夏の夕べ/上機嫌/死/朝の早帰り〕

  マリアンネ・ベアテ・シェラン(Ms) ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2011年6月2日-4日。シェランはバロックからコンテンポラリーまで広いレパートリーを持ち、鈴木雅明が指揮するバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演で知られる1975年ノルウェー生まれのメゾ・ソプラノ。
戸外にて
 ドビュッシー:喜びの島/版画/月の光 / バルトーク:戸外にて Sz.81
 グリーグ:バラード ト短調 Op.24 /抒情小曲集第5集〜「夜想曲」Op.54 No.4
  ニルス・アンデシュ・モッテンセン(P)
 録音:2011年4月。メゾ・ソプラノのマリアンネ・ベアーテ・シェランとの共演がグラミー賞にノミネートされた、ノルウェー極北のアルタを活動の拠点としているピアニスト、ニルス・アンデシュ・モッテンセンによる初ソロ・レコーディング。
ガウデアムス〜シェル・ハベスタード(1955-):
 ガウデアムスOp.79 /序奏とパッサカリアOp.18 /称賛 Op.78/オルガン・コーラル/
 オルガンのための小品 Op.22b /ファンファーレとブルースOp.57 /全能の神と父との情事
  ハラルド・リーゼ(Org)
 録音:2011年4月、ベルゲン大聖堂。使用楽器:リーガー社製作、1997年。オスロのノルウェー音楽アカデミーで教授を務めるコンポーザ・オルガニスト、ハベスタードの作品集。
サン=サーンス:オルガン作品集
 前奏曲とフーガOp.99 No.3 /祝婚曲 Op.9 /前奏曲とフーガOp.109 No.1 /白鳥(ギルマン編曲)/
 前奏曲とフーガOp.109 No.2 /幻想曲第3番 Op.157 /前奏曲とフーガOp.109 No.3 /宗教的行進曲 Op.107 /
 前奏曲とフーガOp.99 No.1 /子守唄 Op.105(ギルマン編曲)/前奏曲とフーガOp.99 No.2 /幻想曲

  マグネ・H.ドローゲン(Org)
 録音:カタリナ教会、ストックホルム。マグネ・H.ドローゲン(1974-)は、2003年以降オスロ大聖堂のオルガニスト、聖歌隊指揮者、少年合唱団常任指揮者を、そして2010-2011シーズンにはスタヴァンゲル大聖堂の音楽監督を務めたノルウェーの実力派オルガニスト。
バラと愛
 H.ラング:歌曲「ペール・ギュント」 / F.ラング:ノルウェーの情調より Op.37
 ランゲ=ミュラー:春の夜/スピナー・スキン / F.ラング:ノルウェーの情調より Op.37
 H.ラング:歌曲「プリテンダーズ」/私は疑問に思う/森の中で/夕方の気分
 F.ラング:コラール/フモレスケ2/コラール2/ダンス / ヒェルルフ:喜びの春と別れ/船の便り
 F.ラング:ノルウェーの情調より Op.37 / イプセン:再会/演劇「絹のはしご」/メモリー/バラと愛
 F.ラング:水彩画/子守唄/フモレスケ1/フォルクヴァイス/ロマンス
 H.ラング:J.S.ウェルハーヴェンの詩による6つの歌 / ヒェルルフ:舟歌 / ブロム:北欧の歌

  エレーヌ・ウォルド(S) ペール・アンドレス・トンデル(Br)
  ユージン・アスティ(P) ヴェガード・ルンド(G)
 録音:2010年6月、8月。デンマークの作曲家ヘンリック・ラング(父)とフレデリック・ラング(息子)の作品を中心に構成された、民族音楽や有名詩人など、ノルウェーからインスピレーションを得て作曲された歌曲集。
ヴァイオリンとヴィオラのための作品集
 モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 KV.423/同 変ロ長調 KV.424
 ブルースタ:ヴァイオリンとヴィオラのための奇想曲
 ハルヴォルセン:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲「ヘンデルの主題によるパッサカリア」

  エリセ・ボートネス(Vn) ヘンニンゲ・ランドース(Va)
 録音:2011年8月24日-26日。エリセ・ボートネスはトロンハイム出身で、オスロ・フィル、デンマーク放送so.、WDRケルン放送so.、トロンハイムso.のコンサートマスターを務め、現在はベルゲン室内アンサンブルの芸術監督を務める女流ヴァイオリニスト。
ブラームス:ヴィオラとピアノのためのソナタ集
 〔ヘ短調 Op.120 No.1 /変ホ長調 Op.120 No.2〕(原曲:クラリネット・ソナタ)
 ヘンニンゲ・ランドース(Va) ティム・ホートン(P)
 録音:2010年8月1日-3日。ランドースは、2009年からオスロpo.で首席奏者を務め、ノルウェーのヴェルターヴォ弦楽四重奏団でも活躍した女流ヴィオラ奏者。
Spinato intorno al cor 〜
 アントニオ・ザカーラ・ダ・テーラモ
(1350/60頃-1413/16):
  Ferito già d'un amoroso dardo / Movit'a pietade / Benché lontan me trovi in altra parte /
  Plorans ploravi perché la fortuna / Nuda non era, preso altro vestito /
  Le temps verra tam-toust après / Spinato intorno al cor (器楽)/ Un fiore gentil m'apparse /
  Rosetta che non canbi may colore / Spinato intorno al cor

 ヨスタイン・グンデシェン指揮クレンテス[S、T、中世フィドル、Clavisimbalum、リコーダー]
 録音:2010年10月8日-10日、 Hoff Church, ノルウェー。教皇庁事務官であったにもかかわらず、作品が相当数現代まで残されているアルス・スブティリオルの作曲家(テーラモの)ザカーラ。これまでも1曲単位での録音はあったが、まとまったアルバムは大変珍しい(演奏団体の自主制作等を除くと初?)。2006年に設立された団体による演奏。
ラルトラベルタ〜ピアノ作品集
 ヴァレーン:ピアノのための小品 Op.22 / シェーンベルク:6つの小さなピアノの小品 Op.19
 ベルク:ソナタOp.1 / ヴァレーン:間奏曲 Op.36 / シェーンベルク:5つのピアノの小品 Op.23より
 ヴァレーン:前奏曲 Op.29より / ヴェーベルン:ピアノのための変奏曲 Op.27 / ヴァレーン:変奏曲 Op.23

  アナベル・グアイタ(P)
 録音:2011年4月27日-30日。ベルゲン出身のアナベル・グアイタは、ノルウェーのグリーグ音楽院とスペインのバルセロナ音楽院でピアニストとして研鑽を積み、音楽現象学に精通しそのアプローチ方法について長く研究して来たという。
ブラームス
 前奏曲とフーガ〔イ短調 WoO.9 /ト短調 WoO.10 〕/フーガ 変イ短調 WoO.8 /
 コラール前奏曲とフーガ「おお悲しみよ心の苦しみよ」WoO.7 /11のコラール前奏曲 Op.22
クララ・シューマン:オルガンのための前奏曲とフーガ第3番 Op.16
  アンデシュ・アイステン・ダール(Org)
 録音:2010年10月3日-4日、11月19日-20日。ノルウェーの若手オルガニスト、アンデシュ・アイステン・ダール(1976-)の同レーベル第2弾。
マルティン・ロンベルグ(1978-):ピアノ作品集
 Valaquenta /絵画的幻想曲集
アイモ・パギン(P)
 録音:2010年9月。オスロ出身の若手作曲家によるピアノ作品集。パリの老舗出版社ジェラール・ビヨドーから楽譜が出版されている。
ガーシュウィン・アット・ザ・キーボード
 スワニー/ノーバディ・バット・ユー/アイル・ビルド・ア・ステアウェイ・トゥ・パラダイス/
 ドゥ・イット・アゲイン/魅惑のリズム/オー・レディ・ビー・グッド/誰かが私を恋している/
 スウィート・アンド・ロウ・ダウン/素敵な気持ち/私の彼氏/クラップ・ユア・ハンズ/ドゥ・ドゥ・ドゥ/
 マイ・ワン・アンド・オンリー/ス・ワンダフル/ストライク・アップ・ザ・バンド/ライザ/アイ・ガット・リズム/
 フー・ケアーズ?/ラプソディ・イン・ブルー/リアルト・リップルズ/2つの調による即興曲/前奏曲第1番 変ロ長調/
 前奏曲第2番 嬰ハ短調「ブルー・ララバイ」/前奏曲第3番 変ホ長調「スペインのプレリュード」/
 前奏曲(メロディ第17番)/前奏曲「ルバート」/前奏曲「4度のノヴェレット」/ジャスボ・ブラウン・ブルース/
 メリー・アンドルー/スリー・クォーター・ブルース/プロムナード/ハ調の2つのワルツ

  イーヴァル・アントン・ヴォーゴール(P)
 録音:2010年9月18日-20日、ソフィエンベルグ教会、オスロ。ヴォーゴールはノルウェー国立音楽アカデミーのアソシエート・プロフェッサーを務めるピアニスト。
LWC-1020
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(2 HYBRID_SACD)
シュル・モルク・カールセン(1947-):ルカ受難曲 Op.153 (2006)
 マグナル・マンゲシュネス指揮ベルゲン大聖堂聖歌隊 ニルス・オーレ・オフテブロー(Org)
綴りなおされた愛の歌
 ヴァルムロード:森の番人 / ル・コック:シャコンヌ
 ストロッツィ:考えなくともよい/嘆きの歌〜わが涙よ/ほんとうに退屈な人だこと/苦しめられた女
 トルゲット:ああ涙よ、なぜ流れないの / コルベッタ:シャコンヌによるパルティータ
 ブルン:わたしの星 / ストロッツィ:死がわれらを分かつまで / コーエン:ハレルヤ

  エリサベト・ホルメッツ(S) フレードリク・ボック(バロックG/テオルボ)
 録音:2010年2月。一部に現代の作品を含む。ブックレットPDFファイル(欧文): http://www.lawo.no/LAWO_ebooklet/LWC1018_love_songs_ebooklet.pdf
イングヴェ・スレトホルム(1955-):
 サクソフォンと打楽器のための室内楽作品集

 青い影/...吐息のように.../
 マリンバのための2つの楽章/4つのプロフィール/
 アリアII/序奏とトッカータ
ヴェーガル・ランドース(Sax)
シェル・トゥーレ・
 インネルヴィーク(Perc)
シセル・ヴァルスタ(Hp)
ノクサス・サクソフォン四重奏団
 スレトホルムは、政治家やノルウェーの著作権管理団体コピノル( Kopinor )のエグゼクティヴ・ディレクターも務める作曲家。
ショパン/ニルス・ヘンリク・アスハイム編曲:ジプシー・オーケストラによるマズルカ集
 〔イ短調 Op.68 No.2 /ヘ短調 Op.7 No.3 /ロ短調 Op.33 No.4 /ハ長調 Op.33 No.3 /
  イ短調 Op.17 No.4 /イ短調 Op.67 No.4 /嬰ヘ短調 Op.6 No.1 /変ロ長調 Op.7 No.1 /
  嬰ハ短調 Op.30 No.4 /ト短調 Op.24 No.1 /嬰ハ短調 Op.63 No.3 〕
 ニルス・ヘンリク・アスハイム(P) イェットルード・ジプシーo.
 ノルウェーのコンポーザー・ピアニストと、ツィンバロン、ストロー・ヴァイオリン、アコーディオン、クラリネット等を含むジプシー・オーケストラによるショパンのマズルカ。いわば先祖返りか、それとも進化形か。
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
ライフ・
 アルネ・ペーデシェン(Cl)
オスロ・フィルハーモニック
 室内グループ
 録音:2009年8月、10月、オスロ。オスロ・フィルの奏者たちで結成された室内アンサンブルと、同オケのソロ・クラリネット奏者ペーデシェンによるアルバム。
7つの方位〜エドヴィン・エスタゴー(1959-):
 7つの方位〜女声、ヴィオラとチェロのための/変イ調で〜チェロのための序曲/リトゥス〜ヴィオラのための/瞑想曲
  シリ・トリエセン(S) モッテン・カールセン(Va) ハンス・ヨーゼフ・グロー(Vc)
 録音:2009年11月、オスロ。ノルウェー・グラミー賞 "Spellemannprisen" の2010年コンテンポラリー・ミュージック部門受賞タイトル。アメリカ、ミズーリ州生まれのノルウェー人作曲家。
シューベルト:歌曲集「冬の旅」D.911
 ホーヴァル・ステーンスヴォル(B-Br) トゥール・エスペン・アスポース(P)
 録音:2009年5月。ステーンスヴォルはアイスランドso.、ニュージーランドso.とも共演を重ねてきたオスロ出身のバス・バリトン。アスポースは2007年よりノルウェー音楽アカデミーの教授を務める傍ら、ソリスト、室内楽奏者として活躍している。
LWC-1012
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(2CD)
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻
 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV.552 /4つのデュエットBWV.802-805 /
 教理問答書コラールBWV.669-689 (21のコラール前奏曲)
  コーレ・ノールストーガ(Org)
 録音:2009年6月、聖ミヒャエリス教会、ズヴォーレ。使用楽器:アルプ・シュニットガー、1721年製。オスロ大聖堂のオルガニストを務める、ノルウェーを代表する名奏者、ノールストーガのバッハ。
歌曲と無言歌
 シュポア:へだてられた恋 Op.37/乙女の憧れ Op.41/安堵 Op.72/輪舞の歌 Op.37/子守歌 Op.72
 モーツァルト:忘れな草(ディアベッリ編曲/ギターのための)/おいで、愛しいツィターよ K.351/満足 K.349
 シューベルト/メルツ編曲:さすらい人 D.493/涙の賛美 D.711
 メルツ:マズルカ/愛の歌/遥かなる人に/スケルツォ
 ディアベッリ:Op.98 より〔美しき女の聖名祝日に/恋/はるかなる恋人〕/音楽を讃えて
 ジュリアーニ:運命に Op.89/エル・パンセOp.46/ばら Op.46/ヘンデルの主題による変奏曲 Op.107

  ヘレーネ・ヴォル(S) ヴェーガル・ルンド(G)
 録音:2009年2月。ギター伴奏による19世紀のロマンティック歌曲と、ギター・ソロによる無言歌。ルンドはナイジェル・ノースの弟子。
神のみに栄光あれ
 ノルウェー伝承歌/マグネ・H.ドローゲン編曲:神聖な日の出/天にある砦を知っている / イェンセン:祭壇
 ラインベルガー:パストラーレOp.150 No.4 /夕べの歌 Op.150 No.2 / メンデルスゾーン:聖パウロOp.36〜アリア
 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV147 /おおいとしき御子 BWV493 /汝エホヴァに、われ歌わん BWV452
 モーツァルト:ラウダーテ・ドミヌムK.339 / ヴァルター:トマーゾ・アルビノーニ氏の協奏曲 ヘ長調
 シンディング:主の御母 Op.50 / ドイツの旋律/マグネ・H.ドローゲン編曲:危険と無縁の者はいない
 メイソン/トロン・クヴェルノ編曲:主よ御許に近づかん / パーセル:夕べの賛歌「いま太陽はその光を覆い」
 ノルウェー伝承歌/マグネ・H.ドローゲン編曲:イエスの御名に守られた眠りを知っている

  ベンヤミン・イーサクセン(ボーイS) マグネ・H.ドローゲン(Org)
  エリセ・ボートネス(Vn) ヘンニンゲ・ランドース(Va) アンネ・スティーネ・ダール(Vc)
 録音:2009年5月-6月。10年にわたりオスロ大聖堂少年合唱団のメンバーとし活躍、ノルウェー室内o.にもソリストとして招かれ、ラジオ、テレビ、映画など多くのジャンルで活躍しているノルウェーのボーイ・ソプラノ、ベンヤミン・イーサクセンのL AWO Classics 第2弾。
貧しき地はクリスマスの静けさに〜クリスマス・キャロル集〔(*)を除きクローン編曲〕
 民謡:愛らしいこのクリスマスの時に / グルーバー:きよしこの夜
 スタングヴィーカ民謡:それは愛らしい幼子が / アインシーデルンの旋律:救い主
 ダール:今、世界の隅々から人びとが / プレトリウス:一輪のばらが咲いた
 ソロースd.y.:静かな村は光に輝き / 伝承曲:天にある砦を知っている(*)
 ノルドローク:この世にクリスマスの鐘が鳴る / 民謡:つねに待ち望む心を
 スルナダール民謡:さあ鐘よ鳴れ / シュレジェン民謡:この世はうるわし(*)

  マーリト・トーンデル・ブースベルグ指揮アカデミー女声cho. シーグルド・ホーレ(ベース)
 録音:2009年。ノルウェーのアカデミー女声cho. [Kvindelige Studenters Sangforening] とノルウェー難民評議会 [NRC] のコラボレーションによるアルバム。ポピュラーなキャロルから、ノルウェーの伝承曲、民謡までを含む。
温室〜フランス歌曲集
 ショーソン:歌曲集「温室」Op.24
 フォーレ:歌曲集「閉ざされた庭」Op.106
 サン=サーンス:歌曲集「赤い灰」Op.146
ベッティーナ・スミス(Ms)
アイナル・ロッティンゲン(P)
 録音:2008年8月-9月。ベッティーナ・スミスは、オランダのハーグ王立音楽院でワウト・オーステルカンプとエリー・アメリングから声楽を学んだノルウェー、ベルゲン生まれのメゾソプラノ。
バッハに触発されたオルガン作品集
 シューマン:ペダルピアノのためのスケッチOp.58
 アルネ・エッゲン(1881-1955):シャコンヌ ト短調/ペダルピアノのための練習曲 Op.56
 ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952):パストラール Op.34 /前奏曲とフーガOp.33 "No.1/2"
 J.S.バッハ:コラール幻想曲「主なる神が我らを守りたまわずば」BWV.1128

  アンデシュ・アイステン・ダール(Org)
 録音:2008年-2009年。
ばらに囲まれて〜グリーグ:歌曲集
 ヨン・パウルセンの5つの詩 Op.26 /6つのロマンスOp.39 /6つの歌曲 Op.48 /
 「ペール・ギュント」Op.23 より〔ソルヴェイグの歌/ソルヴェイグの子守歌〕
  ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(S) シグネ・バッケ(P;*)
 録音:2009年1月。使用楽器:スタインウェイ、1892製作(トロルハウゲンの別荘でグリーグ自身が使用)。
ヒンデミット:ヴィオラとサクソフォンのための室内楽作品集
 ヴィオラとチェロのための二重奏曲/コンツェルトシュトゥック/無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.25 No.1/
 ヴィオラ、テナー・サクソフォンとピアノのための三重奏曲 Op.47

  ロルフ=エーリク・ニューストレム(アルトSax) ヴェーガル・ランドース(アルトSax/テナーSax)
  ヘンニンゲ・ランドース(Va) ビョルグ・ルイス(Vc) エリスビータ・ナウロッカ(P)
 録音:2004年-2007年。
我思う、ゆえに我あり
 ヘンデル:「メサイア」〜正しきことを述べる者の足は美しい
 J.S.バッハ:われ忠実に沈黙を守り BWV.466 /アヴェ・マリア(グノー編曲)
 フォーレ:「レクイエム」〜ピエ・イェズ / クヴェルノ:「エレミア」〜カンティレーナ
 ハイドン:「神なる聖ヨハネのミサ・ブレヴィス」〜ベネディクトゥス
 シューベルト:アヴェ・マリア / カールセン/ドローゲン編曲:夜の訪れは船足速く
 バーゴン:ヌンク・ディミッティス / メンデルスゾーン/ニアリー編曲:鳩のように飛べたなら
 J.S.バッハ:御身がそばにあるならば BWV.508 / ヘッダール伝承歌/ノールストーガ編曲:天上に
 カルク=エーレルト:交響的コラール「今すべての森は眠る」Op.87 No.3

  ベンヤミン・イーサクセン(ボーイS) マグネ・H.ドローゲン(Org) ベーリト・カルダス(Vn)
 録音:2008年。10年にわたりオスロ大聖堂少年合唱団のメンバーだったベンヤミン・イーサクセンのソロ・アルバム。すでにノルウェー放送o.やグレクス・ヴォーカリスとの共演を果たしており、母国ノルウェーを中心にソリストとして本格的な活動をスタートさせている。
デュナミス〜トシュテイン・オーゴー=ニルセン(1964-):
 聖歌/カンティガス/デュナミス(ミサ・ソフィア)
  ビョルン・サグスタード指揮マンゲル・ムシックラーグ
 2011年の第34回ヨーロピアン・ブラスバンド・チャンピオンシップ(EBBC)で、ウェールズのコーリー・バンドら強豪を抑えて優勝した北欧ノルウェーのブラス・バンド(金管バンド)による、EBBCでも演奏したノルウェーの作曲家オーゴ=ニルセンの作品集。
雨が降りやむとき〜スペインとラテン・アメリカの歌曲集
 モンサルバジェ:5つの黒人の歌 / グリディ:6つのカスティリャの歌
 ニン:ポロ/アンダルシアの歌/エル・ビト / グァスタビノ:4つの植民地の歌 / トゥーリナ:歌形の詩

  イツィアル・マルティネス・ガルドス(S) ペール・アルネ・フランセン(P)
 録音:2007年11月、オスロ。マルティネス・ガルドスはスペイン、サン・セバスティアン出身で、オスロのナショナル・オペラ・アカデミーを経て、ノルウェー国立歌劇場のソリストとして、またスウェーデンなどスカンジナヴィアで活躍する歌手。
ノヴァ〜合唱作品集
 ウィテカー:水の夜/眠り(スリープ) / レーガー:夜の歌 / ラフマニノフ:生神童貞女や喜べよ
 イェイロ:すべてが美しいお方 / クヴェルノ:めでたし、海の星 / ゲレロ:めでたし、聖なる処女
 ドミンゲス:光であられる神 / ニューステット:おお十字架よ / ヤンソン:ソネット第76番
 メルナス:ボッサ・ブッファ / 伝承曲/メーラー編曲:トリロ

  アンネ・カーリン・スンダール指揮室内合唱団ノーヴァ
 録音:2007年-2008年。2001年に結成されたノルウェーの混声cho.が歌う2世紀に渡る合唱作品集。


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