蓮見昭夫:アン・セルフコンシャス オータム/リメンバー/ウィンド/ ライド・オン・ザ・ウィング/ピュア/サンフラワー/ モーニング・ヘイズ/イン・ザ・ブルー/アト・ラスト |
蓮見昭夫(G) 竹花加奈子(Vc) | |
ギタリスト蓮見昭夫の作編曲による9曲。5曲がギター・ソロ、4曲がギターとチェロのデュオ。蓮見昭夫は1962年に生まれ、ジャズギターを井上博に、クラシックギターを佐藤達男に学び、1989年ドイツのアーヘン音楽大学クラシックギター科に入学。1995年に帰国して、ジャズ、クラシック、フュ−ジョン、ロックとジャンルを跨ぎ活躍している。 今回のCDではガット弦を張ったギターを使用、その柔らかさたっぷりの美音は心を和ませてくれる。竹花のチェロとの相性もばっちり。 | ||
アヴェ・マリア シューベルト:アヴェ・マリア ロンバーク:朝日のようにさわやかに 作者不詳:夜うぐいす ダカン:カッコー ドナート:淡き光に ペルナンブーコ:ショーロ 作曲者不詳:グリーンスリーヴズ シューベルト:セレナード 吉田峯男:よされ ロドリゲス:ラ・クンパルシータ スペイン民謡:愛のロマンス 菅原しのぶ:夏祭り ロシア民謡:2つのギター ポンセ:エストレリータ 日本古謡:さくら ユパンキ:牛車にゆられて ペローニ:コーヒー・ルンバ |
マリア・デュオ [藤森洋子、菅原しのぶ(G)] | |
結成以来、国内各地、ときには海外と積極的な活動を展開中のマリア・デュオ。彼女たちの魅力はなんといっても「明るさ」。ジャンルを問わないプログラム、楽しく、時にはしんみりしたMC。そして歌あり踊りありと、ユニークなコンサートを行なっている。このファーストCDでは、彼女たちのテーマ曲「アヴェ・マリア」で始まり「コーヒー・ルンバ」で終わる、マリア・デュオのステージを再現している。ギターの美しい音色、確実な技術に裏づけされた上質のエンターテイメントを楽しめる。 | ||
リョベト:カタルーニャ民謡集(全曲) [盗賊の歌/アメリアの遺言/王子/哀歌/凍れる12月/ 商人の娘/糸を紡ぐ娘/レリダの囚人/聖母の御子/ 夜うぐいす/先生/あととりのリエラ/羊飼いの娘] フルメリ:スウェーデン民謡による変奏曲 2つのスウェーデン舞曲カールステッド: アンダンテ・センプリーチェ/ アレグレット・ジョコーソ/ 愛のワルツノイマン/ ブローウェル: 2つのキューバのテーマ[子守歌/魔法の瞳]/ 2つのキューバの旋律[グアヒラ・クリオージャ/サパテオ]/ ビーザー:シェナンドー リョベト:レオン地方の歌 |
マーティン・フォゲール(G) | |
スウェーデン出身のマーティン・フォーゲルは、近年最も注目されている若手ギタリストであり、母国、日本での活動はもとより、イギリスでも定期的に演奏している。 彼はゴッセンベルク音楽院、英国王立音楽院でギター、指揮を学び、スウェーデン王立音楽院奨学賞で優勝するなど、国内外で数々の賞を受けている。 そのダイナミックな演奏、クリアで美しい音、そして音楽に対する真摯で想像力あふれるアプローチが、全世界の批評家や多くの聴衆から絶賛されている。 | ||
巴里讃歌 Paris d'Argent プーランク/柴田健編曲: 即興曲第15番「エディット・ピアフ讃歌」/ 即興曲第12番「シューベルト讃歌」 ルイス=ピポー:ヴィラ=ロボス讃歌 ソル:レオノールのアリア ヴィラ=ロボス/柴田健編曲:ギター協奏曲(ギターニ重奏版) プーランク/柴田健編曲:村人たち 小川崇:ソナタ第4番「復活」(*) |
柴田&福山デュオ [柴田健、福山敦子(G)] | |
柴田&福山デュオの3枚目のCD。アルバム・タイトルの「巴里讃歌」(欧文タイトルは「銀色のパリ」)から想像できるようにパリに縁りのある作曲家の作品でまとめられている。柴田は青年時代にパリに数年滞在し、古くから芸術の都としての伝統を持つそのパリから多大な影響を受けたという。フランスを代表する作曲家の一人プーランク(すべて柴田による編曲)、スペイン出身のピアニスト・作曲家ルイス=ピポー、若い頃パリに学んだヴィラ=ロボス、そしてパリ在住の作曲家であり演奏者の親友である小川崇。こだわりのあるプログラムと繊細な演奏、本アルバムは非常に魅力的である。(*)は演奏者への献呈作品。 | ||
空、空気、そして微笑み〜ギター協奏曲集 ジュリアーニ:ギター協奏曲 イ長調 Op.30(*) エチュ:ギター協奏曲〜第2楽章(ラルゴ)(+) ブローウェル: 3つの協奏舞曲(+)/ トッカータ/空、空気、そして微笑み |
ラッセル(G;*) ピエッリ(G;+) ブローウェル指揮 フェスティバル弦楽o. | |
録音:1994年7月、カナダ、ケベック。 指揮はブローウェル、ソリストはピエッリ、ラッセルという豪華な組み合わせ。さらにブローウェルのギター合奏オリジナル曲が作曲者の指揮により聴くことができるのも魅力。録音は、の一環として行なわれた。国際ギター・リュート・フェスティバル本番リハーサル中の録音であるため、ライヴ感覚が横溢しているのも魅力。 | ||
ピアノの絵本 ギロック:「こどものためのアルバム」より [森の妖精/舞曲/悲しいワルツ/手品師/ 森の伝説/魔法の木/エチュード/ ワルツ・エチュード/雪の日のソリのベル/ クラシック・カーニバル (宮廷のコンサート/聖体行列/ カーニバルの舞踏会)/金魚/ソナチネ] ショスタコーヴィチ: 3つのファンタスティックな舞曲 ドビュッシー:子供の領分 カバレフスキー: 子供のためのピアノ小曲集 Op.27より [ワルツのように/悲しい物語/エチュード/ いたずら/マーチ/バラード/芝生の上の踊り/ ソナチネ/戦士の踊り/短いお話/ 物語/踊り/ノヴェレッテ/騎士] モーツァルト:きらきら星変奏曲 K.265 リャードフ:ミュージック・ボックス |
キキ柏木(P) | |
録音:2003年10月14-15日。 子供向けのピアノ作品を収録したCDは数あれど、このCDは単に模範用の資料に留まらない素敵なアルバム。ピアニスト、キキ柏木の飾らぬ素朴で自然なピアノがこうした曲にとてもふさわしく聴いているうちにどんどん童心に戻るかのよう。 キキ柏木は、東京音楽大学、米国インディアナ大学でピアノを学んだ後、英国王立音楽院大学院ピアノ伴奏専攻を卒業、ピアニストとしての腕前は相当なもの。しかしそれを振りかざすことなく、近所の少年少女に聞かせてあげるような優しい姿勢を失っていないので、子供のころに戻ったようにこれらの音楽を新鮮に楽しく聴くことが出来る。 | ||
アントニオ・ホセ:ソナタ タンスマン:カヴァティーナ組曲 カルロス・ラファエル・リベラ(1970-):舞踏のミューズ |
益田正洋(G) | |
録音:2004年8月20日、埼玉、野辺ギターサロン。 益田正洋の10年ぶりの新録音。リベラはアメリカの作曲家で邦人初録音。(レコ芸評より)推薦「益田の演奏はすべてにバランスよく曲の真価および魅力を引き出した得た好演と評していい。現在の日本の若手ギター奏者たちが示す。実質豊かな層の厚さを証明するCDのひとつである。」(濱田滋郎)推薦「10年という月日とその間の並々ならぬ勉強ぶりが伝わる好演。(濱田三彦)録音評「演奏の間近に座して聴く趣の収録で、弦のはじかれる瞬間や微妙な震えるような振動の様子まで生々しく伝わってくる。」<90,93>(神崎一雄) | ||
ノスタルジー イルジ・イルマル:バーデンジャズ組曲 二橋潤一:5つのノスタルジー カルロ・ドメニコーニ:コユンババ 池上敏:カンタービレ ローラン・ディアンス:タンゴ・アン・スカイ ジェームス・モロイ/大慈弥恵麻:ケリーダンス |
増井一友(G) | |
録音:2005年4月24日、5月20、27日、ザ・恵・元・雅・々 ホール。 増井一友のセカンド・アルバム。増井一友は、日本ギター界の実力者のひとり。ホセ・ルイス・ゴンサレス、レオ・ブロウエルなどの世界的なギタリストにレッスンを受け、国内外のコンクールで受賞歴がある。ソロ活動だけでなく、色々な楽器と様々な分野の音楽に取り組んでいる。このアルバムでは、世界的なギタリスト/作曲家と邦人作曲家の作品を、イグナシオ・フレタ、サントス・エルナンデス、ロベール・ブーシェの3台の銘器によって演奏している。レコーディングに使われたザ・恵・元・雅・々ホールは、まろやかな響きとやわらかいサウンドが印象的。ドメニコーニのコユンババは、変則調弦による曲。豊かな詩情と陰影を感じさせる演奏。また日本人の作曲家の作品も意欲的に取り上げており、聴き応えのある高度なアルバムである。 | ||
ミ・コラソン ポンセ:3つのメキシコ民謡 ブローウェル:2つのキューバの旋律 高原の踊り 横尾幸弘:さくら変奏曲 中田章/武満徹編曲:早春賦 アイルランド民謡/武満徹編曲:ロンドンデリーの歌 スコットランド民謡/カッティング編曲:グリーンスリーヴス リョベト:13のカタルーニャ民謡 |
角圭司(G) | |
活動の場を米国から日本に移した角圭司の初のソロ・アルバム。1997年にスペイン音楽ギターコンクールに優勝し、1999年には渡米し、ピーボディ音楽院でバルエコに師事。卒業後はソロ、妹・昌子とのデュオ、アウロラ・ギター四重奏団と米国、中南米で活躍していた。今回のアルバムは、日本で、そして米国で出会った人々に捧げる、民謡ばかりを集めた優しさ溢れるものとなっている。 | ||
妖精のロンド ベートーヴェン/カルッリ:魔笛の主題による変奏曲(Op.169) ディアベッリ:4つのロンディーノ Op.140(*) モリーノ:ノットルノ Op.57 ハイドン:ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34(ピアノ独奏) カルッリ:デュオ Op.151 カルッリ親子:デュオ・ノットルノ Op.189 No.1(*) ジュリアーニ:2つのロンド Op.68 ソル:レオノールのアリア |
デュオ・シルフィード [下森佳津美(P) 竹内永和(G)] | |
デュオ・シルフィードの2枚目のアルバムは、19世紀ウィーンやパリの香りただよう古典派の作品集。モーツァルトやロッシーニなどのオペラのアリアによる変奏曲から、華麗なロンドまで、ピアノとギターのデュオのために書かれた魅力的な作品がいっぱい。社交界のサロンで、或いは家庭で盛んに演奏されたこれらの作品の美しさ、親しみ易さを教えてくれるアルバムである。ピアノとギターの心地よい対話、妖精の舞を思わせる軽やかなリズムとハーモニー、そしてヴィルトゥオーゾの時代ならではの華やかな技巧と優雅な雰囲気を存分に楽しめる。(*)世界初録音。 | ||
田中順子〜甘い檸檬 ディアンス: 弦楽四重奏の響き/甘いレモン/フォーコ ニャタリ:ブラジリアーナ第13番 ブローウェル:黒いデカメロン アルカス:椿姫の主題による幻想曲 クレンジャンス: 「オブラック風組曲」より メルツ:ハンガリー幻想曲 早川裕貴:フライング・フリー/木もれ陽 |
田中順子(G) | |
レコード芸術誌特選盤。『十分満を持して、もはや成熟した芸境を聴きてに味わわせるのだから(遅すぎたCDデビューも)かえって素晴らしいことかもしれない。(中略。)〜ギターの世界では飽きるほど聴いてきたものなのだが、瑞々しい感興を伴って響くのは、この奏者の完成の豊かさと、それを十全に生かし得る技術の秀抜さゆえにほかならぬであろう。』(レコ芸より) | ||
Mythologie d'amour マルコム・アーノルド:セレナーデ Op.50 二橋潤一:哀歌 タンスマン:宮廷の音楽 ニャターリ:ソナチネ第2番 杉原由利子:エコー |
デュオ・シルフィード [下森佳津美(P) 竹内永和(G)] | |
デュオ・シルフィード、3枚目のアルバム。近現代の作品を集めたもの。杉原由利子の「エコー」はこのデュオのための書き下ろし作品。 | ||
角 圭司〜グラシア ゲーラ:組曲「道」(*)/ローズ・マリー/夕暮れ(*) ヴィラ=ロボス:5つの前奏曲[新版] M=トロバ:ラマンチャの歌 ブローウェル: 新シンプルエチュード ドビュッシー讃歌/ バリオス讃歌/カトゥーラ讃歌/プロコフィエフ讃歌/ タレガ讃歌/ソル讃歌/ピアソラ讃歌/ ヴィラ=ロボス讃歌/シマノフスキ讃歌/ ストラヴィンスキー讃歌/ 11月のある日 |
角 圭司(G) 尾尻雅弘(G;*) | |
待望の角 圭司の2ndソロ・アルバム。2005年にアメリカから帰国し、日本で本格的に活動し始めた角だが、今回はキューバを中心としたラテンアルバム。特筆すべきは、師である尾尻との二重奏で収録されたレイ・ゲーラ作品、組曲「道」。この作品楽譜はすでにフランスのルモワーヌ社から出版されているが、もともとは角の委嘱により作曲されたもの。またブローウェルの近作「新シンプル・エチュード」の日本録音、ヴィラ=ロボス「5つの前奏曲」の新版の録音も話題を呼ぶことだろう。 | ||
ラ・ガティガ ラウロ: アンゴストゥーラ/マリア・ルイサ/カローラ/黒猫 菅原しのぶ:一関の歌と踊り/樹海のスケッチ ヴァイス:ファンタジー ブランテルの子守歌(横尾幸弘編曲) オッペルマン:組曲「魔法の森」より [魔法にかけられた王女/小人の行進/ 王様の馬はかけていく] 吉田峯男:ギターでじょんがら ソル:幻想曲「別れ」Op.21 ブローウェル:11月のある日 |
菅原しのぶ(G) | |
自作を含む独特の選曲と深い表現が魅力。 | ||
アンサンブル・トリコロール 松岡 滋:mirai e ヴィヴァルディ:協奏曲 ト長調RV.532 モーツァルト:フルート四重奏曲 KV.285〜アレグロ 松岡 滋:あわゆき[ギターソロ] 長岡克己:ラビリント ハイドン:ロンドン・トリオ第3番 ト長調 セルジオ・アサド:青の孤独 松岡 滋:3つの舞曲 [エスタンピー/やわらかなワルツ/幸せのダンス] |
アンサンブル・トリコロール [北崎一恵(Fl) 多武和民(マンドリン) 松岡滋(G)] | |
ありそうで珍しいこの編成の問題はレパートリーがないことだった。しばらくは、旋律楽器2 本と通奏低音のための曲や、バイオリン、フルート&ギターの作品を編曲して演奏していたようだが、「オリジナルが欲しい」という強い思いから、メンバーの松岡が作曲を始めたのだという。また作曲委嘱も積極的に行ない、このディスクにはそうした1曲、イタリア在住の長岡克己の作品が収録されている。 結成(2002年)から6年、そういたレパートリー不足を感じさせないバラエティに富んだ曲を集めた1枚目のCD がリリースされた。 | ||
平野 勇〜詩的ワルツ集 グラナドス:詩的ワルツ集(平野勇編)/ゴヤの美女 メンデルスゾーン/平野勇編:カンツォネッタ ソル:魔笛の主題による変奏曲Op.9 バッハ/平野勇編:フーガBWV1000 ヘンデル/平野勇編:サラバンド バリオス:郷愁のショーロ タレガ:アランブラの想い出 ポンセ:3つのメキシコ民謡/エストレリータ |
平野 勇(G) | |
ゲームソフト「ロードランナー」(ハドソン発売)の作曲者で北海道を代表するギタリスト、平野勇の第2弾。「今回のアルバムでは「歌」を感じさせる作品を積極的に取り上げた。ギターで効果的に表現することができる「美しい旋律」をもつ作品ばかり。一度聴き終えてもまた聴きたくなる、そんな一枚となるよう一音一音を大切に演奏した。ギターが奏でる「歌」をどうぞお楽しみ頂きたい」。(演奏者の言葉より) | ||
ショパン:子犬のワルツ Op.64-1 シューマン:トロイメライ Op.15-7 ブラームス:インテルメッツォ Op.118-2 ドビュッシー:夢 ラヴェル:メヌエット〜ソナチネより プーランク:エディット・ピアフへのオマージュ シベリウス:樅の木 Op.75-5 ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲より第18変奏 プロコフィエフ:少女ジュリエット/ 舞踏会へ急ぐシンデレラ モンポウ:歌と踊り第6番 ヒナステラ:粋な娘の踊り グラナドス:嘆き、またはマハと夜うぐいす |
下森佳津美(P) | |
下森佳津美の待望のファースト・ソロアルバム!夢、詩、踊りをテーマにした魅力的なピアノ名曲集。 | ||
フィエスタ タレガ:朝の歌/2人の幼い姉妹/マズルカ ト長調/ ミヌエット ホ長調/ アラビア風綺想曲 アルカス:グラン・ホタ ポンセ:南のソナチネ/カンポ(平原)/ 歌/フィエスタ(祭り) 田中順子:なら物語より ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ 早川裕貴:湖想/ライジング・サン |
田中順子(G) | |
『…こんにちの彼女の演奏は当初の女武者ぶり(?)からはとても考えられないほど洗練されているが、やはり根底にはギターから能うかぎり豊かな、力強い響きを引き出すという、快く大切な能力があることを感じる。ただ、音楽家としてめでたく成熟した彼女は、その力強さを見事にコントロールし、音色の用い方に、旋律の歌わせかたに、ハーモニーやリズムの扱いに、絶えずこまやかな配慮をこらし、まことに納得のいく音楽的表現を聴かせてくれるのだ。…』(濱田滋郎) | ||
デジャヴ チャップリン:エターナリー / モリコーネ:ニューシネマパラダイス モーツァルト:ピアノ・ソナタKV331第1楽章より / パガニーニ:カンタービレ ショパン:ノクターンOp.9-2 / ルグラン:シェブールの雨傘 ウィリアムズ:シンドラーのリスト / バッハ:アリオーソ ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲 ハ長調〜第1楽章 モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番より / パディリャ:ヴィオレテーラ ジョプリン:エンターテイナー / マンシーニ:ひまわり ショパン:ノクターン 嬰ハ短調(遺作)/ モリコーネ:愛のテーマ 硲 美穂子(Vn) 竹内 永和(G) | ||
硲と竹内の3rdアルバムは映画音楽集。フルオーケストラの雄大な演奏とは違った、弦楽器同士の奏でる柔らかな響き、ゆったりとしたいつか聴いたメロディー、昔出逢った音楽に浸りながら、美しい名場面の数々とその時の思い出が蘇る。 | ||
ヴィオリーナの12のお話 エルガー:朝の歌(*) / シャミナード(クライスラー編):セレナーデ・エスパニョール(*) ドビュッシー(ハイフェッツ編):美しき夕べ(*) / チャイコフスキー:メロディー(*) クライスラー:美しきロスマリン(*) / モーツァルト(ブッシュ編):奥様お手をどうぞ(#) エイラール:毛皮のマリー(+) / ブラームス:スケルツォ(+) ドビュッシー(ローク編):レントより遅く(+) / ホイルベルガー(クライスラー編):真夜中の鐘(+) ピアソラ:ボルデル1900(#) / 西澤健一:4つの小さなメロディー(委嘱作品;*) 石井有子(Vn) 佐藤美歌(P;*) 金益研二(P;+) 竹内永和(G;#) | ||
4歳より粟津秀子、粟津彰氏のもとヴァイオリンを始め、国立音楽大学器楽学科卒業。堀伝、Tras Gabora、Rita Nagyの各氏に師事。タンゴヴァイオリンをPablo Agri氏に師事。現在、タンゴの演奏を中心に、ソロ、室内楽、ミュージカルで活躍中。 | ||
ノスタルジア〜郷愁 武満徹:小さな空/見えないこども/雪/三月のうた / カタルーニャ民謡/リョベート編曲:聖母の御子 ファリャ:ムーア人の織物/アストゥリアーナ / ヴィラ=ロボス:モジーニャ / ヒナステラ:忘れる木 タレガ:ラグリマ〜涙 / ヘンデル:涙のままに / マルティーニ:愛の喜び ヘンデル:オンブラ・マイ・フ / ガーシュウィン:サマータイム / マイヤーズ:カヴァティーナ Akemi(S) 倉沢大樹、大島久美江(P) 竹内永和(G) | ||
武満徹のソングズからスペイン、中南米、さらには「ディアハンター」の「カヴァティーナ」まで心に染みる珠玉の15曲! | ||
國松竜次〜ギターリサイタル2008 in 大阪 タレガ:アランブラの想い出 マラッツ:スペイン・セレナータ アルベニス:アストゥリアス/グラナダ/コルドバ 國松竜次:即興〜Faraway ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 ピアソラ: カフェ1930/ナイトクラブ1960/オブリビオン ソル:月光 |
國松竜次(G) | |
収録:2008年7月24日、新大阪ムラマツリサイタルホール。 2007年、バルセロナ国際ギターコンクール優勝という結果を残し、スペイン留学を終え、日本で本格的に活動している國松竜次の初DVD。 メニューもなくチャプターを切り替えて演奏を鑑賞するだけというシンプルな作りではあるが、演奏テクニックが間近に見ることができ貴重。言い換えれば、國松の音楽に対する情熱的な姿勢を感じることができ、國松ファンには必携だろうし、これまで國松の演奏に接していない人々にとっては驚異の映像となるに違いない。 | ||
パ・ド・ドゥ・ファンタスティーク 二橋潤一:湿原幻想組曲(*) カステルヌォーヴォ=テデスコ:ファンタジア Op.145 二橋潤一:悲しい歌(*) ラモー:ガヴォットと変奏(+) 飯田俊明:小組曲「夜に」 グラナドス:オリエンタル(+) 佐藤弘和:はかなき幻影(*)/ドリーム・チャイルド(*) |
デュオ・シルフィード [下森佳津美(P) 竹内永和(G)] | |
(*)世界初録音。(+)ピアノ独奏。 日本では珍しいギターとピアノの常設二重奏団。両者とも室内楽などでも活躍しており、そのアンサンブルは巧である。このCDは彼らのデビュー・アルバムだが、ご覧のように、コンテンポラリー作品(いわゆる現代曲ではない)を中心にプログラミングされている。特筆すべきは、その内3曲がこのアルバムのために書き下ろされていること。たしかに、ギター&ピアノのレパートリーは多いとは言えないが、この3曲委嘱というのは注目に値する。いずれもアルバムのコンセプト、「幻想」を全面に出した魅力的な作品。広く演奏されてほしいものだ。「湿原幻想組曲」は釧路湿原の一日を描いた作品で北海道で非常に話題になっているという。噂では、2枚目のアルバムは古典派が中心となる模様。 | ||
エキゾティック ドゥミヤック:中世風小組曲 リムスキー=コルサコフ:インドの歌 レバイ(1880-1953):野ばらの主題による変奏曲 パラディス:シシリエンヌ シャミナード:スペイン風セレナーデ バルトーク:ルーマニア民族舞曲 コレッリ:ソナタ第7番 ニ短調 |
硲 美穂子(Vn) 竹内 永和(G) | |
中世から近代まで、ヴァイオリンとギターによる異国情緒溢れる音楽の旅。オーストリアの作曲家レバイによるシューベルトの有名な「野ばら」の主題によるチャーミングな変奏曲が収録されているのが貴重。 | ||
メロディア・センチメンタル ラミレス:アルフォンシーナと海(*) オヴァーレ:アズラオ(青い鳥)(*) ファリャ:ナナ(子守歌)(*)/カンシオン(*) M=トロバ:トリハ(*)[ギターソロ] ピアソラ:チキリン・デ・バチン(*) ヴィラ=ロボス:メロディア・センチメンタル(*) ペルナンブーコ:鐘の音(*)[ギターソロ] 沖縄民謡:花ぬ風車(*)[ギターソロ] 熊本民謡:五木の子守歌(*) 小椋桂:木戸をあけて(*) ギャニオン:めぐり逢い(#) リヴグレン:ダスト・イン・ザ・ウインド(*/#/+) |
Akemi(Vo) 竹内永和(G;*) 大島久美江(P;#) 石井有子(Vn;+) | |
南米の郷愁、スペインの粋。艶やかな歌声で紡ぐ極上の時間。オペラ歌手として、また様々なジャンルのレコーディング歌手として、数多くの経験を積んだAkemiのファーストアルバムは、ヴィラ=ロボスやオヴァーレ、ラミレスらの南米歌曲やファリャのスペイン民謡、さらには五木の子守歌までをも含んだ、バラエティー豊かなものとなった。今までのソプラノ歌手の常識を覆すような軽やかで味わいの深い歌の数々 、このアルバムを通じて、Akemiの作り出す新しい歌曲の世界を存分に味わっていただきたい。 | ||
ロマンス ジェイムズ・ムーディ(1907-1995): ジャカランダ、バレエの印象 シューマン:3つのロマンス Op.94 マヒモ・ディエゴ・プホール(1957-): ブエノスアイレスの雲(*) ボザ:子守歌とセレナーデ(*) ナポレオン・コスト(1805-1883):愛惜 Op.36(*) フレデリック・ハンド(1947-):感謝の詩篇(*) 吉松 隆:4つの小さな夢の歌 クララ・シューマン:ロマンス Op.22-1 |
鈴木真澄(ハーモニカ) 濱崎洋子(P) 磯野鉄雄(G;*) | |
鈴木はクロマチック・ハーモニカを崎元譲に師事し、99年FIHジャパンハーモニカコンテスト クロマチック・ソロクラシック部門1位、00年にはFIH ジャパンハーモニカコンテスト アンサンブル小編成部門1位と輝かしい経歴を持つ実力者。 このデビューアルバムは「ロマンス」と題し、シューマン夫妻の同名の作品を中心に、さまざまな種類の音楽を集め、ハーモニカの魅力を余すところなく伝えている。ハーモニカの特徴である、憧憬、郷愁といった面だけでなく、時には雄弁に歌い上げている。共演の濱崎、磯野も実力者らしく、ハーモニカとともに音楽を作り上げるのに、大きく貢献している。 | ||
イマージュ ボザ:子守歌とセレナード/3つの小品/映像Op.38 ドビュッシー:シランクス(Flソロ) ラヴェル:ハバネラ形式による小品 プーランク:サラバンドOp.179(Gソロ) フランセ:ソナタ サティ:3つのジムノペディ |
マーティン・フォーゲル(G) アン・エルキェー(Fl) | |
スウェーデン直輸入盤とのことだが、原盤レーベル等は不明。現地にも情報は無いようなので、アーティストの自主制作か。ブックレット:英語、スウェーデン語、日本語。 スウェーデンの若手ギタリスト、フルーティストによるフランス音楽。 |