| オーケストラのための変奏曲集 アーロン・コープランド(1900-1990): 管弦楽変奏曲(1957)(*) ルイージ・ダッラピッコラ(1904-1975): 管弦楽のための変奏曲(1954)(#) エリオット・カーター: 管弦楽のための変奏曲(1955)(+) ウィリアム・シューマン(1910-1992) /チャールズ・アイヴズ(1874-1954): 「アメリカ」による変奏曲(1963)(**) |
ロバート・S.ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1958年4月21日(*)/1954年10月(#)/1956年5月20日(+)/1964年11月24日(**)、以上ルイヴィル、ケンタッキー州。(**)のみステレオ(ただし、国内代理店はこれもモノラルとしている)。世界初録音、(**)以外はルイヴィルo.委嘱作品。24-bit リマスタリング。 4人の作曲家を、変奏曲という切り口で探っていく好企画の1枚。コープランド、ダッラピッコラ、カーターの3作はルイヴィルo.の委嘱作品で、それぞれが世界初録音。アイヴズ作品もW.シューマンの編曲(1963年)後、すぐに録音されている。それぞれの作風を知ることができるマニアックな楽しみだが、1950年代から60年代の「音楽が熱い」時代が録音を通して伝わって来る。 | ||
| ジョン・コリリアーノ(1938-):作品集 序曲「トーナメント」(1965)(*)/ エレジー(1965)(*)/ピアノ協奏曲(1968)(#)/ ガゼボ・ダンス(1974)(+) |
ジェイムズ・トッコ(P) シドニー・ハース指揮 ローレンス・レイトン・スミス指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1980年1月15日(*)/1993年11月24日(#)/1992年2月21日(+)、以上ルイヴィル、ケンタッキー州。(*/+)は世界初録音。24-bit リマスタリング。 コリリアーノは映画「レッド・ヴァイオリン」アカデミー音楽賞でブレイクした。 | ||
| ヘンリー・カウエル(1897-1965):作品集 賛美歌とフーガ風の調べ第3番(1954)(*)/ 管弦楽のための「オンガク」(1957)(#) [雅楽/三曲]/ 交響曲第11番「音楽の7つの定式書」(1954)(+)/ シーシス(命題)(交響曲第15番)(1961)(**) |
ロバート・ホイットニー指揮 ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1967年11月30日(*)/1958年4月20日(#)/1954年6月20日(+)/1961年11月(**)、以上ルイヴィル、ケンタッキー州。(#/+/**)は世界初録音。24-bit & HDCD リマスタリング。 カウエルはアメリカ実験音楽を代表する一人。 | ||
| エレン・ターフェ・ズヴィリシュ (ツウィリッチ)(1939-): 室内交響曲(1979)/ ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための 協奏曲「二重協奏曲」(1991)(+)/ 交響曲第2番「チェロ」(1985)(#) |
ハイメ・ラレード(Vn;+) シャロン・ロビンソン(Vc;+) アルバート=ジョージ・シュラム指揮(*) ローレンス・レイトン・スミス指揮(+/#) ルイヴィルo. | |
| 録音:1992年9月17日(*)/1991年12月5日(+)/1989年9月22日(#)。(+/#)は世界初録音、(+)はルイヴィル管の委嘱作品。 ストコフスキーが指揮したアメリカso.でヴァイオリン奏者となり、後にジュリアード音楽院でカーターとセッションズに師事した作曲家ツウィリッチ。ピューリッツァー賞をとるほどの実力を持つ彼女の、1970年代から90年代に至る3曲を収録。 | ||
| ロイ・ハリス(1898-1979):作品集 ケンタッキーの春(1949)(*)/ ヴァイオリン協奏曲(1949)(#)/ 交響曲第5番(1942/1945年改訂版)(+) |
グレゴリー・フルカーソン(Vn) ロバート・ホイットニー指揮 ローレンス・レイトン・スミス指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1960年2月9日(*)/1985年4月11日(#)/1965年5月11日(+)、以上ルイヴィル、ケンタッキー州。(*/#)は世界初録音。24-bit & HDCD リマスタリング。 雄大、正にアメリカ的な作曲家。 | ||
| アラン・ホヴァネス(1911-2000): 管弦楽のための協奏曲第7番(1953)(*)/ 交響曲第15番「銀の巡礼」(1963)(+)/ マニフィカト(1957)(#) |
オードリー・ノサマン(S) トマス・イースト(T) エリザベス・ジョンソン(A) リチャード・デイルズ(Br) ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo. ルイヴィル大学cho. | |
| 録音:1954年5月11日(*)、1965年11月23日(+)、1961年4月26-27日(#)、一部モノラル。すべて世界初録音。 東洋的・中近東的な音楽で知られるホヴァネス。ルイヴィル管の委嘱作品(*)、日本の雅楽とインドのラーガをミックスさせた(+)、ビザンツ(ギリシャ正教)の音楽スタイルを取り入れた「マニフィカト」(#)。 | ||
| ウォリングフォード・リーガー(1885-1961): ピアノと管弦楽の変奏曲 Op.54 (1953)/ ヴァイリンと管弦楽のための変奏曲 Op.71 (1960)/ 交響曲第4番Op.63(1956)(*) |
ベンジャミン・オウエン(P) シドニー・ハース(Vn) ロバート・S.ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1954年/1960年/1964年。全曲世界初録音。 | ||
| ジョージ・クラム(1929-): 変奏曲(1959)/時と河のこだま(こだま II)(1967) |
デイヴィッド・ギルバート指揮 ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1970年/1980年、以上ルイヴィル、ケンタッキー州。共に世界初録音。 | ||
| FECD-0009 廃盤 |
カレル・フサ(1921-): プラハ1968年のための音楽(*) この地球を神と崇める(#) |
カレル・フサ指揮(#) ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮(*) ルイヴィルo.、 ルイヴィル大学コンサートcho. |
| 録音:1972年5月17日(*)/1983年2月12日(#)。どちらも当版での世界初録音。 吹奏楽シーンで人気の高い「プラハ1968年のための音楽」は、作曲者の祖国で起きたプラハ動乱を嘆き、抗議と悲嘆が入り交じった“怒りの作品"。この名作(オーケストラ版)を作曲者の指揮で聴けるのは幸福なこと。「この地球を神と崇める」も原曲は吹奏楽曲だが、ここではオーケストラと合唱用に編曲。 | ||
| ウォルター・ピストン(1894-1976): セレナータ(c)(*)/交響曲第5番(+)/同第7番(#)/同第8番(**) |
ロバート・ホイットニー指揮 ホルヘ[ジョージ]・メスター指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1956年12月16日(*)/1965年2月24日(+)/1974年11月12日(#)/1975年5月15日(**)。全曲世界初録音。一部はモノラル。(c)ルイヴィルo.委嘱作品。 (c)は3楽章形式のシンフォニエッタ風。その他の3曲はそれぞれ、ジュリアード音楽院、フィラデルフィアo.、ボストンso.からの委嘱作品。 | ||
| ルー・ハリソン(1917-2003): 交響的弦楽のための組曲(1960)(*)/ 8人のバリトンと管弦楽のための 厳粛な歌 I-IV (1951-1955)(#) |
デイヴィス・ビンガム、 ビル・ガトリング、 フレッド・フード、 ジム・ジョーンズ、 エドワード・スミス、 ワード・ウェーバー、 フレッチャー・ウォルフ、 ジェイムズ・ウッドワード(Br;#) ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo.、 ウォルター・O.ダーリン合唱指揮 南浸礼派神学校cho.団員 | |
| 録音:1961年11月21日(*)/1956年2月12日(#)、以上ルイヴィル、ケンタッキー州、モノラル。共に世界初録音。(#)はルイヴィル響委嘱作品。 神話にモティーフを求めた弦楽の瞑想的な作品と、ナバホ族(ネイティヴ・アメリカン)に伝わる詩をやや中華風味の音楽に乗せた声楽作品をカップリング。前期の作品であり、1960年以降、環太平洋主義に入っていく前段の音楽だと言えるだろう。ブックレットには当時の作曲者から指揮者らへ送られた直筆のメッセージと歌詞も掲載されている。 | ||
| ヒナステラ(1916-1983): 交響的三部作「オジャンタイ」(*)/ パンペアーナ第3番 「3楽章の交響的パストラール」(#)/ 記念祝典(+) |
ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮(*) ロバート・ホイットニー指揮(#) 遠藤明 指揮(+) ルイヴィルo. | |
| 録音:1969年5月7日(*)/1954年11月(#)/1982年1月25日(+)。全て世界初録音、(#)はルイヴィルo.の委嘱作品。(*)と(#)はモノラル。 アルゼンチンの作曲家による作品集で、インカ帝国の伝説をモティーフにした「オジャンタイ」、ルイヴィルo.の委嘱・世界初録音になる「パンペアーナ第3番」など、他のCDでも入手が難しい作品がそろっている。アメリカ全土のオーケストラを指揮し、1980年から83年までルイヴィルo.の音楽監督を務めた遠藤明の指揮にも注目。 | ||
| エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959): 浸食−アマゾン川の水源(p/c)(*) 序曲「熱帯林の夜明け」(+)(p/c) アフリカの踊り(#)(p)/ブラジル風バッハ第4番(**) |
ロバート・ホイットニー指揮 ホルヘ[ジョージ]・メスター指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1952年1月13日(*)/録音:1954年2月(+)/1969年5月7日(#)/1977年5月10日(**)。(p)世界初録音。(c)ルイヴィルo.委嘱作品。(c)はそれぞれ初演後に録音(モノラル)。「ブラジル風バッハ第4番」はソニーの著名なプロデューサーだったアンドルー・カズディンによる制作。 | ||
| アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):作品集 悲歌的交響曲(交響曲第2番) (1957/1966年改訂版)(*)/ 夜想曲(1947/1955年改訂版)(#)/ 管弦楽のための狂詩曲(1956)(+) |
ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1961年(*)/1965年5月9日(#)/1966年11月22日(+)。全曲世界初録音。24-bit リマスタリング。 重苦しくとも深淵な真相に引き込まれるパヌフニクの管弦楽曲。 | ||
| ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959): 交響曲第5番(*)(p)/間奏曲(+)(p/c)/ オーボエ協奏曲(#)/3つの版画(**)(p/c) |
マリオン・ギブソン(Ob;#) ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1966年2月18日(*)/1953年3月26日(+)/1980年1月15日(#)/1959年4月28日(**)。一部モノラル。(p)世界初録音。(c)ルイヴィルo.委嘱作品。 戦後すぐに作曲されチェコ・フィルに献呈された交響曲第5番ほかを収録。ジャズの影響も受けた作風は、ルイヴィル管の得意とする作風。 | ||
| ノーマン・デッロ・ジョイオ(1913-): ハイドン讃(1969)(*)/聖ジャンヌの勝利の交響曲(1951)(#) |
レナード・スラットキン指揮 ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1974年(*)/1952年(#)、以上ルイヴィル、ケンタッキー州。共に世界初録音で、(#)はルイヴィル管の委嘱作。 | ||
| フランク・マルタン(1890-1974): ヴァイオリン協奏曲(*) チェロ協奏曲(1965)(+) |
ポール・クリング(Vn;*) スティーブン・ケイツ(Vc;+) ロバート・ホイットニー指揮(*) ホルヘ[ジョージ]・メスター指揮(+) ルイヴィルo. | |
| 録音:1963年5月9日(*)/1973年4月9日(+)。 古典的な形式によるヴァイオリン協奏曲は、シェイクスピアの「テンペスト」にインスパイアされた歌曲から派生したファンタジックな作品。チェロ協奏曲とともに世界初録音。 | ||
| パウル・ヒンデミット(1895-1963):作品集 室内音楽第2番 Op.36-1(1924)(*)/ ヴィオラと大室内管弦楽のための 協奏音楽 Op.48(1930)(#)/ ピアノ協奏曲(1945)(+) |
リー・ルヴィージ(P) ラファエル・ヒルヤー(Va) ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮 ローレンス・レイトン・スミス指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1968年6月6日(*)/1969年5月7日(#)/1987年11月7日(+)。(#)は世界初録音。 ヒンデミット30年の変遷、ルヴィージの劇的なピアノ。 | ||
| ネッド・ローレム(1923-): 11人の奏者による11の練習曲(1959)(*)/ 6楽章のピアノ協奏曲(1969)(#) |
ジェローム・ルーエンサール(P;#) ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮 ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1965年(*)/1973年(#)、以上ルイヴィル、ケンタッキー州。共に世界初録音。 | ||
| アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977): 作品集 ピアノ協奏曲第2番(*)/ 交響曲第2番(#)/組曲(+) |
アレクサンドル・チェレプニン(P) ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1961年5月10日、モノラル/1965年1月、ステレオ(#)/1954年5月9日、モノラル(+)。全て世界初録音。(+)はルイヴィルo.委嘱作品。 チェレプニン賞を設置したことでも知られる作曲家が、自作自演で聴かせる協奏曲はパワフルな作風。近年、交響曲やピアノ協奏曲が再評価されているだけに、世界初録音のこの音源は、時代を伝える意味もあって注目されるだろう。 | ||
| クリストファー・ラウズ(ルーズ;1949-): 交響曲第1番(1986)/ファンタズマ(1981-1985;3曲) |
デイヴィッド・ジンマン指揮 ボルティモアso. | |
| 録音:1988年&1989年、ボルティモア。共に世界初録音。 | ||
| 黛敏郎(1929-1997):作品集 プリペアド・ピアノと弦楽のための小品(1957)(*)/ 交響詩「輪廻」(さむさーら)(1962)(#)/ 弦楽オーケストラのためのエッセイ(1963)(+) |
ベンジャミン・オウエン(P) ロバート・ホイットニー指揮(*/#) 遠藤明 指揮(+) ルイヴィルo. | |
| 録音:1963年4月(*)/1966年5月11日(#)/1980年11月4日(+)、以上ルイヴィル、ケンタッキー州。すべて世界初録音。 アナログ・レコード時代には、珍しい海外録音としてマニアの注目を集めていた音源がCDに。ケージの影響を受けつつ前衛的には至らない「プリペアド・ピアノ協奏曲」、「涅槃交響曲」などに通じる「輪廻(さむさーら)」など、1950年代から60年代初期にかけての注目作を集めた。 | ||
| ダリウス・ミヨー(1892-1974):作品集 管弦楽のための「地中海」序曲 Op.330/ ケンタッキアーナ 〜ケンタッキーの12の旋律による ディヴェルティメント Op.287/ 葬送の行列 Op.202/4つのロンサールの歌 Op.223/ 交響曲第6番 Op.343 |
ポーラ・シーベル(S) ロバート・ホイットニー指揮 ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮 ルイヴィルo. | |
| 内3曲が世界初録音。24-bitリマスタリング。 ミヨーのあらゆる要素がこの1枚に集約。 | ||
| ワールド・プレミア・コレクション カウエル:賛美歌とフーガ風の調べ第3番〜第1部 ハリソン:組曲「アポロを讃えて」 ホヴァネス:交響曲第15番「銀の巡礼」〜ラヴァナ山 ダッラピッコラ: 管弦楽のための変奏曲〜I. Quasi lento, misterioso ピストン:セレナータ〜II. Con Sentimento ハリス:ヴァイオリン協奏曲〜第4部 ヴィラ=ロボス:アフリカの踊り〜第3楽章 パヌフニク: 悲歌的交響曲(交響曲第2番)〜III. Molto andante 黛敏郎:プリペアド・ピアノと弦楽のための小品〜II. Interlude クラム:時間と川の反響〜I. Frozen Time ローレム:6楽章のピアノ協奏曲〜III. Whispers コリリアーノ:ガゼボ・ダンス〜IV.タランテラ フーサ:トロイアの女〜V. Scene IV ロウズ:表象像〜悪魔のようなマシーン タワー:銀のはしご〜第3部 ピッカー:交響曲第2番〜第1楽章 ハービソン:ユリシーズの弓〜Scene V: 再会 |
ルイヴィルo. ボルティモアso. ヒューストンso. ピッツバーグso. セントルイスso. | |
| ファースト・エディションからリリースされた多くの音源の中から、世界初録音のものを集めたコンピレーション。同時にレーベルのカタログ的な役割も果たしており、20世紀音楽入門CDとしても優れている。黛敏郎作品など、これからリリース予定の音源も含まれている。すべて世界初録音。 | ||
| ウィリアム・ボルコム ウィリアム・ボルコム(1938-): 交響曲第1番 (1957) (*)/ 交響曲第3番「室内管弦楽のための」(1979)/ 組曲「シアトルスルー」(1986) (#) |
ローレンス・レイトン・スミス指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1990年&1991年。(*/#)は世界初録音。解説:ウィリアム・ボルコム。 (#)の作品名は、1977年に史上初、無敗でのアメリカ三冠を達成した競走馬の名に拠っている。 | ||
| ヴィンセント・パーシケッティ(1915-1987):作品集 セレナード第5番(#)/交響曲第5番(#)/交響曲第8番(*) |
ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮(*) ロバート・ホイットニー指揮(#) ルイヴィルo. | |
| 全曲世界初録音。(#)はルイヴィルo.委嘱作品で、モノラル。吹奏楽ファンにも根強い人気があるパーシケッティは、オーケストラの醍醐味を教えてくれる親しみやすい作風が特徴であり、この3曲も初演時から人気のある作品。弦楽のために書かれた「交響曲第5番」は、12音列を使いながらも深刻すぎない音楽であるために高い評価を受けている。 | ||
| エルンスト・トッホ(1887-1964): 小序曲 (1932) (*)/ ピーター・パン(オーケストラのための おとぎ話)Op.76 (1956) (#)/ ノットゥルノ Op.77 (1953) (+)/ 狂想詩「イェフタ」 (交響曲第5番)Op.89 (1963) (**) |
ホルヘ(ジョージ)・ メスター指揮(*) ロバート・ホイットニー指揮(*以外) ルイヴィルo. | |
| 録音:1969年(*)/1960年、モノラル(#)/1954年1月、モノラル(+)/1965年11月23日(**)。全曲世界初録音。(+)はルイヴィルo.委嘱作品。 シェーンベルクを中心とした新ウィーン楽派および分離派芸術などの影響を受け、その作風と精神を受け継いだトッホ。わずか2分30秒のディヴェルティメントである「小序曲」や、不気味な美しさを持つ「ノットゥルノ」、シェーンベルクへのオマージュと呼べそうな「イェフタ」などを収録している。 | ||
| ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973): 毎日の幻想曲(*)(c)/ピアノ協奏曲第3番(+)(c) 歌と踊りの夜想曲(#) |
ベンジャミン・オーエン(P;+) ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1954年12月(*)/1960年1月(+)/1966年5月10日(#)。一部モノラル。(c)ルイヴィルo.委嘱作品。 「毎日の幻想曲」は初演直後に録音されたもので、「ピアノ協奏曲第3番」は初演から11年後の録音。3曲とも現在他の録音が少ない。 | ||
| カルロス・スリナッチ(1915-1997): メロリズミック・ドラマス(*)/交響的変奏曲(+) 序曲「フェリア・マヒカ(マジック・フェア)」(#) フラメンコ・シンフォニエッタ(**) |
ホルヘ[ジョージ]・メスター、 ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1967年11月30日(*)/1965年5月(+)/1956年4月(#)/1954年(**)。すべて世界初録音。(#/**)ルイヴィルo.委嘱作品。 スペインのバルセロナに生まれドイツ各地で学んだスリナッチは、ストラヴィンスキーやヒンデミットを思わせる新古典主義をベースに、多くのオーケストラ作品を作曲。スペイン風味を取り入れた主題による変奏曲や交響曲(ファリャ風)など、もっと聴かれてよい曲ばかり。 | ||
| ブリティッシュ・モダン Vol.1 アーサー・ブリス(1891-1975):ディスコース(*)(c) エドマンド・ラッブラ(1901-1986): ヴァイオリンと管弦楽のための即興曲(+)(c) マルコム・アーノルド(1921-): 2つのヴァイオリンのための協奏曲(#) ジョン・アディソン(1920-1998): トランペット、弦楽とパーカッションのための協奏曲(**) |
ロバート・ホイットニー指揮 ホルヘ[ジョージ]・メスター指揮 ルイヴィルo. レオン・ラピア、シドニー・ハース、 ピーター・マクヒュー、 ポール・クリング(Vn) | |
| 録音:1957年11月(*)/1955年10月(+)/1973年2月5日(#)/1969年5月9日(**)。一部モノラル。すべて世界初録音。(c)ルイヴィルo.委嘱作品。 イギリスのさまざまな作風による作品集であり、委嘱作のブリス作品は初演と同時期の録音。ラッブラ作品ではライナー時代のシカゴ響でコンマスを務めたシドニー・ハースが、ソロを演奏している。 | ||
| フレンチ・モダン Vol.1 アルテュール・オネゲル(1892-1955): アグラヴェーヌとセリゼットのための前奏曲(*)/ 古風な組曲(+)(p/c) ジャック・イベール(1890-1962): レディング牢獄のバラード(#)/バッカナール(**)(p)/ ルイヴィル協奏曲(++)(p/c) |
ロバート・ホイットニー指揮 ホルヘ[ジョージ]・メスター指揮 ルイヴィルo. | |
| 録音:1969年2月11日(*)/1961年(+)/1973年12月12日(#)/1970年(**)/1954年3月(++)。一部モノラル。(p)世界初録音。(c)ルイヴィルo.委嘱作品。 オネゲル作品は現在他のレーベル・カタログでもあまり見かけない貴重なリリース。イベール作品では当オーケストラの名前を冠した「ルイヴィル協奏曲」ほか、現代的なパフォーマンスを得意とするオケの特徴がストレートに出ている。 | ||
| ポーランドの現代作品集 ルトスワフスキ:ルイヴィルのためのファンファーレ [ローレンス・レイトン・スミス指揮/録音:1987年4月29日](*) ペンデレツキ:デ・ナトゥラ・ソノリス第2[ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮/録音:1972年5月17日] スクロヴァチェフスキ:夜の音楽[ジョン・ネルソン指揮/録音:1981年4月28日] パヌフニク:夜想曲[ロバート・ホイットニー指揮/録音:1965年5月9日] タンスマン:カプリッチョ[ロバート・ホイットニー指揮/録音:1955年4月、モノラル](*) ラトハウス:管弦楽のための前奏曲[ロバート・ホイットニー指揮/録音:1954年6月] 以上全て、ルイヴィルo. | ||
| すべて世界初録音、(*)はルイヴィルo.委嘱作品。 1940年代から80年代まで、幅広い時期に作曲されたもので、民族楽派からトーン・クラスター、機能主義的な作品など、20世紀ポーランド音楽史の歩みを垣間見るようなセレクションにもなっている。近年は日本の指揮台に立つことが多くなったスクロヴァチェフスキの、バルトークを思わせる作品も聴きもの。 | ||
| ハンガリーの現代作品集 シェイベル:クラリネットと弦楽のための小協奏曲(*) ドラティ:チェロ協奏曲(#) コダーイ:交響曲(+) |
ジェイムズ・リヴィングストン(Cl;*) ヤーノシュ・シュタルケル(Vc;#) ホルヘ(ジョージ)・メスター指揮(*/#) ロバート・ホイットニー指揮(+) ルイヴィルo.(*/#/+) | |
| 録音:1969年5月9日(*)/1977年10月2日(#)/1962年11月14日(+)。すべて世界初録音。 指揮者として有名なドラティの作品は、民謡風の第2楽章やエルガーの協奏曲を思わせる深い情感が印象的な作品で、シュタルケルが入魂の演奏を披露している。民俗舞曲風のシェイベル作品、日本の情緒とも共通点がありそうなコダーイ作品も聴きものだろう。 | ||