ポッジャーのバッハ「無伴奏」セット、限定再プレス! J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(全曲) レイチェル・ポッジャー(Vn) | |||
録音:1998年12月&1999年4月、メノ派教会、デフェンテル、オランダ。
初出CD:
CCS-12198 [国内仕様盤: MCCS-12198, OCCS-12198 ],
CCS-14498 [国内仕様盤: MCCS-14498, OCCS-14498 ] 〔各1CD分売、全点入手不能〕。 世界中のレビューで絶賛された至高の名演。この限定2CDセットは2002年に発売されるやいなや大好評を得、一旦の品切を経て2007年にも再プレス〔2010年頃にほぼ品切〕、2021年現在の流通分は2017年のプレス分と思われる。初出の単売アイテムも2010年代以降品切で入手出来ない状態。お早めの御入手をお勧めしたい。 | |||
CCSSEL-6212 (2CD) 廃盤 |
レイチェル〜私が愛する音楽 | ||
CCSBOX-6414 (8CD) 廃盤 |
ポッジャー&クーパー〜モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 | ||
CCSSEL-6818 (10CD) 廃盤 |
インマゼール〜モーツァルト:ピアノ協奏曲全集
ヨス・ファン・インマゼール(Fp|使用楽器:クリストファー・クラーク製作〔モデル:ヴァルター〕) アニマ・エテルナ | ||
録音:1990年3月-1991年2月。スリム・ケース仕様。旧品番: CCSBOX 10, CG-08016 (Canal Grande) 〔ともに廃盤、入手不能〕。 | |||
CCS-0490 廃盤 |
佐藤豊彦 Vol.1 〜 シャコンヌ、J.S.バッハ:バロック・リュート・リサイタル | ||
ウィリアム・コーベット(1675頃-1748): 2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェンバロのための 「 Bizzarie Universali 」Op.8 [ミラノ風/ジェノヴァ風 Alla Genoues / Alla Todesca /スペイン風 Alla Spagniola / ローマ風/シチリア風/パドヴァ風/アイルランド風] |
アンドルー・マンゼ(Vn) ロイ・グッドマン(Vn)指揮 ヨーロピアン・コミュニティ・ バロックo. | ||
発売:1991年。 ウィリアム・コーベットはJ.S.バッハより10歳ほど年長だが、ほとんど無名に近いイギリスの作曲家。マンゼとグッドマンが共にヴァイオリン独奏をつとめると言う、豪華極まりない布陣。 | |||
佐藤豊彦 Vol.2 〜 スカルラッティ&ザンボーニ、18世紀イタリアのリュート音楽 ジョヴァンニ・ザンボーニ(1664?-1721?):ソナタ〔第9番/第11番〕(Lucca, 1718) D.スカルラッティ(1685-1757)/佐藤豊彦(1943-)編曲:ソナタ集 (#) 〔 Andante (K.380) / Fuga (K.30) / Adagio e cantabile (K.208) / Allegro (K 322) / Andante e cantabile (K 481) / Allegro (K 476) / Minuet (K 440) 〕 佐藤豊彦(アーチリュート;#以外/ソプラノ・リュート;#) ミヒル・ニッセン(バス・リュート;#) | |||
録音:1990年1月、ベタニア修道院、アムステルダム、オランダ。他出: PHILIPS (Japan), PHCP-178〔廃盤、入手不能〕。 | |||
ブケ、アムステルダム・ルッキ&佐藤豊彦〜 メランコリーのイメージ〜リコーダ−五重奏曲集 ホルボーン:「パヴァーヌ、ガリアード、アルマンド、 そして厳粛な軽快なその他のエア」(1599)より(*) [「ボナ・スペランザ/ミューズの涙」/ 「天国/ため息]/ 「インフェルヌム/ガリアード」/ 「アモレッタ/ネク・インヴィデオ」/ 「メランコリーのイメージ/ エッチェ・クアム・ボヌム」/ 「パヴァーナ・プロラヴィト/ シク・セムペル・ソレオ」/ 「葬儀/ガリアード」/ムイ・リンダ] ケース・ブケ(1950-):ラクリメ(#) ダウランド:メランコリー・ガリアード(+) |
ケース・ブケ (バロックFl;*/#) アムステルダム・ ルッキ・スターダストQ (*) [ダニエル・ブリュッヘン、 ベルト・ドリーヴァー、 パウル・レーンフーツ、 カレル・ファン・ ステンホーフェン (バロックFl)] 佐藤豊彦(リュート;+) | ||
録音:1991年1月25日-27日、ドープスヘジンデ教会、ハーレム、オランダ。 1992年の発売当初は、国内仕様盤としても NSC-333 (廃盤)という型番で発売されていた物 | |||
CCS-3091 廃盤 |
佐藤豊彦 Vol.3 〜スペイン風変奏曲の芸術 | ||
テレジエンシュタット収容所からの作曲家たち 1941-1945 〜ハンス・クラーサ(1899-1944): 弦楽四重奏曲 Op.2 (1921) /弦楽三重奏のための「舞曲 [Tanz] 」(1943) / バリトン、クラリネット、ヴィオラとチェロのための3つの歌(1943) (*) / 弦楽四重奏のための主題と変奏(1935-36) ラ・ロシュSQ [マラート・ディケルマン、サラ・ペイン(Vn) ジャン・コキッチ(Va) ルドルフ・グリム(Vc)] クレメンス・スウォヴィオチェク(Br;*) イファー・ベリクス(Cl;*) | |||
録音:1992年1月14日-17日、城教会、バート・ホンブルク、ドイツ | (P) (C) 1992 。団体名はドイツの女性作家ゾフィー・フォン・ラ・ロシュ [Sophie von La Roche] (1730-1807) から取られているとの事。 #当盤はレーベル品切れで、このまま廃盤となる可能性があります。入手出来無い場合はご容赦下さい。 | |||
CCS-3892 廃盤 |
オルフェウスSQ 〜ドビュッシー、ラヴェル、デュティユー | ||
オルフェウスSQ 〜ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 〔第3番 ニ長調 Op.18 No.3 / 第7番 ヘ長調 Op.59 No.1 〕 |
オルフェウスSQ | ||
録音:1993年6月22日-24日、レンスワウデ、オランダ| (P) (C) 1994 。当団体唯一のベートーヴェン。 | |||
プライム・メリディアン フランク・ザッパ: ピーチズ・エン・レガリア/レッツ・メイク・ザ・ウォーター・ターン・ブラック/ オー・ノー/イゴールのブギ/イート・ザット・クエスチョン/エキドナズ・アーフ ミルトン・バビット:全てのためのファンファーレ キャプテン・ビーフハート: アイス・ローズ/人参は近くにあるがそれは兎からダイヤまでの距離と同じ/ ホエン・アイ・シー・マミー・アイ・フィール・ライク・ア・マミー/ エイプス・マ/ドロップアウト・ブギ/サクション・プリンツ ハービー・ハンコック:ジェシカ ジョン・ネルソン:ソング・フォー・ア・デッド・キング パターソン・M.シェマリア:パンドラス・マジック・キャッスル ストラヴィンスキー:新しい劇場のためのファンファーレ ケニー・ホイーラー:ソング・フォー・サムワン メリディアン・アーツ・アンサンブル | |||
発売:1995年。金管大国USAで結成された金管五重奏団メリディアン・アーツ・アンサンブルによる、ザッパ・バンドの異才フランク・ザッパの音楽と金管五重奏による音楽の異種格闘技戦。 | |||
#CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します オルフェウスSQ 〜バルトーク:弦楽四重奏曲集 〔第1番 Op.7, Sz.40 /第3番 Sz.85 /第4番 Sz.91 〕 #CDショップ・カデンツァ独自翻訳・編集・製作のため、無断転載・使用は堅くお断り致します |
オルフェウスSQ | ||
録音:1995年5月1日-4日、6月6日-7日、レンスワウデ、オランダ| (P) (C) 1995 。全集が予定されていたようだが未完に終わり、2020年現在当団唯一のバルトークとなっている録音。 オルフェウスSQ [Orpheus Quartet] は1987年に結成されたオランダの団体。 当初 ASV へ、1990年代初頭から Channel Classics からアルバム4枚を発売、他に K&K, Emergo, CPO 等のレーベルへ録音を残した。最も近年の録音は、2013年&2016年録音のバルギール:弦楽四重奏曲集 (CPO, 555 095-2) 。 公式サイトには2011年頃までは演奏会評? が残っているが、2020年1月現在中身が空となっており、活動状況は不明。 #レーベル廃盤、流通在庫限り。 | |||
Consort Songs ダウランド、バード、タリス、シンプソン、 ウィリアム・コボルド(1560-1639)、P.マンド、 ジョン・ジェンキンズ、A.フェラボスコ IIの作品 |
コナー・バロウズ(ボーイS) アムステルダム・ルッキ・ スターダストQ | ||
発売:1996年。 | |||
CCS-9396 廃盤 |
レスピーギ:歌曲全集 Vol.1 | レオナルド・デ・リージ(T) レイニルド・メース(P) | |
CCS-11397 (3CD) 廃盤 |
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
ゲルト・テュルク(T;福音史家) ヘールト・スミッツ(B;キリスト) ペーター・コーイ(B;ピラト、ユダ) アンドレアス・ショル/他 ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会 | ||
録音:1997年。# 2011年、同団体による2010年新録音盤 (CCSSA-32511) が発売。 | |||
CCS-11998 廃盤 |
レスピーギ:歌曲全集 Vol.2 | レオナルド・デ・リージ(T) アンドレア・カッツェル(S) レイニルド・メース(P) | |
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲(全曲)BWV.1007-BWV.1012 |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc) | ||
録音:1998年1月、ファルクコーフ教会(オランダ)。『わたしたちは感謝している。これらの楽曲が存在していることに。』と語るウィスペルウェイが全身全霊を傾けたバッハ。 | |||
ロッシーニ:ピアノ作品全集 Vol.1 老年のいたずら第5集 「幼い子供たちのためのアルバム」 |
パオロ・ジャコメッティ(P) | ||
当全集は全8巻。Vol.3(CCS-16098)、 Vol.4(CCS-18098/CCSSA-18003 [HYBRID_SACD])、Vol.5(CCSSA-20504 [HYBRID_SACD])、Vol.6(CCSSA-22705 [HYBRID_SACD])、Vol.7(CCSSA-24106 [HYBRID_SACD])、Vol.8(CCSSA-24907 [HYBRID_SACD];2007/03発売)。 | |||
聖人と罪人−17世紀の対話形式の音楽 | カペラ・フィグラーリス | ||
もともと世俗的要素の強かった「対話曲」は、その分かりやすさから次第に教会の教化に使われるようになったらしい。ただ、現在それだけを集めて録音されるということはほとんどない。 | |||
CCS-12698 廃盤 |
バッハ:フーガの技法 | アムステルダム・ ルッキ・スターダストQ | |
CCS-12798 廃盤 |
バッハ:ゴルトベルク変奏曲 | ミア・チュン(P) | |
CCS-12998 廃盤 |
エルガー:チェロ協奏曲 ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 |
ピーテル・ウィスペルウェイ(Vc) ステーン指揮 オランダ放送po. | |
CCS-13098 廃盤 |
ドヴォルジャーク:ドゥムキー三重奏曲 マルタン:アイルランド民謡によるピアノ三重奏曲 アイヴズ:三重奏曲 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番 ノヴァーク:バラード形式のピアノ三重奏曲 ショスタコーヴィッチ:ピアノ三重奏曲第2番 |
オシリス・トリオ | |
モーツァルト: ジーグ K.574/幻想曲とフーガK.394/ ピアノ・ソナタ第10番K.330/メヌエットK.355/ ピアノ・ソナタ第5番K.283/幻想曲K.397/ デュポールのメヌエットによる変奏曲K.573/ メヌエット K.1(K.6:1e)/メヌエット K.1(K.6:1f) |
デヤン・ラツィック(P) | ||
5歳のときのメヌエットから死の年に作られたジーグまで、モーツァルトがさまざまな年代にさまざまな場所で作曲したピアノ曲を集めた回顧風アルバム。ヴィスペルウェイとのコンビで急速に名前を知られるようになり、今や当レーベルの看板アーティストの一人ラツィックの、確か当レーベルへの初録音だったもの。 #レーベル廃盤、流通在庫限り。 | |||
CCS-13498 (2CD) 廃盤 |
バッハ:教理問答書コラールより | レオ・ファン・ドゥセラール ヨス・ファン・ フェルトホーフェン指揮 オランダ・バッハ教会cho. | |
CCS-13598 廃盤 |
テレマン: 組曲第1番/協奏曲第2番/チェンバロのための幻想曲/ ソナタ イ長調/ソナタ ト短調/ フルートのための幻想曲/ヴァイオリンのための幻想曲 |
フロリレジウム | |
シューマン: 歌曲集「リーダークライス」Op.24/ ケルナーの詩による12の歌曲 Op.35 |
ヨッヘン・クプファー(Br) ライニルト・メース(P) | ||
ロッシーニ:ピアノ作品全集 Vol.2 老年のいたずら第6集「如才ない子供たちのためのアルバム」 |
パオロ・ジャコメッティ(P) | ||
当全集は全8巻。Vol.1(CCS-12398)、Vol.3(CCS-16098)、 Vol.4(CCS-18098/CCSSA-18003 [HYBRID_SACD])、Vol.5(CCSSA-20504 [HYBRID_SACD])、Vol.6(CCSSA-22705 [HYBRID_SACD])、Vol.7(CCSSA-24106 [HYBRID_SACD])、Vol.8(CCSSA-24907 [HYBRID_SACD];2007/03発売)。 | |||
ダリウス・ミヨー(1892-1974):室内楽作品集 ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための組曲(1936)/ ヴィオラとピアノのためのソナタ第2番(1944)/ フルート、オーボエ、クラリネットとピアノのためのソナタ(1918)/ ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番(1917)/ ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための四重奏曲(1966) アンサンブル・ポリトナール | |||
ミヨーの室内楽作品だけを集めた現役盤は意外に少ないから、このアルバムは重宝されるかもしれない。アンサンブル・ポリトナールは1992年にミヨー生誕100周年を記念して結成された。オランダやフランスでのコンサート活動も活発で、ジャン・フランセのクラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲は、このアンサンブルによって初演された。 | |||
テレマン: パルティータ第2番 ト長調(*/+)/ソナタ ト短調(*/+) オーボエ協奏曲 ニ短調〜アダージョ(*/#/+)/ 組曲 ト短調(*/##)/ソナタ イ短調(*/+)/ トリオ・ソナタ ホ長調(*/#/+)/ トリオ・ソナタ ニ短調(#/+) |
バート・シュニーマン (バロックOb;##)・オーボエ;) メンノ・ファン・デルフト(Cemb;*) シーベ・ヘンストラ(Org;#) ピーター・ウィスペルウェイ(Vc;+) フランス・ローベルト・ベルクホウト (バロックFg;**) | ||
使用楽器:1700年頃、ヤーコプ・デンナー製をモデルにトシ・ハセガワ複製(##)。 バート・シュニーマンは1954年オーストラリアのメルボルンに生まれ、オランダでハン・デ・フリースに師事して1977年に勉強を終えた。1996年までワレーリー・ゲルギエフ率いるロッテルダム・フィルハーモニック管弦楽団の首席奏者を務めた後、ソロに転向した。また、オランダ管楽アンサンブルの音楽監督として改革の腕を振るい、そのレパートリーと適応力を拡大した。シュニーマン自身、非常に幅広い音楽性の持ち主であり、現代音楽に積極的にかかわる一方で、ピリオド楽器にも取り組み、ブリュッヘン、コープマンらと共演を行っている。現在、ハーグ王立音楽院のオーボエ科教授も務めている。シュニーマンの吹くテレマンは実に余裕たっぷりでまったくムラがなく、聴いていて頼もしく、心地よい。ひと昔前の干からびたようなバロック・オーボエとは、まるでちがう。そして通奏低音陣のこの顔ぶれ。なんとウィスペルウェイが弾いている!そして彼のパートナーであるファン・デルフト、寺神戸亮のパートナーとして日本でもよく知られているヘンストラ、18世紀オーケストラほかオランダのピリオド楽器オーケストラにこの人あり、のベルクホウト。 | |||
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集 平均律クラヴィーア曲集第1巻〜プレリュード ト長調(*)/ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番(*/#/##)/ チェンバロ協奏曲第2番〜シチリアーノ(*/#/##)/ 無伴奏チェロ組曲第1番〜プレリュード ニ長調(*)/ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番(*/**)/ イタリア協奏曲〜アンダンテ(*/#)/ 小プレリュードとフゲッタ集〜プレリュード(*)/ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第3番(*/+/##)/ チェンバロ協奏曲第5番〜ラルゴ(*/#) |
ピータ−・ ウィスペルウェイ(ピッコロVc;*) リチャード・エガー (Org;#/Cemb;+/Fp;**) ダニエル・イードン(Vc[通奏低音];##) | ||
ピリオド楽器使用。さまざまな楽器編成で録音されているバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタだが、ここでウィスペルウェイが重視したのは曲の持つポリフォニックな特徴。第1番&第3番では通常の大きさのバロック・チェロが鍵盤奏者の通奏低音機能を補助、代行し、第2番ではクラヴィコードの響きを追求してフォルテ・ピアノが使用されている。そうすることでこれらの作品の音の紡ぎ具合が実に鮮明に浮き上がる。また各ソナタの前後にはそれぞれ前奏曲、後奏曲としてスロー・テンポの小曲が演奏されており、1枚のアルバムとしての完成度を大いに高めている。 | |||
D.スカルラッティ:ソナタ集 [K.115, 116, 481, 491, 427] ヘンデル:シャコンヌ/トリオ・ソナタ/組曲 |
カトナ・トゥインズ(Gデュオ) | ||
1968年生まれ、一卵性双生児ギター・デュオ「カトナ・トゥインズ」によるバロック編曲アルバム。 ポピュラー・バロック・アルバムではなくバロックの巨匠の名作をギターに置き換えて贈る力作。とくにスカルラッティの良さがひかる。 | |||
CCS-14398 廃盤 |
フランツ・シュレーカー(1878-1934):ピアノ伴奏歌曲全集 Vol.2 | ||
CCS-14598 廃盤 |
バッハ(1685-1750): トリオ・ソナタ ト長調BWV1038 (フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための)、 音楽の捧げものBWV1079〜6声のリチェルカーレ、 トリオ・ソナタ ト長調BWV1039 (2つのフルートと通奏低音のための)、 音楽の捧げものBWV1079〜トリオ・ソナタ ハ短調 (フルート、ヴァイオリンと通奏低音のための)、 トリオ・ソナタ ハ長調BWV1037 (2つのヴァイオリンと通奏低音のための) |
フロリレジウム | |
CCS-14698 廃盤 |
ア・ニュー・センチュリー・クリスマス | ニュー・センチュリー・ サクソフォンQ | |
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集 〔第1番−第6番 BWV.1014-1019 /ホ短調 BWV.1023 (*) /ト長調 BWV.1021 (*) / 第6番 ト長調(初稿) BWV.1019a (*) /第6番 BWV.1019a のニ稿〜カンタービレ〕 レイチェル・ポッジャー(Vn) トレヴァー・ピノック(Cemb) ジョナサン・マンソン(Vg;*) | |||
「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」で金字塔を打ち建てたポッジャーのバッハ、そして巨匠ピノック久々の本格的録音復帰という2点において、きわめて注目すべきアルバム。 ポッジャーはピノックの説得により彼の率いるイングリッシュ・コンサートのコンサート・ミストレスに就任したのだが、今度はピノックがポッジャーを介してチャンネル・クラシックスに録音を開始することになったわけである。父娘ほどの年齢差のある二人だが、そのコンビネーションは完璧。通常の6曲の他あまり録音の多くない通奏低音付きソナタや異稿を収録していること、またイングリッシュ・コンサートの首席チェリストを務めると同時に、ヴィオラ・ダ・ガンバの名手であのファンタズムのメンバーでもあるマンソンが参加していることも大きな魅力である。ハルモニア・ムンディから発売されたマンゼ/エガー/テル・リンデン盤と双璧を成すことはまちがいなく、2枚で1枚分というコスト・パフォーマンスもだめ押しの極めつけアイテムである。 | |||
ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」 |
アヴァロンSQ | ||
2000年のミュンヘン国際音楽コンクール室内楽部門の覇者、アメリカの若手奏者からなるアヴァロンSQのデビュー盤。 | |||
レスピーギ:歌曲全集 Vol.3 アルメニアの詩人が語る4つの詩 P 132/ 2つの抒情詩 P 123/5つの抒情詩 P 108/ 4つの抒情詩 P 125/ La donna sul sarcofago P 121/ La statua P 122/4つのスコットランド民謡編曲 P 143 |
エリザベッタ・スカノ(S) レオナルド・デ・リージ(T) アンドレア・カッツェル(S) レイニルド・メース(P) | ||
日本では「ローマ三部作」、「シバの女王ベルキス」、「リュートのための古風な舞曲とアリア」などの影に隠れてしまっているが、レスピーギの歌曲は世界中に根強いファンを得ている。これらの歌曲は、ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院教授時代の門下生でもあった、妻エルザ・レスピーギの協力を得て作曲された事でも知られる。今回の第3集にはイタリア歌曲のスペシャリスト、スカノらが起用され、充実したアルバムとなった。 | |||
CCS-15298 (2CD) 廃盤 |
グルジェフ/ハルトマン: ムーヴメントのための音楽/1924年より前にかかれた作品/「魔術師たちの闘争」より/ ハルトマン「白いムーヴメント集」より/ ハルトマン「白いムーヴメント集」を完成させるためのヒストリカル・ヴァリエーション ヴィム・ファン・ドゥレメン(P) | ||
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 コダーイ:無伴奏チェロソナタ |
ピーター・ウェスペルヴェイ(Vc) リチャード・トネッティ指揮 オーストラリア室内o. | ||
ピリオド楽器、現代楽器の枠を超えて20世紀最後に現れたチェロの巨人ウィスペルヴェイ。来日公演は大成功、そしてリリースするアルバムがどれも大ヒットと、その躍進ぶりは著しい。「巨人」というほど重苦しくない、その知的で洗練された響きが時代にうまくはまったのだろう。 | |||
CCS-15498 廃盤 |
ニュー・センチュリー・サクソフォン・クァルテット〜ホーム・グロウン委嘱作品集 Vol.1 シャッファー、ピケット、マッセラ、ヴァリツキ、オット、ブーンの作品 ニュー・センチュリー・サクソフォンQ | ||
CCS-15598 廃盤 |
ブラジル ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ[第1番/第5番] マルロス・ノブレ(1939-)::3つの黒人の歌/他 |
ピラール・フランド(S) エリアス・アリスクレン指揮 セロ・オクテート・ コンフント・イベリコ | |
CCS-15698 廃盤 |
W.ローズ(1602-1645):4声と5声のコンソート曲集 | ファンタズム | |
CCS-15798 廃盤 |
バッハ:フルート・ソナタ集 Vol.1 パルティータ イ短調 BWV.1013(無伴奏フルート・ソナタ) フルート・ソナタ〜ハ長調 BWV.1033/ホ短調 BWV.1034 ホ長調 BWV.1035/ロ短調 BWV.1030 |
アシュリー・ソロモン(Ft) テレンス・ チャールストン(Cemb) | |
マレ:ヴィオール曲 マラン・マレ(1656-1728)(*): 組曲ト長調/サント・コロンブ氏へのトンボー/迷路/ 組曲 イ短調/華麗なアルマンド/夢想/組曲 ニ長調 ルイ・クープラン(1626-1661): 前奏曲 ホ短調/イ長調/ヘ長調/ニ長調 |
ミーネケ・ファン・ デル・フェルデン(Vg;*) グレン・ウィルソン(Cemb) | ||
フェルデンはアンネッケ・ポルス、ヤープ・テル・リンデン、ヴィーラント・クイケンにヴィオラ・ダ・ガンバを師事。コンチェルト・ヴォカーレ、アニマ・エテルナ、アムステルダム・バロック・オーケストラ、コレギウム・ヴォカーレ、オランダ・バッハ・ソサエティで演奏。アムステルダム・スヴェーリンク音楽院の教授を務めている。今回の使用楽器は最近手に入れた1617年製のフランスのガンバで、今まで録音に使用されたことがないという珍しいもの。チェンバロ奏者のグレン・ウィルソンとはソロ・リサイタルなどで共演しておりコンビネーションも抜群。 | |||
ショパン・レトロスペクション〜フレデリク・ショパン(1810-1849): ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調 Op.35 /2つの夜想曲 Op.32 / ワルツ〔第7番 嬰ハ短調 Op.64 No.2 /第6番変ニ長調「子犬」 Op.64 No.1 /第11番変ト長調 Op.70 No.1 〕/ バラード第1番ト短調 Op.23 /アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22 / ワルツ〔第9番 変イ長調 Op.69 No.1 /変ホ長調「華麗なる大ワルツ」 Op.18 /ホ短調 Op.posth. 〕 デヤン・ラツィック(P) | |||
「ショパン・チェロ・ワルツ集 第1巻」でウィスペルウェイと共演したラツィックがソロで初のショパンを発表。ラツィックは1977年ユーゴスラヴィアのザグレブ生まれ。幼い頃からピアノとクラリネットの勉強をはじめ、ピアニストとしてザグレブでデビュー、大成功を収める。その後さまざまなコンクールに出場し高い評価を得、世界的なオーケストラとも数多く共演するとともにヨーロッパの有名なホールでソロ・リサイタルを開くなど、若くして名声を馳せ、ヨーロッパで行われている主要な国際音楽祭にも出演している。またラツィックはピアノ、クラリネットの演奏のみならず優れた作曲能力も持ち合わせ、その作品はすでにヨーロッパで演奏されている。 | |||
ロッシーニ:ピアノ作品全集 Vol.3 『老いの過ち』〜 第10巻「ピアノのための雑集」から 第9巻「ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、 ハルモニウム、 ホルンのためのアルバム」から 第6巻「如才ない子供たちのためのアルバム」から |
パオロ・ジャコメッティ(Fp) | ||
意外に高度なテクニックを要するロッシーニのピアノ作品全集は全8巻。Vol.1(CCS-12398)、Vol.2(CCS-13898)、 Vol.4(CCS-18098/CCSSA-18003 [HYBRID_SACD])、Vol.5(CCSSA-20504 [HYBRID_SACD])、Vol.6(CCSSA-22705 [HYBRID_SACD])、Vol.7(CCSSA-24106 [HYBRID_SACD])、Vol.8(CCSSA-24907 [HYBRID_SACD];2007/03発売)。 | |||
CCS-16198 廃盤 |
ルードヴィヒ・アウグスト・ルブラン(1752-1790): オーボエ協奏曲集 Vol.1 |
バート・シュニーマン(Ob) ヤン・ウィレム・デ・フリーント 指揮オランダ放送co. | |
ショパン:チェロによるワルツ集 (カルル・ダヴィドフ、アレクサンドル・グラズノフ、 グレゴール・ピアティゴルスキー、ウィスペルウェイ&ラツィック編曲): ワルツ第1番「華麗なる大ワルツ」変ホ長調 Op.18 /前奏曲第2番イ短調 Op.28 No.2 /マズルカ イ短調 Op.67 No.4 / ワルツ イ長調 Op.42 /前奏曲第6番ロ短調 Op.28 No.6 /マズルカ ハ長調 Op.67 No.3 / 華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3 /前奏曲第4番ホ短調 Op.28 No.4 /マズルカ イ短調 Op.68 No.2 / チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 〜第2楽章 スケルツォ/マズルカ 変ロ長調/華麗なるワルツ イ短調 Op.34 No.2 / 前奏曲第7番イ長調 Op.28 /練習曲 ホ短調 Op.25 No.7 /前奏曲第3番 ト長調/ マズルカ ト短調 Op.67 No.2 /夜想曲 嬰ハ短調 /ワルツ第2番「華麗なるワルツ」変イ長調 Op.34 No.1 ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) デヤン・ラツィック(P) | |||
ウィスペルウェイとザグレブ生まれのラツィックの初コンビによる興味深いアルバム。ショパンがピアノのために書いた作品をチェロで。 | |||
CCS-16398 廃盤 |
ショスタコーヴィチ: ヴァイオリンとピアノのための作品集 |
イリヤ・グルベルト(Vn) ヴラディミール・トロップ(P) | |
CCS-16498 廃盤 |
トマス・デ・ハルトマン(1885-1956): グルジェエフの「39シリーズ」のための音楽 |
ウィム・ ファン・ドゥールマン(P) | |
CCS-16598 廃盤 |
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33 チャイコフスキー: アンダンテ・カンタービレ Op.11 / ロココの主題による変奏曲 Op.33 ブルッフ:コル・ニドライ Op.47 |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc) ブレーメン・ カンマー・フィルハーモニー (ダニエル・セペク;リーダー) | |
CCSSA-16501 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
RCCSSA-16501 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999): 2台のギターのための作品集〔 (*):カトナ・ツィンズ編曲〕 マドリガル協奏曲(2台のギターと管弦楽のための)(+) /ファンダンゴ・デル・ベントリーリョ(*) / トナディーリャ(*) /セレナータ・エスパーニャ(2台ギター版)/マニャーナ・エン・トリアーナ(*) / ソナダ・デ・アディオス(ポール・デュカスの想い出に)(*) /ダンサ・デ・ラ・アマポーラ(*) カトナ・ツィンズ(Gデュオ) コンラート・ファン・アルフェン指揮ロッテルダムco.(+) | |||
カトナ・ツィンズの最新作。マドリガル協奏曲の好演もさることながら、カトナ・ツィンズが2台のギターのために編曲した作品が聴けるのもポイント。 | |||
シューマン:フモレスケ 変ロ長調Op.20/ トッカータ ハ長調Op.7/幻想小曲集Op.12 |
パオロ・ジャコメッティ(P) | ||
ウィーン・シュトライヒャー・ピアノ(1847年製)を用いてのレコーディング。ロッシーニ同様、ピリオド楽器を用いた数少ないシューマン演奏。 | |||
運命の炎〜18世紀のフランス音楽 ミシェル・ピニョル・ド・モンテクレール(1667-1737):カンタータ〔第1巻〜第4番/第3巻〜第5番〕 ジャック・モレル(1700頃-1740):シャコンヌ ト長調 ジャック=クリストフ・ノード(1690頃-1762):カプリース ニ長調 Op.7 ジャン=マリー・ルクレール(1897-1784):トリオ・ソナタ ニ長調 Op.2 No.8 ジャン=フィリップ・ラモー(1883-1784):コンセール用クラヴサン曲集〜コンセール第5番 フロリレジウム [ジュリア・グッディング(S) アシュリー・ソロモン(Ft) カティ・デブレツェニ(Vn) ダニエル・イードン(Vg) ディヴィッド・ミラー(テオルボ/G) ニール・ペレス・ダ・コスタ(Cemb)] | |||
録音:2001年3月、セント・マーガレット教会、ヨーク州、イギリス。 バロック室内アンサンブルとしてますます波に乗るフロリレジウム。CCS-7595以来久しぶりにフランスの作品を取り上げている。 | |||
パーセル:ファンタジア ヘンリー・パーセル(1659-1695):ファンタジア 〔第4番 Z.735 /第10番 Z.741 /第5番 Z.736 /第12番 Z.743 / 第11番 Z.742 /第7番 Z.738 /第8番 Z.739 /第6番 Z.737 〕/チャコニー ト短調 Z.730 リチャード・ミーコ(1590-1661):パヴァーン〔第4番 ハ長調/第1番 ハ短調〕 ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):パヴァーン〔ハ短調/ヘ短調〕 アムステルダム・ルッキ・スターダストQ | |||
根強いファンが多いALSQ。パーセルのファンタジアを軸にジェンキンスとミーコの作品を絡めたアルバム。 | |||
CCS-17098 (CD) 廃盤 |
愛と哀しみの歌 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):ニンファの嘆き ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):2声のトッカータ ヘ長調 ドメニコ・マツォッキ(1592-1665):ダヴィデの嘆き ヨハン・カプスベルガー(1580頃-1670):トッカータ第7番 アレッサンドロ・デラ・チャイア(1605頃-1670頃):聖母の嘆き ミケランジェロ・ロッシ(1602頃-1656):トッカータ第7番 ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):イェフタの物語 ジョス・ファン・フェルトホーフェン指揮 カペラ・フィゲラリス、オランダ・バッハ・ソサエティ | ||
「愛と哀しみ」をテーマに17世紀のマドリガーレ、声楽・器楽作品を集めたコンセプト・アルバム。叙情的な曲が多く、演奏も優雅で美しい。 | |||
CCS-17198 (CD) 廃盤 |
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976): 無伴奏チェロ組曲集 [第1番 Op.72/第2番 Op.80/第3番 Op.87] |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) | |
RCCSSA-17102 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
バッハの無伴奏6曲を一夜で弾いてのけるスーパー・ヴィルトゥオーゾ、ウィスペルウェイの次なる無伴奏の旅は、ブリテンへ。ロストロポーヴィチとブリテンの友情から生まれた傑作群ならばこそ、他のチェリストは手を出しにくかったレパートリーでもあった。そのロストロポーヴィチさえ、第3番は今のところ録音がない。ウィスペルウェイはブリテンのこの3つの傑作をライナーノートの中でこう語っている。 「3つの組曲は、チェロ音楽の最高峰といえる作品だ。連作ではなく、それぞれが独自の味をもち、どれもみな素晴らしい。第1番はまるでピカレスク小説。万華鏡のように姿を変えながら、劇的に、また壮大でエキゾティックに進行する。第2番は穏やかな古典美の追求。力があふれ、また繊細と洗練の極みでもある。第3番は思い出を辿る旅。悲痛なまでに内面にくいこむ作品だ」(訳:藤田真美) おそらく、この演奏は、曲の評価までも塗り替えてしまうような気がする。このCDをプレイした瞬間から、火照りさえ覚えるほどの熱いエネルギーが放射される。 | |||
CCS-17298 (CD) 廃盤 |
感動のタンゴ |
アルフレッド・ マルクッチ(バンドネオン) アンサンブル・ ピアチェヴォーレ | |
CCSSA-17202 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
CCS-17398 廃盤 |
アブレ!〜ジプシー音楽とラテン音楽の結合 | シャリヴァリ・トリオ | |
ウィリアム・ローズ(1602-1945):6声のコンソート 6声のセット〔ト短調/ハ長調/ヘ長調/変ロ長調/ハ短調/ヘ長調〜第2曲 6声のファンタジー初期版〕 ファンタズム [ローレンス・ドレイフス、ウェンディー・ギレスピー、ジョナサン・マンソン(トレブル・ヴィオール) マールク・ルオラヤン=ミッコラ(Gamb)] ヴァルプ・ハーヴィスト(テナー・ヴィオール) スザンヌ・ブラウマン(Gamb) | |||
ファンタズムは、1994年、伝統的なヴィオール・コンソートにとどまらない最も深いリリシズムを表現できる大胆な室内楽グループをめざして、ローレンス・ドレイフスにより結成されたヴィオール・クァルテット。そのユニークなサウンドと、音楽づくりへのまばゆいアプローチを高く評価され、瞬く間に国際的な注目を浴びる存在となった。20世紀の偉大な弦楽四重奏団たちから刺激を受け、リスクを恐れず、古楽の伝統的な表現を蘇らせ活性化できるような演奏を目指している。国際色豊かなメンバー(アメリカ出身2名、スコットランド出身1名、フィンランド出身1名)は、皆、現代楽器の出身でありながら、ヴィオールのもつ胸に迫る響きとコンソートの生み出す独特の暖かさに魅せられた面々。16世紀から18世紀にかけての音楽を中心に、イギリスの伝統的なコンソートの表情豊かなファンタジー、ローズ、パーセルの不思議な作品、さらには、バッハやモーツァルトに至る新しい演奏へと意欲的なレパートリーをもつ。 (……)ウィリアム・ローズの6声のコンソート・セットの演奏は、類をみないほど面白い体験だった。それはまるで、個々が興味をむきだしにしながらも、巨大な世界の中で作曲者の確固とした思いにひっぱられていくような感じだった。対位法表現の限界へ挑戦し、また、それぞれにおいて、ごつごつした旋律とどっしりした質感を表現する果てしない魅力を与えてくれた。(ローレンス・ドレイフス/ライナー・ノーツより) #レーベル&流通在庫限り | |||
レトロスペクション〜ラヴェル:ピアノ独奏作品集(1899-1917) 前奏曲(1913;初版)/ハイドンの名によるメヌエット(1909)/亡き王女のためのパヴァーヌ(1899)/ ソナチネ(1903-05)/クープランの墓(1914-17)/高雅にして感傷的なワルツ(1911)/ シャブリエ風に(1913)/ボロディン風に(1913)/前奏曲(1913;改訂版) デヤン・ラツィック(P) | |||
MCCS-17598 (CD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2001年5月、フリッツ・フィリップス・ホール。これは凝った選曲。ラヴェルのピアノ曲をまるでゴルトベルク変奏曲のようにプログラミングしているのだ。ゴルトベルクにおける「アリア」の役目を果たすのは、2つの異なった版による前奏曲。これを最初と最後に持ってきて、ラツィックが再構成した、一つながりの世界。デヤン・ラツィックの「レトロスペクション(追憶)」シリーズも、モーツァルト(CCS-13398)、ショパン(CCS-15998)に続きこれで3枚目。ユーゴスラヴィアのザグレブに生まれたラツィックは、今でもピアニストの他に、作曲家、クラリネット奏者としての肩書きを持つ。3つともコンクール優勝歴があるというから並の才能の持ち主ではない。作曲家としての構成力、クラリネット奏者としての旋律演出力、ピアニストとしてのテクニック、これらラツィックの演奏を構成する長所が、特に今回のアルバムで顕著に現れてきているのだ。 | |||
ジョン・ジェンキンス(1592-1678):ファンタジアとエア〔第1番−第15番〕
ロック・コンソート [ジョン・ウィルソン・マイヤー、 ミニ・ミッチェル(Vn) スザンネ・ブラウマン(Vg) フレッド・ヤコブス(テオルボ)] | |||
17世紀に活躍したイングランドの作曲家ジョン・ジェンキンスの作曲の中心的ジャンルだったファンタジア曲集。 | |||
フルートとハープのための音楽 J.K.クロムフォルツ:ソナタ第5番 グルック:聖霊の踊り J.F.ナデルマン&J.L.トゥルー:ノクターン モーツァルト:ソナタ第14番 KV.29 ロッシーニ:アンダンテと変奏 F.ベンダ:ソナタ R.N.C.ボクサ: 協奏的ノクターン Op.71〜第3番 |
アシュレイ・ソロモン(Fl) 長澤真澄(Hp) | ||
アシュレイ・ソロモンが日本のハーピスト、長澤 真澄と共演した話題盤。昨年「比叡山延暦寺音舞台」でキリ・デ・カナワと共演するなど、人気の高い長澤真澄の
Channel Classics初登場となるディスクだけに、大いに注目を集めることだろう。Etceteraから「セレナーデ 無言歌」(KTC-1249)でアビー・デ・クラント(Fl)と共演するなど、レコーディングにも積極的な長澤だけに、このディスクも凝ったものだ。つまり今回18世紀から19世紀におけるハープとフルートのポピュラー名曲が収められているわけだが、この時代は、マリー・アントワネットが愛用したことで有名なシングルアクション・ハープから、閧フ作曲者ボクサがダブルアクション・ペダルを駆使、近代的な演奏に移行した時期に当たる。通常のグランド・ハープだけでなく、シングルアクション・ハープ、アイリッシュハープ、箜篌なども弾きこなす長澤にとってうってつけの企画なのだ。当時、ヴィルトーゾとして名を馳せハープの発展に貢献したナデルマン、ボクサなどの作品から、この時代のハープがどのような発展を遂げたのかを感じる事ができるわけで、門外漢でもハープの歴史上の変遷を音で辿れるというわけ。いつも通りChannelは録音もよく、ハープの弦を弾く音、フルートの息づかいがこれ以上ないほどリアルに収められている。 #レーベル&流通在庫限り | |||
シューマン(1810-1856):ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54 ドヴォルジャーク(1841-1904): ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33 |
パオロ・ジャコメッティ(P) ミシェル・ティルキン指揮 アルンヘムpo. | ||
ミラノ生まれの奇才ジャコメッティによる初の協奏曲録音。つい先だってもウィスペルウェイと共演して、ブラームス、フランクの名演を聴かせてくれたばかりだが、優秀な録音と相まってみごとな演奏を楽しめる。 | |||
スタンダーズ〜 ニュー・センチュリー・サクソフォン・クァルテット ジャン=バティスト・サンジュレー(1812-1875): 四重奏曲第1番 Op.53 アルフレッド・デザンクロ(1912-1971):四重奏曲 エリオット・デル・ボルゴ(1938-): サクソフォンのための四重奏曲 ボブ・ミンツァー(1953-): 3つの楽章による四重奏曲第1番 マイケル・トーキー(1961-):7月(1995) |
ニュー・センチュリー・ サクソフォンQ [ミッチェル・ステファンソン (S-Sax) ロバート・フォーブ (A-Sax) ステファン・ポロック (T-Sax) バラッド・ハバート (Br-Sax)] | ||
おなじみニュー・センチュリー・サクソフォン・クァルテットはロバート・ファーブが、近頃「娘との時間を大切にする」ためにメンバーから脱退。代わって、クリストファー・ヘミングウェイが加入した。そのため、このCDがオリジナル・メンバーでの最後の録音となるようだ。どれも、サックス四重奏にとって重要なレパートリーを集めた作品集。アンサンブル・コンテストなどでも必ず耳にする人気作ばかり。 #レーベル&流通在庫限り | |||
ロッシーニ:ピアノ作品全集 Vol.4 「老年のいたずら」第12集 「アルバムのためのいくつかの些細なこと」 |
パオロ・ジャコメッティ(P) | ||
使用楽器:エラール製。 エラールのペダルを磨いているジャコメッティのジャケ写真がユニーク。当全集は全8巻。Vol.1(CCS-12398)、Vol.2(CCS-13898)、Vol.3(CCS-16098)、Vol.5(CCSSA-20504 [HYBRID_SACD])、Vol.6(CCSSA-22705 [HYBRID_SACD])、Vol.7(CCSSA-24106 [HYBRID_SACD])、Vol.8(CCSSA-24907 [HYBRID_SACD];2007/03発売)。 | |||
モーツァルト/ジュスマイヤー、フロトハイス校訂:レクイエム ニ短調 K.626)(*) J.C.バッハ(1735-1782):死者のためのミサ より〔イントロティウス/キリエ〕 マリー・ノエル・デ・カラタイ(S) アンネッテ・マルケルト(A) ロベルト・ゲッチェル(T) ピーター・ハーヴェイ(B) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会o.&cho. | |||
MCCS-18198 (CD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
CCSSA-18102 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
解説:マリウス・フロートハイス| (*):当版による世界初録音。 1937年からアムステルダム・コンセルトヘボウo.の芸術監督をつとめたオランダの音楽学者マリウス・フロトハイス(1914-2001)。肩書きこそ「芸術監督」だったが、自分で指揮するわけではなく、芸術上の表現の問題や、楽譜の問題をクリティカルな面から補佐するという立場だったらしい。フロトハイスはコンセルトヘボウo.を頻繁に指揮していたオランダの偉大な指揮者、エドゥアルト・ファン・ベイヌム(1901-1959)に、「レクイエム」演奏上のアドヴァイスを求められた。それは1941年、モーツァルト没後150年のアニヴァーサリー・イヤーに彼が指揮することになっていた「レクイエム」演奏の準備段階でのことだったという。フロトハイスによれば、ベイヌムはジュスマイヤー版には決して否定的ではなかったが、やはり満足できない部分がある、と漏らしたそうだ。フロトハイスはベイヌムとディスカッションを重ね、ジュスマイヤー版から余計なものを可能な限り取り除き、よりモーツァルトらしいものにするという方針のもと、新たな改訂作業を行ったという。 ここで、マリウス・フロトハイスが20世紀になってから飛躍的に進んだモーツァルト研究でどれほど重要な役割を果たしたかを示しておこう。彼はベーレンライターから刊行された「新モーツァルト全集」で数々の作品の編纂を担当、世界中の演奏家たちから最も信頼されているこの全集で、大変大きな役割を果たした人物のひとりだ。1969年には「モーツァルトによる、彼自身および他者の作品の編曲」と題する論文を発表、それは世界中で高い評価を受けた。1980年から1994年にかけて、ザルツブルクのモーツァルト調査研究所の所長を、1982年まではユトレヒト大学で、音楽学の教授をつとめた。2001年に没したため、このCDのために寄せたライナー・ノートは、フロトハイス最後の仕事となった。モーツァルト研究にその生涯を捧げた彼の最後の仕事が「レクイエム」、偶然とはいえなにか因縁を感じさせる。 すでにChannel Classicsに「マタイ受難曲」を始め素晴らしい演奏を録音しているオランダ・バッハ協会o.&cho.が、ここでも実に自然で透明な響きを奏でている。ここで指揮をしているヨス・ファン・フェルトホーフェンは、「古楽先進国」オランダで今最も注目されている指揮者のひとりだ。ユトレヒト大学で音楽学を学び、ハーグの王立音楽院で合唱および管弦楽の指揮法を学んだフェルトホーフェンは、1983年からオランダ・バッハ協会管弦楽団の芸術監督に就任、世界的なピリオド・アンサンブルに押し上げた。ヨハン・セバスチャン・バッハを初めとする当時の音楽を、オランダおよび各地で定期的に演奏し、評価は常に高い。アーノンクール、レオンハルト、ブリュッヘンといったいささか過激な面も持ち合わせていた人たちがヨーロピアン・アーリー・ミュージック・シーンの第一世代とすれば、フェルトホーフェンはその伝統の上に、より音楽的で自然な演奏を聴かせる第二世代の有望株だ。 | |||
CCS-18298 廃盤 |
テレマン(1681-1767):無伴奏ヴァイオリンのための 12のファンタジアー TWV.40:14-25 |
レイチェル・ポッジャー(Vn) | |
フランソワ・クープラン(1668-1733): ヴィオラ・ダ・ガンバのための第1組曲 ホ短調/ コンセール第11番 ハ短調(新しいコンセール第7番)/ 王宮のコンセール第3番 イ長調/ ヴィオラ・ダ・ガンバのための第2組曲 イ長調 |
ミーネケ・ファン・ デル・フェルデン(ガンバ) グレン・ウィルソン(Cemb) | ||
ファン・デル・ヴェルデンはアンネッケ・ポルス、ヤープ・テル・リンデン、ヴィーラント・クイケンに師事したガンバ奏者。コンチェルト・ヴォカーレ、アニマ・エテルナ、アムステルダム・バロック・オーケストラなどのピリオド楽器グループと共演、ヘレヴェッヘ率いるコレギウム・ヴォカーレでも演奏した。また、オランダ・バッハ協会の首席ガンバ奏者であるヴェルデンは、フェルトホーフェン指揮「マタイ受難曲」(CCS-11397)でもみごとなオブリガート・ソロの腕前を披露している。 独奏作品としては前作マラン・マレ作品集(CCS-15898)に続く第2弾。前作も輸入盤のみのリリースとしては異例の高い評価を得ており、吉田秀和のレコード芸術誌上の連載「ディスク」でも紹介されている。ヨーロッパのクラシック専門誌が高い評価を与えたのはもちろんだ。今回のクープランの作品集も、近年はそう優れた録音がなかっただけに、大いに期待してよいだろう。 | |||
J.S.バッハ: フルートとチェンバロのためのソナタ集 Vol.2 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750): フルートとチェンバロの ためのソナタ 変ホ長調BWV.1031/ トリオ ト短調BWV.584/ フルート・ソナタ ト短調BWV.1020 [偽作:C.P.E.バッハ作?]/ フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調BWV.1032[第1楽章は不完全(消失)]/ トリオ ト長調BWV.586 [原曲:オルガン/テレマンの作品から編曲]/ フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV.1039/ トリオ ニ短調BWV.583 |
アシュレイ・ ソロモン(Fl-Tr) テレンス・チャールストン (Cemb) | ||
グラモフォン誌の2001年フェイバリットCDに選ばれるなど、各方面から絶賛を受けたフルート・ソナタ集Vol.1(CCS-15798)に続く、待望の第2弾。フロリレジウムの主宰者でもあるアシュレイ・ソロモンはイギリス古楽界における重要度はますます上がってきているだけに、大いに注目したいリリースだ。現代フルートに比べシンプルな機構をもつトラヴェルソは、奏者による音色、アティキュレーションなどの違いがよりはっきり出る傾向があるが、ソロモンは持ち前の音色の美しさを生かした柔和な演奏が印象的。なお、ここに収められたトリオ ト短調BWV.584、トリオ ト長調BWV.586、トリオ ニ短調BWV.583はいずれもオルガン曲として知られているもの。BWV.584は原曲のオルガン作品も偽作の疑いがあるという。 テレンス・チャールストンも闊達なテクニックで見事にアシュレイをサポートしている。 | |||
イット・テイクス・ツゥ イントロ イヴァ・ビトヴァ(1958-): ホーボーヨ/ディウナ・スレチンカ(変わった若い女性) アストル・ピアソラ(1921-1992):忘却 サイモン・バーガーズ(1958-):パスティシュ(替え歌) ヤナーチェク(1854-1928):あなたを待つ ハリソン・バートウィッスル(1934-:パルス・サンプラー カルロス・ガルデル(1891-1935):想いの届く日 ルイス・アンドリーセン(1939-):私を忘れないで ジョルジュ・クルターク(1926-): トリスタンへのオマージュ/ Versetto/Summaia a B.P. Mondasinak バルトーク(1881-1945):3つの秋の涙/田舎の夕べ イヴァ・ビトヴァ:開墾していない土地 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958): 幼子の歓び/残虐さは人の心に/笛吹き/永遠 ヤコブ・テル・ヴェルトハイス(1951-):愛の園 アストル・ピアソラ:チキリン・デ・バチン グイド・モリーニ(1959-):月 |
バート・シュネーマン(Ob) 多くの共演者たち | ||
これはシュネーマンのこれまでのアルバムの中でも最も過激なコンテンポラリー・プログラム。シュネーマンは普段ソロイストとして、多くのソナタ、組曲、協奏曲を一流のアンサンブルと共演している。世界中を股に掛け、オーボエのための、もっともオーボエにふさわしいプログラムを演奏する日々を過ごしている。でも、それだけではいけない!
安全なところにだけ安住してはいけない!と自らを鼓舞し、新たな領域にのりだした挑戦的かつ挑発的なアルバムだ。その「決意表明」がシュネーマン自らの筆でブックレットに掲載されている ―― 本気とも冗談ともつかないその文章は一読の価値あり...かも? マリンバ、バンドネオン、ヴィオラ、クラリネット、右手の鍵盤、バスクラリネット、ツィンバロン、テープなど様々な形態による二重奏(テイクス・ツゥ)によるコンテンポラリー作品で占められていて、確かにとても刺激的な曲ばかり。バルトーク作品でのツィンバロン演奏との掛け合いはとてもスリリングだし、ヴォーン・ウィリアムズの歌曲も、原曲通りではなく、 あえてソプラノとオーボエのデュオだけで演奏しているという変わり種。ヴェルトハイス作品での、蓄音機から流れる朗読との共演は、早口言葉の掛け合いのよう。漫才のようにも聞こえ、 ちょっと言葉では表現しきれないくらいの面白さだ。最後にチェンバロ奏者として有名なグイド・モリーニの曲で締めくくられる。編成はマリンバとオーボエで、モリーニの楽器であるはずの(?)チェンバロは出てこないところがミソ。ピアソラの2曲はバンドネオンのマルクッチによる名伴奏のお陰で、とてもスリリングな仕上がりになっている。ディジパック仕様。 | |||
CCS-18698 (CD) 廃盤 |
フランク:チェロ・ソナタ イ長調 (原曲:ヴァイオリン・ソナタ) シューマン:アダージョとアレグロ Op.70 ブラームス:チェロ・ソナタ ニ長調 Op.78「雨の歌」 (原曲:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調) |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc) パオロ・ジャコメッティ(P) | |
RCCSSA-18602 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
ピリオドとモダン、両方を使い分けバッハからロマン派、コンテンポラリーまですべてをレパートリーとする新世代のヴィルトゥオーゾ、ピーター・ウィスペルウェイ。ブラームスとフランクのヴァイオリン・ソナタをチェロ・ソナタに書き換えたものを演奏しているが、この2曲、1999年11月の東京文化会館でのリサイタルでこのコンビにより演奏され、大いに会場を沸かせたプログラムだ。かつて日本で演奏した曲目ということで、そのとき聴いたファンにとっても、かけがいのないCDとなるだろう。「ヴァイオリン・ソナタ」をチェロで演奏するという行為、並のチェリストなら「挑戦的プログラム」となるところだが、ウィスペルウェイはそれをなんの気負いもなくどんどん演奏してみせるのが凄いところ。 | |||
バッハ/佐藤豊彦編曲: 無伴奏チェロ組曲(リュート版) 無伴奏チェロ組曲第1番 ホ長調 BWV.1007/ 無伴奏チェロ組曲第2番 イ短調 BWV.1008/ 無伴奏チェロ組曲第4番 変ロ長調 BWV.1010 |
佐藤豊彦(リュート) | ||
MCCS-18798 国内仕様盤 廃盤 | |||
世界的なリュート奏者、佐藤豊彦のCHANNEL CLASSICSにおけるソロ・アルバム第6弾となる本作で、ついにバッハの無伴奏チェロ組曲が取り上げられた。リュートへの編曲はもちろん佐藤自身の手になるもの。バッハと親しい関係にあり、リュート作品を書く上で多くのアドヴァイスを受けていた名手にレオポルド・ヴァイスがいるが、佐藤はそのヴァイスを長年にわたって演奏し、研究している。そして今回、ヴァイスならではの語法を取り入れた、きわめて理にかなったやりかたで編曲できた、と語っている。また、この録音では近年のリュート用ガット弦の目覚ましい進歩が反映されている。14コース・26本の弦をすべてガット弦でそろえて演奏することが可能になったのは、ほんのここ数年のことらしい。18世紀末、貴族社会の崩壊と同時にすたれてしまったリュートの本物の響きが、ようやく21世紀になって蘇ったのである。 | |||
シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」D.795 | ヨッヘン・クプファー(Br) スザンヌ・ギーサ(P) | ||
1969年生まれのドイツのバリトン、ヨッヘン・クプファーの最新録音。ドレスデンを中心にオペラ出演や歌曲リサイタルを精力的にこなすクプファーは近年、 鈴木雅明が率いるBCJのソロイストにも迎えられるようになっている。2003年4月のBCJのマタイ受難曲公演でも歌う予定がある。フィッシャー=ディースカウやエリザベト・シュワルツコップについて学んだクプファーは今や数少ない正統派のドイツのバリトンである。 | |||
王室礼拝堂のジェントルマンたち 〜16世紀イギリスの合唱作品集 ロバート・パーソンズ(ca.1530-1570):アヴェ・マリア トマス・ウィールクス(1576-1623):主よ、我御身に向いて嘆く ウィリアム・バード(1543-1623):アヴェ・ヴェルム・コルプス トマス・ウィールクス:主よ、我を導きたまえ ウィリアム・コーニッシュ(ca.1430-1502): 聖母アヴェ・マリア ロバート・ホワイト(ca.1538-1574): 光にして日なるキリスト(+)/光にして日なるキリスト アンソニー・ホルボーン(ca.1550-1602): パラディーゾ(+)/溜め息(+)/かいかずら(+) ジョン・ベネット(ca.1570-1615): エリザ、彼女の名声(*/+) アルフォンソ・フェラボスコI世(1543-1588): エレミアの哀歌(聖木曜日)I アルフォンソ・フェラボスコII世(1575-1628): In depth no man remembreth Thee トマス・トムキンズ(1572-1656): 詩篇 106:4, おお、主よ私に御心を留めてください アルフォンソ・フェラボスコI世: エレミアの哀歌(聖木曜日)II エドワード・ジョンソン(1572-1601): エリザは初代の女王(#/+) ウィリアム・バード:幻想曲 ハ長調 〜マイ・レディ・ネヴェルス・ブック(**) トマス・タリス(1505-1585):サルバトール・ムンディ ロバート・パーソンズ:私は信じます救い主が トマス・タリス:ミゼーレ・ノストリ |
ベンジャミン・ベッカー(CT;*) ニック・ヴァンデルモイレン、 ロバート・キツェンガ(C-T;#) ディアペンテ・ ヴィオール・コンソート(+) シーベ・ヘンストラ(Org;**) ピーター・ダイクストラ指揮 ジェンツ・ ヴォーカル・アンサンブル | ||
CCS-18998 (CD) 廃盤 | |||
トマス・タリス、ウィリアム・バードなど16世紀-17世紀に、ヘンリー・パーセルへと続くイギリス音楽様式の基礎を構築した作曲家たちの教会音楽作品集。ジェンツは、ローダー少年聖歌隊出身のメンバー多く含む、男性ヴォーカルグループで、アマチュアのアンサンブル。しかし合唱王国イギリスのこと、その水準はけた外れ。2001年にはアルンヘム国際合唱フェスティバルで優勝するなど、多くの実績を残している団体だけに、その響きは限りなく純度が高く美しい。イギリス王室のジェントルマン(王室付き音楽家)に指名された作曲家の流れを見事に俯瞰できるディスクでもある。 | |||
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764): コンセールによるクラヴサン曲集(1741) |
レイチェル・ポッジャー(Vn) トレヴァー・ピノック(Cemb) ジョナサン・マンソン (ヴィオラ・ダ・ガンバ) | ||
MCCS-19098 (CD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
CCSSA-19002 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
録音:2002年5月、サマーセット、フォード・アビー。豪華メンバーによるラモーの室内楽。ポッジャーのテレマンに次ぐ話題作。これまたベストセラー必至。 | |||
CCS-19198 (CD) 廃盤 |
テレマン:ターフェルムジーク 組曲 ホ短調(ターフェルムジーク第1集)/ 四重奏曲 ト長調(第1集)/三重奏曲 変ホ長調(第1集)/ 終曲 ホ短調(第1集)/四重奏曲 ニ短調(第2集)(*) |
ワルター・ファン・ ハウヴェ(リコーダー;*) フロリレジウム | |
CCSSA-19102 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
CCSSA-19204 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
ジャック・クリスティアン・ ヴィデルケール(1759-1823):デュオ・ソナタ集 |
バート・シュネーマン(Ob/語り) パオロ・ジャコメッティ(Fp) | |
CCS-19398 (4CD) 廃盤 |
カロル・シマノフスキ(1882-1937):歌曲全集 | ピョトル・ベチャワ(T) ユリアナ・ゴンデク(S) ウルシュラ・クリゲル(Ms) イヴォナ・ソボトカ(S) レイニルト・メース(P) | |
CCS-19498 廃盤 |
フーガ・アラウンド・ザ・クロック | アムステルダム・ルッキ・ スターダスト・クァルテット (リコーダー四重奏) | |
CCSSA-19403 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
CCS-19598 (2CD) 廃盤 |
ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集 Op.4「ラ・ストラヴァガンツァ」 [変ロ長調(RV.383a)/ホ短調(RV.279)/ ト長調(RV.301)/イ短調(RV.357)/ イ長調(RV.347)/ト短調(RV.316a)/ ハ長調(RV.185)/ニ短調(RV.249)/ ヘ長調(RV.284)/ハ短調(RV.196)/ ニ長調(RV.204)/ト長調(RV.298)] |
レイチェル・ポッジャー(Vn) アルテ・ デイ・スォナトーリ | |
PCCS-19598 (2CD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
RCCSSA-19503 (2 HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
常にそのリリースが注目を浴びるポッジャーがついにChannel Classicsへ録音した協奏曲。近年めきめき頭角を現してきた新団体、アルテ・デイ・スォナトーリとの共演。アルテ・デイ・スォナトーリはポーランドを本拠に、ラインハルト・ゲーベル、鈴木秀美、ダン・ラウリン、寺神戸亮など名うての名手を次々ゲストに迎え、アグレッシヴで活気ある演奏を聴かせている気鋭のアンサンブル。Op.4「ラ・ストラヴァガンツァ」は Op.3「調和の霊感」や Op.8「和声と創意への試み」に比べてピリオド系の録音があまり多くなかった(せいぜいピノックとホグウッドがやっているくらい)。 SACDはもちろんハイブリッド・ディスクで、サラウンドSACD、2chSACD、ノーマルCDの3種の信号が入っている。アナログ・ライクでウォームなSACDは、弦楽器には特に強みを発揮するだけに、録音に定評あるChannel Classicsの見事な収録技術は、このフォーマット最高の真価を発揮することだろう。 ポッジャーからのメッセージ: 「ラ・ストラヴァガンツァ」の12の協奏曲に没頭するというのは、刺激に満ちた、心が浮き浮きする経験となった。そしてまた、ヴィヴァルディの無限とも思われる創意に驚嘆する経験でもあった。ヴァイオリンを演奏するようになってから、ヴィヴァルディの音楽を知る機会は数多くあり(「調和の霊感」に収められている、人々に広く愛されているイ短調協奏曲は、「スズキ・メソッド」のなかに組み入れられており、6〜10歳の子供たちの大半が演奏する曲なのだ)、「四季」や「調和の霊感」はバロック・コンサートのプログラムに頻繁に登場している。それだけに、今回取り上げた比較的知られていない協奏曲の演奏にあたっては、興味とともに様々な先入観をもって臨むことになった。これらの協奏曲をまとめて演奏すると、各曲の性格が十分に伝わらないので、できるだけ違った響きになるように心がけなければならないだろうと、不遜な考えを抱いていたのだが、今ではそんなことを考えた自分を恥ずかしく思っている。というのも、それぞれの曲は「区別がつかない」ようなものではまったくなく、一定の枠組みのなかで最高の創意を示していることがすぐにわかったからである。 ヴィヴァルディは旋律の装飾を驚くほど多様な手法で使っている。可能な限りあらゆるヴァリアントで実験を試みようとしているかのようで、次に何が起こるかは演奏者にもわからないほどだ。彼の音楽についていちばん確実に言えることは、「予測がつかない」という予測がつくということである! たとえば、協奏曲作品4-1の終楽章を聴いてみていただきたい。ヴィヴァルディはまずシンプルなフレーズを呈示し、その冒頭の音型(最初の2小節)で最小限の実験を試みているが、独奏が始まると思ったまさにその瞬間に、不意に(まったく予測がつかない!)新しい調へと移っているのだ。そして彼は、その後111小節にわたって、このきわめてシンプルな冒頭の音型を様々な形に変容させながら、しかも聴く者の予測をことごとくかわしながら、自らの想像力を放埒なまでにほとばしらせる。こうして彼は、音楽のなかにすばらしい探求精神を生み出すのである。装飾音型の断片がオーケストラのパートからパートへと次々と投げわたされ、後にそれらがひとつのフレーズを形作っている場合も多い。 ヴィヴァルディはまた、きわめてシンプルな手法も用いている。たとえば、ひとつの旋律が2つのヴァイオリン・パートの間を飛び交うような書法がそれで、はじめにオーケストラ内のひとつのパートで奏されたのと同じ旋律に基づく変奏の形で、3和音風の上行音型が2つのヴァイオリン・パートの間を行き交うのである(Op.4 No.3の第3楽章)。ヴィヴァルディの旋律の引用のし方は、1音ずつ旋律を反復していって最後にそれを変形させるというもので、ウィットに富んでいると同時に巧妙でもあるという場合が多い(Op.4 No.5、5第1楽章の4番目のトゥッティ部分)。ヴィヴァルディの音楽はまた、きわめて多様で豊かな個性をも伝えてくれる。用いられている音楽言語がじつに直截で、音楽は聴く者に率直に語りかけてくるような表情を湛えているので、演奏が簡単なように感じられる。崇高な緩徐楽章(協奏曲 Op.4 No.1やNo.11など)は天国の情景を喚起させてくる。楽章全体を通じて、聴く者は文字通り雲間を漂っているような感じになる…そして、Op.4 No.11(第1楽章)の悪魔のような音楽を聴くと、まるで腹をすかせた虎にむさぼり食われているような感じがしてくるのである。(レイチェル・ポッジャー;ブックレットより抄訳/訳:SOREL) | |||
ハイドン: 室内楽版ロンドン交響曲集 Vol.1 |
フロリレジウム | ||
CCSSA-19603 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
ハイドン: ピアノ・ソナタ第50番 ハ長調 Hob.XVI: 50 / ピアノ・ソナタ第52番(第62番) 変ホ長調 Hob.XVI-52 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19 |
デヤン・ラツィック(P) ヘリベルト・ベイゼル指揮 ボン・クラシックpo. | ||
「解釈」されることを嫌ったはずのラヴェルのピアノ作品を自由奔放に弾きこなして「遂にこんな演奏が出てきた!」と、内外から異口同音に称賛されたラツィック。Channel Classicsにおける初の協奏曲ディスクがベートーヴェンの第2とはいささか渋いか、と思いきや、なんとカデンツァにラツィックの自作を使用。作曲家としての顔も持つラツィックの才気爆発の一枚。 ヴァイオリン協奏曲の場合と違い、ベートーヴェンのピアノ協奏曲には作曲者自作のカデンツァがあり、それを弾くのが原典志向の現代における公然の約束事と化している現実がある。だが、ブラームス作曲のもの、後の時代でカサドシュ作曲のものなどいくつかのベートーヴェン用カデンツァ創作例があるのも事実。ラツィックはライナーの中で、若きフランツ・リストがベートーヴェンに会ったときのことを引き合いに出す。リストは初対面のベートーヴェンに向かってバッハのフーガを、まったく違う調に編曲して演奏したというのである。この逸話からも、ベートーヴェンの時代には、楽譜をそのまま弾くのだけがすべてではなかったという示唆が見つかる。現代の聴衆は、「カデンツァ」がもともとソロイスト個々の「経験」と「創造性」と「技術」を即興的に表現する「スペース」だったことを忘れている、というのがラツィックの主張なのだ。 ラツィックがこう言うのには、これまでの自らの経歴も大きく作用していると見ていいだろう。彼は1977年にザグレブ(ユーゴスラヴィア)に生まれ、7歳でピアノの勉強を開始、9歳のときにはすでにクラリネットを演奏し、その1年後には最初の作品を作曲している。様々なコンクールに参加し、ピアノとクラリネットの両方で賞を取っている。1991年、ラツィックはザルツブルクに移り、モーツァルテウムで勉強を続けながら、すぐに内外のラジオやテレビ、コンサートで活躍している。1990年、まだ13歳のときに、ラツィックは有名なソリスティ・ディ・ザグレブとの共演で、初レコーディングを行っている。曲目はモーツァルトのクラリネット協奏曲(K.622)とピアノ協奏曲(K.449)だった。彼はピアノとクラリネットの両方に才能を持っているのに加えて、作曲にも並はずれた才能を示し、クラリネットとヴィオラのための「会話」は世界じゅうで演奏されている。弦楽四重奏曲第1番は、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの70歳の誕生を祝うガラのために作曲され、チェロのための「シャコンヌ」は、ピーター・ウィスペルウェイが演奏している。 ラツィックならではの、2つの楽器を操る能力と、作曲家としての視点が一体となって、ここに新たなウィーン古典派演奏の地平が開かれることになりそうだ。 #レーベル廃盤、流通在庫限り。 | |||
CCSSA-19804 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
アストル・ピアソラ(1921-1992):グラン・タンゴ | カトナ・ツインズ(P) &共演者たち | |
ローマの光輝 ヨハン・ヒエロニムス(ジョヴァンニ・ジローラモ)・ カプスベルガー(1580頃-1651): Dove mi lasci(1623)/Gia risi del mio mal(1619)/ Cinta di rose(1623)/Pargoletto son io(1623)/ トッカータ第3番(1626)(*) オラツィオ・ミーキ Orazio Michi(1594頃-1641): Su l'oriente/Empio cor, core ingrate カプスベルガー:ガリアルダ(1640) ドメニコ・マツォッキ(1592-1665): Fin dal monte Sion(1640)/ Spoglie che fosti(Didone)(1640)/ Voi, voi rubaste il core(1621) カプスベルガー:カンツォン第1番(1640)(*) ステファノ・ランディ(1587-1639): Leggiadra rosa(1621)/ Non si scherzi con amore(1627) カプスベルガー:トッカータ第2番(1640)(*) ルイジ・ロッシ(1597頃-1653): Or che la notte del silenzio amica カプスベルガー:パッサカリア(1640)(*) ルイジ・ロッシ: Disperati che aspetti piu/ Addio, perfida, addio |
ヨハネッテ・ゾマー(S) フレッド・ヤコブス(テオルボ) | ||
教皇ウルバヌス8世の統治時代(1623-1644)、ローマの芸術が最も花開いた時代に活躍した作曲家たちの歌曲を、テオルボ独奏曲(*)をはさみつつ演奏。ヨハネッテ・ゾマーはバロックのスペシャリストとして活躍中のオランダ人歌手。最近ではゲルギエフやデ・レーウ、エトヴェシュなどと共演する機会も増えており、近・現代レパートリーにも欠かすことのできない存在となりつつある。ヤコブスも、常時ガブリエリ・コンソート・アンド・プレイヤーズ、パーリー・オヴ・インストゥルメンツなどに参加して活躍中。 | |||
CCS-20098 (CD) 廃盤 |
ショスタコーヴィチ: チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40(1934) プロコフィエフ: チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119(1949) ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65 |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) デヤン・ラツィック(P) | |
CCSSA-20003 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
RCCSSA-20003 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
CCSSA-20204 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
バッハ: フーガの技法(サクソフォン四重奏版) |
ニュー・センチュリー・ サクソフォンQ | |
CCSSA-20306 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
フランソワ・クープラン(1668-1733): 聖水曜日のための3つのルソン・ド・テネブル マラン・マレ(1656-1728):人の声 ロベール・ド・ヴィゼー(1655頃-1732頃): クープラン氏のシルヴァン |
ラ・スフェラ・アルモニオーソ | |
CCS-20498 (CD) 廃盤 |
あの星を見てごらん〜 ジェンツのクリスマス・アルバム |
ピーター・ダイクストラ指揮 ジェンツ (ヴォーカル・アンサンブル) | |
CCSSA-20403 (HYBRID_SACD) 廃盤 | |||
CCSSA-20504 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
ロッシーニ:ピアノ作品全集 Vol.5 「老年のいたずら」第7集「草葺き小屋のアルバム」/ 「老年のいたずら」第8集「館のアルバム」 |
パオロ・ジャコメッティ(P) | |
CCSSA-20604 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767): パリ四重奏曲 第2集 四重奏曲第1番 ニ長調/四重奏曲第2番 イ短調/ 四重奏曲第3番 ト長調/第1コンチェルト ト長調 |
フロリレジウム | |
シューベルト: ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 Op.posth 楽興の時 D.780 Op.94 |
デヤン・ラツィック(P) | ||
RCCSSA-20705 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2004年1月。解説:デヤン・ラツィック。 「彼(シューベルト)の音楽はエキサイティングであるばかりか、それをはるかに超えて、聴く者の感覚に深く染み込むのである」(デヤン・ラツィック/ブックレットより) ピアノのほかにクラリネット、作曲もこなす若き俊英デヤン・ラツィックはユーゴスラヴィアのザグレブ生まれ。ピアニスト、クラリネット奏者として様々なコンクールで優勝し名声を馳せた彼は、各国の主要音楽祭などに出演し、いずれも大喝采を浴びた。Channel Classicsからはソロとしてラヴェル、モーツァルト、ショパンの独奏曲とベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番の4枚を発売。いずれも高い評価を得ている。また、ウィスペルウェイとの共演でもその類いまれな才能を発揮。今最も注目されている若手ピアニストの一人である。 | |||
CCSSA-20804 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
死と献身 | ヨハンネッテ・ゾマー(S) ピーター・ハーヴィー(B) ヨス・ヴァン・ フェルトホーフェン指揮 オランダ・バッハ協会 | |
CCSSA-20904 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931- ): 太陽のカンティクル/無伴奏チェロのための前奏曲/ チェロとバヤンのためのイン・クロス |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) アン・ラスキン(バヤン) ダニエル・ロイス指揮 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、 プロメテウス・アンサンブル団員 | |
テレマン:パリ四重奏曲集 Vol.3 [四重奏曲第4番 ロ短調/四重奏曲第5番 イ長調/ 四重奏曲第6番 ホ短調/第2組曲 ロ短調(1730)] |
フロリレジウム [アシュリー・ソロモン(Fl) ケイティ・デブレツェーニ(Vn) 市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ジェニファー・モーシェス(Vc) ジェイムズ・ジョンストン(Cemb)] | ||
前作「ボリビアのバロック」(CCSSA-22105)が大きな反響を呼んだフロリレジウム。シリーズとして進行しており定評あるテレマンのパリ四重奏曲集も3巻目。2004年には「Vol.2」がグラモフォン誌のエディターズ・チョイスに選出されるなど好評価を継続中。躍動感に溢れるテレマンは今回も話題となるだろう。 | |||
CCSSA-21104 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
レブエルタスへのオマージュ | ウェルナー・ヘルバース指揮 アムステルダム・エボニー・バンド ホアン・カルロス・テイエ(朗誦;*) | |
甘く楽しい音楽 クリストファー・シンプソン(1602-1669): プレリュード ニ長調/同 ホ短調 ロバート・ジョーンズ(1597-1615頃活動):パヴィン トバイアス・ヒューム(1579-1645):さらに良きかな マシュー・ロック(1621-1677):組曲ハ長調-ハ短調 ジョン・ダウランド(1563-1626): 去れ、夜ごとの悩みよ/コラント/ ああ、わが命のひとよ 他 |
ミーネケ・ ファン・デル・フェルデン(ガンバ) フレッド・ヤコブス (リュート、テオルボ) ヤープ・テル・リンデン(ガンバ) ペーター・コーイ(B) ヨハネッテ・ゾマー(S) | ||
吉田秀和氏がかつて絶賛していたミーネケ・ファン・デル・フェルデンによる、イギリスのコンソート歌曲と室内楽。ハイブリッドSACDのみの発売。 | |||
ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):歌曲集「新音楽」 [愛よ、私は去りゆく/苦しみと悩みのただ中に/ フィッリ、空を見上げて/泉の野に/幸せの小鳥/ 秘めたるとげの上に咲く、露けき薔薇ぞ美しき/ あの熱き溜息に/聞いておくれ、恋人たちよ/ わが麗しのアマリッリ/愛のそよ風よ/いとも甘き溜息/ 天にもかほどの星はなく/日がな一日泣き暮らし/ 野の獣たちよ/東の門から)] アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638)頃: テオルボのための作品集 [トッカータ IV/コレンテ・プリマ/ テノール・デット・イル・メルカテッロ/ パルティーテ・ヴァリアテ・ソプラ・ラ・フォリア/ アリア・ロマネスカ/コレンテ IX/チャコーナ] |
ヨハネッテ・ゾマー(S) フレッド・ヤコブス(テオルボ) | ||
「光り輝くローマ」(CCSSA-19903)でも高い評価を受けたゾマー&ヤコブスのコンビによる新作。イタリア古典歌曲の名作中の名作であり声楽奏者にも幅広く歌われている「わが麗しのアマリッリ」を含むカッチーニの歌曲集「新音楽」は、通奏低音付きの歌曲集として当時のイタリア音楽に大きな影響を与えた作品。名ソプラノ、ヨハネッテ・ゾマーの歌声が、その美しさを一層際立たせてている。 ピッチニーニもカッチーニと同時代の16世紀から17世紀初頭のイタリアで活躍した作曲家でありリュート奏者としても活躍した人物。カッチーニではゾマーのサポート役に徹したヤコブスのパフォーマスにも期待したい。 | |||
ルートヴィヒ・アウグスト・ルブラン(1752-1790): オーボエ協奏曲集 Vol.2 第3番 ハ長調/第6番 ヘ長調/第5番 ハ長調 ベートーヴェン:オーボエ協奏曲 へ長調〜ラルゴ |
バート・シュニーマン(Ob) ヤン・ウィレム・デ・フリーント 指揮ラジオco. | ||
ルートヴィヒ・ルブランは1764年よりマンハイム楽団で活躍し、当代随一のオーボエ奏者という評価を受けた。作曲家としてはオーボエ協奏曲を中心に作品を残している。ちなみにルブラン一家はドイツの有名な音楽一族であり父のアレクサンダー・ルブランもマンハイム楽団でオーボエ奏者として活躍していた。 バート・シュニーマンはソリストとして活躍中のオーボエ奏者。これまでにゲルギエフ、デ・ワールト、コープマン、ブリュッヘンといった大物指揮者と共演を行っており、現在はソリストとしてだけでなくオランダ・ウィンド・アンサンブルのオーボエ奏者&芸術監督としても活動を行い、ハーグ王立音楽院で教鞭を執っている。既にChannel ClassicsからリリースされているVol.1(CCS-16198)もグラモフォン誌をはじめ高い評価を受けている。 | |||
チャイコフスキー: 弦楽六重奏曲 ニ短調 「フィレンツェの思い出」Op.70(弦楽合奏版) ヴェルディ:弦楽四重奏曲 ホ短調(弦楽合奏版) |
カンディダ・トンプソン (Vn、リーダー) アムステルダム・ シンフォニエッタ | ||
アムステルダム・シンフォニエッタは22人の弦楽器奏者からなる常設アンサンブルで、2003-4年のシーズンからカンディダ・トンプソンが芸術監督に就任。バロックから現代まで幅広いレパートリーに対応し、高い評価を受けているという。これまでに共演した指揮者はワレリー・ゲルギエフ、アイオナ・ブラウン、ラインハルト・デ・レーウ、ティエリー・フィッシャーなど。チェロ以外は立って演奏するポリシーらしい。マルチチャンネル対応。 | |||
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943): 交響曲第2番 ホ短調Op.27/ ヴォカリーズOp.34-14(管弦楽版) |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
OCCSSA-21604 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2003年10月、イタリアン・インスティテュート、ブダペスト。解説:ジェド・ディスラー。
DDD/ Stereo( SACD盤は & Multichannel(5.0))。解説:ジェド・ディスラー。 イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管プロジェクト第1弾! 「奇跡のコンビ」が生み出す荘厳なロシアン・レパートリー! イヴァン・フィッシャーは1951年1月20日生まれ。ブダペストで作曲を学んだ後、ウィーンで有名なハンス・スワロフスキーの指揮クラスを卒業、古楽とチェロはアーノンクールについて学んだ。25歳の時にルパート財団主催指揮者コンクールで優勝し、イギリスのメジャー・オーケストラに招聘が続く。82年にはロンドン交響楽団のワールド・ツアーを任されるなど、その時点ですでに指揮界のトップ・ランナーと目されるまでに成長。そして、今やフィッシャーは欧米で確固たる人気と地位を得ているのはご存じの通りだ。ロス・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ、ニューヨーク・フィル、イスラエル・フィル、クリーヴランド管、ボストン響などフィッシャーへのオファーは増える一方。しかし成功に安住しない彼は「型破りな行動人」としての側面も持ち合わせている。 その気質が具現化したのが彼の手兵、ブダペスト祝祭管弦楽団だと言えるだろう。1983年にフィッシャー自らの呼びかけで「ハンガリー国内でトップ、世界でもトップクラスのオーケストラ」を目指して設立し、思い通りの変革を進めていくことになる。楽員全員を2年契約とし、更新時には必ずオーディションを実施するという厳しい規則を制定、急速なレベルアップが実現した。92年には常設のオーケストラとして定着、ショルティが名誉指揮者に就任し、さらなるレベルアップがはかられた。いまやフィッシャーの思惑通り、ハンガリー国内で最も優れたオーケストラと認められ、必ずチケットが売り切れるほどの人気となっている。ツアーでも世界各地で熱狂的な称賛を集めている。The Independant紙はブダペスト祝祭管弦楽団を「スタイル、テクニック、サウンド、アタック、統一性、個性、パッション、ダイナミズム、総合的な姿勢・・・すべての要素を勘案し、今や疑いなく世界のトップ5に数えられるオーケストラ! 」と評した。フィッシャーとブダペスト祝祭管のコンビは2000年、2002年と2度にわたり日本でも公演、大成功を収め、旬のコンビであることを日本の聴衆にも強烈にアピールした。 ブダペスト祝祭管弦楽団はレコーディングにも積極的でHungaroton、Teldec、Deccaで活動した後、95年にはPhilipsと専属録音を結んでいる。バルトーク「中国の不思議な役人」のCDは、97年にディアパゾン・ドールを受賞、98年にはグラモフォン・アウォードを獲得。リスト「ファウスト交響曲」のレコーディングもグラモフォン・アウォードにノミネートされている。 その他ツィンバロンなど民族楽器を挿入した「ハンガリー舞曲集」など、マニア好みの凝ったレコーディングもあった。 そのコンビがChannel Classicsと新しいパートナー・シップを組んでレコーディング・プロジェクトをスタートさせる。このラフマニノフが第1弾。 | |||
チャイコフスキー: 交響曲第4番 ヘ短調 Op.36 幻想序曲「ロミオとジュリエット」 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
イヴァン・フィシャーと、彼の理想を具現化するために創設された究極のヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ブダペスト祝祭管弦楽団のコンビによる第2弾。 第4番は、有名な冒頭の「運命動機」から、昨今あまり聴かれないような、振幅の大きいロマンティックな解釈。フィッシャーはチャイコフスキーの音楽を「舞踏会に集まってフランス語で歓談するロシアの芸術家たちの西洋的なスタイルと、東欧的なパッションがユニークな形で融合したポエティクな作品」だと語っている。これは情熱家フィッシャーならではのそうしたチャイコフスキー観を具現化したものである。 SACD盤には、サラウンド・サウンド(SACDの5.0チャンネル)の、通常アンビエント的なホールトーンしか入れられていないリア・スピーカーに、かなりレベルの高い音声信号が入っている。ホールの上等の席で聴くよりも「実は指揮台の上で聴いている音の方が好き」と公言してはばからないフィッシャーの指揮する盤ならではで、その結果、オーケストラの各奏者たちが生み出す多様なアーティキュレーション、自発性、色彩のひとつひとつを聴くことが可能となっている。 | |||
CCSSA-21804 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
レイチェル・ポッジャー〜 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1 |
レイチェル・ポッジャー(Vn) ゲイリー・クーパー(Fp) | |
RCCSSA-21804 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
ライフ・オヴ・タンゴ 軍靴の響き(モーレス)/ 私の古いギター(フリアス/コッレア)/ デカリシモ(ピアソラ)/マノ・ア・マノ(ガルデル)/ 他(全20曲) |
アフルレッド・マルクッチ (バンドネオン) ミヒール・ ファン・デル・メイレン(Cb) フアン・マソンド(G、歌) | ||
ピアソラの主要な作品をあらかたレコーディングしてしまった現代のバンドネオンの名手マルクッチによる最新作。ピアソラ作品以外の比重を高めている。 | |||
ボリビアのバロック〜チキトスのイエズス会伝道とモクソス・インディアンのバロック音楽 ドメニコ・ツィポリ(1688-1726):詩篇「主をおそるる者は幸いなり」(2S, Ms, T, 2Vn, Vc, Cb, Theorbo, Org) 作者不詳:ソナタ・チキタナス XVIII (2S, Vc, Cb, Theorbo, Cemb) /アキ・タ・ナキ・イヤイ (S, Fl, Vc, Theorbo) ドメニコ・ツィポリ:この世にあるわれらは(T, 2Vn, Vc, Cb, Theorbo, Org) 作者不詳:ラ・フォリア(2Vn) /新しい王はこの食卓で(S, 2Vn, Vc, Cb, Theorbo, Org) / モテット「カイマ・イヤイ・イエス」(T, Fl, Vc, Theorbo) / パストレータ・イチェペ・フラウタ(Recorder, 2Vn, Vc, Cb, G, Theorbo, Cemb) / 歓喜のなかで天に昇る神(S, 2Vn, Vc, Cb, G, Org) /王をほめたたえよ(2S, Ms, T, 2Vn, Vc, Cb, G, Org) ヘンリー・ヴィルカ・サントゥーラ:即興曲(Sikus, Cb, G) カティア・エスカレーラ、アレハンドラ・ウェイアー(S) ヘンリー・ヴィルカ(・サントゥーラ)(T) ジャン=カーラ・ティセラ(Ms) フロリレジウム | |||
録音:2004年4月、コンセプシオン教会、ボリビア。 録音会場の教会は、南米ボリビアのサンタクルス市から車でおよそ6時間ほどのジャングルの中にある。2002年、サンタクルスを中心に2年に一度行われる音楽祭にフロリレジウムが参加、そして翌年の2003年1月には同グループがロンドンのウィグモア・ホールでボリビアのバロック音楽をプログラムとしてコンサートを行い、大成功を収めたことなどがきっかけとなり、フロリレジウムのディレクター、アシュリー・ソロモンとポーランド生まれでボリビアで活動する音楽学者ピョートル・ナヴロットが中心となってこの前代未聞の録音計画が進められた。コンセプシオン教会の地下室に奇跡的に残されていたボリビアのバロック音楽の5,500ページにも及ぶマニュスクリプト(多くの作品はインディアンの作曲によるもので、最近発見された)をナヴロットが復元し、フロリレジウムとボリビアの4人の歌手が演奏。この録音のためにChannel Classicsは300kgsにもおよぶ録音機材をオランダから運び、教会周囲の騒音や気候的な悪条件などを克服、関係者の多大な努力によって実現された奇跡の録音なのである。 DVD(収録時間約45分)には、この録音が実現するまでの過程やこの貴重な音楽などについてアシュリー・ソロモン、ピョートル・ナヴロットらが語っている映像や、演奏風景、コンセプシオン教会の外観や内部、ボリビアの生徒達(?)の練習の様子(楽器はオリジナルを元に新たに製作された)など興味深い映像が収録されている。 フロリレジウムはリコーダー奏者、アシュリー・ソロモンをディレクターとする世界的なピリオド楽器のアンサンブル(かつてはあのレイチェル・ポッジャーも参加していた)。今回録音に加わっているボリビアの4人の歌手たちは、この録音のためにアシュリー・ソロモンによってサンタクルスでオーディションが行われ選出された逸材。それぞれのメンバーは、オーディション後、バロック音楽の歌唱法にさらに磨きをかけるため練習を積み(ソプラノの一人はロンドンにわたりエマ・カークビーに師事)録音に臨んだ。 美麗ディジパック仕様。 | |||
夜想曲 ルイ・エマニュエル・ジャダン(1768-1853): 夜想曲第3番 ト短調 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782): 四重奏曲 イ長調 ヘンデル:組曲 ト短調 ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764): 合奏協奏曲 Op.1 No.11 ジョヴァンニ・バティスタ・ サンマルティーニ(1701頃-1775):交響曲第10番 へ長調 パッヘルベル:カノン モーツァルト:アダージョ/フーガ |
アムステルダム・ルッキ・ スターダスト・クァルテット | ||
圧倒的な超絶技巧と豊かな音楽性で聴き手を魅了してやまないリコーダーアンサンブル、アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クァルテットによる、、17−18世紀に活躍した作曲家たちの作品集。サンマルティーニの交響曲第10番やパッヘルベルのカノンなど収録曲は全てアムステルダム・ルッキ・スターダスト・クァルテットによる編曲。18本のリコーダーを使い分けて繰り広げられる演奏は見事な一体感を感じさせてくれる。 | |||
ロイヤル・コンセルトへボウの首席奏者たち Vol.1 ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン) ビーバー:3つまたは2つのヴァイオリンのためのソナタ (バロック・トロンボーンと通奏低音による) デュティーユ:コラール・カデンツァとフガート クロル:トロンボーンと 7つの楽器のためのカプリッチョ・ダ・カメラ ロパルツ:演奏会用小品 変ホ短調 パディング: トロンボーン独奏のための「ファースト・ピース」 ヨルゲンソン:ロマンス フルカーソン: トロンボーンとディレイ・システムのための 「フォース・フィールド&スペース」 クルターグ:ピッコロ、 ギターとトロンボーンのための「キス・クサヴァ」 トマジ:トロンボーン協奏曲 |
ヨルゲン・ファン・ライエン(Tb) アラ・リボー(P) ヴィンセント・ コルトヴリント(ピッコロ) ヘレヌス・デ・ライケ(G) ヴィオッタ・アンサンブル のメンバー エド・スパンヤード指揮 ロイヤル・コンセルトへボウo. | ||
新シリーズ「ロイヤル・コンセルトへボウの首席奏者たち」がスタート。第1弾では首席トロンボーン奏者を務めるヨルゲン・ファン・ライエンが登場。ライエンは1975年生まれの29才(2005年2月で30才)。1997年になんと22才という若さで名門ロイヤル・コンセルトへボウの首席に就任という脅威の経歴の持ち主である。難関と名高いトゥーロン、ゲブウィラーの国際コンクールを制覇した後、2004年にはソリストを務めたベリオのトロンボーン協奏曲「ソロ」が高く評価され、オランダ文化省よりオランダ音楽賞を授章。演奏家としてだけではなく世界各地でマスタークラスを開催。母校であるロッテルダム音楽院でも教鞭を取るなど多岐に渡って活躍中。 元々定評のあるChannel Classicsのサウンドに加え、トロンボーンのCDでは珍しいSACDハイブリッドの効果が存分に発揮されており、新たな可能性を感じさせてくれるアルバムに仕上がっている。 | |||
永遠の光 モーリス・デュリュフレ(1902-1986):レクイエム/ノートル・ペーレ/ミサ・クム・ユビロ フランシス・プーランク: アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな踊り/パドヴァの聖アントニウスの讃歌 オリヴィエ・メシアン:おお聖餐 ジェンツ[ペーター・ダイクストラ(リーダー) クリスティアーヌ・ストティーン(S) エルヴィン・ウィアーシンガ(Org)他] | |||
驚異の男声ア・カペラ・グループ「ジェンツ」のフランス作品集。 ジェンツはオランダ最高の少年合唱団のひとつとされている「ローデン聖歌隊」の元メンバー16人が1999年に結成した男声ア・カペラ・グループ。結成後「オランダ合唱コンクール」で史上最高得点を得て優勝、そのコンクールをきっかけに各国のプレスで紹介されて以来大ブレイクした。「驚異のア・カペラ・グループ」と評され、ヨーロッパ、アメリカをはじめとする主要国からのコンサートのオファーが殺到、いずれも大成功を収めている。既発売の2タイトルのCDは、その驚異的な歌唱と群を抜くポリフォニーで高い評価を得るとともにChannel Classicsが誇る抜群のサウンドは、各オーディオ誌で絶賛を浴びた。指揮者のダイクストラは1978年生まれとまだ若いながらも過去に数々のコンクールで優勝、その恐るべき才能は高く評価され、2005年9月からはミュンヘン放送合唱団の音楽監督に就任することが決まっている。 | |||
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲&変奏曲集 ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5 No.1/ ソナタ第2番 ト短調 Op.5 No.2/ モーツァルトの「魔笛」の 「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66/ ヘンデルの「マカベウスのユダ」の「見よ勇者は帰る」の 主題による12の変奏曲 ト長調 WoO.45/ ソナタ第3番 イ長調 Op.69/ ソナタ第4番 ハ長調 Op.102 No.1/ ソナタ第5番 ニ長調 Op.102 No.2/ モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の 主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46 |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) デヤン・ラツィック(P) | ||
MCCSSA-22605 (2 HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
天才チェリスト、ウィスペルウェイの再録音となるベートーヴェン。チェロ・ソナタ全曲は、1991年にパウル・コーメン(ピアノ)と録音(CCS-3592)。変奏曲集は1994年にロイス・シャピロ(ピアノ)と録音(CCS-6494)、いずれも発売時は高く評価されたが、10年あまりを過ぎてこれらの曲に再度挑んだということは、ウィスペルウェイのベートーヴェンに対する並ならぬこだわりであるとともに、デヤン・ラツィックという最高のパートーナーとの出会いが大きく影響している。「ラツィックは自分にとって最上のピアニストである」とウィスペルウェイ自身が語っているとおり、今までに発売された2人のコンビによる作品は非の打ち所がない演奏を聴かせている。 今回使用されているチェロは、イタリアの名器グァダニーニ製作(1760)によるもの。このチェロは昨年ロンドンのクリスマス・オークションでグァダニーニとしては過去に例のない世界最高の金額でウィスペルウェイが落札したチェロ・ファン垂涎の名器。ラツィックが弾くピアノはスタインウェイのDモデル。 | |||
ロッシーニ:ピアノ作品全集 Vol.6〜だったんボレロ 「老年のいたずら」第7巻「草葺き小屋のアルバム」〜 [Un cauchemar/中国の単旋律聖歌/びっこのワルツ/ フィレンツェの思い出/行進曲]/ 「老年のいたずら」第8巻「館のアルバム」〜 [旧体制の見本/悲嘆(Un regret、Un espoir)/ だったんボレロ] |
パオロ・ジャコメッティ(P) | ||
ジャコメッティの深い解釈による絶妙なロッシーニ。ちなみに当盤から、以前までの1837年製のエラールのピアノに代わり、1858年製エラールへと使用楽器が変更されている点にも注目。また、当盤以降はSACD Hybridのみのリリース。当全集は全8巻。Vol.1(CCS-12398)、Vol.2(CCS-13898)、Vol.3(CCS-16098)、 Vol.4(CCS-18098/CCSSA-18003 [HYBRID_SACD])、Vol.5(CCSSA-20504 [HYBRID_SACD])、Vol.7(CCSSA-24106 [HYBRID_SACD])、Vol.8(CCSSA-24907 [HYBRID_SACD];2007/03発売)。 | |||
ポッジャーのモーツァルト〜 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.2 [第27番 ハ長調 K.303/第2番 ニ長調 K.7/ 第25番 ト長調 K.301/第15番 ヘ長調 K.30/ 第41番 変ホ長調 K.481] |
レイチェル・ポッジャー(Vn) ゲイリー・クーパー(Fp) | ||
RCCSSA-22805 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2004年10月、聖母マリア教会、サウス・クリーク、イギリス。解説:クレメンス・ロミーン。 Vol.1は大ブレイクしたJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ集」、ヴィヴァルディの「ラ・ストラヴァガンツァ」を上回る勢いで好評を博しており、Vol.2にかかる期待も非常に大きい。ポッジャーはこれまでと同じく1739年ジェノヴァのペザリニウス製のヴァイオリンを使用。解説でクーパーが述べているが、フォルテピアノを使用することによって、音楽的にいわば「平らな遊び場」を提供してくれている。SACD Hybridのみのリリース。 | |||
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 | イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
RCCSSA-22905 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2005年2月、芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)、ブダペスト。解説:クレメンス・ロミーン。 前作チャイコフスキーの「交響曲第4番」では冒頭の運命の動機を独自のフレーズ感で鳴らすなど斬新な演奏を聴かせてくれたイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管が、Channel Classicsとの専属録音第3作でついに得意のマーラーを取り上げた。定評ある優秀録音によるクオリティの高さは健在であり、壮大なスケールで繰り広げられるマーラーの世界に期待度大。フィッシャーは解説の中で「私が自らへの禁制を解き、ブダペスト祝祭管弦楽団とともについにマーラー作品を初めて録音しようと決意したのは、10年以上の歳月をかけて周到な準備、数多くのリハーサル、コンサート、ツアーを行いながら演奏経験と再考を重ねた後のことである」と述べており、今回の録音への凄まじいまでの意気込みと決意を感じさせる。 | |||
ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135(弦楽合奏版) ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):弦楽のためのソナタ |
カンディダ・トンプソン (Vn、音楽監督) アムステルダム・シンフォニエッタ | ||
チャイコフスキーの弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」の弦楽合奏版による演奏(CCSSA-21504)が話題となったアムステルダム・シンフォニエッタ。第2作目となる当盤では、ベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲である第16番とウォルトンの弦楽ソナタのカップリングで充実の演奏を聴かせてくれる。 アムステルダム・シンフォニエッタは23人による演奏を基本形態とするオランダの常設アンサンブル。2003年から現在の音楽監督カンディダ・トンプソンがその任にある。レパートリーはバロックからコンテンポラリーまでと幅広く、ゲルギエフ、今井信子、クレーメル、ヨーヨーマ、ヴェンゲーロフ、ブロドスキー・クヮルテットなどのアーティストと共演を重ねている。 | |||
Brink デイヴィット・サンフォード(1966-):コルプス エリオット・シャープ(1951-):ビヨンド・ザ・カーブ ニック・ディドコフスキー: スリム・イン・ビーティン・ドリーマーズ |
メリディアン・アーツ・アンサンブル | ||
アメリカのジャズ・シーンやアヴァンギャルドにおいてトップ・アーティストとして活躍を続けているエリオット・シャープとニック・ディドコフスキー。そしてマウント・ホリオーク・カレッジの助教授であり、ビック・バンド・ピッツバーク・コレクティヴのリーダーを務めるデイヴィット・サンフォードといった、アメリカの大物アーティストたちが書き上げた作品を収録。 1987年に結成されたメリディアン・アーツ・アンサンブルは、コンサート・ホール、ジャズ・クラブ、ロック・クラブなどで多彩な活躍を見せる金管アンサンブル。ベーシックな金管五重奏の編成を主体として、必要に応じてピアノ、ギター、ドラム、ベースなどを加わるという柔軟性を持っている。取り上げる作品も活動場所と同様にルネサンス&バロックからコンテンポラリーまでと多種多様。これまでに7枚のディスクをチャンネル・クラシックスからリリースを行っており今回が第8作目となる。 | |||
イン・ラブ〜ブリテン諸島のポップソングと民謡集 レノン&マッカートニー/G.アイヴス編曲:ミッシェル B.ジョエル/T.クレイマー編曲:ララバイ レノン&マッカートニー/D.ランズウィック編曲:ブラックバード B.ジョエル/B.チルコット編曲:そして今は・・・ レノン&マッカートニー/P.グリットン編曲: ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ BLOF/T.クレイマー編曲: Misschien Niet De Eeuwigheid、Omarm、Dansen Aan Zee アイルランド民謡/P.ナイト編曲:ロンドンデリーの歌 イギリス民謡/G.ラングフォード編曲:樫とトネリコ アイルランド民謡/P.ローソン編曲:モリー・マローン スコットランド民謡/ヴォーン・ウィリアムズ編曲:雌羊を呼べ イギリス民謡/ヴォーン・ウィリアムズ編曲:きじばと レノン&マッカートニー/P.グリットン編曲:ヘイ・ジュード 同/B.チルコット編曲:恋に落ちたら B.セイガー&T.ワイン/P.ローソン編曲:恋はごきげん レノン&マッカートニー/P.グリットン編曲: アンド・アイ・ラヴ・ハー |
ピーター・ダイクストラ指揮 ジェンツ | ||
2005年に行われた来日公演の大成功と、デュリュフレの「レクイエム」(CCSSA-22405)の大反響によって一躍大ブレイクとなったオランダの男声ア・カペラ・グループ、ジェンツ。リリース第4弾となる待望の最新作は、ジェンツが実際にコンサートでのレパートリーとしているブリテン諸島(イギリス)の民謡や、イギリスのポップスといった小品を集めたアルバム。 今回の収録は実際にコンサートへ足を運び、演奏を聴いた多くのファンから寄せられたレコーディングのリクエストにジェンツが応える形で行われたという。ちなみにヴォーン・ウィリアムズの編曲によるイギリス民謡やビートルズの作品は2005年の来日公演時にも歌われており、美しきハーモニーで聴衆を魅了したことは記憶に新しい。 「紳士たち」という意味を持つジェンツは、オランダ最高峰の少年合唱団「ローデン聖歌隊」に所属していた16人のメンバーによって1999年に結成。天才ボーイ・ソプラノとして名を馳せ、現在は合唱指揮者として絶大な評価を獲得しているピーター・ダイクストラをリーダーとする男声ア・カペラ・アンサンブルである。ブレイクの要因の一つでもあるメンバーの甘いルックスもさることながら、なんといっても群を抜く見事なハーモニーと歌唱力は圧巻の一言。 | |||
リエゾンス Vol.1〜スカルラッティ&バルトーク D.スカルラッティ: ソナタ[ハ長調K.420/ハ短調K.58/ヘ長調K.82] バルトーク:民謡による3つのロンドSz.84 D.スカルラッティ: ソナタ[ニ長調K.491/ニ長調K.430/ハ長調K.159] バルトーク:ピアノのためのスケッチSz.44 D.スカルラッティ:ソナタ[ニ短調K.9/ヘ長調K.17] バルトーク:葬送行進曲 D.スカルラッティ: ソナタ[イ短調K.3 〜 Presto / ホ長調K.380 〜 Andante comodo / ホ長調K.135 〜 Allegro] バルトーク:ブルガリアのリズムによる6つの舞曲 |
デヤン・ラツィック(P) | ||
RCCSSA-23407 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
解説:デヤン・ラツィック。 1977年にクロアチアのザグレブで生まれた天才ピアニスト、デヤン・ラツィックがスタートさせる新たなシリーズ“リエゾンス "。“連結 "などの意味を持つこのタイトルの第1弾はスカルラッティとバルトーク。一見まったく共通点が無いと思われるこの2人の作曲家の作品を、ラツィック独自のプログラムで共通性、関連性、そして対比を見出していくという画期的かつ意欲に満ちた挑戦なのである。 デヤン・ラツィックは、幼少の頃よりピアノとクラリネットを学び両方の楽器で数々のコンクールに入賞。チャンネル・クラシックスからはラヴェル、モーツァルト、シューベルト、ベートーヴェンなどの録音をリリースしており、いずれも日本だけでなく世界各国から称賛を浴びている。ちなみに今後は“リエゾンス "の第2弾としてシューマン&ブラームス、また協奏曲録音ではハチャトゥリアンやラフマニノフのリリースが予定されている。 | |||
イヴァン・フィッシャーのマーラー「復活」 マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」 |
リサ・ミルン(S) ビルギット・レンメルト(A) イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o.、 ハンガリー放送cho. | ||
OCCSSA-23506 (2 HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2005年9月、ブダペスト芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)。解説:クレメンス・ロミーン。 I.フィッシャー&ブダペスト祝祭管のマーラー第2弾。チャンネル・クラシックスでのリリース4枚目ともなる今回の新譜は、初の声楽付き作品となる大作、マーラーの「復活」。フィッシャーとゾルターン・コチシュによって設立されたブダペスト祝祭管は、全ての楽員を2年契約と定め、更新時には必ずオーディションを実施するという世界でも稀に見る厳しい選抜で知られる。イギリスとドイツの世界的独奏者を迎えての今回の「復活」、更に磨きがかかったこのコンビへ注目だ。SACD Hybrid盤のみのリリース。 | |||
レイチェル・ポッジャー〜 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3 [第40番 変ロ長調 K.454/第13番 ハ長調 K.28/ 第37番(アンダンテとフーガ) イ短調 K.402/ 第39番(アンダンテとアレグレット) ハ長調 K.404/ 第3番 変ロ長調 K.8/第36番 変ホ長調 K.380] |
レイチェル・ポッジャー(Vn;*) ゲイリー・クーパー(Fp;#) | ||
初出品番:CCS-CAT-20067 〔カタログ付き限定盤/廃盤〕|使用楽器:1739年、ジェノヴァのペザリニウス製(*)/1795年、アントン・ヴァルター製楽器のデレク・アドラムによるレプリカ、1987年製(#)。 | |||
ヴィヴァルディをギター・デュオで ヴィヴァルディ: 二重協奏曲 ト長調RV.532/ トリオ・ソナタ ハ長調RV.82/ ギター協奏曲 ニ長調RV.93/ トリオ・ソナタ ト長調RV.85/ ギター協奏曲 ハ長調RV.425 L.ワイス:ソナタ イ長調 |
カトナ・ツインズ (Gデュオ) カルドゥッチSQ イェルーン・ ファン・クーレン(Cb) | ||
ギター・ファンを中心に根強い人気を誇るハンガリーの双子の兄弟によるギター・デュオ、カトナ・ツインズ。最新作となるヴィヴァルディ・アルバムでは、マンドリンのために作曲された協奏曲などをギター・デュオに置き換え、一糸乱れぬコンビネーションを披露している。ジュリアン・ブリームやジョン・ウィリアムズ直伝のテクニックと、双子の兄弟だからこそ可能な阿吽の呼吸によるヴィヴァルディはギター・ファン必聴。 | |||
J.S.バッハ:カンタータ集 カンタータ第146番「われらあまたの苦難を経て」BWV.146/ カンタータ第82番「われは満ち足れり」BWV.82a/ 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV.1067/ カンタータ第199番「わが心は血の海に泳ぐ」BWV.199 |
ヨハネッテ・ゾマー(S) フロリレジウム | ||
フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会との共演などで美しく伸びやかな歌声を響かせている名ソプラノ、ヨハネッテ・ゾマー。カッチーニの歌曲集「新音楽」(CCSSA-21305)以来となる待望のソロ・アルバムは、なんとバッハのカンタータ集!オランダ・バッハ協会とのバッハなどでの実績があるだけに、満を持して登場するカンタータ集に期待を抱かずにはいられない。 ゾマーの歌声を支えるのは、世界レベルのピリオド・アンサンブルとしての地位と評価を確立したフロリレジウム。フロリレジウムはこれまでにもゾマーとの共演による録音を発表しており、お互いの信頼関係は非常に深い。フロリレジウム、ゾマー、そしてバッハによって実現した荘厳なるカンタータ集に乞うご期待! | |||
モーツァルト: オーボエ四重奏曲 ヘ長調K.370(368b)/ ヴァイオリン・ソナタ第33番 ヘ長調K.377 (I.プレイエル編曲)/ 弦楽四重奏曲第15番 ニ短調K.421 (F.J.ロシナック編曲) |
バート・シュネーマン(Ob) パオロ・ジャコメッティ(P) ロンバウツSQ | ||
オーストラリアのメルボルンに生まれ、アルバム。ゲルギエフ、デ・ワールト、コープマン、ブリュッヘンといった大物指揮者と共演、現在はハーグ王立音楽院で教鞭を執る当代きってのバロック・オーボエの名手、バート・シュネーマンのモーツァルト。オリジナルのオーボエ四重奏曲に加え、オーボエのために編曲が行われた作品もカップリングされ、ジャコメッティラ共演陣も無視出来ない、ピリオド楽器ファン注目のモーツァルト・アルバム。 | |||
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707): 7つの連作カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV.75 カンタータ「安らぎと喜びもてわれは逝く」BuxWV.76 |
アンネ・グリム、 ヨハネッテ・ゾマー(S) ペーテル・デ・フロート(A) バス・ラムセラール、 アンドリュー・トータス(B) ヨス・ファン・ フェルトホーフェン指揮 オランダ・バッハ協会 | ||
モーツァルトのレクイエム、豪華仕様によるバッハのクリスス・オラトリオ、ヨハネ受難曲などを続々とリリースしてきたフェルトホーフェン&オランダバッハ協会が次に取り上げてきたのは、バッハ以前の時代を代表するドイツの巨匠であり、若きバッハに多大な影響を与えたリューベックの大作曲家ブクステフーデのカンタータ集。フェルトホーフェン&オランダバッハ協会の演奏の充実に加えて、チャンネル・クラシックスの看板ソプラノ、ヨハネッテ・ゾマーらソリスト陣の見事な歌声も秀逸。 | |||
ロッシーニ:ピアノ作品全集 Vol.7 「老年のいたずら第8集」〜館のアルバム より 気取った前奏曲/現代の見本/反舞踏的ワルツ/ 反牧歌的前奏曲/生粋のタランテッラ/夢/ いわゆる劇的な前奏曲/未来の見本 |
パオロ・ジャコメッティ(P) | ||
使用楽器:プレイエル、1858年製。 デヤン・ラツィックと共にチャンネル・クラシックスが世界に誇るピアニスト、パオロ・ジャコメッティが1998年より進めるロッシーニのピアノ作品全集(次のVol.8で完結した)。 味わい深い解釈と卓越したテクニックを持つジャコメッティは、1970年にミラノで生まれ、現在はユトレヒト音楽院で教授を務めるなどオランダを中心に精力的な活動を行っている。前作では1858年エラール製の楽器を使用していたが、今回は同年フランス製の楽器ながら、ショパンが好んだとされるプレイエルを弾いているのも興味深い。 当全集は全8巻。Vol.1(CCS-12398)、Vol.2(CCS-13898)、Vol.3(CCS-16098)、 Vol.4(CCS-18098/CCSSA-18003 [HYBRID_SACD])、Vol.5(CCSSA-20504 [HYBRID_SACD])、Vol.6(CCSSA-22705 [HYBRID_SACD])、Vol.8(CCSSA-24907 [HYBRID_SACD];2007/03発売)。 | |||
マスターズ・オヴ・ザ・リュート ジョン・ダウランド(1563-1626): 前奏曲/失われし望みのファンシー/ラクリメによるパヴァン/ ラクリメによるガリアルド/我が主人ウィロビー卿のご帰館/ エセックス伯爵ロバート閣下のガリアルド/ グリーンスリーヴス ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(c.1580-1651): トッカータ・アルペジアータ/カプスベルガー アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638): トッカータ第10番/チャコーナ ロベール・ド・ヴィゼー(c.1655-c.1732): 前奏曲/アルマンド/クーラント/サラバンド/ジーグ/ ハーレクインのシャコンヌ ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(1644-1704): パッサカリア(カール・フィッシャー編曲) |
マシュー・ワーズワース (リュート/テオルボ) | ||
ロンドンの王立音楽院でナイジェル・ノースにリュートを学んだ盲目の天才奏者、マシュー・ワーズワースがチャンネル・クラシックスに初登場。現在はソリスト、室内楽奏者としてイギリスを中心にヨーロッパ、北米の主要な音楽祭などで活躍中。また、イギリスのバロック・アンサンブル「リコルド」の創設メンバーでもあり、2005年には「Rising Star for 2005」にノミネートされている。今回のリリース第1弾は、ダウランド、カプスベルガー、ピッチニーニなどリュートの歴史に名を残す重要な音楽家たちの作品集。ルネサンス時代の美しいハーモニーを奏でるリュートの調べが、聴き手の心を揺さぶることだろう。 | |||
レスプリ・ガラ アントワーヌ・ボエセ(1586-1643): Noires forets/Que servent tes conseils/ Me veux-tu voir mourir エヌモン・ゴーティエ(ca.1575-1651): L'lmmortelle ジェルマン・ピネル(ca.1600-1661):前奏曲 ミシェル・ランベール(ca.1610-1696): Vous eprouver toujours severe/ Ombre de mon amant/ Il n'est point d'amour sans peine/ Rochers, vous etes sourds/ Vos mepris chaque jour ニコラ・オトマン(1614-1663): サラバンド/ テオルボのための小品 ニ短調 セバスティアン・ル・カミュ(ca.1610-1677): Forets solitaires et sombres/ Ah! Fuyons ce dangereux sejour/ Laissez durer la nuit/ Qu'une longue tiedeur ennuie/ Amour, cruel Amour ロベール・ド・ヴィゼー(1660-a.1725): 前奏曲/仮面舞踏会/シャコンヌとロンドー マルカントワーヌ・ シャルパンティエ(1643-1704): Ah! Laissez-moi rever H.441/ Celle qui fait tout mon tourment H.450/ Ah! Qu'on est malheureux H.443/ Ruisseau, qui nourrit dans ce bois H.466/ Sans frayeur dans ce bois (Chaconne) H.467 |
ヨハネッテ・ゾマー(S) フレッド・ヤコブス (テオルボ) | ||
フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会との共演などでその存在感を発揮し続けているゾマーが歌うのは、シャルパンティエやランベール、オトマンら17世紀フランスの作曲家による歌曲集。 16世紀後半から17世紀中期にかけてフランスの宮廷や上流階級ではリュートなどの器楽伴奏が付いた「エール・ド・クール」と呼ばれた世俗歌曲が流行し、アントワーヌ・ボエセは中心的役割を担っていたことで知られている。またボエセの次の世代となるシャルパンティエの「エール・セリユー」と呼ばれる世俗歌曲も収録されており、フランス歌曲の変遷をこの1枚のアルバムで聴くことができる。 まさに阿吽の呼吸と言うに相応しいゾマーとヤコブスのコンビによる見事な演奏は、「光り輝くローマ」(CCSSA-19903)や「カッチーニの新音楽」(CCSSA-21305)で証明済。この「レスプリ・ガラ」は、バロック唱法&奏法のスペシャリストによるフランス音楽をたっぷりと味わえる極上の贅沢。 | |||
ボヘミアン・アルバム ドヴォルジャーク:弦楽セレナード ホ長調Op.22 ハース:弦楽四重奏曲第2番 Op.7「猿の山々から」 (弦楽オーケストラ&打楽器版) シュールホフ:弦楽四重奏のための 「5つの小品」WV.68(弦楽オーケストラ版) |
カンディダ・ トンプソン(Vn)芸術監督 アムステルダム・シンフォニエッタ | ||
チャイコフスキーの「フィレンツェの思い出」(CCSSA-21504)、ベートーヴェン&ウォルトンの弦楽作品(CCSSA-23005)、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲(CCSSA-26007)を弦楽合奏版で発表してきたアムステルダム・シンフォニエッタの最新盤。ドヴォルジャークの名作「弦楽セレナード」と、同じくチェコのハースとシュールホフの弦楽四重奏曲(もちろん弦楽合奏版)を収録。 アムステルダム・シンフォニエッタは23人による演奏を基本形態とするオランダの常設アンサンブル。1995年にコンサートマスターに就任したカンディダ・トンプソンが2003年から音楽監督を務めている。 | |||
R.シュトラウス:バレエ音楽「ヨゼフ伝説」Op.63 | イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
ハンガリーの鬼才が「ヨゼフ伝説」の全曲を録音!! I.フィッシャー&ブダペスト祝祭管のチャンネル・クラシックス第5弾は、珍しいリヒャルト・シュトラウスの「ヨゼフ伝説」、しかも全曲録音。 「ばらの騎士」、「ナクソス島のアリアドネ」等の自身を代表する大作を手がけ、充実期を迎えていたR.シュトラウスが、同じく大作「影のない女」を作曲する間に書き上げたのがこの「ヨゼフ伝説」。ロシア・バレエ団の創設者ディアギレフのために書かれた作品で、旧約聖書を題材に、ホフマンスタールとケスラー伯爵が共同で台本執筆を行った。タクトを担うI.フィッシャー自身が「シュトラウスの最高傑作」と絶賛しており、録音への凄まじい意気込みが感じられるこだわりの選曲。 現在「ヨゼフ伝説」は全曲版、交響的断章としての組曲版の録音もごく僅かしか存在しておらず、I.フィッシャー&ブダペスト祝祭管の新録音はシュトラウスの隠れた名作を再び世界へと広める重要な役割を果たすことだろう。 | |||
CCSSA-24607 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
レイチェル・ポッジャー〜 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.4 |
レイチェル・ポッジャー(Vn) ゲイリー・クーパー(P) | |
ウィスペルウェイのブラームス〜 ヨハネス・ブラームス(1833-1897): チェロ・ソナタ集 チェロ・ソナタ第1番 ホ短調Op.38/ チェロ・ソナタ ニ長調Op.78 (原曲:ヴァイオリン・ソナタ第1番)/ チェロ・ソナタ ヘ短調Op.120-1 (ウィスペルウェイ編曲/ 原曲:クラリネット・ソナタ第1番) |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) デヤン・ラツィック(P) | ||
RCCSSA-24707 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2006年4月。解説:クレメンス・ロミーン。使用楽器:1760年、グァダニーニ製、イタリア。 ベストセラーとなったベートーヴェン「チェロ・ソナタ全集」(CCSSA-22605)以来となるウィスペルウェイ待望の新譜。チェロ・ソナタ第1番は以前、1992年9月にパウル・コーメンとのコンビで録音されており、今回は2度目。ウィスペルウェイ自身が「ラツィックは自分にとって最上のピアニスト」と語っているとおり、最高のコンビによる演奏の素晴らしさは前述のベートーヴェンで既に証明済み。ウィスペルウェイが再びブラームスの録音に踏み切ったのもラツィックの存在があったからこそということは想像に難くない。 また、併録されている2曲は、それぞれ原曲がヴァイオリン・ソナタ、クラリネット・ソナタで、ブラームスの室内楽作品を代表する名曲中の名曲。ブラームスの初期、中期、後期に書かれた3作品を、同一楽器で聞くことにより、作風の変化を体感することができる注目のカップリング。 今回のブラームスで使用されているグァダニーニは、ロンドンのクリスマス・オークションで、グァダニーニとしては過去最高金額でウィスペルウェイが落札した、チェロ・ファン垂涎の名器。同レーベルの超優秀録音によってさらに輝きを増すウィスペルウェイのブラームスは、まさに最高のアルバムとなるだろう。 | |||
ボリビアのバロック II バルビ(1720-1775):ソナタ第9番 J.J.I.ブレントネル(1689-1742): グローリアとオノレ J.de・アラウージョ(1646-1712): Cayosole al alba / Si el Amor G.B.バッサーニ(1657-1716): ミサ・エンカルナシオン P.ロカテッリ(1695-1764):ソナタ第10番 作曲者不詳(18世紀): ステラ・カエリ/トタ・サルティス/ めでたし元后/とても美しい御方 フロリレジウム編: トラディショナル・ボリビアン・メロディー |
アレハンドラ・ウェイアー(S) カティア・エスカレーラ(S) アンジェリカ・モンヘ(Ms) ヘンリー・ヴィルカ(T) フロリレジウム アラカエンダル・ボリビアcho. | ||
ボリビアの都市サンタクルスから車で6時間というジャングルの中にあるコンセプシオン教会で行われた録音が大きな反響を呼んだ「ボリビアのバロック」シリーズ待望の続編。イタリアの図書館で第2ヴァイオリンの楽譜が発見され、世界初録音が可能となったバッサーニの「ミサ・エンカルナシオン」など、ボリビアに眠っていたバロック音楽が満載、そして「ボリビアのバロックI(CCSSA-22105)」の世界的ヒットにアメリカのCBCテレビが注目。来る2006年11月に1時間の特集番組が放送される予定だとの事。 | |||
ロッシーニ: ピアノ作品全集 Vol.8(完結編) 老年のいたずら 第4集 より [前菜/乾燥果実] 老年のいたずら第13集「慰めの音楽」 〜前奏曲/ Retounelle gothique / Petite Promenade de Passy a Courbevoie / Tourniquet sur La Gamme Chromatique, Ascendante et Descendante / ヴェネチアのカンツォネッタ/ Encore un peu de Blague /歓喜 |
パオロ・ジャコメッティ(P) | ||
使用楽器:プレイエル、1858年製。デヤン・ラツィックと共にチャンネル・クラシックスが世界に誇るピアニスト、パオロ・ジャコメッティが1998年にスタートさせたロッシーニのピアノ作品全集が、遂に今回で完結となる。第8集では「老年のいたずら」に加え、ロッシーニ晩年の作品群がカップリングされ、最終巻にふさわしい選曲が成された。 1970年にミラノで生まれ、現在はユトレヒト音楽院で教授を務め、オランダを中心に精力的な活動を行っているジャコメッティ。ピアノは、ショパンが好んだとされるプレイエルを第7集から引き続き使用。このシリーズは、ジャコメッティ自身が毎回インパクトあるポーズやアイテムと共に映っているジャケットも楽しみだったが、今回はピアノの譜面台に置かれた料理(?)を前に微笑んでいるという、料理に興味を移したロッシーニ晩年の作にふさわしい物となっている。 既発:Vol.1(CCS-12398)、 Vol.2(CCS-13898)、 Vol.3(CCS-16098)、 Vol.4(CCS-18098/CCSSA-18003 [HYBRID_SACD])、 Vol.5(CCSSA-20504 [HYBRID_SACD])、 Vol.6(CCSSA-22705 [HYBRID_SACD])、 Vol.7(CCSSA-24106 [HYBRID_SACD])。 | |||
CCSSA-25007 (2 HYBRID_SACD) 廃盤 |
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232 |
ヨス・ファン・ フェルトホーフェン指揮 オランダ・バッハ協会o.&cho. | |
エボニー・バンド ワイル:「三文オペラ」からの組曲 トッホ:歌劇「エゴンとエミリー」Op.46 シュールホフ: ジャズ・オラトリオ「ロイヤル・オーク」 |
エレーナ・フィンク(S) ハイム・レヴァノ、 ダニエル・ロイス(ナレーター) ベルナール・ローネン(T) オーサ・オルソン(S) ヴェルナー・ハーバース指揮 エボニー・バンド、 カペラ・アムステルダム | ||
エボニー・バンドは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管でソロ・オーボエとして活躍したヴェルナー・ハーバースが、コンセルトヘボウ管のメンバーらと1990年に結成したオランダのアンサンブル。20世紀前半の知られざる作曲家たち、忘れられた作曲家たちの作品の発掘を目指しており、シュールホフの2タイトル(CCS-6994、CCS-9997; ともに当店未案内)はオランダの権威あるエジソン賞を獲得、高い評価を得ている。12年ぶりの新譜となる今作(おそらく、そのために既刊と併せCDでの発売なのだろう)も英国戦艦「ロイヤル・オーク(H.M.S.Royal Oak)」を題材としたシュールホフのジャズ・オラトリオを収録、これまで以上に濃厚。 | |||
イヴァン・フィッシャー ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92 ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調 〜アダージョ(*) ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」 〜シンフォニア J.W.ヴィルムス: シンフォニア第4番 ハ短調 Op.23〜ロンド |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. アーコス・アクス(Cl;*) | ||
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭o.のチャンネル・クラシックス専属6枚目は、名曲中の名曲ベートーヴェンの交響曲第7番。イヴァン・フィッシャーはこのベートーヴェンに、19世紀イタリアのオペラ全盛期を支えたロッシーニの名作「アルジェのイタリア女」からのシンフォニア、オペラ的な要素も備えたウェーバーのクラリネット協奏曲第1番からアダージョ、ハイドンとモーツァルトの伝統を受け継ぎ、新たな手法も取り入れたヴィルムスのシンフォニアという3曲を同時収録することによって、「交響曲第7番」の独創的なスタイルがどれほど革新的であったかということを証明している。 | |||
ウィスペルウェイのショスタコ&ブリテン ショスタコーヴィチ: チェロ協奏曲第2番 ト短調Op.126(*) ブリテン:無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87(*) |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc) ユルイェン・ヘンペル指揮(*) シンフォニエッタ・クラコヴィア(*) | ||
2008年1月から2月にかけて行われた来日公演での圧倒的、そして感動的な演奏が記憶に新しいオランダが生んだ超人チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイ待望の新録音が遂に登場! ドヴォルジャーク以来となる最新盤のプログラムとしてウィスペルウェイが取り上げたのは、2007年4月にこの世を去った“スラヴァ "ロストロポーヴィチよって初演が行われたショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」とブリテンの「無伴奏チェロ組曲第3番」の2作品。2作品ともショスタコーヴィチ、ブリテンの晩年に書かれた大曲であり、演奏者には尋常ならぬ技巧と音楽性が求められる20世紀のチェロ作品を代表する難曲中の難曲。 それぞれがロストロポーヴィチのために作品を書くなど親交を温め、お互いの演奏や作品に影響を与え合ったショスタコーヴィチとブリテン。同じ時代を生きたショスタコーヴィチとブリテンは祖国こそは違えどもお互いに作品を通じてメッセージを送りあい、ブリテンの「無伴奏チェロ組曲第3番」にはDSCHのイニシャルが音符として動機に組み込まれるなど、2人の親交の深さは音楽でも表現されている。 ショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」でウィスペルウェイと共演するオーケストラは、初のコンビ形成となるポーランドの雄シンフォニエッタ・クラコヴィア。若さと才気にあふれる東欧のオーケストラのパフォーマンス、ウィスペルウェイとのコンビネーションにも要注目。 ウィスペルウェイ、ショスタコーヴィチ、ブリテン、ロストロポーヴィチという4人の音楽家を1つに繋ぐ“ウィスペルウェイのショスタコーヴィチ&ブリテン "。2つの作品に秘められた深い本質に、「奇跡の弓」と讃えられるボーイングと「奇跡のチェロ」と称されるグァダニーニを持つウィスペルウェイが鋭く迫る。 | |||
リュートの騎士〜 さまざまなリュート練習曲集(1610)からの音楽 |
マシュー・ ワーズワース(リュート) | ||
師であるナイジェル・ノース直伝の美しい調べを生む盲目の天才リュート奏者、マシュー・ワーズワースのチャンネル・クラシックス・セカンド・アルバム。 ジョン・ダウランドの息子ロバート・ダウランドが編桙オたリュートのための曲集" さまざまなリュート練習曲集(The Varietie Of Lute Lessons)" には、J.ダウランド、フェラボスコ、モーリー、そして現在も詳細は不明の「リュートの騎士」なる作曲家等による42曲が収められている。ワーズワースがこの録音のために厳選した中にも" リュートの騎士" の作品が含まれており、" ローマのローレンツィーニ" とも" ヴィンチェンツォ・ピンティ" 言われるその真の姿を追い求めるのも面白い。 | |||
ティンブランド シルベストレ・レブエルタス/ネルソン編: ラジオ向きの ピアソラ/ステュアート編: オブリビン(オブリビオン?) コスタリカ民謡/ネルソン編:カバリート・ニコヤーノ C.ヴェローソ/モレレンバウム編: ミケランジェロ・アントニオーニ D.プリート:エコー・ディメンションズ ヴィラ=ロボス/ステュアート編: ブラジル風バッハ第5番〜アリア/ ブラジル風バッハ第1番 T.レオン:サオコ A.ララ:En par de los levantes de la aurora H.パスコアル:ティンブランド ピシンギーニャ&ラセルダ/ステュアート編: 1 × 0 |
メリディアン・アーツ・ アンサンブル | ||
金管五重奏 + ドラムという編成で画期的かつ独創的なアルバムを打ち出してきたメリディアン・アーツ・アンサンブル9枚目にして結成20周年記念リリース。レブエルタスやピアソラ、ヴィラ=ロボスからブラジルの超個性派ミュージシャン、パスコアルの作品など、ラテン・アメリカと南米の個性豊かな作品がズラリと揃ったユニークなアルバム。1997年に招かれたマイアミの亜熱帯音楽祭で触れたラテンの文化からの影響を受けたというメリディアン・アーツ・アンサンブルの燃え上がるような熱演に期待。 | |||
CCSSA-25608 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
レイチェル・ポッジャー〜 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.5 〔第29番 イ長調K.305/第38番 ハ長調K.403(385c)/ 第16番 変ロ長調K.31/第30番 ニ長調K.306 〕 |
レイチェル・ポッジャー(Vn;*) ゲイリー・クーパー(Fp;#) | |
使用楽器:1739年、ジェノヴァのペザリニウス製(*)/1795年、アントン・ヴァルター製楽器のデレク・アドラムによるレプリカ、1987年製(#)。 # 2019年7月現在、CD BOX: CCSBOX-6414 のみ入手可能。 | |||
フルヴィオ・カルディーニ(1959-): リコーダー四重奏のための作品集 16の手紙Op.96b〜ラウド/ フェード・コントロールOp.47c/キリストOp.59c/ クロックワーク・トッカータOp.68c/ 四重奏のためのソナチナOp.65f/ ベアータ・ヴィセラOp.74b/ クロックワーク・ゲームOp.72a/ ペンシエリ・デル・トラモントOp.107 |
アムステルダム・ ルッキ・スターダストQ | ||
1978年の結成以来、その圧倒的な超絶技巧と豊かな音楽性で聴き手を魅了してやまない世界最高のリコーダーアンサンブル、アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クァルテット。17世紀〜18世紀に活躍した作曲家たちの作品を収録した「夜想曲」(CCSSA-22205)に続く久々の新譜は現在活躍中のイタリア人作曲家フルヴィオ・カルディーニの作品集。 ジョルジョ・サッケッティの門下生としてフィレンツェ音楽院で学んだカルディーニは作曲だけでなく、ヴィヴァルディやモーツァルト、リストなどの作品の編曲、そしてピアニストとしても高い評価を得ている。 | |||
ウィスペルウェイ、ついに「ドヴォコン」を再録音 アントニーン・ドヴォルジャーク(1841-1904): チェロ協奏曲 ロ短調Op.104,B.191 (*)/ 交響的変奏曲Op.78,B.70 |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc;*) イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
RCCSSA-25807 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2006年12月、プダペスト・芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)、ライヴ。使用楽器:グァダニーニ(1760)(*) 1995年12月にオランダ・フィルと(*)を録音していた(CCS-8695)ウィスペルウェイが11年を経てついに同曲を再録音。注目の指揮者&オーケストラは、チャンネル・クラシックスがプロジェクトを進めているハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと手兵ブダペスト祝祭o.。このコンビは、チャンネル・クラシックスへの移籍後ラフマニノフ、チャイコフスキー、マーラー、R.シュトラウスを次々に録音、さらに国際的評価を高めている。 世界有数のトップ・アーティストでありレーベルの看板を背負うウィスペルウェイとイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のコンビによるドヴォルジャークは、チャンネル・クラシックスの総力を結集したリリースであり、ウィスペルウェイが弾く、ロンドンのクリスマス・オークションでグァダニーニとしては過去に例のない世界最高の金額で落札されたチェロの音色も楽しみな所。また、ウィスペルウェイは2008年の1月〜2月に来日公演が予定されている。 | |||
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.1 [第33番 ト短調 Op.20-3/ 第72番 ハ長調 Op.74-1/ 第75番 ト長調 Op.76-1] |
アムステルダムSQ | ||
ピリオド楽器使用。古楽演奏のスペシャリストで構成され、アムステルダム・コンセルトヘボウでのコンサート・シリーズを開催するなど活発な活動を続けているオランダのアンサンブル、アムステルダム弦楽四重奏団のチャンネル・クラシックへのデビュー盤。。最近ではブラウティガム、リュビモフ、メルヴィン・タンといった国際的なアーティストたちとの共演を行い、ソリストからの信頼も厚い。チャンネル・クラシックスの超優秀録音も楽しみなところ。アムステルダム弦楽四重奏団によるハイドンは、シリーズ化される予定とのこと。 | |||
ショスタコーヴィチ: 弦楽合奏による弦楽四重奏曲集 弦楽四重奏曲第2番 イ長調 Op.68/ 弦楽四重奏曲第4番 ニ長調 Op.83 |
カンディダ・トンプソン (Vn)音楽監督 アムステルダム・ シンフォニエッタ | ||
チャイコフスキーの弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」の弦楽合奏版(CCSSA-21504)、ベートーヴェン&ウォルトンの弦楽作品の合奏版(CCSSA-23005)での斬新な編成と解釈で話題を呼んできたアムステルダム・シンフォニエッタが次に取り組んだのはショスタコーヴィチ。 アムステルダム・シンフォニエッタは弦楽合奏の編成で演奏を行うことによって、ショスタコーヴィチの2つの弦楽四重奏曲から交響的な一面を引き出すことに成功している。アムステルダム・シンフォニエッタは23人による演奏を基本形態とするオランダの常設アンサンブル。1995年にコンサートマスターに就任したカンディダ・トンプソンが2003年から音楽監督を務めている。 | |||
マーラー:交響曲第4番 ト長調 | ミア・ペアション(S) イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
RCCSSA-26109 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
解説:クレメンス・ロミーン。チャネル・クラシックスという活躍の場を得て、黄金時代に突入した "奇跡のコンビ "イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管の専属第8弾は、「第6番」、「第2番」に続くマーラー・シリーズの第3弾となる「交響曲第4番」! 交響曲などでも全集完結を最終目的とせず、鬼軍曹イヴァン・フィッシャーのアイディアと信念に基づいたプログラムのみを取り上げるという不変の姿勢はこれまでのリリースで証明されている。前回は管楽&弦楽セクションの首席奏者たちが" ソリスト" や" アンサンブル" という役割で大活躍するユニークなロッシーニの「器楽のための作品集」(CCSSA-27708)を発表したイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管。続いてのリリースにトロンボーンとチューバが編成に含まれず、マーラーの交響曲の中で最も小規模な「交響曲第4番」を選曲してきたのも自然な流れと言えるだろう。 第4楽章で「天上の生活」を歌うのは、スウェーデンの若き名花ミア・ペアション。その澄んだ美声が "大いなる歓びへの賛歌 "とも呼ばれる「交響曲第4番」の純度と透明感に深みを加えるという重要な役割を果たしている。イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管が歌うマーラーの" 牧歌"。ハンガリーの" 奇跡のコンビ"、新たな境地へ ――。 | |||
CCSSA-26208 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
レイチェル・ポッジャー〜 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.6 |
レイチェル・ポッジャー(Vn;*) ゲイリー・クーパー(Fp;#) | |
デヤン・ラツィックのラフマニノフ! ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.18 (*) / 楽興の時Op.16 (#) |
デヤン・ラツィック(P) キリル・ペトレンコ指揮(*) LPO (*) | ||
RCCSSA-26308 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2008年5月、フリッツ・フィリップス音楽センター(#)&ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライヴ(*)。解説:デヤン・ラツィック、クレメンス・ロミーン。一見まったく共通点が無いと思われるスカルラッティとバルトークの作品を独自のプログラムで組み合わせ、新たな共通点や関連性を提示した「リエゾンス Vol.1」(CCSSA-23407)が激賞されたデヤン・ラツィックだが、これまで協奏曲の録音は少なく、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番(CCSSA-19703)だけであった。 今回はシベリアのオムスク州に生まれ、1999年に就任したマイニンゲン州立劇場音楽監督での手腕が認められて2002年秋にはベルリン・コーミッシェオーパー音楽監督に転身。2006年には満を持してBPOに登壇、次代の巨匠候補として注目を浴びる俊英マエストロ、キリル・ペトレンコとイギリスの名門ロンドン・フィルとの競演。 | |||
エミリー・バイノン〜フルート&フレンズ ヒラリー・タン(1947-): フルート、ヴィオラとハープのための 「アマージンの歌より」 エイミー・ビーチ(1867-1944): フルートと弦楽四重奏のための「主題と変奏」 サリー・ビーミッシュ(1956-): フルートとピアノのための「私の娘に贈る言葉」 シア・マスグレイヴ(1928-): フルートとオーボエのための即興曲 ルイーズ・ファランク(1804-1875): フルート、チェロとピアノのための三重奏曲Op.45 |
エミリー・バイノン(Fl) ヘンク・ルービング、 マリイン・ミーンダース(Vn) ローランド・クラーマー(Va) ダニエル・エッサー(Vc) セプ・フローテンハウス(P) アレクセイ・ オグリンチュク(Ob) ペトラ・ファン・ デル・ハイデ(Hp) | ||
トロンボーンのヨルゲン・ファン・ライエンからスタートしたチャンネル・クラシックスの「ロイヤル・コンセルトへボウの首席奏者シリーズ」待望の第2弾。フルートのエミリー・バイノンは、帝王マリス・ヤンソンスとのコンビにより新たな黄金期を迎えているロイヤル・コンセルトヘボウ管の、木管セクションでは現在唯一となる女性首席。録音に望むにあたって最も悩んだのはプログラムだったというが、膨大なフルートのレパートリーから選び出したのは、イギリスとオランダの女流作曲家によって書かれた5作品。フルートのための新たなレパートリーを最高の演奏と最高の録音で知ることが出来る、フルート&管楽器関係者必聴盤。 | |||
ハイドン:後期ピアノ作品集 ピアノ・ソナタ第49番 変ホ長調Hob.XVI-49/ 皇帝讃歌「神よ、皇帝を護り給え」による 変奏曲 ト長調/ ピアノ・ソナタ第48番 ハ長調Hob.XVI-48/ 変奏曲 ヘ短調Hob.XVII-6/ ピアノ・ソナタ第52番 変ホ長調Hob.XVI-52 |
ゲイリー・クーパー (Fp) | ||
使用楽器:1785年頃ウィーン製(製作者不詳/エドウィン・ベウンク・コレクション)。レイチェル・ポッジャーとのコンビによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集でお馴染みの鍵盤奏者、ゲイリー・クーパーの本格的なソロ・レコーディング第1弾は、2009年で没後200周年を迎えるハイドンの後期ピアノ作品集。 クーパーは収録されている5作品の作曲年(1789年-1794年)とほぼ同時期に製作された歴史的銘器を弾いており、作品の作曲当時のありのままの姿を再現、表現するという大きなテーマに挑んでいる。 | |||
止めどない涙と〜17世紀イギリスの歌と哀歌 ロバート・ジョンソン(1583-1633)、 ヘンリー・ロウズ(1595-1662)、 ペラム・ハンフリー(1647-1674)、 ヘンリー・パーセル(1659-1695)、 ニコラス・ラニアー(1588-1666)、 ジャック・ゴティエ、の歌曲 |
ヨハネッテ・ゾマー(S) フレッド・ヤコブス (リュート/テオルボ) | ||
オランダ・バッハ協会、フロリレジウムとの共演に加え、ブリュッヘンヘレヴェッヘやコープマンら古楽界の巨匠たちからも厚い信頼を寄せられているヨハネッテ・ゾマーが、「光り輝くローマ」(CCSSA-19903)や「カッチーニの新音楽」(CCSSA-21305)、「レスプリ・ガラ」(CCSSA-24307)でも好演したヤコブスとのデュオでリリースする新譜。パーセルの「しばしの音楽(エディプス王より)」など、17世紀イギリスのメランコリーとユーモアを漂わせる英国の美しい歌を集めたている。 | |||
サックバット〜17世紀と18世紀のトロンボーン アルブレヒツベルガー:トロンボーン協奏曲 ベルタリ:3声のソナタ [第1番 ニ短調/第3番 イ短調] カステッロ:2声のソナタ第4番 L.モーツァルト:トロンボーン協奏曲 シュメルツァー:3声のソナタ マリーニ:4声のソナタ第4番 ヴァーゲンザイル:トロンボーン協奏曲 |
ヨルゲン・ファン・ライエン (サックバット) ヤン・ウィレム・デ・フリント指揮 コンバッティメント・コンソート・ アムステルダム | ||
ヤンソンス率いるコンセルトヘボウo.の首席奏者を務め、ニュー・トロンボーン・コレクティヴなどでの活躍、2004年にはオランダ音楽賞、2006年にはボルレッティ=ブイトーニ・トラスト賞を授与され、現在のトロンボーン界を代表する地位を確立、いま最も注目を集めているオランダのトロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンが再びチャンネル・クラシックスに登場。セカンド・アルバムはサックバット(バロック・トロンボーン)の演奏による17世紀〜18世紀の作品集。 このアルバムでは、現在アルト・トロンボーンの主要レパートリーとなっている、アルブレヒツベルガーやL.モーツァルト、ヴァーゲンザイルなどの協奏曲を、当時の金管楽器の中で唯一ヴァイオリンなどの弦楽器と同じように半音階進行を表現出来るサックバットで演奏する事によって、作曲者の意図した姿に最も近い作品象を知ることが出来る。サックバットのソロ・アルバムも決して多くはないだけに、当盤は重宝されることだろう。トロンボーン愛好家はもちろんのこと、古楽ファンにも強くお薦めしたいアルバム。 | |||
コメディアン・ハーモニストの音楽 Veronika, der Lenz ist da/ Eine kleine Fruhlingsweise/ 「セビリャの理髪師」序曲/ Mein kleiner gruner Kaktus/ ストーミー・ウェザー/アリ・ババ/ すずしい谷間で/ Als ik weer zin heb om te zingen/ Wir sind von Kopf bis Fuss auf Liebe eingestellt/ Schone Isabella von Kastilien/ Morgen mus ich fort von hier/ Wochenend und Sonnenschein/ Nuit et Jour/Der Onkel Bumba aus Kalumba/ Kannst du pfeifen Johanna?/Guter Mond/ Holzhackerlied/Gitarren spielt auf/ Lebe wohl, gute Reise |
フローマーマン | ||
1927年に結成され、両大戦の狭間の時期にベルリンで絶大な人気を博した男声ヴォーカル・アンサンブル「コメディアン・ハーモニスツ」は、当時熱狂と極上のエンターテイメントを届けたが、ナチスのユダヤ人弾圧によって解散させられてしまい、その活動は後年映画化されている。 今回新たにチャンネル・クラシックスに加わるのは、「コメディアン・ハーモニスツ」のリーダーだったハリー・フローマーマンの名を冠したオランダの男声ヴォーカル・アンサンブル「フローマーマン」。2004年12月のアムステルダム運河フェスティヴァルからのリクエストによってテノール、マルセル・ライヤンを中心として結成された「フローマーマン」が歌うのは、アンサンブルのルーツである「コメディアン・ハーモニスツ」のレパートリー。数十年の時を経て伝説のエンターテイメントが復活する。 | |||
アイ・ワズ・ライク・ワウ オネゲル:オマージュ 〜演奏に立会えない作曲家の心残りを託して マルタン:バラード モーツァルト: アリア「あの雷のような叱咤の言葉の力が」(#) ジョンゲン(ヨンゲン):アリアとポロネーズ パディング:セカンド・ピース カステレード:コンチェルティーノ(*) ゴーベール:交響的小品 パディング:サード・ピース フェルトハウス:アイ・ワズ・ライク・ワウ |
ヨルゲン・ ファン・ライエン(Tb) パオロ・ジャコメッティ(P) フリッツ・ダムロウ(Tp;*) マルセル・ビークマン(T;#) ヤン・ヴィレム・ デ・フリエンド指揮(#) ンバッティメント・コンソート・ アムステルダム(#) | ||
オランダのトロンボーンを一気に世界最高峰の高みにまで飛躍させた若き立役者、ロイヤル・コンセルトへボウo.弦楽団の首席トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンの、本物のサックバットの音を聴かせてくれた前作(CCSSA-26708)に続くチャンネル・クラシックス第3弾。1997年のコンセルトヘボウ管への入団を皮切りに、難関として知られるゲブヴィレー国際(1999年)、トゥーロン国際(2001年)の両コンクールを制覇した彼は、2007年夏にアバド&ルツェルン祝祭管に首席奏者として参加し、マーラー「交響曲第3番」第1楽章で圧巻のソロを吹き世界中から絶賛された。 このディスクはノーマルCDレイヤーがエンハンスト仕様となっており、フェルトハウスの「アイ・ワズ・ライク・ワウ!」の映像が収録されている。 | |||
J.S.バッハ:6つのトリオ・ソナタBWV.525-530(様々な楽器のための編曲版) 〔ト長調 BWV.525(フルート、ヴァイオリン、チェロとチェンバロのための)/ ト長調 BWV.530(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための)/ ニ長調 BWV.529(フルートとチェンバロのための)/ ホ短調 BWV.528(ヴィオラ/ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェロとリュートのための)/ ト短調 BWV.527(ピッコロ、チェロとチェンバロのための)/ ホ短調 BWV.526(フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートとチェンバロのための)〕 フロリレジウム | |||
J.S.バッハのオルガン作品「6つのトリオ・ソナタ」を、フロリレジウムが器楽によるトリオ・ソナタや室内楽編成編曲版で録音。 | |||
J.S.バッハ:6つのモテット集 [主に向かいて新しき歌を歌えBWV.225/ 御霊はわれらが弱きを助け給うBWV.226/ わが喜びなるイエスよBWV.227/ 恐るるなかれ、われ汝とありBWV.228/ 来たれ、イエス、来たれBWV.229/ すべての国よ、主を讃美せよBWV.230] |
ピーター・ダイクストラ指揮 オランダ室内cho. | ||
世界中で絶大な人気を誇り、日本でも旋風を巻き起こしたオランダの男声ヴォーカル・アンサンブル「ジェンツ」を、世界最高峰の声楽アンサンブルへと育て上げた若き名匠ピーター・ダイクストラは、ジェンツの音楽監督こそ2006年に退任したが、それ以前の2005年9月から弱冠26歳にしてドイツの名門バイエルン放送cho.の音楽監督に就任、2006年にはオランダ室内cho.の首席客演指揮者に迎えられ、2007年9月にはスウェーデン放送cho.の首席指揮者に着任し、同時に世界的名門合唱団3つの要職を任されるという快挙を果たしている。若手ナンバー・ワンの合唱指揮者であることは全く疑う余地がない。 今回ダイクストラはオランダ室内合唱団を率い、永遠の名作とも言える大バッハの6つのモテットを録音した。作品の根底に存在する作曲者の意図、深遠な精神性を表現し、我々に新たな感動を与えてくれることだろう。 | |||
バッハとテレマン テレマン:ターフェルムジーク(食卓の音楽)第1集 〜協奏曲 イ長調 J.S.バッハ:カンタータ第209番 「悲しみのいかなるかを知らず」BWV.209/ 三重協奏曲 イ短調BWV.1044 |
ルーシー・クロウ(S) アシュリー・ソロモン(Fl) ロドルフォ・リヒター(Vn) フロリレジウム | ||
フロリレジウムが紐解く大バッハとテレマンの音楽。 大バッハの「カンタータ第209番」にソリストとして迎えられたのは、イギリスの新星ルーシー・クロウ。王立音楽院のオペラ・コースで声楽を学んだルーシー・クロウは、2002年の「ロイヤル・オーバーシーズ・リーグ・コンクール」でゴールド・メダルを獲得。2005年の「キャスリーン・フェリアー賞」では2位に輝き、ウィグモア・ヤング・アーティストに選出されるなど、いま勢いに乗っているイギリスの若きソプラノ。テレマンの「協奏曲 イ長調」では、フロリレジウムの創設者の1人であり芸術監督として同団体を支え続けるバロック・フルートのアシュリー・ソロモンと、2006年からヴァイオリン奏者としてフロリレジウムを牽引するロドルフォ・リヒターの強力コンビによる共演が実現。 | |||
愛しさと美しさ ベーム:カンタータ「私の友は私のもの」 J.C.バッハ: カンタータ「愛しい女よ、汝は美しく」 シュッツ:モテット「起きよ、我が恋人よ」 J.S.バッハ:カンタータ第196番 「主はわれらを御心にとめたまえり」BWV.196 |
ヨハネッテ・ゾマー(S) マルセル・ビークマン(T) マーク・チャンバーズ(A) ハリー・ ファン・デル・カンプ、 シュテファン・マクロード(B) ヨス・ファン・ フェルトホーフェン指揮 オランダ・バッハ協会 | ||
音楽監督フェルトホーフェン率いるオランダ・バッハ協会は2008年2月にJ.S.バッハの「ヨハネ受難曲」携えて来日、追求に追求を重ねた解釈とヴァージョン、80年以上の伝統と歴史によって培われた演奏技術とアンサンブル能力によって、深遠な"J.S.バッハ"の世界を聴かせてくれた。 当盤は、「クリスマス・オラトリオ」など豪華装丁によるバッハの大作と並行して録音が進められているオランダ・バッハ協会の宗教声楽作品シリーズ第4集で、ベーム、J.C.バッハ、シュッツ、そして大バッハによる「愛しさ」と「美しさ」をテーマとしたカンタータやモテットを収録。 | |||
ゲオルク・ムファット(1653-1704): 合奏協奏曲集(1701)より協奏曲 [第1番 ニ短調/第2番 イ長調/第3番 ロ長調/ 第4番 ト短調/第5番 ニ長調/第6番 イ短調/第7番 ホ長調] |
オランダ・バロック協会 マシュー・ホールズ(Cemb) | ||
優れた才能を持った若きバロック奏者たちによって結成されたオランダのバロック・アンサンブル、オランダ・バロック協会がチャンネル・クラシックスからデビュー。専任の指揮者を置かないというスタイルと革新的なプログラムは、オランダを中心にヨーロッパ全土で話題を呼んでおり、その活動に熱い視線が注がれている。この団体は1つのプロジェクトごとに著名な演奏家を招聘しており、このデビュー・アルバムでの共演はキングズ・コンソートの現ディレクターであるマシュー・ホールズ。 | |||
エルガー:歌曲全集 Vol.1 私を慰めるもの/ ああ、優しかりし歌の調べOp.59-3/月夜に/ 嘆願Op.48-1/糸を引く7人/黎明Op.59-6/ 暁の風/暁にOp.41-1/語れ音楽よOp.41-2/ その汚れなき澄んだひとみの涙をぬぐい/ いつでもどこでも/海の絵Op.37/ ダマスクローズに似て/ メアリー女王の歌/秋の歌/来たれ優しき夜 |
アマンダ・ルークロフト(S) コンラッド・ ジャーノット(Br) ライニルト・メース(P) | ||
エルガー生誕150年記念リリース。イギリスの音楽史を代表するエルガーが書いた全ての歌曲を網羅するこのシリーズは、20世紀歌曲協会のサポートを得たことで実現した企画。チャンネル・クラシックスはこれまでにもシュレーカー、レスピーギ、シマノフスキの歌曲集で実績を残しているだけに今回のエルガーへの期待も大きい。 第1巻に登場する歌い手はオニックスから初のリサイタル・アルバムをリリースしたルークロフトと、同じくイギリス出身でフィッシャー=ディースカウやリリンク直伝の歌声で注目を浴びるバリトンのジャーノットという実力派コンビ。これは強力! | |||
リエゾンス Vol.2〜シューマン&ブラームス R.シューマン:蝶々 Op.2/森の情景 Op.82 ブラームス:6つのピアノ小品 Op.118 |
デヤン・ラツィック(P) | ||
RCCSSA-27609 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2007年9月、フリッツ・フィリップス音楽センター、アイントホーフェン、オランダ。解説:デヤン・ラツィック。 Vol.1: CCSSA-23407。「スカルラッティ」と「バルトーク」。時代も作風も違う2人の作曲家の作品を独自の視点によるプログラムで「リエゾンス(連結)」させることにより、演奏の中から新たな関連性や発見させるという全く新しい挑戦をスタートさせた天才デヤン・ラツィック。 Vol.1(CCSSA-23407)で「スカルラッティ」と「バルトーク」に共通するキーワード、「民謡」の存在を演奏で証明したラツィックが Vol.2のテーマに選んだのは、意外にも19世紀の巨匠シューマンとブラームス。 心酔していた詩人ジャン・パウルの小説「生意気盛り」と密接に結びついた若かりしシューマンの傑作「蝶々」。ブラームスに出会う数年前のシューマンが、精神に変調を来たしはじめながらもリュッケルトの著作からインスピレーションを得て書き上げた「森の情景」。そしてクララとの出会い、シューマンの死を経た晩年のブラームスが1892年に作曲した「6つのピアノ小品」の3作品を時系列に沿って組み合わせたラツィック。時の流れと精神状態の変化によるシューマンの作風の変遷、晩年のブラームスのピアノ作品に見られるシューマンの面影。ラツィックは、シューマンとブラームスのピアノ作品の中に存在する「共通点」や「影響」を、言葉ではなく音楽によるメッセージで表現している。ドイツ・ロマン派を代表する2人の大作曲家の人生と作品の深層に迫ったラツィックの挑戦の成果。 | |||
ロッシーニ:器楽作品集 歌劇「絹のはしご」序曲/ 小アンサンブルのためのセレナード 変ホ長調/ 弦楽のためのソナタ第1番 ト長調/ 狩りのランデヴー/ いくつかの楽器の序奏による変奏曲 ヘ長調/ アンダンテ、主題と変奏 ヘ長調 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
"奇跡のコンビ" イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のチャンネル・クラシックス専属第7弾。 このロッシーニの作品集は、収録曲8作品のほとんどが管楽器、弦楽器のための室内楽作品というプログラムで、ブダペスト祝祭管の首席奏者たちが大活躍! コンサート・ミストレス、ヴィオレッタ・エックハルトやチェロのジェルジュ・ケルテースなど、弦楽セクションの中核メンバーによる「セレナード 変ホ長調」。1992年からブダペスト祝祭管のホルン・セクションを支え、現在はルクセンブルク・フィルの首席奏者を務めるハンガリーのトップ・ホルニスト、ミクローシュ・ナジも加わったホルン四重奏による「狩りのランデヴー」。そしてフルートのガブリエラ・ピヴォンやホルンのナジら木管奏者たちの四重奏「アンダンテ、主題と変奏」などの8作品で、2年ごとに行われる契約更新時の厳しいオーディションを潜り抜けてきた実力者たちが、稀代の "メロディー・メーカー" ロッシーニの世界を存分に愉しませてくれる。 | |||
プロコフィエフ: チェロと管弦楽のための「交響協奏曲」 ホ短調Op.125 チェレプニン:無伴奏チェロのための組曲 クラム:無伴奏チェロのためのソナタ |
ピーター・ ウィスペルウェイ(Vc;*) ワシーリー・シナイスキー指揮 ロッテルダムpo. | ||
録音:ライヴ。使用楽器:グァダニーニ、1760(*) 21世紀の超人チェリスト、ウィスペルウェイ!Channel Classicsでのラスト・レコーディングは、20世紀の傑作、プロコフィエフの交響協奏曲! ウォルトンの「チェロ協奏曲」(OMYX-4042)や、ショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」(CCSSA-25308)の録音を続々と発表、「20世紀中期のチェロ作品」の演奏に凄まじい情熱を注いでいるオランダ生まれの超人チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイ。長年パートナーシップを結んできたチャンネル・クラシックスでの最後の録音となるのは、ロストロポーヴィチに捧げられたプロコフィエフ最晩年の傑作「交響協奏曲」! 1947年、ロストロポーヴィチの演奏に感銘を受けたプロコフィエフは、この若き盟友からアドヴァイスを得て「チェロ協奏曲第1番」の改訂を決断。新たな姿に生まれ変わったチェロ協奏曲が「第2番」としてロストロポーヴィチの演奏で1952年2月18日に初演されてからも、プロコフィエフの燃えたぎる創作意欲がさらなる改訂を進め、遂に完成した最終稿こそが「交響協奏曲」なのだ。 ロストロポーヴィチによる演奏を想定して作曲されたため、チェロとオーケストラの双方に高度な演奏技術と作品への理解力が要求される「交響協奏曲」。この難曲中の難曲に挑むウィスペルウェイにとって、先人たちからの伝統を受け継ぎロシア音楽に深く精通するシナイスキーと、ゲルギエフによって鍛えに鍛え上げられたロッテルダム・フィルの存在は非常に大きく頼もしい。 ロストロポーヴィチと交響協奏曲への深い想いを「(交響協奏曲の演奏時間でもある)40分間、スラヴァになりたくない人などいるのだろうか?」という言葉と、「奇跡の弓」と讃えられるボーイング、「奇跡のチェロ」と称されるグァダニーニ1760を駆使した唯一無二の演奏で表現するウィスペルウェイ。「交響協奏曲」の20世紀の代名詞がロストロポーヴィチであるならば、この録音の登場によって21世紀の代名詞がウィスペルウェイとなる可能性は限りなく高い! | |||
ボリビアのバロック Vol.3 ロケ・ハシント・デ・チャバリア(1688-1719):フエラ、フエラ! アガンレス、ルガール! ドメニコ・ツィポーリ(1688-1726):トッカータ ニ短調 トマス・デ・トレホン・イ・ベラスコ(1644-1728):第8旋法によるミサ 作曲者不詳:ソナタ「チキータナ」第4番/ドメニコ・ツィポーリ:アル・オッフェルトリオ フアン・デ・アラウホ(1646-1712):アル・ジャント・マス・ティエルノ 作曲者不詳:シェンプレ・ピアノ/ドメニコ・ツィポーリ:カンツォーナ ト短調 作曲者不詳:アイレス・メ・ヒエラン・アル・ニーニョ ディエゴ・カセダ(fl.1673-1694):シレンシオ・ノ・チステ・エル・アイレ 作曲者不詳:ミシオネス・デ・チキートス フアン・デ・アラウホ:オ・クエ・ビエン・セ・サスペンデン・ロス・シエロス セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):そよ風はリズムにのって 作曲者不詳:8声のサルヴェ/作曲者不詳(ルイス・クラフ編):オレンジ娘 フロリレジウム アラカエンダル・ボリビアcho. ジェイムズ・ジョンストン(Org) | |||
録音:2008年2月10日-12日、ヴァールゼ教会(オランダ)/2008年5月1日、サンタ・アナ教会(ボリビア)/2008年8月29日、メノナイト教会(オランダ)。 フロリレジウムの"ボリビアのバロック"第3弾、"! ボリビアのサンタクルス市から車で6時間というジャングル奥地にあるコンセプシオン教会に眠っていた手稿譜の復元、演奏を進めてきたフロリレジウムの「ボリビアのバロック」シリーズ第3集は、6250マイル離れた南米ボリビアと欧州オランダが舞台。アラカエンダル・ボリビア合唱団のヨーロッパ・ツアー中にフロリレジウムと行われたオランダでのレコーディング。そしてボリビア、チキトスのサンタ・アナ教会に設置されている18世紀の歴史的オルガンで演奏されたボリビア・バロック時代の知られざるオルガン作品。 | |||
CCSSA-28109 (2 HYBRID_SACD) 廃盤 |
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.7 & 8 アレグロ 変ロ長調K.372 (ヴァイオリン・ソナタ第31番 変ロ長調K.372)/ フランスの歌「ああ、私は恋人をなくした」 による6つの変奏曲 ト短調K.374b/ ヴァイオリン・ソナタ第11番 変ホ長調K.26/ 幻想曲 ハ短調K.396/ フランスの歌「羊飼いの娘セリメーヌ」 による12の変奏曲 ト長調K.374a ロンドン・ソナタ集(*) [ヴァイオリン・ソナタ第5番 変ロ長調K.10/ ヴァイオリン・ソナタ第6番 ト長調K.11/ ヴァイオリン・ソナタ第7番 イ長調K.12/ ヴァイオリン・ソナタ第8番 ヘ長調K.13/ ヴァイオリン・ソナタ第9番 ハ長調K.14/ ヴァイオリン・ソナタ第10番 変ロ長調K.15] |
レイチェル・ポッジャー(Vn) ゲイリー・クーパー(Fp) アリソン・ マギリヴレイ(Vc;*) | |
# 2019年7月現在、CD BOX: CCSBOX-6414 のみ入手可能。 | |||
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.2 [第34番 ニ長調Op.20-4/ 第68番 変ホ長調Op.64-6/ 第81番 ト長調Op.77-1] |
アムステルダムSQ | ||
前作 Vol.1(CCSSA-25907)でレコーディング・デビューを飾ったオランダ、アムステルダムを活動拠点とするピリオド・アンサンブル、アムステルダム弦楽四重奏団のハイドン・シリーズ第2弾。 メンバーには、2003年から2006年までコープマン率いるアムステルダム・バロックo.のコンサート・ミストレスを務めたヴァイオリンのアリダ・シャット、ロック・コンソートの創設メンバーでもあるヴァイオリンのジョン・ウィルソン・マイヤー、ダンディン・コンソートやキングズ・コンソートなどでも活躍するヴィオラのジェーン。ロジャース、そしてコンチェルト・コペンハーゲン、オランダ・バロック協会からソリストとして招かれているチェロのトーマス・ピットなど、古楽界の第一線で活躍する実力者が集う。 | |||
ブラームス: ハンガリー舞曲第14番 ニ短調(I.フィッシャー編)/ ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a/ 交響曲第1番 ハ短調Op.68 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
チャンネル・クラシックスへの移籍以降、ラフマニノフを皮切りにチャイコフスキー、マーラー、ベートーヴェン、ロッシーニなど、ハンガリー音楽にこだわらない様々な作品を取り上げてきたフィッシャー&ブダペスト祝祭管最新作となるブラームスが登場。フィッシャー自身のアレンジによる「ハンガリー舞曲第14番」、崇高なコラールが響く「ハイドンの主題による変奏曲」、そしてメイン・プログラム「交響曲第1番」の3作品によるレコーディングは、イヴァン・フィッシャーの思い描くブラームス・プログラムの理想形が具現化されたもの。 | |||
テレマン:序曲と協奏曲集 序曲 ホ短調/協奏曲 ニ長調/協奏曲 ヘ長調/ 協奏曲 変ロ長調/協奏曲 ト長調 |
アレクシス・コセンコ (Fl−tr/リコーダー) オランダ・バロック協会 | ||
録音:2009年2月11日-13日、ヴァールゼ教会(オランダ)。 オランダのヘット・パロール誌で「衝撃的なデビュー」と絶賛された古楽大国オランダの新しいアンサンブル、オランダ・バロック協会(HBS)は、常任の指揮者を置かずプロジェクトごとに古楽界の名手を招いている新世代のピリオド楽器奏者たちの精鋭集団。レトロスペクト・アンサンブル(旧キングズ・コンソート)の音楽監督マシュー・ホールを迎えたデビュー・タイトル、ムファットの「合奏協奏曲集(1701)」(CCSSA-27408)に続く第2弾は、ゲストにフランスの名トラヴェルソ吹き、アレクシス・コセンコを迎えてのテレマン。 | |||
リエゾンス Vol.3〜C.P.E.バッハ&ブリテン C.P.E.バッハ:ソナタ ニ短調 Wq.69 / ブリテン:5つのワルツ C.P.E.バッハ:ファンタジア ニ長調/ボヘミア人 / ブリテン:組曲「休日の日記」Op.5 C.P.E.バッハ:ソナタ 変ホ長調 Wq.65 No.42 / ブリテン:夜の小品(ノットゥルノ) デヤン・ラツィック(P) | |||
RCCSSA-28511 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2008年9月、フリッツ・フィリップス音楽センター、アイントホーフェン、オランダ。解説:デヤン・ラツィック&クレメンス・ロメイン。関連性が無いように見える作品の背後に潜む共通点へ独自の光を当てる、ラツィックのダブル・ポートレート・シリーズ、リエゾンス Vol.3。 | |||
エルガー:歌曲全集 Vol.2 語れ、我が心(*)/あの娘は楽しく過ごしているか?(*)/ 飛行の歌 Op.31-2(*)/羊飼いの歌(*)/花言葉/ そのあとで Op.31-1/わたしではない/パンの笛/ シェイクスピアの王国(*)/ロンデル Op.16-3(*)/ 詩人の人生(*)/戦いの歌 Op.5(*)/2つの歌 Op.60/ 金の星か?Op.59-5(*)/久しき間 Op.16-2(*)/ アラビアのセレナード(*)/伏し思ううちに/ ロンデル(1897)/眠る子/主の車/王道 |
アマンダ・ルークロフト(S) コンラッド・ ジャーノット(Br;*) ライニルト・メース(P) | ||
近現代歌曲の普及、発掘を目指すアムステルダムの20世紀歌曲協会がサポートするエルガーの歌曲全集第2弾。前作(CCSSA-27507)と同じアマンダ・ルークロフト&コンラッド・ジャーノットの強力コンビは、本国英国のエルガー協会も太鼓判を押すほどの完成度を誇る。 | |||
ジャコメッティ〜シューマン: ダヴィット同盟舞曲集Op.6/ アラベスク ハ長調Op.18/朝の歌Op.133 |
パオロ・ジャコメッティ(P) | ||
フモレスケ、トッカータ、幻想小曲集(CCS-16798)、シューマン&ドヴォルジャークのピアノ協奏曲集(CCS-17898)に続く、1998年のスタートから約10年という歳月をかけてロッシーニのピアノ作品シリーズ(全8巻)を完成させたイタリア生まれオランダ育ちのピアニスト、パオロ・ジャコメッティのシューマン。 | |||
カトナ・ツインズ〜ファリャ: 歌劇「はかなき人生」〜スペイン舞曲/ バレエ音楽「恋は魔術師」/ バレエ音楽「三角帽子」〜3つの小品/ 7つのスペイン民謡/ クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌/ お前の黒い瞳 |
カトナ・ツインズ [ペーター・カトナ、 ゾルターン・カトナ(G)] ファニータ・ラスカーロ(S) ダビド・ガルシア・ミル(Perc) | ||
スカルラッティからピアソラまで、驚異的なレパートリーと抜群のコンビネーションで聴衆を沸かせるハンガリー生まれの双子ギター・デュオ、カトナ・ツインズの新録音。代表作をズラリと揃え、2本のギターにソプラノや打楽器が加わり、アレンジや編成も本格的。 | |||
ディヴェルティスマン サルゼード:3つの小品 カプレ:ディヴェルティスマン イベール:6つの小品 |
ラヴィニア・マイヤー(Hp) | ||
「私の目標は、ハープをソロ楽器として広く知られるようにすること」と語る若き女流アーティスト、ラヴィニア・マイヤーがチャンネル・クラシックスに初登場。マイアーは1983年に韓国で生まれ、オランダの家庭に養子として迎えられたという人で、ハープをソロ楽器として定着させる事を自身の大きな目標とし、現在はソリストとしてオランダを拠点にヨーロッパ、アメリカ、アジアで活躍中。インディアナのヘラルドタイムス紙でもその実力は絶賛され、今後の飛躍にが期待される。 | |||
オランダ=アメリカ・ライン "ジョニー・ジョーンズ"、"インク・スポッツ"、 "ミルス・ブラザース"、"ランブラーズ"、 "デューク・エリントン"によって演奏された作品の 新しいアレンジ集 |
フローマーマン、 デイヴィッド・ボーレン(P) パウル・ファン・ユトレヒト(G) | ||
アンサンブルのリーダーだったハリー・フローマーマンの名前をアンサンブル名に冠し、両大戦間のベルリンを舞台として絶大な人気を博しながらも、ナチスのユダヤ人弾圧により活動に終止符を打った男声ヴォーカル・アンサンブル「コメディアン・ハーモニスツ」のスタイルと理念を継承したオランダのアンサンブル、フローマーマンのリリース第2弾。コメディアン・ハーモニスツが現役で活躍していた1930年代-40年代にアメリカとオランダで演奏された作品を、現在のオランダを代表する気鋭の作曲家たちが新たにアレンジ。 | |||
ベートーヴェン: ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120/ 6つのバガテルOp.126 |
ゲイリー・クーパー(Fp) | ||
録音:2008年11月、メノナイト教会、デーフェンター(オランダ)。使用楽器:ウィーンのアントン・ヴァルター製作、1822年?(エドウィン・ベウンク修復&コレクション)。 レイチェル・ポッジャーとのデュオでモーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ全集」を完成させたゲイリー・クーパーによる、ハイドン(CCSSA-26509)に続くソロ・レコーディング第2弾。楽器は「ディアベッリ変奏曲」の作曲&完成(1819、1822-23)とほぼ同時期に、ウィーンの名工ヴァルターが製作したもの。 | |||
愛と狂気〜ヘンデル:アリア集 歌劇「ベレニーチェ」 〜ベレニーチェのアリア「 Chi t'intende? 」/ 歌劇「テーゼオ」 〜メデアのアリア「Morirò」/ 協奏的四重奏曲/ 歌劇「リナルド」 〜アルミレーナのアリア「涙の流れるままに」/ オーボエ協奏曲 ト短調/ 歌劇「アマディージ」 〜メリッサのアリア「ああ、何と残酷な」/ カンタータ「魅惑的な唇に悩まされ」/ 歌劇「テーゼオ」〜メデアのアリア「甘い休息」/ オラトリオ「時の悟りと勝利」 〜美のアリア「Io sperai」/ 歌劇「アリオダンテ」 〜アリオダンテのアリア「不貞の女め」/ カンタータ「私の胸は騒ぐ」〜アダージョ、アリア/ カンタータ「愛の妄想」前奏曲/ 歌劇「リチャードI世」 〜コンスタンツァのアリア「愛しい方、私のもとへ」 |
ヨハネッテ・ゾマー(S) バート・シュネーマン(バロックOb) ムジカ・アンフィオン | ||
ヨハネッテ・ゾマーのヘンデル・アルバムは、バロック・オーボエの名手バート・シュネーマン、オランダのピリオド・アンサンブル、ムジカ・アンフィオンとの共演によるアリア集。ヘンデルがオペラの題材として好んで用いたギリシャ神話とローマ神話の世界で繰り広げられる喜怒哀楽入り混じる人間模様が、ドラマチックに、そして鮮明に浮かび上がる。また、ヘンデルが特別な楽器と意識していたオーボエが果たす役割も大きい。 | |||
ポッジャー&ベズノシウク〜モーツァルト&ハイドン モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための 協奏交響曲 変ホ長調K.364(*) ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 [第1番 ハ長調/第4番 ト長調] |
レイチェル・ ポッジャー(Vn)指揮 パヴロ・ベズノシウク(Va;*) エイジ・オブ・ インライトゥメントo. | ||
使用楽器:ストラディヴァリウス&ペザリニウス/ストラディヴァリウス(*)。 バロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャーの次なる舞台は、エイジ・オブ・インライトゥメント管を弾き振りしたモーツァルト&ハイドン! モーツァルトの名作(*)でコンビを組むのは、鬼才パヴロ・ベズノシウク。2人のバロック・ヴァイオリンの世界的名手が使用する楽器は、ポッジャーが名誉会員に名を連ねているロンドンの王立音楽院から特別に貸与されたピリオド楽器。 #なおハイドンの2曲目が、当初レーベルから「第2番 イ長調」と告知されていましたが、上記へ変更されています。 | |||
何とブラームスのピアノ協奏曲「第3番」登場 ブラームス/ラツィック編曲: ピアノ協奏曲第3番 ニ長調(*) (原曲:ヴァイオリン協奏曲Op.77/ 第1楽章カデンツァ:デヤン・ラツィック) ブラームス: 2つのラプソディOp.79(#)/ スケルツォ 変ホ短調Op.4(#) |
デヤン・ラツィック(P) ロバート・スパーノ指揮(*) アトランタso.(*) | ||
RCCSSA-29410 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2009年10月、アトランタ・シンフォニー・ホール、ライヴ(*)/フリッツ・フィリップス音楽センター(#)。(*)は当編曲による世界初録音。解説:デヤン・ラツィック。 奇才ラツィックの新譜はブラームスだが、何とヴァイオリン協奏曲を自ら編曲、「ピアノ協奏曲第3番」に仕立ててしまった! これは完成までに5年をかけたと言う入魂作で、音楽の父J.S.バッハと楽聖ベートーヴェンが、2人とも自身のヴァイオリン協奏曲をピアノ(鍵盤)協奏曲へアレンジしている事にインスピレーションを得たという。アレンジするに当ってラツィックは「ブラームスならきっとこうしただろう」という言葉を大切にし続け、遂に完成した当作品には大作曲家への愛情があふれんばかりに込められている。 スパノ&アトランタ響との世界初演は大成功、早くも世界中のピアニストたちから演奏許可依頼が、同じくオーケストラからは共演依頼が数多く寄せられているという。作曲から130年。数え切れないほどのヴァイオリニストたちによって演奏されてきたブラームスの傑作が、ピアニストたちからも愛される時が来た! | |||
ユトレヒト条約のための音楽 ヘンデル:ユトレヒト・テ・デウム ニ長調 HWV.278/ユトレヒト・ユビラーテ ニ長調 HWV.279 ウィリアム・クロフト:ユトレヒト条約のための頌歌(*) ニッキー・ケネディ(S) ウィリアム・タワーズ(男声A/CT) ヴォルフラム・ラットケ、ジュリアン・ポッジャー(T) ピーター・ハーヴィー(B) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会 | |||
(*)は世界初録音。ユトレヒト条約とは、1701年に始まった「スペイン継承戦争」と、それに伴いアメリカ大陸で起った植民地戦争「アン女王戦争」の講和条約で、1713年にイギリス、スペイン、フランスなどの間で結ばれた。当盤は、徹底した時代考証と研究をベースとして再現したバッハの演奏で世界的名声を得たフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会が、来る2013年に迎えるユトレヒト条約締結300周年記念のために録音したもの。 この講和条約で最も国益を得、ほぼひとり勝ちしたのはイギリスであったが、当時同地に滞在していたヘンデルは、イギリス国教会の国家的典礼儀式用として、今回収録された2作品を書いた。対して、同世代のイギリス人作曲家ウィリアム・クロフトの作品は、同じくイギリス国教会のための作品だが、個別の礼拝堂用として作曲されたものとなっている。 | |||
ヴィジョンズ ブリテン:ハープのための組曲 Op.83 パターソン:蜘蛛 Op.48/虫 Op.93 バーンズ:ヴィジョンズ・イン・トワイライト 尹伊桑:バランスのために 武満徹:スタンザ2 |
ラヴィニア・マイヤー(Hp) | ||
ウィスペルウェイも受賞者に名を連ねているオランダ音楽賞を授与されることが決まった女流ハーピスト、ラヴィニア・マイヤーのセカンド・アルバム。1983年韓国出身のマイヤーはハープを"ソロ楽器"として世界中に認知させるべく、ハープ・ソロからヴァイオリン、サクソフォン四重奏、ロック・バンドとの共演と言った意欲的な活動を続けている。マイヤーはこの2枚目の録音のために、過去40年間の間に作曲されたハープのための近現代作品をチョイス。2010年にはアジア・ツアーが予定されている。 | |||
ペルゴレージ: スターバト・マーテル/フルート協奏曲 ト長調/ チェロと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調/ サルヴェ・レジナ ヘ短調 |
エリン・マナハン・トーマス(S) ロビン・ブレイズ(CT) アシュリー・ソロモン(Fl) ジェニファー・モルシェス(Vc) フロリレジウム | ||
フロリレジウムのペルゴレージ! あふれんばかりの才能を持ちながら、病によって26歳という若さでこの世を去った悲劇の天才作曲家ペルゴレージ。ナポリ・悲しみの聖母騎士団からの委嘱によって作曲された最後の作品「スターバト・マーテル」は、数ある同名の作品の中でも最上に位置する不朽の名作。英国古楽界に彗星の如く現れたソプラノ歌手エリン・マナハン・トーマスと、BCJのソリストとしても馴染みの深い世界有数のカウンターテナー、ロビン・ブレイズ。あのポッジャーも在籍していたイギリスの古楽アンサンブル、フロリレジウムとアシュリー・ソロモンのソロなど、キャストも充実。 | |||
ノルディック・サウンズ〜 スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942-):合唱作品集 主を讃えよ、すべての異教徒よ/アヴェ・マリア/おお主よ、わが祈りを聞きたまえ/ われ満ち足れり/新しい愛の歌/われら主をほめ/アニュス・デイ/主に向かって新しい歌を歌え ピーター・ダイクストラ指揮スウェーデン放送cho. | |||
録音:2009年12月、スウェーデン放送スタジオ、ストックホルム。 北欧の合唱の神様エーリク・エーリクソン、トヌ・カリユステが育てたスウェーデン放送cho.を受け継いで2010年から主席指揮者に就任、同年6月にも来日公演を行なったピーター・ダイクストラ。このコンビによる、アルバムとしては初の録音となるのは、現代スウェーデンのリーディング・コンポーザー、サンドストレムの合唱作品集。 | |||
ドヴォルジャーク: 交響曲第7番 ニ短調 Op.70/ 組曲 イ長調Op.98b |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
録音:2009年7月、ブダペスト芸術宮殿〔パレス・オヴ・アーツ、ブダペスト。I.フィッシャー&ブダペスト祝祭o.の新録音、併せて、かつて PHILIPS から発売されていた交響曲第8番&第9番(CCSSA-90110)も特価再発売! フィリップス時代に収録した「交響曲第8番&第9番」から約10年という月日を経て、奇跡のコンビがいよいよドヴォルジャークのもう1つの傑作「交響曲第7番」を取り上げる。 | |||
あこがれ〜ドイツ・ロマン派の合唱作品集 シューベルト:あこがれ/夜/セレナード(*)/墓と月/ 遠く去った人に/夜のすみれ(*) シューマン:はすの花/露にぬれたばら/夢見る湖 シューベルト:夜の歌(*) ヴォルフ: アイヒェンドルフの詩による6つの宗教的な歌 シューベルト:夕べの星(*) レントヘン:希望/フィエゾレ R.シュトラウス:戸口で/夢の中の光 シューベルト:シルヴィアに(*) |
ベーニ・チッラグ指揮 ジェンツ レネケ・ルイテン(S;*) トム・ヤンセン(P;*) | ||
録音:2009年5月16日-17日、オランダ改革派教会/2009年6月24日、フリッツ・フィリップス音楽センター。 オランダ最高峰の少年合唱団ローデン聖歌隊に所属していたメンバーによって1999年に結成され、美しいハーモニーと抜群の歌唱力、甘いルックスでここ日本でも大ブレイクを果たした男声ア・カペラ・グループ「ジェンツ」。初代音楽監督ダイクストラがバイエルン放送cho.へ転身、雌伏の時を経てハンガリー生まれの新音楽監督ベーニ・チッラグ(1976-)に率いられ表舞台に復活! 結成10周年を迎えたジェンツが新音楽監督とのコンビで贈るリリース第1弾は、ロマン派ドイツのレパートリー。チッラグはエーリクソン、グロノスタイ、フェルトホーフェン、フェルムントから合唱指揮を学び、カリユステのアシスタントも務めた経験を持つ。新音楽監督のカラーが反映された新生ジェンツの歌声にご注目頂きたい。 | |||
ロイヤル・コンセルトへボウo.の首席奏者たち Vol.3〜 ヤスパー・デ・ワール ハイドン:ホルン協奏曲第1番 ニ長調Hob.VIId-3 (カデンツァ:ヘルマン・ユーリセン) ミヒャエル・ハイドン:ロマンス ハイドン(ミヒャエル・ハイドン作?): ホルン協奏曲第2番 ニ長調Hob.VIId-4 (カデンツァ:ヤスパー・デ・ワール)/ ディヴェルティメント 変ホ長調Hob.IV-5 ミヒャエル・ハイドン:ホルンと トロンボーンのための「セレナード」 ニ長調〜 アダージョとアレグロ・モルト (カデンツァ:ヘルマン・ユーリセン;*) |
ヤスパー・デ・ワール(Hr) ヨルゲン・ ファン・ライエン(Tb;*) コンセルトヘボウ室内o. | ||
トロンボーンのヨルゲン・ファン・ライエン(Vol.1/CCSSA-22305)、フルートのエミリー・バイノン(Vol.2/CCSSA-26408)に続く「ロイヤル・コンセルトへボウo.の首席奏者たちシリーズ」の第3弾は、ホルンのヤスパー・デ・ワール。彼はオランダのブラバント音楽院でオランダの名教師ヘルマン・ユーリッセンに、ハーグ王立音楽院ではヴィセント・ザルゾにホルンを師事した。1990年にハーグ・レジデンティo.の首席奏者となり、2004年からはロイヤル・コンセルトヘボウo.の首席奏者に就任、名実ともにオランダ・ホルン界の盟主として君臨する世界屈指のホルニスト。当アルバムのテーマは、自身と師ユーリセンのカデンツァを用いたヨーゼフとミヒャエルのハイドン兄弟プログラム。また「アダージョとアレグロ・モルト」では同僚の首席トロンボーン奏者ライエンとも共演している。 | |||
ペンデレツキ自作自演〜協奏曲集 ホルン協奏曲「冬の旅 [Winterreise] 」(2008) (*)/ ヴァイオリン協奏曲第1番 (1977) (#) |
ラドヴァン・ ヴラトコヴィチ(Hr;*) ロベルト・カバラ(Vn;#) クシシュトフ・ペンデレツキ指揮 シンフォニエッタ・クラコヴィア | ||
録音:2009年9月(*)/2009年6月(#)。(*)は世界初録音。 ペンデレツキ自作自演による協奏曲集。2008年6月にヴラトコヴィチのソロとペンデレツキ指揮東京都so.と日本初演、大阪センチュリーso.とは関西初演が行われ、ファンや金管関係者の間で話題を呼んだホルン協奏曲「冬の旅(ヴィンターライゼ)」が遂に世界初録音。ソロはもちろん現代ホルン界を代表するトップ・ホルニスト、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ。 (*)はペンデレツキ初の管楽器のための協奏曲となったもので、ネオ・ロマンティックな作風を特徴としている。高音から低音まで幅広いレンジと美しいサウンド、安定感ある弱奏、圧倒的技巧と、ヴラトコヴィチの存在がこの作品を完成させたと言っても過言ではないはず。カップリングの(#)でソリストを務めるのは、ダンチョフスカらに学び、第9回ヴィエニャフスキ国際コンクールで入賞したロベルト・カバラ。 | |||
ブラームス: 弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1(弦楽合奏版) シェーンベルク:浄められた夜 Op.4(弦楽合奏版) |
カンディダ・トンプソン芸術監督 アムステルダム・シンフォニエッタ | ||
デヤン・ラツィック〜ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58(*)/ ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」(#)/ ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110(#) |
デヤン・ラツィック(P) リチャード・トネッティ (リーダー) オーストラリア室内o. | ||
RCCSSA-30511 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2009年11月、シドニー・シティ・リサイタル・ホール・エンジェル・プレイス、ライヴ(*)/2010年11月、フリッツ・フィリップス音楽センター(#)。 「ピアノ協奏曲第2番」(CCSSSA-19703)他に続くラツィックのベートーヴェン。協奏曲第4番ではカデンツァに第2番同様ラツィックによる自作を使用、曲全体としてもスコアを徹底的に見つめ直し、通常の管弦楽版と室内楽版(ピアノ&弦楽四重奏)双方の特徴を併せ持つ「ラツィック版」を使用しているとの事。伴奏はオーストラリアの至宝リチャード・トネッティとオーストラリア室内o.(ACO)。 | |||
ダンシング〜 the Jazzfever ヴォルペ:組曲(Twentiesより) / ブリアン:アメリカ組曲 / マルティヌー:ジャズ組曲 シェイベル:2つのジャゾレッツ [Jazzolettes] / ミヨー:バレエ音楽「世界の創造」Op.81 エボニー・バンド | |||
RCOの元首席オーボエ奏者、ヴェルナー・ハーバースを芸術監督として1990年に結成されたオランダのエボニー・バンドが、ヨーロッパを席巻したジャズフィーヴァーから影響を受けた作品を1枚のアルバムに録音。 | |||
ベートーヴェン: 交響曲第4番 変ロ長調Op.60/ 交響曲第6番 ヘ長調Op.68「田園」 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
録音:2010年2月、ブダペスト芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)。I.フィッシャー&ブダペスト祝祭o.のベートーヴェン第2弾。 この録音に当ってフィッシャーは、それぞれの作品に"人間の感情と気分"、"自然"といったテーマを明確化。全集完結を目的とせず、自身が納得するまで1つの作品を追求し続ける。 | |||
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248
ヨハネッテ・ゾマー(S) アネッテ・マーケルト(A) ゲルト・テュルク(T) ピーター・ハーヴィー(B) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会o.&cho. | |||
旧品番:CCSSA-20103(発売:2003年/ベルベットBOX仕様)のスリップ・ケース・ボックス化再発売。 | |||
ポッジャー〜J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 [イ短調 BWV.1041/ホ長調 BWV.1042/ト短調 BWV.1056/イ長調 BWV.1055] レイチェル・ポッジャー(Vn/ディレクター)ブレコン・バロック [ボヤン・チチッチ、ヨハネス・プラムソラー(Vn) ジェーン・ロジャース(Va) アリソン・マギリヴレイ(Vc) ヤン・スペンサー(ヴィオローネ) クリストファー・バックナル(Cemb)] | |||
RCCSSA-30910 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2010年5月、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会、アッパー・ノーウッド(ロンドン)。解説:レイチェル・ポッジャー&ジョナサン・フリーマン=アットウッド。 真摯に大バッハの音楽とバロック奏法に向き合い続け、バロック・ヴァイオリンの演奏による「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」(1998年&1999年)、「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ」(2000年)の伝説的名演を生み出したレイチェル・ポッジャーが、約10年という歳月を経てヴァイオリン協奏曲集を録音。 2007年にポッジャー自身が選び抜いたメンバーを集めて創設したスペシャルなアンサンブル、ブレコン・バロックを率いての当アルバムには、ポッジャーにとって馴染み深い"古くからの友人"「イ短調BWV.1041」「 ホ長調BWV.1042」、またチェンバロ協奏曲などからの復元版で" 新たな友人" と表現されている「 ト短調BWV.1056」と「 イ長調BWV.1055」の4作品を収録。華麗に、楽しげに、静かに、躍動感にあふれるバッハ。 | |||
ポーランドのマスターピース集 コフレル:弦楽三重奏曲 Op.10/ カンタータ「愛」Op.14/ ルガメー:クラリネット、ファゴット、 ヴァイオリン、チェロとピアノのための五重奏曲 |
エボニー・バンド団員 バーバラ・ハンニガン(S) | ||
ロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席オーボエ奏者として活躍したヴェルナー・ハーバースを芸術監督として1990年に結成、20世紀前半の埋もれた作品発掘に情熱を注ぐオランダのアンサンブル、エボニー・バンドによるポーランド・プログラム。様々なジャンル、編成に対応できる柔軟性と高い演奏技術がウリ。 | |||
シューベルト: 交響曲第9番 ハ長調 D.944「ザ・グレイト」/ 5つのドイツ舞曲 D.89 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
録音:2010年6月、ブダペスト芸術宮殿。イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭o.の新アルバムは、2010年の来日公演でも取り上げたシューベルトの「ザ・グレイト」。 | |||
ソロ〜無伴奏ヴァイオリンのための作品集 ミルシテイン:パガニーニアーナ / タレガ/リッチ編:アルハンブラの想い出 ベリオ:セクエンツァ VIII / パガニーニ:驚異の二重奏 シュニトケ:ア・パガニーニ エルンスト:魔王(シューベルトの主題による大奇想曲) Op.26/庭の千草/ クライスラー:レスタティーヴォとスケルツォ・カプリス ニン・フェン(Vn) | |||
2006年の第51回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで第1位に輝いた1981年成都出身の中国人ヴァイオリニスト、ニン・フェンが無伴奏作品を携えてカムバック。パガニーニに関連する3作品が組み込まれ、こだわりが感じられる。 | |||
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245(ピーター・ディルクセン再構成版)
カロリーネ・スタム(S) ピーター・デ・フロート、チャールズ・ダニエルズ(CT) ゲルト・テュルク(T) シュテファン・マクロード、バス・ラムゼラール(B) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会o.&cho. | |||
旧品番:CCSSA-22005(発売:2005年/ベルベットBOX仕様)のスリップ・ケース・ボックス化再発売。
2003年に初発売された「クリスマス・オラトリオ」(CCSSA-30809; SACD HYBRID)が世界的な成功を収めているオランダ・バッハ協会によるバッハの大作第3弾[第1弾は「マタイ受難曲」(CCS-11397; CD)]。この録音は、「クリスマス・オラトリオ」同様、オランダで最大の典礼用美術品のコレクションを持つ、カタレイネ修道院博物館(ユトレヒト)との共同プロジェクトによって行われた。 バッハは生涯に少なくとも4度にわたってこの作品を改訂しているが、この録音は1724年初演時第1稿のスコアを、音楽学者ピーター・ディルクセンが再構築した版を使用。最近の検証で、その初演時とほぼ同編成とされる10人の歌手と11人の器楽奏者で演奏。 オランダ・バッハ協会はオランダを代表する声楽&器楽グループ。その卓越した演奏は世界で絶賛され、世界各国で年間50以上ものコンサートを行っている。コンサートのほとんどはフェルトホーフェンが指揮しているが、場合によりグスタフ・レオンハルト、マルクス・クリードなどそうそうたる指揮者と共演、鈴木雅明と共演したこともある。フェルトホーフェンはハーグ音楽院で合唱と指揮を学び、1983年からオランダ・バッハ協会のアーティスティック・ディレクターに就任。コンサート、CDなどで高い評価を得ている。 | |||
CCSSA-31411 (HYBRID_SACD) 廃盤 |
プーランク:人間の顔〜合唱作品集 ミサ曲 ト長調/7つの歌/小カンタータ「雪の夕暮れ」/カンタータ「人間の顔」(1943) ピーター・ダイクストラ指揮スウェーデン放送cho. | ||
マーラー・アルバム マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調〜アダージェット ベートーヴェン/マーラー編曲: 弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調Op.95「セリオーソ」(弦楽オーケストラ版) マーラー/シュタットルマイアー編曲: 交響曲第10番 嬰ヘ長調〜アダージョ(弦楽オーケストラ版) カンディダ・トンプソン(芸術監督)アムステルダム・シンフォニエッタ | |||
小編成作品を弦楽オーケストラで演奏し、音楽が持つ隠れた魅力を引き出すアムステルダム・シンフォニエッタ。没後100周年を祝うマーラー・アルバムでは「マーラーのオリジナル」「マーラーのアレンジ」「アレンジされたマーラー」という3つの魅力を聴かせる。 | |||
エラールとスタインウェイ、2種のピアノで聞く〜ラヴェル:ピアノ作品集 ソナチネ/夜のガスパール/古風なメヌエット/クープランの墓(以上、全て2種の演奏) パオロ・ジャコメッティ(P) | |||
使用楽器:エラール/スタインウェイ。モダーンとピリオド、双方の楽器を弾きこなすジャコメッティのラヴェルは、4作品をそれぞれ2種の楽器で弾き分けたと言う、またもや 一ひねりある内容。 | |||
ハープのための幻想曲&即興曲 ピエルネ:即興的奇想曲 Op.9 シュポア:幻想曲 Op.35/メユールの「私はまだ青春」による変奏曲 Op.36 サン=サーンス:幻想曲 Op.95 / フォーレ:即興曲 Op.86/塔の中の王女 Op.110 ヴェルダーレ:即興曲第2番 / スノアー:「Wien Neerlandsch bloed」による幻想曲 ルーセル:即興曲 Op.21 / グリエール:即興曲 ラヴィニア・マイヤー(Hp) | |||
チャンネル・クラシックスの総帥ジャレッド・サックス大推薦のハーピスト、ラヴィニア・マイヤー3枚目のアルバム。知られざるハーピスト=コンポーザー、ヴェルダーレとスノアーの作品は世界初録音。 | |||
オン・ザ・ロード〜 トランペットのための作品集 ズービンデン:トランペット、スネア・ドラムとピアノのための協奏曲 Op.6 ルイジーニ:コルネットとピアノための奇想曲 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」〜来たれ希望よ! ブルジョワ:トランペット、トロンボーンとピアノのための三重奏曲 Op.285 エベン:トランペットとピアノのための「ファンタジア・ヴェスペルティーナ」 グルネリウス:フルートとミュート・トランペットのための二重奏曲 ウィルソン/デュグイッド編曲:コルネットとピアノのための「カートゥーン」 ヘンドリックス:トランペットとエレクトロニクスのための「オン・ザ・ロード」 フォンゼ:フリューゲルホルンまたはトランペットのための「薪割り」 ベリオ:無伴奏トランペットのための「グッド・ナイト」 ヴィム・ファン・ハッセルト(Tp) ヨルゲン・ファン・ライエン(Tb) エミリー・バイノン(Fl) グスタヴォ・ヒメノ(Perc) マルティン・フォンゼ(フェンダー・ローズ・ピアノ/ビブランドネオン) イェルク・ブリンクマン(Vc) クラウディオ・プンティン(バスCl) エリコ・タケザワ、ノリコ・イシカワ(P) | |||
録音:2011年、メノナイト教会、アムステルダム.2009年までベルリン放送so.へ在籍し、以降ロイヤル・コンセルトヘボウo.(RCO)の奏者を務めると共にマーラー室内管、ルツェルン祝祭管にも参加するベルギーの名手ハッセルト(1977-)が Channel Classics へ初登場。首席トランボーン奏者ライエン、首席フルート奏者バイノン、打楽器奏者のヒメノなど、RCOの名プレイヤーたちも集結。 | |||
オランダ・バロック協会 ミーツ・ミロシュ・ヴァレント〜テレマンと18世紀の未出版舞曲集 常動曲/ポーランド風協奏曲 ト長調/ポロネーズ ニ長調/イェニチェリ/ムルキー/舞曲第322番/2つの舞曲/行進曲/他 ミロシュ・ヴァレント(Vn) オランダ・バロック協会 ヤン・ロキタ(ツィンバロン/リコーダー/ドゥドゥク&ズルナ) | |||
オランダ・バロック協会第3弾は、バロックと18世紀中央ヨーロッパ伝統音楽のスペシャリスト、ミロシュ・ヴァレントらを迎え、イタリア、フランス、ポーランドの民族音楽から影響を受けたテレマンの音楽と、民族音楽の写本ウーロヴェク・コレクション(1730)からの音楽をコラボレーション。 | |||
J.S.バッハ: カンタータ第110番「われらの口を笑いで満たし」BWV.110/ マニフィカト ニ長調BWV.243 [挿入曲:スウェーリンク:暁の星のいと美しきかな(*)/フェリート:走れ、羊飼いよ(*) シャイン:おお幼いイエスよ(*)/ヨハン・ミヒャエル・バッハ:いと高き神に栄光あれ(*)] ドロテー・ミールズ(S) ヨハネッテ・ゾマー(S;*) ウィリアム・タワーズ(CT) チャールズ・ダニエルズ(T) シュテファン・マクロード(B) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会 | |||
録音:2009年12月、ティルブルク・コンサート・ホール(オランダ)。 「クリスマス・オラトリオ」(CCSSA-30809)、「ヨハネ受難曲」(CCSSA-31309)、「 ロ短調ミサ」(CCSSA-25007)、そして2008年8月の初来日で演奏された「ヨハネ受難曲」の名演で、絶大な支持を得ているフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会(NBS)が待望のバッハ「マニフィカト」を録音。1723年に作曲された" 変ホ長調"の"初稿版"から4曲の挿入曲を外し、"第2稿(ニ長調)"として改訂された同作に、フェルトホーフェンはスウェーリンク、フェリート、シャイン、J.M.バッハの4作品を挿入している。 | |||
ストラヴィンスキー: バレエ音楽「春の祭典」/ バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)/ ロシア風スケルツォ/タンゴ |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
録音:2010年12月、ブダペスト芸術宮殿〔パレス・オヴ・アーツ〕。ハンガリーの黄金コンビ、イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭楽団のストラヴィンスキー「ハルサイ」「火の鳥」が登場。 | |||
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976): イリュミナシオンOp.18 /フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10 / セレナードOp.31 /深紅の花弁は眠りに就く ヤスパー・デ・ワール(Hr) ジェイムズ・ギルクリスト(T) バーバラ・ハンニガン(S) カンディダ・トンプソン(音楽監督)アムステルダム・シンフォニエッタ | |||
弦楽四重奏曲や小編成作品を弦楽オーケストラで演奏することにより、新たな魅力を引き出してきたオランダの弦楽オーケストラ、アムステルダム・シンフォニエッタによるブリテンの生誕100周年記念リリース。ロイヤル・コンセルトヘボウo.の首席ホルン奏者デ・ワール、医師からの転身を遂げたイギリスのテノール、ギルクリスト、近現代作品を得意とするカナダのソプラノ、ハンニガンという強力ソリストたちとの共演。 | |||
ヴィヴァルディ:ソプラノのための宗教作品集&協奏曲集 弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 RV.129「マドリガル風」/ 詩篇第112「主の僕たちよ、主をほめたたえよ」 ト長調RV.601 (*) / フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲 RV.431a「偉大なるムガール人」(#) / モテット「まことの安らぎはこの世にはなく」RV.630 (*) / ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 変ロ長調RV.547 エリン・マナハン・トーマス(S;*) アシュリー・ソロモン(Fl−tr;#/ディレクター)フロリレジウム | |||
録音:2011年4月4日-6日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会、ロンドン。 イギリスが誇る世界有数の古楽アンサンブル、フロリレジウムと、ザ・シックスティーンの中心メンバーとして活躍するイギリスのソプラノ、エリン・マナハン・トーマスによる共演。ペルゴレージの「スターバト・マーテル」(CCSSA-29810)に続く共演。(#)は2010年、スコットランド国立図書館で発見された作品。 | |||
モーツァルト&ミヒャエル・ハイドン:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲集 モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 ト長調 K.423 M.ハイドン:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 ハ長調 MH.335, P.127 モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番 変ロ長調 K.424 M.ハイドン:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番 ニ長調 MH.336, P.128 モーツァルト:ホルンのための12の二重奏曲 K.48〜メヌエット レイチェル・ポッジャー(Vn;*) ジェーン・ロジャース(Va;#) | |||
録音:2011年5月、オール・セインツ教会(ロンドン)。使用楽器:ペザリニウス, 1739 (*) /パヴリコフスキ, 2008〔グァルネリ・モデル〕(#)。名演、J.S.バッハ「ヴァイオリン協奏曲集」(CCSSA-30910)に続くレイチェル・ポッジャー待望のアルバムは、自身が主宰するブレコン・バロックのメンバーで、様々なピリオド・オーケストラやアンサンブルで首席奏者として活躍する英国のトップ・ヴィオラ奏者の一人、ジェーン・ロジャースとのデュオによるモーツァルト&ミヒャエル・ハイドン。ミヒャエル・ハイドンは1793年、ザルツブルク大司教コロレドから「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲」を6曲作曲するよう命じられたが、4曲を完成させた時点で病に倒れ、ザルツブルクへ戻っていた天才モーツァルトが残り2曲を引き受けた。 | |||
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
アマリリス・ディールティエンス、イジー・カロリーネ・トルンヒル(S) ティム・ミード、マシュー・ホワイト(CT) ゲルト・テュルク(T;福音史家) ジュリアン・ポッジャー、チャールズ・ダニエルズ(T) ピーター・ハーヴィー、セバスティアン・ノアック(B) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会、カンペン少年cho. | |||
録音:2010年4月、ナールデン大教会(オランダ)、ライヴ。 「クリスマス・オラトリオ」「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ」に続くファン・フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会(NBS)のバッハ・プロジェクト最新刊。ヨハネッテ・ゾマー、アンドレアス・ショル、ゲルト・テュルクなどの名歌手たちがソリストを務めた旧盤(CCS-11397/録音:1997年/廃盤)も名演として親しまれてきただけに、新録音には演奏・録音の両面で一層期待が高まる。ヨーロッパ有数のコレクションを誇るオランダ、ユトレヒトのカタレイネ修道院美術館が全面協力した192ページにも及ぶ美麗ブックも、これまで通り見応え有るものとなっているようだ。 | |||
カプリッチョ・ディ・ブラヴーラ〜ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889): グランド・デュオ・コンチェルタンテ イ長調/演奏会用アレグロ「メンデルスゾーン風」/ 愛しの唇/カプリッチョ・ディ・ブラヴーラ イ長調/ ベッリーニの歌劇「清教徒」の主題によるデュオ・コンチェルタンテ リック・ストテイン(Cb) リザ・フェルシュトマン(Vn) モニカ・レスコヴァール(Vc) クリスティアーネ・ストテイン(Ms) ハンス・アイザッカース(P) カンディダ・トンプソン(芸術監督/Vn) アムステルダム・シンフォニエッタ | |||
ミラノ音楽院で頭角を現し、その圧倒的な技巧により「コントラバスのパガニーニ」という異名を取り、コントラバスの歴史を変えた19世紀イタリアのコンポーザー=コントラバシスト、ボッテジーニの音楽をチャンネル・クラシックスのハイクォリティ・サウンドで。リック・ストテインはアムステルダム・シンフォニエッタとスウェーデン放送管で首席奏者を務め、また、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、マーラー室内管、ベルリン放送so.、ロンドン響には客演首席奏者として招聘されているオランダのトップ・コントラバス・プレイヤーの1人。 | |||
I.フィッシャー&ブダペスト祝祭管〜ワーグナー: 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲/ジークフリート牧歌/ 楽劇「神々の黄昏」より〔夜明けとジークフリートのラインへの旅/ ジークフリートの葬送行進曲/ブリュンヒルデの自己犠牲〕 ペトラ・ラング(S) イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭o. | |||
イヴァン・フィッシャーによる珍しいワーグナー。既出の録音は、おそらく LP 時代、ペーター・ホフマンのアリア集でシュトゥットガルト放送管を振って伴奏をしていた程度ではないだろうか。意外性に富んだ組み合わせが、作曲者の生誕200周年アニヴァーサリー・イヤーに実現。 | |||
ノルディック・サウンズ 2 ヤン・サンドストレム:ヘラジカの歌 / ダーヴィド・ヴィカンデル:スズランの王/春の夕べ ヤン・サンドストレム:尾根の風に寄せるヨイク/山の風に寄せるヨイク 伝承曲/グンナー・エーリクソン編曲:イェンディーネの子守歌 / ヨーアン・イェアシル:私のお気に入りの谷 ヤーッコ・マントゥヤルヴィ:天体の組曲 / ヒューゴ・アルヴェーン:そして乙女は輪になって踊る/夕べ 伝承曲/アルネ・ルンドマルク編曲:美しき水晶 / アンデシュ・ヒルボリ:モウヲオアエエユイユエアオウム ピーター・ダイクストラ指揮スウェーデン放送cho. | |||
録音:2011年6月、ストックホルム。Vol.1〔サンドストレム(1942-):合唱作品集〕:CCSSA-29910。ダイクストラ&スウェーデン放送cho.によるシリーズ続編は、スウェーデンのアルヴェーンやヴィカンデル、デンマークのイェアシル、フィンランドのマントゥヤルヴィら、19世紀後半から現代に至る北欧の合唱芸術とその歴史を展望する内容。 | |||
アルゼンチン・アルバム ピアソラ/L.デシャトニコフ編曲: ブエノスアイレスの四季(ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための) ヒナステラ:弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.33 ゴリホフ:2つの弦楽四重奏とコントラバスのための「ラスト・ラウンド」 カンディダ・トンプソン(Vn/芸術監督)アムステルダム・シンフォニエッタ | |||
1995年にコンサートマスターに就任したカンディダ・トンプソンが2003年から音楽監督を務め、2013年に結成25周年を迎えたオランダの常設弦楽オーケストラ、アムステルダム・シンフォニエッタによる、全くスタイルの異なる3人のアルゼンチンを代表する作曲家に焦点をあてたアルバム。当団は23人編成が基本だが、「ブエノスアイレスの四季」は柔軟さを重視し、ヴァイオリン6本、ヴィオラ3本、チェロ2本、コントラバス1本という少数精鋭で演奏されている。 | |||
マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」 | イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭o.のマーラー、第6番「悲劇的」、第2番「復活」、第4番に続く第4弾。イヴァン・フィッシャーは『ハンガリー人としてこの作品が聴衆に完璧で非常に美しい傑作であると確信させる道義的義務がある』という強い使命感を持っているという。 | |||
フランソワ・クープラン:諸国の人々 〔第1組曲「フランス人」/第2組曲「スペイン人」〕 ジャン=フェリ・ルベル:舞踏さまざま フロリレジウム[ボヤン・チチッチ(Vn) 市瀬礼子(ガンバ) アシュリー・ソロモン(Fl/ディレクター)他] | |||
フランソワ・クープランと、その弟子ルベルの作品集。 | |||
ジェンツ〜ジョージ・ガーシュウィン ガーシュウィン/イッツェ・ブレマー編曲:映画「踊る騎士」より 〔シングス・アー・ルッキング・アップ/アイ・キャント・ビー・バザード・ナウ/スティッフ・アッパー・リップ/ シング・オヴ・スプリング、ザ・ジョリー・タール・アンド・ザ・ミルクメイド/フォギー・デイ/ ナイス・ワーク・イフ・ユー・キャン・ゲット・イット(うまくやれたら)〕 ガーシュウィン/ヨハン・ファン・デル・リンデン編曲:ラプソディ・イン・ブルー(サクソフォン四重奏版) ガーシュウィン/イッツェ・ブレマー&ピート・ハーデン編曲: 映画「踊らん哉」〜ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー(誰も奪えぬこの想い)/ ミュージカル「レディー、ビー・グッド」〜魅惑のリズム ガーシュウィン/イッツェ・ブレマー&エリク=ヤン・デ・ヴィス編曲:歌劇「ポーギーとベス」より 〔サマータイム/あの人は行ってしまった/そんなことはどうでもいいさ/おお神よ, 出発する〕 ベーニ・チッラグ指揮ジェンツ ヨハネッテ・ゾマー(S) ハーグ・サクソフォン四重奏団、ミシェル・ポンシオン(Perc) | |||
録音:2011年11月18日-20日、フローニンヘン北教会、オランダ。オランダの男声ヴォーカル・アンサンブル、ジェンツがアメリカはブロードウェイ、ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)の音楽に挑戦。前音楽監督ピーター・ダイクストラと共に築いたベースに、2008年からタッグを組むベーニ・チッラグが新たなレパートリーを加えた初のアメリカン・プログラム。ソプラノのヨハネッテ・ゾマーが歌う「サマータイム」、ハーグ・サクソフォン四重奏団によるサクソフォン四重奏版の「ラプソディ・イン・ブルー」など、ゲストたちの美技が華を添える。 | |||
ポッジャー&オランダ・バロック協会〜 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 Op.9「ラ・チェトラ」 〔第1番 ハ長調 RV.181a/第2番 イ長調 RV.345/第3番 ト短調 RV.334/第4番 ホ長調 RV.263a/ 第5番 イ短調 RV.358/第6番 イ長調 RV.348/第7番 変ロ長調 RV.359/第8番 ニ短調 RV.238/ 第9番 変ロ長調 RV.530/第10番 ト長調 RV.300/第11番 ハ短調 RV.198a/第12番 ロ短調 RV.391〕 レイチェル・ポッジャー(Vn) オランダ・バロック協会 | |||
2012年2月、自身のアンサンブル、ブレコン・バロックと共に再び来日したポッジャーの最新盤は、2003年リリースの伝説的名演「ラ・ストラヴァガンツァ」以来となるヴィヴァルディ。今回はオランダ古楽界の若き精鋭集団オランダ・バロック協会との共演。 | |||
イヴァン・フィッシャー〜ブラームス: 交響曲第2番 ニ長調 Op.73 / 悲劇的序曲 Op.81 /大学祝典序曲 Op.80 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャー、2009年リリースの交響曲第1番以来となるのブラームス第2弾。 | |||
ザ・ダンシング・ベース [Basso Bailando] ピアソラ/プローイェン編曲:ブエノスアイレスの四季(コントラバスとヴァイオリンのための)(*) ロータ:コントラバスと管弦楽のための「ディヴェルティメント・コンチェルタンテ」(#) ファリャ/プローイェン編曲:7つのスペイン民謡(コントラバスとハープのための)(+) リック・ストテイン(Cb| 使用楽器:ラファエル&アントニオ・ガリアーノ〔オランダ国立楽器財団から貸与〕) マリン・ブロマン(Vn;*) ラヴィニア・マイヤー(Hp;+) スウェーデン放送響団員 | |||
録音:2012年10月(*)、2012年3月(#)、ベールヴァルド・ホール、ストックホル、スウェーデン、ライヴ(*/#) /2013年4月、ウェストベスト、スキーダム、オランダ(+) |初出・旧品番: CCSSA-33613 (HYBRID_SACD) 〔廃盤、入手不能〕。 かつてベルリン放送so. とアムステルダム・シンフォニエッタで首席奏者を、2019年現在はスウェーデン放送so. とマーラー室内o. の首席奏者をそれぞれ務めてるオランダの奏者、リック・ストテインのセカンド・アルバムだったもの。 | |||
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 | イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
おそらく商業発売では初となるI.フィッシャーのブルックナーが登場。彼はブルックナーを、聖人、ツァッディーク(ハシディズムの指導者の称号)、菩薩、そして作曲家たちの中の導師と呼んでいるという。 | |||
ロイヤル・コンセルトヘボウo.の首席奏者たち Vol.4 〜グスターボ・ヌニェス オルトゥイス:ファゴットと弦楽のための「カプリッチョ」 ラマルケ=ポンス:ファゴット、弦楽と打楽器のための「コンチェルト・デ・ベラーノ(夏の小協奏曲)」 ヴィラ=ロボス:ファゴットと弦楽のための「7つの音の輪舞曲」 グバイドゥーリナ:ファゴットと低弦のための協奏曲 グスターボ・ヌニェス(Fg) エド・スパンヤード指揮 ケース・オルトゥイス指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウo.団員 | |||
トロンボーンのヨルゲン・ファン・ライエン(CCSSA-22305)、フルートのエミリー・バイノン(CCSSA-26408)、ホルンのヤスパー・デ・ワール(CCSSA-30210)に続くロイヤル・コンセルトヘボウo.の首席奏者たちシリーズ第4弾。1965年、南米ウルグアイの首都モンテビデオで生まれたヌニェスは、クラウス・トゥーネマンとケリー・カムデンにファゴットを学び、1987年にはジュネーヴ国際音楽コンクールでスイス賞を、ミュンヘンのカール・マリア・フォン・ウェーバー・コンクールで第1位を受賞。1988年のダルムシュタット歌劇場への入団を皮切りに、バンベルクso.の首席奏者を経て、1995年からロイヤル・コンセルトヘボウo.の首席奏者を務める。プログラムは、オランダのオルトゥイス、ウルグアイのラマルケ=ポンス、ブラジルのヴィラ=ロボス、ロシアのグバイドゥーリナの4つの協奏的作品。 | |||
フィリップ・グラス/ラヴィニア・マイヤー編曲:ハープ作品集 「グラスワークス」〜オープニング・ピース/メタモルフォーサイス/「めぐりあう時間たち」セレクション ラヴィニア・マイヤー(Hp) | |||
録音:2012年5月、メノナイト教会、デーフェンター、オランダ。オランダのハーピスト、ラヴィニア・マイヤーは、フィリップ・グラスのピアノ作品やピアノ編曲作品が、現代のペダル・ハープに適していると確信、作曲者自身という最大の理解者を得て、ハープ・ソロ・ヴァージョンの編曲、レコーディングを完成させた。グラスも "that sounds beautiful!" とお墨付きを与えている。 | |||
ブラームス:ホルン、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲 変ホ長調 Op.40 シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70 ライネッケ:ホルン、クラリネットとピアノのための三重奏曲 Op.274 ヤスパー・デ・ワール(Hr) カンディダ・トンプソン(Vn) ハンス・コルバース(Cl) フランク・ファン・デ・ラール(P) | |||
1994年にハーグ・レジデンティo. の首席奏者に就任、2004年から2012年まではロイヤル・コンセルトヘボウo.の首席を務めた名ホルニスト、ヤスパー・デ・ワールの活動25周年記念盤。中でもライネッケは25年前、オランダ、ティルブルフ音楽院の最終試験で演奏したというキャリアの原点となった思い入れの深い作品なのだという。 | |||
J.S.バッハ: 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043 / チェンバロ、フルートとヴァイオリンとのための協奏曲 イ短調 BWV.1044 / オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV.1060R / 3つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 BWV.1064R レイチェル・ポッジャー(Vn/ディレクター)ブレコン・バロック [ケイティー・バーチャー(Fl) アレグザンドラ・ベラミー(Ob) ボヤン・チチッチ、ヨハネス・ プラムゾーラー、ザビーネ・ストファー、アンナ・ノヴァク=ポクシヴィンスカ(Vn) ジェーン・ ロジャーズ(Va) ヤン・スペンサー(ヴィオローネ) マルチン・スフィオントケヴィッチ(Cemb)] | |||
RCCSSA-34113 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
「ヴァイオリン協奏曲集」(CCSSA-30910)に続くポッジャー&ブレコン・バロックのJ.S.バッハ。 | |||
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調 | イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
『第5番はマーラーの全交響曲の中でも最もユダヤ的である。 第1楽章は紛れもないユダヤ人の嘆きの雰囲気へ、そして終楽章は救世主に救われた喜びという子供のように純真なイメージへと、 私たちを連れていってくれる』(イヴァン・フィッシャー)。第1番「巨人」、第2番「復活」、第4番、第6番「悲劇的」に続く、イヴァン・フィッシャーのマーラー第5弾。 | |||
ショスタコーヴィチ/ルドルフ・バルシャイ編曲: 室内交響曲集〔ハ短調 Op.110a /変イ長調 Op.118a〕 ワインベルク:ヴァイオリンと管弦楽のための コンチェルティーノ Op.42 (*) |
カンディダ・ トンプソン(Vn;*)芸術監督 アムステルダム・シンフォニエッタ | ||
弦楽オーケストラ演奏によって楽曲の隠れた魅力を引き出すアムステルダム・シンフォニエッタの25周年記念アニヴァーサリー・アルバム。(*)は2009年、この顔ぶれ&アムステルダム・コンセルトヘボウで西ヨーロッパ初演された作品。 | |||
ソロ2 プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115 ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ〔 Op.31 No.1 / Op.31 No.2 〕 バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117 ニン・フェン(Vn) | |||
中国四川省成都市に生まれ、2006年のパガニーニ国際コンクールで優勝、現在はベルリンを拠点に活躍する天才ヴァイオリニスト、ニン・フェン(1981-)による無伴奏ヴァイオリン作品集、パガニーニをテーマとした第1弾に続く第2作。 | |||
イヴァン・フィッシャー〜コンポーザーズ・ポートレイト Vol.1 ファンファーレ/スピノザ・トランスレーションズ/シュッダ・サーラング・セクステット/ ア・ネイ・クレイド/ア・ジャーマン・イディッシュ・カンタータ/ラ・マリンコニア/土蜘蛛/ジプシー・ソング ノラ・フィッシャー(S) ヴィム・ファン・ハッセルト(Tp) イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭o.団員、コブラ・ヴォーカル・アンサンブル | |||
全曲世界初録音。ブダペスト祝祭o.をゾルターン・コチシュとともに創設、世界トップクラスのオーケストラへと導いたイヴァン・フィッシャーは、近年作曲家としても注目され始めている。その「コンポーザー」としての肖像を紹介する新シリーズがスタート。自らを「コンポージング・コンダクター」と説明するフィッシャー。このポートレイトにはオランダ、イタリア、イディッシュ、ジプシー、インドのラーガ、そして日本の能や歌舞伎など、様々な音楽からインスピレーションを受けた音楽が並ぶ。ソプラノとトランペット、弦楽オーケストラのための「ア・ジャーマン・イディッシュ・カンタータ」では、イヴァンの娘であるソプラノ歌手、ノラ・フィッシャーと共演。 | |||
ラガッツェ弦楽四重奏団〜ヴィヴェーレ ハイドン:弦楽四重奏曲第76番 ニ短調 Op.76 No.2, Hob.III-76「五度」 シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」 ヴィトマン:弦楽四重奏曲第3番「狩りの四重奏曲」 ラガッツェSQ [ローザ・アルノルト、ユアニタ・フリエンス(Vn) アンネミン・ベルフコッテ(Va) ジュヌヴィエーヴ・フェルハーヘ(Vc)] | |||
オランダの女流奏者4人によるラガッツェ弦楽四重奏団のデビュー・アルバム。「ラガッツェ(Ragazze)」はイタリア語で「女の子たち」という意味。オランダ弦楽四重奏アカデミー(NSKA)で研鑽を積み、チェロのシュテファン・メッツ、ヴァイオリンのマルク・ダネル、イザイ四重奏団のリュク=マリー・アグエラの指導を受け、急速に頭角を現してきた要注目のアンサンブル。 | |||
Katona twins - J. S. Bach J.S.バッハ/ペーター&ゾルターン・カトナ編曲: フランス組曲第5番 ニ長調 BWV.816 /イギリス組曲第3番 ニ短調 BWV.808 J.S.バッハ:前奏曲、フーガとアレグロ ニ長調 BWV.998 J.S.バッハ/ペーター・カトナ編曲:リュート組曲 ホ短調 BWV.996 カトナ・ツインズ[ペーター・カトナ、ゾルターン・カトナ(G)] | |||
クラシック界で最も有名な双子ギター・デュオで、ヴィヴァルディからピアソラまで驚異的なレパートリーを誇るハンガリーの兄弟カトナ・ツインズのJ.S.バッハ。自らギター・デュオ版へ編曲、ジュリアン・ブリームやジョン・ウィリアムズ直伝のテクニックと、双子ならではの一糸乱れぬ抜群のコンビネーションは必聴。 | |||
アラウンド・プラハ 1922-1937 ポンツ:エッフェル塔でのウェディング・パーティー Op.11 /5つの小品 Op.9 / 5つのポリダイナミック小品 Op.3 /チアフル・アクロスティックス Op.12 シマーリング:室内オーケストラのための6つの小品 / ブリアン:小序曲 Op.42/アバウト・チルドレン ハーバ:九重奏曲第2番 Op.41 / ウルマン:6つの歌曲 Op.17 ヴェルナー・ハーバース指揮エボニー・バンド バルバラ・コジェリ(S) | |||
1920年台から1930年台にかけて文化の中心地としての役割を担ったチェコスロヴァキアのプラハで作曲されながらも、ナチスの侵攻、第二次世界大戦、民主化、連邦国家の分裂などにより、表舞台に現れることなく埋もれてしまった作品集。エボニー・バンドは、35年にわたりロイヤル・コンセルトヘボウo.の首席オーボエ奏者を務めたヴェルナー・ハーバースが1990年に結成したアンサンブル。 | |||
ブルッフ:ヴァイオリンと管弦楽のためのスコットランド幻想曲 Op.46 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 ニン・フェン(Vn) ヤン・ヤン指揮ベルリン・ドイツso. | |||
録音:2012年11月22日-24日、テルデックス・スタジオ2、ベルリン。 四川音楽院と英国王立音楽院でヴァイオリンを学び、パガニーニ国際コンクールを制し、Channel Classicsから「ハロー・ミスター・パガニーニ」(CCSSA-80807)でデビュー、現在はベルリンを拠点に世界を舞台に活躍する中国の天才ヴァイオリニスト、ニン・フェンがついにコンチェルトに挑む。ヤン・ヤンは、ミトロプーロス国際指揮者コンクールで優勝し、欧米で活躍の場を広げている中国の有望若手指揮者。 | |||
ロザンヌ・フィリッペンス〜ラプソディ ラヴェル:演奏会用狂詩曲「ツィガーヌ」/ヴァイオリン・ソナタ第2番 バルトーク:ラプソディ第1番 Sz.86, BB.94/ラプソディ第2番 Sz.89, BB.96/ ルーマニア民俗舞曲 Sz.56, BB.68(セーケイ編曲) フバイ:チャルダーシュの情景第4番「おいで、カティ」Op.32 ロザンヌ・フィリッペンス(Vn) ユーリー・ファン・ニウカーク(P) | |||
使用ヴァイオリン:ミケーレ・アンジェロ・ベルゴンツィ(クレモナ、1750年頃製作/前使用者:ヘルマン・クレッバース)。オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位に輝いたオランダの才女、ロザンヌ・フィリッペンスが Channel Clasics からデビュー。伴奏は2001年にスイスのサマー・アカデミーで出会ったピアニスト、ニウカーク。 | |||
ヘンデル:ドイツ・アリア&トリオ・ソナタ集 トリオ・ソナタ ホ短調 Op.5 No.3, HWV.398 /トリオ・ソナタ ハ短調 Op.2 No.1, HWV.386a /4声の協奏曲 ニ短調/ 来るべき日々の思いわずらい HWV.202 /たわむれる波のきらめきが HWV.203 /かわいい矢車草の花 HWV.204 / 甘い静けさ、やさしい泉よ HWV.205 /霊よ、神をほめ歌え HWV.206 /私の魂は見ながらにして聴く HWV.207/ 薄暗い墓穴から来たお前たち HWV.208 /心地好い茂みの中 HWV.209 /燃えたつバラHWV.210 ジリアン・キース(S) フロリレジウム | |||
1991年に結成され、2016年には創立25週年を迎えたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウム。初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるハイクオリティなアンサンブルで、ポッジャーの弟子でもあり、ポッジャー率いる「ブレコン・バロック」のメンバーでもあるボヤン・チチッチが第1ヴァイオリンを務め、イギリスの様々な古楽シーンで活躍する日本人ガンビスト市瀬礼子、ディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンなど、ピリオド楽器の名手たちによって構成されている。エマ・カークビーやヨハネッテ・ゾマー、エリン・マナハン・トーマスらの一流歌手との共演も高い評価を得ているフロリレジウムが新たにコラボレートするのは、カナダが生んだ輝かしきリリック・ソプラノ、ジリアン・キース。キースが歌う9つのドイツ・アリア(HWV.202-210)と、フロリレジウムのスタイリッシュな演奏によるトリオ・ソナタを精妙に配置したヘンデル・アルバム。 | |||
魂のための安息〜J.S.バッハ:カンタータ集 〔第78番「イエスよ、わが魂を」BWV.78 /第150番「主よ、われ汝を求む」BWV.150 / 第147番「心と口と行いと生きざまは」BWV.147 〕 マグダレーナ・コンソート [ピーター・ハーヴィー(ディレクター/B) エリン・マナハン・トーマス(S) ダニエル・テイラー(A) ジェイムズ・ギルクリスト(T)] | |||
2008年、ピーター・ハーヴィーによって創設された器楽と声楽によるピリオド・アンサンブルで、モンテヴェルディからバッハなどルネサンス音楽やバロック音楽をレパートリーとし、名手ぞろいならではの説得力のあるパフォーマンスで絶賛を博しているマグダレーナ・コンソートが Channel Classics 初登場。 | |||
ブラームス:交響曲全集 Vol.3 交響曲第4番 ホ短調 Op.98 /ハンガリー舞曲集 より 〔第11番 ニ短調/第3番 ヘ短調/第7番 イ短調〕/ 器楽によるセーク村の民族音楽「チャルダーシュ」(#) (ハンガリー舞曲第3番に使用されたオリジナル・メロディ) イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭o.(#以外) ブダペスト祝祭o.団員〔Vn、Va、Cb〕(#) | |||
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭o.によるブラームス・ツィクルス、交響曲第1番(CCSSA-28309)、交響曲第2番(CCSSA-33514)に続く第3弾。余白にブダペスト祝祭o.のメンバーが演奏する、ハンガリー舞曲第3番の旋律に使用されたルーマニア、トランシルヴァニア地方セーク村のチャールダーシュを収録。 | |||
フランソワ・ドヴィエンヌ:四重奏曲集 フルート四重奏曲〔イ短調 Op.66 No.1 /ニ長調 Op.66 No.3 〕/ ファゴット四重奏曲〔ハ長調 Op.73 No.1 /ト短調 Op.73 No.3 〕 ムジカ・レアーレ[カーステン・マッコール(Fl) グスタボ・ヌニェス(Fg) 内藤淳子(Vn) 小熊佐絵子(Va)他] | |||
ヨルゲン・ファン・ライエン、エミリー・バイノン、ヤスパー・デ・ワール、グスターボ・ヌニェスなどの名盤が発売されてきた、オランダの名門ロイヤル・コンセルトヘボウo.の奏者によるシリーズ第5弾は室内楽団ムジカ・レアーレ。18世紀フランスで活躍したフルート奏者、作曲家のフランソワ・ドヴィエンヌは数多くの管楽器のための作品を残しており、ここでは2つのフルート四重奏曲と2つのファゴット四重奏曲が奏される。ドヴィエンヌのフルート四重奏曲 Op.66 No.3 は2015年4月に行われた来日コンサートでも披露された。 | |||
守護天使〜無伴奏ヴァイオリン作品集 J.S.バッハ/ポッジャー編曲:無伴奏フルートのためのパルティータ ト短調 (原曲:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ イ短調 BWV.1013) マッテイス:ヴァイオリンのためのエア集 / タルティーニ:ソナタ〔イ短調 B: a3 /第13番 ロ短調 B: h1 〕 ピゼンデル:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ / ビーバー:パッサカリア ト短調「守護天使」 レイチェル・ポッジャー(Vn) | |||
録音:2013年5月、メノナイト教会、ハールレム、オランダ。使用楽器:;ペザリニウス、1739年製作。レイチェル・ポッジャー久々の無伴奏作品集。2001年録音のテレマン「12のファンタジア」以来。スコルダトゥーラに代表される特殊な調弦法、ボーイング・テクニック、対位法的なテクスチュア、ダブル、トリプル、クォドルプル・ストップなどの重音奏法。無伴奏作品集「守護天使」には、J.S.バッハと同世代の作曲家たち、17世紀後半のドイツ、イタリア、オーストリア、イギリスでの無伴奏ヴァイオリン音楽への情熱、挑戦心が深く刻み込まれている。 | |||
オールド、ニュー&ブルー〜オランダ・バロック協会・ミーツ・エリック・フルイマンス フルイマンス:マイン・オウン・キング・アム・アイ&ジョエル/テンダー・マーシー/ウェット・フィート J.C.バッハ:ああ、私が水を十分にもっていれば / スザート:パヴァーヌ「千々の悲しみ」 ジョスカン・デ・プレ:千々の悲しみ / ゴンベール:千々の悲しみ / タリス:もし汝われを愛さば スティーンブリンク:シャコニー / ハンマーシュミット:5声のパヴァーヌ / ビートルズ:ブラックバード エリック・フルイマンス(Tp) オランダ・バロック協会 | |||
マシュー・ホールズ、アレクシス・コセンコ、ミロシュ・ヴァレント、そしてレイチェル・ポッジャーら超一級アーティストたちと共演、世界が注目するオランダ・バロック協会(HBS)と、オランダ屈指との評が高いトランペッターで、2013年9月の「第12回東京ジャズフェスティヴァル」へも自身のバンド「ゲートクラッシュ」で来日したエリック・フルイマンスとのコラボレーション。自らのオリジナル曲、ルネサンスの声楽曲、そしてビートルズの名曲「ブラックバード」を組み合わせた意欲的なプログラム。 | |||
エニグマ〜無伴奏ヴィオラ作品集 クライスラー/クーゲル編曲:レチタティーヴォ・スケルツォ / ストラヴィンスキー:エレジー ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.25 No.1 / クーゲル:ソナタ=ポエム(詩的ソナタ) ヴュータン:奇想曲「パガニーニへのオマージュ」 ハ短調 Op.55 / ペンデレツキ:カデンツァ クーゲル:イザイの前奏曲 / J.S.バッハ/コダーイ&クーゲル編曲:半音階的幻想曲 ダナ・ゼムツォフ(Va) | |||
Channel Classics より無伴奏ヴィオラ作品集で新たにデビューするメキシコ生まれの才女ダナ・ゼムツォフは、ミハイル・ゼムツォフとユリア・ディナースタインというヴィオラ奏者夫婦の下に生まれ、ルクセンブルク、イタリア、オーストリア、ドイツ、ポルトガル、オランダの各コンクールで優勝、2012年からは、バシュメットやクラマロフたちと並ぶロシアの偉大なヴィルトゥオーゾ・ヴィオリスト、ミハイル・クーゲルに指導を受けている。デビュー・アルバムの当「エニグマ」は、いくつかの挑戦的なレパートリーを含む。ヒンデミットやペンデレツキ、ヴュータンらの作品はもちろん、ゼムツォフの師であるクーゲルのソナタに、クーゲル編曲によるバッハやクライスラーなども非常に楽しみ。 | |||
ブラームス:ミサ曲&モテット集 カノン・ミサ ハ長調/2つのモテット Op.29 /2つのモテット Op.74 /3つのモテット Op.110 /祝辞と格言 Op.109 ピーター・ダイクストラ指揮スウェーデン放送cho. | |||
ダイクストラ&スウェーデン放送cho.によるブラームスが登場。 | |||
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集 〔第1番 ヘ長調 BWV.1046 /第2番 ヘ長調 BWV.1047 /第3番 ト長調 BWV.1048 / 第4番 ト長調 BWV.1049 /第5番 ニ長調 BWV.1050 /第6番 変ロ長調 BWV.1051 フロリレジウム[ボヤン・チチッチ(Vn) 市瀬礼子(Gamb) アシュリー・ソロモン(Fl−tr)他] | |||
『個々が想像力に富んでいて、実直で鋭い演奏』(ロンドン、インディペンデント紙) 『優雅な表現と柔らかい音の輪郭が優美で魅力的な演奏』(BBCミュージック・マガジン誌)。1991年に結成されたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウムの「ブランデンブルク」。すでに現地では高い評価を受けている。 | |||
バロックの真珠〜イタリア初期バロックのマスターピース フォンタナ:ソナタ第2番 / フレスコバルディ:トッカータ第1番 / カステッロ:ソナタ第2番 ウッチェリーニ:ヴァイオリン独奏のためのソナタまたはトッカータ第5番「デッタ・ラ・ラウラ・リルチェンテ」 マリーニ:2弦のためのソナタ第4番 / フレスコバルディ:スピネッティーナとヴァイオリンのためのトッカータ メアッリ:ソナタ第6番(Op.4, 1690)「ラ・ヴィンチオリーナ」 / レオナルダ:ソナタ第12番 A.ガブリエリ:第1旋法によるリチェルカーレ / チーマ:2声のソナタ(1610) / ベルターリ:チャコーナ レイチェル・ポッジャー(Vn) ダニエーレ・カミニティ(テオルボ) マルシン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb/Org) | |||
レイチェル・ポッジャーによる17世紀前半、イタリア初期バロック・ヴァイオリン作品集が登場。共演のマルシン・シヴィオントキエヴィチは、ブレコン・バロックのメンバーとしてバッハのヴァイオリン協奏曲集(CCSSA-34113)にも参加していた、ポーランドの若き世代を先導するチェンバリスト。ダニエーレ・カミニティは、若い頃からクラシック・ギターを学び、バーゼル・スコラ・カントルムを優秀な成績で修め、アーチリュート、ルネサンス・リュート、テオルボなど優れた通奏低音の弦楽器奏者として活躍している。 | |||
マーラー:交響曲第9番 ニ長調 | イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
2005年の第6番を皮切りにじっくりと進められているイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管によるマーラー・シリーズ第6弾。 | |||
シューベルト/マリン・ファン・プローイェン編曲: 弦楽五重奏曲 ハ長調 D 956, Op.posth.163 (コントラバス版) アムステルダム・シンフォニエッタ・ソロイスツ [カンディダ・トンプソン、ヤコビアン・ロゼモンド(Vn) ダニエル・バード(Va) 山上薫(Vc) リック・ストテイン(Cb)] | |||
独奏的プログラムで人気を博しているアムステルダム・シンフォニエッタ、今回のシューベルトも通常の五重奏編成(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ2)ではなく、チェロの代わりにコントラバスを加えた版。編曲のマリン・ファン・プローイェンは、これまでもアムステルダム・シンフォニエッタのブラームス(CCSSA-30411)やリック・ストテインのピアソラ(CCSSA-33613)などでアレンジを担当してきたオランダのアレンジャー。 | |||
ティントマラ〜トランペットとトロンボーンのための作品集 パーセル:トランペットを吹き鳴らせ/最愛の人、愛しき人/聞け鳥の鳴き声を ラーベ:ティントマラ〜トランペットとトロンボーンのための ダマーズ:トランペット、トロンボーンとピアノのためのトリオ パディング:ワン・トランペット〜トランペット・ソロのための / ラヴェル:パサカイユ マイヤー:スリップストリーム〜トロンボーン・ソロとループ・ステーションのための ミシェル:イーストウィンド〜トランペット、トロンボーンと金管アンサンブルのための ヴィム・ファン・ハッセルト(Tp) ヨルゲン・ファン・ライエン(Tb) ベネディクト・エンツラー(Vc) マイク・フェントロス(バロックG/テオルボ) ホルヘ・ロペス=エスクリバーノ(Org) イニェス・ダヴェナ(リコーダー) レーヌ=マリー・フェルハーヘン(リコーダー) アラ・リボー(P) ピエール・フォルダース指揮 アーウィン・テア・ボクト、ヤッコ・フローネンダイク、 バート・ランゲンカンプ、アド・ウェルマン(Tp) レムコ・デ・ヤハルト、 セバスティアーン・ケムナー、アレクサンダー・フェルベーク(Tb) ブラント・アッテマ(バスTb) | |||
録音:2014年9月29日-30日、10月1日-2日、MCO スタジオ1、ヒルフェルスム、オランダ。 2009年から2014年までロイヤル・コンセルトヘボウo. (RCO)のトランペット奏者として活躍、ソリストとしてはもちろん、ヨーロッパや北アメリカ、日本でマスタークラスを開くなど活躍目覚ましいベルギーの世界的名手ヴィム・ファン・ハッセルトと、難関ゲブヴィレー国際(1999年)、トゥーロン国際(2001年)の両コンクールを制覇したロイヤル・コンセルトへボウの首席トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンのデュオ・アルバム。 | |||
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集〔第1番 ニ短調 Op.49 /第2番 ハ短調 Op.66 〕
ハムレット・ピアノ・トリオ [パオロ・ジャコメッティ(P) カンディダ・トンプソン(Vn) クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)] | |||
使用ピアノ:エラール〔エドウィン・ベウンク・コレクション〕/使用弦:ガット弦。モダーン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ。アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるイギリスのヴァイオリニスト、カンディダ・トンプソン。ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで優勝し、世界中でリサイタルやソリストとして活躍するセルビア系ロシア人チェリスト、クセニア・ヤンコヴィチという3人によって2011年に結成されたアンサンブル、ハムレット・ピアノ・トリオのファースト・アルバム。 | |||
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 Op.3「調和の霊感」 〔第1番 ニ長調 Op.3 No.1, RV.549(4つのヴァイオリンのための)/ 第2番 ト短調 Op.3 No.2, RV.578(2つのヴァイオリンとチェロのための)/ 第3番 ト長調 Op.3 No.3, RV.310(独奏ヴァイオリンのための)/ 第4番 ホ短調 Op.3 No.4, RV.550(4つのヴァイオリンのための)/ 第5番 イ長調 Op.3 No.5, RV.519(2つのヴァイオリンのための)/ 第6番 イ短調 Op.3 No.6, RV.356(独奏ヴァイオリンのための)/ 第7番 ヘ長調 Op.3 No.7, RV.567(4つのヴァイオリンとチェロのための)/ 第8番 イ短調 Op.3 No.8, RV.522(2つのヴァイオリンのための)/ 第9番 ニ長調 Op.3 No.9, RV.230(独奏ヴァイオリンのための)/ 第10番 ロ短調 Op.3 No.10, RV.580(4つのヴァイオリンとチェロのための)/ 第11番 ニ短調 Op.3 No.11, RV.565(2つのヴァイオリンのための)/ 第12番 ホ長調 Op.3 No.12, RV.265(独奏ヴァイオリンのための)〕 レイチェル・ポッジャー(Vn/ディレクター)ブレコン・バロック [ボヤン・チチッチ、ヨハネス・プラムゾーラー、ザビーネ・ストファー(Vn) ジェーン・ロジャーズ、リカルド・クエンデ・イススキサ(Va) アリソン・マギリヴレイ(Vc) ヤン・スペンサー(ヴィオローネ) ダニエーレ・カミニティ(テオルボ) デイヴィッド・ミラー(テオルボ/G) マルチン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb)] | |||
OCCSSA-36515 (2 HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
解説:レイチェル・ポッジャー&ティモシー・ジョーンズ。『これらのすばらしい協奏曲を演奏し、録音している時に、エネルギー、優しさ、喜びを強烈に感じる瞬間が度々あったが、それについては、私のすてきな仲間たち全員に感謝したいと思う。これらの協奏曲はバッハを惹きつけた作品であり、またバッハはそこから、ヴィヴァルディの最高の特質の多くを掘り起こしたのである。』〔レイチェル・ポッジャー/日本語訳: SOREL 〕。ポッジャー&ブレコン・バロックによるヴィヴァルディ第3弾。 BBC MUSIC MAGAZINE 2015年4月号 Recording of the Month 受賞〔パフォーマンス、レコーディング共に最高点5つ星〕、レコード芸術2015年4号「海外盤REVIEW」「今月のイチオシ」掲載〔寺西肇氏による特選盤〕。 | |||
レント・レリジョーゾ ベルク/ Wijnand van Klaveren 編曲:ピアノ・ソナタ Op.1 コルンゴルト:レント・レリジョーゾ(交響的セレナード Op.39より) ブルックナー:アダージョ(弦楽五重奏曲 WAB 112 より) / ブリッジ:弦楽オーケストラのための哀歌 H.117 ルクー:弦楽のためのアダージョ ワーグナー/エイドリアン・ウィリアムズ編曲:前奏曲(「トリスタンとイゾルデ」より) R.シュトラウス:前奏曲(カプリッチョ Op.85より) フランツ・シュレーカー(1878ー1934):弦楽オーケストラのための間奏曲 Op.8 カンディダ・トンプソン(Vn/芸術監督)アムステルダム・シンフォニエッタ | |||
1988年に設立されたアムステルダム・シンフォニエッタはオランダ唯一のプロ弦楽オーケストラとして、1995年からコンサートマスター、2003年から芸術監督を務めるカンディダ・トンプソンの下、国際的な活動を続けている。これまで、チャイコフスキーやベートーヴェン、ショスタコーヴィチなど、様々な室内楽作品の"弦楽合奏版"の演奏&録音で人気を博してきたアムステルダム・シンフォニエッタの新録音。今回は、数多くのニュー・アレンジや委嘱作品にも取り組み、「弦楽オーケストラ」というジャンルの充実を育んできたアムステルダム・シンフォニエッタが、長年の活動の間に少しずつ発見してきたロマンティックな宝石たちによるプログラム。弦楽オーケストラのためのオリジナル作品もあれば、アムステルダム・シンフォニエッタが得意とする素敵な編曲作品もあり。ベルク、コルンゴルト、ワーグナー、ブリッジ、シュトラウス、ルクーなどの名品で、弦楽合奏の魅力を最大限に引き出して行く。 | |||
ロザンヌ・フィリッペンス・プレイズ・シマノフスキ シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35 /神話 Op.30 /夜想曲とタランテラ Op.28 / ロクサーナの歌(歌劇「ロジェ王」 Op.46より|ヴァイオリンとピアノ版) ストラヴィンスキー:ロシアの歌/「火の鳥」〜子守歌&スケルツォ(ヴァイオリンとピアノ版) ロザンヌ・フィリッペンス(Vn) ジュリアン・クエンティン(P) シエン・チャン指揮オランダ・ナショナル・ユースo. | |||
オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)と2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールを共に制したオランダの才女、ロザンヌ・フィリッペンスによる、Channel Clasics からのセカンド・アルバム。ギリシャ神話を題材にしたシマノフスキの「神話」を友人のピアニスト、クエンティンから紹介されたフィリッペンスは、感銘を受け虜となり、シマノフスキのルーツを辿るためにザコパネの別荘まで訪れたという。同時期に作曲されたシマノフスキ初期の代表作ヴァイオリン協奏曲第1番は、オランダ・ナショナル・ユースo. (NJO)を、NYP の副首席指揮者を務めた若き女性指揮者、シエン・チャン [Xian Zhang] が振る。将来を嘱望されるオランダの若手たちによるアルバム。 | |||
チェコ シュルホフ:弦楽四重奏曲第1番/ 6つのジャズ風のスケッチ(レナード・エヴァーズ編曲/弦楽四重奏版) ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第13番 ト長調 Op.106, B.192 ラガッツェSQ [ローザ・アルノルト、ユアニタ・フリエンス(Vn) アンネミン・ベルフコッテ(Va) カーステン・ジェンソン(Vc)] | |||
オランダの高音質レーベル Channel Classics が大推薦するニュー・ヤング・アーティスト、ラガッツェ〔イタリア語で「女の子たち」という意味〕四重奏団の第二弾。2014年には大阪国際室内楽コンクール&フェスタに参加、シュルホフの「6つのジャズ風のスケッチ」は、原曲のピアノ作品から、ラガッツェ弦楽四重奏団のために、若手作編曲家のレナード・エヴァーズが編曲した物。 | |||
ア・ムーヴァブル・フィースト〔移動祝祭日〕 ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ五重奏曲 ハ短調 ラヴェル/マリン・ファン・プローイェン編曲:口絵/クープランの墓(ピアノ六重奏版) ファリャ:バレエ「恋は魔術師」〜火祭りの踊り(ピアノ六重奏版) ストックホルム・シンドローム・アンサンブル [サイモン・クロフォード=フィリップス(P) マリン・ブロマン、フレドリク・ポールソン、 マリン・ウィリアム=オルソン(Vn/Va) ヨハネス・ロスタモ(Vc) リック・ストテイン(Cb)] | |||
ローレンス・パワーとのデュオで知られるサイモン・クロフォード=フィリップス、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとして活躍するマリン・ブロマン、ロイヤル・ストックホルム・フィルの首席チェロ奏者ヨハネス・ロスタモ、ヘルシングボリ響やスウェーデン放送so. のリーダーを務めたマリン・ウィリアム=オルソン、そしてアムステルダム・シンフォニエッタとスウェーデン放送so.、ベルリン放送so. で首席奏者を務め、Channel Classicsからも「カプリッチョ・ディ・ブラヴーラ」や「ザ・ダンシング・ベース」などの名盤を発売してきたオランダのコントラバスリック・ストテインなど、素晴らしいキャリアを誇るトップ・プレイヤーたちが集い結成された「ストックホルム・シンドローム・アンサンブル」。第1弾「ア・ムーヴァブル・フィースト」の舞台は1907年パリ。イギリス人のヴォーン・ウィリアムズ、スペイン人のファリャがラヴェルと築いた交友(ヴォーン・ウィリアムズはラヴェルの生徒でもあった)を、ピアノ五重奏曲、そしてピアノ六重奏曲へと編曲された作品で描いてゆく。アンサンブル名は精神医学で使われる「ストックホルム症候群」から取られており、「犯人への共感」を「演奏者と観客の共感」へと捉えた音楽的なストックホルム症候群効果を(もちろん平和的な方法で)目的としているようだ。 | |||
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」 ボロディン:だったん人の踊り |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o.、 ブルノ・ チェコ・フィルハーモニーcho. | ||
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭o.の大胆な解釈によるロシアン・プログラム、2004年に発売された交響曲第4番(CCSSA-21704)以来となる、チャイコフスキー。 | |||
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナーデ ハ長調 Op.48 アレンスキー:室内交響曲 イ短調 Op.35〜チャイコフスキーの想い出に (原曲:弦楽四重奏曲第2番|第2楽章編曲:アレンスキー/ 第1楽章&第3楽章編曲:マリン・ファン・プローイェン/世界初録音) カンディダ・トンプソン(Vn/芸術監督)アムステルダム・シンフォニエッタ | |||
1988年に設立されたアムステルダム・シンフォニエッタはオランダ唯一のプロ弦楽オーケストラとして、1995年からコンサートマスター、2003年から芸術監督を務めるカンディダ・トンプソンの下、国際的な活動を続けている。これまで、チャイコフスキーやベートーヴェン、ショスタコーヴィチなど、様々な室内楽作品の"弦楽合奏版"の演奏&録音で人気を博してきたアムステルダム・シンフォニエッタの新録音。弦楽アンサンブルのためのもっとも美しい名曲、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」と、アレンスキーがチャイコフスキーへの追悼に書いた「弦楽四重奏曲第2番からの"弦楽オーケストラ版"をカップリング。アレンスキーの弦楽版は自身が編曲した第2楽章は「チャイコフスキーの主題による変奏曲」としても知られていたが、今回はこれまでもアムステルダム・シンフォニエッタのブラームス(CCSSA-30411)やリック・ストテインのピアソラ(CCSSA-33613)などでアレンジを担当してきたオランダの人気アレンジャー、マリン・ファン・プローイェンが第1&第3楽章も編曲した全曲版(世界初録音)を収録している。 | |||
ロマンティック・メタモルフォーゼ ヴュータン:ヴィオラ・ソナタ / エフゲニー・ゼムツォフ:古い様式のメロディ ブロッホ:組曲「1919年」 / ワックスマン/クーゲリ編曲:カルメン幻想曲 ダナ・ゼムツォフ(Va) カテライネ・ノーランド(P) | |||
Channel Classics が注目するオランダの有望なアーティストのうちの一人、ダナ・ゼムツォフは、両親ともに世界で活躍するヴィオラ奏者で、叔父のアレクサンドル・ゼムツォフも LPO のヴィオラ首席を務めた。マーストリヒト音楽院でミハイル・クーゲリに学び、欧州各国のコンクールで優勝、室内楽ではジャニーヌ・ヤンセンとの共演でも知られている。無伴奏ヴィオラ作品集でデビューを飾ったソロ・アルバム第2弾はロマンティシズムを再探索するプログラム。ロシアの作曲家エフゲニー・ゼムツォフはダナの祖父で、収録作品は妻のために書いた作品。 | |||
レイチェル・ポッジャー〜ビーバー(1644-1704):ロザリオのソナタ 〔第1番「受胎告知」/第2番「訪問」/第3番「降誕」/第4番「神殿での奉献」/第5番「神殿での発見」/ 第6番「ゲッセマネの園での苦しみ」/第7番「むち打たれ」/第8番「いばらの冠」/ 第9番「十字架を担う」/第10番「磔刑」/第11番「復活」/第12番「昇天」/第13番「聖霊降臨」/ 第14番「聖母被昇天」/第15番「聖母の戴冠」〕/守護天使 レイチェル・ポッジャー(Vn|使用楽器:ペザリニウス、1739年製〔特殊調弦〕) マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb/Org) ジョナサン・マンソン(Vc/ヴィオラ・ダ・ガンバ) デイヴィッド・ミラー(テオルボ/アーチリュート) | |||
チャンネル・クラシックス創立25周年記念リリース、ポッジャーがついにビーバー「ロザリオのソナタ」を録音。 | |||
I.フィッシャー〜 メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」 Op.61 ファニー・メンデルスゾーン: 5月の夜 Op.9 No.6 /遠い過去 Op.9 No.2 /ゴンドラの歌 Op.1 No.6 アンナ・ルチア・リヒター(S) バルバラ・コゼリ(A) イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭o.、プロムジカ女声cho. | |||
RCCSSA-37418 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、ハンガリーの奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭o. (BFO)。その独特の解釈と圧倒的なパフォーマンス、そしてフルo. の超優秀録音で高い評価を集め、2017年のレコード・アカデミー賞で見事、「特別部門録音」賞に輝いたChannel Classicsとイヴァン・フィッシャーの録音プロジェクト。最新録音では、西洋音楽史の中でもっとも人気のある管弦楽作品のひとつであるメンデルスゾーンの傑作、シェイクスピアの戯曲を題材とした劇付随音楽「真夏の夜の夢」が登場! ソリストと合唱は2015年の公演と同じ、ドイツのアンナ・ルチア・リヒター、スロヴェニアのバルバラ・コゼリ、そしてハンガリーが誇るカンテムス・ファミリーの合唱団、「プロムジカ女声cho. 」が参加。また当時の公演と同じように、フェリックスの姉、ファニー・メンデルスゾーン(ファニー・ヘンゼル)の歌曲を併せて収録している点もポイント。 | |||
ブラームス:弦楽五重奏曲第2番 ト長調 Op.111(弦楽合奏版) バルトーク:弦楽オーケストラのためのディヴェルティメント カンディダ・トンプソン(Vn/芸術監督)アムステルダム・シンフォニエッタ | |||
1988年に設立されたアムステルダム・シンフォニエッタはオランダ唯一のプロ弦楽オーケストラとして、1995年からコンサートマスター、2003年から芸術監督を務めるカンディダ・トンプソンの下、国際的に特別な地位を占めている。これまで、チャイコフスキーやベートーヴェン、ショスタコーヴィチなど、様々な室内楽作品の"弦楽合奏版"の演奏&録音で人気を博してきたアムステルダム・シンフォニエッタの新たな録音は、ブラームスの弦楽五重奏曲第2番 Op.111の"弦楽合奏版"と、バルトークの弦楽オーケストラ作品をカップリング。 | |||
音と雲〜オランダ・バロック・ミーツ・イェレミアス・シュヴァルツァー 細川俊夫:ヴェネツィアの歌う庭 ヴィヴァルディ:協奏曲集〔第2番 ト短調「夜」/第3番「ごしきひわ」/ 第1番 ヘ長調「海の嵐」/第6番 ト長調〕 イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー) オランダ・バロック | |||
マシュー・ホールズ、アレクシス・コセンコ、ミロシュ・ヴァレント、そしてレイチェル・ポッジャーなど超一級のアーティストたちと共演してきた精鋭集団オランダ・バロック(元オランダ・バロック協会)とソリストとのコラボレーション・シリーズ、1992年カルフ国際リコーダー・コンクールで第1位を獲得し、古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーで活躍する世界最高のリコーダー奏者の一人、イェレミアス・シュヴァルツァーとの共演盤。シュヴァルツァーの委嘱によりヴィヴァルディの4つのリコーダー協奏曲と交互に演奏するため作曲された細川俊夫の「ヴェネツィアの歌う庭」は2011年に世界初演、2014年に日本初演が行われた。 | |||
秋の歌〜ハルトマン、フォン・グルネリウス、ヒンデミット、I.フィッシャー カール・アマデウス・ハルトマン:トランペットと7つの独奏楽器のためのコンチェルティーノ ヴィルヘルム・フォン・グルネリウス: フリューゲル・ホルンとティンパニ、弦楽オーケストラのための「秋の歌」(*) ヒンデミット:トランペット・ソナタ イヴァン・フィッシャー:ソプラノ、トランペットと弦楽オーケストラのための 「ドイツ=イディッシュのカンタータ」(#) ウィム・ファン・ハッセルト(Tp) ノラ・フィッシャー(S;#) ルカス・マシアス・ナバロ指揮 イヴァン・フィッシャー指揮(#) ブダペスト祝祭o.(弦楽)他 | |||
(*)は世界初録音。2009年から2014年までロイヤル・コンセルトヘボウo.のトランペット奏者として活躍したベルギーの世界的名手ヴィム・ファン・ハッセルトによる Channel Classics 第3弾。ヴィルヘルム・フォン・グルネリウスはベルリン芸術大学教授を務めるピアニスト、作曲家。そしてハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャー作曲による「カンタータ」、2つの世界初録音作品をフィーチャー。フィッシャーの作品では作曲者自身が指揮を振り、イヴァンの娘、ノラ・フィッシャーと共演。 | |||
フォー・フォー・スリー〜 テリー・ライリーの音楽 in C (*) /サンライズ・オブ・ザ・プラネタリー・ドリーム・コレクター(#) ラガッツェSQ (*/#) [ローザ・アルノルト、ユアニタ・フリエンス(Vn) アンネミン・ベルフコッテ(Va) カーステン・ジェンソン(Vc)] シュラークヴェルク・デン・ハーグ[打楽器アンサンブル](*) KAPOK [Hr/エレキG/Dr](#) | |||
イタリア語で「女の子たち」という意味を持つ「ラガッツェ [Ragazze] 」を名に冠する弦楽四重奏団のアルバム第3弾。アメリカのミニマル・ミュージックを代表する作曲家、テリー・ライリーの作品集。 | |||
アパッシオナード サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20 /アンダルシアのロマンス Op.22 ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21 / ラヴェル:ツィガーヌ / ビゼー/ワックスマン:カルメン幻想曲 ニン・フェン(Vn) ロッセン・ミラノフ指揮アストゥリアスso. | |||
使用楽器:ストラディヴァリウス、1721 "MacMillan" 。中国出身でパガニーニ国際コンクールを制し、2016年現在ベルリンを拠点に国際的に活動するヴァイオリニスト、ニン・フェンによる Channel Classics 第6弾。スペインとフランスのロマンと民族的情熱が香り立つ濃厚なプログラム。 | |||
マーラー:交響曲第7番 ホ短調 | イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
録音:2015年9月、ブダペスト芸術宮殿。ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、フィッシャーが鍛え上げた奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭o. (BFO)。2005年にリリースされた交響曲第6番以来、慎重に録音を進めてきたフィッシャー& BFOによるグスタフ・マーラーの交響曲集もついに8作目。最新作は、交響曲第6番「悲劇的」に続けて作曲され、第2楽章、第4楽章の「夜曲」から「夜の歌」の愛称を持つ交響曲第7番がいよいよ登場!終楽章の解釈を中心に専門家や愛好家からも評価が分かれ、他の交響曲と比べて演奏・録音機会が少ない交響曲第7番だが、イヴァン・フィッシャーは「I love this symphony」と語っており、この終楽章が傑作であることを証明するため、オランダの放送局VPROにより、レコーディングのドキュメンタリーも製作されている。また、このマーラー・シリーズはオーケストラの優秀録音盤として国際的に高い評価を得ており、前作「交響曲第3番(CCSSA-38817)」は、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門録音賞」を受賞している。オランダの高音質レーベルChannel Classicsとプロデューサー&レコーディング・エンジニアであるジャレッド・サックスの技術の粋を集めたハイクオリティ・レコーディングにご注目頂きたい。 | |||
ショスタコーヴィチ&ワインベルク:チェロ協奏曲集 ショスタコーヴィチ: チェロ協奏曲第1番 変ホ長調 Op.107 ルトスワフスキ:小組曲 ワインベルク:チェロ協奏曲 ハ短調 Op.43 |
ニコラス・アルステット(Vc) ミハウ・ネステロヴィチ指揮 ベルリン・ドイツso. | ||
高音質レーベル Channel Classics から若き才能の登場。1982年生まれのニコラス・アルステットは、2010年にクレディ・スイス・ヤング・アーティスト賞を受賞。2010年-2012年のBBCヤング・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、日本を含む世界で演奏。チェリストとしてモダーン、ピリオドの双方に精通している上、オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルの芸術監督職をアダム・フィッシャーから受け継ぎ指揮者としても輝かしい才覚を発揮している。 Channel Classics 第1弾はトーマス・アデス、ファジル・サイ、マティアス・ピンチャーらの新作を初演してきたアルステットの力量が遺憾なく発揮される内容。 | |||
賛美せよ〜ヴィヴァルディ:ソプラノのための宗教音楽集 シンフォニア ニ長調 RV.125 /喜ばしき聖母よ, 昇天したまえ(ディクシット・ドミヌスへの序唱) RV.635 / オラトリオ「勝利のユディータ」 RV.644 より ユディータのアリア〔 Vivat in pace / Transit aetas 〕/ モテット「おお, 天にても地にても清きもの」 RV.631 / オラトリオ「勝利のユディータ」 RV.644 〜ヴァガウスのアリア「 Umbrae carae 」/ シンフォニア「聖なる墓に」 RV.169 /しもべらよ, 主を賛美せよ ハ短調 RV.600 ヨハネッテ・ゾマー(S) チューリップ・コンソート | |||
録音:2015年11月、ヴァールゼ教会、アムステルダム。オランダ・バッハ協会やバッハ・コレギウム・ジャパンと共演、近年では2014年コンチェルト・ケルンの来日公演でも素晴らしい歌声を披露したヨハネッテ・ゾマー、約7年ぶりとなるソロ・レコーディングは、2013年に自ら結成した「チューリップ・コンソート」を率いてのヴィヴァルディ「宗教作品集」。 | |||
J.S.バッハ:フーガの技法 単純フーガ〔コントラプンクトゥス1[Vn/2Va/Vc]/コントラプンクトゥス3[2Vn/Va/Vc]/ コントラプンクトゥス2[Vn/2Va/Vc/Cemb]/ コントラプンクトゥス4[2Vn/Va/Vc/Cemb]/オクターヴのカノン[Vn/Vc]〕/ 二重フーガ〔コントラプンクトゥス9「12度で」[2Vn/Va/Vc/Cemb]/ コントラプンクトゥス10「10度で」[2Vn/Va/Vc/Cemb]〕/ 反行フーガ〔コントラプンクトゥス5[Vn/2Va/Vc]/ コントラプンクトゥス6「フランス様式で」[Vn/2Va/Vc/Cemb]/ コントラプンクトゥス7「拡大と縮小で」[2Vn/Va/Vc/Cemb]〕/ 三重フーガ〔3声のコントラプンクトゥス8[Vn/Va/Vc]〕 三重/四重フーガ 〔4声のコントラプンクトゥス11[2Vn/Va/Vc]/12度のカノン[Cemb]/ 4声のコントラプンクトゥス12(レクトゥスおよびインヴェルスス)[Vn/2Va/Vc/Cemb]/ 10度のカノン[Cemb]/3声のコントラプンクトゥス13(レクトゥスおよびインヴェルスス) [Vn/Va/Vc/Cemb]/反行拡大カノン[Vn/Vc]/ コントラプンクトゥス14[Vn/2Va/Vc]〕 レイチェル・ポッジャー(Vn) ブレコン・バロック [ヨハネス・プラムゾーラー(Vn/Va) ジェーン・ロジャーズ(Va) アリソン・マギリヴリー(Vc) マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb)] | |||
RCCSSA-38316 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2015年12月15日-17日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ロンドン。解説:ジョン・バット。 2015年に英国王立音楽院(RAM)のバッハ賞を受賞(歴代10番目、女性としては初受賞)したバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。無伴奏、ソナタ、協奏曲と築いてきたバッハの伝説が、対位法の粋を集めた傑作「フーガの技法」に到達。ポッジャーは自ら結成した「ブレコン・バロック」を率いて、バロック・アンサンブルによる同曲を披露。ライナー・ノーツは、ダンディン・コンソートの音楽監督であり高名なバッハ学者としても知られるジョン・バット(同じく王立音楽院バッハ賞受賞者の一人でもある)が執筆している。 | |||
ジキルとハイド〜シューマン:歌曲集 歌曲集「詩人の恋」 Op.48 (*) / 6つの歌 Op.89 /6つの詩とレクイエム Op.90 |
トーマス・オリーマンス(Br) パオロ・ジャコメッティ(Fp) | ||
使用楽器:コンラート・グラーフ(ウィーン)、1830年頃製作(*) /J.B.シュトライヒャー(ウィーン)、1847年製作(*以外) 。D.フィッシャー=ディースカウの秘蔵っ子で、フランスの名バリトン歌手ジェラール・スゼーの再来と謳われるオランダの大器トーマス・オリーマンスが Channel Classics 初登場。 詩人の恋をジキル博士と、他の2作をハイド氏と見立て、シューマンの二面性に迫るアルバムで、モダーン楽器とピリオド楽器の双方に精通するパオロ・ジャコメッティが、この二面性通りに2台の楽器を弾き分けている。 | |||
献呈 フォーレ:ロマンス / ショーソン:詩曲 クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス / サン=サーンス:エレジー Op.143 イザイ:悲劇的な詩曲/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番/サン=サーンス「ワルツ形式の練習曲」によるカプリス ロザンヌ・フィリッペンス(Vn) ジュリアン・クエンティン(P) | |||
使用ヴァイオリン:ストラディヴァリウス「 Barrere 〔バレール〕」、1727年製〔エリーゼ・マティルデド財団から貸与/前使用者:ジャニーヌ・ヤンセン、約15年愛用〕。 オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)と2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで共に第1位となったオランダの才女、ロザンヌ・フィリッペンスの Channel Clasics 第3弾。「恋に落ちてしまった」とフィリッペンスが語るイザイの「悲劇的な詩曲」(フォーレに献呈)、イザイに献呈されたクライスラーの「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス」、クライスラーに献呈されたイザイの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番など、詩的でロマンティックなヴァイオリン作品。なおフィリッペンスの使用楽器は、当盤から変更されている。 | |||
フロリレジウム〜テレマン:協奏曲集 フルート、オーボエ・ダモーレ、ヴィオラ・ダモーレ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ長調 TWV 53: E1 / リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ短調 TWV 52: A1 / カンタータ「諸国の民よ、聞け」 TWV 1: 921 /独奏フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV 51: D2 / リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音のための4声の協奏曲 イ短調 TWV 43: A3 / 2つのホルン、ファゴット、弦楽と通奏低音のためのダルムシュタット方伯のための序曲 ヘ長調 TWV 55: F16 アシュリー・ソロモン(ディレクター/Fl/リコーダー) フロリレジウム クレア・ウィルキンソン(Ms) | |||
録音:2015年12月1日-3日、聖マイケル教会、ハイゲート、ロンドン。 1991年に結成されたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウムの25周年記念録音。 | |||
ピッチ・ブラック モンツァ、ペルゴレージ、ガロ、ヴァッセナール伯、パリゾッティ/S.フェルヘルスト編曲:プルチネラ組曲 2.0 (*) ベリオ:コール(セント・ルイス・ファンファーレ) / マクミラン:ア・ニュー・ソング(+) アルベニス/S.ラベリ編曲:スペイン組曲 より〔アストゥリアス/カタルニャ/セビリャ〕 (#) ヤコブ TV /S.フェルヘルスト編曲:ゲット・ブラスターと金管五重奏のための「ピッチ・ブラック」 バルトーク/S.ラベリ編曲:ルーマニア民俗舞曲 ブラス・ユナイテッド [ヴィム・ファン・ハッセルト、アレクサンドル・バティ(Tp) ヤスパー・デ・ワール(Hr) ヨルゲン・ファン・ライエン(Tb) ステファン・ラベリ(Tu)] シーベ・ヘンストラ(Cemb;*) コーエン・プレティンク、 ヤスパー・メルテンス(Perc;#) ヤン・ヤンセン(Org;+) | |||
ヨーロッパの一流オケ等で活躍する金管楽器のトップ・プレイヤーが集い、2015年に結成したばかりの金管五重奏団、"ブラス・ユナイテッド"のファースト・アルバムが登場! メンバーは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管のヨルゲン・ファン・ライエンをはじめ、フランス国立放送フィルのアレクサンドル・バティ、元ロイヤル・コンセルトヘボウ管のヴィム・ファン・ハッセルト、ヨーロッパ室内管のヤスパー・デ・ワール、そしてパリ管のステファン・ラベリといった超豪華メンバー。2017年の初来日にも合わせてリリースされる「ピッチ・ブラック」は、様々なバロック音楽を素材とした「プルチネラ組曲」から、アルベニスやバルトークのトランスクリプション、チェット・ベイカーの声や演奏のテープに合わせて金管五重奏が演奏する、ヤコブTVの「ピッチ・ブラック」など、ブラス・ユナイテッドのために作曲・編曲された色とりどりの金管五重奏のための作品集。 | |||
マーラー:交響曲第3番 ニ短調
ゲルヒルト・ロンベルガー(A) イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o.、カンテムス児童cho.、バイエルン放送cho. | |||
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、ハンガリーの奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭o. (BFO)。2005年にリリースされた交響曲第6番以来、慎重に録音を進めてきたフィッシャー& BFOによるグスタフ・マーラーの交響曲集。最新巻では、アルト独唱と女声合唱を含むマーラー最長のシンフォニー、「交響曲第3番がいよいよ登場! アルト独唱は、ドゥダメル& BPOやハイティンク&バイエルン放送so. など、近年のマーラー交響曲第3番録音でも活躍を続けるドイツの歌手、ゲルヒルト・ロンベルガー(2014年の来日公演では、ノット&東響とマーラーの交響曲第8番も歌っている)。児童合唱はハンガリーの名合唱団、カンテムス児童合唱団(カンテムス・ファミリーの「少女合唱団」は2016年7月にも来日公演を行っている)。圧倒的なオーケストラとイヴァン・フィッシャーの独特の解釈、そして超高音質録音で世界から絶賛されるマーラーの交響曲集、待望の第7弾。 | |||
タイズ・オヴ・ライフ〜弦楽オーケストラ伴奏による歌曲集 〔編曲:デイヴィッド・マシューズ(*)/ボブ・ジマーマン(#) 〕 ヴォルフ:旅先で(*) /散歩(*) /アナクレオンの墓(*) /ねずみを取る男(*) /イタリアのセレナーデ シューベルト:竪琴に D.737 (*) /メムノン D.541 (*) /ひめごと D.719 (*) /セレナード D.920 (#) ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121 (*) / バーバー:ドーヴァー・ヴィーチ Op.3 トーマス・ハンプソン(Br) カンディダ・トンプソン(Vn/芸術監督) アムステルダム・シンフォニエッタ ヴィルマ・テン・ヴォルデ合唱指揮オランダ・ユースcho.(女声)(#) | |||
録音:2015年9月22日(ヴォルフ&シューベルト)、2016年4月14日-15日、(ブラームス&バーバー)、ユトレヒト。 2014年、アムステルダム・シンフォニエッタとトーマス・ハンプソンがヨーロッパの12のコンサート・ホールで行ったツアーの成功を受けて録音された物。アムステルダム・シンフォニエッタが英国の作曲家デイヴィッド・マシューズに委嘱したバリトンと弦楽オーケストラ編曲版歌曲を中心とするプログラム。 | |||
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ (全曲) BWV.1001-1006 |
ニン・フェン(Vn) | ||
モダーン楽器使用。使用楽器:ストラディヴァリウス「マクミラン」、1721年製。 #当初、CCS-39017 という品番でご案内していましたが、上記に変更される旨、国内代理店からアナウンスが成されました。 オランダの高音質レーベル、Channel Classicsから、モダーン・ヴァイオリンによるバッハの無伴奏ソナタ&パルティータの録音が登場! 中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、イェフディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最高峰と評される天才ヴァイオリニスト。Channel Classics のバッハ無伴奏ヴァイオリンといえば、レイチェル・ポッジャーによる歴史的名盤が存在するが、プロデューサー兼録音エンジニアのジャレッド・サックスが「バロック・ヴァイオリンではポッジャー、モダーン・ヴァイオリンではニン・フェン」と認めついに録音を決断!1721年製のストラディヴァリウス"マクミラン"を駆るニン・フェンの完璧なテクニックと鋭い感性によるバッハの聖典。もちろん、Channel Cassicsが誇る高音質録音もポイント。 | |||
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲集 〔第5番 ニ長調 Op.70 No.1「幽霊」/ 第6番 変ホ長調 Op.70 No.2 / 第11番 ト長調 Op.121a 「カカドゥ変奏曲」〕 |
ハムレット・ピアノ・トリオ [パオロ・ジャコメッティ(Fp) カンディダ・トンプソン(Vn) クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)] | ||
使用ピアノ:サルヴァトーレ・ラグラッサ、1815年製。 モダーン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ。アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるイギリスのヴァイオリニスト、カンディダ・トンプソン。ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで優勝したセルビア系ロシア人チェリスト、クセニア・ヤンコヴィチ。3人のピリオド楽器の名手によって2011年に結成された新アンサンブル、ハムレット・ピアノ・トリオのセカンド・アルバムは、ベートーヴェン。 | |||
グランディッシマ・グラヴィタ〜18世紀のヴァイオリン・ソナタ集 ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.2 No.5 ヴェラチーニ:2つのヴァイオリン・ソナタ〔ト短調 Op.2 No.5 /ニ短調 Op.2 No.12 〕 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.2 No.2 レイチェル・ポッジャー(Vn) ブレコン・バロック [アリソン・マギリヴリー(Vc) ダニエーレ・カミニティ(リュート/G) マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb)] | |||
「これら4人の作曲家たちの関係は、よくある喜劇を観るようである! ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾのフランチェスコ・マリア・ヴェラチーニとヨハン・ゲオルク・ピゼンデルは、大論争を行ったあげく、ヴェラチーニがかっとなって二階のバルコニーから身を投げてしまった。 (中略)ヴェラチーニは、その驚異的になめらかなボウイングのテクニックによってジュゼッペ・タルティーニを驚嘆させたが、するとタルティーニは、家に閉じこもって練習に明け暮れたのだった。」(レイチェル・ポッジャー/日本語訳: SOREL )。 | |||
シュピーゲル〜メンデルスゾーン&ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132 ラガッツェSQ [ローザ・アルノルト、ユアニタ・フリエンス=ファン・トンヘレン(Vn) アンネミン・ベルフコッテ(Va) レベッカ・ヴィセ(Vc)] | |||
録音:2017年1月、オランダ改革派教会、レンスワウデ、オランダ。 オランダの高音質レーベル、チャンネル・クラシックス(Channel Classics)が世界へ発信するニュー・アーティストたちの1つ、オランダの女流奏者たちによる"ラガッツェ四重奏団"。イタリア語で"女の子たち"という意味を持つ単語「ラガッツェ(Ragazze)」をアンサンブル名に冠する女流クァルテット。"新たなアレンジによるテリー・ライリーの作品集"という衝撃のアルバム(CCS-37816)に続く第4弾は、「シュピーゲル(鏡)」と題された、メンデルスゾーンとベートーヴェンの弦楽四重奏曲集!ベートーヴェンの死から数ヶ月後に書かれたメンデルスゾーンの「弦楽四重奏曲第2番 Op.13」は、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲、とりわけ「第15番 Op.132」から多くのインスピレーションを得ていることが知られている。特別な関係にある2つの重要レパートリーを鏡(シュピーゲル)に見立て、ラガッツェ弦楽四重奏団が鋭い感性で描き出す。 | |||
ドラゴンSQ シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」/ ドヴォルジャーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調「アメリカ」 Op.96 ドラゴンSQ [ニン・フェン、ワン・シャオマオ(Vn) ツェン・ウェンシャオ(Va) チン・リーウェイ(Vc)] | |||
中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、イェフディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最高峰と評される天才ヴァイオリニスト。Channel Classicsから「ハロー・ミスター・パガニーニ(CCSSA-80807)」でデビューし、ピアノ伴奏付きのソロから、ヴァイオリン・デュオ、無伴奏作品、コンチェルトなど様々なアルバムを送り出してきたニン・フェンが、ついに室内楽のアルバムも録音! ニン・フェンを筆頭に、チャイコフスキー国際コンクールで銀メダルを受賞したチン・リーウェイ(キン・リウェイ)、中国中央バレエ団オーケストラのコンサートマスター、ワン・シャオマオ、バイエルン放送so. の首席ヴィオラ奏者、ツェン・ウェンシャオといった中国の若きスター・アーティストたちによって2012年に結成されたドラゴン・クァルテット(ドラゴン弦楽四重奏団)が、シューベルトとドヴォルジャークの名曲で衝撃のデビューを果たす。 | |||
ロザンヌ・フィリッペンス・プレイズ・プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63 /無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115 / 5つのメロディ Op.35bis /歌劇「3つのオレンジへの恋」 Op.33 〜行進曲(ハイフェッツ編曲)/ ピアノ・ソナタ第4番第2楽章〜アンダンテ Op.29bis(プロコフィエフ編曲/管弦楽版) ロザンヌ・フィリッペンス(Vn) オットー・タウスク指揮 ザンクト・ガレンso. ジュリアン・クエンティン(P) | |||
録音:2016年4月、ザンクト・ガレン・トーンハレ、スイス& MCOヒルフェルスム、オランダ。 ロザンヌ・フィリッペンスは、オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位、2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで最優秀賞に輝いたオランダの華麗なる才女。2015年には歴史あるエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞。現在は、ジャニーヌ・ヤンセンが15年に渡り愛用してきた銘器、1727年製のストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」をエリーゼ・マティルデド財団から貸与されるなど、オランダでもっとも注目を浴びる若手奏者の一人として活躍している。チャンネル・クラシックスから発売されるフォース・アルバムは、プロコフィエフの協奏曲、ピアノ伴奏によるソロ、無伴奏作品などを収録したプロコフィエフ・アルバム。「プロコフィエフの音楽には特別なものがある」と語るフィリッペンスが、様々な文化の探求を反映した魅力的な作品を真摯に紡ぐ。 | |||
リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー〜コントラバスのためのオランダ音楽 マルティン・パディング(1956-): コントラバスと交響楽団のための協奏曲「リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー」(2016) (*) ミシェル・ファン・デル・アー(1970-):フォー・ザ・タイム・ビーイング(2012/17) (#) ルイ・アンドリーセン(1939-):コントラバスとピアノのためのエレジー(1950) (+) ハンス・コックス(1930-2019):無伴奏コントラバスのための4つの練習曲(1988) リック・ストテイン(Cb) ジェイムズ・ガフィガン指揮オランダ放送po.(*) クリスティアーネ・ストテイン(S;#) ロザンヌ・フィリッペンス(Vn;#) ハンス・アイザッカース(P;+) | |||
リック・ストテインは、ベルリン放送so. とアムステルダム・シンフォニエッタで首席コントラバスを務め、現在はスウェーデン放送so. とマーラー室内o. の首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス。ロンドン響やロイヤル・コンセルトヘボウ管にも客演首席奏者として定期的に出演し、ストックホルム・シンドローム・アンサンブルなど様々な室内楽プロジェクトでも活躍している。Channel Classicsからの3枚目となるソロ・アルバムは、現代の4人のオランダの作曲家が書いたコントラバスのための音楽。無伴奏ソロのための作品から、ピアノとのデュオ、ソプラノやヴァイオリンとの室内楽、そして協奏曲まで、様々なスタイルによるレパートリーで、素晴らしき低音弦楽器の魅力を伝える。マルティン・パディングの「リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー(低地帯諸国からの報告/ Low Countryとはオランダ、ベルギー、ルクセンブルク等の低地帯国のこと)」は、2016年にリック・ストテインとオランダ放送フィルのために書かれた作品。 | |||
ベートーヴェン:交響曲集 〔第1番 ハ長調 Op.21 / 第5番 ハ短調 Op.67「運命」〕 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、フィッシャーがゾルターン・コチシュと共に創設し、世界最高峰のオーケストラへと育てたブダペスト祝祭o. (BFO)。Channel Classicsからは「第4番&第6番(CCSSA-30710 /廃盤)」と「第7番(CCSSA-25207 /廃盤)」がリリースされていた同コンビによるベートーヴェン録音。待望の新録音は、ハイドンやモーツァルトなど古典的な交響曲の伝統に根ざしながらも、新たな時代への重要な転換点となった交響曲第1番、そしてベートーヴェンの不朽性の究極の証明となる傑作交響曲第5番「運命」のカップリング!イヴァン・フィッシャーは、BPOやロイヤル・コンセルトヘボウ管(RCO)など世界トップクラスのオーケストラにも頻繁に客演しており、RCOとはベートーヴェンの交響曲全集も録音しているだけに、自らが鍛え上げた手兵ブダペスト祝祭管との新たなベートーヴェン録音にも期待がかかる。「マーラーの交響曲第3番(CCSSA-38817)」では、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門録音賞」を受賞した優秀録音チーム、名エンジニアのジャレッド・サックス率いるChannel Classicsによる超ハイクオリティ・レコーディングにも注目。 | |||
カルーセル〜オランダ・バロック・ミーツ・エリック・フルイマンス フルイマンス: Nana 、Armin / Fatima intro / Fatima / Monseigneur Charles / Mumu (*) / Ocean of Petals フルイマンス&メンデルスゾーン: Chorizo / パーセル: Purcellian Tune ブクステフーデ: Passacaglia / J.S.バッハ: Carrousel エリック・フルイマンス(Tp) オランダ・バロック オランダ・ヴォーカル・アンサンブル(*) | |||
録音:2017年1月、スタッヘホールザール、ライデン、オランダ。 マシュー・ホールズやレイチェル・ポッジャーらと共演してきたオランダの若きピリオド・アンサンブル。エリック・フルイマンスは、ジャズ、クラシック、作編曲など幅広く活躍するオランダの人気トランペッター! 世界が注目するオランダ古楽界の若き精鋭集団オランダ・バロック(元オランダ・バロック協会)と、"オランダ・ナンバーワン "と呼び声の高いトランペッター、エリック・フルイマンスとのコラボレーション第2弾! 2013年には「東京JAZZ」にも出演し話題を呼んだエリック・フルイマンス。ラウンジ・ミュージックからジャズ、ポップス、クラシックまで、あらゆる音楽を縦断してきたフルイマンスと若き古楽アンサンブルのエキサイティングな共演で、自身のオリジナル曲からバッハ、パーセル、ブクステフーデらの音楽と華麗な即興を繰り広げる。アレンジは、エリック・フルイマンスとオランダ・バロックのチェンバロ奏者、ティネケ・ステーンブリンクが担当。 | |||
ジャスト・バッハ〜 J.S.バッハ:カンタータ集 管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV.1066 〜序曲/ カンタータ第68番「かくも神は世を愛し給えり」 BWV.68 〜アリア「信仰深きわが心よ」/ カンタータ第105番「主よ、裁きたもうことなかれ」 BWV.105 〜アリア「なんと震えまたゆらぐことか」/ チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV.1056 〜ラルゴ/ カンタータ第21番「わが心には憂い多かりき」 BWV.21 より 〔シンフォニア/アリア「ため息、涙、憂い、苦しみ」〕/ カンタータ第49番「あこがれをもて求めゆかん」 BWV.49 〜シンフォニア/ カンタータ第32番「いと尊きイエス、わが憧れよ」 BWV.32 〜アリア「いと尊きイエス、わが憧れよ」/ カンタータ第196番「主はわれらを御心に留めたまえり」 BWV.196 〜シンフォニア/ カンタータ第202番「しりぞけ、もの悲しき影」 BWV.202 より 〔アリア「しりぞけ、もの悲しき影」/レチタティーヴォ「世は装いを新たにし」/ アリア「フェーブスは駿馬を駆り」/レチタティーヴォ「アモールは満足を捜し」/ アリア「春風吹き渡るとき」/レチタティーヴォ「それは幸いなり」/アリア「愛の修練もて」/ レチタティーヴォ「純粋なる愛の結束は」/ガヴォット「満足のうちに思い見よ」〕 ヨハネッテ・ゾマー(S) バート・シュネーマン(Ob) チューリップ・コンソート | |||
録音:2017年5月、クネラ教会、レーネン、オランダ。 オランダ・バッハ協会やバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演、近年では2014年コンチェルト・ケルンの来日公演でも素晴らしい歌声を披露してきたオランダ古楽界の花、ヨハネッテ・ゾマー。2013年に自ら結成したアンサンブル"チューリップ・コンソート"とのアルバム第2弾は、オランダの名オーボイスト、バート・シュネーマンと共演した、ソプラノとオーボエのための大バッハの素晴らしき作品集。シュネーマンはオランダ放送フィルやロッテルダム・フィルの首席奏者を経て、現在はオランダ管楽アンサンブルのメンバー、ハーグ王立音楽院の教授などで活躍。ゾマーとは「ヘンデル:アリア集(CCSSA-29209)」でも共演しており、ソプラノとバロック・オーボエの見事な調和が高く評価されている。 | |||
マーラー:大地の歌 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. ゲルヒルト・ロンベルガー(A) ロバート・ディーン・スミス(T) | ||
録音:2017年3月、ブダペスト芸術宮殿。ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、フィッシャーがゾルターン・コチシュと共に創設し、世界最高峰のオーケストラへと育てたブダペスト祝祭o. (BFO)。2005年にリリースされた交響曲第6番以来、慎重に録音を進めてきたフィッシャー& BFOによるグスタフ・マーラーの交響曲集最新作。シリーズ第9作目となるのは、マーラーが歌曲と交響曲の融合を試みた「大地の歌」。2人のソリストは、BFOの2017年ヨーロッパ・ツアー(ハンガリー、フランス、スイス、ドイツ等)で「大地の歌」を歌い絶賛を博してきたメンバーで、マーラー歌曲集の録音や管弦楽伴奏歌曲への参加などの実績を誇るゲルヒルト・ロンベルガーと、東京・春・音楽祭での歌曲集や「指環」シリーズへの参加で知られるロバート・ディーン・スミス。イヴァン・フィッシャーが「宇宙」にも例えるこの雄大な作品を、「マーラーの交響曲第3番(CCSSA-38817)」で、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門録音賞」を受賞した優秀録音チーム、名エンジニアのジャレッド・サックス率いるChannel Classicsによる超高音質録音でお届けする。 | |||
テレマン:音楽の練習帳 トリオ・ソナタ ト短調 TWV.42: g5(オーボエ、ヴァイオリン、通奏低音)/ フルート・ソナタ ニ長調 TWV.41: D9(フルート、通奏低音)/ ヴァイオリン・ソナタ イ長調 TWV.41: A6(ヴァイオリン、通奏低音)/ トリオ・ソナタ ロ短調 TWV.42: h4(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)/ オーボエ・ソナタ 変ロ長調 TWV.41: B6(オーボエ、通奏低音)/ トリオ・ソナタ ニ長調 TWV.42: D9(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)/ トリオ・ソナタ ハ短調 TWV.42: c2(リコーダー、オーボエ、通奏低音)/ トリオ・ソナタ ト長調 TWV.42: G6(ヴィオラ・ダ・ガンバ、オブリガート・チェンバロ、通奏低音)/ ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ホ短調 TWV.41: e5(ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音)/ トリオ・ソナタ イ長調 TWV.42: A6(フルート、オブリガート・チェンバロ、通奏低音)/ トリオ・ソナタ イ短調 TWV.42: a4(リコーダー、ヴァイオリン、通奏低音) フロリレジウム [アシュリー・ソロモン(Fl/リコーダー/ディレクター) アレクサンドラ・ベラミー(Ob) ボヤン・チチッチ(Vn) 市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ジェニファー・モーシズ(Vc) デイヴィッド・ミラー(アーチリュート/G) パヴェウ・シヴチャク(Cemb)] | |||
録音:2017年3月、ヴァールゼ教会、アムステルダム。 1991年に結成されたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウムのテレマン新録音!初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるハイクオリティなアンサンブル、フロリレジウム。これまでも多くの名盤を生み出してきたフロリレジウムによる十八番のテレマン。新たな録音は、様々な楽器の組み合わせによるソロ・ソナタ&トリオ・ソナタによって構成される「音楽の練習帳」からの音楽。創始者でもありディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンを始め、ボヤン・チチッチ、デイヴィッド・ミラー、市瀬礼子、アレクサンドラ・ベラミーなど古楽シーン最前線で活躍する一流の名手たちの妙技が、テレマンの華麗なソナタで躍動する。 | |||
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61 フィンジ:ヴァイオリン協奏曲 |
ニン・フェン(Vn) カルロス・ミゲル・プリエト指揮 ロイヤル・リヴァプールpo. | ||
中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、イェフディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最高峰と評される天才ヴァイオリニスト。2018/2019シーズンでも、母国中国やアジアの他、南米、ドイツ、イギリス、オランダ、オーストラリアなど世界中でのリサイタル&コンチェルトを予定している。これまで、チャイコフスキー&ブルッフ(CCS-34913)や、ラロやサラサーテをフィーチャーした「アパッシオナード」(CCS-37916)などの協奏曲アルバムで人気を博してきたニン・フェンが録音したイギリス・プログラム。英国ヴァイオリン・レパートリーの記念碑的作品となる傑作、エドワード・エルガーのヴァイオリン協奏曲と、初演以来長い間秘匿されており、1999年に再演・録音が実現したジェラルド・フィンジのヴァイオリン協奏曲。1721年製のストラディヴァリウス"マクミラン"を操り、高い技巧と透明感のある音色でイギリスの2つの重要コンチェルトを披露する。 | |||
ポッジャー50歳記念「四季」〜ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 〔「四季」/ニ長調「ムガール大帝」 RV.208 /ホ長調「安らぎ」 RV.270 /ホ長調「恋人」 RV.271 〕 レイチェル・ポッジャー(Vn) ブレコン・バロック [ヨハネス・プラムゾーラー、ザビーネ・ストッファー(Vn) ジェーン・ロジャーズ(Va) アリソン・マギリヴリー(Vc) ヤン・スペンサー(ヴィオローネ) ダニエーレ・カミニティ(テオルボ) マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb/室内Org] | |||
RCCSSA-40318 (HYBRID_SACD) 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2017年10月9日-12日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、ハムステッド、ロンドン、 UK 。解説:マーク・ショウ。 1997年から2002年にかけてイングリッシュ・コンサートのリーダーを務め、2006年には自身が主宰するブレコン・バロック・フェスティヴァルの芸術監督に就任。オランダのChannel Classicsレーベルより数々の伝説的名盤を生み出し、2015年には英国王立音楽アカデミー(RAM)のバッハ賞を受賞したバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。ポッジャーの記念すべき生誕50周年記念リリース第1弾は、J.S.バッハと並んで重要作品としてきた赤毛の司祭、アントニオ・ヴィヴァルディの音楽。「ラ・ストラヴァガンツァ」、「ラ・チェトラ」、「調和の霊感」とヴァイオリン協奏曲集の名盤を連ねてきたディスコグラフィーに、「四季」の録音が加わる。まだ学生だった頃のポッジャーが、ナイジェル・ケネディの名録音を聞いて以来、演奏と録音を夢見てきたというヴィヴァルディの傑作。自身のアンサンブルを伴って、2017年についに録音が実現、2017年の10月28日には、ブレコン・バロック・フェスティヴァル2017でも演奏されている。2018年古楽シーン最大級のリリースとなるレイチェル・ポッジャーの「四季」、お見逃しなく! | |||
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 〔第1番 ニ短調 BWV.1052 (*) /第2番 ホ長調 BWV.1053 (#) /第3番 ニ長調 BWV.1054 (+) 〕 マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(Cemb) ゼフィラ・ヴァロヴァ、アンナ・ノヴァク=ポクシヴィンスカ(Vn) ディミトル・オルシェフスキ(Va) トマシュ・ポクシヴィンスキ(Vc) | |||
PCCS-40418 国内仕様盤 廃盤 | |||
録音:2017年9月15日-17日、 BISOR 、カトヴェツェ、ポーランド|使用チェンバロ: Matthias Kramer, 2016, after 18th century German builders, with pedal mechanism for engaging the registers, 16' 8' 8' 4' (*) / Christoph Kern, 2016, after Pascal Taskin, 8' 8' 4' (#) / Christian Fuchs, 2008, after Johannes Ruckers, 8' 8' 4' (+) |解説:マルツィン・シヴィオントキエヴィチ、クレメンス・ロメイン。 マルツィン・シヴィオントキエヴィチはカトヴェツェの音楽アカデミー(カロル・シマノフスキ音楽院)とハーグ王立音楽院で学び、現在はカトヴェツェ音楽アカデミーの講師も務めるポーランドの若き古楽系鍵盤楽器奏者。様々なタイプのチェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ、オルガンを操り、レイチェル・ポッジャー率いる「ブレコン・バロック」を始め、ポーランドの「アルテ・デイ・スォナトーリ」、「ヒストリカルo. 「Oh!」({oh!} Orkiestra Historyczna)」などのメンバーとして活躍、ポッジャーとの共演では、バッハやヴィヴァルディ、ビーバーなど主要な名盤に参加している。 Channel Classics からは初となるシヴィオントキエヴィチのソロ・レコーディングは、J.S.バッハの偉大なチェンバロ協奏曲から第1番〜第3番を収録。シヴィオントキエヴィチは、タイプの異なる3つの作品にあわせ、それぞれ別々のチェンバロを使用。伴奏の弦楽器群には、イル・ポモ・ドーロのコンサートマスターを務めるブルガリアのゼフィラ・ヴァロヴァ、ブレコン・バロックのメンバーとして共演してきたポーランドのアンナ・ノヴァク=ポクシヴィンスカなど、東欧の名手たちが名を連ねる。 | |||
聞かれざる〜戦間期の知られざる音楽 エリック・イトー・カーン(1905-1956):弦楽四重奏曲(未完成/断片) ハンス・ウォルター・ジュスキント(1913-1980):私たちの責任(*) /4つの歌(#) ヨーゼフ・マティアス・ハウアー(1883-1959):弦楽四重奏のための5つの小品 Op.30 オットー・ジョクル(1891-1963):弦楽四重奏曲第2番 Op.28 ルイス・グルーエンバーグ(1884-1964): 弦楽四重奏のための「4つの無分別 [Indiskretionen] 」Op.20 エボニーSQ (ストリングス・オヴ・ジ・エボニー・バンド) バルバラ・コゼリ(S;#) ダニエル・ロイス(朗読;*) ヴェルナー・ハーバース(アーティスティック・リーダー) | |||
録音:2016年12月4日-6日、2017年3月27日-28日、アムステルダム。おそらく全曲、世界初録音。 戦間期、ナチスの迫害を受けた知られざる(知りうる限りでは、これまでCDやレコード等の発売が無かった)弦楽四重奏のための作品を収録。イトー・カーンはピアニストとして、ジュスキントは指揮者として、グルーエンバーグはハイフェッツ依嘱のヴァイオリン協奏曲で、ハウアーは世界初の12音音楽を書いたことでも、それぞれ知られる。 名門ロイヤル・コンセルトヘボウo. (RCO)の弦楽器奏者たちによって構成され、エボニー・バンドの中核としても活動する弦楽四重奏団、エボニー・クァルテット。RCOで活躍する名手たちが不当に忘れ去られた作品に光をあて、戦間期の音楽の不完全な歴史の穴を補う。ジュスキントの「私たちの責任(Rechenschaft uber uns)」では、合唱指揮者として世界的名声を得るダニエル・ロイスがルイス・フュルンベルクのテキストを朗読。「4つの歌」で参加しているバルバラ・コゼリはスロヴェニアの歌手。 | |||
テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジア 〔第1番 イ長調/第2番 イ短調/第3番 ロ短調/第4番 変ロ長調/第5番 ハ長調/第6番 ニ短調/ 第7番 ニ長調/第8番 ホ短調/第9番 ホ長調/第10番 嬰ヘ短調/第11番 ト長調/第12番 ト短調〕 アシュリー・ソロモン(Fl) | |||
使用楽器: Fantasias Nos.4, 5, 9: Meissen porcelain flute, 1760 (Royal Collection Trust) / Fantasias Nos.6, 7, 8: Thomas Cahusac ivory flute, 1760 (The Royal College of Music) / Fantasies Nos.1, 2, 3, 10, 11, 12: Martin Wenner granadilla wood flute, 2004 (after Carlo Palanca, c.1750) 。 フロリレジウムのディレクターを務める英国の名フルート奏者、アシュリー・ソロモン。久々のソロ・レコーディングは、バッハと並び無伴奏フルート作品を代表する名作、テレマンの「12のファンタジア」が登場! アシュリー・ソロモンはイギリスを代表するフルートとリコーダーの名手であり、英国王立音楽院(RCM)の歴史的演奏部門長(Chair and Head of Historical Performance)とリコーダーの教授を務めている。また、初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるイギリス有数の古楽アンサンブル「フロリレジウム」の創設メンバーであり、2001年以降はディレクター兼フルート奏者として国際的に活躍している。この録音では、磁器、象牙、木製のそれぞれ素材の違う3種類のフルートを使用。木製のフルートは、現代の名工マルティン・ヴェンナーによるカルロ・パランカc.1750のレプリカ。磁器製と象牙製の2つの楽器は、ロイヤル・コレクション・トラスト(イギリス王室の美術品コレクション)と王立音楽院に所蔵されている18世紀の貴重なピリオド楽器。 | |||
ヴィルトゥオシズモ〜パガニーニ&ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲集 ニコロ・パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6 アンリ・ヴュータン(1820-1881):ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 Op.31 ニン・フェン(Vn) ロッセン・ミラノフ指揮アストゥリアスso. | |||
中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、イェフディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最高峰と評される天才ヴァイオリニスト。「ツィゴイネルワイゼン」、「スペイン交響曲」、「ツィガーヌ」、「カルメン幻想曲」といった濃厚なプログラムで話題を呼んだ「アパッシオナード(CCS-37916)」に続く、ロッセン・ミラノフ&アストゥリアスso. (アストゥリアス州立so. )とのレコーディング第2弾。11歳でイタリアとヨーロッパ中に名を轟かせたニコロ・パガニーニ、6歳で公演デビューし、シューマンから「小さなパガニーニ」と称されたアンリ・ヴュータン。2人の偉大なヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストの協奏曲を、現代のヴィルトゥオーゾ、ニン・フェンが華々しく描く。使用楽器:ストラディヴァリウス 1721 "MacMillan" | |||
リムスキーと仲間たち〜ロシアの吹奏楽傑作選 グリエール:十月革命20周年記念のための荘厳な序曲 Op.72 / ボルトニャンスキー:愛の力に祈る リムスキー=コルサコフ:トロンボーンとミリタリー・バンドのための協奏曲/ オーボエとミリタリー・バンドのための変奏曲/ クラリネットとミリタリー・バンドのための協奏曲 変ホ長調 プロコフィエフ:体育祭行進曲(ミリタリー・バンドのための行進曲 Op.69 No.1)/行進曲 Op.99 ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲(1947年版)/若い象のための「サーカス・ポルカ」 ハチャトゥリアン/バーツ編曲:大祖国戦争の英雄たちに / ショスタコーヴィチ:ソヴィエト民警の行進曲 バート・クラエッセンス(Tb) アレクセイ・オグリンチュク(Ob) オリヴィエ・パテイ(Cl) アルヤン・ティエン指揮オランダ王立海軍軍楽隊 | |||
録音:2017年11月、2018年5月、MCOスタジオ1、ヒルフェルスム、オランダ。 1945年に設立されたオランダ王立海軍の名門軍楽隊がChannel Classicsから登場!リムスキー=コルサコフ、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチら、ロシアの偉大な作曲家たちがミリタリー・バンドのために書いた傑作集。リムスキー=コルサコフの3曲には、ロイヤル・コンセルトヘボウo. の首席奏者クラエッセンス、オグリンチュク、パテイがソリストとして参加。指揮は、2017年からオランダ王立海軍軍楽隊の音楽監督と首席指揮者となったアルヤン・ティエン。オランダ王立海軍軍楽隊は、これまでもサンクトペテルブルク市300周年記念のツアーを行ったり、アムステルダムのコンサートにメドヴェージェフ大統領が参加するなどロシアと親密な関係を築いていた。オランダ海軍でも伝統的に歌われてきたボルトニャンスキーの賛美歌「コル・スラヴェン(Kol Sraven)」も収録、こだわりのプログラムで贈るロシアの偉大な吹奏楽傑作選。 | |||
ボロディン、ワインベルク、ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集 ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 Op.110 ワインベルク:弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 Op.27 ドラゴン・クァルテット [ニン・フェン、ワン・シャオマオ(Vn) ツェン・ウェンシャオ(Va) チン・リーウェイ(Vc)] | |||
中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、イェフディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最高峰と評される天才ヴァイオリニスト。ドラゴン・クァルテット(ドラゴン弦楽四重奏団)は、ニン・フェンを筆頭に、チャイコフスキー国際コンクールで銀メダルを受賞したチン・リーウェイ(キン・リウェイ)、中国中央バレエ団オーケストラのコンサートマスター、ワン・シャオマオ、バイエルン放送so. の首席ヴィオラ奏者、ツェン・ウェンシャオといった中国のスター・アーティストたちによって2012年に結成されたアンサンブル。弦楽四重奏のための名曲から、優れた希少作品、中国の現代作品などを世界中で演奏し、活動を続けている。シューベルトの「死と乙女」&ドヴォルジャークの「アメリカ」の名曲アルバム(CCS-39417)で衝撃的なデビューを飾ったドラゴン・クァルテット。セカンド・アルバムは、ショスタコーヴィチの第8番、ボロディンの第2番といった、ロシアを代表する重要弦楽四重奏曲を収録し、その並外れた技術と音楽性を聴かせる。 | |||
エッセンティア〜ヴィオラと管弦楽のための作品集 バルトーク/ティボール・シェルイ補完:ヴィオラ協奏曲 ミハイル・クーゲル:ヴィオラと弦楽オーケストラのための「祈り」 / ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ブロッホ/クーゲル編曲:バール・シェム〜ハシディック・ライフの3つの絵(ヴィオラと弦楽オーケストラのための) パガニーニ/クーゲル編曲:「いとしいお母さん」による変奏曲 Op.10(ヴィオラと管弦楽のための) ダナ・ゼムツォフ(Va) ダニエル・ライスキン指揮エストニア国立so. | |||
ダナ・ゼムツォフは、両親ともに世界で活躍するヴィオラ奏者(ミハイル・ゼムツォフとユリア・ディナースタイン)で、叔父のアレクサンドル・ゼムツォフもLPOの首席奏者を務めた名ヴィオリストという、まさにヴィオラのエリート家系に生まれ、幼き頃から祖母や両親から英才教育を受けた才女。マーストリヒト音楽院ではミハイル・クーゲルに学び、欧州各国のコンクールで優勝、室内楽ではジャニーヌ・ヤンセンとの共演でも知られている。そんな若き注目ヴィオリスト、ダナ・ゼムツォフのサード・アルバムは、初のオーケストラとのレコーディング。バルトーク、ブラームス、ブロッホ、パガニーニ、そして師であるミハイル・クーゲルが書いた、ヴィオラと管弦楽のための作品集(ブロッホとパガニーニは編曲もクーゲル)。ユダヤ系ロシア人の両親の元、メキシコで生まれ、ノルウェーのフレンチ・スクールで学び、オランダで育ったという異文化・多文化の影響を色濃く受けて成長したダナ・ゼムツォフが、民俗・文化・宗教の香りが濃厚に漂う作品集で才覚を発揮する。2018年6月の来日公演ではスロヴァキア・フィルを指揮したロシア気鋭の指揮者ダニエル・ライスキンとエストニア国立so. の充実のサポートもポイント。 | |||
ポッジャー〜J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(ヴァイオリン版/世界初録音) 〔第1番 ト長調 BWV.1007 /第2番 ニ短調 BWV.1008 /第3番 ハ長調 BWV.1009 / 第4番 変ホ長調 BWV.1010 /第5番 ハ短調 BWV.1011 /第6番 ニ長調 BWV.1012 〕 レイチェル・ポッジャー(Vn) | |||
2018年来日公演時のインタビュー(レコード芸術2018年11月号掲載)でも語られ話題を呼んたバッハ「無伴奏チェロ組曲」全曲をヴァイオリンで演奏するという画期的なプロジェクト、ついにアルバムが登場。様々な楽器のために作品をリサイクルするのもバッハの魅力のひとつと語るポッジャーが、チェロの真似ではなく、ヴァイオリンならではの表現で実現させた「無伴奏チェロ組曲」。歴史的名盤となった「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」(CCSSEL-2498)に始まりトレヴァー・ピノックと共演した「ヴァイオリン・ソナタ集」(CCS-14798)、ブレコン・バロックのデビュー・アルバム「ヴァイオリン協奏曲集」(CCSSA-30910)、ピリオド・アンサンブル版の「フーガの技法」(CCSSA-38316)と、ポッジャーが築いてきた「バッハ伝説」に、新たな、そして偉大な一枚が加わる。 | |||
4つの幻想曲 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」 ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49 / シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番(幻想ソナタ) 嬰ト短調 Op.19 アンナ・フェドロヴァ(P) | |||
「アンナは素晴らしいアーティスト、偉大なピアニスト、そして非常に魅力的でカリスマ的な人物だ」とヤープ・ファン・ズヴェーデンが絶賛するウクライナの若きトップ・ピアニスト、アンナ・フェドロヴァは、1990年ウクライナ生まれ。ロンドンの王立音楽カレッジとイタリアのイモラ国際ピアノ・アカデミーで学び、2009年にポーランドのルービンシュタイン記念コンクールで優勝。その他多くの国際コンクールでも入賞し、その高い技術と可憐なパフォーマンスで、世界の聴衆を魅了してきた。2013年にアムステルダムで行われたラフマニノフのライヴはYouTubeでも放映され、現在約1800万回再生されるなど、特に大きな反響を巻き起こしている。日本にも度々来日し、多くのファンを生み出してきたフェドロヴァのChannel Classicsデビュー・レコーディングは、各作曲家が独自の方法で探求してきた、もっとも自由なジャンルの一つである「幻想曲」。ショパンとシューマンの「幻想曲」に、「幻想曲風ソナタ」であるベートーヴェンの「月光」、そして「幻想ソナタ」の別名も持つスクリャービンのピアノ・ソナタ第2番。彼女が愛し、ここ2年間のシーズンで演奏してきた4つの「幻想曲」。 | |||
バルトーク・バウンド Vol.1 〜バルトーク:弦楽四重奏曲集 〔第1番 Op.7, Sz.40 /第2番 Op.17, Sz.67 /第4番 Sz.91 〕 ラガッツェSQ [ローザ・アルノルト、ユアニタ・フリエンス(Vn) アンネミン・ベルフコッテ(Va) レベッカ・ヴィセ(Vc)] | |||
オランダの高音質レーベル、チャンネル・クラシックス(Channel Classics)から世界へ羽ばたいた注目クァルテット、"ラガッツェ弦楽四重奏団"。オランダの才気あふれる女流奏者たちによって結成され、クラシック音楽の境界を乗り越えて様々な分野のアーティストたちとコラボレーションも行い、そのエネルギッシュなパフォーマンス、幅広いレパートリー、魅力的で型にはまらないプログラム、趣向を凝らしたショーで人気を獲得している。Channel Classics第5弾となるアルバムは、これまで長い間彼女らを魅了し続けてきたというベーラ・バルトークの弦楽四重奏曲を深く掘り下げ、「バルトーク・バウンド(Bartok Bound)」と名付けたプロジェクトで、全6曲の録音計画がスタート。神秘的な緊張、愛情溢れるリリシズム、あたたかい弦の響き、挑戦的なテクニック、そして民族舞曲に根ざした爽快なリズムのすべてが揃ったバルトークの弦楽四重奏曲を演奏する魅力的でスリリングな経験を、この「バルトーク・バウンド」を通して伝える。ディジパックの美麗なイラストは、ドイツの著名な美術家、オラフ・ハジェックによる作品。 | |||
インサイト〜ビーバー、バッハ、エネスク、イザイ&フィリッペンス ビーバー:パッサカリア第1部(ロザリオのソナタより) / フィリッペンス:間奏曲1 J.S.バッハ:アルマンド&クーラント(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004より) エネスク:サラバンド J.S.バッハ:サラバンド&ジーグ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004より) フィリッペンス:間奏曲2 / エネスク:ルーマニアの様式による歌 / フィリッペンス:間奏曲3 ザイ:バラード(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ長調より) ビーバー:パッサカリア第2部(ロザリオのソナタより) ロザンヌ・フィリッペンス(Vn) | |||
ロザンヌ・フィリッペンスは、オランダのハーグ王立音楽院、ドイツのハンス・アイスラー音楽大学でヴァイオリンを学び、2009年のオランダ国際ヴァイオリン・コンクール(オスカー・バック・コンクール)で第1位、2014年のフライブルク国際ヴァイオリン・コンクールで最優秀賞に輝いたオランダの華麗なる才女。2015年には歴史あるエリザベート王妃国際音楽コンクールでも入賞。現在は、ジャニーヌ・ヤンセンが15年に渡り愛用してきた銘器、1727年製のストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」をエリーゼ・マティルデド財団から貸与されるなど、オランダでもっとも注目を浴びる若手奏者の一人として活躍している。ストラディヴァリウス「Barrere」を使用した最初のソロ・アルバムとなるのは、ビーバー、J.S.バッハ、イザイ、エネスクなど様々な時代の無伴奏ヴァイオリンのための偉大な名作を、自作の間奏曲(インテルメッツォ)で繋ぐという意欲的なプログラム。ヨーロッパ中をコンサートで回りながら、観客にもフィードバックを求めながら共に作り上げていったというもので、敢えて「シャコンヌ」を外したバッハでエネスクを挟んでいたり、ビーバーのパッサカリアを2つに分けるなど、選曲や曲順にもこだわり抜いた無伴奏アルバム。 | |||
シューベルト: アダージョ 変ホ長調 Op.post H.148, D.897「ノットゥルノ」/ ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D.929, Op.100 ハムレット・ピアノ・トリオ [パオロ・ジャコメッティ(Fp) カンディダ・トンプソン(Vn) クセニア・ヤンコヴィチ(Vc)] | |||
録音:2018年11月、MCOスタジオ、ヒルフェルスム、オランダ|ピリオド楽器使用。モダーン楽器とピリオド楽器の両方を弾きこなすイタリア生まれの名ピアニスト、パオロ・ジャコメッティ。アムステルダム・シンフォニエッタの音楽監督を務めるスコットランドのヴァイオリニスト、カンディダ・トンプソン。ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールで優勝したセルビア系ロシア人チェリスト、クセニア・ヤンコヴィチ。3人のピリオド楽器の名手によって2011年に結成された、ハムレット・ピアノ・トリオのサード・アルバム。シューベルトの室内楽では「ます」や「死と乙女」と比較して演奏&録音機会の少ない「ピアノ三重奏曲」を、コンラート・グラーフ(1826年頃製作、ウィーン/エドウィン・ベウンク・コレクション)のフォルテピアノとガット弦&クラシカル・ボウ使用の上質なピリオド楽器トリオにて演奏。作品100の「ピアノ三重奏曲第2番と、元は作品100の第2楽章のために作られたと考えられている「ノットゥルノ」を組み合わせ、19世紀のシューベルトの先駆的なスタイルを読み解く。 | |||
大王のための音楽〜フリードリヒ大王の宮廷からの室内楽作品集 J.S.バッハ(1685-1750):音楽の捧げもの BWV.1079 〜3声のリチェルカーレ(Cemb独奏) ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):トリオ・ソナタ ホ短調 QV2:20 (Fl/Vn/Gamb/Cemb) カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759): チェロと通奏低音のためのソナタ ハ長調 Graun WV B; XVII: 53(Vc/Cemb) ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):五重奏曲 イ短調 Graun WV AV: XIV: 14 ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728-1788): フルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調(Fl/クラヴィコード) フランツ・ベンダ(1709-1786):ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ長調(Vn/Vc/Cemb) カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ(1736-1800): アンダンティーノと7つの変奏曲 ト長調 Op.17(クラヴィコード独奏) カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):二重奏曲 ト長調 Wq.150, H.598(Fl/Vn) フロリレジウム [アシュリー・ソロモン(Fl) ボヤン・チチッチ(Vn) ジェニファー・モーシズ(Vc) 市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) テレンス・チャールストン(Cemb) ジュリアン・パーキンス(Cemb/クラヴィコード)] | |||
録音:2018年11月、セント・マイケル教会、ハイゲート、ロンドン、 UK 。1991年に結成され、初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウム。Channel Classicsとの28度目のコラボレーションとなるアルバムは、フルート演奏や作曲を嗜み、パトロンとして多くの音楽家を支え、偉大な功績から「フリードリヒ大王」と呼ばれたプロイセン王フリードリヒ二世のための音楽。大王から与えられた主題から作曲したJ.S.バッハの「音楽の捧げもの」を始め、フルートを教えたクヴァンツや宮廷楽団で演奏家として仕えたC. P. Eバッハ、ベンダ、グラウン兄弟、C. F. C. ファッシュ(J. F. ファッシュの息子)らの室内楽作品を収録。その多くは、現代ではあまり耳にする機会のない作品だが、現代の聴衆に再紹介されるべき優れた作品が選びぬかれている。創始者でありディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンを始め、古楽シーンの最前線で活躍する一流の名手たちの峻烈なパフォーマンスにも注目。 | |||
イマジナリー・ミラー ヴィム・ヘンドリクス(1962-): セイクリッド・プレイシズ III /パールバティー/リムーヴァー・オヴ・バッド・エナジー ダニエル・ウォール(1980-):アナースト / バルト・カルティエ(1961-):チェリー・ブロッサム フローリアン・マグヌス・マイヤー(1973-): UNDA / アルヴォ・ペルト(1935-)/プラーティンク編曲:鏡の中の鏡 ニコール・リジー(1973-):テレヴィジョンのための音楽 ダヴィト・ファン・ボウウェル(1973-):鏡の中に現れた幽霊 ラヴェル(1875-1937)/プラーティンク編曲:カディッシュ マルクス・シュトックハウゼン(1957-)/作曲者編曲:ベター・ワールド ART'uur [ヴィム・ファン・ハッセルト(Tp/ピッコロTp/ポストHr/フリューゲルHr) クーン・プラーティンク(Perc/エレクトロニクス)] | |||
2009年から2014年までロイヤル・コンセルトヘボウo. (RCO)のトランペット奏者として活躍したベルギーの世界的名手ヴィム・ファン・ハッセルト。日本では「聖夜のトランペット」と題されたクリスマス・コンサートでも人気を博してきたハッセルトが、アニマ・エテルナのティンパニ奏者、ロッテルダム・フィルのパーカッション奏者を務めるベルギーの打楽器奏者、クーン・プラーティンクと2019年に結成したデュオ「ART 'uur(アルトゥール)」のデビュー録音。アルヴォ・ペルトの名曲「鏡の中の鏡」のニュー・アレンジを含む、トランペット(ピッコロ・トランペット、フリューゲル・ホルン、ポスト・ホルンを含む様々なラッパ)とパーカッション&エレクトロニクスのための新たな委嘱作品&新たなアレンジ作品集。オランダの名門オーケストラで培った黄金の輝きで、クラシック音楽から伝統音楽、エレクトロ・アンダーグラウンド、インプロヴィゼーション、そして彼らの鮮やかな個性を組み合わせた新しい音楽空間を作り上げている。編曲&トランスクリプション作品となるペルト、ラヴェル、M. シュトックハウゼンを除く6曲は世界初録音。 | |||
ドイツ&オーストリアの吹奏楽傑作選 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):ヴィルヘルム・フォン・オラーニエンの変奏曲 ベートーヴェン(1770-1827):軍楽のための行進曲 ハ長調 WoO.20 メンデルスゾーン(1809-1847):夜想曲 ハ長調 Op.24 / ブルックナー(1824-1896):軍隊行進曲 変ホ長調 WAB.116 ヒンデミット(1895-1963):コンサート・バンドのための交響曲 変ロ長調 シェーンベルク(1874-1951):ウィンド・バンドのための主題と変奏 Op.43a ヴァイル(1900-1950):シンフォニック・ウィンズのための小さな三文オペラ アルヤン・ティエン指揮オランダ王立海軍軍楽隊 | |||
1945年に設立されたオランダ王立海軍の名門軍楽隊によるChannel Classics第2弾。前作(CCS-40818)では、リムスキー=コルサコフを中心に、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチら、ロシアの偉大な作曲家たちがミリタリー・バンドのために書いた作品集が、その凝ったプログラムと高い演奏クオリティで話題を呼んだ。第2弾では、舞台をドイツ&オーストリアに移し、ベートーヴェンからヒンデミットまで独墺の大作曲家たちが吹奏楽(ウィンド・バンド、ミリタリー・バンド等)のために書いたオリジナル作品を収録。充実のパフォーマンスで、ほぼ1世紀半にわたるシンフォニック・ウィンド・バンドの進化と発展を描く。指揮は、2017年からオランダ王立海軍軍楽隊の音楽監督と首席指揮者となったアルヤン・ティエン。メンデルスゾーンの「夜想曲」では、珍しい低音金管楽器「オフィクレイド」の19世紀のピリオド楽器が使われている。 | |||
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 Op.89, D.911 | トーマス・オリーマンス(Br) パオロ・ジャコメッティ(Fp) | ||
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの秘蔵っ子であり、フランスの名バリトン歌手ジェラール・スゼーの再来と謳われるオランダの大器トーマス・オリーマンス。Channel Classicsのメイン・アーティストの一人であり、モダーン楽器とピリオド楽器の双方に精通するピアニスト、パオロ・ジャコメッティとのデュオ第2弾は、リートの最高峰シューベルトの歌曲集「冬の旅」を録音。前作の「シューマン(CCS-38416)」ではジャコメッティが2台のフォルテピアノを弾き分けていたが、今回の「冬の旅」ではスタインウェイの雄弁な音色で多彩な表現を生み出している。また、オリーマンスは十数年前にもバート・ファン・デン・ブリンクの伴奏で「冬の旅」を録音しているため、今回は待望の再録音となる。毎年歌うたびに見つめなおし、振り返り、スコアを読み込んできたというオリーマンス円熟の「冬の旅」にご期待頂きたい。 | |||
ストーリー・テラー〜ショパン、リスト、スクリャービン ショパン:バラード 全曲 〔第1番 ト短調 Op.23 /第2番 ヘ長調 Op.38 /第3番 変イ長調 Op.47 /第4番 ヘ短調 Op.52 〕 リスト:3つのペトラルカのソネット〔第47番 S.161 No.4 /第104番 S.161 No.5 /第123番 S.161 No.6 〕 スクリャービン:2つの詩曲 Op.32 /ピアノ・ソナタ第4番 Op.30 アンナ・フェドロヴァ(P) | |||
アンナ・フェドロヴァは、ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト。2013年にアムステルダムで行われたラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番のライヴはYouTubeで2, 300万回以上再生されるなど、クラシック界では異例の反響を巻き起こし、一躍その名を世界に轟かせている。ショパンとシューマンの「幻想曲」、ベートーヴェンとスクリャービンの「幻想曲風ソナタ」を収録したChannel Classics第1弾は、その非凡な音楽性や豊かな色彩が高く評価され、2019年7月に行われた来日公演も好評を博した。続く第2弾「ストーリーテラー」は、ショパン、リスト、スクリャービンのバラード、ソネット、ポエムといった詩的な側面にフォーカスを当てた見事なプログラム。その繊細ながら表情豊かなピアニズムで、音楽と詩を結び付けて行く。今後のレコーディングには、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番&パガニーニ狂詩曲という特大プログラムも予定されているというアンナ・フェドロヴァの活躍にぜひともご期待頂きたい。 | |||
シルエッツ レベッカ・クラーク:ヴィオラ・ソナタ / ドビュッシー:レントより遅く/月の光/美しき夕暮れ アルネ・ヴェークマン:ヴィオラとピアノのための組曲 ミヨー:ヴィオラ・ソナタ第1番 Op.240 / エネスク:ヴィオラとピアノのための演奏会用小品 ダナ・ゼムツォフ(Va) アンナ・フェドロヴァ(P) | |||
ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト、アンナ・フェドロヴァと、ヴィオラのエリート家系に生まれたヴィオラ界の麗しきサラブレッド、ダナ・ゼムツォフ。2020年に創立30周年を迎えたオランダの高音質レーベル、Channel Classicsの現在をリードする二人の有力アーティストが豪華共演。ドビュッシー、ミヨー、クラーク、ヴェークマン、エネスなど、フランスの作曲家による作品と、フランスの詩や自然、舞曲に触発された「a la Francaise(フランス風)」の作品を見事に組み合わせた香り豊かなプログラムで、ヴィオラのためのレパートリーをめぐる素敵な小旅行にお連れする。 | |||
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.1 (*) / 前奏曲集 より 〔 嬰ヘ短調 Op.23 No.1 /嬰ト短調 Op.32 No.12 / ト長調 Op.32 No.5 /変ロ長調 Op.23 No.2 〕/ パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 (*) |
アンナ・フェドロヴァ(P) モデスタス・ピトレナス指揮 ザンクト・ガレンso. | ||
アンナ・フェドロヴァは、ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛するウクライナ出身のピアニスト。2013年にアムステルダムで行われたラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番のライヴ映像はYouTubeで2, 400万回以上という規格外の再生数を誇り(クラシックの協奏曲動画再生数では世界第1位)、一躍その名を世界に轟かせた。2019年7月に行われた来日公演も好評を博し、オランダの高音質レーベルChannel Classicsからリリースされた2つのアルバム (CCS-41318、CCS-42219) も各誌で高い評価を獲得している。Channel Classics第3弾では、ついに待望のラフマニノフ・アルバムが登場。フェドロヴァは「私の人生を通して、ラフマニノフと彼の音楽は私の心の中で特別な場所にあった」と語っており、2020年春にはラフマニノフのピアノ協奏曲第1番〜第3番でのヨーロッパ・ツアーも予定している。リトアニアの若き注目指揮者モデスタス・ピトレナスは、リトアニアのカウナスso. の首席指揮者、ラトヴィア国立オペラの音楽監督を歴任し、現在はリトアニア国立so. の首席指揮者&音楽監督を務めながら、2018年シーズンからはスイスのザンクト・ガレンso. とザンクト・ガレン劇場の首席指揮者も兼任している。 | |||
ポッジャー〜モーツァルト/ティモシー・ジョーンズ補筆完成: ヴァイオリン・ソナタ・アレグロ楽章断片の補筆完成版 ピアノとヴァイオリンのためのソナタ〔変ロ長調の断片 Fr 1782c Jones Completion 3 / イ長調の断片 Fr 1784b Jones Completion 4 / ト長調の断片 Fr 1789f Jones Completion 1 〕/ ピアノとヴァイオリンのための幻想曲 ハ短調の断片 Fr 1782l Jones Completion 1 / ピアノとヴァイオリンのためのソナタ〔変ロ長調の断片 Fr 1782c Jones Completion 2 / イ長調の断片 Fr 1784b Jones Completion 1 / ト長調の断片 Fr 1789f Jones Completion 2 〕 ※元となった4つの断片: ソナタ・アレグロ イ長調 (K.Anh.48) /ソナタ・アレグロ ト長調 (K.Anh.47) / ソナタ・アレグロ 変ロ長調 K.372 /幻想曲 ハ短調 K.396 レイチェル・ポッジャー(Vn|使用楽器:ペザリニウス、1739 ) クリストファー・グリン(Fp) | |||
録音:2020年11月、セント・ジョンズ教会、アッパー・ノーウッド、ロンドン|世界初録音。『私の補筆完成は、必然的にモーツァルトの音楽を傷つけることになるが、モーツァルトの協奏曲で演奏者が自身のカデンツァや他人のカデンツァを演奏するのを聞いて、私は問題を感じたことは一度もなく、私のここでの仕事は、それをほんの一歩推し進めただけである。ともかく、これらのソナタ楽章を聞いて、あれこれ批評をして楽しんでいただければと願っている』(ティモシー・ジョーンズ、ライナーノーツより|訳: SOREL )。ゲイリー・クーパーと共演した超名盤「ヴァイオリン・ソナタ全集」(CCSBOX-6414)を始めとする、各種モーツァルトの録音でも絶大な評価を獲得してきたレイチェル・ポッジャーが新たに臨むモーツァルト・レコーディングは、ソナタの断片を補筆完成させた世界初録音盤という極めて意義深いアルバムが登場! 補筆完成を行ったのは、王立音楽アカデミーの副学長を務めモーツァルト研究の権威として名高いティモシー・ジョーンズ。ジョーンズは既にモーツァルトのレクイエム、協奏曲、室内楽、鍵盤音楽など多くの断片の研究や補筆完成を行っており、本アルバムでは、ヴァイオリンとピアノのために書かれた3つのソナタ・アレグロ楽章と1つの幻想曲の断片を、1780年代に進化を遂げつつあったモーツァルトの様式に基づいて補筆完成。3つのソナタに関しては、断片の結尾の可能性とそれに応じて音楽が進む異なった方向性を探求し、それぞれ2種類ずつの完成版が作られている。 | |||
ラプソディ・イン・ネイヴィー・ブルー〜アメリカの吹奏楽傑作選 スティーヴン・メリロ(1957-):センディング ロバート・ラッセル・ベネット(1894-1981):古いアメリカ舞曲による組曲 バーバー:コマンド・マーチ / コープランド:シェイカー教徒の旋律による変奏曲/市民のためのファンファーレ ジョン・コリリアーノ(1938-):バンドのためのガゼボ舞曲集 / アイヴズ:行進曲「オメガ・ラムダ・カイ」 コープランド:エンブレム / ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(*) アルヤン・ティエン指揮オランダ王立海軍軍楽隊 ジョージ・ガーシュウィン(P−R;*) ヤン・バウマン(ピアノラ;*) | |||
1945年に設立されたオランダ王立海軍の名門軍楽隊によるChannel Classics第3弾。秀逸なプログラムと圧倒的なパフォーマンスで話題を呼んだ第1弾「ロシア」(PCCS-40818)、第2弾「ドイツ&オーストリア」(PCCS-42019)に続く期待の第3弾のテーマはアメリカ!「ゴッドスピード!」などの人気吹奏楽作品で知られるスティーヴン・メリロ(1957-)から、バーバー、コープランド、アイヴズ、そしてガーシュウィンといったアメリカを代表する作曲家たちまで、民族音楽、讃美歌、ジャズ、ブルース、行進曲や軍楽などアメリカの多彩な文化が反映された吹奏楽作品を、最上級の演奏でお贈りする。注目の「ラプソディ・イン・ブルー」は、ガーシュウィン自身が弾いたピアノ・ロールを使用。元オランダ・フィルのホルン奏者を務め、現在はピアノラ(自動演奏ピアノ)の専門家、ピアノラ・オペレーターとして活動するヤン・バウマンが、2台ピアノ版として残されたガーシュウィン自作自演のピアノ・ロールから伴奏パートだけを削除し、1924年に初演されたオリジナルのジャズ・バンド編成で演奏。同様の試みは1976年に録音されたマイケル・ティルソン・トーマス盤でも知られているが、このアルバムでは、実際のピアノの鍵盤の上に設置するタイプのピアノラを使い、動かすタイミングやテンポ設定、ダイナミクスなどをヤン・バウマンが最適に操作して、ガーシュウィンの自由でジャジーな解釈を最大限尊重しながら、現代のバンドで再現している。 | |||
シュポア・コレクション ジャック・モレル(1700-1749):シャコンヌ・アン・トリオ(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ) J.S.バッハ:オルガン・トリオ・ソナタ ト長調 BWV.525(フルート、チェンバロ) ルクレール:ソナタ第5番 ト長調 Op.1 No.5(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロ) ジャック・オトテール・ル・ロマン(1674-1763): 装飾されたアリアとブルネット(フルート・ダムール、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ) ジャン=バティスト・バリエール(1707-1747): トリオ・ソナタ第2番 ニ短調(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロ) テレマン: 無伴奏ファンタジア第8番 ホ短調 TWV.40: 9(フルート・ソロ)/ 装飾範例つきソナタ第3番 ホ短調 TWV.41: e2(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、チェンバロ) ロカテッリ:ソナタ ハ長調 Op.2 No.1(フルート、チェンバロ) アシュリー・ソロモン(ヒストリカルFl) 市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) デイヴィッド・ミラー(テオルボ) ジュリアン・パーキンス(Cemb) | |||
録音:2019年12月、レンスワウデ、オランダ|使用フルート: Chattillion c.1680 / J. Denner c.1725 / Naust c.1730 / J. Denner c.1725 (flute d'amour) / Paulhahn c.1735 (flute d'amour) / Fortier c.1720 / Oberlender Senior c.1725 / G. H. Scherer c.1750 / Hemsing c.1725 。アシュリー・ソロモンはイギリスを代表するフルートとリコーダーの名手であり、英国王立音楽院(RCM)の歴史的演奏部門長(Chair and Head of Historical Performance)とリコーダーの教授を務めている。また、初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるイギリス有数の古楽アンサンブル「フロリレジウム」の創設メンバーであり、2001年以降はディレクター兼フルート奏者として国際的に活躍している。前回のソロ録音(CCS-40617)では、ロイヤル・コレクション・トラストと王立音楽院所蔵の貴重な楽器を用いたテレマンの無伴奏ファンタジア集で話題を呼んだアシュリー・ソロモンが、今度はアマチュアのフルート奏者でありヒストリカル・フルートのコレクターであるペーター・シュポア(Peter Spohr)の600本を超えるプライヴェート・コレクションのなかから、現存する最古級のフランスのフルートであるChattillion (17世紀後半)を含む、9本の貴重なヒストリカル・フルートの音色をレコーディング。共演はフロリレジウムのメンバーである名手たち。過去30年間にわたり歴史的なフルートの演奏家及び専門家として研究してきた技術と知識が発揮され、これまで殆ど録音のなかったヒストリカル・フルートたちの音色が、Channel Classicsの高品質録音によって蘇る。 | |||
24のカプリス + 1 〜パガニーニ: 24のカプリス Op.1 (1802-17) /別れのカプリス(1833) |
ニン・フェン(Vn) | ||
録音:2020年1月、レモンストラント教会、レンスワウデ、オランダ|使用楽器:サミュエル・ジグムントヴィッチ、2017。中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェン(?峰)は、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、イェフディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位を受賞。2006年にはパガニーニの故郷ジェノヴァで行われている歴史と権威あるヴァイオリン・コンクール、パガニーニ国際コンクールで第1位に輝いた、中国最高峰のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト。2007年にパガニーニ・トリビュート・アルバム「ハロー・ミスター・パガニーニ(CCSSA-80807)」でレコーディング・デビューを飾り、2019年にはパガニーニとヴュータンのヴァイオリン協奏曲集(CCS-40719)をリリースし好評を得たニン・フェンが、ついにパガニーニの大本命となる「24のカプリス」を録音。ヴァイオリン超絶技巧作品のバイブルであるこの「24のカプリス」に、25番目のカプリスとも呼ばれる「別れのカプリス(Caprice d'adieu)」を組み合わせ、ニン・フェンの豊かな叙情性と音楽性、そして見事なまでの超絶テクニックを披露する。また、これまではストラディヴァリウスでの録音が多かったニン・フェンだが、今回の録音ではアイザック・スターンやヨーヨー・マが愛したという現代の名工、サミュエル・ジグムントヴィッチが2017年に製作した新しいヴァイオリンを使用している。 | |||
バリトンと弦楽四重奏版「冬の旅」〜シューベルト/ヴィム・テン・ハーヴェ編曲: 歌曲集「冬の旅」 Op.89, D.911(バリトンと弦楽四重奏版) マルティン・コルネット(Br) ラガッツェSQ [ローザ・アルノルト、ユアニタ・フリエンス(Vn) アンネマイン・ベルフコッテ(Va) レベッカ・ヴィセ(Vc)] | |||
アムステルダム音楽院を卒業し、アムステルダム国立歌劇場のレギューラ・ゲストとして活躍するオランダの若きバリトン、マルティン・コルネットと、オランダの才気あふれる女流奏者たちによって結成され、様々な分野のアーティストたちともコラボレーションを行ってきたラガッツェ弦楽四重奏団によるシューベルト:冬の旅。シューベルトのすべての歌曲の中心的存在を占める傑作「冬の旅」は様々な編成やアレンジでも演奏・録音が行われてきた。このアルバムでは、オランダの作曲家ヴィム・テン・ハーヴェがマルティン・コルネットとラガッツェ弦楽四重奏団のために特別に編曲した「バリトンと弦楽四重奏版」を収録。ラガッツェ弦楽四重奏団が芸術監督を務めるオランダの音楽祭「September Me」で2018年に初演され、その成功からすぐに、ワールドツアーやCDのレコーディングへと結びつきた。弦楽器を通して、ピアノパートの暖かさ、生命感、人生の深みを表現。メンバー全員がテキストを深く読み込み、アレンジャーとも協力しながら創り上げた新しい「冬の旅」のサウンドにご期待頂きたい。 | |||
J.S.バッハ:ヴィオラ(・ダ・ガンバ)とチェンバロのためのソナタ集 〔ト長調 BWV.1027 /ニ長調 BWV.1028 /ト短調 BWV.1029 〕 マリーエ・ストクマー・ベカー(Va) イラリア・マチェドーニオ(Cemb) | |||
使用楽器: viola by Joseph Hill, London, 1776 / double-manual harpsichord copy by Joop Klinkhamer, Amsterdam, 1990 after Johann Heinrich Harrass, Thuringen, Germany, c.1700 。2人の新しいチャンネル・クラシックス・アーティスト、デンマークのヴィオラ奏者マリーエ・ストクマー・ベカーとイタリアのチェンバロ奏者イラリア・マチェドーニオによるファースト・リリース。バッハの時代にはヴィオラのためのソナタのレパートリーが殆どなく、おそらくヴィオールから借りたレパートリーとして演奏されていたであろうという考察から、ヴィオラ・ダ・ガンバ(脚のヴィオラ)のために書かれたバッハの3つの傑作ソナタを、ヴィオラ・ダ・ブラッチョ(腕のヴィオラ)で演奏。歴史的情報に基づきながらも、新鮮で独特なアプローチで、バッハのガンバ・ソナタを再現する。マリーエ・ストクマー・ベカーは、現代音楽を専門とするオーケストラ、バーゼル・シンフォニエッタの副首席ヴィオラ奏者を務め、現代楽器と歴史的楽器の両方を演奏しながら、様々なオーケストラや室内楽シーンで活躍。イラリア・マチェドーニオはイタリアの音楽家の家庭に生まれ、テルニ(イタリア)のブリッチャルディ音楽大学を卒業後コペンハーゲンのデンマーク音楽アカデミー、ロンドンの王立音楽カレッジでも研鑽を積み、優れた通奏低音奏者として多くのアンサンブルと共演してきた。 | |||
十面埋伏 龍舟/Falling Snow Flakes Dotting the Verdant Trees/ Moonlit Night by the Flowery Spring Lake/陽春白雪/ Great Waves Wash Away the Sand/十面埋伏/昇月/ A Homesick Song from the War Frontier/ King Chu doffs his armour |
チャン・ホン・ヤン(中国琵琶) | ||
「チャンネル・オヴ・チャイナ」第1弾の2枚目は、チャイニーズ・リュートとも呼ばれ、その歴史を紀元前105年頃にまで遡る中国伝統の民族楽器、中国琵琶のソロ。項羽と劉邦の戦いの武曲「十面埋伏」、季節と自然の風景を表現した文曲「陽春白雪」という中国琵琶の2大名作をしっかりと収録。見事な音質で響く中国琵琶の音色に身を委ねながら中国文学を楽しむのもまた一興。 チャン・ホン・ヤンは父の手解きで中国琵琶を始め、中国中央音楽院で研鑽を積んだ中国期待の女性奏者既存の音楽だけでなく、中国伝統音楽と西洋音楽の融合に取り組むなど積極的な活動を行っている。 | |||
二胡の歌 Idyllic Tune / Weeping River of Sorrow / Celebrating the Harvest of Graps / Ode to Shanmenxia Gorge / Birdsong echoing in a quiet valley / A Bunch of Flowers / Moon reflected in the Twin Spring Lake / Ballade of North Henan Province |
ユ・ホン・メイ(二胡) ウーリン(中国琴) リュウ・イン・シャン(楊琴) チェン・ジェ(P) | ||
才色兼備の二胡奏者が奏でる美しき旋律の数々! 意外と聴くことの少ない中国の演奏家による中国の作品をチャンネル・クラシックスの超優秀録音で楽しむことの出来る「チャンネル・オヴ・チャイナ」第3弾。ユ・ホン・メイは、ルックスのみならずそのキャリアも華々しい二胡の演奏家。中国の権威ある「チャイナ・ゴールデン・レコード・アウォード」の「ベスト・ソロ・レコーディング賞」を獲得しており、広大な中国においても、その実力が抜きん出ていることが証明されている。 | |||
チャイナ・コネクション バルトーク:44の二重奏曲より プロコフィエフ: 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調Op.56 プーハン・ワン:中国の村の情景 ヒンデミット:カノン風二重奏曲 フ・シャンアオ:静かな森と荒れ狂う風 ラツィック:イストリアの踊り ヤン・バオジー:3つのユーモレスク |
ツェン・フー、 ニン・フェン(Vn) | ||
中国の音楽やアーティストを紹介するチャンネル・オヴ・チャイナ・シリーズ。「イストリアの踊り」は、クロアチア生まれの天才ピアニスト、デヤン・ラツィックの作曲家としての才能と実力を知ることができる貴重な録音。中国人として初のミュンヘン・フィル団員となった女流奏者ツェン・フーと、第51回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール第1位のニン・フェンという、現在の中国トップ・ヴァイオリニスト2人による演奏。 | |||
寒山寺の独り言 阿里山の少女たち/テイ・シャオ・リ編曲:Songtseyala シュ・チェン・ミン編曲:寒山寺の独り言 バオ・ユァン・カイ編曲:Riddle-guessing song ウ・ズ・チャン編曲:Moon Reflection on the Twin-Spring Lake/ バオ・ユァン・カイ編曲: Peacock fans its tail/渓口を越える旅 クアン・シア:序曲第2番 |
リ・シン・カオ指揮 中国国立so. | ||
抜群のパフォーマンスとハイ・クォリティ・サウンドで絶大な支持を得ているチャンネル・クラシックスがアジアに進出。新シリーズとなる「チャンネル・オヴ・チャイナ」は、千年以上前より歌い継がれている中国の伝統音楽から現代中国の作曲家の作品を広く取り上げると共に、中国の伝統楽器である中国琵琶や大編成オーケストラなどによる様々な演奏を全世界に送り出すというコンセプト。隣国ながら聴けそうで聴く機会の少ない中国の演奏家による中国の作品を、チャンネル・クラシックスの超優秀録音で楽しむことの出来る「チャンネル・オヴ・チャイナ」は、アジアの音楽情勢を知るという意味でも重要な役割を果たすことだろう。 中国国立響は前身である中国中央楽団が1996年に大規模なオーディションを行い、再編成され誕生した中国のトップ・オーケストラ。現在も2年毎に厳しいオーディションが行われ楽員を選出し直されるという徹底した方針を継続している。 | |||
中国の魔法の笛 Morning / Paean of Yi River / Little Buffalo Cowboy / Jolly Meeting / Impression of Mt. Qianshan / Mysterious Tune from Lang Ya / Spring Visiting Xiang Jiang River / Solitary Orchid Greeting The Spring / Vegetable Vendor / Blue Canope |
タン・ジュンシャオ(笛子) | ||
中国のアーティストによる中国の作品を、チャンネル・クラシックスの超優秀録音で楽しむことの出来る「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズ。 シリーズ最新作の1枚は、日本の横笛の原点でもある中国の「笛子(てきし/ディーズ)」の達人として絶大なる評価を受けている女流、タン・ジュンシャオのポートレート・アルバム。タンは現在上海国立音楽院の指導者で、中国音楽家協会にも名を連ねている。 | |||
中国の心の琴線を弾く Jolly Tune / Night Banquet / Street Musicians / In the Still of Late Night / Tune from Jin Region / When Spring visits South China / Journey beyond Xi Kou / Riddle guessing / Camel Bell Ring Echoing Along the Silk Road / Ambush on all sides / モスクワの夜(ボーナス・トラック)/ 剣の舞(ボーナス・トラック) |
中国中央音楽院o. | ||
「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズ2枚目のオーケストラ・アルバムは、中国の撥弦楽器のための民族音楽&伝統音楽集。中国中央音楽院o.は2003年、既に当レーベルへも録音している琵琶奏者、チャン・ホン・ヤンを中心として中央音楽院の学生と卒業生で結成された団体。メインの中国作品に加え、特典として収録された中国の楽器で演奏される「剣の舞」も楽しみ。 | |||
ハロー・ミスター・パガニーニ パガニーニ: 悲しみよ去りゆけ Op.12(クライスラー編)/ カプリース第24番 イ短調 Op.1-24 (クライスラー編)/ イギリス国歌による変奏曲 Op.9/ カンタービレ (キンスキー&ロスチャイルド編)/ 「わが心うつろになりて」による変奏曲/ 魔女たちの踊り Op.8(クライスラー編)/ ラ・カンパネッラ Op.7(クライスラー編)/ 「こんなに胸騒ぎが」による変奏曲 Op.13 (クライスラー編) |
ニン・フェン(Vn) トーマス・ホッペ(P) | ||
中国のアーティストによる中国伝統音楽の演奏をリリースしてきたチャンネル・クラシックスの「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズ。 中国の伝統作品を取り上げてきたこれまでの流れとは一味違うこのパガニーニ・アルバムには、2006年に第51回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで見事第1位に輝いた中国期待の新星ニン・フェンが登場!ニン・フェンは既に日本でもリサイタルを開催するなど急速にその名を広めており、現在は引く手あまたの状態だという。中国の天才がパガニーニの作品の持つ超絶的な外面と天使のような抒情詩的な内面をヴァイオリンを通じて伝えてくれる。 | |||
中国の歌 My Sentiment to the Yangtze River/ Homeland Nostalgia/How Can I Not Miss Her/ The Moon Reflection/Emei Mountain Air/ Tristesse at the Yangguan Pass (Tunes of Guqin)/ In the Silvery Moonlight (Tatar folk song)/ The Sorrowful Shepherdess/ Mama in the Candlelight/ Gaolitai (Xinjiang folk song)/ A Lovely Rose (Kazak folk song)/ Swallow (Kazak folk song)/ Mayeela (Kazak folk song)/ The Running Stream (Yunnan folk song)/ Mongolian Madrigal/Grassland Serenade/ Mama in the Candlelight/ Mayeela (Kazak folk song)/Homeland Nostalgia/ Gaolitai (Xinjiang folk song) |
ジンマ・ファン(T) レイニルド・メース(P) | ||
中国のアーティスト、伝統音楽を紹介する「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズの最新作は、ヨーロッパや北米への進出も果たした15年の演奏家キャリアを持つ中国人テノール、ジンマ・ファンが歌う中国歌曲集。中国以外のリスナーに「中国の歌」を発信するために、中国語ではなく“英語 "で美しい中国の旋律が歌われる。北京オリンピックに向け、このような形式で中国の音楽を楽しむのもまた一興か? | |||
人形の踊り〜子供のための作品集 ホー・ルー・ティン:笛吹く牛飼い / ダン・ジャオイ:満開の美しい花、草原 / フ・ゲン・チェン:竹筏の旅 タン・ドゥン:水彩画による8つのスケッチの印象 / エステン:お人形の夢と目覚め Op.202 No.4 ショスタコーヴィチ:ピアノのための7つの小品「人形の踊り」 プーランク:子供のための小品「村人たち」 / モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調 K.280 リスト:愛の夢第3番 変イ長調 S.541 No.3 / ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 セレーナ・ワン〔ワン・ヤルン/王雅伦〕(P) | |||
録音:2013年8月。 2004年10月生まれのセレーナ・ワン(本名:ワン・ヤルン〕が9歳で録音したファースト・アルバム。彼女は5歳でカリフォルニア大学バークレー校のバッハ・ピアノ・コンクール最年少受賞者となり、中国少年少女ピアノコンクール5歳−6歳部門で金メダルを獲得、審査員から賞賛されてユンディ・リやサ・チェンを育てた名教師、ダン・ジャオイー〔但昭義〕教授の元で研鑽を積んだ。その後、北京国際ピアノ・フェスティヴァルや北京国際音楽祭へ参加、ラン・ラン、四川so.、中国po. とも共演し、神童としての活動を繰り広げている。2014年ショパン国際ピアノコンクール・イン・アジアのコンチェルト B 部門(大学生以下の部)では金賞を受賞した。 | |||
ドヴォルジャーク: 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」/ 交響曲第8番 ト長調 Op.88 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
録音:2000年2月29日-3月3日、イタリアン・インスティテュート、ブダペスト。旧 PHILIPS 470 617-2 (HYBRID_SACD) のレーベル移行再発売。第7番も新録音(CCSSA-30010)され、これでイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管の演奏で後期交響曲の3作品が揃うこととなった。SACDハイブリッド・マルチチャンネル仕様ながら、再発盤のため、通常CDと同一の特価。 | |||
I.フィッシャー&ブダペスト祝祭管〜 ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲集 Ops.46 & 72 |
イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
録音:1996年3月、5月、ブダペスト。旧 PHILIPS 464 601-2(CD) / 470 601-2(SACD) (以上廃盤)。I.フィッシャー&BFOの名演復活! 新録音の交響曲第7番(CCSSA-30010)と、PHILIPSから出ていた 第8番&第9番(CCSSA-90110)が復刻され、話題を呼んでいるイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭o.のドヴォルジャークが、また新たに復活。再発盤のため、通常CDと同一の特価。 | |||
バルトーク:歌劇「青ひげ公の城」
ラースロー・ポルガール(B;青ひげ公)、イルディコ・コムローシ(S;ユーディト) イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭o. | |||
録音:2002年。前出:PHILIPS, 470 633-2 (HYBRID_SACD) 。なお、ラースロー・ポルガールは2010年9月に63歳で亡くなった。再発盤のため、通常CDと同一の特価。 | |||
マイルストーンズ〜200年間の6つのチェロ協奏曲 | |||
ハイドン: チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1(*) 交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」 Hob.I:104 (フルート、2つのヴァイオリン、 ヴィオラ、チェロとピアノのための室内楽版 ;ヨハン・ペーター・ザロモン編曲) チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2(*) |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc;*) フロリレジウム | ||
シューマン: チェロ協奏曲イ短調 Op.129(*) 幻想小曲集 Op.73(+)/5つの民謡風小品集 Op.102〜No.2(+) ヒンデミット:チェロとピアノのための3つの小品 Op.8(+) |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) オーストラリアco.(*) オランダ管楽アンサンブル(*) パオロ・ジャコメッティ(P;*) | ||
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ Op.11 ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104(*) ロンド ト短調 Op.94/森の静けさ Op.68 No.5 アントン・アレンスキー(1861-1906):悲しい歌 Op.56 No.3 カール・ダヴィドフ(1838-1889):泉のほとりで Op.20 No.2 |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) ローレンス・レーネス指揮(*) オランダ・フィルハーモニック(*) パオロ・ジャコメッティ (P、ハーモニウム;*以外) | ||
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85 ヴィトルド・ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) ヤック・ファン・ステーン指揮 オランダ放送フィルハーモニック | ||
既発売盤4枚のボックス・セット化。完全限定盤とのこと。 | |||
フロリレジウム〜10年の軌跡(1991-2001) |
フロリレジウム | ||
人気抜群レイチェル・ポッジャーが参加していたフロリレジウムのレコーディング10周年記念特別サンプラー。限定盤。 | |||
ロング・ライフ・タンゴ | アルフレッド・マルクッチ (バンドネオン) | ||
マルクッチによる既発売の2タイトル(CCS-5393、CCS-10997)をセット化。特別価格。おそらく限定盤。 | |||
スーパー・アーティスツ・オン・スーパー・オーディオ アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):アレグロ(協奏曲ト長調Op.4-3より) (ラ・ストラヴァガンツァ、CCSSA-19503より) レイチェル・ポッジャー(バロックVn) アルテ・デイ・スォナトーリ ロバート・パーソンズ(c.1530-1570):アヴェ・マリア (王室礼拝堂のジェントルマンたち、CCSSA-18902より) ピーター・ダイクストラ指揮ジェンツ セザール・フランク(1822-1890):レチタティーヴォ-ファンタジア (チェロ・ソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ イ長調)、CCSSA-18602より) ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) パオロ・ジャコメッティ(P) ジャン・フィリップ=ラモー(1683-1764):リヴリ (コンセール用のクラヴサン曲集、CCSSA-19002より) トレヴァー・ピノック(Cemb) レイチェル・ポッジャー(バロックVn) ジョナサン・マンソン(Vg) クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):ニンファの哀しみ(愛と哀しみの歌、CCSSA-17002より) ヨハネッテ・ゾマー(S) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮カペラ・フィグラリス ロベルト・シューマン(1810-1856):インテルメッツォ:アンダンティーノ・グラツィオーソ (ピアノ協奏曲 イ短調Op.54、CCSSA-17802より) パオロ・ジャコメッティ(P) ミシェル・ティルキン指揮アルンヘムpo. ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):レントメント-ヴィーテ-レントメント (ターフェル・ムジーク、CCSSA-19102より) フロリレジウム カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):アレグロ・ノン・トロッポ (チェロ協奏曲第1番 イ短調Op.33、CCSSA-16501より) ピーター・ウィスペルウェイ(Vc)、ブレーメン・ドイツ室内po.(ダニエル・セペク/リーダー) ジョン・ジェンキンス(1592-1678):第2番 イ短調(ファンタジアとエアー集、CCSSA-17602より) ロック・コンソート アストル・ピアソラ(1921-1992):不安(感動のタンゴ、CCSSA-17202より) アルフレッド・マルクッチ(バンドネオン) アンサンブル・ピアチェヴォーレ ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):レクス・トレメンダエ、永遠の光を輝かせたまえ (レクイエム ニ短調 KV.626、CCSSA-18102より) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会o.&cho. ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):バルカローラとダイアロゴ(3つの無伴奏チェロ組曲、CCSSA-17102より) ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) モーリス・ラヴェル(1875-1937):トッカータ-ヴィフ(クープランの墓より)(ピアノ作品集、CCSSA-17502より) デヤン・ラツィック(P) フランソワ・クープラン(1668-1733):第2アルマンド(ヴィオール小品集、CCSSA-18302より) ミエネケ・ファン=フェルデン(Vg) グレン・ウィルソン(Cemb) ジャコモ・カリッシミ(c.1605-1674):エフタの物語(愛と哀しみの歌、CCSSA-17002より) ヨハネッテ・ゾマー(S) ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮カペラ・フィグラリス アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):アレグロ(協奏曲 ニ長調Op.4-11より) (ラ・ストラヴァガンツァ、CCSSA-19503より) レイチェル・ポッジャー(バロックVn) アルテ・デイ・スォナトーリ | |||
優れた演奏と抜群のサウンドで高い評価を得ているチャンネル・クラシックスのSACDのカタログから聴き所を集めたもの(収録時間=73分)。 ハイブリッド三層構造(マルチ・チャンネル・サラウンド・サウンド、2チャンネルSACDステレオ、スタンダード・ステレオ)により通常のCDプレイヤーでも再生可能。チャンネル・クラシックスが世界に誇る音の魅力が凝縮されたCD。 | |||
スーパー・アーティスツ・スーパー・オーディオ 2 | |||
世界のインディペンデント・レーベルの中で最もSACDへの取り組みに積極的なチャンネル・クラシックスのSACDサンプラー第2弾。 | |||
スーパー・アーティスツ・オン・スーパー・オーディオ 3 | 様々な演奏者 | ||
録音、演奏とも世界中から高い評価を受けているチャンネル・クラシックスのSACDサンプラー第3弾。 | |||
スーパー・アーティスツ・ オン・スーパー・オーディオ Vol.4(全17曲) ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 Op.135より ロッシーニ:「老年のいたずら」第8集より マーラー:交響曲第6番「悲劇的」より/ 交響曲第2番「復活」より B.セイガー&T.ワイン:恋はごきげん/他 |
レイチェル・ポッジャー(Vn) イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. ピーター・ダイクストラ指揮 ジェンツ パオロ・ジャコメッティ(P)他 | ||
録音、演奏とも世界中から高い評価を受けているチャンネル・クラシックスのSACDサンプラー第4弾。過去3枚のサンプラーに収録されている曲と重複するトラックは無く、2006年発売となったアルバムの音源が多数収録されている。 | |||
スーパー・アーティスツ・オン・スーパー・オーディオ5 ベートーヴェン:交響曲第7番より(CCSSA-25207)/スカルラッティ:ソナタ ハ長調K.420(CCSSA-23407) ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲ニ短調より(CCSSA-25807) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調K.9より(CCSSA-24608) ブラームス:チェロ・ソナタ ヘ短調Op.120-1より(CCSSA-24707) J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調より(CCSSA-25707)/バッサーニ:キリエ(CCSSA-24806) R.シュトラウス:バレエ音楽「ヨゼフ伝説」より(CCSSA-24507)他 | |||
ザ・ルッキ・ファイルズ 1978-2008 ステーンホーフェン:歌手と野生の森 ホルボーン:ボナ・スペランザ/ミューズの涙、天国/ため息 J.S.バッハ:「フーガの技法」より ショスタコーヴィチ:フーガ ニ長調Op.87-22 ミコ:パヴァン第4番 ハ長調 マンド:ライク・アズ・ザ・デイ パーセル:ファンタジー ト短調Z.735 カルディーニ:ラウド ムファット:フーガ ダウランド:悲しみよ、来たれ |
アムステルダム・ルッキ・ スターダスト・クァルテット | ||
オランダが誇るリコーダー四重奏団ALSQの結成30周年記念盤。 アムステルダムの名門スウェーリンク音楽院のリコーダー専攻を卒業した4人の奏者たちによって1978年に結成され、2008年で結成30周年という節目の年を迎えたアムステルダム・ルッキ・スターダスト・クァルテット(ALSQ)。デビュー・レコーディングでの由緒あるエジソン賞の獲得、ブルージュ国際古楽コンクールではスティーヴィー・ワンダーの作品で優勝を果たし、ALSQの名を一躍世界規模へと高めたエピソードは数多い。チャンネル・クラシックスがALSQの結成30周年を記念して贈る特別盤には、これまでの録音から選りすぐられたベスト盤にボーナスDVDをセット!DVDにはコンサートのライヴ、インタビュー、そして貴重なプライベート映像などが収められており、ベスト盤の演奏と合わせてリコーダー・ファンならば1聴&1見の価値アリ! | |||
スーパー・アーティスツ・オン・スーパー・オーディオ Vol.6 | |||
好評チャンネル・クラシックスのSACDサンプラー第6弾、オーディオ愛好家にもオススメしたい1枚。 | |||
オランダ・バッハ協会〜クリスマス(コンピレーション盤) 作曲者不詳:暁の星はいと麗しかな / プレトリウス:エサイの根より / ベネディクトゥス:アヴェ・マリア J.S.バッハ:わが魂は主をあがめ/聖霊によりて処女マリアより御からだを受け/笑いはわれらの口に満ち/ まぶねのかたえ に/いと高きにある神に栄光あれ/シンフォニア/眠れいとしき者 ハンマーシュミット:神に栄光あれ / スウェーリンク:天使は羊飼い達に告げた / シャイン:優しくも愛らしき クリューガー:喜び踊れわが心よ / J.M.バッハ:いと高きにある神に栄光あれ J.S.バッハ:グローリア、地に平和を ヨス・ファン・フェルトホーフェン指揮オランダ・バッハ協会 | |||
同団体による同レーベルへの既出音源から選曲された、クリスマス向けコンピレーション。 | |||
CHANNEL CLASSICS "CANAL GRANDE" The very best of 15 years Channel Classics チャンネル・クラシックスの創立15周年記念リリース第2弾(第1弾は、モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3/ポッジャー[CCSCAT-20067/廃盤])は、同レーベルの歴史を造り上げて来た名盤のミッド・プライス・シリーズ「カナル・グランデ」(Canal Grande)」(なお以前、同じくチャンネル・クラシック傘下で同名のミッド・プライス・レーベルがあったが、これはすべて廃盤となっている)。今回のリリースは、これまでの同レーベルの歴史の中で、特に重要な役割を担った15タイトルを選び出したものとのこと。アーティストもポッジャー、ウィスペルウェイ、インマゼール、オランダ・バッハ協会、ジェンツ、ラツィック、I.フィッシャーなど同レーベルを代表する面々が顔を揃えて、演奏、録音、統一されたデザインのパッケージなどチャンネル・クラシックスが自信を持って発信する記念シリーズ。なお、限定盤の可能性もあるので、お早めのご入手をお勧めしたい。 | |||
モーツァルト: 交響曲第29番 イ長調K.201/ ピアノとヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調/ 2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調K.365 |
ユルゲン・クスマウル指揮 アムステルダム・ モーツァルト・プレーヤーズ | ||
左利きのヴィオラ奏者で、古楽のスペシャリストでもあるユルゲン・クスマウルがオランダの腕利きたちを率いたモーツァルト・アルバム。通常盤:CCS-1190(当店未案内)。 | |||
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ長調K.466/ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467 |
ヨス・ファン・インマゼール(Fp) アニマ・エテルナ | ||
今も眩い輝きを放ち続けるベルギーの巨匠インマゼールと、ピリオド・オーケストラ、アニマ・エテルナのコンビによる名盤中の名盤。通常盤:CCS-2391(当店未案内)。 | |||
ビルスマ&ボッケリーニSQ 〜ボッケリーニ(1743-1805):弦楽五重奏、四重奏&三重奏曲集 2つのヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロのための五重奏曲 変ホ長調 Op.27 No.4, G.304 (1779) / 2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲 イ長調 Op.39, G.213 (1787) / ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲 ハ短調 Op.14 No.2, G.96 (1772) / 2つのヴァイオリン、ヴィオラと2つのチェロのための五重奏曲 ヘ長調 Op.39 No.2, G.338 (1787) アンナー・ビルスマ(Vc) ボッケリーニSQ [若松夏美、山縣さゆり(Vn) スタース・スヴィールストラ(Va) 鈴木秀美(Vc)] | |||
録音:1990年6月6日、12月4日、プロテスタント教会、レンスワウデ、オランダ / (P) 1992 (C) 2006 。初出・旧品番:CCS-3692。鈴木秀美を中心としたボッケリーニ四重奏団に、オランダが生んだバロック・チェロの大家、ビルスマを迎えた超一流アーティストによる味わい深いボッケリーニ。 | |||
テレマン:室内楽作品集 | フロリレジウム | ||
現在も様々な名演を生み出しているピリオド楽器アンサンブル「フロリレジウム」。当盤のような初期の録音にはレイチェル・ポッジャーも参加している。通常盤:CCS-5093(当店未案内)。 | |||
マンゼ&エガー ジョヴァンニ・アントニオ・ パンドルフィ・メアッリ(1660-1669頃活躍): ヴァイオリン・ソナタ集(1660) |
アンドルー・マンゼ(Vn) リチャード・エガー(Cemb) | ||
今を時めく「バロック・ヴァイオリンの鬼才」アンドルー・マンゼがチャンネル・クラシックスに行った圧倒的な凄演。通常盤:CCS-5894(当店未案内)。 | |||
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調Op.163 | ピーター・ウィスペルウェイ(Vc) オルフェウスSQ | ||
録音:1994年。世界最高のチェリストの一人、ウィスペルウェイによるシューベルト最晩年の作品。通常盤:CCS-6794(当店未案内)。 | |||
ハイドン: チェロ協奏曲第1番 ハ長調/チェロ協奏曲第2番 ニ長調/ 交響曲第104番 ニ長調 |
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc;*) フロリレジウム | ||
使用楽器:1710年、Barak Norman制作(*)。ウィスペルウェイがフロリレジウムと共に臨んだみずみずしいハイドン。通常盤:CCS-7395(当店未案内)。 | |||
A.ピアソラ:タイムレス・タンゴ | アルフレッド・マルクッチ(バンドネオン) アンサンブル・ピアチェヴォーレ | ||
アルゼンチンのブエノスアイレス出身で、現在はベルギーを活動の拠点とするバンドネオンの名手マルクッチによる魅惑のタンゴ。通常盤:CCS-10997(当店未案内)。 | |||
D.スカルラッティ:ソナタ集 [K.115, 116, 481, 491, 427] ヘンデル:シャコンヌ/トリオ・ソナタ/組曲 |
カトナ・トゥインズ(Gデュオ) | ||
1968年生まれ、ハンガリーの一卵性双生児ギター・デュオ「カトナ・トゥインズ」によるバロック編曲アルバム。とくにスカルラッティの良さが光る。通常盤:CCS-14298。 | |||
レイチェル・ポッジャー 〜J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ &パルティータ集 Vol.2 パルティータ第3番 ホ長調BWV.1006/ ソナタ第2番 イ短調BWV.1003/ ソナタ第3番 ハ長調BWV.1005 |
レイチェル・ポッジャー(Vn) | ||
録音:1998年12月&1999年4月、メノ派教会、オランダ・デフェンテル。ポッジャーの記念碑的名演奏。通常盤:CCS-14498。Vol.1:CCS-12198(通常盤)。 | |||
ルードヴィヒ・アウグスト・ルブラン(1752-1790): オーボエ協奏曲集 Vol.1 [第1番ニ短調/第4番変ロ長調/第2番ト短調] |
バート・シュニーマン(Ob) ヤン・ウィレム・デ・フリーント指揮 オランダ放送室内o. | ||
ルブランは1764年よりマンハイム楽団で活躍し、当代随一のオーボエ奏者という評価を受けた。シュニーマンはゲルギエフ、デ・ワールト、コープマン、ブリュッヘンといった大物指揮者と共演、現在はソリストとしてだけでなくオランダ・ウィンド・アンサンブルのオーボエ奏者&芸術監督などとしても活動している。通常盤:CCS-16198。Vol.2:CCSSA-21404(HYBRYD_SACD)。 | |||
愛と哀しみの歌 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):ニンファの嘆き ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): 2声のトッカータ ヘ長調 ドメニコ・マツォッキ(1592-1665):ダヴィデの嘆き ヨハン・カプスベルガー(1580頃-1670):トッカータ第7番 アレッサンドロ・デラ・チャイア(1605頃-1670頃): 聖母の嘆き ミケランジェロ・ロッシ(1602頃-1656):トッカータ第7番 ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):イェフタの物語 |
ジョス・ファン・ フェルトホーフェン指揮 カペラ・フィゲラリス オランダ・バッハ・ソサエティ | ||
「愛と哀しみ」をテーマに17世紀のマドリガーレ、声楽・器楽作品を集めたコンセプト・アルバム。叙情的な曲が多く、ゾマーの透明で艶やかな歌声も絶品。通常盤:CCS-17098。 | |||
王室礼拝堂のジェントルマンたち 〜16世紀イギリスの合唱作品集 ロバート・パーソンズ(ca.1530-1570):アヴェ・マリア トマス・ウィールクス(1576-1623):主よ、我御身に向いて嘆く ウィリアム・バード(1543-1623):アヴェ・ヴェルム・コルプス トマス・ウィールクス:主よ、我を導きたまえ ウィリアム・コーニッシュ(ca.1430-1502): 聖母アヴェ・マリア ロバート・ホワイト(ca.1538-1574): 光にして日なるキリスト(+)/光にして日なるキリスト アンソニー・ホルボーン(ca.1550-1602): パラディーゾ(+)/溜め息(+)/かいかずら(+) ジョン・ベネット(ca.1570-1615): エリザ、彼女の名声(*/+) アルフォンソ・フェラボスコI世(1543-1588): エレミアの哀歌(聖木曜日)I アルフォンソ・フェラボスコII世(1575-1628): In depth no man remembreth Thee トマス・トムキンズ(1572-1656): 詩篇 106:4, おお、主よ私に御心を留めてください アルフォンソ・フェラボスコI世: エレミアの哀歌(聖木曜日)II エドワード・ジョンソン(1572-1601): エリザは初代の女王(#/+) ウィリアム・バード:幻想曲 ハ長調 〜マイ・レディ・ネヴェルス・ブック(**) トマス・タリス(1505-1585):サルバトール・ムンディ ロバート・パーソンズ:私は信じます救い主が トマス・タリス:ミゼーレ・ノストリ |
ベンジャミン・ベッカー(CT;*) ニック・ヴァンデルモイレン、 ロバート・キツェンガ(C-T;#) ディアペンテ・ ヴィオール・コンソート(+) シーベ・ヘンストラ(Org;**) ピーター・ダイクストラ指揮 ジェンツ・ ヴォーカル・アンサンブル | ||
トマス・タリス、ウィリアム・バードなど16世紀-17世紀に、ヘンリー・パーセルへと続くイギリス音楽様式の基礎を構築した作曲家たちの教会音楽作品集。男性ヴォーカルグループ、ジェンツはアマチュアのアンサンブルだったが、瞬く間にスターダムへと上り詰めた。2006年10月から11月にかけて待望の再来日公演が決定している。通常盤:CCS-18998は廃盤となっており、現役盤はSACD盤のCCSSA-18902のみ。 | |||
ハイドン: ピアノ・ソナタ第50番 ハ長調 Hob.XVI-50/ ピアノ・ソナタ第52番(第62番)変ホ長調 Hob.XVI-52 ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19 |
デヤン・ラツィック(P) ヘリベルト・ベイゼル指揮 ボン・クラシックpo. | ||
1977年、ザグレブ(ユーゴスラヴィア)に生まれたラツィック初の協奏曲を含むディスクだったもの。ベートーヴェンの第1楽章では自作のカデンツァを用いている。なお、これまではSACDハイブリッド盤(CCSSA-19703)のみの発売で、通常CDが発売されるのは今回が始めて。 | |||
ラフマニノフ:交響曲第2番/ヴォカリーズ | イヴァン・フィッシャー指揮 ブダペスト祝祭o. | ||
I.フィッシャー&ブダペスト祝祭管のチャンネル・クラシックス移籍第1弾であると同時に、同レーベルの大編成オーケストラ・レコーディング第1弾だったもの。「指揮台の上で聴く音楽」というコンセプトで収録が行われた録音は、演奏、音質の両面で絶賛を博した。通常盤:CCS-21698。 |