| ラテン・チェロ ピアソラ:リベルタンゴ ロドリゲス:ラ・クンパルシータ 伝承歌:コンドルは飛んで行く ガーデ:ジェラシー ジョビン:イパネマの娘 ヴィラ=ロボス:モディーニャ ピアソラ:ミケランジェロ70 イラディエル:ラ・パロマ ボンファ:黒いオルフェ ポーター:ビギン・ザ・ビギン セルバンテス:さよならキューバ バーンスタイン:アメリカ |
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドンの24人のチェリストたち | |
| カーラ初のSACD Hybrid盤として、既に通常CD盤が好評を得ている「ラテン・チェロ」が登場。燃えるラテン・チェロの重厚なサウンドがSACD盤に収録のサラウンドで更に際立つ。 | ||
| ロンドン・ダブルベース・サウンド(全15曲) サン・サーンス:象 / パガニーニ:モーゼ・ファンタジー ポーター:アイ・ラヴ・ユー・サマンサ エリントン:サテン・ドール / ビゼー:カルメン・ファンタジー ブロッホ:祈り / カーン:オールマン・リヴァー スパイス・ガールズ:ワナビー/他 |
ロンドンの9人の ダブルベース奏者たち ゲーリー・カー(ソロ参加) ジェフリー・サイモン指揮 | |
| ロンドン・ホルン・サウンド 〜ロンドンの32人のホルン奏者たち |
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドンの32人のホルン奏者たち | |
| 録音:1999年1月。 トリスタン、ルスランとリュドミラ、ローマの謝肉祭、モーツァルトのホルン協奏曲第4番の編曲版から、タイタニック、ボヘミアン・ラプソディ、デューク・エリントンまで、ホルン・ファンの期待にこたえる。 | ||
| ロンドン・トランペット・サウンド Vol.1 プリマ:シング・シング・シング ガーナー:ミスティ 伝承曲:メキシカン・ハット・ダンス レノン&マッカートニー:ペニー・レイン クラーク: デンマーク王子の行進曲(トランペット・ヴォランタリー) モーツァルト:トルコ行進曲 ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」序曲 ロドリーゴ:アランフェス協奏曲〜アダージョ スーザ:星条旗よ永遠なれ |
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドンの 27人のトランペット奏者たち 打楽器セクション | |
| 「ロンドン・チェロ・サウンド」に始まったCalaのこのヒット・シリーズ9作目。CDが世界的にベストセラーになるだけでなく、優れたアレンジによる楽譜の問い合わせが、
Cala本社に引きも切らなくなったという。同族楽器によるサウンドとは思えない色彩感覚溢れるアレンジが世界中のリスナーを惹き付けて止まないシリーズだ。 「トロンボーン・サウンド」(CACD-0108)、「ホルン・サウンド」(CACD-0112)に続く金管編となる本作は、演奏者人口がこれまで以上に高い「トランペット」だけに注目度は高い。そしてロンドンは名門金管アンサンブルを多く輩出した都市でもあることもプラスに作用するだろう。すでに故人となったフィリップ・ジョーンズの遺伝子を受け継ぐ「ロンドン・ブラス」と「ウォーレス・コレクション」という二大アンサンブルに参加経験のある名手たちが大勢参加しているからだ。 このアルバムには、ちょっとでも金管アンサンブルに携わった人であれば知らないはずのない金管十重奏曲「三匹の猫」の作曲者クリス・へイゼルがプロデューサーをつとめている。かつてエルガー・ハワースと共にフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのDecca録音でレコーディング・エンジニアとして活躍していた人物だ。 そしてその「フィリップ・ジョーンズつながり」は選曲にも反映されている。ビートルズの名作「ペニー・レイン」のオリジナルで、あの、あまりにも有名なオブリガート・ピッコロ・トランペットを演奏していたのが、かの御大フィリップ・ジョーンズだったのだという。今回取り上げられたトランペット・アンサンブル版「ペニー・レイン」でそのピッコロ部分を吹くのはポール・アーチボールド。彼はかつてフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバーだったのだ。 トランペットと打楽器だけのアンサンブルにも関わらず、弦楽アンサンブルにもひけをとらない、変化に富んだ響きを聴かせてくれるのがこのシリーズの特徴。Bb管トランペットから、C管、D管、Eb管、ピッコロ・トランペット、コルネット、フリューゲルホルン、ナチュラル・トランペット、バス・トランペット(通常トロンボーン奏者によって演奏される)など、トランペット属の楽器が勢揃い。一同に会したトランペット属は、写真で見るだけでも壮観だ。 | ||
| ロンドン・トランペット・サウンド Vol.2 アルトゥーロ・サンドバル/ トニー・リッカード編曲: マンボ・カリエンテ(熱いマンボ) イゾリーナ・カリーリョ/ リチャード・ペイン編曲:ドス・ガイデニアス ホイットフィールド&ストロング/ ロジャー・ハーヴィー編曲:悲しいうわさ ジョン・ウィリアムズ/ ポール・サリッチ編曲:スーパーマン カーレル&クレイトン/ ダリル・ランスウィック編曲: アメイジング・グレイス ヤナーチェク: シンフォニエッタ〜ファンファーレ アーバン/ ポール・サリッチ編曲:ヴェニスの謝肉祭 ヘンデル/サイモン・ライト編曲: 王宮の花火の音楽〜[序曲/歓喜/メヌエット] コープランド/トニー・リッカート編曲: 「ロデオ」〜ホウダウン |
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドンの 27人のトランペット奏者たち +打楽器セクション | |
| 「ロンドン・チェロ・サウンド」に始まったCalaのこのヒット・シリーズ10作目。 Vol.1(CACD-0113)に続くトランペット編となる本作は、Vol.1と同時期に収録されたもの。諸事情でリリースが遅れていたが、やっとリリースが決定した。過去にフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルやウォーレス・コレクションで活躍していた猛者たちが文字通り息を合わせて見事なヴィルトゥオーゾ・アルバムに仕上げているのも前回同様。アーバン教則本でトランペット奏者にはお馴染みのヴェニスの謝肉祭は、御大ウォーレスとウェブスターのいぶし銀のソロが聴きどころ。 | ||
| ベイビー・チェロ〜24人のチェロ奏者による心安らぐ音楽 サン=サーンス:白鳥 シューベルト:アヴェ・マリア 伝承曲:グリーンスリーヴス ルイス・ボンファ:黒いオルフェ セバスチャン・イラディエル:「ラ・パロマ」〜バンジョー ラフマニノフ:ヴォカリーズ チャイコフスキー:こんぺい糖の精の踊り 伝承曲:コンドルは飛んで行く コール・ポーター:ビギン・ザ・ビギン ヴィラ=ロボス:子供の民謡 セルバンテス:さらばキューバ ドヴォルザーク: わが母の教え給いし歌(48本のヴァイオリンによる) ワイル:祝福(48本のヴィオラによる) デューク・エリントン: サテン・ドール(9本のコントラ・バスによる) アントニオ・カルロス・ジョビン:イパネマの娘 ランズウィック:コヴェントリー・ファンタジー |
ジェフリー・サイモン指揮 24人のチェロ奏者たち (ロンドン・チェロ・サウンド)他 | |
| 世界的な大ヒットを続けている「ロンドン・サウンド・シリーズ」の既発売CDから美しく、心安まるメロディを持った作品を1枚にまとめたもの。ロンドンのメジャー・オーケストラから集まった24人のチェロ奏者たちがクラシック、ジャズ、民謡の美しい旋律をチェロ特有の豊かで厚みのある音色で見事に表現。赤ちゃんと母親のみならず聴く人すべてに心のやすらぎを贈る究極のヒーリング・ミュージック・アルバム。 | ||
| グレン・ディクテロウ(NYPコンサート・マスター) NYPの首席奏者たち〜ヴァイオリンのための作品集 バーンスタイン:ヴァイオリン・ソナタ マルティヌー: ヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガル コルンゴルト:「空騒ぎ」からの4つの小品 コリリアーノ:ヴァイオリン・ソナタ |
グレン・ディクテロウ(Vn) カレン・ドレイファス(Va) ジェラルド・ロビンズ(P) | |
| 発売:1998年。録音:DDD。 | ||
| ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 モーツァルト: 管楽器のための協奏交響曲 変ホ長調(*) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 ニュー・ヨーク市so.、 フィラデルフィアo.(*) | |
| 録音:1945年&1940年。原盤:Victor。 ストコフスキーとしては珍しいレパートリーで、両方ともSPより復刻。ベートーヴェンはこの後一回1954年に再録音しているが、モーツァルトは意外にも唯一の録音。結構貴重な音源である。 | ||
| エルガー:エニグマ変奏曲(*) ブラームス:交響曲第1番(#) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 チェコpo.(*)、LPO(#) | |
| 録音:1972年、ライヴ。フェイズ4ステレオ録音、原盤;DECCA。 「エニグマ」は、9月7日&8日、プラハ、芸術家の家における録音。CDは433 876-2として出ていた。 ブラームスは海外初CD化。6月15日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールにおけるストコフスキー生誕90周年記念演奏会のライヴ。2曲とも国内盤ではCD化済。 | ||
| ストコフスキー〜フレンチ・コンサート ラヴェル:ジャンヌの扇〜ファンファーレ(*) ショパン(ストコフスキー編):マズルカOp.17-4 メシアン:キリストの昇天 デュパルク(ストコフスキー編):法悦 フランク:交響曲(*) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 ヒルフェルスム放送so.(*)、LSO(*) | |
| 録音:1970年(*)&1972年、デッカ原盤。ラヴェルは確か初CD化ではないかと思われる。 | ||
| グスタフ・ホルスト:組曲「惑星」 Op.32(*) クロード・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(*) ドビュッシー(ストコフスキー編曲、管弦楽版):沈める寺(+) モートン・グールド(1913-1996):管弦楽のための2つの行進曲(#) |
レオポルド・ ストコフスキ指揮 NBCso. | |
| 録音:1943年2月14日(*)/3月14日(#)/1944年2月13日(+)。 | ||
| J.S.バッハ(1685-1750):ストコフスキーによる編曲集 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(+)/ われらが神はかたき砦 BWV303(+)/ わがイエス、いかばかりの魂の痛み BWV487(#)/ 小フーガ ト短調 BWV587(*)/ 甘き死よ来たれ BWV478*(*)/ アリア(管弦楽組曲第3番 BWV1068 から)(##)/ 前奏曲(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番から)(++)/ アリオーソ(カンタータ第156番から)(##)/ 前奏曲 変ホ短調(平均律クラヴィーア曲集 第8番から)(##)/ アンダンテ・ソステヌート/ (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV1003 から)(##)/ パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(+) |
レオポルド・ ストコフスキ指揮 全米青年so. | |
| 録音:1940年11月14日(*)/1941年4月1日(#)、7月4日(+)、7月8日(**)、7月11日(##)、7月20日(++)。 | ||
| ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第4番(*) ジョージ・バターワース(1885-1916): シュロップシャーの若者 ジョージ・アンタイル(1900-1959):交響曲第4番「1942」 |
レオポルド・ ストコフスキ指揮 NBCso. | |
| 録音:1943年3月14日(*)/1944年2月13日。 | ||
| チャイコフスキー(セルゲイ・ディアギレフ校訂): バレエ「眠りの森の美女」〜オーロラ姫の婚礼(*) ドビュッシー(ストコフスキ編):月の光/グラナダの夕暮れ アルベニス(ストコフスキ編):セビーリャの祭り オットカール・ノヴァチェク(1866-1900) (ストコフスキ編):無窮動 ショスタコーヴィチ(ストコフスキ編):前奏曲 変ホ短調 リムスキー=コルサコフ(ストコフスキ編):熊蜂は飛ぶ チャイコフスキー(ストコフスキ編):ユモレスク ショパン(ストコフスキ編): マズルカ 変ロ短調/前奏曲 ニ短調 |
レオポルド・ストコフスキ指揮 ナショナルpo. | |
| 録音:1976年5月24日(*)、25日(*)、27日(*)/1976年7月12日、13日、16日。
原盤:CBS(現SONY)/M34560(*)&M34543。 ストコフスキCBS=Columbia音源。1976年、ロンドンで行われたスタジオ・セッションで、音は当然ステレオ。 今回のこの復刻、注目すべきリリースだ。というのは、これはコロムビア・マスターワークス(現ソニー・クラシカル)音源だからである。EMI、BMG、Deccaといったレーベルに比べ、CBSコロムビアは他社への音源貸出しには極めて消極的であり、結果としてコロムビアのヒストリカル音源の復刻が今ひとつ進まないという状況が生まれていた。グールドやワルター、バーンスタインといった決まったアーティストだけは何度も本家よりリマスターされ再発されていが、ワールド・ワイドで発売されないカサドシュ等のアーティストが、各国(カサドシュの場合は無論特にフランス)SONYローカル発売の盤として出まわっているのは興味深い事実である。 それはさておき、ストコフスキがワルターやバーンスタイン以上に20世紀を代表する音楽家のひとりだということは疑いが無い。原曲に大幅な手を入れ、すべて自分流に組み立てたそのサウンドは、20世紀後半に進んだオーセンティックな流れとは対極に位置する。しかしピアノ編曲の分野でゴドフスキやブゾーニの「自分流」があらためて見直されているのと同様、彼の業績も再評価されるべきものである。 「オーロラ姫の婚礼」は、1921年にディアギレフがチャイコフスキーの「眠りの森の美女」全3幕から11曲を選び、一幕で上演できる形にしたもの。ストコフスキは1953年、LP用にこの「オーロラの結婚」をキャピトルに録音。その23年後、94才になった彼は、ナショナルpo.と「オーロラの結婚」のステレオ再録音を行った。それがこのレコーディングである。ストコフスキは晩年になってもこの上なく華麗で優雅なチャイコフスキーを聴かせてくれる。ちなみに「眠りの森の美女」がサドラーズ・ウェールズ・カンパニーによりアメリカで初上演されたのは1949年(プリマはマーゴ・フォンテイン)だが、ストコフスキはそれに先立つ2年前、フィラデルフィア管弦楽団と「眠りの森の美女」抜粋版をSP用にレコーディングしており、その音源もこのCALAのシリーズの中で聴くことができる(CACD-0522)。 そしてストコフスキ得意の小品集、これはおそらく自身での最後の録音だろう。ナショナルpo.は、ロンドンのオーケストラの首席やフリーランス奏者などが録音専用に活動するためのオーケストラ(レヴァイン&ドミンゴの「オテロ」(RCA)など、60年代後半から70年代にかけて活発なレコーディング活動をしていた)だったが、名手揃いの彼等だけにストコフスキのきらびやかな編曲がいっそう輝きを帯び、往年のフィラデルフィア管弦楽団のゴージャスなサウンドを彷彿とさせるものがある。 晩年のストコフスキは、生まれ故郷でもあるロンドンで、今回のコンビであるナショナルpo.とメンデルスゾーンのイタリア交響曲など、珠玉の名演といっていいアルバムを録音した。当時90代だったストコフスキだが、100才まで録音を続けるという契約をコロムビアと交わしたという逸話で当時は話題となったが、それらの録音は、発売がLP末期ということもあってか、CD期に入ってからはあまり話題に上らなくなっていた。 | ||
| ストコフスキ最後の録音 メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調「イタリア」 Op.90(*) ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73(+) |
レオポルド・ストコフスキ指揮 ナショナルpo. | |
| 録音:1977年4月4日(+)/4月5日(+)/4月9日(+)/5月31日(*)/6月2日(*)/6月4日(*)、ともにロンドン、アビー・ロード・スタジオでのCBSによるセッション。「オーロラの婚礼」に続き、ストコフスキ&ナショナルpo.一連の録音の大本命、ブラームス:交響曲第2番がリリース。これこそ、奇才ストコフスキの「白鳥の歌」。 ブラームスの交響曲のLPが1978年にオリジナルな形でリリースされた時、すでにストコフスキは亡くなった後だったが、ライナーにはこれら最後の録音でのCBSのプロデューサー、ロイ・エマーソンによる「ストコフスキを讃えて」という一文が掲載されていた。簡潔にまとめられた文章ながら、巨匠の最後の様子がありありとわかる。以下にその訳文を全文掲載する。 このブラームスの第2交響曲の録音は、レオポルド・ストコフスキ ―― 史上最高のレコーディング・アーティストであったことは間違いない ―― の最後の録音のひとつである。1977年、ストコフスキの95歳の誕生日の月に録音されたものだ。当時のストコフスキは、指揮台を降りたときにはすっかり衰弱した老人になっていたが、音楽に関わっているときは、スコアを研究していようが、プレイバックに耳を傾けていようが、生き生きとしてエネルギーが不足することは決してなかった。とりわけ、指揮をしているときはそうだった。事実、録音にOKを出すことを求められて試聴した後、十分に力を出し切れなかったと不平を言ったこともあったほどだ。 マエストロとのセッションは、いつも特別なものとなった。録音という技術そのものが、彼とともに成長を遂げてきたことを考えると圧倒されてしまいそうになったものだ。彼はもっとも経験豊かなレコーディング指揮者だった。マルチ・トラックの録音技術を初めて用いたのも、彼だったのではないかと思う。ウォルト・ディズニーの映画「ファンタジア」のサウンドトラックを録音したときのことだ。彼は、最終的に音楽に良い結果がもたらされるのであれば、最新の録音技術を喜んで使った。サウンドとそのバランスには多大な配慮を示し、スコアに記されている強弱指示を注意深く守ることにもこだわった。これ以上ないほど、細かなところに気を配ったのだ。あるフレーズで、フルートが1音だけ大きく演奏したら、あるいは、あるひとつの和音で、トロンボーンのバランスが悪かったら、すべてをやり直す。ときには、彼が満足してリリースの許可を出すまでに、3回もミキシングをやり直してアルバムを作ることもあった。他のどんなアーティストに比べても、彼は録音後の仕上げをコントロールしようとした。とはいえ、彼はオーケストラの演奏にインスピレーションを与えたので、編集はほとんど必要ではなかったのだが。彼は、スタジオとコントロール・ルームにすばらしい雰囲気を作り出したので、彼の偉大さを疑うものはだれひとりいなかった。いちばん若いエンジニアでさえ、これに影響されていた。フレーズを形作るときも、どこかを強調するためにわずかなルバートを導くときも、彼はそれを最小の身振りで実現するのだった。 マエストロについて書いた批評家は数多くいた。音楽界では、彼は論争を巻き起こすことが多かったからだ。だがそれは、彼が時代の先を行くことがあまりに多かったからではないのか? 彼は独自のスタイルを創り出し、現代のオーケストラ・サウンド、特に録音サウンドというコンセプトに大きな役割を果たした。私が彼とともに働いた時期、彼は音楽においても人生においても、常に誠実な人物だった。彼の死は、彼がこれほどまで豊かにした音楽界にとっては、実に大きな損失となった。そして、私としては、マエストロと一緒に仕事をした時間があまりに短かったのが、悔やまれてならない。しかし、彼を通じて数多くの経験をする特権を与えられたことに、私は大きな誇りを持っている。 2002年には、偉大なストコフスキが亡くなって早くも25年経つことになる。巨匠の偉大な最後の記録が、四半世紀を経て、レオポルド・ストコフスキ協会の尽力により初めてCD化される。ミューズの神からファンへの、至福の贈り物となるだろう。 | ||
| ストコフスキー〜RCA録音集 1949-1950 フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲 ハイドン:交響曲第53番 ニ長調「帝国」Hob.I-53 モーツァルト:ドイツ舞曲第3番「そり滑り」 シューマン:交響曲第2番 ハ長調 Op.61 ヨハン・シュトラウスII:美しく青きドナウ/ウィーンの森の物語 |
レオポルド・ストコフスキー指揮 ヒズso. | |
| すべて1949年から1950年にかけてRCA Victor Red Sealに吹き込まれたモノラル録音。ストコフスキー協会の会長をつとめるジェフリー・サイモン(Calaレーベルのオーナーでもある)の尽力により実現したリマスター盤。ヒズ・シンフォニー・オーケストラという名前を最初に用いたのはRCAだそうで、その後Captolの録音ではまた別のメンバーによって編成されていたという。今回の録音はオリジナルLPに参加メンバーが記載されており、それによればヴァイオリンにジョン・コリリアーノ、ヴィオラに ワルター・トランプラー、チェロにレナード・ローズ、フルートにジュリアス・ベイカー、オーボエにロバート・ブルーム、ファゴットにウィリアム・ポリシ、ホルンにジェイムズ・チェンバース、トランペットにウィリアム・ヴァッキャーノと、蒼々たるメンバーが名を連ねていたという。たしかにここに聴くオーケストラの巧さは、この時代にしてはちょっと信じられないほど。 | ||
| ストコフスキ、ニューヨーク・フィルハーモニックを振る Vol.1 ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲 イッポリトフ=イワーノフ: 組曲「コーカサスの風景」〜村のスケッチ メシアン:「キリストの昇天」(4つの交響的瞑想) グリフェス:「ローマのスケッチ」〜白い孔雀 ワーグナー/ストコフスキ編曲: ヴォータンの告別と魔の炎の音楽 ヴォーン・ウィリアムズ/ラルフ・グリーヴズ編曲 グリーンスリーヴズによる幻想曲 チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 |
レオポルド・ストコフスキ指揮 NYP | |
| 録音:1947年〜1949年、カーネギー・ホールでのセッション。 ワーグナーの「さまよえるオランダ人」序曲を聴くと、ストコフスキとフィルハーモニックのヴィルトゥオーゾ性がすぐにもわかるだろう。オーケストラの音質もすばらしいもので、特に金管セクションは光り輝いている。ところがおもしろいことに、当時のストコフスキはこの録音のリリースを承認しなかった。おそらく、開始後まもなくの静かなパッセージにおける木管楽器の和音に気に入らない部分があったためだろうと思われる。この録音がついにリリースされたのは、1980年、ニューヨーク・フィルハーモニックの歴史的録音を収録したLPが限定版で発売されたときだけだ。CD化はもちろん今回が初となる。 ストコフスキがニューヨーク・フィルハーモニック=シンフォニー・オーケストラと録音したレパートリーの大半はスタンダード作品で、すでにコンサートでも演奏されていたが、レコード初登場となる作品も少なくなかった。オリヴィエ・メシアンの、東洋風のリズムと宗教的な神秘性が不思議に混ざり合った作品「キリストの昇天」も、そのひとつだった。第3楽章の「トランペットによるアレルヤ、シンバルによるアレルヤ」ではオーケストラが並はずれたヴィルトゥオーゾ性を発揮しており、フィナーレの「父のみもとへ帰るキリストの祈り」では、ストコフスキが弦楽器セクションを掌握しきっていることがうかがえる(ストコフスキはこの作品を1970年、88歳のときに再録音している。「Phase 4」ステレオ録音で収録されたこの演奏は、Cala CACD-0525で聴くことができる)。 ストコフスキは1919年、チャールズ・トムリンソン・グリフェスの「白い孔雀」を、フィラデルフィアo.とともに世界初演している。この1947年の再録音では、ニューヨーク・フィルハーモニックのすばらしい木管独奏(特にフルート、オーボエ、クラリネットが優れている)を聴くことができる。この曲でストコフスキは、演奏者たちから並はずれて精妙な演奏を引き出しており、長いパッセージでは楽器が豊かな響きをたっぷりと聴かせてくれる。 ストコフスキとニューヨーク・フィルハーモニックのコンサートで聴衆にもっとも鮮やかな感動を与えたのが「ヴォータンの別れ」(ワーグナーのフィナーレのなかでも、もっとも詩的な音楽だ)の冒頭だったという。コンサートが開幕して一瞬の沈黙の後、カーネギー・ホールは突如として「ワルキューレ」の動機で満たされた。それはまるで、人間など介在していないかのように、まったく自然に始まったという。この録音の最高の聴きどころは、すばらしいクライマックス(3分45秒)へ向かって慎重に音楽を築き上げていく部分だ。ザ・ニュー・レコーズ誌はこう書いている。「この著名な指揮者は、リヒャルト・ワーグナーの音楽ではいつもエキサイティングな演奏を聴かせてくれる。こういった音楽には想像力、熱気、劇場的感覚が必要とされるが、彼はそれらをすべて備えているのである。この演奏は、透明な美しさを湛えている」。 このCDに収録されたもうひとつの大作であるチャイコフスキーの「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、ストコフスキの技術と気質にぴったり合った、理想的な曲目だ(この「ダンテの『神曲』による幻想曲」をストコフスキは全部で3回録音しているが、これは最初の録音となったものだ)。ストコフスキは「嵐」の音楽のあちこちを細かくカットしている(反復が多すぎるというのがその理由だった)が、後の録音ではカットなしで演奏している。このCDではデジタル処理によって音が改善されているが、それによって「権威主義的で自分の要求を容赦なく貫き通した」ストコフスキにオーケストラが実によく応えていたことが、いっそうはっきりとわかるものになっている。彼はすばらしいクライマックスを築き上げているが、各楽器セクションの多彩な響きを常に見事にバランスさせ、静かな部分では美しく静寂な演奏を引き出している。 デリク・クック(マーラー交響曲第10番を完成させたことでよく知られる、あの音楽学者)は、グラモフォン誌にこう書いたことがある。「ストコフスキが絶好調のときには、彼に匹敵するものはほとんどいない」。初登場から半世紀を経て遂にCDリリースに至ったこのレコーディングでも、ストコフスキは論争を生むような作為的な編曲(彼はそれで有名だった)はまったくせず、後世に残る演奏を聴かせてくれる。それは彼が60年に渡る録音キャリアを通じて残したどの演奏にも負けない、優れたものである。 (上記コメントは、英文ブックレットより適宜抜粋・再構成) | ||
| ストコフスキ、ニューヨーク・フィルハーモニックを振る Vol.2 ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲 シベリウス:組曲「白鳥姫」〜ばらを持った乙女 ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」 チャイコフスキー:弦楽セレナード〜ワルツ ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」〜 [ジークフリートのラインへの旅/ジークフリートの葬送行進曲] シェーンベルク/エルヴィン・シュタイン編曲: 「グレの歌」〜山鳩の歌(*) コープランド: 「ビリー・ザ・キッド」〜[大草原の夜/祝賀の踊り] |
マーサ・リプトン(Ms;*) レオポルド・ストコフスキ指揮 NYP | |
| 録音:1947-1949年、カーネギー・ホールでのセッション。 このCDに収録されているチャイコフスキーとシベリウスの作品はどちらも珍しいレパートリーで、ストコフスキがニューヨーク・フィルハーモニック=シンフォニー・オーケストラを指揮した2つの78回転盤セットの最後の1面余白に、それぞれ収録されていたものだ。シベリウスの劇付随音楽「白鳥姫」中の小曲「ばらを持った乙女」のストコフスキの演奏は、ビーチャムのBBC-Legends録音よりも1分近く長いが、いつものことながら、ストコフスキは楽器の心地よい味わいをよりいっそう引き出している。チャイコフスキーの「ワルツ」(「弦楽のためのセレナード」より)はエレガントなフレージングで彩られた演奏で、それから25年後の1974年に録音されたLSOとの全曲演奏とほとんど区別がつかない。彼の解釈が一貫していたことの証となる顕著な例だ。 ハチャトゥリャンの「仮面舞踏会」組曲は1947年10月16日にニューヨークで初演され、その翌月にストコフスキによって録音されているが、この録音についてザ・ニュー・レコーズ誌はこう書いている。「陳腐な作品を取り上げてそれを偉大に響かせるにはどうしたらよいかを教えてくれる例として、このアルバムは野心のある指揮者にとってちょっとした勉強になるという程度にとどまらず、そのすべてを教えてくれるものだ」。 「神々の黄昏」からの2曲では、ストコフスキはコンサート用の編曲を演奏するのではなく、オリジナル・スコアを使っている。「ジークフリートのラインへの旅」は「ノルン(運命の女神)のシーン」の最後の数小節から開始され、結婚式を挙げるふたり(ジークフリートとブリュンヒルデ)の入場までそのまま続けて演奏される。そして、彼らのデュエットを飛ばして、「プロローグ」の結尾部まで進んでいく。ストコフスキは「ジークフリートの葬送行進曲」を、ハーゲンがジークフリートを刺すシーンから開始し、そのまま最後のシーンのグートルーネの入場まで進んでいく。この音楽の録音としてはストコフスキ最良のもので、演奏が正確で、独奏楽器(とりわけ金管楽器と木管楽器)の音色が生き生きと捉えられている点が注目に価する。オリジナルのLPが発売されたとき、アーヴィング・コロディンはサタデイ・リヴュー・オヴ・リテラチュア誌に次のように書いている。「Columbiaのこれまでの録音で、この『ジークフリートのラインへの旅』以上にすばらしい録音技術を示したものはなかったのではないかと思われる。フィルハーモニックはそれまでの低調だった長い年月を忘れ去り、圧倒的なヴィルトゥオーゾ性で演奏している」。 コープランドの「ビリー・ザ・キッド」からの2曲(ストコフスキの数多くの初録音のひとつ)が発売されたときには、多くの人々がこれを歓迎した。というのも、1947年当時はコープランドの音楽はまだほとんど録音がなく、コレクターたちは1曲ずつ収集していかざるを得ない事情があったからだ。しかし、録音セッションの1週間前にニューヨーク・フィルハーモニック=シンフォニー・オーケストラが行ったこの曲の演奏は、ストコフスキが聴衆の前で戸惑った数少ない例のひとつとなった。各曲があまりにも短く、まだ演奏が続くに違いないと聴衆が思いこんで、拍手をしなかったのである。結局ストコフスキは、「これだけです」と言わなければならなかった!コープランド、シベリウス、ハチャトゥリャン、シェーンベルクは、録音当時まだ生きていた。ヴォーン・ウィリアムズやメシアンも同様だ。いつもながら、ストコフスキは同時代の音楽を熱心に取り上げていたのである。 (上記コメントは、英文ブックレットより適宜抜粋・再構成) | ||
| ムソルグスキー: 歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」〜抜粋(*) ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」〜 聖金曜日の奇跡(ワーグナー編曲)(+)/ 第3幕の交響的シンセシス(ストコフスキ編曲)(+) |
ニコライ・ロッシ・レメニ(B;*) レオポルド・ストコフスキ指揮 サンフランシスコso.(+) サンフランシスコ・オペラcho.(*) ヒズso.(+) | |
| ストコフスキは、この時代の指揮者としては珍しくオペラハウスとの関わりが希薄だった人物だが、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督だった時には、演奏会形式のオペラ上演を何度かおこなっている。その中でも、ムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」オリジナル版(1929)と、アルバン・ベルクの「ヴォツェック」(1931)は、この作品のアメリカ初演となったもので、ストコフスキにとってもオーケストラにとっても重要なコンサートだった。この録音は1952年12月、場所をサンフランシスコに変えておこなわれたもので、RCAによるセッション録音(モノラル)であり、今回が初CD化。 ストコフスキは1933年の復活祭のときに、「パルジファル」を3夜に分けてコンサート形式で上演している。「パルジファル」がアメリカのラジオで放送されたのは、このときが初めてだ。ストコフスキがワーグナーのオペラを全曲指揮したのは、結局これが唯一の機会となったが、この「パルジファル」全曲演奏の経験によって、「シンフォニック・シンセシス」が生まれることになった。ストコフスキは第3幕の音楽を使って「シンセシス」を作り上げたのである。この「シンセシス」は、パルジファルが聖杯の置かれた聖堂にやってくるところから開始され、鳴り響く鐘の音と騎士たちの行列を伴う「変容のシーン」も含まれている。ストコフスキは次のように書いている。「パルジファルがグルネマンツのことばに啓示を受け、騎士に叙せられる部分からの展開にそのまま従い、聖杯で象徴される神秘をパルジファルが深く認識していく過程もそのまま踏襲することにした。この神秘によって、パルジファルは騎士に叙せられ、他の騎士たちに受け入れられ、ついには彼らを率いる存在となるのである」(訳:SOREL、MCHAN-9686の解説より)。 ワーグナー自身も第3幕の音楽を使って、「聖金曜日の奇跡」を作っている。それがストコフスキの演奏で一緒に収められ、聴き比べできるのもこのディスクの大きな特徴。録音は1952年9月(モノラル)。これもCD化は今回が初。RCAのオリジナル・マスター・テープから丁寧に復刻されたもの。 | ||
| リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェエラザード」Op.35(*) 90歳記念演奏会における ストコフスキのスピーチ(+) チャイコフスキー:スラヴ行進曲Op.31(#) 「シェエラザード」のリハーサル |
レオポルド・ストコフスキ指揮 LSO エリック・グルンバーグ(Vn) | |
| 録音:1964年、インターナショナル初CD化(*)/1972年、初出(+)/1972年、ライヴ、世界初CD化(#)/1964年、初出(**)。 ストコフスキの伝説化した名演「シェエラザード」がCalaの定評ある復刻で登場。ストコフスキは初めて常任を務めたシンシナティ交響楽団のデビュー・シーズン(1910年)においてすでにこの曲を振っている。フィラデルフィア管弦楽団の常任時代(1912-1940年)には都合50回も取り上げてもいるわけで、まさにオハコの演目だったのだ。フィラデルフィア時代の初期にはアコースティック録音で抜粋の収録を何度か実施、その後全曲録音をモノラルで3回、ステレオで2回、都合全5回に渡って実施した。 なかでも、当ディスクのロンドン交響楽団との1964年の録音(ステレオでの初録音、ストコフスキ当時82歳)はその中でも「大胆でありながら繊細な神経が行き届いた」最高の演奏との評価を得ており、日本国内では再三廉価盤での発売が繰り返されたものである。ただ、当ディスクの音源は、ロンドンのDecca本社にある貴重なPhase 4 Stereoオリジナル・マスター・テープから、ダイレクトでリマスタリングされたもの。デジタル変換には24bit/96KHzのハイビット・テクノロジーが用いられている。音の生々しさは空前絶後のものと断言していいだろう。ストコフスキらしい大胆なフレージング、極端なルバートといった特徴がもっとも克明に記録された演奏で、最後の録音(1972年 RCA)の打って変わったような平静さとはまったく違う。ロンドン交響楽団の、往年の名手たちの演奏が鮮明な響きで蘇っているのもファンにはたまらない。 当ディスクのライナーには、この録音に参加したオケの首席メンバーが記載されているが、それを眺めてみると、「ソロ・ヴァイオリン」としてクレジットされたコンマス、エリック・グルンバーグの他にも、ロドニー・フレンド(後にニューヨーク・フィル、ロンドン・フィルのコンマスを歴任、名教師としても知られる)、ネヴィル・マリナー(まだヴァイオリニストだった時代)、バリー・タックウェル(ホルン)、デニス・ウィック(トロンボーン)など、一騎当千の強者たちが名を連ねている。 この録音で用いられた「Phase 4 Stereo」はDeccaが1960年代初頭、他社に先駆けて導入した20チャンネル・マルチトラック収録。メカ好きで有名だったストコフスキはポピュラーやイージー・リスニングの分野で採用されはじめていたPhase 4 Stereo(フェイズ・フォー・ステレオ)方式を自身の録音に応用しようと提案。そのため、レコーディング・スタッフもDeccaの通常のクラシック収録とは違う、専門チームが当たったという。同方式で録音を行った最初のクラシック指揮者がストコフスキであり、その第1弾がこの「シェエラザード」だったのだ。 また、そのリハーサル風景が公開されるのは今回が初。初のPhase 4 Stereoを意識してか、何度もエンジニアを呼び出して確認をとるストコフスキの様子が克明に記録されている。オーケストラの面々に向かって「音楽とは決してメカニカルなものではない。ハート、フィーリング、パッション、霊感だ」とサラリと言ってのけるところなど、ちょっと感動的。当ディスクのブックレットには当時のプロデューサーMarty WargoによるPhase 4 Stereoについての詳しい記述(オリジナルLP発売時に掲載された文章)と、初発売時の各誌レビューが記載され、資料価値も高められている。 ストコフスキは1967年に「スラヴ行進曲」をセッション録音しているが、今回カップリング収録されたのは1972年6月15日にロイヤル・アルバート・ホールで行われたストコフスキ90歳記念・ロンドン交響楽団デビュー60周年記念演奏会のライヴ録音。世界初CD化となる貴重な音源である。これまたストコフスキのスピーチまで収録するという徹底ぶりが嬉しい。満場の聴衆に迎えられたストコフスキが、拍手の鳴りやむ様子を「今のはパーフェクトなディミヌエンドだったねえ」と言って場内は大爆笑。エンターテイナー、ストコフスキならではの横顔がかいま見える。 | ||
| ストコフスキ、 ニューヨーク・フィルハーモニックを振る Vol.3 ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第6番 チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」 モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」 トマス・ジェファーソン・スコット(1912-1961): 神聖なるハープより ヤロミール・ワインベルガー: 歌劇「バグパイプ吹きのシュヴァンダ」〜 ポルカとフーガ |
レオポルド・ストコフスキ指揮 NYP | |
| ロジンスキの突然の解雇によりミトロプーロス着任の時期までワルターと共にニューヨーク・フィルを支えたストコフスキの貴重な記録が、またしても蘇った。 ヴォーン・ウィリアムズの「交響曲第6番」はこれが世界初録音だったという。1948年4月、エイドリアン・ボールト指揮で初演されてからわずか10ヶ月後、1949年2月21日の録音である。大戦後の不穏な世界情勢を映し出した作品と見られ、「戦争交響曲」とあだ名された第6番は、初演から2年で100回以上にわたって世界各地で取り上げられ、一種のブームとなっていた(もっとも作曲者本人は第6番が戦争を反映した作品と見なされることを嫌っていたという。)ストコフスキのこの録音はそうしたブームの最中に一番乗りで録音されたものである。これはストコフスキが単に新しいもの好きだったということを示すだけではない。もともとストコフスキは「田園交響曲(第3番)」をフィラデルフィア在任時代の1924年に、第4番をNBC響と1943年に取り上げるなど、ヴォーン・ウィリアムズの音楽にひとかたならぬ愛着を感じており、その作品の紹介にある種の使命を感じていたようだ。このヴォーン・ウィリアムズとモーツァルトはColumbiaのオリジナル・マスターから直接復刻されている。 さらにアメリカの作曲家トマス・ジェファーソン・スコットの作品が注目に値する。1942年から1949年まで、アメリカ政府が製造した30cmのSPレコード(V-Disc)のためにレコーディングした音源である。このV-Discの目的は、もともと戦地のアメリカ兵のリクレーション用だったので、落下傘で投下しても割れないように、当時の一般的な素材シュラックではなく、ビニールで製造されたという。音源契約の問題もあってV-Discは後にアメリカ政府の手によって金属原盤ごと回収されている。このV-Disc音源を商業用にCD復刻してもよいとの許可が出たのはようやく2000年になってからであった。ここではV-Discから「板おこし」した音源を用いている。これがストコフスキ・コレクターにとって重要なアイテムとなること間違いないだろう。曲そのものは南米の民族賛歌の旋律をモティーフに構成された親しみやすい小品。 モーツァルト、ワインベルガーの作品は1949年のカーネギー・ホールでのライヴ音源からの復刻で、これも年代からすれば音の状態は非常に良い。 | ||
| ストコフスキ、バロック・マスターワークスを振る ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」(*) ヘンデル:オラトリオ「メサイア」〜抜粋(+) |
ヒュー・ビーン(Vn;*) シーラ・アームスロリング(S;+) ノーマ・プロクター(A:+) ケニース・ボーエン(T;+) ジョン・キャメロン(B;+) チャールズ・スピンクス(Cemb) フィリップ・レッジャー(Org;+) レオポルド・ストコフスキ指揮 ニュー・フィルハーモニアo.(*) ロンドンso.&cho.(+) | |
| 録音:1966年1月11日、ウェストハンプステッド、デッカ・スタジオ、ロンドン郊外(*)/1966年9月20日、キングスウェイ・ホール、ロンドン。 ストコフスキ協会創立25周年を記念盤。ブックレットの中でエドワード・ジョンソンが書いているように、ヴィヴァルディの「四季」は、1950年代中期ミュンヒンガーのLPが世界中で大ヒットしたのを受けて、1960年代にはカラヤン、ジュリーニ、オーマンディ、バーンスタインなどのスーパー・スターを起用した、大規模編成の録音がブームとなった。ストコフスキが録音を行ったのもそうした流れの一環だった。むしろバッハのオルガン作品の編曲ものがトレードマークだったストコフスキは、バロック・ブームの中でのDeccaにおける「切り札」的な存在だったとも言える。編曲魔で知られるストコフスキだが、この演奏ではマリピエロが校訂したRicordiの実用演奏譜を用いている。しかしそのゴージャスで分厚いサウンドは先にあげたどの指揮者とも違う、ストコフスキならではのものだった。ヴィヴァルディがまるでベルリオーズかチャイコフスキーのように、豪快な響きで鳴りわたるのだ。そして各楽章の最後の音をさらに飛び抜けた大音量で長く引っ張るタメの取り方など、ストコフスキのオルガン編曲にも共通する大見得の切りかたがファンにとってはたまらない。当時の名コンサート・マスターで、後年ナショナル・フィルとの録音でもストコフスキを支えたヒュー・ビーンの端正なソロも発売当時から高く評価されているものである。 「メサイア」も、1960年代にはビーチャム、ボールト、クレンペラー、バーンスタイン、サージェントなど、多くの指揮者のレコーディングが矢継ぎ早にリリースされているわけで、そうしたある種のブームの中でこの録音の存在を認識すべきものといえる。1966年に行われたこのときのセッションでストコフスキが「メサイア」を取り上げたのは、シンシナティso.との最初のシーズン(1909年)以来、なんと57年ぶりのことだったという。にもかかわらず、ストコフスキは最初からコントロール・ルームのスタッフに向かって "put the red light on(「赤ランプを付けたまえ」=録音機をまわしてくれ、の意)" といって演奏を始め、収録はほとんどテイク1度きり。各曲が終わると "Do you have it?(これ以上必要かね?)といったという。いかにストコフスキの演奏が素晴らしかったかを物語るエピソードである。なお、ストコフスキは他の指揮者のように全曲、またはセミ・コンプリートで収録することを選択せず、自らセレクションしたハイライトを取り上げている。それもストコフスキなりの考えが反映されたものだという。 録音は両作品ともDeccaならではのPhase 4 Stereoによるハイファイ・サウンドもセールス・ポイントだった。「四季」は以前このシリーズでリリースされた「シェラザード」同様、日本で何度も廉価盤での発売が繰り返されてきた。しかし当ディスクの音源は、ロンドンのDecca本社にある、貴重なPhase 4 Stereoオリジナル・マスター・テープから、ダイレクトでリマスタリングされたものである。今回のリマスター処理にも24bit/96KHzのハイビット・テクノロジーが用いられており、音の生々しさは現行の国内盤(それにも「オリジナル・マスターからCD化」の注意書きがある)と比較してさえ、全く違うほどの生々しさだとのこと。 | ||
| ストコフスキー〜1958年ライヴ ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第9番 ホ短調 ウォリングフォード・リーガー(1885-1961): ニュー・ダンス Op.18b アラン・ホヴァネス(1911-2000): 神秘の山(交響曲第2番)Op.132 ポール・クレストン(1906-1985):トッカータ Op.68 |
レオポルド・ストコフスキー指揮 ヒズ・シンフォニーo. | |
| 全て初出音源で、ストコフスキーの初レパートリーとなる稀少な録音ばかり。 RVWの交響曲第9番アメリカ初演は、1958年9月25日ニューヨーク・カーネギー・ホールでストコフスキーの指揮の下で行われた。これはそのときの貴重なドキュメントである。マスター・テープは収録を担当したヴォイス・オヴ・アメリカの承認を得て提供されており、第1楽章の最初の2分間にノイズが混じる不良個所があるものの、あえて補修の手を加えず、歴史的な演奏をそのままパッケージ化している。モノラルだが、伝わってくる迫力と興奮は尋常ならざるものがある。 | ||
| サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」(抜粋)(*) チャイコフスキー: 歌劇「エフゲニー・オネ―ギン」〜タチヤーナの手紙の場(#) |
リセ・スティーヴンス(Ms;*) ジャン・ピアース(T;*) ロバート・メリル(Br;*) リチア・アルバネーゼ(S;#) レオポルド・ストコフスキー指揮 NBCso.(*)、ヒズso.(#) | |
| 録音:1954年9月7日、9日、10日、14日(*)/1951年2月6日(#)、ともにニューヨーク。 ストコフキーの貴重な録音を続々と復刻させているCalaからまた1枚貴重な音源の登場。 | ||
| シベリウス: 交響曲第1番 ホ短調 Op.39(*)/ 交響曲第2番 ニ長調 Op.43(+) |
レオポルド・ストコフキー指揮 ヒズso.(*)、NBCso.(+) | |
| 録音:1950年7月11日、13日(*)、1954年9月15日-16日、23日(+)、ニューヨーク。 次々とストコフスキーの名演を復刻させてきているCalaの好評シリーズ。ブックレットにはシベリウスからストコフスキーに宛てられた手紙などが掲載されている。 | ||
| ストコフスキー・コンダクツ・ パーシー・グレインジャー・フェイヴァリッツ パーシー・グレインジャー: カントリー・ガーデン(*)/モリスもどき/ある朝早く/ シェパーズ・ヘイ(*)/ロンドンデリーの歌/岸辺のモリー/ ストランド街のヘンデル(*) シベリウス:子守歌(ストコフスキー編曲)/悲しいワルツ ヴォーン・ウィリアムス:トマス・タリスの主題による幻想曲 ラフマニノフ:ヴォカリーズ グラナドス:間奏曲(オットー・ランゲイ編曲) ドビュッシー:月の光(ストコフスキー編曲) イベール:寄港地 |
レオポルド・ストコフスキー指揮 ヒズso. パーシー・グレインジャー(P;*) | |
| 録音:1947-1953年。原盤:RCA Victor。 Calaとストコフスキ協会によるストコフスキ音源の復刻シリーズ。グレインジャーを中心とした小品集で、(*)ではグレインジャー自身がピアノ担当しており、ストコフスキ&グレインジャーという豪華タッグが実現。その他にもファンには嬉しい音源が盛り沢山。ブックレットにはグレインジャーからストコフスキー、ヴォーン・ウィリアムスからストコフキーへのメッセージが掲載されている。 | ||
| チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」〜抜粋(24トラック) ヨハン・シュトラウス II:美しく青きドナウ/ウィーンの森の物語 ベートーヴェン:トルコ行進曲 モーツァルト/ストコフスキ編曲:トルコ行進曲 |
レオポルド・ストコフスキー指揮 NBCso. | |
| 1954年4月4日に行われたトスカニーニ&NBC響のラスト・コンサートから数ヵ月後、同年10月20日&21日、11月10日&11日(RCA Victor)と1955年の1月13日、2月10日(HMV)に渡ってストコフスキーの指揮によって行われたセッション録音のCD化。第2幕と第3幕を中心とした抜粋という形ではあるが、「RCA Victor」と「HMV」に行われた2種類のセッション録音を1つにまとめてCDとして復刻。これまでのリリースと同じくストコフスキ協会のプロデュース&カーラ(Cala)との共同制作によるオフィシャル・ディスクで、CD化はおそらく初ではないかと思われる。 カップリングで収録されたシュトラウス、ベートーヴェン、モーツァルトもRCAに行われた1955年のセッション録音。凄まじいまでのドライブ感と迫力はさすが奇才ストコフスキ。ファン必携。 | ||
| NYPの首席奏者たち〜フルートのための室内楽作品集 フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803): フルートとヴィオラのための二重奏曲 ハ短調Op.5-3 マデリーン・ドリング(1923-1977): フルート、オーボエとピアノのための三重奏曲 フィリップ・ゴーベール(1879-1941): フルート、チェロとピアノのための「3つの水彩画」 バーバー: フルートとピアノのためのカンツォーネOp.38a/ 木管五重奏のための「夏の音楽」Op.31 コープランド:フルートとピアノのための二重奏曲 |
ジャンヌ・バクストレッサー(Fl) スタンリー・ドラッカー(Cl) ジュディス・ルクレア(Fg) フィリップ・マイヤーズ(Hr) シンシア・フェルプス(Va) ジョセフ・ロビンソン(Ob) アラン・ステパンスキー(Vc) イスラエラ・マルガリット(P) ペジャ・ムジイェヴィッチ(P) | |
| 録音:1994年-1996年。 同レーベルのベストセラー・シリーズ「NYPの首席奏者たち」の続編。このアルバムの主役で、15年間に渡り首席フルート奏者を務めたバクストレッサーを筆頭に、ドラッカー、マイヤーズ、ロビンソンなどNYPの管楽器セクションを支える名手たちがズラリと名を連ねる豪華絢爛さ。超一流の音色に脱帽、木管関係者必聴の強力盤。 | ||
| レオポルド・ストコフスキー ベートーヴェン:交響曲第6番 へ長調Op.68「田園」 ストコフスキによるディスカッション(自然の音) リスト:ハンガリー狂詩曲集[第1番−第3番] |
レオポルド・ストコフスキー指揮 NBCso. | |
| シベリウスの交響曲第2番やチャイコフスキーの白鳥の湖(抜粋)など、NBCso.との1954年から1955年にかけての録音を復刻してしてきた「1954年-1955年録音復刻シリーズ」最終巻は、ベートーヴェンの「田園」。Calaのオーナーで、ストコフスキ協会の会長でもあるジェフリー・サイモンを中心とした人々の尽力によって実現したリリースだけに、今回もコアなマニアでも納得のクオリティに仕上がっている事だろう。 | ||
| ストコフスキー〜ロシアン・スペクタキュラー ムソルグスキー: 交響詩「はげ山の一夜」(ストコフスキー編曲)/ 組曲「ホヴァンシチナ」より [前奏曲(モスクワ河の夜明け; リムスキー=コルサコフ編曲)/ ペルシャの女たちの踊り (リムスキー=コルサコフ編曲)/ 放されるゴリツィン公の出発 (ストコフスキー編曲)] リムスキー=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」 グリエール:ロシア水兵の踊り チャイコフスキー:ポロネーズ ボロディン: 中央アジアの草原にて/ だったん人の娘たちの踊り(ストコフスキー編曲)(*) |
レオポルド・ ストコフスキー指揮 ヒズso. | |
| 録音:1953年/1950年(*)。原盤:RCA Victor Red Seal。世界初CD化。 Calaと、同レーベルのオーナーであるジェフリー・サイモンが会長をつとめるストコフスキ協会の飽くなき活動の成果によって復刻されたロシアン・レパートリー。ポイントはやはり「はげ山の一夜」や「ホヴァンシチナ」、「イーゴリ公」などでストコフスキによる魔法のような編曲術を味わえるところ。 | ||
| レオポルド・ストコフスキー〜バレエの心 アダン:バレエ音楽「ジゼル」より[録音:1950年5月16日] ウェーバー:舞踏への勧誘[録音:1950年5月9日] ショパン:バレエ音楽「レ・シルフィード」より[録音:1950年5月11日] ドリーブ:バレエ音楽「シルヴィア」〜ゆっくりとしたワルツ[録音:1950年5月16日] チャイコフスキー: バレエ音楽「白鳥の湖」より[録音:1950年5月11日、16日]/ バレエ組曲「くるみ割り人形」[録音:1950年5月9日&6月29日] ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲[録音:1949年10月4日] ベルリオーズ:妖精の踊り[録音:1951年2月15日] レオポルド・ストコフスキー指揮ヒズ so. | ||
| 録音:[内]。原盤:RCA / BMG 。1940年代から1950年にかけてRCAビクターによって収録されたストコフスキーによるバレエ音楽のハイライト集がカーラ(Cala)から復刻。多くは初CD化と思われる。 2007年はストコフスキの生誕125年&没後30年にあたり、当盤はその記念リリース。国内代理店は「LPには収録されていなかった『牧神の午後への前奏曲』と『妖精の踊り』、そして『くるみ割り人形』(花のワルツのみLPに収録)が加えられている。」としているが、ディスコグラフィには LP の記載もあるため、もしかするとテイク違いの事なのだろうか。今回のリマスターは成功しており、音質は非常に良好だという。 | ||
| レオポルド・スコトフスキー ビゼー: 交響曲 ハ長調(*)/ 「アルルの女」第1組曲(編曲:ビゼー)(#)/ 「アルルの女」第2組曲(編曲:ギロー)(+) ドビュッシー:組曲「子供の領分」 (オーケストラ編曲:カプレ)(**) |
レオポルド・ストコフスキー指揮 ヒズ so. | |
| 録音:1952年5月6日&21日(*)/1952年2月29日(#)/1952年3月5日(+)/1949年3月2日&30日(**)。原盤:RCA / BMG。 ストコフスキー協会の協力を得てカーラがリリースを進めるストコフスキ音源復刻シリーズ最新刊。 分厚いサウンドが迫りくる「ファランドール」や、オーケストラが抜群に巧い「子供の領分」など、今回も聴きどころは尽きない。このビゼーとドビュッシーのフレンチ・プログラムは、RCA Victor から LP でリリースされていたもので、リマスターによる音質の改善が嬉しい。またブックレットにはLP時代のジャケット、1949年10月9日のニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたストコフスキーとNYP主要メンバーの紹介記事(コリリアーノやヴァッキアーノの名前も)などが掲載されており、こちらも見逃せないポイント。 | ||
| 木管楽器のためのフランス音楽集 Vol.1 ドビュッシー: コールアングレのための狂詩曲/ シランクス/狂詩曲第1番/ フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ/ 小さな黒ん坊/クラリネットとピアノのための小品/ サクソフォンのための狂詩曲 サン=サーンス: オデレット Op.162/ クラリネット・ソナタ Op.167/ アルバムのページ Op.81/ ファゴット・ソナタ ト長調Op.168/ デンマークとロシアの旋律による奇想曲 Op.79/ オーボエ・ソナタ Op.166/ロマンス 変ニ長調/ タランテラ Op.6 |
ウィリアム・ベネット(Fl) ニコラス・ダニエル(Ob) ジェイムズ・キャンベル(Cl) レイチェル・ゴフ(Fg) クリフォード・ベンソン、 ジュリアス・ドレイク、 ジョン・ヨーク(P) デイヴィッド・キャンベル(Cl) サイモン・ハラーム(Sax) エヴァン・ジョーンズ(Hp) ロビン・ケナード(Fg) ロバート・マスケル(Hr) ロジャー・タッピング(Va) リチャード・ワトキンス(Hr) | |
| 録音:1994年1月12日-20日。ジャケット・デザイン変更による2008年新装再発売。 管楽器大国イギリスの一流奏者たちによる演奏で、多くの支持を受けて来た盤。 | ||
| 木管楽器のためのフランス音楽集第2巻 ラヴェル:序奏とアレグロ/ハバネラ形式による小品 プーランク: オーボエ・ソナタ/ 劇音楽「城への招待」/ヴィラネル/ 2本のクラリネットのためのソナタ/ ピアノ、オーボエとファゴットのための三重奏曲/ ピアノと管楽のための六重奏曲/ クラリネットとファゴットのためのソナタ/ ニグロ狂詩曲/クラリネット・ソナタ/ 無窮動/フルート・ソナタ |
ウィリアム・ベネット(Fl) ニコラス・ダニエル(Ob) ジェイムズ・キャンベル(Cl) レイチェル・ゴフ(Fg) クリフォード・ベンソン、 ジュリアス・ドレイク、 ジョン・ヨーク(P) アレグリSQ デイヴィッド・キャンベル(Cl) ピーター・カーター(Vn) エヴァン・ジョーンズ(Hp) ピーター・シドホム(Br) リチャード・ワトキンス(Hr) クリス・ウェスト(Cb) | |
| 録音:1994年1月12日-20日。ジャケット・デザイン変更による2008年新装再発売。 管楽器大国イギリスの一流奏者たちによる演奏で、多くの支持を受けて来た盤。 | ||
| ドビュッシー:管弦楽作品集 Vol.1 沈める寺(前奏曲集第1巻より;ストコフスキー編)/ 喜びの島(モリナーリ編)/2つのアラベスク(ムートン編)/ 海/ヒースの草むら(前奏曲集第2巻;グレインジャー編)/ スティリー風タランテラ(ラヴェル編)/子供の領分(カプレ編) |
ジェフリー・サイモン指揮PO | |
| ドビュッシー:管弦楽作品集 Vol.2 グラナダの夜(版画より;ストコフスキー編)/ 月の光(ベルガマスク組曲より;カプレ編)/ パゴダ(版画より;グレインジャー編曲)/ 亜麻色の髪の乙女(前奏曲集第1巻より;グライヒマン編)/ 夜想曲/クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番/ 小組曲(ビュセル編) | ||
| 旧 CACD-1001、CACD-1002の再発売。様々な珍しい編曲による作品を集めたCDとして話題になった物。 | ||
| アレクサンドル・ボロディン(1833-1887): 組曲「イーゴリ公」 (グラズノフ&リムスキー=コルサコフ編曲 中央アジアの草原にて 弦楽四重奏曲第2番〜ノクターン (リムスキー=コルサコフ編曲) 小組曲(グラズノフ編曲) レクイエム(ストコフスキー編曲) |
ステファニー・チェイス(Vn) マーガレット・フィールド(S) イアン・ボートン(Br) ジェフリー・サイモン指揮PO BBCシンフォニックcho. フィルハーモニア・ オフ・ステージ・ブラス | |
| 旧 CACD-1011。番号とデザインの変更による再発売。 | ||
| モデスト・ムソルグスキー(1839-1881): 交響詩「はげ山の一夜」 (リムスキー=コルサコフ編曲) 組曲「展覧会の絵」 (ピアノ協奏曲版;ローレンス・レナード編曲) 歌劇「ホヴァンシチーナ」〜 「モスクワ川を下って」 (リムスキー=コルサコフ編曲) 「ゴーリツィン公の旅」 (ストコフスキー編曲) スケルツォ (リムスキー=コルサコフ編曲) 歌劇「ソロチンスクの市」 〜「ゴパーク」(リャードフ編曲) 一粒の涙(キンドラー編曲) クリミアの絵(ゲーア編曲) |
タマーシュ・ウンガール(ピアノ) ジェフリー・サイモン指揮PO | |
| 旧 CACD-1012。番号とデザインの変更による再発売。 | ||
| サン=サーンス: 歌劇「黄色い女王」序曲 レクイエム(*) 交響曲第3番ハ短調「オルガン」 |
ティヌケ・オラフィミリアン(S;*) キャサリン・ウェイン=ロジャーズ (A;*) アンソニー・ローデン(T;*) サイモン・カークブライド(B;*) ジェフリー・サイモン指揮LPO ハートフォードシャイア・ ハーロウ・アンド・イースト・ ロンドンcho.(*) | |
| 録音:1993年。CALAレーベル10周年を記念して、2001年にジャケットを変更して再リリースされたもの。「レクイエム」は初のデジタル録音だった。 | ||
| ルードヴィッヒ・アウグスト・ ルブラン(1752-1790):オーボエ協奏曲集 [第2番 ト短調(*)/第7番 ヘ長調/ 第3番 ヘ長調(*)/第1番 ニ短調] |
ナンシー・アンブローズ・ キング(Ob) イェレミー・ スワーリング指揮 ヤナーチェクpo. | |
| (*)は世界初録音。ルブランは、マンハイム宮廷のオーボエ奏者、声楽指導者を務めた人物。ソプラノ歌手フランツィスカ・ダンティと1778年に結婚後、彼はパリ、ウィーンなどを移り住みながら演奏・作曲活動を続けた。オーボエ協奏曲は、そのすべてがヨーロッパを点在していた彼のもっとも充実した時期に書かれた曲。その頃、彼を称えるためについた呼び名が「オーボエの魔術師」。C.F.D.シューバルトによる当時の文献によれば、ルブランは三点ニ、三点ハ音を演奏に用いることのできた唯一の奏者で、高音域の甘美な音色を広く賞賛されていたようだ。自身のスタイルを最大限生かそうという意志の現れなのか、どの曲も大胆な跳躍など高音域でのアクロバティックな聴きどころが多い。これらの多くがフルート用にも編曲されているのも納得。第3回オーボエソロのためのニューヨーク・インターナショナル・コンペティション優勝者である、ナンシー・アンブローズ・キングもまた素晴らしい高音域のコントロール能力を持ったヴィルトゥオーゾの1人だ。 | ||
| プレイズ・オーボエ・コンチェルト モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314 ユージン・グーセンス(1893-1962): 単一楽章のオーボエ協奏曲 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958): オーボエと弦楽のための協奏曲 イ短調 ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959): オーボエと小管弦楽のための協奏曲 |
ナンシー・ アンブローズ・キング(Ob) ジェレミー・スウェーリング指揮 ヤナーチェクpo. | |
| ナンシー・アンブローズ・キングは1995年のニューヨーク国際オーボエ・コンクール優勝者。 | ||
| ギルドホール・ホルン・ソロイスツ リチャード・ビッシル(1960-):コルペンディウム I シューマン:アダージョとアレグロ R.ビッシル:Lone Horn Call and Charge サン=サーンス:ロマンス ホ長調 ロッシーニ:狩りの集い ケルビーニ:ソナタ第2番 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番〜ブーレ I&II デュカス:ヴィラネル R.ビッシル:タイム・アンド・スペース ボザ:森にて R.ビッシル:3つのポートレート |
デイヴィット・パイアット、 リチャード・ビッシル、 ジェフリー・ブライアント、 アンドリュー・クラーク、 ジョナサン・リプトン、 ヒュー・シーナン(Hr) ギルドホール音楽院 ホルン・アンサンブル | |
| ロンドン響首席ホルン奏者をつとめるデイヴィット・パイアットや元ロンドン響首席のヒュー・シーナン、元ロイヤル・フィル首席のジェフリー・ブライアント、ギルドホール音楽院教授でソリストのリチャード・ビッシルなどといったイギリス・ホルン界の俊英や重鎮がゲスト・ソロとして録音に参加しているホルン関係者にとってたまらないアルバムの登場。 ギルドホール音楽院はイギリスの名門であり、約570名の音楽専攻生の約半分はイギリス外からの留学生だという。その中から選抜されたホルン・アンサンブルの実力も中々のもの。豪華ソリスト陣とフレッシュな学生アンサンブルの共演に期待したい。 | ||
| テレマン:協奏曲 ニ短調 フランソワ=ジョセフ・ガルニエ(1755-1825頃): オーボエ協奏曲 ジュゼッペ・フェルレンディス(1755-1802): 協奏曲第1番 へ長調 エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948): 牧歌的協奏曲 エリック・イーワゼン(1954-): ダウン・ア・リヴァー・オヴ・タイム |
アンドレア・ガリクソン(Ob) ルシア・マトス指揮 チェコ・ フィルハーモニック室内o. | |
| アンドレア・ガリクソンは米国のバトラー大学音楽学部教授で、ソリストや室内楽奏者としても幅広い活動を展開する女流。特に欧米を中心に高い評価を受けている。 | ||
| ラヴェル: 鐘の谷(グレインジャー編曲)/ 水の戯れ(ヴィアカヴァ編曲)/ スペイン狂詩曲/絞首台(グーセンス編曲)/ ピアノ協奏曲 ト長調/ 5つのギリシャ民謡/マ・メール・ロワ |
グウェンドリン・モク(P) サリー・バージェス(Ms) ジェフリー・サイモン指揮 フィルハーモニアo. | |
| 録音:1991年2月8日-12日。通常CD:CACD-1005 のSACDハイブリッド盤化。 グレインジャーやグーセンスらによる編曲とラヴェルのオーケストレーションの比較も面白い。 | ||
| ラヴェル: 5時のフォックストロット(パルマー編曲)/ ボレロ/亡き王女のためのパヴァーヌ/ ツィガーヌ/ラ・ヴァルス/ ハバネラ形式による小品(オエレ編曲)/ バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲 |
ステファニー・チェイス(Vn) ハン・デ・フリース(Ob) ジェフリー・サイモン指揮 フィルハーモニアo. | |
| 録音:1986年4月16日-17日、1991年2月8日-12日。通常CD:CACD-1004 のSACDハイブリッド盤化。 | ||
| レスピーギ: 地の精のバラード/ボッティチェルリの3枚の絵/ オルガンと弦楽のための組曲 ト長調/ アダージョと変奏曲 |
ジェフリー・サイモン指揮 フィルハーモニアo. | |
| 録音:1990年12月19日-22日。CD:CACD-1007 のSACDハイブリッド盤化。 | ||
| サン=サーンス:秘曲集 アフリカ幻想曲Op.89/ 劇音楽「パリザティス」〜エアとバレエ/ ホタ・アラゴネーサ/ 大幻想曲「サムソンとダリラ」 (ルイジーニ編曲)/ フルート、クラリネットと 管弦楽のための「タランテラ」/ サラバンドとリゴードン/死の舞踏(原典版)/ フランス軍隊行進曲/ミューズと詩人たち/ 歌劇「アスカニオ」〜バレエと終曲 |
グウェンドリン・モク(P) スーザン・ミラン(Fl) ジェイムズ・ キャンベル(Cl) ティナ・ グルーエンバーク(Vn) アンソニー・ローデン(T) ステファニー・ チェイス(Vn) ロバート・トルマン(Vc) ジェフリー・サイモン指揮 LPO | |
| 録音:1993年。以前CD(CACD-1015;廃盤)などで出ていた録音からカップリング変更しての再発売。 ピアノと管弦楽がフル稼働する「アフリカ幻想曲」やフルートとクラリネット妙技を堪能できる「タランテラ」、テノール独唱を必要とする「死の舞踏」原典版など、滅多にお目にかかれないサン=サーンスのレパートリーが満載! | ||
| サン=サーンス: 歌劇「黄色い女王」序曲 レクイエム(*) 交響曲第3番ハ短調「オルガン」 |
ティヌケ・ オラフィミリアン(S;*) キャサリン・ウィン= ロジャーズ(A;*) アンソニー・ローデン(T;*) サイモン・ カークブライド(B;*) ジェフリー・サイモン指揮 LPO ハートフォードシャイア・ ハーロウ・アンド・イースト・ ロンドンcho.(*) | |
| 録音:1993年。CD:CACD-1032 の SACDハイブリッド盤化。それ以前には別カップリングでCD化されていた。 | ||
| グレインジャー: 戦士たち/ロンドンデリーの歌/デンマーク民謡組曲/ ヒル・ソング第1番/美しく新鮮な花/ Colleen Dhas /ヒル・ソング第2番 |
ジェフリー・サイモン指揮 メルボルンso. | |
| 録音:1989年2月22日-28日。旧レーベル&品番:KOCH 3-7003-2 (廃盤)のレーベル移行& SACDハイブリッド盤化による再発売。 | ||
| ロンドン・トランペット・オーケストラ プリマ:シング・シング・シング ガーナー:ミスティ ヤナーチェク: 「シンフォニエッタ」〜ファンファーレ アーバン:ヴェニスの謝肉祭 クラーク:デンマーク王子の行進曲 モーツァルト:トルコ行進曲 ロッシーニ:「泥棒かささぎ」序曲 ロドリーゴ:アランフェス協奏曲〜アダージョ ヘンデル:王宮の花火の音楽 カーレル&クレイトン: アメイジング・グレイス コープランド:「ロデオ」〜ホー・ダウン レノン&マッカートニー:ペニー・レイン カリーリョ:ドス・ガルデニアス サンドヴァル:マンボ・カリエンテ |
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドンの 27人のトランペット奏者たち +打楽器セクション | |
| ロンドン・トランペット・サウンドI(CACD-0113)&II(CACD-0114)[以上共にCD]から選りすぐった録音をSACD Hybrid盤化。ジョン・ウォーレスやロッド・フランクス、ポール・アーチボールト、モーリス・マーフィー、ジョン・ウェブスターなど世界を代表する名手たちの夢の共演。 | ||
| チェロ・クリスマス グレゴリオ聖歌: あるときダヴィデの都で/世の人忘るな/ガウデーテ チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」より カークパトリック:遠くの馬屋 プロコフィエフ:トロイカ/ベツレヘムの小さな町 バッハ、コルネリウス:三人の王 メドレー:アメリカのクリスマス シューベルト:アヴェ・マリア 民謡?:ディン・ドン/ほがらかに メドレー:イギリスの古いクリスマス バーリン:ホワイト・クリスマス アンダーソン:そりすべり 民謡?:ウィー・ウィッシュ・ユー・ ア・メリー・クリスマス 作曲者不詳:コヴェントリー・キャロル/もろびと声あげ |
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドンの24人のチェリストたち、 ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊 | |
| 「ラテン・チェロ」に続く Cala のSACDリリース第2弾。チェロ・アンサンブルの演奏による温かく深みあるクリスマス作品の数々。 | ||
| ヘイスト・トゥ・ザ・ウェディング〜ケルトの婚礼音楽 レッド・イズ・ザ・ローズ、 ブリジット・クルーズ(第2、第3のエアー)、 ブラック・イズ・ザ・カラー、 ザ・ラーク・イン・ザ・クリアー・エアー、 エイ・ウォーキン・オー!、 マイ・レーガン・ラヴ、 マンクス・コーティング・ソング、 ザ・ジェントル・メイデン、 ギブ・ミー・ユア・ハンド、 スター・オヴ・ザ・カントリー・ ダウン(ワルツ・ヴァージョン)、 ブリジット・クルーズ(第1、第4のエアー)、 シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェア、 アイルランドの女性、 キティズ・ウェディング、 マイリス・ウェディング、 コーン・リグス・アー・ボニー、 スター・オヴ・ザ・カントリー・ ダウン(マーチ・ヴァージョン)、 ザ・フォックスハンターズ・ジグ、 ヘイスト・トゥ・ザ・ウェディング |
アン・ルース (ケルティックHp) ケン・ダービィ(マンドリン、 オクターヴ・マンドリン、G) ドロシー・ホウキンソン (フィドル、 ハルディング・フェーレ) スティーヴ・マッカーサー (アコーディオン、G) ジョン・ルース(ボドラン、Perc.) トム・シャーキー(G) | |
| アイルランド、スコットランド地方に伝わる愛の作品を収録。サクラメント(アメリカ)の教会でオーヴァーダビングなしで録音された。 収録曲の曲順は結婚式の式順に合わせてあり、通常は歌われる曲が多い(ブックレットには歌詞が掲載されている)。アン・ルースはケルティック・ハープの名手であるシルヴィア・ウッズに師事した後、 現在はプライヴェートでケルティック・ハープを教えている。すでに結婚式で150回以上演奏しているという。 | ||
| レナード・バーンスタイン(1918-1990):ピアノ作品集 ピアノ・ソナタ/タッチズ/ 13の記念/4つの記念/5つの記念/7つの記念 |
シュテファン・リトヴィン(P) | |
| 発売:1997年。録音:DDD。 | ||
| デヴィット・ベイカー・ アット・ベイ・チェンバー・コンサーツ デヴィット・ベイカー: ヘリテイジ(偉大なクラリネット奏者に捧げる)/ 歴史へのオマージュ/ クラリネットとピアノのためのソナタ/ アンディーの様相 |
ジェイムズ・キャンベル(Cl) ジェフリー・サイモン指揮 アンサンブル [ポール・ビス(Vn) ブルース・ブランズビー(Cb) サラ・キャスウェル、 コリー・チェロフスク(Vn) ジーン・ディノヴィ(P) ルーク・ガレスピー(ドラムス) クレイグ・ ハーティック(Perc) レナード・ホカンソン(P) キルステン・ジョンソン(Vn) マーク・ジョンソン(Vc) ジョン・ロメール(Tp) ディー・スチュワート(Tb) キム・ウォーカー(Fg) | |
| グラミー賞等のノミネート経験などもある作曲家、デヴィット・ベイカーの最新クラリネット作品集。カナダのクラリネット奏者ジェイムス・キャンベルのために書いた作品が収められている。キャンベルは国際的に活躍するソリストとして、LSO、LPOなどを含む50以上のオーケストラと共演している。1989年にはカナダの「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」、1997年にはカナダ勲章を受けている。1994年、1998年の2度、武生国際音楽祭に参加するため来日した。 | ||
| 鉄のカーテンを超えて オタル・タクタキシヴィーリ(1924-1989): フルート・ソナタ インドジフ・フェルト(1925-): フルート・ソナタ ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-): アレグロ・ルスティコ/森の音 フィクレト・アミーロフ(1922-1984): フルートとピアノのための6つの小品 ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959): ファースト・ソナタ |
レスリー・ニューマン(Fl) アマンダ・ハートン(P) | |
| 1995年に発売され、その後しばらく生産中止となっていたCDの2003年再発売盤。現代作曲家のフルート作品をカナダ生まれの女流フルーティスト、レスリー・ニューマンが好演。ニューマンは18歳でトロントso.との共演でデビューした才女。 | ||
| ウィリアム・ヴィンセント・ウォーレス(1812-1865): 旅芸人の子供/ローリー・オーモア/鳥の伝説/ クールム・ゲイリー・オーウェン/聖パトリックの日/ ミーティング・オヴ・ザ・ウォーターズ/エヴェルーンの部屋/ アイルランドの旋律/アニー・ローリー/ロスリンの城/ 高地の男−愛の芽生え/(ロバート・)バーンズへのオマージュ/ 竜骨が並ぶ/バンクスの丘陵地帯/チャーリーは私のダーリン/ キャンベル夫人の到着/私の愛は赤い赤い薔薇のように/ 小川を越えておいで、チャーリー/ライ麦畑を通り抜けて/ 夏の最後のバラ/ケイト・ケアニー/曳け、漕げ、漕げ/ ロビン・アドマイアー/旧きラング・サイン(Lang Syne)/ 高地の小僧たち |
ローズマリー・タック(P) | |
| ウィリアム・ヴィンセント・ウォーレスはアイルランドのクラシック作曲家のルーツとして認識されている作曲家だ。教会のオルガン奏者として、またヴァイオリン奏者として生計を立てていたウォーレスの転機は1835年、23歳のときに訪れる。アイルランドから地球を半周しはるばるタスマニアまで渡ったのだ。こんな時代の航海だったからそれこそ命がけだったことだろう。ウォーレスはシドニーで音楽アカデミーを設立し、オーストラリアの音楽界にも重要な足跡を残したという。その後、ニューヨークに渡ったウォーレスは1945年に初演された歌劇「マリターナ」の成功で、世界的に認知された。 このディスクに収められたピアノ作品は1840年代から50年代に書かれたもので、「ケルト幻想」というこのディスクの副題の通り、望郷の念をそのまま音にしたような作品が多く収められている。シドニー生まれのピアニスト、ローズマリー・タックは2001年にアイルランドを訪れ、ウォーレス作品を弾いたリサイタルを実施し好評を得た余勢を駆ってこのレコーディングを実現させたという。ブックレットにはタック自身の筆になる曲目解説のほか、アイルランド在駐オーストラリア大使の推薦文も掲載されている。 | ||
| スヴェーリンクと彼の弟子たち ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621): トッカータ ハ長調/Malle Sijmen/リチェルカーレ ザムエル・シャイト(1587-1654): 強と弱の2段鍵盤のエコー/戦いの神マルス ハインリヒ・シャイデマン(1595頃-1663):マニフィカト |
ゲイル・アーチャー(Org) | |
| バロック時代初期において重要な役割を果たしたスヴェーリンクとその弟子たちのオルガン作品を集めたアルバム。ゲイル・アーチャーはコロンビア大学バーナード・カレッジで音楽監督・指揮者をつとめている。 | ||
| ケルティック・ロマンス ウィリアム・ヴィンセント・ウォリス(1812-1865): ラ・ルイジアナ/マズルカ−エチュード/私の星よ/ ラ・ラピディテ/ラ・フォース/ポーランドの花/ ドラマティックな夜想曲/羊飼いの憂鬱/スペインのお土産/ 蜂と薔薇/軍隊のワルツ/他(全15曲) |
ローズマリー・タック(P) | |
| アイルランドに生まれながらオーストラリアに移住し、植民地時代のオーストラリア音楽の発展に尽力したウォリスのピアノ作品集。ウォリスはオーストラリアに最初の音楽学校を創設した人物でもある。 ローズマリー・タックはシドニー出身の女流ピアノ奏者。シドニー歌劇場やロンドン・サウス・バンク・センター、カーネギー・ホールでリサイタルを行うなど活躍している。 | ||